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岡崎トミ子 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

岡崎トミ子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


このページでは岡崎トミ子衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岡崎トミ子衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

39期(1990/02/18〜)

第118回国会 環境委員会 第5号(1990/06/01、39期、日本社会党・護憲共同)

○岡崎(ト)委員 私は日本社会党・護憲共同の岡崎トミ子でございます。宮城一区選出でございます。きょうは初質問ということですので、どうぞよろしくお願いいたします。  スパイク粉じんの舞い上がる冬を二十二年間仙台で過ごしてまいりました。スパイク粉じんが生体に影響があるということを言われてから大変久しいわけなんですけれども、冬の間はふだんから大きな道路、車の往来の激しいところはなるべく通らないようなことを心がけている、そういう町でずっと生きてまいりましたので、粉じんの怖さをよく知っているわけなんです。ですから、今回の選挙は投票が二月十八日でございましたから、あの真冬の粉じんの舞い上がる中を、窓を全開……

第118回国会 環境委員会 第7号(1990/06/19、39期、日本社会党・護憲共同)

○岡崎(ト)委員 岡崎トミ子でございます。きょうは、水田の農薬の空中散布についてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。  長官、この時間になりますと朝からですから大分お疲れになるのではないかと思いますが、目の覚めるようなことには、きょうは、陳情の方ですとか、これまで空中散布についてずっと市民の側で頑張っていらっしゃった方が傍聴していらっしゃいます。誠意ある御答弁をよろしくお願いしたいというふうに思っております。  今、宇都宮真由美議員がお話しになりましたように、ゴルフ場の農薬に関連して、農薬の危険性大変に問題になっておりますけれども、現在本当に身の回りのいろいろなところで農薬が問題になっ……

第118回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1990/06/14、39期、日本社会党・護憲共同)

○岡崎(ト)委員 日本社会党・護憲共同の岡崎トミ子でございます。物価問題等に関する特別委員会での質問は初めてですので、どうぞよろしくお願いいたします。  最も豊かな国になったと言われながら、なぜこのように物価が高いのか、なぜ豊かさを国民は享受できないのか、それは、これまでの自民党政権が消費者のことを真剣に考えてこなかったからではないかというふうに思わざるを得ません。これは今月の六月四日、朝日新聞のアンケートなんですが、「日本は国民総生産、つまりGNPが世界最高の水準といわれています。あなたはふだん、これに見合う豊かさを感じていますか。それとも感じていませんか。」「感じている」というのが二七%、……

第120回国会 環境委員会 第3号(1991/02/22、39期、日本社会党・護憲共同)

○岡崎(ト)委員 日本社会党の岡崎トミ子でございます。  昨年六月十九日に、農薬空中散布によって人体に被害が出ている問題について質問を行いました。きょうは、その続きから始めたいと思います。  この質問の際に、環境庁は、農薬空中散布によって人体被害が出ているということについての市民グループの調査は知っているが、環境庁独自の調査はないと答えました。また、環境庁は、空中散布に関して文献調査しかしていないということで、私が実態調査をすべきだと要求いたしましたところ、当時の北川環境庁長官は、文献調査だけでなく前向きに実情を把握しなくてはいけないというふうに答弁しております。  その後のこの問題に関する環……

第120回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1991/04/25、39期、日本社会党・護憲共同)

○岡崎(ト)委員 私は、日本社会党・護憲共同の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いします。  昨年の六月、私は当委員会で内外価格差問題について質問をさせていただきました。経済大国日本が、国民の日常生活の面では依然として高い物価水準、貧弱な住宅と高い住宅価格、長い労働時間など、経済大国にふさわしい豊かな国民生活を実感できない状況にあります。その豊かさを実感できない一つの要因が内外価格差であると思います。かつての円高以降、我が国の円の価値の高まりによって、賃金の名目比較では、日本の勤労者はアメリカなどの勤労者の賃金と遜色がなくなりましたが、実際に物を買う場合は、それだけの価値が与えられていないと……

第121回国会 環境委員会 第3号(1991/09/27、39期、日本社会党・護憲共同)

○岡崎(ト)委員 岡崎トミ子でございます。  きょうは、水田の農薬空中散布についてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。  ことしの夏、宮城県では農薬空中散布によります飲料水汚染が大問題になりました。私も愛知和男環境庁長官も地元でございますが、昨年の空散で仙台市福岡浄水場、茂庭浄水場からたくさんの種類の空散のための農薬が検出されまして、そのうち三種類は浄水処理後の水からも検出されたのですね。水道局は、人体への安全性を厚生省に照会した後そのまま給水したということなのですが、農薬が飲料水に混入するのは問題だとしてこれを発表しております。そしてことしなのですが、農協などが散布除外区域をふやしま……

第122回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1991/11/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○岡崎(ト)委員 きょうの物価問題等に関する特別委員会は、野菜の高値ということで自民党の赤城徳彦さん、社会党の小川信さんの質問が続きましたけれども、私も、その野菜の高値ということについてきょうは質問をさせていただきたいと思っております。  今私が手にしておりますのは、総理府の「世論調査」十一月号なんですが、その一番最初のところに、この一年間に一番値上がりしていると感じる費目を聞いています。第一位が野菜と答えておりまして、その割合が二四・二%、以下交通費七・七%、教育費七・五%、保健医療費七・二%、手間代六・二%、家賃五・五%というふうになっていまして、ダントツ野菜の二四・三%が非常に高いという……

第123回国会 環境委員会 第1号(1992/02/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○岡崎(ト)委員 長官の所信表明は、地球環境問題担当大臣として地球的規模のものから国内、足元の環境まで触れられておりまして、問題解決のために力を尽くされるということ、大変心強く感じました。  初めに、所信表明の中で、地球サミットでは地球憲章とアジェンダ21の策定のために役割を果たすと述べられておりましたが、これを受けて日本の環境憲章と行動計画を策定する御決意があるか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。実現のために、ぜひ環境庁のお力を大きく発揮されますことを心から要望しておきたいと思います。  ところで、地球的な規模のというふうになりますと、一般市民の方々の環境……

第123回国会 環境委員会 第5号(1992/04/07、39期、日本社会党・護憲共同)

○岡崎(ト)委員 岡崎トミ子です。よろしくお願いいたします。  大気汚染に関する昨年の新聞の見出しを見てみますと、「窒素酸化物の汚染は猶予ならない状態にある」、また「ディーゼル車排ガスに未知の毒性物質含有」、またある新聞は「NO2新たな危険―発がん物質に変化」こういう見出しか新聞に出ていまして、毎日吸っております空気がこんなものであったのかということで私自身も驚きましたし、日本じゅうの市民の皆さんの環境、健康への関心が一段と高まったのではないかというふうに思います。  今回の法案なんですが、見てみますと、当初環境庁が検討しておりました事業所ごとの排出量削減義務づけや車の都市への流入規制案などが……

第123回国会 環境委員会 第6号(1992/04/21、39期、日本社会党・護憲共同)

○岡崎(ト)委員 ことし三月にはワシントン条約締約国会議が京都で開催されました。また、ことしの六月には地球サミット、この中で生物多様性条約が署名されるべく検討されております。また、来年の六月には、特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約、いわゆるラムサール条約締約国会議が釧路市で開催されます。  こういうような野生生物保護の分野で国際的な動きが活発になっておりますときに、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律ができますこと、心から歓迎をしたいと思います。アメリカからは二十年遅かったなという思いもありますが、この中身を見ますと、国内の希少野生動植物種の保護、生息地の保護、……

第126回国会 環境委員会 第4号(1993/02/26、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)委員 日本社会党の岡崎トミ子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  地球環境問題は、生命の生存基盤にかかわる緊急で重大な問題と大臣が所信表明の中で述べておられますように、環境問題に今すぐ取り組まなければならないという認識は私たちと共通のものであることは言うまでもありません。このような時期にこそ、環境庁の存在と手腕が問われると思います。私もまた国政に携わる者の一人として、大臣と意を同じくしまして、一生懸命に働いていきたいというふうに思っております。  ところで大臣は、就任されますときに、長官には私のような者ではなくて副総理級の人がなるべきだとおっしゃったことを、環境問題を高……

第126回国会 環境委員会 第6号(1993/04/06、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)委員 今回、地球環境保全を目的とした地球環境基金の創設が提案されているわけですが、この基金がNGOの活動を助成するということから、一つの役割を担うのではないかというふうに認識しております。私たち地球に暮らす人々が、環境を享受する一方で環境を破壊しているという矛盾する命題をいかに乗り越えて、次の世代に限りある地球を残していくかという努力を促すことになるというふうに思います。その点では私どもも評価をしているわけです。しかし、いざ運用する、その効果を期待する段となりますと、さまざまな問題があると言わなければなりません。このような観点に立ち、順次質問していきたいと思います。  まず、二十八……

第126回国会 環境委員会 第8号(1993/04/23、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)委員 環境庁ができてから二十一年になります。五〇年代後半に始まる経済優先の社会の中で生じたさまざまな産業公害と、それに伴う水俣病を初めとしたたくさんの公害被害者が発生しました。そして、いまだにこの苦しみから解放されない人々がいるという現実をしっかりと見据え、二十日に上程された環境基本法案について審議をしていきたいと思います。  また、今までの歴史への反省として、環境を守ろう、限りある地球を次の世代に引き継いでいこうとの共通認識に立ち、さまざまな市民の運動が行われてきました。この環境基本法についても、日弁連を初め幾つかのNGOの手による独自の法案の作成がなされております。  きょう私……

第126回国会 環境委員会 第11号(1993/05/14、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)委員 環境基本法が制定されることになりまして、期待してきたことがたくさんございました。開発優先で自然の保護が十分されてこなかった、大きな公害を巻き起こすという劇的な経過があって、それを行政側やあるいは市民の力で変えてきたという歴史がございます。すべての人たちが公平な役割を担うためには一人一人がどんな力を持たされているのか、市民の参加ができる仕組みが何としても大切だというふうに私は考えます。  ことしの一月、アメリカを訪ねることができましたが、そのときに、環境派のゴア副大統領の部屋も訪ねることができました。その中で、副大統領が書かれた本なのですが、草の根の現場の声を聞くような民主的な……

第126回国会 労働委員会 第13号(1993/06/02、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)委員 岡崎でございます。よろしくお願いいたします。  まず最初に、この十年間に女性労働者は大幅にふえて、中でも女性雇用労働者は全雇用労働者の三分の一を超えました。この間に、男女雇用機会均等法、労働者派遣法、育児休業法など女性をめぐる労働法制、労働環境も大きく変化をしております。  しかしながら、効率主義とか能率主義を追求する経済運営の中で、雇用における男女の差別は依然として残されております。大多数の女性は単純補助労働に固定されて、賃金も男性の二分の一にすぎず、むしろ格差が広がる傾向さえ示されております。これは、女性労働者の多くが中小企業に働いておりまして、また、パートタイム労働や臨……


40期(1993/07/18〜)

第128回国会 環境委員会 第1号(1993/10/19、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)委員 まず大臣御就任、心から歓迎をしているところでございます。環境庁長官としては初の女性大臣でありまして、あの地球サミットのときにも環境面での女性の役割ということが大いに話されました。環境問題に意のある人にとって、長い間待ち望んできたことと申し上げたいというふうに思います。生活者の視点から日々の環境を考えて、また子供を持つ母性として、生きとし生けるものを慈しみ、次の世代に限りある地球を残したいと願う多くの女性の気持ちを環境行政に反映できる資質と能力を持った広中さんに、熱い視線が注がれております。  さて、百年に一度の凶作と言われておりますことしは、今実りの秋でありますのに、低温と長……

第128回国会 環境委員会 第3号(1993/10/26、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)委員 今、地球市民という立場で行動することが大切だという考え方が広がっており、すべての命が、また地球というすばらしい環境を再生、維持し続けるために共同の努力が始まっていると考えます。  そして、環境基本法の成立は、これはもう本当に長い間市民の待ち望んでいたものと思います。限りある地球と自然を守り、そのことが人間の生活と健康を守ることにつながって、法案が成立した場合の効果ははかり知れないものがあると思います。  そこで、まずお伺いします。  大きなとらえ方で結構ですが、細川内閣の基本姿勢であります生活者優先の社会の形成にこの法がどのように貢献し、またどのようなことができるようになるの……

第129回国会 環境委員会 第4号(1994/06/03、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)委員 まず、浜四津長官の御就任、心からおめでとうございます。  大臣になられますときに、羽田総理から、環境は命にかかわる問題なので女性の視点を生かして頑張ってほしいというふうに励まされたということです。昨年の暮れ国連に提出いたしましたアジェンダ21、この行動計画は、策定の際に市民個人と団体から御意見と御批判をいただきまして、それを一部取り入れ追加修正をされました。省庁だけでなく、ここで国会の私どもも入りまして作業をしたということは、環境政策に市民感覚を取り入れたということで、危機の地球環境を回復させるためには、特に私たち一人一人の暮らしのあり方からあるいは企業、自治体、学校、労働組……

第129回国会 環境委員会 第5号(1994/06/07、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)委員 この改正案は、ワシントン条約の対象となっていながら国内取引の規制がなかった部分・派生物に対して新たに対象に加える目的でありまして、大きな前進であろうと考えております。ただ、流通形態など複雑な部分を抱えながら従来の登録制度を運用しようとするために、なかなか難しい面もある。せっかくの登録制度の意味を失わせて、結局は違法に輸入されたものが国内市場に混入するのを防ぐという種の保存法の目的にそぐわないところがあるのではないか、そんなふうに思える点もありまして、私は、個体の一対一登録を最大限実施すること並びに業者からの定期報告をさせることで、初めてこの改正案が成果あるものになるだろうとい……

第129回国会 労働委員会 第3号(1994/06/06、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)委員 今回の雇用保険法改正案は、日本社会党が与党として参加をいたしました細川連立内閣において検討をし、国会に提出されたものであり、今後の少子化・高齢化社会に対応するものとして大いに評価しているものでございます。  今回の法案の最大のテーマは、やはり雇用継続給付制度の導入でありまして、まずこれから質問をさせていただきたいと思います。  まず、雇用継続給付のうち高年齢雇用継続給付について質問したいと思います。  最初に、今回創設する高年齢雇用継続給付制度の趣旨、目的はどのようなものでしょうか。確認的にお伺いします。
【次の発言】 次に、高年齢雇用継続給付については、なぜ二五%給付率にし……

第130回国会 文教委員会 第1号(1994/07/21、40期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○岡崎説明員 このたび文部政務次官を拝命いたしました岡崎でございます。  世界的に価値観の多様化が進む中で、平和や人権、環境を守ること、また地球市民として共生の社会をつくっていくことが求められております。このようなときにおきまして、文部省の果たす役割は非常に大きいものと考えております。  私は、大変微力ではございますが、村山総理の庶民の目の高さというこの政治姿勢を大事にして、与謝野大臣を補佐し、そして文教行政の充実に努力をしてまいる所存でございます。  委員長並びに各委員の皆様の一層の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げ、就任のごあいさつとさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします……

第131回国会 文教委員会 第1号(1994/10/21、40期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○岡崎(ト)政府委員 七月四日に街頭で演説をいたしました。それは朝日新聞の内容ですから、記者が、私が三十分話をいたしましたその中を実にこう、まとめて報道されているというふうに思っております。  一つは、例えば日の丸を見て身震いする人がいるということに関しましては、「赤瓦の家」という本に川田文子さんがお書きになっているのですが、私は、実はその方を講演者としてお呼びをして直接お話も伺いました。本だけではございません。ポンギさんという元従軍慰安婦とされた方が、たった一人で生きてきて、たった一人で死んでいくわけなのです。その死に至るまでの状況がそこに書かれておりまして、私は大変に悲しい人生を歩まれたと……

第132回国会 文教委員会 第1号(1995/02/03、40期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○岡崎(ト)政府委員 それでは、予算額の説明に先立ちまして、一言申し上げます。  先般の兵庫県南部地震での罹災につきましては、まことに痛恨のきわみでございます。兵庫県を初めとする各方面からたくさんの要望が寄せられておりますが、文部大臣が所信で表明されましたように、文部省といたしましても、文教施設の復旧と教育活動等の一刻も早い回復に向けて最大限の努力をしてまいります。  さて、平成七年度文部省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  来るべき二十一世紀に向けて、我が国が、創造的で活力に満ち文化の薫り高い国家として発展し、国際的にも大きな役割を果たしていくとともに、国民一人一人が、ゆ……

第134回国会 消費者問題等に関する特別委員会 第4号(1995/12/06、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)委員 本日は、四人の参考人の方々から、それぞれ専門的なお立場で貴重な御意見を伺わせていただきました。感謝を申し上げます。  私もかつて物価問題等特別委員会におきましても質問をさせていただきましたけれども、その五、六年前のときでも、やはり悪徳商法の業者のターゲットは高齢者と未成年であると言われまして、その被害は年々増加をしております。  未成年者の場合には、未成年者単独の契約行為自体を民法で無効としておりますから取り消しができます。しかし、高齢者に対しては、なかなか対抗手段を行使できないというのが現状ではないかと思います。お年寄りの行動力や判断力の低下、また退職などによって社会とのア……

第136回国会 環境委員会 第3号(1996/02/23、40期、社会民主党・護憲連合)

○岡崎(ト)委員 岩垂長官の環境庁長官御就任おめでとうございます。  さて、環境基本法が成立いたしましてから二年たちました。岩垂長官が当時委員会の中でこの環境基本法の成立に大きく力を尽くされましたこと、そしてまた私もその審議に加えさせていただきました。当時のその審議の中で大きく取り上げられましたものの一つとして、環境権の問題がございます。  環境権については、第一条で「現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与するとともに人類の福祉に貢献することを目的とする。」と述べられ、さらに第三条でも「人類の存続の基盤である限りある環境が、人間の活動による環境への負荷によって損なわれるおそれが生じ……

第136回国会 環境委員会 第5号(1996/04/17、40期、社会民主党・護憲連合)

○岡崎(ト)委員 本案には、リスクアセスメントの考え方を取り入れて新しい分野に一歩踏み込んだという重要な意味があると評価をしております。しかし、事業者の自主的取り組みに大きく依存したこの制度で、本当に大気からの低濃度・長期暴露による発がん性などの危険性が解消されるのか、大変不安でございます。  まず、自動車排ガスについて伺います。  特殊自動車についてですが、環境庁は未規制自動車の排出実態について調査をされました。建設機械から排出されます大気汚染は深刻だと思いますが、どうなっておりますでしょうか。
【次の発言】 次に、運輸省に伺います。  ホイールクレーン車と普通自動車であるトラッククレーン車……

第136回国会 環境委員会 第7号(1996/05/24、40期、社会民主党・護憲連合)

○岡崎(ト)委員 私は、ただいま議決されました水質汚濁防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党、新進党、社会民主党・護憲連合、新党さきがけ、日本共産党を代表しまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     水質汚濁防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を構すべきである。  一 早急に地下水の水質汚濁に係る環境基準を設定するとともに、全国的な地下水の状態に係る調査を行い、科学的知見の充実に努めて、地下水の総合保全対策の推進を図ること。  二 本法の実効性……

第136回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第5号(1996/06/13、40期、社会民主党・護憲連合)

○岡崎(ト)委員 国会等の機能分散に当たりましては、自然環境に非常に大きな影響を与えるというふうに思っております。環境基本法ができまして、各自治体では環境基本計画をつくっております。現在、政府におきましても、環境影響評価制度の充実のために作業が進んでいるところでございます。  今回の改正案では、第八条に「自然環境と調和し、」と追加されました。そこで、移転先の新都市が環境先進国の環境保全都市のモデルとなるように、単独の条文としてその宣言的なものが欲しかったなというふうに思いますけれども、提案者の方にぜひお伺いしたいと思います。
【次の発言】 既存都市への移転にしましても新都市の建設にしましても、……

第136回国会 消費者問題等に関する特別委員会 第3号(1996/05/30、40期、社会民主党・護憲連合)

○岡崎(ト)委員 田中長官、就任されましてから四カ月がたちました。この間、景気は回復基調にあるというふうに言われておりますけれども、まだまだ先行きは心配なものがございます。  現在、史上最低の金利水準と言われておりますけれども、企業実績が発表されました。それを見てみますと、業界の不振をしり目に、ノンバンクの企業実績が軒並み好調であると五月二十一日の新聞に載っておりました。経常利益で五%から六七%の増益が予想されているということでございます。  ところが一方で、借金低利切りかえ、借金一本化、他に借金がある人でもオーケーというような広告でもって、多重債務者や借金の一本化を希望する人を誘う手口に関し……

第136回国会 労働委員会 第4号(1996/04/17、40期、社会民主党・護憲連合)

○岡崎(ト)委員 二十一世紀の超高齢社会を間近に控えまして、高齢者が安心して暮らせ、また、その知識や技術や技能や経験を地域社会へ役立てるということ、社会参加が可能である、こういうシステムが必要であろうかと思います。シルバー人材センターは、高齢者の就業機会を確保して、経済社会に貢献することで地域の独自性を生かせる、そして福祉の増進が期待できるという点で大変評価をしております。  今回の改正案は、会員や事業の拡大を目的にして、新たにシルバー人材センター連合を都道府県単位に四十七創設するということですが、地方分権の時代に逆行するのではないかとか、あるいは組織の増加が行政改革の時代に天下りをふやしてし……

第136回国会 労働委員会 第7号(1996/06/07、40期、社会民主党・護憲連合)

○岡崎(ト)委員 岡崎トミ子です。よろしくお願いいたします。  戦後五十年、さまざまな問題があります中で、解決されたものもたくさんございます。村山内閣で被爆者援護法ですとか、あるいは水俣病問題、現政権におきましても薬害エイズの問題、基本的に解決されたとは言えません、まだ真相解明や責任という問題が残っているだろうと思いますけれども、ある程度の解決はできたというふうに思います。  もう一つ、労働者の問題でいいますと、まだとげがのどのところに刺さっている、これがJRの採用事件ではないかなというふうに思いますけれども、永井労働大臣は大変このことに長いこと御努力をされていらっしゃいまして、一言この問題に……


各種会議発言一覧

39期(1990/02/18〜)

第126回国会 環境委員会公聴会 第1号(1993/05/13、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)委員 本日は、お忙しい中を公述人の皆様方にお越しいただきまして、心から感謝を申し上げます。  さて、環境の憲法とも言えますこの環境基本法ができますに当たって、現在及び将来の市民に与える環境ということを考えますと、本当に市民の人たちがこの論議に大いに参加するということが不可欠ではないかというふうに前回の委員会のときにも申し上げてまいりました。そして、今回のこの法案の策定に当たりましても、やはり市民に対して積極的な情報公開と参加の機会がちょっと少なかったのではないかなということが残念でございますし、きのう地方公聴会で大阪に参りましたときにも、弁護士の方から、日弁連の声明としても広く市民……

第126回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1993/03/05、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)分科員 残留農薬の基準のことに関してお伺いしたいと思います。最初に厚生省の方にお伺いしたいと思うのですが、よろしいでしょうか。  残留農薬基準設定に関しましては、昨年十月二十七日、三十四品目の農薬について告示されまして、ことしの五月一日から施行されるわけなんですが、さらにこれから、全体で大体百ぐらいの農薬の新しい基準がつくられるということなんです。これまで発表されましたのは、従来決められたものよりも次々に緩い設定がされているようなんです。市民の間からは、このことに関して批判がありまして、私が知っているだけでも、署名が四十万人以上、自治体からの意見書、そして、このことについては裁判ま……


40期(1993/07/18〜)

第129回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1994/06/07、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○岡崎(ト)分科員 オゾン層の破壊についてお伺いしたいと思います。  気象庁が発表いたしました五月二十日付のレポートでは、南極でのオゾン層破壊が進んでおりまして、昭和基地の二月、三月、四月の月平均オゾン全量は過去最小値を記録したということです。オゾン層を守るということは大変に緊急の課題だと思いますけれども、まず発表された気象庁に、どのように認識しているか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 私もこのレポートを読ませていただきまして、オゾン全量の少ない状況の原因を明確に解明することができないようですけれども、間違いなく人為的に大気中に放出されましたフロンによる継続的なオゾン層破壊であろうとい……


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岡崎トミ子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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