このページでは安住淳衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。安住淳衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○安住委員 民主党の安住でございます。
きょうは、時間を四十五分いただきましたので、三点について質問をさせていただきます。一点目が軍事情報革命というか今後の二十一世紀の防衛に与える影響、それから即応予備自衛官と、時間があれば沖縄の問題についても触れさせていただきたいと思います。
ところで、長官、突然の質問で大変恐縮なんですが、この暮れに大変はやった映画がありまして、「インデペンデンス・デイ」というハリウッド映画なんですけれども、ごらんになったことがございますか。
【次の発言】 実は、この映画は、宇宙軍が攻めてきて、アメリカの大統領が地球防衛軍の司令官になりまして、一挙にその宇宙軍をやっつけ……
○安住委員 民主党の安住でございます。 私の質問時間は一時間でございますが、まず野村証券事件について何問かお伺いをいたします。 九一年の損失補てん、それに端を発して、証券業界全体の不透明さ、まじめな投資家が、一般の投資家がきちっと市場のルールに従ってやっているにもかかわらず、他方で損失補てん、損をしない人たちがいる、これが非常に我が国の証券業界の中の不透明さをあらわしているのではないかということで、大きな問題になりました。 それが国会の問題となって、最終的には証券監視委員会というものができたわけでございますが、しかしそれから、また今回総会屋というものが出てきて、それに対して不正な利益を供……
○安住委員 お答えをいたします。 確かに、我が党も公取型という文言で、公取型の金融行政のあり方というのを検討したことはございました。しかし、それはひとえに金融行政というものを財政当局から切り離すにはどうしたらいいかという観点からであって、そうした趣旨を踏まえると、公取型という考え方は、まさに今回私どもが出した修正案の中にはより明確に反映をされていると思っております。 財政と金融の部分に、ミシン目といいますか、きちっと分けて、財政当局から切り離す。企画立案の部分でミシン目を入れるのではなくて、金融行政というのはまさに一体であるという観点からいえば、政府側の出した閣法よりも、よりそこの点で我が……
○安住委員 私、民主党の安住でございます。農水委員会で質問をするのは初めてでございますが、我が党のお計らいで一時間も時間をいただいたものですから、きょうは農政全般について、藤本大臣初め農水省の皆さんのお考えを伺いたいと思っております。 最初に、午前中からもいろいろ質問がございましたが、食糧自給問題について基本的なところをお伺いしたいと思っております。 平成七年度の食料需給表が発表されましたけれども、自給率四二%、平成五年の凶作のときは異例だったと思いますが、しかし、その次ぐらいにこれはちょっとショックな数字だったのではないかなと思っております。昭和三十五年に七九%だった自給率がここまで下が……
○安住委員 我が党の持ち時間はあと六分でございますので、蚕糸とそれから生糸価格安定法の一部を改正する法案について、二つほど質問をさせていただきます。
これも行政改革と絡んだ話でございますが、千七百年に及ぶ絹の歴史が我が国にありますが、今現在、私どもの国の繭の総産出額というのは、これは一体幾らであって、それに対する行政の経費というのが大体幾らぐらいになっているのか、そこを簡潔にお答え願えますか。
【次の発言】 今のお話を聞いてもわかるように、繭という産業は、歴史的な経緯がありますけれども、しかし、実際には五十一億円の産業であります。それに対して行政の経費というのを七十一億円もかけている、こうし……
○安住委員 連日、各閣僚、大変御苦労さまでございます。 私はこれから、四十五分の持ち時間でございますが、その中で、三点に分けて政治のリーダーシップの問題について御質問をさせていただきたいと思っております。 まずは、予算書それから決算書、国会に提出されているそれらの問題と、それから、今の閣議、それから政務次官、事務次官等の役割とその意思決定、最後に行政監察の問題等を、少し皆様のお考えを聞きたいと思っております。 ところで、大蔵大臣、連日御苦労さまです。きょうは、私、実は特別会計予算の正式な添付書類等持ってまいりました。予算の質問があるということで随分調べましたが、実は、私は一年生だからかも……
○安住委員 民主党の安住でございます。私も文教委員会はこの国会から初めてでございますので、どうぞよろしくお願いいたします。町村文部大臣、ぜひ文教行政に新風を起こしていただいて、教育行政をさらに推進をしていただきたいと思っております。 最初に、少し意地悪な質問になるかもしれませんが、大臣、教育制度の中でも今行革の議論というのが進んでいるわけです。改革をするという観点でなくて、教育行政の中で、今まで必要であっても今後見直さないといけない点というのはかなり私はあるのでないかなと思うんですけれども、御就任なさってから、そうした今までの行政の中での洗い出しというか見直しについては、文部省内部で御指示を……
○安住委員 町村大臣、御苦労さまでございます。 私も、午前中から何度か質問がありましたが、近年まれに見る少年の刃物等を使用した凶悪事件の発生の問題を、何点かにわたって質問をさせていただきます。 質問の内容が重複するところはどうぞお許しをいただきたいと思いますが、きょうはその関係で、警察庁それから総務庁にもお忙しいところおいでをいただきまして、ありがとうございました。 実はこの問題を考えるときに、一つには、短期的にどういうふうな処置を講ずるのかということと、それから中長期的に我が国の、私個人としては余りひずみとかゆがみという言葉を簡単に言いたくはないのですが、そうした問題があるやなしかとい……
○安住委員 同僚の藤村委員の関連で、日本育英会法の問題を三点ほど質問させていただきます。 高等教育に関する行政監察結果に基づく勧告というのが平成七年六月に総務庁から出されておりますけれども、今回の返還免除制度の見直しというのは、ここで指摘されていた経緯等を踏まえて改善措置を講ずるというふうに理解をしておりますけれども、実はこのときにもう二つほど総務庁から指摘をされた事項がございます。 その一点は、奨学生の採用枠の国公立、私立大学の配分等の見直しをもう少し検討してはどうかということが一つ。それから、日本育英会の支所及び支部について、もう少し効率化、合理化を図るべきではないかという勧告を受けて……
○安住委員 民主党の安住でございます。 これまで、この学校教育法の改正案について、参考人の意見聴取を含めて随分と議論をしてまいりました。それぞれにメリットもわかったしデメリットも認識をしましたが、私は、今までの議論を聞いておりまして、きょうは締めくくりの総括でございますから、最初に、今なぜ中高一貫教育を前向きにとらえてやろうと思っていらっしゃるのか。 つまり、一九七一年に初めてこの問題が出たころ、受験競争が大変激化をして、そしてそれぞれの学校現場が荒れ始めた時期なわけでありますが、それ以来、何度かにわたって中高一貫をやるべきだという答申が出たにもかかわらず、文部省は一切そのことは、ある意味……
○安住委員 民主党の安住と申します。 きょうは本当にお忙しい中、お三方の参考人の皆さん、本当にありがとうございました。貴重な意見を聞かせていただきました。 十五分の短い時間でございますので、まず蓮見参考人に御質問をさせていただきます。 先ほど中野参考人の方からもございましたが、私も、実は昨年の六月十九日に国大協の教員養成特別委員会の委員長として蓮見参考人が高倉主査に対して出したと思われる文書をここに持っておりまして、読ませていただきました。その中で私が一番気になったのは、今回のこの改正案について、これが事実かどうかを含めて後で簡単にお答えいただきますが、結局、教職科目をふやすということは……
○安住委員 民主党の安住でございます。 私も時間が三十分しかございませんが、特に今の国鉄の問題について、昭和六十二年の経緯にさかのぼって、行政がやってきたことが一体何であったのかということを、特に宮澤大蔵大臣は折々に触れて大蔵大臣であり、また内閣総理大臣としてこの問題にも深くかかわっていらっしゃったわけでありますから、その経緯についてお伺いをしたいと思います。 昭和六十二年の四月にJRがスタートしました。そのときのスキーム、清算事業団の債務の二十五・五兆円、私はそのこと自体、例えば土地や株の売却を除いた国民負担分の十三・八兆、このことについても実は後で、見通しの甘さというか株式の売却益を過……
○安住議員 岩永先生の御質問は、合議制の機関が我が方の案にはないじゃないかと。 政府案では、内閣府に対して、経済、科学技術、男女共同参画と、それから中央防災だったですね、確かにそれは重要であるかないかと言われれば、それは非常に重要な問題であることはわかりますが、それぞれの問題をむしろ固定的にこの法案に書き込んで、その会議を恒常的に行うということは、むしろ内閣総理大臣のその時々の重要な問題というものに対する諮問ができなくなるという裏返しの大きな問題が実は私はあると思っております。 ですから、極端なことを言えば、小渕内閣では、小渕総理大臣の考え方で今言った問題が確かに諮問すべき課題としてあると……
○安住委員 お昼どきに一時間ほど時間をいただきまして、ありがとうございました。私も、鉢呂議員の質問に続いて、関税化の受け入れ、農業基本法の問題、それから行政改革に絡んで農林省が今後どうあるべきかということについて、一時間にわたって質問をさせていただきたいと思います。 まず、米の関税化の受け入れの問題でございますが、昨年の十二月に、我々から見ると大変突然出てきた話でありました。関税化のことに関しては、私個人としては一定の評価をしております。しかし、先ほど鉢呂議員も申し上げたとおり、果たしてその決定の経過はいかがであったのかということについては、農林省がやってきたことに対しては私どもも少し首をか……
○安住委員 きょうは、二時間二十分にわたって私におつき合いをいただいて、中川大臣初め農水省の皆さん、本当にどうぞよろしくお願いします。 まず、法律の問題の前に、大変ビビッドな話題でありますから、大臣、日韓漁業協定の非公式会合がきのうから始まったということでございますが、こちらに伝わってくる報道の内容は、本当にあれだけ苦労をして、我が国の国内でも大変不満がある中で、交渉に当たった関係者の皆さんの御努力でようやくこの漁業協定が結ばれた、しかし、ふたをあけてみたら、二そうびきの底びき網漁とフグ漁の一部についてだけは全く欠落をしていたというのは、きょう、長官、何か交渉にお出になられているところをあえ……
○安住委員 私は、民主党を代表して、主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。 反対の第一の理由は、今回の関税化移行に至るまでの政府・与党の姿勢であります。 ガット・ウルグアイ・ラウンド農業交渉の際、米の関税化を受け入れるか否かについては、国論を二分する激しい議論が闘わされました。そして、その結果として、苦渋の選択としてミニマムアクセス米の受け入れを選択したのであります。 しかし、今回の関税化受け入れに至る過程を見ますと、一部農業団体との事前協議のみで、これほど重要な決定を農林省並びに与党はしてしまっているわけであります。このような国……
○安住委員 大臣、長官、おはようございます。私も実はきのうの夕方に、一時間二十分ということで、急遽トップバッターをさせていただきますので、質問が散漫になるかもしれませんが、そこは少々御勘弁をいただいて、前回は二時間二十分でしたが、きょうは一時間二十分という比較的短い時間の質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いをします。 通告の順番とはちょっと違いますが、きょうの流れは、北朝鮮の不審船に関する問題をまず最初にさせていただいて、その後、水産全般についてのお話を、きょうは厚生省の方からもおいでいただきましたので、特にHACCP等食品衛生法に関するお話、それで養殖の持続法案、その後、損害……
○安住委員 おはようございます。 きょうで四日目に入りました農業基本法、しかし実際はかなりもう質疑をしていまして、私もきょうで四回目ぐらいの質問でございますが、短い一時間の時間でございますけれども、きょうはちょっと別の観点といいますか、法案の中身というよりも、我が国農業が今後どういうふうな推移をするのかということを、いろいろな観点から少しお話をさせていただきたいと思っております。 一九六一年に制定された農業基本法が始動して以来四十年弱の時間が過ぎましたが、私は、今日本の農業というのは、大きな意味で言えば構造調整の時期だろうなと思うんですね。だからこそ基本法というものが出てきたわけであります……
○安住委員 安住でございます。
時間がありませんので、端的に、私の方も一問一答でお願いします。
平塚さんにまずお伺いをいたしますが、今のこの中山間対策に関連して、具体的に、どんなところでだれを対象にするかという、いわゆるガイドラインを設けなければなりません。このことについて参考になる意見があればお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、佐々木さんにお伺いします。私も東北の出身ですが、現実にそれぞれの町でデカップリングの指定をするというのは、確かに地方でやることはいいのかもしれませんが、むしろ大変さが伴うと私は思うんですけれども、いかがでございますか。
○安住委員 私も、これは委員長に対しても申し上げますが、私も含めて、委員会幾つも入っていまして大変忙しいと思いますが、きょう十二時現在で、私の質疑であるなしにかかわらず、始まる時点で四、五人しかいないというのは、この農業基本法という本当に重要な問題を今やっているときに、果たしてこういう状態でいいのかと私も思いますから、どうぞ理事会の方で、これは質疑の時間帯を含めてもう一度議論をしていただきたいと思います。マスコミがちゃんと見ている、国民が見ているわけですから、姿勢が問われると思いますから、そこは委員長に御要望しておきますので、よろしくお願いします。
○安住委員 民主党の安住でございます。 きょうは、各参考人、御苦労さまでございます。私の方からもそれぞれ御質問をさせていただきます。時間がないので早速質問させていただきますが、まず清水参考人に伺います。 私のふるさとも宮城の石巻でございまして、水産市場がございます。今、それぞれ、全国の水産市場の課題というのは、多分施設の老朽化それから衛生問題、特にHACCP問題で施設の改変整備というのは迫られているわけです。しかし、今の制度では、このHACCPに対応した支援措置というのは市場は対象外になっています。各会社についてはこれはあるわけですけれども、今後、全国的に見まして、HACCPに対応する施設……
○安住委員 おはようございます。 きょうは休み明けでございますので、通告の質問が、先週の木曜日だったので少しずれるかもしれませんが、御容赦をいただきたいと思います。 環境三法ということで、遅きに失した感はありますが、出してきたこと自体は率直に評価をいたします。しかし、歴史的な経緯を含めていろいろこれは話をしないといけません。戦後だけに限って言えば、我が国においては食料不足があった。大量生産、そして、米でいえば単収をどういうふうに上げていくかという中から、農薬をできるだけ有効に使うということで、戦後、水稲の増収という点で、同時に農薬の使用量というのも随分ふえてきた。しかし、振り返って現時点で……
○安住委員 おはようございます。民主党の安住でございます。 きょうは、大臣が御就任なさって、私、初めて質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。大学のクラブの大先輩でもございますし、余談ですけれども、私の祖母が大臣の選挙区に住んでいまして、遺族会で一生懸命大臣を応援しているということですから、きょうはぜひ、祖母にも大臣はやはり誠実な人だということを私はちゃんと伝えますから、正直に、謙虚に答えていただければと思います。 一時間半の質問の中で、私もWTO問題をじっくりやりたいのですが、こういう問題をやる中で、本当はやりたくないというか、大変不愉快な話が最近いろいろ新聞や雑誌に出て……
○安住委員 一時間の持ち時間で、今松下委員が言った問題について、私はちょっと質問いたします。基本的には大臣にお答えをいただきますので、よろしくお願いをいたします。
今の話の中で、一つちょっと気になったことがありまして、今度の問題は、農林省の構造改善局が抱えている構造的な問題なのか、それとも、あくまで処分を受けた、百六人の個人の倫理の問題なのか。大臣はどういう感想を持っていらっしゃるのですか。
【次の発言】 そうでしょうか。十八人もの職員が処分をされて、疑わしくて処分をしなかった人間を含めると、相当な数に上ると。これは、あくまでみんな個人の問題ということだったらば、構造改善局はどういう人間を雇……
○安住委員 きょうは、大豆なたね交付金暫定措置法及び農産物価格安定法の一部を改正する法律案の審議でございますが、その質問に先立ちまして、先週構造改善局の職員がついに逮捕をされる、なおかつ農水省に捜索が入ったのはどうも二十年ぶりであると、まことに遺憾であると思います。 大臣、私はこの問題をずっと取り上げてまいりましたけれども、率直に申し上げまして、今我が国の農家の皆さんの農業収入、大体百万円ちょっとという時代ですよね。本当にこの厳しい環境の中で三割減反を事実上強いられて、なかなか展望のない時代です。それで、ウルグアイ・ラウンドの予算がついて、生産性の向上を図るという目的でやってきた。 しかし……
○安住委員 おはようございます。 きょうは、一時間、経済通の玉沢農林水産大臣に、役所の答弁書は見ないでぜひ答弁をしていただきたいと思うんです。 私も、四年間は、三年七カ月ですか、農水委員会に籍を置かせていただきまして、実は農政論をまじめにやってきましたけれども、大臣になってから、もう不幸にも構造改善局の話ばかりでございましたから、きょうはもとに戻りまして、ペイオフの解禁問題について少し話をさせていただきたいと思います。 農協金融二法といいましても、これは、玉突きというか、ビリヤードの玉みたいなものでございまして、はっきり言って、農水省から見ても主管の法案というよりは玉突き法案の一つだと私……
○安住委員 民主党の安住でございます。 私は、きょう一時間半の時間をいただきましたが、この中で、農林水産省で起きている、るるの不祥事の問題を中心に質問させていただき、またそれに関連して公益法人のあり方、これは公務員の天下りの問題とも少しかかわりますので、この点についても質問をさせていただきたいと思います。 実は、農林水産省の構造改善局の不祥事については、私も玉沢農林大臣とは農水委員会の席で再三やり合っていると言ったら変ですけれども、かなり議論を交わしております。ですから、重複するところもあると思いますが、きょうは予算委員会でございますから、御容赦をいただいて、質問させていただきたいと思いま……
○安住委員 二十分弱しか時間がございませんので、簡潔に質問させていただきますので、答弁の方もぜひそうしていただきたいと思います。
さて、防衛庁長官、危機管理の点から私は質問をいたしますが、この一年で実は航空自衛隊の練習機が五件、墜落死亡事故を起こしております。これはこの十年で見ても極めて多い数ではないかということを私は感じますけれども、まずこの点について御認識、どういうふうに考えているのか、御答弁願えますか。
【次の発言】 私がその中で取り上げるのは、今回は第四航空団の事故にかかわる問題であります。二点について伺います。
実は、この第四航空団では三月の二十二日に練習機が墜落をいたしました。……
○安住委員 民主党の安住でございます。三十分ほど質問させていただきます。 日朝交渉は大学の入学試験でいうと相当難易度の高いところだ。本当に日本と北朝鮮の関係というのは、多分いろいろな意味で複雑なことは国民の皆さんも大変よく存じ上げていて、その点、外務省の方、政府の方の苦労を多としている方も大変多いと私は思います。しかし、難易度が高いだけに、逆に言えば我が国の外交手腕というのは非常に問われるわけで、私は、そういう点でいうと、この何カ月かの間に出てきた北朝鮮との交渉をめぐる幾つかの問題点というのは一体何なのかなと考えさせられることが大変多うございます。 特に、河野外務大臣は、故小渕内閣でも外務……
○安住委員 河野大臣、御苦労さまでございます。ざっと見ると、我が野党の席はほとんど埋まっているのに、何かどちらが与党で野党だかわからないという、定足数ぎりぎりの状態というのは私は決して好ましいことだとは思いませんから。いかに最近だらけているかという証明でもあります。 だらけていることで一言いうと、最初に大臣、通告していませんけれども、私、きょう朝新聞を見てびっくりしたのですけれども、ノルウェーのハラルド五世国王閣下がおいででございますが、きのうの国王の方の御主催であった記念コンサートレセプションに、どうも森総理はドタキャンをした。そしてすし屋で自民党の自分の派閥の人と会食をして、心ここにあら……
○安住委員 民主党の安住でございます。一時間質問をさせていただきます。
大臣が外務委員会においでいただいたおかげで、国民に外務委員会の議論が大変見えるようになったことは、私ども大歓迎をいたします。ただし、政策論はしっかりとやはりやっていただかないといけませんので、きょうは、日米安全保障条約、さらに集団的自衛権、時間があれば日ロ関係等々について、基本的な考え方をお伺いさせていただきたいと思います。
ところで、まず最初に、ちょっと御感想を伺いますが、田中大臣は、外務大臣のポストというのは望んで引き受けられたんですか。
【次の発言】 ということは、全く想定しないで外務大臣をお引き受けになったとい……
○安住委員 おはようございます。 大臣、連日御苦労さまでございます。きょうも、外務委員会でございますので、どうぞ夕方までよろしくお願いをします。 さて、あしたからいよいよASEMでの日中外相会談が北京で開催をされるということになるわけであります。きょうは、私の持ち時間は三十分でございますが、日中関係についての質問を中心にさせていただきたいと思います。官邸の方からも安倍副長官においでをいただきまして、質問をさせていただきたいと思っております。 さて、全般の問題についてまずお伺いをしますが、歴史教科書問題、さらに農産物のセーフガード、また、小泉首相になってから特にこれは顕在化してきましたが、……
○安住委員 おはようございます。きょうは一時間にわたって質問させていただきたいと思っております。 大臣、大丈夫ですか。(田中国務大臣「大丈夫です」と呼ぶ) 河野議員からも最初に、冒頭、質疑がありましたが、私も外務委員会の筆頭理事として、大臣に対し資料の提出要求をいたしました。なぜ資料の提出を、外務委員会の理事会が委員長の名のもとに一致して資料要求をしたかというと、これは枝葉末節な話でないからであります。つまり、外交の、この外務委員会でこそまさにやらなければならない主要国の外相との会談の中身について今我が国で大きな問題になっているから質疑をしているのであって、それを枝葉末節で、それをクリアし……
○安住委員 民主党の安住でございます。 きょうは私が十分、そして首藤議員、木下議員が三十分ずつ、それぞれこのテロ問題とそれから外務省の不祥事の問題に関して質問をさせていただきます。 まず私の方からは、今回のこの罪なき多くの人々を巻き込んだテロは、先ほどから何人の方からもお話がありましたが、決して許されるものではないと。 我が党としても、鳩山代表の名で、ブッシュ大統領に対しまして、翌日、この残忍卑劣きわまりないテロに対して悲しみと怒りを禁じ得ない、テロリズムに対して毅然と立ち向かうべきである、それを表明した大統領を支持するという旨のメッセージを送らせていただきました。 テロリズムに関する……
○安住委員 おはようございます。民主党の安住でございます。 私は、きょうは安全保障委員会まで来まして質問させていただきます。私は、実は党内でPKOの改正作業をやっているチームの責任者なものですから、きょうこうして一時間ほど質問させていただきますが、まず長官、よろしいですか。 外務大臣、御苦労さまでした。後でちょっと質問させてもらいます。 細かな法律論は今から我が党の同僚議員が何回もやりますから、ちょっと政治的に考えたいと思いますが、なぜ今回PKOの改正案を、この臨時国会の終盤になって、唐突とは申しませんが、なぜ出してきたのか、私はちょっと理解に苦しむところが実はあります。 それも改正案……
○安住委員 民主党の安住でございます。総理、連日本当に御苦労さまでございます。 九月十一日のこの無差別殺りく、全く罪なき人々を巻き込むという点からいうと、いかなる理由があれ、テロに対して同情することなんか一切必要ありません。これは、国際協調の枠の中で、やはりテロを撲滅するということであれば、我が党としても、これに対して憲法の枠内でやるということに関しては、これは理解を実はしております。ただし、だからといって無原則に何でもやっていいということにはならないわけであります。 ですから、きょうは、少々長くて恐縮でございますが、法案の細部にわたって、この法案が現行憲法の中でしっかりとした位置づけをさ……
○安住委員 ということですから、法制局長官、私は通告していませんけれども、ちょっと残ってください、引き継ぎますから。 さて、私は、きょう朝、CNNのニュースを見ていましたら、官房長官、ニューヨークのグラウンド・ゼロ地点の行方不明者の捜索についてニューヨーク市長が会見をなさっていて、今月いっぱいで捜索を打ち切る、そして五月の最後の日に追悼式をやって、そこで一つ区切りにしたいと。捜索活動も三カ月ほど早く、ニューヨークの消防の皆さんを含めて大変な苦労で、空からの俯瞰の映像を私見ましたけれども、非常に整地をされていた。私は、本当にこの七カ月の間、やはり状況というのは随分変わったなということを感じまし……
○安住委員 おはようございます。 私は、総務委員会できょうは初めて質問をさせていただきますが、大臣、総務委員会では初めてです。三十分しかないので、郵政事業の改革の問題と、きょうは中島人事院総裁においでをいただきましたが、天下りの問題について、時間がありましたら質問をさせていただきたいと思います。 さて、片山総務大臣、先月の二十九日に大臣は官邸に行かれました。それで、小泉首相と民間参入の条件等について、話し合いをしたのか、総理から何らかの具体的な指示があったのか、わかりません。しかし、その前の日に、実は総理は金澤事務次官も呼んでいるんですね。 私は、立場は逆じゃないか、最初に大臣呼ばなきゃ……
○安住委員 ちょっと開会がおくれましたけれども、これから始めさせていただきたいと思います。 きょうは、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律案の質疑ということでございますが、理事会でも申し上げましたとおり、一般質疑がなかなかできないということで、一般質疑的な質疑もきょうはいいということを我々としては含んでおりますので、御了解をいただきたいと思います。 きょうは、中島人事院総裁、それから安倍内閣官房副長官にもおいでをいただきまして、お忙しいところ恐縮でございますが、公務員制度全般についてのあり方についてまずお話を聞かせていただいて、その上で、この法案についても話をしたいと思ってお……
○安住委員 民主党の安住でございます。 きょうは、前半で荒井議員と松沢議員がそれぞれの立場から議論をしているのを私、伺っておりまして、やはり総理、率直に申し上げまして、質疑も始まって二十時間近くたつんですけれども、同じところを行ったり来たりするんです、質疑が。 これはなぜかというと、私もきょう聞いていて非常に感じたんですけれども、大きな問題は二つあると思うんです、この法案には。一つは、総理、やはりどっちの方向で行くかということがないので、そこから先の議論が全然進まない。それは確かにそうなんです。ですから、我が党の松沢委員は、そういう意味では民営化論者で、総理と同じかもしれません。そういう方……
○安住委員 民主党の安住です。
きょうは、三参考人、大変御苦労さまでございます。私も時間がありませんので、疑問といいますか、ちょっと形を変えた質問をさせていただきたいと思います。
今川参考人にまずお伺いをいたしますけれども、宅急便はよくお使いになっていらっしゃると思いますが、この宅急便は、郵便局に比べて信頼できますか、できませんか、いかがでございますか。
【次の発言】 今川参考人に伺いますけれども、宅急便の中に、例えば、たまに家族なんかに添え状を添えて送られることもあると思うんですね。私なんかも、例えば田舎の母から来たときなんか。
信書の信頼性は国でないとできないという意見もあるんですが……
○安住委員 総理、御苦労さまでございます。
本当に長い質疑が行われまして、いよいよきょうは、採決という日を多分迎えるであろうということになりました。
国会を、通常会を延長までして、改革の本丸というふうに総理はおっしゃって、この法案を出してきたということをずっと総理は主張なさっておられます。しかし、本丸でないということは後で言いますけれども、総理、あと二時間でこの法案が採決をされますが、今の御心境をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 総理、返す刀というのは嫌ですけれども、きょうは私は、恐縮ですが、ほとんど通告していないのは、政治的な議論、細かいところに入らないでと総理はいつもおっしゃいま……
○安住委員 私は、三十分時間をいただきまして、一年半ぶりに農林水産委員会で質問をさせていただきますが、私が質問をするのは、もっとより具体的な、一つの海産物を例にとって、今現実にこのJAS法の改正ということになりますが、大きな枠組みの話よりも、より現実論に即した話をしたいと思っております。 さて、広島や岡山、それから宮城、これは漁業で見ますと、大臣、生ガキの、ボイルも含めた産地ですね。年間三万トンぐらい我が国では生産をしているわけです。私の地元もカキの生産地なんですね。この十年ぐらい見ても、沿岸漁業者が本当に安定収入を得るというのは非常に難しいわけですよ。多分北海道でもそうだと思うんですね。し……
○安住委員 おはようございます。 きょうのこの法案の審議は、一言で言えば、公務員の皆さんの給料を、こういう大変厳しい御時世なので、減らさないといけないという、特別職と一般職、二つの法案に分けておりますが、これに関連する質疑を私と桑原委員でやらせていただきます。 デフレが続いて、それを全く解決できない小泉内閣、その被害者は公務員の皆さんにも及んでしまったという言い方もできるわけでありますが、やはり月給取りをやっていた皆さんならわかるかもしれないけれども、それは、給料を減らされたら仕事をやる気になんかなりませんよ、よほどの理由があればそれはそうですけれども。 そうでなくても公務員の士気が最近……
○安住委員 予算が衆議院の委員会を通過して、恒例のこの地方交付税の質疑ということになりますが、ちょっと国会の中で、大変不正常な状態で本会議の開催等の話があるようでございます。
私ども野党としましては、かねて皆さんと、与党の皆さんと合意をしておりますように、これはよき慣例として、予算が通過した後きちっと二時間質疑をして、そしてこの地方交付税の採決をしてから本会議というのが約束事でございますから、ぜひその趣旨にのっとって委員会を粛々とやっていただきますよう、まず委員長に御要望を申し上げます。よろしゅうございますか。
【次の発言】 それでは、我が党の持ち時間は四十分でございますが、大出議員から了解……
○安住委員 大臣、答弁したいんじゃないですか。(片山国務大臣「いやいや、今委員長が言われましたから」と呼ぶ)
では、今のことを答弁してください、大臣。
【次の発言】 この間は本当に、雑踏の中で、何か自分でも何を質問したかよくわからなかったんですが、きょうは、冷静に、三十分ほどやらせていただきます。
私は、地方税法のことで何点か大臣に伺います。
まず、やはり配偶者特別控除のことでちょっと話をしないといけないと思いますが、今我が国では、たしか九百五十万世帯ですか、共稼ぎがありまして、私の身近なところでも、百万円ちょっとぐらいで非課税で働くパート労働というのは非常にふえているんですね。これはパ……
○安住委員 きょうは恩給法でございますが、恩給も大事ですけれども景気も大事なので、少し経済の話をします。 私は、きょう日経新聞を読んで、朝起きてびっくりしたんですが、「補正論議が本格化」と書いてあったんですね。つまり、来年度予算はまだ参議院の段階でございますが、これは個々個別にどなたがどういう発言をしているかは申し上げませんが、補正予算の話をもう既に、与党、特に自民党の方が出していると。しかし、大変失礼な言い方ですが、性懲りもなくよくやっているなというふうに私は思います。 現職の閣僚が補正予算が今の時点でやはり必要だというふうに言うとは思いませんけれども、補正予算のこの論議について、まず、……
○安住委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する附帯決議(案) 政府及び日本放送協会は、次の各項の実施に努めるべきである。 一 放送が社会に及ぼす影響の重大性を深く認識し、放送の不偏不党と表現の自由をより一層確保するとともに、視聴者の意向に十分留意しつつ、公正な報道と青少年の健全育成に配慮した豊かな情操を養う放送番組等の提供に努めること。 二 協会は、放送法の趣旨に照らし、インターネットによる情報提供……
○安住委員 きょうは、ありがとうございます。民主党の安住です。 田原参考人に伺いますけれども、私も報道する方に十年いまして、こっちの世界に来て十年といいますか、非常に思うのは、実は田原参考人の番組を見ていて、それを超える現場の記者がいないというか、乱暴さとか、たけだけしさがないんで、非常に私は、残念ながら、日本の権力というのに対してメディアというのは、全く迫ろうという気迫を実は余り感じないんですね。それがまた私が報道をやめた原因でもあったんですけれども。 私は、それに起因するのは、やはり根源的には記者クラブ制度の談合社会というか、これがもうどうしようもない状況にまで来ていると思うんですね。……
○安住委員 民主党の安住でございます。 きょうは、ようこそ総裁、国会においでいただきまして、これから折々おいでいただくことになると思いますので、どうぞよろしく。 それはなぜかといいますと、総裁、確かに民間的な手法でスタートしたわけですね。しかし、見方によっては、非常に都合のいい組織でもあるんですよ。なぜか。身分は国家公務員のままであったり、つまり、これはいいとこ取りばかりされていたのでは困るわけで、国会の関与は、今までと違って、もう郵政省時代みたいに国会に来てああだこうだ言われなくて済むと思ったら大間違いです。これはかなり厳しく我々は監視をしようと思います。 これは委員長に、冒頭ですから……
○安住委員 おはようございます。 地方自治法の質疑に入る前に、きのう私の地元で大きな地震がありまして、震度六弱ですか、私は東京におりましたから、全然わからないというか、それほど大きかったとは、もう驚いたんですが、なかなか電話が通じなかったんですが、三、四十分後ぐらいに、何とか家族等々を含めて元気だということでございました。 大きな被害が今のところ、人的被害を含めて、地震の震度の割にはなかったということでございますが、きょうは冒頭、大変お忙しい中、消防庁長官においでをいただきましたので、今回の地震の被害の概要と消防庁の対応について御報告をいただければと思います。よろしくお願いします。
○安住委員長代理 次に、黄川田徹君。
○安住委員 文部科学委員会に来て質問するのは、私、四年ぶりでございまして、文教委員会と当時言っていましたけれども、それ以来でございますから、どうぞ御容赦ください。 本来であれば、教育制度や教育基本法の大きな曲がりどきでございますから、そういう質問をしたかったんですけれども、きょうはちょっと別の角度から、私の地元といいますか、仙台市に本拠地を置きます私立大学をめぐる疑惑についてちょっと質問させていただきます。 委員長初め皆さんにあらかじめ申し上げておきますが、私は、与えられた時間は二十分ですけれども、会派の了解を得ておりますので、オーバーして質問する場合もありますが、それは会派として調整をい……
○安住委員 三十分の時間をいただきましたので、東北文化学園大学の件についてやります。
最初、新しい話からなんですけれども、実はきょうになりまして、いろいろなことはもう大臣も御存じなわけですけれども、この大学は職員に対する給料の未払いをしているということが明らかになりまして、お金がないということなんでしょうけれども、この事実については把握しておられますか。いかがですか、文部省。
【次の発言】 この大学の佐々木という理事長代理は、きのう、こういうふうに言っているんですね。四月に三十億円ほど授業料等々で入ったけれども、全部借金に回して給与の支払いをできる状態でなくなってしまったと。
それはそれで……
○安住委員 大臣、御苦労さまです。ちょっと、大臣に対する質問の前に、新潟県中越地震のことについて質問します。 きょうは、消防庁長官においでをいただきました。本当に御苦労さまでございます。長官も視察に現地へ入られていたということなんですが、きのうから長岡の崩落現場で、私もずっとテレビを見ておりましたけれども、行方不明になっていたワゴン車の中から、皆川優太君が無事、九十二時間ぶりですか、元気な姿を見せたときは、本当に私もテレビに拍手をしました。しかし、残念ながらその後、貴子さんは死亡していたということをきのう病院の側は発表なさったわけですね。 それで、現在、私もこの委員会に入りましたから、長女……
○安住委員 第百六十二回国会の冒頭でございますので、杉浦副長官においでをいただきまして、何か午前中からいろいろなことで責められて、まあそういう悪いことは多分していないと思いますけれども、本当にどうぞひとつ副長官という立場を忘れないでやっていただきたいと思いますが、まず副長官に、私十五分しかありませんから質問します。
第百六十二回、今回の国会ですね、政府が、提出法案、検討中ではなくて今現在提出しているのは何件でございますか。
【次の発言】 八十三件でございます。
実は、私が問題にしたいのは、過去五年間の内閣提出法案件数を調べさせていただきました。この三年だけで申し上げますと、平成十四年が百四……
○安住委員 限られた十分でございます。大変恐縮ですけれども、最初の三点を指摘させていただきますが、これは大臣ではなくて委員長に対してそれぞれ要望をさせていただきたいと思います。我が党の考え方なので、そのことをお含みおきいただいて、委員会での御検討をということで三点申し上げます。 まず第一点は、交付税法と地方税法の取り扱いについてです。 私はさきの委員会でも申し上げましたけれども、今回は定率減税の縮減を、言葉は悪いですが、地方税法に潜り込ませております。私たちは、この法案は抜くように言いました、この法案の中からこの部分はしっかり抜くべきだと。 なぜかといえば、麻生大臣もさきの私の質疑に対し……
○安住委員 まず、委員長と与党の皆さんに申し上げなければなりません。 先週の委員会の運営についてちょっと確認をして、また、我々としては、今後こういうことが二度とないようにということで発言をさせていただきます。 実は、先週、二十三日に理事会がありまして、本日の交付税法の趣旨説明を翌二十四日にやるという合意がなされました。ところが、二十四日の委員会開催の直前になりまして、与党の方から急遽、こういうことは余り前例がないんですが、与党だけで質疑をしたい旨の発言がありまして、私たち野党としては強く抗議をしましたが、与党単独で質疑に踏み切った。後から事情を聞くと、財務金融委員会で我が党が欠席をしたので……
○安住委員 通告になかったんですが、板倉税務局長、今ちょっと気になる発言をしたので。
六十五歳以上も現役と同じようにみなすと。これは課税のときだけ同じようにみなして、そのほかは、雇用関係とかは六十五歳以上はもう全く厳しいんだから、そこだけ、非課税措置を廃止するのに六十五歳以上の方を同じように扱う旨の発言というのは、私はこの課税をするとき、ちょっと適切でないと思うんですね。
大臣、ちょっと、今聞いていて気になりませんでしたですか、恐縮ですけれども。
【次の発言】 それでは、具体的に質疑を進めたいと思いますけれども、ちょっと冒頭、恐縮ですけれども、定率減税の話に進む前に一問だけ。
大臣、放送……
○安住委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する附帯決議(案) 昨年、発覚したNHK内部の一連の不祥事は、公共放送に携わる職員にとっては、あってはならない事態であり、その後の対応を含めて国民の信頼を著しく損ねた。 かかる事態を受けて、NHKでは、前会長が辞任するなど経営陣の責任問題にまで発展し、今年に入り新体制を発足させたが、受信料の不払いは依然として続いており、事態は深刻の度を深めている。 本来……
○安住委員 総理、連日御苦労さまです。 きょう、私は、一時間十分質問させていただくことになりますが、六月三日の総理が最初に出ていらっしゃった委員会での質疑、それから二週間のこの委員会での質疑の中でさまざまな問題が出てまいりましたので、中間的総括という意味合いでございますから、そのことを含めて、法案の基本的な考え方や法案の問題点について質疑をさせていただきたいというふうに思っております。後でいろいろわかりやすい資料を出しながら説明しますので、よろしくお願いをしたいと思います。 総理、私も実は、中央省庁等改革基本法の改正から民営化、今回の法案まで、総務委員会にずっとおりまして、郵政の公社化も含……
○安住委員 会長、御苦労さまです。私も、会長が御就任なさって、こうやってまみえるのは初めてでございますね。去年というか、六月まで当委員会で筆頭理事を四年もやっていましたから、十年くらいお給料をもらっていましたので、会長も御苦労なさって、失礼ですけれども、会長になる予定もなく急になられたから、本当に心配しておりましたよ、不祥事もありまして。 一年たちまして、しかし私も、正直申し上げて、全くNHKのこれまでの、この一年半の中で起きたことに対しては一切公的なところでコメントしたことはございませんでした。ですから、そろそろ、一年たちましたので、一言きょうは言わせていただいて、もし足りなければ同僚議員……
○安住委員長 ただいま委員長に御推挙いただきました安住でございます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 この委員会の委員長としての重責を担うことになりました。委員の皆様ともども、この責務を果たしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、沖縄問題に関しましては、沖縄が本土に復帰して以来三十四年を経過し、この間、各般の施策が実行され、現在も沖縄振興計画が着実に推進されているところであります。しかしながら、米軍基地問題など、依然として多くの課題を抱えていることもまた事実であります。 また、北方問題に関しては、長年にわたる全国民の悲願である北方領土返還の実現とい……
○安住委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事西銘恒三郎君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に
宮腰 光寛君 及び 若宮 健嗣君
を指名いたします。
○安住委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事若宮健嗣君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に西銘恒三郎君を指名いたします。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する……
○安住委員長 これより会議を開きます。 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官竹澤正明君、内閣府政策統括官丸山剛司君、内閣府政策統括官東良信君、内閣府沖縄振興局長原田正司君、内閣府北方対策本部審議官香川弘明君、防衛庁防衛参事官富田耕吉君、防衛施設庁施設部長渡部厚君、防衛施設庁建設部長千田彰君、防衛施設庁業務部長長岡憲宗君、外務省大臣官房審議官八木毅君、農林水産省大臣官房審議官吉田岳志君、水産庁資源管理部長山下潤君、資源エネルギー庁次長平工奉文君、国土交通省北海道局長品川守君、気象庁地震火山……
○安住委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、北方領土問題の早期解決と隣接地域の復興対策に関する陳情書一件、北方領土の四島返還を求める意見書外三件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいた……
○安住委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま各委員の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御支援と御協力を賜りまして、円満な委員会運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの井上信治君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
井上 信治君 石崎 岳君
仲村 正治君 西銘恒三郎君
宮腰 光寛君 仲野 博子さん
……
○安住委員長 これより会議を開きます。
沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
沖縄及び北方問題に関する政府の施策について、高市沖縄及び北方対策担当大臣及び麻生外務大臣から順次説明を求めます。高市沖縄及び北方対策担当大臣。
【次の発言】 次に、麻生外務大臣。
【次の発言】 高市、麻生両大臣は、御退席いただいて結構でございます。
次に、沖縄及び北方関係予算について説明を求めます。平沢内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時二十二分散会
○安住委員長 これより会議を開きます。 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官原田正司君、内閣府沖縄振興局長清水治君、内閣府北方対策本部審議官香川弘明君、総務省大臣官房審議官中田睦君、外務省大臣官房参事官片上慶一君、外務省北米局長西宮伸一君、農林水産省大臣官房審議官佐久間隆君、水産庁漁政部長竹谷廣之君、水産庁漁港漁場整備部長影山智将君、環境省大臣官房審議官谷津龍太郎君、防衛施設庁施設部長渡部厚君及び防衛施設庁建設部長千田彰君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○安住委員長 これより会議を開きます。
この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
沖縄本土復帰三十五周年に当たり、沖縄本島及び離島振興等に関する実情調査のため、沖縄県に委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、派遣委員の人選、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会……
○安住委員長 これより会議を開きます。 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 先般、沖縄本土復帰三十五周年に当たり、沖縄本島及び離島振興等に関する実情調査のため、委員派遣を行いましたので、派遣委員を代表して、私から調査の概要を御報告いたします。 派遣日程は五月十九日から二十一日までの三日間で、派遣委員は私を含めた八名であります。また、現地から一名が参加されました。 沖縄県は、ことしで復帰三十五年目を迎えました。この間、三次にわたる沖縄振興開発計画が実施され、また、平成十四年度からは、従来の社会資本の整備に加え、沖縄の自立型経済の構築を目標とする沖縄振興計画に基づいて、観光……
○安住委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
今会期中、本委員会に付託された請願は、北方領土返還促進に関する請願一件であります。
本請願を議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
本請願の内容につきましては、既に文書表等で御承知のことと存じます。また、理事会等におきましても御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等につきましては省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
採決いたします。
本請願は、採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異……
○安住委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま各委員の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御支援と御協力を賜りまして、円満な委員会運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの井上信治君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
井上 信治君 石崎 岳君
仲村 正治君 西銘恒三郎君
宮腰 光寛君 仲野 博子さん
山田 正……
○安住委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じた場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地等所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○安住委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび安全保障委員長に就任いたしました安住淳でございます。まことに光栄に存じますとともに、その職責の重大さを痛感している次第であります。
依然として不透明な国際情勢の中で、我が国の平和と安全を確保するため、当委員会に課せられた使命はまことに重大であります。
ここに、委員各位の御協力を賜りまして、公正かつ円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
理事の員数は、議院運営委員会の決定の基準のとおり八名とし、そ……
○安住委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。神風英男君。
【次の発言】 次に、照屋寛徳君。
【次の発言】 次に、下地幹郎君。
【次の発言】 次に、中谷元君。
【次の発言】 静粛に。
【次の発言】 理事会で検討します。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 御静粛に。
発言は委員長の許可を得てから。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 中谷君、時間がオーバーしております。
【次の発言】 手短に。
【次の発言】 中谷君。大幅に時間をオーバーしております。
○安住委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ち、事務局をして自由民主党・改革クラブ及び公明党所属委員の御出席を要請いたさせましたが、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして自由民主党・改革クラブ及び公明党所属委員の御出席を要請いたさせましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
内閣提出、防衛省の職員の給与等に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。北澤防衛大臣。
○安住委員長 これより会議を開きます。
この際、一言申し上げます。
去る二十日の委員会審査に当たり、円滑なる運営ができ得なかったことは、まことに遺憾に存じます。
今後は、より公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 国の安全保障に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岩屋毅君。
【次の発言】 いいですよ、ちょっとだけ。
【次の発言】 次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 次に、赤嶺政賢君。
【次の発言】 赤嶺君、時間が来ています。
○安住委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ所属委員の御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
この際、御報告いたします。
本会期中、当委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付してありますとおり、基地対策予算の増額等を求める意見書外十五件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
国の安全保障に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、……
○安住委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事小林千代美君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に玉城デニー君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国政に関……
○安住委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として防衛省防衛政策局次長黒江哲郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中谷元君。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 次に、新藤義孝君。
【次の発言】 はい。
どうぞ、質問を続けてください。
○安住委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局長金高雅仁君、警察庁交通局長石井隆之君及び法務省刑事局長西川克行君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中谷元君。
【次の発言】 次に、岩屋毅君。
【次の発言】 次に、福井照君。
【次の発言】 次に、佐藤茂樹君。
○安住委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小泉純一郎君。失礼しました。小泉進次郎君。
【次の発言】 御静粛に、御静粛に。
【次の発言】 次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 次に、赤嶺政賢君。
【次の発言】 赤嶺君、時間が参っております。
【次の発言】 次に、橘秀徳君。
【次の発言】 次に、照屋寛徳君。
【次の発言】 次に、下地幹郎君。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 質疑を続けてください。
○安住委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中谷元君。
【次の発言】 次に、新藤義孝君。
【次の発言】 次に、岩屋毅君。
【次の発言】 だれにですか。
【次の発言】 次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。小泉進次郎君。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 御静粛に。御静粛に。
【次の発言】 御静粛に。
○安住委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。岡田外務大臣。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中谷元君。
【次の発言】 次に、新藤義孝君。
【次の発言】 新藤君、持ち時間を大幅に延長していますので、岩屋君の質疑にそのまま会派としてとるということにします。
【次の発言】 次に、岩屋毅君。
【次の発言】 次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時五十七分休憩
○安住副大臣 皆さん、おはようございます。副大臣を拝命いたしました安住でございます。 昨年の九月から、当委員会の委員長として皆様方に大変御指導いただきました。こうして見ますと、神風筆頭、岩屋理事、佐藤理事初め多くの皆さんがお残りでございますので、引き続き御指導を賜りますよう、お願いを申し上げたいと思っております。 私も、先般早速ベトナムに行きまして、大臣が国会日程で本会議欠席ということになって非常に残念なことでございましたが、かわりにASEAN拡大防衛大臣会議にも出席をいたしまして、我が国の立場を防衛省という立場でしっかりと訴えてまいりました。 今後とも、北澤大臣を支えてしっかりと頑張っ……
○安住副大臣 この別表と大綱の問題というのは大変議論が出るところでございまして、大綱そのものというのは、やはり文言の中から我が国のあるべき防衛のあり方というのを書くわけですね。それに伴って、いわば目標としての別表数字というものは、陸海空のそれぞれの調達を書き込む。しかし、現実には、それが完全に達成をされるかといえば、未達の部分というのも当然これは起きてくるわけでございます。 今、北澤大臣初め、菅総理のもとで新しい大綱を作成中でございますけれども、その中で、やはりより現実に沿った大綱のあり方と、それからこの別表をどうするかということを検討中であるというふうに考えております。
○安住副大臣 小原委員は、舞鶴の海上自衛隊の御出身であると。古く言えば、舞鶴は帝国海軍の鎮守府の時代から我が国の防衛の拠点でございまして、蛇足でございますが、東郷平八郎連合艦隊司令長官もその着任前は舞鶴の鎮守府の長官をなさっておったと聞いておりますので、そうした地域の中で日ごろ自衛隊の活動に大変温かい御支援を賜りましたこと、まず厚く感謝を申し上げておきます。 今御指摘のお話は、十月二十九日のイージス艦「きりしま」によるSM3ミサイル発射実験の成功ということでございます。これによりまして、イージス艦のSM3搭載が四隻体制、「こんごう」、「ちょうかい」、「みょうこう」、「きりしま」ということにな……
○安住副大臣 今、防衛省の抱えているといいますか自衛隊の抱えている最もある意味で深刻な、そして最も重要な課題を指摘いただいたと思っております。 御存じのとおり、防衛費に占める人件費の割合というのは極めて高くて、四兆七千億の二兆円強ですから。そしてまた、これが五年たちますと、退職金だけでこれにプラス三千億円は自然増になってしまう。ですから、自衛隊員の平均年齢も高まっていくし、また人件費も高まっていく。 では、アメリカ軍がいい例ですけれども、精強性を確保して、そして二十代、三十代前半のといいますか、若いエネルギーのある、そうしたいわゆる士、隊員をいかに我々として確保していくかということが、いわ……
○安住副大臣 御指摘の日米の合同実動演習については、これから年末にかけまして実際に行うという方向で今調整を進めております。
内部の詳細につきましては、近々、幕僚長の方から、以前から、従前どおりのルールに従えば発表させていただくということで、今、詳細を詰めているという段階でございます。
【次の発言】 御指摘のとおりでございますので、島嶼部の防衛についても、この演習については、引き続き、これまでと同じようにしっかりとやっていきたいと思っております。
【次の発言】 平成十九年における演習でも島嶼侵攻対処というのはしっかりやっておりますが、尖閣諸島は、外務大臣も何度も答弁しておりますとおり、我が国固……
○安住副大臣 赤松先生からの御指摘は、多分、私が沖縄にお邪魔をさせていただきまして、たしか月曜日に記者さんに取り囲まれたところで大綱を含めた質問を受けたものですから、そうした中で、私の方から、ことしじゅうに取りまとめる防衛大綱においては、我が国を取り巻く政治的な状況それから軍事的なことをさまざま勘案した上で考えれば、日本の南西地域、この島嶼部での防衛というものは一つ非常に重要なポイントになるであろうということを、私個人もそうでございますが、この一カ月ほど省内でさまざま大綱に向けまして議論をしている中で出てきた話も加味しまして、私の方からお話をさせていただいたということでございました。
○安住委員 きょうは予算委員会の集中審議でございますけれども、中井委員長を初め武部筆頭理事、野党の皆さんにも、質問に立たせていただきまして、本当に御配慮いただいてありがとうございます。きょうは、国会対策委員長というよりは被災地の議員として質問をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 閣僚の皆さんにも、連日被災地等々入っていただきまして、いろいろな御無理、お願いを申し上げましたが、迅速にこたえていただきまして、本当に感謝を申し上げます。 私がきょう質問に立たせていただくのは、実は、私の地元の石巻地方というのは、最も死者・行方不明者が多数出たところでございます。い……
○安住国務大臣 御指摘のありましたお話は、本当に近藤委員は、もうずっと熱心にやっていただいておりますけれども、政府といたしましても、予備費それから三次の補正を活用しながら、しっかり対応していきたいと思っております。 なお、三党で今精力的に、新しく債権買い取り機構等の設置を含めてやっていただいているわけですけれども、私が国対委員長時代に、何とか臨時会で成案を得るということで頑張ってやっていただくということになっておりますので、ぜひ、いろいろな相違点を克服しながら、近藤委員におかれては、もう大変いいところまで来たと聞いておりますので、ぜひそうしたことを……(発言する者あり)谷先生はまだまだとおっ……
○安住国務大臣 今御指摘のありましたように、補助金と人件費の問題、特に補助金につきましては、社会保障関係とそして地方財政関係で八〇%を超えるという非常に硬直した状態にあります。それに文教関係を入れれば、ほぼ一〇〇%の補助金はそれで満たされるわけですから、逆に言えば、聖域なく、そこに対して、補助金の一つ一つを、これは蓮舫大臣と連携をしながらやはり見直していくということが経費の削減になっていくのではないかな、新たな行革の柱というのはここら辺をターゲットにしなければならないだろうと思っております。 それから、人件費につきましては、岡田幹事長、そして私も国対委員長でございましたが、給与法を出させてい……
○安住国務大臣 石破政調会長におかれましては、三党合意の経緯を一番御存じでおられるわけでございますが、やはり、今を生きるということは、今納税をして、そして、その長さはいろいろあると思いますけれども、この先、何十年か先に納税の負担をする人たちにできれば負担をさせないで、今納税をしている人たちの幅広い範囲の中でこの復興のいわば財源を確保していこうということが、総理のお考えになっていることではないかというふうに思っております。
【次の発言】 齋藤さんとは長いつき合いで、本当に通産省時代からお世話になりましたけれども、私は今財務大臣なので……(発言する者あり)逃げはしませんけれども、実は、議院運営委員……
○安住国務大臣 ただいま議題となりました平成二十一年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外二件及び平成二十一年度特別会計予算総則第七条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、平成二十一年度一般会計予備費予算額二千五百億円のうち、平成二十一年六月三十日から同年十二月二十二日までの間において使用を決定いたしました金額は、六百二十六億円余であり、その内訳は、災害対策費として、地すべり対策災害関連緊急事業に必要な経費、その他の経費として、新型インフルエンザワクチンの確保に必要……
○安住国務大臣 まず、当委員会においていわゆる小委員会仕分けをやらせていただいて、この宿舎の問題でいえば個別に賛否を問うてやったというのは、私は画期的なことだと思っております。 私は、今たまたま政府にいますけれども、十五年近く野党の議員でいましたから、ある意味で、国会が三権の中でも最も立法府として仕事を果たすという役割を示すために委員会とはどうあるべきかということは常々考えておりました。私は、そういう点では、私が在職している中で、議会人として皆さんにやっていただいた行動というのは、長く今後の歴史を変えるぐらい最も画期的なことだったんではないかなと思っております。 実は私も、その答申を受けて……
○安住国務大臣 私の十一月三十日の決算行政監視委員会における平議員の質問に対する答弁の中で、自民党のマニフェストに関し正確性に欠ける部分がございましたので、訂正の上、おわびしたいと思います。
【次の発言】 平成二十一年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十一年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告いたしましたので、その概要を御説明申し上げます。
まず、平成二十一年度の一般会計の決算につきましては、歳入の決算額は百七兆千百四十二億円余、歳出の決算……
○安住国務大臣 皆さん、おはようございます。このたび財務大臣を拝命いたしました安住でございます。 本委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げますとともに、今後の財政政策等を運営するに当たっての基本的な考え方を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 我が国の経済状況は、東日本大震災の影響から持ち直しつつあるものの、欧米等の景気減速懸念や円高等による景気の下振れリスクに留意が必要な状況となっております。また、高齢化の急速な進展による社会保障費の急増等も背景に、我が国の財政状況は主要先進国中最悪の水準となっており、欧州において財政問題が金融不安や経済不安の最大の要因になっ……
○安住国務大臣 やはり少し経緯をお話ししないといけないと思いますけれども、今度の円高というのは、国内の情勢に何か起因をしているというよりは、御存じのように、ヨーロッパにおけるソブリンリスクに端を発した不安定な財政金融状況、さらに今週に入ってから、アメリカの経済指標が、市場が思っている以上に、決していい状況ではどうもないんではないかというようなことがさまざま流れて、これがやはり相対的なものとして円高にはね返ってきているという状況はあると思います。しかし、私の認識は、我が国の経済の状況にかんがえて、この動きというのは決して実体経済を反映しているものではないというふうに判断をしております。 震災復……
○安住国務大臣 ただいま議題となりました東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 東日本大震災からの復興を図ることを目的として、平成二十三年度から平成二十七年度までに実施する施策に必要な財源については、歳出の削減並びに復興特別税の収入、財政投融資特別会計財政融資資金勘定からの国債整理基金特別会計への繰入金、日本たばこ産業株式会社及び東京地下鉄株式会社の株式の処分による収入並びに国有財産の処分による収入その他の租税収入以外の収入を活用して確保することとし、これらの財源が入るまでの間のつなぎと……
○安住国務大臣 おはようございます。 ただいま議題となりました経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図る観点から、個人所得課税、法人課税、資産課税、消費課税、納税環境整備について所要の措置を講ずるため、本法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の内容につきまして、御説明申し上げます。 第一に、個人所得課税について、給与所得控除の上限設定及び役員給与等に係る給与所得控除の縮減、成年扶養控除の対象の見直し等を行うこととしており……
○安住国務大臣 国民の健康という観点から、税率の引き上げということも考えさせてはいただきました。 たばこに関して言えば、多少反省も申し上げますと、先般、村田先生の質疑でもありましたけれども、実は、国鉄の問題が起きたときや国有林野の借金のときも、たばこ特別税の上乗せということをやりました。しかし、今、網屋先生おっしゃるように、機関投資家を含めて、国民も、普通の会社ではありませんけれども、投資対象になっている。 こういう中でございますので、今後、全株の売却が可能かどうかということで我々としては模索をしていきますが、その中で、今御指摘がありました点を踏まえて、しかし、一つ民間会社と違う要素がある……
○安住国務大臣 ただいま議題となりました東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、東日本大震災による被害が未曾有のものであることにかんがみ、先般、緊急対応の措置として講じた各般の措置に追加して、今般、東日本大震災の被災者等の負担の軽減及び東日本大震災からの復興に向けた取り組みの一層の推進を図るため、所得税法その他の国税関係法律の特例を講ずることとし、本法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の内容につきまして、御説明申し上げます。 第一に、所得税について、住宅借入金等を……
○安住国務大臣 国会対策委員長で八月に三党合意にかかわりましたので、正確に申し上げますと、我が方が提出してきた子ども手当法はそこで一たん下がって、児童手当法をベースにした、今一万円ずつの配付、さらに、三歳未満ですかは一万五千円という制度ですから、法律上は、児童手当に改良を重ねていくという合意でございますので、そういう点では、子ども手当は、手当法という形ではもうなくなったという認識でございます。 なお、テレビでの発言については、私の方から、誤解を与えるような発言があったとすれば、これはやはり、五十嵐先生は衆議院議員として、とはいえ財務副大臣でもございますので、誤解のないようにということで、口頭……
○安住国務大臣 先生一番よく御存じなわけですけれども、特別会計でやるということになりますれば、もちろん、財務省、日銀、会計検査院等、システムの変更を含めて大変な作業も必要になるわけでございます。第三次補正までは、やはり一般会計の中で区分管理という形にして、予算にいわばミシン目をつけてしっかりとわかりやすくさせていただくということで対応して、いわば最優先はスピードである。ですから、すぐに執行をするということであれば今回は区分管理でやると。 もちろん、三党の協議の中で、御党からも、今後のことについてもそうした対応をすべきではないかという議論があることはもう十分私も心得ておりますので、そこは今後の……
○安住国務大臣 今、谷先生からお話ありましたように、成立した暁には、予算措置を含めて適切に検討してまいります。五千億というお金についても、この法案に書いてあるとおり、成立と同時に、予算措置等について政府内で検討していきたいというふうに思っております。
【次の発言】 政府保証の五千億については、この法律に書いてあるとおり、しっかりと対応していきますので、御心配なく。こちらとしても、法案に基づいて対応していきたいというふうに私も思っております。
ただ、今、現下では、第三次補正の参議院での審議が間もなく始まるところでございますので、そうした状況もぜひお含みおきをいただきまして、御理解いただければと……
○安住国務大臣 今、加藤先生がおっしゃったように、五年間の新規立地に関しては無税措置ということになっておりますけれども、この対象地域というのは、申請を出していただいて国がそれを認めるということですが、その申請の要件として、今あったように、そこに今御発言いただいたような話になっているわけです。 それをどういうふうに考えるかということですが、やはり雇用というものが、離職を余儀なくされたということを踏まえると、そうした産業集積が必要な地域というのは、私は、おのずとやはり決まってくると思いますので、そうしたところを対象にこの適用をしたいというふうに思っております。
○安住国務大臣 財務大臣の安住でございます。 本委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 振り返ってみれば、今般の東日本大震災において、日本郵政グループ各社が提供するサービスは、避難者への信書の配達、移動郵便局等の開設による非常時払いの実施を柔軟に行うなど、住民に身近な存在として、国民生活に大きな役割を果たしたものと認識しております。 郵政改革関連法案は、利用者の視点に立って、郵政事業のサービスが全国あまねく郵便局で一体となって提供されることを確保するものであり、早期の成立を図ることが重要と考えております。 その上で、先般閣議決定した平成二十三年度第三次補正予算及び復興財源……
○安住国務大臣 いつ売れるかは、この法案が通って、本当に体質改善ができて、その上で国民の評価がどれぐらいかということによりますから、私の方から、今の時点で、先生御存じのように、なかなかいつの時期に幾らぐらいでと言うことはできないわけですが、法律上は、三分の二の売却によって、政府のしっかりとしたグリップもききますし、なおかつ、NTTと同じように、民営化に向けて力強い歩みもできるのではないか。 さらに申し上げれば、この問題というのは実は私も縁がありまして、郵政公社化法のときの野党の筆頭理事、それから民営化法のときの野党の筆頭理事と、この法案に私はつきまとっているわけではないんですけれども、何か縁……
○安住国務大臣 平成二十三年度第三次補正予算の大要につきまして、既に本会議において申し述べましたところでございますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。 最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。 まず、東日本大震災関係経費として十一兆七千三百三十五億円を計上し、その内訳は、災害救助等関係経費、災害廃棄物処理事業費、公共事業等の追加、災害関連融資関係経費、地方交付税交付金、東日本大震災復興交付金、原子力災害復興関係経費、全国防災対策費、その他の東日本大震災関係経費、年金臨時財源の補てんとなっております。 これらの東日本大震災関係の歳出を賄うため、一……
○安住国務大臣 お答えいたします。 全く私も心苦しく思いながら、税の御負担も国民の皆さんにやはりお願いをさせていただきたいと思っておりました。 総理からも再三お話ありましたように、次の世代にというよりも、今の世代を生きる人たちで頑張って何とか、この大災害でございますから、賄っていきましょうということで、増税をさせていただく。ただし、階さんがおっしゃったように、できるだけこの額を圧縮したいという気持ちは私も同じでございます。 ですから、今後、五兆円の税外収入プラスというところでは、株式の売却等ということがあります。さらに、その他というところでは、項目は決めておりませんけれども、政府の持って……
○安住国務大臣 無駄の削減は、茂木先生、我々もかなりやっております。これは大変申しわけないですけれども、自民党政権下に比べて、経年でも二兆六千億等出しておりますので。その無駄の削減以外にも、税収増を図るということも含めて、これを基礎にして子ども手当等はやっているということでございます。
【次の発言】 茂木先生は当時の野田財務大臣ともそのことについてやっておりますけれども、確かに、子ども手当については二・三兆円等、無駄の削減でさまざま捻出して、そういう中から全体の中で、高校の無償化にしてもそれから農業の戸別所得にしても出していますから……(茂木委員「税収減との関係を答えてください、聞いているんだ……
○安住国務大臣 前半の五年間は、先生御存じのように集中復興期間ということで十九兆円、残りのことについては、現時点ではトータル二十三兆というふうに見込んでおりますけれども、現実には、もしかすれば、福島県の除染費等々積み上がっていく可能性はある。
その財源はどういうふうにするんだということでございますが、今後、この財源確保法で償還期限を伴う税負担等はお願いをしましたけれども、税外収入等々さまざまな財源をその時点で確保しながら、必要な経費についてはやはり賄っていかなければならない、私としては、そういう基本姿勢で臨みたいと思っております。
【次の発言】 今、石井政調会長から御指摘のありました三点でご……
○安住国務大臣 先ほど若井先生からお話ありましたように、一次、二次と合わせて六兆、さらに今回の復興分が九兆強ということでございますので、最初の集中期間の五年間で十九兆と見込んでおりました部分のうち、十五兆円近くはこれで手当てをするということになると思います。 そして、よく復興がおくれていると大変御批判を受けるわけですけれども、反省もありますが、しかし一方では、一次予算でつけた瓦れきの処理等の執行は順調に消化をしております。 今度の三次補正というのは、復旧ではなくて復興ですね。それぞれの町が、今先生おっしゃったように、廃墟の中から立ち直ってどういう未来像をつくっていくかということで、例えば私……
○安住国務大臣 まず、その前にちょっと、反論するわけではないですけれども、私も漁業地帯ですけれども、先生、水産業はもう既に、ほとんどと言っていいほど自由化の中で日本の水産物は海外に売れております。イカにしても、私の地元のことでいえば、大津波を受けた女川、牡鹿地域では、ホヤは韓国や中国に対して五倍、六倍の値段で売れるようになって大変な収益が上がっています。 ですから、何か、守れ守れということも大事ですけれども、事実として、先生は境港の御出身だからそういうことも御存じの上で多分おっしゃっておられると思いますので、ただそれだけを取り上げてというのは私はいかがかと思います。 それから、これはガット……
○安住国務大臣 私は、全くそういうことは持っておりません。
【次の発言】 財務省は、財務省所管の普通財産に関しては、貸し付けに関しては、必ず賃料は取らせて国庫に納めていただいております。
ちょっと今聞いて思ったのは、それは自民党にも問題があるかもしれませんが、長年この問題について何ら対応をもししてこなかったとすれば、衆議院は相当重い責任をやはり背負っているのではないかと思います。行政財産を管理するだけの資格があるのかということもありますから、そういう点では、衆議院側は、今の御質疑の中で、議院運営委員会というよりも、事務方がしっかり適正にこういう問題に対してやはり対応していく。
なお、高輪の……
○安住国務大臣 今お話を聞いていて、いわゆる金利政策の中で社会問題が当時起きて、これを、いわば平さんの御指摘だとモラルの問題で二〇%にしたけれども、それは本当に正しかったのか、もう少し検証が必要なんじゃないかという御指摘だと思うんですね。 ただ、私も、あの当時のことを考えると、非常にそういういわば世論も強くて、やはり総額抑制をすべきだという意見だったと思うんです。ですから、それから何年かたっていますから、本当にそういう闇の方に、いわばイタチごっこのような状態になっているかどうか、そういうことに対するいわばフォローアップをちゃんとしなさいということは、私としてはそういうふうに理解いたしましたの……
○安住国務大臣 ただいま議題となりました平成二十二年度一般会計経済危機対応・地域活性化予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外二件及び平成二十二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外二件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、平成二十二年度一般会計経済危機対応・地域活性化予備費予算額九千九百九十六億円余について、平成二十二年六月十八日から同年九月二十四日までの間に、全額その使用を決定いたしました。 その内訳は、優良住宅取得支援事業に必要な経費等の六十二件であります。 次に、平成二十二年度一般会計予備費予算額三千億円のうち、平成二……
○安住国務大臣 特例公債法は、本年度の一般会計予算総額の約四割に相当する三十八・三兆円の歳入である特例公債の発行根拠を規定するものであり、現下の厳しい財政状況では重要だと思っております。 そこで、お尋ねの件でございますけれども、現在、歳出許容額というのは、税収、税外収入込みで四十六・一兆円でございます。今、計算をしていますが、九月末時点の累積支出見込み額は三十九・三兆円です。そして、二十一年度から二十三年度までの十月の支出額は、二十一年度が五・八兆、二十二年度が五・三兆、二十三年度が五・一兆ですから、推計ですが、十月は大体五兆円台前半になります。 ですから、三十九・三兆に五兆円ちょっとを加……
○安住国務大臣 今後の財政政策等については、先般の財政演説において所信を申し述べたところでございますが、本委員会において重ねて、所信の一端として、財政政策等の基本的な考え方等について申し述べます。 未曽有の被害をもたらした東日本大震災の発生以降、政府としては、震災からの復旧復興のための補正予算を三次にわたり編成するなど、復旧復興、景気の下振れの回避に全力を挙げて取り組んでまいりました。こうした中、我が国経済は、依然として厳しい状況にあるものの、緩やかに景気が持ち直してきているところです。 他方、欧州政府債務危機の動向等による海外経済の減速懸念、為替の動向、原子力発電所事故の影響による電力供……
○安住国務大臣 確かに、きのうも朝日新聞に載りまして、私も地元でございますので、見ておりますと、震災からおよそ一年ですが、かなり瓦れきは片づいてきました。復興に向かって、これからいよいよ本番というところなんです。 だけれども、今委員からも御指摘があったように、一次、二次補正で七六%の執行、第三次補正を含めると五四%なんですね。それを、遅いという御批判はあるわけでございます。 しかし、そこには大きな原因があります。地元に帰ってよくわかるのは、発注する側も受ける側も、やはり人手不足なんですね。ですから、これまでの不況下での日本ではなかったような、公共事業を発注しても入札が不調に終わるケースが非……
○安住国務大臣 先ほどは予算委員会でありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。 インフレターゲットという言葉にはさまざまな考え方があって、何か一定の決まった定義があるというふうになっているとは思っておりませんが、私なりに判断するところでは、先ほども申し上げましたが、中央銀行が一定の物価上昇率の目標を設定し、その達成を優先する金融政策を行うことということは一つ言えるのではないかと思っております。 先般、日銀は、先生今御指摘のように、金融政策決定会合において、中長期的な物価安定のめどを日銀として機関決定するとともに、当面、物価上昇率一%を目指して、強力に金融緩和を推進していくという……
○安住国務大臣 私は、あしたも秋田の方にお邪魔をしまして、財務省が一月から主催しているのを含めると四カ所伺うということになります。閣僚、政務官、総出で対話集会をしております。 報道の中には、例えばこの間私は滋賀に行きましたときに十五人でやったんですね、十五人程度でそんなのはわかるのかという批判もありましたが、百人以上を集めた大きな集会もやっていますし、そうした、いわばミニ集会的なことをしっかりやって、皆さんの意見を一人ずつお伺いをするというようなこともあります。 ですから、お一人お一人の意見というのはさまざまでございます。本当に、前向きな意見もあれば、やはり慎重な意見もある。そうしたことを……
○安住国務大臣 今、議論を聞いていまして、万般にわたり、党の中で税調の事務局長として御尽力いただいていることに感謝を申し上げます。 やはり消費税の問題だけピックアップして議論になりますけれども、今御指摘のあったような、高齢化社会の中で、さまざまな給付のあり方、控除制度の見直し、それから所得税のあり方等々、万般にわたって議論をしていかないといけないと思いますので、今後ともお力をおかしいただきますようお願い申し上げます。 税務職員のことについては、本当に温かい御配慮をいただいて、ありがとうございます。五万六千人前後でずっとこの十数年間推移をしてまいりまして、確かに、その中で抱える案件、額は大き……
○安住国務大臣 最初に私の方から、今、三村さんの話は、大変私どもにとっても勉強になりますので、これから法案を出して、具体的にどれぐらいの経費をかけて、どうアクセスするか、効率的に、納税者の納得のいくような仕組みづくりをやはり安いお金できちっとやっていきたいと思っております。 それで、もともと、給付つきの税額控除制度というのは、これは結局、税額控除と給付を組み合わせたものを通称として言っているわけですから、そういう意味では、さまざまな類型があると思います。 そういうことからいうと、いわゆる低所得者対策として、具体的にどこら辺のところの方々をターゲットにするか、また開始時期をどうするか、財源の……
○安住国務大臣 先般に続き、引き続きよろしくお願いします。
今ありました問い合わせに対しては、いわゆる総額型の研究開発税制について、統計、これは国税庁統計で平成二十一年度ベースでございますが、五千六百二十八件の適用があって、うち、大企業が一千七百六十九件、中小企業が三千八百七件、連結納税法人が五十二件となっております。
【次の発言】 確かに、そういう御指摘もあると思います。私が許容範囲と言うのは、この増税期間、三年間だけは、むしろ企業側にぜひ復興の貢献をしていただくために法人税を上げさせていただきましたので、そのことを申し上げたわけであります。
それで、研究開発そのものの重要性というのは、……
○安住国務大臣 ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、最近における内外の経済情勢等に対応するため、関税率等について所要の措置を講ずるほか、貿易円滑化のための税関手続の改善、税関における水際取り締まりの強化等を図ることとし、本法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。 第一に、暫定関税率等の適用期限の延長であります。 平成二十四年三月三十一日に適用期限が到来する暫定関税率等について、その適用期限の延長を行うこととしております。 第二に、貿易円滑化のための……
○安住国務大臣 おはようございます。 まず、御礼から申し上げます。私も十六年国会議員をやっていますが、朝の八時から御審議をいただくということは本当に異例なことでございますが、こうしたことに対応していただいたことに、本当に、野党の先生方も与党の先生方も、厚く御礼を申し上げます。 今、村田先生から財政再建それから米韓のFTAの問題等を指摘いただきまして、類似する問題というのは、今日本の中でも直面をしている問題がございます。 特段、財政再建について御指摘をいただきました。まさに私どもも十年物国債の長期金利の動向というのは大変注意をしながら見ておるわけでございますが、御指摘もいただいたように、株……
○安住国務大臣 おはようございます。 懸念については、私も直接ロスカボスでガイトナー長官からもお話を伺いました。それから、バーナンキ議長も、最近も七月の十七日に、このことについて取り上げて発言をしております。 言ってみれば、議会のねじれの中で、昨年も同様の債務の上限問題というのがありましたけれども、大統領選挙、それに伴う上下両院選挙等がありますので、今御指摘のような財政の崖の問題を、私は、アメリカは知恵のある国ですから政治の中で解決してくれるとは思いますけれども、先生が御指摘のように、このままもし二〇一二年末でブッシュ減税が実質的に切れて増税になったり、また、財政再建の問題というのは、特に……
○安住国務大臣 おはようございます。 昨年に引き続きまして、歳入歳出一体で御審議をいただき採決をするという状況、環境が整わなかったということに関しては、昨年は国会対策委員長でございましたし、ことしは財務大臣ということで、そういう点からいうと、私の責任も大きいと思っております。 政府といたしましては、与党と相談をしながら、何とかこの法案の成立を早期に図るために環境の努力をしなければならないということで、話し合いを、特に政調会長を中心にお願いしてまいりました。三月末に、もし仮に法案を出して採決ということになっていても、今の状況から振り返って考えてみても、法案の否決というのは必至な状態でありまし……
○安住国務大臣 ただいま議題となりました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、世代間及び世代内の公平性が確保された社会保障制度を構築することにより支え合う社会を回復することが我が国が直面する重要な課題であることに鑑み、社会保障制度の改革とともに不断に行政改革を推進することに一段と注力しつつ経済状況を好転させることを条件として行う税制の抜本的な改革の一環として、消費税法、所得税法、相続税法等について所要の改正を行うほか、その他の税制の抜本的な改革及び関連する諸施策に関……
○安住国務大臣 今、政調会長からそのボードで示していただきましたけれども、もう少し私の方から申し上げますと、歳出の面における社会保障費は毎年伸びております。この二十年間で、十一兆だったものが二十六兆に、その最新の資料の下の方ではなっていますね。つまり、この二十年間、前原政調会長も国交大臣等おやりになりましたけれども、社会保障以外のいわば投資の部分でいうと、これはずっと抑えられてきた。つまり、財政的にそういうものに効果的にお金を使うだけの余力がやはり今非常にない状況だということが一つ言えると思います。 そして、この重なってきた借金の中で一番私が注意をしているのは、財政の持続性、これがやはり、国……
○安住国務大臣 まず最初の、二十八項目の検討事項でございますけれども、確かにそうでございます。 ただ、少しだけ反論させていただきますと、六年にお決めになって、九年に消費税を上げる段階においても、実は法案策定時から施行までの間に決めた項目というのがあります。ですから、そういう点では、法案が固まるときにはそういうことはしたいんでございますが、しかし、どうしても住宅の問題とか、石原幹事長御存じのように、検討して年度改正でやらなければならないものを方向性として示したということを御理解いただきたいと思います。 今御指摘をいただいた点については、私も、国税庁の職員、国民からの信頼というのは大変高いもの……
○安住国務大臣 町村先生は、竹下元総理の、消費税を上げたときに実務的な税調の事務方をなさっておられて大変取材でお世話になりましたけれども、実は、あのときから、五%を上げるというのは、大変な、経済に対する、やはり一回で上げることに対しては懸念というのがあったと私は思います。ですから、自民党政権下でも、まず三%、次に二%と参りました。 それは多分、経済に対する影響をできるだけ少なくしながら、消費の反動というのが傾向としてありますので、そうした点から考えれば、二〇一五年にプライマリーバランスを、現在の三角六を、これを、大きく言うと三角三にしていく、二〇年にはさらにこれをゼロに向かっていくということ……
○安住国務大臣 二つのことをちょっと簡単に申し上げたいと思います。 日本の社会保障制度というのは、保険料と税負担で賄われているわけですよね。ですから、そのトータルでいうと、高齢化社会の中で百兆円を超えるやりくりをしないといけない。そういう中で、税負担がなかなかやはり大変になってきたので、これは、これから高齢化社会を迎えて、ここの部分をやはり何とか補填していかなきゃいけない。そのためには、やはり広く薄く皆さんに、お預かりした税金はそのまま、今までは、平成十一年から、年金、医療、介護、高齢者三経費ということでございましたが、これに新たに少子化も加えさせていただいて、これに充てるための目的税化とい……
○安住国務大臣 財務金融委員会で丹羽先生からもこの話もお話しいただきましたけれども、今、質疑時間でいうと、十時間ちょっと超えたぐらいでとまっております。 これは、山口筆頭、竹下亘理事にも、私はおわびも申し上げましたけれども、衆議院の段階で、昨年は、自民党、公明党の皆さんに御賛同いただいて成立をいたしました。衆議院の段階で賛成をしていただく環境を与党としてつくる段階まで、あの時点ではやはり至っておりませんでした。 そういう判断でございますので、私が申し上げたのは、やはり、例えば三党協議ということで、高校の無償化等の問題、農業者の戸別所得補償等、課題となっている問題についてしっかり合意を得て、……
○安住国務大臣 国民が、社会保障、それを税負担と給付で賄っている比率でございます。 日本の場合は約四〇%弱でございます、三九%をちょっと下回るぐらいでございますが、これが、諸外国に行きますと、高いところでは、北欧地域なんかはやはり六〇%近くいきますし、ヨーロッパの先進諸国でも五〇%台。アメリカの場合は、今副総理からもお話がありましたけれども、先生御存じのように、民間の会社が入っていますから、そうした国民負担率は比較的低いわけでございます。 私たちの場合は、そういう点では、税負担と社会保障のいわば保険料で賄っているサービスというのが、やはり比較的、そういう意味では、国民の皆さんへの負担は、国……
○安住国務大臣 OECDの統計を見ますと、確かに、先生御指摘のように、保育サービスや幼稚園への公費支出の対GDP比等については、日本は加盟国中低位にあります。家族関係社会支出も低位にあります。 日本の場合、ちょっと子供の数全体が比率としては少ないということもあるので一概には言えないかもしれませんが、しかし、全体として確かに就学前を含めて予算措置等について不十分な点を指摘する方は多うございますので、今度のこの一体改革の中では、今までは高齢化三経費でございましたが、少子化に、ですから、七千億、それでも足りないという御指摘かもしれませんが、しっかり充てていって、収入の多寡にかかわらず、やはりしっか……
○安住国務大臣 本来であれば、後世の世代に借金を残さないで、きちっと現役世代で賄うべきところを、大変な、そういう意味では、税の負担が賄い切れない分、公債依存が高いわけでございますから、その部分をできるだけやはり少なくしていくということが、社会保障・税一体改革にとって私は必要だと思っております。
【次の発言】 所得は、課税の対象としての所得でございます。
【次の発言】 急なことでございますが、今想定をしているのか、していないのかということでいえば、今の制度の中でそうしたことが起こり得る可能性というのは、計算上はあり得るかもしれませんけれども、現時点で確たることを私のもとで言うことはできません。
○安住国務大臣 お気持ちは十分わかります。人生にとって、普通のサラリーマンの方にとっては、住宅を買うというのは本当に一生一代の大きな買い物でありますから。 私どもとしても、そういう意味では、今石井さんおっしゃるように、土地にはかからないけれども箱物にはかかります、その箱に関してどうするか。これについては、今住宅ローンの控除等いろいろなことはやってはおりますけれども、それだけでは十分でないという声も党の中からありますので、分科会を設けていただきまして、石井さんにも入っていただいていますけれども、そこでの結論等を待って、現実可能で、特に大事なのは、やはり、住宅着工件数の変動というのは、比較的消費……
○安住国務大臣 おはようございます。 やはり税の問題を考えるとき、政権交代して、納税者の側という視点を我々は大事にしようということで、公平という点では、前政権と、これまでの立場と変わりません。 しかし、透明と納得という言葉をきちっと入れました。それはやはり、これまでは徴収をする側からの中立性等、それから簡素ということを中心にやってきました。これはもちろん引き継ぎますが、一方で、納税者の側から、稲富さんにも十分昨年やっていただきましたけれども、その概念を入れたということは、後に多分納税者を中心にした税の仕組みを考えていくための一つの柱になるものを入れられたというのは、私は非常に大きなことだっ……
○安住国務大臣 三十分間聞かせていただきましたけれども、軽減税率のいわゆるデメリットというものがやはり諸外国であるということを丁寧に説明をいただいたと思います。 現に、イギリスの首脳ともいろいろな意見交換をしておりますと、ゼロを上げていくということについては非常に難しいんだけれども、やはり、標準税率というものを念頭に置けば、できれば、そうした軽減税率というものは、歴史的な経緯があったとしても、是正をする方向の方が正しかろうということを主張する方々は多うございます。ですから、ヨーロッパでの話し合いの中でも、軽減税率の問題というのは、やはり今御指摘のあったように、同じような視点で取り上げられてい……
○安住国務大臣 おはようございます。 菅総理が代表のとき、私も党の役員をやっていましたけれども、おっしゃるとおりで、後に名誉回復したといいますか、役所の方からきちっと謝罪をして、菅総理のその期間の問題については実務的なミスであったと。しかし、当時の政治的な、いわば、いっときの大変な批判の中で代表を辞任せざるを得なかった。しかし、そういうことも糧になって後に総理にまでなれたんですから、それはそれで逆境に強い菅さんだなと思います。 しかし、その話とは別に、ここにも歴代大臣がおられますけれども、これは制度上というより、私は、私どもも入っていましたけれども、やはり国会議員の互助年金があったからだと……
○安住国務大臣 おはようございます。御激励をいただきまして、伊吹筆頭からも、ありがとうございます。 平均で大体二・六兆円の試算を今まで、過去の統計がそうなものですから。ですから、ある意味では、消費税は景気の影響を余り受けないで安定した税収を見込める。先般も議論がありましたけれども、ではなぜ今回二・七なのかと。これについては、私もここで言いましたけれども、経済財政の中長期試算における慎重シナリオをもとに成長することを勘案すれば、二・七兆というふうに計算させていただいて、五%で十三・五兆円になりますということでございます。 もちろん、景気が下振れをしたり、それから思わぬ事態になって税収が落ち込……
○安住国務大臣 おはようございます。 とにかく、借金の多さというのは今、世界の中でも飛び抜けております。GDP比でも二〇〇%を超えるような勢いでございますから、そういう点では、今、田嶋さんがお示しになったグラフのとおりでございます。 なぜこういうことになっているのかということは、端的に申し上げまして、一般歳出が税収の中ではやはり半分ちょっとしか賄えない、残りをみんな公債発行に依存しているような状況でありますから、これが積み上がってきて、毎年、特にこの十年間、急激に債務がふえたということでございます。 それでは、財政再建が、今回の税と社会負担等をやればこれがどういうふうになるのかということ……
○安住国務大臣 この修正協議は、藤井先生と町村先生でやっていただいておりますが、もうこのお二方にお任せをしておりますので、そういう点では、そこで話し合われることを私どもとしては最大限尊重させていただくということです。
【次の発言】 最初政府でまとめたときには、御存じのとおり、この附則十八条の一項、二項の書き方は違っていたわけですが、これは、与党の中で御審議をいただいている中では、名目三、実質二というものを目指す政策目標をやはり法律の附則のところで掲げるべきであるということでございましたので、私どもとしては、政府のデフレ脱却や経済活性化に向けた必要な施策を講じていくという目標を、これは先生御存じ……
○安住国務大臣 二〇一二年度におきましては、社会保障四経費は、国、地方合わせて、まず年金が九・一兆、それから医療が十四・三兆円、介護が四・九兆円、少子化が三・二兆円となっておりまして、合計で三十一・五兆かかっております。これで、現時点での地方消費税を除く消費税収四%分の金額が十・四兆円でございまして、社会保障四経費に充てたとしても、その差額というのは二十一・一兆円足りないということになります。 一方、今回、消費税を五%引き上げをさせていただいたときでございますけれども、社会保障四経費は、社会保障の自然増、毎年高齢化等に伴ってどんどんふえてまいりますので、それと、社会保障・税一体改革による社会……
○安住国務大臣 所得税と資産課税の見直しの方向性については三党とも合意に至っていた。しかし、具体的な案についてはさらに議論を尽くす必要があることも踏まえて、原案からは削除するものの、今提案者からありましたように、年度改正でしっかりやっていきましょうということになっていますから、旗をおろしたわけでも改革をしないというわけでも全くございません。 そういう点では、今後、来年度の税制改正、再来年度の税制改正の中で、実質ここはどういうふうな累進性を持っていくかということをしっかりやってまいりますので、そうした懸念には及ばないというふうに申し上げたいと思います。
○安住国務大臣 修正案が出てきましても、今提出者からお話がありましたとおりでございまして、私どもとしては、七千億円分については子ども・子育てに使わせていただくという方針には何ら変わりはございません。
【次の発言】 町村先生、以前も御指摘をいただきましたけれども、今回、社会保障の目的税化をしてこれに充当しても、現実に、二〇二〇年の段階で、社会保障費が、これで公的な部分が、賄われる部分が完結をするわけでは全くございませんが、その中で、これから具体的に、二〇一五年に一〇%になった時点で、やはり新たなさまざまな制度設計をしないといけないというふうな認識は持っております。
そういう中では、今先生から御……
○安住国務大臣 第一項に規定されているのは、経済活性化等に向けた各般の措置をしっかりやっていって、目標を掲げましたと。第二項については、いろいろ御批判はあるかもしれませんが、我々は、資金の重点配分等の措置で、消費税引き上げ後に実施される可能性があることも踏まえて、経済状況等を総合的に勘案する。これらを踏まえてやりますということですから、先生、これは、消費税率の引き上げに当たっては、総理も今お話がありましたように、経済状況の好転というものを条件にしております。 ですから、三%、二%は目標です。ですけれども、そうしたことを目指して経済の状況を好転させていきましょう、その好転を見て引き上げますとい……
○安住国務大臣 平成二十四年度予算及び平成二十三年度第四次補正予算の大要につきまして、既に本会議において申し述べたところでございますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。 最初に、平成二十四年度予算について申し上げます。 平成二十四年度予算においては、引き続き東日本大震災からの復興に切れ目なく全力で対応するため、東日本大震災復興特別会計を創設し、必要な予算を計上しております。また、日本再生重点化措置を実施し、我が国経済社会の真の再生のために予算を重点配分しているほか、提言型政策仕分け等を予算に適切に反映し、公務部門において徹底した無駄を排除することなどによ……
○安住国務大臣 国防授権法が昨年成立して、やはり日本への影響というのが非常に大きい中で、ガイトナー長官の来日でございました。その後、実務者協議に入っておりますので、政府としての方向性は何ら変わらないので、私の方から、五年間で四割、イランからの原油の輸入については削減をした、今後も削減されていく方向だということは申し上げたつもりでございます。
○安住国務大臣 臨時国会で野党の皆さんからの御提案を受けて成立した機構に対する政府の枠として、五千億円を追加いたしました。
この機構は、その前にも政府がつくったものもありますけれども、農林水産業や個別の個人事業者に対する、再生を図るためにこの資金も使っていただくということで新たに設置をした枠でございます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 インドネシアとかベトナム、タイを含めて、やはりヨーロッパの銀行がいわば貸し付けをしているケースというのが非常に多いわけでございますが、昨年から、今、仙谷先生から御指摘があったように、いわば資金を引き揚げるという傾向が少し見られております……
○安住国務大臣 ことしの雪は、過去の三八豪雪と言われた昭和三十八年の豪雪、さらに一八豪雪と言われた平成十八年の豪雪に匹敵するような、現在進行形で雪が降っております。特に、豪雪地域は過疎地でございますので、本当に御自宅に積もった雪の雪かきをなさっているような映像を毎日のように私も拝見をしております。 ちなみに、私の妻の実家も秋田でございまして、毎日、父親が一人で除雪をしておるんでございますが、本当に朝から、四時ぐらいから起きてやっていると聞いておりますので、そうした点では、国としても地方としても、例えば国道等の国の直轄地においては責任を持ってやりますし、また、地方自治体の中では、青森市なんかが……
○安住国務大臣 いわゆるJBICのファシリティーでございますけれども、残念ながら、今現在で三件の契約で、日本円でいえば六百八十億円程度という額になっております。
さらに、銀行に対して、邦銀との間でMアンドAのクレジットラインを設定しまして、これは日本円で約三兆二千億円ほど用意をしましたが、まだ成立した案件はないということでございます。
【次の発言】 素案の段階で、詳細な設計をしているわけではございません。
ただ、検討事項の中で、取得税それから重量税にかかわる国税、地方税分については、これは過去から、私どもの党の中でも、消費税とのいわば二重課税ではないかという指摘があるので、今回出す素案では……
○安住国務大臣 おはようございます。
半額支給で二・七、もしマニフェストどおりだとすれば五・五兆の歳出が予定されておりましたので、四十四兆の枠でおさまるかと言われると、非常に厳しいということは事実でございます。
【次の発言】 維持されたと思っております。
【次の発言】 御指摘のとおり、交付国債はこれまで、戦後の歴史から見ても、今先生が御指摘のような経緯をたどってまいりました。最近では東電に対して、昨年、法律を認めていただいて交付国債を発行しましたが、今回は、率直に申し上げて、今まで三年間、二分の一の二・六兆について何とか麻生政権以来やりくりはしてまいりましたけれども、復興の関係で、そうした意……
○安住国務大臣 おはようございます。 今御指摘のあった国民負担率ということですけれども、財政負担を含めて考える、いわゆる潜在的国民負担率で申し上げると、五一・二なんですね、我が国は。内容としては、租税負担率が二二・七、それから社会保障負担率が一七・一、財政赤字が一一・四、トータル五一・二。 実は、先進国の中ではこれでも低い方でございまして、アメリカだけは日本よりは低いんですが、これは個人負担の制度が逆に行き渡っている国であるということからそういうことになっております。 ですから、そういう点からいえば、これを改善するにはもう少し御負担というものはお願いをさせていただくということで、今回、消……
○安住国務大臣 必要に応じて、この文書に従って対応したいと思います。
【次の発言】 委員、この三に書いてありますように、「必要に応じ予算に反映させることも含め、誠実に対処する。」と書いてありますので……(下村委員「そんな答弁はだめだ」と呼ぶ)いや、それで、この言葉どおりにということであります。
【次の発言】 個々の職員を特定した上で、その職員に関し個別具体的にお答えすることは、個人に関する情報となるため、従前より答弁を差し控えているということは、主意書等でも明らかにしておりますので、御理解いただきたいと思います。
【次の発言】 委員の質問は個人を特定して質問をしているので、私どもとしては、それ……
○安住国務大臣 おはようございます。 食と農林漁業の再生というのは、与野党とも、これは緊急に必要であるということは認識をいただいていると思います。 我が党としても、昨年の十月に基本方針・行動計画というのが策定されまして、総理を本部長とする食と農林漁業の再生推進本部、そういうところでの、いわば農業再生の再構築ということで新しく戦略を設けたことに基づいて今回の補正予算の措置をとらせていただきました。 先生も御存じだと思いますが、十二月に農林水産委員会においても、国内農林水産業の構造改革の努力を加速せよと。これは、政府を挙げて対応するということは、もちろん予算措置を伴う対応をするようにという御……
○安住国務大臣 額賀先生が御自身でおやりになったこの2プラス2での合意をもう一度おさらいさせていただきますと、百二・七億ドルを合意して、今御指摘のとおり、日本側が六十・九億ドルで、米国側が四十一・八億ドル。しかし、真水といういわゆる財政支出については、日本側が二十八億ドルで、アメリカ側が三十一・八億ドルということの合意に基づいて、これまで予算措置をしてまいりました。 その積算根拠はさまざまありますけれども、司令部の設置から家族用住宅までやっていく。そのかわり、真水以外のものは、日本でいえばJBICを通した出資ないし融資という形をとるということで、私も、実は一昨年、直接グアム交渉を防衛副大臣で……
○安住国務大臣 私も鹿野大臣と全く同じでございます。 一つ、私も農村集落の出身で、地域がそうでございますので思いますけれども、やはり農村の人口減少、集落維持が本当に難しくて、北海道もそうだと思いますけれども、例えば消防団に入る方なんかもうんと減っていると思うんですね。ですから、農業でのなりわいをというのは、TPPのあるなしにかかわらず、やはり基盤の強化をする。 ただ、一方で、やはり兼業農家も非常に多いのが実態でございますので、そうした地方で働く環境づくりをしっかりすることによって農村集落を維持していかなければならないということもあると思います。 ですから、基本戦略にのっとりながら、十分対……
○安住国務大臣 今、小宮山大臣からもありましたけれども、保育士への研修については、従来から、安心こども基金を活用して財政支援ができるようにということで、基金のメニューに盛り込んでおります。二十三年度の第四次補正においては一千二百七十億円積んでおりますので、二十四年度末までの予算措置ということでしっかりやらせていただきたいと思います。
【次の発言】 今、小宮山大臣からもお話ありましたけれども、予防接種制度の見直しについて厚労省の審議会で議論が行われていると聞いております。新たなワクチンの予防接種法の位置づけや財源の問題を含めて精力的に議論を進められておりますので、その間の経過措置として、御指摘が……
○安住国務大臣 おはようございます。 ちょっと今の総理の発言に私の方から加えさせていただきますと、総理は、全収入の三〇%の削減をみずからもう実行しておられます。私ども閣僚も全収入の二〇%の削減をしておりますから、ことしは議会において一五%やっていただきましたけれども、引き続きハウスの中で、与野党ともに国民の皆さんにわかるような範囲で御努力をいただければということを、まず私は申し上げておきます。 そして、逆進性の対策というのは、小川さんの御主張というのは、つまり、消費税はある意味で平等ですから、平等に一定の比率で税をお願いすれば、どうしても所得の低い方々に対していわば負担率は高くなるというこ……
○安住国務大臣 常にさまざまなレベルで連絡をとりながらやっております。
【次の発言】 まず……(菅原委員「いやいや、それをしたか、しないかだけ。三十分しかないんですから」と呼ぶ)それは、介入について私が申し上げるものは何物もありません。申し上げることは何もありません。
それから、数字は、菅原さん、しかし、円高で原材料は非常に安く入ってきているという一方の大きなメリットもあって、そういう点では、マイナス二兆とおっしゃいましたが、最初に、菅原さん自身、商社マンで、投資をして非常に高い利益を上げていると。つまり、プレーヤーが、稼ぎ手が日本の国内でもかわりつつあって、大きなマイナスを上げているのは事……
○安住国務大臣 中井委員長を初め、各党の理事の先生方また委員の先生方の御理解をいただきまして、メキシコで開かれましたG20の全体会合に出席することができました。改めて感謝を申し上げます。 私は、この全体会合を初め、ガイトナー米国財務長官との会談を皮切りに、IMF、韓国、それぞれの財務相との会談を行いました。また、ドイツ、ECB総裁などとの精力的な話し合いも行うことができたと思っております。 G20では、ヨーロッパにおける危機対応への今後の取り組みについて活発な議論が交わされました。今後、四月に開催されるワシントンでの会合に向けて、さらなる世界経済の安定のために各国で協力をしていく方針を合意……
○安住国務大臣 御存じのように、所得税はフラット化をずっとやってきました。ですから、七〇%を超えるような累進税率の高さだったわけですけれども、これを四〇%台までならしてきて緩和してきたわけでありますけれども、そうしたことが、今委員御指摘のようなこのグラフにもあらわれていると思います。 そういう中にあって、民主党政権になりましてから、子ども手当等の創設をし、あわせて年少扶養控除等を廃止したり、それから実質的に高校の授業料無償化等をやって、そういう意味では、お金持ちの人の税負担は軽くなりましたけれども、低所得者の皆さんやそういう方々に対しての手当てというのは比較的手厚くやってきたつもりでございま……
○安住国務大臣 大蔵省の主計局でずっとやってこられた玉木さんですから一番御存じのとおりで、やはりOECDの統計を見ましても、社会保障以外のお金が、本当に今我々の国では予算づけは難しくなっています。ですから、そういう点では、今御指摘のように、政策をクリエーティブにやっていくためには、社会保障等の財源の確保をしっかりした上で、一般歳出経費について、やはり戦略的にいろいろなことに投資していくような体制というものをつくっていかないといけないと思っております。
【次の発言】 十六歳から十八歳までの上乗せ部分の廃止でございますけれども、所得税で九百五十七億、個人住民税で三百九十二億ですから、計一千三百四十……
○安住国務大臣 おはようございます。
被用者年金の一元化は非常に重要な課題だというふうに思っております。今、私どもとしては国家公務員共済制度を所管しておりますけれども、厚労省ともよく相談しながら、法案の提出等に向けて関係の調整というものをこれから鋭意行っていきたいと思っております。
【次の発言】 今、江端さんから御紹介のあったその表を見てもわかるとおり、例えばフランスのチョコレートは、普通のチョコレートだと約二〇%、板チョコだと五・五。やはりこれは、商品によってこういう分け方をしていくというのは、導入から長い経過、経緯を踏まえて、丁寧にやっていって初めてでき上がってくる、いわゆる国々の文化が……
○安住国務大臣 国会の質疑と協議は違います。
【次の発言】 私も、この研究員の鈴木先生とはテレビで何度か話をしたりしております。全部読んだわけではありませんが、新聞の記事等を含めてガイダンスはやりました。
【次の発言】 昭和三十七年の一月十七日です。
【次の発言】 所得の低い人だと思います。
【次の発言】 それは資産がある人というのをストックで見た場合とフローで見た場合があるという御指摘かもしれませんが、資産を全部把握するのは難しいんですね。私どもが今まで使っていたものでいえば、いわゆるフローでいう所得の多寡を私は申し上げたわけです。
○安住国務大臣 本当に長時間の御審議を中井委員長初め与野党の皆さんにいただきまして、本当にありがとうございました。 今御指摘がありましたように、何とか中期財政フレームで定めた財政規律を守り、同時に、歳出の削減によって捻出をいたしました一兆円規模で、日本再生重点化措置というものを講じたわけでございます。さらに、今度の予算で重要なことは、三兆八千億の引き続き復興に係る予算を盛り込みました。これは、与野党の合意で特別会計の法律も今般、出させていただいているわけでありますが、被災地の復興のために、いち早く、この予算を年度内にぜひ、御審議の上、成立を図っていただければと思いますので、参議院でも引き続き……
○安住国務大臣 おはようございます。 このたび、平成二十四年四月一日から四月六日までの期間につきまして暫定予算を編成することといたしましたが、その概要について御説明申し上げます。 まず、一般会計について申し上げます。 暫定予算が本予算成立までの応急的な措置であることに鑑み、今回、暫定予算におきましても、事務費等の経常的経費のほか、既定施策に係る経費について、暫定予算期間中における行政運営上必要最小限の金額を計上することとしております。 なお、新規の施策に係る経費につきましては、原則として計上しないこととしておりますが、社会政策上等の観点から特に措置することが適当と認められるものにつきま……
○安住国務大臣 おはようございます。 年度全体の税収実績については、実は、毎年七月に五月分税収とあわせて公表をしております。 現時点で判明している四月までの収納実績が順調だったことを踏まえますと、二十三年度全体の税収は補正後予算を、これは四十二兆になりますが、上回る可能性が出てきているのではないかとも考えております。 しかし、五月分税収は実は年間で最もウエートが高くて、特に三月決算法人が多うございますから、その企業収益の動向が税収にどう反映されているのかを見きわめる必要がありますので、毎年、そういう点で、今の時点で確たることは申し上げられませんが、七月初めの公表ということにさせていただい……
○安住国務大臣 今、事実関係は稲富さん御指摘のとおりでございまして、私なりに申し上げたいのは、私もこの中のほとんどのときを国会議員で過ごしておりましたが、与野党とも、やはり税の負担を国民の皆さんにお願いするのはまことにつらい話でありますから、そういう意味では、均衡した歳入歳出をきちっと守っていくという発想ではなくて、いわば税負担というところはできるだけ避けて、今御指摘のとおり、国債発行という、安易ということはちょっと言いたくないんですが、その道に逃げてしまってきた結果として、政治的にはこれだけの膨大な借金をつくってしまったんだと私は思います。 そのことは、与党だけ、当時の与党だけに責任がある……
○安住国務大臣 取得をするときの税金は、実は地方税でございます。山形県もそうでございますし、二千億円ぐらいの税収なんですね。 御指摘のように、我が党での税制大綱をまとめていただくときのプロセス、それから三党の中でも、消費税を引き上げさせていただくときに、二重課税の問題として、この問題をやはりシンプルにして、そして、ユーザーの皆さんに重税感をできるだけ和らげる対策をしましょうということでございますから、それに沿った対策はしっかりやっていきます。 ただ、一方で、都合のいい話に聞こえるかもしれませんが、しかし、地方のこの二千億円というのは貴重な財源になっておりまして、やはり地方からはこのお金を減……
○安住国務大臣 先生から今、通貨スワップの取り決めのことがありました。 昨年、欧州における経済状況等を踏まえ、韓国の為替市場に大変変動があって、私どもは、韓国側の要請もあって、このスワップについて七百億ドルの拡充ということをしたわけであります。それがことしの十月末で、時限措置としてやったんですね。ですから、その後、これをどうするか等について、一部報道で、何か韓国政府は、この通貨スワップの拡充は自分たちがやったのではなくて日本側からの提案でやったみたいな話がありましたものですから、これは正式に抗議をいたしました、そういう事実はないんではないですかと。明らかにそういう事実はありません。 ですか……
○安住委員 総理、おはようございます。連日、本当に御苦労さまです。まだ予算案が成立しておりませんから、大変緊張もしていると思いますけれども、きょうは、二時間半ほど、財務金融委員会におつき合いをいただきたいと思います。 私どもの持ち時間は四十五分でございますので、その範囲で質問させていただきます。 まず、基本的なことを申し上げますと、今回の二十五年度税制改正の大綱に基づく税制改正について、我が党は賛成をいたします。去年の経緯を含めて、所得税の最高税率の見直し等を提案してきましたが、それを引き継いだ形で、今回、三党合意でこれを合意しましたので、民主党は賛成をいたします。 ところで、総理、基本……
○安住委員 おはようございます。 三参考人、お招きをさせていただきましたけれども、快く引き受けていただいて、感謝を申し上げます。 それでは、時間もありませんので、手短に、順次質問させていただきます。 まず、簡単に申し上げますが、この法律は、御存じのとおり、私も含めて、昨年のさまざまな事案に、また、一昨年のカンヌ・サミットでは、直接私が提起をして、国際破綻ルールをつくろうということでやってまいりましたので、その骨格をこの法案に盛り込んでやっておりますので、民主党も賛成をしております。まだまだ不十分な点もありますが、しかし、前に一歩進んだのではないかと思います。 ただ、個々の問題については……
○安住委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。 実は私は、平成十八年から一年間ほど当委員会の委員長をやらせていただいておりましたものですから、二度目の委員長ということになります。 沖縄の振興、そして沖縄の抱えているさまざまな問題、当地域選出の国会議員の先生方も、こうして見ますと多数おられます。 さらに、北方問題は、我が国の戦後の、本当に解決をしなければならない大きな問題であることは言うまでもございません。 当委員会にも関係議員の方々はたくさんおられますが、与野党挙げて、この問題の解決のために、我々の仕事は大……
○安住委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
北方問題に関する件調査のため、来る十二月四日水曜日午前九時、参考人として根室市長長谷川俊輔君、北海道大学名誉教授木村汎君及び公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟副理事長萬屋努君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、来る十二月四日水曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時一分散会
○安住委員長 これより会議を開きます。 北方問題に関する件について調査を進めます。 本日は、本件調査のため、参考人として、根室市長長谷川俊輔君、北海道大学名誉教授木村汎君及び公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟副理事長萬屋努君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、委員長から、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。 長谷川市長さん、また、地元の対応ということで、参考人として貴重な意見をいただきたいと思いますし、木村先生は大変、対ロ関係については、我が国の第一人者として、長く第一線で……
○安住委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ち、民主党・無所属クラブ所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られませんので、やむを得ず議事を進めます。 請願の審査に入ります。 今会期中、本委員会に付託されました請願は、北方領土返還促進に関する請願一件であります。 本請願を議題といたします。 まず、審査の方法についてお諮りいたします。 本請願の内容につきましては、既に請願文書表等で御承知のことと存じます。また、理事会等におきましても御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等につきましては省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○安住委員 おはようございます。 きょうは、四十五分の時間をいただきまして、ありがとうございます。 私は、きょうは、三点質疑をさせていただきます。まず、やはりみずほの話。それから、消費税の話ですね。そして最後に、私は被災地の出身でもございますし、復興法人税をつくった本人でございますので、その点について、今、政府、総理がお考えになっておられる話と私の考えはちょっと違うものですから、この点について少し議論をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 麻生大臣、本当に御苦労さまです。財務大臣はやると大変な激務で、ある一面、総理大臣よりもちょっと大変な部分もありますので、連日、……
○安住委員長 皆さん、明けましておめでとうございます。
再び委員長を拝命いたしました安住でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
この委員会は、沖縄北方問題に関して、これまで衆議院の中で特別委員会としては長く審議をしてきた委員会でございます。ことしは、これまで以上に実のある審議をして、それぞれの抱えている問題について、精力的に衆議院で、委員会の運営を円満に進めながら、実のある結果を出していきたいと思いますので、御指導賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
ありがとうございました。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
○安住委員長 これより会議を開きます。
沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
沖縄及び北方問題に関する政府の施策について、山本沖縄及び北方対策担当大臣及び岸田外務大臣から順次説明を求めます。山本沖縄及び北方対策担当大臣。
【次の発言】 次に、岸田外務大臣。
【次の発言】 次に、沖縄及び北方関係予算について説明を求めます。後藤田内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
次に、岸外務副大臣、牧野外務大臣政務官、石原外務大臣政務官及び木原外務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。岸外務副大臣。
○安住委員長 これより会議を開きます。 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、昨二十四日、沖縄問題に関する実情調査のため、委員十名が参加して沖縄県内の視察を行いましたので、参加委員を代表して、私からその概要を御報告申し上げます。 まず、那覇市において、沖縄県の市長会、議長会など四団体の代表及び各圏域団体の代表の方々と、沖縄が抱えるさまざまな課題等について意見交換を行いました。 その後、金融・IT特区に指定されている名護市において、「みらい館」を視察し、参入企業の方々から、特区制度がもたらす効果等について説明を聴取しました。 次いで、宜野湾市において、西普天間住宅……
○安住委員長 これより会議を開きます。
この際、三ッ矢外務副大臣及び亀岡内閣府大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。三ッ矢外務副大臣。
【次の発言】 次に、亀岡内閣府大臣政務官。
【次の発言】 内閣提出、沖縄振興特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。山本沖縄及び北方対策担当大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官井上源三君、内閣府沖縄振興局長石原一彦君、文部科学省大臣官房審議官磯谷桂介君、文部科学……
○安住委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、北方領土問題の早期解決等に関する陳情書一件、北方領土問題の解決促進を求める意見書一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず……
○安住委員 きょうは、大臣所信でございますので、大臣の所信の何点かについて質問させていただくと同時に、黒田総裁、どうも御足労いただきまして、ことしもよろしくお願いします。ことし初めてでしたので。 金融緩和についてお話をしたいと思います。 さて、先般、大臣がここでお話しになった日本経済の現状と財政政策等の基本的な考え方、これを私も聞かせていただきまして、また読ませていただきましたが、ここからちょっと御質問させていただきたいと思います。 前半の方はいいとして、二枚目に入るところからなんですが、こうした点を踏まえ、政府としては、国、地方を合わせた基礎的財政収支、今もちょっとお話がありましたが、……
○安住委員 おはようございます。 きょうは、一般質疑で一時間ほどいただきましたので、大臣、最初に、ウクライナ情勢についてちょっと意見交換をさせていただいて、その後、我が国の少子高齢化社会の中での税制のあり方について基本的なお考えをお伺いさせていただければと思っておりますので、よろしくお願いします。 さて、ウクライナ情勢が大変緊迫をしております。きょうの朝のニュースを見ますと、暫定政権側のトゥルチノフ大統領代行が強制排除を命じて、私は映像は見なかったんですけれども、どうも空港の銃撃戦があって、とりあえず空港は制圧できた。公的施設にいるドネツク州の地域では、そうした戦闘は行われていないようです……
○安住委員 きょうは、二十分ほどありますので、麻生財務大臣と、財政再建の問題について少しお話をしたいと思います。
連休中に、日本経済新聞は五月二日、それから東京新聞が同三日、さらに朝日は五月八日と、基礎的財政収支の目標を、一九年以降の財政健全化計画を、二五年度に先送りする方針を固めたという記事が一斉に出ましたけれども、財務大臣、これは事実でしょうか。
【次の発言】 政府は、既に昨年の十二月の時点で、十二月八日の閣議決定で新しい経済政策パッケージについて決定をしておりますが、その七の項目の「財政健全化との関連」というところで、もう既に二〇年度のプライマリーバランスの黒字化目標の達成は困難である……
○安住委員 きょうは三十分ほどいただきましたので、最初は、残念ですけれども福田次官や森友の問題をやらせていただきます。 後にちょっと、地銀の再編問題について、公正取引委員会もきょうは来てもらっていますね。ちょっと金融庁も含めて議論をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 さて、福田次官の話ですけれども、麻生大臣、この調査書を見ると、十一日、十二日に、福田次官から麻生大臣に報告があり云々と書いてありますが、大臣室に次官が来られて、週刊誌にこれこれこういうことが載るので大変申しわけないという話で福田さんは大臣室に来たのかなと。私の類推ではそうなんですけれども、どうだったんです……
○安住委員長 これより会議を開きます。
一言御挨拶申し上げます。
去る六日の本会議におきまして、懲罰委員長に選任されました安住淳でございます。
当委員会は、議院の秩序維持及び規律保持に関し重大なる責務を課せられており、その職責の重大さを痛感している次第でございます。
委員各位の御協力と御支援を賜りまして、誠心誠意努めてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
理事は、議院運営委員会の決定の基準のとおり、その数を五名とし、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
○安住委員 民主党の安住でございます。 きょうは、公述人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。貴重な御意見をありがとうございました。時間がございませんので、早速質問をさせていただきます。一問一答で、どうぞよろしくお願いします。 佐伯公述人にまず伺いますが、先ほどのお話で、確かにこの基本計画、基本法の理念と現実というものがいかに乖離をしてきたかというこの昭和三十六年からの歴史、私もそのとおりだと思います。具体的に、五年ごとの見直し、これは第三者機関できちっとした例えば評価点検システムが必要ではないかということですが、これをもう少し具体的に、考え方を持っていらっしゃればお話をしていただきたい……
○安住小委員 契約形態ですが、テレビ中継が始まってからずっと随意は続いているんですか。
【次の発言】 随意契約を決めているのはどこになるんですか。契約方式はどこが決定するんですか。
【次の発言】 何部ですか。
○安住国務大臣 決議のうち、公務員宿舎建設・維持管理に必要な経費に関して、政府において講じた措置について御報告いたします。 公務員宿舎建設・維持管理に必要な経費に関しては、平成二十四年度予算において、決議を踏まえ厳しい精査を実施しました。具体的には、公務員宿舎の建設に必要な経費について大幅な削減を行うとともに、国家公務員宿舎の維持管理に必要な経費について、PFI方式の活用を含め、積極的に民間委託を活用しました。 その結果、平成二十四年度予算における国家公務員宿舎建設・維持管理に必要な経費については、全体で、前年度の三百二十億円から二百八十二億円とし、対前年度比三十八億円、一二%の予算削減を……
○安住国務大臣 平成二十四年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明申し上げます。 まず、一般会計歳入予算額は、九十兆三千三百三十九億円余となっております。 この内訳について申し上げますと、租税及び印紙収入は四十二兆三千四百六十億円、その他収入は三兆七千四百三十九億円余、公債金は四十四兆二千四百四十億円となっております。 次に、当省所管一般会計歳出予算額は、二十四兆九千八百三十七億円余となっております。 このうち主な事項について申し上げますと、国債費は二十一兆九千四百四十二億円余、復興事業費等東日本大震災復……
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