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国場幸昌 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

国場幸昌[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(幹部)歴代TOP1000
710位
委員会発言(議会)歴代TOP500
331位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
839位

35期委員会出席(幹部)TOP50
44位
36期委員会発言(議会)TOP50
14位
37期委員会発言(議会)TOP50
45位

このページでは国場幸昌衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。国場幸昌衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第64回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1970/12/03、32期、自由民主党)

○國場委員 われわれ沖繩県住民の長年の悲願であった祖国復帰が佐藤・ニクソン会談により一年有余のうちに実現することになり、これに先立ちまして、国政参加が実現されて、ここに沖繩住民の声を反映させていただく機会を得ましたことは、日本一億同胞のあたたかい励ましと関係各位のなみなみならぬ御努力のたまものとして深く感謝するものであります。  沖繩の復興問題に関しては、これまでにも本委員会等におきまして真摯な御討議をいただいてきたわけでございますが、沖繩の現状はまことにきびしいものがあり、現地の声を反映させていただくために、なお一そうの深い御理解と御協力を望むものであります。  御承知のとおり、沖繩は二十五……

第64回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1970/12/08、32期、自由民主党)

○國場委員 外務大臣にお尋ねいたします。  沖繩の毒ガス移送問題について、新聞報道によりますと、米国のレアード国防長官は、去る五日、沖繩に貯蔵されておる毒性化学兵器、いわゆる毒ガスを太平洋上のジョンストン島に移す米陸軍の計画を承認したと発表し、沖繩からの最初の積み出しは近いうちに開始されることになっておる、ジョンストン島における貯蔵施設に制限があるので、まず百五十トンだけに限定する、ということになっておりましたが、昨年十二月の米国防省の発表どおり進んでいたならば、ことしの春には毒ガス撤去は完了していたはずでございます。また去る九月、同レアード長官が中曽根防衛庁長官に確約した、今年末か来年初めま……

第64回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1970/12/24、32期、自由民主党)

○國場委員 去る二十日未明の沖繩コザ市における騒乱事件を中心とする最近の沖繩の社会問題に関して質問をいたします。  元来、沖繩県民はみずから守礼の国をもって任じ、おとなしい国民性と忍従に耐えるがまん強さを持っていることを特徴としてきました。このことは、何も我田引水ではなく、客観的にも、たとえばプライス勧告は、沖繩には好戦的民族主義は存在しないと表現し、また他の報告では、沖繩の人たちは一般的に穏健で、容易に激高しないといっておるのであります。二十五カ年間にわたる異民族支配の重圧にもこれまでよく耐えてきたのは、このような国民性に負うところがきわめて大きいのではないかと考えられるのであります。  コ……

第64回国会 文教委員会 第2号(1970/12/11、32期、自由民主党)

○國場委員 本日は、本委員会におきましてこのように発言の機会を与えられましたことは、委員各位のあたたかい御配慮のたまものと深く感謝するものであります。  私は、沖繩における先般の文部大臣の発言等に関連して、この際、特に文教関係につきお尋ねしたいと思います。  さきに閣議決定されました沖繩復帰対策要綱を中心として、また、これに関連して沖繩の文教の現状と将来の展望を少しく御説明申し上げまして、沖繩の文教問題について文部大臣の所信をお伺いしたいと思います。  御承知のとおり、沖繩は、長年にわたる米施政権下にあって、あらゆる面で特殊事情を余儀なくされてきたのでありますが、一年有余に迫った復帰を目前にし……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1971/02/16、32期、自由民主党)

○國場委員 沖繩・北方対策庁長官のただいまの説明に対しまして、沖繩選出の議員としまして、ことに四十六年度予算における六百億台という多額の沖繩援助に対しまして、県民を代表し厚く感謝の念を申し上げる次第でございます。  申すまでもなく、復帰は日一日と迫り、来年の四月一日といいますれば一年そこそこでございます。その間、最近に至って沖繩県民があらゆる面において、日本政府の援助そのものに感謝はしつつも、社会公共施設に対してあるいは社会福祉に対しての援助そのものも大事であり感謝しつつあるといえども、やはり復帰後におけるところの生活問題に対して不安をかもしておるというのが沖繩県民の心情でございます。  と申……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1971/03/16、32期、自由民主党)

○國場委員 時間の関係上、急いで簡単に質問をいたしたいと思います。  沖繩の第二次復帰要綱の中に、今度、復帰後の沖繩の総合開発の問題に際しまして、沖繩は、新全国総合開発計画の中の一ブロックとして、今後豊かなる県づくりのためにやっていくのだという趣旨の説明がございます。それに対しましては、いろいろ今日まで、沖繩の自治権に対しての圧力が加わるのだとか、中央集権だ、どうだこうだといううわさもございます。この運営に対しての問題でありますが、二十五カ年間の施政権分離によるところの立ちおくれ、それを他の都道府県と伍して文字どおりの豊かなる県づくりをするためには、抜本的な対策をもってやらなければいけないとい……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/03/23、32期、自由民主党)

○國場委員 外務省にお尋ねいたします。  沖繩返還協定の米国側の国内手続について、米国政府から、上院の三分の二の賛成を必要とする条約方式に決定したことを、正式に通告してきたようでありますが、これで返還協定は日米両国のおのおの議会の承認を経て発効することが本ぎまりとなったわけであります。そこで、外務大臣のほうからは、再三にわたって、返還協定の作成作業はきわめて順調であり、五月中旬ごろまでには日米間で調印される見通しであり、その内容について沖繩県民の納得のいく形になるようにすると説明されております。米国側は、米国議会での協定承認案件の提出を急ぐため、協定の早期調印を望んでおるという説明が、前回の本……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1971/03/25、32期、自由民主党)

○國場委員 さっき長官のほうからいろいろ第二次復帰要綱に対して説明を受けましたが、まだ十分に理解のいかない点に対してお尋ねいたします。  私立大学の取り扱いに対してでございますが、御承知のとおり沖繩の私立大学を復帰時にどうするかということが、五千二百名余りの私立大学生を持つところの――設立基準には達しないといえども、現実に五千二百名おるわけでございます。大学基準、それはきびしいこともよく存じております。現実としてこの四つの大学、沖繩大学、国際大学、沖繩女子短期大学、キリスト教大学、これは短期大学でございます。この四つの大学を、長官のほうでおっしゃったのは、四年制に対しての合併基準に整備するよう……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1971/04/22、32期、自由民主党)

○國場委員 外務大臣にお尋ねいたします。  最近新聞等に接しますと、日米返還協定の交渉の中で、変化があるということを見受けるわけでございますが、今日までたびたび外務大臣の御説明を承っておるわけでございますが、近時におけるところの日米交渉の中でどういうようなことが難問題になってきておるのか、たくさんの取りきめに対しまして沖繩県民はこれを注目、関心を持っておるわけでございますので、本日この委員会において事の真相を明らかにし、そして向かいくるところの復帰に備えて沖繩県民が期待するよりよき結果をもたらすものを期待するわけでございますので、最近における交渉結果に対しての事情をお聞きしたいわけでございます……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1971/05/20、32期、自由民主党)

○國場委員 復帰を目前に控えて復帰準備に大わらわということでございまして、沖繩県民は、長年にわたるところの悲願達成、その喜びと同時に、一方、復帰ショックというのがございます。あらゆる部面においての法制度において、御承知のとおり沖繩は、施政権分離によりまして、曲がりなりにも一国並みの形態に今日まで置かれておったということは御承知のとおりでございます。ここで、いま沖繩で一番問題になっておることは、御承知のとおり世界に冠たるところの日本の経済成長、これとは反しまして、沖繩においての経済格差というものは本土の約六〇%といわれております。そこで、私は、いま沖繩住民の中で最も不安をかもしているところの軍用……

第65回国会 地方行政委員会 第2号(1971/02/05、32期、自由民主党)

○國場委員 本日、本委員会におきまして発言の機会を与えられました各委員の皆さま方に対し厚くお礼を申し上げます。  それでは、さっそく質問をいたしたいと思います。本委員会において審議されております地方交付税法等の一部を改正する法律案に関してお伺いいたします。  まず第一に、土地開発基金三百七十億についてでありますが、御承知のとおり、本法律案で土地開発基金についての交付税措置が講ぜられております。本法律案の措置額を含め、現在までに交付税の基準財政需要額に算入した金額は、全国都道府県並びに市町村全体を合計いたしますと、二千億円を上回る結果になると思いますが、地方公共団体の土地開発基金の積み立て状況と……

第65回国会 地方行政委員会 第22号(1971/04/27、32期、自由民主党)

○國場委員 本日は、本委員会において審議中の道路交通法の一部を改正する法律案に関連して、沖繩の現在施行されておる右側通行から左側通行に切りかえる問題点についてお尋ねいたします。  御承知のとおり、沖繩百万県民の長年の願望でありました祖国復帰もいよいよ来年に迫ってきております。四分の一世紀にわたる米国支配下にありまして、道路交通すなわち車両の右側から左側、歩行者の左側から右側通行に切りかえることは、ことばではごく簡単ではございますが、復興の段階になりますと、なかなか困難さがあることは御承知のとおりでございます。沖繩県民はこの問題に対しましてひとしく関心を持って見守っておるのが現状でございます。御……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1971/11/12、32期、自由民主党)

○國場委員 沖繩百万県民の長年にわたる願望、まさに血のにじむような願いでありました祖国復帰が、今臨時国会におきまして審議されつつある返還協定並びに関連国内法の成立を待って、明年早期に実現する運びとなり、まことに喜びにたえません。  異民族支配のもと過酷な生活環境に耐えつつも、復帰を希求し続けてきた沖繩県民の立場から、ここまでこぎつけていただいた政府並びに一億国民各位に対して、深く感謝を申し上げる次第でございます。(拍手)  御案内のとおり、敗戦で失った沖繩の施政権を、平和裏に話し合いによって返還されるということは、法理論上はともかくとして、文字どおり世界史上まれに見る快挙でありまして、なみなみ……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1972/03/08、32期、自由民主党)

○國場委員 外務大臣にお尋ねいたしたいと思うのでありますが、ただいま沖繩の立法院議長のほうからも陳情がありましたとおり、尖閣列島の領有権問題に対しましては、再三にわたる本委員会において、また他の委員会においても、古来の日本の領土であるということに間違いはないんだ、こういうことは承っております。しかし、といいまして、御案内のとおり、私ども日本に一番貴重なるあの尖閣列島のかいわいにおける資源の開発問題が、今日のような新聞に報ずるがごとき問題をかもしておって、はたしてや貴重なるその資源開発ができるでありましょうかということを考えました場合に、この問題はいずれにしてでも、そのまま日本の領土だということ……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1972/05/09、32期、自由民主党)

○國場委員 二十七年余にわたり、沖繩百万県民の待望しておりました祖国復帰があと一週間に迫ってまいりました。この長い年月の間、一日なりと忘れることなくその日あるを念じてまいりまして、政府並びに一億国民に対し、この実現に対して深く敬意を表するわけでございます。本委員会においての質問はおそらくこれが最後になると思いますが、沖繩復帰後における諸問題につきましては、特別なる二十七カ年余にわたる米施政権の支配のもとで、あらゆる部面に立ちおくれておるわけでございまして、それに対するところの特別県としての特別立法をなし、そして百万県民が復帰した後において憂いなく生活できるようにとこいねがい、それに対するところ……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第15号(1972/05/26、32期、自由民主党)

○國場委員 沖繩県民並びに一億国民の、二十七カ年という長い異民族支配の中から、悲願でありましたところの日本復帰は、めでたく去る十五日に復帰したわけでございます。その間、担当大臣はじめ、政府並びに国会、本委員会におきまして、たゆまざるところのこの復帰に対しての御努力、まことに感謝しておるわけでございます。  さて、復帰はいたしましたものの、名実ともに喜びのある復帰だ、これをこいねがっておったわけでございますが、しかし国際経済の変動その他の経済変動が起きました関係上、沖繩においては、喜ぶべき復帰というのがいままでの期待ではございましたが、しかし今日御案内のとおり、沖繩の生活必需品並びにその他の物価……

第68回国会 大蔵委員会 第18号(1972/04/14、32期、自由民主党)

○國場委員 まず最初に、本日、本委員会において発言の機会を得ましたことを、委員各位に対して感謝申し上げます。沖繩の本土復帰ももはや秒読みに入り、あと一カ月と迫ってきておりますが、復帰が近づくにつれて、予期しない県民生活を圧迫する諸条件が発生してきたのであります。すなわち、ドル・ショックによる賃金差損、物価高、または労働対策問題、さらに諸制度の本土法への移行に伴うところの摩擦が、あらゆる面に不安と混乱を来たしておるのが沖繩県民の現状でございます。  沖繩にあっては、従来、長期にわたって産業政策や企業育成等の空白が続いたことなどから、企業基盤は本土のそれに比べると著しく脆弱な状態にあって、企業自体……

第69回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1972/08/08、32期、自由民主党)

○國場委員 開発庁長官にお尋ねをいたします。  まず最初に、本名長官においては、去る七月二十二日から二十五日まで、台風の中にもかかわらず強行着陸という危険をおかし沖繩を視察され、私もお供をしたのでございますが、県民は長官の意欲と行動力に大いに感謝しているのであります。  屋良県政に対する長官の発言も、地元を奮起させる意味での長官の真摯な情熱の発露であると本委員は信じております。  沖繩視察中いろいろな問題に触れられたと思いますが、各団体との話し合いの中でも、沖繩経済の本質を改善するための対策、社会資本の整備、第一次、第二次産業の振興、立ちおくれた医療施設の整備拡充等、多くの要望や意見が出されま……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会 第3号(1973/02/23、33期、自由民主党)

○國場委員 本日の委員会において質疑の機会をお許しなされた委員長並びに委員の皆さま方に感謝の意を表します。  大臣も所信表明演説において述べられましたとおり、言うまでもなく、運輸行政は国土の全般にわたり均衡ある発展に資するため、総合的交通体系を整備するとともに、国民に便利で快適な交通のサービスを提供し、国民生活を充実させ、経済社会の発展に寄与することであるということは、私もそれに対しては全面的に賛同するものでございます。  ここでお尋ねいたしますことは、総合交通体系実現のためには総合交通輸送計画の策定が絶対に必要条件だとのことでございます。政府においては、将来の見通しの上に立って総合交通輸送計……

第71回国会 運輸委員会 第18号(1973/04/18、33期、自由民主党)

○國場委員 沖繩が復帰しまして、来たる五月十五日にはすでに一年の期間になんなんとしております。私の本日の質問というのは、沖繩問題にしぼって政府当局の、沖繩問題に対しての運輸関係をお尋ねするわけでございます。本委員会が重要法案を控えるこの場においてはなはだ申しわけないとは思いますが、しかし目前に控える海洋博、あるいはまた二十八年間の断絶により沖繩は海運、陸運ともに立ちおくれておりまして、一日も早く本土並みに復帰したその喜びを県民に与えるという意味においてでも、格差是正、立ちおくれたところのあらゆる諸問題に対し、政府の施策によってこれが県民にひとしく享受できるようにということで、いまから沖繩の問題……

第71回国会 運輸委員会 第22号(1973/05/08、33期、自由民主党)

○國場委員 あれは物によって耐用年限というのがきめてあるんですよ。
【次の発言】 貴重な参考意見を賜わりまして、われわれは政治の場におきましてこれを大いに反映せしめるべく努力するといえども、しかし、いまこの国鉄を再建するにはどうあるべきかということで、これをいつまでも放置しておくというようなことになるとますます病は大きくなって、ひいては国民の負担、利用者の負担というのが大きくなるわけでございますので、いやがおうでもこれは今日まで何回となく措置せにゃいかないということの国鉄の再建問題、これは一日も早くやらなければ病は大きくなるという見地からしました場合には、どういうような方法でやるかと、あらゆる……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1973/03/29、33期、自由民主党)

○國場委員 坪川長官におかれましては、去る二十四日から二十六日まで、御就任なされまして最初の沖繩入りをなされて、つぶさに沖繩の実態を調査され、目まぐるしい復帰後においての沖繩の状況をいかにお感じ取りなされましたか。県民は長官の意欲的な行動に対し、大いに期待をしておるわけでございます。  三月五日の毎日新聞と琉球新報の世論調査にもありますとおり、復帰前の四月の調査では、県民の七一%が喜んで期待した復帰だったのに、いざ実現してみると、今回の調査では、県民の半数をわずかにこえる五二%しかよかったと答えた者はおりません。あとの半数近い四七%の各々は復帰前のほうがよかったというのが二四%、復帰前と変わら……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1973/04/20、33期、自由民主党)

○國場委員 長官は、去る三月二十九日の本委員会において私の質問にお答えをなされて、沖繩におけるところの物価高により困難を来たしておる沖繩の事情、または予算の未執行問題等に、政府職員を派遣して、調査の結果を見まして措置をするというようなおことばを承っております。その後の調査結果と措置に対しまして、報告の結果が出てきたであろうか、どうか。出ましたら、それに対する措置はいかような考えがありますか、御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 よくわかりました。長官もよく努力されておるということを承知でございますが、しかし、この問題はずいぶんむずかしい問題でございまして、相当な腹がまえといいましょうか、……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1973/06/06、33期、自由民主党)

○國場委員 長年にわたる米国支配から解放された沖繩が祖国復帰して一年有余になっておりますが、県民の生活は向上することなく、かえって悪化の一途をたどり、県民の心は、かような復帰であれば復帰は考えるべきであったという声さえも聞く。物価高に悩まされ、苦しんでおるのが沖繩住民の偽らざるところの姿でございます。  この要因となすものは、復帰直前におけるところのドルの変動相場制と相まって、わが国の高度成長による過剰流動性の土地の投機と、長年にわたるところの低物価政策のもとで生活をなしてきた沖繩経済政策は一朝にしてくずされ去り、まともにその波をかぶって苦しみもがいておるというのが今日の沖繩住民の姿でございま……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1973/07/19、33期、自由民主党)

○國場委員 最初に、時間がずいぶんおくれまして、理事といいながらも出席のできなかったことに対しておわびを申し上げます。  質問は重複するかもしれませんが、いま野党連合のもとで沖繩の請求権補償に対しての問題が質問されましたけれども、私はこの法案が目的とする諸問題、沖繩住民の請求権に対して、今日まで政府はいかように取り組んできたかということに対して、まず、政府の今日までの経過に対して御報告をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 この問題に対しましては与党、野党言わずして、現実においての沖繩住民の長年のアメリカの統治下においての被害あるいはまたその他においての諸問題に対しましても、解決せなけれ……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1973/09/21、33期、自由民主党)

○國場委員 本委員会もこれでおそらく閉じるということになると思いますが、最近における沖繩の金融事情があまりにも逼迫し、新聞報道はこの深刻さを如実に物語っております。  まず最初に大蔵省にお尋ねしたいことでございますが、その前に新聞はどういうとらえ方をし、沖繩のいまの金融事情に対しての切迫を、またこの新聞の報道は沖繩県民の声だと解し、参考までにこれを読み上げてみたいと思います。  「運転資金は“枯渇”工連加盟企業運転資金調べ 業積順調でも倒産の恐れも」、これは八月二十七日のタイムスの報道でございます。八月三十日になりまして「倒産の危機に直面 三経会国、県へ打開策を要請」、また八月二十九日には「消……

第71回国会 農林水産委員会 第57号(1973/11/09、33期、自由民主党)

○國場委員 まず最初に、本日本委員会において発言の機会を与えていただきました委員長をはじめ理事の先生方、並びに委員の先生方に厚くお礼申し上げます。  時間が二十分しかございませんので、さっそく質問に入りたいと思います。  御承知のとおり、沖繩及び奄美列島の基幹農作物としてサトウキビの地位はきわめて高く、その盛衰いかんにより県経済に及ぼす影響ははなはだ甚大なるものがございます。しかしながら、最近における物価、賃金等急激な異常高騰と、他産業への転出の増大、加えて前期、前々期と打ち続く大干ばつ、暴風雨等により六万農家に一大打撃を与え、物価、賃金高騰に見合わぬサトウキビ価格の低迷は、サトウキビ原料の収……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1973/12/20、33期、自由民主党)

○國場委員 このたび小坂新長官におきましては、むずかしいところの沖繩開発庁長官に御就任され、沖繩百万県民の長官に寄せるところの期待はまことに大きいものがございます。同時に、新長官の沖繩に対する今後の施策に対して大きな期待を持っておるわけでございます。御案内のとおり、復帰後一年七カ月が経過いたしております。復帰後、天知らずというような異常なる物価高騰の中で、沖繩県民は復帰したといえども落ちつくことなくしていま不安にかられておるのが現状でございます。  まず最初に御所見を賜わりたいことは、二十八年間の立ちおくれの格差是正、御案内のとおり、この是正をいたすために沖繩には特別措置法、また沖繩振興開発法……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1974/02/15、33期、自由民主党)

○國場委員 開発庁長官におかれましては、就任以来沖繩のあらゆる諸問題に対して御熱心に誠意をもって沖繩のためにやっておられることに対して、感謝いたしております。  さて、振興開発計画に対しての若干の御質問をいたしたいと思います。  沖繩振興開発計画によると、十年後の沖繩の人口は百五万程度、県民所得を現在の約三倍に引き上げる、そうして立ちおくれた社会基盤を整備し、産業を振興するとともに、これらについては、御承知のとおり振興計画の目的でありその中心になるのは、言うまでもなく第一次、二次、三次産業中心となることは御承知のとおりであります。その中でも、最も地理的条件を生かし、そして沖繩の今後の振興をはか……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1974/02/26、33期、自由民主党)

○國場委員 私は、沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案及びその他に関連する諸問題に対して質問をいたしたいと思います。  まず最初に、下水道は国民生活環境の改善をはかる基本的な施設であり、いまやミニマムスタンダードであるとの認識が確立されておるのも御承知のとおりでございます。この整備は、緊急かつ計画的な執行がますます要請されているのであります。しかしながら二十七年間の長期にわたり本土から分離された沖繩は、産業、教育、文化等の各面にわたって他府県との大きな格差が生じているが、その中にあって、下水道事業は、復帰前はアメリカ民政府の補助が九一%であったにもかかわらず、復帰後は国庫補助四〇%であ……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1974/03/05、33期、自由民主党)

○國場委員 このたびの突発した那覇市小禄県道七号線に起きた爆発事故は、今後も起きるであろう重大な沖繩にとっての事件でございます。御案内のとおり、沖繩におけるところの第二次大戦のあの米軍上陸以前においてたくさんの地雷、または戦闘中におけるところの不発弾、これは御案内のとおり数多くいまだに処理されてないというようなことは、なかなかこれを完全にするということに対しては困難であるし、またしかもこのたびのような埋没されたところの地雷の爆発というものに対してはなかなかもってこれは困難であるということを理解しつつも、しかしこれは沖繩県民に言わせればどうにかしてでもこれを解決していかなければいかない、こういう……

第73回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1974/09/09、33期、自由民主党)

○國場委員 最初に、御案内のとおり、けさの新聞を見ますとTWA機が地中海で墜落をしまして、わが日本人が十三名もほとんど絶望視されておる。こういうことで、これの大半が沖繩県からのお客であるということでいま県内においてはずいぶん騒動しておるような状況でありますが、長官、その点に対しまして、管轄外といえども何か情報がありましたのでありましょうか、お伺いします。
【次の発言】 この問題につきましては、国内の航空会社でありますと別なんで、やはり対外的な国際問題においてこの問題に対してはいずれ解決をせにゃいかないことだと考えるわけでございますので、その節は被害者双方間といわずして、国家としましても、これに……

第73回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1974/11/14、33期、自由民主党)

○國場委員 開発庁長官にお伺いいたします。  沖繩開発庁の五十年度予算の編成につきまして、審議が近く行なわれるわけでございますが、五十年度予算における重点政策は、いかような個所を重点的に予算面に反映せしめようということでありますか、その点に対しましてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 物価高騰を抑制するためにおいての総需要の抑制、よく理解しております。ところが、沖繩の来年に控えての海洋博問題に対して、事実御案内のとおり、今日まで、公共といわず民間といわず、ほとんどの事業が海洋博に向けられまして、ずいぶん立ちおくれております。総需要抑制においての全国的な問題とは異にしまして、沖繩の立ちおくれ……

第74回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1974/12/24、33期、会派情報なし)【政府役職】

○國場政府委員 沖繩開発政務次官に任命された國場でございます。  植木長官の補佐役として、沖繩開発庁の設置の趣旨にこたえましてがんばっていきたいと思います。委員長はじめ各委員の皆さま方の忌憚のない御意見と御指導、御鞭撻のもとでがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)

第77回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1976/05/21、33期、自由民主党)

○國場委員 沖繩が復帰しまして五カ年を迎えております。御案内のとおり、アメリカの施政権下における二十七カ年の格差は大きいものがございまして、ここに沖繩の格差是正、立ちおくれたところの振興を図るために沖繩振興開発計画が策定され、目下実施中でございますが、開発庁長官におきましては、沖繩問題に対しあらゆる困難を克服しまして誠心誠意御努力されておるその姿勢に対して感謝申し上げますとともに、五カ年を迎えました沖繩振興開発計画の実施状況がいかようになっておりますものか、また国土利用計画及び第三次全国総合開発計画策定との関連性はどのようになっておりますか、お伺いを申し上げます。

第77回国会 建設委員会 第6号(1976/05/10、33期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長代理 福岡義登君。
【次の発言】 新井彬之君。

第77回国会 建設委員会 第7号(1976/05/12、33期、自由民主党)

○國場委員 ただいま議題となりました住宅金融公庫法の一部を改正する法律案のうち、新たに資金運用部資金の利率で貸し付けを行おうとしている新設個人住宅資金の貸し付けに関して、二、三の質問をいたしたいと思います。  住宅金融公庫は、昭和二十六年以来、個人貸し付けを中心的な業務として実施してまいりました。国民大衆の持ち家取得に果たしてきた役割りはきわめて大きいと思います。昨年の個人住宅貸し付け募集に至っては、借入希望者が殺到いたしまして、締め切り予定日より以前に打ち切られたのも御承知のとおりであります。このことは公庫に対する国民の期待と役割りがいかに大きいかを示すものでありまして、このように、公庫の個……

第77回国会 建設委員会 第8号(1976/05/14、33期、自由民主党)

○國場委員 ただいま議題となりました住宅金融公庫法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党及び民社党を代表してその趣旨の説明を申し上げます。  案文はお手元に配付してあります。  修正の第一点は、本法律案により創設される新たな条件による個人住宅貸付金、すなわち政令で定める、所得が比較的多い者、規模が比較的大きい住宅を建設する者等に対する貸付金及び既存住宅購入資金貸付金は、現行の政策金利による個人住宅貸付金の補充的な性格を有するものであることを明確にするため、最近の貸し付けの実態等をも勘案して、その貸付戸数の割合の限度を法定しようとするものであります。  すなわち、新たに附則……

第77回国会 建設委員会 第10号(1976/05/21、33期、自由民主党)

○國場委員 私は、自由民主党及び民社党を代表いたしまして、建築基準法の一部を改正する法律案及び同法律案に対する天野光晴君外一名提出の既存の特殊建築物等に対する制限の特例に対する修正案及び内海英男君外三名提出の日影による中高層建築物の高さの制限に対する修正案並びに両修正部分を除く原案について、賛成の意見を申し述べるものであります。  既存建築物に対する制限の特例に対する修正案は、建築物の高層化及びその用途の複合化に伴う防災的見地から既存の特殊建築物等で一定の規模以上のものに対し、避難施設等の規定を全面的に遡及適用することとし、その例外を政令で定めるとしておりますが、諸般の事情を考慮した結果、本規……

第78回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1976/10/27、33期、会派情報なし)【政府役職】

○國場政府委員 このたび沖繩開発政務次官に任命されました國場でございます。  沖繩開発という重責を担うことになりましたが、覚悟を新たにいたしまして、西村長官のよき補佐役としまして、名実ともに豊かなる沖繩建設のため、最大限の努力を払っていきたいと思います。委員長を初め委員の先生方の忌憚のない御指導と御撻鞭を賜りまして、沖繩県民の輿望にこたえるべく、最善を尽くしていきたいと思います。  どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1977/04/01、34期、会派情報なし)【政府役職】

○國場政府委員 おっしゃるとおり、VOAは国策によってこれが撤去され、従業員の待遇関係において要請があるわけでございますが、長官のおっしゃったという、これからも鋭意努力して、今後、見通しはないといえども最善の努力をする、こういうことをおっしゃっておりますので、政務次官としましてもその点に対しましては最後まで努力していきたいと思います。  私は沖繩選出の議員でもあるし、いま沖繩開発庁の重責を帯びる政務次官になっておりますが、そこに折衝の中で見解の相違が、沖繩の議員の一人として、利益代表としてここで考え方に対してちょっと申し上げますと、VOAはなるほど広報庁の、アメリカの国務省に所属するものである……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1977/04/15、34期、会派情報なし)【政府役職】

○國場政府委員 いまの総務局長の方からの御答弁のように、その線に沿うて今後最善の努力をしていきたいと思います。

第82回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1977/11/18、34期、会派情報なし)【政府役職】

○國場政府委員 大臣がのっぴきならぬ所用でおくれますので、政務次官から答弁をさせていただきます。  御質問の交通方法変更に伴う事業のうち、交差点改良、バス停車帯移設等の道路整備につきましては、すでに五十二年度から一部事業を実施しているところでございまして、またさらに本年度の補正予算により予算措置を講じており、できるだけ早期に工事に着手すれば昭和五十三年、すなわち来年の七月末の変更予定期日までには所要の工程が完了することは可能と考えておるのでございます。  また、交通方法変更日の直前及び直後において施行されるべき工種につきましては、昭和五十三年度において予算を要求中であり、これについても所定の期……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1978/05/12、34期、自由民主党)

○國場委員 このたび行われる交通方法変更につきましては、長官を初め各関連省庁が熱情を持って取り組んでおられることに対しましてまず最初にお礼を申し上げます。  この交通方法変更ということはわが国においてはこれが初めてであり、またこれが最後である、一回しかないということを私は考えるわけでございます。その実施に当たりましては、政府また現地沖繩県民相互の理解と協力によってこれがスムーズに行われるということを期待しております。  そこでまず最初に、長官のこの問題を解決をしていくための、スムーズに切りかえするについての所見を承りたいのでございます。

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1978/06/15、34期、自由民主党)

○國場委員 沖繩の交通方法変更も余すところ四十四、五日ということになってきておりますが、御案内のとおり切りかえに際しましては、長年において培われたところの右側から左側でございますので、政府とされましても、あらゆる面において準備万端というようなことはよく理解しておりますが、四十五日前を控えましてどのような準備の状況であるかということをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 市町村道におきまして若干まだ準備ができていないというお話でございますが、開発庁としては、その点どの方面に問題があってまだ完備されていないと考えておられるか、切りかえの時期までに完了する見通しであるかどうかということをお……

第84回国会 決算委員会 第11号(1978/05/12、34期、自由民主党)

○國場委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、昭和五十年度決算につき、ただいま委員長より御提案の議決案のとおり議決するに賛成の意を表するものであります。  昭和五十年度の予算がいかに執行されたかを各省各庁別に順次審査を続け、その間、是正改善を要すると思われる事項については、その都度、関係当局に注意を喚起してまいりましたが、ただいま委員長御提案の議決案に示されましたとおり、予算の効率的使用等所期の成果が十分に達成されていないと思われる事項、及び国有財産、物品の管理等が適正を欠いている事項が改めて指摘されたことは、はなはだ遺憾であります。  これらの指摘事項につきましては、政府は誠意をもって改善……

第85回国会 決算委員会 第1号(1978/10/13、34期、自由民主党)

○國場委員 いま御案内のとおり、わが国における松造林においてのマツクイムシの問題なんですが、いまのままでいけば、ほとんど壊滅状態に至るのではないか、こういうことを言われております。このマツクイムシは、さかのぼって沖繩の復帰前、いまから十年ぐらい前から、戦後に入ってきたのですが、沖繩でずいぶんマツクイムシが松造林に対して害を及ぼしておるわけなんですが、林野庁として、このマツクイムシによるいまの被害をどう防除しようとしているものであるか、調査して、その結果は研究されておるかどうか、これをひとつお尋ねしたいわけなんです。
【次の発言】 時間がございませんが、その点に対しまして、いまさっきの森下委員の……

第87回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1979/04/27、34期、自由民主党)

○國場委員 沖繩振興開発計画は十カ年ということになっておりますが、余すところ三カ年にも足りない、いわば仕上げの時期に至っております。沖繩振興開発十カ年計画の目標そのものは、沖繩の長年における本土との格差を本土並みに持っていく。この十カ年において目標とするところは本土並み所得レベルに持っていく、人口は百三万から百五万、そういうようなことで一次、二次、三次産業ともに目標が決定されておるわけでございますが、余すところ二カ年半になりましたが、現在の達成率の状況はどうなっておるでありましようか。その点をお伺いいたします。
【次の発言】 お答えのようなことについてはやや達成されておるということを私も感ずる……

第87回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1979/05/25、34期、自由民主党)

○國場委員 去る五月二日、金武村の伊芸の沖繩自動車道サービスエリアの伊芸レストランの駐車場に爆弾の破片が、それからまた、十五日には同村内のゴルフ場に照明弾が落下しておる。この問題につきましては、地元ももちろんのこと、県会においてもいろいろと論じられ、御案内のとおり沖繩における基地問題、安保問題、自衛隊問題、いろいろ論調はあるわけでありますが、まず、いまの県政の与党といたしましては、やはり基地があるからには演習もあるのが自然であるということを認めながらも、しかし、演習あるいはまた実弾射撃のために生命、財産を脅かすようなことがあったならば、これに対しては毅然として抗議もするし、またとこのような問題……

第87回国会 決算委員会 第6号(1979/04/11、34期、自由民主党)

○國場委員 まず最初に、戦後有余年にわたり敗戦の中から内法、国際法ともにまだ不備の点も多々ある中で、今日まで諸法に対して管理される法務大臣以下法務省の諸皆様方に御苦労の意を表するわけでございます。  まず第一に、法秩序の維持ということについて古井法務大臣の所信を承っておきたいのでございます。  昨年十二月に就任されました法務大臣の所信表明の第一に述べられましたことは法秩序の維持ということであり、私もまた、法務行政の使命は法秩序を維持し、善良な国民の権利と生活を守ることにあるということを承知しております。また、わが国は法治国家であり、その法の制度あるいは制定、改廃は、国の唯一の立法機関であるとこ……

第87回国会 決算委員会 第7号(1979/04/18、34期、自由民主党)

○國場委員 運輸大臣を初め、関係の各政府委員の方々に御苦労さんとお礼を申し上げます。  まず最初に、私は、沖繩の持つ特殊事情、復帰までに二十七カ年の断絶の中で、運輸問題にしましてもわが国都道府県全国的に共通しない問題が余りにも多い、よってこの際、沖繩問題にしぼって、立ちおくれた、また未解決なる諸問題に対して、大臣を初め関係各政府委員の方々に質問をさせていただきます。  まず最初に、那覇空港の第一種空港、すなわち国際空港としての今後におけるわが国の航空輸送に対する役割り、また沖繩がわが国の南の玄関としての航空輸送に対する今後における展望から考えまして、那覇空港の今後の存在に対しての問題に対し御質……

第87回国会 決算委員会 第12号(1979/05/09、34期、自由民主党)

○國場委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書等の承諾を求めるの件について、賛成の意を表したいと存じます。  予算は、歳入、歳出の見積もりであり、いかに正確になされても、実際に予算を実行するに当たっては、過不足の生ずることはやむを得ないことと思われます。  歳出に見積もった経費に不足を生じた場合、または全然見積もられなかった経費を必要とするに至った場合には、その金額が大きくかつ重要なものであれば補正予算を提出して措置すべきであるが、国会の会期中ならともかく、国会を召集してまでもする必要のないようなものについては、その不足を補うた……


35期(1979/10/07〜)

第89回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第1号(1979/11/13、35期、自由民主党・自由国民会議)

○國場委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行います。とれより委員長の互選を行います。  この際、山崎武三郎君及び野間友一君からそれぞれ発言を求められております。これを許します。山崎武三郎君。
【次の発言】 野間友一君。
【次の発言】 これより採決いたします。  まず、山崎君提出の動議について採決いたします。  本動議に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、中山正暉君が委員長に御当選になりました。  委員長中山正暉君に本席を譲ります。

第90回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1979/12/07、35期、自由民主党・自由国民会議)

○國場委員 開発庁にお願いしたいのですが、沖縄振興開発十カ年計画も明ければもう来年という、五十六年度に迫ってきておりますが、いま大体達成率はどうなっておりますか、計画目標に対して。
【次の発言】 おっしゃるとおり、人口は目標に対してもうすでにオーバーしておる、そしてそれについてくるものとしていわゆる失業率が本土の二・五倍ですか、かような状況にありまして、沖縄は住みよいところである、少々の生活の苦しさは環境によって補っておるという、精神的にまたよきところもあるということを考えるわけでありますが、何分にいたしましても、特別格差是正、振興のために二十七カ年の格差是正をするのだという政府の思いやり、そ……

第91回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1979/12/21、35期、自由民主党・自由国民会議)

○國場委員 これより会議を開きます。  私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 上原康助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、河村勝君が委員長に御当選になりました。  委員長河村勝君に本席を譲ります。

第91回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1980/03/07、35期、自由民主党・自由国民会議)

○國場委員 時間が十五分しか与えられておりませんので、単刀直入で用件に入ります。  嘉手納の米軍の沖縄県に支払うべき下水道料金が一年余りにわたって支払われておらない。五十三年度までにおける未払い金は四千四百五十二万三千円、五十四年度一億五千五百万円、合計いたしまして一億九千九百六十万円の未収となり、県の財政をはなはだしく圧迫しております。  米軍は契約締結時の五十一年度から復帰後六年間、県が契約したとおり上水道メーターに従って汚水料金を支払ってきましたが、昨年一月から汚水メーターによる料金でなくては払わないというようなことで今日まで嘉手納航空隊、県側といたしましてもいろいろと折衝、調整をしてき……

第91回国会 建設委員会 第6号(1980/03/19、35期、自由民主党・自由国民会議)

○國場委員 ただいま議題となりました都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案について、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党・革新共同及び民社党・国民連合を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文はお手元に配付してあります。  御承知のとおり、本法律案につきましては、委員会において慎重に審議されてまいったのでありますが、都市開発資金の貸付利率の改正に伴う地方公共団体の土地の買い取りの促進の効果、都市施設用地等の買い取りの対象地域の拡大、貸付手続の簡素化について、特に重要な問題として議論されましたので、ここに附帯決議を付し、政府……

第91回国会 建設委員会 第10号(1980/04/04、35期、自由民主党・自由国民会議)

○國場委員 ただいま議題となりました都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律察につきまして、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議及び民社党・国民連合を代表して賛成の意向を表明するものであります。  御承知のとおり、最近における都市化の進展の過程の中で、良好な居住環境に対する住民の要望はますます強くなってきております。他方、市街地における比較的小規模な地域について、街路、公園等の施設の整備、建築物の敷地等の状況を見ますと、良好な都市環境の形成上問題を生じている場合が少なくないところであります。  かかる実情にかんがみ、一体的に整備または保全すべき地区を対象として、地区内の公……

第91回国会 建設委員会 第14号(1980/04/25、35期、自由民主党)

○國場委員 ただいま議題となりました都市再開発法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案について、自由民主党、公明党・国民会議、日本共産党・革新共同及び民社党・国民連合を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文は、お手元に配付してありますが、その内容につきましては、すでに質疑の過程におきまして委員各位におかれましては十分御承知のところでありますので、この際、案文の朗読をもって趣旨の御説明にかえることといたします。     都市再開発法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。  一……


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 決算委員会 第1号(1980/07/25、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  今回、はからずも決算委員長の重責を担うことになりました。  申し上げるまでもなく、当決算委員会は、国民のとうとい税金で賄われております国の予算の執行等が効率的かつ適正に行われているかどうかについて、審査または調査するとともに、その是非を判断する重要な使命を持つ委員会であります。まことに微力ではございますが、委員会の運営につきましては、練達堪能なる委員各位の御理解、御協力を得まして、円滑なる運営を図りたいと存じます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。

第92回国会 決算委員会 第2号(1980/09/04、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  本委員会は、歳入歳出の実況等に関する実情調査のため、去る八月十八日から二十日までの三日間にわたり、大阪府、兵庫県、沖繩県に委員を派遣いたしました。その調査の概要につきまして、便宜この席から私が御報告申し上げます。  本派遣団は、自由民主党植竹繁雄君、越智通雄君、東家嘉幸君、森下元晴君、日本社会党井上一成君、公明党・国民会議春田重昭君、民社党・国国連合和田一仁君及び日本共産党辻第一君並びに私の都合九名をもちまして、運輸省大阪航空局、第三港湾建設局、大阪空港事務所、沖繩開発庁沖繩総合事務局、嘉手納飛行場、防衛施設庁那覇防衛施設局、運輸省那覇空港事務所の歳入……

第93回国会 決算委員会 第1号(1980/10/15、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  すなわち、決算の適正を期するために、本会期中において  一、歳入歳出の実況に関する事項  二、国有財産の増減及び現況に関する事項  三、政府関係機関の経理に関する事項  四、国が資本金を出資している法人の会計に関する事項  五、国又は公社が直接又は間接に補助金、奨励金、助成金等を交付し又は貸付金、損失補償等の財政援助を与えているものの会計に関する事項 以上の各事項につきまして、関係各方面からの説明聴取、小委員会の設置及び資料の要求等の方法によりまして国政に関する調査を行うため、議長の承認を求めるこ……

第93回国会 決算委員会 第2号(1980/10/20、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。  ただいまの各件は、第八十七回国会に提出され、第八十八回国会で概要説明を聴取の後、予算がいかに執行されたかを中心として各省庁別審査を行ってまいりましたが、本日は、今日までの経過に基づき、各件について締めくくり総括質疑を行います。  これより関係大臣に対する質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。越智通雄君。
【次の発言】 井上一成君。
【次の発言】 新村勝雄君。
【次の発言】 午後零時四十五分再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時五分休憩

第93回国会 決算委員会 第3号(1980/11/04、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  昭和五十三年度一般会計歳入歳出決算、昭和五十三年度特別会計歳入歳出決算、昭和五十三年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和五十三年度政府関係機関決算書並びに昭和五十三年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和五十三年度国有財産無償貸付状況総計算書の各件を一括して議題といたします。  大蔵大臣から各件について概要の説明を求めます。渡辺大蔵大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から各件の検査報告に関する概要説明並びに同検査報告中特に重要な事項について説明を求めます。知野会計検査院長。
【次の発言】 これにて昭和五十三年度決算外二件の概要説明聴取を終わります……

第93回国会 決算委員会 第4号(1980/11/11、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、総理府所管中経済企画庁について審査を行います。  まず、経済企画庁長官から概要の説明を求めます。河本経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。佐藤会計検査院第一局長。
【次の発言】 これにて説明聴取を終わります。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上田哲君。
【次の発言】 上田哲君に御報告しますが、水野審議官、梅澤審議官、二人を要請して、政府委員として来ております。

第93回国会 決算委員会 第5号(1980/11/13、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、農林水産省所管及び農林漁業金融公庫について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として日本中央競馬会理事長武田誠三君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、まず、農林水産大臣から概要の説明を求めます。亀岡農林水産大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。高橋会計検査院第四局長。

第93回国会 決算委員会 第6号(1980/11/20、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、大蔵省所管、日本専売公社、国民金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行について審査を行います。  それでは、まず大蔵大臣から概要の説明を求めます。渡辺大蔵大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。佐藤会計検査院第一局長。
【次の発言】 次に、小野会計検査院第五局長。
【次の発言】 次に、日本専売公社、国民金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行各当局の資金計画並びに事業計画等について、順次説明を求めます。泉日本専売公社総裁。

第93回国会 決算委員会 第7号(1980/12/08、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  この際、会計検査院長に就任されました大村筆雄君並びに検査官に就任されました大久保孟君の両君からそれぞれ発言を求められておりますので、これを許します。大村筆雄君。
【次の発言】 大久保孟君。
【次の発言】 昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、総理府所管中科学技術庁について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として日本原子力研究所副理事長天野昇君、日本原子力研究所理事村山進君、以上の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第94回国会 決算委員会 第12号(1981/05/13、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  私、療養中、委員の皆様方には何かと御迷惑をおかけいたしました。おかげさまで本日復帰いたしましたので、何とぞよろしくまたお願い申し上げます。(拍手)  昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、労働省所管について審査を行います。  まず、労働大臣から概要の説明を求めます。藤尾労働大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。肥後会計検査院第三局長。
【次の発言】 これにて説明の聴取を終わります。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、……

第94回国会 決算委員会 第13号(1981/05/28、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、郵政省所管及び日本電信電話公社について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として日本銀行理事三重野康君の出席を求め、意見を聴収いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、まず、郵政大臣から概要説明を求めます。山内郵政大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。堤会計検査院第二局長。

第94回国会 決算委員会 第14号(1981/06/03、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、建設省所管及び住宅金融公庫について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として日本住宅公団総裁澤田悌君、理事星野孝俊君、理事救仁郷斉君、同じく理事久保田誠三君、以上の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、まず建設大臣から概要の説明を求めます。斉藤建設大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます、肥後会計検査……

第94回国会 決算委員会 第15号(1981/07/21、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、文部省所管について審査を行います。  まず、文部大臣から概要の説明を求めます。文部大臣田中龍夫君。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。堤会計検査院第二局長。
【次の発言】 これにて説明の聴取を終わります。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上一成君。
【次の発言】 この際、午後一時半まで休憩いたします。     午後零時四十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。……

第94回国会 決算委員会 第16号(1981/08/04、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、総理府所管中警察庁、自治省所管及び公営企業金融公庫について審査を行います。  まず、安孫子国務大臣から総理府所管中警察庁及び自治省所管について概要の説明を求めます。安孫子国務大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。堤会計検査院第二局長。
【次の発言】 次に、佐藤会計検査院第一局長。
【次の発言】 次に、丹下会計検査院第五局長。
【次の発言】 次に、公営企業金融公庫当局から、資金計画、事業計画等について説明を求めます。首藤公営企業金融公庫総裁。

第94回国会 決算委員会 第17号(1981/09/08、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  本委員会は、歳入歳出の実況等に関する実情調査のため、去る八月五日から八月七日までの三日間にわたり、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県に委員を派遣いたしました。  その調査の概要につきまして、便宜この席から私が御報告申し上げます。  本派遣団は、自由民主党白浜仁吉君、東家嘉幸君、森下元晴君、公明党・国民会議田中昭二君、同じく春田重昭君及び日本共産党辻第一君並びに私の都合七名をもちまして、通商産業省福岡通商産業局、工業技術院九州工業技術試験所、日本原子力船研究開発事業団佐世保工事事務所、石油公団タンカー備蓄事業、林野庁熊本営林局、運輸省熊本空港事務所の歳入歳出……

第95回国会 決算委員会 第1号(1981/10/16、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  まず、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  すなわち、決算の適正を期するため、本会期中において  一、歳入歳出の実況に関する事項  二、国有財産の増減及び現況に関する事項  三、政府関係機関の経理に関する事項  四、国が資本金を出資している法人の会計に関する事項  五、国又は公社が直接又は間接に補助金、奨励金、助成金等を交付し又は貸付金、損失補償等の財政援助を与えているものの会計に関する事項 以上の各事項につきまして、関係各方面からの説明聴取、小委員会の設置及び資料の要求等の方法によりまして国政に関する調査を行うため、議長の承認を求め……

第95回国会 決算委員会 第2号(1981/10/22、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  昭和五十三年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、運輸省所管及び日本国有鉄道について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として新東京国際空港公団総裁中村大造君、日本道路公団理事大島哲男君、以上両君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、まず、運輸大臣から概要の説明を求めます。塩川運輸大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。坂上会計検査院第三局長。

第95回国会 決算委員会 第3号(1981/11/27、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  この際、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  すなわち、決算の適正を期するため  一、昭和五十三年度一般会計歳入歳出決算    昭和五十三年度特別会計歳入歳出決算    昭和五十三年度国税収納金整理資金受払計算書    昭和五十三年度政府関係機関決算書  二、昭和五十三年度国有財産増減及び現在額総計算書  三、昭和五十三年度国有財産無償貸付状況総計算書  四、昭和五十四年度一般会計歳入歳出決算    昭和五十四年度特別会計歳入歳出決算    昭和五十四年度国税収納金整理資金受払計算書    昭和五十四年度政府関係機関決算書  五、昭和五十四……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1982/02/24、36期、自由民主党)

○國場委員 田邊長官におきましては、御就任早々意欲的に、沖縄本島はもちろんのこと宮古、八重山、また各離島にまたがる熱烈なる熱心さをもちまして御調査なされ、県民といたしましてもひとしくそれに対しては感謝、期待を申し上げておるわけでございます。御案内のとおり、復帰して十カ年を迎えたといえどもまだまだ格差におきましてはほど遠いものがございまして、これから開発庁長官を初め開発庁の今後における沖縄に対する熱情あるところの、県民の期待する名実ともに豊かなる県づくりということに対しまして、どうぞひとつよろしくお願い申し上げます。  そこで、まず最初にお礼を申し上げておきたいことは、沖縄振興に今日まで過去十カ……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1982/03/02、36期、自由民主党)

○國場委員 参考人の各皆様方には、はるばる沖縄から上京されまして貴重なる御意見を賜りまして、まことにありがとうございます。  皆様方の陳述を聞きまして、大まかに分けましてこれは二つに分かれると思うのです。経済開発に対しての主体性とそれから国家制度による問題に触れるわけですが、そこには見解の相違もいろいろあるとは思いつつも、しかし貴重なる御意見に対しまして若干お聞きしたいと思うことは、言うまでもなく、おっしゃるとおり過去十カ年近くにわたる沖縄の振興第一次計画、計画どおりのレベルに達していないということを重々知っております。私は復帰二カ年前に国会に出てきまして思い当たること、皆様方の、与野党を問わ……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1982/03/11、36期、自由民主党)

○國場委員 復帰後の沖縄観光の振興は目覚ましいものがございますが、沖縄の特性を生かした方向が芽を出したと考える。今後ますます観光を発展させるためには、沖縄の自然を守り、また沖縄独特の文化を生かしながら、観光資源開発に当たっては各種の施設整備を公共の力に頼る必要があると思うわけでありますが、それに対しまして、開発庁といたしましてはいかなるお考えでありますか、お伺いします。
【次の発言】 離島振興の件につきましてお尋ねいたします。  鈴木総理は、昨年の暮れ、沖縄視察のお帰りに奄美大島の徳之島の泉重千代の見舞いの途中、徳之島の立ちおくれを沖縄本島に比較され、奄美も沖縄並みに振興を図れとのことをおっし……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1982/04/14、36期、自由民主党)

○國場委員 開発庁にお伺いしたいのですが、復帰記念式典についてまず最初にお伺いいたします。  思い起こせば十二年前に、佐藤・ニクソン会談がトップ会談といたしまして、困難であるという沖縄復帰が昭和四十七年五月十五日を期して復帰させる、こういうことに決まりまして、あれから十二カ年、復帰いたしまして十年を迎えておる今日、政府はもちろん議会筋におきましても沖縄の立ちおくれに十分なる御理解をいただきまして、着々と振興も達成いたしまして今日を迎えておるわけであります。それに対する県民はもちろんのことわが国の国民もひとしくその記念すべき十カ年を迎えまして、沖縄県におきましては十年の復帰記念式典を祝うためにい……

第98回国会 環境委員会 第1号(1983/02/08、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、皆様方の御推挙により、私が当環境委員会の委員長に就任いたしましたが、その職責の重大さを痛感いたしております。  御承知のとおり、わが国における環境汚染の現状は、全体的には改善傾向にあるといえども、産業基盤の変化及び都市域の拡大などに伴い、公害の種類と発生源は多様化の傾向を示しており、より一層きめ細かい強力な環境対策の推進が強く求められておりますので、当委員会に課せられた任務はまことに重要であります。  何分、微力でありますが、誠心誠意円満なる委員会運営に努めたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力……

第98回国会 環境委員会 第2号(1983/02/22、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  環境保全の基本施策に関する件及び公害紛争の処理に関する件について調査を進めます。  この際、国務大臣から環境保全の基本施策に関する所信を聴取することといたします。梶木環境庁長官。
【次の発言】 以上で大臣の所信表明は終わりました。  次に、昭和五十八年度環境庁関係予算の概要について説明を求めます。加藤官房長。
【次の発言】 次に、各省庁の昭和五十八年度環境保全経費等の概要について、便宜、環境庁から説明を求めます。正田企画調整局長。
【次の発言】 次に、昭和五十七年における公害紛争の処理に関する事務の概要等について説明を求めます。青木公害等調整委員会委員……

第98回国会 環境委員会 第3号(1983/03/04、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。阿部未喜男君。
【次の発言】 串原義直君。
【次の発言】 水田稔君。
【次の発言】 有島重武君。
【次の発言】 建設省道路防災対策室長というのが来ておるでしょう。一番関係あるから、あなた……。
【次の発言】 中井洽君。
【次の発言】 藤田スミ君。
【次の発言】 これにて大臣の所信に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、内閣提出、公害健康被害補償法の一部を改正する法律案を議題とし、趣旨の説明を聴取いたします。梶木環境庁長官。

第98回国会 環境委員会 第4号(1983/03/18、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  公害健康被害補償法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  本日御出席いただきました参考人は、三重大学医学部教授吉田克己君、川崎公害病友の会会長大村森作君、経済団体連合会環境安全委員会委員柴崎芳三君、医学博士鈴木武夫君、以上四名の方々でございます。  この際、参考人の各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人の皆様には、それぞれのお立場からどうか忌憚のない御意見をお述べいただきますよう、お願い申し上げます。  なお、御意見の開陳は、おのおの十分程度に……

第98回国会 環境委員会 第5号(1983/03/22、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  公害健康被害補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。牧野隆守君。
【次の発言】 阿部未喜男君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。土井たか子君。
【次の発言】 では、ただいまの件は、後刻理事会にて協議いたすことといたしまして、暫時休憩をいたします。     午後零時四十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  公害健康被害補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑を続行いたします。有島重武君。

第98回国会 環境委員会 第6号(1983/04/12、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  第九十四回国会、土井たか子君外二名提出の環境影響事前評価による開発事業の規制に関する法律案及び第九十四回国会、内閣提出の環境影響評価法案の両案を一括して議題といたします。  この際、お諮りいたします。  両案につきましては、第九十五回国会におきましてすでに趣旨説明を聴取いたしておりますので、これを省略いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  本日は、参考人から御意見を聴取し、参考人に質疑を行うことといたします。  ただいま御出席いただいており……

第98回国会 環境委員会 第8号(1983/05/25、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、湖沼水質保全特別措置法案を議題といたします。  その趣旨の説明を聴取いたします。梶木環境庁長官。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、御報告申し上げます。  今国会、本委員会に付託されました請願は、環境保全の推進等に関する請願外二十一件であります。本請願の取り扱いにつきましては、先ほど理事会で慎重に協議いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになりましたので、さよう御了承願います。  なお、今国会、本委員会に参考送付されました陳情書は、中国自然歩道維持管理費の財政措置に関する陳情書外一件であ……

第99回国会 環境委員会 第1号(1983/07/20、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。  第九十四回国会、土井たか子君外二名提出の環境影響事前評価による開発事業の規制に関する法律案  第九十四回国会、馬場昇君外二名提出の水俣病問題総合調査法案  第九十四回国会、内閣提出の環境影響評価法案第九十八回国会、内閣提出の湖沼水質保全特別措置法案 並びに  環境保全の基本施策に関する件  公害の防止に関する件  自然環境の保護及び整備に関する件  公害健康被害救済に関する件  公害紛争の処理に関する件 以上の各案件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をするに御異議ありませんか。

第100回国会 環境委員会 第1号(1983/10/07、36期、自由民主党)【議会役職】

○國場委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  環境保全の基本施策に関する事項  公害の防止に関する事項  自然環境の保護及び整備に関する事項  公害健康被害救済に関する事項  公害紛争の処理に関する事項以上の各事項について、その実情を調査し、対策を樹立するため、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。  つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次回は、公報をもってお知らせす……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1984/04/25、37期、自由民主党・新自由国民連合)

○國場委員 大臣は、沖縄開発庁長官就任早々、意欲的に沖縄を訪問されまして、沖縄問題に前向きの姿勢を持って、熱情を持って、今後の沖縄の振興発展のためにというようなことで沖縄に御出向なされ、沖縄県民の大臣に寄せられる期待はまことに大きいものがございます。  そこでお伺いいたしたいのでございますが、沖縄はおかげをもちまして復帰後日覚ましい振興発展を来しておりますが、しかし何分二十七カ年のアメリカの統治におきましての立ちおくれ、これはいかんともすることはできずして、十カ年振興開発計画の期間も過ぎまして、沖縄県にありましては第二次振興計画が策定され、それを政府は今やっておるわけなんですが、今後における沖……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1984/07/27、37期、自由民主党・新自由国民連合)

○國場委員 長官、御苦労さんでございます。長官は、御就任以来今日まで意欲的に、沖縄の振興問題に対しまして、職務柄とはいえども熱情込めたところの特別なる努力をされ、そして沖縄県民のために活動されておるということを、沖縄県民はひとしくそれを高く評価し、感謝申し上げておる次第でございます。  そこで私は、この政府財政厳しいときにおきましての沖縄開発庁設置にいたしましても、復帰以来大いなる努力をされてその実績は高く評価するといえども、御案内のとおり、まだまだ経済基盤にいたしましても、あるいは第一次振興開発計画そのものは七〇%しか達成してないという現実。そこで、この財政厳しい中におきまして、御案内のとお……

第101回国会 建設委員会 第2号(1984/03/02、37期、自由民主党・新自由国民連合)

○國場委員 質問に入る前にお礼を申し上げます。  沖縄が復帰いたしまして十二カ年を迎える今日、政府並びに議会の御理解あるもとにおいて、沖縄のアメリカ統治二十七カ年の立ちおくれ、かようなる沖縄問題に対しまして、特段の御配慮をいただきまして、目覚ましい振興を見ておることに対しまして、今日までの御協力に対しまして厚くお礼を申し上げます。  なお、十カ年開発計画は立てたといえども、十カ年経過して今日七〇%の復興しか見ておりませんので、今後とも引き続きよろしくお願いを申し上げまして、質問に入ります。  まず質問の一点は、沖縄においては現在、沖縄県政始まって以来、今度国体が六十二年度に開催されるということ……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1985/03/28、37期、自由民主党・新自由国民連合)

○國場委員 御苦労さまでございます。長官にお伺いいたします。  河本長官におかれましては、御就任以来沖縄振興開発、格差是正のために大いなる熱情を持ってのお取り組みに対し、沖縄県民ひとしく感謝しつつ、御就任以来の沖縄の振興開発予算にいたしましてもやはり経済に明るい長官であるということで誇りを持ち、期待感もまた大きいわけであります。  そこで、御案内のとおり、沖縄が復帰いたしまして十三カ年を迎えております。自来沖縄の振興、格差是正は目覚ましい発展をなしつつあるといえども、御案内のとおり十カ年計画においての達成率そのものは七〇%そこそこであるし、本土との格差はまだ約二七、八%ありまして、十カ年の第二……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1985/06/12、37期、自由民主党・新自由国民連合)

○國場委員 沖縄開発庁におきましては、大臣を初め各局長、事務次官、政務次官、随分お骨折りいただきまして、六十年度の開発庁予算は、財政の苦しい中にありまして、補助率が一割カットというさなかにありましても、開発庁の努力によりまして沖縄は五%カットに抑えることができ、その御労苦に対して厚く感謝を申し上げ、お礼を申し上げます。そういうような思いやりに対しまして、なお御要望申し上げる立場にあるということをひとつ御理解いただきまして、御回答をよろしくお願いします。  沖縄が復帰いたしまして十三カ年を迎えております。その中にありまして、格差是正のために開発庁はもちろんのこと当委員会におきましても委員長以下努……


各種会議発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第65回国会 外務委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/15、32期、自由民主党)

○國場委員 長年にわたる沖繩百万県民の待望する日本復帰もいよいよ一年足らずに参っております。この時期にあたり、外務大臣におきましては、日本の国際情勢のこの困難なる時期にあたり、沖繩百万県民のため、日本一億同胞の要望にこたえまして、沖繩返還協定に対する日米交渉の中間発表をなされたということに対しまして、私は政府当局はもちろんのこと、この国会におけるところの代議士の先生方に対し、百万県民にかわって深甚なる謝意を表するわけでございます。  御承知のとおり、沖繩は去る大戦により、平和条約の条件によりまして、四分の一世紀という長年にわたり施政権が分離されまして、復帰はいつなるかということは沖繩では歴史の……

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第2号(1971/07/23、32期、自由民主党)

○國場委員 沖繩祖国復帰も、去る六月十七日の日米の返還協定調印によりまして、予定どおりいきますと来年の四月早々には復帰もなるという見通しが考えられるわけでございますが、沖繩の復帰に際しまして、第一次、二次要綱はすでに御案内のとおりでございますが、三次要綱に対しましては、御案内のとおり一次、二次に比べまして、今日までいまだに発表の段階にはきておらないのも御承知のとおりでございます。この三次要綱というのは、沖繩百万県民が復帰に際しまして一番不安をかもしておるところの、物価問題に大きく影響する租税措置に対しての問題でございまして、この復帰要綱そのものに織り込まれる中身というのがまだはっきりしてござい……

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第3号(1971/08/16、32期、自由民主党)

○國場委員 私は、沖繩が未曽有の干ばつに見舞われ、先島、離島いま瀕死の状態に至っておりますので、政府のそれに対する緊急措置がいかほど行き届いておるか、またなされたかということに対して質問いたしたいと思います。  御案内のとおり、先島――宮古、八重山各市町村長を主体に、また各種団体より再三にわたるところの陳情が今日までなされておるわけでございます。私は、去る八月六日から八日まで三日間、両先島、離島を調査してまいりました。御案内のとおり、宮古、八重山は純農業をもって――農業以外の収入は、漁業にしまして毛港湾施設とかその他資金関係で、四面海に囲まれ漁業に対しては絶対条件を持つといえども、施設の少なさ……

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第4号(1971/09/04、32期、自由民主党)

○國場委員 祖国復帰も、あと、予定どおりいきますと七カ月でいよいよ復帰でございます。今日まで私どもは、百万県民の絶大なる期待にこたえるべく、過去国会始まりまして今日まで努力してきたわけでございます。本委員会を中心にしまして、理解ある総理府長官のもとで、沖繩の復帰要綱は一次、二次、三次ともほとんどが沖繩県民の要望にこたえるところの要綱になっておるのに対し、県民はひとしく喜んで、これから迎える復帰にということに大きな期待を持ったわけでございます。  しかしながら、このたびの予期もしないようなドル・円通貨の変動相場制、沖繩においての流通通貨がドルなるがゆえに、日本本土国民とは違いまして、私ども沖繩県……

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第5号(1971/09/29、32期、自由民主党)

○國場委員 ただいま本委員会の沖繩調査団の御報告がありましたとおり、第一点としましては、先島における干害に対しての被害対策、第二点としましては、枯死状態に至っておるさなかにおいての八重山台風、また、ドル問題に対しての関連する問題、逐次その点についての大臣の御所見を承りたいわけでございます。  第一点としますところの干害対策、先島の干害は、大臣、御多忙の中、わざわざ二日の日数を要しましてつぶさに御視察されて、その状況というのは、また要請に対してもよく御承知だと考えるわけでございます。それに対するところの要求はいろいろ多岐にわたってあったわけでございますが、一番問題になるのは、御案内のとおり、先島……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1971/12/06、32期、自由民主党)

○國場委員 それでは山中長官に……。  沖繩の民生を安定化し、過疎化を防止するためには、企業誘致というのが必須条件であることは御案内のとおりでございまして、沖繩を基地経済から脱却させ、そして企業を勃興させて就労の場を安定させるということは、御案内のとおりでございます。沖繩の人口の減少率を見ました場合に、一九六九年、いまから二カ年半前でございますが、そのときに九十七万八千名という人口が、昨年九月には九十四万五千名、去る六月には九十二万五千名、そういうような過激な減少率を来たしております。  そこで、この企業誘致問題に対しましては、今日までアメリカのほうから、かけ込み外資だとかいろいろいわれており……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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