このページでは大野松茂衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。大野松茂衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 私の選挙区御出身でございます大臣を前にいたしまして、初質問の機会をいただきまして、まことに光栄でございます。大変幅広い環境行政の中でございますが、限られた時間の中で、大気汚染防止の上から、また環境保全の観点から質問をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 石井長官におかれましては、環境基本法に基づく環境基本計画が目標とする環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会を構築する旨の力強い所信表明をいただきました。環境保全施策を積極的に展開される姿勢、さらには京都会議成功に向けての御決意に敬意を申し上げる次第でございます。 早……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 私は、基本的なことを中心にいたしまして何点かお尋ねをさせていただきます。 環境影響評価法の制定は環境庁が発足以来の懸案と認識をいたしておりますが、本格的な審議が始まりましたことを喜んでいる者の一人でもございます。 環境基本法が制定されて三年が経過いたしました。石井長官は、環境基本法の成立に大きく力を尽くされ、また、今日までこの環境影響評価にも深いかかわりを持って取り組んでこられたと仄聞をいたしているところでございますが、本法案の提案については格別の感慨をお持ちだろう、こう思っております。 豊かな自然は、四季の変化を含めて我が国の固有……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 質問に先立ちまして、各法案のために今日まで御尽力を賜りました提案者の先生方に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 今日、福祉や環境の分野を初め、幅広い分野にわたりましてボランティア活動は社会の形成に欠くことのできない市民活動として関係者の知恵と汗が結集されております。今後、二十一世紀に向かって活力ある、豊かで安心できる社会を構築していく上で、一層重要な役割を果たしていくものと考えております。そのためにも、活動のための環境条件を整備していくことが必要でございます。 現在、大方の活動団体は任意団体として活動をしており……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。提案者の先生方、大変御苦労さまでございます。先回に引き続きまして二回目の質問になりますが、よろしくお願いいたします。 まず、新進党案の市民公益法人の要件についてでございますが、多くの市民団体などの法人格の取得を可能にする案だ、このように強調されているところでございますが、新進党案第三条では、その要件として「基本基金として保有する財産の価額が、五十万円以上であること。」、こう規定されております。五十万円というお金は、小さな団体では余りにも大き過ぎる、と同時に、財産要件を設けることは極めて高いハードルになりはしないか、こう思うわけでございますが……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。両先生には、大変お忙しい中をまことにありがとうございます。 実は、私の選挙区は米空軍の横田基地に接しております上に、私は、航空自衛隊入間基地の所在いたします狭山市の市長として、国政の最も根幹にかかわる防衛、基地の存在について地域住民の理解と協力をいただいて、基地の安定使用、そして住民との相互信頼に精力を注いでまいった立場でもございます。そしてまた、基地所在市町村で組織しております全国基地協議会、また防衛施設周辺整備全国協議会の副会長としてもかかわってまいりましたので、このたびの特措法の改正につきましては、沖縄県民の皆さんのお気持ちを考えあわ……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 ただいまの石川先生の御質問にも関連をいたしますが、地方分権を強力に推進する立場から、幾つかの質問をさせていただきます。 私は、これまで市長、県議会議員として地方行政に全力でかかわってまいりましたが、地方自治の最前線に身を置いてきた者といたしまして、まず地方分権の推進の基本的姿勢について、以下自治大臣の御所見をお伺いいたします。 近代国家の役割については、いわゆる大きな政府、小さな政府と、いろいろな見方、考え方がございます。今や地方行政は、住民の活動の最小限の補完をする小さな政府の考え方をはるかに超えておりまして、多種多様な住民ニーズに……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 地球環境問題、特に温暖化防止問題について、AGBM第八回会合の議論などを踏まえながら質問をさせていただきます。 申し上げるまでもないことではございますが、今、二十一世紀を前にいたしまして、さまざまな環境問題に直面をいたしております。大気汚染や水質汚濁などの公害問題、身近な緑や貴重な自然の減少など自然環境問題、さらに、地球温暖化は最も深刻な問題として、人類の将来にとって、恐らく二十一世紀にとって最大の心配事でございます。最も重要な解決を急ぐべき課題、このように位置づげられることは当然のことでもございます。 現在こうし……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。
まず、質問に先立ちまして、大蔵大臣にお伺いをいたします。
昨日、ニューヨークでは、ブラックマンデー以来の事態といたしまして、前日比五百五十四・二六ドル、香港では六四六・一四ポイントの大幅な下落をいたしました。それを受けまして、本日の東京株式市場も、前引けで前日比六百二十一・一八円も下落をいたしております。
ニューヨークの下落についてルービン財務長官も声明を発しておりますが、日本の大蔵大臣として三塚大臣はこの状況をどのように見ておられるか、お伺いをいたします。
【次の発言】 極めて大事な事態でございますので、こうした局面に対するところの……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 現下の教育問題について何点かお尋ねをさせていただきます。 教育改革が叫ばれて久しいものがございます。教育改革は、橋本内閣の掲げる六つの改革の一つに位置づけられまして、教育改革こそ歴代内閣が最優先課題として取り組んできた言うなれば国家事業でもございます。折しも神戸の中学生による連続殺傷事件が発生して以来、最近では、心の教育の充実が新たな課題として浮上してまいりました。 神戸での事件は、犯行者が少年だったので大きく取り上げられましたが、青少年の犯罪はまさに目を覆うばかりでございまして、毎日の新聞報道を見るまでもなく、最……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。国立学校設置法の一部を改正する法律案につきまして、何点かお尋ねをさせていただきます。 今、我が国は、世界にたぐいを見ない急速なスピードで人口構成の高齢化が進んでおりまして、福祉や保健医療を取り巻く環境もあわせて大きく変化をいたしております。中でも、増大する需要に対応できるよう、人的資源の中核をなす看護婦の確保等が緊急の課題となっております。殊に、近年の医学、医療の進歩発展に伴うところの高度な専門的知識や技術、そして豊かな人間性や的確な判断力を持つ資質の高い看護婦を養成することが強く要請されてもおります。 今回の法律案は……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 学校教育法等の一部を改正する法律案について、何点かお伺いをさせていただきます。 中等教育学校についてでございますが、中高一貫教育が世間の注目を浴びておりますのは、一部受験エリート校の存在にもありはしないか、こうも思っております。名声を確立したこれら受験エリート校への進学競争が激しくなっており、小学校三、四年生から塾通いも多いと聞いております。 資料によりますと、全国の中高一貫校は平成八年度で国立十三校、私立五百七十四校とありますが、私立中高一貫の受験エリート校と言われるものはせいぜい三十校か四十校ぐらいなのではない……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。早速質問をさせていただきます。 去る九月二十一日に、大阪・能勢町のごみ焼却施設、豊能郡美化センターでの超高濃度ダイオキシン汚染が厚生省の調査で明らかになりまして、マスコミなどに大きく報道され、ダイオキシン対策について、焼却施設周辺住民はもとよりでございますが、国民の間に大きな不安を生じております。ごみ焼却施設の湿式排煙処理設備からの過去に例のない事態と受けとめておりますが、対策について何点かお尋ねをいたします。 まず、異常な数値が判明したことから、周辺における土壌調査、水質調査の徹底と健康調査を急ぐべきと思いますが、い……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 大臣、昨日はわざわざ所沢を中心としたくぬぎ山地域に御視察いただきまして、まことにありがとうございました。早速でございますが、ダイオキシン問題につきまして何点かお尋ねをさせていただきます。 埼玉県所沢市産の野菜が高濃度のダイオキシンに汚染されているというテレビ朝日の報道を契機として起きました野菜騒動は、お茶にも実は飛び火をいたしましたが、発端となった報道そのものに誤報あるいは意図的報道、行き過ぎた刺激的表現がございました。それが流通業者や消費者の過剰反応を呼ぶことになりまして、入荷拒否や価格の大幅下落へと拡大をいたしま……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 日本学術振興会法の一部を改正する法律案につきまして、何点かお尋ねをさせていただきます。 今我が国は、経済のグローバル化、ボーダーレス化が急速に進み、そういう競争が激化する中で、史上かつてない速度で人口の高齢化が進行することによりまして、産業の空洞化や社会的活力の喪失、生活水準の低下など、危機的状況に直面するのではないかという懸念が広がってきております。さらに、人類の未来には、地球環境問題、食料問題、資源エネルギー問題など、地球規模の諸問題が大きく立ちはだかっております。 このような諸課題に対応するために、科学創造立……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 改めまして、清水環境庁長官並びに柳本総括政務次官の御就任をお喜び申し上げます。おめでとうございます。 早速、さきの本委員会における所信を中心にいたしまして、何点かお伺いをさせていただきます。 初めに、先般ドイツのボンで開催されました気候変動枠組み条約第五回締約国会議、いわゆるCOP5についてお伺いをいたします。 清水大臣には、就任早々COP5に御出席、大変御苦労さまでございました。大臣の精力的な活動ぶりにつきまして、内外からの高い評価が報道されておりました。何よりと存じます。 我が国は、COP3の議長国として京……
○大野(松)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの石崎岳君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、石田勝之君が委員長に御当選になりました。
委員長石田勝之君に本席を譲ります。
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 早速でございますが、地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、何点かお伺いをさせていただきます。 かつて経験したことのない少子高齢化社会の到来、現在二千万人の六十五歳以上の人口は、二十五年後には三千三百万人になると予想されております。将来への不安が広がる中、年金制度は今や国民にとって最大の関心事となっております。 今回の公的年金制度の改正における今日までの議論におきまして、あるべき年金の水準、これを支える現役世代の保険料負担の水準、あるいは基礎年金の財源のあり方、確定拠出年金の導入など、さまざまな議……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 四人の参考人の先生方には、貴重なお考えをお示しいただきまして、ありがとうございました。 何点かお伺いをさせていただきますが、時間の制約がございますので、お尋ねできない先生もあるいはあるかと思いますが、あらかじめお許しをいただきたいと存じます。 まず初めに、平岡参考人にお伺いをいたします。 もう既に先生方のお話にもありましたように、廃棄物対策をめぐるさまざまな問題に直面をいたしております現状の中で、これまでの大量生産、大量消費、大量廃棄、さらに加えて言いますれば大量焼却、大量埋め立てといった、我が国の社会のあり方を見直し、そして循環型……
○大野(松)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの戸井田徹君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、富田茂之君が委員長に御当選になりました。
委員長富田茂之君に本席を譲ります。
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 参考人の先生方には、貴重なお考えをお示しいただいたところでございますが、何点かお尋ねをさせていただきます。ただ、時間の制約がございますので、お尋ねできない先生があろうかと思うのですが、あらかじめお許しをいただきたいと思います。 初めに、高橋参考人にお尋ねをいたしたいのですが、児童虐待を初め、子供たち、青少年をめぐるところの悲惨な、嘆かわしい報道が毎日続いております。連日、新聞の紙面をにぎわしているところでございますが、家庭教育、学校教育、社会教育、これはまさに三位一体でなければいけないということが事あるごとに指摘されるわけでございますが……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 自治大臣・国家公安委員長の所信表明に関連をいたしまして、何点かお尋ねをさせていただきます。 まず、東京都の外形標準課税の導入問題についてお伺いをいたします。 保利大臣も、法人事業税への外形標準課税の導入につきましては、できるだけ早期に導入したい旨、所信の中で明らかにされておられます。道路や上下水道、福祉、教育など、さまざまなサービスを提供する地方自治体にとりまして、地方税は、安定的な税収が確保できる応益的な税であることが望ましいとされております。 法人事業税への外形標準課税の導入につきましては、地方の安定的な財源……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 本法案の早期成立を願いながら何点かお尋ねをさせていただきます。 IT革命は、産業革命にも匹敵する社会経済構造の変革をもたらすものと私も思っております。ITは、国民や企業、政府等、あらゆる経済社会主体の活動を従来とは異なった形で再構築することによって、我が国の経済社会システムを横断的に変革するツールとして重要な役割を果たすことが期待されております。 さきの沖縄サミットにおきまして採択されたIT憲章におきましても、ITは二十一世紀を形成する最強の力の一つであると指摘されております。森内閣は、経済新生の起爆剤であるIT革命を内閣の最重要課題……
○大野(松)委員長代理 矢島恒夫君。
○大野(松)大臣政務官 財務大臣政務官を拝命いたしました大野松茂でございます。 課題が山積をいたしておりますし、財務省に対する関心も非常に高まっております。砂田大臣政務官ともどもに職責を全うしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 皆さん方の格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございます。(拍手)
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 参考人の皆さん方には、三宅島雄山噴火等にかかわります災害対策について格別の御尽力をいただいております。心から感謝を申し上げます。大変ありがとうございます。 殊に、三宅村の皆さん方には、心からのお見舞いを申し上げますと同時に、帰島の一日も早からんことをお祈り申し上げる次第でございます。 私は、去る十月三十一日、三宅島の現状を視察する機会をお与えいただきました。ヘリコプターの機上から見た雄山の山腹は、一帯の緑が消えて、落葉した灰色の樹林が広がっておりました。そしてまた、島を覆う噴煙と、人の動きも車の動きも全くないその異……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 初めに、青少年行政の総合的推進を担う機構についてお伺いいたします。 御案内のように、今日、青少年をめぐるさまざまな問題や状況は、極めて広範多岐にわたって、広がりを見せますと同時に、普遍化する傾向にございます。このため、非行防止や問題行動が見られる青少年の対策から、青少年全体の健全な育成環境を整備するという観点をより重視して、総合的施策を展開していくことが必要でございます。いわゆる青少年対策から、青少年の自律的自己実現を支援する青少年政策へと目指すことが望まれているところであります。 昨年の中央省庁再編を機会に、なじみ深かった、かつての……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。公述人のお三方には、貴重なお考えをお示しいただきまして、まことにありがとうございました。 郵政公社への移行という問題でございますが、百三十年に及ぶ郵政事業の歴史の大転換でございます。今日まで郵便局の果たしてきた国民との信頼は失ってはならないものであるということは一番基本だろうと思っております。まさに郵便局は安心のネットワーク、そして信頼のネットワークであったと思いますし、また、今後もそうあってほしいと願っている立場でもございます。このたびの改革に当たってこのことは最も大事にすべきことである、こう思っております。 民間企業との競争の中で、今……
○大野大臣政務官 このたび文部科学大臣政務官を拝命いたしました大野松茂でございます。 活力にあふれる、心豊かな社会を構築する上で、教育、文化、スポーツ、そして科学技術・学術の振興は、文部科学省の持つ大きな使命であると認識をいたしております。まことに非力ではございますが、一生懸命頑張ってまいりますので、委員長さん初め委員皆様方の格別の御指導を賜りますようにお願い申し上げます。 ありがとうございます。(拍手)
○大野大臣政務官 お答えいたします。 児童の権利条約におきましては、御指摘のように、締約国の教育が志向すべき事項について、児童の人格、能力等の最大限の発達、人権及び基本的自由等の尊重の育成などの観点を挙げております。これらの事項は、教育基本法に規定されている我が国の教育の目的の趣旨と基本的に合致するものであると考えております。 また、中央教育審議会の審議に際しまして、資料として、児童の権利に関する条約を初め、教育に関係する国際条約などを提出いたしまして、議論の参考に供してまいりました。それらを踏まえて、何人かの委員からは、教育関係の国際条約等に関する発言も行われたものと承知しております。 ……
○大野大臣政務官 科学技術立国を目指しております我が国におきまして、今後も科学技術の着実な発展を期していくことが極めて大切でございます。そのためには、国民一人一人が科学的な知識に基づいて諸問題について主体的な判断を行うこと、そして国民の理解と支持の下で科学技術振興を図ること、これは極めて重要でございます。 その一方で、青少年を初め国民の科学技術離れ、理科離れが指摘されているところでございまして、大変残念な事態だ、こう思っております。科学技術に対する理解増進に資するさまざまな施策を実施していく必要があると考えているところでもあります。 具体的には、科学技術・理科教育施策を総合的また一体的に実……
○大野大臣政務官 大変御心配いただいておりまして、ありがとうございます。 御案内のとおり、海洋科学技術センターの持っております無人探査機「かいこう」は、世界一の潜航性能を持っておりまして、一万一千メートルまで潜航することが可能でございます。これまで、マリアナ海溝の最深部における微生物の採取だとか、あるいはまた深海底におけるところの熱水噴出活動の発見などに大きな成果を上げてまいりました。 この「かいこう」が、五月二十九日に、室戸岬南東沖の海底において、地殻変動の状況を調査するため、海底の掘削坑内に設置されたセンサーからデータを回収する作業を行っておりました。作業を終了して、引き揚げようとした……
○大野(松)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまでの間、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの福井照君の動議に御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、堀込征雄君が委員長に御当選になりました。
委員長堀込征雄君に本席を譲ります。
○大野(松)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまでの間、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの福井照君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、堀込征雄君が委員長に御当選になりました。
委員長堀込征雄君に本席を譲ります。
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 本日は、参考人の皆さん方には、大変お忙しい中をおいでをいただきまして、それぞれのお立場から示唆に富む貴重な御意見を賜りまして、心からお礼申し上げます。時間の制約がありますので、本題に入らせていただきます。 京都議定書が本年の二月十六日に発効になりました。我が国といたしましても、国際約束である六%削減目標を遵守するために、総力を挙げて取り組んでいかなければならないわけでありますが、今回の法改正の柱の一つでありますところの温室効果ガスの排出量の算定・報告・公表制度の導入は、これが直ちに排出量の削減につながるものではないも……
○大野(松)委員 私は、ただいま議決されました特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 特殊自動車のうち現在排出ガス許容限度目標が設定されていないもの及び可搬式の発動発電機等特殊自動車以外の汎用エンジンについては、その排出寄与率等が無視できないこと……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 本日から郵政民営化関連六法案の委員会審議がようやく始まります。しかし、本会議を初め本委員会においても、民主党、社民党の皆さんがいまだ欠席でございます。全く残念に思います。一刻も早く議論に加わることを強く期待するところであります。 さて、郵政民営化は、一貫して構造改革を積極的に推進してこられた小泉内閣にありまして、小泉総理御自身が改革の本丸と位置づけ、官から民へ、民でできることは民でという方針のもとに、並々ならぬ熱意と情熱を持って取り組んでこられました。まさに小泉内閣の最重要課題ともいうべき政策課題でございます。 総……
○大野(松)委員 座ったままで進めさせていただきます。 自由民主党の大野松茂でございます。 陳述人の皆様方には、貴重なお考えをお示しいただきまして、まことにありがとうございました。 殊に、新潟中越地震の大災害から八カ月が経過いたしておりますが、被災者の皆さんに心からのお見舞いと、そして早期復旧復興に当たりました関係皆様方の御苦労に対しまして、心から感謝を申し上げる次第でもございます。 初めに、佐藤陳述人からもお話がございました中越地震に関連してお伺いをいたしたいと思っております。 十月二十三日に震度七の激震に襲われて甚大な被害が発生いたしましたこと、ただいまもお聞きをいたしました。被……
○大野委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙をいただきまして、委員長の重責を担うことになりました大野松茂でございます。 我が国におきましては、今月初め、台風十四号が上陸いたしまして、各地で土砂災害や家屋倒壊の被害を受け、多くのとうとい人命が奪われました。また、昨年からのたび重なる風水害や地震災害によりまして、今なお被災地の復旧が続いております。 一方、国外におきましても、米国のニューオーリンズはハリケーンにより深刻な被害をこうむりました。 このような状況のもと、自然災害に対する国民の不安はひときわ高まっております。防災体制の確立と被災地復旧対策について……
○大野委員長 これより会議を開きます。
この際、村田防災担当大臣から発言を求められておりますので、これを許します。村田防災担当大臣。
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官中村吉夫君、内閣府政策統括官榊正剛君、文部科学省大臣官房審議官井田久雄君、文部科学省大臣官房文教施設企画部長大島寛君、厚生労働省大臣官房総括審議官金子順一君、国土交通省道路局長谷口博昭君及び国土交通省住宅局長山本繁太郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○大野委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、当委員会に参考のため送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、地震防災対策特別措置法の改正に関する陳情書外二件、被災者生活再建支援法及び関連法令の改正を求める意見書外四件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件について……
○大野委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に秋葉賢也君を指名いたします。
【次の発言】 この際、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの大雪による被害によりまして、多くの方々がお亡くなりになっております。ここに、お亡くなりになられました方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。
また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
これ……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 災害対策、防災対策につきまして、何点かお尋ねをさせていただきます。 昨年も、夏には猛暑、また日照り続きによるところの水不足や、あるいはまた台風、また集中豪雨などがございました。冬には豪雪などと、異常気象に伴う災害が各地に発生いたしまして、大きな被害を生じたところでもございます。殊に、決算審査の対象となっております平成十六年には、観測史上最多となる十個の台風上陸、あるいはまた、阪神・淡路大震災以来の最大震度七を記録した新潟県中越地震の発生など、自然災害による甚大な被害が発生した災害史上特筆すべき年となりましたことは御案内のとおりでございま……
○大野委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙をいただきまして、引き続き委員長の重責を担うこととなりました大野松茂でございます。 このたびの大雪は各地に大きな被害をもたらしたため、家屋倒壊や除雪作業中の事故などにより多くの方々がお亡くなりになり、また被災者は不安の中、不自由な生活を余儀なくされております。 一方で、ここ数年、地震災害や風水害をたびたび受け、被災地には、今なお復旧作業が続けられているところもあります。 このような状況のもと、自然災害に対する国民の不安はひときわ高まっており、防災体制の確立と被災地復旧対策について、引き続き当委員会の役割を果た……
○大野委員長 これより会議を開きます。
この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
大雪による被害状況等調査のため、新潟県及び長野県に委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、派遣委員の人選、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十一時四十……
○大野委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
平成十八年度における災害対策の施策について、防災担当大臣から発言を求められておりますので、これを許します。沓掛防災担当大臣。
【次の発言】 次に、平成十八年度における防災関係予算の概要について、政府から説明を聴取いたします。嘉数内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
この際、平井内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。平井内閣府大臣政務官。
【次の発言】 次に、去る二月一日、大雪による被害状況等調査のため、新潟県及び長野県に委員派遣を行いましたので、派遣委員を代……
○大野委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官榊正剛君、総務省大臣官房審議官岡本保君、総務省総合通信基盤局電波部長桜井俊君、消防庁長官板倉敏和君、文部科学省大臣官房審議官藤木完治君、文部科学省大臣官房文教施設企画部技術参事官舌津一良君、厚生労働省大臣官房総括審議官金子順一君、農林水産省大臣官房政策評価審議官本川一善君、農林水産省大臣官房審議官吉田岳志君、国土交通省都市・地域整備局長柴田高博君、国土交通省河川局長渡辺和足君、国土交通省道路局長谷口博昭君、国土交通省住宅局長……
○大野委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 地震防災対策特別措置法の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来理事会等で御協議を願っておりましたが、協議が調いましたので、委員各位のお手元に配付いたしましたとおり委員長において起草案を作成いたしました。 本起草案の趣旨及び主な内容につきまして、委員長から御説明を申し上げます。 地震防災対策特別措置法は、平成七年六月に、地震による災害から国民の生命、身体及び財産を保護するため、地震防災緊急事業五カ年計画の作成及びこれに基づく事業に係る国の財政上の特別措置等につい……
○大野委員長 これより会議を開きます。
この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
三宅島噴火災害の復旧・復興状況等調査のため、三宅島に委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、派遣委員の人選、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後二時三十……
○大野委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 去る四月十九日、三宅島噴火災害の復旧・復興状況等調査のため、東京都三宅村に委員派遣を行いましたので、派遣委員を代表いたしまして、私から調査の概要について御報告申し上げます。 派遣委員は、自由民主党の斉藤斗志二君、福井照君、宮下一郎君、石原宏高君、坂井学君、民主党・無所属クラブの下条みつ君、松原仁君、公明党の谷口隆義君、日本共産党の笠井亮君、社会民主党・市民連合の辻元清美君、国民新党・日本・無所属の会の糸川正晃君、そして私、大野松茂の十二名であります。 御承知のように、三宅島の火山活動に伴う有害な二酸化硫……
○大野委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件、特に首都直下地震等の地震防災対策について調査を進めます。 本日は、参考人として東京大学地震研究所教授阿部勝征君、富士常葉大学環境防災学部教授重川希志依君、東京都危機管理監島田健一君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。首都直下地震等の地震防災対策につきまして、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 次に、議事の順序につい……
○大野委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に付託になりました請願は二十一件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになりましたので、御了承願います。
なお、今会期中、本委員会に参考のため送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、豪雪災害に関する陳情書外十一件、災害援護資金貸付金の償還期限の延長等を求める意見書外十四件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件につきまして、議長に対……
○大野委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの豪雨による被害によりまして、多くの方々がお亡くなりになっております。ここに、お亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。
また、負傷された皆様の一刻も早い回復をお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
これより、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立願います。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
○大野委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの平成十八年台風第十三号による被害でお亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。
また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
これより、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立をお願いいたします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を始めます。
この際、去る二十二日、平成十八年台風第十三号による被害状況等調査のため、宮崎県に……
○大野副大臣 地方財政再建促進特別措置法二十四条につきまして、先生から御指摘も既にいただいているところでございますが、御案内のように、国と地方の財政秩序を維持する観点から、地方公共団体から国立大学法人を含めた国等への支出金について、実質的に交換に当たる場合や原因者負担となる場合など、政令で定める一定の場合等に限って認めることとされているところでございます。 第一種感染症指定医療機関の指定自体は、もとより本法に抵触するものではありませんが、指定された国立大学法人などが地方公共団体から補助金を受けようとする場合には本法の制限の対象となりますことから、厚生労働省より事務的な協議を今受けているところ……
○大野副大臣 このたび総務副大臣を拝命いたしました大野松茂でございます。 菅大臣のもと、全力を尽くしてまいりますので、今井委員長初め、理事、そして委員の先生方の格段の御指導と御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
○大野副大臣 お答えいたします。 地方選挙における選挙運動の方法などにつきましては、これまでの国会における審議や各党間の議論の積み重ねの中から現在のようなルールが設けられてきたところであります。 地方選挙につきまして、市町村議会議員選挙を含めて、候補者が選挙運動のためにビラの頒布をすることは認められていないところでございまして、御指摘のとおりでございます。 地方選挙においてどのような文書図画の頒布を認めるかにつきましては、選挙運動あるいは選挙時における政治活動のあり方にかかわる重要な問題であります。これらの問題につきましては、各党各派において十分御議論をいただくようなテーマであろう、この……
○大野副大臣 総務副大臣を拝命いたしました大野松茂でございます。 菅大臣のもと、現下の課題につきまして積極的に取り組む決意でおります。何とぞ、佐藤委員長初め委員の皆様方の格段の御指導を賜りますようお願い申し上げます。よろしくお願いします。(拍手)
○大野副大臣 お答えいたします。 実態として、現実、地域間には大きな税源偏在のある中で、地域間の財政力格差を調整して、そして一定水準の行政を確保することが必要であります。これは基本方針二〇〇六の中にも掲げられたところでございますが、この方針に沿って、必要な交付税総額を確保してまいることが大事である、こう承知をいたしております。 現在、多くの地方団体が懸命の行政改革に励んでおりまして、相当スリム化してきている、私自身の経験からいたしましてもそう思っております。大変な努力を重ねておいででございます。しかし、交付税がどこまで削減されるのか予想がつかない、そしてまた前向きな政策に取り組めなくなって……
○大野副大臣 道州制についての議論がこうして正式に国会で始まったということ、それは、私は率直に言って画期的なことだと思っております。しかも、そのことについて将来に向けての大きなビジョンも、当然のこととして大きな広がりを私ども期待しているところでございますが、特に、今、国会に提案いたしております地方分権改革推進法案、これは、新たな地方分権改革の推進に対しての整備を定めまして、しかも、三年に期限を限って集中的に改革を進めよう、こうしております。この進め方の中には、当然、地方分権改革の着実な実施が望まれるわけでありますから、将来的な課題としての道州制の本格的な導入につながるもの、こう思っているところ……
○大野副大臣 最近のまさに不祥事、御指摘のとおりでありまして、私ども、非常に残念な事態、しかもこうして地方分権が進みます時代に、本当に残念な事態だ、こう思っておるところでございます。最近発生している一連の不祥事は、言うなれば国民の間で地方公共団体への不信感を増大させかねないところがあるわけでございまして、地方行政全体に対するところの信頼感を揺るがすものでありますから、まことに残念な事態、このように思っております。 このような問題に対しまして、まず、地方公共団体がそれぞれの権能に基づいて、みずから判断し、みずからの責任において対応すべきこと、自己判断、自己責任ということは極めて大事なことであり……
○大野副大臣 私の方から、手続についてなんですが、もう既に先生御案内のとおり、地方自治法の二百六十一条の規定によりまして、一の地方公共団体のみに適用される特別法が国会または参議院の緊急集会において議決されたときは、最後に議決した議院の議長は、その旨を内閣総理大臣に通知し、内閣総理大臣は、直ちにその旨を総務大臣に通知し、総務大臣は、五日以内に、関係地方公共団体の長に通知しなければならない、こう書かれているところでございます。 関係地方団体の長は、その通知を受けた日から三十一日以後六十日以内に、選挙管理委員会に当該の法律について賛否の投票を行わせることとしております。 選挙管理委員会は、賛否の……
○大野副大臣 独立行政法人制度におきましては、各独立行政法人の業務実績につきまして、毎年度、外部の有識者から成る評価委員会が主体となって評価を行うことになっております。そして、中期目標期間終了時には、評価委員会の指摘を踏まえて、主務大臣が組織そして業務全般の見直しを行う仕組みとなっておりますことは御案内のとおりでございます。 具体的には、各府省の独立行政法人評価委員会と総務省の政策評価・独立行政法人評価委員会によりますところの重層的なチェック体制が整備されておりまして、独立行政法人評価の仕組みにつきましては、政府全体として評価の厳格性を担保できるものになっていると認識はいたしております。 ……
○大野副大臣 東京都の職員の募集にかかわることでございますが、もともと地方公務員法におきましては、合理的な理由なく平等に取り扱わないことは禁止されているところでございまして、その中で東京都がこのような対応をしているところでございますが、東京都の対応そのものについては、地方公務員法の趣旨を踏まえて対応していただいているものと思料しております。
【次の発言】 採用に当たって、新規学卒を採用する場合と、中間で、それぞれの経験を生かした分野で採用したいということがございますが、募集をする側の地方自治体においてそれなりの理由を持って募集をすることだろう、こう推察いたします。
その中で、今回募集しており……
○大野副大臣 一〇〇%落札についてでございますが、十五年度から十七年度における独法の落札率一〇〇%の入札件数につきましては実は把握していないんですが、独立行政法人について本年二月に、各府省における年度評価や中期目標期間終了時の見直しにおきまして、十八年度以降の競争入札並びに随意契約については、御指摘の落札率を含めまして、件数、金額、予定価格、競争入札等の移行した事例あるいは随意契約によることとした理由などにつきまして、具体的に把握、公表した上で評価を行うように求めたところでございまして、このように適切に対応をしてまいりたい、こう思っております。
○大野副大臣 平成十九年度における総務省所管予算案につきまして、概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計について御説明いたします。 一般会計の予算額は、十六兆千八百四十五億円であります。 簡素で効率的な政府を実現するとともに、日本経済の成長力を強化するためには、抜本的な行政改革を強力に推進し、二十一世紀にふさわしい仕組みをつくり上げていくことが必要です。 本予算案は、これを踏まえ、行政改革、地方分権、ICT政策、国民の安心、安全の確保等を重点的に推進するとの考えに基づいて取りまとめたものであります。 具体的には、まず、行政改革を積極的に推進するため、政策評価制度、国家公務員制度改革……
○大野副大臣 菅大臣にこれはお尋ねでございますが、御理解いただいて、副大臣からお答えをさせていただきます。 地方交付税の基準財政需要額につきましては、義務教育あるいは社会保障等につきまして、法令で定められている行政水準を客観的な統計指標により算定することを基本といたしております。河川や港湾等の公共事業につきましては、特定の地域または年度によりまして事業量に大きな偏りがありますことから、一部、現実の事業費に応じた算定を行ってきているところでございます。 このうち、地方債の元利償還金を基準財政需要額に算入する仕組みにつきましては、基本方針において、「地方が自分で効果的な事業を選択し、効率的に行……
○大野副大臣 大臣が予算委員会の方に行かれましたので、かわって、副大臣でございますが、お答えをさせていただきたいと存じます。 個人住民税につきましては、ただいま御指摘がございましたように前年所得に対して課税をしておりますが、一般的に、所得課税におきましては、所得発生時点と税負担時点をできるだけ近づけることが望ましいという観点から、現年所得に対する課税に改めるべきとの御指摘がありますこと、御指摘のとおりでございます。 一方で、この個人住民税を現年課税の仕組みに移行した場合でございますが、所得税と別個に個人住民税につきましても年末調整が必要になります。給与支払い者の事務負担がそのことで大きくな……
○大野副大臣 昨年の十二月に、今御指摘がございましたように、安倍総理から菅総務大臣に対しまして、地方公務員の給与に対する激しい意見を踏まえまして、地域の民間給与水準を上回ることのないように、その水準を引き下げる給与構造改革を強力に推進するように指示があったところでございます。 この総理からの指示につきましては、地方分権を一層推進していくためにも、地方公務員の給与について国民や住民の理解と納得が得られるよう、不適切な制度やその運用についてはさらに適正化を進めるとともに、地域の民間企業の給与水準を適切に反映していくことが重要である、こう私どもも認識をしているところでございます。 こうした観点か……
○大野副大臣 独立行政法人につきましては、一定の目標に従って業務運営の自律性や自発性を発揮するという観点が強うございます。一定の期間、具体的には三年以上五年以下の中期的な目標を設定した上で、業務実績を第三者によって厳格に事後評価されるということになっております。財務関係につきましても、中期目標期間を一つの区切りとしているところでございまして、渡辺大臣の御答弁にもございました。このため、運営費交付金の精算につきましても中期目標期間の単位で行うこととしておりまして、次期の中期目標期間への繰り越しを認められた額を除き、その残余額を国庫に納付させることとしているものでもございます。 中期目標期間の途……
○大野副大臣 先般、東京地裁で、民法の嫡出でない子が差別的であるといたしまして、出生届の嫡出であるか否かを記載せずに不受理になったために住民票が作成されなかった事案に関しまして、戸籍のない子に住民票を作成するように世田谷区に対しまして義務づけた判決が出ました。そのことを御指摘だと思います。 当該裁判の中で、確かに、子の住民票の記載がされないことによりまして、例えば、区立幼稚園の入園であるとか、小学校への就学であるとか、あるいはまた私立の幼稚園でもそうですが、入園した場合の補助金の支給であるとか、区営住宅への入居の際に、居住関係を証明するためにその都度手続が必要になるとされるところでもございま……
○大野副大臣 少年法の改正に伴うところの増員の件でございますが、十八年度には少年院に三十人の増員措置をいたしております。 十九年度につきましては、少年法改正に伴うものでございますが、特に明示はしておりませんが、教育処遇体制のために二十八人の措置をいたしているところでございます。
○大野副大臣 保護観察官の増員のことでございますが、皆さん方の御苦労を十分承知いたしているところでございますが、現下の厳しい定数管理の中で、ほぼ法務省のお考えの要求に沿うような形で、四十三人を増員いたしたところでございます。
今後もまた法務省からこうしたことについての要求が恐らくあろうと思っておりますが、そうした要求を踏まえて適切に対処してまいりたい、こう思っております。
【次の発言】 こうした現場で御苦労されております保護観察官の数を倍増すべきだというような御指摘もございます。そうした中にありますが、定員純減は現政府の方針でもございます。こうした方針の中ではございますが、こうした声をしっか……
○大野内閣官房副長官 特に、内閣官房において、御発言の想定問答、問答対応、そういうことはいたしておりません。
【次の発言】 ただいまお聞きしておりますと、キティーホークの空母戦闘群のモフィット司令官が五月六日の日に行った発言に関連してお尋ねのようでございますが、今般、内閣官房のテロ対策特措法担当部局、これは内閣官房の安全保障・危機管理室でありますけれども、同時期以降の同部局の作成にかかわるところの保存文書を調査いたしたわけなんですが、当該発言に関しまして、当該応答要領あるいは想定問答集などの資料は存在いたしておりません。
ただ、当該発言に関しましては、防衛庁が作成をいたしました想定問答集につ……
○大野内閣官房副長官 内閣官房副長官の大野松茂でございます。 中野委員長を初め諸先生方の御指導、御鞭撻を賜りながら、町村官房長官を補佐して力を尽くしてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○大野内閣官房副長官 この調査報告書でありますけれども、昭和四十八年に発生したこの事件につきまして、韓国の中央情報部の部長の指示に基づいて行われたという内容のものでございました。 それで、このことにつきましては、二十四日の日に木村外務副大臣から柳明桓駐日韓国大使に対しまして、この見解が韓国政府の見解であることを確認した上で、この当時の韓国当局が我が国の国内において公権力を行使したことについて遺憾の意を表明しております。 これを受けまして、柳駐日大使からは、高村外務大臣に対しましても、我が国の主権を侵害したことに対する陳謝の意が表明されたところでございまして、これをもって韓国政府による我が国……
○大野内閣官房副長官 今までの経緯については武正委員御案内のとおりでございますが、尖閣諸島に対しましては、平成十四年に、尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持管理を図るということを目的といたしまして、当該所有者から賃借を開始いたしております。そして、この所有者の意向を踏まえまして、かつ、賃借の目的に照らしまして、原則として何人も尖閣諸島に上陸を認めないという方針をとってきているところでございます。 上陸を認めるかどうかにつきましては、今申し上げましたように、土地所有者の意向であるとかあるいは政府の賃借目的などを十分に踏まえて検討する必要があると考えておりまして、このような考えのもとに対応を検討すると……
○大野内閣官房副長官 出席がおくれまして、御理解いただいてありがとうございます。
国際援助隊につきましては、もう既にさまざまな対応をさせていただいておりますし、また、関係省庁との十分な連携の中で、情報収集を初め素早い対応をということで進めておりますので、引き続き、そのような体制をもって、さまざまな緊急の課題に対応してまいりたいと思っております。
【次の発言】 自衛隊機による援助物資の輸送をめぐりましては、実はさまざまな報道がされておりまして、その一つ一つについて政府としてコメントすることは適当ではない、こう思っております。
いずれにいたしましても、申し上げられますのは、中国側より援助物資の……
○大野内閣官房副長官 おはようございます。 鷲尾委員のいつもながらの熱心なお取り組みに敬意を申し上げるところでございます。 御指摘にありますように、我が国は拉致問題を重視いたしております。そうした中で、一刻も早い解決を求めておりますことは北朝鮮も十分理解しているものと思っておりますが、御指摘のようなおそれはないと思っております。 いずれにしても、我が国にとりましては拉致問題も核問題も重要な課題でございまして、これらを含む諸懸案の解決に向けて北朝鮮が具体的な行動をとることを粘り強く求めていく、この方針には変わりはございませんので、御理解いただきたいと思います。
○大野内閣官房副長官 突然のお尋ねでございますが、こうして落札率一〇〇%ということ、それをそのまま予定価格に対して、それぞれの分野によりましても、特定の機器であるとか、いろいろなことがあるんだろうと思いますけれども、今、内閣としても、こうしたことの入札の公正ということについては事あるごとに実は指摘をしているわけでありまして、その中で、公正を欠くということが言われないような対応をこれからもしていく所存でございます。
【次の発言】 ただいま資料を配付されておりまして、確認をさせていただきましたが、ここにありますとおり、大臣等に報告を行った件数、当該大臣等が要請、働きかけを行った国会議員に対して内容……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂です。 私は、自民党、公明党を代表して、日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律案に反対の立場から討論を行います。 反対の最大の理由は、本法案を成立させ現時点で株式の処分を停止しなくとも、現行の郵政民営化法上、実際に株式が処分されるより前に民営化に関する見直しを行うことになっているからであります。 郵政民営化法においては、三年ごとに、民営化各社の経営状況及び国際金融市場の動向その他内外の社会経済情勢の変化を勘案しつつ、郵政民営化の進捗状況について総合的な見直しを行うこととなっております。この三年ごとの見直しは、来……
○大野(松)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまのやまぎわ大志郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、船田元君が委員長に御当選になりました。
委員長船田元君に本席を譲ります。
○大野(松)分科員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 相続税に係る緑地保全について、首都圏の緑の保全、殊に武蔵野の原風景としての雑木林、屋敷林の保全、それに対する税制について質問をさせていただきます。 首都圏、中でも私の埼玉県は、昭和三十年代以降の人口集中と産業の発展によりまして、土地利用が著しく変化いたしました。平地や丘陵の農地や雑木林が住宅地、工業用地等に転用されまして、市街化区域はもちろんのこと、近年、市街化調整区域についても身近な緑は急速に失われてきております。武蔵野の基本的風景としての雑木林や屋敷林は、武蔵野のみが持つ四季折々の美しい景観でございます。その貴……
○大野(松)分科員 自由民主党の大野松茂でございます。 高校教育改革の推進を願う立場から、何点かお尋ねをさせていただきます。 昭和二十三年に新制高校として発足いたしました高等学校でございますが、進学意欲の高まり、また高学歴志向を背景といたしまして国民的教育機関へと大きく発展を続ける中で、制度発足五十年を間もなく迎えようとしております。今や進学率九六%を超える実態の中にございますが、以来、中途退学者の問題が大きな課題となってきております。 さきに文部省が発表した数字の上でも、平成七年度の全国公私立高校の中退した生徒数は九万八千百七十九人にも上りまして、前年を千八百人上回り、二年連続で増加を……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 公述人のお三方の先生方には、大変お忙しいところを御出席いただきまして、ただいまは大変示唆に富む貴重なお話を賜りました。まことにありがとうございました。 今、我が国の様子といいますと、戦後この方当たり前のように続いた右肩上がりの経済成長が崩れて、それを前提とした社会の仕組みが行き詰まりを見せております。そして、金融の不安、景気の低迷など、困難な事態になっております。それぞれに緊急対策が講じられまして、四次にわたるところの緊急経済対策、二兆円の減税の実施、それにあわせて、平成十年度予算の一刻も早い成立こそ国民の皆さんの大きな期待であろう、こ……
○大野(松)小委員 先生の先ほどのお話の中にも既にあったことですけれども、特に今までの高等学校の教育の中で、大きな反省点に立って、課題解決能力から課題探求能力へという新たな対応、新たな学習展開がされているわけですが、そのみずから学び、みずから考える力を養うということの中で、高等学校の教育の中にも多彩な学習方法が展開されております。 例えば、単位制にいたしましても総合学科制にしましても、あるいは専門学科における選択制にしましても、まさに多彩な、生徒たちの自主性に基づいた学習ができるようなシステムになっている。特にそのことを今盛んに進めているわけなんですけれども、問題は、この指摘の中にもございま……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 本日は、公述人の先生方、それぞれのお立場から貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。 お尋ねをいたします前に、実は、本委員会におきましても、国、地方の行政改革の進みぐあいについて議論がございました。私は、行革は国よりも地方自治体の方が進んでいる面が多いと思っております。 今、地方では、大胆なリストラや情報公開が進んでおりまして、住民に身近な形での改革が、住民の支持を得て進んでおります。組織の改革は、リーダーの高い意欲がなければ動きません。その点、自治体の首長には組織の権限が集中しておりまして、やりやすい面が多分にございます。……
○大野(松)小委員 先生、どうもありがとうございます。 これは、鶏が先か卵が先かの議論になると思うのですけれども、最近の子供たちの関心を見ていましても思うのですけれども、どうも理科に対する関心が子供自身も薄い。先生も興味を持たせるような教育ができない。もともと理科というのは、実験だとかそういうことを伴いながら、実体験の中から、学ぶことの厳しさと楽しさを味わうはずなんです。ところが、教えている先生自身もその経験がないものですから、言うなれば教科書の朗読で終わってやしないか。先ほど先生からもちょっとありましたけれども。 どうも、今の教科書を見ると、非常にわかりやすい教科書なんです。私たちが使っ……
○大野副大臣 今、業界というお尋ねでございますけれども、電話の受付代行業、こういう仕事がこの関連をしている業界であろう、こう思っております。
【次の発言】 疑わしい取引ということでございますが、疑わしい取引の届け出が必要となる場合は、顧客が会社等の実態仮装をする意図でサービスを利用する意図があり、それがマネーロンダリングやテロ資金の供与に用いられていることを契約事務の過程で知った場合、これに限定されることだと思います。
【次の発言】 犯罪による収益の移転防止に関する法律、この施行にあわせて規制対象となる業界の実態あるいは現在運用されている金融庁のガイドライン等、こういうものを踏まえまして、疑わ……
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