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松本忠助 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

松本忠助[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
995位
委員会発言歴代TOP500(衆)
218位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
984位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
947位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
149位
各種会議出席歴代TOP250
250位
各種会議発言歴代TOP250
113位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
182位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
93位

31期委員会出席TOP100
62位
31期委員会出席(無役)TOP50
25位
31期委員会発言(非役職)TOP100
84位
32期委員会発言TOP100
55位
32期委員会発言(非役職)TOP50
42位
32期各種会議発言TOP25
25位
32期各種会議出席(無役)TOP25
24位
32期各種会議発言(非役職)TOP25
17位
33期委員会発言TOP100
89位
33期委員会出席(無役)TOP100
95位
33期委員会発言(非役職)TOP100
77位
34期委員会発言TOP100
71位
34期委員会出席(幹部)TOP50
36位
34期委員会発言(非役職)TOP100
58位
35期委員会発言TOP100
64位
35期委員会発言(非役職)TOP50
49位

このページでは松本忠助衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松本忠助衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 運輸委員会 第4号(1967/05/10、31期、公明党)

○松本(忠)委員 ただいま河村委員の御質問になりました浦賀水道の問題に関連しまして、ちょっとお聞きしたいことがあります。第三海堡を撤去するお考えがあるかどうか。
【次の発言】 それから次にお伺いしたいことは、下関の旭タンカー所属の三百トンタンカーが座礁したということでありますが、その状況について長官御存じでありますか。
【次の発言】 状況がわかり次第ひとつお教えいただきたいと思いますが、これの乗り組み員などの点について、昨晩のテレビの放送でもかなり危険に瀕したような状態と見受けましたが、その点については何も報告はございませんか。
【次の発言】 なお瀬戸内海の航行の問題でありますが、これも非常に……

第55回国会 運輸委員会 第6号(1967/05/17、31期、公明党)

○松本(忠)委員 運輸大臣にお願い申し上げたいのでございますが、昨晩東京国際空港におきまして、ケーブル故障のために停電いたしまして、離着陸が一時不能になり、内外の多数の旅客にたいへんな迷惑をかけたように思います。大臣は、この事故を何時ごろ御承知になりましたか。
【次の発言】 事故の原因につきましてお尋ね申し上げたいのでございます。
【次の発言】 大臣はこの通知を澤航空局長から受けられて、どのような指示をなさいましたでしょうか。
【次の発言】 航空局長にお伺いしたいのでございますが、幸い大事故の発生に至らなかった、不幸中の幸いであったと思いますが、この事故のために国際線、国内線の着陸不能となった……

第55回国会 運輸委員会 第16号(1967/06/16、31期、公明党)

○松本(忠)委員 昭和三十七年の八月一日付で水産庁長官、運輸省船舶局長、船員局長の三者連名の漁船船員の労働環境改善のための措置要綱なるものは、現在適用されておるものでございましょうか、お尋ね申し上げます。
【次の発言】 この通達は効果があがっていないように思いますが、これをさらに省令化して効果をあげるべきように思いますが、その点いかがでしょう。
【次の発言】 御出席の大臣にたいへん失礼なことをお伺いするわけでありますけれども、大臣はほんとうに下級船員の船内の生活のたいへん困難なことを御存じかどうか。たいへんぶしつけな失礼なことばでございますが、大臣の御経験なりあるならばお聞かせ願いたい。

第55回国会 運輸委員会 第20号(1967/06/30、31期、公明党)

○松本(忠)委員 連日にわたる審議でもはや疑問点は出尽くしたかと思いますので、重複する点もあろうかと思いますが、念のためにお伺いしておきたい。  局長にお伺いするわけでありますが、午前中の連合審査におきまして同僚の岡本議員から質問いたしました。たとえば小学校の防音施設を完備する、これに要する予算の積算につきまして、現地の考え方と当局のプランに大きく食い違いがあるように思われました。この点ひとつ明確にお答えいただきたい。
【次の発言】 岡本議員のほうの精算表とまたつき合わせていただけば十分おわかりかと思いますが、ちょっと局長のほうのお考えが常識的にも安過ぎるのではなかろうか、またはたして小学校一……

第55回国会 運輸委員会 第24号(1967/07/12、31期、公明党)

○松本(忠)委員 外貿埠頭公団の問題につきましては、連日にわたる審議であらゆる点がきわめ尽くされておりますので、若干私の質問も重複する点があろうかと思いますが、まず最初にお伺いしたいことは、きょうは大臣の御出席もないので次官にお伺いするわけでありますが、行政管理庁ではことしは各省庁の部局の新設、公団、公庫の新設は認めない、このようなきついお達しである。この方針を閣議で決定を行なったということでありますが、事実でありますか、この点をお伺いします。
【次の発言】 あっさり事実だという御返事でございますが、各省庁の部局の新設はやらないという方針にもかかわらず、郵政省の電気通信監理局、労働省の安全衛生……

第55回国会 運輸委員会 第27号(1967/07/19、31期、公明党)

○松本(忠)委員 時間もございませんので、二点ばかりお伺いしたいと思います。  個人タクシーの問題について佐藤総理は、個人タクシーをもっとふやしなさいというふうなことをたびたび言明されておりますが、その点につきまして、世間でも免許の基準についてもう少し緩和してほしい、こういうような声を聞いております。この点について、運輸当局として、総理の言われるように個人タクシーをふやす用意があるかどうか、この点をお伺いしたい。
【次の発言】 そのスケジュールについてもう少し具体的なことをお聞かせ願えますか。
【次の発言】 もう一点、大臣にお伺いをいたします。  速度制限つきの二輪車というのがございます。これ……

第55回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1967/04/20、31期、公明党)

○松本(忠)委員 それでは質疑を始めさせていただきます。  最初に増川鉄監局長にお伺いいたしたいのでございますが、今回の南海電鉄の事故につきましては、新聞等の報道によりますと、運輸省はきびしい警告を出して安全対策の改善を指示し、また全国の陸運局長と私鉄の経営者に対しても、四月三日付で、踏切の整備状況を再点検し、不良踏切の通行制限をやれという通達をしたやに聞き及んでおるのでございますが、事実でございますか。
【次の発言】 各種の通達、警告等が出ていることはわかりましたが、御当局といたしまして、その一片の警告や通達で改善が十分できるとお考えでございましょうか、その点……。

第55回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1967/05/11、31期、公明党)

○松本(忠)委員 それでは、さっそく質疑を始めさせていただきます。  最初に運輸省、大蔵省の方にお伺いいたしたいわけでございますが、東京地裁におきまして取り扱いました交通事故による死亡の賠償請求額を私のほうで調べてみましたところ、一人平均、四十年度は五百二十六万円、四十一年度は四百六十八万円となっております。またその判決の平均は、四十年度は三百六万円、四十一年度は三百二十四万円となっております。これで見ましてもわかるとおり、たいへん失礼なことばではございますが、死亡者の相場がある程度推定されるわけであります。これに対しまして自賠責の死亡限度額ははるかに低いわけでございますが、これを早急に引き上……

第55回国会 商工委員会 第18号(1967/06/09、31期、公明党)

○松本(忠)委員 私は中小企業の切実なる悩みを代弁するわけでございますが、中小企業の従業員は、納期の間に合わないようなときは昼めしも抜き、あるいは睡眠も切り詰めてやっているような状態、しかも安い賃金でこれと取り組んでいるようなわけでございます。従来政府の答弁は、する、あるいは検討を加える、遺憾に思います、というようなことばの繰り返しで終わっております。何ら具体的な進展を示しておりませんことをまことに遺憾に思うものでございますが、きょうはぜひとも誠意ある具体的な答弁をお願いする次第でございます。どうか中小企業者の身になって関係御担当の方々の答弁をわずらわしたいと思うものであります。  最近の通商……

第56回国会 運輸委員会 第6号(1967/11/10、31期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣に伺いたいのでございますが、ハーグの議定書の発効によりまして航空機の事故補償金の限度額が十一月の八日から六百万円に引き上げられました。この点につきまして私ども考えます点は、外国の例に比べますとまだまだ非常に安い、これをもっと引き上げる考えがないかという点。  そこで問題は、自動車の損害賠償の問題でありますけれども、これは最近引き上げられたことは事実でありますけれども、外国に比べますとまだまだ安い。そこで三百万を少なくとも五百万に即刻引き上げる考えはないかどうか、この点について大臣にお答えいただきたい。
【次の発言】 いまのお話のとおりでありますが、空でも海でもあるいは陸で……

第57回国会 運輸委員会 第1号(1967/12/14、31期、公明党)

○松本(忠)委員 運輸大臣にお尋ね申し上げたい。  去る十一月十日の当運輸委員会におきまして、陸運汚職につきまして私が質問いたしましたときに、大橋前大臣はこのように答えられております。「この汚職の問題は、まことに遺憾千万と言うほかはないわけでございまして、これにつきましては、まず関係公務員の心がまえというものを促す必要があると存じまして、とりあえず通達を出した次第でございます。さらに思いをいたしますならば、執務の順序なり方法なり、そういう面において絶対に汚職を排除するような、そういうふうなやり方があるとすれば、これはぜひそうすべきであると思うのでございまして、目下その点についても検討をいたして……

第57回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1967/12/14、31期、公明党)

○松本(忠)委員 きょうは時間もございませんので、若干の質問をさせていただきたいと思っておりますが、きょう議題となっておりますむち打ち症のことにつきましては、いろいろ大久保さんあるいは井上さんからも御質問がございました。その中で、私も若干重ねてお伺いしておきたい点がございます。  それは先ほど通産省の方のお答えにあったと思いますが、ヘッドレストの問題であります。ヘッドレストのことにつきましては、まだ十分検討がなされていない。しかし、これは早急にやらなければいかぬ。来年の三月までにはその基準をきめたいというようなお話が出ておりました。これはやはりJIS規格としてきめられるのかどうか、その点もう一……

第58回国会 運輸委員会 第4号(1968/03/06、31期、公明党)

○松本(忠)委員 ただいま自民党さんのお席にはまことにりょうりょうたるものでありまして、私、非常にこの点を残念に思う。まず委員長からこの点については厳重に自民党の方々に御注意いただきたい、このことをお願い申し上げまして、質問に入ります。  きょうは、国鉄職員に対する綱紀の粛正の問題、それから国労の遵法闘争と安全運転の問題、それから専売たばこの配送に関する問題、それから自賠責の保障額の引き上げの問題、この四点について伺いたいわけでございますが、若干時間も少ないようでございますので、まず国鉄職員に対する綱紀の粛正の問題について先にお伺いいたしたいと思います。  大臣にお伺いするわけでありますが、大……

第58回国会 運輸委員会 第8号(1968/03/22、31期、公明党)

○松本(忠)委員 国鉄の経営という問題に限りまして、かつ各党の議員諸氏からも相当突っ込んだ質問がございましたので、私は重複を避け、角度を変えて四、五点お伺いいたしたいと思います。  最初に、大臣がいらっしゃいませんので次官にお答え願いたいのでありますが、総理は四十一年一月に、国鉄、私鉄など今回値上げを認めたものは今後当分、数年間は値上げを認めるべきではない、こうはっきり言明をいたしております。その記憶も薄れないうちに、四十一年に比べまして三倍近い値上げを認めるということは国民を裏切ることになると思いますが、いかがでしょうか。また中曽根運輸大臣も昨年十二月に、国鉄定期はできるだけ値上げをしたくな……

第58回国会 運輸委員会 第12号(1968/04/02、31期、公明党)

○松本(忠)委員 それでは、運輸大臣に直接御答弁を期待する向きもたくさんございますが、それらをあとに回しまして、海運局長その他関係の省庁の方々に順次質問を始めたいと思います。  あまりに自民党さんの御出席が悪いので、いささかどぎまぎします。委員長から自民党さんの御出席について善処あられるようにひとつ御配慮を願いたいと思います。  それでは、海運局長に最初に伺いたいことは、利子補給の一年延長の理由でございますが、海運業の集約に対する特典というものが五年間ということは、もう最初からきまっているわけであります。また、利子補給は四年ということも最初から決定していたわけでございますし、これを決定した当時……

第58回国会 運輸委員会 第13号(1968/04/03、31期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣に伺うわけでありますが、昨日の質問で、海運局長は、私の主張でありますところの、集約参加の四十一社、これがおおむね減価償却不足も解消した、また元本約定延滞金も解消した、あまつさえ超過償却のところが十六社もある、こういう答弁がありました。そこで局長は、かかる状況から判断して再建整備本来の目的はほぼ達成された、また企業救済の目的は達成されたと認めましたけれども、大臣はどのように思われますか。その点をお答えを願いたい。
【次の発言】 国際水準がどうあろとも、日本の国のことです。日本の問題だけです。日本の国として現在その目的が達成された。もう私どもは利子補給の必要はない、このように……

第58回国会 運輸委員会 第20号(1968/04/24、31期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣の御出席が後ほどあるようでございますので、大臣が御出席になったらまた大臣に関する質問をさせていただきます。とりあえず御列席の方々にお願いいたします。  港湾局長にお願いするわけでございますが、五カ年計画が四十三年度から設定されまして、四十七年度の完了時までにまた再度手直しをするようなことはあるかないか。今後の各種の事態の発生を十分織り込んで新五ヵ年計画は組まれてあることと思いますが、一兆三百億をどれから推算したか、その根拠について説明を願いたい。
【次の発言】 そうしますと、いろいろの要素を織り込んだ、あくまで推定であるということですね。そうすると、途中においてまた手直し……

第58回国会 運輸委員会 第23号(1968/05/08、31期、公明党)

○松本(忠)委員 若干の質問を局長に……。  いろいろと日本の海運のことについては政府も計画を立て、その実施について万全を期していると思いますが、最近の海運状態から考えて、いわゆる船舶の大型化ということがますます顕著になってくると思うわけです。そこで、いわゆる超大型船といわれるようなタンカーがますます今後できてくると思うわけでございますが、いわゆる超大型船といわれるようなものは、大体重量トンにしてどれくらいのものをいわれるのか。この点について見解をお聞きしておきたい。
【次の発言】 その十万重量トン以上のものを建造できる設備、そういうものについては、どの程度のものが日本では現在あるのか。そして……

第58回国会 運輸委員会 第27号(1968/05/17、31期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣の出席を待って質問をいたす面が多々ございますが、きょうはいろいろと参議院のほうの関係もあるということでございますので、大臣が出席するまでに観光局長にお話を伺うことにします。  第一点でございますが、いま議題になっております観光施設財団抵当法が制定されましたときには、観光事業振興に寄与することが大きいと思いますが、その利点を具体的にお聞かせを願いたい。
【次の発言】 そこで、この観光施設財団抵当法案が上程されるその経過からいたしまして、金融業界ではこの抵当法案に対してどのような反応を示しているか、その金融業界の反応の度合いをお知らせいただきたい。

第58回国会 運輸委員会 第29号(1968/05/22、31期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣にお答えいただける時間が非常に制約を受けております。  最初にお願い申し上げたい点は、個人タクシー制度の健全な発展のためには年齢あるいは経歴、法令違反の有無あるいは健康等に関する免許基準を厳正にすることは大いに賛成であります。社会一般の望んでいる状態は、言うなれば無事故であり、そしてまた無違反であり、安全運転である。これは会社タクシーでも個人タクシーでも同じであると思いますし、区別があるわけはないのであります。会社のタクシーだから事故があってもよろしい、違反があってもよろしい、あるいは粗暴運転してよいというわけにいかない。であるならば、個人タクシーの免許基準のみを冒頭に申……

第58回国会 運輸委員会 第31号(1968/07/25、31期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、先般、国鉄事故の頻発にかんがみまして、大臣がみずから進んで中央線の快速電車に乗られたという新聞記事を見まして、私も大臣の実行力に敬意を表するわけであります。特に、用意された電車よりも一本前の電車に乗ったのは、なかなか芸のこまかいことを大臣なさった。普通大体国鉄で予定された電車というのは、最優秀の電車、運転士、そういうものがそろっているにもかかわらず、その前に乗られたということは、大臣のたいへん目先のきいたところだと思うのでありますが、願わくは私は、山手の環状線池袋、上野、秋葉原、東京駅、この間を一ぺん大臣に一緒に乗ってみてもらいたいと思う。……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1968/03/12、31期、公明党)

○松本(忠)委員 最初に金子政務次官にお伺いするわけでありますが、本日配布されました、「自動車の安全規制の強化について」この第一次の規制の十四項目は、いつから実施されますか。それをまず伺いたい。
【次の発言】 公明党といたしまして、自動車の安全基準というものを昨年の秋につくりました。その際に、前の局長の原山さんに私お伺いしたことがございます。そのときに原山さんいわく、これは基準があるからその必要はないという御答弁であったというように記憶しております。それからまだ幾日もたってない。ばかに自動車局のほうでは、この問題に対して急速に準備が進んだようにも思われるのでありますけれども、この点いかがなんで……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1968/03/19、31期、公明党)

○松本(忠)委員 公明党は人命尊重という立場から、昨年十月に自動車の安全基準、これの検討を開始いたしました。運輸省自動車局におかれましても寄り寄り検討を進められておったようでありますが、今般自動車の安全基準の強化、安全規則の強化という点につきまして、先般十四項目にわたっての発表がございました。いまこの自動車の安全基準という問題については、政府、業界、また使用するわれわれ側、あげてこの問題について取っ組んで、りっぱな成果をおさめたいと思っております。きょうはまた業界の代表の方々の御意見を聞く機会ができましたことをたいへんにうれしく思うものでございます。開会以来途中休憩もなく、もうすでに三時間にも……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1968/04/04、31期、公明党)

○松本(忠)委員 時間もだいぶ詰まっておりますので急いで要点だけ申し上げますが、今朝の新聞によりますと、交通事故の累増を告げる非常に暗いニュースが出ております。死亡事故も傷害事故も年々増加する一方でございますが、この内容を調査してみてもわかるとおり、死亡はもうはっきりしておりますが、傷害の事故のほう、これが、いままでは当事者間で示談で済んだような小さな事故も、最近むち打ち症の問題が非常に世の中で取り上げられるようになってから、あとでむち打ち症になってはたいへんだとか、あとでいろいろ事故賠償の問題について問題点を残しては困る、こういうようなところから小さな事故も警察当局に届けるようになった。こう……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1968/04/17、31期、公明党)

○松本(忠)委員 総理府総務長官にお伺いをいたすわけであります。  昨年の秋に運輸、建設両省の話し合いによりまして新都市交通総合対策懇談会が発足いたしましたことを聞いておりますが、交通対策、通勤対策改善が都市計画とあわせて総合的見地から解決する施策が検討されることを期待しておりましたが、どうやら開店休業のような状態であるということを聞いておりますが、この根本的の原因は、両省間の折衝では意見の食い違いや、なわ張り争い的なものがあって、計画の進展が思うにまかせないのではないかと思うわけでございます。  そこで都市交通圏の著しい人口増加と郊外化に対応する開発計画は、住宅の供給と交通計画を合理的に組み……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1968/05/23、31期、公明党)

○松本(忠)委員 ただいま議題となりました陸上交通安全基本法案につき、公明党を代表いたしまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  近年における交通機関の目ざましい発達は、産業経済の発展と社会生活の向上を著しく促進するとともに、交通機関を利用することは、国民がその生活を営む上において欠くことのできないものとなっております。  しかるに、国民経済の急速な発展と国民生活の向上に伴い、陸上交通、特に自動車交通は、急激な伸展を遂げ、その需要と交通供給との間に不均衡を生じ、慢性的な交通の混乱と渋滞を引き起こしております。  このような交通事情に加えて、交通安全施設の整備、車両の安全運転の確……

第58回国会 逓信委員会 第18号(1968/04/22、31期、公明党)

○松本(忠)委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております公衆電気通信法の一部を改正する法律案に対し、反対の意を表するものであります。  御承知のとおり、この法案は、加入電話の増設に要する財源確保のため、一加入電話ごとに一万円となっている現行設備料の額を大幅に改正しようとするものであります。すなわち、単独電話及び構内交換電話の局線部分については、一加入電話ごとに三万円とし、二共同電話は二万円に、多数共同電話は一万円にしようとするものであります。  このような設備料の改悪については、諸物価の上昇しておる今日、国民大衆に大きな影響を与え、なかんずく、申し込んでもつかないいわゆる……

第59回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1968/11/07、31期、公明党)

○松本(忠)委員 だいぶ時間もたちましたので、要点のみを質問申し上げまして終わりたいと思います。  質疑に入るに先立ちまして、公明党を代表いたしまして、飛騨川の事故による被災者の方々の御冥福を祈るとともに、遺家族の方々に対し心からお見舞いを申し上げるものであります。  第一にお伺いしたいことは、自賠法を今事故について適用することについては、いろいろと各方面に御意見があったようでありますが、被災者に対する救済が何らかの形で行なわれることにつきましては当然のことであり、賛意を表するものであります。それが政治的な配慮で出たものであろうとなかろうと、被害を受けた方々に対しまして、当然救済の手が差し伸べ……

第60回国会 運輸委員会 第2号(1968/12/20、31期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣に対する質疑を三点だけ申し上げます。  自動車の都市部乗り入れにつきまして賦課金を徴収する、こういうことが前大臣の当時に構想がございましたが、この点について、新大臣としてどのように考えられるか、第二点は、路線のトラック運賃の値上げの問題が最近話題になっていますけれども、これに対して大臣はどういうふうに考えられるか、第三点、最近自動車関係の諸税の増税の動きがありますが、これに対してどのように考えておるか、以上、三点だけ御答弁願っておきます。
【次の発言】 大臣、けっこうです。  それでは、引き続いて自動車局長にお願いいたしたいと思います。  最近、東京のいわゆる法人タクシー……

第60回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1968/12/19、31期、公明党)

○松本(忠)委員 質問に先立ちまして委員長にお願いしたいことがあります。交通安全対策特別委員会が開かれましても、与党の出席が悪い。まことに遺憾なことであると私は思いますが、委員長はどのように対処されるか、まず最初にそれを伺っておきます。
【次の発言】 厳重に注意するよう要望しておきます。  それでは質問に入りますが、警察庁の交通局長に伺います。交通死亡事故が本年末にはおそらく一万四千人の線を突破するのではないかと憂慮している次第でございますが、原因別に見たとぎに、いわゆる酔っぱらい運転による事故が最高位でございます。本年一月より最近までの件数及び前年同期との対比、これについて数字をあげてお答え……

第61回国会 運輸委員会 第3号(1969/02/19、31期、公明党)

○松本(忠)委員 去る二月十二日、運輸大臣は運輸行政の基本方針について当委員会において述べられました。その基本方針の中にいろいろございますが、特に交通公害問題、海上警備、救難対策、この二点についてのみきょうは質問をさせていただきたいと思います。  まず、海難救助体制でありますが、最近相次いで海の事故が発生しております。一月十二日の第八漁吉丸、同じくタンカーの第八東洋丸等、沈没事故が続いて起こっております。そして多数の船員が貴重な生命を失っておるわけでございます。特に第八漁吉丸につきましては、またしても問題の三九型であります。御承知のように三九型は、海上保安庁の調査によりますと、昨年一年間で漁船……

第61回国会 運輸委員会 第7号(1969/02/28、31期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣に伺いたいわけでありますが、日本政府のいわゆる空の交通政策と申しますか、これが非常にばらばらではないかというふうに私は思うわけでございます。と申しますのは、先日も、たぶん二月の上旬だったかと思いますが、新島の射爆場の上空が、いわゆる空の待ち合い所になっておる。羽田空港の飛行機も待機の場所であり、また、新空港の飛行機も待ち合い所になっている。そういうことで、運輸省としては、新島上空にそういう二つの待ち合い所があるんだから、新島を射爆場に使うことについて反対である、こういう意味の大臣の発表があったと記憶いたしますが、こういう問題について、防衛庁なりあるいは外務省を通じて、アメ……

第61回国会 運輸委員会 第13号(1969/03/14、31期、公明党)

○松本(忠)委員 森永参考人に御意見を伺いたいと思います。  参考人は、国鉄財政再建推進会議の委員として非常に御努力をいただきまして、きょうはまた、国会へ参考人として御出頭いただきまして、たいへん御多忙のところ、御苦労に存ずる次第でございます。  質問の第一点でございますが、独立採算制の問題について、参考人はどのようにお考えであるかという点について、私は伺ってみたいと思うわけでございます。現在、国鉄はいわゆる独立採算制をとっておるわけでございます。だんだん赤字がふえてまいりますと、どうしても国民の負担がいままで以上にふえてくることと思います。国鉄が本来、独立採算制の原則に従って運営されるべきか……

第61回国会 運輸委員会 第15号(1969/03/19、31期、公明党)

○松本(忠)委員 それでは、まず路線トラックの運賃の問題についてお伺いいたしたいと思います。  路線トラックの業者から運賃値上げの申請が出ていると思います。かなり広範にわたって出ているわけでございますが、現在どの程度の値上げの申請がされているか、値上げ幅についてまず最初にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 政務次官にお伺いするわけでございますが、運輸省としてこの運賃値上げを認める考えがあるのかどうか、この点について政務次官からお答えを願いたい。
【次の発言】 トラックの運賃あるいは路線トラックの運賃、いずれにしましても、これが値上がりするということは、国民生活に大きな影響を及ぼすことに……

第61回国会 運輸委員会 第19号(1969/04/16、31期、公明党)

○松本(忠)委員 国鉄の財政再建の問題につきまして、大臣並びに国鉄総裁――総裁はいらっしゃいませんので、国鉄を代表して長浜常務理事にお伺いしたいと思います。  国鉄財政再建の問題については、国民のひとしく待望するところでございます。何となれば、国民の国鉄であるからでございます。国鉄は自由民主党の国鉄であってはならないし、また、佐藤政府の国鉄であってはならないと思うわけでございます。この点につきまして、政府として、運輸大臣としてはどのようにお考えであるか、また、国鉄総裁にかわって長浜常務理事は、どのようにお考えであるか、まずその点からお聞きしたいと思います。

第61回国会 運輸委員会 第21号(1969/04/22、31期、公明党)

○松本(忠)委員 従来の船舶建造におきましては、全額借り入れ方式でございましたが、今回の改正案におきまして、いわゆる自己資金を投入する、こういうことになったわけでございます。この点につきましては、一応承知はいたしておりますけれども、確認の意味におきまして、自己資金を投入するようになったその間の事情についてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 その前半の三年間におけるいわゆる船価に対する自己資金の投入量というものが、いまお話しのとおり定期船の五%、その他一〇%、このようにきめられたわけでございますが、そのきめられたことについての根拠になった数字、その点についてお答え願いたい。

第61回国会 運輸委員会 第35号(1969/07/01、31期、公明党)

○松本(忠)委員 それでは、きょういろいろと用意しております質問の順序もございますが、答弁者も間もなく見えると思いますので、その間にひとつ大臣に要点だけ伺っておきたい。  四十一年の五月の閣議決定によりますところの内航海運対策要綱に基づくところの対策は、「近代的経済船の整備と過剰船腹の処理」及び「内航海運企業の適正規模化」、この二本の柱を中心として進められてきているわけでございますが、現在の進捗状況はどのようになっているか、まずこの点について大臣の御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 いまの局長の答弁の中で、解撤または輸出した船腹というのは二十七万三千総トンくらいあるということですが、こ……

第61回国会 運輸委員会 第37号(1969/07/04、31期、公明党)

○松本(忠)委員 きょうは参考人各位から、それぞれのお立場においていろいろとお話を伺いまして、たいへん有益な参考になりました。  そこで、時間もございませんので、私、いままで各委員の方々が参考人に質問されましたことと重複する点を除きまして、一応きょういろいろのお話を聞いておりますと、やはり現行法にはいろいろな不備な点がある、こういう点については、改善をしなければならないというふうな皆さん方の御意見がございますように受け取りました。中でも、自家保障であるとか、適用除外車の問題等については、われわれも大いに検討を要する問題である、このように思っております。  そこで、現在の自賠責の三百万を五百万に……

第61回国会 運輸委員会 第39号(1969/07/23、31期、公明党)

○松本(忠)委員 自賠責の問題につきまして、きょうは結論を運輸大臣から伺いたいと思います。質問の内容も多いと思いますので、御答弁のほうも簡略に、要点を十分に含んだ答弁をしていただけばよろしいと思います。  まず最初に伺いたい点でございますけれども、自動車の損害賠償責任保険の審議会に対しまして、去る七月八日に大蔵大臣から自動車損害賠償責任保険の保険金額の引き上げ及び保険料率を改定すること、その他の問題についての意見を求められております。この点に関しまして、まず自賠責の保険金の最高限度額の引き上げ、要するに、三百万円から五百万円にするという点については、原田運輸大臣もしばしば言明もされておりますし……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1969/04/17、31期、公明党)

○松本(忠)委員 高速道路のことについてお伺いいたしたいと思っております。  最初に、建設省の道路局関係にお伺いいたしますが、東名高速道路の完成の時期、全、面開通の時期並びに中央道の進捗の状況、完成までの見通し等について……。
【次の発言】 富士吉田から先の問題については計画はないのですか。
【次の発言】 概略でけっこうでありますから、甲府から小牧へ出る間はいわゆる中央線に沿っていく計画なんでしょうか、それとも山岳をまっすぐ抜けるわけですか、その点。
【次の発言】 大体五十年には全面開通するということになるわけですね。
【次の発言】 わかりました。そういたしますと、東名のほうはただいまのお話で……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1969/05/08、31期、公明党)

○松本(忠)委員 警察庁の交通局長にまず伺いたいわけでありますが、この連休中の交通事故がいわゆる記録破りであった。四月の二十六日から五月の五日までの十日間で死者が四百七十七人、いま報告を聞いたわけでございますが、いまの御報告にもありましたように車対車の事故、それから二輪車の事故が非常に多かった。そしてまた自動車の運転者、同乗者が死傷するというふうに、ことしの一つの特徴があらわれているわけでありますが、どうしてこの車対車の事故が激増したか、二輪車の事故がふえたか、この点について交通局長からお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 車対車の事故の原因についてはなるべく早い時期によく解明をして……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1969/05/14、31期、公明党)

○松本(忠)委員 国家公安委員長にお尋ね申し上げるわけですが、今回このような無免許の警官が小児をはね殺しております。昭和四十二年五月十七日の千葉県の県警機動隊のほうの大型車が幼稚園に通うところの園児二十五名の中に突っ込んで園児五名をけがをさせた、こういう事件がございました。この際には、もちろんこの方も非常にお若い方であったようでございますが、懲戒免職。同乗者が減給百分の十、隊長、副隊長が戒告というふうになっております。今回はこれ以上の大きな問題点であろうと思うわけです。これに対しましてもちろん内容について十分お調べになった後に決定される問題だと思いますが、隊長、副隊長が戒告程度でこの前は済まし……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第14号(1969/06/05、31期、公明党)

○松本(忠)委員 六月一日付の朝日新聞の記事でございますが、日産またトヨタの車両の欠陥につきまして「ニューヨーク・タイムズ」が報道しております。そのことについて朝日が取り上げております。そこで、この記事の最後のほうに、運輸省自動車局の話が載っております。この点からまずお伺いしてみたいわけでございますが、この発言は責任のあるお立場の者の発言でございますか。そしてまた、この内容については新聞の報道のとおりであるかどうか、まずこの点を先に伺っておきます。
【次の発言】 そうしますと、一応運輸省の係の何人かの方々の話を総合して、そして朝日は、運輸省自動車局の話としてとっている、こういうわけですね。それ……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第17号(1969/06/26、31期、公明党)

○松本(忠)委員 磯崎総裁にお尋ねいたすわけでございますが、国鉄の脱線事故が相次いでおりますことにつきましては、新聞あるいはテレビで十分承知もいたしておりますし、また運輸省からも事故の概要につきまして報告の提出がございましたのでわかっておりますが、磯崎裁総も就任早々まことにお気の毒である、こういう事故の頻発について心を痛めておられることは、私どももほんとうに総裁もお気の毒と思います。しかしこの事件を契機とし、因といたしまして、古いことばにございます毒を変じて薬となすというように、どうか国鉄の威信回復のためにせっかくの努力をされるように心から望んでおく次第でございます。  そこでわが党も、去る六……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第23号(1969/07/23、31期、公明党)

○松本(忠)委員 総務長官にお願いいたしたいと思います。  交通安全対策基本法につきまして、閣法について逐条的に若干お伺いいたしたいと思います。  まず最初に第二条の定義の問題でございますが、その中で第三の項目と第六の項目であります。特に第六の項目のほうの「海上交通船舶による交通をいう。」という定義がございます。要するにこの海上という、海の上というふうにこだわらないで、海を水と解し、また海上を、その前にもございますように、「水中の航行」もあるわけですから、海上は海中を含む、すなわち大小の河川、運河いわゆる湾とか洋とか、海につながる場所のみではなく、水の上を走る、または水の中を走ると解釈してよろ……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 運輸委員会 第6号(1970/03/10、32期、公明党)

○松本(忠)委員 先般、運輸行政の基本方針を当委員会におきまして大臣より拝聴いたしました。また、大臣御就任にあたりまして、運輸政策におけるところの橋本構想も新聞紙上で拝見いたしました。その中の三美政策というものも十分傾聴に値するものであると思うものでございます。さらに、昨日は予算委員会におきまして、交通総合体系につきまして御意見を戦わせる機会を得まして、大臣が運輸交通問題につきまして非常な御熱意を示されて取り組んでおられること、たいへんうれしく、心強く感ずるものでございますが、一そうの御健闘をお願いいたしたいと思うものでございます。  先般の大臣の基本方針を拝聴いたしましたが、その中で、大臣は……

第63回国会 運輸委員会 第7号(1970/03/17、32期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣にお尋ねいたすわけでありますが、昨年の十一月一日から自賠責の赤字解消のために二〇%の保険料大幅引き上げが行なわれました。さらに今回の審議会の答申のうちの一部、すなわち、だれもが納得でき、しかも簡単に法改正のできるというものについてのみ提案をされまして、審議に入ったわけでございますが、ちらちら私が耳にいたしますのに、去年十一月に上げているにもかかわらず、また保険料値上げをするのじゃなかろうかというような声が聞こえてくるわけでございますが、そのようなお考えをお持ちなのかどうか、まず第一番目に承っておきたいわけでございます。

第63回国会 運輸委員会 第8号(1970/03/18、32期、公明党)

○松本(忠)委員 昨日の質問に対する答弁のなかった面についてお答えをいただきたいわけでございますが、松田国民健康保険課長さん、それから松浦医療課長さん、お二人いらっしゃいますか。  昨年の七月に、私がこの問題について出しましたときに、御両所ともそれぞれ答弁をなさっております。御記憶に十分あることと思います。お忘れになっていることはないと思いますが、松田さんは私の質問に対して、「御承知のように、医療保険につきましては、原因を問わず、あらゆる症状について給付が行なわれる、したがいまして、交通事故とか、いろいろな原因別に給付が行なわれるということではございません。したがいまして、患者が被保険者証を持……

第63回国会 運輸委員会 第18号(1970/04/10、32期、公明党)

○松本(忠)委員 タクシー業務の適正化の臨時措置法案につきまして、若干お伺いしたいわけでございます。私が海外旅行をしておりましたために、本法案につきまして関係同僚議員諸氏が数回にわたって質疑をされたわけでございましょうが、その内容につきまして会議録によって詳細に知り得ないので、重複する点があろうかと思いますが、その点は御了承を願いたいと思うわけでございます。  大臣にまず伺いたいわけでありますが、提案理由の中で、「タクシー事業の利用者の利便の確保に資するため、当分の間、」とございます。この当分の間というのは、大臣の腹づもりとして、どのくらいの期間を当分の間としてお考えになっておるのか。

第63回国会 運輸委員会 第19号(1970/04/17、32期、公明党)

○松本(忠)委員 タクシー業務の健全左発展を願う立場から、各種の問題につきまして、同僚議員からお話がございました。参考人はまたきょうはたいへんいろいろの意見を開陳していただきまして、大いに参考になりました。しかし、ここで私は現在の問題よりも、さらに今後のあり方について一応聞いておきたい、こう思いまして、二、三の問題について質問をいたすわけでございます。  川鍋さんと浅野さんと平林さんにそれぞれお伺いをいたしますが、いいか悪いか、やるべきかどうか、こういう簡単なお答えでけっこうでございます。  タクシーの乗り場を指定するということ、これは四十三条に今度きめられたわけであります。ここで全面的に流し……

第63回国会 運輸委員会 第21号(1970/04/27、32期、公明党)

○松本(忠)委員 大蔵大臣に、時間もございませんし、一問だけお伺いしておきます。  大臣は提案者じゃございませんが、内閣の事実上の副総理としてやっていらっしゃる、ほんとうに財政担当の大臣でございますから、十分御承知だと思いますが、十三条の財政の処置について伺っておきたいわけでございますが、具体的にどのように国でやろうとしておるのか。大臣は、財源の確保の問題につきまして、今年三月十日の衆議院の予算委員会におきましても、同僚議員の質問に答えまして、話題の段階であるが、財源は遺憾なきを期す、このように大みえを切っておられます。このことは、三月十一日の業界紙で私も拝見いたしました。たいへん力強く思って……

第63回国会 運輸委員会 第25号(1970/05/12、32期、公明党)

○松本(忠)委員 港湾局長にお伺いするわけでございますが、先日機会を得まして、浦賀水道を再び見ることができたわけでございます。特に、前回は海上保安庁の巡視船でございましたが、今回は商船のさくら丸から見たわけでございます。潮の関係等もございましょうが、浦賀水道の第三海堡が海上に露出しておる部分はたいへん変化があったように私、見てまいったわけでございます。船上でいろいろと説明も聞いたわけでございますが、第三海堡が年々沈下している、こういうことも聞いたわけでございます。そこで、船上におきまして、この撤去をめぐりましていろいろと話題がございましたが、結局結論は、第三海堡は撤去すべしという意見が大勢を占……

第63回国会 運輸委員会 第26号(1970/05/13、32期、公明党)

○松本(忠)委員 今回の事件につきましては、さきのハイジャック、そしてまたこのような事件が引き続いて起こるということに対して、われわれは非常に憂慮すべきものがあるわけでございますが、幸いにも今回は非常に早い時間でこれが解決を見ましたことは、まことに同慶の至りであると思うわけでございます。  そこで、いまいろいろと報告書により、また警察のほうからも経過をお伺いしたわけでございますけれども、まず、運輸大臣として、今回の事件が起きたとき、海上保安庁長官に対してどのような指示をなされたか、その最初の問題点をひとつお伺いしておきたい。
【次の発言】 それでは、いまのお答えの中から一点伺いたいのは、外洋に……

第63回国会 運輸委員会 第27号(1970/07/10、32期、公明党)

○松本(忠)委員 それでは航空局長から先に伺います。  運輸政策審議会の考え方で、航空機の利用者が国内線を見ましても非常にふえてきておる、四十三年の八百四十四万から、六十年にはおそらく全国で二億六千万人の人が旅客機を利用するであろう、こういう推定が出ていると思います。したがいまして、空港の整備が急がれるわけでございますが、その空港整備のほうは遅々として進んでおらぬように私は思うわけでございます。  そこで、主要空港にしましても、羽田の問題あるいは新国際空港の問題にしましても、なかなか予定どおり進まない。特に新国際空港については、四十六年四月の開設ということ、一番機を飛ばすということはもうとうて……

第63回国会 運輸委員会 第28号(1970/08/11、32期、公明党)

○松本(忠)委員 去る七月十日の運輸委員会におきまして、関西第二国際空港のことにつきまして質問をいたしました。その際、大臣の御出席がなかったものですから、航空局長から答弁をいただいたわけでございますが、そのときの答弁に、関西第二国際空港設置の調査費として一億六千五百万円計上してある、新しい関西の空港を一体どういうふうにどういうところにつくるかということについては、関西方面一帯にわたって広範囲にわたる調査をしている、具体的にここにこうというぐあいに進めているわけではない、こういう趣旨の答弁が航空局長からございました。私はそれに対しまして、大阪府の泉南市における反対の状況を逐一申し上げておきました……

第63回国会 運輸委員会 第30号(1970/09/22、32期、公明党)

○松本(忠)委員 去る九月九日の朝日新聞に「ホンダN360欠陥調査を国の手で」、こういう大見出しで、ある団体が衆議院の運輸委員会に陳情という記事が載っております。 私も陳情を受けました一人といたしまして、そしてまた、事欠陥車と聞きますと、昨年の六月五日に、衆議院の交通安全対策特別委員会におきまして、国会において初めて欠陥車問題を取り上げ、火つけ役を買って出ました因縁もありますので、一言申し上げたいのであります。  私は、朝日新聞に載りましたホンダN360という軽自動車だけでなく、日本で生産され、販売されているところの軽自動車全般の問題について、幾つかの質問をしてみたいのであります。  そこで、……

第63回国会 運輸委員会 第31号(1970/10/09、32期、公明党)

○松本(忠)委員 きょうはタクシー料金の値上げの問題、それから個人タクシーの問題、あと727の問題について質問をいたします。  先般、私鉄運賃がまことにどうも不明朗な状態で値上げになりました。この私鉄運賃の値上げの問題については、国民ひとしく非常に遺憾に思っているわけでございます。たまたま九月の三十日の朝刊は一斉に、東京のタクシー料金の値上げ、しかも、ことしの三月に二二・五%値上げになっておりますので再値上げ、この記事には、われわれはもうただあ然とするばかりでございます。無神経といいますか、ほんとうに強引といいますか、この問題に対して私たちは非常に遺憾に思うものでございます。前回の値上げのとき……

第63回国会 運輸委員会 第32号(1970/11/11、32期、公明党)

○松本(忠)委員 委員派遣第一班の北海道地方に関する調査について、その結果を御報告申し上げます。  派遣委員は、福井勇君、宇田國榮君、宮井泰良君及び私の四名でありますが、そのほか長谷川峻君、佐藤孝行君、井野正揮君の御参加をいただいたのであります。  派遣期間は、九月一日から四日までの四日間で、札幌市において北海道所在の運輸省出先機関、北海道開発庁及び国鉄北海道総局の業務概況について説明を聴取したのであります。  視察個所は、苫小牧港、室蘭港、函館港の輸送現況及び港湾整備状況、千歳空港、函館空港の輸送状況及び空港整備状況、青函トンネル渡島吉岡工事現場の建設工事状況、札幌オリンピック真駒内地区の施……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1970/04/10、32期、公明党)

○松本(忠)委員 総理府総務長官にお伺いするわけでございますが、去る四月六日から恒例の春の全国交通安全運動が実施されておるわけでありますが、例年のように、実施期間中には毎日特定事項について重点的にこれを実施する、一面これはマンネリ化しているんじゃなかろうかというようなこともありますけれども、何はさておき、一昨日の八日には車両の完全整備と自動車損害賠償責任保険の加入、これを全国的にやる、こういう予定でございました。まあやったことと思いますが、特に自賠責の問題につきましては、この加入の問題を具体的にどのようにお進めになったか、その指導の要領等について具体的に述べていただきたい。

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第14号(1970/06/10、32期、公明党)

○松本(忠)委員 それでは質疑を始めます。  去る五月の十三日の新聞の報道によりますと、警察庁は欠陥車によるところの交通事故を総点検した結果、昨年の一月から六月までの上半期に起きた事故のうちの十二件、この十二件のうち構造の欠陥に基づくことを突きとめたという報道であります。しかし、京都府警で捜査中のニッサンエコーに関する事故を除いた十一件につきましては、事故の予見性、事後処置、このような点からメーカー側の刑事責任を追及しない、こういう方針をきめたという新聞の報道がございました。だいぶん世間の話題になっているわけでございます。  ところで、私が去年の六月に当委員会におきましてこの欠陥車問題を最初に……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第15号(1970/07/10、32期、公明党)

○松本(忠)委員 通産、運輸、警察の担当の方々にお伺いするわけでございますが、最近危険物の運送中における事故が相次いでおります。皆さん方も御承知のことと思いますけれども、六月の十六日、栃木県の小山市で起きましたところの塩素ガスの事故の問題、急ブレーキをかけたショックでコックがとれて、そうして塩素が噴出したという事故がございました。その後、六月の二十八日に、川崎で、高熱のアスファルトコンクリート、アスコンの裸輸送におきまして高校生が二人悲惨な死亡を遂げておるわけでございます。このように最近危険物輸送によるところの事故が相次いでおります。そのほかにも、ラワン材が落ちたとか、あるいはガソリン車がうち……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第16号(1970/09/09、32期、公明党)

○松本(忠)委員 委員長、委員が少ないじゃないですか。この状態はまことに遺憾だと思うのです。委員長からしかと御注意をしていただきたいと思います。

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第18号(1970/11/09、32期、公明党)

○松本(忠)委員 本日は木村、楢林両参考人には御多忙の中を御出席いただきまして、貴重な御意見を伺うことができまして感謝いたしております。また、御遺族の方々も数名見えられておるようでございますが、百三十三名のとうとい犠牲者の霊に対し、深甚なる哀悼の意をささげますとともに、御遺族の心中を察するに私は余りあるものがあると思います。四年八カ月という長い年月をかけ調査をいたしましたその結論が、操縦ミスをにおわせる原因不明という、たったの四文字で片づけられてしまう、このことにつきまして、御遺族の皆さまには腹に据えかねるものがあろうと思います。私も心からお見舞いを申し上げるものでございます。  本件に関しま……

第63回国会 予算委員会 第13号(1970/03/09、32期、公明党)

○松本(忠)委員 最初に、国民の健康を守る立場から食品行政の問題について、厚生大臣にお伺いをいたしたいわけでございます。  この問題につきましては、運輸大臣にも聞いていただきたいのでございますが、昨年の十月、チクロの騒ぎが起きる前に、私は列車食堂あるいは駅弁あるいは駅の構内におきまして販売されておりますおみやげ品、こういうものに対して有毒添加物がないか、国民の保健衛生を守る上からもいささか心配になりまして、国鉄の新宿、東京、上野、品川、渋谷、これらの駅の売店、食堂、調理場などに立ち入り調査をいたして、現場を見たわけでございます。  と申しますのは、列車食堂に例をとりましても、市中の食堂と違いま……

第64回国会 運輸委員会 第2号(1970/12/07、32期、公明党)

○松本(忠)委員 四日、五日の連合審査会、また参議院の本会議におきまして行なわれました質疑を通じまして、また先ほど見坊審議官のお話もございましたけれども、今回提案のこの法案は、世界でも例を見ない先進的なものだ。たとえば、タンカーについては百五十トン未満のものもすべて規制の対象にした。またタンカー以外の船舶は、三百トン以上のものも規制の対象にした。世界的には五百トン以上が規制対象であるのに、わが国はこの規制を強化して三百トンにした。また、海洋施設からの油や廃棄物の排出を規制するという点などは、実に進歩的な画期的な法律だ、このように自画自賛されたように私も聞いております。また、ただいま斉藤君の質問……

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1970/12/08、32期、公明党)

○松本(忠)委員 今回公害関係の十四本の法案の一つといたしまして、騒音規制法の一部を改正する法律案というものが上程されております。この提案理由の説明におきましてございますように、従来の工場騒音並びに建設騒音、これに加えて新たに自動車の騒音が入ったわけでございます。騒音規制法が成立したのは四十三年六月でございます。まだ二年早々でこれを改正することになったということ、これも時代の趨勢かと思うわけでございますが、山中総務長官は、本法案が施行せらたました暁には、都市における住民の生活環境が保全され、快適な生活が保障されると確信を持たれますかどうでしょうか、この点をまず第一番目にお伺いいたします。

第65回国会 運輸委員会 第4号(1971/02/16、32期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣の所信表明について、見解をいろいろとお尋ねいたしたいわけでございます。  大臣が先般述べられました所信表明の中で、第一番目にあげられてあるのが、総合交通体系の確立という問題でございます。この問題について、大臣が真剣に取り組んでいらっしゃることはわかりますし、いま同僚議員からもいろいろと質問がありました。この点を重ねて聞く必要もございませんので、私は割愛いたしますが、大臣がいま同僚議員の質問に答えられまして、本年の秋完成をするというようなことを述べられましたが、秋とは、一体具体的にいって九月なのか十月なのか、その辺のところをひとつはっきりお教え願いたいと思うわけであります。

第65回国会 運輸委員会 第7号(1971/02/23、32期、公明党)

○松本(忠)委員 港湾関係の質問に入る前に、ちょっと大臣にお尋ねしたいことがございます。  それはほかでもございませんが、本会議が終わりまして部屋に帰りまして四時のニュースを見ますと、きょうの国際新空港の建設用地に関する強制代執行の問題がニュースで取り上げられておりました。きょうは十一時五十五分に第一地点が始まって、十三時ごろ終了した。その際に、学生の投石で五人の公団職員がけがをしたというニュースが出ておりました。私これを見ておりまして、非常に残念に思うわけでございますけれども、今日までこの強制収用の問題についてはずいぶん論議をされてまいりました。相当の期間がございました。しかるに、今回のこの……

第65回国会 運輸委員会 第9号(1971/03/10、32期、公明党)

○松本(忠)委員 成田の代執行の問題と、富士急の事故、兵庫県の小野市の神戸電鉄の事故、これらの点について大臣並びに関係の局長さん方に質問したいと思っております。  先に富士急の問題をお伺いしたいと思いますが、この問題につきましては、いま社会党の先生方からいろいろとお話がありました。運輸当局の怠慢も責められたわけでございまして、私もそのように思うわけでございます。  そこで、この問題につきまして、わが党は翌五日院内大臣室に橋本運輸大臣をおたずねいたしまして、申し入れをいたしたわけでございます。また現地におきましても、県会議員あるいはまた市会議員が現場へかけつけまして、そして被害を受けられた方々の……

第65回国会 運輸委員会 第17号(1971/05/11、32期、公明党)

○松本(忠)委員 船舶局長にお伺いします。  日本造船工業会が昨年の秋にまとめた世界の造船新規需要、この見込みでございますが、昭和五十年度、だいぶ先の話でありますが、その時点において三千五十万五千総トン、すなわち四十四年度の実績の六二・七%増になる、こういうふうにいわれているわけであります。一方、世界の供給力は二千九百十万総トン、百四十万五千総トンの不足を生ずるという見込みだそうでありますけれども、この数字について船舶局長はどのようにお考えであるか、承っておきたいと思います。
【次の発言】 その見込みの違いが非常に多過ぎるように思う。わずか百万トン前後のものならともかく、七百万トン以上の見込み……

第65回国会 運輸委員会 第18号(1971/05/12、32期、公明党)

○松本(忠)委員 日本国有鉄道に関する小委員会が、当運輸委員会の中に設置せられました。近日中に国鉄に関するあらゆる問題を研究、討議する機会が恵まれます。このようなことになりましたことについて、私も小委員会の設置をすることを提案いたしました一人といたしまして、まことに欣快にたえないわけであります。会期も残り少ないわけでありますけれども、会期中もちろん、休会中にも小委員会を数回持って、少なくとも八月末の来年度予算の概算要求の時点、これまでには何らかのめどをつけたい、このように思うものでございます。きょうは、小委員会の開催を待てない緊急の問題、ただいま内藤君からも質問がございましたその問題について、……

第65回国会 運輸委員会 第20号(1971/05/21、32期、公明党)

○松本(忠)委員 私は、本年の二月の十六日に当運輸委員会におきまして、質問時間がなくなりまして後日に質問を保留してございます、ボーイング727型の羽田沖の事故について、若干の質問をいたしたいと思うわけでございます。  質問の第一は、大臣からことしの一月二十三日付で回答書が出ております。これはここに持っておりますが、全日空機羽田沖事故遺族会代表者石田喜雄殿といたしまして、運輸大臣橋本登美三郎ということで公文書が出ているわけでございます。この点につきまして、私、二、三お伺いしてみたい点があります。これは石田さんあての公文書に、何も私がよけいな口を出す必要はないじゃないかというような議論が成り立つか……

第65回国会 運輸委員会 第22号(1971/07/07、32期、公明党)

○松本(忠)委員 北海道の函館北方におきますところのYS11の事故につきましては、なくなられた乗客のお方、乗務員の方々の御冥福を祈るとともに、御遺族の方々に心からお悔やみ申し上げる次第でございます。  そこで、まず大臣にお伺いしたいのでございますが、私は昨年、四十五年度中に前後五回にわたりまして、ボーイング727の羽田沖の事故について国会において質疑をいたしました。それというのも、727の事故の原因が、いわゆる原因不明という何とも割り切れない結論が出ました。ここに疑問を感じましてやったわけでございます。その質疑を通じまして、今後の航空機の事故に対して幾多の改善すべき点が判明いたしました。それに……

第66回国会 運輸委員会 第4号(1971/09/10、32期、公明党)

○松本(忠)委員 都市交通の問題点について、二点お尋ねをいたしたいわけであります。その第一は、都市と近郊住宅地域を結ぶところの高速鉄道、地下鉄、これの建設状況。それから第二点は、先ほど久保委員からも発言のありましたタクシーの料金値上げの問題、この二点についてお尋ねをいたしたい。  まず第一の問題でありますけれども、御承知のように、近年、東京、大阪、名古屋あるいは横浜、あるいは冬季オリンピックの開催されるところの札幌、こういうところにおきまして地下鉄が意欲的に建設をされております。たいへんけっこうなことだと思うわけでありますが、現在、申し上げましたこの各地域の状況、これにつきまして簡単にお答えを……

第66回国会 公害対策特別委員会 第3号(1971/07/23、32期、公明党)

○松本(忠)委員 本日、私は当面する公害問題の一つでございますところの航空騒音につきまして、政府の見解と対策をお伺いいたしたいと思うわけでございます。  現下の航空事情につきましては、御承知のように、輸送力の増大に伴いましてプロペラ機から大型のジェット機へと目まぐるしいところの発達をいたしてまいりました。それに比例いたしまして、騒音公害のほうも、著しく空港周辺の住民の生活を脅かしておるのが現状でございます。特に着陸体勢に入る前、この直前には脚を胴体から出します。このときは失速する関係上エンジンをふかす、こういうことになります。したがいまして、その際は一そう音が大きくなる。これはもう御承知のとお……

第67回国会 運輸委員会 第5号(1971/12/21、32期、公明党)

○松本(忠)委員 来年度の予算編成の問題について大臣にお尋ねいたしたい。  先般大蔵大臣が渡米するときに、運輸大臣それから自治大臣と会ってから渡米されたようでございますが、そのとき大臣が大蔵大臣とどのようなお話があったのか、簡単にひとつ、ほんとうに簡単にひとつお話し願いたい。
【次の発言】 国鉄の予算の編成の問題についてお話しになった。運輸省としては、当面航空の問題、海運の問題、陸上交通の問題、いろいろありますけれども、特に重要なものはやはり何といっても国鉄の問題だろうと思うのですね。当運輸委員会の中にも国鉄問題の小委員会を置いて十分の検討をしているわけでございますけれども、ここで一つ大臣にお……

第68回国会 運輸委員会 第8号(1972/04/04、32期、公明党)

○松本(忠)委員 参議院の予算委員会の総括質問の間を縫って、大臣に特に休憩時間中御出席をいただきまして質問をすることができまして、たいへん感謝にたえない次第でございます。しかしながら私の質問はすべて答弁は大臣にお願いいたしたい、重要な問題でございますので、このように考えております。  つきましては、きょうは十二時から一時というわずか一時間の間でございます。また、各党からそれぞれ大臣に対して質問があるというお話を承っておりますので、私は時間の許された限り、その範囲内において大臣にお願いをいたしたいと思います。したがいまして、時間が参りましたら、残念でございますが次の方にお譲りいたしますが、後日ま……

第68回国会 運輸委員会 第10号(1972/04/07、32期、公明党)

○松本(忠)委員 法案の第十九条の四項についてお尋ねをいたしたいわけであります。  この点については先般三月二十八日の当委員会で斉藤議員が質問されておるようでございますけれども、四項では、「運輸省令で定める規格を有する地方鉄道又は軌道に係る鉄道施設又は軌道施設で大都市圏(政令で定める大都市及びその周辺の地域をいう。)」ここまででございますが、「政令で定める大都市」、これを政令で定めることにした根拠、それをまず第一に伺いたいのです。それから「その周辺の地域」というのは距離的にいってどの程度のものをさすのか、この二点。
【次の発言】 いまのお答えによりますと、弾力的に、要するに将来その地域の拡大を……

第68回国会 運輸委員会 第12号(1972/04/13、32期、公明党)

○松本(忠)委員 先に、通産省関係の方においでいただいておると思いますが、運輸省関係の方と御一緒に私の質問に答えていただきたいわけでございます。  まず第一でございますが、大分県の佐伯市におきまして、自動車の購入時におきまして登録費という項目で費用を取られている、こういうことにつきまして投書がございました。私その投書を読みまして非常に不審に思いましたので、たった一件なのか、それとも何件かそういうものがあるのか重ねて問いただしてみました。ところが、約一カ月を経過いたしましたけれども、その間に四つの例を持っている、こういう状態が佐伯市にあるということで、重ねて返事があったわけでございます。  第一……

第68回国会 運輸委員会 第15号(1972/04/19、32期、公明党)

○松本(忠)委員 最初に国鉄総裁にお尋ねを申し上げます。  四十六年度の国鉄の財政の状態については現在決算中であることは当然のことと思いますけれども、その見通しにつきましてどのようになっているか、大筋総裁の口からお答えを願いたいわけでございます。
【次の発言】 この点につきましては、もうすでに運輸省から出ております国鉄の予算の説明書の中にも大体そのような方向で書かれておりますので、私承知はしておりますけれども、念のためお伺いしたわけでございます。単年度で純損失二千四百億、繰り越しの損失を合計いたしますと八千億をこすと、たいへんな赤字でございます。このような赤字をなぜつくったかについての問題はこ……

第68回国会 運輸委員会 第20号(1972/05/12、32期、公明党)

○松本(忠)委員 本日は、総理をはじめ大蔵大臣、経企庁長官、また運輸大臣、国鉄総裁、メンバーを多くそろえまして審議が行なわれているわけであります。しかし残念ながら、久保委員の質疑を通して私拝聴しておりますと、あまり明瞭な回答が総理からも出ておりません。はなはだ遺憾でございます。しかも、時間の制限がありまして徹底して論議ができそうもございません。今国会におきますところの健保と国鉄のこの法案は、いわゆる二大悪法案でございます。この悪法をわれわれ野党四党は、こぞって廃案を目ざして対決をしてまいりました。この重要法案の締めくくりでございますけれども、答弁は、先ほど委員長からもお話がございましたように、……

第68回国会 内閣委員会 第31号(1972/06/06、32期、公明党)

○松本(忠)委員 私は、きょう航空事故調査委員会の問題について若干のお尋ねをいたしたいと思います。  航空事故調査委員会を設置せよということは、私のかねがねの持論でありますし、血の羽田沖の事故につきまして、四十五年九月、最終報告が出されました時点、この前後に、五回にわたりまして、国会において私は質問をいたしてまいりました。その中で、四十五年の十月九日に、運輸委員会におきましても、この航空事故調査委員会を常設をしなさいということを強くお願いをいたしました。なおまた、同年十一月九日に交通安全対策特別委員会におきましても、木村参考人あるいは楢林参考人の二人を呼びまして、参考人の意見を聴取いたしました……

第68回国会 予算委員会 第9号(1972/03/03、32期、公明党)

○松本(忠)委員 総理に、新宿駅の南口、正確に申し上げますと、新宿区西新宿一丁目一番地、国鉄の用地が二千三百五十平万メートル、約七百七十五坪ございます。これが昭和三十八年の十月から八年五カ月も放置されている、こういう事実がございます。場所につきまして、総理も御存じとは思いますけれども、念のために私、場所を御指摘いたしたいわけですが、こういうところです。  新宿駅の南口、要するに京王デパートに隣接したところです。これが甲州街道、ここに国鉄の用地がいま申し上げましたように七百七十五坪放置されております。大体これでごらんになってわかるように、非常に地形のいいものでございまして、この辺の相場といいます……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会 第3号(1973/02/23、33期、公明党)

○松本(忠)委員 先般、大臣の所管事項の御説明の中で交通機関の安全確保と公害の防止に全力を傾けて取り組む、こう決意を表明せられております。私は、歴代の運輸大臣がこの決意に徹していたならば何も言うところはないのでございますが、新谷大臣には、ぜひともこの御決意を貫き通していただきたいのでございます。この所信表明の中身が単なる作文に終わらないようにしていただきたい。このことを特に私は熱望するものでございます。  本日、所信表明の中にあげられております第一の項目、いわゆる交通安全の確保、第二の項目、交通公害の防止、これらの点について、時間の許す限り質問をさしていただきます。第三の点、国鉄財政再建の面は……

第71回国会 運輸委員会 第7号(1973/03/07、33期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣に伺いたいわけでありますが、成田国際空港の開港が延び延びになっておりまして、見通しが立ちませんというように私どもには感じられます。当初の計画ではたぶん四十六年四月開港だったと思いますが、聞くところによりますと、ある新聞には八回も開港の時期が延びたというふうにも書かれております。私ども一日も早く成田が開港され、羽田のあのラッシュが解消されて航空の安全が期せられることを願っておりますので、そういう観点から質問を進めたいと思うわけでございます。  新東京国際空港が話題になり、成田に本ぎまりになり、今日に至るまでに大臣が現職のあなたまでに何代かわったのか。この間空港公団総裁は成田……

第71回国会 運輸委員会 第8号(1973/03/13、33期、公明党)

○松本(忠)委員 今回の動力車労働組合の順法闘争、これにつきましては、去る三月五日以来連日混乱をしているわけでございますが、先ほど原岡常務からもお話がございましたけれども、これでけがをした人が八十二人のぼっているというような話、まことに、けがをなさった方々に対して、心からお気の毒といわざるを得ないわけでございます。そのほかに、私も毎日国電を利用いたしまして、東十条駅から新橋駅まで、そして新橋からはタクシーで国会へ参っております。毎日のように、ここのところ混乱している電車の中に乗っておる被害者の一人でございます。そうした点から、けがをなさった人、この八十二名以外にも泣き寝入りをしている人がたくさ……

第71回国会 運輸委員会 第9号(1973/03/16、33期、公明党)

○松本(忠)委員 非常に限られた時間でございますので、私のほうも極力問題をしぼりましてお願いをいたしたいと思います。  大臣にお尋ね申し上げますが、国鉄当局と動労とのいわゆる交渉の経過でございます。去る十三日上尾の事件ができまして、国鉄総裁と目黒委員長のトップ会談が行なわれたという報道は聞きさした。その後十四日も十五日にもトップ会談は開かれていない。そしてまたいわゆる事務レベルの話し合いが続いているように私ども聞いているわけでございます。きょう現在の時点までにどのような経過を示しているのか。大臣は国鉄側から報告を受けていることと思いますが、その点について大臣の御所見を聞いておきたい。

第71回国会 運輸委員会 第13号(1973/04/03、33期、公明党)

○松本(忠)委員 建設省の川田河川局次長、お見えになっていますか。河川法の目的についてまず伺いたいわけでございます。  河川法の目的についてはこのように書かれております。「この法律は、河川について、洪水、高潮等による災害の発生が防止され、河川が適正に利用され、及び流水の正常な機能が維持されるようにこれを総合的に管理することにより、国土の保全と開発に寄与し、もつて公共の安全を保持し、かつ、公共の福祉を増進することを目的とする。」このように書かれてあると思います。これはお間違いございませんね。
【次の発言】 そこであなたの見解をお尋ねするわけでございますけれども、この条文の中にございます「公共の福……

第71回国会 運輸委員会 第22号(1973/05/08、33期、公明党)

○松本(忠)委員 公明党の松本忠助でございます。  きょうは六人の意見陳述者の方々、公私ともに御繁忙のところ、ほんとうにありがとうございました。  私ども、この再建案に対しましては、反対の態度を表明しておる公明党でございますが、国鉄の幹部が特に口をあくたびに言うことは、国鉄は国民の足だと、こういうことを言います。ですから、私どもは再建しなければならないことは当然のことと思いますし、ぜひとも再建したい気持ちは一ぱいでございます。しかし、こうなった赤字の原因、このようになってしまった原因、そしてまた再建するためにはどうしたらいいかということについて、いろいろと皆さん方の御意見を伺ったわけでございま……

第71回国会 運輸委員会 第24号(1973/05/10、33期、公明党)

○松本(忠)委員 四人の参考人の方々たいへん長時間にわたりまして御苦労をかけております。  私で終わりでございますので、まず第一点でございますが、新幹線の問題についてお伺いいたしたいわけでございます。  御承知のことと思いますが、国鉄の発展によりますところの四十六年度の客貨別の営業実績によりますと、千八十八億という利益を新幹線はあげております。そこで今後もこういったすばらしい成績をあげられることと私期待しておるわけでありますが、この十カ年間の再建期間中には工事三線とそれから調査五線いずれも建設が完了いたしまして運行が始まるわけでございます。そうなってまいりました場合に、新幹線について収益がプラ……

第71回国会 運輸委員会 第27号(1973/06/01、33期、公明党)

○松本(忠)委員 われわれ野党四党は、五月の十一日の政府・自民党の多年にわたる野望、小選挙区制法案、この国会提出を断念するまで私たちは断固戦おうということで立ち上がりました。この間自民党は会期の大幅延長を単独採決をいたしました。その後、中村前議長は議長としてあるまじき発言をいたしまして野党を侮辱いたしました。
【次の発言】 これが原因となりまして議長を辞職いたしたわけでございます。そして前尾議長の就任を見たわけでございますが、議会は完全に正常化されたわけではない、このように私たちは認識をいたしておりますが、きょうは一応審議に入ることになりました。この間約三週間国会を空白状態におとしいれた責任は……

第71回国会 運輸委員会 第29号(1973/06/12、33期、公明党)

○松本(忠)委員 私は公明党を代表して、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案及び修正案に対し、反対の討論を行なうものであります。  国鉄は、昭和三十二年以来五カ年計画をもって戦後の荒廃した鉄道施設の復旧を行なうべく計画いたしましたが、資金不足のため、その計画はいずれも完遂を見ず、次々と新計画に移行し、昭和四十四年度において現行再建計画の策定を見ましたが、これまた四年を出ずして破局の道をたどることとなり、今回の再建案の提出となったものであります。  これらは国鉄が、高度成長を続けるわが国経済社会に順応する新しい鉄道建設のため、たゆまない努力を払ったとはいうも……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1973/04/11、33期、公明党)

○松本(忠)委員 参考人の方々、たいへん長時間にわたりまして御意見を拝聴しまして、非常に有益なお話を伺ったわけでございます。  問題は、いろいろといままでの自民党さん、社会党さん、共産党さんの御質問、それにまた答えられた参考人の方々の御意見を伺っておりまして、何ともどうも救いようのない今日のこの過積みの問題でございます。  いずれにしましても、過積みがこうして行なわれてしまったこの事態を何とかして解決しなければいけない、これはだれもがわかっていることなんです。そうしてまた、過積みが交通事故につながる、これももうわかっておる。そうしてまた、運転手さん方も非常に過酷な労働をしいられている現状、これ……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1973/05/30、33期、公明党)

○松本(忠)委員 法案に入るに先立ちまして、少し私お伺いしたいことが免許行政の面でございます。  これは私のところへ参りました投書なんでございます。第二種の免許証の更新のことですが、正当な診断書があれば更新を延期することができる、一応こう私ども考えておったわけです。ところが、この投書によりますと、東京自動車連合健康保険組合柳橋病院に吉本さんという患者さんが入っておる。この患者さんが三月二十三日に肝炎で入院しまして四十度近い高熱が毎日続いていた。五日目の三月二十七日に外出の希望があった。理由を聞いたところが、第二種免許証の更新の受験のためということで、診断書を出してよくなってからにしてはどうかと……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第15号(1973/06/21、33期、公明党)

○松本(忠)委員 去る六月十九日の衆議院の本会議におきまして、自動車事故対策センター法案が採決されました。参議院に送られまして審議待ちという状態でございます。一日も早く参議院においても審議が終了されるということをわれわれも望んでいるわけでございますが、そこで、本案が衆議院におきまして採決のおりに、附帯決議がついているわけでございます。これについては、共産党を除く四党の共同提案という形になりまして、これに対しては、原案に対して棄権の意思を表明されました共産党も賛成をしているわけでございます。いわば与野党全部がこの附帯決議については賛成の態度でございますが、一から五項目までございましたが、その中で……

第71回国会 内閣委員会 第39号(1973/07/06、33期、公明党)

○松本(忠)委員 昨年の六月六日に当内閣委員会におきまして、私もこの問題につきまして質問をさせていただきました。その後、私の意見あるいは他の委員さん方の意見、そういったものが相当に取り入れられまして航空事故調査委員会の設置法案、十三ぐらいの加筆削除、こういうものが行なわれておるわけでございます。私は、このような訂正と申しますか、加筆削除が行なわれるということは例を知らないわけでございますが、政府も、この法案を一日も早くものにしたい、そして事故の絶滅を期したい、こういうお考えのもとにわれわれの考えを大幅に取り入れられていらっしゃることもよくわかるわけでございます。完ぺきなものにつくりたい、これは……

第72回国会 運輸委員会 第6号(1974/02/13、33期、公明党)

○松本(忠)委員 先般、二月五日に大臣の所信の表明を伺いました。運輸行政の基本方針についてきょうは質問をするわけでございますが、限られた時間でございますので、具体的な問題を特に取り上げまして、そしてそれを通じまして、大臣の所信をあらためて伺いたいと思うわけでございます。  第一に、先般の大臣のお話によりますと「国民生活の安定をはかり、健全な生活環境をつくり上げるための対策に取り組んでまいる」、このことについて私も全く同意見でございます。特に「このため、私は、国民の足を確保し、生活必需物資の円滑な輸送をはかるべく特段の努力を払う」、こういう大臣のお話でございます。この御意思も私よく理解できるわけ……

第72回国会 運輸委員会 第7号(1974/02/15、33期、公明党)

○松本(忠)委員 今朝の毎日新聞で私、拝見いたしましたが、羽田空港を沖合いの第五夢の島に移転するという方針を固めたという新聞の記事を拝見いたしました。東京都などと協議を始めたということでございますが、このことにつきまして大臣は十分御存じのことと思いますが、これは運輸省の方針としておきめになったものか、あるいはまた、さらに閣議の了解まで得てあるものかどうか、その点をひとつ確かめておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、飛行場部長に重ねてお伺いしますが、これは記者会見で発表したものじゃないということですな。
【次の発言】 この羽田沖の移転という問題について、私ども党としましても十分まだ検……

第72回国会 運輸委員会 第12号(1974/03/06、33期、公明党)

○松本(忠)委員 私は公明党を代表して、公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律の一部を改正する法律案に対して、反対討論を行なうものであります。  まず、今回の法改正の主眼点は、そのものずばりで言うならば、世界に類例がないといわれる公害空港という悪名を冠せられている大阪国際空港の航空機騒音に対し、住民をできる限り遮断するという基本的方針のもとに、空港周辺地域の整備、再開発を含む抜本的な対策を実施するため、昭和四十八年度において大阪国際空港について空港周辺整備機構を設立することを予定しての法改正であります。  わが党がこの法案に反対する第一の理由は、周辺整備機構を設立する……

第72回国会 運輸委員会 第14号(1974/03/12、33期、公明党)

○松本(忠)委員 議題となっております船主相互保険組合法の一部を改正する等の法律案について若干お尋ねをいたしたいわけでございます。  すでに次官も御承知のように、木船に対する保険、いわゆる全木と申しますか全日本木船相互保険組合、それから日本と申しますか日本木船相互保険組合、この二つの組合を主としていままでやってまいりました。この二つの組合が、近年木船が非常に減少してきた、そこで両組合に対する加入の隻数も年々減少する、そこで両組合事業が保険事業の規模として適当でなくなるおそれが出てきたために、二つの組合を合併してその基盤の強化をはかろう、同時に、組合の保険対象のワクを拡大して、三百トン未満の小型……

第72回国会 運輸委員会 第15号(1974/03/13、33期、公明党)

○松本(忠)委員 港湾局にお伺いいたしますが、過剰はしけの問題であります。  過剰はしけの買い上げの状況等について、私、昨日もお伺いしたわけでありますが、局長が出ておられなくて、担当の方、他の部局からお答えがありましたので、あらためて伺うわけでありますが、いわゆる過剰はしけの買い上げの状況についてまずお尋ね申し上げたいわけであります。  実態はなかなかつかみづらい点もあろうと思いますけれども、その点についてはまたあとで伺うとしまして、この買い上げを希望しているトン数、こういうものはどれぐらいあるものか、あるいはまた、その買い上げの単価というものはどんなふうにこれからきめようとしているのか、ある……

第72回国会 運輸委員会 第16号(1974/03/19、33期、公明党)

○松本(忠)委員 まず、政務次官にお伺いいたします。  臨時船舶建造調整法の一部を改正する法律案の提案理由を伺いました。御承知のようにこの法律は、昭和二十八年の第十六国会に全会一致で可決されました法案でございますが、このときは昭和三十二年の三月三十一日限り効力を失うということになっていたわけでございます。ところが、その前年の三十一年の三月、第二十四国会で第一次の改正がなされまして、三十六年三月三十一日までこれが延長され、その後、第二次の改正というのは三十五年の五月、三十四国会でございまして、四十年三月三十一日まで、引き続いて第三次、第四次、第五次というふうに、効力を失うその直前にいっていつもい……

第72回国会 運輸委員会 第18号(1974/03/22、33期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣にお伺いいたしたいと思います。三十分間という非常に限られた時間でございますので、お答えも簡略にひとつやっていただきたいと思うわけでございます。  まず、大臣にお伺いしたい点は、国鉄が膨大な赤字をかかえて、この再建のためにたいへん苦しんでいらっしゃることは、もう十分御理解のことと思います。そこで、その国鉄の再建という問題について、まず国の財政援助、第二の問題が国鉄の運賃値上げ、第三に国鉄自身の企業努力、この私が三つ申し上げました中から選んでいただくとしたら、大臣はこの三つのうちどれを一番優先的にお考えになりますか。

第72回国会 運輸委員会 第19号(1974/03/27、33期、公明党)

○松本(忠)委員 まず、先に国鉄の関係について若干問いただしをいたしまして、そのあとコインロッカーの問題に移りたいと思っております。  国鉄の関係の方々に、もうこれは常識的な問題でございますけれども、公共輸送機関としての国鉄の基本的な使命は何かといえば、何といっても安全に快適に、そして速く輸送するということではなかろうかと思います。この目的を達成するために、非常に過酷な労働条件のもとに、一生懸命に国鉄再建のために戦っているいわゆる職場の方々、施設関係の労働者、こういう方々の存在というものを私は忘れてはならないと思うわけでございます。さらには、この劣悪な、そして過酷な労働条件のもとに仕事をなすっ……

第73回国会 運輸委員会 第4号(1974/11/26、33期、公明党)

○松本(忠)委員 先に江藤運輸大臣に伺います。  大臣が御就任になりまして当運輸委員会に初めての御出席でございます。したがいまして、私は、運輸行政全般について大臣から所信の表明を伺いたいと思って準備しておりました。ところが、はからずもきょう午前中田中総理が退陣の声明を発せられました。その席で行政は寸時も停滞を許さない、後任の首班が決定するまでは努力してほしい、こういうお話があったというふうに伺っておりますので、きょうは全般に対する問題を離れまして、ごく身近な若干の問題についてお答えを願いたいと思います。  その問題は公共料金の問題でございます。公共料金の値上げが物価高騰の引き金になっていること……

第75回国会 運輸委員会 第2号(1975/02/14、33期、公明党)

○松本(忠)委員 先般二月四日に大臣から運輸行政の所信をお伺いしたわけでございますが、大臣が重視せられておる面は、まず第一に交通安全の確保、第二番目が交通公害の防止、さらに第三番目に国民生活の安定、向上のための輸送力の確保の問題、こういうふうに三つに大臣が分けられまして、御高説を伺ったわけでございます。午前から午後の野党の同僚議員の質問は非常に広範にわたっておりますが、私はきょうはこの海、空、陸の輸送の安全という問題、その中で特に航空関係の問題にしぼりまして質問をしたいと思うわけでございます。  まず第一番目にお伺いをいたしたい点は、航空機の安全輸送、そのために最も要請されるものは何であろうか……

第75回国会 運輸委員会 第9号(1975/03/18、33期、公明党)

○松本(忠)委員 航空法の一部を改正する法律案の審議に当たりまして、問題点、大きくしぼって二点あると思います。その第一は、航空機の航行の安全の確保、第二が、航空機の騒音の規制となっております。そこで、私、前者の方に対して約十三項目、後者の方に関連いたしまして主として第三セクターの問題について約五項目ほど質疑を用意してございます。まことに限られた時間でございますので、全部終了することができるかどうか、やってみなければわかりませんが、非常に疑問でございます。いま共産党の三浦君が一時間三十五分というふうに大分超過をしておりますので、私もできる限り簡略にやりたいとは思いますが、全部完了するためには皆様……

第75回国会 運輸委員会 第10号(1975/03/25、33期、公明党)

○松本(忠)委員 ただいま議題となりました本案に対し附帯決議を付すべしとの動議につきまして、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  附帯決議の案文は御手元に配付してありますので、その朗読は省略させていただきます。  本附帯決議案は、航空交通の安全と発達を図るため、本法の実施に当たり、政府において、積極的に措置すべきところを明らかにし、もってその実施に遺憾なきを期そうとするものであります。  以下、附帯決議の内容につきまして、簡単に申し述べます。  第一に、航空路監視レーダー網の整備についてでありますが、航空機のレーダー管制による航行の安全性の向上と空……

第75回国会 運輸委員会 第11号(1975/03/26、33期、公明党)

○松本(忠)委員 公明党の松本でございます。貴重な意見をいろいろと聞かせていただきましたが、なおまた地方のバス路線の経営状態を一層よく知る意味において何点か質問をさせていただきます。  まず高山参考人に伺いますが、先ほどのお話で四十五年度の人口が九千百六十七人ですか、何世帯ぐらいですか。そしてまたマイカーがどれくらいおたくの町にはございますか。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 世帯数は。
【次の発言】 二千四百で、マイカーが大体どれくらいあるかということもおおよそもわかりませんか。
【次の発言】 それから町営バスの方の赤字が四十九年度予想として三月三十一日で締め切って百八十万ぐらい、五十年……

第75回国会 運輸委員会 第13号(1975/04/16、33期、公明党)

○松本(忠)委員 去る三月十八日の航空法の一部を改正する法律案の審議をいたしました折に時間が非常にオーバーいたしましたために、質疑の若干が残りました。この点について私きょうは詰めておきたいと思いましてお願いします。  今回の航空法の改正の主眼点の一つに、航空機騒音の規制がございます。これにつきましてお尋ねをするわけでございますが、大阪国際空港周辺整備機構、これができましてから、空港周辺の騒音の問題処理を一生懸命にやっている、この実情を私ども調査をいたしてみました。現在百十一名の役職員が一丸となってやっているわけでございます。非常に困難な事業に取り組んでいる。その状態を私ども調査をいたしました結……

第75回国会 運輸委員会 第15号(1975/05/23、33期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣に伺いたいわけでありますが、議題になっております油濁損害賠償保障法、これが、御提案の理由の説明でもわかるわけでございますが、一日も早く成立を期すべきであるというふうな大臣の御意見ですし、また運輸省当局としても当然そうであろうと思うわけでありますが、もうすでに会期末ぎりぎりという段階でありまして、この法案が果たして日の目を見るか見ないかもわからぬわけであります。衆議院が終わり、参議院の方に回るという、そしてまたさらに条約の批准というような問題、また外務委員会におきましても本法のもとになります条約についての討議もまだ進められていないという、こういう段階であります。この法案が大……

第75回国会 運輸委員会 第18号(1975/06/06、33期、公明党)

○松本(忠)委員 先ほどタンカー栄光丸の乗り上げ事故につきまして海上保安庁長官から伺いました。この点について若干質問をしたいわけでございます。  御報告を伺いましたが、その当時この栄光丸はどれくらいの速度で走っていたのか、この点をひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、報告書にございませんことでございますが、この中ノ瀬のAブイ付近の水深約十四メートルの地点の海底の状況はどうかということでございます。祥和丸がマラッカ、シンガポール海峡で座礁しましたが、あそこは御承知のような岩盤のところでございます。東京湾の中はああいった岩礁地帯でないと私は思うわけでございますが、この中ノ瀬……

第75回国会 運輸委員会 第20号(1975/06/20、33期、公明党)

○松本(忠)委員 石田議員の質問に関連しまして、若干の陸運問題についてお答えをいただきたいと思います。  大臣も御承知のように、一昨六月十八日に、国鉄といたしましては在来線で国鉄始まって以来と言われる大規模な老朽レールの更換工事を東北本線で行ったわけであります。わが党も、このレールの荒廃という問題に対しましてしばしば全国的に調査団を派遣いたしまして、在来線の安全確保のために特別調査を行ってまいりました。その都度その不備も指摘したわけでございます。今回の大工事に際しましても、昼間に列車をとめてこれをやらなければならなかった。それほどにレールが荒廃していた、こういうことを示すわけでございますので、……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1974/12/27、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま、委員各位の御推挙により、委員長の重責をになうことになりました。  現在、沖繩及び北方問題に関し、きわめて多くの問題が山積しております。特に、沖繩県における産業の振興及び県民の生活問題等の経済問題、基地問題、さらに、明年開催されます沖繩国際海洋博覧会の問題、また、日ソ間の重要懸案となっております北方領土問題等々、当委員会に課せられている使命は重大なものがございます。  微力ではございますが、委員各位の御協力を得まして、円満なる委員会の運営をはかってまいりたいと存じます。  何とぞ、よろしくお願い申し上げます。(拍手)

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1975/02/20、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  この際、沖繩及び北方問題に関する政府の施策について説明を求めます。植木国務大臣。
【次の発言】 宮澤外務大臣。
【次の発言】 次に、沖繩及び北方関係予算について順次説明を求めます。山田沖繩開発庁総務局長。
【次の発言】 田中北方対策本部審議官。
【次の発言】 この際、理事会の協議に基づき、委員長より一言政府に対し、要望いたします。  現在、沖繩県恩納村において県道百四号線をはさみ、米軍の実弾射撃演習が行われ、県民に重大な不安を与えています。政府は、速やかにかかる不安を除去するため、善後処置をとるよう……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1975/02/27、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  去る二十日の委員会におきまして、私から政府に対し、沖繩県の県道百四号線をはさむ米軍の実弾射撃演習に関連し、県民に与えている不安を解消するための善後処置並びにその事態及び対策の詳細を当委員会に報告をされることを要望いたしておりましたが、この際、その報告を聴取いたします。久保防衛施設庁長官。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。正森成二君。
【次の発言】 次に、渡部一郎君。
【次の発言】 安井吉典君。
【次の発言】 安井君の質疑に関連して、上原康助君の発言を許します。上原君。

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1975/05/22、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事佐藤孝行君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。  引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  これは、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は熊谷義雄君を理事に指名いたします。
【次の発言】 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1975/07/02、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 これより会議を開きます。  この際、申し上げます。  本委員会に付託になりました請願は二件であります。両請願の取り扱いにつきましては、先日の理事会において協議いたしましたが、委員会の採否の決定は保留することになりましたので、さよう御了承願います。  なお、本委員会に参考のため送付された陳情書は、お手元に配付のとおり、沖繩県における軍用地返還方法に関する陳情書外二十九件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  安井吉典君外八名提出の沖繩の住民等が受けた損害の補償に関する特別措置法案及び沖繩及び北方問題に関する件、……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1975/09/10、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  先般、沖繩振興開発に関する諸問題及び沖繩海洋博の実施に伴う諸問題について調査のため、委員を沖繩県に派遣いたしました。  この際、派遣委員から報告を求めたいと存じます。正森成二君。
【次の発言】 お諮りいたします。  派遣委員報告書につきましては、これを本日の会議録に参照掲載することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。

第76回国会 運輸委員会 第2号(1975/11/19、33期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣にお尋ねを申し上げるわけでございますが、明日からいよいよ国鉄料金の大幅値上げが実施されることになっております。国鉄当局から料金改定の申請が出たときからこのことはもうすでに予期していたことでございます。  しかしながら、若干伺っておきたい点がございますが、今回の料金改定は当面の財政危機打開のため緊急措置であると言われているわけでございますが、この点は大臣はお認めになりますかどうか。  この料金改定によって膨大な国鉄財政の建て直しができるとだれも思っておりません。試算によりますと、今回の料金の改定によりまして、五十年度は十一月二十日から来年三月三十一日までで三百八十七億、平年……

第76回国会 運輸委員会 第3号(1975/12/10、33期、公明党)

○松本(忠)委員 私は、スト権及びスト権ストの問題と、それから大阪国際空港の騒音訴訟の問題、南西航空の運賃値上げ等の問題について質問をいたします。  最初にスト権及びスト権ストの問題でありますが、国鉄総裁にお伺いをいたしますが、このスト権付与につきまして、総裁は予算委員会において条件つきの付与を明言いたしております。これは当事者として労使関係を改善したいという、そういう意味から当然の御意見だと私は思うわけでございます。また、これに対しまして公労協側も総裁のスト権付与についての発言を前向きの姿勢として高く評価しているように思います。今後もその見解を変えるべきではないと私は思います。  そこで、こ……

第76回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1975/09/11、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの上原康助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、       鯨岡 兵輔君    熊谷 義雄君       床次 徳二君    西銘 順治君       本名  武君    美濃 政市君       安井 吉典君    正森 成二君 以上八名の諸君を理事に指名いたします。  本日は、これにて散会……

第76回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1975/11/20、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西銘順治君。
【次の発言】 安井吉典君。
【次の発言】 理事会にお諮りして、さよう取り計らいたいと思います。
【次の発言】 それでは次に、上原康助君。
【次の発言】 次に、瀬長亀次郎君。
【次の発言】 それでは、上原康助君。
【次の発言】 上原君に申し上げますが、時間が来ておりますので……。
【次の発言】 それでは次に、瀬長亀次郎君。
【次の発言】 瀬長君に申し上げますが、予鈴が鳴りまして二時から本会議の予定でございますので、結論をお急ぎいただきたいと……

第76回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1975/12/18、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 これより会議を開きます。  請願の審査に入ります。  今会期中、本委員会に付託されました請願は、北方領土の返還促進に関する請願一件であります。  本請願を議題といたします。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。  本請願の内容につきましては、文書表等ですでに御承知のことでありますし、また先ほどの理事会におきましても慎重に御検討を願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等は省略し、直ちに採否の決定に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより採決いたします。  本請願は、採択の上、内閣に送付すべ……

第77回国会 運輸委員会 第3号(1976/03/03、33期、公明党)

○松本(忠)委員 ロッキード問題と国鉄再建問題を三十分以内に済ませる予定でございますので、御答弁をいただく方は要点を簡明にお述べいただきたいと思うわけでございます。そして、その次に自動車税に関連いたしまして若干の御質問をして、さらには自賠責保障の限度額引き上げの問題と、交通遺児に対する貸付金の問題と、さらに離島の航空路の補助の問題と、最後に外航船舶の建造問題というふうに進めてまいりたいと思っておりますので、お願いをいたしたいと思います。  最初にロッキード問題でございますが、まず最初に大臣にお伺いいたすわけでございますが、トライスターの導入に伴いますロッキードの献金事件について、二月の十六日と……

第77回国会 運輸委員会 第6号(1976/04/23、33期、公明党)

○松本(忠)委員 きょうは高木総裁に公の場所で初めて党を代表してお伺いをするわけでございます。  総裁御就任以来すでに四十有余日経過いたしたわけでございまして、ずいぶんと国鉄に対して御研究が進まれたことと存じますが、きょうは総裁に概念的にお答えをいただきたいと思います。と申しますのは、先ほどから同僚議員の質問にお答えになりました総裁の御答弁を伺っておりますと、どうも、肝心かなめのところになりますと結論はぐらぐらと揺れているように思うわけでございまして、非常に確信に満ちた御答弁がないように思います。非常に遺憾に思うわけでございます。いずれにいたしましても、国有鉄道の運賃法並びに日本国有鉄道法の一……

第77回国会 運輸委員会 第9号(1976/05/12、33期、公明党)

○松本(忠)委員 航空行政についてお尋ねをするわけでございますけれども、ロッキード事件に端を発しまして、日航、全日空に対するエアバスの導入問題あるいは航空業界の再編成の問題についていろいろと各同僚議員からお尋ねをいたしました。特に、きょうは当時の航空局長でありました内村現事務次官の出席を求めまして質疑が行われましたけれども、真相究明にはほど遠いものが感ぜられました。  そこで、私は別の角度から運輸大臣に伺っておきたいことがございます。それは運輸行政全般にかかわる問題でございますが、運輸省関係の特殊法人としては、日本国有鉄道、帝都高速度交通営団、日本航空株式会社、新東京国際空港公団、日本鉄道建設……

第77回国会 運輸委員会 第10号(1976/05/14、33期、公明党)

○松本(忠)委員 大臣の御出席がございませんので質問の順序等について若干変更いたしたいと思いますが、けさ十時からというお約束でございましたので私も伺ったわけでございます。急遽こうなったとはいいながら、まことに残念なことでございます。  それでは、まずお伺いいたしますが、港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案でございますが、五十一年度より新第五次港湾整備五カ年計画を発足するに当たりまして、基本構想はどのようなことを基本にいたしまして策定を行ったのかをお尋ねいたしたいわけでございます。  この五カ年計画が制度化されました昭和三十年代後半には全国の主要港では滞貨が山をなしておりましたし、滞船も長期……

第77回国会 運輸委員会 第15号(1976/06/15、33期、公明党)

○松本(忠)委員 私は、日本国有鉄道の経営に関する件について若干の質疑をいたします。  夏のボーナスは、これはいわゆる給与の一部であるというような認識は私どもも持っておるわけでございます。そういう面から考えましたときに、きょうは夏のボーナスの支給日として、国家公務員も地方公務員も、また二公社五現業の人たちも待望の一日でございます。この日を待っている人たちの中において国鉄だけが支給できないという事態が起きてきたわけでございまして、四十三万の国鉄従業員諸君にしてみれば、実に気の毒という以外にないわけでございます。こういう事態が発生したことについては、先ほど加藤委員の質問に対して官房長官は責任を感ず……

第77回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1975/12/27、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの渡辺一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、       鯨岡 兵輔君    熊谷 義雄君       床次 徳二君    西銘 順治君       本名  武君    美濃 政市君       安井 吉典君    正森 成二君以上八名の諸君を理事に指名いたします。  本日は、これにて……

第77回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1976/03/04、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 これより会議を開きます。  理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事床次徳二君及び理事本名武君からそれぞれ理事辞任の申し出があります。いずれもこれを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  引き続き、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  ただいまの床次君及び本名君の辞任による欠員のほか、去る一月二十二日、理事鯨岡兵輔君及び理事熊谷義雄君がそれぞれ委員を辞任されておりますので、現在、理事が四名欠員になっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。

第77回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1976/05/21、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。國場幸昌君。
【次の発言】 以上で、國場君の質疑を終わります。  次、安井吉典君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後四時休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について質疑を続行いたします。正森成二君。
【次の発言】 次に、渡部一郎君。
【次の発言】 橘外務省欧亜局長、答弁を求めます。
【次の発言】 以上をもって、質疑を終了いたします。  この際、暫時休憩いたします。     午後六時五……

第77回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1976/07/09、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  まず、去る七月一日沖繩駐留米軍の実弾射撃演習について、政府当局から発言を求められておりますので、これを許します。坂田防衛庁長官。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安井吉典君。
【次の発言】 安井君にお答え申し上げます。  後刻理事会に諮りまして決定をして、御通知申し上げます。
【次の発言】 それでは、上原康助君。
【次の発言】 上原君の申し出については、後刻理事会でお諮りして決定をいたします。  次に、正森成二君。

第78回国会 運輸委員会 第3号(1976/10/06、33期、公明党)

○松本(忠)委員 ただいまより、公明党を代表いたしまして、国政一般についての質疑を数点いたします。  わが党はかねがねあらゆる法案と、また、国政一般に関しまして慎重審議を主張してまいりました。特に、重要法案と言われる国鉄関係二法案につきましては、公聴会、地方公聴会、現地調査、学識経験者あるいはまた国鉄関係労働組合の方々等からの意見聴取、連合審査等は法案審議に並行して行うことを主張してまいりました。  特に、当運輸委員会といたしましては、火曜、金曜日は法案審議、水曜日は一般国政調査を行うことは長年の慣習、慣例でございました。本日は水曜日でありますので、公明党は一般国政審議を要求してまいりましたが……

第78回国会 運輸委員会 第4号(1976/10/08、33期、公明党)

○松本(忠)委員 私は、まず、国鉄の財政再建に関する基本的な問題につきまして、大臣、国鉄総裁並びに鉄建公団の総裁に対しまして二十分程度、二番目に鉄道敷設法につきまして、主として大臣と鉄建公団総裁に対しまして約五十分程度、三番目に国鉄の部外投資につきまして、大臣、国鉄総裁、各常務理事に対しまして約三十分程度、最後に国鉄の安全輸送につきまして、主として路盤整備の問題について約二十分程度国鉄総裁、労働省労働基準監督局長等に対して質疑を行います。したがいまして、答弁は簡潔に、そしてまた国鉄総裁のように大きな声でひとつよろしくお願いをいたしたいと思います。  それでは、始めます。  破局に瀕しました国鉄……

第78回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1976/09/16、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの上原康助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、       上田 茂行君    國場 幸昌君       染谷  誠君    楢橋  進君       西銘 順治君    美濃 政市君       安井 吉典君    正森 成二君 以上八名の諸君を理事に指名いたします。  本日は、これにて散会い……

第78回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1976/10/27、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 これより会議を開きます。  理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の辞任に伴い、現在、理事二名が欠員になっております。この補欠選任につきましては、先例により委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に      水野  清君    森 喜朗君を指名いたします。
【次の発言】 この際、国務大臣西村尚治君、沖繩開発政務次官國場幸昌君からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。国務大臣西村尚治君。
【次の発言】 次に、沖繩開発政務次官國場幸昌君。

第78回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1976/11/04、33期、公明党)【議会役職】

○松本委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  今国会において、本委員会に参考のため送付された陳情書は、沖繩県における米軍実弾射撃演習中止に関する陳情書外八件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  安井吉典君外七名提出の沖繩の住民等が受けた損害の補償に関する特別措置法案及び沖繩及び北方問題に関する件、以上の各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  本日は、これにて散会いたします。  ……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 商工委員会 第3号(1977/03/02、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 去る二月の二十三日に通商産業大臣の所信表明をお伺いいたしました。その中で第一に大臣が取り上げられた問題も景気浮揚の問題でございますし、また、経企庁長官も、経済運営の三目標の第一に、景気の回復をより着実な、そしてより持続的なものにしたいというふうに言われているし、御両氏ともそれを言われているわけでございます。このように御両所の御見解が一致しております。このことは、いかに景気回復の立ちおくれ、中だるみを示すものであるかということが言えると思うのでございます。  そこで、通産大臣のお言葉をおかりするならば、石油危機後の長い低迷から上昇へと転じたけれども、昨年夏以降再び足踏み状態にな……

第80回国会 商工委員会 第8号(1977/03/25、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 エネルギー問題につきまして若干お尋ねをいたしたいと思いますが、本会議開催までの限られた時間でございますので、答弁も簡潔で結構でございますが、お願いをいたしたいと思います。  最初に大臣にお尋ねを申し上げますが、福田総理は組閣以来資源有限時代をうたいまして、エネルギー政策を国の最重要の課題として、陣頭指揮で長期総合エネルギー対策に取り組む姿勢を示しておるわけでございます。石油にかわる原子力あるいは石炭あるいは液化ガス、太陽熱、地熱等いろいろと代替エネルギーの開発がございますが、それと並行しまして、石油の安定確保のためのエネルギー外交の強化を含めたところの新政策を打ち出しているわ……

第80回国会 商工委員会 第11号(1977/04/13、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 まず、最初に長官にお伺いをいたしますが、第四条の改正の趣旨について一応の御説明を承りたい。
【次の発言】 そこで、お伺いをするわけでございますが、第四条の掛金月額の改正の件でございますけれども、今回の政府案によりますと、一口の金額五百円を改めて、「千円以上であって五百円に整数を乗じて得た額」というふうに改正しようとされているわけでございますけれども、中小企業政策審議会の意見具申の「小規模企業共済制度の見直しについて」に述べられておりますように、本制度の加入者がかなり高年齢層に偏っておるところから、加入後の経過年数が短い場合でも相当額の共済金を受給できるようにするということに本……

第80回国会 商工委員会 第13号(1977/04/19、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)議員 ただいま議題になりました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  本法は、取引関係で弱い立場にある下請事業者の利益の保護を図るため、下請代金の支払いの期間及び支払い条件等について基準を定めておりますが、実際には不況の深刻化等、経済変動の影響が下請事業者に著しくしわ寄せされ、親事業者から不当に不利な取引条件を押しつけられる場合が少なくないのであります。  たとえば不況により親事業者は減産に追い込まれると、下請事業者に対する発注量を大幅に減らすのみならず、自社の操業率の低下を食いとめるために、それまで外注に出していた仕事……

第80回国会 商工委員会 第18号(1977/04/27、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 きょうは分野調整法につきまして午前十時から長時間にわたって審議をしてまいりました。きょうの質問につきましては私で一応幕を閉じるわけでございますが、まず、最初に、大臣に二、三の点についてお伺いをいたしたいと思います。  今回提案されました政府案につきまして、私どもがかねがねいろいろの主張をしております中で特に不満に思っておりますのは、本法の対象に小売業が含まれていない点、除外されている点でございます。私どもは小売業がこの対象から外れている点については片手落ちであると考えまして、ぜひとも小売業も対象に含めるべきであるといままでもしばしば言ってきたわけでございます。さらにこの論を一……

第80回国会 商工委員会 第27号(1977/06/08、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 最初に大臣にお尋ね申し上げたいわけでございますが、現在の経済界の動向を見ますと、景気はいつ回復するかということではなかろうかと思うわけでございますが、通産省が先月の二十六日に発表いたしましたわが国の鉱工業生産動向から見てみましても、三月は二月に対比しますと二・五%の伸びで、四月は三月に対比するとわずかに一%の伸びで、連続で伸びたとはいいながらもきわめて低い水準に終わったことがわかるのであります。これによりまして、三月の時点で中だるみを脱出したと見られておりました景気が四月でやや上昇はしたけれども、五月に再び落ち込み、六月も横ばいになるのではなかろうかというような観測が非常に強……

第82回国会 商工委員会 第2号(1977/10/26、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 公明党の松木でございます。  昨日に引き続きまして、本日も、当商工委員会は不況対策問題につきまして参考人から意見を聴取することになります。長引く不況と円高問題に対しまして施策がどうあるべきかについてのお尋ねをした次第でございます。御多忙の中を御出席をいただきまして、ありがとうございました。  時間が限られておりますので、先に藤原さん、宮崎さん、両御参考人から御意見を承り、後半に影山商工中金理事長から伺いたいと思っております。  まず第一点でございますが、藤原参考人にお尋ねをいたします。  先ほど宮崎参考人の発言の中で、円高問題に対してはみずからの手ではどうにもならないけれども……

第82回国会 商工委員会 第3号(1977/10/28、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 いまわが党の同僚議員からも、円高差益の問題、これがどのように国民に還元されているかというような観点から質問をしたわけでございます。私は、円高問題につきまして、大臣並びに経企庁長官に若干の質問をいたしだいと思うわけでございます。  すでに御承知のように、このところ高騰を続けております円の相場でございます。きのう二十七日、ロンドンの外国為替市場では一ドル二百四十八円台、ニューヨーク市場でも三百四十九円台をつけております。そうして、東京の外国為替市場では、一時二百五十円六十銭、最高記録。一昨日私が質問しましたときには二百五十一円でございました。そのようなわけで、新記録を出しているわ……

第82回国会 商工委員会 第9号(1977/11/16、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 それでは、まず最初に、私は、竹島の問題について主として外務大臣、続いて日韓大陸棚の共同開発の問題につきまして、外務大臣と通産大臣にお伺いいたします。その後、日韓大陸棚の共同開発の北部の境界画定の問題について外務大臣に主としてお伺いしたい。最後に、自衛隊の海外派遣等の問題につきまして防衛庁、外務省並びに海上保安庁にお伺いしたいと思っております。  まず最初の問題でございますが、ただいま申し上げましたように竹島の問題でございます。  これは大臣もすでに御承知と思いますけれども、十月二十四日の韓国の東亜日報に報道されておりますが、竹島に韓国の漁民が移住しまして、定住のための住民登録……

第82回国会 商工委員会 第11号(1977/11/25、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 第八十二国会も本日をもって終了されることになっております。当委員会もきょうは最後の委員会となり、あとは閉会中の審査ということになろうかと思います。そこで、私は、当面する中小企業の諸問題につきましてわが党の考え方を申し述べまして、通産大臣並びに大蔵省、通産省、関係の政府委員よりお答えをいただきたいと思うわけでございます。  御承知のように、わが国の経済が戦後最大の不況、いわゆるオイルショック以降引き続いてこの不況が続いておりまして、いまだ脱出ができません。そこへもってきて円相場が急騰いたしまして、きわめて困難な状況に直面していることは御当局も十分御存じのことと思うわけでございま……

第84回国会 商工委員会 第2号(1978/01/28、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 私は、円相場高騰関連中小企業対策臨時措置法につきまして、前半で法案につきまして、後半で、この法律を適用されないで、恩恵を受けることのできない、救済されない一般中小企業の方々がいわゆるサラ金に頼っておるわけでございますが、そうした問題をお伺いをすることにいたしたいと思っております。  最初にお尋ねいたしたいのは、第三条の認定の問題でございますが、主務大臣が全国にわたって指定する業種に属する事業として、これは相当広い範囲にわたって私はすべきではないかと思っておりますが、当面考えられる事業というのは一体何なのか、これをお答えをいただきたいと思います。

第84回国会 商工委員会 第6号(1978/03/01、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 まず最初に、通産大臣並びに経済企画庁長官にお尋ねをいたすわけでございますが、御承知のように、わが国の経済はオイルショック以来の長期不況、この深刻の度合いは深まる一方でございます。そうした中において、国民が先行きに非常に不安を持っていることはもうすでに御存じのとおりでございます。昨年、福田総理が経済の年と銘打ちまして景気の回復を目指したわけでございますけれども、春から秋にかけての物すごい円高ショック、そのためにいろいろと打たれた手が後手後手に回ったような気がするわけでございます。そうしたことで、景気回復の基調が全く見られなかったと私は思うわけでございます。政府も、ことしの予算は……

第84回国会 商工委員会 第10号(1978/03/24、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 予定した時間が若干おくれておりますが、午後の本会議が始まるまでの時間を活用させていただきまして、電力の供給の問題等について大臣にお伺いをいたしたいと思うわけでございます。  動力炉・核燃料開発事業団が今回開発いたしましたところの新型転換炉「ふげん」、これが臨界に達したというニュースを聞きまして、大変明るいニュースであると私は受け取ったわけでございます。 わが国独自の技術によるところの初めての国産発電用の原子炉の完成、これは非常に意義があることと私は思うわけでございます。そこで、まず大臣にお尋ねをいたしたい点は、この「ふげん」のいわゆる臨界に達し活動を開始することができたという……

第84回国会 商工委員会 第11号(1978/03/28、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 ただいま審議をいたしておりますところの特定不況産業安定臨時措置法案、これが近々成立をするだろうと思っております。一応山が見えてきたようでございます。しかし、この法案が成立したといたしましても、景気の回復が実現しなければその有効性が発揮できない、このように私は思うわけでございます。  そこで、法案の審議に入る前に、二、三お伺いしたい点がございます。去る二十五日に政府が決定をいたしました当面の経済政策に関連いたしまして、二、三お伺いをいたしたいと思うわけでございます。  三月二十四日の質問の際も、私、円高問題に触れたわけでございますけれども、そのときも、二百二十円台で来週は定着す……

第84回国会 商工委員会 第14号(1978/04/04、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 本日は、特定不況産業安定臨時措置法の審議に際しまして、労働界で指導的なお立場にあるナショナルセンターの幹部並びに繊維、造船、鉄鋼、紙パルプ等々日本の産業労働者の代表とも言える方々の御出席を得て貴重な御意見を伺うことができることになり、法案審議につきまして大変有益でありました。私に与えられました時間は約四十分でございますので、その中で何点かの問題について御意見を伺いたいと思うわけであります。  まず最初に、日本労働組合総評議会常任幹事の宝田参考人と全日本労働総同盟調査局長の河野徳三参考人のお二人にお伺いをいたしたいわけでございますが、御承知のように、この法案は、構造不況業種が申……

第84回国会 商工委員会 第16号(1978/04/06、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 私は、日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸棚の南部の共同開発に関する協定の実施に伴う石油及び可燃性天然ガス資源の開発に関する特別措置法案について質問をいたす次第でございます。  私は、昨年の十一月の十六日に当委員会におきましてこの問題を質問をいたしました。その際、第一番目に私は竹島の問題を取り上げたわけでございます。なぜ竹島の問題を取り上げたかといいますと、この共同開発ということは、相互の信頼関係の上に成り立つ問題である。お互いに不信の状態にあってはうまくいくものではない、こういうふうな基本的な考え方を私は持っているわけでございます。  したがいまして、いま日韓両国の間……

第84回国会 商工委員会 第18号(1978/04/12、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 私は、午前中の同僚議員の質問に続いて、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律の一部を改正する法律案について、若干の質問をいたしたいと思います。いろいろお伺いしたいことがございますので、御答弁は簡潔で結構でございますが、要点をお答えをいただきたいと思うわけでございます。  まず、政務次官にお尋ねをするわけでございますが、現行のいわゆる液化石油ガス法というものは、LPガスの消費者にかかわる保安の確保と取引の適正化、これを図るために昭和四十二年に制定されたものでございますが、御承知のように、当初約千三百万世帯、これが現在は千八百万世帯、わが国の全世帯の約六〇%を占める……

第84回国会 商工委員会 第19号(1978/04/14、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 この十二日にシュルツ・アメリカ大統領経済諮問委員会委員長が来日をいたしまして、本日も、経済企画庁長官はこの会議に出席のために、当委員会に御出席をお願いをいたしましたが出席がございません。やむを得ないことと思っております。  そこで、お尋ねいたしたいのは、この会談の目的、それからまた、経済企画庁としてはどのような成果を期待しているのか、この点について企画庁の方々からお伺いをいたしたいわけでございます。
【次の発言】 やるからには、期待をしないということでなくて、当面の経済問題に対して日本の主張を述べ、アメリカの言い分も聞こうということですから、そこにいまの日本としてアメリカのド……

第84回国会 商工委員会 第24号(1978/04/26、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 石油開発公団法及び石炭及び石油対策特別会計法の一部を改正する法律案に対する審議につきましては、審議日数がすでに三日目を迎えまして、いろいろの角度からその内容について検討が行われまして、質疑応答がなされてまいりました。私の持ち時間約一時間でございますので、この間に、石油備蓄基地の立地問題といたしまして苫小牧の東部地域の問題、それからタンカー備蓄の問題等について、具体的な点を何点かお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  まず最初に、タンカー備蓄につきましてお尋ねするわけでございますが、この件につきましては、去る三月一日に通産大臣の所信表明に関連いたしましてお尋ねをいたしまし……

第84回国会 商工委員会 第31号(1978/05/26、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 非鉄金属鉱業に関する現地調査の結果につきまして、派遣委員を代表して御報告申し上げます。  派遣委員は、山崎拓君を団長に、板川正吾君、岡田哲児君、後藤茂君、松本忠助、玉城栄一君、宮田早苗君、安田純治君、大成正雄君の九名でありまして、他に、現地で佐々木義武君、川口大助君、川俣健二郎君、佐藤敬治君が参加されました。  日程は、五月二十三日から五月二十五日までの三日間であります。現地では、小畑秋田県知事、仙台通産局等から実情の説明を聴取した後、釈迦内鉱山、秋田県の鉱滓流送施設、小坂鉱山、尾去沢鉱山の現地視察を行い、会社、労働組合、関係自治体から、それぞれ説明及び要望等を聴取いたしまし……

第84回国会 商工委員会 第33号(1978/07/11、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 本日は非鉄金属鉱山関係の集中審議ということでございますけれども、最近の異常とも言える円高問題、これにつきまして若干大臣にお尋ねをしてから、非鉄金属の鉱山問題に入りたいと思っております。  大臣も御承知のように、昨日、十日の最終取引が二百一円五十五銭、こういう報道がございました。二百円台定着という声も聞きますし、大台割れという声も聞いておるわけでございます。こうした状態は、大臣はもう十分御承知と思うわけでございますが、去る六月五日には二百二十円を割り込んだ。そして七月五日に二百円台をつける。このわずか一ヵ月間に上げ幅が二十円、上昇率にして一〇%、こういう円高について大臣はどのよ……

第85回国会 商工委員会 第5号(1978/10/17、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 非常に限られた時間の質疑となりましたので、かねて用意をいたしました質疑を大幅に割愛いたしまして、許された時間の範囲内で何点かの疑問点をお伺いいたしたいと思います。  大臣にまず御所見を伺いたいことがございます。  鉱産物、特に銅、鉛、亜鉛の価格につきましては、これは御承知のように、国際商品である関係上、その価格が国際相場に左右される特性があります。需給調整等によって対処することはできません。しかるに、米麦の価格など、需給がアンバランスでございましても、生産費を基礎として政府の買い入れ価格が決定され、また政府の売り渡し価格、末端小売価格も政府が決定するということになっております……

第85回国会 商工委員会 第8号(1978/11/10、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 きょうは私は、昭和五十四年度の予算の概算要求を直前にしておりますいまの時期において、当面の経済情勢、特に景気の問題、これに関連しまして一般消費税導入の問題、さらにはまた年末を控えての中小企業対策、そうした問題も伺いたいと思いますし、特にまた、最近社会問題化しておりますところの金の先物取引について関係各省にお伺いをいたしたいと思っております。  そこで、午前中も同僚議員から商品取引の問題の質疑がございました。私がこの場で取り上げようとしております問題は、午前中の議員の質問とは若干違いまして、金、いわゆるゴールドの取引の問題でございます。  御承知のように、金の取引が自由化されて……

第87回国会 建設委員会 第3号(1979/02/21、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 私は、きょう首都の改造計画の問題がまず第一番目、二番目に総理の田園都市構想と三全総の絡みについて、三番目に地方公共団体の土地の売買の問題、四番目に住宅用の建設資材並びに工賃の値上がりの問題、それから五番目に都市の中小河川の改修の問題、六番目に岩渕水門の完成目途について、なお時間があれば湾岸道路の建設の問題についてお伺いをしたい、こう思っておるわけであります。  まず第一番目に国土庁長官にお尋ねを申し上げるわけでございますが、先般大臣の所信の表明をお伺いをいたしました。この中で私、非常に関心を持ってお伺いをいたしましたのは、私自身が東京都選出の議員でございます。したがいまして、……

第87回国会 建設委員会 第5号(1979/03/02、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法、いわゆる農住法について若干の質疑をいたします。  きわめて限られた時間でございますので簡潔に御答弁を願いたいと思うわけでございますが、まず最初に日本の住宅事情でございます。確かに先進諸国に比べまして、わが国の住宅事情はおくれておりますし、これを改善するためには総合的な住宅対策というものを推進しなければならないと思います。特に市街化区域内の農地の宅地化、これに大きな期待が込められているわけでございますけれども、そのような観点からしても、本法は必要に応じて、さらに手直しを行って内容を拡充すべきではないかと私は考えております。その第一……

第87回国会 建設委員会 第8号(1979/06/01、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 私は本日、都市の中小河川の改修の問題と宅地の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  まず最初に都市の中小河川の改修の問題についてお伺いをいたすわけでございますが、本年の二月二十一日の当委員会におきまして、首都東京の中小河川改修事業につきまして促進を図る意味から、過去の水害の実例を挙げまして、その一日も早い事業の完了を期するために予算その他についての特段の御配慮をお願いしました。そうした私の懸念を裏づけるように、この五月十四日から十五日の未明にかけまして東京都を襲った集中豪雨、大臣も御存じと思うわけでございますが、特に東京の石神井川それから神田川、目黒川、こういったところ……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 建設委員会 第1号(1979/12/05、35期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 私は、日本住宅公団の元職員である土路重昌の公金使い込みの事件。  それから、つい最近問題となりました、会計検査院から住宅公団に対しまして、現場従務旅費の支給についての改善措置要求がありました件。  三つ目に、東名高速道路の日本坂トンネルの車両火災事故の問題を伺いたい。  四番目に、ただいまもお話しになりましたが、宅地開発公団と住宅公団の統合、そして改組をして新しく都市整備公団を設立する問題、こういう問題について伺いたいと思っております。  なお、時間がありましたら、宅地建物取引主任者資格試験の問題についても伺う予定でございます。  まず最初に、住宅公団総裁にお伺いをいたします……

第91回国会 建設委員会 第2号(1980/02/20、35期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 去る二月の十三日に、建設大臣、国土庁長官の所信の表明を伺いました。本日は、両大臣の所信の表明に対する質疑をするわけでございます。現在、建設大臣が予算委員会に出席中でございますので、先に国土庁長官から所管の事項に対してお伺いをいたしたいと思うわけでございます。  まず、何といっても現下最も緊急を要する重大な問題は何か、こうなりますと、それは三大都市圏、地方都市の地価、宅地の供給の対策であろうと思うわけでございます。こうした問題は、国民的な強い要望がございます。しかも緊急な課題でございます。このことはもう申すまでもございませんが、建設大臣も当面の諸施策の第一にこの問題を挙げておら……

第91回国会 建設委員会 第4号(1980/03/05、35期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 きょうは、国土庁長官の御出席を得まして、国土調査促進特別措置法の一部を改正する法律案、これにつきまして若干の質問をいたしたいと思うわけでございます。  国土庁がこの特別措置法の成立のためにしている努力を私も多とするわけでございますが、基本的な問題についてまず確かめたいわけでございますが、これは国土庁の土地局の国土調査課で発行しております「地籍調査」というPRのものでございます。この中にも言及されておりますが、「望ましい開発と保全の選択をつねに適確に把握しうる正確な情報のもとに、的確な計画の選択とその適正な実施が強く要請されます。」こういう文言がございます。これは国土行政の当面……

第91回国会 建設委員会 第6号(1980/03/19、35期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 大臣にお答えをいただきたい点がまず第一番目にございます。  幹線道路の沿道の整備に関する法律、先般大臣から提案理由の説明を聴取いたしました。いわゆる道路交通公害と称せられるものが、騒音、大気汚染あるいは振動、いろいろございますけれども、この中で一番大きな問題は何といっても道路交通騒音、このように思うわけでございます。この解決のためにはいろいろといままでも有効と思われるものが逐次実施されてまいりました。バイパスの整備あるいはまた遮音壁、緩衝帯の整備、こういったことも逐次行われてまいったわけでございますけれども、このような道路構造の改善など、こうした措置だけでは有効適切な対策にな……

第91回国会 建設委員会 第7号(1980/03/26、35期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 公営住宅法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をいたしたいと思います。  公営住宅につきましては種々の問題がございまして、各方面でいままでもいろいろ論議をされてまいったところでございます。今回、公営住宅法の一部改正ということで二項目の改正が行われることになりました。その内容につきましては、第一に、単身者等の入居ということでございます。このことにつきましては、私ども公明党も以前より主張してまいりました。その実現を目指してまいったわけでございます。わが党が公営住宅法の一部を改正する法律案を提案いたしたことがございますが、その第四の中にも、「公営住宅の入居資格について、新……

第91回国会 建設委員会 第10号(1980/04/04、35期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 林、一円両参考人にお伺いをいたします。  本法律案は、明日香村の区域の全部について歴史的風土を保存するための規制と財政上の優遇措置、これを行う、そして明日香村の住民の生活の安定を図る、こういう目的のための法律でございます。御存じのように、本法案は行政単位の地域を限定して歴史的、文化的風土の保存を図る、こういう法律でございまして、問題となっておりますのが憲法九十五条でございます。  そのために林先生、一円先生の御両所においで願ったわけでございます。この憲法九十五条を受けまして国会法の第六十七条で「一の地方公共団体のみに適用される特別法については、国会において最後の可決があった場……

第91回国会 建設委員会 第12号(1980/04/18、35期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 都市再開発法の一部を改正する法律案につきまして、大臣がまだお見えになっておりませんけれども、質疑を始めさせていただきます。  局長の御答弁をお願いいたしたいわけでございますが、現在東京を初めとする大都市におきましては、交通混雑によりまして都市機能が著しく低下しておることはもう御存じのとおりでございます。また地震等の災害に対する危険性、これは都市の過密化によりまして一層増しているというふうに言われている状態にございます。また健全なるオープンスペースの不足の状況、こうしたものが見られるわけでございますし、特にまた東京の場合などいわゆる下町と言われているところ、そうしたところは職住……

第91回国会 建設委員会 第15号(1980/05/07、35期、公明党・国民会議)

○松本(忠)委員 宅地建物取引業法及び積立式宅地建物販売業法の一部を改正する法律案について、まず最初に大臣にお尋ねしたい点がございます。  宅建業法が昭和二十七年当時、いわゆる戦後の復興期におきますところの住宅宅地に対する取引の増大、これに伴いましてしばしば発生したいわゆる悪徳業者によるところの事故を背景に、宅地建物の取引を業として営む者に対する規制法として同年議員立法によって制定され、法律百七十六号として公布施行されました。その後数回にわたりまして改正をされまして今日に至っているわけでございますが、このような数度にわたる改正が行われたにもかかわらず、不動産の流通量の増大に伴いまして紛争件数も……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1967/04/24、31期、公明党)

○松本(忠)分科員 運輸大臣にお尋ね申し上げますが、都市の交通麻痺の解消並びにラッシュの緩和等のための方策として、何らかの手を打つべきときと考えておりますが、現状から見まして、国鉄も私鉄もまたバスもあるいは路面電車等、一切が飽和状態と考えられます。今後の人口の増加並びに都市への集中化等を考えましたときに、当然新しい交通機関の一つとして、モノレールが都市交通の将来のにない手になるというふうに考えるわけでございますが、この点につきまして、大臣はどのようにお考えでございましょうか。
【次の発言】 ただいま大臣の御説明で、いろいろ将来の交通機関としての点は考えられるが、早急には考えられないという話であ……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1968/03/14、31期、公明党)

○松本(忠)分科員 最初に大臣にお尋ねしたいと思います。  去る六日の運輸委員会におきまして、国鉄の職員の招待ゴルフの件でお伺いいたしました。その中の一件で、一月十三日の矢野課長の件についてでございますが、大臣はそのとき、よく調査をして事実があれば国鉄に厳重に注意をしたいという答弁がございました。その後どうなったか、大臣からお伺いしたい。
【次の発言】 大臣に次に伺いたい点は、この二月末から三月にかけまして国労は国鉄の五万人合理化に反対して順法闘争をいたしました。この間列車、電車のおくれ、運休によって迷惑を受けたのはわれわれ利用者でございます。なぜわれわれが双方の争いの犠牲にならねばならないの……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1969/02/25、31期、公明党)

○松本(忠)分科員 最初、法務大臣に伺いたいことでありますが、最近、地方都市におきましては、過密対策と申しますか、たいへんな問題になっております。言うならば、昔は町はずれであった。大体そういうところには、火葬場であるとか、あるいは刑務所であるとか、伝染病の避病院であるとか、そういうものが建設されてあったわけでございます。ところがだんだん都市化が進むに従いまして、そういう場所も市街地の中に入ってくる。いまは町のまん中に刑務所がある、あるいは火葬場がある、こういうふうな問題がございます。その典型的な一例といたしまして、横浜の刑務所がございますが、この横浜刑務所の移転方について要望したいわけでありま……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1969/02/25、31期、公明党)

○松本(忠)分科員 私は運輸大臣に対して自賠責の問題と交通遺児の問題、それから国鉄総裁にはいろいろの地元の要望をお願い申し上げたいと思います。  まず最初に、自賠責に関する問題でございますが、死亡の限度額を、現在三百万円でございますが、これを五百万円にするということについては、運輸省当局のお考えもようやくまとまったように聞き及んでおりますが、この点はいかがでしょう。
【次の発言】 実施の時期は、大体いつごろの予定になっておりますか。
【次の発言】 それでは、実施の時期についてはおまかせ申し上げるとしまして、問題はその三百万が五百万になりますと、当然保険料が増額されるということになると思うわけで……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1969/02/27、31期、公明党)

○松本(忠)分科員 建設省の道路局長にお伺いするわけでございますが、交通安全施設の整備に関する緊急措置法に基づきまして、この三月末をもって第一次の三カ年計画が終了するわけでございますが、この三カ年間でつくられました、いわゆる歩道橋であるとか歩車道の分離、こういうものがどれくらいできたものか、この点についての実績をひとつ教えていただきたいと思います。
【次の発言】 それでは警察庁の鈴木局長にお伺いします。  同じような意味におきまして、全国の国家公安委員会その他でつくりました三カ年計画の実績について……。
【次の発言】 そこで、この三年間にわたりまして、第一次の三カ年計画によってたくさんのこうい……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1969/02/24、31期、公明党)

○松本(忠)分科員 私は厚生省所管の問題、特に公立保育園の問題、それから生活保護制度の問題に関しまして、厚生大臣並びに関係の局長に質問をいたします。  最初に大臣に伺いたいのでありますが、公立保育園の絶対数が不足しているということは十分御承知のことと思うわけでございます。いま実例をもって申し上げてみたいと思うのでありますが、現在、東京都の北区におきましては公立保育園が十三カ所、ただいま建設中のものが二カ所、それから私立の保育園が十三カ所ございます。したがいまして、現在二十六の保育園が経営をされているわけでありますが、そこに収容される定員は二千五百五十二名でございます。非常に入園を希望する者が多……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1969/02/26、31期、公明党)

○松本(忠)分科員 重工業局長に伺いたいわけであります。  東京都の板橋区に中小企業の双眼鏡の製造業者が密集しております。これはほとんどが輸出向けの双眼鏡を製作しておるわけでございます。しかも、この輸出の数量が相当伸びてまいりましたのにもかかわらず、国内の取引価格が下落をいたしました。ちょっと古くなりますが、四十一年の一月ころには生産能力が輸出業者の発注を上回る状態になりまして、大体一台が二千八百円程度まで下がってまいりました。二千五百円になりますと採算割れの状態になります。四十一年の末には二千五百円程度まで落ちてくる投げものも出まして、業界が壊滅状態になりまして、経営のずさんさから倒産をする……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 地方行政委員会運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1970/04/23、32期、公明党)

○松本(忠)委員 今回の道交法の改正につきましては、私ども公明党といたしましてかねがね主張いたしておりました問題をよく盛り込んでおると思います。この点につきましては、私は敬意を表したいと思っております。  まず第一点としましては、六十五条の改正でございますが、酒気帯び運転全般の禁止、私どもがかねがね提唱しておりました点をよく盛り込んでくれた点でございます。第六十五条二項の新設、これは酒気帯び運転のおそれのある者に対して酒類の提供もしくは飲酒をすすめることを禁止した。これらのことについて私どもは機会あるたびに申し上げてまいりました。繰り返し繰り返し申し上げてまいりましたことが、実施を見たことはま……

第63回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1970/03/16、32期、公明党)

○松本(忠)分科員 大臣にお伺いするわけでございますが、大臣の諮問機関でございますところの都市交通審議会、これが三月の二十四日に開催されるということを新聞で承知いたしておりますが、聞くところによりますと、東京中心のもの、大阪中心のもの、いろいろお考えを今回まとめようというお考えのようでありますが、東京中心の高速鉄道網につきまして、前回の中間答申におきましては、昭和五十年を目標とした地下鉄建設の基本計画をまとめたわけでございますが、今回は昭和六十年を目標にしたところの構想をおまとめになるようなことを漏れ承っております。大臣は、この都市交通審議会から都市交通のあり方について何を期待されておるか、大……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1970/03/17、32期、公明党)

○松本(忠)分科員 降られた時間でございますので、六問だけにしぼりまして、主として大臣にお答えを願いたいと思うわけでございます。  サイクラミン酸、いわゆるチクロのことでございます。この点につきましては、去る九日の予算委員会の一般質問におきましてお尋ねをいたしました。当日、時間の関係上若干の問題点を後日に譲っておりますので、きょうは厚生省の関係についてのみお尋ねをいたしたいわけでございます。ほんとうならば、一般質問のように各省大臣に御列席いただいておれば、チクロを動物のえさにする、動物のえさの中にまぜて使用する、こういう場合になれば農林省の畜産局流通飼料課、この管理でございますので、農林大臣に……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1970/03/17、32期、公明党)

○松本(忠)分科員 通産大臣にお尋ねをいたすわけでございますが、日本の国における外貨獲得の重要な業種でありますところの双眼鏡の業界でありますが、ここ数年来不況にあえいでおります。そして多数の倒産社が出ているわけでございます。昭和四十一年ごろからこの傾向が出てまいりまして、昭和四十一年には三社、四十二年には六社、四十三年には非常に倒産が多くなってまいりまして、その数は十五社を数えております。四十四年に六社、そして四十五年、ことしの一月から三月まで、すでにもう四社倒産が出たわけでございます。現在これらの企業で細々ながらも仕事をしているのが百二十一社ございますが、このように、四十一年以降本年三月に至……

第63回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1970/03/17、32期、公明党)

○松本(忠)分科員 施設庁長官にお伺いするわけでございますが、先般の新聞記事によりますと、アメリカのレアード国防長官が、アメリカの軍事費削減の一環といたしまして三百七十カ所にのぼるところの基地を撤去する構想がある、日本におきましても、それが実現を見ましたときには七カ所くらいの基地が残るのではなかろうか、こういうことが新聞に載っておりました。そうなりますと、東京周辺にいたしましても朝霞あるいはすでに返還の決定しているグラントハイツ、こういう相当広い範囲の、住宅を建てるのには最もかっこうな場所が生まれる可能性があると思うわけでございます。そこでお伺いしたいことは、キャンプ朝霞の返還について、防衛施……

第65回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第2号(1971/05/19、32期、公明党)

○松本(忠)小委員 先般、鉄監局長から国鉄の現状に対しまして御説明を聞いたわけでありますが、この最後のところに、国鉄のパイプライン計画というのが載っております。いろいろこの問題に対しましては論議があったわけでございますが、通産省の諮問機関であるところの総合エネルギー調査会の算定によりますと、わが国の石油需要は、昭和五十年度には三億四千三百万キロリットル、こういうわけでありますから、現在の約二倍になると思います。六十年度には約四倍の約七億キロリットルに達するといわれているわけです。このふえ方、これは異常なものだと私も思うわけでございますが、何せ、石炭の使用というものは衰微する一方でございますし、……

第65回国会 大蔵委員会地方行政委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1971/05/14、32期、公明党)

○松本(忠)委員 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、自動車重量税法案の質疑が大蔵委員会において連日行われてまいりました。きょうはここに大蔵、建設、地行、運輸との連合審査が行なわれたわけでございますが、非常に短時間でございます。したがいまして御答弁のほうもひとつ簡潔にお願いしたいわけでございます。  そこで、自動車重量税法案、これは自動車の所有者から徴収する、こういうことになっておるわけでありますが、その理由は、道路を利用することによって利益を受ける者、すなわち受益者負担、こういうことでありますね。それと一方、道路をこわす者がそれ相当の負担をすべきである、こういった原因者負担の二つの原則が加味されて……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1971/02/20、32期、公明党)

○松本(忠)分科員 返還されました基地の問題につきまして、島田施設庁長官に伺いたいわけでありますが、御承知のように日本の国土は非常に狭小でありますし、そこへもってきて過密な人口がございますわが国の特殊な条件下にございまして、国民と基地が共存し、住民の安全と経済開発との調和をはかっていかなければならないにもかかわらず、返還された基地はおおむね自衛隊の基地となって、国民のために利用できる状態になった例は私あまり聞いておらぬわけです。  公明党が基地の総点検を行ないまして、その実態を明らかにいたしまして以来、基地の返還がかなり進行したようにも聞いておりますが、現在基地の数は幾らあり、また返還された基……

第66回国会 運輸委員会内閣委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/08/04、32期、公明党)

○松本(忠)委員 今回の事故につきまして、本日は朝からいろいろと追及がなされてまいりました。追及することも大事ではあろうと思いますけれども、今後これらの事故を再び起こさないことがより大事ではないかと私は思います。そのためには、私は、これから質問をいたします事項について、少なくとも防衛、運輸の両者が合意しない限り、その達成はできないものと考えております。そこで、朝からいろいろの質問がされました。若干ダブる点もあろうとは思いますけれども、お答えを願いたいわけであります。そして、空中衝突防止対策の確立、これをぜひとも私はやっていただきたい、このように思うわけであります。  聞くところによりますと、昨……

第66回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第2号(1971/09/10、32期、公明党)

○松本(忠)小委員 国鉄問題のこの小委員会は、運輸委員会の中に設置せられまして、六十五国会において四回、六十六国会においては本日を含んで二回、都合六回の小委員会が開催されまして今日に至ったわけでございます。私、この間発言もいたしませんで沈黙を守ってまいりました。きょうは少し時間をいただいてお話をさせていただきたいと思うわけであります。  と申しますのは、私がこの国鉄の小委員会を運輸委員会の中に設置しよう、こういうことを御提案申し上げました基本的な考え方というのは、いま国鉄の置かれている経済危機をどうしたら乗り切ることができるか、これに対しては、国鉄は当然のこと、国としてもそれに対する対応策を十……

第66回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第3号(1971/10/13、32期、公明党)

○松本(忠)小委員 私は去る九月十日に開会されました当小委員会におきまして初めて発言をいたしました。その発言の内容についてくどくどしく再度申し上げる必要もございません。要は、国鉄再建の基本的な問題をもっともっと協議したい、各党間の意見も出し合って煮詰めたい、そして四十六年度の予算が昨年の年末押し迫った時点においてきまったあのいきさつを思い浮かべて、再びあの愚を繰り返したくない、こう思うわけでございます。鉄監局長も当日答弁の中で、四十六年度の予算については私が指摘したとおり、そのとおりだと言っております。鉄監局長の言として、正直申し上げて償却前収支とんとん、それも非常に無理をしたとんとんで、びほ……

第67回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第2号(1971/10/26、32期、公明党)

○松本(忠)小委員 私は去る九月の十日、また十月十三日に国鉄の財政再建に関する私なりの考え方を申し上げてまいりました。いろいろ経過がございました。本日、社会党さん、民社党さん、自民党さん、それぞれから党の案なりあるいはまた試案なり私の案なりというようなものが出てまいりました。私も先般来二回にわたりまして申し上げておりますが、党内においてまだ種々の議論がございまして、党としての最終的な意見を取りまとめることの時間的な余裕がございませんでした。したがいまして、きょう御説明申し上げます分も、先般の御説明申し上げました分に若干の補足をさせていただくという程度でございます。したがいまして、党内の議論がま……

第67回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第3号(1971/12/17、32期、公明党)

○松本(忠)小委員 私のほうは、試算表はまだ皆さんのお手元に配ってございません。しかし、試算表として私やってみましたので言うと、かなり強力な政府の補助がなければできない。大体、私の手元のものでは五十三年度でも三百十六億の赤字になっちゃうんです。それで、私もとんとんの線まで持っていきたいというところから、きょうも提出を見送っておるわけでありますけれども、試算表を実はやってみました。その結果は三百十六億という赤字が私の案では出るんですね、五十三年度について。その点について私も非常に苦慮しているわけです。いろいろもっともっと強力なものをやればいいわけでありますけれども、値上げの問題等も、私自身として……

第67回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第4号(1971/12/22、32期、公明党)

○松本(忠)小委員 私もいまここへ参りまして、この「案」なるものを見せていただきまして、まだ全部見ておりませんし検討も済ませておりませんけれども、私はここに「案」として小委員会で取りまとめて、要するに運輸委員会に小委員長から報告するということについて、まだ少々の疑点がございますので、今回はこの小委員長の本委員会に対する報告というものは私はまだすべきでないという意見であります。ですから、これを案として検討することについて私のほうにはちょっと疑点がございますので、もうしばらくお待ちを願いたいと思います。
【次の発言】 結論は反対ですよ。
【次の発言】 社会党案は白紙。

第68回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1972/04/27、32期、公明党)

○松本(忠)委員 本日は、公述人各位にはお忙しいところをおいでをいただきまして、いろいろ貴重な御意見を伺わせていただいてほんとうにありがとうございました。  最初に、角本先生にお伺いしたいのでございますが、四点ほど簡単な問題でございますが、先生の、値上げはやむを得ない、こういう御意見を承りました。今回の値上げによりますいわゆる便乗値上げ、これは起こるか起こらないか。もし起こるとすればこの値上げの率と申しますか、いろいろの業態があると思います。営業地下鉄もあるし、あるいは都営の地下鉄などもあると思いますけれども、まず概略国鉄の値上げよりも高いか低いか。これがまず一点でございます。  第二の問題は……

第68回国会 商工委員会地方行政委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1972/04/21、32期、公明党)

○松本(忠)委員 石油パイプライン事業法案の審議でございますが、このパイプライン事業法案をめぐりまして、輸送か、供給かということでいろいろと問題が紛糾いたしております。この法案における主務大臣は、基本計画の策定、事業の許可、工事の計画及び検査、業務の監督あるいは保安、こういうものについて三人ないし四人の大臣がずらりと関連して並んでいらっしゃるわけであります。言うなれば、私は、お役所のなわ張り争いの縮図を見るような気がしてならないのであります。この席にいらっしゃる国務大臣として、田中さんはこういう姿をどのようにお考えになっていらっしゃるか。お役所のなわ張り争いの縮図と私申し上げましたけれども、ま……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1972/03/18、32期、公明党)

○松本(忠)分科員 博学の大臣は十分御承知のことと思うのでありますけれども、たいへん古い話でおそれ入りますが、私、子供のころに、明治四十三年の大洪水の話を祖父から聞いたことがあります。東京の下町が泥水で埋まってしまったという大被害の話でございますが、このことがございましてから、荒川の水を処理するための荒川放水路が設けられた。 東京都北区岩渕町に岩渕水門が設けられまして、増水時におきますところの流水の調整をはかることになった、このように聞いております。  私の調査によりますと、大正五年にこの岩渕水門は着工しまして、大正十三年に完成したということでございますが、もうすでに五十年の歳月を経過しており……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1972/03/18、32期、公明党)

○松本(忠)分科員 去る三月三日の予算委員会の総括質問におきまして、私が、日本国有鉄道の所有する未利用地、不用地等を活用して、国鉄の財政再建の一環にせよというふうに訴えをいたしましたが、その際に、佐藤総理も、また、水田大蔵大臣も、未利用地の活用については同感の意を表されました。特に、大臣は、そういうところは、企業努力の一環として、国鉄の手で早く解決せよという御趣旨の答弁がございました。このことは、未利用国有地の有効利用について、地価対策閣僚協議会等においてもたびたび取り上げられている問題でありまして、国鉄所有の土地も、同様趣旨のもとに有効に活用するということは当然のことでありまして、大臣のお考……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1973/04/27、33期、公明党)

○松本(忠)委員 菅原公述人にお伺いいたしたいと思います。  先ほどのお話の中で、再建計画の実施にあたりましては、注文として、現行計画が破滅した原因これは人件費の予想以上の伸び、それと収入の伸び悩み、こういうことを先生あげられたように思います。そこで経済の算定については経済社会基本計画にのっとってある程度高い予測がなされたというふうに、こう私お伺いしたわけで、私の聞き間違いでなければそういうふうになるわけでございますが、意味はそうだったと思います。  そこで、先生も御承知のように国有鉄道財政再建促進特別措置法――現行法でございますが、現行法の第八条にある再建期間中の毎事業年度に再建計画の実施状……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1973/03/07、33期、公明党)

○松本(忠)分科員 私は、防衛庁の方にまずお尋ね申し上げたいのでございますが、現在、東京二十三区の中に陸上自衛隊の駐とん地は一体何カ所くらいあるものか、そうしてその面積は全体でどのくらいあるものか。立川移駐の問題等に関していろいろ世間を騒がせておる状態がございますので、これらの点について、私ども承知をしておきたいわけでございまして、まずその点からお答えを願いたい。
【次の発言】 いま総面積八十九万九千平方メートルという膨大なところが東京都内に、しかも二十三区内にあるわけであります。これはどうしても中心であるところの市ケ谷のようなものは、地の利からいっても欠くことはできないと思いますけれども、実……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1973/03/08、33期、公明党)

○松本(忠)分科員 私、昨年の三月十八日、この第五分科会で、東京の北区にございます岩渕水門のことについて当局の見解を伺ったわけでございます。重ねてきょうお伺いするということは、それなりの理由がございます。  大臣も御承知のことと思うのでありますけれども、この岩渕水門というのは、明治四十三年の大洪水のあとにできた、いわゆる荒川放水路と昔の隅田川との分岐点のところに水門があって、荒川放水路へ、あるいは隅田川へ、この荒川の水を流す調節をしている水門であります。ところがこの水門は、御承知のように、大正五年に着工して十三年に完成され、今日までにもう五十数年たっているわけでありまして、非常に老朽、そしてま……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1973/03/05、33期、公明党)

○松本(忠)分科員 大蔵大臣にお伺いするわけでございますが、地方自治体に対する超過負担のことについて伺いたいわけでございます。  つまり、補助金の単価差が長期にわたって改善されてないために、地方自治体では超過負担に悩んでいるのが現状でございます。補助単価が物価の値上がりに見合って改善されるならばこういうことは起こらないと思うのでありますけれども、この点について大臣はどのように考えられるか。補助単価や補助対象は一体どういう基準できめられているのか、この点をまず伺いたいわけでございます。
【次の発言】 いまの説明でいくと、こういう補助単価にしても補助対象にしても、あまりにも基準と離れ過ぎているとい……

第72回国会 外務委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1974/05/07、33期、公明党)

○松本(忠)委員 きわめて限られた時間でございますし、用意した質問について久保委員からもお尋ねがございましたので、重複を避けて質疑をいたしたいと思います。  まず、運輸大臣に伺いたい。  この協定については、本文十九条、さらに末尾の附属書からなっておりますが、この附属書の一には「日本国政府」が、二には「中華人民共和国政府が指定する航空企業が両方向に運営する協定業務の路線」が明確に記載されているわけでございます、御承知のとおり。ここに至るまでの経過については相当に両国間に食い違いがあったということをわれわれは新聞報道で承知をいたしておるわけでございます。  交渉にあたりまして、日本側からは北京―……

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/12/15、33期、公明党)

○松本(忠)委員 国民生活安定緊急措置法案、石油需給適正化法案につきまして、運輸関係を中心といたしまして質問をいたしたいと思います。非常に短い時間でございますし、その間にいろいろと質問もございますので、簡潔な答弁をお願いいたしたいと思うわけでございます。  法案の内容につきましては、条文等もそれぞれの各委員会におきまして熱心な討議が行なわれておりますので、私は、最も具体的な問題について質問をいたしたいと思うわけでございます。  御承知のように、今回の石油危機は日増しに深刻の度を深めておるわけでございますが、これが国民にたいへんな不安を与えておるわけでございます。こうした情勢の中で、先般十二月十……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1974/03/09、33期、公明党)

○松本(忠)分科員 まず最初に、地盤沈下の問題を伺いたいと思うわけでございます。  御専門の方々でございますから十分御承知のことと思いますけれども、東京都の東部地帯、すなわち隅田川以東地域、それから北区から板橋区へかけまして流れております新河岸川の沿岸は、荒川や利根川の河口に発達したところの沖積三角州でございます。その面積は、東京都区部の三分の一に当たりますところの百八十平方キロメートルございます。この地域が非常に地盤が軟弱でございます。そうしたために、これは工業用あるいは建築物用の地下水のくみ上げによって地盤沈下が進み、最も激しいところでは、古い記録でございますが、大正七年以降で約四・五メー……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第2号(1975/05/07、33期、公明党)

○松本(忠)小委員 沖特の理事会を招集しております関係上、委員の皆さんの御同意を得まして先にさせていただきます。  清水参考人の御意見の中にございましたいわゆる国鉄の公共部分、そういうものの負担については地下鉄の建設費の助成を例に挙げられましてお話しになりました。一般会計から支出をしてはどうか、こういうお話であります。また八十島参考人最後にお話ございましたように、やはり道路、港湾、こういったものを一般会計から支出することは無理であろうから借入金でやらざるを得ないだろう、利子の補給を全額してはどうか、こういう御意見がございました。それに対して村木参考人は、このことについてどのようにお考えになりま……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第3号(1975/05/14、33期、公明党)

○松本(忠)小委員 公明党の松本でございます。きょうは貴重な意見をお三方から聞かせていただきましてありがとうございました。  二点ほど伺いたいわけでございますが、新幹線の建設の問題についてでございますが、御承知のように、新財政再建計画の中では、新幹線については実に四兆八千億という膨大な投資をするということが計画されております。先ほど岩村参考人から、新幹線の建設は慎重に、日本縦断的なものでいいのではなかろうかというような趣旨のお話を伺いました。確かにこの問題については重大な問題であろうと私も思います。全国の新幹線鉄道、御承知のように、工事線あるいは整備計画線、基本計画線等を入れますと、約三千五百……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第4号(1975/06/11、33期、公明党)

○松本(忠)小委員 兒玉小委員長代理に申し上げますが、自民党の委員がおらぬ。参考人の方々非常にお忙しい中を長時間にわたってお席に着いていらっしゃって御意見を述べていただくのに、大変失礼じゃないかと私思います。今後、このようなことのないように、見玉小委員長代理から増岡小委員長にとくと伝えていただきたいと思います。  私から参考人の先生方にお伺いすること、お一人一点だけにしぼります。  中島参考人に伺いたいことは、先ほどのお話の中で、地方公共団体に対する固定資産税というお話が出ておりました。市町村納付金について触れられたことと思います。人件費も払えないような状態である、こういうときであるからやめろ……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第5号(1975/06/13、33期、公明党)

○松本(忠)小委員 公明党の松本でございます。きょうは動労、国労、鉄労の三人の参考人からそれぞれ意見を拝聴いたしまして、大変参考になりました。  私、三つばかりの問題についてお伺いいたしたいと思います。最初の問題は、スト権の回復についての問題でございます。この点につきましては三人の参考人からそれぞれお答えをいただきたいわけでございますが、御承知のように三公社五現業のスト権回復という問題は、ことしの秋の大きな政治的なテーマになっております。本日、国会の場におきまして、三参考人からそれぞれスト権回復の問題について明白な立場でお話がございました。  そこで私がお伺いしたいことは、法的に禁じられている……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第7号(1975/07/01、33期、公明党)

○松本(忠)小委員 運輸省の方にちょっと補足的な説明を求めます。  運輸省からいただきました御説明をいただいた資料の方の第一ページでございます。ここにはアメリカの様子が全然出ておりませんが、これはもちろん私鉄でございますので、こういった連邦鉄道とか国鉄、公社というような形でございませんので、なかなか集計がむずかしかったと思いますが、二ページの方にはアメリカのいわゆる鉄道の実数が出ておるわけです。こういう二ページ目の方に実数が出ておるのは、各社のものを集計してこういう実数が出たんじゃなかろうかと思うわけです。そうした点からすれば、アメリカ全体として、企業の形態は違うけれども国全体としてのいわゆる……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第8号(1975/07/15、33期、公明党)

○松本(忠)小委員 公明党の松本でございます。最初に、岩尾さん山口さん両参考人にお伺いしたいと思います。  先般の国鉄の意見広告によりましても、国鉄のいわゆる二倍値上げ論などという無謀のような意見がございました。そこで結論を伺いたいわけでありますが、国の助成があり、国鉄の企業努力があっても、やはり運賃は上げなければならないのかという結論をお聞かせ願いたいわけです。そしてまた、運賃値上げの率は、現状から見て適正と思われるのはどの程度なのかということを先生方から伺いたいわけでございます。  それから、先ほど山口参考人のお話の中に、国鉄法の四十三条一項、二項について述べられましたけれども、この法改正……

第75回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1975/04/15、33期、公明党)

○松本(忠)委員 当面する都市交通問題に関連しまして若干の問題点を伺いたいと思っております。  今回の宅地開発公団法案によりますと、第十九条「業務の範囲」、そこに宅地公団が造成する大規模の住宅地について、いわゆる従来の足なし団地といいますか、こういったものを解消しよう、こういうところから、いわゆる最初から鉄道の建設という問題を織り込んだ措置を講じている点はわかるわけでございます。しかしながら、いわゆるもちはもち屋という言葉があります。なぜいわゆるこういった鉄道建設、交通機関の建設を織り込んだ計画を当初からやったのか、ということは、いままでのやり方がまずかったからこれを直すのだというところでこう……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1975/02/25、33期、公明党)

○松本(忠)分科員 限られた時間でございますので、先に厚生省関係をお伺いいたします。その後まとめて労働省関係を伺いたい、こういうふうに思います。  大臣、御承知のように、三木内閣の根本的な政治姿勢といいますか、いわゆる弱者救済といいますか、あるいは社会の不公正を是正する、こういったことが大いに取り上げられているわけであります。先般の予算委員会におきます集中審議におきましても、このような観点から弱者救済あるいは社会の不公正を是正するというような問題が取り上げられて、一日それに費やしたわけであります。そういう点から考えまして、私がこれから問題にしたいというのは、いわゆる精神障害者の問題であります。……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1977/03/15、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)分科員 防衛庁長官にお尋ねを申し上げるわけでございますが、首都の防衛体制についてお尋ねをいたしたいわけでございます。  いまから四年前、昭和四十八年当時と現在、首都の防衛体制に変化があるかないか、あるとすればそれはどういう結果が生じているか、またその原因は何か、それからさらに、今後の首都の防衛体制に変化が予見されるかどうか、予見されるとするならばその影響は深刻なものかあるいは軽微なものか、ここからお伺いをいたしたいと思うわけでございます。
【次の発言】 今後どういう変化がありますか、ありませんか、そのことについてもお答えをいただくようにお願いしたわけです。

第80回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1977/03/15、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)分科員 私は、薬害と薬務行政についてお尋ねをいたしたいのです。  私どもも経験がございますけれども、子供がちょっとした鼻かぜ程度でもすぐ医者だ、薬だ、こういう風潮が強いことは事実でございます。かぜなど、休養と栄養をとればほとんど治る場合が多いわけでございますけれども、すぐ健康保険証を持ってお医者さんへ駆けつけるとか、あるいはまた薬屋さんへ駆けつけて、そしてかぜ薬だ、あるいはまた栄養剤だというふうにいろいろと薬をすぐとりたがる風潮、こういうものが多いわけでございます。そういった中において、これはありふれた感覚だ、こうばかりにも私は片づけられないんじゃなかろうかとも思うわけでございます……

第84回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第2号(1978/04/27、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)小委員 去る四月の二十日にエネルギー・鉱物資源問題の小委員会が開催されまして、日本鉱業協会長を初めといたしまして経営者側から三名、労働者側から全日本資源労連の中央執行委員長、さらには秋田県知事を加えまして六名の方々から貴重な御意見を伺ったわけでございます。時も時、春闘の時期に労使それぞれの代表者が一堂に会したわけでございますけれども、賃上げ要求どころでなく、非鉄金属鉱業問題、この盛衰をかけていろいろとお話があったわけでございます。盛衰をかけるというとりも、むしろ生死にかかわる問題について労使ともどもほぼ統一した御要望、そしてまた現状をるる述べられたわけでございます。  特に私は、鉱……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1978/02/27、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)分科員 二点ほどお尋ねをいたしたいと思います。  最初の問題は、筑波研究学園都市の移転跡地の点について伺いたいわけでございます。  御承知のとおり、筑波研究学園都市は、茨城県筑波山ろくに建設される研究学園都市であり、その規模は茨城県筑波郡筑波町ほか五カ町村、二千七百ヘクタールに及び、将来人口二十万人を想定し、総合的、計画的な教育研究活動を行うことになっておる。これに移転する国の研究機関等は九省庁四十三機関でありまして、昭和五十四年度移転を目途に行うことが閣議決定されていることは御承知のとおりと思います。  そこで、この筑波研究学園都市へ移転する国の機関、この跡地で東京都内に所在する……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1979/03/01、34期、公明党・国民会議)

○松本(忠)分科員 まず最初に、大臣にお尋ねをいたしたいことがございます。それは首都圏の交通網の整備の問題でございますが、御承知のとおり大平総理が田園都市構想を提唱されました。私どもも、これに対しまして今日的な意義を認めております。そのことについてより一層今日的な課題は何かと言えば、大都市の再開発問題ではなかろうか、こう思うわけでございます。  御承知のように、高度経済成長政策が人の都市集中を促進させる一方、農山漁村の疲弊を招いたことは現実が証明するとおりでございます。また、人の都市集中は都市の環境の低下をなお一層促進したこともまた事実でございます。国土庁では「首都改造計画の策定について」とい……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1980/03/04、35期、公明党・国民会議)

○松本(忠)分科員 大臣に、六・三・三・四制の見直しの点について、まずお伺いをいたしたいと思います。  谷垣文部大臣は、過般、二十一世紀を目指す新しいエリート教育の体系づくりをねらいといたしまして、六・三・三・四制の見直しを打ち出された、このような報道を拝見をいたしたわけでございます。これに呼応するかのように、自民党といたしましても文部大臣に同調する動きを見せております。大臣がこの六・三・三・四制の見直しを打ち出されたその真意について、まずお伺いをいたしたいわけでございます。
【次の発言】 いまのお答え、私もよく理解できます。この発言が誤り伝えられているかどうか、私も直接大臣からお伺いしたわけ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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