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湯山勇 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

湯山勇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
528位
委員会発言歴代TOP500(衆)
134位
委員会出席(無役)歴代TOP500
159位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
708位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
92位
各種会議出席歴代TOP250
153位
各種会議発言歴代TOP100
100位
各種会議出席(無役)歴代TOP100
101位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
82位

29期委員会出席TOP100
90位
29期委員会発言TOP50
40位
29期委員会出席(無役)TOP50
39位
29期委員会発言(非役職)TOP50
31位
30期委員会出席TOP100
98位
30期委員会発言TOP50
46位
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45位
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39位
33期委員会出席(無役)TOP100
67位
33期委員会発言(非役職)TOP100
90位
33期各種会議出席TOP10
10位
33期各種会議発言TOP25
23位
33期各種会議出席(無役)TOP10
7位
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25位
34期委員会発言(議会)TOP50
23位
34期各種会議出席(無役)TOP25
24位
35期各種会議発言(非役職)TOP25
24位
36期委員会発言TOP50
49位
36期委員会出席(無役)TOP100
83位
36期委員会発言(非役職)TOP50
38位

このページでは湯山勇衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。湯山勇衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第37回国会 文教委員会 第3号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○湯山委員 この法律の中で趣旨としてうたわれておることは、不正常授業の解消ということでございます。不正常授業の解消ということになれば、当然学級編制ということが重要な要素になってくると思います。ただ単に坪数だけでは、どういう校舎をどういうふうに建てるかということが計画できないわけですから、そこで、これと関連して、一体文部省は学級編制基準をどういうふうに考えておられるのか、その点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 当初、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律が三十三年に成立したときには、文部省の説明に、小学校のすし詰め解消は大体三カ年計画でやる、中学校の場合は五カ年計画……

第38回国会 社会労働委員会 第43号(1961/06/06、29期、日本社会党)

○湯山委員 最初大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  それは今回また三年間この措置を延期された理由、特に三年間という期限をつけたのはどういう理由によるのか、先ほども御答弁があったと思いますけれども、重ねてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 今日までたびたび延長されて参りまして、その間厚生省の方でもいろいろ御指示もなさったと思いますし、あるいは委員会でもいろいろな決議もなされて参りました。しかし実態は先ほどのお話にもございましたように、実はこういう法律が延長されると、かえって順法精神が阻害される、実施されないようなことが法律で残っていく、そういうことによって弊害の方が多くなって、実際……

第38回国会 農林水産委員会 第5号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○湯山委員 先般当委員会において農林大臣から御所信の御表明がございましたが、私はそのことに関して若干のお尋ねをいたしたいと思います。  それをお尋ねするに先だちまして、まず農林大臣のお心がまえというようなものをお聞きしておきたいと思うわけでございます。と申しますのは、従来、農林行政の最高責任者である農林大臣の言動というものがいろいろ農民に不安、動揺を与える、あるいは一般国民にいろいろ不安を与える、そういったような事例が相当あったと思います。と申しますのは、具体的に申しますと、今朝山田委員からお尋ねがありました例の砂糖の自由化の問題、これなどにいたしましても、当初はそういうことは当分やらないのだ……

第38回国会 農林水産委員会 第9号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○湯山委員 人工林の災害としては、火災、気象災、病虫害による災害が考えられると思いますが、病虫害による災害というのはどれくらいあるか、資料でお答え願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまお示しいただいた資料というのは、森林病害虫等防除法の第八条によって損失補償された対象の面積、対象の金額になっておると思います。あるいはそうでないとすれば、森林病害虫等防除法によって補償した金額あるいは対象面積は大体どれくらいになっておるか、その点はいかがでしょう。
【次の発言】 私がお尋ねしておる趣旨は、火災、気象災、それから病虫害、これらについて保険あるいは補償の措置が大体これで一応完備するということを期……

第38回国会 農林水産委員会 第12号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○湯山委員 最初に、この法案について字句的なものあるいは事務的な点を二、三お尋ねしておいて、いろいろ意見を述べながらお伺いいたしたいと思います。  最初に、第三条の二号に、「前号に掲げる果樹農業者が構成員となっている法人」、こういう規定がありますが、この場合は、果樹農業をやっておる者というふうに限定されるのか、あるいは果樹農業をやっていない者もこの中に含まれるのか、それらの点はどのようにお考えになっておられるか、伺いたいと思います。
【次の発言】 果樹農協、総合農協、そういうことですが、たとえば愛媛に、局長も御存じだと思いますけれども、立間で果樹を中心にした法人ができております。そういうものは……

第38回国会 農林水産委員会 第13号(1961/03/14、29期、日本社会党)

○湯山委員 前回に引き続いて残余の質問をいたしたいと思います。  前回のときに、本法で予定されておる貸付金が行なわれて団地の経営をしていった場合に、その収支の状態が年次を追ってどういうふうになっていくか、はたして農家の人がそれに対して期待を持つことができるかどうか、そういう資料を示してもらいたいということをお願いしておきましたが、その点についてまず御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 今の御説明では単位がよくわからないのですが、一体これは一町単位なのか一反単位なのか、それから、団地、十町を単位にしているのか、その点がはっきりしていないのと、それから、果樹全体でこういうふうになるのか、あるい……

第38回国会 農林水産委員会 第17号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○湯山委員 資料要求で…。  旧軍用地で開拓地になったものがどれくらいあったか。それから、それらの中には、それをまた再び自衛隊用地に取り返したのが相当あるはずです。それが何件で、とれくらいあるか。それから、現在旧軍用地で開拓地になっておるものがどれくらいあるか。その資料を一つ出していただきたいと思うのですが、よろしゅうございましょうか。

第38回国会 農林水産委員会 第20号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○湯山委員 本件について簡単に数点お尋ねいたしたいと思います。  その第一は、政府の農業政策が次第に補助金から融資の方向へ転換していくということは、数年来言われてきたところでございますが、そういう観点に立てば、融資の面に対する政府の出資なり、あるいは融資のワクというものは相当大幅に増額されなければならないのではないかと思います。ところが、この補助金については、三十六年度についてだけ見れば、それは多少伸びた面もあるかもしれませんけれども、全般的に補助金は後退の一途をたどっておる。それから、融資の面で見ましても、三十五年度の財政投融資が五千九百四十一億、その中で農林漁業金融公庫の貸し出しのワクとい……

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○湯山委員 参考人にお尋ねいたします。  最初お二人に共通な問題でお尋ねしたいのですが、午前中の御意見を承りますと、今度の農協団体の合併促進については反対ではないというような意味の御発言があったわけですが、ほんとうはどういうことなのですか。消極的な賛成ですか、あるいは条件付賛成なのか、どうもせっかくの御発言の真意がつかみがねたわけですが……。
【次の発言】 高島さん……。
【次の発言】 やはりどうもわかりかねる点がありますけれども、これは参考人の方ですからこれ以上お聞きすることは遠慮しまして、高島さんにお尋ねしたいのですが、今度の法律では、あなたの関係しておられる開拓連の方は対象にならないわけ……

第38回国会 農林水産委員会 第24号(1961/04/05、29期、日本社会党)

○湯山委員 まず林野庁長官にお尋ねいたしますが、今回の官行造林の廃止ということについて、どういう方面からそうしてほしいという要望がどういうふうな形で出てきたか、そういう事例があれば一つお述べ願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、官行造林に関係しておる町村なりあるいは国民の側といいますか、そういう側からは何の要望もなかった、ただ林野庁としてこうすることが適当だという判断のもとにこういうことをおやりになった、こういうことでございますか。
【次の発言】 今の長官の御答弁は、むしろ長官の方から自治省なり市町村会の幹部の人を説得したということであって、国民の側といいますか、当事者の方から要望があ……

第38回国会 農林水産委員会 第25号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○湯山委員 昨日に引き続いて残りの質問をいたしたいと思います。  まず伺いたいことは、今回の森林開発公団による水源林造林の事業計画及び事業費が資料として提出されております。それで見ますと、三十六年度には二万町歩で事業費は十億ということですが、四十四年度までそれぞれ造林面積と事業費が一応計上されております。これについては、三十六年度の分はすでに予算として出ておりますからいいとして、三十七年度以降についての事業費については根拠があるのでございましょうか。
【次の発言】 それでは、三十七年度には、そこに掲上されておる十四億何がし、それから将来四十四年度には二十五億、こういう金額が出資されるということ……

第38回国会 農林水産委員会 第31号(1961/04/18、29期、日本社会党)

○湯山委員 関連。  文部政務次官は先ほどから非常に農業教育について御熱意があるような御答弁をしておられましたけれども、実情は決してそうでないと思うんです。これはもう少し端的に実情をお述べにならないと大へんな誤解を招くから、関連してお尋ねいたしたいと思います。  それは、今、農業基本法と関連してか、あるいは政府の宣伝と関連してか、農業高校の志望者が非常に少なくなっております。これは御存じだと思うんです。そこで、県によりましては、静岡県、それから鳥取県、これは農業高校を廃止して工業高校にする、こういうことになりました。ただ、鳥取県の方では、県会がそのために議論が二つに分かれて、農業高校を整理する……

第38回国会 農林水産委員会 第34号(1961/04/26、29期、日本社会党)

○湯山委員 お二人のどちらにお答えいただいたらいいのか私にはわかりかねますので、一つお二人で御判断いただいてお答えいただきたいと思います。  まず、今度の調査会の答申の内容の重要な点は、所得均衡、生産政策、構造政策、この三つに大体集約できるというお話でございましたが、所得均衡という、その所得ということなんです。これは、私どもが米価あるいは農産物価格を決定する場合に、生産費並びに所得補償方式ということを申しますが、その意味の所得なのか、あるいはもっと別な粗収入という意味の所得なのか、その定義が明確でないと、政府の法律案を審議するにあたりましても非常に困る場合が多いと思いますので、その点はどういう……

第38回国会 農林水産委員会 第39号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○湯山委員 大臣に簡単に最初に一つお尋ねいたしたいと思います。  それは、今足鹿委員の御質問に対して、大臣も、非常に考えなければならないというようなことでありましたけれども、この特定地域の、今出されておる四つの法律、これに関連する事業が非常におくれておるという原因については一々お聞きしたいのですけれども、こちらから先に申し上げたいと思います。それには、大臣もおわかりのように、補助金の問題、条件の問題、その他いろいろな条件が重なっておるのであって、これを今後予定通り遂行していこうということになればそういう悪条件になっておるものを除去しなければならないわけで、そうすれば、今御質問の中にあって答弁が……

第38回国会 農林水産委員会 第42号(1961/05/26、29期、日本社会党)

○湯山委員 私は農林大臣の御出席をお願いしておったのです。という意味は、政府提案による二法案は、所得倍増計画、つまり、生産性の増強あるいは近代化、そういう趣旨といささか性質において反する面があるように見受けられますので、その点は政府の基本的な政策に関係がありますから、ぜひ農林大臣の御出席を願って質問いたしたいと思います。それまで留保さしていただきたいと思います。
【次の発言】 あるにはあるのですが、ちょっと大臣に対する質問を先にしてからの方がこちらの方は工合がいいので、そうお願いしたいと思います。
【次の発言】 国鉄の配車課長さんがお見えになっておりますので、今の配車に関連してお尋ねいたしたい……

第38回国会 農林水産委員会 第45号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○湯山委員 この際資料の要求をいたしたいと思いますす。  それは、昭和三十二年に臨時通貨法の一部改正に関連するみつまた対策要綱というのが出されました。これは、御存じのように、百円銀貨が発行されるにあたって、ミツマタ耕作者にいろいろな影響がある、それに対して、政府の方では、閣議決定をもって、みつまた需給協議会というのを設置して、これに対応するいろいろな措置を講じていく、こういうことになっておりました。この対策要綱が閣議決定になって今日まで約四カ年たちましたが、つい先般、五月二十三日に、この臨時通貨法の一部改正に関連するみつまた対策要綱が閣議決定で改正になって、需給協議会というものは一応形の上では……

第39回国会 農林水産委員会 第2号(1961/10/02、29期、日本社会党)

○湯山委員 総理に一点お尋ねいたします。先般、今国会劈頭の本会議での総理の御答弁の中で、三十六年度末における総所得の成長は、当初基準にした十三兆六千億に対して、大体一七%あるいはそれを上回るか、とにかくその程度になるだろうというような御説明、御答弁がございました。その条件の中で中小企業対策等もやっていかれるということでございましたが、農業に対する御配慮は残念ながら聞かれませんでしたので、この際お尋ねいたしたいと思います。  と申しますのは、農業については、総所得十三兆六千億という基準をおきめになるときと、それから、それ以後三十五年末の十四兆二、三千億、そういう実数が出たときとではあまり変わって……

第39回国会 農林水産委員会 第4号(1961/10/04、29期、日本社会党)

○湯山委員 資料の要求をお願いいたしたいと思います。  近代化資金の関係の資料で、前国会でこの法律が成立しなかったことにより、政府におきましてはいろいろ善後措置について指導しておられる模様でございます。その間にどういう指導をしたか、その資料が一つと、それから、それによって、各都道府県では、法律は成立していないけれども、近代化資金の性格を持った措置をそれぞれとっておるようでございます。その各都道府県における実施状況、つまり、資金のワクをどれぐらいにしておるか、それから利子はどれくらいか、補給の状況はどうか、そういうことのわかる資料、なお、市町村についてもやっておるようですが、これはもし御調査にな……

第39回国会 農林水産委員会 第7号(1961/10/12、29期、日本社会党)

○湯山委員 肥料取締法の一部改正が今回行なわれようとしておりますが、その中のおもな点についてお尋ねいたしたいと思います。  今回の改正では、葉面散布剤が肥料として認められるということになっておりますが、この葉面散布ということについては、農林省の方で試験場その他では十分な御研究がなされておるわけでしょうか、まずその点から伺いたいと思います。
【次の発言】 葉面散布剤を使った場合の特殊な障害等についてはどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 局長からそういう御答弁をいただきましたので、新しい疑問が起こったのでお尋ねいたしたいと思います。一体葉面散布の肥料は植物のどこから吸収されるということ……

第39回国会 農林水産委員会 第8号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○湯山委員 最初に、先般いただいた資料についてお尋ねいたしたいと思います。  前国会で近代化資金関係法案が不成立であったために、農林省としては適当な行政指導をしておられますが、その行政指導された結果、それぞれの県においては政府の指示に従って近代化資金の要領に基づくそれぞれの融資を開始しておるし、そういう指導をしておると思います。いただいた資料の中では、多い県は総額六億とか四億とかいうのがありますし、あるいは少ないところでは二十万くらい、全然書いてないところもあるというような資料で、拝見しますと全くまちまちになっておるように見受けます。これについては、農林省の方で大体どの県はどの程度というような……

第39回国会 農林水産委員会 第9号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○湯山委員 簡単にという委員長の御注意でございますから、要点だけお尋ねいたします。  近代化ということと構造改善というものとは、これは非常に密接な関係のある問題だと思います。近代化資金は近代化資金、構造改善の資金は構造改善の資金ということだと、一体どちらがどうなのか判断に苦しむわけなので、農業の近代化というものはどういうものだ、それからその中で構造改善というのはどういう役割を果たすのだというようなことについて、大臣のお考えをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 そこで、今のと関連してお尋ねいたしたいのは、近代化資金の貸付けのあらましの見通しが農林省の方から資料として出されております。それで見……

第39回国会 文教委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○湯山委員 先般予算委員会で、文部大臣が七月の二十一日に四国の市町村教育長の研修会でごあいさつをなさったその内容が問題になっておりましたが、そのことに関してお尋ねをいたしたいと思います。当日大臣が一時間余にわたって四国の各町村の教育長あるいは付近の校長その他を集めてお話しになった内容がいろいろ問題になったことは大臣もよくおわかりのことだと思います。これについて大臣はその後八月の一日に日朝協会の代表とお会いになって心境その他の御釈明がありましたし、また九日の野原委員のこの件に関する質問について、いろいろ御答弁がございました。その御答弁がまた新しい問題を起こしておりまして、そのことについてお尋ねを……

第40回国会 災害対策特別委員会 第7号(1962/07/07、29期、日本社会党)

○湯山委員 今の久保委員の御質問に関連して食糧庁の方へお尋ねいたしたいことは、等外下の買い上げについてでございます。数年前に同じような長雨による被害がありましたときには、等外下も買い上げの対象にしますし、当時は赤さびも相当発生しましたが、それについても買い上げた前例があると思います。今回等外の下を特におはずしになるというのは一体どういうことなんでしょうか。こういうことは公平に、前例があればそれを踏襲するという方法が私は適切なのではないかと思うのですが、その点いかがでしょう。
【次の発言】 ずっと前に等外下に当たるようなものについてもできるだけ買い上げる。当時、赤さびについても厚生省の方と話し合……

第40回国会 社会労働委員会 第11号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○湯山委員 せっかく大蔵政務次官がお見えになっておりますから、今問題になりました雇用対策につきまして、私の聞いておる一つの実例を申し上げて、特に大蔵政務次官は御善処願いたいと思いますのは、金融機関は、採用にあたりまして相当厳密な身元調査をいたします。その中で私の聞きました例では、ある同校の卒業生の女子です。非常に成績もよくて、一次試験にパスした。ところが身元調査の結果、就職できなかった。そこで学校の先生が行って聞いてみましたところが、成績は非常にいいのだけれども、身元調査の結果工合が悪いという。なお聞きただしてみると、やはり部落出身者であるということが工合が悪いのだけれども、このことは絶対外へ……

第40回国会 地方行政委員会 第21号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○湯山委員 先般の臨時国会におきまして、古川シンヨから警察寮の古川寮の問題について請願がございました。その請願につきましては、当委員会において願意を妥当なものとお認めいただいて、本院の会議に付して政府の方へ送付されております。  その内容は、昭和十五年の八月二十日の日に請願者である古川シンヨの三男が水難死をいたしまして、そのときに警察から非常に丁重な世話を受けた、そのことに感激をいたしまして、三十一年の三月に、警察官の宿舎として古川寮を建設して、これを寄付したわけでございます。当時工費その他を含めて約三百十八万円の費用をかけております。これに対しまして、三十一年の十二月五日に当時の総理大臣鳩山……

第40回国会 農林水産委員会 第6号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○湯山委員 今の片島委員の質問に関連して、畜産物価格のことで一、二お尋ねいたします。この問題は一括して聞きます。  事業団の買い上げ価格というのは地域差が設けられるものなのかどうか。第二は、事業団の買い上げというものは上物だけに限るというようなうわさも聞いておるわけですが、それはそういうことになるのかどうか。第三点は、今示されておる算定方式というのは暫定方式であるのかどうか、もし暫定方式であれば、三十七度には今の方式は適用されないのかどうか。この三点を先にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 地域差を設けるということは、私どもは安定法の趣旨に反するのではないかという疑問を持っておるわけで……

第40回国会 農林水産委員会 第14号(1962/03/06、29期、日本社会党)

○湯山委員 最初にお尋ねいたしたいことは、今度の森林法の改正によりまして、全国森林計画あるいは地域森林計画という二段階制がとられる。全体として感じられますことは、従来のような統制の色彩が、今度の場合はかなりゆるめられるという感じを受けます。そうなって参りましたときに、国有林の果たす使命あるいは林野庁の果たす使命、そういうものが、一体これによって大きくなるのか小さくなるのか、考え方によれば、民有林関係がかなりルーズになってくる、そうすれば、計画を実施していくという立場に立てば、国有林の方でそれを相当カバーしていかなくてはならない、そういったようなことも考えられますし、あるいは全体的にゆるんだとい……

第40回国会 農林水産委員会 第16号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○湯山委員 関連。水産庁長官、それから北米課長さんにお尋ねしたいのですが、実は私、今の御答弁で納得のできない節があります。ということは、今の御答弁では、当然これは民事裁判によって決すべきものである。しかし対米感情の関係があるからそういう形で解決をはかりたい、こういうことですけれども、そうじゃなくて、日本の政府には当然国民の生命財産を守る責任、義務があると私は思うのです。そういう観点からいけば、対米感情云々でこの問題が処理されるべきものではなくて、国の責任においてこれは処理すべきだ、こういうことでなければならぬ。単に一介のそういう協定とかいうもので処理すべき問題ではないと私は思う。従って長官もご……

第40回国会 農林水産委員会 第21号(1962/03/20、29期、日本社会党)

○湯山委員 畜産物価格安定法につきまして若干御質問申し上げたいと思いますが、その前提として、現行の畜産物価格安定法に対する解釈が私どもの期待しておったものと、先般来豚肉等について決定されたもの、それを比較してみますと、どうも違っているじゃないかというような感じがいたしますので、その点からまず明らかにしてみたいと思います。  当初政府の方の案では、安定帯下位価格というのはありましたけれども、安定基準価格というものはございませんでした。これは、臨時国会では政府案として出されましたけれども、その経緯から考えてみますと、委員会の方の意思をそんたくして、政府の方でそういう原案を出してこられたというのが経……

第40回国会 農林水産委員会 第25号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○湯山委員 資料の、要求ですが、審議会の方へ諮問された案ですね。ちょうど今この法律審議のまっ最中ですから、よければ当委員会へも配付願いたいと思いますが、どんなものでしょう。
【次の発言】 格間は金額でなくても、どういうことを尋ねておるかということはあるわけでしょう。諮問事項というのですか、現在こういうことについて意見を聞きたいという、その内容をこの委員会へ配付していただきたいということです。

第40回国会 農林水産委員会 第26号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○湯山委員 ただいまの栗原委員の質問に関連して、局長にちょっとお尋ねいたしたいと思います。  それは政府の方で三十七年度限りの対策を立てておられるようでございますけれども、それだけではとてもどうにもならないような具体的な事例がございますので、それを申し上げてその対策を伺いたいと思います。  これは愛媛県を南宇和郡一本松町の上大道という開田地帯の例でございますけれども、昭和二十一年に食糧増産緊急対策事業として五十町歩の開田計画がなされました。当初はこれは国費でやる予定でございましたけれども、導水の水源の問題で若干トラブルがありまして、結局変更して大体十五町歩の開田ということになりました。これにつ……

第40回国会 農林水産委員会 第27号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○湯山委員 最初から大へん失礼でございますけれども、今、石田委員の発言に関連した問題が私の先般の質問の中にありましたから、その問題からまずお伺いいたしたいと思います。  それは豚肉の買い上げ価格の決定についてでございます。経緯を申し上げますと、二日の当委員会におきまして、私が保坂説明員に、豚肉の買い上げ価格については若干の地域差を設けるという情報であるけれども、はたしてそうなのかどうかということを尋ねましたところが、保坂説明員からは、ただいまのところは若干の地域差を設ける予定であるという御答弁がございました。そこで私はこの法律の趣旨から考えても――この法律の趣旨というのは、そのときそのときに適……

第40回国会 農林水産委員会 第34号(1962/04/19、29期、日本社会党)

○湯山委員 まず農地局長にお尋ねいたしたいと思います。  今回の農地法、農業協同組合法の改正によって、従来の農地に対する考え方が若干変わったのではないか、農地法第一条の性格が変わったのではないかということが先刻来議論になっておりましたが、そのことと関連して具体的に起こっておる問題について、まず農地局長にお尋ねいたしたいと思います。  それは香川県の三木町というところで起こった事件でございまして、すでに昭和三十五年の十二月に地主側の団体から内容証明の郵便をもって、従来小作をしておった者は総生産の五割五分を小作料として出してもらいたい、もしこれに応じないならば農地を返せ、こういう文書を発送しており……

第41回国会 大蔵委員会 第8号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○湯山委員 まず、農林省の方へお尋ねいたします。  先般農地局長には、こういう立場でなくて、別な立場でお尋ねいたしましたが、香川県で悪質な土地取り上げ問題があった。これは農地局長は内容もよく御存じでございますから、その点について再確認の意味においてその概要を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その悪質な農地取り上げの理由とするところはどういうことであったか、これを明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 小作地を自作したいというような理由ではなくて、正式な文書で出でおるはずです。しかもそれに対して、香川県の農地拓植課長から全国農業再建協同組合連合会代表者天野次太郎という者に対し……

第41回国会 農林水産委員会 第3号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○湯山委員 資料をお願いいたしたいと思います。  一つは水産庁の方からお出しいただいておる漁業法の一部を改正する法律案の参考資料の十八ページ、そこに大臣許可漁業の許可件数、三十六年の資料が出ております。今、角屋委員の御質問にもありましたが、新規のカツオ・マグロ等の許可もあったようです。し、いろいろ国際関係等も影響してきて、この三十六年の資料としてお出し願ったものは相当変化しておるのではないかと思います。そこで現在の状況がどうなっておるかということと、できれば、この法律が通ればさらに大体こういうふうにしていく予定である、と申しますのは、沿岸漁業を沖合いや遠洋に向けていこうという基本的な方針が法律……

第41回国会 農林水産委員会 第4号(1962/08/23、29期、日本社会党)

○湯山委員 数点にわたってお尋ねをいたしたいと思いますが、その前に昨日お願いした資料を早急に整ったものを準備していただいて、感謝しております。  最初、法律の技術的な問題でお尋ねいたしますが、今回海区の変更がございました。これは大臣の告示でやれることですから、それでけっこうだと思いますけれども、旧法による漁業海区調整委員の選挙が先般行なわれております。これは現行法で行なわれておりますが、実はその海区調整委員についての改正が行なわれております。  そこでお尋ねいたしたいのは、選挙権者、被選挙権者はこの法律が通っても変更がないかどうかと申しますのは漁業法の改正で今のように法人等が加わってくるという……

第41回国会 農林水産委員会 第7号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○湯山委員 もう時間も超過いたしましたがお尋ねいたしたいと思います。一つ事務的な問題で大津長官にお尋ねいたします。  さっき大臣がちょっと変なことを言いましたので、そのことに関連してですが、供出した農家が配給を受けられる、そういう抜け道があればお教えを願いたいと思う。これはさっき大臣が、供出しておいて配給を受けるというようなことを言われたので、そういう脱法行為、抜け道が実際できるものかどうか教えてもらいたいと思う。
【次の発言】 私の聞いているのは、今の食管制度では、大臣が言ったのはやみ米が抜け道であるように、今の食管制度で供出した農家が配給を受ける、そういう抜け道があるというようなことを言わ……

第41回国会 農林水産委員会 第11号(1962/11/12、29期、日本社会党)

○湯山委員 第二班の調査報告をいたします。  去る十月五日から十日まで、閉会中における国政調査のため派遣され、愛知、兵庫、徳島、香川及び岡山の五県にわたって漁業及び農業構造改善事業を中心としながら、現地におけるこれらの実情について調査をいたして参った次第であります。  以上の通り、今回の調査は主目的を構造改善事業に置いていた関係から、報告に入ります前に構造改善事業の概要について申し上げることといたします。  まず農業に関しましては、閣議了解に基づく農業構造改善事業促進対策により、全国約三千百の市町村についてそれぞれ昭和三十六年度からおおむね十カ年を目途として実施されるものであります。しかして国……

第41回国会 農林水産委員会 第13号(1962/11/14、29期、日本社会党)

○湯山委員 構造改善事業につきまして、当面問題になっているいろいろな問題がありますけれども、今さしあたってお聞きしておきたい点並びに機械的にお聞きしておきたい点、これを二、三この機会にお聞きしておきたいと思います。  その一点は、構造改善事業実施の年数ですが、この年数は、要綱によりますと、三十六年度を初年度としておおむね十カ年間を目途として三千百の市町村について構造改善事業を実施するということが書いてありますが、そうすると三十六年から十カ年たてば、政府の今の考えとしては全部予定の三千百市町村に事業が完了する、こういうことでございますか。あるいは十カ年間で指定を終わって、あと実施については二年な……

第43回国会 災害対策特別委員会 第17号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○湯山委員 ただいま倉成委員から詳細にわたって御質問がございましたが、私も、大体同じような事柄について、なお明確にしてもらいたい点についてお尋ねいたしたいと思います。  その第一点は、農林政務次官もいらっしゃいますが、先般大臣は、長雨災害の対策と、それからひょう害対策、これを分けるか一緒にするかということは、どちらが被害を受けた農家の方々に有利であるかという判断をして、分けて適用するか一緒に適用するかは今後検討する、善意に立っての検討であって、天災融資法の適用ということについては問題はないということをお述べになっておられたのですけれども、きょうここでの御答弁をお聞きしますと、それよりもはるかに……

第43回国会 社会労働委員会 第12号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○湯山委員 今の予算に関連してお尋ねいたしたいと思います。それは審議会自体の予算の問題ですが、これは先般総務長官にもお目にかかったときに、当初要求しておられた段階でございますが、七百万くらいな御要求では、とても、計画になっておる調査ができないのじゃないかということで増額をお願いに行ったときに、事務当局のお考えとしては、七百万になれば、何とか重複する面もあるしするから、やれますということでございましたが、今年度の予算として要求されておるものはさらにその半分です。実態調査の費用にしても三百二十九万、こういうことになっておるわけです。これでは、当初御計画になった実態調査も計画通りできないのじゃないか……

第43回国会 地方行政委員会 第11号(1963/02/28、29期、日本社会党)

○湯山委員 私は、以前に衆議院において請願が採択されまして、なおこの委員会でも問題になりました古川寮という警察寮の問題について、若干お尋ねを申し上げたいと思います。あるいは大臣は詳しいことをお開きになっていらっしゃらないかと思いますから、ごく簡単に経緯を申し上げますと、古川シンヨさんというお婆さんが、子供さんが溺れてなくなったときに大へん警察の世話になった。それが昭和十八年であったかと思います。その後昭和三十一年に、それらに報いるために、当時住宅がありませんでしたから、警察に寮をつくって寄付をいたしました。これが昭和三十一年の一月の二十日で、そこで一月の二十日に財団法人古川家後援会というものを……

第43回国会 農林水産委員会 第2号(1963/02/01、29期、日本社会党)

○湯山委員 最初に、農林大臣の農政と取り組まれるお心がまえについて伺いたいと思います。  農林大臣は当然生産農民から信頼されるということが一つ大前提でなければならないと思いますが、大臣はどのようにお考えでございましょうか。
【次の発言】 そういう今おっしゃったような施策を進めていかれる前提として、大臣に対する生酢農民の信頼ですね。重政農林大臣が言うならば信頼できる、重政農林大臣ならばついていける、こういう農民の信頼を得るということが前提にならなければ、今おっしゃったような施策を進めていかれるにしても、それは結局できないということになるのじゃないですか、こういうことをまず伺いたいと思います。

第43回国会 農林水産委員会 第4号(1963/02/06、29期、日本社会党)

○湯山委員 時間の関係もございますから端的にお尋ねをいたしたいと思います。大野参考人にお尋ねいたします。  先ほどのお話の中に、奨励金五円を撤廃することについては九月という意見もあったし、それから十月二十一日から撤廃、そういう意見もあった、しかしながらそういうふうに意見が分かれているときには、それを調整していくとどうしても生産者に有利なようなきめ方になるのであって、結局十二月十一日になったのだ、こういう御発言がございました。この際、そういう協議にあずかったのはどういう団体なのか。今のそれぞれの団体にはそれぞれの意見があった、九月説もあるし、十月二十一日というのもあったし、結局それらを調整して十……

第43回国会 農林水産委員会 第6号(1963/02/12、29期、日本社会党)

○湯山委員 今、安井委員の方からずっと御質問がございましたが、それに関連している問題あるいは残っている問題についてお尋ねいたしたいと思います。  一つは、特に構造改善事業に関連する問題でございますが、農政局長へは、先般の臨時国会のときでしたかに、構造改善事業というものは将来を見通して恒久的な対策をすみやかに立てる必要がある、あとからやるものほど条件がよくなっていって、先にやったものが損をするというようなことでは、結局構造改善事業は進まないし、そのことが足をひっぱることになるということを申し上げて、その善処をお願いしたと思います。今回こういうふうに相当大幅な農林金融に関する制度の改正が行なわれま……

第43回国会 農林水産委員会 第8号(1963/02/14、29期、日本社会党)

○湯山委員 最初に、これはどなたにお尋ねしていいのかわかりませんけれども、公庫法第四条の内容についてお尋ねいたしたいと思います。  公庫法の第四条によりますと、「公庫の資本金は、政府の出資金」、それから非補助小団地等土地改良事業助成基金に充てるものとしての六十五億円、それから公庫法の第三十二条によるもの、これが大体二十六億二千六百万、しかもこの総括で、これを「政府がその金額を出資する。」こう第四条で結んであるわけです。そうすると、非補助小団地等土地改良事業助成基金という事業助成基金というものは、この法律の条文を読んでいけば政府出資でないような印象を与えるし、それからまた第三十二条第五項、第六項……

第43回国会 農林水産委員会 第9号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○湯山委員 前回、局長にもいろいろお尋ねしたわけですけれども、大臣にお尋ねすることが留保されておりましたので、きょうは大臣へのお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、今回いろいろ前進の見られるような内容の改正がなされようとしておるわけでありますが、それ以前に大臣は、農林金融についていろいろ構想を新聞その他へ発表されておりました。その中には、非常に期待を持っておったものもございましたし、どうであろうかという心配を抱いたものもございました。それから、先般内容について若干局長にもお尋ねしたのですけれども、やはり大臣に直接お聞きしなければ真偽をはかりかねるものもございましたので、まずそういう点につい……

第43回国会 農林水産委員会 第14号(1963/03/05、29期、日本社会党)

○湯山委員 ちょっと関連。関係各省がお見えになっておられますから、この際関連してお尋ねいたしたいと思います。  それは、海岸法でそれぞれの所管の区域がきめられておりますけれども、これは大へん不合理な点が多いのではないか。きめられた当時は、漁港ならば漁港を中心としてコンパスで半円をかいて、この範囲が漁港の範囲だとか、そういうような荒っぽい作業もあったのじゃないかと思います。そういうことから関連を持って、現在漁港でありながら運輸省が所管をしておるとか、あるいは運輸省所管の港湾の中に漁港ができているとか、そういったような混乱が多少あるのじゃないかと思うのですが、そういう点は一体どうなっておるのでしょ……

第43回国会 農林水産委員会 第16号(1963/03/07、29期、日本社会党)

○湯山委員 時間の関係もございますから簡単にお尋ねいたしたいと思います。  それは、農林省の方で奨励して二十カ年計画で一万ヘクタールという計画のもとに紅茶の栽培を進めてこられたと思います。ところがその紅茶の市況が最近非常に悪くなって、生産も低下してきている。そういうことから紅茶生産農民の間に非常な不安が起こっておるし、その指導をどうしたらいいかというようなことで迷っておるようでございます。これについて、紅茶を政府として奨励しておられる県は同県くらいで、どういう県が該当しておるか、まずお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 鹿児島、それから四国の南部も非常に力を入れまして、現在製品も相当いい……

第43回国会 農林水産委員会 第17号(1963/03/12、29期、日本社会党)

○湯山委員 議題となっております狩猟法の一部改正につきましてお尋ねいたしたいと思います。なるべく実質的なお尋ねをいたしたいと思います。  まず法律改正の意味でございますけれども、現在野生鳥獣が大へん少なくなってきた、これじゃほうっておけないというので、こういう改正が行なわれたというふうに判断されますが、そうすると、これは法律そのものは非常に消極的であって、ほうっておけないからやむを得ずこうするのだということであって、法律自体について積極的な意味があまり読み取れない、従って当然あとでなお抜本的なといいますか、根本的な改正が行なわれるというような過程における法律の改正なのか、あるいはもうこれで一段……

第43回国会 農林水産委員会 第18号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○湯山委員 それでは簡単にお尋ねいたしたいと思います。大へん貴重な御意見をいろいろ拝聴したわけですが、赤尾さんにお尋ねいたしたいのは 許可証の問題でございます。御意見の中に、府県別に出せる許可の方法をスムーズにしてほしいといううよな御希望でございましたが、これは今度の場合は免許と入猟許可と二つに分かれておると思います。私ども考えますのは、たとえば免許の方は一つでいい。どこへ行っても一つでよくて、それから入猟許可という分については、これは府県の事情もありますから、それについては府県別という二本建。二本建というのは、一方は全国共通。免許の方は今あとで問題になるかと思いますけれども、適性その他を考え……

第43回国会 農林水産委員会 第19号(1963/03/14、29期、日本社会党)

○湯山委員 前回の質問で留保されておった部分だけお尋ねいたしたいと思います。  その前に、昨日参考人が見えまして、現に、かすみ網はとめているけれども、かすみ網の類似品が売られているし、それから現実にツグミの料理等が販売されているというような指摘がありましたが、これは、せっかく法律でああいうふうに禁止しても現実にそういうことが行なわれているということは、新しい法律の施行にあたっても同じようなことがあるのではないかという懸念があるわけです。そこで一体どうしてそういうことになっているのか、どういうふうにお考えになっておられるか、伺いたいと思います。

第43回国会 農林水産委員会 第21号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○湯山議員 ただいま議題となりました水産業改良助長法案について、その提案理由を御説明申し上げます。  わが国の水産業は、近来目ざましい発屋を遂げ、年間七百万トン近い漁獲をあげ、国民経済の成長と安定の上に重要な役割を果たしているのでありますが、一たび漁業の内部構造に目を転じますならば、そこには企業形態の相違による生産面の断層はきわめて著しく、資本漁業の漁獲は零細な漁家漁業のそれを圧倒しており、多数の漁民を擁する沿岸漁業の悲運は日に深刻の度を加えているのであります。  このような現実の事態に対する反省の上に立って、ようやく、水産政策の重点を沿岸漁業の振興に向け、各般の施策をここに集中すべきであると……

第43回国会 農林水産委員会 第24号(1963/03/28、29期、日本社会党)

○湯山委員 今の乳価の大臣の御報告に関連をして伺いますが、需給状態から見て、四月一日からなま牛乳の給食を実施するということで御検討いただいておったと思いますが、四月からなま乳給食をやる方針なのかどうなのか、それだけ一つ御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 朝来、倉成委員、足鹿委員から系統的な御質問がございましたから、私は、なお午前中の質疑になかったようなこと、それから現実に改良普及員の人たちが困っている問題、直接なまの声を取り上げてお尋ねしたいと思います。  最初政務次官にお尋ねしたいと思うのですが、改良普及員の人につい先日会いまして、何が一番困るかということを聞いたわけでございます。そう……

第43回国会 農林水産委員会 第28号(1963/05/15、29期、日本社会党)

○湯山委員 ただいま大臣から御報告がございましたように、三月三十日に大臣はお約束どおりに理事会に御出席いただいたことを、私もここで明言して確認いたしたいと思います。ただ残念なことは、与党の場事の方がお見えにならなかったために、これが理事会開催に至らず、いま大臣のおっしゃったような結果になりましたことはたいへん遺憾なことだと、このように思っておりますが、大臣がこの点に関しては責任を果たしておられたことは、私もこの際質問にあたって最初に確認をいたしておきたいと思います。  続いて御報告の内容についてお尋ねいたしたいのでございますが、実はその懇談会のときには一方的に大臣の御報告を承り、質問については……

第43回国会 農林水産委員会 第34号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○湯山委員 ただいままでにいろいろ御質問がございましたので、重複を避けてお尋ねしたいと思います。  特に西日本地域では、今回の長雨によって相当農作物に被害があることは、先ほど大臣も御答弁の中でお触れになったとおりでございます。被害の内容は、主として麦でございますけれども、そのほかになたねあるいは野菜全般にわたっております。それからミカンなど花の時期に当っておりますから、この雨の状態が長く続けば果樹の収量にも影響を持つ、そういう状態にあります。  そこでまず大臣にお尋ねしたいのは、先ほど東海林委員の質問のときに、それらの災害も含めて今回の災害を天災融資法の対象にしようというような御意見もありまし……

第43回国会 農林水産委員会 第37号(1963/06/05、29期、日本社会党)

○湯山委員 なるべく重複を避けまして、お尋ねいたしたい幾つかの点をお尋ねいたしたいと思います。  その第一点は、すでに各委員から指摘がございましたように、この法律は具体性に欠けておる、施策やあるいは事業実施の規定が不明確だということは指摘されたとおりでございます。それはそれとして、この法律を見て私ども非常に不満を感じる点は、沿岸漁業等を振興するといいながら、一体どういう漁業を振興するかということがまず不明確である。と申しまするは、分け方は、沿岸漁業それから中小漁業、こういう二つがこの中であげられております。しかし沿岸漁業という概念と中小漁業という概念は、相対比する概念ではなくて、全く別な条件か……

第43回国会 農林水産委員会 第46号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○湯山議員 私は、提案者を代表して、ただいま議題となりました農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたしたいと存じます。  農林漁業団体職員共済組合法は、農林漁業団体役職員の年金制度を確立することによって、そこに働く人々が、将来に明るい希望を持ち、安心して業務に専念できるようにするため、去る昭和三十三年四月に制定されました。しかしながら、当時、国家公務員共済組合法を全面的に改正して、給付水準を公共企業体等職員共済組合法並みに大幅に引き上げようと審議中であったにもかかわらず、改正前の国家公務員共済組合法を骨子として制定されました。そのため、農……

第43回国会 文教委員会 第17号(1963/05/24、29期、日本社会党)

○湯山委員 ただいま委員長のほうから議題として取り上げられました法案につきまして、若干大臣及び関係の政府委員の方あるいは説明員の方にお尋ねいたしたいと思います。  今回の改正で、検定の問題からさらに教科書の選定という段階が入って、採択、無償給与、こういういろいろな段階が考えられますが、そういう中でまず一体教科書はどういうものかということについて明らかにしていくことが、それらを一貫して理解していく上に必要だと思いますので、そういう立場からまず文部大臣にお尋ねいたします。  現在の学校教育法によれば、教科書は文部大臣が検定したものあるいは文部大臣が著作権を有するもの以外は使ってはならない、こういう……

第43回国会 文教委員会 第18号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○湯山委員 ただいまの大臣の御発言によりますと、調査官に非常に遺憾な点があったので厳重に注意をしたということと、それから「教育委員月報」については今後注意をするという意味の御発言であったと思います。なおその中には、いまおっしゃったような厳重な御注意をいただいただけで済まない、現に学力テストの準備教育を奨励するというような内容もございましたし、現実にそういう弊害が出ておることも大臣も御存じだと思います。局長もその点については御存じだと思います。そこで、そういうことのないような措置もおとりいただくのが至当ではないかと私は存じますが、そういう措置もおとりいただけるのかどうか、ただいまの御発言の中には……

第43回国会 文教委員会 第26号(1963/06/24、29期、日本社会党)

○湯山委員 二点だけ関連して伺います。  その一点は、瀧本給与局長にお尋ねいたしたいと思います。それは人事院規則によりまして義務教育学校校長が管理職になったことにつきまして、そのときに大きい学校の校長とそれから小さい学校の校長とでは違うのではないか、実際に任用の実例を見ますと非常に小さい学校の校長から非常に大きい学校の校長に行っている例もある。したがって校長を一律に管理職という範疇に入れることは不合理ではないかというようなことが問題になりました。そのときの御説明では、大きい学校であろうと小さい学校であろうと、校長としての職務、校長としての責任、そういうものにおいては変わりがないのだということで……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 社会労働委員会 第12号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○湯山委員 たいへんおそくなりまして失礼いたしましたが、最初審議室長に簡単にお尋ねして、それから文部省、自治省、農林省の順序で残りをお尋ねいたしたいと思います。なるべく簡単にするために、質問は本来分けてお尋ねすることを、まとめて項目をずっと並べてお尋ねすることが多いと思いますから、お許しいただきたいと思います。  これは本来総務長官にお尋ねすべき問題であったと思いますけれども、室長からよくお伝えを願いたいと思いますし、また御所見をお述べいただいて、責任をもって実施願いたいと思います。  その一つは、いまのように審議会でいろいろな調査等をなさっていく。ところが府県から上がってくるものは実態がよく……

第46回国会 地方行政委員会 第55号(1964/06/11、30期、日本社会党)

○湯山委員 私は、ちょうどこの事件のあった当日、松山におりましたし、この与件のあった場所は、私の家から大体五百メートルばかり離れたところでございます。で、現地の事情も大体わかっておるのですが、この前のときには、警察庁側のほうで十分な報告を受けていなかったということで、御説明に欠けていた点もあるんじゃないかと思います。つきましては、最初に、その後前川に追加して委員会に御報告願うことがあれば、まずそれからしでいただきたいと存じます。
【次の発言】 その後これに関連して、県外のそういう団体が動いたということが伝えられておりますが、それについての情報は御把握になっておられるかどうか。

第46回国会 地方行政委員会 第64号(1964/09/01、30期、日本社会党)

○湯山委員 私は地方自治法の逆用につきまして、従来のわれわれの理解からいえば疑義のある問題が起こっておりますので、その問題について政府の御所見を伺いたいと思います。  時間の制限もございますから、なるべく要点を明確にお尋ねいたしたいと思いますし、御答弁のほうもそのようにお願いいたしたいと思います。  起こっておる事態は、八月の二十七日に愛媛県議会におきまして、議員請求による臨時県会が開かれました。その臨時県会におきまして、教育事務に関する調査特別委員会が設置されたわけですが、その目的は、昭和三十九年度文部省学力調査時における温泉郡重信町北古井小学校及び松山市素鵞小学校の教育事務に関する調査を行……

第46回国会 農林水産委員会 第2号(1964/02/06、30期、日本社会党)

○湯山委員 ただいま委員長から御発言のございましたように、先般の大臣の御所信の御表明に対しまして、若干の質問をさせていただきたいと思います。  まず、さきの解散前の臨時国会あるいは特別国会等において、農業に対する施策は、革命的なあるいは革新的な施策をやるのだという総理の言明がございました。従来、画期的な施策をやっていくとか、あるいは飛躍的な施策を行なうのだとか、そういう表現がしばしばございましたけれども、革命的あるいは革新的、こういう表現を使われたことは、きわめて私は特徴的なものであると思います。  そこで、三十九年度から特にそういう意味での革新的な施策、こういうものをやっていくというお心がま……

第46回国会 農林水産委員会 第11号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○湯山議員 私は、提案者を代表して、ただいま議題となりました農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたしたいと存じます。  農林漁業団体職員共済組合法は、農林漁業団体役職員の年金制度を確立することによって、そこに働く人々が、将来に明るい希望を持ち、安心して業務に専念できるようにするため、去る昭和三十三年四月に制定されました。しかしながら、当時、国家公務員共済組合法を全面的に改正して、給付水準を公共企業体等職員共済組合法並みに大幅に引き上げようと審議中であったにもかかわらず、改正前の国家公務員共済組合法を骨子として制定されました。そのため、農……

第46回国会 農林水産委員会 第15号(1964/03/04、30期、日本社会党)

○湯山委員 政策的なことは、いずれ大臣がお見えになっての質問もあると思いますから、事務当局へ、特にその前提としてお尋ねいたしたいことをお伺いしたいと思います。  まず、改正点についてでございますけれども、第四条の改正ですが、第四条の改正の中で、第一項がそのまま残されているようですが、これはそういう必要があるかどうかです。今回の改正によって、予算の範囲内で政府は出資をする。したがって、金融公庫法の中へ金額を示しておく理由は意味をなさないことになると思うのですが、どういうわけで第一項をそのまま残されたのか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 いまの御説明は、まことに何のことかわからないよう……

第46回国会 農林水産委員会 第18号(1964/03/10、30期、日本社会党)

○湯山委員 先般局長のほうへはいろいろ御質問申し上げたのですが、ぜひ大臣にお尋ね申し上げなければならない問題が幾つか残っておりますので、この際、簡単にお尋ね申し上げたいと思いますから、簡明にお答えをいただきたいと思います。  それは今回農林漁業金融公庫法の改正が提案になっておりますが、従来の経過を見てみますと、政府出資が毎年増額になっておる関係上、三十五年以降、毎年公庫法の改正がなされております。しかし、今回この改正が政府案のように行なわれたならば、従来のように政府の出資というものが法律事項でなくなりますから、当然毎年この公庫法について審議をする、法律案の改正が行なわれる、こういうことはなくな……

第46回国会 農林水産委員会 第21号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○湯山委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっております農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対して、修正案を提案いたします。  まず案文を朗読いたします。   農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第四条の改正規定を次のように改める。   第四条第一項中「千二百二十二億七百万円」を「千五百二十七億七百万円」に改める。   第九条に一項を加える改正規定中「総裁を通じて」を削る。  以上でございます。  簡単に修正案の趣旨を申し上げます。  今回農林漁業金融公庫法の一部を改正する要点の一つは、従来政府からの出資が増額されるたびにこれを法……

第46回国会 農林水産委員会 第30号(1964/04/02、30期、日本社会党)

○湯山委員 私は、この年金制度については、特に大臣にお尋ねしたいことがあるわけでございます。  その第一は、この年金制度ができますときの主務大臣は赤城農林大臣でございました。そして、たまたまこの法案が審議される段階におきましては、農林大臣は日ソ漁業交渉のためにソビエトのほうに行かれまして、かわって石井国務大臣が担当大臣として、この法案は成立をしたわけでございます。したがって、赤城農林大臣は、この法律の生みの親であったわけでございますけれども、実際には、それを成立させる過程においては御不在であった。そこで、当時の委員会の空気、どういうことで成立をしたか、これは御報告はお受けになったと思いますけれ……

第46回国会 農林水産委員会 第32号(1964/04/07、30期、日本社会党)

○湯山委員 簡単に三点だけ・お尋ねいたしたいと思います。  一点は、いま御答弁いただいたことに関連のある問題でございますが、既裁定年金の引き上げは、先生がおっしゃいましたように、恩給等におきましては、昭和二十三年六月あるいは昭和二十九年一月、それ以後二回にわたってベース改定が行なわれております。これは必ずしもいま先生がおっしゃるようなことだけではなくて、今日のような経済の変動の大きい、つまり、物価の変動が大きいときには、既裁定年金の額をそのまま踏襲していったのでは、年金本来の目的である生活を維持するということができない、そういう観点から、今日のような日本の国情、経済情勢の中では、そういうことを……

第46回国会 農林水産委員会 第33号(1964/04/08、30期、日本社会党)

○湯山議員 ただいま御指摘の点につきましては、他の共済年金もすべて五十五歳支給ということになっておりますから、法律と政令とのそういう食い違いは、われわれの場合は当然解消いたしまして、いま御指摘になったような、常識からはずれたような点は、正しい姿にしなければならない、このように考えております。
【次の発言】 ただいま御指摘の点につきましては、私どもがこの法律を改正する一つの大きな眼目になっております。ただ、条文の上ではそういう点は出ておりませんけれども、われわれの掛け金のところで、そういう点も明確にしておるところでございまして、ただいま御指摘のように、整理資源に対する給付の国の負担を省くというこ……

第46回国会 農林水産委員会 第34号(1964/04/09、30期、日本社会党)

○湯山委員 先般大臣には基本的なことをお尋ねいたして、いろいろ御答弁がございましたけれども、当時はまだ十分内容も御検討になっていらっしゃらなかったということで、結論を留保されておることが相当ございますから、それらの問題について、きょうはなるべく簡単に結論をお出しいただくようにお尋ねいたしたいと思います。  第一点は、先ほど足鹿委員の質問に対して、局長も大臣も、退職一時金の日数は減るけれども、標準給与額が上がるから額の減るものはない、こういう御答弁でございましたが、これは法律を十分お読みになっておられない御答弁だと思います。というのは、政府の資料によりましても、今回改正になる最低の標準給与以下の……

第46回国会 農林水産委員会 第40号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○湯山委員 土地改良法の一部改正に関連をいたしまして、従来特殊地帯の団体営の土地改良、こういうことがずっと計画的になされておりました。それとの関連をお伺いいたしたいと思います。  この農林省所管の特殊立法による地帯の事業につきましては、従来から非常に進捗状況が悪かったということが指摘をされております。そこでそれぞれ当初五カ年計画で発足したものが十カ年になり、先般さらにこれが延長されまして、その終期を大体農林省所管のものについては昭和四十年度にそろえております。そこで今回の土地改良法との関連で、一体これらの特殊立法地帯の対策、これらの特殊立法は一体どうなるのか、その辺の御検討がなされておるのかど……

第46回国会 農林水産委員会 第41号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○湯山委員 昨日局長にもお尋ねしたのですけれども、長期計画に関連をいたしましてお尋ね申し上げたいと思います。  私のお尋ねいたしたい点は、すでに法律によりまして、たとえば急傾斜地帯、積寒地帯、畑地農業改良促進の対策、湿田単作地帯あるいは海岸砂地地帯、こういう特殊地帯特殊立法をもってその対策が打ち出されておる、こういうものとの関連についてでございます。御存じのようにこれらのそれぞれにつきましては、審議会が設けられておりまして、その審議会によって長期計画が樹立される、こういうことになっております。その審議会の構成は、調べてまいりますと、急傾斜地帯は若干違っておりますけれども、他の審議会は全部国会議……

第46回国会 農林水産委員会 第45号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○湯山議員 ただいま議題となりました学校給食の用に供する牛乳の供給等に関する特別措置法案につき、提案者を代表して、その提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十九年に学校給食法が制定され、現在、全国四万数千の小中学校等におきまして、ミルクの学校給食が実施されておりますが、わが国では、このミルクの学校給食が、輸入脱脂粉乳を中心に行なわれており、政府は、昭和三十九年度にも、アメリカから脱脂粉乳六万六千トンの輸入を計画しております。  ところが、御承知のように、昨年は、給食中に子供たちが飲もうとしたミルクの中から異物が発見されたり、子供たちの中から下痢をする者が出たり、子供たちがきらって飲みたがら……

第46回国会 農林水産委員会 第49号(1964/05/20、30期、日本社会党)

○湯山委員 私はレモンの自由化の問題につきまして、農林大臣にお尋ねをいたしたいと思います。今回のレモンの自由化につきましては、すでにいろいろなうわさが飛びまして、そういううわさは農林大臣にも入っておると思いますけれども、私はそういうことについてではなくて、生産農民の立場に立って、今回政府のおとりになった態度、特に経済閣僚懇談会に列席しておられて、農林大臣のおとりになった態度、そういうものについて非常に疑問を抱いております。そういう生産者の立場からお尋ねをいたしたいと思います。  この経済閣僚懇談会の議題は、消費者物価安定対策が議題であったと聞いております。しかしながら消費者物価の安定という立場……

第46回国会 農林水産委員会 第52号(1964/05/26、30期、日本社会党)

○湯山委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党を代表いたしまして、本案に附帯決議を付するの動議を提案いたします。  まず、案文を朗読いたします。    農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   この際政府は、農林漁業団体役職員の給与の改善について、積極的な施策と強力な指導を行なうべきであるが、本年金制度について特に左記事項に検討を加え、すみやかにこれが実現を図るべきである。     記  一、新法の給付を旧法組合員期間にも適用すること。  二、物価変動等に対応する年金額のスライド制を実施すること。  三、最低保障額を実情に合わせて速やかに引上げること。 ……

第46回国会 農林水産委員会 第54号(1964/05/28、30期、日本社会党)

○湯山委員 林野庁のほうに資料の要求をお願いしたいと思います。  第一は、戦後国有林の開放が、農地局への所属がえとか、あるいは町村合併に伴う、あるいは林野の整備、そういう特別措置法によってずいぶん行なわれましたが、その中で払い下げ目的どおりに使われていないで、林野庁で買い上げなければならない、そういう個所が幾つかあるように聞いております。そこで、そういう買い上げをしたもの、あるいはしなければならないもの、そういう必要のあるもの、それについての具体的な事例、どこのどういうところで、どういう目的のものがどういうことに使われていたか。そこでこれは林野庁のほうで買い上げをしなければならない、そういう具……

第46回国会 農林水産委員会 第59号(1964/06/12、30期、日本社会党)

○湯山委員 関連して。いまの足鹿委員の質問に関連して、一点お尋ねしたいと思います。それは第一次産業に従事している人の、循環的な失業に対する失業保険の問題でございます。具体的に申しますと、林野で国有林に働いている人には、半年間雇用に対して三カ月間の失業保険が実施されていると承っております。ところが同じような種類にある、いま足鹿委員も御指摘になりましたが、民有林等の労働者に対してはそれが適用されていない。それから同じような問題は、水産業にもございます。たとえば漁期の制限がありまして、この制限も国がつけている制限なんですけれども、それによって年間三カ月なら三カ月出漁できないというようなものに対して、……

第46回国会 農林水産委員会 第60号(1964/06/16、30期、日本社会党)

○湯山委員 私はなるべく重複を避けまして、主として最初は政府提案の林業基本法案第三条の五号、六号、これに関してお尋ねをいたしたいと思います。  第五号は「近代的な林業経営を担当し、又は近代的な林業経営に係る林業技術に従事するのにふさわしい者の養成及び確保を図ること。」第六号は「林業労働に従事する者の養成、確保及び福祉の向上を図ること。」こういうことが明記されております。実際に新しい基本法が実施される段階になりましても、何といっても、人を得なければその効果があがらないことは、これはもう自明の理でございますから、そういう点にしぼってお尋ねをする次第です。  まず、近代的な林業経営者、これを養成する……

第46回国会 農林水産委員会 第61号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○湯山委員 昨日は、主として林業教育の問題、それから国有林の職員の問題、こういうことをお尋ねいたしましたが、林野庁長官以下、今日までの状態の中では、それぞれある意味で犠牲をこうむっているということが明らかになったと思います。そこで、きょうは角度を変えまして、それじゃどこかにそういう犠牲の半面に、非常に有利になっているところがあるのじゃないかという問題をお尋ねいたしたいと思います。  国有林材の販売方法別の資料をいただいておりますが、これで見ますと、本来国有林材の販売というのは、原則は一般競争入札でなければばならないはずなのですが、その一般競争が実際は二〇%程度であって、指名競争が三〇%程度、半……

第46回国会 農林水産委員会 第64号(1964/06/26、30期、日本社会党)

○湯山委員 資料の要求をいたしたいと思います。学校給食用の牛乳の価格については知事がこれを決定するということになっておりますが、各県別に違っているように思いますから、各県別のなま牛乳の供給価格、それから三分の一なま乳を入れた場合の価格、それから脱脂粉乳にバターを入れて加工した場合のその供給価格、県別の資料をひとつ御提示願いたいと思います。

第46回国会 文教委員会 第27号(1964/05/22、30期、日本社会党)

○湯山委員 私は、この学校教育法の一部改正の中心になっております短期大学の問題につきまして、若干お伺いいたしたいと思います。  私が特にきょう御質問申し上げたい点は、従来から国立短大というものに疑問を持っておりました。しかしながら、これは国立短期大学が発足したあとで気がつきましたので、私どももそれまでは同じあやまちを繰り返しておったのじゃないかということを感じておりますけれども、この機会にそれらの点もはっきりさせることが、今後の、特に新しく発足する制度の短期大学の運営、そういうものにまた前車のわだちという意味で考えなければならない点を示唆するのではないかというような観点からお尋ねいたしたいと思……

第48回国会 農林水産委員会 第8号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○湯山委員 すでに御質問もずいぶんございましたから、残っている問題について、幾つかの点をお尋ねいたしたいと思います。  まずその一点は、今回の法律改正の最初の項目である監事の規定の改正でございますが、この趣旨はどういうところにあるのか、大臣からひとつお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 これはたぶん公団関係の監事につきましては、行管の勧告がございまして、それに従って――当初法管の勧告は、監事の、ひらたく言えば、権限を強化して、監査の適正を期するということにあったと思います。当初政府のほうから出てきました案は、総裁なり理事長を経由して大臣に意見を述べることができるということになっておりま……

第48回国会 農林水産委員会 第19号(1965/03/25、30期、日本社会党)

○湯山委員 私は、養鶏問題並びにこれに関連する飼料の問題についてお尋ねいたしたいと思います。時間の関係もございますので、なるべく端的にお尋ねいたしたいと思いますから、ひとつそのようなおつもりで御答弁いただきたいと思います。  養鶏の危機ということが伝えられまして、農村には相当深刻な打撃を与えておりますが、まずお尋ねいたしたいことは、鶏卵の需給の見通しについての農林省のお考えでございますが、今日養鶏が危機を招いたその一つは、需給見通しの誤りといいますか、それにあったのではないかという感じがいたします。オリンピックとかそのほかいろんな要素があったにしても、先般お示しになった中期経済計画においても、……

第48回国会 農林水産委員会 第24号(1965/04/07、30期、日本社会党)

○湯山委員 せっかく行政管理庁のほうからおいでいただいておりますし、お忙しいようでございますから、行政管理庁への質問を先にいたしたいと思います。  先般三十九年の九月に臨時行政調査会から勧告と申しますか、意見が発表されまして、それが資料としてわれわれのもとにも届けられております。その資料の中で、農地開発機械公団に対する意見の中に、農地開発機械公団の運営は非常に不安定だ、その収益力を増進しなければいまの不安定な状態はいつまでも続く、そこで農地開発の実施業務に関しては、農地局の代行ができるような能力と規模とを早期に確立しなければならないという意見書が出されております。昨日当委員会におきまして、この……

第48回国会 農林水産委員会 第39号(1965/05/18、30期、日本社会党)

○湯山委員 関連して。  いま赤路委員から私どもの非常に聞きたいことを聞いていただいておりますが・具体的なことでぜひ御要望申し上げ、御答弁いただきたい問題は、資源に関連する問題でございます。例をあげて申しますが、テングサなどは相当多量にメキシコあるいはアフリカ、スペインその他から輸入されております。しかしながら、民間研究の中に、テングサの養殖について相当進んだものがある。これについては水産庁としては、そのやり方にはこういう欠陥があるのだというようなことで、これを排除しておられます。しかし、排除すべきものじゃなくて、協力して完成してやるというかまえが私は必要ではないかと思うので、この点は、先ほど……

第49回国会 農林水産委員会 第3号(1965/08/06、30期、日本社会党)

○湯山委員 先国会で、委員長提案によって山村振興法が本会議に上程されて、本院、さらに参議院を通過成立いたしました。これは議員立法でございますので、政府のほうでいろいろやっておられることがよくわからない点もございますから、この際、資料をお願いいたしたいと思います。  第一は、実施の体制、その機構がどのようになっておるか。  第二は、同法の審議会の委員の任命、それからその審議会の発足の時期、そういうものをお示し願いたいと思います。  第三は、この法律に伴う政省令の制定の状況、もしくはその案でもけっこうでございます。どういう政省令を出すか、そういう点を明らかにしていただきたいと思います。  それから……

第49回国会 農林水産委員会 第4号(1965/08/09、30期、日本社会党)

○湯山委員 最初に、米価についてお尋ねいたしたいと思います。  米価審議会でいろいろ議論もされておりますし、その間における政府の御見解も御発表になっておりますから、それ以後の問題を中心にお尋ねをいたしたいと思います。  その一つは、政府は一体どういうわけで指数化方式を採用したか。指数化方式をああいう形でとることが答申を尊重したということになっておるという御判断なのかどうか、これをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁によれば、指数化方式が生産費及び所得補償方式、この原則に合致しておるという御答弁でございますけれども、はたしてそうなのかどうなのか、この点をまずお尋ねいたしたいと……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1966/03/30、30期、日本社会党)

○湯山委員 最初に住木参考人にお尋ねいたしますが、理化学研究所では水銀の残留毒性というものについて御研究になっておられるのでしょうか。そういうことは御研究になっていらっしゃらないのでしょうか。
【次の発言】 重ねてお尋ねいたしますが、そういうことについて研究室でございますか、機構をお持ちになる御予定はおありになるのでございましょうか。
【次の発言】 そこで科学技術庁長官にお尋ねいたしたいと思います。  いま長官もお聞き及びのとおり、農林省、厚生省等からいろいろ水銀農薬の残留毒問題についての御所見がございました。これを承っておりますと、必ずしも両省の御見解は一致しておるとは思えない。また、おっし……

第51回国会 内閣委員会 第39号(1966/05/27、30期、日本社会党)

○湯山委員 簡明に、重複を避けてお尋ねいたしますが、ただいまの点、官房長よく聞いていただきたい。大臣にもお尋ねします。  一つは、根本的に考え直す必要があるという問題、楢崎委員の最後の質問に関連してですが、農林省の国家公務員から事業団に移るということは、これはたいへんな身分の違いがあるのです。このことを忘れて、単に九十億の予算をつけたからそれに伴って二百十名移す、そういう安易な考えは捨てなければならないと思います。いま事業団の役員の方の名簿を見ますと、役員の方には、自治省あるいは大蔵省、農林省、そういうところで功成り名遂げた局長なりあるいは何なりをなさった人が役員でいっておる。しかし、いま定員……

第51回国会 農林水産委員会 第8号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○湯山議員 私は、提案者を代表して、ただいま議題となりました農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたしたいと存じます。  農林漁業団体職員共済組合法は、農林漁業団体役職員の年金制度を確立することによって、そこに働く人々が、将来に明るい希望を持ち、安心して業務に専念できるようにするため、去る昭和三十三年四月に制定されました。次いで昭和三十九年六月に第一次の改正が行なわれましたが、当時新法適用を期待していた組合員を失望させるなどのほか、法の内容に不備もあり、本委員会及び本院は附帯決議によって制度の早急な改善を要望いたしました。  したがいまし……

第51回国会 農林水産委員会 第12号(1966/03/09、30期、日本社会党)

○湯山委員 漁船損害補償法の一部を改正する法律案につきまして、若干御質問申し上げたいと思います。  それに先立ちまして、これとの関連もございますが、昨日陳情のありました備讃瀬戸特定水域でございますけれども、備讃瀬戸、それから番ノ州の埋め立て、これらによる漁業の被害が陳情されましたわけでございますが、あるいは政府のほうも御存じのように、この問題は、従来おとりになっているように単に県を通して調査されたのでは、なかなか実態がつかみにくいというような事情もあるかと思います。そこで、早急に農林省のほうで、あるいは水産庁のほうで、直接現地について御調査願うのが至当だと思いますが、そのような措置をおとりいた……

第51回国会 農林水産委員会 第14号(1966/03/16、30期、日本社会党)

○湯山委員 私は、主として信用保険協会の問題を中心にお尋ねをいたしたいと思います。  端的にお伺いいたしますけれども、今度信用保険協会をおつくりになったのは、従来の基金協会というものがあまり役に立たない、これではどうも目的を達することができないというような観点からおつくりになったのかどうか、その点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 いまの点もう一度お尋ねいたしますが、もし基金協会がなかったら、はたしていまのような近代化資金等は消化ができなかったかどうか、これは先ほどの卜部委員の質問にも関連するわけですけれども、その辺はどう御把握になっておられますか。私の気持ちを率直に申し上げれば、いまの……

第51回国会 農林水産委員会 第17号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○湯山委員 前回、信用協会につきまして質問を申し上げておりましたが、資料が不備でございましたので、その資料をいろいろお尋ねして、それも整いましたから、引き続いてお尋ねをいたしたいと思います。  前回お尋ねいたしました信用協会に関する点では、一つは、構成団体の任意加入、脱退の問題、これは大臣にお尋ねするということで、その次にお尋ねいたしましたのは、七十八条一、二項の包括保険と選択保険の区分、これは将来全部包括に含めるべきではないかということをお尋ねいたしておりましたが、この点も結論は留保しておくことにいたします。  きょうお尋ねいたしたいのは、主として信用協会の保険設計についてでございますが、い……

第51回国会 農林水産委員会 第22号(1966/04/05、30期、日本社会党)

○湯山委員 本年の一月に、農事組合法人全国向上組合連合会という法人から、代表理事天野次太郎、その代理人三木仙太郎という人たちが、香川県におきまして地代金請求という訴訟を起こしております。四十六名の人が被告としてあげられておりまして、その訴訟請求の趣旨は、三十四年以後四十年までの地代小作料代金納制に基づく金員及びこれが各弁済期日より支払い済みに至るまで年五分の割合による損害金を支払え、こういうことから、四十六名の人に対して、多くは数十万円、少ないものも数万円の請求の訴訟が提起されている。このことについて、農林省のほうは関知しておられるかどうか、まず伺いたいと思います。

第51回国会 農林水産委員会 第23号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○湯山議員 ただいま坂村委員御指摘のとおりのことを私も心配いたしておりました。そこで、技術的にこちらのほうへ持ってくる方法があれば、そうするほうがほんとうだと思います。前回の最低保障額の大幅引き上げも、実は農林年金の場ではなくて、厚生年金に便乗して引き上げになったという経緯もありますので、そうすることが間違いだとは思いませんけれども、御趣旨のとおり私も考えておりますので、一生懸命に努力をいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま坂村委員から、政府の今回出された農林年金法の要点についてお尋ねがございましたが、私もまたいろいろお尋ねしたいこともあるのですけれども、趣旨から申しますと、この改正は……

第51回国会 農林水産委員会 第24号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○湯山議員 ただいま芳賀委員からああいう御要望がございましたので、申し上げますと、一つは、完全適用した場合の財源率は、われわれの案によれば、約千分の五になります。詳細に言えば、千分の五・〇五、これが完全通算の財源率になります。なお、私のほうで計算してみますと、芳賀委員がいま政府に対してお尋ねになりました最終給与をとった場合と、三年をとった場合の差は、給付額にいたしまして大体一三・八四%最終年をとったほうがよくなります。
【次の発言】 いま芳賀委員から御指摘のありました最低保障額につきましては、前回の三十九年の改正案のときに、私どもは最低賃金八千円というようなたてまえから、月額八千円を提案してま……

第51回国会 農林水産委員会 第31号(1966/04/26、30期、日本社会党)

○湯山議員 ただいま議題となりました学校給食の用に供する牛乳の供給等に関する特別措置法案につき、提案者を代表して、その提案理由を御説明申し上げます。  昭和二十九年に学校給食法が制定されて以来今日まで、全国の大部分の義務教育小中学校等において牛乳の学校給食が実施され、育ち盛りの学童、生徒の体位向上と食生活の改善等に少なからざる裨益をもたらしてまいりました。  しこうして、ここ数年来、牛乳の学校給食について、輸入脱脂粉乳がその中心となって行なわれてきましたことに対しまして、その衛生的、栄養的見地から、また一方、農業基本法に基づく酪農振興の要請等からきびしい世論の批判が加えられ、輸入脱脂粉乳による……

第51回国会 農林水産委員会 第32号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○湯山委員 もう時間の関係もありますし、昨日、本日とずいぶん内容について触れておられますから、非常に大ざっぱな問題だけお尋ねいたしたいと思います。  いま東海林君から御指摘がありましたが、離農対策というものは今後の検討事項になっているということですが、そのほかに、今後検討して結論を出さなければならないという問題は何々でしょうか。
【次の発言】 管理事業団に関連して、先ほどの御答弁によっても、赤城農林大臣は、離農者対策というものはまあ来年は考える、ことしはパイロットだけれども、来年は考えるというようなお話がありました。これは直ちに農地管理事業団と関係するとは言い切れないと思いますけれども、そうか……

第51回国会 農林水産委員会 第33号(1966/04/28、30期、日本社会党)

○湯山委員 昨日お尋ねしておいた残りのことをきょうはお尋ねいたしたいと思います。  いま、政府のほうで、農地を取得したいという希望と売り渡したいという希望、そういう調査をされておると思いますが、最近の資料はどうなっておるでしょうか。
【次の発言】 この三七%という数字の評価をどう見ておられるか、もう少し分析して伺いたいと思うわけです。
【次の発言】 この三七%というのは、対象農家は一種、二種兼業を含めてでございましょうか。
【次の発言】 私は、この解釈がまた若干局長と違うわけです。現在専業農家は、日本の場合は、規模が大きいといいながらも零細経営だということは明らかなところでございますが、その専……

第51回国会 農林水産委員会 第35号(1966/05/11、30期、日本社会党)

○湯山委員 ただいま議題となっております農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、若干御質問を申し上げたいと思います。  今日まで農林漁業職員団体からこの共済組合法の改正についていろいろ要望が出ておりました。この制度発足以来、それらの要望の中の適切なものについては、当委員会においても、それを附帯決議の形あるいはその他の形で取り上げてまいりまして、政府へ善処方を要望してまいったわけですが、その中心になる幾つかの問題について、特にお尋ねをいたしたいと思います。  まず、これは局長のほうにお尋ねいたしたいと思うのですが、今日まで当委員会あるいは参議院の農林水産委員会等において、……

第51回国会 農林水産委員会 第36号(1966/05/12、30期、日本社会党)

○湯山委員 昨日新法と旧法の通算についてお尋ねいたしましたが、なおその問題で若干お尋ねをいたしたいと思います。  昨日は、最終年をとるということについてはたてまえ上問題がある、四〇%という新法の率を適用することについてはバランスの上で問題があるというような御答弁でしたが、いずれにしても、どちらかとらなければならないという必要はお認めになって、大臣から全力をあげて努力をするという御答弁をいただいたわけですが、さらにその問題について、これは農林省へお尋ねすることはいかがかと思いますけれども、公務員、国公、地公、これらをもし新法によって計算した場合には一体どういうことになるか。そういうことについて御……

第51回国会 農林水産委員会 第47号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○湯山委員 先般来引き続いて森委員から詳細にわたって質疑がございましたので、私は、入り会い権に関する係争の問題について、この法律との関連を若干お尋ねいたしたいと思います。  現在、入り会い権について係争中の事件の件数については、林野庁のほうにも資料をお持ちでないようでございますが、大きく分けて、ケースとしてはどういうケースのものがあるかということをひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま御指摘になったようなケースが代表的なものだということはよく理解できましたが、それと同時に、入り会い権の問題だけではなくて、他の諸法律、そういうことによって法秩序がだんだん整備されるにつれて……

第51回国会 農林水産委員会 第51号(1966/06/22、30期、日本社会党)

○湯山委員 先ほど中型底びきと小型底びきの御質問がありまして、それについて、いずれも大体順調にいっているという御答弁がございましたが、それに関連して、中型、小型両方についてお尋ねいたしたいと思います。  その一つは、中型底びきの中に、通年操業が認められているものと、認められていないもの、何カ月間かは操業できないというのと、二通りあります。その通年操業を認められていないものは非常に労力を得ることにも困難をしている。そうかといって、その期間失業保険の対象にもなりにくいいろいろな事情があって、底びき漁業だけじゃなくて、ほかの事業へ手を伸ばしている。そういう事例を幾つか知っておるわけですが、この安定し……

第51回国会 農林水産委員会 第52号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○湯山委員 どうも局長の御答弁、納得しがたいのです。と申しますのは、トキソプラズミンですか、そういう試薬を使って陽性の率が非常に多いということはお認めになっておるわけですね。そうすると、陽性の率が多いということは、これはお医者さんの質問中で恐縮なんですが、たとえばツベルクリン反応の陽性が多いということと似た現象じゃないかと思うのです。陽性が多いということは一つの危険信号であって、何んでもないのだ、ちっとも心配ないのだということにはならないと思いますが、どうですか。
【次の発言】 回虫を保有しておる者が多いけれども、それによる病気は少ないのだから心配ない、こういうたとえは、これは納得できないと思……

第51回国会 文教委員会 第7号(1966/03/04、30期、日本社会党)

○湯山委員 私は、国立学校設置法の一部を改正する法律案につきまして、三点についてお尋ねをいたしたいと思います。  その第一点は、今回の国立学校設置法の改正をはじめ、従来国立学校の門戸はだんだん広がってまいりました。しかしながら、門戸を広げるということは非常に重要なことではありますけれども、はたして質的にそれが高められていっているかどうか、こういうことについて非常に大きな疑問がございますので、この点についてお尋ねいたしたいのが一点と、第二点は、学校教育法が施行されましてもう二十年近くになります。その間、旧制高等学校が文理学部として残されておりましたが、これを改組しなければならないという長い間の懸……

第51回国会 文教委員会 第26号(1966/05/27、30期、日本社会党)

○湯山委員 私は、今回政府から出されておる改正案並びにそれに伴う問題点についてお尋ねをいたしたいと思います。  原則的には今回の改正あるいは昨年の改正が、私学共済の長期給付を国家公務員、地方公務員につり合いをとる、近づけるという方針のもとになされているということでございますが、原則的にそういう御趣旨でなされておるのかどうか、大臣から最初に承りたいと思います。
【次の発言】 そこで、今回改正になりました一つの点は、旧法期間の算定をできるだけ国家公務員、地方公務員とつり合いをとる、こういうことですが、それには三つ問題点がございまして、その一つは五万二千円の頭打ちを解消する、一つは年金の基準になる標……

第52回国会 農林水産委員会 第1号(1966/07/26、30期、日本社会党)

○湯山委員 私は、先般本会議でもわが党から質問がございましたし、また、予算委員会におきましてもいろいろ質問のありました米価につきまして、おもな点を四点ばかりお尋ねいたしたいと思います。  第一は、四十年産米の計算方式あるいは政府が採用した指数化方式が、はたして生産費及び所得補償方式によって算定されたかどうかという問題、第二は、米作増産対策費五十億についてのお尋ね、第三は、消費者米価との関係、第四は、米審と米価決定の方法、この四つのことについてお尋ねいたしたいのですけれども、順序はそのとおりではなくて、一番お聞きしたい問題から先にお尋ねいたしたいと思います。  まず、米作増産対策費五十億の問題で……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1973/06/20、33期、日本社会党)

○湯山委員 私は、去る五月三十一日付をもって東海村及び伊方の原子力発電所について総理の許可処分に対する異議申し立てが却下されましたが、その異議申し立て却下の文書をいただきましたので、これについてお尋ねいたしたいと思います。  と申しますのは、これで一般大衆といいますか、地元の人たちと政府との接触は切れた形になりまして、中にはこれは行政裁判に持ち込むのだというようなことも言っておるのを新聞で見ました。ここで却下の書類が出っぱなしであって、そういうコミュニケーションがもう行なわれないということは、これは民主的な国会としても、政治のあり方としても、特に三原則を持っている原子力行政の立場から見ても、そ……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1973/07/19、33期、日本社会党)

○湯山委員 私は、先般の十六日、十七日、日米貿易経済合同委員会が開かれましたが、そこで、日本側のほうは予期していなかったというようなことを伝えておる新聞もございますけれども、とにかく世界のエネルギーの危機が伝えられている、そういう情勢の中で、ひとつ日米合弁の濃縮ウランの新工場をつくろうというようなこと、これは以前に首脳会談でも議題になっておりましたが、そのことが討議され、さらに新しいエネルギーとして核融合反応を開発するということが協議議題として出されて、それは合意に達した。そのために新しい協定も必要ではないかというようなことも合意されたという共同声明もございます。こういうことと関連して、いまそ……

第71回国会 農林水産委員会 第8号(1973/03/23、33期、日本社会党)

○湯山委員 すでに前者がいろいろ質問をいたしましたが、私はやはりこの承認を求めておられる第五次の漁港整備計画、これがはたしてこの計画どおりできるかどうかということについて非常に危惧の念を抱いております。いろいろな点からそういうことが言えるわけです。  この計画の事業費は第四次計画の三倍以上になっておることはもう御存じのとおりです。ところが、初年度の四十八年度予算を見ますと、これは五百三億ぐらいであって、このペースでいくと十年かかってもできないということになるかと思いますが、一体初年度どれだけ、次年度どれだけ、五カ年間のおおよその事業量、あるいは金額の上からでもいいのですが、見込みが立っておるか……

第71回国会 農林水産委員会 第11号(1973/03/29、33期、日本社会党)

○湯山委員 私は、いまマスコミ等でいろいろ問題になっております白ろう病につきまして先般現地調査をいたしました。私だけではなくて、当委員会では同僚の井上委員あるいは島田委員あるいは米内山委員等もそれぞれの地域で白ろう病の調査をいたしたわけでございます。この白ろう病の調査に参りまして現地の作業の状態あるいは白ろう病にかかって認定されておる人たち、こういう人たちの状態あるいは直接の話等を聞きまして、いまの林野庁の人事管理といいますか、人事行政というものはまだまだ改めていかなければならないという感を強くいたしました。そこで、それらの問題を中心にして幾つかの点についてお尋ねを申し上げたいと思います。  ……

第71回国会 農林水産委員会 第20号(1973/04/25、33期、日本社会党)

○湯山委員 今回提案されておる金融関係法の中でただいま林委員から御質問がございましたが、農水産業協同組合貯金保険法案、これについての質疑が比較的少なかったと思いますので、この法案について御質疑を申し上げたいと思います。  この法案は、さきに預金保険法が四十六年につくられておりますから、右へならってつくったのだというような考え方からすれば、非常に簡単な法案であって、問題はもう論議し尽くされているという見方もできないことはないと思いますけれども、一方から見ますと、単独法で預金保険法と区別して、しかも本文のほうで七十条、附則の六条という、いわばこれは大法案だと思います。そして、考え方によれば、従来の……

第71回国会 農林水産委員会 第21号(1973/04/26、33期、日本社会党)

○湯山委員 このたび政府のほうから、三公社五現業に対しまして第一次の賃金回答がなされておるわけでありますが、その内容は、新聞に発表にはなっておりますけれども、念のために、ひとつどういう回答をなされたか、長官から承りたいと思います。
【次の発言】 新聞等ではそれへ定昇を加えて、林野庁の場合は一万百八十四円というようなトータルが出ておりますが、そういう定昇を含めてということになると、いまのはどういうことになりましょうか。
【次の発言】 三百五十円というものの内訳はどういうふうになりますか。
【次の発言】 二十三で割って三百五十円にはちょっとならないですね。

第71回国会 農林水産委員会 第30号(1973/06/12、33期、日本社会党)

○湯山委員 他の省の方がまだお見えになっていないところもあるようでございますけれども、時間の関係もありますので、私は最初に、いまの第三水俣病の問題、PCBの問題、そういうのもありますけれども、地域的に瀬戸内海の汚染という問題についてしばらくお尋ねをいたしまして、そのあと、法案である漁船損害補償法、これについてお尋ねをいたしたいと思います。  まず瀬戸内海の汚染でございますけれども、瀬戸内海がもうこれ以上汚染を許さないという非常に重大な段階に来てしる。ある人は、瀬戸内海は死の海になるのじゃないかというようなことを言っておる人もあるくらいでございます。そこで、瀬戸内海の汚染源といいますか、瀬戸内海……

第71回国会 農林水産委員会 第35号(1973/06/21、33期、日本社会党)

○湯山委員 林業、特に国有林に働いておる人たちの身分、この問題につきましては、農林省あるいは林野庁当局へはしばしばお尋ねしてまいったのですけれども、それらの問題がただ単に農林省、林野庁だけの問題ではなくて、もっと大きく、特に人事院あるいは行政管理庁、そういうところの関連において考えられなければ、懸案の解決は得られないというようなことを考えまして、本日は人事院及び行政管理庁からも御出席願ったわけでございますが、御存じのように、国有林に働いておる国家公務員の身分といいますか、組織といいますか、これは定員内の、しかも給与法適用者という人たちが六十九名ばかり、これは林野庁長官をはじめとして。定員内で特……

第71回国会 農林水産委員会 第36号(1973/06/26、33期、日本社会党)

○湯山委員 簡単に一点だけお尋ねいたしたいと思います。  それはいま参考人からも述べられましたが、農業共済というものは、従来の収量共済、それから昨年のミカンの暴落その他価格変動による農家の被害というものが非常に大きいということから、橘参考人も収量共済と価格変動に対する共済と二つの考え方がある、橘参考人は、この際価格変動に対する共済というのは一緒に考えないことのほうに賛成のような御意見でございました。しかし、実際に現地で扱っておる長畑参考人は、今日段階では収量だけではなくて価格変動もぜひ対象にしてもらいたい、これは単に今回提案になっている畑作共済だけではなくて全共済、そういうふうにしてほしいとい……

第71回国会 農林水産委員会 第40号(1973/07/04、33期、日本社会党)

○湯山議員 ただいま議題となりました日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党共同提出の農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  わが国の社会保障の水準は、西欧先進諸国に比べて低い水準に置かれております。その上、経済の高度成長によって福祉との乖離が顕著となり、殊に近年のインフレによって、高齢者世帯、母子世帯等の所得格差が拡大し、その生活はきわめて不安な状態に置かれております。いまや成長から福祉への転換期にあたり成長の成果を国民生活の充実に振り向けるべき絶好の機会であります。  農林漁業団体職員共……

第71回国会 農林水産委員会 第44号(1973/07/12、33期、日本社会党)

○湯山委員 農林年金につきましては同僚の皆さんからずいぶん質疑がなされておりますので、重複を避けましてできるだけ簡潔にお尋ねいたしたいと思います。ひとつ御答弁もできるだけ簡潔に、しかも明快にお願いいたしたいと思います。  最初に、この法律をお出しになるときには、当然の手続として、社会保障制度審議会に諮問をされ、そして答申を得られたと思いますが、この答申を出されるまでの社会保障制度審議会へはどなたが御出席になりましたか。
【次の発言】 だいぶん昔の話ですけれども、社会保障制度審議会に諮問がなされて論議がされるときには、事務次官がたいてい出ておられたのが慣例でしたが、最近は事務次官はお出になりませ……

第71回国会 農林水産委員会 第48号(1973/08/28、33期、日本社会党)

○湯山委員 簡単に関連してお尋ねいたします。  いまのような林道その他によって破壊された場所へいろいろそれに対する批判が集まってまいりますと、山はだに簡単に外国のグラスの種を吹きつける、あるいはいまの斜面に対してはヤシャブシ等をところかまわず植える。一応緑は回復するのですけれども、私は、そういうやり方というのは、場合によればもっと大きい意味の自然破壊につながるのじゃないかということを考えていますが、これは専門の森谷参考人あるいは田村参考人から簡単にひとつ、それはいいとか悪いとかいう御意見を承りたいと思います。

第71回国会 農林水産委員会 第49号(1973/08/29、33期、日本社会党)

○湯山委員 関連ですから、簡単に二点だけお尋ねいたしたいと思います。  緊急対策で、えさについての価格補てんあるいは融資、それから生産の奨励というようなことが考えられておりますが、その生産奨励に関係のあることでお尋ねしたい点が一点あります。  それは、まず生産をふやしていくということになれば、どうしても土地が必要です。そこで、じゃ、いま利用できる土地はどこかというので当たってみますと、一つは、冬期は作付をしていない土地、これは農林省のほうで、北海道、沖繩を除いて、たんぼで二百五十五万八千ヘクタール、畑で五十一万七千三百ヘクタール、合計三百万ヘクタール以上の土地が冬期不作付の土地だ、耕地だという……

第71回国会 農林水産委員会 第54号(1973/09/18、33期、日本社会党)

○湯山委員 私は飼料の自給につきましてお尋ねしたいのですけれども、その前提として、一体今日こういうふうに飼料の問題を畜産農家の全く生命にかかわるというところまで追い込んだ責任というものは一体どこにあるかということを、お互いの問題として考えてみなければならないというように思います。一月に値上げがあった、三月に値上げがあった、それから大体当時のわれわれの認識としては、四、五、六、この三カ月は古々米の放出によって何とか切り抜けていく、しかし、それからあとのことは一向考えられていなかった。それも若干おくれて三カ月ということで切り抜けてまいりましたが、さて、八月どうするか。八月は値上げしないで何とか押え……

第71回国会 文教委員会 第12号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○湯山委員 教育職員免許法2部を改正する法律案につきまして、内容にわたる御質疑の前に、大臣が当委員会で提案理由の御説明をなさいましたが、その提案理由の御説明の中で、字句や解釈について一応お尋ねしておかないと内容について御質疑のできないような点が多々ございますので、最初その点からお尋ねいたしたいと思います。  まず、提案理由の説明の初めのほうですけれども、五、六行目に「昨年七月の教育職員養成審議会の建議や関係方面の要望等を考慮し」と、こういうふうにあります。この「昨年七月の教育養成審議会の建議」、これは非常に具体的ではつきりしておりまして、私もこれはよく読んでみましたが、その次の「関係方面の要望……

第71回国会 文教委員会 第14号(1973/04/20、33期、日本社会党)

○湯山委員 先般の委員会で、今回の免許法改正の一つの焦点になっております、養護訓練の教授を担当する教諭というこの表現は、実態と異なるものであって、若干大学局長と初中局長との御答弁の間にも私をして言わしむれば食い違いがある。それから実態に合っていないという面があるということを御指摘申し上げまして、これについては統一見解をお示し願いたいということをお願いしておりました。したがいまして、まずそれについての統一見解がおできになっておれば、それをお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 いまの統一した御見解の御答弁によりまして、「教授」ということばがそぐわないということはお認めになられた。しかし、立法……

第71回国会 文教委員会 第28号(1973/07/04、33期、日本社会党)

○湯山委員 私学年金につきまして若干お尋ね申し上げたいと思います。  最初に、前質問者の質問を聞いていないので、ダブっておってもう済んでおるようなところがありましたら、委員長のほうで適当に御注意願いたいと思います。  まず、今回提案になっております私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案のことについてですが、社会保障制度審議会の答申がございます。これによりますと、いろいろあるのですけれども、「恩給法によって制約されている部分は今後これを最小限にとどめるよう根本的に再検討すべき時期である。」ということが共済年金共通にいわれておりまして、そのあと、「今回の改正……

第71回国会 予算委員会 第16号(1973/02/26、33期、日本社会党)

○湯山委員 私は、主として農業問題を中心にしてお尋ねをいたしたいと思います。  世界の食糧の危機というものがいろいろいわれておりますし、容易ならぬ情勢であるということは、現実の状態を見ましてもおわかりのとおりだと思います。そういう中にあって、日本の農業がどういう状態にあるかということにつきましては、もうすでにいろいろ御指摘がございましたが、米はやはり生産調整を続けていく。選択的拡大の果樹につきましても、ミカンは豊作で、この暴落を一体どうしていくか。あるいは同じ選択的拡大の対象であった畜産、これが畜産の危機突破大会というのをやらなければならない。一方、国民生活の面では大豆の異常な値上がり、とうふ……

第72回国会 農林水産委員会 第25号(1974/03/27、33期、日本社会党)

○湯山委員 主として沿岸漁場整備開発について、新しくできる法律関係について先にお尋ねして、あと、災害補償の問題で若干お尋ね申し上げたいと思います。  基本的な問題については、いま島田委員からるる御指摘がございましたので、もう少し具体的な問題を中心にお尋ねいたしたいのですが、それに先立ちまして、日本の国民の食生活はどうあるべきか、その食料自給について、一体どれだけのものをどう自給するかというようなことをいろいろ私どもは検討してまいりましたが、その中で一番問題になったのは、特に動物たん白をどのように確保していくかということでございまして、ただいま審議会等で問題になっている畜産の問題は、えさの問題を……

第72回国会 文教委員会 第24号(1974/04/26、33期、日本社会党)

○湯山委員 議題になっております公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律につきましては、実はこの法律ができる前の段階は、自治省は自治省で別に積算基礎を持って積算をしていきますし、文部省は五月一日の各年の指定統計をもとにして定数をはじいていくというようないきさつがありまして、結局、どこがほんとうのことを押えているかということが不明確でした。そういう関係で学級編制も相当まちまちになっておりますし、教職員の配置の状態も非常にまちまちになっておりましたので、そういう点を心配しましていろいろお尋ねしました結果、それは定数法が要る、こういう法律が要るということになってつくられたいきさつ……

第72回国会 予算委員会 第15号(1974/02/08、33期、日本社会党)

○湯山委員 ただいまの外務大臣の御報告で、クウェートが着陸を認めたということは非常にけっこうだと思いますし、ここまで運んでいった御努力を感謝いたしております。しかし、まだ、いま外務大臣の御報告にありましたように、なお、最終決着までには幾多の困難が予想されると思いますので、なお、人命尊重の立場からも、また、日本の国の立場からも、ひとつ全力をあげて御善処をお願い申し上げたいと思います。  なおまた、これは第二義的な問題でしょうけれども、今日までの日本の政府のとった態度について、幾らか諸外国で批判めいた評論も見られるようでございます。これらにつきましても、ぜひひとつ、政府においてりっぱな理解が得られ……

第72回国会 予算委員会 第19号(1974/02/21、33期、日本社会党)

○湯山委員 まず、二十日の日に、いまお立ちになりました法務大臣が全国八高検の次席、それから五十地検の次席検事をお集めになって、春闘について、違法なことがあればひとつきびしく対処し、法秩序確保の重責を果たされたい、こういう訓示をしたことが伝えられております。どうも取り締まりとかいうようなことについては、早手回しに準備をなさるのですけれども、しかし、さきに、九月三日になりますか、四日というのがいいのか、とにかく公務員制度審議会の最終答申がなされまして、今日まで日本政府のとってきた労働者の権利の何といいますか、抑制、そういうことは、今日の状態じゃいけない、もっと権利を認めるべきだというような趣旨の、……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/02/23、33期、日本社会党)

○湯山委員 簡単に関連質問をいたします。  総務長官がいらっしゃいましたらお尋ねしようと思いましたが、お見えにならないようですから、私は、昨日の細谷議員の質問、大阪府における保育所の問題それからそのほか意識するとしないとにかかわらず、役所によるあるいは政府機関による差別、あるいは公務員による差別、そういうものが相当数ございますので、それらについて、ひとつ担当の総理府のほうでお調べいただいて、そして予算委員会の分科会等でお尋ねいたしたいと思いますので、ひとつぜひその御調査をしておいていただきたい。資料の提出はいま求めるわけではありません。  と申しますのは、本来同和対策事業というものは、あの答申……

第72回国会 予算委員会 第32号(1974/03/29、33期、日本社会党)

○湯山委員 教育勅語が衆参両院で廃棄の手続をとられたということは、総理大臣もよく御存じだと思いますが、そういうことを意識しておっしゃったんでしょうか、その点、明確でなかったものですから、その点だけお伺いしたいと思います。
【次の発言】 じゃ、いいとか悪いとかという判断ではないんですね。
【次の発言】 総理は、御注意申し上げたいと思う。教育の問題になると、かあっとなって沸騰してくる。それはほかのことで申しますが、それはよくないことで、総理が東南アジアへ行ったときに、本会議でそのことについて質問があったときに、日本人はどうも自分のことばっかり考えている、これは修身をやらないからだということを言われ……

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/20、33期、日本社会党)

○湯山委員 ただいま八木委員から、八鹿の問題あるいは同和対策の問題について御質問がございました。関連してお尋ねをいたしたいと思います。  まず、直接担当しておられる総務長官にお尋ねいたしますが、部落解放同盟との接触は、総理府においてはかなり密接に行なわれておると思います。これがはたして暴力的な集団なのか、あるいは正しく同和対策、同和行政に協力しておる団体なのか、この点をお伺いいたしたいと思います。――ちょっと待ってください。時間があまりございませんので、答弁の時間が入ると時間が延びますから、ずっと質問を申し上げますから、あとで、そのことを総務長官から最初に答えていただくということにしたいと思い……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1975/05/29、33期、日本社会党)

○湯山委員 私は、ごく最近起こった問題であって、わが国の原子力行政の上では初めての問題、しかも、緊急を要する問題についてお尋ねいたしたいと思います。  それは、四国電力が愛媛県の西宇和郡伊方町というところへ伊方原子力発電所の第一号機を建設中であります。これに対しまして地元住民から、四十八年の八月に総理大臣あてに設置許可取り消しの行政訴訟が行われておりまして、これは数次にわたって口頭弁論が行われております。その中で四十九年の十二月、昨年の暮れの口頭弁論において、原告側が被告側に対しまして資料の要求をいたしました。それは主として四国電力が許可手続をしたその書類とか、あるいは原子力委員会の議事録、あ……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1975/06/25、33期、日本社会党)

○湯山委員 この前、私はこの特別委員会で、四国電力の伊方発電所原子炉設置許可処分の取り消し裁判、これに関連して、松山地裁の裁判長から、原告である住民の側からの文書提出命令の申し立てを受けて、五月二十四日に被告側に対しまして文書を提出せよという決定がなされた、その問題についてお尋ねをいたしました。  ちょうどそのときは、まだ政府の方でどういう態度をおとりになるか検討中だということでございましたので、その結果を待っておったわけですけれども、五月三十一日に決定取り消しの即時抗告を申し立てられたということでございます。  この件に関連してきょうはお尋ねをいたしたいと思うのですが、もちろん抗告人は内閣総……

第75回国会 予算委員会 第5号(1975/02/03、33期、日本社会党)

○湯山委員 私は、教育問題と食糧自給の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。(私語する者あり)
【次の発言】 まず教育問題についてでございますが、総理は、今回の施政方針演説におかれまして、相当の時間を割いて教育の問題にお触れになりました。内容のある、しかも誠意のこもった演説でございまして、傾聴いたしたわけでございます。その中で、特に永井文部大臣を選任したという具体的な事実を背景に持たれまして、お述べになりましたので、ぜひ総理のおっしゃったような方向で進めていただきたい、という気持で質問をいたしたいと思うのです。  総理が、教育は国家百年の大計であるというような意識をお持ちになられて、全人類……

第75回国会 予算委員会 第21号(1975/03/03、33期、日本社会党)

○湯山委員 私は、三木内閣の真価を問うところの試金石とも言うべき、物価に関しては独禁法、それから選挙についての政治資金規正法、それから環境の問題では、何と申しましても自動車排ガスの五十一年度規制、こういうものが挙げられますし、外交の面では核拡散防止条約の問題あるいは日中平和友好条約の問題と、いろいろ具体的なポイントになるものがあると存じます。私は、三木内閣の真価を問う試金石についてという中で、主として環境の問題を御質問申し上げたいのですが、全般の問題について楢崎委員から関連質問がございますので、これを先に行うことにいたしたいと思いますので、委員長、よろしくお願いいたします。

第76回国会 予算委員会 第5号(1975/10/24、33期、日本社会党)

○湯山委員 私は、質問に先立ってというか、堅頭に、先ほどの安宅委員の質問に関連して大蔵大臣にお尋ねいたしたいと思います。  今度の補正予算におきましては、酒あるいはたばこ、郵便料金について減額補正が行われております。その額は、大体当初予算の半分が減額されておるように承っております。そこで、その実施の時期については十一月一日から改定ということで組まれておりますが、十一月の一日に果たして実施ができるかどうか。できない場合には相当な歳入欠陥ができてまいりますが、それについては、改めてそういう場合には補正を出されるのかどうなのか、その点について大蔵大臣から伺いたいと思います。

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/10/29、33期、日本社会党)

○湯山委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十年度補正予算三案に反対の討論をいたします。  以下十項目について順次申し述べます。  第一は、今日の異常な事態を招いたことに対する三木内閣の責任についてであります。三木首相は、これを石油ショックを初めとする世界的現象であって、三木内閣の政策に誤りはないと強弁しておられますが、中央、地方を通じての深刻な財政の危機、仕事と生活に対する国民の不安等々、すべて総理を含めた自民党施政のもとで起こったことは紛れもない事実であります。 まず、この事実に対する責任の自覚と反省に欠けている点のあることは、きわめて遺憾なことと言わなければなり……

第77回国会 予算委員会 第6号(1976/02/03、33期、日本社会党)

○湯山委員 総理は、施政方針演説におきまして、二十一世紀を展望した長期的政策というので、第一に教育を取り上げておられます。そして、特に教育を政争の外に置くということについては、昨年に続いて今回もお述べになっておられますし、また新たに今度は、指導面を強化して教育の質的な充実を図るということ、それからまた、文部大臣の提唱された助け合いということについては、これは適切なものとして評価されております。  私も、その限りにおいては総理の御意見に全く賛成ですけれども、問題は、最近問題になっておる例の主任制の問題でございます。たまたま文部大臣が主任制についての見解として発表になられたことと、総理の演説とは全……

第77回国会 予算委員会 第10号(1976/02/10、33期、日本社会党)

○湯山委員 先ほど文部大臣から、今回の給与改定につきまして、昨年の三月七日人事院に申し入れをしたという御答弁でございました。これは今年度の三月の人確法に伴う給与改善の予算が本年度組まれているということによるものだと思いますけれども、それから見てもう十一ヵ月以上たっております。 今日なお給与の勧告が出ていないというのは一体どこの怠慢なんですか。どこの責任でしょう。文部省なのか人事院なのか、それとももっとほかのところなのか、一体この責任の所在というのはどこにあるか、ひとつ簡単に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 文部省で規定の整備が終わったのはいつですか。

第77回国会 予算委員会 第18号(1976/02/27、33期、日本社会党)

○湯山委員 先般のこの委員会で取り上げました主任制の問題について、積み残し部分として御質問を申し上げます。  非常に短い時間でございますから端的にお尋ねいたしたいと思いますが、二月三日に、一体どれくらいの県が、あるいはどれくらいのところでこの主任制というものが三月一日から実施されるかということを御質問申し上げましたのに対して、初中局長から「それではごく大ざっぱに申し上げますと、端的に言って省令の施行日でありますところの三月一日に、まあ問題なくやれそうだというような発言をしておられました教育長が約三分の二ぐらい、あとはもう少し時期的に検討したい、こういうような言い方でございました。」これで大体三……

第78回国会 災害対策特別委員会 第3号(1976/09/30、33期、日本社会党)

○湯山委員 おそくなって恐縮でございますが、しばらく一質問をお許しいただきたいと思います。  すでにもうたくさん質問があったことと思いますから、できるだけ重複を避けるつもりでお尋ねいたしますから、御答弁の方もそのようにお願いいたしたいと思います。  大蔵省の主計官お見えでしょうか。まず第一点、今次台風あるいは本年以前に起こった災害等を含めて、予備費から大体千六百億ばかりを支出するということが先ほど予算委員会でも主計局長から御答弁がありました。私が考えますのは、今度の場合は、時期が彼岸近くであったためにまだまだ農作業等秋のをやれば間に合うという条件にあります。そういうことを考えますと、従来二〇%……

第78回国会 予算委員会 第2号(1976/10/01、33期、日本社会党)

○湯山委員 関連いたしまして、ロッキード問題の教育に及ぼしておる影響、これについて昨日もちょっと御質問がありましたが、これは私どもに対して、いろいろ報道等から今日の経過を見ておる教育関係者から、一体政府、総理や文部大臣は特にこの影響がこんなに大きいということがわかっているかどうか訴えてほしいという声がたくさんあります。そのことをお訴えして、いろいろお尋ねしたいのですが、時間がありませんから、端的に申し上げます。  そういう中で出てきておる影響として取り上げられたものは非常に多いのですけれども、代表的なものを幾つか申し上げますと、一番簡単なのは、当委員会で証人喚問をしておったときに、証人たちが、……


34期(1976/12/05〜)

第79回国会 災害対策特別委員会 第1号(1976/12/25、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。  本委員会に課せられました任務はまことに重大であると存じますので、誠心誠意その職務の完遂を期する所存でございます。  また、委員会の運営につきましては、まことにふなれでございますので、練達な委員各位の格別なる御協力によりまして、円満なる運営を行ってまいりたいと存じます。  何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)  本日は、これにて散会いたします。     午前十一時二十四分散会

第80回国会 災害対策特別委員会 第1号(1976/12/30、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  委員各位の御推挙により、再度委員長の重責を担うことになりました。  特に本年は、災害が数多く発生し、激甚な被害をこうむりました。そのため、早急な災害復旧並びに防災対策の確立と同時に、豪雪の季節に入り、雪害対策の確立も急務であります。  また、地震対策でありますが、地震予知体制の強化、防災体制の整備等も急がねばなりません。  本委員会の責務の重要性が増している今日、災害に関する最善の対策を樹立するため、練達堪能な委員各位の御支援、御協力をいただき、円満に委員会を運営してまいりたいと存じます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第80回国会 災害対策特別委員会 第2号(1977/02/17、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず、今冬の豪雪による被害状況について、政府当局から説明を聴取いたします。国土政務次官佐藤守良君。
【次の発言】 これにて政府当局からの説明聴取は終わりました。
【次の発言】 この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。  豪雪による被害状況調査のため、来る二月二十二日から二十四日まで、本委員会から青森県に委員を派遣したいと存じます。  つきましては、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  ……

第80回国会 災害対策特別委員会 第3号(1977/03/03、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず、昭和五十二年度防災計画及び災害復旧計画等につきまして、関係当局から説明を聴取いたします。国土庁長官田澤吉郎君。
【次の発言】 次に、農林政務次官羽田孜君。
【次の発言】 次に、通商産業政務次官松永光君。
【次の発言】 次に、建設政務次官小沢一郎君。
【次の発言】 次に、自治政務次官中山利生君。
【次の発言】 次に、運輸大臣官房真島審議官。
【次の発言】 以上で、政府当局からの説明は終わりました。
【次の発言】 次に、去る二月二十二日から三日間にわたり、豪雪による被害状況調査のため青森県に派遣されました……

第80回国会 災害対策特別委員会 第4号(1977/03/23、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、地震対策に関し、政府当局から説明を聴取いたします。科学技術庁佐伯長官官房参事官。
【次の発言】 以上で、政府当局からの説明聴取は終了いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。兒玉末男君。
【次の発言】 兒玉末男君の質疑は終了いたしました。  次に、渡辺芳男君。
【次の発言】 古川君の質疑は終了いたしました。  次に、山原健二郎君。
【次の発言】 以上で、本日の質疑を終わります。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     ……

第80回国会 災害対策特別委員会 第5号(1977/03/31、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、寒干害による農作物の災害対策について、政府当局より説明を聴取いたします。農林政務次官羽田孜君。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。今井勇君。
【次の発言】 次、平石磨作太郎君。
【次の発言】 次に、山原健二郎君。
【次の発言】 柴田睦夫君。
【次の発言】 山原君、参りましたから。――山原君。
【次の発言】 以後、注意してください。
【次の発言】 私は、寒干害についてお尋ねいたしたいのですが、寒干害の対策につきましてはすでにいろいろ御説明がございましたので、残っている部分で……

第80回国会 災害対策特別委員会 第6号(1977/04/12、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策の基本問題に関する小委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取いたしたいとの小委員長からの申し出があります。  つきましては、同小委員会に参考人の出席を求め、意見を聴取することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人の人選及び参考人の出頭日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じます。これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

第80回国会 災害対策特別委員会 第7号(1977/05/19、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件、特に豪雪対策について調査を進めます。  この際、災害対策の基本問題に関する小委員長から、小委員会の調査の経過並びに結果につきまして報告いたしたい旨の申し出がありますので、これを許します。小委員長今井勇君。
【次の発言】 これにて小委員長の報告は終わりました。
【次の発言】 では、特別豪雪地帯対策に関する件についてお諮りいたします。  ただいまの小委員長の報告にありましたお手元に配付の案文のとおり、これを本委員会の決議とするに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、さよう決定いたしました。  ただいまの決議に対し……

第80回国会 災害対策特別委員会 第8号(1977/05/26、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件、特に震災対策について調査を進めます。  昨年十月、本院において震災対策に関し決議いたしましたが、この際、対策の現状について政府から説明を聴取いたします。国土庁四柳審議官。
【次の発言】 次に、請願の審査に入ります。  今会期中本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に記載してありますとおり十三件であります。請願日程全部を議題といたします。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。  各請願の内容については、文書表等ですでに御承知のことでありますし、また先刻の理事会で内容は十分に御検討を願いましたので、紹介議員の説明等を省略……

第80回国会 文教委員会 第5号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○湯山委員 いま嶋崎委員から御指摘の、通信教育をやっておる私立の大学がやめるときにはどういう手続をすれがいいかということが一つです。
【次の発言】 いまの点、間違いありませんか、認可が要るというのは。要らないと思うんだがな。つくるときは要りますよ。
【次の発言】 それで、国立の通信教育がない理由はどういうことなんですか。学校教育法にちゃんと通信教育というのはうたわれています。私学の方でやめれば、いま嶋崎委員が御指摘になった重要な通信教育をこれから進めていかなければならないというのが、日本で行われなくなる、私学でやめれば、国はやっていないのですから。一体これではいかぬのじゃないか。文部大臣、夜間……

第80回国会 文教委員会 第9号(1977/04/13、34期、日本社会党)

○湯山委員 まず局長にお尋ねいたしたいのですが、本委員会に出されておる改定は大きく分けて三項目ありまして、四月から七%のベースアップをする、それから最低保障額を引き上げる、それから標準報酬を最高最低を改定するということですが、それ以外に今年度から私学共済で改定になる部分、それはどういう点がありますか。
【次の発言】 それはいま言いましたよ。  短期の関係で、健康保険法が、いま政府が出しているものが成立すれば、当然これにも影響してくるというように理解しておりますが、その点はどうなっておりますか。
【次の発言】 この際確かめておきたいのですけれども、その際、健康保険では俗に言うボーナス、賞与の二%……

第80回国会 文教委員会 第11号(1977/04/27、34期、日本社会党)

○湯山委員 いろいろ教育の問題が大きく取り上げられておりまして、それなりに当委員会におきましても、大学入試その他の問題が取り上げられております。私は従来、細かい問題で教科の内容、特に教科書に関する問題、これは前回小川委員からも取り上げられましたけれども、予算委員会等で幾らか触れてはまいりましたが、ああいうところですから細かいだめ詰めができなくて、いつかそういうことをやらなければならないと思っておりましたが、ちょうどきょう時間を与えられましたので、そういう問題を中心にしてお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  教科書のことにつきましては、今度の教育課程の改定に伴って、審議会の方の答申の中に……

第80回国会 予算委員会 第17号(1977/03/02、34期、日本社会党)

○湯山委員 私は、同和対策につきまして関係大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  質問に当たりまして最初に一言申し上げたいことは、私がする質問は、本来ならば故人となられた八木一男氏がするはずでございます。私は、八木一男氏の意を体して質問をするという気持ちでいたしますので、御答弁もまたそのような御配慮でいただきたいと思います。  と申しますのは、同和問題を取り上げたのは昭和三十三年でございました。たまたま八木一男氏は衆議院で取り上げますし、偶然私も参議院でこの問題を取り上げまして、自来約二十カ年が経過いたしております。その間、同対審の設置あるいはその答申、さらに同和対策事業特別措置法の制定、こう……

第81回国会 災害対策特別委員会 第1号(1977/07/27、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、再び委員長の重責を担うことになりました。  本委員会の責務の重要性は言うまでもありませんが、特に最近の災害の態様を見ますと、複雑をきわめており、早急な対策を必要とする問題が山積しております。  幸いにいたしまして、本委員会の各位におかれましては、いずれも練達堪能な方ばかりでございます。  災害に関する最善の対策を樹立するため、委員各位の御支援、御協力をいただき、円満に委員会を運営してまいる所存でございます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第81回国会 災害対策特別委員会 第2号(1977/08/02、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告申し上げます。  今会期中、本委員会に付託されました降ひょうによる農作物の被害特別救済措置に関する請願の取り扱いにつきましては、ただいまの理事会において協議いたしましたが、委員会での採否を保留することになりましたので、さよう御了承願います。  なお、本委員会に参考のため送付されました陳情書は、特別豪雪地帯の指定に関する陳情書外二件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、小委員会設置の件についてお諮りいたします。  先刻の理事会の協議に基づきまして、災害対策の基本問……

第81回国会 災害対策特別委員会 第3号(1977/09/12、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、台風第九号による被害状況につきまして政府より説明を聴取いたします。国土庁四柳審議官。
【次の発言】 次に、去る八月二十九日、三十日の両日、有珠山の噴火による被害状況につきまして、北海道に現地調査を行いましたので、私が、派遣委員を代表して、便宜、この席から調査の概要を御報告申し上げます。  なお、被害状況等の詳細を記載いたしました派遣委員報告書と北海道並びに関係市町村から提出された要望事項につきましては、これを本日の委員会議録に参照掲載することをお願いいたしたいと存じます。  派遣委員は有馬君、稲垣君……

第82回国会 災害対策特別委員会 第1号(1977/09/29、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 この際、一言あいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、三たび委員長の重責を担うことになりました。従前どおり委員各位の御支援と御協力をいただき、円満に委員会を運営してまいる所存でございます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 有馬元治君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       天野 光晴君    有馬 元治君       今井  勇君    志賀  節君       兒玉 末男君    柴田 健治君       広沢 直樹君    渡辺  朗……

第82回国会 災害対策特別委員会 第2号(1977/10/13、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、小委員会設置の件についてお諮りいたします。  去る七日の理事会の協議に基づきまして、災害対策の基本問題について調査を行い、必要な対策を樹立するため、本委員会に小委員十三名より成る災害対策の基本問題に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に、小委員及び小委員長選任の件についてお諮りいたします。  小委員の各会派割り当ては、自由民主党六名、日本社会党三名、公明党・国民会議一名、民社党一名、日本共産党・革新共……

第82回国会 災害対策特別委員会 第3号(1977/11/22、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、災害対策の基本問題に関する小委員長から、小委員会の調査の経過並びに結果につきまして報告いたしたい旨の申し出がありますので、これを許します。小委員長今井勇君。
【次の発言】 これにて小委員長の報告は終わりました。
【次の発言】 それでは、活動火山の噴火による被害対策の強化に関する件についてお諮りいたします。  ただいまの小委員長の報告にありましたお手元に配付の案文のとおり、これを本委員会の決議とするに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、さよう決定いたしました。  ただいまの決……

第83回国会 災害対策特別委員会 第1号(1977/12/07、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、委員長の重責を担うことになりました。  何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 高鳥修君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に      天野 光晴君    有馬 元治君      志賀  節君    高鳥  修君      兒玉 末男君    柴田 健治君      広沢 直樹君    渡辺  朗君 以上の八名の方を指名いたします。
【次の発言】 この際、建設大臣兼国土庁長官から発言を求められて……

第84回国会 災害対策特別委員会 第3号(1978/01/31、34期、日本社会党)

○湯山委員 時間もございませんから簡単にお尋ねいたします。  いま渡辺委員、渋沢委員の質問がございましたが、私はいま政務次官の御答弁も聞きまして、果たしてこれは法律ができるのだろうかどうだろうかという心配が改めて起こってまいりました。予知の問題も何とかできたらいいのだがなというようなことですし、予知も下手をしますとパニックの原因にもなりかねないというような問題もありますので、どうなんでしょう、政務次官、本当にこの国会で法律をつくって出す、そういう自信はございますか。
【次の発言】 率直な御答弁で、そうだろうと思うのです。しかし、全力を挙げていただかなければならないということです。  私はきょう……

第84回国会 災害対策特別委員会 第4号(1978/02/16、34期、日本社会党)

○湯山委員 私は全部の質問を申し上げて、そして順次御答弁をいただくようにいたしたいと思いますので、そのようにお願いいたしたいと思います。  まず、萩原参考人にお尋ねいたします。  先ほどの御答弁の中で、今度の場合判断の誤りというわけでもございますまいが、とにかく当時の状態ではあるいは伊豆半島を含めてやるべきであったかと思うけれども、そこまで判断がいかなかったというような御答弁でございましたが、マスコミによりますと肩透かしを食ったというような表現もございました。現状においてはこの予知連絡会というのが最高の判断の機関でございますので、これらの点はもう少し明確にしていただく必要があるのではないか。と……

第84回国会 災害対策特別委員会 第9号(1978/04/18、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長代理 いいですか、科学技術庁は。

第84回国会 災害対策特別委員会 第12号(1978/04/21、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長代理 石野久男君。

第84回国会 災害対策特別委員会 第13号(1978/04/25、34期、日本社会党)

○湯山委員 気象庁長官にお尋ねいたします。  現在審議中の法律の中で、気象業務法十一条の二がございます。その中に、「大規模な地震が発生するおそれがあると認めるときは、」気象庁長官は「内閣総理大臣に報告」云々とあります。これはどういうふうにして気象庁長官は大規模の地震が発生するおそれがあるということを認めるのですか。このことをひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 一般の御答弁ならそれでもいいのですが、判定会の意向がそうなる、ならないというのはなかなかむずかしい問題で、六人の委員が三人三人になる場合もあると思いますし、それから不確定な要素は、たとえば一体東海地域で果たして起こるかどう……

第84回国会 災害対策特別委員会 第14号(1978/04/28、34期、日本社会党)

○湯山委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました大規模地震対策特別措置法案に反対の討論をいたします。  東海大地震が近づいているということが学者、マスコミで警告され、国会でも論議されているさなかに、伊豆大島近海の地震が起こりました。この地震を直接視察した私どもは、国民の不安をなくし、地震の被害を防止するため、速やかに地震対策を確立しなければならないことを痛感いたしました。  私ども社会党は、さきに、東海大地震が国民の大きな関心事になり始めた昨年、予知体制の整備強化と防災機構を確立するため、地震業務法案と地震対策特別措置法案の要綱をつくって、これを発表いたしました。それに比べて今……

第84回国会 災害対策特別委員会 第18号(1978/06/16、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長代理 伊藤君。
【次の発言】 次に、武田一夫君。

第84回国会 文教委員会 第10号(1978/03/31、34期、日本社会党)

○湯山委員 いま教育の問題は非常に重要な問題だということは、大臣の所信の御表明にもございました。なお、いまの教育について、教育の崩壊というようなこと、これも真剣に心配されているし、これが国会でも取り上げられて、それに対する大臣の御答弁も会議録等で拝見いたしまして、私も大臣と同じように考えます。  ただ、しかし、教育の内容あるいは教育の制度、そういうものと同時に、教育行政というものも考えてみなければならないのではないか。教育が崩壊の状況にあるということ、あるいは児童、生徒のいろいろな問題行動の問題、そういうのがあるときに、さて、教育がいまのような憂慮すべき状況の中にあってひとり教育行政だけは万全……

第84回国会 文教委員会 第12号(1978/04/07、34期、日本社会党)

○湯山委員 先生方には大変遅くまで御苦労でございました。非常に貴重な御意見を拝聴いたしましてありがたかったのですが、もうここでなければ聞けないようなことだけお尋ねいたしたいと思うのです。  きょうの御意見の中で一番耳に残っているのは、須田先生の教員大学という名称は好きでないというこのお言葉、しっかり耳に残っておるんですが、これがもう何かすべてを象徴したような感じかいたしますので、その理由等はお聞きいたしません。一体どういう名前にしたらいいと先生はお考えになっておられるか、これが一つです。  それから、同じく須田先生にお尋ねしたいのは、神戸大学で先生のところにも教育学部がおありになるし、それから……

第84回国会 文教委員会 第13号(1978/04/12、34期、日本社会党)

○湯山委員 同僚委員に引き続きまして、教員大学、特に大学院の問題についてお尋ねいたしたいと思います。  いま有島委員から御質問がありましたように、私も同じような前提で、果たしてこの教員大学が大学院としての機能、それから教育の実践面の向上進展に役立つかどうか、それらの点で疑問を提起していろいろお考えを願いたいということと、それに関連して私なりに考え方もございますので、それも申し上げて御批判をいただきたいと思います。  まず第一番目には、今回の教員大学、特に大学院についてでございますが、これは当然学校教育法六十五条の「大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめて、文化の進展に寄与す……

第84回国会 文教委員会 第17号(1978/04/26、34期、日本社会党)

○湯山委員 時間の関係もありますので、なるべく簡潔にお尋ねをいたしたいと思います。  私がお尋ねをする趣旨といいますか、要点は、昨年の当委員会における附帯決議の実施状況を中心にしてお尋ねいたしたいと思うのですが、その前に参考人にお尋ねいたします。お着きになったばかりで恐縮ですが、三浦参考人にお尋ねいたします。  略して私学年金、この経理状況ですが、短期給付の方は黒字で、まずまあ順調、ところが長期給付の方は、黒字、赤字の問題じゃありませんで、これを健全しかも安定的に運営していくためには現在の掛金では足りないということから、長期計画、年次計画で十六程度の値上げをしなければならないということを決定し……

第84回国会 文教委員会 第23号(1978/05/31、34期、日本社会党)

○湯山委員 ただいまの小川委員の質問に関連してお尋ねいたしたいと思うのです。藤田先生にお願いします。  それは、ただいま小川委員から指摘がございましたように、公の支配に属しない教育団体にはこれは使わしてはならないということになるわけです。そうすると、社会教育団体というのは社会教育法によりまして「公の支配に属しない団体」という定義がありますから、そうなってくると、この施設そのものが教育の機関であり、事業は教育の事業をやっていくということですから、社会教育団体の研修計画を持って、プログラムを持ってやっていく教育には使えない。つまり、厳密にこの規定を解釈すれば、社会教育団体はせっかくこういうものがで……

第84回国会 文教委員会 第25号(1978/06/07、34期、日本社会党)

○湯山委員 ただいま御説明がありました文部省から出された資料についてお尋ねいたしたいと思います。  まず、この資料は、今回廃止になって国立のセンターになっても従来の事業とは変わりはないのだとしばしば大臣がおっしゃる、その裏づけとして出されたものと解してよろしゅうございますか、いかがでしょうか。
【次の発言】 これは法的な性質では非常に大きな変化があると私は考えております。国立になれば当然憲法第八十九条の制約を受ける、従来の特殊法人の場合はその制約を受けない、こう解釈しておりますが、この点はいかがでしょうか。
【次の発言】 そういうことじゃなくて、純枠な法律論からいって、国立になれば当然に憲法第……

第84回国会 予算委員会 第8号(1978/02/06、34期、日本社会党)

○湯山委員 私は、同和対策についてお尋ねをいたしたいと思います。  と申しますのは、この同和対策の基本である措置法は、五十四年の三月で期限が切れることになります。そういたしますと、長期計画も、あるいはいま審議しておる予算がこのままだと最後になるということに形の上ではなっておりますが、そうだからといって、一体そういうことでいいかどうか。今日までの同和対策を振り返ってみて将来の同和対策を考えていくという非常に重要な時期でございますので、この質問をあえてさせていただくということになりました。  まず、総理にお尋ねいたしたいのですが、総理は、先般の私どもの党の中村重光議員の質問に対して本会議で、「憲法……

第85回国会 災害対策特別委員会 第3号(1978/10/19、34期、日本社会党)

○湯山委員 時間の関係もございますので、簡単にお尋ねいたしたいと思います。  お二人の先生はきょうは主として予知の問題についてお話がございましたので、特に予知の問題にしぼってお尋ねいたしたいと思います。と申しますのは、大規模地震対策特別措置法を当委員会において審議いたしましたが、それは主として、予知できて、その予知されたものについて総理大臣が警報を出す、それに対応して各省庁あるいは地方自治体その他のものがどう動くかというようなことが中心でございまして、一番肝心な予知の問題については、予知できるものということが前提になっております。そこで、その当時いろいろお聞きした中では、先ほど茂木先生からござ……

第87回国会 災害対策特別委員会 第2号(1979/02/22、34期、日本社会党)

○湯山委員 私は一点だけお尋ねをいたしたいと思います。  それは、第八十四国会で大地震対策特別措置法が成立いたしました。このことは長官も皆さんもよく御存じのとおりでございまして、この法律は全く画期的な法律であると言われておりますし、また非常に重要な法律でございまして、この法律を進めていくためには、いま予算のところで御説明がありましたが予知体制を整備していく、強化していく、あるいは防災の基本計画、応急計画をつくる、あるいは地方の計画の指導をする、さらにこのための訓練、こういうこと等々ございますから、これは大変な仕事だと思うわけです。  しかも、この法律によりまして、地震災害警戒本部長には総理大臣……

第87回国会 災害対策特別委員会 第3号(1979/04/26、34期、日本社会党)

○湯山委員 ただいま局長の方から経過と結果の御説明をお聞きしましたが、私ども、昭和五十二年の豪雪に当たりまして、衆参両院それぞれに分かれて実地調査をいたしまして、その結果、地域の要望が非常に強いということから、特別豪雪地帯の指定基準に関してその見直しを行うべきだという決議を当委員会において行ったわけでございました。その要点の一つは、最近年次までの積雪の実態が当時の指定では十分に反映されていないという点でございましたし、第二点は、自動車等の交通が非常に多くなったというような交通事情その他の点から、生活に対する支障度をもっとしんしゃくすべきではないかというようなことでございました。  自来、約二カ……

第87回国会 災害対策特別委員会 第4号(1979/05/24、34期、日本社会党)【議会役職】

○湯山委員長代理 山原健二郎君。

第87回国会 災害対策特別委員会 第6号(1979/07/13、34期、日本社会党)

○湯山委員 質問に先立ちまして、今次災害において亡くなった方々へ心からお悔やみ申し上げますのとともに、被害を受けた方々にお見舞いを申し上げ、かつまた災害対策に日夜御尽力になられた関係県、市町村の皆さん方の御苦労に対しまして、感謝を申し上げたいと存じます。  さて、今回の災害につきましては、先ほどの御陳情にもございましたし、また関係県からの要望書にも出ておるので見ますと、宮崎を除いた他全部、なおまた災害対策本部を設置された都道府県の中で三重県を除いて他の県全部から、まず激甚災の指定をしてほしいという強い要望が出ております。これはいま審議官から御報告ございましたが、災害そのものは集中豪雨でございま……

第87回国会 文教委員会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○湯山委員 内藤文部大臣にこうして質問申し上げますのは、振り返りてみますともう二十何年ぶりのことでございまして、大変なつかしく思いますとともに、この際改めて大臣御就任をお祝い申し上げたいと思います。  偶然かもしれませんけれども、この部屋のあそこに当時の清瀬文部大臣の肖像もございまして、こう舞台がそろいますとやはり教育行政の問題ということについて聞かなければならないというような感じもいたしますし、たまたま私はきょうは教育行政、教育委員会の問題についてお尋ねいたしたいと思います。  この一年ばかりの間に、教育行政、教育委員会の問題で非常に大きな出来事だと思うことが二つございました。その一つは、東……

第87回国会 文教委員会 第10号(1979/05/23、34期、日本社会党)

○湯山委員 いままでにいろいろ各委員から御質問がございまして、ただいま池田委員からも最後に、放送大学が必要だという地域へどうして大学を設けていくかというお話がございましたが、私もそれを抜きにして放送大学というものは論じられないということをかねがね考えておりまして、特に志望の多い、要求の多い四国地区が地元でございますから、ぜひひとつそれをやってもらわなければならないと考えていましたら、西岡委員から御質問があって、その計画についてはこの法案の最終段階までにお示しになるということでございましたが、私もやはりその問題からお尋ねしていきたいと思います。大変初歩的なことですけれども、結局いただいた資料しか……

第87回国会 文教委員会 第11号(1979/05/30、34期、日本社会党)

○湯山委員 先般連合審査のときに、放送法第二条の五号で、「「教育番組」とは、学校教育又は社会教育のための放送の放送番組をいう。」ということで、放送大学の認可申請があった場合には、その認可は放送大学の学校教育の放送に限定して免許を出すというような御答弁があったと思いますが、そうですか。
【次の発言】 現在出ておるのがありますね。教育放送で、NHKとそれから東海大学の通信教育のFMはどういうふうに限定してあるのですか。
【次の発言】 東海大学は。
【次の発言】 放送大学についてはどういう限定をする見込みですか。
【次の発言】 管理局長の答弁で、限定するというのはむしろ放送大学の大学の教育だけという……

第87回国会 文教委員会 第12号(1979/06/01、34期、日本社会党)

○湯山委員 せっかく主務大臣である文部、郵政の両大臣がおそろいになられましたので、この際特に郵政大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  この法律を一見いたしますと文部大臣の権限が非常に明確に示されてありますけれども、郵政大臣に特定した規定というのは何もないわけです。ただ、郵政大臣という名前は、四十二条に、「主務大臣は、文部大臣及び郵政大臣」というところだけしか出ておりません。郵政大臣は主務大臣でおありになりながら、いかにもこの放送大学には何か仕方なく主務大臣になっているといったような感じを受けますので、それでは法律のたてまえからもいけないのではないかという気持ちで私はお尋ねいたしたいと思うわけ……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 文教委員会 第2号(1979/12/07、35期、日本社会党)

○湯山委員 ただいま議題となりました略称私学年金についてお尋ねいたします。  この法律は、従来であれば公務員に準じて年金の額を改定するということが主であったにもかかわらず、今回制度を改正するという非常に重要な問題を抱き合わせにしておるというところから、今日までいろいろ論議がなされてきたという経緯がございますので、私は、給与の引き上げの問題については、これは簡単ですから質問をいたしません。今度国家公務員共済に準じて改定になる部分については、国家公務員と私学教職員は、これは非常に違ったところがたくさんございますので、その準用によって改正される部分に限って御質問をいたしたいと思います。  その第一点……

第90回国会 文教委員会 第3号(1979/12/10、35期、日本社会党)

○湯山委員 私は、提出者を代表して、ただいまの法律案に対する附帯決議案について御説明を申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について検討し、速やかにその実現を図るべきである。  一 退職年金の支給開始年齢を六十歳に引き上げるに当たっては、将来の雇用保障との関連に十分配慮し、段階的に退職勧しよう年齢等も引き上げてゆくよう、行政指導に努めること。  二 減額退職年金の減額率については現行の率とするよう検討すること。  三 長期給付に要……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1980/04/23、35期、日本社会党)

○湯山委員 短い時間でございますから、端的にお尋ねいたしたいと思います。  私がこういう質問をいたしますのは、佐世保重工の社長が来島どっくの社長でありまして、私の地元の県でありまして、そういう関係で愛媛県から佐世保へ行っている人も多いし、またテレビなんかでごらんになったように、佐世保から愛媛県へ来ている人もあって交流がありまして、いろいろこの問題が話題になっております。  そこで、そういうことを中心にしてお尋ねいたしたいのですが、私ども聞いてみますと、どうして佐世保へ持ってきたのかということについては、これは新聞で見るとおり、五十三年の秋十月に勝手に持ってきたのだ、新聞もそういうふうな書き方を……

第91回国会 文教委員会 第6号(1980/03/19、35期、日本社会党)

○湯山委員 ただいま嶋崎委員から事務組織の問題について御質問がございました。局長の答弁を聞いておりますと、一元化というのは要するに事務組織の改革である、効率化である、そしてまた合理化であるというような言葉が繰り返し述べられました。このことは、平たく言えば定員削減、これは大きな政府の方針で、二〇%の行政職の削減というのが第四次行政改革ですか、とにかく行われた、そういうこととつながっているということしか受け取れないので、それを教育研究のためというような理由づけをしようとしても、それはなかなか困難であって、そういったような要請にこたえるためにやむなくそういう方法をとっているのだということを正直に言っ……

第91回国会 文教委員会 第9号(1980/04/02、35期、日本社会党)

○湯山委員 私は四点ばかりお尋ねいたしたいと思うのですが、その最初は、大臣の所信表明にもございましたオリンピック参加の問題です。大臣の所信表明でもこのことについてはお触れになっておりますが、私は、オリンピックをボイコットすべきではないという立場からお尋ねいたしたいと思います。  もうすでに五月にはエントリーが行われますし、それぞれ大変皆心配しておる問題なんですが、大臣の所信表明によりますと、二月一日に政府の意向をJOCに伝達した、その内容は、現下の事態を踏まえ、自主性と良識をもって適切な対応と努力を期待するという所信表明でございました。これは一体どっちなのか。質問する私はボイコットすべきでない……

第91回国会 文教委員会 第11号(1980/04/16、35期、日本社会党)

○湯山委員 時間の制約もございますし、重要な審議でございますので、質問の最初に基本的な問題について意思統一をしておくことが能率を上げる道ではないか、こう考えますので、ひとつ明確にお答えいただきたいと思います。  まず第一点は、四十人学級の実現、定数改善、これは子供たちのためにもわが国文教行政のためにも早いほど望ましいことだというようにお考えになっているかどうか、そこからお尋ねいたします。
【次の発言】 私が聞くのは、別に他意はありません。ですから、九年とか十二年とか十五年とかというのじゃなくて、端的に言えばこの四十人学級をつくるというのは一日でも早い方がいい、一年でも早い方がいい、できれば来年……

第91回国会 文教委員会 第13号(1980/04/25、35期、日本社会党)

○湯山委員 ただいま議題になりました二法案につきまして御質問申し上げたいと思いますが、こういうふうに同じ国会へ前後して二つ法案が出るというようなことはまことに異例なことだというように考えます。御説明をおととい承りまして、はなはだ不勉強で十分検討する余地もございませんでしたので、最初に、きょう審議する二法案と他の法律との関係で、実際にはいろいろな準用の条項もあるかと思います。そこで、他の法律によって措置されて、それが私学年金に準用されるというようなことについてはどういう事項があるか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 法律の今後の扱いもいろいろむずかしい問題もあるかと思いますけれども、た……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 文教委員会 第2号(1980/10/17、36期、日本社会党)

○湯山委員 私は、きょうは実は嶋崎委員が最初の質問をするということでしたが、御都合で交代いたしました。それで、私からお尋ねいたしたいことは、一つは教科書無償について、第二は愛国心の問題について、第三は憲法と教育との関係について、第四は教育委員会の問題、できればこの四点についてお尋ねいたしたいと思います。  教科書無償の問題については、長谷川委員から本会議におきましても質問をいたしましたし、また一昨日は三塚委員から御質問がございました。この質問に対して総理の答弁は、概括すれば財政上の事情もあり検討するというような御答弁でございましたが、昨日の御答弁も、おしまいがちょっとはっきりしていなかったよう……

第93回国会 文教委員会 第6号(1980/11/05、36期、日本社会党)

○湯山委員 放送大学学園法の問題につきまして、正規にこの委員会で主務大臣である郵政大臣に御質問申し上げる機会がございませんでしたので、この機会にいろいろ問題点をお尋ねいたしたいと思います。  現行の放送法につきましては、かつて、昭和四十一年に政府提案でこの法律を改正しようとして国会に御提案になりました。その要点は幾つかありますが、その中の一つは、国内放送は日本放送協会と一般放送事業者とが相並んで行うべきものとするという明文化、今日、事実はそうなっておるにいたしましても、明文化はされておりません、これを明文化していこうということが一点ございました。  もう一点、これと関連して重要な問題は、いろい……

第93回国会 文教委員会 第7号(1980/11/07、36期、日本社会党)

○湯山委員 私は、前回の委員会で幾つかの点につきまして、委員長にお願いをいたしまして、資料の要求等をいたしました。それにつきましては、郵政省並びに文部省から私に対しまして、文書をもって回答、資料の提示がありましたことを、この際、委員長に御報告申し上げます。  そこで、いただいた回答を見まして、なお疑問の点が多々あるのですけれども、これをここで一々解明しようということを考えておるのではございませんで、この法案がどうなるにしても、御提示いただきましたような点については、将来にわたって重要な課題であると思いますので、いま、その点を指摘しておきたいと存じます。  第一は、放送法第四十三条一項の規定に違……

第93回国会 文教委員会 第9号(1980/11/14、36期、日本社会党)

○湯山委員 ただいま馬場委員から重要な点についての御質問がございましたので、私は、関連して残っている問題を御質問申し上げ、かたがた御要望も申し上げたいと思います。  端的に感想を申し上げますと、文部省も農林省もそうですけれども、せっかく厚生年金から共済年金が独立してきたにもかかわらず、何か文部省なり農林省なりでは、年金というのは厄介者だといったような感じが見えないではないと思うのですが、後でまたこの点については申し上げます。ひつとしっかり、真剣に取り組んでいただくように御希望申し上げたいと思います。  そこで今回、文部省から出されておる法律案では、通算退職年金の改定とそれに伴う遺族年金、これの……

第93回国会 文教委員会 第12号(1980/12/12、36期、日本社会党)

○湯山委員 いま起こっている学校内暴力というのは、われわれ教育に関係のある者にとりましては非常に重大な問題で、かつて、こういったような事態というものは、私の経験あるいは過去のいろいろなものを調べても、まずなかったと思います。  そこで、この問題は、そう安易に受けとめるべきものではないということは、御指摘のあったとおりですが、それにいたしましても、どうもけさからの御答弁や何か聞いていまして、非常に不満に思いますことは、文部省の方がむしろ警察的であって、警察庁の方がむしろ学校主義的で、何かその辺食い違いがあるのじゃないかという感じがしてなりません。  そこで大臣も、たまたま、表現は別といたしまして……

第94回国会 文教委員会 第6号(1981/03/25、36期、日本社会党)

○湯山委員 後刻理事会で御協議をいただくことになっておりますけれども、新しくできる鳴門教育大学あるいはすでにできておる兵庫あるいは長岡、これらの大学・大学院の入学者の問題ですが、この問題については、私は、前回の国立学校設置法の審議に当たりまして、当時の砂田文部大臣に次のようなことをお尋ねいたしました。それは、教職について何年かたった者が試験を受ける、それにはとにかく決心をしてから受験の勉強もしなければならないので、かなりの期間が必要である、ところが、その人がその間際になって試験を受ける資格がないというようなことを教育委員会で言われた、そうなると自分の一生の設計を変えなければならない、こういうこ……

第94回国会 文教委員会 第8号(1981/04/10、36期、日本社会党)

○湯山委員 きょうは、まず、いま非常に問題になっております早稲田大学のいろいろな不正事件についてお伺いいたしたいと思います。  昨年入試問題の漏洩事件がございまして、その当時も文部省はそれぞれに適切な指導をするということでございましたが、最近になりまして、また、いろいろ入試の答案の差しかえ問題とか、あるいは替え玉合格とか、あるいはまた成績の偽造、さらには、その偽造された成績によって卒業資格を得る、しかも、そういう四つばかりのルートがある、不正入学者の合計は五十名にも達しておると言うし、それから成績偽造が十名にも達しておる。これに関係した職員もたくさんありますし、その中には教授も含まれている。す……

第94回国会 文教委員会 第9号(1981/04/15、36期、日本社会党)

○湯山委員 提案者の御答弁も大変懇切で明確でございますし、また、それ以上に質問者の御質問も的確で、非常にスムーズに進みまして、私は、通常ならば多分お二人で大方二時間近くお使いになるのじゃないかというように思っておりましたが、大変進行が早くて、質問をさせていただきますことを大変光栄に存じております。  と申しますのは、提案者席には同僚がいるのですけれども、同じ同僚でいながら私は提案者から省かれておりまして、このまことに画期的な歴史的な法案の提案者になれなかったことは残念でございますけれども、それだけに、ひとつ質問をさせていただく……。  この対象になる急増地帯、私も見てまいりました。そうしますと……

第94回国会 文教委員会 第12号(1981/04/24、36期、日本社会党)

○湯山委員 私は、具体的に一点お尋ねしたい思うのですが、その前に、この前の本法審査のときに、国家公務員共済組合法の準用の規定が多い制度ですから、変わったことについてはひとつ御報告を願いたいという要望をしておきました。今回は、その私の要望を非常に忠実にお守りいただいて、資料をつけていただいておることに対して感謝いたします。  これで恩給、厚生年金から取り残されていた寡婦加算が加わってできるようになったこと、これはいいのですが、あと遺族の範囲の見直しとか高額所得者に対する年金の支給停止、これらは条件が悪くなったという点もありますので、質問には入れておりませんでしたが、これは大蔵省の野尻共済課長さん……

第94回国会 文教委員会 第15号(1981/05/13、36期、日本社会党)

○湯山委員 学校健康会法案につきまして御質疑申し上げたいと思うのです。  安全会の方は、ある程度内容その他わかりやすいのですけれども、統合の一方の給食会につきましては、余り論議もされておりませんし、この際、給食会の方の御意見をお聞きする必要があるのじゃないかということから参考人においでをいただいたわけでございます。  そこで、主として給食会の月本さんにお尋ねいたしたいのですが、今度の統合によりまして昭和三十年以来二十五年間続いてきた日本学校給食会という名前が消えるという、給食会にとっては非常に大きな問題でございます。  偶然ですけれども、二十九年でしたか、学校給食法ができるときに、私も審議に参……

第94回国会 文教委員会 第16号(1981/05/15、36期、日本社会党)

○湯山委員 きょうは、参考人に御出席をいただきまして、教科書問題につきまして質疑をいたしたいと思います。  いま、参考人が全面改訂というのを御発表になって以来、教科書はかってない大きな問題になっております。けさの某新聞を見ますと、自民党の小委員会では教科書法をつくるとか、あるいは先般は学習指導要領の改訂というような御議論があった等々も出ておりまして、こういう事態は、非常に重大な事態だと私は思いますので、以下お尋ねをいたしたいと思います。  できるだけ簡潔にお答えいただきたいと思いますが、稲垣会長は、四月二十七日に文部省に対しまして、今年度からつい使われ始めたばかりの教科書のうちの中学社会科の公……

第94回国会 文教委員会 第18号(1981/05/29、36期、日本社会党)

○湯山委員 最初に、文部大臣にお尋ねいたします。  昨日の衆議院本会議におきまして、国際障害者年に当たって障害者の「完全参加と平等」の実現を図るためにという決議が行われましたがも大臣御存じのとおりだと思います。まだ国会から政府の方へはしかるべき手続きなされていないかと思いますけれども、大臣はよく御存じでございますが、あの決議を実現していくためには、文部省は文部省としてそれなりの対応をしなければならないと考えます。  このことについて、文部大臣のお考えを伺いたいこと、それと関連いたしまして、当然、ただいま提案されている障害児教育の――失礼しました……。  そこで、大臣、いろいろ時間の御都合もおあ……

第94回国会 文教委員会 第19号(1981/06/03、36期、日本社会党)

○湯山議員 基本的な問題を含めた御指摘であったと思いますが、簡単なものから申し上げますと、受信料というのはNHKのみが取るたてまえでございまして、これは現在取っておるのをNHKが取っていく。それから授業料につきましては、われわれも政府と同じように私学の通信教育と同程度の授業料というものは取る。ただ、それは国立学校として取っておりますから国のお金になります。それについては、NHKに対して国がその費用を負担するということが一体可能かどうかということもありまして、調べてみますと、NHKにおきましては現に国際放送の場合に費用は国が負担するということになっておりますから、授業料として国が徴収した金は、そ……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、日本社会党)

○湯山委員 文部大臣にお尋ねいたします。  さきに、この国会の自民党の代表質問で安倍政調会長から、わが党は偏向教科書の見直し運動を推進するというような意味の御質問がありました。それからまた、本委員会におきましても塚本委員の質問に、これは大臣の口から、偏向教科書の問題については云々と、先ほど栗田委員から指摘のあったような御答弁がございました。そこでまず、一体、大臣は、偏向教科書というものが存在するとお考えになっているのか、そういうものはないというようにお考えになっているのか、責任者としての御答弁を簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 大変明確な御答弁でした。  そこで、偏向教科書はないとおっし……

第94回国会 予算委員会 第16号(1981/02/24、36期、日本社会党)

○湯山委員 先日質問申し上げたことに引き続いてお尋ねいたします。  先日、私が御指摘申し上げたのは、いまお手元へお配りした資料の最後のページ、帝国書院の供給本の右の下から五行目の「廃水」という文字です。これが間違っていることはすでに明確になりましたが、この字は単なる字じゃなくて、手べんの「排」と麻だれの「廃」とは専門用語で区別されております。だから、原子炉を理解する上において非常に重要な字である。だから、たくさん他の教科書にも出ておることは、ごらんになればわかります。しかも、これが正誤訂正においてなされたということは、たとえて言えば、お医者さんが病人を治療しておって殺したような形で、災害で言え……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第2号(1981/10/08、36期、日本社会党)

○湯山委員 本来、このことは土光会長に質問申し上げようと思っておりましたが、先ほど安井委員に対する総理の御答弁、安井委員が最後に申し上げたことについて、総理がそれは質問じゃなくて所感だということを申して、福祉の切り捨てとか、そういうことは絶対ないということを力強くおっしゃいました。ただいままた橋本委員の質問の中に、弱者に対する配慮という御指摘がありましたが、これについては、総理は明確なお答えがなかったように思います。  そこで私は、ただ福祉の切り捨て、文教の切り捨て、あるいは言葉をかえて言えば、福祉、文教等にしわ寄せをしているということを私どもが申しているのは、ただ単に感覚的に申し上げているの……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第9号(1981/10/27、36期、日本社会党)

○湯山委員 公述人の皆さんから非常に貴重な御意見をいただきましたが、時間の関係もございますので、私の方の意見は申し上げないで、そして、お聞きしたい方々に全部まとめて御質問申し上げて、ひとつお答えをお願いいたしたいと思います。  その前に、いろいろ賛成の立場をおとりになった公述人の方々の御意見も、全体構想が明確にされていない、それから全体像を速やかに示すべきだ、あるいはビジョンが不明確だということはあるにしても、行政改革の第一歩として賛成である、ぜひ実現させなければならないというような御指摘がございました。私も同様な意味で、現在法案に出されている各項目については非常に重要視をいたしております。と……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第10号(1981/10/28、36期、日本社会党)

○湯山委員 ただいまの件につきましては、委員長のお計らいで、後日文部省から提起があったときに質問するようにということもございましたので、関連質問をいたします。  いま文部大臣の御答弁では、財政再建期間中、児童生徒の増加に伴う増員措置は大幅に縮減するという旨であった。文部省の答弁によれば、しかしこれは財政再建期間中ではなくて、自然増がなくなる昭和五十七年度限りの臨時措置だ、つまり財政再建期間中じゃなくて一年だけのもの、だという御答弁でしたが、間違いございませんか。
【次の発言】 では、事務当局にお尋ねいたします。  今回の自然増は九千百二十名、小学校はすでに自然減に入っておりますから、この九千百……

第96回国会 外務委員会 第10号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○湯山委員 私は、ただいま議題になりました南極地域の動物相及び植物相の保存に関する法律案について質問をいたします。  最初にどうしても申し上げなければならないのは、この法律が今日まで日本政府によって処置されなかったということが諸外国に対して非常な不信感を与えている並びに大変な迷惑をかけている。と申しますのは、さきの南極条約協議国会議におきまして、南極地域における哺乳類、鳥類等の保護について合意がなされております。この合意は、十二でしたか十三でしたかの関係国全部が承認をしなければならない。日本の場合はこういう立法措置によって承認ということになるのであって、すでに他の関係諸国は全部これを承認してお……

第96回国会 文教委員会 第3号(1982/03/19、36期、日本社会党)

○湯山委員 理事会の御決定によりまして、冒頭に文部大臣の御所信の御表明がございましたが、その御所信の御表明について御質問申し上げたいと思います。  まず、大臣は当委員会において御所信を御表明になりましたが、その冒頭に、教育は国政の基本であるということをお述べになって、その後、「特に、これからのわが国の教育は、一方では、変化する社会環境の中で生涯にわたってその個性、能力を伸ばし、他人を思いやる心の温かさと社会的な連帯意識を有し、生きがいのある充実した生活を送ることができるような国民の育成を目指し、他方においては、進展する国際社会の中で信頼と尊敬を得るような日本人の育成を図っていかなければなりませ……

第96回国会 文教委員会 第9号(1982/04/14、36期、日本社会党)

○湯山議員 山原先生から非常に責重な内容を持った御質問をいただきまして、私も全く同感でございます。お答えになるかならないかわかりませんけれども、私の一つの経験を申し上げてお答えにかえたいと思います。  それは、歩き始めるころの子供で、足の立つのが遅いというのがよくあります。そういう中に、特に女児に多いのですけれども、股関節の脱臼というのがありまして、これは歩かないものですから、はいはいの仕方が少しおかしいなというぐらいで、親も余り気がつかない。ただ、おしめをかえて足を開かしたり何かするときに、男児よりも女児に多いそうです。これなんかはお医者さんに相談すると、はっている様子を見れば、この子は股関……

第96回国会 文教委員会 第12号(1982/04/23、36期、日本社会党)

○湯山委員 さきの委員会におきまして、中西委員から学校教育法第百二条一項の規定についての質問がございました。今回の問題の根源はやはりここにあると思いますので、このことについて若干のお尋ねをいたしておきたいと思います。  百二条一項の規定によれば、私立の幼稚園それから盲学校、聾学校、養護学校については「当分の間、学校法人によって設置されることを要しない。」、つまり例外規定が認められております。  そこでお尋ねしたいのですが、「当分の間、」というのは一体いつまでのことを言っておるのか、どう考えているか、これをお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 永久に「当分の間」というのでやってもいいのです……

第96回国会 文教委員会 第14号(1982/05/12、36期、日本社会党)

○湯山委員 ただいま委員長の方からお挙げになりました議題に移る前に、文部大臣に一言だけお尋ねいたしたいと思います。  それは、先日伊藤防衛庁長官が、いま国会で問題になっているゆすり、たかり問題で発言された中にこういう言葉がございます。「文部大臣などほかの大臣は、前の国会でいったことと、今の国会の答弁が違っても問題にされないのに、防衛庁長官の場合は十何年前の発言がいまだに生きているものとして扱われる――と説明。」こういうことがございました。私ども御縁があって文教委員会に籍を置いておりますと、やはり文部大臣が褒められると自分も褒められたような気がいたしますし、文部大臣が非難を受けるというか軽視され……

第96回国会 文教委員会 第15号(1982/05/14、36期、日本社会党)

○湯山委員 私は、前回留保いたしておりました質問を一点だけいたしたいと思います。  それは、御存じのように、ひのえうまに当たっておりますために、本年度、昨年度も若干ありましたけれども、高等学校の入学者が著しく減っております。そのため、公立学校等におきましても学級減がございましたし、私立の高等学校等においては相当数の学級減がございました。私学助成の面では、特に文部省はそのことを配慮して二十億増額、されておるということもございますけれども、それだけでもって生徒数の減を補うだけの力はございません。そのために、どうしてもやめていかなければならない先生も出ております。退職者が相当数出ておることも事実でご……

第96回国会 文教委員会 第18号(1982/08/04、36期、日本社会党)

○湯山委員 本法案の質疑に入る前に文部大臣に一言御質問申し上げたいと思います。  昨日、夕方といいますか夜といいますか、韓国政府から公式に日本に対して教科書検定問題について抗議があったということが報道されております。  従来からの経緯もありまして、本日この問題を取り上げてお聞きしようかということも検討いたしましたが、今朝来にかけまして文部省自身がこの対応に非常に忙殺されておりまして、質問に対して対応できかねる状態にあるという状態でございますので、本件に関しての質問は金曜日にゆっくりさせていただきたいと思います。  ただ、ここで一言申し上げたい点は、中国の抗議といい、今回の抗議といい、それらは一……

第96回国会 文教委員会 第19号(1982/08/06、36期、日本社会党)

○湯山委員 現在非常に問題になっております教科書問題について御質問申し上げます。  いろいろ今日までの経過を見ますと、日本政府といいますか、文部省側の説明にもかかわらず、その後次第に事態は悪化しつつあるといいますか、激しくなりつつある。中国からは外務次官の抗議といいますか、申し入れがございましたし、韓国は国会でこれに対して決議を行ったということが伝えられております。こう見てまいりますと、今回の中国並びに韓国の申し入れもしくは抗議というものは両国の国民感情、世論というものが背景になっておりまして、私はけさの広島の原爆記念日の放送を見ておりまして、日本においてもこういう状態だということを考えますと……

第98回国会 文教委員会 第2号(1983/03/02、36期、日本社会党・護憲共同)

○湯山委員 文部大臣に、狩野さんに続いて、初めての質問を申し上げたいと思います。  御所信につきましては精細に拝読いたしました。非常に真摯に取り組んでおられることはよくわかりましたが、きょうはまず第一に、その基本になる憲法と教育について大臣がどのようにお考えになっておられるかという問題をお尋ねいたしたいと思います。と申しますのは教育基本法にありますとおり、憲法の「理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。」、こう明記されております。したがいまして憲法が変われば教育は変わるというのは、これはもう理の当然でございまして、本来ならば中曽根総理も御出席願いたいのでございますけれども、教育……

第98回国会 文教委員会 第4号(1983/03/23、36期、日本社会党)

○湯山委員 国立学校設置法の一部を改正する法律案につきましてお尋ねいたしたいと思います。  もう十四、五年にもなるでしょうか、OECDの教育調査団が日本の教育の調査をいたしまして、これにはライシャワー元駐日大使あるいはフランスの元首相フォール氏、その他ずいぶんりっぱな人が日本の教育を視察して、そのときにややショッキングな提言として、日本の若い人で、十九歳というのがありましたが、十八か十九かの年齢の自殺が一番多い。その理由とするところは、大学入試でその人の一生が決まってしまう、どこの大学に入ったか、そのことによって一生が決まってしまう、そこで、悲観もするし無理もして自殺が非常に多いのだということ……

第98回国会 文教委員会 第5号(1983/03/25、36期、日本社会党)

○湯山委員 官房長官、大変御苦労でございました。わざわざお運び願ったのは、何も是正という言葉の字句の解釈の問題じゃないのです。宮澤談話のとらえ方が正しくなければ今後中国なり韓国なり東南アジア諸国の批判に、談話には批判とあります、こたえられない、そういう心配が出てきたのでおいでをいただいたというのが実情でございます。  いまも官房長官おっしゃったように、批判が寄せられたことも事実、それから言っておることが理にかなっておることも事実、そして確かに総理大臣も思慮の足らざる点があったというのをお認めになったとおりです。したがって、あの官房長官談話を出した以上は、やはりその点は日本側に誤りがあった、これ……

第98回国会 文教委員会 第7号(1983/05/11、36期、日本社会党)

○湯山委員 私は、ただいま議題となっております医学及び歯学の教育のための献体に関する法律案につきまして、各党の御了解をいただきまして、この際、文部省に質問を申し上げたいと思います。と申しますのは、今日までの文部省のこの問題に対する対応等を見てまいりまして、今後これの施行に当たって、それ以後の運用をあわせて文部省の対応には若干の懸念なしといたしません。そういう意味で質問申し上げますので、御理解をいただきたいと思います。  まず、ただいま委員長から御説明がありましたような形でこの法律が提起されております。しかし、問題が取り上げられましたのは昭和五十四年、学術会議からもその必要が勧告されております。……

第98回国会 文教委員会 第9号(1983/05/18、36期、日本社会党)

○湯山委員 私は、ただいま議題となりました件につきまして、主として文部省にお尋ねをいたしたいと思います。  国際障害者年が発足いたしまして、ここでそれを受けまして、衆参両院におきまして、完全参加と平等の実現を図る決議が行われました。そして、政府にも国際障害者年推進本部が設置されまして、当時、本部長に鈴木善行内閣総理大臣が御就任になり、その後、昭和五十七年三月に、「障害者対策に関する長期計画」というものが発表になったこと、これは初中局長もよく御存知だと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 その国際障害者年のスローガンは、社会生活と社会発展における「完全参加と平等」ということになっておりま……

第99回国会 文教委員会 第2号(1983/07/27、36期、日本社会党)

○湯山委員 大臣に要望を申し上げたいと思うのです。  きょう大学問題でいろいろございましたが、私も聞いておりまして、先ほど河野委員からありましたように、一体文部省自信があるか、法律でもつくる必要があるのじゃないかという御指摘がありました。きょういろいろ聞いておりまして、官房長からの答弁があるし、大学局長の答弁があるし、管理局長の答弁があるし、もちろん設置法、政省令に基づく分野だと思いますけれども、しかし大学教育というのはそう切り離せる問題ではありません。いまのようなことで、医科歯科大学の問題にしても、ただ分限とか服務の問題じゃなくて、もっと教育内容、運営管理、これと無関係じゃないわけです。いま……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第4号(1983/09/28、36期、日本社会党)

○湯山委員 お願いしておった大蔵大臣のお顔が見えないのですが……。
【次の発言】 それでは、総理は、行革は天の声、全力を挙げてこれをやるんだというようなことでございましたが、行革の答申あるいはこれを受けて政府の対応、これは神様がやるわけではございませんから、やはり場合によれば多少間違っている点もあるかもしれない。あるとは申しませんけれども、あるかもしれない。また、政府のこれに対する対応にも、必ずしもそれとぴったり一致していない点、問題点もあるかもしれないと思います。それらを正していくのがこの委員会におけるわれわれの役目だと思っておりますが、総理も同様でございましょうか。

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第7号(1983/10/03、36期、日本社会党)

○湯山委員 時間が短うございますから、要点だけお尋ねいたしたいと思います。  さきの八月の五日に人事院勧告がなされました。ちょうどその前日、八月の四日に「当面の行政改革に関する意見」が政府に提出された。このことにつきまして、人事院勧告とこの行革審の意見、これが絡みまして、いろいろマスコミ等も取り上げますし、また、当事者大槻委員あるいは槇枝委員等が論争等もあったいきさつがございまして、この人事院勧告と、それからただいま申し上げました意見、「当面の行政改革に関する意見」と何か関連があるように受け取られ、公務員の間には、これに対して相当不安といいますか批判もあるわけでございます。  つきましては、こ……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 文教委員会 第8号(1984/04/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○湯山委員 この私学共済の法律ができましたのは昭和二十九年でございまして、たまたま私が国会へ出た年でございました。当時、厚生委員会というのでこれの審議をいたしまして初めて誕生したので、私にとっては大変印象深い法律ですし、自来いろいろ関心を持ってやってきたのですけれども、今度出された改正案ぐらいわけのわからない改正案は初めてでございます。  そこで、それらについていろいろお尋ねいたしたいと思うのですが、今度の既裁定年金の引き上げについては、五十九年三月から上げるというものと四月から上げるもの、大きく分けましてこう分かれております。そこで、これは、本来ならば五十八年四月に引き上げるものが十一カ月お……

第101回国会 文教委員会 第10号(1984/04/25、37期、日本社会党・護憲共同)

○湯山委員 著作権法の一部改正についてお尋ねいたしたいと思いますが、その前に、現在生きております商業用レコードの公衆への貸与に関する著作者等の権利に関する暫定措置法、これがいよいよ施行されることになって、後始末の意味ですか政令も出ましたので、これから発動されるという段階で暫定措置法関係の質問をまず申し上げたいと思います。  この暫定措置法の第四条一項によって、貸しレコード業者が著作者、演奏家、レコード製作者の許諾を得なければならない期間が、政令によれば一年ということになっております。これは経緯から申しますと、提案されたときの原案は一年になっておりまして、小委員会でいろいろ審議した過程において、……

第101回国会 文教委員会 第11号(1984/04/27、37期、日本社会党・護憲共同)

○湯山委員 参考人の皆さんには大変御苦労でございました。いろいろのお立場から今までにも御要請を承っておりまして、それらを総括して、きょう、参考人の皆さんのお話を聞きまして、我々の意図もよく御理解いただいて、しかも御努力をなさっておられることに対しましては安心もいたしまするとともに、感謝申し上げたいと思います。  いろいろ御指摘のあった点につきましては、今日までの審議の中でほとんど触れてまいりました。したがいまして、一々の問題についてお聞きする時間もございませんからそれは省かせていただきまして、今後の法律の運用あるいは暫定措置法の運用等について文化庁のやらなければならないことは非常に多いと思いま……

第101回国会 文教委員会 第14号(1984/05/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○湯山委員 提案者にお聞きする前に、たまたまきょうは五月十八日で、一年前の今月今日ですか、同じ議題のもとに、質問に関連して文部省に、特殊教育という言葉を変えるのが至当ではないかという質問をいたしました。全く偶然でございますけれども、ちょうど丸一年目になります。そこで、このことにつきましてなお関連がございますので、お尋ねいたしたいと思います。  その際のやりとり、一々細かいことは申しませんけれども、大筋からいえば、特殊教育という言葉に、政府、文部省としては固執はしない、適当な言葉があれば、コンセンサスを得られる適当な用語があれば変えることにやぶさかでないということをはっきりおっしゃいましたし、ま……

第101回国会 予算委員会 第6号(1984/02/17、37期、日本社会党・護憲共同)

○湯山委員 私は、主として教育改革の問題についてお尋ねいたしたいと思います。  総理は、教育改革は国民の声である、今日国民の教育改革に対する世論の盛り上がりというものは極めて大きくて、教育改革の絶好の機会であるということを申されておりますが、私もこの点は同感です。ただ、選挙において、田中問題に対しての処理については批判を受けたけれども、政策は支持されたということを申されましたが、これはちょっと違った見方もあるのじゃないか。と申しますのは、今の教育改革に対しての世論の盛り上がりというものは、教育を改革して文化国家、平和国家、民主国家をつくっていこうという、そういう積極的なものではなくて、今日の教……

第101回国会 予算委員会 第16号(1984/03/03、37期、日本社会党・護憲共同)

○湯山委員 質問に先立って委員長にお願いいたしたいことがあります。  それは、今伊藤委員の御質問の中で、文部省が国会に提出した資料云々というのがございました。私ども寡聞にして拝見してないので、これは重要な資料と思いますので、ひとつ我々にも配付していただくように御配慮をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは、最初にアメリカのユネスコ脱退通告の問題についてお尋ねいたしたいと思います。  先日、我が党の井上一成委員からこのことについては質問がございまして、外務大臣との簡単な質疑応答がございました。私は、この問題は国際的にも、日本にとっても非常に重大な問題であるというように理解しておりま……


各種会議発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第38回国会 商工委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○湯山委員 関連して、今の場合、そういう御説明だと、政令によって定めるといいながら、実質上は原始農産物については農林省令できめるということと同じだ、こういうことですか。それならばそういうふうに法律改正があってしかるべきじゃないかと思うのです。
【次の発言】 やはりちょっとあいまいな点があると思うのです。ミカンの場合もそういうことはあり得ないだろうというような推測的な御答弁で、あとの場合も、おそらくこうだろうというような非常にはっきりしない点があると思うわけです。こういうことは明確に御答弁願わないと安心できないわけで、その場合、こうこうだからこうだ、ミカンならばミカンの場合はこうこうというわけで……

第38回国会 農林水産委員会公聴会 第1号(1961/04/19、29期、日本社会党)

○湯山委員 委員長の御注意もございますので、質問を全部最初に申し上げまして御答弁をいただき、なお重ねて質問のある点はそのあとで明らかにいたしたいと思います。  最初川野公述人にお尋ねいたします。  きょうの御公述で非常に明確になりましたことは、政府の基本法は流動、保護、つまり生産性向上と所得均衡、この二つのものを並立しておる、こういう明確な御指摘がございました。従来、けさほどの公述あるいは質疑の中でも、この二つが混同されて、生産性が向上すれば当然所得均衡が達成されるんだというような議論が相当あったわけでございますけれども、この点が非常に明確になった点は大へんありがたいことだと思います。そうなっ……

第38回国会 農林水産委員会公聴会 第2号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○湯山委員 簡単に田中公述人と村谷公述人にお伺いいたしたいと思います。  まず田中さんにお尋ねいたしたいことは、基本法をなるべくすみやかに成立さしてもらいたい、こういう御希望でございましたが、今の政府案の基本法の中で、自治体の執行責任者として一体知事は何をするというようなことが大体おわかりになっていなければ、そういう御希望が出てこないと思うのですが、どういうふうにお感じになっておられるか、承りたいと思います。
【次の発言】 ただいまのような御観点に立てば、むしろ、先ほど公述人が述べられた不安とか誤解とか、そういうところの方が実際は執行責任者としては強調されなければならないのじゃないかというよう……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○湯山分科員 今野原分科員から質問のありました来年度のすし詰め解消、つまり定数の問題について、なお関連してお尋ねをいたしたいと思います。  それは、今いろいろ御答弁がありましたが、当初公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案が出されたときに、政府の方から、中学校の場合のすし詰め解消、つまり五十名にするという計画は三年程度でやりたい、小学校の場合は五ヵ年間を見ておるという御答弁があったはずです。これは局長、あなたの口から出たことですから御記憶だと思いますが、覚えておられるかどうか、まず承りたい。
【次の発言】 今御答弁のように、この法律ができたときには、中学は三年間ですし詰……

第39回国会 農林水産委員会農産物価格対策に関する小委員会 第1号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○湯山小委員 私はカンショなま切りぼしだけについてお尋ねいたしたいと思います。  このなま切りぼしの価格は、なまいも価格が貫当たり二十六円なら二十六円ということになれば、自動的に出てくる算定方式があるのでございますか。どういうふうにしてこの千二十円というのが出てきたか、それを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その点は資料にもそういうふうに書いてございますからわかるのですけれども、もう少し具体的に……。
【次の発言】 別にどうという意図的なことでお尋ねしておるのではないのですから、率直にお説明願いたいと思います。というのは、労賃がこの算定の場合一三%多く見ておるということでございますが、……

第39回国会 農林水産委員会農産物価格対策に関する小委員会 第2号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○湯山小委員 この前の委員会で、部長に、労働費の計算がどうなっておるか、特に一日当たり八時間労働として幾らに見ておるかということをお尋ねしたわけですが、なま切りぼしだけではなくて、全体としてカンショ買上げ価格、支持価格決定の積算の基礎になっておる一日当たりの労賃というものはどうなっておりますか。
【次の発言】 大体の御説明の趣旨はわかりましたけれども、自家労務だからというので三百六十三円というのですね。今の米の場合その他と比べてあまりにも低く評価し過ぎているのじゃないか。一三・二%というパーセンテージは了解のできる幅としても、実際の金額は、これではどこも低過ぎるのではないかという印象を受けます……

第40回国会 大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○湯山委員 今回改正されます関税定率法並びに暫定措置法は、自由化を前提としてこういう改正がなされたということを承っておるわけですけれども、これはどなたから御答弁を願っていいのか、私わかりかねますが、そういうことであるかどうかまずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 その自由化にあたって、従来政府は農産物の自由化については格別な配慮が必要であるということを言われておりますが、そういう点については、今回のこの法改正にあたっていろいろ考慮がなされたのかどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 従来政府がこの問題についていろいろな言明をしておられます。それについては、貿易の自由化ということ……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第7号(1962/02/26、29期、日本社会党)

○湯山分科員 時間がありませんから、端的にいろいろ事象を述べてお尋ねをいたしたいと思います。  お尋ねいたしたい要点は、高校生の急増対策がはなはだ不備である、入学難が非常に大きな、教育問題だけではなくして社会問題に発展をして参りまして、この際強力な対策を立てなければならない、こういうことを中心にしてお尋ねいたしたいと思います。  今、受験生をかかえておる家庭では、受験生がいるためにラジオも聞けない、テレビも見られない、家庭がそのために大へん暗い、こういう切実な訴えから、あるいは入学難ということが中学校の教育を入学試験のために非常に曲げてきている。この事実は、先ほど御指摘のありました学力テストに……

第43回国会 文教委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1963/03/14、29期、日本社会党)

○湯山委員 主管大臣である文部大臣がお見えになっておりませんから、またお見えになるまで文部大臣にお尋ねすることは留保いたしまして、お見えになっておる方々にお尋ねいたしたいと思います。  私のお尋ねする趣旨は、一つは学校給食について、政府の取り組みは非常に力が入っていない、本気になっていない、こういうことが一点です。と申しますのは、各省てんでんばらばらで、政府が力を合わせて学校給食を進めていこう、こういう態勢ができていない。第二点は、それと同時に、ほんとうの給食をやっていこうとすれば、教育の一環として、法律にある通りの精神でやっていかなければならない。そのためには、輸入脱脂粉乳に依存する給食では……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○湯山分科員 私は、二つの問題について文部大臣にお尋ねいたしたいと思います。一つは定数に関するものでございますが、従来たびたび大臣には、すみやかにこの五十人以下というのを実現することについて御要請申し上げますし、大臣もそれについてはそのつどお約束をいただいて参りました。ところが、一つ問題がございますのは、文部省でおやりになった学力テストの結果等から見て、山村の生徒、児童の学力が全国一般の平均から見るとずいぶん劣っているということは、これは大臣も御存じの通りだと思います。そういう山村には各学年が一学級ずつという規模の学校が非常に多うございまして、そういうところは実は今日までの基準の中学五十二、小……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 農林水産委員会漁業災害補償法案審査小委員会 第1号(1964/05/22、30期、日本社会党)

○湯山小委員 すでにただいまの角屋委員その他から委員会においての質問、あるいは本小委員会においての詳細な質問でございますから、重複を避けまして、なるべく角度を変えて幾つかの点についてお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、この漁業災害補償法を提案された政府に、これは正直に敬意を表したいと思います。それはなぜかと申しますと、沿岸漁業等振興法が提案されましたときに、私は沿岸漁業等振興法の中身をなす法律は一体何かということをお尋ねいたしましたところが、長官は漁業共済だという答弁をしております。それはいつからやるかと言いましたところが、来年――昨年の話ですから、来年度から実施する、こういうことでござ……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○湯山分科員 いま三木委員のほうから大学の問題について御質問がございましたが、私も大学のことについてお伺いいたしたいと思います。  その前に、いま大臣がお触れになりました大学の学力の問題でございますが、私は外国の大学生にも幾つか接してみまして、いまの日本の大学の卒業生の学力では、これはたいへんなことになるのじゃないかということをつくづく感じております。早い話が、英語にいたしましても、中学で三年、高校で三年、それから大学で四年という英語なら英語をやって、はたしていまの全体の大学生がどれだけ一体力を持っておるか。私の見たある国では、大学へ行って二つ外国語をとっておりますけれども、その二つとも読み、……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○湯山分科員 私は特に総務長官に、同和対策審議会の答申が出まして、これが先般予算委員会でも議題になりますし、非常に関心を集めておりますので、若干お尋ねをいたしたいと思います。  今日まで数百年に及ぶ差別問題を解決する機会、これは明治四年の太政官布告が一つの機会であったと思いますけれども、この機会にもついに解決しないで、百年間そのままで推移いたしております。いまこの答申が出たという機会は、文字どおり千載一遇の機会であって、この機会を逸したならば、今後また何百年か同じような問題を日本の国民はかかえていかなくちゃならない、私はそういう認識に立っておるのでございますが、総務長官はどのようにお考えなんで……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○湯山分科員 私は、高度成長政策に続いて、今度は公債政策、そういうことから日銀券がずいぶん増発されております。ところが、日銀券の原料になる、山村住民の問題だといっていいくらいの重要な換金作物のミツマタの需給が変わってきたということから、これに対する政府の態度が変わったのじゃないかということを耕作者――これは四国、中国六県にわたっておりますが、その諸君が非常に心配をいたしておりますので、その点についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず資料として印刷局長にお尋ねいたします。一つは「局納みつまた」の紙幣原料としての消費量は最近どういう傾向にありますか。


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 社会労働委員会地方行政委員会大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1973/06/20、33期、日本社会党)

○湯山委員 私は、今回政府から出されております厚生年金法の改正案、これに関連して各種共済年金法が同じように政府から提案されております。その中の特に農林漁業団体職員共済組合法との関連において、いろいろお尋ね申し上げたいと思います。  特に前提としてお断わり申し上げたい点は、いまお尋ねする中で政府が御提案になっている厚生年金法案が例として出されますし、これとの対比でお尋ねいたしますが、それはお出しになっているのを肯定して、賛成して言うのじゃなくて、私ども自身は、先ほど八木議員から御答弁しておられましたけれども、あの案に対して賛成しておるものであるということをまず明確にして、お尋ね申し上げたいと思い……

第72回国会 予算委員会公聴会 第1号(1974/02/14、33期、日本社会党)

○湯山委員 私は、青木公述人にお尋ねいたします。  先ほどは、たいへん該博な御識見を御披露いただきまして、われわれに対する御叱正も含めていろいろ御公述いただきまして、たいへん感謝しております。非常に広範囲にわたられましたので、お聞きしたいことはたくさんあるのですけれども、時間的な余裕もございませんので、しぼってお尋ねいたしたいと思います。  なお、御公述の中に、たとえば通信教育について、ずいぶん議員たくさんおるのに、一向取り上げないじゃないかというようなおことばもございましたが、実は通信教育につきましては、私どもも非常に大事だと思いまして、いろいろやってまいりました。しかし、いま制度の上ではあ……

第72回国会 予算委員会公聴会 第2号(1974/02/15、33期、日本社会党)

○湯山委員 いろいろお尋ねいたしたいことがございますけれども、質問をする他の方もたくさんおありのようですから、私は塚本さんにお尋ねいたしたいと思います。  非常に主婦らしいこまかい資料を御提示いただいて、非常に参考になりました。しかし、あの時間では、とても直接お感じになっていること、御体験になったことの全部は公述いただけなかったと思います。そこで、御公述に関連してお尋ねしたい点を一括して、三、四項目になるかと思いますが、お尋ねいたしますから、ひとつ、まとめてお答えをいただきたいと思います。  第一点は、生活費をうんと切り詰めて食料費を何とか操作しなければならない。エンゲル係数が少なくなるという……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○湯山分科員 私は同和対策につきましていろいろお尋ねいたしたいと思います。  すでに八木委員から先ほど御質問があったそうでございますから、重複を避けたいと思いますので、もし重複するようなことがあればひとつ御指摘をいただきたいと思います。なお長官にはいろいろ他の政府委員の方にお尋ねして、その所感をお聞きするというような形にさしていただきたいと思いますから、ひとつよろしくお願いします。  まず総理府の場合をお尋ねいたします。  この「同和対策の現況」というのは、私も十カ年計画の半ばを過ぎてぜひこういうものが必要だということを考えておりました。昨年これを出す必要があるのじゃないかということを御質問申……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)【議会役職】

○湯山主査代理 これで左藤忠君の質疑は終了いたしました。  次に、大橋敏雄君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。

第72回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)【議会役職】

○湯山主査代理 これにて兒玉末男君の質疑は終了いたしました。  次に、上原康助君。
【次の発言】 私は、次のような諸点について、お尋ねいたしたいと思います。  その第一点は、山林、農地等の面積が、機関によって把握がまちまち、たとえば土地台帳の面積と自治体が握っている面積、それから農林省が把握しておる面積それらは必ずしも一致していない。そこで、近代国家としては、それらのものをしっかりした一本のものを持つべきだ。それについては、特に土地に関係の深い農林省がイニシアをとって、関係各省と調整して、かなり長期計画になると思いますけれども、そういう作業をやるべきではないかということです。  第二点は、消費……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○湯山分科員 先般、学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特別措置法が成立いたしまして、もうこれは非常に急いでおる段階でございますから、先般のこの分科会においても、山口委員がかなり詳しく質問をされましたが、なお、若干残っている部分もあると思いますので、その部分についてお尋ねいたしたいと思います。  第一は、国立大学の場合ですが、これはどういうふうにされるのか。先般、助手とか講師については御説明があったそうですけれども、助教授とか教授とかいうのは、別にこれに伴って措置がなされるのかなされないのか。なされるとすれば、どういうふうにされるのか。これは大臣でなくても……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○湯山分科員 私は、インフレというのは、当然貨幣価値の低下、そのことは貨幣の増発といいますか、そういうことにつながってまいると思います。そこで、当然そういう狭い意味の通貨の立場から、このインフレというものの実線を明らかにするということが必要であったと思っておったのですけれども、その機会がございませんでしたので、短い時間ですけれども、若干お尋ねいたしたいと思います。  端的に言って、通貨の膨張を押えていく、これは非常に総合的な、広範な政策が必要ですけれども、大蔵省としてはもっと狭い意味で、端的に通貨の膨張を押えていく、押えるように政策を進めていくという面が、またあっていいだろうと思います。それに……

第75回国会 予算委員会公聴会 第1号(1975/02/08、33期、日本社会党)

○湯山委員 私は、いまお話のありました食糧自給の問題で、青葉公述人にお尋ねをいたしたいと思います。  公述された内容は、食糧自給ということが大きく取り上げられているけれども、今日日本で食糧を自給するということになれば、非常にコストの高いものになる、外国から買えばうんと安いものを、あえて高いものを自給という名前でつくって、たくさんの金を払うということには問題があるのじゃないかという御指摘があったと思います。食糧需給というものを、いまおっしゃったような見方で処理していた時代も確かにございました。これは国際分業論というような言葉で言われておりますが、高度成長政策の時代には、そういうことで大体日本の食……

第75回国会 予算委員会公聴会 第2号(1975/02/10、33期、日本社会党)

○湯山委員 佃公述人にお尋ねいたしたい点が一点。それから木村先生に二点お尋ねいたしたいと思います。  佃公述人にお尋ねいたしたい点は、文教政策についてでございますけれども、いまの文教政策は甘やかしている、大学が多過ぎるとか、モラルが低下している。内容的にはわからないことはないのですけれども、それを一括して甘やかしているというお言葉で表現されたのですけれども、私どもは逆に、子供の立場から言えば甘やかしているのじゃなくて、ずいぶん痛められているというような把握をしておるのですが、同じことを指しておるかもしれないと思います。今日の社会では、どういうものですか、学歴尊重というようなこともありまして、い……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○湯山分科員 私は、同和対策の関係でお尋ねをいたしたいと思います。  まず、来年度予算で実態調査のための経費が組まれておりますが、従来、答申の出る前に実態調査をいたしました。それから、御存じのように、それでは不備だというので四十六年にもいたしております。今回の調査というのは、これは同和対策事業は四十四年を初年度として発足しておりますから、もう今度は七年目に入るという段階ですが、この調査の目的、費用あるいは方法、調査の期間、これらはどういう計画なのか、ひとつ御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 過去の調査で大変不十分だと言われる点が多々あると思います。たとえばいま出ておるのでは、全国三……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○湯山分科員 私は、過疎地の交通対策というものについてお尋ねをいたしたいと思います。  その前に、ちょうど警察庁の方からお見えいただいておりますので、そちらに関係のある分を先に済まして、それから運輸省の方へお尋ねいたしたいと思いますから、御了解いただきたいと思います。  現在、各地で交通規制が強化されております。それはいろいろ目的があると思いますけれども、一方通行、駐停車禁止、そういうことが非常に厳しく行われるようになりました。ところが、それで非常に困っているのは実はタクシーの運転手です。どういう問題で困っているかと申しますと、特に視力障害、身体障害の人を乗せた場合に、従来ですと、一方通行なん……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○湯山分科員 議事進行。ただいまの堀委員の質問につきましては、大臣もなお検討してということでございますので、質問は留保することをお願いいたしたいと思います。

第75回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○湯山分科員 私は、一時間厚生省関係の質問をさせていただくことになっております。いま受田分科員から御質問のありました点にも質問がございますから、ちょうど関連したような形になりますので、その問題からまずお尋ねいたしたいと思います。  あんま等中央審議会の答申が十二月の十九日でございますか出された。いまそれに対して大臣は、はなはだ不満な答申であったというような御答弁でございましたが、大臣としては、あの答申にどういうふうな御期待を持っておられて、どういう点がいまおっしゃったようにはなはだどうも物足りないというようにお感じなのか、まずそれから伺いたいと思います。

第75回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○湯山分科員 議事進行。ただいまの清水君の御指摘の点につきましては、ひとつ保留いたしまして処理するようにお計らい願いたいと思います。

第75回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○湯山分科員 この十年来の高度成長政策の中で、いまの局長の御答弁では、ほとんどなくなったというようなお話ですけれども、決してなくなってはいない。それは、この同和対策について総理府が中間発表のようなものをいたしております。それをごらんになりましても、たとえば失業対策事業などは、多分これは四十七年と思います、全国的には失業対策で働いておる人というのはパーセントにして挙げるほどの数にもなっていない。数字としてあらわすような数ではない。ところが、同和地区では、有業者の就職先産業別というので見ますと六・二%、同和地区では、なおかつこの高度成長政策のもとでも六・二%は失業対策事業に就労しておる、こういう状……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○湯山分科員 お尋ねしたい問題は三つあるのですけれども、時間の都合でできなかったならば途中で割愛いたします。  今度の予算の審議に当たりまして、私どもは修正案を用意しております。その一点は、大豆、麦それから飼料作物の生産奨励金の増額ということでございます。今年度から実施されました大豆、麦、それから飼料の生産奨励金でございますが、来年度もこれはそのまま額は据え置きになっているという状態でございまして、諸物価が値上がりしておるという状態、それから食糧自給体制を早急に確立して自給率を高めなければならないという問題等を控えておりまして、私どもはこれを増額すべきだということを痛感しております。  この点……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○湯山分科員 私は二点についてお尋ねいたしたいと思います。  その第一の点は、教育の中央集権化ということがだんだん進行していっている。その一つのあらわれは、県教育委員会あるいは市町村教育委員会の教育長が、県の人事の枠内で任命されている、あるいは市町村の教育長が市町村人事の一環として任命されているというようなことがかなり目立っているような感じがいたします。  この点について以前にお尋ねいたしましたところ、その傾向というものは必ずしも悪いことではないんだ。というのは、法的には三十一年に教育長の資格要件が撤廃されたということで一つ問題は解消する。いま一つは、教育長というのは、予算あるいは各機関との協……

第77回国会 予算委員会公聴会 第1号(1976/02/07、33期、日本社会党)

○湯山委員 野尻さんにお伺いいしたいと思います。  非常に具体的に、今日の不況のしわ寄せを自分のはだ身で感じておられる方で、公述を拝聴していろいろ感ずるところがございました。そういう点、具体的なことをお尋ねいたしたいのですが、御公述では、出かせぎ、それから農業収入等を合わせて年収百三十万程度だということでございましたが、所得全体として非常に低い感じがいたします。それに今度はまた住民税が上がってくる。それから国保税が上がってくる。国保については三割の負担をしなければならないということや、諸物価、公共料金等が上がってくるというようなことを考えますと、百三十万で一体どの程度の生活ができておるのか、あ……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○湯山分科員 経済企画庁の非常に重要な任務は、長期経済計画の策定の推進と、それからさらに、基本的な政策を企画、立案するというような使命があることは申し上げるまでもございません。そういう経済企画庁のやっておられる長期計画なり、あるいは基本的な政策の中で、食糧の問題、あるいは農業の問題というものは非常に重要な位置を占めるものである、それは国の安全保障という大きい立場からも、あるいは国民生活の安定という立場からも、非常に重視しなければならないというように私は考えておりますが、長官はどうお考えでしょうか。
【次の発言】 これは倉成長官にお尋ねするのが適当かどうかということには問題がありますけれども、お……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○湯山分科員 私は、同和問題についてお尋ねいたしたいのですが、先ほど井上泉委員から法務大臣に対しましていろいろ質疑がございまして、私も拝聴しておりましたから、私の聞きたいことと井上委員の質問と重複しておる点も多々ございますので、そのことに関連して若干観点を変えてお尋ねいたしたいと思います。  まずその第一は、法的に差別事象を排除していくということは、地名総鑑が出てから急に考え出されたことではなくて、昭和四十年八月十一日に同対審の答申が出ましたが、その答申の中にちゃんと「差別に対する法的規制、差別から保護するための必要な立法措置を講じ、司法的に救済する道を拡大すること。」というのがございます。こ……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○湯山分科員 一月の十三日、日米通商交渉がまとまりまして、共同声明が発表になりました。いろいろ問題はありますけれども、私はその中で、時間の関係もありますし、焦点をしぼるという意味から、オレンジ及びオレンジの果汁関係の問題についてお尋ねいたしたいと思います。  今回の交渉について委員会等でもいろいろ質問がございましたが、それについて外貨減らしの効果は余りないのだというようなことでございまして、一体これは何のためにやったのかということが明確でないような気がいたします。しかも、だれのためにやったのかということも問題であって、聞くところによりますと、一つは、アメリカの中間選挙あるいは下院の選挙が秋予定……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○湯山分科員 私は、同和問題についてお尋ねいたしたいと思います。先般この委員会におきまして矢山有作委員から質問がございましたし、私も昨年同じような問題についてお尋ねしておりますので、それらとの関連でお尋ねいたしたいと思います。  まず、ただいま大臣からの御説明の中で、登記事務と人権合わせて約二百四名の法務事務官の増員があったということでございました。昨年も、一法務局、一地方法務局四名程度ではとてもさばききれない。特設人権相談所、これは同和地区住民を対象にしたものですが、これも五万、六万も超えておる状態でございますので、ぜひとも人をふやしてほしいということをお願いしておりましたが、人権関係だけに……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○湯山分科員 私は特に柑橘の問題についてお尋ねいたしたいと思います。  大臣御存じのとおり、昨年の暮れ、日米間合意によりまして輸入枠の拡大がなされました。これは非常に大きな問題でございまして、そのために大平内閣の成立も一日おくれる、したがって大臣の御就任もそれで一日おくれたというようなことにまで影響を持った問題ですが、これも振り返ってみますと、昨年の一月に日米通商交渉で一応の妥結がございました。当時私も農林大臣にやはり分科会で御質問申し上げたときには、大体これでいけるというようなお話でございましたけれども、日本の理解と向こうの理解が若干違っておりまして、アメリカの方はこれは暫定的だ、日本はこれ……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1980/03/05、35期、日本社会党)

○湯山分科員 きょうは、たまたま主査が橋本前厚生大臣で、そのことと関連してお尋ねいたしたいと思います。  先般、二月二十二日に、行政改革、綱紀粛正の予算の集中審議のときに、いま主査をしておられる橋本前厚生大臣が国立病院、国立療養所の定員の問題等に関連して御質問になられたのを、大臣はお聞きになられたでしょうか。
【次の発言】 そのときにお配りになった資料は、ただいまお持ちでしょうか。
【次の発言】 それでは、行管の方もお持ちでしょうか。
【次の発言】 大蔵省主計官は持っていますか。
【次の発言】 私は、前大臣が自分の所管の問題について予算委員会でこういうふうに取り上げられたというのは、寡聞にして……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1980/03/06、35期、日本社会党)

○湯山分科員 私はマツクイムシの被害についてお尋ねいたしたいと思います。  実は最近ですけれども、マツクイムシの被害が非常に甚大で、一体いまのような状態で松くい虫防除特別措置法の五年の期限内に所期の目的が達せられるのか、つまりマツクイムシの被害を終息させることができるかどうか疑問ではないかという感じを持ちますのでお尋ねいたしたいと思います。  と申しますのは、私の住まいは松山市にありまして、周辺の松がマツクイムシでやられまして、松山という名前を変えぬといかぬのではないかというような冗談も出ておったり、それから私の家自身も黒松が一本、屋久島五葉といういずれも五、六十年たったものですが、それがやは……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1980/03/06、35期、日本社会党)

○湯山分科員 私は、同和対策につきまして大蔵大臣にお尋ねいたしたいと思います。  同和対策を進める上において予算が非常に重要な役割りを演じていることはもう申し上げるまでもございません。ただ、大蔵省は直接具体的な事業をお持ちになっていないので一般的なお尋ねになりますし、非常に質問がしにくいのですけれども、しかし、非常に大事な大蔵省に対してはぜひ質問をするようにというようなことで私がそれを担当するようになりましたので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。  先般、上田卓三君の質問に対して大蔵大臣は、「毎年度国庫補助の増額、国庫補助対象事業の拡大等予算措置の充実を図り、地方公共団体の財政上の負担軽……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○湯山分科員 大蔵大臣御存じのとおり、大蔵大臣の最も重要な予算委員会の総括質問におきましても、同和問題が取り上げられてまいりました。その委員会審議を通じまして同和対策事業特別措置法の強化改正の問題が取り上げられまして、野坂委員の質問に対しまして総理大臣から、五十七年度予算の概算要求に間に合うように措置法の改正等については検討を進めていくという趣旨の御答弁がございました。これは考えてみますと、いろいろ便法はあるにしても、五十七年度の概算要求を正当にやっていくとすれば、この国会で結論を出すということが前提になるとも考えられまして、そういう観点から総理やあるいは総務長官に対する質問はありましたが、そ……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1982/02/26、36期、日本社会党)

○湯山分科員 私は、金融機関の週休二日制についてお尋ねいたしたいと思います。  先般予算委員会におきまして、労働大臣は、週休二日制の適用労働者はすでに七四%に達しておるという旨の御答弁がございました。なおまた、金融機関の週休二日制については、月一回土曜日閉店制等を検討しており、関係方面に働きかけて今後もなお積極的に進める旨の御答弁がございましたが、まだ金融機関の週休二日制については何ら見通しが立っていないのではないかというように感じますが、この点はいかがでしょうか。
【次の発言】 ただいまの御答弁によれば、労働省としては、五十九年までに土曜日閉店による完全な週休二日制を実施するように要望された……

第98回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○湯山分科員 ただいまの沖本委員の御質問に続きまして、同和対策について丹羽長官にお尋ねいたしたいと思います。  いま質問されました沖本議員、それから民社党では稲富議員、それから私ども社会党では大原亨議員、私と、ずっと前回の改正以前から、自民党で小宮山重四郎議員に加わっていただきまして、四党で同和対策を進める、いろいろ四党の連絡協調を図って、総務長官にもしばしばお目にかかって今日に至っております。いずれまた丹羽長官にも各党そろってお願いいたしたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  いま沖本委員から、同和対策というこの差別は、結局、物ではなくて意識、差別意識をなくするということが最……

第98回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○湯山分科員 私は、ユネスコの常駐政府代表、わが国の代表ですが、それの強化についてお尋ねいたしたいと思います。  本年の二月八日に、国内委員会の七十二回の会議におきまして、ユネスコ活動に関する法律第六条一項の規定に基づいた建議書が、安倍晋太郎外務大臣に対して日本ユネスコ国内委員会会長吉識雅夫氏から出ておりますが、これは大臣、ごらんいただいたでしょうか。
【次の発言】 この文章には、御留意願いたいとか希望とかお願いするとかという表現もありますけれども、建議というものをどれぐらい重いものだとお受けとめになっていらっしゃるか、伺いたいと思います。


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会公聴会 第1号(1984/02/23、37期、日本社会党・護憲共同)

○湯山委員 公述人に質問をまとめていたしまして、それでお答えをいただいて、持ち時間が余れば次の質問をさせていただきます。  大田公述人と黒羽公述人にお尋ねいたします。  まず、大田先生の方へお尋ねいたしたいのですが、今公述なさいました中で、特に今度総理大臣の諮問機関として、何という名前ですか、教育臨調というのか、そういうものができようとしておりまして、これが大きな問題になっております。このことに対して先生が大変具体的におっしゃったキャラハンのこれに対する考え方、態度、それからレーガンのこともおっしゃいました。私も、以前にジョンソン大統領、この人は教育者出身でして、中等教育に、ああいう財政の中で……

第101回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○湯山分科員 私は、一時間質問時間をいただいておりますが、実は五十嵐議員と一緒で、教育の立場から、あるいは地方政治の立場から、二人で聞く予定でございましたが、五十歳議員が在京できなくて、予算委員をしておる者は一時間やってもいいということで、一時間質問することにいたしました。  なおまた、主査が有名な文学者でございますので、けさ来「太陽の季節」が出たり、有吉佐和子さんのお話が出たり、井上一成君の本を文部大臣もお持ちになっておったり、私から言えば、ずっと昔、もう三十年近くですが、石川達三さんの「人間の壁」という小説が出ました。お若いから文部大臣お読みになったことないでしょうが、あの中に出てくる湯山……

第101回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○湯山主査代理 これより文部省所管について質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉浦忠治君。
【次の発言】 これにて吉浦忠治君の質疑は終了いたしました。  次に、米沢隆君。
【次の発言】 これにて米沢隆君の質疑は終了いたしました。  次に、玉城栄一君。
【次の発言】 これにて玉城栄一君の質疑は終了いたしました。  次に、小沢和秋君。
【次の発言】 これにて小沢和秋君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして、文部省所管についての質疑は終了いたしました。  これにて本分科会の審査はすべて終了いたしました。  この際、一言、ごあいさつ申し上げます。  分科員各位の……

第101回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○湯山分科員 最後の質問者になったようでございまして、まことに御苦労でございますが、しばらくひとつお許しをいただきます。  私は部落差別の問題でお尋ねをいたしたいと思います。  国会で部落差別の問題が取り上げられてからもう二十数年経過しております。法律によってこれを解消していこうというので法律ができてからでも既に十五年たっておりますから、本来なら差別はだんだん少なくなってきていると言いたいのですけれども、現実はそうでなくて、むしろ増加の傾向にある。非常に残念なことだと思います。ただしかし、そのことは必ずしも一概に悪いとは言えないので、こういうことが法律的にもあるいは政治の場でも取り上げられ、自……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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