このページでは大久保直彦衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。大久保直彦衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○大久保(直)委員 対策庁の設置の法案の内容につきましては、かなり審議も進んでおりますので、私は、その対策庁がこれから具体的な作業に入りますその基本的な沖繩復帰に対する姿勢といいますか、今後の具体的なビジョンの問題について、二、三お伺いいたしたいと思います。 初めに、いままでも再三議論ございまして、ただいまも川崎委員のほうから御質問ございましたのですが、このたびの沖繩復帰という大きなテーマが、戦後日本の政治課題として最も大きく評価されていいんではないかと思いますし、また復帰の内容については非常に多種、多岐にわたって分かれており、複雑である。いままで長官からもいろいろ伺っておるわけでありますけ……
○大久保(直)委員 初めに尖閣列島のことについてお伺いしたいと思います。 去る十日の外務委員会におきましても、外務大臣は尖閣列島の領有権を宣言をされましたし、またアメリカの国務省においても明らかに米政権下にあることは言明されておるわけでございますが、もしそれが、先ほどの御答弁にもありましたように、国府の国旗が尖閣諸島の一番大きい、百二十七万坪といわれている魚釣島に立てられたということが事実であれば、これはゆゆしき事態で遡る。また大臣がおっしゃったようにまことに非友好的なやり方である。このように思うわけでありますが、先ほどその事実関係をすみやかに調査をするという御答弁がございましたが、これは重……
○大久保(直)委員 舞台が変わりまして恐縮でございますけれども、中国問題につきまして、大臣の所信をお伺いしたいと思います。時間がございませんので、端的に伺いますので、ひとつ結論だけでけっこうでございますが、よろしくお願いしたいと思います。 一九七〇年代の日本外交の最大のテーマは中国問題であるといわれておりますが、さきの外務大臣の演説の中におきましても「北京政府がその対外関係において、より協調的かつ建設的な態度をとることを期待しながら、相互の交流と接触をはかっていきたい考えであります。」このように述べられておるわけでございますが、この前段の部分は明らかに沖繩返還に関します日米共同声明からの引用……
○大久保(直)委員 きょうは、外務大臣に、核防条約について御質問させていただきたいと思います。 この核拡散防止条約につきましては、いままで国会にもたびたび論議がございましたのですが、いわゆる核爆発の平和利用の問題、また核保有国の核軍縮義務の問題、さらには非核保有国に対する査察の件、関連しましてユーラトムとIAEAとの問題、その他、条約の二十五年の期間の問題等、多々問題があるわけでございますが、私は、本日は、この条約の条文について二、三お尋ねをさせていただきたいと思います。 若干前後順序不同になるかと思いますが、前文の中で、一点、「核兵器の拡散が核戦争の危険を著しく増大させるものであることを……
○大久保(直)委員 旅券法の一部を改正する法律案につきまして、二、三大臣の所見をお伺いいたしたいと思います。
関連いたしまして、ただいま戸叶委員から御質問があったようでございますが、万博の参観について未承認国からかなりの申請があり、それに対して政府が寛大な前向きな見解をとっておられるというニュースが流れているわけでありますけれども、その経緯また真偽のほど、そしてどんな国からどのくらいの申請があったのか。そういう点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そうすると北鮮云々という御見解は、大臣は御存じないところでございますか。
【次の発言】 けさのニュースによりますと、かなり寛大な措置がと……
○大久保(直)委員 前回に引き続き旅券法の質疑を続行させていただきます。 いままでの質疑の結果、今回の改正案を一括いたしますと、手続面ではかなり緩和しているけれども、国民の海外渡航の権利という質的な内容面においてはかえって制限を強めている、こういう感をますます強くするわけでありますが、ここで一点お伺いいたしたいのは、昨年の前国会で本法案が流れまして、今日まで六カ月以上の月日が経過しているわけでございます。この間に、ただいまいろいろ問題になっております北鮮行きの旅券を出した事実はあるのかないのか、この点をお伺いいたしたいと思います。申請がどのくらいあって、それに対する旅券の発給の事実はあったの……
○大久保(直)委員 旅券法の質疑を続行しているわけでございますが、きょう二、三お伺いして私の質問を終わらせたいと思います。 旅券の発給申請に伴う返事の問題でございますが、十三条で発給しないということが決定した場合に、十四条でその返事をいたすことになっておりますが、この条項ははたして実行されているのかどうかという問題と、あとはイエスにしましてもノーにしましても、やはり期限をきちっと定めたほうがよろしいのではないか、これが無期限に延ばされて、実際自分が参加する予定である国際会議なりまた博覧会が終わってしまってから返事をもらうようなケースが二、三あったというふうに伺っておりますが、この期限をつげて……
○大久保(直)委員 外務大臣にお尋ね申し上げますが、このたびの日航のハイジャック事件の勃発によりまして、このたびハイジャック防止についての対策として、政府も特別立法を考え、厳重にこれを規制しようとしているわけでございますが、私も人道上の立場から、かかる凶悪犯罪に対しては、きびしく取り締まることについて、賛意を表明するものでありますけれども、ただ刑罰を重視するあまり人権無視にならないように、ともどもに御注意していただきたい。このことを要望いたしておきたいと思います。 私はきょうは、ハイジャックに関連いたしまして、最近国際的な政治犯罪としての外交使節に対する政治テロ事件がひんぱんに起きているわけ……
○大久保(直)委員 通商航海条約のほうでございますけれども、特にブルガリアでございますが、ブルガリアとの通商航海条約を批准しようということでございますけれども、最近ブルガリア国内におきまして、外国企業の商業活動に対する規制の問題が発生いたしております。特に長期にわたる駐在を認めずに、三カ月以内のビザで行なう商業活動のみ認める、こういったことが、日本の外国企業とブルガリアとのダイレクトな取引を向こうは好まない。何かそこに――あそこは外国貿易省でございますか、エージェントなりインタープレットを置いて、そこで一切の管理並びに運営をしていきたい、こういう動きがあるわけでありますけれども、これは外国企業……
○大久保(直)委員 この東京条約ずっと見てまいりますと、先ほど大臣の御答弁にもございましたけれども、むしろハイジャック防止ということは第二義的な感じがいたしまして、機内の犯罪及び乗っ取りに対する事後処理の面がかなり表に出ているのではないか、このような感じがいたすわけでございますが、しかしこの東京条約の提案理由の説明の中でも「この条約は、航空機内の犯罪等の行為の防止を国際協力によって解決していく上できわめて有意義なものであり、また航空機の不法奪取につきましても、それを国際協力によって防止する第一歩として意義があると認められます。」とこのように述べておられるわけでありますが、私も確かに第一歩として……
○大久保(直)委員 限られた時間でございますけれども、日中問題、カンボジア情勢、沖繩返還問題、国防会議の問題、それから安保の問題、何せ一人なものですから、いろいろお伺いしたいと思いますが、総理並びに関係大臣に質問さしていただきたいと思います。 初めに日中問題から入らしていただきたいと思いますが、佐藤政府ができてから日中の前進はない、このようにちまたでも言われているわけでございますが、このたびの覚書協定におきましても、中国が名ざしで総理の批判をしておられる。また自民党の古井議員も、佐藤政府が続く限り日中関係の前進はないという感触の一端を述べておられる。昨日の本会議並びに本委員会の御答弁を伺って……
○大久保(直)委員 時間がないので一言だけお願いしたいと思います。 先月末に発生をいたしましたペルーの大地震についてまとめてお伺いをしますので、まとめて御答弁を願いたいと思うのです。発生後のニュースはいろいろ伝わってきておるわけでございますが、わが国といたしまして、時を移さず天皇陛下からも見舞い電報、また外務大臣、また国民の名での見舞い電報等が打たれたわけでございますけれども、私ども日本が関東大震災という非常な災害にあったということだけではなしに、このたびのペルーの災害については、深いいろいろな誠意が寄せられていることはわかるわけでございますけれども、具体的に日本政府から二万ドルの援助金が贈……
○大久保(直)委員 時間がございませんので、はしょってお伺いをいたしますが、最近海洋開発の研究の進展に伴いまして大陸だなの問題が脚光を浴びているわけでございますけれども、大陸だなの問題は、日本のみならず国際的にいろいろ紛糾を含む問題としていま話題になっているわけでございます。一九五八年の国連のジュネーブ会議で大陸だな条約というものが採択され、六四年からその効力を発しているわけでございますけれども、わが国、それからドイツ、ベルギーが生物資源の問題についてこの条約には反対をしておるわけでございますが、最近世界的にも加盟国が漸増しているという現状にかんがみまして、なぜ日本がこの条約に加盟をしないのか……
○大久保(直)委員 私は外務大臣に対しまして、ただいま同僚議員からいろいろ質疑がございました中国問題並びに、もし時間がありましたら大陸だなの問題について御質問申し上げたい。 具体的な問題に入ります前に、基本的な政府の姿勢について二、三お伺いをしておきたいと思うのです。 政府は、この一年間機会あるたびに、中国問題は七〇年代の最大の外交課題であるということをしばしば述べておられますが、現実的には一歩の前進もなかったのではないか、むしろ昨年の日米共同声明をめぐる中国の動向等を見ましても、むしろ後退ではないかという印象が強く受け取れるわけでございます。私、この七〇年代の最大の外交課題として中国問題……
○大久保(直)委員 私は、きょうはおもに日中問題についてお尋ねをいたしたいと思いますが、その前に二、三繊維問題についてお伺いをいたしたいと思います。
現在、日米繊維交渉が非常に難航を続けているわけでございますけれども、その妥結の見通しについてはいかがでございましょうか。
【次の発言】 けさ方の外電によりますと、政府が駐米大使を通じて提案いたしました最終案に対しまして、アメリカ政府が非常に硬直した態度を示して拒否している段階である、こういうふうに打電をしてきておるわけでございますが、大使は政府の訓令待ちだと思いますけれども、政府としてこのアメリカの拒否という態度についてさらに譲歩をしようとして……
○大久保(直)委員 国民各位からは、今臨時国会が公害、日中、繊維の問題を多く取り扱うということで期待をされておったわけでございますが、公害以外の日中、繊維につきましては前進のあとといいますか、発展の状態にありませんで、私、その問題を担当する外務委員の一員といたしまして、非常に遺憾に思っている次第でございます。きょうは、おそらくこれが大臣にお伺いする最後のチャンスであるかと思いますので、いささかこまかい点にまで及ぶかと思いますが、日中の問題についてお伺いをしたいと思います。と同時に、今臨時国会、今時点における政府の御見解並びに日中問題の争点というものをまとめて確認をさせていただきたい、このように……
○大久保(直)委員 同僚委員から種々御質問がございましたので、重複を避けたいと思いますが、ただいま問題になりました、今回のコザ市の事件の背景となっております、いわゆる裁判の不公正の問題について、私も触れておきたいと思います。 大臣、重々御承知かと思いますが、民政府の布令によりまする第百四十四号の刑法並びに訴訟手続法典第二部第二章「安全に反する罪」という中で「合衆国軍隊要員である婦女を強姦し又は強姦する意志をもってこれに暴行を加える者は、死刑又は民政府裁判所の命ずる他の刑に処する。」、この種の罪をもし沖繩県民が犯しますと、これは死刑、こういうことになっておる。 また自動車事故、交通事故等の問……
○大久保(直)委員 私はラオス及び中国問題についてお尋ねをいたしたいと思いますが、先ほどからの答弁をいろいろ伺っておりますと、ラオスの件につきましてはジュネーブ協定に基づいた平和的措置を意図しておるということはよくわかったわけですけれども、具体的な扱いについては問題がございますが、その以前に大臣は、今度の南ベトナム政府軍がアメリカの支援のもとにラオスに対する進攻をはかった、この事実をどう受けとめられ、またそれをどのように評価されておるのか、また今後の軍事行動の展開いかんによりましてはいろいろ他国間との問題も起きてくると思いますが、その展開をどのように予測しておられるのか、この辺から明らかにして……
○大久保(直)委員 コンテナ輸送の国際的増加ということにつきましては、近年大きな話題になっておるわけでありますけれども、この条約にわが国が参加するということになりますと、このコンテナ輸送を円滑にするのみならず、かなりコンテナ輸送に対する加速度的な役割りを果たすのではないか、このような考えがあるわけなんですけれども、この点についてまず冒頭にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 コンテナ輸送が増大するということになりますと、年々その関係国間における新しい問題等が出てくると思うのですけれども、この点につきましては先ほど同僚議員から御質問がありましたので割愛をしたいと思いますが、同時に国内行政……
○大久保(直)委員 先ほどの総理の御答弁の中で、特にこの一、二年、中国問題に対する関心が高まってきた、こういう御答弁がございまして、私も全く同感でございまして、日々に国民の中での中国に対する関心が高まっておる。特に最近、学者、文化人が中心になりまして、国民運動の形で国交正常化、国交回復を促進しようという動きが活発になっておることは、総理も御認識のことだと思いますが、まずその中でも、国民の中では、ついにここまできたかという感慨深げな日中間の問題についての意見も多々あるようでございますか、こうした国民のコンセンサスが日々に大きくなっておる、また、こうした国民運動の形で、片や日中国交正常化国民協議会……
○大久保(直)委員 核丘器その他の海底における設置の禁止に関する条約について若干質問をいたしたいと思います。
本条約は、一九六七年にアルタの国連代表が事務総長あて口上書、要請書を出しまして以来、同年の総会において初めて、海底の平和利用並びに海底軍事利用禁止の問題が審議されたというふうに伺っておりますが、一九六七年以来今日、条約調印に至るまでのプロセスを、大まかでけっこうですから御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの国連局長の御答弁を伺っておりまして私、感じますことは、本条約調印に至りますまでのプロセスをずっと振り返ってみますと、特に米・ソ二大国が非常に大きな関心を持っておる……
○大久保(直)委員 ただいまの「海底」の解釈につきまして、私も質問をいたしたいと思いますが、現在まで外務省が公表しておる文書で、領海及び接続水域に関する条約、この第二条では、沿岸国の主権は領海上の空間並びに海底及びその地下に及ぶ、このように明確にうたわれております。また大陸だな条約、これは仮の条約だという説もございますが、その第一条及び第二条にも「海床及び地下」、このように訳がなされております。ですから、二年ほど前にこの前の領海条約は国会を通っているわけでございますが、このときに提出した正文がなぜ短い期間で改められたのか疑問を持つわけでございますが、そのほかにも一九六九年七月にジュネーブの軍縮……
○大久保(直)委員 去る十五日に沖繩返還協定の中間報告かなされまして、本委員会並びに沖特との連合審査において、その中間報告の内容が審議されたわけでございますが、以来一週間を経過しまして、具体的な問題についてはかなり前進があるのではないか、このように私考えております。先ほどからの大臣の御答弁で、本日三時から愛知・マイヤー会談が行なわれて日米折衝の詰めに入る、こういうことでございますが、月が変わりますと、日米間における返還協定の調印が予定されておる。こういった目前の事実からかんがみまして、調印に至るまでの大臣の具体的なタイムテーブルといいますか、調印までどういう会談を重ねていこうとなさっておられる……
○大久保(直)委員 私は、本日、公害問題並びに外交問題につきまして、総理並びに各関係大臣に御質問申し上げたいと思います。 初めに公害問題でございますが、公害につきましては、わが党が昨年来公害総点検を全国的に行ないまして、いろいろな成果をあげておりますことは総理並びに各大臣も御承知のことと思いますけれども、私ども総点検を行ないました結果、私たちがこの足で歩き、またこの目でつぶさに全国の状況を見てまいったわけでございますが、またその検出したものを科学的に分析もいたしましたが、一口に言えますことは、総点検を行ないまして、総理もたびたびお耳にされていると思いますけれども、日本の海は死んでいるともいわ……
○大久保(直)委員 選挙中ではございましたけれども、私ども公明党が訪中代表団を北京に派遣をいたしまして、日中国交回復の具体的な五項目を織り込んだ共同声明を出しましたことは、大臣も御承知のことと存じますが、あの五項目、実は私ども公明党の主張を中国側が支持をした形をとっておるわけでございますが、その理由は、ごらんいただくとわかると存じますが、すべてあの五項目、台湾に関する問題でございます。それだけ台湾問題がきわめて日中間の大きな一つの問題である、こういう認識に立って、また、私たち、日本こそ台湾に対する問題の解決に発言をしなければならない、こういったことから、あの五項目がまとまったわけでございますけ……
○大久保(直)委員 私は当面、国際問題として大きくクローズアップされております日中問題並びに日朝問題、そして日ソ、最後に繊維問題について、総理並びに政府の見解をお伺いしたいと思っております。 初めに、昨日の予算委員会以来、私はまあ白昼夢を見ると申しますか、非常に奇妙な光景に接して戸惑っておるわけでございますけれども、私ども客観的にながめておりまして、外交問題については総理はくろうとであられる。しかし総理から比べればまだ外務大臣、就任以来日の浅い現外務大臣は、まだしろうとであられるのではないか。その総理の発言を、まあ口は悪いようでございますが、総理から比べればしろうとである外務大臣がチェックを……
○大久保(直)委員 私は、二十九日に留保いたしました質問を続行いたしたいと思います。 去る二十八日の矢野質問に対します総理の御答弁並びに外務大臣の答弁に食い違いがございまして、その統一見解を要求しましたところ、ただいま外務大臣より統一見解の発表がございました。 私は、米中接近という戦後の冷戦構造が大きくその形態を変貌していく重大な時期にかんがみまして、またわが国にとりましても、沖繩返還という戦後の最大の課題の一つといわれている解決を目前にしまして、二十八日の総理の御答弁は、日本の中国政策に対するたいへん前向きな発言であったと高く評価をいたしておるものでございます。しかし、ただいま政府から発……
○大久保(直)委員 一九七五年に予定されております海洋博の開催につきましては、その準備の日程等も決して十分過ぎるほどのことでもありませんし、またいまいろいろ質問がありましたように、かなり多難ないろいろな問題をかかえて、これからその開催に全力をあげなければならない段階に入っているわけでございますが、日本が世界有数の海洋国であり、また沖繩返還という歴史的な事実等とも相まって、この海洋博を何としても成功させたい、こういう気持ちでおるわけでございますが、この海洋博開催の意義につきまして、あらためて大臣からお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 そこで本日いただきました資料を拝見しますと、すでに百……
○大久保(直)委員 わが党といたしましては、元来、国会の運営の真の民主化をはかるために、常任委員長のポストにつきましては、各党の議席に応じた比例配分にすべきである、こういう主張を続けてまいりました。今国会に臨むにあたりましても、このことを繰り返し与党に申し入れをしたわけでございますが、その申し入れが受け入れられないという前提に立ちまして、残された十五の常任委員会には、私どもとしましては候補をあげてこの常任委員長の選挙に臨みたい、こういう方針を持っております。
○大久保(直)委員 日本共産党・革新共同からの開会式に関する御提案につきましては、要約いたしますと、開会式を衆議院で行なえ、それから第二には天皇を開会式にお招きするなということでございましたが、この開会式の持ち方につきましては、旧憲法から新憲法に移行する際に取りきめられました各派協議会の合意によるものであると承知いたしております。 日本共産党・革新共同の主張は、当初、天皇発言に違憲性があるということでございましたが、今日は、天皇の出席自体にも違憲性があるという御意見でございました。日本共産党を含めた各派協議会で合意いたしました段階から、今日、天皇の開会式における参加に異議ありとする理由は、わ……
○大久保(直)委員 先ほど中川理事の御発言があって、趣旨がよくわからなかったのですが、民社党や公明党のように理事が一人しかいないところは、おくれないようによろしく頼むということですか。
○大久保(直)委員 自民党から提出されました議員小林政子君を懲罰委員会に付するの動議について、公明党として申し上げたいと思います。 動議が提出されましてから、四月二十六日の物価特別委におきまする速記録を検討いたしまして、小林質問の発言内容を調査いたしました。その結果、小林質問は、上牧荘の土地買収に関する地元村民の抱いた疑惑を中心にいたしまして、その事実関係の有無をただしたにすぎないと判断いたしております。ただ、数字の使い方についての発言内容に、事実に反する事例は認められております。 国会での発言は、事実に基づいた正確なものでなくてはならず、また慎重を期すことは当然でございますが、しかし、速……
○大久保(直)委員 公明党といたしましては、ただいま中川委員から朗読がございました、中国の核実験に抗議し、フランスの核実験に反対する決議案に賛成でございます。 すでに行なわれました中国の水爆実験につきましては、中国はわが国の隣国であるという観点からいたしましても、わが国国民に与える被害はきわめて重大であり、日中国交正常化のなった今日では、私たちは声を高らかに中国の核実験に対して強い抗議と反対をしていかなければならない、そういう立場にあると思います。 また、さきの私ども公明党が提案いたしましたフランスの核実験に反対する問題にいたしましても、すでにムルロア環礁におけるフランスの核実験は、隣国で……
○大久保(直)委員 早川、太刀川両君の韓国におきます逮捕問題について、大臣に二、三お伺いをいたしたいと思います。
初めに、この問題は、事の経過並びに性質上、国民が納得できる解決を、しかも可及的すみやかな解決を求めておるわけでございますが、問題が発生いたしましてから今日までかなり時間も経過をいたしてまいりましたし、また新しい事態の進展等もございます。そういう経過を踏まえて、現時点でどのようにごらんになっておられるか、まず大臣の所見を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 ただいま御答弁にもありましたように、現時点におきます国民の最大の関心といいますか問題意識は、両君が不当な取り扱いを受けてい……
○大久保(直)委員 議員關谷勝利君の表彰につきましては、いろいろ議論があるところであり、今日の時点におきまして表彰をするということにつきましては、公明党といたしまして、残念ながら賛成いたすわけにはまいりません。できますことならば、委員長より再度關谷勝利君に対し、今回表彰を受けることに対する辞退を要請していただくようにお取り計らいをお願いしたいと思います。 なお、永年在職議員表彰制度につきましても、配車の問題等も含めまして、この制度の抜本的な改正を御検討いただくことについては、ぜひとも前向きにお願いいたしたいと思います。
○大久保(直)委員 公明党といたしましても、発言順位につきましては、当理事会におきまして各党一巡方式をとられるよう主張いたしてまいりましたが、ただいま委員長の御発言があって、やむを得ず採決ということになるわけでございますが、しかし、現在の国会運営が、数の原理とあわせて政党主義をとっているたてまえからしまして、各党代表質問という限りにおいては、各党一巡という形式をとられることが望ましいのではないか。 さらに、かつて各党の党首が代表質問に立ちます場合には、その数の原理を乗り越えて各党がやりくりし合った先例もこれあることであり、今回そのようなよき先例が無視されて、ただ数の原理だけで代表質問が行なわ……
○大久保(直)委員 日程第十六の法案につきましては、かねてから国対委員長間の申し合わせも受けて審議をしてきた問題でございますし、文教委員会における変則的な経緯もあり、本日の本会議に上程すべきでないと、いままで申し上げてまいりました。どうしても本日上程するということであれば、本会議において討論をさせるべきであると思います。もし時間的にその余裕がないということであるならば、次回の本会議に回すことも可能でありますので、公明党有島重武君の本案に対する反対討論が行なわれますよう、重ねて要求いたしておきます。
○大久保(直)委員 本法案につきましては、その内容または大蔵委員会におきます成立の経緯にいたしましても、各党の態度は非常に微妙でありますし、また大きな相違がございます。それを明確にするために、本会議場において討論するのは当然であると主張いたしますし、したがって、ただいまの委員長の発言については反対でございます。
○大久保(直)委員 会期延長に反対いたします。 過日の議長裁定におきまして、その内容に、会期延長については与野党で話し合ってもらいたいという趣旨の文案がございましたが、残された議案を審議するために、あとどれだけの日程が必要であろうかというような話し合いがなされなければならないにもかかわらず、三十五日間というきわめて根拠の薄い、理解しがたい大幅な日程が一方的に押しつけられることについては、断じて承服できないものであります。したがいまして、会期延長には反対をいたします。
○大久保(直)委員 公明党といたしまして、ただいまの八日間の会期の設定に反対の意思を表明いたします。 現今の物価問題に対する国民の期待は、参議院選挙後の国会において十分な審議がなされるであろう、こういうことであろうと思います。また、今国会がその国民の期待にこたえることこそ、現在、私たちがかかえております最大の政治課題ではないか、こういう見地から、わが党は、総理の所信表明演説、新任されました大蔵大臣並びに外務大臣、その他経企庁長官等の経済演説等も要求し、それに対する各党の代表質問並びに予算委員会の開催を要求してまいりましたが、八日間の、実質上審議が不可能なきわめて短期間の会期が設定され、その実……
○大久保(直)委員 前回申し合わせをした、議長の散会宣告前には立たないようにということは、非常にうまくいきましたけれども、重ねて、また各党ともその方向で……。
○大久保(直)委員 ただいま委員長から御報告がございました両案を、本日の本会議において議題とし、並びに趣旨説明を行う件につきましては、委員長並びに与党自民党さんから、過日の参議院本会議における公明党二宮議員の発言に対する総理答弁に疑義があったわけでございますが、その総理答弁の問題が決着ついた、よって、本院の本会議で趣旨説明を行う旨の御連絡をいただいたわけでございますが、私ども、党内でその問題について確認をいたしましたところ、参議院は、総理が本会議において遺憾の意を表するということは話し合いに出ておるけれども、その本会議における内容、文章、字句等については、二十五日に参議院議運理事会を開いてそこ……
○大久保(直)委員 何でですか。
【次の発言】 第五、第六が一括ですか。
○大久保(直)委員 ただいま議題になりました四十日の会期延長に、反対の討論を行いたいと思います。 わが党の主張いたしております、国民生活関連法案を審議するために最小の一週間程度の会期延長にすべきだということを、重ねて主張しておきたいと思います。 本七十五国会の経緯を振り返りますれば、三木内閣が誕生して、国民に公約をいたしました諸法案の提出が、政府自体の怠慢並びに自民党内の調整が手間取りまして、国会に提出することが大幅におくれてきた。そのおくれて提出された法案の審議をするために会期を延長するということは、これは政府・自民党が国会を私物化せんとするものであって、断じて許すことはできないと思いま……
○大久保(直)委員 政府・与党が提案する七十五日の会期につきましては、明らかに前国会の積み残し法案である値上げ三法案を今国会において成立させようという企てを持つものと判断をいたしております。そういう意味において、世上うわさされているいわゆる二段階ロケット方式の国会運営のための七十五日会期には反対をいたします。 わが党は、かねてより、補正予算の提出を待って速やかに国民生活安定のための国会を開会すべきであるということを申しておりましたが、今日、補正予算の編成もいまだできず、第四次不況対策の骨子もまだ決まらない現状下にあって、政府が一方的に国会を召集することもきわめて遺憾な事態であると思いますし、……
○大久保(直)委員 先ほど来総理の御答弁をお伺いしておりまして、非常に納得しがたい面がありますので、確認の意味で、若干重複するかと思いますが、お尋ねいたします。
お伺いするところによりますれば、あの青森発言以来、仮谷建設大臣が総理のところに、弁明でございますか、行かれ、それに対し、総理が厳重に注意を与えた、こういうことをお伺いいたしておるのでございますが、その事実関係はいかがでございましょうか。
【次の発言】 そのときに仮谷建設大臣はどのような報告をされたわけでございますか。
【次の発言】 それに対して総理が厳重な注意を与えたということになっておりますが、どのような注意をお与えになっておりま……
○大久保(直)委員 去る九月二十八日の本会議場におきまして、国務大臣の演説に対する質疑の中で、わが党の矢野絢也議員が質疑中、「反共のイヌ、イヌがほえている」という不規則発言がございました。この不規則発言につきましては、きわめて院の品位を傷つけるものであることははなはだしく、また、一党の代表質疑者に対する、また、矢野絢也君は党の書記長でもございますし、党の書記長に対する侮辱であると受け取らざるを得ません。 したがいまして、私どもは、二十九日四時三十分、懲罰動議を提出いたしたわけでございますが、以来、社会党の山口理事、藤田理事から再三再四にわたりまして、できることならば、この不規則発言は穏当と認……
○大久保委員 発言順位につきましては、各党一巡方式を主張いたします。 いやしくも常会の冒頭に当たりまして、政府の施政方針演説に対する各党の代表質問が行われるわけでございますから、その代表質問の発言順位については、今国会の多党化様相も加味いたしまして、当然政党順に行われるのが至当であろうと考えております。 なお、日本社会党が二名の発言者をお立てになるということは、これは全く御自由でございまして、各党一巡終わった後に第二番手の方がなされるべきではないであろうか、このように考えるものでございます。 いずれにせよ、党を代表して政府に対する質疑を行うわけでございますから、政党議席順に一巡方式をもっ……
○大久保委員 公明党は反対です。
○大久保委員 イラン・イラク紛争に関連して二、三お尋ねをいたしておきたいと思いますが、この問題の展開については大臣もいろいろと気を使われて、日本が単なるオブザーバーとしてではなく、和平実現のためには何か具体的な措置をお考えになっているやに伺っておりますけれども、その辺のところから所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁の中にもございました人質解放問題がいまや時間の問題と伝えられておりますけれども、この人質を解放することによって、アメリカ側からのいわゆる経済制裁の解除というものが当然行われてしかるべきであり、また経済制裁の解除の中身としまして、いわゆる人質解放の条件の中に、アメ……
○大久保委員 私、初めて文教委員会で質問させていただきますけれども、与党席の空席が目立っておりますが、本委員会は成立しておりますか。
【次の発言】 本日議題になっております著作権法の改正問題につきましては、著作者に新たに貸与権というものが新設されるということでございます。
私も父の著作権の継承者の一人といたしまして、今回の貸与権の新設は著作者の立場を有利にしておるのか、さらには、こういう貸与権という道が開かれたことによりまして、今後ますますこの著作権問題の困難さが拡大をしていくのではないか、こういう危惧を持つものでございますが、まず総論的に大臣のお考えを承りたいと思います。
○大久保委員 女性問題に関する条約につきまして、二人の女性議員の後を継いでいろいろ質疑をするというのはちょっと勝手が違っておりますけれども……。 一九八〇年に、当時のデンマーク大使の高橋さんがこの条約に署名をされましてから五年が経過をいたしました。女性の社会参加、地位向上の問題については、昭和二十年の参政権が第一幕であった。そういう観点からしますと、今回のこの条約に署名をし、またそれを批准をし締約国となるということは、その意味においては第二幕の華々しい幕あけである、こういう論評をされる方があるわけでございますが、この第二幕のスタート、その幕をまさにあけんとするときに、当該大臣であります安倍外……
○大久保(直)委員 中曽根長官のお時間がないようですので、先に質問させていただきますけれども、その前に日航当局にお尋ねいたします。
事件発生直後、石田機長より第一報が七時三十二分カンパニーラジオによって行なわれた。それから続いて、四十一分三十秒に英語で石田機長から通信がなされておる。この事実を確認させていただきたいと思いますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 その確認だけでけっこうです。第一報が三十二分で、その次のは四十一分三十秒であったかどうかだけでけっこうです。
【次の発言】 長官にお伺いいたしますが、小松からの第一次発進が五十二分、F86Fが二機発進いたしております。続いて築城……
○大久保(直)分科員 最近新聞のキャンペーン等で精神病その他のことが取り上げられておりますけれども、私は本日、わが国の社会福祉対策の中で一番立ちおくれが目立っておりました心身障害者、障害児の問題について大臣に二、三御所見をお伺いいたしたいと思いますので、忌憚のない前向きな御答弁を何とぞお願いをいたしたいと思うわけでございます。 一口に心身障害者といいましても、その精神、身体の障害はその程度に応じてさまざまでございますし、これに対する治療及び指導、それから社会復帰への施設と、方策等も多様をきわめているわけでございますが、身体障害福祉法第三条によりますと、「国及び地方公共団体は、身体障害者に対す……
○大久保(直)委員 沖繩が戦後二十数年にわたりまして、いわゆるアメリカの極東戦略のかなめ石であった。これは米韓、米台、米比、ANZUS、そして日米安保体制というアメリカの極東戦略の中にありまして、沖繩がそのかなめ石、キーストンであったということは周知の事実であると思います。一九六九年十一月の佐藤・ニクソン共同声明によりまして、 その共同声明の中には確かに核抜き、本土並みという文字は盛られておりましたけれども、内容をつぶさに見てまいりますと、むしろ沖繩の本土並み返還、沖繩の復帰が本土並みというよりも、むしろ俗に世間にいわれておりますような本土の沖繩化、こうした疑惑が強く持たれてきたわけでございま……
○大久保(直)分科員 きわめて短時間でございますけれども、いろいろなハンディを背負いながら社会経済活動に最近著しく進出をしております身障者の国鉄利用について若干の質問をしたいと思います。 最近、身障者の交通事故がしばしば起きておるわけでございますけれども、具体論に入りたいと思いますが、去る二月一日に高田馬場の駅で一人の盲人の方がホームから落ちて入れ違いに入ってまいりました山手線にひかれて即死した事件がございました。この問題について、不幸になくなられた方は高田馬場にございますヘレンケラー学院に通っておりました学生さんだと伺っておりますけれども、この事件が起きてから同学校の中でもいわゆる国鉄利用……
○大久保(直)小委員 二点申し上げたいと思うのですけれども、一点は、去年だと思いますが、カナダの国会図書館との交流が始まりましたね、バンクーバーですか。あの交流に伴う予算はどこに含まれているのですか、特にそのための予算措置というのは。
【次の発言】 もう一点、四億八千五百五十六万七千円の前年度比アップ額の半分以上は人件費になっているということで、きわめて消極的に過ぎるのじゃないかと思います。やはり国会図書館のあり方というものを、諸外国のあり方と一度いつかの機会に対比していただいて、その規模、また業務内容、人員等も諸外国の状況はどうなっているのか、またわが国の国会図書館のいわゆる発展、推移状況等……
○大久保分科員 きょうは非常に限られた時間でございますけれども、現在の教育の荒廃と申しますか、非行、暴力の問題に限って大臣のお考えをただしたいと思いますが、その前に、本日東京の中野区議会で、区議会の同意を得まして、過日行われました教育委員の準公選の結果、新しい教育委員が誕生する、きょう三月三日はそのような段取りになっておるそうでございまして、いろいろないきさつがあってこの準公選が行われたことは承知いたしておりますけれども、現時点におきます大臣の所感をお伺いしておきたいと存じます。
【次の発言】 余り多くを語りたがらないようですから、それ以上は伺いません。
さて、教育問題につきまして、私はきわ……
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