このページでは根本匠衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。根本匠衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○根本委員 根本匠でございます。 まず高齢社会福祉ビジョンについてお伺いしたいと思います。 大臣は、就任時に、就任の抱負あるいは厚生行政へ取り組む姿勢としまして、厚生省はこれから超高齢化社会を迎え、文字どおり福祉を推進する重要な省としての役割を果たすべきであると申されました。私も全く同感であります。 民社党は、これまで福祉国家の建設を政策の大きな柱として位置づけ、いわば党是として推進されてこられました。大内厚生大臣には厚生行政の確かなかじ取りをぜひよろしくお願いしたいと思います。 さらに、大内厚生大臣は、就任時に社会保障のあり方と財源問題を中心に高齢社会福祉ビジョン懇談会の設置を明言さ……
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 私は、まず児童手当法の一部を改正する法律案につきまして、法改正の趣旨、必要性、そして新しい制度の内容につきまして御質問いたします。 まず最初に、今回、児童手当制度のもとにおいて、児童手当に加えて新たに子育て支援のために拠出をするわけでありますが、その理由をお伺いしたいと思います。 子育てを支援する事業につきましては、従来から児童手当制度の福祉施設事業として、例えば平成五年度は九十一億円、子育て支援のサービス事業、これを実施してきたわけであります。今までは財源は児童手当給付金のいわば剰余金で賄う、そういう形で対応していたわけですが、今回新たに拠出……
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。私は、まず、ゴールドプランと特別養護老人ホームの問題につきましてお伺いしたいと思います。 ゴールドプランにつきましては、既に御案内のように、平成二年度を初年度といたしまして十カ年戦略でやっておりまして、今折り返し地点にかかっております。特に、このゴールドプランは、施設整備水準の目標を明示した、それから具体的な事業費の規模を明らかにした、こういう点で私も、着実に実施する計画として大変高く評価しておりますが、現在のゴールドプランの進捗状況、そして現段階での進捗状況に対する評価、この点を大臣にお伺いしたいと思います。
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。私は、まず今回の法改正に際しまして、負担の問題についてお伺いしたいと思います。 今回の法改正によりまして、病院の食事代の一部負担、これが八百円。これにつきましては、患者、利用者、病院関係者からの反対が大変強いわけであります。したがいまして、今回の制度改正によって入院患者にとって実際の負担がどのくらいになるのか、まずこの観点からお伺いいたします。 今回の負担については、一般が八百円、低所得者への配慮として六百六十円、三百円、三段階の案がありますけれども、この根拠、考え方、これをお伺いしたいと思います。 それから、従来から医療費は一部本人負担でなされ……
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。私は、地域保健法の改正につきまして御質問させていただきたいと思います。 この法案につきましては、平成六年度予算の成立が大幅におくれて、厚生委員会の審議も深夜に及ぶなど、非常に異常な形で進められておりました。私も、この法案について事前の説明が不十分であったとか、いろいろな思いはあるのでありますが、厚生省さんの熱意を疑ったりしたこともあるのですが、きょうは、これはあえて問いませんで、具体的な地域保健法の改正の趣旨なり目的なりについて、まずお伺いしたいと思います。 今回の地域保健法の改正、昭和二十三年の保健所法の施行以来、これは約半世紀ぶりの改正になるわ……
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。私は、大変時間が少ないものですから、住先生の質問に関連しながら、健康教育の問題、実施体制の問題、事故責任、財源問題、この四点につきましてお伺いしたいと思います。 まず、健康教育でありますが、今回の改正、住先生のお話にもありましたように、社会防衛を担保する手段としての義務づけがなくなる。したがって、接種率の低下が懸念されるわけであります。ですから、親がどれだけ予防接種についての理解を持つか、これが大変重要で、教育、周知徹底方策、今大臣からのお話もありましたけれども、これが大変重要であろうと思っております。 特に、この法律の今までの改正の流れを見れば、……
○根本委員 大変示唆に富んだ御意見をお伺いしまして、ありがとうございました。私、多少抽象的になるかもしれないのですが、首都機能移転のインパクト、それがどのぐらいあるのかなといった観点から御質問したいと思います。 首都機能移転をしますと、日本では例えば六十万人移転しますね。そういう試算もありますけれども、これまで一極集中の是正ということで昭和三十年代にいろいろな工場を、東京でも工場あるいは大学の立地を整備をして地方に工場を移転させる。それから、筑波研究学園都市をつくって現地の研究機関、これを外に移す。ですから、今残っているのは首都機能ということで、国会あるいは行政、中央政府、それから司法、これ……
○根本委員 斎藤先生の質問に関連いたしますけれども、私は高速道路の橋梁が倒壊したということにつきまして、土岐先生に、その原因、そして耐震基準の問題についてお伺いしたいと思います。 日本の高速道路、非常に安全だ、こう言われておりまして、私も今回倒壊したことについて、何で落ちたのかとよく質問されるものですからお伺いしたいと思うのですが、先ほど土岐先生の方から、古い基準だったから落ちたんだ、そういうお話がありましたけれども、今回の倒壊の原因としては、直下型地震だったとかあるいはビルツ工法というものをとっていたところが落ちたんだとか、いろいろとありますけれども、先ほどの補足になると思うのですが、先生……
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 私は、先般の阪神・淡路の調査の内容を踏まえまして、これからの阪神・淡路地区の復興に取り組む建設省の姿勢を初め質問をいたしたいと思います。 先般、阪神・淡路地域に行ってまいりまして、阪神。淡路の大震災から四カ月たちまして、応急復旧は急ピッチで進んでおりました。これはこれまで十六の関連法の整備、特別減税、融資などの税制、金融面での措置、重点的な公共投資それから区画整理などの新しい事業手法の創設、これまでの国を挙げての取り組みの効果があろうと思います。それから、平成七年度の第一次補正予算で一兆四千億円の補正も組みまして、これから力強い復興に向けてスター……
○根本委員 自由民主党の根本でございます。 私は二点お伺いしたいと思いますが、一つは、このメモで内閣機能の強化という点がございますけれども、依田参考人が自分の御経験から、内閣機能の強化につきまして制度論的にあるいは組織論的にどのような具体的なイメージをお持ちなんだろうか、この点についてお伺いしたいと思います。いろいろ内政室長とかを事務次官レベルに上げるべきだとかそんな議論がありますけれども、いわゆる制度論的にどういう形にすると内閣機能の強化につながるのか、その辺の御意見をお伺いしたいと思います。 それからもう一つ。このメモの二枚目に、政治、経済、文化等二重三重にかわり得べき機能を持たせると……
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 私は、まず大臣に、福祉施策についての各省庁との連携の観点からの御質問をしたいと思います。 本格的な高齢化社会を迎えまして、障害者、高齢者等の社会的弱者が豊かな老後あるいは安心して暮らせる社会づくり、これが重要であります。現在、住宅や交通機関、公共建築物、町づくりなどにおきましては、健常者を中心にしたシステムから、社会的弱者に対するバリア、障壁を取り除いてバリアフリーの社会づくり、これが必要になってきております。 現在まで、建設省、厚生省、運輸省などにおきまして、公共的建築物への配慮あるいは人に優しい町づくり、駅のエレベーター、公的ケアつき住宅な……
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 私は、大臣所信に対する質疑として、ゴールドプラン、エンゼルプラン、障害者プランについてお伺いしたいと思います。 昨年十二月、障害者プランが策定されました。これで、高齢者対策の新ゴールドプラン、子育て対策としてのエンゼルプラン、保健、福祉の三本柱が確立いたしました。これはいずれも、自由民主党を含め社民党、さきがけ、連立三党が福祉プロジェクトなどを通じまして熱心に取り組んできた成果だと私は思っております。特に自由民主党におきましては、二十一世紀に向けての保健、福祉の三本柱として、魂を入れて強力に推進してまいりました。 まず、ゴールドプランについてお……
○根本委員 自由民主党の根本匠でございます。 今回の公的年金の一元化、再編成、これはそれぞれ異なる制度が分立する中で一定のルールをつくったという大変な作業だったわけですが、今回まとまった案、これは私も国民の年金制度に対する信頼を確保したという点で大変大きな意義を有するものと思っております。 今回の公的年金の一元化、再編成を進めるに当たりましては、これはそもそもJR共済の財政破綻に端を発したわけでありますから、その原因がどこにあったのか、そして具体的な自助努力をどのように行ったのか、この辺が他制度の理解あるいは国民の合意を求める上で重要なポイントだと思っております。 まず第一に、鈴木参考人……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 私は、今回の法改正の背景になる基礎研究予算等々の考え方について御質問したいと思います。 科学技術創造立国は、今の橋本政権の大きな柱でありまして、将来の日本経済を展望すれば、取り組むべき喫緊の課題だと私は思っております。私も、この問題に今まで大きな関心を持って取り組んでまいりましたが、我が国が立ちおくれている基礎研究分野に国家的な投資が必要ですし、科学技術創造立国に向けた戦略的な政策対応が必要だと考えております。 本年度予算で講じられた六省庁の三百二十億円の基礎研究推進事業、これは、政治がリーダーシップによって、政治主導で予算化し、将来の科学技術創造立……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 参考人の皆様には、きょうは御苦労さまでございます。 私は、まず最初に、高久参考人にお伺いしたいと思います。 今回の法改正の柱の一つは治験の充実強化でありまして、治験届のチェック制度、承認申請の前段階から公的な関与をするという点、GCPの遵守を法制化して義務づけたという点がございます。 私は、実際に治験を行う医療現場の体制整備について、幾つかの課題があると考えております。課題は大きく二つありまして、一つは、治験の対象患者が集まりにくいという被治験者の問題、それからもう一点、実際の治験を行う側の問題、例えば、現場の治療などで忙しくてなかなか審査時間が十……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 私は、薬事法等の一部を改正する法律案について、幾つか質問をいたしたいと思います。 薬事法等の一部を改正する法律案、これは医薬品の安全性確保の観点から、製薬企業の役割を強化する、公的関与を充実する、こういうことによりまして、治験から承認審査、市販後対策の医薬品の総合的な安全確保対策を講じたものと理解しておりますが、これは一方では、治験、承認審査と市販後の規制あるいは審査体制を欧米並みの水準にする、医薬品の副作用情報の収集の強化、医薬品の適正な使用、緊急時の医薬品特例許可制度の導入、こういうものをねらいとしたものであります。 この法案の一つの大きなポイン……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。私は、まず最初に、今回の法改正のポイント、主な論点についてお伺いしたいと思います。 首都機能移転論は、東京への人口、産業の一極集中の是正、東京の過密問題の解決のために一九六〇年代から議論が行われてまいりました。そして、一九八〇年代の半ばごろから東京への一極集中の再加速化あるいはバブルによる地価高騰等の問題もありまして、首都機能移転論、これが活発化したわけであります。 これまで、九〇年の国会決議、九二年の国会等移転に関する法律の制定、そして九三年には本格的な検討の場として政府の国会等移転調査会が発足しまして、昨年十二月に首都機能移転先候補地の選定基準九項目……
○根本委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、松本龍君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○根本委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、松本龍君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 ただいまは大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。全体像が大体把握されたわけですが、私は、決算委員会の活性化と いう観点から両参考人にお伺いしたいと思います。 本格的な行政改革の時代を迎えまして、国会の行政監視あるいは評価機能の評価の必要性、重要性、これが高まっております。行政実績を検証、評価する監視制度の提言や、あるいは日本版GAO、こんな意見も出てきております。私は、基本的には、日本の場合、決算委員会を活性化して、決算の審議を通じて政策を評価、点検、検証して政策決定に反映する、この機能、役割を強化することが何よりも重要だと思ってお……
○根本委員 中野委員から大変重要な指摘もありましたが、私も理事でありますので、このテーマに即した質問をさせていただきたいと思います。 ODAの問題、先ほどODAの問題が出ましたけれども、海外調査、これは確かに困難が伴うと思いますから、国内と同じような現地でのチェック、これはなかなか難しい、これは私もわかります。 ただ、六年度でも指摘されていますように、例えば六事業において、需要動向を的確に把握していなかったなどのため、導入した機械が十分利用されていなかったりと、こんなくだりがありますけれども、こういう問題が出てくるというのは、海外に直接行かなくとも、そもそも制度のシステム、運用、ここに問題……
○根本委員 根本匠です。 第二分科会における審査の経過を御報告いたします。 質疑応答の詳細は会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものを申し上げます。 労働省関係では、芸能関係者及び建設業の個人業者に対する労災保険の適用問題、男女雇用機会均等法施行以来十年目の現状と女子保護規定の解消等を盛り込んだ今回の改正案等について、 厚生省関係では、後発薬品の活用問題、薬価基準の見直しに当たっての参照価格制の導入、年金福祉事業団の資金運用事業の現状及び今後の方針、産業廃棄物処理施設の立地問題、筋ジストロフィー等の神経難病対策、体外受精の希望者に対する経済的支援措置の必要性、輸入原料血漿の……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 きょうは決算委員会の締めくくり総括でありますが、決算委員会としては行財政改革の推進は本来のテーマでありますから、私は特に先般示された財政構造改革を中心に関連する質疑を行いたいと思います。 橋本内閣は「改革と創造」を掲げまして、これまで、行政改革あるいは経済構造の改革、財政構造の改革、金融制度の改革、福祉・医療改革、教育改革、六つの改革を同時並行的に、精力的に取り組んでまいりました。私は、六大改革は壮大なビジョンであると思います。改革の対象範囲、幅、そしてスピード、改革を進める仕掛け、この三点において、今までにない改革への取り組みだと思います。 既に金……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 私は、大臣所信への質疑といたしまして、行革の問題、特別養護老人ホームの問題、そして医療保険改革、この三点についてお伺いしたいと思います。 まず、行革でありますが、行政改革は橋本内閣の最重要課題でありまして、改革と創造を内閣の基本姿勢として、行政改革を含め六つの改革を今鋭意進めております。総理も火だるまになってもやるとかたい決意で臨んでおりますが、小泉大臣におかれましては、所管の厚生分野はもとより、行革の小泉として国民の期待は大変大きいものがあります。 就任早々、大臣は、年金福祉事業団の廃止を宣言されて、事務局に指示をいたしました。所管大臣が所管する特……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 臓器移植法案について質問をさせていただきます。 私は、この問題が難しいのは、個人の死を前提にして、人の死を待って生きる、こういう問題、ここが非常に難しいだろうと思います。しかも、生き生きとした臓器というのは脳死が前提ですから、どうしても移植医療先にありきではないのかと思われるところに難しさがあると思います。そして、特に人の生死と向き合う厳しさもあるし、個人の価値観、死生観、心の問題、幸せとは何か、倫理の問題、頭ではわかっていても、脳死を人の死とするところに割り切れなさが残る、これが非常に重い問題であります。 ただ、考えなければならない要因、状況として……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 介護保険法案及び医療法の改正について御質問いたします。 介護保険、これまでいろいろと議論がありました。だんだん論点が集約されていると思います。私も、今回の介護保険は国民的議論を経て、そして国民的合意のもとでこれは制度化すべきだと思います。これまでの地方公聴会、あるいは私が地元で要介護認定モデル事業に携わった方々、いろいろな方々と議論した意見なども踏まえて、国民の皆さんの疑問点等もありますから、幾つかの論点につきまして御質問したいと思います。 公的介護は、財源確保とサービス供給体制、あるいはケアマネジメントのシステムづくり、これが一番大事だと思います。……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 私は、今回の臓器法案は、大きな二つのポイントがあると思います。 一つは、医の倫理が絶対条件であるということであります。脳死の基準、あるいは脳死判定、移植医療、救命救急医療と臓器移植医療の関係、この点で、医の倫理が絶対的に確立されていないとこれが崩れますから、医の倫理の確立が絶対条件。 それからもう一つは、個人の意思の尊重、自己決定の尊重、これがもう一つ大きなポイントだと思います。 ここで非常に大きな論点が、脳死を人の死とするかという点で、ある意味で私は魚住先生の意見ははっきりしていると思うのですが、脳死状態から臓器を摘出するということを認めるという……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 この法案は人の死と向き合う法案ですから、私も、政治家にとってこれほど重い法案はないと思います。その意味で、私も、政治家の責任と良識にかけて、この問題は真剣に考えました。私は、前回は、中山案に御質問をいたしましたので、今回、金田案、対案が出てまいりましたので、金田案について質疑をしたいと思います。 私は、金田案にせよ中山案にせよ、本法の一番の懸念は、臓器移植先にありきではないのか、あるいは移植のために死を早めるのではないのか、これが一番懸念される点で、これは参考人質疑でもありました。一方で、心臓移植経験者からは、脳低体温療法などあらゆる治療を試みた後で、……
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 私は、健保法の改正について何点かお伺いしたいと思います。 私は、社会保障制度の構造改革、これは早急に進めなければならないと思っております。特に医療については、制度の基本から見直して抜本的な改革をしなければならないと思います。 日本の医療は、国民皆保険のもとで、だれもが、いつでも、どこでも安心して適切な医療を受けられる体制、この医療へのアクセスは、日本は諸外国から比べても大変高い水準になっております。ただ、高齢化の進行によりまして、医療費は毎年六%前後ふえる、一兆円を超える規模で増加しておりますが、これに対して国民所得の伸びは一%にとどまっており……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 私は、今回、サービスの提供体制、介護基盤の整備を中心に質問をしたいと思います。 介護保険の成否、私は、これは財源確保とシステムづくりが大事で、特に、利用者が自由にサービスを選択して、利用しやすく公平で効率的な社会システムをつくる、これが大事だと思っておりますが、このポイントは二つあって、一つは、サービス提供体制の整備、それからもう一つは、ケアマネジメント、要介護・支援の認定、これが大きなポイントだろうと思っております。私は、前回の質問でケアマネジメントを中心に質問いたしましたので、きょうは特に介護基盤の問題、サービス提供体制の問題、これについて質問いた……
○根本委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、松本龍君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○根本委員 根本匠です。 私、堺屋先生、月尾先生の話を聞いて、なるほどなと思うのですが、やはり今までの首都移転の議論は、ある程度定性的な議論が多かったと思うのですね。これから具体的にどこにどう移すかということになりますと、定量的な、特に費用対効果の議論をきちんと合理的にしていかないと、何でこんなに金かけて動かすんだということになるだろう。そういう意味では私は堺屋先生の提言は全くそのとおりだと思いまして、特に十四兆円がひとり歩きしましたから、そういう意味では費用をどこまで極小にできるかという具体論、これをきちんと整備する、これが必要だと思うのですね。 その対応で、費用対効果の方ですが、効果の……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 ただいま大変貴重な御意見をお伺いしまして、ありがとうございました。 ここは首都移転の特別委員会ということですから、地震の問題はそれぞれの、今の東京の現状、これからどうなるのかという今の首都の状況と、それから移転候補地が十カ所程度あるわけですが、その移転候補地が、空間的に見て、そして、特に先生最後に御指摘になった時間軸という観点を取り入れた場合に、それぞれの候補地がどのような状況にあるのか。来年に候補地を選定するということでスケジュールが進んでいますから、この点が首都移転の候補地を選ぶ九つの条件のうちの重要なポイントだと思うんですね。その点で、今の移転候……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 私は、財政構造改革の推進についてのこのたびの閣議決定等の中での議論について御質問をいたしたいと思います。 国会の移転につきましては、御承知のように、平成二年の国会決議、平成四年の国会等の移転の議員立法、国会が国会の意思として主導的に進めてまいりました。 ただ、残念なのは、財政構造改革の議論の中で政府側から唐突に凍結発言がありました。これは私は国会軽視であり、僭越だと思います。 今回の財政構造改革の推進についての閣議決定の趣旨、私はこれは凍結であるはずがない、こう考えておりますが、いろいろと誤解を生んでおりますので、大臣の方から明確に凍結ではないとい……
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 私は、福祉行政等に関する諸問題につきまして、昨年起こった、特別養護老人ホームをめぐる大変ざんきにたえない事件につきまして岡光参考人に質問をさせていただきます。 これまでの厚生省の調査、そして司直の手によりましてあの事件の全体像は解明されておりますが、現在公判中という制約もありますけれども、なぜあのような事件が起こったのか、幾つかの視点から、事件の真相究明という形で質疑をさせていただきたいと思います。 まず、質問に先立ちまして、今回の特別養護老人ホームをめぐるあの問題につきまして、基本的な性格を整理させていただきたいと思います。 一つの性格は、……
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 私は、時間が限られておりますので、できるだけコンパクトに質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、PSWの資格、これを独立した資格とした理由、これについてお伺いしたいと思います。 PSWの資格化をめぐっては、さまざまな議論がありました。ソーシャルワーク業務は、福祉・保健医療分野を通じて基本的な部分は共通でありますから、横断的な資格とすべきである、こういう意見もあります。私も、もし今社会福祉士の資格が存在せずに、真っ白な状態でこれから全体の資格化を考えよう、こういうことであれば、理想的には横断的な資格化が望ましい、こう思っております。 ……
○根本委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、赤松広隆君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○根本委員 石原参考人には御苦労さまでございます。 先ほど、移転候補地の具体的な絞り込みをして、来年の早い時期に何カ所かの候補地が想定されて出てくるというお話だったかと思いますが、この一連の作業の進め方で私も一番懸念しているのは、今数十カ所の候補地があるわけですが、何カ所かに絞り込まれると、そのときに一番重要なのは、地価の、つまり投機的な土地の動きが出てくるのではないか。ですから、ある段階で何カ所かがぽっと出たときにその辺の地価が上がってくるという可能性もあって、この全体の議論の中で、その辺の候補地の絞り込みの公表のタイミングと、そのときに地価対策の問題をどのように考えておられるのか、その点……
○根本委員長代理 久保哲司君。
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 私は、きょう、健保法改正の関連につきまして幾つかの質問をさせていただきたいと思います。 財革法との関連について当初質問をさせていただきたいと思っておりましたが、きょう、財革法の関連の考え方、これが政府で出されましたので、最初に、厚生大臣から今回の財革法の見直しに関連しての考え方をお聞かせいただきたいと思います。 私は、今、日本の経済社会が抱える課題、これは大きくいいまして、少子・高齢化社会にどう対応するか、あるいは先進国中最悪になった国の財政をどう健全化させるか、東西冷戦構造の崩壊に伴う国際的な大競争の時代にどう対応するか、これが大きな三つの課題だと……
○根本委員長代理 では、石毛さん、質疑時間がもう過ぎておりますので、御協力をお願いいたします。
石毛^子さん。
【次の発言】 武山百合子さん。
【次の発言】 自由民主党の根本匠です。
ただいま議題となりました国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。
修正の要旨は、原案において平成十年四月一日となっている施行期日を公布の日に改めるとともに、所要の経過措置等を定めることであります。
何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。
○根本委員長代理 吉田幸弘君。
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 先生の今の意見、私も大変興味深く聞かせていただきました。特に、先生の最後の、自然な流れとしての重都論についてもう少し考え方をお聞かせいただきたいと思うのですが、先生の言う自然な流れとしての重都論は、先生のこのレジュメにある、首都圏計画等々の経験から考える広域連携の重要性ということも指摘がありましたが、そういうことと、この自然な流れとしての重都論をどう結びつけて考えるのかという視点でお聞かせいただきたいと思うのです。 先生の自然な流れとしての重都論は、私なりに解釈すれば、ある程度市場原理に任せて、結果的にいろいろな機能が動いて、本社等もよさそうなところに……
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。私は、金融二法案について質疑をさせていただきます。 今回の金融二法案、これは公的資金を導入するということでありますから、国民の理解を得ることが大前提であります。したがって、今回の金融安定化法案、これがなぜ必要なのか、どのようなねらいなのか、そして、これを講じなければどうなるのか、私は、法案審議の中でわかりやすく明確にすべきだと思います。論点は幾つかに絞られるわけでありますが、論点を整理しながら一つ一つ明確にさせていただきたい、こう思います。 今回の対策の骨子でありますが、これは二本柱で成っておりまして、一つは、金融機関が破綻した場合の預金者の保護、……
○根本政府委員 先般、厚生政務次官に就任いたしました根本匠でございます。 健康や福祉という国民に最も身近で重要な分野を担当をし、日々その責任の重さを痛感しております。 厚生行政は、本格的な少子・高齢社会を迎え、社会経済の活力を維持しながら、一人一人が心豊かに安心して今後の展望を持つことのできる福祉社会を築くことが大きな使命であります。私も、大臣を補佐し、厚生行政の推進に誠心誠意努力してまいる所存であります。 委員の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げまして、簡単でありますが、私のあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手)
○根本政府委員 長勢先生御指摘のような所得把握の問題、これは社会保障制度の設計上重要な位置を占めておりまして、委員御指摘のように、公平性を確保する観点から、社会保障制度の適切な運営を確保していく上で重要であると思っております。 納税者番号制度につきましては、近年の経済取引のグローバル化あるいは多様化、複雑化などの経済社会情勢の変化を踏まえながら、適正、公正な所得課税、資産課税の実現、税務行政の機械化、効率化などの観点から、現在、政府税制調査会において御議論いただいているということを承知しております。 この納税者番号制度につきましては、国民の受けとめ方あるいは考え方を十分酌み取りながら、経済……
○根本議員 我々、この定期借家権の問題、住宅政策、都市政策、さまざまな観点から、いかに国民のためにあるべきか、これで検討してまいりました。先ほど来保岡議員も申し上げていますように、これはあくまでも、良好な賃貸住宅を、多様な、さまざまなバリエーションを持つ賃貸住宅を供給することに資していこう、こういうねらいでこの法律をつくったわけであります。 現行借家制度におきましては、契約期間あるいは収益見通しの不確実性、あるいは立ち退き料支払いという将来的な経済的な負担の可能性がありますので、賃貸住宅経営者の良質な賃貸住宅供給意欲をこの厳しい解約制限で阻害している、こう思っております。 実態がどうなって……
○根本委員 根本匠です。 私も、この厚生年金改革法案につきましては、厚生政務次官として取り組んでまいりましたので、特に細かな質問をするつもりはありません。 実は、我々、きょう安倍晋三理事もおられますが、NAISグループという四人のグループで、「年金なんかこわくない 政治家なら、こう説得する」というペーパーもまとめて、この問題をやってまいりましたので、きょうは、今回の年金改革法案のねらいや考え方をより明確にわかっていただくという視点で質問をさせていただきたいと思います。 まず、これは答弁は結構でありますが、今、年金や医療や介護、この社会保障の各分野で税か保険かという議論が非常に活発になされ……
○根本委員長代理 次に、佐々木憲昭君。
○根本委員長代理 次に、末松義規君。
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 きょうの越智大臣の御報告に関連をいたしまして、私も幾つか質問をさせていただきたいと思います。 今回の不況の大きな要因、これは何といってもバブルの崩壊に伴う金融機関の不良債権処理問題、そして不良債権に伴う貸し渋り、金融不況、これが今回の不況の大きな原因であります。金融不況の克服のために、これまで、不良債権の早期処理、実質的な処理と金融構造改革を目的に、昨年来、土地・債権流動化トータルプラン、そして金融再生トータルプランを策定し実施してまいりました。 特に、金融再生トータルプランの中で議論されたのが、北拓の体験に基づいた善良かつ健全な借り手の保護、……
○根本委員長代理 次に、佐々木憲昭君。
○根本委員長代理 速記をとめてください。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
大野大蔵政務次官。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
大野大蔵政務次官。
【次の発言】 福田金融企画局長。
○根本委員長代理 次に、西田猛君。
【次の発言】 自由民主党の根本匠であります。
私は、きょう、この法案に関連して、これまでの主な論点を含めて御質疑をさせていただきたいと思います。
まず最初に、ここ数年、金融システム改革法を初め、さまざまなセーフティーネットの整備により、金融分野は非常に法体系が進んだわけでありますが、金融システム改革法、そして今回の預保の改正等による金融分野全体の法体系、スキームについて、全体としての政策体系の評価、これをお伺いしたいと思います。
山一、拓銀の倒産に端を発しまして、この二、三年は、金融機関の不良債権処理、金融機関の立て直し、金融機能の安定化、これが大きな……
○根本委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 預金保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 今般、預金等の全額保護のための特例措置を一年延期した趣旨にかんがみ、この間、適切な検査及びモニタリング、これに基づく的確な監督及び指導を行いうる体制を整備し、より強固な金融システムの構築を図るとともに、時価会計の具体的な運用に当たっては、中小企業に対する金融の円滑の重要性にかんがみ、金融機関の規模・特性に応じた対応を行うこと。 一 政府資金が投……
○根本委員長代理 次に、上田清司君。
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 きょうは、そごう向け債権放棄問題について質疑をさせていただきます。 私は、当初から、この問題は、再建計画の妥当性あるいは債権放棄の適否、そして特に、そごう向け債権の買い取り、さまざまな問題がありますので、この問題は白紙に戻すべきである、こういうスタンスで考えてまいりました。一言で言えば、行政ならイエス、政治はノー、こういうことであります。 ただ、このそごう債権放棄問題は、そごうの債権放棄取り下げ、民事再生法の申請という形で終わりました。私は、このそごう問題の処理プロセスの中で浮かび上がった問題を中心に質疑をさせていただきたいと思います。そごう債……
○根本委員長代理 次に、石井啓一君。
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 私は、今回、そごう問題に伴う瑕疵担保条項あるいは債権放棄のあり方等のこれまでの議論を踏まえまして、全体の総括的な質疑を、論点を整理しながらさせていただきたいと思います。 まず、今回のそごう問題、特に瑕疵担保条項が本当に必要であったかどうか、これを明らかにさせていただきたいと思います。 私は、瑕疵担保条項は、国有化したあのような大規模な長銀あるいは日債銀、これを民間に円滑に譲渡をするためにはやはり二次ロス対策、これが不可欠でありまして、必要な条項である、こう考えておりますが、逆に言えば、この瑕疵担保条項を削除したらどうか、こういう意見もありますの……
○根本委員長代理 質問者、法務省でしょう。――法務省小池審議官。
【次の発言】 原口君、質問時間も過ぎておりますので、簡潔にお願いします。
【次の発言】 田口参事官、時間が過ぎておりますので、簡潔にお願いします。
【次の発言】 江崎洋一郎君。
○根本議員 上田議員にお答えをいたします。 ただいま、株式の大きさについてどのような改正がなされたか、そしてその趣旨の御質問がございました。 株式の大きさにつきましては、従来、株式の発行額の五万円以上の規制等々の規制がございました。この規制があるがために、例えば、資産が少なくて株価が高いネットベンチャーのような企業、これが株式を分割したくても規制の制限があるから株式の分割ができない、したがって、個人投資家にも買いやすいような価格にもならない、こういう問題点も指摘されておりました。 要は、これからの株式市場を考えるに当たって、個人投資家も参入しやすく、それから企業も、本来は企業が市場におけ……
○根本議員 ただいま議題となりました児童福祉法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 都市化の進行や家族形態の変容など児童を取り巻く環境が大きく変化している中で、近年、子育て不安の増大や児童虐待に関する相談件数の急増、認可外保育施設における乳幼児の死亡事故の発生などが大きな問題となっているところであります。こうした状況を踏まえ、地域において児童が安心して健やかに成長することができる環境を整備するため、認可外保育施設等に対する監督の強化、保育士の名称独占資格化、児童委員活動の活性化を図る等の措置を講ずることとした次第であります。 以下、この法律……
○根本議員 松島みどり委員、認可外保育施設について常に非常に勉強されておられまして、私も、よく実態も把握されておられると感心をしているわけであります。 実は、認可外保育施設の問題、私も、松島みどり委員と同じぐらいの当選一回のときからこの問題に取り組んでまいりまして、認可外保育所にも何らかの支援ができないのか、実はこういうことで考えてもまいりましたし、質問などもしてまいりました。 難しいのは、認可外保育施設、松島委員が御指摘されたように、非常に多様な認可外保育施設があるものですから、ここのところが実は難しいのですね。私は幾つか方法論はあろうかと思いますが、今我々考えているのは、認可外保育施設……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 私が自由民主党、与党を代表して質問をさせていただきます。参考人の皆様には、きょうは国会までおいでいただきまして、本当にありがとうございました。 私は、今回の特別検査の結果を踏まえて、特別検査をめぐる幾つかの論点について、与党の立場から明らかにしていきたいと思います。 特に、不良債権処理問題、いつまでも続いているのが不良債権の実態の議論であります。ふたをあけてみると、不良債権が実際公表されていたものよりも大きいではないか、これは本当に不良債権の実態が把握されているのか、あるいは十分に公表されているのか、こういう疑念がいつまでもつきまとっております。 ……
○根本副大臣 委員の今お話しになった、観光面でのさまざまな特例ということでありました。 具体的には、今回、沖縄県あるいは石垣市の構想におきまして、ビザの免除や入管業務の手続の簡素化、こういうことを内容とする要望が、要は、アジア諸国などからの外国人観光客の受け入れ拡大により地域振興を図るという観点から出されております。 ただ、いろいろ関係省庁と協議を行いましたが、関係省庁の意見は、例えばビザの免除あるいは入国審査業務の手続の簡素化、この点については、いずれも不法就労や不法滞在の防止などの観点から慎重な対応が必要であるということであったものであります。 今回、特区として認められなかった規制の……
○根本副大臣 現在、公益法人制度の抜本改革の作業をしております。 今、公益法人制度の抜本改革はどういう段階にあるのか、あるいはどういう考え方でやっているかということを申し上げたいと思います。 公益法人制度の抜本改革につきましては、民間非営利活動を社会経済システムの中で積極的に位置づけよう、こういう観点から、今NPOあるいは中間法人等々もありますが、NPO、中間法人、税制等の関連制度を含めて、抜本的かつ体系的な見直しを行おう、こういう観点で論点整理をしながら、今検討中であります。 改革を進めていくに当たっての基本的な考え方でありますが、非営利法人制度のあるべき姿としては、簡便性、客観性、自……
○根本副大臣 その問題については、これからの具体的な詰めでありますが、大企業、中小企業、そこは限定しておりません。
【次の発言】 いずれにしても、機関の存続もこれからの具体的なテーマになりますが、この今回の産業再生機構は、金融再生と産業再生をあわせて一体的に、不良債権処理を含めてのスピードアップをしようということですから、産業再生のスピードアップというのは大きな眼目ですから、その意味では、その期間はおのずから私は決まってくると思います。
【次の発言】 確かに、おっしゃるように、RCCに昨年、企業再生部門もつくりました。ただ、確かにRCCもそういう機能を持っておりますが、RCCの場合は破綻懸念先……
○根本副大臣 先生の御質問にお答えしたいと思います。 まず、産業再生機構の基本的な考え方でありますが、もう先生御案内のとおりだと思いますが、産業再生機構は、産業再生・雇用対策戦略本部が策定する基本方針に従いまして、金融機関において要管理先などに分類されている企業のうち、メーンバンク、企業間で再建計画が合意されつつある等により当該機構が再生可能と判断する企業の債権を、企業の再生を念頭に置いた適正な時価で、原則として非メーンの金融機関から買い取るものであります。 これが基本的な考え方でありまして、したがって、債権買い取りについての判断につきましては、再建計画及び買い取り価格などの適正性を担保す……
○根本副大臣 重野委員の御質問にお答えしたいと思います。 「新たな人事制度の設計の考え方について」、委員がおっしゃられたように、たたき台について説明をしております。 まず、趣旨から申し上げたいと思いますが、今回の我々の考え方は、やはり人事制度の設計、運営については、内閣主導の理念のもとで、内閣がみずから責任を持って行うことができる仕組みとしよう、実はこの点からスタートをしております。したがいまして、具体的な全体の人事管理制度を含めて、いろいろな目的があるだろう、例えば行政の機動性、効率性の確保など国民への適切な行政サービスの提供、あるいは職員の労働基本権制約に関する適切な代償措置の確保、い……
○根本副大臣 今般の公務員制度改革では、基本的な考え方として、各主任大臣などが「適切かつ弾力的な人事・組織マネジメントを通じて、所掌する行政組織の人的資源を公正かつ最大限に活用し、機動的・効率的な行政運営を実現する。」こととしております。このため、内閣、各主任大臣等と人事院の機能を整理することとしておりますが、職員の利益保護、人事行政の中立性、公正性を確保する観点から、人事院は第三者機関として引き続き重要な役割を担うこととしております。 昨年末に閣議決定された公務員制度改革大綱では、公務の安定的、継続的な運営の確保の観点、国民生活へ与える影響の観点などを総合的に勘案し、公務員の労働基本権の制……
○根本副大臣 長妻先生のただいまの御質問にお答えします。 昨日は、財金で御質問をいただきましたが、きょうは、私もこの問題を大臣にかわって答弁をさせていただきます。 ただいまの問題でありますが、基本的には、今回の消費生活センターの見直しに当たっては、ゼロベースから見直しを行いました。現在、消費者から寄せられる苦情相談、これは、実は大半が住民に身近な行政主体である市町村や都道府県の消費生活センターにおいて受け付けと処理が行われております。これは長妻委員も御存じのことだとは思いますが。一方で、国民生活センターにおいても、従来から消費者からの苦情相談を直接受け付けております。 今回の整理合理化計……
○根本副大臣 このたび、内閣府の副大臣及び内閣総理大臣補佐官を拝命いたしました根本匠です。 私は、経済財政政策、国民生活、道路関係四公団民営化推進委員会関係、構造改革特区関係の政策を担当するとともに、行政改革の推進及び食品安全委員会(仮称)等に係る施策を担当いたしております。 官房長官を初め関係大臣を支え、全力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、委員長を初め理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願いいたします。(拍手)
○根本副大臣 阪上委員から大変重要な問題点、具体的なテーマの御質問がありました。 一つは、機構が高値で買い取るんではないか、こういう御懸念が一つあるわけでありますが、再生機構の債権買い取り価格、これはあくまでも「適正な時価」、こうしております。これは、具体的には、当該債権を機構が最終的に売却等の処分を行う際の価格、つまり、機構は一たん買い取るわけですが、三年後にこれを売却等の処分をする、そのときの出口を踏まえた上で設定する、こうしております。 それから、では、具体的には二次ロスを含めてどういう形で考えていくのかということでありますが、具体的には、市場関係者の現在の評価手法と同じような評価手……
○根本副大臣 大臣がおりませんので、私が答弁させていただきます。 産業再生機構の基本的な考え方でありますが、支援決定を行う時点で、対象となる企業の事業再生計画の中身を十分に見て、これが再生可能かどうか、そして事業再生計画がきちんと実施できる、こういう判断をした場合に支援を決定しよう、こう考えております。したがって、今先生のお話にありましたような、当該企業が過去に債権放棄を受けたかどうか、これだけによって支援の是非を判断するということにはならないだろうと思います。 ただ、その企業を見た場合に、本当にコアとなる事業、その事業が非常に優良な資源があって、事業再生計画も実現できる体制にある、こうい……
○根本副大臣 工藤委員の今おっしゃるとおりだと思います。大事なのは、この産業再生機構が本来の目的をきちんと果たしていく、あるいは真に役立つものにしていく、このためには腕きき、目ききを集める必要がありますので、やはり人材が勝負だと思うんですね。 具体的には、先生も今おっしゃいましたが、企業再生実務、ここ三、四年、随分企業再生の仕事がふえておりますので人材も出てきておりますから、企業再生実務に経験のある方を中心に、金融面、法律面、会計面、多方面から能力のある人材に来ていただきたい、こう考えております。 ただ、産業再生機構、これは買い取り期間が二年程度で、存続期間は五年程度という時限法人でありま……
○根本副大臣 最近、食品の偽装表示の問題あるいは自動車のリコールの問題、消費者の信頼を裏切る企業の不祥事が生じておりますが、実はこれらの不祥事、企業内部の従事者などからの通報を契機として明らかになる、こういった事例が相次いでおります。 このような状況を踏まえまして、国民生活審議会消費者政策部会におきまして審議を行っておりまして、昨年十二月に中間報告が公表されたところであります。 中間報告の内容は二点あるわけでありますが、一つは、事業者による法令遵守を確保し、消費者利益の擁護を図るため、公益通報者保護制度を整備することが必要であるというのが第一点、それからもう一点は、制度の具体的内容について……
○根本副大臣 委員のお話にありましたように、平成十四年一月二十五日に「構造改革と経済財政の中期展望」を出しましたが、その「構造改革と経済財政の中期展望」の中で、廃止をいたしました。
○根本副大臣 ただいまの委員の御質問に対してお答えしたいと思います。 まず初めに、今回の特殊法人改革の意義、目的から多少触れさせていただきたいと思います。 特殊法人については、従来から、業務運営が効率的ではないのではないか、透明性を欠くのではないか、あるいは組織、業務の自己増殖をするのではないか、こういった問題と弊害が指摘されてきたところであります。 このような特殊法人の弊害を踏まえまして、今回の特殊法人の抜本改革をやったわけですが、今回の特殊法人改革では、百六十三のすべての特殊法人等について、単に法人の組織形態の見直しにとどまらずに、ゼロベースからの事業の徹底的な見直し、そして透明性の……
○根本副大臣 今委員おっしゃられましたように、今回の「改革と展望」二〇〇二年度改定では、中期的に財政収支を確実に改善していくために、民間需要主導の持続的成長を実現するための構造改革を加速するとしております。構造改革を加速することによって、経済成長を上げ、そして税収もふやす、こういうことでありますが、一方で歳出改革も加速することとしております。こうした取り組みによって、今委員おっしゃられたようなプライマリーバランスの赤字のGDP比、これは現状五%強程度でありますが、これから二〇〇七年度前後には半分程度に近づいていくものと見込んでおります。 具体的には、先般の経済財政諮問会議に提出いたしました内……
○根本副大臣 委員から、今、どういう哲学でどういう仕組みをつくろうとしているのかという御質問がありましたので、お答えさせていただきます。 今我々が考えている能力等級制度でありますが、この能力等級制では、一つは官職、具体的にはポストですけれども、官職をその職務の種類と複雑、困難あるいは責任の度に基づいて等級に分類する。こういう分類をするだけではなくて、これとともに、職員について、その職務を遂行する上で現に発揮している能力を適切に評価し、これを活用して能力等級を決定し、官職、いわゆるポストでありますが、官職の求める能力と職員が発揮する能力を常に的確に把握する制度としたいということで考えております……
○根本副大臣 委員から、今、監督官庁から特殊法人等へのOBの天下りの問題、きちんと監督ができるかと、いろいろな弊害の御指摘がありました。 基本的に、この問題については、公務員制度改革大綱で、いろいろな問題もこれまで指摘されてきましたので、特殊法人改革もその意味でやろうということで踏み切りましたし、それから、この問題については、やはりきちんとしたルールを決めることが大事ではないかということもあって、一昨年末に公務員制度改革大綱が決められました。 この考え方を、ちょっと長くなりますが、申し上げさせていただきたいと思いますが、先生今御指摘あったように、独立行政法人や特殊法人への天下りあるいは再就……
○根本副大臣 ただいま、現状がどうなっているかという委員のお尋ねでありますので、お答えを申し上げたいと思います。 公務員制度改革の法案につきましては、いわば公務員制度改革の法案というのは、これまで政府は、行政改革の最重要課題の一つとして中央省庁改革をやってまいりました。この中央省庁改革によりまして、内閣総理大臣のリーダーシップや内閣機能の強化、こういういわば器の改革をやってきたわけでありますが、公務員制度改革につきましては、IT時代への対応はもとより、幅広く時代のニーズに合った行政を行うためには、政府で働く公務員自身の意識、行動自体を国民の立場に立って大きく改革することが不可欠となっている、……
○根本副大臣 内閣府副大臣、内閣総理大臣補佐官の根本匠でございます。 経済財政政策、産業再生機構、国民生活、道路関係四公団民営化推進委員会関係、構造改革特区関係の政策を担当するとともに、行政改革の推進及び食品安全委員会等に係る施策を担当いたしております。 特命担当大臣を支え、力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、委員長を初め理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願いいたします。(拍手)
○根本副大臣 金子委員は、ただいまいろいろお話ありましたように、農業問題を初め食の安全に大変熱心に取り組んでいただいておりますが、現在、国民の食生活が非常に多様化しておりまして、したがって、委員がまさに今御指摘いただいたように、食品の安全性、これは、国、地方公共団体という行政だけではなくて、事業者、消費者といった民間も含めた関係者がそれぞれの立場で取り組むべき事柄を的確に果たす、こういうことによって初めて確保されるものと私は考えております。これは、委員御指摘のとおりであります。 こういう考え方に立ちまして、今回の食品安全基本法案、これにつきましては三点ほど申し上げたいと思います。 一つは、……
○根本副大臣 食品安全委員会は、健康にどのような影響を与えるかというリスクを評価する機関ですから、そういうリスクを正しく評価するということであります。それに基づいてリスク管理機関が規制等をやっていただくということであります。
【次の発言】 委員の御質問は、人には例えば子供とか、妊婦とか、高齢者やいろいろな方が含まれて、そういうものを想定しているんでしょうかという御質問だと思います。
当然、食品健康影響評価をする場合には、人という場合には、子供とか妊婦等に関する安全性も含めて評価が行われるものと考えております。要は、個体差という概念を入れておりますので、その個体差の中に子供とかあるいは高齢者、……
○根本副大臣 予算の参考資料として、お手元にお配りしてあります「平成十五年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」について御説明をいたします。 これは、去る一月二十四日に閣議決定したものであります。 政府は、経済社会の活性化を通じた民間需要主導の本格的な回復軌道に乗せるため、経済財政、行政、社会など各般にわたる構造改革を推進しているところであります。昨年十月には、金融経済情勢の不確実性の高まりを踏まえ、日本経済再生のための政策強化として改革加速のための総合対応策を取りまとめ、さらに十二月には、この総合対応策を補完、強化する改革加速プログラムを策定するとともに、これに基づき、平成十四年度補……
○根本委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、経済産業委員長に選任されました根本匠でございます。 御承知のとおり、我が国を取り巻く経済及び産業の諸情勢は、緩やかな改善の兆しが見られるものの、依然として厳しい状況にあります。 このような現状のもと、景気の本格的回復に向けて、構造改革、規制改革のより一層の推進を初めとして、中小企業支援対策、エネルギー政策など、解決すべき問題は山積しております。 かかる重大なときに当たり、適切な施策を推進し、国民生活の安定と向上を図るため、本委員会に課せられた責務はまことに大きく、改めてその職責の重大さを痛感いた……
○根本委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事中津川博郷君及び中山義活君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
鈴木 康友君 及び 吉田 治君
を指名いたします。
○根本委員長 これより会議を開きます。 経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、政府参考人として公正取引委員会事務総局経済取引局長伊東章二君、公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長松山隆英君、公正取引委員会事務総局審査局長楢崎憲安君、財務省大臣官房審議官石井道遠君、国税庁課税部長西江章君、文化庁長官官房審議官森口泰孝君、資源エネルギー庁長官日下一正君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長寺坂信昭君、特許庁長官今井康夫君、特許庁総務部長迎陽一君、中小企業庁長官望月晴文君、環境省総合環境……
○根本委員長 これより会議を開きます。
経済産業の基本施策に関する件、特に中小企業金融問題について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として中小企業金融公庫総裁水口弘一君、全国信用保証協会連合会会長植野正明君、神奈川県信用金庫協会会長・湘南信用金庫理事長服部眞司君及び成城大学大学院経済学研究科長・教授村本孜君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。
本日は、御……
○根本委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、中小企業金融公庫法及び独立行政法人中小企業基盤整備機構法の一部を改正する法律案、中小企業等投資事業有限責任組合契約に関する法律の一部を改正する法律案及び商工会議所法及び商工会法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
これより順次趣旨の説明を聴取いたします。中川経済産業大臣。
【次の発言】 これにて各案の趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る十九日金曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十六分散会
○根本委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、中小企業金融公庫法及び独立行政法人中小企業基盤整備機構法の一部を改正する法律案、中小企業等投資事業有限責任組合契約に関する法律の一部を改正する法律案及び商工会議所法及び商工会法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、参考人として日本銀行企画室審議役山口廣秀君の出席を求め、意見を聴取し、また、政府参考人として金融庁総務企画局審議官大久保良夫君、経済産業省大臣官房審議官齋藤浩君、経済産業省大臣官房審議官桑田始君、経済産業省経済産業政策局長杉山秀二君及び中小企業庁長官望月晴文君の出席を……
○根本委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、商品取引所法の一部を改正する法律案、特定商取引に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案並びに不正競争防止法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
これより順次趣旨の説明を聴取いたします。中川経済産業大臣。
【次の発言】 これにて各案の趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九時四十一分散会
○根本委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、民主党・無所属クラブ所属委員に対し、事務局をして御出席を要請いたさせましたが、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたが、民主党・無所属クラブ所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
内閣提出、商品取引所法の一部を改正する法律案、特定商取引に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案並びに不正競争防止法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします……
○根本委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、商品取引所法の一部を改正する法律案、特定商取引に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案並びに不正競争防止法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官田口義明君、内閣府国民生活局長永谷安賢君、法務省民事局長房村精一君、法務省刑事局長樋渡利秋君、外務省大臣官房参事官高原寿一君、文部科学省大臣官房審議官徳永保君、農林水産省大臣官房審議官田中孝文君、経済産業省大臣官房商務流通審議官青木宏道君、経済産業省大臣官房審議官桑田始君、経済産業省経済産業政……
○根本委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、商品取引所法の一部を改正する法律案、特定商取引に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案並びに不正競争防止法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として内閣府国民生活局長永谷安賢君、経済産業省大臣官房商務流通審議官青木宏道君及び経済産業省商務情報政策局消費経済部長小川秀樹君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○根本委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、民主党・無所属クラブ所属委員に対し、事務局をして御出席を要請いたさせましたが、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたが、民主党・無所属クラブ所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
本日付託になりました内閣提出、特許審査の迅速化等のための特許法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。中川経済産業大臣。
○根本委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、特許審査の迅速化等のための特許法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 これより質疑に入ります。 なお、本日は、参考人として、東京大学教授後藤晃君、弁護士竹田稔君、凸版印刷株式会社専務取締役広報本部長兼法務本部長・社団法人日本経済団体連合会産業技術委員会知的財産部会長石田正泰君、日本労働組合総連合会総合政策局部長大橋太郎君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては……
○根本委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、特許審査の迅速化等のための特許法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官小島康壽君、知的財産戦略本部事務局長荒井寿光君、法務省刑事局長樋渡利秋君、文部科学省大臣官房審議官小田公彦君、文部科学省大臣官房審議官丸山剛司君、経済産業省商務情報政策局長豊田正和君、特許庁長官今井康夫君及び特許庁総務部長迎陽一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○根本委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、特許審査の迅速化等のための特許法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として司法制度改革推進本部事務局長山崎潮君、文部科学省大臣官房審議官丸山剛司君、文部科学省科学技術・学術政策局長有本建男君、文化庁次長素川富司君、経済産業省商務情報政策局長豊田正和君、特許庁長官今井康夫君及び特許庁総務部長迎陽一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○根本委員長 これより会議を開きます。 経済産業の基本施策に関する件、特に産業再生の進捗状況等について調査を進めます。 本日は、参考人として、株式会社産業再生機構代表取締役社長斉藤惇君、事業再生研究機構代表理事・弁護士多比羅誠君、東京都中小企業再生支援協議会副会長井上裕之君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。 次に、議事の順序について申し上げ……
○根本委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、工業標準化法の一部を改正する法律案、独立行政法人産業技術総合研究所法の一部を改正する法律案並びに鉱山保安法及び経済産業省設置法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
これより順次趣旨の説明を聴取いたします。中川経済産業大臣。
【次の発言】 これにて各案の趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る二十八日金曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時三十七分散会
○根本委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、参議院送付、工業標準化法の一部を改正する法律案、独立行政法人産業技術総合研究所法の一部を改正する法律案並びに鉱山保安法及び経済産業省設置法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、政府参考人として総務省自治行政局選挙部長高部正男君、経済産業省大臣官房長北畑隆生君、経済産業省大臣官房審議官齋藤浩君、経済産業省大臣官房審議官桑田始君、経済産業省大臣官房審議官塚本修君、経済産業省大臣官房審議官岩田悟志君、経済産業省産業技術環境局長小川洋君、資源エネルギー庁長官日下一正君及び資源エネルギー……
○根本委員長 これより会議を開きます。
経済産業の基本施策に関する件、特に最近の石油事情について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として富士通総研経済研究所上席主任研究員武石礼司君、石油連盟副会長高萩光紀君、全国石油商業組合連合会・全国石油業協同組合連合会副会長荒木義夫君及び石油化学工業協会専務理事北川幸昌君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。
本日は……
○根本委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
本会期中、本委員会に付託されました請願は百九十五件であります。
本日の請願日程第一から第百九十五までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の内容につきましては、請願文書表で御承知のことでもありますし、また、先ほどの理事会におきましても御協議願いましたので、この際、各請願につきまして紹介議員からの説明聴取等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
これより採決いたします。
本日の……
○根本委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
経済産業の基本施策に関する事項
資源エネルギー及び原子力安全・保安に関する事項
特許に関する事項
中小企業に関する事項
私的独占の禁止及び公正取引に関する事項
鉱業と一般公益との調整等に関する事項
以上の各事項につきまして、議長に対し、国政調査の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 経済産業の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、WTOドーハ開発アジェンダ枠組み合意について政府か……
○根本委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました請願は二件であります。両請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議をいたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、お手元に配付いたしてありますとおり、本委員会に参考送付されました陳情書は二件であります。
また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は百三十件であります。
念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
経済産業の基本施策に関する件
資……
○根本委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ち、去る八月九日の関西電力美浜発電所三号機蒸気噴出事故によりお亡くなりになられた方々と御遺族の方々に衷心より哀悼の意を表し、お悔やみを申し上げます。
また、負傷された方々には、一刻も早い御回復を心から願い、お見舞いを申し上げます。
ここに、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。
御起立をお願いいたします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 資源エネルギー及び原子力安全・保安に関する件、特に関西電力美浜発電所三号機蒸気噴出事故について調査を進めます。
この際……
○根本委員長 これより会議を開きます。
資源エネルギー及び原子力安全・保安に関する件、特に関西電力美浜発電所三号機二次系配管破損事故に関する中間とりまとめについて調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府原子力安全委員会事務局長上原哲君、資源エネルギー庁長官小平信因君及び資源エネルギー庁原子力安全・保安院長松永和夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、本日は、参考人として美浜発電所三号機二次系配管破損事故調査委員会委員長朝田泰英君、……
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 ただいま私の同僚の長勢委員から、先輩から、社会保障改革を中心に、極めて本質的な指摘、議論がありました。私は、年金問題を中心に、幾つかの論点に絞ってお話をお伺いしたいと思います。 私も、長勢委員と同様に、昨年の年金改革、本質が議論されずに、十分理解されずに、年金問題をめぐる非常に周辺の議論で大変混乱し、国民の不信を招いた、大変残念であります。その観点から、私は、昨年の二〇〇四年の改革がどういう改革であったか、まずこれをしっかりと議論させていただきたいと思います。 マスコミなどでよく議論されるのは、年金問題については、何もしていない、あるいは明確な……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 私は、最初に、確認的に御質問させていただきたいと思います。 今までの議論の中でも、財政政策と金融政策、この関係が随分指摘をされました。いわゆる財金分離論という議論がありますが、私は、財金分離論というのは、私の記憶では、中央省庁改革等のときに、財政政策と金融監督、金融行政の分離というところで使われたのが財金分離論だったと思います。その点では、中央省庁改革でその点は解決した。 問題は、日銀の金融政策の独立性の問題だと思います。日銀の金融政策の独立性の問題につきましては、日銀法三条によって、仕組みとしては独立性が確保されている。しかも、金融政策の決定は、政……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 ただいまのお話の中で、田波さんは、日銀の独立性、特に改正日銀法に精通しておられる、さらに日銀の金融政策にも詳しい、国際的な経験も豊かであるということがわかりました。 私は、特に日銀法の三条と四条との関係、日銀の独立性と経済政策、金融政策、要は政府と日銀の目標の共有のあり方、政府とどのように関係を築いていくか、この点について、当時の御自身の体験も踏まえられて、お尋ねをしたいと思います。
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 今回の同意人事について、意見を述べます。 現在、内外の金融市場は、サブプライム問題に端を発し、混乱のただ中にあり、我が国市場においても急激な円高、株安が進行しております。日銀総裁は金融政策の司令塔であり、こうした不安定な経済状況においては、一日の空白たりとも許されるものではありません。 今回政府が提示した田波耕治氏は、国際協力銀行総裁を務め、豊富な国際経験を有する人物であります。また、内閣内政審議室長、大蔵事務次官を歴任し、特に、次官在任中には、戦後最悪と言われた不況と山一証券破綻に端を発する金融システム不安の解消に手腕を発揮されました。まさに今の時……
○根本委員 渡辺副総裁候補は、財務官も経験され、国際金融の専門家、そして海外の政策当局者との人脈も幅広い、副総裁として即戦力と高い評価を受けております。 先ほどの所信におかれましても、世界の資金の流れやあるいは世界経済の動向分析、私は、的確な現状認識であり、分析をされたと思います。国際経済、国際金融に非常に精通しているという印象を受けました。 ちょっと具体的な質問をさせていただきたいと思いますが、財務官とはどういう仕事か、要は、財務官としてどのような政策課題、仕事に取り組まれたか、そして、その財務官としての経験、もちろんそれ以外にも豊かな国際経験を有されておられますが、財務官としての経験が……
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 今回の同意人事について、意見を述べます。 日銀総裁は、前回も申し上げましたが、金融政策の司令塔であり、一日の空白たりとも許されるものではありません。 今回政府が提示した白川氏は、四週間前に副総裁として同意した人物であり、明後日のG7財務相・中央銀行総裁会議に総裁として出席するにふさわしい人物であります。まさに今の時期における日銀総裁として適任であります。 元財務官の渡辺氏については、いわゆる財金分離と天下り禁止から、日銀副総裁として不適格であるとの主張があります。 昨日の所信聴取においても明らかなように、渡辺氏は、財務官として、退官後も国際金融情……
○根本議員 ただいま議題となりました臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 現行の臓器移植法においては、個人が書面をもって臓器提供の意思を表示していた場合に限って脳死判定、臓器提供ができるとされているところであります。これは、脳死を人の死と認めるかどうかということについては、個人の人生観、死生観、宗教観に深くかかわる問題であり、社会的合意がいまだ形成されていない状況にあっては、一律に法律で規定することは困難と考えられ、個人の意思を尊重するという大原則のもとで脳死による臓器提供を可能にするという考え方に基づ……
○根本議員 お答えいたします。 まず、脳死は人の死かどうか、この前提からお話をさせていただきたいと思います。 A案は、脳死は人の死である、A案の提出者の方も、脳死は一律に人の法的な死であるとお答えになっている方もおられます。私は、A案は脳死は人の死と法律で規定している。これは、脳死が人の死かというのは、個人の死生観や宗教観あるいは人生観によって価値観、価値判断が異なりますが、これを法律で規定していいのか、こういう疑問があります。 私は、医学的な脳死は厳然たる死だ、医学的な脳死はそうだと思います。ただ、まだ心臓が動いている状態で、あるいは脈もあるという状態で、脳死は人の死ではない、こう考え……
○根本議員 子供の死亡の前に、今の議論がいろいろありますから、私も多少整理をさせていただきたいと思います。 まず、A案とD案の違いは、脳死が人の死かということを法律で決めるか決めないかということであります。 A案は、六条二項を変えたように、A案の提出者が説明をしておりますが、A案では脳死は人の死であるということを法律で規定しております。そこははっきり答弁がありました。そこが私は大事な点だと思います。 それから、我々は、脳死が人の死かどうか、これは宗教観や死生観や個人の人生観で変わりますから、人の死かどうかというのは人によって異なるだろう、ですから、脳死が、脳死判定を受けて医学的な脳死状態……
○根本委員 おはようございます。自由民主党の根本匠です。 私は、来年度の予算あるいは二次補正予算、非常にいい政策が含まれておりますので、現在の厳しい経済状況を踏まえながら、幾つかの論点について議論させていただきたいと思います。特に補正予算、定額給付金だけが補正予算ではありません。さまざまに、生活の安心、経済活性化のための予算が組み込まれておりますので、その辺を明らかにしながら議論させていただきたいと思います。 まず、二十一年度予算、国民生活と日本経済を守る、生活防衛のための大胆な実行予算、これが二十一年度予算の特徴で、あるいは、三段ロケット、さまざまな重点、力点があると思いますが、中川財務……
○根本委員 第五分科会について御報告申し上げます。 本分科会は、厚生労働省所管について審査を行いました。 詳細につきましては会議録に譲ることといたしますが、その主な質疑事項は、医師不足解消に向けた取り組み、タミフルと異常行動の関連性、ハローワークの体制強化、妊婦健診無料化の円滑な実施、被爆者行政のあり方、戦没者遺骨収集事業の促進等々であります。 以上、御報告申し上げます。
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 宇都宮参考人、川口参考人、ただいまは大変貴重な御意見を陳述いただきまして、ありがとうございました。 特に派遣切りの問題を中心に、この問題を考えていきますと、日本のワーキングプア、新たな貧困の問題や、あるいは産業競争力の問題、教育の問題、住宅の問題、社会的な制度、システム問題含めて、極めて広範なテーマが出てまいります。 私は、きょう時間もありませんので、ポイントを絞って御質問をさせていただきたいと思います。 まず、宇都宮参考人にお聞かせいただきたいと思います。 この派遣切りの問題、ただいま宇都宮参考人から、さまざまな多面的な角度からのお話があ……
○根本国務大臣 復興大臣と福島原発事故再生総括担当大臣を拝命いたしました根本匠でございます。 東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 東日本大震災から二年がたちました。二万人を超す犠牲者の方々に改めて哀悼の意を表するとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。 東日本大震災は、地震、津波、原発事故による複合的な災害であります。津波の被害は広範に及び、多くの町並みを流し去るとともに、極めて多数の方が犠牲になられました。原子力災害は、福島の方々を初めとする広範な国民の生活に影響を及ぼしております。この震災からの復興は、困難を伴い、長期間を要する取り組み……
○根本国務大臣 菅家委員がおっしゃられましたように、私は当然の大前提だと思います。 具体的には、今我々、早期帰還・定住プラン、あるいは今の復興再生計画がありますが、例えば、避難住民の早期帰還を実現するために取りまとめた早期帰還・定住プラン、これにおいても、安心及び安全に向けた取り組みとして、東京電力福島第一原子力発電所の安全性確保、廃炉の安全、確実な実施、これについて盛り込んで、取り組みを進めているところであります。 今後とも、避難されている住民の皆さんが安心して帰還できるように、避難された皆様の安全を第一に考えて、我々、関係省庁としっかり連携して取り組みを進めたいと思っております。
○根本国務大臣 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、福島の復興及び再生を一層推進する観点から、平成二十五年度予算案や税制改正大綱に盛り込まれた措置の実施に必要な法律上の手当てを行うため、提出するものであります。 次に、この法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、国による公共事業の代行や生活環境整備事業の対象地域を拡大し、避難解除等区域の復興及び再生のために特に必要と認められるものについて、帰還困難区域及び居住制限区域においても実施することができるものとしております。 第二に、公営……
○根本国務大臣 菅野委員、本当にあの三・一一以降、被災されて、私もあのときのことを改めてまざまざと思い出しておりました。菅野委員の御意見のように、被災者の視点に立って、現場でどういうことが起こっているのか、それを踏まえた対応が必要だと私も思います。 菅野委員の御指摘の町外コミュニティーの整備、これは現在、国、福島県、避難元自治体及び受け入れ自治体との間で整備方針などの議論を進めておりまして、その際には、受け入れ自治体の負担がないように、丁寧に実情を伺っているところであります。 受け入れ市町村への支援につきましては、一つは、原発避難者特例法に基づいて、受け入れ市町村が行う事務に要する経費につ……
○根本国務大臣 今、柿沢委員からお話ありましたように、復興基本法第二条第一号、復興のための施策の推進により、新たな地域社会の構築がなされること、二十一世紀半ばにおける日本のあるべき姿を目指して行われるべきこと、行政の内外の知見が集約され、その活用がされるべきこと、この復興基本法に基本理念が高々とうたわれております。 私は、今、それぞれの地域でさまざまな復興計画あるいは復興の方針が示されておりますが、この基本理念を踏まえて、それぞれの地域で取り組まれているものと思います。 復興は、単なる復旧にとどまらないで、未来を見据えた復興が必要だと私も思います。例えば、今、各地域でも、幾つか例を挙げます……
○根本国務大臣 小田原議員におかれては、被災地で復旧活動に参加されて、そして、私も今聞いていて、ぜひそういう政治姿勢でこれからも頑張ってもらいたいと思いました。 やはり大事なのは、我々は政治家ですから、国民の声をいかに国政に反映するか、そして、小田原議員は現地で被災者の皆さんとともに活動してこられた、その体験の中から、今、具体的に政策論を展開されました。やはり、そういう小田原議員のような姿勢でこれからも頑張っていただきたいと思います。 私も、三・一一のときには、小田原議員と同じように被災地におりました。私も感じました、この災害からの復旧復興、いかに政治の責任で、力で動かしていくか、加速化さ……
○根本国務大臣 現在、その点については事実関係を確認中であります。仮に、御指摘の発言が事実とすれば、国家公務員としていささか不適切な発言であり、関係者の皆様に不快な思いをさせたのであれば、率直におわびを申し上げたいと思います。
いずれにせよ、現在、事実関係を確認中であり、その結果などを踏まえて、同職員への指導を含め、適切に対処していきたいと思います。
【次の発言】 復興推進委員会で中間取りまとめをいただきました。
復興推進委員会で議論していたのは、震災からの復興の中で、単に従前に復旧するのではなくて、やはり復興を契機に、これから我が国や世界のモデルとなるような創造性と可能性ある未来社会を形……
○根本国務大臣 今、委員が御指摘されたとおりだと思います。 とにかく、安倍内閣は、復興をスピードアップする、加速する、この思いで取り組んでおります。 今お話がありましたように、私もこの一カ月間集中的に取り組んできたこと、三点ございます。一つは、委員がおっしゃられる復興庁の司令塔機能の強化。そしてもう一つは、財源フレームの見直し。これは五カ年で十九兆円ですが、これを、被災地の皆様に将来不安がないように、五カ年で二十五兆円、その財源フレームを見直しました。そして、新たな復興加速策。この三点に集中的に取り組んでまいりました。 今お話しの、復興庁の機能強化、ワンストップ、これは本当にそのとおりで……
○根本国務大臣 お答えいたします。 小泉委員、今もいろいろお話ありましたように、小泉議員、そして自民党の若手の皆さん、毎月十一日に被災地を訪ねていただいて、そして被災地の声を直接聞いてこられました。私は政治家として非常に大事な姿勢だと思います。我々も政治の責任としてしっかり取り組んでいきたいと思います。 今、小泉委員からお話ありましたように、私も被災地に何度も足を運んでおります。総理も直接行かれて声を聞かれました、一番声を聞くのは、住宅再建を早く、一日も早く戻りたい。実は、住宅再建は、その意味では非常に私は重要な課題だと思います。今、住宅再建の現状がどうなっているのか、まずその点からお話を……
○根本国務大臣 お答えいたします。 復興関連予算、これまで、委員御指摘のように、国会などで厳しく指摘を受けました。そして、総理からの指示も踏まえて、被災地域の復旧復興に直接資する施策のみを復興特別会計に計上する、これを基本としております。 ただ、全国向け予算については、津波被害を踏まえて新たに必要性が認識された一部の公共事業、そして子供の安全確保に係る緊要性の高い学校耐震化事業、もう一つは既契約、既に契約をしてしまって、国庫債務負担行為、この歳出が出てくるわけですが、これに限って、絞り込んで復興特別会計に計上することにいたしました。 また、全体を厳しく見直す中で、被災地向け予算は全て復興……
○根本国務大臣 きのういただいた復興加速のための緊急提言、じっくり読ませていただきました。大変幅広い、そして、現状と課題を分析されて、しかも、現地に何度も足を運ばれて、要は、魂のこもった提言だと私は思います。この提言に沿って、私もしっかり取り組んでいきたいと思います。 特に、この提言で、「震災三年目の冬を希望持って迎えるために」、この副題、私もある種の感動を覚えます。この緊急提言の中で、「生活の再建への希望持って次の新年を迎えて頂く、われわれの復興に対する決意を示す象徴的な目標として、この達成をここに誓う。」私は、このとおりだと思います。 ただいま高市委員からお話がありましたように、我々、……
○根本国務大臣 吉田委員も、政府におられて、この法律を担っておられて、今の一定の基準の難しさ、今お話がありましたように、実は私も、この一定の基準が本当に難しいと思うんですね。一定の基準をしいた場合に、何か、地域を引き裂くんじゃないかとか、あるいは、それが例えば健康不安との関係でどういう意味を持つのか。実は、ここの一定の基準を決めるのは本当に私も難しいと思っております。 ですから、法律上は一定の基準という文言になっている、具体的な検討は政府に任された。立法過程でも見ますと、一定の基準については総合的な要素を勘案して決める。さまざまな議論があったと理解をしております。 したがって、一定の基準に……
○根本国務大臣 小熊委員おっしゃるように、風評被害対策、リスクコミュニケーションを含めて、しっかりやっていかなければいけないと思います。 私も、三・一一以降、地元にいましたから、それはよくわかります。あのときの風評被害、通常、風評被害というのは、観光、農産物、食品加工、これが典型的にやられるんですね。それが、あのときは工業製品まで広がった。ですから、福島県の場合には、風評被害対策は最優先でやらないと、福島県全体が縮んでいってしまうという思いで私もやってまいりました。 風評被害対策については、やはりまず、除染をして放射線量が下がっていっていますから、しっかり、その放射線量がどの程度かをアピー……
○根本国務大臣 葉梨さんのお話、私もそのとおりだと思います。 私も、復興大臣をやって、一番大事なのは、被災地ごとに状況が異なる、そして業種によっても、あるいは復興の段階によっても課題、問題点が違うんですね。今お話しの仮設店舗とグループ補助金については、うまくやった方は仮設店舗からグループ補助金を活用して新しい本店舗をつくった、こういう例もあります。 ただ、私が大事だと思いますのは、やはり今回の震災は、時間軸、タイムスパンの中で、柔軟にさまざまな制度に対応していくということが何よりも大事です。新しい段階、ステージで新たな課題、問題が出てまいりますので、今、産業副大臣からも御答弁がありましたが……
○根本国務大臣 阪神大震災と東日本大震災の違い。まず、災害の違いでいうと、阪神大震災は、これは杉田委員が一番詳しいんですが、都市型の地震、東日本大震災は未曽有の災害と言われました。特に津波被害、これは非常に広域にわたるんですね。私もずっと被災地を回っていますけれども、三陸沿岸全部やられた。極めて広域にわたっている。そして、福島県の場合は、初めての原子力発電所事故による災害。復旧に当たっても、それぞれ、津波被災地、それから福島県、困難な条件にある。私は、これが一番大きな違いかなと思います。 例えば、阪神大震災の方は、住宅再建についても、現地再建を中心に市街地の再生ができましたよね。これに対して……
○根本国務大臣 復興庁は、復興庁設置法において、各省庁に対する総合調整を行うことができるとされております。そして、一段高い位置づけになっております。 復興庁の役割は、各省庁それぞれ所管があって、それは所管としてやってもらいますが、我々は、総合調整機能を発揮して縦割りの排除に努めていく、大きく動かしていく。 例えば、今、被災地では、住宅再建、これを何よりも急いでほしい、こういう声があります。先日も、住宅再建・まちづくりタスクフォース、この中で、用地取得が困難なところについての具体的な前進する策、これを講じました。これは、私が復興大臣としてタスクフォースを主宰して、関係省庁の局長に参加してもら……
○根本国務大臣 菅野委員今お話しのように、平成二十三年度及び平成二十四年度の復興関連予算の執行状況、歳出予算現額が約十九・九兆円、未執行額は約四・五兆円、未執行率は約二二・八%となっております。このような未執行額がどうして生じたか。この要因は、主に、まちづくりや除染実施の計画策定について地元との調整に時間を要したことなどにより生じたものと考えております。 具体的には、例えば地元との調整にどのような時間を要したか。インフラなどの復旧やまちづくりに当たって、被災自治体の復興計画を具体的に事業化するための調整、あるいは地元住民との合意形成、これに時間がかかって執行がおくれた、あるいは、除染について……
○根本国務大臣 復興大臣を拝命しております根本匠です。 東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 東日本大震災から二年八カ月余りがたち、五年間の集中復興期間も折り返しとなりました。大臣就任直後から政策の総点検を実施し、現場主義の徹底や縦割り行政の克服、復興財源の二十五兆円の増額など、復興加速に向けた取り組みを、スピード感を持って実行してまいりました。 現時点では、高台移転等の事業について順次着工が始まりつつあり、福島の避難指示区域の見直しが完了するなど、復興が進んでいる分野もあれば、課題が残されている分野もあります。復興の司令塔として、復興のステージに応じて現……
○根本国務大臣 今のお話のとおり、やはり住宅なんですね。ですから、私も復興大臣として心がけてきたこと、小泉政務官からも現場現場に行っていろいろな進言を受けていますが、やはり大事なのは、現場主義に立つということと、要はいかにして迅速化するか、これが大事なんですね。そのためには、いろいろな隘路がありますから、制度上のネックをどんどんどんどん解決していく、これが必要だと思います。 それから、今の高台移転の話は、例えば住宅についても丁寧に、住民の合意が大事で、いかにして住民の合意をとっていくか。例えば、復興公営住宅などにしても、あるいは高台移転の予定地にしても、住民の皆様のアンケート調査をとりながら……
○根本国務大臣 復興大臣及び福島原発事故再生総括担当大臣を拝命しております根本匠です。 東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 東日本大震災から丸三年を迎えようとしています。この震災は、地震、津波、原発事故による複合的な災害であり、復興は長期間を要する取り組みであります。 発災以来、政府を挙げて救助救援と復旧復興に取り組んでまいりましたが、二十七万人もの方々が避難先でこの冬を迎えられるなど、復興はいまだ途上であります。 安倍内閣では、復興の加速化を、経済再生や危機管理と並ぶ内閣の最重要課題と位置づけています。 私は、復興大臣として、引き続き、現場主義の徹……
○根本国務大臣 中野委員、本当に、現場に入っていただいて、被災地の、被災者の皆さんの声を聞いていただいて、そして、きょうこの場で具体的な政策の提言を含めたやりとりをされる、貴重なことだと思います。 私も、大事なのは、復興、確かに、二十五兆円の財源規模でしっかりとやりますよ、予算は用意をいたしました。それで、予算を用意したから済むということではありません。やはり、具体的に立ち上がっていく、復興を一日も早くなし遂げていく、この具体的な対策、これが必要だと思います。 そして、その意味では、用地取得をいかにして迅速化するか、あるいは設計、施工の段階では、URという都市再生機構、これはまちづくりのプ……
○根本国務大臣 藤原議員、しっかり勉強、研究されての御質問だと思います。 復興事業の加速化のためには、用地取得の迅速化が最重要課題、私も、就任以来、非常にここが大事だと思って取り組んでまいりました。 このため、再三、加速化措置を講じてまいりました。特に、昨年十月に、復興事業における特別の措置などを盛り込んで、用地取得を飛躍的に短縮する用地取得加速化プログラムを取りまとめるなどの抜本改革を行ってまいりました。 多少具体的に申し上げますと、土地収用手続と財産管理制度、大きく二つありますが、土地収用手続の迅速化については、一つは、測量、設計を並行して実施する。二つ目は、説明会の開催方法を効率化……
○根本国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に踏まえつつ、復興を一層加速してまいる所存でございます。(拍手)
○根本国務大臣 委員のただいまのお話のように、復興庁では、単なる原状復旧にとどめるのではなく、復興を契機に、今お話のありました人口減少、高齢化、産業の空洞化、これは将来の日本が抱えるだろう課題、これが目の前に来てしまった、この課題を解決して、我が国や世界のモデルとなるような新しい東北を創造すべく取り組みを進めております。 具体的には、子供の成長、活力ある高齢化社会、あるいは農産物などの地域資源を活用した産業、なりわいの再生などの五本柱をしっかり仕立てて、この五本柱に沿って、官のみならず、民のノウハウや新たな発想を最大限に活用させていただいて、官と民の連携のもとに取り組みを強力に推進しておりま……
○根本国務大臣 委員御指摘のように、用地取得加速化プログラム、これをつくりました。これは、用地取得手続を飛躍的に短縮するさまざまな措置を盛り込みました。 その結果、例えば土地収用対象事業、具体的な釜石のモデル事業、これは通常の場合ですと、用地取得に二十八年度末から二十九年度末までかかると思われていましたが、この二、三年前倒し、これが可能になりました。あるいは防災集団移転事業、これは三県二十四市町村、昨年の九月段階では、用地取得率四八・一%でした。これが昨年十二月には二〇%上昇して、六八・五%までに達しております。あるいは財産管理人の選任件数も、昨年九月の十九件が七十九件。 問題は、加速化措……
○根本国務大臣 私も委員と全く同じ意識で、この用地取得の加速化に取り組んでまいりました。 これは、政府を挙げて加速化措置、四弾にわたって講じてまいりました。特に、昨年の十月には、用地取得加速化プログラム、これは、飛躍的に用地取得を短縮する、新しい法律をつくったと言っていいほどの内容を盛り込みました。 例えば、収用法の適用にならない場合は、財産管理人制度を使います。財産管理人制度は、例えば所有者不明の土地は財産管理人制度でやっていただくんですが、今まで通常であれば半年かかる手続を、書類がそろっていれば三週間で裁判所で手続ができる。一気に短縮しました。 さらに、土地収用法、これについては、モ……
○根本国務大臣 東京オリンピック・パラリンピックの意義は、もう既に総理からお話がありました。 先ほど、ペップキッズの話が出ました。福島の子供たちは、しばらく屋外での運動を制限されていた。だから今、福島の子供たちにはどんどん運動してもらう機会をつくろう。あるいはペップキッズや、私が復興大臣になって、子ども元気復活交付金、福島で屋外運動場や屋内運動場、子供の生育環境をつくろうという思いでやったのが、その対応であります。 今のお話に答えますと、私は、大事なのは、具体的にどうやって問題を解決していくかということだと思いますね。 人手不足、資材不足の話がありました。私が大臣になってから、私のもとに……
○根本国務大臣 おります。
【次の発言】 私も、復興事業の迅速化には、用地取得の問題、これは非常に大きな問題だということで、この一年間、次々に、具体的な問題点、隘路、これを乗り越える、この対応をやってまいりました。
階委員もこの問題に大変熱心に取り組んでいただいてきておりますので、例えば財産管理制度も、通常なら半年間かかるところを三週間でやる。私は画期的だと思います。それから、収用手続についても、三年八割ルールというのがありました。これを、任意買収のときから先にやる。事業認可手続も、三カ月を二カ月でやる。残るのは、おっしゃるとおり、収用委員会、この裁決をぜひ早くやってもらいたいと私も思ってお……
○根本国務大臣 震災後に震災に関連してお亡くなりになられる方がおられる、本当に私も心が痛みます。 先生お話しのように、復興庁はこれまで、東日本大震災の災害関連死の死者数及び現状、原因の把握、対応策の検討を行ってまいりました。そして、まさに要因は、避難所等における生活の肉体、精神的疲労、あるいは移動中の精神、肉体的疲労、あるいは病院の機能停止による初期治療のおくれ、これが主な原因であります。 委員御指摘のように、やはり何よりも早く仮設住宅から恒久的な住宅に移っていただけるように、復興公営住宅、住宅再建、まちづくり、この加速化に取り組む。さらに、もうお話もありましたが、それまでの間についても、……
○根本(匠)委員 おはようございます。自由民主党の根本匠です。
冒頭、川崎市内の中学生である上村遼太君の痛ましい事件についてお尋ねをいたします。
上村遼太君に心からの哀悼の誠をささげます。これを何とか防げなかったのか、命を守れなかったのか。この件は文科省だけでなく、警察、法務、厚労など関係省庁横断で取り組むべきだと思います。これまで、そしてこれからの取り組みについて、総理の決意をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 政府も極めてスピーディーに対応しておられます。子供は国の宝です。再発防止に政府一丸となって、そしてオール・ジャパンで取り組まなければならないと思います。
次に、復興加速と政……
○根本(匠)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの落合貴之君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、今村雅弘君が委員長に御当選になりました。
今村雅弘君に本席を譲ります。
○根本(匠)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの金子恵美君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、今村雅弘君が委員長に御当選になりました。
今村雅弘君に本席を譲ります。
○根本(匠)委員 自由民主党の根本匠です。 質問に入る前に、一言申し上げたいと思います。 先ほど大臣から謝罪がありました。あの東日本大震災から六年が過ぎました。この間、復興が大きく加速しましたが、福島の再生は息の長い取り組みが必要です。東日本大震災からの復興は待ったなし。とりわけ、今般の避難指示の解除も受け、福島の原発事故からの復興再生はより一層本格化いたします。 政府は、これまでも責任を持って東日本大震災の復興に取り組んできました。私も、復興大臣として、また、自民党復興加速化本部長代理として、魂を込めて全力を尽くしてまいりました。特に被災地出身の議員として、被災者の心に寄り添うことが何……
○根本(匠)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの山崎誠君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、谷公一君が委員長に御当選になりました。
委員長谷公一君に本席を譲ります。
○根本(匠)議員 ただいま総務省からも答弁がありました。選挙制度の分野においては、従来から一貫して国勢調査人口を用いてまいりました。その特例を設けるに当たっては、必要な部分は補正しながら国勢調査人口を用いるという基本的な考え方とできるだけ一貫性を維持しなければならないと考えたところであります。
そこで、本法案では、住民基本台帳そのものを用いる形をとらずに、国勢調査人口を基本としながら、住民基本台帳の増減率を加味した人口、これを特例として用いることといたしました。
【次の発言】 まず本法案の趣旨はもう御説明があったとおりであります。
この法案の趣旨、これは繰り返しになりますが、福島第一原子力……
○根本(匠)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの山崎誠君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、谷公一君が委員長に御当選になりました。
委員長谷公一君に本席を譲ります。
○根本(匠)委員 おはようございます。自由民主党の根本匠です。 まず冒頭、このたびの西日本豪雨により亡くなられた皆様に心からお悔やみを申し上げ、そして、被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。 まず、復興・創生期間後の対応についてお伺いいたします。 東日本大震災からの復興再生、これは着実に進んでおりますが、一方で、地震、津波に加え、原発事故による被害を受けた福島県は、帰還困難区域を除くほとんどの地域で避難指示が解除され、本格的な復興再生に向けてスタートをしております。そして、帰還困難区域における特定復興再生拠点の整備、これは一部は既に事業が始まっており、避難指示解除に向けて大きな……
○根本国務大臣 厚生労働委員会の開催に当たり、御挨拶申し上げます。 厚生労働大臣に就任してから一カ月が経過しましたが、厚生労働行政の幅広さや責任の重さを改めて実感しております。国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すとともに、我が国の経済社会の発展に寄与すべく、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組みます。 来年十月の消費税率の引上げ及び社会保障の充実によって、二〇二五年を念頭に進められてきた社会保障・税一体改革が一区切りとなります。一方、人口構造の推移を見ると、二〇二五年以降、高齢者の急増から現役世代の急減に局面が変化する見込みであり、二〇四〇年を展望すると、現役世代の減少が最大の課題となっ……
○根本国務大臣 委員お話しのとおり、在留外国人の増加が見込まれる中で、公的医療保険の信頼を確保するためにも、医療保険の適正な利用を確保すること、私はこれは重要な問題、課題だと認識しています。 今お話にありましたが、海外に居住する被扶養者の認定方法の厳格化、実はこれは本年三月からやっております。具体的には、認定方法を公的書類などによる認定に統一化する。例えば、身分関係は婚姻証明書、出生証明書などをやる、生計維持関係も収入証明書をしっかりと見る。 そして、厚生労働省と法務省が連携して、不適正事案、これを市町村から入国管理局に通知する仕組みの導入。例えば、留学生であるにもかかわらず通学している様……
○根本国務大臣 桝屋委員からもお話ありましたように、御党から緊急提言もいただきました。私も読ませていただきました。 そして、御質問ですが、検証委員会、これは、大規模な不適切計上が国の行政機関としてなされることになった原因を明らかにするという目的を達成するために、三十三の国の行政機関に対して、書面によって、再点検により減少した通報対象職員に関する全数調査、人事担当部局に対する調査、これを行った上で、委員みずからが、必ず二名以上の体制で、全ての調査対象機関にヒアリング調査、延べ七日間、約三十五時間を行うとともに、直接情報を収集するための専用窓口を設置するなど、可能な限りの実態把握が行われました。……
○根本国務大臣 御指摘の調査は、昨年三月に、全市町村の一年分の国民健康保険のレセプトを対象として、外国人の国民健康保険の利用状況について調査を行ったものであります。その結果、国民健康保険の資格取得から六カ月以内に高額な医療を受けていた方が十九名いたことが把握できたものであります。
外国人の医療保険の利用については、来日してすぐの留学生が高額な医療を受けたり、入学翌日に入院したりするなどの報道もなされているところであります。このようなことを含めて総理は御発言されたのではないかと考えています。
【次の発言】 この国民保険の不適正利用に係るレセプト調査について、厚労省からも資料を提出しておりますけ……
○根本国務大臣 新谷政務官から、今回の加算を、どうしてこういう加算を設けたか、これについてはお話がありました。 そして、この妊婦加算は、妊婦の方の診療に積極的な医療機関をふやすことが目的なのですが、しっかり妊婦加算の考え方を周知しなければいけないと思います。ただ一方で、妊婦の方に、より適切な診療が提供されるように、産婦人科の医師との連携や、妊娠の継続に配慮した質の高い診療を行うことが極めて重要だと思います。 与党における議論あるいは関係者の御意見なども踏まえながら、妊婦加算がより適切に算定されるように、必要な見直しにも速やかに取り組んでいきたいと思います。 例えば、不適切な例として、今我……
○根本国務大臣 毎月勤労統計調査における不適切な取扱いをめぐる事案について発言させていただきます。 毎月勤労統計調査において、全数調査するとしていたところを、平成十六年から一部抽出調査で行っていたこと、その結果、平成十六年から二十九年までの「きまって支給する給与」等の金額が低目になっているという影響があったことが判明いたしました。 政策立案や学術研究、経営判断等の礎として、常に正確性が求められる政府統計について、こうした事態を引き起こしたことは極めて遺憾であり、国民の皆様に御迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。 また、毎月勤労統計調査の平均給与額の変動を基礎としてスライド率等を……
○根本国務大臣 平成三十年七月豪雨で被災された方々は、仮設住宅にお住まいになられるなど、今委員からお話がありました。被災前とは大きく異なった環境に置かれておられます。このような方々が安心して日常生活を送ることができるように、きめ細かな支援を行うことが必要であると思います。 委員、今見守りとお話が出ましたが、厚生労働省としては、予備費を活用して見守り・相談支援等事業を実施し、岡山県、広島県、愛媛県の三県十九市町において、仮設住宅に入居された方々などへの見守り、あるいは、日常生活上の相談支援を行う取組、この支援を行っております。 今後とも、各県と連携して、市町村における取組が円滑に行われるよう……
○根本国務大臣 国民健康保険と、そして健保についての今の考え方、そして、お話がありましたのでお答えしたいと思います。 まず、国民健康保険ですが、外国人の国民健康保険の利用については、入国目的を偽って在留資格を取得し、高額な医療を受けているという不適正事案があるとの一部報道もありました。 こういう報道を受けて、昨年三月に全市町村を対象として、そして高額な医療に係る給付の実態調査を行いました。例えば、全ての国民保険のレセプトから、八十万円以上のものであって国民健康保険の資格取得日から六カ月以内に診療を受けているもの、こういう条件に基づいてレセプトを抽出して、個別に受診内容の聞き取り調査を行いま……
○根本国務大臣 伊藤委員今御指摘のように、ことし七月以降、委員御出身の愛知を含め、風疹の患者数が増加している地域があって、厚生労働省として既に対応を進めております。 委員お話がありましたように、妊娠中の女性が感染すると目や耳などに障害を持つ先天性風疹症候群の子供が生まれる可能性があり、それを防ぐ必要があります。 現在、患者の増加数が多い愛知県を含む五都県を中心に、ワクチンの供給量をふやす、こういうことを通じて、妊娠を希望する女性などが抗体検査や予防接種を受けやすくする環境整備を行っております。 また、風疹患者の状況を見ますと、三十代から五十代の男性の患者が全体の三分の二を占めております。……
○根本国務大臣 私も岸本委員の最初のお話のように、もともと、我々、仕事をしていたわけであります。私も建設省で仕事をしていましたので、要は、統計というのがいかに大事かというのは私も身にしみて感じております。 やはり政策をつくるときには、現状がどうなっているのか、やはり現状分析、そこで統計の数値があったら、それをどう読むか。私はある意味で、統計というのは政策をつくる上では、あのときの個人的体験でいえば、これは宝の山だというふうに思っていました。だから、統計というのはしっかりと読み込んで、いろいろな政策課題がある場合にはいろいろな数値を見るわけですから、現状分析のときの統計の数値を、統計をどう読む……
○根本国務大臣 今の現行のやり方、これはマイナンバー制度においては、内閣官房の統一した方針のもとで、各行政機関等の情報システムとマイナンバーによる情報提供ネットワークシステムとの間に情報照会、提供の対象となる個人情報を格納した中間サーバーを設置して、情報連携を行っております。 この中間サーバー方式は、各行政機関等の情報システムを直接マイナンバーによる情報提供ネットワークシステムに接続する方式と比べて、コストが抑えられて、またセキュリティー面からもすぐれている方式であると考えております。 行政機関等の中で複数の情報システムを持っている場合に、情報連携機能の導入や追加を行う際、中間サーバーの設……
○根本国務大臣 厚生労働委員会の開催に当たり、私の所信を申し上げます。 国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すとともに、我が国の経済社会の発展に寄与すべく、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組みます。 毎月勤労統計について、本来とるべき統計調査の変更の手続を行わず、抽出調査を行う際にとるべき統計的な処理を行わなかった結果、政府の行う統計に対する信頼が損なわれ、雇用保険や労災保険の受給者の方に追加給付が必要な事態を招いたこと等について、改めて国民の皆様に深くおわび申し上げます。 私は、省全体として、統計に対する姿勢を根本から正し、再発防止の徹底に努め、厚生労働行政に対する国民の皆様の信頼の……
○根本国務大臣 今、官房長からも答弁がありました。大臣官房長が特別監察委員会の委員がヒアリングを行った実人数について事実と異なった答弁を行い、私も、特別監察委員会のヒアリングのあり方について御説明する中で、事実と異なる官房長の答弁を引用してお答えをいたしました。
これは、基礎的な事実関係についてあらかじめ十分整理がなされていなかったために、委員会の場で正確にお答えできなかったものであり、厚生労働省の責任者として率直におわびを申し上げます。
【次の発言】 委員から今お話がありました。
国会でどういう審議をするかという国会の審議のあり方については、国会においてお決めいただくものだと認識をしてお……
○根本国務大臣 厚生労働省としては、今、国交省から御説明がありましたが、受験者に広く公平な選考の機会を提供すること、これが重要だと認識しています。 人事院では、今回の障害者選考試験における第二次選考である採用面接の実施に当たり、各府省に次の点について指導していると承知をしています。希望する者に対し、可能な限り採用面接の機会を付与すること、採用面接を受けた者については、全員に面接を行い、採用の可否を判断することであります。 障害者選考試験の採用面接について、今月十一日、公務部門における障害者雇用に関する関係府省連絡会議、これを開きました。そして、その中で、私から各府省に対して、次の点について……
○根本国務大臣 まず、統計委員会、五人の統計委員会の皆さんが提出した意見書、これは基本的に特別委員会について批判するものではなく、統計技術的、学術的な観点から情報提供を求めたものと受けとめています。 そして、その上で、この意見書については、その提出を受けて、西村統計委員長の命により厚生労働省への情報提供の要望が取りまとめられ、この要望書が総務省の担当室から事務的に届けられた旨承知しております。 情報提供の御要望に対しては、お求めの事項について、統計委員会での検証に当たって適切に説明を行ってまいりたいと思っています。厚生労働省として受け取ったのが、統計技術的、学術的観点からの情報提供の要望で……
○根本国務大臣 今回の改正は、情報化の進展、平均寿命の延伸、社会のグローバル化など、医療保険制度を取り巻く環境の変化を踏まえて、医療保険制度の適正かつ効率的な運営の実現を目指すものであります。 委員もお話がありましたが、やはりより大きな視点に立って、今後の人生百年時代の到来を見据えて医療保険制度のあり方を検討していく必要があると思います。 私は、次の点が重要だと思います。 予防、健康づくりのインセンティブの強化によって健康寿命を延ばし、生涯現役社会をつくり上げていく。これは、先般の未来投資会議でも、厚労省の方から、今回どういう方向で取り組むのか、これは提言をしております。 そして、さら……
○根本国務大臣 今、委員のお尋ねがありましたが、二つ以上の法律の改正を提案しようとする場合には、一般に、二つのケースが想定されるんですが、一つは、法案に盛られた政策が統一的なものであって、その結果として法案の趣旨、目的が一つであると認められるとき、あるいは、内容的に法案の条項が相互に関連して一つの体系を形づくっていると認められるときのような場合に、一つの改正法案として提案することができると承知をしております。 今回の法案に盛り込まれた改正事項は、保険制度の適正かつ効率的な運営を実現するために、保険者事務の適正な実施、予防、健康づくりに資する保健事業の充実及び良質な医療の効率的な提供のために必……
○根本国務大臣 委員の今のお話のように、フレイル対策、これは非常に大事だと思っております。フレイル予防を視野に、保健事業と介護予防を一体的に進めていきたいと思っております。 私も、ことしの一月に、西東京市のフレイルチェックの取組に市民の皆さんと一緒に参加させていただきました。 西東京市では、通いの場などにおいて、市民のボランティアの皆さんが集まって市民の皆さんのフレイルチェックをやる。簡易チェックへの回答や、片足立ち上がりテスト、私もやりましたけれどもちゃんとできました、指輪っかテスト、こういうものを楽しく実施できるフレイルチェックを活用しながら、個々人の状態に応じた予防事業が行われており……
○根本国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力してまいります。
【次の発言】 今回の判決は、障害程度の認定の適否自体について判断した判決ではなく、支給停止処分の通知書に記載した理由が不十分な記載であり、行政手続法に違反するとの判決をいただきました。
従来から、個別に問合せがあった場合には年金事務所などにおいて丁寧に理由を説明しておりましたが、通知する書面における理由の記載が十分ではないとの判決でありました。
障害の状態は個人ごとに異なるものでありますが、今後、通知する書面においてどの程度丁寧に理由を記載することができるか検討してまいり……
○根本国務大臣 患者、家族などからのハラスメントは、医療機関内の上司、部下の関係ではなくて、医療機関外の相手との関係で起きる問題でありまして、その意味で、今回の法案では、次の理由から医療機関に対して一定の義務を求めておりません。 具体的には、どこまでが相当な範囲のクレームで、どこからがそれを超えた嫌がらせなのかといった判断が医療機関の労働者に対するパワーハラスメント以上に難しいことや、再発防止まで含めた一連の措置を課すことが難しいことという理由で、今回の法案では一定の義務を求めておりません。 御指摘のように、看護師等の人材確保の促進に関する法律において、国、地方公共団体、事業主等に対して、……
○根本国務大臣 ハラスメントの実態を把握して施策に生かす、これは非常に重要だと認識しております。 今委員のお話の産業別、業種別のハラスメントの実態、これは、全体的な調査としては、厚生労働省の雇用均等基本調査において、企業のセクハラ防止対策に関する取組状況を調査しております。例えば平成二十九年度の調査結果によれば、製造業で六七・三%、小売業で五九・五%などで、医療、福祉で八五・二%がセクハラ防止対策に取り組んでいるという調査が一つあります。 また、独立行政法人労働政策研究・研修機構において、女性の従業員が受けたセクハラ被害の実態について調査をしています。これは、例えば製造業の従業員で三七・五……
○根本国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいります。
【次の発言】 今委員お話しのように、介護、福祉、子育て等の分野において、必要なサービスを確保するためには、生産性の向上が不可欠であります。
特に、介護を必要とする高齢者は増加しています。そのため、今も委員のお話、御提言がありましたが、介護分野の生産性向上の取組は急務であって、次の両面から取り組むことが必要だと考えています。一つは、ICTを始めとした技術の活用の促進等を通じた介護現場の業務負担の軽減、もう一点は、国、自治体が求める文書の標準化、簡素化の推進であります。
介……
○根本国務大臣 今委員がおっしゃられたような状況であります。 今のこういう結果を踏まえると、公務部門における障害者の採用が多様な入職経路で行われた中で、影響が生じている企業も一定程度あるものと考えられます。今後更に、司法、立法機関を含む公務部門や地方自治体の採用状況を把握する予定です。 その上で、雇用率未達成の民間事業主に対しては、例えば計画作成命令等の法令上の行政措置を一時猶予しつつ、ハローワークにおけるチーム支援を今後速やかに実施することによって、雇用率達成のための支援を強化することを検討していきたいと思います。 具体的には、主要なハローワークに障害者雇用特別相談窓口を設置し、事業主……
○根本国務大臣 らい予防法については、今委員から御紹介がありましたが、これは、内閣総理大臣談話に基づいて設置された患者との協議の場であるハンセン病問題対策協議会での議論を受けて検証会議が開催されて、そして検証会議は厚生労働省健康局長が日弁連法務研究財団に委託して実施されたという経緯があります。 このらい予防法は、昭和二十八年に政府提出法案として成立、施行されて、この執行を厚生労働省がしていたわけですが、らい予防法の関係については政府提出法案であるということが基本にあると思いますが、こういう検証会議で検証がなされたということであります。 今の委員のお話ですが、今回の旧優生保護法一時金支給法に……
○根本国務大臣 今委員からいろいろとお話がありました。 就労のための移動、通勤の支援を個人給付である障害福祉サービスの対象とするかどうか、これについては幾つか課題があるわけであります。 一つは、個人の経済活動に関する支援を公費で負担するべきか、あるいは、障害者差別解消法の施行により事業者による合理的配慮が求められている中で、障害者を雇用する事業者が合理的配慮として対応すべきかなどといった課題があるため、通勤、営業活動等の経済活動に係る外出は認められておりません。 一方で、厚生労働省では、障害者総合支援法に基づき、市町村が地域特性や利用者のニーズに柔軟に対応する地域生活支援事業を行っており……
○根本国務大臣 委員のお話のように、我が国では、国民皆保険、国民皆保険は昭和三十六年にやったわけですが、この国民皆保険のもとで、広く国民に医療へのアクセスを保障する、こういうことを通じて、世界最高レベルの平均寿命と保健医療水準、これを実現してまいりました。 その意味では、この国民皆保険をしっかりと守って、しっかりと充実して、そして、国民誰もが安心して暮らせる社会をつくる、これが私は何よりも大事だと思います。 これからを展望しますと、人口構造における高齢者の増加と現役世代の急減、医療技術の高度化に伴う費用対効果の問題など、新たな局面の課題にどう対応していくかということが必要だと思っております……
○根本国務大臣 児童虐待防止に関しては、発生予防、早期発見、児童虐待発生時の迅速的確な対応、被虐待児童への自立支援を切れ目なく一連の対策として講じていくことが重要だと考えています。 特に、虐待の発生予防、早期発見については、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を行う子育て世代包括支援センター、生後四カ月までの乳児のいる全ての家庭を訪問し、養育環境等を把握する乳児家庭全戸訪問事業、保護者の養育を支援することが特に必要と判断される家庭に対して、養育に関する相談支援や育児、家事援助を行う養育支援訪問事業、行政サービスなどにつながっていない子供に支援を行き届かせるため、昨年初めて未就園の子供を対象……
○根本国務大臣 虐待によって子供の命が失われる事態、事件が繰り返されることがあってはならない、子供たちの命を守るのは私たち大人全員の責任であると考えています。 この強い決意のもとで、昨年十二月に児童相談所強化プランを前倒しで見直して、新たなプランのもとで、これまで三千名体制の児童福祉司を今年度一気に千名増員し、二〇二二年度には五千名体制とすることや、全市町村への身近な相談拠点の設置などを進めることとし、必要な予算を今年度予算に計上しました。 また、本法案においては、体罰禁止の法定化や、ちゅうちょなく一時保護に踏み切れるよう、一時保護等を行う介入の担当者と保護者支援の担当者の分離、児童相談所……
○根本国務大臣 まず、今回の体罰禁止の法定化、この法定化をしたのは、痛みや苦しみを利用して子供の言動を支配するのではなく、子供が健やかに育つことについて、子育て中の親に対する支援も含めて、社会全体で啓発していくための取組の一環であります。 痛みや苦しみを利用して子供の言動を支配するのではなく、子供が健やかに育つことについて、子育て中の親に対する支援を含めて、社会全体で啓発していくための取組を進めていくことが重要であり、今回の体罰禁止の法定化はその取組の一環であります。 そして、体罰、これは今回第十四条で「体罰を加えること」、こういうことを法案に明記したわけでありますが、体罰が禁止されるべき……
○根本国務大臣 委員お話しのように、サービスを提供する人材の確保、育成、これは喫緊の課題だと認識をしております。 介護人材確保については、処遇改善や就業促進、職場環境の改善による離職の防止、人材育成への支援などを含めて、総合的に取り組むことが重要だと考えております。特に、高齢化に伴って、介護サービスの需要増とともに、労働力の制約が強まりますから、委員がお話がありましたように、介護現場の生産性向上、これは重要な課題であります。 ことしの三月に、介護分野のロボット、ICTなどを含めた介護現場の組織マネジメントの確立を推進するために、介護現場革新会議というのをつくってそこで議論をしてもらって、基……
○根本国務大臣 今回の事案に関し、雇用保険や労災保険などの給付に不足が生じ、そして国民の皆様に御迷惑をおかけしていること、まことに申しわけなく思っております。一日も早く追加給付が行われるよう作業を進めております。
本日、今委員の御指摘がありました、給付の種類ごとに現時点でのスケジュールの見通しを示す工程表を公表いたします。そして、この内容は厚生労働省ホームページでも御案内いたします。
【次の発言】 委員御指摘のとおりであります。
【次の発言】 現在給付を受けている方に対する過去分の追加給付、これは、給付の種類に応じて、三月から十月ごろにかけて順次お知らせを開始することを考えています。お知らせ……
○根本国務大臣 私は、十二月二十日に事実関係の一報を事務方より受けました。具体的には、五百人以上規模の事業所において全数調査とすべきところ、東京都において抽出調査を行っていたこと、抽出調査の結果に必要な統計的処理を加えず、適切な復元処理を行わずに集計していたことについて報告を受け、私からは、経緯等について速やかに徹底的な調査を行うよう指示いたしました。
これは口頭で私は報告を受けました。(発言する者あり)口頭で報告を受けました。
【次の発言】 私が報告を受けた、一報を報告を受けた、これは私、今申し上げました。これはこういうことだということで、口頭で報告を受けました。
○根本国務大臣 今委員からお話がありました。 政策立案や学術研究、経営判断の礎として常に正確性が求められる政府統計について、今般の事態を引き起こしたことは極めて遺憾であり、国民の皆様に御迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。 私は、今回の問題を統計部門だけの問題として捉えてはならないと考えています。今委員からお話がありましたように、不適切な取扱いをしながらも、漫然と従来の方法を踏襲し、上司に適時適切に報告しない、上司も事態の適切な把握を怠り、報告があっても適切な判断がなされない、こういった組織を改革していかなければならないと考えています。 今、統計の信頼、あるいは雇用保険等の給付……
○根本国務大臣 統計調査における労働者等の区分等に関するガイドラインというのがあるんですけれども、これは、そもそも、統計調査のあり方については、総務省において、新たなニーズや社会経済情勢の変化にも留意しながら、統計相互の整合性の確保、向上、こういうことの観点から見直しをしてきたんですよ。そして、そうした中で、常用労働者と臨時労働者の区分については、ここが肝心なところですが、事業所や企業を対象とする統計調査と世帯や個人を対象とする統計調査との間で直接的な比較が困難との指摘があって、統計調査同士の整合性をとるためにガイドラインが策定されました。 そして、そういう……(発言する者あり)
○根本国務大臣 国の行政機関等における障害者の任免状況に関するチェック機能の強化、これについては、公務部門における障害者雇用に関する基本方針で、引き続き法的整備を視野に入れた検討を行う旨記載されております。 これを踏まえて、現在、労働政策審議会雇用分科会において、厚生労働大臣が、国等の各機関の任命権者に対して報告を求めることができるようにすることなどを検討しています。 また、国などの各機関における障害者雇用の実務面での責任体制については、基本方針において、障害者雇用の推進に関する実務責任者を配置する、あるいは、働く障害者向けの相談窓口を設置するなどを整備する旨基本方針に定められております。……
○根本国務大臣 厚生労働省では、公表期日前の統計情報を共有する範囲・手続に関する指針に基づいて、公表期日前統計情報等を共有する範囲等に関する内規というのを定めて、公表期日前の統計情報を共有する者を定めています。厚生労働大臣、厚生労働大臣秘書官、内閣総理大臣室、内閣官房長官室、内閣官房副長官補室が公表期日前の統計情報を知ることができるとされています。いいですか。
【次の発言】 公表期日前ですから、いつまでとは定められておりません。公表期日前であります。
【次の発言】 サンプル入れかえというのは、普通二年から三年ごとに入れかえるんですが、そこで段差が生じるんですね。段差が生じて、さかのぼって改定す……
○根本国務大臣 医療分野への対応ということでお話をしたいと思います。 昨年十二月に、外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策、これが閣議決定されました。その中で、外国人患者が安心できる環境の整備を進めていきたいと思っております。 具体的には、委員御指摘の、例えば医療通訳者などについてでありますが、厚生労働省において、外国人患者が医療機関を受診できるように、これまで、医療機関における医療通訳者の配置、電話医療通訳の利用に対する財政支援を実施しています。 さらに、二〇一九年度の予算案で、さらなる利便性向上のために、希少言語も含めて対応可能な遠隔通訳サービスの提供、翻訳ICT技術に対応したタ……
○根本国務大臣 現在、特別監察委員会では、改めて厳正な調査を行っていただいております。
このスケジュールについては、委員会の判断で行っていくべきものと考えておりますが、一月三十日の特別監察委員会において、改めて、追加報告及び取りまとめ時期はこの委員会で決める、拙速な議論を避けて、委員の合意のもとにスピード感を持って取り組む旨、これが再確認されております。
現在、委員会において精力的に行っていただいております。
【次の発言】 この業務改善助成金、まさに委員が御紹介していただきました。
最低賃金の引上げに対応して生産性を向上させることができるように、設備投資やコンサルティングの費用を助成する……
○根本国務大臣 厚生労働省から阿部座長に送ったメール、どういうメールという話ですか。厚生労働省から阿部座長に送ったメールだと思います、御質問のメールは。(安倍内閣総理大臣「一旦帰って」と呼ぶ)
一旦戻ります。
【次の発言】 中身のメールは確認しておりません。確認できておりません。
【次の発言】 現在、厚生労働省の担当に確認しているところであります。(発言する者あり)
【次の発言】 そういうメールが阿部座長に届けられた、これは聞いております。
そして、御質問の通告があったので、阿部検討会座長に、事務方から御発言の内容について確認をいたしました。ですから、阿部座長のところにメールは確かに送られ……
○根本国務大臣 では、簡潔に。 自殺対策としては、従前から、民間団体や地方自治体による電話等による相談事業が行われてまいりました。ただ、若者の日常的なコミュニケーション手段であるSNSを活用した相談はほとんど行われておりませんでした。 また、一昨年取りまとめられた座間市における事件の再発防止策でも、SNS等を活用した相談対応の強化が位置づけられました。これを受けて、今、自殺対策として、若者が相談しやすい体制の整備を図るため、SNSを活用した相談事業を実施しております。 委員御指摘のように、電話相談と文字での相談には違いがあって、担い手の育成やガイドライン作成が重要であると考えております。……
○根本国務大臣 どのような事項について追加調査を行い、次の報告書に盛り込むかについては、委員会の判断で行っていただくものと考えており、私から言及することは差し控えたいと思います。
いずれにしても、現在、追加ヒアリングも含め、特別監察委員会において精力的な議論が行われていると認識しており、その結果を待ちたいと考えています。
【次の発言】 まず、委員のお尋ねですから、少しきちんとお話をさせていただきたいと思います。(発言する者あり)時間潰しではありません。
もともと、この問題というのは、平成二十六年に、公的統計に関する統計委員会でこれからレビューしましょうねと、まず平成二十六年がスタートなんで……
○根本国務大臣 今委員から本当にいろいろお話がありました。この児童虐待をどう防止するか、しっかり対応していかなければいけないと思います。 幾つか御質問がありました。 まず、児童福祉司の増員について等の児童相談所の体制整備ですが、昨年十二月に新たなプランを策定して、現在三千名の児童福祉司について、来年度一気に千名増員し、二〇二二年度には五千名体制とするなど、児童相談所の体制を抜本的に強化することとしています。 また、国としても、新たなプランを踏まえた児童相談所に係る地方交付税措置を行うこととしたほか、来年度予算において、自治体の採用活動を支援するための補助を行う事業を計上しました。さらに、……
○根本国務大臣 委員が見事に分析していただきました。そのとおりなんです。 ほかの統計は、半年とか一年ごとに標本層を入れかえるので、いわゆる段差というのは生じないんですが、毎月勤労統計だけは、委員よく勉強していただいたと思います、二年から三年に一遍、がらっと入れかえるものだから、段差というのが生じるんですね。段差というのが生じて、その間、指数を遡及して改定しちゃうものだから、利用者にとっては非常にわかりにくい。これは、長年、課題として指摘されておりました。 つまり、そういう課題を抱えている統計ですから、我々は、統計委員会等との議論も経ながら、平成三十年の毎月勤労統計を見直しました。 これは……
○根本国務大臣 政策立案や学術研究、経営判断の礎として常に正確性が求められる政府統計について、今般の事案を引き起こしたことは極めて遺憾であり、国民の皆様に御迷惑をおかけしたことを深く、深くおわび申し上げます。 とりわけ、委員御指摘のとおり、平成十六年から二十三年までについては必要なデータが見つからないため再集計ができない状態となっており、このことについては重く受けとめる必要があると思っております。 このため、二月二十日の統計委員会からの御提案については、厚生労働省として、基幹統計の継続性の観点から復元又は集計に努力すべきとの御提案として真摯に受けとめ、今後、こうした方法による対応が可能かど……
○根本(匠)委員 皆さん、おはようございます。 きょうは、復興庁を十年延伸する、そして必要な法改正をするということで、私は安倍内閣の初代復興大臣をやらせていただいたので、私がトップでやった方がいいという声を受けて、私が最初に質問させていただきたいと思います。 私が復興大臣に就任した、これは二〇一二年の十二月二十六日、年末でした。そして、年が明けてからすぐに補正予算、本予算、これを組み替えて出せ、こういう指示だったので、年末年始返上で、いかに復興を加速するか、その具体的な施策を全身全霊を込めて練り上げました。 そして、年が明けてから新たな予算を計上したわけですが、幾つかポイントを申し上げる……
○根本委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました根本匠でございます。 未曽有の大災害である東日本大震災から九年七カ月余りが経過いたしました。この間、関係各方面の方々の懸命な努力により、復興への取組は着実に進められています。 一方で、被災者の方々の心身のケア、観光振興、産業、なりわいの再生、福島の避難指示解除区域における生活環境の整備など、依然としてさまざまな課題があり、さらなる取組を通じて復興をより一層加速させる必要があります。 このような状況のもと、東日本大震災からの復興と再生に向けて、本委員会の果たすべき役割……
○根本委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
金子 恵美君 及び 山崎 誠君
を指名いたします。
【次の発言】 この際、平沢復興大臣、亀岡復興副大臣、横山復興副大臣、岩井復興副大臣、吉川復興大臣政務官、三谷復興大臣政務官及び佐藤復興大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。復興大臣平……
○根本委員長 これより会議を開きます。 東日本大震災復興の総合的対策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人として東京電力ホールディングス株式会社代表執行役副社長文挾誠一君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として内閣官房内閣審議官植松浩二君、復興庁統括官開出英之君、復興庁統括官石塚孝君、復興庁統括官角野然生君、外務省大臣官房参事官石月英雄君、文部科学省大臣官房審議官塩見みづ枝君、農林水産省大臣官房審議官道野英司君、林野庁森林整備部長小坂善太郎君、経済産業省大臣官房福島復興推進グループ長須藤治君、資源エネルギー庁電力・……
○根本委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今国会中、本委員会に付託されました請願は一種二十四件であります。各請願の取扱いにつきましては、理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、お手元に配付してありますとおり、今国会中、本委員会に参考送付されました陳情書は、東京電力福島第一原子力発電所事故の対策等に関する陳情書外三件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百九十六回国会、階猛君外五名提出、被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案
第百九十六回国会……
○根本委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました根本匠でございます。
委員各位の御支援と御協力を賜りまして、公正かつ円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの金子恵美君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
小田原 潔君 菅家 一郎君
田中 和徳君 橘 慶一郎君
冨樫 博之君 金子 恵美君
……
○根本委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
来る十一日で東日本大震災の発生から十年を迎えます。改めて、お亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表しますとともに、被災地の復興を祈念いたします。
これより、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。
全員の御起立をお願いいたします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 東日本大震災復興の総合的対策に関する件について調査を進めます。
この際、復興大臣から所信を聴取いたします。復興大臣平沢勝栄君……
○根本委員長 これより会議を開きます。 東日本大震災復興の総合的対策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人として東京電力ホールディングス株式会社代表執行役副社長文挾誠一君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として内閣官房内閣審議官松本裕之君、内閣府大臣官房審議官村手聡君、内閣府大臣官房審議官内田欽也君、復興庁統括官開出英之君、復興庁統括官角野然生君、復興庁審議官阿久澤孝君、復興庁審議官堀本善雄君、総務省自治行政局公務員部長山越伸子君、消防庁国民保護・防災部長荻澤滋君、出入国在留管理庁在留管理支援部長丸山秀治君、文部科……
○根本委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今国会中、本委員会に付託されました請願は二種十三件であります。各請願の取扱いにつきましては、理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、お手元に配付してありますとおり、今国会中、本委員会に参考送付されました陳情書は、東京電力福島第一原子力発電所事故の対策に関する陳情書一件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、国際教育研究拠点の充実等を求める意見書外二件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百九十……
○根本委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました根本匠でございます。
委員各位の御支援と御協力を賜りまして、公正かつ円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの金子恵美君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
秋本 真利君 菅家 一郎君
田中 和徳君 橘 慶一郎君
藤原 崇君 金子 恵美君……
○根本委員長 これより会議を開きます。
この際、一言御挨拶を申し上げます。
皆様方の御推挙によりまして、予算委員長に選任されました根本匠でございます。
誠に光栄に存じますとともに、その職責の重大さを痛感いたしております。
今日、我が国は、多くの重要課題に直面しており、当委員会に課せられた使命は極めて重大であります。
微力ではございますが、委員各位の御協力を賜り、公正かつ円満な委員会運営を図ってまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
理事の員数は、議院運営委員会の決定の基準に従いその数を九名とし、先例によりま……
○根本委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が七名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に
今枝宗一郎君 島尻安伊子君
谷 公一君 西村 康稔君
葉梨 康弘君 大串 博志君
及び 重徳 和彦君
を指名いたします。
【次の発言】 令和三年度一般会計補正予算(第1号)、令和三年度特別会計補正予算(特第1号)の両案を一括して議題とし……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和三年度一般会計補正予算(第1号)、令和三年度特別会計補正予算(特第1号)の両案を一括して議題とし、基本的質疑に入ります。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官藤井敏彦君、内閣官房内閣審議官三貝哲君、内閣官房内閣審議官澤田史朗君、内閣官房内閣審議官内山博之君、内閣官房健康・医療戦略室次長八神敦雄君、内閣官房令和3年経済対策世帯給付金等事業企画室次長小野平八郎君、内閣府地方創生推進室次長新井孝雄君、内閣府地方創生推進事務局審議官師田晃彦君、警察庁刑事局長藤本隆史君、デジタル庁統括官楠正憲君、デジタル庁……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和三年度一般会計補正予算(第1号)、令和三年度特別会計補正予算(特第1号)の両案を一括して議題とし、基本的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房国際博覧会推進本部事務局次長高科淳君、内閣官房令和3年経済対策世帯給付金等事業企画室次長小野平八郎君、内閣官房内閣人事局人事政策統括官堀江宏之君、出入国在留管理庁次長西山卓爾君、文部科学省大臣官房長矢野和彦君、厚生労働省健康局長佐原康之君、厚生労働省労働基準局長吉永和生君、厚生労働省職業安定局長田中誠二君、厚生労働省社会・援護局長山本麻里君、厚生労働省……
○根本委員長 これより会議を開きます。
令和三年度一般会計補正予算(第1号)、令和三年度特別会計補正予算(特第1号)の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房令和3年経済対策世帯給付金等事業企画室次長小野平八郎君、厚生労働省健康局長佐原康之君、経済産業省大臣官房審議官龍崎孝嗣君、経済産業省商務情報政策局長野原諭君、資源エネルギー庁資源・燃料部長定光裕樹君、中小企業庁事業環境部長飯田健太君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。……
○根本委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、その手続等につきましては、あらかじめ委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午前……
○根本委員長 これより会議を開きます。
令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、審査に入ります。
まず、三案の趣旨について政府の説明を聴取いたします。財務大臣鈴木俊一君。
【次の発言】 これにて財務大臣の説明は終わりました。
財務大臣以外の大臣は御退席いただいて結構でございます。
引き続き、補足説明を聴取いたします。財務副大臣岡本三成君。
【次の発言】 じゃ、速記を止めてください。
【次の発言】 まず、速記を起こしてください。
この際、財務副大臣から発言を求められておりますので、これを許します。財務副大臣岡本三成君。
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、基本的質疑に入ります。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官下田隆文君、内閣官房内閣参事官川上恭一郎君、内閣府男女共同参画局長林伴子君、内閣府経済社会総合研究所次長増島稔君、警察庁警備局長櫻澤健一君、デジタル庁統括官楠正憲君、総務省政策統括官吉開正治郎君、法務省大臣官房審議官柴田紀子君、出入国在留管理庁次長西山卓爾君、外務省大臣官房国際文化交流審議官曽根健孝君、外務省大臣官房参事官實生泰介君、外務省……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、基本的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房令和3年経済対策世帯給付金等事業企画室審議官黒田岳士君、内閣官房こども家庭庁設置法案等準備室長谷内繁君、内閣府政策統括官笹川武君、内閣府地方創生推進事務局審議官三浦聡君、デジタル庁統括官楠正憲君、外務省アジア大洋州局長船越健裕君、厚生労働省医政局長伊原和人君、厚生労働省健康局長佐原康之君、厚生労働省医薬・生活衛生局長鎌田光明君、林野庁長官天羽隆君、経……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、基本的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房こども家庭庁設置法案等準備室長谷内繁君、デジタル庁審議官山本和徳君、デジタル庁審議官犬童周作君、復興庁統括官林俊行君、法務省民事局長金子修君、外務省大臣官房地球規模課題審議官赤堀毅君、外務省大臣官房参事官石月英雄君、外務省総合外交政策局長岡野正敬君、外務省国際法局長鯰博行君、外務省領事局長安藤俊英君、文部科学省初等中等教育局長伯井美徳君、文部科学省高……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑に入ります。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官内山博之君、内閣官房こども家庭庁設置法案等準備室長谷内繁君、内閣府大臣官房総合政策推進室長笹川武君、内閣府子ども・子育て本部統括官藤原朋子君、内閣府経済社会総合研究所次長増島稔君、デジタル庁統括官冨安泰一郎君、デジタル庁統括官楠正憲君、デジタル庁統括官村上敬亮君、総務省自治行政局長吉川浩民君、総務省自治行政局選挙部長森源二君、総務省自治税務……
○根本委員長 これより会議を開きます。
令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
令和四年度総予算審査に関し、来る二月四日金曜日午前九時、新型コロナウイルス感染症対策等について、また、同日午後一時、国民生活・経済等について、それぞれ参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、お諮りいたします。
三案……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房新しい資本主義実現本部事務局次長三浦章豪君、内閣官房こども家庭庁設置法案等準備室長谷内繁君、内閣府北方対策本部審議官伊藤信君、外務省欧州局長宇山秀樹君、財務省主税局長住澤整君、文部科学省初等中等教育局長伯井美徳君、厚生労働省大臣官房生活衛生・食品安全審議官武井貞治君、厚生労働省医政局長伊原和人君、厚生労働省子ども家庭局長橋本泰宏君、経済産業省大臣官房……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官川上恭一郎君、内閣府規制改革推進室次長吉岡秀弥君、内閣府政策統括官笹川武君、内閣府地方分権改革推進室長寺崎秀俊君、内閣府男女共同参画局長林伴子君、内閣府経済社会総合研究所次長増島稔君、内閣府地方創生推進事務局審議官黒田昌義君、内閣府子ども・子育て本部統括官藤原朋子君、公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長岩成博夫君、デジタル庁統括官村上敬亮君、デジタル……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官宮崎敦文君、内閣府政策統括官榊真一君、内閣府政策統括官笹川武君、外務省欧州局長宇山秀樹君、文部科学省研究開発局長真先正人君、厚生労働省医政局長伊原和人君、厚生労働省健康局長佐原康之君、厚生労働省雇用環境・均等局長山田雅彦君、厚生労働省子ども家庭局長橋本泰宏君、厚生労働省老健局長土生栄二君、農林水産省農産局長平形雄策君、環境省環境再生・資源循……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。 三案審査のため、本日の午前、新型コロナウイルス感染症対策等について御出席いただいている参考人は、国立感染症研究所長脇田隆字君、日本労働組合総連合会副事務局長村上陽子君、国立大学法人長崎大学学長河野茂君、一般社団法人反貧困ネットワーク事務局長瀬戸大作君、以上四名の方々であります。 この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席いただきまして、誠にありがとうございます。参考人各位には、それぞれのお立……
○根本委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事重徳和彦君から、理事辞任の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に近藤和也君を指名いたします。
【次の発言】 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題と……
○根本委員長 これより会議を開きます。
令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
この際、公聴会の件についてお諮りいたします。
令和四年度総予算について、議長に対し、公聴会開会の承認要求をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、公聴会は来る二月十五日とし、公述人の選定等の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○根本委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事近藤和也君から、理事辞任の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に重徳和彦君を指名いたします。
【次の発言】 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題と……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。 この際、分科会設置の件についてお諮りいたします。 令和四年度総予算審査のため、八個の分科会を設置することとし、分科会の区分は 第一分科会は、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、デジタル庁、復興庁、防衛省所管及び他の分科会の所管以外の事項 第二分科会は、総務省所管 第三分科会は、法務省、外務省、財務省所管 第四分科会は、文部科学省所管 第五分科会は、厚生労働省所管 第六分科会は、農林水産省、環境省所管 第七分科会……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官内山博之君、内閣府政策統括官榊真一君、内閣府地方創生推進事務局審議官黒田昌義君、警察庁刑事局長大賀眞一君、デジタル庁審議官山本和徳君、復興庁統括官林俊行君、総務省自治行政局選挙部長森源二君、総務省総合通信基盤局長二宮清治君、出入国在留管理庁次長西山卓爾君、外務省大臣官房審議官徳田修一君、外務省大臣官房審議官大鶴哲也君、外務省大臣官房参事官石……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官溝口洋君、内閣官房内閣審議官高村泰夫君、内閣官房国土強靱化推進室次長五道仁実君、内閣府子ども・子育て本部統括官藤原朋子君、宮内庁次長池田憲治君、消費者庁政策立案総括審議官村井正親君、総務省自治税務局長稲岡伸哉君、総務省統計局統計調査部長岩佐哲也君、消防庁次長小宮大一郎君、外務省中東アフリカ局長長岡寛介君、外務省国際協力局長植野篤志君、財務省主税局長住澤整……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官高村泰夫君、内閣官房内閣審議官室田幸靖君、内閣官房内閣審議官内山博之君、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局審議官内田幸雄君、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局審議官渡邉政嘉君、デジタル庁統括官楠正憲君、総務省自治行政局選挙部長森源二君、総務省情報流通行政局郵政行政部長今川拓郎君、法務省民事局長金子修君、外務省大臣官房参事官股野元貞……
○根本委員長 これより会議を開きます。
令和四年度一般会計補正予算(第1号)、令和四年度特別会計補正予算(特第1号)の両案を一括して議題とし、審査に入ります。
まず、両案の趣旨について政府の説明を聴取いたします。財務大臣鈴木俊一君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
ただいま説明を聴取いたしました令和四年度補正予算両案の審査中、日本銀行及び独立行政法人等の役職員から意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人として出席を求めることとし、その人選等諸般の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計補正予算(第1号)、令和四年度特別会計補正予算(特第1号)の両案を一括して議題とし、基本的質疑に入ります。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官加野幸司君、内閣官房内閣審議官吉川徹志君、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局審議官北浦修敏君、内閣府地方創生推進室次長黒田昌義君、内閣府男女共同参画局長林伴子君、総務省自治行政局長吉川浩民君、外務省総合外交政策局長岡野正敬君、外務省北米局長市川恵一君、経済産業省大臣官房審議官蓮井智哉君、経済産業省大臣官房審議官門松貴君、経済産業省……
○根本委員長 これより会議を開きます。
令和四年度一般会計補正予算(第1号)、令和四年度特別会計補正予算(特第1号)の両案を一括して議題とし、基本的質疑を行います。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官溝口洋君、国土交通省海事局長高橋一郎君、防衛省防衛政策局長増田和夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 昨日の泉健太君の質疑に関連し、大串博志君から質疑の申出があります。泉君の持ち時間の範囲内でこれを許します。大串博志君。
○根本委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する事項について、議長に対し、国政調査の承認を求めることとし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。
本日は、ウクライナ問題等内外の諸課題についての集中審議を行います。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房ギャンブル等依存症対策推進本部事務局審議官北波孝君、内閣官房……
○根本委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、その手続等につきましては、あらかじめ委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午前……
○根本委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、その手続等につきましては、あらかじめ委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午前……
○根本委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が九名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に
小林 鷹之君 中山 展宏君
古川 禎久君 堀井 学君
牧原 秀樹君 逢坂 誠二君
後藤 祐一君 青柳 仁士君
及び 赤羽 一嘉君
を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたしま……
○根本委員長 これより会議を開きます。 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君の出席を求め、意見を聴取し、また、政府参考人として内閣官房内閣審議官吉川徹志君、内閣官房国土強靱化推進室次長村山一弥君、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局次長村手聡君、内閣府大臣官房故安倍晋三国葬儀事務局長原宏彰君、内閣府大臣官房経済安全保障推進室次長品川高浩君、内閣府男女共同参画局長岡田恵子君、内閣府子ども・子育て本部統括官吉住啓作君、消費者庁次長黒田岳士君、法務省大臣官房司法法制部長竹内努君、法務省人……
○根本委員長 これより会議を開きます。 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君の出席を求め、意見を聴取し、また、政府参考人として内閣官房特定複合観光施設区域整備推進本部事務局次長秡川直也君、消費者庁次長黒田岳士君、総務省自治行政局選挙部長森源二君、法務省民事局長金子修君、財務省国際局長三村淳君、文化庁次長合田哲雄君、厚生労働省健康局長佐原康之君、厚生労働省労働基準局長鈴木英二郎君、厚生労働省職業安定局長田中誠二君、経済産業省大臣官房審議官蓮井智哉君、資源エネルギー庁資源・燃料部長定光裕樹君、資……
○根本委員長 これより会議を開きます。 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。 本日は、社会情勢等内外の諸課題についての集中審議を行います。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官加野幸司君、内閣官房内閣審議官吉川徹志君、内閣府大臣官房経済安全保障推進室次長品川高浩君、出入国在留管理庁次長西山卓爾君、外務省大臣官房長志水史雄君、外務省大臣官房審議官石月英雄君、外務省大臣官房参事官宮本新吾君、外務省欧州局長中込正志君、厚生労働省労働基準局長鈴木英二郎君、厚生労働省雇用環境・均等局長村山誠君、観光庁次長秡川直也君、防衛省防衛政策局長増……
○根本委員長 これより会議を開きます。
令和四年度一般会計補正予算(第2号)、令和四年度特別会計補正予算(特第2号)の両案を一括して議題とし、審査に入ります。
まず、両案の趣旨について政府の説明を聴取いたします。財務大臣鈴木俊一君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
ただいま説明を聴取いたしました令和四年度補正予算両案の審査中、日本銀行及び独立行政法人等の役職員から意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人として出席を求めることとし、その人選等諸般の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計補正予算(第2号)、令和四年度特別会計補正予算(特第2号)の両案を一括して議題とし、基本的質疑に入ります。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官加野幸司君、内閣官房新しい資本主義実現本部事務局次長松浦克巳君、総務省大臣官房地域力創造審議官大村慎一君、総務省自治行政局選挙部長森源二君、外務省大臣官房審議官石月英雄君、外務省国際協力局長遠藤和也君、文部科学省科学技術・学術政策局長柿田恭良君、厚生労働省子ども家庭局長藤原朋子君、経済産業省大臣官房長藤木俊光君、資源エネルギー庁省エネルギー・……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計補正予算(第2号)、令和四年度特別会計補正予算(特第2号)の両案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官齋藤秀生君、内閣府政策統括官水野敦君、総務省自治行政局選挙部長森源二君、文部科学省初等中等教育局長藤原章夫君、厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官浅沼一成君、経済産業省大臣官房審議官田中哲也君、資源エネルギー庁資源・燃料部長定光裕樹君、防衛省防衛政策局長増田和夫君、防衛省整備計画局長川嶋貴樹君、防衛省人事教育局長町田一仁君、防衛装備庁長官土本英樹……
○根本委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、その手続等につきましては、あらかじめ委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午後……
○根本委員長 これより会議を開きます。
令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、審査に入ります。
まず、三案の趣旨について政府の説明を聴取いたします。財務大臣鈴木俊一君。
【次の発言】 これにて財務大臣の説明は終わりました。
財務大臣以外の大臣は御退席いただいて結構でございます。
引き続き、補足説明を聴取いたします。財務副大臣井上貴博君。
【次の発言】 次に、内閣府副大臣藤丸敏君。
【次の発言】 以上をもちまして補足説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
ただいま説……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、基本的質疑に入ります。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官下田隆文君、内閣官房内閣審議官齋藤秀生君、警察庁刑事局長渡邊国佳君、外務省大臣官房地球規模課題審議官赤堀毅君、外務省大臣官房審議官竹谷厚君、外務省総合外交政策局長市川恵一君、外務省欧州局長中込正志君、外務省中東アフリカ局アフリカ部長齋田伸一君、水産庁長官神谷崇君、経済産業省大臣官房福島復興推進グループ長片岡宏一郎君、経済産業省通商政策局長松……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、基本的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官溝口洋君、内閣官房内閣審議官中田昌和君、外務省大臣官房審議官石月英雄君、外務省大臣官房参事官林誠君、外務省欧州局長中込正志君、文部科学省総合教育政策局長藤江陽子君、文部科学省高等教育局長池田貴城君、文化庁次長合田哲雄君、厚生労働省雇用環境・均等局長村山誠君、経済産業省経済産業政策局長飯田祐二君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、基本的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官齋藤秀生君、内閣官房内閣審議官吉川徹志君、警察庁刑事局長渡邊国佳君、復興庁統括官由良英雄君、外務省大臣官房審議官石月英雄君、外務省北米局長河邉賢裕君、外務省欧州局長中込正志君、文化庁次長合田哲雄君、厚生労働省健康局長佐原康之君、経済産業省大臣官房審議官恒藤晃君、経済産業省産業技術環境局長畠山陽二郎君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギ……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑に入ります。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣府子ども・子育て本部統括官吉住啓作君、警察庁刑事局長渡邊国佳君、法務省民事局長金子修君、外務省大臣官房参事官林誠君、外務省大臣官房参事官宮本新吾君、外務省アジア大洋州局南部アジア部長有馬裕君、外務省経済局長鯰博行君、財務省主計局長新川浩嗣君、文化庁次長合田哲雄君、厚生労働省医政局長榎本健太郎君、厚生労働省社会・援護局長川又竹男君、厚生労働省老健局長大西証……
○根本委員長 これより会議を開きます。
令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
三案審査の参考に資するため、来る十日金曜日、新潟県及び福岡県に委員を派遣いたしたいと存じます。
つきましては、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、派遣委員の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○根本委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事逢坂誠二君から、理事辞任の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に大西健介君を指名いたします。
【次の発言】 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題と……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官加野幸司君、内閣官房行政改革推進本部事務局次長七條浩二君、内閣官房新しい資本主義実現本部事務局次長松浦克巳君、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局審議官内田幸雄君、内閣官房内閣情報調査室次長柳淳君、内閣府大臣官房故安倍晋三国葬儀事務局長原宏彰君、内閣府大臣官房経済安全保障推進室次長品川高浩君、内閣府政策統括官榊真一君、警察庁刑事局長渡邊国佳君、……
○根本委員長 これより会議を開きます。
令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
この際、公聴会の件についてお諮りいたします。
令和五年度総予算について、議長に対し、公聴会開会の承認要求をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、公聴会は来る二月十六日とし、公述人の選定等の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官黒田秀郎君、内閣官房内閣審議官溝口洋君、内閣官房内閣審議官室田幸靖君、内閣官房内閣審議官實國慎一君、総務省自治行政局長吉川浩民君、総務省自治行政局選挙部長森源二君、総務省自治税務局長池田達雄君、外務省大臣官房長志水史雄君、外務省大臣官房審議官實生泰介君、外務省大臣官房審議官竹谷厚君、外務省大臣官房参事官池上正喜君、財務省主計局長新川浩嗣君、……
○根本委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事大西健介君から、理事辞任の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に逢坂誠二君を指名いたします。
【次の発言】 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題と……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として金融庁企画市場局長井藤英樹君、総務省自治行政局選挙部長森源二君、厚生労働省医政局長榎本健太郎君、厚生労働省健康局長佐原康之君、農林水産省大臣官房総括審議官杉中淳君、農林水産省大臣官房統計部長山田英也君、農林水産省農産局長平形雄策君、国土交通省大臣官房長宇野善昌君、国土交通省大臣官房技術審議官佐藤寿延君、国土交通省鉄道局長上原淳君の出席を求め、説明を聴取いたし……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官加野幸司君、内閣官房国家安全保障局審議官高村泰夫君、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局審議官内田幸雄君、内閣府大臣官房審議官吉岡秀弥君、公正取引委員会事務総局経済取引局長藤本哲也君、外務省総合外交政策局長市川恵一君、文部科学省研究開発局長千原由幸君、厚生労働省職業安定局長田中誠二君、農林水産省大臣官房総括審議官高橋孝雄君、農林水産省畜産局長渡……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房就職氷河期世代支援推進室次長吉岡秀弥君、法務省刑事局長松下裕子君、外務省大臣官房審議官石月英雄君、外務省大臣官房参事官林誠君、外務省北米局長河邉賢裕君、厚生労働省健康局長佐原康之君、厚生労働省職業安定局長田中誠二君、厚生労働省子ども家庭局長藤原朋子君、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長辺見聡君、厚生労働省人材開発統括官奈尾基弘君、厚生労働省政策統括官中村博治君……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として外務省総合外交政策局長市川恵一君、外務省総合外交政策局軍縮不拡散・科学部長海部篤君、文部科学省総合教育政策局長藤江陽子君、スポーツ庁次長角田喜彦君、厚生労働省社会・援護局長川又竹男君、国土交通省大臣官房公共交通・物流政策審議官鶴田浩久君、国土交通省住宅局長塩見英之君、国土交通省港湾局長堀田治君、防衛省防衛政策局長増田和夫君、防衛省整備計画局長川嶋貴樹君の出席を求め、説明を……
○根本委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する事項について、議長に対し、国政調査の承認を求めることとし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房新しい資本主義実現本部事務局次長三浦章豪君、内閣府大臣官房審議官吉岡秀弥君、外務省大臣官房審議官日下部英紀君、外務省欧州局長中込正……
○根本委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、その手続等につきましては、あらかじめ委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午前……
○根本委員長 これより会議を開きます。
この際、一言御挨拶を申し上げます。
この度、国家基本政策委員長に就任いたしました根本匠でございます。
本委員会の合同審査会において総理と野党党首が国家の基本政策に関し討議を行う党首討論は、国民の関心も非常に高く、本委員会に課せられた使命は極めて重いものであります。
委員各位の御協力を賜りまして、公正円満な運営に努めてまいりますので、何とぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事小渕優子君及び馬場伸幸君から、理事を辞任いたしたいとの申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
○根本委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事西村明宏君から、理事を辞任いたしたいとの申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が三名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
御法川信英君……
○根本委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事金子恭之君から、理事を辞任いたしたいとの申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
小渕 優子君……
○根本分科員 自由民主党の根本匠でございます。私はきょう、障害者の福祉の充実の観点から、障害者の就労、雇用の問題、特に就労の問題に的を絞って御質問させていただきたいと思います。 国連障害者の十年の間に、我が国においても障害者福祉が着実に進展いたしました。今後も一層の施策の進展を図る必要があると思います。特に障害者が社会の一員として生き生きと暮らしていけるためには、社会参加が重要であります。社会参加という観点から、特に障害者が適切な仕事につけるようにする、これが私は大変重要だと思っております。 この観点から、まず最初に在宅の障害者の雇用、就労の状況につきまして、身体障害者、精神薄弱者などの現……
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 ただいま公述人の皆様から大変貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございました。私も持ち時間が十五分ということでありますので、在職老齢年金と六十歳代前半の雇用問題にテーマを絞りまして御質問させていただきたいと思います。 今回の年金制度の改正のポイントは、御案内のように二つございます。一つは、人生八十年時代にふさわしいものに見直す、二十一世紀を活力ある長寿社会とするために、六十歳引退社会から六十五歳現役社会に、これが一つであります。それからもう一つのポイントは、年金制度を長期的に安定させるために、負担と給付の均衡を図るとともに、将来の世代に過重な負担……
○根本分科員 自由民主党の根本匠です。 私は、畜産の問題、それから輸入野菜対策の問題、土地改良負担金の軽減・緩和の問題、大きくこの三つのジャンルから質問をさせていただきたい、こう思います。 まず畜産の問題でありますが、我が国の酪農、肉用牛生産、これは農業の基幹部門をなしておりますし、国土の有効利用に大きな役割を持っております。ただ、ガット・ウルグアイ・ラウンドで乳製品の関税化あるいは牛肉の関税引き下げが実施されまして、中長期的にはこの影響が出てくるだろう。このために、これから畜産の将来ビジョンを明らかにしながら、早目早目に日本の酪農、肉用牛生産の体質強化、振興を図っていく必要があると思って……
○根本分科員 自由民主党の根本匠でございます。 私は、まず子育て対策の現状、そしてこれからのあり方についてお伺いしたいと思います。 これまで厚生省を中心に保健福祉分野で、障害者プラン、ゴールドプラン、エンゼルプラン、いわゆる三プランを策定して、この分野の施策はこの二年ぐらいで非常に大きく前進いたしました。 子育て対策につきましては、一昨年にエンゼルプランをつくりまして、厚生省においても緊急保育対策五カ年計画を策定して今鋭意やっているところでありますけれども、現時点でのエンゼルプランの進捗状況、そしてこれを現段階でどう評価しているか、もう一点、厚生省の緊急保育対策五カ年計画の進捗状況及び評……
○根本分科員 自由民主党の根本匠です。 私、厚生委員会の大臣所信の質疑の段階で、エンゼルプラン、ゴールドプラン、そして障害者プランについての質問をさせていただきましたが、時間の関係上、障害者について基本的な考え方にとどまりましたので、この予算委員会の分科会で、障害者プランの具体的な課題などにつきまして御質問させていただきたいと思います。 私が障害者プランを重視しますのは、お年寄りや子供に至るまでバリアフリーの社会づくり、これが二十一世紀に向けての国政の重要な課題の一つだ、こう考えております。障害者にとってのバリアフリーは、お年寄りや子供、体の弱い人々にとってもバリアフリーになるわけでありま……
○根本分科員 自由民主党の根本匠です。 私は、科学技術創造立国への取り組みという観点から、科学技術庁を中心に質問をさせていただきたいと思います。 科学技術創造立国、これは橋本政権の大きな柱でありまして、最近打ち出された経済構造改革、この中身でも重要な柱になっておりまして、重点的に提起をされております。今後の我が国の少子・高齢化社会あるいは昨今の産業の空洞化、こういうことを考えますと、二十一世紀に豊かな日本を築き上げていくためには経済を再活性化する、そして日本は売り物は頭脳でありますから、科学技術を中心に経済の振興を図る、新産業、新分野を創出していく、これが何よりも大事だと思っております。 ……
○根本主査 これより決算委員会第二分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願いいたします。 本分科会は、総理府(防衛庁・防衛施設庁)、外務省、文部省、厚生省所管、環境衛生金融公庫及び労働省所管についての審査を行うことになっております。 なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。 平成六年度決算外二件及び平成七年度決算外二件中、本日は、労働省、厚生省所管、環境衛生金融公庫及び文部省所管について審査を行います。 これより労働省所管に……
○根本主査 これより決算委員会第二分科会を開会いたします。
平成六年度決算外二件及び平成七年度決算外二件中、本日は、文部省、総理府(防衛庁・防衛施設庁)及び外務省所管について審査を行います。
昨日に引き続き文部省所管について審査を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石垣一夫君。
【次の発言】 これにて石垣一夫君の質疑は終了いたしました。
次に、奥山茂彦君。
【次の発言】 これにて奥山茂彦君の質疑は終了いたしました。
次に、菅義偉君。
【次の発言】 これにて安倍晋三君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして文部省所管の質疑は終了いたしました。
○根本分科員 自由民主党の根本匠です。 私は、今後の農業政策あるいは農政のあり方について御質問いたしたいと思います。 最近私も、農業青年の皆さんと話し合う機会が多くありまして、あるいは手紙をもらったりいたします。日本の農業、これからどうあるべきか、常に考えているわけですが、いろいろな議論をしている中で一番出てくるのは、ガット・ウルグアイ・ラウンド予算六兆百億円、これがどこに使われているのかどうもよくわからない、生産者に直接実感として感じられない、こんな意見が出てまいります。 これは、私も、ある意味でやむを得ないのだろうなと思いますのは、生産者の方に直接所得補償のようなことをやれば、非常に……
○根本分科員 自由民主党の根本匠です。 私は、きょうは言語療法士の問題、言語療法士の資格化問題についてお伺いしたいと思います。 最近、言語聴覚障害者の子供を持つ親から私も相談を受けまして、いろいろとこの言語療法の問題を勉強、研究いたしました。 関心を持って今取り組んでいるのですが、現在、言語や聴覚の機能に何らかの障害を持つ人の数、これは軽度から重度合わせますと六百万人と言われております。このうち、訓練、検査などが必要な言語聴覚障害者数、これは全国に約二百万人いる、こう言われております。 これにこたえるために、いろいろな資格の名称があるわけですが、医療の分野で言語療法に携わっている方を中……
○根本主査代理 これにて中村哲治君の質疑は終了いたしました。
次に、西村康稔君。
【次の発言】 これにて西村康稔君の質疑は終了いたしました。
次に、大谷信盛君。
【次の発言】 これにて大谷信盛君の質疑は終了いたしました。
午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時五十七分休憩
○根本分科員 自由民主党の根本匠です。 私は、きょう、日本の農産物の輸出の振興、そして米の値段の問題、これについて御質問をさせていただきたいと思います。 日本農業に活力を与え、そして日本の農業の自給率を高める、自給力を高める、こういう観点からも、新たな分野として農産物の輸出振興、これが非常に重要になってきていると思います。 十年前、私が当選したころは、日本の農産物を輸出する、こういうことは考えられておりませんでした。米が輸出できる、こういうことも想定されておりませんでした。国際化というのは国際間の厳しい競争、大競争時代。私は国際化とは一つは国際的な大競争だと思っておりますが、日本の得意わ……
○根本主査代理 これにて斉藤鉄夫君の質疑は終了いたしました。
次に、内山晃君。
【次の発言】 これにて内山晃君の質疑は終了いたしました。
次に、山内康一君。
【次の発言】 これにて山内康一君の質疑は終了いたしました。
次に、糸川正晃君。
【次の発言】 これにて糸川正晃君の質疑は終了いたしました。
次回は、明三月一日水曜日午前九時より本分科会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後七時二十九分散会
○根本主査代理 これにて川条志嘉君の質疑は終了いたしました。
次に、西本勝子君。
【次の発言】 これにて西本勝子君の質疑は終了いたしました。
次に、市村浩一郎君。
○根本協議委員 動議を提出いたします。
議長には衛藤征士郎君を推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
副議長には鈴木恒夫君を推薦いたしたいと存じます。
○根本協議委員 動議を提出いたします。
議長には衛藤征士郎君を推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
副議長には鈴木恒夫君を推薦いたしたいと存じます。
○根本主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願いいたします。
本分科会は、厚生労働省所管について審査を行うことになっております。
平成二十一年度一般会計予算、平成二十一年度特別会計予算及び平成二十一年度政府関係機関予算中厚生労働省所管について、政府から説明を聴取いたします。舛添厚生労働大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
厚生労働省所管予算の主要経費別概要につきましては、その説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○根本主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。
平成二十一年度一般会計予算、平成二十一年度特別会計予算及び平成二十一年度政府関係機関予算中厚生労働省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。矢野隆司君。
【次の発言】 これにて矢野隆司君の質疑は終了いたしました。
次に、萩原誠司君。
○根本国務大臣 平成二十三年度における復興庁所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 復興庁は平成二十四年二月に設置されました。 歳入につきまして、歳入予算の計上はございません。 これに対しまして、収納済み歳入額が百二十六万円余となっております。 次に、復興庁所管の歳出につきまして、歳出予算現額は一兆三千百四十一億九千三百六十二万円でありまして、その内訳は、予算移しかえ増加額一兆五千六百六十六億八千四百九十八万円余、予算移しかえ減少額二千五百二十五億九千五百七十五万円、予算決定後移しかえ増加額一億四百三十八万円余となっております。 この歳出予算現額に対し……
○根本国務大臣 平成二十五年度復興庁予算について、御説明申し上げます。 まず、復興庁においては、東日本大震災からの復興を円滑かつ迅速に推進するための予算として、総額二兆九千三十七億円を計上しております。 以下、その主要施策について、御説明申し上げます。 第一に、被災者支援については、被災者の方々の住宅再建、被災した学生の修学等を引き続き支援するとともに、コミュニティーの弱体化、孤立化が問題となっている中で、心のケア等を支援するために必要な経費として、千八百八十三億円を計上しております。 第二に、町の復旧復興については、本格的な復旧や復興に向けた公共インフラ等の整備を事業計画及び工程表に……
○根本国務大臣 委員におかれましては、地元の意見にしっかりと耳を傾けて、そして復興に尽力されておられます。これからもぜひ復興に向けて御支援、御協力いただきたいと思います。 ただいま復興関連予算のお話がありました。これまで国会で厳しく指摘を受けました。そしてまた、ことし一月、総理からの指示を受けまして、徹底的に見直しをいたしました。そして、被災地域の復旧復興に直接資する施策のみを復興特別会計に計上する、これを基本としております。 ただし、全国向け予算につきましては、子供の安全確保に係る緊要性の高い学校耐震化事業などに限って復興特別会計に計上することといたしました。また、被災地向け予算は全て復……
○根本国務大臣 平成二十六年度復興庁予算について御説明申し上げます。 まず、復興庁においては、東日本大震災からの復興を円滑かつ迅速に推進するための予算として、総額二兆二千四百四十一億円を計上しております。 以下、その主要施策について御説明申し上げます。 第一に、被災者支援については、被災者の方々の住宅再建、被災した学生の修学等を引き続き支援するとともに、被災者の避難の長期化が見込まれる中、心のケア等の被災者の健康、生活面での支援を着実に進めるために必要な経費として千百十七億円を計上しております。 第二に、町の復旧復興については、津波被災地において、防災集団移転促進事業等の事業着手が着実……
○根本(匠)委員 私も、簡潔に私の考え方を述べさせていただきたいと思いました。 今回の審査会はさまざまな議論があった。特に、平和安全法制についての中心的な議論がなされました。私は、冷静に聞いていて、長年この議論に参画してこられた高村委員あるいは北側委員の御意見が極めて本質をついていて、論理的、合理的、説得的だったと思います。 簡単に私も申し上げたいと思いますが、今回の平和安全法制については、歴代政権が維持してきた憲法解釈を一内閣の判断により変更するものであり、立憲主義にもとるのではないかという批判が一部にあるようであります。 しかしながら、今回の平和安全法制は、平成二十六年七月一日の閣議……
○根本(匠)委員 今から七十年前の昭和二十一年、日本国憲法が公布されました。 この憲法は、まず、昭和二十七年のサンフランシスコ講和条約発効よりも前、すなわち我が国に主権が存しない時期に制定されたものであること、内容も、マッカーサー三原則とGHQ草案が示され、それを翻訳したものがほぼもとになっていることは事実であります。これらの史実をもとに、押しつけ憲法だから改正すべきだとする意見があります。 他方、現憲法は、GHQ草案をもとにしつつも、我が国で起草し、議会の審議、承認を経て制定されたこと、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重の三原則は国民に深く根つき定着していることもまた事実です。 重要……
○根本(匠)委員 今いろいろな議論が出ていましたが、私は、きょうの議論を聞いておりまして、個別の具体的なテーマになるほど議論は深まっていくなと。その意味では、個別のテーマになるほど議論が深まって闊達な議論ができますから、これから個別の議論をぜひやっていただきたいと思います。 そして、きょうは立憲主義と改正限界ということですから、私も、これについてどう考えるかということを、多少理屈っぽい話になるかもしれませんが、改めて意見を述べたいと思います。 立憲主義という言葉、ただいまもいろいろな方からいろいろな意味合いでの立憲主義の開陳がありました。さまざまな意味で用いられております。一つの考え方とし……
○根本(匠)委員 自民党の根本匠です。 まず、一票の格差と参議院の合区について申し上げます。 一票の格差をめぐっては、重要な判例が幾つかあります。 昭和五十一年には、憲法十四条一項が投票価値の平等を要求しているものの、それが選挙制度の唯一絶対の基準ではないと示されました。昭和五十八年には、参議院選挙に都道府県代表的な要素を加味しても、全国民の代表であるという性格と矛盾抵触しないと判断されました。 しかし、平成二十四年には、昭和五十八年の考え方を否定しないものの、都道府県を選挙区の単位にすべき憲法上の要請はないと指摘し、人口の都市部への集中による都道府県間の人口格差の拡大が続き、総定数を……
○根本(匠)委員 自由民主党の根本匠です。 本日のテーマは国と地方のあり方であります。自由討議とはいえ、議論が拡散しないように、私も、国と地方のあり方に絞って意見を申し上げたいと思います。 現行憲法は規律密度が低く、国民が共有できる理念を書き加えるべきとの意見があります。特に地方自治の章は四条しかなく、自民党の憲法改正草案でも、地方自治の本旨の中身を記述しています。これまでの憲法調査会でも、国と地方公共団体の基本的なあり方や、国と地方政府が対等の立場にあること、地方公共団体の課税自主権などを憲法に追加すべきといった意見が出されています。 他方、日本では、憲法と地方自治法や地方財政法などの……
○根本(匠)委員 自由民主党の根本匠です。 憲法九条をめぐっての安倍総裁の真意については既に中谷、古屋幹事から明快に話がありましたので、私は、きょうのテーマである新しい人権について意見を申し上げたいと思います。 憲法制定時には想定していなかった諸問題に対応するため、プライバシー権や環境権などの新しい人権が主張されるようになりました。これらが憲法上保障されるべき権利であるという考えは、当審査会でも共有できるのではないかと思います。 憲法に新しい人権の規定を置くことについて意見を申し上げますと、明記すべきという意見の論拠は、あらゆる新しい人権の根拠を十三条に求めることは適当でないこと、憲法に……
○根本(匠)委員 自由民主党の根本匠です。 憲法第一章をテーマに、党を代表して発言をいたします。 日本国憲法は、国民主権という人類普遍の原理を採用しながら、同時に、第一章において象徴天皇制を規定しています。象徴天皇制は、普遍的な原理というよりも、日本固有の歴史、伝統を考慮し、尊重する立場から、これを憲法上規定したものと考えられます。 明治憲法における天皇が、神勅に基づいて、国家統治の淵源であるとともにその中心たる地位にあって、強大な権能を持っていたのに対し、日本国憲法における天皇は、国民の総意に基づいて、国家及び国民統合の象徴的地位に立っています。 このような象徴天皇制について、国民は……
○根本国務大臣 委員の問題意識は私もよくわかります。やはり男性が積極的に育児を行うこと、これは子育て環境の充実あるいは女性が継続して就業するという観点からも重要だと思います。 男性の育児参画を推進するために、育児・介護休業法、これは夫婦で育児休業を取得した場合のメリットなどを設けております。例えば、同時に可能ですよとか、あるいはパパ休暇とか、配偶者の出産後八週間の時期に男性が八週間内に育児休業を取得した場合に、もう一回育児休業を取得できる制度、これはパパ休暇と言っていますけれども、さらに、パパ・ママ育休プラス、こういうものを制度的に設けています。 ただ、残念ながら、男性の育児休業取得率、こ……
○根本国務大臣 平成三十一年度厚生労働省関係予算案の概要について説明いたします。 初めに、毎月勤労統計について、本来とるべき統計調査の変更の手続を行わず、抽出調査を行う際にとるべき統計的な処理を行わなかった結果、政府の行う統計に対する信頼が損なわれ、雇用保険や労災保険の受給者の方に追加給付が必要な事態を招いたこと等について、改めて国民の皆様に深くおわび申し上げます。 省全体として、統計に対する姿勢を根本から正し、再発防止の徹底に努め、厚生労働行政に対する国民の皆様の信頼の回復に努めるとともに、雇用保険等の追加給付につきまして、できる限り速やかに簡便な手続でお支払いできるよう、万全を期して必……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案について公聴会を開きます。 この際、公述人各位に一言御挨拶を申し上げます。 公述人各位におかれましては、御多用中にもかかわらず御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。令和四年度総予算に対する御意見を拝聴し、予算審議の参考にいたしたいと存じますので、どうか忌憚のない御意見をお述べいただきますようお願い申し上げます。 御意見を賜る順序といたしましては、まず大槻奈那公述人、次に原英史公述人、次に川口大司公述人、次に小黒一正公述人の順序で、お一人二十分程度ずつ一通り……
○根本委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案について公聴会を開きます。 この際、公述人各位に一言御挨拶を申し上げます。 公述人各位におかれましては、御多用中にもかかわらず御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。令和五年度総予算に対する御意見を拝聴し、予算審議の参考にいたしたいと存じますので、どうぞ忌憚のない御意見をお述べいただきますようお願い申し上げます。 御意見を賜る順番といたしましては、まず川上高司公述人、次に清水秀行公述人、次に井上善博公述人、次に前泊博盛公述人の順序で、お一人二十分程度ずつ一通……
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