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吉浦忠治 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

吉浦忠治[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
861位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
606位

34期委員会出席(無役)TOP100
66位
36期委員会出席TOP100
96位
36期委員会出席(無役)TOP100
98位

このページでは吉浦忠治衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。吉浦忠治衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 農林水産委員会 第8号(1977/03/23、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 最初に、私は大臣にお尋ねをいたしますが、御承知のように日ソ漁業交渉の暫定取り決め案が大変厳しい段階を迎えておりまして、大臣も大変苦慮をなさっていると思います。 こういう膠着状態の現状のときに、しかも期日は今月末と迫ってきておりまして、安定操業の確保という点で大変心配をいたしているわけです。大変むずかしい問題がたくさんございまして、日ソの間の相違点があるわけでございますが、大臣は水産大臣とも言われるほど水産には御造詣も深く、ソ連においても高い評価でございますが、訪ソを再度なさって、この膠着状態を打開なさるお考えはないかどうかを先にお尋ねをしたいと思います。

第80回国会 農林水産委員会 第13号(1977/04/05、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 過日私どもの瀬野委員が質問を申し上げました房州ビワの寒害の被害について当局の方で早急に対策を考えるというふうな御返答でありましたが、その後どのように取り組んでおられるか、まず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 お役所仕事というのはなかなか期間が長くかかることが通例のようでありますけれども、これは待てない問題が山積をしておりまして、この前も早急に手を打つということでありましたので、早急というのは何日間ぐらいを早急というのか、そういうような怠慢な返答では農家の方々は承知しないわけでございます。  現実の問題からいたしまして、県の方でも早速災害対策を考えておりまして、県の方とい……

第80回国会 農林水産委員会 第16号(1977/04/12、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 農業改良助長法の一部を改正する法律案について、普及事業のあり方という点についてお尋ねをいたしたいと思います。  普及事業に対する要請が高度化され、また多様化する中で、その業務も国の補助、奨励事業等において運営をされておりますが、大体普及事業の業務というものの性格、また農業生産及び農業経営等に関する農民の創意工夫を助長することが大事だと思います。農民の志向するところを正しく農政に反映させる役割りが本来の意義であると私は思いますが、この普及事業のあり方というものについて、特に四十年度以降普及所の整備統合が行われております。だんだんと広域関係の普及体制の措置がとられておりますが、これは本……

第80回国会 農林水産委員会 第19号(1977/04/20、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 大臣、大変御苦労さまでございました。  十七日にお帰りになってお疲れのところ、引き続いて委員会で連日大変お疲れのところだと思いますが、お帰りになったときも、水産団体等から、横幕で、大臣本当に御苦労さまでしたというふうな真心からの――大臣のこの問題の対処の仕方というものに、私は大変心から感動いたしているわけでございます。そういうわけで、どうか体にお気をつけになって、またこれからが大変でございますので、ぜひお願いをしたいと思いますが、私は、日ソ漁業交渉の経過と、それから、北海道並びに東北の漁民の方々の救済と、それから、領海にまつわる防衛問題等で、短かい時間ですけれどもお尋ねをしたいと思……

第80回国会 農林水産委員会 第27号(1977/05/18、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 昨日から引き続いての質問でございますが、最初に、農業者年金の加入問題について、農業者年金の加入者数は、法律制定当初は百八十五万人、昭和四十九年以降は百六十五万人と予定していたのに対して、現実には五十一年三月末現在では百十六万四千人にすぎないわけであります。特に、経営移譲年金の支給も開始されている現在においては、加入者数が減少していくことさえ予想されている現状であります。この加入予定者数について、次の再計算時までに基本的に再検討しておく必要があるのではないか、このように私は感じますがこの点いかがでございましょうか。
【次の発言】 次の再計算時において基本的な再検討がなされませんと、い……

第80回国会 農林水産委員会 第29号(1977/05/25、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 私は、農用地開発公団法の一部を改正する法律案について、特に八郎潟干拓についてお尋ねをいたしたいと思います。  日本最大の干拓地と言われております大潟村ではございますが、八郎潟の干拓は最新の技術と長い年月を要し、多くの人々の労力によって築き上げられました現代のピラミッドでもあると言われるぐらい、実り豊かな大地ができたわけでございます。歴史を申し上げれば、古い時代のようでございますが、安政年間からその規模はあったようでございますけれども、特にその必要は、終戦後の極度な食糧不足から食糧増産が改めて国の重要政策となり、土地改良や開拓事業が急務とされるようになってからだろうと思います。いわゆ……

第81回国会 農林水産委員会 第2号(1977/09/12、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 私は時間の関係もありまして、災害対策特別委員会の方に出席をしなければいけないというそちらの方の要望がございまして、その方を先にお尋ねをいたしたいと思います。なるべく簡潔にお答えを願いたいと思うわけでございます。  八月二十一日から五日間、私ども公明党は第一次、第二次、第三次と有珠山の爆発における事故調査団を編成いたしまして、私は第三次の方に参加をして八月二十一日から行ってまいったわけでございます。  火山活動は、天災は忘れたころに来るというふうに言われておりますが、現在の科学的予知からいたしますと、当然三十年周期でありますとか、あるいは五十年度あたりから非常に危険であるというふうに……

第82回国会 農林水産委員会 第7号(1977/11/16、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 農林大臣も長時間の審議でございますのでお疲れだと思います。いまの三時ごろが一番疲れるときじゃないかと思いますけれども、一呼吸入れて、ひとつ農民のために明快なお答えをいただきたいと思います。農林大臣に大変失礼でございますけれども、お名前からして善幸でございまして、善政を行う、幸せにする政治ということでございますので、もじっているわけではありませんが、どうか農民のために善政の行えるような御回答をいただきたい。きょうは大臣に最後だそうでございますので、私の考えておりますことを総括的にお尋ねをいたしますから、なるべく簡潔にお答え願いたいと思います。  国民の注目の的でございますこのたびの米……

第83回国会 農林水産委員会 第1号(1977/12/08、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 福田総理は、改造を前にして内閣記者クラブとの会見がございましたが、その席上で、いま日本の立場は戦後最大の厳しい環境の中に置かれているという発言がございました。第二次大戦前夜のような情勢であって、大きな転換期にあるという厳しい時局認識を強調されたわけでありますが、この認識は、円高という内外の経済環境の激変から見れば、至極当然なことだと思います。世界情勢が地球始まって以来の厳しい変化の時代だというふうにも総理は前に強調されたようでありまして、こういう時局認識に対してどう取り組むかが現内閣の使命だというふうに私は思いますが、そこで登場されたのが中川農林大臣でありまして、そういう期待が大き……

第84回国会 農林水産委員会 第1号(1978/02/09、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 最初に、大臣に、けさほどの所信表明についてお尋ねをいたしたいと思います。  大変すばらしい所信表明でございまして、大臣がずいぶんお考えになった末のりっぱな所信表明を聞かしていただきまして力強く感ずるものでありますが、二、三お尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  農林大臣は「農林水産行政の基本は、農林漁業者が誇りと生きがいを持って農林水産業にいそしめるよう」云々という言葉がございますが、誇りと生きがいというものをどのようにお考えなのか、最初にお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 特にきょうはお米の生産調整についてお尋ねをいたしたいと思いますけれども、この生産調整を含めま……

第84回国会 農林水産委員会 第6号(1978/03/29、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 最初に私は、大臣いらっしゃれば大臣にお尋ねしたいのですが、いらっしゃらないようでございますので、次官にお尋ねします。  二十八日に、政府は畜産振興審議会食肉部会の方に諮問をなさったわけでありますが、五十三年度の豚、牛肉価格を今年度と同等の額で据え置きたいというふうな正式な諮問をされたことは、まことに適当と認めがたい内容であります。これは畜産農民の生産意欲を大きく阻害するばかりじゃなくて、海外からの畜産物輸出圧力に迎合するものではないかというふうに考えますが、最初に次官、この点をお尋ねいたします。
【次の発言】 次官の答弁は答弁になっておりませんけれども、私はきょうは、鶏の生産調整に……

第84回国会 農林水産委員会 第8号(1978/04/04、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 同僚の野村議員に引き続きまして、水産問題でお尋ねをいたしたいと思います。  最近の沿岸漁業の不振についてはいろいろ説がございまして、学識経験者等の種々の論議はありますが、その不振の原因の一つというのは、高度経済成長下における高度の科学技術の投入による猛進的な漁業による乱獲が大きな影響ではないかというふうに考えられます。いわゆる魚がつくところの魚礁漁場でございます。あるいは増殖漁場、養殖漁場等の造成及び漁場環境の維持保全を進めなければならないのが現状でございます。沿岸漁場整備開発の政策等を踏まえまして、沿岸漁民も、過去を振り返りながら将来を見詰めて、今後体験を生かし、漁民主導型の判断……

第84回国会 農林水産委員会 第13号(1978/04/12、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案について、農業共済関係を主にいたしまして質問を申し上げたいと思います。  今日の農政の最大の課題は、何と申しましても過剰基調にあるお米でありますが、このお米を消費拡大を図りながらその生産を抑制して農産物の総合的な自給力を強化することにある、こういう点でございますが、こういう事情から水田利用再編対策及び畑作振興対策に農政の重点事項が移っているわけであります。特に畑作振興という点を中心に展開してまいりたいと思いますが、農業共済に対する農家の反応を聞いてまいりますと、大変な驚くほどの反響であります。農家の方々は共済に対して掛け捨て保険……

第84回国会 農林水産委員会 第19号(1978/04/26、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 農業者年金基金法の一部を改正する法律案、昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  現今の情勢を見てまいりますと、不況の長期化と構造的な雇用不安、失業の増大、それに加えて異常なまでの物価高であります。不況によるこうした影響は、就職難、人員整理、失業は高年齢者、身体障害者、中高年婦人にひときわ強くのしかかっているのが現状でございます。物価の値上がりは老人、身体障害者、母子家庭に対し特に強烈な打撃を与えているのが現状でありまして、高度経済成長における繁栄の恵みは遠く、しかも低成長不況時における……

第84回国会 農林水産委員会 第25号(1978/05/25、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 私は、ただいまの瀬野委員の質問に引き続きまして、鶏の生産調整、前々から質問を申し上げていたわけでございますが、それに関連する二、三の項目についてお尋ねいたしたいと思います。なるべく端的にお答え願いたい。早く終わらしたいと思っておりますので、大変お疲れのようでございますから、明確にお答えをお願いしたいと思います。  鶏は昔から農家の生活に潤いを与え、生き物として飼われてまいりました。土に根差す食物もついばんできておりますし、いかに近代技術を駆使いたしましょうとも土に根差した食物、すなわち穀物なり青草なしには健康な生き物を産み出し得ないのであります。基本法農政下のわが国の養鶏は、鶏をた……

第84回国会 農林水産委員会 第26号(1978/05/30、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 農産種苗法の一部を改正する法律案について、同僚の武田委員に引き続いて質問をいたしたいと思います。  最初に、政府は今回、育種の振興を図るために、植物の品種の育成者を保護する制度を整備することを主たる内容とする農産種苗法の一部を改正する法律案を提出しているわけでありますが、まず育種についての国の基本方針について、政府の考え方を明らかにしていただきたいと思います。  なお、今回のいわゆる植物新品種保護制度の農業政策上の位置づけについてどのように考えておられるか、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 この法案の提案理由説明において、諸外国においては植物新品種保護制度が次々と……

第84回国会 農林水産委員会 第33号(1978/06/15、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 はしなくも八十四通常国会の農林水産委員会における最後の質問のようでございまして、許された時間の二十五分の中に問題点だけをまとめて御質問を申し上げたいと思います。  最初にお米の問題でお尋ねをいたしますが、わが国の農業は海外からの輸入圧力、また今後十年にわたる水田利用再編対策等の実施などによりまして生産体制が大変動揺いたしておりますし、生産意欲も減退をいたしております。農家の将来への展望というものも持ち得ないまま、不安の中で営農を続けているのが現状でございます。  こういう中で、五十三年度産米の米価決定の時期を迎えたわけでありますが、米価審議会の日程が七月上旬と取りざたされております……

第84回国会 農林水産委員会 第36号(1978/07/06、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 最初に、次官にお尋ねをいたしますが、このたびの米価の決定について据え置きという諮問が行われたわけでございますけれども、農民のふだんからのいわゆる心情というものをお察しになって、先ほど大臣もお答えになりましたけれども、十分な審議をされた上の御決定だというふうに私は受け取りましたが、こういう大事な審議をなさる場合に、長い間の慣例ではございましょうが、私ども農林水産委員というのは国民から選ばれた代表者であります。この最高権威を   国の機関としては最高の場所でありますのに、米価審議会で、私ども何かかゆいところに手が届かないようなところで審議をされて決まっていくという行き方、当然こういう重……

第85回国会 農林水産委員会 第3号(1978/10/18、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 政府は、わが国経済の基調が高度成長から安定成長へ移行するに伴いまして、安定成長期こそ農業再建の好機であると言われてまいりました。けれども、これはあくまでも単なる甘い観測にとどまるものでありまして、政府みずから積極的な再建策を講じようとするものではなかったわけでありまして、それのみか、わが国農業は、長期不況の影響による農外収入の減少、また農畜産物の需要減退という形で苦境へ追いやられているのが現状であります。  また、大規模な第二次減反政策や農畜産物の輸入拡大さえ強行するなど、むしろ政府みずからがわが国農業を大きく荒廃させる政策をとっていることは、間違いない事実でございます。もしも政府……

第85回国会 農林水産委員会 第6号(1978/11/22、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 先に、食糧庁長官にお尋ねをいたします。  米が大変余っておりますのに、消費者の米離れというものがますます激しくなっている現状でございます。農林水産省が起死回生の願いを込めて始められました水田利用再編対策、本年が初年度でありますが、百七十万トンの減反を目指したのに、皮肉にも史上最高の豊作となっております。減反の半分は帳消しになったのではないかというふうに言われておりますが、今後お米をどうなさるのか。米をつくりたい農家を抑えて転作をしておりますが、過剰米の処理と今後の対策等についてお尋ねをしたいわけであります。  この六月の米価審議会では五百三十万トンの過剰米の見通しでありましたが、予……

第87回国会 運輸委員会 第13号(1979/06/01、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 新東京国際空港公団法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  先にDC10型機の事故についてお尋ねをいたしたいと思いますが、二百七十三人という米国航空史上最大の犠牲者を出しましたアメリカ航空DC10型機の墜落事故は、エンジン部門につながる装置の構造欠陥が原因というふうに言われておりますが、このDC10型機は世界のエアラインにすでに三百機近くが就航しておりますし、現在日本でも九機を使っているわけであります。急ぎ一斉点検を行われたようでありますけれども、近代科学の粋を集めたジェット旅客機もしょせんは部品の集合体でありまして、部品の一つ一つの安全が改めて問われるのが今回の事故……

第87回国会 農林水産委員会 第5号(1979/03/20、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 沿岸漁業改善資金助成法案について質問をいたします。  最初に、日ソ関係の漁業問題について大臣にお尋ねをいたしたいと思います。大臣も予算委員会以来ずっとでございますので、私はなるべく少なく大臣に通告をいたしておきましたので、簡潔にお答え願って、大体通告質問が終わりましたら、時間が早ければ早いだけ早く終わりたいと思っておりますので、いずれにいたしましても簡潔にお答えのほどをお願いしたいと思うわけでございます。  昨年の四月に締結をされました日ソ漁業協力協定に基づいて、第一回の日ソ漁業委員会がきのうから十日間の予定で行われておりますが、これと並行いたしまして、北西太平洋での日本漁船による……

第87回国会 農林水産委員会 第14号(1979/05/23、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  この法律は、昭和三十九年の制定以来、二回の改正を経て、十五年にわたっての運用が行われてきているのでございますが、国内の肥料の需給及び価格の安定に大きな貢献をしていることは御承知のとおりでございます。その成果は、また関係者からも高く評価されておりますが、今回三度目の改正が行われますと、制定後二十年間の臨時措置法ということになるわけでございます。臨時措置法というのは、二十年間の長きにわたって臨時というのはどうかというふうに思いますが、今回の延長措置というものは、肥料工業及び農業を取り巻く著しい環境の変化に対応……

第87回国会 予算委員会 第14号(1979/02/19、34期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 最初に、外務大臣にお尋ねをいたします。  今回の中国の武力攻撃はまことに遺憾であると考えるわけであります。政府はこの攻撃に対してどのような認識を持っていらっしゃるかを、まず最初にお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 新華社の声明によりますと、中国は、ベトナム侵略者にしかるべき反撃を与えた後は中国軍は中国側国境の防衛に当たるというふうに述べておりますが、政府は限定作戦と見ておられるのか。どんな戦争でも当初は限定作戦でありますけれども、後で誤算が生じて長期化するものでありますが、政府はどのように見通しを持っていらっしゃるかをお尋ねしたい。


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 科学技術委員会 第2号(1980/10/21、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 まず初めに、日本は資源小国でございますので、これからの八〇年代は特に科学技術によって立たなければならないというふうに考えるわけであります。長官がその最高責任者として着任をされて、いわゆる長期的な展望並びに当面の諸問題について御所見があれば、先にそれをお伺いをいたしたいと思うわけでございます。
【次の発言】 御承知のとおり、特別委員会でございましたけれども、衆議院において今回初めて常設の科学技術委員会に格上げをされたわけでございますが、これについて長官はどのような認識をお持ちなのか、お尋ねをいたしたい。
【次の発言】 長官が着任されたのが七月の十七日だったと思いますけれども、ちょうど……

第93回国会 科学技術委員会 第4号(1980/10/28、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 持ち時間が十分ぐらいしかないようでございますので、関連の大事な点だけを質問いたしたいと思います。  原子力船の研究開発というものは、わが国では当然これからも進めなければならないと考えているわけでありますが、「むつ」の開発が余りにもおくれて、しかもいろいろ問題がありますので、もう大臣、この辺で「むつ」の問題はす。はっとあきらめて、そして新たな研究開発に着手した方がいいのじゃないか、こういうふうに思うのですけれども、政府の明快な御見解をお尋ねいたします。
【次の発言】 大臣、いま外国ではだんだん――「むつ」を最初予定したときの見通しですね、今日の姿は恐らく世界じゅうに原子力船が相当走る……

第93回国会 科学技術委員会 第5号(1980/11/13、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 午後の最初のときに局長の方から説明があるそうでございますけれども、きょうの新聞を見ますと、原研の幹部が収賄ということで、年間六百億も予算を使いながら、やはり気の緩みがある証拠であろうというふうに思うわけでございます。「むつ」の問題以来大変注目を沿びているときにこういう収賄事件が起こるということは、どちらにしてもこれは問題だと思うわけでございまして、やはり綱紀の粛正ということが、これだけの緊縮財政ということで予算の問題が大変叫ばれているときに、ささいなことであれ、こういう問題が起こるということは大変遺憾である、こういうように思うわけでございます。大臣、ひとつしっかりこういうものの監督……

第93回国会 農林水産委員会 第2号(1980/10/22、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  国民の平均寿命が年々延びておるわけでありまして、今日はわが国は世界においても有数の長寿国と言われているわけであります。したがいまして、老後をいかに安心して生活できるかということが大きな課題であるわけでありまして、こういう要求が年金受給者だけではなくて、すべてひとしく国民の願いとしていま浮かび上がっているわけであります。これはお年寄りも若い者も含めての共通の願いであります。したがいまして毎回毎回、年金、特に農林年金等が議題になって、そしてなおかつこの質問をしなければならないというのは、改定されないがゆえ……

第93回国会 農林水産委員会 第5号(1980/11/06、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 三人の参考人、大変お忙しいところ、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。心からお礼を申し上げます。  先に青葉参考人にお尋ねをいたしますが、大変私どもに勇気を持たせるようなお話をいただきまして、潜在能力を示せば農業は大丈夫だという将来に対する明るい見通しを示されましたが、日本の農業規模が小さいということはよくわかりますけれども、大規模な営農が必要であるという点で、これは小規模を改めるならばコストが半減するというお話がございましたけれども、いままで日本の農業を支えてきた小規模経営農家が、この先生のお話のような点からまいりますと切り捨てみたいな形で、確かに機械的にはコストも……

第93回国会 農林水産委員会 第7号(1980/11/12、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 八〇年代の日本の農政の基本方向ということで答申がございました。参考人への質問、また昨日からほとんどの議論が出尽くされておると思いますけれども、三十七年、四十三年、五十年に続いて、このたびのいわゆる画期的な答申というふうに考えてよかろうと思いますが、具体性という問題でかなりまだ問題があろうと思うわけでございます。  私は冒頭に、日本のこの十年間の農政の方向というものは示されておりますけれども、やはり問題なのは、食糧の国際需給等の関係から、何と申しましても発展途上国のまだこれからのいわゆる人口増の問題もありましょうし、また異常気象等の問題もありましょうし、また政治的な問題等で起こる食糧……

第93回国会 農林水産委員会 第8号(1980/11/26、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 米の二期対策につきまして、付属した二、三の問題について、時間の許す限りお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、アメリカの大統領がかわりますので、来年の一月二十日ごろからでしょうけれども、かなり対日政策が心配をされるだろうというふうに考えるわけであります。アフガン以来対ソ輸出問題等が、これから強いアメリカというふうな打ち出しのレーガン政策のようでございますので、これが解禁になりますと、やはり大きな変動が日本にも及ぶだろうというふうに考えているわけです。  第一番目に、対日政策について変化はないのかどうか、政府が情報を集めておられます範囲で結構でございますので、まだ仮定の話ではご……

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1981/04/10、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 北方問題に関しまして、日ソ関係の問題を二、三先にお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  御承知のように、七月に開かれますオタワでの先進国首脳会議は、いわゆるオタワ・サミットと言われておるようでございますけれども、鈴木総理大臣としては、対ソ政策の調整を中心とした政治サミットになるだろうという見解を持っているというふうに伝えられておりますが、政府としてそのような方針あるいは見通しを持っておられるのか、日本政府としてサミットに臨む基本的な態度はどういうふうにお持ちなのか、大臣からお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 いま大臣の答弁で、政治サミットでなくて当然、経済問題が中心……

第94回国会 外務委員会 第12号(1981/04/24、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 私は、日ソ漁業交渉における問題点を二、三お尋ねいたしたいと思うわけでございますが、最初に、今村長官、どうも御苦労さまでございました。  ふだんでございますと、マラソン交渉と言われるくらい長い期間かかったわけでございますけれども、昨年からはそうでもなくなってきた。しかし、去年よりも一日長かった。期間が十三日間だと思いますけれども、モスクワで行われました八一年の日ソサケ・マス政府間交渉、この問題であります。  いま申し上げましたように、十三日間で妥結を見たという日ソ漁業交渉でございますが、昨年は不漁年と言われた年でございますし、そうすると今年は豊漁年だと思いますが、そういうことで交渉が……

第94回国会 農林水産委員会 第4号(1981/03/19、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 私は、現在の畜産、酪農の問題につきましてお尋ねをいたします。  わが国の農業は、戦後最大の危機を迎えているわけでありまして、畜産、酪農もその例外ではないわけであります。それは生産調整あるいは配合飼料価格の高騰の問題等で厳しい経営を余儀なくされているのが現状でございまして、ことに酪農にありましては、過去四年間、加工原料乳保証価格の実質的な据え置き、あるいは乳製品の輸入外圧、あるいは乳牛個体の価格の暴落等によります大変な窮状を呈しているのが現状であるわけでございます。  このような事態を憂慮して、わが公明党は二月の十七日から十九日まで、酪農の経営の実態調査を北海道で行ったわけであります……

第94回国会 農林水産委員会 第6号(1981/03/26、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 私は、先般の委員会に引き続きまして乳価の問題、すなわち擬装乳製品の問題とかあるいは金融対策でありますとか、消費問題を含めまして御質問を申し上げたいわけでございますけれども、質問に入る前に、最初に養鶏問題で二、三質問をさしていただきたいと思うわけでございます。  五十三年の六月に、卵価が低迷をいたしておりますときに、衆議院の農林水産委員会で委員会決議を行ったわけであります。 その折に、養鶏を農業の一部門とするということで、大変生産養鶏農家の方々が喜んで、今日の卵価の安定と申しますか、その当時から見れば比較的高い目に推移をしているような状態でありまして、喜ばしい状態が生まれたわけではあ……

第94回国会 農林水産委員会 第10号(1981/04/22、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 農業者年金基金法の一部を改正する法律案について御質問をいたします。  この年金は、昭和四十二年の一月の総選挙の際に、当時の佐藤総理大臣が農業者にも恩給をという公約をなさったことから、その実現が大きく前進をして、その後政治課題となり、昭和四十五年に制定をされまして、四十六年本事業が開始されて以来十年を経過しているわけでありますが、昭和五十一年からは経営移譲年金の給付、また本年二月からは農業者老齢年金の給付が開始されております。農業者の老後の保障と農業経営の近代化、すなわち農業経営の規模拡大と経営の若返りを図るという両面を持ったものでございますが、これは農業者の中に定着していっていると……

第94回国会 農林水産委員会 第11号(1981/04/23、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 水産の問題について、私は、少しばかり立場を変えた角度から質問をしてみたいと思いますが、近年、海面における遊漁がますます盛んになっている問題で、この遊漁の問題を少しばかり質問させていただきたいと思います。  第六次センサス、五十三年によりますと、遊漁人口は年間延べ二千二百六十九万人、こういうふうな多きに達しているわけであります。そのうち漁業協同組合あるいは漁業者あるいは船宿等の遊漁案内業者を利用した者は一千八十六万人。第五次センサス、四十八年の九百十四万に比べますと、一八・九%増加しているわけでありまして、このような遊漁者の著しい増加というもので、漁業者との間における漁業操業その他の……

第94回国会 農林水産委員会 第12号(1981/04/28、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして質問をいたします。  この際でありますので、年金制度について最初に御質問を申し上げたいと思いますが、総理府が昨年末に調査をされまして、今年の月刊「世論調査」の四月号発表の年金問題、高齢化問題等の意識調査によると「年金問題に対する関心」について「大いにある」と答えた者が三九%「まあある方」が三七%、合計して七六%の人々が回答しておりますが、全国の二十歳以上の成年男女三千人のうち二千四百七十七人の回答となっております。またその中で「高齢化社会を迎えるにあたっての不安」と……

第94回国会 農林水産委員会 第14号(1981/05/07、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 関連して残りの時間を質問さしていただきたいのですけれども、すでに農林省の方に私の方から房州ビワの被害の件についてお願いをいたしておきましたけれども、きょうは通告をしておりませんので、一点だけお答え願えればいいということでお願いしたいと思うわけでございます。  本年の被害は、二月の末の思わぬ大雪に見舞われまして、房州では珍しい零下七、八度というふうな温度に下がりました。摘果時期から、ちょうどいま袋かけ等が終わりましたけれども、房州ビワが七割方、平均して五、六割というところが被害の状況のようでございます。十七億円のところ、恐らく十億円くらいの被害じゃないかと言われているわけでございます……

第94回国会 農林水産委員会 第15号(1981/05/12、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 食糧管理法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  食糧管理法は、昭和十七年、御承知のように国民食糧の確保及び国民経済の安定を図るため食糧を管理し、その需給及び価格の調整並びに配給の統制を行うことを目的に制定されたものであるわけであります。食管制度が、主食である米を国民に安定供給する機能を十分に果たしているばかりでなくて、生産者には価格支持により経営の安定及び所得確保、また消費者には家計の安定を図る重要な役割りを果たしていることを軽視するわけにいかないわけでありますが、なお、昭和五十五年、昨年の十一月、農政審答申の「八〇年代の農政の基本方向」の中で打ち出されたように、食……

第94回国会 農林水産委員会 第17号(1981/05/27、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 時間が制限をされておりますので簡潔にお尋ねをして、また明快な御答弁を求めたいと思います。  今回の秋田沖の共同演習にかかわりますはえなわ切断、流し網の切断等の問題に関しましてお尋ねをいたしたいと思いますが、今回の合同演習の目的と規模がどういうふうになっていたかを最初にお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、防衛庁いわゆる海上自衛隊は、従前は演習海域の通告体制はどのようになっていたかという点をお尋ねしたいわけでございますが、今回の演習について正式通告をしたのはいつかという点でございます。具体的内容はどういうふうに正式通告されたのかどうかという点を、簡潔にお尋ねいた……

第94回国会 農林水産委員会 第20号(1981/07/13、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 時間が短いものですから、簡潔にお答え願いたいと思いますが、次長に先にお尋ねいたします。  通告をしておきましたが、視点を変えまして、千葉県山武郡大網白里町における白里農協瑞穂支所の倉庫に保管してありました政府米の紛失事件について先にお尋ねしておきたいと思います。七百九十三袋、約二十四トンが紛失した事件についてでございます。調べてみますと、同支所にある二つの倉庫にあったはずのお米が紛失しておりまして、政府買い上げ価格から換算すると約六百七十万円というふうに膨大な盗難が起こったわけでありますが、これは紛失がいつ、どのようにしてわかったのか、まずこの点から経過を説明していただきたいと思う……

第95回国会 農林水産委員会 第3号(1981/11/12、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 私は、岐阜県の小坂町、萩原町等におけるカモシカの食害につきまして御質問をいたしたいと思います。  まず最初に、被害の現状ということでお尋ねをいたしたいわけでございます。十月三十一日に現地に参りまして、その被害の状況をつぶさに見たわけです。何としても狭い節囲でございますので、その全体がどうなっているのかということはわかりませんが、カモシカの食害が急激に激増しているというふうに聞いております。そこで地元の声を聞きますと、山を捨てるとか、山林経営にはもう自信がなくなったということで放棄してしまう傾向が出ているわけであります。そうしますと、もう下草の生えるに任せているという現状であります。……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1982/04/26、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 先に私は緊急質問を申し上げます。  けさの新聞ですでに報道されておりますように、フォークランド紛争でイギリスがアルゼンチン側に攻撃を行ったというふうに伝えられておりまして、これが大規模な軍事衝突あるいは戦争へと発展するのではないかと懸念されるわけでありますが、政府として、今回のイギリスの行動に対してどういうふうに見ておられるのか、第一点。フォークランド紛争の見通しをどういうふうにとらえていらっしゃるのか、これが第二点。三番目に、わが国政府として、この問題に対する対応はどのようにお考えなのかどうか。外務大臣の見解をお伺いいたしたい。

第96回国会 外務委員会 第12号(1982/04/27、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 北西太平洋における千九百八十二年の日本国のさけ・ますの漁獲の手続及び条件に関する議定書の締結について承認を求めるの件について御質問をいたします。  今回のサケ・マス交渉の結果はおおむね昨年と同様で、関係者一同大変感謝していると地元から伺っておりますが、昨年との違いは、日本側の取り締まり船にソ連のオブザーバーを乗船させることになった点だろうと思うわけであります。長官、大変御苦労さまでございました。この経緯を先にお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 先ほど同僚議員からの質問にもありましたが、経費の負担はどのようになっているかということでございますが、一言で結構ですから、お答えいた……

第96回国会 農林水産委員会 第4号(1982/02/24、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 大臣就任以来再三にわたりまして、五十九年度から始まる水田利用再編第三期対策について、同僚の武田議員からも質問ございましたが、転作の定着化または集団化を図る調整期間としたいというように述べられておりまして、減反面積はこれ以上拡大しないというふうに繰り返し述べていられるようなニュアンスを受けるわけであります。農政の最高責任者田澤農林水産大臣でございますので、重ねて発言されますというと、三期対策をももう決まったというふうに受けとめられるおそれがあると思うわけでございます。農水省は、この水田利用再編の三期対策に対して、五十七年度を準備期間として五十八年度に決定する方針というもの、これはまた……

第96回国会 農林水産委員会 第7号(1982/03/18、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 松くい虫防除特別措置法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  松くい虫防除特別措置法は、森林病害虫等防除法に対する特別法として制定された五カ年間の時限立法であります。計画的な特別防除、すなわち、航空機を利用して行う薬剤防除を緊急かつ計画的に実施することによりまして、昭和五十六年、本年度末までに松林に発生している異常な被害を終息させることを目標としてこの法律は実施されたわけでございます。マツノマダラカミキリ、マツノザイセンチュウの媒介による原因が昭和四十六年に判明いたしまして、五十二年の五年前の審議の折に、私ども新説に対する興味が大変ありながら質問したことを思い出すわけ……

第96回国会 農林水産委員会 第9号(1982/03/23、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 畜産、蚕糸の問題で、全般に触れて私は質問させていただきたいと思います。  わが国の農業をめぐる情勢は大変厳しい状態にあるわけですが、その中でも畜産、酪農もその例外ではないわけでございます。畜産物が生産調整を余儀なくされている中で、輸入は増大をしている、あるいは国内消費の伸びは停滞をしている。加えて諸物価は上昇する一方。そうしますと、畜産物価格は抑えられているという状態になるわけであります。そういうわけで、畜産、酪農家の経営は、いま大変窮地に追い込まれている現状であります。その上にまた、質問がございましたように、酪農家の多くは負債を抱えて、深刻な様相を呈しているのが現状でありまして、……

第96回国会 農林水産委員会 第10号(1982/03/24、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 砂糖の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、参考人の方々朝早くから貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございました。  今度の法律案につきまして、端的に私は三参考人の方々に御意見をいただきたいわけでございますが、異性化糖に課徴金を課すことは、この砂糖の価格競争条件に公平を期すということでやむを得ないことだろうというふうにも思いますけれども、異性化糖関係の方々についてはどうもきついのじゃないかというような気もいたすわけでございます。その点についでどのようなお考えをお持ちでございますか。順次川内参考人から御意見をいただきたいと思います。

第96回国会 農林水産委員会 第12号(1982/04/08、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 私は、三月二十四日に緊急質問を行いましたアカデミー・スター号の座礁事件につきまして、時間の許す限り、海上保安庁並びに水産庁、また法務省等の御見解をお尋ねいたしたいと思うわけでございます。  すでに経過の概要等については各省庁とも御承知のとおりでございますが、現状の御報告をいただく前に、まず、この地域の問題点を少しばかり述べてみたいと思うわけでございますが、千葉県の千倉千田沖のこの問題は、当地域等におきまして昨年も本年もサバの漁業あるいはサンマの漁業等が大変な不漁でありました。この二年続きのこういう状態に、またもこれに追い打ちをかけるような事件が起こっているということでございます。春……

第96回国会 農林水産委員会 第14号(1982/04/14、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 農用地開発公団法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたしたいと思います。  海外協力に力を入れて友好関係を維持、強化することが国際平和に役立つことは、これはきわめて重要な点でございますが、とりわけ開発援助については、これまでややもすれば国内向けに固まった体制を、発展途上国の立場に立った姿勢に切りかえるべきであるという考え方で、大変私はいい着想だと思うわけでございます。  しかし、わが国の外交を見てまいりますと、いろいろ言われておりまして、お公家さんの外交だとかあるいはもっと適切な情勢判断に基づいて、現地に即した、時代にマッチした積極的な外交が展開されるべきであるという意見もある……

第96回国会 農林水産委員会 第17号(1982/04/21、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 十人の参考人の方々ですから、全部の参考人にお尋ねしたいところですけれども、二名くらいにしぼれということでございますから、お疲れのところでございますので、谷本参考人にお尋ねをいたします。  先ほど御説明の中に、生産者価格は据え置かれ、しかも、資材等は年々値上がりを続けている、こういう中で最後に残るのは大型農家ぐらいではないかというふうな、大変心配をされた御説明がございました。農畜産物等の輸入拡大をしたらどういうふうになっていくかということは、もう目に見えてわかるわけでございますが、それぞれの農家が壊滅的な打撃を与えられるということでございますけれども、谷本参考人、特に米作について、こ……

第96回国会 農林水産委員会 第19号(1982/04/28、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  農林年金制度は昭和三十四年の一月に発足をしておりますが、他の公的年金と違いましてその歴史がまだ浅いし、また成熟度も低いという特殊事情を持っているわけでありますけれども、農林漁業団体という職域年金からいたしまして、被用者集団が小さくて、団体の財政基盤等も弱いわけであります。また、組合員給与が低いというふうな種々の問題を抱えておりますが、年金制度上必ずしも十分ではないという特性を持っておりますけれども、これを農政上どのような位置づけをなさろうとなさっ……

第96回国会 農林水産委員会 第24号(1982/08/04、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 私は、前々から質問をいたしておりました遊漁者の問題につきまして、この遊漁者遭難救助費の漁業者負担等についていろいろ問題が起こってきておりますので、まとめてお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  遊漁者の数の増大に伴いまして、遊漁者の遭難事故も多発をしている現状でございまして、このような事故が発生した場合に、海上保安庁等からの出動依頼がなくても、漁業者等は好意でこの救助に向かっておるわけでありまして、費用の負担はほとんどの場合この漁業者が負担しているのが現状であります。そうなりますと、救助された遊漁者の中には、救助されては大変迷惑だというふうな顔をされる方もあるわけであります。……

第98回国会 農林水産委員会 第7号(1983/03/24、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 私は、鶏卵の方に少ししぼりまして質問をさせていただきたいと思います。  鶏卵の年間輸入量、液卵の方でございますけれども、生産調整をいたしておるのにこの輸入をいたしているという、実に不思議でございまして、約二万五千トン、国内消費量の一・二%ですから微量ではございますが、鶏卵の需要というのは固定的であります。わずかな供給量の変化によって大幅な価格の変動を招きやすいわけでありますが、現在、供給増によりまして市場価格が低迷をしているわけであります。したがって、生産者は生産調整を余儀なくされている。いわゆる減羽運動というものに取り組まざるを得ない状態にあるわけですが、国内生産と卵価の安定を図……

第98回国会 農林水産委員会 第8号(1983/03/30、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 最近、開発途上国等におきましても森林の破壊と砂漠化現象というのが大きな問題になっているわけでございます。いわゆる緑の保全が地球的規模で問題視されているわけでありますが、日本の場合は幸いにしてまだ国土の約七割が森林でありますし、法案の提案理由説明の中にもありましたように、人工林が一千万ヘクタールになっているとのことであります。森林は木材を生産するばかりでなくて、国土の安全あるいは水資源の涵養、生活環境の保全など国民生活に欠かせないものでございます。これらの森林が木材需要の低迷、林業の経営費の増高などの理由によりまして十分に管理されないまま放置されているものがふえているということは、ま……

第98回国会 農林水産委員会 第12号(1983/04/27、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 酪農振興法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたしたいと思いますが、本法案は、酪農振興法を改正いたしまして肉用牛の振興を図ろうとするものであります。それは評価するといたしましても、これはむしろ遅きに失したのではないかと考えられるわけであります。  本法案の内容に入ります前にぜひただしておきたい点がありますので、二、三それをお伺いいたしたいと思いますが、まず大臣にお願いしたいのですが、牛肉の自由化問題の取り扱いについてであります。  昨年来、事あるごとにアメリカがわが国に対して牛肉、オレンジ等の自由化を主張しておるわけでありますが、われわれとしても非常に心配をいたしているわけで……

第98回国会 農林水産委員会 第14号(1983/05/11、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 沿岸漁場整備開発法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  わが国の二百海里内の生物資源の内容把握あるいは管理体制を整備する、そういう結果に基づきまして水産物の需給動向あるいは漁業経営の状況等を踏まえた適正な漁獲量を決定する等、資源やあるいは漁場及び漁業の適正な管理を図る制度を確立するための漁業法あるいは漁業制度全般の見直しを行うべきであるというふうに私は考えるわけであります。今回の沿岸漁場整備開発法の改正は、資源管理型漁業確立のための一つの方策でありますが、ここで政府が本改正案にどのような位置づけというか、お考えをお持ちでこの改正案を提出なさっているのか、この点につい……

第98回国会 農林水産委員会 第17号(1983/07/13、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 持ち時間がほんの少しでございますから、大臣だけに限って答弁願いたいと思いますが、大臣が参議院選の最中からいろいろ米価の問題について発言をなさいました。そのことが、昨日米審を招集なさって開かれない、また、当委員会も大臣出席ということで待っておりましたけれども開かれないということで、その政治折衝なり、党側と政府側との話し合いの中に大臣の果たされた役割りは大きいと思いますけれども、混乱した責任というものは、大臣、お感じになっていらっしゃると思うわけでございます。一・七五というその値上げ幅、こういう折衝の中において大変苦慮なさっただろうと思うのですけれども、米審の後に大体恒例的には政治折衝……

第100回国会 農林水産委員会 第1号(1983/10/04、36期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 鶏卵のやみ増羽問題にしぼりまして質問をいたしたいと思います。  現在の養鶏農家は二年続きの低卵価に泣いておりますけれども、この経営状態は全く危機的な状態だろうというふうに思うわけでありまして、いまアメリカ等で農作物等の、いわゆる飼料作物等の不作が伝えられておりますが、今後飼料作物というものは大幅な値上げをするんじゃないかというふうな危惧の念も抱かれておる折に、もしもこのまま低卵価で推移してまいりますと、ほとんどのまじめな養鶏農家は全面的に崩壊するんじゃないかという危険さえ生んでいるわけであります。  そこで、私はすでに何回も繰り返して養鶏問題を取り上げておりますけれども、五十三年六……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 農林水産委員会 第2号(1984/03/01、37期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 私は、農林水産大臣の所信表明に対する質疑を行いますが、全般的に質問をさせていただきまして、各分野にわたっては同僚の議員から専門的に質問を申し上げたいと思うわけでございます。  まず最初に、農林水産大臣の基本姿勢について伺いたいのでございますが、山村大臣は、選挙区は異なりますけれども、同じ千葉県の選出でございまして、先輩議員として常に尊敬をいたしたものでございますが、今回大臣の就任に際しまして御同慶の至りでございます。おめでとうございます。  大臣は、長く議運関係で活躍をされておりまして、遠くは、まだ私は国会に議席をいただいておりませんでしたけれども、あの「よど」号のハイジャック事件……

第101回国会 農林水産委員会 第6号(1984/04/10、37期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 参考人の先生方、大変お忙しいところ、この委員会に貴重な御意見等をいただきまして、厚く感謝を申し上げる次第でございます。  時間の関係で全部の参考人の先生の御意見を伺えないのが残念でございますが、まず最初に、森参考人、小関参考人、村尾参考人の三人の先生に、今森林が抱えております問題でございますけれども、いわゆる公益的な機能についての恩恵をどのように負担するかという、恩恵を受けている者に森林造林に必要な経費等の負担をさせてはどうかという声があるわけでございますが、この論理からいたしますと、まず保安林にこの制度を真っ先に導入しなければならないのじゃないかというふうに考えるわけでございます……

第101回国会 農林水産委員会 第7号(1984/04/11、37期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 保安林整備臨時措置法の一部を改正する法律案、国有林野法の一部を改正する法律案及び国有林野事業改善特別措置法の一部を改正する法律案について、私は、主に保安林整備臨時措置法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  本法案には、保安林の機能強化を図るという見地から、保安林に対して造林、保育、伐採等も行われるようにするとした積極的な側面が盛り込まれております。このことについては、規制措置一辺倒の従来までの考え方から一歩前進しているというふうに一応は評価するものでございますけれども、元来森林は健全な経営が施されてこそ公益的機能が果たせると思うわけであります。……

第101回国会 農林水産委員会 第9号(1984/04/18、37期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党・革新共同を代表して、国有林野法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     国有林野法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たっては、分収育林制度の円滑な発展に資するよう左記事項の実現に努めるべきである。      記  一 国有林野における分収育林制度の実施に当たっては、地元関係市町村と協調し、地元関係者の定住条件の整備、推進のための環境づくりに寄与するよう努めること。  二 森林……

第101回国会 農林水産委員会 第11号(1984/04/24、37期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 三人の参考人の先生方、大変お忙しいところ私どもの委員会で貴重な御意見をいただきまして、大変感謝申し上げる次第でございます。ありがとうございました。  時間の制約もございますので、なるべく簡潔にお答えいただきたいと思いますが、昭和二十七年でございますか、耕土培養法ができまして、その後三十四年以来地力保全基本調査ということで各地方の調査をいたしておりましたし、また五十年代でございますか、土づくり運動中央推進協議会というものもできて、調査をして今日まで来ておるわけでございます。土づくりの必要性というのはあらゆる機会にこの委員会でも取り上げられてきたところでございまして、恐らく政府としても……

第101回国会 農林水産委員会 第12号(1984/04/25、37期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 地力増進法案についてお尋ねをいたします。  最初に、地力増進法案の目的というものについてお尋ねいたしたいのですが、地力増進を図るという以上は、地力低下が前提条件にあるはずであります。したがいまして、地力低下は結果でありますから、そうなった原因があるはずであります。その原因を明確にして初めてその対策がとられるわけでありますから、これはすべてに通ずる根本原則でありまして、この原因結果の法則が科学的と、こう言えるわけであります。しかるに、この法律は、原因は少しも語られないまま、その対策だけを羅列しているのではないかというところに根本的な誤りがあるのではないかというふうに考えるわけです。し……

第101回国会 農林水産委員会 第18号(1984/06/20、37期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 昨日から理事会を開いて、このお米の問題で検討に入ろうとしているわけでありますけれども、重要な問題でありますので、総理の出席をいただいてこのお米の問題に入るということで、自民党の理事の方からその確約をいただいてこの委員会が開かれるという、今までの農林水産委員会にとって、私が国会に議席をいただいて初めてのこういう重要な大事な委員会でございまして、こういうふうになった原因というものをここで明確にしなければいけないのじゃないかというふうに思うわけでございます。  きょうは、時間の関係で私は党を代表して全般的なお尋ねをして、また総理には同僚の武田議員から責任等を含めまして追及をしてまいりたい……

第101回国会 農林水産委員会 第23号(1984/07/10、37期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 五人の参考人の方々、大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。また、当委員会におきまして十分御意見等を反映させて検討させていただきたいと思うわけでございます。  全部にお尋ねできるかどうかわかりませんが、時間の許す限りお願いしたいと思いますけれども、まず岡本参考人にお尋ねをいたします。  現実に農作業に従事されておられる立場から意見の開陳がありましたが、今回の肥料価格安定等臨時措置法案について具体的にどういうふうにしたらよいと考えておられるのか、この点をお伺いしたいわけでございます。  昨今、臭素残留ということで韓国米の輸入に踏み切らざるを得なくなったという現実等から……

第101回国会 農林水産委員会 第26号(1984/07/24、37期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 時間が短いですから答弁は簡潔に、なるべく大臣にやっていただきたいのです。  長年にわたる大規模減反、それに四年続きの不作と生産資材価格等の上昇といった悪条件のもとでのこの生産者米価でございます。ここ六年間虫質的に年一%の据え置きというふうにしてきておりますが、それに加えて本年は、五十三年産米のいわゆる臭素汚染の問題等が発生をいたしておりますし、十七年ぶりのいわゆる外米輸入という異常事態下の生産者米価決定時期を迎えるに至ったわけであります。十九、二十日の前広米審では異例の価格論議まで立ち至ったということで、その議論が展開されたことは今までなかったわけでございます。その中で本年の米価に……

第101回国会 農林水産委員会 第27号(1984/08/02、37期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 私は、地元の問題で少しばかり時間をちょうだいしてお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、サバのたもすくい漁業について、時期はもう終わりましたけれども、ことし大変な不漁でございましたものですから、さかのぼってお尋ねをいたしておきたいと思うわけでございます。  不漁の原因でございますけれども、長官も新しくおなりになって、経済局長でアメリカ等まで広い範囲で御活躍をなさって、大変広い範囲から地域の狭い範囲の話を伺っては当を得ませんけれども、どうか造詣の深いところで明快な答弁をひとつお願いしたいと思うわけでございます。  太平洋のサバ漁業というものは、五十三年、五十四年をピークにいたしまし……

第102回国会 外務委員会 第1号(1984/12/12、37期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 時間の関係でなるべく簡潔にお答えをいただきたいと思いますが、あと残った分というと大変失礼でございますけれども、国際問題等の時間の設定が、我が党の場合にごく少なくなっておりますものですから、きちんと委員部の方でその計算を間違わないようにお願いをしたいと思っております。  日ソ地元の沖合漁業協定についてお尋ねをいたしたいのですが、一九七七年に締結をされました日ソ、ソ日の漁業暫定協定は、両国が二百海里漁業水域を設定し、困難の中で締結されたわけでございまして、その際に最も意を払われたのは、いわゆる北方四島とその周辺海域について、我が国の立場をいささかも損なうことのないようにすることであった……

第102回国会 外務委員会 第11号(1985/05/13、37期、公明党・国民会議)

○吉浦委員 外務大臣にお尋ねをいたします。  昨年の五月に、ソ連側は国連海洋法条約に基づきますところの法体系の整備ということで、旧日ソ漁業協力協定の再検討を我が国に申し入れてきたわけでありまして、日ソ間でその話し合いが行われていた。ところが、昨年六月の下旬に、ソ連側から同協定の失効を通告してきたということでありますけれども、これは極めて異例なことではないかというふうに考えるわけであります。 このようなソ連の措置は、昭和五十三年以来、同協定に基づいて話し合いを続けていた話し合いの路線を破るものでありまして、日ソ間の漁業協力の実績を無視したソ連側の態度ではないかというふうに考えるわけでありますけれ……


各種会議発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1977/03/14、34期、公明党・国民会議)

○吉浦分科員 東京湾岸道路についてでありますけれども、先ごろ建設大臣は、本年末の成田空港の開港までに完成をさせたいということを述べられました。来年の三月末完成の工事を早めたいとの意向を明らかにされておりますが、問題がたくさんあるようでございます。特に地元住民など環境保全の見地から反対をしておりますし、また野鳥の会なども反対をいたしておるようでございますが、その話し合いのめどはついたのかどうか、私は心配をいたしておるものですが、この点について、まず最初に建設大臣から、お願いしたいと思います。
【次の発言】 今後、これらの問題解決ということが重大な問題でありますけれども、そういうふうに、地元住民な……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1977/03/11、34期、公明党・国民会議)

○吉浦分科員 このたび海部文部大臣が就任をされまして国民の一人として、大変福田内閣における目玉とも言えるし、私ども最も期待を持って大臣の就任を喜んだものの一人でございます。何か前向きの姿勢でやってくださるだろう、文部行政というのは国家百年の大計で、最も大切な未来の国民の養成でございますので、そういう点から、私は海部文部大臣に大きな期待を持っているものの一人でございます。  前向きの御答弁を期待しておりますが、大変長い時間でお疲れだと思いますけれども、三十分の時間でございますので、どうかよろしくお願い申し上げます。  私は、戦後三十年続いてまいりました学校給食の問題についてお尋ねをしたいわけでご……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1978/03/02、34期、公明党・国民会議)

○吉浦分科員 本当に開港して大丈夫か、こういうふうに問われますのは成田空港問題でございまして、福田総理の号令一下、今月の三十日に開港が決定となっているわけでございます。時間の問題となっておりますが、十二年間の長い間空港建設の経過をつぶさに見てまいりましたのは地元民の方々であります。その疑念が晴れないまま開港を迎えようとしておる現状でありまして、きょうは私、空港の騒音問題、特に防音民家の問題等につきまして細かくお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  昨年、第一次、第二次にわたる騒音テストが実施されたわけでございますが、このテストの結果、驚くべきことが次々と判明してまいりまして、秒読みに入っ……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1978/03/01、34期、公明党・国民会議)

○吉浦分科員 最初に厚生省にお尋ねをいたしたいと思います。  二十一世紀の担い手でありますところの児童の心身の健全な育成を目的として設けられました児童手当についてお尋ねをいたします。  一昨々年あたりからでございますか、いわゆる景気の動向とにらみ合わせての存続廃止論が出てまいりました。厚生省で児童手当の見直しということで実態調査がなされたようでございますが、発足をいたしてまして五、六年でございますか、四十七年の一月に十八歳未満の子供三人以上いるときに義務教育終了前の三人目のお子さんから支給というふうになっておりまして、五十年十月からは五千円、所得制限が六人世帯で四百九十七万円に緩和されておりま……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1981/03/02、36期、公明党・国民会議)

○吉浦分科員 私は、五十二年に引き続きまして東京湾横断道路にしぼってお尋ねをしたいと思うわけでございます。  東京湾横断道路の計画は、昭和三十六年、いまから二十年前になりますけれども、構想が浮上してまいりまして、その後オイルショック等で一時凍結状態になったわけでありますが、その後第三セクター等による東京湾横断道路株式会社を設立するというふうなことまで話が進んだわけでございますけれども、五十一年から道路公団に調査室が設けられ、事前の準備が進められているのが現状でございます。  一方、東京、神奈川、千葉、川崎市などの市長によります六都県市会議と申しますか、いわゆる首都圏サミットというものも何回か会……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1981/03/02、36期、公明党・国民会議)

○吉浦分科員 大学の入学金の問題等もいま世間で騒がれておりますが、私は高等学校の入学金問題等にしぼりまして質問を申し上げたいと思います。  都立の高等学校の入試も先週の末に終わったようでございますし、あと一週間ぐらいすると発表になろうと思います。私のところの千葉県もきょうとあすが県立同校の試験ということのようであります。ここで同等学校の入学のときのいわゆる入学金の問題でございますけれども、入学金の問題等について都道府県の方からの通達というものが出ているのでございますが、文部省としてはどのように把握をなさっておられますか、またそれに対する御指導等もなさっておられますかを最初にお尋ねをいたしたいと……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1982/02/27、36期、公明党・国民会議)

○吉浦分科員 私はニホンカモシカの問題に関する点をお願いしたいと思いますが、一ころ撲滅の危機に瀕していると言われておりましたニホンカモシカでありますけれども、昭和三十年に文化財保護法に基づきまして特別天然記念物に指定をされ、保護措置が強化されて以来、その数は年々増加の一途をたどっておりまして、昭和五十年から五十三年にわたる環境庁の調査結果によりますと、全国三十都道府県で約七万五千頭のカモシカの生息が推定されている、こういうふうに言われております。一説には上限十二万頭とも言われておりまして、その実態のほどはよくわかりませんけれども、そのためにかどうか、カモシカがふえ過ぎまして山村の集落付近まで出……

第96回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1982/02/27、36期、公明党・国民会議)

○吉浦分科員 私は、八〇年代は東京湾時代、こういうふうに言われておりまして、また、関係する都道府県の知事さんによる東京湾サミット等も開かれておるわけでありますが、この房総半島、袋小路と言われておる房総半島にだんだん日の目が当たってまいりまして、大変喜んでいるわけでございます。  そこで、私は、まず最初に、東関東自動車道の千葉県木更津線の昇格の問題について、お願いなりお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  五十七年、ことしの一月二十日に審議会決定を見まして、千葉木更津線の千葉市―木更津間の新設に関する整備計画についてという、いわゆる実施の段階にこぎつけていただいた点を、私は地元の一人として……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1982/02/27、36期、公明党・国民会議)

○吉浦分科員 私は、川崎病に関する一点だけにしぼってお尋ねをいたしたいと思います。  今月の三日のA新聞に「川崎病に五歳の命短く」という見出しの記事が出てびっくりしたわけでございまして、川崎病とは何だろうという点から、私ども公明党はイタイイタイ病以来一貫して難病対策を取り上げてまいった政党でもございますし、この新聞記事を読みまして私は大変胸を痛めたわけでございます。果たして川崎病というのはどんな病気なのかという点で、国民の皆さん、また乳幼児をお持ちのお母さん方、御父兄の方々は大変な関心だろうというふうに思うわけでございます。  川崎病というと何か川崎市の公害病じゃないかという受けとめられ方にな……

第98回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1983/03/04、36期、公明党・国民会議)

○吉浦分科員 中曽根総理のアメリカ訪問以来大変防衛問題がエスカレートしているように思われるわけでございますが、特に日本が再び軍国主義に走るのではないかというふうに隣国のアジア等から不安の目で見られている状態だというふうに思うわけでございます。また国民からも中曽根内閣のタカ派的な姿勢に強い不信や不満が出ている、こういうふうに各種の世論調査等ですでにはっきりしているわけでございまして、こうした中曽根内閣の姿勢は国民の安全保障に対する考え方、いわゆる国民的合意づくりに大きな障害でありはしないか、またこれに水を差すものではないかというふうに思われるわけでありますが、こうした国民世論の動向について防衛庁……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1983/03/05、36期、公明党・国民会議)

○吉浦分科員 空港公団、お見えになっていますね。参考人の方がお見えでありますから、そちらを先にお尋ねしたいと思いますが、まず新東京国際空港、成田空港の二期対策についてお尋ねをいたしたいと思います。  五十三年五月二十日開港でございますので、今年の五月を迎えますとまる五年になるわけでございます。当面の重要課題は燃料パイプラインの問題でございましたが、これも今年末ですか新規輸送ができるということでございますから、大きな飛躍を迎えようとしておる現在、日本の三社を含めて、この空港を使っているのが世界で三十カ国の三十五社となっているわけでございます。日本全体の航空輸送に占める割合は、国際線旅客数で約六〇……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1984/03/12、37期、公明党・国民会議)

○吉浦分科員 私は、教育改革の問題についてお尋ねをいたします。  今、国民の間で教育改革の熱が大変上がっているときでありまして、ちょうどきょう読売新聞の冒頭に世論調査の結果が出ておりまして、大臣も御存じだろうと思いますけれども、現在の学校教育に対して五七%の方々が不満を持っているというものが示されておりますし、また、教育改革には六六%の方々が最大の関心を持っているという結果が出ているわけでございます。現在の学校教育への満足度ですけれども、「満足している」という人が四・八%、「どちらかといえば満足している」が二二・九%で、合わせて三割弱でございます。「どちらかといえば不満だ」四一・一%、「不満だ……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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