このページでは森下元晴衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。森下元晴衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○森下(元)委員 命によりまして、昭和三十九年七月の山陰、北陸豪雨による被害状況調査のため、去る八月三日より七日までの五日間、松井誠君及び私が福井県、石川県及び富山県に派遣され、さらに現地におきましては地元選出の議員の参加を得まして、つぶさにその実情を視察してまいりましたので、以下その調査の概要について御報告申し上げます。 本年の梅雨は例年と異なり、本邦付近の気流の北上が早く、梅雨季前半の梅雨前線は、朝鮮方面から日本海を通り、関東地方に抜ける位置に停滞するようになり、一方、台風第五号が、朝鮮中部で衰弱し熱帯性低気圧となり、日本海に進むに及んで、さきに述べた梅雨前線を刺激し、山陰、北陸地方に異……
○森下(元)委員 今回の新潟地震により、新潟県、山形県、秋田県に大災害か発生したわけでございます。新聞等で報道されたように、関係地区は交通、文化、産業、教育また公共施設等に深刻な大打撃を受けたわけでありまして、心から御同情申し上げるとともに、復旧、復興の早からんことを折るわけでございます。幸いにも閣僚中で赤澤自治大臣が現地に飛びまして、比企安定のために、復旧のために非常に努力されたことは、われわれ地方行政委員会に席を置く者として非常に意を強くしておるわけであります。 私は、命を受けまして山形、秋田同県に震災のお見舞いと視察のために、十九日より二十二日まで国会より派遣されたわけでございまして、……
○森下(元)委員 ただいま辻原先生から、山林火災それから異常降雪に対する質問がありましたが、これに関連いたしましてごく簡単に御質問、御要望をしたいと思います。 山林火災につきましては十五億から十六億、雪害につきましては百二十三億、合わせて百五十億に足らないということで激甚災害の指定を受けられそうもないというような悲観論なんですが、この災害の問題は、ただ農林災害だけじゃなしに、いわゆる民生安定という面についての、政治全般についての一つの災害対策じゃないかと私は考えております。と申しますのは、森林というものはわが国の唯一の民族資源である。いろいろほかに民族資源はございますけれども、森林資源が戦後……
○森下(元)委員 大体台風の時期も過ぎかけております。毎日好天に恵まれまして、秋晴れのいい日が続いておるわけでございます。各農村、山村におきましては、運動会とか、またお祭りというような――従来であれは黄金の波か打ちまして、非常に景気のよい祭りばやしも聞こえるのですが、今回の台風二十三号、集中豪雨、二十四号の被害のございました地域におきましては、祭りの太鼓の音も笛の音も聞こえない。また、子供たち、親たちが楽しみにしておりました運動会も取りやめになったところもある。また、運動会をやりましても、ほんのささやかな、さびしい運動会が行なわれておるのが、台風の被害を受けた地域の状況でございます。たんぼを見……
○森下(元)委員 ただいま阪上委員から質問や要望のありました徳島の魚勘問題、これにつきまして私、質問の点は阪上委員から十分尽くされたと思いますので、検察庁、自治省あるいは警察に御要望を簡単に申し上げたいと思っております。 いま申し上げましたように、この問題は、魚勘事件とか魚勘問題という名前のもとに徳島県政をゆさぶっておる。県会なんかも、特別委員会をつくりましてこの究明また解決策に大わらわでございます。また新任の武市知事も前向きで県政をやっておりますけれども、この問題のためにかなり心配もしておるし、県政上足を引っぱられておる問題でございまして、この点自治省におきましても、ひとつ積極的に、地方自……
○森下(元)委員 ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、民主社会党の三党を代表して、その提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、附帯決議の案文を朗読いたします。 地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行にあたり特に左の諸点に検討を加え、すみやかにその実現をはかるべきである。 一、地方公務員共済組合の短期給付については、医療費の増加に伴う財政悪化及び組合員の負担増加の現状にかんがみ、これが健全化及び組合員の負担の緩和をはかるため、国庫負担制度につい……
○森下(元)委員 初めに、労働省にお伺いしたいと思います。 歴史の移り変わりで、人間の知恵ではなかなかはかり知れない現象が起こってまいります。いろんなハプニングが起こったり、驚くべき事態が起こるわけでございますけれども、戦後二十五年間いろいろ変わった現象が、政治の世界また経済の世界にも起こってまいりました。 たとえば、三十年間足りなかったお米が、現在は余ってその調整に非常な苦労をしておる、これも一つの現象でございます。また、戦後は狭い島国に一億の人口が押し込められまして、人口過剰になるのじゃなかろうか、失業対策がたいへんな時代になるのじゃなかろうか、こういう心配が、現在では人手不足でござい……
○森下(元)委員 私は、食管会計の問題、それから過剰米の処理等について、短時間でございますけれども、農林省並びに大蔵省にお尋ねしたいと思います。 国の財政負担の中で大きな負担をかけております食管会計の問題、ほかに国鉄の赤字の問題とか、また社会保険制度の問題、こういう問題がありますけれども、冒頭に申し上げましたように、食管制度の問題につきまして、この赤字をどうしていくか。食管制度の歴史というものは、過去三十年近い歴史を持っておりまして、戦争中からのいわゆる米がなかった時代につくられたものでございます。過去赤字を生じて以来本年の見込みも入れまして、一兆八千億円の累積赤字が出るであろう、こういわれ……
○森下(元)委員 私に与えられた時間は三十分でございます。その間に、港湾の整備計画の問題それから補助港湾の整備問題それから自動車損害賠償責任保険の問題、それから最後に国鉄の赤字路線の問題、こういう順序で急いで質問をしたいと思います。 初めに港湾の整備問題。経済成長に伴いまして港湾の貨物量は飛躍的に増大しております。そうして入港船の増加によります慢性的な滞船、これを緩和するとともに、船舶が非常に大型化しておりますので、そのための港湾施設を整備するために、港湾整備緊急措置法に基づいて第三次港湾整備計画が策定されまして、四十三年度から四十七年度の五カ年間で総事業費一兆三百億円、これがきめられまして……
○森下(元)委員 ただいま農林大臣よりの提案理由の説明がありました農業者年金基金法案について、農政の基本問題に触れながら若干の御質問を申し上げたいと思います。 昭和三十六年に近代農業の憲法といわれております農業基本法ができまして、戦中、戦後二十年余にわたった米麦中心の食糧増産一本の農政が大きく転換いたしまして、食糧の安定供給のかたわら、経済の発展に伴って農業の近代化のための構造改善、また選択的拡大、こういう方面に農政の方向が向いてきたわけでございます。しかし、農業は土地が生産資本であるし、また自然条件の制約、風土的な特殊性、流通機構の複雑な内容をかかえておるために、身軽な他の産業のように簡単……
○森下(元)委員 昭和四十三年度決算は、四十五年一月本院に提出されまして、三月十日決算委員会に付託されました。そして種々審議されてまいりましたが、本日、総括締めくくりをしまして、審議を終了する運びになりました。私は、与党自由民主党を代表いたしまして、総理に次の事項を質問いたします。御答弁、御所見をお聞かせ願いたいと思います。 決算の重要性につきましては、いまさら申し上げる必要はございません。憲法第八十三条に「國の財政を處理する権限は、國會の議決に基いて、これを行使しなければならない。」とあり、財政民主主義の原則を掲げております。ゆえに、決算は予算とともに車の両輪のごときものであります。すなわ……
○森下(元)委員 与えられた時間が三十分でございます。その間に一般会計の繰り越し、これは港湾特別会計でございます。それから自動車賠償保険の赤字の問題、それから空港の整備、最後に日本航空と国内航空の合併問題、この四つの問題を取り上げたいと思います。最後の問題に一番時間をかけたいと思いますので、一番から三番まではできるだけ早く進めたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 まず、この繰り越しの理由と処置についてお尋ねをしたいと思います。 昭和四十四年度運輸省所管の歳出予算現額千六百八十五億五千七百三十万余円に対して、支出済み歳出額は千六百四十六億四千五百九万余円となっております。このうち……
○森下(元)委員 わが国は世界第一の漁業生産額、世界第二の生産量を誇る水産王国であるとともに、その消費の面におきましても、国民食生活の中で動物性たん白質の五五・五%までが水産物でありまして、海洋民族といわれるにふさわしい、魚と国民との強いつながりがございます。しかしながら、最近物価問題の中で、生鮮食料品の値上がり、特に魚の値上がりがひどいといわれておりますが、それによって特別に生産者でございます漁業者、漁民が恵まれ、潤っておるかというと、決してそうでなく、逆に漁業労働力の不足、物価、賃金の高騰、公害による沿岸漁場の悪化、また遠洋漁業に対する国際的な制約の強化など、漁業を取り巻く環境は日増しに悪……
○森下(元)委員 初めに、専売制度の目的につきまして、北島総裁にお尋ねしたいと思います。
資本主義経済におきましては、国有国営企業は民営企業に比べまして非常に少のうございますけれども、国家、国民いわゆる国益のためには、専売制度いわゆる独占企業によって国民の福利をはからなければいけない。会社はもちろん直接国家事業でございませんけれども、全部国家資本でやっておる関係もございまして、その点、初めに目的について総裁の御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それでは、先ほど御説明をいただきました決算並びに業務の内容につきまして少しお尋ねしたいと思います。
四十四年度の国庫への専売納付金は二千……
○森下(元)委員 私の質問は、通告にございますように海外留学生の問題、特に東南アジアを中心とする開発途上国からたくさんな留学生が日本に参っております。この海外援助というものは経済大国日本として当然課せられた使命でもございますし、最近、特に経済援助とか技術援助だけではどうも援助の効果があがらない。ちょうどことしの八月二日から二十八日まで京都の京都ホテルで教育者社会活動研究集会というものが開かれまして、東南アジアその他太平洋諸国からたくさん教育関係者がお集まりになったようでございます。その中でも、日本に対するいろいろな注文もあったようでございまして、いわゆるエコノミックアニマルとか、またイエローヤ……
○森下(元)委員長代理 次に、会計検査院当局から検査の概要の説明を求めます。服部会計検査院第一局長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。菅波茂君。
【次の発言】 華山親義君。
【次の発言】 鳥居一雄君。
○森下(元)委員長代理 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 瀬長君に申し上げます。ただいま瀬長君より請求の外務省関係の文書については、後日理事会で相談の上処置いたしたいと思います。
○森下(元)委員長代理 瀬長亀次郎君。
○森下(元)委員 今回の私の質問は、通産省に対しまして、航空機産業の問題についてお尋ねしたいと思いますけれども、その前に、私が昨年の五月二十一日、当委員会におきまして運輸省の航空局に対しまして、航空行政の問題につきましてお伺いいたしました。そのときに保留をいたしました問題もございますので、その問題を先に取り上げたいと思います。 第一の問題は、最近特に航空需要が増大いたしております。それに従って空港の整備の問題、それからいわゆる安全航行に対する施策の問題その問題と、ちょうど昨年の五月十五日に第三の航空会社といたしまして、いわゆる東亜国内航空という新しい会社が発足したわけでございます。いろいろそ……
○森下(元)委員長代理 北山愛郎君。
【次の発言】 吉田賢一君。
○森下(元)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、私が委員長の指名により委員長の職務を行ないます。
昭和四十五年度決算外二件を一括して議題といたします。
農林省所管及び農林漁業金融公庫について審査を行ないます。
まず、農林政務次官から概要説明を求めます。伊藤農林政務次官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。田中会計検査院第四局長。
【次の発言】 次に、農林漁業金融公庫当局から資金計画、事業計画等について説明を求めます。武田農林漁業金融公庫総裁。
【次の発言】 これにて説明聴取を終わります。
○森下(元)委員長代理 福田繁芳君。
【次の発言】 吉田賢一君。
○森下説明員 ちょうど農林大臣が、米の問題で農林委員会のほうに参っておりますので、政務次官でございます私がお答えいたしたいと思います。 ちょうど私は四日間、広島、島根等に参りまして、先生の地元の江の川また斐伊川、つぶさに災害の状況を教えていただきまして、全般の総災害の中で農林災害の占める割合が半分または三分の一、農林関係の非常に大きな災害を受けております現実を見まして、いかに雨の量が多かったか、またそれに対するいろいろな施策、また心がまえが足りなかったかというふうなことを実は感ずるわけでございます。 多少農林からはみ出た内容でございますけれども、たとえば江の川の場合には、上流が広島県であり……
○森下説明員 永山先生の発言の内容につきましては、私もそのお考え方におきましては大体よくわかりますし、そうすべきであると思っておりますけれども、残念ながら現在の取り扱い方といたしましては、いわゆる災害復旧地を休耕田にはできないということを申し上げたいと思うのです。御承知のように休耕の場合は、水田ができる状態にあるのを米の生産調整のために協力していただこう。それと、いまおっしゃいました通年施行は、たとえば土地改良事業ですね、これは従来でございましたら米作時期を避けた春とか秋、こういう時期にやって、米作が支障のないようにするのが趣旨であったわけです。これを生産調整と関連しまして、米作時期の夏の間に……
○森下説明員 今回、はからずも農林政務次官の大任に任命されました。現下農林行政まことに多端なおり、足立農政のもとで全力投球をいたしたいと思うわけでございます。 各位の御指導、お引き回しよろしくお願い申し上げまして、まことに簡単でございますけれども、ごあいさつ、お願いのことばにしたいと思います。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○森下説明員 ただいま御指摘のように、食管制度は非常にむずかしい問題をかかえております。食糧が足らなかったときにつくった食管制度を、食糧があり余った時点においてどういう運用をするか、この点で非常に頭を悩ましておりますし、この赤字全部を、御指摘のように、消費者にかぶせることもいけないと思います。ただ、特別会計であるがゆえに、赤字が巨額にあがっている、けしからぬじゃないかという一部の声もございますけれども、こういう理論ですれば、道路にしても港湾にしても赤字であると言えぬことはないと思います。しかし、食管法が長らく非常に国民のためにプラスになってきた、こういうことは事実でございますけれども、現段階で……
○森下委員 昭和四十八年度の国立国会図書館予定経費要求につきまして、図書館運営小委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、昭和四十八年度予定経費要求の総額は、二十九億四千五百六十二万五千円でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三億六千一百六十八万円の増額となっております。 次に、要求額のおもなものについて、その概略を御説明申し上げます。 第一は、国立国会図書館の維持管理及び業務を運営するために必要な経費でありますが、その総額は二十七億九千九百七万四千円でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三億四千九百十九万八千円の増額となっておりま……
○森下委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長の指名により私が委員長の職務を行ないます。
昭和四十五年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、総理府所管中防衛庁、経済企画庁、科学技術庁、文部省所管、通商産業省所管、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫について審査を行ないます。
まず、防衛庁長官から概要説明を求めます。増原防衛庁長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。柴崎会計検査院第二局長。
【次の発言】 次に、経済企画庁長官から概要説明を求めます。小坂経済企画庁長官。
○森下委員 初めに久野郵政大臣にお尋ねしたいのですが、持ち時間が非常に短いものですから、御答弁は簡潔にお願いしたいと思っております。 郵政事業につきましては、他の行政に比べまして一見非常に控え目で、じみな感じがいたしますけれども、詳細に郵政事業の歴史を振り返ってみました場合に、実に大きな功績、業績をあげているように思います。明治百年の大計は実にヨーロッパまた米国の先進国に追いつき追い越せ、こういうような非常に民族的な悲願のもとに出発したわけでございますけれども、この中で国民の払った大きな努力、犠牲は多大のものがございました。その計画の中でいわゆる全国ネットワークを確立した。この一つが鉄道敷設……
○森下委員 初めに江崎国家公安委員長にお尋ねしたいと思います。決算委員会ですから、法務委員会のような専門的な質問はできませんので、抽象的なお答えでもけっこうでございます。 きょうの私の質問の要点は、選挙違反、これに対する人権問題、これについてお尋ねをしたいと思います。 はじめに江崎委員長にお尋ねしたいのは、民主警察のあり方。戦前の警察につきましては、いろいろと権力政治の一端を背負いまして非難があったように私ども承っておりますが、新憲法下の警察はいろいろなりっぱな内容を持っておるように思います。昨年のあの軽井沢の赤軍派の事件でも、一人の女性を救うためにずいぶん警察は大きな犠牲を払って、そして……
○森下委員長代理 庄司幸助君。
○森下委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が所用のため、委員長の指名により私が委員長の職務を行ないます。
昭和四十五年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、総理府所管中科学技術庁について審査を行ないます。
これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原茂君。
【次の発言】 庄司幸助君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十一分散会
○森下委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が所用のため、委員長の指名により私が委員長の職務を行ないます。
昭和四十五年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、総理府所管中経済企画庁及び労働省所管について審査を行ないます。
この際、おはかりいたします。
本件審査のため、本日参考人として水資源開発公団副総裁丹羽雅次郎君、労働福祉事業団理事工藤誠爾君及び雇用促進事業団副理事長和田勝美君の御出席を願い、その意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
なお、参考人からの意見聴取は、委員の質疑により行ないた……
○森下委員長代理 坂井弘一君。
○森下委員 私は木材需給の問題について二、三林野庁長官に質問いたしまして、最後に、ちょうど政務次官もおいでになっておるので、考え方の御開陳をお願いしたいと思っております。 国家の安全、存立のためにはいろいろ要因がございますけれども、その中で資源の確保、これが非常に大きな要件、要因であろうかと私は思っております。特に衣食住に関係のございます資源というものは、できるだけ自給ができるような体制に持っていかなくてはいけない。幸い食料の中でお米は大体一〇〇%確保できておりますけれども、この住と衣のほうの担当であります木材資源、これが外材に半分以上を依存しなければいけない、これはゆゆしき問題でございます……
○森下委員 有明海及び八代海における水銀等による環境汚染に伴う漁業被害状況調査のため、去る六月九日から十一日までの三日間、熊本県をはじめ、福岡県、長崎県、佐賀県にわたって、角屋委員、馬場委員、中川委員、瀬野委員、神田委員と私、さらに地元から坂田議員が参加され、現地の実情を調査いたしてまいった次第であります。 百聞は一見にしかずということわざがありますが、現地に参りまして、水銀等による環境汚染による住民の不安はもとより、目の前に魚介がいても漁をすることができない、たとえ漁をしても、とった魚介は売れないで、休業に追い込まれている漁業関係者の物心両面の苦痛、打撃は筆舌に尽くせないものであり、大きな……
○森下政府委員 審議会の設置は民主的な一つの方法であると思います。しかし、今回の場合におきましては、非常に緊急事態に処しまして、早急に処置をしなければいけないというような性格もございますし、また国会という機能、いわゆる民主的に選ばれた国会議員によって構成されておる、そういう強いチェックの機関もございます。そういうことで、大臣のおっしゃいましたように、この法案において審議会でチェックするのはなじまないということを申し上げたいと思います。
【次の発言】 独占禁止法の精神はあくまでも守らなければいけないし、カルテル行為はあくまでも排撃しなければいけない。そういうことで、いまおっしゃいましたように、そ……
○森下政府委員 石油製品の値上げの問題でございますけれども、EC諸国等におきましては、もう一月から値上げをしておる国もございますし、一応国際価格として原油の価格というものが非常に基本的な物価の構成をなしている。わが国におきましては、物価の抑制また総需要の抑制、こういう時期に際しまして、石油製品の値上げということは非常にそういうものとからみ合わせて慎重にしなければいけないし、また国際的な問題としては、いわゆる国際価格としての一つの方向が打ち出されておる非常に微妙な時期を迎えております。 いろいろ新聞等におきましては、憶測で近く値上げされるであろうというようなこともいっております。また一面では、……
○森下政府委員 御指摘の下請中小企業振興法が必ずしも機能が十分発揮されておらないという点は御指摘のとおりでございまして、今回の法案につきましてもよく法案の趣旨を体して最大の効果があがるように努力をしていきたいと思っております。
【次の発言】 この立法の趣旨は、地域経済の発展に寄与する、そしてまた伝統的工芸品産業の振興をはかるということを明記されております。
韓国からのまぎらわしい大島つむぎの大量の輸入、これが奄美大島の経済を非常に圧迫しておるということを私も新聞で見まして実は非常に憂慮をしておるわけでございます。
それで、大島つむぎは、これは奄美大島以外にはできない特産品でもございますし、……
○森下政府委員 調査につきましては、迅速に、厳正にやらなくてはならないわけでございますけれども、今回の事件についていま調査中でございまして、最終結論を出す段階には早いようでございますけれども、いろいろ過去の経過、経緯から判断して、いわゆる人為公害であるということの隠蔽等の工作が行なわれたというようなかなり明確な資料も出たり、また一部社長ほかの言明の中でうかがい知れるようでもございます。そういうことで、通産省といたしましては、調査におきましても、また今後の処置におきましても、迅速に勇断をもってきめていきたい、このように思っておるわけでございます。
○森下政府委員 物価抑制のために昨年の秋以来総需要抑制、またそのためには金利を上げ、またかなりこの金融引き締めの効果を期待し、続けておりますけれども、そのしわ寄せが先生御指摘のように中小企業のほうへ来て倒産もふえておるし、むしろ大企業よりも中小企業のほうが出血をしながら非常な危機を迎えておる、特に昨年十二月に振り出した手形もこの三月期に期限が来て、非常に資金繰りが苦しいのだというようなことの陳情も実はわれわれもずいぶん受けております。そういうことで全般的な流れの中の、いわゆる物価を押えるための金融体制とは別に、やはり中小企業というものは通産省としては特に救済すべきである、いわゆるオーバーキルに……
○森下政府委員 くぎにつきましては、住宅建築の場合に重要な商品でございますし、衣の問題、食の問題と同じように住宅政策にも非常に必要である。特に建築を業としております方々に対しましては、やはりくぎを安価に提供するということが住宅政策をスムーズに進める要因でもあると思っております。 御指摘のように、一月にはトン当たり二十三万円以上の価格に暴騰いたしまして非常に迷惑をかけたことは事実でございます。その後、通産省としても増産を指導したり、また価格の低下についても非常に努力をいたしまして、二月には大体十八万円から十七万円の線、それと今後は増産をするとともに強力に指導いたしまして、トン当たり十六万円台に……
○森下政府委員 物価の値上がり、また品不足、そういう事態から、最近では金がない、また銀行でも貸してくれないというような事態になっておりまして、中小零細企業に対する金融の問題が非常に大きな問題になっております。いま長官からも発言がございましたが、いわゆる保証による貸し付け、それとこの三金庫で貸し出しをしております三月末までに五百億、沖繩を含めまして五百五億というような貸し出しもございますけれども、いわゆる四十九年度の新しい予算におきましては三千億、また、その緊急度合いによりましてはそれ以上考えなければいけないと思っておるわけでございますけれども、信用保証協会を通じての貸し出しプラス三金庫による貸……
○森下政府委員 公取の御説明のとおりでございます。例外規定であるかないかということで四条と二条のつながりぐあいは、通産省としても、一応公取の御意見のとおり指導をしていきたい。 ただ、いろいろ先生の御質問の中で、下請がいわゆる手形の決済において非常に不利な状況に追い込まれる、この点は、われわれも実例においてよく承知しておりますし、特にこういうような緊急事態におきましては、平時でない指導、また取り扱いをしなければいけない。下請は常に親企業と、また原燃材料との間にはさまれまして、この手形決済というものについてこれが倒産につながったり、また営業につながる、非常に神経質にもなっておりますし、倒産の原因……
○森下政府委員 原油の値上げによりまして、全産業製品に影響があることはもちろんでございます。ただ、全製品になりますと、原油が二倍になった場合に約三%である、数字的には少ないような数字でございますけれども、部分的には非常に大きな影響を及ぼすものがございます。そのうちで、一番大きなウエートを占めておるのが電力料金である。現在の電力料金に占める石油製品、いわゆる燃料の重油とかナフサ、それの割合が二〇%くらいであると聞いております。今回の石油の値上がりによりまして、それが一挙に四七%くらいに上がるであろう、こういうようなことでもございますし、電力企業はいわゆる公共料金で制約をしておりますし、また社債の……
○森下政府委員 考え方としては、いまエネルギー庁長官がお答え申し上げたとおりでございます。ただ、外務省がすでに中国のほうに協議をしておる。内容はさだかにわかりませんけれども、やはり資源問題と同じように、領海、領域の問題は国際的な問題でもございますし、これは慎重にやらなくてはいけない。ただ、日本と韓国だけが協定をして批准をすればすべて済むという問題でないように私は思っております。そういうことで北朝鮮のほうからも何か抗議が来ておるようでございますし、よく慎重にこの問題と政治的に対処しなければいけない。ただ、通産省だけのサイドではなしに、やはり外務省、内閣すべてが領土問題の一環として、まあ大陸だなが……
○森下政府委員 電気エネルギーは、エネルギーの中でも一番家庭では特に便利に使われております。過去におきましては、明るさを得るのみでございまして、まことに単純な使用であったように思いますけれども、近年に至りましては、電力そのものを食っておるクーラーから洗たく機、また、熱に直接電力から変える暖房器等、非常に多種多様に電力が使われておることは先生御指摘のとおりでございます。この業法が三十九年、ちょうど十年前に改正されまして、電気事業者から直接工事業者にその責任を負わされているようなかっこうに実はなっております。家庭における電力また電力の使用、またその知識というものは、工場等における技術責任者を置いて……
○森下政府委員 従来の産業政策は、多く資源を使う場合、特に電力の場合におきましては多く使えば安くなる、そういうような消費型の料金体系であったように思います。しかしながら、石油の削減問題、また石油の値上げ問題が出てまいりまして、資源大国でないわが国といたしましては、消費経済から節約経済に向かわなくてはいけない。そして産業優先よりもむしろ国民福祉ということを中心にした指導でなくてはいけない。大転換したように私は思います。そういう意味で、今回の電気料金の改定も、先生がおっしゃいましたように、むしろ消費を押えるために多く使うところから多く料金をいただこう、そういうような精神がこの料金値上げの内容を見ま……
○森下政府委員 計量行政は消費者本位でなくてはいけない、そういう法の精神でございまして、電気計器の検定所におきましても、この公差等によって電気をお使いになる消費者の方に迷惑をかけないように、先生御指摘のように月間で十八億とか、かなりの膨大な金額が算定されるわけです。これは極端な例だと思いますけれども、ともかく消費者を本位とした計量行政でなくてはいけない、そういう観点から、やはりこの精度というものは厳重にチェックすべきでございます。また、いま係から説明いたしましたけれども、あまり精度を追及するあまり、いろいろコスト等また手数料等が上がることも電気料にはね返るような問題もある。いろいろ矛盾点もござ……
○森下政府委員 品物の取引は非常に多種多様でございます。そういう中で、この民主的な、また自由的な経済は、消費者本位の、いわゆる選択取引でなくてはいけないということは、納得が私は一番必要である、納得の手段として、やはり計量または計測というものが行なわれるので、計測とか計量が目的ではないと思います。いわゆる納得、満足、それが消費者側からしてその手段として使われる、そういうことで今回の法改正につきましても、消費者の商品選択の合理化に資することにしておる、こういうことでございまして、画一的にこの法案ができたらすべての商品についてはかり売りをするのだというようなことはできないと思います。包装品等は、やは……
○森下政府委員 経済援助、また開発の基本姿勢につきましては、先生の御指摘のとおりでございまして、外交にも国の基本的な考えがございますように、経済問題についても当然基本的な考え方または姿勢が確立されておらなくてはなりません。特に最近におきましては、やはり互恵平等、また相手の主権の尊重そういう中から経済の関係は発生すべきである、またそれによって永久に経済援助、また開発、いわゆる資源の購入等も十分できるわけでございまして、やはり国策として、また基本的な姿勢として、互恵平等、相手の主権尊重、そういう基本的な姿勢の上に立って海外貿易はすべきである、また開発すべきである、そのように思っております。
○森下政府委員 御指摘のように、この点については若干舌足らずの点があることは認めます。この点、今後十分注意をいたしたいと思います。
【次の発言】 原子力発電の安全確保に関する研究事業につきましては、基礎的な研究開発費を特別会計の歳出とすることは考えておりません。ただ、発電用施設の設置の円滑化に直接的に結びつくと認められる研究開発にかかる費用は特別会計で経理できるものと考えております。したがって、限定された範囲の研究開発のみが特別会計の対象になるわけでございます。今後具体的にどのように研究開発を対象にするかについては、慎重に検討いたしたい。
舌足らずという意味は、別に間違っておるとか間違ってい……
○森下政府委員 電力が将来にわたりましてその需要度がふえるということは、これは当然のことでございます。ただその段階におきまして、ときには足踏みしたり、またときには非常な需要があるということが考えられますけれども、やはり全般的には伸び続けなくてはいけない。日本の経済成長率に関連して伸びることは当然でございます。 実はこの前の法案につきましては、石油事情がかくまで逼迫する、またかくまで高騰すると考えておらない時期に提出したわけでございますし、またその継続された法案の修正を三月四日になって提出したということが先生から御指摘を受けまして、その点のことにつきましては、われわれも早く出すべきだったという……
○森下政府委員 御指摘のように、継続をいたしまして修正をした、そしてまた財源を電源税に求めた、そのとおりでございます。その間にいわゆる特別会計法で昨年末の予算に片一方は入れながら、促進税法のほうは三月になって国会に上程した。そこらの事情は、この負担を、電力会社の負担金、それと各省にわたるそれぞれの補助金等でまかなうというのが前の法案の趣旨でございましたけれども、やはり時代の要請に応じまして、すなわち昨年秋からの石油事情の逼迫、また特に非常におくれております電源地域の開発、そういうような異常事態、また緊急事態に応じまして、財源というものは税金という形において権威あるものにしなければいけない。いわ……
○森下政府委員 電気事業法十八条で、供給責任者は電気事業者である、そのとおりでございます。だから、税体系の中で税金という形で電気事業者にその財源を求めるということの先生の御意見、これにつきましては、現在のエネルギーの逼迫度、また将来の情勢を考えまして、もちろん御趣旨のような方向でいかなければいけないと思いますけれども、現状の置かれておる電気事業法、また早急に出されました現在の電源税の問題、そういうことで先生の御趣旨を体しながら、将来の長期展望、また中期展望の中で、やはり国の責任において需給調整を考えていかなければいけない。そういうワンステップと申しますか、一つの段階的な考え方として今回の電源税……
○森下政府委員 電気事業は地域独占でございます。また、いわゆる公益性の非常に強い企業でございまして、当然県民または国民の納得のいく料金、またその改定でなくてはいけない。四国電力につきましては、昨年値上げをいたしたときに、先生御指摘のように、三年間値上げはしないというようなことを私も実は新聞等で見まして、これは当然だと思いました。しかし、結果的に考えてみました場合に、油がこういう異常事態で高騰するということはだれも予期しない時期でございまして、人によりましては、四国電力とか関西電力は少し早まったのではないだろうか、そういう声も実は聞いたような時点もございます。しかしながら、情勢は急激に石油の削減……
○森下政府委員 お答えいたします。
石油需給につきましては、いま先生御指摘のように、非常に供給が逼迫いたしまして、今回需給適正化法案を提出したわけでございますけれども、需給につきましては、いまおっしゃいましたように、この法案によって主として需給調整をはかりますけれども、生活安定法案、またさきに出されております買占め売惜しみの法案、また戦時中からございました物統令等、まあこういうもののいわゆる四本柱によって需給調整をしなければいけない、このように考えております。
【次の発言】 通産大臣が言明いたしましたように、三百八十円、これは店頭渡しの小売りの民生用の価格でございまして、これを堅持いたします……
○森下政府委員 私は、ただいま、十二月四日の鉄鋼業界と通産省との話し合いについては関知しておりません。ただ、先生がおっしゃっておりましたように、業界とのいろいろな話し合い、また癒着、この問題は、私はこういう事態で業界と話し合いをすることは悪いことではないと思うのです、石油問題にしても、鉄鋼問題にしても。また業界に振り回されないような、経済の先行しないような政治が行なわれなくてはいけない。だから、こういう事態でございますので、業界に協力を求めたり、また業界の不明朗についていろいろ相談したり指示することは当然である。ただいま御指摘になった内容については、後刻詳細に調べまして次の機会に御報告申し上げ……
○森下政府委員 業界との癒着の問題並びにいわゆるミイラ取りがミイラになるのじゃなかろうか、業界主導型の価格決定とか、また意思決定になるのじゃなかろうかと、非常にありがたいおことばをいただいたわけでございますけれども、きのうの私の答弁も少し寸足らずがございました。業界の意見を聞くというと、これは非常に語弊でございまして、何か業界の意思によって、すべてきめてしまうというような誤解を招くおそれがあると思います。そうじゃなしに、いわゆるミイラ取りがミイラにならないように、業界主導型のきめ方じゃなしに、自主的にこれをきめる、これが本心でございまして、誤解があった点は、ひとつここで釈明いたしまして、答弁と……
○森下政府委員 石油の逼迫状況は、われわれも非常に憂慮しながら全力をあげておるわけでございますけれども、これに引き続きまして、食糧の危機問題が非常に憂慮されておるわけです。そういうことで、水野先生の御質問は、将来の食糧の確保がはたしてできるかどうか、こういう問題に触れる大きな問題でもあるように認識しておりまして、食糧確保のためにも、石油製品によってつくられます資材、またこの燃料関係の需給、また価格というものは将来の農政をになうためにも非常に重大な影響があるというようなことで、昨年十二月の初めに農林政務次官と協定いたしまして、石油製品はできるだけ、というよりももう一〇〇%不自由を来たさないように……
○森下政府委員 三菱商事から問題部分の記事を取り寄せて、私も読ませていただきました。いま御発言のように、「豚は太らせてから料理せよ」とか、いろいろ、とにかく売ればいいんだというような商売感覚からだけしか見ないような発言の記事がございまして、特に海外の合弁会社等では、ただ経済問題だけではなしに、やはり国際的な親善とか、また国際親善の中でわが国の企業が発展、発達すべきである、そういうような大きな国際問題も含んでおりまして、不穏当な発言またはそういう記事はまことにけしからぬ内容でございます。 それで、三菱商事のほうの、先般予算委員会で野間先生が御指摘になって、直ちにその社員については処分をするとい……
○森下政府委員 石油はまことに国内資源としては皆無のような状況でございまして、石油の輸入というものはわが国経済また国民生活に非常に重大な影響を及ぼすものでございまして、この輸入の見通しというものは非常に重大でございます。いま石油部長からお答えございましたように、昨年の石油のいわゆる削減に対する見通し等につきましてはかなりの錯誤もございますし、また見通しの誤りがあったことは事実でございます。これが物価高騰の原因また要因になったことも事実でございます。こういう誤りがないように国際的な情報の収集それから国内における生産状況とかまた在庫の状況等十分把握して迷惑をかけないようにと思っております。
○森下政府委員 食糧問題は油の問題と同じように非常に大事な問題でございます。そういう意味で食糧生産のために農業というものがわが国国民経済にとりましても、また産業にとりましても、また大きくは安全保障のためにも非常に大切であるということは片岡先生御指摘のとおりでございます。特に米作等はやはり国民食糧の中心でもございますし、農林省なんかのお考えを聞きましても、将来の米作等につきましてはできるだけ機械化する、また大規模農業の方向に持っていくという方針が打ち立てられておりまして、特に機械の需要というものは非常にふえております。 最近、この主要機械の生産動向を見ました場合に、トラクター等でも四十三年以来……
○森下政府委員 一部報道ではそういうふうに伝えられておりますけれども、目下のところは、この問題は通産省だけできめる問題でもございませんし、やはり経済企画庁等幅広く意見を求めて、最後に決定する、こういうことでございます。ただ、二十一日という予想は、六月一日、月がわりからやるであろうということから逆算して二十一日というような日程が出たのだろうと思います。そういうことで、現在のところ二十一日に承認しますということは確定しておりません。
【次の発言】 そのとおりでございまして、慎重審議、六月一日という特定の日にちにこだわらないように通産省としては態度をきめていくし、また、決定にあたっても十分消費者の方……
○森下政府委員 たくさんな御質問をいただいたわけでございます。基本的な問題だけ私お答えいたしまして、あとエネルギー庁の次長はじめ関係者が参っておりますので、あとから御答弁させます。 初めの需給の見通しでございます。かつて石山灰が石油にかわったという時代には、いわゆるエネルギー革命また産業革命といわれるほどの大きな変革があったように聞いております。今回の石油の値上げの問題、またそれに伴う二十一日の電力の値上げの問題等考えました場合に、やはりこの時期は、一つのエネルギー革新またエネルギー革命、それに従っての産業構造の大きな転換、また先ほど企画庁の内田長官からお話ございましたように、いわゆる価格体……
○森下説明員 坂井先生の御質問の趣旨、もっともだと私は思います。率直に、常識的に御答弁申し上げたい。 御指摘のように、電気事業は公益性のまことに強い事業でございまして、いわゆる料金にいたしましても、適正な原価に適正な利潤を加えて、そしてガラス張りの中で公聴会等を開いてきめられるわけでございまして、国家的な、また社会的な保護を非常に大きく受けておることは事実でございます。当初は、先ほど部長からもお答えいたしましたように、会社直接のためにそういう子会社が、いわゆる密接な関連のある事業としてその事業目的を遂行するために寄与する、そういう趣旨であったと思いますけれども、年月を経るごとに、いわゆる副次……
○森下説明員 先生御指摘のように、のれん分けの場合の制度でございまして、それが家族の従事者には適用できないというのも、新憲法下では旧憲法と違いまして、個人個人の権利が非常に強いのでございますから、長官がお答えになりましたように前向きで検討していきたい、そのように思っております。
○森下説明員 LPガスの問題につきましては、二月の二十一日、この物特の委員会で石田先生にいろいろな御指摘をいただきまして、またいろいろな注文も実はつけられております。産気率の問題、その他非常に基本的な問題等についても御指摘を受けまして、私から直接検討をいたしますということの約束もいたしました。いまの御質問はいわゆるなぜ上げたかということでございまして、まずその問題についてお答えを申し上げたいと思います。 家庭用のLPガスにつきましては、本年一月以降国民生活安定緊急措置法に基づきまして、十キログラム充てん容器入りの正味量について千三百円、標準価格を設定してまいりましたけれども、次の理由でこれを……
○森下委員 十分ばかり質問をしたいと思います。
私は、三菱石油の重油の流出事故について通産省並びに消防庁、農林省の係の方にできるだけ簡潔に御質問して、お答えのほうも簡明にお願いをしたいと思います。ただいま宮田委員からもこれに関連する御質問がございましたので、できるだけ重複を避けながら要点だけの質問をしたいと思います。
初めに水産庁のほうから、現在まで水産関係に与えた被害、また与えようとする被害についておわかりになりましたら簡単にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの説明では五十億に近いというお話でございます。なお、この流れ出た油は鳴門海峡を越えましてまた紀伊水道を越えて、や……
○森下委員長代理 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後四時五十六分散会
○森下委員長代理 この際、委員長から申し上げます。 本日は時間の制約がございますので、政府におかれましても答弁は簡明に願いたいと思います。 庄司幸助君。
○森下委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が所用のため、委員長の指名により私が委員長の職務を行います。
昭和四十七年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、労働省所管について審査を行います。
この際、お諮りいたします。
本件審査のため、本日、参考人として雇用促進事業団理事中田定士君及び経理部長米田一男君の御出席を願い、その意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
なお、参考人からの意見の聴取は委員の質疑により行いたいと存じますので、さよう御了承願います。
○森下委員長代理 原茂君。
○森下委員 決算の目的は、予算の効率的な使用、つまり国費がいかに効率的に使われておるか、それを調査したり審議するものでございます。そして国民の前に、予算執行がいかに効率的に行われたかということでございますけれども、私はもう一面、決算の目的というようなものがあるように思います。それは、行政を執行する場合に、法律をいかに運用していくかというのが行政の運営の方法でございますけれども、やはり立法の趣旨というものを常に、もちろん国会もチェックしますけれども、特にこの決算が、金銭的な面だけでなしに立法の趣旨というものを常にチェックして、そして決算の効果を上げていく必要がある、こういうふうに実は思うわけでご……
○森下委員長代理 次に、会計検査院当局から各件の検査報告に関する概要説明を求めます。白石会計検査院長。
【次の発言】 これにて昭和四十八年度決算外二件の説明聴取を終わります。
【次の発言】 次に、大蔵省所管及び大蔵省関係の各政府関係機関について審査を行います。
まず、大蔵大臣から概要の説明を求めます。大平大蔵大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。高橋会計検査院第一局長。
【次の発言】 次に、中村会計検査院第五局長。
【次の発言】 次に、桜木会計検査院第四局長。
【次の発言】 次に、日本専売公社、国民金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行各当局の資金計画及び……
○森下委員 去る六月二十六日に昭和四十七年度の決算の総括締めくくりが行われました。そのときに私も質問したわけでございますけれども、ちょうど私の時間が早かったものですから、自治大臣に質問をする機会を失しておりまして、この際に自治大臣、関係局長の方々に、地方財政の硬直化の問題について、短時間でございますけれどもお伺いをしたいと思います。 高度経済成長から減速経済への移行のためのいわゆるスタグフレーション、これに伴う非常に深刻な事態が起こっております。ちょうどその分かれ目が昭和四十八年でございまして、前半は非常にバラ色に輝く夢と希望を持った四十八年度でございましたけれども、後半から非常に雲行きが怪……
○森下委員長代理 近江巳記夫君。
○森下委員長代理 出せますか。
【次の発言】 山崎拓君。
○森下委員 決算の目的につきましては、予算の効率的な使用とその適正を期するというふうに規定してございます。 消防とか警察、それから防衛関係、このようないわゆる安全に関する問題についての予算の効率的な使用とか適正、これにつきましては、ほかの問題に比べてかなり判断、判定がむずかしゅうございます。消防にいたしましても、防火活動また消火、災害と、また警察にいたしましても、治安、交通安全対策、そういう問題で、常に備えあれば憂えなしというところに予算の効率的な使用状況が検討されるわけでございますけれども、防衛につきましても、これはやはり国家の安全保障問題として非常に大事な問題である、このように思っており……
○森下委員長代理 坂井弘一君。
○森下委員 初めに、林野庁長官にお尋ねしたいと思います。
昭和四十八年度の国有林事業特別会計の収支の概況、特に収入の内容についてお尋ねしたいと思います。簡潔で結構ですから、御答弁願います。
【次の発言】 国有林事業として三百九十八億円の余剰を出しておる。他の食管会計に比べて私は非常にいい成績であると思います。たまたま四十七年から四十八年にかけて木材価格が上がっておりまして、まあそれも原因だと思うのですが、非常に経営意欲を持って国有林事業が取り組まれておった、そういういい意味の結果にもよるであろう、私は、実はこのように思っておるわけなのです。
実はその中で、ただいま収入について詳しく御報告い……
○森下委員長代理 この際、暫時休憩いたします。
午前十一時五十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。諫山博君。
【次の発言】 簡明にお答え願います。
【次の発言】 坂井弘一君。
○森下委員 私は原子力の発電問題について、短時間でございますけれども、お尋ねをしたいと思います。
一番初めに、実はこういうことが新聞に載っておりましたので確認したいと思います。有沢広巳原子力産業会議会長がこういうふうに言っております。「いまにして思えば、軽水炉を技術的に完成されたものと考え、民間に任せる政策を立て、実行に移した私自身の認識は間違っておった。」こういう文が出ておりましたけれども、これはそのとおりでございましょうかどうか。
【次の発言】 過去の原子力エネルギーに取り組む行政の方向が、むしろ軽水炉よりも核融合とか高速増殖炉、その方向にかなり重点が指向されておったことは事実でございま……
○森下委員 私は、会計検査院だけに質問または所見をお伺いしたいと思います。 初めに、会計検査院の検査活動の成果は、検査報告によってわれわれに明らかにされるわけでございますが、これを見ると、会計検査院は個々の会計経理の当否を追及することと、不適正な経理について是正改善を図ることに努力を傾注しているような印象を受けます。 近代国家の社会経済の構造は、国家機関の積極的な行政活動によって支えられているようになっており、それに伴って国の財政支出は膨大なものとなる一方であり、しかも近年における科学技術の急速な進歩は、この傾向を一層顕著なものとしております。このような情勢のもとにおきまして、国民は国の個……
○森下委員 初めに住宅公団関係の方にお尋ねしたいと思います。 衣食住は人間生活の、また人間生存のための三要素でございます。過去におきまして、食衣につきましては、人間の、特に日本人の生活のために、かなり目的を達しているように思いますけれども、住の問題はおくれておったように思います。やはり住という問題、住宅という問題は、人間が文化生活をする、また人間が社会活動等をするための根源であるということで、最近、特にこの十年ぐらいの間には、住宅建設は飛躍的に伸びております。その点、私は建設省の住宅行政に敬意を表したい、また日本住宅公団とか住宅金融公庫、これらの機関に対しても敬意を表したいと思います。ただ急……
○森下委員 私は、労働大臣には最後にまとめて御質問したいと思います。 初めに、失業保険金の不正受給について、会計検査院並びに労働省両当局に御質問をいたしたいと思います。 まず、会計検査院にお尋ねいたしますが、昭和二十六年度以降、毎年繰り返し失業保険金等の不正受給が不当事項として検査報告の中で指摘されております。これによりますと、毎年調査対象受給者の四%前後が失業保険金や就職支度金の不正受給を行ったことになっておりますが、検査院はどんな方法で、これだけ高率の不正受給を発見されておりますか。それから調査対象の選定方法、調査のやり方など、検査の概要について簡単に御説明を願いたいと思います。 そ……
○森下委員 昭和四十八年度は、オイルショックで経済的にも政治的にもパニックになった年でございます。すなわち、過熱景気が一挙に冷やされた年でございまして、波乱万丈の年であったと思います。
そこで、現在新聞等を読みますと、倒産件数がまだ増加の傾向にございますけれども、景気回復の問題と今後の経済見通しの問題につきまして、初めに通産大臣に、時間がございませんので簡明で結構でございますから、見通しについて、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 オイルショック以来、足かけ三年になるわけでございますけれども、福田経済企画庁長官も大体三年で回復してみせる、そういうことで努力をされておりまして、御答弁ご……
○森下委員 初めに、航空行政についてお尋ねしたいと思います。 航空需要につきましては、年ごとに増大しております。そこで、航空事業の主眼は何と申しましても安全第一でございますので、空港の整備とか、また各航空会社の経営の内容等については常に関心を払わなくてはなりません。 私は、昭和四十六年と七年の決算で、この点についてお尋ねしたことがございますけれども、その中で、航空界の再編成の問題、日本国内航空と日本航空が合併をするという指導を行っておったのが、実は途中で変更されまして、東亜航空と国内航空が合併して現在の東亜国内航空になってしまった、こういういきさつがございます。そのときに、日本航空は御承知……
○森下委員 昭和四十八年度決算は、四十九年十二月二十七日、本院に提出され、五十年六月二十日、決算委員会に付託されました。そして種々審議されてまいりましたが、本日総括締めくくりをしまして審議を終了する運びとなりました。私は、与党自由民主党を代表して、私見を交えながら、次の事項を総理並びに関係閣僚にお尋ねをしたいと思います。 初めに、政治構造の問題について総理に、簡単で結構でございますから、御所見をお伺いしたいと思います。 現在、御承知のように、ロッキード事件とか汚職の問題で国会が空転して、非常に混乱をしております。過去におきましても、数年に一遍とかそういう問題が起こりまして、これがすなわち、……
○森下委員 台風十七号につきましては、早速、当委員会より被害地でございます南四国の高知、徳島へ委員団を派遣していただき、非常に精力的に詳細に調査をしていただきまして、心から御礼を申し上げたいと思います。 私も現地参加をいたしまして、つぶさに調査をいたしました。 そこで、まず国土庁の江藤政務次官に御質問をしたいと思います。 国土庁は、いわゆる国土の保全、防衛、国の安全保障問題を担当する非常に大事なお役所でございまして、災害大国と言われておりますわが国におきまして非常に重要な役目を持っておる、民生安定上非常に大事なところでございます。 今回は、御承知のように、オホーツク海商気圧の冷温によっ……
○森下委員 委員派遣第二班の調査結果の概要を御報告申し上げます。 本班は、去る十月三日から十月六日までの四日間にわたり、青森県、岩手県及び秋田県における異常低温による農作物の減収状況調査をしてまいりました。派遣委員は、自由民主党の私森下元晴、日本社会党の米内山義一郎君、日本共産党・革新共同の中川利三郎君の三委員でありますが、現地において、青森県では熊谷義雄君と竹中修一君が、また秋田県では川俣健二郎君が参加されました。 まず簡単に調査日程を申し上げます。 十月四日は、早朝青森県に入り、三沢市淋代地区、八戸市市川地区及び階上村赤保内地区で水稲の被害調査を行った後、八戸市の青森県合同庁舎におい……
○森下委員 二十分ばかり質問をいたします。 二つ問題がございまして、ダムによる河川の汚濁問題とマツクイムシの防除問題、この問題は建設省とか農林省に質問すべき問題でございますけれども、非常に環境庁に関係がございますので、長官あるいはまた関係の局長に質問をしたいと思います。 ダムの効用につきましては、洪水の調整であるとか、また水力それから灌漑用水、工業用水と、非常に多目的に利用されておるわけでございます。しかし、最近ダムがあることによってのいろいろな被害、また公害がかなり出つつございまして、これを何とか改善してもらいたいという陳情がたくさんございます。もうすでに環境庁の方にも参っておると思いま……
○森下委員 私は、治水利水の問題につきまして、まず河川局長にお伺いいたしまして、最後に大臣より総括的に御所見をお伺いしたいと思います。 ただいま大臣が御説明されました四十九年度決算概要説明の中で、治水特別会計の治水勘定三千九百六十九億二百五十万円余でございますけれども、これは第四次治水事業五ヵ年計画の第三年度として河川、ダム、防災の事業を施行しておるようでございます。そこで、治水事業の最たるものは、やはりダムをつくりまして治水の効果、砂防の効果、そしてまた利水の効果をかなり上げておるように思いますけれども、そのダムの効用につきまして、まず局長から簡単に説明を受けたいと思います。
○森下委員 私は、陸海空について御質問したいと思います。大臣の御答弁は、最後にまとめて御所見という形でお願いしたいと思います。 初めに、航空問題、お聞きしたいと思います。 日本航空は政府出資が約五〇%でございまして、当然会計検査の対象になっております。私は、六年前に、この決算委員会におきまして質問をして保留をしておった問題がございます。最近解決できたようでございますので、御答弁をお願いしたい。また、後で会計検査の方からも、検査結果の御報告をお願いしたいと思います。 この件は、日本航空と日本国内航空が合併しなくなったことに伴う問題の処理でございます。昭和四十五年十一月二十日閣議了解で、最終……
○森下委員 私は、国土庁に対しまして、山村振興、それから水資源の問題、それから最近非常に不振でございます植林関係の問題、短時間でございますけれども、その三つについて、お伺いしたいと思います。
初めに、振興山村の指定状況及び第一期、第二期対策の進捗状況並びに今後の予定、これについて、簡単で結構でございますから、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 いま大臣からお答えがございました。その中に、昭和五十四年に第二期対策の計画樹立が完了して、後は法の期限が切れると思うのですが、その点、後を続けてやっていただけるかどうかということをお尋ねしたいと思います。
山村振興法は、昭和四十年から始まりま……
○森下委員 初めに、原子力の平和利用につきまして、お聞きしたいと思います。 エネルギー問題は、わが国だけではなしに、資源大国のアメリカでも非常な悩みのようでございまして、去る二十日に、カーター大統領はエネルギー教書を発表して、国民にエネルギーの危機を訴えております。そして石油の節約から説きまして、日本で行っておりますサンシャイン計画の太陽熱の利用とか地熱の開発、そういう面まで非常に詳しく教書では示されておりました。 資源大国のアメリカが、なぜ危機を訴えておるんだと、われわれも非常に奇異に感ずるわけでございますけれども、やはりアメリカはアメリカなりのエネルギー長期計画に基づいてカーター大統領……
○森下委員 初めに、大蔵大臣に、決算委員会における予備費の取り扱いについての重要性についての御所見を実は伺いたいと思います。 国費の支出は、事前に国会における審議と議決を必要といたします。これは予算委員会でやっておるわけでございますけれども、ただ、やむを得ない予算執行上の運用処置として認められているものが予備費の支出でございます。すなわち、予備費は予見しがたい予算の不足に限定さるべきだと言われております。その予備費の支出について事後に審議されたり承認を求める場所が、この決算委員会でございます。予算の執行経過を審議する決算と、国会において全く審議を経ない単なる行政府の判断のみによって支出されま……
○森下委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書等の承諾を求めるの件について、賛成の意を表したいと存じます。 昭和五十年度(その2)の予備費使用額は、一般会計の国民年金国庫負担金の不足を補うために必要な経費等一千五百七十九億七千八百十万六千円、特別会計は労働保険特別会計勘定における失業給付金の不足を補うために必要な経費等一千五百七十四億二千四百八十三万円、また、特別会計予算総則第十一条の規定によるもの一千九百十九億四千九百六十八万一千円となっております。 昭和五十一年度(その1)の予備費使用額は、一般会計の国内産糖製造業等特別……
○森下委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、昭和四十九年度決算につき、ただいま委員長より御提案の議決案のとおり議決するに賛成の意を表するものであります。 昭和四十九年度決算は、五十一年五月二十一日当委員会に付託され、五十二年二月十七日以来、各省庁及び政府関係機関等につき、当年度の予算がいかに執行されたかを中心にして順次審査を続け、その間、是正改善を要すると思われる事項については、その都度、関係当局に注意を喚起してまいりましたが、ただいま委員長御提案の議決案に示されましたとおり、予算が効率町徴用されず、所期の効果が十分に達成されていないと認められる事項が改めて指摘されたことは、はなはだ遺憾……
○森下委員 農林大臣にお伺いしたいと思います。
二百海里時代を迎えまして、水産行政強化の要望が強く叫ばれております。これに対応されまして、水産庁は独立して、水産省を設置せよというような声が業界から強く出ております。大臣におかれましても、十九日の閣議後の記者会見で、水産省設置を表明しておるようでございます。いわゆる農林水産省に名称を変更するという意向のようでございますけれども、これについて確認をしたいと思いますので、よろしくお願いします。
【次の発言】 ただいまの大臣の御発言で、水産行政に取り組む大臣の前向きの基本姿勢について、よくわかりました。
そこで第二問でございますけれども、これは水産……
○森下委員 関連質問で少し時間をいただきまして、主として大臣に御質問をいたしたいと思います。いま安藤委員が定年制の延長の問題で触れました。その件について初めに御質問したいと思います。
いま非常に就職難でございまして、新卒者は毎日会社訪問等で走り回っております。それと定年延長されるということとの関連性、職場が非常に縮まる、そういう新しく就職したい新卒者の者には狭き門がますます狭くなる、その矛盾をどういうふうにして解決していくか、これは簡明にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 次の問題、これは北山委員が質問されましたときに出た問題です。過剰労働力を植林事業に振り向けたらどうか、この問題で……
○森下委員 ことしの四月七日、春でございますけれども、四十九年度の国土庁の決算のときに私は田澤国土庁長官にいろいろ質問をいたしました。その私の大臣に対する質問の中で、山村の振興の問題、また森林資源の問題について質問いたしました。これに対する大臣の御答弁の中でこういうことを言っておられます。すなわち、安定経済のもとでの国土計画の基本は、何としても地方生活圏への人口の定住化構想というものを基本としなければならない、そのためには森林を中心とした山村地域の振興のあり方や植林の作業が円滑に行われるような方法を考えていきたい、こういうふうに言われておりますし、昭和四十四年策定の新全総を見直して新しく三全総……
○森下委員 私は、造幣局と印刷局に、短時間でございますけれども質問をさせていただきます。大蔵大臣はお忙しいようでございますから、お引き取り願っても結構でございます。
初めに印刷局の方にお願いしたいと思います。印刷局の事業内容、それから組織について初めに御質問いたします。簡単で結構でございますから、明快にお願いしたいと思います。
【次の発言】 いま御答弁ございましたように、日本銀行券はもちろん、郵券や図書の印刷、それから最近では外国の切手、外国の郵券等も受注しておるようでございます。
そこで、五十年度の日本銀行券の製造実績、それから原価ですね。それも五十年度だけで結構でございますから、簡明に……
○森下委員 私は、治安出動の問題と定員充足の問題、この二点を中心に、短時間でございますけれども、御質問をしたいと思います。 初めに治安出動の問題ですが、先般成田開港問題につきまして、いわゆる過激派、私どもは革命的な暴力集団、こういう言葉で呼びたいと思いますけれども、この国際的な信用問題にかかわる成田空港がああいう事件で延期せざるを得ない。この内容につきましては、土地を守ろうという農民の方々の気持ちはわかりますけれども、それに便乗して革命を起こそう、彼らはいわゆる権力に対する一つの抵抗、いわゆる戦争状況を想定して、ああいう行動に農民また一般大衆を巻き込んでやろうとしておる。これは厳に区別をしな……
○森下委員 この前甲子園で春の選抜高等学校の大会がございました。砂田文部大臣はさっそうと登板いたしまして始球式をやったわけでございますけれども、非常にいい球をほうりまして、歴代の文部大臣の中では一番よかったのじゃないかと非常に好評でございます。高目の球でございました。ただ、私ちょっと不服でございましたのは、かなり左へカーブいたしまして、キャッチャーは多少無理をして取ったとテレビを見まして感じたのですが、教育行政はやはり中立でなくてはいけない、ど真ん中の球を実はほうってもらいたかったのです。 そこで、まずこの教育行政についてお尋ねしたいわけでございますけれども、教育は他の行政よりも、やはり国家……
○森下委員 成田の不祥事件、開港準備の問題、それから尖閣諸島周辺におきます領海侵犯の問題、それからきょう第二波のストをやっております国労、動労の問題、運輸省もなかなか大変でございまして、運輸大臣初め運輸省の方々の御心労を察するわけでございます。 私は、陸上、海上、航空と、三つの運輸省所管にわたって質問をしたかったわけでございますけれども、時間の関係で初めに陸上、いわゆる鉄道問題、その中で本四架橋の問題にしぼってまずお尋ねしたい。そして時間がございましたら、次に海上の問題、いわゆる海上保安庁の方の所管の尖閣諸島周辺におきます領海侵犯問題、これに移りたいと思います。航空の方は、もう時間がないので……
○森下委員 わが国の経済は三つのむずかしい問題を抱えて、この打開のために苦悩しております。その一つは不況よりの脱出、それから円高をどうするかという問題、それから経常収支の黒字の問題、これを抱えております。 そこで、四月十八日の新聞にこういう記事が載っておりました。黒字減らしで二十一日に閣僚会議をやる。その内容は、政府は海外経済協力を推進する。昨年、東南アジアへ総理がおいでになったときに、日本は経済大国としての力を対外援助を通じて役立てるため、五年間に倍増させる、こういう国際的な公約をしてきたわけでございます。それでもちょっとなかなか追っつかぬものですから、今回の閣僚会議で三年間で援助を三倍に……
○森下委員 一番初めに、村山委員からも質問がございましたけれども、伊方訴訟の問題についてお伺いしたいと思います。 四国の佐田岬にございます伊方原子力発電所の問題につきまして、原子力発電所は本当に安全であるかどうか、四国電力の伊方原子力発電所の原子炉設置をめぐりまして地元伊方町の住民が国を相手に原子炉設置許可の処分の取り消しを求めまして、行政訴訟の判決が先ほどあったわけでございます。 法廷では、原発の安全性を中心にしまして原告と国が原発の功罪について激しい科学論争を展開いたしました。原発の安全性と国の原子力行政に対して司法がどういう見解を示すか、原発をめぐる裁判は実は初めてでございまして、関……
○森下委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりましだ予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書等の承諾を求めるの件について、賛成の意を表したいと存じます。 予算は歳入、歳出の見積もりであるから、いかに正確になされても、実際に予算を実行するに当たっては、過不足の生ずることはやむを得ないと思われます。 歳出に見積もった経費に不足を生じた場合、または、全然見積もられなかった経費を必要とするに至った場合には、その金額が大きくかつ重要なものであれば補正予算を提出して措置すべきであるが、国会の会期中ならともかく、国会を召集してまでもする必要のないようなものについてその不足を補うために……
○森下委員 私は、山村振興対策を主にしてお尋ねしたいと思うのですが、農林大臣また林野庁長官にお尋ねする前に、国土庁の関係の方々に二、三まずお尋ねしたいと思います。
初めに、昨年の秋に策定されました三全総、すなわち第三次全国総合開発計画での山村の位置づけについて簡明に御説明を願います。
【次の発言】 ただいま御説明で、山村振興が三全総の中でいかに大事な部門を占めておるか。三全総は国家百年の計を策定したものでございます。いわゆる国土開発の中で、限られた国土資源、山村等の水資源とか森林資源、これをいかに守っていくかということが三全総のかなりのウェートを占めておるように思います。
そこで、ことしの……
○森下委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、私が当委員会の委員長に就任いたしました。 皆様御承知のように、今日、厳しい社会経済情勢の中で、国民各層から福祉の問題、雇用の問題等について大変強い関心が寄せられております。そのさなかに当委員会の委員長に就任し、任務の重要性と職責の重大さを痛感いたしておる次第であります。 幸い、委員各位には、これらの問題にきわめて御理解があり、御造詣の深い方々ばかりでありますので、御指導、御鞭撻を賜りつつ、円満なる委員会運営に最善を尽くす所存であります。 委員各位の一層の御協力をお願いし、就任のごあいさつといたし……
○森下委員長 これより会議を開きます。
厚生関係の基本施策に関する件について、厚生大臣から発言の申し出がありますので、これを許します。橋本厚生大臣。
【次の発言】 次に、労働関係の基本施策に関する件について、労働大臣から発言の申し出がありますので、これを許します。栗原労働大臣。
【次の発言】 次に、厚生大臣の発言に関連し、昭和五十四年度厚生省関係予算の概要について説明を聴取することといたします。厚生省加藤会計課長。
【次の発言】 続いて、労働大臣の発言に関連して、昭和五十四年度労働省関係予算の概要について説明を聴取することにいたします。労働省増田会計課長。
○森下委員長 これより会議を開きます。
労働関係の基本政策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。村山富市君。
【次の発言】 次に、島本虎三君。
【次の発言】 午後二時十分再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
労働関係の基本施策に関する件について質疑を続行いたします。安島友義君。
【次の発言】 次に、浦井洋君。
【次の発言】 次に、工藤晃君。
【次の発言】 この際、本日付託になりました内閣提出、雇用保険法等の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたし……
○森下委員長 これより会議を開きます。
厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大原亨君。
【次の発言】 次に、森井忠良君。
【次の発言】 午後三時十分再開することとし、この際、休憩いたします。
午後一時五十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
内閣提出、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。厚生大臣橋本龍太郎君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 厚生関係の基本施策に関する件について質疑を続行いたします。平石……
○森下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、雇用保険法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安島友義君。
【次の発言】 次に、川本敏美君。
【次の発言】 午後二時三十分再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時三十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
雇用保険法等の一部を改正する法律案に対する質疑を続行いたします。水田稔君。
【次の発言】 次に、平石磨作太郎君。
【次の発言】 次回は、明後三月一日木曜日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたし……
○森下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大原亨君。
【次の発言】 次に、金子みつ君。
【次の発言】 午後二時三十分再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時五十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
厚生関係の基本施策に関する件について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。村山富市君。
【次の発言】 次に、草川昭三君。
【次の発言】 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行い……
○森下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は、去る一日終了しております。
これより本案を討論に付するのでありますが、別に申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
【次の発言】 この際、戸井田三郎君、森井忠良君、古寺宏君、米沢隆君、浦井洋君及び工藤晃君から、本案に対し附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。
提出者から……
○森下委員長 これより会議を開きます。
村山富市君外九名提出、定年制及び中高年齢者の雇入れの拒否の制限等に関する法律案を議題とし、提出者から提案理由の説明を聴取いたします。村山富市君。
【次の発言】 次に、古寺宏君外三名提出、定年制及び中高年齢者の雇入れの拒否の制限等に関する法律案を議題とし、提出者から提案理由の説明を聴取いたします。古寺宏君。
【次の発言】 次に、内閣提出、港湾労働法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。労働大臣栗原祐幸君。
【次の発言】 これにて、三法律案の提案理由の説明は終わりました。
○森下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、国民年金法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川本敏美君。
【次の発言】 次に、矢山有作君。
【次の発言】 次に、谷口是巨君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時五十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
内閣提出、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。厚生大臣橋本龍太郎君。
【次の発言】 内閣提出、国民年金法等の一部を改正する法律案に対する質疑を続行いたします……
○森下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、国民年金法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
この際、お諮りいたします。
ただいま議題となりました本法案審査のため、本日、参考人として年金福祉事業団理事出原孝夫君の出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大原亨君。
【次の発言】 次に、草川昭三君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、委員長の手元に、戸井田三郎君、村山富市君、古寺宏君、米……
○森下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、港湾労働法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 次に、平石磨作太郎君。
【次の発言】 午後二時三十分開会することとし、この際休憩いたします。
午後零時四十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
港湾労働法の一部を改正する法律案に対する質疑を続行いたします。谷口是巨君。
【次の発言】 次に、米沢隆君。
【次の発言】 次に、浦井洋君。
【次の発言】 はい、どうぞ。
【次の発言】 次に、工藤晃君。
○森下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、港湾労働法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は、去る十日終了いたしております。
これより本案を討論に付するのでありますが、別に申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
港湾労働法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。(拍手)
【次の発言】 この際、向山一人君、森井忠良君、古寺宏君、米沢隆君、浦井洋君及び工藤晃君から、本案に対し附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。
提出者からその趣旨の説明を聴取いたし……
○森下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。森井忠良君。
【次の発言】 次に、大原亨君。
【次の発言】 この際、午後二時まで休憩いたします。
午後一時三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する質疑を続行いたします。谷口是巨君。
【次の発言】 次に、平石磨作太郎君。
【次の発言】 次に、浦井洋君。
○森下委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、医薬品副作用被害救済基金法案及び薬事法の一部を改正する法律案、両案を一括して議題といたします。 本日は、両案審査のため、参考人として七名の方々に御出席を願い、意見を聴取することになっておりますが、ただいま、スモン患者金田洸君及び坂本久直君並びに日本薬剤師会会長石館守三君、以上の三名が出席されております。 一言ごあいさつ申し上げます。 参考人各位には、御多用中のところ御出席をいただき、まことにありがとうございます。両案について、それぞれのお立場から、何とぞ忌憚のない御意見をお述べくださるようお願いいたします。 なお、議事の都合上、最初に……
○森下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、医薬品副作用被害救済基金法案及び薬事法の一部を改正する法律案、両案を一括して議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。矢山有作君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
医薬品副作用被害救済基金法案及び薬事法の一部を改正する法律案、両案に対する質疑を続行いたします。水田稔君。
【次の発言】 次に、安島友義君。
【次の発言】 次に、田中美智子君。
【次の発言】 次に、工藤晃君。
【次の発言】 次回は、明十日木曜日午前九時四十五分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
……
○森下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、医薬品副作用被害救済基金法案及び薬事法の一部を改正する法律案、両案を一括して議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 次に、大原亨君。
【次の発言】 次に、工藤晃君。
【次の発言】 この際、午後二時まで休憩いたします。
午後零時三十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
医薬品副作用被害救済基金法案及び薬事法の一部を改正する法律案、両案に対する質疑を続行いたします。金子みつ君。
【次の発言】 この際、十分間休憩いたします。
午後五時三分休憩
○森下委員長 これより会議を開きます。
労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本鉄道建設公団総裁川島廣守君、同理事藤田雅弘君及び同理事大平拓也君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。栗林三郎君。
【次の発言】 次に、川本敏美君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
村山富市君外九名提出、失業手当法案を議題とし、提出者から提案理由の説明を聴取いたします。……
○森下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、医薬品副作用被害救済基金法案及び薬事法の一部を改正する法律案、両案を一括して議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。村山富市君。
【次の発言】 これにて、両案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、委員長の手元に、竹内黎一君、森井忠良君、古寺宏君、米沢隆君及び工藤晃君から、医薬品副作用被害救済基金法案に対する修正案、また、竹内黎一君、森井忠良君、古寺宏君、米沢隆君、浦井洋君及び工藤晃君から、薬事法の一部を改正する法律案に対する修正案が、それぞれ提出されております。
提出者から、両修正案の趣旨の説明を……
○森下委員長 これより会議を開きます。
請願取り下げの件についてお諮りいたします。本日、公報に掲載いたしました請願日程中、第二一三八、歯科技工士の資格試験及び免許付与制度の改善に関する請願につきましては、昨十三日、紹介議員であります井上裕君から取り下げ願が提出されております。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
ただいま取り下げを許可いたしました日程第二一三八を除く、請願二千三荷四十七件を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の趣旨につきましては、す……
○森下委員長 これより会議を開きます。 国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 厚生関係の基本施策に関する事項 労働関係の基本施策に関する事項 社会保障制度、医療、公衆衛生、社会福祉及び人口問題に関する事項 労使関係、労働基準及び雇用・失業対策に関する事項 以上の各事項について、その実情を調査し、対策を樹立するため、小委員会の設置、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。 つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
○森下委員 初めに、国土庁長官それから建設大臣に、まず大きな問題でお伺いしたいと思います。 この五十二年度の決算における国土庁の一つの大きな問題は、五十二年の十一月の四日に第三次全国総合開発計画が閣議決定されまして、国土の均衡ある発展という大きな目的をもって出発した歴史的な年度でございます。特に、三全総の中で今日定住圏構想がどういうふうに進んでおるかということを、まず国土庁長官にお伺いしたいと思います。 続きまして建設大臣には、五十二年度の一つの特徴は非常に景気が沈滞しておったわけですから、建設国債を大量に発行いたしまして景気浮揚という大きな目的をもって建設行政が行われた年でございます。そ……
○森下委員 私は、国債の問題と税金徴収の問題、それから家具の物品税の問題について御質問をしたいと思います。 国債の問題は、先ほどから各委員から非常に詳しく御質問また御答弁がございましたので、なるべく重複を避けまして御質問したいと思いますので、ひとつ簡明にお答え願いたいと思います。 この五十五年度は財政再建元年であると言われておるわけですが、なぜ財政を再建しなくてはいけないか、そのよって来るべき原因はたくさんあると思いますけれども、国債を大量に毎年発行いたしまして、その累計残額が五十五年度末には七十兆以上に達せんとしておる、こういう情勢下でございまして、財政当局は財政再建のために国債問題をど……
○森下委員 東京大学の神経科の不正常の問題につきましては、当委員会でたびたび論議をされました。五十三年には本委員会の決算議決でこの問題を取り上げられまして、文部省の方からも、また大学当局の方からも正常化のために全力を挙げる、こういうようなお言葉があり、また報告があったわけでございますけれども、本日の決算委員会では、会計検査院よりは御指摘があり、また大臣からも、全力を挙げて事態の収拾また正常化のために一層の努力をする、こういうような概要報告があったわけであります。 そこで、会計検査院の方にまずお聞きしたいわけでございますけれども、二年前に私どもが東大に国政調査に参ったときには、いわゆる日本一、……
○森下委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。井上一成君。
【次の発言】 この際、関連質問の申し出がありますので、これを許します。小川国彦君。
【次の発言】 中央競馬会並びに農林省の方に申し上げますが、この問答では時間が空費すると思いますので、しばらく時間を置いて、いま小川委員からの質問の内容に十分答えられるように統一見解を出しておいてください。
それでよろしゅうございますか、しばらく留保していただいて。
そこで農林省側並びに中央競馬会の方、どれぐらい時間がかかるか、ちょっと御答弁願います。
【次の発言】 二十分でいいですね。
それでは、小川委員からの質問、……
○森下委員長代理 これより会議を開きます。 國場委員長が病気療養中のため、当分の間、委員長の指定により、私が委員長の職務を行います。 まず、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 すなわち、決算の適正を期するため、本会期中において 一、歳入歳出の実況に関する事項 二、国有財産の増減及び現況に関する事項 三、政府関係機関の経理に関する事項 四、国が資本金を出資している法人の会計に関 する事項 五、国又は公社が直接又は間接に補助金、奨励金、助成金等を交付し又は貸付金、損失補償等の財政援助を与えているものの会計に関する事項以上の各事項につきまして、関係各方面からの説……
○森下委員長代理 これより会議を開きます。
昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、内閣所管、総理府所管中総理本府等、沖繩開発庁及び沖繩振興開発金融公庫について審査を行います、
これより質疑に入ります。一質疑の申し出がありますので、順次これを許します。辻第一君。
【次の発言】 田島衞君。
【次の発言】 楢崎弥之助君。
【次の発言】 この際、午後二時まで休憩いたします。
午後一時十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。春田重昭君。
【次の発言】 中野寛成君。
〔森下委員長代理退席、春田委員長代理
着席……
○森下委員長代理 これより会議を開きます。
昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、総理府所管中北海道開発庁、国土庁及び北海道東北開発公庫について審査を行います。
まず、原国務大臣から北海道開発庁及び国土庁について概要の説明を求めます。原国務大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。肥後会計検査院第三局長。
【次の発言】 次に、佐藤会計検査院第一局長。
【次の発言】 次に、丹下会計検査院第五局長。
【次の発言】 次に、北海道東北開発公庫当局から資金計画、事業計画等について説明を求めます。新保北海道東北開発公庫総裁、
○森下委員長代理 これより会議を開きます。
昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、総理府所管中北海道開発庁、国土庁及び北海道東北開発公庫について審査を行います。
これより質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上一成君。
【次の発言】 伊藤局長先にやってください。後で長官答えてください。
【次の発言】 新村勝雄君、
〔森下委員長代理退席、東家委員長代理
着席〕
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後一時四十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。春田重昭君。
○森下委員長代理 これより会議を開きます。
昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、総理府所管中環境庁について審査を行います。
この際、お諮りいたします。
本件審査のため、本日、参考人として、公害防止事業団理事長城戸謙次君、理事宮城恭一君、以上の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか、
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 次に、環境庁長官から概要の説明を求めます。鯨岡環境庁長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。佐藤会計検査院第一局長。
○森下委員長代理 これより会議を開きます。
昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、総理府所管中防衛庁について審査を行います。
まず、防衛庁長官から概要の説明を求めます。大村防衛庁長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。堤会計検査院第二局長。
【次の発言】 これにて説明の聴取を終わります。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上一成君。
【次の発言】 新村勝雄君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後一時五十二分休憩
○森下委員長代理 これより会議を開きます。
昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、裁判所所管及び法務省所管について審査を行います。
この際、お諮りいたします。
裁判所所管の審査に関し、国会法第七十二条第二項の規定による最高裁判所長管の指定する代理者から出席説明する旨の要求がありました場合は、これを承認することとし、その取り扱いは委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、順次概要説明を求めます。
まず、裁判所所管について、概要の説明を求めます。矢口最高裁……
○森下委員長代理 これより会議を開きます。
昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、総理府所管中行政管理庁について審査を行います。
まず、行政管理庁長官から概要の説明を求めます。中曽根行政管理庁長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。佐藤会計検査院第一局長。
【次の発言】 これにて説明の聴取を終わります。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原田昇左右君。
【次の発言】 井上一成君。
【次の発言】 この際、午後一時二十分まで休憩いたします。
午後零時二十一分休憩
○森下委員長代理 これより会議を開きます。
昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、厚生省所管、医療金融公庫及び環境衛生金融公庫について審査を行います。
まず、厚生大臣から概要の説明を求めます。園田厚生大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。高橋会計検査院第四局長。
【次の発言】 次に、丹下会計検査院第五局長。
【次の発言】 次に、医療金融公庫及び環境衛生金融公庫当局から、資金計画、事業計画について説明を求めます。北川医療金融公庫総裁。
【次の発言】 次に、加藤環境衛生金融公庫理事長。
○森下委員長代理 これより会議を開きます。
昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本件審査のため、本日、参考人として、日本道路公団理事大島哲男君、日本住宅公団理事今野博君、以上の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上一成君。
【次の発言】 御答弁は簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 新村勝雄君。
○森下委員長代理 これより会議を開きます。 昭和五十四年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、昭和五十四年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、昭和五十四年度特別会計予算総則第十条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)、以上三件の承諾を求めるの件、及び昭和五十五年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、昭和五十五年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、昭和五十五年度特別会計予算総則第十一条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)、以上三件の承諾を求めるの件、……
○森下委員長代理 本日は、これにて散会いたします。 午後五時四十四分散会
○森下委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行いたします。植竹繁雄君。
○森下国務大臣 孤児の問題は、戦後処理の問題と同時に、これは人道的な問題でございまして、厚生省としても全力を挙げまして取り組んでおります。 そこで、できるだけ多くの方が肉親に会えるようにという手段、方法の一つとして、大阪でもやったらどうかというお話だろうと思います。これは大阪に限らず、九州であろうと東北であろうと、数多くやることによってお会いできる率を上げるという趣旨だろうと思いますし、われわれもでき得ればそうしたいと思うわけですが、大陸の家を出まして、日本に参ってお帰りになるというのに大体一カ月ぐらいかかっておるようでございます。そういう日程的な都合もございまして、今回は東京だけでやったわ……
○森下国務大臣 内閣を代表いたしまして、私から内閣の意見を述べさせていただきます。 政府といたしましては、本法律案につきましては、院議として決定されます以上、やむを得ないものと考えます。 なお、本法律案が一たん御可決された暁には、担当大臣として、その御趣旨に沿い制度の適切な運用に努め、災害時の民生安定のために、施策の一層の推進を図ってまいる所存でございます。(拍手)
○森下国務大臣 先般の鈴木内閣の改造により、厚生大臣に就任いたしました森下元晴でございます。社会労働委員会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 経済の安定成長下における人口構成の急速な高齢化など、今後の厚生行政を取り巻く環境には厳しいものがあり、また、老人保健制度の創設、年金制度の改革など緊急に対応を迫られている問題が山積しております。 私は、委員各位の御指導、御鞭撻を得ながら専心努力し、国民福祉の着実な前進を図るため、これらの問題を一つ一つ解決してまいりたいと考えております。 何とぞ御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
○森下国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、厚生行政について所信の一端を申し述べます。 今日わが国は、経済の安定成長下、国家財政の窮迫あるいは諸外国との経済摩擦の発生など厳しい経済状況に直面しております。 また、人口構成の高齢化が、平均寿命の伸びと最近の出生率の低下等を反映し、諸外国にも例を見ない速さで進んでおり、家庭あるいは地域社会のあり方、世代間の扶養の問題など、社会全体の仕組みに大きな影響を与えるものと考えられております。 わが国の社会保障制度は、長年にわたる国民の努力の結果西欧先進国に比肩し得るものとなり、国民生活の安定あるいは社会的公正の確保に重要な役割りを果たしてまいりま……
○森下国務大臣 医薬の分業につきましては、医師と薬剤師が相互にその職能を尊重して、それぞれの専門分野から医薬品の有効性、安全性の確保を図りまして、国民医療の向上に尽くすという観点から積極的に推進すべきものと考えております。 医薬分業が進むためには、第一に関係者間の積極的な話し合いが必要であると考えますが、国としても、従来より実施してまいりました調剤センター等の設置に対する補助等医薬分業の基盤の整備に努めるとともに、昭和五十七年度には医薬分業の実態調査を行いまして、その結果等を踏まえ、今後の推進策についてさらに検討を進めたいと考えております。
○森下国務大臣 厳しいゼロシーリングという中で厚生行政、特に福祉行政が後退した、そういう中で一カ月約百億が出せなかったのかというようなお説でございます。私どもは、真に必要な内容のものは後退させないように全力を挙げてきたわけでございますけれども、全般の国家財政の中でごしんぼう願いたいということがこういう数字になってあらわれてきたわけでございます。 ただ、先ほどもおっしゃいましたように、特例的にスライドだけはやらせていただいたということで、百点満点ではございませんけれども、厳しい財政情勢の中でこういう措置がとられたということをひとつ御賢察いただきまして、ごしんぼう願いたいというのが偽らざる気持ち……
○森下国務大臣 ただいまの日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び日本共産党提出の修正案については、政府としては反対でございます。
【次の発言】 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
【次の発言】 この第二薬局の問題は、ただ薬務行政だけの問題ではなしに、やはり保険医療全般にかかわる問題でございまして、医療費全般の中で薬価の占める割合が三五%とかまた三八%、非常に高額になっておることは事実でございます。特に高齢化社会を迎えるに当たり、この点私ども非常に心配をしております。
そういう中で、このいわゆる第二薬局と……
○森下国務大臣 いま御指摘のように、臨調の答申であるとか社会保障審議会であるとか、また何何懇談会であるとか研究会であるとか、いろいろな観点から実はこの問題に取り組んでおります。その中で私は、この臨調の答申というものはかなりのウエートで尊重しなければいけない。これは内閣全般が取り組んでおる問題でございます。もちろんきょうの問題も含んでおりますし、遠いあすの問題まで含んでおるというわけでございます。 その臨調の中で特に社会保障関係に示されておりますのは、活力ある福祉社会をつくろう、これが大方針でございますが、その中で年金関係では、先ほどちょっと説明がありましたが、年金制度の長期的な安定対策、こう……
○森下国務大臣 原爆被爆者対策は、被爆者の原爆被爆による健康上の特別の状況に着目いたしまして、この特別の犠牲に対して広い意味における国家補償の見地から相当の補償を行おうとするものでございます。原爆死没者やその遺族につきましては、このような意味における特別の犠牲を受けたものと認めることはむずかしく、これらの者に弔慰金等を支給することは一般戦没者の方々やその遺族の間の均衡を失する、そういうことでいま御質問の弔慰金の支給は行っておらないというのが実情でございます。
【次の発言】 台湾在住の被爆者の方々の問題につきましては、まことに残念な問題である、人道的に考えましてもこれは何とかしなければいけない、……
○森下国務大臣 ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力をいたす所存であります。
○森下国務大臣 医療問題の周辺の整備について、老人保健法だけではだめだ、医療法の改正についてもいままでの約束どおりやれというような御指摘でございますが、医療法の改正問題につきましては、昨年来検討しております要綱案に基づきまして、これまで関係方面との意見調整に努めてきたところでございます。 この改正案に対しましては、医療関係団体において反対の意向が非常に強く表明されたり、また与党の社会部会におきましても、国会提出についてはなお内容を煮詰める必要があるとの意見が出されておるなど、種々調整すべき問題がまだ残されておりまして、まことに残念でございますけれども、今回の国会に提出することが困難と判断せざ……
○森下国務大臣 ただいま議題となりました厚生省設置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 今日、わが国においては、諸外国に例を見ない速さで人口の高齢化が進みつつあることは御承知のとおりであります。このため、本格的な高齢化社会の到来に対応し、国民の老後における健康の保持を図るため、壮齢期からの予防、健康づくりを初めとする総合的な老人保健対策の確立が急務となっております。 政府といたしましても、この要請にこたえるべく、第九十四回国会に老人保健法案を提出し、今国会においても御審議を煩わしたところでありますが、さらに、老人保健対策の総合的な推進を図るた……
○森下国務大臣 この問題につきましては、園田厚生大臣の発言、いまおっしゃったとおりでございます。 そこで、今後の医師及び歯科医師の養成を将来の医療需要に応じた適正数とするためには、今後の医療の動向、社会情勢の変化等を総合的に勘案する必要がございます。このために現在、関係がございますから文部省との間に検討会を設けるとともに、適正な医師数の算定をどのような方法によって行ったらよいかについて検討しているところであります。 それから、医学部の定員の縮小については、これらの検討結果を踏まえまして、これも文部省と協議してまいりたいと考えております。
○森下国務大臣 政治の目的は民生安定でございまして、その民生安定のためには、暮らしと健康を守っていこうというのが厚生省の省としての大きな目的でございます。そういう意味で、老後のための年金問題、また健康を管理するための、健康の問題につきましては、厚生省としては不安感を与えないように、これは全力を挙げておりますし、また当然挙げるべきであると思っております。 今回スライド制を、特例法で消費者物価に合わせまして四・五にしたのも、御安心をください、絶対に目減りいたしません、そういうあらわれでもございまして、今後とも先生おっしゃったように絶対に不安感を与えないということに全力を挙げて、厚生行政を通じてや……
○森下国務大臣 厚生省で把握しておりますのは、推計でございますけれども、二千名から二千五百名と推計をさせていただいております。
【次の発言】 おっしゃるとおりでございまして、福祉法では、あくまでも自立更生するであろうという可能性のある方に対する適用でございまして、いわゆる重度の、植物人間と言われている患者の方に対する適用は、残念ながらございません。それに対しましても、厚生省は五十四年に実は諮問をいたしまして、ただいま内容について検討しております。
以上でございます。
【次の発言】 御指摘のいわゆる植物状況にある患者の問題を含めまして、身体障害者福祉法による身体障害者対策の今後のあり方につきま……
○森下国務大臣 乳幼児の教育につきましては、これは非常に大切な問題でございまして、特に御指摘ありました負担の問題この問題につきましては、厚生省といたしまして、例年、保育内容の改善、保護者の負担能力、これを勘案、改定しておりまして、今後とも無理のないような改定を行っていきたい。ただ問題は、地方の単独の負担の問題がございまして、おっしゃいましたように、一概に国だけでは取り決められない問題が残っておることは事実でございます。
【次の発言】 ただいま、詳細な資料で詳細な御説明をいただいたわけでございますが、薬の行政というものは非常に複雑でございます。昨年、御指摘の一八・六%薬価基準を下げたことによって……
○森下国務大臣 大蔵大臣との話し合い、合意の問題につきましては、財政逼迫の折から、健康保険のいわゆる十一カ月、会計年度変更についての話し合い、合意でございまして、これは自治省との関係もございまして、三者で今後検討課題としてやっていこう、こういうことでございまして、まだ内容については決定をしておりません。
○森下国務大臣 地方事務官問題は、社会保険制度の仕組みと運営の根幹にかかわる非常に重大な問題でございます。先ほど中曽根長官から、第二臨調でこの問題を検討されておるということでございますが、この社会保険制度の仕組みの問題から見まして、国の経営責任を全うできる方向ということを考えました場合には、厚生省といたしましては、地方事務官制度を残していただきたい。どうしても廃止の方向ということになりました場合には厚生事務官として、社会保険事業は国の直轄事業として処理できる体制を確立しなければ効率的な行政ができない、こういうことでございます。
【次の発言】 人間は集団的な動物と言われておりまして、孤独に耐える……
○森下国務大臣 高齢化社会になったということ、すなわち平均寿命が延びたということは、本人の節制はもちろん、保健、衛生、治療、そういう海で非常に大きな成果が上がったことでございまして、これは大いに評価していただくべき問題だと思います。 ただ問題は、高齢化社会、いわゆる平塚寿命が延びたことと、若い方々のいわゆる出生率の減少によりまして、かなりいびつな人口構成になるのじゃないだろうか、こういう問題が、先ほど大蔵大臣からも、また行管の政務次官からも話がありましたけれども、やはり行政改革、まず財政の再建にしても、すべてこの問題は関連があるわけでございます。一面非常に喜ぶべき現象であると同時に、これが財……
○森下国務大臣 御指摘のとおりに、昨年国際障害者年でございまして、世界的にも大きな花火を打ち上げたわけでございます。ただ、一時花火にしてはいけないということで、総理大臣が本部長、総理府総務長官また厚生大臣が副本部長ということで十年間の行動計画をつくりまして、障害者の方々の福祉のために具体的にその活動をやっていこうということで、着々と進めております。したがって、障害者対策に関する長期計画の策定につきましては、大体この三月中に政府といたしましては障害者対策に関する長期計画を策定する予定でございまして、万遺憾なきを期したいと思っております。
○森下国務大臣 今回、六十名の方が二班に分かれて帰国と申しますか訪日をされたわけでございます。そのうち七割の四十二名の方が肉親にお会いできた、あとの方は残念ながらそのままさびしい思いでお帰りになったわけであります。そういうような身寄りのない方でございますけれども、今回おいでになった方々は日本人に間違いないという太鼓判が押されて中国の政府の方から特に選ばれておいでになった方でございますし、また今後もそういうことが続くわけでございまして、身寄りのない方でございましてもこれは日本に永住していただく、そのためには、御本人の希望によって、お帰りになった場合には社会福祉施設などの施設、これに一定期間収容い……
○森下国務大臣 農林大臣がちょうどお許しを得て出ておりますので、厚生省に関係する部分だけ申し上げたいと思います。 この御指摘の除草剤に含まれておる毒性につきまして私どもの承知しておりますのは、この水田除草剤には発がん性を有すると言われる二・三・七・八テトラクロルパラジベンゾダイオキシン、これは含まれておらないという見解でございます。ただし、今後における当該除草剤の使用につきましては、農林水産省の所管でありますが、これに関連する食品衛生上の問題、また水道等の問題、こういう問題につきましては、農林省ともよく緊密な連絡をとりながら対処をしてまいりたい。 なお、私の方へ日本消費者連盟の方からもこの……
○森下委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じますとともに、その職責の重大さを痛感いたす次第でございます。
何分にも微力な私でございますが、誠心誠意、公正円満な委員会運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞ、練達堪能なる委員各位の御協力を切にお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの椎名君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
……
○森下委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
外務大臣から、我が国の安全保障問題について、また防衛庁長官から、最近の国際軍事情勢及び我が国の防衛政策について、それぞれ説明を求めます。安倍外務大臣。
【次の発言】 次に、加藤防衛庁長官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
この際、外務政務次官及び防衛政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。森山外務政務次官。
【次の発言】 次に、村上防衛政務次官。
【次の発言】 次に、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
国の安全保障に関する件、特に核軍縮問題について調査のた……
○森下委員長 これより会議を開きます。 国の安全保障に関する件について調査を進めます。 本日は、参考人といたしまして軍事評論家の青木日出雄君及び外交評論家の田久保忠衛君に御出席を願っております。 この際、委員会を代表いたしまして、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 両参考人には、御多用中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。当委員会におきましては、国の安全保障に関する件について調査を行っておりますが、本日は、特に核軍縮問題について、それぞれの立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。 なお、御意見は初めにそれぞれ三十分程度お述べいただき……
○森下委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中川昭一君。
【次の発言】 天野寺君。
【次の発言】 奥野一雄君。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時二十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。上田哲君。
【次の発言】 山田英介君。
【次の発言】 神崎武法君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 東中光雄君。
○森下委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。森清君。
【次の発言】 上田哲君。
【次の発言】 左近正男君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時四十八分散会
○森下委員長 これより会議を開きます。
この際、委員長から一言申し上げます。
夏目防衛事務次官の出席について理事会において協議いたしましたが、この件につきましては引き続き協議することになりました。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。月原茂皓君。
【次の発言】 前川旦君。
【次の発言】 神崎武法君。
【次の発言】 安倍基雄君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後六時三分散会
○森下委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、加藤防衛庁長官より発言を求められておりますので、これを許します。加藤防衛庁長官。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中川昭一君。
【次の発言】 上田哲君。
【次の発言】 加藤万吉君。
【次の発言】 吉田之久君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
国の安全保障に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○森下委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中川昭一君。
【次の発言】 上田哲君。
【次の発言】 この件につきまして先般官房長官談で、臨時国会が始まった場合には正式に国会に報告いたしますというような趣旨の報告は新聞等で見ております、また聞いております。当委員会においては、これに絞って委員会は開いておりません。たまたま中川委員から質問の形で防衛庁長官にただした、防衛庁長官の方からその経緯をお答えしたということでございまして、メーンテーマではないことは事実でございます。ただ、先月の十八日に新聞等でも大き……
○森下(元)主査代理 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。 野田主査は、本日都合によりおくれますので、指名により私が主査の職務を行ないます。 本分科会は、会計検査院、防衛庁、外務省及び大蔵省所管につきまして審査を行なうことになっております。 審査の方法は、お手元に配付いたしました日程により進めたいと存じます。あらかじめ御了承をお願いいたします。 まず、昭和四十七年度一般会計予算中大蔵省所管、昭和四十七年度特別会計予算中大蔵省所管、昭和四十七年度政府関係機関予算中大蔵省関係を議題として、説明を求めます。田中大蔵政務次官。
○森下(元)主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
野田主査は、都合により、午後おくれますので、指名により、私が主査の職務を行ないます。
質疑を続けます。堀昌雄君。
【次の発言】 近江巳記夫君。
【次の発言】 小林政子君。
【次の発言】 大原亨君。
【次の発言】 中村重光君。
【次の発言】 平林剛君。
【次の発言】 古寺宏君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 阿部未喜男君。
【次の発言】 これにて大蔵省所管の質疑は終わりました。
明日は、午前十時三十分より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後七時十八分散会
○森下(元)主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
野田主査は都合により午後おくれますので、指名により、私が主査の職務を行ないます。
質疑を続けます。楢崎弥之助君。
【次の発言】 楢崎分科員に申し上げます。時間が参りましたので、あと答弁だけで終わってください。
【次の発言】 古寺宏君。
【次の発言】 大橋敏雄君。
【次の発言】 小林信一君。
【次の発言】 山口敏夫君。
【次の発言】 明二十四日は午前十時三十分より、防衛庁所管について質疑を続けることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時四十六分散会
○森下(元)主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
野田主査は都合により午後おくれますので、指名により私が主査の職務を行ないます。
質疑を続けます。小川新一郎君。
【次の発言】 米田東吾君。
【次の発言】 渡部通子君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 近江巳記夫君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 これにて防衛庁所管の質疑は終わりました。
次回は、明二十五日午前十時から外務省所管について質疑を行なうこととし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時三十九分散会
○森下(元)主査代理 上原康助君。
【次の発言】 松本善明君。
○森下小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、昭和四十八年度国立国会図書館予定経費要求の件について審査をお願いいたします。
【次の発言】 まず、宮坂図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの図書館長の説明に対しご質問はございませんか。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか。――それでは、昭和四十八年度国立国会図書館予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、本日の議院運……
○森下国務大臣 昭和五十七年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。 昭和五十七年度厚生省所管一般会計予算の総額は九兆百六十八億円余でありまして、これを昭和五十六年度当初予算額八兆七千六百四十二億円余と比較いたしますと、二千五百二十五億円余の増額、二・九%の増加率となっており、国の一般会計予算総額に対し、一八・一%の割合を占めております。 御承知のとおり明年度予算は、行財政改革の基本路線を堅持し、財政再建をさらに強力に推進するという厳しい状況のもとで編成されたものであり、厚生省予算につきましても歳出内容の徹底した節減合理化、限られた財源を最大限有効に活用するた……
○森下国務大臣 原爆医療法につきましては、御指摘のように、広い意味におきます国家補償的なものでございまして、法ができて以来そういう趣旨で厚生省としても対処してきております。 ただ、政府委員とのいまのやりとりの中におきまして、老人保健法との法制上の関係で食い違いがあるわけでございますが、実は老人保健法の基本的な考え方は、一つは、四十歳から健康に注意して、健やかで病気しない老後を送っていただこう。もう一つの問題は、それによって、保険財政をそれだけ少なくすることによって財政を助けよう。したがって、地方の保険に対する負担も将来少なくなるわけでございます。したがって、長い目で見た場合に、非常に心配であ……
○森下国務大臣 ただいま渡部分科員から、中国から今回お帰りになった孤児の問題につきましてお話がございました。私も同感でございまして、戦後処理の問題としても、また人道的な問題からしても、いまおっしゃっていただきましたような内容につきまして全力を挙げてやっていきたいと思います。
詳細な点につきましては、関係の援護局長より答弁させます。
【次の発言】 おっしゃるとおりでございます。アメリカ等が受け入れております難民等と違いまして、特に旧満州地区におられた方々のソ連参戦後のあの悲惨な状況、もうすでに三十七年たっておりますけれども、まざまざとわれわれの胸中に浮かぶわけでございまして、一般の難民と違った……
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