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桑原豊 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

桑原豊[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(非役職)歴代TOP1000
730位

41期委員会出席(無役)TOP100
90位
41期委員会発言(非役職)TOP100
88位
42期委員会発言(非役職)TOP100
90位

このページでは桑原豊衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。桑原豊衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

41期(1996/10/20〜)

第140回国会 環境委員会 第2号(1997/02/21、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  私は、まず最初に地元の、私は石川県が出身でございますけれども、今回ナホトカ号の重油流出事故で海岸線一帯に大変大きな被害が出たわけでございまして、この問題について御質問させていただきたいと思います。  長官には寒風の中を御視察をいただきまして、大変感謝を申し上げております。御自身の感想の中でも、予想以上に大変なひどい状態でびっくりされた、そういうような御感想があったかと思いますけれども、御存じのように、この海岸一帯には零細な漁民の皆さんがたくさん生活をいたしておりまして、イワノリでありますとか、あるいはサザエであるとかワカメであるとか、そういったものをと……

第140回国会 環境委員会 第4号(1997/04/15、41期、民主党)

○桑原委員 桑原でございます。  今まで相当いろいろな議論が出ておりまして、私もいろいろな質問を予定しておりましたけれども、かなりダブるところもございますので、できるだけダブらないようにお尋ねをしたいと思います。  長年、閣議アセスということで実績を積んできた上に立って、今度は法制化ということになったわけでございますが、要綱から法になったということの違いはもちろんございますけれども、そういった形式といいますか、そういうことだけではなしに、中身的に、まず閣議アセスとどこがどう違って充実をしているのかということにつきまして、長官の方から、今度はここに大変な力を入れたということで、かいつまんで簡潔に……

第140回国会 環境委員会 第6号(1997/04/22、41期、民主党)

○桑原委員 きょうは、諸先生方から大変貴重な御意見をたくさんお聞かせをいただきまして、本当にありがとうございます。いろいろ示唆に富んだ御意見が多いわけでございまして、ぜひこれからの審議にも参考にさせていただいて、努力をさせていただきたい、そういうふうに思います。  まず最初に、河野先生にちょっとお聞きをしたいのですが、先生から御報告がございました、いろいろな地域での開発事業の問題点、いろいろ挙げられたわけでございますが、どうも、今国が想定をいたしておりますアセスの対象事業にならないのがほとんどのようではなかろうかというふうに思います。  私は、対象事業について、スクリーニングのような制度も入れ……

第140回国会 環境委員会 第8号(1997/05/16、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  南極保護法案の質問に入る前に、日本の環境問題にとりまして大変喫緊の課題でございます、今お話にもございましたが、ひとつ諌早湾の干拓事業について長官の所感をお伺いしたい、このように思っております、  四月十四日に例の最後の潮受け堤防が締め切られまして、表現の仕方としてはあれですが、世界最大のギロチンが落ちた、こういうような表現もされておりますけれども、既に一カ月以上たちまして、広大な干潟には死臭が漂い始めておる、悪臭やガスも発生している、こういうようなことが伝えられておりますし、環境委員会の佐藤委員長なども何回となく現地に足を運んでいろいろと視察をし、その……

第140回国会 災害対策特別委員会 第3号(1997/02/21、41期、民主党)

○桑原委員 私は民主党の桑原でございます。  きょうばいろいろ重油関連の質問があったようでございますが、私も地元が石川県でございまして、海岸線が六百キロと大変長いところでございますが、その約半分ぐらいがべっとり重油で侵された、大変な被害を受けたわけでございまして、そのことに関連をして一、二お伺いをしたいと思います。  当初、自治体あるいは漁業関係者あるいは私どものところにいろいろお話しにおいでになる方々も、何としても災害として認定してほしい、ともかく災害対策基本法で言うところの災害として認めていただくように、こういうような議論が大変多かったわけでございます。私も、災害というふうに認められればそ……

第140回国会 災害対策特別委員会 第4号(1997/04/17、41期、民主党)

○桑原委員 直接国土庁が主務官庁ではございませんけれども、大変重大な問題でもあるということで、国土庁設置法の中では、災害に関する施策を企画立案、推進し、関係行政機関の事務の調整を行う、そういう主務官庁の責任者としての国土庁長官の所感ということでお聞きをしたいと思うのです。  動燃東海再処理工場の事故、そして一昨日は福井の転換炉「ふげん」のああいった事故がございました。原子力施設の事故が相次いだわけでございまして、特に今回は、施設の外に放射能がたとえ微量であったにしろ漏れ出たということ、そしてかなり多くの被曝者も出た、あるいは、その事故解明の過程で、特に動燃東海の場合には、口裏合わせといいますか……

第140回国会 地方行政委員会 第4号(1997/02/25、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  最初に、平成十一年度を限りにいたしまして廃止をされるということになりました特別地方消費税についてお伺いをしたいと思います。  この廃止をされる特別地方消費税は長い歴史があるわけでございまして、地方にとっては、全体で占める税収額は小さいわけですけれども、大変貴重な自主財源として機能してきたのではないかというふうに思います。国の方から見ますとちっぽけなものかもしれませんけれども、地方にとっては私はかなり重たい貴重な存在だ、そういうふうに思っております。  今回、いわゆる消費税のアップあるいは地方消費税の創設というような絡みの中で廃止が議論をされてきたという……

第140回国会 地方行政委員会 第12号(1997/06/10、41期、民主党)

○桑原委員 まず最初に、交通事故についてお尋ねをしたいと思います。  交通事故の死亡者数が五年連続減少いたしまして、昨年は念願の一万人を切ったということが報告をされております。しかし、一方では事故件数がふえ続けておりまして、負傷者数も二年続けて九十万人台だということで、もうすぐ百万人というような、そんな状態でございます。今年に入りましても、昨年より死者数のペース、発生件数、負傷者数いずれも増加の傾向にある、こういうふうに聞いております。  やはりそういった死亡者数の減というものを、もちろんそのための努力は多としなければなりませんけれども、根本的にはやはり非常に厳しい状態にあるということを踏まえ……

第140回国会 予算委員会 第16号(1997/02/19、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  私の地元は、このたびの重油流出事故で大変な被害を受けた石川県でございますけれども、きょうはナホトカ号のこの問題につきましてたださせていただきたいと思います。  大変被害が広範にわたっておりますし、そしてまた深刻な事態になっております。加えて、この先長期にわたりまして補償問題など大変困難な課題も多い、相手が外国ロシアである、そういうこともございますので、ぜひこの先も国が前面に立って、そして最終的な結末が出るまで責任を負って先頭で頑張っていただきたい。その基本姿勢をぜひ御要望しながら、質問に入らせていただきたいと思います。  今から七年前の同じ冬場、一月で……

第141回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1997/11/18、41期、民主党)

○桑原委員 石原参考人、大変御苦労さまでございます。少し議論を引き戻すような話になるかもしれませんけれども、ちょっと私の理解がはっきりしていないので、お伺いしたいと思うのです。  二〇〇三年までは財政資金を投入しない、しかし候補地等の選定等については、少しおくれることはあるかもしれぬけれども、それまでに、それまでにといいますか、従来の考え方に沿って詰めていきたいと。具体的に候補地が選定される時点と、それから財政資金を投入して本格的に実施をしていくというその時点との間に何か少し開きがあるのかどうか。そうなると、具体的に選考されて、それぞれの地域の競争が相当激しくなったり、あるいはいろいろな意味で……

第141回国会 地方行政委員会 第3号(1997/11/12、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  きょうは、先生方には本当に大変御苦労さまでございます。また、この二年数カ月にわたりまして大変な御努力をされて勧告をされた。いろいろとそういった委員会が数ある中で、これほどたくさんの会議を重ね、議論を重ね、そして、ある意味ではいろいろな折衝を含めた御苦労を重ねて勧告に至った委員会はないのではないかと思うくらい、大変な御努力をされたことにまず敬意を表したい、このように思います。  そこで、最初に委員長にお聞きをしたいのです。  この分権の事業というのは、明治維新、そして戦後の改革、それに引き続く第三の改革だということで中間報告の中でも位置づけをされたわけで……

第142回国会 科学技術委員会 第6号(1998/04/03、41期、民友連)

○桑原委員 民友連の桑原でございます。  一昨年来、動燃の事故が相次いでおります。そして、今動燃の改革が問われているわけでありますけれども、私は、今問われているのは動燃のありようだけではなくて、日本の原子力行政そのものが問われているのではないかというふうに思います。あの事故は言うならば日本の原子力行政の問題点の集中的な表現ではなかったのか、こういうふうにとらえるべきではないかというふうに思うのですが、今出されている改革案はその答えの一つにすぎないのではないか、そういうふうに認識をいたしております。  そこで、原子力基本法の定める諸原則がございますが、平和、安全、民主、自主、公開といいますか、こ……

第142回国会 行政改革に関する特別委員会 第8号(1998/04/28、41期、民主党)

○桑原委員 昨日新しく誕生いたしました民主党の桑原でございます。  きょうは、そういう清新な気持ちも含めまして、総理にお尋ねを申し上げたいと思います。  まず、内閣機能の強化、今回の法案におきましては、その目的の第一に挙げられておるわけでございますが、そのことについてお尋ねを申し上げます。  いわゆる閣議における内閣総理大臣の発議権が明記をされるということなど、総理大臣の権限の強化、明記化といいますか、そういうものはわかるわけでございますが、それを補佐する機関としての内閣府あるいは内閣官房、この機関の役割といいますか、そういうことについてちょっとお聞きをしたいと思うのです。  まず、内閣と内閣……

第142回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1998/02/18、41期、民友連)

○桑原委員 それでは、一点だけ簡単に御質問させていただきます。  調査対象地域を中心に非常に熱のある議論というのが行われておるわけですけれども、私はやはり、首都機能の移転ということになれば、当然二十一世紀の新しい国家像も考えて、日本全体にとって、そして世界的な関係も含めて、どうあるべきなのかという議論が大事だと思いますね。  そういう意味では、私は石川県なんですけれども、そういった調査地域以外の日本の全域の意見をやはりどう集約していくのかということが大変大事ではないかと思うのですね。熱のある議論も必要なんですけれども、今のこの時期は、やはり冷静に、どう全体的な位置づけの中で考えていくのかという……

第142回国会 地方行政委員会 第3号(1998/01/27、41期、民友連)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。きょうは、野党統一会派民友連の一番手として、今回の二兆円の特別減税についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一は、今なぜ減税なのかということでございます。さきの臨時国会では、我々野党が減税を求めたにもかかわらず、政府は、財政構造改革を優先すべきであるとして、それを拒否し続けてまいりました。そして、今回は百八十度転換をされたわけであります。その理由については、決断された橋本総理もいろいろ答えられておりますし、日本経済の現状を危惧してアメリカ政府の要請に基づくものではないか、そういうふうな観測もございます。  しかし、ここでは私は、所得税に連動して地方税……

第142回国会 地方行政委員会 第8号(1998/03/19、41期、民友連)

○桑原委員 民友連の桑原でございます。  きょうは、前回の特別減税のときにも質問をいたしたわけでございますけれども、今後のこともございます、既に特別減税が成立をして実施されているわけでございますけれども、改めてこのことに関連をいたしまして、いま一度ただしておきたい、こういうふうに思います。  国と地方の財政の役割というのは、おのずから共通点もございますが、それぞれ特色があろうかと思います。例えば、景気対策というような形で全国的に一定の大きなインパクトを与えるようなものをやらなきやならぬというようなときには、当然、国がその財政の役割をその面で果たすというごとでございますけれども、地方財政の場合に……

第142回国会 内閣委員会 第10号(1998/05/27、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さん方に、大変見識のある、建設的な、そして情報公開の趣旨をどう生かしていくのかということで、非常に適切なお話を聞かせていただきました。長い期間をかけていろいろ議論をしてきた問題でもございますし、それから、いろいろな課題を通じて、地方の段階でも非常に積極的に取り組まれてきた、そういう課題でもございます。  日本の政治、社会、経済、そういったものの将来を考えたときにも、この情報公開の制度というものがどれだけしっかりしたものになって根づいていくのかということが決定的な意味を持つのではないか、こういうふうに思いまして、きょうは、私も、……

第143回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(1998/09/30、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原豊です。  先生には、今ショッキングというお話も出ておりましたけれども、情報化革命といいますか、非常に大きな、人類史的な影響を及ぼすような流れが進行している中で、首都のあり方をどう考えていくのかということで、少し根本的にこの際いろいろな問題を見直してみなきゃならぬのじゃないかな、そういう示唆をいただいたということで、大変ありがたく思っております。  今先生がおっしゃられた情報化の進展、そういうことが一つ。それから、地方分権という形でそれぞれの地域が自立をして、ある意味では、国家という枠を地方みずからが超えて、いろいろなつながりを世界に求めていくというような、そういう世界……

第143回国会 地方行政委員会 第2号(1998/10/06、41期、民主党)

○桑原委員 さきの台風等の災害で、至るところで大変大きな災害が起きたわけですけれども、ぜひ国としても、また自治省としてもしっかりした対策を講じていただいて、万全の遺漏なきようによろしくお願い申し上げたいと思います。  私どもの地元でも、百年に一回ぐらいの災害対策といいますか、そういう対応では難しいのではないか、むしろもう二百年に一回ぐらいの、そういうことに備えるくらいの対策が、日ごろのそういう備えが必要ではないかというふうな意見も出るくらいに非常に厳しいものであったというふうに思います。そういうことで、冒頭にそのことをお願い申し上げたいと思います。  そこで、先ほどからいろいろと地方財政の危機……

第144回国会 地方行政委員会 第2号(1998/12/07、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  ただいまは民主党の古賀委員から、現下の大変厳しい地方財政の状況と、また、そのよって来る制度的なさまざまな問題点を歴史的にあるいはいろいろな広い視野に立って指摘があったわけでございますけれども、私の方からは、地方交付税制度そのものについて幾つかお伺いをいたしたいと思います。  まず、今度の地方交付税法の改正というのは、第一次補正で計上されました地方交付税の総額をどう確保していくのか、こういうことでございますけれども、お聞きをしたいのは、その総額を確保する責任というのは一体どこにあるのか、どこがその責任を負うべきなのかということでございます。  今回の地方……

第145回国会 安全保障委員会 第4号(1999/05/13、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  まず最初に、今提案をされております法案の部分について御質問をさせていただきたいと思います。  今回の防衛庁設置法の改正によりまして、統合幕僚会議に所属をする自衛官の定数で情報本部の運用態勢の充実等のために五十三人が増員となる。それから、統合幕僚会議事務局の自衛官の定数を八人増員をする。これは、新中央指揮システムの管理等に係る要員の確保だということであるわけですが、情報本部及び新中央指揮システムというこの二つの部署を、現在の定員と、それからこの先中期防衛力の整備計画の目標としてどれだけの要員を確保していく予定をしているのか、そのことをまずお伺いをいたした……

第145回国会 行政改革に関する特別委員会 第12号(1999/06/04、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。自治大臣にお伺いをいたしたいと思います。  法定受託事務というものが、機関委任事務の廃止に伴って、自治事務と区分けをされて新たにできるということでございます。我々は当初、大半が自治事務になるものだ、こういうふうに考えて期待をしておったわけですけれども、現実にふたをあけますと、当初の予想をはるかに超えて、約半分近くが法定受託事務だというようなことで、この先法定受託事務がさらにどんどんふえていくんではないかという危惧も含めて、非常に期待に反した結果になった、そういうふうに思っております。  そこで、まず、今後法定受託事務をどのように定期的にチェックしていくのか……

第145回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第4号(1999/03/24、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  先生には、きょうはいろいろと、大変建設的な立場でお話をいただいておりまして、ありがたく思っております。  私は、新しい首都を通じて日本の改革というものを考えていくときに、やはり、先ほど来出ておりましたような、地方分権といいますか分権型の構造に、これをきっかけにして変えていくということが一つ。それからもう一つは、前回の委員会でもいろいろお話が出ておりましたけれども、いわゆる国際国家日本として働きを十分にやっていくという意味での機能をあわせ持った首都といいますか、首都をつくることによってそういう機能をつくっていくという作業が大変大事だろうというふうに思うの……

第145回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第7号(1999/05/19、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  きょうは、内仲参考人には分都の問題を初め大変示唆に富んだお話を聞かせていただきまして、大変参考になりました。私は石川県で、先ほど金沢市に文部省、金沢の名前が挙がっておりましたけれども、そういうふうな身近な話が加わりますと首都機能の移転も我々の方も大変活発な県民の議論を呼ぶことができると思うのですけれども、残念ながら、日本海側一帯と申しますか、それに北海道や中国、九州、四国などを加えても、三ブロックに余り関係のないところは、いろいろ審議会の公聴会などもやられてはおりますけれども、大変議論が低調と申しますよりも、ほとんど知らない人も多い。我々国会議員がちゃ……

第145回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第8号(1999/06/02、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  きょうは、三知事には大変含蓄のある、それぞれ個性的な首都機能移転にかけるいろいろな思いを聞かせていただきまして、本当に参考になりましたし、これからのこの委員会での審議に生かしてまいりたい、このように思っておるところでございます。  まず、浅野知事にお伺いをしたいと思います。  先日は、私も予定地へ視察をさせていただきまして、いろいろ見せていただいたわけでございまして、当日は天気もよくて、非常に眺望もよく、すばらしいところだなというふうに実感をさせていただいたわけでございます。  そこで、先ほど滝委員からのお話にもございましたけれども、候補地ということに……

第145回国会 地方行政委員会 第3号(1999/02/09、41期、民主党)

○桑原委員 おはようございます。民主党の桑原豊でございます。  まず、現在の大変厳しい深刻な状況にある地方財政の問題でお伺いをしたいと思います。  この地方財政の状況というのは、単に景気が悪いということで、それだけの理由で起きているものではもちろんなくて、いわゆる国に従属をした地方の税財政の制度そのもののありよう、そこら辺から根本的な問題が発しているんだというふうに思います。  そして、現在、その深刻な状況の中で、地方同士がいがみ合うといいますか、いわゆる地方と大都市というような対立が出てきている。言うならば、国のお金を奪い合うというか、そういうことであったり、あるいはそれぞれが、お互いのやる……

第145回国会 地方行政委員会 第5号(1999/02/18、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。地方税法の改正につきまして、まずお伺いをいたしたいと思います。  昨年は大変厳しい不況、そしてまた、ことしもそういう状況でございます。昨年、政府は二兆円程度の特別減税、さらには同じ規模の追加減税ということで、景気対策のための減税を行いました。そしてさらに、六兆円を超える恒久的な減税をやろうということで、今予算案が出されておるわけでございます。  そのたびに私どもも質問をしたわけですけれども、なぜ地方税もそれにあわせて一緒に減税を強要されなければならないのか。確かに、地方の理解を得て納得してもらっての減税だ、こういうふうにおっしゃられるわけですけれども、しか……

第145回国会 地方行政委員会 第14号(1999/05/06、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  きょうは、四人の参考人の先生方、大変貴重なお話を賜りまして、本当にありがとうございます。  この問題というのは、ある意味では国民の生活が将来大きな影響を受ける大変重大な課題だろうというふうに私は思っております。しかし、その議論は今始まったばかりでございまして、これからいろいろな意味での、光と影という話もございましたけれども、そういったことなども含めて、将来にわたってこの制度が本当に国民のプラスになっていくのかどうか、そのことを十分見きわめて、しっかりした議論をしていく必要があるだろう、こういうふうに思っております。  そこでまず、今度の住民の個人情報の……

第145回国会 地方行政委員会 第17号(1999/05/18、41期、民主党)

○桑原委員 おはようございます。民主党の桑原でございます。  今までこの住民基本台帳法の改正の議論を私なりに聞いてまいりました。法案の提案理由にもございましたように、住民の利便を増進するということと国や地方公共団体の行政の合理化、そういうものを進めていく、そして、あわせて住民の本人確認情報の保護という措置をとっていくということでございますけれども、この間の議論を聞いておりまして、いわゆる住民の利便の増進というものを住民側に立って考えてまいりますと、この制度を入れることによって、それほど大きな利便の向上というものがどうも感じられないという点が一つございます。これほどいろいろなことをやって、住民に……

第145回国会 地方行政委員会 第23号(1999/07/13、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  ただいま山本議員の方から質問をされました点と大変私もダブっておりまして、同じようなことを聞いてもしようがないわけでございますから、予告をしてはおりませんでしたが、ちょっとだけ変えたような質問になるかもしれませんけれども、お許しをいただきたいと思います。  まず、この制度の目的と社会的な意義については大臣からもお話がございました。高齢者の知識や経験を活用していく、そういう高齢社会への適用、それから、年金と雇用の接続と申しますか、そういった点で必要な制度だ、こういうことだろうと思います。  それはそのとおりだと思うんですが、こういったやり方が一つの方法とし……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第4号(1999/03/31、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  今まで、周辺事態というものは日本の平和と安全にとって大変重要な事態である、国民はもちろん、諸外国もその点をぜひ理解してほしい、そして、国民の皆さんにはそのことについての理解と協力を求めていきたいというような立場からいろんな議論があったわけですけれども、私は、ともすれば、この問題は国の平和と安全にかかわるんだから、いかなる、いろんな意見があっても、最終的には生命財産にかかわる問題なんだから、それには国の意向には従わなきゃならぬというような方向での議論というのがどうもかなり目立ったような気がいたします。  私は、国の方はそういう理解に立って説明をするわけで……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第6号(1999/04/07、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  参考人の四人の皆さん方には、それぞれの立場から大変貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。  本来、安保、防衛、そういった国の基本にかかわる大きな重要な問題でございますから、国の議論がしっかりと一致をして、一つの方向でやっていくというのが最も望ましいわけですけれども、日本の場合には、最後の目指すところの平和というものは皆同じなわけですけれども、この間のたどってきた歴史でございますとか世界情勢の中で、やはり国内の議論がいろいろ分かれている、そのことを率直に反映もされたそれぞれの御意見でもあったかな、こういうふうに受けとめさせていただき……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号(1999/04/15、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  きょうは、それぞれのお立場で大変率直な、そしてまた、非常にいろいろとお考えになった上でのこの問題に対する考え方をお聞きいたしまして、本当にありがとうございました。感謝をいたしております。  私は、お隣の石川県の出身でございまして、やはり日本海が、非常に平和で、そしてまた繁栄の海としてあるということが、私ども日本海側に生活する者にとって、何よりも切実な、大事なことだ、こういうふうに思っておるわけでございますけれども、残念ながら、最近いろいろな問題が相次いでおります。  特に昨年のテポドンの発射、一部が日本海側に落ちるとか、あるいは最近の工作船の問題でござ……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第10号(1999/04/22、41期、民主党)

○桑原委員 本委員会で二回目の質問に立たせていただきます民主党の桑原でございます。  きょうは、最初に、この前の質問でも触れたわけでございますが、いま一つ内容がどうもはっきりしないということでございますので、まず、周辺事態確保法案のいわゆる九条、自治体及び民間の協力の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  政府は、この間の質疑を通じまして、その協力内容の明確化については、法律に書く気はないが、法律施行の際、施行通達みたいなものも検討してみたい、こういうふうな御答弁をいたしております。そういったこともあるわけですが、既に自治体等の要望にもこたえまして十項目の事例を示されたということですが、……

第146回国会 安全保障委員会 第4号(1999/11/18、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。瓦長官は同郷の尊敬する大先輩でございまして、質問をさせていただくことで大変気持ちが引き締まった思いがいたしております。  そこで、まずお伺いをしたいんですが、このたび出されております自衛隊員の皆さん方の給与、待遇、そういったものの改善については、私は、任務の困難さ、そういうものも考慮しながら適正な改善である、そういうふうに認識をいたしております。  そこで、そういった問題とも関連をいたしますけれども、まず自衛隊の定員の問題ですね。中期防におきましては、年々計画的にかつ段階的に削減をしていくと。定数だけではなしに、実定員についてもそういった形で取り組まれてお……

第146回国会 科学技術委員会 第3号(1999/11/17、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  原子力関係、特に防災の問題というのは、本当に今までいろいろな角度から議論をしてきたわけでございますけれども、今回、法案の提出ということで、実効のあるものに、本当に現地の住民の皆さんにとって頼りがいのある、信頼の置ける、ぜひそういうものにしていかなければならない、こういうふうに強く感じておる一人でございます。  一九九五年の「もんじゅ」の事故以来、毎年のようにいろいろな事故が起きて、そのたびに、考えられない事故だったとか、思っても見ないことに遭遇をしたような、そんな議論が行われてきたわけでございますけれども、事故というのはまさにそういうものであって、そう……

第146回国会 地方行政委員会 第3号(1999/11/18、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  まず、年金制度と申しますのは、やはり高齢社会の社会保障の基礎をなす最も大切な要素だというふうに思うのですけれども、私は、その中で、基礎年金の制度というのは、現在、国民皆年金のそういう理想というものはあるわけですけれども、その中核をなすものでもございまして、大変大事なものなんですけれども、それが破綻の危機に瀕しておるのではないか、こういうような認識をいたしております。  公的年金の中の国民年金の加入者、想定される加入者というのが千九百万人、こういうふうに言われておりますけれども、そのうちの未加入者あるいは未納者あるいは免除者、そういう者を含めますと、試算……

第147回国会 安全保障委員会 第5号(2000/05/17、41期、民主党)

○桑原委員 違法射撃事件につきまして、今までいろいろと議論が展開をされてまいりましたけれども、私の方からも二点について長官の考え方をお聞きしたい、こういうふうに思います。  まず一点目は、民間人による猟銃の射撃ということは当初から問題として挙げられて、いろいろな経過をたどっていったわけでございますけれども、小銃と機関銃を民間人の皆さんに試射させた、このことについては、大変多くの自衛隊員の皆さん方も、弾を用意するとか、いろいろなかかわりを持ってきたにもかかわらず、結局この問題は上に上げられずに不問に付されてしまった、これが一つ大きな問題だというふうに私は思うんです。  いろいろな問題の所在はあろ……

第147回国会 環境委員会 第6号(2000/04/28、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  早速ですが、本法案につきまして質問をさせていただきます。この循環型社会形成推進基本法でございますが、これを廃棄物処理行政の現場である地方自治体の側から見てまいりますと、この法案ができることによって処理行政にどういった変化が生じていくのか、こういう視点で少しお聞きしたいと思います。  この法案の二条では、廃棄物等ということで定義がしてございます。そして、適正な処分ということで、これはいわゆる廃掃法の処分と同じだ、こういうふうに定義をしてあるわけでございますけれども、地方自治体の側から見ますと、従来、廃掃法を中心にした体系の中で、いわゆる収集をして、そして……

第147回国会 地方行政委員会 第4号(2000/02/28、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  両法案の審議に入る前に、新潟県警の例の虚偽発表事件に関連をして、警察庁長官、そして国家公安委員長にまずお伺いをいたしたいというふうに思います。  一月の二十八日に、女性監禁事件に関連をする虚偽発表なるものが行われたわけでございますけれども、その後、警察庁としては、この問題を大変重視をして、特別チームの調査団を派遣して調査を二月の二十日に行った、こういうことでございます。  私もこの二、三日、その調査結果の報告なども含めたいろいろな報道を見ておりますけれども、毎朝、あるいは夕刊、もう毎日毎時その記事が新しい展開を見せておる。どうも、その調査団が調査をして……

第147回国会 地方行政委員会 第10号(2000/04/18、41期、民主党)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  今、中川委員の質問を聞きながら、まず、少し関連をしてお聞きしたいと思うんです。  これは前総理の入院に関するということで、もちろん事前に通告をしてございませんけれども、今の質問を聞きながら、さらに少しお尋ねをしたいと思うんです。  保利大臣のもとに連絡が入ったというのは四月の三日の午前中だった、そして御自身が奥さんから聞いたのが朝の六時半だと。我々は、前日の記者会見を見て既に知っておったんですけれども、一国の公安委員長、ある意味では警察、危機管理の責任者のお一人なわけですけれども、そういった方が我々よりも、一般の国民よりもある意味ではきちっとした情報を……


42期(2000/06/25〜)

第149回国会 地方行政委員会 第1号(2000/08/04、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 きょうは、警察刷新会議の提言に関連をして、特に私は情報公開という問題についてお伺いをしたい、こういうふうに思っておるわけでございますが、その前に、情報公開ということではなしに情報が漏れている、そういう疑惑といいますか、その問題について伺いたい、こういうふうに思います。  既に新聞にも報道されておりますし、あるいは週刊誌にも報じられている、あるいは国会の質疑でも、きのう、一昨日の予算委員会でも取り上げられておる問題でございますけれども、警視庁のOBが社長をしている株式会社東京シークレット調査会、これは興信所、信用調査機関ということでございますが、そこの受注記録、依頼とその依頼に対して……

第150回国会 地方行政委員会 第1号(2000/10/24、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原議員 ただいま議題となりました警察法の一部を改正する法律案につきまして、趣旨並びに概要を御説明申し上げます。  この間、神奈川県警、新潟県警を初め警察官の不祥事が相次ぎ、このまま放置すれば治安の維持に重大な支障が生じかねず、早急な警察改革が求められてきたところであります。そしてようやく、警察刷新会議の緊急提言を受けて、今次国会に警察法改正の政府案が提出されました。しかし、残念ながら、私どもはこの政府案に失望を禁じ得ません。  一連の不祥事が警察官の綱紀の緩みにあることは論をまちません。そして、そのための警察の内部努力や自己改革は当然のことであります。しかし、今回の事態では、それだけでは不……

第150回国会 地方行政委員会 第2号(2000/10/26、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原議員 松島みどり委員にお答えをいたします。  苦情処理委員会の委員の、そういう意味ではなかなかなり手がないのではないか、また何名ぐらいを考えているのかということでございますけれども、確かに、苦情の処理と申しますのは、いわゆる警察的な感覚というよりも市民感覚的な、そういう要素を備えた人材が必要ではないか、私はこういうふうに思います。そういう意味では、私は、最近のいろいろな市民的な活動も非常に活発になってきておりますし、そういった感覚を持って苦情の処理に当たるという人材はどこの地域でもかなりいるのではないか、こういうふうに思います。  そういう意味で、私どもが提起をしております公安委員会と申……

第150回国会 地方行政委員会 第3号(2000/10/31、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原議員 お答えいたします。  八億八千万円というふうにこの前提示をいたしましたのは、国家公安委員会と事務局の経費でございます。  それから、都道府県公安委員会事務局、苦情処理委員会、そしてその事務局等につきましては条例で定めることといたしておりますので、その経費は都道府県が措置をするということでございますし、設置については法律で義務づけをされておるところでございますので、地方交付税で措置をされる。そして、本法律案が成立をした場合は、地方交付税法を改正する。  先般、私どもの内々の想定試算ということでは、公安委員会そして苦情処理委員会、それぞれ大体十名程度の事務局ということで、合わせて二十名……

第151回国会 外務委員会 第2号(2001/02/28、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  民主党内でも機密費の疑惑問題につきましてのプロジェクトチームをつくりまして、いろいろ、予算委員会の審議に加わる、あるいはさまざまな関係省庁にも来ていただいたりして議論をしてきたわけでございますが、やっていけばいくほど、疑惑が解明されるどころか逆に深くそして大変広く疑惑が重なってくる、こういう状況でございまして、私は、この間の議論の中で、どうも理解ができないところ、まずそういうところを最初にお聞きしたいと思います。  一つは、松尾元室長や外務省の地域主管課と申しますか、そこが一体総理の外国訪問についてどういう役割を果たしていたのかということでございます。……

第151回国会 外務委員会 第7号(2001/04/04、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  国際電気通信連合、ITUの憲章及び条約の改正ということは、最近の通信技術の急速な進歩、そういったものに対応して組織をどう強化していくかという意味で、私は、その内容にあえて異を唱えるというものではございません。  ただ、最初にお聞きをしたいのは、一九九四年から七年、そして一九九八年のミネアポリスからは三年、既に期間が経過をいたしております。こういう時代をリードするような非常に重要な内容の改正が、どうしてこんなに長い間国会に提出をされずに来たのか。  今回のこの問題に限らず、外務省は、例えば世界遺産の条約などについても、それが採択をされてから二十年間も国会……

第151回国会 外務委員会 第8号(2001/05/18、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  大臣は新潟県、私は石川県で、同じ日本海側に面したところでございますけれども、私は、日本の外交、言うまでもございません、平和で繁栄した、安定した国際社会をつくっていく、その中で積極的な役割を果たしていくということが肝要でございます。特に我が国にとっては、北東アジアの地域、ここでそういう状態を実現していくということが何よりも安全保障の面を含めて大変重要であろう、こういうふうに思っております。  北東アジアというのは、人によっていろいろ、どの地域を指すというのが多少の違いはございますが、私は、日中、そして南北の朝鮮半島、そしてロシア、あるいはアメリカ、そうい……

第151回国会 外務委員会 第10号(2001/05/30、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 十分しか時間がございませんので、早速質問に入ります。  まず、日本と欧州共同体の相互承認協定について、三点お伺いしたいと思います。  まず最初に、欧州共同体との間に相互承認協定を結ばれた、その理由は何か。なぜ欧州共同体と結んだのか。  それからもう一点は、現在、四分野に限って一応協定の対象といたしておりますけれども、この分野をさらに広げていく、そういった考えはあるのかということと、この先、欧州共同体以外のところとこういった協定を結んでいく、そういう予定があるのかということ。  それから、私は前の条約のときにも少しお話をいたしましたが、非常に時間がかかっておるわけですね。協定が締結さ……

第151回国会 外務委員会 第15号(2001/06/20、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 おはようございます。  大変な期待とそして注目のもとに、外務大臣は訪米をされて帰ってまいりました。本当に御苦労さまでございました。  今回の訪米、いろいろな目的がおありだったと思いますし、また、外務大臣は日ごろ、日本の外交は自立しなきゃならない、あるいは自主性を持っていかなければならない、そうした自立した日本外交というものを強調されておられますし、それを目指しての訪米でもあったというふうに私は思うわけでございますけれども、そういった点でどのような成果があったと自分でお思いか、この自立した外交という面にスポットを当てて、その点でどのような成果があったとお思いか、感想を御披瀝いただきた……

第151回国会 外務委員会 第19号(2001/07/10、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 私も、先般、委員会の派遣で、一員として沖縄の方に訪れて、つぶさにいろいろなお話をお聞きし、現場を見て、いろいろ考えさせられることがございました。本当に痛ましい今回の事件、そして繰り返されて、いつまでたっても問題の根本的な解決というところには至らない。これをどうしていくのか、本当に重い課題が今私たちには突きつけられている、こういうふうに思います。  今回、私は、この事件は最終的には、運用の改善というものが図られたその一つの結果として身柄が引き渡しをされた、こういうふうに思うわけですけれども、しかし、それに至るまでのプロセスは、運用の改善のある意味では限界というものも明らかにしているの……

第152回国会 外務委員会 第2号(2001/09/18、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党及び無所属柿澤弘治君を代表して、ただいま議題となりました動議について、その趣旨を御説明いたします。  本件は、今月十一日、米国において許しがたい凶悪なテロが行われたことに対し、本委員会としても、我が国が、国際社会の一員として、このような卑劣な行為を断固として許さず、テロに対して毅然たる態度で立ち向かうという意思を持っていることを世界に表明すべきであると認識し、本決議案を提案する次第であります。  案文を朗読いたします。     米国における連続テロ事件に関する件(案)   九月十一日に米国で発生した連続テロ事件は、卑劣極まりなく……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号(2001/10/11、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  安住同僚議員と項目的にはダブるところがかなりございますけれども、少し角度を変えて質問をさせていただきたい、こういうふうに思います。  まず最初に、今度のこの新しいテロ対策の新法でございますが、自衛隊というものを海外に展開をする、こういう内容になっております。従来から、自衛隊を海外に展開するに当たっては、その根拠というものがいかなるものかということが大変重要であったろうというように思います。  そこで、自衛隊を海外展開するという、もちろん武力行使を伴わない、あるいは武力行使と一体化をするようなことはやらない、こういうことでございますけれども、この新法のい……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号(2001/10/16、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました内閣提出のいわゆるテロ対策特別措置法案並びに自由民主党、公明党及び保守党提出の修正案に反対、民主党提出の修正案に賛成、内閣提出の自衛隊法の一部改正案並びに海上保安庁法の一部改正案に賛成の立場で討論いたします。  本年九月十一日に米国で発生した同時多発テロは、多くの罪なき人々を巻き込んだ卑劣かつ残虐な犯罪行為であり、安全で民主的な社会を希求する私たち人類への許しがたき挑戦であります。  民主党は、今回のテロを、私たちの平和と安全にとってこれまでにない全く新しい形の脅威ととらえ、テロ撲滅へのあらゆる外交努力による対応、国内外……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号(2001/11/26、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 先ほど民主党の伊藤委員の方からいろいろございましたが、その中で、アフガン情勢が急展開をして、事態が非常に変わってきている、タリバーンが事実上全土的な実効支配をできなくなって、敗退をして、北部同盟などを中心にした反タリバーン勢力がほぼ国土の大半を支配していると。ただ、その勢力間で主導権争いというものもこれから起きるのではないか、そういう懸念も一方ではされていると。また、冬をこれから迎えるわけですけれども、大変厳しいそういう寒さの中で、難民がどんどんふえていくのではないか、そういう心配があると。  こうなりますと、米軍のインド洋上からの空爆といいましょうか、そういう攻撃中心のあり方から……

第154回国会 外務委員会 第3号(2002/03/20、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 大臣には初めて質問させていただくということで、きょうは基本的なところを幾つかお伺いをしたいと思っております。  まず、大臣は、十六日の日に沖縄を訪問されました。一日で強行日程をこなされたようで、大変御苦労だったかと思いますけれども、大臣としての初めての訪問だ、こういうことで、沖縄問題についてまず少しお尋ねをしたいと思います。  私もきのう、おとついと沖縄へ行ってまいりました。私は、大臣とは訪問の目的が違いまして、沖縄の公共事業と特定の政治家とのつながりというようなことで、野党の合同の調査団をつくっていろいろ調査をしてきたわけです。  沖縄の現状、大変公共事業に依存せざるを得ない経済……

第154回国会 外務委員会 第7号(2002/04/05、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 おはようございます。民主党の桑原でございます。  いろいろ御質問したいことがございますが、まず初めに、大変深刻な様相を呈しておりますパレスチナ関連のことでお伺いをいたしたいと思います。  私、せんだってNHKのドキュメントを見ておりまして、イスラエルの青年が徴兵拒否をする、そういう動きが少しずつ大きくなっている、こういうような内容でございました。シャロン政権の非常に強圧的な姿勢というものに対して、イスラエルの国内でも、そのことに対して批判、そういう動きが出てきている。やはり、その青年たちの心に、人道的にそういったことは許せるのか、こういうような気持ちがございまして、そういう動きが出……

第154回国会 外務委員会 第10号(2002/04/17、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  まず、テロ資金供与防止条約に関連をして、何点かお伺いをしたいと思います。  テロに関係をする団体等に、いわゆる意図して、または知りながら、そういった資金を供与したり、あるいはそのために資金を収集するというような者に対して、資産の凍結あるいは資金の没収、そういったことを含めた厳しい制裁が科されるわけでございますけれども、やはり法律を運用するに当たっては、テロ関係団体等を本当に誤りなく認定をしていくということが大変大切だろうと思いますし、当然のことながら、資金を供与する者等に対しても、その認定については誤りがあってはならないわけでございます。財産権の制限と……

第154回国会 外務委員会 第12号(2002/04/24、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 二十分という時間ですから一問だけと思っておりますけれども、先ほど来の議論を聞いておりまして、どうしても一点だけ、これは通告をしてございませんが。  いわゆる小泉総理大臣の靖国神社への参拝、これに対して、何の相談も受けなかった、御自身の判断でやられたと。しかし、この問題というのは、もう従来から日本のアジア外交にとって大変重要な問題である、このこといかんで非常に中国との関係や韓国との関係がこじれたり、大変な事態を今まで引き起こしている問題なんですね。このことについて、現に今、中国や韓国は大変な抗議をいたしております。  大臣として、なぜ小泉総理に、ちゃんとした相談をしてほしいとか、ある……

第154回国会 外務委員会 第17号(2002/05/31、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  まず、瀋陽総領事館の問題についてお伺いをしたいと思います。  このことについては、いろいろな問題点が指摘をされております。そして、そこから引き出された教訓というのも相当あるわけでございますが、何点かお伺いしたいと思います。  大臣は就任に際して、外務省の改革は、透明性、スピード、そして実効性を合い言葉にして取り組んでいくんだ、こういうことでございました。ぜひ、この問題につきましても、そういったことでしっかりとこれから取り組んでいただきたいということを申し上げておきたいと思います。  そこで、まず第一点目は、在外公館の不可侵が侵害されたということでござい……

第154回国会 外務委員会 第22号(2002/07/17、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  最初に、本日の案件になっておりますアジア=太平洋郵便連合憲章追加議定書に関連をして、二点ほどお伺いしたいと思います。  まず、郵便業務がグローバル化をいたしまして、それが進む中で、万国郵便連合のもとにある地域的な限定連合、アジア=太平洋郵便連合というものでございますが、このたぐいのものは世界には数多くあるわけですけれども、こういったものが持つ存在意義、そしてその中で我が国が果たすべき積極的な役割というのは一体何なのかということをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もう一点、去年の九月のアメリカの同時多発テロ事件では、円滑な郵便事業という面でも大……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第5号(2002/05/09、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 民主党の桑原豊でございます。  質問に入る前に、中国の日本領事館への侵入事件については、外務大臣はるる、何か経過を述べられておりますけれども、一体どういう姿勢で、何を申し入れて、今後どうするのかという、けじめのあるきちっとした対応というのをやはり明確に述べるべきだと思います。もう一回お話を聞きたいと思います。
【次の発言】 今後二人の身柄をどうして、そして今後どうするのか、そこら辺が全然明確じゃないじゃないですか。もう一回。
【次の発言】 今後どうしていくのかということも含めて、私はしっかりとした対応をしていただきたいと思いますし、総理が、この問題については慎重に対応していこう、こ……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第16号(2002/06/28、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  簡潔に、まず佐々木寛先生にちょっとお尋ねをいたします。  小泉総理は、備えあれば憂いなしということを繰り返しおっしゃっております。当然のことわざでございますけれども、備えのやり方いかんによってそれが逆効果になる、こういうこともございます。しかし、万が一の備えというのはきちっとしておかなきゃならぬ、これは当然だと思います。  そこで、佐々木さんは、むしろその備えがいろいろな意味で緊張を招いて、そのことが近隣諸国との紛争の種になりやせぬか、そういった御心配もしておられるわけですけれども、私も、やり方によってはそういった過剰反応と映る場合があると思います。た……

第155回国会 外務委員会 第1号(2002/10/30、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 おはようございます。民主党の桑原です。  質問に入る前に、我が党の石井紘基議員が右翼の暴漢に襲われて亡くなりました。本当に言論の府にある者として許しがたい出来事だというふうに思いますし、深い悲しみと憤りを禁じ得ないというふうに思います。  この委員会の前田委員も、数日前に演説中に襲われたと。幸いにして大事には至りませんでしたけれども、こういった風潮があるということを本当に残念に思うわけでございまして、石井議員に対しては哀悼の意を表するとともに、私たちは、やはりしっかりと民主主義を守り、そして言論の自由というものを大切にしていく、そういうことで前進をしていかなければならない、そういう……

第155回国会 外務委員会 第3号(2002/11/06、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 私も、首藤委員を引き継いで、日朝国交正常化交渉についてお尋ねをしたいと思います。  一九五二年にサンフランシスコ講和条約、そして五六年に日ソ共同宣言、六五年に日韓条約、七二年に日中の平和友好条約、こういうことで、戦後の日本の国際関係というのが重要な節目節目を一つずつ乗り越えてきたわけですね。私は、この日朝の問題というのは、その最後で、ある意味では最大の非常に重要な交渉だろうというふうに思いますし、二十世紀から引き継がれてきたこれまた最大の問題ではないか、こういうふうに思うわけでございまして、その端緒を切り開いたわけでございますから、ぜひ本当に正常化というものが実現をするようにまず我……

第155回国会 外務委員会 第6号(2002/11/20、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 森本先生には、我が党の部門会議等でもいろいろと有意義な御示唆をいただいておりまして、この機会に、いろいろ教えていただいておることに感謝を申し上げたいと思います。  今、北朝鮮そのものが、金正日のこの独裁的な体制をどう維持していくかということから、核の開発等を中心にしたさまざまな安保の体制が、先軍体制と申しましょうか、そういうものがつくられている。ですから、そういった状況の中ですから、いろいろな取引材料というよりも、むしろこれを一つの国家存立の基盤に置いている、こういう考え方を今お示しになられたわけです。  そういう国であるわけですけれども、今回の日朝交渉の中では、例えば、今まで否定……

第155回国会 外務委員会 第10号(2002/12/06、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 民主党の桑原豊でございます。  きょうは、三人の参考人の皆さん、大変貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。  最初に私は、三人の先生にそれぞれお聞きをしたいんですけれども、イラクがこういう形で今査察を受け入れておるわけです。今までのところ、特にこれという大きな問題が指摘されていないようですけれども、これからどういうふうに展開していくか予断を許さないと思います。  そこで、アメリカが武力行使をしてでもイラク問題について対応していかなければならぬというこのねらいといいましょうか、いろいろ今まで議論されてきておりますから、いろいろなことが浮かび上がってくるわけですけれども……

第155回国会 総務委員会 第3号(2002/11/07、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 短時間で盛りだくさんの質問になろうかと思いますので、ぜひ簡潔にお答えをいただきたいと思います。  まず、安住委員からもお話がございましたけれども、今回の公務員給与の引き下げというのは極めて遺憾だ。公務員の生活が大変厳しい、そういうことで、民間が大変な厳しさの中でそれに準拠しなきゃいかぬということですから、それは結果としてはやむを得ないというふうには考えるわけですけれども、ただ、不況であるとかデフレであるとかということの大きな責任はやはり政府の政策にあるわけです。そういう意味では、使用者側としての政府は一般の公務員に対してちゃんとそのことを責任を持って説明をして、これは、下げる前にや……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号(2003/06/26、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 私は、午前中と午後と二つに分かれておりまして、まず午前中には、イラク戦争というものをしっかり検証していくという立場でこの問題について質問したいと思うんですが、その前に、今大畠議員と石破長官のやりとりを聞いておりまして、派遣された自衛隊の武器使用の基準、軍事技術による考え方で決めていくんだ、こういうふうに石破長官はおっしゃられたわけですけれども、私は、やはり、自衛隊が行くところがなぜ安全でなければならないのかという議論なども含めて、憲法の考え方に基づいて、携行する武器の内容というものは大きな枠がはめられていくと思うんですね。そういうことがあるから、行くところがどこなのかということにつ……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号(2003/07/02、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 官房長官が途中でお出になるということなので、少し質問の順序を変えまして、最初に非戦闘地域の問題についてお伺いしたい、このように思います。  周辺事態のときの後方支援地域、これは日本の領土を除けば公海ということになるわけですし、それから、テロ特措法のときは、非戦闘地域というのは、事実上、活動の内容も含めて海上ということで設定をされたということですけれども、今回初めて、陸上で活動する、そして陸上に具体的な活動を伴う非戦闘地域をつくっていく、こういうことになったわけですけれども、アフガンのあの状況というのも、暫定政権がアフガンにはできているんですね。そして、一定程度、タリバンであるとかあ……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号(2003/07/18、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 ただいま末松委員からいろいろと、海上阻止行動の効果についてお話がございましたけれども、やはりアフガンの現状というものをどのように正確に把握して、その正確な情報の上に立って日本として主体的な判断をしていくということが、私は、これから二年間延長したいという提案をするに当たっては、当然政府側として前提にしておかなければならないことでございますし、そのことを、国会審議をしていく我々に対してもちゃんと開示をして、そして、私たちが、この二年間、さらにその必要性があるかどうかということを我々自身がちゃんと判断していかなきゃならぬわけですから、そういう正確な情報がなければ、これはもう判断を停止、停……

第156回国会 安全保障委員会 第2号(2003/02/27、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 今回質問するに当たりまして、私は、所信表明というのは、今までいろいろな大臣の表明を聞きましたけれども、防衛庁長官の所信表明は、後から読み返していろいろ勉強するに値する、そういう内容を含んでおったということで、きょうは、所信表明を中心にしてちょっと質問をさせていただきたいと思います。  そこで、先ほど公明党の赤松委員の質問と少しダブるんですけれども、長官は、いわゆる平壌宣言について、一連の北朝鮮がとっている行動、これを評価すると、それに反するんではないか、こういうふうに言っておられるわけですね。そして、それに我が国は非常に重大な懸念を有している、こういうふうに言っているんですが、反す……

第156回国会 安全保障委員会 第4号(2003/04/01、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 おはようございます。  きょうはまず、二十八日に韓国のチョ・ヨンギル国防部長官と会談をされた日韓の防衛担当相の会談について、お伺いしたいと思います。  まず、今回の会談の成果は何であったのか、そして、この会談概要の中でも書かれておりますが、盧武鉉政権の平和繁栄政策を支持する、こういう旨表明をされたということでございますが、この政策のどの点をどのように評価をされてそういうふうな結論に至ったか、まずその点をお伺い申し上げたいと思います。
【次の発言】 長官は記者会見の中で、北朝鮮が一九九四年の米朝枠組み合意と同じような展開を期待しているのであれば、違った結果になる、クリントン政権からブ……

第156回国会 安全保障委員会 第6号(2003/05/16、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 それでは、まず最初に、テロ特措法の目的が現在段階、どの程度まで達成されつつあるのか。  この目的は、いろいろと法律には書いてございますが、つまるところ、九・一一のテロ攻撃によってもたらされている脅威の除去、どこまでそれが除去されたのかということになるんだろうというふうに思うんです。  いろいろ今日出されているアメリカサイドの報告では、アルカイダやタリバンの残党と見られるテロ事件が、まだアフガンの中では頻発している。あるいは、アルカイダは世界各地に拡散をしているというような状況が防衛庁の長官からも報告がございました。  それから、ラムズフェルド国防長官は、かなりこの目的が達成されつつ……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号(2003/05/13、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 私は、対処基本方針、第九条に関連をしてお伺いしたいと思います。  まず、対処法案の第九条第一項になりますが、「武力攻撃事態等に至ったときは、」云々と、こうあるわけですが、まず、この武力攻撃事態というものを認定するのはどこなのか。いろいろな条文がいろいろなことを類推させますけれども、具体的に規定してある条文が、明確なものがないわけですね。認定するのはどこなんですか。
【次の発言】 ですから、武力攻撃事態というふうに認定をして対処基本方針をつくるのか、対処基本方針ができて、そこで武力攻撃事態というものが認定をされたことになるのか、どういうことなんですか。

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号(2003/10/01、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 これまでいろいろと議論を聞いてまいりまして、本来なら、いろいろな中身がより具体的にはっきりしてくるというのが普通なんですけれども、私は、だんだんいろいろなことが余計わからなくなってきた、こういう感じがいたしております。その中でも特に今重要な点は、この法律の目的の部分でございまして、何をもって目的が達成されたとするのか。  これは、二年前に九・一一というあの同時多発テロが発生をして、それがテロに起因するものだということで、その根っこを断たなきゃだめだ、こういうことで、アメリカを中心にした取り組みを支援する、こういうことでできたわけでございます。  そこで、九・一一テロというものと当然……


各種会議発言一覧

41期(1996/10/20〜)

第142回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1998/03/19、41期、民友連)

○桑原分科員 民友連の桑原でございます。  私の方からは、原子力災害、あってはならないことなのですけれども、万が一に備えてどうすべきか、そういう問題で少し御質問をしたいと思います。  一昨年、今お話がございました「もんじゅ」の事故がございました。昨年は、東海村の事業所での爆発事故、そしてまた人形峠の排水処理の問題も問われておったわけでございまして、そういった動燃関連の事故が相次いで、私もその都度行って、見てまいりましたけれども、そういったことの反省の中から、動燃の抜本的な、ある意味では解体的な改革といいますか、出直し改革が求められておりまして、動燃法の改正がこれから議論されようということでござ……

第142回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1998/03/20、41期、民友連)

○桑原分科員 おはようございます。民友連の桑原でございます。きょうは、漁業問題につきまして御質問をさせていただきたいと思います。  まず最初は、日本海沿岸における韓国船の操業問題でございますが、私も石川県の出身でございまして、北陸の沿岸でもそうした韓国の漁船が操業しておりまして、協定の違反あるいは自主規制違反といったような操業が後を絶たないという現状でございます。地元に帰るたびにそういう深刻なお話をいろいろ聞かされておるわけでございますけれども、そういったことによりまして、漁業資源の乱獲でありますとかあるいは漁具の被害などが相次いでいる、こういう現状ですし、石川県の県内海域でもこうした操業がだ……

第145回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1999/02/17、41期、民主党)

○桑原分科員 民主党の桑原豊でございます。  私は、地元が石川県でございます。日本海側のちょうど真ん中あたり、能登半島が突き出ているところでございます。  この二十世紀と申しますのは、日本海を挟んだ国々が、ある一時期、大変暗くて不幸な歴史をつづったといいますか、国際関係の面でそういう一時期があったわけでございますけれども、東西の冷戦が終わりまして、いよいよこの海を平和とそしてまた共存共栄の美しい海にしていきたいというのが、日本海側に面して生活をしている我々の願いでもありますし、もちろん日本全体のそういう思いであろうかというふうに思います。また、不幸な歴史をつづったということの責任が、我が国のい……

第147回国会 予算委員会第三分科会 第2号(2000/02/28、41期、民主党)

○桑原分科員 民主党の桑原でございます。  私は、まず地方財政の問題で、真正面切ってなかなか議論の課題にはなっておりませんけれども、先般、新聞でも報道されておりましたが、いわゆる土地開発公社、地方自治体にたくさんあるわけでございますけれども、土地開発公社の九八年度末の塩漬けになった土地が、塩漬けというのは、土地を購入してそれを利用することがないままに保有をしている、そういう土地でございますけれども、五年以上保有している土地が三七%で、簿価にして三兆八千五百億円だというようなまとめを自治省がされたそうでございます。その五年以上の中に、さらに十年以上のものが一兆五百二十六億円もある。  こういうよ……

第147回国会 予算委員会第六分科会 第1号(2000/02/25、41期、民主党)

○桑原分科員 東アジアの国々との友好、そして相互の繁栄ということが大変私は日本の平和と繁栄にとって大事なことだというふうに思うんですけれども、北朝鮮との関係は別にしまして、対中国あるいは対韓国、それなりに経済的な発展の関係というのはあるわけですけれども、残念ながら、対ロシアとの関係が、政治的にはいろいろな会談が行われたりしておるわけですが、経済的な関係がこの間低迷をしているのではないかというふうに思います。七〇年代の半ばから後半にかけてはかなりよかったんですけれども、それ以降、貿易高も大きく減少してきておりますし、特に一昨年あたりは、いわゆる輸出対輸入のインバランスといいますか、大変目立ってき……


42期(2000/06/25〜)

第151回国会 予算委員会第一分科会 第1号(2001/03/01、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原分科員 民主党の桑原でございます。  私は、今大変問題になっております内閣官房報償費にかかわる疑惑に関連して、会計検査院の皆さんに御質問をさせていただきたいと思います。  まず、いろいろな具体的なお話を聞く前に、今回の、総理外国訪問に伴う内閣官房報償費の疑惑、これは総理及び随員の宿泊差額を内閣官房報償費を使って支払っていたことから発生した問題でありますけれども、内閣官房報償費をこの宿泊差額に充てていたことを知っていたのかどうかということをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 後で具体的な、会計検査院がどんな検査をされていたのかということをお聞きしますから、それとの関連でまたお尋ねをした……

第156回国会 憲法調査会 第1号(2003/01/30、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 私は、北朝鮮が、中国やロシアとさまざまな伝統的な外交関係を活発に利用しながらいろいろやっている、韓国との間でもいろいろ交渉をやっている、そしてそういった延長線上で我が国と平壌宣言を結んだ。これは中身的に見ますと、核開発も含めて、拉致問題も含めて、明示的な表現がある、なしという問題はありますけれども、北朝鮮が、問題とされていることを乗り越えて、何とか国交正常化の交渉をやろう、こういうことですから、非常にいい方向に行っているなと思っておったんですが、一方では、いわゆる核開発を続けている、あるいはNPTを脱退する、こういうような宣言をするなど、およそ国際的には大変問題の多い、非常識な、そ……

第156回国会 憲法調査会 第7号(2003/05/29、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 民主党の桑原でございます。  きょうは、五人の皆さん、それぞれに大変示唆に富んだお話をいただきまして、本当にありがとうございました。私は、せっかくでございますので、全員の皆さんから一問ずつにお答えを願いたい、こういうふうに思っておりますので、どうかよろしくお願いします。  まず最初に、鴨野公述人にお尋ねをいたしたいと思います。  私は、さまざまな改革がございますけれども、やはり日本の構造改革の最も重要なものは、地方分権改革といいましょうか、本当に憲法に定めた内容に沿って地方自治が達成をされていくということがいろいろな意味で非常に重要だ、こういうふうに思っております。鴨野公述人が、自……

第156回国会 憲法調査会 第8号(2003/06/12、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原委員 憲法とこの現実がこれほどまでに乖離をしている。とりわけ、安全保障の問題で。一体どうしてそういうことになったのだろうか。  私は、いろいろな理由、原因が考えられると思いますが、一つは、やはり戦後の東西冷戦といいましょうか、そういうパワーゲームの現実の中で、我が国がアメリカの圧倒的な力に依拠して、あるいはそれに追随をして、いろいろな現実に対して力で対応していく、そういう道を歩んできた。  その最初の出発が、いわゆるサンフランシスコの片面講和といいましょうか、そういう状況の中で日米安保が結ばれていった。そして、一定程度、東西の冷戦というようなものがいろいろな緩和過程をたどって終結していく……

第156回国会 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第1号(2003/02/06、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原小委員 五十嵐参考人のこの著書でも触れられておるわけですけれども、ドイツ基本法のいわゆる緊急事態関連部分ですね、これにかなり高い評価をされておられると思いますけれども、私も、ドイツと日本、同じようなさきの戦争の体験をして、そして、その反省の中からこういった有事に対していろいろな考え方が生まれてきた。そして、二度とああいう戦争を起こしてはならない、こういうようなことを踏まえて、ドイツの場合は、対話をするということを前提にしながらいろいろな制約を加えていく、こういう立場をとっているわけでして、ある意味じゃ、日本で考えていく場合に大変参考になると私も思うんです。そこで、その中で特に、そういった……

第156回国会 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第3号(2003/04/03、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原小委員 国連の機能回復の問題がいろいろ議論されておりました。  私も、国連というものが世界を一まとめにして、そして五大国の拒否権というものが一つの決定の仕組みの中に組み入れられているということの中では、一つの問題を解決していくときに全体が一致した結論を見出すというのは、なかなか難しいところがあるだろうと思うんですね。しかし、それはやはり、いろいろな面で補強しながら追求していかなければならない一つの大事な点だろうと思うんです。  あわせて、先ほど首藤委員もちょっとお話しになりましたけれども、国連のブロックといいますか、いわゆる地域ごとに国連が一つのブロックをつくって、安全保障の問題なんかで……

第156回国会 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第4号(2003/05/08、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原小委員 大変貴重な、そしてわかりやすく御説明をいただきまして、ありがとうございました。  まず佐藤参考人にちょっとお伺いしたいんですが、日本の常任理事国入りということ、これは私は、新しいいろいろな時代の動きの中で日本の果たす役割というのは大変大きくなってきていると思いますから、そういう意味では積極的に日本自身がやはり考えていく課題だろう、こういうふうに思っております。  そこで、この問題のいろいろな論点の中で、日本が常任理事国になるということになれば、いわゆる日本の憲法との関係で、国連における軍事的な役割というものが過大に求められてくるのではないか、そういう点で非常に危惧があるということ……

第156回国会 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第5号(2003/07/03、42期、民主党・無所属クラブ)

○桑原小委員 このたびのアメリカのイラクへの武力行使、これは今ほど来のいろいろな議論にもございましたように、最終的には、国連でのそれを容認する決議がないままに入った。特に、五つの国連の常任理事国の意見が大きく割れてそういう結果になった。そういう意味では、国連のそういうお墨つきを得ない違法な戦争であった。  ところが、その戦争を実行したアメリカは、これは言うまでもなくその五つの大国のトップにある、そういう国でありますから、アメリカを非難する国連の決議というのは、これはアメリカの拒否権で、米英の拒否権でこれはできないということがはっきりしているわけで、そういう意味では、国連の中でこの問題の違法性に……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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