このページでは鮫島宗明衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。鮫島宗明衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○鮫島委員 日本新党の鮫島宗明です。時間もありませんので、やや紋切り型の質問になることをお許しいただきたいと思います。
十月十七日にTNT27より日本海沖に投棄された放射性廃棄物の形状と数量及び放射線量について、科学技術庁がロシア側より入手しているデータについてお教えいただきたい。
【次の発言】 いまもう一度、放射性同位元素の種類及びその元素を含む化合物、おわかりでしたら。
【次の発言】 コバルトの放射性同位元素がガンマ線を出しているということでよろしいでしょうか。政府委員の方から。
【次の発言】 ガンマ線の海水中での飛距離について、おわかりでしたら。――それは後ほど調べて教えていただければ……
○鮫島委員 さきがけ日本新党の鮫島でございます。 三十分の持ち時間のうち、私が二十分、同僚の長浜議員が十分を使って質問させていただきたいと思います。主に日米経済摩擦の問題、円高の問題、貿易黒字の削減の問題について御質問したいと思います。 初めに、大変きつい日程の中、厳しい環境の中で日米首脳会談に臨まれた細川総理を初め羽田外務大臣並びに関係者御一同の御労苦をねぎらいたいと思います。大変御苦労さまでございました。 帰国後、マスコミのほとんどは、経済協議の行き詰まりに関する記事が、報道が大部分でございますけれども、日米協議については二本の柱がセットされていたはずでございまして、一本目は申すまで……
○鮫島委員 第五分科会における審査の経過について御報告申し上げます。 本分科会においても同様に、昨七日審査を行いました。 質疑応答の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものについて申し上げます。 まず、環境庁関係では、環境基本計画の進捗状況、大都市圏の緑地空間の保全、三河湾の水質汚染の現状、環境の日の祝日制定の必要性、放置自動車等の実態調査とその対策などであります。 次に、農林水産省関係では、ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意に対する評価、今後の食糧管理制度のあり方、中山間地域の活性化対策、農業振興法の運用のあり方、農業後継者確保等のための魅力ある農村づ……
○鮫島委員 細川さん、与党を代表して質問させていただきます。
従来、首相経験者に対する証人喚問は、首相の職務権限または閣僚の職務権限に関する事項で、しかも社会問題化したケースに限り、極めて異例なこととして行われてきたと認識しておりますが、今回の細川さんに対する証人喚問で問題とされていることは、今から十年以上も前のことで、国政とも無関係、しかも公務員の地位利用とも全く関係のない個人的な経理上の問題が疑惑とされているわけですが、このような証人喚問のあり方について、初めに率直な御感想、御意見をお聞かせ願えませんでしょうか。
【次の発言】 確かにこの問題については相当な時間を予算委員会で費やしてきた……
○鮫島委員 改革の同僚議員のお許しを得て、主としてウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策を中心にして質問をさせていただきたいと思います。 先日、同僚の松田議員が指摘したように、この七年間の百二十五カ国が参加して新たな自由貿易の枠組みをつくる、そのための新たな国際貿易機関が設置されるということのその歴史的意義というのは、私もまことに大きいものだというふうに認識しております。我が国にとりましても、貿易立国を基本とする立場から、今日本がどのような時期にあって、どういう考え方でこの新たな経済の枠組みというのを受け入れるのか、あるいは新たな環境にどういうふうに日本が対応していくべきか、その骨格をつくる大……
○鮫島委員 どうも、農林水産大臣、連日長時間の御答弁お疲れさまでございます。もうしばらくおつき合いいただきたいと思います。 多くの議員が、今日までさまざまな立場から今般の農業対策の内容について評価を加えてまいりましたが、率直に申し上げて、稲の生産装置としての水田の整備についてはかなり十分な内容が盛り込まれているものと評価できると思いますけれども、ただ、七年後には、特例措置を選択するにせよ、関税化を選択するにせよ、現在の合意内容に上乗せした開放義務が課せられることを考えるときに、米ビジネスの体質強化という観点からいって、現在想定されている程度で十分かどうかについてはいささかの疑念を抱かざるを得……
○鮫島委員 新進党の鮫島でございます。 今回の阪神大震災は、ただ阪神地区に物理的な衝撃を与えただけではなくて、日本がなれ親しんできたシステムの脆弱性を明らかにしたという意味で、大変大きな意識的衝撃を多くの人たちに与えたというふうに私は認識しております。行政情報の流通にしても、あるいはその管理、意思決定のシステム、これまで日本がこれでよかれと思って組み上げてきた世界ががらがらと音を立てて崩れた一日本の構造的欠陥あるいは制度的欠陥というものが、地震を一つのきっかけとして、次々と明らかにされているのではないかというふうに思います。 我々、やはり政治に携わる者としては、五千三百人を上回る犠牲者の方……
○鮫島委員 私は、ただいま議題となりました容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律案に対する修正案につきまして、新進党を代表して、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 本法律案により資源循環型の社会システムづくりを目指すとしても、そのために要する社会全体の費用が低減するものでなければならず、また、各市町村の分別収集事業の合理化、効率化が不断に図られなければなりません。このためには、各市町村の分別収集事業の費用を明示するとともに、市民に開かれた形で透明に運営される必要があります。さらに、将来この市町村の分別収集費用の負担のあり方については、排出者負担の原則を踏まえ、この法律……
○鮫島委員 新進党の鮫島宗明でございます。きょうは参考人の方々、お忙しい中国会までおいでいただきまして、大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、厚く御礼申し上げます。 特に、余り統計資料にこだわることなく、皆様方の御体験なりあるいは皆様方の感性に基づいて率直に人間的な御意見をお述べいただいたのは、大変印象を深くいたしましたけれども、そのような流れを尊重する意味で、私も余り統計資料にこだわることなく、むしろ直感に基づいて質問をさせていただきます。やや失礼な面に及ぶかもしれませんが、御容赦いただきたいと思います。 順序不同でお一人ずつお伺いしたいのですけれども、アメリカの商工会議所の井出さん……
○鮫島委員 本日は、きょうの午前中の商工委員会で満場一致で成立しました容器包装リサイクル法案、これについて幾つか質問させていただきます。 消費者問題特別委員会という場ですが、このリサイクル法案の一番の特徴は、今までは、出したごみは、それを処理する責任は自治体の固有事務ということで自治体に一〇〇%の責任があったのが、これからはごみを少しでも減らしていきましょうという世界的な流れの中で、消費者にも応分の負担、それから事業者といいますか、ジュースメーカーなり容器メーカーにも応分の負担、そういう方向に変わったのが一番内容的には大きな点だろうと思います。そういう意味では、ごみを減らしていくあるいはリサ……
○鮫島議員 確かに、委員がおっしゃるように、いわば産官学の壁を低くして自由な連携をとれることが科学技術の振興にとって大変重要なことだと思いますけれども、この基本法の中では、第二条に、科学技術の振興は研究者及び技術者に創造性を十分に発揮させることを旨として行われなければならないことを定めるとともに、その基本的な考えのもとで研究者等の養成確保、また研究支援者の充実、産官学の研究交流の促進、研究資金の効率的な使用等の施策を講じるものであることを定めております。 さらに、やはり制度的な問題としては、年金の一本化とか、あるいは渡りに伴う処遇の変化というようなものについて、やはり今後関連の法整備等を含め……
○鮫島委員 新進党の鮫島でございます。 先ほど長官もちょっとお触れになりましたけれども、今科学技術基本法が衆議院で成立して、既に参議院も特別委員会で成立して本会議での承認を待っている、今まさに生まれようとしているという状態だと思います。私も提案者の一人としてこの基本法の一刻も早い成立を祈っているわけですけれども、この基本法は幾つかの意味でこれまでの科学技術政策をさらに新たな方向に発展させるという理念が含まれているように考えております。 一つは、新たな産業分野を創出するための基盤技術を充実強化していきましょうという考え方ですし、またもう一つ新しい方向としては、人類共通の知的資産としての科学的……
○鮫島委員 新進党の鮫島宗明と申します。 本日は、先生方、大変貴重なお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。特に、河上先生と金子先生は、遠方からわざわざきょうのためにお越しいただいて、ありがとうございました。 それぞれの先生方のお立場によってやや視点が違うといいますか、取り上げた問題の角度がやや違うような印象を受けました。青山先生、島田先生は、主に今の消費生活トラブルといいますか、高齢者の消費活動に伴うトラブルの問題に焦点をお当てになってお話しいただきましたし、河上正二先生は、より包括的にといいますか、全体的な、消費者としての高齢者の抱えている今日的な問題あるいは将来的な社会……
○鮫島委員 新しくできます科学技術振興事業団法案に関連する質問をさせていただきたいと思います。 既に何人かの委員の方々がかなり関連の御質問をされていますので、一部重複することがあるかもしれませんけれども、お許しをいただきたいと思います。 新しい事業団が発足することによって、これまでそれぞれの事業団ではできなかった分野ができるようになりました。その二つの分野として、科学技術の理解増進の事業、それから研究機関等に対する支援事業ができるようになりましたという御紹介をいただきましたけれども、この研究支援 事業について、先ほど少し話題になった重点研究支援協力員事業以外にどういう内容の支援事業が予定さ……
○鮫島委員 現在審議の対象となっております、法律案に含まれるといいますか法律案が対象としている事象は非常に限定的ですので、私が用意していた質問の既に七割方は他委員が質問済みですので、通告していない質問がかなり出てしまうことを最初にお許しいただきたいと思います。 私はまだ議員になってから三年弱ですけれども、少なくともその短い経験の中で、政府から提案された法律案が一字一句たりとも修正された事実は見たことがない。また、政府から提案された予算案が一円一銭たりとも修正された事実に遭遇していない。そういう意味では、残念ながらこの三年間、まだ民主主義の体験をしていないわけなのです。 初めに、長官に、原則……
○鮫島委員 冒頭に理事の方から申し上げましたように、このきょうの質疑は一般質疑としてさせていただきます。私もそのような認識のもとに一時間の質問をしたいと思います。 私の方からきょう御答弁をお願いしている大臣は、総理大臣と大蔵大臣、農水大臣のお三方ですけれども、きょうはほぼ全閣僚の方がお見えになっていただいている。確かにこの金融六法に関しては、日本の金融システムの安定化をどう図るかということですから、経済企画庁長官にとっても大いに御関心のある法案審議に違いないというふうに思います。 それから、日本の金融システムの安定化が、世界一の黒字国である日本の資金が海外にどう効果的に還流していくかという……
○鮫島委員 新進党の鮫島でございます。
初めに、大蔵省に。平成七年度の税収が見通しを七千億ほど上回ったという報道がなされていますが、そういう事実はございましたでしょうか。
【次の発言】 今の法人税一兆円が見通しより上回ったということですけれども、住専絡みの不良債権の処理で多くの母体行がこの三月期に償却を積極的に行ったと思いますけれども、有税償却を行ったところと無税償却を行ったところ、母体行によって償却態度に違いがあったということも報道されていますが、これは事実でしょうか。
【次の発言】 そうすると、今の住専絡みの不良債権の処理で有税償却を行った母体行が支払った税金の総額は約六千億円という推定……
○鮫島委員 新進党の鮫島宗明でございます。 初めに菅大臣に、議院内閣制のもとにおいて、国民の代表である国会議員が大臣に就任したとき、どういう姿勢でその職責を果たすべきかということについて、私は、日々大変いいお手本を菅大臣が示してくださっていることについて、敬意を表したいと思います。特に、非加熱輸入血液製剤によってHIVウイルスに感染した患者の方々並びに御家族の方々に対する菅大臣の誠実な対処は、大変よき前例になるものだというふうに思っています。 そのような問題の中で提起されていることは、今の日本の社会にとって大変大きな問題でして、これは住専の問題とも絡みますけれども、いわば行政犯罪というもの……
○鮫島委員 前委員の高通な総論を受けて、やや身近な各論についてお伺いしたいと思います。 消費者の豊かさの実感を確保するという立場で、規制緩和についてきょうは幾つかお伺いしたいと思いますけれども、平成八年三月二十九日の閣議決定でも、従来の五カ年計画を前倒しして三カ年計画で、千七百九十七事項についての規制緩和を行うということが了承されたようですし、そのうち、新規に盛り込まれたものが五百六十九事項という、この平成七年から規制緩和の大きな動きが行政の中で定着していくというのは、大変歓迎すべき傾向だと思います。 一方で、新たに生まれている規制というのもこの陰でたくさんあるんじゃないかと思いますけれど……
○鮫島委員 新進党の鮫島でございます。 きょうは、我が国の大学院の抱える問題について少しお尋ねをしたいと思います。 大臣も御承知だと思いますけれども、平成七年の六月末に大学審議会の答申が出まして、教員の任期制についてとかあるいは大学運営の円滑化について提案がなされたところでございますけれども、この同じ大学審議会の答申の中に、実は大学院の問題についても一部触れられております。 ただ、今まで多分この文教委員会でも、むしろ小中学校の教育の問題が中心で、大学院の問題というのは、関係している人も少ないしということもあって、あるいは国会議員的にいえば票にならないというようなこともありまして、余り取り……
○鮫島委員 私の質問時間の中で、私の質問に先立って草川理事より若干の関連質問がありますので、先に草川理事が発言いたします。
【次の発言】 新進党の鮫島でございます。
きのうあるいはきょうの質疑の中で、きょうも農林大臣、午前中御答弁なさっていましたけれども、やはり農協系統の金融がほかの一般の都市銀行や何かと違って、農協法の縛りもあってなかなか内部留保ができない、そういう体力の弱さも勘案し、またこの住専設立以来の経過も勘案して、農協系統に対してはある意味ではさまざまな配慮がなされている処理案だと思いますけれども、組合員に安心を与えるという意味で、少しこのスキームの内容、農協の方の立場から見た場合……
○鮫島委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、北村直人君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明でございます。 ことしの三月、アメリカの貨物船ワンヘという船がPCBの詰まった十四個のコンテナを積んで、そのPCBの詰まった十四個のコンテナは相模原にあるアメリカ陸軍の相模総合補給廠から運び出されたものですけれども、焼却処分するためにカナダのバンクーバー港に向かったものの、カナダ政府に有害物質と認定されて陸揚げを拒否され、さらに次の寄港地アメリカ・シアトル港でも、港湾労働者の反対に遭って陸揚げできず、太平洋を行きつ戻りつした後、結局、出港地の横浜港に四月の下旬に戻ってきた。十四個のコンテナに詰まった約百トンのPCB廃棄物は、その夜のうちに港内のノースドッグ米軍施設……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明と申します。
川口大臣には初めての質問になりますけれども、今の山田議員と一部質問がダブるかもしれませんけれども、COP6の問題を中心にして質問させていただきたいと思います。
いろいろなところに出ていますけれども、推進大綱で出されている日本の六%削減の内訳、これは数字も含めて、長官はハーグにいらっしゃるのでしょうけれども、世界に向けてこの数字の内訳を含めて発表なさる御予定でしょうか。
【次の発言】 そうすると、今言われている、国内努力で〇・五%、吸収源で三・七%、残りが京都メカニズムで一・八%という数字は、あくまでも国内で語られている数字であって、世界に向けてこう……
○鮫島委員 民主党の鮫島です。 環境庁が環境省に充実することによって長官から大臣への御昇格、おめでとうございます。 先ほど地球環境問題の質問を前の委員がしておりましたけれども、これは別に質問じゃなくてひとり言として聞いていただければいいのですけれども、森林を余り吸収源として当てにすることは、お考えを変えた方がいいのじゃないか。今、内外でも森に対する信頼がかなり下がっていまして、森を当てにするのはやめようという考えが一般化していますので、ひとつ大臣も余り森を当てにしないようにというふうに思います。 きょう私、持ち時間四十分の中でかなり大きな課題を二つやらなければいけなくて、まずカネミ油症の……
○鮫島委員 一部山田委員の質問とダブるかもしれませんが、ニューヨーク市立大学に霍見芳浩さんという日本人のプロフェッサーがおりまして、彼のゼミにいた学生で際立って能力のない学生がいた、それが今のブッシュ大統領だということをこの前、霍見先生がおっしゃっていました。
そのブッシュさんがわがままを言って各国が困っていると思いますけれども、質問の重複は避けますけれども、日本としては、二〇〇二年までに京都議定書の批准を行うという基本方針にはお変わりはないのでしょうか。
【次の発言】 場合によったら、アメリカが今のブッシュさんの態度では間に合わないかもしれない、そういう非常に難しい局面に来た場合に、日本が……
○鮫島委員 民主党の鮫島です。
初めに、議論に入る前にちょっと確認しておきたいのですけれども、COP6の再開会議までの間の大臣の御日程に関して、先ほど、来週ヨーロッパに行かれるというお話でしたけれども、再開会議までに何回ぐらい国際的な場面での交渉のチャンスがあるのでしょうか。スケジュールを教えていただければと思います。
【次の発言】 直近ではっきりしているというのは、来週ヨーロッパに行かれて、環境政策を担当している重鎮の方々と会われて、その会談の結果を総理に伝えるというのが一応直近のスケジュールでしょうか。
【次の発言】 もう一つ、今日本の政府あるいは環境省がこの地球温暖化対策についてどんな……
○鮫島委員 ただいま、前のお二人の民主党の委員から、年金法の改正についてさまざまな問題点が出されましたが、政府案では、この年金制度の変更によって国民負担の総額が幾らになるというふうに見積もられているのか、政策負担分と支給額分を含めてお幾らになるというふうに見積もっておられるでしょうか。
【次の発言】 百四十四億、単純に六十年間かかるとすれば、それだけで八千六百四十億という巨額になるわけですけれども、国民にそれだけの負担を強いる場合に、国民の側から見れば、農業者年金基金が、ポートフォリオを駆使して、それだけの投資実績を上げるだけのすぐれたファンドマネジャーを一体抱えているのかどうかというのは、国……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 私の友人で、弘前大学の理学部に澤田信一さんという方がいるんですけれども、ジャパン・ブナ・フェスティバルというのを十一年前から始めて、ちょうどことしで十回目が終わって、一応ことしで一段落ついたので、実行委員会としては所期の目的は達したので一応これで締めるということでしたけれども、白神山地のブナに、幾つかのイベントの目玉がありますけれども、一番大きいのが、都会の人たちが白神山地を訪れて、ブナ林の手入れをして苗木を植える、ブナの里親になるという里親制度というのがこのフェスティバルの一つの眼目でした。 それからもう一つの眼目は、そういうお祭りですから、夜、開けた……
○鮫島委員 民主党の鮫島です。 初めに、直接関係ないとお思いかもしれませんが、今世間が狂牛病の騒ぎで大変大騒ぎになっています。狂牛病がなぜこんな騒ぎになったのかといいますと、羊のスクレーピーは二百年ほど前から知られていて、別にこれは羊にとってある種普通の病気で、特段のことはなかったわけですけれども、それが一九八九年に突然種の壁を越えて牛にうつり、そしてまたさらにその種の壁を越えて、ネコ科の動物、カモシカのたぐい、そして人間にまで異常プリオンが感染したということからこういう大騒ぎになったと思います。 現代病と言われる新しい病気が、こういうふうに種の壁を越えて野生生物なんかからうつってくるとい……
○鮫島委員 三十分の持ち時間の中で質問をさせていただきます。大分空腹になってきているので、早く終われば早く終えたいと思います。 狂牛病関連で畜産関係の廃棄物に関する質問が二問と、PCBの処理に関する質問が二問と、後半でCOP7関係の質問を数問させていただきたいと思います。ですから、前半の狂牛病関連で畜産廃棄物の処理、それからPCBの処理の問題については政府参考人の方からの御答弁をいただくことになると思いますが、背景説明は結構ですので、ぜひ私の質問に端的にお答えいただきたいと思います。 御承知のように、狂牛病対策で厚生労働省が、屠殺場に運び込まれるすべての牛については、危険四部位を除去して、……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 三月二十八日にこの委員会で私、質問に立ったときに、WTO体制という新しい体制のもとではさまざまな食材が瞬時に世界を飛び交う、そういう体制にどうも日本の食品安全行政が対応できていないのではないか、あるいは農林水産行政の国際化という意味で不十分なのではないかということを指摘させていただきました。そのときから、東からは問題になったトウモロコシのスターリンクという品種、あるいは西からは口蹄疫、プリオンが日本上陸をねらっていますよ、よほど気をつけないと大変なことになるということを私は指摘させていただきました。 この委員会にお集まりの先生方、皆さん、日本の農業が大変……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 狂牛病問題に絞って集中的に質問したいと思いますが、時間が限られていますので、お願いですけれども、大臣並びに政府参考人の方々、簡潔にお答えをいただきたい。前回の委員会の議事録を見ましたら、大臣は随分所信表明的発言が多くて、十分ぐらい時間をとられた感じがありますし、政府参考人の方は、我々がとうに知っていることをとうとうと背景説明的になさって、ここでもやはり十分ぐらい時間がとられているということがありますので、ひとつ、質問そのものに簡潔にお答えいただきたいと思います。委員長の許可を得て、一枚だけ、貿易統計の表を全員に配らせていただきます。 初めに、厚生労働省に……
○鮫島委員長代理 時間です。
【次の発言】 次に、井上義久君。
【次の発言】 次に、高橋嘉信君。
○鮫島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、牛海綿状脳症の発生に伴う緊急措置等に関する件の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 牛海綿状脳症の発生に伴う緊急措置等に関する件(案) 本年九月、我が国で初の牛海綿状脳症感染牛が発見されて以来、今日までに三頭を数え、この先、さらに増加のおそれがある。感染牛の発生は畜産農家、関係事業者に深刻な被害をもたらしているのみならず、国民の食生活にも重大な不安を与えている。 感染経路は未だ特定されていないものの、牛海綿状脳症の感染源とされる汚染肉骨粉が海外……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明でございます。 ことしも波乱の幕あけとなりまして、狂牛病の問題に限らず、諫早湾の問題でも今現場では大変大きな混乱が起こっていると承知しておりますけれども、諫早湾の問題についても、私もアセスメントの資料を見させていただきましたけれども、各種の専門家会議のアセスメント、いずれも、干拓工事をやっても、貝類あるいはノリその他の海産物について、少なくとも潮受け堤防の外では大きな影響は出ないという結論が全部出ていたと思いますが、実際工事をやって締め切ってみたら、タイラギは全滅しちゃうし、ノリについても予想をはるかに上回る被害が出ている。一体そういうアセスメントをやった専門家た……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 きょうから一斉にいろいろな委員会が開かれていて、分館の広い委員会室はほかの委員会が使っていて、どうも狭いところに追いやられたのが文部科学省と環境省関係の二つの委員会。これはやはり、この二つの省が相対的に力が弱いということを物語っているんじゃないかと思いますが、委員長さんはもうちょっと頑張って、環境のいい部屋をとることはできなかったんでしょうか。次回から環境のいい部屋を用意していただきたいと思います。傍聴の方々もきょうは大分多いので、御不自由しておられるようなので、一言言っておきます。 ちょっと私、全体の流れを尊重するために通告と順番が変わりますが、では初……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明と申します。 私は、東京が選挙区なものですから、余り日ごろ野生生物と触れ合う機会がない。そういう意味では、特にきょうの小熊さんの話はめったに聞けない話だものですから、大変興味深く聞かせていただきました。 また、四人の先生方、それぞれ数十年のフィールドワークを初めとして多くの御見識をお持ちながら、わずか十五分ずつという時間で、なかなか十分な御意見をお伺いすることができなかったことを代表しておわびいたしますが、限られた時間ですので、幾つかのポイントだけお伺いいたします。 最初に、羽山先生、非常にはっきりと八十条は削除すべきだということをおっしゃいましたが、八十条は……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 きょうは一般質疑ということなので、ふだん質問したくてもちょっとできないようなテーマを幾つか質問したいと思います。 食品リサイクル法について、それから自動車のNOx・PM法について、もし時間があれば、最近新聞で話題になっています、カザフスタンでのCO2の排出権を初めて正式に契約してとりましたというニュースがありますが、この三点について質問したいと思います。 最初に食品リサイクル法関連で質問したいと思いますが、容器包装リサイクル法から始まって家電リサイクル法、建設廃材のリサイクル、つい先ごろ自動車リサイクル法が成立して、ほぼリサイクル法の体系が整いつつあり……
○鮫島委員 山田議員に引き続いて、ほぼ同じ立場から、自動車のユーザーの立場から幾つか質問させていただきたいと思います。 民主党にとって一番大事な政治理念は、権限と財源を官から民へ、中央から地方へというのが民主党の立党の精神になっていますが、なるべくお金が余り官の方に偏らずに、民の方に行くことが景気の回復につながるという考え方です。 きょうは、政府参考人の方々、大体おそろいだと思いますが、みんなヒアリングの段階で、局長じゃないといけませんでしょうかとか随分気にしますが、私は、別に立場はどういうポジションでも構いませんと。局の次長さんでもいいし、課長さんでもいいし、係長さんでも結構です、しかし……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 きょうは、主にダニの問題について質問させていただきます。いろいろなダニがありますが、主に室内のダニについて質問させていただきます。 今度の建築基準法の一部を改正する法律案でシックハウス対策が初めて織り込まれたということで大変大きな注目を浴びていますが、シックハウスとかシックハウス症候群とかというのは、割合新しい言葉で、人によって随分とらえ方が違うような気がするんですが、この法律の改正案を見る限り大変狭い概念でとらえているような気がします。 厚生労働省の方にお伺いしますけれども、シックハウスとかシックハウス症候群の定義というのは、厚生労働省の方ではどうな……
○鮫島委員 鮫島宗明です。 二週間ほど前に、東京の杉並区に、首都圏で初めて小学校の校庭をきれいに芝生にしましたという和泉小学校というのがあって、杉並区の方でバスを仕立ててくれたものですから、超党派の校庭緑化推進議員連盟で見学に行かせていただきました。多分、大臣の選挙区だと思います。 ところが、霞が関に入った途端に渋滞しまして、杉並まで行くのに随分かかってしまったんですが、きょうは東京にちょっと焦点を当てて、首都高にまつわる問題について質問をさせていただきたいと思います。 少し外側の方から質問させていただきますけれども、最近、ETC、エレクトロニック・トール・コレクション、日本語では有料道……
○鮫島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、平成十四年度畜産物価格等に関する件の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 平成十四年度畜産物価格等に関する件(案) 牛海綿状脳症(BSE)の発生は、畜産・酪農経営、関係事業者から消費者に至るまで多大な影響を及ぼしている。加えて、牛肉の偽装表示事件に端を発する食品の不正表示問題は、食と農政に対する消費者の信頼を損なわせており、我が国畜産・酪農を取り巻く情勢は極めて厳しいものがある。 よって政府は、平成十四年度畜産物価格等の決定に当たっては、左記事……
○鮫島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党及び社会民主党・市民連合を代表して、農業経営の改善に必要な資金の融通の円滑化のための農業近代化資金助成法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 農業経営の改善に必要な資金の融通の円滑化のための農業近代化資金助成法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 農業を取り巻く事情が大きく変化する中で、農業経営に関連する諸施策を抜本的に見直し、その強力な推進を図ることが重要な課題となっている。 よって政府は、本法の施行に当たり、左記事項の実現に努め、制度……
○鮫島委員 今の質問の続きで言いますと、要するに六団体に利ざやは稼がせないということはお約束していただけますか。
【次の発言】 BSEの問題に入りたいと思います。
四頭目が五月十三日、発生確認されて、えさの調査をずっと行ったところ、先ほど局長もおっしゃっていましたけれども、具体的に言った方がいいのじゃないかと思いますが、株式会社科学飼料研究所高崎工場でできた乳牛子牛用の代用乳、ミルフードAスーパー、これが患畜四頭に共通に使われていたことが確認された。それ以外には今共通に与えられたものはないと思います。
そうしますと、これは四頭共通というとかなり確率的にクロの可能性が高くなっていると思います……
○鮫島委員 昨年の八月に我が国でBSEが発生してから九カ月近くたっているわけですけれども、何とかここに来てBSE対策の特別措置法案の成立間近という状況になったことは、我々野党議員の功績も大きいとは思いますが、農商務省が始まってから百二十年の歴史の中でも特筆すべき大事件だったんではないかと。 こういう大事件に対して九カ月という時間はたちましたが、特別措置法案の成立にこぎつけるに至ったことは、我が党の国対からは怒られるかもしれませんが、やはり農林水産大臣に武部勤氏がいらして、副大臣に遠藤武彦氏がいた、人を得て今日のような状況にこぎつけたということは、私は、農林水産大臣の不信任決議案の提案理由を述……
○鮫島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、漁業災害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 漁業災害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 資源状態の悪化等厳しい漁業情勢の下で、漁業災害補償制度は、事業収支の悪化、加入の伸び悩み等の多くの課題を抱えている。 よって政府は、漁業経営の安定等のため本制度が果たすべき役割について引き続き検討を深めるとともに、本法の施行に当たっては、左記事項の実現に努め、本制度の健全かつ円滑な運営が確保さ……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明でございます。
大臣に対しては初めての質問になりますが、ひとつよろしくお願いします。
最初から乱暴で恐縮なんですが、予定に入っていなかったんですが、けさ部屋にいましたら、環境省の方が「東京大気汚染公害訴訟について」という一枚紙を持ってきまして、十月二十九日に判決があった東京大気汚染公害訴訟について、「関係省庁で協議の上、国として控訴することとなりました。」というのが入っているんですが、これはなぜ控訴することになったんでしょうか。これは通告にないんですが、そちらから投げられたものですから。
【次の発言】 三権分立の建前からいっても、ぜひ司法の判断も尊重していただき……
○鮫島委員 石原行革大臣には、連日長時間、大変御苦労さまでございます。 多くの委員が随分天下りのことを言っているようですが、何となくピント外れかなという印象を持っています。六十五歳までみんな働かないと食っていけませんから、五十ぐらいで役所をやめた後、仕事をしなくちゃいけないのは当たり前で、別に、そういう意味では、第二、第三の職場につくことは何も悪いことではない。むしろ、それを禁止しちゃっていいのかという気がします。 国民の批判は別にそういうことにあるわけじゃなくて、法外な退職金がおかしいんじゃないかと、掛ける月数みたいな。だから、そこさえ直せば、別に、専門的な能力、知識を生かした第二の人生……
○鮫島委員 何となく緊張感のない委員会ですが、定足数は足りているのでしょうか。
【次の発言】 民主党の鮫島宗明ですが、特区法案、主に農業分野についてきょうは質問させていただきます。ただ、正直に申し上げて、我が民主党の農林部会で検討いたしましたが、こんなもの意味ないなというのが結論です。ですから、そういう調子になりますが、お許しください。
そもそも、農業関係に限らず、さまざまな開発困難地域とか問題地域については既にさまざまな特例がとられていて、重立ったものだけでも、離島振興法とか沖縄振興開発特別措置法とか奄美群島振興開発特別措置法、豪雪地帯特別措置法、山村振興法、半島振興法、それからこれは特区……
○鮫島委員 ただいま議題となりました農水産業協同組合貯金保険法及び農水産業協同組合の再生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について、提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 小泉総理は、これまで、我が国の金融システムは健全であり、ペイオフは予定どおり実施すると明言しながら、一転して、ペイオフ凍結の二年延長を決定しました。本来、ペイオフの実施は、小泉内閣の進める構造改革の重要な政策であったはずであり、今回の政策転換については、いまだに明確な説明がなされておらず、政権運営のあり方に強い懸念を抱かざるを得ません。小泉総理は、たびたび大胆かつ柔軟な方針をスローガンにしてお……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。
前に武部農林水産大臣が、BSE問題の発生を大きな反省として、これまでの農林水産行政がどうも生産者に軸足を置き過ぎていた、これからは消費者に軸足を移さなければいけないというふうに武部大臣が反省を込めておっしゃっておられましたけれども、大島大臣も基本的には同じ姿勢というふうに考えてよろしいのでしょうか。
【次の発言】 御承知かと思いますが、私の選挙区は東京十区というところで池袋を中心にする繁華街ですから、農地はほとんどないし、農業者も練馬の端っこにちょっといるだけで、まず一〇〇%近く消費者を背負っているものですから、きょうはその立場からお伺いしたいと思います。……
○鮫島委員 持ち時間が二十分ですので、計数にかかわることは参考人の方々の御答弁を私は認めましたが、一般的に非常に参考人の方々は答弁が長くなりがちなので、的確にお答えいただきたいと思います。 大臣の所信表明の最初に、まず、人類の存続にかかわる重大な課題である地球温暖化対策に取り組みますという決意表明が所信に高らかにうたわれている。一方で、今、平成十四年三月十九日の地球温暖化対策推進大綱には、私はきょう、原子力と地球温暖化の関係で聞こうと思いますが、「今後、二〇一〇年度までの間に原子力発電電力量を二〇〇〇年度と比較して約三割増加することを目指した原子力発電所の新増設が必要である。」というのは、こ……
○鮫島委員 私は、政府参考人から答弁を受けることについては割合寛大なタイプなんですが、時々長い方がいるので、お一人二分以内にしていただきたいと思います。今の政務官の答弁も随分長かったような気がします。 初めに、ちょっと本題に入る前に一つだけ。 食品リサイクルに関して、今、再商品化の対象が、肥料、飼料、油脂及び油脂製品、メタンという四品目に制限されているんですが、しかも、再商品化の対象品目は環境、農水両省の協議により政令で定めるというふうになっていますが、実際、今、食品産業の業者の方から言わせると、えさとして供給するのはなかなか怖いと。おまえのところのえさを食ったら肉質が落ちたとか言われるし……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 今国会もいよいよ会期末がだんだん近づいてきましたが、ずっとこの委員会に出ていて、これまで質疑時間が二十五時間あったというふうに認識していますが、率直に言って、私ども、この環境委員会が余りおもしろくない。なぜおもしろくないのかと思ったら、質疑時間のうちの約半分近く、四割ぐらいが廃棄物の処理、特に産廃の処理関係の法案審議に四割ぐらいの時間がとられていて、何となく本来の環境行政じゃないんじゃないかと。 産業廃棄物の処理は、本来それぞれの産業省庁が廃棄物処理まで考えて取り組むべきで、動脈産業と静脈産業が一体となるのが環(わ)の国ではないかと思いますが、後始末だけ……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明と申します。四人の参考人の方々には、お忙しい中をお越しいただいて、ありがとうございます。また、貴重な御意見を聞かせていただいて、ありがとうございました。岩槻先生も、時間内にお越しをいただいて、ありがとうございます。 私は、主に農業の分野、開放系利用の分野についてお伺いしたいと思います。 政治の立場からいいますと、きょうもこういう場でのやりとり、若干むなしいものがあるんです。とにかくアメリカが一切、最初からカルタヘナ条約には入らない、十年前の生物多様性条約も後ろ向き、地球温暖化防止条約にも入りません。大体、世界じゅうの遺伝子組み換え作物の四分の三近くが作付けられて……
○鮫島委員 参考人はみんなそろっているのかな。厚生労働省からは、どなたもいないんでしたか。厚労省はいないんだな。環境省の岩尾自然環境局長さんはおられるんだな。
質問に入る前に、日本では決してSARSははやらないから心配するなという説があるんです。なぜかというと、日本の水道水の残留塩素濃度が割合高くて、コロナウイルスは物すごく塩素に弱いから、日本の水道水で手を洗ってうがいをしていれば、絶対SARSははやらないという話がありますが、聞いていますか、局長さん。
【次の発言】 ふだんから私たちは、日本の水はまずい、もうちょっと都会の水をおいしくしてくれと言っているんですが、今回の場合だけは、残留塩素……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 私も牛肉の特別セーフガード関連の質問をさせていただきますが、一部、既に今上田委員が質問をしたこともありますので、なるべく重複を避けながらしたいと思います。 BSEの発生で、一時は国産の牛肉は二三%まで消費が落ち込んだ。それから、輸入の肉については六割ぐらいまで落ち込んで、これは大変なことだと大騒ぎになったわけですが、徐々に市況は回復して、現在、輸入肉も八割水準まで来ていますし、国産の牛肉は九五%、ほぼ平年並みにまで戻っていると思います。そういう戻りつつある中で、幾ら権利とはいえ、特別セーフガードを発動するのは少しおかしいんじゃないかという立場で質問させて……
○鮫島委員 民主党の鮫島です。 おとといに続いて質問させていただきますが、私は、政府参考人が答弁することに対してはかなり寛大な方なんですが、二分以内にしてくださいという注文を出させていただきます。二分以内というのは、必ずしも二分かけろという意味ではないので、よく答弁で、延々と背景説明をやって、したがいましてただいま委員の御指摘の件については私どももそのようなものだと考えておりますというようなのが一番多いのだけれども、そういうのについては、そのとおりでございますと答えれば、それでいいわけですから、ひとつ簡便な答弁をお願いしたいと思います。 初めに、一般論で大臣にお伺いしたいのですが、通告もし……
○鮫島委員長代理 次に、中林よし子君。
○鮫島委員 民主党の鮫島です。大臣には初めての質問になります。 先週、衆議院を代表して、自民党の谷津先生、金田先生、それから自由党の山田先生と私の四人でアメリカ、カナダに、WTOの問題でディスカッションをしに行ってまいりました。やはり、そこで感じたのは、関税の数字のことだけでやりとりしても余りらちが明かなくて、むしろ文化論に引きずり込んだ方がいいなという印象を受けました。 例えば、日本は大変多様な食文化を持っていて、日本の主婦はすごいと言われますが、中華料理から日本料理から西洋料理から、日本は一人の主婦が全部こなす。恐らく、食材に使っている野菜の種類も、肉、魚の種類を含めると、世界で一、二……
○鮫島委員 ちょっと楢崎さんの質問の続きを一問だけさせていただきます。 須賀田局長にお伺いしたいんですけれども、問題となっている代用乳のミルフードAスーパー、一九九六年前後につくられていたものの販売先、その販売先のルートに沿って、それを給与された牛の群の追跡調査というのはやっているんでしょうか。 例えば、死亡廃用牛の比率がえらく高いとか、そういうおかしな数字が出てくる可能性もあるんじゃないか。あるいは、まだ現在七歳とか八歳でいる牛について、もう一度丁寧な目視検査をするとか、ミルフードAスーパーを一九九六年四月前後に与えられた牛の群については準疑似患畜的な見方が必要じゃないかと思いますが、そ……
○鮫島委員 きょうは農林水産省設置法の一部を改正する法律案を中心に質問させていただきますが、設置法の改正ですから、リスク管理業務が今度の設置法の改正によって十分担保されるのかどうかという視点でお伺いさせていただきますので、かなり分野が広範にわたりますが、お許しいただきたいと思います。 本題に入る前に、須賀田生産局長にお願いというかお伺いしたいんですが、きのうの社民党とのやりとりの中で、農薬の中で特定農薬というジャンルを新たに決めます、そういうふうに法律技術的に名前としては特定農薬という言葉を使わざるを得ないけれども、世間の皆様方が特定防除資材という名前でこの特定農薬を表現することは構わないと……
○鮫島委員 法案審議が大変詰まって忙しいもので、なかなか一般質疑の時間がないんですが、農林関係、いろいろな事件が頻発しているものですから、冒頭ちょっとその関係のことだけ触れさせていただきます。 カナダでついにBSEが発生しました。それで、きのうから、厚生労働省は食品衛生法に基づいて禁輸措置を発動した、農林水産省も家畜伝染病予防法に基づいてカナダからの牛肉の輸入の停止措置を発動したということがニュースで流れております。一月三十一日に屠畜されたカナダの肉用の雌牛八歳が肺炎の疑いだったという話ですが、それがBSEと確定したのが五月二十日、三カ月と二十日、約四カ月かかっているわけです、なぜこんなにか……
○鮫島委員長代理 次に、高橋嘉信君。
○鮫島議員 日本農業新聞を初めさまざまなマスコミが消費者の意向調査というのをたびたびやっていますが、非常に共通してあらわれる結果は、顔の見える農産物、国産の農産物を適正な価格で供給してほしいというのが大変多くの消費者が望んでいること。それからもう一つ顕著なのが、遺伝子組み換えのものは食べたくないというのがはっきりしています。それから、おいしい水を供給できるような水源地は保持してほしい、農村の美しい景観を保持してほしいというのは消費者の意向であります。あと、いざというときのための備えもしっかりしておいてほしいというのは共通で出てくる反応です。 ただ、今、金田委員がおっしゃったように、ある種の不……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 きょうは、宮田参考人、飯塚参考人、植村参考人、お越しいただいてありがとうございます。私、東京の出身なものですから、個別事情を離れて、客観的な立場でお伺いしたいと思います。 朝からお話を聞いていると、二つのことが大体まざってやりとりされている。 一つは何かというと、今の体制の中で、十年前に決まった現在のWTOの体制の中でもいかに大変かというお話がそれぞれ三分野であって、ただでさえ大変なのに、さらに新ラウンドでおかしなことになったらもうやっていけないよ、弱り目にたたり目みたいな話なんだろうと思います。ですから、最初の前半の、今でさえ大変ですと。これは、いろ……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 きょう、小池大臣に初めて、地球温暖化対策の問題についてお伺いしたいと思います。 ちょっと通告と順序が違って、最初に森林吸収の問題、二番目に原発の増設を中心とするエネルギー政策の見直しの問題、三番目にバイオマスエネルギーの普及という順番になるかと思いますが、今松本委員の質問を聞いていて、私も環境省応援団の一員として、ちょっと内閣の環境問題に対する姿勢が弱いのかな。というのは、例えば小泉さんの発言の中でほとんど、地球温暖化対策が大事だとか、やはり環境と経済、エネルギーの三位一体の改革が大事だとか、余り環境の話が出てこないし、ブッシュ大統領に対して京都議定書の……
○鮫島委員 環境情報に関する法律について質問させていただきますが、時期が時期ですので、本論に入る前に、全く通告しておりませんが、年金未納問題にちょっと触れたいと思います。 きのう民主党も公表しまして、朝刊各紙にいろいろな方の名前が載っていて、石井一さん、八年五カ月とか、菅直人君、十カ月とか、羽田孜大先生、九年四カ月、参議院の西岡武夫さん、九年十一カ月、松岡滿壽男君、一年十カ月とか。小沢鋭仁さんはすごいですね、完納ですね。一番末席を汚しているのが、近藤昭一君と鮫島宗明君がそれぞれ一カ月未納というのがありますが、小池大臣は当然お払いになっていると思いますが、大臣、副大臣、政務官、それぞれ、年金の……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 昭和五十年、一九七五年の十月一日から一九八〇年の三月三十一日まで、私は、石垣島にあります熱帯農業研究センター沖縄支所の導入研究室というところにいて、四年半の間に、アフリカのサバンナの草等々六百種ほどの外来種を導入して評価する仕事に携わっていたものですから、そういう加害者としての反省も込めて、きょうはやや自爆テロ的な質問をさせていただきたいというふうに思います。 この前も参考人で、東大の植物園の先生もキュー・ガーデンの話をちょっとおっしゃっていましたけれども、この生物多様性条約が生まれる背景には、古典的な植民地時代のアングロ・サクロンの考え方、つまり、新し……
○鮫島委員 きょうの我が党の質問の主題はイラク問題ですが、十月以来余り国会が開かれていなくて、その間にいろいろな問題が出ているものですから、私は、イラク以外の問題をちょっと質問いたします。どうぞ防衛庁長官、その間、少し休んで頭を冷やしていただきたいというふうに思います。
総理にお伺いします。総理は、牛どんや北京ダックはお好きでしょうか。
【次の発言】 いや、実は、近々この我が日本国から牛どんや北京ダックが消えるかもしれないということで、質問をさせていただきます。
鳥インフルエンザにかかった鳥の鳥肉や卵は食べても大丈夫でしょうか、坂口大臣。
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 きょうは、日本の予算そのものの仕組みに限って御質問したいと思います。 今政府が管理している資金は、一般会計、特別会計含めて四百五十兆円近いお金が国内的にはありますし、また、外為の世界で百四十兆円という、平成十六年には新たな枠を拡大して、大変そういう巨額の資金を政府が管理しているわけですが、その実態と管理の仕方の適正性について御質問をしたいと思います。 前に谷垣大臣はこの場で、わかっている人が質問してわかっていない人が答えると言っていましたが、予算については私も余りよくわかっていないので、同じレベルでの質疑になるかと思います。 初めに、外側の方の外為の……
○鮫島委員 もうすぐお手元に資料をお配りすると思いますが、きょうも、日本の財政全体、その問題点について御質問したいと思います。 初めに、小泉総理がいかに先見の明があるかという意味で、昔、小泉さんがあるところで言っていたせりふを引用しますと、「行財政改革というのは、財政投融資という大元に手をつけ、短期決戦で決着をつけなければ、既得権を守りたい勢力の妨害に遭って必ず失敗してしまう。そうなれば日本は大借金国家への道を歩み、インフレか大増税かのどちらかを選択するしかなくなる。」これは、小泉さんが、一九九六年六月三十日、「官僚王国解体論」という、その日に出版された本の中に書いているせりふですが、同時に……
○鮫島委員 民主党の鮫島です。 農林水産大臣も大変大変だと思いますが、今や農林水産大臣の職責の中心が、農林水産業の振興というよりも、食品事故に対する対応というのが農林水産大臣の本務のようになっているのは大変悲劇だと思いますが、要するに、WTO体制になってから、O157から始まって、九十年ぶりに日本に侵入した口蹄疫とか、BSE、今度の鳥インフルエンザ、あるいはアメリカのトウモロコシのスターリンクとか、食品事故が頻発していて、これは私は日本の今の食品安全行政の構造的な欠陥が露呈されているというふうに思います。 そういう視点も含めながら質問したいと思いますが、今度の京都の浅田農産船井農場の事件は……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 きょうは大臣に質問するつもりで来たんですが、何か閣議がおくれてまだお見えになっていないようなので、大臣が来るまでの間、通告していない質問を幾つかさせていただきたいと思うんです。 まず、食品安全委員会で、先ほどから話に出ていますが、BSEの検査体制について検討を始めて、九月に中間報告が出て、少なくとも二十カ月以下の牛からは検出ができなかった、したがって、このことは参考にすべきだという中間報告も出たわけですが、そもそも、食品安全委員会にこの検討を依頼した主体というのはどこなんでしょうか。これは食品安全委員会の方でお答えいただきたいんです。 この見直しを始め……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 与党の方々とダブらないようにしますが、まず初めに、さきの台風及びこのたびの地震でも三十一人の死者が出て、三千四百人以上の方が負傷した、十万人近い方が避難しているというお話ですが、今度の災害でそういう被害を受けられた方に対して、心からお見舞いの意を表明したいと思います。 初めに、大臣と副大臣にその決意だけをお伺いしたいんですが、まだ全体の被害が、台風、集中豪雨、今度の震災、全部含めて農林水産業に対して累積でどのぐらいの被害が出ているのかというのは、今、鋭意加算中だと思いますが、かなり甚大な被害になることは明らかでして、それについては特段の覚悟と決意で、復興……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 きょうは、生源寺先生、山田先生、森田先生、お忙しいところありがとうございます。 民主党の方で特に国会図書館の森田参考人にお越しいただきましたが、どうも今まで余り備蓄に対して真剣に議論されたことが少ないのではないかと思いまして、備蓄の専門的な調査をなさっている方がどこにおられるかと思っていろいろ探したんですが、国会図書館の森田さん以外になかなか見つからなかったものですから、本来、国会図書館の調査員の方々は政策決定の場に直接参画しないことを建前にしていると思いますが、そういう意味では、こういう場に特別お越しいただいて、特段の感謝をしたいと思います。 私は前……
○鮫島委員 与党の出席者が少ないのが若干気になりますが、時間ですのでやらせていただきます。時間が限られているので、答弁を簡潔にお願いしたいと思います。 初めに、小池大臣を初めとする歴代の環境大臣、関係者の方々の御努力で、二月十六日から京都議定書が発効することになって、御同慶の至りというか、これで長年の皆様方の御努力が報われたということで、私も大変うれしく思います。けさから何人かの方々が同様の趣旨の発言をしていますが、ある意味では文明の転換とも言える大きな出来事ではないかというふうに思います。 もう今や、水と安全はただだと思っている人はいないと思いますが、まだ大部分の人は空気はただだと思って……
○鮫島委員 地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案がきょうの主要議題だと思いますが、四月二十八日に発行された京都議定書目標達成計画、この中身との関連で幾つか質問させていただきます。 連休の前の日に配られたので、恐らく多くの方々はまだ入手していないんじゃないかと思います。もうちょっと早く配っていただければよかったなと思いますが。 今度の法律は、事業者に温暖化ガスの排出量の発表、報告を義務づけるという法律ですが、この法律の効果と京都議定書目標達成計画、これとの関係がちょっとわからないところがありまして。 かつて、昭和五十四年にできた省エネ法で、使用エネルギーの量を全部報告させ……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。BSEの質問しかできないんじゃないかと思われるのもしゃくなものですから、きょうはちょっと核燃サイクルの質問をさせていただきます。 私は、核燃サイクルの推進は国策なのかそれとも電力事業者がみずから行う事業なのか、そういう前提のもとで幾つかの質問をさせていただきたいと思います。 電力自由化の環境の中で余り過度な負担を事業者に強いることは、国民にとっても事業者にとってもよろしくないという立場から聞かせていただきます。 本題に入る前に、きょう、皆様方のところに一枚、日本全体のエネルギーフローの図をお配りしておきました。これは、東大の工学部の平田先生、今芝浦工業大……
○鮫島委員 ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨の説明をいたします。 関税暫定措置法第七条の五第一項に定める措置、いわゆる牛肉の特別セーフガードを実施する本来の趣旨は、牛肉輸入の急増による国内の畜産業への重大な影響を避けることを目的とすることにあります。 しかるに、政府提出の改正案では、この緊急措置の適用期限について、適用期限を平成十七年度末まで延長すると、ただ単純に延長するだけの内容になっているため、結果として、米国におけるBSE発生に伴う米国産牛肉禁輸措置を受けた、平成十六年度における米国産牛肉以外の輸入量が基準となってしまい、従前の水準より低……
○鮫島委員 民主党の鮫島です。 きょうから委員会での質疑が始まるわけですけれども、きょう、民主党の方は四人の質問者がいて、基本計画そのものについては、後ほど小平さん、堀込さんが質問することになっています。それから、山田正彦さんが主にBSEの問題。私は、北朝鮮のアサリの問題、食の安全の問題、備蓄の問題ということで質問させていただきますが、時間内にうまくおさまるかどうか、ちょっとわかりません。 島村農水大臣も東京の御出身ですが、この農業問題を考えるときに、どこにでも公表されているデータですけれども、やはりタックスペイヤー、納税者の御理解を得ながら農業政策も組み立てざるを得ない。農水省の出してい……
○鮫島委員 民主党の鮫島です。 もう大臣もお読みだと思いますが、初めにBSEの問題から入りたいと思います。せっかく委員会で拙速な米国産牛肉の輸入再開には慎重に臨むべきだという決議をいただいたところですので、大臣にこのBSEに関する認識と今後の対応についての基本方針について何点かお伺いしたいんです。 プリオン小委員会の出した報告書について、目を通されていると思いますが、やはり、随分専門家の先生が真摯に御議論をいただいて、大変バランスのいい、視野の行き届いたいい報告書を出してもらったふうに私は思います。特に、BSE対策を考えるときに、全頭検査だけに目を集中するのではなくて、安全な屠畜方法や危険……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明でございます。 本日は、お三人の参考人の方々、ありがとうございました。 遠藤参考人は、地元でさまざまな工夫を凝らしながら、また、農業に対する熱い思いを語っていただいて、ありがとうございます。 また、武内参考人は、多分、企業として、企業性悪説という思想の中で大変苦労しておられるさまが何となくにじみ出て、感じさせていただきました。ただ、全体の販路までお持ちになってやっておられる例としては、これからの新しいモデルになると思いますので、私ども民主党も応援いたしますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 また、後藤参考人は、農地法自身の抱える民法との矛盾の中で、恐……
○鮫島委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。 反対の第一の理由は、法律案を提出した政府の姿勢であります。 今回の法律案は、食料・農業・農村基本法に基づく基本計画の見直しの検討において、地域の担い手を明確化し、その担い手に対して施策を集中化、重点化するという政策の方向づけの中から提案されたものであります。 法案提出の背景として、土地利用型農業における農地の利用集積のおくれ、三十四万ヘクタールに及ぶ耕作放棄地の発生が指摘されていますが、農地流動化施策を初めとする構造政策は、昭和三十六年の農業基本法制定以来今日……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。
きょうは、貴重な一般質疑の時間をいただいたので、日ごろ何となく疑問に思っていることを聞かせていただきたいと思います。
三つテーマがあって、牛乳の消費拡大、それから国産材の需要増大とBSEの問題、三つのテーマを四十分で聞かなくちゃいけないので、相互にどう関係あるんだと言われたら、それぞれ関係ありませんので、十分、十分、二十分ぐらいでやらないとこなせないものですから、よろしく、簡潔な御答弁をお願いします。
初めに、大臣は御自分で牛乳を買って飲むことはありますでしょうか。
【次の発言】 いろいろなソフトドリンク類の中で牛乳が買いにくい、飲みにくいという話があ……
○鮫島委員 おはようございます。 先週、岐阜で環境関係の国際会議があって、アジア太平洋から二十カ国ぐらいが集まって、みんな温暖化対策で頑張ろうという会議があったんですが、海外から参加していた方々が、日本の政治家はおもしろいですねと。小泉さんがネクタイを外そうと言ったらみんな外す、まるで中国か北朝鮮のようですというふうに言われたので、私はあえてネクタイをしているんです。 まさかネクタイを外せば地球温暖化対策ができるんだとは大臣もお思いじゃないと思いますが、やはり、島村大臣としては、吸収源対策としての森林管理の予算をしっかり獲得することと、バイオマスエネルギーを新エネルギーの分野で推進していた……
○鮫島委員 どうも、クールビズで、気楽な格好でやっていますが、こういう格好をしていると、どこに議員バッジをつけていいかわからない。何か、変なところにつけている人もいますが。少し小型のバッジをつくって、オーストラリアの牛のように、耳にピアスのようにしてはめるのもいいのかなと思いますが。 ちょっと、BSEの問題、個体認証の問題も含めて何点かお伺いしたいと思います。 唐木先生が今変なことを言っていましたが。日本で見つかった二十一カ月と二十三カ月のBSE感染牛、これが、今、唐木先生は、どうもBSEではないという可能性も高いという言い方をしていましたが、そういうことを言う専門家がいて、この二十一、二……
○鮫島主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願い申し上げます。
本分科会は、総理府所管中環境庁並びに農林水産省所管について審査を行うことになっております。
なお、各省庁所管事項の説明は、各省庁審査の冒頭に聴取いたします。
平成六年度一般会計予算、平成六年度特別会計予算及び平成六年度政府関係機関予算中総理府所管環境庁について、政府から説明を聴取いたします。浜四津国務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま浜四津国務大臣から申し出がありました環境庁関係予算の主要項目の説明につきましては、これを省略して……
○鮫島委員 広島県の因島というところに私の知り合いのユニークな老人が住んでいまして、ちょうど二十年ぐらいのつき合いなんですけれども、十年ほど前に会ったときには、ある日大発見をした、社会を見たり家の中を見ているとすべての製品は素材からできているということを発見して、だったら道もできるはずだ、製品から素材ということに挑戦してみようという大変ユニークな老人がいて、大型の粉砕機をつくって、初めは扇風機とかいすとか自転車を投げ込んで、とにかく粉砕して、それを分別ルートをつくってどこまで素材化できるかということをライフワークにして挑戦している人がいます。 もう今八十四歳ですけれども、だんだん大きなものを……
○鮫島分科員 先ほどから、今後二〇二五年に人口が八十五億になる、あるいは二〇五〇年には百億になるという問題も指摘されておりましたけれども、我が国においても、大臣がおっしゃるように土地資源の制約があって、生活用の空間の拡大圧力もある、あるいは産業用の空間の拡大圧力もあるという中で、自給率を高目で維持していくためには農地の確保が重要だという背景がありながら、現在の農地を守っていくということもなかなか難しい面があるということは私も理解できますけれども、そのときに農地の守り方といいますか、あるいは社会的認知というか、農地というものをどういうふうに考えるのか。 ただ単純に生物生産の場、あるいは農業とい……
○鮫島分科員 新進党の鮫島でございます。
通告はしていないのですけれども、初めに住専の問題で一言だけ大臣の御所見を伺いたいのです。
先ほどあるいは予算委員会を通じて、大臣はいつも、今度の政府の処理案については、関係者の同意がなければこれはなかなかスムーズに発足するものではないのだということを繰り返しておっしゃっておられると思いますけれども、その関係者の中に国民は入っていると大臣はお考えでしょうか。
【次の発言】 住専問題については、また別の場で御見解を伺う機会もあろうかと思います。きょうは、大蔵省の造幣局東京支局の移転の問題についてお伺いしたいと思います。
久保大臣は、私の名字を聞くと、……
○鮫島委員 重複を避けるために、ちょっと通告と変わるかもしれませんが、お許しいただきたいと思います。
初めに、厚生労働大臣に、狂牛病という名前じゃなくてどういう名前がいいとおっしゃったんでしたっけ。もう一度お願いします。
【次の発言】 大体そういうことを言っているからだめなんだと私は思うのですね。牛海綿状脳症という名前は家畜の病名でして、厚生労働大臣は、新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病と言わないといけないんですよ。そういう所轄自身が大体おかしくなっている。例えば、順天堂の北病棟に牛海綿状脳症の患者がいるなどという日本語はないわけでして、厚生労働大臣は新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病、農水……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 私は、きょうは大変歴史的な日だと思っていまして、日本で初めて食品安全基本法というのが提案されるわけですが、ちょうど明治以来百三十五年間、戦後の食糧難も含めて、ある意味では、ひたすら生産奨励をやっていた。ちょうど明治百年に当たる一九六七年、これが米が初めて過剰になった年なんですね。それから減反政策が始まった。したがって、生産レベルからいうと、そこが途上国から日本が先進国になった節目だと言われていましたが、消費者行政の方はそれから三十年足踏みをして、やっと今になって消費者保護を視野に入れた食品安全基本法が提案される。つまり、食品安全行政の方も、きょうをもってあ……
○鮫島分科員 民主党の鮫島宗明です。 ずっと野党の中でBSEの問題を担当してきたものですから、やはり、この問題を最後までフォローしなければいけないなというふうに思っています。 今、WTOで非常に厳しい交渉を皆様方がおやりになっていることは、よく存じ上げています。アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドあたりが強硬な国だと思いますが、彼らの持っている最大の弱点は、京都議定書に加入していない、環境問題に後ろを向いているというところだと私は思いますので、多分、WTO交渉にそういう視点を持ち込むと、少し行き詰まっている状況が開けてくるんではないかというふうに思います。私は政府のメンバーじ……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。