このページでは小林守衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小林守衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小林(守)委員 新人議員の初の質問に当たりますので、包括的なものになろうかとは思いますが、大臣及び関係の局長等の皆さんには、懇切丁寧な御答弁のほどをお願い申し上げておきます。 まず最初に、昨年の十二月二十日に内閣総理大臣に提出されました臨時行政改革推進審議会、いわゆる新行革審の答申がなされたわけでありますけれども、それを踏まえまして新しい大臣の九〇年代の国と地方の関係のあり方についての基本的な所信をまずお伺いしたいと思います。特に、地方の時代という九〇年代に向かって、国民の大きな課題と期待を担っている地方自治の確立、これらについては既にお触れになっておりますけれども、地方税財源の確保、拡充……
○小林(守)委員 本日の最後の質問者に当たるわけでございます。大変お疲れのこととは思いますけれども、ひとつ御辛抱のほどをお願い申し上げます。 私はこの二月に栃木一区から出てまいりましたけれども、その前県会議員二期、さらにそれ以前は市役所の職員を十六年ほど勤めた経験もございますので、地方公務員の実態には触れてきた、そのように考えているところでございます。そういう意味で、まず最初に大臣に、地方公務員の今日の給与実態についてどのようにお考えになっていられるか、そこをお聞きしたいなと思っているところでございます。 実は、四月二十六日、参議院における地方行政委員会におきまして、社会党の佐藤三吾議員の……
○小林(守)委員 それでは早速、ただいま議題となりました地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案に関しまして、一般的な質疑を行いたいと存じます。 まず初めに、公務災害の補償のあり方については、地方公務員災害補償法の第一条の目的に明確に示されてありますように、公務災害の補償の迅速かつ公正な実施の確保のための基金の設置、もって地方公務員及びその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与するとありまして、それに尽きるものと私は思いますが、補償の問題だけにとらわれましては木を見て森を見ずとなり、本末転倒の議論になるのではないかと考えるところであります。最も大切なことは災害の発生の未然防止であり、発生してし……
○小林(守)委員 社会党・護憲共同の小林守でありますが、質問に入らしていただきます。 既に午前中、我が党の谷村委員、そして本会議におきましては遠藤議員、さらにはただいまの本会議におきます須永議員等の質問にもありましたけれども、最初に、九一年度の地方財政対策の問題点等についてお聞きしたいと考えます。 九一年度の地方財政の規模は、御承知のように七十兆八千八百四十八億円で、前年度比五・六%増加をしております。また、一般財源比率では六九・五%ということで過去最高というような比率だということで示されております。また、地方交付税につきましては、地方財政の円滑な運営に支障が生じないよう、前年度比七・九%……
○小林(守)委員 本日の最後の質問者になりました。御答弁をいただいている皆さん方も大変お疲れとは思いますが、もうしばらくのおつき合いをお願いしたいと思います。 さて、今日統一地方選の後半戦が戦われているところであります。二十一世紀に向かってあと十年という、まさに節目の年の地方選挙でありまして、それぞれの候補者が今日的な地方政治の、そして地方行政の課題を掲げて戦って頑張っているところであります。 申すまでもなく、二十一世紀に向かって地方政治が、地方行政が取り組むべき多くの課題があるわけですけれども、特に高齢化の急速な進行に対応しての、長生きをしてよかったと思えるような福祉社会の実現とか、さら……
○小林(守)委員 社会党の小林守であります。 私は、既に我が党の中沢理事の方から総括的な質問の中で触れられている問題について、少し具体的にお聞きをしていきたい問題をお願いしたいと思います。 まず最初に、公務員の育児休業法案の問題について触れていきたいと思います。 第百二十通常国会におきまして、五月八日に民間労働者対象の育児休業等に関する法律が成立をいたしました。御存じのように、これは来年の四月一日施行であります。現在政省令化が進められている、こういう状況にあるわけであります。このような社会経済の情勢に対応して、公務員関係の法制度の整備を同時的に進めなければならないと考えられるわけでありま……
○小林(守)委員 北沢委員の質問に引き続きまして、社会党の小林守でありますが、質問を続けていきたいと思います。 第百二十国会で成立いたしました民間労働者対象の育児休業等に関する法律は、従来家族的な責任の問題とされてきました育児の問題を、社会的、公共的な課題として労働協約の中に義務化をした点、さらに育児は男女共通の課題だということで法律化した点に大きく評価ができるものであると考えております。しかし、育児の社会的な負担という観点や法の目的の実効性の確保、こういう点では極めて不十分であり、基本的な枠組みの設定では評価はできますが、今後に多くの課題を引き継ぐことになったものと考えております。その中心……
○小林(守)委員 社会党の地方行政委員会所属の小林守でございます。 ただいま本委員会において審議されている都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案は、地域住民の自主性や地域の独自性を生かした町づくりの根幹にかかわる法律でありまして、またゆとりと豊かさが実感できる生活大国づくりの基盤形成の役割を担うものと思われます。このように重大な法案の審議に参加できましたことを関係各位に感謝を申し上げます。そして、早速質疑に入りたいと考えます。 私ごとになりますが、私は社会党の廃棄物対策・リサイクル推進特別委員会の事務局長として、この二年間、都市のごみ問題やリサイクル対策にかかわってきましたので、廃……
○小林(守)委員 社会党の小林守でございます。 今回提案されております国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案、これにつきましては、最近における公務員の給与改定や賃金及び物価の変動等の事情を考えて、国会議員の選挙等の執行経費について、国が負担する経費で地方公共団体に交付するものの基準を改定するというものでありまして、また、三年ごとに改定をするというような慣例もあるわけでありまして、この法案自体について異議があるわけではございません。しかし、きょう公選特の中で初めてせっかくの時間をいただいたものですから、問題の枠を広げて、特に国会とそれから地方議会を通して、選挙等の執……
○小林(守)委員 社会党の小林守でございます。所属は地方行政委員会でございますが、委員の皆様方の御配慮をいただきまして、質疑の機会をとっていただきましたことを心から感謝を申し上げる次第であります。既に午前中に我が党の土肥隆一委員や田中昭一委員の方からそれぞれ質問が展開されておりますので、できるだけ重複を避けるような形で質問をさせていただきたいと思います。 さて、本法案につきましては、まさに画期的な意味を持っているなというふうに思いますことは、廃棄物問題につきまして、従来より、公共関与なしにこの問題の解決はあり得ない、そういう観点に立ちまして我々さまざまな要請等も行ってきた経過もあるわけであり……
○小林(守)委員 社会党の小林守でございます。 まず最初に、去る三月六日、公職選挙法の改正に関する調査特別委員会の席上で私質疑に立ちましたときに、自治省の吉田選挙部長さんと選挙の公営化推進に関しまして議論をしたところでありますけれども、時間の関係もございまして、質疑の内容、十分に意を尽くせませんでしたし、また、答弁につきましても、ちょっと日程等の変更等がございまして、事前に質疑の項目について届け出もなかった項目に展開したものですから、やはり答弁そのものも十分意を尽くしたものになっていなかったということもございますので、再度お伺いをしたい、そのように存じております。 そのときの議論の中身は、……
○小林(守)委員 社会党の小林守でございます。早速質問に入らせていただきます。 このたび提案されました地方自治法の一部を改正する法律案につきましては、私たちが長い間待ち望んでいた地方公務員の完全週休二日制を実施するための法案であります。今から十九年前、一九七三年に人勧においてその言葉が取り上げられ、そして二年後、七五年、昭和五十年の人事院勧告において四週五休制の試行を提案されて以来今日まで、完全週休二日制に向けて着実に試行、実施を積み重ねてきた成果とを言えますし、また、国民の理解と協力を得ながら、さまざまな困難を乗り越え、解決しながらここまで来た地方自治体の皆さん、そして、運動の先頭に立って……
○小林(守)委員 引き続いて質問をさせていただきます。 地方財政の現状につきましては、六十八兆円を超える多額の借入金の残高を抱えているところであります。一方、財政需要の面では多極分散型国土の形成による地域格差の是正、さらには豊かさが実感できる生活関連の社会資本の整備、さらには国際化、高齢化社会への進展に対応する地域の社会システムづくり、さらに地球環境問題にかかわるような環境保全対策などが求められており、このような重要政策課題のための多額の財政支出が強く求められている現状であります。 このような国民生活に直結する行財政需要の増大に的確に対応していくためには、中長期的な観点から引き続きその財政……
○小林(守)委員 社会党の小林守でございます。 午前中には我が党の永井委員が、まさに大ベテランの味を十分に発揮されまして、かなり専門的な詳しい、練りに練った質問が展開されたということで、かなりの部分、広範に質問されておりますので、重なる部分もあろうかと思いますけれども、その点はお許しをいただきたいと思います。私は、遠藤委員の差しかえということで、地方行政委員会の方から参加をさせていただいたわけでありまして、御配慮いただきました皆さんに感謝を申し上げたいと思っているところであります。 それでは、早速質問に移らせていただきたいと思います。 道路交通法の一部を改正する今回の法律案につきまして、……
○小林(守)委員 社会党の小林守でございます。 先ほどからの両参考人のお話の中で、今国会において政治改革関連法案の一括実現、処理ということについての考え方が示されました。これについては、私も原則的に大賛成でございますし、一致をしているところでございますし、また、そうでなければならない、そのように思っている一人でございます。 ただ、お二人が共通して言われていることは、政治資金と選挙制度というものは深く密着をしているというようなことで、政治や選挙には金がかかるという前提のもとに政治資金や腐敗根絶や選挙制度の改革というものが発想されているというふうに言えると思うのですけれども、どうも一けた二けた……
○小林(守)委員 社会党の小林守でございます。 論議が随分白熱をしてまいりました。ルールを確立しながら、このような活発な議論がされていくことが大変望ましい、そのように思っているところでございます。 さて、四月十三日から国民注視のもとに政治改革国会が始まったわけでございますけれども、政治改革というのは、ただ単なる選挙制度の改革ではなくて、何といっても国民最大の関心事は、政治と金の汚れた関係をいかに断ち切っていくかということが最大の課題だろうというふうに思います。ただ、その関係の中で、構造的にも選挙制度の問題が背景にあるわけでありまして、そういう点から一体的な、一括的な取り組みが今進められてい……
○小林(守)委員 社会党の小林守でございます。 まず最初に、中馬参考人に対しましてお聞きをいたしたいと思います。 先ほどのお話の中で大変感銘を受けて受け取った言葉がございました。人々は政治を無視してでも暮らしていける、そういう認識になっているのではないかというようなお話がありましたわけなんですが、これを既成の政治家である私どもといたしましては大変厳しく深刻に受けとめなければならない、そういう一点があるわけであります。人々は政治を無視しても暮らしていける、これは、そこで言っている政治というのは既成の政治というふうに言えるかと思います。 もう一つの受けとめ方としては、私はこの言葉の中に、新し……
○小林(守)委員 社会党の小林ですが、既に午前中の議論にもありましたように、お互いに建前の議論については出尽くしたのではないかというように確認できると思うのですね。これからはいかにして両案を出した双方が合意形成を目指すか、そしてその具体的な手法をどう編み出していくか、そういうことが課題になっているんだろうというふうに思います。 先ほど、午前の中で北川理事の方からもお話がありましたのですけれども、この委員会が、土俵としてとにかくここでまとめていくんだ、成案を見ていくんだというようなことをともに確認しようではないかということが、委員長の確認もあったわけであります。 もう一つ、その席で小選挙区制……
○小林(守)委員 社会党の小林守でございます。 時間が極めて少なくなりましたので、特定の論点に絞ってお二人の方にお聞きしたいと思います。 少なくとも今、国会では最終局面を迎えているわけですけれども、我々は今国会の中で、何としてでも一体のものとして、政治改革の中の腐敗防止そして選挙制度の改革は実現しなければならない至上命題だ、そういう観点に立って今進められているわけです。しかし私は、政治改革というのはもっとトータルな問題だというふうに考えている一人でございまして、国会の改革とか、さらには中央集権的な構造がもたらしている腐敗、これらを地方分権的な仕組みの中に少し時間をかけてでもやっていかなけれ……
○小林(守)委員 社会党の小林守でございます。午前中から引き続きまして社会党では三人目の質問になるわけでありまして、重複する質問があろうかと思いますけれども、お許しをいただきたいと思います。 また、自治大臣におかれましては、昼食の時間にもなっておりますので、どうぞごゆっくりとっていただきたいと思います。最後の部分でぜひ大臣の所見をいただきたいというようなところもございますが、決して消化の悪くなるような質問は用意しておりませんので、どうぞごゆっくりで結構でございます。 それではまず最初に、固定資産税及び都市計画税の税負担の調整措置につきましてお伺いをしたいと思います。 昨年の十二月に出され……
○小林(守)委員 社会党の小林守でございます。 まず最初に、緊急な総合景気対策につきまして政府、大蔵省等にお聞きをしておきたいというように思います。 去る四月十三日に決定されました自民党の緊急総合景気対策を受けまして、政府は総合経済対策を閣議決定したところでありますけれども、それによりますると、公共事業等の執行促進及び追加、社会資本整備の新たな展開、住宅投資や民間設備投資の促進等を内容とする総合的な経済対策を講じることとなったわけであります。この経済対策の中で、住宅の取得促進を図るため税額控除率を引き上げることとしたことや、中小企業の投資や省力化、合理化投資を促すための税制措置を講じたこと……
○小林委員 時代が変わるときには遷都が必要だというような大局的な見地から、まさに国会等の移転も含めて遷都というお考えを示されたと思いますけれども、国家のイメージというか貿易立国とか、それから欧米に対するキャッチアップ的な国家像というものから科学技術立国というようなものをイメージして遷都の必要性を唱えられたと思いますけれども、科学技術立国というものを進めていくために最もふさわしい遷都のあり方、それからその立地条件というのですか、日本列島を見た場合に、科学技術立国を目指すために一番ふさわしい立地条件というものはどういうものが挙げられるかということをちょっとお聞きしたいと思うのです。
○小林委員 大変示唆に富んだお話をお聞きしているのですが、先生の方のお話の核は内需拡大という面から構成されているわけでございますけれども、最終的にこの首都移転というものが、先ほどお話にあったように、日本の戦後五十年の集大成とか二十一世紀のグランドデザインをどう描くかとか、そういう視点から、二十一世紀の世界や世代に向かって何を日本は伝えようとしているのかというような観点からとらえる必要があるということで、大変感銘を受けたわけです。 先生の方からお聞きしたいと思いますのは、例えば日米関係とか対アジア外交の視点からというとらえ方、内需拡大というような、三点からお話があったわけですけれども、もうちょ……
○小林委員 社会党の小林守でございます。 地方行政委員会におきます質問といたしましては、およそ一年ぶりぐらいになろうかと思いますけれども、きょうは大臣の所信に対する質疑ということで、社会党の地方行政部会長の立場から御質問をさせていただきたいと思っております。 大臣におかれましては、政治改革特別委員会の委員長として国民の最大の課題である政治改革法案を取りまとめていただき、そして、いよいよ完結に向かっての最後の区割り法案の成立に向けて取り組んでいるところでございますけれども、政治改革関連四法案を完結させることと税制の抜本改革が羽田内閣の最大の課題だというふうに大臣は表明されているとお聞きしてお……
○小林委員 社会党の小林守でございます。 案件としてかかっております消防法の一部改正につきましては、我々も速やかな成立を望んでいるところでございますが、今日緊急の大きな問題が生じておりまして、警察行政上の重大問題ととらえて、今平林委員の方からも質問がございましたけれども、六日六日に京都府警が行った朝鮮総連京都府本部等への強制捜査、この問題について伺っていきたいと思います。 これについては、既にお話がありましたように、事実無根ということが判明いたしまして、その捜査のあり方が大きな問題になっているわけであります。 そこで、まず、この事件についての事実の経過を明らかにしていただきたいと思います……
○小林説明員 このたび自治政務次官を拝命いたしました小林守でございます。 政治改革の実現は極めて重要な課題であると存じております。私といたしましては、野中自治大臣のもと、最善の努力を尽くしてまいる決意でございますので、よろしく御指導のほどお願い申し上げます。(拍手)
○小林説明員 このたび自治政務次官に命ぜられました小林守であります。何とぞよろしくお願いいたします。 地方行政委員会の委員各位におかれましては、かねてより我が国の地方自治の進展のために、常日ごろから並み並みならぬ御尽力をいただき、まことにありがたく存じております。 今日、地方行財政をめぐる環境には多くの課題が山積しておりますが、野中大臣を補佐して、諸問題の解決に全力を傾ける所存であります。 今後とも先生方の御助言、御指導をお願い申し上げまして、私のごあいさつといたします。(拍手)
○小林(守)政府委員 加藤委員の御質問にお答えくせていただきます。 国民意識の啓発、そのためのPRの予算や広報についてはどうなっているのかという御質問かと思いますが、平成六年度の啓発関係予算につきましては二十三億八千万円となっております。今回の政治改革関連法の内容等については、平成五年度第三次の補正予算で措置された約十八億円を本年度に繰り越してパンフレットの配布、新聞広告、テレビスポット等により周知徹底に努めてきたところであります。 区割り法案を成立させていただいた後は、本年度予算をもって、地方の選挙管理委員会等の関係団体の協力を得ながら、新しい選挙区や腐敗防止策の強化の周知を含めた新制度……
○小林(守)政府委員 お答えいたします。
市町村合併の推進が地方自治体の行政効率化に寄与するのではないかというような御指摘の御質問でございますけれども、地方制度調査会の答申でも提言されておりますように、市町村の合併は、地域の一体的な整備、それから市町村の行財政基盤の強化、豊かな高齢社会を迎えるための社会福祉等住民に身近な行政サービスの充実等を図るための有効、適切な方策であると考えているところでありまして、このような意味で市町村の合併促進は行政の効率化にもつながる、このように認識いたしております。
【次の発言】 お答えいたします。
政令指定都市の推進ということでございますが、これが地方自治の……
○小林(守)政府委員 総理が既に御答弁されておるところでございますけれども、地方分権推進計画には、国と地方公共団体との役割分担のあり方に即しまして、地方公共団体への権限の移譲、国の関与、必置規制、機関委任事務及び地方公共団体に対する補助金等の整理合理化、並びにその他所要の事柄について講ずべき必要な法制上または財政上の措置その他の措置を定めることになっております。 政府といたしましては、権限の移譲や国の関与、補助金等の整理等に関しましては、行政分野ごとに一括して見直すことを基本として計画的に推進したいと考えているところでございます。 委員会の勧告する具体的な指針の中身の御質問でございますけれ……
○小林(守)政府委員 増田委員の御質問にお答えさせていただきます。 地方団体の意見等に対してどのように受けとめるのかというような趣旨だと思います。 地方分権の推進につきましては、昨年九月に全国知事会を初めとする地方六団体から地方分権の推進に関する意見の申し入れがなされました。また十一月には、地方公共団体の代表の方々にも入っていただいている行政改革推進本部地方分権部会本部専門員の方々からの御意見や第二十四次地方制度調査会からの地方分権の推進に関する答申をいただいたところであります。 これらの貴重な意見等も踏まえまして、幅広い議論を行った上で、十二月二十五日には地方分権大綱を閣議決定して、そ……
○小林委員 社民党の小林でございます。 首都機能移転問題につきましては、昨年の十二月に国会等移転調査会から村山内閣に対しまして最終報告書が提出されました。そして年が明けまして、橋本政権の発足に当たりましては、新たな三党合意によりまして、「新たな重点政策」として首都機能移転問題が検証され、再度打ち出されたところであります。 ところで、我が党といたしましては、昨年の夏に首都機能移転問題の五原則という観点に立ちまして、第一点では一極集中の是正、第二点、災害対応力の向上、第三点、霞が関の改革、第四点、開かれた政治の確立、第五点、市民が参加する新しい時代の象徴とする、こういう首都機能移転の五原則を発……
○小林委員 社会民主党の小林でございます。 日本の政治経済を取り巻く環境というのは、大変厳しいものがあります。特に経済の問題につきましては、一刻の緩みも許されない、そういう状況にあるのではないか、このように考えている次第でありますけれども、景気回復を目指す平成八年度予算の審議が、極めて遺憾ながら、正常な状態に進められていない。この状況を厳しく反省を求めなければならないと思いますし、一刻も早い正常化を皆さんとともに努力をしていかなければならない、このように考えているところであります。 昨年の暮れに、村山政権のときでございましたけれども、景気回復のさまざまな取り組みを行いつつも、大きなネックと……
○小林委員 社民党の小林です。 ただいま大臣の方から趣旨の説明をいただきました。早速質問に入らせていただきます。 今日までの高圧ガスや液化石油ガス、いわゆるLPガスの保安規制の見直しにつきましては、大きな事故の発生を教訓とした規制強化の積み重ねであったわけであります。この結果、近時では、 技術の進展による保安レベルの向上により、事故件数は著しく減少しております。例えば、LPガスの事故件数は、昭和五十四年の七百九十三件をピークといたしまして大きく減少し、平成六年には八十二件となり、ピーク時の約十分の一にまで減少しています。これは、LPガス販売事業者や認定調査機関である保安センター等の関係者の……
○小林委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提案者を代表して、私からその趣旨を御説明いたします。 修正案はお手元に配付されているとおりであります。 修正案の内容は、施行期日につき、原案では「平成八年四月一日」としていますが、既にその日が経過していますので、これを「公布の日」に改めようとするものです。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○小林委員長代理 吉田治君。
○小林(守)委員 民主党の小林守です。引き続きまして、大臣の所信表明にかかわります質疑をさせていただきたいと思います。 今、桑原議員の方から、二十一世紀は環境の世紀だ、そして今日までの考え方を逆転する発想が必要だと。まさに、環境という枠の中で人間が生きているという謙虚さが求められるし、私自身が大きく受けとめたのは、文明の転換であろう、こんなふうにも考えるところであります。 そういう点で環境庁の果たす役割は極めて大きいと言わざるを得ないわけでありますし、また当然その自覚を持って取り組んでおられるわけでありますけれども、ことしは、既に午前中以来それぞれの皆さん方が問題に取り上げてまいりました、……
○小林(守)委員 民主党の小林です。 この環境委員会における法案の審議も随分時間を重ねてまいりました。そして、各委員の質問のポイントというか焦点となっている問題についても随分絞り込まれてきた、このように考えているところであります。そして今、西川委員の方からは、実態を踏まえた、事例に基づく法理論的な詰めた議論がなされたわけでありますけれども、大変参考になる、切れ味明快な議論だったのではないかというふうに思えてなりません。 一方、環境への配慮の最大の責任官庁である環境庁のお考え、答弁が、やはりもう一歩踏み込んだ答えになっていない、このような感を私自身も受けているところでありまして、私の方からは……
○小林(守)委員 民主党の小林でございます。 総理には、大変お忙しい中、本委員会に御出席をいただきましたことを感謝申し上げたいと思います。 まず最初に、今国会で廃棄物処理法の改正法案が参議院先議で可決され、今、衆議院の方に送られているところでございますけれども、五年を経過した廃掃法の大改正後の今回の改正では、特に、五年前にも大きな論議を呼んだ問題で先送りになった、いわゆる不法投棄の原状回復措置の法制化の問題でありますが、今度の廃掃法の改正では、この原状回復措置が法制化されることになりました。そういう点では大変大きな意義を持っているというふうに評価をしているところであります。 もちろん、不……
○小林(守)委員 私は、ただいま議決されました環境影響評価法案に対する附帯決議案につき、自由民主党、新進党、民主党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び太陽党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 環境影響評価法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 環境影響評価に関する手続が適切かつ円滑に行われ、事業の実施に際し環境保全について適正な配慮がなされるよう、本委員会での論議等を踏まえ、事業者、地方公共団体及び国民に対し、あらゆる手段、機会を通じて本法の趣旨の周……
○小林(守)議員 民主党の小林守です。 川内議員の御質問にお答えをいたします。 一言で言うならば、多様な命をはぐくむ母なる川を今こそよみがえらせたい、こういう思いからでございます。 「国破れて山河あり」という詩がありました。敗戦の焦土に立った国民は、新しい民主主義の輝きのもとにふるさとの山河を見詰め、命のいやしを山河の息吹から受けとめたと思います。そして、復興への熱意と希望を感じ取ったのではなかったでしょうか。 そして五十数年がたちました。経済的な豊かさと安定を求めて、開発と成長の路線をやみくもに私たちは走り抜けてきました。そして今、国栄えて山河なしという時代状況に私たちは立っていると……
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。 環境委員会の方から差しかえで質問の機会を与えていただきましたことをまず感謝申し上げたいと思います。 今回の法改正につきましては、平成三年の十月に改正された廃棄物処理法が平成四年七月に施行されたわけでありますが、それから五年たっての改正ということになります。前回の法改正に際しまして、私自身もかかわっておりましたものですから、そんなことで感慨深いものもございますけれども、今回の法改正につきましては、五年前に議論され、さまざまな問題点として指摘されておった宿題といってもいいような問題が一歩前進の形で改正されるというふうに受けとめているところでありま……
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。 まず最初に、参考人の皆様には、大変御多忙のところ本委員会に御参加をいただき、そして貴重な御意見を承っておりますことを心から感謝を申し上げたいと思います。 私たちも、日本の経済を取り巻く国際的な環境についての認識は、既にお話がありましたいわゆる経済のグローバル化、そして旧社会主義経済圏が市場経済化を導入して発展の過程にあるわけですけれども、これらを含めて、まさに地球規模の大競争の時代に入っているという認識を持っております。 さらに、世界の成長センターと言われるアジア、特に東アジアの経済圏の高度な急速な成長によって、日本経済が追い上げられて、そ……
○小林(守)委員 民主党の小林です。 いよいよ京都会議まで一カ月を切ったわけでありますけれども、先月末ドイツのボンで行われました準備会合におきましては、各国の提案も出そろい、いよいよその大詰めの、詰めの交渉を、この一カ月間で詰めていかなければならない状況になったわけであります。 このAGBM8のテキストができたということでありますけれども、要は、大変大きな隔たりというか相違点が明らかになったというのが実態でありまして、それぞれの国の国益や自己主張、正当化、こういうものがただ単に主張されているというような状況ではなかったか、本当に京都会議が成功に導けるのかどうか、むしろ大変不安の方が大きくな……
○小林(守)委員 引き続き、民主党の小林です。 時間がございませんので、取り急ぎ質問に入させていただきます。 地球温暖化防止の京都会議を目前にいたしまして、COP3の成功のかぎは日米の方針転換にかかっている、このように集約できるのではないかと思います。 この日米両国というのは、いわゆる九五年のベルリンで行われました国際会議、ベルリン・マンデート、このベルリンにおける約束、宿題を忘れてきたというか、やらないで今度の京都会議に出なければならない立場の国だ。いわば地球環境、また地球温暖化防止の、劣等生と言うことは問題だと思いますけれども、要は、努力を怠ってきた。しかも、大変な宿題を抱えて、ごね……
○小林(守)委員 民主党の小林です。 大木長官には、COP3の議長として大変大きな役割を果たされたわけでありまして、その御労苦に心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。 御承知のように、COP3京都会議の目的であった温室効果ガス削減の法的拘束力を持った議定書がようやく十一日になって採択されました。地球環境問題の解決に向けた全人類的な取り組みがこれからようやくスタートする、このように認識をしているところであります。 COP3京都会議で、各国の事情の違い、利害の対立、こういう大変困難な問題を乗り越えながら、議定書採択に向けて努力されました各国政府の関係者、そして特に、地球環境の未来世代の代……
○小林(守)委員 民主党の小林です。 既に触れられておりましたけれども、二〇〇五年に開催されます愛知万博について、二十一世紀の日本が世界に発信するコンセプト、極めて重要な万博になるであろう、大きな関心を持って臨んでいきたいと考えているところでございます。 そこで、まず、この愛知万博の理念やテーマについて、そして基本的な手法について大臣の御見解や論議を深めておきたい、こんなふうに考えるところであります。 七〇年の大阪万博の際には、「人類の進歩と調和」、このようなテーマが、基本理念が掲げられておったわけであります。まさに高度成長期の真っ盛り、人類の科学技術、そして経済の成長、大きな夢と希望が……
○小林(守)委員 民友連の小林守でございます。本会議の後になりましたけれども、引き続き論議を進めさせていただきたいと思います。 午前中以来、地球温暖化防止の問題についての論議は、それぞれの党の皆さんからも既に出ているところでございます。重複になろうかと思いますけれども、あえて通告に従って質問をさせていただきたいと思っております。 昨年の十二月に京都議定書が採択されたわけであります。長官は、議長といたしまして大変大きな役割を果たしていただいたわけでありますけれども、法的拘束力のある、日本におきましては六%削減というような数値目標をいただいた議定書が採択されたわけであります。この六%を達成する……
○小林(守)委員 おはようございます。民友連の小林です。早速質疑に入らせていただきます。
きょうは、公害等調整委員会に係属されている諸問題について幾つか取り上げて、現在の状況等についてお聞きをしたいと思います。
まず最初に、香川県の豊島産廃不法投棄の問題でございますが、平成五年十二月二十一日に調停申請をされたものであります。新聞等では、解決の方向に向かって大きく動き出しているというような状況を伺っておるわけでありますが、今日までのこの問題の概要、そして今日の対策状況等について、まず最初にお聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 概要はわかりました。
中間合意が成立して、現在、処理技術……
○小林(守)委員 民主党の小林です。佐藤委員の質問に続きまして、お聞きをしていきたいというふうに思います。 今、地球温暖化防止行動計画の評価について佐藤委員の方から、要は、たすべきことをせずにできることからやってきたというようなことではこの問題の解決にはならないし、今日、九六年段階で九〇年レベル比でCO2では九%の増加になってしまっている、あと二年余の期間の中で実際に九〇年レベルに戻せるのかというようなことについては、極めて困難だ、もうだれが見ても困難な状況にあるということでございまして、私は、それらの反省や評価を踏まえた上で今度の地球温暖化対策推進法が出されねばならなかったのではないか、こ……
○小林(守)委員 民主党の小林です。 佐藤委員に引き続きまして論議を進めていきたいと思います。できるだけ重複を避けながら、具体的な問題についてお願いをしたいというふうに思います。 まず最初に、この法案におきましては、三条の三項で、「国の責務」という項がございます。「国は、自らの事務及び事業に関し、温室効果ガスの排出の抑制等のための措置を講ずる」、そのほか続くわけですけれども、国の責務、そして地方公共団体の責務、事業者の責務、国民の責務、それぞれの主体の責務を定めたわけでありますけれども、国の責務につきましてどのようなことを考えておられるのか、お聞きをしたいというふうに思います。 実は、環……
○小林(守)委員 民主党の小林守です。 きょうは、家電リサイクル法や省エネ法の審議に環境委員会委員の立場で参加をさせていただきました。今、島津委員の方からもありましたように、まさに、二十一世紀、世界の課題であり、日本の大きな政策課題でもある環境問題について、今回の家電リサイクル法や省エネ法の改正にかかわって環境の視点から見ていった場合に、必ずしも明確ではない、また、不十分だと言わざるを得ない点が幾つかございます。そういう点について質疑をさせていただきたい、このように考えているところであります。 もちろん、今回の家電リサイクル法につきましては、大量生産、消費、廃棄のエネルギー多消費型、浪費型……
○小林(守)委員 民友連の小林です。三先生には、大変お忙しいところ、貴重な御意見を賜りまして、感謝を申し上げる次第であります。 私は、今日の経済不況そして金融不安、これらの大きな背景には、政治や行政に対する国民の不信、そして、特に大蔵官僚OBにかかわるまさにモラルハザードというか、業界の経営責任とか経営者の倫理とか、そういうものと同時に、行政に携わる、監督責任のある官僚の持つモラルハザード、さまざまな景気回復対策や金融安定対策にもかかわらず回復ができないその一つの大きな原因に、国民の政治や行政そして官僚に対する不信がある、このように思えてならないわけであります。 今日の日本の経済、金融環境……
○小林(守)委員 民友連の小林守でございます。 私は、二十一世紀を目前にいたしまして、今日の我が国の現状は、金融破綻、景気、経済の低迷の中で、人々のモラルの崩壊、子供たちの心の荒廃がますます深刻になっているという状況、二十一世紀に向かってどのような日本の経済、社会、文化のシステムがつくられなければならないのか、深く思い悩んでいる一人でございます。千年に一度とも言える大世紀末の現状でありますけれども、これまでの政治や経済や社会のシステムがすべて行き詰まり、さらに新たな理念とシステムはまだ形成過程にある、こんな状況かと思います。 私は、きょうの質疑のテーマといたしまして、環境と開発の新しいあり……
○小林(守)委員 民友連の小林守でございます。 私は、まず最初に、一昨日、日本銀行営業局の吉沢保幸証券課長が、日本興業銀行と三和銀行からの接待、総額約四百三十万円相当のわいろが供与されたという収賄容疑の逮捕の問題について、お聞きをいたしたいと思います。 申すまでもなく、信用秩序の番人であり、銀行中の銀行と言われている日銀が、金融業界そして大蔵省の金融腐敗が、まさに総本山である日銀にも深く広く蔓延しているという事実が明らかになったわけでありまして、日銀よ、おまえもかというような国民の深い嘆きの、そして怒りの声が巻き起こっている状況でございます。 そこで、この問題について、既にマスコミ等では……
○小林(守)委員 民主党の小林守です。 このたびの地球温暖化対策推進法につきましては、昨年のCOP3の成果を受けまして、法的拘束力を持つ京都議定書の採択を受けたものとして、国内的な取り組みの枠組みをつくり上げていくためのものだというふうな性格を持ったものだと受けとめております。この法律の実現というのは、京都会議の議長国であった日本の責任であり、また、次のブエノスアイレスに向けて、COP4に向けてのリーダーシップを発揮する一つの大きなグッズではないか、このように考えているところであります。 目的、性格をしっかりと明らかにしながら、この法律の持っている幾つかの条文の中で具体的な運用にかかわって……
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。 諸先生には、我々のこの環境委員会に御足労いただきまして貴重な御意見を賜りまして、大変ありがとうございます。私も、この環境ホルモンやダイオキシンの問題について日ごろ感じていること、また、よくわからない問題等について整理をさせていただくような意味でも、先生方に幾つか御質問させていただきたいと思うところでございます。 よく世界の科学者また有識者の中で、いわゆる人類の危機というような観点から、三つの危機があるというようなお話がされております。記憶に残っていることなのですが、一つは核戦争の危機、人類絶滅のシナリオというのでしょうか、危機として核戦争の危……
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。 きょうは、建設委員会の一般質疑に際しまして質問の機会をいただきましたことを、まず関係者に感謝を申し上げたいと思います。 それから、冒頭でございますけれども、八月の末に発生いたしました福島県南部、そして栃木県那須地方北部の集中豪雨による水害に対しまして、発生直後に、建設大臣を初め国土庁長官には、真っ先に現地に駆けつけていただきまして御調査をいただき、そして災害復旧に全力で取り組むというような意向を伝えていただきましたことを心から感謝を申し上げ、激甚災害の指定を含め、鋭意災害復旧に御尽力をいただきますように御期待を申し上げ、お願いしたいと思います……
○小林(守)委員 民主党の小林です。大畠委員に引き続きまして、八月末に栃木県の北部そして福島県南部を襲った集中豪雨による水害の問題につきまして質問をさせていただきます。 冒頭、被災地の皆さんに心からのお見舞いを申し上げ、一日も早い災害復旧と生活再建に取り組んでいかなければならない、このように表明をさせていただきたいと思います。 また、この間、全国各地から温かい義援金を寄せていただき、また若いボランティアの皆さん方が被災地に入って家屋の中から土砂をかき出したり田畑に入ってしまった土砂やごみを撤去されている、このような姿に本当に感動を受け、また茫然自失としている被災住民の皆さんにとっては、本当……
○小林(守)委員 民主党の小林です。 長官、ブエノスアイレスにおけるCOP4の会議、大変御苦労さまでございました。また、COP4の事前に、東京における閣僚級の非公式会合、さらには中国やアメリカへの訪問によって、事前折衝という形での御努力の成果が一定の、地味な形ではございますけれども、このブエノスアイレスにおける成果に結びついたというような御報告をいただきましたけれども、そういう点での御苦労に敬意を表したい、このように思っているところであります。 ただ、ブエノスアイレス行動計画というものは、まさに作業スケジュールが決まっただけでありまして、いわゆる温暖化防止の本質的な部分についての前進は見ら……
○小林(守)委員 おはようございます。統一地方選挙の前半戦が終わりまして、また、後半戦のちょうど合間ということで大変慌ただしいところでございますけれども、私の方からは、環境事業団法の改正に入る前に、ちょうどこの統一地方選挙の間、四月八日だったと思います、環境庁長官が、本県の国立公園、日光国立公園の奥日光の方においでいただいた、そのような記事を読ませていただきました。私自身は当日ちょうど反対側の那須郡東部の方に行っておりまして、そこはやはり中山間地を多く抱えたところなんですけれども、イノシシなんかが少しいるところでしょうか、被害が若干あるようなところでもあるのですけれども、奥日光の場合はシカとか……
○小林(守)委員 民主党の小林です。八十分という時間をいただきましたけれども、早速質疑に入らせていただきたいと思います。 三月三十日に、ダイオキシン対策関係閣僚会議におきましてダイオキシン対策推進基本指針が決定されたわけであります。それを受けまして、六月二十五日でしょうか、総理を初め十三大臣から成るダイオキシン対策関係閣僚会議におきまして、ダイオキシンの耐容一日摂取量、TDIは四ピコグラムということが正式に決定されたわけであります。 この決定の経過、これについては、昨年の五月にジュネーブで行われたWHOの専門家会合で、近年におけるダイオキシンについての科学的知見、このような研究の成果も含め……
○小林(守)委員 民主党の小林守です。 行政改革特別委員会の中で、地方分権並びに中央省庁改革の論議がされておりますけれども、私は、地方自治体出身の議員として、また地方議会や地方行政委員会、さらには自治省における自治政務次官の経験を踏まえて、地方分権の一括法案について、大変思い入れの深い法案でございます。現在官房長官であられる野中自治大臣のときに、御指導いただきながら、この分権法案を一生懸命実現するために取り組んできたことが、きのうのように思い出されるわけであります。 その時点における地方分権に対する思い、先ほど来それぞれの議員さんの中からも指摘がありましたように、明治維新以来の第三の改革に……
○小林(守)委員 民主党の小林です。 時間が極めて短時間でございますので、質問も簡潔にいたしたいと思いますし、答弁の方もできるだけ簡潔によろしくお願いしたいと思います。 本日、本会議におきまして、男女共同参画社会基本法が趣旨説明され、そして各党の代表質疑が行われたわけであります。この法案につきましては、男女共同参画室の方で、いろいろな新しい行政手法を取り入れながら、憲法十四条にかかわって、差別の解消については国の責務であり、国民の課題である、これはどなたも了解されているところでございますけれども、国民の課題であり、国の責務である、こういう観点に立って、幅広い国民の意見を聞いて、立法化、法案……
○小林(守)議員 私は、民主党を代表して、ただいま議題となりました内閣法の一部を改正する法律案、首相府設置法案並びに内閣府設置法案について、その提案理由及び内容の概要を申し上げます。 日本の内閣制度の機構と運営の実態は、同じように議院内閣制度を採用しているイギリスやドイツとは似て非なるものとなっております。官僚組織をリードする内閣総理大臣及び内閣を支える補佐機構の大きさや運用などの実態面もさることながら、政治と行政のあり方という根本的な思想に決定的な差があると言わざるを得ません。 そもそも、議院内閣制度は、内閣を通じて政治がリーダーシップを発揮するための装置であるという認識が基盤にあって成……
○小林(守)委員 民主党の小林守です。 私も、ちょうど五年前に先生の御意見をいただきまして、質問もさせていただいたわけで、ちょうど五年ぶりにまたこの委員会に戻ってまいりまして、奇遇だなという感じがいたしておるのですが、きょうは二つほどお聞きしたいと思います。 一つは、政治と経済の分離という観点で、メリットが多くなっているのではないかというような御指摘がございました。私自身もそのとおりだろうというふうに思いますし、今日、財政と金融の分離の問題も含めまして、やはりいろいろな面で、政治や経済の過剰依存体質というのでしょうか、癒着構造というか、そういう弊害が極めて大きくなっているだろうというふうに……
○小林(守)委員 民主党の小林守と申します。 本日は、カティブ参考人それからウィルソン参考人に御出席をいただきましてこのような機会をいただきましたことを、心から感謝申し上げるところであります。 まず最初に、マレーシアのカティブ参考人、大使にお聞きをしたいと思います。 連邦政府の移転を計画されておるわけですけれども、移転といっても、クアラルンプールから二十五キロぐらいのところにプトラジャヤを建設するというようなことでありますから、分散というふうに言っていいのかなというふうに思っております。オーストラリアのシドニーとキャンベラの距離と根本的に違うことであって、マレーシアの場合は、連邦政府をク……
○小林(守)委員 民主党の小林でございます。 先生のお話は、非常に具体的、現実的な課題解決に向かってのわかりやすい分都の考え方だろうというふうに思っております。そういう点で、無理のないというか、そういう視点からさまざまな課題解決につながるというように思うのですが、一方、新たなインパクトのある国づくりというか、そういう視点から見るとどうなのかなというようなことも考えられると思うのですね。 というのは、質問したいところですけれども、一つは、例えばテーマを持ってこういう都市づくりを目指すんだ、例えば筑波研究学園都市構想とか、また研究学園都市とか、それから今度の首都機能移転についても、国際政治都市……
○小林(守)委員 民主党の小林守です。 三人の参考人には、大変お忙しいところ、我々の委員会に御出席をいただきまして、大変ありがとうございます。 それぞれの調査対象地域の核となる知事さんということで、それぞれの地域の期待を担ってきょうは御出席されているものと思いますけれども、今蓮実委員の方からもいろいろな御質問がございました。私自身も聞きたかったようなことが既にほとんど触れられておるというような状況でございます。 そこで、まず、順序も若干変更させていただいて、蓮実委員の質問に対する答えを前提にしながら、またそれぞれの知事さんのお話を前提にしながら進めさせていただきたいということで、お許しを……
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。 私は、小渕総理の施政方針演説で述べられました、二十一世紀のあるべき国の姿、その理念と考え方等について、まず質問をさせていただきます。 小渕総理は、二十一世紀の経済社会の理念を富国有徳というふうな言葉で表現されました。この予算委員会の総括質疑の中でも、委員の質問の中で、二十一世紀のキーワードは富国有徳だというようなお話もされておりました。そういう点で、小渕総理の基本的な理念というふうに受けとめさせていただきます。 そこで、総理の施政方針演説の中では、「健全な資本主義は利潤追求だけでは維持できない」、「徳すなわち高い志を持った国家でなければ、豊……
○小林(守)委員 民主党の小林です。 私は、野田自治大臣に、地方分権の観点から幾つかの見解をただしておきたいと思います。 自自連立政権の顔とも言えるのではないかというふうに思いますし、また、新進党、自由党の地方分権論というのは、極めて先鋭なというか、奇抜なと言っていいか、非常に特色のある分権論を出されておるわけでありまして、そういう点で、今後、この自自連立政権の中で自治大臣がどのように持っている分権構想を進められていくのか、厳しく見きわめをさせていただき、検証させていただきたい、このように思っているところでございます。 まず、自治体の合併促進について、自由党のこのパンフレットの中でも、市……
○小林(守)委員 民主党の小林です。
委員会の運営が正常化されたわけでありますけれども、委員長には、厳正な、公平な運営、そして、円満な運営を続けられますように、まず最初に要請をさせていただきます。
【次の発言】 それでは、今大きな話題になっております、外国の艦艇が、軍艦が日本の港湾に入港するに際して、自治体の方で非核の証明をもらいたいということについて外務省にその提示を求める、そういう趣旨の県議会の決議に基づく条例化について、外務省並びに自治大臣は、地方自治体の知事の権能の逸脱であるというような趣旨で、これを阻止するべく動いておるやに聞いておりますけれども、私は、むしろ、地方分権の流れの中で……
○小林(守)委員 私は、民主党を代表して、平成十一年度補正予算二案につき政府が撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、趣旨の弁明をいたします。 まず、補正予算の組み替えを求める理由について申し上げます。 今、我が国は未曾有の長期不況に陥り、国民は不安な気持ちで毎日を送っています。失業率は高水準で推移し、勤労者は雇用不安におののいています。 小渕内閣は、平成十一年度予算審議に際し、民主党の政策提言を無視し、かつ組み替え動議を握りつぶし、利権誘導を優先したばらまき手法をとり、将来ビジョンや哲学、理念を欠き、行政改革や経済構造改革を後退させる平成十一年度予算を原案のまま成立させました。 今……
○小林(守)委員 民主党の小林です。 このたびの環境庁長官並びに政務次官御就任、大変おめでとうございます。二十一世紀に向かって、環境の世紀と言われておりますけれども、その時代を開くためにお骨折りを御期待申し上げたいとまず指摘をさせていただきたいと思います。 そこで、まず、環境委員会の本題に入る前に、政治姿勢の問題について。 私は、かねがね、環境の問題と人権の問題というのは深いところで共通基盤に立っているのではないか、このように考えている一人であります。人権の問題にかかわるであろうということで、小渕内閣の要職であった防衛政務次官の西村眞悟氏の暴言問題で、既に御承知のところでありますし、引責……
○小林(守)委員 民主党の小林です。 早速質疑に入りたいと思います。 連日のようにマスコミ報道の中で、今日の与党内における循環型社会基本法の制定に向けての取り組み状況が報告されているところでありますけれども、私ども民主党におきましても、プロジェクトの方で法案要綱、基本的な骨子をまとめまして、皆さん方との議論に参加をし、抜本的な循環型社会づくりの骨格をつくっていきたい、このように考えているところでございます。 幾つかの、自民党案あるいは政府案と言っていいでしょうか、それから公明党案というようなものも報道されておりますけれども、その中で、本当に今度の循環型社会基本法案が、現実に抱えている日本……
○小林(守)委員 民主党の小林守です。 早速質疑に入らせていただきますけれども、先ごろのG8、滋賀県大津市における会合につきましては、清水長官並びに柳本政務次官においては、議長国としての責任を果たそうというような視点に立って頑張っておられたわけでありまして、心から敬意を表したい、このように思っております。 そして、最後に共同コミュニケを取りまとめられたわけなんですけれども、しかし、COP6に向けて何としてでも京都議定書の早期批准、発効を実現させなければならない、リオ・プラス10あたりには発効させたいというようなことが、少なくとも日本を初め京都議定書の大きな流れだったのではないかというふうに……
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。 本日は、それぞれの参考人の皆さん方には、御多忙のところ、この委員会に御出席をいただき、貴重な御意見を賜りましたことを感謝申し上げたいと思っております。 民主党におきましても、循環社会をつくっていくための骨格をどうしていくか、そういう点で、法案の取りまとめなどをさせていただいておりまして、現在パブリックコメントをさせていただいているところというふうに思います。 法案作成の過程についても御指摘がございました。 私たちは、やはり情報公開、国民参加なしに循環社会づくりは成功しないというふうな基本的な考え方に立ち、なおかつ、現実の問題をどう解決して……
○小林(守)委員 民主党の小林です。 既に同僚の議員の方から、この基本法案についての問題点のポイントになるようなところについては触れられてきております。重複するようなところもあろうかと思いますけれども、さらに一歩踏み込んで質問していきたいな、このように考えているところもございます。そういう点で、早速質疑に入らせていただきます。 まず第一点として、既に触れられておるわけですけれども、中央環境審議会が昨年の三月十日に「総合的体系的な廃棄物・リサイクル対策の基本的考え方に関するとりまとめ」、これを発表されたわけであります。今回の基本法案の策定に向けて出発点ともなったものだろうというふうに思うので……
○小林(守)委員 ただいま議題となりました循環型社会形成推進基本法案に対する修正案につきまして、民主党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 第一に、循環型社会形成推進計画について、その責任を明確化し、策定手続を民主化する観点から、その原案を環境省が策定し、中央環境審議会の審議を経て公告縦覧手続に付し、広く国民の意見を求めた上で、国会承認とすることであります。循環型社会形成推進計画の重要性から、このような手続を経ることが適当であると考えます。 第二に、物質循環を技術的かつ経済的に可能な場合に限って行うこととなっているところを、技術的に可能であればそれを行うとすることであります。経済的な……
○小林(守)委員 民主党の小林でございます。 厚生委員会の方に出席をさせていただきまして質問の機会を与えていただきましたことを、まず感謝を申し上げたいと思います。 時間の関係で、まず大臣の方からお聞きをしておきたいというふうに思います。大臣、何か予定があるようでございますので、質問が終わりましたらば退席されて結構です。 まず、今回の法改正では、公共関与による適正な処理施設の設置というものが大きな取り組みの一つに挙げられるわけであります。 公共関与によって適正な処理施設を設置しなければならなくなっている現状については、いただいた資料の中に、産業廃棄物については毎年四億二千六百万トンの排出……
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。久々に商工委員会に戻ってまいりまして質疑の機会を与えていただきましたことを、まず感謝申し上げたいと思います。 私もかつて商工委員会に所属をし、そして、現在は環境委員会の方で働かせていただいているわけですけれども、今日、循環型社会をつくらなければならない、こういう国民共通の課題の中で、今国会でも循環型社会形成基本法案が提案され、そして、関連の個別法では、既存の廃棄物処理法の改正とかリサイクル法、再生資源利用促進法の改正とか、さらには、新法でありますけれども、建設廃材のリサイクル法、さらには食品廃棄物、そして、議員立法になるであろうと思われますが、グ……
○小林委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、私が当委員会の委員長の重責を担うことになりました小林守でございます。まことに光栄に存じております。 申すまでもなく、環境問題は国の内外を問わず人類の生存基盤にかかわる重要な問題であり、持続可能な経済社会を構築することが私たちの次の世代への責任であります。 さきの国会では循環型社会形成推進基本法が成立いたしましたが、その実効性を確保し、資源循環型社会への転換を図っていくことがすべての行政にかかわる国政の最重要課題であります。 したがいまして、当委員会に課せられた使命はまことに重大であり、力を合わせて……
○小林委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に田端正広君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
環境保全の基本施策に関する事項
公害の防止に関する事項
自然環境の保護及び整備に関する事項
快適環境の創造に関する事項
公害健康被害救済に関する事項
公害紛争の処理に関する事項
以上の各事……
○小林委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告申し上げます。 今国会、本委員会に付託されました請願は一件でございます。本請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会で慎重に協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、デポジット制度の導入に向けた法整備に関する陳情書一件であります。 また、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、資源循環型施策の充実に関する意見書外七件であります。 いずれも、念のため御報告申し上げます。
○小林委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の辞任についてお諮りいたします。
理事佐藤謙一郎君及び理事細川律夫君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
それでは、理事に
奥田 建君 及び 近藤 昭一君
を指名いたします。
○小林委員長 これより会議を開きます。
環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として環境庁水質保全局長遠藤保雄君、厚生省生活衛生局長西本至君、厚生省生活衛生局水道環境部長岡澤和好君、農林水産省畜産局長樋口久俊君、農林水産省農林水産技術会議事務局長小林新一君、通商産業省環境立地局長日下一正君及び通商産業省基礎産業局長岡本巖君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
○小林委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
環境保全の基本施策に関する件調査のため、来る十七日金曜日、参考人として社団法人日本自動車工業会副会長専務理事鈴木孝男君、群馬大学助教授西薗大実君、横浜国立大学環境安全工学研究室教授浦野紘平君及び兵庫県県民生活部環境局長小林悦夫君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
次回は、来る十七日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零……
○小林委員長 これより会議を開きます。 環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。 本日は、フロンの回収・破壊の現状及び対策問題について参考人から意見を聴取いたします。 御出席いただいております参考人は、社団法人日本自動車工業会副会長専務理事鈴木孝男君、群馬大学助教授西薗大実君、横浜国立大学環境安全工学研究室教授浦野紘平君、兵庫県県民生活部環境局長小林悦夫君、以上四名の方々でございます。 この際、参考人の皆様に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人の皆様におかれましては、それぞれのお立場か……
○小林委員長 これより会議を開きます。
環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、気候変動に関する国際連合枠組条約第六回締約国会議、COP6について、政府から報告を聴取いたします。川口環境庁長官。
【次の発言】 これにて報告の聴取は終了いたしました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として環境庁企画調整局地球環境部長浜中裕徳君、環境庁大気保全局長廣瀬省君、大蔵省主税局調査課長池田篤彦君、文部省初等中等教育局長御手洗康君、通商産業省環境立地局長日下一正君、通商産業省機械情報産業局長太田信一郎君、資源エネルギー庁石炭・新エネルギー……
○小林委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告申し上げます。 今国会、本委員会に付託されました請願は百四十四件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会で慎重に協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、自動車排出ガス対策の推進に関する陳情書一件であります。 また、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、鳥獣保護及び狩猟に関する法律の改正に関する意見書外十一件であります。 いずれも、念のため御報告申し上……
○小林(守)委員 民主党の小林でございます。 まずは、川口大臣、環境の世紀二十一世紀の初代の大臣御就任まことにおめでとうございます。また、大変御苦労さまでございます。日本の二十一世紀を開いていく環境政策の新しい路線をぜひ切り開いていっていただきたいと心から期待を申し上げる次第であります。 早速質疑に入らせていただきたいと思います。 環境庁から環境省に昇格、格上げがされたわけでありますけれども、環境庁が設置をされた経過を見ますると、全国各地で公害問題の深刻な多発という社会状況のもとで、三十年前、一九七一年に設置されたわけでありますが、新たな決意のもとに大臣が先ごろ所信表明をなされたわけであ……
○小林(守)委員 ただいま議題となりました、政府提出、環境事業団法の一部を改正する法律案並びに民主党・無所属クラブ提出、環境事業団法改正案に対する修正案について、民主党・無所属クラブを代表して、環境事業団法改正案に対する修正案には賛成、修正部分を除いた環境事業団法改正案には反対の立場から討論をいたします。 PCB廃棄物の処理は、製造、輸入、使用が原則的に禁止された昭和四十九年以降、早急に行うべき課題とされてきながら、現実には、液状PCB五千五百トンを焼却処理しただけで、長期間保管がされ続けてきたものであります。この間に、保管中のPCBが紛失するなどの問題が数多く生じたにもかかわらず、政府、と……
○小林(守)委員 民主党の小林です。民主党の意見を表明させていただきます。 地球環境問題への対応という視点から考えますると、今でこそ、フロン類はオゾン層を破壊し、強力な温暖化物質であり、その回収・破壊は先進国の責任である、このような認識は国民共通のものになってきていると思いますが、一九三〇年、アメリカで発明されたこの物質は、戦後、日本においてもその使用用途が飛躍的に拡大されてまいりました。化学的に極めて安定した物質であり、人体に無害という夢の物質だとさえ言われ、称賛されたものであります。 しかし、CFCというフロンが地上から二十キロや五十キロ上空の成層圏においてオゾン層を破壊するということ……
○小林(守)委員 民主党の小林です。
先ほど、我が党の細野委員が温泉法の一部を改正する法律案について質疑しましたので、私は浄化槽法に限って質問をさせていただきます。
まず、浄化槽法に基づいて、公共用水域への放流水の水質管理あるいは水質検査は現行法でどのように行われているのか、お聞きをしたいと思います。
【次の発言】 保守点検をする浄化槽管理士と、いわゆる指定検査機関が行う水質検査、水質管理という形に分けて、実際に行う部分とそれを検査する部分がシステムとしてつくられているというふうにとらえていけるものと思います。
そこで、まず最初に、いわゆる指定検査機関が行う水質検査、この信頼性とか正確性……
○小林(守)委員 民主党・無所属クラブを代表して、フロン回収・破壊法案に対する意見表明をさせていただきます。 フロン類は、オゾン層破壊、温暖化などさまざまな地球環境問題の原因物質であり、人工の化学物質であります。これは人為的に製造される物質であり、人類、とりわけ現世代がこの人工の化学物質をコントロールする責任を果たさなければなりません。 特に、世界第二位のフロン製造・消費国である日本の責任は重大であるにもかかわらず、これまでの間、結果として有効な手だてを講ずることができませんでした。市場メカニズムに任せてもだめ、業界団体及び地方自治体の自主的回収でもだめでした。このような回収・破壊の状況で……
○小林(守)委員長代理 質疑時間が終了いたしましたので、最後にしてください。
○小林(守)委員 民主党の小林です。 いよいよ京都議定書の細目を決めるマラケシュのCOP7の会議が迫ってまいりました。二十一世紀の地球環境にとって、また人類にとって最大のテーマである温暖化防止のための京都議定書の最終合意を実現するための大きな役割を、特にこの日本はその京都議定書の議長国でもあったということを考えるならば、大変な責任を持ち、そしてなおかつ、アメリカの不参加というような状況の中で、日本の批准、発効というのはキャスチングボートを握っている立場にもあるわけでありまして、そういう点でも、環境大臣の役割、まことに重大である、このように考えるわけであります。 三月にヘーゲル上院議員にあて……
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。 きょうは、お二人の参考人には大変御多忙のところを御出席をいただきまして、貴重な御意見をありがとうございます。 先ほど来議論が出ておりましたけれども、九〇年の国会決議以来、今日まで着々とと言っていいかどうかわかりませんけれども、この移転の問題については法律が制定され、それに基づく調査会あるいは審議会が設置され、そして二年前、移転先の候補地が答申されたというような形で、非常にスケジュール的に着々と進められているというような印象も受けるのですけれども、先ほどの質問にありましたように、一方、国民の合意形成とか国民意識の高揚とか、あるいは社会経済状況と……
○小林(守)委員 おはようございます。民主党の小林守でございます。 久しぶりに質問に立たせていただくことになりました。大臣には五年ぶりになろうかと思います。きょうは歓迎のごあいさつというふうに思っておりますけれども、少し辛口の質問になろうかとは思いますが、早速始めさせていただきたいと思います。 三月の二十九日、環境委員会の質疑におきまして、我が党の五島正規委員の質問に対しまして、大木大臣は、この法案は未完成のものだ、このような答弁をされております。一般的に言うならば、未完成の法案を閣議決定して立法機関に提案されるということは、これは極めて問題であり、国会軽視、不謹慎と言わざるを得ないものだ……
○小林(守)委員 おはようございます。民主党の小林です。 きょうは、久しぶりに時間を多少余分にいただいているものですから、まず理念の問題等について触れながら議論を進めさせていただきたい、このように思っております。 二十一世紀の持続可能な経済社会をどうつくっていくか。これは、地球全体、国際社会全体のモデルなき時代を迎えているというふうに言えると思うわけでありますが、そういう状況の中で、変革期の中で大切なことは、現実の追認みたいな後追いの対応ではなくて、やはり理念を持って、かくあるべきというようなビジョンを国民の合意のもとで形成して、そしてそれに向かって現実からどう改革をしていくかということに……
○小林(守)委員 おはようございます。民主党の小林です。 きょうは台風が接近しております。少し蒸し暑い感じでございますが、歯切れよく質問させていただきたいなと思います。答弁の方もひとつよろしくお願いしたいと思います。 きょうは、この間の廃棄物行政の中で、各都道府県の中で産廃税の導入の動きが顕著になってきているというふうに見受けをしております。ことしの四月から三重県の方では条例に基づいて施行されるというような状況でございますし、北は青森、岩手、秋田、この三県が共同で導入をしようではないかというような形で、それぞれの県の取り組み、そしてそれぞれの調整が行われているというようなことをお聞きいたし……
○小林(守)委員 民主党の小林でございます。 きょうは、経済産業委員会の方で時間をいただきまして、環境委員会に所属はしているんですけれども、この自動車リサイクル問題は、リサイクルシステムをつくっていく、循環型社会を形成するという視点からは共通の課題でありますので、そういう点でも御質問をさせていただきたいと思います。 今度の温暖化対策推進大綱の中でも、経済と環境の両立ということが今日の世界的な課題であり、また、日本の二十一世紀の経済社会のあり方、基本的な理念というふうにも掲げられているわけであります。そういう視点でも、今度の使用済自動車のリサイクルシステムについては、本当に経済と環境との両立……
○小林(守)委員 民主党の小林守です。 今、近藤委員の方からも、資金管理法人の運用の問題、そしてそのリスクの問題等についてお話がございました。私も前回、二十九日のこの委員会に出席をさせていただきまして、その問題を質問させていただきました。少し詰めがまだ甘いところがあるなというような思いがありましたので、再度、確認の意味でお聞きをしたいというふうに思います。 きのう環境委員会の方で、社会民主党の金子哲夫委員さんの質問に対して、製造産業局長さんが御出席になられ、この管理法人の預金の回収が困難になった場合、例えば銀行の倒産などで預金の回収が困難になった場合、その穴埋めはだれがするのか、確かに可能……
○小林(守)委員 民主党の小林です。 衆参の与野党の国対委員長会談の結果、議長のもとに協議機関が設定されることになったわけであります。この協議機関の性格それから役割について、できるだけ明確に国民の皆さんに説明をする必要があるだろう、まずそのように思います。 特に、審議会の答申で予定候補地に挙げられた地域の皆さん方は、本当に厳しい目で国会の対応のあり方について見ているのではないか、このように思いますし、そういう点での説明責任を果たす必要がある、このようにまず思っているところであります。 それから、今後の移転の手続というのでしょうか、この進め方にかかわってですけれども、九九年に出された審議会……
○小林(守)委員 おはようございます。民主党の小林守でございます。 さきの通常国会に提案をされ、継続として今国会において一昨日参議院の方で成立をいたしました自然再生推進法、議員立法でございまして、提案者の皆様方には心から敬意を表したいと思うところでございます。 我々も提案者の側に立ってこの法案の行方を追ってきたわけでございますけれども、法律でありますから、我々の思っていることあるいはねらい、それがどのようにどう表現されているのか、出てきた法案から読んでみますと、非常に抽象的な表現であったり、あいまいな言葉であったりというようなところでありまして、そういう点で、NGOの団体の皆さんや国民各層……
○小林(守)委員 この委員会のあり方について、ちょっとただしておきたいなというふうに思います。 七月の二十五日に「委員会のあり方等についての要請に関する申合せ」というのが行われております。それで今日の時点に至ったわけですけれども、この要請の三項目の中で、社会経済状況を踏まえて移転の規模や形態や新しい手法の見直しを、今回の予備的調査に基づいて、報告をいただいて調査に入っているということだと思いますが、そのほか、三項目の中には、いわゆる委員の構成について、三候補地出身以外の方についても半数程度入ってもらうというようなことについて、これは先ほど玄葉さんの方から次期通常国会あたりで考えられているとい……
○小林(守)委員 おはようございます。民主党の小林です。 大臣におかれましては、昨年の九月三十日に大臣に就任されましてから既に五カ月を経過したところでございまして、記者会見等の内容なども見させていただきましたけれども、大変意欲的な取り組みをなさっておられるな、このように評価をしておきたいと思います。 百術は一誠にしかずというような言葉が大臣の座右の銘だというようなこともお聞きいたしまして、百聞は一見にしかずというような言葉もございますけれども、現地にできるだけ調査に入りながら現場主義的な環境行政を進めようというようなことも見られるわけでありまして、そういう点で期待をさせていただきたいなと思……
○小林(守)委員 民主党の小林守です。 余り時間がございませんので、早速質問に入らせていただきます。 私、昨年の十二月六日に一般質疑の時間の中で、議員立法で成立しました自然再生推進法に絡みまして、エコフロンティアかさま、茨城県の笠間市の、茨城県が財団法人を設置して建設を進めている茨城県環境保全事業団の廃棄物処理施設の建設問題、これについて、現状について質問させていただきたいと思います。 その間、いろいろな動きが進んでいるわけでありますけれども、現状では排水作業は引き続き行われているという状況の中で、底固めというんでしょうか、水をとめる工事といいますか、地下水の、湧出の水をとめる工事、セメ……
○小林(守)委員 おはようございます。 民主党の小林です。八十分の時間をいただきましたので、じっくりときょうは議論をさせていただきたい、このように思います。 まず、去る五月の十六、十七日、沖縄県の名護市で、第三回日本・PIF首脳会議、太平洋・島サミットが開催されました。 沖縄のサミットにおける万国津梁館という施設で開催されたわけでありますが、十六カ国の首脳が集まりまして、安全保障や環境、教育、保健、貿易など各分野で太平洋島地域の課題が話し合われました。日本やオーストラリア、ニュージーランドなどが主要な支援国というか援助国でございますけれども、この十六カ国の首脳が集まって共同行動計画をまと……
○小林(守)委員 引き続いて質問をさせていただきたいと思います。 今、我が党の鮫島委員の方から、私もそのような質問をしていきたいなと思いましたけれども、本当に専門的な、またわかりやすいお話がございましたので、省略をさせていただきたいなと思いますけれども、一点だけ。 このようなカルタヘナ議定書が進められている中にあって、世界的なスタンダードというか世界的な科学的知見は、少なくとも、生物多様性条約を受けてカルタヘナ議定書を取り交わさなければならないというようなところに至っているんだろうと思うんです。カナダやオーストラリアはカルタヘナ議定書への批准を検討中というような状況ではありますが、アメリカ……
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。 八田先生には、貴重な御意見、そして刺激的な御発言、ありがとうございます。 今日まで首都機能移転、今日では国会等の移転という言い方がされておりますけれども、私は、この十年来の国会における議論というのは、やはり、この日本の閉塞した現在の状況をどう打破して、二十一世紀の日本のあり方あるいはビジョン、そういうものをどう求めていくか、そして、そのビッグプロジェクトとして国会等の移転というものが取り上げられてきているのではないのか、このように思う一人でございます。 この間の中で、多極分散型の国土の形成とか、あるいは政治と経済の分離というようなものが一つ……
○小林(守)分科員 社会党の小林守でございます。 早速、通告をいたしております廃棄物の処理法の改正の問題につきましてお伺いしたいと思っております。 新聞によりますと、今日まさにごみの急激な増大ということ、社会的な背景としてはOA化の推進とかさらには使い捨て容器の増加、個人消費の拡大に伴って紙やプラスチック製品、そして家電製品の増加が目立つというふうに出ています。一つには、ごみ戦争とかごみ不況がやってくるとか、不法投棄につきましては一向に減らない、そして環境汚染という問題も非常に深刻になっている、こういう状況にありまして、廃棄物の処理及び清掃に関する法律が既に二十年経過しているわけですけれど……
○小林(守)分科員 社会党の小林守でございますが、外国人労働者問題についてお伺いをいたしたいと存じます。 この問題につきましては、近年の国際化の中で、また日本の大きな円高、高度成長という中で、アジア諸国から日本に職を求めて多くの外国人労働者が来てさまざまな社会問題をもたらしてきたと いうような状況の中で、一方においては、国内において有効求人倍率の非常に大きな伸びという中にあって、建設労働現場やさらには第三次産業部門において人手不足という大きな問題を抱えて、そういう労働力の確保という観点から、外国人労働者導入についての要望も強くあるという背景のもとに、一つには、適度な開国論というような考え方が……
○小林(守)分科員 社会党の小林守でございますが、早速御質問をさせていただきたいと存じます。 全体的には思川開発事業に関することということで質問通告をさせていただいたわけでございますけれども、その前提となるというふうに私は認識しておりますけれども、実は国土庁が昭和六十二年十月に発表いたしました全国総合水資源計画、いわゆるウォータープラン二〇〇〇、この中で、さらに二十一世紀に向かって日本の水需要が大変大きくなるということと、ダム開発の必要性が示されていたかと思いますけれども、その全国総合水資源計画の中で、今後ダムの開発については全国でどのくらいしなければならないのか、さらにその前提条件として、……
○小林(守)分科員 社会党の小林守であります。早速質問に入らせていただきます。 昨年の十二月十日に出されました生活環境審議会の答申を受けまして、このたび厚生省から廃棄物処理法の大幅な改正案が出されるわけでございます。既に閣議決定も済んでいるというふうにお聞きしておりますけれども、この法案の内容等について逐次質問をさせていただきますが、その前に、今日のごみ問題につきまして、そして今何が一番問題なのか、そういう観点に立って、大臣の方から今日のごみ問題の全般的な問題、そしてどう解決しようとしていくのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。
○小林(守)委員 本連合審査会に地方行政委員会から参加をさせていただきました社会党の小林守でございます。 今般の廃掃法の改正案につきまして、第一点は、生活環境審議会答申が昨年の十二月に出されたわけでありますけれども、この答申と今回出されました政府の法案について、どのように答申の内容が生かされているのか、そういう観点から幾つかお聞きしたい、そのように思っているところでございます。 廃棄物の排出量の増大、そして質の多様化、さらには廃棄物における抜本的な対策として、何といっても減量化や資源化及び再生利用の徹底、さらには後を絶たない不法投棄等の不適正処理をいかに防止させていくか、さらには中間処理施……
○小林(守)委員 おはようございます。 社会党の小林守でございます。本案の審査に地方行政委員会から参加をいたしました。 申すまでもありませんけれども、二十一世紀に向かって、我が国が国際的な役割を果たしつつ、国民が真に豊かさを実感でき、さまざまなライフスタイルを選択できるような、自由で開かれた生活大国を実現するためには、東京一極集中を是正し、地方が自立的成長の活力を取り戻していくような多極分散型の国土の形成が現下の急務であります。 一昨年の十一月、衆参両院におきましての国会及び政府機関の移転決議を受けまして、国土庁長官の私的諮問機関であります首都機能移転問題に関する懇談会は、本年二月、首都……
○小林(守)分科員 社会党の小林守でございます。 貴重な時間をいただきましたものですから、本日は、二十一世紀に向かって何とかして基本的人権にかかわる部落差別の問題を解決したい、そういう観点から今私たちは何をなすべきなのか、そういう観点に立って長官初め関係者の御意見、そして論議を深めていきたい、そのように考えているところでございます。 まず最初に、長官におかれましては、同じ栃木県出身ということでもございますし、大変親密感を抱かしていただいているわけでございますが、長官の議員になる前の職につきましては真岡市長というようなことで、自治体の代表者という関係、出身でございますから、ちょうど昭和五十二……
○小林分科員 小林守でございます。この第五分科会も最後の発言者となりました。遅くまで本当に御苦労さまです。 私の地元の奥日光の樹木の立ち枯れの問題についてお聞きしたいと思います。 まず、現状の認識や現状の把握についてお聞きをしたいと思いますが、マスコミ等でいろいろと森林の衰退や立ち枯れの問題が報道されてきておりますけれども、私たち社会党の林業対策特別委員会におきましても、奥日光、裏男体の深刻となっている樹木の立ち枯れ調査を去る五月二十一日に実施いたしました。 その際には、地元出身の上野雄文参議院議員と私、それから社会党の林業対策委員会の事務局長の早川先生においでいただきまして、そのほか全……
○小林(守)委員 民友連の小林守でございます。諸先生には大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。 私は、間近に迫りました金融ビッグバンの問題から、将来にわたって日本のクレジットクランチをどう克服して信用創造の時代を切り開いていくべきなのか、この辺を視点にしてお聞きをしたいなと思っております。 本年四月から改正外為法が施行されます。また、BIS基準に基づく早期是正措置も導入されることになっております。しかしながら、今日、個人の金融資産残高が一千二百兆円と言われている我が国でございます。これがいや応なく大競争のビッグバンの時代に入るわけでありまして、そういう点では、市場原理の貫……
○小林(守)委員 民主党の小林です。 中山委員に引き続きまして、政府案とそして民主党案、対峙されておるわけでありまして、このPRTR制度についての国民的な関心を盛り上げていくためにも、できるだけ、法案の性格や骨子、それが浮かび出るような観点に絞って質問させていただきたい、このように考えておるところであります。 九二年の地球サミット、リヨンにおけるサミットにおきまして、アジェンダ21が採択をされました。この第十九章にある、化学物質に対する情報提供のシステムを、データベースをつくるべきだ、そして広く国民の共有のものとして定着をさせていくことが、化学物質の有害性を、環境負荷を低減していく最大の有……
○小林(守)議員 お答えいたします。 民主党案では環境庁を所管官庁とするということになっておりますけれども、なぜそのような趣旨かというようなことかと思います。 そもそも、このPRTR制度というのは、環境汚染物質の移動・排出量等を公開することによって、住民と事業者などがリスクコミュニケーションを行って、環境汚染物質の削減が行われることになるということが制度の趣旨であります。したがいまして、環境汚染物質についての把握は環境汚染物質の削減という視点からなされるべきものであり、このような権限は環境を所管する省庁に行わせることが制度の趣旨に適当である、このように民主党は考えました。 また、アメリカ……
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。 公述人の諸先生には、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 最初に、佐高先生の方にお聞きしたいと思います。 今日の経済状況の中で、戦後最悪の雇用不安、そして将来生活への不安にさらされて、国民は消費マインドを萎縮させ、自己防衛に走っている、こんなふうにも言われているところでございますけれども、人間というのは、そういう後ろ向きの側面と、それからやはり、そういう状況の中でも自立して将来を何とか考えていこうというようなプラス思考も働くのではないかというふうに思います。 経済不況というのは、もちろん経済的な仕組みというかシステム……
○小林(守)分科員 民主党の小林守でございます。予算委員会の分科会でこのような質問の機会を得られましたことに、まず感謝を申し上げたいと思います。 廃棄物リサイクルの問題、循環型社会をつくっていこうというような基本法制定に向けての政府、それぞれの与党の取り組みも連日報道されているところでございますけれども、この循環型社会づくりのための基本的な課題というのは、より現実的な、具体的な問題として考えるならば、廃棄物リサイクルの問題をどうするかということにかかっているのではないか、このように考えるわけであります。 実は、私の出身県であります栃木県の小山市内の産業廃棄物の中間処理業者であるニッソーが、……
○小林(守)分科員 民主党の小林守でございます。 今、金子委員の方から思川開発事業についての総括的な、また今日的な御質問があったわけでありまして、まさに私自身にとっては地元中の地元、選挙区でございます。そういう点で、触れていただいたことに感謝を申し上げると同時に、質問の趣旨も金子委員さんとそう変わらないというような思いでございます。それで、本当に地元なものですから、少し具体的な、踏み込んだことで質問をさせていただきたいなと思っているところであります。 二十五日、今市市の方で今市市建設業組合の百五、六十名の方が集まって、栃木県とそれから水資源の公団から、今度の国土庁の方針と言っていいと思うの……
○小林(守)委員 民主党の小林でございます。 木村参考人、先生には大変御示唆に富んだ幅広い、またショッキングなというか、大変考えさせられるようなお話もいただきまして、勉強させていただいております。 小泉内閣が誕生いたしまして、国民の大変な支持率を得ております。公約の中で、構造改革なくして日本の再生はないと、経済の構造改革とかさまざまな改革を掲げて登場した政権ですけれども、まだ具体的な中身がよく見えていないというような状況であります。私は、社会保障制度の改革、これも構造改革の大きな、日本再生の柱ではないか、このように考えているわけです。 そこで、社会保障制度については、お話がありましたよう……
○小林(守)分科員 民主党の小林です。 早速質疑に入らせていただきます。 私は、計量行政について、特に環境計量証明事業について、具体的な問題事例を踏まえて質問をさせていただきたいと思います。 昨年の十月二十日、栃木県の計量検定所は、宇都宮市内の環境計量証明を行っている、ある会社を立入検査いたしました。そして、その後、十二月の七日付で、県の計量検定所は、その計量証明事業者に対して警告書を出しました。 これらの事実と内容について、計量検定行政をつかさどる経済産業省はどのようにその事実と内容を把握されているか、お示しをいただきたいと思います。
○小林(守)委員 民主党、環境委員会委員の小林守でございます。 この法案についての連合審査会に参加することができまして、質問の機会を与えていただきましたことに、まず感謝を申し上げたいと思います。 早速本法案についての審議に入らせていただきたいと思いますが、御承知のように、参議院先議で、既に衆議院に回付された法案でございまして、我々は、より一層その厳密な精査をしていきたい、こんな立場で臨んでいきたいなと思っているところであります。 御承知のように、現行の化学物質審査規制法は、化学物質による環境汚染を通じた人の健康被害を防止するため、新たな工業用化学物質の有害性を事前に審査し、その有害性の程……
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