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児玉末男 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

児玉末男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
274位
委員会発言歴代TOP500(衆)
376位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
608位
委員会出席(無役)歴代TOP500
187位
委員会発言(議会)歴代TOP500
444位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
277位
各種会議出席歴代TOP250
102位
各種会議発言歴代TOP250
146位
各種会議出席(無役)歴代TOP100
65位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
120位

28期委員会出席TOP100
89位
28期委員会出席(無役)TOP50
34位
28期委員会発言(非役職)TOP100
98位
29期委員会出席TOP100
77位
29期委員会出席(無役)TOP50
35位
30期委員会発言TOP100
94位
30期委員会発言(非役職)TOP100
76位
31期委員会発言(非役職)TOP100
88位
33期委員会発言(議会)TOP50
12位
33期各種会議出席TOP10
10位
33期各種会議出席(無役)TOP10
9位
34期各種会議出席TOP10
9位
34期各種会議出席(無役)TOP10
8位
35期各種会議出席TOP10
7位
35期各種会議出席(無役)TOP10
6位
35期各種会議発言(議会)TOP10
9位

このページでは児玉末男衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。児玉末男衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第29回国会 建設委員会 第4号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○兒玉委員 河川局長に、最近非常に問題になりました工場汚水等によります水質汚濁の問題につきまして、お尋ねしたのであります。  まず第一点としましては、前回の委員会において出されました資料によりますと、江戸川、隅田川、遠賀川の水質汚濁の調査費百六十四万円というのが計上されておりますが、最近この汚濁問題が発生しておる際、当局としては、今まで調査を行なったことがあるかどうか、まずその点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今の回答によりますと、調査を行うという構想だけであって、調査がなされないと思うのですが、これは早急に行うべきであると思うのですが、その見解はどうですか。

第29回国会 建設委員会 第5号(1958/07/04、28期、日本社会党)

○兒玉委員 質問の要点は、すでに当日局の方に出してございますが、国道の拡張問題をめぐりまして、私の地元において、これはすでにおととしからの問題であるように聞いておるのですが、道路の拡張工事をめぐりまして、補償の問題でなかなか工事が難航している。それで、移転の補償問題について、建設省としてはどのような対策をとっておられるのか。  第二点としては、昨日地元から参りました書面によりますと、移転に対する補償、あるいは買収価格というものが、非常に不当に安いのではないか、こういう点で、この工事がなかなか進捗しないように聞いておるわけでありますが、買収価格についてはどのような見解を持っておられるのか。  第……

第30回国会 建設委員会 第4号(1958/10/15、28期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣並びに河川局長にお尋ねしたいと思っておりますが、特に今回の第二十二号の災害の経過から考えますと、今後の災害対策あるいは治水対策というものは全体を通じて総合的な計画と、それから今までの台風等によって起されました災害の復旧の促進ということと、予防対策ということが私は非常に重要だと考えるわけでございますが、政府の方で、昭和二十八年の大水害を契機として立てられました、いわゆる治山、治水の基本対策要綱によるところの予防対策が講じられることになっておりますし、その事業の総額は一兆八千億、うち国費として一兆一千七百億が予定をされて、その事業が着手されておりますが、三十二年度までの四年間に計上……

第30回国会 建設委員会 第5号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○兒玉委員 計画局長にお伺いしたいと思います。十月の初めだったと思うのですが、新聞の報道によりますと、建設省が土地収用法の活用というものについての通達を出されたということですが、その通達を出したのは事実かどうか。もしこの土地収用法の活用ということがあまり半強制的に行われますと、かつて戦時中に行ないましたように、いわゆる国権によるところの強権発動的な一つの取扱いということも懸念されるわけでございますが、現在道路の拡張問題、その他全般的な問題を通じて、用地の買収ということについて相当困難を来たしておるし、これに関して、土建業者等が、この土地収用法についての改正というような意見まで出されておるやに報……

第30回国会 建設委員会 第6号(1958/10/22、28期、日本社会党)

○兒玉委員 二、三お伺いをしたいと思いますが、第一は、この新しく追加されます十七条の二の河川の区域というのは、どの程度の区域をさして言っているのか、その表現がきわめて抽象的であるわけでございますが、その区域の限界について、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 この改正の目的というのは、罰則の強化と、被害の防止ということにその目的が置かれておりますが、被害の防止という点から考えますと、現在までの法律の実施によって、どの程度の被害というものが起きているのか、この点の状況について、もし具体的な数字等が現われておりますれば、その点をお伺いしたいと思います。

第30回国会 建設委員会 第8号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○兒玉委員 二、三点御質問をしたいと思いますが、第一の問題といたしましては、先般建設省から検討していただきたいということで配付されました、国土造成と臨海工業都市開発の促進を期する目的で、来たるべき通常国会に提案されようとしておりまする新都市開発公団等の構想も持っておられるようでございますが、このような積極的な国土造成によるところの新都市建設等の構想には、全く相反する法案の提案であろうと思うわけでありますが、このような構想と、このただいま上程されました学校、工場等の制限に関するこの法案との関連性について、どのような御見解を持たれるか、まず第一にお伺いしたいと思います。

第30回国会 商工委員会 第11号(1958/10/30、28期、日本社会党)

○兒玉委員 水質汚濁に関連する事項でお伺いをしたいと思うのでありますが、この案件につきましては、すでに前々国会以来の懸案でもあるし、また特に水質汚濁に関しましては、各地域におきましても相当長年月にわたり紛争が起きておりますし、特に本年五月でございましたか、本州製紙等のような非常に重大な問題まで発生をいたしておるわけでございます。  まず第一点としてお伺いをしたいのは、特に水質汚濁防止ということについては、諸外国の例等を見ましても、相当真剣に長い間取り組んで対処しておるようでございますが、特に水質の規制ということは相当強力なところのいわゆる機構というものがなければ、被害を受ける側と加害者とのいわ……

第31回国会 建設委員会 第2号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○兒玉委員 総合開発の関係でございますので、河川局長の担当かと思います。現在宮崎県の綾川の総合開発が行われておるわけでございますが、この関係で、古賀根ダムと、それから第二発電所の間において、先般隧道の水圧試験をやりましたところ、ダムを完全に閉鎖したために、全然水の流れがなくなったわけでありますが、これによって、いわゆる伏流水の関係におきまして、その下流にありますところの約七百五十戸の部落が全く井戸水が出ない、こういう状態が発生をいたしておるわけでございます。その点については、やはり地元の県当局としましても、十分事前の調査は行なってこの工事は進められたものと、私は考えるわけでありますけれども、当……

第31回国会 国土総合開発特別委員会 第3号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○兒玉委員 先般提案理由の説明をされました九州地方開発促進法案に対しまして、特に後進県であります宮崎県の立場というものはきわめて不利を見る情勢でありますので、先ほど瀬戸山委員からも申されましたが、こういう特殊事情にある、特に後進県の宮崎県としては、この法案制定についてきわめて重大な不満を持つものでありますが、特に国土総合開発ということは、狭隘な国土と過大な人口を擁しておるこの日本において、特にわが九州地方におきましても、やはり国土を最大限に開発して、そして利用し、保全する。この国土総合開発の基本的な立場から考え、またこの中心をなしているところのいわゆる後進性の引き上げというものに重点を指向する……

第31回国会 商工委員会 第39号(1959/05/19、28期、日本社会党)

○兒玉委員 私は小林工場払い下げ反対の立場から、今までやって参りました通産省当局に対しまして、質問をしたいと思います。  まず、本日この重要な国有財産払い下げについて、商工委員会においてこの問題が取り上げられるということは、すでに早くから確定しておったにもかかわらず、なぜ本日大臣が出席しないのか、この点について見解を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 選挙のことをいえば、みんな忙しいわけでありまして、選挙と国有財産の払い下げのこの重要な問題に対しまして、そういうことを重いと言われることは、はなはだ私は心外でありまして、しかも商工委員会の開催を無視して選挙に出かけるということは、……

第32回国会 建設委員会 第6号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○兒玉委員 大へん時間が経過いたしておりますので、簡潔に二間だけ基本的なことについてお伺いをしたいと思います。  第一に、私の宮崎県も、今次第五号台風によりまして、特に日南、串間地方が局地的な豪雨によりまして、一時間約一〇七・五ミリという全く記録的な、驚異的な豪雨であったわけでありますが、特に今度の災害というものは全国的に見られますように、局地的な豪雨でありまして、局地的な被害が大きいわけでありますが、特に県並びに関係の市町村というものは、そういう甚大な被害によりまして、災害の復旧に対するところのいわゆる財政的な負担というものはきわめて困難でございます。そういう点から、これは自治庁との関連もあ……

第32回国会 建設委員会 第8号(1959/10/08、28期、日本社会党)

○兒玉委員 私は大臣並びに河川局長に対しまして質問をいたしたいと思っております。まず第一の問題は、先月の三十日であったかと思いますが、私は郷里においてNHKのテレビ放送を大体一時間程度見ておったのでございますが、災害発生後五日目の現地の状況を見て感じましたことは、特に災害については、その救済措置は非常に緊急性を要するわけであります。ところが五日後の九月三十日現在においても、まだ食糧等の配給がほとんどなされないで、五日間も飲まず食わずの状態に放置されているというような状況が報道されているわけであります。もう一つは、火事場どろぼうでなくて、水場どろぼうといいますか、あの困難な情勢の中から、せっかく……

第32回国会 建設委員会 第9号(1959/10/15、28期、日本社会党)

○兒玉委員 去る十月十日より四日間にわたり鳥取、兵庫両県下における災害の状況をつぶさに調査いたして参つたのでありますが、その詳細を御報告申し上げますことは、相当の長時間を要することとなりますので、この際きわめて簡単にその概要を申し上げるとともに、二、三の所見を申し述べ、これに対する当局の明確なる御答弁を期待いたしまして、御報告にかえる次第であります。  まず鳥取県について申し上げます。  本県におきましては、特に活発なる水防活動が行われたのでありますが、それにもかかわらず被害は全県下に及び、特に東部、中部地区の被害は惨状をきわめ、室戸台風以来の大災害を惹起するに至つたのであります。幸いにして本……

第33回国会 運輸委員会 第9号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○兒玉議員 それでは踏み切りの問題に関しまして副総裁並びに鉄監局長に四、五点お聞きしたいと思っております。  ちょうど今、久保委員の質問中で大へん恐縮でございますが、やはり重複っする点もあろうと思うのでありますけれども、まず第一点にお伺いしたいことは、国鉄から出されております資料によりましても、たとえば最近の自動車の増加ということが原因の踏み切り事故が、大半、八割以上を占めているわけでございますし、また増加率にいたしましても、昭和十一年に比較いたしまして約十五倍という全く目ざましい状況にあるわけでございますが、このように交通量の激増ということで必然的に事故というものが非常に増加する傾向にあると……

第33回国会 議院運営委員会 第9号(1959/11/28、28期、日本社会党)

○兒玉委員 いろいろと申し上げたいわけでありますけれども、最初に議長さんにお伺いしたいと思います。その前に私が申し上げたいことは、自民党の方、あるいは社会クラブの方の発言を通じて、非常に重大な問題として考えますことは、この行動の計画なりあるいは実際の指揮というものを、すべて社会党がやったという先入観のもとに極言されることで、これはきわめて重大な問題であると思います。そういう組織上の問題、あるいは安保改定阻止国民会議の構成なり、その他の全般の情勢について、本日御報告を受けておりますが、そういう極限した言い方については、私は今後問題が残ることでございますので、ここで議長にお伺いしたいことは、先ほど……

第33回国会 議院運営委員会 第12号(1959/12/10、28期、日本社会党)

○兒玉委員 いろいろと御意見を与党さんの方から伺ったのでございますが、私は何と申しましても、今自民党の方で考えている会期延長の期間というものは、非常に問題のポイントではなかろうかと思うわけです。確かにデモ規制法の問題あるいはベトナム賠償をめぐる問題について、十分な論議が尽くされていないということは、衆議院における予算委員会なりあるいは外務委員会、または本会議等においても、われわれ社会党の質問に対する政府の答弁においては、明らかに明瞭さを欠く点があるわけでございます。私はどうしても理解に苦しむところは、当初自民党の方では会期四十日間を強硬に主張しておりながら、最終的には社会党の五十日間を受けて、……

第33回国会 議院運営委員会 第13号(1959/12/11、28期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております会期延長の問題について、反対の立場を明らかに申し上げたいと思う次第であります。  そもそも、今次の第三十三臨時国会の最大の使命は、何と申しましても、伊勢湾台風を中心といたします未曽有の災害に対する、いわゆる災害復旧、あるいは罹災者の救援等を中心といたします予算の補正、あるいはそれに関連する諸法案の制定が、最大の課題であったかと考える次第であります。そういう立場に立ちまして、先ほど来それぞれ意見が述べられましたが、今国会の開会の劈頭にあたりまして、各党間におきましても十分慎重に検討した結果、五十日間という会期が決定された……

第33回国会 国土総合開発特別委員会 第6号(1959/11/20、28期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、提案者である中村さんにお伺いしたいと思うのですが、こういう重要な法案が、もちろん前会からの継続審議になっているわけでございますが、これを議員立法として提案されたというのは、どういう意図に基づくものか、その点の見解を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 私はこのように考えるわけでございます。この法案の内容を見てみますと、農林、運輸、通産あるいは経済企画庁、いろいろ広範にわたっているわけです。そういうものであれば、なおさら私は、この法案の提案を権威あらしめるためにも、それを政府提案とすべきだと思う。その政府提案とすることがなぜ悪いのか、その点について一つ御回答をいただきたいと……

第33回国会 農林水産委員会 第3号(1959/11/05、28期、日本社会党)

○兒玉委員 食糧長官にお伺いしたいと思うのでございますが、この前の委員会でも赤路委員からいろいろと今年度のカンショの問題で質問があったようでございますが、私の出身でございます宮崎県におきましては、大体全体で二万二千町歩、年間の生産約一億二千万貫のカンショの生産県でございますが、特に宮崎県だけでなくて、全国的なカンショの生産県におきまして非常に価格が暴落をいたしておるわけでございます。具体的には、たとえば宮崎県等の場合においては、すでに十七円を割ろうという、きわめて憂慮すべき段階であります。また、千葉や茨城等においても同じような現象が起きて、農民としてはきわめてこれに重大な関心を持っているわけで……

第34回国会 運輸委員会 第22号(1960/05/13、28期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、国鉄の当局にお伺いしたいのですが、最近国鉄の赤字線区の問題が非常に問題になっておるわけでございます。先般三月の二十二日から新線開業しました枕崎線等の実態も調査いたしまして、国鉄経営のあり方について、やはり根本的に検討すべき段階にきているように感ずるわけであります。新聞その他当局の資料によりましても、現在国鉄の経営している線区のうち、営業線が二百二十五線あるわけでありますが、そのうち赤字線区が二百十線で、黒字線区はわずかに十五線区しかない、こういうふうな状態で、営業係数の状態におきましても、大体ほとんど二〇〇から三〇〇、ひどいところは係数が一〇〇〇をこえるというような状態にある……

第34回国会 建設委員会 第6号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○兒玉委員 時間がありませんので、きょうは治水問題について質問したいのでありますが、特に緊急な問題として発生しております、大分、熊本両県にかかる下筌ダムの問題について、大臣並びに局長にお伺いしたいと思っております。なお、法的その他の問題については、あとで坂本委員の方からも御質問されるそうでございますので、私は一般的な問題について二、三点お伺いしたいと思っております。  まず、新聞、ラジオを通じて報道されておりますように、地元民が猛烈に反対をいたしておるわけであります。特にダム建設については、相当の用地、人家、その他その地域の住民の財産等にきわめて重大な関係を持っておるわけでありますが、このよう……

第34回国会 建設委員会 第10号(1960/03/11、28期、日本社会党)

○兒玉委員 治水関係について、またそれに関連する問題について御質問をしたいと思います。  最初に地元の問題で、これに関連することでございますが、昨年から問題となっております宮崎県西臼杵郡日之影町に発生している地すべりの問題でございます。先般の農林省の方の見解を聞きますと、この地すべり防止区域指定に、はずれているということを聞いておるわけでございますが、どういうふうな法的な根拠に基づいてこれが指定からはずされたのか。農林省の計画部長にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 法律に該当しないというその根拠がどういうところにあるかということを、私はもう少し詳しくお聞きしたいわけです。この点については……

第34回国会 建設委員会 第13号(1960/03/25、28期、日本社会党)

○兒玉委員 ただいまの御質問に続きまして、これに関連する問題としてお願いをしたいと思うわけであります。  先ほどから三池先生のいろいろな質問を聞いておりまして、特に私、感じますことは、われわれ九州出身の社会党の議員といたしましても、決してこの治水計画に対しまして絶対反対という立場をとっているわけではないのでございますし、また、私も一昨年の八月建設委員としまして、筑後川の水域の状態はつぶさに視察する機会を得ましたし、また二十八年災害当時の非常にさんたんたる情勢等につきましても、当時の新聞、ラジオ等を通じ十分理解し、また現地における関係議員の説明に対しましても、その甚大さを十分に理解をいたしておる……

第34回国会 社会労働委員会 第38号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○兒玉委員 林野庁長官にお伺いしたいのでございますが、ことしの一月十三日に熊本市の自治会館におきまして熊本営林局管内の署長会議が招集されていろいろな指示がなされておるわけでありますが、この会合があったことは長官は知っておるのかどうか、お伺いいたします。
【次の発言】 その際局長から中央の団体交渉の運営に関する協約が無協約になっておるというようなことの前提に立ってこのような指示、厳命がなされておるわけでありますが、この点をまず確認をいたしたいと思います。  まずその一つは、「まず今后の団体交渉ではいたずらに労組法、公労法の法律論争は行なわず指示通り実施すること」、二番は「団交のルールに関する協約……

第34回国会 内閣委員会 第7号(1960/02/23、28期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、今月の十三日宮崎県の西諸県郡の真幸町並びに加久藤町を中心としまして、霧島自衛隊の演習場における実弾射撃の際、着弾予定地がはずれて、その結果、約一千ヘクタールにわたる山林を焼くという大きな事故が発生をいたしておるわけであります。この点につきまして防衛庁長官並びに担当局長にいろいろとお尋ねをしたいわけでございますが、御承知の通りこれは自衛隊の国分の第十二連隊の第三大隊の九中隊八十人がカービン銃、野砲、ロケット・ランチャー、これは何か対戦車砲ということでございますが、この実弾射撃の訓練中に発生した事故であって、着弾予定点をはずれたたまが岩に当たって過熱した結果、周囲のカヤ草に燃え移……

第34回国会 内閣委員会 第41号(1960/05/16、28期、日本社会党)

○兒玉委員 私は防衛庁長官にお伺いしたいと思うのですが、これは二月の二十三日の内閣委員会で私が防衛庁当局の見解をただした宮崎県の西諸県郡の真幸町と加久藤町に発生いたしました自衛隊の実弾射撃によって生じました林野を含めて約一千町歩の火災が発生をした問題について、防衛庁長官並びに当時の教育局長あるいは経理局長は、すみやかに事態を調査して、そうして賠償の点についても早急な補償を行なうということを言明をいたしておるわけであります。ところが事件発生以来すでに三カ月を経過した今日、いまだにその賠償額についての最終的な結論、あるいはその措置ができていないということである。実は去る五月二日に現地の市町村長の見……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 運輸委員会 第8号(1961/03/03、29期、日本社会党)

○兒玉委員 気象庁長官にお伺いいたしたいと存じますが、御承知のように、二月二十七日の午前三時十一分に日向灘において地震が発生いたしまして、死者二、重傷者七、それに家屋の倒壊損害百七十余戸という甚大な被害が発生しておるわけであります。特に私もちょうどこのとき帰省しておったのでありますが、全く予告なしの地震にみんな驚愕いたしたわけでありますけれども、地震課長等の談話によりますと、地震の予測ということはほとんど不可能に近い、こういうことを言われておるわけでありますし、さらにまた一面においては、今度の地震は偶発的なものだ、こういうこと等も言われておるわけであります。これはほかの災害と違いまして予測なし……

第38回国会 運輸委員会 第18号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○兒玉委員 最初、気象庁の方にお伺いしたいと思うのです。  今月の三日にも、気象庁長官に地震に関しましていろいろと質問いたしましたが、現在の時点においては、地震等の予測ということはほとんど不可能だ、こういう御答弁をいただいたわけでありますけれども、二月二十七日に日向灘の地震が発生いたしましてから、特に九州地方におきましては、数回にわたり地震の発生を見ておるわけであります。その原因は、いろいろと気象庁の方にもお考えがあると思うのですが、三十四年の二月十七日に霧島の新燃岳が突然爆発をいたしまして、宮崎県下におきましても、十億円の損害を受けたわけであります。気象庁においては、その後出先からどういう報……

第38回国会 議院運営委員会 第27号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は今の佐々木さんの意見はうのみできないのですけれども、この特別委員会設置の根拠になっておるのは、自民党さんの方は関連法案を一緒に審議するというのがねらいだと思うのですが、私どもの記憶では、たしか三十四年だったと思うのですが、労働問題懇談会ですか、労、使、公益、三者の構成する労懇の結論として、八十七号条約を批准する、その前提としては、公労法の四条三項と地公労法の五条三項を削除すべし、その際、国家公務員法や地方公務員法の改正は必要ない、こういうような意味の答申がなされて、政府としても、この点については答申を尊重する、こういう声明を出したと私は思うのです。そういうような立場から、一番基……

第38回国会 議院運営委員会 第41号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○兒玉委員 時間もあまりないようでございますので、二、三点質問しておきたいと思う。  御承知のように六月には総会もあるわけですが、与党の方においては今まで盛んに特別委員会を固執しておられるのでありますけれども、答申の内容から考えましても、明確に表現されておることは、この前のときにも申し上げたのですが、すみやかに批准すべきだということ、それから、関係法の、いわゆる公労法四条三項、地公労法五条三項は廃止しなければいけない、そうしてまた、ILO条約の労使相互の不介入の原則を日本の労使間においてもこの際確立されるよう再検討をすべきだ、こういうことが表現されておるのでありまして、具体的な答申の表現という……

第38回国会 建設委員会 第1号(1960/12/26、29期、日本社会党)

○兒玉委員 時間がございませんので、簡潔に二点だけ住宅局長にお伺いしたいのであります。  第一点は、この前の国会で消防法の改正がありまして、設備の基準が非常にきびしくなったわけです。ところが、地方の零細な業者としては、住宅金融公庫等の融資を受けなければ、新しく改正されました消防法の基準による設備の改善は不可能だ。こういうことで、全国的に非常に大きな問題になっておるわけです。でありますので、消防法の改正もけっこうですけれども、そういうふうな中以下の企業者の生活を守るという立場から、大幅な融資の増加ということを期待しておるわけです。この点について、局長はどのような見解をお持ちか。  もう一つは、最……

第38回国会 建設委員会 第7号(1961/02/22、29期、日本社会党)

○兒玉委員 最初、道路関係について道路局長並びに石井民鉄部長にお伺いしたいと思います。  この前、新道路整備五カ年計画の構想について説明がされましたが、その六項におきまして、「最近における鉄道の踏み切り事故頻発の情勢にかんがみ各道路種別を通じ交通量の多い踏み切りについては、立体交差等の踏み切り除去事業を推進」する、こういうことを御説明になっておるわけであります。御承知の通り、昨年末から本年にかけまして、ダンプ・カー等による非常に大きな踏み切り事故が頻発をいたしているわけであります。これの原因については、すでに私がここでるる述べる必要はないと思うのでございますけれども、最近とみに増加しました自動……

第38回国会 建設委員会 第9号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○兒玉委員 治水関係の質問に入る前に、ただいま河川局長並びに住宅局長から、日向灘地震についての災害状況の御報告がございましたが、実は私も帰っておりまして、けさ帰って参ったわけでありますけれども、幸いに、先ほど河川局長が説明されましたように、地震発生の時期が満潮時の前であったために、非常に低位にある宮崎市の高潮からの被害がまぬがれまして、これは不幸中の幸いだというわけでございます。  この日向灘地震に関連しまして、きのうでございましたか、気象庁の広野地震課長の発表によりますと、今度の地震は予想された地震じゃなくて、偶発的な地震である、こういうことを指摘されておるわけでございますが、最近の情勢、特……

第38回国会 建設委員会 第20号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○兒玉委員 今回の処分の問題について二、三お尋ねをいたしたいと思います。  先ほど官房長並びに大田から、今度の処分についての理由が詳細に述べられましたが、一体、処分する法的な根拠は何によってやったのか、その点を明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 国家公務員法といえども、その条文構成はものすごく多いわけでありまして、具体的に何条によってやったのか、その点を明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 私は、戦後十五年ほど組合運動をやってきまして、いろいろと感ずるわけですが、今回の全建労の処分については、組合員全体の立場から考えましても、あるいはまた先ほど説明のございました、職場大会等の行……

第38回国会 建設委員会 第21号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は去る四月四日、運輸、農林水産、建設の三委員会合同で行なわれました静岡県由比町寺尾地内に起こりました地すべりの現地調査に参加いたしましたので、調査の概要につき御報告いたします。  本調査班は、当委員会からは私のほかに二階堂進君、運輸委員会からは細田吉藏君、肥田次郎君、農林水産委員会から丹羽兵助君、内海清君が参加せられ、調査はわずか一日でありましたが、現地において詳細に実情を調査して参ったのであります。  本地域は、古来よりしばしば山くずれ、地すべりが繰り返され、近時においては、昭和十六年の豪雨、二十三年のアイオン台風により山腹の崩落を起こし、国鉄、国道の一時途絶したこともあり、こ……

第38回国会 建設委員会 第28号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は防災建築街区造成法案について、二、三住宅局長にお伺いしたいと思います。  この法律と密接な関係にあります昭和二十七年五月三十一日の法一六〇号においてできました耐火建築促進法というのが、防災建築街区造成法の附則の三号によって廃止されることになるわけです。これと密接不可分の関係にある耐火建築促進法の目的とこの造成法の目的はほぼ同一であるわけでございますが、一体この耐火建築促進法にどういう欠陥があってそれは廃止することになるのか。その点について局長の見解をお伺いしたい。
【次の発言】 大体、今までの耐火建築促進法による防火建築帯の指定等もなかなか思うようにいかなかったという御説明であ……

第38回国会 建設委員会 第33号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○兒玉委員 計画局長にお伺いしたいと思います。  今回出されております法案の中で、特に公共川地取得制度調査会の答申によりますと、その内容において道路の幅とかそういうふうな具体的なことが詳細に書かれておりますけれども、この法案においては、そういうような内容については政令によって定めるというふうに、調査会の答申と法案の内容に若干の相違があるわけでございますが、どういう理由でこれを政令で定めるというふうに変更したのか、その理由についてお伺いしたい。
【次の発言】 そこで、政令で定める重要な区域だとかあるいは施設だとか、こういうものは具体的に大体どんなものを想定しておるのか。また、このような事業を起こ……

第39回国会 運輸委員会 第11号(1961/11/10、29期、日本社会党)

○兒玉委員 今まで勝澤さんと吉村さんが質問されましたが、私はまず国鉄経営の基本的な問題、それに当面している工場の機構縮小なりあるいは廃止の問題等について二、三質問いたしたいと思っております。  私は昨年の五月十三日、衆議院の運輸委員会で国鉄経営の基本的な問題等につきまして副総裁あるいは担当理事、運輸大臣に質問を行ないました。中村さんもその際御出席されておられるわけでありますが、今度の大崎、大宮の被服工場廃止等の問題について、昭和三十年十一月七日と昭和三十三年四月八日に行政管理庁から勧告が出されておるわけであります。その中身についても私たちは検討を加えておるわけでありますが、昭和三十年十一月七日……

第39回国会 建設委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○兒玉委員 ほとんど法案についての問題点は質疑がなされておるわけでありますが、基本的な問題と具体的な問題について疑問となっている点、あるいは現実に発生している問題等を含めて御質問いたしたいと存じます。  まず第一に、経済企画庁の方にお伺いしたいのは、この開発促進法の第二条におきまして、基本計画の設定の前提となる基礎調査を行なうことが義務づけられておるわけであります。しかし、この開発促進法案なりあるいは公団法案の提案されるまでの与党政府内における審議の過程、あるいは関係省間の所管争い、こういうような非常に困難な過程を経て、この法案がようやく先国会に上程される運びになったわけであります。そこで、問……

第39回国会 建設委員会 第10号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○兒玉委員 まず道路局長にお伺いしたいと思いますが、昨日午後三時、大分県大分市―別府間において、集中豪雨によりまして、約七十数名の乗客を乗せた大分交通の電車に、死者三十一名、負傷者三十六名という重大な事故が発生をいたしておるわけであります。しかも、最近の情勢等から判断いたしますならば、このような重大な死傷者を出すということはあまり予想されない問題であり、大分―別府という観光都市問の、しかも道路のかなりよく整備された区間において発生したことでありまして、これは技術上の問題あるいは路線の補修の問題等において相当な手抜かりがあったのではないかということが、予想されるわけでございますが、今度の不祥事故……

第40回国会 運輸委員会 第19号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○兒玉委員 時間の制約を受けておりますので、簡潔に御質問したいと思っております。  実は最近非常に重大事故が発生しておるわけでありますが、総裁のところにも報告してきておると思うのですが、二月の中旬、日豊線の直川駅における二両重連の貨物列車が、砂盛り線を突破して田んぼの中に突っ込んだという事故が起きております。それから一昨日の十時十五分ごろ山陽本線の海田市と安芸中野の中間におい七、上りの特急列車「はやぶさ」が踏切事故を起こしまして、五人乗りの三輪車が下敷きになって、列車脱線、現場に約五時間二十分停車という事故が起きておるわけであります。この二つの事故について、まず副総裁にお伺いしたいのは、事故が……

第40回国会 議院運営委員会 第29号(1962/04/05、29期、日本社会党)

○兒玉委員 委員長、一音だけ、大きな問題だから、私、佐々木さんにお伺いしたいのですが、おそらくこの動議がきょう可決されるということは、これはないことはわかっているわけですが、かりに仮定に立って、可決されたと仮定した場合においては、ここに民社党が明確に規定しているこの三項については、当然内閣としてはこれを忠実に実行する義務が生ずると私は思うのですが、その点はいかがですか。
【次の発言】 そこでもう一点だけ……。それほど大事な内容を持つ動議であれば、国会法第五十七条による議案等に対する修正動議以上に、その動議の提案についても、いま少し厳格な規制があってしかるべきじゃないか、私はそういうふうに判断を……

第40回国会 議院運営委員会 第34号(1962/04/19、29期、日本社会党)

○兒玉委員 今度、安里積千代さんですか、参議院の全国区に立候補するのですね。これとの関係等も十分関連してみなくちゃいけないじゃないかと思うのですがね。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 持っているのです。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 ずっとこっちへ来て……。

第40回国会 建設委員会 第8号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は日本社会党を代表いたしまして、住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案に対し、若干希望を申し述べて、賛成の意思を表明しようとするものであります。  今回の改正案は、その内容におきまして、住宅金融公庫の業務の範囲及びその権能を一部拡大いたしております。すなわち、住宅部分を有する家屋の用に供する土地について、宅地造成等規制法による勧告または命令を受けて宅地防災工事を行なう者に対し、必要な資金を貸し付けることができるものとし、また防災建築物に対する貸付金額の限度を高め、中高層耐火建築等のうち、防災建築物にあっては現行法の住宅部分と非住宅部分と同面積までを非住宅部分の貸付対象としているの……

第40回国会 建設委員会 第9号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○兒玉委員 時間がございませんので、一括して御質問したいと思います。  まず第一点は、大林参考人にお伺いしたいのでございます。今資材の問題等についても若干の説明をいただいたのでありますが、建設業協会から出されておる主要な建設資材の価格の推移表を見ますと、大体今お話がありました骨材のセメント、砂利等は別といたしまして、他の木材とかあるいは鋼材は、ほとんど昨年の十月あたりを契機として価格が安定し、もしくは低下の傾向をたどっておるわけであります。そういう点から考えますならば、先ほど三宅先生からも質問がありましたように、特に骨材の中心をなすセメント等については、通産省等の資料によりましても、その需要供……

第40回国会 建設委員会 第21号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○兒玉委員 時間が非常に迫っておるということでございますので、基本的な問題点を一、二、それから経過措置として学校関係の問題が出されておりますので、この点について二、三点お伺いしたいと思います。  まず第一は、この法律の基本となるところの首都圏整備法が制定されてからすでに六年間たっておりますが、この法律の中におきまして、整備委員会なりあるいはこの諮問機関としての首都圏審議会の審議委員こういうものによって、この法律によって規制されておるところの首都圏の基本計画なりあるいは整備事業計画が制定されて、その実行状況については第十五条によって国会に報告する、こういうように非常に厳格な規制がなされておるわけ……

第40回国会 逓信委員会 第12号(1962/03/01、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、今回郵政当局の行ないました年末の大量処分の問題について、二、三点お伺いしたいと思いますが、特に私の出身地である都城地区におきましては、最高の免職を含めて相当多数の処分者が出まして、ようやく年末の年賀状配達等も円滑に終わったそのやさきに、このような大量処分が起きたために、再び当局側との間に非常な混乱が起きておるわけであります。  そこで、まず第一点として、今回の処分の法的な根拠は何によってやったのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 特に、私たちが今までの折衝の過程で聞き及んだところによりますと、郵政当局の首脳部が――免職ということは、これは死刑にもひとしい基本的人権に関……

第40回国会 内閣委員会 第23号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○兒玉委員 川島長官と、それから原田監察局長に対しましてお伺いしたいと思います。実は二月の半ばだと思いますが、特に九州監察局の管内におきまして、豚を中心としましたところの食肉行政について、生産、流通、消費、この三段階におきまして非常に大きな政治的課題となりました食肉行政に対する調査をまとめて、流通機構に対する勧告を行なう、こういうことが一部の新聞でも発表されました。特に私は九州の出身でございますけれども、一つの単位農協等におきまして、このような古いしきたりにおける流通機構の弊害によって、一つの小さな単位農協でも二千万近くの損失を出しまして、農協長をやめるというような事件、あるいは豚を養ったため……

第41回国会 建設委員会 第4号(1962/09/04、29期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣がお帰りになりましたので、特に今年度の建設行政の重点施策の一つである住宅政策の問題で二、三点、それから住宅公団の関係で御質問をしたいと思います。  特に住宅政策の重点項目として、住宅の質の向上ということが表明されております。第二点は都市計画との関連、第三が地域的な重点配分、第四点が農漁村住宅対策といたしまして、今までほとんど放置されておりました農漁村の個人に対しまして住宅の増改築に融資制度を設けるという、これは画期的なやり方だと私は非常に関心を持っておるわけであります。  第一の、大臣の所信表明の中にも明らかにされました住宅の質の向上ということは、これは今日多くの人が望んでいる……

第43回国会 建設委員会 第5号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○兒玉委員 道路局長に資料の提出をお願いしたいと思うのですが、一つは、現在の雪害によって不通個所となっている一、二級国道と主要地方道の状況、それから二点は、三十七年度の年度末までにおいて、一、二級国道と主要地方道の全国平均の改良と舗装の進捗状況というのを、資料として御提出願いたいと思います。

第43回国会 建設委員会 第8号(1963/03/06、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、この前提案されました区画整理に関連する法案について、御質問を申し上げたいと思います。  まず第一点にお伺いしたいことは、現在の区画整理事業はどういうふうな状況にあるのか、大体の概況についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 今回の法律で改正されまして、土地区画整理法の四十三条の第二項が削除されることになるわけですけれども、その理由としては、県を通じて関係の組合に貸し付けるからその四十三条二項を削除するのだということを説明されておりますけれども、実質的にはやはり国の資金を組合が直接借りることと何ら変わりはないのではないか。そういう点から考えますならばこの四十三条の第二項を……

第43回国会 建設委員会 第9号(1963/03/08、29期、日本社会党)

○兒玉委員 今回提案されております住宅金融公庫法及び住宅公団法の一部改正法案につきましては、前回の委員会においても若干の質問がなされておりますが、本日は大臣も御出席でございますので、一番基本的な問題である貸付の金利の問題について特に大臣の御所見を承りたいと思うわけでございます。  現行の住宅金融公庫法の第二十一条によりますと、いずれの構造の建物におきましてもすべて――これは新築の場合でありますが、その区分は別といたしまして、全部年利率は五分五厘に規定されておるわけでございます。しかし、改修と申しましても、実質的には改修に要する材料等の原価というものは、新築の場合と何ら変わりないわけでありまして……

第43回国会 建設委員会 第17号(1963/05/24、29期、日本社会党)

○兒玉委員 それでは、先般提案の御説明をお受けしましたが、若干の点につきまして質問をいたしたいと思います。  まず、この新住宅市街地開発法の精神に基づきまして都市計画の基準というものが第四条において明らかにされておりますが、この基準の一、二、三号を見てまいりますと、かなり厳格な基準が設定されておるわけでございますが、この法律の趣旨につきましては、われわれも全面的に賛意を表するものでございますけれども、りっぱな法律ができましても、これの実施にあたりまして、特に私権の制限ということがかなり強くうたわれております関係から、特に都市計画の基準について、これが設定の上において相当困難が予想されるわけであ……

第43回国会 建設委員会 第28号(1963/06/26、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、まず大臣に四、五点基本的な問題点についてお伺いしたいと存じます。特にいままでの提案説明なりあるいは質疑応答の中で、若干重復する面もあろうかと存じますが、特に明治二十九年制定以来何ら抜本的な改正のないこの河川法が、今回いわゆる国民の要望にこたえる画期的な改正案ということを言われておるわけでございますけれども、その盛られておる法案の内容を見てまいりますと、かなり問題点が多いように考えるわけでございますが、特に大臣がこの新河川法のいわゆる抜本的な改正に踏み切ったその努力に対しましては敬意を表するわけでございます。しかし、現在までの河川法は、この長い間やはり地域住民の福利と結びついて……

第43回国会 建設委員会 第29号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○兒玉委員 建築基準法というのは専門的な用語が多くて、その実態の把握ということはなかなか困難でありますけれども、若干の点につきまして御質問を申し上げたいと思います。  今回の建築基準法の改正によりまして、現在までの制限されました建築物の高層化ということが当然問題になってこようかと思うわけです。もちろんこの基準法改正の趣旨にはわれわれは賛成するものでございますが、この高層建築物ができる過程、並びにその後における問題点について御質問するわけでございますけれども、特に日本は地震の多い国である。このことは私は最も重視しなければいけない問題ではなかろうかと考えるわけでございます。  そこで、まず第一点と……

第43回国会 災害対策特別委員会 第4号(1963/02/12、29期、日本社会党)

○兒玉委員 大へん応問が経過しておりますので、問題点を二、三についてしぼって御質問並びに御要望を申し上げたいと思います。  御承知の通り、私は九州の出身でありますけれども、今度の雪の被害につきましては、今ここに出されております農林省の豪雪等による被害状況の概況報告によりましても、九州地区における被害額というものが全体の相当なパーセントを占めているわけですが、この数で若干私がふに落ちないのは、二月七日現在となっておりますが、私たちは先般党を代表しまして九州地区の調査に参ったのであります。熊本、大分、鹿児島、宮崎、この四県のうちで、宮崎県は全然あがっていない。それから鹿児島県の場合は、県当局の詳細……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 建設委員会 第4号(1964/02/14、30期、日本社会党)

○兒玉委員 法案の改正の中で、第十条の一項で、役員の人数が改正されることになっておりますけれども、この五人を七人にふやすという法的な根拠あるいはその必要性ということはどういうところにあるのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 羽田―横浜間にできる道路ですね、これは出資する団体というのは神奈川県になるのかどうか。どこですか。
【次の発言】 新しくできる高速道路というのはいつから着工する予定でありますか。
【次の発言】 この予定道路の諸計画、すなわち土地の買収とか、そういうことは全部終わっているのかどうか。
【次の発言】 三十七条の四項の改正の項で、「公団に対して資金の貸付けをしている国……

第46回国会 建設委員会 第8号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○兒玉委員 ただいまの説明について、解釈の問題点として、大臣と法制局のほうにお伺いをしたいと存じますが、当初の原案の「理事長を通じて」ということが削除されるわけですけれども、この文章をそのとおり読んでまいりますと、理事長または大臣ということになっておりますが、われわれがここで常識論として考えられますことは、監事が大臣に意見を具申する場合、「理事長又は」ということが入っておりますと、やはり情義的にも、一応理事長に意見を申し上げて、そうしてその結果が大臣に上がっていく、こういうふうにわれわれは判断するわけです。そういたしますと、当初の「理事長又は理事長を通じて」というふうなことと、結果的に何ら変わ……

第46回国会 建設委員会 第9号(1964/03/04、30期、日本社会党)

○兒玉委員 この前の質問に引き続きまして、住宅公団関係について御質問をいたしたいと思います。  この前の質問で、総裁はたいへん力んで答弁されましたが、私は、御年配でありますし、あまり感情的にものを言っているつもりはございませんので、冷静なお気持ちでひとつお聞きとり願いたいと思います。  この前私が御質問した中で、こういう点が特に問題だと思うが、どうかということでございましたが、総裁としては、そのようなことは知らないというふうに言われたわけですけれども、やはり火のないところには煙も立たないということわざもございますが、実は私は質問しました翌日、大阪に参りまして、直接現地には参りませんでしたけれど……

第46回国会 建設委員会 第14号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○兒玉委員 ただいまお二人の方から貴重な御意見をお聞かせいただきまして、たいへん感謝いたします。  そこで、私は、今回のこのガソリン税なり軽油引取税の引き上げについて、その衝に当たられました大蔵省の担当者もお見えになっておりますが、私は、ただいまの両者の御意見から判断いたしましても、おおよそ今回の軽油引取税なりガソリン税の増徴は一つの限界に達しておるんじゃないか、同時にまた、道路行政全体の面から判断いたしましても、非常に負担の不公平ではないか、こういう御意見、また金融面における石油販売業者の非常な窮地に立っている実情を私は聞いているわけですが、大蔵省当局が今回の道路整備五カ年計画というものの四……

第46回国会 建設委員会 第16号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○兒玉委員 提案をされております公営住宅三カ年計画に対する承認の件につきまして、前田住宅局長に御質問したいと思います。  第一点としてお伺いしたいことは、政府の提案説明にもございますように、これから大体必要とする住宅の戸数というものが七百八十万戸ということを説明されております。それにつきまして、国または地方公共団体が三百戸を建設する、こういう数字から判断いたしますと、ここに提案されております第一種、第二種の公営住宅は、向こう三カ年間に二十万戸という計画でございますならば、一体政府が考えておる住宅不足解消ということは、何年間くらいで解消できるのか、この点についてまずお伺いしたいと思います。

第46回国会 建設委員会 第23号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○兒玉委員 金澤先生に、二、三点でありますが、お伺いしたいのであります。  先ほどの御説明でもございましたけれども、河川工事による損害補償の請求期限が、一年が妥当かどうかという点についても質疑があったのですが、私も、この点については、実は昨年の委員会でも当時の局長に伺ったのですが、一年でもけっこうだ、こういうふうなお答えがあったのですけれども、私も別に統計を持っておるわけではありませんが、現在の河川に関する工事が非常に多い状況から判断いたしまして、特に最近集中豪雨が目立っておるのですが、こういう特殊な事情から判断いたしましても、やはり最低一年半から二年程度の補償請求期限というものが必要ではない……

第46回国会 建設委員会 第24号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○兒玉委員 最初に、河川局長にお伺いしたいのですが、いままで多くの先輩が質問しまして、ある程度重複する点もあろうかと思いますが、大体まとめて御質問したいと思います。  第一に、この第二章に、河川管理の原則ということが書いてあるわけですけれども、やはり現在の河川法は、水行政に対する基本法という重要な意味を持つ法律だと思うのですが、現在まで制定されました水に関する法律が相当あるわけです。ですから、管理という概念がどの程度の拘束力と範囲を持つものか。それから、現在まで制定されておる、たとえば工業用水法とか地下水の規制法とか、また多目的ダム法など、多くの関連する法律があるわけですが、これらの関連性から……

第46回国会 建設委員会 第27号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○兒玉委員 本日は、非常に貴重な御意見を聞かしていただきまして、いい勉強になりましたが、土地の問題について二、三お伺いしたいと思うわけです。  今回出されておる土地収用法については、私たちも大体基本的に反対の立場をとっていないわけです。いかに土地収用ということの必要かということは、非常によくわかってきたわけですが、ここで私がお伺いしたいのは、やはり土地の価格の問題でございまして、実はこの前、当委員会において、私が住宅公団の住宅団地の取得に関する問題で質問いたしておりますが、まだ十分な裏づけの資料が入っていないのでありますけれども、関西方面で相当大規模な住宅団地の取得がなされたわけです。ところが……

第46回国会 建設委員会 第28号(1964/05/12、30期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣にもお聞きしたい点がございましたが、時間の関係でできませんでしたので、二、三の点について、局長に御質問したいと思います。  まず第一点としてお聞きしたいことは、それぞれ他の委員からも質問がありましたが、大体この国土開発縦貫自動車道というのがどの程度の展望に立って――この法律改正にも出されておりますとおり、いわゆる北陸、東北、九州、中国、この四つの縦貫自動車道が大かたの目安としてはどのくらいの期間をもって完成しようとしているのか。これは具体的年度は言えないにしても、大かたの目標というのは立てられていると思いますが、どの程度の目安を持っているのか。まず第一点として、局長のお考えをお……

第46回国会 建設委員会 第29号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○兒玉委員 一昨日も道路局長にお尋ねしたのですが、特に高速縦貫自動車道の決定につきましては、地域住民は重大な関心を持っておるわけです。そこで一つの例として、若干お聞きしたいわけですが、たとえば今度の一部改正によって、日田市付近の通過地点が削除されておるというような例等から特に考えられますことは、このはずされた地域住民というものは非常に失望を感ずるわけですが、何と申しましても、やはりその性格上、時間の短縮ということが最大のねらいであろうかと思うのですけれども、この法律の第一条にも明らかにされておるとおり、地域経済の開発ということが明らかにされている以上は、その通過地点にないところの地域の開発とい……

第46回国会 建設委員会 第33号(1964/05/29、30期、日本社会党)

○兒玉委員 時間の制約も受けておりますので、要点をまとめて御質問したいと存じます。  ただいま、辻原委員のほうから大筋としてはほとんどを網羅して質問されましたが、特に第一点として、提案者にお伺いしたいのは、もちろん私たちもこの提案の趣旨には全面的に賛成でございますが、少なくとも戦後すでに二十年、国道の開発ということは政治の中心的課題でなくちゃなりませんし、現在の情勢から判断しますと、まだ大体国道の七割近くが未開発であり、また低開発地域である。そこに住んでいる住民というものは、進歩している今日の政治、経済の分野から遠く離されているわけです。その点から考えます場合に、当初この法律の名称はたしか奥地……

第46回国会 建設委員会 第36号(1964/06/10、30期、日本社会党)

○兒玉委員 冒頭に、私、意見として申し上げたいのは、この法案は、先般決定を見ました道路整備五カ年計画と密接な関係にありますし、特に本会議における質疑の際にも、道路法の改正は特に重要な問題でありますので、大臣に関するものについてはこれを保留しまして、一応それ以外の問題について、局長にお伺いいたしますが、まず第一に、今回一、二級国道の名称を廃して、一般国道としていわゆる統合したわけですが、この一、二級国道の区別を廃止した根本的な理由というものはどこにあるのか、この点、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 一応一級二級国道のいわゆる目的というものがほとんど接近してきた、こういう説明でございますが、……

第46回国会 建設委員会 第38号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○兒玉委員 特に、今回の道路法の改正によりまして、一つの特徴点としてあげられたものは、道路交通の安全と円滑をはかるために、交通安全施設に関して必要な規定の整備を行なう、こういうことが明らかにされておるわけですが、最近における交通事故の実情を見てまいりますと、特に鉄道との関連におきまして、非常に踏切事故が多いということと、もう一つは、道路の施設関係の不備からもたらされるところの交通事故がその大半を占めているということが指摘をされておるわけであります。私の手元に来ております全交運関係の関係者が集まって資料を整備し、さらに交通事故をなくす会の交通事故白書に見ましても、非常に踏切に関する事故が多いわけ……

第46回国会 建設委員会 第40号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、宅地造成のことに関して、局長に二、三お聞きしたいと思います。  昭和三十七年であったかと思いますけれども、世田谷区の船橋町に、現在住宅公団が担当しておりますけれども、約三万坪当たりの宅地造成をやっているんだけれども、その中の一部一万五千坪ほどまだ未買収があり、今日までせっかくの団地造成ができない。これは大体区画整理事業の整理指定地域になっておったやに聞いておったのでありますけれども、貴重な国家投資をしながら、今日まで三年間近くもほったらかしにされている。このことは事前における十分な調査なり計画がずさんであったのではないか。この点、この三月でございましたか、公団総裁にも指摘した……

第46回国会 建設委員会 第44号(1964/10/10、30期、日本社会党)

○兒玉委員 最初、警察庁の片岡課長にお伺いしたいのでありますが、実は先月の委員会の際お伺いするつもりでありましたが、時間の関係で、こういう非常に貴重なときに、せっぱ詰まって申し上げることになりました。  名神高速道路はじめ、首都高速道路公団の運営による高速道路における交通事故は非常に頻発をしている。この点、道路の構造上の問題があり、また条件なり事故の原因というのはいろいろと多面にわたっているかと思うわけです。しかし、私たちがいろいろ仄聞するところによりますと、運転手の無謀な操縦ということが事故の大半の原因じゃないか、こういうことを聞くわけですけれども、この点、特に警察庁のほうにおいては、指導な……

第46回国会 商工委員会 第26号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○兒玉委員 昭和三十四年の八月でございましたか、通産省の所管であり、アルコール事業部として経営されてまいりました小林のアルコール工場が払い下げられまして、今日まで四年半たったわけですが、今回通産省から払い下げました工場が、一部の企業の三楽酒造の内部事情によりまして、いわゆる現在まで使用されてまいりましたアルコール部門を解体するという事態が起きておるわけです。この点につきましては、昭和三十四年の五月十九日の衆議院の商工委員会におきましても――当時大半の地元の農民あるいは労働組合等が、あげてこの払い下げに反対したわけです。そのことは、たとえば北海道のアルコール工場等が、払い下げた直後二カ月くらいで……

第46回国会 農林水産委員会 第69号(1964/09/10、30期、日本社会党)

○兒玉委員 ただいま第二部長の答弁に一つ問題点があると思うのですが、この価格の問題について、昭和三十四年にも価格が非常に暴落しておるわけです。イモでん粉のイモの増産ということが大きな原因となって、私は当時の長官に対して、早く支持価格を出せ――出さないでおって、当初大体農林省がイモの植えつけに対する需給関係の見通しというものを立てないで、ただ三十三年にイモがよかったから今度はイモをつくれ、こういうふうな風潮が常にあるわけです。昨年の場合も、砂糖の自由化と全体的なでん粉の需給関係、こういうものに対する積極的な指導がないから、私はこのような結果を招くのだと思う。この点についてまず第一点は、いま農林省……

第47回国会 建設委員会 第1号(1964/12/02、30期、日本社会党)

○兒玉委員 先般、週刊誌なりあるいは新聞等で問題となりました三宅坂のインターチェンジの建設工事にからむ支給鉄筋の、俗に言う業務上横領といいますか、こういう事件が発生していることを私たちは聞いておるわけです。これは、その筋柄は当然決算委員会等で指摘する問題でございますけれども、特に高速道路であり、しかも重要なインターチェンジにおいて、当初の公団の設計による、支給された鉄材が相当数量横流しされているという事件は、これが単に刑事事件という立場よりも、私たち建設委員会としては、この高速道路の持つ安全性という面から、相当問題が提起されていいかと私は思うわけです。  そこで、この件につきまして、道路公団と……

第47回国会 建設委員会 第2号(1964/12/16、30期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣に対する質問もありますが、これは保留しまして、道路公団関係について御質問したいと思います。  最近いろいろな方面から話を聞いたわけでございますけれども、現在道路公団が行なっている直営の事業の中で、料金収受個所を民間会社もしくはこれに類する個人に委託して業務をやっている、こういうことが私たちの耳に入っておるわけでございます。しかも、この委託の会社というのが、今年度に入ってからなされたということを聞いたわけですが、まず、現在公団が行なっている委託の個所というのはどういうふうになっているか、この点についてお伺いしたいと思います。

第48回国会 建設委員会 第3号(1965/02/17、30期、日本社会党)

○兒玉委員 道路局長にまずお伺いしたいと思います。  先般、大臣の所信表明を読ませていただき、また四十年度の予算も見せていただいたわけでありますが、まず大臣の表明の中にも、今年度の道路整備については、地方の一般の道路の整備ということを十分考慮して予算の決定をした、こういうことを言われておるわけですが、大体今年度の道路整備の予算の配分ということは、どういうことを基準にして決定をされたのか、この基本的な点について、局長の見解を承りたいと思います。
【次の発言】 いまの道路局長の発言、私は非常に重要だと思うのですが、われわれが客観的に見る場合において、さっき、いままでの基準の四つの項目を言われたわけ……

第48回国会 災害対策特別委員会 第4号(1965/03/17、30期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、去る二月二十五日鹿児島市において発生しました火災を中心としまして、その前の、たとえば大島における火災、新潟火災等、現在の消防機構における問題なり、またはこれに関連するところの建設省関係のいわゆる都市計画、または防災建築街区、いわゆる災害対策基本法に明示されました防災計画というものが十分に徹底されておらない、こういうところで、今次の鹿児島における火災はじめ全国各地に発生する火災の被害というものが予想以上に大きな損害を国民大衆に与えているのじゃないか、このような立場から、消防庁はじめ総理府並びに建設省の関係担当者に御質問をしたいと存じます。  質問にあたりまして、先ほどいただきま……

第48回国会 内閣委員会 第44号(1965/05/13、30期、日本社会党)

○兒玉委員 臼井長官にお伺いしたいのでありますが、すでにこの法案につきましては相当長時間にわたり質問がなされておりますが、私きょう初めて農林水産の立場から、昨日の連合審査会でついに質問の機会を得ませんでしたので、ここに出席してお尋ねしたいのであります。  まず第一に、私はどうしても不可解に思いますことは、この法案の名称は、農地被買収者等に対する給付金の支給に関する法律案ということで題名がつけられておりますが、政府からいただきましたところの提案説明を見てまいりますと、明らかにこれは非常に不可解な表現でありますけれども、「農地改革における農地被買収行の貢献を多とするとともに、その受けた心理的影響を……

第48回国会 農林水産委員会 第5号(1965/02/17、30期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣にお伺いしたいと思いますが、まず第一点は、甘味資源関係の中で、特にでん粉の問題についてお伺いいたしたいと思います。  昨年カンショの基準価格が三十円に決定されましたけれども、砂糖相場の暴落なりあるいはでん粉の需給関係等から、極度に暴落をしまして、生産農民に決定的な打撃を与えておるわけですが、大臣としては、三十九年度の甘味資源に対する指貫として、どういうふうな需給計画なり、予算措置等なり、あるいは今後のイモでん粉の価格安定等についての措置をとっていこうとするのか、大臣の御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 大体四十年度の予算における必要な価格というのは、具体的にどういう内容……

第48回国会 農林水産委員会 第8号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣並びに畜産局長に、特に畜産行政に関する問題について、若干御質問をしたいと存じます。  午前中、同僚の卜部君が飼料その他いろいろやりましたが、私も、畜産の中でも、特に生産性の高い養鶏関係について、飼料との関連におきまして御質問したいと存じますが、まず第一点は、大臣にお伺いしたいのは、特に昨年は、鶏卵等の需給関係のバランス問題なりあるいは急激な生産の増加等によって、例を見ない鶏卵価の暴落を来たしまして、十一月でしたか、いわゆる価格安定についての通達を農林省は出しております。そういうふうな情勢を踏まえながら、四十年度における農林省の農業施策の中におきまして、特に多頭羽飼養の推進という……

第48回国会 農林水産委員会 第25号(1965/04/08、30期、日本社会党)

○兒玉委員 去る二日に、政府のほうから、今年度の予算に計上されている余剰でん粉の中に四万トンの買い上げの発表がなされたわけであります。御承知のとおり、この点は、去る二月の農林水産委員会におきまして、大臣並びに食糧庁長官にも明確にただしたわけでありますけれども、政府の基準価格三十円を基準にして、イモの価格が確定をされてきたわけでございますが、ところが、実際には、ほとんど生産農民の手取りというものは二十円から二十一円ということで、いわゆる砂糖価格の低落によりまして、決定的な打撃が与えられたわけでございます。これによりまして、先般の農林水産委員会における政府の答弁では、基準価格を対象としてでん粉の買……

第48回国会 農林水産委員会 第32号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○兒玉委員 ただいま議題となりました芳賀貢君外三十二名提出にかかる甘味資源の生産の振興及び砂糖類の管理に関する法律案及び沖繩産糖の政府買入れに関する特別措置法の一部を改正する法律案につき、提出者を代表してその提案の理由を御説明申し上げます。  わが国における甘味資源としましては、てん菜を原料とする北海道等のてん菜糖、甘蔗を原料とする南西諸島、沖繩の甘庶糖と国内産でん粉を原料とするブドウ糖がございます。これら甘味資源の対策としててん菜生産振興臨時措置法の期限切れに際し、甘味資源の生産の振興、砂糖及びブドウ糖の政府買い入れを行なうことを内容とした甘味資源特別措置法が、第四十三回国会に提出され、第四……

第48回国会 農林水産委員会 第37号(1965/05/15、30期、日本社会党)

○兒玉委員 最初に、農林大臣にお伺いしたいのでありますが、今回の政府が出されました糖価安定法につきまして、まず、その前提としてお伺いしたいことは、去る三十八年の八月に突如として行なわれました砂糖の自由化が、その後、国際糖価の下落によりまして、特に昨年から今年にかけまして、非常な相場の低落、特に国内甘味資源の農作物等に直接的な影響を受けたわけでありますが、このことは、西欧各国の例を見るまでもなく、特にイタリア等におきましては、十年間そこそこで国内におけるてん菜糖の自給度というものを非常に高めて、それから初めてこのような自由化政策に踏み切ったという例等もあるわけでありますが、この点は、政府の自由化……

第49回国会 建設委員会 第5号(1965/09/16、30期、日本社会党)

○兒玉委員 いままで池田さんからも意見がありましたが、問題の焦点は霧島を中心にしまして東か西かということでございますけれども、私は多少基本的な問題について大臣の御所見を承りたいと存じます。  昭和三十二年でございましたか、北は青森から南は鹿児島まで国土開発縦貫自動車道建設法ができましたが、今日九州関係については大体どの程度の見通しにおいてこれが完成し、九州関係で大体総額どの程度の予算規模でこれを完成しようと考えているのか、この点についてまずお伺いをいたします。
【次の発言】 得にわれわれ地域住民が考えていることは、やはり早期にこの道路が建設されまして、佐藤総理も言っているような社会開発の意義と……

第49回国会 農林水産委員会 第7号(1965/09/30、30期、日本社会党)

○兒玉委員 食糧庁長官に、昭和四十年度産のカンショやバレイショでん粉等の件につきまして、お伺いしたいのでございますが、この点は、去る十三日、農林大臣に対しまして、社会党の立場から価格決定等に関する諸案件につきまして申し入れをいたしておりますので、その点をまず基本的にただしてまいりたいと思いますが、最初に、本年度のでん粉の需給関係は大体どういうふうな状況になり、見通しはどうか、この需給関係について、まず長官からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いまの長官の説明によりますと、カンショの収穫予想でございますけれども、大体でん粉にした場合に五十五万トンと言われておりますが、長官、非常に控え目な数……

第51回国会 農林水産委員会 第17号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○兒玉委員 それでは関連しまして、近代化資金制度の問題について、若干御質問をしたいと思います。  時間の制約もあるそうでございますので、簡潔に御質問したいと存じますが、すでにこの制度が制定されてから五年目を迎えておるわけでありますけれども、一体、農業の近代化、いわゆる近代化資金制度というものが、制度においても相当変化が伴っておるわけでありますが、大体、農業基本法が制定された当時のいわゆる専業農家、自立経営、こういうふうな一つのバラ色のビジョンというもの、こういう農業の形態というものは、相当変貌しておるわけでありますけれども、この際、近代化資金制度はあらゆる点において基本的な改革が迫られておる段……

第51回国会 農林水産委員会 第22号(1966/04/05、30期、日本社会党)

○兒玉委員 農林経済局長にお伺いしたいのでありますが、去る二月二十三日の衆議院予算委員会におきまして、時間の制約もありまして、十分ただすことができませんでしたが、関門の商品取引所に関する問題でありまして、現在私の手元にも相当多数の人から被害を受けた――これに対して、特にこの関門商品取引所に関連する仲買い人の商行為というものは、非常に悪らつであり、しかも、このような商品取引に関する無知につけ込んで、私の手元に来ておる損害額は、大体一千五百万をこえる相当な額になっております。この点については、監督官庁である農林省としてどのような処置をとっておるのか、この点について、農林大臣は、定款の改正なり、ある……

第51回国会 農林水産委員会 第42号(1966/05/31、30期、日本社会党)

○兒玉委員 それでは園芸局長にお伺いしたいのでありますが、まず最初に、先ほど倉成委員からも質問がありましたが、日本の主要果樹の栽培面積というこの資料によりますと、大体平均してここ十年間に一九四%という非常な率で面積が伸びております。この内容を見てみますと、たとえばミカン、ナツミカン、ブドウ、桃、クリ、こういうものが二〇〇%以上の伸びを示しておりますが、一体、こういう傾向というものが今後どういうふうな状態を保っていくように判断されているのか。私は、今後の果樹類の需要と供給の関係、さらにまた価格のいわゆる安定という点から、きわめて大事な問題でなかろうかと思いますので、その点についてまず局長の御所見……

第51回国会 農林水産委員会 第43号(1966/06/01、30期、日本社会党)

○兒玉委員 まだきのうの質問が若干残っておりますので、その点を二、三ただして、最終的に大臣の御所見を承りたいと存じます。  まず第一点は、園芸局長にお伺いしたいのでありますけれども、これからの果樹農業の健全な発展ということを考えますと、何と申しましても、国内における果樹類の消費の拡大ということが、きわめて重要なポイントではなかろうかと考えているわけであります。しかも今回の法案の策定が、いわゆる計画的な生産を通じて安定せさる、こういう点から考えますと、やはり価格の安定ということには、それだけ需要の増大ということがきわめて重要な問題ではなかろうかと私は考えます。いわゆる消費拡大ということについて、……

第51回国会 農林水産委員会 第45号(1966/06/08、30期、日本社会党)

○兒玉委員 運輸大臣がお見えでございますので、順序は多少前後しますけれども、特に輸送関係について大臣の御所見を承りたいと存じますが、行政管理庁が五月二十七日に出しました「生鮮食料品の生産および流通に関する行政観察の結果」、この文章を見てみましても、昭和三十五年から四十年にかけましての消費者物価の値上がりの中において、特に生鮮食料品の中の野菜は、実に九七%の値上がりを示しております。同時に、先般の中部監察局なりあるいは東京都の追跡調査によりましても、この価格の中に運賃の占める割合というのが非常に高いわけであります。この点、農林のほうとしましても、やはりどうしたならば国民生活に関係の深い生鮮食料品……

第51回国会 農林水産委員会 第46号(1966/06/09、30期、日本社会党)

○兒玉委員 時間が非常に制限されておりますので、問題点をしぼって御質問したいと思います。  先般の予算委員会並びに本会議で、長官にもお尋ねしましたが、あまり具体的な御答弁をいただくことができないで、たいへん不満に思っておるわけですけれども、今回の野菜法案が提案され、その内容等から判断いたしますと、いま科学技術庁が進めているところのいわゆるコールドチェーンの構想の中で、特に海上輸送分野における問題というのが非常に焦点になっております。この前の長官の答弁では、いつこれが実現するのか、その辺の目安についても、具体的な答弁を引き出すことができなかったわけでございますけれども、今日生鮮食品の中で、特に野……

第51回国会 農林水産委員会 第47号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、ただいま議決されました野菜生産出荷安定法案に対し、自由民主党、日本社会党、民主社会党三党共同提案による附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  案文を朗読いたします。    野菜生産出荷安定法案に対する附帯決議   政府は、本法の実施にあたり特に次の諸事項の実現を期すべきである。  一、野菜指定産地の指定、生産出荷近代化計画の樹立と実施については、系統農業協同組合の活用をはかるとともに、十分その意見を徴すること。また、本法による「指定野菜」の対象に、六品目に次いで消費量の多いもの及び将来需要の増加が予想されるものを加えること。  二、本法目的達成のための重要な事項である……

第51回国会 農林水産委員会 第52号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○兒玉委員 でん粉に関連する問題で、特にイモ価格その他について御質問をしたいと思います。  岡田第二部長にお伺いしたいのですが、昨年から、でん粉の需給関係が非常にアンバランスになっていると聞いておりますが、ことしのイモでん粉の需給関係は大体どういうふうな状態になっているか、お聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 特にイモの作付が毎年減反の方向にある、こういうことを聞いているわけです。これはもちろん昨年若干の価格の改定を行ないましたが、まだまだその価格でも、特に生産農民として収益性が実質的には低下の傾向にある、こういうことが、私は作付の減る原因ではなかろうかと思うのですが、この辺の状況は食糧……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○兒玉委員 通産省のほうにお聞きしたいのでありますが、電気料金のことについてお伺いしたいわけであります。  御承知のように、電気事業法の第二十三条に、電力会社はやはり地域独占という立場から、消費者に対する不当なる電力料金等については通産省に監督する権限が付与されておるわけですが、一つの例でありますけれども、たとえば関西電力等の場合においては、大口の電力需用者には一キロワット当たり三円四十九銭、ところが、商店等向けはいきなり十円十七銭、一般家庭は十一円十二銭と、非常に大口と一般家庭との差が大き過ぎやしないか。外国の例によりましても、その比率は、大体アメリカの場合が一〇〇に対して五九、イギリスの場……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○兒玉委員 小宮先生にお伺いしたいのです。  一通りちょっと見ただけでよくわからないのでありますけれども、最初のページの2のところに、賃上げ抑制というのがあるわけであります。私は、現在の日本の労働者の賃金構成というものは非常に複雑であり、アメリカ等のいわゆる先進国と比較して、かなり賃金は低いのではないかと思うのですが、大体抑制するラインというものをどの程度のところに置かれて、こういう一つの意見が出されておるのか。  それからもう一つは、一番最後の項でございますけれども、特に、いま伊東先生も言われましたとおり、生鮮食料品の上昇率は、確かに魚類、野菜類、これが双璧であります。この中で、特に農水産物……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○兒玉委員 時間もだいぶ経過しておるようでありますから、簡潔にいたします。  まず、長官にお伺いしたいのでありますが、いままで村山議員も言われましたが、昨年の一月、経済閣僚会議が中心となりまして、今後の「物価安定のための総合対策」というのが発表されました。その内容は、大体農業だとかあるいは中小企業の、生産性の低い分野のいわゆる生産性の向上なり、流通機構の合理化、さらにまた野菜、肉など国民生活に関係のある品不足の解消、さらにまた独占禁止法の運用を厳格にすることなど、あるいは地価対策、公共料金等の改定は最小限にこれをとどめるべきだ、こういうふうな六本の柱で対策が立てられて、すでに一年有半を経過しま……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第16号(1966/06/22、30期、日本社会党)

○兒玉委員 経済企画庁長官にまずお伺いしたいのでありますけれども、これは長官の諮問機関でございます物価問題懇談会が、さきに米価問題について意見書を出されたわけであります。この内容を見ておりますと、大体米価問題については、経済全体の立場から考えるべきであって、ただ単に米価だけに物価抑制のほこ先を向けるということは、決して公平妥当じゃないのじゃないか。と申しますのは、今日の物価値上がりの基本的な要因というものを考えてみますと、いままでのこの委員会でもそれぞれ質疑を通じて明らかにされましたが、今日までの経済の高度成長政策そのものに胚胎しており、しかも、過度の設備投資並びにそれに必要な信用通貨の膨張に……

第51回国会 予算委員会 第19号(1966/02/23、30期、日本社会党)

○兒玉委員 最初に、経済企画庁長官にお伺いしたいのでありますが、現在の消費者物価の中におきまして、特に生鮮食料品をはじめ、国民生活に関係の深いこのような諸物価の中に占める流通、いわゆる生産から流通、消費と、この段階におきまして、特に仲買いから小売り段階における比重が非常に高いわけであります。この点は、何と申しましても流通機構の改革ということが今日きわめて重大な要素を持つものと私は確信をいたします。  四十年の物価上昇の総理府統計局の指数表によりましても、特に特殊分類に分けた指数で見る場合に、主食、生鮮食料品指数は一四八・三となり、三十九年平均に比べ一三・四%の上昇でありまして、他の諸物価の指数……

第52回国会 農林水産委員会 第2号(1966/07/27、30期、日本社会党)

○兒玉委員 岡田部長にお聞きしたいのですが、今回の農安法の一部改正に関連しまして、現在のカンショの原料基準価格の公表の期限を十月二十日とすることに改定をしてありますけれども、実際には南九州地区においては、ほとんど九月の下旬から十月の上旬、中旬にかけて四割近くのカンショの生産がなされるわけでありますが、これを十月二十日としたのはどういうふうな根拠に基づくものか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、本年度の米なり麦、なたね等農産物の価価の状況を見てみますと、どの部門においてもある程度の値上げをいたしておるわけです。カンショの場合におきましても、今回の農安法の改正によって、その……

第52回国会 農林水産委員会 第4号(1966/09/10、30期、日本社会党)

○兒玉委員 いま価格の点について芳賀委員からいろいろ質問がありましたが、時間もだいぶ経過しておりますので、二、三の点を御質問申し上げたいと存じます。  先ほど部長の説明がありましたが、特にでん粉の需要状況というのは、昭和三十七年、三十八年、三十九年、四十年と、ずっと増加の傾向にあるわけです。この中で特に全体の供給の大体五〇%近くを占めるカンでんの供給量というのを見ておりますと、三十七年六十四万、三十八年七十五万、三十九年七十九万、四十年度は急激に五十五万六千トンと減った。本年度も、先ほどの説明によりますと、おそらく横ばいか少々上がる状況だと思うのですが、この点は、やはり現在までの価格政策という……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 商工委員会 第33号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○兒玉委員 通産省のほうにお伺いをしたいのでございますが、商品取引所審議会が昨年の十一月二十四日に答申をいたしております。この答申の内容から判断いたしましても、特に最近における商品取引の実態というのは相当変化をし、法律が制定された当時からは客観的な諸情勢も大きく変わっておるわけでありますが、そういう状況に置かれながら、ほとんど過去十年間この改正が全然行なわれない、しかもいわゆる取引に参加する委託者大衆と仲買人との間に商品取引をめぐって相当数の紛争も提起をされ、相当これは政治問題化されておるわけですが、こういう問題が過去十年間も放置されてきたのは一体どういうことなのか。  それから、今回出されま……

第55回国会 農林水産委員会 第8号(1967/05/16、31期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣にお伺いしたいのでございますが、先ほど柴田委員からも質問がありましたので重複を避けまして、しぼって御質問したいと考えます。  まず第一点は、来月の七日でございますか、米審の任期が完了するわけでございますが、昨年度の産米の諮問にあたりまして、いわゆる中立系と目される十数名の委員が現在辞表を出したままになっておるわけです。これは一体なぜ辞表を出して今日に至っておるのか、これに対して大臣としてはどのような措置を今日までとってきておるのか、まずこの点をお伺いしたいと存じます。
【次の発言】 若干と言いますけれども、私が聞き及んだところでは、二十五名のうち、十一名が辞表を出しておるといわ……

第55回国会 農林水産委員会 第14号(1967/05/30、31期、日本社会党)

○兒玉委員 本法案の具体的な内容に入る前に、その前提となる基本的な点について、まず長官にお伺いしたいと存じますが、本日の新聞報道なり、先般発表されました漁業白書によりましても、現在日本は相当の水産物の輸入をしておるということが報道されております。特に世界的に水産物等のたん白資源に対する需要が非常に高まっている。こういう趨勢の中におきまして、かつては世界一の水産王国であった日本が、四十一年度の水産物の輸入が一億六千七百万ドル、大体六百億円をこえる輸入であり、しかもその対前年の比較からいたしますと、六一%の増ということが報道されておるわけでございますが、これから水産庁として、このような水産資源の確……

第55回国会 農林水産委員会 第15号(1967/05/31、31期、日本社会党)

○兒玉委員 質疑に先立ちまして、資料提出の要求をいたしたいと思います。  一つは、昭和四十年度、昭和四十一年度米の生産費調査の八〇%バルクラインを中心とする前後五%農家の平均生産費。それから、もう一つは、生産費調査農家中、耕作面積一町歩以下の農家戸数。  以上二点を資料として提出方を要求したいと思います。
【次の発言】 それでは、引き続きまして、中小漁業振興特別措置法案と外国人漁業の規制に関する法律案について御質問をいたしたいと存じます。  本日はせっかく大臣も御出席でございますので、昨日御質問いたしましたが、特に今回の中小漁業関係の振興特別措置法案は、国際的に変動する世界の水産業界の動向に対……

第55回国会 農林水産委員会 第16号(1967/06/01、31期、日本社会党)

○兒玉委員 長官にお伺いしたいと存じますが、大かた質問いたしましたが、あと四、五点についてお尋ねしたいと存じます。  一点は、提案説明の中にもありましたが、特に今後の近代化目標の中において、中小漁業者が合併あるいは現物出資等を行なう場合において、このような企業に対する税制上の特別措置を行なうことが規定されておりますが、その中におきまして、合併、現物出資等により当該中小漁業者の営む漁業の生産性が著しく向上した場合に、大臣の認定される対象となっておるわけでございますけれども、特にここで「漁業の生産性が著しく向上し、」というのは、どういうことを基準にして、またどのような実績をあげるという目標が判断で……

第55回国会 農林水産委員会 第22号(1967/06/15、31期、日本社会党)

○兒玉委員 食糧庁と園芸局のほうにお聞きしたいのですが、農産物の自由化ということが今日非常に重大な話題を呼んでおるわけでございます。たとえば大豆にいたしましても、毎年輸入量は増加の傾向にあり、また特に今日国民生活の中において非常にその需要が増大しているなたねにいたしましても、ここ四、五年の間に約五倍ほどの増大を見ているわけでございますが、少なくともこれからの日本の農業というものは、お米と同時に、大豆なりなたね等の油脂食糧が、国民生活に非常に重大な関係を持つ点から考えましても、自由化という名のもとに輸入だけに依存するという姿勢でなくして、国内における自給体制を強化する、この取り組みが今日農林省に……

第55回国会 農林水産委員会 第23号(1967/06/20、31期、日本社会党)

○兒玉委員 長官にお伺いしたいのでございますが、午前中實川君が質問した中で、現在の協同組合の種類が大体沿海、内水面、業種別、こういう三つに分かれて説明されたわけですが、今回の法案の対象となる組合というのは、沿海だけに限定をされておるのかどうか、この点、長官にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これは提案説明の中にもありましたが、今回のこの法律の制定にあたりまして、いままでありました漁業協同組合整備促進法に基づく整備計画樹立の期限が本年の三月末で終わる、その間に大体整備すべき点については所期の目的は達成された、こういうふうなことが説明されておるわけでございますが、この所期の目的が達成されたと……

第55回国会 農林水産委員会 第32号(1967/07/11、31期、日本社会党)

○兒玉委員 経済局長にお伺いしたいのでございますが、今回のこの法案については、すでにいままでたくさんの質問がありまして、若干内容的に重複する点もあろうかと存じますが、特に問題点をしぼって御質問したいと思います。  今回のこの臨時措置法を適用する期間を一応五年間というふうに当初から設定したのはいかなる理由によるものか、この点を明らかにしていただきたいと存じます。
【次の発言】 実施期間がいま説明のあったようなことでありますならば、私は、果樹の種類によって、植栽期から収穫までの期間というものが相当多様性を持っておると思うのですが、その辺の関係はどういうふうに分析をされておるのか、この点を明らかにし……

第55回国会 農林水産委員会 第33号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○兒玉委員 きのうに引き続きまして、経済局長並びに園芸局長にお伺いしたいのでございますが、まず園芸局長にお伺いしたいのは、昨日は、今後の主要果樹の需給関係について御説明いただいたわけでありますが、今回、この共済保険の対象となる六品種の中におきまして、特に収穫の多いミカン、リンゴあるいはブドウ、こういう点につきまして、各品種ごとにおいてそれぞれ国内における需要と供給の関係、あるいに特に需要面におきまして生食なりあるいは加工、こういうこと等がいろいろと需要の中で拝見されるわけでありますが、問題は、私は、やはりこれから特に圧倒的生産量の多いミカン等については、加工面あるいは輸出面、こういうこと等が考……

第55回国会 文教委員会 第15号(1967/06/14、31期、日本社会党)

○兒玉委員 文部省当局にお伺いしたいのでございますが、実は南九州大学が本年発足をいたしましたが、設立後一カ月足らずで六百万円も不渡りを出し、その結果、内容的に財政面において十億をこえる赤字のために、この再建策が非常に危ぶまれ、また、同一人が経営する南九州学園の高校なり短大等も、非常に学校の経営に対しまして父兄の不信がわいておるようでございます。この問題について文部省としてはどういうふうに報告をされ、現在どのような措置をとろうとされておるのか、この辺の事情について、まずお聞かせをいただきたいと存じます。
【次の発言】 何といいましても、文部省当局として、これを認可する際の書類の審査等については、……

第56回国会 農林水産委員会 第4号(1967/09/09、31期、日本社会党)

○兒玉委員 主としてカンでん問題についていろいろと食糧庁のほうにお聞きしたいのです。  価格設定の時期あるいは価格の問題で、毎年同じことを繰り返しているわけですけれども、特に、最近砂糖の自由化あるいはコンスターチの進出によりまして、でん粉業界というものがかなり苦境に立たされている。こういう点からイモ作農民にとりましても、非常に価格問題について重要な段階にあるわけですけれども、特に、四十一年度のでん粉年度における需給事情並びに四十二年度のでん粉年度における見通し、この点についてまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 正確な数字を把握してないかと思うのですけれども、カンでんのほうの作況状況と……

第57回国会 農林水産委員会 第2号(1967/12/20、31期、日本社会党)

○兒玉委員 最初に、コーンスターチとでん粉の関係につきまして、食糧庁長官にお伺いしたいのでございます。  この件につきましては、すでに社会党としましても、現在のコーンスターチの非常な進出と同時に、国内のイモでん粉価格の低迷に関連しまして、当面の緊急対策並びに恒久対策を含めたところの申し入れをいたしておりますし、十分御検討をいただいておると思うのでありますが、農安法の唯一のささえとして、特に現在のコーンスターチの異常な進出に対応する方策として、いわゆる関税定率法の改正なりまた生産数量等の規制が行なわれてまいったわけでありますけれども、最近のコーンスターチの生産状況というのを見ておりますと、昭和三……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○兒玉委員 時間がないようでございますので、簡潔に、運輸省と労働基準局のほうにお伺いしたいと思いますが、第一点は、南海事故に関連して、板川委員からも質問がありましたが、特に勤務体制の適正化ということが指摘をされているし、一年間に三回も事故が発生するというのは、特に南海の場合、特殊な体制であろうと思うのですけれども、いただきました資料によりましても、労働条件といいますか、勤務体制というものが非常にルーズだったと思うのです。特に、労働基準法の三十二条に規定されました労働時間の制限、この点から考えましても非常なオーバー労働である。一月の運転士の超過勤務というのが実に十三日間で八十二時間をこえておる。……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1968/04/04、31期、日本社会党)

○兒玉委員 総理府の方にお伺いしたいのでございます。ただいま木部委員からも質問がありましたが、交通安全国民会議というものが昭和四十年三月十三日に第一回が持たれてから四十二年の十一月一日までの状況では八十六団体となっております。この構成を見ますと、実際第一線でハンドルをとって働いている交通関係労働吉の自主的な代表というものが入ってないように思われるのですが、この辺はどういうふうになっているか、まずお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 現在、これは総評系でございますけれども、全国の交通運輸労働者の組織する全交運というものがあるわけです。それは私鉄総連なりあるいはバス関係なりタクシー、国鉄、こうい……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1968/04/17、31期、日本社会党)

○兒玉委員 警察庁関係のことでまずお聞きしたいのでございます。これはこの前のこの委員会でも若干御質問ございましたが、特に公安委員長の所信に対しましてまだ一ぺんも質問しておりませんので、含めて御質問したいと思います。  本日の新聞によりましても、とにかく警察庁が新学期に対する、通学生の安全を守るための交通作戦を展開されたわけでございますけれども、ところが結果的には最高の犠牲者を出しているということが発表になっております。特にこの点は総務長官も所信表明の中におきまして、本年度の最大目標は、歩行者保護に重点を置いた交通安全施設の整備、さらに交通安全思想の普及徹底、こういうようなことを強調されておるわ……

第58回国会 災害対策特別委員会 第2号(1968/02/27、31期、日本社会党)

○兒玉委員 私、被災地出身の議員としまして、ちょうどたまたま災害発生時に現地に滞在しておりまして、なまなましい状況に非常に打たれたわけでありますが、今回政府機関が非常な御協力をいただいておることを心から感謝申し上げます。  そこで、ただいままでやはり関係者の議員から御質問がありましたが、どうしても第一点として特に私が申し上げたいのは、先ほど村山議員も指摘されましたが、気象庁関係の対策というのが非常に私は消極的だということをまず指摘したいわけであります。御承知のとおり、二十一日の午前八時五十二分に第一回の強震があったわけですが、これと同時に、この霧島火山帯に設置されている十一台の観測計が全部停止……

第58回国会 災害対策特別委員会 第3号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○兒玉委員 特に農林省関係だけに限って質問し、他の部分はまたあとで質問したいと思います。  まず大臣に一言お伺いしたいのは、今回非常に集中的に被害を受けておるわけでございますが、特に農地関係の復旧につきましては、昨年十一月二十九日の災害対策特別委員会の災害対策の基本問題に関する小委員会におきまして、特に緊急治山並びに農地復旧等農林関係に対する決議がなされております。これの一つは、農地復旧の反当復旧限度額の引き上げについてすみやかに措置をすること、緊急治山につきましては、予備費等の支出により大幅な促進をはかること、こういうことが決議されておりまするが、特に今回のえびの地区における農地関係、並びに……

第58回国会 災害対策特別委員会 第5号(1968/03/29、31期、日本社会党)

○兒玉委員 厚生省のほうにお伺いしたいと思います。  先ほどの報告にございましたが、特に三月二十五日の再度の地震によりまして――先般の災害の際に住宅が非常に危険度が増しまして、今回も宮崎県としては緊急避難という立場から、十一棟の施設の要請をいたしておるわけでございますけれども、先ほどの御報告ではまだ二棟しか完成してない、これは資材の供給が間に合わなかったのか、あるいは要請に対して厚生省としては応急の手の打ち方がおくれているのか、どういうような状況にあるのか、この点を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 これからもまた二十五日のような状態が絶対に再現しないという保証はない、先ほど地震課長の説……

第58回国会 災害対策特別委員会 第6号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○兒玉委員 ただいまの池田議員の質問に関連しましてお尋ねしたいと思いますが、いま池田議員からも御発言がありましたが、このえびの地区の地震対策本部の設置については、先般の本委員会におきましても特に副長官から答弁いただいたところであります。私の宮崎県におきましても、二月二十一日の地震発生以来今日まで実に六十数億をこえる甚大な被害を受け、さらにまた四月一日の日向灘地震を含めて、この状態がいつまで続くかわからないというきわめて重大な状況に置かれまして、罹災住民はもとより、県民全体が大きな不安の中に包まれている現状であります。こういう点等から考えますと、松代地震とはその形態を異にいたしまして、むしろこれ……

第58回国会 災害対策特別委員会 第7号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○兒玉委員 総務長官がお時間がないそうでございますから、まとめの役をされておる長官に一言御質問いたします。  この災害発生以来、地元の宮崎、鹿児島県の関係機関が終始一貫主張してまいりまして、また、お願いしてまいったことは、今回のこの災害に対して、激甚法の適用なりまたは財政上における特別措置ということを強く要望してまいっております。ところが、いまだにその適用については明らかにされないわけでありますけれども、いま長官の概況報告の中にもございましたとおり、関係機関との対策連絡協議会を設置されましたことについては、心から敬意を表するわけでありますが、問題は、農地にいたしましても、あるいは住宅にいたしま……

第58回国会 災害対策特別委員会 第10号(1968/05/27、31期、日本社会党)

○兒玉委員 災害対策本部長にお伺いしたいと存じます。  去る五月十七日の本会議の緊急質問に際しまして、長官に御質問の機会がございませんでしたが、特に総理大臣からの御答弁によりますと、今回のえびの地震並びに十勝沖地震のいわゆる具体的な例に見られますように、激甚法の現在の基準には確かに即応しない面がありますけれども、地震のいわゆる局地災害というところに、私は特徴があると思うのでありまして、この点について総理は、今後の課題として十分検討し、対処したい、こういう明確な答弁をされておるわけでございますが、その辺の意図は十分対策本部長も理解をされておると思うのでございますが、一体総理の答弁の意図というもの……

第58回国会 災害対策特別委員会 第12号(1968/06/03、31期、日本社会党)

○兒玉委員 田中総務長官にお伺いいたしますが、去る五月十七日の本会議におきまして佐藤総理並びに大蔵大臣は、私の質問に対しまして、今回の一連の災害対策につきましては、総合予算制度がもたらしたその結果において、この災害復旧に対して補正等の措置をやる必要はないのか、これに対しましては、特に大蔵大臣は十分対処するというふうに明確に答弁されております。また、えびのなり今回の地震の特殊性というものが、地域に非常に集中的に局限される、この特殊事情というものは十分今後の課題として検討し、処理をします、こういう御答弁を明確にされておるわけでございますけれども、吉松、えびの地区のいろいろな自治体からの要求に対しま……

第58回国会 大蔵委員会 第10号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○兒玉委員 大蔵省のほうにお伺いしたいと思うのですけれども、いま提案されております関税定率法等の一部を改正する法律案の中において、特にコーンスターチに関する面についてお伺いしたいのでございます。  御承知のとおり、昨年五月、ジュネーブにおけるケネディラウンドの成立の過程におきまして、当初日本側が考えておった以上に、関係各国の自国の保護政策という立場に立ついわゆる保護貿易主義的な色彩が依然として強かったと思う。これに対して日本側の主張というのは、各省間の調整なり、また業界等の態度というものが非常に後手後手の感を催したというようなことを新聞論調としても取り上げておるわけですが、こういう情勢の中にあ……

第58回国会 農林水産委員会 第6号(1968/03/27、31期、日本社会党)

○兒玉委員 農政局長に、特に今回の北海道並びに南九州畑作営農に関連するこの法案についてお伺いしたいのでありますけれども、御承知のとおりわが国の畑作というのは、単に北海道あるいは南九州という限定された地域のみならず、全体的に技術水準が低いということや、あるいは価格流通条件というのが非常に不利である、また経営規模の零細という共通の問題点があろうと私は思うのですが、北海道の場合は、すでに昭和三十四年からこれに関連するいろんな問題が提起されておるわけですけれども、今回、特に南九州関係が、こういう全国共通の問題の中から特別にこの措置が出されるに至った背景といいますか、特に強調さるべき特殊事情といいますか……

第58回国会 農林水産委員会 第8号(1968/04/02、31期、日本社会党)

○兒玉委員 時間が経過しましたので、二、三点お伺いしたいと思いますが、東京都の中央卸売市場長の土屋さんにお伺いしたいのであります。  先ほど、いろいろ参考人の方から貴重な御意見承りましたが、第一点は、今回の公庫法の一部改正によりまして、市場関係の設備近代化、合理化、こういうことがその対象になっておりますけれども、先ほどどなたでしたか、転送というものが非常に多いということを言われましたけれども、特に野菜等におきましては、横浜地区で生産されたものを東京に持ってきて、それをさらにまた横浜のほうに持っていく、こういうことによって非常に輸送がふくそうするし、コストが高くなる。この転送の問題について、私は……

第58回国会 農林水産委員会 第12号(1968/04/10、31期、日本社会党)

○兒玉委員 最初は経済局のほうにお伺いしたいと思うのですが、これは昨日石田委員もある程度質問されて、重複する点もあろうかと思いますが、特に今日の流通対策の中におきまして、市場における転送というととが、価格形成並びに市場の狭隘化、また市場を非常にふくそうさしておる。こういうことについて、現在農林省としてはどういうふうな指導なり規制を行なっておるのか、転送に関する点について、まずお伺いしたいと存じます。
【次の発言】 大臣に時間の制限がございますので、はしょっていきたいと思います。  次に、これは先般参考人を呼んだときにも一応要望したわけですけれども、特に芝浦屠場にしても、あるいは他の築地なりその……

第58回国会 農林水産委員会 第17号(1968/04/25、31期、日本社会党)

○兒玉委員 先般、農林大臣から御説明のありました所信表明について、御質問をいたしたいと存じます。  まず、大臣にお伺いしたいのは、その所信表明の中におきまして、特に四十三年度におきましては、農業生産基盤の整備、農産物の生産対策の拡充、農業構造の改善、食糧管理制度の運営の改善、生鮮食料品等の価格安定及び流通改善の推進、農山漁村対策の充実、農林漁業金融の改善等に重点を置く旨を表明されておりますが、現在の日本の実情というものを見ますと、依然として農村の労働力は怒濤のごとく流出をし、農家経営というものはきわめて苦しい状態にあり、しかも、農民の所得というものは常にその最低を示し、これからの日本の農業がき……

第58回国会 農林水産委員会 第25号(1968/07/19、31期、日本社会党)

○兒玉委員 政府のほうに所信をただすのが本筋でございますけれども、ただいまの三人の参考人の方から貴重な御意見を聞きましたので、この際問題をしぼって御質問いたします。  安井さんにお伺いしたいのでございますけれども、先ほどのお話の中で聞かれなかったのですが、四十二米穀年度におきまして、大体政府買い入れ量が予想されるのは九百二十三万トン程度といわれておりますが、買い入れに伴うところの予算については八百五万トン分しか予算化されてない。こういう点等から考えます場合に、少なくとも百二十万トン近くの予算上のマイナスが考慮される。これに対する主張がなかったように思うわけでございますが、この点どうお考えになっ……

第58回国会 農林水産委員会 第28号(1968/07/25、31期、日本社会党)

○兒玉委員 檜垣長官にお伺いしたいのでございます。  本年度の生産者米価決定に関連いたしまして、最も基本的な問題でございます食管法に関しまして、少なくとも食管法の原則は、いわゆる生産米については、これの全量買い上げというのがその原則になっていようかと思うのでありますが、先般の長官の発言の中におきまして、いわゆる買い入れ制限が可能であるかのような発言があったことは、きわめて重大であろうかと存じますが、これに対して、長官のその思想というものは一体どこにあるのか、その基本的な姿勢というものはどういうところに根拠しているのか、この点、まず明らかにしていただきたいと思います。

第59回国会 災害対策特別委員会 第2号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○兒玉委員 八木副長官にお伺いしたいのでございますが、宮崎県のえびの地震並びに引き続く十勝沖地震の災害を通じまして、特に関係の自治体が財政的に非常な圧迫を受けまして、その間復興についても相当苦労いたしておるわけですが、この二つの地震を通じましても特に要望されましたところの、激甚災に対する財政援助の適用基準をやはり緩和してくれ、基準の改定ということが終始一貫主張されてきておるわけでございます。これに対して、現在副長官のほうではどういうふうな作業を進めているのか、この辺の経過についてお聞きしたいのであります。
【次の発言】 努力されている点は私も認めるわけでありますけれども、大体の作業を進める過程……

第59回国会 災害対策特別委員会 第5号(1968/10/09、31期、日本社会党)

○兒玉委員 国鉄のほうに最初お伺いしたいと思いますが、実は今月の一日に北海道の富良野線の富良野−中富良野間の鉄橋において貨物列車が転落して、六名の従業員が死傷するという、国鉄の事故としてはあまり例を見ないような事故が発生しておるわけでございます。この原因についてはいろいろと新聞等で報道されておるところでございますが、国鉄当局としては、この事故に対してどういうふうな分析をされ、またその結論としてどういうような結果が出されておるのか、この事故についての見解を承まわりたいと思います。
【次の発言】 これは新聞の報道による資料でありますけれども、昭和三十七年、八年にもこの河川は相当はんらんをして、危険……

第59回国会 災害対策特別委員会 第6号(1968/11/07、31期、日本社会党)

○兒玉委員 最初、農林省関係にお聞きしたいと思います。  先月の九日の当委員会におきまして、特に今回の十六号台風によりまして陸稲並びに水稲が相当被害を受けておりまして、これの災害による等外、規格外米の買い入れ措置について早急な結論を出すという答弁をいただいているわけですが、私ども宮崎県の場合、現在県が査定した数量というのが、等外上の売り渡し見込み数が二万五千俵、それから規格外の見込み数量が大体一万五千俵、六十キロ込みの四万俵という数を大体出しておりますが、これに対しまして、食糧事務所の統計は大体八千俵程度ということで、格差があまりにも大き過ぎるわけですが、このような措置についてどういうような対……

第59回国会 災害対策特別委員会 第7号(1968/12/05、31期、日本社会党)

○兒玉委員 総理府のほうにお伺いしたいのでございますが、長い戦いの結果、何とか各地域の要望が織り込まれる段階になったことについて敬意を表したいと思います。  そこで、もしこれを完全に適用するとなりますと、かなり財政支出ということが伴うわけでございますが、これに対する措置はどうするのか。それから、せっかくりっぱな基準ができたわけでございますけれども、さらにこれに適用する査定、そしてこれの指定という段階にはかなりの期日も要しようかと思いますが、その辺の作業は一体どうされるのか。まずこの二点についてお伺いしたい。
【次の発言】 そのことは、現在の地方自治体の県なり町村段階における財政支出等については……

第59回国会 農林水産委員会 第2号(1968/08/10、31期、日本社会党)

○兒玉委員 農林省にお伺いしますが、時間が非常に制約されておりますので、答弁のほうもひとつ簡潔、明瞭にお願いしたいと思うのです。  当面のイモでん粉に関しまして、特に最近市況が悪化して、かなりの生産者団体の持ち越しがあるやに聞いておりますが、現在のカンでん、バでんの需給事情はどういうふうになっているか、まず第一点としてお伺いしたいのでございます。
【次の発言】 現実にこれから十月の新しいイモ年度に入るまでの間において、現在の生産者団体が手持ちとしている分については、一体完全に消化し得る見通しがあるのかどうか、その辺の状況等はどうなっているのか、お聞かせを願いたいと思います。

第59回国会 農林水産委員会 第3号(1968/09/17、31期、日本社会党)

○兒玉委員 水産庁長官並びに農林大臣にお伺いしたいのでございますが、まず長官のほうにお伺いします。  本朝の新聞並びにテレビニュースを通じましても御承知のとおり、長年問題でありました種子島ロケット基地の問題、さらに、先般一応実験を終わりました東大の内之浦のロケット実験に関しましては、先般関係の県並びに団体との間において調印はなされましたけれども、最も生活権を脅かされるところの南郷漁協のシビなわ関係の組合員は、本朝も、ロケット打ち上げにもかかわらず、あくまでも制限区域に出まして強行操業をするというような状況になっているわけでございますが、これに対しまして、特に被害者側にある農林省、水産庁としては……

第60回国会 農林水産委員会 第2号(1968/12/17、31期、日本社会党)

○兒玉委員 ただいま、中国に関係する問題が出ましたので、まずこの点を最初に私も再度お伺いしたいと思います。第一点の漁業関係の協定が今月二十二日に切れる。この点につきまして、先般日中漁業協議会の代表からわが社会党のほうにも正式に申し入れ、要請があったわけでございますが、この点について、去る十二月十日、西日本地区の漁業関係者が総会を持ちまして、期限が切迫をする、この点について早急に締結ができるように格段の御協力を願いたい。特に、この協定が失効いたしますと、西日本関係の漁民にとりましては死活問題でありますし、戦後二十年間、特にこの協定が平等互恵、友好協力を原則に締結されている非常に重大な問題でありま……

第61回国会 災害対策特別委員会 第5号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○兒玉委員 気象庁関係、出ておりますね。  実は昨年九月十九日、本委員会で特別決議をしまして、与野党一致して、気象観測網の充実強化並びに地震観測施設の整備、気象業務に従事する要員の確保、待遇改善、この三つを基本とする決議がなされておるわけです。ところが本年度の気象庁関係の予算状況を見ておりますと、むしろこの決議に逆行するような措置がとられておるようでございますが、どのような対策をとっておるのか。  まず、要員対策並びに気象観測に対する施策についていかなる対策をとられておるのか、第一にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 各地区から私の手元にも要請が来ているわけです。たとえば、私は出身が宮崎で……

第61回国会 災害対策特別委員会 第7号(1969/07/03、31期、日本社会党)

○兒玉委員 質疑にあたるに際しまして、今回の異常集中豪雨の災害によってとうとい生命を奪われました方々並びに罹災者一同に心からお見舞い申し上げます。  まず、最初にお伺いしたいことは、いままで各議員の方々からも御質問がありました点を避けまして質問したいと存じますが、特に今回のこの集中豪雨というのは、先ほど村山議員からも言われましたが、鹿児島地方気象台等においてはおそらく設置以来二度目の集中豪雨だということを指摘されております。特に災害対策基本法におきましては、その第三条において国の責務が明確にされ、さらに第四条、第五条は県並びに市町村の責務ということが明確に指摘をされて、国土並びに国民の生命、身……

第61回国会 災害対策特別委員会 第8号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○兒玉委員 第一点、経企庁のほうにお伺いをしたいのでございますが、今度新しい国土総合開発計画が確立されておるわけでございますけれども、昨年の十勝沖なりあるいはえびの地震等に見られるような地震災害、さらに今回の集中豪雨によるところのこの南九州の特殊土壌地帯における道路あるいは河川、住宅など、全く異常な状態を呈しておるわけでございます。やはりこの際現行の特土法なりあるいは宅地造成等規制法等の法律だけでは、今後の開発計画というものに重大なる支障をもたらすと私は考えるわけで、この時点におきまして、特に南九州を中心とするこの特殊土壌の地域における開発対策について根本的な改革を加える必要があろうかと思うわ……

第61回国会 農林水産委員会 第5号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○兒玉委員 いままで、かなりの時間同僚委員からやりまして、あまり言うこともないわけですけれども、ただ、米の問題につきましては、これは非常に事は重大だし、国民の重要な食糧の問題でございますので、まずこの点を伺いたいと思います。  先日も柴田委員なり各委員からあったわけですが、今回政府が考えておるところの自主流通米というのは、私は、現在の食管制度の基本というものが根本的にくずれ去る非常に重大な要素を持っているものだと思うのです。まずこの点について、どういう点からこういう構想というものが生まれてきたのか、第一点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は、消費者の要請が主であるかのようないまの御答弁……

第61回国会 農林水産委員会 第12号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○兒玉委員 まず、水産庁長官にお伺いしたいのでございますが、ただいままで同僚委員から、大綱についてほとんど質問がありまして、多少重複する点もあろうかと存じますが、お伺いします。  今回ここに、漁港整備計画の変更について承認を求めるの件が出されたわけですけれども、これからの日本の水産業の進展なりあるいは漁港整備が、国民生活に重大な影響を与えることは言うまでもございません。いままでの第三次計画の状況等から見ましても、今後全体の漁港整備を完成するためには、まだ相当の長年月を要すると思考されるわけですが、これからの漁港整備のあるべき姿、長いこれからの展望について、長官としてはどういうふうな御所存である……

第61回国会 農林水産委員会 第16号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○兒玉委員 農政局長にお伺いしたいのでございますが、この農振法で、今後五カ年の間において策定される農地全体の利用計画というのは、大体どういうふうな構想のもとに計画を遂行されるのか、まず第一にお伺いいたします。
【次の発言】 大体、現在まで市街化区域なりあるいは工業用地等として相当数の農地がつぶされておるわけですが、農林省としては、どの程度今後農用地が他目的に転用されるという予想を持っているのか、この点お聞かせいただきたい。
【次の発言】 経済企画庁の出しました新全国総合開発計画の試案によりますと、農用地は、昭和六十年には六百五十万から七百万ヘクタールが予定をされておるようでございますが、今回の……

第61回国会 農林水産委員会 第17号(1969/04/03、31期、日本社会党)

○兒玉委員 専売公社のほうにお伺いいたしたいと思います。  現在計画されております新長期計画による原料対策並びに原料工場の統廃合に関連する点でお伺いしたいのでありますが、まず第一点、この原料工場の統廃合について、具体的にどういった個所を計画されておるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 廃止をする理由といいますか目的は何であるのか、お聞かせをいただきたいのです。
【次の発言】 この廃止問題につきましては、関係の地元の市町村議会等が絶対反対の決議をしておるわけです。しかも、専売公社は社会的役割りを達成しようというその主張とはうらはらでありますし、なお、現在経済企画庁の新しい国土総合開発計……

第61回国会 農林水産委員会 第21号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○兒玉委員 自由民主党、民主社会党、公明党、日本社会党、四派共同提案による附帯決議案を朗読いたしまして、提案の説明にかえ、各位の御賛同をいただきたいと存じます。  それでは、まず附帯決議案を朗読いたします。     農業振興地域の整備に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当り、国民食糧の安定的供給確保を使命とする農業の振興がはかられるよう、左記各項の実現に十分留意して、その適正な運用を期すべきである。          記  一、本年度の運用に当っては、全国的視野から、その指針となるべき「農業生産の地域分担のあり方」を明らかにすること。  二、農業振興地域の指定および同……

第61回国会 農林水産委員会 第22号(1969/04/17、31期、日本社会党)

○兒玉委員 なたねと韓国への貸与米問題、さらにノリ関係の三点につきましてお伺いしたいと思いますが、最初なたね関係についてお伺いをしたいと思ます。  食糧庁並びに園芸局のほうにお伺いしたいのでありますけれども、現在のなたねの需給状況というのはどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 現在、特に青森なり南九州はなたねの主産県であるわけですけれども、いままでの農林省の統計によりますと、昭和三十八年当時十万八千トンであったのが、いま局長が言ったように、ここ五年の間に生産量が半分ぐらいに下がっている。しかも、農林省は作付転換等の問題もやっているわけでございまして、生産適地においても激減の状況にある……

第61回国会 農林水産委員会 第23号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○兒玉委員 一応本案に対する審議は終了したわけでございますが、いままでの各議員の質疑を通じて痛切に感じますことは、第一点は、関係農業団体に不正事件が非常に多いということ。この点についての、やはり不正事件をなくするための監査的なもの、適正化など、これに対する具体的な対策についての資料を、第一点として要求したいと思います。  第二点は、いまも柴田委員から話がありましたが、特に現在の農協の、いわゆる本来の使命をやや逸脱したところの営利活動というものが起きておる。しかも、百八十にわたる業種がなされておるようでありますが、この内容について、各都道府県別の業種内容、さらにこの営利活動が非常に広範なために、……

第61回国会 農林水産委員会 第25号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○兒玉委員 あとたくさん一般質問者が控えておりますので、答弁者のほうでもひとつ明確に、そして簡潔に御答弁を願いたいと思います。  まず、専売公社のほうにお伺いしたいわけでございますけれども、昭和三十六年度に設定されました長期計画が、ここで非常に見通しが誤ったために、今回再び長期計画が提起されております。この問題は、単に専売公社の労使間の問題でなくして、その背後に、長年専売公社に協力してきたたばこ耕作者の存在ということを無視できないと思います。この点について、先般も当委員会で質問いたしましたが、特にたばこ耕作者が相当数これから、半ば強制的な減反が行なわれるのじゃないかという不安があるのですが、こ……

第61回国会 農林水産委員会 第28号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○兒玉委員 さっき、農林大臣は十二時までに帰すということでしたけれども、きまったことは実行してもらわないと、いま工藤君も言ったように、最後の一応の締めくくりの質問をするときにきわめて遺憾だと思うので、今後約束は十分守ってもらいたい。これを要望しておきます。

第61回国会 農林水産委員会 第29号(1969/05/14、31期、日本社会党)

○兒玉委員 ちょっと進行について。  与党はいまこれしかいないのですか。誠意がないですよ。早急にみんな出席するように連絡してください。

第61回国会 農林水産委員会 第40号(1969/06/24、31期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣にまずお伺いしたいのでございますが、関係条項等については、同僚議員からその大綱をほとんどただしておりますので、総合的な点からお伺いしたいと思うのです。  今回の農地法の改正なりあるいは食管法の自主流通米制度の実施によって、全く農民は重大な危機に立たされると思うのでありますが、今回の農地法の意図するところは一体どこにあるか。この法案の提案の理由にも明らかにされておるわけでございますけれども、いわゆる「土地の農業上の効率的な利用をはかる」ということが基本になっているようでございますが、この「農業上の効率的な利用をはかる」ということは、具体的には、農民の全体の生産性を高めて農業所得を……

第61回国会 農林水産委員会 第41号(1969/06/25、31期、日本社会党)

○兒玉議員 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  農林漁業団体職員共済組合法は、農林漁業団体の役職員を取り巻く経済的、社会的条件がきわめて劣悪であるためにすぐれた人材が他産業へ流出し、定着せぬため、団体本来の使命である農林漁民の協同組織の発達を促進し、農林漁業生産力の増進と農林漁民の経済的、社会的地位の向上をはかることに大きな支障を生ずるおそれすらあるところから、とりわけ劣悪である労働条件や老後保障を主体とする年金制度を厚生年金から分離独立させることにより、優……

第61回国会 農林水産委員会 第42号(1969/06/26、31期、日本社会党)

○兒玉委員 科学技術庁にお伺いいたします。  昨年来非常に紛糾しておりました種子島のロケット基地設定に伴う、またこれに関連する東大の内之浦、さらに海上自衛隊の辺塚演習場等に関連しまして、昨年夏最終的に、鹿児島並びに宮崎県を含めた関係対策委員会との間に覚え書きがかわされて今日に至っておるわけであります。  ところが、その後の推移を見ますと、科学技術庁と現地との間に結ばれた覚え書きというものが、行政ベースにおいて相当後退して、当初の覚え書きよりも内容がだいぶ食い違っておる。こういうことで、現実的に一切の実験等を行なう場合の事前協議が、地元から拒否されて難航をしておるという実情の報告を受けております……

第61回国会 農林水産委員会 第47号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○兒玉議員 お答えをいたします。  この件につきましては、先般当委員会におきまして社会党の改正案の大要を申し上げましたが、特に問題となる点として、第一点は、わが党の場合は、適用範囲を拡大すべきだという点が第一点の特徴であります。この点に対して、政府案は改正する意思がなかったわけでありますけれども、本日あとで、この点一点だけ適用団体を加えるということになっておるようであります。  なお、また、年金額のスライドの基準の明確化につきましては、恩審等におきましても、特に生計費または消費者物価の五%以上上昇の場合は、これを改定すべきであるという答申も出されておる現状から考えました場合に、わが党がこのスラ……

第61回国会 農林水産委員会 第49号(1969/07/22、31期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、田村参考人にお伺いをしたいと存じます。  ただいま貴重な御意見を、三人の方からお聞きしたわけでございますが、特にただいま、日本の林業というものがきわめて重大な局面に立たされておることをお聞きしたわけでございますが、まず第一点としましてお伺いしたいのは、現在、日本の木材の需要というものは非常に増大をして、少なくとも五〇%近い外材が輸入されているということをお聞きしておりますが、急速に増大しているこの需要に対応し、昭和四十一年の政府の見通しよりも、大幅に木材需要が上回っているということでございますが、これらの状態と、さらに今後の需給関係について、いま少し詳しくお伺いしたいと思うの……

第61回国会 農林水産委員会 第50号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○兒玉委員 農地局長にお伺いいたしますが、先般配付されました、今回の開拓者資金に係る政府の貸付金債権の償還条件の緩和及び農林漁業金融公庫への移管等に関する特別措置法案の政令規定見込み事項の中におきまして、「第四条第一項の政令で定める開拓者は、その者の農業生産の基礎的条件がなお十分でないため農業による所得が低額であり、農業による所得以外の所得を参酌しても、その開拓者資金に係る借入金を所定の償還条件で償還するとすれば、その償還が著しく困難であると認められるものとする見込み。」ということが書いてありますが、一体この「著しく困難であると認められるものとする」というこの基準というものは、具体的にどの程度……

第61回国会 農林水産委員会 第51号(1969/07/24、31期、日本社会党)

○兒玉委員 まず、高田ユリさんにお伺いしたいと思いますが、先ほど同僚議員からかなり具体的に質問がありましたので、二点ほどにしぼって御質問したいと思います。  第一点は、今回農林省がJAS規格の改正を出したわけですけれども、この点について、昨年の四月二十五日の物価特別委員会の附帯決議としては、そのほかに食品衛生法なり栄養改善法なり関連の法律改正も統一的な観点から検討すべきだという決議がなされておるわけですけれども、なぜ今回JAS規格だけが表面に出てきたか、その辺の関連は、特に消費者の立場からよく研究されている高田さんの御見解を承りたいと思います。

第61回国会 農林水産委員会 第53号(1969/09/10、31期、日本社会党)

○兒玉委員 カンショ並びにバレイショでん粉関係について、四点ほどにしぼって御質問します。特に小委員会も設置されることになっておりますので、具体的なことについては小委員会を通じて検討し、質問したいと思います。  まず第一点は、四十三年度産のバでん、カンでんの処理は大体どういうふうになされているのか、現況について伺いたい。  第二点は、四十四年度のカンでん、バでんの作況並びに需給計画はどうなっているのか、この二点を最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこでお伺いしたいわけですけれども、いまの状況から申しますと、先ほど政府が凍結買い入れしました三万トンと来年度の減収予想からすれば、価格面に……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会 第9号(1973/03/16、33期、日本社会党)

○兒玉委員 まず運輸大臣にお伺いしたいわけでございますが、われわれは労使間の問題に対してとやかく介入し、意見を差しはさむことは御遠慮したいわけでございますが、きわめて事態は深刻でございます。  私は問題の焦点は、たとえば上尾駅における場合で見ましても、もちろん今次の順法闘争による一つの要因があることは否定できません。しかしながら同地区におけるところのいわゆる団地建設等において人口の急激な増大に対して、国鉄の輸送力というものが十分これに対応し得ない。かねがねから通勤者がこの輸送力増強については強い要望があったにもかかわらずなかなか解決ができない。こういうふうな根本的な原因の追及なくして、起きまし……

第71回国会 運輸委員会 第14号(1973/04/04、33期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣の時間が制限されておるようでございますので、まず運輸大臣にお伺いいたします。  この法律の改正にあたりまして、本港湾法が第七国会に提案された際、この中で特に制定の骨組みとなっておる項について、従来、港湾の管理行政が現状に適合しない点が多々生じていること、及び港湾の開発、発展が国民経済に及ぼす重大性にかんがみ、港湾の開発、発展について明確な法的な基準を与え、地方公共団体の自由な意思による港湾管理者の設立、その他港湾管理運営の方式を確立をし、港湾の開発と利用の促進をはかるため新たに制定されたものである。さらにまたその内容につきましては、一、国家的及び地方的利益に最も適合する形態の港……

第71回国会 運輸委員会 第22号(1973/05/08、33期、日本社会党)

○兒玉委員 まとめて御質問したいと存じます。  第一点は、茂野さんにお伺いしたいと思うんですけれども、当四国の場合は、非常に仕向け別の貨車がたいへん不足をされていると、こういうことでございますが、その対象となる企業というのは大企業関係なのか、中小企業関係なのか。  それからもう一つは、今回の値上げはやむを得ないという御意見のようでございますが、具体的に申し上げますと、今度のたとえば貨物の制度の場合、いままで最低三十キロの制度の小荷物制度があったわけですが、これが五十キロということになりまして、四国の場合、中小企業なり、先ほど平野さんのお話もありましたが、そういう小口輸送が非常に多いということを……

第71回国会 運輸委員会 第29号(1973/06/12、33期、日本社会党)

○兒玉委員 まず運輸大臣にお伺いをいたします。  本日は、先輩、同僚議員がおもな点はほとんど質疑を尽くしておりますが、まず基本的な点につきまして、私は去る三月八日でありましたか、本会議における代表質問の際、今次の再建計画はその構想においては了とするも、内容的に総合交通体系の問題あるいは鉄道輸送の分野、さらには今日の赤字要因というものがいわゆる貨物によって生じ、しかもその赤字の穴埋めが旅客と貨物のほとんど同率の値上げによってそれを補てんすることは当を欠く、同時に、昨年の国会においても廃案となったこの再建案か、内容においてほとんど変わらないまま提案されることは納得できない、一年間これを置いて、十分……

第71回国会 運輸委員会 第35号(1973/07/17、33期、日本社会党)

○兒玉委員 本来なら大臣にお伺いするところでありますが、やむを得ない事情のようでございますので、局長にお伺いいたします。  今回の改正法案によりまして、特に問題となっております大阪国際空港は大きな社会問題としてまた政治問題として重大な局面を迎えているわけでございます。四十二年の本法制定の際の附帯決議にも明らかにされましたが、その後特に騒音公害に対するいわゆる住民の意識というものが非常に高まっているわけでございます。特に大阪空港周辺のここに提起されている問題の中で、騒音防止対策予算というものとその対象ワクを見ますと結局四十八年度には東京が五十戸、大阪が三百戸、福岡が五十戸、計四百戸に対して本法に……

第71回国会 農林水産委員会 第16号(1973/04/17、33期、日本社会党)

○兒玉委員 五年前マル南法の制定にあたりましてこの審議に参加した一人としまして、今回再度認定期間の延長が提案をされているわけでありますけれども、まず第一点にお伺いしたいことは、このマル南法の制定、非常に期待を持っている南九州の畑作農民に対しまして、資料によりますと、昭和四十三年から四十七年までの五カ年の間におきまして、北海道のほうが一万二千五百戸に対して約五二%、先ほど島田さんのにもあったかと思うのですが、南九州の場合、二万四千の対象農家のうちに、実績としては一万一千三百二十六の、四七%というきわめて低率でございますが、もちろんこれにはいろんな情勢が説明の中に書いてあるわけでございますけれども……

第71回国会 予算委員会 第16号(1973/02/26、33期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、農林大臣にお伺いしたいのでございます。  二月十六日に林野庁が、「森林資源に関する基本計画」並びに「重要な林産物の需要及び供給に関する長期見通し」というものを決定をされまして、現在までの木材増産第一から、自然保護など公益的機能の充実を打ち出したことは、きわめて画期的なことだと思うわけでございますが、今後の国有林の経営の重点といいますか、基本といいますか、特にいままで乱開発によりまして相当の自然が破壊されている、こういう現状から、まず基本的な点について大臣の見解を承りたい。
【次の発言】 大臣は現在どの程度の認識をお持ちかわかりませんけれども、現在のいわゆる国土の改造計画に伴っ……

第72回国会 運輸委員会 第3号(1973/12/18、33期、日本社会党)

○兒玉委員 大蔵当局が見えていないようでございますので、早急にひとつ手配を願います。  まず最初にお伺いしたいのは、運輸大臣にお伺いしたいのですが、けさの新聞によりますと、政府の今年度の予算編成にあたって、いわゆる総需要の抑制と物価安定を主眼として編成するという中で、特に先般の国会で決定しました国鉄運賃の値上げ等をはじめ、消費者米価など、三月三十一日の実施を六カ月延期するという報道が載っておるわけでございますが、この真意はどうなのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 われわれは、この国鉄再建法並びに運賃値上げ法の審議にあっても、国民生活に影響が大きいので、これはもう白紙に返すべきだ、……

第72回国会 運輸委員会 第6号(1974/02/13、33期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、先般行なわれました運輸大臣の所信表明に対してただいまから質問を行ないたいと存じますが、質問を行なうにあたりまして、今日の国民不在の高度経済成長政策は、都市化の進行とモータリゼーションを進展させ、大都市における通勤地獄と事故の激増、光化学スモッグや騒音、振動は、輸送秩序の混乱と相まって国民の人命を脅かし、大きな不安を与えております。他方、資本の高蓄積から取り残されました地域は過疎化が進み、公共輸送機関の経営の悪化によって住民の足が奪われ、生活基盤は重大な危機に直面しております。  このような状況のもとで、国民生活に欠くことのできない交通サービスを確保し、事故や公害から国民の命と……

第72回国会 運輸委員会 第11号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○兒玉委員 すでに、いま同僚議員がやりましてほとんど余すところがないわけでございますけれども、いままでの論議の中でどうしても聞いておきたい、こういう点にしぼって若干御質問したいと存じます。  まず、大臣にお伺いしたいわけでございますけれども、すでに専門の弁護士である坂本さんなり皆さん等が話されたわけですけれども、第一点は、今回の大阪の地裁判決の中で、特に責任という分野におきまして、こういうふうな裁判所側のいわゆる結論が出ているかと思っております。それは、責任の点において、国は空港の設置管理者として航空機の騒音が第三者に損害を与えないよう管理する義務があり、国家賠償法による責任が生じる、こういう……

第72回国会 運輸委員会 第15号(1974/03/13、33期、日本社会党)

○兒玉委員 航空局長にお伺いしたいわけでございますが、ただいま御報告のありました昨日の日航機のハイジャックに関してでございますけれども、結果的には大事に至らず、不幸中の幸いということが言えるわけでございますけれども、最近の頻発するこの事件から判断しますと、今後もこのような事件がさらに起こるという可能性はきわめて大きい。加えまして、今後国内線にもエアバスが就航するということで、すでに就航している面もありますが、ますます輸送量は拡大する、大型化することによってその被害もきわめて大きくなる。こういう点等から考えます場合に、特に航空当局としては、関係の航空会社に対するこのような事件の再発を最小限に食い……

第72回国会 運輸委員会 第18号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○兒玉委員 まず、国鉄総裁に伺いたいと思うのですが、すでに同僚議員からも質問があったと思うのですけれども、先般参議院の予算委員会におきまして、田中総理が突如として、今回の春闘を通じてのスト権の問題とのからみの中で、国鉄の民営論というのを言われているわけであります。この件につきましては、私はこの委員会で、前総裁の磯崎氏に対して、再建法並びに運賃関係法の審議の中で、きわめて重要な意見としてそういうふうな意見が巷間伝えられているがどうかという質問をいたしましたら、国鉄総裁としてはそのような考えは全くありません、こういうことを明確に言っておられるわけであります。ですから、新総裁の藤井総裁にしても、私は……

第72回国会 運輸委員会 第20号(1974/04/03、33期、日本社会党)

○兒玉委員 まず、国鉄部長にお伺いをいたしたいと思いますが、本年の二月二十八日の総社第六十八号によりまして、大蔵、運輸、郵政三大臣あてに社会保障制度審議会長名で公企体関係の共済組合制度の一部改正に関する法律案についての答申がなされているわけでございますが、その中で、今回公務員関係並びに遺族関係はいわゆる最低保障制度というものが新設をされたわけでございますけれども、これに対して公企体関係の年金受給資格者に対して、たとえば遺族年金等がその資格が短縮され、また最低保障制度を設けたにもかかわらず、公企体関係はこれがないということ これはきわめて遺憾なことでありますが、なぜこういうふうな結果になったのか……

第72回国会 運輸委員会 第23号(1974/05/15、33期、日本社会党)

○兒玉委員 時間の関係もございますが、最初に気象庁のほうにお伺いしたいと思います。  先般南伊豆町で地震が発生しまして、そして直下型の地震で、震度に比較して非常に被害が大きい、こういうことで特異なケースとして報道されております。その前後、東海大学において全国の地震学会の人たちの研究会も一開かれておりますが、特に東京大学の浅田並びに名大の宇津という両教授の見解が載っておりますけれども、これによりますと、第一は、このような直下型の地震の予知に関してどの程度の体制ができておるのか。 ところがこの両教授の見解を読みますと、アメリカがかつて日本に落としました原子爆弾をつくるときくらいの、国の財政にかまい……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第15号(1974/03/14、33期、日本社会党)

○兒玉委員 石油部長にお伺いしたいと思いますが、近く石油関係の関連物資の値上げということが報道されておるようでございますが、どういうふうな経路と、また範囲についてはどういうふうにお考えになっておるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 先般来の衆議院の予算委員会等の審議を通して、今回の石油製品等の値上げについては独禁法との関係で特に公正取引委員会との間にもまだ意見の点においてかなりの食い違いが生じておるようでございますが、この辺の意見の調整といいますか、その辺はどういうふうになっているのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで私は具体的な点について環境衛生局長とそれから石油部長に……

第73回国会 運輸委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○兒玉委員 時間の制約がございますので、答弁のほうもひとつ明確に簡潔にお願いしたいと思います。  まず、航空関係についてお伺いしたいと存じます。去る九月四日、福岡から羽田行きの全日空のいわゆる新型の新鋭機、通称トライスターのエンジン故障が発生して緊急着陸という事態が発生しておりまするが、これにつきまして一体いかなる措置をとっているのか、その経過について説明願いたい。  さらにまた、一般に報道されているところによりますと、このエンジンメーカーであるロールス・ロイス社のRB211型というのは欠陥エンジンだということも報道されておりますが、その辺の状況はどうなっているのか。  さらにまた、この事故が……

第73回国会 内閣委員会 第3号(1974/09/06、33期、日本社会党)

○兒玉委員 ただいまの自衛隊機の事故に関連しまして、先月の二十七日に宮崎県の須木村において、F104Jの墜落事故が発生しているわけでございますが、現地の事情も調査し、また地区司令にもお会いしたわけでございますが、事故の原因については、どういうような結果が出されておるのか、それを第一点としてお伺いし、さらに地区司令の見解は、F104Jについては、長官からの指示があるまで、事故の原因を確認するまでは訓練をやらない、その他の関係については明確な答弁をしていない。しかし被害を受けました須木地区の住民を含め、全県内の住民は、やはりすべての飛行訓練を中止すべきじゃないかと、こういう強い要請があるわけでござ……

第74回国会 運輸委員会 第1号(1974/12/24、33期、日本社会党)

○兒玉委員 海上保安庁並びに通産省にお伺いしたいのでございますが、去る十二月の十八日に、水島臨海工業地帯におきまして、三菱石油製油所のタンク破損によって四万キロリットルをこえるC重油の流出事故が発生し、それが現在瀬戸内海から紀伊水道に及ぶいわゆる重油流出はきわめて重大な問題としてわれわれは受けとめております。  このような事故に対して、さらに十九日の午後にも神戸港のポートアイランドのいわゆる硫酸の漏出事故、さらに同じく十九日の午後四時四十五分には、同じ倉敷市にありますところの関東電化工業の水島工場においても重油並びに硫酸関係のパイプラインの破壊事故、こういうものが相次いで起こっているわけでござ……

第75回国会 運輸委員会 第4号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○兒玉委員 最初に木村運輸大臣にお伺いしたいわけでございますが、先般来問題となっております自動車の排気ガスの五十一年規制をめぐりまして激しい論議が展開されたわけでございます。その中で、いよいよ明日、道路運送車両法の中の保安基準の改正に関する告示がなされる、こういうことになったわけでございますけれども、ここで特に大臣にお伺いしたいことは、今回のこの基準の改正をめぐりまして、いわゆる二十三日に発表されました内容によりましても、とにかく環境庁なりあるいは運輸省に対するところの批判というものが、各新聞を通じまして厳しいところの集中的な反論がなされているわけです。結局は国民の健康とそして環境を守るべきこ……

第75回国会 運輸委員会 第8号(1975/03/14、33期、日本社会党)

○兒玉委員 まず大臣とそれから防衛庁当局にお伺いするわけでございますが、日本の航空史上最大の犠牲者を出しました空中衝突からすでに三年七カ月、ようやくこれに関連しての法案の審議に入るわけでございますが、盛岡地裁は自衛隊機側に厳しい刑事責任を科しまして、この事故を浮き彫りにしているわけでございますが、もう一つの被告として考えることは、この判決を通じまして特に空の欠陥行政の責任というものが一体どのように問われなくてはいけないのか、これは私は今度審議に入る航空法の改正内容そのものだと思うわけであります。改善は遅々として進まず、ますます過密化する日本の空で民間と自衛隊の能率的な空域利用とすべての空を監視……

第75回国会 運輸委員会 第15号(1975/05/23、33期、日本社会党)

○兒玉委員 提案をされております今回の油濁損害についての保障関係のことで第一点にお伺いしたいのは、この提案の説明にも書いてございますけれども、現行の法制度では民法及び商法の不法行為に関する規定が適用されるとともに、わが国の場合においてはいわゆる免責委付制度というものがいままでとられてきたのでございますが、今回これがいわゆる金額責任主義、こういうふうに内容が変わったわけでございますけれども、これはどういうふうな沿革と理由でこういうふうに変わったのか、その経過について簡潔にひとつお聞かせを願いたい。
【次の発言】 それで、この一項のいわゆる六八年の条約と、それから六九年条約、いわゆる油濁関係ですが……

第75回国会 運輸委員会 第18号(1975/06/06、33期、日本社会党)

○兒玉委員 一点は、本年の四月十七日に近鉄の京都線で発生した事故に関連しまして、時期的にかなり経過しているわけでございますが、この損害賠償をめぐりまして加害者、被害者の立場からいろいろ問題が提起されているように聞いているわけでございますが、私は、いずれが是か非かということじゃなくして、この処理の公平なる解決を希望したいという立場から鉄監局長にお伺いしたいわけでございますが、一点は、この事故の発生しました踏切等に関しましては、昭和四十六年の二月に総理府交通対策本部通達で、二・三メートル未満の踏切に対しては車両の乗り入れを禁止すべきだ、こういう通達も出ておるわけでございますが、本踏切の場合はその幅……

第75回国会 災害対策特別委員会 第4号(1975/03/27、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長代理 この際、国土庁横手審議官から発言を求められております。これを許します。横手審議官。
【次の発言】 高橋繁君。

第75回国会 災害対策特別委員会 第5号(1975/05/22、33期、日本社会党)

○兒玉委員 ただいま高鳥議員の方からも御質問がありましたが、特に地震の予知ということは非常に重大な関心を持っているわけでございます。どうもこの地震関係は、災害と含めて、どこが窓口であるのか、質問の焦点をしぼっていこうと思うけれども、よくわかりませんので、最初国土庁の方に総括的にお聞きしたいと思うわけであります。  気象庁からいただきました最近の地震の概要を見ましても、たとえば新潟地震あるいは私の郷里でありますえびの地震、さらに伊豆半島沖地震、そしてごく最近の大分県中部の地震と、こういうふうに相次いで地震災害が起きておるわけでございます。  地震の特徴は、全く予測をしない時期に発生すること、ある……

第75回国会 災害対策特別委員会 第7号(1975/07/03、33期、日本社会党)

○兒玉委員 最初に、消防庁にお伺いしたいわけでございます。  現在、各自治体を初め、消防関係の機関からも、特に災害復旧なり火災、そのような国民の生命、財産を守るために常に第一線に活躍をしているこの消防関係につきまして、いわゆる関係税の免除ということが強く要望されているわけでございますが、消防庁において把握されている消防車の台数、それから一年間に負担をしているところの関係の税というものがどの程度になっているのか、第一点にお伺いしたいと存じます。
【次の発言】 全国の、消防庁の所管下にあるところの、あるいは自治体で所有している消防車の台数というものは、概数どの程度あるのかということをさっきお聞きし……

第75回国会 予算委員会 第17号(1975/02/20、33期、日本社会党)

○兒玉委員 質疑に当たりまして、私は環境庁長官に御意見を申し上げたいわけでありますが、この排気ガス規制の問題は全国民の重大な関心事であります。 にもかかわらず、先般来、今回の中公審の議事録の提出ができない。私は昨日、政府委員室並びに調査室を通じまして、この議事録の提出を求めたのでありますが、これは出すわけにはいかぬと拒否をされておるわけでございます。ところが、今回の中公審の総会に当たりましては、特に三木総理は閣議において、国民の重大な関心事であり、慎重な審議をしなさい。とりもなおさず総会にこれを求めたことは、明らかにその公開制ということを否定するものではなくして、むしろ公開するのが当然の義務で……

第76回国会 運輸委員会 第4号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○兒玉委員 運輸大臣にお伺いしたいと存じますが、まず、第一点は、今年の七月に鹿児島方面の災害調査に参った際に、これは特に前に大臣にも申し上げてありますけれども、鹿児島の桜島町が経営しているフェリーの問題について、実は、新たに垂水から同じ地点に発着する南海フェリーとの間に大変な競合関係が起きました。これは当初南海フェリーが参加する際に、自後の増便等については、これは町営である関係で町財政への影響も大変大きいので競合を避ける意味からも当然事前の協議によって行うということになった。にもかかわらず南海の方が一千トン級の船を造船しまして、これに対応して現在紛糾中と聞いておりまするが、この問題については、……

第76回国会 災害対策特別委員会 第1号(1975/09/11、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  金丸委員長は、海外旅行のため御出席になれませんので、理事の御推挙により、私が委員長の職務を行います。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、九月四日から七日まで四日間にわたり、台風第五号及び六号による被害状況調査のため、高知県、愛媛県、徳島県に派遣されました委員を代表して、便宜私から調査の概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、越智伊平君、高鳥修君、今井勇君、三浦久君、広沢直樹君及び私団長兒玉末男で、ほかに地元選出議員の御参加も得て、調査をいたしてまいりました。  去る八月十七日、高知県宿毛市に上陸した台風第五号は、風速……

第76回国会 災害対策特別委員会 第3号(1975/11/05、33期、日本社会党)

○兒玉委員 今回の第五号並びに第六号台風の災害に当たりまして、百三十名を超えるとうとい生命が奪われたことについて、御遺族並びに罹災者に対して心からお見舞いの言葉を申し上げ、御冥福をお祈り申し上げます。  ところで、今回の災害に当たりまして、私は四国三県並びに東北三県の約三十八を超える関係市町村の災害の現地を視察し、また数多くの御要請をいただいてまいったわけでございますが、何といいましても災害の復旧は最大の急務を要するわけでございまして、特に被災地関係団体の熱烈な要請に対しまして、私は総括的に大筋として四点にわたり御質問したいと思う次第でございますが、特に四千五百を超える膨大な公共施設を初めとし……

第76回国会 災害対策特別委員会 第4号(1975/11/06、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  委員長が都合により出席がおくれますので、指名により私が委員長の職務を行います。  質疑を続行いたします。水野清君。
【次の発言】 柴田睦夫君。
【次の発言】 鈴切康雄君。
【次の発言】 それでは再度、地方防災会議の窓口が国土庁ですから、紀埜審議官。
【次の発言】 栗田翠君。
【次の発言】 宮田早苗君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後六時一分散会

第76回国会 災害対策特別委員会 第5号(1975/12/05、33期、日本社会党)

○兒玉委員 この際私は、地震に関係しまして、国土庁並びに科学技術庁、気象庁の皆さん方にお伺いしたいと存じます。  第一点は、地震の予知に関してでございますけれども、たまたま中国の地震学界の各層が来日されまして、きのうまでいろいろな見解の表明や意見の交換もあったように聞いておりますが、第一点、気象庁と科学技術庁にお伺いしたいことは、先般来大変問題となっておりました川崎地区の地震の問題が大変新聞をにぎわしていたわけですが、その後余り新聞等の報道でも出ていないわけでございますけれども、その後どういうふうな調査なり、あるいは中間的な経過というものが報告されているのか、この点について御見解を承りたいと存……

第77回国会 運輸委員会 第12号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣が出席されておりませんが、まことに遺憾の意を表明します。  質問に当たりまして、国鉄再建問題の審議に当たりまして、その本質を明らかにするためには、いままでの若干の経過を明らかにする必要がございます。  御承知のとおり、いま国鉄は人間にたとえますならば大変な重症の状態に置かれております。この状態を脱するには、やはり適切な診断とこれに対応する治療が必要かと存じます。  国鉄は過去において、昭和三十二年から五カ年計画を策定し、その間数次にわたる改定を行いました。さらにまた昭和四十四年から十カ年計画が提起されましたが、さらにこれは四十八年に再度手直しをいたしまして、昭和四十八年度を初年……

第77回国会 災害対策特別委員会 第1号(1975/12/27、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、委員長の重責を担うことになりました。  本委員会の責務の重要性は言うまでもありませんが、特に最近の災害の態様を見ますとき、複雑をきわめており、早急な対策を必要とする問題が山積しております。  幸いにいたしまして、本委員会の各位におかれましては、いずれも練達堪能の方ばかりでございます。  災害に関する最善の対策を樹立するため、委員各位の御支援、御協力をいただき、円満に委員会を運営してまいる所存でございます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第77回国会 災害対策特別委員会 第2号(1976/01/29、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 これより会議を開きます。  この際、国土政務次官野中英二君より発言を求められておりますので、これを許します。野中英二君。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  去る二十二日、理事宇田國榮君が委員を辞任されましたので、現在理事が一名欠員になっております。これよりその補欠選任を行いたいと存じますが、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に野田毅君を指名いたします。
【次の発言】 次に、災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、豪雪による被害状況について、政府当局から説明を聴取いたします。国土庁審議官紀埜……

第77回国会 災害対策特別委員会 第3号(1976/02/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、小委員会設置の件についてお諮りいたします。  先ほどの理事会の協議に基づきまして、災害対策の基本問題について調査を行い、必要な対策を樹立するため、本委員会に小委員十三名より成る災害対策の基本問題に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  次に、小委員及び小委員長選任の件についてお諮りいたします。  小委員の各会派割り当ては、自由民主党七名、日本社会党三名、日本共産党・革新共同一名、公明党一名、民社党一名とし、小委員及び小……

第77回国会 災害対策特別委員会 第4号(1976/05/07、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  昭和五十一年度防災計画及び災害復旧計画等につきまして、関係当局から説明を聴取いたします。  まず、国土政務次官野中英二君。
【次の発言】 次に、農林政務次官浜田幸一君。
【次の発言】 次に、運輸政務次官佐藤守良君。
【次の発言】 次に、建設政務次官村田敬次郎君。
【次の発言】 次に、自治政務次官奥田敬和君。
【次の発言】 以上で、政府当局からの説明は終わりました。  質疑は、次回に譲ることにいたします。  次回は、来る五月十三日午前十時理事会、午前十時三十分から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会……

第77回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/05/14、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。金丸徳重君。
【次の発言】 津川武一君。
【次の発言】 柴田睦夫君。
【次の発言】 高橋繁君。
【次の発言】 宮田早苗君。
【次の発言】 宮崎茂一君。
【次の発言】 そのように処理いたします。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時二十四分散会

第77回国会 災害対策特別委員会 第6号(1976/05/21、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、鹿児島県桜島火山の噴火による被害状況について、政府当局から説明を聴取いたします。国土庁審議官紀埜孝典君。
【次の発言】 これにて、政府当局からの説明聴取は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川崎寛治君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 これより請願の審査に入ります。  今会期中本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に記載してありますとおり四件であります。請願日程全部を議題といたします。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。  各請……

第77回国会 災害対策特別委員会 第7号(1976/07/16、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  去る二日の理事会において、六月二十二日から二十六日までの梅雨前線豪雨による被害状況について国土庁当局から説明を聴取した後、直ちに鹿児島県下に委員派遣を行うことに決定いたしました。  派遣期日は、七日から八日の二日間でございまして、この両日被災現地の実情をつぶさに調査してまいりましたので、派遣委員を代表いたしまして、私からその概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、柴田睦夫理事、高橋繁委員、宮田早苗委員、それに委員長の私、兒玉末男と、ほかに宮崎委員、宇田議員、中馬議員、橋口議員及び川崎議員が地元鹿児島県から……

第78回国会 運輸委員会 第5号(1976/11/02、33期、日本社会党)

○兒玉委員 自動車局長にお伺いをいたしますが、窒素酸化物等の低公害車に関する五十三年度規制がいよいよ来年から実際的に車に適用をされるというふうに聞いておるわけでありますが、現在どのような措置をとられようとしておられるのか。
【次の発言】 先般、この排ガス規制に関する点で新聞でも報道されておったわけでございますが、実は、私が宮崎県の整備振興関係の代表者の方とこの前この問題でお話をしました際に、現在全国に約七万カ所の整備工場があるそうでございまして、乗用車は大体二年の定期検査でございますが、これから特にNOxの場合の検定が非常にむずかしい。それで、現在運輸省としては整備工場の整備士の研修会等もやっ……

第78回国会 災害対策特別委員会 第1号(1976/09/16、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 ただいま各位の御推挙により、再度委員長の重責を担うことになりました。  本委員会の責務の重要性は言うまでもありませんが、特に最近の災害の態様を見ますと、複雑をきわめており、また今回の台風十七号による災害についても早急な対策を必要とする問題が山積しております。  幸いにいたしまして、本委員会の各位におかれましては、いずれも練達堪能な方ばかりでございます。  今回の台風十七号による災害を含め、災害に関する最善の対策を樹立するため、委員各位の御支援、御協力をいただき、円満に委員会を運営してまいる所存でございます。  何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)

第78回国会 災害対策特別委員会 第2号(1976/09/21、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 これより会議を開きます。  委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。  台風十七号による被害状況調査のため、本委員会から、九月二十七日から二十八日まで第一班岐阜県、九月二十七日から二十九日まで第二班兵庫県、岡山県、第三班高知県、徳島県に、それぞれ委員を派遣したいと存じます。つきましては、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  また、派遣委員の人選につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

第78回国会 災害対策特別委員会 第3号(1976/09/30、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  理事高鳥修君が去る二十日委員を辞任しましたので、ただいま理事が一名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  それでは、理事に竹中修一君を指名いたします。
【次の発言】 次に、災害対策に関する件について調査を進めます。  台風十七号による被害状況調査のため、本委員会から、九月二十七日から二十八日まで第一班岐阜県、九月二十七日から二十九日まで第二班兵庫……

第78回国会 災害対策特別委員会 第4号(1976/10/06、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の辞任及び理事の補欠選任についてお諮りいたします。  理事田村良平君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  それでは、理事に越智伊平君を指名いたします。
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、小委員会設置の件についてお諮りいたします。  去る……

第78回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/10/08、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。越智伊平君。
【次の発言】 村山喜一君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 政府委員と協議して対処したいと思っております。
【次の発言】 井上泉君。
【次の発言】 ただいまの件については、でもよく協議して対処したいと思っております。  それから、井上委員の質問に対して建設省がさっき答弁できなかったので、午後の再開冒頭に完全な回答をするように準備してください。
【次の発言】 この際、午後一時まで休憩をいたします。     午後零時三十二分休憩

第78回国会 災害対策特別委員会 第6号(1976/10/15、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 これより会議を開きます。  この際、お諮りいたします。  先刻本委員会に付託になりました参議院提出の災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、参議院提出の災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、まず提案理由の説明を聴取いたします。参議院災害対策特別委員長工藤良平君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、本案について質疑、討論に入るのでありますが、別に申し出も……

第78回国会 災害対策特別委員会 第7号(1976/10/26、33期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高橋繁君。
【次の発言】 斉藤正男君。
【次の発言】 栗田翠君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続けます。山原健二郎君。
【次の発言】 瀬崎博義君。
【次の発言】 柴田健治君。
【次の発言】 井上泉君。
【次の発言】 主計局でないとわからないそうです。
【次の発言】 ただいまの件については、先般の小委員会でも種々検討された問題でございますので、今後さらに最終的な委員会でもその辺のことも十分御協議して対処したい、こういうふうに思います。

第78回国会 災害対策特別委員会 第8号(1976/11/04、33期、日本社会党)【議会役職】

○児玉委員長 これより会議を開きます。  これより請願審査に入ります。  本日の請願日程四十件を一括議題とし、審査に入ります。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。  各請願の内容については、文書表等ですでに御承知のところでありますし、また理事会等で内容は十分御検討を願いましたので、紹介議員の説明等を省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより採決いたします。  本日の請願日程中、第一ないし第三、第一三及び第一四の各請願は、いずれも採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 運輸委員会 第3号(1977/02/25、34期、日本社会党)

○兒玉委員 先般、運輸大臣が運輸行政全般についての所信の表明をされましたが、これに関連しまして若干の御質問をしたいと存じます。時間の制限がございますのでまとめて御質問しますから、ひとつ簡潔に御答弁順いたいと思います。  まず第一点は、今日の交通行政というのが高度経済成長の影響を受けまして、モータリゼーションの発展が現在、都市においては大変な渋滞と交通難、また逆に地方においては大変な過疎現象、あるいは物流関係におきましてもトラック輸送等により大変にふくそうして、国民の経済生活においても大変な影響を与えておるわけでございます。それでわれわれは常に公共輸送の確立のためにこのような問題の解決に総合的な……

第80回国会 運輸委員会 第9号(1977/04/06、34期、日本社会党)

○兒玉委員 航空行政全般について御質問いたしたいと存じますが、去る三月の二日の予算委員会並びにその以前の運輸委員会でも、この航空行政に関する件について若干の御質問と要望を申し上げたわけでございますが、特にこれは一月十三日のアンカレジにおける日本航空機のいわゆる事故に関連しまして、この航空関係の事故というものは一瞬にして多くの人命を失うという、取り返しのつかない数多くの事例があるわけであります。また、最近におきましても三月の二十七日にスペイン領でKLM、オランダ航空とパンアメリカン航空のいわゆる追突事故が起きまして、五百名以上の人命が失われております。わが国の場合においても、たとえば全日空の雫石……

第80回国会 運輸委員会 第11号(1977/04/12、34期、日本社会党)

○兒玉委員 きょうからジュネーブで海運委員会が開かれているわけですが、現在の資料によりますと、まだ批准国というのが全部で十九ヵ国ですね。今度の委員会で日本側は批准の促進をかなり主張する、こういうふうな報道をされておりますが、見通し等についてはどんなふうに見解を持っておるのか、局長にお尋ねをいたします。
【次の発言】 今回のこの対抗法案というのも、日本が批准することによっていわゆる外国との競争関係が正常な形になる、こう理解するわけですが、日本の批准はどうなんでございますか。
【次の発言】 特に北欧とかイギリス等がこの批准に抵抗しているのは、それぞれの国のシェアが狭まる、そういうような懸念があるの……

第80回国会 運輸委員会 第15号(1977/04/22、34期、日本社会党)

○兒玉委員 国鉄関係の審議に入る前に、やはり運賃関係に関する問題で、けさの新聞によりますと、きのうの運輸審議会は六大都市のタクシー並びに東京都二十三区関係の地下鉄、営団、バス等の運賃値上げに関する答申が大臣に出されております。これによりますと、大体営団地下鉄が四三・三%、都営地下鉄が四三・五。なお十月三十一日までの暫定措置は幾らか低いですが、定期関係が営団、都営ともに九五・五から九七・一それぞれ引き上げることが答申され、新聞報道によると、二十六日の物価閣僚会議で一括了承される、こういうことでございます。私は、もちろん経営の形態なり諸般の事情から運審で十分討議をした結果の答申と考えますが、特にバ……

第80回国会 災害対策特別委員会 第3号(1977/03/03、34期、日本社会党)

○兒玉委員 本年初め並びに昨年十二月からの豪雪に関する災害につきまして、八十二名の死者並びに六百名近い方々の御負傷、この方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  まず、長官にお伺いしたいのでございますが、今回衆議院の委員会は二十二日から二十四日まで、特に三十数年来と言われる青森県の状況を視察してまいりました。具体的内容はそれぞれの担当にお聞きしますが、この災害を通して共通的に言われ、また昨年も私たちは数県にわたる調査をしたわけでございますが、個人災害に対するところの補償制度は現在では全くない。ただ、災害による死亡者には、世帯主が昨年ようやく百五十万、非世帯主七十五万の見舞い金が贈られて……

第80回国会 災害対策特別委員会 第4号(1977/03/23、34期、日本社会党)

○兒玉委員 時間の制約もございますので、できるだけ簡潔に御質問申し上げます。  まず、国土庁にお伺いしますが、災害が発生した場合のいわゆる災害の救助、復旧あるいは総体的な指揮系統というのは現在どうなっているのか。災害基本法によりますと関係の国務大臣が当たることになっておりますが、今日の災害関係というのは大変多岐多様にわたっておりますし、特に地震関係の災害というのは大変重要な問題でありまして、いまの機構では十分に予知する体制もできていない。もし、たとえば関東大震災並みの地震が首都圏を襲ったような場合、現在では東海地方が大変憂慮されておるわけでございますが、このような災害の基本に対する点について、……

第80回国会 災害対策特別委員会 第5号(1977/03/31、34期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉委員長代理 湯山勇君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時五十四分散会

第80回国会 内閣委員会 第5号(1977/03/03、34期、日本社会党)

○兒玉委員 運輸省設置法の一部を改正する関係で、気象庁に関連する若干の問題で御質問いたします。  日本の気象庁業務の範囲はきわめて広範であり、これが国民の生命と財産に関連する災害なり気象条件の変化あるいは日常生活におきましても、その占める位置はきわめて重要であります。今回はこの設置法の改正に関連しまして、年々気象業務に従事する定員が、むしろ今日の国際的な諸要請から判断をしますならば増強をされ、そして強化せらるべきであるにもかかわらず、毎年減少の一途をたどっているのが現状であります。そういう立場から考えますならば、まさに時代逆行の感を深くするわけでございますが、総定員法施行以後、運輸省の予算定員……

第80回国会 農林水産委員会 第12号(1977/03/31、34期、日本社会党)

○兒玉委員 きょうは質問の時間の御配慮、ありがとうございました。  水産庁の方にまずお伺いしたいわけですが、たしか明日が近海カツオ・マグロ漁業許可の一斉更新の時期かと聞いておりますが、これにつきまして若干の御質問をしたいと存じます。  近海カツオ・マグロ漁業をめぐる内外の環境はまことに厳しく、外にあっては国際的な規制の強化、二百海里経済水域、群島理論による領海の拡大等がすでに進められており、一方内にあっては石油ショック以来の出漁経費の高騰、魚価の低迷、外国船による輸入増加、さらに大目流し網漁業、まき網漁業によるカツオ・マグロ操業などがあり、深刻な漁業経営の実情にあるようであります。  指定漁業……

第80回国会 予算委員会 第17号(1977/03/02、34期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、五十二年度の予算に関連する運輸行政全般について質問を行いたいと存じます。経済企画庁はお見えでしょうか。
【次の発言】 それではまず、大蔵大臣がお見えでございますので、お伺いしたいと存じます。  御承知のとおり、五十二年度の予算編成の一つの問題点として、国鉄再建をめぐる問題が大きな焦点となっておるわけでございます。それで、現在の大幅な赤字を解消する手段としての運賃改定が現在まで大変困難であった、こういうことで国鉄運賃法の改正に関して、特に運賃制度の改善に当たり、いわゆる法定制を緩和する、これは財政法三条並びに憲法八十四条との関連から考えましてもきわめて重大な意義を持つわけでござ……

第81回国会 災害対策特別委員会 第2号(1977/08/02、34期、日本社会党)

○兒玉委員 最初に、今回の竜ケ水事故でとうとい生命を失われた方々に心から御冥福をお祈り申し上げます。  最初に国土庁にお伺いしますが、先ほど石垣地区の災害状況について簡単に報告を受けましたが、新聞の報道なり国土庁のこの調査の資料によってもかなり被害が甚大じゃないかというふうに想像されます。ですから具体的な情報なり交通機関等の関係もあって、できるならばわれわれとしても現地調査をしたいわけでございますが、当面の対策として資料なり全壊、半壊等の家屋復旧あるいは食糧関係あるいは医療関係等に対してどういうふうな措置をとっているのか、また現地情報が詳細でないけれども、今後の災害対策にぜひ万全を期していただ……

第82回国会 運輸委員会 第1号(1977/10/28、34期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、日本社会党を代表して、国鉄の再建に関する法案(修正案を含む)に対して、反対の討論をいたします。  修正案につきましても、いままでの論議を通じて実質的に大差なきものと指摘せざるを得ません。そもそも再建対策は、今年一月の閣議了解が四回目であります。過去の経過を申し上げるまでもなく、五十年十二月閣議了解による五十二年度末の収支均衡を図る目的で五十一年、五十二年の連続大幅値上げを計画しましたが、五十一年度の五〇%値上げは当初予定収入を下回り、加えて旅客の国鉄離れに拍車を加え、五十二年度の値上げ実施が実質的に不可能な状態になりました。それは五十年度九千四十七億、五十一年度九千百四十一億……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1978/04/11、34期、日本社会党)

○兒玉委員 時間の制約がございますので、簡潔に御答弁願います。  まず第一点は、第三次全国総合計画の中で志布志湾の開発に関係する新大隅開発計画についてお伺いします。  御承知のとおり、これは一千万キロリットルの世界最大のCTSの設置、日産三十万バレルという石油精製工場を含んだ大プロジェクト開発であります。しかも志布志湾の全長十六キロのうち十二キロについて沖合い二キロまで千百六十ヘクタールの造成であります。実はこの第二次案について、鹿児島県側が、環境アセスメントを去る二月二十日に公表をいたしました。これについては、NO2以外はすべてが基準に該当するということで、マスコミの報道では、あたかももう開……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1978/06/06、34期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、宮崎県内にある土呂久鉱山並びに松尾鉱山に関連する鉱害がもたらしたところの被害者の補償対策あるいは指定地域の関係あるいはこれに関する諸問題について、ただいまから環境庁並びに労働省、通産省に若干の御質問をしたいと存じます。  御承知のとおり、松尾鉱山は大正四年に開業して昭和三十三年に閉鎖、土呂久は明治の末から昭和三十七年まで同じ亜砒酸の製造の過程があったわけでございますが、特にこの地域において、すでに閉山しましてから十数年たちました後に、当時高千穂町の田舎の小学校の教師が、去る四十六年十一月、自分のところに学んでいる子供たちの健康状態というのが非常に異常な体質である、こういうこと……

第84回国会 予算委員会 第10号(1978/02/08、34期、日本社会党)

○兒玉委員 時間の制約がございますので、関係閣僚の答弁もひとつ簡潔にお願いしますが、まず運輸行政についてお伺いします。  たくさんございますが、第一点は、問題の成田空港問題についてでございます。本年三月三十日の開港を控えて多くの懸案事項が残っておるし、この件は昭和四十一年以来十年間、いろいろな紆余曲折を経てきた課題でございますが、まず、一昨日から、言われるところの第二要塞の撤去をめぐりまして大変な紛糾が起きているようでございます。この問題は、全く無抵抗の農民六人の逮捕と、それから警察側の強行作戦で大変な負傷者が出ておりますが、第一点にお伺いしたいことは、一体、運輸省当局、公団側は、この撤去につ……

第84回国会 予算委員会 第13号(1978/02/15、34期、日本社会党)

○兒玉委員 まず第一点としまして、一月三十日に、五十四年バス、トラック等の排気ガス規制に関する告示がなされたわけでございますが、これに関しまして運輸、環境庁、関係各省にお伺いしたいと存じます。  まず第一点としましては、環境庁として、今回の中央公害対策審議会から受けましたこの答申について多くの問題が指摘をされておりまするが、この実施に当たりまして、総体的にどのような決意で対応されるのか、まず長官の見解を承ります。
【次の発言】 運輸大臣にお伺いしますが、この排気ガス規制は、全大気汚染中の汚染の八〇%を占めるのが自動車でございます。そういう点から、今回の規制によりまして、トラック、バス等でござい……

第87回国会 予算委員会 第13号(1979/02/17、34期、日本社会党)

○兒玉委員 運輸政策と農林水産関係について御質問をいたします。  最初に運輸関係でございますが、ある程度項目をまとめてお伺いしますので、簡潔な御答弁をお願いいたします。  まず第一点は、本年度の運輸省予算の編成に当たりまして、特に新幹線の新たな五つの整備線を含めた総合的な交通政策を推進する上において、特に陸上公共交通維持整備特別会計制度を前提に案の構成がなされたわけでございますが、これがついに実現しなかったところの背景は一体何であるのか。  それから、今後の国鉄再建の問題につきまして、その一環として去年に引き続き運賃値上げが決定されております。これは当初四月一日からの予定が五月二十日に延長され……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1980/03/25、35期、日本社会党)

○兒玉委員 最初に環境庁長官にお伺いをいたしますが、すでに長官のお手元にも報告書が参っておると思うんですけれども、大隅開発に関する、宮崎県側が約二カ年間、五千万円の莫大な金を投じてつくりましたアセスメント報告書が、実は関係機関が専門的な立場から分析をしたところ、六十カ所以上も記載事項にミスがあり、あるいは数値が基準の三倍以上もあるにもかかわらず、全くでたらめな評価をしている問題など、これらの問題が公的な機関では去る三月十三日の県全協議会、十四日の串間市議会でも取り上げられまして、関係地区住民の、県のアセス報告は一体何なのかという根強い不信の念がいま巻き起こっております。  私も一昨日、実は串間……

第91回国会 予算委員会 第7号(1980/02/06、35期、日本社会党)

○兒玉委員 質問の冒頭に当たりまして、本日は、国鉄に関連する交通政策並びに農林水産問題、防衛庁関係、オリンピック関係等について質問しますが、日本の経済の原動力となるエネルギー問題について、大平総理と通産大臣に基本的な見解をまず承りたい。  それは、昨年の五月下旬パリで開かれました第三回のIEA、国際エネルギー機関の閣僚理事会におきましては、特にイラン政変後の世界のエネルギー対策として、石油の供給見通しについての論議が展開され、関係国の努力によっても、一九八五年には五%の三百三十万バレル、それから一九九〇年には二三%、九百五十万バレル、二〇〇〇年には三〇%、二千八百万バレル、一日当たり供給が不足……

第91回国会 予算委員会 第12号(1980/02/16、35期、日本社会党)

○兒玉委員 防衛庁の方にお伺いいたしますが、先般、二月六日の当委員会におきまして、今回初めての試みとして、宮崎県の新田原航空自衛隊においてアメリカとの合同訓練が展開されることになりまして、今日までいろんな紆余曲折がありましたが、最終的には地元関係機関の全面的な了解を得ないまま訓練が強行される、きょう米軍の戦闘機も、輸送機を含めて新田原航空隊に着いている模様でありますが、このことについては、長官としても十分な話し合いをする旨当委員会で答弁されておりますし、私も、現地の農民なり関係団体との衝突をできるだけ避ける意味から、十分な話し合いを要望しましたが、最終的に八日の地元における施設局との話し合いも……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 運輸委員会 第2号(1984/03/09、37期、日本社会党・護憲共同)

○兒玉委員 運輸大臣並びに国鉄当局、大蔵省に対しまして、先般大臣から所信表明のありました運輸行政全般について質問をいたしたいと存じます。  質問に入る前に、たしか一昨年初めであったかと思うのですが、文藝春秋を通して、屋山という評論家が「国鉄労使「国賊」論」というものをかなりのページを割いてぼろくそに指摘をしているわけであります。私も、昭和十三年に国鉄に職を奉じてから国会に出るまで二十年間、その後、国政の場においても国鉄の問題を一貫して見守ってきた一人として、このような全く事実に反する問題あるいは中傷的な問題等について、運輸大臣並びに総裁は、この屋山太郎に成る文をお読みになったことがあるかどうか……

第101回国会 運輸委員会 第8号(1984/05/08、37期、日本社会党・護憲共同)

○兒玉委員 最初に、委員長に御要望したいと思いますが、けさ、理事の方々にも御苦労をかけて、御努力いただいたことを敬意を表しますが、ぜひひとつ、本委員会に総理の御出席を要望したい。理由につきましては、御存じの方もあると思うのですが、現代六月号において「関西新空港「利権三兆円」は中曽根総理の”恩返し”」、こういう見出しで、実は、十九ページにわたる極めて細かい論述が出ております。もちろん、月刊誌でございますので、講談社の現代編集局の担当者にも、私は電話でお伺いしまして、この内容はきょうの法案の審議に極めて関係の深い課題でございますが、記述については間違いありませんか、それは最も正確を期しております、……

第101回国会 運輸委員会 第11号(1984/05/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○兒玉委員 本日は参考人の先生方、大変御苦労様でございます。  最初に河越参考人にお伺いしたいのであります。  河越さんの御意見を伺っておりましたが、特に今回の改正によっていわゆる輸送秩序の混乱を増長する可能性が強いのではないか。それから過当競争による運賃、料金体系が混乱をするおそれが十分に予想されるという問題点。それから今運輸省の資料をいただいておりますが、過去十二年間の統計から見ても、やはり港湾運送事業というのは労働集約型の産業であり、しかも輸送トン数は飛躍的な増大を示しておりますが、この港湾労働者の作業の内容等から判断しましても、日本経済の発展に貢献したことが歴然たる事実として明らかに記……

第101回国会 運輸委員会 第16号(1984/07/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○兒玉委員 同僚議員からそれぞれの立場から質問を展開されましたので、できるだけ重複を避けたいと存じます。  まず、運輸大臣にお伺いしたいわけでございますけれども、今回の道路運送法の改正について、昭和二十五年に制定された法律に基づいた陸運事務所、陸運局、なかんずく陸運事務所の場合は地方自治体との関係において非常に密接不離な関係で陸運行政が行われてまいったわけでございます。今回、臨調路線による行政改革で、三十五年にわたる陸運事務所における身分の移管あるいは県知事への委任事項、こういうもろもろの問題がその態様を一変するわけでございますが、法律公布までの間における過渡的な問題、あるいは今までの長年にわ……

第101回国会 運輸委員会 第19号(1984/08/01、37期、日本社会党・護憲共同)

○兒玉委員 運輸省並びに石油公団、それから自治省関係の方にお伺いをしたいと思いますが、時間の関係でまず二、三点まとめてお伺いしますので、答弁も明確に簡明にお願いしたいと思います。  実は、私の居住する地区とそれから隣の鹿児島県との関連にまたがる志布志湾の公有水面の埋め立ての問題をめぐりまして、若干の質問をしたいと存じますが、特に当面問題となっております漁業補償につきましては、手元にいただいている運輸省関係の補償基準関係の資料を持っているわけでございますが、漁業補償を算定するに当たってはどういうような基準によっているのか、また、強制収用の場合もあり、任意買収の場合もありますが、それぞれその適用は……

第102回国会 運輸委員会 第1号(1984/12/21、37期、日本社会党・護憲共同)

○兒玉委員 六十年度の運輸関係予算に関連する問題、それから先般宮崎県内において非常な労働過重によるトラック運送によって一人の死亡者が出る事件がありました。宮崎県では同じような案件が二件起きておるわけでございますので、以上二点についてお伺いします。  第一点は、来年度の運輸関係予算の中で、特に国鉄の関係で、長期債務の返還で来年から元本の返済が始まるわけでございますが、今日の情勢から判断しても再建法にあるように猶予期間ということができるようになっているわけでございますが、元金返済の猶予についてもう一つは、補助金額が概算要求で約六千三百億でございますが、今日の経営状況と再建に対する実情からして補助額……

第102回国会 運輸委員会 第3号(1985/02/22、37期、日本社会党・護憲共同)

○兒玉委員 最初に、運輸省と建設省、労働省にお伺いしますが、先ほどの委員からも指摘がありましたが、長野県下で起きました三重交通バスの転落事故におきまして二十五名のとうとい生命が奪われまして、心から御冥福を祈りながら御質問したいと存じます。  運輸大臣の所信表明の中で特に私の印象に残りましたのは、「運輸行政の要請は安全の確保であり、また、国民の皆様の求める良質な輸送サービスを将来にわたって安定的に確保することが基本的課題である」ということを明確に申されたわけでございます。そういう精神から考えましても、先般の三重交通事件というのは、客観的に主観的にどのような事情があったにしましても、やはりバスを運……

第102回国会 運輸委員会 第10号(1985/04/19、37期、日本社会党・護憲共同)

○兒玉委員 運輸行政の中で当面問題となっております日米航空協定と、昨年の国会でやった港湾運送事業法の一部改正後のいわゆる流通部門における問題点について、若干の御質問をしたいと存じます。  まず、日米航空協定についてでございますが、再度にわたる日米間の交渉はなかなか難航しているようでございますが、どういうような現状になっているのか、御説明をいただきたいと存じます。
【次の発言】 ちょうど時期がアメリカとの経済摩擦解消という大きな政治課題が提起されている中でございますので、これらと一緒くたにされてはたまったものではない、こういうことで大変懸念をしておるわけですが、この協定成立の見通しについてはどう……

第102回国会 運輸委員会 第12号(1985/06/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○兒玉委員 運輸大臣が所用のため退席されるそうでございますので、まず大臣に一言だけお聞きしたいと思いますが、第一点は、去る五月十六日の新聞報道によりますと、亀井委員長が、今回の監理委員会の方針についていけないような人はこの際やめてもらう、こういう意味の発言が新聞を通じて報道されましたが、少なくとも監理委員長の使命は、そういう国鉄当局の人事更迭までの権限は与えられてないはずであるということが第一点。  第二点は、一昨日の朝日新聞に、監理委員会の名前ではないけれども、詳細な内容が報道されているわけであります。少なくとも我々国会議員にもその内容が全然周知されてない段階において、こういうような行為がな……

第102回国会 運輸委員会 第14号(1985/08/20、37期、日本社会党・護憲共同)

○兒玉委員 運輸大臣にまずお伺い申し上げますが、本事故が十二日後発生してから、直接大臣にも連絡をとりましたが、十三日に大臣を通して中曽根総理に四項目の緊急申し入れをしましたが、その申し入れは中曽根総理の方にはお届けしてあるかどうか、まずお伺いしたいと存じます。
【次の発言】 この重大事故を解明する運輸委員会において、私は去る十六日、この委員会に総理の出席を求めるよう運輸委員会の委員部を通して申し入れました。ところが言を左右にして、この委員会には出席できない。我が党の理事の強い要求にもかかわらず、こういう大事な委員会に出ないことは、靖国神社には参っても委員会には出ないのか。国会軽視の面が私は強い……


各種会議発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第31回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○兒玉分科員 大臣にお伺いしたいと思いますが、昨年十月十五日の建設委員会で児玉の質問に対しまして大臣は、第二十二号台風の直後であったし、治水事業に対する緊急性が強調されているときでありましたが、その際新治水事業緊急五カ年計画について、少くとも臨時国会に提案をする、そういう約束でありましたが、その後の質問において通常国会においては必ずこの計画を提案して御検討いただく、このような確約をなされたわけであります。特に治水事業の緊急性ということは、ここにるる申し上げる必要もないと思うのでありますけれども、建設省から出されている統計によりましても、戦前非常に災害の多かった昭和九年から十六年の八年間の被害額……


29期(1960/11/20〜)

第40回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○兒玉分科員 最近、生鮮食料品の生産者価格が、消費者価格に比して非常に不安定でありまして、特に私の出身地である九州地区におきましては、豚を初めとする肉類が非常に下がっておるわけであります。生産者の価格は暴落しましても、都会地なり消費地における消費者価格は全然下がらない。こういうようなきわめて重大な問題につきまして、それぞれの部門に分類し、かつまた、現在問題となっております流通機構の改革について、関係局長の率直な御意見と、今後の対策についてお伺いしたいと存じます。割り当てられた時間が、三十分という限定された時間でございますので、簡潔に申し上げますが、農林省当局としては、特に国民の四割を占める、最……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○兒玉分科員 私は、主として現在非常に問題となっております東京、大阪を中心とする大都市の交通緩和対策について、特に建設省の所管する事項が大へん多いようでございます。実は昨日、社会党の交通緩和対策の特別委員会の一人として、第一、第二京浜国道、最も交通の多いといわれております蒲田駅の踏み切り、それから甲州街道等の特に白ナンバーの砂利トラが非常に交通難に拍手をかけている、こういう地点をつぶさに視察をいたしました。そういう結果も含めて御質問をいたしたいと思います。特に最近の交通量の増加は、現在のバスあるいはトラック、一般自動車等の生産量にもそれが明らかに示されておりますけれども、昭和三十四年に二十九万……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○兒玉分科員 きわめて時間が限定されておりますので、要点だけを御質問申し上げたいと思います。  最初に行政管理庁の方にお伺いをしたいのでございますが、一昨年の群れ九州監察局から行政管理庁に対しまして食肉行政に関するところの監査結果報告書が出されておりますが、私の調査したところによりますと、九州管区の監察局の分は昭和三十六年の十月十六日、長崎地方局は同じく三十六年の十月四日、鹿児島地方局は同じく三十六年の十月九日に、行政監理庁の本庁において受理していることになっておりますが、この点は相違ないかどうか、まずお伺いしたいと存じます。
【次の発言】 監察局長が途中で交代されておりますが、特に食肉行政に……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○兒玉委員 浜田参考人に二、三お伺いしたいのですが、先ほど浜田さんが要望として三つの点を主張されたのですけれども、その中の二点で指摘された点ですが、漁業権の収用となりますと、その対象が私は非常に不確定過ぎたと思うのです。特に沿岸漁業等の場合は零細な漁民が多いわけですが、浜田さんのお考えとしては、こういうふうな収用される場合、自分の生活権を奪われるわけですが、そういうふうな場合の対象といいますか、交渉をするというのは、たとえば漁業協同組合等がそういう折衝の衝に当たるのか、その辺はどうなっておるか。あるいはまた実際に権益が侵害される場合におそらく組合に加盟してない人もあるんじゃないかと思うのですが……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1964/02/22、30期、日本社会党)

○兒玉分科員 私は、長官は時間の制約があるということでございますので、最初まず長官にお伺いしたいと存じます。  防衛庁なりあるいは米軍の使用します演習場の関係について、いままで再三問題が起きております。特に私の県内でございますけれども、かつて昭和三十四年二月でございましたか、国分の陸上自衛隊が対戦車砲の実弾射撃の際、約一千町歩の原野と百町歩近くの山林を焼いたという事件等も起きているわけです。そういうような演習場に使用する場合、いろいろな地元との協定なり、あるいはまた事故が発生した場合の賠償等についても、何んとかかんとか言いわけをして、地域住民のほんとうの要望というもの、ほんとうの損害賠償という……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○兒玉分科員 制限された時間でございますので、端的に問題点を指摘しまして御答弁を願いたいと存じます。  まず第一点は、これは構造改善事業に関する問題でございますけれども、いままでの事業が各地域においていろいろな問題を生じて、当初の農林省の予定がなかなか実行されておらない。そういう点から、具体的に私は申し上げますならば、たとえば千葉県の成田市の例でございます。当初の計画は六百四十町歩を対象としてなされたものが、現実には四十五町歩しかこの事業の遂行の対象とされておらない、また同時に、その所要資金については、十六億円であったものが、現実には三千七百万円という当初計画を大幅に下回る現状にあるわけであり……

第48回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1965/03/16、30期、日本社会党)

○兒玉委員 昭和三十五年に制定されました治山治水緊急措置法の一部改正につきまして、特に治山関係を中心にして御質問したいと思いますが、特に林野庁長官にお伺いしたいのでございますが、いただきました治山事業関係の十カ年計画の進捗表というものを見てまいりますと、事業費の面におきましては、大体進捗率が、前期五カ年計画に対しましては、一一八%という比率を示しておるわけでございますけれども、事業量の面におきましては、わずかに六〇%足らずという状況になっておるわけでございます。これは一体どういうところに、こういうふうな、事業費と事業量との関係において、誤差があるのか、その点お伺いしたいと思います。

第48回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○兒玉分科員 大臣にお伺いしたいのでございますが、きわめて限定された時間でごごいますので、要点だけをかいつまんで質問しますので、ひとつ明確な御答弁をいただきたいと思います。問題は、国有林の開放の問題と、それから農業後継者対策、さらに農道整備、この三点についてお伺いしたいと存じます。  まず第一点の、国有林の開放の問題でございますが、この点は、昨年の十月でございましたか、農林大臣の諮問機関でございます中央森林審議会から、地元農林業の振興のために、売り払い、貸し付け、部分林の設定など、国有林野を積極的に活用する措置を拡大すべきだ、こういうふうな答申がなされておるわけでございます。確かに今日、国有林……

第51回国会 運輸委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1966/02/18、30期、日本社会党)

○兒玉委員 国鉄当局にお伺いしたいのでありますが、今回の運賃法改正による運賃改定につきましては、全国民が非常な関心を持つ課題であります。運輸省の出しました年次報告によりましても、三十九年度における輸送量におきましても、大体旅客数において六十四億という多くの人を運んでおります。また輸送人キロにいたしましても、大体全体に占めるシェアは四六・二%、きわめてその比率は大きいわけでありまして、今回の運賃改定に対する将来への期待といいますか、安全輸送なり、あるいは大都市における輸送量の緩和など、また特に今日、輸送量の増加と相まって、鉄道事故に対してその安全性ということが非常に期待をされておるわけでございま……

第51回国会 逓信委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1966/04/14、30期、日本社会党)

○兒玉委員 今回の郵便法の一部を改正する法律案につきましては、すでに三月十七日以来十分逓信で審議されておりますが、本日は、特に物価に影響が大きい問題でございますので、郵政大臣並びに経企庁長官にお伺いしたいと思いますが、まず第一点。基本的な問題として、実はこの改正法案は十二月九日の郵政審議会の答申に基づいて策定されておるわけでありますけれども、これは先般の本会議におけるわが党の議員の質問でも明らかにされたわけでありますが、この郵政審議会の答申が出される以前に、いわゆる十一月二十七日の経済政策会議において、郵政大臣は、五カ年計画の収支見通しを立てて、本年の四月から三六・八%の引き上げを言明し、しか……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○兒玉分科員 私は、事務総長並びに国立国会図書館長に御質問いたしたいと存じますが、まず最初に図書館長にお伺いいたしたいと思います。  五年前にりっぱな図書館ができましたが、昨年からいろいろ新聞雑誌等の報道によりましても、あるいは現在利用している利用者の声を聞きましても、まだ図書館の図書の出し入れ、整理というのが非常に不十分ではないか、こういう意見等が記事に載っております。また、二十数万冊の図書が未整理だというふうに聞かされておりますが、これはどのような現況になっておるか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 この点は、昨年の予算分科会におきましても、わが党の委員が相当長時間にわたり質……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○兒玉分科員 私は、主として道路の関係と住宅問題について、二、三お伺いしたいと存じます。  最初、住宅局長にお伺いしたいのでありますが、本年度の建設省の重点施策の一つに住宅対策があるわけでありますが、現在全国の公営住宅の設立の進捗状況というのはどうなっておるのか、この点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 一番土地関係の困難である東京都の場合はどういうふうになっておるか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 建設大臣にお伺いしたいのでありますが、いま住宅局長から御説明がありましたけれども、すでに今年度末はあと一カ月で終わるわけであります。全国平均はいいといたしましても、東京都の場合……

第52回国会 農林水産委員会いも・でん粉等価格対策に関する小委員会 第1号(1966/10/05、30期、日本社会党)

○兒玉小委員 まず、統計調査部長にお伺いしたいのでありますが、先ほど御説明をいただきました九月二十日現在のカンショの予想収穫量というのが発表されまして、全国的な県別の予想収量が昨年比で出されておりますが、これによりますと、大体収穫総数量において二十三万六千トンの減となっておりますが、この数字は、毎年の傾向から見て大体どの程度の誤差が収量との間にあろうと推定されるのか、この点まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それでは長官にお伺いしたいのでありますが、当面のカンショ、バレイショ、でん粉にいたしましても、やはり基準価格の早期決定ということと、今回の農安法の改正によりまして、基準価格は再生産……

第52回国会 農林水産委員会いも・でん粉等価格対策に関する小委員会 第3号(1966/10/14、30期、日本社会党)

○兒玉小委員 いま長官から春植えバレイショの収穫並びに基準価格策定の報告がございましたが、すでに法律で定められました二十日という期限まであと一週間でございますが、農林大臣も昨日帰ってこられたし、作業も鋭意努力中ということでございますが、大体公表できる期日というのは、最大限どの程度までに作業ができるのか、その辺の見通しについて御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 そこで、金額の面もいまは明確に御答弁はできないと思うのですけれども、特に今回の農安法の改正の最大の眼目は、何といいましても再生産を確保するというところに非常に重点が置かれていると思うのであります。そうしますと、統計調査部がこの前八……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1967/04/21、31期、日本社会党)

○兒玉分科員 科学技術庁長官に、本年度の予算に関連しまして四、五点ほど御質問いたしたいと存じます。時間が非常に制約されておりますので、項目別にまとめて質問したいと存じます。  特に今日ほどわが国が科学技術の進歩に国民が期待するときはないと思いますし、特に科学技術の進歩は、コールドチェーンや合成繊維、各種の新建材の出現など、特に科学技術の振興というものが国の社会経済の発展に非常に重大な関連を持つものでございます。ところが、いままでのいろいろな調査によりますと、外国からの技術導入に昭和四十年度においての支払いとして約五百九十六億円。これは昨四十一年度予算の約四五%に近い貴重な金が技術導入のために使……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1967/04/24、31期、日本社会党)

○兒玉分科員 私は、本年度農林省が講じようとする農業施策に関連する問題として、二、三お伺いをしたいと思います。まず第一に、先般東京、大阪、京都あるいは神戸等で問題となりました血清豚の問題につきまして、特に現在消費者が一番信頼をしているのは、農林関係のJASマーク、特に食用品に関するこの表示でございますが、本日の新聞でも発表されましたとおり、昨年の四月から約一年にかけまして、行政管理庁が、不正商品の誇大広告を中心としまして、特に食品関係でもかなり緻密な調査をいろいろいたしております。そして、本日、行政管理庁が監察の結果を、経企庁、公取、警察庁並びに農林省など関係の省と、それに関連する二十四都道府……

第55回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1967/04/24、31期、日本社会党)

○兒玉分科員 まず、航空問題について大臣にお伺いしたいと思います。  実は先般十九日の午後に、九州の宮崎にある航空大学の航空機の事故が発生をいたしたわけでありますが、この点についてどういうふうな報告を受け、どのような処置をなされておるのか、まず大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 御承知のとおり、昨年から一昨年ですか、最近非常に航空事故というものが多いわけでございまして、宮崎の場合におきましても、国内航空路線としてはこのほかに全日空、東亜航空、それに航空大学の練習機、こういうことで非常に発着の回数も多いわけでありますし、また三十八年でございましたか、新田原の航空自衛隊のF86ジェット戦……

第58回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1968/04/18、31期、日本社会党)

○兒玉委員 私はまず建設大臣にお伺いをいたします。  今回の都市計画法によりますと、特にその対象となる現在の農地関係というのが、六大都市、人口十万以上、全国の千三百五十の都市の中において約六割が一応予定される地域になっておること、さらに、農家戸数において六二%、これはわが国の農業にとりましてはきわめて重大な問題ではなかろうかと思うのでございます。特に昭和二十五年に制定されました国土総合開発法なり、北海道開発法等によりましても、当然、国土の利用計画というものがすでに基本的には確立をされていなければいけないにもかかわらず、今回のこの都市計画法をはじめ、通産省の考えておる問題点、あるいは今回の農林省……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○兒玉分科員 科学技術庁並びに水産庁にお伺いをしたいと存じます。  まず、技術庁長官にお伺いしたいのでございますが、現在、科学の進歩に伴いまして、宇宙開発ということが各国の共通の問題としてクローズアップされているわけですが、わが国の科学技術開発の一元化ということが前長官からもたびたび言明されておりまするが、いまだに一元化の方向というものが十分にその目的を達していない、こういう感を深くするわけであります。鹿児島県の内之浦の東大ロケットにしましても、糸川教授の退陣以降開店休業の状態になっている。そういうふうな状態の中から、さらに種子島の、科学技術庁のいわゆるロケット基地が設定をされておる。このよう……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○兒玉分科員 国鉄当局にお伺いしたいのでございますが、昨日の新聞にも発表になりましたとおりに、物価会議が、公共料金安定ということについて、特に国鉄運賃に対して、簡単に値上げするな、こういうきわめてきびしい提言がなされておるわけですけれども、国鉄は、現在たくさんの赤字をかかえて、借金を返すために人を運んでいるという現況にあるわけですが、現在そういう状況にあっても、なお、国の政策上たくさんの公共割引、さらにまた貨物等につきましては暫定割引制度がすでに十年以上も継続しているわけですが、こういう情勢に対して、この際当局としても、国からの出資なりその他の方法を積極的に講ずるべきだと思うのですが、公共負担……

第59回国会 農林水産委員会いも、でん粉等価格対策に関する小委員会 第1号(1968/09/17、31期、日本社会党)

○兒玉小委員 第一点にまずお伺いしたいのでございますけれども、先般、関税定率法等の一部改正の際に申し上げ、同時にまた八月十日の農水でも申し上げたのですが、その後の国内におけるバでん、カンでんは、全体で約三万五千トンの過剰があるということでした。これについてはできる限り全販等においても、この国内産でん粉の消化に努力をするということのお話があったわけですが、現在の状況はどういうふうになっているのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 現在の市場価格はどういう状況にございますか。
【次の発言】 問題は、今年度の新しくできるものの価格の問題に関連するわけですけれども、いまそちらのほうで一応聴取され……

第59回国会 農林水産委員会いも、でん粉等価格対策に関する小委員会 第2号(1968/10/08、31期、日本社会党)

○兒玉小委員 いまの美濃委員からの質問と多少重複する点もあろうかと思いますが、できるだけ重複を避けまして、主としてカンショでん粉問題についてお伺いしたいと存じます。  農安法によりまして、十月二十日が価格決定の期限でありますけれども、昨年は十月九日に決定をされておりますが、今年は、当局としては大体いつまでに価格の決定ができるのか、その目安と作業状況についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 現在、すでに南九州におきましては出荷をし、すり込みも始まっておるわけでございますが、特に現地の状況等を勘案しますと、先般の関税定率法の改正の際に政府が予想しておりました例の二五%の、いわゆる禁止関税的な……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○兒玉分科員 科学技術庁長官にお伺いしたいのでございますが、現在宇宙関発をめぐりましていろいろと論議をされているわけですが、たとえば種子島なり内之浦の東大のロケット発射等の傾向を見ましても、私は昨年も宇宙開発の一元化ということを強く主張してきているものでございますけれども、一体この宇宙開発の目標というのは那辺にあるのか、この点をまず第一点お伺いしたいと存じます。
【次の発言】 私のお伺いしたいのは、現在の宇宙開発ということが、いまの長官の答弁はロケットの開発が主であって、いわゆる宇宙の開発ということは二次的に私は受け取るわけですが、その辺はいかがでございますか。

第61回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○兒玉分科員 国鉄当局にお伺いしたいのでございますが、いままで多くの同僚議員からも質問があったと思うのですけれども、当面、何といいましても、国鉄の赤字線区の廃止の問題が大きな課題でございまして、先般、私たち社会党は六つの班に分かれまして、全地域の調査に参ったわけでございますが、地域住民の切実な一致した気持ちというのは、国鉄の赤字線が廃止されたならば、自分たちの通勤、通学、われわれの足は一体どうなるんだ、この心配は非常に一致して訴えられておるわけでございますけれども、これに対して、これは仮定の問題でございますけれども、もし国鉄当局が赤字線を廃止した場合においては、当然これは高度の公共性を持つ交通……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○兒玉分科員 厚生省のほうにお伺いしたいのでありますが、まず、過疎地域における医療保健対策と保育所関係についてお尋ねしたいと思います。  第一点の、過疎地域における医療保健対策というのが今日きわめて重大な政治問題であり、社会問題として提起をされ、急患発生等の場合におきましても、医者がないために、とうとい人命を失うという例がたくさん発生をしておるわけでございますが、まず第一点、過疎地域における医療対策についてどういうふうな措置をとられておるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 現実的に私の宮崎県の場合におきましても、せっかく町なり村が相当無理をして診療所等をつくりましても、肝心のお医者さ……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○兒玉分科員 大臣並びに財政局長にお伺いしたいのでありますが、今日、特に地方公営企業団体の中における交通事業の部面というのが相当の赤字ということで、再建のために非常に苦労しておるわけでございます。御承知のとおり、地方公営企業における交通部門というものは、庶民階級にとっては欠くことのできない非常に公共性の高い事業であるわけでございまして、当然、財政面の再建については、国の積極的な利子補給をはじめとした助成対策によって、あくまでも独立採算という形だけを強調しないで、やはり庶民の足としての交通事業の運営が円満にできるための積極的な施策をとるべきだと思うのでございますが、現在の状況並びにこれに対する対……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1973/04/27、33期、日本社会党)

○兒玉委員 本日は諸先生方の貴重な御意見をいただきましたことを、冒頭感謝申し上げます。  最初に菅原先生にお伺いしたいと存じます。皆さんにもあとでまとめて御質問しますので、それぞれ御答弁いただきたいと思います。  先生の言われた中で、特に貨物制度につきまして、現在の二千以上の小口貨物などのこういうふうな取り扱い関係を重点的な拠点間輸送に切りかえるべきだ、こういうことが指摘をされ、同時にまた運賃の問題については受益者負担の原則を強く主張されたわけでございますが、資料によりましても、昭和四十年から四十五年までの六年間の傾向を見ますと、貨物の赤字がふえ、しかもそのシェアが毎年毎年減少の一途をたどって……

第71回国会 農林水産委員会いも、でん粉等価格対策に関する小委員会 第1号(1973/09/25、33期、日本社会党)

○兒玉小委員 農林省のほうにお伺いをいたしますが、特にカンショでん粉を中心にして、馬でんのほうは美濃さんのほうでお伺いすると思います。  昨年十月に農林省が発表しました「農産物需給の展望と生産目標の試案」という資料によりますと、カンショの場合は昭和五十七年の総需要並びに生産量の目標は約百四十七万トンと目安を置いておるようでございますけれども、この十年間におけるこのような需給目標の策定というのは、どういう点からこういう数字を出されているのか、お伺いしたい。  それから、先ほどの説明でも、主産地である九州の中でも宮崎、鹿児島県等ではかなりの比率で面積が減っておるわけですが、問題は、反収の増加という……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○兒玉分科員 私は、治山治水関係と、これに関連する森林政策の点についてお伺いしたいと存じます。  昨年の六十八国会におきまして、治山治水緊急措置法の一部が改正された際、附帯決議の中におきまして、「森林のもつ公益的機能の確保に対する国民的要請が高まりつつある現状にかんがみ、国土保全、水資源の確保のため、林地保全を無視した林道開設施工、自然破壊、山地災害を誘発する過度の伐採、大面積皆伐等の施業方法を抜本的に改善し、予防治山の充実に努めること。」こういうことが附帯決議の第二項に載っております。林野庁は十分御承知だと思うのです。ところが、私の九州はじめ最近年とともに水による被害が非常に大きくなりまして……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○兒玉分科員 建設省のほうにお伺いをいたします。  宮崎県の道路開発公社のほうで、宮崎県高原町の蒲牟田から鹿児島県姶良郡霧島町高千穂河原、通称霧島といいますが、これを結ぶ十九キロ、総費用は約二十六億円の二車線による中霧島有料道路計画なるものが策定をされまして、そうしてすでに御承知のように、いわゆる推進する側と、それからあくまでも自然破壊ということで意見が対立をして現在に至っているわけでございますが、その後、この計画についてはどういうふうな作業が進められているのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 局長の御答弁でけっこうでございますが、実は私の手元なり出身議員のところには、現時点でいわゆる……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○兒玉分科員 運輸省所管の中で国鉄関係を中心にお伺いしたいと思います。  第一点は、総裁にお伺いしたいわけですが、私は実は宮崎県の都城でございますけれども、いま東京から新幹線を利用して大体宮崎まで、総裁はどの程度の時間で行けると思っているのかお伺いします。
【次の発言】 大体二十時間でございまして、しかも新幹線を利用し、それから大阪で約二十分前後の待ち合いを利用してでも、それ以降特急に乗って二十時間以上、こういう状況であります。特に日豊本線の輸送力増強ということが九州全域、なかんずく南九州全体の念願でございます。それで、三月の末日をもって電化が竣工する予定になっておるわけでございまするが、問題……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○兒玉分科員 私は、最近の農政の中で、一番問題として重視されております飼料と畜産の関係、さらに園芸作物等の件についてお伺いしたいと思います。  まず、農林大臣にお伺いしたいのでございますけれども、先般、中央におきましても、また私の出身県でございます宮崎県におきましても、去る二十日、当面の重大な危機を迎えている畜産関係の危機突破の大会が招集されております。 県の場合は、肉用牛あるいは酪農牛、養豚、養鶏等を含め、約八万七千戸の畜産農家がございますが、この集会を通して感じますことは、特に今日ほど配合飼料の値上げ、それに石油危機に伴うところの石油製品等の便乗値上げにより、さらに加えて土地買い占めなど、……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第2号(1975/05/07、33期、日本社会党)

○兒玉小委員 清水先生に二点だけお伺いしたいわけでございますけれども、第一点は、日本の国有鉄道が昭和二十四年に機構改革をいたしまして、いわゆる公共企業体という体系になったわけですが、これは非常に高度の公共性を持ちながら、それで反面においては独立採算、こういう双頭の馬みたいな感じで機構が運営されている。ですから、中央の場合はそれでもいいかもしれませんが、ローカルの場合、たとえば明確に赤字ということが理解されても建設が進められ、あるいは運営費が増していく、ここに私は非常に根本的な問題があると思うのですが、この際やはり、この再建問題を含めて公共企業体という機構というものをもう一ぺん考え直す必要がある……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第3号(1975/05/14、33期、日本社会党)

○兒玉小委員 社会党の兒玉でございます。  三人の先生方に共通の点としては、それぞれ御意見の方からもお聞きしましたが、現在の国鉄の公共企業体という制度そのものに私は非常に矛盾を感ずる点があるということが第一点でございます。これについての見解を伺いたい。  それから、読売新聞の岩村先生には、特に運賃の原価主義というものについて御意見があったようでございますが、現在の国鉄のいろいろな状態、たとえば具体的な例として考えますならば、政策的にも相当の公共割引をしております。こういう問題については当然、国の政策上の割引でございますから、これは国の財政において考えるべきじゃないか。  第二点は、昭和四十八年……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第4号(1975/06/11、33期、日本社会党)

○兒玉小委員 社会党の兒玉でございます。中島さんと角本さんに一点ずつお伺いしたいと思いますが、中島さんには、昨年十一月発行されました「運輸と経済」という本の中で「国鉄財政の破綻と救済」という座談会の中で、いろいろと御参考になっているわけでございますが、一番問題は、新幹線をつくるとかあるいはローカルの地域開発をやるとか、こういうふうに国鉄の開発を拡張しているわけですが、その場合に、利子負担あるいは減価償却ということが理屈に合わない状態にある、こういうふうなことを指摘をされておられるわけでございますが、国鉄の利子負担なりあるいは減価償却のあり方というものがどういうふうにあるのが最も妥当するのか、こ……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第5号(1975/06/13、33期、日本社会党)

○兒玉小委員 久保委員の質問と共通点は省略しまして一点だけお伺いしたいと存じます。  先ほど惣田さんからも貴重な御意見がありましたが、特に私は現在の国鉄というものが昭和二十四年の公共企業体という、企業性と公共性というごっちゃな中で今日非常な矛盾点が多いわけでございますが、やはりここで本質的には今日のこの二十六年間の傾向を踏まえて考える場合に、やはり企業努力だけでは国鉄の収支は当然償い得ない。そうするとしますならば、非常に高度の公共性というものが要請される交通事情でありますので、この際機構そのものをやはり根本的に考え直す時点に来ておるんじゃないか、こういうふうに考えるわけでございますが、この点に……

第75回国会 災害対策特別委員会災害対策の基本問題に関する小委員会 第3号(1975/06/17、33期、日本社会党)

○兒玉小委員 ただいま小委員長から御報告もございましたが、法律制定以来、すでに三十年を経過している災害救助法につきましては、いままでの小委員会における論議を通じまして、御指摘のありました九項目等については、その運用についても万全の対策を講ずべきであることは論をまたないところであります。  私は、日本社会党を代表しまして、この論議されました問題点を中心とし、しかも本法が制定されました昭和二十二年八月十一日における第一国会におけるところの厚生委員会における提案理由の説明なりその論議の過程を通じましても、旧法の罹災救助基金法等の抜本的な改革を中心としまして、本救助法の第一条にその目的が明記をされてお……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○兒玉分科員 今月の十七日に鹿児島の県議会におきまして、問題となっておりますところの新大隅開発の方向についての骨子が実は発表されたわけであります。もちろんわれわれは、後進地域における後進県の開発ということを否定をするものではございませんけれども、内容とその構想におきまして非常にいま重大な関係のあるのが私の県でございます。  この点についてまず国土庁にお伺いしたいわけでございますが、これはいま政府が考えておりますところの三全総との関係はどういうふうに国土庁は受けとめておられるのか、第一点としてお伺いしたいと存じます。
【次の発言】 現時点では関連ないということでございますが、もちろん県知事もこの……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○兒玉分科員 林野行政に関するもので、特に職業病と言われる振動病関係について、労働省並びに林野庁の見解を承りたいと思います。  最初に林野庁にお伺いしたいわけでございますが、先般九州並びに四国の現地の調査に参ったわけでございますが、その中でこの数年林野庁関係の職員の振動病の認定者が非常にふえている。この認定病に対して予防、検診対策並びに治療対策について真剣な取り組みをしなければ、これは後で大臣にも民間関係をお伺いしますけれども、今後の林野行政の中においても、やはり重要な要員関係あるいは生産関係にも影響を与えると思うわけでございますが、現在どういうふうな対策をとっておるのか、この際お伺いしたいと……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○兒玉分科員 私は、林野行政に関連する中で、特に最近非常に問題となっております振動病に関する問題を中心に二、三点厚生省当局の御見解を承りたい。  まず最初に、先般九州と四国の振動病の状態の調査に参ったわけでございますが、その中で、まず第一点、現状認識として私は林野庁の当局にお伺いしたいわけでありますが、これは何といいましても国有林関係の当面の最大の課題であろうかと私は考えるわけであります。時間の関係でまとめて御質問しますので、よろしくお願いいたします。  第一点は、国有林における振動障害の発生状況。二点は、振動病に対するところの予防対策。三点は、四十四年に組合との間においてチェーンソー等の時間……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○兒玉分科員 最初に林野庁長官、農林大臣に、林野行政に関する問題と、さらに日本の当面する重要な政治課題と言える食糧問題に関連してお伺いをしたいと存じます。  まず、林野庁長官にお伺いをしたいわけでございますが、現在の林野行政の中におきまして最大の焦点であり、問題は、やはりチェーンソーに関連する職業病として認定をされている振動病の問題に関連しての点であろうかと存じます。そういう点から、時間の関係で一括して御質問したいと存じます。  まず第一点は、チェーンソーの使用時間の規制を強化することによって、振動病のこれ以上の発生を抑えることができるかどうか、その対策についてお伺いしたい。  第二点は、予防……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○兒玉分科員 きょうは、国土庁、環境庁並びに経企庁の関係についてお伺いをしたいと思います。  まず、長官にお伺いしたいのですが、五十二年度の経済見通しの中で、特に物価の上昇率を八%、そして本年度は、医療関係あるいは交通関係等、また電電を含め、最近では石油の値上げも言われておるわけでございますが、この中に公共料金の寄与する率は二%以下に抑える、こういうような方針が言われているわけでございますが、これについて長官の見解を承りたいと存じます。
【次の発言】 長官に重ねてお伺いします。  先般、日石のキロリットル当たり二千円の値上げ案というものが新聞で報道されておりますが、石油の値上げが及ぼす影響とい……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  建設省所管について質疑を続行いたします。鳥居一雄君。
【次の発言】 これにて鳥居一雄君の質疑は終了いたしました。  次に、渋沢利久君。
【次の発言】 これにて鍛冶清君の質疑は終了いたしました。  次に、青山丘君。
【次の発言】 これにて青山丘君の質疑は終了いたしました。  次回は、明二十八日午前十時より開会し、建設省及び国土庁所管について審査をいたします。  本日は、これにて散会いたします。     午後六時五十六分散会

第84回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉主査代理 これにて竹内猛君の質疑は終了いたしました。  次に、川口大助君。
【次の発言】 これにて川口大助君の質疑は終了いたしました。  次に、薮仲義彦君。
【次の発言】 これにて薮仲義彦君の質疑は終了いたしました。  次に、中村重光君。

第84回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉主査代理 これにて新盛辰雄君の質疑は終了いたしました。  次に、坂井弘一君。
【次の発言】 これにて坂井弘一君の質疑は終了いたしました。  次に、小宮武喜君。
【次の発言】 これにて小宮武喜君の質疑は終了いたしました。  午後二時より再開することとし、この際、休憩いたします。     午後一時十一分休憩
【次の発言】 これにて川本敏美君の質疑は終了いたしました。  次に、小川仁一君の質疑に入るのでありますが、同君の質疑に対し、参考人として日本鉄道建設公団理事平岡治郎君が御出席になっております。  なお、御意見は質疑をもって聴取することといたします。  小川仁一君。

第84回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○兒玉分科員 最初に厚生大臣にお伺いしますが、一昨日の新聞でございましたか、大新聞の一ページを割きましたところの、日本医師会長名による言うところの闘争宣言みたいな広告が載っておりました。この点は大臣はお読みになっているかどうか。同時に、医師優遇税の問題等を中心に来年度からこれの検討に入るという問題も予算委員会では確答されておるわけでございますが、これは、われわれの目から見ればまさに今日の医療行政に対する挑戦状的な個所もかなりの部分あったやに見るわけでございます。この重大な声明行為に対して厚生大臣は黙して語らずということでは困るのではないか。この点について大臣の御所見をまず承りたいと存じます。

第84回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○兒玉分科員 文部省関係とエネルギー庁関係について御質問します。  まず最初に文部大臣にお伺いしますけれども、先般の予算の総括でも若干御質問したわけですが、第一点は、先般日教組の槇枝委員長にお会いになりましたが、結論的には物分かれの形でございました。この問題は後で御質問しますけれども、非常に重要な課題でございまして、これ切りにするのか、さらにまたこれから会見を通してお互いの意思の疎通を図るような努力をされるおつもりかどうか、まず一点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 先ほどの方からも御質問がありましたが、私は今日の教育現場の実情というものを見ておりますと、まことに憂慮すべき事態が多々発生し……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉主査代理 瀬崎博義君。

第87回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○兒玉分科員 農林省の所管する関係で若干の質問を行いたいと存じます。  オレンジ関係とカツオ・マグロ、食肉関係、市場問題、以上四点でございますが、農林省の五十四年度予算説明の予算編成方針の二号に、「麦、大豆、飼料作物等の生産拡大を強力に推進するほか、うんしゅうみかんについて他作物への転換を促進する措置及び輸入増加等により果実等の需給に不測の事態が生じた場合に」云々と、こういう問題が提起をされておりますが、そのことを前提に置きながら、特にオレンジ関係についてお伺いしたいことは、先般の予算委員会でも若干の質問を行いましたが、特に輸入オレンジの国内の流通経路はどうなっているのか。それから、ギャング・……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○兒玉分科員 文部省の方にお伺いしますが、本年四月一日から新たに養護学校の関係が義務化することになったわけでございますが、本年四月現在でどの程度の障害児が入学する予定になっているのか、その点まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 では、合わせて六万ということでございますか。
【次の発言】 実は今回の義務課程の問題をめぐりまして、私の宮崎でもやはり一般の子供さんと普通の学校に行きたいということで、現在若干のトラブルが起きているわけでございますが、一番基本的に言われることは、新聞でも報道されておりますし、各地区でも、この義務化によりまして、いわゆる隔離、分類就学ということが、障害児であるがゆえ……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会公聴会 第1号(1980/02/13、35期、日本社会党)

○兒玉委員 池田さんにお伺いしたいと存じますが、第一点は、現在食糧が余っておるということで、将来八十万ヘクタールの減反政策が予想されるわけですが、総合的な食糧事情から言いますと、池田さんも御指摘のように三四%の自給率、だからむしろわれわれは減反よりも農用地を拡大しながら全体的な農民の農地、農耕地所有を拡大して、その中から食糧の自給度を高める、そのためには飼料政策あるいは流通、価格政策、こういう面の抜本的な改革を求めている時期ではないのか。たとえば、野菜の高騰などは生産の需給関係に対する指導性の欠陥、あるいは流通機構の改革ということが大きな解決すべき課題じゃないのか。  それからもう一点は、石油……

第91回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1980/03/05、35期、日本社会党)

○兒玉分科員 長年問題になっております鹿児島県の志布志湾と宮崎県にまたがる大隅開発に関しまして環境庁、運輸省、通産省並びに石油公団に対しまして質問をいたしたいと存じます。  この件は、環境庁長官も、歴代何遍も変わっておりますが、開発行為については、昭和四十六年に鹿児島県が新大隅開発計画の第一次試案を発表したわけでございます。特にいま、自然環境が豊かであり漁業資源の豊かなこの志布志湾をなぜ汚さなくてはいけないかということで、地域住民の猛烈な反対もあり、その後のオイルショックを受け、そして五十一年に今度は規模を縮小した第二次試案を発表したわけでございますが、これは隣接する宮崎県との調整がなかなか暇……

第91回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉主査代理 以上をもちまして説明は終わりました。
【次の発言】 この際、分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力をお願い申し上げます。  なお、政府当局に申し上げますが、質疑時間が限られておりますので、答弁は要領よく簡潔にお願いいたします。  これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。  まず、伊藤茂君の質疑に入るのでありますが、同君の質疑に際し、参考人として日本住宅公団理事今野博君が御出席になっております。なお、御意見は質疑をもって聴取することといたします。伊藤茂君。

第91回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1980/03/05、35期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  建設省所管について質疑を続行いたします。安藤巖君。
【次の発言】 以上で安藤巖君の質疑は終了いたしました。  次に、和田一郎君。
【次の発言】 以上で和田一郎君の質疑は終了いたしました。  次に、岡田正勝君。
【次の発言】 以上で岡田正勝君の質疑は終了いたしました。  次に、森田景一君。
【次の発言】 以上で森田景一君の質疑は終了いたしました。  次に、柴田健治君。
【次の発言】 以上で柴田健治君の質疑は終了いたしました。  次に、吉井光照君の質疑に入るのでありますが、同君の質疑に際し、参考人として日本道路公団理事吉田喜市君が御出席になってお……

第91回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1980/03/06、35期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉主査代理 次に、辻第一君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 労働省、だめだよ、時間におくれちゃ。おくれちゃいかぬですよ。
【次の発言】 また一番もとに戻って……。
【次の発言】 以上で辻第一君の質疑は終了いたしました。  次に、高沢寅男君。
【次の発言】 以上で高沢寅男君の質疑は終了いたしました。  午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時二分休憩
【次の発言】 小川君。
【次の発言】 以上で小川国彦君の質疑は終了いたしました。  次に、山原健二郎君。

第91回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1980/03/07、35期、日本社会党)【議会役職】

○兒玉主査代理 次に関晴正君。
【次の発言】 局長、時間がないから簡明に言ってください。
【次の発言】 以上で関晴正君の質疑は終了いたしました。  次に、川口大助君。


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○兒玉分科員 農林省に対しまして、当面の緊急な解決を迫られている農畜産物の自由化の問題、それから、これは地域性で私の方の問題でございますが、水産庁関係で、カツオ・マグロ魚価の低迷なりあるいは莫大な負債を抱えるために自殺者が相次ぐという非常に深刻な問題が起きております。同時にまた、畜産農家なりあるいは私の方の県南では早掘りカンショというのがございますが、これの課税問題で農民が大変心配しているという、この三点についてお伺いしたいと存じます。  まず第一点は、オレンジ、牛肉類のいわゆる自由化問題をめぐりまして、アメリカからは肉類が一万トン、オレンジ類は一万五千トンの上積みの要求が出ているわけでありま……

第101回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○兒玉分科員 大蔵省関係について、円の国際化さらには資本市場の自由化など、アメリカからのいわゆる金融開国など強い要望が来ておりますが、この問題と、それから自動車関係関連課税の問題、それから農畜産物の農業所得の申告期でございますが、課税の態様なり標準価格の査定など、三つの問題を中心に御質問したいと存じます。大臣の御返事は最後にまとめて御回答いただければ幸いでございます。  まず最初に、私九州の宮崎でございますが、現在起きておる問題として、三月の申告期を控えて、特に私の県は畜産、なかんずく養豚業が非常に盛んでございます。この前、国税庁の方もお呼びしていろいろとお聞きしたわけでございますが、同じ国税……

第101回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○兒玉分科員 通産省にお伺いしたいのでございますが、現在、日本の農業に関することで、オレンジ、牛肉の自由化の問題でアメリカから大変強い要請が起きているわけでございます。  これは、現在の対米関係の経済摩擦の一環として農産物が取り上げられているわけでございますが、通産省の発表しました二月分の貿易収支を見ますと、全体で二十一億八千二百万ドルというふうに発表されております。その中で、対米関係が輸出超過二十一億四千百万ドル、こういう数字が出ておりますが、この数字に間違いございませんか。
【次の発言】 その輸出超過をもたらした要因といいますか、現実的な取引はどういうものが輸出超過の要因になっているのか、……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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