このページでは小浜新次衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小浜新次衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小濱委員 提案されました昭和四十二年分の退職手当等に係る道府県民税及び市町村民税等の臨時特例に関する法律案、この点について若干自治大臣にお答えをいただきたいと思います。 今度のこの法案の趣旨につきましては、これは所得税及び住民税につきましては、退職所得控除額を大幅に引き上げ、そして退職手当等からのその軽減を――これは退職者からのその軽減をはかることがその趣旨のようでありまして、私どもとしましては、長い間生涯をかけて勤務をしてきたそういう方々の退職金、これは本人にすれば余生を安楽に過ごしていくためのとうとい浄財になるわけでありますが、そうした所得に対する課税という問題で、非常に大きな問題であ……
○小濱委員 だいぶ限られた時間が迫ってまいりましたので、私も簡略要をもってお尋ねしたいと思います。 まず最初に、きょうの法案の内容についてでありますが、自治大臣は先ほど折小野さんの質問に、電気ガス税の問題についてお答えをなさいました。そのときに大臣は、私自身そう悪い税ではないと、こう考えている、それに対する御意見を若干述べられましたけれども、先ほども自治大臣からお話がありましたけれども、参議院の予算委員会において総理大臣が発言をされた、その内容については、電気ガス税は悪税だと思う、今後適当な財源が見つかれば存続する考えはない、このように言われました。また新聞の報道するところによりますと、前の……
○小濱委員 いま審議中の法案については、先輩同僚議員の方々がいろいろな角度から質問をしてくださいました。 よくわかってまいりましたが、私は重複を避けまして、きょうは自治大臣もおいでになっておりますので、大臣とそれから建設省の蓑輪道路局長さんにお尋ねをしていきたいと思います。 先ほども大臣は、地方財政及び地方自治体をあずかる立場から、いろいろな面で確約をしておられたようであります。自治体の財政危機、窮乏についてはいろいろと御存じであろうと思いますが、私は幾つかその例をあげて、これからの超過負担の解消について、早急にこの問題の解決に当たっていただきたい、こういうふうにお願いしたいと思います。 ……
○小濱委員 私は、地方自治体をあずかる地方行政の立場から緊急に質問をお願いいたしました。委員長のほうから特段のはからいをいただきまして感謝申し上げます。 それは、晴天によりまして全国的に渇水問題が起こっております。そこで、まず最初に特にひどいところの実例をあげて、その状況と見通し等について、きょうは大臣が出席しておりません、伊東政務次官がおられますから、伊東政務次官と公営企業の立場から鎌田参事官、厚生省の大橋水道課長さん、この三人の方々にそれぞれお伺いしたいと思いますが、この全国的な状況について、これは公営企業の立場から鎌田参事官にひとつお願いしたい、こういうふうに思います。
○小濱委員 私は、山内先生と、大野川口市長さんと、お二人にお伺いしたいのでありますが、先に、お急ぎのようでありますから、大野川口市長さんに一点だけ伺っておきたいと思います。 先ほど、貴重な、御意見をお伺いしたわけでございますが、その中に、川口市内を通っておりまするその車の台数の中で、七〇%までが通過車になっている。そこでいろいろ事故が多かったのでしょう、国道における対策を練られたようでありますが、先ほどの話ですと四%増、このようにお話を聞いたように思います。そして県道と市道においては二〇何%かの、それ以上の数字になっているというお話のようでございました。そういう激増になっている。ふえたその事……
○小濱委員 私は御審議中の道路交通法の一部を改正する法律案について若干質問をいたしたいと思いますが、最初に鈴木交通局長さんと少し一対一で質疑をしたい、こう思いますから、お答えいただきたいと思います。
先ほど長官が言われました事故件数千万件ですか、そういう話も聞いたわけでありますが、その点について、いま全国で免許証を持っておる人の数字と、それから新規あるいは書きかえ等の数字と、それから精神異常者と目される数字と、その三つについてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 この間、朝日に出ておりましたこの調べによりますと、警視庁からの発表は、所持者が二千二百万人、それから申請あるいは書きかえの……
○小濱委員 この問題につきましては、会議録を拝見いたしますと、ほとんど長野局長の御答弁のようであります。本委員会でもいろいろと質疑がございました。もう尽くしたような感じもございますが、いままでの質疑を通して、私、ちょっと理解に苦しむ点がありました。そういう点でこれから長野局長及び伊東政務次官に若干のお尋ねをしてみたい、このように思います。 私の疑問点の質問に入るまえに、まずこれは長野局長さんの御答弁を一ついただかなきやならないわけでありますが、いろいろといままでの経過を通してよく理解はできてまいりましたけれども、なお一つ、あらためてもう一度局長からお答えいただきたい、こう思います。 それは……
○小濱委員 私は、基本的にはだいぶわかってまいりましたので、また質疑もだいぶ進んでまいりまして尽くされたような感じもございますので、重複する点もあるかと思いますけれども、若干の質問でありますので、ひとつ丁寧に御答弁をいただきたい、このようにお願いしておきたいと思います。 最初に、今度の法案の目的でありますが、長野局長からも、ただいま藤枝自治大臣からも、正確ということと、統一的に行なうということの趣旨のお話がございました。また要綱の二ページ目には、「市町村長は、常に、住民基本台帳を整備し、住民に関する正確な記録が行なわれるように努めなければならない」、このように書いてございます。ただいまのお話……
○小濱委員 私は、何点かについてこれから質問をしたいと思いますが、その最初にお伺いしたいことは、今度の法案の要綱の中にも、第一項の第二に救急業務ということが示されております。これによると道路交通事故の発生ということが主として取り上げられておって、海上関係の救急業務ということが書いてないようですが、この場合は海上は含まないのか、海上の救急業務というのは必要ないのか、そういう点についてひとつ長官からお願いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまも長官の御答弁の中で、陸上消防と海上保安庁との関係についていろいろ説明がございました。二十四年度に保安庁と協定ができた、そして、ドックに入っている入渠中の……
○小濱委員 生命の尊厳ということばが最近よく使われております。地方自治体の中で最近起こった問題でございますが、三人の自殺者を出している。私は、これは単なるその地域だけの問題ではなくして、今後も全国的にこういう問題が起こらないということは言い切れないと思うのです。将来のためにもどうしても、起こり得る問題として取り上げていきたい、私はこのように思いまして御質問をするわけであります。 実は神奈川県の愛甲郡に清川村という、神奈川県にはただ一つの村がございます。先月の二十五日に村長の選挙がありまして、即日開票、その開票をめぐって落合選挙管理委員長と山本庄二委員、二人が相次いで自殺をしております。その後……
○小濱委員 私は自治体でいま非常に大きな悩みをかかえております問題についてきょうはお尋ねしたいのです。あまりにも関係省庁が多いので、きょうはこの委員会を通していろいろとお尋ねしていきたい、このように考えます。
最初に、だいぶん最近活発に回漕業者あるいはまた管理者、その掌に当たる者あるいは建設省等、行政庁も動きを起こしているようであります。各港の沈船の現状についておもなるところでけっこうでありますが、地名、その隻数等を簡単に運輸省から発表していただきたい、このように思います。
【次の発言】 いま七大港湾についてその現況のお話があったわけであります。もう少しお尋ねしたいのですが、佐世保、長崎、下……
○小濱委員 先ほどもある委員の発言がございましたけれども、自治大臣のきょうの御答弁は、まことに私どもとしては何か理解に苦しむような面が多かったように感じました。警備に対してももちろん十分検討しなくてはならない、これはまずいいとしても、暴力はいかなる行為に対しても警察は対策を講じていきたい。こうやって、先ほども今度の事件の責任がどこにあるのかということが、何か片方にのみ片寄っているような、そういう感じを私どもは受けたのでございます。 そこで、九日の午前でありますか、木村官房長官と文部大臣と国家公安委員長藤枝大臣といろいろとこのことについて閣議を開かれた。その一部が報道されておりますが、政府とし……
○小濱委員 本日は、先ほどから長時間にわたって政府のいろいろの方々の御答弁を聞いておりまして、特に私は、人事院の佐藤総裁の力強い御答弁を感じておったわけでありますが、そうした非常に責任感を感じられた御答弁の中から、私は一、二点お伺いをしたいと思うものでございます。 先ほど総裁は、あくまでわれわれの念願は五月完全実施である、このようにおっしゃいました。わが公明党としても同じであります。また、先ほど総裁は、今日まで正しい道を歩んできた、このようにも思っている、こういうふうに確信のほどを述べられたわけであります。五月実施を目途として今度の人事院勧告がなされた一わけでありますが、残念なことには、閣議……
○小濱委員 私も若干藤枝公安委員長にお尋ねしたいと思います。
今度の問題について、国民は大きな不安をまた一つ持ったわけであります。また地元住民は、いま非常なる恐怖感にとらわれているわけでありまして、時が時だけに、国威を失墜することにも通ずるのではないか、こういうふうに考えるわけであります。近い間に同じことを二回繰り返してしまった。しかも今度のほうが地域住民の被害が非常に大きかったということに対して、やはり何らかの努力の意思表示をしていただかなければならない、こういうふうに思いますが、ひとつお考えを聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 私は催涙ガスについて少しお尋ねしたいのであります……
○小濱委員 私は、きょうは財政に関して若干質問をいたしたいと思います。 赤澤自治大臣が、きょうはおいでになっておりません。きのういろいろと決意を述べられておられました。その模様については、細田政務次官もお聞きになっておられましたので、そういう立場からひとつ方針なり御所見なりを、これから順次お伺いをしていきたいと思いますので、お答えをいただきたいと思います。 昨日大臣は、借りた金はあるときに返したらどうかということでいろいろ検討をした結果、やれると確信ができた、そういう立場から今度の未償還分の二百億円という金が出てきたわけでございます。調子のよいときに返しておこうとも大臣は言われたわけであり……
○小濱委員 私はLPガス法案にかかわるタクシー汚職事件について内海刑事局長、最後に自治大臣にお答えしていただきたいと思います。
最初に局長にお尋ねしたいことは、私どもがどう資料を集めてみましても、今度の事件の震源地、中心はやはり東京にあるように思われます。ところが、現在まで東京捜査は行なわれていないし、報告も聞いていないというような内容のようでありますが、私はやはり細心にして大胆、勇気を持ってこの問題に当たらなければならない使命を持っている警察として、その後東京捜査はどのように進められているか、御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 まことに私どもが納得できないようないまの御答弁であ……
○小濱委員 佐世保の米原潜寄港問題について少しくお尋ねをしたいと思います。
いろいろと現地の報告を受けますと、今度動員された警察官は延べ約四万名と、このように現地からの報告がございました。全学連のほうは延べ二千五百、こういうことでありました。あまりにも大きな開きがあるわけですが、この動員計画に間違いがあったのではないか、こういうふうに考えるわけですが、この点、局長のほうからお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 延べということですが、一日どのくらいになりましょうか。それから、その動員された付近の県別の員数、わかりましたらお教えいただきたいと思います。
○小濱委員 非常に大事な法案でございますので、いろいろと突っ込んだ質疑が行なわれてまいりました。だいぶ重複する点がございますが、私は二、三点いろいろとお尋ねをしていきたいと思います。 最初に政務次官にお願いしたいと思うのです。四十三年度七百四十二億の地方税の減税が実施される予定である、このように聞いておりますが、その補てん措置は、自動車取得税の新設ですりかえられてしまった。道路整備のための目的税として設けられた自動車取得税であるならば――これは地方財政が困難に直面している今日であります。いろいろといままでも話がありましたように、やりたい新規事業もできない。持ち出しが非常に多い。そうして先ほど……
○小濱委員 私は公明党を代表して地方税法の一部を改正する法律案に対して反対の意見を表明するものであります。 その第一点といたしましては、今回の地方税法の中で、自動車取得税については、道路整備の目的財源としてとありますが、これは税金本来の趣旨から考えて不適当であると考えるものであります。しかもまた、自動車は国民全体にとってぜいたく品ではなく、現在では必需品の傾向にあり、この点から考えてもこれは大衆課税であるといわざるを得ないのであります。 なお、政府原案の自動車取得税においては、下肢等の不自由左身体障害者に対する非課税措置も講じられておりません。 第二点といたしましては、電気ガス税について……
○小濱委員 自治大臣がおいでになりましたので、施政方針の中から若干お尋ねしたいと思います。 その中で「過密・過疎の問題の解決は、地域格差の是正とともに、現在の政治、行政の上で最も重要であり、かつ、緊急を要するものであります。私は、この際、変貌しつつある各地域社会の特性に応じた個性ある地方自治体の形成、振興につとめるとともに、地方中堅都市の構想などを含め、制度、運営の両面にわたり再検討を加えてまいりたいと考えております。」こういうふうに大臣はおっしゃっておられたわけであります。地方財政、行政面においても、あるいは制度、運営面においても、ここで何とか勇断を持って善処していかなければならない、そう……
○小濱委員 私は、公明党を代表して、地方交付税法の一部を改正する法律案に対して反対の意見を表明するものであります。(拍手) その第一の理由は、今回地方交付税から国の一般会計へ四百五十億円貸し付けたことであります。最近、地方財政の収支じりのみをとらえて、地方財政は好転したとの論をなすものがありますが、これは事象の一片のみをとらえたもので、地方財政の収支は借金によってかろうじてささえられているにすぎず、その上地方財政には住民福祉の面において行なうべき緊急の仕事が山積しておるのであります。 その二、三の例をあげてみますると、大都市周辺の市町村においては、人口の過密化に伴い、学校、公営住宅等の建設……
○小濱委員 佐久間長官にお尋ねしますが、去る十六日に北海道、東北地方を中心に起こった大地震は、マグニチュード七・八、関東大地震のときには七・九、これに匹敵する災害が今度あったわけでございますが、私がお尋ねしたいのは、消防庁関係の被害程度について説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 震源地が相当離れて海中にあったために被害が少なかったわけでございまして、いろいろと戦後の地震の起こった年をたどってみますと、相当に大きいもので三年に一回ぐらいずつ発生しております。二十三年に福井に始まりまして、二十七年にやはり十勝沖、三十六年に日向灘、三十九年新潟、四十一年松代、それから九州のえびの地震、さら……
○小濱委員 私は主として自治大臣、長野行政局長にお尋ねしたいと思います。
先ほどもちょっとお話が出ておりましたが、米軍の基地が存在することによりまして住民の生活が脅かされ、そして基地公害に抗議する動きが最近はあちこちに起こっております。こういうことで国務大臣を兼ねる赤澤自治大臣として政府の基本的な御意見をまず最初にお伺いいたしておきたいと思います。
【次の発言】 私は、きょうは住民の立場からいろいろとこまかい点をお話し申し上げまして、そうしてお答えをいただきたいと思うわけでございます。先ほども、住民の福祉行政をあずかる立場としてというお考えのもとに御答弁があったわけでございます。必要であるか……
○小濱委員 大臣の時間が制限されているようでございまするので、二、三点大臣にお尋ねしたいと思います。 七月二十六日ですか、中曽根運輸大臣が全国知事会議に出席いたしまして、来年度から国鉄納付金について廃止をする方向で考えてもらいたい、こういう発言があったということで、だいぶ新聞紙上でもそのことが取り上げられておりました。国鉄側のこの考え方ですが、臨時支出のような、そういう考え方に立っているようですし、また、さらには地方財政が非常に困っておった当時の臨時措置というような解釈になっているようですが、私どもは国鉄納付金については、固定資産税にかわる地方公共団体の公共的な財源と、このように思っておるわ……
○小濱委員 昨日は有馬温泉の池之坊満月、城の火災について一日を費やして論議がかわされました。死者三十名、またけが人が四十四名、多くの犠牲者を出したわけでございますが、この点についてわが党の渡部議員が、きのうは時間が少なかったために、自分の考えを全部披瀝できなかったことを非常に残念に思っておったようでございます。その中で人命の尊重ということ、この問題を非常に強調しておられました。政治家としての使命は、やはり国民の苦悩を一掃していく、あるいはまた福祉生活を与えていく、これが政治家の使命でなくてはならないと私は思っております。こういう立場から一切の事故防止をはかっていかなくてはならない。安心した、恵……
○小濱委員 本日は、二点について御質問を申し上げたいと思います。 最初に、自治大臣とそれから内海刑事局長にお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 最近、公務員汚職が日本全土をおおっているといっても過言ではないと思います。それは今回発行されました犯罪白書で明らかであります。これは法の番人といわれる最高裁のあの殿堂にもその捜査の手が伸びていった、その他の事実においてもたくさんございます。こうした問題が頻発いたしまして、国民は非常に憂えているわけでございますが、この問題について、保谷の市長が逮捕された事件の概要について刑事局長から御説明を求めたいと思います。
○小濱委員 本日は、国家公安委員長がわが委員会のために御出席をいただきまして、いろいろと御質問をしたいと思ったのですが、分科会と重なっておりますので、私の時間は少ししかありませんが、せっかくの大臣の御出席でございますので、私は大臣の率直な御意見を本日はお聞きしたいと思います。 まず最初に、よその新聞には出ていないようでありますが、けさの読売新聞でございます。一面のトップのところに出ておりますが、大臣の発言が大きな見出しになって出ておるわけでございます。この見出しについて大きな関心が寄せられておるわけでございますが、私は、はたして法を守る立場の、一番法に明るい大臣の発言としてはどうしても理解が……
○小濱委員 時間の制約がございますので率直に申し上げますが、ただいまも自治省の精神の上からいろいろとお話がございました。私は大臣の言われた「街づくり」、「地域つくり」、この精神の上に立って過密を少し取り上げてみたいと思います。大臣はどのようにしてこの問題解決のために力を尽くされていかれるのか、その点の御精神をまず承りたいと思います。
【次の発言】 私が問題として取り上げたいのは、御存じであろうと思いますが、戦時中に、現在の相模原市でありますが、ここは大がかりな軍都をつくり上げるために内務省直轄の都市計画をやり始めました。ところが、それは当時の耕地整理法を適用して、そして土地の地元提供をさせて大……
○小濱委員 私も提案された法案に対して御質問を申し上げますが、奄美群島が本土に復帰してやがて十五年になります。 それでこの本土復帰前に島民たちがアメリカ側から借り、日本政府が引き継いだガリオア物資代や復興金融基金貸し付け金など、いわゆる承継債権がほとんど半分ほどしか返せず、その額は延滞利子も含めていまたいへんな数字になっております。この問題についてはいろいろと御質疑がございまして、はたして政府はあの奄美大島の生活の実態をよく御存じであるかどうか。住民はどのような生活をしておるか。この問題について一言にして言うならば、非常に日本でもまれな生活水準の低い島民生活である。しかも戦災を受けて、八年に……
○小濱委員 地方自治法の一部を改正する法律案の要綱の中で、「第二議会等に関する事項」の第三番でありますが、「公職選挙法に定める選挙が行なわれる場合は、一定の期間、当該選挙の行なわれる地域では、直接請求のための署名を求めることができないものとすること。」きびしいものを感ずるわけでありますが、これは憲法違反にならないかどうかということを政務次官にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの項目の中で、「一定の期間、」この一定の期間とはどのくらいの期間をいうのか。選挙期間というふうに解釈したいわけでありますけれども、その点についての御見解を承りたいと思います。
○小濱委員 住民生活に密着した非常に大事な税法の審議でございますが、限られた時間内にということでございますので、努力して、これから若干政務次官並びに松島局長にお尋ねをしていきたいと思います。 私は、大都市に対する税財源の対策について最初にお尋ねしておきたいと思うのでありますが、前々から私もどうしてもふしぎにたえなかったわけでありますが、都市特に大都市がすべて交付税の交付団体になっている。これは税制のひずみに基因している、このように私は考えているわけでございますが、最近は大都市は、人口、生産、消費、すべてが集中しております。神奈川県あたりでは年間二十万人以上の人口増であります。横浜市でも十万以……
○小濱委員 私は公明党を代表して、ただいま議題となっております地方税法等の一部を改正する法律案に対して反対の意見を表明するものであります。 その理由の第一は住民税についてでありますが、四十四年度の地方税は五千八百億円の多額な自然増収が見込まれるにもかかわらず、住民税の課税最低限の引き上げはわずか九万二千円にすぎないということであります。また、給与所得にかかる従来の十回分割納税制度を十二回に変更しておりますが、これは住民の重税感を緩和するという心理的効果はあっても、住民税の実質的な税負担は少しも解消しないのであります。しかも、十二回に変更することにより、最後の月である五月分は来年度に繰り越すこ……
○小濱委員 大蔵大臣に、時間をいただきましたので二、三点ぜひともお伺いしたいのです。 先ほども自治大臣が本会議場で言われたのですが、公営ギャンブルは住民の意思によって廃止する、こういう方向だということをおっしゃったんですが、年間の売り上げが約一兆円近い金になるわけです。自治体の財源としては約九百億ぐらいしかならぬ。非常に社会悪が起こっているわけですが、これはもう大蔵大臣がひとつ腹をきめれば、それくらいの社会悪の一掃には、約千億くらいの金なんですから、何とかこれは決断すれば解決のできる問題だと思うのです。いままでこの問題については、もうずいぶん、戦後二十年近くたってまいりましたし、もう所期の目……
○小濱委員 私は、公明党を代表して、地方交付税法の一部を改正する法律案に対して、反対の意見を表明するものであります。 その第一の理由は、地方交付税から国の一般会計へ六百九十億円貸し付けたことであります。この貸し付けは四十三年度限りであると言明しながら、本年度またしても政府は約束に反する同様な措置をとったことは、まことに遺憾であり、国民の不信を招くものであります。しかも、地方財政は四苦八苦しております。また、借金によりかろうじてささえられているにすぎず、決して地方財政は楽になっていないのが実情であります。その上、やらねばならぬ緊急事業は山積しております。その二、三の例をあげれば、市町村道の改良……
○小濱委員 若干御質問を申し上げますが、自治大臣には非常に御高齢にもかかわらず、連日野党の質問に対してほんとうに元気かくしゃくとしてお答えになっている。そういう姿を拝見いたしまして私は心から喜んでおる次第でございます。 そういう立場から、また自分のことも考えてみたんですが、私も、自治省でいわれるような定年制をしかれるというと、あと何年も寿命がない、かわいそうだなという感じを持つわけであります。私が定年になっていく年限はもう何年もないということになると非常にさびしさを感ずるわけでありますが、こういう点で私は今回の定年制については、政府のこの法案に対しては老後保障がないということで、わが公明党と……
○小濱委員 関連してお伺いをいたしたいと思います。 政務次官にお尋ねしたいのですが、私どもの聞き及びまするところによりますと、いまのような状態の不幸な人たちが非常に多いわけです。そこでわれわれは、今度この法律がやむを得ず通ってしまったときのことを考えるわけですけれども、そういう立場から、やはり戦争犠牲者あるいはまた中年就職者、一時金をもらって退職をしていきますが、そういう人たちの老後の生活保障ということを、どうしてもあたたかい思いやりの上に立って政府で考えていただきたい、こう思って質問するわけなんです。 そこで、一つだけお伺いしたいのですが、この間私の質問のときに、鎌田公務員部長がちょっと……
○小濱委員 私は公明党を代表して、ただいま審議中の地方公務員法の一部を改正する法律案に対して、反対の意見を述べるものであります。 その理由の第一は、地方公務員が一定の年齢に達したという理由のみでその者の職を奪うことは、憲法に規定されている基本的人権を侵すものであります。 すなわち憲法二十七条には「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。」とありますが、この定年制法案は、現在のような社会保障制度が低い水準である場合は憲法に規定されている勤労の権利を奪う結果となるおそれが多分にあると考えるものであります。 第二は、最近民間企業においては、労働力の不足によって定年年齢の延長ないしは定年制の……
○小濱委員 いろいろと伺いまして、きょうはこういう席でありますので、長い御質問ができませんので、私も簡単に何点かお伺いしたいと思います。 いままでの審議の過程で、私どもが非常に疑問を持たざるを得ないようなそういうおだやかでないことばが出ておりました。そのことについて私は川上副知事さんと、それから小川県会議員さんにお尋ねしたいと思いますが、かつて県庁においていろいろと警官の実力排除という問題もあって、けが人が出たり、その他相当のけが人をいままでも出してまいりました。日本人同士がそういう血を流し合うというような非常にいまわしい姿を現出しているということについて、私どもは心を痛めておったわけでござ……
○小濱委員 最初に建設省関係に少しお尋ねしたいと思いますが、南部技術調査官にお尋ねいたします。
新都市計画法がこの六月十四日以来施行されることになっておりますが、市町村が、それぞれの地元民よりの立場からその賛否の意見を求められている、こういう声を聞いているわけでありますが、この新国際空港は市街化区域になるのか、調整区域内に入るのか、この点をひとつ明確にしていただきたいと思います。言うならば、周辺開発は都市化とするのか、あるいは農村振興地域とするのか、こういうことでございますが、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 運輸省の丸居部長さん、いまの点はいかがでございましょうか。まだ説明が足……
○小濱委員 小笠原諸島の復興法について若干質問を続けていきたいと思います。
まず自治省にお尋ねしたいのでございますが、基本的な問題といたしまして、小笠原の開発にあたりましては復興計画の基準はどこに置くのか、たとえば戦前並みにするとかあるいは戦後の日本の経済状況にかんがみて行なうのか、そういう点での基本的な考え方、この点について伺っておきたいと思います。
【次の発言】 復興法と言うのでありますから、その目標の基準をどこに置くかということがこの内容を進めていくのに最も大事な観点じゃないか、私はこういうふうに考えるわけでございますが、いまのような御答弁の趣旨でいきますと、とうていあの引き揚げ当時の……
○小濱委員 知事さんに一点だけお尋ねしたいのですが、政府に要望される事項といたしまして、たくさんおありになると思います。いま出てまいりませんでしたけれども、玉砕された硫黄島の遺骨収集と不発弾処理、この問題については、復興計画とともにやはり人道上の問題からも、国民、都民感情の上からも、どうしてもすみやかなる対策を講じていただかなければならないであろう、こう考えます。その問題について知事さんはどう政府に要望され、対処されるお考えなのか、ひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
【次の発言】 久保田参考人にお尋ねしたいのですが、硫黄島の不発弾処理と白骨の収集については、……
○小濱委員 時間の制約がありますので、私は内藤教授に二点だけお尋ねしたいと思います。 一つは離島対策ですが、過疎化の波は離島にも押し寄せております。これに対し昭和二十八年七月に、全国離島の総合開発を目ざして離島振興法というものが施行されました。これはもう御存じのとおりであります。すでに十五カ年間を経過しておるわけであります。ところがこの法律の適用を受けたのが数えるほどの島にしかなっておりません。ほとんどの島がその恩恵を受けていないわけであります。島民は旧態依然とした、そういういろいろの問題がございますけれども、不便な生活を送っておりますが、こういう現状について先生の御意見あるいはまた御希望等……
○小濱委員 長官に二点だけお伺いしたいと思います。 いろいろ過疎問題については、審議を進めるに従って非常に問題の多いことがわかってまいります。私は、時間の制約がございますので、簡単に二点だけ基本的なお考え方をお聞かせいただきたいと思います。 農業の荒廃はそのまま国家の荒廃につながる、こういうふうに聞いておりますが、農業に対して、いまだに政府の明確なビジョンが示されていない、ここに大きな問題が残されていると思うわけであります。こういうことに対して、ひとつ政府の考え方をお伺いいたしたいと思います。 もう一つは、過疎対策を進める上において大きな問題は、やりその地帯に取り残された、あるいは残らざ……
○小濱委員 質問に先立って委員長にお願いがあるのですが、閉会中の委員会でありますけれども、与党席を見ますと一人しかおいでにならないようであります。こちらはだいぶ勢ぞろいして真剣に検討をしているわけでありますが、その点お計らいをいただきたいと思います。 総裁にお尋ねしたいと思います。十五日に国会と内閣に対して、五月一日にさかのぼって平均一〇・二%引き上げるよう勧告をなさったわけでございます。人事院は本年の勧告を含めて二十一回行なってきたというんですね。実施時期を含めて完全実施はされていない。特に人事院は三十五年以来五月一日実施勧告をしながらも、これは長い間政府によって実施されてこなかったわけで……
○小濱委員 私は野田自治大臣、それから財政局長と厚生省関係の方にお尋ねするわけですが、最初に自治大臣に聞いていただきたいと思います。 地方自治体において最近起こっている最大の悩みは泄泥処理対策問題、この問題についてはどこへ行っても同じような訴えを聞くわけです。この問題については、化学処理場及び終末処理場から排泄される沈でん物、これは通常泄泥または汚泥、このようにいわれております。この汚泥焼却施設に対して、起債及び国庫補助があるらしいのですが、非常にわずかということから、もっとこの問題について大きく対象にすべきである、このように思うわけです。 そこで、概要を少し述べてみたいと思います。最終処……
○小濱委員 私は、公明党を代表して、四十五年度建設行政の基本施策に関する建設大臣の所信表明に対して御質問を申し上げたいと思います。
その前に、松浦委員の発言の中で疑問点が一つございますので、お尋ねしたいと思います。
それは、大臣の御答弁の中に、台風、洪水常襲地帯の指定は不可能だ、こう言われたようにお伺いいたしましたが、この点いかがでございましょうか。
【次の発言】 大臣のお話がございましたので了解いたしますが、これは、全国災害共済制度の調査費四百八十万円を総理府ではちゃんとその対象に入れておられるわけです。その調査対象に台風及び災害常襲地帯の調査という項目が入っておるわけですね。この点、私……
○小濱委員 法案の審議に先立ちまして、いろいろと御答弁いただく方の御都合もあるようでございますから、そういう問題を先に取り上げながら御質問を続けていきたい、こう思います。 私が最初にお尋ねしたいことは、本州四国連絡橋公団についてであります。昭和四十六年度より本州四国連絡橋公団の新設を認めることになっております。架橋の順序等についていろいろの報道機関よりニュースが流れ、地元関係者はもとより、全国民も夢のかけ橋として注目している問題でございます。この際、的確なる計画を国民の前に示す要があるのではないか。特に、きょうは大臣は欠席でありますが、政務次官がおいでになっておられます。次官は四国のお生まれ……
○小濱委員 公団の副総裁がおいでになっておられますのでお尋ねしておきたいのですが、先ほども御質問があったようでありますけれども、日本道路公団法の一部を改正する法律案、これが検討中のものとなっておるわけです。その理由については先ほど伺いました。ただ、その中で道路法には緊急業務の規制がないということで、公団のほうでは、これについては考えを明らかにしていないようでございます。しかも地方自治体を通っている高速道路の中で事故発生がありますと、救急車の出動命令が下ります。私は神奈川県ですが、東名の横浜のインターでおりて病院に持ち込むまでには、やはり一時間、一時間半等の時間を要する場合が非常に多いわけです。……
○小濱委員 私は、おもに地方道路公社法案の問題について、きょうは根本建設大臣が参議院の委員会のほうに出席でございますので、田村政務次官とそれから蓑輪道路局長に若干の御質問をいたしますが、時間の制約をいただいておりますので、どうかひとつ明快な御答弁をお願いしたいと思います。 まず第一に、建設大臣の権限行使という問題についてお尋ねしていきたいのですが、地方道路公社は、地方団体が出資をして設立した地方団体による法人で、本来地方道路の整備を第一の目的として設立された法人でございますので、本来なら地方団体に設立の認可、定款変更等について権限を持たせてよいのではないかと、こう思うわけです。そこで本法によ……
○小濱委員 道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案、いよいよ最終審議の日を迎えましたわけで、私は総括的に根本建設大臣に幾つかお尋ねしていきたいと思います。よろしく御答弁を願います。 だいぶ時間も経過いたしましたので、少しく省略をいたしまして、要点に入ってまいります。前回御答弁をいただいたその内容と重複しないようにつとめて質問を続けていきたいと思います。 そこで、現行道路整備五カ年計画は、計画第三年度目を終了する昭和四十四年度末においても、その進捗率は五〇・二%にすぎないという現状でございます。これを過去の道路整備五カ年計画に比べると、第三次道路整備五カ年計画においては、同じ第三年度目完……
○小濱委員 私は、きょうは公明党を代表して、建設業法の当面する問題点を数点にわたって、大臣それから関係局長に御質問いたしますが、非常に重要な法案でございますので、どうかひとつ誠意ある御所見、御答弁を心からお願い申し上げる次第でございます。 私は、最終日を間近に迎えた本委員会でございますので時間の制約を受けておりますから、つとめて重複を避けながら問題点を順次お伺いしてまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。 まず、第一に建設大臣からお願いいたしますが、賃金不払い未解決事件の発生状況を調査室作成の資料で見ますると、その件数において、全産業に占める建設業の割合は毎年五〇%以上、こうなって……
○小濱委員 関連して若干御質問を申し上げます。 ただいままで、いろいろと各党代表の方々の御質問を伺っておりまして、私ちょっと疑問を持ったわけでございます。そこで、その点のお伺いをひとつしてみたいと思います。 いろいろと被害発生状況表、これが警察庁から出ているわけです。気象庁のほうから出していただいたものも、最後にあるこの被害状況の一覧表は、警察庁のほうからのが張ってあるようでございます。そこで、その御質問の経過から見て、養殖ワカメとかあるいはノリとか、そういう施設の被害が非常に多かったように伺いました。ところが、こういう被害状況はどこにも出ておりませんようです。聞くところによりますと、関東……
○小濱委員 一点だけお尋ねしたいのですが、先ほどの予防課長の説明からも、それから今回の大阪の現場での写真判定の上からも、どうしてもこれは一つただしておかなければならない問題があるように思われます。 それは、今回のこのような事故によって重大な結果を生んでしまい、悲惨な結果を起こしてしまったわけで、今後のためにこれはただしておかなければならないと思いますが、まず、先ほどの予防課長の説明でいきますと、どこかで指揮をとっておった、こういう御答弁でありました。それから、写真で見ると、ガスがふき出ているにもかかわらず、しかも、そのガス会社の車には探知器が、どういうものかわかりませんけれども搭載してあるよ……
○小濱委員 だいぶ時間が経過をいたしました。私も時間の制約を受けておりますので、なるべく重複を避けて、若干の質問を続けていきたいと思います。 質問に先立って委員長にお願いしたいのですが、企画庁、科学技術庁、農林省、建設省、私の質問いたしたい省庁では、全部課長さんが答弁ということになっております。したがって、先ほども御指摘かございましたけれども、どうなっているか、その内容をお尋ねする以外にはない。そういう点で、当委員会の威厳という立場からも、これからなるべく、そういう点御高配をいただきたいことを、冒頭にお願いしておきます。 そこで、企画庁にお尋ねいたしますが、いままでいろいろと、きびしい質疑……
○小濱委員 道路交通法の問題で若干質問をさしていただきたいと思います。多少重複する点もあるかと思いますが、わが党としては最後でございますので、よろしく御答弁をお願いしたいと思います。
最初に、提出されました今度の法案の中で、第一条に「道路の交通に起因する障害」と書いてございますが、これは公害以外の問題もさすのかどうか、この点について局長から御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 しからば、少し具体的にお尋ねしていきたいと思います。たとえばどろ水をはねられた、あるいはまた道路上で砂利が飛散してガラスが破損された等、こういう問題もはたしてこの中に含まれるものであるかどうか。また道路の振動……
○小濱委員 質問通告はいたしておきましたけれども、三島事件につきましては三人の方々の御質問もございました。だいぶ重複する点もございますので、この点の質問を中止をいたします。それでもう一点は東京湾内の防災対策について、今度の事件を通して非常に教訓が残されましたので、その問題一本にしぼって運輸省それから海上保安庁、それから消防庁、それぞれの関係官庁に御質問をしたいと思いますので、その他の方は御退場願ってけっこうであります。 最初に消防庁からお答えいただきたいと思いますが、去る二十八日横浜港の沖合いで「ていむず丸」の爆発事件がございました。多くの死傷者を出したわけでございますが、この経過とその死傷……
○小濱委員 地方税法の一部を改正する法律案について御質問をしていきたいと思います。 わが党の議員が前に質問をいたしました。また、いま安井議員も質問をされました。そうした内容については、つとめて重複をしないようにしていきたいと思っております。 まず第一にお尋ねしていきたいことは、市街化区域内の農地の宅地並みの評価に対する固定資産税の課税の適正化についてでございますが、いろいろと過去にも衆参の委員会あるいはまた、そこでの発言と附帯決議、こういうものの内容を見ますると、非常に力強い発言がなされておりまして、私どもは、この適正化については、そのような形であらわれてくるもの、こう理解しておったわけで……
○小濱委員 重複を避けまして二、三質問を申し上げたいと思います。 最初に梅原参考人にお尋ねしたいと思います。いろいろと貴重なデータを示されて宅地並みの課税に対する御意見を拝聴いたしました。これは私どもがいろいろと地域別に取り寄せたデータもほぼ同じのような内容を示しておりまして、非常に大きな問題であると私どもも考えております。この点について、先ほどの木下参考人の御意見の中でも、反対の意見の中にその論議がかわされているけれども、いろいろの対策が示されるので、これは誤解と、こういうふうに考えているというような御意見がございました。そういうことでいろいろと農業を営んでおられる方々からの御意見もわれわ……
○小濱委員 大臣に、二、三点お尋ねしたいと思います。 ただいま、課税については公平を期していきたい、こういう御答弁がございました。いろいろ私どもが耳にしておりまするところで、この都市計画法に関する四十三年度の審議の過程で、衆参両院、ここの附帯決議の内容であるとか、保利官房長官の御答弁の中に、課税については、うんと、何倍にもするというようなことは断じて考えていない、こういう記録があるわけですが、きのうの参考人の意見からも、私どもが入手をしたその資料の中からも、驚くような、まあ酷というような、そういう内容の課税の訴えがあるわけです。こういう点で日本の農業ということを考えたときに、この問題について……
○小濱委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっている内閣提出の地方税法の一部を改正する法律案に対して、反対討論を行ないます。 反対理由の第一は、住民税の課税最低限についてであります。 今回の改正によりますと、給与所得者の標準世帯における課税最低限は、八十六万円となりましたが、住民税に対する重税感は依然解消されておりません。総理府の家計調査によりますと、四十五年度の四人家族においてすら、その生活費は百万円をこえると推計されております。 このことからも、住民税の課税が生活費に食い込んでいることは明らかであります。 したがって、このような低所得者に過酷な税制は、すみやかに改善し、大幅……
○小濱委員 簡単に二、三点お伺いしたいと思います。 三十一年に十六項目が指定都市に委譲されました。その時点から今日まで十五年間も財源の伴わない項目の委譲ということで指定都市は悩んできた問題がございます。詳細にその内訳も私とってみたのですが、これは時間がありませんので省略をいたします。そこで、本来事務配分と税の配分ということは同時に行なうべきであると私どもは考えているわけです。そういう点ではどうも適正を欠いているように考えられるわけですが、指定都市の悩みの訴えを毎年毎年継続してわれわれ聞いているわけです。この点についての基本的な考え方を大蔵大臣にどうしても一ぺん聞いておきたい。自治大臣のほうは……
○小濱委員 銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案について質問をしていきたいと思います。
最初に保安部長にお尋ねしたいと思いますが、水上警察でよく拳銃の密輸事件を検挙しておる。そういう事例をわれわれは承知しておるわけです。だいぶ流れているといううわさでございますが、この検挙状況といいますか、この点と、それからもう一つ、銃砲刀剣の不法所持の検挙状況、この二点と、それから、聞きますと、新規届け出の銃砲刀剣の数が非常に多いという話を聞いておりますので、最初にこういう記録がありましたならば、お尋ねをしておきたいと思います。
【次の発言】 最近の右翼といいますか、暴力団についての取り締まりが非常……
○小濱委員 私は公明党を代表し、ただいま議題となっております地方自治法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行ないます。 まず、連合の組織、機構についてであります。 本法案によると、連合の議会の議員は管理者または理事を兼ねることができることとなっておりますが、このことは議決機関の議員と執行機関の管理者である理事を兼ねることになって、議会のおもな目的である監視及びチェックの役割りを果たすことはきわめて困難になっていることであります。 また本制度によりますと、連合の議会の議決をもって参加団体の協議にかえることになっておりますが、このことは構成団体である議会無視し、連合の議会の議員に必要以上……
○小濱委員 私も、川崎の崩壊実験事故について御質問を申し上げたいと思いますが、私も、なくなった方々に心からなるお悔やみを申し上げたいと思います。なお、また、重傷をされたけが人もおるわけですけれども、こういう方々に対しましても、一日も早く全快されますように、心から念願をする次第でございます。 そこで、私は何点かについて御質問をしていきたいと思うのですが、まず、今回の実験でございますが、先ほど長官からお話がありましたように、科学技術庁の防災科学技術センターと、自治省の消防庁と、建設省の土木研究所、それから通産省の地質調査所、この四者が共同でこの実験を試みたわけでございますね。そうして、死者が十五……
○小濱委員 最近、警察官による一連の不祥事件が相次いで起こっておるわけでございます。これまでも、事故あるごとに綱紀粛正を繰り返し強調してきたようでございます。しかしながら、依然として不祥事件はあとを断たない。こういうわけできょうの委員会となったわけでございますが、先ほど、大臣から、その原因は緊張感からか、使命感からか、きめ手はどうも見当たらないというお話があったようでございますが、この種の事故を今後絶対に起こさないためには、まず、その事故の起こる原因を究明していかなければならないわけでございます。 警察庁といたしましては、今回の問題も含めて、この種の事件の起こる原因をどのように受けとめていく……
○小濱委員 最後になりましたが、一、二点御質問をしたいと思います。 まず、官房長にお尋ねしたいのですが、いま、いろいろと論議を聞いておりまして、私どもは、生命の尊厳という立場から、命ほどとうといものはないというふうに理解をしております。そういう立場から、先ほど官房長が、殉職警官の遺族に対しての補償の内容をこまかく御説明がございました。いろいろと検討中のものもございましたし、また、年金等もございますけれども、いつからそれは支給されていくのか。あるいはまた、私どもの耳には、二月に事件がありまして、ああいう結果になりましたので、早目に、二月から支給すべきではないのかという声も入るのでございますが、……
○小濱委員 私は、中村国家公安委員長の所信表明について若干質問をしていきたいと思います。 この所信の内容につきまして、いろいろと予想される法案の内容がだいぶ出ておりますが、この問題については、その時期にまた質問をさしていただきたいと思います。 そこで、一ページに「凶悪犯人を根こそぎ逮捕し、その組織を壊滅することこそ、」と固い決意を披瀝しておりますが、この問題について少し御質問を続けていきたいと考えております。 いろいろとただいま御質問がございましたが、その中で、二月二十八日の、軽井沢の河合楽器浅間山荘の人質救出作業事件について、また関連して御質問をしていきたいと思います。 決死の機動隊……
○小濱委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出にかかる地方税法の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行ないます。 まず、現行の地方税の根本問題についてであります。 最近の人口、企業の都市集中によって、地方公共団体の態様も大きく変わり、これによって、財政需要も千差万別であります。ところが現行の地方税制度は、こうした実態を無視して、全国一律にワクぎめされております。中でも、都市財政需要の構造は大きな変化をもたらしているにもかかわらず、これに見合った税源措置はなされておりません。また、指定都市の特殊事務に対する税源措置には、従来から強い要望があり、それに対しても何ら検……
○小濱委員 四十七年度の予算にも関係がございますし、また、公安委員長としての悩みでもあろうと考えますので、長官と官房長にお尋ねをしていきたいと思います。 パトカーとかいろいろな車両がございますが、それと、あと水上舟艇、この二点について少しお尋ねをしていきたいわけです。 これが国からの現物支給というふうになっておって、その辺の私どもの理解がどうもちょっとできないわけですけれども、いろいろの経緯については伺っておりますが、この問題についてお尋ねしておきたい一つは、まず最初に、この都道府県の警察車両等使用中――四十六年度一年間でけっこうでありますが、このうちで、その事故の件数と死傷者数。この問題……
○小濱委員 私は、地方自治体のたっての願事であると思われるそういう重要な問題点について、数点、大蔵大臣にお尋ねをしていきたいと思います。
まず、四十七年度の地方財政対策といたしまして、これは御存じのとおりの内容でございますが、地方交付税率の引き上げに踏み切るべきではなかったのか、いろいろな問題がございまして、私どもはそういうふうに考えておりますので、まず大蔵大臣の御所見をお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 認識を新たにしてまた一つしていただきたいと思います。
次に、昭和四十一年度に発行されました特別事業債は、国において元利補給をされておりますね。いまお話しのとおりでございます。今回の……
○小濱委員 予算委員会が重なりまして、自治大臣に御質問する機会がいままでになかったわけですけれども、大臣は、御就任以来非常に精力的で、やる気十分。私どもは、その活動を通してこう認識をしてまいりました。そういう立場から、きょうは、この交付税の最後の質問の時間を、わずかな時間ですけれども与えられましたので、その問題点について、大臣の所信といいますか、決意をお伺いしたいと思いますので、お答えをいただきたいと思います。 地方公営企業、特にバス、地下鉄の交通事業と、公立の病院事業の経営が急速に悪化している。このことについてはもう御承知のとおりであります。いままでも本委員会で重ねて討論をしてまいったとこ……
○小濱委員 現在、交通安全の推進をはかるためにいろいろと言われておりますが、交通安全教育、交通環境整備、交通監視体制の確立の必要性が叫ばれているわけでございます。まず、教育の中でも、免許取得試験について少しお尋ねをしていきたいと思います。 これは交通局長にお尋ねしたいと思いますが、ドライバーが路上で車を安全に走らせ、かつ事故を防止するためには、直進がうまくいくか、あるいは進路変更がうまくいくか、いろいろ項目がございますけれども、さらに重要なものは急ブレーキのかけ方、ここにあるんだというが、いろいろとこれにはまた体験がたくさんございます。私は、交通のベテランにちょっと質問したことがあるのですが……
○小濱委員 特別なはからいをいただきましたので、一点だけお尋ねしておきたいと思います。 いま、小山政務次官も、再びこのような災害が起こらないように十分対処していきたいという決意を述べられましたが、ここで、今度の、この提出をされた書類の中で教訓を読んでみましても、避難訓練であるとか、管理体制であるとか、煙に対する対策であるとか、いろいろ出ておりましたけれども、もう一つ、大事な問題で、私は、これは十分お考えいただきたいと思いますので御質問するわけですが、いま林委員からも質問がございましたけれども、出動消防車両、これは八十一台だということになっている。この中で、はしご車が七台。それからシュノーケル……
○小濱委員 警備業法の質問についてはわが党からも二名代表が立っておりますので、私は四点ばかりお尋ねしていきたいと思いますので、中村国家公安委員長と保安部長にお答えをいただきたいと思います。 その第一点は、ガードマン業は一種のサービス業であり、新しい姿でこれが出てきたわけですけれども、これを、憲法に保障された営業の自由ということと関連した問題として私は伺うわけですが、ガードマン業に対して、その行き過ぎということがいま非常に問題になり、心配されているわけです。中には、口の悪い人からは、警察だとか、あるいは警察予備軍だというような声があるわけです。こういう批判の声に対して私ども心配しているわけです……
○小濱委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております警備業法案についての、反対討論を行ないます。 最近の社会経済の急激な変化と時代の要求に応じて、警備業者は著しく増加しております。その反面、警備業務の実施に伴う不祥事件は増加の一途をたどり、これに対する批判が高まりつつあります。そこで、ガードマンに対する一定の制限その他の規定を定めるよう、世論が次第に高まってまいりました。こうしたときに、本法案制定の趣旨に対しては何ら否定するものではありませんが、ただいま議題となっております本法案は、多くの問題点を含み、今後の国民生活に多大な悪影響を及ぼすおそれがあり、賛意を表するわけには……
○小濱委員 このたびのイスラエルの空港襲撃事件につきまして少しお尋ねをしていきたいと思います。主、として、富田警備局長と山田公安第三課長にお尋ねをしていきたいと思います。 今回の事件は偶発的に発生した事件ではないと考えさせられるわけですね。戦後、高度経済成長に目を奪われ、教育の不毛が生まれ、急激な思想の多極化に対応し得なかった政治姿勢が問題になるというふうに思うわけでございます。 そこで、今回の事件については、当然、これは、多くの問題が複合的に存在し、発生したと思うのでございますけれども、警察庁当局といたしましては、今回の事件をどのように受けとめていられるのか。これは大きな問題でありましょ……
○小濱委員 時間の制約を受けておりますので、問題点の幾つかをしぼってお尋ねをしていきたい、こう思います。 今回の四十七年七月の豪雨の災害のことについては、当委員会でたいへん御尽力を願っておるわけでございますが、この復旧作業について、私も今回中国方面を見てまいりました。地元といたしましても、神奈川の山北町、この復旧状況等についても見てきたわけでございますが、私どもの見た限りでは、どうも何ら復旧作業は進んでいない、かろうじて地元の方々の協力によって道なき道がつくられて生活を営んでいるというような姿が多く見受けられたわけでございます。その後にいろいろとお願いしたいことがたくさんございますので、きょ……
○小濱委員 時間の制約を受けておりますので、問題の一点についてこれから御質問をしていきたいと思います。 まず、最初に、山本警備局長にお尋ねしていきたいと思いますが、米軍戦車、車両の輸送阻止闘争が起きてから、本日で一カ月八日になっております。相模原市の米軍相模総合補給廠前でのデモ、集会も一段と緊迫の度を加えつつあります。いまも毎夜のように集会が続いておるわけでございます。四日の夜も、集会を終えてデモの中の中核派と革マル派がついに正面衝突、激しい投石戦が始まって、けが人が続出して、新聞によると、四十九人が検挙されたというふうに報道されております。そのあおりで、市民の負傷も相次いで起こっております……
○小濱委員 今回の国鉄事故でなくなられた方々に対しましては、衷心からお悔やみを申し上げる次第でございます。 きわめて時間の制約を受けましたので、警察関係に限って、二、三問御質問をしたいと思います。 まさかとおそれられていたハイジャック事件が、ついに日本で再発をしたわけでございます。いまお話がありましたように、無事に救出ができて心から喜んでおるわけですけれども、よく犯人を逮捕した警察官、関係者に深く感謝を申し上げておるものでございます。ここ数年来、ハイジャックは、世界各地の主要空港で続出しているわけであります。そこで、よく言われることは、ハイジャック対策にはきめ手がないというふうに言われてい……
○小濱委員 ただいま御報告のありました件で、私も若干質問をいたしますが、いろいろといま質疑を伺いまして感ずるところはたくさんございます。 そこで、自治大臣にひとつお尋ねをしていきたいと思いますが、この法務省の刑事局の報告書によりますと、買収については受理件数が四十七年度は三万百十二件、こうなっております。それと、戸別訪問、文書違反その他合計いたしますと、受理合計に対する比率が何と九二・五%、これが買収の率になっております。警察庁からの報告との違いは先ほど説明がありましたので、よくわかるのですけれども、この件数、人員あるいはその他の警告件数を見ましても、たいへんな増高を見ているわけでございます……
○小濱委員 官房長官にお尋ねいたします。 基本的な問題でございますけれども、この自治省の研究会から、二月の二日に総会を開いて、最終的に参考報告の第一案、第二案というものが併記されて出された経緯があるわけですが、この参考報告をどのように二階堂官房長官は掌握され、そしてまた、評価をされておられるのか。これは相当内容を持った研究会の参考資料であったわけです。これは時限がぎりぎりのところまで来ているという内容もあって、相当これは重要視してもらわなければならない問題でございましたけれども、いろいろな問題があって、委員会は二転、三転という形になってしまいました。この点について、長官は、どのような掌握と評……
○小濱委員 お約束の時間も少し過ぎたようでありますが、少し御理解いただきまして、御協力を賜わり、若干自治大臣と佐々木局長にお尋ねをしたいと思います。
もう御存じのように、地方公共団体にとりまして最大の財源は地方税であります。この地方税法の審議がこのようにおくれてきた原因は、市街化農地に対する課税についての政府・与党の明確な方針決定がおくれたことによるものであって、これはもう責任を免れることはできないというふうに考えております。主管大臣としてのこの点についての御所見を承っておきたいと思います。
【次の発言】 おくれたという御答弁でございますが、私どもは、おくらせたというふうに一部理解を持ってお……
○小濱委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出の地方税法の一部を改正する法律案に反対、内田常雄君外二名提出の修正案に反対、社会、公明、民社三党共同の山本弥之助君外二名提出の修正案に賛成、中村弘海君外四名提出の修正案に反対する討論を行ないます。 地方公共団体の使命である住民福祉の向上を強力に推進するためには、その裏づけとなる財源の確立が必要であることは従来から指摘されているところであります。ところが、昭和四十八年度地方財政計画に占める地方公共団体の自主財源である地方税の構成比率は、わずか三一・八%と、依然として低迷を続けており、三割自治の汚名を返上することができないの……
○小濱委員 時間の制約を受けましたので、率直に数点大蔵大臣に御見解をお伺いをしていきたいと思います。 まず、競馬、競輪、競艇、オートレース、いわゆる公営賭博が、福祉国家と健全な文化国家建設を理想とするわが国の、これはどう見ても政府の恥部であるというふうに私らは考えざるを得ないわけであります。こうした公営賭博は必ず弊害が伴うし、その社会悪という、その影響はあまりにも大きいわけであります。新聞を見ましても、その入場人口が一億一千六百八十一万四千人、これが四十六年度であります。それから、馬券、車券は、二兆円が乱舞しておるというような状態です。日本の経済もここまで成長してまいったわけで、このギャンブ……
○小濱委員 私は、主として超過負担について、自治大臣ほか関係者にお尋ねをしていきたいと思います。 地方財政を圧迫している超過負担は、国の補助単価と地方の実施単価の著しい違いとともに、基準となる数量及び対象範囲が実態と大きく食い違っていることが大きな原因になっていることはよく御存じのとおりであります。特に、人口急増市町村の財政負担は、いまや限界を越えております。住宅公団等の住宅建設を拒否している実態、さらには、児童の急増によって、運動場にもプレハブ校舎が急増され、運動会すらもできない実態を大臣は御存じであると思います。こういう内容になっております。当該市町村をこのような事態に追い込んだ責任、こ……
○小濱委員 鈴木先生にまずお尋ねをしたいと思います。 先ほど、企業外の環境改善について大いに努力してもらいたい旨の先生からの御発言がございました。そこで、二点ばかり、基本的な問題ですからお尋ねしたいのですが、先ほどもお話がございましたように、時間のロスということですが、現在は、走りたいけれども走れないという現状になっているわけですが、これがまた合理化対策の根本原因というふうにも考えておるわけでございます。そこでお尋ねしたいことは、自動車の生産と販売ということについて、やはりこの辺に根本問題があると考えておりますので、この点についての御意見が一点。それから、バス及び軌道電車などの公共輸送機関の……
○小濱委員 関連して御質問をしていきたいと思います。 私は、ことばじりをとらえて云々しようという気持ちは毛頭ございませんが、大きな問題でございますので、高橋警察庁長官にお答えをいただきたいと思います。 六月十二日付の朝日新聞の朝刊の一面のトップ記事によりますと、「警察庁の高橋長官は十一日の全国警察本部長会議で「週休二日制」を目標にした警察官の勤務制度の改善を指示をした。」という内容の記事がございます。「警官、週休二日制に来年度に全面実施」という大きな見出しでございました。それで、長官が具体的指示を示したと書いてあるわけですが、このことの根拠といいますか、あるいは、真偽のほどはどうかというこ……
○小濱委員 私は、地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律案について、自治大臣外建設、運輸、自治、警察の各関係者に数点御質問をいたします。 昭和四十一年度から財政立て直しをはかってきたにもかかわらず、逆に赤字がふえ、公営交通事業の深刻な経営危機に直面をしている、こういう現状であります。 御存じのように、四十六年度末の公営交通事業における累積赤字は千九百二十九億円、そのうち千七百五十九億円が大都市交通事業に集中をしております。不良債務は千二百九十二億円にものぼり、再建債未償還元金、第一次再建債でたな上げ分の未償還分の百八十九億円を含めると、実に千四百八十一億円になっております。この赤……
○小濱委員 関係する二法案について、自治大臣及び国家公安委員長、それから関係者に若干お伺いしていきたいと思います。いろいろ重複する点が多いのですけれども、少しこの結論をお尋ねをしていきたいと思いますので、お答えいただきたいと思います。 まず、行政局長にお尋ねしたいのですけれども、今回のこの改正案で、四十五年以前の退職者は二三・四%、四十六年の退職者は一〇・五%と、それぞれ増額をされました。そこで、このスライドという問題が出ておりまして、局長答弁では、実質的には実施しているんだということで御答弁がございましたようにわれわれは承っておったわけですけれども、この給与の改定と同じ率だけ、いつもこうい……
○小濱委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法案に対する反対討論を行なうものであります。 以下、そのおもな理由を申し述べます。 まず、本法案提出の経緯についてでありますが、本法案は、市街化区域内の農地の宅地並み課税について審議している際、農家並びに諸般の情勢を勘案して、与野党が話し合いのもとに一応の合意点に達せんとしたとき、突如、総理の一声によって、自民党はいままでの態度を一変し、別途修正案を提出したのであります。今回の法案は、こうした経緯の中で、むち法である宅地並み課税を促進するため、関係各省と調整が……
○小濱委員 宮澤消防庁長官、また関係者の方に御質問していきたいと思います。 いろいろと消防関係の発行されている書籍がございますが、この書籍で見ますと、表紙に、「ズサンな防火管理から」ということを書いて、これは新宿の雑居ビル火災のことをさしておられるようでありますが、非常にこの問題を大きく取り上げております。 そこで、このデータを見てみましても、三月八日の北九州の済生会病院の被害、あるいは六月十八日の北海道釧路市のオリエンタルホテルの火災があり、あるいはまた、このメモを見ましても、五月二十五日に、大阪市南区のホテルで、朝火事で九人が死傷した例があり、あるいは、同じく二十六日に、草津温泉で、旅……
○小濱委員 防災に関連して御質問をしていきたいと思いますが、関東大震災から、明日はちょうど五十年になります。私どもも記憶に多少残っておるわけでありますけれども、したがって、あす一日は、防災の日として、災害に対する心がまえを確かめ合う日、記念をする日になっておるわけであります。おりしも、二十九日には、メキシコで大地震か発生しております。また、きのうは、NHKのテレビで、「地震と大都市」という主題で、一時間半にわたって報道されまして、これは見る人のいい勉強になったと思います。それから、けさの報道ですと、南米のコロンビアでもまた地震発生のニュースが発表されておりました。そういうわけで、マスコミの間で……
○小濱委員 人事院の勧告について、主として江崎自治大臣にお尋ねをしていきたいと思います。 今回の勧告は、例年より一週間ばかり早く提出をされたわけであります。そのために、職員は一週間も徹夜をしてきたという話も伺いました。また、先ほど、佐藤総裁からも、無理な作業を続けてきた、それは今国会に間に合わせたいからだということの御意見もございました。そして、また、国会、内閣の両方にいろいろと切望をしておるという総裁の心境でもございます。そこで、勧告が出されまして一カ月以上も経過をしているわけですが、先ほどの自治大臣の御答弁はよくわかりますが、現在、依然としてその法律が出される気配が見られない。これからの……
○小濱委員 前回に引き続いて、質問を残しましたので、その点をお伺いをしていきたいと思います。
それは、旧軍隊などが戦時中に、その施設内及び周辺に築造した防空壕がいまだ残存しているという問題について、参考にと思いまして、陳情書と藤沢の図面を持参いたしましたのでごらんをいただきたいと思いますが、委員長、ここでちょっと記録をとめていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、まず農林省、林野庁、建設省の方がおいでになっているかと思いますので、建設省から、この都市内の防空壕の実態調査について、それから農林省にも同じことをお伺いしていきたいと思いますが、いろいろと経緯もあり、また、調査の内容から多少……
○小濱委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙により、委員長の重責をになうことになりました。
沖繩及び北方問題に関してはきわめて多くの問題が山積しております。特に沖繩県における経済問題、基地問題及び沖繩国際海洋博覧会開催の問題、また日ソ間に重要懸案となっております北方領土の解決など、当委員会に課せられている使命は重大であります。
微力ではありますが、委員各位の御協力を得まして、円満な委員会の運営をはかってまいりたいと存じます。何とぞ、よろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
○小濱委員長 これより会議を開きます。
この際、理事辞任の件についておはかりいたします。
理事上原康助君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
引き続き、理事の補欠選任についておはかりいたします。
これは先例によりまして、委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は加藤清政君を理事に指名いたします。
【次の発言】 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。美濃政市君。
○小濱委員長 これより会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
この際、沖繩及び北方問題に関する政府の施策について説明を求めます。小坂国務大臣。
【次の発言】 大平外務大臣。
【次の発言】 次に、沖繩及び北方関係予算について順次説明を求めます。岡田沖繩開発庁総務局長。
【次の発言】 大屋敷北方対策本部審議官。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時二十五分散会
○小濱委員長 これより会議を開きます。
沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。小坂沖繩開発庁長官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。國場幸昌君。
【次の発言】 安里積千代君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 正森成二君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 渡部君から資料要求の御意見が出ました。後刻、理事会にはからい……
○小濱委員長 これより会議を開きます。
沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。國場幸昌君。
【次の発言】 午後二時に再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時三十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。加藤清政君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 申し出の件につきましては、後刻理事会にはかりまして取り扱いたいと思います。
○小濱委員長 これより会議を開きます。
沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。
【次の発言】 上原君に申し上げます。御要望のありました件につきましては、理事会にはかり善処してまいりたいと思います。
國場幸昌君。
【次の発言】 午後二時に再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時二十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。加藤清政君。
【次の発言】 加藤君に申し上げます。
ただいま御要求のありました件につきましては、理事会にはかりまして善……
○小濱委員長 これより会議を開きます。
沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。渡部一郎君。
【次の発言】 建設省来ておられますか。――渡部一郎君に申し上げますが、先ほど建設省、自治省にも説明を求められたように承知しておりますが、この点いかがでしょうか。
【次の発言】 では、以上で資料の説明を終わりました。渡部君。
【次の発言】 よろしいですか。
【次の発言】 午後二時に再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。安……
○小濱委員長 これより会議を開きます。
この際、委員派遣承認申請に関する件についておはかりいたします。
先ほどの理事会で協議いたしましたとおり、不発弾事故調査及び沖繩振興開発計画の実施状況等調査のため、現地に委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認の申請をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
つきましては、派遣地、派遣の期間、期日、派遣委員の員数及びその人選並びに議長に対する承認手続等に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小濱委員長 これより会議を開きます。
沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。美濃政市君。
【次の発言】 安里積千代君。
【次の発言】 防衛庁は帰りました。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
○小濱委員長 これより会議を開きます。沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。先般、不発弾事故調査及び沖繩振興開発計画の実施状況等調査のため、委員を沖繩県に派遣い”しました。この際、派遣委員から報告を求めたいと存じますが、私が便宜この席から御報告申し上げます。われわれは、去る三月二十三日から三月二十下日まで三日間、沖繩県下の不発弾事故調査及び沖繩振興開発計画の実施状況調査のため現地に派遣されました。派遣委員は、鯨岡兵輔君、水野清君、加藤清政君及び正森成二君と私の五名でありましたが、現地において委員國場幸昌君、上原康助君、瀬長亀次郎君及び安里積千代君の参加を得ました。われわれは、初日に……
○小濱委員長 これより会議を開きます。
すでに御承知のとおり、長い間本委員会の理事として御活躍をされました中村拓道君が、去る五月二十八日逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。
この際、委員各位とともに故中村拓道君の御冥福を祈り、つつしんで黙祷をささげたいと思います。全員御起立を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。
【次の発言】 この際、報告いたします。
今国会において、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配布のとおり、北方領土の復帰促進に関する陳情書外二十一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。
安井吉典君外八名提……
○小濱委員 今回の大洋デパートにおける火災によって死亡された方々あるいはけが人の方々に対して、心からお悔やみとお見舞いを申し上げる次第でございます。 まず、消防庁長官がいち早く現地に急行されまして、そして現場をくまなく調査をされました。そのときに記者会見をされまして、その報道によりますと、この火災は人災の面がかなり強いという発言をしておられます。また、今後のきびしい法改正と行政指導が必要であるともおっしゃっておられます。私どもも現地に派遣をされまして、いろいろと資料を集めてまいりましたけれども、実際に現場に行きまして、この防火施設の欠陥というものが多くの犠牲者を出した原因であると私どもも認識……
○小濱委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております昭和四十八年度分の地方交付税の特例に関する法律案に対して、反対の立場から討論をいたすものでございます。 本年に入って、国民生活を破壊に導く異常な物価の高騰、悪性インフレはとどまるところを知らず、国民に重大な生活上の不安を与えているのでございます。しかも、追い打ちをかけるがごとく、石油の輸入削減によってエネルギーの需給関係は重大な危機に直面し、混迷は一そう深刻化し、明年以降、わが国経済に重大な警鐘を打ち鳴らしております。 このときにあたって、政府は、その政策策定方針を根本的に改め、転換期にふさわしい決意と自覚とを国民に与え、かつ……
○小濱委員 自治大臣兼国家公安委員長の所信表明に対して質問をいたしますが、大臣が閣議のためにおくれているようでございますので、まず佐々木消防庁長官にお尋ねをしていきたいと思います。 各種の報道を見ますると、消防関係の死者など戦後最高と発表されているわけでございます。四十八年中の火災概況について御報告をいただきたいと思いますが、その出火件数、あるいは火災による損害、あるいは死者、負傷者、損害額、こういうものが全部戦後最高というふうにいわれているわけです。負傷者が若干減って戦後第三番目くらいに位置しているようでありますが、こうしたことが憂えられる、そういう内容になっておりますので、ひとつ最初にこ……
○小濱委員 最後になりましたので、かいつまんで基本的な問題を、主として自治大臣並びに関係各省の方々にお伺いをしていきたいと思います。 まず、何回か奄美群島、前に小笠原、いまも国会から派遣をされまして見てまいりました。いろいろと感ずるところはたくさんございましたが、今回の法案は奄美群島振興開発特別措置法という、「開発」という題名を挿入されたわけでありますが、したがいましてこれは真剣に取り組む姿勢を示したものと私は理解をいたしております。そういうわけで、現在まで奄美群島に対しましては六百数十億投入してきたわけでございますが、大臣のお考えの中にも、小笠原諸島ともども、この振興策のおくれというものを……
○小濱委員 最初に、税財源の配分につきまして和田教授にお尋ねをしていきたいと思います。 先ほども思い切った財源の配分ということを考えるべきであるという御意見を拝聴したわけでございますが、この税財源の配分は、御存じのように歳入の面では国が七、地方が三の割合、また歳出面では国が三、地方が七の割合になっているわけですが、自治権を保障し、福祉政策を推進するためには、その配分はどのくらいが適当とお考えになっておられるか、ひとつ御見解をお伺いをしたいと思います。 続いて、あと坂入教授に二点お願いをしたい、こう思います。 これは基本的な考え方になるかしれませんが、今回政府は、公共事業の削減など総需要抑……
○小濱委員長 理事会の申し合わせ事項がけさございました。大体六時ごろをめどにということで、私が一番最後だったものですからだいぶ要請をされておったわけですが、こういう時間になってしまいましたので、つとめて私も努力いたしまして、守るようにいたしますが、どうかひとつ理事会の申し合わせ事項をお互いに守るように御努力をお願いしたい。このことを要望しておきたいと思います。よろしくお願いします。
【次の発言】 自治大臣に主としてお尋ねをしていきたいと思います。
最初に、道府県民税についてお尋ねをいたしますが、大臣は非常に御経験の深い立場にあられたわけでございますが、そういう立場から私は御所見を承っておきた……
○小濱委員 本日は貴重な御意見をお聞かせをいただきまして、心からお礼を申し上げておる次第でございます。私は、各参考人それぞれに数点お伺いをしていきたいと思います。 まず守口の木崎市長、江刺の渡辺市長にそれぞれお伺いをしていきたいと思います。 交付税は財源保障、この機能の面から重要な財源であるとの御意見がございました。そこで地方財源充実の面から、地方税は大都市中心に強化し、交付税は過疎中心に配分することが本来の機能を果たす上でよい、こう思うわけでございます。この点、いかがでございましょうか。また人口急増地域に対してのあり方について、これも御意見をお聞かせ願いたいと存じます。 質問を全部申し……
○小濱委員 時間の制約を受けておりますので、かいつまんで問題点をお尋ねをしていきたいと思います。 まず、再建特例債について、これは自治省にお尋ねをしていきたい、こう思います。 今回の再建措置は、四十八年度末の不良債務のうち五百四十五億円だけを特例債として認めたためにすぎないわけでございます。そのため、許可の基準を、都道府県、指定都市においては標準財政規模の二%、市町村では一%をそれぞれこえるものだけを認める結果となったわけでございます。したがって、都道府県では二%、市町村では一%以下は切り捨てということになっておりますが、この結果、県で対象になるのは岩手県と新潟県くらいのものであると聞いて……
○小濱委員 消防法の一部改正案について御質問をしていきたいと思います。 まず、地震対策についてお尋ねをしていきたいと思います。 気象庁の木村耕三前観測部長が去る四月一日付勇退をされたということで、きょうは御出席を願う予定でございましたが、残念に思っております。その部長の御意見が朝日新聞の、ちょっと古いのですが、四十七年四月二十七日付「天変地異」で掲載されております。その内容をお話ししてみますと、「いま東京に関東大震災と同じ被害を与えるには、震度6の地震は必要なく、震度5(強震)で十分です」こう言い切っているわけでございます。さらに、前部長はその内容を具体的に申しておりましたが、「都市化が進……
○小濱委員 私は、地方自治法の一部を改正する法律案について、これから自治大臣並びに林行政局長、自治省関係に御質問をしていきたい、こう思います。 まず、区長公選の実現はもう時代の趨勢で、当然賛成でありますが、まず区長公選後の都の二十三区の法的性格についてお伺いをしていきたい、こう思います。 現在、特別区は制限自治体であるとして特別地方公共団体とされております。区長が公選され、事務事業のごみ、上下水道などが都に残るとしても、普通地方公共団体とほぼ同様の事務を行なうことになっておるわけですが、これでは当然実質的には普通地方公共団体と何ら変わらないのではないか。また、将来、都の二十三区を普通地方公……
○小濱委員 たいへんおそくなりましたが、約束の時間まで質問を続けさせていただきたいと思います。 まず、警察庁の高橋長官その他、刑事局長、保安部長に御質問をしていきたいと思います。 最初に高橋長官の訓示でありますが、去る五月十日、全国警備部課長会議の席上、長官の訓示でありますから、訓示といえば、方向づけというものを示して、これからの活動が始まっていく大事な基本をなすものでありますが、その長官訓示の中に、「これから七〇年代後半にかけての年代は治安の立場からしても重大な年代であると銘記すべきであります。」そして、いろいろございますけれども、「左翼勢力は、参院選の結果いかんによっては、複雑な政治情……
○小濱委員 時間の制約を受けましたので、問題点を追ってこれから御質問をしていきたいと思いますが、まず、総務長官、恩給局長、賞勲局長、それから厚生省の横溝課長さん等に御質問をしていきたいと思いますので、よろしく御答弁を賜わりたいと思います。 まず、総務長官に御質問いたしますが、今回の恩給法改正案の第二条関係で、昭和二十八年法律第百五十五号の附則に加えられた、第四十七条から第四十九条に関連をする問題であります。 御承知のように、終戦時、首都防衛の使命を負っていた厚木航空隊の事件でありますが、この事件は、厚木航空隊司令海軍大佐小園安名氏が中心となり、ポツダム宣言の受諾に反対し、徹底抗戦を主張し、……
○小濱委員長 ただいま委員各位の御推挙により、重ねて委員長の重責をになうことになりました。
沖繩県がかかえる諸問題また北方領土問題等、当委員会に課せられた使命は重大なものがあります。
委員各位の御協力を切にお願いをいたします。
(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの渡部一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
よって、委員長は、
鯨岡 兵輔君 國場 幸昌君
佐藤 孝行君 床次 徳二君
本名 武君 加藤 清政君
美濃 政市君 正森 成二君以……
○小濱委員長 これより会議を開きます。 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。 先般、沖繩の振興開発その他当面の諸問題調査のため、委員を沖繩県に派遣いたしました。 この際、派遣委員から報告を求めたいと存じますが、私が便宜この席から御報告申し上げます。 われわれは、去る十月二十一日から十月二十五日までの五日間、沖繩の振興開発その他当面の諸問題について調査のため、現地に派遣されました。 派遣委員は、床次徳二君、島田琢郎君、正森成二君、渡部一郎君及び私の五名でありましたが、現地において、委員國場幸昌君及び安里積千代君の参加を得ました。 われわれは、初日に、米軍貨物輸送のフライ……
○小濱委員 去る九日午後、東京湾横浜の本牧沖でLPGタンカーの衝突事故が発生いたしました。そしてお互いの船が火災炎上いたしまして、多くの死者と行くえ不明者を出したわけでございますが、まずこの事件の経過について、海上保安庁のほうから御説明をお願いをしたい、こう思います。
【次の発言】 視界もよかったように聞いておりますし、また風波も少なかったように聞いているわけです。考えられないそういう状況からこの事件が発生しているわけですね。で、常々言われておったことは、あの地域はラッシュ世界一だ、そういう関係者の声がいろいろとあるわけです。タンカーの年間航行隻数が四万隻ということで、五分間に三隻ぐらいが通っ……
○小濱委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責をになうことになりました。
委員各位の御協力をよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの渡部一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
よって、委員長は、
鯨岡 兵輔君 佐藤 孝行君
床次 徳二君 西銘 順治君
本名 武君 加藤 清政君
美濃 政市君 正森 成二君
以上八名の諸君を理事に指名いたします。
本日は、こ……
○小濱委員長 これより会議を開きます。
この際、国務大臣植木光教君、総理府総務副長官松本十郎君、沖繩開発政務次官國場幸昌君からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。国務大臣植木光教君。
【次の発言】 総理府総務副長官松本十郎君。
【次の発言】 沖繩開発政務次官國場幸昌君。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。
安井吉典君外八名提出の沖繩の住民等が受けた損害の補償に関する特別措置法案及び沖繩及び北方問題に関する件、以上の各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小濱委員 四十九年度分の地方交付税及び地方税の両法案について、左藤政務次官及び自治省の各局長さんに御質問をしていきたい、こう思います。
まず財政の面からお伺いをしていきたいと思いますが、今回、インフレ、不況により、予想外に地方税の落ち込みが多くなっているという、いろいろな、これは私どもがその状況を耳にいたしております。地方財政の実態は非常に苦しい、こういうふうに一言で言えると思うわけでございますが、その状況について、よく御認識をされ、実態をおつかみになっているかと思いますから、一応ひとつ御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、ひとつ神奈川県の財政状況を伺ってみたわけですが、……
○小濱委員 最後になりまして、なるべくかいつまんで御質問をしていきたいと思いますので、御協力をお願いしたいと思います。
まず第一の御質問は、特殊地下壕対策事業費について建設省並びに農林省の方々にお尋ねをしていきたいと思います。
もう御存じのとおりでありますが、旧軍隊が設置した都市内の防空壕の実態調査について、その調査結果はどういうふうになっているか、まずここからお尋ねをしていきたいと思います。順序はどちらからでもけっこうですが、ひとつお願いをしたいと思います。
【次の発言】 財政局長にお尋ねをしていきたいと思います。
ただいま建設省と農林省のほうから御説明がございましたような数字の内容に……
○小濱委員 最後になりまして総務長官並びに中村政務次官、あと警察庁関係の方々にこれから数点御質問をしていきたい、こう思います。 まず、総務長官に五十年度陸上交通安全対策予算につきまして基本的なことでお尋ねをしてみたいと思うのです。 四十九年度中の交通事故死者は前年に引き続き減少いたしました。これは大変喜ばしい傾向であります。これは大都市に見るように、安全施設が完備すれば事故がある程度防げるという実証でもあろう、こう思います。安全施設と交通事故とは相関の関係にあり、今後交通事故犠牲者の一層の減少を図るためには、さらに一層の努力と十分な予算措置というものをしていただかなければならないわけであり……
○小濱委員 審議中の自動車安全運転センター法案につきまして、国家公安委員長並びに警察庁長官、それから大蔵省、それから警察庁の方々に順次質問をしていきたいと思います。多少ダブる点もあろうかと思いますが、どうかひとつ誠意ある御答弁をよろしくお願いを申し上げたいと思います。 まず、国家公安委員長が他の委員会の関係でおくれるようでありますから、大蔵省にお伺いをしていきたいと思います。 まず、自賠責保険についてでありますが、現行の自賠責保険については、保険事故歴によるメリット・デメリット制度はとられていないが、任意自動車保険についてはこの制度が採用されている。今回安全運転センターの設置に伴い、従来の……
○小濱委員 率直に何点か最初に御質問いたしますので、まとめてお答えをいただきたいと思います。 日本損害保険協会会長の菊地稔先生にまず数点お伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。 まず、保険契約者以外の第三者が車を運転して事故を起こし、加害者となった場合に、その自動車につけられている保険で救済されないと私どもは聞いているわけです。その救済措置が講じられないかどうかという問題でございます。 二点目は、自損事故ですね。死亡したり負傷したりした者がだれであっても、本人なり遺族なりが困窮することに変わりはないわけであります。このような自損事故についても保険金を支払うようにすべきではないか、……
○小濱委員 時間の制約を受けておりますが、本日は総理府、警察庁、運輸省、建設省、環境庁においで願っておりますので、要約して御質問をしていきたい、こう思います。
まず、勝田交通局長にお尋ねをしていきたいと思います。
ことしの一月二十七日ですか、県警の交通課長会議が開かれまして、本年三月から警察庁は十大都市における総交通量の一割削減をするいわゆる総量規制実施の方針を打ち出したわけでございますが、その方法及び趣旨についてまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私どもいろいろと資料を読ましていただきました。また、計画によりますと、今回の総量削減の対象は、いまお話がありましたように、通勤通学用……
○小濱委員 私は、暴走族問題につきまして、まず警察庁、それから文部省と総理府に対しまして若干質問をしていきたいと思います。 まず、警察庁にお伺いをしたいと思いますが、毎年夏が近づくにつれまして暴走族がふえ、事件が相次いで起こっているという事例がたくさんございます。去る六月八日未明、鎌倉七里が浜の国道で暴走族グループ数百人が衝突、角材、木刀、ヌンチャクを持って大乱闘が行われた。これが大きく報道されております。暴走族については最近組織の系列化が進んでいるようで非常に憂えられる状態にあるわけですが、その状況などについて警察庁から一応御説明をお願いしたい、こう思います。
○小濱委員 自治大臣の所信表明に対しまして、数点お尋ねをしていきたいと思います。 従来の高度経済成長下で、地方財政は、地方税、交付税の伸びや地方債の積極的な活用などによって、生活環境施設整備や住民福祉施設をようやく軌道に乗せることができました。今後とも、高度経済成長下で顕著になってきた公害、環境破壊、交通問題を初め、過密過疎問題、道路、住宅、下水道、公園、緑地などの生活関連施設整備の立ちおくれを是正し、あるいは老人、母子、障害者などの社会的弱者に対する福祉施設の積極的な推進、その他住民生活に伴って、今後ますます財政需要は増大する一方であると思います。しかし、今後のわが国の経済は低成長時代に入……
○小濱委員 各先生方には貴重な御意見を述べていただきまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。 そこで、最後になりましたし、また時間も大分経過いたしましたので、これから一括して各先生方にお尋ねをしていきたい、このように思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 肥後教授とそれから佐藤教授にお尋ねをしていきたい、こう思います。 今回の地方税法改正の目玉は、事業所税が創設されるということに対しては、先生と同様賛意を表するものでございます。法案による床面積、従業員数を基準としているわけでございますが、先ほど井手教授からはその他具体的な例を挙げてこれを加味すべきであるという御意見……
○小濱委員 萩原先生に、お時間の御都合があるようでございますので最初に御見解をお伺いをしたい、こう思います。 地震に対する一般人の考え方といたしまして、地震の心配はないのか、あるいは万々一起こる可能性は強いと見るのか、起こるとすればその震度は、またいつ起こるのか、こういうことを知りたいと願っているわけでございます。先生の御発表を私どもも一、二回その内容を読ませていただきました。それから記者会見での先生の模様も拝見をいたしました。先生も先ほど言われましたように、ちょっと奥歯に物のはさまった言い方といいますか、もう少し聞きたいわけですが、それを聞かしていただけなかったということで歯切れの悪い、ち……
○小濱委員 公明党を代表する立場で地方税法の問題について御質問をしていきたいと思いますが、多少ダブる点もございますが、ひとつ誠意ある御答弁をよろしくお願いしておきたいと思います。 まず、地方財政の基本である税財源の配分についてお尋ねをいたしますが、参議院の都合で大臣が欠席であります。左藤政務次官と首藤税務局長、それから大蔵省の方々にこれから順次御質問をしていきたいと思います。 そこで、総理の施政方針でも現在の地方財政のあり方について見直すと言っておられました。また、これまでもたびたび当委員会においても国、地方を通ずる税源配分について附帯決議などがされてきたところでございます。政府はこの問題……
○小濱委員 関連しまして質疑の時間をいただきましたので、この際、料理飲食税などの税収問題にも関連がありますので、自治大臣並びに自治省、それから厚生省の方に順次御質問をしていきたい、こういうふうに思います。 神奈川県の湯の町、湯河原町に、春の観光シーズンを前に集団腸チフスが発生し、地元では大変な騒ぎとなっておるのでございます。急遽町役場に設置された厚生省、県、町の防疫対策本部で、飲料水、食べ物、接触など感染原因を現在探求しているわけでございますが、その並み並みならぬ御苦労に対しましては、私は心から感謝を申し上げておる次第でございます。 現在、熱海国立病院において検査の結果、これは三月十三日、……
○小濱委員 委員会の関係で警察庁長官が欠席でございますので、荒木保安部長と、それから下稲葉官房長、お二人に主として御質問をしていきたい、こう思っております。 まず、荒木部長にお尋ねをしていきたいことは、最近少年非行が著しく増加をしている、いろいろなデータからもわれわれは拝見をいたしておりますし、また総理府の発行された犯罪白書、あるいは警察庁の方から出たもの等を拝見いたしまして、非常に遺憾に思っておるわけですが、四十八年に続いて四十九年も増加をしている、こういう傾向になっているようです。どちらにしても国家的問題でございますし、将来を担う青少年の育成という立場から、これはやはり国としても大きな痛……
○小濱委員 地方交付税法の一部を改正する法律案に対して、地方財政全般にわたり、特に基本的に今後の課題について、自治大臣及び消防庁長官、政府委員の方々に御質問をしていきたいと思います。 まず簡単な問題でございますので、佐々木消防庁長官からお伺いをしていきたい、こう考えております。 消防白書を見ると、例年のことでありますが、一般の行政費目においては決算額が基準財政需要額を大幅に上回っているのに対し、消防費の決算額については基準財政需要額に満たない市町村が少なくないわけでございます。消防費について決算額と基準財政需要額との開きについて、市町村の実態をまずお聞かせをいただきたい、こう思います。
○小濱委員 私は公明党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出に係る地方交付税法の一部を改正する法律案及び日本共産党・革新共同提出の修正案に反対し、社会党及び公明党共同提案による地方交付税法の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成する討論を行います。 以下、その要点を申し述べます。まず交付税の税率についてであります。最近国土利用計画法の施行などによる国の機関委任事務の激増、またこれまでの高度経済成長時代のひずみを是正するため、義務教育施設、上下水道、市町村道など、立ちおくれている生活関連施設の整備充実、住民の要求である福祉の拡充など、自治体の財政需要は増大の一途をたどっております。……
○小濱委員 石油コンビナート等災害防止法案について若干質問をしていきたいと思います。 わが国の石油化学は昭和三十二年ごろから生産を開始し、その後わずか十数年にして世界有数の石油化学工業国家に発展をしていったのであります。コンビナート地帯の災害は、それ以前、昭和二十九年大協石油四日市製油所のタンク火災を初め、三十九年昭和電工川崎工場タンク火災、四十年日本石油室蘭製油所タンカー火災など、相次いで大きな事故が起きているのであります。この間、コンビナート火災事故に対する総合立法の必要性が叫ばれてきたわけでございますが、その意味では今回の法案は遅きに失したという感じを強く受けるわけです。 そこで、今……
○小濱委員 本日提案される決議案の内容を明確にして今後の交通安全の充実を期するために、これに関連して数点お伺いをしていきたいと思います。 せっかく長官が御出席でございますのでお尋ねをしていきたいと思いますが、まず私どもが各地方を回っていったとき感ずることでありますが、当然あるべき必要なところに信号機がなかったり、不親切だということをよく見かけます。このことについて県当局で調べてみますと、交通安全の施設の指定道路に入っていないために補助金がつかないからできないのだ、このように申しております。やるとすれば県の単独事業でやらなければならない。しかも県も財政逼迫で思うようにできないというのが実態のよ……
○小濱委員 先国会では、石油コンビナート等災害防止法案の審議が尽くされ、最終段階で廃案になったことは、今日の複雑多様化したコンビナート地帯の実情から見て、非常に残念であったと考えるわけでございます。今回、再び審議の機会を得ましたので、幾つかの点について確認をし、政府の見解をただしたいと思います。 そこで、まず政務次官にお尋ねをいたしたいと思いますが、コンビナート災害対策の根本的問題は、最悪の場合、そういう場合でも災害を市街地に及ぼさない策を講ずることであると考えておるわけですが、そのためには、石油類、高圧ガス類の巨大集積を避けるための総量規制を行うことが必要である、こう考えておるわけでござい……
○小濱委員 私は、昭和五十年度における地方交付税及び地方債の特例に関する法律案について、主としてきょうは自治大臣、そしてまた財政局長、それから、大蔵省来ておりましょうか、大蔵省、文部省、厚生省に順次御質問をしていきたいと思いますので、よろしく御答弁をお願いを申し上げたいと思います。 地方自治体が、ことしの財政危機もさることながら、いま一番心配していることは、来年度の経済の見通しであると思います。国は来年度も赤字国債を発行するようでありますが、地方財政についてどういう御方針でやるのか、基本的な問題でありますから、まずこの点を大臣からお答えをいただきたいと思います。
○小濱委員 厚木基地周辺の騒音に係る住宅移転問題について、環境庁、建設省、防衛施設庁、それから自治省に順次お伺いをしていきたいと思います。
まず、環境庁の酒井特殊公害課長にお尋ねいたしますが、環境基準達成のため騒音規制区域を設定する、音の等高線、いわゆる騒音コンターを引かせているわけでありますが、それによる都市計画法の住居地域と環境基準との関係について、これは環境庁からお尋ねをいたしたい、こう思います。
【次の発言】 次に施設庁にお尋ねをしていきたいと思います。
厚木基地周辺では、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律によって、防衛庁長官の告示で家屋の移転の指定区域が定められているわけ……
○小濱委員 暴走族問題についてお伺いをいたしたいと思います。 今回、新聞紙上で「無法列島」とか「夜の大暴走」というような見出しで、全国各地で暴走族が暴れまくり、神奈川県下では関東一円から千六百台、約三千人が横浜及び湘南海岸地方に集結をいたしました。第三京浜国道では力づくで警備網を突破いたしましたし、暴走族同士の抗争を繰り広げていった、こういう事件もございました。藤沢市では停車中の乗用車を角材で壊し、傷害、引き逃げ、乱闘を展開した、そういう事件でございます。 一方神戸では、暴走族と一部群衆が放火、投石、暴動を起こし、地元新聞社のカメラマンがこのトラブルに巻き込まれ死亡した事件が発生いたしてお……
○小濱委員 時間の制約を受けておりますので、御答弁は簡潔にお願いをしたいと思います。 まず、住民税の問題の中で、住民税の均等割についてお尋ねをしていきたいと思います。 今回改正案によると、住民税の均等割が、府県民税、市町村民税を含めて、個人の場合、現行三百円ないし七百円のものを、改正では、人口によってですが、千円ないし二千円に大幅増額をしているわけでございます。地方自治の育成という見地からは、広く住民が税を分担することはそれなりの役割りがあると思いますが、今回のようにおおむね三倍に引き上げることは、低所得者にとってきわめて重税になると私どもは考えておるわけでございまして、この点の御答弁と、……
○小濱委員 思い起こしますと、当委員会が過疎問題の調査のために、五、六年ぐらい前だったと思いますが、芸西村を訪れまして、大変にお世話になったことをいま思い起こしておるところでございます。その節は大変ありがとうございました。そこでいろいろとお説を伺うことができたわけでございますが、過疎対策についてのいろいろの御要請がございました。 そこで、何点かお尋ねをしていきたいと思いますが、過疎法は御存じのように四十五年の四月にゼロから出発をいたしました。もう七年目に入っているわけですね。五十五年の三月で三カ年、こうなってしまったわけでございます。質問は、この過疎対策の現状と前半の実績から見て、今後の問題……
○小濱委員 地方財政の基本問題について、まず自治大臣にお尋ねをしておきたいと思います。 質問に入るに当たって、同僚委員からるる質問がなされました、重複する面もあるかと思いますが、党の立場からお伺いをしていきたい、こう思います。 政府は今日の地方財政の危機を打開するため、臨時的措置として、五十年、五十一年の両年度にわたって、交付税会計の借り入れ、起債の大量増発という財政対策でもって急場をしのいでおるわけでございますが、これは自治体にとって後年度の地方財政圧迫となることは明らかであります。これをどうするのか。地方自治体の財政運営に支障を来さないようにするためには、どのような方針で臨むのか。当然……
○小濱委員 消防法について順次御質問をしていきたいと思いますが、大臣時間の御都合があるようですから、最初に二点ばかりお伺いをいたしておきたいと思います。 まず水島事故を契機といたしまして貯蔵タンクの本体、基盤、防油堤等の安全性がいろいろと問題視されております。従来の個別的規制から面的規制の対策を立てる必要性から、昨年度コンビナート防災法が成立をしたわけでございます。それに伴って今回消防法の改正が行われるわけでございますが、この改正で関連法案は完璧と見るべきかどうか、またその他問題は残るのかどうか、そういう点がこれは非常に基本的な問題になりますが、私どもの疑問視するところでございますので、自治……
○小濱委員 機会を得ましたので、私は公明党の立場からロッキード問題について警察庁及び国税庁に質問をいたします。 本日は、福田国家公安委員長と浅沼警察庁長官がよんどころない所用のため欠席でありますので、まず警察庁の土金刑事局長にお伺いをしていきたいと思います。 ロッキード問題が起こって百日を経過し、米国からの資料提供を受けて一カ月以上を経過をしたわけでございます。米側資料の解明並びに国内捜査も順調に進んでいるようでありますが、警視庁から国家公安委員長、警察庁長官のところには捜査状況について報告がすでに来ているのかどうか、質問いたします。
○小濱委員 本日は、国民生活に不可欠な家庭用のエネルギーである都市ガスとLPガスに関する問題について一いろいろお尋ねをしていきたいと思います。
まず消防庁の田中次長からお答えをいただきたいわけですが、ガスによる火災件数の推移はどうなっているのか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 五カ年間はちょっと長いので、四十八年度と四十九年度における都市ガスとLPガスによる火災を使用器具ごとに分けると、どのような実態になりましょうか。
【次の発言】 両方の実態をただいま挙げられたわけですが、大体件数においては大差はない、こういうことでした。火災発生件数については私どももよく承知をしているわけで……
○小濱委員 自治大臣、御就任おめでとうございます。まあ、おめでとうと申し上げていいのかどうかわかりません。いや、地方財政危機、大変な財政難時代に御就任になったということは大変な御苦労を私どももよくわかりますので、そういう点でどうかなという気持ちを持っているわけですが、どうかひとつ、皆さん方から期待をもって迎えられた大臣でありますので、、ぜひひとつ一層の御努力を心からお願い申し上げたい、こういうふうに思っております。 まず、そういうわけで自治大臣に基本的な問題を伺っていきたい、こう思います。 福祉の増強が大きな課題になっております。一方では地方財政危機という困難な壁にぶつかっているわけでござ……
○小濱委員 地方の時代と言われる八〇年代最初の自治大臣であり、しかも経験豊かで、八〇年代を切り開くにふさわしい大臣だと私どもも大いに期待をいたしております。 日本国憲法では、地方自治に関する基本的な事項を規定し、地方自治を尊重すべきことをうたっております。今回、地方の時代と言われるように、八〇年代は地方自治にとってきわめて大事なときを迎えた、こう思います。地方自治の発展の上にいかに国づくりを推進するかということが憲法の精神にもかなうものであり、第十七次地方制度調査会の答申もこの認識が前提となっていると思います。大臣の八〇年代における時代認識をぜひこの際お聞かせいただきたい、このように思います……
○小濱議員 ただいま議題となりました人口急増地域対策等特別措置法案につきまして、公明党・国民会議を代表して、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。 都市、特に大都市周辺における地価の高騰に伴って、人口急増市町村は従来の人口急増地域の外側に拡散する傾向を見せております。これら人口急増市町村においては、短期間に急激に人口が増加したことに伴い、小・中学校校舎、保育所、街路、屎尿処理場を初め各種公共施設の緊急な整備が必要となっており、この解決が最も緊要な課題であります。 しかしながら、これらの地域に対する政府の財政対策は、小・中学校と幼稚園の建物及び消防施設に対する補助金のかさ上げ措置と、……
○小濱委員 市長さんやらまた各先生方には、御出席をいただきまして厚く御礼を申し上げる次第でございます。 まず、横浜国大の井手先生に最初にお尋ねをしてみたい、こう思います。 先生のお話の中で、税源の再配分の必要性を言われておられます。どういう形で行うのがよいのでしょうか、こういう機会でございまするので、これはもう率直にひとつ具体的にお示しをいただければ幸いと、こう思います。 先生にもう一つの御質問は、交付税の拡充強化に対するお考えでございます。先ほどいろいろ伺いましたが、これもぜひお聞かせをいただきたい、こう思いますので、以上の二点についてお願いをいたします。
○小濱委員 重要法案でありまして連日、交付税法の審議が大ぜいの人からいろいろと御質問がございました。私が最後になりましたので、さらに大臣の決意を促したいという立場で御質問をしていきたいと思います。 最初の問題でございますが、五十五年度地方財政は、五十四年度の増収分六千百九十七億円を五十五年度に繰り込むことなどの措置を講じてもなお、二兆五百五十億円不足しております。現行交付税率は昭和四十一年度以降据え置かれたままでありまして、新たな財政需要は、石油ショック以前の高度経済成長期においては、交付税の自然増収によって賄うこともできました。昭和五十年度以降におきましては、地方税及び地方交付税の伸びが鈍……
○小濱委員 一昨日、二十三日に当委員会で東海沖の地域指定の現地調査をしてまいりました。 これは自治大臣、お話を聞いておいていただきたいのですが、静岡県の知事さん初め関係者のいろいろな説明を伺いましたところが、行政マンとしてこんなにも真剣に地震の問題を研究し努力を払っておられる知事さんはまず世界一であろう、そういう話も出てまいりました。焼津の市長さんに説明を伺いましたときには、その真剣な説明をする態度、その姿勢が気迫がこもっていた、そういう感じを受けながら聞いておったわけでございますが、なるほど駿河トラフの想定される震源地と言われる地点がすぐそばな関係もあるのでしょう、その説明の中で、訓練もも……
○小濱小委員 最初に木村先生にお尋ねしたいのでありますが、先ほど、やはりこの固定資産の問題については、累進税率とか免税点だとか基礎控除、こういう点が問題である、こういうふうにおっしゃられまして、いろいろそのことについて御質問が続けられてきたわけでありますが、まだ免税点が低いために少額資産取得者に対しても過重な税金となっている、こういうふうにわれわれはいろいろと意見を聞いているわけであります。免税点がまだ低いために過重な税金となっている、この点についてひとつお答えいただきたい。 もう一つは、そのことに関連して、少額の資産取得に対しては免税点を設定する、こういうことのお考えはどうか。 それから……
○小濱小委員 私は荒垣論説顧問に一つお伺いしたいと思います。あとで山田総監にも一つお願いいたします。 先ほど、ドーバー海峡のイギリス沖における十二万トンタンカーの座礁事故についてのお話がございました、川崎のコンビナートの問題と。イギリスの場合は外海であったために非常に被害が少なかった。東京湾内で起こる事故は、これは内海でありますから危険が感じられるわけです。そういう点で、いままでに起こったタンカーの事故を調べてみますと、あの横浜港の問題、鶴見の沖、それから川崎、室蘭、こういう問題等があげられますが、いつの場合でも大きな事故を起こし、そうして消火の処置がないというような状態になって、もう燃え尽……
○小濱分科員 私は京浜臨海重産業地帯の石油コンビナートの災害対策についてお尋ねをしていきたいと思います。
自治大臣が就任される前でございましたが、昨年の五月二十百に消防審議会から石油コンビナート地帯の災害対策に関する答申で総合的な災害対策を早急に樹立する必要があると強く対策の急務を訴えておられます。具体的実施化に対して、ひとつ誠意ある御見解を大臣からお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 私がこれを取り上げたゆえんを少し申し上げたいのですが、川崎、横浜市の鶴見及び根岸地区には、石油やガスの収蔵地帯がございます。川崎のコンビナート地帯の地域を、羽田空港のあの地域に比較してみますと、羽田……
○小濱委員 最初に伺っておきたいのですが、いただきました資料の中で、「海難発生隻数・トン数・死者(行方不明含む)の推移」、交通安全対策特別委員会から発行された資料によりまする内容と、それから総理府から出していただきましたものの一三ページの「海上交通関係」これに十一表が出ておりますが、この四十三年度の総数と、先ほど申しました、この委員会から発行された数字が違うのです。そこで、「海上保安庁資料による。」という見出しが両方についておりますが、これはどちらを信ずればよろしいか、まずこの点を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 委員部のほうが、ミスプリントであるということであります。そこで四十三年度……
○小濱小委員 ただいま長官からいろいろと基本的な問題の説明がございました。いろいろと申し上げたいのでございますが、私は問題を救急体制にしぼって御質問をしたいと思います。 きょうの新聞を拝見いたしますと、いよいよ交通事故死者が一万人をこえるという悲しい記録の発表がございました。昨日も、この問題について私は警察庁に若干質問したのでありますが、「警察庁の集計によると、ことしになってから二十八日午前零時現在までの交通事故死者は九千九百八十四人。一万人の悲しい記録にきょう二十八日中に残念ながらなりそうだ。昨年より一か月以上も早く、このままでいけば年末には一万七千人台に達し、史上最悪といわれた昨年の死者……
○小濱小委員 松島消防庁長官にお尋ねいたします。 東京消防庁で「あなたの地震対策」、この東京の震災について「大地震これだけは知っておこう」という、こういう一八四ページにわたって本をつくられました。この見出しを見ますと、「大正十二年九月一日 関東地方に震度六(烈震)の大地震が襲い無気味な大砂塵が空をおおった」と、こう書いてある。写真が出ています。そしてまた、本所被服廠あとの四万人にわたる焼死の状況がこれに載っております。三日間燃え続けた東京、一面に焼け野原となったこういう写真、あるいはまた家族を尋ねて西郷さんの銅像の付近に張り紙がたくさん張ってあるこういう問題。次には、新潟地方に震度五の強震が……
○小濱小委員 自治省の佐々木参事官にお尋ねいたします。
「自治企一第五八号」、「昭和四十四年八月十日」、「各都道府県知事殿」、「自治省財政局長」、「昭和四十四年度の地方公営企業繰出し金について」、こういう通達が出ております。このことについて二、三お尋ねしたいのでございます。
この地方公営企業の繰り出し金についての通達が八月十日に出されているわけですが、この通達により、繰り出し金の内容が従来の取り扱いとどう違っているのか、その概要についてまず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明で非常に明確にその繰り出しの基準が出ているところがございますが、そうでない面もだいぶある……
○小濱分科員 ただいま坪川建設大臣のとうとい精神のあらわれのお答えがございました。私も非常に感じて聞いておったわけでありますが、私も、その精神にのっとってぜひとも解決していただきたい、その問題についてこれからお尋ねをしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 きょうは局長がおいでになっておられるわけですね。おわかりにならない、こまかい点は局長のほうからでもけっこうでございます。 一つは、最近地価はますます値上がりをしております。一坪の土地も思うにまかせない現在でありますのに、国は国道の中で十分な道路敷を持ちながら、長い間、さら地のまま放置してある、こういう問題でございます。その……
○小濱分科員 非常に時間の制約がございますので、要点を申し上げたいと思います。
まず、米軍基地が存在することによりまして基地周辺の住民がどのような被害をこうむっているか、これはもうよく御存じのとおりであります。この住民の基地公害の被害が非常に大きいことについて、ひとつ長官のお考えを、どうすればなくなるのか、どうなくそうとされるのか、御計画でもけっこうでありますからお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 非常にこれは問題が国民生活にかかわっておりますので重要であると思います。いま長官が言われましたような、そういう予算措置をされたとしても、いままでほんとうにわずかしかいただけなかったわけ……
○小濱分科員 本国会に提出予定法案の中で、一番最後のところに、日本道路公団法の一部を改正する法律案並びに下水道法の一部を改正する法律案、もう一つございますが、この三件が検討中のもの、こういうふうになっております。
そこで、この法案は住民福祉の立場からもきわめて大切な法案と、このように思われるわけですが、この法案の一覧表に書いてあるように検討中のものとなっておりますが、この見通しについてお聞かせいただきたいと思うのです。
【次の発言】 この河川の流域一帯が近年急激に市街化が進んでまいっております。そこへ工場などが進出をいたしまして、各都市の下水道整備が非常に立ちおくれを来たしている現状でござい……
○小濱分科員 私は、自治大臣とそれから交通局長来ておられますか、お二人に交通人身事故対策についてお尋ねをしてみたいと思います。 昨年の交通事故死は十二月二十七日現在で一万六千人、こういうふうに出ております。さらには十一月の末で負傷者が八十六万九千二百四十一名、こういう数字になっておりますが、本年の二月十九日までにはすでに二千十七人、こういう事故死のデータが出ております。ことしになってもうすでに二千人以上も突破している、こういう現状をやはり国務大臣として自治省をあずかる立場からぜひともこの対策には努力していただきたい、このように思いますが、いろいろといままでにたいへんな努力をしてこられたことも……
○小濱分科員 私は元軍人でございましたので、そういう立場からこの遺骨収集の件に限ってきょうはお尋ねをしていきたいと思います。 私どもの経験からも南方諸島、あるいは硫黄島においても大陸においてもそうでありますが、とにかく国のために、祖国のためにと、とうとい命をささげて国防の一線に立たれた方々の遺骨がいまなおどのくらいありますか、数十万柱といいましょうか、その柱が、二十五年もたった今日、いまなお風雨にさらされている。こういう状態をわれわれは嘆いておるわけでございますが、非常に経済も成長した、その後二十五年間も平和な日本でありますが、とにかく全国民のためにと死線に立って喜んで死んでいった、そういう……
○小濱委員 私は地方行政の立場からお尋ねをいたしたいと思いますが、何ぶんにも時間の制約を受けておりますので、どうか御答弁は簡潔にお願いしたいと思います。まずきょうは、主として西村国務大臣と自治省の小山政務次官にお尋ねしていきたいと思います。 本計画の円滑な実施をはかるためには住民の十分な理解と同意を得ることがこれは当然必要であると思います。滋賀県知事の作成した計画案について住民の同意を得るために、県議会にはかるような措置を当然これは考えているだろうと思いますが、この点について一点と、さらには、滋賀県知事が計画を策定するにあたっては、条例あるいは審議会等を設けるような措置を、これも講じていくで……
○小濱委員 時間の制約を受けておりますので、はしょって質問をしていきたいと思いますが、最初に政務次官にお願いいたします。 保安という意味からお尋ねしたいわけですけれども、運輸政務次官のお考えをただしておきたいのですが、それは横浜の安善駅とそれから新興駅に集油所ができる。それから子安に送油所が設置をされるということを聞いておるわけですが、その安善と新興駅に送油される経路ですが、横浜港の港湾区域内を、いわゆる根岸のあの地域からつくられる話も聞いておるわけですけれども、この安善と新興集油所にどういう経路で油が集まってくるのか。計画をひとつお知らせいただきたいと思います。
○小濱分科員 私は質問に先立ちまして、現地の図面と最近とった写真を持ってまいりましたので、運輸大臣にごらんをいただきたいと思います。 神奈川県真鶴港、御存じのとおり地方港湾でございます。この写真にありますように、港の命といわれる南と北の防波堤がございます。これが前面根っこの崩壊、テトラポッドの沈下、こういうことで本体が非常に危険となっているという状態でございます。早急に消波工を設置いたしまして、堤体の安定をはかる必要があるわけでございます。そこで簡単にその経緯について申し上げてみたいと思います。 この港は、昭和五年に出発をいたしまして、十一年の秋の台風で港が全部やられております。本防波堤は……
○小濱委員 私は、地方行政の立場から、提案された港湾法等の一部を改正する法律案について、運輸大臣並びに港湾局長に端的に、時間の制約を受けておりますので、数点お尋ねをしていきたい、こう思いますので、お願いいたしたいと思います。 まず、港湾局長にお尋ねをしてみたいと思いますが、このたびの改正法案を拝見いたしましていろいろと感ずることがたくさんございます。そしてまた審議の経過においてもいろいろとその問題が指摘されてまいったようであります。いわゆる中央集権化のにおいが強いというこの点の理解がまだできない人たちのこれは声かもしれませんけれども、やはり法案を読んでみるとこういう姿になっている。こういうこ……
○小濱委員 まず私は、通産省の公害防止企画課長にお尋ねいたしますが、公有水面埋立法の一部改正案の中で、第三条の関係の出願事項の縦覧等、きびしい規制に改正をすることはまことに時宜を得たものと私どもは考えております。しかしながら、九州、四国あるいは瀬戸内海、関東、東北、北海道と、全国的に漁業は瀕死の危機に直面しているという大きな社会問題が起こっております。ただいまも環境庁長官からいろいろとその内容について御説明がございましたけれども、埋め立て地に立地する企業はこれが新しい公害源になるということは当然考えられるわけであります。通産省として今後はどのように公害防止対策というものを進めようとされるのか。……
○小濱委員 まず、運輸大臣にお尋ねをしていきたいと思いますが、大阪国際空港以外の、羽田あるいは成田その他特定飛行場に指定されている空港周辺は、今後どのように処理をされていかれるのか、すなわち、周辺整備空港として指定する考えはあるのかどうかということをお尋ねしたいわけですが、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 やはりこの特定飛行場については、それぞれ大きな悩みをかかえて耐え忍んで現在は生活しているというのが実情であろうと思うわけですが、そこでおいおいにやろうとするんでしょうけれども、そこには金の問題が出てまいります。都道府県の出資の問題等々も出ましたけれども、この問題も出てくるけれども、今……
○小濱小委員 消防庁の長官から火災の概況について御説明がございましたが、数点お尋ねをしていきたい、こう思います。 まず一つは、焼損むね数と罹災世帯数の比較が出ておりますが、この中で、四十七年度は、むね数が五万一千九百、世帯数が四万百七十六世帯、こうなっている。それから四十八年度が、むね数が五万六千百四十八で世帯数が四万三千六百七十八。いずれも一万一千あるいは一万二千以上の開きがあるわけです。これはむね数と世帯数の比較ですが、何かばかに開きがあり過ぎるように思います。学校その他、何かこういう世帯のない建物が多いのではないかと思いますが、非常に開きが多いので、この点についておわかりならば具体的に……
○小濱分科員 小沢環境庁長官にまずお尋ねをしていきたいと思います。 神奈川県湘南海岸は、汚染が大変進んでおります。片瀬、江の島海岸ということで、新聞などでその状況が報道されているわけでございますが、その状況はどうなっているのか御存じであろうかという、そういうお尋ねをしてみたいと思うわけでございます。私も近くに住んで見ておるわけですが、非常に悪いわけです。このままではますます汚れた死の海になる、そういうおそれが十分あるわけでございます。 御存じのとおり、江の島周辺は、東洋のマイアミビーチと言われるほど、国民レジャーとして、夏の最盛期には一日百万人といわれる、全国でも有数な海水浴場であるわけで……
○小濱分科員 京浜地区地震緊急対策について、金丸国務大臣にお伺いをしていきたいと思います。 昨年の暮れ、十二月の二十六日に地震予知連絡会が、最近の測定の結果、京浜工業地帯の地域を中心に直下型地震が予測されるとの異例の発表をされました。御存じのように、これは東京−藤沢間水準調査の結果、多摩川下流域の東京都大田区から横浜市鶴見区にかけて、東海道、旧東海道沿いの地盤隆起が五年前から起こっておったわけですが、これを地震の前兆と見られるということで、この地盤の異常隆起が認められたそのことについて、一、二年後に震度五ないし六の地震が起こる心配があるということで、異例の発表をなさったわけでございます。この……
○小濱委員 地方行政の立場から、藤田武夫先生に要約して三点についてお尋ねをしていきたいと思います。また、野尻さん、大変遠いところを御苦労さんでございました。 第一は、先生から地方財政の危機対策について貴重な御意見をお伺いをいたしましたが、持ち時間が少なかったので非常に残念であったと思っておるわけですが、もう少し詳細に、たとえば税源の配分の問題あるいはまた交付税の問題、いろいろ話がありました。そのお話の中に、仕組みの破綻という言葉も出てまいりましたし、あるいはまた再検討、根本的、そういう改革の言葉も出てまいりましたが、以上のような問題点についてもう少し御意見を聞かせていただきたい、詳しくお話を……
○小濱分科員 予想される東海地震の危険性を想定し、幾つかの問題点を列挙いたしますが、申請以前の問題として、渡辺建設大臣ほか関係省庁にお聞きをいただきたい。最後にひとついろいろと御答弁をいただきたいと思います。 まず、神奈川県真鶴町は良質の安山岩の岩脈がございます。これは遠く江戸城建設や品川の台場建設、最近では東京ほか関係各県に使われておりますが、こうした石材と一緒に出る残土が大変な量でございまして、山の採石場に野積みされておりますが、この地域は東海地震強化地域に指定をされているところでございます。遠い話になりますが、一七〇三年の元緑地震ではマグニチュード八・二、震源地は相模灘でございます。一……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。