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東海林稔 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

東海林稔[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(幹部)歴代TOP1000
689位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
800位

30期委員会出席(幹部)TOP100
60位
30期委員会発言(非役職)TOP100
95位

このページでは東海林稔衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。東海林稔衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第30回国会 建設委員会 第5号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○東海林委員 私は、災害問題のうち、特に住宅関係につきまして数点お伺いしたいと思います。  御承知のように、今回の災害で、住宅関係にも非常にたくさんの被害がございました。住宅は、一日もなくては困る問題でありますし、さらに寒さを前にいたしまして、罹災者が非常に心配しておる問題でございますので、これについては、急速に十分なる施策を講ずる必要があると思うのでございます。そこで、まず第一点に伺いたいのは、公営住宅の関係でございますが、水害で家が流された人は、単に住宅が流されたというばかりでなしに、家財道具、あるいは商売道具や商品も一緒に流された人が大部分だと思うのでございます。従って、各種の災害のうち……

第31回国会 建設委員会 第1号(1958/12/16、28期、日本社会党)

○東海林委員 前の国会で私が災害住宅の復興につきまして要望した事項が、今回の法律改正並びに政令改正によりまして、相当程度実現する運びになったことを喜ぶものであります。  そこでお伺いいたしたいことは、これらの方策を実施する上においての、住宅公庫の資金対策についての説明が何もないのですが、これは、どういうことになっているんですか、その点を一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私も、これらの方策を講じても、そう大した資金にはならないと思うのであります。ただしかし、従来でも、住宅公庫の末端における選考をいろいろと見ますと、相当厳重なわけなんです。従って、こういうふうに貸付の道を広げながら、資……

第31回国会 建設委員会 第15号(1959/03/06、28期、日本社会党)

○東海林委員 時間がありませんので、簡単に三点ばかりお伺いします。第一は、本法案は首都圏整備法の第二十七条に基いて提案された、こういうふうに考えるわけですが、私はどうして今までこういう法案が提案されてなかったのか。これだけおくれてきているのか。まずこの点がわからないのですが、法案の立案の手続の問題なのか。特に何か理由があるのか、そこを一つ伺いたい。  第二点でありますが、参考資料によりますと、十カ年計画によりまして、全体の予算が一兆一千七百五十億ですか、国費の分が二千二百十四億、こういうふうになっておるわけですが、三十三年、三十三年の実績を見ますと、きわめて少額なんです。今後一体十カ年計画を完……

第32回国会 建設委員会 第3号(1959/07/04、28期、日本社会党)

○東海林委員 私は、三国国道の漏水のことにつきまして、道路局長に少しお伺いしたいと思います。  先般群馬と新潟を結ぶ三国国道が完成しまして、建設省主催で盛大な竣工式が行われ、関係民も非常に喜んでおったのであります。ところが開通間もなく、トンネル内における悪質な漏水のために、自動車の運行を差しとめなければならぬ事態が起きたのは御承知だと思うのであります。そこで、私どもの考え方からすれば、現在の技術水準からして、ボーリングによる地質調査によっても、こういうことは当然予見されるのではないかと思いますし、少くとも工事施行の過程においては、こういうことは十分察知できるのではないかと思いますが、このような……

第33回国会 建設委員会 第3号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○東海林委員 私は、先般産業計画会議でその構想を発表いたしましたいわゆる沼田ダムの問題と関連いたしまして、利根川の治水利水の計画につきまして種々の点からお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  八月の末にあの沼田ダムの構想が発表せられて以来、地元では非常な混乱と動揺が起きております。そのために、現在非常にたくさんの人がむだに時間を費やしたり、あるいはいろいろと経費を使っておるわけでございますので、この際、私は本委員会を通じて、政府の責任あるこの問題に対する態度を明らかにしていただきまして、そうして無用なそういう浪費をこの際防ぐようにしていただきたい、こういう趣旨で質問をいたしたいと思うわけで……

第34回国会 国土総合開発特別委員会 第4号(1960/04/08、28期、日本社会党)

○東海林委員 私も実は今国会初めてでございますので、従来のいきさつはよく知りませんし、十分検討しておりませんが、大ざっぱに見て、若干疑問の点がございますので、提案者にお尋ねいたします。  まず第一は、第四条の問題であります。「政令で定めるところにより、臨海開発区域における関連諸施設と密接不可分の関係にある諸施設の整備」、この諸施設という点が若干はっきりいたしません。本法律案は、臨海地域における工業その他に供する土地の造成というようなことが目的でありますので、工業用地あるいは住宅用地、農業用地等の造成を考える場合に、どうしてもまず第一に必要なのは、水の問題だと思うのです。しかし、実際問題として、……

第34回国会 商工委員会 第37号(1960/04/28、28期、日本社会党)

○東海林委員 本改正案の提案理由を見ますと、繊維原料の輸入自由化に伴う事態に対処するためだ、こういうことになっているようであります。貿易自由化の問題は、本委員会におきましてもこれまでも若干論議せられてきたところでありますが、私は、まず、本法案審議の順序といたしまして、政府が、来年四月から、わが国の貿易関係においても最も重要な位置を占めておるところの繊維の関係につきまして、自由化の方策を決定するに至りましたその考え方並びにそのいきさつにつきましてお考えをお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 原料の自由化をいたしました場合に、繊維業界の内部におきまして、また関連産業につきましてもいろいろと……

第34回国会 商工委員会 第40号(1960/05/11、28期、日本社会党)

○東海林委員 この前私は専門的なことについてある程度質問したのでありますが、本日はそこで主として今回の改正条文を中心として、こまかい点についてお伺いをしてみたいと思います。  第一に、目標年度の変更でございますが、御承知のようにこれは当初は三十六年度であり、それが三十七年度になり、今回さらに四十年度に変更するというふうに時限法の目標年度を変えるということは、本来の趣旨からいっても問題があるのじゃないかと思うそこでまずお伺いいたしたいことは、この目標年度の考え方、目標年度を設定する場合にどういう事項を一体基礎として設定するという考え方になっておるか、その点が一つ、それから今回四十年度とした具体的……

第34回国会 商工委員会 第42号(1960/05/17、28期、日本社会党)

○東海林委員 私は自由民主党、日本社会党、民主社会党の三党を代表いたしまして、附帯決議案の趣旨の説明をいたしたいと思います。  三党から選出されました小委員でいろいろと検討した結果、次のような附帯決議をつけるべきだということで意見が一致しました。  まず、案文を朗読いたします。    繊維工業設備臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当り、左の措置を強力に実施すべきである。  一、繊維原料の輸入自由化に対処し、特に中小企業者の設備近代化、金融の円滑化等体質改善の措置を至急講ずること。  二、法第二十四条の共同行為の指示を受けた事業者が、共同行為の実施に……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 農林水産委員会 第4号(1961/02/15、29期、日本社会党)

○東海林委員 先日農林大臣から三十六年度の予算及び農林水産施策の方針についての御説明を承ったのでございまして、私としては、ただしたい点がいろいろあるわけでありますが、時間の関係もありますので、きょうは、そのうちで、農業生産基盤の整備、すなわち干拓、開拓及び土地改良、こういう問題につきましてのみ数点お尋ねをいたしたいと思うわけであります。  まず第一でありますが、新しく政府がやろうとしておる新農政とこの生産基盤整備の事業との関係についてであります。予算委員会の御答弁や先般の大臣の御説明を伺いますと、まず新しい農政の中で一つの大きい柱は、農業生産の選択的拡大をはかる、こういうことからしまして、従来……

第38回国会 農林水産委員会 第31号(1961/04/18、29期、日本社会党)

○東海林委員 ただいまの行政課長の答弁に関連して一つだけお尋ねしたいのですが、地方行政法の建前からすると現在行政区として認めているのは東京都並びに五大市だけだということでありますが、私どもが実際地方に行ってみますと、小都市あるいは町村で、市条例とか町村条例でもって区あるいは区長というような規定を設けておる例を実際私は幾つか知っておるわけです。そうなりますと、先ほどの御答弁から受け取りますと、そういうのは地方自治法の違反のように受け取れるわけですが、この点一つこの際明確にしていただきたい、かように思います。
【次の発言】 そうすると、今のお話によりますと、区長という名目で末端事務を委嘱するのは条……

第40回国会 農林水産委員会 第7号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○東海林委員 私は昭和三十七年度の農林施策並びに予算に関する先般の大臣の御説明に対しまして、主として農地行政を中心としてお尋ねいたしたいと思うのでありますが、農地問題に入る前に、一つだけ基本的な問題についてお尋ねいたしたいと思います。  それは、河野大臣が日本の農政の基本はこうなければならないと御自身で考えられておる方向と、昨年の六月に成立しました政府の農業幕本法との間に、私が以下述べますような諸事例からして、私は相当な広きがあるのじゃないかという疑念を持っておりますので、その点を明らかにしていただきたい、こう思います。  まず第一点でございますが、昨年の十一月と記憶しますが、三十九臨時国会の……

第40回国会 農林水産委員会 第17号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○東海林委員 競馬法の改正に関連していろいろと伺いたいのですが、私は問題がだいぶございますので、相当時間がかかります。午前中にはとても終わりませんが、その点一つ、あらかじめお願いしたいと思います。  私のまずお伺いしたいことは、競馬の現段階の目的でございます。先ほど倉成委員との質疑応答で、いろいろと議論があったわけでありますが、局長の御答弁では、現段階においての競馬の施行の意義というものは、主として大衆のレクリエーションだ、こういうような御見解をお答えになったわけでありますが、しかし倉成委員も言われたように、現在の法律の立場からは、どうしてもそういう点が明確でないと思うのです。競馬法の中には、……

第40回国会 農林水産委員会 第18号(1962/03/14、29期、日本社会党)

○東海林委員 それではまず参考人の方にお伺いいたしたいと思うのです。昨日政府事務当局の見解をただしたところでありますが、まず、現在の段階において競馬を施行する意義というものを実際中央競馬の執行の衝に当たっておられる中央競馬会の幹部としてはどのようにお考えになっておられるか、このことをお伺いしたいと思います。  御承知のように競馬の歴史は非常に古いのでございまして、わが国においても戦前は主として軍馬の育成というようなことからしまして、馬匹改良、特に種牡の能力検定というようなことのために競馬が非常に重要視されてきました。また一方軍馬以外におきましても、農耕馬あるいは輓用としての馬の重要性というよう……

第40回国会 農林水産委員会 第20号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○東海林委員 競馬法の一部を改正する法律案に関係いたしまして、大臣に一、二の点をお伺いいたしたいと思います。私は一昨日と昨日の二日間、事務当局に対しましていろいろと質問いたしまして、懇切なるお答えをいただいたのでありますが、しかし、重要な点につきましては、やはり責任者であります所管大臣の御見解を伺わなければならぬというふうに感ずる点がございますので、特にそういう点についてのみ大臣にお伺いしたいと思います。  まず第一点でありますが、現段階における競馬施行の目的、意義というものを一体どういうふうに考えておられるか、こういう点でございます。この点につきましては、私のみならず、ほかの質問者もほとんど……

第40回国会 農林水産委員会 第33号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○東海林委員 私も数点につきましてお尋ねいたしたいと思うのであります。まず一番初めに、東畑参考人並びに田辺参考人にお伺いいたしたいと思います。  先ほどの御意見陳述の中で、農地の所有上限緩和についての御意見がございました。技術の進歩、機械の発達に伴って、経営を合理化する上においては、従来の三町歩に原則として限るという制限を緩和することが適当であり、賛成だ、こういう御点兄だと拝聴したのであります。私も、技術の進歩や機械の発展に伴って、経営をある程度拡大していくという方向については、もちろん異議のないものでありますが、しかし、実際どういう形において経営の拡大、合理化をはかっていくかという点になりま……

第40回国会 農林水産委員会 第34号(1962/04/19、29期、日本社会党)

○東海林委員 私もぜひ総理大臣の所信を伺いたいと思うような点だけ数点限ってお尋ねいたしますので、農林大臣でなく、総理大臣みずから御答弁いただくことを前もってお願いいたしておきます。  ただいま議題になっております農地法、農協法の改正は、御承知のように農業基本法に関連する法案でございますので、私もまず基本法実施以来の過去一ヵ年の実績にかんがみて、今でも池田総理は、農基法制定当時に考えたように、この農基法が今後の日本の農民をしあわせにし、他産業従事者と同じような生活を営むことができるための法律である、このように確信を持って考えておられるかどうか、この点を伺いたいと思うわけです。御承知のように基本法……

第41回国会 農林水産委員会 第12号(1962/11/13、29期、日本社会党)

○東海林委員 恐縮ですが一つ具体的なことを伺いたいと思います。御配付いただきました実験農場の概要、区画整理のことでございますが、一から二十三区に分かれておって、一区画が大小あるようでございますが、これは大体地形関係でこういうふうになっておりますのか、それとも所有関係でこういうふうになっておるのかということを伺いたいわけです。  もう一つは、現在所有関係について登記関係はどういうふうになっておるのかということをあわせてお伺いいたしたい。

第41回国会 農林水産委員会 第13号(1962/11/14、29期、日本社会党)

○東海林委員 三日間にわたっていろいろな問題が出ておりますので、私はきわめて簡単に関係局長にお尋ねしたいと思います。  まず第一でありますが、この農業構造改善の中で非常に重要な地位を占めておる基盤整備事業の中で、また重要な地位にある区画整理の問題であります。きのういろいろ問題が出たのでありますが、農林省では一区画を大体三反歩ということを基準にしておる、こういうお話を承ったのでありますが、たとえば、きのうの参考人の陳述の中で、新潟の大慶地区は二反歩、それから福岡の三瀦地区では〇・三七ヘクタールから一・五八ヘクタールという大きいのが出ております。また加西町の桑原田では六反歩、こういうことになってお……

第43回国会 建設委員会 第21号(1963/06/07、29期、日本社会党)

○東海林委員 新住宅市街地開発法案は、最近のわが国の住宅不足、特に市街地周辺においては宅地の取得がなかなか困難であるというような実情にかんがみまして、住宅地の大規模な造成をはかって宅地難を緩和したい、こういうような趣旨を承知するわけでありまして、その目的とするところは理解できるわけでございますが、市街地周辺において住宅地を取得するということになりますと、おそらく一部を除いては大部分が農用地、特に畑地がその中心になるのではないか、このように考えられるわけであります。そういたしますと、本法案は、農民にとりまして重大な関係があるように考えられますので、主として私はそういう点を中心として御質問申し上げ……

第43回国会 農林水産委員会 第5号(1963/02/07、29期、日本社会党)

○東海林委員 私、関連で一、二お伺いしたいのですが、酪振法の中でも生乳の取引については文書契約をやって、これを知事に届け出ることになっている。その契約内容がきわめて不適正な場合には、知事は適正な契約をするように勧告とか指導をする、こういうような精神がはっきり出ているわけですから、ただいま農林省で一応契約例というようなものをつくってはあるというようなことは、その趣旨から出たのだと思うのであります。しかしそれが実際にはほとんどそういう公正な契約になっておらぬというところに、今度の争議が起こる問題があったと思うのです。  そこで私がお伺いしたいのは、昨日の公述人の発言でも明らかなように、群馬その他に……

第43回国会 農林水産委員会 第6号(1963/02/12、29期、日本社会党)

○東海林委員 関連してお伺いしたいのですが、今の答弁の中でちょっとはっきりしないのですが、農地法の建前では従来農地担保というものを抑制するというような建前だったと思うのですが、今度はその農地法の考え方はどうなるのですか。
【次の発言】 それでここに競落のことが書いてあるのですけれども、競落する場合には、従来と同じように知事が買い受け適格者というようなことをやって、その範囲でもって耕作権は尊重するという建前でいくのですかどうなんですか、はっきりして下さい。
【次の発言】 耕作権を尊重するのかどうかということ……。
【次の発言】 後段の方がちょっとはっきりしないのですが、競落価額が著しく低かった場……

第43回国会 農林水産委員会 第17号(1963/03/12、29期、日本社会党)

○東海林委員 実は明日参考人から意見を聴取することになっておるわけですが、その前に改正条文の解釈のことで一、二点明らかにしておいてもらいたい、こう思う点がありますので、お尋ねいたします。  まず、第七条ですが、免許を受ける場合には講習を受けて証明書を出す、こういうことになっておるわけですが、この法律全体が各県別にいろいろと免許とかなんとかなっているけれども、この証明書が、二つの県で免許を受ける場合に、一つの県で証明を受けたら、その証明書が両県に共通になるのか、それとも各県別に一証明書を必要とするのか、その点、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 次に第八条ですが、取り消しの場合に、今度新たに……

第43回国会 農林水産委員会 第23号(1963/03/27、29期、日本社会党)

○東海林委員 私は両法案について事務的な観点で二、三お伺いしたいと思います。  まず森林組合合併の助成法でありますが、この資料によりますと現在約三千七百くらいの組合がある。従来は特に弱小組合の合併というようなことを指導し来たったが、今度のこの法律による合併は新しい山村の情勢に対処して前向きの林業の振興のためにやるのだというようなことが提案理由の説明なり補足説明なりに出ておるわけです。私どもはそういう趣旨には全く賛成なんですが、しかし、具体的に講ぜられてある予算措置その他を見ますと、この法案の大上段に振りかぶっておる目的から見まして内容がきわめて不十分なような感じがするわけです。まず予算の関係を……

第43回国会 農林水産委員会 第30号(1963/05/21、29期、日本社会党)

○東海林委員 農業災害補償法の一部を改正する法律案の審査に関連し、委員会の定例口外である五月十七、十八の両日を利用し、有志委員が農災制度の運営状況等について長野県下で現地調査を行なってまいりましたので、この際委員長のお許しを得て、私から調査の大要を報告させていただき、審査の参考に資したいと存じます。  今回の調査に参加したのは、長谷川委員長、足鹿覺君、中澤茂一君、山田長司君、野口忠夫君及び私の六委員でありますが、以上のほか調査室の尾崎毅君、農林省農業保険課長岡安誠君、同農業保険課中井正実君、岡田明輝君等も同行いたしました。  調査班は五月十七日長野市に参り、県庁において県当局から長野県下におけ……

第43回国会 農林水産委員会 第32号(1963/05/23、29期、日本社会党)

○東海林委員 私は共済組合の職員の待遇の問題とこれに対する国庫補助の関係について少し御質問したいと思うわけですが、ただいま安井委員からも質問がございましたので、ごく二、三点だけ質問いたしたいと思います。  ただ、その問題に入る前に緊急の一つの問題として、けさの新聞を見ますると、昨日の午後群馬、埼玉両県下にわたって非常に激甚なひょう害があった、こういうことが出ておるわけですが、新聞には主として人畜の被害の関係が報道されているわけでございますけれども、おそらく農産物についても多大の被害があったのではないかと想像されるわけです。農林省のほうに速報的なもので何らかの報告が入っておりますればこの際御報告……

第43回国会 農林水産委員会 第34号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○東海林委員 私は去る二十三日の当委員会で農災法の審議の際に、突如としてその前日に起こりました今回の突風並びにひょう害の状況につきまして質問いたしましたところ、被害発生後翌日のことでございまして資料がない、こういうことでそれはあとで報告していただくということで、昨日資料をいただいたわけでございますが、しかし今回の資料は、各府県の報告ということでございまして、農林省の責任ある調査ではないようであります。先ほど大臣は、至急この調査を完了して対策の基礎資料にする、こういうことでございました。そこでまずその資料ができましたならば、当委員会に対しましても、私の二十三日の要求に対するお答えどおりやはり報告……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 農林水産委員会 第10号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○東海林委員 私も本日は昭和三十九年度の農林関係予算並びに予算に関係して、政府から三十九年度に実施しようとする農業施策、こういう報告書が出ておりますが、その中でいろいろと疑問の点があるわけでございます。先日、予算委員会の一般質問におきまして、赤城農林大臣にもそれらの点につきまして若干お尋ねいたしたのでありますが、時間がございませんのと、それから大臣に対する御質問でございますので、あまりこまかいところまでいろいろとお尋ねすることができませんでしたので、きょうは関係局長に、それぞれさらに具体的な点まで含めてお尋ねをいたしたい、こう思います。  最初に、構造改善事業でございますが、御承知のように、こ……

第46回国会 農林水産委員会 第39号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○東海林委員 土地改良法の改正につきましては、同僚の角屋、石田、芳賀各委員から、それぞれ重要な点について相当質問がございましたが、今度の改正は相当広範にわたっておりますので、私も数点お伺いしたいと思います。実は赤城農林大臣にもお尋ねしたいと思ったわけですが、きょうは大臣がどうしても御出席できかねる、こういうことでございますので、大臣に対する質問分だけは次会に留保さしていただきまして、きょうは主として事務当局にお尋ねしたいと思います。  まず第一点でありますが、この計画を立てて事業をやる場合に、関係者の同意に関する規定のうち、未墾地については今度のたしか第五条の三項かと思いますが、その区域内の未……

第46回国会 農林水産委員会 第40号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○東海林委員 私はただ一点だけ、土地改良事業を実施する場合に、関係者の同意の点についてお尋ねしたいと思うわけですが、先ほど黒河内、安部両参考人からは、主として土地改良の広域性の関連においてお話がありましたが、河津参考人からは最近における農民の階層分化との関連においてお話があったわけでございます。そこで少し小さな問題ですけれども、実は今回の改正案の中で農用地の造成を目的とする土地改良をやる場合に、その区域内では山林とか雑種地等の農地以外の未墾地がある場合には、その所有者なりあるいは所有者にかわって土地改良に参加すべき耕作者、そういう関係人のこの分についてだけは、全員の同意という規定が新たに今度五……

第46回国会 農林水産委員会 第41号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○東海林委員 私は、一昨日、本委員会で、農地局長並びに経済企画庁の水資源局長に数点お尋ねしたのでありますが、基本的な問題で保留してあります数点についてだけ、この際、農林大臣にお伺いしたいと思うわけです。  まず第一点は、ただいま最後に足鹿委員がお尋ねになったこととも大体同じような趣旨でありますが、今後の土地改良事業の中における構造改善であるとか、あるいは補給水、排水等の水の関係の土地改良事業の全体の中に占める位置づけというような点を、実はお伺いしたいと思っているわけです。ただいまもお話ありましたように、今度の改正法の第一条の目的を見ますと、非常に強く農業基本法の方向、構造改善あるいは選択的拡大……

第46回国会 予算委員会 第14号(1964/02/15、30期、日本社会党)

○東海林委員 私は、農業問題につきまして、赤城農林大臣、通産大臣並びに建設当局に対してお伺いいたしたいと思うのでございます。  農業問題につきましては、すでに本委員会におきまして石田委員その他の委員からいろいろと質問があり、ただいま角屋委員からも質問がございましたので、つとめて重複を避けて御質問いたしたいと思いますが、若干重複するような点がありましても、御親切な答弁を賜わりますよう、まずもってお願いしたいと思います。  第一にお伺いいたしたいのは、現在の農政の基本法であります農業基本法について、農林大臣はどのような評価をされておるか、こういう点でございます。四年前、農業基本法の制定にあたりまし……

第48回国会 農林水産委員会 第13号(1965/03/11、30期、日本社会党)

○東海林委員 私は、養蚕の問題について、数点政務次官並びに蚕糸局長にお尋ねしたいと思います。  昨年から政府は、養蚕についても積極的に増産対策を講ずるということを打ち出したわけでございます。戦後の養蚕に対する政府の方針は、御承知のように、時によって積極政策、時によって消極政策あるいはひより見主義、こんなふうに非常に一定してないわけでございまして、養蚕は全国的な点から見ますと、若干偏在しているような点ございますが、しかし、主要養蚕県としては、非常にこういうような政府のふらついた政策のために、いままで迷惑をこうむっておった面があると思うのであります。したがって、昨年政府が新たに増産政策を打ち出した……

第48回国会 農林水産委員会 第16号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○東海林委員 私は、実は八郎潟につきましては、昨年の夏、二日ばかり現地を見せていただき、さらに農林省の出先並びに秋田県知事にもいろいろと話を承ってまいったわけであります。当時私が受けました感想といたしましては、海面よりも一低い、あの一万五千町歩にも及ぶ広大な干拓を実現したという農業土木の技術につきましては、大いに敬意を表してきたわけですが、当時も農林省の出先なり県当局等の話を聞きましても、あの三百数十億という多額の国帑を費やしてやった事業が、ほんとうにどうしたらりっぱな効果が発揚できるかというような点について、はっきりした話を承ることができませんでした。また、昨日、一昨日の質疑の中から御答弁を……

第48回国会 農林水産委員会 第18号(1965/03/24、30期、日本社会党)

○東海林委員 今回笹山茂太郎君外二十三名から提案されました競馬法の一部改正は、条文としては、御承知のように、附則を改正して、市町村営の競馬の施行期間をさらに三カ年延長するという、きわめて簡単な条文ではありますが、現在の地方競馬の施行の実情並びに三年前に競馬法を改正した際の経過等から見まして、いま突如としてこういう改正案が議員立法という形で出てきたことにつきましては、きわめて理解しがたいものがございますので、提案者並びに自治省当局、農林省当局にお尋ねをいたすわけでございます。  御承知のように、この地方競馬は、昭和二十三年の競馬法制定の際に、戦災を受けて非常に財源に困っておる市町村に対して、一時……

第48回国会 農林水産委員会 第22号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○東海林委員 いま畜産局長から昭和四十年度の畜産物安定価格の告示についての報告があったわけでありますが、私はいろいろな点でお聞きしたいところがありますので、できれば大臣にもひとつ御出席方をお願いしたいと思いますけれども、大臣がおいでになる前に、畜産局長にお尋ねしたいと思います。  まず、いま報告があったわけですが、一番先に、前年度と比べて、告示がどのように変わっておるか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次にお伺いしたいのは、今度の新たなる価格を決定して告示されるにあたって、先般開催せられました、そうしてただいま報告がありました畜産物価格審議会の意見をどのように尊重されたか、こう……

第48回国会 農林水産委員会 第23号(1965/04/06、30期、日本社会党)

○東海林委員 農地開発機械公団をどのように活用するかということについては、これまでもいろいろと問題があったわけでございますが、今回、政府は、地方公共団体や農業協同組合が行なう乳牛または肉用牛の育成事業の牧場、さらに農事組合法人その他のいわゆる農業法人の行なう搾乳経営または肉用牛生産経営の牧場の建設について、機械公団にこの仕事をやらせる、そのために公団法の一部改正を提案してきたわけでございます。これは従来の公団の経過からして、いろいろと問題があるわけでございまして、多数の同僚が質疑を要求しているわけでございます。そこで、私は他の同僚議員の質問とダブらないようにするために、特に、今回の農業法人の行……

第48回国会 農林水産委員会 第29号(1965/04/22、30期、日本社会党)

○東海林議員 ただいま議題となりました学校給食の用に供する牛乳の供給等に関する特別措置法案について提出者を代表して、その提案理由を御説明申し上げます。  昨年の第四十六回国会においてわが日本社会党は、牛乳の学校給食について栄養価の高い国内産牛乳による学校給食を行ない、もってわが国酪農の発達と児童及び生徒の心身の健全な発達をはかるため、学校給食の用に供する牛乳の供給等に関する特別措置法案を提案し、以来この案は継続審査の取り扱いを受け、今国会に至ったのであります。  しかしながらわが党は御承知のように今回牛乳法案を提出しており、この牛乳法案におきましては、牛乳等の長期需給計画及び年度需給計画を策定……

第48回国会 農林水産委員会 第30号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○東海林委員 農地管理事業団法案につきましては、先般本会議で湯山委員から社会党を代表して重要な点について質問をいたしたことであり、また本日も同僚の松浦委員並びにただいま松井委員からそれぞれ質問したところでありますが、私も若干の質問をいたしたいと思います。  まず質問の態度でございますが、本事業団法案は、その発想の基本につきまして重大な疑問がありますと同時に、また実際の効果でも、この目的としておるように農地保有の合理化をはかって、農業構造の改善に寄与するのだというような目的を達することは困難であろう、こういう実際上の両面からして私は非常に多くの疑問を持っておりますので、重要な点について若干質問を……

第48回国会 農林水産委員会 第32号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○東海林委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっています農地管理事業団法案について、反対の意見を表明いたしたいと思います。  本法案は、政府が出資して新たに農地管理事業団をつくって、そうして農地の売買あるいは農地取得の希望者に資金を供給して、そうしてできるだけ農地を自立農家のほうに集積しよう、こういう意図を持っておるわけでございますが、私どもも日本農業の農地あるいは資本装備の零細性という点から考えまして、これを近代化する意味において、農地経営の規模を拡大するという方向については、もちろん賛成であるわけでございます。しかし農業基本法の論議の際にもわれわれが主張したように、農地を……

第48回国会 農林水産委員会 第38号(1965/05/17、30期、日本社会党)

○東海林委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表しまして、ただいま議決されました加工原料乳生産者補給金等暫定措置法案に対し、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    加工原料乳生産者補給金等暫定措置法案に対する附帯決議(案)   政府は、酪農の振興を旨とし、特に左記事項に留意して本法運用上万全を期すべきである。      記  一、生乳の共販体制を強化推進するため、全国段階の生乳生産者団体の整備及びその育成に努めること。  二、保証価格の算定に当っては、牛乳及び乳製品の需要の増大に対応して生乳の拡大再生産と生産者の適正な所得が確保されるよ……

第48回国会 農林水産委員会 第41号(1965/05/31、30期、日本社会党)

○東海林委員 私は、養蚕の被害対策について、一つだけお伺いしたいと思います。  いただきました資料の一六パージにありますように、本年は豪雪に引き続いての低温のために、掃き立てが非常におくれて、それに関連して掃き立て量の減少が非常に心配されておるわけであります。ここに書いてある対策としては、桑苗の共同生産施設に対する助成措置等を検討している。あわせて飼育、上蔟の管理、夏秋蚕用桑の確保のための桑園管理等について技術指導の強化をはかる、こういうようなことが書いてありますが、もう一つ蚕種の問題について、この際注意を喚起しながら、お考えをお聞きしたいと思う。  御承知のように、掃き立てがおくれたために、……

第49回国会 農林水産委員会 第4号(1965/08/09、30期、日本社会党)【議会役職】

○東海林委員長代理 休憩前に引き続いて会議を開きます。  午前に引き続き質疑を行ないます。千葉七郎君。

第49回国会 農林水産委員会 第5号(1965/08/10、30期、日本社会党)

○東海林委員 私はたくさん質問したいことがあるのですけれども、大臣の時間があるそうですから、特に基本的なことだけ簡潔に数項目大臣にお伺いして、それからあとは局長その他にお伺いしていきます。  まず第一にお伺いしますが、蚕糸業についてのきわめて重要なこの二つの法案を、今度の臨時国会のような、わずか二十日間という短かい期間の国会に、しかも会期が半ばを過ぎるようなときになって提案する、そういう真意が私どもは理解できないのでありますが、どうしてそのようなことをやったか、まず大臣からお答え願いたい。
【次の発言】 しかし、御承知のとおり、今国会ももうあしたで終わりなんです。きょう審議が始まっておるわけで……

第51回国会 農林水産委員会 第3号(1965/12/24、30期、日本社会党)

○東海林委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、ただいま議決されました日本蚕糸事業団法案に対し、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、決議の案文を朗読いたします。    日本蚕糸事業団法案に対する附帯決議   政府は、すみやかに左記の各項の実現に努め、蚕糸業振興に遺憾なきを期すべきである。      記  一 事業団に対する政府出資をすみやかに増額し、繭糸価格安定措置の効果を充分発揮できるよう円滑な運用に努めること。  二 海外における生糸、絹織物の消費需要を一層開拓するとともに、輸出機構の整備等抜本的な輸出振興体制を速急に確立すること。  三 生糸……

第51回国会 農林水産委員会 第9号(1966/03/02、30期、日本社会党)【議会役職】

○東海林委員長代理 午後一時再開することとし、休憩いたします。    午後零時十四分休憩

第51回国会 農林水産委員会 第25号(1966/04/12、30期、日本社会党)

○東海林委員 畜産物の価格につきましては、単に生産者ばかりでなく、消費者もこれは非常な重大関心を持って見守っておったと思うわけでございます。特に本委員会といたしましても、加工乳の価格につきましては、第四十八国会で新たに成立いたしました暫定措置法に基づいて最初にこれが決定される、こういう関係がございましたので、本法の実際審議に当たりました本委員会の責任もございまして、先月の二十四日から今月の一日にわたりまして、政府のこれが実施の方針等について、非常に真剣な質疑がかわされたことは御承知のとおりでございます。そこで、私は、そういう観点に立って、特に本委員会で本法律を制定する際にかわされた質疑、あるい……

第51回国会 農林水産委員会 第32号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○東海林委員 農地管理事業団法案につきましては、昨日も同僚の松浦委員から相当幅広い質問があり、さらに私のあとにも同僚の質問が予定されておりますので、私は、なるべく重複を避けながら、主として、前回提案をされて廃案になりました法案と、今回再び提案されました法案との間で、修正されて提案された点を中心に、数点御質問をしたいのでございますが、その前に、一つだけ農業基本法のことにつきまして、大臣にお伺いいたしたいと思うわけでございます。  昨年、私は、農業白書の報告に対して、党を代表して、本会議で総理並びに時の赤城農相にお尋ねしたことがあるのでございますが、それは、政府が農業基本法制定以来すでに五カ年たっ……

第51回国会 農林水産委員会 第50号(1966/06/21、30期、日本社会党)

○東海林委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表し、ただいま議決となりました入り会い林野等に係る権利関係の近代化の助長に関する法律案に対し、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    入会林野等に係る権利関係の近代化の助長に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行にあたり、とくに左記事項に留意し、その運用に遺憾なきを期すべきである。  一、旧慣使用林野の整備にあたっては、市町村長は、権利者の意見を十分尊重するとともに、整備計画の策定について関係権利者の実質的な同意を条件とすること。  二、従来入会林野等の収益によってまかな……

第51回国会 農林水産委員会 第53号(1966/06/24、30期、日本社会党)

○東海林委員 私は、乳価の問題について若干質問をいたしたいと思うわけです。  御承知のように、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法につきましては、昨年の本委員会におきましてずいぶんといろいろな論議がかわされ、そして最終的には三党の意見が一致しまして、二点の修正をし、附帯決議をつけて成立を見た経過があるわけでございます。本年の四月一日からこれが実施されまして、大体三カ月になんなんとするわけです。近く第一回の不足金払いが支払われることになるわけでございますが、私どもが承知している範囲におきましては、現在のところその進みぐあいは、法律が意図しておるようなぐあいにうまくいっておるようにはどうも見られない……

第51回国会 農林水産委員会 第54号(1966/06/25、30期、日本社会党)

○東海林委員 午前中、同僚の千葉委員からも質問があり、なお、あとで芳賀委員も質問を予定しておりますので、私は、ごく簡単に一、二の点について御質問をしたいと思います。  今度の法案が、先ほどもお話がありましたように、国民生活の高度化に伴ってだんだんと牛肉の利用がふえていくが、一方、生産面においては、農業の機械化の問題あるいは肉用牛の飼養基盤の脆弱等の問題からして、なかなか計画どおりに出産が進んでおらない、そこで、やむを得ず、当分の間相当量を国外からの輸入に仰がなければならないので、その間の調整をはかり、国内の需給の安定、さらには価格の安定等をはかるために、畜産事業団に外国から輸入させる、こういう……

第52回国会 農林水産委員会 第4号(1966/09/10、30期、日本社会党)

○東海林委員 ただいま太田参事官から、本年の九月七日現在で二十一都道府県、一万三千余頭の豚コレラが発生した、こういう報告があったわけでございます。この新しい農業基本法体制下にあって、政府がその選択的拡大の中心部門の一つとして畜産を奨励し、その中で、酪農とともに養豚の多頭飼育ということを積極的に指導しておるわけですが、その時期にこのように豚コレラ、おそるべき伝染病が発生して、農家が非常な打撃を受けておるということを私は非常に残念に思うわけであります。  たまたま私の地元の群馬県におきましても、最近にない発生でございまして、しかもそれが私の居住地周辺でございます関係上、私も発生以来の経過を大体存じ……

第52回国会 農林水産委員会 第5号(1966/10/08、30期、日本社会党)

○東海林委員 私は、台風二十六号の気象予報関係を中心に若干お伺いしてみたいと思うわけです。  ちょうどあの台風の際に私は群馬県の自宅におりまして、台風の猛威を直接味わったわけですが、さらにその後埼玉、群馬の両県下の被災地をお見舞いかたがた実情を調査して歩きまして、いろいろと話を聞いてまいっておるわけですが、今回の二十六号台風で一番大きい人の被害を受けた山梨、静岡等における状況と群馬、埼玉の状況は若干違うような点もあるように思うわけです。  御案内のように、山梨、静岡で特にたくさんの死傷者を出したというような点は、山間の山くずれあるいは渓流のはんらん等によって、土砂とともに家が押し流された、こう……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 農林水産委員会 第2号(1967/03/23、31期、日本社会党)

○東海林委員 私も、いま同僚の美濃君から乳価と豚肉の価格の問題について質問がありましたが、若干質問をしたいと思います。実はなるべくダブらないようにと思っておったのですが、ただいま同僚の美濃君の質問に対する局長の答弁の中には、重要な点で私のどうしても納得できない点がありますので、一部ダブる点がありますことを前もってお断わりしておきます。したがって、先ほど理事会で大体三十分程度と申し上げておきましたが、若干時間も三十分を超過する、こういう見通しでございますので、あらかじめ委員長のお許しを得ておきたいと思います。  まず、先ほどの御答弁にもありましたし、また今回の農業白書にも出ておりますように、昨年……

第55回国会 農林水産委員会 第3号(1967/03/29、31期、日本社会党)

○東海林委員 ただいま同僚の柴田君からニューカッスルのことについて質問があり、さらに病菌豚の問題につきましては、あとで他の委員からも質問があるようでございます。したがって、私は、ごく限りまして、二つの問題について数点だけお尋ねをいたします。  ニューカッスル病に関連いたしまして、家畜の伝染病予防体制の強化の問題につきまして、先ほど、まず県の病性検定所の拡充あるいは家畜保健所の広域化等の問題、さらにそれにあわせて総合指導対策を強化する、こういう御答弁があったわけでございますが、それは当然だと思うのでありますが、私は、この前の豚コレラのときも感じたのでありますが、この選択的拡大の立場で畜産を積極的……

第55回国会 農林水産委員会 第11号(1967/05/23、31期、日本社会党)

○東海林委員 私、群馬県出身でございまして、養蚕関係に非常に関心を持っておるわけです。先ほどお話がありましたように、審議会から国会議員が追い出されたような形になりまして、皆さんの御意見を聞くような機会があまりないのですが、きょうは非常にいい機会でございますので、そんな関係で、私、質問がいろいろございますが、お昼近くなりましたけれども、もうしばらくひとつごしんぼうをお願いしたいと思います。  まず、山添さんにお伺いしたいのですが、今回の法案、先ほどお話がありましたように、業界の意見が総合され、さらに審議会の審議を経て、その建議に基づいて農林省が法案化した、こういうようなことでございますが、いま中……

第55回国会 農林水産委員会 第12号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○東海林委員 日本蚕糸事業団法の一部を改正する法律案につきましては、先週来、各委員から相当多面にわたって政府委員との間に質疑の交換があり、さらに昨日は、四名の参考人の意見を聴取し、質疑を重ねたわけでございますが、私は、なお相当多数の点についてわからない点がありますのと、なおこれまでの質疑の中で政府委員の答弁に納得しかねるような点がございますので、以下、若干質問をいたしたい、このように思うわけです。  まず、戦後における政府の蚕糸業に対する政策がきわめて一貫性を欠いておった、こういう点にかんがみまして、私は、今後の蚕糸業に対する政府の基本的な考え方をはっきりさしていただく必要があろう、こう思うの……

第55回国会 農林水産委員会 第15号(1967/05/31、31期、日本社会党)

○東海林委員 きのう農林省のほうから今回の干ばつの状況並びにそれについて農林省として次官通達を出した内容等の報告を受けたわけですが、私は、それに関して一、二の点だけ御質問してみたいと思います。  まず、この次官通達に書いてあることですが、これは特別に変わったこともないので、きわめて常識的なことが書いてあるのですが、ただ一つ、この第二項に揚水機械の手配のことを書いてあるわけですが、これらについて過去の例等を見ますと、ある程度国で予算措置等をして、運搬に対する諸経費とか、その他のことも助成したこともあったように思うのでありますが、今回は、ただ文書での通達だけで、そういう経費面での援助とか、そういう……

第55回国会 農林水産委員会 第20号(1967/06/13、31期、日本社会党)

○東海林委員 私は、自主民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四党を代表して、中小漁業振興特別措置法案に対する修正の動議を提出いたします。  修正案文はお手元に配付いたしてありますとおりでありますので、朗読は省略して、以下簡単に修正案提出の趣旨を御説明申し上げます。  中小漁業振興特別措置法案は、農林大臣が定める中小漁業振興計画の円滑な実施をはかるため、低利な公庫融資と税制上の優遇措置を講じて中小漁業の近代化を促進し、その振興をはかろうとするものであって、この振興計画こそは、本制度の根幹をなす最も重要な施策であることは御承知のとおりであります。  したがいまして、農林大臣が振興計画を定め、……

第55回国会 農林水産委員会 第22号(1967/06/15、31期、日本社会党)

○東海林委員 簡単に二つばかりお尋ねしたいのですが、第一点はニューカッスル予防のためのワクチンの需給関係です。  ニューカッスル病の発生状況については、本委員会で前に報告を求め、それに関連して若干の質疑があったわけですが、当時私どもは、ある程度気温が上がってくれば、だんだんと終息するだろうというような考えといいますか、期待を持っておったのですが、相当長期にわたってこれが続発したというような関係もあり、また最近では、一部では表向きには終息したような形はしているが、病菌がやはり残っておる関係か、ひなについてはやはり予防を完全にしなければほとんど育たないというような実情にあるところもあるように聞いて……

第55回国会 農林水産委員会 第23号(1967/06/20、31期、日本社会党)

○東海林委員 議事進行について。  どうもこの委員会の出席状況を見ますと、全体としても不良であり、特に法案の審議促進に当たるべき与党委員がきわめて少ないというのでは、このままわれわれは審議に協力するわけにいかないと思いますから、きょうはこの程度で散会してください。

第55回国会 農林水産委員会 第29号(1967/07/04、31期、日本社会党)

○東海林委員 ただいま大口食糧庁長官から、今年度の政府の麦買い入れ価格並びに政府の標準売り渡し価格について決定までの経緯を含めて報告があったわけでありますが、私は、こまかいことは別としまして、政府がこのような決定をしたことに関連しまして、基本的な考え方について若干お尋ねいたしたいと思います。  まず第一は、いまのパリティ指数の問題でありますが、いろいろといま御説明もございましたし、また米審でも非常な御議論があったということでございますから、私はこまかい点に触れることを避けますが、ただ、一つ伺いたいことは、このパリティの計算につきましては、食管法の施行令の附録の第一に計算方法が出ておるわけですが……

第55回国会 農林水産委員会 第34号(1967/07/13、31期、日本社会党)

○東海林委員 各参考人からたいへん貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  御意見の中に一部ありましたように、これまでの米価のきまり方が一体どういう理屈でどういう経過をたどって決定されたかという点が国民にあまり明らかでないために、いろいろと国民から米価に対する不満あるいは協力が足らないというような面が出てくるというふうに私どもは考えているわけです。御承知のように、いま米審の意見を聞いて政府の責任できめるわけですが、米審も先般来秘密会になりまして、せっかくの論議が国民に明らかにされておらない、こういうようなこともあって、はなはだ残念なのであります。私どもは、米価というものは国民全……

第55回国会 農林水産委員会 第37号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○東海林委員 私は、重要な点一点だけ大臣にお尋ねいたしますので、明確な御答弁をお願いいたしたいと思います。  一昨日から私は各委員の本案に対する質問をお聞きしておったのでありますが、その中で、やはり最も重要な点として取り上げられておりますものは、本改正案によって多数の中小山林所有者の経営の近代化あるいは生産性の向上というものが、はたしてほんとうに効果的に進めることができるかどうか、こういう点であったようにお聞きしたわけでございます。このことは私も非常に重要な点だと思います。また世間の一部には、本改正案は大山林地主を擁護して、その反面、中小林家を収奪するたてまえに貫かれておる、と同時に、そういう……

第56回国会 農林水産委員会 第1号(1967/07/29、31期、日本社会党)

○東海林委員 時間がございませんが、私も、かねてから、農地転用について最近の農地法五条の適用が非常に乱れておることを遺憾に考えておるわけでございますので、この際、三、四点についてお尋ねいたします。  まず、いま新大磯の貨物駅用地の点についていろいろと質問があったわけですが、この点について私もお尋ねいたします。  農林省は三十七年の六月に正式許可する場合に、このような六町五反にも及ぶ大きい土地でございますので、きっとこれは許可の条件がついておるはずだと思うのですが、どのような条件がついていますか、あるいは全然ついていませんか。
【次の発言】 ただいまのお答えのように、許可条件には、申請の用途に供……

第56回国会 農林水産委員会 第2号(1967/08/01、31期、日本社会党)

○東海林委員 私は、最近の豚肉の需給状態、それから中国からの牛肉の輸入問題について御質問したいのですが、いまのニューカッスルの問題につきまして、関連して一問だけお尋ねします。  先ほど柴田委員の、殺処分を命ぜられた鶏に対する手当金は法律によって三分の一、一羽三百円以内、こういうことになっておるのが実情に合わないじゃないかという質問に対して、局長からは、それは健康な鶏の価格ではなしに、病気になった鶏の価格だ、こういう趣旨の答弁があったのですが、私は、これは非常に不可解に感じます。ニューカッスルにかかった鶏は、これが内臓を捨てて肉だけは売れるというような状態であれば、そこに価値があり、価格があると……


各種会議発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第38回国会 建設委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○東海林委員 農林省に一つだけ関連してお尋ねしたいのです。  先ほど農業用水の問題につきまして、従来必ずしも効率的な利用がされてないものについては、たとえば合口等によって合理的な運用を考える、将来なお必要な農業用水等についても基本計画の中にこれを入れて確保していく、こういう点は当然だと思います。そこで、従来すでに土地改良区としては一応設備ができて、支障なく利用しておった、こういうところにおいて、今度基本計画に基づいていろいろと各方面に利用が進んで、そのため本川における流水の状況が違ってきたために、従来の施設で円滑に取水できておったものができなくなるという事例が、過去においてもありましたから、今……

第38回国会 農林水産委員会公聴会 第1号(1961/04/19、29期、日本社会党)

○東海林委員 一楽公述人に二つばかりお伺いしたいのであります。きわめて簡潔にお尋ねいたしますので、率直な御答弁をお願いいたしたいと思います。  まず第一点は、公述人は、日本の農業は今後においても強力な政府の保護政策が必要であるということで、強くそのことを要望されたわけです。それで、政府案並びに社会党の両案の目標として掲げておる点を考えると、自分としてはあまり差がないように思う、――実は、この点は、私どもとしては、その目標にも相当差があり、さらにそれを実現する責任においても相当差があるというふうにはっきり考えておるわけでありますが、その点は一応おきまして、私どもは、政府の案を見ますと、目標も非常……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○東海林分科員 私は、群馬県下の大泉、太田飛行場の返還問題について、時間がありませんが、二、三点だけお尋ねいたしたいと思います。  この問題につきましては、地元県や関係市町村からこれまでもう数十回も政府当局に陳情があり、また、国会におきましても、衆議院並びに参議院の内閣委員会等で十数回にわたって質疑が重ねられたところでありますが、そのつど政府側から、極力善処するという趣旨の答弁はありながら、今日まで解決しないということはまことに遺憾に考えるわけであります。ことに、以前の赤城長官あるいは江崎長官のときには、二、三カ月あるいは数カ月内には大体返還の見通しを持っておるという趣旨の国会答弁がありながら……

第43回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1963/06/12、29期、日本社会党)

○東海林委員 ただいま楢崎委員の質問したことに関連しまして、一点だけお伺いしたいのですが、四十一条の二項で、事業団の事業について外務大臣が認可をする場合には農林大臣に協議をする、こういうことになっておるわけです。そこで、具体的に伺いたいのですが、移住者が移住地に参りまして実際に農業経営をやる場合に、もちろん、先ほどのお答えによりますと、事業団でも技術者等も入れてその指導に当たるということになるわけですが、それに対して、事業団の行なうそういう経営指導について、役所の立場でこれを監督なり指導をするという場合に、今後は外務省自身が直接そういう営農指導というものを行なうように一応考えられるのですが、そ……

第43回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会連合審査会 第3号(1963/06/24、29期、日本社会党)

○東海林委員 私は、今度の新しい河川法と主として農業水利の関係につきまして数点お伺いいたしたいのでありますが、大臣が非常に時間をお急ぎのようでございますので、ごく基本的なことだけを大臣にお伺いいたしたいと思います。  御承知のように、従来の利水関係のうちで、歴史的に見ましても非常に古いのが農業用水であり、また現在の段階においても、農業用水自体の重要度ということは、私どもは依然として変わらないと思うわけです。しかし、最近わが国の産業構造の改善なりあるいは国民生活の向上等によって、新たに発電でありますとか、あるいは工場の用水でありますとか、あるいは飲料水等、そういう面で非常に水の利用というものがふ……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○東海林分科員 私は、群馬県太田大泉飛行場の返還問題についてお尋ねをいたしたいわけです。  御承知のように、太田大泉飛行場は、もと中島飛行機製作工場の付属飛行場でございましたが、終戦後これが飛行機工場とともに米軍に接収せられて、今日まで米軍が基地として利用しておるわけです。飛行場の返還は実現しておりませんが、工場の敷地並びに建物はすでに返還されまして、現に東京三洋が電気機具の製造工場としてこれを利用しておるわけです。  ところで、太田、大泉並びに接続しております尾島町、宝泉、この四市町村は首都圏整備法による市街地開発地域の指定を受けておるわけでありますが、この飛行場が近い将来に返還されるだろう……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○東海林分科員 昨日私は太田大泉飛行場の早期返還問題を中心にお尋ねしたのですが、その中で、きのう施設庁の答弁にもありましたように、約二十万坪という広い面積が、現に米軍が使用せずに、群馬県観光公社がこれを借り受けてそうしてゴルフ場に使っておる、こういう点は、米軍の必要欠くべからざる基地ということで提供しておるのが、米軍が使わずに日本側でゴルフ場に使っておるというようなことは、まことに不可解千万じゃないかということで大臣の見解をただしたのに対しまして、実情がはっきりしておらぬからということで御答弁が保留になったような関係で本日に引き続いたわけでございます。そこで大臣の御答弁をいただくのでありますが……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1964/02/22、30期、日本社会党)

○東海林分科員 私は太田大泉の飛行場の返還問題について御質問いたしたいわけでございます。  この問題は、御承知のように昭和三十四年以来の問題でございまして、この間、地元の県や市町村からは政府当局に対して約四十回も陳情いたしておりますし、なお国会におきましても参議院、衆議院の内閣委員会におきましてしばしば問題になり、また私自身も一昨年並びに昨年の本分科会においても当時の防衛庁長官に質問し、善処を要求した問題でございます。ところが、今日までこれがさらに解決を見ないということにつきましては私ども非常に遺憾に考えるものでございます。御承知のように地元の太田大泉地区としましては、昭和三十五年に首都圏整備……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○東海林分科員 私は、河川管理と農業用水に関する事項について、主として農林省、それから建設省並びに経済企画庁にお伺いしたいと思うわけです。  まず第一に、農林省にお伺いしますが、最近上流にダムを構築した、あるいは下流における砂や砂利の過度の採取等によりまして河床が低下したために、農業用水の取水が従前の施設では不可能になった、あるいは困難になったというような事例を私どもの身近で見聞するわけでありますが、全国的にそういうことにつきまして、農林省は実態をどのように把握されておりますか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 私は実は、この問題につきましては前にも一度取り上げて質問したことがあるわけで……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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