このページでは堀込征雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。堀込征雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○堀込委員 足腰の強い農業、そして農村地域の 活性化を目指すということで、今回農林漁業金融公庫法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律が提案をされたわけでありますが、幾つかの点について質問させていただきます。 まず、今回の法改正が金融面から農業構造の改善を図り、地域農業の活性化を目指すということでありますが、金融面からだけではなくして、構造政策をどう並行させながら日本農業の振興を図るかという視点がどうしても大事だというふうに私は思います。価格政策、所得政策というものが構造政策に並行して実行されていかなければならないのではないか、こういうふうに考えるわけであります。一方で低価格政策を実行し……
○堀込委員 最初に農林水産大臣から所信表明がございました。特に困難な情勢にある農林漁業政策について、みんなで力を合わせてやっていこう、そうすれば必ず二十一世紀に展望は開けていくのだ、困難ではあるけれども展望は開けるのだという意味の決意表明を込めた意思表明がございました。私もそのとおりでございまして、特に農林業、困難ではありますが、国民の合意を得ながらどうしても再建をしていかなければならないというふうに思います。しかも、農政につきましては与野党一致をしてこの難局に当たるべきだ。私どもも大臣を助けながら一致してこの難局に当たらなければならない。そういう意味で農林水産委員会も与野党対決の委員会ではな……
○堀込委員 私は関連質問ということで、価格形成の場について食糧庁長官にお尋ねをいたします。 先日来答弁を聞いていますが、食糧庁のねらいが何だかだんだんよくわからなくなってくるのですね。例えば減反問題一つございますが、先日の質問で、価格形成の場は減反政策とは別の問題だというふうに言われているのですけれども、今までの減反の努力、これはこの市場原理を導入した価格形成の場によって崩壊させられることになるのではないか。あるいはさっきの前島議員への答弁を聞いていますと、将来、食糧庁は、高値のつく米の地帯は減反政策は少なくなっていっていい、あるいはやらなくてもいい、こういう考え方を持っているのじゃないかと……
○堀込委員 ただいま日野委員から御質問ございましたけれども、私も引き続いて米問題を中心に質問させていただきます。きょうは大臣大変お忙しいようですから、最初に、今日野委員から御質問がございました大変重要な自主流通米の価格形成の場の問題であります。 今も長官答弁をしていましたけれども、自主流通米発足以来二十年、発足以来の重要問題であるわけであります。この重要問題が国会の審議がなくて、法案審議ではなくて、審議会答申がなされる、そしてその審議会答申に引き続いて政省令でやられていく、こういう形はやはりこの非常に重要問題からして不自然な形ではないかというふうに思うのです。政治は、立法府つまり国会、そして……
○堀込委員 けさ以来、きょうの諮問の中身について論議があるわけであります。私も、米価の算定を主として御質問をいたします。 きょう諮問案を見せてもらって、あるいは先日二十九日の算定についての議論をいろいろお伺いしてまいったわけであります。米価水準も一万六千五百円ですから五十一年水準という大変なことになっているわけでありまして、生産農家は大変不満だという状況でございます。しかも、諸物価が値上がりする中で大変苦しい状況にある。 この算定問題、例えばかつては限界農家の生産費を基礎にしながら平均生産費を限界単収で割って算定をしてきた時代がございました。その後、米過剰が顕在化することによって平均生産費……
○堀込委員 ただいま大臣の方から、七月二十九日から三十一日までアイルランドでの五カ国農相会議の御報告がございました。大変御苦労さまでございました。国民の世論の期待を背負って一生懸命奮闘された大臣に心から敬意を表する次第でございます。 さて、しかし、さまざまな報道やあるいは議員の発言を通じまして、食糧安保論、すなわち米の成り行きに対して国民が大変な不安を持っていることもまた事実でございます。そこでお伺いをするわけであります。 今御報告ございましたように、もともとガット・ウルグアイ・ラウンド農業交渉、最大の課題が今アメリカとECの間で輸出補助金問題に置かれている、そこでアメリカとECの先鋭なま……
○堀込委員 それでは、何点か御質問申し上げます。 最初に、ただいま大原先生から御質問がございましておおむね大臣の姿勢もわかったわけでありますが、いずれにしても、ウルグアイ・ラウンド交渉もいよいよ大詰めを迎えたわけでございます。十二月三日から閣僚会議が開かれる、こういうことでございますが、この問題につきましては、大臣は従来から非常にきちっとした姿勢を示され、あるいは信念のある態度をとられて、我々も全幅の信頼を置き、敬意も表してきたところでございます。 しかしここへ来て、ただいま御指摘ございましたように、大変土壇場の段階だ。アメリカからも非常な圧力がある。日本側の譲歩を迫ったり、さまざまな形で……
○堀込委員 まず、基本的な点をお伺いいたします。今度の法案は、税制改革全体の議論の中で、地価税法案、今提案されていますけれども、そういうものとの絡みで出されてきた、そういう意味から、まず大臣に土地住宅政策の基本についてお伺いをするわけであります。 昨年末、総合雑誌「世界」の十一月号で、大臣は社民連の菅直人衆議院議員と対談をされて、特に土地問題について議論をされていまして、その中で、東京の一極集中あるいは地価の高騰をもたらしたのは中曽根民活のときの政策であった、農地については宅地並み課税をしてもほとんど効果がないだろうし、あるいは問題もかえって出てくるのではないかという意味のことをおっしゃって……
○堀込委員 それでは、大臣から所信表明がございましたが、席を外されるようでございますので、どうぞ。 最初に林業問題から質問をさせていただきます。 特に今回の所信表明、林業の振興について強調されたわけであります。私は、特に国有林問題についてまず質問をさせていただきます。 御存じのように、国有林、累積債務が二兆円を超える大変な困難な事態に立ち至っているわけであります。しかし、今回この大切な国有林を何とかしようということで林政審答申がありましたし、その後閣議了解もされた。国を挙げて関係者みんなで努力をしていこうということになったわけであります。とにかくそれぞれ関係する者が力を合わせて、心を合わ……
○堀込委員 私は、特は国有林野事業改善特別措置法の方から主として質問をさせていただきます。 この再建問題につきましては、既に本会議やあるいは予算委員会等でも議論をされてまいりましたし、そして林政審議会の議論を経て、その間、労使協議などもあった。そして林野庁内部でもさまざまな努力をされてこの法案になってきた。そして国有林野、民有林を合わせた日本の森林・林業全体を見直していこうということで、そういう意味で大変結構な法案が提案をされた、こういうふうに考えます。 この法案で、国有林野事業改善特別措置法の方につきましては、平成二十三年度までに収支の均衡を図る、経営の改善、回復を図る、こういうことを目……
○堀込委員 それでは、まず、午前中の議論もございましたが、二十二日からワシントンで日米協議が開かれる乳製品の情勢からお尋ねをいたします。 私どもとすれば、八八年二月のガット理事会における十二品目問題のクロ裁定があった、これについては日本としては不服である、こういう立場でいるわけでありますが、今回アメリカは、二国間だけではなくして、そのほか関心国といいますか、ガット理事会で関心国が参加できる二十二条協議も求めてきている、こういう情勢があるというふうに聞いています。 そこで、この二国間交渉の見通し、姿勢、午前中もお話がございましたけれども、これについてはあくまで輸入数量制限を堅持をしながら頑張……
○堀込委員 私は、まず、今まで長年にわたって進めてきました土地改良事業の反省といいますか、総括の視点の認識、その点からお伺いをいたします。 今度の提案理由の説明にございますように、土地改良事業が農業生産性の向上だとかあるいは農業構造の改善に大きな役割を果たしてきた、これは衆目の認めるところだろうというふうに思います。しかしながら、一方で問題なしとはしない。幾つかの問題点もまた、きょうの質問にもございましたが、あったわけであります。 その一つに、基盤整備事業などと具体的な農業生産とを直結しないという問題点が、工期のおくれだとか、あるいは農業情勢の変化などによってしばしば指摘をされてきている。……
○堀込委員 私は、けさ行われました諮問米価を中心にお尋ねをしてまいります。 けさ六十キロ当たり一万六千三百九十二円、前年比百八円下げろと諮問がなされました。ことしの農林省の生産費調査によりますと、十アール当たりの第二次生産費は十七万四千八百九十一円、前年比〇・八%増、六十キロ当たりの第二次生産費は一万九千七百六円で前年比一・八%減、こういう数字が出ているわけであります。 午前中も御説明ございましたけれども、この要因は御存じのとおり、十アール当たりの投下労働時間が二・三時間減少したとか、あるいは収量が二・七%アップした、こういう説明がなされました。しかし、これは今申し上げましたように、六十キ……
○堀込委員 私は、きょうは今度のにせコシヒカリ事件を中心にお尋ねをしてまいりたいと思います。 そこで、まず警察庁の方へ捜査状況についてお尋ねをさせていただきます。 九月十九日に新潟県警の捜査本部が、米袋を偽造した長野県上田市の飯塚米穀の飯塚社長ら四人を逮捕し、二十一日に新潟地検に身柄送検をした、こういう事実がございます。この直接の容疑でございますが、七月九日ごろ、三百六十袋のにせコシヒカリを大阪のアサヒ通商という会社を通じて山種商事へ売り渡した疑い、有印公文書偽造、同行使、こういう疑いだ、こういうふうに言われていますが、これは間違いございませんか。
○堀込委員 けさ以来いろいろ議論されてきて、私も答弁をずっと聞かせていただきました。それから新聞報道もいろいろなされているという中でありますが、どうもまだ交渉の現状、実態というのが明確にといいますかしっかり私どもとしても把握できない点がありますので、先に交渉の現状についてもう少し正確な実態をお尋ねしてみたいと思います。 今、佐々木委員の質問で、二十日からですか、次官級会談、非公式会談が開かれている、こういうことでございましたが、第一日目は日程が話し合われて、第二日目は出されたペーパーについて話し合いがされている、午前中の岩村委員の質問について大臣からそういう答弁がございました。この出されたペ……
○堀込委員 私は、都市計画法の改正、それから、それに対する対案が出されているわけでありますが、今、小川委員の質問の最後にありましたように、突き詰めてみれば、これからの建設行政を従来どおりの建設省を中心としたそういうことで進めるのか、あるいは地方分権を進めながら、市町村の末端の意向を踏まえながら進めるのか、そういう立場の違いだというふうに思うわけであります。 そこで最初に、ただいまも小川委員の質問に対して答弁ございましたが、もう一度大臣の姿勢についてお伺いをするわけでございます。 御存じのように、政治改革論議なども今与野党協議が毎週のように開かれて、日本の政治をどうするかということで議論が行……
○堀込委員 ただいま御提案がございました国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案についてお伺いをしてまいりたいと思います。 ただいま御説明ございましたように、この法案は、国会議員の選挙等の選挙公営に関する部分、特に選挙管理委員会の事務の負担についてその経費の引き上げを人件費や物価の値上がりに即して行う、こういうものでございます。もう一つ、選挙運動に関する国費の負担部分、つまり、はがきあるいは政見放送、新聞広告、ビラ、ポスター、こういったぐいのものがあるわけでありますが、これは同様の考え方で引き上げを行う、こういうことでよろしいかと思いますけれども、まず確認をいただき……
○堀込委員 私は、今回の金融一括法の中で、特に農協法関連を中心にお伺いをしてまいります。 最初に、今回の法案にはバックグラウンドとして自由化、国際化というものがあり、それに対して一連の法改正がなされているわけでありますけれども、一時に、地域金融機関につきましても、地域の活性化という観点から金融制度を見直し、他業態に幅広く参入できる、こういう方途を目指しているわけでありまして、私はこれはこれでよく理解もできるし、そういう方向であらねばならない、こういうふうに思うわけであります。しかし、その運用をもし誤りますと、弱肉強食の世界といいますか、自由競争の資本の論理といいますか、そういうものが貫かれて……
○堀込委員 林野庁長官おいでですから、ちょっと関連的に林野問題を質問させていただきます。 今お話ございましたように、昨年森林二法それぞれ議論をしてまいったわけでありまして、特に国有林野事業改善特別措置法改正から一年が経過したわけであります。この改善計画が順調に進んでいるのかどうかという点で心配をいたしておるわけであります。 今年度予算を見せていただきますと、長期借入金が二千六百億円余さらに積まれているわけであります。これは私なりに解釈をさせていただきますと、昨年、経常事業部門と累積債務部門で一応経理の区分をすることになる、その視点から見ますと、この二千六百億円余りの長期借入金は、経常事業部……
○堀込委員 午前中の鉢呂議員の質問の中で、加工原料乳の乳価決定に当たって、算定要素はいろいろな経済事情をしんしゃくをして決めるのでその都度変わることがあり得る、過去にもそういうことがあった、こういう答弁がございました。私も、この乳価だけではなしに、米価やいろいろなときに一夜にして農林省の、資本利子が変わったり地代が変わったり、こういうことを経験してきているわけでありまして、そういう意味では、一体何を根拠にどういうふうに決めていくのかという点について、朝以来の議論を聞いていますが、私はまだ理解ができない点が非常にあるわけであります。特に不足払いの関係につきましては、生産条件、そして需給事情その他……
○堀込委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党及び進歩民主連合を代表して、松くい虫被害対策特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読申し上げます。 松くい虫被害対策特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、左記事項の実現に万遺憾なきを期し、各般にわたる松くい虫の被害対策を緊急かつ総合的に推進すべきである。 記 一 松くい虫等による異常な被害を早急に終息させるため、地域の被害態様を十分把握した上で総合的な被害対策が適切かつ効果的に実施できるよう……
○堀込委員 私は、今度の農協法改正は極めて大改正でありますし、しかも時代的な背景を見ますと、戦後日本の農政の曲がり角という意味で非常に大きなエポックを画す法改正ではないかと思うわけであります。 と申しますのは、戦後日本の農業、一つは農地法による自作農主義、こういうもので、食糧不足の時代を自作農を創設することによって、またもう一つは食管法などによって、そして疲弊した農村を救うために農協制度によって、私はこういう三つの大きな柱によって戦後の農業政策が行われてきたし、戦後の日本の農業が培われてきたというふうに思うわけであります。 今考えますと、農業生産も発展をしまして非常に過剰な時代になった。そ……
○堀込委員 参考人の皆様には、大変お忙しいところ、ありがとうございます。なおまた、先ほどは大変参考になる陳述をいただきまして、心から感謝を申し上げると同時に、日ごろ農協の運動に大変御努力をされていることに心から感謝を申し上げながら、幾つかの点について御質問させていただきます。 最初に、三宅参考人にお伺いをしたいというふうに思います。 先ほどの御説明で、特に受託農業経営の連合会への期待、よくわかりました。ただし、具体的に単協事業との競合の関係、そういうことをどう分担し、どう調整していかれるおつもりかということが一つであります。 それから第二点に、宮崎県経済連、御説明をいただきましたように、……
○堀込委員 公職選挙法の一部を改正する法律案、政治資金規正法の一部を改正する法律案、特に公職選挙法を中心に質問をさせていただきます。 きのう来議論が大分実は煮詰まってまいりまして、したがいまして、きのう来の議論の中で不明確なところ、あるいは私自身が議論を聞いて気になったところを中心に質問させていただきます。 何はともあれ、提案説明があったわけであります。そして、きのう質疑がございましたが、いずれにしても、六十一年の国会決議に今度の九増十減案はやはり大きく外れているんではないか。これは二人区・六人区の解消の問題、あるいは格差を二倍程度に近づける、そういう努力の面からいっても、やはり国会決議に……
○堀込委員 関連の質問をさせていただきます。 今鈴木議員の御質問ございましたように、この委員会始まって以来いろいろ議論を重ねてまいりました。私は、ただ、自民党案については、単純小選挙区、政治資金規正法、いずれもやはり議論をしてくる過程の中で多くの問題点、欠陥が出てきたんではないか、こういうふうに思うわけであります。 もちろん、これだけの政治腐敗事件が起こりましたし、象徴的に金丸事件のような事件がありました。政治資金について入りの規制をしなければいけない、あるいは公明性を高めなければいけない、あるいは罰則も強化をしなければいけない、こういうことをただいまも鈴木議員の質問に対して津島先生を中心……
○堀込委員 社会党の堀込征雄です。 この委員会の審議並びにきょう午前中来の審議を通じまして、この国会でこの改革法案をどうしても上げる、一括処理をするのだという各党のかたい決意がおおむね共通のものとなったというふうに理解をいたしております。どうしてもこの国会で一括、この法案を上げて、国民の政治不信にこたえなければならない。さらにはまた、政治不信にこたえるだけではなくして、日本の政治が直面している国際的なリーダーシップや国内における政治のリーダーシップを回復をしなければならない、こういうことだろうと思います。 午前中来、制度の問題についてはそれぞれの接点を模索をする発言がございました。私は今、……
○堀込委員 大臣の所信表明がございまして、新政策の具体化に向けて大変意欲のある所信表明がございました。しかし、この新政策を農林水産省だけで推進することはできないわけでありまして、これをしっかり受けとめ、展開をしていく。例えば地方公共団体の各部署だとかあるいはまた農業団体だとか、農家と直接密接につながっているところの皆さんにそういう政策について意欲のある展開をしていただくような措置を講ずる必要があるのではないか、こんなふうに思うわけであります。 そこで、今農家あるいは農村地帯あるいは農林団体もそうでありますけれども、いわばバブル後の経済の中で非常に多くの問題を抱えているわけであります。その一つ……
○堀込委員 いよいよ、国民注視の中でこの委員会が始まるわけでございますが、ぜひ今度こそ、国民の期待にこたえて、委員長初め各委員の皆さんの真摯な議論を通じながら、この国会でぜひ政治改革法案を成立せしめていただきますように、冒頭まずお願いをしておきたいと思うわけであります。 さて、衆議院選挙が行われ、政権交代がございました。そして、これまでの日本の政治のシステムの行き詰まりが明らかになったわけであります。 我々はこれまで、日本の政治腐敗の根底、政官業の癒着構造だとかあるいはまた族議員だとか、そうした問題に対して、選挙制度を含む抜本改革が必要だということを主張してまいりました。しかし、新政権、誕……
○堀込委員 私は、きょうは自民党案を中心に質問をさせていただきますが、さきの百二十六国会で、百七時間という大変長時間にわたって真剣でまじめな議論を私どもは繰り返してきたわけであります。それぞれ政治改革法案実現に向けて、お互いに真摯な努力を重ねてきたことは言うまでもありません。そして法案も、成立一歩手前までという大変なところまで行ったわけでありますが、最後の土壇場で、主として自民党のかたくなな姿勢によってさきの国会で政治改革法案が廃案になったというのは周知の事実であります。 この間、宮澤総理からは何度も期待を抱かせる決意の言葉が発せられたのもまた事実でございました。政治改革はどうしてもやらなけ……
○堀込委員 きょうはどうもありがとうございました。社会党の堀込です。 今お話続いてございましたので、今の件で照井さんにお尋ねをしたいわけであります。 民意の反映と集約で二百五十、二百五十ということをおっしゃって、そして全国一本よりも都道府県単位がいい、こういうふうにおっしゃいました。ただ、私ども三%条項なんかも入れているのは、余り小党分立してはまずいという考え方があるのですが、都道府県単位にしますと、例えば秋田は、定数百七十一ですと二名ですね。比例選挙でも、例えば自民党が三三%、社会党が三三%、新生党は三〇%とったけれども、議席が配分されないとか、物すごく小選挙区と同じ死に票が出るわけです……
○堀込委員 どうも大変、審議会の皆様、御苦労さまでございます。 きょうは、もう味村先生にはずっと御足労いただきまして、大変御苦労さまでございます。心から感謝を申し上げます。 私まず、先ほど来の議論を聞いておりますが、最初に自治大臣にお伺いをしてまいりたいと思います。 私ども何国会も経て、苦労に苦労を重ねながら、あるいは大変長時間の審議を重ねながら、政治改革四法案を審議をし、成立をせしめてまいったわけであります。ある意味で新しい時代に向けてこの政治改革からスタートを切った、こういうふうにも言えるわけであります。しかし、この四法案の施行は、御存じのとおり、公職選挙法もこの区割り法と一緒に施行……
○堀込委員 どうも、総理、大変御苦労さまでございます。きのう来、区割り中間報告に関する質疑をしているわけであります。 いよいよ、総理自身も御苦労いただいてきましたし、私どもも大変心血を注いできた政治改革の最後の仕上げという段階に入っただろうと思うわけであります。今度、羽田政権発足に当たりましても、たしか四月二十二日でございましたか、連立政権の確認事項のトップ事項も、これは私ども社会党も入っておったわけでありますが、この関連法案を早期に国会に提出をして、可能な限り早期に仕上げようというような合意をしながら進んできたわけであります。 まあ、この間いろいろ審議会の皆さんに御苦労もいただいてまいり……
○堀込委員 提案議員の先生方、大変御苦労さまでございました。 この間に至るまで、私も同僚議員からもいろいろお聞きをいたしましたし、とりわけ自民党さんにつきましては、去年の十一月からいろいろな試案を出されたり、二百三十二の改革案を出されたり、いろいろ御努力をされた上できょうの法案になられてきたということを承知をしておるわけであります。しかし、多少お耳ざわりな点もあろうかと思いますが、どうぞお許しをいただいて御論議をいただければと思うわけであります。 この四増四減案が各党でまとまって出されたときに、ほとんど各紙で解説記事が出されたり、あるいは社説が出されたりしたわけでありますが、これがまことに……
○堀込委員 本会議時刻も迫っていますから、簡潔に質問申し上げたいと思います。 けさ以来、私ども社会党に対していろいろなこの法案の経緯に対する御質疑がございました。しかし、私どもの党は、御存じのとおり、護憲を党是とする党であり、とりわけ平和問題や憲法問題やあるいはまた防衛問題の課題などについては極めて神経質なくらいに対応し、そういうことをまた重要視して活動をしてきた党であります。そういう中で、今回の法案につきまして、これを契機に自衛隊機が海外に出ていくのではないか、あるいはまたこれを契機に自衛隊を海外に派遣をする突破口となるのではないかというような懸念やいろいろな問題があったことは事実でござい……
○堀込議員 御指摘でございます御趣旨はよく理解はできるわけでありますが、ただし、この法文にある「当該選挙運動の計画の立案若しくは調整」あるいは「当該選挙運動に従事する者の指揮若しくは監督」、こういうものを政令で例示的にやるということについてはやはり問題があろうかなと。 今御答弁ございましたように、その組織的選挙運動管理者とは、具体的な選挙運動の中でどういう役割を担っているのか、どういう任務を負っているのかということで具体的に判断をされていくべきものだろう。例示的に申し上げれば、立法の与野党協議の中でも、あるいは与党協議の中でも、会社ぐるみの選挙だとかいろいろなことが現在の日本の選挙の問題にな……
○堀込議員 お答えをさせていただきます。 連座制そのものは、やっぱり総括主宰者だとか出納責任者だとか、現行法の規定もそうですが、今度のこの組織的選挙運動管理者を含めて、基本的に他人の行為によって当選無効だとか立候補禁止だとか、そういう責任を問うという仕組みになっているわけであります。 一方で、選挙民が候補者に投票せしめる行為をしているわけでありまして、やっぱりそこにはおのずと一定の調和が必要だろうということでありまして、すべての末端運動員にまで拡大するということにつきましては、選挙民の選挙に対する意思、行為そのものを余りに規制することになりはしないかということでございまして、議員御指摘のと……
○堀込委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して案文を朗読いたします。 公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 衆議院議員の小選挙区の区割りを定めることにより、ここに政治改革関連法は施行の段階を迎えることとなるが、政治改革は、これにとどまることなく、引き続き推進する必要がある。 小選挙区の区割り及びその他の事項について、それぞれ次のとおり所要の措置を講ずるものとする。 一 小選挙区間の人口の格差については、衆議院議員選挙区画定審議会設置法において、二倍以上とならないようにすることを基本とするとされているので、今後審……
○堀込委員 社会党の堀込でございます。
ちょっと通告した質問の順番を変えさせていただきますが、御了解いただきたいと思います。
実は、けさのニュースでございますが、昨年十月の米朝合意によりまして、黒鉛減速炉凍結の見返りに重油をアメリカが提供する、こういうことになっておったわけでありますが、この代替エネルギーで供給されるはずの重油が軍事用に転換をされて、これが米国内を初めいろいろな波紋を起こしているという報道がございましたが、この点は外務省はつかんでおいででしょうか。
【次の発言】 そこで、米朝合意に基づく北朝鮮の軽水炉転換問題につきまして、先ほども熊代議員の方から質問がございまして、KEDO……
○堀込委員 私もまた、阪神大震災の問題を初め提案されています法案について御質問させていただきますが、ただ、それぞれ質疑の中で既にもう相当尽くされた点あるいは指摘をされた点がございますから、重複する点などが多々あろうかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。 そういうわけで、主として私は、この震災対策などについて取り組む基本姿勢といいますか、あるいは取り組み姿勢をなぜこうなってきたのかという点などを中心にお尋ねをしてまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 日本の公共建築物につきましては、ロス地震のときもそうですが、日本の建築物は大丈夫だ、こういうよ……
○堀込委員 社会党の堀込でございます。 私も都市緑地保全法を中心にお伺いをしたいわけでありますが、今前段、山本先生が、住民参加の都市計画という立場から、極めて傾聴すべき御質問をされておりました。私もやはりこの法律を見て、一体国がここまで手とり足とりやる必要があるのかなというのが第一印象でございまして、時あたかも地方分権法、国会で今議論されておる。政治改革に続いていろいろな経済改革や行政改革を通じながら次の時代をつくっていこう、安定した社会をつくるために大胆な改革が必要なんだという視点を踏まえながら地方分権法が今議論をされて、間もなく審議が終わろうとしている段階にあるわけであります。 先ほど……
○堀込委員 きょうは、もう政治改革に長年御苦労いただいた、御指導もいただいた先生方が答弁席にお座りでございますから、そういう流れに沿って質問させていただきます。 ちょっと、通告申し上げてありますが、先に伊吹先生、さっき骨格の部分はともかくとして、部品についてはやはり状況に応じて議論をして変えるべきところは変えるべきである、こういう答弁をなさったものですから、実は、私はいろいろ政治改革法案苦労しまして、去年の一月二十八日に細川総理大臣と自由民主党の河野総裁で九項目合意をし、十項目めに、衆参両院からそれぞれ連立与党六名、自由民主党六名の議員で詳細は詰めなさいよ、こういう文書を交換しているわけです……
○堀込委員 今度の三法案、上流における林業のいろいろな困難な状況一これは生産面からもあるいは労働力の面からも非常に困難な状況を抱えている、あるいは下流の方の木材産業の方も、零細・小規模の工場が多い、あるいは生産性が低いというような現状を何とか解決をしていこう、いわば川上から川下まで、日本の森林・林業を何とかしていこうという大変意欲的な法案であろう、私はこういうふうに基本的に評価をするわけであります。 しかし、この法案が意図したように実効あらしめるために、日本の森林・林業を再生していかなければならない、こういうふうに思うわけでありまして、大変意欲的で、意図するところも私はもう全面的に賛成をする……
○堀込委員 きょう米審に諮問がなされた米価並びに米の生産調整、需給などについて質問させていただきます。 私はまず、きょうも実はここへ生産及び出荷の指針の農林省の資料をいただいておるわけであります。あるいはまた、農林省は基本計画を立てて、いろいろな米の生産、消費の計画を立てられるわけであります。しかし、去年立てた計画がことし大きな狂い、需給について狂いが生じたわけです。一年目にしてそういう事態があるわけであります。 転作面積についても、農家からすれば三年間はこれでいきますよというふうに決めたはずだ。今度、けさ据え置きになったからいいわけでありますけれども。ところが、一年目にして計画の狂いが生……
○堀込委員 初めての選挙でいろいろ問題点はあっただろうと思います。ただ、この議論をするときに、政治の腐敗の問題だとか、いろいろあったのですが、それ以上に、今橋本総理も五つの改革ということを言い出しているわけでありますが、戦後システムを変えなければいけないということで、それには政治の改革から先に始めようというような決意や議論やいろいろあって、この制度、その中には併用制あり、単純小選挙区制あり、いろいろな議論の中で生まれてきた経過があると思うのです。私は、そういう意味では、今行政改革や財政改革やいろいろな改革が進んでいるのですが、やはり改革の途上の中でさらにこの制度が熟していくだろうというふうに思……
○堀込委員 三人の参考人の方々、きょうはどうも御苦労さまでございます。ありがとうございます。限られた時間でございますが、二、三点、御指導をいただきたいと存じます。 先ほども金田委員から御質問がございましたが、まず松旭参考人にお尋ねを申し上げます。 住専問題、非常に大きな問題として起こったわけでありまして、私も、これをどう総括しながら進んでいくかということが非常に大事なのだろうと思います。あのときは、やれ母体行が悪いんだとか、農水、大蔵を含めた何か覚書、念書があったとか、政府案がよくて新進党案は悪いとかなんとか、いろいろな議論があったわけでございますが、私は、今ここで落ちついて、やはり農協内……
○堀込委員 堀込征雄でございます。 私、ややアバウトな問題についてお伺いをし、大臣の見解あるいはまた御教示も賜りたいと思うわけであります。 「もんじゅ」の事故対策、いろいろあるわけでありますが、細心の注意をもって対応をいただきたいと思います。一方でまた、確固たる信念を持って対応をいただかなければいけないのじゃないかというふうに思っておるわけであります。 さて、プルサーマルの実施についてでありますが、私は、これからいろいろな問題整理がなされ、そして地元の理解を得るためにいろいろな御努力などがなされていくのだろう、こういうふうに思うわけであります。この問題を考えるときに、私は、現代社会の直面……
○堀込委員 最後になりましたので、いろいろ重複する質問もあるかと思いますが、御容赦をいただきたいと思います。 事故の問題につきまして、きょうの議論、そして先日の議論、いろいろ議論されてきました。そして、この原因調査状況の報告もいただいておるわけであります。素人目に見て、要するにどういう原因なのか、だんだん見えてはきたけれども、どうもまだしっくりこないという感じを持つわけであります。 先ほどもありましたように、この調査状況を見ますと、廃液の供給量を通常より下げて運転していた、これが何か影響したのではないかというようなこと、あるいは、混合物の温度が異常に上昇していたというようなことやら、混合物……
○堀込委員 先生方、どうもありがとうございました。 私も、不勉強でございますが、最初に藤家先生にちょっとお伺いしたいわけであります。 よく技術の未来の話がわかったわけでありますが、例の熱核融合の話でございます。各国とも財政難でややとんざしたというような報道を伺っておるわけでありますが、これは先ほどのお話でいきますと、雪がかぶっている部分なのか、雲に隠されたあたりになるのか、どういう視点といいますか、どの辺で位置づけられながらおやりになっているかという問題と、この可能性というのは、今原子力の持っている諸問題は相当程度解決できる技術なのか、そういう視点で研究なされているのか、それを御質問したい……
○堀込委員 四人の方、きょうはありがとうございます。堀込でございます。 きょうは日本のオピニオンリーダーの皆さんお出かけなので、一点だけどうしてもお伺いをしたいと思っていたわけであります。 小選挙区制度になりますと、マスコミによる投票予測の世論調査に基づくアナウンス効果というのは非常に投票行動に影響を及ぼすものであります。特に、前の青島さんの当選された都知事選の投票行動の変化などについて、選挙学会なんかでも幾つか検討されておるようでありますが、そういう意味でこの予測報道ですが、いろいろあるわけです。週刊誌なんかもう半年も前に二重丸、三角、バツをつけたり、新聞報道でも、相当調査件数の少ない世……
○堀込委員 五人の参考人の方々、本当にきょうはありがとうございます。いろいろ御指摘をいただいて、私もこの問題にかかわってきた一人として、今度の新しい選挙制度による選挙の幾つかの問題点がわかったと思うわけであります。 きょうは、そういう中の問題点の一つ、大変失礼でありますが、前回の各社の皆さんにもお聞きをしたわけでありますが、小選挙区比例代表並立制の場合、特に小選挙区選挙の場合、マスコミ報道と投票行動の関係について伺いたいわけであります。 場合によれば、このマスコミ報道、世論調査の発表、これが当落の死命を左右するような実態もなきにしもあらずなわけであります。そういう意味で、世論調査の報道、あ……
○堀込委員 きょうはどうもありがとうございます。 最初に、右崎参考人にお尋ねをいたします。 比例制度こそが正確に民意を反映する理想的な制度だ、単純に言えばそういうお話なんです。小選挙区は得票率と議席率の差が出る、あるいは死票が多く出る。それぞれ制度はいろいろ欠点も長所もあるわけでありますが、そういう御指摘がございました。 そこで二つお尋ねをしたいんですが、仮に我が国衆議院に比例制度を中心とした制度を導入した場合、小党分立とかいろいろな欠点が出るわけですね。例えばドイツの併用制でも、ワイマール体制が崩壊した反省から五%条項などを入れておるわけであります。こういう欠点を是正しながら比例制度を……
○堀込委員 最初に、橋本内閣、六つの改革を初め諸改革に取り組んでおるわけでございまして、これからいよいよ財政改革、行政改革を初めいろいろな改革が進むと思うわけでありますが、このエネルギー政策においてもそういった改革がなされていくだろう、こういうふうに思うわけであります。 特に、電力ということを考えた場合に、従来ですと、いかに消費者に安定的に電力を供給するかという視点があったわけであります。しかし、規制の緩和をしたりいろいろしながら、安定的にかつ消費者にいかに安い電力サービスを行っていくかという視点が必要になっているだろうと思うわけであります。 いろいろな改革が進められて、そうした視点から、……
○堀込委員 ちょっと予算委員会でも触れさせていただきましたが、最初に、ウルグアイ・ラウン ド対策費の問題について触れさせていただきます。 今年度の農林予算、ウルグアイ・ラウンド対策費の着実な前進というのが極めて大きな項目として挙げられているわけでありますが、見直し論議があちらこちらで行われていますし、大臣も各所で触れられているわけでありますが、なぜ見直しなのか。つまり、二年間やってきたこの対策事業の中にやはり反省すべき点もあるだろう、そして、情勢も変わったから見直さなければならぬこともあるだろう、そういう問題意識があるだろうと思いますが、そういう二年間の対策で、どんな点を反省しながらこの見直……
○堀込委員 二法案が提案をされておるわけでありますが、私ども、林政の問題、あるいは森林、山が大事だということでずっとやってまいったわけであります。今、しかし一方でマクロの問題をやはり考えざるを得ないと思うわけでありまして、膨大な資金投入も要るだろうし、いろいろなこともやらなければいけないけれども、しかし、国全体の財政は一方で大変厳しい状況だ。行政改革が今徹底的に求められている。つい先日、二月十七日の新聞には、林野庁解体論まで実はある新聞には提案をされているというような状況の中で、一方で私どもはそういう状況を踏まえながら、林野行政というものもどうしても考えざるを得ないのではないか、こう思うわけで……
○堀込委員 限られた時間でございますが、私はこの法案、畜産関係でありますが、とりわけ今、日本の国が財政の危機やいろいろな状況の中で行政改革を実行しなければならない、あるいは諸改革を実行しなければならない。そういう中で、日本の農業や畜産が極めて難しい立場に立たされているというふうに思うわけでありまして、そうした国家目標ともいうべき改革をなし遂げながら、しかしなおかつ日本の農業や畜産をどうしていくかということを真剣に考えなければならない、こういう立場で、幾つかの問題について、農林省の取り組みについてお尋ねをさせていただきたいと思うわけであります。 一つは、総務庁が畜産行政について行政勧告を行って……
○堀込委員 先ほど来この法案の審議をお聞きしてきたわけでありますが、指導監督部局と検査部との関係がちょっと明確でないわけで、よくわからないのですが、どちらがどういう権限を持って、どっちにどういう責任が生じるのかという問題であります。 日本の場合、行政責任というのは非常に不明確になりがちであります。しかし、これから橋本総理も六つの改革ということでいろいろな改革をする、そして一方では、国民に自己責任といいますかそういうものもある程度求めていく、そういう時代になっているわけでありまして、私は、そういう意味で、行政責任といいますか、この新しい検査機構の一元化を含めて、どっちにどういう権限があって、ど……
○堀込委員 最初に、経済局長お見えてございますので、協同組合金融という観点から経済局長に伺いたいわけであります。 ここ数年来、金融制度調査会の答申を受けて、我が国の金融全体の再編が取り組まれているわけでありまして、金融健全化法案、そして農協法等の改正が行われてきたわけであります。今回ここで水協法の改正も行われる、こういう状態になっているわけでありますが、市場規律に基づく透明性の高い金融システムを確立をしていくということで、農協、漁協を問わず協同組合金融もその体制をつくり上げていかなければならない、こういうことだろうというふうに思うのです。 私どもも、住専問題を初め農協法の改正を含めていろい……
○堀込委員 二法案が提案をされたわけでありますが、この法案によって、この処理によって、先ほど来お話がありますように、明治、大正、昭和と日本経済を引っ張ってきたこの日本の養蚕業の歴史的な撤退というような感を受けるわけでありまして、そういう意味では、一抹の寂しさも感じますし、感無量なところもあるわけであります。 そこで、この法改正で、あと農水省の仕事としては主として国境措置ということになるわけでありますが、言葉をかえますと、撤退をしていきますが、農水省としての仕事というのはあと何をやるのか。つまり、残された養蚕業というものにどうかかわってどういうふうにするのかという基本的なところをひとつ明らかに……
○堀込委員 最後でございます。時間をいただいて、ありがとうございます。 私は、きのう、財政構造改革、報告がなされたわけでありまして、今後の農政はやはり基本的にはこれに沿ってといいますか、その枠というものを抱えながら展開せざるを得ないという意味で、この問題について少しく質問をさせていただきます。 いずれにしても、国家財政がこういうときですし、とにかくこの危機を乗り切らなければならない。我が農政も、そういう意味ではつらいことをやっていかなければならぬということは事実だと思いますから、そういうことでやらなければいけない。ただし、そういう状況を国民、農家、農民の皆さんにわかっていただきながら、了解……
○堀込委員 提案者の皆様初め、長年にわたって大変御苦労をいただいてまいりまして、この法律の意義も、いろいろな御意見はございますが、だんだん国民の皆さんにも理解をいただいてきたのではないか。さらにはまた、きょうのこの質疑を通じながらおおむね理解をされる段階に至っているのではないかと思いますが、さはさりとて、幾つか問題点も指摘をされたことは事実でありますし、さらに、この法律が幾つかの面で文部省令にゆだねているというところもございますので、論議の趣旨を体しながら、また提案者の皆様に一層御努力を賜りたい、こう思うわけであります。 そこで、前段の質問者の皆さんによってほぼ問題点が出尽くされておりますの……
○堀込委員 堀込征雄でございます。
通告といいますか、申し上げた質問の前に、一点明確にただしておきたいわけであります。
きのう北朝鮮の黄書記が日本からの帰途、北京の韓国大使館に亡命をされたという報道があるわけでありますが、南北朝鮮関係に大変な事態になるということも懸念をされているわけでありまして、現状の把握している状況、それから、政府がもし対応方針ございましたら、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、きょうは安全保障問題を中心に論議をしたいのですが、その前にちょっと農水大臣にお伺いをいたします。
補正予算の審議でもいろいろ議論されましたラウンド対策費でありますが、……
○堀込委員 大変お疲れでございますが、最後になりましたので、よろしくお願いします。 最後になりますと、質問通告した質問も大体前の方がやられておりますので、多少ニュアンスを変えて、長官の姿勢なども踏まえて答弁をいただければ、こんなふうに思うわけであります。 きょう、財政改革法案が衆議院を通過したわけであります。午前中、隣の斉藤先生からも御質問がございましたように、科学技術予算、一〇五ということで、この評価は議論の中でいろいろあったわけであります。一体これで科学技術は大丈夫なのかという議論と、何で科学技術だけ一〇五なのという議論もあったことも確かだと思うわけであります。さらに、かてて加えて、十……
○堀込委員 最初から少し耳の痛い質問になろうかと思いますが、三・三兆円という国民負担を求めるわけでありますから、過去の問題点、原因というようなものについて、やはりもう少し深く国民の前に明らかにし、あるいは責任というような問題についてもやはり議論が必要なんだろうというふうに思うわけであります。 例の特措法、四回見直しが行われてきまして、今の改善計画は、そのとき私も国会の論議に参加しましたが、累積債務二兆三千億円、二十年間で林野の売り払いで大体一兆二千億程度消すんだ、平成十二年に経常事業部門の収支を均衡させて、そこから利益を生み出しながらこの処理をしていくという計画になって、人員も二万人計画、当……
○堀込議員 先ほども住議員からの質問でそういう御指摘がございました。先生、海外の御経験を踏まえて今お話がございましたが、選挙公報の配布については、ちょっとこの制度では皆さんにお渡しするのは無理だろう、こういうふうに思っておりまして、それは政府案も多分一緒だろうというふうに思うのです。 ただ、なぜこれを当面、私どもは小選挙区、比例、両方の選挙制度を認めたか。そしてなおかつ、スタートから、事務上のトラブルとかそういうことをいろいろ検討もしましたけれども、しかしよく考えてみますと、今の制度で、比例制度だけできて、小選挙区というかあるいは参議院であれば選挙区の選挙の事務だけできない、あるいは情報が伝……
○堀込委員 参考人の皆様、きょうはどうもありがとうございます。また、特に金井参考人には、長年この運動を続けられて、ようやくここまで来たわけでございまして、敬意を申し上げる次第であります。 きょうはせっかく専門家の皆さんおそろいでございますので、多少具体的なことをお尋ねさせていただきますが、今も秋葉議員から質問がありましたように、この前の審議、それからきょうの皆さんの御意見をお聞きして、政府案、野党案、どこかでまとめながら、できるだけ早くこの制度をスタートさせるという責任が私どもにあるのかなという感を実は深くしたわけでありまして、今御指摘のあった国内に住所を定める意思云々という問題も、これはそ……
○堀込委員 最後の質問をさせていただきます。先ほど来議論がありまして、いろいろ問題点の指摘がありました。多少不明確な点について質問させていただきます。 今日、金融情勢が大変な状況になっているわけでありますが、昨年の住専国会、公的資金導入についてさまざまな議論があったわけでありますが、談合的な手法といいますか、公的な処理ではなくてそういう手法で、預金者のいない六千八百五十億円という公金が投入された。あのとき、もしもう少し母体行責任なるものと一般出資者の責任はいかにあるべきか、あるいは大蔵省と農林省の間にあった念書というようなものは一体、法的にどういう責任になるのかとか明確にされて、公的資金投入……
○堀込委員 新しい米政策、いろいろ御苦労いただいて決着したわけでありますが、少し全体的なことをお聞きをしてまいりたいと思うのです。そうはいいましても、米が大きな在庫を抱えて非常に転換期にあることは間違いないわけであります。二十一世紀もこの米を中心とした日本の農業をどういうふうに守って生かしていくかという議論をしなければなりませんし、具体的な取り組みもしなければならない。 しかし、御存じのように、我が国の中にはいろいろな論議があるわけでありまして、もっともっと競争原理を導入しろとか、もっともっと国境の垣根を取り払ったりいろいろなことをやれとかいう議論をやる方も、それは大勢あるわけでありまして、……
○堀込委員 私は、本日の集中審議は、政治倫理の問題を中心に、総理並びに関係大臣にお伺いをしてまいりたいと思います。 けさほど来、田中先生、山花先生からいろいろな議論がなされておりますし、総理からの御答弁もございました。やや重複する場面があるかもしれませんが、御容赦をいただきながら、お願いをしたいと思います。 言うまでもなく、ここ二、三年、政治腐敗事件が相変わらず続いておるわけでありまして、しかも、政治と業界と官僚が絡んだ幾つかの事件が次々と相次いで起こっているわけであります。 イ・アイ・イ・グループ、高橋治則氏と政治家との関係、あるいは厚生官僚による福祉施設をめぐる汚職事件、オレンジ共済……
○堀込委員 太陽党の堀込征雄です。
証人は、山崎拓自民党政調会長から、十月九日の日に、株式会社文芸春秋とともに謝罪広告と一千万円の慰謝料を求める民事訴訟を提起をされております。その訴状の内容を見ますと、事実無根としているのは建設大臣就任を頼んだ部分であり、つまり、渡辺氏あての二億円なり山崎氏あての七千八百六十万円、六回の政治献金なりツケ回しなどについては、実は事実無根の訴えの対象になってはおりません。つまり、山崎さん自身が認めた形になっているわけでありますが、訴状の内容は検討されましたか。
【次の発言】 それでは、証人は、渡辺氏に山崎氏の建設大臣就任を要請したことはありますか。
○堀込議員 前段の問題意識は、私は今大臣答弁を聞いておりましたが、東中委員と全く同じでございまして、名簿届け出政党、候補者届け出政党の小選挙区のことも、片方でできれば片方も周知できる、こういうふうに思っておりますし、現にこの間も、昨年もこの委員会で海外の皆さんと接触をしてまいりましたが、海外で選挙権を行使しようとする人たちは自分の選挙区についても、私どもが国内で想像する以上に大変注目をし、興味を持っていらっしゃるということでありますから、この「当分の間、」はできるだけ速やかに実行すべきだ。 私どもの理解としては、この法律案が、もしこの後参議院を通過させていただければ、施行まで二年の猶予といい……
○堀込委員 堀込でございます。法案の質問をさせていただきます。 まず、この法案を私、拝見をいたしまして、率直に言って、二つほどの感想を持ったわけであります。そういう意味で、なぜ今HACCP法を臨時措置法として定めるかという点について、まず見解を伺っておきたいわけであります。 食品製造過程における衛生管理を行う、そして、消費者に安心して食べられる食品を供給するということは極めて大切でありますし、そういう意味ではこの法案の趣旨もよくわかるわけであります。しかし、先進国と言われる、発祥の地とも言われるアメリカなどの状況を見ますと、後ほどまた触れますけれども、いささか疑問点もあるわけであります。 ……
○堀込委員 参考人の方々、本当にきょうはありがとうございます。大変また、いろいろ教えていただきまして、勉強になりました。二、三点質問をさせていただきたいと思います。 最初に、片桐参考人、大変勉強になる御意見をいただきました。つまり、HACCPのためのHACCPじゃないよ、私どもは、工程管理、品質管理、分けたいろいろな、つまり消費者に安全な食品をいかに供給するシステムができているかが問題ですよというようなことをおっしゃられたというふうにとったわけでありますが、そういう意味では、この手法が普遍的なものになっていくという発想、思想をどういうふうに広めていくかということが大事だろうという御指摘もござ……
○堀込委員 農地法の質問に入る前に、ちょっと一点だけ、例のインドネシアヘの米支援の問題であります。
外務省筋の発言が新聞報道されたりいろいろされていますが、きょうは正式な委員会の場でありますので、この問題について最初に、援助方式あるいは財政方式などについての検討状況をまず食糧庁に一点だけお伺いして農地法の質問に入りたいと思います。その点、お願いをしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
それでは、きょうの農地法の関連の質問に入ります。戦後農政というか、少し幅広く議論をさせていただきたいし、また御指導もいただきたいと思いますので、お許しをいただきたいと思います。
この法案……
○堀込委員 民主党の堀込でございます。 あす会期末を控えてこの法案の審議という事態になっているわけでありまして、しかし、この法案の取り扱いについて、実はここまで、まだどうするのかという結論が見出せない中での審議であります。 私は、この取り扱いについては、一にも二にも、提案政党である自民党、自由党両党のこの法案に対する取り扱いあるいは方針が明確でなかったということが、今日、この会期末まで混乱ともいうべき状況を招いている原因だ、こういうふうに思わざるを得ないわけであります。 そこで、この法案は、少なくも自民党、自由党の連立政権ができるときの合意から実は端を発している。きのうも質問があったよう……
○堀込委員 参考人の皆様、きょうは本当にありがとうございます。民主党の堀込でございます。各先生方に、それぞれ質問をさせていただきたいと思います。 最初に、北参考人にお尋ねをいたします。 先ほどお話がございましたように、この法改正、国内対策強化の三条件がクリアされなければ反対だ、こういうふうにおっしゃいました。中身をお聞きしますと、本来ウルグアイ・ラウンド対策費六兆百億の中で消化をされて対策が打ってこられなければならなかったような中身だというふうに受けとめますし、当然この対策費はそういうふうに使われてくるべきだったのだろう。 しかし、あの対策費は、もともと見せかけは六兆百億でありますが、国……
○堀込委員 特例措置から関税化への切りかえにつきまして、きょうまでさまざまな議論がされてきたわけでありますが、私ども民主党、現状で関税化への移行のやむを得ない事情というのは理解をしつつも、しかしこの関税化移行に対して、過去の総括がきちんと行われてきたのかどうか。あるいはまた、将来交渉にゆだねられている関税率などの問題で、農家や農民に甘い幻想を抱かせるような説明が行われているのではないか。あるいはまた、WTO交渉全体の中で農業交渉をどうしていくかという全体像の説明が欠けているのではないか。いずれにしても、過去の三者合意などを含めまして、各党や各層への説明が十分行われていない。したがって、この問題……
○堀込委員 民主党の堀込です。私は、きょうは、森林開発公団法改正案を中心に質問をさせていただきます。 この法案はそもそも、言うまでもありませんが、行財政改革の一環としての特殊法人の改革を受けて農用地整備公団の廃止、森林開発公団の緑資源公団への名称変更、こういう中身になっているわけであります。 ところで、我が国の特殊法人の改革は非常に長年の課題でございまして、古くは三十九年九月に第一次臨調で公社公団の改革の意見が答申されておる。あるいはまた、昭和五十六年の第二次臨調、いわゆる土光臨調では、特殊法人の役員数の二割削減、職員定数の削減、役職員給与の抑制だとかいう提言がなされてきた歴史があります。……
○堀込委員 この提案されています農業基本法の論議に、私は、本会議でも質問させていただきましたが、委員会できょうの皮切りを務めさせていただきます。 まず、総論的な質問をさせていただくわけでありますが、きのうも我が党の鉢呂議員から、この基本法については、現在の農業基本法をやってきた経過はどうであったのか、どういう総括をしているのか、そこのところがやや不明確ではないか。つまり、今までの基本法がうまくやってこられなかったから、今度新しい基本法をつくってなし崩し的に方向転換をするのではないか、そういうふうに見える面があるわけでありまして、今までの法律、今の基本法のどこに弱点があり、あるいはどこに対応で……
○堀込委員 農業者年金基金法の法律に入る前に、若干の質問をさせていただきます。 と申しますのは、農業構造改善事業に関する調査委員会の調査結果の中間報告というものが出ておりますので、法案に入る前にこの問題に触れさせていただきます。 この問題は、構造改善事業、そして山村振興事業の実施をめぐって、担当職員が事前に情報を漏らしたとか、あるいは意図的な事業採択を行っている、こういう投書が寄せられ、設置をされて調査を行ったということでございますが、この調査委員会設置の経過、問題意識等について、構造改善局長、責任者のようでございますので、答弁をお願いいたします。
○堀込議員 ただいま議題となりました政治資金規正法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及びその内容、考え方の概略を御説明申し上げます。 政治資金規正法改正附則第九条に基づき、会社、労働組合その他の団体の資金管理団体に対してする寄附が禁止されることを受け、企業・団体献金を政党を経由させたいわゆるひもつき献金や、政党支部を無尽蔵に設置し、事実上政治家個人の疑似資金管理団体化するなどの抜け穴、抜け道づくりが表面化し、世論から批判の声が高まっております。 このような実態がまかり通ることを放置しておいては、附則第九条の趣旨をないがしろにするばかりか、営々と積み重ねてきた政治改革の理念をほごに……
○堀込委員 民主党の堀込征雄でございます。 提案されております農林年金共済組合法の法律案について質問してまいります。 年金制度の危機が言われて大変久しいわけでありますが、しかし、相変わらず国民の間に、年金は大丈夫だろうか、こういう不安が広がっているわけであります。 厚生省が九七年末に実は五つの選択肢、こういうものを発表したわけであります。しかし、この選択肢は、給付と負担の関係だけを取り出して試算例を出した、それを選択肢というふうに名づけたわけでありまして、いわば機械的な試算結果を発表したにすぎない、こう私は思うわけでありまして、そういう意味では、今の制度的な欠陥を明らかにしながら、それを……
○堀込委員 私は、まず、この国会の冒頭に、混乱の中で定数削減法案が強行採決をされたわけであります。この問題について、最初に私どもの考え方を述べ、また与党に反省を求めたいと思うわけであります。 昨年の臨時国会末に、実は混乱の中で強行採決がこの委員会で行われたわけでありますが、結局、議長裁定で預かりになった。この国会では、冒頭処理ということで、総理初め、所信表明演説が行われる前に定数削減の結論を出すことに実はこだわって、現にそれが実行されたわけであります。今日こうしてこの委員会が開かれて、与野党のある種合意のもとにあすは一つの法案が、公職選挙法の改正案が提案をされ、真摯な議論が行われようとしてい……
○堀込委員 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案に対する自由民主党、民主党及び公明党・改革クラブ三党共同提出の修正案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 修正案はお手元にお配りしてあるとおりであります。 原案は、小選挙区選出議員選挙と比例代表選出議員選挙の重複立候補者に関しまして、小選挙区選挙の得票数が法定得票数に達していない重複立候補者は比例代表選挙の衆議院名簿に記載されていないものとみなすこととしておりますが、各党間で協議の結果、少数政党の実情に配慮する必要があるとの観点から、小選挙区選挙における得票数が供託物没収点に達していない重複立候補者は比例代表選挙……
○堀込委員 参議院を通じて、野党側質問は初めてだと思います。今も細田先生の質疑を聞いておりまして、私は、これは何をねらっているのか、何でこう急がなきゃならないのか、ますますわからなくなってきたわけであります。 この法案をそもそも出したのが、そろそろ来年夏には参議院選挙を控えている、秋風が吹き始めるころ突然出してきた。もみじが黄色くなるころには、赤くなるころには全部上げてくれという強行的なやり方ですね。これは、私は、憲政史上初めてのケースじゃないか。過去にこういう事例があったんだろうか。例えば、全国区から今の拘束名簿式に変えるそのときの審議も、八一年の十月から約一年間、十カ月ぐらい、八月ぐらい……
○堀込委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、農林水産委員長に就任をいたしました堀込征雄でございます。 御承知のとおり、農林水産業は、食料の安定供給の確保のほか、国土、自然環境の保全など、各般にわたり多面的な機能の発揮を求められ、大変重要な役割を担っております。しかしながら、今日、我が国の農林水産業を取り巻く内外の諸情勢は極めて厳しいものがございます。 このような状況のもと、農林水産業発展のため、本委員会に課せられた使命はまことに重大でありまして、改めてその職責の重大さを痛感しております。 甚だ微力ではございますが、委員会の公正かつ円満なる……
○堀込委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省生産局長小林芳雄君、農林水産省経営局長須賀田菊仁君、農林水産省農村振興局長木下寛之君、林野庁長官中須勇雄君、水産庁長官渡辺好明君及び厚生労働省医薬局食品保健部長尾嵜新平君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木村太郎君。
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農林漁業金融公庫法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。農林水産大臣谷津義男君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る三月十四日水曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十六分散会
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農林漁業金融公庫法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省生産局長小林芳雄君、農林水産省経営局長須賀田菊仁君、財務省理財局次長牧野治郎君、文部科学省初等中等教育局長矢野重典君、厚生労働省職業安定局長澤田陽太郎君及び厚生労働省職業能力開発局長酒井英幸君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、……
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業者年金基金法の一部を改正する法律案及び筒井信隆君外二名提出、農業者年金基金法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
これより順次趣旨の説明を聴取いたします。農林水産大臣谷津義男君。
【次の発言】 次に、提出者筒井信隆君。
【次の発言】 これにて両案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両案審査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業者年金基金法の一部を改正する法律案及び筒井信隆君外二名提出、農業者年金基金法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省総合食料局長西藤久三君、農林水産省生産局長小林芳雄君、農林水産省経営局長須賀田菊仁君、農林水産省農村振興局長木下寛之君、農林水産技術会議事務局長小林新一君及び水産庁長官渡辺好明君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○堀込委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、農業者年金基金法の一部を改正する法律案及び筒井信隆君外二名提出、農業者年金基金法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。 本日は、両案審査のため、参考人として、農業者年金基金理事長鎭西迪雄君、早稲田大学法学部教授戸波江二君、全国農業会議所専務理事中村裕君及び北海道農民連盟委員長信田邦雄君、以上四名の方々に御出席をいただき、御意見を承ることにいたしております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては……
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業者年金基金法の一部を改正する法律案及び筒井信隆君外二名提出、農業者年金基金法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省総合食料局長西藤久三君、農林水産省経営局長須賀田菊仁君及び厚生労働省医薬局食品保健部長尾嵜新平君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。津川祥吾君。
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、水産基本法案、漁業法等の一部を改正する法律案及び海洋生物資源の保存及び管理に関する法律の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
これより順次趣旨の説明を聴取いたします。農林水産大臣谷津義男君。
【次の発言】 これにて各案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として水産庁長官渡辺好明君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、水産基本法案、漁業法等の一部を改正する法律案及び海洋生物資源の保存及び管理に関する法律の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として水産庁長官渡辺好明君、水産庁次長川本省自君、外務省経済局長田中均君、財務省関税局長寺澤辰麿君及び経済産業省貿易経済協力局長奥村裕一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。三村申吾君……
○堀込委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に滝実君を指名いたします。
【次の発言】 この際、農林水産大臣、農林水産副大臣及び農林水産大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。農林水産大臣武部勤君。
【次の発言】 次に、農林水産副大臣遠藤武彦君。
○堀込委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房長田原文夫君、農林水産省総合食料局長西藤久三君、農林水産省生産局長小林芳雄君、農林水産省経営局長須賀田菊仁君、農林水産省農村振興局長木下寛之君、農林水産技術会議事務局長小林新一君、食糧庁長官石原葵君、林野庁長官中須勇雄君及び水産庁長官渡辺好明君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○堀込委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、水産基本法案、漁業法等の一部を改正する法律案及び海洋生物資源の保存及び管理に関する法律の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省農村振興局長木下寛之君、林野庁長官中須勇雄君、水産庁長官渡辺好明君、文部科学省大臣官房審議官田中壮一郎君、厚生労働省医薬局食品保健部長尾嵜新平君、国土交通省総合政策局次長丸山博君、国土交通省海事局長谷野龍一郎君、海上保安庁長官縄野克彦君及び環境省総合環境政策局長中川雅治君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありま……
○堀込委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、水産基本法案、漁業法等の一部を改正する法律案及び海洋生物資源の保存及び管理に関する法律の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 本日は、各案審査のため、参考人として、日本鰹鮪漁業協同組合連合会代表理事会長上田大和君、全国漁業協同組合連合会代表理事会長植村正治君、東京水産大学資源管理学科教授多屋勝雄君及び北海道大学大学院水産科学研究科教授廣吉勝治君、以上四名の方々に御出席をいただき、御意見を承ることにいたしております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席いただきまして、まこ……
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、水産基本法案、漁業法等の一部を改正する法律案及び海洋生物資源の保存及び管理に関する法律の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として水産庁長官渡辺好明君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。漆原良夫君。
【次の発言】 結構でございます。
【次の発言】 次に、佐藤謙一郎君。
○堀込委員長 これより会議を開きます。
本日付託になりました内閣提出、林業基本法の一部を改正する法律案、林業経営基盤の強化等の促進のための資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案及び森林法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
これより順次趣旨の説明を聴取いたします。農林水産大臣武部勤君。
【次の発言】 これにて各案の趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後二時三十八分散会
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、林業基本法の一部を改正する法律案、林業経営基盤の強化等の促進のための資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案及び森林法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
各案審査のため、来る十二日火曜日、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として林野……
○堀込委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、林業基本法の一部を改正する法律案、林業経営基盤の強化等の促進のための資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案及び森林法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 本日は、各案審査のため、参考人として、全国森林組合連合会代表理事会長飯塚昌男君、林業経営者合原眞知子君、日本大学生物資源科学部森林資源科学科教授木平勇吉君及び熊本県小国町長宮崎暢俊君、以上四名の方々に御出席をいただき、御意見を承ることにいたしております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席いただきまして、……
○堀込委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、林業基本法の一部を改正する法律案、林業経営基盤の強化等の促進のための資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案及び森林法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省生産局長小林芳雄君、林野庁長官中須勇雄君、内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部長小田克起君、総務省自治財政局長香山充弘君、財務省主計局次長津田廣喜君、文部科学省大臣官房審議官田中壮一郎君、厚生労働省老健局長堤修三君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長沖茂君、国土交通省住宅局長……
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、土地改良法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房長田原文夫君、農林水産省農村振興局長木下寛之君及び財務省主計局次長津田廣喜君の出席を求め、説明を聴取し、また、会計検査院事務総局第四局長有川博君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岩倉博文君。
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、土地改良法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省経営局長須賀田菊仁君及び農林水産省農村振興局長木下寛之君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。筒井信隆君。
【次の発言】 委員長から申し上げますが、質問事項について的確にお答えください。
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、農業協同組合法等の一部を改正する法律案及び農林中央金庫法案の両案を議題といたします。
この際、農林水産大臣から発言を求められておりますので、これを許します。農林水産大臣武部勤君。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省総合食料局長西藤久三君、農林水産省生産局長小林芳雄君、農林水産省経営局長須賀田菊仁君、農林水産省農村振興局長木下寛之君及び厚生労働省医薬局食品保健部長尾嵜新平君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、漁船法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。農林水産大臣武部勤君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、明二十七日水曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十三分散会
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、漁船法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省総合食料局長西藤久三君、農林水産省生産局長小林芳雄君、農林水産省農村振興局長木下寛之君、水産庁長官渡辺好明君、外務省アジア大洋州局長槙田邦彦君、外務省欧州局長小町恭士君及び厚生労働省医薬局食品保健部長尾嵜新平君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○堀込委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告申し上げます。 今会期中、本委員会に付託になりました請願は十八件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において慎重に協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、WTO農業交渉に関する陳情書外九件であります。 また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、遺伝子組み換え食品の表示に関する意見書外八百八件であります。 念のため御報告申し上げます。
○堀込委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
今会期中、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、青刈りなどの減反増加の中止に関する意見書外十六件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百五十一回国会、小平忠正君外二名提出、農業経営再建特別措置法案
農林水産関係の基本施策に関する件
食料の安定供給に関する件
農林水産業の発展に関する件
農林漁業者の福祉に関する件
農山漁村の振興に関する件
以上の各案件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出を……
○堀込委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省生産局長小林芳雄君、厚生労働省大臣官房審議官鶴田康則君及び厚生労働省医薬局食品保健部長尾嵜新平君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。後藤田正純君。
【次の発言】 次に、鉢呂吉雄君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
○堀込議員 ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党並びに社会民主党・市民連合の四会派共同提案の公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨及びその内容の概略を御説明申し上げます。 およそ政治家たる者は、高度な倫理観、正義感に基づき職務を遂行すべき責務があることは言うまでもありません。選挙によって選ばれた者は、主権者たる国民、住民から政治に関する厳粛な信託を受けているのであり、国民全体、住民全体の奉仕者として行動すべき責務を負っていることも、また当然であります。特定の個人、団体等一部の利益のために行動し、しか……
○堀込議員 今の御質問は、野党案では該当いたします。公務員の採用その他を含めて、野党案としてはそのような行為が該当する、こういうことになっています。
【次の発言】 本法は、特定の者に利益を得させる目的のためにあっせん行為を行う、そして、その報酬としてわいろを受け取る、これを禁止している法案でございまして、そもそもあっせん行為そのものに請託が必ずしも必要ではないというふうに考えました。
また、先ほども議論がありましたとおり、一年にわずか一件しか立件されておりませんけれども、一つは、請託は本来、密室で行われる、なかなか立件しにくい。もう一つ、請託は、ほとんど口頭とか電話とか、こういうことで行われ……
○堀込議員 お答えをいたします。 親族等につきましては、それ自身政治家と密接な関係がございまして、存在そのものがそういう関係でございますから、このたび法案に入れさせていただいた、今韓国の例を出されましたが、まさにそういう事例があるわけでありまして、そういうことでございます。 この議論を通じまして、佐々木先生がおっしゃられましたように、我が野党案に対して、政治活動の自由を著しく侵害するおそれがある、こういう質疑が、特に与党側から出されたわけでありまして、この点は、私ども野党は大変遺憾に思っておりますし、我が法案に対する大変うがった見方だろう、こういうふうに思っております。 そもそもこの法案……
○堀込議員 先ほど先生と町村先生の議論を聞いておりまして、どうも誤解をしているなと。 私ども、ここ数年かけて与野党で話し合いまして、政治資金規正法の改正を何度もやってまいりました。その中で、企業・団体献金を政治家個人に禁止しようということで一致をして、現在はそうなっているわけであります。したがいまして、かつては政治家個人の資金管理団体のみ、実はこれも一つだけ、企業・団体献金はいいだろう、しかも、その上限は五十万円であったわけであります。しかし、それを禁止した途端に、今、政党支部が企業・団体献金の受け皿になって、しかも、五十万円という枠も取っ払われてしまいましたから、事実上政治家個人の財布がわ……
○堀込委員 民主党の堀込でございます。
法案質疑に入る前に、二点、実は大臣に伺っておきたいと思います。
一つは、牛肉在庫の緊急保管対策事業でございますが、BSEの全頭検査前に処理、加工された国産牛肉を買い上げて冷凍保管する事業、緊急保管対策事業として、一キロ三百二十九円の保管費、三百七十八円の冷凍補償費ですか、九十二億円支出をされた、しかし、うち四十四億円は実は内訳を調べずに一律交付した不当な支出であった、こういう報道がなされておるわけでございますが、この経過と対応策について、大臣の御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 もう一点、四月十二日に、実は、全国農業協同組合連合会、全農へ……
○堀込委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読し、説明にかえさせていただきます。 公職選挙法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 本法の施行に当たり、政府は、次の事項について善処すべきである。 一 期日前投票及び不在者投票は、選挙の公示又は告示のあった日の翌日から選挙の期日の前日までの間とされたことに伴い、選挙人が投票機会を失することのないよう、その周知徹底を図ること。 二 期日前投票及び不在者投票の適正な管理執行に万全を期すること。特に指定病院等における不在者投票について、適正な管理執行に更に……
○堀込委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読し、説明にかえさせていただきます。 選挙権行使の機会の拡充に関する件(案) 本委員会は、公職選挙法の一部を改正する法律案を提出することに決した。 本案は、身体に重度の障害がある選挙人について選挙権行使の機会を拡充するため、郵便等による不在者投票の対象者を拡大するとともに、郵便等による不在者投票をすることができる選挙人のうち自ら投票の記載をすることができない者について代理記載の制度を設けるものである。 民主政治の確立のためには、すべての国民が選挙を通じて政治に……
○堀込議員 ただいま議題となりました民主党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合の四会派共同提出の政治資金規正法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容の概略を御説明申し上げます。 昨今、政治と金をめぐる問題が数多く起きており、政治に対する国民の信頼を揺るがす重大な問題となっております。企業・団体献金については、平成十二年から資金管理団体に対する企業・団体献金が禁止されましたが、その後、膨大な数の政党支部を事実上政治家個人の財布とし、ここを経由して企業・団体献金を受け入れるなどの抜け穴づくりが横行しております。また、近時大きな問題となっている公共事業受注企業からの政……
○堀込委員 ただいま議題となりました林業・森林関係の法案について、質問させていただきます。 大臣御就任で、法案審議初めてなので、大枠の質問だけ大臣にさせていただきますので、ひとつ御答弁をいただきたいと思います。あとは、ちょっと細かい質問に入りますので、質問をお聞きいただきながら、後ほど適切な措置をとっていただければ、こう思うわけであります。 亀井大臣、先ごろ「日本エネルギー改造論」という著書を出版されまして、私も読ませていただきましたが、大変博識であり、非常に日本のエネルギー問題の鋭い点もおつきになっておられるということで、私も感心させて読ませていただいたわけであります。 とりわけ、その……
○堀込委員 私は、主として農林水産省の設置法改正案についてきょうは質疑をさせていただきます。 食品安全に関心が高まって、この設置法自身が、実は食品安全基本法の一関連法案というような位置づけで今度この国会に改正案が提案されているわけであります。私は、これは甚だちょっと遺憾だというふうに思っています。 もともとの食料・農業・農村基本法があって、その業務をどうやるかというところの基本的な仕組み、仕掛けを、この農林水産省設置法案があるわけであります。今度の改正案でも、食品安全基本法の一環として位置づけられていますけれども、例えば、食糧庁の廃止だとか統計情報事務所の話だとかいろいろな話は、これは食品……
○堀込委員 新しい米政策、そしてこの法案が提案をされているわけであります。そこで、私はまず、今までの米政策の経過、そういうものをどういうふうに総括しながらここに至ったか、ここから質問をしたいわけであります。 もちろん日本の米というのは、最近また弥生時代が、何か日本の米はさらに何千年か古くて、実はもう非常に古い時代だという研究成果が出つつあって、議論されているというふうに聞いているんですが、いずれにしても、何千年もの間、日本民族というのは米不足に悩んできた民族でありまして、米が余り出したのは、昭和の三十年ごろから余剰が生じてその対策をするようになった。それ以降の、要するに昭和十七年の食管法があ……
○堀込委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うこととなりました。 近年、我が国では、国民生活に甚大な被害をもたらす大規模災害が相次いで発生しており、防災対策並びに復興支援制度の充実強化は緊急かつ重要な課題となっております。 東南海・南海地震防災対策推進地域の指定や三宅島帰島プログラムの検討開始など、政府、自治体における防災・復興支援の取り組みが進められているところでありますが、こうした中、国民の生命財産を守るための実効性ある災害対策樹立に向けた本委員会の果たすべき役割は、まことに重大であります。 委員各位の御支援と御協力を……
○堀込委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
平成十六年度における災害対策の施策について、防災担当大臣から発言を求められておりますので、これを許します。井上防災担当大臣。
【次の発言】 引き続き、平成十六年度における防災関係予算の概要につきまして、政府から説明を聴取いたします。佐藤内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
この際、森元内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。森元内閣府大臣政務官。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十九分……
○堀込委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官尾見博武君、警察庁警備局長瀬川勝久君、消防庁長官林省吾君、文部科学省大臣官房審議官木谷雅人君、文部科学省初等中等教育局長近藤信司君、厚生労働省社会・援護局長小島比登志君、国土交通省鉄道局長丸山博君、国土交通省国土地理院長渡邊茂樹君及び気象庁長官北出武夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○堀込委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来理事会等において協議いたしました結果、お手元に配付いたしましたとおり委員長において起草案を作成いたしました。 まず、本起草案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震は、房総半島の東方沖から三陸海岸の東方沖を経て択捉島の東方沖までの日本海溝及び千島海溝並びにその周辺の地域における地殻の境界またはその内部を震源とする大規模な地震であります。こ……
○堀込委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官尾見博武君及び国土交通省大臣官房審議官小神正志君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 この際、本案に対し、松原仁君外四名から修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を求めます。松原仁君。
【次の発言】 これにて修正案の趣旨の説明は終わりました。
○堀込委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告をいたします。
今会期中、本委員会に付託になりました請願は三件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において協議いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになりましたので、御了承願います。
なお、今会期中、当委員会に参考のため送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、地震等災害対策の推進に関する陳情書外六件、震災対策の強化に関する意見書外百七件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審……
○堀込委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの平成十六年七月梅雨前線豪雨災害により多数の方々がお亡くなりになりました。心から哀悼の意を表します。また、現在行方不明となっている方々が一刻も早く救出されますようお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
これより、お亡くなりになられた方々に対し、謹んで黙祷をささげたいと思います。
全員御起立をお願いいたします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、平成十六……
○堀込委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官柴田高博君、金融庁総務企画局審議官鈴木勝康君、総務省自治財政局長瀧野欣彌君、消防庁長官林省吾君、文化庁次長加茂川幸夫君、厚生労働省社会・援護局長小島比登志君、農林水産省大臣官房政策評価審議官佐藤正典君、農林水産省大臣官房参事官伊地知俊一君、農林水産省総合食料局食糧部長高橋博君、農林水産省農村振興局整備部長南部明弘君、林野庁森林整備部長梶谷辰哉君、経済産業省大臣官房審議官服部和良君、経済産業省製造産業局次長塚本修君、国土交通省……
○堀込委員 私、きょうは基本計画の見直しなり、今年度の予算について中心的には伺いたいわけでありますが、その前に、BSEあり、WTOあり、そしてまた捕鯨問題など、国際関係にかかわる問題が幾つかあるわけでありまして、前段、その話をさせていただいて、答弁をいただきたいと思っています。 私も、日米関係は日本の国にとって極めて大事だろうというふうに思いますし、だからこそ、やみくもにアメリカに追随するという政策をとるのではなくて、やはり主張すべきは主張するという、対等、かつ、これからの日米関係を考えた日本の政策が大事だろうというふうに思っています。とりわけ、ここでイラク問題が起こった。小泉内閣、最も親米……
○堀込委員 民主党の堀込征雄です。 農協のあり方をどうするか、とりわけ日本農業の中でどう位置づけるかということで今度の法案が出されたわけであります。農水省では、農協のあり方研究会が設置されて「基本方向」という報告書をまとめておられます。この農協の流れ、戦前から農業会があり、そして戦後、農業協同組合に継承されてきた。いわば、戦中戦後の食糧不足に対応する強制供出の組織であったり、あるいは配給組織であったり、そういう流れをくんできた。あるいは戦時中は、農協資金を吸収しながら戦費へ投入するというような国家目標に沿った農業会組織みたいなものを引き継いできている。そういう意味では、その後の時代の変遷とと……
○堀込委員 参考人の皆様、きょうはありがとうございました。 私は、民主党の堀込でございますが、先日も、実は、政府側と一時間半ほど、この法案について議論をさせていただきました。きょうは貴重な御意見もいただきましたので、参考人の皆さんにお尋ねをさせていただきます。 ちょっと法案に入る前に、今の農協事業、例えば販売事業だと今四兆七千億ぐらいですか、ピーク時の七割になっている、購買事業も今三兆八千億ぐらいで、これもピーク時の七割ぐらい、つまり、何というか、長期低落という傾向があるのではないか。やはり、このまま放置するということは将来大変なことになるので、きちんとした改革をしながら、農家組合員にこた……
○堀込委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うこととなりました堀込征雄でございます。
さて、今七月には梅雨前線豪雨災害が発生するなど、我が国の自然的条件は非常に厳しいものと言える中で、本委員会の果たす役割はますます重要なものとなっております。
本委員会の重大な使命にかんがみ、誠心誠意をもってその職責を全うし、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
何とぞ委員各位の御支援と御協力をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
○堀込委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 この際、平成十六年七月梅雨前線豪雨による被害状況等調査のため、去る四日、新潟県及び福井県に委員を派遣いたしましたので、派遣委員からそれぞれ報告を聴取いたします。 まず、第一班の新潟県の派遣委員を代表して、私から御報告申し上げます。 派遣委員は、自由民主党の三ッ林隆志君、谷公一君、吉野正芳君、民主党・無所属クラブの達増拓也君、公明党の漆原良夫君、日本共産党の高橋千鶴子君、そして私、堀込征雄の七名であります。 また、民主党・無所属クラブの菊田まきこ君、西村智奈美君が現地参加をされました。 まず、今般の集……
○堀込委員 民主党の堀込でございます。 ただいま提案のありました法案につきましては、私も直接関係する選挙区でございまして、村民の皆さんも、苦渋の選択をしながら越県合併という手法を取り入れたわけでございまして、ぜひひとつ、出席委員の皆さんに御賛同賜りたいとお願いを申し上げる次第でございます。 きょう、私は、その直接的な関係はともかくとしまして、この区割りの問題について、これに関連して少し質問をさせていただきたいと思っております。 ことしは二つの要件があるわけでありまして、一つは、五年に一度の簡易の人口の調査が行われる、国勢調査が行われるということが一つあります。それからもう一つは、平成の大……
○堀込議員 斉藤先生、長年政治改革に御苦労いただいてきまして、ここでも前向きな質問をいただいておるというふうに理解をさせていただきながら答弁をさせていただきます。 今度の日歯連マネーによる事件は、贈収賄ももちろんありましたし、それから、業務上横領にかかわる、日歯連の会長選挙にこのマネーが還流した事件もありました。それからもう一つ大きなのは、やはり迂回献金まがいのことが今指摘をされているわけでありまして、これは、国民の政治不信を大きく招いている、あるいは疑惑の声が国民の間に起こっているというふうに理解をするわけであります。 それで、迂回献金というのは、今も与党側の答弁にございましたが、いろい……
○堀込議員 今、縦覧制度の総務省に対する質問もしていただきまして、私も改めて勉強させていただきました。それから、この問題についてわざわざ公明党の国対委員長が質問に立たれて、大変重要な問題だというふうにおとらえになっていることも受けとめさせていただきました。 私どもとしては、しかし、永田議員は私どもの党で若き有望な議員でございまして、とりわけ政治と金については真剣に取り組んできた議員でもございます。全体の文脈としては、やはり、政治と金あるいは政治モラルの向上というようなところの中で、とりわけこういうことに熱心だった公明党さんに大変期待をして申し上げたというような全体の文脈もございますので、御理……
○堀込委員 堀込です。 きょうは、三位一体を中心とした農林予算とあるいは基本計画について質問したいわけでありますが、ちょっとその前に鯨の問題を質問したいと思いますので、質問順序をちょっと通告とは変えますが、よろしくお願いしたいと思います。 今、農業の国際交渉、WTOやFTAやEPAだとかいろいろ重要な国際会議があるんですが、もう一つ、鯨の問題について、この六月ですか、IWCの総会が韓国の蔚山で開かれる、こういうことになっていまして、今までの歴史を見ても、なかなか日本の主張は通りにくい状況になっています。しかも、ことしは、南氷洋の鯨類の捕獲調査、第二次の調査に移行するという大事な年でもあると……
○堀込委員 民主党の堀込でございます。 最初に、法案の前提となっている基本計画について、少し伺っておきたいわけであります。 基本法に基づく基本計画が出されたわけでありまして、非常に、優秀な役人の皆さん、しっかり書いたなという感じの印象は受けるんですが、ただ、せっかく改革派の、実力派の島村大臣が出たけれども、島村カラーが感じられないなという感じがするわけであります。 日本の農業をずっと見ますと、江戸から明治、大正と、ずっと自由主義市場の中でちゃんとやってきた経験があるわけでありますが、それが、戦時の小作地の統制だとか食管法で、実は米と土地が完全に国家の管理下に置かれる、そういう統制農政の延……
○堀込分科員 私は、日本の国が今大変な経済大国になった、そして世界から非常に注視をされるような大国になって、世界に責任を果たしていかなければならない、そういうことになったわけでありますが、しかし人権の面から見ますと非常にいろいろな問題点がまだあるのではないか、たくさん正していかなければならない点があるのではないか、こう思うわけであります。主として同和対策の問題について質問をさせていただきます。 同対審答申が出されて二十五年が経過しようという状況にあるわけでありますが、この間関係者の皆様の努力によってさまざまな施策が講じられてきた、一定の成果を上げてきたことは言うまでもありません。そういう意味……
○堀込分科員 私は、きょうはウルグアイ・ラウンド貿易交渉の中で、特に農業交渉の分野について、とりわけ米の問題を中心に質問させていただきたいというふうに思います。
外務大臣、つい先ごろ関税貿易一般協定、つまりガットのウルグアイ・ラウンド推進のためにメキシコで開かれました非公式の閣僚会議に出席をされて帰国をされたばかりでありますけれども、ここで、いろいろ新聞報道がございますけれども、具体的な合意事項がございましたかどうか、あるいはそういう段階でなくて、全くそういう段階に至らなかったのかどうか、まずお尋ねさせていただきます。
【次の発言】 わかりました。平たく言うと、具体的な合意事項はなかった。し……
○堀込分科員 私もこれから、特に長野県の問題について質問させていただきますが、その前に建設省、国民生活に密着をした大変有益な事業、大切な事業を今まで進めてこられた。道路にしろ治山治水にしろそのほかの事業にしろ、特に国民生活に密着をしているわけでありまして、大変努力をされてこられた関係者の皆さんに敬意を表するわけであります。 しかし、今二十一世紀を目前にしてみますと、私ども人類が自然と闘って今日まで来た。そして、自然と闘いながら自然を征服する過程で生活水準を高め、進歩を果たしてきたわけであります。そしてその結果、今や地球だけではなしに、この宇宙空間まで人類が制するような、そういう時代にまでなっ……
○堀込分科員 それでは私は、中小企業対策、とりわけ通産行政の中の同和対策事業について質問させていただきます。 現行の地対財特法の期限切れが来年三月三十一日に迫っているわけであります。総務庁を中心にしながら、地域改善対策協議会、地対協も一年半ぶりに再開をされてきた。法期限後の対応についてそれぞれ検討されているわけであります。 通産省が担当されてきましたこの同和行政につきましては、被差別部落の産業の育成、発展などの面が中心になされてきたわけでありますけれども、こうした今までの同和対策事業の施策が十分に効果を上げてきたかどうか、成果を上げてきたかどうかという点について、まず通産省の認識をお示しい……
○堀込分科員 私は、きょうは厚生省の国立病院・療養所の再編成の計画についてお伺いをしてまいりたいと思います。 この計画は、昭和六十一年に基本方針が決定をされて、それに基づいて実行されておる、こういうことでございます。昭和六十一年からおおむね十年聞の計画で、今全国二百三十九ある国立病院・療養所を百六十五に統合して、国立医療機関としての機能の質的強化を図る、こういうふうにお聞きをしているわけであります。この国立病院あるいは療養所の再編成計画はそういうねらいでいいのかどうか、あるいはさらに、財政などの事情を含めて、国立病院の経営の実態を踏まえて、そういうこともねらいとしてあるのかどうか、まずお伺い……
○堀込委員 どうも三人の公述人の方々、本当にありがとうございました。この委員会での審議、ただいまいろいろな御意見いただきまして、大いに参考になったところでございます。 私は、まず長洲知事さんにお伺いをしたいと思うんでありますが、知事さんは高名な学者、研究者でもございますので、とりわけ今私どもの審議の中で問題になっている、いわば衆参一体の改革を展望しながらこの政治改革法案の審議を進めるべきだという点について、私の所見を申し上げながら御意見を賜りたい、このように思うわけであります。 日本の国会は、衆議院、御存じのように中選挙区で人と政党を選ぶ仕組みになっていると思うわけであります。個人と政権を……
○堀込分科員 先ほど、オウム真理教問題について、山梨県清里の問題に関連して横内先生から質問があったと思いますが、私も、長野県北御牧村の問題に関連をしまして、オウム真理教の質問をさせていただきます。 まず、現在のオウム真理教の活動実態でございますが、それぞれ、在家、出家信徒数、あるいは組織実態、保有施設状況、それから教義、危険な教義を引き続いて持っているかどうか、あるいは教団財政は果たして潤沢なのかどうか、それから、今、逮捕、送検された脱会信徒はどんなような状況になっているかなどなどについて、かいつまんでまずひとつ御説明をいただきたいと思います。
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