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本島百合子 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

本島百合子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(無役)歴代TOP1000
586位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
751位

28期委員会出席(無役)TOP100
97位
28期委員会発言(非役職)TOP100
86位
29期委員会出席(無役)TOP50
50位
30期委員会出席(無役)TOP100
93位
31期委員会出席(無役)TOP100
96位

このページでは本島百合子衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。本島百合子衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第29回国会 文教委員会 第2号(1958/06/20、28期、日本社会党)

○本島委員 先ほどの質問に関連いたしまして、資料を要求いたしたいと思います。長欠学童の現在の状態を知らしていただきたいと同時に、その中で特に精薄児童といわれる人が犯罪者の中に多く見受けられるということが、最近の非常に大きな現象になっておると思います。従ってこの青少年犯罪者の中で精薄に関係している者が何人か、あるいはまた経済的理由によってなっておるというものもあわせていただきたいと思います。なお肢体不自由児、虚弱児が、この長欠学童の中の、こうした種類の人々に、どれだけの施設があって、現在どれだけ収容されておるか。同時に全国で推定されておる数字というものは大体わかっておりますが、文部省でどの程度に……

第29回国会 文教委員会 第6号(1958/07/08、28期、日本社会党)

○本島委員 大臣がおいでになっていらっしゃらないようでございますけれども、おいでになりましたならば、総括して御見解を聞きたいと存じますから、その点は保留しておいていただきます。  最初にお伺いいたしたいことは、非常に長欠児童が多いようでございますし、家庭の事情によって出られない子供さんというのが増加しておると思いますが、ことしは特に不況でございますので、さきごろ私が要求いたしました資料で見ましても、これは非常に少い数になっておるようです。たとえば東京都の実例を申し上げても、ボーダー・ラインの家庭の中で学校教育が十分に受けられないという人のために教育扶助をいたしておるわけです。小学校、中学校でこ……

第30回国会 文教委員会 第2号(1958/10/08、28期、日本社会党)

○本島委員 台風二十二号に伴う災害状況のうち、私の派遣されました東京、千葉、神奈川各都県の状況につき御報告いたします。  私は去る一日、二日、建設、農林、社会労働の各委員とともに各都県庁を訪れ、議員各位よりの見舞金を手交するとともに状況を聴取し、各災害の現場を視察したのであります。  二十二号台風は九月二十七日神奈川県下から本土に上陸したのでありますが、この台風の接近に伴いまして、本土南方に停滞していた前線により静岡県、関東地方に未曽有の豪雨をもたらし、東京都内各地では二〇〇ミリないし四〇〇ミリという気象庁開設以来の降雨量を示したのであります。幸いにして風速を伴わなかったため、文教関係の被害は……

第30回国会 文教委員会 第8号(1958/10/31、28期、日本社会党)

○本島委員 私は日本社会党を代表し、学校教育法等の一部を改正する法律案及び学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案に対する日本社会党の態度を明らかにするものであります。  そもそも今般の法律案が国会上程を見るに至るまでには、戦後の新しい教育は長い期間を経過しています。すなわち、日本国憲法及び教育基本法に明示された国民教育の大道に沿って、昭和二十二年三月三十一日、法律第二十六号として学校教育法が制定され、六、三、三、四制に基く学校教育制度が確立されて以来、国民はその完成のため全力をあげて努力してきました。義務教育の充実は当然のこと、高等学校、大学の完成のため、国……

第31回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1959/04/09、28期、日本社会党)

○本島委員 本委員会の従前のことを存じませんので、多少ダブった点があるかもしれませんし、また、すでに決定済みの点もあるかもしれませんが、お許しを願います。  今日、遺骨の問題については、国際的にも問題になってきておると思います。また遺族といたしましても、何とかして遺骨だけは引き取りたいという希望があるにもかかわらず、現実的には、政府の積極的な援助というものがないためにできていない、こういうことが一般にいわれておるわけなんです。そういう点につきまして、大体最も多い地区といわれておる南方その他につきましては、今日どのような状態においてその引き取りの問題をやっておられるのか、聞かしていただきたいと思……

第31回国会 地方行政委員会 第3号(1958/12/19、28期、日本社会党)

○本島委員 この風俗営業取締法の一部改正につきましてお尋ねしたいことは、風俗営業の取締りというこの法律案ができました当時の御見解を聞かせていただきたいと思います。と同時に、この改正案に盛られております御説明は一応拝見いたしましたが、この改正案の目途とされたところはどういうところにあったのかということを聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 今度の改正案についての考え方を今お聞かせ願いたかったのでございますが、その点の御説明は……。
【次の発言】 ただいまの御説明で参りますと、青少年を守るということが大きな目的で、しかも最近深夜喫茶店というものが非常にできた。そこでこうした改正によって善……

第31回国会 地方行政委員会 第6号(1959/01/30、28期、日本社会党)

○本島委員 だいぶ照度については御質問があったようでありますが、ただお二人の参考人の御意見を聞いておりますと、この政府案で改正いたします風俗営業の中に入れられる喫茶店、これは御承知の通り三ルクス以上となっておる、この区分の点について不明確な点があるのではないか、こういうふうに私承わったのですが、その風俗営業の中に入る喫茶店というものについては、その光の度合いを十ルクスまでに上げてくれという御希望なのか、現在地方できめておりますのは三ルクス程度以上というふうになっておりますが、実際は三ルクスから下になっておるというようなところが非常に多いわけなんです。そういう点はどういうふうにお考えになるのかと……

第32回国会 文教委員会 第5号(1959/10/19、28期、日本社会党)

○本島委員 ただいまお二人の委員から基本的な問題については大体お話があったようでございますが、私どもも委員長と御一緒に鳥取、兵庫の僻地地域といわれるような地域の災害地に参ったわけです。この地域におきましては、どこも同じことであろうかと思いますが、特に山間僻地といわれるようなところでは援助が非常におそいということになりますし、それから道路も寸断されておりますので、自然教育は分校を土台にしてやっていく。そこで先生方も泊り込みで、全然帰ってこられないというような状態で住まっておるわけです。こういう場合に僻地に対する今までの認定の仕方というものが、この災害にあってもう少し変ってこなければいけないのでは……

第33回国会 文教委員会 第2号(1959/11/11、28期、日本社会党)

○本島委員 私はこの大学の問題について詳しく調査したわけではございません。陳情を受けまして、教育問題にあってかかる事態が起こるということに非常に心を痛め、なおかつ生徒の立場に立ちましたときに、この学校の問題をこのままにしておいてはいけないのじゃないだろうか、そういう気がいたしましたのでお尋ねいたしますが、先ほどから田中参考人の言葉を聞いておりまして、このような暴言を吐かれる参考人はいまだかつて衆議院においてもないだろう、このように私どもは聞いたわけなんです。そこでお聞きしたいことは、自分が建てた学校だから、悪くなかったからつぶしてもいいのだ、こういうことを再々にわたって言われ、先ほど臼井委員の……

第33回国会 文教委員会 第4号(1959/11/18、28期、日本社会党)

○本島委員 私は過日の伊勢湾台風の被害調査の第四班として派遣されましたので、鳥取県、兵庫県の文教関係の状況報告をいたしたいと思います。  台風第十五号による災害の実情調査のために、大平委員長外五名、文教、建設、運輸、社会労働、農林の各委員は、議長の承認を得まして、去る十月十日から十三日までの四日間にわたって、鳥取県の東部及び中部地方、特に鳥取市、気高町、鹿野町、青谷町、東郷町、倉吉市、関金町、三朝町等、並びに兵庫県の北部地方、特に但島地域、丹波地域の八鹿町、豊岡市、城崎市、出石町、和田山町、柏原町、篠山町等を視察し、当該地区当局及び関係団体からの陳情をつぶさに聴取しました。鳥取県下の視察に際し……

第34回国会 社会労働委員会 第6号(1960/02/18、28期、民主社会党)

○本島委員 関連して。――これは労働省の方にお聞きするのもどうかと思いますが、官公労の問題の場合に、各種の、保母さんとか、この産休問題というものが非常にやかましく言われておりまして、逐年運動が続けられておりますが、これが認められていない。それから学校の先生方の産休の問題につきましても、現在都道府県でやっておりますところのいわゆる産休要員――その産休に対して、教育をやっていただく代用の方ですね、こういう方々が人員が非常に不足しているというようなことで、教育をする場合でも一カ月近いものがその産休の代員がとれない、こういう現状にあるわけなんです。一般の民間におきましての産休というものはあまり好まれな……

第34回国会 社会労働委員会 第15号(1960/03/10、28期、民主社会党)

○本島委員 今の問題にちょっと関連して。最近特殊産業の中で、女子職員を持っておるところでは深夜業を認めてもらいたいという傾向が非常に強くなってきて、そういう運動を起こしているといううわさが立っておりますが、そういうことの御相談を受けられたことがございましょうか。
【次の発言】 その点について、どうしても深夜業だと思われる節があるというのです。まあ世間の人が言うことですが、そういう場合に監督局としてどのような監督をされておるのか。時間的にすれすれまで使われているという事実はかなりあるというのです。ただし大産業の場合にはあまり見受けられませんが、中小企業の小さいところでそういうことがある。女子の将……

第34回国会 社会労働委員会 第18号(1960/03/17、28期、民主社会党)

○本島委員 ただいま岸総理から社会福祉の面につきまして御答弁があったようですが、保険財政に関連いたしましての御質問はただいまやられてましたが、福祉国家を建設するという考え方、その点について岸総理は、私どもが見受けておりますと、少し違ってはしないかという感じがいたします。ということは、今日生活保護なりあるいはその線まで到達しないボーダー・ラインの人たち、いわゆる低額所得層といわれる人々、こういう人が最終的に願うことは保険であり、年金である。こういうことによって、ただいまこうした保険法の改正案が出されたと思うわけなんです。ところが四法改正をただ小手先でなさろうとして、根本的にほかの法案との調整がつ……

第34回国会 社会労働委員会 第19号(1960/03/18、28期、民主社会党)

○本島委員 ただいまかなり詳しく質疑応答がございましたので、私は乱売に関連いたしまして、先ほどから承っておりますと、どうしてもメーカー側に配給秩序の混乱を起こさした原因があるように感じられるわけなんです。そういたしますと、メーカー側として今後どのような措置をとっていかれるのか、一点聞かしてもらいたい。  もう一つは、この問題はすでに四、五年来続いておるといわれておりますが、この間におきまして、薬剤師協会の方並びに卸業の連合会の方としては、法的な措置としては何かおとりになったことがあるかどうか。たとえば価格の調整のためには公正取引委員会というものもあるし、また中小企業団体組織法の中では、御承知の……

第34回国会 社会労働委員会 第23号(1960/03/30、28期、民主社会党)

○本島委員 先ほどからの質問を聞いておりまして、ダブる点もかなりあると思いますが、できるだけはずして参りたいと思います。  今回の精神薄弱者福祉法案というものが出されたということは、従来の福祉三法に一つ加えられた、こういうことになるわけでございます。私、この条文をずっと読んでみましたが、この精神としては、一体福祉を目的とされておるのか、援護を目的とされておるのか、明確でない点が非常に多いように思うわけでございます。ただいまの福祉司の問題にいたしましても、こちらに書いてあるのは技術的な援助、助言、こういうことが書かれております。そうすると、どういう技術的な援助、助言があるのか。そのことが、たとえ……

第34回国会 社会労働委員会 第28号(1960/04/13、28期、民主社会党)

○本島委員 ただいま滝井委員から相当詳しく御質問がありましたので、それとダブらないように御質問いたしたいと思います。  第一点は、優生保護にかかりますとき非常に日にちがかかるのです。これは審査会があって、それで決定されるということになりますので、こういう点で妊娠中絶をしようということを決心されるのが非常におそいようです。大体貧しい家庭の方々でも、あるいは病弱者の場合でも、どうしてもいかぬからということで、それでおそくなって申請される人が多い。申請されてからその決定までまた日にちがかかる。そんなことをやっていられない。お医者さんなんかからも、月がたって参りますと中絶する場合に非常に置くなるから、……

第34回国会 社会労働委員会 第29号(1960/04/14、28期、民主社会党)

○本島委員 それでは、大臣が見えましたらまた大臣に対して質問させていただきます。  そこで、新しい試みとして、これだけの法律案が出たわけでありますが、この身体障害者雇用促進法が制定されるということは、その関係者の人たちはもちろん、国民一般も大きな喜びであると思うのです。ところがそれだけ大きな期待を持っております割合に、ここに書かれております内容というものが、非常に薄氷を踏むというのでしょうか、そういう感じが非常に強く受け取れるわけなんです。そういう意味で、もう少しはっきりした法文であってほしかったという期待を私ども持つわけだし、また直すものならばそういうふうにしてもらいたいと思います。  順次……

第34回国会 社会労働委員会 第33号(1960/04/28、28期、民主社会党)

○本島委員 ちょっと私も関連して要望しておきます。ただいま御答弁を聞いておりまして、御答弁の中で比較をされたことをずっと考えておりましたが、公的医療機関と私的医療機関のアンバランスということはよくおわかりになったと思うのです。現実にお医者さんは一代だと、こう言われているのです。医者の一代論、こういうことで、投資設備をしても、それじゃだれがこれを受け継いでいるのかと調べてみますと、大体他人が来ているのですよ。その家族がやる場合だって年令差があって、その人が成長して医者になるまでの間はだれかに切りかわっている形なのです。しかも財産上からいえば、課税の点で非常に高額なものをかけられておるから、医者は……

第34回国会 社会労働委員会 第35号(1960/05/11、28期、民主社会党)

○本島委員 関連して。今の御答弁を聞いておりますと、芸がこまか過ぎるのではないか、こういうことですけれども、現実では重度の障害者の奥さんたちは、内職か何かしかないのです。それですから生活が非常に逼迫してきている。これは現実の姿ですから、運用の面でできるとおっしゃるなら、やはり職安を通してこういう方の奧さんをある程度の適職に向けさせていくというようなことをやってもらわないと、今日の状態ではまずいい職業は得られない、そこで非常な生活困窮に陥っているわけです。ですからそこのところで、この法案にうたうことができなければ、何か職安を通してそういう面の保護を加えてやるということがなければ安心していかれない……

第34回国会 社会労働委員会 第36号(1960/05/12、28期、民主社会党)

○本島委員 参考人のそれぞれの方々からいろいろ有益な御意見が述べられたわけでございますが、精神薄勝者の場合は、この間福祉法案を通しますときにいろいろ論議され、経済的な裏づけをしなければいけないのじゃないか、こういう意見が多く出されておりますし、今後もそういう線に沿って努力されることだと思うわけです。  その他の方々の御意見のおもな点は、大体重度障害者雇用のワクからはずされるのじゃないか、この意見が多かったと思うのです。この点につきまして国立身体障害者の更生指導所長さんに伺いますが、身体障害者の場合には職業障害にはならないと言われましたが、この考え方は各委員とも持っているわけです。ただ問題は、訓……

第34回国会 社会労働委員会 第38号(1960/05/18、28期、民主社会党)

○本島委員 私は総括的に伺いたいと思います。林野行政というものは、御承知の通り、日本の国土保全のためにはなくてはならぬ機関である。しかもそういう関係に働かれる方々の労働条件が他の産業に比較していいか悪いかということは長官が一番よく知っておられるわけです。私どもが地方に参りましても言われますことは、定員が非常に少ないということ、そのために臨時雇い、日雇いのような方々の労働を仰いでやっと林野行政がなされておるという状態の中から、組合としては他の産業に比較して要求される条件が非常に多いと思うのです。そういう問題について、今までいろいろと組合と官側と話し合いされてもそれがうまくいかなかった。そういう結……

第35回国会 社会労働委員会 第2号(1960/08/10、28期、民主社会党)

○本島委員 労働大臣に、詳しいことはまた委員会で御質問いたしますが、今日私どもが一番考えさせられている問題の一つの例として出ておるのが山谷のドヤ街で、こういうふうなことはあらゆる社会の縮図だと言われております。あそこばかりでなく、大都市というところにはほとんどあるわけで、大阪、神戸についこの間視察に参りましたけれども、その問題は低額所得層の住宅街、このところに問題があるわけであります。職安法違反であると言われているけれども、それが違反として明確にされていないで、親方が勝手に日雇い労務者になるべき人たちを連れて行って、そうしてそこには健康保険もなければ失業保険もないというようなところに立たされて……

第35回国会 社会労働委員会 第3号(1960/09/09、28期、民主社会党)

○本島委員 きょうはかなり長い間厚生関係の御質問でございますので、重複する点は省きますが、まず第一番に承っておきたいことは、先月の委員会で初めての婦人大臣が出られたので、社会保障に対しては重点的な施策をやる、こう新総理は言われたわけでございます。ところが一カ月もたたない今日では、減税かまたは社会保障か、こういうことで論議の的になっておるようです。そこで社会保障は今回はある程度削減されるだろう、私どもが希望しただけのことはしないだろうということが、日を追うに従って明確になってきたわけなんです。そのときにも、ちょうど大臣がおられなかったので、あなたに対しまして、世の中も相当変わってきている、この機……

第35回国会 社会労働委員会 第4号(1960/10/14、28期、民主社会党)

○本島委員 関連して。先々月の委員会また先月の委員会ともに政務次官に申し上げたわけですが、社会保障についての予算が獲得できない、先細りをしておる、こういうことを国民一般が受けているから、婦人大臣のこの機会に伸ばしていくべきだ、先細りはけしからぬということで質問いたしましたところが、そうさせない予定でがんばる、こういうことでしたが、現実には先細りというか、火が消えてしまったんではなかろうかと思うくらいになっておるので、そういう意味で社会党の委員たちの御質問だったと思いますが、私も実は生活保護費の問題について、この二六%を増額するということで、これは非常な恩恵だなんというようなことを言われたんです……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 社会労働委員会 第1号(1960/12/13、29期、民主社会党)

○本島委員 時間があまりないそうでございますので、簡単に質問いたし、次会にまたやらしていただきたいと思います。  今回の病院ストについては非常な不安を巻き起こしていることは事実であろうと思います。私どももこうしたストをやっておられる方々にお会いしていろいろと調査もいたし、お尋ねもいたしましたが、何といっても経営管理あるいは労務管理、こういう点にどこかくぎの抜けたような格好があったということは、今滝井委員からの御質問にもあったと思います。こういう点については、今後病院ストについてはどういうふうに考えていかれるのか、どういうふうに妥結の方向へ持っていかれるかということをお尋ねしたい。  なおこの看……

第37回国会 社会労働委員会 第2号(1960/12/15、29期、民主社会党)

○本島委員 一昨日の委員会で、厚生省、労働省として、この病院ストについてはどういう考え方をお持ちになり、なおかつ解決の道としてはある程度の考え方をお持ちにならなければならないはずであるから、その点はどうであろうか、こういう御質問をいたしましたが、役所側の答弁はさっぱりわからなかったものですから、本日大臣に伺いたいと思います。  大体病院ストというこの状態は、今までいろいろストライキもございましたが、国民の一番不安になる要素を含んでおるわけであります。ということは、皆保険下におけるという形と、いま一つは日赤の関係であるということ、こういうことで、非常に世間の人が驚いたと思うわけであります。本日も……

第38回国会 社会労働委員会 第5号(1961/02/16、29期、民主社会党)

○本島委員 きょうは大へん長い時間参考人の方々の供述をいただきまして非常に参考になったわけでありますが、二点ばかり心配になる点がございますのでお伺いをいたしたいと思います。  先ほどから繰り返し言われておりますように、一斉休診ということは国民にとりまして大きな衝撃であったと思うのです。ということは、いついかなるとき病気になるかわからない。特に日曜日に病気になった人々はかけ込んでいくところがない。公的医療機関ではなかなか受けてくれない。どうしても皆様方医師会の先生方のところに御相談に参るわけであります。それが一斉に休診されるということになったときに、国民は、一体自分たちが病気になったときだれが責……

第38回国会 社会労働委員会 第10号(1961/03/02、29期、民主社会党)

○本島委員 昨日も私、予算分科会でこの問題については大臣の見解をただしたわけですが、ただいまも御質問にありますように、要は大臣がどのようにお考えになるのか、その態度を聞きたいということが昨日、本日にわたっての質問の骨子であるわけでございます。そこで、この間も参考人としておいでになりました医師会、歯科医師会の両会長とも、これは長い間の官僚行政に対する抵抗であるという言葉を明確に言われておるわけでございます。そうして昨日、本日の新聞に社会保障審議会の答申案というものがここで出てきた。こういうことになりますと、私どもの考え方からいうと、屋上屋を重ねてくるような感じ方にとれるわけでございます。ただいま……

第38回国会 社会労働委員会 第31号(1961/05/11、29期、民主社会党)

○本島委員 ただいま適用される基準ということを申されましたが、この基準の中に入っていない方のことでちょっとお尋ねいたしたいと思います。  それは、アメリカにおった人々、特にカナダ、ハワイその他のアメリカ大陸にいた人々が当時強制的に帰されておるという事実があるわけです。その人々は本法の適用を受けていないと思うのですが、これはどういうわけで受けていないのでしょうか。
【次の発言】 そこで、当時こういう方面から帰られたという人はどのくらいあるかという調査はございましょうか。
【次の発言】 こういう人々は居住の自由の意思による、こういうようなことであったもので適用さしてない、こうただいま言われたのです……

第38回国会 地方行政委員会 第32号(1961/05/19、29期、民主社会党)

○本島委員 昨日からこの法案に対します皆様方の御質疑の中で、私ども一番心配になりますことは、今太田委員から申されたように、治療の点であると思います。そこでこの法案の七条で保健所長に通報しなければならない、通報を受けた保健所長は、八条におきまして「治療又は保健指導に適当な他の医療施設を紹介することができる。」こううたってあるわけです。この点につきまして、厚生省からおいでになっておると思いますが、現在の段階において、この法律が通過した場合、どういう措置をとっていただけるのか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 これは私は社会労働委員会でも申し上げたわけでありますが、御承知の通り日本はお酒から……

第39回国会 社会労働委員会 第10号(1961/10/24、29期、民主社会党)

○本島委員 ただいままで、特に視力障害者の方々の生活の安定ということに疑問が置かれていろいろ質問があったようでありますが、私どももやはりこの点を非常に心配しておるわけです。今日経済成長率が高まって好況だといいながらも、今日になりますと、不況に見舞われてくるという前兆が現われておる。こういう場合におきまして、視力障害者の人々が晴眼者に比べてどんなにつらいかということが身をもってわかるような気がいたします。従って、身分の安定ということは一日も早くしてあげなければならぬと思います。  この点について、私一つお尋ねしたいのでありますが、文部大臣あるいは厚生大臣の認定を得たところの養成施設があるわけであ……

第40回国会 外務委員会 第21号(1962/04/04、29期、民主社会党)

○本島委員 私は、民主社会党を代表して、ただいま議題となりました特別円問題の解決に関する日本国とタイとの間の協定のある規定に代わる協定の締結について承認を求めるの件に対し、反対の討論を行なうものであります。  タイ特別円に関しましては、昭和三十年八月、特別円問題の解決に関する日本国とタイとの間の協定が締結され、わが国は五年の分割払いによって五十四億円をタイに支払うとともに、経済協力として九十六億円を限度とし投資及びクレジットの形によりわが国の資本財及び役務を供給することを約したことは御承知の通りであります。しかも、このことは当時の国会の厳正な議決を経ている事柄であります。  そもそも、この問題……

第40回国会 社会労働委員会 第5号(1962/02/13、29期、民主社会党)

○本島委員 ただいま井堀委員からの御質問に関連いたしまして、御質問いたしたいと思います。  それはただいまは雇用面からの婦人労働が多く取り上げられたわけですが、最近の零細業態の中で働きに出ていく人たちは、どちらかというと、中高年令層に属する婦人たちが多いわけです。この人たちは正規の労働者として認められていない。大体はパートという形において雇われておるわけなんであります。従って、正規の賃金をもらうことはない。それからまた、かりにそういう賃金を契約いたしまして入りましても、その事業主が都合が悪いときには、家事の都合により退職という形において、失業保険のかけられているようなところでも失業保険の適用を……

第40回国会 社会労働委員会 第7号(1962/02/15、29期、民主社会党)

○本島委員 ただいまの質問に関連いたしまして御質問申し上げたいと存じますが、この年金問題が本会で論議せられましたとき、質問に立ったわけであります。そのとき申し上げたことは、物価にスライドするということが明文化されておるわけであって、今日物価が騰貴しておりますことはもう御承知の通りで、昨年は何回にもわたって、すべての物価が最低三割上がったといわれております。それに伴いまして、三十七年の一月から三十八年の三月までの間に物価はもう一度上がる。大体二・八%くらいは経済企画庁でも上がるということを発表しておるわけです。ところが、実際問題としてはこれではとどまらない、やはり年に三割以上上がるだろう、こうい……

第40回国会 社会労働委員会 第16号(1962/03/13、29期、民主社会党)

○本島委員 大臣の御出席がないようでございますから、大臣にもとくと御連絡いただきまして、次の機会にでも大臣の所見を聞かしていただくように前もってお願いいたしておきます。  私は、職業病法の制定について、政府は今日どういう努力をされておるかということを前もってお尋ねいたします。  過ぐる三十五年三月三十一日制定のじん肺法並びに労災法の一部改正案を審議しました際に、三党の附帯決議案として、将来職業病法の制定を行なうことが確認された。その附帯決議に基づきまして、今日までどのような努力を払っていられるかということが一点。  職業病と断定または推定されるものとしては、どういう範囲を考えておられるかどうか……

第40回国会 社会労働委員会 第18号(1962/03/15、29期、民主社会党)

○本島委員 昨日から国保の改正についての御質問がございますが、今回の改正の点については反対ではありません。ありませんが、昨日永山委員も言われたように、保険の財政の健全化ということから考えられたとするならば、今回の二割五分に引き上げられたということは少し足りないじゃないか、あと五分も上げて一割程度引き上げるということにすればうまくいくのじゃないか、それでも足りないが、こういう御質問があったわけであります。私どももそういう点を考えておるわけでありますが、この点の見通しはどうでございましょうか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 この点は大へん重要なところだと思うわけでありますが、結局多少保険……

第40回国会 社会労働委員会 第22号(1962/03/27、29期、民主社会党)

○本島委員 本日は、私ちょっとからだが悪いから、やめようと思っておったのですが、時間があるそうで、また他の機会に譲らしてもらう点もあると思いますが、簡単にお尋ねいたします。  先ほど淺沼委員から申されました児童手当制度というものについて、過般の国会におきまして質問いたしましたときに、現在の児童扶養手当というような立場でなく、児童手当という制度の方がより進んでおるから、そういう方向づけを考えてみる、こういう御答弁があったわけでございます。今御答弁を聞いておりましたが、はっきりした方向づけというものがうかがい取れなかったわけでありますので、そうした点をもう一度聞かせていただきたいのです。ということ……

第40回国会 社会労働委員会 第23号(1962/03/28、29期、民主社会党)

○本島委員 ただいま澁谷委員からの御質問、またそれに対する社会党の御答弁によりまして、私が質問しようとする大半は聞かれたようでございますので、時間も時間でございますから、簡単に御質問いたしたいと思います。  私、ちょっと遅刻して参りましたので、労働省側にお尋ねいたしますが、一人から四人程度の事業所に働く労働者は、いわゆる四千円未満の労働者が一七・七%、六千円米満の者が一八%、八千円未満の者が一七・五%、八千円未満が総計して五四%、こういう状態に調べておりますが、これは間違いございませんでしょうか。――そうすると、結論的に申しますと、八千円未満の労働者が現労働者の五四%を占めておる、こういう結論……

第40回国会 社会労働委員会 第32号(1962/04/24、29期、民主社会党)

○本島委員 午前中から引き続いて、多少ダブる点もあるかと思いますが、できるだけ省きましてお尋ねしてみたい点を二、三点申し上げたいと思います。  御質問の中にもたびたび出ておるようでございますが、指定地域の問題でございます。指定地域の指定に関しては、先ほども御質問があったようですが、地方条例でできておるものがあるわけですが、ただ地方条例でどのくらいできておるのか、それからその条例のできておるところで今回、先ほど小林ちづさんの御質問に答えられて、こういう地方を指定しようと思っておるという御発言があったのをお聞きいたしたわけですが、そうすると、そういう指定しようと考えていらっしゃる地域に地方条例を持……

第40回国会 社会労働委員会 第33号(1962/04/25、29期、民主社会党)

○本島委員 先ほどからいろいろ御質問が出ておりますので、重復する点を避けまして、二点ばかりお尊ねをいたしたいと思います。  先ほど武見会長が言われておりました自民党の公約違反ということは、当然自民党に対しての攻撃を加えていただいて、適正なる措置をとっていただきたいと思うわけであります。  それから国保と健保との問題については、これはこの委員会におきましても必ず問題にされており、なおかつ国保の低劣な給付率という問題についても努力が重ねられておりますので、近い将来に解決する、これは私どもの努力いかんだと考えておりますが、こういうことを国会内でいたしながらも、いつもの医療の問題については、イタチごっ……

第40回国会 社会労働委員会 第34号(1962/04/26、29期、民主社会党)

○本島委員 私は、民主社会党を代表しまして、臨時医療報酬調査会設置法案及びそれに対する社会党の修正案に対しまして、反対の討論をいたすものであります。  私どもは、医療報酬の算定基準をきめることは当然であり、そのための機関を公式に作ることも当然であると考えております。しかし、本件に関しましては、第一に、政府、自民党、医師会の間に話し合いが成立をして、調査会に医師会の代表を参加させることで、調査会の成立が実現しそうになったと聞いておったわけでありますが、それが本法案提出の際におきましても見通しがついていない。こういう観点から、医療担当者側から参加の保証がされていないというところからいたしますと、た……

第40回国会 社会労働委員会 第35号(1962/04/27、29期、民主社会党)

○本島委員 青木先生にお尋ねいたしますが、御経験の中から、日本の法律ではいわゆる精神病、アルコール中毒、それから麻薬中毒を収容する場合に、こういうふうに分類していたしますので、麻薬中毒患者というものは歴然と法的に保護を加えられて入院治療をするようにできておるのか、また患者さんたちをごらんになって、そういう措置によって入ってきておる者が多いかどうか、こういう点をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、たとえば警察等から麻薬中毒患者で非常に処置に困っておる、だから入院させてくれ、こういうようなケースというものはあまりないでしょうか。

第40回国会 予算委員会 第19号(1962/03/03、29期、民主社会党)

○本島委員 私は、民主社会党を代表しまして、政府提案の昭和三十七年度予算案三案並びに日本社会党提出の動議に反対し、わが党提出の政府案三案に対する組み替え要求動議に賛成するものでございます。  私ども民社党は、一月二十四日に本院の本会議におきまして、党委員長、西尾議員の質問演説以来、本日まで、一貫して政府に対して経済政策の欠陥を指摘して参りました。  池田総理は、一月十九日に本院におきまして施政演説をなされ、経済政策の失敗を率直に表明されました。すなわち、現在の景気下降を招いた原因としては、「あらかじめ起こるべき事態の的確な予見と、これを回避すべき事前の対応策に十分でなかったことは、これを認める……

第41回国会 社会労働委員会 第7号(1962/08/30、29期、民主社会党)

○本島委員 ただいま両先生から詳しく御質問がありましたので、重複することを避けまして、ただ過日衆参婦人議員で横浜地区へ視察に参りまして、全くあの地域は無法地帯だということをこの目で見て参り、驚いて参ったわけなんです。ということは、私ども視察をいたしますときは、前もってわかっておりましたし、マスコミの方々もおいでになっておりましたから、患者の方を見るということも困難であったわけなんです。食後私は淺沼先生と御一緒に別個に回ってみたときには、すでにもう何人かの患者が来ておりまして、ただバイ人らしき人がきょうはあっちだと言っているのです。きょうはあっちだという言葉は、おそらくこの場所では売らないで、ほ……

第43回国会 社会労働委員会 第23号(1963/03/26、29期、民主社会党)

○本島委員 法案が上がりそうなこの時期を考えまして、私どもも質問がだいぶあるわけですから、そういう点を委員長も運営上お考えを願うことを前もって申し上げて、ただいまの御質問に関連して一言だけ承りたいのです。  私ども未亡人の立場に立ちますと、今回のように犠牲者に対する援護が非常におそきに失した、こういうふうに考えるわけですが、それでも今回法案が提出されて、多少の援助をしよう、こういうことは悪いことではない。けれどもおそきに失したうらみというものは、かなりあるわけなのです。なぜかというと、夫をなくして戦争にとられて、子供をかかえておる妻の今日までの苦しみというものは、今これを出されたからといって補……

第43回国会 社会労働委員会 第33号(1963/05/23、29期、民主社会党)

○本島委員 麻薬問題については、もう少し早くこうした問題の取り組みがなければならなかったのが、ようやく今国会で法案提出という運びになったわけでありますが、私ども一番おそれますことは、新しい麻薬が製造されて日本に入ってくる期間というのは、七月、八月ころが一番多いと聞いているわけです。したがって、この法案がかりに今月一ぱいで通過したといたしましても、この七月、八月に新しいヘロイン等が密輸入されるという場合において、大体ことしは昨年に比べてどの程度に防ぎとめることができるかどうか。これは麻薬官その他の増員を見ておりますが、そういう点の確信が一体あるのかどうか、こういうことをまずもってお尋ねいたします……


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 社会労働委員会 第3号(1963/12/14、30期、民主社会党)

○本島委員 時間がないそうで、あとにまだ共産党の方の御質問がある御様子でございますので、簡単に御質問いたします。  細部にわたっては昨日、本日の御質問で大体了承できたわけでありますが、この法案提出にあたりまして、地方公共団体の方々は、中央集権化のおそれがあるということで非常に不安を感じておられたわけであります。私どもも、従前から、こうした環境整備に対するところの問題は最も重要な問題だと考えておりましたが、地方公共団体とこの法案との関連でまいました場合に、どの程度地方に対する権限が確保されていくのかということを大臣にお尋ねいたしたいと思います。

第46回国会 社会労働委員会 第18号(1964/03/11、30期、民主社会党)

○本島委員 ただいまいろいろと政治的折衝があっておる問題については、私質問を避けまして、前回医療金融公庫法が成立いたしますときに私御質問いたしまして、この法律ができた場合に、無医村あるいは医師不足の地域、こういうところに対して特段の配慮が行なわれるかどうかという質問をいたしましたところ、そのつもりでございますと、こういう答弁でありましたので、その後これが発足いたしましてから、私的医療機関についてはどういう貸し付け等が行なわれて、そうした問題の解消に役立ってきたかどうかということを承りたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明ではちょっと私ども参考にすることが困難でございますので、資料等が……

第46回国会 社会労働委員会 第25号(1964/03/26、30期、民主社会党)

○本島委員 質問がダブる点がありましたときには、御答弁のほうで簡略でけっこうでございます。  先ほどからいろいろ御質問を聞いておりまして、今日麻薬の国内の問題としては巧妙化と潜在化だ、こういうことから定員増をする、こういう法案の内容のようでありますが、どのように分散されていったか、あるいは中都市以下へ入っていっておるということが報道されておったわけですが、たとえばどういう地域に移りつつあるのか、また移っておるのか、こういう点をお知らせ願いたい。
【次の発言】 そこで、そのように分散が始まってまいって、東京あたり特に顕著でして、いままでたとえば新宿区あたりの麻薬担当官というものが、ほかのいままで……

第46回国会 社会労働委員会 第29号(1964/04/07、30期、民主社会党)

○本島議員 最低賃金法の一部を改正する法律案について、私は、民主社会党を代表いたしまして、その提案理由を御説明申し上げます。  御承知のとおり、現行の最低賃金法は最低賃金の決定について、労働協約に基づくもの、審議会の調査審議に基づくもの等を認めておりますが、その主軸が業者間協定に基づく最低賃金にあることは明らかであります。  そのことは、同法施行後における最低賃金の決定状況を見れば一目瞭然であります。すなわち、これまでに決定を見た最低賃金の数は、昨年末現在で千四百八十二件、適用労働者数にして二百七十五万余人に達しておりますが、そのほとんどが業者間協定に基づくものばかりで、労使協定に基づくものは……

第46回国会 社会労働委員会 第30号(1964/04/08、30期、民主社会党)

○本島委員 参考人の方々は三時までという時間的お約束があるそうでございますか、多ケ谷先生はあしたの委員会に出ていただけるのでしょうか。――それでは多ケ谷先生のほうの質問は取りやめまして、久保さんにお尋ねいたします。  今回の運動に際しまして、こういう事故が発生いたしましてから、そういう人々に対する補償の問題等を取り上げておられると思いますが、それはどんなようになっておるか、あるいはまた、その折衝過程において政府でどういうようなことを言っておりますか、その点一ぺんお聞かせを願いたい。
【次の発言】 それで政府のほうと折衝されましたか。その過程ではどういう答弁でございましたでしょうか。

第46回国会 社会労働委員会 第31号(1964/04/09、30期、民主社会党)

○本島委員 昨日多ケ谷先生お出ましになったときに御質問申し上げる予定でありましたが、時間の関係で省略して本日承ることにしたわけです。  その第一点は、先ほど滝井先生もお聞きになっておりましたので、その点は省略していただいてけっこうですが、たしか厚生省関係の医師の給与の引き上げというものが三年か四年前にあったのであります。その当時一般医師との給与の体系を整えるということであった。それが現在二号俸低いとおっしゃったのですが、それはどういうわけで低いのであるか、あるいは一般病院の医師との関連においては同じものであるかどうかということ、いま一つは、研究の費用が足りないということを言われ、なおかつ都道府……

第46回国会 社会労働委員会 第41号(1964/05/13、30期、民主社会党)

○本島委員 大体、社会党の方々の御質問で細部にわたってございましたので、私、大まかな点で御質問をしておきたいと思うわけでございます。ということは、条項に基づいていたす予定にしておりましたが、こうした時間で採決も迫られておるような状況でございますので、わずかな時間しか与えられておりません。したがって、その間に御質問することですから、私のほうでもなるべく重複しない点でお尋ねしたいと考えておる次第であります。  そこで、先ほどから論議になっておりました非常勤の問題でございますが、厚生省関係でもたくさんの非常勤者がある。ところが、厚生省ばかりでなく、ほかの省におきましてもあるわけなんです。しかも給与が……

第46回国会 社会労働委員会 第48号(1964/05/28、30期、民主社会党)

○本島委員 関連して。ただいま八木先生が申されたように、重度心身障害者の問題については、地獄の若しみと普通に言いますけれども、それ以上だということになるわけです。そこでお尋ねいたしたいのは、民間に対する補助はあまりなかったとおっしゃるのですが、現に、私どもの知人の中には民間でやっていらっしゃるのです。ただし、職員の問題では、御承知のとおり適格な職員というものはほとんど得られない。そこで、そうした子供を持った親たちが協力し合ってつくっておるわけです。それに対してでも、全国から子供も背負って、とにかくここに置いてもらわなければ帰ることもできないと言って子供を置いていく人があるという状態です。いまま……

第46回国会 社会労働委員会 第50号(1964/06/03、30期、民主社会党)

○本島委員 たいへん時間もたっておりますから、私一つお聞きしたいのですが、職員並びに保母さんの問題で、これはどの施設に参りましても一番質問を受けるところだし、こういう状態では、献身的に奉仕的にやるつもりでいても、人間のからだには限度があるというようなことを言われるわけなんです。あの施設に参りますと、収容されておる子供さんたちが奇声をあげて私どもの視察に対して非常な喜びの動作をしてくれるわけなんですが、もうそれを見るたびに涙が出るというのが施設見学をなさる方々の共通した感情だろうと思います。そういうときに、あの中で働く人々がほんとうに現在の状況の中では給与も低い、またいろいろな待遇等もよろしくな……

第46回国会 社会労働委員会 第60号(1964/07/31、30期、民主社会党)

○本島委員 ただいま西岡委員より、東京都を思うあまりの御発言だと思いますが、行き過ぎた言辞があったようですから、その点については社会党の議員の方とお話を願いたいと思います。  自治大臣お急ぎのようですから承りたいのですが、先ほどから聞いていると、東京都政が政治力が乏しいような印象を受けて、私、東京都政に十一年間携わった者として、非常に残念に思っておるわけです。水の問題については、私ども都におるときから毎年国会にはずいぶん陳情しておるわけなんです。ということは、起債と補助金の問題です。あなたも御承知のとおり、全国の上下水道の大会が繰り返されております。この場合における起債と補助金の問題については……

第46回国会 社会労働委員会 第61号(1964/09/30、30期、民主社会党)

○本島委員 本日、二つの点についてお尋ねしたいと考えておったのですが、一つは流感の問題、一つは興行場法に関連いたしまして、社会問題となりつつある深夜興行の点でございます。あとの点については、実は大臣の決意のほどを聞きたかったのでございますので、あとで関係の方々、お伝えくだすって御回答をいただきたい、このように思いますので、先もってお願いいたします。  流感の問題でございますが、ことしの一月ごろから流行しておったかぜは、少しもやむことなく続いてきたような感じです。過日厚生省で発表されましたものによると、種類が違うんだというような発表であるわけです。そういたしますと、実は私の居住地である世田谷の経……

第46回国会 地方行政委員会 第38号(1964/04/24、30期、民主社会党)

○本島委員 大臣に私お尋ねいたしたいと思いますが、ただいま議題となっております風俗営業等取締法の一部を改正する法律案は、過去、三十三年のときに改正になりましたが、そのときにも私御質問申し上げまして、もし深夜喫茶店というものがどうしても必要であるという理由があるならば、それを述べてもらいたいということであったのです。 そのとき喫茶店が必要であるという確たる論拠は見られなかったわけなんです。そこで、これを禁止いたしまして、特に深夜営業で働いておる人たちが夜中に食事等に不便を来たすから、そういう点については何か特定に見ることはできないものかという質問をしたわけなんです。当時その質問に対しまして、たと……

第46回国会 地方行政委員会 第39号(1964/04/27、30期、民主社会党)

○本島委員 ただいま暉峻先生のお話を聞きましたが、先生のように聖人になられておる方に対しては少しぴんとこない点があろうかと思いますが、私ども現実の姿から見て、風俗常業法の改正についてはもっと厳格なるものにしてもらいたいというのが大方の母の願いであるわけなんです。最初先生は深夜喫茶店は必要に応じてできたんだとおっしゃるのですが、これは戦後、必要に応じてできたのではなくて、むしろあの当時、コーヒーその他があまり手に入らないというようなところで喫茶店がぼつぼつできて、それがだんだん流行になったわけなんです。そしてそのうちに、深夜まで行なうものができてきた。東京都条例をつくりましたときには、その深夜喫……

第48回国会 決算委員会 第25号(1965/05/08、30期、民主社会党)

○本島委員 参考人の方々、時間が長くなって恐縮でございますが、簡単に問題点だけを御質問いたしますので、御答弁のほうも簡潔に要領よく御答弁願いたいと思います。  実は、多摩川のこのゴルフ場問題というものは、住民にとって非常な驚きであったわけです。と申しますことは、あの地域一帯に、特に城南地区におきましては、子供の遊園地や、あるいは町球場、こういうものがございません。どこを借りても金を払わなければなりませんので、できるだけ、そういう子供のための施設、また野球場等に開放してもらいたい、こういう要望が地元から強く出ておったわけです。ところが、そういう問題のときにはなかなか許可は得られない。そしてたとえ……

第48回国会 社会労働委員会 第33号(1965/05/17、30期、民主社会党)

○本島委員 時間がございませんので、たくさんのことをお聞きしたいと思っておりましたが、一つだけ松沢病院の院長さんにお尋ねいたします。  私、都議会のときにあそこを視察させていただきまして、非常に経営のつらさというものを、身をもって体験したような気がいたしておりましたが、その後こういう種類の病院があまり建たない。町でやっていらっしゃる病院等におきましても、相当の苦労をされておるということはよくわかるのです。先ほどおっしゃった早期発見と治療と社会復帰、こう言われたのですが、今日東京都内を見ただけでも、かりにこの人は気候の変わり目等、あるいは何かの衝動を受けたときには危険であるとわかっていても、その……

第48回国会 社会労働委員会 第34号(1965/05/18、30期、民主社会党)

○本島委員 時間もありませんし、かなり質問もあって、私、実はこの法律に従ってお聞きする予定でありましたが省略いたしまして、三点ばかり御質問します。  一点は、今度の精神衛生診査協議会委員が非常勤となっておりますが、非常勤という形における勤務のしかたというのは非常に疑問があるということで、非常勤勤務ということはやめたほうがいいという意見がかなり強く出ておったわけです。今回も非常勤となっておるようですが、大体月給は幾らぐらいか、そしてどういう日にちでなさるのか、こういう点を明らかにしていただきたい。それから任期が二年となっておりますが、よほど簡単なことだけしか仕事をなさらないと思うのです。精神病院……

第48回国会 地方行政委員会 第31号(1965/04/23、30期、民主社会党)

○本島委員 実は自治大臣にまっ先にお尋ねしようと思っておりましたが、おいでになりましたらば一応お伝え願って、冒頭に御返事願うようにお願いいたします。  では質問いたしますが、地方自治の安定と確立は、民主主義をささえる基本といわれております。そこで、自治省としては地方行政に対する関心を相当強めておられることと思うわけでありますが、今回東京都議会の汚職ということについては世論をにぎわしております。現段階におきましては御承知のとおり、都議会は解散すべきだ、あるいはまた議員の総辞職をすべきだというようなことで大荒れに荒れておる、こういう状況を呈しておるわけであります。このことにつきましては、議長選挙を……

第49回国会 社会労働委員会 第2号(1965/08/09、30期、民主社会党)

○本島委員 先ほどから母子保健法については一歩前進という形におきまして、いままでの母子福祉に対する施策が非常に脆弱であったところに、この法律である程度の問題は解決していくような気もいたします。しかし、実際問題で非常に心配になることが多い法案でございますので、この点で前国会も継続審議という結果になったのだと思うのです。  そこで第一番にお聞きいたしたいことは、先ほど伊藤委員が言われましたように、婦人団体でこの法案に賛成したわけでございますが、その後に至って反対される。それからなおかつ、全国の市長会あるいはまた町村会、こういうところでも反対陳情が参っておりますが、先ほども言われておりましたように、……

第49回国会 社会労働委員会 第5号(1965/09/30、30期、民主社会党)

○本島委員 ただいま佐賀県で起こりましたニクビタン問題については、かなり詳細に御質問があけましたので、私は簡潔に結論めいたことで大臣の御所見を承りたいと思うわけであります。  今回の事件は佐賀県の医師に起こったことでございますが、件数が非常に多いということなんですね。巷間伝えるところによりますと百三名くらいであろう、警察の捜査のほうで私伺いましたときに、三十から六十ぐらいの医師の方々にあるんじゃないか、これは明確にお答えにはなっておりません。私自身現地に参りまして視察をして思いましたことは、ほんとうに医療行政のひずみというものが今回の事件にすべてあらわれてきておるというような感じがしたわけであ……

第51回国会 社会労働委員会 第49号(1966/06/22、30期、民主社会党)

○本島委員 ただいま滝井さんが申されました最後の段階のところ、最も大切だと思うのです。いままでたびたび性病予防についての改正がなされておりながらもその実があがらなかったという統計上からも、私ども知ることができるわけです。したがって、どこに隘路があるのかということが先ほどから論議されておったと思うのですが、まず届け出ということ、また医師は報告をしない、また、治療すべき者が金を払って治療するほど良心的な者がある階層ではやれるのです。だが、いま蔓延をさしておる原動力になっておる人々は、衛生的な知識も少ない、金も少ない、こういう階層の人に多いと見なければならないと思うのです。ですから、そういう点に対す……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 社会労働委員会 第2号(1967/03/18、31期、民主社会党)

○本島委員 このたびの事件につきましては、全く主婦にとりまして大きな問題でございました。ただいま、ハム、ソーセージ等に至りましては全く売れ行きはとまった、こう言われております。しかし、売れ行きがとまっただけでは済まされないので、十七日にNHKで厚生省の課長さんが、大量に食べれば影響があるかもしれないけれども、少量の場合は人体に影響がないということを言われたそうでございますが、一体これはどういう科学的な根拠で言われたのか。今日私どもが一番懸念するのは、どのような影響が今後起こってくるだろうか、こういうことでございます。ところが、そのやさきに、何の根拠でということの説明なしにNHKで言われたことは……

第55回国会 社会労働委員会 第8号(1967/05/11、31期、民主社会党)

○本島委員 大臣がいらっしゃらないので政務次官にお尋ねいたしますが、質問に先立ちまして、五月四日の読売新聞の「国民本位の厚生行政を」という社説をごらんになったでしょうか。ごらんになったとするならば、それに対する感想を簡単に述べてください。
【次の発言】 読んでいらっしゃらないというので、非常に残念しごくでございますので、ちょいと切り抜いたのがありますから、あとで読んでください。これは、国民の健康を守り生活を守るところの厚生行政というものが非常になっていない、その例をあげて説明されておりますし、また再検討しなければならない厚生関係法律がかなり残っておる、そういうことで日本国民の健全なる健康並びに……

第57回国会 社会労働委員会 第2号(1967/12/14、31期、民主社会党)

○本島委員 ただいま社会党の河野先生から、オーソドックスな点についてかなり申されましたので、私はむしろ具体的にお尋ねしてみたい。  今日の耳鼻咽喉科医師の問題というものは容易ならないものを感ずるのであります。先ほども言われておりました処置料の三点が二点に下がったということは、十八年前の昭和二十四年五月にさかのぼっておる、こういうことになりますと、その当時二点が三点に上がった、そしてある程度の技術料が認められた、こういう安心感の上で今日までこられたものが、ほんとうに技術がダウンしたという感じを一般に与える。御承知のとおり、医師会の中でも耳鼻咽喉料のお医者さんというのは、非常に希望者が少ないと聞い……

第58回国会 社会労働委員会 第20号(1968/04/25、31期、民主社会党)

○本島委員 ただいままで真剣に論議をされておりますこのし尿、ごみの処理等については、人口が増加するにつれて当然急速にやらなければならぬことでございます。五カ年計画として出されておるのですが、ただいま島本さんからも言われたように、実質的には三年くらいの期間でございます。そういたしますと、この区間の中で計画をお立てになって、なおかつ残る分が出てくるのではないか。ただいま簡単に御質問されておったようでありますが、たとえばし尿処理の場合、海洋投棄分が幾ら残り、それから肥料として使われる部分がまた残るのではないかと思うのです。完全に汚水処理というようなわけにまいらないだろう。またごみの場合にいたしまして……

第61回国会 運輸委員会 第13号(1969/03/14、31期、民主社会党)

○本島委員 本会議の予鈴も鳴ったようでございますので、簡単に参考人のお三人の方々に、一問ずつ質問をさしていただきたいと思います。  まず、清水先生にお尋ねしますが、基本的ないろいろのお話を承ったのですが、今度の国鉄運賃の値上げというものは、国鉄が膨大な赤字をかかえておる、こういうことから出された問題でございますが、私ども、今日のこの赤字の大きな原因となったものは、政府の政策によって国鉄にしいられている公共負担額にあると思っております。たとえば通勤、通学割引、地方の赤字路線、こういうものは国全体の要請で政策的に行なわれてきておるわけで、いわゆる公共負担額といわれるものではないかと思うのです。それ……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1969/03/19、31期、民主社会党)

○本島委員 厚生大臣に御質問いたしますが、その前に、四日市ぜんそくの惨状を、厚生大臣はよく御存じでいらっしゃいますでしょうかどうか、お尋ねいたします。
【次の発言】 私どもがテレビ等により、またあるいは現地に参ってあの惨状を見ますときに、これが広範な地域にわたらないようにと心から願ってまいったわけでありますが、いまこのような現象が日本じゅう至るところに発生しつつあるということも、大臣は御承知であろうと思います。特に私、きょう大臣にお聞きいたしたいことは、四十二年六月七日のこの委員会におきまして、同僚の吉田之久代議士が環七ぜんそくについて御質問申し上げているわけであります。あの当時、これはひどい……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1969/05/09、31期、民主社会党)

○本島委員 紛争処理のほうからお尋ねいたします。  今回政府は、公害紛争処理法案並びに公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案を提出されましたが、これは産業公害にとってはほんとうに待望久しかったという感じのする法律案でございます。  そこで、従来の公害被害者が、経済的にもあるいはまた病気の治療の上にも、新しいというような観点で、その方法がまだ十分研究もされていない、こういうようなことから、長年苦悩に耐えてこられておる被害者、こういうような人々を見ますときに、私どもは何としてでもこういう方々の苦悩を取り去ってやらなければならぬ、こういう責任を痛感するわけでございます。たとえば産業公害に対する……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第14号(1969/05/14、31期、民主社会党)【議会役職】

○本島委員長代理 島本虎三さん。

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1969/05/16、31期、民主社会党)

○本島委員 ただいま議題となっております公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案についてお尋ねいたします。  まず第一番に、この水質保全につきましては、私たしか国会に出た年で、十一年前に江戸川におきますところのパルプ工場かなんかから出す汚水のために、当時水産業であるところのノリの業者が、ノリができなくなったり、あるいはあの付近にありますつくだ煮業者たちが、小魚等が全滅に近い状態、あるいは汚濁のために使えなくなったということで大騒動いたしまして、当時私も現地に参ったわけであります。そして水質の保全というものがいかに大切なものであるか、また汚濁された場合における、水産業ばかりではな……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第20号(1969/06/25、31期、民主社会党)

○本島委員 すでに総理がおいでになりましたのですが、総理に御質問いたしますのはあとにいたしまして、五分の間に二点お尋ねいたしますので、簡単に御答弁願いたいと思います。  公共用水域の水質保全に関しまして、過日参考人が参りました。全国の漁業組合の方であったと思いますが、現在全国に三千くらいある、そのうちの半数近い千四百組合が、汚水、工業排水、こういうことのために非常な被害を受けておる。しかもそういう業者は零細業者である。こういうもののために、今回の改正に、なぜ生活環境基準と同時に、水産動植物の産卵、ふ化、生育、生息に適合する水産用水質基準の二段階に分けて法律案を提出してもらえなかったのか、こうい……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第24号(1969/11/10、31期、民社党)

○本島委員 私は本日、水質保全に関する点についてお尋ねしたいのですが、東京都の近郊を流れております多摩川、あるいはまた今月に入りまして狩野川の下流のいわゆる水質汚染の問題等、ほとんどがその川の両岸にあるメッキ工場からの廃液の流入によるところの被害だということがいわれておる。だがしかし、それがどこの工場の廃液によるものかということが全然つかめないという現実を見ますときに、メッキ工場に対する許可、あるいはまた指導、あるいは廃液に対する施設等についての監督、こういうものは現在は大体都道府県に権限が移譲されておると聞いておりますけれども、根本的な問題がここに何か横たわっているんではないだろうか。またそ……

第61回国会 社会労働委員会 第4号(1969/03/18、31期、民主社会党)

○本島委員 まだ着席がないようですから、先に労働大臣にお伺いいたします。  先ほど社会党の島本委員から、高年層の労働問題についてお尋ねがあったんですが、中高年齢層の婦人の雇用問題についてはすでに予算化されているわけですが、婦人の場合に、高年齢層と中年齢層というのは、どういう年齢で分けてあるのかということ。と同時に、こうした年齢者の婦人たちに対する雇用に対しては、どういうような進め方をされてきておるのかということをお尋ねしたいのです。ということは、現在若年労働者が要求されておる、こういう場合における婦人の中年過ぎてからの雇用というものが増大してまいっておるわけでありますから、こういう意味で、婦人……

第61回国会 社会労働委員会 第5号(1969/03/20、31期、民主社会党)

○本島委員 ただいま社会党の山本委員から、いま問題として起こっている看護婦さんの問題について、るる御説明また御要望等を含めて非常に熱心な御質問がありましたので、私は簡単にこの点二、三質問してみたいと思います。  いま大臣が、非常な熱意をもって今後看護婦の増員については当たる、こういうふうなことを言われて、私も来年度期待するものが大きいものがあるわけでありますが、大蔵省を口説くということはなかなか困難なことのように思います。私ども議員としても来年度予算に向かってはがんばってまいりますが、しかし、今日看護婦さんが要望されておるものの中で、予算を必要としないものもあると思うのです。こういう点の改善と……

第61回国会 社会労働委員会 第8号(1969/04/08、31期、民主社会党)

○本島委員 今回の荒川放水路の新四ツ木橋工事におきます災害については、それにあわれた、青森県から来られた方々に対する心からなるおくやみを申し上げます。同時に、政府は、今後、このような災害が起こらないための万全の措置をとっていただくことを要望いたすと同時に、先ほどから繰り返し言われておりますように、遺族の方々の生活を十分に保障できるような方途を講じていただきたいことを前もって申し上げておきます。  そこで、建設省に伺いますが、今回のリングビーム工法によりますと、大体だいじょうぶだと思ってこの方式を指示したということになっておるようでありますが、たとえば小松川の場合には直径二十一メートル、そうして……

第61回国会 社会労働委員会 第15号(1969/05/07、31期、民主社会党)

○本島委員 参考人の方々にたいへん時間を空費させまして、委員会としてもほんとうに、委員長はおわびされましたけれども、私どもも実は質問時間が非常に少ないところでございますので、もうはらはらしておったのです。実は先生方の御答弁を含めて大体十五分、こういうことでございますので、私も簡潔にお聞きいたしますので、簡単に御答弁願いたいと思います。  まず第一番に、山梨大学の助教授の伊東先生にお尋ねいたしますが、先ほど一橋大学の石田先生に医療審議会の委員であるという立場で御質問がありましたが、医療審議会のあり方というものについて、はっきりした御答弁がなかったのです。  そこで伊東先生にお尋ねしたいのは、御発……

第61回国会 社会労働委員会 第16号(1969/05/08、31期、民主社会党)

○本島委員 ただいま議題となりました原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、質疑を行ないます。  被爆者救援の手が差し伸べられましたのは、大体昭和三十二年の原子爆弾被爆者の医療等に関する法律が提出されてからでございますが、私その前にたびたび広島、長崎に参りまして、特に被爆者などの病院等にお見舞いに参りました。そのとき、切々と被爆者に訴えられ、何とか自分たちに対する援護の手を差し伸べてもらいたい。それはもう非常な悲願であり、まあ厚生大臣も御存じであろうかと思いますが、あの千羽鶴が非常にたくさん折られて自分たちのまくら元にも置かれておるし、また町にも千羽鶴が非……


各種会議発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第30回国会 文教委員会公聴会 第1号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○本島委員 ただいま承わっておりまして感じられましたことは、あなたは現在経営の方にいらっしゃるからおわかりになると思いますが、短大卒業生は相当使っておられるわけですね。そういう場合に、今度できる専大を出る人と短大を出る人とは、どういう点で違うというお考え方で専大の方がいいとおっしゃるのか、伺わしていただきたい。
【次の発言】 反論するようで申しわけありませんが、技術者は非常に世間が狭いとかものの考え方が一徹だということはあなた自身がおっしゃったのですが、大体人となりを見て参りますと、人間というものは、人間的な基礎的な教育を十分受けておられる方の方が、あらゆる方面に伸びていかれる場合によりいいと……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1961/03/01、29期、民主社会党)

○本島分科員 私は、時間がえらいなくなっておるようですから、こちらの方も要領よく自分の私見をあまり述べずに聞きますから、答弁の方も簡単にすぱすぱっと核心に触れてしていただきたいと思います。  社会保障を充実するというこの池田内閣の予算の中で、わずかに一一%ちょっとの予算にしかなっていないのです。ですから、いろいろな問題が解決できなくて、こうした予算委員会においても、長い時間がかけられておるのですが、こういう点については特段の努力をもって三十七年度予算には組まれることを、大体二〇%ぐらいとれるくらいの覚悟を持ってやっていただきたいと思うのであります。予算については、ずいぶん関連して質問したかった……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第7号(1962/02/26、29期、民主社会党)

○本島分科員 お昼の時間も過ぎて、おなかがおすきになっておることと思いますが、総理府の統計局で三年前に発表しました統計の中で、日本の全人口の中で、四・一%というものが栄養不足であるなんという統計が出ております。そこで、ボーダー・ライン層約二千万に近い人々、こういう人々が今日の物価騰貴で非常に苦しんでおりますので、物価問題について少しお尋ねをし、なおかつ、今後の物価安定に企画庁としても大きな力を出していただきたい、このような見地から御質問して参りたいと考えておりますので、しばらくの時間御猶予を願いたいと存じます。  そこで、政府は昨年経済の見通しを非常に誤って、国際収支の赤字ということにもなり、……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1963/02/20、29期、民主社会党)

○本島分科員 今日高校入学のシーズンでございますが、私立学校の試験がようやく終えて、高校ではまた公立の学校が来月早々に始まるわけです。町でいろいろと聞いてみたり、また自分で実際にぶつかってみて考えられることは、合同の生徒急増に対しては、大体百パーセントとはいかないが、それに近いだけの収容ができる、こう文部省あたりも言っておられたようです。数の上からいえばそれに違いないかもしれませんが、現実の面で見てみますと、大体進学いたしますときは、中学の受け持ちの先生等が、成績に応じて、どの学校がよかろうというような形で、二校なり三校なりを選ばしておる。そうしてその中で自分の好きな学校に――一応私立学校をき……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1963/02/22、29期、民主社会党)

○本島分科員 三十七年度厚生白書の冒頭に人口革命、こううたってあるわけです。人口問題が今後の大きな問題であることは、その国の成長にも関連がありますので当然だと思いますが、この中で私ども特に考えさせられることは、最近の傾向が少産少死型に移っていって、四十年から四十五年では八十四万、四十五年から五十年の間には四十九万くらいに人口は下がるだろう、こういうふうに推定されておるわけです。この中で人工妊娠中絶をしておるものが百万件ある、こう出ておるわけです。ところが毎年の記録で参りますと、妊娠中絶は百二十万から百五十万といわれておるし、また出生率の倍はやみからやみに子供が葬られておるということは常にいわれ……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第8号(1963/02/25、29期、民主社会党)

○本島分科員 お昼の時間になって恐縮でございますが、質問をさしていただきます。  私は、昨年出されました婦人労働白書を見まして、日本の労働婦人の状況というのが、非常に明確に出て参って、しかも労働婦人に対する施策が十二分に行なわれない限り、日本労働問題の解決はなかなかできづらいと考えておるわけでありますので、その点から御質問を申し上げたいと思います。  大体、日本の国というものは、婦人は家庭にあるものだ、こういうふうにいわれ、不況になりますと、労働婦人は家庭に帰れなんという言葉が常日ごろいわれて参っております。しかし、国際労働事務局編の国際労働年鑑の一九六一年版には、日本の労働婦人がいかに多いか……


31期(1967/01/29〜)

第61回国会 社会労働委員会障害者対策小委員会 第1号(1969/03/06、31期、民主社会党)

○本島小委員 この作成の途上におきまして申し上げたことですが、やはり各省にばらばらにまたがっておるということは、将来いろいろの意味で障害が起こるのではないかということで、どこかの一つの省に、局としてこれを設けていくということがなされない限り、完全なものが出てこないのじゃないか、こういう強い意見を持っておりますので、先ほどの自民党さんの質問に答えられて、厚生省云々ということがありましたが、もう少しこの点を検討していただいて、そしてはっきりとどこかの局に総合的になされるという措置を講じてほしい、こういう要望がございます。  それから、これもかつて申し上げたのですが、自閉症児あるいはハンセン氏病など……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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