このページでは島聡衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。島聡衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○島委員 新進党の島聡でございます。 何分新人で、初質問でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 今回の通常兵器の改正の議定書でございます。 先ほどから議論にありますように、国連人道問題局の対人地雷に関する資料によりますと、現在、世界六十八カ国に一億一千万個以上の効力を持つ対人地雷がある。さらに、同数の対人地雷が蓄積されておりますし、それが散布を待っているとも推定される。毎月二千人以上が地雷の爆発で死傷をする。世界各国でNGOが中心となって地雷除去活動を展開しているわけですけれども、対人地雷一個除去するたびに、どうも計算でいきますと同時に二十個が、新たな対人地雷が敷設されてしまっ……
○島委員 新進党の島聡でございます。 本日は、日本と香港の航空協定及びパプアニューギニアとの航空協定、南アとの租税条約についての審議でございますが、この質問に先立ちまして、ペルー大使公邸占拠事件の問題につきまして、まず危機管理の観点から御質問を申し上げる次第でございます。 今回の大使公邸突入の前に事前通告がなかったということが問題になったわけでございます。結果としては事前通告がなかったというふうに報道されておりますが、私の最初の質問でございますが、もしも事前通告があった場合に、日本国政府としてはどのような対応をすることを想定していたかということをお聞きしたいわけでございます。 報道により……
○島委員 新進党の島聡でございます。 本日は、ASEAN加盟に関連しましたミャンマー情勢の問題、そしてアフガニスタン和平への日本の対応の問題、時間がありましたら、日本、アメリカにオーストラリアを加えました日米豪間の防衛協力のあり方についてお尋ねをいたします。 まず最初に、ASEAN加盟に関連したミャンマー情勢の問題でございます。先月末のASEAN特別外相会議では、ミャンマー、カンボジア、ラオスがASEANに加盟し、この七月にはASEAN10が実現することが決定されたわけでございます。しかし、軍事政権下にありますミャンマーを取り込むことに対しましては、欧米諸国は強く反発している。ASEANと……
○島議員 お答えいたします。 日本銀行は、金融政策、金融検査監督とのかかわりのほかに、国の金庫としての性格も当然持っております。国の財産管理というのは大蔵省の所管事項でありまして、新進党案でもこの点を変える考えはございません。 したがいまして、日銀法案におきまして、第二十六条「国に対する貸し付け等」、第二十七条「国庫金の取扱い」、第二十八条「国の事務の取扱い」の規定を設けております。これらの事務については、従来どおり大蔵省との関係において執行されるものと御理解賜りたいと思います。 また、今後の金融情勢におきまして最も重視されると思われる信用秩序維持、そのための特融についてでございますが、……
○島委員 新進党の島聡でございます。何分初質問でございますので、よろしくお願い申し上げます。 さきの商工委員会で佐藤通産大臣、麻生経済企画庁長官ともども、経済構造改革が急務と述べられたわけでございます。私は、この経済構造改革について、三つの観点から質問を申し上げます。 第一は、規制緩和を中心にした経済構造改革には痛みを伴うと今言われておりますけれども、この痛みの認識について政府がどうも楽観視し過ぎているのではないか、第二は、空洞化対策としての新規産業育成についてでございますが、どうもこれは官庁の壁、縦割り行政によって進まないのではないか、第三は、国際的産業立地競争力のある事業環境の整備とし……
○島委員 新進党の島聡でございます。 今回の民間活動に係る規制緩和の一括法案、それに関連いたしまして、規制緩和についてお尋ねを申し上げる次第でございます。 今、吉田議員の方からもありましたように、規制緩和でもういろいろな進むところがあって、光と影も見えてきたという話もあります。このところ思っておりますのは、一時期、これから日本の行政というのは産業者重視から生活者重視にならなくてはいけないと言われておりましたけれども、それがどうもトーンダウンしてきたような気がしておりました。 今回、三月二十八日の規制緩和推進計画の再改定があったわけでございますが、そのときに、これは前と同じような基準が出さ……
○島委員 私は、今回の純粋持ち株会社というのは、時代の趨勢、背景からして当然解禁すべき問題であると思っております。このグローバルな競争状態、本当に多くの方が言われたわけでありますが、国内の市場シェアを問題にするような状況ではいけないということは当然なことだと思います。 それで、このように純粋持ち株会社を解禁して日本の企業の国際競争力を向上させるという意味では、今回の自民、社民、さきがけさんの案というのは、いろいろな譲歩があったせいか、どうも中途半端だなという感じがして仕方ありません。 一番のポイントは、一番わかりやすいことで言いますと、この外形基準、総資産が十五兆円とか、それから届け出が三……
○島委員 新進党の島聡でございます。 きょう午前中には、私どもの同僚議員が幾多の質問をされました。五月九日にはフリートーキングが行われまして、延べ十何人の委員が発言された。そのときもいろいろな論点がたくさん出ておりました。情報公開の強化が要るとか、連結制度の導入が必要、労使問題、それから公正取引委員会の透明な法運用等々の議論がなされ、そしてまた、午前中にも多くの議論がされたわけでございます。私は、その議論等を踏まえまして、もうちょっとまた基本に戻って御質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 与党内のプロジェクトチームでの議論を経まして今回の法案が提出されたわ……
○島委員 新進党の島聡でございます。 先ほど森委員からも御言及がございましたが、質問に先立ちまして、去る十七日にエジプト南部の観光地ルクソールにおきまして、これまでに十人の日本人を含む七十一人が無差別発砲テロの犠牲になる痛ましい事件が起きたわけでございますが、それについてちょっと言及したいと思います。 まず、亡くなられた方には、本当に心より哀悼の意を表したいと思う次第でございます。 さて、外務省は、九二年からエジプト渡航者に対しましていわゆる注意喚起という情報を流している。注意喚起というのは、私も報道だけでございますのできちんと事実確認しておりませんが、三段階いろいろな喚起情報がある中で……
○島委員 島聡でございます。 二〇〇五年に愛知県で、「新しい地球創造 自然の叡智」、それをテーマにした博覧会が開かれます。世界を見ますと、二〇〇〇年にハノーバー、ドイツがあって、その後ということでございますから、要するに、二十一世紀に初めて開かれる国際博覧会ということになります。 十九世紀にロンドンで万博が開催されて、これは一八五一年。十九世紀の万博というのは、一八五五年のパリ、七三年のウィーン、七六年のフィラデルフィア、これはまさに当時の時代背景を示しておりまして、帝国のディスプレーとか商品のディスプレーとか、あるいは見せ物を中心とした博覧会であったわけであります。 それで、二十世紀、……
○島委員 民友連の島聡でございます。 中部新国際空港につきまして質問を申し上げます。 きのう、当委員会でこの設置法案につきまして審議がされたわけでございますが、その中で経済効果四兆円だという話があったそうでございます。しかも、その見方は、その経済効果四兆四千四百億円の試算は開港後五十年間の経済効果としてはかられた。まさに、開港後五十年間というような長期的なスタンスに立って、この問題というのは考えていかなくてはいけないと私は思うわけであります。その観点から本日は質問をさせていただきますので、お願いを申し上げます。 今月初めに、全国の総合開発計画の素案が明らかにされました。国際交通体系の整備……
○島委員 島聡でございます。 イラク情勢及び日韓関係に関連しまして、質問を申し上げたいと思います。 まず、イラク問題でございますが、今回のイラク問題の発端、大量破壊兵器の査察問題ということから始まったわけでございます。 冷戦期外交政策におきまして大量破壊兵器といいますと、核兵器が中心になっていたわけでありますが、今、いわゆる化学兵器、生物兵器というのが非常に重要になってくるわけであります。最も注意しなくてはいけないのは、実はこれから先はこの化学兵器、生物兵器だと私は思っておりまして、化学兵器の脅威というのが、一九八〇年から八八年まで続いたイラン・イラク戦争で、または八八年、イラク政府が国……
○島委員 民主党の島聡でございます。 本日は、中華人民共和国との漁業協定について討論をさせていただくわけでありますが、その前に、きのう開かれましたG7の問題について質問をさせていただきたいと思うわけであります。 きょうの新聞報道によりますと、弱い日本に議論が集中した、日本の経済対策に非常に不満だと。会議では、日本経済に関する議論がG7開催時間の約半分に当たる二時間半にわたって続いた、速水日銀総裁の言葉として、「議論は日本に集中した」ということになっております。 まず、大蔵省に来ていただいていると思うのですが、このように、G7でまず議論の時間の半分も日本問題に議論が集中したことは事実かどう……
○島委員 民主党の島聡でございます。 極めて今いろいろな意味で、外務大臣、お忙しいことだと思います。先週の金曜日のこの外務委員会の玄葉議員の質問への答弁以来、いわゆる新ガイドライン法制に関して、周辺事態等の解釈に関しまして、非常に政府内で見解の不一致があったのではないかというようなことが随分されて、報道の方も随分議論がありました。 第百十九臨時国会ですか、平成二年十月十六日に、国際連合平和協力法案では、政府側の答弁がいろいろ混乱しまして、その法案、審議未了で廃案になったことがあります。そういうような何か兆しが見られるような一週間だったのではないかと思っております。 また、去る五月十一日と……
○島委員 非常に残念だと私は思っております。といいますのは、先週木曜日の五月二十八日に、この委員会でちょうど私は外務大臣にこのパキスタンの問題について質問をしておりました。そのときに阿部軍備管理・科学審議官が、核実験実施の可能性について、友好国から得た偵察衛星情報などによると、実験準備は完了に近いところまで行っている、実験するかしないかはパキスタンの政治的決心によるというような、私のメモによるのですが、そういう答弁をされたわけであります。それが二十八日の日の日本時間で三時半ぐらいだったと思うのです。今思うと、政治的決心をするだけだというその答弁を、すごく私自身も、そのときはそうだなとしか、政治……
○島委員 十六兆円にも及ぶ総合経済対策が発表されているのですけれども、株価あるいはマーケットの反応は全く芳しくなかったわけであります。一体これはなぜか。政策、政治、そういうものに対する信頼が本当に失われている。 当たり前でありまして、この審議をずっと聞いておりますと、政策の最高責任者がきちんと負うべき責任からもう逃げの一手に終始している。政策を見誤った、そういう誤ったということに対する結果責任を、全く他人事のように、各関係閣僚が結果責任を全く考えていない。こんなことをやっていますから、本当に、政府、政策に対する信頼が全く失われたことによって、政策が実効性を失っているというのが現在の状況である……
○島委員 民主党の島聡でございます。 先ほど茂木議員がトップバッターとしてやられまして、私は野党側のトップバッターとしてやらせていただきます。 去る四月十六日の衆議院本会議で代表質問をさせていただきました。本日議題の二法案を含む三法案の趣旨説明に対しまして、代表質問に立ったわけですが、そのときに答弁をいただきました。 今、山口議員が国民にわかりやすい言葉で話してくれという御主張をされたわけでありますが、私のメモ、そしてまたそのときの、あくまで未定稿でございますが、速記の記録を拝見しましても、何か答弁がよくわからない。そのときの代表質問の答弁がよくわからない。これは私の理解能力が低くて読ん……
○島委員 民主党の島聡でございます。 中小企業等投資事業有限責任組合契約に関する法律案につきまして質問を申し上げたいと思います。 私も、これからベンチャー企業の育成が我が国経済に活力を与えるということは非常に重要なことだと思っております。よく言われる話ですが、日本の開業率というのは長期的に低落傾向をたどっておる。一九七二年に七%ぐらいだったのが、九〇年に、ちょうどバブルが崩壊したころに開業率と廃業率がクロスしまして、廃業率がちょっと 上回った。そしてだんだん低落傾向をたどって、今大体開業率は三・六%ぐらいになっている。これが非常に日本のダイナミズム、よく日本は少子社会になったからダイナミズ……
○島委員 民友連の島聡でございます。 私は一昨年の総選挙で初当選をした新人議員でございますが、この一年間、この国会で感じたことは、本当に経済政策を誤るということがこんなにも日本経済というのをがたがたにするのかということを実感したことでありました。 私が当選しました九六年、そのときには日本の経済成長は三・二%で成長していました。暦年に直しますと、これは三・九%、ほぼ四%に近い数字で成長をしていたわけであります。その前の年、九五年には二・八%であったわけであります。九三年が〇・五、九四年〇・六とゼロ%成長であったんですが、この九五、九六と、ある意味で日本経済は自律的な経済成長に乗っていたところ……
○島委員 民友連の島聡でございます。 財政構造改革法案というのがありまして、これが今、日本の経済をぐちゃぐちゃにした非常に悪法だと私は思っておりますが、それが、公共投資は七%一律に削減をするという話をしました。財政構造改革法案というのは、財政の構造を改革する法案であるはずなのに、ただ単に圧縮するだけになっているという観点から、公共投資及びODAについてきょうは御質問をしたいと思っております。 単に七%公共投資を圧縮するというのではなくて、今までの公共投資というのは、需要効果と供給効果、サプライサイドの方から考えると、需要を伸ばす効果もあったし、供給を伸ばす効果も、昔、一九七〇年代はあったわ……
○島委員 民主党の島聡でございます。 本日は、深刻な干ばつ又は砂漠化に直面する国において砂漠化に対処するための国際連合条約の審議でございます。ですが、今委員からもありましたように、今国際的に非常に重要な問題もございますので、最初にこの砂漠化条約に関して質問をさせていただきまして、その後、国際情勢について幾つか質問をさせていただきたいと思います。 この砂漠化条約も実は非常に重要な問題を含んでいると私は思っております。 今回、ただいま審議をしているわけでございますけれども、本条約は平成六年六月に作成されている。四年前であります。我が国は、平成六年十月に署名している。しかし、署名後、政府はこの……
○島委員 民主党の島聡でございます。 本日は、金大中韓国大統領が七日から十日まで訪日されるということで、それに関連して、日韓関係を中心に質問をさせていただきたいと思います。 その前に、高村外務大臣、オルブライト国務長官とかと並んで記者会見されておりましたが、なかなか毅然とされ、日本のメッセージ性をきちんと発揮されておられるように拝見しまして、前の外務大臣と比較してでございますけれども、非常によかったと思いますので、その調子できょうも答弁していただきたいと思います。 七日に金大中韓国大統領が到着されて、外務省の方の公式日程がきのう発表されたと報道されておりますが、天皇、皇后両陛下との会見や……
○島委員 民主党の島聡でございます。 与謝野通産大臣に商工委員会で質問させていただくのは初めてのことでございますので、非常に記念すべき日に質問させていただけることを喜んでおります。 私は一年生議員で、平成九年二月二十一日に初質問をさせていただいたんですが、この間にもう既に三人も大臣がかわった、そういう状況でございます。これは後で御質問をさせていただく伏線なんでございますが、今回の不正競争防止法を一部改正する法律につきまして、まず大臣に、この法律を改正していく意義が、日本経済さらにはそれを構成する日本企業にとってどんな意義があるかということをお答えいただきたいと思うわけであります。 といい……
○島委員 民主党の島聡です。新事業創出促進法案及び小規模企業共済法及び中小企業事業団法の一部を改正する法律案について、質問を申し上げます。 今、極めて雇用情勢が悪いということは、だれもが党派を超えて認識をしている。景気対策が必要であることも当然認識をしているわけでありますが、今回の法律、非常に盛りだくさんの法律を、もちろん景気対策が必要であるということは我々も認識しておりますけれども、日本の経済構造を変えていくような法律、あるいは今までのいわゆる工場の再配置等のいろいろな法律を新たにするというような法律が、極めて審議時間の短いこの臨時国会で出され、全体の今の政策を流れることでございますが、景……
○島委員 民主党の島聡でございます。 安保委員会では初めての質問になりますので、よろしくお願いいたします。 高知県の橋本知事が、議会に、非核三原則の尊重を定めました港湾施設管理条例改正案を提出しまして、それにつきましていろいろな議論が巻き起こっているところでございます。 高知の港に入るような艦船については、外務省に対しまして、核は持っていませんという非核証明書を出してくださいというようなことを要綱で定めるそうでございますが、これに対しては、国は、外交権は国のものだということで、いろいろな議論が出ている。小渕首相は、国が認めた外国軍艦の寄港が非核証明の有無で妨げられてはならないと述べました……
○島委員 民主党の島聡でございます。私どもはきちんと答弁をお願いします、うなずくだけじゃなくて。 自衛隊法等の一部を改正する法律案につきまして質問を申し上げます。特に、前回の証拠隠滅疑惑の最終報告の中でも、戦後の防衛行政の総決算を行い、開かれた政策官庁への脱皮と国民の信頼構築に全力を尽くして行わなければならないと。今、防衛庁長官がいわれなき批判ということをたびたび繰り返された。いわれなき批判なのか、本当は実はいわれがあるのかということはきちんとしていかないと、とても国民の信頼構築というのは、もう一度取り戻すということができないのではないか、そういう観点から幾つかの質問をさせていただきます。 ……
○島議員 お答えいたします。 産学官の連携が産業競争力の強化、ひいてはその一国経済を回復させるというのは、アメリカのシリコンバレーに見るがごとく非常に重要な要素であると思います。中山委員も文教委員でもおられるのでよく御存じかと思いますが、日本の大学の状況が本当にそのような状況になっているかどうかということに関しましては、甚だお寒いような状況にあるのが現在の状況であります。 政府の方は、いわゆるTLO、技術移転機関でございますが、それと国立大学教官の兼職を来年四月ぐらいから始めるというような方向性を新聞報道で伺っておりますが、私どもの法案と比べますと、極めて中途半端な印象を受けるわけでござい……
○島議員 本会議でも申しましたとおり、各党が政策の一致ということを非常に重視する姿勢である政党であるならば、これは成立をいたします。そうじゃなくて、政策の一致じゃなくて、政局とかそういうものだけ、あるいはほかの要素だけを考えるようであるならば、これは残念な結果に終わるのかなというふうに思っておる次第でございます。 私ども、相当の期間、ここでいろいろな御質問を賜ったり、あるいは通産大臣の御答弁を伺いましたけれども、何というんですか、例えば私どもの案に対しまして、新しいものに飛びつくだけではというような話がありましたけれども、現在の産業再生法案というのは、どちらかというと古い行政体質を守るだけに……
○島委員 民主党の島聡でございます。 随分この委員会の質疑も進んでまいりました。ある新聞では、非常に質疑が進んで、いろいろな質問が繰り返しが多くなったよということもありました。ちょっと発想を変えながら質問をさせていただきたいと思います。 質問のきょうのメーンは、現在、国会承認をするかどうかということに対して議論されている、あるいは安保の枠内がどうかということで議論されておりますので、我々民主党がなぜ国会承認ということをきちんと求めるかというのは、やはり外交政策というものに対する国民に対する説明というか、世論に対するものにどう考えるかというのと、政府とが違うと思うわけです。 政府というのは……
○島委員 民主党の島聡でございます。 政府委員が廃止されまして、新たな政務次官と、もちろん大臣、防衛庁長官でもありますが、防衛庁長官と政務次官と、政治家同士の議論があるというときに、きょうは西川防衛政務次官と東外務総括政務次官においでいただいております。 お二人とも同じ党でございまして、私は当選後すぐ外務委員会と商工委員会に所属させていただきました。私の一番最初の質問のときに私を励ましてくださったのは西川防衛政務次官でございました。そして、外務委員会で私の質問に対していろいろ御指導をいただいておりましたのが東総括政務次官であります。その意味で、東政務次官の質問は横でしっかりそのとき聞いてお……
○島委員 民主党の島聡でございます。 本日十三日は、韓国で総選挙が今開かれているところでございます。この韓国総選挙、随分たくさんの方が出ていらっしゃるわけでありますが、千三十八人が出ていらっしゃるそうであります。恐らく非常に大変な選挙戦が展開されていると思いますが、その千三十八人中四百七十人がインターネットのホームページを開いておりまして、サイバー選挙が到来したというふうに今言われている状況でございます。 本日の質問は、このインターネットを選挙にどう使っていくかということについての質問でございます。 たびたび、私、これを質問しますと、それは各政党間、各会派間で御議論をいただいてというよう……
○島委員 民主党の島聡でございます。 限られた時間でありますので、手短にいろいろな質問をさせていただきます。 まず、外務大臣、先週の水曜日、外務委員会で私どもの安住委員がいろいろな質問をしました。その再質問というような形で進めていきますので、よろしくお願いします。 安住議員の方からいわゆる拉致問題について質問をしたことに対して、交渉のやりとりについては先方との約束があるから、拉致という言葉を使ったかどうかということは今回は言わない、ただ今までは使っている、つまり、この拉致問題は交渉過程の問題だと。それで、先々週の国家基本政策委員会、党首討論で森総理が、第三国発言について、これは秘密のこと……
○島委員 民主党の島聡でございます。 今、長浜議員が最後にバランス論の話をされたわけであります。 きょうは、質問通告で第三者利得、秘書の問題及び政治献金、そしてまた「影響力を行使」等々の質問をするわけでありますが、この前の十月五日だったでしょうか、与党だけで国会審議をされたときに、いろいろな質疑をされたときに、こういうふうにバランスを欠くという議論がこの三つの観点でよくあったわけでありまして、きょう尾身さんが見えたらぜひとも聞こうと思っていたことが幾つかあるのですけれども、きょういらっしゃらないのは実に残念でございます。要するに、バランスもあり、本法案においては第三者供与は処罰の対象とされ……
○島委員 民主党の島聡でございます。 新生内閣委員会の初の質問で、きょうは五人の大臣がお越しで、橋本大臣のお得意な剣道では最初は蹲踞から始める、礼から始めなくちゃいけないそうでありますが、そういう質問をしたいんですが、どうもそういう状況じゃないので、堂々たる議論をしていきたいと思っております。 五大臣お越しでございます。理事会でも合意したことでありますので五大臣でスタートしたわけでありますが、やはり、内閣府の長というのは第六条で内閣総理大臣とするとなっているわけでありますので、当然、これからの審議の中には、本来ならば総理大臣が答えていただくことも多々あると思いますので、これも理事会で議論さ……
○島委員 民主党の島聡でございます。今中沢委員から質問があったきのうの森首相の行動につきまして、官房長官にもう一度お聞きしたいと思います。
両陛下が出席する国賓ノルウェー国王ハラルド五世夫妻主催の行事であります。両陛下が出席する国賓の行事に首相が欠席をする、これは今まで前例があったのか、あるいは、あったとしても極めて少ない行為だと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 福田官房長官もたしか外務委員会なんかで御一緒させていただいて外交はお詳しいと思いますが、これは皇室ジャーナリストの方の記事なんですが、外交の場において今まで前例がないようなことを行動として起こすということは、何らかのメッセー……
○島委員 民主党の島聡でございます。 今、自民党のお二人の質問者、総裁選について触れられました。私どもはそういうものには浮き足立たず、きちんと法律についての審議を民主党としてさせていただくことを最初に申し上げますが、この内閣委員会の五人の大臣のうちお二人が候補だそうでございます。その意味では内閣委員会は登竜門かなと思っておりますので、伊吹大臣にも、最初に今回の道交法の一部を改正する法律案について質問させていただくのですが、党首討論的な質問をひとつさせていただきます。 今回、警察庁の道交法改正試案にあった危険運転致死傷罪が、創設方針が先送りされました。臨時国会でもし出てきたら九カ月、先の、次……
○島委員 民主党の島聡でございます。 新たな大臣を迎えまして、御就任、本当におめでとうございます。 また、我が国民にとりましても非常におめでたいことが、五月十六日に雅子様の御懐妊が正式に発表されました。まことに慶賀にたえないわけでございまして、皇太子妃殿下におかれましては、よりお健やかに過ごされまして御安産になるように、私もお祈りを申し上げている次第でございます。 さて、小泉総理もいろいろな場面で御発言をしておられますが、いわゆる女性の天皇陛下も可能な形で皇室典範というものを改正すべきではないかというような議論が幾つかのところから出ております。現在の皇室典範というのは、第一条におきまして……
○島委員 私は、民主党・無所属クラブ、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました内閣提出の道路交通法の一部を改正する法律案及び民主党・無所属クラブ、日本共産党及び社会民主党・市民連合提出の道路交通法の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成する立場から討論を行います。 現行の道路交通法は、精神病者、てんかん病者、知的障害者、視力、聴力、会話能力がない者などに対し、運転免許試験の受験資格すら与えないなど、障害者や病者を不当に差別した規定となっています。 今回の改正案では、このような問答無用の門前払いは廃止するとともに、知的能力や身体的な能力など試験で見ることのできる……
○島委員 島聡でございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました特殊法人等改革基本法案に対する修正案につきまして、その提案の趣旨及び概要について御説明を申し上げます。 与党提案の特殊法人等改革基本法案につきましては、本委員会の審査を通じまして、特殊法人等の改革が喫緊の重要課題であるとしながらも、集中改革期間が五年間と長過ぎること、基本理念が不明確であり、改革の方向性が全く見えないこと、特殊法人等の抜本的な改革に当たり、関係者の雇用の確保を図ることが必要であるにもかかわらず、雇用の確保に関する規定がないこと、特殊法人等の大きな問題の一つである特殊法人等の役員の報酬……
○島委員 民主党の島聡でございます。 きょうは、官房長官と竹中大臣に質問させていただきます。 本当に官房長官、余裕が出てこられたような雰囲気でございまして、こう話していても横を向いて話をしておられますが、極めて記者会見のときでも余裕が出てきているきょうこのごろのようでございます。 きのう、経済財政諮問会議の基本方針を与党に説明をされたんですか、それで、異論続出というような新聞の記事でございました。新聞ですから、どこまで当たっているかどうかは私は存じません。そこには行っておりません。 この経済財政諮問会議で、竹中大臣が、最初の一般質疑のときに、私は実行するためにこの大臣をやる、改革ができ……
○島委員 民主党の島聡でございます。 飛行機をハイジャックして、そしてそれを高層ビルに突っ込ませる、そんな小説のような出来事が起きたわけでございます。今、小説のようなというふうに申し上げましたが、これが、この画面見えるでしょうか、「合衆国崩壊」という小説であります。飛行機がキャピトルヒルに突っ込んでいる図に描かれています。 これは五年前に発売された小説でありました。私、五年前に、全四巻なので買ったんですが、一巻目読んで、ちょっと荒唐無稽だとそのときは思いました、正直申し上げて。したがって、一巻だけ読んで、置いておいたんです。ところが、今回このような、まさにこのような事件が起きてしまったわけ……
○島委員 民主党の島聡でございます。 片山大臣におかれましては、きのうに引き続きの私の質問でございますので、よろしくお願い申し上げます。 地方公共団体の議会の議員及び長の選挙に係る電磁的記録式投票機を用いて行う投票方法、非常に長い名前の法律でありますが、いわゆる電子機器の導入形態というのは、今ほかの議員おっしゃったように三段階あるのです。その第一段階がこれだという話であります。第二段階というのは、指定された投票所以外の投票所、第三段階というのが、投票所での投票を義務づけず、個人の所有するコンピューター端末を用いて投票する、いわゆるe選挙、e投票というものであります。 最終的には、多分これ……
○島委員 民主党の島聡でございます。 衆議院の綿貫議長の私的諮問機関がいわゆるシャドーキャビネットみたいなものを充実すべきだという提言をされたそうでありますが、民主党にもネクストキャビネットという制度がございまして、そこのIT政策の総括副大臣ということですので、小坂さんとのカウンターパートということでございます。うちはネクストキャビネットと言いますが、シャドーキャビネットというのは、影のように寄り添って、その弱いところをつくというのが仕事だそうでございますので、それをこれからやらせていただきたいと思っています。イギリスでは、今中村さんがやられたような極めて条文審査をする委員会、それから今言っ……
○島委員 民主党の島聡でございます。きょうは、田中理事を初めうちの理事の御理解をいただきまして、経済産業委員会で質問させていただきます。 きょうは、平沼経済産業大臣に初めて質問をさせていただきますが、商工委員会にはずっと所属していたのですが。 きのう、ホームページを見ましたら、血液型がA型だそうで、私と同じでございます。そういう意味で、いろいろなことを知られる状態になってきました。そこに書いてあったのが、我が国の伝統文化を守り自主憲法を制定しますと書いてありました。もちろん、閣僚の憲法尊重義務はよく存じ上げていますから、それについて一々言うつもりはございませんが、私も同じ思いは持っておりま……
○島委員 民主党の島聡でございます。 ネクストキャビネットのITを担当させてもらいます副大臣でございまして、佐田さんが多分私のパートナーということになります。ネクストキャビネットというのはイギリスのシャドーキャビネットと同じですが、影のように寄り添って、佐田さんの発言を一つ一つ見ていくというのが私の仕事でございますので、きょうもそういう観点で、最初にそこから始まります。 迷惑メールの話を最初に言っていましたけれども、それは後にして、ちょっとこれは片山総務大臣にもお願いしておりましたんですが、ことし一月、首相が郵政の民営化を指示して、中央省庁改革基本法等の三十三条一項六号というのを削除しろ、……
○島委員 民主党の島聡でございます。ネクストキャビネットでIT政策を担当しておりますので、佐田さんにも後で聞きたいと思っていますから、よろしくお願いします。 今、e―Japan戦略とか放送と通信の融合とか、たびたびまくら言葉で皆さん使われる。佐田さん、二〇〇五年でしょうかね、五年以内と言うんだから。三千万世帯が高速インターネットアクセス網を持つ、一千万世帯が超高速インターネットアクセス網を持つ。高速と超高速、どう違うか。高速の方、三千万世帯の方は、音楽データがやりとりできる。そして、超高速インターネットというのは、これは「プロジェクトX」のビデオだけれども、こういう画像データがやりとりできる……
○島委員 民主党の島聡でございます。 一里塚発言、余りやらないでおこうと思いましたが、さっきから総務大臣の発言を聞いておると、どうしてもやらざるを得ないと思って、やります。 今総務大臣が、総理は思いを言ったんだから仕方がないと言って、みんなどっと笑う。総務大臣、いいですか。憲法六十三条に、内閣総理大臣及び大臣は、後で法制局に聞きますけれども、答弁または説明のため出席を求められたときに、院に出席しなければならないんですよ。非常に重い話なんだ、これ。それで、そこで言った、こういう答弁した、説明した。 総務大臣の雰囲気だと、いつも私は総務大臣とは割とある意味で柔軟に質疑をやっていますけれども、……
○島委員 民主党の島聡でございます。 今回、ネクストキャビネットの総務大臣になりましたので、これから片山大臣とのいよいよ対決をさせていただくことになります。 ネクストキャビネットといってもなかなか皆さん御存じないので、改めて、これは「影の内閣」という昔出した本ですが、そこで、イギリス政権交代に備えて、シャドーキャビネットは、野党が次の政権を握ったときにどのような陣容で内閣を組織するかをあらかじめはっきりさせ、影の大臣に任命された議員が、担当分野について、政策立案責任者兼スポークスマンとして表の内閣の大臣と対決する制度であると。 今回、松崎さんが副大臣の若松さんに対決しますし、それから武正……
○島委員 改めて、せっかく紹介を受けましたので、ネクストの総務大臣ということです。 きょうのこの電子政府三法案というのにつきましては、我が党としては、極めて重要な法案として位置づけています。できるなら、本当に徹底した慎重審議をすべきであるという大方針で私たちは臨んでおります。 大きなものは、いわゆる住民基本台帳の適用をするのが今回拡大されていく、こういう問題について、個人情報保護法とかそういうものがまだきちんと明らかになっていない段階で、これを審議してどんどん進めていくというのはおかしいじゃないか、そういう認識を私たちはまず持っているわけです。電子政府自体に関しては、当然、民主党も進めてい……
○島委員 民主党・無所属クラブの島聡でございます。 私は、民主党を代表しまして、政府提出の行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律案、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、電子署名に係る地方公共団体の認証業務に関する法律案、いわゆるオンライン化三法案に反対、民主党提出の行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対する修正案、電子署名に係る地方公共団体の認証業務に関する法律案に対する修正案に賛成の立場から討論を行います。 まず、民主党は、新しい国の形を目指す電子政府化自体につ……
○島委員 民主党の島聡でございます。 構造改革特別区域法案、重要広範議案で、本来なら総理出席を求めまして議論をすると私どもは要求していたわけでありますが、何か最後の方にしたいという話なので、残念ではありますが、やむを得ず、きょうはこういう形でやらせていただきます。ただ、鴻池大臣は特命担当大臣ということでございますから、本当にその特命を帯びられる方ですから、しっかりとやらせていただきたいと思います。 民主党のネクストキャビネットの総務大臣をしております島と申します。よろしくお願いします。 鴻池大臣、初めてお会いするのでいろいろと聞いてみましたら、何か、信なくば立たずというのがモットーである……
○島委員 島聡でございます。 細田大臣とは初の質問をさせていただきます。 細田博之さん、生年月日昭和十九年四月五日、東大を出られて、石油公団ワシントン事務所長としてアメリカにも赴任された。IT革命小委員会では小委員長も務めておられた。 個人情報の保護法二条では、「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができる」。これは、今私が読み上げたのは、ヤフーというところの検索でさっと出したものであります、生年月日その他すべて。これは後で聞きますが。そういう意味で、こういう時代において、すぐに生年月日等々わかってしまえるような状……
○島委員 民主党の島聡でございます。 鴻池大臣とはどうも御縁があるようで、今回は災害対策特別委員会の筆頭理事に就任いたしました。きょうは、特区じゃなくて、防災担当の特命担当大臣に御質問をさせていただくことになります。 今、国際情勢が極めて緊迫をしている。いろいろな意味で、特定の国を指定するというのは問題があるかもしれませんが、あえてきょうは仮定の議論としまして北朝鮮という言葉を多用します。 例えば、北朝鮮からの、仮にという意味で、弾道ミサイルというのが今現実のものになっている。ノドンで、テポドンももちろんですが、ノドンでも日本に十分届くという状況の中で、今なかなかいろいろな法整備が進んで……
○島委員 在外投票制度の見直しの法案に関しまして、御質問をいたします。 在外選挙人が、郵便による投票か在外公館での投票かを選択できるというこの法案自身はいいと私は思っています。国内でも身体障害者の郵便投票が認められていたりするわけですけれども、この法案自身はいいのではないかなというふうに私は思うんですね。 一つ質問をするのは、在外選挙人もできるんだから、国内も郵便で投票できるようにしたらどうか、できないとしたら、なぜかという質問をしたいと思います。 理由は二つあります。 一つ、今、電子投票の問題がありますよね。電子投票は、たしか報告書があって、三段階だと。第一段階は、投票所に行って、そ……
○島委員 民主党の島聡でございます。きょうは参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 民主党からは二人、私と水島議員が質問に立ちます。私の方は、いわゆるサイバー社会に関する質問をさせていただきますので、宮台参考人と森参考人にお話を承りたいと思っています。 いわゆるブラウザーフォンの世界といいますか、それが四千万ユーザーになってきて、これだけユーザーの急増があれば、当然、社会的、公共的インフラとしての意味を持ってくる。そのために、ある意味で法的に規制をする分野も出てくるだろう、その問題については私も賛成でございます。 ただ、問題は、その法律がどうかということが、これから我が委員会で審議……
○島委員 民主党の島聡でございます。
きょうは、外形標準課税についての質問をさせていただくわけであります。
大臣、今の経済状況をどういうふうに見ておられますか。
【次の発言】 今おっしゃったこと、二点違いがあります。消費の方は底がたさがあると。確かに内閣府が出しましたけれども、百貨店なんかは八〇・二ですし。それから、世界同時デフレじゃありません。アメリカなんかは二・三とかその辺いっていますから。アジアの辺だけがそうなのであります。今、厳しい状態であるということは事実であると。
外形標準課税の今回の導入でありますけれども、例えば政府税調の地方法人課税小委員会の答申も、企業経営や雇用への影響……
○島委員 民主党の島聡でございます。 NHKに対して、本年はNHKが我が国のデジタル放送の普及、発達に先導的な役割を果たすことというようなことが総務大臣の答申としてあったようであります。 私は、きょうの質問は、このデジタル放送の基幹としてハイビジョン放送をNHKが随分やられますが、この高画質のハイビジョン放送というのは、将来的に、e―Japan、ブロードバンドインターネットのストリーミング配信サービスも十分機能する、したがって、NHKの持っているいろいろな映像、そういうものは今後の日本のブロードバンド社会に非常に貢献するはずである、そういう観点から質問をしていきます。 要するにコンテンツ……
○島委員 民主党の島聡でございます。 電波法に関する審議であります。 今、山田委員も言われていましたように、電波は限られた資源とよく言われます。電波不足ともよく言われるのですが、これは、きょうは法案提出者に特に聞きますけれども、今日本、無線LANも余り伸びていませんよね。無線LANに一番適した電波帯というのは無線インターネットですけれども、四から五ギガヘルツぐらいなんですよ。これは今回の法律とはまたちょっと違った形で使うようになっていますけれども。 今、電波不足と言いますけれども、電波はいろいろ、低周波から高周波までずっとあって、本当に不足しているところはいわゆる携帯電話のところだけなん……
○島委員 島聡でございます。 本日は、郵政公社法改正案に対して質問させていただきますが、今、片山総務大臣が蛇足でございましたがと言われたので、ちょっとそれだけ確認します。 マニフェスト、これは大分使われまして、党首討論でも使われたし、私が持っているものが日本にある数少ないものらしいのですが、これはいろいろなテレビ番組にも出ているんですけれども、研究するとおっしゃった。具体的には公職選挙法百四十三条、文書図画の改正だと思うんですが、与党の方も、今度公明党も出すとおっしゃっていますし、また、私どもも議員立法を用意していますけれども、研究するというのは具体的にどういうふうにされるんですか。
○島委員 今お話がありましたように、確かに、委員長と伊藤先生と私と、国会改革の議論を委員長とともにさせていただいたことがあることを今思い出しながら聞いておりました。 我が党は、多様な、活発な議論を政策については行っております。ですから、いろいろな議論がございます。 今、マニフェストという話がありますけれども、マニフェストというのは、選挙のときにこういう議論を出す、そういう政策論を出す、そしてその上でその間実行していくということでありますけれども、IT政策に関しましても政策は出しています。参議院選挙のときにも出しています。私は当時、政調の副会長でありましたし、その後、次の内閣のIT総括副大臣……
○島委員 民主党の島聡でございます。 本日は、公務員制度改革の問題と構造改革特区の問題について質問をします。 私、十二月にジュネーブに行ってきました。ILOに行ってきました。そこで感じたことは、今回、今石原大臣お座りでございますが、この平成十三年十二月二十五日、石原さんが出されて閣議決定された公務員制度改革大綱、これがいわゆる国際社会の基準に合わない。そして、それを政府が、情報不足、情報認識不足で誤った判断をしたもので、ますます混乱させている、そういう感覚を持ってきました。 勧告は、「公務員の労働基本権の制約については、今後もこれに代わる相応の措置を確保しつつ、現行の制約を維持することと……
○島委員 民主党の島聡でございます。 委員長にまず申し上げます。 昨日、委員長は、理事会におかれまして、今後、慎重かつ充実な審議をするとさえ言われました。 今、私も含めて私どもの理事が委員長のところに、議事進行上の問題があり、そこに行ったところ、追い返されました。 こんな状況では、これはめったに、質疑中に、委員長が、出てきた理事を返すということは、念のために申し上げておきますが、めったにない。めったにないというか、先ほど申し上げた慎重かつ充実たる審議というものに全く反している。 今後こういうことをしないと、そうまず言っていただきたい。
○島委員 島聡でございます。
きょうは、一般質疑をさせていただきますが、森厚生労働副大臣にもお越しいただいておりますので、後ほどしっかりと議論をさせていただきますから、お待ちください、恐縮でございますが。
それでは、質疑に入らせていただきます。
竹中大臣にお聞きします。
今、週刊誌とか、それからいろいろな総合雑誌等々を見ますと……(発言する者あり)委員長。
【次の発言】 委員長、今ちょっと、これは断固抗議します。どうですか、これは。
【次の発言】 どういうことですか、これは。謝罪すべきじゃないですか。委員長、どういう議事整理されるんですか、これは。
○島委員 民主党の島聡でございます。 福井総裁、御就任一年のときに財務金融委員会にお越しいただいています。福井総裁と初めてお会いしたのは、ちょっと変わったところでお会いしたと思っておりますが、たしかカナダ大使館でお会いしたと思います。私が、当時、民主党の次の内閣、総務大臣をやっておりまして、福井総裁は富士通総研の経済研究所の理事長。そのころからいろんなうわさはあったわけですが、まさかこういう形でお会いするということになるとは当時思いませんでした。 いろんなマスコミの評価なんかを見ていますと、総じて高い。例えば、エコノミストが、福井総裁の政策を検証して、世界最高の中央銀行総裁と。それから、市……
○島委員 民主党の島聡でございます。 今、村井筆頭理事の質問を承っておりまして、おっしゃったように、今、日本経済に対する私どもの危機感と、そしてまた政府の認識といいますか、それは恐らく相当違うということは、私もそう思います。私たち、今そこにある危機ということを認識しながら、覆いかぶさられているということを考えながら今回の法案を提出しております。それは、今まで自民党政権がずっとやってきたことによって出てきた危機であるということも認識しています。 このような形をとるということは、先ほど私も、村井筆頭理事の質問に対しましては、党は違いますけれども拍手をさせていただきましたが、友情でございます。要……
○島委員 民主党の島聡でございます。 今、竹中大臣が民主党の案は硬直的だと言われましたが、とんでもない話でありまして、金融改革に向けて鉄の信念を持った法案であると言い直しておきますので、まず最初にそれを申し上げます。 総理、ちょっと懐かしい本をお持ちしました。「郵政民営化論」という本でございます。私もこのメンバーで、一九九九年、私、一回生だから皆さんと同じぐらいのときでありますが、郵政民営化の勉強会をするといって、当時松沢議員から呼ばれて行きまして、私もいろいろなリスクがあったんですけれども、一つの思いとしてやろうということで行きまして、今も覚えていますが、マスコミはたくさん来ていました、……
○島委員 民主党の島聡です。 民主党で危機管理監を務めております。昨年の二十二号台風、二十三号台風、新潟中越地震、さらにはイラクの人質事件及び中国潜水艦と、非常に多くの危機が襲いました。私も、危機管理監として、民主党陣頭にありというその迅速な対応をしてまいりました。その目から総理及び官邸の動きを見ていると、本当にこれでいいのかということが目立ちました。 新潟中越地震のときには、鳩山次の内閣大臣を初めとする議員がいち早く現地に入りました。二十三号台風で兵庫県豊岡の視察に行っていた岡田代表は、その場で翌日の新潟県への視察を決めて、ヘリコプターで入りました。極めて迅速に我が党は対応をしました。 ……
○島委員 民主党の島聡でございます。
きょうは、まず最初に、財務大臣にお尋ねします。
さきの金曜日、G7に御出席ということで、本予算委員会開会中でございましたが、私どもは国益の観点からG7に行っていただくということを決めたわけでございます。そういう意味で、G7で国益をどのような形で主張し、どのような達成をされたか。財務大臣、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 要するに、為替相場の問題の文言は四年間変わっていませんね、今回のコミュニケを見ても。恐らく、アメリカの双子の赤字、それからさらに言うと成長力格差といいますか、それはアメリカの方が強くて、どうも日欧が弱いでしょうと。そうすると……
○島委員 民主党の島聡でございます。 小泉首相、今ずっと国会の審議を聞いておりまして、非常に小泉首相の答弁というのは危ういなという思いがしました。外交においても、極めて、率直に、毅然という外交というのははやっているんですけれども、練達して、熟達して、きちんと考えて慎重にやるという外交もやっておられないな。郵政の民営化の問題についても、総論はそれはいいでしょう、だけれども、各論まで来るとなかなか、理解もまだ危うい。小泉総理、細部に、細かい部分にいろいろなものが宿っている、そういう感覚を持った次第でございます。 今、岩國先生も靖国の問題をされましたので、きょうは、森岡政務官、お着きでありますか……
○島分科員 新進党の島聡でございます。 今まさしく、ことしは財政構造改革元年ということで、橋本総理も含めまして、公共事業の予算の見直しも、公共事業の歳出削減も視野に入れながらやっていらっしゃるということでございますけれども、もちろん、日本の公共事業予算はアメリカに比べまして割高なコストもあります。硬直化した事業別シェア等々、いろいろ見直す点があると思います。工夫次第では、国民の便益を損なわずに予算を削ることというのは十分可能であると私は思うわけでございますが、ただ、公共事業抑制に関しましては悪い先例も当然にある。 赤字国債脱却を目指しました八〇年代でございますが、そのときこま優先頂位をきち……
○島分科員 民友連の島聡でございます。 私は、さきの一月二十六日の予算委員会の一般質疑で、市町村合併の促進につきまして大臣にお尋ねいたしました。大臣からもそのときは、自主的な市町村の合併を積極的に支援するお考えだという答弁をいただいておるわけでございます。今回も同じテーマを取り上げさせていただくわけでございますが、今回は、この市町村再編というものを、基礎的自治体というものの充実という意味での市町村再編というのが、どうしたらもっと大胆に、かつ円滑に進めることができるかという観点から、地域の実情を踏まえ、質問させていただきたいと思っております。 私の選出区、愛知十三区というのは、安城、刈谷、碧……
○島分科員 民友連の島聡でございます。 今少子化問題というのが非常に重要な問題になってきております。これは、言うまでもなく、八九年の一・五七ショック以来、非常に大きな問題になっておるわけです。 実は、私の地元といいますか、選挙区の愛知十三区というのは非常に子供が多いところでございまして、人口一千人当たりの出生率では、一九九四年で、全国六百六十五都市のうちで、刈谷市が四位、知立市が九位、高浜市が二十位、安城は二十一位という形で、非常に子供が多いところであります。つまり、今日本全体の中で、少子化社会を克服すればいいという場合を考えたら、そういうふうになればいいという地域なんです。 ところが、……
○島分科員 情報化社会と言われるわけでありますが、いろいろなことが変わってきて、情報化社会の到来によっていろいろな可能性が開かれてくる。政治にも恐らくは一つの新しい可能性が開かれたのではないかと私は思っています。 今、この国会も当然でありますが、代議制、いわゆる間接民主主義という形で運営をされているわけでございますけれども、もともと、この間接民主主義が採用された、代議制が採用されたというのは、どうも空間的にも時間的にも情報が伝わるのが遅い、だから直接民主主義はあり得ないので間接民主主義、代議制というものをとるべきであるというのが、いわゆるアメリカのジェファーソン以来の考え方でありました。 ……
○島分科員 民主党の島聡でございます。 今、本年度の予算が審議されているわけでありますけれども、私も選挙区の方でいろいろな経営者と話していますと、随分大盤振る舞いはされているけれども、どうもいま一つである。いま一つというか、本当にこれでうまくいくのかどうかというのは、今までの状況から見てもわからない。今回これだけ国債を発行して、クラウディングアウトのような状況も起きている。つまり、今までのような手法はもう通用しなくなっているのではないかということは、多くの方が、特に経営を実際にやっていらっしゃる方は感じておられるというような思いをしております。 彼らがよく言うのは、本当に、今までの日本の状……
○島分科員 民主党の島聡でございます。 きょうは、決算行政監視委員会の分科会ということでございますので、決算行政監視委員会らしい質問をというようなことで準備をして、質問通告させていただいておりますが、事前にちょっと、きょう瓦防衛庁長官おいででございますので、少しお尋ねしたいことがございます。 総理が欠けたるときの継承順位、たしか五位でございましたか、間違いないですか、四位ですか、五位になられたわけであります。もちろん、そういうことがあってはならないわけでありますが、日本のような、GNPが世界の十数%も占め、一億二千万を超す国家として、そういう形を定めていくということは極めて重要なことである……
○島委員 民主党の島聡でございます。 一九五八年生まれでございますので、よろしくお願い申し上げます。 今、船田議員と北岡先生の議論を聞いておりまして、今の質問に関してちょっとお尋ねしたいことがあるので、お聞きします。 今船田議員は、今回小渕前総理がこのような事態になられたことに関しまして、第七十条の「内閣総理大臣が欠けたとき、」という議論をされました。緊急事態の場合、いわゆる内閣総理大臣が欠けたとき、臨時代理を任命するわけでありますが、そういう方が総辞職することを許すことができるかどうか、やることができるかどうか、それはかなりあいまいな判断解釈が必要であるというふうに思います。 そのよ……
○島委員 民主党の島聡でございます。 一九五八年生まれで、選挙権を持ったときが一九七八年で、そのときには憲法が施行されてから三十一年がたっておりました。 憲法調査会で、制定過程について、いろいろ議論をさせていただいたわけでありますが、その過程において、いわゆる三十年経過したものは政治家が語るのではなく歴史家が語るものであるという言葉を本当に私自身は感じながら、この憲法調査会に参加をさせていただいておりました。 本日は、二十一世紀に向けてこれから憲法がどうなるか、基本的人権とか統治機構とかいうものが。 前大日本帝国憲法をつくるときの議論というのは、日本に立憲君主制、憲法を導入してこの日本……
○島委員 民主党の島聡でございます。 今、世代間の差ということを言われた方がありましたが、何度も言います。私は一九五八年生まれなので、今回の憲法制定過程についての議論というのは、非常に貴重ではありましたが、私にとっては、ある意味で、もうきちんとこれだけしたんだから、さらにもう一歩進めるべきではないかということを感じた時間が多かったと思います。 憲法制定過程を考えるに、当時の状況において日本がフリーハンドでつくったものではないということは当然だと私も認めております。ただ、憲法を押しつけられたという点に着目するよりも、あの状況下で日本の意思を貫こうとした先人たちの努力というものに着目して、その……
○島分科員 民主党の島でございます。本日はベンチャーの支援策とそれから電子商取引の問題を中心に質問を進めたいと思っています。 基本的に、昨年から進められております通産省及び中小企業庁のベンチャー支援策に対しては、私ども民主党のデモクラット起業家倍増プランというのとほぼ軌を一にするものであります。私の周りにはいわゆる起業家が非常に多い、あるいはベンチャーの経営者が多いわけでありますが、極めて今元気になっています。といいますのは、ここのところ、株式公開、市場型企業を目指すということで、若い人たちが一種のサクセスストーリーというものを目指して非常に頑張っているという意味で、ある意味での効果が上がっ……
○島委員 民主党の島聡でございます。 この憲法調査会、制定過程の議論を進めていく中において、本当にいろいろな共通的な基盤も出てきたことを非常にうれしく思っています。共通的な基盤というのは、やはり今の憲法では時代の変化になかなか合っていないところも多いんじゃないかというようなことは、多くの方が思っていただいていると思うんです。 きょうは、今後の進め方ということでありますから、それについてお話をしたいと思っておるんですが、憲法調査会が始まりまして、一点、私は物足りないなと思っておりますのは、ここでは当然議論をされているわけでありますが、どうも国民的な議論にいまだなかなかなりにくくなっているんじ……
○島委員 民主党の島聡でございます。 石原参考人、石原さんとお呼びしてよろしいのでしょうか、石原さんにお尋ねしたいと思います。本日は本当にありがとうございました。 今、憲法の歴史的な考察をというお話をされました。これにつきまして私の意見だけ申し上げさせていただきますが、私は石原参考人が文壇にデビューされたころの昭和三十三年生まれでございまして、そういう議員たちが、もうそろそろこの歴史的な考察という事柄の議論をするのは終えてもいいのではないか、生産的な……(石原参考人「そんなことはない」と呼ぶ)生産的な議論をするためにはこれは終えて、そして新たな二十一世紀の日本のあるべき姿ということを考えて……
○島委員 民主党の島聡でございます。本日は本当に有意義なお話をありがとうございました。 ニュートンが科学者と呼ばれなかったというような話を聞いたときに、私は、学生時代にデカルトという人の「方法序説」の本を読んだときに、これは哲学者だろうと思って読んだら、随分自然科学のことが書いてあったので驚いたことがあったことを思い出しておりました。 きょうは、先生の御著作を私なりにいろいろ読んでまいりましたものですから、それと、この憲法調査会において私自身考えていることを先生に御質問をさせていただきたいと思っております。 まず、環境権ということについて御質問したいと思っています。 今憲法を考える際に……
○島分科員 民主党の島聡でございます。 政府が決めました行政改革大綱で市町村合併推進の方針が固まったのではないかなというふうに私は思います。市町村の数、現在の三分の一以下の約千にすることがこれから目安になっていくのじゃないかというふうに思っていますが、いわゆる一九五五年前後、ちょうど私が五八年、昭和三十三年の生まれでございますが、そのころ行われた昭和の大合併以来の大きな市町村の再編になっていかなくちゃいけないと私は思っています。 私も議員になる前に松下政経塾におりまして、そこで地域から日本を変える運動というのをやっていました。チとニとカをとりまして「ちにか」といいまして、これはアイヌ語で希……
○島委員 民主党の島聡でございます。 公述人の皆さん、きょうは本当にありがとうございました。 私は、テロ対策特別委員会の委員でございます。その審議にずっと参加をしてきました。テロ対策特別委員会の審議の中でずっと思っていたのは、ローマの哲学者キケロが、戦争になると法律は沈黙すると言った、そういう事態にしてはいけないと思いながら、立法者として携わってきました。ただ、その中で、テロというものに対して今断固たる措置をとらなければ、国民の生命と財産を守るという政治家の責任を果たせないのではないかということを感じながら、審議に携わってきました。 集団的自衛権の考え方について、田口先生にお尋ねをしたい……
○島委員 民主党の島聡でございます。 私も、当初、憲法調査会の幹事をやらせていただきましたが、そのとき中山会長は、本当にオブザーバー、幹事の発言を、十分公正に運営されていることを私は身をもって体験しました。その上で、この憲法調査会の進め方について、私なりの思いを申し上げます。 改憲対護憲ということも含め、いろいろな議論はありますけれども、論点が随分出てきた。新しい経済社会に生きていく憲法にしていくために、憲法調査会として、例えば、一つは憲法の条文を変えるべき明文改憲の部分もある。それが第一です。あるいは、今の憲法の中で、法律がどうも憲法とうまく合っていない部分もある。それは法律を変えて、憲……
○島委員 民主党の島聡でございます。 沖縄に行ってまいりまして、地方公聴会でお話を聞きました。私は、名古屋の地方公聴会も行かせていただいたのですが、沖縄の地方公聴会は、本当に沖縄は熱いといいますか、多くの方の意見が熱いものがありました。それはいろいろな歴史的な経緯もあるんでしょう。ただ、その熱さが、憲法調査会に対する誤解もあるのかなという感じがしました。ともかく、この憲法調査会は一応発議権はないわけでありますから、この憲法調査会公聴会が、何か改正するための手続論だというような話が随分出まして、それはちょっと誤解だなというふうに思いました。 逆に、私は、中山会長、中野会長代理が座長をやってお……
○島委員 基本的人権の保障に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、計五回の会議を開きました。それぞれの回につきまして、参考人をお呼びしてまいりました。 二月十四日、第一回は、成城大学法学部教授棟居快行君から、新時代の人権保障について、三月十四日、第二回は、成蹊大学教授安念潤司君から、外国人の人権について、四月十一日、第三回の会議では、広島大学法学部長阪本昌成君から、新しい人権について、五月二十三日、第四回では、日本政策研究センター所長伊藤哲夫君から、基本的人権の保障について、さらに、七月四日の第五回の会議では、日本労働組合総連合会事務局……
○島小委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 先般、小委員長に選任されました島聡でございます。 小委員の皆様の御協力をいただきまして、公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 憲法調査会も、いよいよきょうから小委員会ごとの議論になりました。基本的人権の保障に関する調査小委員会として、本当に、皆様方の活発な御議論、そして公正円満な運営で、すばらしい論憲をしていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 基本的人権の保障に関する件について調査を進めます。 本日、参考人として成城大学法学部教授棟……
○島小委員長 これより会議を開きます。 基本的人権の保障に関する件について調査を進めます。 本日、参考人として成蹊大学教授安念潤司君に御出席をいただいております。 この際、参考人の方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわりませず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 次に、議事の順序につきまして申し上げます。 本日は、基本的人権の小委員会、二回目でございますが、最初に参考人の方から外国人の人権というテーマで御意見を四十分以内でお述べいただきます。その後、小委員……
○島小委員長 これより会議を始めます。 基本的人権の保障に関する件について調査を進めます。 本日、参考人といたしまして広島大学法学部長阪本昌成君に御出席をいただいております。 この際、参考人の方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわりませず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。本日は、この基本的人権の保障に関する調査小委員会、三回目となりましたが、新しい人権という形で御意見を賜れることを楽しみにいたしております。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、議事の順序……
○島小委員長 これより会議を開きます。 基本的人権の保障に関する件について調査を進めます。 本日、参考人として日本政策研究センター所長伊藤哲夫君に御出席をいただいております。 この際、参考人の方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわりませず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。憲法調査会基本的人権の保障に関する小委員会として、これで四回目の小委員会を開かせていただきます。きょうは、基本的人権の保障につきまして、参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきまして、調査の参考にいたしたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、議事の……
○島小委員長 これより会議を開きます。 基本的人権の保障に関する件について調査を進めます。 本日、参考人として日本労働組合総連合会事務局長草野忠義君に御出席をいただいております。 この際、参考人の方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。基本的人権小委員会、今回五回目の委員会でございますが、恐らく今国会では最後の小委員会になると思います。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきまして、調査の参考にいたしたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。 次に、議事の順序につきまして申し上げます。 ……
○島小委員 民主党の島聡でございます。 民主党は、今先生おっしゃいました国民内閣制を目指して一生懸命研究してきました。私もイギリスへ行ってきました。今、谷垣先生のお話、イギリスの与党でも困っているそうでございまして、副大臣、政務官に百人ぐらい入るんですが、あと残りはどうしようかというのが大きな問題だそうであります。ただ、イギリスの場合は、きちんとそういう政務官、副大臣、まあ名前は違いましょうけれども、内閣のリーダーを目指す人間と本当に地元で頑張る人間とに分かれてくるので自然にうまくいくんだそうでありますが、それは日本でどうなるかわかりません。 それで、同じようにそのとき、サッチャーの研究を……
○島小委員 民主党の島聡でございます。 山口先生の御著書は私は何度も読みましたし、民主党のいろいろな立場で、政策調査会とか代表室の立場で随分参考にさせていただいてやっております。 その私が、なぜ日本型首相公選制を主張するかというのは、やはり首相公選制にしないと無理かなと思う点があるからです。二点申し上げます。 一点は、国会に入ってきて思ったのは、憲法は議院内閣制を想定しています。ところが、委員会は常任委員会中心型で行われています。そうすると、議員の意識はどうしても首相に向かわないんです。政党じゃなくて、議員個々人に向くという点が一点あります。 例えば、小泉首相になられた、ある意味で、マ……
○島小委員 民主党の島聡でございます。 今、金子さんから八名のというのがありましたので、きちんと発言をさせていただこうと思って参りました。 きょうは、両院制と選挙制度のあり方ということであります。前回の選挙制度改革は、政権交代ができるようにというような思いがあったと思います。ところが、参議院というのは、権能が立法状況においても非常に強うございます。イギリスなんかですと、要するに下院の選挙一回で政権交代がさっといくわけであります。もちろん、貴族院はありますけれども、ちょっと異質なものでございますから。日本の場合は、そういうことになっていないという状況であります。 そういう意味で、きょう大石……
○島小委員 民主党の島聡でございます。 憲法裁判所構想につきまして、伊藤正己元最高裁判所判事の提言、読売新聞社の憲法改正案が取り上げられておりますが、我が党、民主党の憲法調査会の中間報告でも憲法裁判所構想を出していますので、ぜひ御記憶にとどめていただきたいと思います。 その観点から質問させていただくんですが、私は、現在の司法消極主義というのは、今の日本の憲法をうまく機能させるために非常に問題ではないかというふうに思っています。それは私の意見でありますが、現実の国会でやりますと、内閣法制局についてお聞きしたいんですけれども、具体的に憲法解釈、これは違憲か合憲かというのは、国会審議というのは内……
○島小委員 きょうはありがとうございました。最後でございます。 今十七条の憲法が出ましたので言いやすくなったんですが、私が、ある総合雑誌で憲法前文をつくろうという企画がありまして、そこに書かせていただきました。そこには、やはりきょう先生がおっしゃったように国柄が大事でございますので、前文には、この憲法は、十七条の憲法、大日本帝国憲法、日本国憲法を基盤にしながら新しくつくるという趣旨のことを書いたことがございます。 質問でございますが、今、先生が元首というのを明記すべきだという話をされました。大日本帝国憲法四条には、「天皇ハ国ノ元首ニシテ」とあります。日本国憲法にはありません。元首という言葉……
○島委員 民主党の島聡でございます。 本日は、イラク問題、北朝鮮問題、国際情勢と国際協力につきまして、民主党の安全保障政策というのが九九年にまとまっておりまして、その憲法問題に関するところを御紹介しながら発言をさせていただきたいと思っています。 湾岸戦争から十二年たっています。当時と現在の大きな違いというのが、アメリカがイラクに対し予防的な先制攻撃というのをとる、そういうことを言っていることであります。昨年九月の米国の国家安全保障戦略では、テロに打ちかつためには、国際社会の支援をかち得る努力を続けるけれども、必要であれば先制攻撃による自衛権行使の単独行動をためらわないとしています。 この……
○島委員 中山会長の差配では、いわゆる元首の問題についてですけれども、そちらについて今御発言された森岡さんにお聞きしたいと思います。議院内閣制と元首の関係をどう考えているかということであります。 御存じのように、議院内閣制というのは、バジョットの憲政論以来から権力と権威というのを分けるということであります。いわゆる権威を持つ者がイギリスでいえば王室、そして日本でいえば天皇であると私は考えます。選挙で選ばれた議院内閣制における首相が権力というものを行使する。権威と権力が分かれているという議院内閣制下における象徴天皇制というのは、非常にこれはいい形ではないのか。したがって、日本国憲法の第一条とい……
○島委員 民主党の島聡でございます。 きょうは憲法調査会でございます。私の意見は今前原委員がおっしゃったことでございますが、イギリスで十八日、同じ議院内閣制をとるイギリスで、ブレア首相が、この行動に対してどうするかということに対して演説をし、その後、討議の最後に、イラクの大量破壊兵器の武装解除を確立するため必要なあらゆる手段を用いるべきだとの政府の決定を支持するとの政府動議を賛成か反対かという決をとりました。その結果、賛成四百十二名、反対百四十九名で可決されたわけでありますが、与党労働党からも相当の反対意見が出たわけであります。 日本も同じ議院内閣制であるわけであります。この重大な決定の中……
○島委員 日本国憲法第八章の地方自治というのは、第二章とともに新しい憲法に盛り込まれた章であります。この阿部参考人のお話を聞きながら、憲法九十二条にあります地方自治の本旨というか、地方自治というものが本当に実現されつつあるんだなということを感じながら、この前の参考人の意見を聞いていたわけでありますが、この憲法九十二条の地方自治の本旨というのは一体何なのかということがきちっと議論されていないんじゃないかというふうに私は思うわけであります。 憲法九十二条、「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める。」とあります。この地方自治の本旨、一体何なのか。 合……
○島委員 島聡でございます。 まず、イラクの復興支援に対しまして、これが現実に、きちんと言いますと、米英を中心とした多国籍軍によってなされるしかないであろうという赤松先生が言われた意見は、私も同じ現状分析をしています。 そういうときに、まず具体論から言いますと、もちろん国連決議が必要であることは言うまでもない。本当に後方支援というのはどこまで線引きなのかというまた不毛の議論になるかもしれないということがあります。 今、中野先生がおっしゃったことは、極めて私も重要だと思っておりますのは、イラクの戦争のときにも申し上げましたが、それは、政府は現実に即して行動せざるを得ないことがあります。だけ……
○島委員 今会長の方から、会計検査院及び参議院のあり方も含めてということでありましたので、参議院のあり方についての私の意見を述べたいと思っております。 まず、現行議院内閣制で小選挙区比例代表並立制が導入されて、政権交代可能な政治というものが目指されたわけでありますが、御存じのように、憲法五十九条第二項で、法律に関しましては、参議院と衆議院が違った議決をした場合、衆議院に戻ってきて三分の二以上の多数で再び可決しなくちゃならないことになっております。これにおきますと、参議院に要するに実質上の拒否権が持たれるということになっていますので、これは、五十九条の二項は削除も含めて再検討すべきだろうと私は……
○島小委員 民主党の島聡でございます。 小川先生、きょうはありがとうございました。 北朝鮮問題に絡んで質問を申し上げます。 私どもの民主党の訪米団が、前原議員と伊藤議員がアメリカに参りましてアーミテージさんと話をしたときに、北朝鮮が誘導弾を発射した場合どうなるかというような議論になりました。アーミテージさんの方からおっしゃったそうでありますが、非常に重要なことを申し上げる、同盟国への攻撃はアメリカ自身への攻撃とみなして、すぐにそれは対処するということをきちんと言われたそうであります。 極めて重要なことだと思っておりますが、ガイドラインのときの審議で隣の桑原議員がこんな質問をしています。……
○島小委員 きょうは天皇の国事行為、第七条でございますので、私も第七条に関する意見を二点申し上げます。 第七条の第四項の「国会議員の総選挙の施行を公示すること。」とあります。この「国会議員の総選挙」、衆議院の総選挙じゃなくて国会議員の総選挙というふうになっていますのは、これはよく言われる話でありますが、制定過程、ばたばたしていたのでうまく整理できていなかったんじゃないかというところがあります。それが本当にそうなのかどうか、きちんと議論して、ここは国会議員の総選挙ということが本当にこのままでいいのかどうかということはきちんとするべきだと思います。 それから、第二点でございますが、衆議院の解散……
○島小委員 民主党の島聡でございます。 実は、私は、憲法九十六条の「憲法改正条項を改憲しよう」という論文を二〇〇二年の六月号のボイスという総合雑誌で掲載しました。条文もつくったんですが、内容は、先ほどの、憲法改正案の提案権は国会議員及び内閣にあることを明記すべきだろうというのが一点。二番目が、各議院の総議員の過半数の賛成があれば、国会は憲法改正を発議し、国民投票に付することができる。つまり、三分の二を過半数にします。三番目は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成があれば、国民投票を経ずに憲法改正ができるようにする。四番目が、国民投票による憲法改正に必要な過半数の賛成とは有効投票総数の過半数の賛……
○島小委員 きょうは、地方自治でございますので、憲法の九十二条、九十三条及び九十五条についての発言をさせていただきます。 きょうは、亀田町の話のポイントは、合併の問題でございました。合併は、今合併特例法で、法定署名五十分の一、有権者署名の五十分の一を集めれば合併協議会を設置するかどうかということを議会に付議することができるという話になっています。 杉浦小委員長と私は選挙区が隣同士でございますが、私の近くに、安城、刈谷、知立、高浜、碧南という町がございます。その五市で合併をしようということで、五十分の一の法定署名でいいんですが、人口四十七万、有権者署名、約四十万のところ、九万九千六十四名の法……
○島小委員 窪田参考人、桜内参考人、ありがとうございました。もうあと私を入れて二人でございますので。 まず、会計検査院というのが、国、公団、事業団の決算、補助金等の検査を行う憲法上の独立機関である。会計検査院法二十条に、「会計検査院は、正確性、合規性、経済性、効率性及び有効性の観点その他会計検査上必要な観点から検査を行う」とあるんです。つまり、今おっしゃった正確性、合規性はもとより、経済性、効率性及び有効性も入っているんです、もう既に。 ということは、会計検査院が今までいろいろな検査報告を出してきて、それは、これでよしとして出してきたんでしょう、会計検査院が必要があると認めて、おかしいと思……
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