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川俣健二郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

川俣健二郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
697位
委員会発言歴代TOP500(衆)
333位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
626位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
750位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
230位
各種会議出席歴代TOP250
109位
各種会議発言歴代TOP250
195位
各種会議出席(幹部)歴代TOP250
147位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
112位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
129位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
176位

32期委員会発言TOP100
100位
32期委員会出席(無役)TOP100
53位
32期委員会発言(非役職)TOP100
81位
35期委員会出席(幹部)TOP100
89位
35期各種会議出席TOP25
14位
35期各種会議出席(幹部)TOP10
8位
36期委員会出席(幹部)TOP100
68位
36期各種会議出席TOP25
16位
37期各種会議出席TOP10
6位
37期各種会議出席(無役)TOP25
11位

このページでは川俣健二郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。川俣健二郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第18号(1970/08/11、32期、日本社会党)

○川俣委員 午後はちょうど担当大臣の長官がお見えになっておりますが、質問に入る前に、長官の時間をちょっと伺って、おられる間に一言あいさつなり抱負なり聞かしてもらおうと思うのですが、その辺はいかかですか。時間は何時ごろまでなんですか。
【次の発言】 きのうあたりの参議院の公害委員会を聞いておりますと、わが社会党が代表して、参議院の占部委員長が政府当局の姿勢をただしたわけです。アドバルーンは上げたやに思われる長官を長として中央公害対策本部、これに対して長官のごあいさつを伺いますと、公害に対して政治は何をなし得るか、ご期待請う、お見せいたしましょう、よろしくお引き回しのほどというごあいさつはさておき……

第63回国会 社会労働委員会 第7号(1970/03/31、32期、日本社会党)

○川俣委員 ただいまるるわが小林議員の質疑に対して、労働省その他当局側の考え方をわれわれ聞いてまいりました。私はこのあとも、せっかく大阪府のほうからおいでを願った参考人もおられることでございますので、同僚の議員の具体的な質問をしていただく前に、私は一言この委員会に、正式な社労委員会でございますので、委員長を通じて提案を申し上げたいと思うのでございます。質問ではございません。  出かせぎの労働問題は、私は単なる労働条件の意見交換、質疑応答ではなくて、もう人道上の問題になっているだろうと思います。当局は、担当官が少ない、監督官が少ない、どうにもならない、問題が起きたらそこを調べにいく。これでは――……

第63回国会 社会労働委員会 第9号(1970/04/07、32期、日本社会党)

○川俣委員 前の小此木理事の質疑応答とダブると思いますけれども、いま少し教えていただきたい問題がありますから……。  私は、この法律制度は非常にりっぱというか、いいものだと思います、平易なことばで言うと。ところが、あまりにも知らない人が多過ぎる。しかも、一番これに加入すべきであろう対象人口の人方が知らなさ過ぎる。そして、知っていながら入りたがらないという人が多過ぎる。これは社労委員に、自民党、社会党を問わずある程度責任があると思います。したがって、この法律について、私たちが理解させるのが足りないのか、それとも、入るほうから見ると、あんまりうまいものじゃないのか、あるいはほかにもっとうまい制度が……

第63回国会 社会労働委員会 第11号(1970/04/10、32期、日本社会党)

○川俣委員 コロニーの定義といいますか、概念については、きのうの委員会でわが党の田邊理事の質問に対してお答えがあって、その定義なり概念が明らかにされたと思いますが、私は急速大阪の例のガス爆発の調査団に入りましたものですから、その質疑応答がある程度ダブるかと思いますが、御容赦願いたいと思います。  しかしながら、今回のこの法案は、単に協会の法案を成立させるということではなくて、一法人一施設ということでしょうから、問題は、いま建設途上の高崎山のコロニーの運営が主だと思うだけに、コロニーに対する認識といいますか、やはりこの辺でこれから一般国民に対する理解も深めなければならないだろう責務を社労委員会が……

第63回国会 社会労働委員会 第12号(1970/04/13、32期、日本社会党)

○川俣議員 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました国有林労働者の雇用の安定に関する法律案について、その提案理由と内容について御説明申し上げます。  現在、五十万人に及ぶ山林労働者は、人里離れた山奥で、家族と別れ、昔ながらの封建的身分差別と非近代的な労働条件に苦しみながら、森林資源の造成、木材生産に従事しているのであります。しかし歴代保守政府の進めてきた高度成長策は、山林労働者をも一そうの貧困の谷間におとしいれ、近代文化の恩恵に浴することもなく、生活の近代化は望むべくもない状態に放置されているのであります。すなわち、これらの労働者の賃金は、依然として人間としての健康な生活を維持……

第63回国会 社会労働委員会 第15号(1970/04/27、32期、日本社会党)

○川俣委員 労働者災害補償保険法の一部改正の問題の審議が行なわれるわけですけれども、この法案が日の目を見てからはや二十三年、その改正回数が二十数回、平均一年に一ぺんの改正を見て今日に至ったわけでございます。それが労働者災害補償という法律の面から見ると、進展している面と、それから思想がちぐはぐのためか、必ずしも進展してないという面と、それから国際的な横見をしながら改正していくという面、ということは、これは労働者にとっては非常に大きな法律でもあるし、基本的な考え方というものをはっきりこの辺で明確にしておかなければならないだろうという考え方から、まず具体的に入る前に、大臣にお伺いしたいところでござい……

第63回国会 社会労働委員会 第18号(1970/05/07、32期、日本社会党)

○川俣委員 ただいまの委員会には衛生検査技師法と保助看法の二つが同時に提案されておりますので、私はあえてこの際二つの法案を、内容を検討するなりあるいは関係団体の意見を伺うなり当局の考え方をただすなりしてまいりましたが、衛生検査技師法に対しては、私は賛成の意を表しながら、むしろいま時分おそきに失したではないかという感じを持ちながら、ある程度の質問をしてみたいと思うのでございます。  と申し上げますのは、衛生検査技師法の法改正の趣旨にはるる提案理由の説明が書かれておりますが、この種のような仕事が、決してことし去年に急にこういう問題が起きたのではなくて、かなり前からこういうような仕事が医療の高度化に……

第63回国会 社会労働委員会 第19号(1970/05/08、32期、日本社会党)

○川俣委員 参考人の皆さん、どうも御苦労さまです。  ちょうどお医者さん、看護婦さん、そして看護婦さんを教育する育ての親と申しますか先生、お三人がおそろいになったところでございますが、私は皆さんの御意見を拝聴しながら、当委員会はどうやったら一番看護婦の問題が円滑に行なわれるであろうかということを審議してきたわけですが、皆さんのようなお立場の方が、たとえば厚生省の医務局長を中心としてもっともっと審議されておったとすれば、このように何だかんだと、部外者と言ってはあれですが、もっと社労委員会でスムーズに行なわれておったではないかということを痛感いたしました。たいへんわがままな注文でございますが、あく……

第63回国会 社会労働委員会 第23号(1970/06/10、32期、日本社会党)

○川俣委員 関連でございます。  大臣、さっきやくざということばが前議員の質問の中に出ました。御自分が提案したものが廃案になったら、やっちまえということでやるということは、やはりこれはやくざなやり方だったと思います。私は国会に初めて出てきまして、提案された法案が廃案になれば、旧に復する、現行のままだということが私は国会だと思います。それを、立法機関で通らなかったから行政機関でやってしまえということであれば、私はもう三権分立を原則とする民主政治というものはなくなってしまったと思うのです。  そこで、いろいろと前々議員の話から大臣の答弁を伺ってまいりました。世論も今回はかなり批判的です。先ほど田中……

第63回国会 社会労働委員会 第26号(1970/09/10、32期、日本社会党)

○川俣委員 私は出かせぎの問題にしぼって、出かせぎの労務をめぐる諸問題に一体どのように取り組んでいるかということをただす意味で、局長と意見交換をさしてもらいたいと思います。  私は、この出かせぎの問題を取り上げて社労委員会で質問するのは今回で四回目でございます。大臣に出かせぎをどのように考えておるかという意見を聞いてみますと、たいへん出かせぎというのは政府から見て役立っております、特に腕っ節の強いところが非常に役立っておる、このように終戦後日本の経済が高度成長したのも、まあビルの建設、新幹線の工事、そういう土建業から、ひいては電気工事、自動車会社、そうして繊維類等々、一貫して出かせぎの労務者と……

第63回国会 社会労働委員会 第27号(1970/10/09、32期、日本社会党)

○川俣委員 私がこれから政府当局の考え方をただしたい素材は、いま非常に大きく問題になっておる、山林に対する薬剤の散布がいかように社会に影響を及ぼすか、人間さまはもちろんのことですが、山菜さらに魚類、獣類、すべて自然破壊にまでも及ぼすのではなかろうかということの問題を取り上げたいわけでございます。  そこで薬剤でございますから、農薬の部類に入りまして農林委員会という考え方もあるかと思います。あるいは被害が公害に通ずるだけに公害対策特別委員会ではないかという考え方もありましょう。しかし、あえて社労委員会に林野庁の長官をわずらわして、厚生大臣にも御臨席いただきまして私がその姿勢をただそうとするのは、……

第64回国会 社会労働委員会 第4号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○川俣委員 自然公園法の一部を改正する法律案の質疑に入る前に、きょうは厚生省の政務次官のお出ましでございますから、冒頭ちょっとお伺いしておきますが、この臨時国会早々この提案が大臣からありました。その際に、提案趣旨によりますと非常になるほどということでありましたが、ところがその提案の趣旨と内容がちょっとちぐはぐだというように感じました。一部改正の勉強を深めれば深めるほど、趣旨と内容がマッチしないというきらいがあるのですが、もう一度政務次官から簡単に、今回、自然公園法を臨時国会であえて改正するんだという気持ちになったその趣旨をもう一度御説明願いたいと思います。

第65回国会 社会労働委員会 第6号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○川俣委員 最初に、地元の被害者協議会を代表して会長さんがお出ましくださいまして、御苦労さまです。なお、この間調査団派遣の際に、丁寧な御説明ありがとうございました。  私は質問に入る前に、先ほどの自民党の中島委員と討論する意図は一切ありませんが、ただ、この間調査団の正式委員の一人といたしまして、ちょうど国会も開会中でありましたし、当日は本会議のある日でもありましたし、例の小林大臣が辞任する本会議の場でもあったし、そういうような忙しいさなかに国会の了承を得て社会労働委員長の確認のもとに、私たち各党代表で調査団が派遣されたわけでございます。これはいまになって、やはり安中という精錬所がなかりせば、過……

第65回国会 社会労働委員会 第8号(1971/03/02、32期、日本社会党)

○川俣委員 私は日本国有鉄道の累積赤字がどんどんふえていくということに対して、きょう総裁もお見えになっておりますし、今後どのようにするべきだろうかということを非常に関心を持っている議員の一人でございまして、ただ国鉄は明治三、四年ですか、時の民部、大蔵省の鉄道係、こういう世帯から始まって、いまや大国鉄、日本国有鉄道、そうして大総裁、優秀な人材が総裁の席にすわるという世の中になりました。そこで、幾多組織的に変遷して今日にきておりますが、問題は終戦後の昭和二十四、五年ごろですか、いまの日本国有鉄道という、運輸省から切り離されて、ひとりでどんどん走るということになってきたわけでございます。  そこで、……

第65回国会 社会労働委員会 第9号(1971/03/10、32期、日本社会党)

○川俣委員 いまの向山議員の質問を伺っておりまして、私も全く同感でございます。ただ、大臣が最後に、最初の構想がかなり後退してしまったというところに、どうもせっかく労働省が花火を上げヒットさせようとしているのを、わが野党が、勤労者の財産を形成してくれるのですから、これはもろ手をあげて協力をするべきだし、賛成をしたいところなんですが、どうも読めば読むほど竜頭蛇尾というか、最初の構想がどこへいったやら、これは単なる貯蓄奨励法案のほうがいいのではないかというような感じまでしたわけです。  そこで大臣、スタートはこのぐらいだというけれども、スタートの方向が違っているような気がするので、もう一度立法の趣旨……

第65回国会 社会労働委員会 第12号(1971/03/18、32期、日本社会党)

○川俣委員 重要な法案審議の前に一般施策で質問の時間をいただきましてありがとうございました。  私は、東北秋田の選出であるだけに、地元に非常に関心の深いものだけを二つ三つ取り上げまして、当局の姿勢を伺っておきたいと思います。  まず例のBHC、DDT、これがはたして人畜に害になるかどうかという長い論争があったわけですけれども、それが厚生省当局としては、いま現在どのように害毒かどらかということを受けとめておられるか、それを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 局長は……。
【次の発言】 同じようにいま非常に医学的に専門的に論争されておる中に例のスモン病がある。そこで、これもやはり私のところの……

第65回国会 社会労働委員会 第14号(1971/03/23、32期、日本社会党)

○川俣議員 私は提案者を代表しまして、労働基準法の一部を改正する法律案の提案理由を説明いたします。  今日、労働基準法に定められた労働者の権利の確保、及び労働者保護について、さまざまの問題点が指摘されています。  その一つは、労働基準法が施行されてから二十四年が経過しましたが、いまだに、現実問題として労働基準法の恩恵を受けていない労働者があるということであります。もとより、法そのものは原則的に全労働者に適用されているには違いありませんが、企業が基準法に違反して労働を行なわせている場合でもこれをチェックする行政能力がないことがその原因となっているのであります。ちなみに、労働基準監督官は全国で二千……

第65回国会 社会労働委員会 第15号(1971/03/25、32期、日本社会党)

○川俣委員 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案が提案されまして、検討した一部を質問申し上げながら、さらに一そうお考え願えないかという考え方も含めて質問させてもらいます。  これはかなり複雑な法律仕組みになっておるようで、さぞかし援護局は、局長以下いまでは専門職にそれぞれ課長さん方がおなりになっていると思うのですけれども、ただ政治家の一人として考たえ場合に、一番先に大臣にまず伺っておきたいのですが、昭和二十年八月十五日で日本が負けた。それで占領されて講和条約になって二十七年にこういう法律ができた。それでは一体何が援護法の目的というか、これはたいして法律にも書いてないし、内田厚生大……

第65回国会 社会労働委員会 第18号(1971/04/27、32期、日本社会党)

○川俣委員 二十一日からの法案審議を伺っていますと、受け答えがかなりあったわけですが、ただ何となくこれを提案されたという、核心が――質問するほうは比較的核心に触れようとしておるのですが、答えるほうが、なかなかその真意がつかめないで私自身弱っているわけです。そこで、特にわが党の各先輩議員が質問したものとダブらないように、私に与えられた時間はわずか三十分でございますけれども、伺って、さらに私の態度をきめていきたいと思います。  そこで、具体的な問題に入る前に、大臣に二つ、三つ伺いたいのでございますが、これは法案にとらわれないで、労働行政の担当大臣として世の中をばあっと上のほうから見た場合に、一つは……

第65回国会 社会労働委員会 第22号(1971/05/12、32期、日本社会党)

○川俣委員 私の場合は、本会議の代表質問の機会も与えていただいたので、大体の抽象的なお答えは伺いましたが、質問に入る前に、私、社会労働委員の一人として、わが日本の国にようやく、やっと児童手当制度が生まれるということを考えますと、まあ各地方の自治体では矢つぎばやに児童手当というのが実現しておるから、そう真新しい感じはしませんが、よくも国として実現の運びになったものだということを、関係者に私は敬意を表したいと思います。  そこでまあ私たちは、特に私の年齢の場合は、早く国から児童手当というものをもらってみたいものと思いながら、とうとうもらえずじまいで終わってしまうわけですが、わが社会党が終戦後、二十……

第65回国会 社会労働委員会 第24号(1971/05/14、32期、日本社会党)

○川俣委員 視能訓練士法、一般社会から見ると、目新しいことばで耳なれない法案でございますが、しかし、その対象になる人方はおそらくかなり心待ちに待っておる法案でもあるかと思います。そこで私は、具体的な質問に入る前に、私は専門でもございませんので、ただ眼科医師会方の代表の声をここに質問として用意してございますので、そういったものを中心に伺っていきたいと思います。  最近こういった身体障害者、それから精神病、成人病対策の進展の一環として、いわゆるリハビリテーション業務の重要性が特に高まってきたと思います。そこで、こういう業務に従事する各種の医療従事者のいわゆる制度化でございますが、これに対して厚生省……

第65回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1971/03/04、32期、日本社会党)

○川俣委員 石炭対策特別委員二十五名おられるようですが、ほかの委員の方々は石炭そのものに長年経験、貢献されてきた方々でございまして、私はこのとおり一年生でございまして、これから与えられた三十分の質問に対してお答えいただく前に、まずあらかじめお答えいただく人方に、私の頭の中の感じをちょっと申し上げておきますと、石炭というと古い老いぼれた、そうして疲れてしまった、こういうような感じを抱く人方が多い、そういう中で、政界では若い、いわゆる若年の私たちの感じでは、一体そうだろうか、石炭の時代はもう終わっただろうかという感じがします。しかしながら、たとえばきょうのような雰囲気の場合でも、これは通例かもしれ……

第66回国会 社会労働委員会 第7号(1971/10/12、32期、日本社会党)

○川俣委員 児童手当制度が来年一月一日からいよいよ発足するわけでございます。局長も政務次官もこの間御就任になられまして、これに対してどういうお考え、抱負を持っておられるかということを中心に質問したいと思います。あとで大臣がお見えになるまで所要時間がございますから、お見えになったら、大臣の一言の回答で私の質問を終わりたいと思います。  そこで、児童手当制度ができ上がったとはいうものの、これは長年の懸案事項のシステムでございます。わが社会党が昭和二十四年ごろ叫んだばかりじゃなく、与野党を通じて、たった一つの社会保障制度で、世界には方々にあるんだが、わが日本の国にはないんだということで、いろいろな方……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/11/29、32期、日本社会党)

○川俣議員 私は、提案者、日本社会党、公明党、民社党を代表しまして、ただいま議題となりました沖繩における雇用の促進に関する特別措置法案について、提案の理由とその要旨を説明いたします。  太平洋戦争の惨禍から戦後期を経て今日に至る年月は、日本国民にとって、ひとしく苦悩の道でありました。国民は、大小の差はあれ、戦争が残した傷あとを背負いながら、日々の生活にいそしんできたのであります。その努力と願いにもかかわらず、日本社会は国民の平和と福祉を達成できているとはいえません。しかし、顧みて、わずかに幸いであったのは占領時代を短く終え、戦後期から早く脱却できたことでありましょう。  ただ、沖繩県民について……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第12号(1971/12/11、32期、日本社会党)

○川俣委員 委員長が、冒頭、質問者に時間の励行等御注意ありましたが、委員会の運営上、政府のほうも少し約束の時間を守っていただきたい。その点を委員長は委員会全体の運営を考えてひとつ運んでいただきたいと思います。  そこで、佐藤総理に早々お伺いする前に、現地公聴会も東京公聴会も終わって、たいがいの声という声を私たちはお互いに聞きました。そこで、この辺でもう一度、表面的に出てきた声というもの、つまり世論というものは、どういう考え方を沖繩の人が出しておるか、これをまず私もかみしめるため、この世論調査を見ました。というのは、この国会が始まる前の夏の沖繩での調査をちょっと抜粋して読んでみたいと思います。こ……

第67回国会 社会労働委員会 第5号(1971/12/07、32期、日本社会党)

○川俣委員 きょうは定例日をお願いしまして、出かせぎ問題を取り上げまして質問なり、政府の労働施策をただしていきたいと思います。  というのは、このごろ非常にひんぱんに出かせぎ現場における事故が多い。不払いそれから不当なピンはねそれから登録なしの業者云々、こういう結果もあると思います。したがって、これは私も去年からたびたびこの席をかりまして労働省に前向きの姿勢でという約束をしておるはずなんですが、なかなか監督官も要求どおりに思うようにいかないようでもあるし、加えて年々出かせぎ者もふえている今日、なかなか容易でないということはわかるにしても、一体これはどうしたらいいだろうかというわけでございます。……

第68回国会 社会労働委員会 第12号(1972/04/04、32期、日本社会党)

○川俣委員 私は山の中で生まれ育って、いまさらながら緑のありがたみというのを痛感します。米の問題で東南アジア十カ国を回った際も、やはり山林と米との関係、特にインド、セイロン、パキスタンそれからアフリカのザンビア、ケニア、コンゴ、ほとんど米を食べる、米を食べたいという、米不足に悩んでおるところでございまして、それに対して、皆さん御承知のように、オーストリア、ドイツ、イギリスというように非常に緑、山林を大事にする国との、いわゆる国の豊かさというものは、なるほどと感じてきたわけです。この間中国へ行って、革命の根拠地とかいう延安に行きましたら、これはただ広漠たる木一本ない場所でした。そういうところへ立……

第68回国会 社会労働委員会 第13号(1972/04/06、32期、日本社会党)

○川俣委員 時間がありませんから端的に質問しますから、端的に答えてもらいたいと思います。  というのは、このような食品公害の問題は、当委員会で近く審議されるであろう食品衛生法の一部改正でかなり審議、論議をしなきゃならないと思います。そこで、その法案を私自身が担当者として検討しておる。その際に、厚生省の姿勢をまず聞いておかないといかぬという考え方から質問します。  第一番目に、いま同僚の田中委員からの質問の受け答えを聞いてみても、やはりわが社会党がかつて、三十三年ごろですか、農林省、厚生省、通産省、経済企画庁等々、ばらばら行政が、なわ張り争いかなすり合いか知らぬけれども、そういった面がかなり、き……

第68回国会 社会労働委員会 第14号(1972/04/12、32期、日本社会党)

○川俣議員 私は、提案者を代表して、失業保険法の一部を改正する法律案の提案の理由を説明します。  昨年八月、ニクソン・アメリカ大統領が金とドルとの交換を停止する声明を発して以来、一連のいわゆるドル・ショックが発生したことは御承知のとおりであります。このドル・ショックは、わが国にもさまざまな影響をもたらし、円の変動相場制移行、円の大巾切り上げ、そして今日の不況局面へと推移してきたのであります。  このような推移の過程で、当然、雇用あるいは労働市場にも一定の影響が出てまいりました。  労働省の調査によりますとドル・ショック以後わずか、二、三カ月の間に、一万三千人もの新規学卒者の採用取り消しが発生い……

第68回国会 社会労働委員会 第21号(1972/04/26、32期、日本社会党)

○川俣委員 老人福祉法の一部改正の法案を具体的に伺う前に、厚生大臣に伺いたいと思いますのは、きのうの本会議で、わが党の大原議員から、年金は私らこう思うのだがと説明し、それに対して後藤議員から総理大臣どう思うのだということを尋ねたら、特に老人福祉については大幅にこれを引き上げるべく検討しておるというおことばがあった。あの話を聞いてみると、傍聴席ばかりではなく、かなりこれは期待をするような話に聞こえたのです。そこで厚生大臣は、特に厚生行政には非常に造詣の深い大臣でありますから、総理大臣はああいうように答弁しても、大蔵省というけちけち省がいるために、なかなかそうはいかぬのだということが実態だと思いま……

第68回国会 社会労働委員会 第22号(1972/04/27、32期、日本社会党)

○川俣委員 たいへん端的にお述べいただきましたので、法改正を審議するにあたって、たいへん参考になりました。ありがとうございました。  そこで、私はせっかくの機会ですから、各参考人に端的に一問ずつお伺いしますことをお許し願いたいと思います。  まず近藤参考人でございますが、全体的にはこんな法はいかぬというお話の中でも、あえてするとすればという項目に国庫補助率の話が出ました。いまの五%というのは、これは根拠は何だというお話から、国保が四五%なんで、それから追っていくと、これぐらいがめどだというのをもう一度たいへん恐縮ですが、簡単にでもけっこうですから、近藤参考人にお伺いしたいと思います。  それか……

第68回国会 社会労働委員会 第24号(1972/05/11、32期、日本社会党)

○川俣委員 法案審議の具体的なことに入る前に二つばかり大臣に聞いておきたいのですが、病気に付しては国が責任を持つんだという、これはもう国際的な大勢なわけです。その国際的な機関にWHOという機関があるのですが、きのうあたりからの報道によると、WHOの総会で中国の唯一の政府である北京を招請して台湾を追放する、こういう決議があったわけでありますが、六十何対という圧倒的な賛成で決議が採択されたわけですが、これに対して、非常に私たち健康保険、医療というものをほんとうにメスを入れて抜本的に検討するという時期であるわけですから、やはり世界の仲間に入るという意味から――これに対して日本は棄権したという報道があ……

第68回国会 社会労働委員会 第26号(1972/05/16、32期、日本社会党)

○川俣議員 私は提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました国有林労働者の雇用の安定に関する法律案について、その提案理由と内容について御説明申し上げます。  現在、五十万人に及ぶ山林労働者は、人里離れた山奥で家族と別れ、昔ながらの封建的身分差別と非近代的な労働条件に苦しみながら、森林資源の造成、木材生産に従事しているのであります。しかし歴代保守政府の進めてきた高度成長政策は、山林労働者をも一そうの貧困の谷間におとしいれ、近代文化の恩恵に浴することもなく、生活の近代化は望むべくもない状態に放置されているのであります。すなわち、これらの労働者の賃金は、依然として人間としての健康な生活を維持す……

第68回国会 社会労働委員会 第27号(1972/05/18、32期、日本社会党)

○川俣委員 関連して。  もう少し理解を深めたいと思うのですが、これが、私の本会議の質問で厚生大臣の答弁が理解できなかったところです。そこで、これは決して追及というよりも、ほんとうに質問なんですが、弾力条項ということがぐっと出てきたものだから……。  二十四条によれば、事務は一切長官にあるということだから、国会ではまず一応千分の八十なら千分の八十まできめて、その千分の七十から千分の八十までの間を上下させる権限が長官にあるのだというのなら、私はわかるというのですよ。これが弾力条項というのです。弾力というのは、上げたり下げたりするから弾力なんですよ。ところが千分の七十三という、いわゆる千分の三は国……

第68回国会 社会労働委員会 第28号(1972/05/19、32期、日本社会党)

○川俣委員 関連。これはこの前十一日に質問した問題ですけれども、大蔵省来ていますか。
【次の発言】 それじゃそれまで部長に聞きますけれども、未徴収金百二億というのは、資産性を帯びているわけですね。取れるものなんですね。
【次の発言】 そうすると、不良資産的なものは除いて百二億。確認しますけれども……。
【次の発言】 それから、固定資産の三百二十六億というのは、償却資産のような扱いにしているのか、それともどういう考え方で、――両建てしているのだろうけれども、その辺もう少し説明してください。
【次の発言】 それではその施設、簡単に言うと病院でしょう。それは固定資産に立てているわけでしょう。それじゃ……

第68回国会 社会労働委員会 第29号(1972/05/24、32期、日本社会党)

○川俣委員 私は、日本社会党を代表いたし、提案されました健康保険法及び厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案について、いずれも反対の態度を表明いたします。  すなわち、今日のわが国の医療制度の大きな危機は、高度経済成長政策下において、医療の充実、改善を怠ってきた政府の責任であります。高度経済成長に伴うさまざまな公害などにより、国民の健康は破壊され、病気にかかる国民は、ますますふえつつある。こうした社会的要因による保険財政の赤字増加に対し、政府・自民党は、病気の自己責任原理を強調して、赤字を労働者、患者に押しつけようとしておるのであります。  国民の医療に関する関心は大き……

第68回国会 社会労働委員会 第34号(1972/06/06、32期、日本社会党)

○川俣委員 勤労婦人福祉法案、高邁な憲法論から質疑が始まったのは、私も聞いておりましたが、ひとつ私は、むしろそれよりも、現実に働く婦人という、これは全くこれほど現実問題はないので、代議士のまわりにはいろいろな婦人がおります。未婚の婦人、それから結婚したばかりのほやほや、それからいわゆる育児に追い回される婦人、それからぐっと落ちついて内職でもやって、へそくりでもためようかという婦人、それから農村婦人等々いろいろありますけれども、局長はこれに取っ組んでくれるという、私らも大いに応援体制を組まなければならぬのだけれども、ひとつ、勤労婦人福祉法案を、ほんとうに、率直に、どういう気持ちで出されたのか、そ……

第68回国会 社会労働委員会 第36号(1972/06/09、32期、日本社会党)

○川俣委員 きょうから食品衛生法の一部を改正する法律案が審議されるわけですが、審議にあたって、このごろの食べものというのは――なぜ食べるかというと、健康増進、体力増強、健康保持、これが目的であるわけですけれども、このごろ、食べると害されるというどうやら逆の観念が出てきたと思います。全く不幸な日本の国になってしまいました。大石長官が国際舞台で、働き過ぎた、経済成長にだけ力を入れておったのは誤りであったという話をしておりました。そうしたら外務省が、これは少し発言に穏当を欠くじゃないかとか、言い過ぎじゃないかとか言いましたが、厚生大臣、大石長官の発言について、これは閣僚会議やったわけじゃないでしょう……

第68回国会 社会労働委員会 第37号(1972/06/12、32期、日本社会党)

○川俣委員 大臣がおらぬようですね。政務次官にあらためて前回の空気を申し上げますと、いま牛乳を、ほんとうの牛乳を飲んでください、これは農林省、畜産奨励からも言うし、それからほんとうの牛乳を飲ませなければならないという食品衛生法、これは厚生省、ほんとうの牛乳を飲みたいものだという消費者、こういう話から、この間、それじゃ農協牛乳という、これもトレードマークみたいだからあまり宣伝したくないのだけれども、あれはほんとうの牛乳なんだ。千ccの入れものがまたたく間に売れたのです。ところが、その入れものの商標に、ABCのAが入っておったわけです。そうしたら、それを農協の牛乳の入れものに入れることはちょっと遠……

第68回国会 社会労働委員会 第38号(1972/06/16、32期、日本社会党)

○川俣委員 食品衛生法に基づいてつくられておる乳等省令の問題から牛乳の話が出まして、いろいろと理事会の御理解をいただいて、三回目の質問で恐縮でございますが、各委員方の強い要望があるように、この食品衛生法は早く日の目を見て、食品に対する世の中の不安と不信をいち早くぬぐい去って、厚生省はこの行政指導に当たるべきだと私は思います。  そこで、私は最後に確認したいのは、これは厚生省の窓口の局長に確認したいのですが、牛乳とは、牛から搾乳したものを生乳といい、その生乳を殺菌処理したものが牛乳なんだ――いまさらこれは確認するのはどうかと思うのだけれども、このくらい確認しないと、どうもあぶなっかしい、まがいも……

第69回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1972/08/10、32期、日本社会党)

○川俣委員 まず最初に環境庁長官にお伺いしたいのですが、過日のそれこそ日本列島に猛威をふるった集中豪雨で、かなり国土が改造する前に洗われて痛んだわけですが、したがって、その災害復旧にかなりそれぞれの官庁に地元からの要請もこれあり、復旧工事も大わらわであるのが一カ月後のきょうこのごろであります。そこで、護岸工事その他、いろいろとあるわけだが、これは各官庁にまたがるわけですけれども、ただこういうような特殊な集中豪雨、初めは四国と九州に終わるものと思ったのですが、一たん日本海に抜けたもののしりが、逆にわざわざ北陸から秋田のほうに入ってきて、御丁寧にずっと列島を荒らして岡山、中国方面に行った。そこで非……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第17号(1973/04/20、33期、日本社会党)

○川俣委員 さっき長官が分析のしかた、これなんだ、問題は。さっき安宅委員が例を出して言うように、どこをとるかが問題なんだ。そこで、さっき保有米ということばが出たので関連させてもらいます。  厚生省は去年大々的に食品衛生法を検討して大改正をやった。その場合、まずあなたにあの検討して大改正をした経過を思い出してみてもらいたいのだが、こういう米はいかぬという適用になる条項は、いままでの論議の経過を局長も聞いておられるのだから、食品衛生法のどれに適用するかというように考えておるか、まず聞きたいと思う。
【次の発言】 そうだ。そのとおりで、いわゆる第七条の違反は成分規格、それから第四条の場合は、即有害、……

第71回国会 社会労働委員会 第2号(1973/02/06、33期、日本社会党)

○川俣委員 五分間ばかり、関連質問で恐縮でございますけれども、大臣が、国民は非常に迷惑でもあるし、この争議を何とか解決しなければならないという考え方、そこに労働基本権の問題で公労法の改正の問題をちょっぴり聞いておきたいと思います。  というのは、私は協議中に突如ああいうような大量処分をするということは、ものをまとめようという考え方じゃなくて、むしろ挑戦的な態度だと思うのですよ。というのは、皆さんは選挙が終わって内閣の顔ぶれが変わったんだが、いまの処分は昨年の争議に対する処分だと、こう言うのだが、昨年の九月十四日の運輸大臣の発言、これは皆さん御存じですね。このように処分と闘争の繰り返しではどうに……

第71回国会 社会労働委員会 第6号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○川俣委員 いま前者の田邊委員から、最後に、国鉄の安全闘争に対する当局の見解をちょっぴり聞かしてもらいました。私たち一般国民が見ると、これはやはり当局が怠慢でこういう結果になったのか、組合のほうがわからずやでむちゃくちゃにやっておるのかという――朝の通勤ラッシュ、学校通いの子供から年寄りに至るまでかなり迷惑千万であることは事実であるわけです。そこでもう少し具体的に伺う前に、いま幸い当局の見解がちょっぴりしゃべられたのを機会に、今回の闘争というのは、われわれ国民から見ると、このように理解していいのかどうか。もし完全に安全規則を守り、法律にのっとって機関車、電車を運転するとすればこのぐらいの体制に……

第71回国会 社会労働委員会 第12号(1973/04/03、33期、日本社会党)

○川俣委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。      駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について努力すること。  一 ドルの切下げ、円の変動相場制移行に伴う米軍関係労務予算の不足及び基地の整理統合等を理由とする人員整理が予想されるので、駐留軍関係離職者等臨時措置法施行令第十条に基づく特別給付金の増額及び支給区分の拡大を考慮するとともに、労働者の雇用及び労働条件の確保に万全を図ること。……

第71回国会 社会労働委員会 第14号(1973/04/12、33期、日本社会党)

○川俣委員 前回からの大原委員の質問で、これまたきょうに持ち越して政府の考え方を、むしろただしたいというよりは確認したいという方向であるわけです。それでさらに大原委員のように国会歴も深い、これ専門にいままで援護法を見てきた人が再度登壇して、なおかつ齋藤大臣には、あなたいつまで大臣をやりますかという質問が出るくらいに大事をとって確認をしていこうとしているわけです。したがって、私ら理事としましては、これを収拾するという立場もあって、ある程度ここで基本姿勢を確認してみたいと思います。  前回は、これは昨年も一昨年も、この援護法が提案になるたびに附帯決議で確認していっても、さっぱり日の目を見ない前回の……

第71回国会 社会労働委員会 第15号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○川俣議員 私は提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました国有林労働者の雇用の安定に関する法律案について、その提案理由と内容について、御説明申し上げます。  現在、二十万人に及ぶ山林労働者は、人里離れた山奥で家族と別れ、昔ながらの封建的身分差別と非近代的な労働条件に苦しみながら、森林資源の造成、木材生産に従事しているのであります。しかし歴代保守政府の進めてきた高度成長政策は、山林労働者をも一そうの貧困の谷間におとしいれ、近代文化の恩恵に浴することもなく、生活の近代化は望むべくもない状態に放置されているのであります。すなわち、これらの労働者の賃金は、依然として人間としての健康な生活を維持……

第71回国会 社会労働委員会 第17号(1973/04/24、33期、日本社会党)

○川俣委員 時間が三十分の割り当てで理事会できまりましたので、問題を端的に伺います。  労働省の業務というか、労働問題は、雇用を安定させるというのが一番問題であります。そして、やむなく失業した場合は次の仕事をあっせんしながら失業保険金で一時の生活をしのげるようにしてあげる。これが両案相まってちょうどきょう社会党から提案されましたが、そこで私は失業保険法の改正について提案されたことにちなんで、季節労務者、いわゆる出かせぎと失業保険との関係を質問してみたいと思います。  そこで、私はこの出かせぎの法律、出かせぎ立法を考えていくべきだということを、わが党もいま建設労働法というのを考えておりますが、労……

第71回国会 社会労働委員会 第22号(1973/05/31、33期、日本社会党)

○川俣委員 その問題だけで関連して、大臣にちょっと伺いますが、両者の対立を担当大臣として円満に解決したいので、私の意見は述べるのは差し控えたいという気持ちはわかります。しかし、これはこの健保審議のアウトサイダー的な問題じゃなくて、むしろ医療問題の核心に触れる問題であるだけに、それがある程度解明されないと、健保の審議というものがちょっとできないのじゃないかというように感じられるのが一つでございます。  それから次に、支払い側の代表の一人が、たまたまある会社の社長だった。そうしたら、その会社の製品を一切買うなというおふれを流すということに対する、これはいま法制局を呼んでおりますから、法解釈を聞いて……

第71回国会 社会労働委員会 第26号(1973/06/12、33期、日本社会党)

○川俣委員 当委員会で審議に入って約二カ月になるわけですが、しかし国会のいろいろな障害で委員会審議そのものはたいして煮詰められたとは言えないと思います。しかしその間それぞれ専門の関係団体にも伺ってまいりましたが、きょう各参考人に貴重な御意見をいただきまして、ほんとうに御礼を申し上げたいと思います。  そこで参考人の御意見を伺いますと、ますますこの法案というのは、なぜ無理やりに今回出さなければならぬだろうかという気持ちに、率直に言ってなったわけです。柴田参考人によると、先生は現行法よりまだあと戻りだ、ILO条約締結後でもよいではないか、早過ぎる、なぜ急ぐのだろうかということをおっしゃる。田尾参考……

第71回国会 社会労働委員会 第28号(1973/06/15、33期、日本社会党)

○川俣委員 まず大臣、初めに公害の問題ですが、いよいよ第三水俣を契機に日本の国はもう公害だらけの、魚もうっかり食えないという状態になったわけです。これについては近く大きな連合審査、あるいはその他の国会における審議委員会があると思うのだが、厚生省のほうで近くPCBと魚の摂取量、この指導要綱を出す。それからあわせてこういう魚は食うなといういろいろな手引きを厚生省が、ようやく教えてくれるそうだが、なるべく魚はまるごと食うな、はらわたに悪いのはうんと入っているぞ、そういうことでしょうが、それと水銀の許容基準ですね。この二つが大体いつごろ出る運びになっているか、聞きたい。

第71回国会 社会労働委員会 第35号(1973/06/27、33期、日本社会党)

○川俣委員 理事会で確認した良識のある時間が来たように考えられますけれども、最後に三点ばかり、大臣並びに野党四党案の提案代表の八木委員に質問したいと思います。  まず、野党四党案の提案者八木委員に質問したいのですが、この委員会の年金というのは、率直に言って野党四党案と政府案とが対比されて非常に審議の参考になったと思います。ところが、あまりにも両案がかけ離れて、これに対する意見が世論になって、いま東京都の選挙戦が火ぶたを切った中でやられておることは非常に幸いだと思います。そこで政府のほうは政府のほうで提案してみたものの、野党四党案をぶつけられて恥ずかしかったのか、それとも少し早まって、あまりにも……

第71回国会 社会労働委員会 第36号(1973/06/28、33期、日本社会党)

○川俣委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文はお手元に配付してありますので、これで御了承願います。  何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)

第71回国会 社会労働委員会 第37号(1973/06/29、33期、日本社会党)

○川俣委員 身障者のモデル工場なんですが、これは事業団法の一部改正でいわゆる貸し付けすることができるというあたりで事が足りるかなと思って検討させてもらいました。そして、政令で定めるといううたい方が方々に考え方としてあるわけです。それでこれは幾ら法律をつくったって、身障者を雇ってくれる経営者が理解してくれなければならぬということで、いま雇用促進協会という団体もつくっております。私も地元で、カバ細工に非常に適しているのじゃないかということでやってみているのです。  そこで、これは事業団に一切業務をまかせるのか、労働省である程度メジャーをつくって事業団にやらせようとしておるのか、それが一つ。  それ……

第71回国会 商工委員会 第10号(1973/03/27、33期、日本社会党)

○川俣委員 金属鉱山の鉱害対策の法案を審議することになると、どうしても土壌汚染その他環境との関係が関連があるのですが、委員部の話によると、環境庁は長官、局長一切出れない、こういうことなんだが、できれば、一時間半いただいた時間の問に極力長官なり局長をまずお願いしておきたいと思います。したがって、せっかくの法案ですから、鉱害問題に集中すべきなんだけれども、そういうような状況ですので、鉱業政策と非常に密接な関係があると考えられるし、したがって、通産当局に、その間、鉱害に入る前に、鉱業政策問題を集中的に伺いたいと思います。  まず担当局長に伺いたいのですが、今回この特別措置法を出す気になった気持ち、そ……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1973/12/14、33期、日本社会党)

○川俣委員 関連に入らしていただきたいと思うのですが、入る前にちょっと私が聞きたいのを各官庁またがっておられるようですから、三つの項目に分けて聞きたいと思います。  一つは、前々国会で約束された、全国に散在する休廃止鉱山の調査の経過がどのようになっておるのか、それで結果がいつごろお聞かせ願えるのかというのが一つ。  それから二つ目は、いまの質疑応答にもありましたが、いわゆる責任義務論の問題です。PPPという問題をこの前取り上げて三木さんとやりましたが、PPの原則、いわゆる原因者負担ということは常識なわけだが、問題は、鉱山鉱害の問題というのは原因者が不明であり、長年月を経て、そしてわかってつかま……

第72回国会 災害対策特別委員会 第4号(1974/02/22、33期、日本社会党)

○川俣委員 午前中にかなり多岐にわたって問題点が浮き彫りにされたことと、雪というのはどこでも同じように、問題が類似しておりますから、そういうところはダブらないようにしますけれども、そこで少し、対処するとか雪解けを待って対策を考えるとかというのじゃなくて、いま豪雪の中に埋まっているという表現はちょっと言い過ぎかどうか知らぬが、地元では非常にいま手だてを待っているわけです。そこで、具体的にこういう場合はどうなんだということを、時間の割り当ても限られておりますから、聞いていきます。そういう意味に受け取ってください。  具体的に入る前に気象庁にちょっとお伺いしたいのですが、気象庁お見えになっております……

第72回国会 災害対策特別委員会 第6号(1974/03/14、33期、日本社会党)

○川俣委員 三月の中日だというのに雪国ではまた冬の再来じゃないかというので二、三日前から皆さんに見てもらった地区はどこの県とも問わずふぶきの状態の再来でありますが、まず国の助成策としておかげさんで早くも特交の上乗せで自治体の除雪費として各自治体に流していただいて、これは非常に一助になったわけです。そこで私は前回の質問に続いて、自治体じゃなくて雪国のだれしもがやらなければならない除雪費、雪おろし費、これは十万ないし二十万一世帯かかっているということがこの前の委員会で私の発言で大体確認の雰囲気でしたが、当然そこに出てくるのは税務の問題です。時間がありませんからさっそく国税庁に聞きますが、雑損控除。……

第72回国会 災害対策特別委員会 第8号(1974/04/04、33期、日本社会党)

○川俣委員 豪雪の騒動というか、国会、政府あげて調査なりその対策に当たったわけですが、きょうはひとつ、多くの政府委員は他の委員会なり参議院に引っぱられておるので、私も承知の上で、事務当局と具体的な手だてを、短い時間をもらいましたので、ちょっと三点ばかり伺います。  というのは、豪雪は災害を起こす重大な要因である。いわば、論理は合わないのですが、豪雪イコール災害であるという確認で、この前、総務長官の豪雪に対する対策の方針にありましたが、そこでまず、一応降り続く雪はやんだわけです。そこで除雪費の問題は、さきに交付された特別交付金でおりたわけですが、各個人の除雪費は、当然雪の国の人々の必要経費ではな……

第72回国会 災害対策特別委員会 第10号(1974/04/25、33期、日本社会党)

○川俣委員 村岡先生が異例的な二度にわたる委員会の視察にお礼申し上げていただきましたので、私も委員会への正式な提案者としてお礼申し上げたいと思いますが、この災害委員会も北陸、東北の豪雪で一冬暮らしたわけです。そして雪の悲惨な状態を見てもらったわけですが、おかげさんで、ちょうど私たちが現地を調査しているその日に、農林大臣が時局講演会と銘打って現地に来ておられました。天災融資法、激甚助成その他一切六項目を約束されましたので、あえてここで私はそれを確認いたしません。きょうは常任委員会等がありまして政府委員はいませんから、ただ私は今回の豪雪騒ぎを経験して、いまの制度では無理だということをここではっきり……

第72回国会 社会労働委員会 第4号(1973/12/20、33期、日本社会党)

○川俣委員 大臣、私はあえてきょう、いろいろと診療費、報酬問題をめぐってたいへんな時期ですけれども、一つだけどうしてもただしておきたいのは、わが党はもちろんですが、過去数年間、公的医療機関ですね、公的医療機関というのは医療法にあるんだが、特に滝沢医務局長の頭の中には、国立病院しか頭にないんではないか。こういうことで一体、医者というのは医療費によってもうかるのかもうからないのか、こういうことですね。ところが、町医者というのは、こう言っちゃ悪いが、軒並みにもうかっておる。これは大体です。全部とは言いません。まず、どこの市町村へ行っても、僻地の寒村の町へ行っても、お医者さんというのは所得番付がまずト……

第72回国会 社会労働委員会 第11号(1974/03/26、33期、日本社会党)

○川俣委員 ただいま社会党から提案された労働基準法の一部改正にもあるように、基準法違反の七〇%の王者は労働災害、安全衛生である、こういうように訴えております。もちろん、労働省の重大な業務分掌の一つは労働災害であることは、論をまたないわけです。  そこで、まず基準局長に聞くのですが、一昨年に労働基準法十五カ条に盛られておる労働災害関係を抜き取って――百二十二条でしたか、細則、附則を入れると膨大な規則に改正した。そこで与党、野党を問わず、何で基準法から抜き出して安全衛生にかえるのだ、これが当然ながら、矢つぎばやに質問が出た。そうしたら、基準局長はとうとうと答えた。その審議は実に五回の委員会で、最後……

第72回国会 社会労働委員会 第13号(1974/04/02、33期、日本社会党)

○川俣委員 ちょっと関連で質問させてもらいたいのですが、何か局長の話を聞いていると、無条件で、きのう上野から帰っていった、ご苦労さんでした、判こをばんと押して、あしたから田植えをしようが、地元の場合に都合がいいように、きわめてぐあいがいいようになっているように見えるのです。ところがやはり条件は、休業しなければならないという認定が必要なんだ。従来どおりに、簡単にいえばうるさいんだ、窓口で。  それから二つ目は、この四十条によりますと「基本手当の日額の三十日分(次項の認定があった日から同項の規定による期間の最後の日までの日数が三十日に満たない場合には、その日数に相当する日数分)」と書いてある。全部……

第72回国会 社会労働委員会 第14号(1974/04/04、33期、日本社会党)

○川俣委員 本動議の採決を行なうにあたりまして、一点だけ質問いたします。  すなわち、ただいまの附帯決議の六項目に「戦後三十年近くも経過した今日、なお残されている未処遇者について早急に具体的な解決策を講ずること。」とありますが、これに関連しまして、去る三月二十八日の本委員会で森井忠良君から指摘した旧逓信省関係者の問題について石本政務次官から答弁がありまして、大臣帰国後御相談の上善処することとありましたので、ここで確認しておきたいと思います。  すなわち、郵政省は所管官庁としてこの問題をどのようにされるのか、明確な御答弁をいただきたいと存じます。

第72回国会 社会労働委員会 第16号(1974/04/08、33期、日本社会党)

○川俣委員 私は、党を代表しまして公共部門の労働者に対する労働基本権の制約、特にいま国民春闘のさなかで労働者側と政府側と話しているスト権の問題で、ちょっと雇用保険法の法案審議に入る前に、党を代表して聞いておきたいと思います。  もうすでに今国会が始まって以来、衆参両院の予算委員会それからこの社会労働委員会等を通じて、与党、野党を問わず十四名の委員がそれぞれの委員会においてスト権の問題を取り上げてまいりました。一方、大臣御承知のように、先進諸国はほとんどこういうスト規制、制約は例を見ない。ILOもその是正をしばしば指摘しておるし、しかも八、九年かかった公制審の答申も、昨年九月三日でしたか出ました……

第72回国会 社会労働委員会 第17号(1974/04/11、33期、日本社会党)

○川俣委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。    国民年金法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、老後保障において年金制度の果たす役割の重要性にかんがみ、次の事項について適切な措置を講ずるよう努力すべきである。  一 厚生年金保険、国民年金、各種共済組合について、その相互の関連において、各制度充実のため、基本的に検討を加えること。  二 年金の財政方式、特に賦課方式への移行については、将来にわたる人口老齢化の動向を勘案しつつ、積極的に検討を……

第72回国会 社会労働委員会 第18号(1974/04/12、33期、日本社会党)

○川俣委員 春闘で労使、政府側ともに、国民あげてこの収拾に努力されておるわけですが、大臣も徹夜交渉をやりながら、労をねぎらうわけですけれども、午前中に、またこの一般質疑が終わると法案審議に入るのですが、勤労者財産形成貯蓄、この法案の審議に入りました。大臣は政務次官と交代されておりましたが、やはりあの法案を聞いておりましても、何ですか、支払うほうも労働者も、その能力のある会社、したがって、それに使われておる労働者、これは非常に財形貯蓄の恩典を受けるのですが、何かいつまでもその恩恵どころか、賃金すらベースアップのあれには全然ない人もいる。特にインフレ弱者の問題は厚生行政でかなり、きのうの年金採決の……

第72回国会 社会労働委員会 第19号(1974/04/23、33期、日本社会党)

○川俣委員 ちょっと野党の理事を代表して。  これは政府でなく委員長なんですが、この状態の委員会で、特にこういう重要な法案だということで、これはしかも議員立法じゃない、政府提案の法案でもあるし、だとすれば、法案を出した政府の与党があるはずなんだ。ところがきょうは、自民、社会三人、共産一人というように論議も非常に集中してきたこの段階で、先ほどはおられたようでしたけれども、いまこれから論議を続けるということは問題だと思うのです。あしたの正式理事会では、そういうような与党が自信のない法案ならもう一ぺん出し直すかという論議まで発展せざるを得ないのだが、これ、ちょっとどうなんです。委員部も含めて委員長に……

第72回国会 社会労働委員会 第20号(1974/04/24、33期、日本社会党)

○川俣委員 参考人の先生方にはたいへん長時間御苦労さんですが、私はこの雇用保険法案を最初に見て、これはひどいというかむちゃだという率直な感じを受けました。これは非常に研究会、審議会に研究していただいた問題で恐縮なんですけれども、しかし、私たち社会党は、いまの失業保険ではどうしても改正をすべきだという立場に立っておるわけです。このままじゃいかぬという立場です。したがって、たとえば先ほどの御意見にもありましたように、諸外国並みに八割給付という社会党の案がどうしてそんなにむちゃだろうかという一部改正を含めて提案し、あるいは国有林の雇用安定法案なども提案しておる立場から、いま少し、ちょっとくどいようで……

第72回国会 社会労働委員会 第23号(1974/05/13、33期、日本社会党)

○川俣委員 政府提案の雇用保険法案の質疑の最終段階を迎えるにあたって、各質疑者からそれぞれ質問が出て、政府答弁が数々ありました。その中で最終的に確認しておきたい問題だけを取り上げて端的に質問いたしますから、ひとつ確認のつもりで御答弁願いたいと思います。なお、時間的な関係で各関連官庁大臣のあれはできなかったのですが、特に国有林労働者の問題で、林野庁の長官にあとで一つだけ、労働大臣以外の確認をしておきたいと思います。  その第一は、雇用保険法案の施行時に、当面任意適用とされる農林水産業の労働者五人未満の事業主の事業については、早急に強制適用とすべきであると私らは考えていた。その強制適用とする時期は……

第72回国会 社会労働委員会 第27号(1974/05/21、33期、日本社会党)

○川俣委員 この際、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の共同提案にかかる原子爆弾被爆者援護法案を議題とし、その審査を進められんことを望みます。(拍手)
【次の発言】 ただいま提案されました修正案に関連して、政府に確認しておきたいと思います。  すなわち、過日の国民春闘で弱者救済等で交渉に当たって、関係各位の御努力の結果合意を得た点についてであります。  すなわち、特別手当及び健康管理手当の支給額の引き上げの実施時期を修正により繰り上げて本年九月一日とする場合、特別手当及び健康管理手当以外の政令で定められておる支給額があるわけですが、その医療手当、介護手当及び葬祭料についても同様……

第72回国会 社会労働委員会 第29号(1974/05/23、33期、日本社会党)

○川俣委員 関連質問、というよりも動議的な質問、提案ですが、この優生保護法というのはいま質疑応答されておるように、非常に広範囲で複雑多岐、人口問題から避妊問題食糧問題に至るまで、非常に幅の広い知識を要求するし、なおきわめて専門的な知識が必要だと私は思います。理事会でも再々やっておるように、本来ならばこれは参考人なり連合審査なり、徹底的に審議を尽くしていくべきだという考え方だったが、しかし会期もこれあり、日雇い健保、結核法等の法案がらみの法案でもあるし、理事会では委員長の確認で各党に審議時間も割り当てて、そしていま急いでこのように質疑応答をやっているのを、私は理事の一人として見ていますと、やはり……

第72回国会 商工委員会 第23号(1974/04/02、33期、日本社会党)

○川俣委員 金属鉱業事業団法の一部を改正する法律案の審議にきょうから入るわけですが、内容の審議に入る前に、提案者の大臣に伺いたいと思います。  というのは、この有限性の資源、石油で大騒ぎをしたわけですが、今度はメタルに来るぞということを私らも数年前から訴えて鉱業政策の確立をお願いしておりましたし、労使あげて国の手だてを期待しておったわけでございます。  そこで、それじゃ一体、非鉄金属産業に及ぼす影響と申しますか、世界的に見て需給の見通しはどうなるのだろうか。大臣は、特にアラブの石油をはじめとして、チュメニばかりじゃなく、海外を大きく雄飛されて見てこられて、これから大臣のこういった有限性の資源と……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/02/23、33期、日本社会党)

○川俣委員 いま北陸、東北一帯、長野の山間部も含まれておりますが、非常に豪雪で苦しんでおります。皆さん御案内のとおりでございます。この物価高、物不足に加えて、この豪雪の重圧というのは、見てみなければわからない。百聞一見にしかずで、幸い衆議院、参議院、両院の災害対策特別委員会がこの地区を見回ってきた。ここで私が一つ感じたことは、いままでにない未曽有の雪の量というのに加えて、冬の間に労働者がいない、男手がない、これが非常に悲惨な面を加えております。  そこで私は、いままでの各先輩議員の論争を聞いてみて、物価高というものに対しては、これはもう勝負ありで、どうにもならない。政府が本腰を入れてやらなけれ……

第73回国会 社会労働委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○川俣委員 このごろ国鉄の事故が非常に多い、目立ってきたわけであります。そこで、一年前にちょうどこの場所でありましたが、労働組合のほうで危険白書というんですか、こういうところはあぶないですよという内部告発があった。安全闘争ということで順法闘争をされた。その中に国民の足も巻き込まれた。これは一体労働組合のほうがでっち上げて、あぶないところがこんなにあるということを世に発表したのか、それともそのとおりなんだが、当局のほうで予算その他でなかなか思うように安全対策ができないということなのかということで、約二時間ばかり運輸省、国鉄当局とこの場でやりました。  ところが、ことしになって、これは国鉄の労使で……

第73回国会 社会労働委員会 第3号(1974/09/11、33期、日本社会党)

○川俣委員 厚生省に一点だけ、伺いかたがた、確認しておきたいと思いますが、いま各官庁が来年度の予算原案の作成作業に入っておるわけですが、その中で、私はたいへんその段階で歓迎もしたいし、評価したいし、委員会としてはたいへんに喜ばしいことだと思って厚生省に敬意を表しておるのは、いわゆる年金の賦課方式をいよいよ取り上げる、こういう方向づけがなされたことでございます。従来は、いろいろと年金の種類の中にも発生由来がばらばらであるし、基金も過不足いろいろとあって、なかなか西洋式の賦課方式は取り上げるのに困難であろう。しかしながら、昨年、年金で与野党が対決したというよりも、むしろ与党の積み立て方式に対し、四……

第73回国会 社会労働委員会 第4号(1974/10/29、33期、日本社会党)

○川俣委員 物価をどうするのだという声が全国にみなぎっておるわけですが、政局がどうあれ、田中内閣を支持しないのが七一%になろうがどうであろうが、とにかく国民はこの狂乱物価に苦しめられておる。そこで、きょうは、物価高に対処する総元締めの内田長官に来てもらって、片や国民は物価抑制にあきらめを持って、それじゃ所得を少しでも獲得する以外にないという、政治に対する、物価抑制に対するあきらめと所得に対する政府の政策というものとの混乱に入っておるわけですが、せっかくおいで願った内田長官は十分しか時間がないということなんで、それじゃまず手始めに、一体物価の見通しというのをこれから私たちがどう受けとめていいのか……

第73回国会 社会労働委員会 第5号(1974/10/30、33期、日本社会党)

○川俣委員 時間が迫っておりますから端的に伺いますが、きょうはその数百二十六という病院がストに入っておるそうでございます。そこで、国会で決議されたり、あるいは現厚生大臣の齋藤大臣から国会ではっきり約束されたのがそのとおり実施されておるだろうかどうか。百二十六の病院のストの理由をちょっと拾ってみますと、国会で決議されたもの、大臣の答弁とかなり関係があるものですから、時間がないところでございますが、あえて確認だけしていきたいと思います。  五つですが、一つは医療審議会の問題、二つ目は公的病院の病床規制、三つ目は地方の医療機関整備審議会の通達の問題、四つ目は国保の財政調整交付金のアップの問題、五番目……

第74回国会 社会労働委員会 第2号(1974/12/20、33期、日本社会党)

○川俣委員 さきの通常国会において雇用保険法案の審議がなされました。衆議院のこの委員会の質問の最終段階で私が労働大臣にいろいろと確認いたしました。その確認事項、かなり長い項目にわたっておりますから、議事録にも正式に載ってございますので、理事会でもその話が出ましただけに、時間の関係でここであの事項をまず再確認をしたい、こう私は思いますが、いかがでございますか。  さらにつけ加えますと、通常国会では雇用保険法案そのものが廃案になりましたが、しかし、考え方は、雇用保険法案を進めるという政府の考え方でもあり、もし雇用保険法案をどうしても進めるということであれば、最低こういう確認だけはして、この考え方に……

第75回国会 災害対策特別委員会 第7号(1975/07/03、33期、日本社会党)

○川俣委員 大変申しわけない時間帯にお願いしたわけでございますが、加えてゆうべのきょうでありまして、お互いに疲れておるわけですが、どうしても今回の全国的に降ったひょう――全国的に降ったとはいえ、きわめて局部的というか、集中的というか、二キロ離れた個所がすっかり晴れ上がっておるというような状態でありました。私のところは、小さくて大体ピンポンの球ぐらいの大きさでありましただけに、まずリンゴ、サクランボ、加えてたばこ、全滅というか、壊滅の状態でありました。幸い農林省から早速齋藤さんなり、担当官の皆さんに来ていただいて現実を見てもらいましたが、地元としては大変に心強かった調査でございました。  問題は……

第75回国会 災害対策特別委員会 第8号(1975/08/19、33期、日本社会党)

○川俣委員 大臣の時間を十五分いただいたので、制度問題と国の基本的な行政、この二つの問題を大臣にお尋ねしたいと思います。  今回の当局から報告された八月上旬の災害報告は、ちょうど奥羽山脈の周辺でありまして、山形、秋田、青森と宮城の一部、こういうようになっておるわけですが、私は、この災害を経験して、ちょうど大臣がこの災害の直前に国政調査でお見えになって あの地区をごらんになった機会に恵まれましたので、お手元に災害の写真をお届けしておりますし、さらに、陳情項目は後ほど担当官の方に陳情いたしますこととして、まず、制度問題と行政問題の二つを質問したいと思っておるわけです。  というのは、秋田に三つの川……

第75回国会 社会労働委員会 第8号(1975/03/19、33期、日本社会党)

○川俣委員 きょうは一般行政問題を取り上げる日だというので、理事を通してお願いしまして、いま激増の一途をたどっておる振動障害、通称白ろう病、この問題で許された時間、政府の考え方をただしておきたいと思います。  この委員会では四十八年の四月でしたか、いまから二年前にこの問題を取り上げられてから二年ぶりですが、その間予算委員会なり農林委員会なりで、現在の労働大臣なり林野庁当局の考え方もその都度出されております。  そこで、私は予防、治療、補償という具体的な問題を一々取り上げる時間を持ち合わせませんので、白ろう病になる理由はチェーンソーを使うというもの以外にないので、チェーンソーを使えば白ろう病にな……

第75回国会 社会労働委員会 第13号(1975/04/16、33期、日本社会党)

○川俣委員 午前中の質疑応答も聞いておりましたが、せっかくの年金に国民各層が期待しておるのだが、しかもこの地方選でかなり政府与党の方もPRしておりましたので、私も期待してきのう出てきたのだが、これはもう一遍後半の地方選に行って、話が大分違ったと言わなければだめなのか、あるいはもう少し伺って――というのは、冗談は別にして、今回の年金制度というのは、毎年毎年改めるという自動的な、いわば事務的なというか、大臣がいなくてもできる改正、それからもう一つは、これは事務当局じゃできない制度の抜本的なというか、制度そのものを改正する、こういう二つをいま抱えていると思うのです。  ところが、大臣の答弁を聞いてみ……

第75回国会 社会労働委員会 第23号(1975/06/19、33期、日本社会党)

○川俣議員 私は、ただいま議題となりました日本社会党提案の金属鉱業等年金基金法案について、提案者を代表して、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  これまでのわが国の鉱業政策は、わが国の非鉄金属資源産業の国際競争力強化のために体質改善を進め、低廉かつ安定的に鉱物資源の供給体制を四確立することに目的が置かれてきました。このため、国内鉱山部門の徹底したスクラップ・ビルド政策が進められるとともに、製錬所の臨海大型化立地、海外資源の開発等が積極的に推進されてきたのであります。  この結果、たとえば鉱物資源の中心をなす銅で見ますと、国内需要は昭和四十五年度の八十二万八千トンに対し、昭和四十……

第75回国会 社会労働委員会 第26号(1975/07/03、33期、日本社会党)

○川俣委員 お互いにゆうべのきようですから、大変に疲労こんぱいのことは十分知っておりますけれども、しかし国会も終わり、当委員会も終わるに当たって、これだけはどうしても質問、というよりも向こうの方で言いたいんじゃないかと思って、気持ち悪がっているんじゃないかと思いつつ私の方で聞いてあげるんです。というのは、約束した期限が来て、何らごあいさつが委員会にないということはこれはいかがなものだろうかと思って、あえて理事さん方にお願いして、与えられた時間に伺いたいと思います。  そこで、いまから三年前に食品衛生法の大改正があったわけです。その際に、食品衛生法ですから当然食品公害というのがその規制の主体を占……

第75回国会 商工委員会 第26号(1975/06/20、33期、日本社会党)

○川俣委員 時間は三十分しかございませんので、端的に地下資源開発について政府の考え方を、これは従来私が登壇させていただいて伺ってまいりましたが、その資源開発に伴って、いろいろと地上物権との競合、障害、これは一応公害と言っているわけですが、そういった面との関係がかなり一方にある。もう一つは、資源開発を優先させるか、あるいは膨大な地上権、土地を必要とするゴルフ場などとの競合の行政指導をどうやっているかという点について、具体的に例示をしながら政府の考え方を伺ってまいりたいと思います。  そこでまず、私は言わずもがなだと思いますが、石油ショック以降はもちろんでありますが、国内の資源の見直し、この資源開……

第76回国会 災害対策特別委員会 第5号(1975/12/05、33期、日本社会党)

○川俣委員 私の質問はゴルフ場建設をめぐる諸問題なんですが、大臣にあえてお願いしたのは、ゴルフ場から問題が惹起されるというのはゴルフ場の建設の所管官庁がないという、大変に奇妙な話なんですが、そのとおりなんです。そこで私は、このゴルフ場の問題は二回目ですけれども、前回はこういう問題だったのです。  千葉県に起きたわけですが、千葉県は御案内のとおりエネルギーは九五%天然ガスで賄っておる。しかも、地元から出ておる天然ガスで賄っておる。そこで、資源不足の折から、この天然ガスの開発に非常に力を入れておるということは当然であるが、天然ガスを掘る際、当然鉱業権が起きるわけですが、通産省から認可を得てさて掘ろ……

第77回国会 社会労働委員会 第5号(1976/05/10、33期、日本社会党)

○川俣議員 私は、提案者の日本社会党を代表して、ただいま議題となりました建設労働法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  日本経済は大変な発展を遂げ、今日ではアメリカに次いで、資本主義国第二位の生産力を持つに至っております。ところがその陰には、建設労働者に典型的に見られるように、雇用関係がきわめて不明確な下請や、重層下請が横たわっておるのであります。  三百数十万人を数える建設労働者の多くは、不明確、無責任な雇用関係のもとで、不況の折にはあっさりと職を奪われたり、賃金不払いに泣かされたりするばかりか、常に危険な作業環境にあって、無理な労働を強いられることにより、多くの命……

第77回国会 社会労働委員会 第6号(1976/05/11、33期、日本社会党)

○川俣委員 昨年、いまでは一昨年ですか、ようやく雇用保険法というのが成立を見たわけですが、雇用保険法をめぐる論議がここ数年あらゆる分野で論議されてまいりました。昭和二十二年ですか、日本に初めて失業保険制度ができ上がったものを名実ともに改正する雇用保険法の審議をめぐって、いろいろと附帯決議あるいは各関係委員からの質問等がありまして、その結果、出かせぎ現場における、特に下請業というものからくる賃金不払い、単なる不況というのじゃなくて、下請制度という制度かスタイルか知らぬけれども、そういうものからくる賃金不払い、大臣と私とのやりとりもあったが、朝間に起きてみたら、出かせぎ現場の会社の方がいなくなって……

第78回国会 社会労働委員会 第3号(1976/10/19、33期、日本社会党)

○川俣委員 昭和二十九年、日本にチェーンソーが導入された。それは洞爺丸台風で倒れた木の伐採、いわば緊急措置として百台のチェーンソーが導入されたわけです。そこで、この百台の緊急措置として導入されたチェーンソーが、その後林野行政の例の生産性向上、そして合理化の波に乗りながら、ついにいまは国有林で約六千台、実に民有林を入れると二十万台に近いものになってしまいました。そこで大臣、林野庁が言う文明の利器とかいうはかどる機械が、とうとう人の体をむしばんで、ついに人の命を奪う事態になりました。 この委員会で何回となく取り上げましたが、予防、治療、補償、とうてい手だてなく今日になって、そして、ついに国有林の場……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 決算委員会 第6号(1977/03/10、34期、日本社会党)

○川俣委員 国の決算、それに対して膨大な時間と陣容、労力を費やして検査し、それが国会に報告されて、それをこの委員会で審査、こういうことに相なるわけでしょうが、具体的な問題に入る前に、ひとつ初歩的な会計検査院の審査の態度、審査基準等について、ちょっと伺ってみたいと思うのですが、これは不当だ、これは注意に値する、これは特に掲載すべき事項だ、こういうように分けて、まとめておるようですが、それについて大体の基準、内容についてお話し願えればと思っております。
【次の発言】 時間は余りないのですけれども、話を進める上でちょっと気になるのは、いま局長が、私が答えるしかるべきところではない、こうおっしゃるんだ……

第80回国会 災害対策特別委員会 第6号(1977/04/12、34期、日本社会党)

○川俣委員 行政管理庁来ておりますね。――気象庁にしぼって、もし行政管理庁の方で本年度の定員削減等を知っておれば、ちょっと知らしてもらいたいと思います。
【次の発言】 今度の例の気象衛星センターの組織と定員、こういったものがおたくの方でわかっておりますか。
【次の発言】 二百九十七人は何年計画で、これは新たな純増と見てよろしいですか。
【次の発言】 私の質問は、運輸省全体でとらえていると思いますが、せっかく気象衛星センターの組織と定員をお調べ願ったものですから、したがって、いま言われた気象衛星センターがやがて二百九十七人の世帯になる、いまはゼロですから。気象衛星センターといういわゆる世界機構の……

第80回国会 社会労働委員会 第12号(1977/04/19、34期、日本社会党)

○川俣委員 久々にけい肺法改めじん肺法が上程されまして、その審議経過を見せていただきましたけれども、大変に論議がいろいろと沸騰して、われわれが長年言っておったじん肺法の改正点、いわば単に鉱物性のものを吸入するだけではなくて、あらゆるじんあいを吸った場合の障害が医学的にも俎上に上せられて、問題点が法律改正に出てきたことは大変喜ばしいと思っておるわけでございます。 ただ、私は、鉱物性粉じんから粉じん一般の病症に門戸を開放されたとはいえ、審議日程のこともあったのだろうが、その裏づけに非常に戸惑いを持っておる法律ではないか、こう思っておるわけでございます。というのは、ややもすると、いままでの特に社会労……

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/15、34期、日本社会党)

○川俣委員 予算委員会始まって集中審議を入れて五日間、総理、大蔵大臣、経済企画庁長官、そして総理みずから経済は私に任せてくださいということで総理が登壇したわけですが、大変に関心を持って経済論議を聞かせてもらいました。  それで、大変勉強にはなりましたが、それじゃ国民の側からすれば、一体これからどうなるのだろうかということは、それぞれの立場で不安であります。円高ドル安になって、これの対策を内閣がやると言うが、それじゃ一体物価はどうなるのだろうか。それからこの論議を聞いてわかったことは、次の二つはわかりました。  というのは、いま大変苦しいのだ、トンネルの中に入っておって、いつごろトンネルから出る……

第84回国会 商工委員会 第33号(1978/07/11、34期、日本社会党)

○川俣委員 いま円高、ドル減らしの話を伺っておりましたが、施策がないとか内閣がないとかいう話も出ましたが、そうじゃなくて、やはり行き違いというか、すれ違いというか、円高のおかげで、たとえば電力会社は寝ておってももうかるし、その電力を使って仕事をする産業はいまもうまさに廃業の一歩手前だ、したがって、その円高のおかげで、人為的にもうけた金じゃないんだから、黙ってもうかったんだから、だからその金をこっちの方へ回す施策をやるべきだ、こう言うと、何となく不況であえいでいる方の産業がさもしい根性で少しそうちの方をくれ、それに対して、自由主義経済としてはこっちのものをそっちの方へ分けてやるわけにいかぬ、こう……

第84回国会 予算委員会 第3号(1978/01/28、34期、日本社会党)

○川俣委員 私は、せっかく経済論議で関心を集めているさなかでございますが、どうしても避けて通れない農業問題、減反にしろ、余り米処理にしろ、生産者米価の問題にしろ、魚の問題にしろ、林業の問題にしろ、これは農業と一口に言っても、長い歴史というか経験を積まなければできない産業でありますから、したがって、机の上で鉛筆で事足りるという産業じゃございませんし、そういった面を伺わしていただきたいと思うわけです。  せっかくの予算委員会ですから、総理大臣もかつては農林大臣として、農民をだれよりも愛すというせりふを残してきた記録があるわけですが、それから、いまや農林水産省と名前を変えて、大変な期待を受けて北海道……

第84回国会 予算委員会 第8号(1978/02/06、34期、日本社会党)

○川俣委員 総括質問ももう五日目に入っているわけですが、いままでの質疑応答の中で、端的にまず最初に確認をしてみたいと思います。  年金の論議もかなりありました。野党の提示する福祉年金二万円、八百億財源が要るので……。そこで、年金の積み立てというのは一体どのくらいあるのだろう。きのうからけさの新聞じゃありませんが、なけなしの楽しみにしておった厚生年金に計算機によるミスがあって、これが三十万人とかに上る。お年寄りだから、これはわれわれとちょっと違って、さらにショックは大きかったと思うのですが、計算機を扱うのもこれ人間でありますので、そのミスを私は決して追及しようとするのではございません。  そこで……

第84回国会 予算委員会 第12号(1978/02/14、34期、日本社会党)

○川俣委員 補正の予算委員会とこの予算委員会の総括と、二回にわたって、今回出された水田利用再編対策、この論議を深めるのにどうにもならないのは、一片の通達でこれだけの大きな問題をやろうとするところに無理があるのじゃないか。国会挙げて、国挙げて、将来の食糧問題、そして米以外の自給率を高めるという大きな問題を論議するのに、この予算委員会で大蔵大臣が初めて二千百二十億という財政措置を提案するだけでは事足りないのじゃないか、こういうことから論議が深まったわけです。  そこで、ひとついまの農林大臣の問題でどうにもひっかかる問題をもう少し確認しておきたい。  その前に総理にもう一遍お尋ねいたします。  私が……

第84回国会 予算委員会 第16号(1978/02/18、34期、日本社会党)

○川俣委員 最初に国際人権規約、これをちょっとこの際に念を押しておきたいと思います。  というのは、うちの方の多賀谷書記長の質問に対しても外務大臣の大変前向きの答弁を、私は伺っておりました。しかし、その後いろいろと取りざたされておるものですから、気になる問題の一つであります。あの多賀谷質問は二月一日。私はその前の補正予算の一月二十八日にこの問題を提起したいと思いましたら、大変微妙な段階でありますのでという当局のお話もあった。それじゃ、私の今度の出番の六日はぼつぼつ方向が出せるのか、こういうことになったら、六日ごろになったらあるいはということでありました。ところがその後、どうも一向に確定した方向……

第85回国会 予算委員会 第5号(1978/10/06、34期、日本社会党)

○川俣委員 農林省の統計情報部の発表によりましても、予想だろうけれども、未曾有の豊作である。ところが、政治の舞台は国を挙げて豊作を喜べない、とりわけ福田内閣には喜んでもらえない。一体、つくる農民が悪いのだろうか、食わなくなった国民が悪いのだろうか。しかし、二千億という国費は全くむだ使いで、倉庫料と金利で吐き出される。その上に今度の補正予算の約九百億に近い関係費を予算に入れると、今年度は三千億かけて減反をしようとしておる。一体どうなっているのだろうかということであります。  そこで、時間にきわめて制約があるし、協力する意味で、端的に伺っていく内容に入る前に、これは福田内閣の姿勢にも関係すると思う……

第87回国会 予算委員会 第7号(1979/02/07、34期、日本社会党)

○川俣委員 大分審議が重なりましたが、いままで余り委員会に出ない問題を取り上げて伺いたいと思います。  というのは、青少年の教育問題、家庭の問題、教員の問題等、いろいろ論議がありますが、ちょうどたまたまことしは国際児童年である。政府も計画を立てていらっしゃると思います。それから、あわせて終戦後法律になって、いよいよこの四月一日から障害児童の養護学校の義務化の問題をめぐって、これも全国でかなり波紋を起こしておる問題、皆さん御承知のとおりであります。それから国民医療というか保険組合の問題、自治体は国民健康保険で財政がピンチに陥ってどうにもならないというのは大臣も各位も御承知だと思うのです。それから……

第87回国会 予算委員会 第12号(1979/02/16、34期、日本社会党)

○川俣委員 安井委員の残り時間と、それからきょうの理事会で委員長初め理事の皆さん方の工面していただいた時間で、この前の保留の質問をしたいと思うのです。  まず、質問に入る前に、政府の方で私が聞きたいことに対する問題を整理して作文してきたようですから、その作文をちょっと読んでいただきたいと思います。できれば大平総理大臣から述べていただきたいと思います。
【次の発言】 いま総理が担当大臣からもらった作文をお読みになって、それをずっと、おつむのいい方ですから、一、二、三の関連を私はこれから伺っていきたいと思うのです。  そこで、この前、合意事項と予算審議の関係についてという項目ですが、私の言わんとす……

第87回国会 予算委員会 第14号(1979/02/19、34期、日本社会党)

○川俣委員 順序を変えて外務大臣に、かなり忙しいきのうきょうでしょうが、これは農業問題の絡みで後でゆっくり拝聴しようと思ったのですが、先に二、三問伺って、それで結構ですから。  結局こういう質疑がこの委員会で行われたわけです。食糧にちなんで古米の処理の問題で、いま日本の国が古米を抱えておることによる生産調整の圧迫、生産調整したらかえって古米がふえたわけですから漫画みたいなものなんです。それから財政的にはいまの五百万トンの古米を一年間持ちこたえるための保管料が現金で一千億、農協倉庫なり営業倉庫なり銀行の利子に支払われるわけであります。さらに三つ目は、一昨年までは東京都の配給米は約三割の古米が入っ……

第87回国会 予算委員会 第21号(1979/03/07、34期、日本社会党)

○川俣委員 私の最後の締めくくりの質問も、大平さんになって後退したのじゃないのだろうかと思われる医療問題と健保の問題であります。  過去三回、この予算委員会で保留になりました問題を締めくくるわけですが、その前に厚生省にせっかく調べていただいた日本の国民医療費の総額の移り変わりをちょっと申し上げてみますと、五十年度は六兆五千億、五十一年度は七兆六千億、五十二年度は八兆六千億、五十三年度十兆四千億、恐らく五十四年度は十一兆から十二兆円くらいになるだろう、こういう推計を見ておるわけですが、いままでの数字は四年とも全部実数でありまして、もちろん端数がついておりますが、丸い数字で申し上げました。  そこ……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会 第4号(1980/02/02、35期、日本社会党)

○川俣委員 初めに、食糧外交を外務大臣にちょっと伺ってみたいのですが、そういうものだと思って私たちはやってきた食糧の需給問題なんですが、年末、アメリカの対ソ穀物輸出禁止措置、二千五百万トンを契約しておったのに千七百万トンをああいう形で出した。これからの外交は、これを戦略物資と言うべきかどうかは別として、食糧というのはそういうものだと私たちは思うのですが、日本の外務大臣はそれに対して、ああいう措置を見てどう感じられたか、その辺をお聞かせ願いたいのです。
【次の発言】 日本の外交筋は信頼しておった、アメリカはそういうことをしないと信じておったのに、ついに現実化した。しかし、これからはこういうことが……

第91回国会 予算委員会 第9号(1980/02/09、35期、日本社会党)

○川俣委員 この補正予算をちょっと見せていただきましたが、どうも中小企業庁の予算がかなり減少した予算になっておるわけです。それは補正ですから、不要なものばぶった切って、欲しいものは足すというごとなんだろうが、それにしても中小企業庁の予算を八幡三千万もぱしっと切る、こういうあれは最近私も余り記憶がないんです。  そこで、国会の本予算の質問をずっと通じて中小企業の問題が余り俎上に出なかったわけですから、それはどういう観点で取り上げたいかというと、大平さんのやり口とか姿勢をちょっと聞きたいためで、たとえば農業でも結局これから減反を進めて、六十年あたりはもうほとんど三割減反。そうすると、四ヘクタールと……

第91回国会 予算委員会 第11号(1980/02/15、35期、日本社会党)

○川俣委員 関連。私ら伺っておるところによれば、私はあえて委員長に取り上げてもらいたいと思ったのは、聞いておりますと、私も社会労働委員会でこの問題をやってまいりました。これは主に民間の方です。民間はかなり先行しております。いろいろとやって、金融の窓口というところでかなりこれはとまっているわけですよ。そこで、銀行法の改正ということになったわけです。そういうものを全部踏まえて、総理大臣はどういう考え方を持つだろうかなと思いまして大出質問をずっと聞いてみると、あるときは、外交辞令かもしれませんけれども、やります、あるときは、本会議では六十年めど、それから山田質問等の、法案を抱えたりすれば一両年でやり……

第91回国会 予算委員会 第12号(1980/02/16、35期、日本社会党)

○川俣委員 関連して。いま厚生大臣がお答えしましたように、いまの制度内ではもがいてみてもどうにもならない問題であり、全面的な検討の上でというのはおっしゃるとおりでありまして、私もそう思っております。これはそれぞれの委員会で取り上げられ、古くて新しい問題なのだが、やはり戦後処理の中でどうしても取り残されている問題の一つがシベリア抑留者の問題であります。  そこで、きょうは肝心の総理府長官が、せっかく兒玉先生が取り上げるのにおられない。これは、時間の都合でどうにもならなければ私も了解しますが、政府として、シベリア抑留者の三年も四年も、あれは一体何だったのだろうか、賠償労働だったのだろうか、あるいは……

第91回国会 予算委員会 第13号(1980/02/18、35期、日本社会党)

○川俣委員 関連して。せっかく厚生大臣の方からそういうお話が出ましたところで、この前は公取の委員長もおられなかったのですが、きょうは通産大臣も並んでおられるところで通産大臣にちょっと確認しておきたいのは、通産大臣もクリーニングの業界というのはいやというほど御存じの方だと私は承っております。そこで、いま衛生法であるクリーニングの方から清水委員にせっかく取り上げてもらっておるのは、社労でもかなりこれはやっておるのだが、やはり分野法というのは通産ですから、こういう関係であえて確認しておきたいと思います。  クリーニングというのは、零細規模だというところに特徴がある。これはもう安かろう早かろう悪かろう……

第91回国会 予算委員会 第16号(1980/02/21、35期、日本社会党)

○川俣委員 いまの問題に関連して。  いまの政府の答弁は、現在進行中だから、まだまとまらないから出せないんだと言わんばかりの感じですが、それじゃ一体まとまれば出せるのか、いままで出しておったのか、出すことができるのか、この三点を伺って、それからこの問題を処理したいと思います。
【次の発言】 もう一遍確認しますよ。それでは発表しないという前提じゃないんですね。できれば発表するんですね。
【次の発言】 そうすると、大体のめどを言ってください。
【次の発言】 それで質問者に質問を続けてもらいたいのですが、出さないというわけじゃない、しかし一体それじゃ出すのかと言うとできれば出すと言う、出してきた経過……

第91回国会 予算委員会 第20号(1980/03/08、35期、日本社会党)

○川俣委員 いよいよ最後になってしまいましたが、私は、あらかじめ通告をしておる一覧表で確認だけ急いでいきたいと思うのです。というのは、当委員会においてあるいは分科会において、質疑応答のすれ違いあるいはまた委員長を通して理事会預かりという件数が非常に多かったので、さらにまた、理事会で協議した事項などを記録に残す意味もあって確認していきたいと思います。もちろん今後も参議院の予算委員会なり当該委員会なりで論議は続けられることですが、ただ、ここで大臣の意思決定をどうしても仰がなければならないという問題がありますので、できれば大臣からそれぞれ端的に答えていただければ大変に幸いであります。  そこで、まず……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 予算委員会 第1号(1980/10/09、36期、日本社会党)

○川俣委員 議事進行について委員長にようやく取り上げていただいたのですが、けさから理事会でいろいろと運営について与野党全部一致の上で委員会に入ったわけですが、早々の大蔵大臣からの財政方針なり、あるいは私も、この委員会を続けるということについて、これは不当だと思ってあえて委員長に発言を求めたわけです。特に、いまの奥野発言の一貫した答弁を聞いておりますと、単に主権と施政権との言い違いでは済まされない問題があるんだと思います。これは大変な問題だと思います。この思想、理念というか、基本的な問題があるんだと思います。  そこで私は、どうしても委員長にお願いしたいのは、ここで休憩をいたしまして、先ほどの奥……

第93回国会 予算委員会 第2号(1980/10/11、36期、日本社会党)

○川俣委員 今回の予算委員会というのは、理事会でいろいろと設定して入ったわけですが、ただ、鈴木内閣の発足の国会ですから、単に予算がないから、臨時国会だからという観点で、財政方針の説明もなければ、大蔵大臣の所信表明もない予算委員会なんです。  これはどういうものかということで、日程を設定するときに理事会でいろいろやったんですが、このゼロリストをいきなり見せられると、これは単なる参考資料だ、こうおっしゃるのですが、単にわれわれ野党あるいは国民サイドだけではなくて閣僚の中でも、このゼロリストというのはいかがなものかという、これは当然だと思うのです。教科書の無償配付が変わるとか、あるいは厚生大臣だって……

第94回国会 社会労働委員会 第14号(1981/05/12、36期、日本社会党)

○川俣委員 ただいまのような大臣の決意があれば余りもめることもないのだけれども、きょうは時間的に人道上の問題もあるのだが、青山先生、もう少しおつき合い願いたいと思います。  そこで、私は治療、補償、予防、そして最後に認定の問題で確認していきますから、どうか答弁の方も協力してください、いままで出た問題ですから。  大臣、国有林の認定患者が減少してきた。ところが民有林の方は減少しない。これはいろいろありまして、過去十年間の議事録を調べてみますと、先輩の皆さんは御存じなのですが、私もやってきましたけれども、国有林労働者を先に取り上げた。皆さん御承知のように、昭和二十九年の洞爺丸事件のときの台風で北海……

第94回国会 予算委員会 第6号(1981/02/09、36期、日本社会党)

○川俣委員 午前中に医療、福祉問題が幾つかの例を挙げて取り上げられておりましたが、私たちの党はここ十年この方取り上げて政府の対策を迫ってまいりましたが、それは医療法人十全会、この問題が京都府政の指導下にあっていろいろと論議されてきましたが、厚生省はそれなりに手を打ったようであります。  そこで問題は、これでは事足りないという態度で伺いたいと思うのですが、その前にこの補正で特に明らかにしておきたいのは、予算の審議の場において、例の世を騒がせた所沢市の北野の富士見病院、これを私はいろいろとパネルを出させてもらったりして伺ったのですが、これには政治倫理というのも絡んでおったし、医療荒廃という問題も絡……

第94回国会 予算委員会 第7号(1981/02/10、36期、日本社会党)

○川俣委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております五十五年度補正予算三案について反対の討論を行います。  そもそも補正予算は、当初予算成立後の経済社会事情の変化に伴い政策の変更が必要であるなど、必要やむを得ない場合組むべきものであるわけであるが、その内容は、国民が直面しておる課題に適切に対処するものでなければなりません。しかるに、この補正予算三案は、本予算の不適切な点に起因する内容を多く含み、物価上昇等国民生活の困難を解決するものになっておりません。そこで、四点にわたり補正予算に反対する理由を明らかにするものであります。  反対理由の第一は、物価対策と減税についての適切な措置……

第94回国会 予算委員会 第9号(1981/02/16、36期、日本社会党)

○川俣委員 この前、時間切れになった食糧問題の過剰米処理から、続けて入らしてもらいたいと思います。  その前に、一部報道によれば、防衛費がGNP対比で二・五%、これが報道されておるわけですが、実は理事会で武器輸出の禁止の問題を論議しているときに、そういう報道が私の耳に入ったものですから。元の防衛庁長官方のグループで建議をする。それがどうやら報道によれば、あしたの十七日の自民党の役員会に提出する。その前に総理の手元に代表から提示されておるわけです。それは日本戦略研究センター、主宰が金丸元防衛庁長官。防衛計画大綱の見直し。メンバーは国防関係議員、大体前の防衛庁の長官の皆さん方、さらに元自衛隊の最高……

第94回国会 予算委員会 第20号(1981/03/07、36期、日本社会党)

○川俣委員 私の質問は、新たな質問というよりは、一カ月に余る予算審議期間中に政府の食い違い、特に、ここの総括では確認されているのだが分科会に入ると当局の答えが変わってくるという、これはこのままにはしておけぬという問題、それから理事会預かりの問題、積み残しの問題等、お配りしましたように十八項目あるのですが、一時間ですから順次やっていきまして、この中でもし残った場合は、わが党の参議院議員を通ずるなりしてさらに詰めていきたいと思います。  その前に、日銀総裁の前川さんにちょっと煩わしましたので参考までにお聞きしたいのですが、いわゆる公定歩合の第三次といいますか、これをどのようにお考えでしょうか。  ……

第95回国会 予算委員会 第1号(1981/10/03、36期、日本社会党)

○川俣委員 早速ですが、審議に入る前に、総理大臣から、今回の行革に対する決意のほどをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 増税のない行政改革をやるという気持ちはわかるのだが、この春の通常国会で大衆課税はほとんどやってしまった。中小企業の二%法人税含めて十二品目の物品税、これは消費税の形を変えてやってきたものなんだが、塩の果てまで公共料金も全部上げてきて、きて今度はいよいよもうかっている企業、大企業、こういうものに増税を願おうかといったやさきに増税のない財政再建をやろうという考え方、これはちょっときょうの論議ではなくて、行革委員会で篤と審議されると思うのだが、私は、二十二日の閣議決定の七項……

第96回国会 災害対策特別委員会 第1号(1981/12/21、36期、日本社会党)【議会役職】

○川俣委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存ずる次第でございます。  何分にも微力な私ではございますが、練達堪能なる委員各位の御支援と御協力をいただきまして、誠心誠意、公正円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの渡辺君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       天野 光晴君   工藤  巖君      ……

第96回国会 災害対策特別委員会 第2号(1982/02/25、36期、日本社会党)【議会役職】

○川俣委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  理事藤田高敏君が委員を辞任されましたことに伴いまして、理事が一名欠員になっております。その補欠選任につきましては、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は木島喜兵衞君を理事に指名いたします。(拍手)
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。  まず、昭和五十七年度防災計画及び災害復旧計画等の概要につきまして、政府から説明を聴取いたします。松野国土庁長官。
【次の発言】 引き続き、災害関係予算につきまして、政府委員から説明を聴取い……

第96回国会 災害対策特別委員会 第3号(1982/03/11、36期、日本社会党)【議会役職】

○川俣委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、豪雪地帯対策について、災害対策の基本問題に関する小委員長から、小委員会の経過並びに結果について報告いたしたいとの申し出がありますので、これを許します。小委員長代理渡辺秀央君。
【次の発言】 以上で報告は終了いたしました。
【次の発言】 ただいまの小委員長報告に係る豪雪地帯対策特別措置法の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。  ただいま委員各位のお手元に配付いたしてあります草案の趣旨及び内容につきましては、小委員長報告にありましたので、この際、省略させていただきます。  本草案について……

第96回国会 災害対策特別委員会 第4号(1982/03/25、36期、日本社会党)【議会役職】

○川俣委員長 これより会議を開きます。  この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。  昭和五十七年浦河沖地震による被害状況調査のため、来る二十九日、北海道に本委員会から委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、派遣委員の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時三十二分散会

第96回国会 災害対策特別委員会 第5号(1982/04/02、36期、日本社会党)【議会役職】

○川俣委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず最初に、昭和五十七年浦河沖地震による災害について、政府から説明を聴取いたします。国土庁川俣審議官。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 次に、去る三月二十九日、昭和五十七年浦河沖地震による被害状況調査のため北海道に本委員会から委員を派遣いたしましたので、派遣委員から報告を聴取いたします。工藤巖君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。  派遣委員各位にはまことに御苦労さまでございました。
【次の発言】 本日は、特に浦河沖地震問題について質疑を行います。  質疑の申し出……

第96回国会 災害対策特別委員会 第6号(1982/05/13、36期、日本社会党)【議会役職】

○川俣委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、個人災害の問題について、災害対策の基本問題に関する小委員長から、小委員会の経過並びに結果について報告いたしたいとの申し出がありますので、これを許します。小委員長佐藤隆君。
【次の発言】 以上で報告は終了いたしました。
【次の発言】 ただいまの小委員長報告に係る災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。  ただいま委員各位のお手元に配付いたしてあります草案の趣旨及び内容につきましては、小委員長報告にありましたので、この際、省略させていただ……

第96回国会 災害対策特別委員会 第7号(1982/07/27、36期、日本社会党)【議会役職】

○川俣委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先立ち、この際、昭和五十七年七月豪雨災害により亡くなられました多数の方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。  全員御起立を願います。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席を願います。
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。  昭和五十七年七月豪雨災害について、政府から説明を聴取いたします。松野国土庁長官。
【次の発言】 次に、荒井審議官の説明を求めます。
【次の発言】 以上で政府からの説明は終わりました。
【次の発言】 この際、政府に一言申し上げます。  さきの理事会における各位の御意見を取りまと……

第96回国会 災害対策特別委員会 第8号(1982/08/04、36期、日本社会党)【議会役職】

○川俣委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず、去る七月二十八日及び二十九日の二日間、昭和五十七年七月豪雨災害による被害状況調査のため、長崎県及び熊本県に本委員会から委員を派遣いたしましたので、派遣委員から報告を聴取いたします。渡辺秀央君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告は終わりました。  派遣委員各位にはまことに御苦労さまでした。  なお、ただいま報告者渡辺委員から申し出のありました長崎県等からの要望事項等につきましては、要請どおりこれを本日の委員会議録の末尾に参照として掲載いたしたいと存じますが、そのような取り扱いで御異議ありませんか……

第96回国会 災害対策特別委員会 第9号(1982/08/12、36期、日本社会党)【議会役職】

○川俣委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  なお、委員各位のお手元に、国土庁作成による、昭和五十七年七月及び八月豪雨による被害状況とその対策として講ずる措置についての資料を配付いたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。  それでは、本日は特に台風第十号による災害対策について質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川崎二郎君。
【次の発言】 次に、大石千八君。
【次の発言】 次に、熊川次男君。
【次の発言】 次に、田口一男君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午……

第96回国会 災害対策特別委員会 第10号(1982/08/18、36期、日本社会党)【議会役職】

○川俣委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、災害対策の基本問題に関する小委員長から、小委員会の経過並びに結果について報告いたしたいとの申し出がありますので、これを許します。佐藤隆君。
【次の発言】 以上で報告は終了いたしました。
【次の発言】 ただいまの小委員長報告に係る天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法及び激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。  ただいま委員各位のお手元に配付いたしてあります草案の趣旨及び内容につきましては、小委員長報告にありま……

第96回国会 社会労働委員会 第7号(1982/04/13、36期、日本社会党)

○川俣委員 きょうから勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案の審議に入るわけですが、私の記憶によれば、この法案はたしか十年前にこの通常国会で創設されたわけですが、その後幾多の変遷を経たのですが、現在のところの利用状況というか、そういったものを少し詳しく聞かしていただいて質問に入りたいと思います。
【次の発言】 いわば、一つはこの制度は恩典を加えておるから貯蓄がふえるであろうという、それが非常にうまく当たったと私は思うのですが、もう一つの住宅建設、これはいろいろと建設省の問題等もあるのでしょうが、なかなか進まない。いろいろと当局も苦労されてはいると思うのです。  そこで、これは最初は民間にだ……

第97回国会 災害対策特別委員会 第1号(1982/11/30、36期、日本社会党)【議会役職】

○川俣委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御支援、御協力のほどをよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの工藤巖君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       逢沢 英雄君    天野 光晴君       工藤  巖君    佐藤  隆君       池端 清一君    木島喜兵衞君       柴田  弘君    横手 文雄君 以上八名の方を指名いたします。  本……

第97回国会 災害対策特別委員会 第2号(1982/12/23、36期、日本社会党)【議会役職】

○川俣委員長 これより会議を開きます。  御報告申し上げます。  本委員会に付託になりました請願は、本日の請願日程に掲載してありますとおり十九件であります。  各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、さよう御了承願います。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  災害対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。     ……

第98回国会 予算委員会 第11号(1983/02/21、36期、日本社会党・護憲共同)

○川俣委員 農林水産大臣は、外交案件で席を立たれる、早目に解放してくれという連絡が理事会にありましたのですが、したがって、ちょっとこの質問要旨に入っておりませんが、さきの代表質問中で、代表質問ですからテレビで全国的に流された、山林労働者の労働態度の問題に対してかなり地方では混乱しておるようでございまして、それで私はちょっと明らかにしておきたいと思います。  林業を取り巻く情勢というのは、民有林、国有林問わず、きわめて厳しい状況であることは御案内のとおり。そのよって来るところいろいろあるが、何といったって木材需要の低迷、住宅建設等でございますが、さらに外材輸入に歯どめがない。加えて山林地域の過疎……

第98回国会 予算委員会 第13号(1983/02/23、36期、日本社会党・護憲共同)

○川俣委員 大臣がみんなそろうまで、ちょっと時間管理のことでお願いなんですが、一般質問に入って、法案を抱えておる各委員会が一斉に、予算委員会の大臣との関係で審議に入っておるわけです。大蔵大臣はいないわけにはいかない委員会だろうが、私も理事会の関係で最初の方に繰り上げていただいて、佐藤委員と交換してもらったので、ちょっと大臣の都合の時間が混乱しておるので、ひとつ委員部の方で整理して、何時から何時まで大臣が入るかということ、それからもう一つ、大蔵大臣は、きょうは十時から入ったので、私は一時に終わるはずなんですが、これだと七、八分超過しておるので、ほかの委員会に約束もありますから、一時で退席して結構……

第98回国会 予算委員会 第18号(1983/03/08、36期、日本社会党・護憲共同)

○川俣委員 大蔵大臣、いまの御論議を聞いても、これまでの長い審議を通じてどうしてもわからないのは、財政運営の今後の展望についてですが、ついにもう時間があと幾らもない段階で明らかにならなかったと自分で思っております。数字的に見ては、今後の歳入歳出のギャップである要調整額がどう処理されるのか。大蔵大臣は、歳出カット、自然増収等を含む負担増、二つ目には借りかえを含む公債発行といったような要素を並べてきただけにすぎなかった。それがどう組み合わされ、どう運営されていくのかというのが不明なままに終わったことは、非常に遺憾であります、せっかくの予算委員会で。  そこで、数字のつじつまがどう合うのかという点に……

第100回国会 予算委員会 第2号(1983/09/20、36期、日本社会党)

○川俣委員 国会の予算委員会の日程は終わるわけですが、減税問題は各党各委員終始これを取り上げてきた。しかも、景気浮揚に役立つ規模の減税、昨年のようなミニ減税ではなくて、五十八年度の予算委員会、すなわち春の通常国会の予算委員会から減税に明けて減税に終始した感じを受けるのでございますが、委員長にこの辺でちょっと委員会の長として聞いてみたいと思うのです。  私は、中身に入ってもいままでと同じような論議が繰り返されるだけで終わってしまうのじゃないか。総理大臣は、十月下旬やります、やると言った以上はやります。ところが、具体的な問題になると、いろいろと出なければならない。しかも、やるやらないというのは、こ……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会 第3号(1984/02/14、37期、日本社会党・護憲共同)

○川俣委員 時間が遅くなってとても気が引けるのでございますが、これも総理の方でもう少し早く物わかりがよかったら時間どおりだったのでございますが、しかし、どうかお許し願いたいと思います。  そこで、総理、具体的な問題に入る前に、亡くなられたアンドロポフの葬儀の問題で、十一、十二の連休中に、私たちは国もとへ帰っておったものですから、外務省なり総理の周りの人なり予算委員長等から長距離電話をもらった際に、外務大臣を総括質問中にソ連に出したいのだがいいだろうか、こういうことだったのですが、これは出先の理事の判断ではちょっと大きな問題なんで、むしろ、私の私見、感じを申し上げると、たしかブレジネフの際は鈴木……

第101回国会 予算委員会 第15号(1984/03/02、37期、日本社会党・護憲共同)

○川俣委員 全国的に豪雪に苦しめられておるわけです。したがって、ほんの短時間ですから、各大臣はそれぞれの委員会が開かれておるので恐縮でございますが、あらゆる官庁に影響する代物でございまして、何とか二十分くらいおつき合い願いたいと思っておるのです。  その前に、けさの一斉に報道されておる「現職警部補が銀行強盗」、これも随分このごろショッキングな事件ばかり起きるのですが、さきには自衛官が射撃訓練中に的の方から回れ右して上官の方に撃ったというショッキングな事件。それから、けさでしたか、シンナーを吸っている子供が警察の車を盗んで、突っ走って逃げ回って、自殺した。  ところが、現職警部補が銀行強盗。これ……

第101回国会 予算委員会 第19号(1984/03/13、37期、日本社会党・護憲共同)

○川俣委員 農産物輸入から入ろうと思ったのですが、肝心の外務大臣が外交案件で、ポーランドの議長さんですかね、後にします。  林政審議会の問題をちょっとただしたいと思います。  大分、各同僚委員から数々の質問が出ましたが、せっかくの林政審の答申なるものが出ておるのに、忠実に対処しようとしていないと言うとちょっと語弊があるかもしれませんが、一部法律案になってこの国会に出されておるのですが、何といったって先立つものはでございまして、しかも答申の前書きは政府全体で考えろ、こういう御丁重な提言が入っておるだけに、私はどうしても締めくくり総括で確認しておきたいと思います。  ちょっとその前に、せっかく林野……

第101回国会 予算委員会 第20号(1984/03/29、37期、日本社会党・護憲共同)

○川俣委員 暫定予算に六日に支払う恩給が入っているわけですが、それ一点に絞ろうと思ったのですが、せっかくお並びでございますので、きょうあすじゅうに政府が決定しなければならない乳価等畜産物価格についてちょっと一言伺いたいのです。  一昨日は食肉、きのうは酪農の審議会と、こういう答申を受けて政府はこれらの価格決定ということに相なるだろうと思うのでございますが、当然答申を尊重して決めようということでしょうが、担当大臣、これに対していかがでしょうか。
【次の発言】 その各方面でございますけれども、やはり生産計画というものは各方面、団体にあるわけです。したがって、政府は答申を尊重するのはわかるのだが、諮……

第102回国会 決算委員会 第5号(1985/04/23、37期、日本社会党・護憲共同)

○川俣委員 先ほど建設省から決算の報告、会計検査院からも説明がありましたが、私はそれにちなんで、倒産というか踏み倒されたというか、住宅をつくって一銭ももらわないという大変哀れな実例を申し上げて、何とか大臣に折り入って助けてもらいたいと思って、あえて理事会なり委員長にお願いして了解をとったのですが、これをちょっと委員長の了解をとって配ってください。  配っていただく間に、通産省にちょっとお伺いします。  予算委員会でも、中小企業の倒産件数が減るどころかふえる一方だという話があって、これは何とかならないかということでしたが、通産関係で関与しているものは、五十九年度でもいいのですけれども、ちょっと件……


各種会議発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1970/03/17、32期、日本社会党)

○川俣分科員 質問の機会をいただきましてありがとうございました。  私は日本社会党議員の一人といたしまして、またあえて申し上げますが、東北地方出身議員として、すなわち、日増しに過疎化が進んでおるし、さらにいまの米価の据え置きなり減反騒ぎで過疎化が急激に進むであろうということを案じながら、大臣の御所見をただしながら、私も一緒に考えていきたいと思います。連日の御答弁でお疲れだろうと思いますが、大臣、よろしく御教示のほどをお願いいたします。  まず最初に、数字的な問題ではなくて、幼稚であり、素朴である質問かもしれませんが、大臣の感想をお聞かせ願いたいと思うのです。  国土開発、地域建設に当たられる所……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1970/03/12、32期、日本社会党)

○川俣分科員 質問の機会をいただきましてありがとうございました。  私は日本社会党、そしてあえて申し上げますが、東北出身議員の一人といたしまして、いまの政治から置き去りにされ、すっかり忘れられてしまった地域、いわゆる辺地、僻地そして過疎地帯、こういうところの問題について、医療問題を例にとりながら大臣の御所見をただして、私もともに考えてまいりたいと思うのでございます。  まず具体的に入る前に、僻地ということばでございますが、概念について大臣はどのようにお考えになっておるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 過疎地帯ということばがございますが、これとの違いをことばの語義でけっこうでございます……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号(1971/12/08、32期、日本社会党)

○川俣委員 大浜先生、室井先生、久住先生、お三人にお伺いしたいと思います。だいぶ前の質問者で網羅されておりますので、各先生に一つずつ承りたいと思います。  まず、大浜先生でございますが、これは国会内でも、あるいは現地公聴会でも抽象的に話が出た強行採決とこれからの委員会の態度等でございます。問題は、まず返せばいいじゃないか、返してもらおうじゃないかという意見と、いや内容だという意見で、国論が二つに分かれておるさなかである。そこで、先生は、返還協定、関係法案ともに御賛成の意を表明しながら、そこで日本政府と沖繩政府とがよく話し合って納得の線でつくられた要綱云々というお話もあっただけに、お伺いしたいと……

第68回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1972/05/18、32期、日本社会党)

○川俣委員 もう少しお聞かせ願いたいと思いますけれども、小山先生にお伺いします。やはり抜本改正の前には条件整備として財政対策は当然なんだという前提で、各項目ごとにお考え方を述べていただきましたが、国庫補助の際に五%では低過ぎるではないか。そこで、もし先生に何%ぐらいが至当であるかというようなことのある程度の理論づけがあれば、お聞かせ願いたいのが一つ。  それから、いま政府は五%を出されましたが、どういう根拠から五%が出されたのかということを毎回ごとに各委員から質問されても、その根拠が明らかにされてないんで、われわれ委員としてはどうにも賛否の考え方が出ないわけです。保険審議会委員のお一人でもあり……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1973/06/18、33期、日本社会党)

○川俣委員 公述人の皆さんに賛成、反対、明確に率直に御意見を聞かしていただきまして、たいへん参考になりました。  そこで、ただ驚いたのは――驚いたというか、自分で反省したのは、賛成者、反対者ともに、家族給付が、給付が家族と本人とで違っていいんだという考え方自体が非常におかしいという、これは非常に私たち、委員の一人として参考になりました。むしろこうやってみると、この間出た橋本私案の七割というのは、与野党の折衝の結果からあれは出たのではなくて、むしろあの辺が出発点で、こういうような、これは賛成者、反対者ともに御意見をいただきまして、私も非常に自分で恥じておる状態でございます。  そこで、非常に時間……

第71回国会 社会労働委員会地方行政委員会大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1973/06/20、33期、日本社会党)

○川俣委員 党に割り当てられた時間が参りましたので、一点だけ質問したいと思うのですが、いまの湯山委員の質疑にあるように、年金の調整統合というか、きょうは農林省にも出てきてもらっておるはずですが、地方では非常に混乱をしております。これを知っておるかどうか。というのは、一人がいろいろな年金に入っている、入らせられておる、こういう状態です。というのは、たとえば季節労務者、出かせぎ、一年間に八十万を数える出かせぎがいるわけですが、それが国民年金に入り、農業者年金に入り、そうして出かせぎに来て厚生年金に入る、この状態が非常に混乱のもとになっております。そこで、厚生年金に入っている分をあとでもとへ戻すとい……

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/12/15、33期、日本社会党)

○川俣委員 私は、政府の答弁を伺っていますと、石油危機、絶対量が足りないことははっきりしておるわけですから、これはあえて経済企画庁長官にちょっと伺っておきたいと思うのです。  絶対量が足りないことははっきりしておるわけですが、問題は、先ほども弱い部面をどうするか、どうしても確保しなければならない面をどうするか、節約を大幅にやっていい面に対して政府はどうするか、その辺が国民が聞きたいところであるし、期待しておると思うのです。したがって、私は非常に時間がありませんので、担当委員会でこの問題は何回も煮詰めておるわけですが、いわゆる老人ホーム、児童施設等のいわゆる社会施設、それからもう一つは病院、診療……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○川俣分科員 農林省を中心にした第四分科会に時間をいただいたので、ここでぜひ農林大臣に伺っておきたいことは、いわゆる農業政策が予算にどのように織り込まれているか。というのは、特に私があえて聞きたいのは、予算の一般質問で大臣も聞いておられたと思うのですが、失業保険の改正をめぐってかなり農民が動揺しておる。それは雪国の農民であり、半年土地を利用できない農耕地を持つ農民である。冬場の労働力をどうするかという問題を考えますと、ひとつこの辺で過去にかなり期待された農業政策がいろいろな名前で政府自民党から鳴りもの入りで宣伝されましたけれども、どうもさっぱりこれという農業具体策があまり期待できないというのが……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○川俣分科員 短い時間ですから、まず大臣に、エネルギー資源の開発、いまもいろいろと論議されておりましたが、その中で地熱開発という問題これについて、三十分間ですが、政府の総合的な考え方を伺っておきたいと思う。  その前に、石油ショックでてんやわんややっておるころに、ここに議事録がありますが、昭和四十八年三月二十七日の商工委員会で、地熱開発をどう思うかという質問に対し、時の通産大臣中曽根さんから、こういうように言明されておる。「地熱発電の問題は積極的にわれわれも推進しようと思っておる」云々から、「私は非常に積極的に熱意を持っております。」という言葉で結んで、政府の考え方を、地熱発電というものを公に……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○川俣分科員 時間は三十分ですから、端的に申し上げますが、食品公害というのをこの辺で一遍ただしておかないと……。社会労働委員会でいろいろやっておりますが、農林大臣にもぜひ、農林省と非常に関連しておる問題を、例示的に問いただしておきたいと思うのです。そして聞いてもらいたいし、これからやってもらいたい。  というのは、食品公害というのは、環境汚染、いわゆる不純物が付着して体内に入る。したがって、これは環境を清浄化するしかない。もう一つは、もう一つの方がこれからの問題ですが、そのまま煮たり焼いたり程度で食べる物であればいいのに、加工するというか、いじくり回して、加工過程において不純物が非常に入る。こ……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○川俣分科員 この際に、税負担の公正という観点から、その面にもかなり造詣が深い経歴のある大平大臣にただしたいし、また、こちらの言い分も聞いてもらいたいと思うのですが、事務当局、あるいは災害対策特別委員会ではかなりいろいろと論議されました問題です。いわゆる税負担の公正、取り立てる方です。  国民に支給されるいわゆる予算の使い方については、いままで予算委員会で、福祉手当を初めとして政府の考え方を国民に明らかにされて、それが公正かどうか判断は別として、大体論議されました。そこで、取り立てる方なんですが、豪雪に苦しむ地域の、特に確定申告制度を持たないサラリーマンは、この雪にまつわるいろいろの諸経費をど……


34期(1976/12/05〜)

第84回国会 予算委員会公聴会 第1号(1978/02/09、34期、日本社会党)

○川俣委員 皆さん、御苦労さんでございました。  私は特に、目の不自由なところを大阪からわざわざおいでくださいました楠先生に端的に伺って終わりたいと思います。  障害者、障害児、これは大変長い間社会労働委員会を中心にして論議し、制度化されて今日に来たわけですが、特に点字でその当該者に訴えられると、かなり認識も新たにしましたし、何かさっき込み上げてくるものを感じたわけです。  そこで、先生の訴えの一貫して流れる思想は、世間の目が、社会が、同情から始まって、隔離し、そして保護に終わって恵みで終わるという、一般との取り扱いの差別に強く抗議を含めたような訴えでありました。  そこで、時間がございません……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)【議会役職】

○川俣主査代理 時間をお急ぎください。
【次の発言】 これにて伏屋君の質疑は終了いたしました。  次に、村山富市君。
【次の発言】 これにて村山君の質疑は終了しました。  次に、土井たか子君。
【次の発言】 これにて土井君の質疑は終了しました。  次に、小宮武喜君。
【次の発言】 これにて小宮君の質疑は終了しました。  次に、井上一成君。

第84回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○川俣分科員 分科会の審議進捗上、主査に対してお願いしたいのですが、この問題は米飯給食奨励といういまの国策上の問題もあり、全国的に非常に重要な問題だと思うのです。  いまの池端委員との質疑応答によれば、労働省当局は原案は職安法に触れる疑いがあると見た、そこで注意をした、改善案が出てきた。ところが池端委員によると、二月二十八日ですから昨日ですか、原案で提案している。この辺の真相と、それから改善案を一切検討されないような状態であるのかどうかを、分科会の労働日はきょういっぱいですけれども、ぜひ分科会中に早急に連絡をとって池端委員にそれを明らかにして、委員会の運びをスムーズにお願いしたいことを主査に提……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)【議会役職】

○川俣主査代理 これにて沢田君の質疑は終了しました。  次に、佐野進君。
【次の発言】 これにて佐野進君の質疑は終了いたしました。  次に、山本政弘君。
【次の発言】 これで自治省所管の分科会の質問が終わるわけですが、分科会はえてしてお願いと前向きの検討、これの受け答えで終わりがちなんですが、自分の予定しておる質問に入る前に、ちょっと気になる質疑応答だけを、せっかくですから大臣に確認しておきたいのです。  というのは、朝からの質問の中で、こういう質問者がいました。高速道路へのただいま練習中という車の乗り入れにかかわる通達をたしか警察庁が出した。ところが、私らの聞いておるところによると、どうも担……

第87回国会 予算委員会公聴会 第1号(1979/02/10、34期、日本社会党)

○川俣委員 御苦労さんでございました。  いろいろと御意見を拝聴さしていただいたんですが、時間が限られていますから、私は社会党を代表するようなかっこうですが、皆さん方に、不肖私が取りまとめてちょっとお伺いしたいと思うわけであります。三人さんが共通して力説されたのは、なるほど、片や減量経営、そして片や雇用創出、この問題に力点を置かれたわけなんでありますので、これを中心に各先生方に、国会でせっかく審議されたこととかみ合わせるように努力して、さっき伺いながら書いた質問書で御質問したいと思います。そこで、この問題に入る前に私もちょっと伺おうかなとけさ思っておりましたら、ちょうどたまたま、航空機売り込み……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○川俣分科員 昭和四十七年の通常国会で食品衛生法の一部改正という法案でかなり改正を見たわけですが、その中で、食品に対する添加物の問題で大分論議しました。その添加物問題の中でも、ミルク、牛乳を加工してさっぱり牛乳の主成分がなくなっているものまで牛乳と言うきらいがあるということで、この問題だけで三回ばかり何か中断した記憶があるのですが、ちょうど大臣が与党の理事でありまして、この場でちょうどありましたので、御記憶もあると思います。  そこで、牛乳というのは牛の乳房からしぼり取ったいわゆる生乳、これを殺菌処理したもの以外は牛乳と言っちゃいかぬということになりまして、与野党で合意の上で、ようやく話し合い……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○川俣分科員 食品公害、この問題に対する厚生省の考え方をお伺いして、大臣の姿勢をただしたいわけですが、このところ食品公害というのは国会論争ではちょっと遠のいたというか、総括、一般その他で承っておってもそういう感じがしましたのですが、AF2、あの問題以来だと思うので、どうしても食品衛生法にお世話になる問題ですから、どうしても見直す時期に来ているんじゃないかなという感じがいたして、あえて質問に立たしてもらったわけです。  そこで、ただ漠然とそう言ったって論議になりませんから、比較的年末年始、いまだに尾を引いておるんだが、消費者はもちろん考え方を出しておるし、生産者も、一体どうすればいいんだという困……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会公聴会 第1号(1981/02/12、36期、日本社会党)

○川俣委員 公述人の皆さんには、本当にありがとうございました。特に五十嵐先生は、目の不自由なところを奥さんを煩わしまして、心からお礼を申し上げます。  そこで、私は順に伺いたいのですが、まず、青梅市で教育長をなさっておられる谷合先生に伺いたいのです。  さすが先生、四十一年ですか、教壇の御経験から信念をお持ちになって、しかも教師、児童、設備、この三つだということで非常に組み立ててお話し願って、校内暴力、「ブリキの勲章」ですか、近く映画になるのだそうですが、その中で先生は最後に、いかに学校教育がしっかりしてもやはり社会だ、この訴えが、私たち為政者というか、五十嵐先生は代議士という言葉を使われたの……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○川俣分科員 診療報酬制度、どの方式がいいかというきめつけもなければ自信もないので予算委員会の本委員会では出なかったのですが、分科会をかりてちょっと伺ってみたいと思います。  その前に、国民医療費が一体五十六年度ではどのくらい見込まれるのだろうか、ちょっと事務当局に伺いたいのであります。
【次の発言】 十三兆円弱ですが、大体その内訳はわかりますか。たとえば薬代が何ぼとか。
【次の発言】 時間がないから、十三兆円、国の予算が四十六兆円、しかも薬が三六%。一遍諸外国の比較と、診療費の中の内訳と、後日で結構ですからデータを出していただけますか、委員長を通じて確認したいのですが……。

第98回国会 予算委員会公聴会 第1号(1983/02/09、36期、日本社会党・護憲共同)

○川俣委員 公述人の皆さん御苦労さんでございます。社会党の川俣健二郎でございます。  国会の予算審議状況はまだ入り口なのでございますが、外交、防衛、財政再建等で、これから人勧、減税、教育、社会福祉、医療等々、総括というセットで行われるわけでして、きょうのお三方のお話は大変に参考になりました。そこで、時間を稼ぐ意味で私の方から各先生方に順次質問を述べておいて、後で公述人の皆さん方からもう少しお聞かせ願いたいと思うのでございます。  まず、福武さんはさすが専門家でございまして、社会保障は怠け者にするという間違った発想はむしろ危険である、そこで、活力を低下させるということを言うが、むしろ活力は経済的……

第98回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○川俣分科員 いただいた三十分で戦後処理、この問題だけにしぼって伺います。  総理府や厚生省おいでになっていただいておりますが、戦後処理、古くて新しいというか、なかなか年月のかかる諸問題があると思うのですが、いまだに未処理で懸案事項になっている問題はざっとどのぐらいあるのか、一体どういうような問題、頭に浮かんでいるあれでもいいのですが、審議室長にまず伺って……。
【次の発言】 在外財産、恩給欠格者、シベリア抑留者、三つを挙げられたのですが、厚生省の方から見るとどうですか。
【次の発言】 その中でシベリア抑留者の問題ですが、大臣御承知かと思うのでございますが、五十万人まだ、まだというか大分亡くな……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○川俣分科員 きょうははり、きゅう問題をテーマにお願いしておるわけですが、ちょっとその前に、わが国の医療行政の姿勢を正して、国内外に医療行政に対する信頼をさらに深めていただきたいというような気持ちで質問したいのは、カンボジア難民医療に対するわが国のせっかくの医療サービスが、大変な報道によって私も驚いておるわけです。  まず文部省に伺いますが、カンボジア難民医療のため国際協力事業団を通じまして派遣された医療チームの医師の中に、現地において不要な手術を行いカンボジア難民を死亡させたという報道があったわけです。これはとてもじゃないが、われわれは専門的な知識はございませんが、その指摘されている医師は東……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○川俣分科員 大臣、あらかじめ質問テーマを申し上げておった青函トンネル、これを一緒に考えながら、お互いに悩みながら、北海道、東北の住民だけではなくて、日本全体の立場からこれを取り上げてみたいと思います。  今回の予算委員会、終わりにかかっているわけですが、不沈空母、運命共同体、海峡封鎖。おら方の津軽海峡、機雷を仕掛けて通せんぼ、封鎖されたら、どこにその破片なり弾が飛んでくるかといったら、おのずからわかるわけですが、そういった中で、一月二十六日に田中元総理の求刑、二十七日に先進導坑の開通。総理大臣が総理官邸からスイッチを入れて、これは高木総裁、どうして行かなかったのだろうか、偶然だったのだろうか……

第98回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○川俣分科員 私は四つばかり質問したいのですが、一つは例のテクノポリス、いわば国内企業の分散といいますか、それ以外の意味もあるのだろうが。二つ目は、国内企業の分散にかわって国際的な企業分散というか、世界最大自動車メーカーのゼネラルモーターがトヨタに企業誘致を呼びかけてきたという問題。三つ目は、ローカルエネルギーと言われる地熱エネルギーにどう通産省は対処しているだろうか、するつもりだろうか。四つ目は、環境問題で、この委員会にはなじまないかもしれませんが、締めくくり総括の予備知識を得るために、けさほど退役になったアメリカの原子力潜水艦、どこかに捨てねばならぬのだが、どこに捨てるかという問題になると……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○川俣分科員 今大臣が、二十一世紀に向かって          やまむら夢のある明るい山村、山村と書くのですけれ一とも、この明るい山村に非常に決意を込めた所信表明がありましたが、その中で、農山村の中で全国民が山林に現しもう、こういう起点で、少しPRのにおいはするのですが、お尋ねしたいと思います。  そこで、山というのは工場で工業製品をつくるのとは違って、国民に山に親しんでもらう、こういうことがなければなかなか山というのは育たないものだなと思っております。昔、うちのおやじ方は撫育、撫育という言葉を使っておったのですが、なでる、育てるということ、これは今でも林野庁が使っているんでしょうかね。今は保……

第101回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○川俣分科員 はり、きゅう、マッサージ、大臣、これは日本の国ではかなり需要があるというか、今やもう大変普遍的なものになっているわけですが、その割に国の行政というのには乗らない。医療保険制度も、やがて法律審議をなされることでしょうが、どういうわけだろうかなと思って私は長年これを追及しておるんでございますが、さりとて、それでは日本の国民は、はり、きゅう、あんま、マッサージというものには余り世話にならぬかと言ったらそうじゃないんで、非常に不思議なんであります。大臣、あんまさんにかかったことありますか。
【次の発言】 それで、限られた時間ですから幾つか質問をしていきたいと思うのでございますが、一体、こ……

第101回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○川俣分科員 大臣、国鉄再建に挑む大臣に期待を申し上げながら、質問をしたいと思うのでございます。  国鉄離れという言葉がよくあるのですが、どうも私たち地方にいると、国鉄離れというよりも、国鉄の方が国民を離れるというか、手離すというか、例えば、私たちは東北で、その東北の中でもさらに奥羽線という、太平洋にも日本海にも遠い真ん中の奥羽本線に住む住民の一人ですが、東北の出先官庁のある仙台に行くのに、前は一本であったけれども、二回は乗り継ぎをしていかなければならぬ。東北線の盛岡から走る新幹線に乗れということで、盛岡に出るなり北上に出るなりということはわかるのだが、それすら乗りかえていかなければならない。……

第101回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○川俣分科員 私はテーマは一つ、どぶろく。肩の凝らない問題ですが、肩の凝らないという割には、戦前からの議事録を読んでみると、クモの巣を払って見にいくと割合に出るのですね。うちのおやじなども昭和十四年ごろやっている。やはり酒税が上がったときに出るのですな。  大臣、伺いたいのですが、立派な造り酒屋の若だんなに聞くのもどうかと思うのだが、大臣はどぶろくをお飲みになったことがありますか。
【次の発言】 私もかつてはごちそうになったのですが、特に上澄みと言って下にもろみがたまったもの、うまいと言ったら不謹慎というか、大臣も毎日法を犯しておったという告白ですが、したがって皆さんもこの問題はメモを読み上げ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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