このページでは松沢成文衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松沢成文衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○松沢委員 新生党の松沢成文でございます。よろしくお願いいたします。 私は、この七月の選挙で国政に参画をさせていただく以前は、実は神奈川県の川崎市選出の神奈川県会議員を務めておりました。六年間の議員活動の中で二年間、県議会の環境常任委員ということで環境問題に取り組んできたわけですけれども、長官初め環境庁の皆さんは、県議会の経験はもちろんないと思いますので、今、地方議会が環境問題のどんなような問題で頭を悩ませているか、まず冒頭に少し御披露させていただきたいと思うのです。 神奈川県の水がめといいますか、神奈川県民が飲んでいる水というのは、相模川上流の津久井湖、相模湖の水がほぼ半分以上を占めてい……
○松沢委員 新生党の松沢成文でございます。 これまで特別委員会の審議ももう何日も行ってきたわけで、自民党案、政府案の大まかな相違点、論点というものはもう出尽くしたような感があります。 私はこれから一票制の問題について取り上げますけれども、これまでその背後にある哲学論争ですとかあるいは憲法上の問題、そしてクロスボーティングの是非、さまざまな議論がされてきました。私はこれらを踏まえて、一票制がテクニカルな面で技術的にもかなり問題を残しているということを細かな議論でお聞きしますので、お疲れだと思いますが、まず質問をよく聞いていただいて御答弁いただきたいと思います。 まず、選挙において当選人が選……
○松沢委員 新生党の松沢成文でございます。新生党の新生議員ですので御無礼があるかと思いますが、文部大臣初め文部省に幾つかの質問をさせていただきます。 実は、私はこの国会に送っていただく前は、神奈川県で県議会議員を六年務めておりました。その中で、三年間文教常任委員会でお世話になりまして、神奈川県の教育問題に携わってきました。 御承知のとおり、都道府県というのは、主に高校教育を中心に教育委員会あるいは文教常任委員会が扱っているわけですけれども、私も三年間委員を務める中で、神奈川県あるいは全国的にもさまざまな教育現場に足を運びまして、先生方あるいは生徒の皆さんともお話をさせていただいたり、いろい……
○松沢委員 新生党の松沢成文でございます。 前に質問した委員の皆さんと多少重複するところがありますけれども、少し角度を変えて質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、水道水源の水質保全というものを目指して、環境庁からはいわゆる特別措置法案、厚生省からいわゆる事業促進法案という二つの法案が今国会に提出されているわけなんですけれども、このうち環境庁の法案についての私の感じる疑問点について少し御説明をいただければと思います。 今回二つの法案が国会に提出されたことについて、両省庁は一月十日の連立与党政策幹事会において、法案はそれぞれ独自に提出するけれども運用は一体とする、こう……
○松沢委員 改革の松沢でございます。今回の自衛隊法の一部を改正する法律案、海外で何か緊急事態が起きた場合に、邦人を救出する、そのときに政府専用機も含む自衛隊機を使えるようにするというのが重立った趣旨だと思うのです。私、この件について急に質問することになりまして第一に疑問に思ったことは、疑問というか考えましたことは、海外の政府が、外国政府がその国の人々が海外で危機に遭ったときにその救出、どんな事例があるのかな、よく映画などでは、サイゴン陥落ですとかプノンペンが陥落のときに、米軍ヘリがばっと入っていってアメリカ人を今からがら救出するようなイメージを私は映画では持っておりますけれども、海外のこれまで……
○松沢委員 改革の松沢でございます。 私どもの改革のトップバッターでありますので、まず大臣にちょっと大局的な質問から始めさせていただきたいと思います。 ただいま大臣からごあいさつを冒頭いただいたわけでありますが、このごあいさつというのはやはり文部省の官僚の方が考えて、文部行政には継続性がありますから、仕方がないことかと思いますが、昨年の赤松文部大臣のごあいさつとほぼ似たような形でなっておって、文部行政の課題ど展望のようなことだと思うのですね。私ども野党として、今回新しい大臣が就任されて、その大臣の政治家としての大局的な教育哲学、日本の教育はいかにあるべきか、教育とはこうあるべきだという大局……
○松沢委員 改革の松沢成文でございます。
これまでいじめの現場の実態についてはさまざまな先生から質問がありました。まず、一番基本的な問題でありますけれども、大臣にお伺いしますが、昨今のいじめの多発、それによる悲惨な事件が相次いでいますけれども、いじめがなぜここまで多発してしまうのかという問題の原因、さまざまな社会の病理現象が重なり合ってこういう状態になっていると思うのですが、この基本的な原因はどの辺にあると大臣はお考えか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 今大臣のお話を私も基本的に理解をするところでありますけれども、先ほど青山委員の方からも質問がありましたが、私は、このいじめ問……
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 私は、外務委員を拝命をいたしましてきょう初めて一般質問をさせていただくわけですが、どういうテーマを取り上げようか、いろいろ悩みましたけれども、やはり今一番火急であって日本に重要な外交課題であると思われます国連改革、それに対する日本の役割、このテーマを中心に質問をさせていただきます。今まで、先輩委員の方が何度かこの質問にきょうも触れておりますので、多少重複がありますけれども、よろしくお願いいたします。 御承知のとおり、国連ができて五十年目を迎えたわけでありまして、その間に、当初五十一力国でスタートした国連が百八十四カ国ですか、大変に大きくなりました……
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 化学兵器の禁止条約についてですが、私もまず先般の地下鉄サリン事件の問題について質問をしたいと思います。 まず、こうした無差別テロのような極悪な事件が起きまして、犠牲者の方また被害者の方、お悔やみ並びにお見舞いを冒頭申し上げたいと思います。 まず、今回のサリン事件というのが欧米でかなり異常な関心を呼んでおりまして、二十七日発売のタイムとかニューズウイークでもかなり大きく報じられております。その中で、大量破壊兵器の使用によって、テロリズムは専門家が過去数十年間恐れていた一線を踏み越えた、今後はほかのテロ集団がまねをすることはほぼ間違いなく、再発があ……
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 きょうは光栄にも一時間半という十分な時間をいただきましたので、国際情勢、各方面にわたって質問させていただきますので、大臣初め当局の皆さん、ぜひともよろしくお願いいたします。 私は、ゴールデンウイーク明けの五月九日から十四日まで、国連本部、ニューヨークに、アメリカの国連協会の招待で超党派の若手議員という構成で行ってまいりまして、最初に、ちょっと国連の問題について取り上げさせていただきたいと思います。 国連事務局には今多くの日本人の職員の方が働いていらっしゃいますけれども、日本の国際貢献を考えるに当たって、もちろん国連への協力というのは大きな方針で……
○松沢委員 皆さんおはようございます。長官並びに関係者の皆様、朝早くから大変御苦労さまでございます。
それでは私は、新進党を代表して、悪臭防止法の一部を改正する法律案について質問させていただきます。
まず、大局的な視点から長官に、今回の悪臭防止法改正の目的とその必要性について伺いたいと思います。
【次の発言】 今長官の御説明の中に、複合臭というか幾つもまざったにおいで、その一つ一つの物質の数値は規制内だけれどもまざったにおいだと臭くなる、こんなにおいというのも出てきた、また、生活関連の事業所、そういうところからのにおいも多くなってきて、以前とにおいに対する公害の様態が大分変わってきて、それ……
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 質問も大分長くなりまして、大臣並びに委員長、お疲れだと思いますけれども、あと二人でございますから、ぜひとも御答弁、積極的によろしくお願いいたします。 私は、国連の改革、国連創設五十周年ということで、特別の総会も開かれるということで、国連改革に絡んで、日本の安保常任理事国入り問題について、ちょっと最近理解のできないことが多いので、その辺を整理しながら大臣に御質問をしたいと思います。 まず第一に、河野大臣にお伺いしたいのは、九月二十七日、第五十回国連総会の一般演説に登壇されましたけれども、この日本の安保常任理事国入りの問題について、その演説の中でど……
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。先週に引き続き質問をさせていただきます。
まず、提案されておりますインマルサットに関する条約の改正の問題でありますけれども、インマルサットは、主に、大きな一千トン以上の船舶、特に外航船舶を中心として利用されているということでありますけれども、国民の利便を図るという見地から、日本近海の小型船舶についても同様なサービスはできないのか、この点について、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 ただ、余り普及はされてないようですね。かなり高価でなかなか普及がされていないということなんですが、その辺は把握されていますか。
〔小杉委員長代理退席、田中(直)……
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 まず初めに、イスラエルのラビン首相がテロの犠牲になって亡くなられたということで、深く哀悼の意を表する次第でございます。 河野外務大臣がそのラビン首相の葬儀のためにイスラエルに赴いたということで、きょうは野坂官房長官が出席ということで、よろしくお願いをいたします。 まず、土曜日の日に行われました総理と沖縄の大田知事との会談、この会談、官房長官も同席された部分が多いと思いますけれども、新聞報道にもありますけれども、土地使用の首相の代理署名の問題を初めとする沖縄の基地問題についてさまざまな意見交換がされたと言われておりますけれども、官房長官、出席した……
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 今吉田委員の方から随分幅広く論を展開していただいたので、私はまた、この提案されている問題に少し戻ってやりたいと思います。 まず、最も基本的なことからお伺いをしたいのですが、この数年間議論されてきた政治改革、その政治改革の中で、選挙にかかわるいろいろな改正がありました。この選挙にかかわる改正、これまでの選挙にかかわる体制をどういう形に変えていきたいからこの改正をされたのか、その基本的なところ、今までの選挙はこうだったけれども、この改正によってこういう選挙にしたいから変えたんだというその基本的なところをまずお伺いしたいと思います。
○松沢委員 おはようございます。新進党の松沢成文でございます。 海洋法に関連いたしまして、私は、先週の金曜日に新進党を代表して代表質問に立たせていただきました。またそれに関連をして、外務大臣並びに外務省の方々に御質問をさせていただきたいと思います。 まず初めは、中国との領土並びに海洋法関連の問題について伺います。 代表質問でも指摘させていただきましたけれども、中国は、尖閣列島周辺地域において昨年五月から六月まで資源調査を行っています。そして、去年の十二月からことしの二月にかけては石油の試掘調査も行っております。そしてまた、ゴールデンウイークの最中にも記事になっていましたけれども、四月から……
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。一時間という質問時間です。大臣、お疲れだと思いますけれども、よろしくお願いいたします。 まず初めに、私は神奈川の川崎の選出なのですけれども、この地域は在日朝鮮人の方が大変多い地域でもあるのですね。実は、きょうの大手新聞の神奈川版なのですけれども、朝鮮の高級学校、日本でいう高校に通っている生徒さんたちにも日本の大学への入試資格というのを与えてほしいというのが川崎あるいは横浜で今大きな運動になっておりまして、実はきょうの新聞で私も知ったのでありますが、こういう地元の要望を受けて川崎、横浜、神奈川、この三自治体が文部大臣のところに来週にでも、朝鮮高級学校の……
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。
まず質問の前に、昨日、中国のケ小平氏がお亡くなりになったという情報が入りまして、今大使館の方では弔問も受け付けているということでありますけれども、中国の国家建設、特に近代化路線、改革・開放路線を貫いて中国の国家建設に大きな貢献のあったケ小平さんの死に、心より哀悼の意を表したいと思います。
そこで、まず外務大臣に伺いたいのですけれども、この中国のケ小平氏の逝去が中国の今後の政治、経済、社会にどのような影響を与えるとお考えなのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 わかりました。
次に、沖縄の駐留軍用地の問題についてお伺いをしたいのですけれども……
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 きょう付託されておりますアジア=太平洋郵便連合憲章の問題に関連してまず幾つかお伺いをしたいと思います。 このアジア=太平洋郵便連合、APPUというのは万国郵便連合の中に位置づけられた限定連合ということでありますけれども、万国郵便連合の憲章の中にはないAPPU独自の国際郵便業務についての規定があるということだと思います。 その一つとして、平面路によって交換される書状及び郵便はがきには、通常の国際郵便料金より安い低減料金を適用できると定められています、これは百二十条だそうですけれども。この規定は、今回の改正によって一般規則に追加されることになった。……
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 私は、北朝鮮による日本人の拉致疑惑の関連について、政府並びに外務大臣の考え方を質問させていただきたいと思います。 まず、二月に我が党の西村眞悟議員が、政府に対して質問主意書という形で、横田めぐみさんを含んだ拉致疑惑について政府の考え方をただしたわけですが、政府の答弁書を私も見ましたけれども、正直言って非常にわかりにくい部分があったのですが、私なりに要約しますと、横田めぐみさんの失踪が拉致か否かはまだ調査中で結論は出ていない。それで、これまでに拉致されたと確認されるのは六組、九人であること。また、一般的にはという前書きがあるけれども、主権侵害に対し……
○松沢委員 新進党の松沢成文と申します。 長官、初めまして。きょうはよろしくお願いします。昼食の時間で、皆さん相当おなかがすいていると思いますが、私、四十分間でありまして、本会議もありますので、きちっと最後は終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。 私はきょう、今政治の最大のテーマであります行政改革、特に民営化あるいは規制緩和と国民経済、国民生活の関係について、幾つか質問をさせていただきたいと思います。 日本の政府というのは、高度経済成長に伴ってどんどん大きくなってきた、また、今気づいてみると大きくてむだの多い政府になっている、これが今後の日本の発展を阻害してしまうのじゃないか。……
○松沢委員 民友連の松沢成文でございます。私も小渕外務大臣には恐らく初めての質問ではないかと思いまして、きょうはよろしくお願いいたします。 ただいま八代委員からも質問がありましたけれども、今国際社会の中でホットな話題といいますか、大変重要な案件になっておりますイラク問題をまずお伺いしたいと思うのです。 湾岸の恒久決議というのが安保理でできて、その中で、大量破壊兵器の施設については無条件で査察を受け入れるべきだということで、イラクもそれを承認したわけですね。にもかかわらずイラクはその査察を拒否しているという状況の中で、アメリカは、これは完全に停戦決議の違反であるから強硬策をとってまでもイラク……
○松沢委員 皆さん、おはようございます。民友連の松沢成文でございます。 提案されております民生用国際宇宙基地協力協定の問題並びに国際情勢について、幾つか外務省当局にお伺いをしたいと思います。 この協定は、新たにロシアがこの協定に加わることによって現行協定に所要の改定を加えたものであるということであります。この改定によって、単にロシアが加わったという理由による改定のほかに、例えば第二十二条ですか、刑事裁判権のように、現行協定で定められている内容とは基本的に異なる内容を盛り込んでいるということも特徴だと思います。 そこで、お伺いしたいのですけれども、今回、宇宙基地内で犯罪が起きた場合のその被……
○松沢委員 皆さん、おはようございます。 民主党の松沢成文です。 協定と条約についての御質問をさせていただきますが、その前に、外務大臣の方からもインドネシア情勢についての御報告がありました。大変厳しい状況になっていると思いますので、もう少し詳しく政府の情報収集の状況と見解をお聞かせいただきたいと思います。 まず、インドネシア情勢について、外務大臣からも御報告ありましたが、首都ジャカルタを中心にかなり暴動が激しくなってきているということでありますけれども、邦人が一万三千人前後いて、それで、ジャカルタには九千人前後の邦人がいるということであります。今までの暴動の報道を見てみますと、ジャカルタ……
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。 済みません、自席からの質問でもよかったのですが、外務大臣の顔がちょっと見えないので、ここだったらしっかり見えますし、きょうは政治家同士、短い時間ではありますけれども、ぜひとも議論をさせていただきたいと思いまして、この席からやらせていただきます。よろしくお願いします。 さて、この問題で一番大きな、大上段に構えた今後の議論としては、NPT、CTBT、この二つの条約による核不拡散の体制、この体制で今後も核不拡散を守り抜けるかということが一番大きな議論になってくると思うのです。 NPTの場合は、核五大国の核保有を認めていて、それ以外の国々は核を持っては……
○松沢委員 大臣の皆さんにおかれましては、本会議から大変お疲れさまでございます。 私は、今回の行政改革の中で、特に政府がやらなくてもいい仕事あるいは民間でもできる仕事はできる限り民間に移していく、あるいは民営化していく、あるいは政府からアウトソーシングをしていく、これが行政改革の中で最も重要な方向性だという観点から、特に、総務庁から総務省になるわけで、その下にまた郵政事業庁というのが入ります。郵政三事業の問題を中心に、総務庁長官並びに郵政大臣に御質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 まず、今回の省庁の統廃合で、総務庁に自治省を加えて総務省となるわけですね。これは昔……
○松沢委員 民友連の松沢成文です。岩國代議士の残り時間を、補正予算関連について質問させていただきたいと思います。
まず基本的な問題から始めたいと思うのですが、総理、九七年度の補正予算の目的とその特徴、そして、これからの審議でありますけれども、それに関連しますので、九八年のいわゆる当初予算、本予算の編成に当たっての基本ポリシーをもう一度、簡潔に御明示いただきたいと思います。
【次の発言】 今総理から二つの予算の特徴をるる述べていただきましたけれども、まあ国民にわかりやすく言うと、例えば中学生でも理解できるような表現で言うと、今回の九七年度の補正予算というのは、二兆円の減税と公共投資の追加、これ……
○松沢委員 皆さん、おはようございます。民友連の松沢成文でございます。 私は通告に従って、政治家と株取引の問題、そして行政改革、特に郵政事業改革の問題、そして羽田空港の再国際化の問題について質問をさせていただきます。 ちょっと通告とは違いますけれども、まず郵政事業改革の問題から質問をさせていただきたいと思うのです。 総理、六つの改革ということで不退転の決意で臨むということで、橋本総理は財政改革と同時に行政改革に大変熱心に取り組んでこられて、行革会議の答申も出て、また省庁の再編成の基本法案も準備された、こういう状況だと思います。 そこで、行政改革の一つの大きな目標は、国でできること以外は……
○松沢委員 民友連の松沢成文でございます。 まず、きょうは松下日銀総裁にもおいでいただいておりますので、日本銀行の職員の不祥事の件から少し御質問をさせていただきたいと思います。 先ほどの同僚の小林委員への答弁、後ろで聞いておりましたけれども、松下総裁は、今回の不祥事、大変大きな責任を感じておって、監督不行き届きをわびて、辞職をしたい旨総理にもお伝えになった、こういうことでございます。 ただ私は、この不祥事に対する監督不行き届きが辞職の原因の一つであると思いますが、それ以上に、今回の不祥事が日本の国益あるいは国民の公益を大きく害している、その責任をぜひとも感じ取っていただいて、こういう行動……
○松沢委員 今国会の最大のテーマであります、金融機関にたまった不良債権を処理して日本の金融を再生させるというこの関連法案、三カ月近くにわたって審議が続いてきたわけであります。いわゆる破綻後の処理については、与野党合意を見 て、一部反対もありましたけれども、どうにかシステムができ上がって、破綻後はでき上がりました。破綻前の処理について、金融機能の早期健全化法案というのが出てきたわけであります。 その中で、私たちとしては、破綻前の金融機関に対して公的資金を投入する、そのあり方についてさまざまな議論がある、国民的にもさまざまな議論がある。そこで、昨日ですか、自民党さん、平和さん、自由党さんの共同で……
○松沢委員 今回の金融再生委員会委員の同意人事について、民主党の立場から意見を申し上げたいと思います。 まず、金融再生委員会委員は、職務が大変に重要である上、何より公正さが求められていることから、専任とすべきであると考えます。しかしながら、今回同意を求められている委員四名のうち数名は、そのような状況になっておりません。したがって、現在兼職の者も可及的速やかに専任とすべきであります。 また、専任となるまでの間も、再生委の職務を最優先とし、職務に専念するようにすべきであります。 次に、四人の委員については、直近の金融安定化特別委員会等関係委員会で所信の表明を求めるものであります。 そして次……
○松沢委員 民主党の松沢成文と申します。 私は、これまで科学技術委員会の委員ではなかったのですけれども、このたび民主党で、ネクスト・キャビネットという、あすの政権を目指して内閣のようなチームをつくろうということで、その文部・科学技術担当のポストをいただきまして、そういう意味では、これから国会の委員会で大臣とのカウンターパートになるというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 国会の運営が今度の臨時国会から大分変わってまいります。これまでの政府委員制度が廃止されて、政治家同士の議論、討論、ディベートという方向に持っていこうということで、きょうはある意味でその予行練習として、私も……
○松沢委員 民主党の立場から、ただいま動議がありました、中央省庁の再編関連の法案を十八日に本会議質疑をするという提案に反対でございます。 私たちは、中央省庁の再編、時代の要請として行っていくという、この意義は認めているものであります。 しかしながら、昨年の十月一日に交わしました、金融国会のときに交わした覚書、その中に「財政と金融の完全分離と金融行政の一元化」、こういう項目がございまして、「金融再生委員会の設置に伴う財政・金融の完全分離及び金融行政の一元化は、次期通常国会終了までに必要な法整備を行い、平成十二年一月一日までに施行する。」こういう文面がございます。この覚書には、自由民主党、民主……
○松沢委員 本日の議事日程について意見を申し上げます。 本日の議事日程第六ないし第八は延期されるべきであります。 その理由を申し上げます。 去る二十八日に法務委員会において強行採決された、いわゆる組織犯罪対策三法案は、その委員会運営手続に重大な瑕疵があり、私たち民主党は、この採決を絶対に認めることはできません。 杉浦法務委員長は、理事会において、野党理事、オブザーバーが反対する中、数回にわたり委員会を強行開会し、中には定例日を無視して開会するなど暴挙を繰り返した後、強行採決に踏み切ったのであります。 杉浦法務委員長はみずから就任に際して宣言をしたように、法秩序と国民の権利保全を使命と……
○松沢委員 私ども民主党は、本日の十二時十五分に、法務委員長杉浦正健君解任決議案を提出いたしました。 その理由をまず申し述べます。 法務委員長杉浦正健君は、就任の際、法秩序維持と国民の権利の保全を使命とする当委員会の職責はまことに重大でございますとして、また、公正かつ円満な委員会の運営を誠心誠意図りましてその職責を果たしてまいりたいと公約をしていました。 しかしながら、同君は、去る五月二十八日の委員会で組織的犯罪対策三法案を強行採決し、民主党、社会民主党・市民連合の両会派共同の解任決議案を提出されるなど、委員会運営に一貫して公正さを欠いてきました。しかも、同君は、みずからの行為に対する一……
○松沢議員 皆さんおはようございます。 私は、ただいま議題となりました起業家支援のための新事業創出促進法等の一部を改正する法律案について、民主党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 今、我が国は深刻な長期不況に陥り、国民は不安な気持ちで毎日を送っております。ことし一月―三月の国内総生産はプラス成長となりましたが、本物の景気回復と言えるものではありません。雇用情勢は依然として厳しい状況が続いております。 長い好景気が続いている米国においては、八〇年代後半以降、開業率が一貫して一二%を超える高い水準を維持してきました。他方、我が国では、廃業率が開業率を上回る傾向が続いております。 民……
○松沢議員 民主党の起業家支援法案の提出者の松沢でございます。 まず、答弁させていただく前に、古賀委員長を初め理事会の皆さん、また委員の皆さんには、私どもの起業家支援法も政府案と同時に審議をさせていただく機会をつくっていただきまして、本当にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。 今、中山委員からの質問でありますけれども、一つは、民主党案のエンゼル税制の拡充といいますか、私たちは、ベンチャー支援税制を一つの起業家支援の柱に立てております。 もう言うまでもなく、ベンチャービジネスに投資する方、日本ではまだまだこれが少ないと言われていますけれども、こういう投資をできるだけ促進するよう……
○松沢議員 日野委員の質問にお答えいたします。 実は、私たちのこの法案を作成したプロジェクトチームでは、勉強会を開いておりまして、その中で米国の女性起業家に詳しい方のお話を伺いました。 それによりますと、アメリカでは、女性が起業した会社が一九九六年の時点で八百万社に達していて、全米の会社の三六%を占めている、こういうことでありました。米国は、連邦政府調達の五%を女性起業家に与えることを目標に定めた連邦取得合理化法という法律ができていて、女性ビジネス・オーナーシップ法などの法制度も確立している。これらを背景に、体系的な女性起業家支援のプログラムがアメリカではできているんですね。 私たちの法……
○松沢委員 おはようございます。民主党の松沢成文でございます。大臣とは連日顔を合わせておりまして、きょうもよろしくお願いいたします。 事故の質問に入る前に、まずちょっと一点だけ、どうしてもただしておかなければいけないことがございます。これは斉藤政務次官にお伺いしたいんですが、極めて政治倫理の問題でありまして、私たちとしては政務次官の見解を伺いたい。 といいますのは、平成九年十月十四日提出の議員藤波孝生君の議員辞職勧告に関する決議案というのが出ているんですね。どういう決議案かといいますと、 議員藤波孝生君が三月二四日リクルート事件の東京高裁判決において、受託収賄罪として懲役三年、執行猶予四……
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。 小渕総理、きょうは御苦労さまでございます。 私は、臨界事故あるいはロケットの打ち上げ失敗等の科学技術庁あるいは政府の行政責任、あるいは内閣の政治責任について、総理の見解をただしていきたいと思います。 まず、十一月十九日に、科学技術庁の岡崎事務次官が辞表を提出して、内閣はそれを承認したということであります。認めたということだと思うのですが、この辞任の理由は何だったのでしょうか。新聞報道等ではありますけれども、こういう事情で辞任をしたいと言うから内閣が認めたのだと思うのですが、総理、この辞任の理由をまずお聞かせいただきたいと思います。
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。 私は、民主党の教育担当ということになりましたので、こうした一般質問では必ずトップで質問させていただいて、大臣、政務次官といわゆるディベートをさせていただきたいというふうに思っています。よろしくお願いいたします。 教育の行政のトップにある者、当然道徳観、倫理観にすぐれた方がそういうポジションにつくものだと私は信じております。ところが、昨今の政府・与党の多くの政治家の方を見ますと、果たして国民を指導できるような倫理観、道徳観があるのかなと思うような言動が余りにも多いということで、私は大変心配をしておりまして、きょうはそういう観点からまず質問を始めたい……
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。 私は、長官とこれまでさまざま議論をしてまいりましたジェー・シー・オーの事故の責任問題について、私としてもどうしても納得ができない、科学技術庁に行政責任はないと言った長官の言葉は絶対に認めるわけにはいかない、こういう思いで、再度この問題で長官と議論をしたいというふうに思っております。 ジェー・シー・オーの処分受け入れへということで、きょうの朝刊に載っておりました。ジェー・シー・オーの科学技術庁の事業許可を取り消す行政処分についての聴聞が昨日行われたということで、ジェー・シー・オーは謝罪をして処分を受け入れた。これを受けて、科技庁は今月中にも許可取り……
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。 大臣とは科学技術委員会や予算委員会でも何度も議論をさせていただいていて、大臣は相当私の議論に辟易していると思いますけれども、どうか四十分、ぜひともおつき合いをいただきたいというふうに思います。 さて、教育現場の荒廃、大臣も所信の中で触れておりますけれども、特に公立学校の教育現場、いじめだとか不登校だとか学級崩壊だとかさまざまなニュースが毎日のように流れていて、今の日本の公立学校の教育が完全に機能不全というか、おかしくなっているというところは多くの人が認めているところだと思います。そこで教育改革をしなければいけないということで、総理も、そして中曽根……
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。
教育問題の大臣所信に対する質問に入る前にちょっと、前小渕内閣の一員でもあった中曽根大臣に少し事実確認をさせていただきたいと思います。
本当に残念といいますか、御本人にとっては無念だと思いますけれども、小渕前総理が倒れられて、今病床にあって闘病生活を続けておられるということであります。この四月二日、小渕前総理が緊急に入院をされたということでありますけれども、中曽根大臣はこの小渕前総理の入院という事実を、いつ、どのように知ったのでしょうか。それをまずちょっとお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、これは官房長官からか副長官からかわか……
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。
私は、科学技術の問題、特にジェー・シー・オーの事故の総括とロケット打ち上げの失敗の問題に絞って、中曽根科学技術庁長官に見解を伺って議論していきたいというふうに思います。
委員長、ちょっと質問があるのですけれども、中曽根長官、随分遠いので、出たり入ったりするのに時間がかかるので、もし必要であれば、総理の席でも大蔵大臣の席でもいいのですけれども、その方が近くて。ほとんど中曽根大臣との質問ですので、よろしいですか。
【次の発言】 それでは質問を始めます。
ジェー・シー・オーの事故が九月の三十日に起きて、約四カ月以上が経過をするわけであります。この間、……
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。 大島大臣におかれましては、科学技術庁長官御就任おめでとうございます。きょうは午前中も一時間文教委員会で徹底しておつき合いをいただきまして、また午後も四十五分ということで、きょうはつくづく大臣は大変だなと思っておりますが、よろしくお願いいたします。 先ほど大臣の所信を聞かせていただきました中に、こういうくだりがありました。「原子力開発につきましては、安全確保を大前提とすることを肝に銘じ、昨年の東海村の臨界事故の反省から制定された原子力関連二法を厳正、厳格に執行するとともに、地域住民や国民の理解が得られるよう最大限の努力をする所存です。」というふうに……
○松沢委員 皆さんおはようございます。民主党の松沢成文でございます。 大島大臣におかれましては、文部大臣御就任おめでとうございます。行動派の大島大臣が生まれたことで、日本の教育改革も前進するのではないかと期待をする一人であります。 さて、教育改革が今大きな日本の課題になっていることはもう間違いないと思います。小渕前総理も、ことしの一月の施政方針演説の中で一番目に取り上げたのが教育改革でありました。その思いを受けて、三月には教育改革国民会議がスタートをしたわけであります。 残念ながら小渕前総理が急に御逝去をされて、それを継いだのが森総理大臣、この森総理大臣も、ずっと政治家としての活動の中で……
○松沢委員 遠山大臣、初めまして。民主党の松沢成文と申します。 きょうは、一時間、時間をいただきましたので、じっくりとこの三法案に関連して教育改革について議論をさせていただきたいというふうに思います。 今も議論になっておりましたけれども、教育基本法の問題をまず取り上げたいと思うのです。 教育改革国民会議の最終報告が十二月に出た。その中には、教育改革の基本として教育基本法の見直しに取り組むことが必要であるというふうな提言が載っているわけですね。 それで、今の質問で、大臣の教育基本法に対する考え方とかあるいは文部省内の協議の説明が今あったわけですけれども、端的に伺いますが、遠山大臣は、今の……
○松沢委員 民主党の松沢成文と申します。 まず、私は、テレビ、ラジオの英語放送の必要性について、NHKの見解を伺いたいというふうに思います。 世の中は国際化の時代でありまして、多くの人が海外に出ていく。海外旅行もありますし、留学もあります。また、日本にさまざま仕事を求めて外国から人々が入ってくる、こういう国際化の時代であります。その中で、私もそうですけれども、もうちょっと英語を勉強しておけばよかったかなと思うようなことを感じる機会がある方がほとんどだと思うのですね。 なぜ、世の中、世界じゅうを見て、英語がこうやって支配力を強めたか。これは、歴史からひもとくと、さまざま、パクス・ブリタニカ……
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。よろしくお願いいたします。 これまで民主党の同僚議員から、いわゆる総理の一里塚発言についてさまざま質問がありましたが、聞いていて本当にわかりづらいので、私も再度質問いたします。 この発言は、郵政事業改革の中で今回の郵政公社というのをどう位置づけるか、そういう意味で大変重要なポイントの発言なんですね。もう一回繰り返しますが、さきの本会議で小泉総理はこう言っているんです。郵政事業の民間参入は民営化への一里塚、本丸への壮大な改革の中でかぎを握る、外堀を埋めたと言っても過言ではない、将来は民営化すべきで、公社化で終わりではない、夏までに取りまとめて検討して……
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。どうも総理、ごぶさたしておりました。お疲れぎみだと聞いておりましたが、お元気でしょうか。 私は、荒井さんの今の議論とはかなり違った考え方を持っておりまして、郵政改革というのは、財政改革、行政改革、金融改革のど真ん中にある、日本の構造改革の中で大変重要な改革だと思っておりまして、それをやらなければいけないと頑張っておられる小泉総理の姿勢には共鳴するところがございます。だから、国会でもともに研究会をつくり、郵政民営化に向けて研究をしてきましたし、そして本も一緒に書いてまいりました。 しかし、総理、今回あなたの責任でお出しになられた郵政公社関連の四法案、……
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。 総務省というのは非常に守備範囲が広い役所で、大臣、きのうもきょうも連日国会に引っ張り出されて、御答弁大変でお疲れだと思いますが、お仕事でありますので、きょうも元気よく御答弁をいただきたいというふうに思います。 さて、大臣、最初にちょっと大きな質問をしたいんですが、郵政三事業といいます。これは、郵便事業、信書や小包の配達と郵便貯金という預金の事業、それから簡易保険という簡単な生命保険の事業、これを合わせて郵政三事業というわけですが、このそれぞれの事業を少し個別に見ていただいて、郵便事業、郵貯事業、簡保事業、それぞれ特色あると思いますが、最も民間と競……
○松沢委員 この関連法案について四度目の質問になりますので、もう総務大臣もかなり私の質問に飽きてこられたと思いますが、あと一時間、よろしくお願いいたします。 まず、信書の定義のあり方については、この委員会でも最も大きな議論を呼んだ一つのテーマであったと思います。それで、これについては、できるだけ民間にもやってもらおうという考えの人も、あるいは公社の経営をここは大事に考えようという人も、両サイドから、大臣にとっては、信書の定義というのはしっかり決めないとだめだというふうに言われてきたわけですね。ですから、本来であれば、ここは非常にあいまいな形だと民間業者も判断できないわけだから、きちっと法案に……
○松沢委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました松沢成文でございます。よろしくお願いいたします。
本委員会の重大な使命にかんがみ、誠心誠意をもってその職責を全うし、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと思います。
また、石井前委員長の遺志を継いでしっかりとやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
何とぞ委員各位の皆様の御支援、御協力をお願い申し上げて、ごあいさつといたします。よろしくお願いします。(拍手)
【次の発言】 それでは、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に……
○松沢委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
去る七月二十五日、本委員会から調査局長に命じました東海地震の強震動予測に基づく主要施設の耐震安全性に関する予備的調査につきまして、去る十月十七日、報告書が提出されましたので、御報告いたします。
なお、報告書につきましては、同日、田並元委員長から議長に対し、その写しが提出されました。
【次の発言】 次に、鴻池防災担当大臣、米田内閣府副大臣及び阿南内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。鴻池防災担当大臣。
【次の発言】 米田内閣府副大臣。
○松沢委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告をいたします。
今会期中、本委員会に付託になりました請願は四件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになりましたので、御了承願います。
なお、今会期中、参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、火山噴火及び大規模地震災害に関する陳情書外五件、地震防災対策の充実・強化に関する意見書外一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百五十回国会、前原誠司君外二名提出、被災者生活再建支援……
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。 まず、きょう提案されております郵便法の一部を改正する法律案、これは憲法違反ということなので、法律を直すのは当然だと思っていまして、そういう意味では問題がないと思うんですが、ちょっと法律の文面の中で不明確な部分が私にとってありますので、質問いたします。 第六十八条の三項に、「郵便の業務に従事する者の故意又は重大な過失により、」というふうになっているんですけれども、また、六十八条の四項には、「「重大な過失」とあるのは、「過失」とする。」と。「重大な過失」と「過失」の違いというのはどこにあるんですか。法律を読んでいて全くわからないんですけれども。
○松沢委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。本委員会の重大な使命にかんがみ、誠心誠意をもってその職責を全うし、公正かつ円滑な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
何とぞ委員各位の皆様の御支援と御協力をよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの奥谷通君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
小野 晋也君 奥谷 通君
実川 幸夫君 松岡 利勝君
……
○松沢委員 新生党の松沢成文でございます。きょうは三人の公述人の皆さん、お忙しい中大変ありがとうございます。 まず第一に、今回の政治改革は、特に選挙制度においては衆議院の制度を中心にやっているわけで、もともと政治腐敗や汚職事件が多くなってきたその裏には、現在の中選挙区制度、この問題に密接に絡みついているということで、選挙制度はまず衆議院先行で改革をしていこうということになったわけなんですね。ところが、御承知のとおり日本は二院制の国でありまして、国会には衆参両院あるわけで、この衆議院の改革というのは密接にもう一つの院である参議院の改革に結びついている、関連が深いわけであります。 そこでお伺い……
○松沢分科員 新生党の松沢成文と申します。 きょうは裁判所関係で質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 私は、もとより一年生議員でありまして、裁判所の行政がどんなふうに行われているのか、今まで本当に門外漢で知りませんで、今予算の説明がありましたけれども、きょうは何といいますか、国民の目の高さで、ふだん一般の国民が裁判所についてどんな思いなりあるいは要望を持っているか、そんな観点から質問させていただきますので、非常に基本的なことが多いと思いますが、よろしくお願いいたします。 まず第一問日なんですが、裁判所に提起される民事訴訟の件数が非常に多くなってきていると聞いていますけれども……
○松沢分科員 新進党の松沢成文でございます。 どうも大臣、こんにちは。 先日の文教委員会でも一時間にわたり質問させていただきまして、先日は高校教育の自由化、多様化の問題についてお伺いしまして、きょうはちょっと第二弾ということで、大学の教育の問題について、大臣並びに当局の皆さんの御所見をいただきたいと思っております。 日本の大学についてはさまざまなところからさまざまな論評があるわけであります。過度な受験戦争、あれは弊害であるとか、あるいは試験制度がかなり頻繁に変わるということで混乱を来しているのではないかとか、あるいは中に入ってしまうと自動的に、入り口は難しいのだけれども、出口が易しいので……
○松沢委員 民友連の松沢成文と申します。 きょうは、公述人の皆さん、本当にお忙しい中ありがとうございます。御指導よろしくお願いします。 今先生方から、経済状況の認識、大変厳しい状況にある、こういうことをやってほしいというような御意見があったわけですけれども、今の日本の景気後退、その原因、大きな原因はどこにあるのかというのをまずお聞きしたいと思うのです。 私たちは、もちろん経済ですから外部の要因もさまざまありますが、今の景気後退の最も大きな原因は、政府の経済政策の相次ぐ失敗にあるという認識なんです。 もう御承知のとおり、バブルの後の不況からようやく抜け出そうとするときに、消費税の増税、あ……
○松沢主査代理 質問時間が終了しましたので、最後に。
【次の発言】 これにて武山百合子君の質疑は終了いたしました。
次に、玄葉光一郎君。
【次の発言】 これにて中村鋭一君の質疑は終了いたしました。
次に、古川元久君。
○松沢小委員 ただ、基本認識として、これはあくまでも調査会という新しいスタイルのものを国会法の中に設けるということですから、これまでの委員会とか特別委員会、この国会法に関する規定とは違ったものをつくり出してもいいという判断ですね。どうなんですか。ほかの常任委員会なんかと同じような例えば中身にしていくのか。ただ、調査会という新しいものをつくるのであるから、あくまでも調査会独自の新しいやり方も、この合意によっては規定されてもいいということですね。
【次の発言】 はい、わかりました。
○松沢小委員 ちょっと法制局に、もう一つ関連で。
これは、ハウスに報告するんじゃなくて議長に報告する。ハウスに報告するとしたら法案の審議権なんかがある。参議院の調査会なんかはそういうふうになっている。衆議院につくる予定の憲法調査会は議長に報告する形になっている。それでは、形でいうと、議長の諮問機関みたいな形になるのですか、会の性格としては。そういう判断ですか。
【次の発言】 そうであれば、会長を決めるときに、ハウス全体の選挙というのは逆におかしくなりますよ、整合性から見れば。だから、結局ここにあるように、委員が互選するならばわかるけれども、ハウス全体で会長を選ぶというのは、今の話の整合性から……
○松沢小委員 非公開と秘密会というのは一緒の意味ですか、法律的に。
【次の発言】 それなら、その方がやわらかい。
○松沢小委員 採決にも出られるんだよね。
【次の発言】 この第八条で、「小委員会を設けることができる。」それで「衆議院規則第九十条の規定は、小委員会について準用する。」とあります。
これはちょっと教えていただきたいのですけれども、小委員会をつくるときというのは、小委員長の指名はどういう形になっているんでしょうか。
【次の発言】 はい。
○松沢分科員 民主党の松沢成文でございます。 きょうは、まず最初に、運輸政策審議会の首都圏の鉄道網に関する答申について伺いたいと思います。 この答申、前回の答申が出たのが十年近く前だと思います。大体十年に一度ぐらいの割合で見直して新たに出していくというような方向性であると聞いておりますが、もうそういう時期になっております。聞くところによりますと、ことし中には新たな答申が出るのではないかというふうに言われているわけでありますけれども、まず最初の質問は、いつごろ新たな答申が出されるのか、それに向けて今どのような準備状況になっているのか、伺いたいと思います。
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。 私は委員ではありませんが、発言の機会をいただいたことに感謝を申し上げます。(発言する者あり)はい、きょうは委員になっています。 私は、憲法のあり方を議論するというのは国会議員の責務だとずっと思っておりました。また、憲法をみずからつくる権利と自由が与えられていること、これが民主政治国家の要諦だとずっと思っておりました。 昨年、民主党の代表選挙に出たときも、論憲を避ける精神的怠慢と政治的憶病を克服しなければならないという主張を第一に掲げましたら、国民からも党内からも批判と賛称、両方渦巻いて、複雑な気持ちになったこともございます。 さて、そこで、憲……
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。 まず、科技庁長官に、私の住まっている川崎に武蔵工大の原子力研究所というのがありまして、この件が地域でかなり、地域住民が不安を抱えた中で、今後どうなるのかということが大きな問題になっておりまして、まず、ちょっと具体的な話ですが、この問題から伺いたいというふうに思います。 ジェー・シー・オーの事故があって、それを受けて、原子力災害対策特別措置法、いわゆる原子力防災法というのが新たにできました。その新法の特徴は、これまでの原子力事業者というのはいわゆる原子力発電所だけだったわけですが、それに加えて、原子力の燃料の加工施設と原子力関連の研究施設、これも原……
○松沢委員 民主党の松沢成文でございます。 沖縄に派遣をされて公聴会をやってきた皆さん、大変御苦労さまでありました。沖縄は、太平洋戦争の最終盤で、ある意味で日本本土防衛のために大変なつらい思いをされた。そういう体験のある方からの生々しい御意見を聞いてきたということで、本当に御苦労さまでございました。 さて、そうした皆さんの御意見も受けて、きょうは憲法調査会で安全保障についての議論をするということで、私は、昨今の有事法制での議論でも言われておりますけれども、主権国家、独立国の安全保障の体系については、憲法にしっかりとまず明記しているのが当然だというふうに思います。 残念ながら、日本国憲法は……
○松沢小委員 民主党の松沢成文でございます。 先生の御主張に大変な興味を持ったんですけれども、先生の御指摘されています国民内閣制、私なりに判断をさせていただくと、議院内閣制をより直接民主制的に運用する、できる限り国民の意思を政治プログラムや首相選びに反映させていく。また先生は、立法府と行政府の関係を、単なる法的にとらえるのではなくて、内閣と議会の機能として、アクションとコントロールの関係だと。この二点が、先生の国民内閣制の大きな特徴だと私は把握しております。 さてそこで、先生の国民内閣制というのは、私なりに考えさせていただくと、イギリスの議院内閣制がモデルになるんじゃないかなというふうに思……
○松沢小委員 民主党の松沢成文でございます。 当小委員会では、前回の東大の高橋教授、そして今回北大の山口教授、これまでお二人の参考人をいただいて議論をしてまいりましたけれども、このお二人に共通するところは、前回の高橋教授も国民内閣制という言葉を使いまして、今回の山口教授も、やはりイギリスの議院内閣制が有効に機能しているというようなことをおっしゃいまして、今、日本の政治システムにおける議院内閣制がさまざま欠陥を抱えているんじゃないかとか、あるいはうまくいっていないんじゃないか、こういう批判にさらされている中で、お二人の参考人は、いや、日本の政治が今おかしいのは議院内閣制にあるのではないと。むし……
○松沢小委員 民主党の松沢成文でございます。よろしくお願いいたします。 二院制の意義ということで、先生は、日本もこれだけ人口が多くて、民意を集約していくプロセスとしてやはり二院制があった方がより好ましい、こんな御説明もありましたけれども、諸外国で二院制になっている国はたくさんありますが、非常に歴史的な背景があったと思うんですね。 例えば、アメリカの場合は、植民地が州として独立して、州の権限が非常に強かった。その上で、連邦国家をつくる上で、この州の代表としてしっかり物を言わせてほしい、これが上院の起源だと思うんですね。人口比例の下院と州代表の上院という形の歴史的背景を持った二院制。また、イギ……
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