このページでは遠藤乙彦衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。遠藤乙彦衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○遠藤(乙)委員 最近の劇的なかつ歴史的な国際情勢の変化を前にしまして、我が国の外交姿勢につきましてお伺いしたいことは多々あるわけでございますけれども、時間の制約もございまして、当面の大きなテーマでありますソ連情勢、日ソ関係に絞って御質問をさせていただきます。 まず、最近のソ連情勢、まことに日進月歩とも言うべき状態で驚かされることも多いわけですが、その驚くことの一つに大統領制の導入があったわけでございます。三月十五日にソ連臨時人民代議員大会がゴルバチョフ新大統領を選出したわけですけれども、まず、この大統領制導入に至る背景、意図、性格等につきましてどう見ておられるか、お伺いしたいと思います。
○遠藤(乙)委員 今日、我が国の原子力政策を今後どうするか、大変重大な地点に差しかかっていると感じております。したがいまして、十分な国民的論議を踏まえ、コンセンサスの形成を踏まえて、今後の方向の決定づけをすべきであると考えます。そういった観点から、この日仏改正議定書に関連しまして、幅広くさまざまな観点から質問をさせていただきたいと思っております。改正議定書の内容に即してお伺いしていきたいと思っております。この改正議定書自体は、我が国の核拡散防止強化に沿っての努力の一環であると思いまして、その点評価するものでございますが、協定に即して、以下の点につきましてお伺いをしたいと思います。 まず、第一……
○遠藤(乙)委員 冒頭大臣にお伺いをしたいのですが、米自由化問題です。これは事前通告はしていないのですが、先ほど坂井委員からも御質問がありまして、私も大変重大な関心を持っている点でございますので、大臣の御所見を伺いたいと思っております。
ウルグアイ・ラウンドにおきまして米自由化問題、客観的に見ますと、我が国は大変苦しい立場に追い込まれているわけでございますけれども、米自由化を受け入れざるを得なくなった場合に、農家の救済策は考えるのかどうか、この点につきまして大臣の御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 もう一点、関連しますけれども、客観的には大変厳しい状況に追い込まれているわけでございま……
○遠藤(乙)委員 公明党・国民会議の遠藤でございます。 大臣の所信に沿いまして幅広く質問をさせていただきますので、大臣及び政府委員におかれましては、ひとつよろしくお願いを申し上げておきます。 まず、所信に対する質問に入る前に一つぜひお聞きしたい点があるのですが、それは現在大変大きな社会問題になっておりますいわゆる違法駐車の問題でございます。これは特に交通安全対策の面からも大きなテーマになっておりますが、私の感じではこの違法駐車の問題は、日本の、特に戦後の生産者優位かつ生活者軽視というシステムの象徴的な問題ではないかと考えております。 本来、車がふえるのであれば当然それに比例して駐車スペー……
○遠藤(乙)委員 両大臣の御出席をいただきました機会に、交通安全対策につきまして幅広く質問させていただきたいと思っております。 まず最初に、第二次交通戦争に対する所感及び取り組みの決意をもお聞きしたいわけでございますけれども、昨今、特に最近、交通事故死者が一万人を突破しまして、昨年の場合には一万一千八十六人と大変痛ましい犠牲者を出したわけでございます。非常事態宣言等も発令されまして大変憂慮すべき事態になってきておりますことは御承知のとおりでございます。つらつらこういった事態のよって来る背景を考えますと、これは非常に根深いものがあって、特に交通事故問題は、あるいは交通渋滞の問題を含めまして交通……
○遠藤(乙)委員 私は、湾岸危機の包括的政治解決と日本の役割という角度から、まず質疑をしたいと思っております。 イラクのクウェート侵攻、そしてその併合、さらに人質作戦ということは絶対に国際法上、また人道上許すことができない、もう当然のことでございます。しかしながら、大事なことは、どうやってじゃ現実にこの危機を解決していくか、これを十分に知恵を出して討議することが何よりも大事じゃないかと私は考えております。この臨時国会におきましても、この国連協力法案を中心に中東貢献策ということでずっと議論が行われておりますけれども、これはあくまで一部の議論にしかすぎなくて、その根本はどうやってこの湾岸危機を解……
○遠藤(乙)委員 それでは、郵便五条約に関連して質問をさせていただきます。
まず第一点でございますが、今回の改正の内容を拝見をいたしますと、非常に技術的な内容が中心になっておりますけれども、今回の改正の主なねらい、それからこの背景にある郵便サービスに対する新しいニーズはどんなものか、こういった点について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 今回の改正の中で、いわゆるEMS、エキスプレス・メール・サービスが取り上げられております。これも大変新しい動きで、今後重要な役割を担うのではないかと思っておりますが、ただ、まだ非常に適用範囲が限られておると伺っておりますけれども、今後さらにこれは……
○遠藤(乙)委員 今回のモントリオール議定書並びに今回の改正は地球環境保護という点で画期的な内容を持つものと高く評価をするものでありまして、また関係省庁の努力を多とするものでございます。
他方、この締約国を見ますと、一月二十九日現在でまだ二つしかないわけでして、我が国も早急に締約国になるとともに他国に対しても参加を呼びかけるということも必要であるかと感じております。この点でまず我が国として何か具体的なアクションをとる用意はあるかどうかお聞きしたいと思います。
【次の発言】 冷戦が終えんをして地球的規模での核戦争の恐怖というのは大幅に減少したと思うわけですけれども、それにかわって非常に懸念を有……
○遠藤(乙)委員 今回の特別協定の問題、大変重要な今国会中のトピックであると考えております。特にポスト冷戦時代の安全保障をどう考えていくか、あるいはその中で日米のバードンシェアリングをどうするか、非常に基本的な問題にかかわるものでございます。したがいまして、幅広い角度から質問をさせていただきたいと思います。
まず最初に、総論的な話ですが、ポスト冷戦時代の新秩序、どうあるべきなのか、あるいはそこで日本がどういう役割を果たすべきなのかということにつきまして、まず所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今の基本的な問題と関連しまして湾岸戦争の総括ということでお聞きをしたいのですが、世界全体が……
○遠藤(乙)委員 私はまず、掃海艇の問題からお聞きをしたいと思います。きょうの朝刊各紙を見ますと、政府は掃海艇派遣の意向を固めるといった報道がなされておりますけれども、そのとおりなのかどうか、またこの掃海艇派遣問題に関する政府の態度につきましてお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 そこで、我が国に対する掃海艇の派遣につきましての国際的な要請が来ているかどうか、その点につきまして御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 国際的な要請がないのに安易に出るということはないだろうと我々は感じているわけですけれども、この掃海艇の派遣の問題、非常に素直に考えますと、これは前向きに考えてもいいだろ……
○遠藤(乙)委員 まず最初に、日韓協定について御質問をしたいと思います。
この協定によって譲渡される服飾等は、大正年間に主として我が国において作製されたものであり、作製費用も我が国の負担であるということでありまして、そういうことであれば、これらの服飾等は我が国固有の文化財であると考えられるわけですけれども、こういった我が国固有の文化財をなぜ韓国に譲渡するのか、この点につきまして御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 故李方子女史に由来する服飾等が東京の国立博物館に保管されるに至った経緯につきまして、簡単に御説明いただきたいと思います。
あわせて、これらの服飾等は国有財産であると思う……
○遠藤(乙)委員 今回の湾岸危機、湾岸戦争というものは、戦後四十五年間にわたる日本社会に対して、大変深刻な政治課題、政治問題であり、またさまざまに考えるべき問題を突きつけたものと私は理解をしております。いろんな問題点がありまして、必ずしも一面的な見方だけではやはり判断を誤るということでございまして、いろいろな角度からこれを考え抜く必要があるかとは思っております。この予算委員会におきましても、既にいろいろな角度から議論が行われまして、特に九十億ドルの問題、自衛隊機派遣問題をめぐっては種々議論が行われたと承知しておりますが、私はやや異なった角度からこの問題を見て、質疑をしていきたいと思っております……
○遠藤(乙)委員 それでは、ソ連情勢に関しまして御質問をさせていただきたいと思います。 今回のソ連での事態につきましては、既にマスコミ等でも八月革命という名前が定着しつつあるわけでありまして、当然のことながら一九一七年の十月革命にも比すべき世界史的事件というとらえ方があるわけでございます。先ほど大臣もへそういった歴史的に大変重要な出来事であるという見解を表明されております。私も全く同感でございますが、さらに大臣として、今回のソ連の問題を通じて大臣御自身のソ連観というものが変わったのかどうか、あるいは今回の事態の持つソ連の国内政治史上の意義、さらには国際情勢に及ぼす影響、どのようにごらんになっ……
○遠藤(乙)委員 当面する国際情勢の主要な問題につきまして質問をさせていただきます。 まず、何といってもブッシュ大統領の提案でございますけれども、この提案はINFの撤廃合意、それからSTARTの合意に続きまして、大変画期的な、また時宜を得た提案であると高く評価をするわけでございます。 このブッシュ提案につきましては既に私以前の委員からるる意見が出され議論がされておりますので省略をいたしますが、一つお聞きしたい点は、このポスト冷戦という時代に移行しまして核軍縮、グローバルな次元での核軍縮というのは非常に大きく進展を見ております。他方、それにかわってむしろこれからの大きな課題として浮上してきて……
○遠藤(乙)委員 山田代議士に引き続きまして質問をさせていただきます。 このPKO法案、これは大変歴史的な法案であると私は感じております。特に、冷戦の終わりという世界情勢の枠組みの激変、また我が国の近年における目覚ましい地位の向上といった状況を踏まえまして、一国平和主義を乗り越え、我が国が世界の平和にどう貢献するか、特に憲法の原則を踏まえながらどう貢献するかということに一歩踏み出す大きな歴史的な法案であると感じております。 特に、公明党がキャスチングボートを握っていることもあって、我が党の決断が選択を決めるということでございまして、大変重い責任を感じながらこのPKO問題に取り組んできたわけ……
○遠藤(乙)委員 前国会に引き続きまして、PKOをめぐって議論が進められているわけでございますけれども、かなり技術的なポイントについて議論が行われているようでございます。若干、もう一度基本的なところに戻して、まず私としては、総理の外交政策の基本的な理念につきましてお聞きをしていきたいと思っております。 総理は、言うまでもなく保守本流のいわば嫡流と言われておりまして、戦後日本の重要な世界とのかかわりにおいていつも中枢の意思決定にかかわってきたということでございまして、その総理の見識とか政治的経験の豊富さについては多くの人が認めるところでございます。そこで、そういった保守本流の嫡流という立場にあ……
○遠藤(乙)委員 私は、公明党・国民会議の遠藤でございます。陳述される先生方におかれましては、御多忙の中を御出席いただきまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。 時間が限られておりますので、端的に質問に入らせていただきたいと思いますが、現在、PKOが大変大きな、国論を分裂するような議論となっておりますけれども、一つ言えることは、このPKOという問題が、先ほどもどなたかおっしゃっておりましたが、非常にわかりにくい問題であるということ、さらにそれに加えて情報不足ということが極めて大きな要因としてあるかと思います。特に、PKOなんという言葉は、ほとんどの方は初めて聞いたわけですし、似たよう……
○遠藤(乙)委員 まず、外交の基本方針に関連してお伺いをしたいと思います。 冷戦後の世界にあって日本の重要性は格段に高まっておりますし、特に湾岸戦争以降、またソ連の崩壊以降、新しい世界の秩序づくりに日本がどうかかわるか、大変大きな課題を背負っているわけでございます。大臣の基本的な所信は既に所信表明を通じて理解をしておりますので、特にその中の一点に絞って、外交スタンスについてお聞きしたいと思います。 それは、今後の日米関係のグローバルパートナーシップ、これをどうつくるか、これは最も重要な課題ではないかと私は感じておるわけでございますが、このグローバルパートナーシップが何を意味するか。これは、……
○遠藤(乙)委員 旅券法の改正に関連しまして、何点か質問をさせていただきます。
まず、この法案の提案理由として、平成四年十一月に機械読み取り旅券を導入することに伴い、申請手続の簡素化と手数料の改定を行うとしておりますけれども、この機械読み取り旅券の導入と手数料の値上げと一体どういう関係にあるのか、御説明をお願いします。
【次の発言】 今の機械読み取り旅券を導入している国と、その国の旅券発給手数料、それから有効期間について、御説明をお願いします。
【次の発言】 今、各国の比較を言っていただきましたが、米国のケース、日本と比較しまして、通常の旅券、有効期間十年、発給手数料が当方の調べでは五十五ド……
○遠藤(乙)委員 私は、この日本・トルコ投資保護協定に絞って質問をさせていただきます。 まず最初に基本認識についてお聞きしたいのですが、これは恐縮なんですがちょっと事前通告していなかったのですが、中近東アフリカ局長にお願いをしたいと思いますが、我が国の対中近東外交におけるトルコの位置づけということでございます。 この地域、大変激変がやはり襲っております。冷戦構造が崩壊をし、湾岸戦争があった。また、旧ソ連が崩壊をし、イスラム圏諸国の動きがある、またいろいろな地域統合の動きもある。こういった中で、大変流動化する情勢の中で、トルコの役割というのは非常に大きくなりつつあると思うのですが、そういった……
○遠藤(乙)委員 租税三条約に関しまして質問を進めたいと思います。
まず最初に、現在我が国は三十八カ国との間に租税条約を締結をしておりまして、経済的、人的交流に伴って発生し得る二重課税の回避を図ってきでおるわけですけれども、他方におきまして、こういった租税条約のもとでの課税の減免措置を悪用しまして、不当に税逃れを行おうとする試みが出てこないかという懸念もあるわけでございます。
本日審議の対象になっております三条約においては、そのような懸念に対してどのように対応しているのか、まずこの点につきまして御説明をお願いします。
【次の発言】 続いて、ルクセンブルグに関しまして、この国は御承知のように……
○遠藤(乙)委員 まず、中国情勢に関してお聞きします。
去る四月六日から十日まで、江沢民総書記が来日をされたわけでございます。本年がちょうど日中国交二十周年に当たる佳節であり、またこの機会に、二十一世紀へ向けた建設的な日中関係を築く上で重要な出発点であるという大きな意味を持った訪問であったとは思いますが、他方、いろいろな問題点も残されたやに感じております。
そこで、まず大臣に、今回の江沢民総書記の訪日の総括的評価をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 具体的な問題点で幾つかすれ違いとか問題点が残ったんだと思うのですが、一つは人権問題だと思います。
宮澤総理から江沢民総書記に対して、中国……
○遠藤(乙)委員 世界遺産条約について質問を進めてまいります。 まず、この条約は大変重要な意義のある条約であり、またユネスコ総会で採択されてから二十年もたっているわけでございまして、なぜ我が国としてもっと早く批准しなかったかと遺憾に思うわけでございますけれども、こういった批准のおくれの中にも我が国の文化というものに対する姿勢が出ているのではないかと感ずるわけでございます。 そこで、個別の問題点に入る前にまず、我が国の国際文化協力についての基本姿勢につきまして、これは大臣にお伺いをしていきたいと思っております。 我が国は経済大国としてあるわけですけれども、文化の面ではいまだにその取り組みが……
○遠藤(乙)委員 私は、都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案に関連しまして、新幹線の鉄道の騒音問題につきまして質問をさしていただきます。
まず環境庁にお伺いをしたいのですけれども、環境庁から本年の三月十九日、「新幹線鉄道騒音に係る七十五ホン対策の達成状況」という報告書が発表されましたが、その概要を簡潔に御説明いただきたいことと、今後の対策についてどのように行うつもりか、この点につきまして簡潔に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 続いて、運輸省にお聞きしたいわけですが、今も環境庁から報告がございました。運輸省としましては、この環境庁の報告、要請をどのように受けとめ、今後どの……
○遠藤(乙)委員 このPKO法案の審議も大詰めに近づいているようでございまして、考えれば考えるほどこのPKO法案、大変歴史的な法案でございます。私は、若干、今までのこのPKO法案並びにそれに先立つ国連平和協力法案等の問題を振り返りながら質疑を進めていきたいと思っております。 この冷戦が終わった後の日本、大変な国際的な試練に直面をしてまいりました。特にこの湾岸戦争以降、具体的にさまざまな決断を要する問題に迫られたわけでございまして、多国籍軍に日本から参加するか否か、あるいは九十億ドルの支援問題、さらにはこのPKO法案、いろいろ決断を迫られる問題に逢着したわけでございます。こういった中で常に我々……
○遠藤(乙)委員 時間も限られておりますので、絞って何点かお聞きしたいと思います。 まず、去る九月の末から十月十日にかけまして、我が党の石田委員長を団長としまして初の本格的な欧州訪問団を派遣をいたしまして、ドイツ、フランスを中心にベルギー、欧州共同体も訪問しました。政界要人を中心に幅広い問題につきまして意見交換をしてまいりまして、非常に有意義だったわけでございます。特に、訪問に当たりまして外務本省並びに在外公館からいただきました御協力に、この機会をかりましてお礼を申し上げたいと思っております。 欧州では大変議論が沸騰しておりまして、ちょうどマーストリヒト条約の国民投票直後であったこともあり……
○遠藤(乙)委員 私は、緊迫するカンボジア情勢及びPKO問題に絞って質問をいたします。
宮澤総理は、十二日の記者会見で述べられた中で、UNTACの輸送手段充実へ向けて百万ドルの緊急資金援助をする方針を明らかにされました。これは安全対策強化の一環としてのものだと思いますけれども、この点に関しまして、具体的にはどのような使途を想定しているのか。どのように使うのか、あるいはまたそれが安全対策にどのように効果があるのか、こういった点につきましてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 百万ドルということですが、ヘリコプターだけじゃないと思いますけれども、そのほかにどんな具体的な輸送手段を考えておられ……
○遠藤(乙)委員 両大臣の所信に対する質疑を進めさせていただきます。 我が国は、今戦後最大の不況下にありましていまだ回復の見通しも立っておりません。どうこの不況を乗り越えるか、今最大の課題になっております。国民の方々の圧倒的な願望も、何とかこの不況を早く克服して明るい見通しを出してほしい、大変強い要望が政治家に寄せられておりまして、この問題につきましては本当に政官民また党派を超えて英知を出して取り組んでいかなければならない問題であると感じております。そういったことで、まずこの景気の問題、不況対策のところから質問を始めていきたいと思っております。 まず平成四年の政府当初見通し、これは三・五%……
○遠藤(乙)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 特許法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 実用新案登録出願について、無審査による権利登録制度の導入により無用な混乱を生ずることのないよう新制度の周知徹底を図るとともに、登録処理や実用新案技術評価書の発行が的確かつ迅速に行われるよう事務処理体制の整備等に努めること。 二 中小企業者等が制度改正等に円滑に対応し得るよう、先行技術調査に係る支援、情報提……
○遠藤(乙)委員 それでは、まず最初に大臣にお伺いをしたいと思います。 対ロ支援問題でございますが、この十四、十五日、対ロ支援会議が行われ、また、七月のサミットでも大きな課題になることになるわけでございますけれども、この対ロ支援問題、ある意味ではなかなか難しい問題ではないかと思っております。 冷戦後の世界において平和秩序をつくる上で、日本は大きな責任を有しておりますし、その関連で、このエリツィン政権の進める民主化、市場経済化を支援することは大変大事なわけでありますけれども、また、国際的にも日本に対して、もっと積極的な姿勢をとれという強い要求があることは、大臣も御高承のとおりでございます。他……
○遠藤(乙)委員 私からは、経済見通し並びに総合経済対策を中心に質問をしたいと思います。 まず、景気の見通してございますけれども、平成四年度の当初の目標が三・五%だったのが結局一・六%に下方修正をした。それがまた、今回実現が極めて難しい状況になっております。平成四年度の十月から十二月の経済成長率は前期比○・一%にとどまったわけでございまして、四年度の実績見込み一・六%を達成するにはこの一月から三月期が成長率三・一四%がないと不可能なわけでして、これも全く見通しがないわけでございまして、恐らく一%をさらに大きく下回るのではないかということになっております。 経企庁長官には今国会の最初の所信表……
○遠藤(乙)委員 不正競争防止法案に関しまして質問を進めます。 この不正競争防止法は、知的財産法の重要な一翼を担う法律と承知をしております。高度に発達した経済社会においては、発明、デザイン、ノウハウあるいは芸術作品等、人間の知的創作活動の産物である無形の財産、いわゆる知的財産の保護が重要な課題となっておりまして、各国において、この特許とか商標、意匠、著作物等を法的に保護するための制度が整備されているところでございます。 しかしながら、現代における経済活動のボーダーレス化という状況にあって、知的財産の保護は一国だけで完結するものではないということでございまして、国際的に調和のとれた保護制度を……
○遠藤(乙)委員 それでは、景気動向からお伺いをしたいと思います。 今、景気の動向についてはいろいろな見方がございます。慎重論、楽観論取りまぜていろいろあるわけでございますが、経企庁の判断は大変重いということで、非常に注目をされております。毎月出る月例経済報告は非常に重要な資料でございますが、今までのところの基調は、一部に明るい兆しはあるものの景気は低迷しているというものでございましたけれども、今度六月に出る六月の月例経済報告では、ここら辺の基本的な判断はどうなるのか。船田長官などは、国会答弁では個人的には底打ちしたものと思うとの印象を述べられておりますけれども、そういった点も含めまして月例……
○遠藤(乙)委員 私は、現下の最大の課題であります不況対策を中心にお伺いをしたいと思いますが、その前に一つ国際関連で、モザンビークPKO参加問題につきまして、これは外務大臣代理、官房長官にお願いをしたいと思います。 モザンビーク、過去十六年間内戦が続いておりまして、やっと最近停戦が合意をされたと聞いておりますが、今、各国が至急このモザンビークのPKO展開に参加を開始している。四月から本格的なPKO活動が開始されると聞いておりますけれども、我が国の場合どういう方針なのかということをお伺いしたいわけです。特に、今のモザンビークの場合は、いわゆるPKO参加五原則、この観点から見て条件を満たしている……
○遠藤(乙)委員 質問に入ります前に、過日カンボジアにおけるPKO任務の際に殉職をされました中田厚仁さん及び高田晴行さんのお二人の御冥福を心からお祈り申し上げたいと思っております。また、負傷された方々の一日も早い回復をお祈りするものでございます。 また、大変困難な状況にありまして、カンボジアにおきましてとうとい平和維持活動の任務に携わっておられる多数の国際平和協力隊員並びにボランティアの方々に対しまして、心から敬意を表するものでございます。 このUNTACは、九一年十月のパリ和平協定の合意を受けまして、昨年の三月から任務を開始をいたしたわけで、大変困難な道のりを経て今日まで参りました。そし……
○遠藤説明員 このたび通商産業政務次官を拝命いたしました遠藤乙彦でございます。 熊谷大臣を補佐し、和田政務次官とも力を合わせまして、微力ではございますが、通産行政の発展に全力を傾注してまいる所存でございます。 委員長並びに委員各位におかれましては、格段の御指導、御鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、一言ごあいさつにさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○遠藤説明員 このたび通商産業政務次官を拝命いたしました遠藤乙彦でございます。 熊谷大臣を補佐いたしまして、和田政務次官と力を合わせ、微力ではございますが石炭行政の遂行に全力を挙げてまいる決意でございます。 委員長初め委員各位の格別の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○遠藤(乙)政府委員 二十年間外務省に在職をしておりましたが、当然国家公務員としての活動でございます。
私は、池田名誉会長のことにつきまして申し上げたのは、私の尊敬する人物として師として仰ぐという意味でございまして、すぐれた哲学を持ってそういった外交官として活躍する、そういった意味で申し上げたわけでございます。政治家にせよ外交官にせよ、単なる専門家としてのみではなく、やはり一番の根本において人間としてのいわばあるべき姿、哲学、そういったことを持つことは当然だと思いますので、そういった趣旨で申し上げたわけでございます。
【次の発言】 鳳会というのは、確かにおっしゃるように信仰を共通にする人たち……
○遠藤(乙)委員 このウルグアイ・ラウンドでございますが、七年有余の時間をかけて大変粘り強い交渉のもとに妥結を見たわけでございまして、私は、まずは関係者の御努力に心から敬意を表したいと思っております。 私は、この冷戦終結後の世界にあって、二十一世紀の国際秩序をどうつくるか、さまざまな課題があるわけでございますけれども、特に差し迫った重要な二つの課題があると認識をしております。 一つは、地域紛争の抑止、特に核拡散と絡んだ場合、大変深刻な課題でございまして、ぜひともこれを抑止していく体制づくりが必要であると考えております。 もう一つは、世界経済のルールづくりでございまして、世界経済、大変、何……
○遠藤(乙)委員長代理 次に、矢島恒夫君。
【次の発言】 どうぞ。
○遠藤(乙)委員 大臣の所信に対する質疑を進めさせていただきます。 私もマルチメディア社会の推進というところから入りたいと思いますが、これは既に同僚議員から種々御要望、意見がありましたけれども、私も、このマルチメディア社会の推進という問題は、単にもうバラ色の未来予想図を語るという段階ではなくて、むしろ大変急激に進展する現実であり、差し迫った国家的課題であるという認識を持っております。特に二十一世紀に向けての経済活性化の最大のポイントであろうと理解をしております。そして、もし我が国がこのマルチメディア社会推進におくれをとるのであれば、逆に二十一世紀に向けて我が国の経済力の衰退が非常に危惧される……
○遠藤(乙)委員 私、新進党のしんがりとして質問をさせていただきます。既に多くの方から多数の論点が出尽くしまして、なかなか質問難しいのですけれども、重複をあえて避けずに、やや総括的な視点から質問をさせていただきたいと思っております。 NHKについての質問の恐らく一番重要なポイントの一つは、今後のマルチメディア社会における公共放送としてのNHKの役割いかん、存在理由いかんということが一番大きなことかと思います。既にこのことにつきましては先ほど河村委員の質問にも答えられておりますので、同じ質問は繰り返しませんが、別の視点からちょっと申し上げたいのですが、私は、これから今急激な形でマルチメディア社……
○遠藤(乙)委員 私は、まず電波法の一部改正案から質問を始めたいと思います。 今回の法改正は、規制緩和策の一環ということでございますが、その規制緩和の内容のポイントが二点あって、一つは無線従事者の資格の取得方法の見直し、簡素化をするという点、もう一つは口座振替による電波利用料の納付を認める、この二点であると了解をしておりますが、今回の改正の具体的な効果、メリットはどのようなものになるかということをまず伺いたいと思います。 特に、この資格の新しい取得方法がつくられたわけですけれども、これによって取得できる対象学部の数、それから学生の数、それからだれがどのような負担が軽減されるかといった点、さ……
○遠藤(乙)委員 私も、この郵便法の一部を改正する法律案について質問を進めたいと思います。 今回の法律改正自体は、今の御議論でもあったように比較的マイナーなものであり技術的なものであって、私自身もこれは賛成ではあるわけなんですが、この機会に郵便事業全般につきまして審議を進めていきたいと思っております。 まず初めにこの郵便事業、国営事業として百二十年の既に歴史があるわけでございまして、国民生活あるいは社会経済活動に必要不可欠な基礎的な通信手段であるし、また、小型物品の送達手段を提供してきたわけでございまして、特に日本の郵便システムは信頼性という点では大変高い評価があることは御承知のとおりでご……
○遠藤(乙)委員 新進党の遠藤乙彦でございます。 素朴な質問になって恐縮なのですが、恐らくきょうの四人の先生方共通する質問だと思います。代表して、では公文先生にお願いしたいと思っております。 公文先生も齊藤先生も新しい産業革命という言葉を使っておられますが、今までの産業革命は、新しい産業技術体系が生まれて、それが爆発的な需要を生んで今日まで産業化を推進をしてきたわけです。また今度情報を基盤とする新しい技術体系が生まれる、それが新しい産業革命を生むというふうに言われているわけですけれども、むしろ需要側の要因を私もう少しお聞きをしたいと思っております。 特に今までの産業革命の場合には、物的な……
○遠藤(乙)委員 それでは、郵政事業全般にわたりまして御質問をさせていただきます。 かなり論点が多岐にわたりますので、最初にお願いをしておきたいのですが、答弁者の方はできるだけ簡にして要を得た答弁をお願いしたいと思っております。 まず、郵便事業からまいりたいわけなのですが、私も平生、郵便職員の皆さんには、ふだんの御苦労を高く評価をしておる一人でございますけれども、その上で何点か御質問したいのです。 まず、郵便料金の改定、平成六年一月に大幅改定をされたわけです。そのときの説明では収支が非常に厳しいということで、我々も賛成をした経緯がありますけれども、その後の決算の状況を見てみますと、平成六……
○遠藤(乙)委員 私、新進党の遠藤でございます。私も、先ほどの西村委員と重複する面があるかと思いますが、まず、豊浜トンネル事故に関連をしまして質問をしていきたいと思います。 今回の事故、二十名の犠牲者を出し、大変痛ましい事故であったわけでございます。また、救助に当たった方々には、これは不眠不休の活躍をされて、そのことは大変多とするわけでございますけれども、他方、やはりどうしても、阪神大震災のときの例と同じような問題が出ているということを痛感するわけでございまして、一言で言って、こういう緊急事態、災害にあって、司令塔なき災害救助ということがよく言われますけれども、そのことを改めて痛感をする次第……
○遠藤(乙)委員 新進党の遠藤乙彦でございます。 私も、公共放送としてのNHKの役割、またその取り組みに日ごろ深く敬意を表する一人でございます。 NHKの場合、非常に幅広い、国民の各層のニーズにこたえなければならないということで、どうしても総花的にならざるを得ないという面もあるかもしれませんけれども、特にやはりNHKの場合には、日本社会の課題、問題点というものをメディアの立場から掘り下げ、あるいは先取りをして国民に啓発をしていくという、いわば先導的な役割が非常に強く求められているものだと思っております。 そういった点、特に最近、NHKのそういった業績の中で、特筆すべきは二つあると思ってお……
○遠藤(乙)委員 新進党の遠藤乙彦でございます。 磯崎社長におかれましては、昨日に引き続きまして大変に御苦労さまでございます。既にいろいろ質問が出ておりますが、さらに基本的な事実関係につきまして、何点か不明な点が多々ございますので、引き続き質問をさせていただきたいと思っております。 最初に、昨日の参議院の逓信委員会でも一部紹介をされましたが、内部告発文書が逓信委員会の関係者に送られてきております。すべてかどうかは知りませんけれども、何人かに来ておりまして、私のところにも実は来ております。これは、三月二十日の朝議員会館に送られてきておりますので、この文書自体がどういう性格か断定はできませんけ……
○遠藤(乙)委員 ただいま議題となりました電波法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 電波法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の各項の実施に努めるべきである。 一 電波利用料額については、携帯電話等移動局の増加状況等を踏まえ、今後ともその算定について見直しを行い、適正な水準の確保に努めること。 一 不法無線局の増大に伴う混信・妨害の現状にかんがみ、引き続き電波監視施設の計画的な整備、機能の向上を進めるなど不法無線局対策の一層の充実・強化を図る……
○遠藤(乙)委員 郵政三法の質疑に入る前に、大臣に一つお伺いをしたい件があります。 それは、先回五月三十日の逓信委員会、TBSの参考人質疑のあったときのことでございますけれども、与党の委員の方から、放送における政治的公平の問題ということで、一般論として問題提起がありました。これに対して大臣の方は、あえて固有名詞を出して、TBSの「ブロードキャスター」に岩國哲人さんが出演をしたことに触れまして、非常に厳しい言葉でこれを批判をされたわけであります。若干その大臣の言葉を使いますと、大臣は、ビデオ自身をみずから見たという前提のもとに、「やはりこれは非常に問題が多いと思います。」さらには、「これは著し……
○遠藤(乙)委員 新進党の遠藤乙彦でございます。 私は、昨今、この一連の公務員の不祥事、国民の大変激しい怒りがこれにぶつけられております。厚生省の場合、福祉を食い物にする政官業の癒着構造が明らかになってきておりますし、また、この泉井問題につきましても、恐らく石油利権をめぐっての政官業の癒着があるだろう、そういったことで国民の強い関心と怒りを呼んでいるわけでございまして、この問題について商工委員会としても徹底的に真相を究明することが国民への義務であると思っておりますので、この問題を中心に質疑を進めてまいりたいと思います。 まず、大臣にお伺いをします。 就任早々こういった問題に遭遇されること……
○遠藤(乙)委員 私も、新進党のしんがりとして、空洞化の問題、質問をさせていただきます。 私、この空洞化の問題、大変深刻な問題と受けとめておりまして、特に現下の構造不況を深刻なものにする大きな要因の一つ、そしてさらには二十一世紀の日本の再生にかかわる重大な問題であると認識をしております。 空洞化はさまざまな要因がありますけれども、恐らく二つの重大な要因がある。一つは賃金格差ですね。もう一つは技術の問題です。 賃金格差につきましてはいろいろな比較の基準がありますが、単純に、例えば一時間当たりの単純労働、パートタイムの労働などの国際比較を考えてみますと、今日本は一時間当たり八百円から千円とい……
○遠藤(乙)委員 持ち株会社の問題につきましては、先ほど鈴木委員から大変明快な形でメリットを整理されましたし、また小川委員からも、日本の村社会という状況かち、ぜひともグローバリゼーションに対応した競争条件の整備ということを言ったわけで、基本的には私も同感でございまして、やはりグローバリゼーションという流れから、持ち株会社の解禁というのは必然の流れであろうというふうに感じております。 そこで、私としてさらに問題提起をつけ加えたい点は、今までの議論は事業支配力の集中をいかに規制するかという視点から議論が多く行われてきたわけでございますけれども、それは確かにそうなんですが、もう一つ、日本の今までの……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、建設委員長に就任いたしました遠藤乙彦でございます。 御承知のとおり、本委員会の使命は、住宅・社会資本の整備など、真に豊かでゆとりある国民生活を実現するための国土づくりであります。景気が低迷している今日、活力ある経済社会を実現することは本委員会の責務でもあり、国民の期待と関心はますます高まっております。 このような時期に本委員会の委員長に就任し、その責任の重さを痛感している次第であります。 委員各位の御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存であります。 何とぞよろしくお願い申……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
建設行政の基本施策に関する件及び国土行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
まず、建設行政の基本施策及び国土行政の基本施策について、建設大臣及び国土庁長官から、それぞれ所信を聴取いたします。瓦建設大臣。
【次の発言】 亀井国土庁長官。
【次の発言】 次に、平成十年度建設省関係予算及び平成十年度国土庁関係予算について、それぞれの概要説明を聴取いたします。蓮実建設政務次官。
【次の発言】 坪井国土政務次官。
【次の発言】 以上で両大臣の所信表明並びに関係予算の概要説明は終わりました。
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
本日付託になりました内閣提出、道路整備緊急措置法及び奥地等産業開発道路整備臨時措置法の一部を改正する法律案及び鉢呂吉雄君外三名提出、道路整備緊急措置法及び奥地等産業開発道路整備臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
順次趣旨の説明を聴取いたします。瓦建設大臣。
【次の発言】 次に、鉢呂吉雄君。
【次の発言】 これにて両案の趣旨の説明は終わりました。
次回は、明十八日水曜日午前九時五十分理事会、午前十時から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後六時九分散会
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、道路整備緊急措置法及び奥地等産業開発道路整備臨時措置法の一部を改正する法律案及び鉢呂吉雄君外三名提出、道路整備緊急措置法
及び奥地等産業開発道路整備臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両法律案審査のため、本日、参考人として日本道路公団総裁鈴木道雄君及び首都高速道路公団理事原隆之君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○遠藤委員長 これより会議を開きます。 優良田園住宅の建設の促進に関する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来の理事会等におきまして御協議を願ってまいりましたが、お手元に配付してありますとおりの草案が作成されました。 優良田園住宅の建設の促進に関する法律案の起草案の趣旨につきまして、委員長から御説明申し上げます。 住宅は、国民が健康的で文化的な生活を送るための基盤となる生活空間であり、国民生活を一層潤いのある豊かなものとするためには、良好な自然環境に囲まれたゆとりある住宅の供給を促進することが求められています。 我が国の住宅事情は、近年、着実に改善されてき……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。瓦建設大臣。
公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部
を改正する法律案
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十三分散会
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鉢呂吉雄君。
【次の発言】 井上義久君。
【次の発言】 西野陽君。
【次の発言】 中島武敏君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
ただいま付託になりました内閣提出、都市計画法の一部を改正する法律案、都市再開発法及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
順次趣旨の説明を聴取いたします。瓦建設大臣。
【次の発言】 亀井国土庁長官。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、連合審査会開会申入れに関する件についてお諮りいたします。
商工委員会に本日付託されました内閣提出、中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律案について、同委員会に対……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、都市計画法の一部を改正する法律案、都市再開発法及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。玉沢徳一郎君。
【次の発言】 山本譲司君。
【次の発言】 中野清君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十七分散会
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、都市計画法の一部を改正する法律案、都市再開発法及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。平野博文君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午前十時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。平野博文君。
【次の発言】 井上義久君。
【次の発言】 次回は、来る五月六日水曜日に委員会を開会することとし、開会時間は、追って公報をもってお知らせいたします。
本日は……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、都市計画法の一部を改正する法律案、都市再開発法及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。青木宏之君。
【次の発言】 中島武敏君。
【次の発言】 辻第一君。
【次の発言】 これにて各案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入ります。
各案に対し討論の申し出がありますので、これを許します。辻第一君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、建築基準法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として住宅・都市整備公団理事梅野捷一郎君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
また、本案審査のため、来る二十日水曜日、参考人として芝浦工業大学教授岡田恒男君、弁護士新里宏二君、柏市長本多晃君及び社団法人日本建築士会連合会制度委員会委員長藤本昌也君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、建築基準法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として芝浦工業大学教授岡田恒男君、弁護士新里宏二君、柏市長本多晃君及び社団法人日本建築士会連合会制度委員会委員長藤本昌也君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。本案につきまして、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。 なお、議事の順序でございますが、……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、高速自動車国道法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として日本道路公団総裁鈴木道雄君、同理事黒川弘君、同理事市川義博君及び首都高速道路公団理事原隆之君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井紘基君。
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ち、建設委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの来島大橋馬島高架部工事けた落下事故でお亡くなりになられた方々に対し、哀悼の意を表し、衷心より御冥福をお祈り申し上げますとともに、負傷されました方に心からお見舞いを申し上げます。
これより、お亡くなりになられた方々に対し、黙祷をささげたいと存じます。
御起立願います。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 法律案撤回についてお諮りいたします。
第百四十回国会、二階俊博君外三名提出、道路整備特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提出者全……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
原田 義昭君 及び 宮本 一三君
を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
建設行政の基本施策に関する事項
都市計画に関する事項
河川に関する事項
道路に関する事項
住宅に関する事項
建築に関する事項
国土行……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ち、建設委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの豪雨災害によりお亡くなりになられた方々に対し、哀悼の意を表し、衷心より御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました方々に心からお見舞いを申し上げます。
これより、お亡くなりになられた方々に対し、黙祷をささげたいと存じます。
御起立願います。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 この際、関谷建設大臣、柳沢国土庁長官、遠藤建設政務次官及び谷川国土政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。関谷建設大臣。
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
建設行政の基本施策に関する件及び国土行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として日本道路公団総裁緒方信一郎君及び同理事黒川弘君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。佐田玄一郎君。
【次の発言】 宮本一三君。
【次の発言】 蓮実進君。
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
今国会、本委員会に付託になりました請願は十件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしましたとおり、道路交通網の整備に関する陳情書外三十一件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百四十二回国会、小杉隆君外三名提出、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律案……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
建設行政の基本施策に関する事項
都市計画に関する事項
河川に関する事項
道路に関する事項
住宅に関する事項
建築に関する事項
国土行政の基本施策に関する事項
以上の各事項について、本会期中国政に関する調査を進めたいと存じます。
つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 この際、新たに就任されました井上国土庁長官から発言を求められておりますので、これ……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
今国会、本委員会に付託になりました請願は四件であります。
請願日程第一から第四までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の趣旨につきましては、請願文書表によりまして既に御承知のことと存じます。また、理事会等におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介議員からの説明聴取は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
採決いたします。
本日の請願日程中……
○遠藤(乙)委員 公明・改革の遠藤でございます。 道路運送車両法の一部を改正する法律案につきまして、質問をさせていただきたいと思います。 今回の法案は、自動車検査証の有効期間及び定期点検整備について見直しを行うものでございますが、まず、幾つかの点につきまして疑問点がございますので、これにつきましてお聞きをしていきたいと思っております。 特に、今回の制度改正の決定に至った検討プロセスの透明性、公開性といった問題、あるいはまた、なぜそうなったかという十分な説明がなされていないのではないかといった点につきまして、まず御質問させていただければと思っております。 自動車の検査・整備制度の見直しに……
○遠藤(乙)委員 公明・改革の遠藤乙彦でございます。 この一般質疑のお時間をいただきまして、私は、特に首都圏空港整備のあり方という問題を中心に質疑をさせていただきたいと思います。 成田空港の問題、成田を首都の国際線の空港とするということが決まって三十年以上経過をしているわけであります。最近、いわゆる平行滑走路が二〇〇二年、暫定的な滑走路ということで方針がまた変更されたわけでございまして、大臣も大変御苦労されたことはよく理解をいたしております。 今まで首都圏の国際線は成田、そして羽田は国内という方針で来ておりますが、最近の日本の、特に経済不況、また国際的なハブ空港、ハブ都市をめぐっての激し……
○遠藤(乙)委員 公明・改革の遠藤乙彦でございます。一年ぶりに商工委員会に舞い戻ってまいりまして、質問をさせていただきます。 議題となっております中小企業二法に関連して質問をさせていただきます。まず、その前提として、景気の見通し、景気対策の問題につきまして、これは経企庁にお願いをしたいと思います。 日本経済は、過去連続二年マイナス成長という大変厳しい事態になっておりまして、また卸売物価等の長期的な低下傾向を見ますと、私個人はこれはもうデフレスパイラルの真っただ中という認識を持っております。 そういった中にありまして、政府が大変景気回復には力を入れておることはよく認識をしておりまして、小渕……
○遠藤(乙)委員 公明党・改革クラブの遠藤乙彦でございます。 いよいよガイドライン関連法案の本格審議が始まったわけでございますけれども、私ども、大変これは重大な法案であるというふうに受けとめております。特に、二十一世紀のアジア太平洋の安全保障をどうするか、日本の平和と安全をどうするかということで、非常に重要な選択を迫られている課題であると思っております。 ある外国の政治家の言葉に、内政上の失敗であれば政権が交代すれば済む、内閣がかわれば済む、しかしながら、外交・安全保障の政策の失敗は国家の滅亡につながり得るということを言った人がおりまして、私も大変同感でございまして、今回のガイドライン関連……
○遠藤(乙)委員 公明党・改革を代表しまして、質問させていただきます。 四人の参考人の先生方には、大変御多忙の中、貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございます。時間も限られておりますので、端的に御質問させていただきます。簡潔にお答えをいただければと思っております。 冷戦後の日本の安全保障、それからアジア太平洋の平和を考えるときに、大きなテーマは具体的に二つあると私は思っております。一つは北鮮の問題、もう一つは米中関係の将来がどうなるか、この二つに現実には絞られると思いまして、この具体的な問題に即してやはりこのガイドラインの問題等も審議をしていく必要があるかと思っております。 そ……
○遠藤(乙)委員 公明・改革の遠藤乙彦でございます。 ガイドライン関連法案につきまして質問をさせていただきます。 ガイドライン特別委員会総括審議、三月十八日からスタートをしたわけでございますが、その後、北朝鮮のいわゆる工作船の事件、それからNATOのユーゴへの介入という非常に象徴的な事件が起こったわけでございますが、私は、特にNATOの介入に対する我が国の評価というところから質問を始めたいと思っております。 三月の二十四日にNATOはコソボ自治州における紛争に対して空爆を開始したわけですけれども、今回のコソボ紛争に対するNATOの介入は、紛争の拡大を人道的な理由から実力で阻止しようという……
○遠藤(乙)委員 私は、公明・改革の遠藤乙彦でございます。 きょうは、陳述人の皆様方におかれましては、大変御多忙の中お越しいただきまして、また大変貴重な御意見を賜りまして、感銘深く伺いました。心から感謝申し上げたいと思っております。 まず、私の率直な印象を申し上げさせていただきますと、私は東京に住んでいて、太平洋側なのですが、日本海側の方々は、今回のガイドラインの問題等を初め、やはり大変切実な受けとめ方をされておられるということを改めて強く認識した次第でございます。 特に、朝鮮半島に近い、そして拉致事件もあり、また原発も多数あり、日本海波高しという感じを皆さん共通に持っておられるというこ……
○遠藤(乙)委員 公明党・改革クラブの遠藤乙彦でございます。 この日米ガイドライン関連法案、我が国の安全保障問題にとって極めて重要な、また歴史的な法案であると考えますが、九十時間以上に及ぶ真摯な幅広い論議を通じて、いよいよ終局の地点に到達をしたわけでございます。 私ども、当初より、この法案につきましては、日米安保体制堅持という視点の上から慎重な論議をしていく、また修正を求めていくということで私たちは議論を進めてまいりました。私たちの特に関心事項は三つございまして、一つは、何よりも憲法の原則と精神を十分踏まえたものであること、二つ目に、国民に対して幅広い理解と支持を求めつつ行うこと、三つ目に……
○遠藤(乙)委員 公明党・改革クラブの遠藤乙彦でございます。 両大臣初め、答弁者の方、大変長時間にわたりまして御苦労さまでございます。今国会は別名中小企業国会とも言われまして、最重要のテーマとして、今中小企業問題が議論されているわけでございます。両大臣とも大物大臣をそろえ、また政務次官の方々も粒ぞろいの精鋭をそろえまして、期待するところ大でございまして、大変ハードなスケジュールでございますが、ぜひとも頑張っていただければと思うところでございます。 さて、既に同僚議員の方々からいろいろ質問が出ておりますので、若干重複を避けて、少し違った角度からお聞きをしたいと思っております。 理念の問題に……
○遠藤(乙)委員 公明・改革の遠藤乙彦でございます。 私は、まず、今回の有珠山火山活動に関する災害派遣の問題につきまして質問をしたいと思います。 最初に、いまだに一万三千人を超す方々が避難生活を余儀なくされておりまして、心からお見舞いを申し上げますとともに、現場で活躍されておられます自衛隊の皆さんにも心から敬意と感謝を表したいと思っております。 そこで、今回の災害派遣は、私は、全体のオペレーションが非常にスムーズに行われているという印象を持っておりますけれども、今回の災害派遣の自衛隊活動の概況、それからまたどんな要望が現地から寄せられているのか、また今回の災害派遣の活動の特色はどんなとこ……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 大臣の所信表明を拝見いたしまして、二十一世紀を展望した非常に意欲的な内容でありますし、また、随所に大臣の従来の御所見、御持論が展開をされておりまして、大臣のリーダーシップを非常に強く感ずるものであり、私も大変高く評価をし、また敬意を表するものであります。ぜひとも、この方針に沿った積極的な運輸行政の推進を期待したいと思うところでございます。 私は、その中で特に、経済新生への貢献という大きな柱立ての中で、大都市圏拠点空港整備の問題に触れられておりますので、この点に絞って、特に私の地元でもあります羽田空港のケースを一つの参考例としながら、御意見を……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 私自身も公明党の営団事故対策委員会の一員としまして、当日昼過ぎに現地に参ったわけでありますが、大変衝撃を受けた次第でございます。特に、先ほど大臣もおっしゃっておりましたが、大臣の施政方針演説の中で安全を最優先にということを表明されまして、私たちも全面的に賛同し、これを一体となって推進していこうといったやさきだっただけに、大変衝撃を受けたわけでありますけれども、ぜひとも再発防止のために最大の努力をすることを誓い合いたいと思っております。 時間がございませんので、単刀直入に話をしていきたいと思っております。 今菅委員からも、脱線防止ガードの話……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 今審議されております交通バリアフリー法案、大変画期的で重要な法案でございまして、私ども、慎重な審議の上に、ぜひ法律を成立をさせ、今後のバリアフリー化に向けて、日本の社会をぜひとも変えていただきたいと強く期待をしつつ、また、質疑をさせていただきたいと思っております。 さて、このバリアフリーの問題につきまして審議を進めるに当たって、調査なくして発言なしというのが私ども公明党のモットーでもありますので、まず実態調査をした上で、それを踏まえていろいろ意見を言おうということで、私自身も、ことしの二月、私の地元の大田区におきまして集中的に調査を行いまし……
○遠藤(乙)委員 公明・改革の遠藤乙彦でございます。 参考人の諸先生方におかれましては、本日は大変お忙しい中、御出席を賜りまして、また貴重な御意見を賜りましたこと、まずは厚く御礼を申し上げたいと思っております。 先ほど馬居先生の御報告の中にありましたように、先般、一月、二月に行いました東京大田区での実際のバリアフリー度調査を、私自身が実は総合実行委員長として実施をしたわけでございます。呼びかけましたところ、何と二百人を超えるボランティアの方に御参加をいただきまして、大変実際的な、また非常に詳細な調査ができたかと思っておりまして、馬居先生には、実はその監修をお願いしたわけでございます。 私……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 三大臣におかれましては、朝早くから御苦労さまでございます。 冒頭、質問に先立ち、イラク復興支援に尽力をされ、殉職をされた奥大使並びに井ノ上書記官の果たされた、道半ばとはいえ大きな功績をたたえるとともに、お二人の御遺族に心からお悔やみを申し上げるものでございます。 さて、昨日、サダム・フセイン元大統領の拘束というビッグニュースが飛び込んでまいりました。これによって今後、治安情勢が収束に向かうことを期待するものでありますが、なかなか必ずしも状況は予断を許さないものがありまして、とりあえずの分析、評価につきましては既に御答弁があったわけでありま……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 私は、今、公明党栃木県本部の代表という立場にもございまして、今回の問題に関連をいたしまして、地域の多くの方々と対話をしてまいりました。そういった地域の気持ち、希望等も含めまして、ぜひ質問をさせていただきたいと思います。 一言で言って、今の栃木県は、今回の措置に対して大変な怒りとまた恨み、あるいはまた不安が渦巻いておりまして、ある人の言葉をかりれば、突然栃木県に原爆が落とされたような思いだ、そこまで言っている人もいるわけであります。また、大変血も涙もないやり方であって、地域の実情を全く知らず、痛みだけを押しつける非常に厳しいやり方だ、そういっ……
○遠藤(乙)委員 遠藤乙彦でございます。 日向野また上野両参考人は、大変お忙しい中御出席をいただきまして、ありがとうございます。 今回の足銀破綻処理の問題は、地元の栃木県を中心に甚大な被害をもたらすとともに、また、今後の我が国の金融システムのあり方、特に地銀のあり方について大変重大な影響を及ぼす問題であると認識をいたしておりまして、ぜひ両参考人には率直な御意見の表明をお願いしたいと思っております。 特に、足銀についてはやはり何といっても経営責任の問題、それから、監査法人については監査の信頼性という問題、この二つが大きな焦点であると思っております。 既に足銀の経営責任の問題につきましては……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 シャルマ代表には、東ティモールの経験と教訓について非常に示唆に富むお話をいただき、大変ありがとうございました。時間も限られておりますので、三点にわたって短く御質問をしたいと思います。 第一点。シャルマさんの御発言を伺った印象は、紛争地域において人間の安全保障を実現していくためには大変幅広い協力が必要であるということでありまして、特に、PKOとODAを統合していくことは大変重要だという印象を得ました。多分、この方向性は日本として比較優位を持った分野であり、これからも積極的な貢献ができると思いますけれども、国連の場において、PKOとODAの統合……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 私も、安全保障に係る諸問題につきまして質問をさせていただきます。 昨年の十二月十九日、閣議決定として「弾道ミサイル防衛システムの整備等について」という文書が発表されたわけでございます。私は、日本の安全保障政策の中でも大変重要な文書、また重大な方針を策定したものと受けとめておりまして、この文書を中心に質疑をさせていただきたいと思っております。 まず、この文書は、弾道ミサイル防衛、いわゆるBMDシステムの導入の決定を正式に表明したわけでありますけれども、これは大変長い議論があったことはもう皆様御承知のとおりでございます。レーガン大統領時代から……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 森本先生、渡邉先生、大変お忙しい中ありがとうございます。いつものごとく大変明快な見解を表明いただき、大変参考になり、感謝をいたしております。 私からは、若干大きなテーマになると思いますが、今も出たUSかUNかという点にも関連して、ちょっと両先生にお聞きしたいと思っております。それは、今の大きな安全保障の転機において、日米同盟のつき合い方をどうするか、そういうテーマでございます。 この連休中、私は五月に訪米する機会がありまして、安全保障の関係者多数、また、いろんな軍需産業等の視察も含めて見てまいりまして、非常にいろんな意味で印象が強かったの……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 きょうは四人の参考人の先生方、大変貴重な御意見を開陳いただきまして、心より感謝申し上げます。 御承知のとおり、自民、公明、民主、三党におきまして、緊急事態基本法制を整備しようということで合意をいたしております。きょう、三人の先生方はそれにつきまして賛成意見というふうに承知いたしますが、ぜひ基本的なことにつきまして御意見を伺いたいと思っております。 既に、緊急事態の定義並びに類型については、今の北村委員の質問に答える形でお話がありましたもので、これはもう省略をしたいと思います。 一点だけ、類型の中で、いろいろ含めていかなければならないと思……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 有事法制に入る前に、一点だけお聞きしたいと思っております。総理の再訪朝に関してでございます。 来る二十二日、総理の再度の北朝鮮訪問が決まったわけでございますけれども、これには国民並びに国際社会から大きな期待もかかっているわけでございます。今回につきましては、拉致の問題と核の問題、この二点が特に重要なポイントでありますけれども、どこまで進展が見られるのか。 拉致については、既に帰られた五人の方々の御家族の帰国、さらには北側から死亡と言われている八名を含む十名の行方不明の方々、さらには新たな拉致の疑惑のかかる百人に及ぶ方々、これらの方々の安否……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 私は、公明党を代表して、議題となっております武力事態対処法制関連十案件及び国民保護法案等に対する自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党提出の修正案について、賛成の立場から討論を行います。 我が国が外部からの武力攻撃等を含む有事に的確な対処を行うために必要な備えを行うことは、独立主権国家として当然のことであります。国会は、立法府として、平時においてそのための所要の法律の整備を行う責務があります。万が一の場合のための法制度を備えつつ、政府が武力攻撃事態を未然に防ぐための平和外交を推進してこそ、国民は自由と平和を享受し、安心して生活できます。……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 連日の早朝からの予算委員会審議、大変にお疲れさまでございます。もう少しですので、頑張っていただければと思います。 私は、特にきょうは農業構造改革を中心に、総理のお考え、また、日本政府のお考えを伺いたいと思っております。 私も、以前は東京ベースの選挙区でございましたが、一回お休みをしまして、今回、北関東にコンバートして復活をいたしましたもので、当然、農業が重要な分野でございますし、私も強い関心を持ちまして、特にこれから日本の再生を考えれば農業をどうやって構造改革するかに大きくかかっていることは明らかでございまして、ぜひとも、この問題につきま……
○遠藤(乙)委員 おはようございます。公明党の遠藤乙彦でございます。 私は、まず、きょう冒頭、政治倫理に関する件からお聞きしたいと思っております。 古賀潤一郎議員の件につきましては、先週十九日にも、我が党高木議員からも提起したところでございますけれども、やはり政治倫理の確立は、改めてこれはしっかりと強調しなければならないと思っております。特に、信なくんば立たずというのは論語の言葉でありますけれども、政治の前提に信頼が最も大事である、政治への信頼、政治家への信頼なくして政治がそもそも成り立たないといういにしえからの真理でありまして、そういった意味で、この二十一世紀の日本において、もう一度徹底……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 両大臣、お疲れのところ、大変恐縮でございます。また、参考人の皆様、お越しいただきましてありがとうございます。 私からも、年金財政のむだ遣いの問題についてお聞きをしたいと思っております。 今日、年金改革、最大のテーマでございまして、地元へ帰ると一番大きなテーマになるのがこの点でございます。しかしながら、年金改革の中身の話をしようと思っても、真っ先に出てくる質問が、グリーンピアの問題であり、また天下りの問題であり、また、そういった法人の役員の高給与また高い退職金の問題、常にこれが出てまいりまして、なかなか中身の議論まで入れないという状況がある……
○遠藤(乙)委員 先ほど山本理事から表明されたごとく、郵政民営化法案のみならず、多くの重要法案、また政治課題が残されているわけでありますから、ぜひともここで会期を延長して国会審議を行うべし、このように考えております。
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 私も、きょうは経済、外交集中ということで、特に北朝鮮、中国等の関係を中心に質問させていただきたいと思います。北朝鮮につきましては、今の茂木委員の質問で大部分カバーされております。重複を避けて質問していきたいと思っております。 小泉政権の外交面の成果、これを今考えてみると、私は二つの大きな成果があると思っております。一つは、日米関係。ブッシュ大統領との個人的な関係を通して今までにない日米関係を強化された、これは大変大きな功績であろうかと思っておりまして、今後の日本外交の展開にとって重要なアセットであると思っております。もう一つは、北朝鮮の拉致……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、文部科学委員長に就任いたしました遠藤乙彦でございます。 教育、科学技術、スポーツ、文化、芸術に対する国民の関心は大変高く、それらの充実振興を図ることは国政上の重要な課題であります。 特に、国際的な競争が激化しつつある今日において、我が国が活力ある国家として発展するため、次世代を担う人材の育成と経済の基盤となる科学技術の水準を高めていくことは、国家百年の計として欠くことのできないものであります。そのためにも、教育の質の保証、向上を図ることは喫緊の課題の一つとなっております。 このような中、当委員会……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。 文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府食育推進室長香川弘明君、財務省主計局次長鈴木正規君、文部科学省大臣官房長玉井日出夫君、大臣官房文教施設企画部長大島寛君、生涯学習政策局長田中壮一郎君、初等中等教育局長銭谷眞美君、高等教育局長石川明君、高等教育局私学部長金森越哉君及びスポーツ・青少年局長素川富司君の出席を求め、説明を聴取し、また、会計検査院事務総局第四局長帆刈信一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。小坂文部科学大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十六分散会
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に藤村修君を指名いたします。
【次の発言】 内閣提出、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房知的財産戦略推進事務局次長藤田昌宏君、総務省自治……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として総務省自治財政局長瀧野欣彌君、文部科学省大臣官房長玉井日出夫君、大臣官房文教施設企画部長大島寛君、生涯学習政策局長田中壮一郎君、初等中等教育局長銭谷眞美君、高等教育局長石川明君、高等教育局私学部長金森越哉君、スポーツ・青少年局長素川富司君及び文化庁次長加茂川幸夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○遠藤委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、兵庫教育大学学長・中央教育審議会委員梶田叡一君、青森大学教授・エッセイスト見城美枝子さん、慶應義塾大学経済学部助教授土居丈朗君及び元福島県原町市教育長・元日本教育新聞社取締役編集局長渡邉光雄君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれま……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として総務省自治行政局公務員部長小笠原倫明君、自治財政局長瀧野欣彌君、文部科学省大臣官房文教施設企画部長大島寛君、初等中等教育局長銭谷眞美君、高等教育局長石川明君、スポーツ・青少年局長素川富司君及び厚生労働省職業安定局高齢・障害者雇用対策部長鳥生隆君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○遠藤委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、独立行政法人に係る改革を推進するための文部科学省関係法律の整備に関する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、参考人として独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター理事長高為重君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として総務省行政管理局長藤井昭夫君、行政評価局長福井良次君、文部科学省大臣官房長玉井日出夫君、大臣官房総括審議官干場静夫君、生涯学習政策局長田中壮一郎君、高等教育局長石川明君、科学技術・学術政策局長小田公彦君、スポーツ・青少年局長素川富司君及び文化庁次長加茂川幸夫君……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。 文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長舟橋和幸君、警察庁生活安全局長竹花豊君、防衛庁防衛局次長金澤博範君、総務省大臣官房長森清君、法務省大臣官房審議官稲見敏夫君、入国管理局長三浦正晴君、外務省大臣官房広報文化交流部長岡田眞樹君、中東アフリカ局アフリカ審議官小田部陽一君、領事局長谷崎泰明君、文部科学省大臣官房長玉井日出夫君、大臣官房文教施設企画部長大島寛君、生涯学習政策局長田中壮一郎君、初等中等教育局長銭谷眞美君、高等教育局長……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、研究交流促進法及び特定放射光施設の共用の促進に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。小坂文部科学大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十一時四十三分散会
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、研究交流促進法及び特定放射光施設の共用の促進に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官丸山剛司君、外務省大臣官房広報文化交流部長岡田眞樹君、文部科学省初等中等教育局長銭谷眞美君、高等教育局長石川明君、研究振興局長清水潔君、研究開発局長森口泰孝君及びスポーツ・青少年局長素川富司君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。小坂文部科学大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時五十三分散会
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律案を議題といたします。
この際、本案に対し、高井美穂君外一名から、民主党・無所属クラブ提案による修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を求めます。笠浩史君。
【次の発言】 これにて修正案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案及び修正案審査のため、来る十八日火曜日午前九時、参考人として品川区二葉すこやか園園長大竹節子さん、白梅学園大学・白梅学園短期大学学長無藤隆君、帝京大学文学部教授村山祐一君……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律案及びこれに対する高井美穂君外一名提出の修正案を一括して議題といたします。 本日は、本案及び修正案審査のため、参考人として、品川区二葉すこやか園園長大竹節子さん、白梅学園大学・白梅学園短期大学学長無藤隆君、帝京大学文学部教授村山祐一君及び東洋大学社会学部教授森田明美さん、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれま……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律案及びこれに対する高井美穂君外一名提出の修正案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省生涯学習政策局長田中壮一郎君、初等中等教育局長銭谷眞美君、スポーツ・青少年局長素川富司君及び厚生労働省大臣官房審議官白石順一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律案及びこれに対する高井美穂君外一名提出の修正案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官林幹雄君、財務省大臣官房審議官佐々木豊成君、文部科学省初等中等教育局長銭谷眞美君及び厚生労働省大臣官房審議官白石順一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、学校教育法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。小坂文部科学大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時二分散会
○遠藤委員長 これより会議を開きます。 文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。 海外の文化遺産の保護に係る国際的な協力の推進に関する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、かねてより各会派間で御協議いただいておりましたが、理事会等において協議いたしました結果、お手元に配付いたしておりますとおりの起草案を得ました。 本起草案の趣旨及び内容につきまして、委員長から御説明申し上げます。 文化財の保護に係る知識、技術、経験等において、我が国は世界最高水準にあり、これまで我が国の教育機関等は、海外に存在する文化遺産の修復、保存等の活動を個々に行ってまいりま……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、参議院送付、学校教育法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、東京都立梅ヶ丘病院院長市川宏伸君、東京学芸大学教授・日本LD学会会長上野一彦君、DPI日本会議常任委員姜博久君及びNPO法人発達障害支援センターひまわり代表理事高原孝恵さん、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただ……
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、学校教育法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省初等中等教育局長銭谷眞美君、高等教育局長石川明君、スポーツ・青少年局長素川富司君及び文化庁次長加茂川幸夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小島敏男君。
【次の発言】 池坊保子さん。
○遠藤委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
今国会において、本委員会に付託されました請願は全部で二百三十六件であります。
本日の請願日程第一から第二三六までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の内容につきましては、請願文書表等により既に御承知のことと存じます。また、理事会等におきましても慎重に御検討願いましたので、この際、各請願について紹介議員からの説明聴取は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
これより採決いたします……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 まずは、木村委員長の御就任、心からお祝いを申し上げます。よろしく御指導のほどお願いいたします。 また、久間大臣、麻生大臣、そしてまた木村、岩屋両副大臣、御就任おめでとうございます。我が国の安全保障、非常に困難な局面を迎えた時期に、この重大な任に当たられまして、ひとつ皆様の御奮闘を心から御期待を申し上げます。 久間大臣、また麻生大臣につきましては、尊敬する大先輩でございまして、日ごろから御指導いただいております。こういった重大な時期に、見識高く、また指導力あるお二人が防衛、外交の任に当たられることを大変心強く感ずる次第でありまして、ぜひとも……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 きょうは、防衛施設庁における不祥事問題を中心に質問をさせていただきます。 防衛庁・自衛隊の長年の念願でありました省昇格問題、この昇格法案の国会審議がいよいよ始まることになったわけですけれども、これに先立ち、防衛施設庁談合事件を中心とした昨今の防衛庁不祥事問題について質疑をしなければならないということは、これは防衛庁にとっても、また国民にとっても大変残念なことであると思っております。省昇格法案の成立を期している与党の一員としても、残念に思うところであります。 そもそも、このような防衛庁の不祥事は、本年一月に逮捕者を出すに至った防衛施設庁を中……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 長年の懸案でありました防衛庁の省昇格法がやっと審議の段階に入ったわけでありますけれども、去る十月二十七日に本会議で趣旨説明をやり、随分時間がたって、やっと本日から委員会審議に入ったわけでございますけれども、大変残念なことに、民主党並びに社民党の委員の方々の出席がないということで、大変遺憾な事態であると思っております。委員長や今津筆頭を初め、大変丁寧に、また努力をされてきたわけでありますけれども、また、野党側の要求であります防衛施設庁の問題の審議にも、ほぼ全面的に譲歩といいますか配慮したわけでありますけれども、そうしているにもかかわらず、事実上……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 三先生におかれましては、急な話であったにもかかわらず御出席を賜り、また貴重な御見解を賜りまして、厚く感謝を申し上げます。 まず、増田先生からお伺いをしたいと思います。 先生は歴史家ということで、先ほども、経緯につきまして非常に説得力のあるお話をいただきました。省昇格について、国民の間には戦前のトラウマがある、軍部の独走によって大変な悲劇になっていったというトラウマがあるわけでして、そういった意味で、懸念は多々あるかと思います。 そういった中で、先生先ほど、統帥権の独立が非常に問題であったということをおっしゃいました。それはそのとおりだと……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 この防衛省移行法案につきましては、国民の多くの方々がいろいろな懸念があるということで、先般、私いろいろの質問をいたしまして、長官から大変明快な、また懇切な御説明がありまして、そういった懸念は払拭されたものと考えておりますので、違う論点につきましてお聞きしたいと思っております。 それは、防衛省移行に当たって長官が大変力説しておられるのが、政策官庁としての機能強化ということが一番強調されておられまして、それは私も全く同感であります。その上でお聞きしたいと思っております。単なる看板のつけかえではなくて、まさに防衛省、日本の防衛を預かる防衛省として……
○遠藤(乙)委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案につきまして、賛成の立場から討論を行います。 本法律案は、一九五四年の創設以来、庁とされてきた防衛庁を省に移行させること、及びこれまで自衛隊の付随的な業務と位置づけられてきたPKOなど海外派遣任務を、我が国防衛などと並ぶ本来任務の一つに昇格させようとするものであり、我が国安全保障政策の歴史の中でも極めて重要な内容を含んでおります。 十月の北朝鮮による核実験に象徴される新たな脅威、終わりの見えないテロとの闘いなど、我が国を取り巻く安全保障情勢の厳しさにかんがみれば、国家と国民を守る防……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 伊吹大臣には、この重大な局面に当たりまして、大変見識の高い伊吹大臣が誕生されたことを大変心強く思っております。特に昨今、やっと教育の中身について議論が始まったという認識を私は持っております。従来、財源の部分ばかりが議論されてきて、ちょっと順序が逆なんではないかと私は思っておりました。まず教育の中身をしっかり議論して、その上でどう財源の手当てをするかを議論すべきだと思いますが、ちょっと順序が逆だったように思いますけれども、やっと本格的に教育の中身を議論することができるようになった、大変大事なタイミングだと私は思っております。ぜひ伊吹大臣の御活躍……
○遠藤(乙)委員 おはようございます。公明党の遠藤乙彦でございます。 私は、いじめの問題からお聞きしたいと思っております。 今回、いじめ問題が発生をして、いろいろ調査をしている中でふと思ったのは、これだけ重大な社会現象、どこでもいつでも起こり得る、しかもかなり恒常的に起こってきている話でありますので、このいじめの防止対策にかかわっていくに当たって法的基礎が果たしてあるのかどうかということをちょっと考えてみたら、余り見当たらないという感じがいたしまして、これでいいのだろうかという問題意識を持った次第でございます。 そこで、まずこれは文科省にお聞きしますが、いじめ防止対策にかかわる法的基礎は……
○遠藤(乙)委員 おはようございます。公明党の遠藤乙彦でございます。
前回の集中審議に引き続き、またきょうもいじめ、また未履修問題ということでございますけれども、私は特にいじめの問題をまた質問したいと思っております。
本当にここのところのいじめ、また自殺には大変心を痛めておるわけでございますけれども、また自殺予告の手紙が随分寄せられているようでございます。こういった連鎖反応ともいうべきような現象を大臣はどのようにとらえられ、またどのように対応されているのか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この問題は大変難しい対応を迫られていると思っております。大臣も大変悩みながら決断をされてい……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 私、最近ドイツに出張する機会がありました。これは、ドイツ連邦議会それから政府の招聘で、EUの共通安全保障政策及びドイツの安全保障政策についてのテーマということで招待を受けたものでありますが、石破先生とか赤城先生、寺田先生、あるいは民主党の先生方とも一緒に行ってまいりました。大変参考になるよいプログラムだったと思っております。そんなことの所感も述べながら、質問をしていきたいと思っております。 まず、私が大変強く感じたのは、EUにおける共通安全保障・外交政策が急速に進んでいる、その進み方に驚きを覚えたぐらいでございます。シュタインマイヤー・ドイ……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 議題となっております米軍再編法案に関連をいたしまして、質問をさせていただきます。 まず最初に、このトランスフォーメーション、それからいわゆるGPR、グローバル・ポスチャー・レビュー、この再編法案の前提、背景となっておりますトランスフォーメーションの問題、またグローバル・ポスチャー・レビューの問題、これは私、非常に重大なテーマであると認識をいたしております。 冷戦終結後、長いことポスト冷戦ということが言われておりましたが、具体的にどういうポスト冷戦の時代に安全保障の状況が出て、どういう概念でどういう対策を打つかはなかなか流動的だったわけであ……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 参考人の先生方、大変お忙しい中お越しいただき、ありがとうございます。 まず、抑止力の維持という観点なんですけれども、江畑先生、川上先生に御質問したい。 江畑先生の御本なんかを読ませていただきますと、座間には米軍団第一司令部が出てくる、逆に沖縄からは海兵隊の司令部がグアムに移転する、この逆の動きということで記述をされております。座間の場合には、これはあくまで受け入れの体制であって、有事の際に、いわゆる旅団戦闘チーム等が米本土、アラスカ、ハワイ等から来るであろうという想定であるというふうに記述されております。 何でこういう逆の動きをするのか……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に関しまして、質問を進めさせていただきます。 寺田委員からも総括的に御質問がございましたが、ことし、五十年来の懸案であった防衛省昇格が実現をいたし、これは大変喜ばしいことでありますけれども、そうなった以上、これは大臣が常におっしゃっておられる政策機能の強化ということと、もう一つはモラルの向上、この二点において目に見えた形で前進がなければ、逆に、防衛省昇格は厳しい評価が下るのではないかと思っておりまして、ぜひ心してこれを進めていただきたいと思っております。特にモラルの問題は、今国民の大きな期待が防……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 きょうは、麻生大臣、久間大臣に御出席をいただき、また岩屋副大臣も御出席をいただきまして、ありがとうございます。私からは、外交、安全保障のテーマに絞ってお聞きしたいと思います。 まずは、日中関係についてでございます。 昨年十月の安倍総理の訪中、そしてまたことし四月の温家宝総理の訪日、いずれも大変大きな成功に終わりまして、日中関係、大きく今改善に向けて動き始めたわけであります。安倍総理の訪中は氷を砕く旅であると言われ、温家宝総理の訪日は氷を解かす旅と言われておりまして、今大変いい流れになっていると評価をするものであります。麻生大臣も大変御尽力……
○遠藤(乙)委員 私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、本件はこれを懲罰事犯として国会法第百二十二条第三号により三十日間の登院停止を命ずべしとの動議を提出いたします。 その理由は、去る五月三十日の厚生労働委員会における法律案の採決の際、委員長を委員長席から引きずりおろした内山晃君の行動は、「議員は、議院の品位を重んじなければならない。」とする衆議院規則第二百十一条に反し、議院の秩序を乱す行為であると考えられるからであります。 以上が、本動議の提出の理由であります。
○遠藤副大臣 皆様おはようございます。このたび、財務副大臣を拝命いたしました遠藤乙彦でございます。 先週、ワシントンで行われました世銀・IMFの年次総会に出席をいたし、日本国代表として総務演説を行ってまいりました関係でごあいさつがおくれました。大変失礼をいたしました。 財務副大臣の重責を果たすべく、大臣の御指示をいただき、また森山副大臣ともども職務に全力を尽くしてまいる所存でございます。 原田委員長初め委員皆様の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ありがとうございます。(拍手)
○遠藤副大臣 研究開発につきましては、これは我が国の成長力強化の最も重要な要素の一つと考えておりまして、財政状況が大変厳しい折ではありますけれども、選択と集中、めり張りということを徹底して、柔軟に対応していきたいと考えております。 例えば、独法全体の支出につきましては、予算で今回四・二%減っておりますけれども、この中で、科学技術振興費につきましては御承知のように一・二%の増になっておるわけでございます。また、例えばiPSの研究プロジェクトにつきましては前年比倍増の二十億といったお金もついているわけでありまして、決して機械的に対応しているわけではないということも御理解いただきたいと思っておりま……
○遠藤副大臣 お答えいたします。 既に先生大変よく御存じのことと思いますけれども、簡単に説明させていただきます。 通関情報処理システム、略称NACCSでございますけれども、これは、税関手続及びこれに密接に関連する民間業務、例えば貨物の在庫管理等を、電算システムを通じて国際物流の流れの中で一体として処理する官民共同のシステムでございます。現在、全申告件数の約九八%に当たります三千二百万件がNACCSにより処理されておりまして、NACCSを利用することによりまして、港湾及び輸出入手続の迅速かつ効率的な物流処理が可能となっているところでございます。 しかしながら、NACCSにつきましては、利用……
○遠藤副大臣 我が国の財政は依然として厳しい状況にございまして、将来世代に対して責任ある財政運営を行う観点から、まずは、これまで累次にわたり国民の皆様にお示ししてきた目標であります、二〇一一年度における国、地方のプライマリーバランスの黒字化を確実に達成する必要があると考えております。 また、これからの社会保障を持続可能な制度とするためにも、安定した財源を確保しなければなりません。このため、社会保障給付や少子化対策に要する費用をあらゆる世代が広く公平に分かち合う観点から、消費税を含む税体系の抜本的改革について早期に実現を図る必要があると考えております。その際には、御指摘のように、所得再分配機能……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤でございます。 山浦参考人には大変期待をしているところでございますが、今国民の思いは、無駄の徹底排除ということに大変強い思いがあるわけでありまして、そういった意味で、会計検査院そのものに対する期待、そして、特に民間の視点を反映する、役人の視点ではなくて民間の視点をいかに反映するかという点に大変大きな期待が集まっているということをぜひ申し上げたいと思っております。 その上で、一つは、会計検査院の機能強化をさらに当然やっていただきたいわけですけれども、具体的にどういう拡大をしようとされているのか、御意見を伺いたいわけですし、その裏づけとして会計検査院法の改正の要望……
○遠藤(乙)委員 財務金融委員会の意向は理解するわけでありますが、最終的に本会議の採決のやり方を決めるのは議院運営委員会でありまして、従来どおりの採決方法が望ましいという見地から、意見を申し上げたいと思っております。 委員会で既に十分な審議が尽くされたわけであり、委員長からその詳細な経過と結果を報告して、本会議として、一体の法案として最終的な意思決定を表示するということが、本会議の最も重要な役割だと考えております。そういったことから、委員長の報告に対して賛否をするということで長年にわたり国会の伝統が確立されてきたわけであり、ぜひこのよき慣例を守るべきではないかというふうに考えております。 ……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 私は、この委員会では初めて質問をさせていただきますので、どうかよろしくお願い申し上げます。また、午前中の審議に引き続き、御苦労さまでございます。 まず、民主党の提出者の方々に御質問をさせていただきます。 金曜日の質疑の中で、我が党の佐藤茂樹委員の質問に対しまして、小沢代表がたびたび現行の補給支援法は憲法違反であるということを指摘されていることに対して佐藤議員が質問され、それに対しまして、民主党委員の方からは、現行の法的枠組みについては憲法違反ではないということを言われました。また、小沢代表の、例えば「世界」の論文等については、これは小沢代……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 千野参考人におかれましては、大変御苦労さまでございます。 参考人の場合、人事官の候補になるのは女性として最初でございますけれども、先ほど女性の視点もとおっしゃっておりましたが、具体的にどのような点をこれから特に配慮されていこうとされておるか。 特に、今の公務員、多数の女性もおります。また、今後、女性の活用もさらに、さまざま、子育て支援等も含めましてやっていかなければならないわけでありますけれども、どういった視点から具体的に女性の視点を反映されていこうとしているのかというのが第一点でございます。 それから、第二点。 今、国民の視線、非常……
○遠藤(乙)委員 公明党を代表して、意見表明を申し上げます。 今回提出された人事につきましては、いずれも適正なものと判断いたします。 特に、人事官の千野境子氏につきましては、意見聴取並びに質疑を踏まえて申し上げますと、極めて、本人の人物、識見、すぐれたものであり、適切な人物と判断するものでございます。 例えば、女性登用に立つ非常に積極的な姿勢、あるいはまた国際感覚、また公務員の廉潔性についての非常に厳しい感覚、あるいはまた現場の声を大事にしたいといった感覚、これは、いずれも今の公務員制度改革並びに公務員の活性化について極めて重要な視点でありまして、もし就任すれば大きな貢献がなされるものと……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。よろしくお願いいたします。 今の国民の、特に政治、行政に対する批判は大変厳しく、信頼が地に落ちていると言っても過言ではないと思っております。特に、公務員の場合、かつては非常に評価、信頼が高かったと思うんですが、それが急激に下がっているということは問題があろうかと思っておりまして、どうしたらこの国民の信頼を公務員制度として取り戻していけるか、何がポイントとお考えかというのが第一点でございます。 私も現場を歩いておりまして、政治家に対する批判はもとより、公務員に対しても、余りにも国民生活の現実を知らな過ぎるという声がありまして、農家の思いとか、あ……
○遠藤(乙)委員 私は、ただいま趣旨説明のございました衆議院憲法審査会規程案につきまして、公明党の立場から意見表明をいたします。 二年前の平成十九年五月に、日本国憲法の改正手続に関する法律、いわゆる憲法改正国民投票法が成立をいたしました。これにより、平成十九年八月七日に、憲法審査会の設置を定めた国会法の改正が既に施行されております。改正国会法においては、憲法審査会に関する詳細は各議院の議決で定めることとなっており、本規程案は、この国会法の規定に基づき、審査会の構成や議事手続に関する諸規定を整備するものでございます。 この憲法審査会規程は、原則として、従来の憲法調査会規程を踏襲しつつ、議案の……
○遠藤(乙)委員 先ほど中山元調査会長から、大変高い見識に立った中立公正な御苦労の経験を述べられまして、大変感銘を受けた次第でございまして、私は、中山会長の発言、大変中立公正、すばらしい内容だというふうに感じているところであります。 今、野党側の皆様から、この憲法審査会の審議の進め方につきまして、強引とか問題といった発言がありましたが、私は、全くそれは当たらないというふうに考えております。 そもそも、先ほどの中山会長の話にもありましたように、長い経緯があり、この憲法審査会規程につきましても大筋合意をされたわけであり、そして、二年前の、国民投票法が長時間の議論の末、これが設定され、それを受け……
○遠藤(乙)委員 公明党といたしまして、憲法審査会規程の早期成立に賛成ということで意見表明をしたいと思っております。 そもそも、憲法九十六条において改正規定があることは御承知のとおりでありますが、これを踏まえ、また憲法調査会での長年にわたる真摯な議論を踏まえて、二年前にいわゆる憲法改正手続法が成立をいたしました。若干の意見の差異はあったにせよ、きちっと手順を踏んで行われたものでありまして、これは正当なものと考えるものでございます。 そして、この施行まであと一年を切った段階におきまして、ぜひ早期に審査会の手続規定をつくることは、これはもう院の責務であって、これを怠ることはむしろ怠慢のそしりを……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 公明党を代表して、憲法審査会規程の早期成立に賛成の観点から意見表明を行いたいと思っております。 既にるる議論が行われてまいりましたが、どうしても私が理解しがたいのは、憲法見直しについての話し合いの場を設けよという視点と、それから憲法そのものを具体的に変えるという議論と、混同が非常に激しいのではないかということを野党の方々に指摘したいと思っております。 この話し合いの場を設けることは民主主義の原点であり、日本国憲法の九十六条に改正規定があるわけでありまして、これを受けて、十分な時間をかけた憲法調査会等の場での意見を踏まえ憲法審査会規程が提起……
○遠藤(乙)委員 公明党といたしましても、鈴木宗男君の常任委員長人事につきましては反対せざるを得ないということでございます。 理由は、今、村田さんからも述べられましたけれども、従来、刑事被告人の方が委員長になった例はないということ、そしてまた、当院としても、かつて議員辞職勧告を全会一致で通していただきまして、そういったことにかんがみ、通常の議員活動までは妨げるものではないけれども、議院の役職である権威を持つべき委員長にそういった方がなるのは不適当と判断いたしまして、反対いたします。
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 参考人におかれましては、大変御苦労さまでございます。端的に質問をさせていただきます。 今、高木委員からも労働基本権の問題に言及がありました。私としては、さらに参考人御自身としてはどのように考えておられるか。 今、民主党さんのマニフェストには、労働基本権を回復して民間と同じ方式でやる、そしてまた、総理御自身も参議院の予算委員会の答弁で、人事院の存廃も含めて検討すべき大問題だとおっしゃっておられます。そういったことも踏まえまして、御自身の見解をお聞きしたい。もし認めるとしたら、どの範囲まで認めるのか、あるいはどの職種まで認めるかを含め、突っ込……
○遠藤(乙)委員 明日、二件の法案の趣旨説明をするという提案に対して、公明党として反対の立場から意見表明をいたします。 今まで、十月二十六日、国会開会以来、野党としては極めて協力的に審議に応じ、いよいよあすから初めて法案の審議の段取りに入ったわけでありますけれども、いきなり二階建ての審議をすることは極めて問題がある。 本来、国民生活に大きな影響を及ぼす法案については、一本一本丁寧に、本会議でまず全議員が参加をしてこれを審議し、そして委員会に付託していくということが本来のやり方である。それを、いきなり最初から、日程がタイトであるという理由でこれをやることは、極めて、従来のよき慣行を崩すもので……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦です。 公明党といたしましては、今回の人事案件につきましては反対を表明いたします。以下の理由によるものでございます。 第一につきましては、今、公務員制度については国民の目線に立った大胆な改革をすることが求められており、何よりも民間の視点を最大限に取り込むことが必要とされております。そういった中にあって、官僚の中の官僚ともいうべき人物を任命することは、これは適材適所とは言いがたく、特に今の候補が人事院総裁に擬せられているといったうわさもあるようでありまして、そういった点から見ると、なおさら適材適所とは言いがたいというふうに思うわけであります。 第二点。現候……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 私どもは、今回の与党側の四日間の会期延長の提案につきましては極めて不十分、中途半端という理由で、反対の意見表明をさせていただきます。 去る二十日、与党側の強行採決によって不正常な状態に陥ったわけでありますが、その後、両者の努力によりまして、二十六日、やっと正常化に至りました。その際の合意は、衆参双方で丁寧に審議を進めていこうということが共通の了解であり、確認事項であったかと思っております。しかしながら、その後、参議院においても再び衆議院における強行採決と同じようなことが繰り返されようとしておりまして、私どもは大変遺憾に思っておるところでござ……
○遠藤(乙)委員 公明党といたしまして、今議題となりました郵政関係法案の緊急上程に反対ということで意見表明をさせていただきます。 第一の理由は、手続上の問題でございます。 今回、政治主導の名のもとに、ルールを無視して、強行採決の連続でございました。こういった強行的な方法、特に、今、野党第一党の出席していない中で緊急上程をすることは、極めて問題ありと。特に、緊急上程は与野党合意のもとに行うのが大原則でありまして、これを無視することは看過できないということが第一点であります。 第二点は、政策上の問題でありまして、政策的にいかなる意味があるのか、極めて意味がわかりません。 本来、郵政改革全体……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 原参考人におかれましては、大変御苦労さまでございます。また、もう既に一期務められたわけでありますが、民間の代表として、私たちも、ぜひ公務員制度の中に民間の人をできる限り反映していただきたいという強い期待感を持っているところでございます。 私の質問は、基本的には、政官の役割をどうするかということと、モチベーションの維持という二点に絞ってお聞きしたいと思っております。 今、公務員制度が大変大きな転換期にあるということはだれもが認めるところでございますが、なかなか政官の役割に混乱が生じている。多分、私の見方は、かつての日本、戦前、戦後を通じて、……
○遠藤(乙)委員 公明党を代表して、私たちの基本的態度をここで表明したいと思っております。 与党の打ち続く強行的なやり方、また国民の批判に対して何らこたえようとしない姿勢には、深く遺憾の意を表し、強く抗議をしたいと思っております。 特に、野党共通の要求であります予算委員会の集中審議は、ぜひとも開くべきである。特に、ギリシャ発の経済危機によって再び日本が厳しい経済状況に直面をしていること、また政治と金の問題、国民の厳しい批判がますます高まっておりまして、ぜひとも説明責任を果たすことが求められております。 そしてまた、普天間の問題は、迷走に迷走を重ね、我が国の外交、安全保障に対して、取り返し……
○遠藤(乙)委員 厚生労働委員長の辞任並びに新委員長の選任の件でございますが、この件につきましては、通常の簡易な手続によらず、本来の国会法に定められた選挙によることを強く求めたいと思っております。
厚生労働委員長藤村君につきましては、健康上の理由ということで辞表が提出されているそうでありますが、診断書がつけられていない、また、最近お会いしましたら大層元気でいらっしゃいまして、辞任の経緯が極めて不透明であるということで、直ちにこれにつきまして異議なしというわけにはいかないと思っておりまして……(発言する者あり)
【次の発言】 ぜひとも、これにつきましては、選挙によることを強く希望します。
○遠藤(乙)委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました横路衆議院議長不信任決議案の本会議上程につきまして、賛成の立場から意見表明を行うものであります。 去る二月二十五日、第一回目の不信任案が提出されましたが、さらに、その後、五月の連休後、会期末を控えて、与党が各委員会で狂ったように議会制民主主義にのっとった国会ルールを次々と踏みにじる暴挙に対して、ただ与野党話し合えと言うだけで、与党の暴走に何ら警鐘を鳴らすどころか、完全に傍観するありさまで、議長の職責を全く果たそうとしてこられませんでした。 そのきわめつけが、五月二十八日、与党が総務委員会において、たった一日、六時間弱の審議で……
○遠藤(乙)委員 公明党を代表いたしまして、会期延長問題につきまして発言をさせていただきます。 公明党といたしましては、今回の会期につきまして、衆参両院における予算委員会を三日ずつ行うため、九日間の延長をすべきということを強く表明したいと思っております。 本来、内閣が交代した場合、所信表明、代表質問にとどまらず、十分な予算委員会をやるというのは当然のことであり、憲政の常道であります。新政権としての方針、考え方、哲学、ビジョンを明確に国民に示す絶好の機会であり、当然のことと考えるわけであります。 さらに、今回の通常国会におきます状況を考えますと、実態的に十分な理由があります。 まず、現下……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 私は、海外観光客誘致の推進、特に中国からの観光客誘致促進について、具体的な改善すべき点等々につきまして質問をさせていただきます。これは、去る二月二十六日、予算委員会の分科会におきまして、前原大臣の御出席をいただきましてやりました。その続編ということでやらせていただきたいと思っております。 私はもともと、特に地方にとっては観光と農業こそが日本活性化のポイント、成長戦略のポイントだということを考えてきておりまして、ここ七年ぐらい一貫して、特に観光、農業は私としても努力をしております。私も、地元が今栃木県でございますこと、また、超党派の議員グルー……
○遠藤(乙)委員 鈴木宗男君は、現在、刑事被告人の立場であり、最高裁で係争中であります。そういった状況においてこの永年表彰を受けられることにつきましては、国民的視点から、極めて疑義があり、やはり違和感があるということを申し上げたいと思っております。 内容的には高木筆頭と同じ趣旨でございますので省略をいたしますが、本来であれば、御本人が辞退されるのが一番適切であると考えますし、また、もし将来有罪になった場合には院の権威自体がおとしめられるわけでありますから、むしろ、無罪が成った場合に改めて追って表彰されるような形が望ましいかと思っております。
○遠藤(乙)委員 ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、公明党の修正案の内容を御説明申し上げます。 本年八月の人事院勧告に基づき、政府は、勧告どおり、一般職の給与を一・五%引き下げる法案を今国会に提出いたしました。 ただいま庶務小委員長提案の議員歳費の削減案では、公務員給与引き下げに準拠する形で国会議員の歳費を引き下げることとしております。 しかしながら、菅総理は、本年九月の民主党代表選挙の公約において、国家公務員人件費の二割削減に向け、人事院勧告を超えた削減を目指すとしており、庶務小委員長案は、この公約をほごにするものと言……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 私は、石井委員に続きまして、外交問題を中心に、特に重要な外交問題における政治主導のあり方あるいは危機管理のあり方といった角度から質問をしていきたいと思っております。 かつてケネディ大統領は、内政の失敗は政権が交代すれば済むが、外交の失敗は国家の滅亡すらあり得る、こういった言葉を残しました。大変これは重い言葉でありまして、ケネディ大統領は、そういった思いを胸に、特に重要な外交問題には全身全霊を投入して対処したというふうに理解をしております。 例えば、キューバ危機の例があります。これは一九六二年十月に発生した事件でありますが、冷戦たけなわの時……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 この科学技術・イノベーション推進特別委員会、今国会で設置をされまして、先般大臣の所信が行われ、きょう初めての質疑ということでございます。 特に大臣は、科学技術の所管であるのみならず、国家戦略担当、また与党の政策責任者でもいらっしゃる、そしてまた福島県の出身でもあるということがありまして、いろいろな意味で、特にきょうは、この委員会の審議を今後どう進めていくのか、任務をつくっていくのか、そんな視点も含めまして、大きな視点から質疑をさせていただければと思っております。 最初に、この委員会設置の経緯、趣旨といったことでございますが、若干御紹介をさ……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 大変貴重な御意見、ありがとうございました。 私は、モニタリングのあり方はどうあるべきかということ、それと食物連鎖ということで、二点お聞きしたいと思います。 モニタリングについて、今国民が一番関心があるのは放射線の影響でありますので、まず、モニタリングをきっちりして情報を提供することが非常に大事だと思います。 具体的ケースで申し上げますと、実は私、地元は栃木県でございまして、きのうも、お茶の葉っぱから規制値を超えるものが出たということで出荷停止になっている地域があります。あと、牧草についても、国の主導で県の農政部が県全体を五つの地域に分け……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 きょうは、参考人の先生方、御出席を賜り、また貴重な御意見を伺わせていただきまして、大変ありがとうございます。私、この答申、特に見直し案を軸に、感想と、御質問をしたいと思っております。 私は、この答申、大変高く評価しておりまして、例えば、課題中心主義、それからまた科学技術とイノベーションを一体として扱うこと、それから、基礎研究、人材育成の重要性、大変私は高く評価する点でございます。 また、この委員会自体が、科学技術・イノベーション推進委員会として、まさに、皆様の問題意識を踏まえて、行政府に先駆けてつくられたということもあります。この点もぜひ……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤と申します。 大変感銘深いお話、ありがとうございました。 私は、ちょっとノーベル賞につきましてお聞きしたいと思います。 私は、このノーベル賞は知的創造性の象徴であると思っておりまして、できる限りノーベル賞をとれる人をたくさん輩出することが日本にとっても大事だと思っております。 そこで、今、普通に見ると、絶対数ではアメリカが圧倒的にノーベル賞が多いんですけれども、人口比で見た場合、実はスウェーデンが断然トップで、スウェーデンの場合、日本と同じぐらいノーベル賞をとっていますが、人口は九百万人ですよね。そうすると、百万人に一人ぐらいがとっているわけで、人口比で見……
○遠藤(乙)委員 大変啓発されるお話、ありがとうございました。 先生もお気づきと思いますが、この委員会は、科学技術・イノベーション推進特別委員会となっておりまして、実は、行政に先駆けて立法府、しかも衆議院で今国会から置かれた委員会でございます。 その基本的問題意識は、まさに先生が述べられたこととぴたり一致するわけなんですが、日本は、科学技術は世界に冠たるものがあるのになぜイノベーションが進まないのか。 特に、例えば国際競争力で見ても、スイスのIMDというところの発表によると、九〇年代はトップだったのが、何と今や二十七位。今、シンガポールが一位でアメリカが二位ぐらいなんですけれども、韓国や……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 森田参考人にお伺いしたいと思います。 今、会計検査院は、行政におけるさまざまな不祥事の発生に対して非常に国民の目線が厳しくなっており、また、予算の効率的使用という点からも、非常に国民の期待が高まっている中でございます。 そういった中で、一つは、行政における不祥事、特に裏金づくり等で非常に問題が多いわけでありまして、庶民の目線から見ると許しがたいことが多い。やはり、行政については信頼ということが何よりも大事でございますので、こういった不祥事の一掃ということは大変重要なポイントだと思っております。この点において会計検査院の果たす役割は非常に大……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 私はまず、現在予算委員会で審議中のまさにこの二十三年度予算案、並びに財金で今審議が始まりました公債特例法案、この関係について御質問をさせていただきたいと思います。 まず、玄葉大臣にお聞きしたいと思っています。 大臣は、二月二十日のNHK「日曜討論」で、現在、国会に提出され審議中の二十三年度特例公債法案に関連いたしまして、仮に成立しない場合、六月とかそういったところまでは既にある税収見込みでできるところがあるが、それ以降は極めて心配と発言をされまして、必ずしも年度内成立にこだわらない方針を示唆されたわけであります。 これは、六月まで法案が……
○遠藤(乙)委員 石川知裕君につきましては、去る九月二十六日、東京地裁が、禁錮二年、執行猶予三年の厳しい有罪判決を言い渡したわけであります。 判決では、収支報告書につじつま合わせの虚偽記載や不記載があることを指摘しまして、今回の事件は、政治資金規正法の趣旨にもとる、それ自体悪質な犯行というべきである、また、政治活動や政治資金の流れに対する国民の不信感を増大させたものというほかなく、社会的影響を看過することはできないと、厳しく断罪をしております。 石川知裕君に対しましては、既に過去二回の勧告が出ております。今回三回目になるわけでありますが、国会と政治家に高い倫理観が求められる中、虚偽記載は国……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 古川大臣には、大変重要なお立場で、ぜひ活躍を期待したいと、まずはエールを送りたいと思っております。 大臣は国家戦略の担当でもございます。特に今回は、十月二十一日の段階で、閣議決定によりまして国家戦略会議が発足をいたしました。これは野田総理の肝いりで、非常に力を入れておられると伺っております。ただ、いろいろ報道によりますと、何をやるのかということがよく見えないということもあります。また、総理と古川大臣との間で十分意思疎通が果たしてできているのかといった報道もございまして、ちょっとよく見えない点があります。 当初、大臣は、インタビュー等で、T……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 機構長におかれましては、一時帰国の大変多忙の中、御出席を賜り、御講話いただき、本当にありがとうございました。 早速ですけれども、今、原子力政策、一つは核分裂に依存する在来型の原発、そしてまたもう一つは将来的に核融合という大きな選択肢が出てきて、これは非常に魅力的で重要な選択肢であるとは思います。しかしながら、これは、リスクの面、コストの面、実現可能性等の面で、やはり精査が必要だと思います。 リスクにつきましては、核分裂に比べればずっと安全であるということは多分理解が広まってくると思いますけれども、コスト面で、このITERにしても、非常に巨……
○遠藤(乙)委員 公明党といたしまして、本決議案をぜひとも本会議に上程し、採決していただきたいと思っております。 このTPPの問題は、極めて重大な問題であり、しかも、いまだに十分議論が尽くされたとは言えません。特に、情報提供が極めて不十分であり、TPPが産業や国民生活全体に与えるメリット、デメリットについて、ほとんど十分な情報が得られておりません。 つい最近行われました世論調査によりましても、国民として政府が十分説明責任を果たしているという意見は一・一%しかありません。ある程度果たしているという意見を含めましても一八%しかない状態でありまして、こういった状況におきまして参加を表明することは……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦です。 吉田参考人にお伺いいたします。 前の方も御質問されたわけなんですけれども、新規採用の著しい抑制、極端な抑制という問題なんです。 岡田副総理は八割削減ということまでおっしゃっておられるようでございます。背景のいろいろな財政事情等は理解できるわけですけれども、特定のやりやすいところだけ極端にしわ寄せをすることはいかがなものかということ、将来の公務員の人事体系に大きな支障が生じてくるのではないかということと、それから、民間への影響です。 特に、つい最近内閣府が発表した報告によりますと、二〇一〇年の新卒者、大卒、高卒ですね、当初の就職内定率が約九割、実……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 田中参考人に、七問お聞きしたいと思います。 まず第一に、国会の事故調は、今回の一番根本的原因として、規制当局と東電の逆転関係、特に、とりこになったという言葉を用いて指摘をしております。このことについてどう評価されるか、どうしたら規制当局のいわば本来の姿を復活できるか、この点が第一点です。 それから、第二点。同じく国会事故調は、危機管理体制がそもそも機能しなかったと、大変厳しい指摘をしております。参考人としては危機管理の様態をどう考えていくか、これについてお聞きしたいと思います。特に規制委員会は危機管理の大変重要な責務を負うわけですから、ぜ……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 大変長時間にわたる審議で、委員長、委員の皆様、また閣僚の皆様、大変お疲れかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。あしたで六十三時間ということだそうでありまして、まだまだ続くかと思いますが、どうかよろしくお願い申し上げます。 私からは、きょうは消費税がメーンテーマということでありますが、各論に入る前に、まず、我が国の社会保障の将来像、これをどう閣僚の皆様は考えているのかということですね。 特に、高福祉・高負担、中福祉・中負担か、あるいは低福祉・低負担か、あるいはその中間的な形態もあるかと思いますが、例えば、北欧なんかの国々は明らかに……
○遠藤(乙)分科員 私は、我が国における救急医療体制の充実という点につきまして御質問をさせていただきます。 最近、我が国におきましても救急医療体制の問題が注目を集めておりますけれども、特にこれは各国と比較したときに非常に顕著な点だと思うのですが、いわゆる救命率ないし社会復帰率でございますね。現場において仮死状態にあった人が救急医療体制によって一命を取りとめた、あるいは社会に復帰したという比率が、我が国の場合欧米主要国に比べて著しく見劣りがするという問題がございます。正確な統計はないようではございますけれども、言われているところでは、欧米に比べて我が国の場合、救命率、社会復帰率が四分の一から十……
○遠藤(乙)分科員 私は、京葉線の延伸問題と羽田空港の沖合展開問題の二点につきまして御質問をさせていただきます。 まず京葉線の延伸問題でございますけれども、京葉貨物線の旅客化・延伸事業は、臨海副都心の整備促進並びに将来の発展に大変重要な問題だと思います。東京都としましては、平成元年四月に発表いたしました臨海副都心開発事業化計画の中で、JRの京葉貨物線旅客化・延伸問題について、そのルートを新木場駅から臨海副都心、大井埠頭、大井町を経由して大崎駅に接続することを基本として検討を進めることを明らかにしております。大井埠頭、大井町、大崎駅を抱える品川区といたしましても、区の都市軸の形成に欠かせない重……
○遠藤(乙)分科員 私は離島振興及び活性化の問題につきましてお尋ねをしたいと思っております。 私は東京二区という選挙区の出身でございますが、この選挙区は大田、品川という人口過密な都市部と、それから伊豆諸島、小笠原という全く対極的な人口の少ない離島地域で成り立っておりまして、日本の縮図とも言われておりますが、私もこの島嶼地域は何度か訪問をいたしました。自然環境のよさは本当にうらやましい限りでございますけれども、他方いわゆる交通アクセスの問題、それから生活環境ですね、医療の問題、それから高齢化社会の福祉の問題、あるいは文化の問題、さらには産業基盤の問題と非常に厳しい制約下に置かれております。 ……
○遠藤(乙)分科員 どうも遅くまで御苦労さまでございます。私、最近非常に目立つようになりました路上の放置自動車、バイクあるいは自転車の対策、特に路上の放置自動車についてお伺いをしたいと思います。 大きく膨れ上がってきた新車登録台数に比例しまして廃車の台数も大幅にふえ、それに伴い、ここ数年来路上放置自動車等の問題が急激にクローズアップされていることは御高承のとおりだと思います。ナンバープレートを外して放置された自動車やバイク等、特に自動車はガラスを割られたり、車内のシートや部品が取り外され、タイヤまでとられてほこりをかぶったまま、最後にはごみ捨て場となっているという見るも無残な状態となっており……
○遠藤(乙)分科員 私は、京葉線、埼京線の延伸問題並びに羽田空港の沖合展開事業に関連して質問をさせていただきます。 まず、京葉線及び埼京線の延伸問題でございますが、これはいわば新木場から大井町それから大崎と京葉線を延伸いたしまして、さらにまた、埼京線自体も新宿から大崎まで延伸する、それを結びつけるということでございまして、大変雄大な計画であると思います。現在、山手線の西半分に副都心がございます。大崎、渋谷、新宿、池袋、さらには今度は臨海副都心、その双方を結びつける、さらに千葉まで結びつけるということで、今後二十一世紀に向がって東京の都市構造を変えていくという大変大きな役割を持つとともに、また……
○遠藤(乙)分科員 私は、離島振興対策につきましてお伺いをしたいと思います。 私の選挙区は東京二区でございまして、片や大田、品川という人口密度の高い都市部と、それから伊豆諸島、小笠原諸島という典型的な離島を抱えておりまして、私もたびたびこの島換地域には出かけますけれども、自然環境は大変すばらしいわけですけれども、他方、本土と違ったさまざまな厳しい制約、そういったことで島民の生活上の不便は本土と比べようもないということで、身にしみてこれを感じておるわけでございます。例えば交通アクセスの不便、医療の不足、文化、情報の不足、産業の停滞、若年層の流出、後継者不足、高齢化の進行、こういったことは典型的……
○遠藤(乙)分科員 どうも遅い時間まで御苦労さまでございます。 私、公害工場移転集団化事業につきましてお伺いをしたいと思っております。バブル経済崩壊に伴う東京都の臨海部副都心開発計画の行方が今大きな注目を集めておりますけれども、同じように、東京湾の埋立地を利用しまして国や東京都及び区の主導で進められてきた公害工場の移転集団化事業が今大変深刻な事態に陥っております。 私の地元、品川区、大田区が、国の方針に沿いまして公害工場の移転促進事業を昭和四十年代から呼びかけてまいりました。特に平成二年から三年にかけまして、大田区の城南島に京南金属加工協同組合、東京臨海産業協同組合、大田テクニカルセンター……
○遠藤(乙)分科員 委員長、大臣初め皆様には、大変過密な分科会のスケジュールの中、大変御苦労さまでございます。私は、車検制度の規制緩和に関連した問題点ということで、きょうは質問をさせていただきたいと思っております。 私自身は、まず規制緩和ということが大変重要なことであって、日本経済の活性化、あるいはさまざまなコストを下げて日本経済の競争力を高めていくためには、大胆にこの規制緩和を進めなければいけない、そういった考え方でございますが、ただ、そうはいっても、何が何でも規制緩和すればいいというものではない。特に国民の安全にかかわる問題あるいはまた環境問題、公害規制にかかわる問題については、これは慎……
○遠藤(乙)分科員 新進党の遠藤乙彦でございます。 委員長また大臣、事務方の皆さん方におかれましては、大変長時間御苦労さまでございます。 私は、東京は大田区に在住しておる者でございますので、地元の皆様の大変大きな課題でございます羽田空港の沖合展開並びに跡地利用、そして京浜急行の連続立体交差化の問題につきまして質問をしていきたいと思っております。 まず、羽田空港沖合展開並びに跡地利用の問題でございます。 羽田空港は、御承知かと思いますが、戦前は大変小さな空港で、約五十ヘクタールのものでございました。これが戦後、マッカーサー司令部の指示のもとに、四十八時間以内に強制退去ということをさせられ……
○遠藤委員長 次に、平野博文君。
【次の発言】 次に、松崎公昭君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時四十一分休憩
【次の発言】 次に、西川太一郎君。
【次の発言】 次に、西野陽君。
○遠藤(乙)分科員 公明党の遠藤乙彦でございます。 大臣には、午前に引き続き、また御苦労さまでございます。 私は、いわゆる酒販免許制度にかかわる規制緩和の問題につきまして質問をさせていただきたいと存じます。 従来、酒販免許制度は、酒税の保全を主目的としまして、人的基準、また距離基準、人口基準と三つの柱を軸に制度が維持されてきたわけでございますが、平成十年三月の規制緩和推進三カ年計画の閣議決定におきまして、この規制緩和をする方針が定められ、ことしの九月から距離基準の撤廃、そしてまた人口基準については段階的に緩和し、平成十五年の九月に撤廃ということは御承知のとおりでございます。 私自身も、……
○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。 四人の公述人の先生方には、御出席を賜り、また貴重な御意見を賜りまして、厚く御礼を申し上げたいと思います。 私の持ち時間は十分しかありませんので、端的に質問に入らせていただきたいと思います。 まず田近先生に御質問したいんですが、特に先生の社会保障に関連した部分でございますが、今、年金、医療、介護と、大きな社会保障の項目があります。年金について、私は、高齢者がどんどんふえることは一面おめでたいことでもあって、年金の増額を抑えるということは非常に難しいし、またそれはきちっと保障すべきだと思っておりますが、医療と介護については、医療費がふえること……
○遠藤(乙)分科員 公明党の遠藤乙彦でございます。 委員長、大臣、そして政府参考人、大変長時間御苦労さまでございますが、地域の再生にかかわる問題につきまして質問を進めさせていただきます。私の地元は栃木県でございますので、その例も引きながらお話をさせていただきたいと思っております。 まず、地域の再生。 日本は、ちょうど今、人口減少、急速な高齢化ということで、地域の再生が大変重大なテーマでございますけれども、私は、一番重要なポイントは、急速に発展する東アジアのダイナミズムをいかに日本の地域が直接取り込むかというところにかかっていると思っております。 そういった中で、このビジット・ジャパン・……
○遠藤(乙)小委員 お手元に配付の、自民党、公明党が考えております国会法及び国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案の内容を御説明申し上げます。 この案は、人事院勧告による給与改定により内閣総理大臣、国務大臣、大臣政務官等の特別職の公務員の俸給月額が改定されることに伴い、それに準じて、議長、副議長及び議員の歳費月額を減額改定する等の措置を講じようとするものであります。 具体的内容は、一つには、本年度は、一般職と同様に、官民較差分の〇・三%減額をいたします。 二つ目には、平成十八年度以降は、人事院勧告の給与構造改革による俸給と調整手当、地域手当の配分の見直し等に伴い……
○遠藤(乙)分科員 おはようございます。公明党の遠藤乙彦でございます。 前原大臣、中井大臣ほか政務三役の方、また委員長、大変御苦労さまでございます。なかなか予算委員会で激しい議論が続いておりますし、また昨夜も大変遅くまで御苦労さまでございました。 私は、皆様お疲れのところでしょうけれども、少し建設的な方向で、観光振興の問題を取り上げたいと思っております。 御承知のように、今、日本は、バブル崩壊後、大変な厳しい状況にありまして、失われた二十年ということになっております。また、少子高齢化が進行いたしまして、特に地方にとっては、いかに地域の活性化をするかが、最も困難であり、最も重要なテーマであ……
○遠藤(乙)小委員 ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、公明党の修正案の内容を御説明申し上げます。 本年八月の人事院勧告に基づき、政府は、勧告どおり、一般職の給与を一・五%引き下げる法案を今国会に提出いたしました。 去る十六日に議運理事会で配付されました議員歳費の削減案では、公務員給与引き下げに準拠する形で国会議員の歳費を引き下げることとしております。 しかしながら、菅総理は、本年九月の民主党代表選挙の公約において、国家公務員人件費の二割削減に向け、人事院勧告を超えた削減を目指すとしており、配付案は、この公約をほごにするも……
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