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伊藤よし子 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

伊藤よし子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


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77位
28期委員会出席(無役)TOP50
28位

このページでは伊藤よし子衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。伊藤よし子衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第29回国会 社会労働委員会 第12号(1958/08/09、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 本年の四月一日から売春防止法が実施されたわけでございますが、その後の状況につきまして御質問申し上げたいと存じます。  第一は業者のその後の転廃業の状況について伺いたいと思います。第二点は従業婦の更生の状況でございます。その点について厚生省の御関係のお調べがございましたら御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁の中にもございましたが、帰郷の人の中に、最近また都会へ出て参りましてキャバレーとかバーなどに入ったり、昔の仲間でいろいろ連絡がございまして、新しくお金を出してもらったりして、相当多額なお金がキャバレーなどから出てそういう人を引っぱっているということも……

第29回国会 社会労働委員会 第13号(1958/09/26、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私ども田中、伊藤の両委員は、去る八月二十六日より同月三十日までの五日間、厚生及び労働行政の実情調査のため、和歌山県と三重県の両県の視察を行いました。  日程の第一日は、和歌山県庁において労働基準局、民生部、衛生部及び労政課の関係者からそれぞれの所管事項の説明を受けた後、直ちに御坊市に向い、御坊公共職業安定所における実情を聴取いたしたのであります。御坊市の失業対策業務はきわめて特異なものがありまして、失対適格基準を無視した求職の争議は常に非常なる険悪事態を生じるのでございまして、これが対策としては、根本的には経済問題の解消をはかることは申すまでもなく、あわせて強力な同和問題対策……

第30回国会 社会労働委員会 第3号(1958/10/07、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私ども静岡班は、農林委員二名、建設委員二名、文教委員一名、社会労働委員一名、松浦農林委員長を班長といたしまして、一日の朝東京駅を七時五十分に出発いたしまして、三島市へ参りました。三島市で災害対策本部におきまして、全般の状況についていろいろ説明を受けまして、その後ヘリコプターで一番災害のひどうございました中伊豆方面、大仁方面を視察いたしました。それからそのあと伊東市におきましては、ヘリコプターからおりまして、地上をつぶさに視察いたしました。  さて、台風二十二号は、去る九月二十六日伊豆半島をかすめ、江ノ島付近より関東地方に上陸したのでありますが、この台風はいわゆる雨台風でありま……

第30回国会 社会労働委員会 第4号(1958/10/08、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 ただいまも災害地の救済の状況についてお話がございましたが、私は伊豆方面へ視察に参りまして、特に強く感じて参りました点につきまして、一、二御質問を申し上げたいと存じます。  第一は、今回の二十二号台風の災害の特徴と申しますか、その点は、特に伊豆方面におきましては出水が突然で、予想しない出水がしかも深夜にありましたことによりまして、非常に人命に被害が多かったという点であると思います。で、当面はただいまもお話がありましたように、応急、緊急の救助はお手が尽されているようでございますが、私が憂慮いたしますのは今後の問題でございまして、非常にたくさんな、伊豆方面だけでも千名余の死亡者が出……

第31回国会 社会労働委員会 第12号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、政府提案の最低賃金法案に反対し、社会党の修正案に賛成の意見を申し上げたいと存じます。(拍手)  本論に入ります前に、一言申し述べておきたいと存じますことは、最低賃金法案が本来労働者の最低生活を保障し、ひいては産業構造の近代化をもたらすことをねらいとしていることでございます。これは世界各国にも共通する考え方でございまして、私もこの観点から、政府案を検討してみたいと思うのでございます。  さて、問題となっております政府案は、今回が三回目の御提案でございますが、三回にわたって、その内容にはいささかの変化もございません。ただいままで政府案に盛られてお……

第31回国会 社会労働委員会 第18号(1959/03/12、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は婦人労働者の生理休の問題について労働省に御質問申し上げたいと存じます。ます最近の婦人労働者の生理休の実施状況についてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 これはお調べがなければあとでもけっこうですが、全体的に平均してとつっておりますか、それとも業種によって違っておりますか。
【次の発言】 そうすると、ただいまのお話によると、こまかい数字がおわかりにならなければ民間の状況はおわかりにならないわけなのですね。一般の民間と申しますか、中小以下のような婦人労働者の場合には、ちょっとお調べがつかないわけでございますか。
【次の発言】 それではただいまお答えのあった、労働者の大体二……

第32回国会 社会労働委員会 第6号(1959/10/10、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 十五号台風の災害につきましては、私もあの当日から昨日まで現地におりまして各地を視察して参りまして、その被害の甚大なことは言語に絶するものがございます。それにつきまして、全般の問題については、ただいま赤松先生からのいろいろ御要望やら御質問がございましたので私は触れません。ただ一点、先生もお触れになりましたが、児童福祉施設についてでございます。私が各所を回っております間に一つ気がつきましたのは、保育園などが、学校ももちろんでございますが、こういう学校とか保育園、公会堂などという建物が特に被害を受けております。その中で保育園を私は特に注意して四、五ヵ所回ってみました。このような災害……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第7号(1959/11/09、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)議員 私は、日本社会党を代表して、わが党提出の、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害により被害を受けた者の援護に関する特別措置法案に関しまして、提案の理由及び内容のおもな点を御説明申し上げたいと思います。  申し上げるまでもなく、去る九月に東海地方を襲った第十五号台風の被害は、戦後最大のものであり、あらためて台風による災害の常襲地帯であるわが国の実情というものを考えさせられたわけでございます。家、田畑など財産を流され、親兄弟、夫や妻に死なれていまだに生活に立ち上がることができず、日々を辛うじて過ごしている人人は、今日なお多きを数えております。政府の出された資料……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第9号(1959/11/13、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は、今回の災害の特徴というものは、非常に民間の被害が大きかったということではないかと思います。尊いたくさんの人命を失ったことも特徴の一つでございます。その点につきまして、今度の補正予算の災害関係のものを見ますと、いわゆる公共の施設に対する復旧の予算に比べまして、被災者に直接援護あるいは救助するもの、そういう予算が大へん少ないのではないかということを思うのでございます。後ほど大蔵大臣がおいでになりましたら、その点について御質問を申し上げたいと存じますが、厚生大臣に、まずそういう土台から御質問を申し上げたいのでございます。  ただいま申し上げましたような意味で、今度の特徴といた……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第12号(1959/11/20、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は、自由民主党、日本社会党、社会クラブを代表いたしまして、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた者に対する母子福祉資金の貸付に関する特別措置法案の一部を次のように修正しようとするものでございます。案文を朗読いたします。   第二条第一項中「、生業資金にあっては二年間、事業継続資金にあっては一年六箇月間」及び同条第二項中「一年間」を「二年間」に改める。 こういう内容でございます。  理由は、ただいま読みましたように大へん簡単でございます。つまり貸付金の据置期間をすべて二年間に延期することによりまして、風水害によって被害を受けました母子家庭の立ち上が……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第13号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 ただいまの八木さんの御質問に関連して、私は一言だけ大臣に要望を兼ねてお考えを伺っておきたいと思うのです。  今度の災害で直接あるいはまた間接に、災害によって、特に中小企業あるいはまたそれ以下の零細企業では首切りや賃下げ、賃金の遅欠配などが非常に憂慮されているわけで、現実にそういう問題もございますので、それについて政府は、今度の特別措置法の中では、失業保険の特別措置法以外に、こういう労働苦に対して、特に五人未満の事業所の労働者に対して、何か対策をお考えになっておりますか、その点を一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 お話でわかりましたが、私は、特に五人未満の小さい事業所な……

第33回国会 社会労働委員会 第2号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は九月末に社労関係の視察のために広島へ参りまして、広島の原爆病院を視察する機会を得ました。私は原爆のおそろしさは理論的にはよく存じておりましたが、現実に平和記念館を参観し、また原爆病院を視察しまして、なまなましい被災者の姿に触れ、今さら原爆のおそろしさに身ぶるいをいたしたわけでございます。原爆が落とされた直後ならいざ知らず、十五年もたちました今日においても、ぽつんぽつんと原爆病のために死んでいく人が絶えないということと、昨日まで元気に働いておりました人が急にからだの調子が悪くなって、いろいろ調べてみると、白血球が少なくなって原爆症であるということのために入院するというような……

第33回国会 社会労働委員会 第3号(1959/11/13、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 時間もございませんので、簡単に御質問申し上げますが、今回の十五号台風によりまして起きた一つの例でございます。これは今後もいろいろなときに起きると思いますので、一例をあげて労働省の御見解を聞き、御要望を申し上げたいと思うわけでございます。それは名古屋にございます大同病院という病院でございますが、今度の災害を受けたわけでございます。ここは完全看護の病院でございますので、ほんとうは外からのつき添い看護婦は入れないわけでございますが、実際には、つき添い看護婦が当時七人おったそうです。高潮などで浸水して参りまして、そのつき添い看護婦さんが患者を避難させまして、一度成功して第二回目にまた……

第33回国会 社会労働委員会 第15号(1959/12/17、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は保育所の問題について御質問申し上げたいと思いますが、第一に保育所の実態について伺いたいと思います。特に昨年の七月から新しい措置費の改善方式がとられたわけでございますが、その後の経営状態をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 私がいろいろ調べましたところによりますと、かえって新しい措置費が改善されてから父兄の負担も大きくなりましたり、市町村の自治団体の負担が多くなっておるような傾向がございますが、この点はいかがでございましょうか。
【次の発言】 それで、もう東京都の場合なんか、その赤字のしわ寄せを全部東京都で背負っておるようでございますが、地方の市町村へ参りますと、父……

第34回国会 社会労働委員会 第6号(1960/02/18、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 昨日小林委員より、先日の労働大臣の所信表明について御質問がございましたが、私も同様な点について労働大臣に御質問申し上げたいと思います。  昨日の小林委員と労働大臣との間の質疑応答を承っておりましたが、私はまだどうも納得がいきませんので、重ねて御質問申し上げる次第でございます。先日の所信表明の中で、労働大臣は、私は就任以来特に次の三点を柱として労働行政を進めてきたということをおっしゃっておりまして、その第一が、経済の発展に積極的に貢献すること、第二は、経済発展の大勢に取り残された人々にあたたかい援護の手を差し伸べること、第三は、労使関係の安定の実現のために力をいたすこと、という……

第34回国会 社会労働委員会 第13号(1960/03/08、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 関連。ただいまの中山先生の御質疑に関連して、私はむしろ反対の立場の事例を非常にいろいろ陳情を受けておりますので、むしろ寛大にしていただきたいという意味で申し上げたいのです。昭和二十一年ごろにお貸し出しになりました戦災者あるいは引揚者に対する貸付金など、地方によりますと共同で一人頭五千円くらいを借りて、四十人くらいとか五十人くらいで組合を作りまして一つの事業を始めておりますが、それが最近、ただいま局長の方からお話しがございましたように、調査をなさいまして、それのまた回収をやっておいでになるようでございます。いろいろ地方に幾つもの事例がございますが、その当時、一緒に生産組合などを……

第34回国会 社会労働委員会 第14号(1960/03/09、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 労働基準局にちょっとお尋ねいたしたいのでございます。これは愛知県の事例でございますが、私はほかにもこういうことがあると思いますのでちょっとお尋ねしたいと思います。  それは鋳物工場におきまして、ことしの初めでございますが、鋳物の上の型と下の型か組み合わせる作業中に、非常に上の型が重いわけでございますね、中腰でそれを持って作業をしている最中に、腰の捻挫をいたしたわけでございます。その人は捻挫のために働けなくなりまして、その日は早びけをし、それから二週間作業を休業したわけでございます。それで当然業務上の障害であると思いますが、市の基準監督署では、腰部の捻挫は労災の対象ではないと言……

第34回国会 社会労働委員会 第20号(1960/03/22、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 じん肺法の改正にあたりましては非常に関係各方面の関心や、患者の間に不安を巻き起こしておりまして、社会問題も含むような重大な法律であると思います。もう三月も半ば過ぎになりまして、今初めてこの法案の審議が始まるわけでございますが、このじん肺法につきましては審議会や何かでも労使の意見も完全にまだ一致していないままにこの法案が提出されたようでございまして、この短い時間の間には十分な各方面の、大衆の意見なんかも反映されないと思うのでございます。たとえば愛知県なんかにおきましても、こういうじん肺の出る関係の地方では、各地方議会におきまして議決などをしておりまして、これは一つの例でございま……

第34回国会 社会労働委員会 第25号(1960/04/06、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 四月二日の朝日新聞に、アルバイト小学生が工場で大けがをしたという記事が載っておりましたことは、すでに御関係の当局もよく御存じのことと思います。この内容は、ごく簡単に申し上げますと、東京都下のある紙箱製造工場に働きに行っていたアルバイトの小学生、十一才になる少女が、機械のシャフトに頭の毛を巻き込まれて大けがをして、頭の骨を折って生命も危ぶまれているということを伝えておるのでございます。私は、近ごろこれくらい胸をかきむしられるような痛々しい思いをしたことはございません。今、世はお花見どきでございまして、たくさんの人が行楽に郊外や町の中にあふれておりますときに、その裏側でこのような……

第34回国会 社会労働委員会 第36号(1960/05/12、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は、自由民主党、日本社会党、民社党を代表いたしまして、ただいま可決になりました船員保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議を付したいと思います。  案文を朗読いたします。    船員保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は船員保険について左の事項に努力すべきである。  一、船員保険の被保険者の標準報酬は最高三万六千円に据置かれているが、賃金の実態に即して引き上げるようすみやかに措置すること。  二、船員勤務の特殊な実態にかんがみ、療養給付における一部負担制度についてすみやかに検討すること。  三、船員の外傷性せき髄障害患者に対する療養給付の内容(食事の熱……

第35回国会 社会労働委員会 第2号(1960/08/10、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 簡単に一つだけ御要望申し上げたいと思います。  私は今回中山先生が日本におきまして初めての婦人大臣として、特に厚生大臣として御登場いただきましたことを、婦人の一人といたしまして心から喜んでおる次第でございます。先ほど八木先生もおっしゃいましたように、もちろん中山先生も女とか男とかいう立場でなくて、厚生行政をお進めになるのに一番適任者として、池田内閣によって選び出されて御登場いただいたと思うのでございます。しかし戦後日本の婦人の地位が、男女同権だといわれておりますけれども、まだ婦人の地位は一般的に非常におくれております際に、婦人大臣が御登場いただきましたことは、私ども婦人といた……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 社会労働委員会 第13号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました母性の保健及び母子世帯の福祉に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  言うまでもなく、戦後わが国においては、新しい憲法のもとで国民の基本的人権が保障され、戦前に比べて国民一人一人の人間としての権利が大きく尊重されることになったのでありますが、現実の経済社会生活においては、まだまだこうした権利が十分保障されていないのが現状であります。そのことは、制度上の問題としては、たとえば年金、医療、心身障害者福祉など社会保障諸制度の不備、貧困などにはっきりと示されております。国民皆年金、皆保険の体制が一応整いましたものの、……

第46回国会 社会労働委員会 第15号(1964/03/04、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は厚生行政の基本的な問題につきましては、同僚の委員からすでにいろいろ御質問がございましたので、本日は、大臣もたいへん時間がおありになりませんから、特にその中で厚生省の保育対策のみに限って御質問を申し上げたいと思います。  近年、経済の高度成長の中で、その過程で非常に働く婦人の数が年々ふえておりますことは、大臣も御存じのとおりだと思います。その働く婦人の中で有夫の、結婚をした婦人のパーセンテージというものも、婦人の雇用労働者がふえるよりも大きい率で年々ふえております。労働省のお出しになった統計、女子保護状況の調査によりましても、六二年には女子雇用者の中で二一・七%が既婚婦人で……

第46回国会 社会労働委員会 第28号(1964/04/02、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 この法案の提案の理由の御説明は、すでに二月十二日の社会労働委員会で、お聞きいたしましたので、その内容は了承いたしておるわけでございますけれども、私はまず第一に、最近のポリオ患者の発生状況を、ここ数年来の数をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それで、この改正法の施行は四月一日よりするというふうになっておりますけれども、それ以前に、すでに二月中旬から国産生ワクの投与を開始されたわけでございますが、その根拠と理由をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 臨時的な投与とおっしゃるわけでございますけれども、二月から国産生ワクチンの投与をお始めになったのでございますが、四月一日じゃ……

第46回国会 社会労働委員会 第30号(1964/04/08、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は、簡単に一点だけ御質問を申し上げたいと思います。  国産生ワクチンの安全性の問題につきましては、先日来御質問も申し上げましたし、参議院の社労における速記録も拝見いたしまして、私自体は大体わかったように思うのでございますけれども、先ほど大原委員の御質問の中にもございましたように、最近、愛知県において一、二また死亡と入院の事例が出ております。そこで私は帰りましたときに、愛知県の方からたいへん専門的な立場での御質問がありまして、それに対して私では説明がつきませんので、あらためてその一点だけをお聞きしたいと思います。  ワクチンの単一性の検定とそれからワクチンの汚染の有無の検定、……

第46回国会 社会労働委員会 第31号(1964/04/09、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 昨日来御質問申し上げているわけなんですけれども、昨日の御答弁の中に、生ワク投与において九件の死亡と、それから十四件の申し出があった、それが全部国産生ワクの投与に関係がないという御答弁がございましたが、念のために、私が存じております五件以外のところの個々について、厚生省の御調査になっている死亡の診断の結果でございますね、病名をちょっとお聞きしておきたいと思います。それは東京都奥多摩町の福島みどりさん、それと愛知県安城市今村の伊吹誠さん、福井県足羽町の山本利秋さん、それと名古屋市の二人の乳児が発熱及び麻痺症状を起こして入院しているという件について、それはどういうふうでございますか……

第46回国会 社会労働委員会 第38号(1964/05/06、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は、かねて母子関係の福祉に関する総合的な法案ができますことを願っていたのでございますが、今国会に政府から母子福祉法が出るというので、たいへん期待をしておりました。ところが、政府の御提案になりました母子福祉法を拝見してみますと、この母子というのが母子世帯のみのことのようでございまして、内容は、従来からございました母子福祉資金貸付金法を手直しなすったにすぎないような法案だと思うのでございます。昨年も老人福祉法というたいへんりっぱな名前の法案が出ましたが、どうもその内容はたいへんお粗末でございますし、今度のこの母子福祉法というのも名前はごりっぱでございますが、その内容が伴っていな……

第46回国会 社会労働委員会 第41号(1964/05/13、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 ただいまの滝井先生の御質問に関連して申し上げたいのでございますが、いま実は現状は、母子相談員の場合にはほとんど五日から六日、少なくとも四日は勤務しておりまして、しかも仕事の性質上から、家庭へ帰りましても相談を受けたりしますので、事実上もうほとんど常勤と同じように、週六日間くらいは実際仕事をしているわけなんでございますから、この点から言いましても、当然私はこの際常勤にすべきだと思います。  それからもう一つ、東京都の場合でございますけれども、東京都の場合などは、昭和二十八年から三十二年までは週六日の常勤であったわけなんです。ところが婦人相談員ができましてから、売春防止法の施行に……

第46回国会 社会労働委員会 第47号(1964/05/27、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は、重度精神薄弱児扶養手当法案につきまして御質問を申し上げたいと思うのでございますけれども、最初に、この法案は、昨年ある月刊雑誌に、有名な水上勉さんという作家が「拝啓池田総理大臣殿」という一文を載せられまして、それがきっかけになりましてこの重度精神薄弱児扶養手当法案ができたのだと新聞などは盛んに書き立てておりました。その経緯がどのようであろうとも、従来非常に顧みられませんでした重度精薄の問題を、政府としてもお取り上げになったという点につきましては、私もその点は非常にけっこうなことだと思うわけでございます。しかし、たいへん期待を持ってこの法案を拝見いたしてみますると、何と申し……

第46回国会 社会労働委員会 第50号(1964/06/03、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 ただいまのことに関連してでございますけれども、私はこの際特にいまの点に関連して、二十歳になった人でもまた精薄者の施設へ収容するということもぜひやっていただきたいわけでございますけれども、その施設にずっと子供のころから置かれておりますと、性格も、いろいろその子供の方向というようなものも、その置かれている施設の中ではわかっているわけでございますから、特に重度の場合にはほかへ移すということではなくて、引き続いてそこにおられれば、その子供の性質上、そこでまたその子供のいろいろな点が生かされていくと思いますので、そういう中度の場合などには、必要があればそこに置かれる、そのままそこへ引き……

第46回国会 社会労働委員会 第51号(1964/06/04、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党三派共同提案にかかる重度精神薄弱児扶養手当法案に対する修正案を提出いたしたいと存じます。  修正案はお手元に配付してあるとおりでございますが、その内容は、  一、重度精神薄弱児扶養手当の受給者本人の所得による支給制限の限度額を、十八万円から二十万円に引き上げること。  二、公的年金のうち、国民年金法に基づく母子福祉年金、準母子福祉年金、障害福祉年金、老齢福祉年金、児童扶養手当法に基づく児童扶養手当との併給を認めること(ただし、児童については併給しないこと)。 以上でございます。  何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。

第46回国会 社会労働委員会 第58号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 ただいま議題となっております毒物及び劇物取締法の一部改正の法律案に関係があると思いますけれども、広く言って保健所の事務のことにも関係してまいりますし、ちょっと緊急な問題でございますので、一言御質問を申し上げたいと存じます。  最近、御承知のように、輸血による血清肝炎の頻発から、あらためて売血制度が問題になってまいりまして、いわゆる黄色い血だとかよごれた血だとかいうような見出しで盛んに新聞等で取り上げられてまいりましたし、先日は参議院の社労でもこのことを問題として取り上げられたようでございますが、当然これは衆議院の社労委員会の問題として取り上げて、これの解決をしなければならぬ問……

第48回国会 社会労働委員会 第31号(1965/05/13、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 すでに先輩各委員から、あらゆる角度から御質問がございまましたので、重複を避けまして一、二の点だけを御質問したいと思います。  第一は、今回の改正によりますと、受給権者の扶養義務者の所得が、従来六十五万四千円から七十一万六千円に緩和することになっております。この点は、前よりは一歩遊んだわけですからけっこうだと思うのですけれども、私はこういうことを非常に痛感するのです。いま一般の家庭では、先日も大学の教授のお話でございましたけれども、百万くらい、あるいはそれ以上の家庭におきましても、子供が大学などに行っておりますとたいへん家計が苦しくて、なかなか老人まで小づかいも渡らないというの……

第49回国会 社会労働委員会 第2号(1965/08/09、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 ただいま大臣から御提案になりました母子保健法案につきまして、かねて前国会におきまして、本会議で提案されましたときに私は御質問を申し上げました。そのときに、総理大臣に私が御質問申し上げたのですけれども、そのままそのとき御欠席で御答弁いただいておりませんので、厚生大臣が総理大臣にかわって御答弁をいただきたいと思うわけでございます。  かねがね私ども社会党におきましては、母子保健ということがほんとうに大切な、重要な問題であるということを前から考えておりまして、数年前にも母子栄養保障法案とか、昨年の四十六国会には母性の保健及び母子世帯の福祉に関する法律案を提出しております。これらの法……

第51回国会 社会労働委員会 第3号(1966/02/22、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 大臣が時間がおありにならぬそうですから、あとで局長に伺いますが、ただこの人たちの遺族補償の問題につきまして、特に身分が下請作業員などでございますので、そういう点について、ひとつ十分なる御配慮をいただいて万全を期していただきたい、それだけをお願い申し上げまして、あと局長に御質問したいと思います。
【次の発言】 ただいま大臣から遺族補償の問題で大まかな御答弁がありましたが、私は今度の労働災害につきまして、先ほど河野委員からもお話がございましたように、昨年は特にたびたび大きな労働災害がありまして、最近こういう記事が載りますと、私たちはまたかという思いで一ぱいでございます。しかし、そ……

第51回国会 社会労働委員会 第6号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 第一に私申し上げたいのですけれども、私、きょう公報で十一時十五分でございますか、委員会が始まったら質問をすることを予定しておりましたのに、参りましたところ、いまもって、十一時なのでございますけれども、理事会もありましたのですけれども、理事会が終わってからも私が要求いたしました政府委員の方がおいでにならなくて、ちょっとまたおくれました。こういうことはけしからぬことだと思います。その点、せっかくの時間がおくれましたことについてどうお考えになっておりますか。
【次の発言】 私は、まず第一にお伺いいたしたいのでございますけれども、大臣がおいでになりませんから次官にお尋ねしたいのでござ……

第51回国会 社会労働委員会 第14号(1966/03/29、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 関連いたしまして、私も婦人の一人でございますので、特に婦人局長がおっしゃいましたことでちょっとあれなんでございますが、これは医師の診断書が要るなんということは当然問題外で、若い女の人の場合はある意味でちょっと恥ずかしいというお気持ちもございますので、生理休暇をとるということ自体にたいへんちゅうちょすることが多いのでございます。その上に医師の診断書なんというのは、これはだれもいやがって出さないと思います。ずっとよほどの人でないと出さないと思います。  それともう一つは、同僚の証言という問題も、これも私はやはりもしそういう指導が多少でも行なわれるというようなことがあって――やはり……

第51回国会 社会労働委員会 第15号(1966/03/30、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 いままで健康保険三法の改正の問題につきまして、各先輩の委員から御質問がございまして、だいぶ問題点が浮き彫りにされてきたと思うのでございますが、できるだけ私は同じ問題に重複しないようにしたいと思いますけれども、質問を聞かないときもございましたので、あるいは重複するかもしれませんが、その御質疑を承っておりますと、結局今度のこの改正は、四十一年度の暫定的な赤字解消のための措置であって、四十二年度からは、医療問題全体について抜本的な改正をするということで対処したいというふうな厚生大臣の御答弁があったように思うのでございます。そこで、暫定的な赤字解消のための改正であるとおっしゃるのでご……

第51回国会 社会労働委員会 第22号(1966/04/14、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、健康保険法等の一部を改正する法律案に対し附帯決議を付するの動議を提出いたします。  その附帯決議の案文を朗読いたします。    健康保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、政府管掌健康保険の国庫負担の定率化については、抜本対策の際検討すること。  以上、提案をいたします。

第51回国会 社会労働委員会 第28号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は最初に厚生省のほうに伺いたいのでございますけれども、四月二十一日の朝日新聞に「赤字ぐんと減る四十年度国保決算見込み」という題で、厚生省が二十日に、四十年度の国民健康保険の財政事情は大幅に好転する見通しであるということを発表なすったというのが出ております。新聞は簡単ですけれども、その御発表になった内容をちょっとお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、前年度の赤字だった市町村が千三百五十四から、四十年度は二百六十二に少なくなるわけですね。ちょっともう一ぺんその点を。
【次の発言】 赤字の総額が、いまちょっと私、よくとれなかったのですけれども、新聞のこ……

第51回国会 社会労働委員会 第33号(1966/05/11、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私、重度精薄の扶養手当法の一部改正について、まず御質問申し上げたいと思います。  この法案は、第一、三十九年に国会へ出されましたときも私は御質問申し上げ、先日も、本会議に上程されましたときにも御質問を申し上げているところでございますけれども、今度の一部改正の内容についてこれから逐次御質問申し上げたいと思いますが、その前に、大体重度の精薄について扶養手当が出ますときにも申し上げたことでもあり、またあのとき、社会保障制度審議会の答申にもありましたけれども、従来顧みられなかった重度の精薄児の問題が取り上げられたということでは一歩前進ではございますけれども、あのときにも問題になりまし……

第51回国会 社会労働委員会 第39号(1966/05/30、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は、ただいま議題となっております重度精神薄弱児扶養手当法の一部を改正する法律案に対する自由民主党、日本社会党及び民主社会党三派共同提案にかかる修正案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  お手元に修正案が配付してありますので、朗読は省略いたします。  特別児童扶養手当、すなわち従来の重度精薄扶養手当でございますが、その額の引き上げが各方面から要望されておりますが、改正案では従来の額のままとされておりますので、今回これを修正し、児童一人につき月額千二百円を千四百円に引き上げようとするものでございます。  何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。(拍手)

第51回国会 社会労働委員会 第45号(1966/06/09、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 戦傷病者戦没者遺族等の援護法ができまして以来、毎年と言っていいくらい改善をされてまいりまして、もちろんまだ不十分でございますけれども、こうして改善されてまいりましたことは私も喜んでいる一人でございます。しかし、私がたいへん気にかかりますことは、せっかくこういう改正案が出ましても、その法の適用を受けるべき人で受けてないような人が、まだ残っているんではないかということをたいへん心配するわけです。そこで、昨日もちょっと淡谷先生からもお話が出ていたようでございますけれども、私はちょっと席を立ったりいたしておりましたので全部聞くことができませんでしたので、あるいは重複するかもしれません……

第51回国会 社会労働委員会 第50号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は、こどもの国協会法案について御質問を申し上げたいと存じます。  「こどもの国」は、皇太子殿下の御成婚の記念事業の一つとして、児童の健全な遊び場のモデルともいうべきものをつくるために建てたものでございまして、そのこと自体たいへんけっこうだと思うわけでございまして、この法案自体については私も賛成をするわけでございますけれども、少し御質問申し上げたいと思うのであります。  第一に伺いたいのでございますけれども、「こどもの国」の費用は全額国で出資をすることになっておりますが、全体としてどのくらいの費用がかかりますか、それを伺いたいと思います。

第52回国会 社会労働委員会 第1号(1966/07/27、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 私は前の国会で、雇用対策法の審議の中で婦人の労働問題について全般的に御質問申し上げたいと思っていたのですが、時間がなくてできませんでしたし、きょうもまたたいへん短い時間でございますので、ごく焦点をしぼりまして御質問を申し上げたいと思います。  まず基本的な問題といたしまして、労働大臣にお伺いしたいのでございますけれども、労働省のいろいろな御調査によりましても、最近婦人の労働力というのが、雇用労働者が年々ふえてきているようでございます。若年の労働力なんかが不足で、全体として労働力が不足していくだろうという中で、婦人の労働力というものがどのように雇用対策の中で位置づけられていくか……

第52回国会 社会労働委員会 第2号(1966/09/09、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 新しく内閣が改造されまして、引き続いて鈴木厚生大臣が御留任になりましたことを、たいへん私は大きな期待を持って喜んでいる次第でございます。ぜひひとつこの上とも、厚生行政の前進のために、また日本の社会保障の前進のために、御努力いただきたいと存じます。特に、ただしまごあいさつがございました松山さんが政務次官になられまして、私は同性の一人として喜んでいる次第でございます。厚生行政というものは、非常にきめのこまかい施策が必要でございますので、女性の立場からも特に行き届いた厚生行政が実現いたしますように、格段の御努力をいただきますことを御期待申し上げて、一言ごあいさつをする次第でございま……


各種会議発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第33回国会 災害地対策特別委員会建設等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)委員 ただいまのことに関連して、ちょっと私からも御質問をしたいのですけれども、碧南の干拓地と奥田新田の干拓地がございますが、あそこの除塩作業は、来年度の作付までに十分間に合うようにできるお見込みでございましょうか、その点ちょっと伺っておきたいと思います。
【次の発言】 次に、先日私は建設大臣に、風水害のときに、ダムの開閉の問題で、その操作を誤りますと、いろいろ沿岸地方に被害が出るところが起きるという点を申し上げたのでございますが、一例として矢作川の問題を取り上げて、各地にもそういう問題があるので、そういう点で特に建設省なんかの御見解を伺ったわけでございます。そのとき時間がございませ……

第33回国会 災害地対策特別委員会厚生労働等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○伊藤(よ)小委員 私は社会局長にお尋ねいたします。先日来私は大蔵大臣や厚生大臣に今度の災害の特徴といたしまして、罹災者が多い、一般の民間の被害が多いということについて、そうして今度の予算を見ますと、公共のものに対して罹災者の直接の援護の予算が少ないという点を御指摘申し上げたのですが、政府の方の御答弁では、母子家庭の貸付金とか、あるいは世帯更生資金などがワクを広げてあるから、これで大体十分じゃないかというような御答弁がございましたが、それについて、世帯更生資金についてちょっとお伺いしたいのでございます。予算では、世帯更生資金の貸付補助というものが一億五千万円でございます。その世帯更生資金のワク……


30期(1963/11/21〜)

第48回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)分科員 先ごろ、二月十五日でございましたか、各新聞に非常に大きく母子保健法案ができて、今度国会に提出なさるということが報道されました。一月にも児童福祉審議会の答申なんかが出まして、たいへん一般にはこの母子保健法というものが期待されておるわけなんでございますけれど、私どももかねて四十六国会でございましたか、私の手元におきまして母性の保健及び母子世帯の福祉に関する法律案を国会に提出いたしまして、残念ながらいまこれは廃案でございますけれども、母性の保健の重要であることを常に考えておりますので、そういう点について、おくればせながら厚生省のほうで母性の保健について法案をお出しになることになっ……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)分科員 私はまず文部大臣にお伺いしたいのでございますが、昨年の十二月二十日に、大学病院の医師の半数以上を占めているといわれております無給医局員が、新聞ではストといっておりますけれども、研究専念日というようなことを称しまして、診療を拒否したということが出ておりました。これは名古屋大学とか群馬大学あるいは東大の耳鼻科の一部でございますけれども、こういう無給医局員の問題は数年来の古い問題だと思うのでございますが、いまや社会的な問題にもなってきたと考えるのでございます。昨年参議院の文教委員会におきまして小林武さんが御質問になりましたときに、杉江政府委員が御答弁になっているのですけれども、文……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○伊藤(よ)分科員 昨年、かねて私たちの非常に長い間の待望でございました母子保健法が政府から提案をされましたが、その内容はたいへん私たちの期待に反してお粗末なものでございまして、がっかりした次第です。しかし、法の精神は、私たちもたいへん賛成でございますので、今後その精神に従って内容を充実強化させていきたいという大臣のおことばもあって、ぜひそうしていただきたいと思うのでございますけれども、そういう意味で私たちはこの法案には賛成したわけでございますが、ことしの予算などにおきまして、まず厚生大臣にお伺いしたいのでありますけれども、母子保健法の精神に従って何か強化されたことがございますか、その点につい……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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