このページでは東祥三衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。東祥三衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○東(祥)委員 総務庁に、青少年対策の一環としての最近における青少年を阻む薬物乱用防止について、御質問させていただきたいと思います。 この質問の背景として、次の三つのことを念頭に入れております。一つは、言うまでもなく経済大国日本は現在海外の麻薬シンジケートからねらわれているのではないかと言われております。特に御存じのとおりアメリカの取り締まりが非常に厳しくなってきたために、ことしになってから中南米からのコカインが急激に日本に入り始めております。ちなみにことしの現在までのコカインの合計押収量でございますが、何と六十七キログラムに達しております。昨年度一年間だけでも十三・七キログラム、一昨年度は……
○東(祥)委員 公明党の東祥三でございます。 本日は、基本的に二点に限って御質問させていただきます。 まず初めに、国際化への試金石と言われる難民問題についてお伺いいたします。 私も、議員になる前、国際連合で約五年間にわたって難民問題で、ずっと世界で闘ってまいりました。私のよく知っている識者は次のように言っております。 難民は、一般社会の問題とも戦争の問題とも異なる。より複合的で深い根を持っている。いわばさすらい行く流浪の民のような人類の宿命すら感じさせる。迅速かつ長期的な、また多角的なアプローチが必要であり、市民への教育が不可欠でもあるだろう。そして、その上で人類の魂に慈愛の炎を燃え上……
○東(祥)委員 総理初め関係閣僚の皆さん、私は公明党の東祥三でございます。 私は、ことしの二月の総選挙におきまして初当選させていただきました。今までUNHCR、つまり国連難民高等弁務官事務所の職員としてトルコ、ホンジュラス、エチオピア、スイスなどの国々で難民救済の仕事に従事してまいりました。もとより私は政治家として素人同然でございます。本日、このように総理並びに関係閣僚に対しじきじきに質問させていただき、まことに光栄の至りでございます。 初めに、今回の国連平和協力法案に対しては、断固反対でございます。 その主な理由はたくさんありますが、三つあります。戦後四十五年一貫してきた日本の平和主義……
○東(祥)委員 本日は、次の三点に関して質問させていただきます。 一つは外国人労働者問題、そして身体障害者の雇用促進問題、そして日本企業に勤務する外国人社員の厚生年金問題、以上三点でございます。時間が三十分しかありませんので、全部できるかどうかわかりませんけれども、よろしくお願いいたします。 まず第一点でございますが、外国人労働者問題、このうち国際条約問題について外務省にお伺いいたします。 国境を越える人、物、金の動き、特に人の動きは無視することができない状況になっております。その意味で、外国人労働者及びその家族の権利保護に関する国際条約の決議案が国連の総会、第三 委員会で議論され、今日……
○東(祥)委員 科学技術庁に対して初めに質問させていただきます。
会計検査院の方にも来ていただいているのですけれども、時間の都合で入らなくなるかもわかりませんので、そのときは御容赦願いたいと思います。
科学技術庁、厚生省関連でがん制圧十カ年総合戦略について主に質問させていただきます。
初めに、我が国の疾病死亡原因の第一位ががんであると聞いておりますけれども、現在のがんによる死亡数、死亡率並びに治癒率について、過去と比較して厚生省よりお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 今、部位別死亡率についてもお答えしていただいたのですけれども、胃がんあるいは子宮がん、こういった死亡率は減少傾向……
○東(祥)委員 公明党の東でございます。 本年二月にも商工委員会でオゾン層の保護法について質問させていただきましたけれども、地球環境を守る危急存亡のときという視点に立って引き続き質問させていただきます。 二月に私がワトソン・プレーザー論文について言及いたしましたとき、内藤局長の方から、その前提はフロン以外の新たな規制物質を含めてすべてのものをもとに計算されており、また第二世代フロンや将来のものも含んでいるとの御答弁をいただきました。 さて、先月、四月四日、アメリカの環境保護庁、EPAが、アメリカ上空でのオゾン層の破壊の状況について発表いたしまして、従来の予想より二倍も進行していたという発……
○東(祥)委員 ODAに関して質問させていただきます。 日本はこれまで経済力、そしてまたその経済力を生み出すことができた国際社会における経済の相互依存性あるいは日本の対外依存性、また平和国家追求という名のもとにこの十年間驚くべき援助量を拡大してまいりました。しかしながら、量の拡大の反面、いろいろな課題が出てきたことも否定することはできません。 例えば制度面の改善あるいは整備、人材の不足、調査研究機関の不足等が挙げられます。さらにまた、昨年来の湾岸問題を通じて日本の国際貢献や国際協力のあり方がまさに問われている、こういった視点を踏まえて以下質問させていただきたいと思います。若干青臭い書生論的……
○東(祥)委員 公明党の東でございます。 質問内容については昨日、質問主意書ということで十二点にまとめさせていただいております。まだ新米議員でございますので言動に非常にまずいところがあるかわかりませんが、前もって御容赦願いたいと思います。それでは質問させていただきます。 御案内のとおり、昨年の秋の南極のオゾンホールは史上最悪であったと報道されております。また、北極圏でも昨年の初冬、二月ぐらいに塩素濃度が上昇して、成層圏でオゾンが減少して、オゾンホールが発見されたと言われておりますが、何か地球全体として急激にオゾン層の破壊が進んでいるのではないでしょうか。具体的な数字を示していただいて、まず……
○東(祥)委員 公明党の東祥三でございます。
昨年の六月に引き続きまして、外国人労働者問題並びに難民問題について御質問させていただきます。
本題に入る前にちょこっと気になったことがありまして、昨日の夕刊、読売新聞でございますが、衆院の外務委員会でカンボジア和平実現後のPKO、平和維持活動に関連して、今審議中でございますPKO法案が早期に成立した場合であったとしてもPKFを派遣することができない旨の報道がされていたのですけれども、この真意についてここでもう一度ただしておきたいと思いますが、外務省、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 それでは、本題に入らせていただきますが、昨年の六月の時……
○東(祥)委員 公明党・国民会議を代表いたしまして質問させていただきます。 まず初めに、素朴な疑問を投げさせていただきたいと思うのですが、今までの仕事の関連上、多くの外国の友人を持っております。日本では、韓国の人、あるいはまたオーストラリア、フランスの人、またワシントンの友人やトルコの友人とこのPKOの参加論議について話しますと、決まって次のように答えます。当然参加すべきだ、と同時に、日本は平和国家ではないのか、平和国家であるとするならば平和の重要性というものを知り尽くしているんじゃないのか、PKOというのは回復された平和を維持していく極めてとうとい国連の活動である、こういう活動に参加するこ……
○東(祥)委員 関連質問させていただきます東祥三でございます。 宮澤総理、そして新閣僚の皆さん、御就任まことにおめでとうございます。私はまだ一年生議員でございます。諸先輩を前にしてまだ物を語れる年齢に達しておりませんし、また種々の体験も足りません。したがって、生意気なことは言えないのですけれども、ぜひ、このように皆さんにお会いできる機会もありませんので、一言言わさせていただきます。 御案内のとおり、内外において今激動の時代に私たちは生きていると思います。そういった意味で、今直面している種々の問題は極めて複雑多岐にわたっておりまして、その解決に当たりまして皆様方の責任は極めて重い、このように……
○東(祥)委員 元気いっぱい再び質疑させていただきます。 初めに、国際社会、特にアジア諸国のこのPKO法案に関しての懸念、そしてまたPKO参加国に対しての我が国の配慮、そしてまた時間があれば我が国の国連への対応について質疑させていただきます。 第一番目の点についてでございますが、考えてみますと、戦後、第二次世界大戦後四十六年間日本はずっと平和を保ってきた。冷戦構造が崩壊する以前においても、調べてみますところ約百二十七の紛争、内乱がこの世の中にあった。そしてまた、その犠牲者は、死傷者は二千万人以上に達すると言われております。こういったことから考えますと、まさに後世の歴史家は二十世紀はある意味……
○東(祥)委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました自民党、公明党提案による国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案に対する修正案並びに修正案を除く原案及び国際緊急援助隊の派遣に関する法律の一部改正案に対し、賛成の立場から見解を表明させていただきます。 世界は今、冷戦が終結し新しい平和秩序の構築を目指して大きな変革期を迎えておりますが、いまだ内乱、紛争によってとうとい生命を落とし、また、生命の危険にさらされている人々がいる国もあります。その意味で、国際社会の平和と安全に関し国連の果たすべき役割はますます大きくなってきております。 我が国は、従来より国連中心主義……
○東(祥)委員 公明党の東祥三でございます。
本日は、補正予算関連三法案について質問させていただきます。
初めに、補正における税収不足について質問させていただきますが、今回の補正では税収不足約二兆八千億円もありますけれども、これは当初予算において税収見積もりに大きな誤りがあったのではないかと思うのですが、この点についてまず御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 今の御答弁である程度わかるのですが、申告所得税並びに有価証券取引税そしてまた印紙税の見通しを極めて控え目にやった。ただ、控え目に見通すに当たっての根拠は何に基づいてそのような見通しを立てたのか。
○東(祥)委員 公明党の東洋三でございます。 まず初めに大蔵大臣に、今一つの大きな曲がり角に来ている、そこで日本の将来のありようを探り求めようとするときに生活大国という概念が出てきております。初めにあくまでも素人、そしてまた素朴な疑問が幾つかありますので、その生活大国とその税体系のありようといいますか、そういう視点から質問さしていただきたいと思います。 宮澤総理がさきの施政方針演説で生活大国、その具体的なイメージを六つの項目に分けて述べられましたけれども、大蔵大臣としてはその生活大国というふうに言った場合どのようなイメージをお持ちなのか、この点についてまず御見解を伺いたいと思います。
○東(祥)委員 公明党の東洋三でございます。 本日は、大変貴重な御意見を御開陳くださいまして、まことにありがとうございました。 先ほども米原先生の方から相続税に関連して、政治家が政策目標を明確にすべきだ、つまり政治家自身が、どういう日本をつくるのかといった根本的なことに関してもっと発言していったらいいのじゃないのか、こういう御趣旨の発言がございました。極めて傾聴すべき御意見だと思いまして拝聴しておりました。ひょっとして、概して日本の政治家というのは森を見ないで木ばかりを見ている、そういう御叱正と承った次第です。 そこで、全参考人の方にお伺いしたいと思うのですが、さきの宮澤総理の施政方針演……
○東(祥)委員 公明党の東でございます。
今議題となっております三法案に関連して質問させていただきますが、その前に、先日も既に我が党の日笠議員を初め他の議員の方々からも質問が出ておりますが、企業財テクの評価隠しの手法として使われているいわゆる飛ばしなどをめぐっての訴訟が起きております。この訴訟の件数あるいは総額については既に答弁がありましたので、投資家と証券会社との間の民事調停の実態は現在どうなっているのか、件数並びに総額はどれぐらいになっているのか、把握している件数及び金額について答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 十九件、総額で二十八億円というふうに答弁があったわけですが、これに……
○東(祥)委員 公明党の東祥三でございます。 本日は、公認会計士法の一部を改正する法律案について、時間の許す限り基本的なことを質問させていただきます。 まず初めに、本日御多忙のところ参考人として来ていただきました日本公認会計士協会会長の山上一夫様に二点お伺いしたいと思います。 第一点は、現在我が国において、日本経済を支える企業活動の経理の健全性を監査する多くの優秀な公認会計士の方々が経済社会において御活躍されておりますが、会計士の需給バランスといいますか、企業からのニーズに対して対応可能な人員数というのはどのような状況なのでしょうか。さらにまた、経済の多様化、規模の拡大に伴いまして、今後……
○東(祥)委員 公明党の東祥三です。
大蔵大臣、二問初めに質問させていただきます。
今回の金融・証券制度改革のための法改正は、いかなるビジョンのもとに行おうとしているんでしょうか。ビジョンがあるのか。もしあれば、日本の金融・資本市場の将来展望も含めてその骨格を述べてください。
【次の発言】 続いて大蔵大臣に質問します。
両法案の改革の眼目は業態別の子会社による相互参入を可能にすることにありますけれども、しかしながら、本来であるならば、現行の各種金融機関の役割評価がまずなされて、その評価に基づいておのおのの将来の方向性というものが決定されていくべきじゃないのか。しかし、その点をもう無視して……
○東(祥)委員 大蔵大臣、本日の朝刊に本委員会で議論していることと関連する極めて衝撃的な記事が出ました。「全銀協の不良債権情報開示 大蔵省の圧力で後退」との記事です。お読みになったと思いますが、この点についてどのように思われますか。事実はどうなのか。
【次の発言】 この新聞記事にょりますと、名前は伏せますが、大蔵省の方が、「大蔵省が直接口をはさんだのは、誤解を招いたかも知れないが、情報開示を遅らせる意図はなかった、事実として直接口を挟んでいるわけですね。事実、認めているのではないでしょうか。
【次の発言】 きょうは五十一分与えられておりまして、目いっぱいやろうと思っております。答弁は簡単にして……
○東(祥)委員 公明党の東祥三です。 大蔵大臣、本題に入る前にぜひ大臣の腹づもりをお聞きしたいのですが、本金融・証券制度改革法案を本当に成立させるおつもりなのかどうなのか。今週の日曜日、二十四日付の新聞を読みまして、あれ、大蔵大臣はもうこの改革法案を成立させるつもりはないのかな、あきらめたのかな。同日選発言、PKO法案の成立次第、成立がどうなるかによって解散もあり得る、こういう発言をされているわけですけれども、そうすると、本題に入る前にこういう質問をしている、その答弁いかんによっては質問しなくていいのかな、こういうふうに思うのですけれども、大蔵大臣お願いします。
○東(祥)委員 公明党の東でございます。 案件二件について御質問させていただきます。もう既に二人の議員が質問している内容ともかかわってまいりますので、重複は避けたいと思います。 二番目のIOM、国際移住機関について始めさせていただきますが、この前進を調べてみますと、昭和二十六年に前進の機関の設立が決議されて、昭和二十六年といいますと私がちょうど生まれたときでございました。第二次世界大戦が終わった欧州における混乱、そしてまた北米及び中南米への移住というところに最大の関心があった。その限りにおいては、ほとんど日本とのかかわり合いというのは、ある意味でないと言っても過言ではない機関、その機関が、……
○東(祥)委員 ただいま議題になっております日本・トルコ租税協定並びに日本・イスラエルの租税条約について質問させていただきます。 まず初めに、外務大臣、先日トルコのオザル大統領が急逝されました。現地時間十七日だったと思います。オザル大統領は、御案内のとおり三十年ぶりに文民出身の大統領として出られた。また親日的で十数回に及ぶ来日をされている方でございました。また、最近の中東情勢を踏まえた上で、オザル大統領が湾岸危機のときに活躍された状況、また先ほど若干説明がありました中央アジアあるいはアゼルバイジャン等に関して果たしてきた外交的な役割、高く評価されている方でございます。 と同時に、前回の総選……
○東(祥)委員 本日は、中南米全般に関して質問させていただきたいと思います。 まず初めに、今月の末から外務大臣はメキシコ及びベネズエラを訪問されるということを知っております。外務大臣は、議員として多分珍しいんだろうと思うのですが、中南米のことに関して大変関心を持たれているということをよく存じ上げております。日本エクアドル友好議員連盟の会長でもありますし、コロンビアとの友好議員連盟の会長でもあります。 そういうことを踏まえた上で質問させていただきますが、今回、他の地域を見てもいろいろな問題が山積いたしております。そういう状況の中でラ米を選ばれ、そしてその中でもメキシコ及びベネズエラを選ばれた……
○東(祥)委員 公明党の東祥三です。 両条約について質問させていただきますが、これはもう既に昨年の六月のUNCEDの会議において、百八十カ国以上の国々が参加して、そこで懸案になっていた問題でございます。内容はまだ具体化しなければならないところ、また個々の規定に関しては種々検討していかなければならない問題があると思いますが、これは地球全体の問題でございます。そういう意味で、その枠組みを整えるという意味では極めて有効な第一歩であろう、このように私は評価いたしている次第でございます。 まず初めに、両条約についての関連で質問させていただきますが、ただいま審議中の環境関係両条約が発効するまでの暫定措……
○東(祥)委員 公明党の東祥三でございます。 本日は、四人の参考人の方々に大変お忙しい中おいでいただきまして、まことにありがとうございます。また、本当に感動する、また瞠目すべき貴重な意見を賜りまして、本当にありがとうございました。 私は、議員になる前は、国際連合の難民高等弁務官事務所で長く働いておりました。世界じゅうの、ある意味で日本とは全然異なった国々で生活し、いろいろな犠牲になった子供を見させていただいてまいりました。先ほど波多野先生、永井先生の方からお話がありました、例えば十五歳未満で戦闘に参加された子供だとか拷問を受けた子供だとか、あるいはまた東郷先生の方からお話がありました、栄養……
○東(祥)委員 光栄ある一番バッターで本日はやらさせていただきます。 子どもの権利条約、訳出に従って児童の権利条約というふうに使わさせていただきますが、これは私が、今懸案になっております訳出の問題で、児童の方がいい、そういう価値前提を申し上げていることではありませんので、その点は控えてちゃんと聞いていただきたい、このように思います。 昨日は、参考人の方々から、国内的また国際的な面からの大変貴重な御意見を賜りました。しかしながら、この児童の権利条約についての受け取り方は各国それぞれ違うだろうということに関しては、波多野参考人の方から、財政状況が違う、あるいはまた各国の事情が異なる、こういうお……
○東(祥)委員 昨日に引き続いて質問させていただきます。 私が多分介入することではないのだろうと思うのですが、昨年来秋葉さんが指摘された特に訳出の件に関しては、極めて説得力あるなというふうに個人的に聞いておりました。外務省とのやりとりの間で、秋葉さんの方から、ただ単にイメージの違いではなくて、その意味、内容に関しての説明をされて、こうでなければならないのじゃないか。どちらが正しいかということは私の方ももちろん判断することはできませんが、ただ多分、きのう議論が終わった後外務省の方でも一生懸命本日説明するために努力されたのだろうと思いますが、本日その過程を聞くことができず残念だな、秋葉さんの方で……
○東(祥)委員 前回の質問で取り残した問題から入らせていただきます。ちょっと大きな問題でございますが、外務大臣にお聞きしたいと思います。 言うまでもなく、ボスニア・ヘルツェゴビナあるいはソマリアを引き合いに出すまでもなく、毎日世界じゅうで数え切れないほどの多くの子供たちが生命と成長の危機にさらされております。冷戦後の国際情勢の新たな動きというものは、必ずしも子供たちに対しての安全と保護を約束したわけではありません。 孤児あるいはストリートチルドレンあるいは難民、そして劣悪な環境下で虐待に苦しんでいる子供たち、あるいはまた戦争、内乱の犠牲者となっている子供たちが、幸か不幸か、私たちのこの日本……
○東(祥)委員 みなみまぐろ保存条約及びILO第百二十号条約について質問させていただきます。 まず初めに、みなみまぐろ保存条約に関してでございますが、二つの角度から質問させていただきます。一つはミナミマグロの保存及び管理という側面、もう一つはミナミマグロ漁業に従事する漁民の生活の安定という角度でございます。 みなみまぐろ保存条約は、関係国による国際的な管理体制下のもとでミナミマグロの保存及び最適利用を図ることを目的としております。その意味から、我が国漁業者によるミナミマグロ漁業の安定的操業が維持されるのであろう、このように推測いたします。その意味におきまして本条約の締結には賛成でありますが……
○東(祥)委員 公明党の東祥三でございます。 本日は二点について質問させていただきます。 第一番目は、在外公館云々の法律の一部を改正する法律案についてでございますが、冷戦構造が崩壊して旧ソ連邦、あるいはまた旧ソ連邦が崩壊して幾つかの新しい独立国ができる、またその他の国々の独立も達成される、さらにまた冷戦構造は崩壊したけれども民族紛争等で非常に不透明な国際情勢が観察される、そういう中で、外交官の方々がいろいろな厳しい環境の中で働かれている姿に接して、いつも感動いたしているつもりです。 そこで、質問でございますが、今回新たに設置される在外公館六つ、そしてまた廃止される公館が二つと聞いておりま……
○東説明員 このたび外務政務次官に就任いたしました東洋三でございます。一言ごあいさつさせていただきます。 我が国をめぐる安全保障上の環境には、引き続き流動的な要素も多く、我が国のみならずアジア・太平洋地域の長期的な安定を確保するためにも、日米安保体制に裏打ちされた日米協力関係、我が国自身の防衛力整備、国際社会の安定を確保するための外交努力の重要性はますます高まっていると思います。こうした課題に取り組むに当たりまして、私は、微力でございますが、羽田外務大臣を補佐して、職務を全うするため全力を傾注する覚悟でございます。 近藤委員長を初め本委員会の皆様方の御支援、御協力を賜りますようよろしくお願……
○東説明員 このたび外務政務次官に就任いたしました東洋三でございます。 羽田大臣を補佐いたしまして、微力でございますが職務を全うするため全力を傾ける決意でございます。 委員長を初め本特別委員会の各委員の皆様の御指導、御鞭撻そして御協力をお願い申し上げまして、就任のあいさつにかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○東説明員 このたび外務政務次官に就任いたしました東洋三でございます。我が国にとり外交のかじ取りがかってないほど重要となっているだけに、重い責任に身の引き締まる思いがいたします。 御案内のとおり、世界はさまざまな困難に直面しております用地域紛争、核兵器等の拡散の問題、ロシア情勢、先進国経済の回復のおくれ、そしてまた難民問題、テロ、麻薬問題、開発途上国の貧困、あるいはまた地球環境問題など、数多くの問題が山積いたしております。これらの問題を克服して、より平和で自由で豊かな世界を築くことは、我々に課された歴史的課題であると私は思っております。 今日、国際社会の中での我が国の存在は飛躍的に大きくな……
○東(祥)委員 第七分科会における審査の経過について御報告申し上げます。 本分科会においても各分科会同様、昨七日審査を行いました。 質疑応答の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものについて御報告申し上げます。 まず、運輸省関係では、整備新幹線の建設促進、新幹線の騒音対策、首都圏の鉄道整備と通勤混雑の緩和対策、地下鉄建設に対する助成のあり方、鉄道用地の活用による市街地再開発の推進、積雪寒冷地域におけるスリップ事故防止対策、運転代行業問題、国際空港の整備促進、中華航空機墜落事故の補償問題、航空運賃等公共輸送機関運賃の適正化、離島空港と基幹空港の路線開設、港湾整……
○東(祥)委員 おはようございます。東洋三でございます。 これまで、公式の場で浜本大臣就任に対してのお祝いの言葉をかける機会もありませんでしたので、改めて、この多難な時期、労働大臣御就任まことにおめでとうございます。と同時に、大変な大転換期でございます。種々議論されておられますとおり、この労働行政、さらにまた世界の中の日本、また日本の中における産業構造転換に伴う種々の課題が山積しているこのときに、労働大臣という大変な職務につかれ、その難題に直面されていくことに対し、心から敬意を表する次第でございます。 また、労働委員会におかれましては、労働行政、労働問題に精通されている方が、諸先輩が多くい……
○東(祥)委員 新進党の東洋三でございます。 まず初めに、先日の阪神大震災でお亡くなりになりました方々に深甚なる哀悼の意を表しますとともに、また御遺族の方々に弔意を表明させていただきます。そしてまた、負傷された方、今なお被災生活を強いられている方々に対し、心よりお見舞い申し上げる次第でございます。 さらにまた、自分自身も、また家族の方々も被災されておりながら、全力投球で闘って取り組んでくださっております自治体の方々、またNGOの方々、さらにまた外国からの、各国政府そしてまた国際機関、NGOの方々に対し、真心のその支援に対して心から御礼を申し上げる次第でございます。 そこでまず初めに、当外……
○東(祥)委員 新進党の東祥三でございます。 季節は今まさしく春でございます。澄み切った青空を背景にして桜の花を下から見上げるような心境を心の底から味わってみたいな、このような思いでいっぱいでございます。しかし、そのような春であるにもかかわらず、本日の曇天のようにすっきりしません。暗いニュースでいっぱいでございます。外務大臣、本日の答弁においてはどうか私をすかっとさせていただきたい。どうぞよろしくお願いいたします。 いわゆる国際熱帯木材協定、条約第九号、そしてまた油汚染国際条約、条約第一〇号、この二件について質問させていただきますが、その前に、一つは朝鮮民主主義人民共和国への与党三党による……
○東(祥)委員 新進党の東祥三です。一時間半にわたりまして国連改革について、そしてAPEC関連について、そして米国の対イラン経済制裁と我が国の対応について質問させていただきます。 本題に入る前に、総理訪中そしてまた外相のクロアチア、ハンガリー訪問について御質問させていただきたいと思っていたのですが、小杉議員、また前原議員、そしてまた同僚の松田議員の方から同様の質問がありましたので、ただ一点だけ総理訪中に関連して、先ほど松田議員の方から肺腑をえぐるようなまさに鋭い御指摘があったわけでございますが、報道を見ている限りにおいては、日中関係、首脳会談において本当にダイアローグが、対話が成立しているの……
○東(祥)委員 新進党の東祥三です。 本日は、政府調達協定、条約第一八号並びに日米宇宙損害協定、条約第一七号に関連いたしまして質問させていただきます。 まず初めに、政府調達協定についてでありますが、これはWTO附属書第四にかかわる問題だととらえております。 これに関連いたしまして、まず河野大臣、本委員会においても何度も議論されていることでございますけれども、今現在、経済問題で一番気にかかるのが日米包括経済協議であると思います。さきの同僚議員の質問にも出てまいりましたけれども、最終的に自動車分野での協議が先日決裂してしまった。これを受けて、米国は日本への制裁リストを公表するとしていたのに対……
○東(祥)委員 新進党の東洋三でございます。 浜本大臣、またきょう一時間半ぐらいにわたって議論させていただきたいと思います。 もう四年か五年ほど前になるのでしょうか、あの福祉大国として有名なデンマークの、厚生大臣か福祉大臣か正確な名称は忘れましたけれども、日本に来られて日本の福祉行政についていろいろ視察された。最後の方に講演会を開いて、そして、私は自分の国以外のことについて言う、そういう資格も何もありませんが、日本に来たときの印象ということを語らせていただければということで、次のような趣旨のことを言われておりました。 その大臣は、時間があるときにデパートを訪問させていただいて、日本という……
○東(祥)委員 東洋三でございます。 本日は、沖縄問題、日米安保、地位協定、APEC問題、李総統及び台湾問題、そして銃規制の問題、全部消化できるかわかりませんけれども、時間のある限りさせていただきます。 まず初めに、私の記憶に間違いなければ、本日は、二十八年前の本日、敗戦後の日本の復興に多大なる貢献をされました吉田茂元総理の命日に当たると思います。まさに敗戦処理、そしてまた単独講和というあの大変な時代に日本のかじ取りをされ、日本の外交政策がもしあるとすれば、それをおつくりになられました吉田茂元総理の偉功を思うときに、きょうこの外務委員会におきまして、ほんの一端でございますけれども、日米安保……
○東(祥)委員 外務大臣、本日は近世日本の評論家、歴史家でもありました徳富蘇峰先生がお亡くなりになった日でございます。明治十九年、二十三歳のとき、「将来之日本」という著書を著しまして一躍有名となりまして、以来、言論界の一角に特異な地位を占め続けた先生はこのように指摘しております。「多忙とは怠惰者の遁辞である。今日すべきことを今日しなかったら明日は必ず多忙である」、これはまさに自戒の念を込めまして、沖縄県民の苦しみ、悩みを取り除き、日本の安全をどうするのか、将来の日本はどうなるのかということをただしていかなければならない、こういう思いで、八十分間ですけれども、本日の審議の対象であります在日米軍駐……
○東(祥)委員 新進党の東祥三です。 池田外務大臣におかれましては、大臣就任後初めて質問させていただきます。楽しみにいたしておりました。 防衛庁長官も務められ、日本の国論がまだ統一されておりません安全保障の問題についてもだれよりも精通されており、そこで直面する問題に関してもなかなか言えないことも多々あるだろう、そういうことも踏まえ、さらにこのたび外務大臣に就任され、また外交の難しさも、またそこから来る種々の問題等についても精通されている大臣である、そういう視点から、まだ僕は政治家としてベビーでございますが、胸をかりるつもりで質問させていただきたい。 ただ、きょうは外務公務員法でございます……
○東政府委員 簡単にお答えいたします。
韓国との間に先生お話しの水産資源造成センターという話が持ち上がっておった経緯がございます。これらにつきましては、新しい海洋法の秩序のもとでの資源管理体制が確立したという段階で将来的な課題として検討していこうということに一応両国でなっておるという実情でございます。
大変示唆に富んだ点だと思います。これからの課題だというふうに考えております。
【次の発言】 漁業の水域に関することでございますので、私の方から答弁させていただきますが、一九七七年に今の漁業の水域を設定したときに中国、韓国が二百海里を引かなかったということが一つと、もう一つは、日中漁業協定、日……
○東政府委員 先生の前半のところでの問題でございますが、私どもも中国、あれは東海、黄海で去年初めて二カ月禁漁したということがあって、日本海側に急激に中国船が出てきた、それが自主規制がございません。したがいまして、去年いろいろ問題を起こしました。これからの中国の進出というのが、資源問題としては一番大変だろうと思います。それでもう一つは韓国の方の違反操業でございまして、先はどのようないろいろな事例がございまして、これをやはりこちら側の取り締まり権に置くということが、二つの大きな問題点だろうというふうに考えております。 それからもう一つ、最後の点での御質問でございますが、TACの件でございます。T……
○東(祥)委員 私は、自由民主党、新進党、社会民主党・護憲連合、新党さきがけ、日本共産党及び市民リーグ・民改連を代表いたしまして、ただいま議題となりました動議につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 これから案文の朗読をもって趣旨の説明にかえさせていただきます。 海洋法に関する国際連合条約に関する件(案) 海洋法に関する国際連合条約の批准に際し、政府は次の事項につき誠実に努力すべきである。 一 排他的経済水域の全面設定及び大陸棚の境界画定に当たっては、わが国の国益に配慮し、韓国及び必要に応じ中国との交渉に当たること。 二 日韓漁業協定及び日中漁業協定の改定交渉に際しては、……
○東(祥)委員 新進党の東祥三でございます。 本日は、防衛庁長官にもお越しいただきまして、ACSAを通じて日米同盟そのものについて質疑させていただきたいと思います。 旧社会党が自衛隊を合憲と認め、さらにまた日米安保体制を堅持すると公式的に表明されている以上、外務大臣のお話の中にもありましたとおり、ある意味で、極めて安全保障問題に対してイデオロギーの偏見にとらわれることなく真正面から議論する、そういう時代に突入したのだろう。きょう全然社民党の方いらっしゃいませんけれども。そういう意味で、きょう小一時間質問させていただきたいと思います。言葉が乱暴になるかもわかりませんけれども、それは私の真意で……
○東委員 まず初めに、池田外務大臣、御留任といいますか、外務大臣としての再任、おめでとうございます。 本日は、大きく分ければ二点について、いろいろ大臣に教えていただきたい、また、意見交換させていただきたいと思います。 外交、安全保障にかかわる問題だと自分自身では思っておりますが、一つは、十月の中旬から下旬、ザイールの東部において部族間の戦闘激化に伴いまして、多くの難民が流出いたしております。それにかかわる、日本としてでき得る支援の可能性、こういう問題についてもう一つは、今報告がありましたSACO関連について、普天間基地の海上ヘリポートヘの移設問題、あるいは底流で関連しているであろうと思われ……
○東委員 在外公館名称位置法改正案に関連して、小一時間質問させていただきたいと思います。 本法案そのものに関しては、もう既に森山議員、さらにまた河野議員の方から今御質問がありましたので、その質問の重複は避けたいと思います。 三点についてきょう質問させていただきますが、外務大臣、ペルー事件ももう三カ月を超え、その次の一手をどういうふうにするのかということで、大変見通しの暗い状況にあるのだろうというふうに推察します。大変心中穏やかでないだろうと思います。また沖縄の基地問題に関連して、これまた、日米関係のみならずアジア諸国また国際社会における日本の位置づけ、そういう視点から考えた場合、これも心中……
○東委員 おはようございます。 本日は、二つの条約の質疑をさせていただきますが、その前に、在ペルー日本大使館人質事件に関連して、青木大使の辞任問題について、外務大臣に幾つか質問させていただきたいと思います。 辞任問題に関して、私は、しっくりいきません。理解することができないので、外務大臣にいろいろ教えていただきたいと思います。日本国のあり方あるいは日本の責任のとり方、そういう問題にかかわってくる重要な問題なのだろうと私は思います。とりわけこの在ペルー日本大使館人質事件に関する全貌、何で起こったのか、警備が不十分だったのか、あるいはまた警備の改善の点において種々の提案ができるのかどうなのか、……
○東委員 外務大臣、防衛庁長官、おはようございます。一時間、ガイドラインの見直しの中間報告について勉強させていただきたいと思います。 中身が余りにも膨大であると同時に、ある意味で冷戦構造が崩壊し、湾岸戦争があり、また国内においても、いろいろ日本の安全が脅かされるような種々の経験をし、日本は有事というものに対し、何ら具体的な積み重ねをしてこなかった。 有事に対してどのように対応したらいいのか、そこに欠落している部分があるということに気づき出してきたのかどうなのかよくわかりませんが、そういう方向性の中で、この七八年につくられた現行ガイドラインを新たなる角度から見直し、その中間報告が今回で、そし……
○東委員 在ペルー日本大使公邸占拠事件調査委員会報告書並びに関連することに関し、質問させていただきます。 まず初めに、本事件を通して三名の犠牲者が出られ、その御家族の方々に改めて犠牲者の冥福を祈ると同時に、事件当初、約七百名に及ぶ人質があり、またその後、長い間にわたりまして人質という極めて苦痛な経験をされ、またそれによって多くの御家族の方々が精神的また肉体的な苦痛を感じられたことに対し、一日も早くその精神的、物理的苦痛が軽減されることを祈る次第でございます。 本報告書それ自体は、第T部と第U部プラス提言の三部構成で百ページに及ぶ大部なものでありまして、一つは、事件発生に至るまでの事実関係の……
○東委員 新進党の東祥三でございます。おはようございます。 本日は、三十三から三十五問、質問を用意してまいりました。時間の許される限り質問させていただきたいと思います。できるだけ重複を避けさせていただきたいと思いますが、もう既に徹底的な審議が行われてきまして、問題点もほぼ出尽くしている。ただ、本質的な部分がまだ論じられていないことが多々あるのかもしれません。いずれにいたしましても、何とぞ、質問は三十三問から三十五問ですから、三分ずつやるとちょうどうまくいくのかなというふうに思います。 本論に入る前に、ぜひ素朴な質問をさせていただきたい。 相互依存関係が進んできているこの状況下におきまして……
○東委員 小渕外務大臣、おはようございます。新進党の東祥三でございます。 小渕外相就任後初めての質問をさせていただきますので、礼儀からいくならば、小渕外務大臣の外交方針あるいは基本理念について真正面からそのお考えをお聞かせ願いたいところでございますが、極めて限られた時間でございますので、個別具体的な問題を通して、小渕外務大臣の物の見方、考え方を学ばさせていただきたいと思います。 もう既に、今河野太郎先生から、極めて鋭い、また問題に対しての的確な把握に基づく質問がございましたODA削減の問題について、まず質問させていただきたいと思います。 本来、限られた予算の枠の中でそれをどういうふうに配……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 久間防衛庁長官、内閣官房長官、PKOの協力法改正について、まず初めにPKO参加のあり方、この点について再度質問させていただきたいというふうに思います。 去る三月十三日の予算委員会におきまして、PKO協力法の改正について若干質問させていただいたのですが、そのときはまだあいまいなお答えでしたので、そのときの御答弁を踏まえた上で、日本のPKO参加のあり方に関する政府の責任者の認識についてお聞きしたい、このように思います。 日本政府はさまざまな機会におきまして、内外に向かって繰り返し繰り返し国連のPKO活動に対する積極的な貢献を訴えている。しかしなが……
○東委員 自由党の東祥三でございます。 今の日本が抱えている問題といいますか、外交案件というのは本当に多岐にわたると思います。もう既に同僚議員がいろいろと質問されている中にもありますけれども、東南アジアの通貨危機に端を発する経済不安と日本とのかかわり合いの問題、あるいは日韓漁業協定が日本によって一方的に破棄されたことによって日韓関係が今後どうなっていってしまうのか。あるいは韓国経済の状況が極めて悪いがゆえに、北朝鮮におけるKEDOの資金の問題がどういうふうに展開されていくのか。 あるいはまた、日本、アメリカ、ロシア、中国といった四極における北東アジアの安全保障についての、中身はともかくとし……
○東委員 自由党の東祥三でございます。 本日は、三点、イラク情勢、日韓関係、PKO法改正について質問させていただきます。 御答弁次第では三問質問できなくなる可能性もありますので、あらかじめ、関係者の方に質問できない場合、御容赦を願いたいと思います。 まず、イラク情勢について質問いたします。 二月の下旬、二月二十三日だったと思いますが、アナン事務総長とイラクとの間で、国連決議六八七の内容の確認を踏まえた上での合意があった。つまり無差別、そして無条件の査察を受け入れるということに関して、イラク政府も合意した。それを踏まえた上で、今度は三月二日に、英国とともに日本のイニシアチブで、共同提案国……
○東委員 自由党の東祥三でございます。 本委員会の議題になっておりますテロ防止三条約の批准そのものに関しては、私たちは賛成でございます。しかし、遅きに失している、余りにも時間がかかり過ぎているのではないのか、こういう印象を持ちます。と同時に、この三条約を批准することによって、日本がテロに対しての明確な姿勢、そしてまたテロ行為が行われたときに対する具体的な処置、対処能力、こういうものがますます問われてくるのだろう、このように私は思います。 そういう意味におきまして、現法体系のもとで日本政府は該当するテロ事件に十分対応できるか疑問を抱かざるを得ません。とりわけ、国内法は十分整備されているのかど……
○東(祥)委員 外務大臣、おはようございます。自由党の東祥三です。 新宇宙基地協力協定が本委員会の本題でございますが、この協定の質疑に入る前に、国際情勢について質問させていただきます。 イラク情勢についてでございますが、三月二十六日から行われておりました国連特別査察団によるイラクの大統領施設八カ所に対する基礎査察が、四月三日に終了したと聞いております。イラク側は全面協力の姿勢を見せて、本年二月末に調印されましたアナン国連事務総長とイラクの査察合意は最初の大きな関門を越えたと理解しております。 しかし、報道によりますと、査察に同行をいたしました多くの各国外交官らは、イラクの誠意を評価し、早……
○東(祥)委員 外務大臣、おはようございます。 本日は、日本と中国との漁業協定に関して、主権の確立という視点から質問させていただきたいと思います。当委員会でも国連海洋法条約についての議論をしたときに、一つの重要なポイントが、領土の画定、それはとりもなおさず主権をどのように確立していったらいいのか。日本の場合は、とりわけ北方領土問題、竹島あるいは尖閣諸島という、それぞれの関係国における意見、立場の違いというのはありますけれども、そういう問題を抱えている。それと極めて密接にかかわってきている問題がこの漁業協定の問題なんだろうというふうに理解いたしております。 第一番目の質問として、国連海洋法条……
○東(祥)委員 自由党の東祥三です。外務大臣、きょうもよろしくお願いします。 質問通告していなかったのですが、先ほどの議論を聞いていて、インドの核実験問題に関連して一つ質問したくなりました。先ほど、外務大臣とそれから福田先生との議論を聞いておりまして、外務大臣は、核軍縮あるいは核管理の問題、まさに国際政治の極めて重要な問題の一つだと思うのですが、この問題に対しての日本の意思と能力と、そしてその限界についてどのように思われるのかという質問をしたくなりました。 それは、インドの核実験の問題に対して、ともすれば日本は、どうしても、過去の唯一の被爆体験国であり、核に対しての特別な感情、そういうもの……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 条約の質疑に入らせていただく前に、インドの核実験の問題に関して幾つか御提案をさせていただきたいと思います。 今回のインドの核実験、これに対して世界各国いろいろな反応を見せております。明らかに今回の行為というのは、世界の核軍縮あるいはまた核管理の流れに逆行した、認めることのできない行為である、このように思います。しかしながら、過去、中国やフランスが多くの国々の非難の声を浴びながら核実験を強行してきたことを見ても、単に行動を非難していれば問題が解決するというものでもないというのも現実である。 そういう視点から考えますと、今回のインドの行為というの……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。三十分間にわたりまして四月二十日に東京で調印されましたこの社会保障に関する日本国とドイツ連邦共和国との間の協定について質問させていただきますが、その前に、二、三時事問題について若干外務大臣のお考えをお聞かせ願いたいと思います。 まず初めに、今お配りさせていただいておりますが、これは先ほど私のところに入ってきましたので、事前の通告がおくれてしまったのですが、インディペンデント・オン・サンデーというイギリスの有力紙だと聞いております。五月三日付の新聞でございますが、ここに「キャン ユー フォーギブゼム」という、天皇陛下と、三人の異常殺人者の写真が掲載さ……
○東(祥)委員 外務大臣、きょう一般質疑で、幾つかの件について質問させていただきたいと思います。 最初にインディペンデント・オン・サンデーの問題、その次にインドネシア情勢について、三番目はインドの核実験に関連してパキスタンの情勢について、そして四番目にベチューン医科大学整備計画についての無償資金協力の問題、そして最後に、時間があれば、日韓漁業協定について質問させていただきたいと思います。 初めに、インディペンデント記事問題でございますが、既に二十日の委員会で、天皇陛下と異常殺人犯三人の写真を一緒に掲載した五月三日付の英国インディペンデント・オン・サンデー紙の記事を取り上げて、外務省はこの記……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 外務大臣、前回の外務委員会におきまして時間が足りず、そのときに質問させていただく予定だった問題に絞って、与えられた二十八分間ですが、ベチューン医科大学整備計画に対する日本の無償援助について質問させていただきます。 この質問をする背景として、本年度、一九九八年度「諸君!」六月号で、大宅賞を受賞されている加藤昭氏が「橋本首相「中国人女性」とODA二十六億円の闇」と称する衝撃的なレポートを現地調査を踏まえた上で書かれているところに起因いたします。 私は、橋本総理の男女問題については一切関心がございません。また、加藤昭氏も、橋本総理に個人的な怨恨があ……
○東(祥)委員 外務大臣、本日はすばらしい機会をこういう委員会で設定でき、また多くの方々から本当に示唆的ないろいろな提案がなされていることをすばらしいことだと思います。 私は、三つの切り口で今回のインドとパキスタンの核実験について質問させていただきたいと思います。 まず第一番目の切り口としては、もう既にいろいろと議論されていることに内包されていると思いますが、インドとパキスタンの核実験が私たちに突きつけている危機の内容をまず明確にする必要があると思います。外務大臣とその危機の内容を、それが共通の認識に基づくのかどうなのかということについてまず質問させていただきたいと思います。 第一に、今……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 橋本総理大臣、そしてまた全国務大臣の皆さん、本日の午前中から午後にかけての質疑を、そしてまたその答弁を聞いておりまして、若いからかもしれませんけれども、何とも言えない怒りが込み上げてまいりました。 今、日本が直面している問題というのは、まさに橋本総理がなさんとしている行政改革の中にその解決の方途が見えなければならないのではないのか、このように私は思います。 例えば、もう大分年月がたってしまいましたけれども、平成七年度に、国松長官という、日本の国民の安全を守らなければならないその最高責任者が襲撃事件に遭っているわけでございます。あの一事を通した……
○東(祥)委員 総理、おはようございます。 行政改革会議は、政府の危機管理体制、とりわけ内閣機能の強化に関して九六年十一月から議論を重ねてまいりました。去年の十二月に最終報告を発表しました。 本日は、最終報告の提言は今回提出された基本法案にどのように反映されたか、また、阪神・淡路大震災を初め、過去三年の事故、事件と日本の危機管理体制に対する挑戦で学んだ教訓は今回の法案にどう生かされたか、危機管理の観点から見た行革について、総理は日本国民の生命財産を守る責任を負わされておりますので、総理大臣を中心にしてお伺いしたいと思います。 それではまず第一に、過去三年間振り返ってみますと、日本は、阪神……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 参考人の諸先生方、午後一時から長時間にわたりまして貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。 先ほど伊藤委員の方から全く同じ印象が述べられました。私も、諸先生のお話を聞いていて、どなたかこの基本法を積極的に推進される方がいらっしゃるのかなというふうに思いましたけれども、だれも積極的な評価を下されている方はいない。そういう意味において、ぜひ与党の皆さん、深くこの点を踏まえていただきたいと思います。 さらにまた、跡田先生におかれましては、大変申しわけなく思っております。不愉快なお気持ちになられたその背景については、また後でいろいろ……
○東委員 自由党の東祥三でございます。 順番を変えまして、沖縄問題、それから日米防衛協力ガイドライン、そしてPKO法改正問題について、時間の許される限り質問させていただきます。 まず初めに、沖縄問題についてでございますが、内閣官房長官、お久しぶりでございます。沖縄問題について、とりわけ普天間基地返還と海上ヘリポート問題について質問させていただきます。 現状について、私は、すべてが膠着状態であると思っております。つまり、名護市長選挙公示後、大田知事は普天間基地の県内移設反対を明確にして、海上ヘリポート建設に関してノーと言われました。新名護市長は、大田知事の意向に従うことを表明している。した……
○東(祥)委員 まず初めに、東中委員並びに辻元委員に対し、質問時間の変更を快く受けてくれたことに対し、心から御礼を申し上げます。 外務委員会で、既に北朝鮮の弾道ミサイルの問題について、外交の側面から何度か議論させていただきました。安全保障委員会においては、まさに外交という、そういう視点ではなくて、民主主義の全く機能しない体制下の隣国が我が国のほとんどすべてを射程に入れた弾道ミサイルを完成させたことは全く新しい脅威の具現であるという共通認識に基づいて、その場合、我々として、日本政府としてどのように対処していくのか。また、そこに欠けているものは一体何なのかという具体的な形での質問をさせていただき……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 高村外務大臣、大臣御就任おめでとうございます。初めて直接、委員会での質疑をさせていただきます。 最初に、新しく就任された外務大臣の外交に対する基本的な考え方をお伺いしたい。 外交政策において、継続性も極めて重要なことだと思いますけれども、外務大臣によって力を入れたい分野が違っていても当然いいと思います。そういう視点から考えますと、前外相との考え方に違いがあるとは思われませんけれども、高村外務大臣が、任期中にこれだけやっておきたい、そういう何らかのものをひっ提げて外務大臣に就任されたと私は推察いたします。 とりわけ、アメリカの元安全保障担当官……
○東(祥)委員 先週の委員会に続きまして、北朝鮮弾道ミサイル発射に関する政府の当面の対応と今後の方針について、三十分間、質問させていただきます。 弾道ミサイルが発射されてもう一週間以上たつわけですが、高村大臣、額賀防衛庁長官、本当に日本というのはおかしな国だなと改めて僕は思わざるを得ません。 それは、冷戦構造が崩壊した後、もう八年あるいは九年近くなるわけでございます。現在世界じゅうで何が起こっているかといえば、もう既に情報として御案内のとおり、 コンゴにおいては多くの名もなき民衆たちが、部族紛争あるいは民族紛争の名のもとに、大量に人間が死んでいるわけですね。それに対して、国際社会として何ら……
○東(祥)委員 外務大臣、本日、防衛局長もお呼びいたしているのですけれども、できるだけ外務委員会に関連したといいますか、外交に関連した北朝鮮弾道ミサイル発射について、前回、前々回に引き続いて質問させていただきたいと思います。 九月十四日、アメリカ国務省は、北朝鮮による弾道ミサイル発射について、ミサイル発射とみなしていた米国の見解を修正して、衛星打ち上げとする見解を公表いたしました。この点に関して質問させていただきますが、我が国政府は、これまで、北朝鮮の主張する衛星の打ち上げについて、その可能性は極めて低いとしてまいりました。今回の国務省の見解はある意味でそれに反するものであると思われるんです……
○東(祥)委員 総理、おはようございます。自由党の東祥三です。 私は、一九八〇年代、難民救済の活動を国連機関の中で行っておりました。世界各国で、中米あるいは中東で対人地雷の被害者に多く接してまいりました。議員になってからもすぐ、当時まだカンボジア和平が成立していない段階でございましたが、多くの難民がタイ国境地帯を越えてタイ領土に入り、カオイダンあるいはまたサイト2という難民キャンプで多くの被害者に会いましたときに、やはり非人道的な兵器である対人地雷というものが世界からなくなることを強く思っておりました。 そういう意味においては、この対人地雷、戦闘員、非戦闘員の区別をすることなく、殺傷のみな……
○東(祥)委員 昨日に引き続きまして、同じ案件をこの外務委員会でも外務大臣に質問させていただきたいと思います。 日米首脳会談のときも、私は、個人的にですが、高村外務大臣が大変諸圧力の中で一生懸命頑張っている人間の一人である、このように思います。アメリカ議会はクリントン政権に対して、北朝鮮に対し極めて軟弱な姿勢をとっているんではないのか、そういう突き上げを受けていることもよくわかっております。そういう状況の中で、同盟国である日本に対し、また高村外務大臣が、日本の国民の意識を体現されながら、そしてお話をされているということも想像にかたくないわけでございます。 しかし、問題は、先ほどからずっと議……
○東(祥)委員 続きまして、約四十分間にわたりまして、時間の許される限り、米朝協議の状況、日本の対北朝鮮政策、KEDO支援見合わせの状況、TMD構想、コソボ問題、そして外国人の地方参政権問題等について質問させていただきたいと思います。 初めに、コソボ問題について、政府の認識、そしてまた立場についてお伺いしたいと思います。 時間を省略させるために、背景を説明させていただきたい。昨晩からいろいろな動きが出ているみたいですので、そのことも踏まえた上で、日本政府の立場、そしてまたこの問題に対する認識をお伺いしたい、このように思います。 ユーゴスラビア連邦セルビア共和国コソボ自治州の民族紛争激化に……
○東(祥)委員 総務庁長官、長官になられまして初めて質問させていただきます。 長官、先ほどのお話の中に、総務庁長官になって男子本懐である、このような感想を言われ、他方においては、行政改革というまさに日本の国のあり方、今までの来し方を振り返り、肥大化してしまったこの行政組織、起こる問題に対し適切に対応することのできなくなってしまった行政組織、それを何とかしなければならないという基本的な考え方のもとにつくられたのであろう、しかしながら、自分自身、総務庁長官になったときにレールは敷かれていた、男子本懐であると同時に、しょせんもう決められたレールの上を私は歩いているんですよ、男子本懐と後者の部分が全……
○東(祥)委員 自由党に与えられました残り時間十三分間で、外交案件について質問させていただきます。 まず、北朝鮮のテポドン発射に関連する制裁解除の根拠についてお伺いしたいと思います。 政府は、北朝鮮のテポドン発射事件の後、相次いで北朝鮮制裁措置を打ち出しました。KEDO合意への署名延期、人道支援中止、チャーター便運航停止等がその例であります。しかし、驚いたことに、先般の日米首脳会談を経て、早くもその制裁解除の方針を打ち出しているというふうに聞いております。 約一カ月前、あの北朝鮮から弾道ミサイルが発射された。一カ月間経過した。何か客観的な変化があったのか。何も変わっていないんではないのか……
○東(祥)委員 まず初めに、日韓漁業協定に関して質問いたします。 もう同僚議員が多くの問題点について既に質問しているところでありますので、基本的に、一点だけ外務大臣に質問したいと思います。 外務大臣は、昨年来からこの問題の担当者として大変な外交交渉をされてきたことを深く認識すると同時に、またその御尽力にまずもって敬意を表したいと思います。昨年の十二月の段階で交渉が暗礁に乗り上げる、そして日本の一方的な破棄通告によって、現行協定の来年の一月二十三日までの失効を前にして現協定では進んでいくことはできない。そしてまた、交渉の段階におけるものもそこで破棄せざるを得ない状況に追い込まれていく。 そ……
○東(祥)委員 本日は、ユーロ導入に関して、欧州の動きについて御質問させていただきたいと思います。 昨日、外務大臣が大変な激務の中、中東諸国からお帰りになり、お疲れのことだと思いますが、せっかく、歴史的に極めて重要であり、なおかつ、日本として初めてだと思うんですが、中東和平に関する提案をされてきた。そのことを踏まえた上で大臣の方から、中東和平において何が今最大の問題なのか、さらにまた、その問題を克服していく上でどこに我々は気を配っておかなくちゃいけないのか、そしてその上で日本の外交としてどういうことをやっていこうとされているのか、こういうことについてまず初めに、せっかくですから外務大臣の御所……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。どうぞよろしくお願いします。 前置きなしに、質問にずばっと入らせていただきたいと思います。 このたびの我が党小沢党首と自民党の小渕総理・総裁との合意は、両党首がまさに今政治に何が求められているか、今政治が何をなさなければならないかを真剣に議論し決断されたものであり、私は歴史的な決断であったと思います。 我々は、この合意に基づく自民党と自由党の協力によって、全力を挙げて、一億二千六百万人の国民のためにも、また日本のためにも、本当によかったと思うものにしなければならないと思っております。我が党の小沢党首は、このたびの合意した政策が本当に実現されたな……
○東(祥)委員 自由党の東でございます。 きょうは、コソボ問題ということで二十五分間、五つの質問をさせていただきたいと思います。 まず第一点は、コソボ問題をどういうふうにとらえるのか。きょうの五つの質問というのはみんな大きな質問でございますが、第一問としては、どういうふうにとらえるのか。 世界のそれぞれの国々が、国際政治の視点からいろいろな目でこの問題を見ているんだろうと思います。北朝鮮の金正日氏はどういうふうに見ているのか、あるいはまた、イラクのフセイン大統領はどういうふうに見ているのか。そういう意味においては極めて重要な問題であり、なおかつ、新しい二十一世紀の国際政治における種々の問……
○東(祥)委員 町村政務次官にこの外務委員会で種々の議論をさせていただくことは本当にうれしいことでございます。三十分間という極めて短い時間でございますが、何とぞよろしく胸をかしていただきたい、このように思います。 KEDOとの資金拠出協定について質問させていただくわけですが、その前に、私たちが相手にしているところが全くわからない国であります。北朝鮮は、それぞれの国の動向、とりわけ日本で北朝鮮に対してどういう思いを持っているのか。あるいはまた、不審船に見られるとおり、日本に対していろいろなことをやったとしてもほとんど何もすることができないのではないのかとたかをくくっているかもしれませんし、そう……
○東(祥)委員 参考人の先生、きょうはありがとうございます。自由党の東祥三でございます。 四点お聞きしたいと思うのです。一つは、河野先生が先ほど言われたことは極めて僕は重要なことだということで極めてインプレッシブなんですけれども、それはそれとしてまた外務委員会で議論していかなくちゃいけないと思うのですけれども。 両先生にまずお聞きしたいのは、やはり冷戦構造崩壊した後、私たちが想像する以上に国際社会というのは変貌していると思うのです。日本の政府開発援助をやる意味といいますか、その戦略的な目標というのは一体何なのか、これが非常に不明確なんだろうというふうに思うのです。どうしても、ODAの問題に……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 周辺事態安全確保法について伺います。 まず、質問の内容に直接入る前に、質問するに当たっての価値前提、そしてまた、私の信念を述べたいと思います。 総理、我が国は、戦後半世紀にわたって民主主義を守り、平和と安全を謳歌してまいりました。今日の日本は、私たちだけで築いたものではないと思います。さきの大戦で新しい日本の建設を私たちに託して死んでいった数百万の同胞の無念と、そしてまた、灰じんの中ですべてを失いながら生き残った日本人一人一人の血のにじむような努力と責任感が巨大なエネルギーとなって今日の日本をつくり上げたのだと思います。 私たちの日本は、今……
○東(祥)委員 総理、外務大臣、野呂田防衛庁長官、前回に引き続きまして、周辺事態安全確保法案について改めて質問させていただきます。 本日は、時間の許される限り、船舶検査活動、二つ目が武器の使用、そして三つ目は国会承認の問題について質問させていただきたいと思います。 まず、船舶検査に関してでございますが、私の疑問は、なぜ国連決議が必要なのかという点であります。まだどうしても納得がいかないわけでございます。この点について、三つの角度から質問させていただきたいと思います。 まず第一に、理念的に納得いかないのじゃないのか。国連安保理決議を前提とするのであれば、当然、経済制裁を実効あらしめる措置を……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 本日は、公述人の皆様方のいろいろ異なった御意見をいただきまして、本当にうれしく思います。また、傍聴人の方々がこのようにたくさんいらしていることを見ると、この問題に対しての関心の高さがうかがわれます。 意見陳述者の方々に質問をさせていただく前に、少しお話しさせていただきますが、今世界で何が起こっているか。とりわけコソボ自治州において、皆さん御案内のとおり、数十万規模のアルバニア系住民が難民と化して、そして地獄絵の様相が展開されています。 先ほど岡田さんの方からドイツのことが若干触れられましたけれども、昨年、政権交代が行われました。ドイツの外務大……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 周辺事態安全確保法案の大詰めの審議に当たりまして、私たちは今何を決めようとしているのか、改めて国民の前に赤裸々にしておく必要があると思います。そういう意味で、本日、四十分間、外務大臣と防衛庁長官にお尋ねいたします。 論点がいろいろと集約されてきていると思いますが、本日は、周辺事態の定義、並びに、私たちは一貫して主張させていただいておりますが、なぜ船舶検査に国連決議を必要としないのか、この二点を中心に議論をさせていただきたい、このように思います。 まず、外務大臣にお伺いします。 私は、今日の安保条約というのは、一九五二年の吉田総理による旧安保……
○東(祥)委員 昨日に引き続きまして、若干未消化の部分がありますので、本日も登壇させていただきまして、外務大臣並びに防衛庁長官の胸をかりたい、このように思います。 外務大臣とは日ごろいろいろ話しているせいか、言いたいことは十分わかるつもりなんですけれども、やはり外務大臣は老練な政治家でありますので、当然多くの方々が耳を傾けている。そういう意味で、私みたいな若造が白黒はっきりさせようとすると、どうしてもそれに対して、二人の場合ですとばちっと言ってくれるんですが、公の場だとなかなかすっきりした形で出てこない。そのお立場もよくわかります。 きのうの議論を早速続けたいと思うんですが、それをやるとま……
○東(祥)委員 岡田克也議員の質問にお答えさせていただきます。 この周辺事態確保法案の中核的なその考え方、これを我が自由党といたしましては、当然、その日米安保体制の強化、また日米安保体制の実効性を担保する上での法案である、このように位置づけております。そういう視点から考えますと、この中身を見ていくうちに、船舶検査活動のところだけ国際連合の、とりわけ安保理の決議というものが出てきている、したがって、本来、日米の防衛協力の視点から考えたときに、あくまでも安保理がここに出てくるのはそもそもおかしいと。もちろん船舶検査活動を旗国主義に基づいて無差別的に行えるためには、また、国連憲章四十一条に基づく経……
○東(祥)委員 自由党を代表いたしまして、外交、安保の集中審議を行わせていただきます。 質疑に入る前に、本日ここに来て驚いてしまいました。民主党、そして共産党、社民党が出席されていない。そもそも、今の日本が抱える国家的危機的状況、これを救うために一日も早く予算を通過させる、そういうことで、代表質問が終わり、早急にこの予算委員会の質疑に入ったと思っております。さらにまた、本日行われているこの集中審議も、先週の金曜日以来三日続けて行われるということは民主党の提案でなされた、そのように私は聞いております。にもかかわらず、その提案している当の民主党が出席されていない。私はよく理解できないところでござ……
○東政務次官 今般、外務総括政務次官に就任いたしました東祥三でございます。 この際、一言、二見委員長を初め委員各位の皆様に謹んでごあいさつ申し上げます。 今、我が国の安全保障分野における外交が直面する諸課題への取り組み、そしてまた努力に関しては、河野外務大臣から先ほど申し上げたとおりであると私は思います。私といたしましても、これらの努力を推進していくに当たり、河野外務大臣の指導のもと、総括政務次官としての職務を全うするため、全身全霊を注ぐ覚悟でございます。 委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただけますようよろしくお願いいたします。(拍手)
○東政務次官 基本的に、お話を伺っていて、極めて論理整合性がありますし、またそういう方向で考えていかなければならないのかな、そういう印象を持ちます。 御指摘の嘉手納基地でのPCB汚染が問題になったときに、政府は、もう御案内のとおり、在日米軍施設・区域内の環境に関連して具体的問題が生じた場合には、日米合同委員会の枠組み、特に同委員会の下の環境分科委員会を活用して、米側と十分に協議の上、対処しているところでございます。他方、この問題に関しては、委員みずからは四度にわたって現地を視察されていらっしゃる。本件について極めて高い御関心とまた情報を持っていらっしゃる。また、今のお話を聞いていても、そのと……
○東政務次官 今までいろいろな場で島委員ともこの問題について間接的に議論してきたのかもしれませんし、また、いろいろなところで私はこの問題について言ってまいりました。 ただ、十月五日に第二次小渕内閣で外務総括政務次官というふうになりましたから、政府の一員になったわけでございます。その視点から当然述べさせていただきたいと思います。 今、島委員がおっしゃられたとおり、有事法制の重要性は極めて大きなものがありまして、有事法制を整備していくことは極めて重要な問題と認識しておりますし、先ほど防衛庁長官からお話がありましたとおり、三党間の合意を踏まえるとともに、国会における御審議、国民世論の動向等を注視……
○東政務次官 このたび外務総括政務次官に就任いたしました東祥三でございます。佐々木委員長初め各委員の皆様に謹んで一言ごあいさつ申し上げます。 沖縄に関する諸問題、そしてまた北方領土に対する取り組みに関しましては、ただいま河野外務大臣からお話があったとおりでございます。 私といたしましても、河野外務大臣の指導のもと、外務総括政務次官としてその職務を全うするために、山本政務次官とともに全力でこれらの問題の解決のために取り組んでいく決意でございます。 佐々木委員長を初め本委員会の理事そしてまた委員の皆様方の御協力と御指導を賜ることをお願いいたしまして、簡単ではございますが、ごあいさつにかえさせ……
○東政務次官 このたび外務総括政務次官を拝命いたしました東祥三でございます。井奥委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつさせていただきます。 我が国の主要な外交課題につきましてはただいま河野外務大臣よりお話がありましたところ、私よりは、先般の私のパラオ共和国、スイスのローザンヌ訪問を踏まえ、一言ごあいさつ申し上げます。 近年、グローバリゼーションの進展によって世界は一種の運命共同体になり、世界経済の相互依存も深化している中、我が国としては、新たな国際的ルールづくりへの積極的な参画を通じて、世界経済の発展に向け一層貢献していく必要があります。 十一月末のシアトルでのWTO、世界貿易機関閣僚会……
○東政務次官 西田委員の極めて重要な視点なんだろうと思うんですが、まず、一般論として言えば、あくまでも日本の経済援助あるいはまた開発援助の理念といいますか、それは、やはり国際社会において経済発展あるいはまた経済成長をしていく上で、なかなか自力だけでもってテークオフすることができない、あるいはまた自分たちの描いている成長軌道に乗ることができない、そのためにどうしても諸外国の支援を必要とする、そこに日本が何らかの形で支援の手を差し伸べることによってともに繁栄させていくというところにあるんだろうと思うのです。 さはさりながら、今日の日本の状況を見たときに、国際社会において名実ともに最大ドナーカント……
○東政務次官 我が国がこの国際コーヒー協定に参加している意義は何かという御下問だと思います。 玄葉委員御案内のとおり、日本は世界第三位のコーヒー消費国であります。また、その一〇〇%を輸入に依存している。そういう側面から考えましても、コーヒーの価格が長期的な安定供給を可能とする水準に安定することが望ましいと考えております。 他方、御案内のとおり、世界には、全輸出額に占めるコーヒーの割合が相当程度高い国々がたくさんございます。そういう意味からしても、それらの国々の経済の安定という側面も当然考える必要があるのではないのか。御案内のとおり、世界のまだ五十数カ国はコーヒーを生産し輸出している国であり……
○東政務次官 お答えさせていただきます。 第一点目の御質問は、コーヒーの主要消費国たる米国が参加していない国際コーヒー機関における我が国の姿勢というのはどういうものなのか、それから二点目は、その一次産品に依存する途上国に我が国としてはどういうふうに対応しているのかという御質問だと理解いたします。 第一点目に関しては、確かにコーヒーの最大消費国でありますアメリカが参加していない。それについては後ほどお答えさせていただきますが、基本的に我が国のスタンスといたしましては、御承知のとおり、世界第三位のコーヒーの消費国であります、そしてその一〇〇%を輸入に依存している、したがってコーヒーの価格が長期……
○東政務次官 御指摘の問題につきましては、村山訪朝団の際に、訪朝団側より率直にこの問題の存在を指摘した、そして北朝鮮側より行方不明者として再調査することは可能であると考えるとの発言を得たものと伺っております。 政府としても、この問題は我が国国民の生命に関する重要な問題であると認識していますし、また政府としては、この問題の解決に向けての効果的な方向を追求しながら、あらゆる機会をとらえて北朝鮮側の真剣な対応を粘り強く求めていく考えであります。 基本的な論理の問題でございます。感情の問題ではなくて、論理の問題でこの問題を考える場合、例えば私個人で、当然拉致問題が解決されない限り国交正常化というの……
○東政務次官 お答えさせていただきます。 今委員が御指摘のとおり、第三回目のシアトルで行われました閣僚会議において、新ラウンドがなぜ立ち上げられなかったのかと、この点については、種々いろいろな要因があるのですけれども、三点に要約することができると思います。 先ほど来議論されているところの、例えば農業問題あるいはアンチダンピング措置に対しての問題、そしてまた、貿易等にかかわります労働とのかかわり合い方、そういう側面において、加盟国間において立場の大きな相違があった、これが一点でございます。 二点目は、御高承のとおり、WTO加盟国百三十五カ国ございます、この膨大な加盟国を抱えて、会議の運営に……
○東政務次官 達増委員にお答えいたします。 一月の十二日から十四日にわたりまして、今御指摘になりましたとおり、東ティモールに、この目で現場を視察させていただくという趣旨のもと、また、それを踏まえた上で、今後日本としてできるだけの支援をしていくための一つの物の見方といいますか、それを整理するために行かせていただきました。 御指摘になりましたとおり、八月三十日に東ティモールの住民の方々が住民投票を行い、そして九月四日に独立をしていくという圧倒的多数の決がなされた。それを踏まえた上で、インドネシアが最終的な決断をしという、その経緯についてはここでは省かせていただきますが、種々の混乱があり、また御……
○東政務次官 河野委員の御指摘の角度それ自体はわかるのですが、そもそも河野委員を初め与党の議員の皆さん方と、河野委員が言われている国務省の政府高官との懇談会の席上、政府高官が言われたことに対して、政府としてどのようなコメントをするかということに関しては、一切言うべき内容のものではない、このように思うわけです。 台湾海峡の問題、そしてまた台湾をめぐる問題については、御案内のとおり、選挙があって新たなるリーダーが決められている、そういう状況の中で、台湾をめぐる問題が、台湾そしてまた中国、海峡両岸の直接の当事者間の話し合いを通じて平和的に解決されることを強く希望する、これが日本政府の立場ですから、……
○東(祥)委員 先ほど両党から、この決議案の緊急上程に関する手続上の瑕疵について発言がございました。全く我が党としても同感でございます。 さらにまた、今この緊急上程をされるに当たって、提案理由もされておられません。提案理由は、聞くところによれば、悲惨な経験をした九州、沖縄において今般九州・沖縄サミットが迎えられる、この佳節に当たり改めて戦争決別宣言をする意味がある、このようなことを聞き受けております。 しかし、もしそうであるとするならば、なぜ今日緊急にこの案を提出しなければならないのか、その理由には全く理解に苦しむところであります。 いろいろと予想されている、本当かどうかはわかりませんが……
○東(祥)委員 まず初めに、短い期間でございましたが、外務総括政務次官としてお仕えさせていただきました小渕前総理大臣の御逝去に対し、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、御冥福をお祈りいたします。 総理、漢書に綸言汗のごとしという言葉がございます。一度口に出した政治指導者の言葉は、一度出た汗を体内に戻すことができないように、その言を取り消すことができないという意味であると承知いたしております。 我が自由党は、これまで総理が、日本は天皇を中心とする神の国であると発言した問題やその他の数々の失言問題について、単に言葉が不適切だとか、あるいはまた不穏当であるとか、そういうレベルではなくて、もう総理……
○東政務次官 お答えさせていただきます。 委員御指摘になりましたとおり、今外務大臣がアメリカに出張しておりますので、かわって答弁させていただきたいと思います。 御案内のとおり、PKO活動というのは、一九四八年以来五十年を超える形で、国際社会全体が平和と安全のために、ある意味で世界全体の知恵を結集して、国際社会から紛争をなくそう、そしてまた紛争があったところでも、それに対して今後平和を回復し、そしてまた復興のために全知恵を結集して活動している問題だというふうに思います。 その上で、今まで約五十三のPKO活動があるわけでございますが、現在日本が、いわゆる国際平和協力法案をここで通していただい……
○東委員長 東祥三でございます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙を賜りまして、私が当委員会の委員長の重責を担うことになりました。 御承知のとおり、石炭は、我が国の貴重なエネルギー資源として、産業、経済の発展と国民生活の安定、向上等に大きく寄与してまいりました。 しかしながら、我が国の石炭鉱業、産炭地域振興等を取り巻く環境は、引き続き厳しい状況下にあります。 幸いにいたしまして、委員の皆様方は、石炭対策に御造詣の深い先生方ばかりでございますので、御支援、御協力を賜りまして、公平、公正、円滑な委員会運営に努めてまいる所存でございます。 何とぞよろしくお……
○東委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
石炭対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、派遣地、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○東委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御指導、御協力を賜りまして、その職責を全うしたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの吉川貴盛君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
それでは、委員長は、理事に
麻生 太郎君 金田 英行君
吉川 貴盛君 渡辺 具能君
土肥 隆一君 ……
○東委員長 これより会議を開きます。
この際、新たに就任された通商産業大臣及び労働大臣並びに政務次官より、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。平沼通商産業大臣。
【次の発言】 吉川労働大臣。
【次の発言】 坂本通商産業政務次官。
【次の発言】 伊藤通商産業政務次官。
【次の発言】 釜本労働政務次官。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十分散会
○東委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
石炭対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、派遣地、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○東委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の一層の御指導、御協力を賜りまして、その職責を全うしたいと存じます。
何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの吉川貴盛君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
それでは、委員長は、理事に
麻生 太郎君 金田 英行君
吉川 貴盛君 渡辺 具能君
土肥 隆一君 ……
○東委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
石炭対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、派遣地、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○東(祥)委員 外務大臣、おはようございます。自由党の東祥三でございます。 田中眞紀子議員が外務大臣に就任されるそのときの状況はテレビで見させていただいておりました。歴代の外務大臣の中で、国益という言葉を使われた、日本の国民の生命と財産を守る極めて重要な仕事であるという認識をお持ちの方であると推察させていただきました。常に歯切れがいい論調で言葉を使われますから、そういう意味で本当の外交政策あるいはまた安全保障政策についての議論ができるのかなというふうに私はそのとき思いました。その後、田中外務大臣が、日本の外交について何を最大の優先順位にしているのか、また日本の今直面する外交問題の中で何が最大……
○東(祥)委員 外務大臣、こんにちは。 前回の外務委員会に続きまして、また質問させていただきたいと思うのです。 前回の委員会におきまして、日本の安全保障政策にかかわる憲法問題との関連についてお話をさせていただきました。外務大臣の方から、今いろいろと検討しているということであるのですが、さきの外務委員会でも申し上げたとおり、五十五年間積み上がってきているものがいろいろあります。そうすると、虚心坦懐に安全保障という日本の国民の生命と財産を考えるという基本的な部分において、結局、いろいろな解釈の問題だとか今までの委員会における内容だとか、そういうものが入ってきて、本質的な部分がどうしても見失われ……
○東(祥)委員 片山大臣、初めまして。この委員会で初めて質問させていただきます自由党の東祥三でございます。 長浜議員が基本的な、本質的な問題について質問されておりましたので、重複は避けたいというふうに思うのですが、今回の参議院選挙、比例代表区の選挙制度に新制度が導入された。新制度導入に当たっていろいろ問題があったことはここで言うまでもないことでありますけれども、そもそも大きく変わっている側面を見ると、本日まさに議論をしているテーマでありますけれども、予算が大幅に伸びている。それは当然、国民の税金を使って、この新制度導入に伴う経費が向上しているわけであります。 私の手元にある資料によれば、平……
○東(祥)委員 まず初めに、KSD疑惑事件について質問させていただきたいと思うのです。 この事件は、大きく世間を騒がせ、またある意味で政治家に対しての不信を高めた大きな問題だったと思うのです。この疑惑事件においては、国会議員としては、自民党の村上元参議院議員また自民党の小山元参議院議員の両名が逮捕されたわけであります。 そこで、捜査当局に現在の捜査状況を確認したいと思うのですけれども、KSD疑惑事件の捜査は既にもう終了してしまっているのか、それとも引き続き継続して捜査をしているのか、この点についてまずお答えをいただきたいと思うのです。
○東(祥)議員 ただいま議題となりました国際平和協力法案並びに防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案理由を説明させていただきます。 我が国が国連を中心とした国際の平和及び安全の維持または回復のために積極的に参加、協力していくことは、国際社会の一員としての当然の責務であり、日本国憲法の国際協調主義の理念にも合致するものであります。 自由党はこの見地から、自衛隊が我が国の防衛とともに国連のもとに行われる国際の平和及び安全の維持または回復のための活動に積極的に協力することを明記した国の防衛及び自衛隊による国際協力に関する基本法案を既に国会に提出しているところでありますが、かかる基本……
○東(祥)議員 安住委員は、PKO問題に関して党内においても座長としてお仕事をされていて、いろいろ研究されていると伺っております。今の御質問は、まさに国際社会における、とりわけ国際の平和と安全に対して日本が今後どのようなかかわり合い方をしていくかという点において極めて重要なことなんだろうと思います。 御案内のとおり、PKOは別に国連憲章の中に書かれているものではない。第二代事務総長でありましたダグ・ハマーショルドが、まさに冷戦構造のはざまの中で、国際の平和と安全を守るために国際連合がいかなる活動をすることができるかと必死の努力の末、このPKO活動というものを編み出したんだというふうに思います……
○東(祥)議員 今川委員が要約してくださったとおりだろうと思うのですが、もうちょっと言及させていただければ、今のポイントは何かといえば、いわゆる憲法九条が規定しているものと、そして国連を中心とした集団安全保障体制の違い、別の言葉で言えば、憲法九条の規定によって、いわゆる国連を中心とした集団安全保障体制に日本は積極的に参加することができるのかできないのか、この点に絞られるのだろうというふうに思うのです。 この点に関しては、いろいろな議論があると思います。幾つかの角度から論じなくてはいけないのですが、例えば集団的自衛権と集団安全保障体制の違い、二つ目は、いわゆる国連の加盟国としての義務、責任、あ……
○東(祥)議員 提案者を代表しまして、ただいま委員長から御報告ありました国の防衛及び自衛隊による国際協力に関する基本法案について、提案理由を説明させていただきます。 米国における同時多発テロは、自由主義、民主主義の否定であり、このようなテロリズムとは断固闘わなければなりません。国際社会に対する挑戦であるテロという最も卑劣な行為に対しては、国連加盟国が一致協力して闘っていくための活動には我が国も積極的に協力することが必要であります。しかし、そうではなくて、米国が行う個別的自衛権の行使に対して日本が軍事的に支援しようとするのであれば、これは、政府が許されないとしてきた集団的自衛権の行使に当たるも……
○東(祥)委員 総理大臣、自由党の東祥三でございます。 昨日、総理が訪韓されているときに、この委員会で自由党の、自衛隊という日本で唯一の軍事組織でありますこれをどのように動かすのかという原則に従った考え方、そしてまた、それを法案にしたものを趣旨説明させていただき、そして、ある方からは質問も受けました。残念ながら総理はいなかったので、この自衛隊を動かすという、政治のある意味で究極の判断を迫られるものでありますが、ぜひ聞いていていただきたかったなというふうに思います。 今回の法案、特別措置法案を見させていただきまして、ある意味で何のための法案なのかとさっぱりわからなくなってきておりますし、また……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 与えられた時間が四十分でございます。三つの点に絞って質問させていただきたいと思います。まず第一の点が、爆弾テロ防止条約関連問題。二つ目が、我が国のテロ対策のあり方及び政府の取り組み姿勢について。そして三つ目は、もう既に衆参国会通過いたしましたテロ新法におけるまだ判然としていない問題、いわゆる憲法と集団的自衛権の問題について質問させていただきたいと思います。 まず第一点目の問題でありますが、今回議題となっております爆弾テロ防止条約に基づいて取り締まりの対象となっているのは、爆発物その他の致死装置、すなわち毒性化学物質、生物剤、毒素、放射性物質など……
○東(祥)委員 防衛庁長官、自由党の東でございます。官房長官、どうぞよろしくお願いします。 まず初めに、今回のテロ対策特別措置法に対しては、我が党は反対の立場でした。その理由は何かといえば、卑近な例を申し上げれば、建物を建てるに当たって基礎工事をしてない、そういう建物だ。多分、政府・与党の場合は、ちゃんと基礎工事をやっていると。しかし、その場合でも、ある特定の条件下において、雨が降らない、台風も来ない、強風も吹かない、そういう条件のときだけに通用する建物をつくってしまった。多くの方々から、何で東さん賛成してあげないんだというふうに言われたときに、そのように申し上げたときに、あ、そういうことな……
○東(祥)委員 自由党の東でございます。 きょうは三十分間ほど質問をさせていただくということで、ただ、さきに佐藤観樹委員がきょうはとてもすばらしい質問をされ、二点にわたっての論点でありました。私も全く同じ論点から質問をさせていただこう、このように思っていたわけでありますが、重複するとこれは大変恐縮でございますが、佐藤先生はやはり大先輩の議員であります。また、自治大臣も経験され、そしてその経験を踏まえた上で、現行の衆議院の選挙制度が導入されるに当たって本当に大激論をして、そしてある意味で国の将来を志向して、どのようにしていったらいいのか、そういうかんかんがくがくの議論を踏まえた上で、そしてこの……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 総務大臣、私は議員になって十一年目になりますが、国会に来てやはり一番驚いたのが、国会の中の投票方式といいますか、とにかくおくれている。参議院においてはボタン式が採用され、衆議院においてはまだ記述式、または記名投票ということで、前代未聞の、世界の中でも最もおくれている。それが日本の特徴だといえばそうなのかわかりませんが、今回、アメリカ、ドイツ、イギリス等で徐々に徐々に普及しつつある電子投票システム、また、本当に電子投票システムを模索しているのかどうなのかよくわからない。 また、先ほど総務大臣が言われたとおり、それぞれの地方公共団体で、いわゆる電子……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 川口外務大臣が大臣に就任されて初めて質問させていただきたいと思いますが、日朝国交正常化交渉に物すごく危機感と憂慮を感じている人間の一人でございます。二十五分間という極めて短い時間でございますが、厳しい発言になるかもわかりません、礼儀を失するような言葉になるかもしれませんけれども、外務大臣並びに副長官、副大臣、御容赦願いたいというふうに思います。 私のスタンスを初めに申し上げたいと思います。 今回の小泉総理の訪朝それ自体も、ありとあらゆる角度から考えて失敗だったんだろうというふうに私は思っております。世間では大半の方々が、ある意味で、だれもなし……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 大木大臣、山下副大臣、そしてまた奥谷政務官初め環境省の皆さんに四十分間質問をさせていただきますが、本日はブラックバスの問題について四十分間質問をさせていただきたいというふうに思います。 御案内のとおり、ブラックバス、これは本当に害の多い魚だ、こういう論がかまびすしく叫ばれています。本当なのかという視点から質問させていただきますが、御案内のとおり、ブラックバスは、言われていることを申し上げれば、北アメリカ生まれで凶暴な顔つき、まさに西部劇の悪役面、大食漢で、すんでいる魚を全部食べ尽くして絶滅させる、アシの根を枯らして環境を破壊する百害あって一利な……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 まず初めに、今回のテロ特別措置法に基づき自衛隊が行っている協力支援活動について、先ほど防衛庁長官からお話がありましたとおり、インド洋の北部で自衛隊員が前線で仕事をされていること、それ自体に対して心から敬意を表したいというふうに思います。 防衛庁長官から、米国やその他の国々から自衛隊のオペレーションに対して多大な評価があるという自画自賛にも似たそういう表現がありました。これについてだけコメントをしておきたいというふうに思います。 それは、世界の目の見方というのは、僕はとっても厳しいんだろうというふうに思います。日本がやっていることに対して、日本……
○東(祥)委員 東祥三でございます。
先ほど防衛庁長官から御報告がございました。御報告に関して若干質問させていただきたいのですが、一つは、「現在、アフガニスタンでは、このような作戦のため約七千人の米軍が活動している」、そういう御報告がありました。これは、軍事活動を展開されてから相当の月日がたつんですが、兵力は増強されているんですか。
ある情報を読みますと、ことしの二月の段階では約四千名、そういうのが出ている。それが七千名となっているのは兵力が増強されているのかどうなのか、この点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それを踏まえた上で防衛庁長官に質問させていただきますが、まず、我……
○東(祥)委員 扇大臣、こんにちは。自由党の東祥三でございます。 バブル経済崩壊から十年余りが過ぎた。東京の現状を見ると、長引く景気低迷と金融環境の悪化に伴って、国際都市としての活力と牽引力を失いつつある。戦後、人、物、金、情報が都市に集中する中で開発だけが先行し、住みやすさ、働きやすさなど、人間として心の通った魅力あるまちづくりが置き去りにされ、箱物だけが目立つ都市環境を形成してきた都市計画に大きな問題があると思わざるを得ません。その究極の原因は何かといえば、私は、政治の貧困であろう。時代の流れに対応できない政治の存在があると思います。 本日議論になっております都市再生特別措置法案、この……
○東(祥)委員 こんにちは。自由党の東祥三でございます。 扇大臣、佐藤副大臣、そしてまた菅政務官、高木政務官、どうぞよろしくお願いいたします。 集合住宅問題は、まさしく三大都市圏の、なかんずく東京の問題だと常々実感いたしております。私が住む江東区も、人口三十八万前後でありますが、そのうちの六〇%強は集合住宅に住んでおります。そういう意味で、この法案の推移に対して大変関心を持っている一人でございます。 まず、本法案の基本的な考え方についてお伺いしたいと思います。 マンション建替え円滑化方策検討委員会取りまとめによれば、これまでの老朽化等による建てかえ事例は、住宅需要のある地域に立地して、……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 前回からの質疑、答弁を聞いておりまして、保利先生、町村先生、また西先生、西川先生を初めとする答弁者の皆さん方、全国会議員が、あるいはまた地方議員も含めた上で、皆さん方のような政治家であるならば別にこういう議論をしなくてもいいんだろう、そういう感想を一方で持ち、他方において、与党側の皆さん方の答弁を聞いておりますと、本当に、政治腐敗といいますか、これを根絶するという覚悟はあるのか、一方におけるそういう印象を持たざるを得ないのであります。 先ほど保利先生がおっしゃっていたこと、やはり保利先生というのは、すばらしい人格者であり、人間性豊かな人であり、……
○東(祥)委員 自由党の東でございます。 先ほど保利先生のお話を聞いていて、やはり保利先生みたいな方々が国会議員であるとするならば、今議論されているようなこういう法律というのも必要でないのかもしれない、そういう率直な印象を持ちました。 ただ、一般論として申し上げれば、前回の委員会においても申し上げたとおり、与党側に、本当に今、国民から政治に対しての不信が出てきているその本源をとらえていないんじゃないのか、そういう印象もぬぐい去れないのであります。保利先生のお言葉の中に、今回の法案改正に当たって与党内においても徹底的な議論をした、こういうお言葉がありました。それについて、改めて私は御質問させ……
○東(祥)委員 私は、自由党を代表して、ただいま議題となっております民主、共産、社民、自由党提案の公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案に対して賛成、自民、公明、保守党提案の公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案に対して反対の立場から討論を行います。 そもそも、我々野党は、百五十回国会でこの法律が審議されたときから、この法律には重大な欠陥があると主張してきました。さらに、百五十一国会において、野党が共同提案で、このあっせん利得処罰法の処罰の対象に私設秘書を含める等の内容の修正案を提出しましたが、与党は審議すら……
○東(祥)委員 私は、自由党を代表して、ただいま議題となっております公職選挙法の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論いたします。 まず申し上げたいことは、そもそも、地方議会において定数削減が進み、民間企業においてもリストラ等が行われている現状を考慮すると、国会もみずから国会議員の定数を削減することが必要であると考えます。 この観点に基づき、自由党は、与党のときに、一つ、衆議院議員の定数については五十名の削減と、うち二十名については次期総選挙において比例代表選出議員を削減することを内容とする公職選挙法の改正を次期臨時国会冒頭において処理すること、二つ、残余の三十名の削減については……
○東(祥)委員 おはようございます。自由党の東祥三でございます。 まず、質問に入る前に、民主党さんの御配慮を願いまして、発言の順序を変えていただきました。また、官房長官におかれましては、九時半から記者会見があるということを承知いたしておりますが、その時間をこちらの方に来ていただきまして、大変恐縮でございます。 まず、官房長官にお尋ねさせていただきたいというふうに思います。 今までここの場でいろいろな質疑がされてきました。どうも政府側からの答弁というのは、質問に対して誠実に答えていない。その背景には、多分、内閣それ自体が有事法制の問題について、閣僚の間でもあるいはまた総理大臣みずからも、ち……
○東(祥)議員 おはようございます。 ただいま議題となりました安全保障基本法案並びに非常事態対処基本法案の趣旨を御説明いたします。 国民の生命と財産、自由、人権、文化を守り、国民生活を発展させることは、国家の最大の責務であります。国民生活を根底から覆す非常事態に当たっては、政府はすべてに優先して国民の生命財産等を守らなければなりません。武力攻撃であろうが、テロであろうが、自然災害であろうが、その鉄則は貫徹されなければなりません。 本来、この最重要事項については、憲法に規定がなければなりませんが、残念ながら、現憲法にはそれがありません。 私たち自由党は、現憲法を補うために、安全保障に関す……
○東(祥)議員 達増委員にお答えさせていただきます。 御指摘のとおり、安全保障基本法第三条では、自衛権の発動としての武力の行使を、我が国に対して直接の武力攻撃があった場合及び我が国周辺の地域においてそのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれがある事態が生じた場合に限定し、それ以外の武力行使は行わないこととしております。 戦争は、個別的自衛権の行使を大義名分に行われている。我が国も、過去において、邦人保護を名目に山東出兵し、南方から来る石油を確保するために南部仏印まで進駐してという歴史があります。このようなことのないように、自衛権の発動としての武力の行使は限定的に行わなければ……
○東(祥)議員 まず、一般論で申し上げれば、外交が破綻したときに武力の紛争が起こる。外交上、今現在どういう展開がされているかといえば、達増議員御案内のとおり、国連とイラクとの間で話し合いが持たれている。それは何を前提にして議論されているかといえば、御案内のとおり、世界を変えたあの湾岸戦争といいますか、一九九一年四月三日に、いわゆる停戦協定が結ばれる前提として、イラクが大量破壊兵器の廃棄に関する国連とIAEAの査察の無条件受け入れ、これを現在やっていないというところに最大のポイントがあるんだろうと思います。一九九八年に米軍が空爆をしたというのも、その絡みの中で起こってきているものであって、イラク……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 加納政務官の熱弁を聞いていて感動いたしました。私は元来、文部科学省といいますか、文部省は要らないんだろう、そういうスタンスなんです。先進諸国を見たとしても、文部省のあるところはほとんどないんだろうと思います。日本の教育レベルが下がってきている、日本人の知恵が枯渇してきている、創造性がなくなってきている。多分に文部省という管理する省があることによって大きな影響をもたらしてしまっているのではないのか、日ごろからずっとそういうふうに思っています。今も変わっていないんですが、ただ、そうはいってもあるわけでありますから、その上で、とにかく仕事をしていただき……
○東(祥)委員 自由党の東祥三です。 議員は物事をはっきり言われます。僕もはっきり言いますから。時間、十分間しかありません。単刀直入に聞きます。また、できるだけ重複を避けたいと思いますが。 一月二十一日から始まりましたアフガニスタン復興支援会議において、いわゆるNGOの参加拒否問題がありました。先ほど議員は、一切その圧力にかかわっていないと言明されました。少なくとも、公文書を読む限りにおいても、議員は常にNGOの問題について深く関心を持っていたことは公文書を通じてもよくわかります。先ほども言及あった、十二月におけるNGO東京会議においても、そのこと、先ほど言及されていたとおりであります。 ……
○東(祥)委員 おはようございます。鈴木大臣並びに副大臣、お忙しいところ、大臣就任後、初めて質問に立たせていただきます。 実は、ことしの三月の十二日、本委員会におきまして、いわゆる外来魚、とりわけブラックバスの問題について議論をさせていただきました。そのときに大木大臣の方から、私の質問を通して、外来魚といわゆる在来魚との関係といいますか、風説では、外来魚が在来魚を食いつぶしてしまっている、そのやり玉に上げられているのがブラックバスでありましたけれども、本当にそういう非科学的な風説だけでもって世の中動いていていいのか、そういう視点から、ちゃんとした調査が現在までのところ何もないということも本委……
○東(祥)委員 総理大臣、おはようございます。各大臣も、御苦労さまでございます。自由党の東祥三でございます。 先ほど、今委員会のメンバーに対して総理大臣は、対案があるのか、こういう御指摘がありました。自由党は、できるだけ議論するに当たって対案を用意させていただいております。前国会においても、いわゆる基本法なるものも八本出させていただいておりまして、個別関連においても、前国会、昨年そしてまたことし、合わせると十六本以上の法案を提出させていただいております。 この特殊法人等についても、原則廃止もしくは民営化することを目的とした、特殊法人等及び独立行政法人の整理等に関する法律案を先国会において提……
○東(祥)委員 自由党の東でございます。 外務大臣、先週のこの特別委員会におきましても今の首藤議員の質問にしても、外務省のもとで今回国際協力事業団並びに国際交流基金が独法化されていく、その本当の意味といいますか、それが非常に明らかでないということがこの特別委員会での議論を通じて逆に明らかになっているんだろうと思います。 他の独法化される特殊法人の中身を見ていたとしても、結局、何らかの形で制度疲労を起こしてきた行政のシステムを何とか変えなくちゃいけない、そういうもとで形だけ整えなくちゃいけないということで独立行政法人に変える、そういうことなんだろうというふうに僕は思わざるを得ないんであります……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。
まず初めに、ちょっと基本的な問題についてお伺いしたいと思います。
今回の法案を審議するに当たって、内閣側としては、総務大臣並びにIT担当大臣であります細田大臣が指名されたわけでありますが、これは多分、小泉総理大臣から、細田大臣、あなたはこの法案を担当せよと言われたんだと思いますが、そうですか。
【次の発言】 どういうことですか、そう理解しているというのは。
【次の発言】 直接、大臣から、この個人情報保護法案、関連法案を担当するに当たっての何らかの指示というのは受けたんですか。
【次の発言】 内容がどこかでつくられ、そして、それをもとにして担当大……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 個人情報保護法案をめぐる諸問題について、これまで当委員会で種々審議を重ねてきたわけであります。しかし、これまでの議論を聞いていて、本日の前半での議論もあったと思いますが、主務大臣が明確にできない分野だとか、個人情報の取扱業者の定義が非常に不明確であるとか、そういう不明確さが一方において残ると同時に、他方、野党から提出されている新しい概念といいますか、生成中の概念であるとはいえ、個人情報を保護するに当たって自己情報コントロール権という概念を提唱させていただいたり、あるいはまたセンシティブ情報の取り扱い等、これらたびたび議論されてきたものがある一方に……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 当委員会で初めて発言させていただきますが、私も首都機能移転反対論者であります。反対論者であります八田先生が来られるということで、多分議論にならなくなってしまうかわからないのですが、先生のお話を聞かせていただき、また論文等も詳細に読ませていただきました。極めて情緒論を排して論理的に、そしてまた戦略論の上から東京という問題を論じられていることに対して、私は、極めて感銘した人間のうちの一人であります。 とりわけ、国のかなめである東京というものをどういうふうにとらえるのか。当然、すべての力を傾注させてこの国のかなめの地域をさらに再生させていかなくちゃい……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 塩川財務大臣、そしてまた竹中金融担当大臣並びに副大臣の皆さん、初めて財務金融委員会で質問に立たせていただきますけれども、本日ずっとテレビを見ておりました。基本的には、多分多くのテレビを見ている――放映されていませんから、ここでの議論を聞いていて、何が問題なのか、そしてまた、政府当局は実経済を行っている方々の気持ちを本当にわかってくれているのか。難しい専門用語が飛んでいきますから、そういう中で、何を金融当局はやろうとしているのかわからないんじゃないのか。 とりわけ、余りにもでかい額で、二兆円、二兆三千億円、こういう話でありますから、財務大臣、二兆……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。
前回、五月二十一日の質問を踏まえた上で、さらに今回質疑をさせていただきますが、まず、本委員会において今回議題になっております法律案についてでございます。
午前中来、竹中大臣のお話を聞いている限り、今回の予定利率の引き下げというのは、保険契約者の犠牲のもと保険会社を守るために行うものではないのか、こういう印象を持っているんですが、この点について、大臣、いかがですか。
【次の発言】 結局、大臣がおっしゃっているのは、保険会社の破綻を回避する方が契約者のためになる、そういう考え方に立っているということは、今の答弁でも明確であります。
竹中大臣は、自……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 勝田前頭取初め五人の参考人の皆さん、大変お忙しいところ御出席賜りまして、ありがとうございます。 まず初めに、「りそな」問題でございますが、昨日、閣議でもって、一兆九千六百億円という、だれも、多分この場にいらっしゃる方々は見たことのない額なんだろうと思うんです。一兆九千六百億円という、一万円札ピン札を積み重ねていけば一万九千六百メートルに達する、エベレストを二倍重ねても、それでも届かないお金を投入する。 私はそもそも、今まさにこの問題を議論している中で、何でこんな早く政府は決定するのか、そこに私は疑問を持っているわけであります。もうちょっとちゃ……
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。 本委員会で提出されている法律案については、既に同僚の中塚議員の方から、前回も極めて本質を突いた質問がなされていると思うのでありますが、まず初めに、竹中大臣、ちょっと素朴な質問をさせていただきたいんですが、大臣はある意味で変則的な社会主義経済を志向されているんですか。つまり、共産主義者なんでしょうか、それも変則的な。 まさに今何が起こっているのか、余り大臣また提案者の方は現場を歩いていないのかどうかわかりませんが、中小零細企業、日本の経済を支えているところはまさに自然淘汰されていくわけですね。ところが、日本の経済を支えているもう一つの大きな、大手……
○東(祥)委員 まず初めに、質問時間の順序を変更していただきまして、社民党さんに感謝申し上げたいと思います。 総務大臣、本当にお忙しそうで、毎日毎日テレビで僕は拝見させていただいております。本日は、今回の公職選挙法の一部を改正するということについて、投票における公正性という角度から質問をさせていただきたいんですが、これは決断が伴います。総務大臣は、本当によく物事を僕の理解できる言葉で語ってくれますし、また、決断をその場でしてくださる、数少ない、与党の中でも珍しい政治家だというふうに僕は思っているわけであります。そういう角度から、期待を裏切らないようにお願いしたいんです。 まず、これは、今ま……
○東委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ及び公明党所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたが、自由民主党・改革クラブ及び公明党所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
このたび、経済産業委員長に選任されました東祥三でございます。
御承知のとおり、昨年秋の世界的な金融危機以降、急速に悪化し……
○東委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ、公明党及び日本共産党所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたが、自由民主党・改革クラブ、公明党及び日本共産党所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、暫時休憩いたします。
午……
○東委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ及び公明党所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたが、自由民主党・改革クラブ及び公明党所属委員の御出席が得られません。
この際、暫時休憩いたします。
午前十時十分休憩
○東委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。 この際、御報告申し上げます。 今会期中、本委員会に付託されました請願は二十六件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議をいたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付してありますとおり、本委員会に参考送付されました陳情書は三件であります。 また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は四件でありま……
○東委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
経済産業の基本施策に関する事項
資源エネルギー及び原子力安全・保安に関する事項
特許に関する事項
中小企業に関する事項
私的独占の禁止及び公正取引に関する事項
鉱業等に係る土地利用の調整に関する事項
以上の各事項につきまして、議長に対し、国政調査の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 経済産業の基本施策に関する件、私的独占の禁止及び公正取引に関する件並びに鉱業等に係る土地利用の調整に関する件につい……
○東委員長 これより会議を開きます。
経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として文部科学省大臣官房長山中伸一君、経済産業省貿易経済協力局長柴生田敦夫君及び経済産業省製造産業局長平工奉文君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。白石洋一君。
【次の発言】 次に、西野あきら君。
○東委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、小規模企業共済法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。直嶋経済産業大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として中小企業庁長官長谷川榮一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松岡広隆君。
○東委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、中小企業倒産防止共済法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。直嶋経済産業大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る二十六日金曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時五分散会
○東委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、中小企業倒産防止共済法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省生涯学習政策局長板東久美子君及び中小企業庁長官長谷川榮一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。佐藤茂樹君。
【次の発言】 次に、柴橋正直君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午前十一時六分休憩……
○東委員長 これより会議を開きます。
この際、枝野国務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。枝野国務大臣。
【次の発言】 次回は、来る九日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十二分散会
○東委員長 これより会議を開きます。
経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として資源エネルギー庁長官石田徹君及び資源エネルギー庁原子力安全・保安院長寺坂信昭君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。花咲宏基君。
【次の発言】 次に、谷畑孝君。
【次の発言】 次に、平将明君。
○東委員長 これより会議を開きます。
経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として文部科学省研究開発局長藤木完治君、経済産業省貿易経済協力局長柴生田敦夫君、経済産業省製造産業局長平工奉文君、防衛省大臣官房技術監秋山義孝君、防衛省大臣官房審議官岩井良行君及び防衛省運用企画局長徳地秀士君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○東委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、エネルギー環境適合製品の開発及び製造を行う事業の促進に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として経済産業省大臣官房審議官北川慎介君、経済産業省経済産業政策局長松永和夫君及び経済産業省製造産業局長平工奉文君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。近藤三津枝君。
○東委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・無所属の会、公明党及びたちあがれ日本所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたが、自由民主党・無所属の会、公明党及びたちあがれ日本所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
内閣提出、エネルギー環境適合製品の開発及び製造を行う事業の促進に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
……
○東委員長 これより会議を開きます。
エネルギー環境適合製品の開発及び製造を行う事業の促進に関する法律案について発言を求められております。
これより順次発言を許します。平将明君。
【次の発言】 次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 これにて発言は終わりました。
この際、念のため確認いたします。
エネルギー環境適合製品の開発及び製造を行う事業の促進に関する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。
次に、本法律案の委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本法律案は多数で可決さ……
○東委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として資源エネルギー庁長官石田徹君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。梶山弘志君。
【次の発言】 次に、平将明君。
【次の発言】 手を挙げて発言を求めてください。
○東委員長 これより会議を開きます。
経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として文部科学省研究開発局長藤木完治君、経済産業省貿易経済協力局長柴生田敦夫君、資源エネルギー庁原子力安全・保安院長寺坂信昭君及び防衛省大臣官房技術監秋山義孝君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高邑勉君。
○東委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・無所属の会、公明党及びたちあがれ日本所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたが、自由民主党・無所属の会、公明党及びたちあがれ日本所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両……
○東委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ちまして、自由民主党・無所属の会、公明党及びたちあがれ日本所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。 この際、御報告申し上げます。 今会期中、本委員会に付託されました請願は十五件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議をいたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付してありますとおり、本委員会に参考送付されました陳情書は七件であります。 また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基……
○東委員長 これより会議を開きます。
この際、一言申し上げます。
先国会における当委員会の運営におきまして、適正を欠いていたとの御指摘がございました。
そのような御指摘を真摯に受けとめ、今後、一層公正な運営に努め、審議が十分尽くされるよういたしたいと存じますので、委員各位の御協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 この際、蓮舫国務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。蓮舫国務大臣。
【次の発言】 この際、御報告申し上げます。
お手元に配付してありますとおり、本委員会に参考送付されました陳情書は二件であります。
また、本委員会に参考送付されました地方自治……
○東委員長 これより会議を開きます。
経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として日本銀行副総裁西村清彦君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として公正取引委員会委員長竹島一彦君、経済産業省大臣官房地域経済産業審議官谷重男君、経済産業省経済産業政策局長安達健祐君、中小企業庁長官高原一郎君及び観光庁長官溝畑宏君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○東副大臣 おはようございます。 西村議員の御質問に答えさせていただきたいと思います。 西村議員は、福田改造内閣あるいはまた麻生内閣で外務大臣政務官を務められている、まさに外交や安全保障の本質といいますか、主権にかかわる問題に対して深い見識を有しているというふうに推察します。 その上で、この拉致問題というのは、今御指摘にありましたとおり、国家主権及び国民の命、安全にかかわる国家として最重要な問題であります。 そういう意味におきまして、一番重要なことは、情報にかかわってくる問題です。そういう意味で、今回、金賢姫氏を初めとして、この拉致問題解決をとにかく促していかなくちゃいけない。 さら……
○東副大臣 鹿児島県奄美地方における大雨の被害状況及びその対応につきまして御報告いたします。 まず、この災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対し、深く哀悼の意を表します。また、被災された方々に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます。 十月十九日ごろから前線が奄美地方に停滞し、この前線に向かって南から湿った空気が流れ込んだことにより、大気の状態が不安定となりました。この影響で、奄美地方では、十月二十日に一時間百二十ミリ以上の猛烈な雨となり、奄美地方の年間平均降水量の四分の一を超える量の雨がわずか三日間の間に集中して降るという、記録的な大雨となりました。 ……
○東副大臣 防災担当副大臣を拝命いたしました東祥三でございます。 七月の梅雨前線による豪雨、九月の台風第九号、十月の鹿児島県奄美地方における大雨など、一連の災害によりお亡くなりになられた方々と御遺族に対しまして深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。今後とも、これら災害の復旧に向けた必要な対策を講じてまいります。 災害から国民の生命、身体、財産を守ることは国政の最重要課題であり、防災担当副大臣として、松本大臣をしっかり補佐して、災害対策に全力で取り組んでまいります。吉田委員長を初め、理事、委員各位の御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。(……
○東副大臣 このたび内閣府副大臣を拝命いたしました東祥三でございます。自見大臣のもと、金融関連事項を担当させていただきます。 和田政務官ともどもに、自見大臣をしっかりと支えていくためにも、委員長を初め、理事、そしてまた委員の諸先生方、皆さん方の御指導をいただきながら、この職務を全うしていくことをお誓い申し上げます。何とぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。(拍手)
○東副大臣 内閣府副大臣の東祥三でございます。 国際平和協力業務等の施策を担当させていただきます。 仙谷官房長官を初め関係大臣をお支えするために力を尽くして頑張ってまいりますので、荒井委員長を初め理事、委員各位の皆様方の御指導、御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○東副大臣 できる限り全力で対応していきたいというふうに思います。
【次の発言】 まず初めに、小野寺委員におかれましては、今回の東日本大震災におきまして、南三陸町そしてまた気仙沼市という壊滅的な被害を受けた地域を選挙区に抱えられ、日々現場を視察され、そして被災者の立場に立った視点で種々の提言をしていただいていることに心から敬意を表します。
その上で、今御質問ありました在留外国人に対して被災者生活再建支援金は支給されるのか、こういう御趣旨だと思いますが、この制度そのものの目的はもう御存じのとおりだと思いますので省かせていただきますけれども、制度の対象は国籍によって差別されるものではありません。……
○東副大臣 お答えさせていただきます。 今回の大災害の復旧復興を着実に進めるに当たりましては、御指摘のように、被害額を明らかにすることが極めて重要であるとまず認識いたしております。その上で、被害額については、各省庁において、地方公共団体等からの報告に基づいて集計しているところでございます。 現在の全国の被害額は、今後の調査によって変更の可能性もありますけれども、例えば、国土交通省所管の公共土木施設は、四月十五日の時点で約一兆七千億円、農林水産関係は、四月十七日時点で約一兆四千億円となっております。 今回の大震災では、被害が極めて大規模かつ広範囲に及んでいるため、現時点では被害額の全体は不……
○東副大臣 お答えさせていただきます。 若井先生の御発言、そしてまた問題意識、問題認識におきまして、大部分共有させていただきます。その上で、現場を担当しております一人として、現在の状況を述べさせていただきたいというふうに思います。 現在は、もう皆さん御案内のとおり、被災者の方々は、厳しい環境下に置かれております避難所などでの日々の生活に本当に精いっぱいであります。国としても、物資の輸送、補給、避難所生活の改善等の被災者支援に重点を置いて取り組んでいるところであります。避難所にいられない方々に対しても、自主退避をされていて、なかなか物資も届かない。よく言うんですが、動脈はある程度通じてきてい……
○東副大臣 防災担当副大臣の東祥三でございます。 この冬は、大雪や新燃岳の噴火活動により大きな被害が発生いたしております。お亡くなりになられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。 防災は国政の最重要課題の一つであり、担当副大臣として、阿久津大臣政務官ともどもに松本大臣を補佐し、災害対策に全力で取り組んでまいります。吉田委員長を初め、理事、委員各位の御指導、御鞭撻をお願いいたします。 では、平成二十三年度の防災関係予算案の概要につきまして、お手元の資料により御説明いたします。 一ページが総括表、二ページ以降が区分ごとの具体的な内……
○東副大臣 東北地方太平洋沖地震の被害状況及びその対応につきまして御報告いたします。 まず、この災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対し深く哀悼の意を表します。また、被災された方々に対しまして心よりお見舞いを申し上げます。 この地震は、三月十一日十四時四十六分ごろに発生し、宮城県北部において震度七、宮城県南部、中部、福島県中通り、浜通り等において震度六強が観測されました。 また、この地震によって東日本の太平洋岸全域において大きな津波が発生し、岩手県宮古の検潮所において最大八・五メートルを超える津波が観測されるなど、地震発生後、日本各地で津波が観測された……
○東副大臣 今大臣が申し上げているとおり、できるだけ早くということで、市町村、都道府県レベルにおきましては二週間程度で、そして、先ほど御指摘のとおり、都道府県会館、ここでは事務処理をやっているわけでありますが、そこでも二週間程度で、できるだけ一カ月ぐらいをめどに支給できるようにということで取り組んでいるところです。
【次の発言】 答弁させていただきます。
被災地を回っておりますと、御指摘になりましたとおり、おびただしい自動車が不使用になっている、そういう光景に直面し、当然、今おっしゃったとおり、東北地方においては車がなければ日常の生活すら不自由にならざるを得ない、したがって、何らかの形で政府……
○東副大臣 基本的には、現地対策本部の最大の役割とは何かというと、県との連携、そして県と市町村との連携、これをいかに密にさせていくか。と同時に、現在、宮城県には約五十名、そしてまた岩手県に三十名、福島県に三十名、現場に行って、市町村の首長さんを初めとして被災地の皆さん方と直接話を聞いて、その声をどのように政府の立場としてできるかということで取り組んでいるんです。 したがって、例えば宮城県の場合ですと、被災された地域市町村、約二十五市町村あります。ここにはすべて、政務三役にほぼその現場を訪問させ、何が問題なのかということを承り、そしてそれを県と連携させ、さらにまたそれを政府にちゃんとつないでい……
○東副大臣 御指摘のとおり、えんま通りも視察させていただきまして、おっしゃられるとおり、職住が一体となっているところが多大な被害を受けた。 その上で、現行法では、御案内のとおり、住居に対してはそれなりの支援ができるわけですが、店舗に対してはその限りではないという状況でございます。今後、これをどうするかということに関しては、それなりの議論を踏まえていく必要があるというふうに思います。
○東副大臣 お答えさせていただきます。 新燃岳におきましては、本年一月二十六日に約三百年ぶりにマグマ噴火を起こして、これまでに十三回の爆発的噴火が確認されているところであります。 今回の一連の噴火による人的被害状況としては、降灰除去作業中の事故等により重傷十五名、軽傷二十一名となっております。また、空振や噴石により住宅のガラス、民家の太陽光パネル、自動車ガラス等の破損等も多数発生したほか、降灰により露地野菜やビニールハウス等の農業施設等の農業被害も発生したところであります。 また、避難については、一月三十日に、火砕流を警戒して、高原町において五百十三世帯、千百五十八名に対して避難勧告が発……
○東副大臣 若干技術的なことでありますので、私の方から簡単に説明させていただきます。 答えとしては、金利の引き下げもちゃんと含まれているということでございます。 以上です。
○東副大臣 まず初めに、吉野先生が福島県であり、また、いわき市で、本当に被災地の皆さん方に対して依怙依託になり、また、現在抱えている状況を踏まえた上で、何とか皆さん方のお力になりたい、そういう思いがびしびしと伝わってまいります。そしてまた、この震災発災後、いろいろなところで、その地元の皆さん方、被災地の影響を受けている方々に対しての具体的な政府のありようについていろいろと御指摘していただいていることに、心から感謝申し上げたいというふうに思います。 その上で、今御指摘がありました、今回の金融機能強化法案に関して、原発事故そしてまた風評被害も含まれるのかと。 基本的には、含まれます。 御案内……
○東副大臣 まず、齋藤先生の種々の御配慮、ありがとうございます。 その上で、先ほどお話がありましたとおり、昨年の十月から、昨年六月の新成長戦略に基づいて総合取引所実現のために金融庁、農林水産省、そして経済産業省で検討チームを開始したところであります。そこで、昨年の十二月の二十二日に中間取りまとめで論点を関係省庁の間で確認したところでございます。 本日の齋藤先生の御質問というのは、ある意味でそれぞれの省庁間における意見の違いを浮き彫りにさせてというところに主眼があるのかわかりませんが、それに対してのコメントはぜひ控えさせていただきたい。三月十一日の東日本大震災がありましたので、ちょっと検討状……
○東副大臣 お答えさせていただきます。 週末に、最大の被害をこうむっている一つの石巻並びに大槌町を御訪問され御視察されて、私たちが想像する以上に甚大な被害をこうむっているということをその目でごらんになったと思います。 今の御質問に対して結論から申し上げさせていただきますと、今回の大震災における住宅の被害については、昨日の夕方五時現在までに確認できている数値としては全壊が約四万六千棟などとなっておりますけれども、被害の全容は現時点ではまだまだなお明らかになっていないところです。したがって、支援支給対象世帯あるいはまた支給総額の見込みは現在までのところ成り立っていません。 今後とも、被害状況……
○東副大臣 被災者生活再建支援金につきましては、都道府県の委託を受けて支援金の支給を行う財団法人都道府県会館において、別の委員会でも申し上げさせていただきましたが、できるだけ早いうちにということで、ゴールデンウイーク前には、早く手続をされた方々から順次支給を開始することを目指しているところです。
【次の発言】 ちょっと正確な資料を持ってきておりませんが、一昨々日ぐらいまでの間に、現在までのところ、百八十五の申請が届いております。もうちょっとふえているかもわかりません。最初の申請というのは三月三十日だったというふうに記憶いたしております。
今までの過去の場合ですと、種々の手続で二カ月以上時間が……
○東副大臣 お答えさせていただきます。 このたびの東日本大震災においては、東北地方において、やはり想像を絶する最大規模の津波等に余りにも関心が行ってしまっておりまして、それ以外にも、今御指摘になりました液状化による被害もいろいろなところで起こっている。 そういうことを踏まえた上で、この地盤の液状化による被害の実態が現実どういうふうになっているのか、また、そこで市町村の職員としてこのことを考えてくださっている市長を初め、さらにまた被災されている方々のお話を伺いに、去る四月二十二日に千葉市、習志野市、浦安市、そして四月二十六日には茨城県の潮来市、神栖市において現地調査を実施させていただいたとこ……
○東副大臣 塩川委員がこの液状化対策について鋭く種々の問題提起をしてくださっていることに、心から敬意を表したいというふうに思います。 その上で、もう御案内のとおり、被災者生活再建支援制度というのは、都道府県が相互扶助の観点から拠出した基金を活用して、被災世帯に対し支援金を支給し、国が支援金の二分の一を補助する、そういう仕組みになっている。この制度の趣旨というのは、被災市町村のみでは対応が困難な一定規模以上の災害が発生した場合には、全都道府県の相互扶助及び国の補助による支援によって対応しようとするものであります。 したがって、今委員から御指摘ありましたとおり、具体的には、十世帯以上の全壊被害……
○東副大臣 お答えいたします。 二つ質問があったと思うんですが、東南海・南海地震防災対策推進計画の作成が義務から努力義務に改正されることになる、そのことが津波対策を推進する上で支障はないのか、これが一点目で、二点目は、災対特での議論をしていないじゃないか、こういう御質問だと思います。 第一点目に関しては、今回の東南海・南海法の改正は、今般の地方分権改革の趣旨にかんがみて、地方公共団体に対する国の関与を縮小して、地方防災会議等の自主的かつ積極的な検討を促す観点から、東南海・南海地震防災対策推進計画の作成を義務とするのではなくて、努力義務とすることとしたものである。これは、ざっくり言えば、国か……
○東副大臣 谷田川委員にお答えいたします。 今回の見直しに当たっては、先ほど委員の御説明にもありましたとおり、何度となく、今回の液状化被害を受けた地域、十カ所前後、千葉県、茨城県へ行ってまいりました。香取市のこのお宅も訪問させていただき、宇井市長とも、ともどもに行かせていただきました。 そのときは、全く知見のないままに訪問させていただいていますから、基本的に谷田川委員と同じような気持ちを持ちました。ただ、専門的な被害の確認でありますから、被害状況をどのように設定するか。我々政治家ですから、できる限りすべて救いたい、これは当たり前です。しかし、本当にすべて救えるのかと。どこかで線切りをしなく……
○東副大臣 長島先生の御質問にお答えさせていただきたいというふうに思います。 現場を歩かれてきて、そして被災されている方々の声を直接ここに届けていただいているわけでありますから、それをやはり真摯に受けとめていかなくちゃいけないというふうに思います。 ただ、今御指摘になったことは、一つの枠組みとして、検討に値するかもしれませんけれども、後ほど質問に出てくるかもわかりませんが、被災者生活再建支援法の中で、被災者生活再建支援金、基礎支援金というのが五十万から百万出る仕組みになっていますから、その手続をきちんとしていただければいろいろなやり方を通して早く出るような形を今至急つくっているところであり……
○東副大臣 具体的な中身に入っておりますので、私の方から答弁したいというふうに思います。 御指摘のとおり、震災発災後一カ月たった今日、住宅を失って多くの方々が今なお避難所等で不自由な生活を余儀なくされており、このような方々の生活をどのように支援していくかが最重要な課題だと認識いたしております。 被災者生活再建支援金につきましては、申請があれば速やかに支給できるように、事務処理方法の改善や事後処理体制の強化に取り組んでいるところでございます。支援金の申請は、昨日時点で約百五十件弱あるものと承知いたしております。 その上で、内閣府としては、また昨日も官房長官から御指導がありましたとおり、ゴー……
○東副大臣 お答えさせていただきます。 山内委員が十代のころから発展途上国の貧困の問題やあるいは環境の保全の問題、あるいはまた、フィリピンの大学にも留学されて国際の平和と安全あるいは環境の問題に対して幅広い知見と、また、その後就職された後もJICA等で技術協力、あるいはNPO等でも難民救済のために御尽力されている、そういう経験と知見に基づいて発出されている御質問だというふうに思います。 ちなみに、私も元JPOでありまして、その後国連の職員になったということで、JPO制度というのはとてもいい制度だろうと思います。 その上で、現在、PKOに派遣するための有為な人材の育成は大変重要であるという……
○東副大臣 お答えさせていただきます。 七月十一日に文部科学省から発表されました三浦半島断層群については、平成十六年に中央防災会議首都直下地震対策専門調査会において、首都直下で発生する地震の一タイプとして被害想定を行っており、首都直下地震対策大綱等に基づいて建築物の耐震化等の地震防災対策を推進しているところであります。 そこで、今御下問の、その場合には津波が一メートルぐらいというふうに言っているわけでありますが、これも今回の三月十一日の東日本大震災を踏まえた上で変わらないのかということであります。 今の、これまでの科学的知見というのは、基本的には津波というのは、地震の規模、これはマグニチ……
○東副大臣 おはようございます。 橘委員の質問に答えさせていただきたいと思いますが、まず初めに、今回の大雪につきましては、昨年の十一月一日から去る二月の十四日までの間に、痛ましいことに百二十二名のとうとい命が失われた、こういう御報告を受けております。お亡くなりになられた方々に心から冥福をお祈りすると同時に、被災された方々に心からお見舞い申し上げる次第でございます。 さて、御質問でございますが、豪雪対策について、橘委員は高岡の市長を二期やられていますから、多分その重要性についての認識は共有できると思いますけれども、政府としては、国民の安全、安心を確保するために地方自治体の力をどうしてもかりな……
○東委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、安全保障委員長を拝命いたしました東祥三でございます。まことに光栄に存じますとともに、国権の最高機関である国会において、国民の負託にこたえるべく、その職責の重大さを痛感している次第であります。 近隣諸国における軍事面での各種動向、また、サイバー攻撃や大量破壊兵器の拡散といったグローバルな問題など、依然として複雑で不確実な安全保障環境のもと、我が国の平和と安全を確保するため、当委員会に課せられております使命はまことに重大であります。 ここに、委員各位の御協力を賜りまして、公正かつ円満なる委員会運営に努め……
○東委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事浜田靖一君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任並びに委員の異動に伴いまして、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
岩屋 毅君 及び 東 ……
○東委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房審議官神山憲一君及び防衛省大臣官房長金澤博範君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。神山洋介君。
【次の発言】 次に、渡辺義彦君。
【次の発言】 次に、下地幹郎君。
【次の発言】 次に、岩屋毅君。
【次の発言】 次に、木村太郎君。
○東委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に吉良州司君を指名いたします。
【次の発言】 この際、御報告いたします。
本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付してありますとおり、新防衛計画大綱に関する陳情書一件、海上自衛隊大湊地方隊に「輸送艦」の常時配備を求める意見書外一件であり……
○東委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国の安全保障に関する事項について、本会期中、国政に関する調査を行うため、衆議院規則第九十四条の規定により、議長に対し、承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 国の安全保障に関する件について調査を進めます。
防衛大臣から防衛政策に関して説明を求めます。田中防衛大臣。
【次の発言】 次に、外務大臣から我が国の安全保障政策について説明を求めます。玄葉外務大臣。
○東委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房総括審議官前川守君、外務省北米局長伊原純一君、防衛省防衛政策局長西正典君、防衛省人事教育局長枡田一彦君及び防衛省地方協力局長山内正和君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。渡辺義彦君。
【次の発言】 次に、木村太郎君。
○東委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件、特に北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイル発射について調査を進めます。
この際、防衛大臣及び外務大臣からそれぞれ報告を聴取いたします。田中防衛大臣。
【次の発言】 次に、玄葉外務大臣。
【次の発言】 以上で報告は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官市橋保彦君、警察庁警備局長西村泰彦君、消防庁国民保護・防災部長大庭誠司君、外務省大臣官房審議官宮島昭夫君、外務省大臣官房参事官新美潤君、外務省北米局長伊原純一君、国土交通省大臣官房危機管理・運輸安全政策審……
○東委員長 これより会議を開きます。
この際、森本防衛大臣から発言を求められておりますので、これを許します。森本防衛大臣。
【次の発言】 次回は、明十五日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後二時十八分散会
○東委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として警察庁生活安全局長岩瀬充明君、防衛省防衛政策局長西正典君及び防衛省地方協力局長山内正和君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。橘秀徳君。
【次の発言】 次に、今津寛君。
【次の発言】 次に、岩屋毅君。
【次の発言】 次に、東順治君。
○東(祥)分科員 公明党の東祥三でございます。このたび当選させていただきました新人議員でございますので、初めての質問でもございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 本日は時間の許す限り、ちょっと大きな問題でございますが、地球規模の環境問題について種々御質問させていただきたいと思います。細かいところに入れるかどうかわからないのですけれども、大枠の問題あるいは地球問題を考える上においての根幹をなす部分と言ってもいいかわかりません。そういったことに関して質問させていただきたいと思います。 先日の四月二十二日のアースデーにおいて観察されたように、近年、地球の温暖化、オゾン層の破壊あるいはまた熱……
○東(祥)分科員 公明党の東祥三でございます。このたび初めて当選させていただきました。初めての質問でもございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 きょうは、すべて質問できるかどうかわかりませんけれども、時間の許す限り次の点について質問させていただきたいと思います。 一つは日本語大辞典編さんについて、そして異年齢混成の教育、そして高校生留学の進捗状況について御質問させていただきます。 初めに、日本語大辞典編さんについてでございます。現在、文化庁では日本語大辞典の編さん作業を進めていると聞いております。これは既にイギリスあるいはフランス等の諸国では、美しい国語を維持することは自国の文……
○東(祥)分科員 公明党の東でございます。新人議員でございます。このたび当選させていただきました。初めての当選でございますので、何とぞよろしくお願いいたします。 本日は、時間の許される限り、次の点について御質問させていただきます。タクシー値上げ問題、常磐新線の建設、日暮里−舎人新線、地下鉄八号線の建設促進並びに鉄道の高架線促進についてでございます。 まず初めにタクシー値上げについてでございます。東京二十三区、武蔵野、三鷹地区などの法人、個人タクシーから出されていた値上げ申請について運輸省は五月中にも認可する方針を固めたと聞いております。運輸大臣は値上げ申請に盛り込まれたとおり認可する方針な……
○東(祥)分科員 公明党の東でございます。このたび当選させていただきました新人議員でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 まず初めに、具体的な問題から御質問させていただきたいと思います。初めに、荒川河口橋建設の進捗状況についてお尋ねいたします。 ことしの三月にJR京葉線が開通いたしました。この開通によって、江東区の湾岸地区の交通の利便が飛躍的に上昇いたしました。ここに地図を持ってきているのですが、江東区の湾岸地帯というのはこれを指すわけでございます。しかしながら、首都高速の湾岸道路沿いに三百五十七号という国道が走っているのですけれども、これが幾つかの川あるいは湾によって分断されて……
○東(祥)分科員 公明党の東でございます。このたび初めて当選させていただきました。初めての質疑でもございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。時間の許す範囲で伝統工芸に関する質問をさせていただきます。 私どもの東京の下町には数多くの伝統工芸の職人さんがおります。例えば江戸手がき友禅、羽子板、竹細工、飾り細工、江戸木目込み人形などをこつこつと心を込めてつくっております。江戸に限らず全国各地には、長い歴史を有していて地域の風土あるいは住民の生活の中ではぐくまれてきた伝統的工芸品が数多くあります。私たちの生活に深くかかわり合っていて、豊かな歴史の薫りと潤いを与えてくれていると思います。大臣の……
○東(祥)分科員 公明党の東祥三でございます。 本日はフロン問題、そしてまた地球温暖化の問題、電気自動車の問題、三点にかかわる問題について御質問させていただきます。大臣のスケジュールの関係で、ちょっと順序を逆転して質問させていただきます。初めに、電気自動車の問題について質問させていただきます。 御案内のとおり、自動車は現在、国民生活の足としてなくてはならない存在となっております。しかしながら、自動車の保有台数の急激な増加に伴って車社会のひずみともいうべきさまざまな問題を惹起しているのも事実でございます。一昨年、党の環境調査団でヨーロッパ、環境問題先進諸国と言われる西ドイツ、オランダ、スウェ……
○東(祥)分科員 公明党の東祥三でございます。 まず初めに、ニューヨークの世界貿易センタービル爆破事件についてお伺いいたします。 この事件は、とうとい人命が奪われかつ多くの傷害者が出た痛ましい、許すことのできない事件です。また、経済的に見ましても、ニューヨーク市当局によりますと、二月二十六日の事件発生から一週間で既に八百三十億円近い損害が出ているとのことです。 そこで、アメリカの金融・証券市場や経済活動に大きな損害を与える残念な事件ですが、我が国の金融・証券市場や国民経済にどのような影響を与えると認識されておられるのか御見解を賜りたいと思います。
○東主査 これより予算委員会第七分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしく御協力のほどお願い申し上げます。
本分科会は、運輸省及び郵政省所管について審査を行うことになっております。
なお、両省所管事項の説明は、両省審査の冒頭に聴取いたします。
平成六年度一般会計予算、平成六年度特別会計予算及び平成六年度政府関係機関予算中運輸省所管について、政府から説明を聴取いたします。二見運輸大臣。
【次の発言】 以上をもちまして運輸省所管についての説明は終わりました。
【次の発言】 この際、分科員各位に申し上げます。
質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御……
○東(祥)分科員 新進党の東洋三でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今、国民の最大の関心は、何といっても大震災に見舞われた阪神地域の復興に注がれていると思います。私も過日、各国の領事館の方々との面会を中心に、被災後の神戸を訪れさせていただきました。その意味で、当面の緊急、応急的対策を急がねばならないことを痛感した一人であります。 言うまでもなく、本来政治というものは国民のために存在するものですから、国民の生命、財産そしてまた名誉を守るということを思うときに、防災対策なかんずく震災対策が確立されているかどうかという点から、防災対策について幾つか質問させていただきたいと思います。 ……
○東(祥)委員 新進党の東祥三でございます。おはようございます。
海洋法条約の審査に入ります前に、これは質問事項として投げかけていないことでございますが、昨日来から各種報道機関におきまして、朝鮮半島で何か起こっているのではないのか、朝鮮民主主義人民共和国からミグ19の戦闘機に乗った空軍大尉が韓国に亡命してきたことに関して、報道機関で報道されている以上の情報をお持ちでしょうか、総理。そしてまた、現在どのような状況になっているのか、その点について把握されている情報がありましたら、開陳願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、海洋法条約の問題に移らせていただきます。
海洋法条約批准に際しまし……
○東分科員 おはようございます。建設大臣、建設省の皆さん、新進党の東祥三でございます。 本日は、公営住宅について質問させていただきます。 まず初めに、昨年の五月末に大改正されまして公布いたしました公営住宅法の一部を改正する法律では、我が党が主張していたことも大いに取り入れられたと思っております。内容は、きめ細かな家賃設定、あるいは入居収入基準の変更、あるいは一種、二種の区分の廃止、高齢者や身障者の収入基準の緩和、買い取り・借り上げ制度の導入のほか、多岐にわたります。昨年八月末に施行されて、来年四月一日より、もう既に存在しますすべての公営住宅に適用されると聞いております。 これを踏まえた上……
○東分科員 自由党の東祥三です。瓦大臣が建設大臣に就任されて初めて質問させていただきます。歯にきぬを着せない大臣として有名でございますので、本日のこの分科会においてもすばらしい答弁が出てくることを期待いたしております。 昨年に引き続きまして、住宅政策について御質問させていただきます。住宅問題は、言うまでもなく大都市の、とりわけ東京の問題だと私は思っております。そして、賃貸住宅、とりわけ公営住宅の抱える問題は、まさに二十一世紀への日本社会が抱える問題そのものであると思います。したがって、この問題を具体的に解決に向けて努力することが、来るべき少子・高齢化社会あるいはまたノーマライゼーション、生活……
○東政務次官 お答えさせていただきます。 まず、沖縄サミットでは、もう言うまでもなくG8のサミットでございますから、何を発信するかという前に、G8の目標がどうあるべきなのか、それを踏まえた上で何を発するのかということになるのだろうと思います。 その意味で、二十一世紀において、グローバル化がますます進展し、また情報化の流れがますます進展するだろう。そういう状況の中で、地球上のすべての人が一層の繁栄を享受して、一人一人の心に安寧が宿り、そしてより安定した世界に生きられるということがG8の掲げるべき目標であるべきだろうと思っております。 その上で、二〇〇〇年という節目の年に開かれるこの九州・沖……
○東政務次官 技術的な問題でございますので、私の方からお答えさせていただきたいと思うんです。 先ほど大臣が申し上げましたとおり、WTOというのは言うまでもなく多角的貿易体制を維持強化するための機関である、だからといって労働問題を中で議論しちゃいけないだとかそういう視点で述べているんではなくて、あくまでも労働問題というのは、一義的には国際労働機関というのがあるんだから、そこで論じるべきなのではないのかという整理を申し上げております。 そういう意味で、今御指摘のありました共同フォーラムの件ですけれども、WTOの外にILOとWTOの共同フォーラムを設置することを含めた共通作業ペーパーをEUととも……
○東政務次官 私の方から答えさせていただきます。 先ほど大臣からお話ありましたとおり、川内議員がこの問題に対して、本当に深い次元から、また過去の経緯を踏まえながら、いろいろと大変苦労されている日系人のために御苦労をいただいていることに対しては、私の方からもその御尽力に対して敬意を表する次第でございます。 また、私も、平成九年から、日系人移民の方々が訪日されるたびに、彼らの今までの、四十年前にさかのぼる歴史的な経緯の中で、大変苦しみを味わっていることを直接聞いている人間でもありますし、そういう意味でも、ある部分においては川内議員と共有するものもあるということをまずもって述べておきたいと思いま……
○東(祥)分科員 自由党の東祥三でございます。 伊吹国家公安委員長ももう御推察のとおり、今、日本の社会が、かつて言われた安全の神話が音を立てて崩れ落ちていくような気がしてなりません。治安の悪化がその問題であります。本日は、主に自動車あるいはまたオートバイ等の盗難について幾つかの質問をさせていただきたいと思います。 近ごろ、新聞紙上などで凶悪犯罪が掲載されない日がないほど多くの事件が起こっているわけでありますが、私の地元であります江東区においても凶悪犯罪が目立ってきております。その中で、高級車、高級オートバイをねらった盗難事件が近年多発しております。事例を一つ挙げますと、住居の中にオートバイ……
○東(祥)分科員 東祥三であります。 大臣、質問させていただきます。幾つかあるんですけれども、三十分という限られた時間内で全部消化できるかどうか疑問なんですけれども、一つ一つ簡潔にいきたいと思います。 まず第一点目でございますが、旧有明貯木場埋め立て問題について質問させていただきます。 九州有明海ではノリの不作が大きな問題となっており、先日も漁業関係者が行政に対して抗議行動を行っていました。諫早湾の干拓事業が原因との指摘がありますけれども、今後具体的に原因究明がなされると思います。 翻って、ここ東京の臨海部に位置します有明地域、私の地元でもございますが、この有明地域でも埋立事業による環……
○東(祥)分科員 遠山大臣、岸田副大臣、池坊政務官、御苦労さまでございます。初めて遠山大臣に教育問題について質問をさせていただきます。三十分でございますので、御辛抱していただいて、よろしく御所見を伺いたいと思います。 本日、小学校の入学式に行ってまいりました。六歳、七歳の二十一世紀の主役になるその姿を見て、本当にすがすがしい思いになりました。他方、今、日本の種々の問題、突き詰めていけば、それはすべて教育の問題であるとみんなが言ってしまう分野でございます。 そういう意味で、きょうは、ある角度から、大臣の御見解、また副大臣、政務官の補佐をいただきながら、文部科学省の物の見方、また、だれよりも三……
○東(祥)分科員 自由党の東祥三でございます。 私は、中小零細企業の経営上の問題について、本日、質問いたしたいと思います。 経済産業大臣、副大臣、お見えでございますので、現実に今、日本の中小零細企業が置かれている状況、とりわけその経営者の方々が抱えている非常に厳しい状況について、率直にお考えをお聞かせいただきたい。それと同時に、これらの問題に対して一定の方向性が開示されることを祈って、本日、来させていただきました。 私の選挙区は東京の江東区というところでございます。深川、亀戸といった歴史の古い下町、そしてまた木場、新木場といった木材の町、そして近年では豊洲、東雲といった新しい臨海部の町な……
○東委員長 次に、高松和夫君。
○東副大臣 具体的な今の御質問に対しては、今お聞きしたので、きちんとした形で答えられるかどうかわかりませんけれども。 一方においては、例えば東京の中を見て、私は江東区に住んでおりますが、隅田川沿川にスーパー堤防が一部分完成しているわけであります。これを、全部にわたって将来起こるだろう洪水の可能性を踏まえた上で既存の堤防をスーパー堤防にかえるとか堤防を補強していくとなると、相当な時間と相当な財源が必要になってくる。 他方、東京の中には、首都圏の中には物すごい脆弱な土壌がたくさんあって、過去のカスリーン台風の場合は、例えば一つの堤防が決壊して水があふれ出すと、ある地域においては何週間にもわたっ……
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