このページでは西川太一郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。西川太一郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○西川委員 私は、関東大震災で大変な被害を受けました被服廠の跡地を選挙区に抱えております東京第六区、東京の下町、すなわち荒川、墨田、江東から初めて当選をお許しいただいた新人でございます。先輩の皆様の御質疑を伺いながら、私も精いっぱいお尋ねをさせていただきたいと思っております。 それにつきましても、先般本委員会の池端委員長にお供をして、現地の鹿児島を視察させていただきましたが、本当に想像を絶する惨状を目の当たりにいたしまして、集中豪雨というものを、私ども都会におります者は少し軽く考え過ぎていたという実感を強く持ったものでございます。国分市の職員の方に、具体的にどんなイメージで雨が降ったんですか……
○西川委員 私も、割り当てられました時間が九分でございますので、大急ぎで数点お伺いをしたいと思います。 台風十一号の際には、たまたま私も議員会館でテレビの水害放送を、ニュースを見ておりまして、東京に住まっておりますが、下町でございまして、果たして家に無事に帰れるのかなと。道路は冠水して、地下鉄は動かない、こういう状態の中で辛うじて家にたどり着いたわけでございますが、大変な被害が都市型水害という形で発生をいたしたわけでございます。 そこで、三点に絞って建設省にお伺いをしたいと思います。 まず第一点は、最近は舗装も進み、鉄筋その他、いわゆる水を吸い込む余地のなくなった東京でございますので、い……
○西川委員 私は、二十分間という限られた時間でございますので、駆け足で、通産大臣だけに限らせていただきまして、質疑をさせていただきたいと存じます。 実は大臣ももう十分御認識のとおり、長引く不況、加えて円高、こういう中で我が国経済の構造的な改革をしていかなければならないという大臣の御主張、御持論には私も常々敬意を払っているところでございますし、大臣御就任以前から、経済の現況、もしくは先行きに対する的確なお見通しに対してもこれまた大きく敬意を払うものでございます。 そこで、幾つかお尋ねを申し上げたいのでございますが、もう先輩の皆様から十分に御質疑がございましたので、重なる部分は割愛をさせていた……
○西川委員 私は、東京第六区から初めて国会に出させていただきました新人でございますので、上手に質問ができるかどうか大変心配でございますけれども、持ち時間三十分、一生懸命関係大臣にお尋ねを申し上げたいと存じます。 質問に先立ちまして、昨日突然お倒れになりました皇后様の御平癒を心からお祈りを申し上げたいと存じます。 また、極めて遺憾なことでありますが、ロシアの放射性物質の海洋投棄、これに対して日本政府、各党の御努力もこれあり、第二次投棄が延期をされたということは、国会議員の一人として、その御苦労を多といたしたいと思います。引き続いて、その御努力をお願いしたいと存じます。 さて、そこで本題に入……
○西川委員 私は、連立与党のPLプロジェクトチームの一員として、今日まで、微力でございますけれども、先輩の驥尾に付して準備をしてまいりました者として、きょうここで連立与党を代表してお尋ねを申し上げる機会をいただきまして、まことに光栄に存じております。 しかしながら、先ほど来四時間二十二分にわたって野党の皆様が熱心な、広範な角度からの議論をなされた後でございますから、まことに限られた時間の中でお尋ねをすることも、これまた限定をされておりますので、大急ぎでぶっきらぼうにお尋ねをいたしますが、ひとつお許しをいただきたいと思います。 まず初めに、我が国は世界経済の大きな担い手として寄与をしているわ……
○西川委員 橋本通産大臣、高村国務大臣に、中小企業問題と景気対策等につきまして御見解を承りたいと存じます。 先ほど来から同僚議員や、また与党側先輩議員の御質疑を拝聴してまいりまして、共通いたしますことは、我が国の経済を、難しい、冷戦後のある種の価値の紊乱期にしっかりとしたものにしていきたいというお気持ちにおいては共通するものがあり、また、両大臣、なかんずく橋本通産大臣におかれましては、日米間の大変難しい問題に誠実に、精力的に取り組まれております姿勢につきましては、野党の一員ではございますが、深甚なる敬意を冒頭表したいというふうに存じます。 そこで私は、ただいま申し上げましたとおり、中小企業……
○西川委員 総理大臣はすぐお出になる御予定があるようでございますから、前置きを抜きにして、通告に従って質問をさせていただきたいと思いますが、総理の基本理念とされている「人にやさしい政治」というのを、税制で表現すればどういう形になりましょうか、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 その「人にやさしい政治」という総理の対象とされておりますのは、もちろんあまねく国民一億二千四百万個人もそうでございますが、その方々が職場としている法人、中小零細小規模企業、商店、こういうものも当然総理はこの対象としておられると想像いたしますが、よろしゅうございますか。
○西川委員 私は、規制緩和に関連して、まず阪神・淡路大震災の関連事項と、また、明日行革推進本部へ報告を予定されている規制緩和検討委員会の報告書等にかかわる、いわゆる規制緩和推進五カ年計画に関連してお尋ねを申し上げたいと存じます。 通告をしてございますので、順次お尋ねをしてまいりたいと思いますが、質問に入ります前に、まず個人的な体験を一つ申し上げたいと存じます。 先般、発災時に、私はちょうど日本航空のサンフランシスコ発の便に乗りまして、アラスカ上空あたりにいたころに震災が起こったというふうに思います。飛行機の中には何らその情報は流れず、考えてみますと、これはある種のパニック状態のようなことに……
○西川委員 早速質問に入らせていただきますが、まず規制緩和推進計画の、まことに冒頭から失礼な表現でありますけれども、昨今のこの朝令暮改的な、国際的な不信を招くような、そしてかえってそれが円高を促進させるような感じの泥縄式のこの前倒し、これについて質問を先にさせていただきます。 四月十四日の経済対策閣僚会議で、緊急円高・経済対策の一環として、経常収支黒字の一層の削減を図るため、三月三十一日に閣議決定されたばかりの規制緩和推進計画の五年間を三年にという前倒し、それと輸入促進等を決定されたわけでありますけれども、二週間足らずのうちに計画を前倒しするというのであれば、円高は何も二週間で、それは確かに……
○西川委員 田中参考人、奥山参考人、梶本参考人におかれましては、御多用の折を御出席いただき、貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございます。 早速でございますが、新進党を代表して、この分野についてお尋ねをさせていただきたいと存じます。初めに集中的に田中参考人に御質疑をさせていただき、順次奥山参考人、梶本参考人というふうにお尋ねをしていきたいと存じます。 田中参考人にお伺いするわけであります。 先ほど梶本参考人からも数字として示されましたが、マルチメディアの議論が行われますと必ず出てまいります数字が、二〇一〇年には百二十三兆円の市場規模になりますよ、そして二百四十三万人の新規雇用を……
○西川委員 早速、提出をされております中小企業リストラ法一部改正の法律案を中心に、橋本通産大臣、中田中小企業庁長官初め御関係の局長の皆様にお尋ねをしてまいりたいと存じます。 今般のこの法律改正の提出がきょうの主たるテーマでありますけれども、しかし、この時期に通産大臣にじきじきにお尋ねができる絶好の機会でございますから、先般、日米包括経済協議の自動車の部品問題を中心とされて大変御苦労さまでございましたが、本日の朝刊、夕刊を通じて大臣の御真意の断片を私どもは知るわけでございますが、せっかくの機会でございますから、御苦労のお話、また交渉結果が今後どういうふうに、見通しと申しますか、そんなものをまず……
○西川委員 我が国経済は、敗戦から雄々しく立ち上がって、あの有名な経済白書のもはや戦後ではないというフレーズが言われてから極めて長い時間が経過をいたしました。高度成長が当たり前の時代、そして、それが減速期に入って、その前の昭和四十八年のオイルショック、成長の限界、ローマ・クラブなどというのを懐かしく思い起こします。 当時、最後の職場をコロラド大学に奉職をされましたケネス・ボールディング博士は、宇宙船地球号という概念を世に問うて、この地球は人口の爆発的増加と限界のある食糧供給、マルサスの人口論的な発想もありますけれども、加えてエントロピーの問題やいろいろな資源の枯渇の問題が議論されました。 ……
○西川委員 ホフさん、コワンヌさん、大変お疲れさまです。 早速質問に入りますが、まずホフさんのペーパーにはなかった事項ですが、あらかじめこれに関してお尋ねをするということは申し上げてありますから、準備のできている範囲内で結構ですからお答えをいただけたらと思います。 まず、きょうここにいただいたぺーパーはいわゆる最優先事項ではないというお断りがありましたから、それは承知をいたしますが、私が特にお二人にお尋ねをしたいのは、税制と株式、証券、こうした分野についてお尋ねをしたいと思います。 早速ですけれども、私たちの国の有価証券取引税という税制については御存じだと思いますが、いわゆる先進国、例え……
○西川委員 大臣の参議院本会議御出席の御都合で、私は、休憩を挟んで十分ずっというまことに細切れの質問に相なりまして大変困っておりますが、御協力を申し上げて、その時間でさせていただきたいと思っております。 そこで、早速大蔵省にお尋ねをしたいわけでございますが、日本の経済の現況また行く末、こういうものの中で、規制緩和が果たす役割は、経済の活性化を促しまた我が国経済の構造に非効率的な面があればこれを是正していくということが大変重要な課題になる、それに対する手段であるというふうに位置づけるならば、幾つかの要因が考えられると思います。 我が国経済の高コスト化体質と申しますか高価格の現況をどう是正して……
○西川委員 当委員会は、諸般の事情もこれあり、総務長官の所信の表明を承ってからかなりの時日を経過して、また、このたびは規制緩和推進計画の改定とあわせての質疑ということであります。 不肖私は、新進党の立場から、以下順次総務長官を中心にお尋ねをいたすわけでありますが、野党でありますので失礼に当たるようなお聞き苦しいこともお尋ねするかもしれませんが、冒頭お許しをいただいて、できるだけ実のある審議を進めたいと存じますので、お願いしたいと思います。 私はさきに本会議でお尋ねをさせていただきましたが、施政方針演説で内閣総理大臣橋本龍太郎先生は、我が国経済の構造改革推進のため、また行政改革の断行という立……
○西川委員 新進党の西川太一郎でございます。 新進党の当委員会の筆頭理事を務めておりますが、きょうのこの委員会はまことに、お出かけをいただきました参考人の信念の強さとキャラクターの相違によって、非常にすばらしい、活発な、規制緩和委員会の歴史に残るすばらしい委員会であったというふうに思います。両先生に心から御礼を申し上げたいと存じます。ありがとうございました。(拍手) そこで、簡潔にお尋ねをしたいのでございますが、私もクリッピングサービスというのを受けておりまして、新聞はたくさんとっておりますが、それに支払う十倍くらいの料金を支払って活用しております。私は情報、文化というのはお金をかけていい……
○西川委員 本日は、原田教授、森社長、両参考人におかれましては御多用のみぎりこうして御協力をいただきまして、新進党の規制緩和委員会筆頭理事として心から御礼を申し上げます。どうもありがとうございました。 早速両先生にお尋ねを申し上げたいと存じます。 土地というものは、言うまでもなく、私どもの生活、また生産、これを支える不可欠な資本財であります。イギリスやアメリカの経済学の教科書を見ますと、土地について日本のような、いわゆる地価についての議論というのは余り展開されていないという経験を私は持っております。それは、資本財として、松下幸之助翁のかつての構想のように、山を崩して海を埋めるというようなこ……
○西川委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 訪問販売等に関する法律及び通商産業省設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、特殊形態取引等における消費者被害の拡大防止に万全を期すると同時に、健全な消費経済の発展を確保する見地から、特に次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 本法の適切かつ機動的な執行体制を確保するため、地方自治体の消費生活センター、国民生活センターとの一層の連携強化を図るとともに、迅速な苦情処理と機動的な行政措置発動のための……
○西川委員 きょうは十時からビッグゲームがあって、何か余り観客の入りもよくないようでありますが、一生懸命トレードマークのことについて質問をさせていただきたいと思います。 実は私も、正直に申し上げまして、トレードマーク、商標につきましては余り関心がありませんでした。大体日ごろトレードマークにはたくさん接してはいますけれども、そんなに深い関心は正直に言ってございませんでした。 ところが、今回、この法律の改正に当たって、若干質疑のための用意をいたしていく過程の中で、存外この問題は大切なものだということが、特に国際社会における経済活動を我が国が活発化していくという環境の中で大変重要な問題であるとい……
○西川(太)委員 今遠藤理事からるるお尋ねをしたわけでありますが、その中で聞き漏らした点、もう少し突っ込んで伺いたい点を中心に私は質疑をさせて一いただきたいと存じます。若干しつこく、いやらしくなるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。 この泉井事件なるものは、私は二つの側面があると思います。 一つは、泉井というこの業者に、三菱石油を中心とする産業界が何を期待したのか。彼に五十億を超える巨額な資金を動かざせ、脱税額でも三億、隠した金が六億、こういうような巨額な金を業界が泉井という一個人に、何の理由があって、何を期待してやらせたのか、これが一つ。だれでもそれは不思議に思う。 もう……
○西川(太)委員 私は、新進党の立場から、ただいま上程されております特定産業集積の活性化に関する臨時措置法案について、佐藤通産大臣初め御関係の皆様の御見解を伺いたいと存じます。時間は一時間でございますが、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 政治が果たすべき役割は、今ここに非常に苦しい思いをしている、生活に苦しんでいる方々がいらっしゃる、その方々をいかにして救うかということも大切な機能であります。と同時に、将来の世代に、この国に生まれて暮らしてよかった、そう思われるような観点から施策を行っていくということも極めて重要なことであります。 今上程されましたこの特定産業集積の活性化というねらいは……
○西川(太)委員 新進党の西川でございます。 ただいまは、政界の大先輩であられる林先生から、与党取りまとめのお立場での御質疑、もう既に準備の段階でいろいろ議論を活発になされた上での御質疑ですから、大変だったろうと拝察をいたしますが、大変参考にさせていただきました。これから後、私は野党でございますので、この三党合意についてはつまびらかに承知をしていない立場として、いろいろお尋ねをしたいと思います。 我が党は、本会議において、つるしが解けた段階で、古賀正浩代議士によって、世界は、冷戦構造の終結による市場経済の普遍化、アジア諸国等の急速な台頭に伴い、いわゆるメガコンペティションの時代に入った、こ……
○西川(太)委員 こういう自由討議の場を持っていただいた武部委員長に感謝をしております。 私ども、野党でございますから、先ほど中山理事からお話がありました十一回の経過もつまびらかにいたしておりませんし、それに先んじての四十回のいろいろな与党の御協議も中身は承知をしておりません。そこで、私は、三党の取りまとめであり、この法案のキーパーソンであられる林先生がおいでですから、私も、林先生にお尋ねするような形で発言をさせていただきたいと思うわけでございます。 一つは、我が党の古賀代表が本会議で質問をいたしました際に申し上げたのでございますけれども、私も初日の七十分の質問の中でも取り上げさせていただ……
○西川(太)委員 私、そういう答弁が出てくるだろうと想像しておりましたが、そのとおりでありまして、まことに残念でございますけれども、現段階では大蔵省はそういうふうにお考えであることは承知をいたしました。 そこで、今いろいろおっしゃいましたけれども、より端的に伺えば、例えば今の制度というものは、バブルの時代の地価が暴騰して大変だというときに考えられた税制であって、それはできるだけ早い時期に改正をするべきだ、私はこういう意見を持っております。 と申しますのは、仮にこの譲渡資産の中に土地が含まれていて、実効税率五〇%だとしますと、結局、計算をしますと一〇%くらいの負担をこの分社化の際に企業は負わ……
○西川(太)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 工場立地法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 本法に係る規制の見直しにおいては、工場と周辺環境との調和に十二分な配慮をすること。 また、準則の改正等に当たっては、効果的な緑地等の整備が推進されるとともに、工業集合地における特例措置については、隣接緑地等の適正な認定により、環境の保全に資することとなるよう努めること。 二 地方への権限の移譲に当……
○西川(太)委員 早速質問に入らせていただきますが、今、日本経済は大変厳しい状況の中にあって、我々野党の立場でいえば、政策の失敗による不況、こういうことも言えなくもない。その後始末にいろいろと努力をされている、こんなふうにも受けとめられる面もあります。しかし、そういう中で、通産省は非常に前向きに、次世代の日本の経済をいかに立ち上げるかという努力を真剣にしておられる、これは野党の立場とはいえ高く評価をしたい、こういうふうに冒頭申し上げたいと思います。 そこでお尋ねでございますが、通産省が中心になって中心市街地の活性化対策というものを今しておられますが、この点について、提案も含めながら数点、大臣……
○西川(太)委員 新進党の西川でございます。西川といっても何人かいますが、太一郎の方でございます。 きょうは、伊藤公介元大臣が外交問題、そして我が鈴木議員が堂々の政策論議、大変格調の高い委員会に三番手で出てまいりまして、若干趣の異なる雰囲気の中で質問をさせていただきますが、私は、国会議員の一員として、長く地方議員もやっておりましたが、職としての内閣総理大臣初め国務大臣のお立場には敬意を表しているものでございますから、できるだけ穏当に質問したいと思いますが、事の性格上失礼にわたることがございましたら諸先輩にまことに失礼でございますので、最初にお断りをしておきたいと存じます。 実は、先ほど外交……
○西川(太)委員 私は、衆議院議員新井将敬君の逮捕の許諾を求める件について、自由党の態度を申し上げます。 私ども自由党は、新井将敬議員の逮捕許諾請求について、許諾を与えることに賛成いたします。 議員の不逮捕特権を記している憲法五十条の趣旨は、犯罪容疑の議員を保護するためのものではなく、立法府である国会への政府・捜査当局の不法な介入を防ぎ、議員の自由な政治活動を守るためにあるものであることは言うまでもありません。 今回の逮捕許諾請求については、昨日、法務省当局の詳細な説明を聴取したところでございますが、先日の参考人招致の結果や各委員会での審議、自由党独自で行っている調査等に照らし合わせて考……
○西川(太)委員 私は、まず特別減税、貸し渋り、そしてODAの三つのテーマをお尋ねさせていただきたいと思います。 外務大臣にお願いをしましたが、どうしても御都合がつかないということで、政府委員の方に後ほどお尋ねをいたしたいと思います。 まず、大蔵大臣にお伺いをしたいと思うのですが、言うまでもなく、今度の目玉の政策の中に減税が含まれているわけであります。平成十年度分のこれを当初の減税と追加の減税、こういうふうに便宜上言葉を分けさせていただきますが、特別減税を実施される前の課税最低限は、およそ所得税三百六十七万円、住民税三百三万ほどでありました。ところが、やらないやらないとおっしゃっておりまし……
○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。 きょうは、ODA関係のことにつきまして、外務省にお尋ねをさせていただきたいと思います。 実は、私ども自由党と民主党が共同で、中国・長春にございますベチューン医科大学附属病院のODA問題について、橋本内閣総理大臣がこれのいろいろな点に関与しておられる、こういうことが一般に公刊されております雑誌の中で取り上げられている、このことについて、いろいろな属人的な問題もあってこれは無視できない、こういうふうに考えて調査をいたしているところでございますが、私どもがこの場でお尋ねをしてまいりますのは、その調査の中で、ODAのあり方について、または使途につ……
○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。 私は、まず、行政改革として国民の皆さんが求めておられるのは、単なる省庁の再編成よりも、まず行政目的の明確化と政府全体のスリム化、すなわち徹底した規制緩和や地方分権が求められているのではないかという立場から質問をさせていただきたいと思います。 早速、総務庁長官にお尋ねを申し上げるわけでありますが、このたびの基本法案で、建設省、運輸省、国土庁、北海道開発庁という四つの官庁を一つにまとめて国土交通省を創設することになっておることは言うまでもありません。 この法案によれば、国土交通省の任務は、「国土の総合的、体系的な開発及び利用、そのための社会……
○西川(太)委員 私は、主として通産大臣、通産省にお伺いしますので、尾身大臣、もしよろしければ御用をしていただいて結構でございます。 まず、通産大臣にお尋ねをさせていただきますが、もう既に多くの方々から、本日もございましたし、ここ数カ月、いろいろな機会に、私も含めて大勢の方が大臣にお尋ねをしている貸し渋りについて、私からもお伺いをさせていただきたいと存じます。先に発言をされた皆さんとダブるところがございましたら、お許しをいただきたいと思っております。 まず初めにお尋ねをさせていただきたいと思いますのは、本会議でも、橋本総理もまた堀内通産大臣もしばしば、貸し渋り対策として二十五兆円の資金を用……
○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。この法律案につきまして極めてオーソドックスなお尋ねを申し上げたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 初めに総論的なお尋ねをさせていただきますが、商品について公正かつ透明な価格を形成し、さらに、市場経済のもとで日々変動する価格について、その変動に伴うリスクをヘッジする先物市場は、自由主義市場経済において極めて重要な機能を果たしていると認識をいたしております。その証左に、ソ連邦の崩壊を契機として、旧社会主義経済圏が日々市場経済に移行するプロセスの中で商品取引所の設立に熱心に取り組んでいるという事実は、このことを雄弁に物語っていると思う……
○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。 きょうは、長時間、また御遠路御苦労さまでございます。心から御礼を申し上げます。 早速お尋ねをしていきたいと思いますが、経済活動の究極の目的は消費であるというアダム・スミスの言葉を引き合いに出すまでもなく、近時、我が国経済の低迷、これは消費が活発でない、その原因はもちろんたくさんあるわけでございます。ただ、一つ確実に言えることは、消費が堅調な国は景気が極めて長期的に安定するということは、近代自由主義諸国の共通の経験則になっているというふうに思います。 そういう意味で、商業機能の健全な発展というのは我が国に欠かせない、そういうふうに思う立場……
○西川(太)委員 今回の省エネ法改正案は、エネルギー消費が近年非常に伸びておりまして、九五年の数字で見ますと、年間三億八千八百万キロリットル、石油換算で消費をされている。これは何も手を打たないでまいりますと、二〇一〇年には一八%さらに消費が伸びる。こういう中で、COP3も開かれ、エネルギーセキュリティーの確保ももちろん行いながら、同時に、地球温暖化防止の観点から、少なくともこの消費量を横ばいの線で抑えていかなければならない、こういうことが至上命題として我が国に課せられているのじゃないか、そういうふうに私は思うわけであります。 実は、ニカ月ほど前の予算委員会の分科会で、通産大臣にこの問題を意識……
○西川(太)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、世界にとって重要な課題である地球温暖化防止に対処し、我が国の省エネルギー型社会の構築に向けて、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 今次改正の主たる趣旨である二酸化炭素排出量を極力抑制するため、法の施行に万全を期するとともに、業務部門及び運輸部門を含め産業界において自主的に実効ある対策を講じるため、環境整備に努めるこ……
○西川(太)委員 今回の国会は、この商工委員会は大変重要な法案がメジロ押しに提出をされ、極めて充実した審議が行われたというふうに思いますが、その中でも、きょうのこの法案は非常に重大だというふうに私は思っております。 と申しますのは、およそ法律案には、これを提出する考え方、体系的なもの、こういうものがあってしかるべきでありますが、一九九二年から九七年の中ごろまで、バブル崩壊後の間接金融市場が銀行等を中心としてどうも元気がないというか閉鎖的であって、これを直接金融の割合をふやしていこう、ビッグバンの思想というのはまさにそこに私は集約されると思うのです。 そういう流れの中で、やはりもっと元気のあ……
○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。下村議員、吉田議員と同じように私も東京都議会議員出身でございます。昭和五十二年から四期十六年間、三人の中では一番長く都会議員をやっておりました。 きょう、上杉自治大臣は、そういうことを意識しておられないと思いますが、東京都の続く限り、上杉自治大臣には八百万都民は感謝を申し上げる、歴史に残る自治大臣である。野党の私が申し上げるのですから、身内から褒められるよりはうれしいだろう、こう思います。 そこで、早速お尋ねをいたすわけでありますけれども、今回の都区制度改革をめぐりましては、先ほど来お話が出ております平成二年九月の第二十二次地方制度調査会で……
○西川(太)委員 野党としては最後の質問でございますが、三十分の時間しかございません。今不況の中で苦しい思いをしておられる方々の声を代表して、総理並びに関係大臣の皆様方に率直にお尋ねを申し上げます。誠意ある御答弁を賜るように、冒頭お願いを申し上げます。 私は、貸し渋りという緊急の問題について絞ってお尋ねを申し上げます。 民間の信用調査機関によりますと、一月十九日のまとめで、全国の企業倒産数は、一千万円以上の負債額で倒れた会社が一万六千三百六十五件、これは前年比一二・五%増である。そして、負債総額は十四兆二百九億円、これは何と前年比七五・四%増である。過去最高でございました九五年、九兆三百三……
○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。 私どもは、二十七日の日に、党の証券疑惑問題解明チームの十一人の衆参両院議員で日興証券に担当役員をお訪ねしまして、本日午前中に参考人としてお出まし願った、またはその付添人として来られた方々にお会いをいたしました。 その中で、いろいろなことがわかったわけですが、まずは第一に、証券会社が顧客にもうけさせる手口というのがございまして、それは大変手の込んだことがありますけれども、違法なものが四つほどあります。一つは、今問題になっております自己勘定からのつけかえということで、自己売買で得た利益を顧客の口座につけかえるという手法であります。相場の操縦、……
○西川(太)委員 自由党の西川でございます。
早速お尋ねをさせていただきますが、大蔵省金融検査部と銀行局旧検査部のOBと現役の検査官で組織をされます霞桜会、これについて、OB会員は四百七名、そのうち都市銀行に三名、地方銀行に六十三名、証券会社に九名、保険会社に十八名、ノンバンクに七名、信用金庫に十一名、その他関連団体に三十三名天下りしている、これは昨年の四月時点でそうだ、こういうことが報道されておりますけれども、大蔵大臣、これは事実でございましょうか。
【次の発言】 特に、この天下り先のうち、金融検査部が検査の対象としておられる金融機関、すなわちあさひ銀行に一名、北拓銀に二名、そのほかの地方……
○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。
証人にいろいろと、短い時間でございますが、お尋ねをいたしますので、端的に御答弁をいただきたいと思います。
まず、先ほど来からお話が出ておりますが、大和証券の同前社長や、また土井さん、そういう方々が平成三年の十一月から平成四年の一月の間に証人を訪ね、先ほど来お会いになったという事実は認められたのですが、ただ単にお会いになったんではなくて、先ほど来から出ております東急百貨店の損失問題について相談を持ちかけられたことがありましたでしょうか。相談をです。
【次の発言】 お話をしに来られたというんでなくて、先ほど来から、いろいろと一般論としてお話を……
○西川(太)委員 三木さん、あなたは今日まで、何の容疑で何回逮捕されましたか。
【次の発言】 四大証券の一角を構成する山一証券のトップ、またはその周辺におられたお立場で、三回も逮捕されるということは、あなたはそれが証券業界の体質だ、もしくは山一の体質だ、それとも何かほかに原因があるとお思いですか。
【次の発言】 総会屋に利益を供与したり、不当な飛ばしを行ったりすることが、誠心誠意努力した結果なんですか。
【次の発言】 とんでもないことですが、きょう、あなたは何のためにこの本院の証人喚問に呼ばれたと認識しておられますか、何を解明するために。
○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。 本格的な難しいことは、後ほどの西田猛議員が専門家の立場でお尋ねをいたします。 まず伺いたいのは、先ほど来お話を拝聴しておりますと、たびたび、表現は、日本リースさんとランディックさん、エヌイーディーさん同じでしたが、長銀の頭取は違うけれども、言わんとするところは、社会的責任を痛感しているとか、新たな再建会社においては社会的責任を遂行する、こういうことをおっしゃるけれども、私は、実は見かけによらず経営学者なんです。社会的責任ということをどういうふうに承知してお使いになっているのか、まずそれを、代表して頭取にお尋ねをします。
○西川(太)委員 自由党の西川でございます。 私は、主として貸し渋り問題を中心に閣法との関係等々につきまして、大蔵大臣初め通産大臣、経企庁長官、また中小企業信用保険公庫総裁、そして佐々波先生に質問をさせていただきたいと思っております。 まず、まことに恐縮でございますが、三人の大臣に共通の質問をさせていただきます。時間の関係がございまして、余り長い御答弁ではなく、ひとつよろしくお願いしたいのであります。 まず第一に、今は貸し渋りではなくて、日本経済が金詰まりだという言い方ができるんじゃないかというふうに私は思います。 それは、すなわち間接金融を今まで主としてやってまいりましたし、それに依……
○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。 短い時間でございますが、大蔵大臣を中心にお尋ねをさせていただきたいと思います。 きょう雑誌を読んでおりましたら、宮澤大蔵大臣は、高橋是清ではなくて、私の選挙区の生まれ育ちであります勝海舟だと。批評は人の自由、他人の自由、行蔵は我にあり、福沢諭吉先生が「痩我慢の説」で批判をしたことにこたえたこれは海舟の名言でありますが、その後が振るっているのです。野党の若い議員が次から次に質問すると、宮澤先生は、何勝手なことを言っているのだという顔をして聞いている、こう書いてありまして、これは見た人が勝手にそう書いたので、そうお思いにはなっていないと思いま……
○西川(太)委員 引き続いて、自由党の西川でございますが、質問をさせていただきたいと思います。 長銀の検査結果が出てこないといいますか、まだ終わっていないという御答弁がしばしばあって、本当は八月の下旬に終わっているのじゃないかという考え方、観測もあります。なぜ公表しないのか、あるいはできないのか。つまり、そこらのところを私どもとしてははっきりさせてほしい。 特に、飛ばしの疑いのある子会社、孫会社、こういうところに対する銀行法の規定があるから立入検査もできないとか、また政府委員の五味さんは、個別の検査の結果の内容ということになりますと、これを世の中に公にするということは御勘弁いただきたいとい……
○西川(太)委員 午前中、午後と質問の機会をいただきまして、早速でございますが、金融監督庁に四問、通産大臣に二、三問、そして要望を申し上げて、もう二度目の登板でございますから、できるだけ議事進行に気を配りながら頑張りたいと思います。したがって、金監庁の答弁も、今の中野さんに対する懇切丁寧な御答弁は、私に対してはひとつよくそのことを認識していただいてお願いをしたいと思います。 まず、この法案が通産省から出てきた。しかし、金監庁は三月に、貸し渋りを防ぐために二十一行に公的資金二兆一千億円余を投入した。しかし、一向に貸し渋りは改善されず、公的資金がむだに使われたのじゃないか、政府はその責任をどう考……
○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。
早速お尋ねをしたいのですが、まず冒頭に防衛庁と外務省にお伺いをするわけでございますが、このたびの条約を批准することによって、我が国の国防力はどのように変化をするのか。平和に対する貢献、また国防という二つの面で、この条約を批准させて国内法を整備することはどういう意義があるのか、御見解をまず承りたいと思います。
【次の発言】 当委員会は国内法の整備にかかわる審議をする場所であることは重々承知でございますが、国会議員の一員として、国を守るということは、これはもう至上命題、いずれの日にか世界連邦でもできて全面軍縮でも可能になるまでは、そういうことに……
○西川(太)委員 初めに、与謝野通産大臣にお尋ねをいたします。 実は、たまたま本日机上に配付をされております保険公庫月報にも、関連の記事が載っております。信用保証協会役員との懇談会開催というところでございます。 このたびの政府案並びに当委員会提出のバージョンアップによって、貸し渋り対策に保険公庫や保証協会を活用するということが、かなり前から議論をされていたにせよ、少なくとも橋本行革の話と同じ時期に保険公庫がこんな大きな役割を果たすということは、神ならぬ身の歴代大臣もそこまでは御存じなかったと私は思うのですね。それをまず前提といたします。したがって、私は、これを悪いことだといって攻撃をするの……
○西川(太)委員 私ども自由党は、財政構造改革法については、その成立に一貫して反対をしてきたことは御案内のとおりでございます。また、成立後は、廃止をするべきではないかということも、私自身も含め、いろいろな場所で申し上げてまいりました。 大幅減税を主張し、しかしながら、財政の健全化についても、これは非常に重要な課題であるということは当然のこととして考えてまいりました。そのためには、財政の抜本的な改革というのは、経済再建なくして財政再建はないんだという主張を繰り返してきたことも、宮澤元総理初め御案内のとおりだと存じます。 しかし、ただいまも消費税の話に触れられました。私は、きょうは消費税につい……
○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。 大臣初め委員長、議員の皆様、大変御苦労さまでございます。私は二十分間でございますが、できるだけ議事進行に御協力を申し上げたいと思っております。答弁いかんによってはということでございますが。 まず第一に、今国会には新事業創出促進法案、また第三次補正予算案のうち中堅企業のための貸し渋り対策法案、またもう一つは、小規模企業共済法の改正法案、こうしたものが提出をされているわけでございます。 経済学の教科書を見ますと、景気循環というのがありまして、コンドラチェフの波というのが、これは一番長い。それから、ジュグラーとかキチンとか余り聞いたことのない……
○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。 日本は、もう、かつてという言葉を使うことすらしゃくにさわるのですけれども、経済大国ということで大変称賛をされ、不死鳥のように敗戦からよみがえった、世界が日本を奇跡ととらえて、そして高度成長、さらに経済大国、国際貢献、いろいろな面で日本を見習おうという空気が世界を支配したことがありました。しかし、戦後五十数年をして、ついにその仕組みが制度疲労に出会い、新たなリーディング産業もまだ明確に生まれていないという中で、国民が元気を失ってしまっているということは否定できない。今そこにある危機というふうに私どもは言ってもいいと思うのでございます。 そこ……
○西川(太)委員 早く議員同士のディベートができる仕組みにしてほしいと思います。 と申しますのは、不肖私、国会に出させていただいてまだ六年ほどでございますが、その前十六年間、東京都議会議員でございまして、ただいまの細田先生の御質疑には若干、というより大いに異論のあるところであります。 例えば、東京は一日に三百万人以上の方が他府県から流入してこられます。その方々がもし東京で事故にでも遭われれば、警察が出動し、救急車が出て、その経費は都民の税金でかなりの部分補っているわけでございまして、そういうような経費も含んでいるということも御承知をいただきたいし、税収は確かに上がるけれども、全国でたった一……
○西川(太)委員 初めに通産大臣に、要望といいますか、ある意味ではお礼といいますか、申し上げたいと思いますのは、先ほども委員からお話が出ておりました信用保証協会を使っての融資制度。 私の体験でございます。数日前に私の地元の行政の長が、大変助かったと。それは昨年の四月―十一月で、私ども二つの行政区にまたがっておりますが、どちらも大体七十件前後の倒産件数でありました。ところが十二月には、荒川区はゼロであり、墨田区ではわずか四であった。そして、荒川区については、七百億に近い、六百六十億に近いお金が三千七百人ぐらいの人に貸し出された。墨田区でも特別枠だけで一千億を超えた。こういう成果は非常に高く地元……
○西川(太)委員 自由党の西川です。与党として質問いたすわけでありますから、議事進行に意を配しつつ、運営を円滑ならしめるように御協力を申し上げながら質問をいたします。 私どもがかつて若いころ、中小企業論というものを勉強したころには、いわゆる二重構造をどうするかということがすべての問題であったと言っても言い過ぎでなかったわけであります。中小企業は景気の悪いときに大企業の減収をショックアブソーバー的に吸収する、そういう機能を持っているなどということが言われた時代がありました。しかし、私は今でもそのことは変わっていないと率直に思っておりまして、だからこそ中小企業問題を各方面から改善していく、そうい……
○西川(太)委員 私からも同じような観点で質問をさせていただきたいと思いますが、まず初めに不正競争防止法からお尋ねをしたいと思います。 景気が低迷する中で、デジタルコンテンツのような将来性を見込める産業の発展基盤となるよう、今回の法改正が急いで進められるということは大変結構なことだと思います。私どもは、今回具体的に二つの法律案を改正することによって、国民生活を守るという手ごたえを感じながら審議に参加をしているわけであります。 まず第一に、こういう違法なビジネスが成立する背景というものを見落としちゃいけないんじゃないか。 私的なことで恐縮でありますが、私は、DVDは、出されているものは洋画……
○西川(太)委員 与党の立場として質問をさせていただきます。 本日の審議でいわゆるPRTR法案の質疑は終局を迎えるわけでありますが、これまでの各党の御議論を拝聴しておりますと、情報公開とリスクコミュニケーションのあり方、二つ目には、いわゆる環境ホルモンを対象物質に含めるか否か、そして三つ目は、事業者から排出量データの届け出先などに都道府県も含めるかどうかというような問題が大きな論点としてあったと思うわけであります。私は、我が党として、また与党として、これらの問題を終局に当たって整理をしてみたい、こういうふうに、自由民主党の皆さんの御了解もいただきまして、最後の質疑を私が仰せつかったわけであり……
○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。十一時五十七分まで質疑をさせていただきたいと思います。 まず、独禁法については、御案内のとおり、昭和二十二年に施行されて五十年以上たつわけでございますけれども、この間、独禁法自体も数次にわたって見直しが行われてまいりましたし、また、ある時期には社会的背景によって規制が強化されたり、また昨今のように緩和に大きく歩み出したり、そんなことが繰り返しこの独禁法についてはあったというふうに思うわけであります。このたび問題になっております除外制度につきましても、いろいろ変遷がありました。 独禁法の除外制度というのは、戦後の我が国の経済復興が、いわゆる復……
○西川(太)委員 今いろいろと御議論を伺っておりますと、無理からぬことでありますけれども、マクロ経済政策と産業政策を混同しているような感じの議論もうかがえるんですね。 ちょうどこういう時期ですから、マクロ経済政策に踏み込まざるを得ないんでしょうけれども、基本的には、この産業再生法はいわゆる産業政策の法律であることは間違いない。私どもとしては、適当な間隔を置きながらも、いわゆる産業政策というものは、日本の産業のあるべき姿またはポテンシャリティー、そういうものについてもきちっと調査をし、チェックをし、立て直していく、こういうことが非常に大事だろう。しかし、ここへ来て、もっと包括的な、特定の産業だ……
○西川(太)委員 自由党の西川でございます。 私は、この場で何回となく信用保証制度につきましてお尋ねをしてまいりました。思い起こしますと、当時は野党でございまして、今閣僚席にお座りの野田毅大臣、また当委員会の委員であります鈴木淑夫議員、こういう方々が、総理、そして元総理、蔵相であらせられる宮澤先生にお尋ねをした。 その中で宮澤大蔵大臣は、何でこのことに気がつかなかったのか、大変すばらしい着眼点だということが一つと、私に対する答弁としては、銀行に直接お金を入れるよりも貸し渋りのためにはこちらの方が役に立つというような御趣旨の御答弁をいただきました。大変建設的な提案をする野党と、それを幅広く受……
○西川(太)委員 このごろモラルハザードという言葉がやたらに職業人に対して使われる、そういう中で、この日債銀、長銀の問題につきましても、昨年の八月下旬に、本委員会に参考人として当時の大野木頭取をお呼びをして、我が党も、当時は野党でありましたが、厳しい質問をさせていただきました。そのときに感じたことは、社会的責任ということについて全くいいかげんな態度で臨んでおられたということを、当時の議事録を読み返してつくづく感じるわけであります。 そんな方々のお話をするのに例として引くこと自体不謹慎かも存じませんが、先般のハイジャック事件の際の長島機長の崇高な職業人としての、あの死を賭して、命を賭してまでと……
○西川政務次官 このたび防衛政務次官を拝命いたしました西川太一郎でございます。 防衛政務次官として我が国の防衛に携わる機会をいただきましたことをまことに光栄に存じますと同時に、その使命と責任の重さを痛感いたしている次第でございます。 私といたしましては、日本国憲法のもと、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国とならないとの基本理念に従い、日米安全保障体制を堅持し、文民統制を確保し、非核三原則を守りつつ、節度ある防衛力の自主的な整備に努めてまいりたいと考えております。 小渕内閣の一員たる防衛政務次官としての任命をいただいたことを深く認識し、依田総括政務次官とともに瓦防衛庁長官を補……
○西川政務次官 島委員にお答えをいたしますが、ただいまの御指摘は大いに共感を得るところでございます。しかしながら、個人的見解の表明の仕方というものに若干の知恵を使う必要があるんじゃないか。それは、例えばこのたびの国会の活性化に基づく法律案の中では、「政務次官は、その機関の長たる大臣を助け、政策及び企画に参画し、」というところがございます。こういうプロセスにおいて自分自身の意見を明確に述べるということを行いながら、幾重かのフィルターにかけてこうした公式の場で御答弁を申し上げることが至当ではないかと思いますので、先生のその思いも私と一致するところがかなりありますので、しかし、のりを越えないように気……
○西川政務次官 菅原委員のお尋ねにお答えをしたいと思います。 原子力災害というものは、一たん起こりますと非常に広範囲に急速に広がるという性格もございますし、また、これに対処するには専門的な高度な知見を有する者を対応させなければならないということもございます。したがいまして、委員御指摘のとおり、国を挙げて一体化してこの問題に当たるということにしっかりと対応してまいりたい。そのためには、本部長たる内閣総理大臣から防衛庁に可及的速やかに出動を要請されるということは、この法の基本的な部分ではないかというふうに存じます。 また、現状ではどうかというお話でありますが、被害地近傍のいわゆる駐屯地から、早……
○西川政務次官 前段の質問で、採用された隊員諸君が実態としてはどのように働いているかということを含めてお尋ねであろうというふうに存じますので、お答えをしたいと思います。 私、西村眞悟政務次官の後を受けましてきょうで百四十八日目でございますが、いろいろな体験をこの間させていただきました。精強な自衛隊員諸君に接する機会、貴重な経験を多く持たせていただきました。 二、三の例を申し上げますと、先般、昨年の八月、トルコで起こりました大地震に際して、仮設住宅を急送しなければならぬ、ほとんど無寄港状態でトルコに赴かれた海上自衛隊の輸送艦隊が広島県の呉に帰ってまいりました。その出迎えと大臣の表彰を代読する……
○西川政務次官 ただいま長官が御答弁をされました趣旨に沿いまして、私も何回か衆参両院の委員会で御質問をいただきまして、国防省もしくは防衛省昇格について、政治の場の御議論を見きわめつつ、肯定的に進めていただくことを要望するような答弁を申し上げたことがございますので、御理解いただけるものと思っております。
【次の発言】 長官がお答えする前に、先ほどの藤田委員の前段の御指摘でございますけれども、起訴、不起訴はこれは検事の判断でございまして、書類を送致するということまでが警務隊の職責でございます。そういう意味では、委員御指摘のような身内に甘いということではなく、むしろ不起訴に当たるようなものもきちっと……
○西川政務次官 御答弁申し上げます。
お話のとおり、東京都側から、九月三日に、防災訓練にぜひ防衛庁、陸海空、参加をしてほしい、こういう御要望でございました。まだ具体的に細かな詰めはできておりませんけれども、おおよそ、二十三区内十カ所程度のところにポイントを決めまして、直下型大地震が仮に発生をした際、阪神大震災等の経験にかんがみて、いかにして都民の生命財産を守るために自衛隊が御協力できるか、こういう訓練をするということでございます。
【次の発言】 それは、たまたま私が西村前次官の後、ちょうど半年ぐらい前でありますが、政務次官に就任をいたしました際に、小渕総理からそのことについて、特に君は東京都……
○西川政務次官 ただいまの方が具体的にどなたに該当するかはよくわかりませんが、当庁の調べにおきましては、この方と想定される方の退職金は四百九十一万円ほどでございます。(藤田(幸)委員「合計です、企業も含めて」と呼ぶ)合計、ちょっとお待ちください。今もう一回調べます。 ただいまのお尋ねでございますが、平成二年七月に退職をいたしました事務次官経験者の場合は、平成七年十二月に防衛庁顧問、財団法人平和・安全保障研究所理事長など五つの職を退職いたしておりますけども、そのうち、退職後、防衛庁顧問及び公益法人の理事それから民間会社等、六つの職につきましたが、退職金につきましては、その多くから退職金は支給さ……
○西川(太)委員 私は、きょうは小笠原島の飛行場に限って、大臣、局長にお尋ねをさせていただきたいと存じます。 平成十二年二月二十七日、前の日から硫黄島経由で小笠原島の飛行場建設予定地を視察された当時の二階俊博運輸大臣は、悪天候のために東京に帰ってくる経路に非常に御苦労されたことを、当時閣僚懇談会でお話をされたわけであります。私も直接そのお話を伺いまして、特に二十七日には、当時私は防衛政務次官でございましたが、病気になられた方が小笠原島でおられまして、東京に緊急輸送しなければならない、しかし、大変悪天候で防衛庁の水上飛行機が使えないということから、硫黄島に巡視船のヘリコプターで運んでいただいて……
○西川(太)委員 保守党の西川太一郎でございます。 私は、昭和五十二年に東京都議に当選をしまして、十六年間都議会に籍を置き、そのうち九年間は、入札・契約問題を主として取り扱います財務主税委員会というところに理事や委員長やいろいろな立場で身を置いてまいりました。したがいまして、この問題につきましてはいろいろと見聞きもしてまいりまして、大変関心のある問題として受けとめております。 建設大臣は御就任の直後に、御自身は素人であるということをたびたびおっしゃいました。私は、この問題こそそうした国民的視点から、公共事業のあり方、特に入札、発注、契約のあり方、こういうものの後を絶たない不祥事に対して行政……
○西川(太)委員 保守党の西川太一郎です。 このたびの有珠山、三宅島、また愛知県の大豪雨等々で犠牲になられたり被災をされました皆様に、哀悼の意をささげ、またお慰めを申し上げたいと存じます。 日本は災害列島、これは私どもは不可避的に受けとめながら、これにかっていかなければならない。こういう観点から、きょうは、三宅島の問題を中心に、大臣並びに政務次官の皆様方にお尋ねをしたいというふうに思います。お忙しいところ御出席、御苦労さまでございます。 そこで、早速でございますが、まず初めに気象庁長官にお尋ねを申し上げます。 午前中、民主党の松原仁先生からお尋ねがございました点につきましては、私も同じ……
○西川(太)議員 お答えを申し上げます。 一つの理由は、集中的にこの地域に対する振興を行うという目的が当然あるわけでございます。しかしながら同時に、これが十年間で達成できないという先生の御疑念、御指摘、そのとおりでございまして、先例としては、過疎地域の振興法でありますとか、離島でありますとか半島でありますとか、または山間地でありますとか、また奄美群島などの、そういう地域を限っての振興法は十年とか五年とかという前例があるわけでございます。ではそういうものは十年で目的が達成できたかというと、決してそうではないということもございます。 原子力発電所の所在する地域の振興がこの十年間でできない場合に……
○西川(太)委員 きょうは、この委員会で質問の機会をお与えいただきまして、まことに光栄に存じております。 答弁席には、与野党ともに、御交誼をいただき、御指導いただいている立派な先輩、同僚の諸先生がおいででございます。そこで、私としては、通告をしてございますので、その順に従ってお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。 まず、基本的な、初歩的な質問で恐縮でございますが、私ども議員は、それが国会議員であれ、都道府県議会、市区町村議員であれ、あまねく、国民、住民の厳しい選択、すなわち選挙の洗礼を受けて議席を得ているわけであります。これは民主主義国家の基本であり、大変重要なことであります。そ……
○西川(太)委員 保守党の西川太一郎でございます。 きょうは、中小企業の金融の問題と、特に繊維業界の問題につきまして、的を絞ってお尋ねを申し上げたいと存じます。 森総理は、さきの所信の表明演説におきまして、現下の厳しい、長い不況の中で、日本産業の大黒柱とも言えるような、企業数において九九・七%を占める中小、小規模企業の経営者の皆さんに対する配慮を十分にしなければいけないという観点から、信用保証協会制度を活用したいわゆる特別枠、これを、来年の三月三十一日に期限が参りますが、その後一般枠を拡大することを中心に、また、その他いろいろな問題で中小企業の金融というもの、貸し渋りをさらに解消していく、……
○西川(太)大臣政務官 このたび経済産業大臣政務官を拝命いたしました西川太一郎でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 二十一世紀を迎え、戦後の経済社会システムの大転換が求められる中、内外経済のさまざまな問題に総合的に取り組む経済産業省の果たすべき役割は、従来に増して高まっていると認識いたしております。平沼大臣を補佐いたしまして、中山、松田両副大臣、同僚の竹本大臣政務官ともども力を合わせ、経済産業行政のより一層の充実に全力を尽くし、二十一世紀も日本経済が健全で活気にあふれるよう、最大限努力してまいる所存でございます。 山本有二委員長を初め、委員の皆様方の御指導、御鞭撻、御支持をお願……
○西川大臣政務官 経済産業大臣政務官の西川太一郎でございます。再び経済産業省で働くことになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。 平沼大臣のもと、これまで経済産業行政の推進に取り組んでまいりましたが、時代に即応した行政ニーズに適切に対応すべく、さらに全力を尽くしてまいる所存でございます。 山本委員長を初め、委員の皆様方には引き続き法案等の御審議をお願いすることになりますが、これまでにも増して御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。(拍手)
○西川大臣政務官 大変大事な御指摘で、主要な部分はもちろん大臣から、きょうの朝一回目の会合がございましたいわゆる平沼プランにつきまして御説明を申し上げるわけでございますが、その前段でございますけれども、ただいま委員御指摘の、中位推計に基づく人口のピークというものが二〇〇七年、それ以降は減少していく、これに伴って我が国の労働力人口も逼迫してくるであろう、こういう単純な推計を竹中大臣はおっしゃったものと認識をいたしております。 他方、短期的には、不良債権の最終処理を数年以内に進めるということになれば、先ほど来委員がおっしゃっております非効率的な部門を淘汰していかなければならないということになりま……
○西川大臣政務官 ただいま丸谷大臣政務官からお答えしたことに重なる部分がございますけれども、中国政府が発表しました今回の日本製自動車等の品目に対する特別関税賦課の措置、これは、WTO協議のセーフガードにつきましては、第八条、暫定措置につきましては、対抗措置を暫定措置の間はとってはならない、こういうこともございますし、それから、日中貿易協定の第一条には最恵国待遇の決まりもあって、そういうようなこともございますので私どもとしては、これは正当化し得ないものである、まことに遺憾であるということで、ただいま丸谷さんからもお答えがありましたとおり、中国政府に対して本件の撤回を求めて協議に入ろうと思っており……
○西川(太)大臣政務官 このたび経済産業大臣政務官を拝命いたしました西川太一郎でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 平沼大臣を補佐いたしまして、中山副大臣、松田副大臣、竹本政務官と力を合わせ、現行石炭政策の円滑な推進のために最大限努力を払ってまいる所存でございます。 武山委員長を初め委員の諸先生の格別の御指示、御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、甚だ粗辞でございますが、あいさつにかえさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○西川大臣政務官 経済産業大臣政務官に再任されました西川太一郎でございます。 平沼大臣を補佐いたしまして、現行石炭政策の円滑な完了に向けて努力してまいります。 武山委員長を初め、委員の皆様方には、これまでにも増して、御指導、御鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。(拍手)
○西川大臣政務官 お答えを申し上げます。 先生御指摘のNPOについては、中心市街地活性化法の精神は、商業機能の強化だけではなくて、違った機能、例えば、文化でありますとか、交流でありますとか、福祉でありますとか、または学習とか、そういう機能の強化を図ることが大切でございますので、これらについても今後TMOの関連でいろいろと御支援できるものはしていく検討を始めたいというふうに思います。 それから、エコマネーについては、実際に北海道などではもう実施をされておりますし、先生十分御承知でお尋ねでございますけれども、現金通貨とは違う形の、例えば、ボランティアで何かをしていただいたらその対価としてエコマ……
○西川大臣政務官 委員御指摘の第一次補正予算の二百億円の内訳でございますけれども、まず第一、地域における実用化技術開発支援として百六十四・五億円が計上されております。これは、地域における大学、地方自治体、企業等の産学官連携による共同技術開発の委託と大学等の技術支援を受けて地域企業が行う技術開発への三分の二の補助金、これに用いたいと思っております。 第二に、地域の産総研、産業技術総合研究所でございますが、これの産学官連携のオープンスペースラボという新しい概念、これの整備として二十億円が認められております。また、産総研の持つ研究ポテンシャルと地域拠点を活用いたしまして、地域における産学官連携の研……
○西川(太)委員 私に与えられた時間はわずか十分でございますので、質問はぶっきらぼうにお尋ねをして恐縮でありますが、簡潔にお尋ねをしたいと思います。 昨年の十二月二十一日、九州南西海域において発見された不審船に対する海上保安庁の対応につきましては、報道によって私どもはリアルに近い状況を承知したわけでありますけれども、命にかかわるような大変な危険を顧みず、海保の現場の皆さん、よく頑張ってくださった。私は、今度のことは非常に画期的なことだと思っています。 実は、私もかつて防衛政務次官を務めた経験がありますから、この問題については非常に関心を持っておりまして、こういう実力行使をしたという、これに……
○西川(太)委員 私は、COP3の京都の大会に院から派遣をされて、村田敬次郎元通商産業大臣を団長に参加したことが懐かしく思い出されますが、そのときに、大木大臣が議長として大変御活躍をされました。そしてさらに、昨年の四月、経済産業省から、アメリカの議会や国務省、環境庁、そういうところに、ぜひ京都の枠組みにアメリカも積極的に参加をしてほしいと、与党三党の代表の方々と、またここにおいでの当時の熊谷環境大臣政務官、弁護士さんで参議院の公明党の外務副大臣荒木さんと一緒にアメリカに行って、センセンブレナー議員初めいろいろな人たちにお目にかかって、一生懸命説得したんですけれども、全然だめですな、アメリカは。……
○西川(太)委員 私は、保守党を代表して、衆議院議員鈴木宗男君の議員辞職勧告決議案に関し意見を表明いたします。 私どもは、鈴木宗男君の議員辞職勧告決議案に反対をいたします。 その理由は、正当な選挙で選ばれた議員がその職を辞するか否かは、みずからの行為の結果に基づき、議員本人がその責任において判断すべき問題であります。これが民主政治の基本であります。この基本に基づき、国民の代表として選ばれた国会議員の身分は憲法、公選法により保障されており、任期の満了、辞職、被選資格の喪失、懲罰による除名などを除き、一切身分を失うことはありません。 このように憲法等により身分を保障された議員について、法的根……
○西川(太)委員 先ほど大臣の御所信を承っておりまして、大変厳しい御認識で経済産業政策をリードしていかれる、当然のこととはいえ、大変御苦労さまだというふうに思います。 私は、この間、予算委員会で、平沼大臣がドーハのラウンドを立ち上げるのに大変な御努力をされたということを申し上げたわけでありますけれども、これはもう一度この場ではっきり申し上げておきたいと思いますけれども、あのときに大臣が、WTOの決裂を目前にしてといいますか、そういう厳しい状況の中で、本当に夜に日を継いで、日に夜を継いで非常に頑張られた。その結果、中国WTO加盟、台湾WTO加盟、ドーハ・ラウンドが立ち上がった。このことが日本経……
○西川(太)委員 私は、まず長野参考人、そして加藤参考人、港参考人、そして最後に四人の参考人という順番でお尋ねをさせていただきたいと存じます。 まず、長野参考人にお伺いしたいのでありますが、先ほど、金融庁にいらっしゃってお話をされた際に、いわゆるマニュアルの見直しはしないよと金融庁はおっしゃったと、こういう話でありました。私、二月十二日に予算委員会でこの問題を取り上げまして、たまたまテレビ放送のあった日でありましたので、大変反応が、全国からいろいろなファクスやメールをいただきまして、中には自殺を思いとどまったなんという人まで出て、大変、そんなことだったんですが。 というのは、その半月後に、……
○西川(太)委員 きょうは、参議院で武部農水大臣に対する問責決議提出という緊迫した政治情勢の中で、ともすると、最近の国民の声は、この厳しい不況の中でスキャンダルの暴露合戦、揚げ足取りばかりやっていて国会は何をやっているんだ、こういう御批判を、議員各位はそれぞれの地元で生の声をぶつけられている御経験をお持ちだと思います。 そういう中で、委員長の英断と与野党の筆頭理事、また理事の皆さんの御努力、そして大臣、副大臣のまじめな姿勢によってこの委員会が、現下の大変厳しい中小企業を初めとする国民生活にとってまじめな議論をしているというのに、テレビカメラが一台も来ていない、新聞記者が一人もいない。私は、こ……
○西川(太)委員 特許法等の一部を改正する法律案、弁理士法の一部を改正する法律案に関連して、三問お尋ねをしてみたいと思います。 我が国の競争力を強化し、現在の厳しい経済情勢から抜け出すということは大変重要であり、そのためには知的財産権をてこにするという政策は極めて重要であることは、与野党問わず、政府、議会を問わず、共通の認識であるというふうに私は思います。知的財産という概念には、特許のほかにも、商標権、いわゆるブランドを保護する、それから意匠権、デザインを保護する、こういうものがあるわけであります。 特にブランドにつきましては、その価値というものは経営戦略上極めて重要であることは言をまたな……
○西川(太)委員 時間が余りありませんから、ぶっきらぼうな質問で恐縮ですけれども、いきなり質問をさせていただきます。 我が国の経済にとって重要なことは、言うまでもなく、公正かつ自由な競争が確保されることによって国民経済が発展をしていくということであろうと思います。独禁法はそのためのルールをきちっと確保する法律と認識をしているわけでありますが、いわば経済活動の基本ルールである独禁法も経済社会の変化というものをニーズとしてとらえていかなければならない。 そういう意味で、今回、平成十三年三月の閣議決定、いわゆる規制改革推進三カ年計画に基づいての改革とはいえ、もう一度、さっきの質問者からも同様なお……
○西川(太)委員 エネルギー資源に乏しく、原油の中東依存度が極めて高い我が国でございます。エネルギーの安定供給を実現することが経済を高いレベルで維持をし、国民生活を、よってもって文明度の高い暮らしを維持するという意味でも大変重要なことであります。 こういう中で、石油危機が過去二回我が国を襲ったわけでありますが、そのことを私どもは相当な省エネの努力の試金石として、そしてその結果、非常に世界有数の省エネ大国と言ってもいいくらいのものを果たしていると思うのでありますが、我が国が今主要国と比較してどれぐらい省エネが進んでいるのか、お尋ねをしたいと思います。
○西川(太)委員 三人の参考人の皆様、大変御苦労さまでございます。 最初の予定では公明党の河上先生の時間でございましたが、都合で差しかえていただきまして、一番最後に質問する小会派の保守党が上の方に上がってまいりまして大変恐縮でございますが、お許しをいただきたいと思います。 ところで、まず秋元参考人にお尋ねをさせていただきますが、地球温暖化問題、今ちょうど向こう側の委員会室で、環境委員会できょう採決があるわけであります。 私ども、経団連のお考えは重々承知でありますけれども、先ほどもお話がございましたように、アンブレラ諸国のうち、きょう現在、アメリカは、私もアーミテージさんにお目にかかってき……
○西川(太)委員 十分間の予定でありましたが、大島先生のお時間が食い込まれましたので、九分間質問いたしますので、答弁の御協力をお願いしたいと思います。 まず第一に、私は参考人にもお伺いしたんですが、エネルギーセキュリティーの問題について提案者に伺いたいと思います。それで、二問目は、同じく教育の問題について文部科学省に伺います。 まず第一に、アジアを初めとして世界の人口増加地域とか、経済発展が中国を中心にどんどん進行することに伴って、世界におけるエネルギー需要は今後大きく伸びていくわけでありまして、その一方で、供給面では、世界全体の石油の中東依存度が高まっているということ、今後も高まるであろ……
○西川(太)委員 自動車に関する審議でもございますので、自動車リサイクル法に入る前に、ETCのシステム、これはお尋ねじゃなくて意見、要望を大臣初め副大臣、政務官に申し上げてみたいと思うのです。 このごろ、私は首都高を毎朝利用しておりますが、入谷というところで乗りますと、三車線あるんですが、一番右側の、上り線の右側がETC専用レーンになってしまって、その分一般車両、まだETC搭載車でないものが集まるところが込むんですけれども、しかし、いずれETCが普及することになればどういうメリットがあるのかなと思って、ちょっと調べてみました。 これを搭載いたしますと、一応バーが下がったり上がったりするわけ……
○西川(太)委員 大臣、副大臣、政府参考人の皆さんというより、議員の皆さん、お疲れさまでございます。いよいよ最後でございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 私は、この問題につきまして八問ほど質問を用意いたしましたので、できるだけ急ぎ足で質問をさせていただきたいというふうに思っております。 まず第一問目は、平沼大臣にお尋ねをさせていただくわけでございますけれども、極めて概括的なお尋ねでございますが、大臣も大変幅広く御出張を重ねられたり、いろいろと日本のエネルギー確保のために御尽力をされているわけでございますが、そういう中で、このたびのこの石油公団を廃止するに当たって、これまで……
○西川(太)委員 御苦労さまでございます。私が最後の質問者でございます。一問ずつ参考人の皆様にお尋ねをしたいと思います。 まず、十市参考人に伺いたいんでありますが、中東情勢を日ごろからフォローされていらっしゃいまして、きょうもお触れになっておられましたけれども、今後の中東に対する資源外交についてお伺いしたいと思うんです。 パレスチナ情勢は引き続き不安定で、米国も、悪の枢軸発言以来、対中東政策についてはダッチロールを続けているように見えるんですけれども、いずれにしても、アメリカでありますとか主要ヨーロッパ諸国は、伝統的に中東諸国にアクセスを持っておりますし、また軍事政策も、ある意味ではカード……
○西川(太)委員 私は、大臣、副大臣、資源エネルギー庁長官に、原油価格情勢と資源外交、アジアの石油需要増大と日本のエネルギーセキュリティー、和製メジャーの必要性、国家備蓄体制の改革と有事の際の対応、そしてエネルギー特定財源の一般財源化、この五つについてお尋ねをさせていただきたいと思います。 私は、今回の質疑で石油公団ばかり取り上げられて、金属鉱業事業団、そっちはだれも聞かないので、取り上げなきゃ悪いと思っていますけれども、きょうは通告していないので。いや、結構レアメタルとか大事なんですよ、こっちも。すごく大事なんです。しかし、それは、いずれまた機会があったらと思っております。 そこで、大臣……
○西川(太)委員 前回少し申し上げましたけれども、まず一問目は、古屋副大臣に金属鉱業事業団について一問だけお尋ねをいたします。そして、エネルギー政策と行革の両立問題、石油公団の資産の取り扱いの問題、また、技術開発の重要性、新たなエネルギー資源に対する取り組み、こういうふうに質問をさせていただきたいと思います。 まず、我が国経済を少なくとも今牽引をし、これからも牽引をするであろうと期待をする重要な産業にIT産業と環境産業があるわけでありますが、例えばITなどは、コネクターというコンピューターの重要なパーツ、それから磁性を持っている、磁石ですね、磁場の関係の材料、こういうものにはクロムがなければ……
○西川(太)委員 提出者の皆さん、御苦労さまです。 私は、今まで参議院であっせん利得の提出者でさんざんやられてまいりましたので、提出者の御心境はよく理解できますので、ソフトに質問をしたいと思っております。 初めに、民主党の提出者に伺いたいのでありますが、与党案は、与党三党の入札談合の防止に関するプロジェクトチームで前後十八回慎重に、林先生、久保先生初め、きょうおいでの皆さんに御努力をしていただいたわけでありますが、特に、全国知事会、全国市長会、同じく全国町村会の地方三団体の方々から何回も貴重な御意見を伺ったわけであります。 最終的に、そうした皆さんの御意見を十分くみ上げ、また盛り込みなが……
○西川(太)委員 私は、服部、坪井、牧野、三参考人にお尋ねしようと思ったんですが、ずっと一時間余にわたる御発言、その前の御発言を承っていて、もう聞くことは何にもありませんので、時間を有効に使うために、村本先生にだけお尋ねをさせていただきたいと思います。 もちろん、その前に私の立場は十八日の日に、党を代表して赤坂プリンスホテルで坪井さんの前でもはっきり申し上げたとおりでございますし、服部参考人には前回もお尋ねをさせていただきまして、全くほぼ考え方は一致する、そういうことでもございますし、牧野さんとは古いつき合いだし、今さらお尋ねをする必要もない、こう思っております。 そこで、実は二点、先生に……
○西川副大臣 このたび経済産業副大臣に就任をいたしました西川でございます。
委員長を初め委員の諸先生の御指導、御鞭撻をいただきまして、平沼大臣を補佐し、現下の厳しい経済状況の中で、一日も早く日本の産業政策のよろしきを得て経済が回復をいたしますように、微力でございますが努力をしてまいりたいと存じます。
御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
【次の発言】 おはようございます。このたび経済産業大臣政務官に就任をいたしました西川公也でございます。
我が国経済は大変厳しい状況が続いておりますけれども、平沼大臣のもと、しっかり……
○西川(太)委員 十二日そして昨日と扇大臣に観光問題を中心にお尋ねを申し上げまして、もう少しこのことについてお伺いをさせていただきたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。 昨日、予算委員会で、私は、観光産業というのは空洞化のない輸出産業である、こういうふうに言うことができると。空洞化がないということは、京都は日本にしかありませんし、奈良も日本にしかない。テレビは、すぐまねされて比較生産費論でやっつけられて苦労するから空洞化になる。しかし、観光はそういうことはないわけであります。しかも、日本から外国に行くいわゆるアウトバウンドの方々と、インバウンド、海外から日本に来られる方々……
○西川(太)委員 ラストバッターでありますので、よろしくお願いします。 私は、けさ国会に登院いたしますのにタクシーを使って参りましたら、私は東京の下町からでありますけれども、国会の正門の中までタクシー代が四千六百円、それから高速道路代が七百円、そして時間は五十分ぐらいかかりましたね。 つまり、高速道路はだれが考えたって、あれは東京大学を出たり頭のいい人が旧建設省でつくったのだろうと思いますけれども、上野の方から二車線、葛飾の方から二車線、二足す二は四なのに、二足す二が二になっているから、銀座のところで込んで、銀座の手前で込んで、こういうようなことはまことに、快適な都市生活とはほど遠いし、高……
○西川(太)委員 よろしくお願い申し上げます。 先ほど、共産党の瀬古先生の御質問の中で伊藤参考人が、当該地区選出の国会議員であり長く都会議員として開発に協力してきた白鬚西地区の結果について、公表されていない数字をここで承って、いい勉強になっておりまして、後で東京都に文句言ってやろうと思うんですが。 百二十億の開発赤字が出るなんてことはきょうまで何にも知らされていないし、それから、それは見込みとしてそうなのかもしれませんが、まだあの地区には開発するべきスペースも残っておりますし、そして一つは、先生もそうおっしゃっていないんですよ、決してこれは変な意味で聞いているんじゃない、開発が悪いからどう……
○西川(太)委員 私は与党でありますから、もっとたくさん議事進行に協力したいと思っております。そのためにも答弁を簡略にお願いいたしたい。 私は、質問を七問用意しましたけれども、まずこれを圧縮して、できるだけ短くしたいと思っております。そのために通告、レクで御相談したのと順番は変わりますが、よろしいでしょうか。 まず、私は、今度のプレジャーボート、友人たちにもこういう分野で楽しみを享受しているのが大勢いまして、大変期待をされていまして、息子や友人にそういう資格を取らせたい、簡略化してくれて大変ありがたい、こういう意見がございます。三十年を経過して、さまざまなニーズが出ているとは思うのでござい……
○西川(太)委員 世の中では、何で国会はスキャンダルの問題ばかりやっているのか、もっと経済や暮らしの問題をまじめにやれ、こういう声を、我々はいろいろなところでしかられるわけでありますが、きょうは朝早くから、先輩、同僚の皆様が、国の大事な問題についてこんなに熱心に御議論されている。一台のテレビカメラも来ていない。記者の方は一人おいでなのかどうかあれですが、もっと私たちは、こういうまじめにやっているところを国民に知ってもらいたい。 先輩、同僚の皆様の御努力に敬意を表しつつ、できるだけ簡潔に質問を行いますので、答弁も簡潔にしていただいて、国土交通委員会でありますから、ダイヤグラムどおりうまくいくよ……
○西川(太)委員 穐山先生にまずお伺いをさせていただきたいと存じますが、先ほど、十年後には建設三十年を経過したマンションが百万戸というお話、そして、それは必ずしも建物の寿命ではなくて、インフラの陳腐化、または使い勝手の悪さといいますか、狭いでありますとか、そういうような御指摘がございました。 穐山さんが都庁で御活躍のころ、私はここにおいでの高橋議長のもとで都会議員でありまして、そのころから、マンションは早く建てかえのためのきちっとした体制整備をするべきだということを年来の主張として私は申してまいりました。 と申しますのは、当時、マンションというのは、若い方々にとっては、ある種のあこがれの響……
○西川(太)委員 首都圏の活性化のために、都市再生本部、いろいろ御苦労されておりますし、いろいろな意味で、私は、羽田空港の再拡張の問題というのは大変重要な問題だというふうに考えております。 長年東京に住み、暮らしている者として、多摩地区における横田基地の使用の問題とか羽田の再拡張の問題とか、これは東京都としても大変重要な問題として国にお願いを申し上げているだろうというふうに思っておりますが、現在、羽田の拡張につきましては、いわゆる工法評価選定会議、ここでどういう方法で滑走路の延長を図ったらいいのかということについて選定の作業を進められていると伺っております。私ども保守党も、過般、関係の方々に……
○西川(太)委員 大変長時間、お疲れさまでございます。最後の質問でございます。 私、お尋ねすることは、若干技術的な問題もありますが、しかし、おおむね政策の問題でありますので、両大臣政務官にお尋ねをさせていただいて、最後に扇大臣の御見解を承る形で、そして、もし技術的な問題で補足が必要であれば、政府参考人として登録をしてございます三人の方に御協力をいただく、こういう形にさせていただきたいと思います。 まず、一問目でありますが、実は、ここにおいでの、お名前を出して恐縮でありますけれども、一川先生、自由党一川理事が御参加になった視察といいますか調査、平成十一年の七月に、アメリカの、これはコロラド州……
○西川(太)委員 三人の参考人の皆様、大変御苦労さまでございます。 きょうは、私は伊藤参考人にだけ質問をさせていただく予定でありますので、お許しをいただきたいと思いますが、しかし、先ほどちょっと席を外しておりまして、テレビで見ておりましたら、中西参考人が私がお尋ねすることについて言及をしていただいておりますし、いただいた資料にもそのことがございました。 その御指摘を踏まえて質問いたしますので、中西参考人にも、質問はしませんけれども、ちょっと仁義を切っておかなきゃいかぬと思って、お名前を使わせていただきますが、いただいた資料の中に、中西さんが「特に、旅客会社優先で「売れる時間帯にダイヤが引け……
○西川(太)委員 先ほど来、私の前にお二人の質疑者、大変優しい、住民の側に立った視点での御質疑、傾聴に値するものがあったと思います。私の旧選挙区のことを御心配いただいて、感謝をしたいと思っております。皮肉ではありません、本当にそう思っております。 そこで、私は、この法律の改正は、いやしくもディベロッパーの金もうけの手伝いをするという法律であっては絶対ならないと思うし、そこに住む人たちが住みたいなという環境を、そして住というものをどういうふうに充実させるか、それも、年をとって何年もかかってというのじゃなくて、クイックレスポンスしてくれる行政を望んでいるということは、私も地方議員経験者として長い……
○西川(太)委員 きょうは、四人の先生方、本当にありがとうございます。御苦労さまでございます。 実は私は、阪神大震災が発生をいたしましたその時間に、アメリカから帰ってまいります飛行機の中におりました。指導的な政治家と御一緒であったのでありますが、ところが、成田に着きましたら、党の若い議員が飛行機に飛び込んできまして、けさ阪神でこういう大きな地震があった、その時点では五百人程度の方が犠牲になられたという情報であったわけであります。それで、乗り継ぎ客もジャンボ機でありますから大勢おられたんですが、何にも情報がないんですね。私は、いたずらに不安をかき立てることはよくない、こう思いますが、しかし、後……
○西川(太)委員 きょうは、貴重な時間をいただきまして、感謝をいたしております。東京都からも参考人の岡部さんがお見えでございますので、私は、岡部さんを中心に質疑をさせていただきたい、せっかくの機会でありますので、三宅島の問題を中心にお尋ねをさせていただきたいと思います。 先ほど、この委員会冒頭に質疑に立たれました松原仁先生と不肖私は、この委員会の中における東京都議の経験者であります。松原先生は、直接的に島嶼地区を見ておられるお立場でもございます。 私は、昭和五十二年から平成五年まで、美濃部、鈴木両都政で都議会議員を十六年させていただきまして、伊豆七島には何回も伺いました。島嶼は排他的経済水……
○西川(太)委員 菅野先生が議事進行に御協力をなさいました。私もできるだけ手短に質問をしたい、こういうふうに思います。 石川知事さん、片山知事さん、本当に御苦労さまでございます。実は、私、最後でございますが、全部先ほど、特に遠藤先輩に私のお尋ねしたいことをみんな聞いていただきましたので……(発言する者あり)人のせいにしてません。 実は、ここにおいでの原田昇左右先生を座長に、私ども与党は災害対策に関するプロジェクトチームというのをつくっております。相沢英之先生でありますとか谷洋一先生、また堀之内久男先生、先ほどの遠藤先生もそうです。不肖もそのメンバーの一員であります。 住宅の問題について、……
○西川(太)委員 ただいまもお話がありましたが、東南海・南海地震につきましては、委員長の御提案、そして与野党筆頭理事を初め御関係の理事、オブザーバーの皆さんの御努力で大変迅速にすばらしい法案を上げていただいたと、国民の代表の一人として私は心から敬意を表したいというふうに思います。 どうぞ内閣府村井大臣におかれましては、ただいまもいろいろ御議論がございましたが、大所高所から国民の生命、安全をお守りいただくという意味で、お力を注いでいただきたいとお願いを申し上げたいと存じます。重ねて、委員長初め皆様の御苦労に感謝を申し上げたいと思っております。 さて、私はきょうは、三宅島の問題、これは私も都民……
○西川(太)委員 私は、与党案の提出者でございますが、野党の先生方にお尋ねをお許しいただきたい、こう思うわけでございます。 実は、今回の野党案の中で、私設秘書を、なぜ与党は先見性を持って我々の提案したときに賛成しなかったのか、こういう御議論も厳しく前回も迫られておられました。いろいろな御議論、野党案の中に傾聴に値するもの、たくさんあると存じます。しかし、私はその中で、特に親族にかかわる問題につきましては若干懸念を持つものでございますので、ただいま山名先生からも触れられましたが、少しその点について重ねてお尋ねをさせていただきたい、こう思うわけでございます。 まず第一点でございますけれども、私……
○西川(太)議員 地方議員の方々がすべからく秘書をお持ちであるかということを、私ども与党としても、これは十数回の議論の中で、調査は正式にはできませんが、それぞれの経験に基づいて、そういうことについても議論をしたことはあります。 ただいま、先生も私もかつて身を置いておりました議会での体験をもとにすれば、運転の業務を兼ねてくれるような者でありますとか、代理で選挙区のいろいろな行事に出てくれる者でありますとか、また、私どもが依頼を受けますのはいろいろ生活に密着した問題が多いわけで、四六時中公共事業にかかわるような、それも何か道に外れるようなことを依頼されているわけではございません。 また、いわゆ……
○西川(太)議員 僣越でございますけれども、今の町村先生の御答弁で十分かと思いますが、先ほどかなり具体的にいろいろわかりやすいお尋ねがありましたけれども、私は、中山先生と同じように、また、お名前を出して恐縮ですが、手塚先生初め、同じ職場というか議会に身を置いた者として、地方議員がすべからく影響力を、日活の映画みたいに、そういう余計なことを言っちゃいけません、そういうことをするようなという、もちろん、頭からそういうふうに先生もお思いになってないと思いますけれども、私どもの経験からいって、地方議員の秘書というものは、国会法百三十二条で規定されている国会議員の公設秘書、またそれと判然と区別がしがたい……
○西川(太)委員 私は、保守党の立場から、基本的な問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。 私どもは、特定の結論を持って質問をいたすわけではありません。まだ小さな党でございますし、私ども、今回の問題で直接影響をこうむるという立場の者も率直な話、いないという実情にかんがみて、だからこそと言うとちょっときざになりますけれども、国民がどういう仕組みがいいのか、そういうことを虚心坦懐に、原点に戻ってお尋ねをしていきたい、こんなふうに思っております。 したがいまして、五増五減案がいいという結論から質問をするのではなくて、私どもは、この審議を通じて、どうすれば国民の気持ちが反映できる選挙制度……
○西川(太)委員 皆様、大変お疲れさまでございます。私、最後の質問者でございます。できるだけ簡潔にお尋ねをしたいと思います。 最初に、安倍官房副長官にお尋ねをいたしますが、今回の法案では武力攻撃事態を対象としているわけでありますけれども、私、現下の我が国を取り巻く安全保障環境がいかようであれ、有事という、あってはならないことではありますけれども、それに対してきちっとした法整備をしておくということは、二つの意味で意味があると考えております。 一つは、これはもうよく言われていることでありますが、シビリアンコントロール。超法規的に突然、こういうものが整備されないところでこうした緊急事態になれば、……
○西川(太)委員 保守党の西川でございます。 小泉総理も、また、多くの国会議員の皆さんもそうであろうと存じますが、私も直接有権者の皆様のお声を聞く機会が非常に多いわけであります。私ごとで恐縮でありますが、昭和五十二年に東京都議会議員に当選して以来、今日で二十五年目になるわけでありますが、その間、二万回に近いミニ集会を毎日のように開いておりまして、いろいろな御意見を承っております。きょうは、その中で、実は、最近、中小企業の金融問題について大変厳しい御意見があります。 小泉内閣は中小企業をいじめるのかというようなことをおっしゃる方々もおいでになりますが、私は、そうじゃない、小泉総理が掲げておら……
○西川(太)委員 先日、貸し渋りといいますか、貸しはがしといいますか、そのことについてお尋ねをいたしましたところ、早速、何か本日にも、総理の肝いりで、デフレ対策の中で積極的な姿勢が打ち出されるというようなうわさを聞いております。期待をしております。 そこで、その日に積み残したというと表現が適当でないかもしれませんが、経済産業大臣に一問お尋ねをしたいと思います。 アメリカの例ばかり引いて恐縮でありますけれども、事業者に対する金融の担い手として、FCという、ファイナンスカンパニーというのがあります。例えば、ボストンにありますマサチューセッツ・ビジネスディベロプメント社というのは、貸出件数三千件……
○西川(太)委員 加藤先生、十分しか時間がございません、率直にお尋ねをしたいと思いますが、今、私も政治家の端くれとして、先生から極めて重大な御決意の表明があって、いささか驚いております。先生は議員を辞せられる、こうおっしゃったわけでありますが、今漆原議員からもお尋ねがありましたが、責任をおとりになるというその責任というのは、法律上の責任でしょうか、それとも道義的責任でしょうか。そして、いつ議員を辞せられるのか、御見解を承れればと思います。
【次の発言】 まことに大先輩に失礼なお尋ねをしなければならない、つらい思いでありまして、お許しをいただきたいと思うんですが、実は、かつてリクルート事件で未公……
○西川(太)委員 辻元さん、御苦労さま。 あなたとは、私が防衛政務次官のときに厳しい質問を受けてたじたじになったこともあったし、同じ深夜のテレビにも出たし、大学の同窓会報にも一緒に座談会なんかで出た間柄で、こういう形で質問をするのはまことに重い気持ちでありますが、率直にお尋ねをさせていただきますので、持ち時間が短いので、もうあなたも国会のことはよく御存じでございますから、御協力をいただきたいと初めにお願いをしておきたいと思います。 まず、事実関係を伺うんですけれども、辺見さんに人件費等に使うので五万円以外は自分に使わせてほしいとあなたがおっしゃったのか、それとも、辺見さんが私は五万円で結構……
○西川(太)委員 私は、ペイオフ問題についてお尋ねをさせていただきたいと存じます。 もとより、ペイオフ解禁が一部の預金者を救済するために納税者がコストを負担する仕組みに関連しているということは、重々承知をいたしております。金融システムや経済の健全な状況が確保され、また金融機関の情報が預金者に十分周知徹底されているという状況の中でペイオフは解禁されるべきだというふうに考えられるところでありますが、現在の状況はそうしたペイオフ解禁の前提条件を本当に満たしているのか、こういうふうに考えますと、若干の疑義があるんじゃないか、こんなふうに思っております。 政府は昨年以来、信用金庫、信用組合の破綻をペ……
○西川副大臣 御指摘のように、先生の、一般論として、私も全く同様に義憤を感じている一人でございます。しかし、この問題につきまして、当省としては銀行を監督する立場に残念ながらないわけでございます。しかし、公的資金注入行を初め経営陣の責任について、いわゆる一般論として申し上げれば、経営健全化計画の達成状況というものを踏まえて、金融監督当局に適切な対応をとっていただきたい、強くこれは求めていきたいと思います。 そこまで先生お尋ねになっていないわけでございますけれども、一般の方々に対しては、私どもとしては、セーフティーネットをもっと張っていくとか、または、法制審議会で昨年から審議をしていただいている……
○西川副大臣 私から御答弁をお許しいただきたいというふうに思います。 先生御案内のとおり、金融機関による不良債権の処理が進んでいる中で、過剰債務を抱えた企業の円滑な再建のためにこそ、民事再生法等の法的再建手続が役割を果たしているわけでございます。 そこで、こうした法的な手続によって再建を目指す中小企業に対してDIPファイナンスというものをやるわけでございますが、この制度が平成十二年四月にスタートをいたしまして、ちなみに、千八百二十三件の申請がございまして、許可をしたものが七百九十二件ございます。この中で、特に商工中金、中小公庫がこの制度を創設いたしまして、きょうまで、数は少ないという御批判……
○西川副大臣 井上先生から二つお尋ねがあったというふうに理解をいたしますが、まず一番目は、中国を中心とする侵害国の政府が自助努力をして、特に中国はWTOにも加盟し、今後、自社ブランド、自国ブランドも自分の国の模倣品製造者によって侵害されるなんということすら考えられるわけでございますから、中国政府も真剣にこの取り締まりをしていただかなければいけない。 こういうことで、先ほど大臣がお答えを申し上げましたWIPOの日本ファンドを中心とした研修生制度とか、これはもう七年間で千四百人も中国初めいろいろな国をやっておりますので、これをさらに徹底する。それから行政機関に対しても、私ども、民間企業に対してセ……
○西川副大臣 大事なことは、維持基準を導入することによって従来の安全水準を引き下げるなどということを一部におっしゃっている方がいますけれども、決してそういうことではない。絶対そういうことではない。 供用を開始した原子炉のふぐあいが出る、例えばひび割れが発見されたとかそういうようなことに対して、従前、これをチェックする基準がなかったということは事実なんですね、残念ながら。これは申しわけないと思っておりますけれども、それを整備していく。そのためには、ただいま先生御指摘の、客観的に見て信頼のできる規矩を設けなければいけないということは、これは当然でございます。 アメリカ機械学会の基準でありますと……
○西川副大臣 お答え申し上げます。
昨年の十二月に総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会におきまして検討が始められまして、六月まで六回検討を重ねてまいりました。そして中間報告というもの、これは、供用中検査で適用する技術基準、こういう提言をいたしたところでございます。
いわゆる維持基準につきましては、場当たり的に、泥縄式に、この事件が発生したために行ったのではございませんで、ただいま先生もお触れになりましたように、現場の声を私どもは昨年の十二月からくみ上げて作業に入っていた、これが実情でございます。
【次の発言】 先生御指摘のとおり、八月末のこのことにつきまして、東京電力が自主点検記録……
○西川副大臣 科学技術に御造詣の深い先生の大変示唆に富んだ御質問であるというふうに敬意を表したいと思います。 今、先生お尋ねの問題でございますけれども、お説のとおり、今回の法律では、安全確保をしっかり担保するためには、事業者が必要にしてかつ十分な安全確保活動というものを行える部門をきちっと持っているかどうか、それから、それが適切に機能しているかどうかを内部監査がきちっとできるかどうか、これを自己評価を行って、その結果を踏まえた改善を継続的に、ただいまのお話のとおり、工程をきちっと整備していく、この品質保証活動を全社的に行わせるということをこの法案の眼目といたしております。 このために、速や……
○西川副大臣 今、中小企業政策に大変詳しい先生からのお尋ねでございます。 例えば、中小企業向けの政府系金融機関の貸付制度の整備というものを鋭意進めているわけでございますが、商工中金におきましては、貸し渋り対応無担保保証つき制度というものを本年三月に創設をいたしまして、十月末までに一万三千件、金額にして六百十億円の利用実績を上げております。さらに、今月十一日から、今般の改革加速のための総合対応策を受けまして、その貸付限度額を三千万から五千万に引き上げる、こうしたところでございます。 また、担保や保証人の提供が困難な場合が多い創業者の資金調達を支援するために、ビジネスプランが適切でございますれ……
○西川副大臣 数字は、まず二月十日からの最初の一週間で八百六十四件、百十九億円という好調なスタートでございましたが、さらに一週間重ねまして、累計いたしますと、先ほど桜田政務官からも御答弁を申し上げましたとおり、既に四千五百四十七件、金額で六百六十三億円という急な伸びを示しております。
【次の発言】 この制度は、御案内のとおり、セーフティーネット融資に切りかえることによって、十年間ということが原則になっているわけでございますが、先般、年度末を控えて金融繁忙期でございますから、中小企業の倒産や資金繰りの苦しい現状にかんがみて、全銀協初め地域金融機関の代表者等々に金融庁にお集まりをいただいて、政府側……
○西川副大臣 御指摘のとおり、デフレ経済下で大変厳しい状況にありますことは間違いございません。 実は、私どもとしては、丹念にいろいろな統計類を分析いたしますと、製造業では若干持ち直しの動きが見られるということもこれは間違いない事実なんでございますけれども、米国向けの輸出が伸び悩んでいるとか、弱含んでいるとかという実情がございます。それから、先ほど来御答弁もございました、また御質疑にもございましたように、イラク情勢が、我が国のファンダメンタルズを必ずしも反映していない株価の動きに反映されている、こういう事態もございます。 そこで、私どもとしては、デフレ脱却のためにいろいろな手を総合的に政府と……
○西川副大臣 山田先生が、昨年の十一月の十三日、二十日、二十二日と、さらに法務委員会、御熱心にこの問題に取り組んでおられます議事録を、この御質問をいただいた時点から丹念に勉強させていただきました。中小企業者に対する思いの深さというものに、まず敬意を表したいと思っております。 その上で、先生のおっしゃるようにアメリカでは、約、百二十円で換算しても四百万円近い、三百七、八十万でございますかね、自由財産を残している。それに対して、我が国は、大体一カ月の生計費ということで二十一万。アメリカでは、テキサス州やフロリダ州では、金額のいかんを問わず家や土地は一切没収しない、こういう特例もある。ドイツでは全……
○西川副大臣 私と高市副大臣、西川政務官、桜田政務官は、現地に出かけてお役に立ちたいという申し入れをしてまいりました。ただいま松永から御答弁を申し上げましたように、専門的な話もこれあり、また、東京電力も鋭意努力をしておられるという観点から、いずれその機会をいただけるものと思っております。
決して、このことを軽く思ったりしている、そういうことではないということをぜひ鈴木先生に御理解いただきたいと思います。
【次の発言】 今、中村局長から御答弁を申し上げたところでございますが、奥田先生、環境の問題に大変お詳しく、また御熱心でございまして、常々敬意を表しております。
私どもといたしましては、技術……
○西川副大臣 竹本先生は初代の経産省大臣政務官としてこの問題に非常に御苦労されておりましたことを私はよく承知をいたしておりまして、敬意を表したいと思います。 御案内のとおり、三十年前には七七%も石油に依存していたのが、二〇〇一年の速報値でございますけれども、四九%まで落ちている。しかし、今御指摘のとおり、アラブの地方に八六%依存している。こういうことで、エネルギーの供給の安定化に対する脆弱性を大変御心配いただいているわけでございます。 そこで、これらに対する対策としては、三つとりあえず私どもとしては方針を立てております。 一つは、石油の備蓄をしっかりとしていく。それから、加えて自主開発に……
○西川副大臣 御指摘のことは、与野党を問わず大変重要だというふうにまず押さえておきたい、こう思うわけでありますが……(発言する者あり)いやいや、だから、その中身に対して、それは非常に重要だ、与野党を問わず大変重要だ、そういう意味で申し上げているんで、誤解のないように申し上げておきたいと思います。 その上で、実は、これは先生今御指摘のとおり、十年間で公務員を二五%減らす、そういう枠が課せられているわけでございまして、その中で、先生御指摘のとおり、アメリカとかヨーロッパ全体に比べますと特許審査官が大変少ないのは事実でございます。アウトソーシングを活用したり事前の調査を活用したりする方式を取り入れ……
○西川副大臣 貴重なお時間をカットしては失礼だと思いますが、あらかじめ、その発言をしたのは私ではないということを申し上げた上で、大臣の訓示を受けた側の代表の一人として、副本部長として、省としての姿勢を申し上げたいと思いまして、あえて発言を許していただきたいと思います。 このたびのことは、かつてのオイルショックのような外部的要因ではなくて、はしなくもこの事件によって、先ほど先生が御指摘なさいました、大変重要な正三角形であるべきエネルギー基本法のうちの一辺が非常に大きくなったということ、私どもとしては、安定供給の脆弱さということを強く認識いたしております。 したがいまして、これを単に一私企業の……
○西川副大臣 電発は千六百万キロワットぐらいの発電能力がありまして、これは九電力のちょうど中間ぐらい、東北電力ぐらいの能力があります。水力が五十八カ所、火力が八カ所、六十六カ所あった。それで、今先生御指摘のように、九州と本州、本州と四国、こういう地域間の連系線を二千四百四キロ持っております。これを維持していくということは大変大事でありますから、これは民間になっても、きちっとこのことはやっていくということが一点。 ただし、財務体質に問題があります。特にバランスシート上、自己資本比率が非常に低いんです。十三年度末で六・二%で、これは九電力の平均が一七・八でありますから、それに比べてもう非常に低い……
○西川副大臣 先生御指摘のように、化審法の立入検査につきましては、問題が生じた場合に強制執行できるような仕組みでございました。しかし、これまで同法の運用上、事業所を審査するような場合には、任意で事業者の協力を得て行ったものでございまして、強制的な立入調査権限を駆使して行ったという事例は残念ながら、残念ながらというか、一件もないわけでございます。 一方、今般の法改正によりまして、これまで有害面のみを強調して見てまいりました事前審査にかえまして、環境への放出可能性が極めて少ない化学物質に関しては、事前確認、事後監視といった方式を選択できるようになりました。この方式を選択いたしました事業者に対しま……
○西川副大臣 お時間の都合で簡単にお答えを申し上げます。 二月の二十一日から二十八日にかけて三回ほど、ただいま長官が申し上げましたような具体的な動きをいたしました。あえて私が今手を挙げさせていただきましたのは、そういう中で伊藤金融副大臣は、さすがに我が省の政務次官をお務めになったり、先ほど田中先生御指摘のこの委員会の理事をなさっただけあって、今度の借りかえ保証の中から、当初、特別保証の借りかえを金融庁はというか、財務当局は率直に言っていろいろ難色を示されたのでありますが、しかし、それに対して伊藤副大臣は積極果敢にこれを認めてくださる努力をされまして、そのおかげでこの分野が金額的にも大変大きく……
○西川副大臣 今の大臣の御答弁の細かな部分を、ちょっと私補足をさせていただいてよろしいでしょうか。
今大臣がお答えになりましたとおりでございますが、細かな具体的なことで申しますと、その二千五十六億円は人件費は一切出ておりません。役員報酬等は一切出ておりません。今後もこれは出さない予定であります。
政策ニーズの高い研究開発でありますとか、中小企業支援でありますとか、専門的人材の養成でありますとか、そういうところに使っておりますので、これは私は必要なものであるというふうに考えておるわけでございます。
【次の発言】 さっきから官房長も御説明をしておりますが、委員にぜひ御理解いただきたいのは、一兆……
○西川副大臣 まさに御指摘のとおりでございまして、実績としては造船業を中心に十二件しかなかったわけであります。 そこで、まず第一に手続を、煩瑣、煩雑を簡便化するという意味では、十二項目もございましたいろいろな申請、さらにその枝葉がたくさんあったわけですけれども、これを半分ぐらいに何か減らせないかという努力を今いたしております。 それからもう一つは、PRでございますけれども、従前は関係団体に説明をするだけであったんですが、今度は、各都道府県にあります下請企業振興協会というのがあるんですが、そこに講習会を、ブロック会議を地区ごとに開く、それからパンフレットをつくってお配りをする、それから説明会……
○西川副大臣 我が国の高コスト構造の例として、電力料金でありますとか通信料金、物流コスト、こういうものが指摘をされるわけであります。そのために、どういう取り組みをしてきて、どういう成果が上がったのか、こういうお尋ねでございます。 エネルギー分野におきましては、一九九九年にガスの小売自由化、これと料金の値下げの届け出制、それから二〇〇〇年に電気を同じような措置をとりました。 これによってどういう成果が上がったかということにつきまして申し上げますと、十社平均で五・四%から六・一九%の電力料金の引き下げがございました。ガスにつきましては、大手の都市ガス、東邦ガス、大阪ガス、東京ガス、これが需要家……
○西川副大臣 事業協同組合による政治献金というのは、一般的には中小企業等協同組合法に反するものではないわけでありますけれども、しかし、これはその程度でありますとか状況でありますとか、いろいろな問題を勘案して、必ずしも好ましくないという場合もございます。 しかし、組合法は、組合の活動に対して、建議でありますとか陳情でありますとか、そういう一般的な政治活動を認めておりますので、政治献金もその範囲内で妥当なものであればよい、こういうふうな理解をしております。
○西川副大臣 先生のお尋ねの中で、まず、私もにわか勉強で恐縮でございますが、勉強させていただいたんですけれども、やはりタイトルに問題がありますね、これは。おっしゃるとおり、何か羊頭を掲げて狗肉を売る感が、率直に言って感じました。 ただ、さらに中を調べてみると、一つは、これは人権、同和対策が一般対策に変わったときに、そのままその精神を残しながらやっているものです。この問題については、例えば埼玉県は、先生の御地元ですから、私も調べてみましたけれども、自治体から要請がないんです。東京都の例なんかは、某新聞社の法務室長を講師に招いて、企業内における差別撤廃の映画を見せたり、それから取引先の大企業の人……
○西川副大臣 佐藤先生に御答弁を申し上げたいと思いますが、経済産業省といたしましても、食品関係の中小企業者が健全な取引環境のもとで取引の適正化が保障されるということは、中小企業育成の面でも極めて大切なことだというふうに考えているわけでございますが、平成十一年三月と十二年三月に、加工食品卸三百十社を含む延べ三千四百六十社の実態の調査をさせていただきました。 そういう中で、例えば、古い江戸時代の言葉で言えば冥加金のようなものを納めろ、または割引を、納入価格を下げろ、こういうことを依頼されて、具体的な数字で申し上げますと、協賛金を納めろと言われたことがありますかという問いに対して、あると答えた企業……
○西川副大臣 平野先生にお答えを申し上げます。 原子力の、特にエネルギー政策の要諦は、電源の立地地域の皆さんの原子力発電に対する安全性への信頼、こういうことに深く根差しているというふうに承知をいたしております。 ただいま渡海副大臣から御答弁がありましたような仕組みの中で、私どもは、原子力安全・保安院を中心といたしまして、国の原子力基本法というしっかりした法律に基づいて、内閣総理大臣から私どもの平沼大臣に対しての指示もございまして、その指示に従ってきちっとした安全行政を行わなければ勧告を受けるという立場でもございますので、この点につきましては十二分に意を配って、地域の方々にいやしくも安全につ……
○西川(太)委員 保守新党の西川太一郎でございます。 せっかく北側政調会長が中小企業の資金繰りの問題についての御質問をされましたので、私もそれに続いて、順番をちょっと変えて恐縮でございますが、中小企業問題から先に入らせていただきたいと存じます。 総理の構造改革の中で、二兆円の減税というのは非常に私は効果があったと思っております。留保金課税をやめたり、IT投資を促進したり、また、いわゆる研究開発費を減税するということで、例えば人工赤血球なんというものが開発をされて、通常の人間が持っている、人体にございます自然の赤血球の二十分の一、三十分の一のナノテクノロジーの血液ができるんですね。これが三年……
○西川分科員 私は、学校を終えてから、今は亡き、名労働大臣としてその名をはせました石田博英先生の秘書を九年間、東京都議会議員を十六年間、国の政治と地方の政治を身をもって今日まで歩んでまいった者でございます。私の選挙区は、東京の下町、具体的に申しますと東京第六区、荒川区、墨田区、江東区という、下請企業、小規模企業の圧倒的に多い、通産省の分類によれば雑貨その他の範疇に属する業種の多い地域の選出議員であります。 今私が一番つらいのは、お世話になっているいろいろな身近な方の中に、倒産そして廃業、こういう人たちが続出をしている。自分の無力を今さらながら感じて、非常に深刻な思いをこの不況に対して持ってい……
○西川(太)委員 私は自由党の西川太一郎でございます。限られた時間でございますので、早速質問に入らせていただきたいと存じます。 このたびこの法律案をセットで用意をされて、従前、大店と小売店というカードだけで処理をしようとしていた、それに新たな町づくりという、またはもっと大きな視点を組み込んで巨視的に物を見ていこうという姿勢は、大いに評価ができるというふうに個人的に思っております。 大げさに言えば、この問題は東西冷戦の終焉という大きな問題にまで波及するというふうに個人的には考えております。東側の二十億人を超える人たちが西側のマーケットに入ってきた。その結果、価格破壊の現象も起こり、またいろい……
○西川(太)委員 十五分の時間しかございませんので、ぶっきらぼうなお尋ねになって、失礼がありましたらお許しをいただきたいと思います。 きょうは、お忙しい中、御苦労さまでございました。先ほど来からもう大勢の皆さんから御質問があり、私が用意しました質問も同じようなことをお尋ねして恐縮でございますが、自由党の立場でお伺いをいたしますので、御理解をいただきたいと存じます。 まず一点は、経済対策でございますけれども、先ほど来からお話がありますように、政府・自由民主党も、与党の皆さんも、大型の追加の景気対策はやらざるを得ないという御判断になっておられることはもう間違いないようであります。伝わるところに……
○西川(太)分科員 きょうは、省エネ法の改正案が近々商工委員会で、また本会議で議論をされるわけでありますけれども、それに先立ちまして、もう既に提出をされておりますので、これに関連して大臣並びに通産省の皆さんに御見解を承りたい、こう思いまして質問に立たせていただきました。 貸し渋りの問題などでいつも堀内大臣にいろいろとお尋ねをしてまいりましたけれども、その問題についてもやっと政府が実態調査に入るということで、大臣の御示唆が強くあったのだろうと想像いたしております。どうぞひとつ国民のために頑張っていただきたいということを最初に申し上げさせていただきます。 ところで、お尋ねに入りますが、現在、国……
○西川(太)委員 きょうは各党の御理解で連合審査が持たれましたことを、院に所属する一人として大変喜んでおります。 そこで、対三党に、提出者にお尋ねをいたすわけでありますけれども、まず、九月二日に私は金融特の場で、本年三月、二十一行に対して二兆七千億の資本注入を行ったけれども、結果的にそれが貸し渋りの対策としては効果がなかったのじゃないかということを大蔵大臣にお尋ねをいたしましたところ、大蔵大臣は、金融機関は自己防衛的になっている、将来有望な客を育てようという気概が全く感じられないと、銀行の貸し渋りに不快感を示されて、三月の銀行に対する資本注入で資本率がふえれば貸出能力が増すはずだと言ってきた……
○西川(太)委員 自由党の西川でございます。 きょうは、先生方、御苦労さまでございます。私は、内田公述人を中心にお尋ねをさせていただきたいと思います。ここで急にお尋ねをするわけでございますので、御迷惑をかけないように気をつけてお尋ねをしたいと思います。 きょう、実は、我が自由党は、ただいまも続行中でございますが、党大会をやっておりまして、政治家としては、小渕内閣総理大臣・総裁、森幹事長、神崎公明代表、小沢辰男改革クラブ代表が御来賓でお見えをいただき、ごあいさつや御紹介がありました。本当にありがとうございました。この機会に御礼を申し上げます。 その中で、学者として御出席をいただきました京都……
○西川(太)分科員 私は、貸し渋り一点に絞って通告をさせていただいております。 まず、ここにございますのは、二月十三日付の土曜日の「ウイークエンド経済」という朝日新聞の特集記事でございます。これもコピーして差し上げてあると思いますが、「貸し渋り解消異聞」というテーマで、中小企業または零細企業の現場に記者が行って、取材をしております。 これによりますと、貸し渋り対策というものが喧伝されている割には、十分行き渡っていない。なぜそうなるのかというと、結局、金融機関が今まであった前の債権を盾にとって、いわゆるつけかえなどという、ある銀行がマスコミで取り上げられ、通産大臣も随分厳しくいろいろと対応さ……
○西川政務次官 奥山先生、大変詳しく御研究をされておられまして、大事な御指摘をいただいたと思ってありがたく存じております。 御案内のとおり、ただいま御指摘の自衛隊法第九十条一項の第二号の規定によります場合に該当しない、少数のゲリラ・コマンドーのような対策を我々としてもしっかりと用意をしていかなければいけないわけでございます。しかし、ただいま先生が御想定をされたような場合でも、自衛隊が全く対応できないということではもちろんございません。同項第一号の警護のための武器使用でございますとか、また八十九条のいわゆる警察官職務執行法の準用でございますとか、そうした規定を活用して武器使用が可能な場合という……
○西川(太)大臣政務官 ただいま江崎先生御指摘のとおりでございまして、省庁間の調整といいますか連携といいますか、このことを推進していかなければ、国民の利便性の向上でありますとか、また一方、行政機関側も経費の負担の軽減ということもこれございますので、大変重要なことだろうというふうに思います。 一枚のICカードでさまざまな行政サービスが受けられるような体制を早くつくってまいりたいと思いますが、政府といたしましても、現在の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部の前身のIT戦略本部の場におきまして、関係省庁連絡会議というものを開催しまして、ただいま御指摘のようなことにつきまして、本格的な導入が始ま……
○西川(太)大臣政務官 委員はその方面の御専門家でございますから、大変すばらしい御提案をお持ちだと思います。これからもぜひひとつ助けていただきたいと冒頭お願いを申し上げながら、ただいまのお尋ねにお答えをしたいと思います。 主会場でございます青少年公園、海上地区に向けましては、名古屋の中心部、例えば駅でございますとか栄等、五つの場所からシャトルバスを、最大運行時には一分に一台ぐらい出したい、こういう計画があると伺っております。 また、もう一つ大きな問題は、高蔵寺から岡崎に抜けます愛知環状鉄道に、先生のかつての古巣でございますJRの中央線から直接乗り入れを行うことによりまして、名古屋駅等から会……
○西川(太)委員 最後でございます。 参考人の先生方、まことに御苦労さまでございます。私は、この法案の審議に際して、経産省にもいろいろ質問をさせていただきました。 まず、鈴木参考人にお尋ねをしたいと思うんでありますが、私は、自動車悪者論には立たない立場でお尋ねをするわけでありますけれども、自動車が、文明の利器として、トランスポーテーションやまたロジスティックに大変いろいろと貢献をしている、このことは言をまたない。それから、技術革新によっていろいろとすばらしい工夫をされたものが世界に輸出されることによって、いろいろな意味で、逆に地球の温暖化解消のためにも努力をしている、私はこう思うわけですね……
○西川(太)小委員 私は、憲法調査会の方向に一つも心配をしていない立場で発言をさせていただきます。 国際法の権威として先生が、現実主義者的な学者の皆さんの文献にもしばしば先生の御著書や御発言が引用されている、学究として第一級の御活躍をされておりますことに心から敬意を表したいと存じます。 きょうは四十分間、先生のお話を拝聴いたしました。そして、今ずっと各党の質疑を承ってまいりました。私は、小さな政党、保守党の西川太一郎でございます。 もうお聞きしたいこと大方聞かれておりますので、時間の制約もありますから、御専門でないとまた注釈をつけていただいてもちろん結構なんでございますけれども、実は昨日……
○西川(太)小委員 さきに発言をされました皆様とダブる部分があって、まことに恐縮でございますけれども、お答えの方で割愛していただいても結構でございます。 私も、きょう畠山さんから伺った話の中で、中国が十年以内にASEANと自由協定を結ぶという新聞報道にちょっと大げさに言えば衝撃を受けたのであります。EUがECからスタートしてユーロを発行するまでになった。また、南北アメリカでも強大な経済圏をつくる動きがある。ヨーロッパ、アメリカ、アジアの三大経済圏ができ上がると、これは昔で言うブロック経済の再来のようなことを感じるのでありますけれども、それはちょっとわきへ置いておいて、日本が孤立するという感じ……
○西川(太)小委員 私、まず参考人におわびを申し上げなきゃいけません。 あっせん利得罪の提案者でありまして、きのう採決の予定がきょうにずれ込んだものですから、質疑に答弁をしたり採決に加わったりしたために、参考人のお話を直接伺う時間がなかったことを心からおわびを申し上げます。しかし、私、政策秘書やその他、御協力をいただく皆さんから参考人の陳述を正確にメモをいただいておりますので、それで質問をお許しいただきたいと思います。 自治省御出身で全国の知事になられた先輩や皆さん、大勢いらっしゃいますけれども、しかし、片山さんは非常にブリリアントに輝いて頑張っておられると私は敬意を表したい、こう思ってお……
○西川(太)委員 両大臣初め御関係の皆さん、御苦労さまでございます。 最後の質問者でありますので、我慢していただきたいと思いますが、きょうは長い本会議もありますので、八分おくれていますから、できるだけ議事進行に協力をしながら質問したいと思います。 まず、一問目は石原大臣にお尋ねをさせていただきますが、四通八達とか道はローマに通ずるとか、道路というのは文明の物差しでもあり繁栄の尺度でもある。いつの間にかその道路が悪者になってしまっているような感じがして残念なのであります。 今、私ども、経済の状況を見ても、いわゆる産業の空洞化や国際競争力の低下、こういう意味では、インフラとしての道路というも……
○西川(太)分科員 私は、二回の予算委員会、そして経済産業委員会で、一貫して、中小企業の金融の確保についてお尋ねをしてまいりました。 特に、金融庁の検査マニュアルをしっかり守る検査のあり方について質問を繰り返してまいりましたが、小泉内閣の緊急デフレ対応の中で、検査のシステムを変える、それは、立ち入り前、立ち入り中、立ち入り後、これについて、適切な裁量権を持つ上級職が、きちっと当該金融機関と適切な打ち合わせをしたり、意向を酌んだり、そして、中小企業基本法八条の精神をしっかりと検査マニュアルに書かれているとおり実施する、こういうことが保証されるようでありますので、大変よかったと思います。 平沼……
○西川副大臣 リスクコミュニケーションは、先生も御案内のとおり、リスク管理、そういう評価、こういうものと密接なつながりがあって、経済産業省は、化学物質の属性に関する専門的な知識を持っております。それから、厚生労働省は、それらの人体、健康に対する影響、こういうものについての専門的な知見も豊富です。それから、環境省は、これらの物質が環境中に放出された場合の影響等についての知見を有しておられます。 従前はこれら三省が一体となって連携をしてきたわけでありますが、今先生の御指摘の社会的な要請がいろいろな観点から出てきている中、従前以上に三省が連携を持ってこのリスクコミュニケーションを消費者も含めてやっ……
○西川副大臣 私も、ただいまの、人ごとならず先生の御質問を拝聴させていただきまして、尾身先輩からもそうだという御発言がございまして、大方そういうことを御体験の国会議員の方々、多いのではないかと思っております。 そこで、お答えなんでございますが、明日でございますが、全国信用保証協会代表者総会というのを当省で開催いたしまして、平沼大臣、御出席をいただきます。私ども両副大臣、両大臣政務官も陪席を許していただいておりますが、そういう席で、中小企業庁長官初め、幹部から、ただいまの御意向も加味しながら、制度の周知徹底を図る努力を重ねてまいりたいと思います。 もちろん、この制度が発足する以前から、このこ……
○西川副大臣 中小企業は、不動産、現金、預金に匹敵いたします売り掛け債権を九十兆円近く保有しております。これを活用いたしまして、不動産担保に過度に依存しない金融手法を発展させるということが重要であるというふうにまず考えております。 ただいま先生御指摘のように、売掛金債権の制度を創設したわけでありますけれども、これは実は、使い勝手が悪いという御批判もあって三回ほど制度を変えたわけでございますが、おかげさまで現在、五千二百件、金額にして二千四百億円の利用実績を上げております。これを、先ほど申しましたとおり九十兆あるわけでありますから、さらに発展をさせようということで、証券化をしていく、こういうこ……
○西川(太)委員 私は、先ほど中山会長、仙谷会長代理、山口委員からの御視察の御報告を拝聴して、まことに御苦労さまでございましたとまず御礼を申し上げたいと存じます。 現在の日本国憲法が日本にほとんど発言権のない状態でつくられたことが、日本の独立自主の精神を弱め、日本のあり方をあいまいにし、日本人としてのアイデンティティーの喪失にもつながっておると私は嘆いております。 二十一世紀、日本の国づくりを進めていくには、広く国民各層の参加のもとに、日本の歴史、伝統、文化を改めて踏まえつつ、みずからの国を守り、国際社会の責任ある一員として行動できる国づくりの根幹をなす憲法の制定、改正、不可欠だというふう……
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