このページでは小川省吾衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小川省吾衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小川(省)委員 小川でございます。地方税法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたしたいと存じます。 まず、最初に、基本的な問題についてお尋ねをいたしたいと思います。基本にかかわる問題ですから、この点に関しては自治大臣の御答弁をお願いいたしたいと思います。 第一に、課税最低限の問題でございますが、今回八十六万円に引き上げられたわけでありますけれども、所得税との差は縮められつつあるものの、相変わらず約三十万円ほどあるわけでございます。本会議におけるわが党の佐藤議員の質問に対する大臣の答弁や、あるいは委員会における説明等を伺っておりましても、十分に納得できません。何か、税における応益負担の……
○小川(省)委員 最後でございますから、簡潔にお伺いをいたしたいと存じます。農林省からお呼びしてありますので、まず、最初に農林省にお伺いしたいと思います。 先ほど来から御質問にありましたけれども、大都市の消費地に対するところの野菜の安定供給という点で、都市周辺農業というものがたいへん重要な役割りを果たしておりますし、それに対する育成施策を農林省では行なっているわけですね。そういう点で、特に、現在農林省で行なっておりますところの野菜についての指定産地制度の拡充強化、あるいは農業近代化のモデル団地の設置等に対する野菜産地の育成をやっているわけですね。これの指定産地の数と面積が全国的にどのくらいあ……
○小川(省)委員 前の委員のほうから、こまかに各方面にわたって質問がありました。私は、だいぶ時間が中途はんぱでございますので、あまり長くやるのもあれですから、五時を回って適当なところで打ち切らしていただいて、あとは明後日に回していただきたいということをあらかじめ御了解いただきたいと思います。 若干重複するかと思いますけれども、まず、最初に、交付税率の点についてお伺いをいたしたいと思います。 地方財政が重症になっている。こういう点は前々から指摘をされておりまするし、地方財務協会から出しております「地方財政詳解」の中でも、抜本的な対策を立てることが必要だという点は毎年のように打ち出されておるわ……
○小川(省)委員 八日に引き続いて、質問を続行させていただきます。 まず、最初に、人口の急増市町村に関連をした公共施設なり、あるいは公益施設の整備についてお伺いをいたしたいと存じます。 人口急増の市町村に対しては、この二、三年来、国庫補助負担率の引き上げであるとか、あるいは地方債の拡充であるとか、あるいは交付税による措置だとか、努力を続けていることは評価できるのでありますけれども、しかし、地域における実際の具体的な行政需要に対応する地方自治体の財政については、容易ではない面があるわけですね。そういう点でお伺いいたしたいわけですけれども、自治省がとってきた努力に対しては評価を惜しまないわけで……
○小川(省)委員 質問に入ります前に、一言感謝と要望を申し上げたいと存じます。 本年度の日教組大会につきましては、伊東市とか、水上町とか、いろいろ曲折を経て問題があったわけでありますけれども、去る六月の二十二日、群馬県と群馬県議会のあっせんにより、前橋市の群馬県民会館におきまして、七月十日から十三日まで開催をされることに決定をいたしました。この間、江崎自治大臣あるいは鎌田財政局長はじめ、委員長あるいは各党の理事の皆さん方、あるいは各委員の先生方の数々の御配慮と助言、指導をいただきまして、厚くお礼を申し上げたいと存じます。 と同時に、このような非常に曲折がありましたことは、御案内のように、右……
○小川(省)委員 大臣が参議院のほうへとられているようでございますから、大臣に対する質問と、それから大蔵に対する質問は保留をさせていただきます。法案の性格上、いろいろ具体的にお尋ねをし、ある面では微細にわたる面もあろうかと存じますが、あらかじめ御了解をいただきたいと存じます。 地方公務員の共済制度の沿革といいますか、退職年金制度の歴史が大正年間の恩給法で始まって、退隠料制度あるいは雇用人の共済制度等いろいろあって、昭和三十七年に新法で統一されたわけですね。 そこで、今回・恩給法の改正に伴って共済組合法が改正をされるわけでありますけれども、一方、厚生年金保険法の改正が行なわれておるわけでありま……
○小川(省)委員 大臣に対する質問に入る前に、昨日大蔵省に質問の通告を申し上げておいたわけでありますが、ちょうど参議院の内閣委員会に出向いておって答弁が得られなかったのですけれども、きょうは大蔵省のほうから見えておりますので、お伺いをいたしたいと思います。 委員会の審議をスピーディーにするために、大蔵に対しましては、昨日からの論議を踏まえまして要望という形で申し上げますので、それに対する見解をお伺いいたしたいと思います。 そこで辻さん、あなたは共済の育ての親といいますか、最高の実力者でありますし、国家公務員の共済組合や、あるいは公企体の職員共済組合、ある意味では地方公務員の老後保障のすべて……
○小川(省)委員 本法律案の審議に先立ちまして、私どもは、農地の宅地並み課税について、再び考え方を明らかにして、政府の意図をただしておきたいと思うわけでございます。 市街化区域内の農地の固定資産税の宅地並み課税のむちに対して、本法は、いわゆるあめ法案と言われているわけです。ほんとうにあめなのかどうかという点について、以下順次お尋ねをいたしてまいりたいと思っております。 さきに、私どもは、宅地並み課税が日本列島改造論の一つの布石であるという観点から、実際には農地の所有農民から土地を手放させて大企業の土地の買い占めを助長するものである、住宅、土地問題の根本的解決に資するものではないという点を追……
○小川(省)委員 最初に、熊本県玉名郡南関町において、本年三月十六日に提出され、五月十四日にその結果の出ている監査請求に関連をしてお尋ねしたいと思います。 このゴルフ場は、昭和四十四年五月に知事の認可を得た団体営パイロット事業として、四十五ヘクタールのクリ園造成事業が同年の八月に中止になりまして、そのあとを受けて、中九州カントリークラブが始めたゴルフ場でございます。この会社に対しては、町が、昭和四十六年から三年間にわたって、毎年百万円の補助を支出しているわけですね。この支出が違法ではないかという措置要求であったわけであります。自治省のほうでは御承知だと思いますが、いわば、自治法二百三十二条の……
○小川(省)委員 大臣の時間の都合があるようでございますから、大臣にお聞きをしたい質問だけを先に取り上げて、関連質問に移っていただいて、再度質問を続けさせていただきたいと思います。
実は、給与法でございますけれども、大臣、きょうも閣議があったようですけれども、閣議で決定をして給与法が提出される段階に至ったのでしょうか。どうなんでしょうか。
【次の発言】 人事院のほうで非常な努力をいただいて、例年よりも早く九日の日に勧告をされた。さらに、総務長官は、先月の内閣委員会の中で、十日までには給与法は提出をするということを言明をしておったわけでございます。非常にインフレが増進をしている物価高の状態でご……
○小川(省)委員 残りの時間を、私は、公選法の解釈、指導、取り締まり等の問題について若干お尋ねをいたしたいと思うのであります。 最近における選挙は、非常に巧妙化、複雑化、高度化し、さらにジャンボ化し、私ども選挙の候補者になる者は、非常に出費もかさむし、非常に悩んでおるわけでございますけれども、特に、そういう中で、来年度は参議院の選挙が行われる。あるいはまた、各地域において首長の選挙が行なわれる。こういう実情の中で、実は、私どもの仲間である地方公務員の諸君もそういう選挙の中に巻き込まれる危険性というものがある。特に、本省における次官や高級官僚が立候補するところの全国区の選挙や、あるいは現役の首……
○小川(省)委員 理事会で決定をされた時間が午前と午後にわたっておるようでありますが、なるべく本会議前に済ませるというつもりで御質問を申し上げますので御了解をいただきたいと思います。答弁の側もぜひひとつ簡潔な答弁をお願いをいたしておきます。 私どもは、悪性インフレに突入した異常な物価高の中で昭和四十九年度をいま迎えようとしておるわけであります。地方自治体はこのような中で、長い積年にわたるところの超過負担あるいは住民の生活に関連をする行政需要の拡大の中で、非常に苦しい地方行政の運営を行なっていくわけであります。 去る八日に大臣の所信表明がございました。各般にわたってその所信が表明されているわ……
○小川(省)委員 質問に入ります前に、ただいま報告がありましたように、去る二十三、二十四日の両日、奄美群島への調査に行ってまいりました。非常にかけ足の強行軍の視察でございましたけれども、郡内の各市町村長をはじめとして、いろいろな要請を承り、現地の実情を一応見させていただいてまいったわけでございます。しかしながら、こういう法案審議のさなかに、中村団長のほうもあいさつの中で申し上げておりましたけれども、異例なことだというふうな形で、法案審議のさなかに調査におもむいたわけでございますけれども、この決定にあたって、委員長をはじめとして各党理事の諸君のこのような法案審議に対する取り扱い方について心から敬……
○小川(省)委員 いずれにしても五時過ぎになるだろうと思いますが、勤務をされておる方もおるわけでございますから、一応五時くらいまでをめどにして、あとはあすやらせていただきたいと思っております。そういう意味で、自治省以外からおいでをいただいておりますので、その点からお尋ねをしてまいりたいと思っております。 まず最初に、税制調査会の答申についてお伺いをしてまいりたいと思います。 税制調査会は四十六年の十月七日、内閣の諮問を受けて発足をしたわけでありますが、四十七年、四十八年、四十九年と税制改正についての答申を行なってまいりました。諮問機関の答申ですから当然尊重されなければなりませんけれども、今……
○小川(省)委員 昨日に引き続いて質問を続けさしていただきます。 昨日、大蔵省に対しまして、農業所得、その中の養蚕所得について、いろいろ実態を申し上げて改善方をお願いいたしたわけでありますが、特に自治省としてもぜひひとつこのような実態を改めるようにお願いをいたしたいと思うのでございます。 ちょっとこの実態について地方紙の記事を読み上げますので、お聞き取りをいただきたいと思うのであります。「養蚕所得の課税方法が不当である」ということで、各地の養蚕農家から批判があがっているが、二十四日に「不当課税に対する追及大会」というのが開催をされて「課税基準をあらためるよう要望する決議」が決定をされたわけ……
○小川(省)委員 三人の先生には、たいへん有益な御意見をお聞かせいただいてありがとうございました。 まず、最初に和田先生にお伺いをいたしたいと存じます。 特に私、御質問を申し上げるところの基本は、国民生活を安定させ住民の福祉を守っていくのには、何といっても地方自治を確立をしなければなりませんし、地方自治の確立というのは、市町村における自主財源を強化をしなければならぬというふうに思っているわけでございます。そういう点でのお話を伺ったわけでありますが、そういう基本に基づきまして若干お伺いいたしますので御教授をいただきたいと存じます。 それは、最後にちょっとお触れになりましたけれども、やはり租……
○小川(省)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、地方税法の一部を改正する法律案に対し反対の討論を行ないます。 福田大蔵大臣をして狂乱と言わしめたインフレ、物価の高進、高騰は、まさに破局的状態であり、勤労者、農民、中小商工業者等多くの働く国民の生活は、破滅寸前の状態に追い込まれております。さらに生活保護世帯、母子世帯、心身障害者、寡婦、年金生活者等、いわゆる社会的弱者にそのしわ寄せが集中しています。全国三千三百の地方自治体は、このインフレと不十分な自主財源のもとで超過負担にあえぎつつ、福祉重点の施策を遂行しようにも、財政の見通しすら立たない実情にあります。 私は、このような現況のもとで……
○小川(省)委員 交付税の本論に入ります前に、関連をする問題について、各省からおいでをいただいておりますので、そちらのほうから質疑を始めさせていただきたいと存じます。 まず最初に、農林省においでをいただいておりますので、いわゆる畜産危機の問題について若干お尋ねをいたしたいと思うのであります。 昨年来の物価高騰による飼料の値上がりは、生きるか死ぬかというせとぎわまで畜産農家を追い込んでいるのが実態であります。昭和三十六年以来の農業基本法農政のもとで、畜産三倍、果樹二倍という形で農林省は方針を定めて、農政を進めてきたわけであります。地方自治体の農政関係職員は真剣に努力をその方針に従ってやってき……
○小川(省)委員 共済組合法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 第七十一国会においてもいろいろ質問に立たせていただきまして、御指摘をした、あるいはまた要請をした多くの諸点について、今回の提案でこれを取り入れられてまいっているわけであります。とりわけ、退職年金の基礎となる給料を退職前三年間から一年間に改正をした点、いわば共済年金の基本にかかわるような改正に踏み切られたわけでありますが、これらの点については高く評価をしながらも、このような抜本的ともいえるような改正をしながら、まだまだ幾つかの諸点について改善を要する点がありますので、このような観点に立ってお尋ねをしてまいりたいと存じ……
○小川(省)委員 山田委員の質問に関連して一点だけお尋ねをいたしたいと思うのです。 私は去る二十五日に、いわゆる任意継続の短期について、いま山田委員からも発言がございましたけれども、掛け金が非常に高いので、画竜点睛を欠くのではないかという主張をいたしたわけであります。おそらく、この法案が衆議院を通過すれば参議院は一瀉千里ということになるわけでしなうから、そういう意味では私は当然政令なりはほとんど準備をされている段階だというふうに考えています。そういう意味で、私が主張をした、いわゆる掛け金の引き下げについて幾つかの案を出したわけでありますが、いわゆる受給をする年金に相当する掛け金にしたらどうか……
○小川(省)委員 山田委員の質問に関連をして、二点ばかりお尋ねをいたしたいと思います。
先ほど職業病の認定の話が出ましたけれども、地方公務員災害補償法を適用するにあたって、特に地方公務員の現場で職業病に類すると思われるような病気の多発の状況について、自治省としてはどのように把握をしておられるのか、お尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 詳細は把握をしておられないようですが、最近における地方公務員の現場の中で、特に清掃職員ですね。清掃車を運転して、ごみを車に持ち上げるわけですね。非常に腰痛症が多発をいたしております。私の知っているある市では、二十数名の中の約半数が腰痛症で悩んでいる実態で……
○小川(省)委員 まず最初に、公害の原点といわれておりました足尾鉱毒公害について、去る十一日に公害等調整委員会で、古河鉱業と群馬県太田市毛里田地区の申請をしておった住民との間に調停が成立をいたしたわけでございます。特にこの正規の調停をいただいた小澤公害等調整委員会の委員長さんもお見えになっておりますので、若干お伺いをいたしてまいりたいと思うのであります。 百年鉱害といわれ、あるいはまた公害の原点といわれた足尾の鉱毒公害については、明治の田中正造翁の活躍以来、引き続いて鉱害をたれ流し続けておった案件でございます。五月十日に、政府の公害等調整委員会に持ち込まれておりましたが、審議、調停の結果、被……
○小川(省)委員 私は、昭和四十九年度の人事院勧告並びにこれに基づくところの地方公務員の給与改定の問題を中心にしてお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず、人事院にお伺いをいたしたいと思います。 本年の勧告は、かなり大型の勧告が出されたわけであります。例年になく七月の下旬、二十六日に出されたわけでありますが、国会の開会中に出されたわけであります。参院選後には当然臨時国会が開会をされる、そういう中で臨時国会の開会中に給与法をあげるということが七十二国会の中で当然予期をされ、そういう衆参の内閣委員会の中でも、当然この臨時国会の中で上げていくということが、ある意味では暗黙の予解になっておったと思……
○小川(省)委員 時間にかなりきびしい制限がございますので、私もそういたしますけれども、答弁のほうも簡潔にお願いをいたしたいと思います。 まず最初に、自治省以外からおいでをいただいておりますので、その点から始めたいと思います。 いま税制調査会でいろいろ審議のさなかだと思うわけでありますが、特に相続税、特に農地にかかわる部分についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。 農林省の農政課長においでをいただいておるわけでありますけれども農林省は農業と農業者を守る立場にあると思うのでありますけれども、大蔵省に対して、いつ、だれが、どのような形で、いかなる内容について、相続税の問題について協議をさ……
○小川(省)委員 大臣の時間が大変制限せられているようでありますから、まず最初に大臣に二、三お伺いをいたしたいと存じます。 所信表明をお聞きして、大筋において理解できるわけでありますが、幾つかの点について大臣の所信をただしたいと存じます。 大臣の所信表明の中で、この際、地方行財政に一つの区切りをつけて転換をすべき時期だとお感じになっておられるようであります。私も実は確かに一つの区切りをつけて転換をしなければならぬ時期だと思っておるわけでありますけれども、この際、危機と言われる地方財政の転換をしなければならぬわけでありますから、行政事務の再配分なりあるいはまた地方税財源の再配分を含めて、当然……
○小川(省)委員 私は本会議で税法の質問に立たせていただいたわけでありますけれども、本会議は時間の制約もありますし、質問のしっ放し、答弁もしっ放しということでありますから、若干本会議の質問に重複するきらいもあろうかと存じますけれども、総論めいたものからただしてまいりたいというふうに思っています。 まず第一に、地方財政が非常に危機的な状況にあるということは、これは御承知のとおりであります。総理も地方制度調査会やその他に諮問をいたしておりますように、地方自治、行財政を洗い直し、見直さなければならないときを迎えているわけでございます。そういう点を総理もお認めになったわけでありますけれども、自治省と……
○小川(省)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、二月の二十八日本委員会に提案、本日ただいままで審議を継続してまいりました地方税法の一部を改正する法律案の政府原案に対して反対、ただいま提案をされました日本社会党、公明党並びに民社党提案の修正案に対して賛成の立場に立って討論を進めてまいりたいと存じます。 まず総論として、いまだかつて経験したことのない、インフレと不況が共存をしているという異常な事態のもとで、財政危機にあえぎ苦しんでいる自治体、そのもとにある住民の期待にこたえるにはほど遠い改正案であるということ、現下今日の時点で地方税法改正に取り組もうとするならば、一方で事業所税等も取り入れた……
○小川(省)委員 提案理由の趣旨はただいま御説明を承りました。三月二十八日に失効をする法律であります。数日しかないわずかの審議日数で、この切迫をした時期になぜ審議に付すのか、非常に疑問であります。これが再度延長しなければならない重要な法律案だとするならば、当然十分な審議日数をかけて審議に付すべきだというふうに思いますけれども、いま述べられた理由の中に、これを十年間も延長するという納得するような理由を私は見出しがたいのであります。なぜこんな切迫をした時期にこれを十年間も再度延長するというふうな審議に付するのか、延長を要する真の理由はどこにあるのか、まず最初に御説明を承りたいと存じます。
○小川(省)委員 大臣の日程がお忙しいようですから、大臣に一言だけ御質問申し上げたいと存じます。
実は前々から問題になっておりました地方自治法の改正案についてですが、本国会に提案をされるのかどうか、現在の段階で意向が固まったのかどうか。特に、私どもは長年にわたって附則第八条の撤去を申し入れてまいったわけですし、特にそのことを中心にして自治省の方でお骨折り願ってまとめていたはずですし、前内閣の時代には閣議の決定事項として決まっておった事項でもございますので、提案されるのかどうか、まずその点についてお尋ねをいたしたいと存じます。
【次の発言】 いまの大臣の御答弁は、二月段階あるいは三月段階におき……
○小川(省)委員 共済組合法の一部を改正する法律案について質問をいたします。
最初にただしたいと思いますが、自治省は、各種法律案の採決に当たって全会一致で上げられた附帯決議について、どのようなものだというふうに考えておられるのか。附帯決議というものをどんなふうに受けとめ、次年度の法律改正に当たってどう対処をされてきているのか、自治省の基本的な考え方についてお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 次官と大臣は同僚の議員なんですから、恐らくそういう形で院の決議というものを尊重するという気持ちに変わりはない、こういうふうに私は思います。しかし官僚の諸君が実は附帯決議というものをどう受けとめて……
○小川(省)委員 昨日、理事会の大変長時間をかけた御努力によって、地方財政に関する決議が上がりました。私は、この決議を自治省がどう受けとめておるかということに関連をいたしてまいるだろうと思うのですが、お尋ねをしてまいりたいと思っております。 いま自治体の中で、自治省不信の声が非常に強いわけであります。この根源をなしているいわば悪名高い次官通達に関連をして、ちょっとお尋ねをしてまいりたいと思います。どうもこの通達を見ている限りにおいては、これは私どもの言う合理化推進の通達であり、自治体と住民の離間を図るような通達以外の何物でもないと考えるわけであります。一月以来、一連の人件費攻撃のいわば総仕上……
○小川(省)委員 総務長官と自治大臣が若干出席がおくれるそうでありますから、大臣答弁を除いて始めたいと思います。 本年度の春闘は、政府、日経連の言う一五%を乗り越えることができずに、言うなれば一五%のガイドラインに押さえ込まれて、低成長下というか、不況下の賃上げで終了をいたしたわけであります。公務員共闘が四月段階での対政府、対人事院交渉で、言うなれば公労協並みの賃上げという感触を得て、五月上旬のストライキを中止をして春闘の矛をおさめたことは御承知のとおりであります。公労協の賃上げは、八%プラス四千六百円プラス定昇という線、単純平均で一四・〇八%、加重平均で一四・一三%、一万七千二百七円で決定……
○小川(省)委員 ただいま提案になりました共済組合法に対して質問を申し上げますが、私は通常国会においても実は質問に立たせていただいておりますし、まるきり内容も同じでありますから、なるべく簡潔に、重複に類するようなものは避けて、特にさわり的な面だけについて、お伺いをいたしてまいりたいと思っております。 先国会の、特に附帯決議に関係してでありますが、実は附帯決議に関連をしつつ、通常国会でも質問をいたしたわけでありますが、共済組合法については大体同じような附帯決議を何回もつけてきているわけですね。このことは、これらの附帯決議が非常に重要な問題であると同時に、組合員としては非常に切実に望んでいるとい……
○小川(省)委員 交付税特例法案について質問をいたします。 本法律案は、四日に提案以来各党からかなり時間をかけて審議を続けておるものでございますので、若干の点については重複をする点もあろうかと存じますが、ぜひひとつお答えをいただきたいと思うのであります。 本論に入ります前に二、三お尋ねをいたしたいと思うのであります。 まず大臣にお伺いをしたいわけでありますが、いろいろ職員が労働問題その他等について過去において行政処分等がなされたこともあるわけでありますが、私は、今後自治省はそういうふうな行政処分を都道府県や市町村等についてはさせないというふうに理解をしておりますが、そういう理解でよろしゅ……
○小川(省)委員 まず最初に、委員長に申し上げておきますが、ごらんのような状態でありますので、確かに法律案の審議が終わった後の一般質問ですから、あるいはある意味ではやむを得ないかもしれませんけれども、やはり、こういう状態で委員会審議をするというのはまさに異常だと言わなければならぬというふうに思っておるわけであります。そういう意味で、私は、今後一般質問の扱いについては、法案審議の中にはさむとか、今後の運営についてぜひひとつ配慮をしていただきたい、こういう点を一言あらかじめ申し上げておきたいと存じます。 そこで、質問に入ります。 まず最初に、運輸省に伺いたいのですが、お見えですね。一、二の点に……
○小川(省)委員 地方税法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。 私は、本会議の代表質問にも立ったのでありますけれども、時間の制約もありましたし、またどなたが起草した答弁資料かしらぬけれども、大臣からも的確な答弁を得られませんでしたので、重複をする向きもあろうかと思いますがお尋ねしてまいりたいと思います。 まず最初に、建設大臣の日程がかなり詰んでいるようでありますので、最初に一問だけお尋ねをしたいと思います。 いわゆるあめ法案、宅地化促進臨時措置法についてお尋ねをするわけでありますが、今回三年間の延長になるわけであります。私どもは、この法案については三年前に実は反対をいたした……
○小川(省)委員 本論に遠い方から質問をいたしてまいりたいと思うのであります。 まず建設省に、区画整理事業と都市計画について、原則的な点について伺いたいと思うのであります。 田中内閣の列島改造計画が、よい意味でも悪い意味でも都市改造や都市計画を非常に高め、進める機運をつくり出したことは御承知のとおりであります。いろいろそういう中で区画整理事業が推し進められているわけでありますが、まず区画整理事業の原理原則的な点について確認をする意味で伺いたいと思うのであります。 まず第一として、都市計画が都市の健全な発展、秩序ある整備を図ることは、市街地開発事業がその中心の手段、方法としてやられているも……
○小川(省)委員 お二人の参考人にはそれぞれのお立場から御苦労さまでございました。御意見、しっかり拝聴させていただきました。 一、二お伺いをいたしたいと思うのでございますが、まず芸西村長の岡村さん、地方財政の厳しい中での行財政の運営、御苦労さまでございます。私は群馬県の出身でございますので、高知の町村の日常については知り得るはずもありませんから、失礼ながら一応芸西村の身元調査をさせていただいたわけであります。 岡村さん、あなたの運営がよろしきを得たか、おたくは累積赤字もなく、四十九年度は二千九百九十七万の黒字決算のようでございます。四千六百人余という人口から推察をいたしますと、恐らく準過疎……
○小川(省)委員 共済組合法と公務災害補償法について質問をいたします。 五十一年度予算は先週の八日に成立をいたしたわけです。私どもは、本年度予算の性格を、相も変わらず大企業優先の従来の政策を継続しながら、中央、地方の財政の窮迫化に藉口しながら、福祉政策の見直しと称しながらも、低成長経済の中でこそ福祉政策、社会保障の定着を図るべきにもかかわらず、高福祉高負担の原則を認めながらも、実質的には福祉の低下の中で、勤労国民に対しての高負担を押しつける施策をとっているということを感じないわけにはまいらぬわけであります。 そこで、まず厚生省にお伺いをいたしたいのでありますけれども、第一に健康保険法の改正……
○小川(省)委員 大蔵省お見えですね。大蔵省に伺いたいと思うのでありますが、実は、今月の十七日の夕刊を見て驚いたわけであります。「地方公務員ベア 五%内に圧縮指導」ということで、公共事業費は減らさずに公務員のベアを地方財政計画上の五%以内に抑えるということを大蔵省が明らかにしたというふうに報ぜられているわけであります。大蔵省が明らかにしたということでありますから、何らかの形で新聞記者に話をされたと思うのでありますが、この経緯について、ひとつ御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 自治省も知らない、大蔵省も責任ない。こんなふうな記事が載って、しかも大蔵省も知らぬ、自治省も知らぬということであ……
○小川(省)委員 まず、人事院にお伺いをいたしたいと思うのであります。 人事院の方で何か公務員職員団体関係がお待ちかねのようでありますから、短時間で終わりたいと思っていますからお答えいただきたいと思います。 ちょうど勧告の直前の取りまとめのさなかだというふうに思っています。そういう点では微妙な表現は避けられないというふうに思っておりますが、以下お伺いいたしてまいりたいと思っております。 本年の春闘は、御承知のように平均で一万一千五百九十六円、賃上げ率八・八%で終了をいたしました。三公社五現業の仲裁裁定もこれと全く同率の八・八%で終了をいたしたわけであります。公務員関係職員団体でつくってい……
○小川(省)委員 大臣就任おめでとうございました。地方財政危機の折から本当に御苦労さまでございます。 私は社会党の小川ですが、まず、前自治大臣の福田さんが、私どもの委員会における追及の中で、一貫をして、昭和五十二年度からは地方交付税率の引き上げを含めて抜本的な見直しに努力すると言及をされてまいりました。しかし最近における大蔵省の態度は、地方交付税率の引き上げについてあるいは外形課税の問題等について非常にかたいようであります。大臣は就任をされて大蔵との財政戦争が始まるわけでありますが、地方財政の抜本的な確立についてどのような決意で大蔵との間に臨まれていくのか、まず決意のほどを伺いたいと思います……
○小川(省)委員 地方財政が慢性的な危機的状態になって久しいわけでありますが、自治省はこの間、真剣といいますか、大わらわになって当面を糊塗するような借金依存の地方財政対策を進めてきたわけであります。本年の地方財政対策で、大蔵省との間で五%を掲げてある程度粘った点は評価できるわけでありますけれども、最終的には、結局大蔵の主張に対して屈服をいたしてしまったわけであります。 そこで、まず大臣にお伺いをしたいわけでありますが、大臣の更迭がありましょうとも、行政の継続性や一貫性という観点から、前大臣が国会に対して約束をされたことは当然生きている、こういうふうに私は思っているわけですが、お認めになります……
○小川(省)委員 最初に大臣にお伺いをいたします。
予算委員会の中で徹底的に論議を尽くされた問題なのでありますが、景気浮揚には減税か公共事業かという問題であります。もちろん減税と公共事業の併用が一番よいのに決まっておりますけれども、大臣はどうお考えですか。
【次の発言】 低所得者層に対する戻し税的な減税をやるのが消費購買力をつくり出すのに一番よいのに決まっておるわけであります。しかし、いま大臣が答弁になりましたように、福田内閣は公共事業一本やり、公共事業が一番いいのだという姿勢を貫いてまいったわけであります。同じ公共事業でありましても、地方自治体を通ずる公共事業は地場産業に対して非常に波及的……
○小川(省)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、わが党及び公明党・国民会議、日本共産党・革新共同、三党共同提案にかかる修正案に賛成、政府原案に反対の立場から討論をいたします。 いま地方財政は慢性的な危機的状態を迎えて久しく、抜本的対策を一日も早く講じなければ、財政危機のどろ沼から脱出することは不可能な状態にあります。 このような現実から、地方制度調査会は、昨年秋の第十六次調査会の起草委員会報告において、地方公共団体の自主税源確保のための緊急提案をいたしております。また、税制調査会の答申もしかりであります。 また、地方六団体、わけても全国知事会、全国市長会、全国町村長会、革新市長会等……
○小川(省)委員 参考人の三人の方々にはお忙しいところ御出席をいただきまして、貴重な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。逐次、三人にお尋ねをいたしてまいりたいと思っております。 まず最初に、長野知事さんにお尋ねをいたします。 あなたはかつての自治省の大幹部でございます。いま自治体行政の第一線に立って、自治省時代を振り返っていろいろ矛盾点その他についての反省なり感想などがあると存じますが、その点に関してお聞かせをいただきたいというのがまず一つ。 二点としては、私も国会へ来て以来、先ほど丸山参考人の意見の中にありましたけれども、基準財政需要額の算定の問題でありますが、当然基……
○小川(省)委員 他省からもおいでをいただいておりますので、他省にかかわる問題を先にお尋ねいたしたいと思います。
大蔵省と国税庁からおいでをいただいておるわけでございますが、特に酒類製造業及び酒類販売業に関連をしてお尋ねをいたしたいと思います。
酒類の製造及び販売は、酒税法の第七条なり第九条によって免許が与えられているわけですが、酒税が国税の主要な財源の一つであることになるわけでありますので、かなり厳しい条件がつけられておるようでありますが、いかがですか。
【次の発言】 現在酒類の製造状態はどんなふうになっているのかお尋ねをいたしたいわけですが、私どもの周囲でもかなり水割り党といいますか、……
○小川(省)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、修正案に賛成、政府原案に反対の立場から討論をいたします。 地方財政は、ドルショック、オイルショックを経て、不況とインフレの長期化、地方行財政制度の根本的不備とが相まって慢性的な財源不足の状態にあり、かつてない深刻な危機に直面しております。 政府は昭和五十年度、五十一年度と連続して借金依存、膨大な地方債に依存をして当面を糊塗してどうやら乗り切ってまいりました。この結果、地方自治体は膨大な借金を抱え、償還の始まる年度からの財政負担におののいているのが現状であります。それだけに従来の各自治大臣が言明をし、約束をしてまいったように、現在の地方財……
○小川(省)委員 社会党の小川です。先生の御意見を拝聴いたしました。ありがとうございます。 私は、きょう先生がおいでになるというので、先生のお書きになった昨年の一月号の「現代の労働」に載っておる「公務員給与の諸問題」という先生の論文を読ませていただきました。三点についてお伺いいたしたいわけですが、まず二点だけ先にお伺いをいたしたいと思います。 第一点は、先ほど先生もおっしゃったように、四十七年当時に自治大臣の諮問機関である地方公務員給与問題の専門調査研究会の座長をしていらっしゃったわけですね。この研究会が四十七年の八月四日に報告書を出されたわけです。自治省は事務次官名で四十七年の九月二十五……
○小川(省)委員 三人の参考人の方々には大変貴重な御意見をありがとうございました。 逐次お伺いをいたしたいと思うのですが、まず本禄参考人さんにお尋ねをいたします。いろいろ短期なりあるいは長期についての御意見があったわけでありますが、第一線で業務を担当されておって、現行における改正すべき点あるいは矛盾点を恐らく強くお感じになっておられると思うのでありますが、今回の改正の中で、今回は恩給法を受けた改正が主でありますから余り問題点はないのですが、常々思っておられることで、改正をすべきならばこれこれしかじかの点は改正をすべきであるという点を恐らく参考人としてお持ちだろうと思うのですが、そういう点につ……
○小川(省)委員 厚生省においでをいただいておりますので、共済組合法は多分に関連がありますから、厚生省からお尋ねをいたしてまいりたいと思います。 社会保障制度の根幹をなす医療保険制度が、いま非常に危機的な状態になっておるわけであります。この医療保険制度について、共済短期と健康保険との関連がありますので、それに関連をしてお尋ねをいたしたいと思うわけであります。 四十六年の九月十三日ですか、社会保障制度審議会が「医療保険制度の改革について」という答申を出されたわけですね。この答申は実際にはまだ実施に移されておらないわけでありますけれども、厚生省は事あるごとに、昭和五十三年には医療保険制度を抜本……
○小川(省)委員 学校給食の実態について、何点かお伺いをいたしたいと思います。
文部省にまずお伺いをいたしますが、学校給食は教育の一環であるというふうに思うわけですが、学校給食法の二条の「学校給食の目標」の四つの項目をながめてみますと、広義の教育という範疇に属するものだというふうに思っておるわけでありますが、見解はいかがですか。
【次の発言】 現在の学校給食の実施状況をお尋ねをいたしたいわけなんですが、小学校、中学校に分けてその実施率は大体どのくらいか、それからいわゆる学校で実施をしているのと給食センター等で実施をしている方式等による実施率、どんなふうになっているのか、実施状況についてお伺い……
○小川(省)委員 時間の関係もございますので、順次質問をいたしてまいりたいと思います。 まず、特別豪雪地帯に指定をされている市町村の問題であります。 これらの地域では、生活関連道路の路線確保のため、年々多額の除排雪の経費を負担をしております。A市の例ですけれども、年々約四億程度の除排雪の費用が充てられております。積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法によりますると、都道府県には国庫補助がなされているようであります。この六条によりますと、何か道路管理者に対して三分の二の割合で経費の補助をいたしておるようでありますが、同じ道路管理者である市町村長に対しては補助がいっていないよ……
○小川(省)委員 文化庁においでをいただいておりますので、簡単な問題ですから、先に質問をさせていただきます。
地方文化施設整備費補助というのが文化庁の予算にございますね。たしか本年度は十六館、一館当たり七千五百万円というふうになっているのだろうと思いますが、そうですか。
それと同時に、当然文化施設を建てるのには起債が必要でありますけれども、これは自治省との話し合いになるのでしょうけれども、起債の充当率は大体どんなふうになっておりますか、まずお伺いをいたします。
【次の発言】 これは自治省に伺うのですが、いま伺うところによると充当率が大体七〇%だろうというふうに言っておりますが、御承知のよう……
○小川(省)委員 まず地方税法の改正の時期の問題についてであります。現在の慣行では、大体三月の中旬から下旬にかけて論議をして三月の末に上げるという形になっておるわけでありますが、大体地方税条例の改正は地方の専決かあるいはまた四月か五月に総務委員会等で上げるケースが多いわけでありますが、国会審議の日程との関係もあるわけでありますが、これを十二月か一月に上げるような形はできないのかどうか、その辺について検討をしたことがあるのかどうか、まずお伺いをいたします。
【次の発言】 大体、地方が三月に定例議会を開いて予算を審議することはわかっておるわけでありますから、その際に税条例の改正が上がらないというの……
○小川(省)議員 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました地方公営交通事業特別措置法案につきまして、その提案理由と概要を御説明申し上げます。 地方公営交通事業は、昭和四十八年の第二次財政再建以来、依然として赤字を重ね、昭和五十一年度の不良債務は、実に二千二十五億円となっております。こうした財政状況は、地方公営交通事業経営健全化促進法制定時において、すでに十分予測されていたことであり、旧態依然の再建策を自治体に強要している政府・自民党の態度は、無責任きわまりないと言わなければなりません。 公営交通の財政悪化の原因は、第一に高度成長下でもたらされた都市環境、なかんずく交通環境の悪化が……
○小川(省)委員 三人の先生方ありがとうございました。 三人のそれぞれにお伺いをいたしたいと思います。 政府は、この二、三年来そうなんでありますけれども、本年においても地方財政対策の確立におきまして、「昭和五十三年度以降、地方財政が好転し、あるいは地方税財政制度の基本的改正が行われるまでの間、各年度の地方財源の不足に対処するための交付税特別会計における借入金については、当該年度の借入金から前年度以前の借入金に係る当該年度の償還額のうち地方の負担とされている額を控除した額の二分の一に相当する額を、臨時地方特別交付金として、当該年度の借入金の償還時に償還額に応じて、国の一般会計から同特別会計へ……
○小川(省)委員 五十三年度の地方財政対策の確定に当たって、自治省は大蔵省に対して六・五%の交付税率の引き上げを要求しましたね。そこで、大臣、いまでもあの時点における六・五%の交付税の引き上げの要求は正しかったと思っておりますか、どうですか。
【次の発言】 もしあの時点で大蔵が六・五%アップの要求をのんだとしたらば、事後の地方財政対策についてはどうしようとしたわけですか。
【次の発言】 自治省の六・五%アップの要求は、借金財政を樹立するためのセレモニーというかゼスチュアにすぎなかったのではないかというふうに私は考えておるのですが、どのくらい大蔵省との間で六・五%アップで粘ったわけですか。
○小川(省)委員 初めに、本道交法改正の背景についてお伺いをいたしたいわけでありますが、本道交法は、昭和四十六年以来七年ぶりの改正だというふうに言われておるわけであります。運転免許の保有者が三千七百万人、自動車の保有台数が四千二百万台、国民皆免許の時代を迎えて、現行道交法にきめの細かさに欠けるものがあるとかあるいは事故発生の状況等から見て手を加えるべき点が多々ある、こういうことで改正に踏み切ったというふうに承っておりますが、そのとおりですか。
【次の発言】 酒酔い運転が悪いことは、運転者といいますか、国民すべてがもう周知をしている事実であろうと思っています。自分の恣意以外に酒を飲んで運転をする……
○小川(省)委員 まず最初に、恩給局にお尋ねをいたします。 昭和五十三年度の恩給の改正に当たりまして、七%プラス一千三百円という額を決定したわけであります。定額部分をもう少しふやすべきだったというふうには思っておりますが、その限りにおいては評価をできるというふうに思っております。しかし、最近における春闘の賃上げの状況等を見ますると、物価の値上がり以下に賃上げが抑え込まれているというか、賃上げ率は物価の値上がり以下にとどめられているわけであります。本年の賃上げがまさにそのとおりだというふうに思います。 そこで、来年度以降を展望してみた場合、ただ単に公務員の賃上げ率に準拠するだけの恩給の改定で……
○小川(省)委員 時間の関係もありますので、端的にお伺いをいたします。
まず農林省においでいただいておりますのでお尋ねいたしたいと思いますが、世上いろいろ言われておるわけでありますが、五十四年以降の一般農地の課税あるいは宅地並みの課税に関係をいたしまして、どのようにお考えになっているかまずお尋ねをいたします。
【次の発言】 今後とも各省と協議をしてまいりたいということではなくて、端的に農林省としては現在どのような考えを持って、他省と話をするにしても農林省の考え方があるわけですから、農林省としてはどんなふうにお考えですか。
【次の発言】 では、建設省においでをいただいておるわけですが、土地税制……
○小川(省)委員 社会党の小川であります。 第一日目の十五日の質疑討論をお聞きいたしておりました。そしてまたきょう、いま三谷委員の質問を聞いておったわけでありますが、各質問に対する大臣の答弁を聞いておりまして、非常に見識の高い、適切的確な御答弁に感銘をいたしておるわけであります。どうぞ引き続いて地方のために、地方自治の確立のためによく自重をされて検討をし、自治大臣としての職責を全くされんことを心から切望をいたす次第でございます。 所信表明に対しまして若干の質問を申し上げたいと存じます。 大臣は、「かねてから民主政治の基盤は地方自治にあると確信している」と述べられております。自治大臣に就任……
○小川(省)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、本新東京国際空港周辺整備の財特法について反対の討論を行います。 私どもは、もともと成田新空港の開設については反対であったわけであります。羽田空港の海上拡張をもって足るという主張をしておったわけであります。しかし、既成の事実だけは認めないわけにはまいりません。それだけに、本財特法の持つ意義は重大だと言わなければなりません。 由来、この地域は千葉北総台地の一角であって、農業後継者の比率も四〇%から五〇%という全国的に高率な地域であり、農業の振興策に万全な体制を整えていかなければならない地域でございます。自治省は、本法の十年間延長に当たって、……
○小川(省)委員 地方税法の改正点等についていろいろお尋ねをいたしたいわけでありますが、時間の関係でそれが許されません。そこで、きょう参考人として出席をいただいております全日農の谷本さんにしばってお伺いをいたしてまいりたいと思いますので、お許しをいただきたいと思います。 宅地並み課税全般にわたる問題についてなのでありますが、最初に都市農業をどう見るかという点についてであります。 大都市の市街化区域内の農地は価格が非常に高いわけであります。しかも過密状態にあります。その中で農業を営むこと自体、都市農業を営むことは全く不合理であるという見方があります。あなたは都市農業というものをどう見ておられ……
○小川(省)委員 若干かぜを引いておりますので、時ならぬかぜなんですが、お聞き苦しいと思いますが、ひとつ御容赦をいただきたいと思っています。 交付税法に関連をして、以下いろいろお尋ねをいたしてまいりたいと思います。 私どもは、常々、現在の自治省の財政措置は交付税法の違反ではないかというふうに追及をいたしてまいりました。法六条の三の二項の「制度の改正」というのに現行の処置は当たらないのではないかと考えておるわけであります。 そこで伺いたいのは、二分の一を国が見る、言いかえるならば、二分の一を地方が見なければならないというのが制度の改正に当たるのかどうかという問題ですが、全額国が見ていくのが……
○小川(省)委員長代理 次回は、来る二十九日午前十時より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後三時二分散会
○小川(省)委員 大臣に伺いたいと思うのであります。
消防庁の業務は大臣の所管業務の範囲でございます。しかし、どうも見ておりますと、自治省内部の指導等については、財政の統制に近いような指導など万全の体制をしいておられるというふうに私は思っておりますけれども、消防業務については消防庁長官に任せっ放しでありまして、若干なおざりになっている点があるのではないかなという感をしておるわけでありますが、そういう点については大臣いかがですか。
【次の発言】 その点について、消防庁長官いかがですか。
【次の発言】 ぜひひとつ、大臣も消防行政についても今後ともにわたって特段の御努力をお願いいたしておきたいと思……
○小川(省)委員 自治省にお伺いをいたしたいと思います。 この法案をめぐって、理事会の中でいろいろな論議がありました。国家公務員共済が通らなければ何だとか、大蔵委員会の審議を踏まえていろいろな論議があったわけでありますが、地方公務員というのは、各任命権者のもとで独立をしてやられている労働者でございますから、そういう意味では地方公務員は、大蔵の審議を経なくても独自で処置できるというふうに私は当然思っていますが、それならば地方公務員というのは一体どういうものなのだ、こういう論議が実は出てくるわけでありますけれども、地方公務員というのは国家公務員に準じなければならないものなのかどうか、こういう点に……
○小川(省)委員 私は、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、新自由クラブの五党を代表して、討論を行いたいと思います。 今回、地方公務員共済組合法の一部を改正する法律案が上程をされてまいったわけでありますけれども、この法案の中には、五十五歳の年金支給を六十歳に引き上げるという大きな改正部分が含まれて、いろいろ審議も難航をきわめたわけであります。私どもはこういう状態の中で、この問題点については、この法律案を通した上についても多くの問題点がこの法律案にはあるということを承知をいたしておるわけであります。 まず、五十五歳から六十歳に引き上げる問題でございますけ……
○小川(省)委員 私は、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、新自由クラブの五常を代表して、この法律案に対する討論を行います。 私どもは、この法律案の審議を第九十臨時国会において行いまして、いろいろな問題点が含まれておることを承知をいたしておるわけであります。しかしながら、高年齢社会の到来あるいは年金財政の将来等を勘案した上に立って、万やむを得ざるものとして賛成をいたすものでございます。 しかしながら、将来にわたって私どもは幾多の点について当然、政府において措置をしなければならぬ点が多分に含まれておるというふうに思っておるわけであります。 第九十国会に……
○小川(省)委員 私は、日本社会党を代表して、地方交付税法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論をいたします。 昭和五十四年度の補正予算により、国税三税の三二%の伸びの総額が六千三百九十二億円増加することになりました。このうち、ごく一部の百九十五億円を昭和五十四年度に交付し、残余の大部分六千百九十七億円を昭和五十五年度に交付をしようという改正案であります。 地方財政は御承知のように、積年の借金財政を余儀なくされているわけでございまして、これを借入金の返済に充てるのならばわかるわけでありますが、大半を五十五年度に繰り入れるということは納得できません。五十五年度……
○小川(省)委員 大臣の時間の関係もありますから質問をいたしますけれども、先日、大臣の所信表明演説を謹んでお聞きをいたしたわけであります。以下、所信表明について若干の質問をいたしたいと思います。 まず、昭和五十五年度の財源不足額二兆五百五十億円についてであります。 この二兆五百五十億円という財源不足額が大体確定をしたのが昨年暮れの十二月二十一日でしたか、大蔵大臣と自治大臣との話し合いの中で確定をされたようであります。どこでどう操作をされたのか、計算をされたのかわかりませんけれども、一応二兆五百五十億円という数字が確定をいたしたわけであります。この二兆五百五十億円という数字は、地方財政収支試……
○小川(省)委員 時間が大分ずれてきておりますので、本会議の開会があるから協力をする意味ではしょって御質問を申し上げたいというふうに思っています。 まず、大臣にお伺いをいたしたいと思うのでございます。 自治省発表の地方財政の収支試算を見ても、また今後増加していく行政の需要にこたえていくためにも、地方税の収入は伸ばしていかなければなりません。そこで、今後地方税を伸ばしていく場合に、その伸びをどの税目に求めていくのかという問題であります。ほとんどの税目について伸ばそうと思っておるのでございましょうけれども、特に重点を置かれる税目はどこになるのか。また地方消費税は、一般消費税がああいう形ですから……
○小川(省)委員 ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案に対する修正案について、日本社会党を代表し、その提案理由と内容の大要を御説明申し上げます。 一九七五年度来の地方財政の構造的な危機を打開し、真に地方の時代にふさわしい地方税制を確立することは、八〇年代初頭に課せられた緊急な課題であります。 しかしながら政府・自民党は、税源再配分による自主財源の充実、企業課税の強化、不公平税制の是正という三つの基本改革を怠り、ひたすら借金依存と国民負担増を基軸とする税財政対策に固執し、本改正案においては名ばかりの住民税減税を行っているにすぎません。 わが党は、国、地方の税財政の根本的……
○小川(省)委員 きのう、おとといの論議を聞いておりまして、ほとんど問題点は露呈をされてきたようであります。私は本日は、日本弁護士連合会から参考人を呼んでおりますので、まずお尋ねをして、時間が余りましたならばその後、警察庁にお伺いをいたしたいと思います。 日弁連の高橋さん、本日は本当に御苦労さまでございます。 私は日弁連が犯罪被害者に対する給付制度の創設に関する警察庁の大綱に対して出された意見書を、昨年十二月十五日付のものでありますが、拝見をさせていただきました。日弁連では、犯罪被害者に対する実質的な救済措置について深い関心を持ち続けてまいられたようでありますが、昭和五十一年十二月には刑事……
○小川(省)委員 まず、伊藤参考人にお伺いをいたします。
厳しい財政状態の中で市政の運営に当たられておられまして、本当に御苦労さまでございます。
実は、本年度の地方財政計画を見ますと、地方税の収入が一六・五%を見込んでおるわけであります。私どもは一六・五%という税収が本当に五十五年度で確保できるのかどうかという疑問を実は大変持っておるわけでありますけれども、特に参考人は税調にも関係しておられるようでございますので、ぜひこの点についてお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 各先生方から地方交付税法の六条の三の二項についてそれぞれ御意見が述べられました。
自治省がとったいわゆる特別措置と……
○小川(省)委員 初めに、地方交付税法、地方財政計画に関連をして若干お伺いをいたしたいと存じます。
まず、法第六条の三の二項の解釈について、念のためお尋ねをいたしておきたいと思います。
これは「引き続き第十条第二項本文の規定によって」云々とありますけれども、この引き続きということは、二年間で、三年目もそう見通されるという理解でよろしいわけですか。
【次の発言】 次に、「著しく異なることとなった場合」とありますけれども、これは一〇%という解釈でよろしいわけですね。
【次の発言】 「地方財政若しくは地方行政に係る制度の改正」ということはどういう意味なんでしょうか。
○小川(省)委員 時間が大分制約されておりますので、簡潔にお尋ねをいたしますから、御答弁をされる方もぜひひとつ簡潔にお願いをいたしたいと思うわけであります。 今回の改正は大変結構であろうと思っておるわけでありますけれども、自治省にまずお伺いをいたします。 年金受給者の中には、いわゆる年金額の低さについて大変不満があります。このことは何といっても、現職公務員の給与総額というのは期末手当が含まれておるわけでございますが、年金の方は本俸でございますから、そういう意味で額の低さについて問題があるわけでありますけれども、給与総額に見合うような年金額の引き上げというのはできないものかどうか、これらにつ……
○小川(省)委員 大臣、おくればせではありますけれども、大臣就任おめでとうございました。
大臣は自治体の首長の出身でございますから、地方の首長が大臣にかける期待は大変大きいわけでございます。そういう意味で、大臣が就任に当たって地方の首長に対して与える言葉といいますか、首長に対してこういう点を要望したいという点がありましたら、ひとつお述べをいただきたいと思います。
【次の発言】 次いで、特に自治体の職員、かなり数が多いわけでありますけれども、自治体職員に与える言葉もひとつお述べをいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
いまお述べになりましたように、自治体の首長並びに……
○小川(省)委員 厚生年金保険法に連動をした本法律案については、結構なものであり賛意を表するものでありますが、これの幾つかの点について御質問をいたしたいと思います。 過去何回かのこの法律案の審議において附帯決議をつけてまいりました。その附帯決議の内容とその扱いについて、政府がその後どのように検討をしておるのか、その状況について伺いたいと思います。 まず懲戒処分者に対する年金の給付制限の検討についてでございます。私がよく委員会審議の中で申し述べておりますように、国を滅亡させた日本の戦犯の恩給の扶助料でありますけれども、これについては何らの給付制限がなされておりません。しかし一般の懲戒処分者に……
○小川(省)委員 今回の改正案は、労災法に準じて各種給付水準を引き上げるものであり、評価をすべき内容であると思っております。 しかしながら、地方財政危機の進行につれて、昭和五十年、一九七五年までにだんだん減少してきた公務災害が、ここへ来て、財政危機からの自治体合理化によってまた増加をする傾向になってまいりました。公務災害の発生状況を見ますと毎年約三万件、うち死者は百人前後になっておるようであります。減量経営下の労働災害の増加は官民とも同一の傾向をとっておるようでありますが、適正な人員配置によって労働災害や職業病等を減少させていかなければなりません。最近特に、名古屋の水道局員の事故や彦根の清掃……
○小川(省)委員 今回の政府の補正予算で四千六十九億円の交付税が出てまいりまして、三千七百五億円を来年度へ回して三百六十四億円を五十五年度に使うということでございますけれども、本来ならば交付税というのは翌々年度に回すのが本当であり、ノーマルな姿であろうというふうに思っております。そういう意味では、昭和五十六年度の地方財政対策を財源総額を一兆四千億と定めてやればよかったのに、三千七百五億円を来年度に回すということでございますけれども、ノーマルな姿に当然どこかで返さなければならないのですけれども、どういう形にどういう方向で今後持っていこうとされておるのか、その辺を伺います。
○小川(省)委員 地方財政が厳しさを増すにつれて、地方自治体における税収の確保の重要性が増しておるというふうに思っています。自治体における適正なる評価、適切なる課税が要求されるところであります。都道府県や市町村における十万に近い税務関係職員は、黙々としておもしろくもない税務行政に携わっておるわけでございます。税務行政の特質から、終戦後のむずかしかった時代からいまに至るまで引き続いて勤務をしている者も少なくないわけでございます。 ごく一部には、時には新聞や週刊誌等をにぎわす職員もないわけではございませんけれども、税収の確保というのは、これら特別な人を除いた以外の、多くのまじめな、黙々として勤務……
○小川(省)委員 ただいま議題となりました地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について、日本社会党を代表し、その提案理由と内容の大要を御説明申し上げます。 一九七五年以来、地方財政を見舞っている構造的危機は、戦後地方財政制度の根本的な矛盾に起因するものであり、これ以後日常化している地方財政危機を打開し、国民福祉の向上に果たす地方財政の役割りを高めることは、ひとり地方財政のみならず国の財政再建の大きな課題と言えます。 しかしながら自民党政府は、こうした財政再建の意義を歪曲し、大増税による国民負担の強化と地方財政の犠牲によって、現状を……
○小川(省)委員 例年のとおり、地方財政をめぐって年末大蔵省と自治省との折衝が行われたわけであります。結果としては、十二月二十日に渡辺大蔵大臣と安孫子自治大臣との間に、六項目にわたっての覚書が締結をされたわけでございます。覚書の表文書になっている六項目については結構なんでありますけれども、覚書の締結交渉に当たっての裏話といいますか、裏の折衝過程についてお伺いをいたしたいと思うのでございます。 伝えられるところによると、大蔵省は自治体の決算状況を見て、地方は単独事業を犠牲にしてといいますか、すなわち単独事業を実施しないで給与費に金を回している、だから給与費が増加の一途をたどっているのである、給……
○小川(省)委員 地方公務員の共済組合法に関連をして質問をいたしたいと思います。
まず恩給法に関係して、恩給局に幾つかをお尋ねをいたします。
何年か前に日赤の看護婦または一般の従軍看護婦が恩給法上の対象に載せられ、長い間の悲願がかなって大変結構なのでありますけれども、この措置はどういうふうになっておるのか、説明をお願いをいたしたいと思います。
【次の発言】 これは厚生省の援護局になるわけですかね。実は、これらの人たちの従軍期間の問題なんでありますけれども、これは国の看護婦などの場合に一般普通恩給の期間に算入をされているわけですか。
○小川(省)委員 まず、人事院にお伺いをいたしたいと思います。 昭和五十四年の八月九日人事院総裁は、政府の書簡に答えて総理府総務長官あてに定年制導入についての返書を送ったわけであります。この末尾の方に、この書簡の眼目ともとれるような表現があります。「能率的な公務の運営を期待し得るよう、退職管理制度が整備される必要があると認められる。これを実現する手段の一つとして、国家公務員制度に定年制度が導入されることは意義のあるところである。」とあります。 人事院、「定年制度が導入されることは意義のあるところである。」という意味でありますが、それはそれなりに意義のあることだというふうに軽く受けとめられま……
○小川(省)委員 臨調の第一次答申とは直接かかわり合いはないのでありますが、当面をする重要な問題でありますのでお伺いをいたしたいと思います。 宅地並み課税の問題であります。臨調で行財政の不合理や、ややこしい問題等については整理をされてくると思うのでありますが、どうも福祉や教育や医療の切り捨てにばかり目が向いているようであります。世の人の中には、宅地並み課税こそ不公正税制の最たるものであるというような声もあります。臨調の論議を進め、答申を受けて政府が断を下す、いまこそこの悪名高い宅地並み課税こそ廃止をすべきではないかと思うわけであります。総理が不在でございますので行政管理庁長官、いかがお考えで……
○小川(省)委員 人事院においでをいただいておりますので、まず人事院からお伺いをしてまいりたいと思っております。
仲裁裁定の完全実施の方向を決めた政府が、よもや勧告を値切ることはないだろうと思っておりますけれども、もし勧告を値切るようなことがあるとするならば、人事院としてはどういたしますか。
【次の発言】 人事院が労働基本権の代償措置として設置された以上、当然勧告は尊重されなければならないわけであります。いま政府は、税収の見通し云々ということで逡巡をしておるわけでありますが、人事院は、ただ拱手傍観をしているばかりではなく、することがあるんではないかというふうに思っていますが、いま何をやってい……
○小川(省)委員 いま、日本の社会は急速な高齢化が進んでおります。特に、老人に対する健康の確保や医療体制の充実が問われているところであります。政府は老人保健法案を提出をし、社労委員会でも本日あたり採決になるというような見通しになっておるようであります。しかし、多くの問題は解決をされないばかりでなく、多くの問題点が山積をしているようであります。 厚生省においでをいただいておりますので、幾つかの老人保健法の問題点についてお尋ねをいたしてまいりたいと思っております。 老人保健法が施行されますると、法第四条によりまして、地方公共団体の責任は、保健事業の健全、円滑な実施、適切な施策の実施等、きわめて……
○小川(省)委員 昭和五十七年度の交付税のところで詳しくはやりたいと思うのですが、ちょっとお聞きをしておきたいと思うのです。
昭和五十七年度から地方財政は健全性を取り戻したのかどうかということなのでございますが、昭和五十年以降一兆円とか二兆円とか、あるいは多いときには四兆幾らという財源不足が生じてきたわけでありますが、なぜ五十七年度には財源不足は発生をしないのですか。
【次の発言】 御説明がありますけれども、私どもは大変奇異の感を実は受けるわけでございます。やり方として、千百三十五億円を国に貸して二千九十八億円を借入をしておるというような方法をとっているわけでありますが、何か地方財政にゆとり……
○小川(省)委員 国税においては、いろいろな事情で税金の還付が行われております。これは現年度課税ということだろうと思うのでありますが、地方税は一年おくれの納税でありますので、過誤納を除いては税金の還付というものはあり得ないのではないかというふうに思っておるわけでありますが、もしも地方税で還付が行われるとすれば、どのような場合に還付が行われるわけですか。
【次の発言】 もしも倒産をしたとか、あるいは災害を受けたとか天変地異による大損害があったような場合に、還付はどうなりますか。
【次の発言】 そうすると、減免措置以外に還付というようなことはあり得ないというように理解をしてよろしゅうございますか。
○小川(省)委員 昭和五十年度以降昭和五十六年度まで多額の財源不足が生じてまいりましたのに、昭和五十七年度は収支が均衡して財源不足が生じなかったわけでありますが、この理由はどこにあったわけでありますか。
【次の発言】 五十八年度以降、やはりこのように均衡の状態が続くわけでございますか。
【次の発言】 前年度までは多額の財源不足額が生じてまいりまして、財源対策債であるとかいろいろな手だてを講じてまいったわけであります。そういう意味では、恐らく地方財政は、三六%あるいは三八%あるいはまたときには四〇%なり四二%に相当するような対策が講じられてきたはずであります。それが五十七年度はかっきり三二%、ま……
○小川(省)委員 丸山参考人にお伺いいたしたいと思います。 まず、広域行政推進の動向についてどう思われているのかという問題についてお伺いいたしたいと思います。 参考人は臨時行政調査会の委員もやっておられるようでございますが、臨調の第三部会では、道州制や府県、市町村合併などが議論になっているやに聞いております。そもそも国と地方とは、相互に機能を分担しながら国民にサービスを提供するもので、両者の信頼の上に立った協力共同関係を確立していくことが基本であると思います。行政分野の拡大の進む中で、国の機関委任事務が増加をしておるわけでございますけれども、機関委任事務については国、地方の機能分担の観点か……
○小川(省)委員 警備業法について質問をいたします。
議案書の五十二ページ、最後のページでありますけれども、第3表に「警備員による犯罪」というのがございます。昭和五十六年度総件数三百六十二件というふうになっておりますが、この犯罪の行為は多いのか少ないのか、まずこの点について伺いたいと思います。
【次の発言】 また、この中に凶悪犯が十件、粗暴犯が七十六件というふうになっておりますが、凶悪犯や粗暴犯の内容がどのような種類であるのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 また、この前のページ、五十一ページでございますけれども、この中に「警備業者数及び警備員数の推移」及び「警備業法等違反件数及び行政処……
○小川(省)委員 恩給局においでをいただいておりますので、まず恩給局からお尋ねをいたしてまいりたいと思っています。 まず、地方公務員年金も恩給にならって五月一日から増額することになっております。当然四月一日から増額をすべきものを、一カ月おくらせて五月一日からといたしたようでございます。なぜ、一カ月おくらせたかということなのでございますけれども、臨調絡みであると言う者もあります。しかし、臨調とて、弱い者にしわ寄せをするなどということを認めるはずはないと思うのでございます。昨年の人事院勧告が五月実施になったわけでもありません。なぜ恩給局は、一カ月おくらせてもよいと考えたのか、恩給受給者は恵まれて……
○小川(省)委員 所信表明に関連をして、若干の点についてお伺いをいたしたいと思います。
まず、大臣にお尋ねをいたしますが、地方財政の現状についてどのような認識をお持ちでございますか。
【次の発言】 あるべき地方財政の将来像、未来像というか、いつになったら昭和三十年代や四十年代のような状況に戻ることができるのかという点でございますけれども、あと何年ぐらいたったら三二%でやっていけるような状態になれるのか。三二%の交付税そのものがいわゆる現状に合っていないのではないかというふうにも考えますが、この点についてはいかがでしょうか。
【次の発言】 そのような地方財政の実態で、一方で地方債がますます増加……
○小川(省)委員 新聞の報ずるところによりますると、大蔵省は所得減税の実施を明年一月として、減税の実施と同時に大型間接税の導入を実施していくとか伝えられております。この報道にほぼ誤りはありませんか。
【次の発言】 また、一説によれば、EC型の付加価値税の導入も企図をしておるようであります。いまも御答弁がありましたように、こんなことが伝えられておりますのは、まだ導入をすべき税種や税目が決まっていないからだというふうに理解をしてよろしいわけですか。
【次の発言】 わかりました。いずれにしても、減税をしろという要請は大変強いわけでありますから、ぜひひとつ早急に検討をして、私どもが考えているような結果……
○小川(省)委員 昭和五十八年度の地方財政は二兆九千九百億、実質的には交付税特別会計借入金の償還の利子の自治体負担分三千四百四十六億円を加えると三兆三千三百四十六億円の財源不足を生ずることとなりました。これについては、いわゆる地方財政対策として自治省と大蔵省の政治折衝によって決定の措置をしておるわけでありますけれども、その金額の算定の内容をまず明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 そういう数字になるのだろうと思いますが、この財源不足の補てん措置として地方財政対策が講じられたわけでありますが、いずれも完全補てんとは言いがたいと思うのであります。今後の地方財政の困難化に拍車をかけていく……
○小川(省)委員 厚生省においでをいただいておりますので、まず厚生省にお伺いをいたしたいと思います。
高齢者層が増加をしてまいるわけでありますが、二十一世紀に向かって、年金のあり方等について厚生省はそれなりに研究、検討を進めておられるだろうと思いますけれども、どんなふうに現在の段階では研究、検討の段階は進んでいるのか、まずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 よくわかりました。そこで、恐らく八公的年金の一元化等の検討もその中に出てくるんだろうと思いますが、厚生省が所管になっている厚生年金と国民年金のお話もいまございましたけれども、まず自分の省の所管の二つをどうするかということを先にす……
○小川(省)委員 質問をいたします。
まず、五十八年度の人事院勧告についてでありますが、政府は二・〇三%に値切って実施をいたしたわけでございますが、何がゆえにこのような値切りを行ったのか。どんどん値切り分が積み重なっていくばかりであり、せめて五十七年度の人事院勧告の四・五八%ぐらいは実施をしたらどうだったのかと思うのでありますが、二・〇三%にした理由は何だったのか。これは自治省じゃなくて総理府だろうと思いますが、総理府にまずお伺いをいたします。
【次の発言】 まあいいですよ。やむを得ざる措置であった、こう言うわけですね。
そこで、自治省にお聞きしたいのですが、二月一日現在、地方団体の給与改……
○小川(省)委員 質問も七番目になりますと、大分内容も狭められてまいったわけでありますが、以下御質問を申し上げます。 昭和五十九年度の税制についてでありますが、若干の減税と引きかえに、国税については、法人税の引き上げ、酒税、物品税、石油税などの引き上げを行っております用地方税についても、法人住民税の引き上げや、自動車税、軽自動車税の引き上げ等を図っております。中曽根内閣の「増税なき財政再建」も完全に破綻をしたと言わなければなりません。自動車税などはまさに大衆課税であるというふうに思うのであります。私どもはこのような増税路線に賛意を表するわけにはいかないのでありますが、以下伺いたいと思います。……
○小川(省)委員 質問に入ります前に、大臣にちょっとお聞きをしたいと思っております。 ここに一冊の本がございます。そうです、大臣がお書きになった「ドキュメント 自民脱党」という本でございます。私は昨年十一月、ちょうど選挙前でございますけれども、ある種の感動をもって拝読をいたしました。ことし二月になってから読み返してみましたけれども、その際には余り感動は感じませんでした。 あの記述の中で、社労委員長をしておられた当時の田川さん、大臣ですね。田川さんが、強行採決を指示されながら、結局強行採決を避けたという記述がございました。あの辺を読んでみますと、選挙直後に連立をされたことがどうも納得できない……
○小川(省)委員 およそ公務員は、公務員法三十条によって、「全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当たっては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。」と規定をされております。そして、三十三条から三十八条には、従事をする公務の特殊性にかんがみて、服務の上で、「信用失墜行為の禁止」「秘密を守る義務」「職務に専念する義務」「政治行為の制限」「争議行為等の禁止」「営利企業等の従事制限」等、民間企業の従事者にない幾多の制約が課されており、さらに、今述べた制約に違反をした場合には、公務員なるがために、懲役を含む厳しい罰則を受けることになっております。 それなるがゆえに、公務員……
○小川(省)委員 今回、風俗営業等取締法の一部を改正する法律案が提案をされました。現行八カ条の法律を五十一カ条に変えようとするものでございます。
法案の名称でありますが、これでは一部を改正する法律案ではありません。まるっきり新しい法律であるということと同様であります。なぜ風俗営業法の全面改正をする法律案としなかったのか、まずお伺いをいたしておきたいと思います。
【次の発言】 いろいろ説明がございましたけれども、まさに全面改正であると言って差し支えないと思っております。
第一条に、この法律の目的とするところが書かれておりますが、この中に、「少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため」と……
○小川(省)委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、附帯決議の趣旨と内容の説明をいたします。 案文の朗読によって提案を申し上げます。 風俗営業等取締法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について所要の措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、警察は、警察法第二条に定める任務からの逸脱をいましめるとともに、職員の法令の厳守寺内部規律の徹底に努めること。 二、政府は、営業の自由、プライバシーの尊重、差別の禁止など国民に保障された権利を侵害することのないよう特段の配慮をはらうこと。 三、少年の健全な育成は、家庭、学校、社……
○小川(省)委員 時間も制約をされておりますので、前置きはさておきまして、郵政大臣にお尋ねをいたしたいと思います。これはあるいは大蔵大臣になるのかもしれませんが、大臣として出席していらっしゃるのは郵政大臣だけでありますから、郵政大臣にお尋ねをいたします。
電電公社が移行する新会社の株式は、政府が常時その三分の一以上の株式を保有するとされておるわけでおりますが、その株式の売却処分はどのような場合に行われるのですか。
【次の発言】 伝えられるところによりますると、五十六年度以降国に納付をされてきた臨時納付金の納付が、六十年度以降はなくなってまいります。そうすると、国の財政再建の財源確保のために株……
○小川(省)分科員 まず最初に、国鉄両毛線の問題についてお尋ねをいたします。 両毛線桐生駅周辺連続高架事業という工事名で呼ばれております事業でございますが、私ども地元では通常両毛線の高架と言っております。桐生市内は、御承知のように両毛線が横断といいますか縦断といいますか、横切っておりまして、一方渡良瀬川が町の西部を通っておりまして、交通渋滞が非常に激しいわけであります。十年前から地元の強い要望がありまして、私どもの伺っておるところでは、昭和四十五年度に国や国鉄当局やあるいは地元と協議の上で、四十六年度を調査期間として四十七年度から着工、総工事費はおよそ七十億、国の負担が七八%、国鉄一〇%、県……
○小川(省)分科員 世にもふしぎな物語があります。 「正直者が馬鹿を見ない会」という組織が結成をされて、住民闘争を戦っております。大企業や大商社を優先する田中内閣の行政のもとでは、金も権力もない、名もない大衆はしいたげられているわけでありますから、あるいはこれがあたりまえで、ふしぎではないのかもしれませんけれども、お尋ねをしてまいりたいと思います。 しかしながら、地方公共団体が実施をしている事業のもとで、行政に協力をしている者が損をする、しいたげられていることは許すことはできないのでございます。貧しからざるを憂えず、ひとしからざるを憂えるというのが政治の要諦のはずであります。行政の不公平をな……
○小川(省)分科員 時間の厳しい制限がありますので、端的にお伺いをいたしたいと思います。
学校教育の本来の目的を達成をするためという見地に立って、教員を除く学校職員の主として処遇の改善の問題を中心としながらお伺いをしてまいりたいと思います。
教員を除く学校の職員というのは、どんな職種がどのくらいおるのですか。
【次の発言】 それらの職員は、職務内容であるとかあるいは位置づけというのは、法的に明確にされておりますか。
【次の発言】 私は、教育というのは、学校に関係をしておる教員以外のいろいろな職種の方々を含めて、総合的な教育の効果というものが発揮をされて、初めて教育の効果が上がるというふうに……
○小川(省)分科員 わが国の繊維産業は、戦後いち早く他の業種に先駆けて復興して、あの混乱をした戦後の世相の中で国民の衣料を確保して、輸出の増進によってわが国の経済自立に大きな貢献を果たしてまいったわけであります。しかし、いま繊維産業をめぐる情勢は非常に大きな変貌を示して、発展途上国の追い上げや、あるいはまたさまざまな要因と相まって、その産業としての基盤をすら揺るがせられているのが実情だというふうに思っています。そこで、いま繊維産業の直面をしている緊急な課題の幾つかについてお尋ねをしてまいりたいと思います。 発展途上国の追い上げや、あるいは内需の不振等によって業界が厳しい不況にあることは御承知……
○小川(省)分科員 私は、奄美大島に関連をする二つの問題についてお尋ねをいたしたいと思っております。
南の国の奄美とは、実は縁もゆかりもない選挙区の議員の素朴な質問でございますので、運輸省もぜひ誠意を持って率直な、前向きな御答弁をお願いしたいと存じます。
まず大臣にお尋ねをいたしたいと思うのですが、日本国民である以上、いかなるところに住居を有しようとも、どこの県民であろうとも、法のもとには平等であり、行政の光は公平に享受できなければならぬことは当然であろうと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 しかし、いま大きな不平等があると思うのです。南の果て沖繩は、日本国の一つの県でござい……
○小川(省)分科員 お尋ねをいたします。
私がこれからお尋ねをいたすことは、むしろ通産にかかわる問題だろうと思うのでありますが、特定不況業種離職者臨時措置法が労働省の所管でございますので、お尋ねをいたしてまいりたいと思っております。
フェロアロイ産業というのがありますね。フェロアロイの業界の実態についてどのような認識をお持ちでしょうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 おっしゃるように、フェロアロイ産業は銑鉄から鋼や特殊鋼をつくる際に用いる脱酸剤や、または添加剤として使用されるフェロマンガンとかシリコマンガンとかフェロシリコンとかフェロクロム等が、製鉄について不可欠のものになっておるわけ……
○小川(省)分科員 私は、過去何回かにわたって、文部省に対して、学校事務職員の問題をお尋ねいたしてまいりました。本日も学校事務職員の問題についてお願いをいたしたいと思うのでございます。 まず、処遇の改善と任用制度の問題についてでございますが、学校事務職員の処遇の改善については、以前から問題を提起してまいりましたが、改善の方向で配慮をされていると思いますけれども、私が見聞をしている限りにおいては、一向に進捗をしているとは見受けられません。 御承知のように、学校教育は、さまざまの職種の専門制による協業で成り立っておりましてその目的が達成をされるものでございます。とりわけ事務職員は、教育職員の教……
○小川(省)分科員 私は、昭和四十八年の予算分科会でこの問題を取り上げました。当時慎重に対処したいという御答弁であったわけでございますが、いままたこの問題を再び取り上げなければならない状態に至っておるわけでありますので、お願いいたしたいと思うのであります。
まず、これから私が御質問を申し上げる問題について国としてどのような認識をお持ちであるのか、最初にお伺いをいたしたいと思うのでございます。
【次の発言】 お答えいただいたとおりでありますが、まず問題のこの鉄道に関する経過を若干振り返ってみたいと思うのであります。
群馬県の東部地域には、高崎線の熊谷と両毛線の桐生とを短絡線でつないでほしいと……
○小川(省)委員 時間が制約をされておりますので、初めに主として大臣にお尋ねをいたしたいと思います。
この広域臨海環境整備センター法案は運輸省と厚生省の共管の法案でございます。しかし、考えてみると、清掃事業というか、一般廃棄物の最終処分場に関する法案でもございます。数十、数百という自治体が関与してくるものでございます。すぐれて地方自治に関係をする法律でございます。この法案の検討の経過において自治省がなぜ共管にならなかったのかという疑問があるわけであります。自治省との検討の経過がいかがであったのか、御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 また、聞くところによれば、一般廃棄物が約一割余で他の……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。