このページでは井上喜一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。井上喜一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○井上委員長 上田晃弘君。
【次の発言】 次に、古堅実吉君。
【次の発言】 それでは、牧野聖修君。
【次の発言】 以上で本連合審査会は終了いたしました。
これにて散会いたします。
午後零時二十二分散会
○井上小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、国立国会図書館組織規程の一部改正の件、国立国会図書館図書複写規程の一部改正の件について御協議をお願いしたいと存じます。
順次、緒方図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、国立国会図書館組織規程の一部改正の件、国立国会図書館図書複写規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案をそれぞれ小委員会の案と決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本日の議院運営委員会において……
○井上(喜)小委員 これは、参議院でどの程度議論が進んでいるのかよくわかりませんけれども、同じように議論が進んでいるなら一緒にやればいいと思うし、これからというのであれば、今逢沢さんが話をされたようなことでよろしいんじゃないかと思うのですね。 あと、私、基本的にこういうことでいいと思うので、ただ、やはり施行期日は、公布の日から施行するということで、事務局長、事務局を置くんですから、そこにスタッフを置いて、それから必要な調査とかしていく必要があると思うのですね。実際の発足は来年からでいいと思うのですが、法律そのものの施行は公布の日からにすべきじゃないか。あとは、こんなところかなと私は思うのです……
○井上(喜)小委員 前回申し上げたとおりでありまして、原則として、この原案でいいと思うのです。 前回も、法律は公布の日から施行して、その実施といいますか実際の活動は、次の常会の召集の日ということはどうか、こんな意見を申し上げたのでありますが、事務局の方は、ちょっとそこは問題があるのではないかというような意見もありました。そういうことで、皆さんが了解されればそうしていただきたいし、いや、もうこの案のままでいいということであれば、あえて主張はしません。 今、民主党からお話がありました、参議院にも設けるということは、別々に調査会を開いてやる、そういうことなんですね。調査会をそれぞれつくるけれども……
○井上(喜)小委員 参議院のことは、やはり参議院がよく検討して結論を出せばいいことだと思いますので、衆議院としましては、衆議院に憲法調査会を置くということでいいと思います。 二番目、これは調査会の権能のところで規定することになっていますね、国会法の改正で。これは調査というぐあいにきちっと限定しているのですから、提出権がないというのは法律の解釈上当然でありまして、法律でそんなことを書くということはおかしい。したがって、議案の提出権がないなんというようなことも明文化は必要ないと思います。 三番目は会長ですが、これは常任委員会とか特別委員会とか、そういう類似の、類似といいますか、今ありますから、……
○井上(喜)小委員 はい、結構です。
【次の発言】 赤松さんの言う少数会派というのは、何名を言っているのですか。
【次の発言】 それはわかる。だから、何名ですかと。やはり一人のところというのは難しいでしょう。だから、何名からと言うかですね。
【次の発言】 今五十人委員会で、一番理事の少ない委員会、一番理事の多い委員会というのはどうなっていますか。五十人委員会で、幅はどれぐらいになっていますか。
【次の発言】 私は全然違うと思うのです。任命は内閣がやることでありますから、出席できるかどうかというのは別だと思うのです。
やはり国会としては、出席を認めるということでしょうから、そこは絶対ないといか……
○井上(喜)小委員 私の方は、結論から言いますと、この法律案、「出席させることができる。」ということでありますから、これはこれでよろしいのでありますけれども、ちょっと事の経緯だけは、はっきりとさせておく必要があると思うのですね。 私は、前回のこの小委員会で、四党の合意になります要綱案なるものが審議されまして、それがこのたびの法律案をつくる基礎になる、こういう意味であそこで議論があったと思うのですね。 その場で申し上げましたけれども、我々が承知しております限り、四党関係者の議論は、特に政府特別補佐人ですか、あのくだりの条文につきましては、あのとき、四人を出席させることができるんだということで……
○井上(喜)委員 保守党の井上喜一でございます。きょうは、公述人の皆さん、お忙しいところをお越しいただきまして公述していただきましたことを御礼を申し上げる次第であります。私は、クー公述人と植草公述人にお聞きをいたしたい、こんなふうに思います。 両公述人のマクロ経済についての見方というのはほぼ共通したものがあるんじゃないか、私はそういう印象を受けたのでございます。また、当面の景気対策といたしましても、どうも金融政策では限界があるのではないか、したがいまして、財政政策におきまして、もう少し状況を見ながら弾力的に運用していったらどうなのか、こんな御趣旨だったと思うのであります。 そこで、まずクー……
○井上(喜)委員 私は、保守党の井上喜一でございます。 公述人の皆さん方、きょうは御苦労さまでございます。また、あわせて御礼を申し上げる次第であります。 私は、四人の公述人の方にそれぞれお聞きをいたしたい、御意見を伺いたいと思うのです。 今の一番大きな問題は何か。予算を編成するにいたしましても、その他にいたしましても、やはり景気の回復というのが最大の政治の課題だと思うのです。これは短期的にはもちろんでありますし、中長期的に見ましても一番大事な問題だと思うのです。雇用につながるとかあるいは消費に影響するとか、あるいは企業利益、ひいては設備投資に影響してくるということですから、私は、景気の回……
○井上(喜)分科員 井上喜一でございます。 分科会ということで、委員会でありますときとは多少リラックスした雰囲気の中で質問させていただくということでありますので、ざっくばらんな御質問をさせていただいて、また率直な外務大臣のお考えをお伺いしたいと思うのです。 日米関係につきましては、日本外交の基軸でありまして、これは安全保障の面から見ましても、あるいは経済の面からも政治の面からも、大変重要な二国関係だ、そういうぐあいに思うのであります。しかし、私は、こういった二国関係を健全に保っていくためには、やはり言うべきことはきちっと言うということが必要だと思うのです。別にこれは敵対するということではな……
○井上(喜)分科員 保守党の井上喜一でございます。 きょうは分科会でありますので、今、経済産業大臣というんですか、平沼大臣の率直な御意見をお伺いいたしたい、こういうことで質問に立たせていただきました。 きょう取り上げますのは、私の地元と非常に関係がありますと同時に、またこれは全国的な問題でもあろうかと思います。昨年の臨時国会で私、予算委員会だったと思うのでありますけれども、繊維の輸入が急増いたしまして、輸入浸透率というようでありますが、輸入浸透率が高まりまして繊維の産地が大変苦況に陥っているということでございます。大臣は繊維会社にお勤めになったということをお聞きいたしておりまして、よく御存……
○井上(喜)委員 保守党の井上喜一でございます。 公述人の皆さん、きょうは本当にありがとうございます。 私、何人かの方に順次御質問したいと思うんでありますが、ざっと質問事項につきまして申し上げたいと思います。 まず、山内公述人につきましては、憲法九条の改正反対であるという御趣旨はよくわかりましたが、その他の事項、例えば、今までお話に出ました環境権の問題でありますとか、あるいは地方自治の条文、非常に簡単過ぎる条文になっておるんですが、この関係とか、あるいは危機管理、地震等についての初動対応の根拠規定等々、議論されているところはたくさんあるんでありますけれども、九条以外の条項の改正にも反対で……
○井上(喜)委員 いろいろな意見が今開陳されたところでありますし、会議録におきましてそれぞれのところが記録されておりますので、それらの点については繰り返す必要はないと思います。私は、どちらかといいますと、議事運営につきまして、私の感じたことを申し上げたいと思います。 まず、地方公聴会、この札幌の地方公聴会なんかを見ておりますと、あそこに出てこられました意見陳述人というのは、広い意味で北海道の人たちの意見を代表しているのかということについて、大いに私は疑念を持つ者でございます。地方で公聴会を開きます以上、その地方の特色が出るということは当然だと思います。それには、地方の平均的な意見といいますか……
○井上(喜)小委員 私は、保守党の井上喜一でございます。 この基本的人権の関係につきましては、人権を伸長していく、より広げていくというような積極面からとらえる見方と同時に、権利に内在する制約といいますか、あるいは公共の福祉というような観点からの制約もあると思うんですが、私は、きょうの質問は、後者の方の視点からさせていただきたいと思うんです。 我々が生きております社会は、個人の自由とか権利、これも大切でありますけれども、同時にまた、共同体との調整をしないといけないものもあると思うんです。 そこで、憲法にいろいろな権利が規定されておりますけれども、代表するものとして基本的人権がありますけれど……
○井上(喜)小委員 保守党の井上喜一でございます。きょうは、参考人、御苦労さまでございます。
二、三質問をいたしたいんですが、まず、先生は、人権、ヒューマンライツというのを古典的に考える、古典派に属するんだという話でやりましたが、その説をとられる背景を知りたいんです。それは先生の人生観あるいは人生哲学というようなものなのか、あるいは学問的な正統性で言われるのか、少しその背景をお聞かせいただきたいんです。
【次の発言】 次に、国家権力とマスコミとの関係であります。
国家権力というのは、マスコミについては大変ナーバスなんですね。非常に慎重だと言っても私はいいと思うのであります。これは通信傍受法……
○井上(喜)小委員 保守党の井上喜一でございます。きょうは、参考人、本当に御苦労さんでございます。 十分という限られた時間でありますので、私は、まずお聞きをしたいことを三点言いますので、時間の範囲内で所見をいただきたいと思うんです。 私は、お話を伺っておりまして、イギリスなんかが代表例でありますけれども、共同体の中で生まれてきたルール、ここまでは絶対できる、主張できる、あるいはここは少し受忍せぬといかぬとかそういうようなこと、あるいは、このペーパーでは、歴史だとか伝統、文化からくる制約とありますけれども、そういうもろもろの中から生まれてきた基本的なルール、これが憲法であり、基本法だと思うの……
○井上(喜)小委員 保守党の井上喜一でございます。 草野参考人、きょうは本当に御苦労さまでございます。 私は、二つ大きな問題ですが、一つは、公務員の労働三法の適用問題といいますか、三権の問題です。まず、公務員の場合には、団結権があるということははっきりしておりますし、労働条件についての交渉権も実質的にあるというふうに私は理解するのでありまして、ないのは争議権ですね。今、労働条件の中でも一番基本をなすのは私は賃金だと思うのでありますが、この賃金につきましては、人事院という制度がありまして、これが勧告をする、こういうことになっているわけですね。 確かに、おっしゃいますように、今ILOに提訴を……
○井上(喜)小委員 寺島参考人、本当に御苦労さまでございます。保守党の井上喜一でございます。 日本がなかなか意見を言わない、あるいは独自の意見を言わないということ、私もつくづくそういう感じがいたすわけであります。確かに、アジア太平洋地域を考えますと、日本はアメリカと、あるいは中国、やはり日米中というのはこの地域の平和や安全やあるいは経済で大変深いかかわりを持ち、この三国関係がうまくいかないとこの地域はよくならないと私は思うんですよ。にもかかわらず、なかなか意見を日本ははっきり言わないような感じを私も持つわけであります。 これは、日本が現在の、ある意味での平和な社会、あるいはかなり高い生活水……
○井上(喜)小委員 保守党の井上喜一でございます。 田久保参考人、本当に御苦労さまでございます。本来でありますと、参考人に対しましては憲法との関連を質問するというのが本質だと思うんでありますけれども、いろいろな資料を拝見させていただきますと、憲法、特に安全保障面につきまして私どもと全く見解は同じでありますので、特に質問をすることはないと思っております。 そこでお伺いをいたしたいのは、台湾問題なんですね。 日本にとりまして、アメリカ、中国というのは、政治的にも経済的にも安全保障面で大変大事な国でありまして、この関係はきちんとしてやらないといけないと思うんでありますが、アメリカの台湾政策とい……
○井上(喜)小委員 保守党の井上喜一でございます。きょうは、中村参考人、本当にありがとうございます。
EUの委員会、指令でありますとか、規則を制定いたしますが、これは、事項によりまして、多数決だとか、もちろん各国は投票権は違いますけれども、累積の多数決とか、あるいは全員一致だとかあるいは三分の二以上、こういうのがあるんじゃないかと思うのでありますが、大まかにどういうものがそれぞれ多数決、あるいは三分の二以上だとか、あるいは全員一致だとかなっているのか、まずお聞かせいただきたいのです。
【次の発言】 金子委員の質問と若干重なると思うのでありますけれども、ECも加入するし、その構成国も加入してい……
○井上(喜)小委員 保守党の井上喜一でございます。 内閣の首班を選ぶやり方として、首班の公選制もありますし、日本のような議院内閣制もあるわけでありますけれども、私も、日本の場合には、議院内閣制の方が首班を選ぶ場合にはよろしいのじゃないかという感じを持っておりますし、また、先生が言われますように、その議院内閣制の運用も、国民内閣制のモデルですか、それを志向したような運用がいいのじゃないかというお考えでありますが、これまた、恐らく、今の日本の国民の多くの人が賛成する意見じゃないかと私は思うんです。 ただ、日本の場合、今、選挙制度も小選挙区比例代表制になっておりまして、確かに小選挙区制というのは……
○井上(喜)小委員 私は、保守党の井上喜一でございます。 きょうは、広範な点にわたりまして、参考になります意見をたくさんお聞かせいただいたのであります。 内閣の制度で大統領制とか議院内閣制とありますけれども、私は、大統領制にもそれなりの大変いい点もあろうと思うのでありますけれども、なかなか、日本のこの政治の風土というんですか、あるいは日本の国民の政治意識にいま一つのところがあるんじゃないかと思います。 そういう意味では、内閣制度は、もうかれこれ百二十年近くになるわけですね。確かに、明治憲法、今の憲法、全く内閣の意味は違いますが、それにいたしましても、いろいろな経験を積み重ねて今日の内閣制……
○井上(喜)小委員 保守党の井上喜一でございます。参考人、きょうは本当に御苦労さんでございます。 まずお伺いしたいのは、参考人は二院制の賛成論者だということをおっしゃっておりますが、私は必ずしもそうじゃありません。どうも、現実の制度の運用を見ますと、衆議院、参議院、大体同じような議論をしておりまして、結果として審議がおくれるといいますか、法案でありましたら法案の成立がおくれるというようなことになっているんじゃないかと思うんですね。 そこでお伺いしたいんでありますが、確かに二院制のいい点も観念的にはあろうと思うんでありますが、現実の制度の運営の中で、二院制であるがゆえにこの点は大変よかったと……
○井上(喜)小委員 井上喜一でございます。 きょう、参考人、お忙しいところ本当に御苦労さまでございます。簡潔に質問をいたしたいと思うのであります。 法律解釈、これは憲法解釈を含めてでありますけれども、私は、司法が判断する場合、大変重要なものだと思います。今、内閣法制局が、いわゆる有権解釈と称しまして、憲法を初めいろいろな法律につきまして公定の解釈をいたしております。特に解釈が必要でないような法律もありますが、私は、要するに立法と司法は別なんだという考え方をすれば、それは司法が独自に判断していいんだ、そういうことも言えるかと思うんでありますけれども、現実には、法律解釈、大変大事だと思うんです……
○井上(喜)小委員 保守党の井上喜一でございます。 きょうは、参考人、御苦労さんでございます。 憲法は国の基本法でありますから、普遍的な諸規定を含むことはもちろんでありますけれども、同時に、その国独自のもの、あるいはその民族独自のそういったものを含まないといけない。つまり、その国のにおいがするものじゃないといけないということ、それは当然のことだと思います。 天皇制はまさにそういう意味で日本独自の制度だと私は思いますが、現行憲法は、明治憲法と違いまして象徴という言葉を使っている。これは非常に特徴があると思うんですね。これが国会で議論されますときに、やはりこの言葉遣いが問題になったようであり……
○井上(喜)小委員 保守党の井上喜一でございます。 きょうは、参考人、本当にありがとうございます。 時間が限られておりますので、私は、最初に三問質問をさせていただきたいと思いますので、それを申し上げますが、多少極端な意見を申し上げたいと思うんです。それの方が議論がはっきりすると思います。 一つは、地方への財源移譲ということであります。 今、財源を見ますと、東京都は実に相対的には潤沢で、したがって、東京都民の負担は軽い。それから、サービスは非常に行き届いているわけです。保育所を初め、福祉なんかが代表的でありますけれども、非常に手厚いサービスができているということですね。 石原知事なんか……
○井上(喜)小委員 北川知事、きょうは本当にありがとうございます。保守党の井上喜一でございます。 北川知事は本音で物を言われる知事さんだというふうに考えておりますので、いささか意地悪な質問もさせていただきたいと思います。本音でもってお答えをいただきたいんです。 改革をやろうという場合に、関係者の意識改革というのは絶対必要でありますけれども、とりわけ県におきましては、県庁の職員の意識改革というのは非常に重要だと思うんですね。 しかし、私の経験から申しますと、県の職員というのは非常に変わり身が早いわけです。知事さんがかわると、ぱっと変わるわけですよ、物の見事に変わる。どうしてこんなに変わるこ……
○井上(喜)委員 各公述人の皆さん、本当に御苦労さんでございます。 私は、四人の公述人の方に簡単な御質問をいたしたいと思うんです。 まず、富田公述人、日本の経済再生のために構造改革が中心になるべきである、こういうことでありますが、構造改革といいましてもピンからキリまでありまして、一体どういうことを主として言っておられるか、その内容を明らかにしていただきたいと思います。 それから、もう一点は、最近、平成十四年度予算が成立しますと、あと補正を続いてやれというような意見もあるわけですね。つまり追加的な財政支出をしろということだと思うのでありますが、これについてどういうお考えなのか、お聞かせいた……
○井上(喜)委員 保守党の井上喜一でございます。 四人の公述人の方々、本当にきょうは御苦労さまでございます。 私は、まず竹内公述人にお聞きをいたしたいと思います。 先生、短期といいますか中期的な経済財政運営についての基本的な考え方、あるいは本年度予算案につきましての、ある程度評価できる面あるいは問題として残っている面、今指摘をいただいたのでありますけれども、大体私どももそんなような感じを持っているわけでございます。 ただ、予算といいますのは、なかなか想定したとおりに経済状況が動かないものですから、時には変更するというようなことがあるのであります。 今言われておりますのはデフレ対策です……
○井上(喜)分科員 私はきょう、厚生労働省あるいは関係各省に対しまして、食の安全という視点から質問をいたしたいと思います。 狂牛病が発覚をいたしまして、とかくの議論を生んでいるのでありますけれども、しかし、これがこれだけ大きな問題になるといいますのも、特徴はありますが、私、背景といたしまして、消費者の食に対する物の考え方が変わってきていると思うんです。かつては、必要な量を確保するとかあるいは必要な栄養のものを摂取するとか、そういうところに視点があったと思うんでありますが、最近は、安全な食を求める、あるいは品質のよりいいものを求める、こういうようなことに変わってきていると思いますし、生産者側も……
○井上(喜)分科員 保守党の井上喜一でございます。 京都の議定書につきましては、今国会に条約なりあるいは関係法律が提案されるという状況になりまして、そういう意味では、そういうのに合わせました質問をするのが私はよろしいんじゃないかと思っていたんですが、たまたま環境大臣が大木大臣にかわられまして、ちょうど京都議定書を署名されたときの大臣でありますので、この際、幾つか明らかにしておくことが将来の議論のためにもよろしいんじゃないか。そういう意味で、この京都議定書の署名の段階までさかのぼりまして、幾つか質問をさせていただきたいと思うんです。 私は、この京都議定書で規定されておりますこと、環境庁の当時……
○井上(喜)委員 保守党の井上喜一でございます。 憲法調査会が設置をされまして約二年半、いろいろな議論がされてまいりまして、私個人としては、この憲法についての議論が相当深まってきたというふうに思います。あと二年半ぐらいありますけれども、この二年半は、これまでの議論を土台にいたしまして、さらに意見を集約するような方向で議論をしていくべきだ、そんなふうに考えます。したがいまして、これまでの議論を中間報告としてまとめていくのは当然のことでありますし、その中身につきましてもおおむね公正に編集されている、こういうように考えまして、私は、この衆議院憲法調査会中間報告書案に賛成でございます。 これからの……
○井上(喜)委員 保守党の井上喜一でございます。 私は、これからの憲法調査会の調査の進め方といいますか、調査の中で重点を置いてきちっと整理をしていくべき事項について意見を述べたいと思います。もう本調査会も三年を経過しようといたしておりまして、具体的にこれはまとめの段階に入るべきだと思います。そういうことを前提に申し上げたいと思うのであります。 まず、基本的人権の保障に関することでありますけれども、現行憲法の基本的人権につきましては、特に今問題にすることはないと思うのでありますが、最近、環境権とかプライバシー権というようなものも出てきておりますので、そういうものを新しく加えるということも必要……
○井上(喜)小委員 苅谷先生、本当に御苦労さまでございます。 私は、ちょっと違った質問をするかもわかりませんけれども、お許しいただきたいと思うんです。 憲法第二十六条には、すべての国民は、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利がある、こう書かれているわけですね。これは、国の立場からいえば、教育を受けさせる義務があるということですね。今、現実には、義務教育を六年、三年、あと高等学校、大学ですね。これは、国公立もあれば私立も全課程を通して認めている、こういうことだと思うんですが、そのときに、私、法律解釈を言うんじゃありませんが、教育の立場から、今義務教育というのは絶対に必要なことなのかどう……
○井上(喜)小委員 保守党の井上喜一でございます。 きょうは、岩間参考人、本当に御苦労さまでございます。 まず、憲法九条のことから聞いていきたいと思うんです。 我が国の憲法といいますのは、危機管理についての規定が実質的にない憲法でありまして、国際社会の通念といいますか、常識というものから著しく逸脱した憲法だ、こんなふうに私は思っているんですね。その象徴的なものが憲法九条でありますが、これまでの参考人の御発言から、問題があるというお考えだというふうに承ったわけであります。 自衛権があるのは国家として当然だと思うのでありますけれども、それすらはっきり書いていない。それから、集団的自衛権は今……
○井上(喜)小委員 参考人がいろいろな地方自治につきましての経験をされた方と伺っておるんですけれども、私は、地方行政という中で、明治以降今日に至るまで、県の役割といいますか、これ抜きにしては地方行政というのは語れないと思うんですね。 今、国があり、県があり、市町村がある、原則はこれですね。あと、若干の特例はあります。そうなっておりますが、私は、自治体の本当に自治能力を高めていく、そのためには、都道府県制を廃止する必要があるんじゃないか。つまり、自治体が国と向かい合うことによって、初めて本当の自治ができるんじゃないかと思うんです。 といいますのは、今、都道府県が持っております権限とか予算、こ……
○井上(喜)委員 保守新党の井上喜一でございます。 最近の国際情勢あるいは国際協力との関連において、日本国憲法のどういうところが問題なのかというようなことについて、意見を述べてみたいと思います。 中東のイラクの問題でありますとか、あるいは北朝鮮の問題が現実の問題として要請されてまいりまして、今さらながら、我が国の憲法制定当時の状況と今日の状況、この彼我の差というのは非常に大きいということを痛感するものでございます。 私は、憲法制定当時、あるいは憲法そのものに、当時の占領軍の占領政策が色濃く反映した部分がありますけれども、憲法九条あるいは前文なんかはその典型的なものだというふうに考えます。……
○井上(喜)委員 まず、天皇制でありますが、現行憲法の天皇についての規定というのは明治憲法と全く違うわけですね。明治憲法の場合は天皇が元首である、これはもう明らかになっておりますけれども、現行憲法の第一条というのは違う。しかも、この規定というのは大変よくできていると思うのでありまして、歴史的な天皇制、あるいは国民が天皇に持っております感情といいますか考えというようなものを集約して書いているような感じが私はいたします。恐らく、外国の受けとめ方も、この一条に書いてありますようなことで天皇というものを理解していると思うんですね。 現行憲法では元首の規定がないわけでありまして、そういったことから、元……
○井上(喜)委員 今、イラク問題、北朝鮮問題がありまして、我が国の安全保障をどう考えていくのか、現行憲法あるいは日本が加入しております条約、これについてどのように考え、どのような運用をしていくのか、こんなことじゃないかと私は思いました。憲法をどうつくっていくかというのはそれとして、別に問題がありますけれども、現行の憲法、条約を前提とすれば、このイラク問題、北朝鮮問題を前提にいたしまして、どのように日本が安全保障問題を考えていくべきか、こんな問題じゃないか、そういう問題意識を持ちまして、これから述べてみたいと思います。 日本国憲法の安全保障の規定というのは、ちょうど日本が占領下のときでありまし……
○井上(喜)委員 私は、まず、憲法裁判所のことから申し上げたいのであります。 原則的に今の憲法の司法の制度は、私は、これでいいんじゃないかと思うのでありますけれども、ただ問題は、一つは統治行為について、これが憲法解釈と関連してくるような場合は、私は憲法裁判所で判断すべきじゃないかと。私が憲法裁判所と言いますのは、国会において、そういう高度に政治的な問題については国会の中の憲法裁判所が判断するのが適当だ、こんなふうに思います。 それからあとは、違憲立法審査権でありますけれども、これも、全面的に最高裁判所が立法措置が憲法に適しているかどうかを判定するというのは、やはり問題があるんじゃないかと思……
○井上(喜)委員 保守新党の井上喜一でございます。 きょうは、特に今問題となります会計検査院、会計検査等を中心にした行財政の検査あるいは評価、監査に関連をして意見を述べたいと思います。 まず第一に、憲法第九十条は、決算について国会の関与を規定しております。すなわち、1.「国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、内閣は、次の年度に、その検査報告とともに、これを国会に提出しなければならない。」2.「会計検査院の組織及び権限は、法律でこれを定める。」と規定をしております。 会計検査院は、内閣に対し独立の地位を持つとともに、国会の機関でもありません。そういったことから、独立性が……
○井上(喜)委員 保守新党の井上喜一でございます。 私は、憲法とはどういうものかということについて申し上げたいと思うのでありますけれども、国内的、対内的には、基本的人権というのがどういうものなのかということを明らかにする、そしてそれを守っていく、担保していく統治機構等について明らかにするということ、それから対外的には、国際的な平和や安全にどの程度、どのようにかかわっていくのかということを明らかにすること、この二つの対内的、対外的な事項につきまして実体的な規範を規定する、それが憲法だ、こんなふうに考えるわけであります。こういう視点から、今国会の憲法論議全体を振り返ってみまして、私の感じを申し上……
○井上(喜)小委員 私は、保守新党の井上喜一でございますが、森本参考人に三点ばかりお伺いをいたします。 第一は、森本参考人のこのメモの一番にあることで、有事・非常事態・緊急事態の場合におけるしかじかの対応等々原則的事項を憲法で書く、こういうことが書いてあるのです。 私は、全体を仮に危機管理という言葉であらわすとしますと、すべての状態ですね、非常事態とか緊急事態とか有事、この緊急事態について、憲法で明らかにしないといけないと思いますのは、一つは国家権力の行使についてであります。 いろいろな事態が起これば、国は当然それに対して対応する義務があると思うのでありますが、その対応の場合に、国家権力……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。 きょう参考人のお話を聞いておりまして、やはり部外から見ましてもそうかな、そう感じておられるのかなというようなことを感じました。調査そのものが目的になっているみたいな話ですが、これは今の役所なんか見ましても多分にそういうところがありまして、例えば法律をつくるというような場合も、ろくな法律事項もないのに法律をつくる、つまり法律をつくること自身が目的化しているんですよね。だから、そういうような分野が出てきているということで、これはやはり小川参考人のようなお立場から見られてもそうなっているというのは、本当に注意をしてやっていかないといけないなと思……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。 参考人の皆さん、きょうは本当に御苦労さんでございます。私は佐藤参考人にお伺いしたいんです。国連につきましての質問であります。 国連発足以来、半世紀強たちまして、国連とは大体こういうものだ、こういうことができるとかできないとか、そういったことがはっきりしてきていると思うんですよね。私は、国連に対して幻想も持たないし、また、現実に機能しているそれ以下に見る必要もない、こんなふうに思っているわけですね。これまでの経過を見ますと、割かし、人道援助という面につきましてはかなりの成果を上げてきている組織じゃないか、こんなふうに思います。 現在の安……
○井上(喜)小委員 私は、きょう、近藤、藤井両委員のお話を聞いておりまして、賛成するところも大変多かったのでありますが、この時間は、全部が全部、うまくまとまらないのでありますけれども、一応の私が今考えていることを申し上げたいと思います。 日本国憲法というのは、御承知のとおり、昭和二十二年の五月に制定されたものでありまして、戦争に負けて、それから講和条約ができますまでの間に、講和条約の成立は昭和二十七年だと思うんですが、その議論は二十六年に大変行われたのでありますが、そのちょうど中間か、やや戦争直後の方に近い時期に制定されたものでありまして、当然のことながら、占領軍の意向というのが非常に強く反……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。 鳥居参考人、岡村参考人、きょうは本当に御苦労さまでございます。 教育の大切さというのは、これはだれしも言うことでありますし、また、だれしもこれに関与をする、本人あるいは子供が関与するということで、皆一家言を持っている分野だと思うのであります。しかし私は、この現状を見ますと、やはり法律、憲法を含めた制度の見直しは、朝令暮改は余りよくないと思うんでありますが、節目節目にきちっと行っていかなくてはいけない、そういうものだというふうに思います。これは勇気を持ってやらないといけないと思うんであります。 制度の問題、そしてその制度の中身を実施して……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。 きょうは、参考人、御苦労さまでございます。まず、菅野参考人にお伺いしたいんであります。 私は、憲法上の権利であろうと何の権利であろうと、やはり歴史的な背景がありましてそういった権利というものが固まってきている、こう思うんであります。とりわけ労働基本権あるいは労働関係の権利につきましては、やはり労使関係の積み上げというのがその権利の中身になっていると思うんですね。抽象的にこういう権利があるからこういう権利を認めろというんではなしに、労使が現場で交渉を通して積み上げてきた、それが今の労働基本権なりその他の権利に結実しているんじゃないかと思う……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。きょうは参考人、御苦労さまでございます。
この知る権利、それからプライバシーの権利、どうも判例の積み重ねでありますとか、あるいは法律ないし条例なんかの積み重ねでできてきた権利のようにも思うのでありますけれども、今学界で通説、通説でよろしいのでありますけれども、知る権利とかプライバシーの権利をもう少し法律的にきちっとこれは説明してほしいんですよね。今参考人のお話を聞きまして、よくわからないんですね、中身が。ちょっとそこをまず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 どうも今の御説明をお聞きしますと、知る権利及びプライバシーの権利というのは……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。 きょうは、両参考人、本当に御苦労さんでございます。 まず、中村参考人からお聞かせいただきたいんですが、私は、憲法二十五条というのは、これはプログラム規定、それから努力義務規定、国にとってはそういうものだというふうに思います。したがいまして、具体的な国民の権利というのは個別法で中身は確定する、それによって請求権なりあるいは支配権が発生してくるんじゃないか、こんなふうに思うんですね。 最高裁の判決なんかも出ておりますが、どうも、これ自身を根拠にして、これを実体規定あるいは強行規定として裁判をすることは難しいんじゃないかと私は思うんですよね……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。 きょうは、園部参考人、本当にありがとうございました。 よく、天皇は元首であるかないかというようなことが議論されまして、きょうもそんな質問が出たのでありますが、私は、元首的権限を行使しているのは総理大臣じゃないかと思うんですね。天皇というのはその上にありまして、この憲法で定められた権能を行う、あるいはそれ以外に、天皇の地位としてふさわしい行為ですね、これは、まさに日本の象徴としていろいろなことを天皇が行う、こんな存在じゃないかと私は思っているのであります。参考人の意見に割かし近いのかなという感じもするんだけれども、あるいは若干離れているか……
○井上(喜)小委員 憲法は成文法、実定法でありますけれども、それが成立いたしましたときは現実と合っていたと思うのでありますけれども、時の経過とともに現実と離れていく、政治的にもあるいは行政的にも離れていくと思うのであります。離れ方がわずかな場合は解釈なんかで一応補っていけるんだけれども、解釈でカバーできないぐらい遊離をしてきた場合に、一体そこはどういう調整の仕方があるのか。 民事的な問題につきましては、判例なんかの積み上げでこれはある程度やっていけるんではないかと思うんだけれども、公権力の行使というような点になりますとなかなかそういうわけにもいかないので、どういう手段が現実との調整の手段とし……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。 きょうは、参考人、本当に御苦労さんでございます。 これまで、明治憲法と、それから昭和になりまして現行憲法、二つの憲法を我々は経験したんですね。いずれの憲法も、権力の移行という、それを経験しまして、それを背景につくられた憲法だと思うんですね。明治憲法の場合は、本当に熾烈な権力闘争の過程でこういうものが出てきたと思いますし、現行憲法も、その権力というのは占領軍でありましたから、どちらかといえば、占領軍の意向が強く反映した憲法になっていると思うんですね。 そこで、ただ、憲法、これは法律もそうでありますが、成文法でありますから、やはり一たん文……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。 きょうは、参考人、お忙しいところおいでいただきまして、本当にありがとうございます。 私、第二次の大戦が終わりまして、それから日本が講和条約を結ぶまでに大方七年間の期間が経過をいたしまして、この間に非常に大切な法律、憲法を含めまして幾つかできてきたと思うのでありますけれども、そういった基本となる法律を見ますと、制定の過程におきまして占領軍の非常に強い関与が見られるという特徴、それからもう一つは、日本の独自性といいますか、そういうものを当然考えないといけないようなところにも、そういうものが落ちているというようなこと、それから、あるいは最近の……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。きょうは、増田参考人、本当に御苦労さまでございます。 私は、統治機構のあり方ということでありますから、そういったことに関連して御質問をいたしたいと思うんです。まず私の考え方を先に申し上げますので、そういう考え方につきまして御意見を賜りたいと思うんです。 私は、都道府県制というのはもう廃止をして、新しい統治機構をつくる時期に来ていると思うんです。若干の時間はかかりましても、もうその時期に来たと思います。それからもう一つは、私はやはり統治機構の基礎は基礎的自治体にあると思います。そういったことで、町村合併を積極的に進めまして、今よりもっと大き……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。 きょうは、参考人、本当に御苦労さまでございます。 私は、昭和四十年代でありますから、今から三十年余り前に亀田郷を訪れまして、役場にもお伺いしましたし、有名な土地改良区の方にも伺って、話を伺いました。ともかく、田んぼに入れば腰までつかるというような田んぼだったそうでありますけれども、立派に乾田化をして立派な農地ができ上がっておりまして、私自身は、こういうところはずっとやはり農地として残していく、農地が農地として活用されていくようなことがいいんじゃないかなというような、そんな感じを持って帰ってきたわけであります。 今、県とか市町村といいま……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。 両参考人、きょうは本当に御苦労さんでございます。私、ちょっと途中退席しておりましたので、お伺いすることが若干ダブることがあるかと思いますが、そのときには簡単なお答えで結構でございます。よろしくお願いします。 三点お伺いしたいんです。 第一点は、統治行為について司法がどこまで判断できるのかという問題ですね。我々が学生のころは、宮沢先生の理論といいますか、憲法についてのお考えなんかでは、かなり幅広く統治行為ということを考えて、司法が介入していくことは問題があるんじゃないか、こんなことを言っておられたと思うんですよね。ところが最近、日本の社……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。 両参考人、御苦労さんでございます。 まず、窪田参考人からお伺いするんでありますが、国会というところは、いろいろな議論をしまして、だれがどういうような議論をしていいとか悪いとか、そういうことは一切ないわけであります。そういうことで、監査に関連いたしまして、野党の人がいろいろな攻撃をしてくるということは当たり前の話なんですね。特に議院内閣制ですから、与党の政策を実行するということでありますから、当然のこととして、やはり政府に対していろいろなことを言ってくるというのは当たり前の話でありまして、したがいまして、国会あるいは行政なんかに関する制度……
○井上(喜)小委員 保守新党の井上喜一でございます。 きょうは、国会と内閣との関係、国民主権と政治の基本機構のあり方全般についての問題の提起をしろということでございまして、いろいろなまとめ方があると思うのでありますけれども、私は、現行憲法あるいは関連の法律、そしてそれらの運用、こういうことにつきまして、私が日ごろ考えておりますことを取りまとめたということでございまして、いろいろな御意見があろうかと思いますので、また皆さん方の御意見もお伺いしたいと思います。 まず最初に、制度の運用と改正についての検討の視点でありますけれども、日本の今の憲法制定後五十年以上がたっておりますので、この間、憲法が……
○井上(喜)委員 保守新党の井上喜一でございます。 まず、伊藤公述人からお伺いしたいのでありますけれども、今の日本の経済の深刻な現状ですね、こういう現状から、デフレの克服というのが最大の課題だ、こういう御意見でありまして、そのためには政策をパッケージにしてやっていかないといけない、これはそのとおりだと思うのでありますが、その中で、私は二点お伺いしたいのです。 円安誘導策について触れておられましたが、御発言は、適切な方策により円安が誘導できるというような御趣旨だったと思うのでありますが、適切な政策とはどういう政策なのか。結果において円安になればいいんだけれども、しかし何かあれば、その政策とは……
○井上(喜)委員 保守新党の井上喜一でございます。 きょうは、公述人の皆さん方に有益なお話を伺いまして、本当にありがとうございました。順次御質問をさせていただきたいと思います。 まず富田公述人でありますが、公述人のおっしゃいますこと、私もおおむね賛成でございます。 そこで、お伺いしたいのは、一番最後のところ、今後の課題ということで三点挙げてございます。財政構造改革を加速するとか、あるいは財政の持続可能性を回復するとか、国による信用保証を国債に集中し限定する、この三点ですね。これについてもう少し庶民にわかりやすく、具体的にこの三点について御説明いただきたいんです。
○井上(喜)分科員 井上喜一でございますが、私は、まず最初に、イラクの関連のことにつきまして質問をさせていただきたいと思います。 イラク情勢が大変緊迫をいたしておりまして、どういうぐあいに動いていくのか予断を許さないのでありますけれども、しかし、国としては、万一のことに備えて、いろいろな検討をしたり、あるいは準備をする、こういうことは当然必要なことだと思います。 もとより、イラクの武装解除をさせる、大量殺りく兵器をなくさせるということを、平和的な手段で解決していくということをぎりぎりまで努力はしないといけませんけれども、万一の場合に備えて、ただいま申し上げましたようなことは当然考えないとい……
○井上国務大臣 今お話しになりましたように、日本あるいは日本周辺といいますのは、大変大きな地震が起こる地域だと言われておりますし、世界のマグニチュード六以上の地震の二〇%が日本周辺で起こっている、こういう状況のようでございまして、また、これに伴いまして津波も発生するという状況であります。 普通、災害の場合、あるいはもっと広く有事の場合は、何か基本法がありまして、そういう中から対策がずっと体系的に出てくるというのが本来でありますが、地震の場合は、そうはいいましてもなかなか、現実にどういう地震が起こるのか、どういう対応をするのかというのはその時々で違ってまいりますので、今の地震の法律体系といいま……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。