このページでは斎藤邦吉衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。斎藤邦吉衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○齋藤委員 私は王子製紙の争議について数点御質問申し上げたいと思うわけでございます。王子製紙工業は、私が申し上げるまでもなく、公益事業でもなければ、国民経済上重大な影響のある会社の争議でもないわけでありまして、国会においてこうした個別的な事案について御質問するのは、さしひかえるのが普通であるのでありますけれども、この王子製紙の争議につきましては実に幾多の許しがたい異例なる事例が見受けられまする関係上、二、三の点について御質問いたしたいと思うわけでございます。 そこで数点について御質問申し上げるわけでありますが、御質問を申し上げまする前に、まず最初に労政当局から、王子製紙の争議が始まりまして今……
○齋藤委員 私は政府提案の最低賃金法案について二、三の質疑を申し上げたいと存ずるものでございます。最低賃金法の問題につきましては、法制的に見ましても、日本の経済の発展の上から見ましても、きわめて重要な法案でありまして、労働法制上から申しますれば、実に画期的な法律であると考えるものでございます。特に最低賃金法につきましては、すでに現在の労働基準法に一部その規定が存しているのでありますけれども、先ほどの大臣の提案理由の説明にもありましたように、法律制度はありましても、今日までそれが発育していく土壌が生育しなかった。そういうふうなことで、法律はありましても最低賃金制度は実際行われていない。そうした中……
○齋藤委員 私は自由民主党を代表いたしまして、内閣提出最低賃金法案に賛成し、勝間田清一君外十六名提出最低賃金法案及び家内労働法案に反対の討論をいたさんとするものであります。 そもそも最低賃金制は、最低賃金労働者の労働条件を改善し、企業の公正競争をも促進するものでありますが、特にわが国におきましては、これにより中小企業の経営基盤の合理化、近代化にも資し、また輸出産業における対外信用の維持、向上も期待されるのでありまして、いまや最低賃金制が国民経済の健全なる発展の上に有する意義につきましては、何人も疑わないところでございます。わが国経済の構成はきわめて複雑でありまして、高度に近代化された大企業と……
○齋藤委員 私はただいま多賀谷さんが発言されましたことにつきまして二、三のお尋ねをいたしてみたいと思う次第でございます。 最低賃金法案の審議の際に、社会党側におきましては全国一律八千円という最低賃金法案を提出をしておられたのでありますが、先般これを撤回いたしまして修正の動議を出されるということを承わったのであります。しこうしてまた先般の最低賃金法案の採決の際には正々堂々修正の動議の御説明があるものと期待をいたしておったのであります。自民党といたしましては、社会党が修正の動議を出される以上は、正々堂々その趣旨を承わりまして、これに対して御質問を申し上げようと、私は実は、小林委員じゃありませんが……
○齋藤委員 私は一、二の点につきましてお尋ねをいたしたいと思うのでございますが、その前に一言私、釈明をさしていただきたいと思うことがあるのでございます。先般の本会議でも社会党の方の御発言がありまして、ILOに再加入になりました当時の日本政府の代表は、加入後はILO条約の八十七号を批准するかのごとき約束をしたかのごとき御発言がありました。さらにまた、ただいまは原口参考人からILOは理事会の方々がILO再加入の際に、この八十七号を批准するかのごとき話をされたような趣旨の御発言があったわけでございますが、私は実は当時政府代表として、ILO再加入に使いいたしました関係上、その点をまず明確にさしていただ……
○齋藤委員 私は内閣提出の中小企業退職金共済法案につきまして、若干の御質問を申し上げたいと思う次第でございます。 私が申し上げるまでもなく、中小企業の従業員は大企業に比べまして、ほんとうに労働条件が恵まれてない、そういう状況に置かれておるわけでございます。大企業の労働者の諸君は、春ともなりますと春季闘争ということでいろいろな闘争を組んで、それによって労働条件の改善をはかっておる、こういう実情でございます。もとより法律によって許されておる行為でありますから、私はあえて悪いと申し上げるわけではありませんけれども、たとえば私鉄争議のごときになりますと、試験時期に当りまして、子を持つ親の心を痛めしめ……
○齋藤委員 ただいま議題となっております中小企業退職金共済法案につきましては、質疑を終局せられんことを望みます。
○齋藤委員 ただいま議題となっております炭鉱離職者臨時措置法案につきまして、若干の御質問を申し上げたいと思う次第でございます。 現在の石炭鉱業の不況は、私が申し上げるまでもなく、景気変動の姿において現われておるのではなくして、いわゆる燃料革命と申しますか、固体燃料から液体燃料へエネルギーの比重が非常に移ってきたということから発生した事柄でございまして、これは日本ばかりじゃなく、イギリス、西ドイツ、諸外国全般の共通的な傾向だ、かように考えるわけでございます。そこで、こういうふうな燃料革命に伴いまして、石炭鉱業が深刻な不況に見舞われ、相当の離職者と申しますか失業者が現実に現われてきておる。特に北……
○齋藤議員 ただいま議題となりました失業保険法及び職業安定法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。 失業保険法は、昭和二十二年第一回国会において成立し、以来今日に至るまでの間において、そのときどきの雇用失業情勢に即応して数次にわたり改善が加えられたものでありまして、その適用範囲は、ほとんどすべての産業に及び、給付内容についてもすでに充実したものということができます。しかして、今日までの変動する経済情勢下において、失業対策の柱として失業労働者の生活の安定に寄与してきたその役割は高く評価すべきであります。 自由民主党といたしましては、最近の失業情勢に対処し、失業……
○齋藤委員 ただいま議題となっております政府提案の船員保険法等の一部を改正する法律案、そのほか田中正巳君外二十三名提出のそれぞれの法案につきまして、厚生省の局長に一つお尋ねをいたしたいと思いますが、まず最初に厚生省の官房長に一つお尋ねをいたしたいと思います。 この政府提案の船員保険法等の一部を改正する法律案の内容を見ますと、船員保険法、失業保険法、日雇労働者健康保険法、厚生年金法、さまざまな法律につきまして、それぞれの料率あるいは国庫負担というふうなものの改正を一本の形式で法律として政府はお出しになられておるようなわけでございますが、こういうふうな内容を持った法律を一本の形式でお出しになりま……
○齋藤議員 大原委員のお尋ねにお答え申し上げますが、私どもが議員提案をいたしましたのは、諸般の情勢を勘案いたしまして給付の内容を改善しよう、こういう考え方で出したわけでございますが、その際に日雇い失業保険の問題をどうしようかということは議論に上ったのでございますが、この点につきましては、午前の会議で労働大臣が答弁されましたように、この問題だけを切り離して考えるということはどういうものであろうか。やはりもっと広範囲に改革を要する時期がくればそのときに考えることにして、今回は改正をしないことにしよう、こういうことで、日雇い問題については議員提案の法案の中には入れてなかったわけでございます。しかしな……
○齋藤委員 本修正案の趣旨を御説明申し上げます。修正案の第一は、第二種傷病給付金を政府原案の一年につき平均賃金の百八十八日分から二百日分に改めることといたしたものであります。これは労災保険による入院療養は完全看護でありますが、入院療養に伴う諸雑費の必要であることを考慮いたしまして、平均賃金の二百日分に増額したのであります。修正点の第二は、遺族給付及び葬祭給付を長期傷病者補償開始後六年以後に死亡した場合にも行なうことと改め、給付額の端数を切り上げたものであります。遺族給付及び葬祭給付の支給を長期傷病補償の開始後六年以内とする政府原案は、打ち切り補償の意味合いからこのように限定したものであると認め……
○齋藤委員 私は身体障害者雇用促進法案に陶しまして若干御質問を申し上げたいと思います。 私が申し上げるまでもなく、身体障害者の生活、職業を含めての生活問題は非常に重要な問題でありまして、今日まで政府は身体障害者福祉法を制定し、その生活の安定に非常な努力をなさってきておったわけであります。それと同時に、身体障害者の雇用問題、これは何と申しましても身体障害者の援護の中心だと私思うのでございます。すなわち、身体障害者はとかくそれぞれの労働能力が落ちて参っておりますために、ひがんだ感じを持ちたがるものでございます。そこで身体障害者の雇用問題の根本は、身体障害者その人自身がひがむことなく、また一般の人……
○齋藤邦吉君 身体障害雇用促進法案に対する対する修正案を朗読いたします。 身体障害者促進法案に対する修正案 身体障害者雇用促進法案の一部を次のように修正する。 附則第一項中「昭和三十五年四月一日」を「公布の日」に改める。すなわち、施行日を修正しようというのでございます。
○齋藤委員 厚生行政に関しまして、厚生大臣に三点ほど非常に簡単にお尋ねを申し上げたいと思うのでございます。 まず第一点の問題から質問をいたしたいと思うのでございますが、厚生大臣並びに厚生省の非常な御努力によりまして、国民皆保険が着々完成の域に達しておりますことはまことに慶賀にたえない次第でございます。ところで、私ども考えますると、国民皆保険の体制を確立する上において一番大事なことは、国民医療に対する責任体制を確立するということだと思うのでございます。ところが、いろいろ最近のような日本の国民医療に関する責任体制の姿を考えてみますると、御承知のように、国家公務員については、国が雇い主であるという……
○齋藤(邦)委員長代理 五島委員。
○齋藤(邦)委員 私は自由民主党、日本社会党、民主社会党を代表いたしまして、決議案の提出につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読いたします。 炭鉱離職者緊急就労対策事業就労者に対する年末特別措置に関する件 石炭鉱業合理化にともなって発生する炭鉱離職者の対策として昭和三十四年十二月炭鉱離職者臨時措置法が制定され、以来炭鉱離職者緊急就労対策事業が実施され、現在約七千五百名が就労しているが、当該事業就労者には年末特別措置が講ぜられていない。 政府は、本事業が炭鉱離職者の就職までの間の生活安定をはかることを本旨とするものであることにかんがみ明年度においては、年末特別措置……
○齋藤(邦)委員長代理 次に、先ほどの厚生大臣の説明に関連し、昭和三十六年度厚生省予算措置の概要につきまして、厚生省会計課長より説明を聴取することにいたします。
○齋藤(邦)委員長代理 大原君、労働大臣は十一時半ごろまでですからその点お含み願って御質問願います。
○齋藤(邦)委員長代理 五島虎雄君。
○齋藤(邦)委員長代理 滝井義高君。
【次の発言】 午後二昨まで休憩いたします。
午後一時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩前の質疑を続けます。大原亨君。
【次の発言】 小林進君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後四時二十八分散会
○齋藤委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、委員派遣の件についてお諮りいたします。
本日筑豊地区大辻炭礦において坑内火災事故が発生し、二十六名の死者が出た模様であります。現地に委員を派遣する必要があると認めた場合は、適宜委員長において議長に委員派遣の承認を求めることにいたしたいと存じますので、その際の手続は委員長に御一任願いたいと序じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
【次の発言】 休憩前の質疑を続けます。滝井義高君。
○齋藤(邦)委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました失業保険法の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。 今次国会には、政府から失業保険法の一部を改正する法律案が提出をされておるわけでありますが、最近における労働者の賃金の実情を見ますと、日雇い労働者の賃金のみならず、一般労働者の賃金も向上いたしておりますので、この際、一般失業保険についても改正を加え、最高給付額の引き上げを行なうこととするとともに、政府提出法案において三段階制とされておりまする日雇い失業保険金日額について、第三級の等級を廃止し、二段階制とし、その給付額の……
○齋藤(邦)委員長代理 午後一時三十分まで休憩いたします。 午後零時三十一分休憩
○齋藤(邦)委員長代理 滝井義高君。
○齋藤(邦)委員長代理 次に青森県、岩手県における火災による被災者の救助に関する問題について、山本猛夫君より発言を求められておりますので、これを許します。山本猛夫君。
【次の発言】 次に厚生関係及び労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑を許します。島本虎三君。
○齋藤(邦)委員 ただいま審議中の五つの法律案につきましては、直ちに質疑を打ち切られんことを望みます。
○齋藤(邦)委員長代理 井堀繁男君。
○齋藤(邦)委員長代理 小林進君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 本会議散会まで休憩いたします。
午後一時十五分休憩
○齋藤(邦)委員長代理 滝井義高君。
○齋藤(邦)委員 政務次官に港湾労働の問題について少しお尋ねをしたいと思います。 今回、社会党の五島虎雄君その他の方々が提出者になりまして、港湾労働者の雇用安定に関する法律案を出されたわけでございますが、この案の内容を見ますと、どうも私どもまだ納得のいかない不完全な点も多々ある法律のような感じはいたしますけれども、こういうふうに研究されたということにつきましては、私は社会党の皆様方に敬意は表しておきたいと思います。 ところで、港湾労働がこういうふうに非常に大きく出て参ったということは、非常にこれは意義のある事柄でありまして、わが党におきましても、従来から海湾労働の特殊性からいたしまして、何……
○齋藤(邦)委員長代理 これより会議を開きます。
厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がございますので、これを許します。滝井義高君。
【次の発言】 河野正君。簡単に願います。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後零時二分散会
○齋藤(邦)委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票を用いず、委員長に倉石忠雄君を推薦いたしたいと思います。
○齋藤(邦)委員長代理 これより会議を開きます。
内閣提出の麻薬取締法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。八木一男君。
【次の発言】 政務次官は出張中、法務大臣は都合というわけですから、どうか刑事局長のほうで御質問を続けられんことを望みます。
【次の発言】 努力はいたしますが、刑事局長もおられますから、御質問を継続せられんことを望みます。
【次の発言】 努力いたします。
○齋藤(邦)委員長代理 これより会議を開きます。
内閣提出の麻薬取締法等の一部を改正する法律案を議題とし、審議を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。本島百合子君。
【次の発言】 島本虎三君
○齋藤(邦)政府委員 だんだんの御質問拝聴いたしてまいったわけでございますが、前回以前の御質問の内容は承知いたしておりませんので、ただいまお尋ねの点につきまして私からお答え申し上げたいと思いますが、国家公務員の共済組合は、先ほど来給与課長からお答え申し上げましたように、組合員の福利厚生をはかる面があるということは私ども十分承知しております。その面に関する限りはやはり組合員の諸君に喜んでいただけるような組合になっていただくことが必要であるということは、私が申し上げる必要もないことでありますので、したがって、共済組合の審議会等につきましては、組合員の代表の方々が入って運営に参画をしていただく、こう……
○齋藤(邦)政府委員 永山委員の非常に御熱心な御意見承りまして、感銘いたしました。恩給受給者の中に非常に苦しい生活をしいられておる方々が多くおられることも、十分承知いたしておるわけでございますが、財政当局といたしましては、先ほど総務長官からお話しのありましたように、内閣の公務員年金制度連絡協議会というものも設けられており、恩給局にことしから審議室というものも設けられて、恩給のあり方、そういう問題についても慎重に御検討いただくことに相なっておるわけでございますので、そうした審議会において公正妥当な結論を一日も早くお出しいただくように期待をいたしておるような次第でございます。
○齋藤委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次会は来たる五月七日、金曜日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。 午後七時十一分散会
○齋藤委員長代理 滝井義高君。
○齋藤委員長代理 それでは本会終了まで休憩いたします。 午後三時二十一分休憩
○齋藤委員長代理 午後一時三十分まで休憩いたします。 午後零時九分休憩
○齋藤委員長代理 滝井さん、どうしますか。
【次の発言】 それではどうぞ。
○齋藤委員長代理 これより会議を開きます。
厚生関係及び労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、厚生大臣より発言の申し出があります。これを許します。厚生大臣。
【次の発言】 次に、労働大臣より発言の申し出があります。これを許します。労働大臣。
【次の発言】 次に、先ほどの厚生大臣の発言に関連し、昭和四十一年度予算の概要について、厚生省会計課長から説明を聴取することにいたします。厚生省戸澤会計課長。
【次の発言】 次に、先ほどの労働大臣の発言に関連し、昭和四十一年度労働省予算の概要について、労働省会計課長から説明を聴取することにいたします。労働省上原会計課長。
○齋藤委員長代理 次会は来たる二十九日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。 午後一時三十六分散会
○齋藤委員長代理 これより会議を開きます。
内閣提出労働組合法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。河野正君。
【次の発言】 河野正委員に申し上げますが、法の解釈でございますから、村上労働基準局長の答弁を求めます。
【次の発言】 関連質問を許します。淡谷悠藏君。
【次の発言】 本会議散会まで休憩いたします。
午後零時五十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。
質疑を続けます。滝井義高君。
【次の発言】 他に質疑はありませんか。なければ、これにて労働組合法の一部を改正する法律案に対する質疑は終局いたしました。……
○齋藤委員長代理 谷口善太郎君。
○齋藤委員長代理 これより会議を開きます。
内閣提出の国民年金法の一部を改正する法律案、児童扶養手当法の一部を改正する法律案及び重度精神薄弱児扶養手当法の一部を改正する法律案の各案を議題として、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。伊藤よし子君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午前十一時四十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続けます。伊藤よし子君。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
委員各位の御推挙によりまして、本委員会の委員長の職をお受けすることに相なりました。まことに光栄に存ずる次第であります。本委員会の重大なる使命にかんがみまして、微力ではございますが、誠心誠意をもってその職責を全ういたす所存であります。何とぞ委員各位の格段の御協力と御支援を切にお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの丹羽久章君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。
委……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島上善五郎君。
【次の発言】 関連発言の申し出がありますので、この際、これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 関連発言の申し出がありますので、この際これを許します。加藤清二君。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 伏木和雄君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時十分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
去る三日、本委員会に付託になりました、内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず、趣旨の説明を聴取いたします。野田自治大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。阿部昭吾君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十一時一分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。阿部昭吾君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 伏木和雄君。
【次の発言】 堀昌雄君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。 これにて散会いたします。 午後一時二十四分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず、趣旨の説明を聴取いたします。野田自治大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島上善五郎君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 伏木和雄君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時四十二分休憩
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 他になければ、これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、理事各位の協議に基づき、委員長の手元で起草いたしました本案に対する修正案を提出し、その趣旨について御説明を申し上げます。
修正案は、すでにお手元に配付いたさせてあります。
【次の発言】 第一は、供託金に関する事項であります。
政府案によりますと、衆議院議員、参議院地方選出議員及び都道府県知事の選挙につきましては五十万円、参議……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についておはかりいたします。
公職選挙法改正に関する件について、閉会中もなお審査を行なうため、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、閉会中の委員派遣に関しおはかりいたします。
ただいまの閉会中審査申し出案件が付託になり、その審査のため現地調査の必要が生じました際には、議長に対し委員派遣承認申請をいたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、派遣委……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。島上善五郎君。
【次の発言】 よろしゅうございますか。
【次の発言】 山下榮二君。
【次の発言】 見えておりません。
【次の発言】 伏木和雄君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午前十一時五十二分散会
○齋藤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、重ねて私が委員長の重責をになうことになりました。
委員会の運営にあたりましては、委員各位の御協力をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの久野忠治君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
それでは、委員長は、
奥野 誠亮君 鍛冶 良作君
四宮 久吉君 渡海元三郎君
福田 一君 阿部 昭吾君
島……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
私は、このたび、皆さまの御推挙により、当大蔵委員会の委員長に就任いたしました。つきましては、はなはだふなれではございますが、委員各位の御協力によりましてその責務を全うしてまいりたいと念願いたしております。何とぞ各位の御鞭撻を心からお願い申し上げます。
簡単でありますが、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 この際、おはかりいたします。
理事上村千一郎君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
ただいま……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
国の会計、税制、関税、金融、証券取引及び外国為替に関する件について調査を進めます。
なお、本日の議事に関し、参考人として日本銀行総裁佐々木直君の出席を求めております。
この際、水田大蔵大臣から、最近の国際金融情勢等について発言を求められておりますので、これを許します。水田大蔵大臣。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、順次これを許します。藤井勝志君。
【次の発言】 堀昌雄君。
【次の発言】 関連質問として平林剛君。
【次の発言】 二見伸明君。
【次の発言】 河村勝君。
【次の発言】 小林政子君。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。 金融に関する件について調査を進めます。 本日は、まず国際通貨問題について参考人の出席を求め、その意見を聴取することといたしております。 本日、御出席いただきます参考人は、日本開発銀行設備投資研究所長下村治君、日本経済新聞東京本社経済部長鶴田卓彦君及び日本商工会議所会頭永野重雄君の各位であります。 なお、永野参考人は正午に出席いたしますので、御了承願っておきます。 参考人各位には御多用のところ御出席いただき、まことにありがとうございます。国際通貨問題について、それぞれの立場から忌憚のない御意見をお述べいただきますようお願い申し上げます。 なお、……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。 国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。 一、国の会計に関する事項 二、税制に関する事項 三、関税に関する事項 四、金融に関する事項 五、証券取引に関する事項 六、外国為替に関する事項 七、国有財産に関する事項 八、専売事業に関する事項 九、印刷事業に関する事項 一〇、造幣事業に関する事項 の各事項につきまして、今会期中、国政に関する調査を行なうため、議長に対し国政調査承認要求を行なうこととし、その手続につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。 都合により、直ちに休憩いたします。 午前十時十八分休憩
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
国の会計、税制、金融、外国為替に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。丹羽久章君。
【次の発言】 もう時間が切れましたので……。
【次の発言】 時間は切れました。
佐藤観樹君。
【次の発言】 広瀬秀吉君。
【次の発言】 松尾正吉君。
【次の発言】 竹本孫一君。
【次の発言】 伊藤卯四郎君。
【次の発言】 小林政子君。
【次の発言】 丹羽久章君。
【次の発言】 次回は、明二十九日金曜日、正午理事会、午後零時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後九時四十四分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案、所得税法の一部を改正する法律案及び農業共済再保険特別会計における農作物共済に係る再保険金の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金等に関する法律案の各案を議題といたします。
【次の発言】 これより各案について、政府より提案理由の説明を求めます。田中大蔵政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 租税特別措置法の一部を改正する法律案、所得税法の一部を改正する法律案の両案について質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。堀昌雄君。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案、所得税法の一部を改正する法律案の両案を議題とし、貿疑を続行いたします。阿部助哉君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 広瀬秀吉君。
【次の発言】 次回は、来たる五日金曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時九分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案、所得税法の一部を改正する法律案の両案を議題とし、質疑を続行いたします。広瀬秀吉君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 松尾正吉君。
【次の発言】 本会議散会後再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時三十五分休憩
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案、所得税法の一部を改正する法律案の両案を議題とし、質疑を続行いたします。小林政子君。
【次の発言】 藤田高敏君。
【次の発言】 佐藤観樹君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後一時五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。堀昌雄君。
【次の発言】 広瀬秀吉君。
【次の発言】 藤田高敏君。
【次の発言】 松尾正吉君。
【次の発言】 竹本孫一君。
【次の発言】 ただいま議題となっております両案中、所得税法の一部を改正する法律案に関する質疑は、これにて終了いたしま……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
農業共済再保険特別会計における農作物共済に係る再保険金の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金等に関する法律案を議題といたします。
本案につきましては、去る十月二十九日提案理由の説明を聴取いたしております。
これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。広瀬秀吉君。
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。
質疑を続行いたします。貝沼次郎君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
暫時休憩いたします。
午後四時七分休憩
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
農業共済再保険特別会計における農作物共済に係る再保険金の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金等に関する法律案を議題といたします。
本案は、昨十日質疑を終了いたしております。
これより討論に入るのでありますが、本案につきましては討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
おはかりいたします。
ただいま可決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありま……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。佐藤観樹君。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 貝沼次郎君。
【次の発言】 この際、本案に対する質疑を暫時中断し、沖繩振興開発金融公庫法案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。山中総務長官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する質疑を続行いたします。貝沼次郎君。
【次の発言】 次回は、明十七日水曜日、午前十時理事会、十時三十……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。貝沼次郎君。
【次の発言】 広瀬秀吉君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。広瀬秀吉君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午後三時三十四分休憩
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。広瀬秀吉君。
【次の発言】 津川武一君。
【次の発言】 労働省は退席しました。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時三十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。広瀬秀吉君。
【次の発言】 松尾正吉君。
【次の発言】 藤井勝志君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
次回は、明十二月一日水曜日、午後三時三十分理事会、午後四時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後二時……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案は、昨十一月三十日、質疑を終了いたしております。
これより討論に入るのでありますが、本案につきましては、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
租税特別措置法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
【次の発言】 ただいま議決いたしました租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表し、藤井勝志君外三名より附帯決議を付すべしとの動議が提出されており……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
参考人出席要求に関する件についておはかりいたします。
専売事業に関する件(喫煙と健康の問題)について、参考人の出席を求め、その意見を聴取することとし、参考人出席の日時及び人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時三十一分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。 専売事業に関する件について調査を進めます。 本日は、まず喫煙と健康の問題について参考人から意見を聴取することといたしております。 本日御出席の参考人は、国立がんセンター研究所疫学部長平山雄君、財団法人癌研究会研究所実験病理部長高山昭三君、財団法人癌研究会研究所長吉田富三君及び人間科学研究所長宮城音弥君の各位であります。 参考人各位には、御多用のところ御出席いただき、まことにありがとうございます。喫煙と健康の問題について、それぞれの立場から忌憚のない御意見をお述べいただきますようお願い申し上げます。 なお、各位の御意見は、最初におのおの十分程度に……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
沖繩振興開発金融公庫法案を議題といたします。
本案は、去る十一月十六日提案理由の説明を聴取いたしております。
これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。広瀬秀吉君。
【次の発言】 竹本孫一君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
沖繩振興開発金融公庫法案に対する質疑を続行いたします。広瀬秀吉君。
【次の発言】 松尾正吉君。
【次の発言】 竹本孫一君。
【次の発言】 津川武一君。
【次の発言】 次回は、来たる十七日金曜日、午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
沖繩振興開発金融公庫法案を議題とし、質疑を続行いたします。平林剛君。
【次の発言】 関連して堀昌雄君。
【次の発言】 次回は、来たる二十一日火曜日、午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
沖繩振興開発金融公庫法案を議題とし、質疑を続行いたします。阿部助哉君。
【次の発言】 速記をとめて……。
【次の発言】 それでは速記を始めて……。
この際、暫時休憩いたします。
午後零時九分休憩
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
国の会計、税制、関税、金融及び外国為替に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。阿部助哉君。
【次の発言】 貝沼次郎君。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。
議員安里積千代君から、委員外発言の申し出がありますので、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可いたします。
安里積千代君。
【次の発言】 次回は、明二十三日木曜日、午後零時三十分理事会、理事会散会後委員会を開会することとし、―本日は、これにて散会いたします。
午後二時二十四分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の請願日程全部を一括して議題といたします。
本会期中、当委員会に付託された請願は百四十七件でありまして、その取り扱いにつきましては、先ほど理事会において協議いたしたのでありますが、この際、各請願について紹介議員よりの説明聴取等は省略し、直ちに採決に入りたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
おはかりいたします。
本日の請願日程中、第二、第三、第六ないし第二六、第二九ないし第三二、第三六ないし第三九、第四一ないし第四三、第四五ないし第六九、第七一ないし第一四三及び第一四……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
国の会計に関する事項
税制に関する事項
関税に関する事項
金融に関する事項
証券取引に関する事項
外国為替に関する事項
国有財産に関する事項
専売事業に関する事項
印刷事業に関する事項
造幣事業に関する事項
の各事項につきまして、今会期中国政に関する調査を行なうため、議長に対し、国政調査承認要求を行なうこととし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
関税定率法等の一部を改正する法律案及び航空機燃料税法案の両案を議題といたします。
【次の発言】 これより両案について、政府より提案理由の説明を聴取いたします。田中大蔵政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
両案に対する質疑は後日に譲ります。
次回は、明八日水曜日、午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時四十五分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。水田大蔵大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、関税定率法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案は、昨七日提案理由の説明を聴取いたしております。
これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。奥田敬和君。
【次の発言】 山中吾郎君。
【次の発言】 佐藤観樹君。
【次の発言】 理事会で十分検討いたします。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
関税定率法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。松尾正吉君。
【次の発言】 私語を差し控えてください。
【次の発言】 小林政子君。
【次の発言】 小林委員に申し上げますが、理事会の決定に基づいて時間をきめておりますので、さよう御承知願います。
【次の発言】 堀昌雄君。
【次の発言】 本会議散会後直ちに再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
関税定率法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。藤井勝志君。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
関税定率法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案は、去る十日質疑を終了いたしております。
これより討論に入るのでありますが、本案につきましては討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
関税定率法等の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
【次の発言】 ただいま議決いたしました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、藤井勝志君外三名より附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。
この……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案及び航空機燃料税法案の両案を一括して議題とし、質議を続行いたします。堀昌雄君。
【次の発言】 そのような問題につきましては、必要がありましたら理事会で御相談を申し上げたいと思います。
【次の発言】 関連して、広瀬秀吉君。
【次の発言】 午後一時三十分より再開することとし、この際暫時休憩いたします。
午後零時二十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。
質疑を続行いたします。寒川喜一君。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 広瀬秀吉君。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案及び航空機燃料税法案の両案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。佐藤観樹君。
【次の発言】 松尾正吉君。
【次の発言】 山中吾郎君。
【次の発言】 本会議散会後直ちに再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後一時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。小林政子君。
【次の発言】 堀昌雄君。
【次の発言】 ただいま議題となっております両案中、航空機燃料税法案に関する質疑はこれにて終了いたしました。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。阿部助哉君。
【次の発言】 本会議散会後直ちに再開することといたし、この際暫時休憩いたします。
午後零時二十九分休憩
【次の発言】 次回は、明二十二日水曜日、午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することといたし、本日は、これにて散会いたします。
午後六時十一分散会
○齋藤委員長 これより開議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。堀昌雄君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。松尾正吉君。
【次の発言】 理事会において相談をいたしまして、善処いたします。
【次の発言】 佐藤観樹君。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。寒川喜一君。
【次の発言】 広瀬秀吉君。
【次の発言】 貝沼次郎君。
【次の発言】 次回は、来たる二十八日火曜日、午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時十六分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。広瀬秀吉君。
【次の発言】 関連して、堀昌雄君。
【次の発言】 小林政子君。
【次の発言】 山中吾郎君。
【次の発言】 堀昌雄君より発言を求められておりますのでこれを許します。
【次の発言】 次回は、明二十九日水曜日、午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することといたし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時三十三分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。堀昌雄君。
【次の発言】 次回は、来たる四月一日土曜日、午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 本案に対し、自由民主党を代表し、藤井勝志君外四名より修正案が提出されております。
【次の発言】 この際、提出者より趣旨の説明を求めます。山下元利君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより原案及び修正案を一括して討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次これを許します。中島源太郎君。
【次の発言】 佐藤観樹君。
【次の発言】 貝沼次郎君。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
労働保険特別会計法案、空港整備特別会計法の一部を改正する法律案及び石炭対策特別会計法の一部を改正する法律案、以上の各案を一括して議題といたします。
【次の発言】 これより、各案について政府より提案理由の説明を求めます。田中大蔵政務次官。
【次の発言】 これにて各案の提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。広瀬秀吉君。
【次の発言】 次回は、明五日水曜日、午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することといたし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十七分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
労働保険特別会計法案、空港整備特別会計法の一部を改正する法律案及び石炭対策特別会計法の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、質疑を続行いたします。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。貝沼次郎君。
【次の発言】 山中吾郎君。
【次の発言】 佐藤観樹君。
【次の発言】 理事会において十分検討いたします。
関連して、広瀬秀吉君。
【次の発言】 次回は、来たる十一日火曜日、午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時五十九分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
労働保険特別会計法案、空港整備特別会計法の一部を改正する法律案及び石炭対策特別会計法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。堀昌雄君。
【次の発言】 関連して広瀬秀吉君。
【次の発言】 ただいま議題となっております各案中、労働保険特別会計法案に関する質疑はこれにて終了いたしました。
本会議散会後直ちに再開することといたし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
空港整備特別会計法の一部を改正する法律案及び石炭対策特別会計法の一部を改正する法律案の両案に対す……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
労働保険特別会計法案を議題といたします。
本案は昨十一日質疑を終了いたしております。
これより討論に入るのでありますが、本案につきましては、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
労働保険特別会計法案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
【次の発言】 ただいま議決いたしました労働保険特別会計法案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、藤井勝志君外四名より附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。
この際、提出者より趣旨の説明を求めます。木野晴……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
石炭対策特別会計法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。広瀬秀吉君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 本会議散会後直ちに再開することといたし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。広瀬秀吉君。
【次の発言】 佐藤観樹君。
【次の発言】 松尾正吉君。
【次の発言】 次に、前国会から継続的になっております沖繩振興開発金融公庫法案を議題といたします。
【次の発言】 おはかりいたします。
本案の提案理由説明につきましては、すでに前国会におい……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
石炭対策特別会計法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。広瀬秀吉君。
【次の発言】 松尾正吉君。
【次の発言】 二見伸明君。
【次の発言】 本会議散会後直ちに再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。二見伸明君。
【次の発言】 関連して、丹羽久章君の質問を許します。丹羽久章君。
【次の発言】 小林政子君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
次回は、明十九日水曜日、午前十時理事会、十時三十分委員会を開会す……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
日本開発銀行法の一部を改正する法律案及び準備預金制度に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
【次の発言】 これより、両案について政府より提案理由の説明を求めます。田中大蔵政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 次に、国の会計に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 広瀬秀吉君。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
日本開発銀行法の一部を改正する法律案及び準備預金制度に関する法律の一部を改正する法律案、両案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。大原亨君。
【次の発言】 阿部助哉君。
【次の発言】 本会議散会後直ちに再開することといたし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時二十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。阿部助哉君。
【次の発言】 竹本孫一君。
【次の発言】 貝沼次郎君。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
日本開発銀行法の一部を改正する法律案及び準備預金制度に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。松尾正吉君。
【次の発言】 佐藤観樹君。
【次の発言】 本会議散会後直ちに再開することといたし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時二十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。
目下、運輸委員会において審査中の国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案について、運輸委員会に連合審査会の開会を申し入れ……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び相続税法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
各案は、昨二十五日、提案理由の説明を聴取いたしております。
これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。奥田敬和君。
【次の発言】 広瀬秀吉君。
【次の発言】 佐藤観樹君。
【次の発言】 貝沼次郎君。
【次の発言】 竹本孫一君。
【次の発言】 小林政子君。
【次の発言】 午後一時三十分より再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時一三分休憩
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
日本開発銀行法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。藤田高敏君。
【次の発言】 次に、所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び相続税法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。阿部助哉君。
【次の発言】 この際、参考人出席要求に関する件についておはかりいたします。
すなわち、所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案の各案について、参考人の出席を求め、その意見を聴取することとし、参考人出席の日時、人選等につきましては、委員長に御……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
この際、連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。
目下社会労働委員会において審査中の健康保険法及び厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案について、社会労働委員会に連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、連合審査会の開会日時等につきましては、委員長間で協議の上、公報をもってお知らせいたします。
【次の発言】 所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び相続税法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題とし、質疑を……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。 所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び相続税法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。 本日は、まず各案について、参考人から意見を求めることといたしております。 本日御出席いただきました参考人は、東京大学名誉教授、税制調査会会長東畑精一君、東京大学教授内田忠夫君、財団法人経済調査会会長稲葉秀三君の各位であります。 参考人各位には、御多用のところ御出席をいただき、まことにありがとうございます。税制に関する諸問題について、何とぞ忌憚のない御意見をお述べいただきますようお願い申し上げます。 なお、各位の御意……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。竹本孫一君。
【次の発言】 山中吾郎君。
【次の発言】 次回は、明十七日水曜日、午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することといたし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十四分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。佐藤観樹君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。広瀬秀吉君。
【次の発言】 松尾正吉君。
【次の発言】 堀昌雄君。
【次の発言】 これにて各案に対する質疑は終了いたしました。
次回は、明十八日木曜日、午前十時三十分理事会、十一時委員会を開会することといたし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時二十八分散会
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
各案は、昨十七日質疑を終了いたしております。
【次の発言】 各案に対し、自由民主党を代表して山下元利君よりそれぞれ修正案が提出されております。
【次の発言】 この際、提出者より順次その趣旨の説明を求めます。山下元利君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより各案及び各案に対する修正案を一括して討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
これより各案につ……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
アジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。田中大蔵政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。阿部助哉君。
【次の発言】 あと適当なところであれしていただいて……。
【次の発言】 山中吾郎君。
【次の発言】 阿部助哉君。
【次の発言】 本会議散会後直ちに再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後一時三十二分休憩
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
アジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。広瀬秀吉君。
【次の発言】 堀昌雄君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
たばこ耕作組合法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。田中大蔵政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。広瀬秀吉君。
【次の発言】 この際、国の会計、関税、金融及び外国為替に関する件について調査を進めま……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
たばこ耕作組合法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。貝沼次郎君。
【次の発言】 山中吾郎君。
【次の発言】 午後二時三十分より再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後一時十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。
たばこ耕作組合法の一部を改正する法律案を議題として質疑を続行いたします。堀昌雄君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、昭和四十二年度以後における国家公務員共済組合等からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案、昭和四十二年度以後……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度以後における国家公務員共済組合等からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案、昭和四十二年度以後における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合が支給する年金の額の改定に関する法律及び公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
両案は、昨三十日提案理由の説明を聴取いたしております。
これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。広瀬秀吉君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
たばこ耕作組合法の一部を改正する法律案を議題といたします。
……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度以後における国家公務員共済組合等からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案、昭和四十二年度以後における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合が支給する年金の額の改定に関する法律及び公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。堀昌雄君。
【次の発言】 広瀬秀吉君。
【次の発言】 これにて両案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、両案につきましては討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
まず、昭和四十二年度以後に……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
通行税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。水田大蔵大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。広瀬秀吉君。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
通行税法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。堀昌雄君。
【次の発言】 午後一時三十分より再開することとし、この際暫時休憩いたします。
午前十一時三十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
国際経済環境の改善に資するための乗用自動車に対する物品税の特例に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。水田大蔵大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。堀昌雄君。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
通行税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、本案につきましては討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
通行税法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
おはかりいたします。
ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の請願日程全部を一括して議題といたします。
本会期中、当委員会に付託された請願は百二十七件でありまして、その取り扱いにつきましては、理事会等において協議いたしたのでありますが、この際、各請願について紹介議員よりの説明聴取等は省略し、直ちに採決に入りたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
おはかりいたします。
本日の請願日程中、第一ないし第三六、第三八ないし第六〇、第六三、第六四、第七一ないし第八八、第一一七、第一二〇ないし第一二二、第一二六、第一二七の各請願につきまし……
○齋藤委員長 これより会議を開きます。
閉会中委員派遣に関する件についておはかりいたします。
閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行なう必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行なうこととし、派遣委員の員数、氏名、派遣地、期間、その他所要の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 次に、閉会中小委員会設置に関する件についておはかりいたします。
先刻の理事会で協議いたしましたとおり、それぞれ小委員十四名よりなる税制及び税の執行に関する小委員会、金融及び証券……
○齋藤国務大臣 ただいま御決議のありました民間社会福祉施設に関する事項につきましては、今後とも十分留意し、なお一そう適切な措置を講ずるよう善処してまいる所存でございます。(拍手)
○齋藤国務大臣 私は、先般はからずも厚生大臣に就任いたしました齋藤邦吉であります。 第七十一回国会の社会労働委員会の御審議に先立ち、就任のごあいさつを兼ねて厚生行政について所信の一端を申し述べたいと存じます。 福祉優先の考え方が国民の各層に定着し、社会福祉施策の充実を求める声はかつてないほど高まってきております。いまや福祉国家の建設は大きな時代の流れとなってきつつあると思われます。 このような国民の要望の高まり、あるいは考え方の転換のさなかにあって、福祉行政を進展すべき責めにある厚生行政を担当することになりました私といたしましては、その責任の重大さをあらためて痛感する次第であります。 ……
○齋藤国務大臣 先ほど来看護婦の問題につきまして非常に心配されての御質問がございまして、私も、実はこの看護婦の問題につきましては、非常に頭を悩ましておるわけでございます。最近における医療需要が増大し、また医長の複雑化ということで、国公立病院のみならず、私立の病院でも看護婦不足ということでほんとうに悩んでおるわけでございまして、私どもはその人員の増加にできるだけ努力もいたしておりますが、先ほどお述べになりましたような看護婦さんの勤務条件の改善、これはやはり大事な問題でございますので、先ほど来お述べになりましたような二・八勤務体制といいますか、それを確保、維持していくために今後とも私は努力を続けて……
○齋藤国務大臣 昨日の予算委員会におきましてもお答えを申し上げましたが、健康保険法の改正並びに厚生年金法の改正等につきましては、社会保険審議会並びに社会保障制度調査会、それぞれにおいて御答申をいただいたわけでございますが、すべての項目について、それぞれ一致した意見がなかなか得られませんでございまして、たとえば社会保険審議会におきましては、健康保険のほうの改正については、一〇%の国庫負担の定率補助並びに三千億になんなんとする累積赤字のたな上げは一歩前進である、こういう批判もございますが、社会保障制度調査会のほうにおいては、それよりももっときびしい意見が出ておるというふうな状況でございます。 厚……
○齋藤国務大臣 お答え申し上げます。 本日未明、午前四時前になると思いますが、北九州市八幡にあります恩賜財団済生会病院に火災が発生いたしまして、十一名の方が病院においてなくなられ、一名の方は移しましたあとにおなくなりになりましたことを承りました。なくなられました方々に対し、衷心から深く弔意を表する次第でございます。 なお、当病院には病床といたしましては三百二十ございますが、収容いたしておりました患者さんは二百四十二名でございます。そこで、この火災発生と同時に他の病院に収容する必要がございましたので、関係方面の御協力をいただきまして、ただいまの報告によりますと医師会関係の病院に五十四名、八幡……
○齋藤国務大臣 このたびの火災は、患者さんが十二名、付き添いさんが一人、計十三人なくなられましたということで、ほんとうに遺憾なことでございます。先般も申し上げましたが、なくなられた方々に対し、深く哀悼の意を表し、災害を受けられました被災の方々に対しましても、一日も早く全快せられますようにお祈り申し上げたいと思っておるわけでございますが、今回の火災につきましては、建設省、消防庁その他からいろいろお話のありましたように、私どもいろいろな反省をしなければならぬ点がたくさんあったと思います。 まず第一に、構造においてダクトの問題。これは、火煙が非常に早く三階、四階、こういうところに上がっていったよう……
○齋藤国務大臣 原爆被爆者の援護につきましての切々たる御意見を交えてのお尋ね、私も深く感銘をいたしております。人類の歴史において原爆が投下され、その洗礼を受けましたのは唯一、日本民族だけであります。しかも戦争に敗れて、日本は平和憲法を国民が選択いたしました。二度と戦争はしまい、あってはならない、こういう国民の考えというものが、いまや全国民のすみずみにまで定着いたしておるこの段階において、私どもは原爆の悲惨な洗礼を受けた被爆者に対しましては、できるだけの援護をしてあげなければならない、こういう基本的な考えで今日まで終始してまいったものでございます。 もちろん被爆者の方々にはいろいろな御意見もあ……
○齋藤国務大臣 先般真性痘瘡患者が発生いたしましたので、真性痘瘡と決定するまでの経過並びに措置将来の見通し等につきまして申し上げたいと思います。 真性痘瘡と決定いたしました患者は、郵政省電波監理局に勤務しておりまする塚原君という方でございまして、この患者は三月十八日、バングラデシュから東京国際空港に到着いたしまして、三月二十三日発病いたし、当時の熱は三十八度であったわけでございますが、郵政省に出務をいたし、その間夕方、参議院の予算委員会において青島議員の質疑がございましたので、その際、参議院予算委員会の入り口周辺において立っておりまして、その後国会を出まして郵政省に戻り、自宅に帰ったわけでご……
○齋藤国務大臣 御承知のように、ただいま御提案申し上げておりまする特別給付金は日華事変以後のものでございまして、満州事変当時の遺族の方々にも何とか特別給付金をという非常に強い要望があります。これは先生のところにもそういう要望がたくさんきておることと存ずるわけでございまして、私どももこれを何とか解決してあげたいなという気持ちを持っております。気持ちを持っておりますが、現在の法のたてまえが日支事変以後というふうな仕組みになっておりますので、もしこれをやろうとすると、やはり別な法律をつくらなければならぬというふうな問題もあるわけでございます。 それからまた、満州事変当時の遺族の方々に対する処遇が、……
○齋藤国務大臣 食用油に熱媒体の混入いたしました事故が発生いたしましたので、その事故の発生の経緯並びにこれに対して厚生省がとりました措置等につきまして、まず申し上げたいと思います。 四月九日、千葉県衛生部におきまして、千葉所在の千葉ニッコー株式会社が製造いたしておりました食用油に不良品があるとの情報によりまして事情を調査しました結果、熱媒体が混入した食用油が販売されておることが、四月十日、千葉県の報告により、判明いたしました。 会社がこの事故に気づいたのは三月十五日でございまして、熱媒体のコイルに一ミリの穴があき、製造中の食用油に混入いたしたものでございます。 なお、この熱媒体が混入した……
○齋藤国務大臣 ただいま議題となりました日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 日雇労働者健康保険につきましては、昭和三十六年以来法改正が行なわれないまま今日に及んでおりますので、給付内容をはじめ制度面についての改善が緊要な問題となっておりますが、一方、その財政は、今日非常な悪化を来たしております。 このため、政府といたしましては、日雇労働者健康保険の財政健全化をはかりつつ、順次その給付内容を改善する方針のもとに、今般、給付期間の延長、現金給付の引き上げを行なうとともに、賃金実態に即して保険料日額の改定を行なう等の制度の改善をはかること……
○齋藤国務大臣 私どもが今回提案いたしました法律案は――昨年、おととしと二度提案いたしました法律案は、すでに先生御承知のように、完全なる財政対策だけであったわけでございます。私どもは、こういう財政対策だけでお願いするということにつきましては、過去二回廃案になりましたいきさつ等もございますので、こういうふうな財政の問題だけを取り上げた健保法というのは、やはり国民の要望にこたえてない。やはりこの際、給付の改善というものを行なうのが筋ではないか。特に昨年来の福祉優先の政治を要望する国民の声というものもございますので、やはり福祉という面から考えてみれば、給付の改善ということを中心として、それとにらみ合……
○齋藤国務大臣 わが国の社会保障を考えまするときには、老人問題というものが非常に比重が重くなってまいってきております。先ほどもお述べになりましたように、わが国の人口構造がいま急激に変わりつつあるわけでございまして、老齢人口というものが非常に増加の趨勢をたどりつつあります。昭和四十八年におきましては、六十五歳以上の老人、一億の人口のうちで約八百万に近い老齢人口をかかえておりますが、昭和五十五年、七、八年たちますと、わが国の六十五歳以上の人口は約一千万をこすということになるわけでございますから、大体一〇%程度に七、八年後にはなるというふうなことで、西欧先進諸国の老齢人口の総人口との比率は、一二、三……
○齋藤国務大臣 すでに御承知のように去る十六日、中央医療協議会の二号側委員すなわち医療担当者側の委員の方々が連名で、中医協の会長を信任しないという旨を文書をもちまして厚生大臣あてに書類が提出されたわけでございます。それ以来今日まで中医協の機能が停止されておるわけでございますが、私もこの問題につきましては国民医療の上からきわめて重要な問題と考えて心配をいたしておるような次第でございます。 私は厚生大臣として、診療報酬につきましては、最近における賃金、物価の上昇等の動向等もございますので、早期に診療報酬の改定をしていただきたいということを前々からお願いをいたしておったわけでございますので、私とし……
○齋藤国務大臣 ただいま議題となりました船員保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 今回の改正の趣旨は、労働者災害補償保険において、通勤の途上においてこうむる災害に対して業務上災害の場合に準じた保護をはかることとしたこととの見合いにおいて、船員保険においても、通勤災害に関して、これに準じた改正を行なうこととするほか、職務上の傷病手当金について、職務上の年金の場合に準じ、その額の改定を行ない得るように措置しようとするものであります。以下、改正の内容について概略を御説明いたします。第一に、通勤災害に関する改正について申し上げます。 まず、保護の対象とする……
○齋藤国務大臣 ただいま田邊委員のお述べになりました御意見につきましては、私もほぼ同様な考えを持っておるものでございます。 すなわち、国民医療は、すべての国民がどの地域にあっても、最近における進歩した医学、薬学の恩恵を受けた充実した医療を受けられるようにしていく、そういう体制をつくる。そういう施設を整備することに、政府としては全力を注ぐべきである、こういう考えにつきましては、まことに同感でございます。 そういうふうな医療を受けられるための経済負担の問題としての保険、これは基本的には、私はあくまでも保険式でいくべきであるという考え方には立っております。その点があるいは多少御意見の違いはあるか……
○齋藤国務大臣 政府におきましては、今後福祉国家建設の大きな道を進んでいこう、こういうことを決意をいたしておるわけでございます。御承知のように、わが国の社会保障制度は戦後逐年発展に発展を遂げてまいりましたけれども、西欧先進諸国に比べますと、何といっても一番おくれておりましたのは、年金の中身の問題であったと思います。制度的には各種の社会保障の法体系というものはできておったわけでございます。 年金につきましても、厚生年金はだいぶ以前に制定され、さらにまた国民年金につきましては十二年前に野党の諸君の御協力をいただきながら成立をいたしてまいったわけでございますが、その中身がやはり一番問題であるわけで……
○齋藤国務大臣 普通の国の補助金でございますと、一応内定をして、この程度ならということで補助金が出てやるわけでございますが、いまお述べになりましたこの自転車振興会のほうは、申請者のほうが一応の見積もりをして、そうして総ワクこのくらいでございます、このくらいで何ぼ補助金をしてください、で、補助金交付の内定といいますか決定をしてもらうわけです。そしていよいよ金を支出するのは工事ができ上がったときにやります、こういうふうな御説明だったと思うのです。 ですから、すなわち申請者がこういう建物で、こういう規模のものをつくります、それには何億かかります、そういう書類をつけて自転車振興会に申請する。で、自転……
○齋藤国務大臣 水銀の問題はきわめて深刻な問題でございます。そこで政府におきましても先般、水銀等汚染対策推進会議を設置することといたしまして、三木環境庁長官のもとで関係各省の局長さん方が集まって、この深刻な事態に強力にかつ早期に対処するような体制をつくらなければならない、こういうことになっておりますことは、すでに御承知のとおりでございます。 その関係各省全体の計画の中で、厚生省が取り扱います問題は、魚介類に対する水銀の安全基準の早期設定、これが私どもの省で行なわなければならない問題でございまして、この問題の解決のためにさっそく専門家の方々のお集まりいただいた委員会をつくりまして、目下検討して……
○齋藤国務大臣 私も憲法第二十五条を尊重いたしまして、この法案を提案いたした次第でございます。
【次の発言】 たびたびお答え申し上げてありますように、老齢人口が急激に増加しておる現在においては、賦課方式をいま直ちに採用することは困難であるということを申し上げてまいっておりまして、現段階においては修正積み立て方式が最も適当であると考えておるわけでありますが、老齢人口がある程度落ちついてまいりました段階においては賦課方式に移ることは必然である、かように考えておる次第でございます。
【次の発言】 非常に御熱心な御意見を含めての御質問でございます。私どもも、働く人の生活を守り、その生活の程度を向上させ……
○齋藤国務大臣 ただいま保険局長から答弁いたさせましたような数字でございますので、ほぼ国際水準に達しておる、かように考えております。
【次の発言】 先ほど申し上げておりますように、国際水準に近い線になっておる、かように理解をいたしております。
【次の発言】 私どもは必ずしも国際水準並みという考えではありませんが、それに近づけるように努力をしておるわけでございます。イギリスに比較いたしますと、大体同じような感じもいたしております。ただ、そのほかのドイツとかフランスとかスウェーデン、こういった国々に対しましては御指摘のような点があると思いますが、国際的な比較というのは非常にむずかしいものだとも思う……
○齋藤国務大臣 きのうもこれは多賀谷委員にお答えしたと思うのですが、現在の自治体病院は、御承知のように、足りないところは一般会計で十分繰り入れる必要があるというふうになっておりますが、それにも一つの制限がある。それからまた、非常に困るときは特別交付税でめんどうを見る、一応こういうふうな仕組みになっておるわけでございます。しかしながら、いまのような状態に放置しておくことが国民医療上十分か、率直に言いまして、これは私はやはり問題だと思うのです。 そこで、もちろん診療報酬の改定ということも当然必要にはなることでございますが、そういうことは、一般的な診療報酬を改定いたしましても、なかなか具体的に解決……
○齋藤国務大臣 社会保障は、私が申し上げるまでもなく、国民の貧困、疾病あるいは障害あるいは老齢、そういうふうなことからくる経済的な苦しみ、そういうものを解除し、前向きのゆとりのある生活を進めるような方向に努力することだと考えておりますが、その目標としては、言うなれば西欧先進諸国並みに近づけるような方式で進めていくべきであろう、こういうふうに考えておる次第でございます。
【次の発言】 社会保障の基本は、健康にして文化的な生活を保障することが基本であることは、全く同感でございます。私どもはさしあたり西欧先進諸国並みと申しておりますが、それは私の究極の理想ではありません。日本には日本らしい社会保障の……
○齋藤国務大臣 五人未満の労働者につきましては、社会福祉長期五カ年計画というものを策定することに相なっておりますので、どういう方式でいつから実施するか、そういう問題も含めまして懇談会において十分検討していただきまして、結論を出していただくようにいたしたいと考えております。
【次の発言】 この問題は厚生年金、国民年金その他公的年金全般に通ずる問題でございまして、先般もどなたかの御質問にお答えいたしたと思いますが、この通算制度は非常にむずかしい条件の中にありますけれども、私は検討して解決すべき問題だ、私は実際はそう考えております。したがって、先般どなたかの質問に対しましても、できればできるだけ早い……
○齋藤国務大臣 厚生年金、国民年金とも老後の生活をささえる、こういう性格のものでなければならない。そういう観点から、御承知のように今回は、勤労者につきましては平均標準報酬の六割、すなわち五万円を夫婦の生活をささえる年金額としては適当であろうということで、こういう五万円年金というものを提案いたしたわけでございますが、その年金制度が確立するためには、厚生年金のほうはすでにそうなっておりますが、国民年金のほうは創設後まだ十二、三年しか経過しておりませんから、そういう金額をいただける人はまだいないわけでございます。そういうレールだけははっきり敷こう、これが今度の法律改正のねらいでございます。 しかし……
○齋藤国務大臣 ただいま議題となりました有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。 近年における化学工業の発展並びに国民の消費動向の変化に伴い、各種の化学物質が繊維製品等の家庭用品に使用され、国民生活に多大な利便を与えておりますが、その反面、このような化学物質を使用した家庭用品による健康被害が発生し、このことが消費者の深い関心を集めているところであります。 有害物質を含有する家庭用品については、従来から毒物及び劇物取締法等によりその一部について必要な規制を行なってまいりましたが、国民の健康を保護するためには、さらに、有害物質を含有する家庭用……
○齋藤国務大臣 御承知のように近年非常に化学工業が発達いたしてまいりまして、いろいろな化学物質が家庭用品に使用されるようになって、その面においては私どもの日常生活に豊かさというものをもたらしてきたことは否定できないことでございます。しかしながら、その反面、こうした化学物質について、国民の健康を守る上にいろいろな問題が発生いたしてまいりましたので、今回思い切ってこういう立法をお願いしようということにいたしたわけでございます。 なるほど小林委員がお述べになりましたように、こういう問題については、もっと早く出すべきではなかったかという御意見、私もその点は虚心たんかい、そのとおりに承っておるわけでご……
○齋藤国務大臣 御承知のように、最近食品その他を通じましていろいろ問題が発生してまいりまして、実は昨年食品衛生法の改正をいたしまして相当範囲を広めたのでございますけれども、そのほかにも、やはりこれに類して規制の措置を講ずる必要があるのではないかというふうなことから、食品または日用の家庭用品全体について安全を確保するという体制をしこうではないか、こういう考え方から、昨年来出てまいったわけでございまして、厚生省におきましては、有害物質を含有する家庭用品ということが対象となり、それが通産省においてはそういう化学物質の製造というところまで広げていこうではないかというふうに、各省とも国民の生活の安全とい……
○齋藤国務大臣 ただいま御決議いただきました国民健康保険組合に対する助成につきましては、政府としても、つとにその必要性を認め、逐年その補助金の増額につき努力をいたしておるところでありますが、今後におきましても、御決議の趣旨を尊重いたしまして、一そうその改善、充実に十分努力いたしたいと存じます。
○齋藤国務大臣 ただいま議題となりました厚生省設置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 第一は、環境衛生局に水道環境部を設置することであります。 言うまでもなく、水道は国民生活に欠くことのできない基幹施設でありますが、近年における生活水準の向上、都市化の進展に伴い、水道用水の需要は著しく増大し、このため新たな水道水源の確保及び水道事業の広域化が大きな課題となっております。 また、廃棄物についても、一般廃棄物、産業廃棄物ともに、その排出量の増大、質の多様化が著しく、重大な社会問題になりつつありますので、これに対処するため、処理施設の計画的整備は……
○齋藤国務大臣 藤尾先生のおっしゃいました点、私もほんとうにごもっともでございます。私どもといたしましては、不十分であったと思いますが、きまりました以上は、卒後の研修等について万全を期して、先ほどお述べになりましたように、最近における医師の素質、医療水準の低下ということを国民が非常に憂えられておる際でもございますので、今後は問題はいろいろあると思いますが、国民医療の完ぺきのために、そういう点について全面的に御協力申し上げて、特に卒後の教育について全面的に協力をいたしまして、問題の起こらないように努力いたしたいと考えております。
【次の発言】 覚せい剤の取り締まりは、お述べになりましたように、国……
○齋藤国務大臣 だんだんお話しいただきましたことを私も十分理解いたしておるつもりでございまして、関係団体の御意向等も十分承りまして、先ほど官房長官からお話のありましたように、私も官房長官と十分相談いたしまして、善処いたします。
【次の発言】 御指摘を受けまするとおり、今日までの遺骨収集予算というのは、合わせてたった一億。私もこれはほんとうに申しわけない次第だと考えております。率直にいって。実は私も、昨年の暮れ大臣に就任いたしまして、何ぼ予算要求しているんだと、こういうわけですよ。三億足らずだ。これはびた一文削らないようにしろということにしたのですが、これだってまだ少ないのですね、ほんとう言いま……
○齋藤国務大臣 昭和十二年であったと思いますが、近衛さんが内閣をつくりましたときに、現在の厚生省を設置しようという議が起こりまして、当時は御承知のように、官制大権に基づきまして省の設置ができておったわけでございますので、近衛内閣におきましては、社会保健省という官制をつくりまして枢密院に御諮詢になったわけでございます。その枢密院に御諮詢になりました際に、たぶん書経であったと思いますが、書経の中から、厚生省のやっておりまする仕事を考えて、一番適当なのは厚生。正確な文句は私は覚えておりませんが、貧しき人に食を与え、衣服の乏しい人には衣服を与え、もって民の生を厚うするなりという、こういうふうなことで、……
○齋藤国務大臣 結核の審議会の審議委員の中に患者さん方の代表を入れたらどうか、こういったふうなお尋ねのようでございますが、局長が答えておりますように、この審議会というのは、結核についての医学、医療、さらにまた、結核のそういう対策についての専門の方々の御意見を承る会でございまして、私も、結核の患者の方々の御意見を聞くということについては、やぶさかでありません。 私も実は、昨年十二月大臣に就任いたしまして以来、結核の日患同盟といいましたかな、二度ほど代表の方にお目にかかりました。それで、言わんとすることも、私も十分承っております。しかし、この前お目にかかったときには、そのうしろには最後に、健保改……
○齋藤国務大臣 すでにお述べになりましたように、最近の水資源の開発確保、これは非常に広域的にやっていかなければなりませんし、そういう非常にむずかしい問題をかかえるようになりましたので、今回機構を拡充し、計画的にそういう仕事をやっていきたいと考えておるわけでございますが、もとよりそれと相並んで、水道事業そのものの内容の改善、これをはかっていかなければならぬことは当然でございまして、必要に応じては水道法の改正もいたさなければならぬと考えて検討しておるわけでございます。 それにいたしましても、最近の水資源の確保ということになりますと、国家的要請に基づいた問題が非常に多いわけでございますから、どうし……
○齋藤国務大臣 この問題は先般の社労の連合審査会でもお尋ねがあったと思います。それについて私もお答えいたしましたが、その必要性は私も十分認めておるわけでございまして、それに対する経費の関係でございますが、中医協と十分相談をいたしまして善処いたしたいと考えております。
【次の発言】 結核は前は国民病とまでいわれましたが、最近における医学、薬学の進歩や国民の栄養の改善等によりまして非常に減少してまいったことは、私は非常に善ばしいことだと思います。しかしながら、現実問題としては、入所せしめておる結核患者もやはりまだ相当数にのぼっておるわけでもございますし、特に老齢化に伴って、年をとってから結核になる……
○齋藤国務大臣 私はさような気持ちは毛頭持っておりません。この事件は、あの当時小林委員にもお答えいたしましたが、遺族の方々の心境を思えばほんとうに御同情申し上げる次第でありますということを私は率直にお答えをいたしておるわけでございまして、資料の提出がどういうふうにおくれたのか、援護局長から答弁させます。
【次の発言】 実は小林委員から二月に御質問をいただいたわけでございまして、こうした戦争中の混乱期における事件であり、しかも遠い孤島において行なった事件でございまして、しかも私、この前お答えいたしましたように、軍法会議の書類は何かオーストラリアに持っていかれたとか何とかいう話で、現実ないわけです……
○齋藤国務大臣 吉池さんの問題につきましては、私も小林委員からの深刻なお話、これで三回お尋ねをいただいたわけでございます。この事件につきましては、仰せになりましたように、証拠の書類は全然ないわけでございます。本人の御家族の方々は、名誉の戦死でなくなったのだ、心からそう信じておられるわけでございまして、御承知のように二十七年に遺族年金の請求がありましたときにそれが却下になり、もちろんこれは厚生省が却下したのでもございませんで、審査会の審議を経まして却下をした。しかし、本人の御家族はこれをあきらめない。途中援護法の改正がありまして、かりにこういう敵前逃亡であっても遺族年金を支給するということになり……
○齋藤国務大臣 お答えを申し上げます。 社会保障を担当する大臣といたしましては、昭和四十八年度の予算は非常に飛躍的に福祉型の予算だと考えております。すなわち、御承知のように一般会計の伸びが二四・六に対しまして社会保障は二八・八、総額にいたしましても厚生省所管が、十四兆二千億のうち七分の一ということでございますから、私はやはり相当な額になっている、かように考えておりますし、同時に内容的に見ましても、やっぱり国民が社会福祉のうちで要望しておりまする幾多の問題の解決ができたということだと私は思うのでございます。 すなわち、今日までおくれておりました所得保障のうちの年金、すなわち厚生年金、国民年金……
○齋藤国務大臣 お答えを申し上げます。 老齢福祉年金につきましては、御承知のように、三千三百円の金額でございましたが、昭和四十八年度は五千円に引き上げ、さらにまた昭和五十年度には一万円、夫婦で二万円ということをきめておるわけでございます。 そこで、ただいまお尋ねにありましたように、塩見前大臣のときに、性格なり位置づけというものを検討しなければならぬということで、その後、厚生省内にありまする国民年金審議会に、他の所得保障の年金等の関係、そういうものの中における老齢福祉年金の位置づけ、拠出制年金との関係、そういうふうな問題点を御検討いただくことにいたしてございまして、当審議会において小委員会を……
○齋藤国務大臣 渡部委員にお答え申し上げますが、まさしくPCB、おそるべき物質でございまして、食品につきましてPCBの汚染ということは厳に防止しなければならぬ、こういうふうに厚生省としては考えておりまして、昨年の八月、乳製品、肉、卵、魚介類等につきまして暫定的規制値をきめまして、そしてそれに基づいて、昨年の秋以来、これらの食品につきまして厳重なる監視体制をしいておるわけでございます。 それと同時に、また一番問題になりましたのは、母乳について非常に心配される向きがございましたので、昨年の八月、全国六百幾つの例につきまして、母乳にPCBの残留があるかないかということを調査いたしました。その結果、……
○齋藤国務大臣 お答え申し上げます。 石油たん白は先生すでに御承知のように、飼料として問題になってきたわけでございますが、肉とか卵などへの生物濃縮というふうなことを考え、究極的には人間の健康に、かかわるというふうなことで、先年農林省からの申し入れもございましたので、食品衛生調査会におきまして専門の部会を設けて研究をいたしてまいりました。 まず第一に、安全性確認の方法と申しますか、基準というものを検討いたしまして、それに基づいて一つ調査をいたしました。これは人間の健康に最終的には関係あることでございますから、そこで、実験段階においては一応安全であるということが確認されましたけれども、それは実……
○齋藤国務大臣 お答えを申し上げますが、健康保険制度の問題につきましては、昨年、御承知のように、赤字対策法案と抜本対策法案という二つが出まして、赤字法案のほうは衆議院は通りましたが参議院で廃案になった、抜本対策法のほうは一日も御審議をいただけなかった、こういうふうな事態があります。 そういう事態を踏まえ、さらにまた、御承知のように、昭和四十八年度の予算は、総理がたびたびお述べになっておりますように、福祉を最重点の問題として予算を編成しよう、こういうふうにお述べになりました。そういうことでございますので、この際は、健康保険制度については、福祉ということを頭に描いて構想を切りかえよう、こういう考……
○齋藤国務大臣 お答え申し上げます。 実は私もあまり学者でもございませんので、的確なお答えができにくいかと思いますが、最近福祉あるいは福祉国家と、こういわれますときに、私の感じから申しますと、広い意味と狭い意味、二つあるような感じがいたしております。広い意味で申しますれば、先ほど企画庁長官が仰せになりましたような社会的福祉と申しますか、生活環境、そういったふうなものを中心とした社会的な福祉、こういうものを含めての広い概念もあろうと思いますが、狭い意味で考えてみますと、社会保障といったふうな意味合いが近くなるのではないか。そういうふうな狭い意味で福祉ということを考えてみますと、御承知のように個……
○齋藤国務大臣 お答えを申し上げますが、振替所得と国民所得との比率は、現在たしかそれは六%程度であったと思いますが、五十二年で八・八の振替所得に高めよう、こういうことでございますが、五万円年金というものが成熟してまいり、社会福祉施設が、いま五年計画をつくっておりますが、それが整備されますと、ILOのつくっておりまする国民所得との比較において、はっきりした数字はいま記憶いたしておりませんが、五十二年度には世界各国に比べてそう劣らない国民所得に対して一三%程度じゃなかったかと思いますが、西欧諸国に比較いたしまして相当伸びていく、こういうふうに考えております。
○齋藤国務大臣 お答えを申し上げますが、社会保障の年次別の長期計画につきましては、今回の新しい経済企画庁の計画ができ上がりましたので、それをもとにいたしまして、五カ年間の年度別の、年金、医療、社会福祉、三部門に分かちまして、計画を立てるようにいたしたいと考えておりまして、来年度の予算におきましても、厚生省に懇談会をつくりまして、学識経験者等に御協力いただいて年次別の各論的な計画をつくる、こういうことにいたしておる次第でございます。
【次の発言】 お答えを申し上げますが、四十九年度の概算要求がもう七月、八月ということになるわけでございますので、全体の計画とにらみ合わせながらできるだけ早く四十九年……
○齋藤国務大臣 お答えを申し上げますが、亜硝酸ナトリウムにつきましては防腐的な効果なりつやを出す効果といったようなことで、添加物として国際的にも国内的にも認められております。しかもまたわが国におきましては、数字を申し上げまして恐縮でございますが、諸外国に比べまして使用許可量は非常にきびしくいたしておりまして、国際食品規格は二〇〇PPM、アメリカも二〇〇PPM、カナダも二〇〇PPM、日本はこれに対して七〇PPM、三分の一という非常にきびしく厳格にいたしておりまして、御指摘のように発ガン物質としての危険は全然ない、かように考えておる次第でございます。
○齋藤国務大臣 厚生年金につきましては、御承知のように現在は二万円水準の年金でございますが、昭和四十八年度におきましては、この二万円水準年金を五万円に高めようというのでございまして、この五万円年金ということは、厚生年金で申しますと、一定の基準を設けまして、すなわち二十七年厚生年金に加入しておった人の平均標準報酬が現在八万四千円程度でございますので、その六割をひとつ所得としてめんどう見てあげましょう、こういうことで五万円年金というものを立案いたしておるわけでございます。 そこで、その五万円年金という制度が成立したら昭和四十八年度にどういう形になるのか、こういうことになるわけでございますが、これ……
○齋藤国務大臣 お答え申し上げますが、厚生年金の被保険者の方々から、従来とも、住宅資金に貸してもらえぬだろうか、こういう非常に強い要望がありました。よその公的共済組合においてもそういうことを現にやっておりますので、来年度からそういうことをやろう、こういうことにいたしまして、これは還元融資の一環としてやるわけでございますから、あくまで被保険者、労働者の方々の福祉になるように貸そう、こういう考え方で来年度から出発しようという考えでございます。 それで、貸し付けにあたりましての金利は六分二厘でございまして、被保険者の期間に応じてその金額に差をつける、こういうやり方でございまして、これも大体よその公……
○齋藤国務大臣 厚生省所管で、社会保障制度審議会等に御諮問を申し上げましたのは、健康保険法の改正と、厚生年金法その他の重要法案があるわけでございますが、この健保法の改正と厚生年金法の改正につきましては、御承知のように、厚生省の中の社会保険審議会の審議を経、さらに、内閣の社会保障制度審議会の御審議をいただく、こういうふうに二段階になっておるわけでございまして、私どもは、審議会の御答申ということでありますれば、一般的にはできるだけ尊重したいと思いますし、尊重しなくちゃならぬと思うのでございますが、両審議会とも完全に意見一致しているという項目は少のうございまして、たとえば、例を引いて申しますれば、健……
○齋藤国務大臣 今日までの経過を申し上げますと、一応古い病院でございますので何とか建て直さなければならぬ、それには膨大な金がかかるというようなことで、だいぶ前から計画はいたしておったようでございます。 そこで、最初、昨年の五月に二十二社に対しまして入札の案内をいたし、その後六月になりまして、こういう会社の方々がグループを組みまして、大体十五のグループに組みまして昨年の六月第一回の入札を行ない、そしてさらに八月になりまして、こうした十五のグループを七グループにしぼりまして、日赤側としてはいろんな条件を示したようでございます。先ほど総理からお話のありましたように、住居地のいいところでありますから……
○齋藤国務大臣 医療用のガーゼが足りなくて手術ができないといったふうなことになりますことは、国民医療上これはたいへんなことでございます。 そこで問題は、いま全然手に入らぬという地域は全国的にはございませんが、値段が暴騰しておるわけでございます。昨年の反当たりを見ますと、大体百三十二、三円の値段でありましたが、最近は二百六十七円、倍になっている。そういうふうなこともあり、先行きがどうであろうかといったふうなことで、ガーゼの不足を訴えて、私のところにもそういう手紙が来ておるのがあるわけでございます。 そこで私のほうとしては、こういう事態を踏まえて、医師会とも十分連絡をとっておりますが、衛生材料……
○齋藤国務大臣 昭和四十六年度厚生省所管一般会計及び特別会計の決算について御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳出決算については、予算現額一兆三千二百二十五億九千三百五十六万円余に対し、支出済歳出額一兆二千七百三十九億九千五百九十八万円余、翌年度繰越額四十億二千百九十八万円余、不用額四百四十五億七千五百五十八万円余で決算を結了いたしました。 以上が一般会計決算の大要であります。 次に、特別会計の大要について申し上げますと、厚生省には五特別会計が設置されております。 まず一第一は、厚生保険特別会計の決算でありますが、健康、日雇健康、年金、児童手当及び業務の五勘定あわせて申し上げますと、……
○齋藤国務大臣 重度の身体障害者の方々につきましては、すでに御承知のように特別児童扶養手当というのを出しておるわけでございまして、たしか昨年は六千五百円でございましたが、一万一千三百円に増額することといたしまして、その関係法律をただいまの国会に提案をいたしました。これは衆議院を通過していま参議院に行っておるところでございます。そこで、実はこの在宅の問題については、一応一万一千三百円というふうに引き上げることにしておりますが、はたしてそれだけでいいのか。この手当の性格は介護料的なものでございますが、いままでのこの制度の国民の受け取り方は、在宅手当としては受け取っていないのですね、感じとしては。そ……
○齋藤国務大臣 最近の異常な物価高が相当長い間続いておりますことは非常に遺憾なことでございまして、私どもは政府あげて、この異常高の物価をいかに安定せしめるか、非常に苦労をし、努力をいたしておるところでございます。 それはそれといたしまして、最近の異常な物価高に対処をいたしまして、私がお預かりしておりまする社会保障の面で考えまするならば、社会的に弱い、経済的に弱い人々の生活を守っていく、これが一番大事なことでございます。その意味において、生活扶助の適用を受けておられる方々あるいは御老人の方々、身体障害者あるいは子供、こういう方々の生活を守るために全力を尽くしていかなければならぬと考えておるわけ……
○齋藤国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、厚生行政について所信の一端を申し述べたいと存じます。 現在わが国経済社会は、物価騰貴、資源エネルギー問題等かつてないきびしい状況にあります。経済的にも社会的にもわが国にとって一大転機ともいえる今日の事態に対しては、単に物価上昇等への応急的な対応にとどまらず、経済社会構造の中に福祉優先の原則を確立し、社会的公正がはかられ、しかも、限られた資源の中で物量の充足だけに片寄らない本来の豊かさが実現される社会をつくり上げることを基本的な政策目標とすることが必要であります。 このような福祉社会を実現するための柱である社会保障制度については、昨年、各位の御……
○齋藤国務大臣 最近における異常な物価高が相当長期に続いておりますことはまことに遺憾なことでございます。したがって、政府としては全力を尽くしてこの物価騰勢というものを抑えるということに真剣にいま努力をしておることはすでに御承知のとおりだと思います。 それはそれといたしまして、現実こういうふうに物価が異常に上がっております。そういうことになりますと、この異常な物価高をもろに影響を受ける方々、そういう人々の生活はあくまでも守る、これは当然のことであり、政府としてもなさなければならない問題だと考えております。したがって私といたしましては、毎月毎月実は卸売り物価がどのように変わっていくだろう、消費者……
○齋藤国務大臣 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。 戦傷病者、戦没者遺族等に対しましては、年金の支給をはじめ各般にわたる援護の措置が講ぜられてきたところでありますが、今回これらの支給金額の引き上げ、支給範囲の拡大などを行なうことにより援護措置の一そうの改善をはかることとし、関係の法律を改正しようとするものであります。 以下この法律案の内容の概要について御説明申し上げます。 第一は、戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部改正であります。 改正の第一点は、障害年金、遺族年金及び遺族給与金等の額を恩給法に準じて増……
○齋藤国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力をいたす所存でございます。
【次の発言】 ただいま議題となりました原子爆弾被爆者の医療等に関する法律及び原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。
昭和二十年八月広島市及び長崎市に投下された原子爆弾の被爆者につきましては、原子爆弾被爆者の医療等に関する法律により、健康診断及び医療の給付を行なうほか、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律により、特別手当、健康管理手当その他の手当等の支給を行ない、被爆者の健康の保持向上に……
○齋藤国務大臣 野党四党が共同で提案されております原子爆弾被爆者援護法の内容については私も承知をいたしておるわけでございますが、この法律は、私が申し述べるまでもなく、国家補償的な立場に立っておるわけでございます。 そこで、私どもは、戦後のこうした被害を受けられた方々に対する援護の法律といたしましては、国家と何らかの身分関係のあった者に対しましては国家補償的な立場に立つ法律を制定をし、その援護の充実をはかってまいっておるわけでございますが、原爆被爆者に対しましては国と何らかの身分関係があったかということになりますと、一応ないわけでございます。そういうふうなことで、私どもは国と特別な身分関係はな……
○齋藤国務大臣 森井委員が、被爆をされた子供さんの体験の話をされたわけでございますが、まさしく戦争というものは残酷であり、悲惨なものであり、特に原爆というものが、ほんとうに悲惨な被害を国民に与えた姿というものをなまなましく表現されたものでございまして、ほんとうに原爆というもののおそろしさというものを私もしみじみ痛感をいたしておるわけでございます。 そこで、今回野党四党の方々が、原子爆弾被爆者援護法案というものをお出しになられた、これはこれなりに評価をすべきであると私は考えております。しかし、この考え方は、先般の委員会においてもお答えいたしましたように、国家補償的、国家賠償的な考え方に立ってお……
○齋藤国務大臣 ただいま議題となりました結核予防法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。 近年、結核医療の進歩、結核対策の進展等によって、結核患者は著しく減少し、健康診断による患者の発見率も低下してまいりました。特に、年少者については、患者が激減し、健康診断による患者の発見率もきわめて低いものになっております。この反面、危険度はきわめて少ないとはいえ、とりわけ年少者に対する健康診断の際のエックス線被曝による健康に対する影響については、十分に配慮する必要があります。このような状況等にかんがみ、年少者に対する定期の健康診断及び予防接種について適切な措置をとろうとす……
○齋藤国務大臣 看護婦養成の問題は非常に重要な問題でございまして、准看を看護婦一本のほうに統合していくと申しますか、そちらの方向に指向するということの方向的な適正さ、適当というふうなことは私も十分理解をいたしております。しかし現在の段階でそれを切りかえていく時期を明示するということはなかなか困難なことでございますが、そういう方向に向いていくことが望ましいことは同意見でございますので、諸般の情勢を慎重に考えて、その時期を明示することができるような条件をつくるために最大の努力をいたしてまいりたいと考えております。 定時制の問題についていろいろお話がございましたが、やはり看護婦さんの個人的な条件、……
○齋藤国務大臣 ただいま提案されておりまする修正案が成立いたしました暁には、政令で定めておりまする医療手当、介護手当及び葬祭料の支給額の引き上げの実施時期についても同様に措置するようにいたしてまいりたい、かように考えておるものでございます。
【次の発言】 ただいまの修正案につきましては、政府としてはやむを得ないものと認めます。
【次の発言】 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。
○齋藤国務大臣 この問題はこの前の国会でも御答弁申し上げたと思いますが、五人未満の事業所の労働者につきましては、できるだけ早い機会に健保、日雇い健保の中に適用を拡大していくということが私は筋であると思います。そういう考えはいまでも私は捨ててはいないわけでございます。 そこで、昨年御承知のように、実態の調査をいたしておるわけでございますから、その実態調査の結果を十分分析をし、調査を進めてまいりまして、私としてはできるだけ早くこの問題に決着をつけるようにしていかなければならぬ、こういうふうに考えておるわけでございまして、今後とも、多少時間はかかるかもしれませんが、そういう方向に努力をいたしてまい……
○齋藤国務大臣 人口問題は非常にむずかしい問題でございまして、しかもこれは全世界的な、グローバルな立場において考えていかなければならぬという、非常に大きな問題でございます。将来の人口の扶養力の問題それとの関連において資源が非常に大きな問題になってまいります。さらにまた将来の経済生産とにらみ合わしての労働力の問題、各般の問題を頭に描きながら豊かな世界、平和な世界を建設するためのグローバルな見地において考えていかなければならぬと考えておるわけでございます。 ところで、日本では、私率直に申し上げますが、国の方針としての人口問題に対する政策といいますか、そういうものがまだ十分に明らかにされてない、こ……
○齋藤国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重いたしまして、今後とも一そうの努力をいたしたいと存じます。
○齋藤国務大臣 今回、小野田元少尉が無事帰ってこられる、そのこと自体は、私は喜ばしいことだと思います。しかし、その陰に子供さんをなくされた遺族の方々、あるいはまたルバングで申しますれば、ごく最近まで一緒におられた小塚一等兵――一昨年の十月まて一緒におられたわけでございます。そういうふうな人たちの気持ちを思えば、私は、暗い気持ちを持っておられる方がたくさんおられると拝察をいたしております。したがって、私は、そういう背景というふうなことを十分頭に描いておりますので、実は、今回、小野田さんがお帰りになるにあたりましても、静かにお迎えをしてもらいたい、これが私の心からなる心境でございます。 それにつ……
○齋藤国務大臣 私の所管に関することだけについてお答えを申し上げますが、社会保障の大きな問題の一つは年金だと思います。この年金につきましては、先般の国会におきまして、御承知のような五万円水準年金というものを実現し、しかも、この年金制度についての非常な特徴は、物価スライド制を採用したということが大きな内容だと思います。この制度が、御承知のようにこの十一月一日から施行いたしたばかりでございまして、特に最近のような経済変動期におきましては、私どもはこの年金制度を盛り立てていくということに全力を尽くしてまいりたいと思います。 それと同時に、先ほど来もお話のありましたような、所得が少なくて、減税をかり……
○齋藤国務大臣 私どもは、経済的に弱い階層の生活を守る、これは非常に大事なことだと存じて、真剣に努力いたしておるわけでございます。先ほど総理からもお話のありましたように、生活保護世帯の生活を一般世帯の水準に近づけるという努力をしておるわけでございまして、本年度の予算を組みますときに、一般の消費水準が一三・幾らということになりましたので、生活保護基準は一四%上げましょうということにしたわけでございます。それから八月、九月の消費者物価が一二%程度上がった。それじゃ緊急に改定しましょう。年度内改定ということはあまりやらないのを原則にしておるわけでございます。でございますので、どうであろうかということ……
○齋藤国務大臣 基準財政需要額との関係は自治省のほうでおわかりになるかと思いますが、社会福祉の関係で申しますと、昨年度に比べまして、本年度の当初予算は、超過負担も解消しなくちゃならぬというので、一五%のアップで施設の単価を計上しました。それで当初の予算ができておるわけです。ところが、それだけではできませんというので、今回一〇・八%単価の引き上げを行ない、さらにまた、扶助基準におきましては、本年度、前年度に比べて一四%のアップでございましたが、五%上げる、すなわち扶助基準の五%アップ分と、それから社会福祉施設の一〇・八%のアップ分が今回の補正予算の中に入っておるわけでございます。
○齋藤国務大臣 昨日、町田市の旅行業者本名さんという方が天然痘の疑いがあるということで、荏原病院に隔離をいたしたわけでございます。直ちに検体を厚生省の予防衛生研究所に送りまして検査をいたしましたところ、そのビールスは、間違いなく真性であるということに決定を見たわけでございます。 そこで、きのう荏原病院に隔離いたしますと同時に、直ちに東京都衛生局その他が、全国の、同行者が行っておりました県に全部連絡をとりまして、全国的な防疫体制をしくことにいたしました。同行者が大体十九人でございますが、その方方について、各府県に連絡をとり、今日まですでに全部につきまして把握をいたしたような次第でございます。 ……
○齋藤国務大臣 さきの国会においていろいろ論議があったことは、私も十分承知をいたしております。 隣保館を建てるための土地の取得費に対して補助を出すと、こういう問題なんですが、先般来のいろいろな御論議がございましたので、概算要求を前に各省といろいろ相談をいたしました。実際相談したんです。ところが、やはり土地の取得というのは、土地そのものが事業の目的であるならば補助の対象にするのであるが、隣保館を建てるための土地ということであればどうであろうかというふうな議論等もございまして、四十九年度の予算要求の際には、結論が出ずに概算要求はいたしてございませんでした。
○齋藤国務大臣 お答えいたします。
ただいまいただきました資料でございますが、これは私、いまいただいたばかりで全部精査しておりませんが、相当値上がりしていると私も承っておるわけでございます。このとおりの金額かどうか私も存じませんが、相当値上がりしているという事、実は否定いたしません。
【次の発言】 実は、この再販契約であったものが、その再販を、値上げを理由としてやめているようでございます。そして、いまお話しのように、この数字が全部そのとおりかどうか知りませんが、私の承知しているところによりますと、最低一〇%とか五〇%とか四〇%とか、そういうふうに、再版をやめますと市場は自由になりますからそう……
○齋藤国務大臣 お答えを申し上げます。
生活保護世帯に対します生活の扶助基準は、物価の動向をにらみ合わせて行なっておるわけでございまして、さようなことはきめておりません。今後とも、物価の動向を見て臨機応変に対処したいとは考えておりますが、新聞に出ておるような、一時金を支給する、そういうことはきめておりません。
【次の発言】 福祉社会という定義と申しますか、構想と申しますか、各方面にいろいろ意見があると私は思います。
私をして言わしむるならば、すべての国民が健康にして文化的な生活が享受できるような社会、それは、いわゆる社会保障と、さらに生活環境、住宅、そういうものを全部ひっくるめた概念であろ……
○齋藤国務大臣 戦災による障害者の問題でございますが、これは赤松委員御承知のように、今日まで、国と何らかの身分関係ある者について、国家賠償といったふうな意味合いにおいて援護の措置を講じてまいったわけでございます。ところで、国と身分関係のない一般の市民が戦災によって障害を受けたということについては、国は何らの措置も講じていないわけでございます。 そこで、赤松さん御指摘のように、昨年そうした方々から要望がございまして、何とかならぬか、こういう非常に強い要望がございました。そこで、そうした措置をかりに講ずるとしても、実態がどうなっているかということがわからなければどうにもなりません。そこで昨年、愛……
○齋藤国務大臣 生活保護世帯というのは、お述べになりましたように、物価高の影響というものをもろに受ける方々でございます。したがって、この方々の生活を守っていくということは、社会保障の上においてきわめて重要な問題であるわけでございまして、最近における物価の動向とか消費生活水準、そういうものを十分見定めて、必要があれば改定していくということが絶対に必要である、私はかように考えておるわけでございます。 そこで、きのうも八木委員の御質問にお答えいたしましたように、一月の東京都の物価指数は発表になりましたが、まだ全国の統計が発表になっておりません。(「そんなことは言いわけにはならぬ」と呼ぶ者あり)言い……
○齋藤国務大臣 従来の政令は、児童福祉法並びにその施行令によりまして、市町村が建設した保育所に要した経費から収入を差し引いた額を国が支払わなければならない、こういう規定でございました。 そこで、この規定につきましては、私どもは、毎年次官通達をもちまして補助基準というのをきめて、そして、これだけの規模でこれだけの補助をいたします、こういう補助基準を示して、それに基づいて市町村から申請を受け、それに基づいて補助金を交付する、こういうやり方をしておりました。ところが、これが規定が明白でありませんでしたので、誤解を受けるようなことがあってはいけない、こういう考え方をもちまして、昨年十二月政令の改正を……
○齋藤国務大臣 今回、二月一日付をもって薬価基準の改定をいたしたわけでございますが、これは、御承知のように実勢価格をもとにしてきめるわけでございまして、私どものほうは、昨年の十一月末を基準として薬価基準の改定をいたしておるわけでございますが、その後、いまお述べになりましたようなレントゲンフィルム等が上がっておるという事実は、十分承知いたしてございます。
【次の発言】 大衆薬につきましては、御承知のように、先般来値下げを勧告したり、あるいは据え置きということをお願いしておるわけでございますが、医家向けの薬品につきましても、そういう事態が明らかになりますれば、そういう勧告をいたしたいと考えておりま……
○齋藤国務大臣 私どもは、生活保護世帯の生活というものを、十分関心を持って見守っておるわけでございまして、その意味において、今日まで、消費者物価指数が上がれば、十分関心を払いながら、扶助基準の改定を行なってまいってきておるところでございます。 御承知のように、本年度当初、四十七年度に対して一四%の引き上げを行ない、さらにその後、消費者物価指数がのぼってまいりましたので、昨年の十月から五%を引き上げ、現在は、一九%の前年度に比してアップ率になっておるわけでございますが、一月の東京の消費者物価指数が二〇%というふうなことになりましたので、一、二、三の生活を考えながら四月までのつなぎとして、一時金……
○齋藤国務大臣 医薬品につきましては、先般、再販を取り下げて値上げをしたりする動きがありましたので、それを撤回させるとか値下げをするとか、そういう行政指導をいたしておるわけでございまして、ここしばらくこういう姿で自粛を指導してまいりたい、かように考えておる次第でございます。 しかし、御承知のように、医薬品というのは国民医療上絶対これは欠かせないものでございますから、どうしてもという場合には、事前によく相談をしていただく、こういうふうな仕組みで行政指導を強化してまいりたい、かように考えておる次第でございます。
○齋藤国務大臣 昭和四十七年度厚生省所管一般会計及び特別会計の決算について御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳出決算額については、予算現額一兆六千七百四億三千二百三十三万円余に対して、支出済歳出額一兆六千三百十一億七千三百五十二万円余、翌年度繰越額百二十九億四千三百十六万円余、不用額二百六十三億一千五百六十四万円余で決算を結了いたしました。 以上が一般会計決算の大要であります。 次に、特別会計の大要について申し上げますと、厚生省には五特別会計が設置されております。 まず第一は、厚生保険特別会計の決算でありますが、健康、日雇健康、年金、児童手当及び業務の五勘定あわせて申し上げますと、……
○齋藤国務大臣 新聞に伝えられた官房長官の話、私も新聞で見たわけでございますが、その趣旨とするところは、漏れ承るところによりますと、老後の生活を不安なからしめるようにするにはどうすればいいであろうかといったふうな話が中心になされたようでございます。したがって、賦課方式をいつから採用するとかいうようなことを具体的に官房長官が言われたということを私は承知しておりません。はっきり申しますと承知いたしておりません。老後の生活に不安なからしめるにはどうすればいいであろうか、党のほうでももう少し研究していただきたい、こういったふうな趣旨の発言であったと承知をいたしておるわけでございます。 そこで、これは……
○齋藤国務大臣 昨年来の石油ショックによる物価高、その後もまた引き続き、最近やや鎮静しかかってまいっておりますが、物価が高い経済状況のもとにおいて、社会保障としてどういう点を考えるべきであるかという御質問でございますが、まず基本的には、私どもは、昨年の春きまりました経済社会基本計画に基づいて、昭和五十二年度までに振替所得、国民所得との関係において八・八%に持っていくという大きな基本的な路線というものを考えておるわけでございますが、そういう基本的な考え方と並行しまして、先ほど申し述べました物価高に対処して、経済的に弱い人々の生活を何としてでも守っていかなければならない、老人あるいは身体障害者ある……
○齋藤(邦)国務大臣 さきに鈴木内閣の発足に際しまして、厚生大臣に就任いたしました齋藤邦吉でございます。 厚生行政は国民生活に幅広くかかわりのある役所でございまして、私も、その責任の重大を痛感いたしておる次第でございます。 厚生省の現在の仕事といたしましては、医療問題、保険問題、年金問題その他、きわめて重要な課題があるわけでございまして、私も、そうした問題の解決に全力を傾けるつもりでございますが、何といたしましても、それには皆さん方の絶大なる御協力、御鞭撻が必要でございますので、今後とも皆様方のそうした御鞭撻、御協力のほどを心からお願いを申し上げまして、一言ごあいさつにかえる次第でございま……
○齋藤国務大臣 このたび、中曽根内閣発足に当たりまして、行政管理庁長官を拝命いたしました齋藤邦吉でございます。 行政改革はいまや内閣の最重要課題の一つであり、国民の強い要望でもあります。誠心誠意職務の遂行に当たりたいと存じます。委員長を初め委員の皆様方の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○齋藤国務大臣 お答えをいたしますが、公務員の定数削減というのは私は行革の重要な課題だと考えております。そこで、昭和四十三年から五十六年まで、先ほどお話しのように十五万人削減をいたしましたが、新規需要が十四万人ありますためにネット減一万人になった、これはそのとおりでございます。 そこで、こういう状態ではやはり申しわけありませんので、さらに強化しようというので、実は昨年、五十七年から六十一年度までの間に五%削減という方針を決めて、五十七年度それぞれの削減を行い、さらに五十八年度において所要の削減を行っていくということでございます。大内委員の仰せになりましたような新規採用をみんな半分ぐらいやめろ……
○齋藤国務大臣 この事件は、本当に遺憾な事件であったと私は思います。 まず最初に、五十四年、五十五年の政治献金の問題から事実だけを申し上げておきますが、私の後援団体である政治団体に対して、北野さんを通して日本病院会という政治連盟からそれぞれ五百万円ずつ政治献金をいただきました。そして、その金は事件発生後返還をいたしておるということをその政治団体の責任者である私の秘書から承っておるわけでございます。その旨は政治資金規正法に基づく収支決算報告の中に記載されてございます。 そこで、私個人の問題になるわけでございますが、五十五年の七月末に鈴木内閣が誕生いたしまして、私が厚生大臣に任命されたわけでご……
○齋藤国務大臣 ただいま御決議のありました行政改革の推進につきましては、政府といたしましては、臨調答申を最大限に尊重するとの基本姿勢のもとに、諸般の改革方策を立案し、逐次その実施に努めているところでありますが、御決議の趣旨を尊重し、引き続きその推進を図ってまいる所存であります。
○齋藤国務大臣 ただいま議題となりました臨時行政改革推進審議会設置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 申すまでもなく、行政改革は、厳しい内外の環境のもとにおいて、当面する国政上の最重要課題の一つであり、わが国の将来への明るい展望を開くために避けて通ることのできない国民的課題であります。このため、政府は臨時行政調査会からの累次にわたる答申を踏まえ、政府としての諸般の改革方策を着実に推進しつつあるところであります。 臨時行政調査会は、去る三月十五日をもってその存置期限を迎え、解散したところでありますが、これに先立ち、二月二十八日に提出された「行政改革に関する第四……
○齋藤国務大臣 ただいま議題となりました国家行政組織法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 行政改革の推進は、政府の当面する最重要課題であります。政府としては従来から行政機構の簡素効率化に努めてきたところでありますが、最近における行政をめぐる内外の厳しい諸情勢のもとで、行政機構の膨張や行政運営の固定化を防止し、その一層の簡素効率化を継続的に促進する必要があります。 このため、昭和五十七年七月三十日に行われました臨時行政調査会の「行政改革に関する第三次答申」に沿って、行政需要の変化に即応した効率的な行政の実現に資するため、行政機関の組織編成の一層の……
○齋藤国務大臣 行政改革は行政改革でございますので、そういう問題を離れて、筋を通してやっていきたいと私は考えております。
【次の発言】 行政改革は息の長い、相当時間のかかる問題であることはお述べになりましたとおりでございます。
そこで、土光臨調もいよいよ三月十五日で期限が切れるわけでございますので、その前に、各部会からの報告をもとにした最終答申が三月の上旬に出ることになっておるわけでございます。出先機関の廃止や中央官庁の部局の整理の問題、許可認可の問題、たくさんあるわけでございます。そういうようなわけで、最終答申が出ますればその実施の責任は政府に移るわけでございますが、臨調の内部には、いまお……
○齋藤国務大臣 臨調におきましても、もう最終答申を三月の上旬には提出する、こういうことになっておるわけでございまして、いま臨調で慎重に審議をされておる状況でございます。 そこで、総理がたびたび申されていますように、答申が出ましたときには、最大限にこれを尊重して実行に移すというのが政府の方針でございますから、その答申が出た段階においていろいろな問題を考えていかなければならぬと考えております。 山口委員の仰せになりましたように、関連した法律は一括して出すという御意見、私は貴重な御意見だと思います。それは十分承っておきますが、何しろまだ答申が出ない段階でございますから、いまそういたしますとは言え……
○齋藤国務大臣 この三月十五日が最終でございまして、三月十四日に最終答申が出るわけでございますが、その最終答申には、先ほどお述べになりましたような増税なき財政再建ということを基本として、省庁の再編成の問題あるいはまた補助金の整理の問題、許認可の問題等々が答申になるわけでございます。 臨調の答申につきましては、前内閣、中曽根内閣を通じまして、これを最大限に尊重するという基本方針を決めておるわけでございますので、答申が出た暁には、その答申を尊重してこれを実行に移すという決意でいくべきものであると考えておりますし、私も、総理の指示のもとに、そうした方向で努力したい、こう考えておるわけでございます。
○齋藤国務大臣 お答えいたします。
お述べになりましたように、五十六年の四月に実地調査をいたしまして昨年の十二月に勧告をいたしたわけでございますが、公的住宅の供給につきましては、住宅需要の実情に即してないところが地域的にあることは私は認めざるを得ない、これはやはり是正していただかなければならぬ、こういうふうに考えておる次第でございます。
【次の発言】 数字にわたることでございますので、事務当局から答弁させます。
○齋藤国務大臣 国税職員の重要性、これは十分理解をいたしておりますので、厳しい最近の定員事情でもございますけれども、実は格段の取り扱いをいたしておるつもりでございます。先生、その点は十分御承知だと思います。五十八年度におきましても増員は厳に抑制するという方針でございましたが、税務署の第一線部門の強化、これは非常に大事なことでございますので、五百九人ふやしておるわけでございます。よその省の方は減りっ放しでございますが、税務署の職員の方は、第一線は増員する、こういうわけでございまして、今後とも大いに格段の取り扱いをいたしたいと考えております。
○齋藤国務大臣 ただいま議題となりました法律案につきまして、順次その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 初めに、国家行政組織法の一部を改正する法律案について申し上げます。 行政改革の推進は、政府の当面する最重要課題であります。政府としては従来から行政機構の簡素効率化に努めてきたところでありますが、最近における行政をめぐる内外の厳しい諸情勢のもとで、行政機構の膨張や行政運営の固定化を防止し、その一層の簡素効率化を継続的に促進する必要があります。 このため、昭和五十七年七月三十日に行われた臨時行政調査会の行政改革に関する第三次答申に沿って、行政需要の変化に即応した効率的な行政の実現……
○齋藤国務大臣 国家公務員の定員削減ということは、行政改革の上で非常に重要な問題であり、避けて通れない問題だと考えておりますから、御無知のように、四十三年以来定員削減計画というものを行っておるわけでございます。第六次定員削減計画におきましては、八十九万の公務員を対象といたしまして四万四千、約四万五千、こういう削減計画を立てておるわけでございますが、その実施に当たりましては、何と申しましても緊要な増員というものはやはり避けがたい状況にあることは御承知のとおり、それはもうできるだけ圧縮し、そして削減した数字の中で賄っていく、こういうやり方をしておることは御承知のとおりでございます。 そこで、一方……
○齋藤国務大臣 外交を強化せよといったふうな気持ちの臨調答申のあることは私どもも承知いたしておりまして、苦しい中にありましても、定員を何とかやりくりしてふやすような道はないだろうかということでいつも努力をしているわけでございまして、例を引いて、ことしの例を申しますと、五十八年度におきましては、定員総数において千六百九十五人、こういうふうに純減をしておるのです。純減をしている中にあって、各省ともみんな減っております。ふえておりますのは、国立大学の病院とかあるいは国立病院、そういったところの看護婦さんその他のところはふえておりますが、よその省は軒並み減っているのです。その純減の数は千六百九十五人、……
○齋藤国務大臣 最大限尊重するということは、本当に最大限でございますから、余りつまみ食いなどはいたさないで実行に移すという決意でございます。 それで、先ほど総理からお述べになりましたようないろいろな問題が次の通常国会等に出されるわけでございますが、たとえば年金などということになりますと、国家公務員の統合案、現在の国会に継続審議になっておりますが、さらにまた地方公務員の方は先般の通常国会で成立をしました。来年度の通常国会におきましては厚生年金と国民年金の統合、こういうことでございますが、年金などは、全部それが実りまするにはやはり十年かかると思いますね。そういう長期的なものもあります。 それか……
○齋藤国務大臣 私どもは、総理の御指導のもとに答申を最大限に尊重する。すなわち、尊重するということは実施するということでありますし、最大限にということは、都合のいいことだけやるとかつまみ食いするとか、そういう意味じゃなくて、答申にあることは、まあ全部と言ってはどういうことになるかわかりませんが、全部ひとつ実行に移すという決意で臨んでおるわけでございます。 そこで、新行革大綱の中には踏まえとか趣旨に沿うてとかいう文字の多少の使い分けがございますが、答申そのものの中に非常に具体的に書いてあることは、もう当然踏まえてでしょう。それから余り具体的でなくとも大方の方向というものを示されているところは、……
○齋藤国務大臣 今回の御提案申し上げてあります国家行政組織法の改正の大きな問題はお尋ねの点であることは、私もそう理解をいたしております。すなわち、行政需要の変化に対応して機動的、弾力的に局の再編を合理的に行い得るような道を開こう、こういうわけでございます。 そうすることにいたしましたのは、この法律が施行せられましてもう三十数年経過いたしたわけでございまして、新しい憲法下における国会の行政または行政機構に対するコントロールという仕組みも非常に強くなってまいってきておりますし、さらにまた、役所側におきましても、こういう行政機構の管理機能というものも非常に強くなってきておりますから、こういう変化に……
○齋藤国務大臣 私どもの考えておりまする行政改革は、国、地方を通じまして簡素効率的な行政の実現を図るということがねらいでございますから、中央省庁の行政機構や行政運営だけでなく、国、地方を通じての行政事務の減量化、それは最も必要なことであると考えておるわけでございまして、御提案申し上げておりまする許認可の整理あるいは機関委任事務委譲の問題、地方のいろいろな出先機関の整理合理化、そういうものもその一環をなすものでございまして、基本的にはあくまでも地方自治というものを尊重しながら、国、地方の減量化、それに重点が置いてあると私は考えておりますし、またそうあらねばならないと考えておるものでございます。
○齋藤国務大臣 審議会等につきましては、今回法律によって設置するものと政令にゆだねるものというふうに区分をいたしてございます。
それからなお、今回の行政組織法によりまして、官房、局の設置につきましては政令に御委任を願いたい、こういうことで提案を申し上げております。
【次の発言】 政令で設置するように御委任願った場合においての官房、局の総数は百二十八、当分の間、それを上限とする、こういうことでございます。
【次の発言】 政令で御委任願う官房、局の総数は上限百二十八、こういうことでございます。
【次の発言】 政府委員をして答弁させます。
○齋藤(邦)説明員 今回の北海道の冷害につきましては、閣議におきましても、非常に深刻な状況についての発言がございました。
【次の発言】 いつという日にちは記憶いたしておりませんが、たびたびお話がございました。
【次の発言】 先ほどもお答えいたしましたように、最近の閣議におきましても、北海道の深刻な冷害の状況についてお話があり、運輸大臣からももちろん発言がございました。農林大臣からも被害の深刻な話について発言があった次第でございます。
【次の発言】 先般の閣議におきまして、農林大臣から被害の状況等のお話もあり、激甚地の指定もしなければならぬであろうといったふうなことで、一応の内定的な了解、こうい……
○齋藤国務大臣 老人福祉の問題は、現在の政治の課題において最も緊急な問題であると私ども理解をいたしておるわけでございます。 そこで、老人福祉法によりますところの健康の保持、生活の安定、これが老人問題解決の基本であることは、お述べになりましたとおりでございます。そこで私どもは、健康な方々には、その健康の度合いに応じ、年齢に応じ、適当なお仕事について、そして生きがいを見出していただくという職業問題、これがやはり一つの大きな問題であると考えております。 そこでこの問題につきましては、職業紹介の専門であります労働省の職業安定所においても、できるだけの老人向きの仕事のあっせんということにお骨折りを願……
○齋藤国務大臣 昭和四十八年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。 昭和四十八年度厚生省所管一般会計予算の総額は二兆九百三十億百八十三万五千円でありまして、これを昭和四十七年度予算一兆六千四百五十三億六千五百三十三万八千円と比較いたしますと、四千四百七十六億三千六百四十九万七千円の増加と相なり、二七・二%の増加率を示しております。 また、これは昭和四十七年度当初予算に対しまして三一%の増加となり、国家予算全体の増加率二四・八%を大幅に上回る伸びと相なっております。 なお、国家予算総額に対する厚生省予算の割合は一四・七%であり、過去最高のものとなっております……
○齋藤国務大臣 施設職員の身分に関する法律をつくったらどうかという各方面からの要望のあることは十分承知もいたしております。目下中央社会福祉審議会においていろいろ御検討願っておりますので、一つの案が固まりまして、各方面もそういうふうな方向でどうだろうというふうなコンセンサスを得られましたならば、私どもとしては立法化について十分考究していいのではないか、こういうふうに考えておる次第でございます。
【次の発言】 油症の治療方法の研究開発につきましては、私どもも今日までできるだけ増額するように積極的に推進してまいりましたが、今後とも専門家の御協力をいただきながら治療方法を一日も早く確立できますように努……
○齋藤国務大臣 市町村国保に対しては、すでに御承知のように医療費に対する四〇%の定率補助をいたし、さらにまた財政の苦しい町村に対しましては、五%に相当する額を調整交付金として交付する、こういうやり方になっておるわけでございます。この五%の調整金によって、いまお述べになりましたような過疎地域などには、できるだけ多くの予算を流すようにということをいたしておるわけでございまして、こういうふうな計画を立てるにはもちろん自治省ともいろいろ御相談をしていかなければならぬ問題がたくさんあるわけでございまして、私どもも今後とも自治省と緊密な連絡をとりながら、財政が不均衡な赤字が生じないように努力をいたしてまい……
○齋藤国務大臣 昭和四十九年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。 昭和四十九年度厚生省所管一般会計予算の総額は二兆八千六百八十二億九千四百二十二万九千円でありまして、これを昭和四十八年度補正後予算額二兆一千九百十三億七千七百万三千円と比較いたしますと、六千七百六十九億一千七百二十二万六千円の増額でありまして、三〇・九%の増加率となっております。 また、これは昭和四十八年度当初予算に対しまして三七%の増加率となり、国の一般会計予算の増加率一九・七%を大幅に上回りますとともに、国の一般会計予算に占める割合も一六・八%と過去最高のものとなっております。 申し上……
○齋藤国務大臣 このアルコール中毒、私もいろいろな悲惨な例を承っております。先ほど来お述べになりましたように、こうした対策を進めまするためには、やはり民間の方々の非常な御協力が絶対に私は必要だと思います。まあ断酒会と申しますか、そういうふうな民間の組織の御協力というものは絶対必要である。そこで、先ほど先生がお述べになりましたように、警察、保健所、断酒会、こういう三者が一体になって、お互いに助け合って、アルコール中毒患者が出ないように、出ましたときにはこれを早く隔離、予防をするというような措置を講じていかなければならぬ、私も同感でございます。そういうふうな民間の協力を得られるような予算、これは私……
○齋藤国務大臣 私の前の行政管理庁長官はいま総理大臣でございますが、行管長官時代にいろいろ言われたこと、私もそれなりに承り、高く評価をいたしておるわけでございまして、私も中曽根長官と同じような決意で臨んでいくつもりでございます。 そして、特に行政改革はいまのときにやらなければ、これはもうやれないと私は思うのです。特に増税なき財政再建、これをてこにしてやるには絶好のチャンスだと私は思うのですよ。ですから、その意味において、行政改革は政府だけの問題ではなくて、国民的課題だと私は思うのです。いまにしてやらなければ、二十一世紀においてわれわれの子孫に申しわけない、こういう考えを持っておりまして、総理……
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