このページでは坂本三十次衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。坂本三十次衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○坂本委員 きょうは、自民党にとっては二月に国会が始まって以来の第一陣でございますので、ひとつ御丁寧に、御親切に御答弁を願いたい。 中小企業対策というのは、これはもう超党派的なものでございましょう。中小零細、特に小零細のほうは非常に日の当たらないところにいままで置かれてきましたから、これにもつとあたたかい日を当てるという意味で、私は前の佐野さんに負けないで攻撃的にひとつ質問をいたします。激励もまた入りますから、どうかひとつ御答弁をお願いいたします。 私どもは中小企業、零細企業者の中へ入って、お店番のおかあちゃんに聞いたり、機場のおやじさんに聞いたりいたしますけれども、中小企業者、特に小零細……
○坂本委員 私は、今度の繊維の構造改革という政策が生まれたというその紡績、繊維、これに一丸とした政策、構造改革をやらなければならないという施策はまことに当を得たものだと思っておるわけでありまするが、ここでいままでのこの繊維政策というものを顧みましたるときに、どうもいままでの三十一年、三十九年という繊維旧法、新法というものは、紡績だけに対象をしぼってきたような感がございます。それで、どういうわけでいままで紡績だけにたよってきておったのか。ここで根本的にいままでの繊維政策の欠陥をほんとうに反省し認識をせられた上で、今度はひとつ繊維にうんと力を入れるんだという、ほんとうの反省と認識の上に立った十分な……
○坂本委員 私は、海外鉱物開発の国の援助政策ということにつきまして質問をいたしたいと思うのですが、それに入るに先立ちまして、前回の委員会におきまして社会党の岡田委員が硫黄のことで質問をされました。それに関連をいたしまして、ちょっと一つ確かめたいことがございますので質問をいたしますが、回収硫黄というものが非常にふえまして、その過剰対策ということで問題になっております。世界的にその不足傾向から貴重な天然資源でありますから、ひとつこれを海外に振り向けるということになろうかと思うわけでございますが、この間の岡田委員、の海外に振り向けようという政府の施策に関連をいたしまして、回収硫黄と鉱山硫黄とを調和を……
○坂本委員 おとといの新聞にも、近藤日出造の漫画に、愛知外務大臣夢にまで核抜きを御苦労していらっしゃるという漫画が出ておりました。くぎ抜きの漫画でありますけれども、多言は申しませんが、まことに外務大臣の御苦労はお察し申し上げる次第でございます。ほんとうに御苦労さまです。
そこで、この五月の末にいよいよ渡米をされまして、そうして私どもの待望しておりまする沖繩返還交渉の本舞台の幕があくわけでございます。この日程などについて、どういうふうな日程でどなたとお会いになられるのか、ひとつお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 今度六月の三日間の会談では、ロジャーズ国務長官を主としてお話し合いをされると……
○坂本委員 総理に対しまして、私は日中問題に限りまして御質問を申し上げたいと思います。 この間もある世論調査などを見ておりますと、中国は暗くて冷たくて、そして強い国だ、何だか近くて遠い国だ、だけどもやはりこれは日本の一番近いところにあるんだし、それから、やはり将来仲よくしていけば有無相通ずるところも大きい、だからやっぱりこの中国と国交を正常化しなければならないという人が大多数でございました。中国というとすぐ大陸中国だと思い込む人もほとんどだというような世論調査が出ておりました。国連に入れたほうがいいんじゃないかというような人は七五%の数字にものぼっておりました。これはやはり日本人の素朴な考え……
○坂本委員 武藤君の質問に関連いたしまして、一つお尋ねをいたします。 いま両参考人の方々はなかなかジェントルマンでございまするから、政府を信頼をしておられるとおっしゃいました。しかし、その中にも微妙な動きがあるという不満の意も漏らされたように思っております。私どもは微妙な動きに対して、国会で決議をいたしました政治家の一人としての責任も感じまするから、早期解決というこの早期の中には、筋を曲げてもらっちゃ困るのだという強い不安を持っておるわけでございます。富樫が勧進帳を読ましたということはけっこうなことでありましょうけれども、勧進帳を堂々と読んで通せばいいのですけれども、近ごろは勧進帳の読み直し……
○坂本委員長代理 松本善明君。
【次の発言】 そのように取り扱いいたします。
○坂本委員 きょうは国会の幕切れでありますから、私は中国問題について、ひとつ中国問題ABCというやつを、大臣に問答をお願いしたいと思うておりますが、その前に、この間当外務委員会と沖特で連合審査をいたしました、あのとき中間報告をいただきましたが、そのときは、いま一生懸命やっておる最中だというお話でございました。その後ずいぶんと御苦労をなさっておられることだと思いますが、いままでひとつ成果があったところがございましたら、外務大臣から当委員会を通じて御報告をお願いいたします。
【次の発言】 具体的な成果はいまのところないというお話でありますが、あと野党の皆さんも質問をなされるだろうと思います。それに……
○坂本委員 私は以前、佐藤総理大臣に、中国政策の転換を求めまして、この際総理は中国の腹中に入ってものを考え、行動をしたらどうかと御質問をいたしましたら、総理は、いやなかなか腹中は広いようだから、出口を見つけてからでないととんでもないことになる、こういうお話でございました。それに比べると、今度のニクソン訪中ということはずいぶん差があるなと、私は非常にびっくりした感じであります。頭越しに訪中を決定せられたわけでありまするから、内閣も外務省も、十分ここで中国政策の再点検を、転換をも含めて御研究なさっておられると私は思うておるわけであります。 いま木村外務大臣代理のお話を聞けば、慎重に――政策の転換……
○坂本政府委員 最近の自然保護という声は、これはやはり国民の声であると私は思っております。大都市近郊においての緑の破壊というものはやはり相当に進んでおる。特に環境庁におきましても、自然公園の中だけの保存という消極的な面だけではとてもこれは不十分でありますので、自然環境保全法をつくりまして、これに基づいて全国一斉の緑の国勢調査をいま準備中でございます。今年一ぱいにでもひとつ全国の緑の状況を十分調査をいたしまして、そして正確な資料に基づいて今後の保全対策を進めてまいりたい。地域の指定を積極的に進める等、積極的な前進をはかっていきたい、こう思っております。
○坂本政府委員 ただいま瀬戸内海を例にとられまして、そして公有水面を埋め立て、そこにいままでずっとわが国のいわゆる資源多消費型と申しましょうか、はっきりいえば公害型企業を立地させてきた、もうこれ以上埋め立てをして、そこで公害を出すような工場はここでストップをしなければならないという基本方針はおっしゃるとおりであります。いま私どももやはり環境の保全という点を優先させまして、そして環境アセスメントというもので十分チェックをしていくつもりでございますけれども、具体的な動きといたしましては、各党でも、瀬戸内海保全法というものをつくって、公有水面を埋め立て、その上にいままでどおりな公害企業を乗せていくと……
○坂本政府委員 このたび環境政務次官に就任をいたしました坂本三十次でございます。どうぞよろしく御指導を賜わりますように心からお願いをいたしまして、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
○坂本政府委員 いまのところなかなかむずかしゅうございますが、将来の賠償、補償制度、それを行なう上で、その中に含めて検討したい、こういうことでございます。
【次の発言】 おっしゃるお気持ちは非常にわかりますが、いまのところ、指定地域という行政的な一つのメモといいましょうか、それをはずしてどうするかということはまだ考慮中というところで、ちょっとむずかしいように思います。
【次の発言】 よく御趣旨を体して、一生懸命に前向きに検討をいたします。
【次の発言】 これは一般論としては、諸種の条件が整えば拡大をする、こういうことでございます。
【次の発言】 厚生省のほうでいま研究をやっておるわけであります……
○坂本政府委員 おっしゃる御趣旨につきましてはごもっともでございますので、よくひとつ、このたびは海上保安庁でございますか、各省と連絡の上で十分調査をいたしまして、もっと善処をいたしてまいりたい、こう思っております。
【次の発言】 公害のあと追い行政ということは、これはもうきびしく反省をすべき段階に来ておる、これはあなたのおっしゃるとおりであります。法律的な手続、行政指導、いろいろございましょうけれども、未然に防止をするという意味で、特に人の健康に関するようなことでありますから、行ってひとつ県と相談をする、そして督励をすべきことがあれば督励をする。人の健康に関することでありますから、現地に参りま……
○坂本政府委員 ただいまのお説のとおり、低公害車の普及といいましょうか、奨励につきましては、政府としては積極的にこれから前向きにがんばっていきたいと思っております。
【次の発言】 おっしゃる御趣旨については全く賛成であります。そういうような方面につきまして、これから具体的に政府としてもつとめてまいりたいという姿勢を申し上げたわけでございます。
【次の発言】 低公害車の奨励ということにつきましては、政府みずから範をたれてそして政府がまず購入をする、その姿勢を進めていくということについてはまことに賛成でございます。
【次の発言】 法の精神に照らしまして、ふやすべきところがあればふやしていきたい、こ……
○坂本政府委員 おっしゃるように緑化ということは非常に大切なことでございますので、私どもとしてもこれは非常に歓迎すべきことである、こういうふうに思っております。助成といまおっしゃいましても、この点につきましてはひとつ検討さしていただきたい、こう思っております。
○坂本政府委員 環境庁としましては、三月一ぱい中にも審議会から答申をいただきたい、こう思って私どももそれなりに努力をしておりますが、いま局長の申しましたように、まだその専門委員会から答申が部会に出てきておらないという現状であります。それで四月一ぱいにとおっしゃることでありまするが、これは専門委員会に私どもが早くお願いをしたいということは言えますが、四月中に出せという命令をするわけにもまいりませんし、心から一日も早からんことを期待をいたしておりますが、いまここで四月中に必ずお出しをいたしますとは申されませんけれども、しかし早急に、航空機騒音に悩んでおる人たちのために基準づくりをしたいというその誠……
○坂本政府委員 環境庁といたしましては、いままでの四日市だとかそのほかいろいろ汚染が進みまして、そしてこれが退治のために環境基準をつくって、いままでの反省の上に立って一生懸命押え込もうとしておるわけなんです。それは行政の油断からそういうことが起ったといわれれば、これは率直に反省をしなければなりません。しかし特に新しい立地のときにあたりましては、いままでよごれたところを押え込むためにも環境基準をきびしくする。これは見直しをしていきます。と同時に、新しいそういう処女地につきましては、なおさら汚染に対しては警戒をしなければいけませんから、この新しい基準をそこに、こんなきれいなところだから一つぐらいあ……
○坂本政府委員 ただいまの三木長官はじめ政府側からの問答を通じてお約束いたしましたようなことは、誠意を持って善処いたしたいと思います。
○坂本政府委員 企業といえども一〇〇%信頼はできない、過去の公害の反省に基づけばまさにおっしゃるとおりの点が多々あります。しかし、一方、地方自治体というものがほんとうにやはり公害に取り組んでいくというこの姿勢は、最近これはなかなか、直ちに満点とは言えぬにしても、それは相当な進歩を遂げてきておるし、相当な意気込みになってきておる、こういうふうにも私どもは評価をしておる点もあるわけなんです。まあ都道府県知事が必要とあればいつでも立ち入り検査もできるし、記録の提出を求めることもできる。それで一生懸命やれば行政の成果をあげらるべきものであるが、いま島本委員がおっしゃったように、しかし、そこでやはりいつ……
○坂本政府委員 そこに魚がいて、そして非常に危険な程度のメチル水銀を含んでおるという事実、そこに工場があって、そうして相当の、現在ではなくても過去において流出があったというこの事実があれば、これは国としても早急に科学的な究明はもちろんいたさなければなりません。学問的に原因探究ということは相当むずかしいことであろうとは思いますけれども、しかし、これは科学的に究明を早急に国のレベルでもって詰めていきますると同時に、やはり社会的にはこれは会社の水銀によるものであるという、これはまあ社会的通念だろうと私は思うております。 その間に立って、ただいま行政が何をしておるかという追及でございまするけれども、……
○坂本説明員 五十三名の現実に病気になっておられる方がある、しかしその方々については、いままでの基準、判断では認定患者として断定できない。しかし、現にそのほかに認定患者が出ておるわけでありますから、いまおっしゃった五十三名の方々の中に砒素による患者がいないとは、これは断言できませんね。ですから、それは医学の限りを尽くして調査すべきものは当然であると思います。ですから、あなたのおっしゃるように、五十三名の方々には、これはやはり特に気をつけて、そしてその中に砒素中毒の患者がいないかどうか。これは重点的に十分診断をして、検討をいたしたいと思います。
○坂本(三)委員長代理 この際、島本虎三君の関連質疑を許します。島本虎三君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時五十三分休憩
○坂本(三)委員長代理 次回は、来たる四月十一日木曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後四時四十三分散会
○坂本(三)委員長代理 林義郎君。
○坂本(三)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、ただいま議題となりました動議について、その趣旨の御説明をいたします。 案文の朗読をもって趣旨の説明にかえさせていただきます。 核兵器の不拡散条約に関する件(案) 核兵器の不拡散条約の批准に関し、核拡散の危機的状況にかんがみ、政府は、左の事項につき誠実に努力すべきである。 一、政府は、核兵器を持たず、作らず、持ち込まさずとの非核三原則が国是として確立されていることにかんがみ、いかなる場合においても、これを忠実に履行すること。 二、非核兵器国の安全保障の確保のため、すべての核兵器国は非核兵器国に対し、国連憲章に従……
○坂本委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、私が文教委員長の重責を担うことになりました。委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営を図ってまいりたいと思います。
何とぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事唐沢俊二郎君及び藤波孝生君から、それぞれ理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴うほか、委員の……
○坂本委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小島静馬君。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について質疑を続行いたします。木島喜兵衞君。
【次の発言】 石田幸四郎君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時五十三分散会
○坂本委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中野寛成君。
【次の発言】 午後一時再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について質疑を続行いたします。山原健二郎君。
【次の発言】 後刻理事会にお諮りをいたします。
【次の発言】 午後四時に再開することとし、この際、休憩いたします。
午後二時四十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件……
○坂本委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。湯山勇君。
【次の発言】 関連質疑の申し出がありますので、これを許します。木島喜兵衞君。
【次の発言】 お静かに願います。
【次の発言】 午後一時再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について質疑を続行いたします。池田克也君。
【次の発言】 これより内閣提出、国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。……
○坂本委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。これよりその補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、中野寛成君を理事に指名いたします。
【次の発言】 国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案について、本日の石田幸四郎君の質疑に際し、参考人として日本私学振興財団常務理事高橋恒三君の出席を求め……
○坂本委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、オリンピック記念青少年総合センターの解散に関する法律案及び放送大学学園法案の両案を議題といたします。
まず、両案の提案理由の説明を聴取いたします。内藤文部大臣。
【次の発言】 これにて両案の提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 これより放送大学学園法案について質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、これを許します。石橋一弥君。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。……
○坂本委員長 鍛冶清君。
【次の発言】 午後二時に再開することとし、この際、休憩いたします。
午後一時休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
放送大学学園法案について質疑を続行いたします。中野寛成君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 西岡武夫君。
【次の発言】 次回は、来る二十七日、午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後六時三十分散会
○坂本委員長 これより会議を開きます。
オリンピック記念青少年総合センターの解散に関する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中西績介君。
【次の発言】 正午に再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十時二十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
オリンピック記念青少年総合センターの解散に関する法律案について質疑を続行いたします。中西績介君。
【次の発言】 質問に対しては、答弁は簡明に願います。
【次の発言】 小川仁一君。
【次の発言】 答弁は簡明に願います。
○坂本委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。これよりその補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、嶋崎譲君を理事に指名いたします。
【次の発言】 放送大学学園法案を議題といたします。
本日は、参考人として名古屋大学医学部教授飯島宗一君、福岡大学法学部教授石村善治君、東京大学法学部教授塩野宏君、早稲田大学総長清水司君、以上四名の方々に御出席を願っております。
……
○坂本委員長 これより会議を開きます。
放送大学学園法案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、参考人として、本日、日本放送協会専務理事堀四志男君の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。嶋崎譲君。
【次の発言】 嶋崎君のお申し出につきましては、理事会に諮って善処いたします。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時十一分休憩
○坂本委員長 これより会議を開きます。 放送大学学園法案を議題といたします。 本案に対する本日の質疑は、先般来の理事会等の協議に基づいて、次の各項目別に、各位の自席から自由に質疑をすることといたします。 すなわち、第一に学校教育法と放送法との関係について、第二に放送大学学園と放送大学との関係について、第三に放送大学の具体的構想及び放送大学の拡大計画等について、第四にその他の事項、以上の各項目でございます。 なお、委員長の指名により発言をお許しいたしますので、各位の御協力をお願いいたします。 まず、第一の学校教育法と放送法との関係について質疑を進めます。どうぞ。
○坂本委員長 これより会議を開きます。
放送大学学園法案を議題といたします。
本案に関する各項目別の質疑を続行することといたします。
前回は、第一、学校教育法と放送法との関係について、第二、放送大学学園と放送大学との関係について、第三、放送大学の具体的構想及び放送大学の拡大計画等についての各項目につきまして順次質疑を進めてまいりましたが、本日は第四の項目、すなわち放送大学学園法案に関するその他の事項について質疑を続行いたします。
御質疑がある方はどうぞ御自由に御発言願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時八分休憩
○坂本委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、提案理由の説明を聴取いたします。内藤文部大臣。
【次の発言】 この際、ただいまの提案理由の説明につきまして補足説明を聴取いたします。三角管理局長。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午前十時五十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、これを許します。伏屋修治君。
【次の発言】 山原健二郎君。
○坂本国務大臣 ただいま御決議のありました高齢者の雇用対策の充実につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、六十歳定年の一般化の早期実現と高齢者の職業訓練制度の充実に努めてまいる所存であります。
○坂本国務大臣 労働省所管の昭和五十六年度決算についてその概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳出決算について申し上げます。 歳出予算現額は、五千六億七千十一万円余でありまして、その内訳は、歳出予算額五千三億七千三百七十二万円余、予備費使用額二億九千六百三十九万円余となっております。 この歳出予算現額に対しまして、支出済み歳出額四千八百八十七億九千二百七十八万円余、不用額百十八億七千七百三十三万円余で決算を結了いたしました。 支出済み歳出額の主なものについて申し上げますと、雇用保険国庫負担金及び失業対策事業費等であります。 これらの経費は、雇用保険法に基づく求職者給付等に要す……
○坂本国務大臣 労働大臣の坂本三十次でございます。 社会労働委員会の御審議に先立ち、今後の労働行政について所信を申し述べ、委員各位を初め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 労働行政が対象とする人と勤労は、資源の乏しい我が国において、経済と社会の発展と繁栄を支える礎であります。したがって、労働行政は、我が国の将来に深くかかわる重要な行政であり、我が国の経済と社会が来るべき二十一世紀においていかなる姿のものとなっているかは、今後の労働行政が進める政策のあり方にかかっていると言っても過言ではありません。 私は、この重責を担うに当たり、勤労者の雇用の安定と福祉の向上を願う国民の皆……
○坂本国務大臣 私は、別に労働大臣になってから国民の心を心としてというわけではございませんので、政治家としてスタートしたときから、国民の心を心として、その信頼なくんば政治は成り立たぬ、信なくんば立たず、これは私の政治信条でありまして、労働大臣になりましても、いろいろなあなたの御指摘になるような大変な懸案がたくさんございますので、この懸案解決のためにも、やはり信頼にこたえて、そして国民の心を心として一生懸命やらなければならぬという、私の政治の原点、それから労働行政を預かる覚悟というような意味で、みずからを励まし、戒めるというような意味で申し上げたわけであります。 そこで、いろいろ具体的な問題が……
○坂本国務大臣 おっしゃるとおり、外需中心でまいりましてはなかなか我が国の雇用を改善するということは難しいので、それで内需の振興ということで、今、政府といたしましても、経済の、特に景気のかさ上げなどという点につきましてはひとつ全力を挙げていきたい。それはよく経済企画庁長官も申されておるところでありまして、経済環境、景気の上昇ということが非常に大事になってくると思うので、これらについて努力をいたさなければならぬと思っております。
【次の発言】 おっしゃるとおり任意可処分所得、ここが一番大切なところでございまして、先ほど政府委員の答弁いたしましたように、それについては今までの名目だけにとらわれずに……
○坂本国務大臣 自見さんのおっしゃるとおりで、この雇用保険制度というのは、失業者の生活の安定を図りながら再就職を促進をするということでありまして、非常に大切な雇用政策の柱でございますが、おっしゃるとおり、この十年間の変化の大きさというものは目を見張るばかりでございます。経済、社会、いろいろな面で国際化の中に入った日本でありますから、大変な大きな変化でありますが、雇用の面でも、今おっしゃったように高齢化の進展とか、女子の進出とか、新しい技術の開発に伴うMEの問題であるとか、それからサービス産業に就職する人が非常に多くなりまして、これらの方々の移動というものも大きいし、大きな変化がございましたこと……
○坂本国務大臣 最近の雇用失業情勢は、なお厳しさを残してはおりまするものの、景気の回復を背景に改善の動きが見られております。 具体的に申し上げますれば、まず求人は、製造業を中心に増加傾向にございます。それから求職は、落ちついた動きを示しております。このため、有効求人倍率は、五十八年八月が〇・五九倍でありましたが、それ以降上昇を続けて、五十九年二月には〇・六五倍まで持ち直してまいりました。それから完全失業率でありまするが、五十八年八月には二・八%を記録いたしましたが、五十九年二月には〇・七三%と若干盛り返しております。雇用者は全体として増加をいたしておりまして、五十九年二月には前年に比して六十……
○坂本国務大臣 今度の改正というのは、前回の法の改正以来十年間たっておるわけでありまして、その間の雇用失業情勢が非常に大きく変化をいたしまして、構造的変化とも言われるような変化でございます。これに対応をいたさなければならぬということで、再就職手当を新設したりして失業者の再就職を図る、あるいはまた、制度の中でもいろいろもっと合理的に改める点もありましたのでそういう点を改正する、また、労使の負担をできる限りふやさない方がいいということで、将来にわたる制度の健全な運営を図ろうとしたものでありまして、これらの論議は、中小職業安定審議会におきましても議論が行われたわけでございます。 今回の改正において……
○坂本国務大臣 昭和五十九年度予算は改正法の成立を前提として編成されておりまして、失業給付費として一兆三千百三十億円、歳入としては国庫負担二千九百十億円、保険料収入九千八百八十九億円を計上しております。失業給付費一兆三千百二十億円のうち、求職者給付として一兆一千五百十一億円、就職促進給付として千六百十九億円を計上しております。求職者給付分は再就職促進等により大幅に改善をしますが、改正法の施行予定が七月であること、初年度でもあり、再就職手当を受給する者が通常の見込みを上回ることも予想されるなどの事情があるために、就職促進給付について、当年度の保険料を財源とするもののほか積立金を財源とする約三百三……
○坂本国務大臣 ただいま河野委員のおっしゃったように、一九八一年の国際障害者年、この基本理念として「完全参加と平等」がうたわれました。そういう観点に立ちまして、障害者雇用対策を進めるに当たりましては、働く意思と能力があれば障害者が健常者と一緒になって一般の企業にごく自然に働ける、そういう社会を実現していく、いわゆるノーマライゼーション、この理念というものが障害者雇用対策を進める上の基本であろうかと思っております。 そこで、具体的には、今後の雇用対策は重度障害者に最大の重点を置きまして、安定所に求職に来られる障害者の方々の三〇%はこの重度の方々であります。そういう意味で、重度障害者に最大の重点……
○坂本国務大臣 ただいま議題となりました雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保を促進するための労働省関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、我が国における女子労働者は着実に増加し、約千五百万人と全労働者の三分の一を超え、また、あらゆる産業、職業に進出し、我が国の経済社会の発展は今や女子労働者を抜きにしては考えられなくなってきております。女子の職業に対する意識も高まり、その生涯における職業生活の比重も増大しております。しかしながら、我が国経済社会の実態は意欲と能力のある女子労働者がそれを十分に発揮し得る環境が整えられていると……
○坂本国務大臣 なかなかいいお話を聞かしていただきまして、私も愛知さんと同感でございます。人間には男と女とありますが、この両性の協力、この両性が一体化して初めて健全な家庭生活も社会生活もできるだろう、私は基本的にそう思っております。 昔のお話でありまするが、昔の人間は、顔が二つあって手が四本あって足が四本あった。しかし、随分思い上がって、傲慢の罪で神様から二つにぱっと切られた。それで自分の半身を求めて、男性は女性を女性は男性を求める、こういう話であります。まさに男女が相協力していくことによってこの世の中があるいは社会がうまくいくのだろう、こう思っておりまして、男女のお互いの協力、敬愛というも……
○坂本国務大臣 歴史的な経過というものは、今竹村さんのおっしゃったような経過をたどって今日に参っておりましょう。しかし、最近の女性の自覚といいましょうか、それから社会的にも責任を持って進出したいというその意欲、能力というものがついてきております。これは先進国、世界的に共通の現象でございましょうけれども、特に我が国を考えてみますると、やはりあなたのおっしゃったように、長い間の男性主導社会であったことも事実でありまするが、最近また、今申しましたように、女性の社会に対する進出、また男と同じように働きたいという意欲、そういうものが非常に高まってきておることも事実でございます。この機会をとらえて男女の機……
○坂本国務大臣 ただいまあなたのおっしゃるような、新聞にも出ておりますような男女の差別というものが現実にあるということは、今あなたが実証されたとおりだろうと思います。しかし、それがずっと長い伝統でここまで続いてきたこともこれまた事実であります。そこで、これはよくないのではないか、これは直さなければいかぬ、こう思いましたから、それはやはり女性の人権にもかかわることでありましょうけれども、これからは職業を通して生きたいという女性の自覚が出てきておりますから、女性の幸せのためにもそのままほうっておけない、それだけではなしに、社会全体の発展のためにも、そういういわれのない差別はこれ以上続けさしていって……
○坂本国務大臣 私も一言しか言えないわけでありまして、今政府委員が申し上げたようなそういう仕事の内容の範囲内において、あとは審議会のお知恵を拝借したい、そこで命令でしっかり確定をしたい、こう申し上げておるわけでございますが、いろいろ考えておるようなところもございましょうけれども、審議会の意見を聞いてということでございますので、それは労働省だけの心づもりもあると思います。だけれども、それよりも三人寄れば文殊の知恵ですから、それを聞いた上で決めるのもこれまた慎重な方法の一つではないかな、こう思っております。
【次の発言】 先ほどから外務省も申しております、女子に対する特別の保護規定というものは婦人……
○坂本国務大臣 ただいま議題となりました職業安定法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、我が国の労働問題をめぐる経済社会の環境は著しく変化しつつあります。これに対応する労働行政組織のあり方につきましては、行政改革の一環として、また、関係労働施策を総合的かつ効果的に実施する観点から、その改善を図ることが重要な課題となっております。 すなわち、その一は、地方事務官制度の廃止の問題であります。 職業安定行政では、これまで、国の機関である公共職業安定所長に対する指揮監督等の事務を都道府県知事に委任しており、これらの事務に従事する職員の身分は……
○坂本国務大臣 今、ここへ駆けつけるまでそれを盛んにやっておったわけであります。けさも労働四団体の方が来られまして、きょうの九時過ぎでしたか、最後の話し合いを済ませてここへ駆けつけてきた、目下最後の努力中、いよいよきょうで決着がつけられるかというタイミングでございます。 仲裁は、あなたのおっしゃるようにことしは昨年から比べれば時期も早まって一歩前進をいたしました。仲裁の対象と人勧の対象とは、それは身分的には多少違っても似たようなものですね。仲裁もああいうふうにやれたのですから、人勧の方も、ことしは三年目、管理職などを入れると数年になるわけです。公務員も生身の人間ですから、三度目の正直だ、公務……
○坂本国務大臣 このたび労働大臣に就任いたしました坂本三十次でございます。 石炭対策特別委員会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 まず、このたびの三井三池有明鉱における事故により亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りするとともに、御家族の皆様に深く哀悼の意を表するものでございます。労働省といたしましても、万全の努力を払う覚悟でございます。 ところで、御承知のように今日の労働行政を取り巻く環境は、高年齢者の雇用問題を初めとして極めて厳しい状況にあります。本特別委員会におかれましても、エネルギー問題、北炭夕張問題、三井三池問題等、労働行政に密接なかかわりを持つ重要かつ緊急な課題を……
○坂本国務大臣 第百一回特別国会における衆議院石炭対策特別委員会の御審議に先立ちまして、石炭鉱業における当面の労働問題について、一言所信を申し述べます。 私は、労働大臣の重責を担うに当たり、勤労者の雇用の安定と福祉の向上を願う国民の皆様の労働行政に対する期待と信頼にこたえ、国民の心をみずからの心としつつ、全力を挙げてまいる決意でありますので、委員長、委員各位を初め、国民の皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 現在、我が国の石炭鉱業におきましては、石炭鉱業審議会の第七次答申に基づき、国内資源としての石炭の有効活用を図るため、関係者が一丸となって御努力をいただいているところでありますが……
○坂本国務大臣 この問題は、御案内のとおり本格的な高齢化社会が我が国にも到来をいたしておりまして、高齢者の雇用機会を創出するということが私どもの大変な重要政策になっておる、これは御案内のとおりでございます。その一環といたしまして、昭和六十年六十歳定年の一般化、これが私どものスローガン、目標になっておる。このために積極的な指導援助も行っておる、こういうわけであります。 そこで、お尋ねの石炭産業でございますけれども、この石炭産業におきましては、確かに厳しい面もありまして、人員整理だとか合理化が進んでおるという問題もございますけれども、基本的には坑外員については六十歳までの定年延長が行われるという……
○坂本国務大臣 ただいまの御決議の趣旨を体しまして、労働大臣としても今後全力を挙げて努力をいたします。
○坂本国務大臣 近江委員も御承知のとおり、我が国の経済、社会における婦人労働者の役割というものはどんどん大きくなってまいりまして、全雇用労働者の三分の一を超すという勢いとなってまいりました。それからまた、国際的な約束でございまする婦人差別撤廃条約の批准の国内条件の整備の一環としても、これまた国内法の整備が必要になってきておると私は思っております。そこで、相当長い間婦人少年審議会におきまして審議を進めてきておるところでございまするが、きのう公益委員の案も出されました。それは、今まで労使の見解が相当隔たっておったわけでありまするけれども、これを何とかまとめたいというお気持ちでありましょうから、公益……
○坂本国務大臣 御承知のとおり、我が国はもう最近は世界一のスピードで先進国の中では高齢化社会に入ってまいりました。私も原田先生もその部類であります。人生五十年から八十年になったのですから、高齢者対策は大変な目玉でございます。 そういうことで、今までは六十歳定年の一般化を進めておりまして、これは既に五割を超しております。そして、近いうちには六割の会社が既に六十歳定年をやろうという気構えでございます。そういうことでありまするが、この六十歳前半層が、これは戦後の日本を支えてきた苦労した世代でありますが、ここらにしわ寄せが来ておるわけでありまして、しかし、この方々は短時間労働というのを希望しておられ……
○坂本国務大臣 私も雪国の出でありまするから、本当に豪雪のときは大変でございます。しかし、そこは地域ぐるみ、町ぐるみあるいは会社ぐるみ、もうそうなりますと非常事態でございますから、一生懸命に皆全力を尽くしておるのが実情でありまするけれども、サラリーマンはそれはうちがつぶれるようになったのでは仕事ができないのは当たり前でありますから、まあ会社としてもサラリーマンに対してはやっぱり雪おろしのときなどの休暇は好意的に認めておる、また、それが当然のことだろうと思っております。ただ、豪雪有給休暇という制度ということになりまするとなかなか難しい点もございまして、そこも優秀な日本の労使関係の中でひとつ円満に……
○坂本国務大臣 そうですね、まあ教育というのはもちろん人格の陶冶ということが一番大切でありましょうけれども、人間は足は大地を踏んでおるわけでありまして、理想と現実というこのかけ橋をやる、政治家などはその非常に大事な仕事だろうと思っておりますが、そういう面で見ると、人格の陶冶は一番大切でありますけれども、最近特に時代の変化が大きゅうございますから、やはりこの変化にも対応していかなければならぬということになりますと、十年前と違いまして今や完全な世界の中の日本でございますから、教育についても国際化ということは非常に頑張らなくちゃいかぬだろうと思います。 それから、科学技術というものの進歩が大変でご……
○坂本国務大臣 電電公社が民営に形態を変えようというのは、おっしゃるとおり活力と創意を引き出していかなきゃならぬということでありまして、そうなりますれば、民営形態に移行すれば当然労働三法の規制を受けることを原則とするということは間違いのないところだと私は思っております。民間の活力を引き出すということは、この基礎は、日本の今までの経済成長を支えてきた大きな原動力は日本の優秀な労使関係でありまするから、その労使関係を安定させるためにも、労働三法の中でこれを賄っていくということは大原則だと思っております。 ただ、御承知のとおり、国民生活にこれはもう重大な利益も及ぼしまするし、また関係も持つものであ……
○坂本委員 きょうは当委員会においては、いわゆる六・六案とか野党案とかということは正式な議題にはなっていない、一般質問だ、こういうことでございますから、私のいろいろ考えたことを申し述べて、自分の所信を申し述べて、それについての所感を政府の方からもお聞きをしたい、こう思っております。これが六・六案なり何なりが議題になっておれば、私も質問をしたり、その質問の途中なりあるいはまたその後なりに修正案を出そう、こう用意をしておったわけでございますが、きょうはどうもそういう場所ではない。何か委員部の方に聞くと、議事手続上の法的効力は今出してもそのときだけで、きょうで消えてしまいますよというから、それはつま……
○坂本委員 参考人各位、御苦労さまでございます。 ただいま赤木先生のお話を承りまして、私どもは、常日ごろこの大学問題に関して、国民が、何をしておるんだ、われわれの気持ちをどうしてくんでくれて解決に歩み出さないんだと、しょっちゅう国民の皆さんから御批判を受け、おしかりを受けておるところでございます。そういう常日ごろ考えておりますることにつきまして、赤木先生の体験からにじみ出られました解決のための努力、その第一歩、その指針につきましては、まことに敬意を表する次第でございます。節を曲げずに辞職をせられた。その反面、ここに、新聞に出ておりまするが、節を曲げて、立教大学文学部教官三十六名自己批判書を出……
○坂本政府委員 一般的には、四十七年度からのいま申し上げましたような調査の進行状況でございますが、問題のあるところにつきましてはすでに調査を開始いたしております。
○坂本委員長 これより文教委員会逓信委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、私が委員長の職務を行います。
放送大学学園法案を議題といたします。
本案の趣旨の説明については、これを省略し、お手元に配付してあります資料によって御承知願うことといたします。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。宮崎茂一君。
【次の発言】 武部文君。
○坂本国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、スト権を含む労働三権は、これはもう大原則であります。ただ、局長の言ったのは、暫定的な、特例的なという例外的なものも公益の面でこの際加味したということであって、大原則は、労働三権は当然付与される、こういうことであります。
【次の発言】 私もあなたと同じで、戦後廃墟から今日の日本のここまで来たその一番の原動力は、経済的諸要因も幾つかあったでしょうけれども、やはり総合的にすれば人間関係ですね。人的資源と言うのは悪いかもしらぬけれども、その人間関係の中で労使の信頼関係というのは確立しておったということは、諸外国の中で日本はすぐれておる方だ、私はこう思って……
○坂本国務大臣 昭和五十九年度一般会計及び特別会計予算のうち労働省所管分について、その概要を御説明申し上げます。 労働省の一般会計の歳出予算額は四千九百三億二千二百万円で、これを前年度当初予算額四千九百五十億九千四百万円と比較いたしますと、四十七億七千二百万円の減額となっております。 次に、労働保険特別会計について御説明申し上げます。 この会計は、労災勘定、雇用勘定、徴収勘定に区かされておりますので、勘定ごとに歳入歳出予算額を申し上げます。 労災勘定は、歳入歳出予算額とも一兆六千二百七十九億六千百万円で、これを前年度予算額一兆五千七百六十一億九千九百万円と比較いたしますと、五百十七億六……
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