このページでは渡海元三郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。渡海元三郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○渡海委員 関連して。この問題につきましては一昨日亀山委員、昨日、五島委員、ただいま北山委員から質問がありました。ただいま小林行政政部長からも言われましたように、この問題は法律には作られても実際適用されたことがない、府県の現在の情勢においてこれを実施することが制度上いかがなものであるかということにも問題があることはその通りでありますが、現段階においては、結局提案されました地方自治法の一部改正法案にありますように、一部の事務を移譲することによって解決することが最も大切なものだとして出されたものである、亀山委員に対しての答えは一応これで終止符を打つというようなことを言われたように考えておりますが、……
○渡海委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま上程になりました町村職員恩給組合法の一部を改正する法律案に対しまして賛成の討論を行わんとするものであります。 町村職員の退職年金並びに退職一時金に関する事務につきましては、昭和二十二年に地方自治法上の一部の事務組合といたしまして、各都道府県ごとに町村職員恩給組合が結成され、それによって処理されたのでありますが、昭和二十七年本法が制定されるに至りまして、町村職員恩給組合の法的並びに財政的な裏づけができ、職員福祉のために寄与してきたことは皆様御承知の通りでございます。しかしながら、その間の組合経理の運営にかんがみ、その事業の本来の目的にも照……
○渡海委員 私は自由民主党を代表して、ただいま議題となっております市町村職員共済組合法の一部を改正する法律案につき、わが党提出の修正案並びに修正部分を除く原案に賛成せんとするものであります。 今回の改正は、健康保険法及び国家公務員共済組合法の改正に伴い、これに照応して必要なる改正を行うとともに、他面組合運営の実情にかんがみ若干の改正を行わんとするもので、いずれも必要かつ適切なりと考えるものであります。 まず第一は、健康保険法の改正に伴い、その例にならい療養の給付について、組合員にその費用の一部を負担させんとするものでありますが、本法が療養の給付につき健康保険法に準拠する立場をとる限り、当然……
○渡海委員 昭和三十二年度地方財政計画を通覧いたしますと相当改善の顕著なるものがございます。この点大臣並びに当局の御労苦に対しまして深甚の敬意を表するものであります。以下総括的な問題につきまして大臣並びに関係担当部長にお伺いいたしたいと思います。 本年は、国内経済の伸展によりまして、国の方におきましては過去三年間続けられました健全財政を一応仕上げまして、大幅な積極財政を取り入れられるとともに、他面画期的な一千億減税が行われることになったのであります。このために地方におきましても、当然減税をしろという議論が出てきておるのでありますが、振り返ってみますに、地方財政は昭和二十九年度まで赤字の累積を……
○渡海委員 簡単に一点だけ財政部長さんにただしたいと思います。 定時制の問題についてでございますが、勤労青年の勉学の場として定時制教育の重視さるべきことは当然でございますが、政府におかれましても、この趣旨によりまして、本年度は三分の一の施設補助というものを計画し、予算に計上されておるのでございますが、このような政府の方針に従いまして、地方財政計画におきましても、従来全日制と比べまして相当虐待と申しますか、低い率にあった定時制の補助額の計上において改善されておると確信いたしておるのでございますが、いかような状態になっておりますか、財政部長より伺いたい。
○渡海委員 私途中から参りましたので、あるいは詳しい説明があったかと思いますが、もし重複しておりましたらお許し願いたいと思います。ただ地方税のここに上げられました数字につきましては、現在まだ地方税法の一部改正が提案されておりませんので、判明しないのでございますが、この中で一つ伺いたいのは、本年は国税で法人税の減税が行われております。これのはね返りが当然市町村民税における所得割に現われてくると思います。ここに上げられておる数字は、昨年所得税に対する国税が一千億減税が行われましたときには、現在の地方財政の状況にかんがみまして、地方税の所得割においてはこれを減らさないという方針で、税率の改正を行われ……
○渡海委員 私は質問ではありませんが、この機会に、先般この委員会で家庭用の燃料ガスの圧搾容器が、中央で検査をされて、地方では検査の機構をやっていないのではないかというお尋ねをいたしましたところが、そういうことはないというお答えで、もしそういう事実があるならばという御返事をいただきまして、よく調べてみましたら、私の県でやってはいませんが、設備とか技術者がいないので今までやらなかったので、これからやるということでございましたから、ちょっとこの機会に……。ありがとうございました。
○渡海委員 地方自治法の一部改正案の要点につきましては、ほとんど事務的な改正でございますので、私はこの際、この問題には触れてはおりませんが、自治法一般の問題につきまして簡潔に一点お伺いしたいと思います。それは国と普通地方公共団体、また普通地方公共団体相互間の関係におきまして、勤務年数の通算は自治法第二百五十二条の十八によって規定されておるのでございますが、この規定の中には通算措置を義務として規定したものと、また勧奨規定として規定したものと二つに分れておるのでございますが、立法のときにおきましていかなる理由に基いてこのように二つに分けたか、一応簡潔に御説明賜わりたいと思います。
○渡海委員 さきに交通事故防止問題に関し調査検討するため、本委員会に設置されました道路交通取締に関する小委員会における調査の経過並びに結果につきまして、その概要を御報告申し上げます。 この小委員会は二月二十七日、本委員会の決議に基いて設置せられ、加藤精三君外十四名の委員が委員長から指名せられ、不肖私が小委員長を命ぜられました。 三月十九日に第一回の会議を開き、まず、調査の基本方針につき協議し、審議日程の見通し、関係資料の収集等につき懇談いたしました。申すまでもなく、本問題はいわゆる神風タクシー等の暴走や、交通法規違反等によって最近激増した交通事故の防止を目的として起ったのでありますが、これ……
○渡海委員 ただいま議題となりました農業又は水産に係る産業教育に従事する国立及び公立の高等学校の教員に対する産業教育手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案につき、その立案の趣旨を申し上げますとともに、内容の概略について御説明申し上げます。 産業教育振興法におきましては産業教育に従事する教員の勤務の特殊性にかんがみ、資格、定員及び待遇について特別の措置が講ぜられなければならない旨を規定しており、この規定に基き、取りあえず農業または水産にかかる産業教育に従事する教員に対して産業教育手当を支給する現行法の制定をみたのでありますが、同法審議の際の附帯決議もあり、その後種々、検討の結果、今回さら……
○渡海委員 第二十八国会におきまして、近時における交通事故の激増に伴う措置が盛んに論議されたのでありまして、当地方行政委員会におきましても、一応決議を作りまして、おおむね十二項目にわたります要望を政府に提出いたしたのでありますが、これらの要望事項についてその後政府においてとられました処置の概要にっき、一応御説明を承わりたいと存じます。
【次の発言】 大体ただいまの御説明で、実施の現段階における状況を御説明願ったのでありますが、実際世論も相当上って、各関係当局におかれましても、強力にこれが推進をはかっておられるようでございますが、その後の事故の状態からながめまして、それらの施策によりまして、幾分……
○渡海委員 警察官職務執行法の一部改正は、今や全国民の注視の的になっております。それは、この法律が国民の生活に関係が深く、国民の権利義務に重大なる影響を及ぼす点があまりにも多いからであります。私も、ただいま矢尾委員の質問、身の体験をもっての烈々たる本法案に対する質疑を心から傾聴いたしたものであります。私たちも、今矢尾委員が述べられたような警察には断じてしてはならない、かく考えるものでございますが、国民も、あまりにもきびしかったあの昔のわが国の警察制度に対して、まだいろいろの不安を持っておることは、これは見のがすことのできない事実と存ずるのでございます。私は、この国民の関心にこたえ、本委員会の審……
○渡海委員 今年度の七月、八月及び九月の風水害による被害は相当甚大でありまして、公共施設にかかる被害だけを見ても、約七百五十億に上るといわれておるのでありますが、この被害が特に局地的に集約しておりました関係上、相当地方財政に対しましても大きな影響を及ぼしておると思うのでございますが、これが地方財政に及ぼした影響の概況、並びに今回提案されましたこの特例もこれらを救済するための特例でございまして、まことに時宜を得たものと存ずるのでございます。これ以外にも種々の手をもってこの財政運営を助けることと思うのでございますが、これらの概要について一通り御説明を承わりたい。
○渡海委員長代理 中井君。
【次の発言】 次に地方自治に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。小沢貞孝君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後一時五十六分散会
○渡海委員 時間もだいぶ経過しておりますのですが、ただ一言だけお願いしたいのでございます。 一昨日、九州方面におきまして、旅行中のソ連大使に対して、車中酔漢が暴行を加えたという事件が起りました。まことに遺憾のきわみでございますが、このような事件が国際関係に及ぼす影響、ひいては外国にも新聞紙上におきましてもおそらく喧伝されておると思いますが、このようなことから国際慣行にまで大きな影響を及ぼすのじゃなかろうかと存ずるのでございまして、このような事件の経過の概貌並びにその後とられました警察としての処置、そのようなことにつきまして詳細にお聞きしたいのでございますが、本日は相当に時間も経過しております……
○渡海委員 このたび公営企業金融公庫に対しまして、出資金が五億ふえたのでございますが、この五億の出資金の増加によりまして、公営企業金融公庫の運営状況がどの程度改善されますや、この出資金増加に対する運営の方針等について御説明賜わりたいと思います。
【次の発言】 大体了承できたのでございますが、なお、従来から問題になっております市町村が従来持っております高利の公募債に対する借りかえというような問題が残っておりますが、明年度の運営によりまして、これを低利の公営企業債と切りかえしていただくということが実行に移されるかどうか、この点一つ……。
【次の発言】 なお町村の長期資金の利用の中で、現在町村合併等……
○渡海委員 地方自治法の一部を改正する法律案でございますが、本改正案の要旨は、市町村立の教育職員の恩給通算の件でありまして、本問題につきましては、技術的の問題からその困難性が認められまして、ただいままでの地方自治法におきましては義務規定としてなかったのであります。このため教育に従事する職員の中に、ひとり市町村立の職員のみが通算の恩典を受けることができず、このために給与の不均衡並びにひいては人事交流の円滑化等に支障がございましたので、長年にわたりこれが予算措置を講ぜられるよう要望して参ったのでございます。昨年の国会におきましても、この趣旨に沿いまして本委員会において附帯決議として議決されたような……
○渡海委員 ちょっと関連して一言お聞きしたいのです。金利の問題でございますが、国有資産等所在市町村の交付金ですか、あの法律に基きまして出されておる交付金が国有鉄道あたりの納付金が相当期限よりもずれておるというふうなことがございますが、他の税法等に基きましたら、当然延滞利子等によりまして利子を払うべきものでございますが、これを延ばしておきながら、利子もつけることができないというふうなことでは、この金利の差額というものは結局のところ市町村が負わなくちゃならないという状態になると思いますので、相当改善をしていただかなければならぬじゃないか。この点につきましては、従来自治庁といたしましても十分関係官庁……
○渡海委員 お忙しいところをわざわざ御説明賜わり、まことに参考になりました。ありがとうございます。簡単に一、二点お伺いいたします。 まず地方税等の改正について、事業税のことでお話がございましたが、現在非常に個人事業税等は納税者に負担であるということも事実でございますが、他面これを改正いたします際には、他の自主財源とにらみ合せて税体系の改正を考えるべきであるということは、私たちももっともであると思います。しかしながら現在の税負担を考えますと、これを行うことができないために、今回一応事業税に手をつけまして、このような方法をとったのでございますが、将来個人事業税につきまして、これを存続すべきである……
○渡海委員 大臣が帰られましたが、ただいまの門司委員の質問に関連いたしまして、公債論で一言主計局長にお尋ねいたしたいと思います。というのは交付公債でございます。本年度の地方財政計画をながめますと、公債費は八百十六億七千五百万円、三十三年度の八百二十三億五千四百万円と比べまして六億七千九百万円の減になっておる。大へん望ましい傾向であると存じますが、その内訳を詳細にながめてみますと、普通債の部面におきましては三十億一千四百万円減になっておりますが、一方交付公債におきましては二十三億三千五百万円の増になっております。差引六億七千九百万円の減になっておるのでございます。ところが交付公債は昨年度と比べま……
○渡海委員 ただいま委員長から報告を求められました地方税等の改正に関する小委員会の審議の経過並びに結果につき御報告申し上げます。 本小委員会は、ただいま本委員会で審議中の地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法の一部を改正する法律案及び地方税法の一部を改正する法律案の三案につきまして、その住民負担及び地方財政に及ぼす影響の重大なるにかんがみ、審査に万遺漏なきを期するため、去る三月四日設置、小委員十一名が選任せられました。翌五日第一回の小委員会を開き、その後本日まで六回にわたって開会し、熱心に審議を続行したのであります。 まず三案について、政府当局より逐条説明を聴取し、これに対して熱心……
○渡海委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法の一部を改正する法律案については賛成、地方税法等の一部を改正する法律案につきましては、わが党提出の修正案、修正部分を除く原案に賛成の討論を行いたいと思います。 地方団体の財政事情は、政府の相次ぐ措置によりまして漸次好転のきざしを見せておるのでございますが、その内容をしさいに検討いたしましたならば、ただいま阪上委員が仰せになりました通り、税外負担が二百五十億以上に上り、また地方債は累増いたしまして六千億以上にも達しておる状態であります。真の健全化に至るにはまだまだ道が遠いというこ……
○渡海委員 ただいま議題となりました請願に関する審査の経過及び結果について、請願審査に関する小委員長の委託によりまして、私から御報告申し上げます。 請願に関する小委員会は去る三月十八日設置され、七名の小委員が委員長から指名され、小委員長には纐纈彌三君が指名されました。 昨二十七日小委員会を開いて請願の審査を行なったのでありますが、今国会におきまして当委員会に付託されました請願件数はさほど多数ではなく、百八十四件どなっております。しかも、その内容におきまして、同一あるいは類似のものが多くあり、また、そのうちには、その請願の趣旨のすでに達成されたもの、あるいは本院の意思の確定により議決不要とな……
○渡海委員 私は、民主政治というものは、立法府の国会と、司法権を持つところの裁判が、公正なるもとに行なわれてこそ、初めて成り立つものでないかと思うのでございます。これが圧迫されるような状態であっては、真の民主政治といえないのであります。このために、諸外国において、国会の正常なる運営が行なわれるように、この種の法案がつとに規定されておるのは、憲法の上からも当然の措置でございまして、私は、むしろ当然行なわるべきがこの法案でなかったか、かように思うのでございますが、この点、諸外国におきましては、どのような法律が施行されておりますか。私は、今日なおこの法律が、諸外国の法律と比べまして、むしろ国会の権能……
○渡海委員 私は、自由民主党、日本社会党並びに社会クラブを代表いたしまして、ただいま提案になりました昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた地方公共団体の起債の特例等に関する法律案の修正案について、提案の理由を御説明いたします。 まず、案文を朗読いたします。 昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた地方公共団体の起債の特例等に関する法律案の一部を次のように修正する。 第二条中「地方公共団体のうち政令で定めるもの(以下この条において「被災団体」という。)が施行する」を「地方公共団体が政令で定める地域(以下この条において「被災地域」とい……
○渡海委員 さきの当委員会におきまして、災害に対する各所管の事項について、これまで行なわれました状況につきまして報告を聞きました。今次の災害は広範かつ非常に激甚な災害でございまして、被災者一同は、災害にもめげず一意復興に努力しておられ、また政府におかれましても、これに対して適時の処置と、あわせて急速に今復旧か進んでおることは同慶にたえない次第でございます。なお、この機会に先般の報告にかんがみまして若干の質疑を行ないたいと思います。 災害復旧は、もちろん政府、地方住民一体となって行なわなければならないのでございますが、特にこれを行ないます中心になりますものは、何と申しましても県並びに市町村の地……
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
本日は濱地委員長にお差しつかえがありますので、指名によりまして私が委員長の職務を行います。
警察に関する件について調査を進めます。
まず警察庁当局から最近の道路交通事情について特に注目すべき問題を中心として説明を聴取することにいたします。木村警察庁保安局長。
【次の発言】 質疑の通告があります。順次これを許します。田中榮一君。
【次の発言】 加藤君、簡単に願います。
【次の発言】 残余の質疑はこれを次会に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十七分散会
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
本日は濱地委員長お差しつかえがありますので、指定によりまして私が委員長の職務を行ないます。
地方財政に関する件について調査を進めます。質疑の通告があります。順次これを許します。川村君。
【次の発言】 簡潔にお願いします。
【次の発言】 大矢省三君。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度にとどめまして、午後一時三十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時五十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
警察に関する件について調査を進めます、
去る二十七日行なわれました安保条約改定阻止国民会議の第八次統一行動に関……
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
本日は濱地委員長にはお差しつかえがありますので、指定によりまして私が委員長の職務を行ないます。
まず警察及び消防に関する件について調査を進めます。質疑の通告があります。これを許します。亀山孝一君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 次に、地方財政に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。順次これを許します。安井吉典君。
【次の発言】 ちょっと私にこの際関連して発言させていただきたいのでございますが、今大村主計官は、昨年度本制度の制定にあたって、三十五年度は原則に返って特別交付税に返るように了承している、こういう御答弁であり……
○渡海委員 関連して……。ただいまの阪上君の質問に対する警察庁長官の答弁の中に、われわれは当委員会の決議の趣旨を体して絶えずこの問題について研究しておったという御答弁でございます。私も与党という立場におきまして、こういったことは申し上げたくないのでございますが、先般の東洋化工の事件のときも、亀山委員が指摘されたように私たちの委員会においては火薬の取り締まりにつきまして三十三年の三月四日に附帯決議までつけて委員会の趣旨として当局に要望したのです。その間三十四年の通常国会も開かれ、法に不備があったら当然この間に措置されておらなければなかったと思うのです。今長官が答えられた言葉が事実でございましたな……
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、濱地委員長にはお差しつかえがありますので、指定によりまして私が委員長の職務を行ないます。
地方自治、地方財政、警察及び消防に関する件について調査を進めます。
まず前会に引き続き、第二京浜国道における火薬運搬車の事故爆発問題に関する質疑を継続いたします。門司亮君。
【次の発言】 もうしばらくしたら政務次官が来られる予定になっております。
【次の発言】 次に、新潟県青海地方の自治及び財政等の問題の質疑を継続いたします。小沢貞孝君。
【次の発言】 小澤君、約束の時間が過ぎておりますから簡単に願います。
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
濱地委員長にはお差しつかえがありますので、指定によりまして委員長がお見えになりますまで、私が委員長の職務を行ないます。
これより請願の審査を行ないます。
この際、請願日程第一ないし第百四十一の各請願全部を一括して議題といたします。
請願の審査につきましては、一昨二十四日の理事会の申し合わせによりまして、紹介議員の説明及び政府の所見の聴取等はすべてこれを省略し、直ちにその可否を決したいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。
それではお諮りいたします。理事会の申し合わせの通り、本……
○渡海委員 ただいまの三田村委員の質問に関連いたしまして、一言だけお聞きしたいのでございますが、激甚地指定がおくれておりますために、特例法に基づくところの地方債がおくれておる。これはやむを得ぬことでございまして、事務的にいうと、激甚地指定と同時に直ちにこれが交付されるものと思うのでございますが、一応の額の概算程度におきましても――事業がこれにおくれるというふうなことがございましたら、災害復旧のために非常に困窮すると思いますので、当然概算額によってつなぎ資金その他の手当がされれば、事業の復旧の面においては支障なく行なわれていくものである、かように思いますが、幸い奥村政務次官もお見えになっておりま……
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。 濱地委員長には都合により本日出席できませんので、その指名によりまして私が委員長の職務を行ないます。 地方財政に関する件につきまして調査を進めます。昭和三十五年度地方財政計画に関する質疑を続行いたします。加賀田進君。
○渡海委員長代理 主計官が来ております。政務次官が来る予定になっております。政務次官は建設委員会で答弁中でありますが、今来るように交渉しております。
【次の発言】 もう間もなくです。今連絡さしております。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後零時八分散会
○渡海委員 昨年の国会で、国家公務員に対するところの退職年金制度が共済方式によって新しく設けられ、五現業並びに非現業の雇用人にあっては昨年一月一日から、また非現業の恩給公務員につきましては、国家公務員に関する限り昨年の十月一日から、すでにこの制度によって法が実施されております。当然地方公務員におきましても、退職年金制度をこの国家公務員に準じて定めらるべきものと、かように考えておったのであります。地方制度調査会におきましても、昨年そのような答申もあったと聞いておるのでございますが、ただいま議題となっておりますこの市町村職員共済組合法の一部改正も、この法案が提出されないために、なお一年このような特……
○渡海委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案について、原案に賛成の討論を行なうものであります。 御承知の通り、わが自由民主党は、さきの選挙において七百億円の減税を公約してきたのでございます。三十四年度予算におきましても、この公約を忠実に果たすために、国税、地方税を通じて平年度七百億の減税を実施して参ったのでございます。国税におきましては、所得税の三百七十九億円を中心として、初年度四百十三億円、平年度四百六十五億円の減税を行なって参り、地方税におきましても、零細負担の排除と負担の均衡化を重点といたしまして、個人事業税の基礎控除額の引き上……
○渡海議員 ただいま議題に供せられました行政書士法の一部を改正する法律案について、その提案理由の説明をいたします。 行政書士法は昭和二十六年、行政書士の業務の公共性にかんがみ、その業務の適正な執行を確保して、一面その利用者の便益に資するとともに、行政書士の資質の向上と職務執行上の利益をはかるため制定せられたのでありますが、その後の本法の施行状況を見るに、従来任意設立、任意加入であった行政書士会並びにその連合会を、司法書士、税理士等類似の業務の場合と同様、義務設立、強制加入とすることによって、行政書士会の自主的な指導力を強化して行政書士の品位の保持、業務の改善、適正化に資する必要があるので本改……
○渡海議員 行政書士が、その職務において公共性を帯びておるために法定されて、一定の資格を法的に規定されておることは御承知の通りでございます。法律を制定されましてからその後の任意設立の規定になっております状況をながめますのに、現在登録されておりますところの行政書士の約四八%が行政書士会に加入して、しかもその四八%の行政書士会のうち、会費を納め、直接行政書士会の行動に移っておるものはごくわずかである。このような状態でございますので、その活動あるいは業務指導の把握等につきましても種々の困難性が認められております。このような状態にかんがみまして、強制加入、義務設立ということによりまして、知識の向上、技……
○渡海委員 ただいま議題となっております臨時地方特別交付金に関する法律案に対し、私、自民党を代表いたしまして、修正案の趣旨の説明をいたします。
まず案文を朗読いたします。
臨時地方特別交付金に関する法律に対する修正案
臨時地方特別交付金に関する法律案の一部を次のように修正する。
附則第一項中「昭和三十五年四月一日」を「公布の日」に改める。
提案の理由は、明らかでございますので、省略させていただきます。
【次の発言】 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております三法案に対し、臨時地方特別交付金に関する法律案につきましては、修正案並びに修正部分を除く原案、他の二法案……
○渡海委員 ただいまの奥野局長の御答弁で大体了解いたしました。現在、言われました通りまだ査定等も実施中でありまして、災害の全貌がわかっていないし、所管が農林省なり建設省なりでありますので、ただいま言われた通りのことであろうと思いますが、これを実施いたしますのは県であり、市町村なんです。その市町村、県が一番おそれておりますのは、結局財政負担が伴わないためにどうすることもできないというのが、むしろ市町村の悩みなんであります。一日も早く実施するために、つなぎ融資やその他であたたかい手を差しのべてもらうとともに、私は、むしろ進んで、農林省、建設省から連絡を受けてやるというのでなくて、市町村を守っていた……
○渡海政府委員 このたび自治政務次官を拝命いたしました。もとより微力、若輩でありますが、民主政治の基盤となります地方自治の確立のために邁進させていただきたいと存じます。ごじっこんに願っております当委員今の皆様方の一そうの御援助と御指導、御協力をお願いいたしまして、簡単でございますが、ごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○渡海政府委員 私も政務次官就任前に、本法律案を皆様方と同じ立場において審議さしていただいたのでございまして、ただいま川村委員御指摘の通りに、率直にそういうふうに解釈しております。ただ法文の上の書き方は、前の例もございましたので、そのまま書きますことにそう大して疑問を感ぜずにおりましたのでございまして、意味といたしましては、川村委員御指摘の通り、今こうやるのが率直でないかと言われておりますが、その通りに解釈いたしております。
○渡海政府委員 お答え申し上げます。 ただいままでの御議論拝聴いたしましてまことにごもっともだと思います。私自身も、学校建築の問題は町村長としましてその衝に当たって参りました。実は、さきの国会で御審議賜わりました際に、これらの学校問題で住民が出しております税外負担の問題をできるだけ解消いたしたい、かように考えてきたのでございますが、財政計画の関係上、当時九十億のワクしか組み入れることができなかったものでございますから、二十億を町村と都道府県間の調整に充てまして、あとの七十億を学校あるいは消防関係その他の税外負担の解消に充てたわけでございます。従いまして、学校建築まで法でもって規定するというと……
○渡海説明員 御趣旨ごもっともだ、かように存じますが、御承知の通り市町村に参りますと、他の団体の給与あるいは一般の給与との関係もございまして、経過措置と申しましても、直ちにそれがいきにくい点が往々あるのではないかと思いますが、漸次これらの点をいわゆる所得倍増計画に基づきますところの都市と地方町村との格差をなくするというふうな点が、こういうような点でも現われてこなければならないと思いますので、今仰せられたように熱意をもって一般の所得を上げていくとともに、こういった面も具体的に指導して参りたい、かように考える次第であります。
○渡海政府委員 小川委員並びにただいま御指摘の委員長のお言葉、まことにごもっともでございます。後刻調査いたしまして、さっそく御報告させていただきたいと思います。何とぞ御了承をお願いいたします。
【次の発言】 われわれの給与と管理、監督下にあります一般の公団の方の給与とに議論があろうと思いますが、公営企業金融公庫のただいま御指摘になりました総裁、理事、監事、その他の給与につきましては、他の公団、公庫と大体均衡をとりまして、決定させていきたいと思います。
○渡海政府委員 独立した委員会制度の予算権に対する問題につきましては、教育委員会の制度の上におきましても、こういうようなことがよく議論されているのでございます。ただいま御質問の選挙管理委員会の権能の重要性は仰せの通りでありますが、これに予算権を与えるかどうかという問題につきましては、今直ちに踏み切るというところまでは至っておりません。ただ、このたびの地方自治法でも改正いたしましたように、機構においてこれを充実するための交付税を盛りますと同時に、一方、自治法におきましては、法的に専従書記を設けろというようなふうに、漸進的ではございますが、選挙管理委員会の拡充を期しているような次第でございます。 ……
○渡海政府委員 奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由並びにその内容の概要を御説明申し上げます。 奄美群島の復興事業は、奄美群島復興計画に基づき、逐年その推進をはかっているところであり、その復興も相当の進捗を見ているところでありますが、奄美群島復興の重要なる要素をなす産業の復興については、同群島における経済基盤が脆弱であるため、産業資金の融通が円滑を欠き、このことがその復興の大きな隘路となっておるのであります。その対策として、群島内の中小規模の事業者に対し、小口の事業資金の貸付を行なわせるため、奄美群島復興信用基金に対して昭和三十四年度に一億円、昭和三十五年度に……
○渡海政府委員 阪上さんが今御指摘になりました法的根拠と申しますか、地方財政計画そのものと書いてはございませんが、今仰せられました設置法と交付税法にありますものが、地方財政計画である、私、かように考えております。沿革その他につきましては、局長からお答えさせますが、現在のところ法的根拠と申しますか、そう言われましたらそのものの名前ではございませんが、今御指摘の通りであろうと考えております。
【次の発言】 予算との関係、国の予算がきまりますれば、政府の施策がきまるわけでございますが、地方財政計画に盛られます事項は、ここで今御指摘になりました地方交付税法の第七条等に書いてあります通り、おおむね翌年度……
○渡海政府委員 奄美群島の生活状態が本土と比較いたしまして相当低位にあるということは、先ほどの御質問に答えまして行政局長が申し上げました通り、復帰当時は本土に対して二八・九%でございました。その後の計画の進捗に伴いまして五〇%近くまで伸びて参っておるのでございます。しかしながら、今後三カ年間、三十八年度で復興計画が終わることになっておりますが、それに伴うところの産業そのものを復興していかなければ実際の計画の実は上がらないことは御指摘の通りでございます。私たちはこのためには奄美の地理的特殊性も考えまして、亜熱帯地方に適するところの基幹産業の振興をはかりまして、ただいまの国との計画に合わせていかな……
○渡海政府委員 ただいま提案せられました消防組織法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由並びにその内容の概略について御説明いたします。 消防組織法は、国、都道府県及び市町村の消防に関する組織、機能について定めたものでありますが、最近の消防行政の推移に応じ、その一そうの進展をはかるため、若干の規定について改善、整備を行なうこととし、ここに改正案を提出した次第であります。 第一は、消防庁の組織を整備し、所掌事務のより能率的な処理をはかるため、消防庁長官を助け、庁務を整理する職として、次長一人を置くこととしたものであります。 第二は、消防庁及び都道府県の所掌事務に関する規定の整備であり……
○渡海政府委員 実は、ただいま御指摘になりました採用条例が手元にすでにあるのじゃないかというようなお言葉でございましたが、私まだこの条例のできておるというふうなことは、昨日参議院の委員会におきまして初めてお聞きしたような状態でございまして、事実のほどは精密にまだ調査はいたしておりませんが、ただいま御指摘になりました通りの事実であるといたしましたなれば、私も二宮委員と同様の見解でございます。また退職年限を切って退職しなければならないということは、これは退職年金法が法定されなければ、地方としても行なえないことである。かように解しておるのでございまして、さっそくこの事実を調査いたしまして、適切なる行……
○渡海政府委員 ただいま議題となりました地方財政法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨を御説明申し上げます。 地方公共団体が証券発行により地方債を起こす場合におきまして、信用力を補完しその消化を容易にするため、二以上の地方公共団体が共同して発行することが適当な場合が生じて参っているのであります。そこでこの際これを制度化し、この場合の法律効果を明確にしようとしたわけであります。まず第一に証券発行の方法により地方債を起こす場合においては、二以上の地方公共団体が議会の議決を経て共同して証券を発行することができる旨を明らかにいたしました。次に証券発行の方法によります場合には、募集、売り出しまた……
○渡海政府委員 今川村委員の御質問の中に、財源調整は必要であるということを大臣が述べられたというような話でございましたが、いかなる場所でいかなる形でそういうふうなことを申されたか、私記憶がございません。ただ、予算折衝の際におけるいわゆる大臣折衝のあの場合で大臣が申された言葉でございましたならば、幸い私同席しておりましたので、考えてみますと、私たちは、各自治体間に均衡ある財源を付与するという点につきましては、これは当然自治省としまして考慮しなければならぬ問題であるし、このためにもまた国と地方との財源のあり方ということについても根本的に考えなければならぬのじゃないか、かように考えております。従いま……
○渡海政府委員 三月十九日に文部大臣が大牟田で発言された言葉がどういう意味で言われたか、私ただいまお聞きするのが初めてでございまして、この点につきましては申し上げかねるのでございますが、昨年財政需要額の中に九十億に上るところの税外負担解消のための財源を付与いたしまして、行政指導の面におきましてこれを指導して参りました。法定化しましたのも、従来のものをそのまま実施に移すことがなかなか困難であろうと思いますので、一年の期間を置きまして、三十六年度からの実施ということで、同時に財政法の規定もしたのでございます。私たちは三十五年度における行政指導の実績に照らしまして、ぜひこの財政法の規定が的確に行なわ……
○渡海政府委員 消防財源の問題につきましては、前回の委員会におきまして、また、ただいまも二宮委員からるる御質問ございました。私たちも、御要望ごもっともである、またこの線に沿って努力せねばならない、かように考えておる次第でございます。 ただいま川村委員より御指摘がございました、この一環といたしましての消防施設税をどう考えておるかということにつきましては、私たちといたしましても、従来消防財源のために、消防と火災保険企業の受益関係に着目いたしまして、これの創設については考慮をいたしておるのでございますが、なお現在損害保険の普及の状況等にかんがみまして、保険をかけておる方だけに還元するような消防施設……
○渡海政府委員 ただいまの問題は非常に重要な問題でありまして、御承知の通り、毎年度予算編成の際におきまして、現在の地方税、自主財源であるべき地方税のあり方が、各地方団体におきまして、自然増収の形で全部が出て参りましてもその財源が片寄る。従って非常に貧弱な府県はますます貧弱になり、富める府県はますます富むというふうな姿が現われているのが現実の姿ではないか。従ってこれをならして平均化することによって地方財政、各地方自治体の行政の水準の均衡を考えなければならないという議論が絶えず出てくるのが現在の状態でございます。これにも一理は占めるのでございますが、しからば富裕団体なるものがはたしてあり得るかとい……
○渡海政府委員 御承知の通り税制調査会の調査というものは、ただいま安井委員がお述べになりましたような意味における中央、地方を通じ、しかも地方財政の確立を念願とするわれわれにとりまして、要望を満たすような方向において根本的に改正がなされるという点につきましては、鋭意努力しておるのであります。今回の改正は、その過程におきまして、現在も地方税制にありますところの大衆負担をできるだけ軽減する、あるいは今日の時点におきまして、できる範囲において税の不均衡を是正するということをもって一応なされたのが今回の答申でございまして、その根本は中央、地方を通ずるところの税制改革であり、また中央、地方を通ずる税制改革……
○渡海政府委員 現実的に公共事業の配分はそれぞれ各省によって行なわれておりまして、もちろん自治省の権限ではございません。しかしながら、予算全般を見ていただいてもわかりますように、公共事業の増大ということは、三十六年度以降相当期待できるものであります。また昭和三十六年度以降において増大された公共事業は、今後も引き続いて行なわれるものだと期待もし、そのように確信をしておるのであります。一面、従来の本年度よりも少ない時代の公共事業の状態をながめましても、ただいま御指摘になりましたような後進地域につきましては、せっかく割り当てられた公共事業も、財政上の理由に基づいて一部返上しなければならないというふう……
○渡海政府委員 ただいま議題となりました地方公営企業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 地方公共団体が経営いたしております水道事業、交通事業、電気事業、病院事業等の、いわゆる公営企業は四千をこえておりまして、そのうち地方公営企業法が適用されております事業数は、昭和三十四年度末で三百四十四でありますが、三十六年度中には六百をこえる見込みであります。これら公営企業の伸展に即応いたしまして、公営企業の基礎を強くするために、地方公共団体において、その特別会計に出資する道を開く必要がありますとともに、公営企業を経営いたします一部事務組合について、経……
○渡海政府委員 給与の点におきまして、地方交付税算定の基準となる財政需要額に算入します給与額というものは、いわゆる地方の実態よりも、国の公務員に準ずべき地方公務員といたしまして、あるべき姿において財政需要額の算出をはかるように私どもの方といたしましては行なっておると、かように考えております。そのあるべき姿に比べまして、実際の自治体の給与額があるいはオーバーしておるところもあります、あるいは少ないところもあるという現実ではございますが、財政需要額の算定の場合におきましては、あくまでも国の公務員の給与ベースにのっとりましての財政需要額の算定の方法ではかるべきが当然であり、またそのように処置しておる……
○渡海政府委員 補助という内容がどんな内容に――広義の補助かあるいは狭義の補助かという意味から申しましたら、狭義の意味の補助では、私は公営企業としては行なわれないだろうと思います。しかしながら、企業債を国が見る等というふうな企業債を見るというのも、その企業に対するところの国家の援助の一つと見ましたならば、公益性を考えまして、これを助長、援助する措置を講じておるということも言えるのではないか。しかしながら、今御指摘になりました補助は、いわゆる狭義の意味の補助でないかと思いますが、そういった意味の補助は行なわれないことを原則といたしておると考えております。
○渡海政府委員 ちょっとお答えします前に、聞き忘れたのでございますが、町長が、三十一年の四月十五日に誘致いたしましたが、条例には減免誘致のことを明文化しなかった分を、問題が起こってからさかのぼって実施するように条例を訂正したと言われました年月をちょっと私聞き落としたのでございますが、わかりましたらちょっと……。
【次の発言】 工場誘致ということがその地方の産業の発展、または地方財政の運営のために非常に魅力的なものであるということは御承知の通りでございまして、各町ともにそういった意味から工場誘致に非常な熱意を持って当たっておられるということは御承知でございますが、この一部といたしまして、工場誘致……
○渡海政府委員 この法案の裏に、提案の説明あるいは法案の条文そのものでは便宜的と申しますか、実情に即しての簡単なものであるが、これを提案するに至る大きい何かを意図するものがあるかというふうな御質問でないかと思います。われわれ事実ためにするための段階としての改正というふうなことを考えず、提案理由そのもの通りに考えておりましたので、あるいは質問の御意図と反するかもわからぬと思いますが、自治法は、昭和二十二年に制定されましてから、累次の改正が行なわれてきたのでありますが、こういった地方の根本的な制度というものはできるだけ安定して、そうひんぱんな手直しというものはやるべきでない。かように私は考えますの……
○渡海政府委員 ただいま議題となりました自治省設置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 地方財務会計制度調査会は、昭和三十四年十月設置以来二十回に近い会合を重ね、数回の実態調査をも行なって熱心に調査審議を続けて参りましたが、何分現行地方財務会計制度は明治以来の制度でございまして、根本的な検討を要する点が多く、地方公共団体の多様な実態を十分に把握した上で結論を出す必要があり、そのためにはなお相当の時日を要するのであります。これがため、自治省設置法の一部を改正し、地方財務会計制度調査会の設置期限を明年三月末日まで一年間延期しようとするものであります。 以上が自治省設置法の一……
○渡海政府委員 ただいま御指摘になりました地方税の問題でございますが、このたび税改正の中で、種々の項目にわたりまして整理、合理化をやりたいということで、税制調査会の答申もあり、また従来までの国会の御意見等もしんしゃくいたしまして、地方税の改正を行なう予定をいたしております。その中で、住民税の問題あるいは電気ガス税の問題並びにただいま御指摘になりました遊興飲食税の問題、その他細目のものでまだ若干の調整が残っておる段階でございまして、近く決定を見まして国会に一日も早く提出したい、かように考えて目下調整を急いでおるような状態でございます。
【次の発言】 ただいま特定の関係者から圧力的なということがご……
○渡海委員 今大臣のお答えの中に、地方制度調査会の答申を待っておるということがございました。最近地方制度調査会の行政部会が開かれたようでございますが、その席上におきましてこの問題が具体的に討議されつつありますか、また具体的にこの問題を取り上げて諮問されております現状でありますかどうか、この点を一つ伺いたい。
【次の発言】 あわせて審議の現在の状態、もし審議されておるようでございましたら、その点をお伺いしたい。
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
園田委員長の指名によりまして私が委員長の職務を行ないます。
昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案を議題といたします。
本案に関する質疑は前会において終局いたしております。
これより本案を討論に付します。討論の通告がありますので、これを許します。山口鶴男君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
【次の発言】 これより採決いたします。
昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって本案は原案の通り可決するに決しました。
次にお諮りいたし……
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
園田委員長は都合により出席がおくれますので、指名により私が委員長の職務を行ないます。
災害対策基本法案を議題といたします。
質疑を続行いたします。太田一夫君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめます。本会議散会後質疑を続行することとし、これにて休憩いたします。
午後零時四十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
災害対策基本法案を議題とし、質疑を続行いたします。太田一夫君。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめ、次会は明二十日午前十時より開会することとして、これにて散会いたします。
午後四時二十二分……
○渡海委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 災害対策基本法案を議題とし、質疑を継続いたします。佐野憲治君。
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。 園田委員長の出席がおくれますので、その指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。 災害対策基本法案を議題といたします。 質疑を続行いたします。松井誠君。
○渡海委員 ただいまお手元に配付いたしました災害対策基本法案に対する自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三党共同提案にかかる修正案につきまして、便宜私から提案の理由を御説明申し上げます。 まず、案文はお手元に配付いたしておりますので、朗読は省略さしていただきます。 本日、本基本法案が本委員会におきまして採決に入らんとするとき、朝刊の報ずるところによれば、昨日またもや集中豪雨によりまして、九州において死者三十一名、重軽傷者三十六名という悲惨事を惹起したのでございます。私はこの際、被災された方々に対する衷心よりの哀悼の意を表するとともに、心からお見舞い申し上げます。同時に、一日も早い本法案成……
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
園田委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。
地方財政に関する件につきまして調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。阪上安太郎君。
【次の発言】 太田君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午前十一時八分散会
○渡海委員長代理 二宮武夫君。
【次の発言】 太田一夫君。
【次の発言】 阪上安太郎君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後一時十三分散会
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。 園田委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。 国政調査承認要求に関する件につきましてお諮りいたします。 すなわち、衆議院規則第九十四条の規定に基づき、今会期中当委員会の所管に属する事項につき、国政に関する調査を行ないたいと存じます。つきましては、地方行政の実情を調査し、その健全なる発展に資するため、小委員会の設置、関係各方面よりの説明聴取及び資料の要求等の方法により、地方自治、地方財政、警察及び消防に関する事項について国政に関する調査を行なうこととし、議長に対しその承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、委員長の指名により暫時私が委員長の職務を行ないます。
去る二十四日付託になりました内閣提出の公営企業金融公庫法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
【次の発言】 まず、政府より提案理由の説明を聴取したします。大上自治政務次官。
【次の発言】 以上で本案についての提案理由の説明は終わりました。なお、本案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、昭和三十七年度自治省所管関係の予算の概要について政府より説明を聴取いたします。柴田政府委員。
○渡海委員 川島長官はまだお見えでございませんが、時間もだいぶ過ぎておりますので、質問をやらせていただきたいと思います。 現時の交通問題は、非常時というよりも超非常時の状態でございます。警察庁当局も、このような状態で警察法の改正で今度交通局を設けられることになったと思うのでございますが、むしろおそきに失する感すら感ずるのでございます。当委員会におきましても、この情勢に対処するために、理事会の申し合わせで、本日のこの委員会で道路交通関係の小委員会を設けて、詳細にわたって検討を加え、事態の対処に万全を期せんとしておられるのでございますが、こまかい点につきましてはいずれこの小委員会において検討され……
○渡海委員 今回の地方税法の改正につきまして総括的な部分につきまして、若干質問をさしていただきたいと思います。 御承知の通り、地方税は負担軽減あるいは負担の均衡化という点からは、合理化さるべき点は多々あると思います。戦後の困難な情勢のもとに作られたいろいろな欠陥がまだ是正されていない点は、国税に比べて非常におくれているのじゃないか。この観点からは当然合理化さるべきでありますが、一方地方財源の充実という点につきまして、これがさえぎられているという点もまた事実でございます。この点、最も欠陥とするところは、地方財源がないということによって、税法そのものの改正も制約を受けるという点に悩みを持ってきた……
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、委員長の指名によりまして暫時私が委員長の職務を行ないます。
警察に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。阪上安太郎君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後一時五十一分休憩
【次の発言】 これより再開いたします。
委員長所用のため、委員長の指名によりまして暫時私が委員長の職務を行ないます。
この際、道路交通対策小委員長小澤太郎君より、小委員会の調査の経過について報告いたしたい旨の申出があります。これを許します。
道路交通対策小委員長小澤太郎君。
○渡海委員 いろいろ御高見ありがとうございました。 小畑参考人に聞きたいのですが、これは上子参考人もおっしゃいましたのですけれども、このたびの地方税の改正案の中に、いわゆる税源配分が取り上げられたのです。政府の税制調査会が設けられました大きな目的の一つは、国と地方の税源配分をこの際抜本的に考えようということでございまして、相当年月をかけてやっていただいたのじゃないか、こう思っております。私らもこれに期待しておったのですが、この期待に対してはあまりにも少な過ぎたのじゃないかという意見がある。私も事実その感じがするのでございます。今お述べになりました御意見の中にも、根本的には国と地方の制度のあり……
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。
地方交付税法の一部を改正する等の法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 ただ一点だけお聞きしたいのでございますが、本日閣議で物価安定の総合対策というものが諮られた。その中には伝え聞くところによりますと、公共料金の値上げ抑制措置というものも含まれておるということでございますが、地方の団体の行なう公企業はおのずから私企業と異なりまして、結局現在の経営を改善し、指導していって、できるだけ値を下げていくということは、当……
○渡海委員 ただいまの質問並びに答弁に関連して、ちょっとお伺いしたいと思うのでございますが、地域格差の是正というととは重要問題である、この点政府も取り上げられて、今、奥野局長から御調川がありましたような措置をしておるわけでございますが、今の説明の中であげられました第二の理由で、交付税法で、貧弱団体に対して傾斜的に配分を加えて、交付税でやる、こういうお答えがありましたが、具体的にどの程度の傾斜配分を貧弱団体に考えておられるのか、ある程度パーセンテージ、数字がわかりましたら数字等もあげて、一つ交付税法の傾斜配分のやり方を御説明願いたい。
○渡海委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております政府提案の地方交付税法の一部を改正する等の法律案につき、賛成の意を表さんとするものであります。 今次の改正案では、地方公務員の退職年金制度の創設を初め、地方団体の財政需要の増高に対処して、地方交付税率を〇・四%引き上げることといたしておりますが、これと関連して、当分の措置として交付されておりました臨時地方特別交付金を廃止することといたしております。従いまして、実質的には〇・一%の増率でありますが、基礎となる国税三税が相当の増額となっておりますおりから、地方交付税の自動的な増額が行なわれますこの機会に、不安定な財源である臨時交……
○渡海委員長代理 川村君。
【次の発言】 門司亮君
○渡海委員 住居表示法は、わが国の日常生活の面におきまして非常にこれは画期的な法律であり、円滑に実施される場合におきましては、日常生活上住民に与える利便というものは、相当大なるものがあろうと私たちも期待いたしておるわけでございます。これは審議会の答申に基づいて大体行なわれたものと承知いたしておりますが、審議会の答申の概要を簡潔に一応承りたいと思います。
【次の発言】 大体わかりましたが、従来使用されております地番を取り入れるときは、相当複雑な大がかりなものになりますので、とりあえず住居地を明示すると併用していくという姿になったということを聞いておりますが、このように従来の地番と住居番号を二つ併……
○渡海委員長代理 会議を再開いたします。
委員長所用のため、委員長の指名によりまして、私が暫時委員長の職を務めます。
休憩前の質疑を続行いたします。山口鶴男君。
【次の発言】 事前に打ち合わせました通り、後刻委員長が参りましたら、委員長より直接お答えになると思いますが、御要望の線はよく委員長に申し告げます。
○渡海委員長代理 滝井君。
【次の発言】 滝井君に申し上げます。御要望ごもっともと思いますが、ただいま大臣は、やむを得ず他の委員会に出席中でございますので、あき次第、出席することでございますので、御了承を賜わりたいと思います。
【次の発言】 これより再開いたします。
休憩前の質疑を続けます。太田一夫君。
【次の発言】 太田君。大蔵大臣がやむを得ぬ所用のために、三十分程度で退席やむない状態でございますので、できるだけ集中して御質問願います。
【次の発言】 川村君。
【次の発言】 阪上君。
【次の発言】 二宮君。
【次の発言】 川村君。
○渡海委員長代理 次に森参考人にお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、堀江参考人にお願いいたします。
【次の発言】 次に丸山参考人にお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に山本参考人にお願いいたします。
【次の発言】 以上をもちまして参考人よりの御意見の開陳は終わりました。
【次の発言】 次に、質疑の通告がありますので、これを許します。高田富與君。
【次の発言】 山口君。
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。 委員長所用のため、委員長の指名により私がその職務を行ないます。 これより請願の審査に入ります。 本委員会に付託されました請願は、二百三十四件であります。 請願日程第一より第二三四までを一括として議題といたします。 まず、審査の方法についてお諮りいたします。各請願の内容につきましては、文書表で御承知のことでもありますし、また昨日、理事各位に御検討を願ったところでもありますので、この際、各請願について紹介議員よりの説時聴取等は省略し、直ちに採否の決定に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
○渡海委員 ただいまの説明によりまして概略現在の状態がわかったのでございますが、今東京都民が苦しんでおる状態からして、もっと的確に当局として――これは東京都がその責任者でございますが、それの指導監督の任にあられる政府といたしまして、もっと的確に東京都民に対して、今後の心がまえと申しますか、状態を知らせてやっていただきたいのでお尋ねしたいと思いますが、今四千七百万トン小河内にたまっておる、それが四千万トン切れるようなことであれば、これはまたさらにこの上の節減をやらなければいかぬ、時間給水になる、そういったことをなくしたい、そのためには平常の降雨量の八〇%ぐらいの降雨量が心要だ、こうおっしゃったの……
○渡海政府委員 ただいまの井出さんのお話、御趣旨ごもっともでございます。私、そのような事態を不敏にしてまだ聞き及んでおりませんので、実態はよく存じませんでまことに申しわけないのでございますが、もしそういうふうな事態を、実情に即したようにやるように法の改正が必要であれば、直ちに改正するように検討していきたいと思いますが、私は、もし言われる通りでございましたら、運用面におきまして非常に実情に即さないものがあったのじゃなかろうかと思います。今後行政運営の面におきまして法の趣旨を十分に生かすように厳重に注意をすると同時に、もし必要あれば法改正を行なうにもやぶさかではありません。御了承願います。
○渡海政府委員 私、このたび、西村大臣のもとに厚生政務次官を拝命いたしました。もとより厚生行政には不案内の者でございますが、その職責の重大性にかんがみまして、一生懸命努力さしていただく覚悟でございます。厚生行政に御造詣の深い委員の皆様方より、格別の御支援と御指導を賜わりますようにひとえにお願い申し上げまして、ごあいさつにかえる次第でございます。(拍手)
○渡海政府委員 ただいまの御質問、実はまことに申しわけないのでございますが、質問の内容につきまして全部を聞いておりませんので、答弁にあるいは違うところがあるかもしれませんが、御質問の点は国民の食生活向上を一本に考えるのが当然のことではないか、御趣旨まことにごもっともであろうと思います。万一法においてちぐはぐの点がありましたら、私まだ着任早々でございますから、今後よく研究いたして善処いたしたいと思います。厚生行政といたしましてはかくありたいと考えますので、いろいろこれから検討をいたして参りたいと思います。
【次の発言】 ただい司の医療法の改正につきましては、政府といたしましても、目下臨時医療制度……
○渡海政府委員 お答えいたします。 滝井さんの御質問、フィリピン並びに台湾にコレラが発生しておるのに、それに対して少し見方が甘かったのではなかろうか、それが今日の問題をいろいろ起こしたのではなかろうかという御指摘でございますが、結果的に見ましてあるいはそういうふうな御指摘を受けます点もありますので、残念に思っておりますが、私たちといたしましては、昨年のフィリピンのコレラの発生以来、国際防疫機構に対しましても私らの方から問題を提起いたしまして、現在流行しておりますコレラが国際的な伝染病の中に入れられてなかったのを、私らの提案によりまして五月下旬ですか、WHOにおきまして伝染病の中に入れるのだと……
○渡海政府委員 お答え申し上げます。政府全般の決意は、後刻官房長官が参られましてお答えになると思いますので、私が申し上げるのもいかがとも思いますが、ただいま中野委員の御指摘の通り、現在の日本の麻薬対策は無にひとしいというお言葉でございましたが、いかんながらご指摘になりました通りの状態でなかろうかと、汗顔の至りでございますが、私自身もそうお答えせざるを得ないと思います。先般の国会におきまして、衆議院において決議もなされました。参議院においても委員会においては決議され、本国会において参議院の院議をもって決議されるのではないかと考えておりますが、厚生省といたしましては、本問題を扱いますところの中心官……
○渡海説明員 本日ちょうど閣議の日になっておりまして、まだ参っておりませんので、私政務次官でございますが、どうぞよろしく御了承願いたいと思います。
【次の発言】 小林委員の御発言がうそだとか、うそでないとかいう問題は別にいたしまして、憲法二十五条の線に沿うべく努力すべきは当然でございます。政府におきましても、いわゆる社会保障というものを重大なる施策の一環として実行し、現にその方向に進めたい、私たち鋭意努力している状態でございます。御協力を賜わりたいと思います。
【次の発言】 衆参両院でいただきました決議の線につきましては、鋭意中央審議会等におきましても御研究していただいております。その結論の出……
○渡海説明員 増加して参りますわが国人口の中に占めます老人層に対しまして深い御認識を持たれました御見識、全く同感でございます。今自殺の問題を取り上げまして老人のことを申されましたが、御指摘の通りでございます。私もその統計をながめまして驚いたような次第でございますが、この老人の人口は逐次増加を続けるのが今後の趨勢であろうと思います。先進国の統計を見ましても、わが国はまだ昭和四十三年度に総人口の一割ということになっておりますが、イギリスあたりではもうすでに三十年ほど前にその数を突破して、現在では一八%になっておると聞いております。わが国も先進国並みに増加させなければならないし、増加して参ると思いま……
○渡海政府委員 今回の豪雪災害のために現在まで災害救助法を適用いたしました県は、新潟、石川、福井、兵庫、島根の五県でありまして、大体現在まで五十二カ市町村に――今御指摘がございました通り、前に北陸四県に対して、一昨日はその後島根、兵庫、鳥取、秋田等の九県に対して、事前協議を行なわなくても知事の権限においてやっていただきたい、そういうふうな措置をいたしております。 なお、ただいま御指摘のこざいました同法に基づく救助といたしましては、大体避難所への収容、たき出しのために要する費用、もしくは障害物となるところの雪の除雪費用、それらは、この法の規定によりまして財政的に援助していく、こういうように考え……
○渡海政府委員 御質問の、低所得者層に対する除雪費用でございますが、大体災害救助法が発動されておる地域に対しましては、現物給付と申しますか、個人の生活の障害になる部分についての除雪ということに対しましては、市町村が現物給付として除雪をかわってやってやれというふうに指導しおります。なお、災害救助法が適用されていない地域に対しましては、生活保護者については、幸い、生活保護法の算定基準の中に家屋補修費というものが認められておりますので、これを運用いたしまして、家屋補修費の一つとみなしまして、除雪費に対しましても金銭給付で行なうということでもって措置するように現地を指導いたしております。
○渡海政府委員 ただいま御指摘のありました当災害対策特別委員会で数次持たれました懇談会における問題点の項目に従いまして、私たち厚生省で実施いたしております状況、対策等について、簡単に御報告さしていただきたいと思います。 第一点は、生活必需物資の確保でございますが、御承知の通り河野本部長が参られまして、主要幹線道路の確保並びに鉄道緯線の確保ということに全力をあげられまして、全般的な生活必需物資の不足を極力避けられたわけでありますが、特に、厚生省関係の物資といたしましては、とりあえず二月の初旬に毛布七千枚を新潟ほか五県に対しまして、災害救助用その他のために急送いたしました。また栄養欠乏のための除……
○渡海政府委員 豪雪の被害によりまして収入を失ない、生活世帯に転落すると申しますか、そういった世帯も相当出ておるのじゃないかと思いますので、運営の面におきましては、そういったものに対します適切なる指導を行なうように努めておりますが、今どれくらいの数であるかということに対しましては、私、局長に今も尋ねたのでございますが、まだ的確な数字というものを申し上げるような調査が行なわれておりませんので、後刻調査の上報告さしていただきたいと思います。
【次の発言】 御承知の通り、生活保護に対しましては、一定の算定基準によりまして、毎月々々の保謹賀を、収入認定等と合わせまして差し引き交付しておるのでございます……
○渡海政府委員 僻地の医療の充実につきましては、従来無医村部落の解消のために、個所をあげまして五カ年計画を実施してきたのでございますが、これが完了しましてもなお細部の、その下のまた部落単位というようなことになりますと、現在なお、そこまで持っていってもそれ以下のところで医療に恵まれないという地区がございますので、新たにこういった地区百九十何カ所を出しまして、ぜひともまた第二期五カ年計画によりましてもう少しきめのこまかい解消を実施したいというので、本年度三十九カ所、これを予算的に取り上げていただいた次第でございます。しかしながら、この予算をつけますときにも指摘されましたように、診療機関を設けまして……
○渡海政府委員 御指摘まことにごもっともであると存じます。看護婦対策につきましては、現下最も緊要な問題であるということは御指摘の通りでございます。私たちも、このことにつきまして予算編成当時にも種々努力をいたしたのでございますが、微力そこに至らずして御指摘を受けましたような予算状態ではございますが、しかしながら、私自身も実は夜の夜中に大蔵省に参りまして、これだけはやっていただきたいのだということを主計管に頼んだというふうな状態でございます。認識不足だと言われたらそれまででございますが、もう長谷川委員御指摘の通りの現在の行政機構でございますので、一朝には参りませんが、今言われましたような点はごもっ……
○渡海政府委員 仰せの通り、私は当委員会にそういった要望がかねがね出ておることを聞いたこともございます。政府といたしましても、この問題につきまして、審議会で専門の方々にお集まり願いまして、種々検討を加えていただき、内部疾患の重度ということの査定をいかに認定するやということの認定が、非常に専門的に困難であるということが問題になっておると聞いておるのでありますが、何としてもそれらの認定方法を調べなければならぬというので、現在では審議会も、実施の統計の実証と申しますか、臨床実験をやっていただいて、近く結論が出ましたら、その認定に基づきまして実施に踏み切れるような状態になるのではなかろうか、かように考……
○渡海政府委員 修学資金の増加が必要であるという御趣旨に対しましては全く同感でございます。近時高校入学率がだんだんふえております。また特に本年は高校入学の児童数が最もピークにきておりますので、私ども、今御指摘になりました費用は、本年は特に気をつけてふやさなければならぬ、かように考えます。ただこの制度は文部省その他でも行ない、また地方の育英団体と申しますか、そういった私的な民間団体でもやられておりますが、私たちは文部省の行なっておりますところの修学資金に対します補完の意味におきまして、ぜひともこれを充実していきたい。また母子対策として、最低の所得の方々にこういった面のあたたかい仕事を対象とする私……
○渡海政府委員 小さい数字にわたりますので、正確を期すために、事務当局から答弁いたさせます。
【次の発言】 ただいまの全被保険者に対する七割給付ということは、もとより私たちが今回世帯主の七割給付を取り上げたときに、当然持っておりました目標でございます。ただ、今井村委員御指摘のように、計画を持って確定するという段階までぜひ持っていきたいのでございましたが、財政上の問題があるので、まだ決定等はいたしておりませんが、私たちの考えといたしましては、まず本年十月より世帯主の七割給付を実施するとともに、昭和四十年よりおおむね三カ年計画で、全被保険者の七割給付を実施いたしたい、かように考えており、ぜひその実……
○渡海政府委員 医療金融公庫は、今御指摘ありました通り、国民の健康な生活を確保するに足りる医療の適正な普及と向上をその目的とする国民のためのものでございます。特に国民皆保険という姿になりました今日におきましては、特殊業種である医業というものは、私企業でありましても、また反面公的な性格をもって制約されておるという見地から、私たちは公的な医療機関と同様な、こういった国の特別の制度があってしかるべきである。この制度の運用によって、私的医療機関と公的医療機関と共同して、わが国医療の完璧を期すという意味からも、当然特殊なこういった金融制度が設けられ、しかもこの金融制度が円滑に、今申されましたように、どの……
○渡海政府委員 前に予算分科会で滝井委員より御質問がありまして、大蔵大臣がこれに対する回答をされているのを、私も速記録を読ませていただきました。本交付金につきましては、その特別な性格にもかんがみまして、収入認定につきましては特別な取り扱いをしたいという考え方のもとに、目下検討中でございまして、最後の結論を出しておりませんので、今日中に結論を出して言えということでございますが、残念ながらここで結論を申し上げかねますので、御了承賜わりたいと思います。なお、来週の火曜日までには結論を出せということでございますが、私たちも、本法案審議の際におきましてぜひとも結論を出すべく目下折衝中でございますので、ぜ……
○渡海委員 この際、動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、小泉純也君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。 委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。 公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。 前会に引き続き質疑を行ないます。質疑の申し出がありますので、これを許します。押谷富三君。
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
理事各位との協議に基づきまして、私が委員長の職務を行ないますので、さよう御了承を願います。
この際、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
ただいま理事が一名欠員となっております。この補欠選任につきましては、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、宇野宗佑君を理事に指名いたします。
【次の発言】 公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 政務次官は、大臣が目下公安委員会におりますので、その間参議……
○渡海委員 時間がだいぶ過ぎましたので、私は簡単に地方財政の問題に限って聞かしていただきたいと思います。 昭和三十七年、八年の、いままでにわかっております決算の自治省の報告を見ますと、国の経済の調整と相まちましてだいぶ財政が苦しくなりつつあるという現況でございまして、昭和三十九年は目下進行中でございますが、おそらく三十七年からの財政困難の状態は地方財政においても変わりないと思います。この財政困難になりつつある県あるいは市町村に、ことしは、九州の長雨とかあるいは新潟の地震、または七月の集中豪雨、十四号台風、今回二十号台風と、重ね重ねの災害があらわれました。したがって、さなきだに苦しい町村財政あ……
○渡海委員長代理 ほかに質疑はありませんか。――なければ、本案についての質疑は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時四十九分散会
○渡海委員 関連。いま大蔵大臣から昭和三十九年度においてはやらないことにきめたというふうな御発言がございましたが、なるほど予算折衝の過程におきましては、三十九年度の予算では載せないということにきまりましたが、法律そのものにつきましては、政府はいかに考えておられるか知りませんが、私たち自由民主党におきましては、検討する、むしろこの国会でやるべき姿で検討するということを言っておるのでございます。いまの大蔵大臣の見解とはいささか異にしている。この点は答弁を要しませんが、いま大蔵大臣は、法律の点もあわせてこの国会には出さないようにきめられたという発言でございますが、私たちは決してそのように解釈しており……
○渡海委員長代理 安井君。
○渡海委員長代理 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時五十六分散会
○渡海委員 団体共済法が三年ぶりに目を見たのでございますが、この団体共済は、地方公務員の共済制度ができましたら、当然それとともにやるべきでなかったかと考え、私どももそれを要望してまいりましたが、今日初めてその実現を見ることができました。その必要性につきましては、私たちも十分承知して、要望してきたのでございますが、あらためてこの際当局から、この団体共済は当然行なうべきであったというその必要性についてひとつ御答弁を賜わりたいと思います。
【次の発言】 この法律の適用を受ける団体は、法の中に規定されておるのでございますが、これで十分であると考えているのかどうか、またそれに限定しました基準をどこに置か……
○渡海委員 ただいま議題となりました地方公務員共済組合法等の一部を改正する法律案に対する自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三党共同提案にかかる修正案につきまして、私から提案理由の説明を申し上げます。 修正案の案文は、お手元に配付しておりますので、朗読は省略させていただきます。 本案につきましては、今日まで慎重に審査を重ねてまいりましたが、別途、今国会に提案されております国家公務員共済組合法改正案、厚生年金保険法改正案並びに農林漁業団体職員共済組合法改正案等の内容にかんがみ、公務員の共済制度と他の各種共済制度との負担の均衡をはかる必要があること、及びこれと相関連して地方団体関係団体職員共……
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、委員長の指名により、暫時私が委員長の職務を行ないます。
警察に関する件について、調査を進めます。
まず、警察官の職務執行に関する問題について質疑の通告がありますので、順次これを許します。川村継義君。
【次の発言】 大西君、時間が参りましたので……。
○渡海委員長代理 千葉七郎君。
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。 委員長所用のため、委員長の指名により、暫時私が委員長の職務を行ないます。 消防に関する件について調査を進めます。去る十一日発生した昭和電工川崎工場の爆発事故に関する問題について質疑の通告がありますので、順次これを許します。田川誠一君。
○渡海委員 関連して。ただいまの消防力の充実について関連してお伺いいたしたいのでございますが、科学が進むにつけていろいろ特殊火災が起こってくる。これに対する消防力を充実するということは、いま阪上委員の指摘されたように、予算の面からいっても相当な額になってくるんじゃないかと思います。したがいましてそういった危険の発生するようなところに十分法的に建築構造なりあるいは消防施設そのものを配置するということが必要になってくるんじゃないかと思います。いま御指摘されましたように、望楼で発見されて、監視員もおらなんだというふうな姿、というて、これを全部自治体消防に課するとなると相当な予算が必要になってくるのじ……
○渡海委員 関連して。いま新産都市の法案の問題で、いろいろ奥野君からお話があったのですが、大要におきまして私も同意見でございますが、なお念のためにお願いしておきたいのですが、いまお聞きいたしましたら、計画が全部わかってきた上において、それを国がどれだけ持つべきかどうかということをすべきだ、こういうふうなお考えでございますが、あの膨大な計画をやるために地方財源が背負い切れないような――皆さんのほうではそれがきまってからやったらいいじゃないかと言われますけれども、個々の町村になってまいりますと、計画を出せ、その計画を出したらやっていこう、こう言われても、しかし、これをどうしてくれるのだということで……
○渡海委員 いまの点に関連して聞きたいのですが、今度トルコぶろのほうは条例を出されて、相当風紀的な問題を取り上げられておる。それは、第三条に衛生の面をうたうと同時に、風紀という文字が入っておったから、警察と連絡をとられてああいったものをつくられた。いま亀山委員から質問がございましたが、興行場法には風紀という点が書いてない。だから警察的なことはこの法に基づいてやることは困難だ、こうおっしゃるのではないかと思います。しかしながら、本来は警察行政であった。警察行政はそんなことをするものではないというので、行政面を担当される皆さんのほうでやられることになった。だから単に厚生省といったら衛生のことだけな……
○渡海委員長代理 細谷君。
【次の発言】 安井君。
○渡海委員長代理 次に、地方公務員の給与改定に関する問題について質疑を続行いたします。川村継義君。
【次の発言】 次に、北海道の冷害に対する財政措置に関する問題について質疑の通告がありますのでこれを許します。安井吉典君。
○渡海委員 今回の事件はまことに不幸なる事件でございます。事は民主政治の基本にもつながる重大なる問題を含んでおるのでございます。私は本委員会を通じて、国民の前に徹底的究明が行なわれなければならないと考えます。以下、この意味において、政府当局に率直な所信並びに見解をお伺いしたいと思います。 本論に入ります前に一点お伺いをいたします。 戦後の警察は民主制度のもとに切りかえられました。警察法の第二条には、その運営は不偏不党、公平中正を旨とする旨を規定されております。その組織もまた公安委員会制度が採用されまして、一般国民の良識を警察運営に反映させることによって、その適正が期せられておるのでございま……
○渡海委員長代理 安井君。
【次の発言】 次に、警察に関する件について調査を進めます。特に、横須賀市における原子力潜水艦寄港反対デモの際の警察官の職務執行に関する問題について調査を進めます。
この際、事件の概要について政府当局から説明を求めます。後藤田警備局長。
【次の発言】 秋山徳雄君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後四時五十分散会
○渡海委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。
このたびはからずも私、文教委員長に選任されました。たいへん未熟な者でございますが、たんのうなる皆さま方の御支援によりまして、本委員会の円滑なる運営を期してまいりたい所存でございます。何とぞ委員各位の御協力をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいま理事一名が欠員となっておりますので、その補欠選任をいたしたいと存じます。
先例によりまして委員長より指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
二宮武夫君外九名提出の義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、提出者から提案理由の説明を聴取いたします。二宮武夫君。
【次の発言】 次に、川崎寛治君外九名提出の公立高等学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案を議題とし、提出者から提案理由の説明を聴取いたします。川崎寛治君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十一時二十六分散会
○渡海委員長 これより会議を開きます。 国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。一、文教行政の基本施策に関する事項二、学校教育に関する事項三、社会教育に関する事項四、学術研究及び宗教に関する事項五、国際文化交流に関する事項六、文化財保護に関する事項以上各事項について、その実情を調査し対策を樹立するため、小委員会の設置、関係各方面よりの説明聴取及び資料の要求等の方法により、今会期中国政に関する調査を行ないたいと存じます。 なお、今回体育に関する事項を国政調査承認申請からはずしましたが、御承知のように、体育は第三十七回国会までは学校教育、社会教育の中でこれを取り上げてまいりました……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
日本育英会法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。愛知文部大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、国立学校設置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の通告がありますので、これを許します。上村千一郎君。
【次の発言】 次に、文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。長谷川正三君。
【次の発言】 三木喜夫君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日は……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。鈴木一君。
【次の発言】 二宮武夫君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五分散会
○渡海委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、先日の二宮君の質疑に対する答弁を聴取することといたします。
【次の発言】 文教行政の基本施策に関する件についての調査はこれで終了いたします。
【次の発言】 私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。愛知文部大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に国立学校設置法等の一部を改正する法律案及び国立養護教諭養成所設置法案の両案を一括して議題といたします。
質疑……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。二宮武夫君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十一時五十六分散会
○渡海委員長 これより会議を開きます。
国立養護教諭養成所設置法案を議題といたします。
質疑の通告がありますので、これを許します。山中吾郎君。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時五分散会
○渡海委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。三木喜夫君。
【次の発言】 落合寛茂君。
【次の発言】 速記停止。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 国立学校設置法等の一部を改正する法律案及び国立養護教諭養成所設置法案の両案を一括して議題といたします。
質疑の通告がありますので、これを許します。川崎寛治君。
【次の発言】 理事会で談合の上善処いたします。
【次の発言】 午後二時より再開することとし、この際暫時休憩いたします。
午後零時三十九分休憩
○渡海委員長 これより会議を開きます。
国立養護教諭養成所設置法案を議題といたします。
他に質疑はございませんか。――なければ、これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の通告もございませんので、直ちに採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
【次の発言】 次に、本案に対し、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表して、八木徹雄君外四名から附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。
まず、提出者から趣旨説明を聴取することといたします。八木……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
長谷川正三君外九名提出の公立義務教育学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、提出者より提案理由の説明を聴取いたします。長谷川正三君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、国立学校設置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の通告がありますので、これを許します。川崎寛治君。
【次の発言】 午後二時三十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後十二時五十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。
質疑を続行いたします。川崎寛治君。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
小委員会設置に関する件についておはかりいたします。
学校警備員に関する調査のため、小委員十名よりなる学校警備員小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
ただいま設置いたしました小委員会の小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長において指名することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
それでは小委員に
上村千一郎君 大石 八治君
熊谷 義雄君 松山千惠子君
南 好……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
連合審査会開会の件についておはかりいたします。
本委員会において審査中のオリンピック記念青少年総合センター法案について、体育振興に関する特別委員会から連合審査会開会の申し入れがあります。これを受諾し、連合審査会を開会いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
なお、ただいまの連合審査会は本委員会休憩後直ちに開会いたしたいと存じますので、さよう御了承願います。
【次の発言】 次に、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。
オリンピック記念青少年総合センター法案について参考人としてオリンピッ……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の通告がありますので、これを許します。上村千一郎君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午前十時四十五分休憩
○渡海委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。落合寛茂君。
【次の発言】 山中吾郎君。
【次の発言】 ただいまの御要望に対しましては、別途理事会で協議して善処いたしたいと存じます。
【次の発言】 次に私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の通告がありますのでこれを許します。上村千一郎君
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十一時五十七分散会
○渡海委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。二宮武夫君。
【次の発言】 次に私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案を議題いたします。質疑の通告がありますのでこれを許します。二宮武夫君。
【次の発言】 文教行政の基本施策に関する件について質疑を続行いたします。二宮武夫君。
【次の発言】 この際、小委員会開会の件について申し上げます。
学校警備員小委員会は、本日の公報でも御承知のとおり、午後二時と予告いたしましたが、小委員から都合により散会後、直ちに開会されたいという希望がございました。
つき……
○渡海委員長 これより会議を開きます。 私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 質疑の通告がありますので、これを許します。足鹿覺君。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
学校警備員小委員会において、学校警備員に関する件について参考人の出頭を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。
なお、参考人の人選及び出頭日時等につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 次に、私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の通告がありますので、これを許します。三木喜夫君……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。長谷川正三君。
【次の発言】 足鹿覺君。
【次の発言】 別途理事会でよく協議の上、善処さしていただきたいと存じます。御了承をお願いいたします。
次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時三十四分散会
○渡海委員長 これより会議を開きます。
高橋重信君外九名提出の公立の盲学校、聾(ろう)学校及び養護学校の幼稚部及び高等部の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案及び盲学校、聾学校及び養護学校の幼稚部及び高等部における学校給食に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題とし、提出者から提案理由の説明を聴取いたします。高橋重信君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、著作権法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の通告がありますのでこれを許します。山中吾郎君。
【次の発言】 他に質疑はございませんか。なければ、これにて本案に対する質疑は終局い……
○渡海委員長 これより会議を開きます。 文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。 質疑の通告がありますので、これを許します。山中吾郎君。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
この際、八木徹雄君から千九百六十七年ユニバーシアード大会東京招致に関する件について発言を求められておりますので、これを許します。八木徹雄君。
【次の発言】 ただいまの八木徹雄君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、本動議は可決いたしました。
ただいまの決議に対し、愛知文部大臣から発言を求められておりますので、これを許します。愛知文部大臣
【次の発言】 なお本決議の参考送付等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
○渡海委員長 これより会議を開きます。 国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。 一、文教行政の基本施策に関する事項 二、学校教育に関する事項 三、社会教育に関する事項 四、学術研究及び宗教に関する事項 五、国際文化交流に関する事項 六、文化財保護に関する事項以上各事項についてその実情を調査し、対策を樹立するため、小委員会の設置、関係各方面よりの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中に国政に関する調査を行ないたいと存じます。つきましては衆議院規則第九十四条により議長の承認を求めたいと存じますか、御異議ございませんか。
○渡海委員長 これにより会議を開きます。
本日の請願日程の請願全部を議題とし、審査に入ります。
本日の請願日程に掲載されております請願は五十件でございます。これらの請願につきましては、先刻の理事会において御検討願いましたので、紹介、説明、質疑、政府の所見聴取等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。
日程第一、第二、第四ないし第三一、第三三、第三五、第三六、及び第三九ないし第五〇、以上四十五件の各請願は、いずれも採決の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。
○渡海委員 ただいま議題となりました自民、社会、民社の三党共同提案にかかる地方税法の一部を改正する法律案に対する修正案について、三党を代表して、その提案の理由及び内容の概要を申し上げます。 御承知のとおり、政府案における今回の土地に対する固定資産税の負担調整措置は、漸増方式によって新評価額に移行しようとするものでありますが、この際、零細な固定資産の所有者の負担を免除するとともに、納税事務の煩瑣を排除するため、固定資産税の免税点を引き上げることとする次第であります。 なお、上水道事業等に使用する電気に対する電気ガス税については、第四十八回国会における附帯決議の趣旨にもかんがみ、水道料金のコス……
○渡海委員 本年度の地方財政計画並びにいま提案になっております町法案につきまして、簡単に質問させていただきたいと存じます。 国の行政を進めていきますのに、国家予算と地方財政は車の両輪だろうと思う。これが並行し、うまく両者が調和されて初めて円滑なる国政の施行が行なわれるのではなかろうか、このように考えるのでございます。四十一年度国の予算は、景気の刺激、不況克服ということを考えまして、税収の沈滞にもかかわらず画期的な大型予算が組まれたのは御承知のとおりでございます。一昨々日ですか成立しました予算は四兆三千百四十二億という大型のものでございまして、昨年度と比べて一七・九%の増。ところが、これに比べ……
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。 委員長所用のため、委員長の指名により暫時私が委員長の職務を行ないます。 地方自治、地方財政、警察及び消防に関する件について調査を進めます。 質疑の通告がありますので、順次これを許します。秋山徳雄君。
○渡海委員長代理 泊谷裕夫君。
【次の発言】 野間千代三君。
【次の発言】 野間君、時間ですから、簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 細谷治嘉君。
【次の発言】 参考人の方々には長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただき、まことにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後二時十八分散会
○渡海委員 私から派遣委員を代表して、今回の委員派遣について御報告申し上げます。 今回の委員派遣は、内閣提出の地方公営企業法の一部を改正する法律案、安井吉典君外九名提出の地方公営企業法の一部を改正する法律案、地方公営企業財政再建促進特別措置法案及び公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案の四法案の審査に資するため、札幌市及び横浜市に委員を派遣し、現地においてそれぞれ各界の意見を聴取することに相なったものであります。 第一班の派遣地は札幌市でありまして、派遣委員は、委員長の岡崎英城君、大石八治君、亀山孝一君、秋山徳雄君、華山親義君、門司亮君及び私渡海元三郎の七名であります。また、現地において……
○渡海委員 ただいま議題となりました自民、社会及び民社の三党共同提案にかかる内閣提出の地方公営企業法の一部を改正する法律案に対する修正案について、三党を代表して、その提案の理由及び内容の概要を申し上げます。 御承知のとおり、内閣提出の改正案は、地方公営企業の健全なる発展をはかるため、地方公営企業制度に所要の改正を加えるとともに、過去に生じた赤字を計画的に解消するための財政再建措置を講じようとするものでありますが、この際、財政再建債に対する国の利子補給の拡大、償還年限の延長等、地方公営企業に対する国の財政援助措置を強化するとともに、職員の給与並びに赤字企業に対する自治大臣の財政再建勧告権及び企……
○渡海委員 私は、第五十二回国会における本委員会の決定による国政調査の結果につきまして、その概要を御説明申し上げます。 今回の調査目的のおもなものは、第一に、辺地性の強い高知県における地域開発の実情、第二に、愛媛県における新産都市建設の現況、第三に、両県における固定資産税の改正による影響、第四に、警察及び消防行政の実態を調査することであります。 当調査班は、岡崎委員長、大石、奥野、和爾、細谷の各理事及び島上委員と私の七名で、これに調査室の越村専門員、白石調査員を伴い、去る八月十九日から四日間にわたり調査を行なったのであります。また、現地においては、森下、大西及び田村各委員が調査に協力された……
○渡海委員 関連で、小沢政務次官にちょっとお聞きしたいのですが、先ほど自然増収の見積もり額でいろいろ議論が出ておりました。今日の段階において、九月決算が出なければわからないという状態で、当局者として控え目にお答えになるのは当然であろうと思うのですが、実は先般、補正予算の財源その他について総理と大蔵大臣がお話になられたときには、地方交付税の増収額として二百五十億というものをあげておられる。ということは、私は三税が大体八百億を期待できる。三税が八百億になるのでしたら、自然増収が一千億内外になるんじゃないかという、こういう基礎のもとに出されたんじゃないかと思うのですが、二百五十億と新聞に出ております……
○渡海委員長代理 秋山君。
【次の発言】 門司君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後一時九分散会
○渡海委員 昭和四十二年度の国立国会図書館予定経費要求につきまして、図書館運営小委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、昭和四十二年度予定経費要求の総額は十九億九百四十九万四千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと一億七千九百三十二万三千円の増加となっております。 以下要求額のおもなものについてその概略を御説明申し上げます。 第一は、国立国会図書館の維持管理に必要な経費でありますが、その総額は九億二千五百六十二万円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三千六百四十六万二千円の増加となっております。この増加のおもなものは、職員の……
○渡海委員 本日の図書館運営小委員会におきまして、国立国会図書館職員に対する賄雑費支給の件につき種々御協議を願いました結果、本年も図書館職員に対し賄雑費を支給することに決定いたした次第であります。 以上御報告いたします。
○渡海委員 私のほうはさっそく国対委員長にその旨お伝えいたしましたが、私は、池田理事さんの発言が、この決議案を出されたのは社会党さんであったものですから、そういうふうな呼びかけがあったなれば、これに応じて何するんじゃないかと思いまして、委員長にその旨善処していただくように伝えました。
【次の発言】 いままでのいきさつ、慣例その他はまるで私は初めてのことですが、いま池田理事さんが仰せられたような案で、委員長から、自民党もよいかということであったから、いま言われるような順序になって国対委員長のほうにお話があるんじゃなかろうかと思いまして、その意味で委員長のお話を……。
○渡海委員 先ほどの理事会で、米価の決議案に対する件につきまして態度の表明を求められたのでありますが、その後さっそく連絡しておったのでございますが、いままでせっかく御趣旨をそんたくしまして、できるだけ成立いたしますよう努力してまいったのでございますが、残念ながら、まだただいまの時間では御確答を申し上げることができない状態でございますので、御期待に沿い得ず、まことに申しわけないのでございますが、あしからずよろしく御了承を願います。
【次の発言】 それらをあわせて検討願ったのでございますが、ただいまのところ、まだ御確答をいたしかねるという段階で、じんぜん時間を延ばすわけにまいりませんので、御了承賜……
○渡海委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、小澤佐重喜君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○渡海委員 この際、動議を提出いたします。 理事の数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○渡海委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、小澤佐重喜君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○渡海委員 関連して。重複のきらいがありますが、この点文部当局にもう一回、いまこの事件を契機として十分な警告をするということでございます。もちろん大学自治と、それを越えるという範疇をいかに置くべきかということ、これはむずかしいと思います。この警告される態度の基本的姿勢について、私は一言文部当局に決心のほどを要望し、またお伺いしておきたいと思います。 聞きますところによりますと、このたびの事件について、さっそく関係閣僚の懇談会があり、懇談会の結論としては、今回の事件は、これは学生運動じゃない、これは集団暴力行為だ、刑事問題として取り扱いをしなければならぬ、このようにきめられて、文部大臣もおそら……
○渡海委員 昭和四十二年度の国立国会図書館予定経費要求につきまして、図書館運営小委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、昭和四十三年度予定経費要求の総額は二十三億七百八十五万五千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三億七千百八十一万三千円の増加となっております。 以下、要求額のおもなものについて、その概略を御説明申し上げます。 第一は、国立国会図書館の維持管理に必要な経費でありますが、その総額は十億九千五十七万七千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、一億二千九百三十八万九千円の増加となっております。この増加のおもなもの……
○渡海委員 このたびの国務大臣の演説に対する質疑の順位の問題につきましては、ただいまも民社党の池田理事より御提案がありましたとおり、まず野党三党の代表の方が順次質疑することを提案されました。また、従来の質疑者の割り当てを改めまして、第一日に三人、第二日に四人という新しい提案もなされました。われわれといたしましても、議院運営上の新しい試みといたしまして十分に検討に値するものと考え、各党の意見がまとまるならばと、今日までいろいろと努力もし、それぞれ折衝に折衝を重ねてまいった次第でありますが、はなはだ遺憾でありますが、今回のことにつきましては、どうしても意見の一致を見るまでに至りませんでした。 こ……
○渡海委員 せっかくの中嶋さんの休憩して再考せよということの御発議でございますが、われわれ自民党といたしましては、本日までに至る間種々論議をいたしましたが、ただいまの段階では、わが党は本日の本会議でこの動議を上程して、ぜひ御審議をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 自由民主党といたしましては、この問題につきましては、ぜひとも本日の本会議に上程して御審議を願いたいと思います。
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が病気のため出席されませんので、私が委員長の指名により委員長の職務を行ないます。
去る十二日付託になりました内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず、趣旨の説明を求めます。赤澤自治大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、これを許します。島上善五郎君。
【次の発言】 山下榮二君。
○渡海委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が欠けておりますので、各理事の御協議によりまして、私が暫時委員長の職務を行ないます。よろしくお願いいたします。
委員長小沢佐重喜君が去る五月八日、慈恵医大付属病院において逝去されました。まことに哀悼痛惜の念にたえません。ここに委員各位とともに、小沢委員長の御冥福を祈り、つつしんで黙祷をささげます。御起立を願います。
【次の発言】 御着席願います。
【次の発言】 つきましては、これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの白浜仁吉君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、小泉純也君が委員長に御当……
○渡海委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 本日の本会議におきまして、不肖私がはからずも議院運営委員長に選任されましたことは、まことに光栄に存じますとともに、その責任の重大さを痛感いたす次第であります。 今日、われわれに課せられました重大な任務は、国会の円滑な運営をはかり、もって議会制民主主義を確立し、国民の信頼にこたえることにあると思う次第であります。 私はまことに不敏不才でありますが、当委員会の円満なる運営をはかるため、今後、議長、副議長の特段の御鞭撻と、議事運営に経験豊かなる皆さま方の格別の御指導と御協力によりまして、誠心誠意その任務の遂行につ……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、常任委員の選任の件についてでありますが、内閣委員外十四常任委員の選任は、本日の本会議において行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、各常任委員の指名は、議長において各会派から申し出のとおり指名することとし、その報告を省略いたすことになりますから、御了承願います。
【次の発言】 次に、常任委員長の選挙についてでありますが、内閣委員長外十四常任委員長の選挙は、本日の本会議において、各常任委員選任後引き続き行なうこととし、この選挙は、その手続を省略して議長において指名すること……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、開会式に関する件についてでありますが、開会式の日取りにつきましては、去る一月三十日の理事会におきまして、明十四日午前十一時から行なうことに決定いたしましたので、御了承願います。
式次第につきましては、従前の例によることとし、式辞につきましては、その案文をお手元に配付いたしてありますが、この際、事務総長の朗読を求めます。
【次の発言】 それでは、式辞は、お手元に配付の案文のとおり決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に関する件についてでありますが、国……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来たる三月二日月曜日午後二時から開会することといたします。
また、次回の委員会は、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。
【次の発言】 次に、人事院より国会に提出されました営利企業への就職の承認に関する年次報告書に関連して、政府、並びに人事院当局に対し質疑を行ないたいと存じますが、この際、説明のため、人事院総裁から発言を求められておりますので、まずこれを許します。佐藤人事院総裁。
【次の発言】 次に、質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安宅君。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、国家公務員等任命につき同意を求めるの件についてでありますが、人事官、宇宙開発委員会委員、公正取引委員会委員及び日本銀行政策委員会委員に、お手元の印刷物にあります諸君をそれぞれ任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日予算委員会の審査を終了する予定の昭和四十四年度一般会計補正予算及び昭和四十四年度特別会計補正予算、また、本日地方行政委員会から提出される予定の地……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
本日の本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。
本会議の日程について、事務総長より報告を求めます。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来たる十日火曜日に開会することとし、開会時刻は、追って協議の上、公報をもってお知らせすることといたします。
また、次回の委員会は、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午後零時三分散会
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出にかかる農地法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、両案に対する質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、右両案の趣旨説明は倉石農林大臣が行ない、これに対して、日本社会党の松沢俊昭君から、質疑の通告があります。
質疑時間は、十五分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
質疑者の……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、田川誠一君から、海外旅行のため、三月十八日から三月三十一日まで十四日間、また大橋武夫君外九名から、海外旅行のため、お手元の印刷物のとおりの請暇の申し出があります。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出にかかる租税特別措置法の一部を改正する法律案、所得税法の一部を改正する法律案及び法人税法の一部を改正する法律案は、いずれも本日の本会議……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、藤山愛一郎君及び川崎秀二君から、海外旅行のため、三月二十日から四月二日まで十四日間、請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、秋田自治大臣から、昭和四十五年度地方財政計画について発言の通告が参っております。
秋田自治大臣の発言及びこれに対する質疑は、本日の本会議において行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、本会議の日程について、事務総長より説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明二十日金曜日午後二時から開会することといたします。
また、次回の委員会は、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午後零時六分散会
○渡海委員長 これより会議を開きます。
本日、予算委員会の審査を終了する予定の昭和四十五年度一般会計予算、昭和四十五年度特別会計予算及び昭和四十五年度政府関係機関予算、法務委員会の審査を終了した裁判所職員定員法の一部を改正する法律案、大蔵委員会の審査を終了した空港整備特別会計法案及び国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案、建設委員会の審査を終了した河川法施行法の一部を改正する法律案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
右各件は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、お手元の印刷物にありますとおり、石田博英君外五名から、海外旅行のため、三月二十九日から四月七日まで十日間、請暇の申し出があります。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出にかかる防衛庁設置法等の一部を改正する法律案及び道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行なうこととす……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、国家公務員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、土地調整委員会委員及び中央更生保護審査会委員に、お手元の印刷物にあります諸君をそれぞれ任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日予算委員会の審査を終了する予定の昭和四十五年度一般会計暫定予算、昭和四十五年度特別会計暫定予算及び昭和四十五年度政府関係機関暫定予算について、委員長から緊急上程の申し出があり……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
倉石農林大臣から、農業基本法に基づく昭和四十四年度年次報告及び昭和四十五年度農業施策について発言の通告が参っております。
倉石農林大臣の発言及びこれに対する質疑は、本日の本会議において行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます、よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出にかかる農業者年金基金法案及び芳賀貢君外十四名提出にかかる農民年金法案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出にかかる下請中小企業振興法案及び労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、下請中小企業振興法案の趣旨説明は、宮澤通商産業大臣が行ない、右の趣旨説明に対し、日本社会党の石川次夫君及び公明党の松尾信人君から、質疑の通告があります。
また、労働者災害補償保険法等の一部改正案の趣旨説明は、野原労働大臣が行ない、右の趣旨……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、橋本運輸大臣から、日航機乗取り事件に関する報告について発言の通告が参っております。
本件は、本日の本会議において行ない、これに対する質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、右の発言に対し、自由民主党の長谷川峻君、日本社会党の石橋政嗣君、公明党の伊藤惣助丸君及び民社党の和田春生君から、質疑の通告があります。
質疑時間は、おのおの十五分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
質疑者の要求大臣は、お手……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、藤田高敏君から、海外旅行のため、四月十九日から五月五日まで十七日間、請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、国立学校設置法の一部を改正する法律案が参議院において修正され、本院に回付されてまいっております。
回付案の内容について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本案は、本日の本会議において議題とするに御異議あり……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、宮澤通商産業大臣から、大阪ガス爆発事故について発言の通告が参っております。
本件は、本日の本会議において行ない、これに対する質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、右の発言に対し、自由民主党の浦野幸男君、日本社会党の井岡大治君、公明党の北側義一君及び民社党の吉田泰造君から、質疑の通告があります。
質疑時間は、おのおの十五分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物……
○渡海委員長 これより会議を開きます。 まず、本日、地方行政委員会の審査を終了した地方交付税法の一部を改正する法律案、法務委員会の審査を終了する予定の裁判所法の一部を改正する法律案、大蔵委員会の審査を終了する予定の所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案、運輸委員会の審査を終了する予定のタクシー業務適正化臨時措置法案、逓信委員会の審査を終了する予定の郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案、建設委員会の審査を終了する予定の地方道路公社法案について、委員長から緊急上程の申し出があります。 右各案は、……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、国家公務員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、中央社会保険医療協議会委員に篠原三代平君及び土屋清君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、秋田自治大臣から、地方財政法第三十条の二の規定に基づく地方財政の状況報告について発言の通告が参っております。
秋田自治大臣の発言及びこれに対する質疑は、本日の本会議において行なうこととするに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、宮澤通商産業大臣から、中小企業基本法に基づく昭和四十四年度年次報告及び昭和四十五年度中小企業施策について発言の通告が参っております。
宮澤通商産業大臣の発言及びこれに対する質疑は、本日の本会議において行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、右の発言に対し、日本社会党の横山利秋君、公明党の岡本富夫君及び民社党の川端文夫君から、それぞれ質疑の通告があります。
質疑時間は、おのおの十五分以内とするに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、林百郎君から、海外旅行のため、四月二十八日から五月六日まで九日間請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、国家公務員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、国家公安委員会委員に津田正夫君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、緊急質問の取り扱いに関する件についてでありますが、自由民主党の西村直己君、日本社会党の江田三郎君、公明党の正木良明君及び民社党の曽祢益君から、国際情勢に関する緊急質問が、それぞれ提出されました。
右各緊急質問は、本日の本会議において行なうこととし、質問の順位は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の順序で行ない、質問時間は、日本社会党の質問者については三十分、自由民主党、公明党及び民社党の質問者については、それぞれ二十五分程度とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
質問者の要求大……
○渡海委員長 これより会議を開きます。 まず、本日、内閣委員会の審査を終了した恩給法等の一部を改正する法律案、地方行政委員会の審査を終了した昭和四十二年度、昭和四十三年度及び昭和四十四年度における地方公務員等共済組合法の規定による年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案及び地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案、法務委員会の審査を終了した訴訟費用臨時措置法の一部を改正する法律案、社会労働委員会の審査を終了する予定の衛生検査技師法の一部を改正する法律案、農林水産委員会の審査を終了した農林物資規格法の一部を改正する法律案、商工委員会の審査を終了した国土調査促進特別措置法の一部を改……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、倉石農林大臣から、林業基本法に基づく昭和四十四年度年次報告及び昭和四十五年度林業施策について発言の通告が参っております。
倉石農林大臣の発言及びこれに対する質疑は、本日の本会議において行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、右の発言に対し、日本社会党の川俣健二郎君から、質疑の通告があります。
質疑時間は、十五分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、本日、社会労働委員会の審査を終了した日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案、農林水産委員会の審査を終了した肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案及び林業種苗法案、また、同委員会から提出された農業協同組合合併助成法の一部を改正する法律案、商工委員会の審査を終了した輸出中小企業製品統一商標法案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
右各案は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、国立国会図書館長の辞表の取り扱いについてでありますが、さきに提出されておりました河野図書館長の辞任願いは、議長において、参議院議長と協議の上、これを受理すべきものと答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、国立国会図書館長の任命に関する件についてでありますが、後任の国立国会図書館長には、久保田義麿君を任命すべきものとし、議長において、参議院議長と協議の上、本日の本会議において承認を求められるよう答申するに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。 第六十四回臨時国会は本日召集されました。 これより、お手元に配付いたしてあります協議事項について、順次御協議を願うことといたします。 まず、沖繩選出議員の当選通知受領等の件についてでありますが、去る二十一日、内閣総理大臣から、沖繩において行なわれました選挙の結果、新たに西銘順治君、瀬長亀次郎君、上原康助君、國場幸昌君及び安里積千代君の五名が当選された旨通知がありました。ここに沖繩選出の五名の方々を、新国会以来初めて本院にお迎えすることができましたことを心からお喜び申し上げる次第であります。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
本日の本会議における国務大臣の演説に対する質疑は、まず民社党の春日一幸君、次に日本社会党の上原康助君、次に日本共産党の谷口善太郎君が行ない、本日をもって、国務大臣の演説に対する質疑を終了いたします。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来たる十二月三日木曜日午後二時から開会することといたします。
なお当日は、内閣から、公害対策基本法の一部を改正する法律案及び一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案が提出されてまいりましたならば、その趣旨……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、野田卯一君より、十二月六日から十三日まで八日間、また、岸信介君より、十二月八日から十五日まで八日間、それぞれ海外旅行のため、請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日、内閣委員会の審査を終了する予定の国際機関等に派遣される一般職の国家公務員の処遇等に関する法律案及び国家公務員災害補償法等の一部を改正する法律案について、委員長より緊急上程の申し出があります。
右両案は、本日の……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
本日、内閣委員会の審査を終了する予定の法務省設置法の一部を改正する法律案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
右案は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会することといたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議及び委員会は、公報をもってお知らせすることといたします。
なお、明九日午前十一時より理事会を開会……
○渡海委員長 これより会議を開きます。 まず、緊急上程の議案についてでありますが、本日、公害対策特別委員会の審査を終了した公害対策基本法の一部を改正する法律案、公害防止事業費事業者負担法案、騒音規制法の一部を改正する法律案、大気汚染防止法の一部を改正する法律案、法務委員会の審査を終了した人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案、地方行政委員会の審査を終了した道路交通法の一部を改正する法律案、社会労働委員会の審査を終了した廃棄物処理法案、自然公園法の一部を改正する法律案、毒物及び劇物取締法の一部を改正する法律案、農林水産委員会の審査を終了する予定の農用地の土壌の汚染防止等に関する法律案、商工……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、緊急上程の議案についてでありますが、本日、内閣委員会の審査を終了する予定の一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法等の一部を改正する法律案、法務委員会の審査を終了した裁判官の報酬等に関する法律等の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律等の一部を改正する法律案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
右各案は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、中央選挙管理委員会委員及び同予備委員指名の件についてでありますが、同委員及び同予備委員に、お手元の印刷物にあります諸君を各党から届け出てまいっております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において指名を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、この指名はその手続を省略して、議長において指名することとなりますから、御了承を願います。
【次の発言】 次に、公安審査委員会委員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、同委員に大場茂行君及び田上穣治君を任命するについて、内……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、国家公務員等任命につき同意を求めるの件についてでありますが、日本放送協会経営委員会委員及び鉄道建設審議会委員に、お手元の印刷物にあります諸君をそれぞれ任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 この際、庶務小委員長から、報告のため発言を求められております。これを許します。海部俊樹君。
【次の発言】 それでは、ただいま庶務小委員長から報告のありました国会職員の給与等に関す……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
第六十五回通常国会は本日召集されました。
これより、お手元に配付いたしてあります協議事項について、順次御協議を願うことといたします。
まず、議員控室の件についてでありますが、議員控室は、従前どおりとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、議席の件についてでありますが、議席は、従前どおりとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、小委員会設置の件についてでありますが、今国会も、本委員会に、国会法改正……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の補欠選任についてでありますが、理事の補欠選任につきましては、委員長に御一任願っておるのでありますが、本日、理事安宅常彦君が委員を辞任されましたので、後任の理事に中嶋英夫君を指名いたしましたので、御了承をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 次に、開会式に関する件についてでありますが、開会式の日取りにつきましては、去る十二日の理事会におきまして、明二十二日午前十一時から行なうことに決定いたしておりますので、御了承願います。
式次第につきましては、従前の例によることとし、式辞につきましては、その案文をお手元に配付いたしておりますが、この際……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、田川誠一君、永田亮一君及び藤山愛一郎君から、二月十一日から二十八日まで十人目間、それぞれ海外旅行のため、請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、裁判官訴追委員会の委員派遣承認申請の件についてでありますが、裁判官訴追委員長から、委員派遣承認申請書が提出されてまいりました。
派遣の目的等について事務総長の説明を求めます。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、古井喜實君から、二月十七日から二十八日まで十二日間、海外旅行のため、請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、中央社会保険医療協議会委員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、同委員に圓城寺次郎君及び土屋清君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の補欠選任についてでありますが、理事の補欠選任につきましては、委員長に御一任願っておるのでありますが、去る十日、理事麻生良方君が委員を辞任されましたので、後任の理事に塚本三郎君を指名いたしましたから、御了承を願います。(拍手)
【次の発言】 次に、議員請暇の件についてでありますが、八百板正君から、二月十七日から三月四日まで十六日間、海外旅行のため、請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出にかかる所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、右各案の趣旨説明は、福田大蔵大臣が行ない、右の趣旨説明に対し、日本社会党の佐藤観樹君及び公明党の貝沼次郎君から、質疑の通告があります。
質疑時間は、おのおの十五分以内とするに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
秋田自治大臣から、昭和四十六年度地方財政計画について発言の通告が参っております。
秋田自治大臣の発言及びこれに対する質疑は、本日の本会議において行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の一件についてでありますが、内閣提出にかかる地方税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、北陸地方開発審議会委員の選挙についてでありますが、同委員に、自由民主党から坪川信三君を候補者として届け出てまいっております。
本件は、本日の本会議において選挙を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、この選挙は、その手続を省略して、議長において指名することになりますから、御了承願います。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出にかかる自動車重量税法案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行なうこととするに御……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出にかかる児童手当法案及び環境庁設置法案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、児童手当法案の趣旨説明は、内田厚生大臣が行ない、右の趣旨説明に対し、日本社会党の川俣健二郎君、公明党の多田時子君及び民社党の寒川喜一君から、質疑の通告があります。
また、環境庁設置法案の趣旨説明は、山中国務大臣が行ない、右の趣旨説明に対し、日本社会党の横路孝弘君及び公明党の大久保直……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、委員派遣承認申請の件についてでありますが、逓信委員長及び災害対策特別委員長から、委員派遣承認申請書が提出されてまいりました。
派遣の目的等について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、両件は、事務総長から説明のありましたとおり、これを承認すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出にかかる公衆電気通信法の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
本日、予算委員会の審査を終了する予定の昭和四十六年度一般会計予算、昭和四十六年度特別会計予算及び昭和四十六年度政府関係機関予算について、委員長から緊急上程の申し出があります。
右各案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、ただいま緊急上程するに決しました予算三案に対し、日本社会党の北山愛郎君外十八名から、日本社会党、公明党及び民社党三党共同提案にかかる昭和四十六年度一般会計予算、昭和四十六年度特別会計予算及び昭和四十六年度政府関係機関予算につ……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
永年在職議員の表彰の件についてでありますが、議員早稻田柳右エ門君、村上勇君、西村榮一君、水田三喜男君、原健三郎君、戸叶里子君、井出一太郎君、小坂善太郎君、坂田道太君、山口シヅエ君の諸君は今月で、また、池田正之輔君は去年三月で、それぞれ在職二十五年になられましたので、慣例により、院議をもって表彰することになります。
松本善明君。
【次の発言】 勝澤君。
【次の発言】 広沢君。
【次の発言】 ただいまの共産党の池田君の表彰に反対の意見はよくわかりました。また、社会、公明両党の御発言の趣旨は、一応私から本人にお伝えすることにいたします。
それでは、表彰文……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、原子力委員会委員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、同委員に松井明君及び武藤俊之助君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出にかかる中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出にかかる農村地域工業導入促進法案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、本案の趣旨説明は、倉石農林大臣が行ない、右の趣旨説明に対し、日本社会党の田中恒利君から、質疑の通告があります。
質疑時間は、十五分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであ……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、日野吉夫君及び堀昌雄君から、三月二十七日より四月六日まで十一日間、いずれも海外旅行のため、請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、国家公務員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、お手元の印刷物にあります国家公務員の任命について、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、本会議の日程について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明十九日金曜日午後二時から開会することといたします。
また、次回の委員会は、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午後零時七分散会
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出にかかる健康保険法等の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、本案の趣旨説明は、内田厚生大臣が行ない、右の趣旨説明に対し、日本社会党の田邊誠君、公明党の渡部通子君、民社党の田畑金光君及び日本共産党の浦井洋君から、質疑の通告があります。
質疑時間は、おのおの十五分以内とするに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、委員派遣承認申請の件についてでありますが、法務委員長から、委員派遣承認申請書が提出されてまいりました。
派遣の目的等について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本件は事務総長から説明のありましたとおり、これを承認すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日、建設委員会の審査を終了する予定の下水道整備緊急措置法の一部を改正する法律案、道路法等の一部を改正する法律案及び同委員会から提出されました特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措……
○渡海委員長 これより会議を開きます。 本日、地方行政委員会の審査を終了した公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律案、また、外務委員会の審査を終了する予定の最低賃金決定制度の創設に関する条約(第二十六号)の締結について承認を求めるの件、開発途上にある国を特に考慮した最低賃金の決定に関する条約(第百三十一号)の締結について承認を求めるの件、国際労働機関の総会がその第三十二回までの会期において採択した諸条約の一部改正で条約の運用に関する報告の国際労働機関の理事会による作成に関する規定の統一を目的とするものに関する条約(第百十六号)の締結について承認を求めるの件、大蔵委員会の……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、昭和四十五年度衆議院予備金支出の件についてでありますが、昭和四十四年十二月三日から昭和四十五年十二月二十五日までの間において、本院予備金から支出した金額の内訳は、お手元の印刷物のとおりであります。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において報告し、承諾を求めることとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 この際、庶務小委員長から、報告のため発言を求められております。これを許します。海部俊樹君。
【次の発言】 それでは、ただいま庶務小委員長から報告のありました国会議員の歳費、旅……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、永年在職議員の表彰の件についてでありますが、議員島村一郎君が、今月で在職二十五年になられましたので、慣例により、院議をもって表彰することになります。
表彰文は、前例に従って作成したお手元に配付の案文のとおりとし、表彰決議は、本日の本会議において行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 なお、表彰決議は、議長発議をもって行ない、表彰決議の後、島村君から、謝辞が述べられることになっております。
また、先例により、院内に肖像画を掲げて記念するとともに、別に島村君には小……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、建設省設置法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され、本院に回付されてまいっております。
回付案の内容について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日、大蔵委員会の審査を終了したコンテナーに関する通関条約及び国際道路運送手帳による担保の下で行なう貨物の国際運送に関する通関条約(TIR条約)の実施に伴う関税法等の特例に関する……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、公聴会開会承認要求の件についてでありますが、内閣委員長から、環境庁設置法案について、また、大蔵委員長から、自動車重量税法案について、それぞれ公聴会を開会いたしたいとの承認要求書が提出されてまいりました。
本件は、いずれもこれを承認すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、文化功労者年金法の一部を改正する法律案及び運輸省設置法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され、本院に回付されてまいっており……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、追悼演説の件についてでありますが、去る四月二十七日、大阪府第五区選出議員西村榮一君が逝去されました。
ここにつつしんで哀悼の意を表します。
西村君に対する追悼演説は、本日の本会議において行なうこととし、演説者は、自由民主党の松田竹千代君にお願いいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
弔詞につきましては、お手元に配付の案文のとおりの特別弔詞を、去る四月二十八日に理事各位の御了承を得まして、葬儀当日、議長から贈呈していただきましたので、御了承願います。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、河村勝君から、海外旅行のため、五月十七日から本会期中、請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の議事日程第一国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法案に対し、自由民主党の谷川和穗君、日本社会党の木島喜兵衞君及び公明党の有島重武君から、討論の通告があります。
討論時間は、おのおの十分以内とするに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、本日、地方行政委員会から提出されました行政書士法の一部を改正する法律案、後進地域の開発に関する公共事業に係る国の負担割合の特例に関する法律の一部を改正する法律案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
右両案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、倉石農林大臣から、沿岸漁業等振興法に基づく昭和四十五年度年次報告及び昭和四十六年度沿岸漁業等の施策についての発言、及び林業基本法に基づく昭和四十五年度年次報告及び昭和四十六年度林業施策……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、本日、地方行政委員会の審査を終了した昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案、社会労働委員会の審査を終了した厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、児童手当法案、視能訓練士法案、商工委員会から提出されました採石法の一部を改正する法律案について、それぞれ委員長から緊急上程の申し出があります。
右各案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の議事日程第二、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党の加藤陽三君、日本社会党の木原実君、公明党の伊藤惣助丸君、民社党の和田耕作君及び日本共産党の東中光雄君から、討論の通告があります。
討論時間は、おのおの十分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日、内閣委員会の審査を終了する予定の環境庁設置法案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
右案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、本日、法務委員会の審査を終了する予定の下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
右案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、宮澤通商産業大臣から、中小企業基本法に基づく昭和四十五年度年次報告及び昭和四十六年度中小企業施策についての発言通告が参っております。
右の発言は、本日の本会議において行なうこととするに御異議ありませんか。
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され、本院に回付されてまいっております。
回付案の内容について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の議事日程第一、自動車重量税法案に対し、自由民主党の坂元親男君、日本社会党の佐藤観樹君、公明党の松尾正吉君及び民社党の小宮武喜君から、討論の通告があ……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、国家公務員等任命につき同意を求めるの件についてでありますが、土地調整委員会委員長及び同委員、首都圏整備委員会委員、日本銀行政策委員会委員及び日本放送協会経営委員会委員に、お手元の印刷物にあります諸君をそれぞれ任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日、外務委員会の審査を終了した所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とスイスとの間の条約の締結につ……
○渡海委員長 これより会議を開きます。
まず、本日、建設国民健康保険組合に対する財政措置等に関する請願外五百八十六件が、各委員会において採択すべきものと決定いたしております。
このほか、内閣委員会、外務委員会及び公職選挙法改正に関する調査特別委員会において採択する予定の請願も、あわせて本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、各委員会からの閉会中審査申し出の件についてでありますが、お手元の印刷物にありますとおり、各委員会から、閉会中審査の申し出が参っております。……
○渡海前議院運営委員長 一言ごあいさつを申し上げます。 私、議院運営委員長に選任されまして以来一年有半、在任中大過なくその職責を果たすことができましたことは、正、副議長の格別な御指導と、ことに与野党を通じての委員各位の御理解ある御協力のたまものでございまして、この機会に衷心より感謝の意を表し、厚く御礼申し上げる次第でございます。 今回、はからずも自治大臣に就任いたしまして、今後とも皆さま方のお世話になることが多々あると存じますので、よろしく御支援、御鞭撻のほどを切にお願い申し上げ、ごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○渡海国務大臣 私は、今般の内閣改造に際し、自治大臣に就任いたしたのでありますが、選挙の関係につきましては、当委員会の皆さま方にかねてから格別の御高配にあずかっておりまして、この機会に厚く御礼申し上げます。 選挙は申すまでもなく、民主政治の基盤であり、民主政治を発展させ国民の政治に対する信頼を高めるためには、国民の意思が正しく反映されるとともに、安定した政治が行なわれるような制度を確立することはもちろん、政党の近代化、国民の政治意識の高揚につとめることが必要であるとかねてより考えておる次第でありまして、その責任の重大さを痛感するとともに、できるだけの努力を傾注する所存でございます。何とぞ格別……
○渡海国務大臣 審議会法にいいますところの審議会のたてまえ、いま堀委員の御指摘のとおりでございます。諮問事項に対して審議会で答申を出していただく、そういうふうな手続を経なければならないということも御指摘のとおりであります。実は、私参議院でも、それでは新しく諮問をするのかというような質問がございましたので、新しく諮問はいたしません、ただ、いま第七次審議会で審議していただいておる諮問事項は、根本的なあり方というもので、大きく広範囲において御検討願えるという姿になっておりますので、その中の一つとして御審議を願えるのじゃなかろうかと思いますので、その諮問の中の大きく広範囲に根本的な問題として考慮してい……
○渡海国務大臣 私は、このたびの内閣改造に際し自治大臣を命ぜられました。 内政を充実することが大きな政策課題となっているこの時期に自治大臣を拝命し、地方自治行政の重要性をあらためて認識するとともに、その責任の重大さを痛感いたしております。 この機会に所管行政の当面する諸問題について所信の一端を申し上げ、各位の深い御理解と格別の御協力を賜わりたいと存じます。 御承知のように、一九七〇年代は内政充実の年代といわれ、過密過疎等の地域対策、交通対策、公害対策福祉対策等数多くの内政上の問題に適切に対処し、豊かで住みよい地域社会を建設することが国及び地方を通ずる最大の課題となっております。地方公共団……
○渡海国務大臣 おりませんでしたので詳しい御質問は……。かいつまんでの御質問でございますので、あるいは答弁に食い違いができるのじゃないかと思いますが、国保の問題が、これを実施しております市町村にとりまして非常に現在緊急の問題点になっておる、ご指摘のとおりであろうと思います。したがって、自治省も積極的に取り組んでやるべきではないか、財政対策その他に対しましてはそのとおりでございます。 まず第一点の国庫負担を県に肩がわりさすべきではないか、昨年もそのような議論が大蔵省にあったことがございますが、これは単に現在の国保の赤字を国が地方に置きかえるというだけの問題でございまして、これは国と地方との財源……
○渡海国務大臣 途中から上がりましたので、いままでの経過その他を承知いたしておりませんけれども、四つの柱ということを言われました。おそらくいま当面します本年度財政に対する措置として考えられるものは、給与改定財源に対する、予定しておりました分に対する不足額が九百一億、このうち交付団体に七百億、不交付団体には二百一億。少なくとも交付団体に対しましては交付税による措置をせなければならない、こういうふうに考えるわけです。また不交付団体に対しましても、これは四十年のときの措置もございましたが、不交付団体ではございますが、税収その他によりまして非常に困難であるというところにおきましては、起債その他の方途も……
○渡海国務大臣 国の行なった政策でございますので、年度内減税五百二十八億は、これは当然補てんすべきであるというので、私たち自治省といたしましても、林さんの御議論とそのとおりでございます。また、しかし、一方から考えましたならば、国税三税の三二%ということが交付税でございますので、国の減税したときにはそれだけの数しか入らぬ。その際やはり地方もその分だけは国と協調をとってまけてくれたらどうだ、国がやったからいつも補てんするとは限らぬじゃないかというふうな議論もございましたが、とにかく、この分は、年度内減税で最初に地方財政計画を立てたのであるから、国の責任で、千六百五十億というものはあくまでも年度内減……
○渡海国務大臣 昭和二十八年に奄美大島が返ってまいりまして、昭和二十九年から三十八年まで十カ年の復興計画を実施いたしました。現在、昭和三十九年から四十八年までの十カ年間の振興計画の進行中でございまして、現在までに行ないました公共投資、事業費といたしまして大体五百六億、国費といたしまして二百六十億余りになっております。 御指摘のように復興計画をどのように評価しておるかということでございますが、大体この復興計画、振興計画は、戦前の、すなわち昭和九年から十一年並みの生活に復興したいということで行なってまいりました。その当時奄美大島は、実際におきまして、対鹿児島県八〇%、対国平均に対しまして四二%で……
○渡海国務大臣 総務長官に大体答えていただきましたが、補足して申し上げさせていただきます。 地方税制につきましては、現在も沖繩政府におきまして、復帰後円滑に実施できるようにいろいろの措置が講じられておりますが、私たちの基本的な方針といたしましては、復帰と同時に地方税法はそのまま本土法が適用される、しかしこの際に、税負担が多くなるものにつきましては、税目ごとに税負担が増加しないように措置をいたしたいと考えております。 その方針といたしましては、第一といたしまして、原則として、復帰年度は復帰前の税負担をそのまま据え置き、次年度からは一定期間をおきまして段階的に引き上げて本土法にならうようにいた……
○渡海国務大臣 自治権の尊重につきましては、山口委員御指摘のとおり、私たちは常に意を用いなければならないところであると考えております。沖繩が二十六年間わが国の行政から分離されておったということの特殊性がございますが、その特殊性のゆえをもっていささかも自治権が侵されてはならないと考えております。そのために、今回の暫定措置におきましても特別な規定を設けず、復帰と同時に本土の府県また市町村と同じように、沖繩の県並びに各市町村が組織をみずから定め、また条例、法規を制定し、行政が行なわれるように計らっておるような次第でございます。 いま地方公務員制度のことを申されましたが、現在、沖繩が復帰されましたな……
○渡海国務大臣 基地交付金並びに調整交付金――基地交付金は、算定いたしまして現在三億、調整交付金が三十一億、この額を予算要求として要求をいたしております。その算定基礎になりました分は、防衛施設庁から自治省がいただきまして概算いたしました。それはいま門司委員御指摘のように各町村に配るのでございますから、各町村に配るところの面積が明らかであり、また、米ドル資産が明らかでなければ配付することはできないのは、御指摘のとおりでございます。概算交付金は全体でございますので、いまのところ、私たちは、防衛施設庁から全体の額としていただいております。これを配分するまでに各市町村にわたって精細にその資料を防衛施設……
○渡海国務大臣 ただいま、六団体が行なっております地方公務員制度研究会の出した通牒であるということでございましたが、この前、山口委員がお尋ねになりました分は、その通牒であるということは事実であります。いま冒頭に、人事院は調べて出す、ところが窓口で却下してしまえ、こういう方針でやっておるじゃないかというのでございましたが、私たちは三十七条第一項に該当しておるときは却下する、しかし、三十七条第一項に該当しておるかどうかということは、人事委員会なり公平委員会なりが慎重に調べて、その上で処分すべきであるというふうな指導をいたしておりますので、この点人事院の扱いと全然相違いたしておりません運営の方針をや……
○渡海国務大臣 このたびの研究は四省庁の研究機関の合同研究でございます。この間の密接なる連絡が不十分であったという点は、御指摘のとおり今後このことのないように努力いたしたいと存じております。 なお、自治体に対する政府の態度に軽視の態度があったのじゃないかということでございますが、後援としてやっていただいておりますが、当然このような大きな計画の内容のときは、それによって起き得るところの災害等も十分連絡いたしまして、警察当局なり消防当局なりにもあらかじめ予想される場合の対策を講じていただく等の連絡をしてこそ、初めて自治体の活動も行なうことができたんじゃないかと思います。そういうふうな点、一応後援……
○渡海国務大臣 ただいま議題となりました昭和四十六年度分の地方交付税の特例等に関する法律案の提案理由とその要旨を御説明申し上げます。 わが国の経済は、昨年後半以降停滞を続けてまいりましたが、本年八月のアメリカの新経済政策などの影響も加わって急激に悪化し、これが地方財政の上にもきわめて深刻な影響を及ぼすこととなってまいりました。すなわち、本年度においては、地方税収入において、当初見込み額に対し一千三百億円余りにのぼる減収を生ずるものと推計されるのでありますが、これに加えて、今回、経済情勢の悪化に伴う法人税の大幅減収のほか、景気浮揚策として所得税の年度内減税を行なうこととされたのに伴い、国税三税……
○渡海国務大臣 ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、政府といたしましては、御趣旨を尊重し、最善の努力をもって善処いたしたいと存じます。 よろしくお願いいたします。
○渡海国務大臣 御指摘のような、年金制度施行前の地方公務員の在職期間については、何らかの救済策が必要であることは、私も常々考えておるところであります。 しかし、これを実施することとした場合、単に地方公務員共済制度だけでなく、他の共済制度へも少なからぬ影響を与えますので、ただいま、当委員会において決議されました附帯決議の趣旨に沿いまして、関係各省と協議しているところでございます。関係各省との協議も相当進んでおりますので、すみやかに結論を出しまして、通常国会では、これが通算措置を講ずるための地方公務員共済組合の法改正をぜひとも提案し、御審議を賜わりたい、かように考えております。 いま御指摘にな……
○渡海国務大臣 閣議の関係でおくれまして申しわけございません。 四十七年度の地方財政問題でございますが、いま上村委員御指摘のとおり、たいへん困難なる状態にあることはもう御承知のとおりでございます。詳しい内容等はもう委員御承知でございましょうが、ただ、予算編成にあたりまして、国の公共事業の消化は国債発行という形で行なわれますが、これを実施する上におきまして地方負担が必要である。この地方負担を完全に自治体が果たし得る財政能力を与えることによって実施されますものでございますから、その点におきましては、私たち、ぜひともこれを確保するという姿で予算編成に臨み、当たりたいのは当然でございます。 しかし……
○渡海国務大臣 公共投資の拡大、ことに、住民生活に関連ある諸施策に重点を置いてこれを拡充すべきである、こういうただいままでの阪上委員の御指摘、まことにごもっともであろうと思います。しかも、このような事業は地方自治体において行なわれるのが大部分でございます。この点について、積極的に財源の充実をはかっていかなければならないことは当然でございまして、これらの事業が積極的に自治体において行なわれるよう、いままでも努力いたしておりますが、今後とも努力いたしたいと存じております。 このたびの補正予算におきましても、公共投資の拡大をやりました。実際において、現在の地方財政におきまして、これを行なうだけの継……
○渡海国務大臣 地方閑散線の問題につきましては、いま御指摘のとおり、三千四百キロについて閑散線として撤去する。その地方閑散線の認定の手続あるいは地方閑散線としてきまりました場合、地方自治体が五年間に限って存置を要望する場合、その赤字の一部を地方財政の中から負担をさしていただくということでございますが、その市町村と府県との区分あるいはこれに対する財政措置その他についてまだ検討中でございまして、十分なことはいま手続その他について関係各省と折衝中でございますが、閑散線の地域はおおむね過疎地帯であると考えますので、財政力も弱く、国のほうで何らかの財政措置をしなければならぬ、かように考え、目下検討いたし……
○渡海国務大臣 市街化区域内につきましては、いま御審議賜わっております公有地の拡大の推進に関する法律案によりまして、一定の条件のもとに届け出制をやったわけでございます。市外化区域外の土地に対しましては、いま建設大臣がお述べになりましたように、そのようなことはまだいたしておりません。しかしながら、農地等に対しましては、それぞれ農林省関係の法によって規制されておりますから、そういうことはできないと思います。また山林等につきましては、そういった意味からはいま北山委員御指摘のようなおそれは十分にあると思いますが、宅地開発等が行なわれる場合におきましては、許可を必要とするような宅地開発に対しましては、そ……
○渡海国務大臣 琵琶湖総合開発の事業計画の具体的内容というものはまだ決定せずに、概算程度でございますが、私たちが聞いておりますところ、総事業四千二百七十億、そのうち国庫負担事業で国庫補助の伴う事業が三千四百四十億、この事業に対する県並びに市町村の負担金が、大体地元負担金として千五百億になるという計算でございます。これに対して、今回の法律の特別措置によりまして補助金の国の持ち分を百五十億上げる、同時に、事業の内容によりまして、下流の受益団体が同額の百五十億を負担するというふうにきめさしていただいております。これらの過程に至りますまでの間、いま申されました県並びに市町村の財政を考える自治省の立場と……
○渡海国務大臣 選挙が正常に行なわれなければならない、これについて私たちは自治省といたしまして、その責任者といたしまして、絶えず努力せなければならないという立場にあることは、いま堀委員御指摘のとおりでございます。恩赦という問題は、これは刑事政策の問題でありまして、私の所管する問題でなくして、法務大臣の所管される問題でありますが、そのことの結果が、選挙そのものに関係があるということは当委員会等でも絶えず御議論もございますし、過般の選挙制度審議会におきましても、こういうふうな意味から議論がございました。私もそのときの審議会にちょうど出ておりましたので、官房長官あるいは法務大臣にその議論の内容をお伝……
○渡海国務大臣 このことはたびたびの委員会でも申させていただいておるとおり、現在、人口の都市集中等の現象によりまして非常に不均衡な部面も生じておる、かように考えております。
【次の発言】 現在すぐにやれるような状態でございましたなれば、いま申しましたとおり、不均衡な点があるのでございますから訂正すべきは当然でございますが、御承知のとおり、現在の選挙区制におきまして定数をいかに是正するかということになってまいりますと、結局は総定数の問題あるいは選挙区制の問題等、選挙の根本に触れるような問題に当然かかってまいります。そういった点もございますので、現在選挙の改正につきまして制度審議会におきまして抜本……
○渡海国務大臣 今回の事故は、まことに思わざる悲惨な事故でございまして、私も不幸にしてこの災禍にあわれた方々の御冥福をお祈りしますとともに、負傷者の御全快を祈るものでございます。 いま米田さんから報告ございましたように、私も、この事故は、訓練さえ的確であればあのような悲惨な事故にならずに未然に防ぐことができたと翌日さっそく視察して痛感したような次第でございまして、今後万全の対策を講じてまいりたい、かように考えております。 ただいま御質問のありました建築基準法によりますところの以前の建築物に対する法遡及の問題でございますが、建築基準法十条に従えば、抽象的にそういった危険物に対しましては遡及す……
○渡海国務大臣 冒頭に述べられました私のあっせんの件でございますが、率直に事情を話させていただきますと、山口委員から電話がありまして、国会議員の方が多数福岡へ調査においでになっておる、知事はこれを拒否しておるというふうな状態である。それでは具体的な事実としてよろしくないから、渡海さん何とかあっせんしてくれたらどうか、こういうことでございました。私も率直に山口委員に、調査団といったようなかっこうでどういう権限があるか、どういうことが起きたか知りませんけれども、ほかの学者とか、あるいは組合の方とか、そういった方と一緒に会われる紹介の労をとる、そういうふうな姿で自治大臣たる私がこれをあっせんするとい……
○渡海国務大臣 工場再配置をします上につきまして、その工場再配置される地域が、これに伴いますところの公共施設その他の施設が相当膨大になりますことは事実でございます。その意味からいいまして、いま申されました現在の財政措置その他におきましては、中村委員御指摘のとおり、地方財政に対する援助といたしましては過小である、かような点は私も認めるものでございますが、地方財政計画等におきましても十分その点、交付税あるいは起債等におきまして努力をして、地方財政運営に支障のないよう、また工場再配置法によりますところの趣旨に沿い得るような地方財政運営ができますよう、今後とも努力してまいりたい、かように考えておるもの……
○渡海国務大臣 委員各位には、平素から地方自治発展のために格別の御尽力をいただき、厚く御礼申し上げます。 この機会に、所管行政の当面する諸問題について、所信の一端を申し上げ、各位の深い御理解と格別の御協力を賜わりたいと存じます。 わが国経済は、昨年度後半以降の景気後退に加え、国際経済環境の著しい変化により、今なお低迷を続けておりますが、その影響で、地方財政においても、最近にない深刻な局面を迎えているのであります。このような情勢において、明年度は、国と地方と同一の基調のもとに、公共投資の拡大を通じて景気の浮揚をはかるとともに、国民福祉の視点に立って、地方公共団体本来の政策課題であります過密・……
○渡海国務大臣 四十六年度の決算の見通しにつきましては、いま財政局長が述べたところでございますけれども、この機会に補足させていただきます。 私なりに感じたことを申させていただきますと、四十六年度補正予算におきまして、一応数字的には赤字にならないように措置させていただいたのでございますが、いま御発言のありましたように、その内容は非常に苦しいのであります。非常に苦しいということは、あの補正予算におきます措置が、一般財源の補てんでなくして、ほとんどが借り入れ金とか、あるいは起債によってまかなうという姿でございますので、手元が苦しいということは、私は、御指摘のとおりであろうと思います。ただ、その苦し……
○渡海国務大臣 昭和四十七年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。 昭和四十七年度におきましては、景気の停滞による地方一般財源の伸び悩み、地方税負担の軽減についての強い要請、社会資本の整備、社会福祉の充実等のための財政需要の増大等きびしい財政環境のもとにおいて、国と同一の基調により、従来にも増して、財源の重点的配分と経費支出の効率化に徹し、節度ある行財政運営を行なう必要があります。 昭和四十七年度におきましては、このような財政環境の変化に対応することができるよう、地方財源の確保に配慮しつつ、住民負担の軽減合理化を推進するとともに、長期的、計画的に地方の行政水準の一そうの向上をは……
○渡海国務大臣 山本委員がいま御指摘になりましたように、毎年毎年このことを述べてきた、もうあきるほど述べてきた、常に問題に指摘される重要な問題であるが解決しないということ、私も同感でございまして、大臣としてまことに申しわけないと思っております。しかし、今日のような社会経済の変化、また地方団体に対する住民の行政需要の増高、そういうようなことを考えてみますと、ここで思い切ってそういった点を考えてもらわなければならぬ時期に来ているんじゃないかという点は同感でございます。そういった意味で、財源配分ということになりましたら、もう地方自治体の根本にまで触れるものでございますから、これはたいへんむずかしい問……
○渡海国務大臣 不服審判の問題。私、いま、いろいろ御議論を聞きましたが、不敏にして、私まだその点の実情その他をよく把握しておりませんが、御議論を聞いておりまして、次官、局長がどのように答えたか存じませんけれども、十分検討せなければならぬ問題点もあると考えます。 ただ、地方税の場合は、地方の徴税能力というものが国税と違いまして、決定技術といいますか、能力といいますか、手薄な関係もございまして、所得税割りにいたしましても、事業税の所得の把握にいたしましても、国税にきめられたものに比較的依存したという形で、不服の申し立てその他が、いま御指摘のように少ないのではないかというふうに考えております。しか……
○渡海国務大臣 ただいまいただきました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重し、その実施に努力いたしたいと存じます。
○渡海国務大臣 ただいま議題となりました地方行政連絡会議法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と要旨を御説明申し上げます。 この法律案は、札幌市、川崎市及び福岡市の三市が、昭和四十七年四月一日から指定部市として指定されることとなりましたが、これに伴いまして、自治省関係の地方行政連絡会議法及び新産業都市建設及び工業整備特別地域整備のための国の財政上の特別措置に関する法律について、必要な規定の整備を行なうものであります。 以上が地方行政連絡会議法等の一部を改正する法律案の提案理由及びその上要旨であります。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御可決あらんことをお願い申し上げます。
○渡海国務大臣 地方行政委員会提案の地方税法の一部を改正する法律案については、政府としては、事情やむを得ないものと考えます。
【次の発言】 ただいまいただきました決議につきましては、その趣旨を十分に尊重し、適切な措置を講ずるようつとめてまいりたいと存じます。
【次の発言】 ただいま山口委員お述べになりましたとおり、地方公務員法の体系の中には、不当労働行為の観念は規定されておりません。これは、いま言われましたとおり、組合に対して支配介入をすることがかってであるというふうなことを許されたものでなく、正当なる労働組合の活動については、支配介入するようなことは認められておらない。かように私も考えており……
○渡海国務大臣 四十一年度の措置に比較されまして、公債財源で、公共事業費の景気浮揚のための事業を拡大すると、当然、これに対して、地方財源として一般財源の中から見るべき公共事業の分を、国の責任において措置すべきではないかという意味で、四十一年のとき、確かに、交付税で足らない分を、その分に限っては特別事業債という名前で元利補給をされた。これと今回の制度が違っておるということは事実でございます。しかしながら、あのときの経過も、御承知のとおり、特別事業債という起債の中で、そういった意味で名前をつけまして、予算措置としてされましたが、法律化されましたのは、その後、二年後でしたか、四百五十億の貸し借りを行……
○渡海国務大臣 ただいま議題となりました公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案の提案理由並びにその内容の要旨を御説明申し上げます。 地方道路公社が行なう有料道路の建設を促進するため、昭和四十七年度から、新たに、地方道路公社に対する公営企業金融公庫の融資の道を開くこととし、これに伴い、同公庫の目的及び業務の範囲について所要の改正をすることとしております。 なお、別に御審議をいただいております昭和四十七年度予算案におきまして、公営企業金融公庫の地方道路公社等に対する融資ワク六十億円を措置することとしております。 以上がこの法律案の提案理由並びにその内容の要旨でございます。何とぞ慎重御審議の……
○渡海国務大臣 ごもっともな点であろうと存じます。ただ、四十年から四十一年にとられた財政措置と、今回の不況時における措置。前は三つの方針をとった。今回は、わずかに、前にとられた一時的な臨時的な措置だけにとどまっておるという点でございますが、私は、交付税率そのものが、あの当時は、地方財政と国の財政を比べて、上げなければならない状態にあったと考えます。あのときに上げられた三二%、現在の体系における国と地方の財源配分の基本としては、三二%は一応のバランスのとれた数字でないかという観点から、今回は率の引き上げを一応行なわなかったような次第でございます。結局、国と地方との財政のあり方が、四十一年度当時と……
○渡海国務大臣 ただいま議題となりました公有地の拡大の推進に関する法律案につきまして、その提案理由と要旨を御説明申し上げます。 最近における都市化の進展は、住宅用地をはじめ、道路、公園、緑地その他の公共印地の取得難を招き、良好な都市環境の計画的な整備を阻害する結果となっております。このような土地問題に対処するため、当面緊急の措置として、市街化区域の整備を促進するため必要な土地の先買い制度の整備、地方公共団体にかわって土地の先行取得を行なうことを目的とする土地開発公社の創設その他の措置を講ずることによりまして、公有地の拡大の計画的な推進をはかり、もって地域の秩序ある整備と公共の福祉の増進に資そ……
○渡海国務大臣 現在における地価の高騰ということが、日本の社会、経済の変化から、最も大きな問題であるということはもう御承知のとおりであります。また、これに対する対策を総合対策として打ち出すことによって初めて効果があるということも、御指摘のとおりであろうと思います。私もそうでなければならぬと、かように存じます。その意味におきまして、閣僚の一人といたしまして、今後ともに総合対策を打ち立てていただくように、予算編成のとき、この法律を共管いたしました建設大臣との意見のときも、とにかく根本対策を総合的に打ち出すべく努力をし合うという過程のもとで、とりあえずということで、共管でこの法律をまとめたような次第……
○渡海国務大臣 いま山口委員の申されましたとおり、税制面からするところの土地対策と申しますか、これはいろいろ議論がある点で、当時も相当の議論が戦わされてああいった点に落ちついたというのが実情であろうと思います。今回の公有地拡大の法案の中にこの税制とあわせて考えることによって、この法案の有する目的を拡充することができ、推進することができるという御議論、まことにごもっともな御議論であろうと思います。私も、よき建設的な提言として、今後検討させていただきたいと考えております。 税制そのものは、公有地拡大の法そのものが当時はございませんし、考えられてなく、ただ土地の税制そのものについて議論されたもので……
○渡海国務大臣 現在の自治体の行政で最も問題点となっております点の御指摘でございます。答弁は、これは私自身の考え方でございまして、自治省全部といたしまして省議にかけるとか、あるいは、それぞれの諮問機関がございますが、それらの御意見をいただいたものではございませんで、いまの御質問に対する私の私見といたしましてお聞き取り賜わりたいと思いますが、その一つには、本来地方公共団体が行なうべきものを公社等の事業として行なわれる問題でございますが、御承知のとおり、社会資本の充実ということが非常に行なわれております。地方団体が行なわなければならない行政需要というものが非常に増加してまいりました。これを行なうた……
○渡海国務大臣 いま御指摘になりましたように、これらの公社というものは、いずれも、時代の変遷に応じまして、やむにやまれずできたものじゃないかと思います。日本は、社会資本の充実というとに対して非常におくれておる。このおくれておるものを取り返すためには、現在の限られた財政のワクの中では解決することができない。むしろ、日本経済の活動の中において、公的資源のほうへ、いままでのような経済そのものへ回す資源を多分に振り向けていただく。そのためには、民間の資金の活用が必要である。しかし、民間資金の活用ということになりますれば、地方公共団体そのものではおのずから限度があるというところから、自然発生的に生まれて……
○渡海国務大臣 消防、警察官、これらは、いま言われましたとおり、国民の生命、身体及び財産の保護、公共の安全、秩序の維持という任務を持っておりまして、この任務遂行のためには、身体に対する高度の危険をあえておかさなければならない。このごろの社会情勢によります集団犯罪等の凶悪化あるいは災害の多様性から考えまして、それらの任務の遂行がますます危険性を帯びてきたというところから、これらの職員が安んじて職務の遂行ができますように、この職員にそのような使命を命じますところの地方公共団体が、特別の災害補償の場合の加算措置を行なおうとするものでありまして、今回の措置は、人事院の勧告等によりまして、国家公務員の災……
○渡海国務大臣 ただいまの御決議に対しましては、その御趣旨を尊重し、今後十分努力いたす所存であります。
○渡海国務大臣 ただいま議題となりました消防法等の一部を改正する法律案の提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 今回の法律案による改正点の第一は、防炎規制の徹底についてであります。 防炎規制につきましては、昭和四十三年の消防法の一部改正により、高層建築物、地下街、旅館、ホテル等において使用されるカーテンなどの特定の物品は、防炎性能を有するものでなければならないこととされました。しかしながら、その後の推移を見ますと、これらの物品の防炎性能の有無の判定がきわめて困難であり、これを明確に表示する仕組みが整備されていないため、必ずしも法改正の趣旨が徹底していないきらいがありますので、今回、防炎性能……
○渡海国務大臣 いまの御質問の中でも、政府としての統一見解をこの段階で聞くことは困難であろうが、という御理解あるおことばがあったのでございますが、私もいま聞くところでございますので、単なる私見として申し上げたいと思うのでございますが、私は、国民健康保険の標準税率をきめたらどうかと思う。あれは税ではございませんけれども、国民健康保険の標準額をきめるということになりましたら、いわゆる社会保障的な観点に立たなければならないということで、当時厚生省等とも議論をいたしましたことがございましたが、現在社会保険という立場に立って行なっておるのがこういった制度の考え方でなかろうかと、かように考える次第でござい……
○渡海国務大臣 横山さんは法律の点につきましては御専門でございます。私、法律にはその点うといのでございますが、私は、この法律案を提案しますときに、見ましたときに、横山さんのように、正しいもの、それ以外はまぎらわしいもの、その間にもう一つまぎらわしくないものがあるという三段階じゃなくして、正しいもの、それに対して往々にしてまぎらわしいものを出す。ところが、防炎のものを付するというのは、一般に使用されるところではそういったものを使う必要がない、特定のところに必要であるということになるものですから、全部が防炎のものを付さなくてもよいということにもなりますので、たまたま防炎のまぎらわしいものによりまし……
○渡海国務大臣 消防力の充実、特に、いま、地方都市におきましても高層化していきますために、いままでのような消防設備でなくして、はしご車その他の機材の充実が必要であろうと思います。このために、ことしは、そういったものに対します補助単価を、わずかでございますけれどもアップすることに努力いたしまして、近く実現を見ます。しかし、実情は、いま山本委員が御指摘のとおりでございますので、起債の充当率その他によりましてぜひとも期さなければならないというので、目標を定めて五カ年計画に入っておるような次第でございます。今後ともに御支援を賜わりたい、かように存ずる次第でございます。 なお、この際、いま長官からも答……
○渡海国務大臣 ただいま議題となりました地方制度調査会設置法の一部を改正する法律案について、提案理由とその要旨を御説明申し上げます。 地方制度調査会は、昭和二十七年に内閣総理大臣の諮問機関として設置されて以来、地方制度の改革について数々の貴重な答申を行ない、その内容は地方行財政の各般の面において現に生かされてきたところであります。しかしながら、激動する社会経済情勢の中にあって、地方公共団体がその行政需要の変化に有効に対処していくための各種の方策について、逐次根本的に御検討いただくためには、委員の任期が現在の一年という短期間では、十分審議を尽くせないうらみがあります。そこで、この法律案は、委員……
○渡海国務大臣 都市公営交通は、都市の人口集中化に伴いまして非常に赤字を生んでまいりまして、このために再建計画を立てたのでございます。過去の再建計画は、私はそれなりに意義があった、こう考えております。もしあの再建計画があのときに立てられておらなかったならば、いまではおそらく事業実施すら中止せざるを得ない程度の経営困難さを伴ってきておったのではないかと思っております。企業の体質改善、またこれに対する一般会計あるいは国庫補助なんかの法的な資金の導入がなされたということは事実でございますが、私はむしろ、その体質改善がその後におけるところの企業環境の悪化の激しさというものに追いつかないで、そこへもって……
○渡海国務大臣 地方財政計画につきましては、できるだけ早く国会に提出できますように、目下鋭意作業を進めておるところであります。ただいまのところ、十八日の閣議了解を目途に作業を進めておりますので、御了承賜わりたいと思います。
【次の発言】 老人対策問題としての御意見は十分拝聴いたしました。しかし、定年制の問題は、地方公共団体が業務の効率的な運用を推進していくということのために、活発な新陳代謝を行なわなければならないというところで、これが地方公共団体におきましては、国と違って非常に規模が小さいものでございますから、人事運営のあり方が直ちに行政効率にも響いてまいりますので、このような点を考慮し、この……
○渡海国務大臣 市街化区域のあります農地の課税の適正化の措置、これは、御承知のとおり、市街地における農地と、付近の宅地等と、固定資産税の税負担におきまして著しく不均衡がある、また、土地政策においても問題がある、このような見地から、将来市街地になることが予定されております市街化区域内の農地に対しまして、付近宅地等と税の均衡をはかるために、昨年の税制改正でとられた措置であります。しかしながら、市街化区域内にあります農地におきましても、いろいろの市街化の状況の実情がありますので、これらの実情があるために、その区分に応じまして課税をするように税法できめられております。非常に市街化のおくれております農地……
○渡海国務大臣 細谷委員御承知のとおり、国の予算がきまりましてから各省におきますところの事業の振り当てあるいは各省における施策の割り当て等、国の予算がきまりましてから後において、地方財政的に盛らるべき各省の措置が見当がつきましてから、初めて地方財政計画というものを立てておるのが現状の姿でございます。そういった姿におきまして、各省庁にも御協力を賜わりまして、本年度、当委員会で辻原委員の御要望に答えましたとおりの二月十八日の閣議了承の線に持っていかさしていただいた次第でございまして、現在の地方財政計画の立て方、それに対する事務処理ということから考えまして、その程度の日時の要することは御了承賜わりた……
○渡海国務大臣 公営交通の問題が経営的にも非常に行き詰まっていること、いま御指摘になられたとおりでございます。従来までも、これらの経営の合理化によってそういうふうなことをせずに行ないたいというので努力したのでございますが、経営の合理化だけでは物価の諸上昇、経費の増高を吸収しきれないという状態になっております現在では、むしろ利用者のサービスの低下になる、ひいてはまた企業そのものの存廃にもかかわるという状態でございますので、やむなく値上げをせなくてはいけない、こういうふうな状態で各都市において御審議を賜わっておるのが現在の状態ではないかと思っております。 私たちも、今日の状態において、原則である……
○渡海国務大臣 国鉄が所有します固定資産につきましては、固定資産税としてかからない非課税の分が国鉄本来の事業に対する固定資産になって、非課税の措置をとっております。これら固定資産税のかからない、非課税の措置となっております、すなわち国鉄本来の事業に対する固定資産、その固定資産と市町村との受益関係を考えまして、固定資産税との均衡等も考慮し、固定資産税相当額として納めていただいておるのが納付金の制度である、このように考えております。
【次の発言】 納付金の算定にあたりましては、全資産を路線延長によりまして案分して出しておるのが大部分でございます。しかし、資産の内容によりまして、所在市町村に案分する……
○渡海国務大臣 自治省といたしましては、今後の長期ビジョンといたしまして、大体四十五年に試算したのを私詳細に見せていただいておるのでございますが、四十五年から五十五年まで十一年間に大体百十兆円の公共投資、建設投資を必要とする。これは経済企画庁なりあるいは各省なりが立てておられる五カ年計画から、今後のいろいろな経済成長の仮定をおきましてのもちろん計画でございますが、大体百十兆円を見込まれるのではなかろうか、かように考えております。その中で従来までの土地に要する費用が大体二割、二〇%と見込んでよいのではないかと考え、二十二兆円は必要である、かように考えております。 いま申されました面積の分でござ……
○渡海国務大臣 さきに愛媛県において週休二日制を実施いたしておりますが、これは土曜日の勤務を午後にも及ぶというふうな、住民に積極的なサービスとあわせて、勤務時間は変わらないというふうなことがございましたので、テストケースとして差しつかえないものといたしましたが、これを一般に指導するかという点につきましては、いま労働大臣が答えられたとおりでございます。
【次の発言】 最高裁判所の裁判官の国民審査につきましては、中谷委員御承知のとおり、政府といたしましては国民審査が一度行なわれました裁判官につきまして、有効期限内に長官に任命された場合、そのことをもって再び国民審査をしなくてもよいという見解を持って……
○渡海国務大臣 いわゆる市街化農地につきましては、いま御指摘のごとく、市街化区域内にあるような土地が付近の宅地との税の非常に不均衡があるという点を是正すべき必要があるんじゃないか、また土地対策上からこれを是正すべきであるという意見によりまして、昨年度の税制改正によりましてすでに法制化されたことは御指摘のとおりでございます。この点につきましては、私たちは実施の方針をもちまして、各市町村におきましてもすでに公示の手続を行なっておるというのがもう大部分でございまして、ごく少数の市町村を除いてはすべて実施の態勢に入っておるような状態になっております。いま御指摘のごとく、農業経営者あるいは農業団体等から……
○渡海国務大臣 電気ガス税は所得に相関的な関係がありますので、担税力という意味に着目いたしましてこれを課税しておる消費税でございます。なお現在、電気ガス税は市町村民税の中で住民税並びに固定資産税に次いで重要なる財源になっておりますので、撤廃するということは非常に困難であると考えております。ただいま申されました課税の対象の面、よく検討さしていただきたいと存じます。
【次の発言】 繊維産業が地場産業として数府県に特に集中的にあるということは、いま加藤議員御指摘のとおりでございます。私たちもこのことに着目いたしまして、たとえば昨年五月行なわれました自主規制に対する織機買い上げの際も、自己負担金の二分……
○渡海国務大臣 いままでの、過去のデータは地方団体の決算等に基づいて出しましたものでございますから、それだけの値上がりは実績に応じてお答えさせていただいたと思います。しかし、需要額は、各地方団体から将来この程度要るだろうということで集めましたデータでございまして、概略の過去の実績に照らしての値上がり等はとっておりますが、これをとるためにどのくらいの値上がりがするだろうというふうな数字は、ただ取得を要する土地の面積を各自治体から集めた集計の報告でございます。ただ、財政計画が経済成長に従いまして五十五年までにこの程度伸びていくだろう、それは五十年で大体二十兆円に地方財政規模はなるであろう。それから……
○渡海国務大臣 ビニールハウスは、所得税法上、減価償却資産としてあがっております関係上、償却資産として地方税の固定資産税の課税対象になっており、決して財源不足のために特にこれを課税の対象にするという姿ではございません。御承知のとおりビニールハウスは態様がさまざまでございまして、特に大型で固定的なもの、他の償却資産との均衡上課税のやむを得ざるものを除きまして、小規模のもの、あるいは簡単なもの等につきましては、すべて課税の対象外とするように従来から行政指導をいたしておりますし、今後もこの方針でまいりたいと考えております。
【次の発言】 おそらく地方においていま御指摘のような点があるかもわかりません……
○渡海国務大臣 この種の議員立法に対しましては、政府として見解を明らかにするようになっておりますので、議員立法が採決されます前に、事情やむを得ないものと考えるという政府の見解を述べさせていただいた次第でございます。
【次の発言】 御承知のとおり この法律は昨年の税制改正で行なわれたものでございまして、各地方自治体はその法律に基づきまして、すでに条例その他を制定いたしておりますので、政府といたしましては、現行法どおり実施をいたしたい、ただ、その条例制定の間におきまして、八余りの団体におきまして、いまだ継続審議あるいは秘訣されたという姿もございました。税法というものは納税者の了解を得まして、納得の……
○渡海国務大臣 このたびの大平新内閣の発足に当たりまして、建設大臣を命ぜられました渡海元三郎でございます。よろしくお願い申し上げます。 御承知のとおり、建設行政は、住宅の建設、道路、河川、下水道、公園の整備等、いずれをとりましても国民の日常生活にきわめて密接な関係を有するものでありまして、これらに対する国民の要望にこたえ、人間中心の建設行政を進めてまいりたいと考えております。 現在わが国における最大の政治的課題は、着実に景気の回復を図りつつ経済の安定成長を達成することにありますが、国民生活の基盤を整備する公共事業の促進を通じて建設行政の果たす役割りはきわめて大きなものがあります。微力ではご……
○渡海国務大臣 建設省所管の昭和五十一年度歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、歳入につきましては、各会計別の収納済歳入額は、一般会計二百十五億五百六十二万円余、道路整備特別会計一兆三千六十二億八百五十二万円余、治水特別会計の治水勘定五千百九十六億四百九十七万円余、同特別会計の特定多目的ダム建設工事勘定七百八十一億三千五百九十七万円余、都市開発資金融通特別会計三百二十四億四千八百二十五万円余となっております。 次に、歳出につきましては、各会計別の支出済歳出額は、一般会計二兆五千百五十一億六千百七十八万円余、道路整備特別会計一兆二千九百四十三億一千五百六十二万円余、……
○渡海国務大臣 七千六百キロの法律で決められました路線、これを見直すべきであるかどうかという点は、いま局長が答えましたように、むしろ高規格のものを含めて一万キロにしろという要求もございます。結局、非常に距離の長いわが国の国土をながめまして、高速道路網を国でやるべきものはどれだけかということが一番の問題であろうと思います。七千六百キロのうち供用しておりますのが二千四百キロ、整備計画が五千キロ余り、七千六百キロができました場合、これからできていくところはいま言いました採算性に乗りにくいところであり、しかも建設費は高くつくということは事実であろうと思いますので、私は、いまの償還のあり方、建設費を全部……
○渡海国務大臣 建設行政の基本方針及び当面の諸施策につき、私の所信を申し述べたいと存じます。 昭和五十三年は、わが国経済にとって、公共事業等政府投資の大幅増加により、内需を中心とした景気の回復が進んだ年でありました。しかしながら、なお雇用情勢には依然として厳しいものがあり、また、国際収支につきましても均衡回復が国際的に強く期待されている状況にあります。 このような情勢のもとで、政府は、昭和五十四年度予算編成に当たり、適切な内需の拡大により景気の回復基調の定着を図るため、需要創出効果が大きく、かつ国民生活充実のための基盤整備に資する公共事業について、財政事情の許す範囲内において、できる限りの……
○渡海国務大臣 いま昭和四十七年、八年の大きな人命を失いました経験に基づいてこの問題が起きた。実は四十七年の千日前のビルの火事のときに私、自治大臣をやっておりました。私は当日、早速現地へ乗り込みまして、まだ遺体の収容が全部終わらぬ先にビルを見てまいりまして、消防という見地から、この問題に当たらしていただいた当事者の一人でございます。その意味におきまして、この建築基準法の改正ということに対しましても、その後も関心を持って見守らしていただいてきた者の一人でございます。当時、東京における雑居ビルの二、三を消防庁の案内を受けて責任の大臣として見て回るということまでやらしていただいた一人でございまして、……
○渡海国務大臣 いま指導要綱のことにつきましては事務当局から答えたとおりでございますが、通達を出しましてから、まだ期間もたっておりませんけれども、私は何か公的な機会に、どこで言いましたか忘れましたが、この通達を出しておるのに、それに従わぬというふうなことが明々白々な業者に対しては、指名停止等の強硬手段に訴えてもやむを得ないとまで考えておるということを、どこか公的な場で発言させていただいたのですが、強力に御趣旨のように推し進めていきたいという気持ちでおります。
【次の発言】 私、前に、この委員会でお答えしましたように、雑居ビル等に対する措置の問題等あのときは自治大臣として消防の責任者として関心を……
○渡海国務大臣 被害を受けられました住民に対しまして完全なる措置ができておるかどうか、またあの当時どのような措置をしたかということも十分聞かしていただきました。幸い、あそこから立ち退かれると言われる方も少なくて、直ちにあの土地を回復いたしまして、現状維持にして家も建てておられる。その点については建設省としても住民の方々に万全の措置をしたということも聞かされました。また今回の訴訟で控訴はいたしましたが、裁判所の示す額は仮処分という形でお支払いに支障のないように、被害者の方には全部一応の処分としてお支払いもいたしております。 私は、いま言われました井上委員のお気持ちは十分わかるのでございますが、……
○渡海国務大臣 高度経済成長の時代におきましては、三大都市圏あるいは東海道の方へ人口が爆発的に集中していったということ、これは事実でございますが、いま局長からも答えましたとおり、現在ではUターン、こう言われる傾向にありまして、だんだんと地方に帰っていく。たとえば大学を卒業した者でも、いままでと比べまして、大都市圏に残る者よりも郷里の方へ帰っていく者が多い。ただ、そのときに一番問題になりますのは、私は職業の問題であろうと思います。働きの場を地方へ与えるということもございまして、これは国全般の姿で、そういった方向に持っていきまして、限られた、いま言われた国土でございますので、限られた国土の中で均衡……
○渡海国務大臣 農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案及び特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案の御審議をお願いして以来、本委員会におかれましては熱心な御討議をいただき、ただいま議決されましたことを深く感謝申し上げます。 御審議中における委員各位の御高見につきましては、今後その趣旨を生かすよう努めてまいる所存でございます。 ここに、これらの法案の審議を終わるに際し、委員長を初め委員各位の御指導、御協力に深く感謝の意を表し、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
○渡海国務大臣 最初の点でございますが、現在、立川基地は国有財産中央審議会で公園とすべく審議をお願いしておりまして、これが認められましたなれば直ちに昭和記念公園としてやりたい。そのために本年度予算におきましても十五億円ではなかったかと思いますが予定して、進めてまいりたいと考えております。それから弾薬庫はまだ返還されておりません。しかし建設省といたしましては、これが返されたときには立川と二眼レフの形で昭和記念公園としてやりたいという方針で進んでおります。 第三点の閣議決定の件でございますが、これは寡聞ながら、私のときに閣議決定はございませんでしたので、事務当局から答弁させます。
○渡海国務大臣 七月十一日の夕刻、日本坂トンネルにおきまして起きました事故によりまして亡くなられた方に対し、この機会に御冥福をお祈りし、また負傷され、被災された方に対しまして、お見舞いを申し上げたいと思います。 いま御質問ございました日本坂トンネル事故は、追突事故及びこれに伴う火災によって、あのような大きな事故となったのでございますが、いま申されたように、このような施設をしておったなれば、ここまでならずに済んだであろうというふうに考える点も、私は当然あることだと考え、専門委員等に御研究を願っておるのでございます。しかし現在、事故の原因等につきましては警察当局及び消防当局によって調査が進められ……
○渡海国務大臣 昨年十二月に建設大臣に就任いたしました渡海でございます。よろしくお願い申し上げます。 交通安全対策に関する諸施策について御審議をお願いするに当たり、一言所信を申し述べたいと存じます。 御承知のとおり、わが国の経済、社会の発展に伴い、道路交通需要はますます増大し、多様化しており、これに対処するため、政府としては、昭和五十三年度を初年度とする第八次道路整備五カ年計画に基づき、道路事業の積極的な推進を図っているところであります。 申すまでもなく、道路交通、特に自動車交通の増加は、反面交通事故の多発をもたらしております。 しかし、近年においては、関係者の懸命の努力によって、死傷……
○渡海国務大臣 近時自動車による運行が非常に増加してまいりますので、車両も大型化されまして、特に高速道路あるいは主要国道等におきましてこれらの利用が多いのでございます。そのために生ずる事故もそれだけ増加いたしております。このためには、道路法の精神を十分利用者に徹底していただくために、車重計というのですか、重量計等も完備いたし、また警察当局とも密接に連絡しながら、道路管理の万全を期していきたい、このように考えておる次第でございます。
【次の発言】 ただいまの御質問、現下の輸送の状態をながめましたら当然の御要望であろうと思いますが、一般道路及び重要道路等の新築または改築に当たりましては、昭和三十一……
○渡海国務大臣 実は私、下り線が全部再開します前に、三十日を予定いたしておりますが現地へ参りまして、そのときに現地の消防団に対しましてお礼を申し述べに参りたい、このように考えております。たまたま機会がございまして、静岡の消防協会の会長をやっておられます松永さんにお会いいたしまして、こういうことをしたい、ついてはただ単に感謝状だけではいかぬ、何かと言うて個人的にお聞きもいたしたのでございますが、消防団というものは精神の問題である、そういった気遣いはかえって困る、一切考えていただく必要はないというふうなお話でございました。ただ、いまお話しになりました消防施設の問題につきましては、御承知のとおり、い……
○渡海国務大臣 一般道路の新築並びに改築につきまして、二十トンまたは重量トンにおきまして十四トン、これで今日まで整備を進めておることは、ただいまお述べになったとおりでございます。直ちにこれを重量をふやすことに対しましては、既存の橋梁のかけかえあるいは補強等による巨額の費用、長年月を要しますので、また舗装を早く傷めますこと、このためになお交通公害や交通事故の問題も激化させるおそれがございますので、直ちにこれを変えることはできませんが、建設省といたしましては、現在でも高速道路並びにこれに関連する重要国道については三十四トン、あるいは一般国道の場合二十七トン、それにいまのトレーラー荷重形式を入れさせ……
○渡海国務大臣 まず第一点の道路費の問題でございますが、道路は国土の均衡ある発展、豊かな地域社会の建設、流通の合理化等に寄与する基礎的な施設と考えております。その状態から申しましたなれば、整備状況はまだまだ不十分でありまして、緊急に整備すべき多くの点が残っておりますので、私は、道路整備予算決して多過ぎるものではない、こう考えております。(「官僚答弁だ」と呼ぶ者あり)いや、官僚ではございません。 しかし、正木さんのおっしゃることもごもっともでございますので、本年度予算におきましても、構成割合にいたしまして、社会資本に出る下水、公園等にはできる限りの増加をいたしまして、均衡あるようにいたしており……
○渡海国務大臣 かねがね先生からの御提案でございますので、十分検討させていただきたいと考えております。
○渡海国務大臣 現在の都市計画法並びに建築基準法には限界がある、大原委員御指摘のとおりでございます。いま御指摘になりました西ドイツの連邦建設法でございますが、地域を分けて、個人が建てる家の階層まで制限する、あるいはその家の用途まで制限するといったような厳しい規制を設けております。もちろん、わが国の状態と社会的、経済的背景が異なりますので、直ちにそれを導入することはむずかしいと存じますが、一つの御提言として、これは真剣に検討すべき問題であるとわれわれ考えております。 いま建設省におきましても、このために都市計画中央審議会におきまして、市街化区域がいかにあるべきか、真剣に御検討を賜っておりますが……
○渡海国務大臣 指導要綱につきましては、いま自治大臣から言われたとおりでございますが、建設省といたしましては、少なくとも基幹的な公共施設、それが国庫補助制度あるいは補助率の人口急増地帯に対する引き上げ、そういった問題で、できるだけ自治体に財政負担がかからないようにこれを持っていくということの努力をいたしておるところでございます。 なお、このために特に昨年度からは住宅宅地関連公共施設整備促進のための制度を新たにつくりまして三百億、補正予算で五十億出しまして、特に三大都市圏においてこれを実施いたしておりますが、本年度はこれを倍額にいたしまして強力に推し進めてまいって、このような指導要綱を少なくと……
○渡海国務大臣 大都市交通につきましては首都圏整備委員会あるいは近畿圏整備委員会等におきまして、国土庁におきまして整合性ある施設が進められるよう計画され、それに基づいて行われております。建設省といたしましては、この計画に基づきまして他の交通機関との間に道路が整合性を持って円滑な輸送ができるよう建設を図っていきたいと思っております。
なお、都市内の交通につきましては、地下鉄とバスとの乗り継ぎ、そういったところにも、駅前広場等、都市計画決定に基づきまして交通の円滑化を図っていきたい、このように考えます。
【次の発言】 審議会委員として御尽力願っております児玉委員でございますので、よく御承知のとお……
○渡海国務大臣 金融公庫による公的な貸付投資が住宅のために大きく伸びている。民間投資が計画よりも減ってきた。また、公的住宅の中で賃貸住宅というものが減って、主に賃貸住宅は公営住宅としてやっていただいておるのですが、各市町村の公営が非常に伸び悩んでおりますために、公団の方でやっております賃貸住宅を伸ばさなければいけない。しかしながら、公団の方も土地がないのと、もう一つは、公団でやりました場合、ある程度家賃単価等も公営住宅の補助政策を取り入れたものと比べまして上がるものでございますから賃貸住宅が少ないという姿で、井上委員御指摘のような姿になっておるということは、これは認めざるを得ないところでござい……
○渡海国務大臣 三全総の中におきまして私たちの治山治水、道路、下水道、公園、住宅その他一般につきましてこれを強力に推進していくということを実施いたしておりますが、その中でも、古寺委員御指摘の積雪地帯につきましては、特に日常生活、社会経済活動に最も必要な道路整備ということに重点を置きまして、除雪の問題あるいはなだれ防止の問題あるいは融雪溝、除雪機械の整備その他につきまして格段の努力をいたしてまいりたい、このように考えております。
○渡海委員 ただいま矢尾委員から、自分の体験に徴されましたお話がございました。いかなる因縁か、私、前の委員会におきましても、矢尾委員のあとに質問に立ったのでありますが、私も矢尾委員と同様に、この法案で昔の警察に返るということであっては絶対にならない。このように考えておるものでございますが、この点に関しまして二、三中野先生に主としてお聞きいたしたいと思います。 中野先生はただいま述べられました中で、警察のPRに出した小冊子を見ると、個人の犯罪については、なるほど当然であると思われるようなことがたくさん書いてあるというようにおっしゃいましたが、もとよりこれは政府の提案のいたし方についての一つの説……
○渡海小委員 私要望しておきたいのですが、ただいま世界的な風潮としても犯罪が増加しつつある。西ドイツは例外でありますが、その世界的な犯罪の風潮を、年令別あるいは犯罪別に分けて今御説明願ったのですが、そういう世界的な風潮と日本の犯罪とどう違うかということがわかりましたら資料として一つお出し願いたい。 それと同時にもう一つは、人口と、あわせて世界各国のおもな国の青少年犯罪の占める率とわが国の状態というものを、わかりましたら一つ資料としてお出し願いたい。 もう一つ要望しておきたいのは、昨日、ほかの問題のときに警察庁から出されました資料の中で、いわゆる暴力集団と申しますか、暴力団の構成人員の中で、……
○渡海小委員 今次の災害によりまして、地方が受けた負担というものは非常に大きなものがあったと思います。中央は、これが対策を建設省、農林省、文部省というふうに各省に分かれて立てておりますが、地方団体へ参りましたら、これを県なり市町村なりが一手でやっていかなければならないという状態であります。復興をなすものは国じゃなくして、その責任を持って当たっておるのは、現地の市町村長であり、県知事であろうと思います。この市町村長または県知事が責任を持ってこれを遂行しようとするなれば、それに見合うところの財政措置がなされなければならぬと思うのでございます。今回の特例法その他によりまして、地方財政に対するこれらの……
○渡海小委員長代理 午前の会議は、この程度にとどめまして午後二時より再開することにいたします。 暫時休憩いたします。 午後一時十五分休憩
○渡海小委員 自治庁当局に、簡単に二点お伺いいたします。私は、今回の災害に対しまして、建設あるいは農林当局におきましてとられました措置をながめておりますと、特例法の指定する災害の地域に対しましては、団体指定ではなくして、地域指定という方針でやられておるように承っておるのであります。そうなりますと、政府の出しておられます公共団体の起債の特例に関する法律案の第二条並びに第三条におきまして、団体を意味する文字を地域と改めることによって、これらとの関連の均衡がとれるのではないか、修正するのが至当ではないか、かように考えるのでございますが、この点に関する自治庁当局の御意見を承りたい。
○渡海委員 私は暴力排除の対策につきまして若干質疑をいたしたいと存じます。近時、暴力の激増はまことに目に余るものがあります。昭和二十三年に比べまして昭和三十四年度は、粗暴犯において実に三倍になっております。本年度の警備関係暴力事件の発生件数を見ましても、八月までですでに昨年の五百七十五件に対しまして七百六十六件に及んでおるのでございます。もちろん今回の山口少年のテロ事件とこの一般単純な暴力事件を同一視するものではございませんが、かかる暴力のびまんがまたこのような不祥事件の温床となったということは、見のがすことができぬと思うのでございます。私は今こそあらゆる努力を傾けて暴力一掃に当たらなければな……
○渡海政府委員 積雪地帯に対する除雪作業等におきまして、公共団体が普通使うと思われます経費等につきましては、一般交付税の算定基準は、積雪加算の形におきまして、財政需要の形で措置して参っております。しかし、本年のごとく異常大雪の場合、特別にこれらの経費のかさまる点につきましては、特別交付税におきまして財政需要等も勘案の上、支障なきように処置いたす考えであります。
【次の発言】 お答え申し上げます。
地方団体の財政の需要を満たすために、財政需要額と基準財政収入額とを勘案いたしまして、その不足額を一般の交付税として配付いたしておることは、御承知の通りでございます。その配付基準の財政需要額の算定の中……
○渡海政府委員 地方財政計画に盛りました義務教育関係の費用は、算出の基礎といたしましては、小学校五十六名、中学校五十四名となっておりまして、教員の増加の数は大体九千三百名、この計算によって出しておったと思います。ただし国の出しました補助額の倍額、半額国庫負担でございますから、それが例年財政計画に載っておるのでございますが、本俸の見方につきましては、従来二年前の決算によったために、非常に実給与と違っておった。あるいは昇給率の見方が違っておったために、実際と違って精算が絶えず行なわれておったというような実情でございましたが、本年度はそういうようなことがないように、本俸の決定にあたりましては、昨年三……
○渡海委員長代理 宇野宗佑君。
○渡海委員 関連して。一言だけちょっとお聞きしたいのですが、右側通行が施行されましてから、だいぶ間が立っているのですが、私ども左側通になれておるものですから、いまだに元通りの左側通行が日本人に適しておるのではないかという議論が、たびたびなされるのですが、今までの慣習というものを知らない子供を扱われる杉村さんなんか、右側通行を徹底させましたら、新しい白紙の純真な子供には右側通行でもけっこう合うのだというふうにお感じですか、どうですか。右側通行ということに限って一つ御感想を聞きたいと思います。
○渡海委員長代理 これより地方行政委員会、文教委員会連合審査会を開会いたします。
委員長所用のため、地方行政委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。
地方公務員共済組合法案及び地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法案の両案を一括議題とし、審査を進めます。
【次の発言】 これより質疑を行ないます。通告がありますのでこれを許します。山中吾郎君。
【次の発言】 谷口君。
【次の発言】 安宅君。
○渡海政府委員 昭和三十八年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算案の概要について、御説明申し上げます。 厚生行政につきましては、日ごろ各位の御協力をいただき、逐年予算の増額を見、厚生行政の進展がはかられつつありますことはまことに喜ばしいことでありまして、この際あらためて厚く御礼を申し上げたいと存じます。 さて昭和三十八年度厚生省所管一般会計予算における総額は三千三百十三億八百九十六万七千円でありまして、これを第一次補正後の昭和三十七年度予算二千七百四十一億五千九百五十七万四千円に比較いたしますと五百七十一億四千九百三十九万三千円の増加と相なり、前年度予算に対し二〇・八%の増加率を示しており……
○渡海小委員 皆さん御苦労さんでございました。私は簡単に熊谷町長さんに二、三点についてお尋ねいたしたいと思います。町長さんには日ごろ町政のために御尽力賜わりまして、まことにありがとうございます。
最初に、おたくの町の人口の概数と予算の総額、それから交付税額がどのぐらいになっておりますか、一応お聞きしたいと思います。
【次の発言】 非常に教育に力を入れられて、幼稚園、保育所等に一人一万円程度、町の持ち出しをしておられると聞いておりますが、幼稚園数と保育所数ですね、どの程度持っておられますか。
【次の発言】 そこの保育所並びに幼稚園の父兄の月の持ち出し分ですね、大体どのくらいになっておりますか。
○渡海委員長 これより文教委員会体育振興に関する特別委員会連合審査会を開会いたします。
先例により、案件を所管する委員会の委員長である私が委員長の職務を行ないます。
オリンピック記念青少年総合センター法案を議題といたします。
【次の発言】 質疑の通告がありますのでこれを許します。長谷川正三君。
【次の発言】 ただいま参考人として、佐藤オリンピック東京大会組織委員会事務次長の御出席をいただきました。なお、佐藤次長は時間の関係で十一時三十分本委員会退席のやむなきに至っておりますので、御了承の上特に同君に質問を御集中を賜わりたいと思います。御了承を願います。長谷川君。
○渡海小委員長 これより地方行政委員会固定資産税等に関する小委員会を開会いたします。
固定資産税等に関する件について調査を進めます。
これより懇談に入りたいと思います。
【次の発言】 これにて懇談会を終わります。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時六分散会
○渡海小委員長代理 これより地方行政委員会風俗営業等に関する調査小委員会を開会いたします。
小委員長所用のため、暫時私が小委員長の職務を行ないます。
風俗営業等に関する件について調査を進めます。
トルコぶろ営業の規制について、社会党の御意見もありますので、この際、その趣旨について御説明を願いたいと存じます。秋山徳雄君。
【次の発言】 ただいまのことにつきまして何か御意見ございませんか。
【次の発言】 厚生省柳瀬環境衛生課長。
【次の発言】 建設省三宅建築指導課長。
【次の発言】 以上で、趣旨の説明並びに当局の所見を終わりました。
通例の例にならいまして、これより懇談に入りたい、かように……
○渡海分科員 本日、はからずも、いま問題になっております固定資産税の問題で、与党の立場から奥野議員より、また野党の立場から安井議員より、それぞれうんちくを傾けられ、傾聴に値する議論が戦わされました。私は、これを聞いておりまして、いよいよこの内容は重大である、したがって慎重審議すべきものである、そのためには一日も早く本来の委員会において政府の提案を待って審議せなければならない問題であるという感を深くいたしたのであります。ところが、残念ながら目下この問題は提案の前にとまっておるというのが実情であります。三年間に法律の期限がなっておるのを、その期限内になすこの変更は非常に重大なる問題であります。重大……
○渡海小委員長 地方行政委員会固定資産税等に関する小委員会を開会いたします。
固定資産税等に関する件について調査を進めます。
この際、税制調査会、固定資産税関係資料が提出されておりますが、固定資産税関係資料について概略説明を求めます。松島税務局長。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を終わります。
本日はこれにて散会いたします。
午前十一時二十七分散会
○渡海小委員長 これより地方行政委員会固定資産税等に関する小委員会を開会いたします。
固定資産税等に関する件について調査を進めます。
これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を終わります。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時一分散会
○渡海小委員 的はずれかもわかりませんけれども、関連して、その点でお聞きしたいのですが、現在個人賞業をやっておる者の家族労務者は、税法上専従者控除というのが二十四万円ですか、されておる。そうすると、負傷して休んだためにどれだけ被害をこうむったかとか、あるいは死んだ場合の何年間に対する補償というときの基礎が、税務署へ納めておるところの納税証明書によって、給与とか何とかがきまる。普通のサラリーマンでしたら、それだけの給与ですからはっきりしますけれども、家族従業者というものは税法上専従者控除というものによってやられておる。しかし実際上はそれよりもっと価値があるんだが、専従者控除の金額が少ないために、……
○渡海小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、昭和四十二年度国立国会図書館予算要求の件について審査をお願いいたしたいと存じます。
まず、河野図書館長から説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの図書館長の説明に対し、何か御質疑はありませんか。
【次の発言】 ほかにございませんか。
【次の発言】 私が答えるのはおかしいですが、今度の予算折衝にあたりましても、できるだけ御趣旨のような点を勘案いたしまして聞いたのですが、そのときには、むしろ図書の整理ということだけでも非常な専門知識が要る。そのために特別の人をお願いしなければいけないというふうな立場から非常勤の職員というも……
○渡海小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
国立国会図書館職員に賄雑費支給の件についてでありますが、河野図書館長から説明を求めます。河野国立国会図書館長。
【次の発言】 ただいまの図書館長の説明に対し、何か御質疑はございませんか。
【次の発言】 ほかにございませんか。
【次の発言】 それでは、本年も議院運営委員会の承認を得て賄雑費を支給いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、本日の議院運営委員会において、以上の審議の経過並びに結果を私から報告いたしますので御了承願います。
本日は、これにて……
○渡海小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、昭和四十三年度国立国会図書館予算要求の重点並びに第二期工事の概要と業務の一部休止について御協議を願うことといたしております。
これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を終わります。
それでは、本日は、この程度にとどめることといたします。
本日は、これにて散会いたします。
午前十一時三十五分散会
○渡海小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、昭和四十三年度国立国会図書館予定経費要求の件について審査をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの図書館長の説明に対し何か御質疑ございませんでしょうか。
【次の発言】 別に本日はないのです。
【次の発言】 なお、決定に対しましては、小委員会といたしましても重大な関心を持っておりますので、またあらためまして御報告をし御審議を賜わりたい、このように考えております。
【次の発言】 ほかにございませんでしょうか――それでは、昭和四十三年度国立国会図書館予定経費要求につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営……
○渡海国務大臣 来年度の問題は、経済情勢の見通しあるいは補助率、負担金、たとえば十分の十の補助を相当多く沖繩・北方対策庁のほうで要求していただいておりますが、それらが十分の十そのまま通りますと、財政規模からはずれるわけでございますから、それによって、見通しはまだ確たるものではございませんが、私たちは、地方の類似県を上回る七、八百億を県において予定いたしております。また、市町村におきまして五百億程度のものと考えております。
【次の発言】 財政規模の条件につきまして、いまの補助率の問題を言いましたから、そういうふうにお聞き取りになったと思いますが、補助金行政でなくして、高率補助を用いなければならな……
○渡海国務大臣 いま問題になっております地方負担の件につきましては、各省が要求しておられます事業の積み重ねによりまして、沖繩県が県として持たなければならない分の地方負担を、六百三十億の特例交付金と百五十七億の起債で十分まかなえるものとして要求しておるわけでございます。しかしながら、それらの量は、いずれ予算折衝におきまして、事業量その他によって変動することもあり得るのじゃなかろうかと考えております。
○渡海国務大臣 私のほうは、この法案につきまして、もっぱら自治省関係を担当させていただいて、先買い権その他土地制度の問題につきましては建設省のほうで担当していただきました関係で、私も、根本構想の詳しいことは具体的には精査しておりません。しかしながら、根本構想なるものの概要は私も承知しております。こういうふうな方向の何らかの立法措置をせなければならないと考え、今回の法案におきましても、そのような形で、一歩前進というもので取り上げて法案にしたものでございます。しかし、私は、根本構想の概要を承知いたしましたときに、立法その他の技術的な問題から、現在の私有地の制限という問題に、法律的にたいへんむずかし……
○渡海国務大臣 かねがね御審議賜わっております公営交通事業の問題につきまして、小委員会を設けて御検討賜わることにしていただきまして、まことにありがとうございます。 実は、委員会等でも申し述べましたとおり、この問題につきましては、四十八年度を目途にぜひとも抜本策を立てたいということで、大蔵、運輸各大臣にも協力方をお願いし、御了承を得ておるような状態でありますが、何ぶんにも問題は複雑多岐でございますし、先般の四十一年に行ないました再建計画等の経過をながめまして、あの再建計画そのものは、私、決してむだではなかったと思うのでございますが、結局は、単に財政的面のみでは解決できないというふうな問題も含ん……
○渡海国務大臣 公共事業の伸び率でございますが、国全体の伸び率から比べたら北海道開発庁の伸びが少ないことは、いま御指摘になったとおりでございます。しかし、今回の公共事業というものが、主として住宅をはじめといたしますところの生活関連施設に重点を置かれて、国全体の伸びも、そういった部面に多額の伸びを示したことによって二四%という数字が出ておるような姿でございます。北海道の公共事業を見てまいりました場合におきましては、これらの生活関連事業の需要が内地のそれと必ずしも一致していないという姿もございましてそのようになりましたのですが、私たちは常に、北海道はまだまだ公共事業を伸ばさなければならない地区でご……
○渡海国務大臣 昭和四十七年度の自治省関係歳入歳出予算につきまして、概要を御説明申し上げます。 第一に、一般会計予算でありますが、歳入は、三千六百万円、歳出は、二兆三千九百四十八億三千二百万円を計上しております。 歳出予算額は、前年度の予算額二兆二百十一億六千百万円と比較し、三千七百三十六億七千百万円の増額となっております。 また、この歳出予算額の組織別の額を申し上げますと、自治本省、二兆三千九百十一億円、消防庁、三十七億三千二百万円となっております。 以下、主要な事項について、委員各位のお許しを得まして説明を省略させていただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。
○渡海国務大臣 国立大学の授業料については、いま山口委員御指摘のとおり、当初は引き上げを予定しておったのでありますが、暫定予算の編成等とも関連しまして、前期分は見合わせるというような方針になったと私も聞いております。しかし、高等学校の授業料については、暫定予算と直接な関係がないものでございますから、そういった事情で初めの計画どおり実施の状態にあるというのが実情でございます。 本来、高等学校の授業料と国立大学の授業料とは直接には関係ないものでございますけれども、率直に申しまして、いま山口委員御指摘のように、ことしは大学の授業料も上げられるといった中におきまして、高等学校は大学並みの倍率で上げる……
○渡海国務大臣 建設省関係の昭和五十四年度予算について、その概要を御説明いたします。 建設省所管の一般会計予算は、歳入百五十五億一千五百余万円、歳出三兆九千九百三十一億一千三百余万円、国庫債務負担行為四千八百十六億五千二百余万円でありますが、建設省に移しかえを予定されている総理府所管予算を合わせた建設省関係の一般会計予算では、歳出四兆五千四百八十九億七千六百余万円、国庫債務負担行為五千五十四億二千八百余万円を予定いたしております。 次に、建設省所管の特別会計について、まず、道路整備特別会計では、歳入歳出とも二兆二千六十四億四千九百余万円、国庫債務負担行為一千四百五十一億一千三百万円、治水特……
○渡海国務大臣 よく検討さしていただきたいと存じます。
【次の発言】 いまの産業構造の形から神戸市あるいは兵庫県に非常に不況産業が多いものでございますから、たとえば有効求人指数ですかが、全国平均で〇・六になっておるが、神戸の場合は
〇・二七、こういうふうな数字であるということは私も知っております。
そこで、そのための一つの事業としてやはり――ただ、いま言われました構想が、駅前広場を中心として交通網をということでございますので、浦井さんせっかくの御提案でありますけれども、これとなじみ得るかどうか、この点は検討させていただきたい。こう思いますのは、現在モデル地区として、いま出ました三つの地区、こ……
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