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外口玉子 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

外口玉子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


このページでは外口玉子衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。外口玉子衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

39期(1990/02/18〜)

第118回国会 社会労働委員会 第3号(1990/04/19、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口委員 外口玉子でございます。  四月十七日の社会労働委員会におきまして厚生大臣の所信表明をお伺いし、大臣が、我が国の高齢社会への対応を最大の重要課題として取り上げられたことを大変に心強く思いました。大臣が冒頭におきまして、特に御自身の御経験を生かされ、厚生行政をライフワークとされると言明された点、また、行動する厚生省をモットーに、現場で働く人たちと対話をしながら進めていきたいと決意を述べて締めくくられておられた点など、積極的に受けとめたいと思います。  といいますのは、私自身これまで保健所において、また、病院において、さらに、ここ数年間は地域ケア福祉センターにおいて実践を積み重ねてきたも……

第118回国会 社会労働委員会 第12号(1990/06/15、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口委員 どうぞよろしくお願いいたします。  六月八日の衆議院本会議における代表質問並びに本委員会における日本社会党・護憲共同からの昨日来の質問と、そのお答えを踏まえまして、特にここでは我が国において地域型福祉を実現させていくために不可欠な条件についてお伺いし、私どもが本来目指すべき福祉サービスの仕組みづくりに向けて政府の積極的な見解をお聞かせいただきたいと思います。  まず、本法案により現場において最も混乱が生ずると各方面から心配のされております市町村への権限の移譲に伴う諸問題からお伺いいたします。  言うまでもなく、在宅福祉サービスは施設サービスと異なり、利用する側がそれぞれの状況に応じ……

第120回国会 社会労働委員会 第9号(1991/04/12、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口委員 まず、本法案の必要性について、政府からは、救急医療体制については受け入れ側の医療機関の体制はおおむね整ってきているが、搬送途上の医療の充実が大きな課題であるとの説明がなされております。私は、長く病院や保健所において直接に患者の苦痛に向き合ってきた者として、その苦痛を取り除きたい、そう願いながらあらん限りの知恵を振り絞って対処しようとする医療現場の重みというものを強く感じさせられているものでございます。したがって、本法案につきましても、この医療の現場性を重んじる立場から幾つかの問題点を明らかにし、質問させていただきたいと思います。  命を救わなければならないというその瞬間に居合わせ、……

第120回国会 社会労働委員会 第13号(1991/05/07、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口委員 私は、本法案の審議をしていく上で、出産、育児という人間的な営みが働く者にとってハンディキャップとなるような社会の仕組みを変えていかなければならないと考えるものでございます。なぜなら、これまで私は、ハンディキャップを持ちながらもみずからそれを克服しようとする人々を社会全体で支えていく仕組みづくりに取り組んでまいりました。その中で、ハンディキャップを持った人たちが困難を乗り越えていくための政策の実現こそが、だれもが安心して暮らせる社会をつくることにほかならないと感じてきたからであります。本法案をそうした方向において実のあるものにしていくことの重要性をまず初めに強調しておきたいと思います……

第121回国会 厚生委員会 第2号(1991/08/30、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口委員 本法案は前国会からの議題であり、昨年改正されました老人福祉法等関連八法に続いて、これからの私たちの暮らし、また私どものを後の生活に極めて直結し、各方面から問題点の指摘が多くなされているものでございます。これまでの審議で明らかにされてきた諸点につきましては、できるだけ私はここで繰り返しを避けまして、まず政府の老人ケアのシステム化に向けての基本的な見解をお尋ねいたしたい、そう思います。  昨年より実施されている「高齢者保健福祉推進十か年戦略」、一昨年十二月の老人保健制度の見直しに関する中間意見、また五年前の改正医療法後に策定された都道府県医療計画、さらには九三年四月までに策定義務が課さ……

第121回国会 厚生委員会 第8号(1991/09/18、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口委員 私は、ごみ問題は地球環境問題の中でも最も重要なテーマであり、現在の大量生産、大量消費のメカニズムを根本的に変え、資源循環型の社会システムをつくることなしには解決不可能な問題であると認識するものでございます。そして、長年ごみ問題に取り組み、その先駆的実践を地域で続けてきている方々とともに、また、地球環境とごみ問題を考える市民と議員の会の活動を通して、廃棄物の発生を抑制し、減量化と再生利用を促進する仕組みづくりを目指してまいりました。そして、現在のごみ問題を解決する方法として、第一に、市民生活にとって不必要なもの、再利用、再生利用できないものをできる限りつくったり使ったりしないこと、第……

第121回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1991/10/01、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口委員 私は、さきの老人保健法改正案の審議において、高齢者の福祉サービスについて質問と提言を社会保障の確立を目指す立場から行いました。その折も、昨年来の老人福祉法や育児休業法などの質問に立ったときと同様に、人権後進国としての日本の医療福祉の実態に強い怒りを覚えたものでございます。そして、二十一世紀に向けた福祉の仕組みづくりに携わる者として、質問に立つたび、ことに悲しい事件を思い起こされております。  皆様もよく覚えておいでと思いますが、十年ほど前のベビーホテル問題です。現在は参議院議員である堂本暁子さんの徹底した調査報道をきっかけに、厚生省の児童家庭局が消防庁の協力を得、全国一斉に立入検査……

第123回国会 厚生委員会 第4号(1992/03/10、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口委員 私は、一昨年の第百十八特別国会の厚生大臣の所信表明に対する一般質問におきまして、高齢化社会に向けての施策、制度のすべてに共通する何よりも重要な課題として、保健医療・福祉サービスに従事する人たちの育成と確保、すなわちヒューマンパワーの確保の問題を取り上げ、早急な取り組みについて政府にただしてまいりました。その中で、人の命にかかわる仕事に携わる者が相も変わらず前近代的な労働環境に置かれ、その労働の密度に比べて劣悪な待遇のままにあることへの行政責任に言及いたしました。そして、不安定な身分保障や社会全体の看護・介護の労働への評価の低さなど、国としての施策的対応の立ちおくれを指摘し、思い切っ……

第123回国会 厚生委員会 第9号(1992/04/22、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口委員 病む人に手を差し伸べる人間本来の営みとしての医療、その医療のあり方を方向づける基本法であります医療法の改正に当たりまして、私は、主に三つの側面から政府の見解をただしたいと思います。  一つは、病む人の固有の権利への配慮がどのようになされているのかという側面からであります。二つは、医療システムの再構築が医療の現場に働く者にとってどうなるのかという側面からであります。三つは、経済的な価値や効率性よりも人間の価値を最も重視しなければならない医療活動、それを支える社会の仕組みづくりという側面からでございます。それぞれの側面から大事な点を確認してまいりたいと存じます。  私たちがいざ病気にな……

第123回国会 厚生委員会 第12号(1992/05/20、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口委員 今、日本でもエイズが急速な蔓延の兆候を見せ始めております。そのようなとき、私たちは、過去においてさまざまな感染症を克服してきた過程を謙虚に振り返る必要があると考えます。  私は、長年、らいや結核、精神病を病む人たちとかかわる中で、患者の悲しみや苦しみが、世間の無知と偏見から生ずる差別によって、患者やその家族に多くの負担を負わせてしまってきていることを経験してきております。過去において、らい、いわゆるハンセン氏病、結核などなど、それぞれの時代を震わせた病に対する人々の恐れや病む人への差別は、病気の実体を覆い隠し、適切な対応をおくらせる結果を招いてきました。そのような過ちを私たちは新し……

第123回国会 労働委員会 第5号(1992/04/24、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口委員 今私たちは時代の大きな転換期にあります。世界有数の水準に経済成長を遂げたと言われる日本において、働く者にとっては豊かさの実感はありません。  とりわけ、生身の人間である私たち一人一人にとって安心感は基本的に満たされるべきものであるにもかかわらず、この暮らしの基本に対する制度の充実が我が国において圧倒的に立ちおくれていることに私は大きな憤りを覚えているものでございます。だれもが病んだり年老いたとき、安心して人の手助けを受けられることを望んでいます。そのような安心できる社会になるためには、公的サービスの保障が不可欠であることは言うまでもありません。したがって、高齢社会を迎えつつある今、……

第123回国会 労働委員会 第8号(1992/05/22、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口委員 ただいま鈴木委員が何度も強調されましたように、本年は国連障害者の十年の最終年に当たります。ここで終わらせるのではなく、この十年間、障害者の完全社会参加と平等を目指して展開してきた我が国の障害者運動を振り返り、これからの始まりの一つのステップとして本改正案の質問に臨みたいと思います。  常日ごろ、働き、収入を得ることを私たちは当然のことのように受けとめています。障害を持ちながらもより前向きに生きようとする人たちにとって、就労するということは周囲の人たちが考える以上に切実な望みです。仕事を通じて自分自身の課題を克服する場と機会を得ることは、一市民としての権利でもあります。障害を持つがゆ……

第126回国会 厚生委員会 第3号(1993/02/23、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○外口委員 今、私たちは、時代の大きなうねりの中で価値の転換を迫られています。効率性と便利さのみを追求してきたこれまでの生活の仕方から、だれもが安心できる暮らしやすさを大切にする仕組みへの転換こそ、九〇年代の私たちにとって最大の政治課題と言ってよいのではないでしょうか。私は、この課題を実現していくキーワードとして、一つは、老いる人も病む人も安心して暮らせる公平性、いま一つは、それをみんなでつくり上げていくための情報公開によるお金と人の動きの透明性を強調したいと思います。  さて、日本は今世界に類を見ないスピードで高齢社会に向かいつつあります。そうした中で、年金を公正に支払い続けていくためのシス……

第126回国会 厚生委員会 第5号(1993/03/25、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○外口委員 私は、一九九〇年の老人福祉関連八法を初め、老人保健法、医療法などの審議過程で、大幅に立ちおくれてきている日本の保健、医療、福祉の枠組みをユーザーの側から見直すということに重点を置いて取り組んでまいりました。特に、それらの仕組みの偏りとゆがみを象徴的に示すさまざまな問題を取り上げて、公平性を担保する仕組みづくりへの行政責任についても言及してまいりました。そして、本格的高齢化社会に向けて、保健、医療、福祉のバランスがとれたサービスの統合性を目指し、抜本的な対応を政府に求めてもまいりました。  したがって、今回の国民健康保険法の改正に当たっては、地域保険としての国保の特性を生かす方向で、……

第126回国会 厚生委員会 第11号(1993/05/14、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○外口委員 戦後四十八年を経た今、朝鮮人強制連行、従軍慰安婦問題等をめぐって、国籍、職業、性別等による日本の戦後処理や補償の理不尽な差別が明るみに出され、国際的な批判を浴びているところでございます。アジアの人々に対して戦後補償はおろか、旧植民地下で行われたさまざまな不正や犯罪行為に対する責任をいまだに明らかにしていないことへの不信はますます高まっております。  さて、一九九〇年八月の韓国の盧泰愚大統領の来日を機に、日本政府に対し朝鮮人軍人軍属名簿の韓国への返還が正式に求められました。朝鮮人強制連行の歴史的事実を明らかにし、被害者とその遺族に対し適切な補償を行うためにも、まず名簿の提示並びに公開……

第126回国会 厚生委員会 第15号(1993/06/04、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○外口委員 精神を病むことが即社会からの隔離につながり、必要以上に長期間にわたって閉鎖的な環境にとどめ置かれるといった従来の精神医療のあり方を、私たちは一刻も早く変えていかなければなりません。日本における精神障害者の人権擁護の圧倒的な立ちおくれは国際的にも大きな批判を浴び、今、私たちの社会の責任がここに象徴的に問われております。  五年前、精神衛生法から精神保健法へと法改正が行われましたが、依然として精神障害者の医療及び保護を行うという古典的な精神病対策をぬぐえず、精神障害者及びその家族に大きな犠牲を強いている現実に対し、私もまた責任と憤りとを覚えているものでございます。今回の精神保健法改正案……

第126回国会 労働委員会 第10号(1993/04/28、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○外口委員 既に多くの委員によりさまざまな角度から労働基準法改正案については質疑が重ねられてまいりました。そこで私は、長年その改善を強く求める声があったにもかかわらず、今なお困難な問題を抱え続けており、しかも高齢社会に向けて早急に配慮しなければならない看護労働の問題を中心に質問を進めてまいりたいと思います。  看護労働は、その特徴として、密室性の高い医療職場における女性労働としての特徴によって、さまざまな問題を含んできております。夜勤を含む二十四時間切れ目のないサービスを提供するための交代制勤務を要求されています。また、資格社会であり、極めて階層制の強い職場を形成してもいます。また、対人サービ……


各種会議発言一覧

39期(1990/02/18〜)

第118回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1990/04/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口分科員 社会党・護憲共同、外口玉子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  実は、私、去る四月十九日の社会労働委員会におきまして、保健医療福祉サービスに従事する人たちの育成と確保について質問をさせていただきました。そこでは、政府の言われる「高齢者保健福祉推進十か年戦略」を初め、高齢化社会への対応としてのもろもろの施策、制度を生かしていくためにはマンパワーの確保が緊急かつ重大な課題であることを確認した次第です。席上厚生大臣はその実現に向けての並み並みならぬ決意を表明されましたことを、私ども大変に心強く存じております。  しかし、我が国の経済が一定の好景気を保ち続けている現在、医療福……

第123回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1992/03/12、39期、日本社会党・護憲共同)

○外口分科員 私は、昨年八月三十日の厚生委員会並びに十月一日、物価問題特別委員会におきまして、特に民営の施設である有料老人ホームについて、二十一世紀を見通した高齢社会の福祉の仕組みづくりを目指す観点から質問いたしました。  有料老人ホームはその五〇%余りが大都市圏にあり、都市部に集中しています。この都市部への一極集中は、我が国の経済政策のゆがみにほかならないと考えるものでございます。大都市圏に特別養護老人ホームは極めて少ないことからも明らかなように、公的サービスが大変に乏しい中で有料老人ホームが生じてきたとも言うことができます。そして何よりも、有料老人ホームは人生の締めくくりの時期が利潤追求の……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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