このページでは原陽子衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。原陽子衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○原委員 社会民主党・市民連合の原陽子です。 訪問販売等に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきたく思います。よろしくお願いいたします。 前国会で消費者契約法が成立しました。これは、事業者と消費者との間の契約トラブルに関する救済ルールを定めた法律として、契約の取り消し権や条項の無効を主張できる権利を消費者に与え、多発する契約トラブルや被害を抑えることをねらいとした点で、消費者にとって大変重要なものと思われます。 しかし、国民がこの法律について知らなければ成立させた意味はございません。そこで、経済企画庁にお聞きいたします。来年四月の施行に向けて国民への周……
○原委員 社会民主党・市民連合の原陽子です。 きょうは、皆さんがここにつけていらっしゃる緑のバッジの愛知万博についての質問をさせていただきたいと思います。 昨日、十一月十六日の中日新聞の一面に、愛知万博について報道されています。この新聞によりますと、「愛知万博の開催確定」とあります。その理由として、BIEの執行委員会が十五日、パリ市内のBIE本部で開催され、愛知万博の正式決定に当たる開催登録を十二月のBIE総会に提出することを決定したためと書かれています。しかしながら、この新聞の解説によりますと、一九八八年十月の構想表明から十二年間、やっとスタートについたものの、綱渡りのような計画見直しや……
○原委員 社会民主党・市民連合の原陽子です。 質問が幾つか重なるところもあるかとは思いますが、青少年とか、あと私たち若い世代にもわかりやすいように答弁をよろしくお願いいたします。 まず、先日、少年法の改正が衆議院で可決をされました。今は参議院での審議が始まっています。 ここのところ、十代の少年による事件が続いたのは事実です。しかし、ここ数年の殺人事件の処理数と検挙数についての統計を見れば、これらより多い年は過去に幾つかあります。 これまでの少年犯罪というのは、例えば生活が苦しいとか家庭が貧しい、または両親がそろっていないといった、ある意味ではわかりやすい理由を挙げて理解されていました。……
○原委員 社会民主党・市民連合の原陽子です。よろしくお願いをいたします。 まず、私は、先日、資料を読んでいましたら、日本では、明治四十二年、一九〇九年に、原胤昭さんという方が、囚人の多くが幼少時に虐待され非行に走っていることを目の当たりにして、そして個人の事業として児童虐待防止の活動を行っていたという記事を読みました。そして、これはことしの新聞記事なんですが、こちらにある新聞記事によると、岐阜県の笠松刑務所の女性受刑者六十七人に対して聞き取り調査を行ったところ、その七割が子供時代にレイプやわいせつ行為などの性的虐待を受けていたことが明らかになったということを伝えています。先ほどの原氏の活動か……
○原委員 社会民主党・市民連合の原陽子です。 本日は、参考人の皆さんにお越しいただきまして、そして貴重な御意見を聞かせていただきまして、どうもありがとうございます。 それでは、早速質問の方に移らせていただきたいと思います。 私は、この高度情報通信ネットワーク社会形成基本法案、これを読ませていただいたのですが、実は、私が正直持った印象というのは、これは高度情報通信ネットワーク産業社会形成基本法案という名前の方がぴったりくるのじゃないかなというふうに感じました。そして、その産業に関する部分の方向性についてはある程度理解はできるものの、私たちの生活においてITというものがどのように位置づけられ……
○原委員 社会民主党・市民連合を代表して、与党提出の少年法等の一部を改正する法律案及び民主党提出の修正案、自由党提出の修正案、いずれも反対の立場から討論を行います。 まず最初に強調しておきたいのは、少年法改正の立法事実が存在しないということです。 検察や警察の統計を見ても、少年による凶悪犯罪が激増している事実はなく、年少少年の比率が目立って増加している事実もありません。少年犯罪の発生件数自体、昨年は一昨年より六・三%減少しています。凶悪犯罪についても、三十年前と比べて七割近く減っており、昨今急増しているとは言えないのです。少年犯罪が凶悪化している、犯罪が低年齢化しているという今回の改正案の……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いいたします。 いよいよ二十一世紀がスタートしました。私は、二十一世紀の大切なキーワードの一つが環境であると考えています。地域環境や地球環境の保全、そして私たち世代が元気に二十一世紀を担っていくためにも、そして、私たちよりも若い子供たちの世代がやはり元気に生きていくためにも、この環境という観点は非常に大切だと思っております。 しかしやはり、環境委員会、こうずらっと見渡してみても、席に着いていらっしゃる委員の方が少なかったり、あと、大臣の所信表明のときにも席に着いていない委員の方が多かったように私はお見受けをいたしました。そして、どうしても眠くな……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いをいたします。 まず冒頭、一つ大臣に確認をさせていただきたいことがあります。それは、先ほどから他の委員からも何回も挙がっている京都議定書に関してなんですが、実は私は、三月の十九日の時点で、京都議定書への米国の態度急変に関する質問主意書を提出させていただいております。その中で「三月十九日の森首相の日米会談で、京都会議議長国の立場で、どのような要請を米国に対して行ったか。」ということをその三月十九日の時点で私は質問主意書として提出したのですが、川口大臣はこの件を森総理とお話しになられておりますでしょうか。
○原委員 社民党の原陽子です。 時間が余り残されておりませんので短目に、大臣に簡単に一つだけ質問をさせていただきたいというふうに思います。 今回は、大気中のダイオキシン濃度の測定方法について質問をさせていただきたいと思います。 今、環境省では、こうしたダイオキシン類に係る大気環境調査マニュアルというものを作成して、このマニュアルに基づいて各自治体に、大気中のダイオキシン濃度を測定してくださいと指導しているということだそうです。そして、このマニュアルによりますと、大気中のダイオキシン濃度をはかる際には、そこにある空気を集めてその中のダイオキシン濃度をはかるという方法をとっているというふうに……
○原委員 社民党の原陽子です。 本日、二つの法案が議題となっています。私たち社民党は、温泉法の一部を改正する法律案には賛成をするのですが、浄化槽法の一部を改正する法律案には反対をしていきたいと思っています。 なぜかと申しますと、平成八年の閣議決定で、検査等の委託を公益法人にする場合、委託の基本的内容や、それを行う公益法人の基準を法律で定めることというふうに閣議決定でなっておりまして、今回の改正の理由の一つはそこにあるというふうに思うのですが、法律の条文を読む限り、委託の基本的内容も公益法人の基準も全く明らかになっておらず、試験や講習を行う機関を環境大臣や国土交通大臣が指定できるということに……
○原委員 社会民主党の原陽子です。きょうは最後の質問となりました。よろしくお願いします。 まず、今回のこのNOx法の改正についてというところで、今までの自動車NOx法がなぜ環境基準を達成することができなかったのかということについての説明を受けたときに、その原因は、自動車走行量の伸び等により、単体規制、車種規制の効果が相殺したのが原因だというふうに私は説明を受けました。つまり、環境基準に達することができなかった理由を、車の数、走行量がふえたせいにしている。それだけのせいにしているというのは、私は、こうした評価は間違いではないかというふうに考えております。それなので、今のNOx法がどうして環境基……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いいたします。 まず初めに、午前中、参考人の方々への質疑がありまして、その参考人の方が指摘した点から幾つか御質問をさせていただきたいと思います。 自排局の分布と測定項目に関することについての指摘があったのですが、今回、特定地域に加えられた名古屋市には今十四の自排局がありまして、その十四の自排局の中でもSPMを測定しているのはたった四局にしかすぎないという指摘が参考人の方からありました。今回の法改正でそうした地域を拡大するのであれば、やはりしっかりと、測定すべき場所で測定すべきものを測定できるように、こうした自排局の設置というものも再検討する必要……
○原委員 社会民主党の原陽子です。最後になりましたが、よろしくお願いをいたします。
まず最初に、京都議定書のことについてお聞きをしたいと思います。
大臣は、一番最初の委員会のときの発言の中で、「二〇〇二年までに京都議定書を締結できるよう、締結に必要な国内制度の構築に総力を挙げて取り組んでまいります。」というふうにおっしゃっていましたが、その京都議定書を二〇〇二年中に発効するために来年の通常国会で国内法を整備していくという方針に間違いはないかということ、これは大臣と副大臣の両方にまず確認をしたいと思います。
【次の発言】 私は、この大臣の発言というか方針に間違いがないというふうに受けとめさせ……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。
京都議定書の質問に入る前に、先日、十月二十六日の質問に関して一点だけ確認をさせていただきたいと思います。
先日の質問の中で、私は、炭谷地球環境局長に、運輸部門の温暖化ガス削減について質問をさせていただきました。その中で、局長が、運輸部門の中で六二%が自家用車で、そのうち事業者も使われている部分があるということ、そして、大変重要な点だろうと思うので、手がかりがないか調査してみるというお答えをいただいたのですが、その後、何らかの調査をしていただけましたでしょうか。
【次の発言】 ぜひ調査を続けていっていただきたいなと思います。
私の方……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 まずは、大臣所信に対して、大臣に幾つか御質問させていただきたいと思います。 大臣は、所信の中で、減少する自然林や干潟、里山などの残された自然を保全、再生することが課題だと認識されております。そして、重点施策の三番目には、都市近郊における里山の再生、河川の蛇行化による湿原の再生などの自然再生事業を推進すると述べられております。この中で一つ私が気になることがあったので、御質問させてください。 それは里山に関する部分なんですが、課題として認識されていらっしゃるのは保全と再生と述べられているのに対して、重点的に取り組む施策の部分になると再……
○原委員 社会民主党の原陽子です。
本日最後の質疑になりまして、午前中からの質問と重なるところもたくさんあると思いますが、よろしくお願いいたします。
まず一つ目には、特定有害物質について御質問させてください。
この法律の中では「政令で定める」というふうに書かれておりますが、政令で定める特定有害物質とはどのようなものを想定しておられるか、お願いします。
【次の発言】 土壌環境基準の二十七項目のうち二十六項目、それは銅を除くという、何か最初に御説明を受けたときと、ちょっと短かったかなと思って、ちょっと確認させてください。
土壌環境基準の二十七項目のうち銅を除く二十六項目で、直接暴露リスクの……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いいたします。 それでは、まず初めに、大臣にダイオキシンの調査のことについてお聞きをしたいと思います。 今回、空気中のダイオキシン類濃度について、現在行政が行っている大気を直接採取して測定を行う調査と、生物指標である松葉を使う調査の双方の費用と効果について、立法調査費を使って調査をさせていただきました。 その調査報告書というものを皆さんのお手元にもお配りさせていただいているのですが、今回のこの調査報告でわかった点が二つありまして、一つは、松葉調査による調査費用が普通の大気を直接採取して調べる方法の四分の一で済むという点と、もう一つが、濃度につ……
○原委員 社会民主党の原陽子です。 本日最後の質疑でございまして、幾つか重なる点もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。 まず初めに、この法案について、全体的な評価を大臣にお聞きをしたいと思います。 先ほどから、拡大生産者責任のことについては、大臣の方からも、この法案によって自動車メーカーが中心的な役割を果たしていくことになるという御答弁がありましたが、先ほども出ておりましたEU指令と比べましても、本当にこの法案によって拡大生産者責任というものが実現されるのかどうかというところに、私も非常に危惧を感じているというか不安を持っております。 このEUの例というのは非常にわかりやすい……
○原委員 社会民主党の原陽子です。 私は、つい先日まで環境委員会におりましたので、きょうは環境の側面から扇大臣に、新幹線などの騒音に関することに関して幾つか御質問をさせていただきたいと思います。 先日、環境省設置法第五条に基づいて環境大臣が環境の保全に関する基本的な施策に関する重要事項について勧告を行った事例のすべてを教えてくださいと質問主意書でお願いをしたところ、これまでに勧告が三件出ていることがわかりました。それは、一つが航空機の騒音対策について、もう一つが新幹線鉄道の騒音対策について、もう一つが新幹線鉄道の振動対策について。これは三つとも今の国土交通省が所管する事項であるということと……
○原委員 社会民主党の原陽子です。 きょうは最後の質問になりましたので、皆さん、もうしばらくおつき合いをよろしくお願いします。 質問に入る前に一つ大臣にお願いをしたいことがありますので、よろしいでしょうか。 先日の一般質疑の中で、新幹線の騒音基準が全線で超えることについて私は質問させていただきました。その中で、いつまでにだれの責任で達成するかと質問をさせていただいたところ、政府の参考人の方から、新幹線を運行する鉄道事業者、建設主体の鉄建公団が責任者であり、国土交通省として早期に基準が達成されるよう今後とも指導してまいりたいと明確な御答弁をいただきました。 そこで、こうした国会の審議の中……
○原委員 社会民主党の原陽子です。
きょうは貴重なお話をどうもありがとうございます。私の質問は、たくさん重なるところもあるかと思いますが、よろしくお願いします。
まず最初に、瀬古さんと全く同じ質問なのですが、戎さんにお伺いをさせていただきたいと思います。
今回、組合に民間事業者が入ることのメリット、デメリット、できれば住民の立場に立ったメリット、デメリットは何かということを教えてください。
【次の発言】 これもまたまた同じ質問なのですが、建てかえ決議の要件のところで、先ほど、甲案と乙案があるという話がありました。
私は、端的にお三方にお聞きをしたいと思います。
国土交通省内は、一律に……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 まず初めに、首都圏整備法に関して質問させていただきます。 この法律が今回廃止された上で、ただいま議論になっております建築基準法の改正というか、改悪がなされて、そして、先日成立した都市再生法が組み合わさると、住宅と工場用地が接するところでは、日照など住宅の住環境に余りよくない影響を与えるということが懸念をされています。 都市の住環境を侵害しないために、国土交通省はどのような点に注意をなさっていくのかという点と、自治体や事業者に対してどのような指導をなさっていくかという点を、まずお聞きをしたいと思います。
○原委員 社会民主党の原陽子です。 私も瀬古委員と同じような懸念を持っているという立場から、幾つか御質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに大臣にお聞きをしたいんですが、先日の趣旨説明のときに、この法案の第一のところについて大臣は、住民等の自主的なまちづくりの推進や地域の活性化を図るため、都市計画の提案制度を創設することとしておりますと、これを第一番目に述べておられました。 私は、これは一歩前進だなというふうに感じておりまして、まちづくりをするに当たっていろいろな人たちの意見を、そしてNPOや住民の意見を聞くということをこの第一番目に掲げられているということは、非常に評価をできる……
○原委員 社会民主党の原陽子です。
きょうは貴重な御意見を本当にありがとうございます。限られた時間ですので、早速御質問をさせていただきたいと思います。
まず、松本参考人に質問をさせていただきたいんですが、先ほど松本参考人が、この規制緩和によって周辺の人々へのさらなる影響ということをおっしゃったと思いますが、そのさらなる影響の部分をもう少し詳しくお話をいただきたいと思います。
【次の発言】 引き続き松本参考人にお伺いしたいのですが、先ほどのお話の中で、容積を緩和して建築の自由度を増せば、行政による規制は効き目を失っていくというお話があったと思います。私もこの点は非常に心配している点でございま……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いいたします。 まず最初に、今回の建築基準法の改正のところで、全体的な、総論について大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。 今回の建築基準法の改正は、都市再生の一環として行われていますが、最初にどこから議論が始まったのかなと思って調べてみると、二〇〇一年の四月六日に閣議決定された緊急経済対策の一つとして、この中に一番最初に箇条書きをされていました。つまり、緊急経済対策の一つとしてまず出てきたというところは、住環境の向上ということではなく、景気対策からこの改正の発想というものが生まれてきたのではないかと思うのです。 今、現段階で、質が求め……
○原委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました建築基準法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。 現行法の総合設計制度は、建築審査会の同意を得て自治体が許可することにより、容積率、斜線制限、高さ制限等を一定の公開空地を設ければ緩和するものであり、問題点がありながらも、住民と行政と業者が入ってよりよい地域環境をつくろうとする協議ができるものとなっています。 一方、今回の政府提出の一部改正案は、総合設計制度について、実質的に許可制度から申請・確認制度へ変更しようとするものであって、建築確認の手続だけで第一種住居……
○原委員 社会民主党の原陽子です。きょう最後の質疑なので、よろしくお願いいたします。 きょうは、空港問題について幾つか御質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、ワールドカップに合わせて四月から使用された成田空港の暫定滑走路のことについてなんですが、暫定滑走路の南側にはまだ五軒の反対派の農民の方々が残っておりまして、こうした方々が暫定滑走路の廃止を求めておられます。 ここで、まず最初に、突然で大変申しわけないですが、政務官の方にお聞きをしたいのですが、そうした暫定滑走路の廃止を求めている声があることを御存じかどうか、その声が耳に入っているかどうかだけで結構なので、まずお答えをいた……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 今、福田官房長官が退席してしまって、ちょっと残念と思いながら、質問させていただきたいと思います。 私も先ほどの水島委員と重なる質問が多くなると思います。児童虐待防止に関して幾つか御質問させてください。 児童虐待防止法が施行されて一年半を迎えました。この間も、児童相談所がその虐待の事実を知っていながら死亡させてしまったなど、痛ましい事件は後を絶ちません。厚生労働省がまとめた児童相談所における児童虐待相談処理件数の報告を見ますと、平成十二年度の児童虐待の相談は、平成二年度を一とすると十六倍にふえていて、前年度比較で一・五倍の一万七千七……
○原委員 社会民主党の原陽子です。
きょうは、貴重な御意見、本当にありがとうございます。
早速、質問させていただきたいのですが、まず上村参考人にお伺いしたいと思います。
この覚せい剤乱用防止センターは財団法人ということで国から年間幾らぐらいの補助を受けているのか、まず教えてください。
【次の発言】 今聞いて、国から一億以上の補助が出ているということで、非常に驚いたのです。先ほどの御質問の中で、青少年の薬物乱用の実態についての上村参考人のお答えで、実態としてはなかなか薬物乱用の人数が下がってきていないというお答えがあったのですけれども、これだけたくさん国からの補助を受けていて、でも、実際は……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いいたします。
冒頭、私も東京の大気汚染公害裁判について、前の瀬古議員と重なるところもあるかと思いますが、まずは扇大臣に御質問をさせていただきたいと思います。
今回、この裁判の判決を受けて、石原都知事が控訴しないということを明言なさいました。この政治決断は、テレビで多くの方々が見て、政治家がはっきりと判断をすれば物事が変わるということを多くの国民が実感したのではないかと思います。ぜひここで、この判決を受けての扇大臣の判断はいかがなものかということを、冒頭お伺いしたいと思います。
【次の発言】 国として判断をこれからしなくてはならないということで……
○原委員 社会民主党の原陽子です。
きょう最後の質疑ですので、もうしばらくよろしくお願いをしたいと思います。
今回審議になっておりますマンション建替え円滑化法は、さきの通常国会で審議したばかりで、まだ施行さえもされていません。十二月十八日に施行の予定だということですが、今回のこの改正案は一体いつ施行されることになるのか、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 それで、今回の改正なんですけれども、私、これは本当に、マイナーな改正とは言えないと思っています。
隣地を買い増して建てかえ事業を可能とするような大々的な改正が今回含まれていまして、前の通常国会で審議したばかりの円滑化法が施行さ……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 このマンションの法案をずっと審議してきておりまして、前回、まちづくりの観点を中心に質問をさせていただきましたが、最後の質疑となりますので、きょうは居住者の権利について質問をさせていただきたいと思います。 まず法務省にお伺いをしたいのですが、建てかえに同意しなかった居住者の私有財産は区分所有法の中でどのように位置づけられているか。今回五分の四で建てかえ決議ができるというふうになれば、実際上、最大五分の一の人の私有財産が強制的に権利変換させられることになってしまいます。憲法二十九条に基づく正当補償が必要ではないかという指摘の声も聞いてお……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 私も子供たちを取り巻く問題というものはさまざまあると思いますが、今回は、児童虐待に集中して御質問させていただきたいと思います。 児童虐待防止法が施行されてから現場が非常に逼迫しているという、現場の厳しい状況というものが指摘されております。いろいろプライバシーにかかわる情報なので詳しくは聞いていないのですが、三点、ここでケースを紹介させていただきたいんです。 一点目は、児童相談所がかかわりながら虐待死させてしまった場合、さまざまなマスコミとかからの攻撃で家から出られなくなってしまったような引きこもりのケース。 あと、担当する親が必……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 私も、民主党の佐藤議員に引き続きまして、水資源公団、今回の独立行政法人水資源機構法案について、集中的にお三方の大臣に御質問させていただきたいと思います。時間も限られておりますので、大変恐縮ではありますが、まず扇大臣と平沼大臣に御質問させていただきたいと思います。 扇大臣に三点質問させていただきたいんですが、今回のこの法案の概要に、新規の開発事業を行わないということが書かれています。そして、参議院の中村敦夫議員から出た過剰水源開発問題に関する質問主意書で、既存計画のダムすべてが明らかになっておりまして、水資源公団ダムに関しては、この答……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 本日は、国が敗訴した「もんじゅ」の判決について、平沼大臣に大臣の見解等々、お聞きをしたいと思います。 まず初めに、一月二十七日に出た「もんじゅ」判決で、高速増殖炉「もんじゅ」の設置許可の際に政府が行った安全審査が無効である、許可処分を取り消すとした裁判所の英断及び関係者の努力を私は非常にすばらしいものだと評価をしております。 住民による行政訴訟の勝訴率が非常に低いと言われている日本で、住民が勝訴をし、しかも安全審査が無効であるという司法判断が出たことに対して、高速増殖炉を含む核燃料サイクル政策を進めてきた国は、今上告をしているもの……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 先日の本会議に引き続きまして、再度、政府の方に御質問させていただきたいと思います。 まず初めに、国土総合開発計画についてお尋ねをいたします。 この国土総合開発計画を見直さなければならないということは、平成十一年に閣議決定をした第二次地方分権推進計画でも、平成十四年度に閣議決定をされた「構造改革と経済財政の中期展望」の中でも、見直さなければならないということをはっきりと言われております。 今回、民主党から出ている法案の中では、この国土総合開発計画の廃止をセットで提案されています。その意義は何かということを提出者の方に御答弁をお願い……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 まず、三人の方に三点ほど御質問をさせていただきたいと思います。 私が今回この法案の中で大きく問題に思っている三点の部分なんですが、まず一点目が、今回のこの重点計画を国土交通省は、五全総の下位計画にあって、下位計画が変わっても上位計画である全総は変わらないということを認めている点で、私も、五十嵐参考人の意見に非常に近いんですが、全総とその根拠法である国土開発法を廃止すべきだというふうに思っておりまして、まずこの点、この計画と全総との関係をどのようにお考えになるかということがお聞きしたい点です。 二点目の質問なんですが、これは農水省が……
○原委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、内閣提出、社会資本整備重点計画法案及び社会資本整備重点計画法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について反対、民主党提出、公共事業基本法案について賛成の討論を行います。 審議の中で感じたことは、この国の公共事業は、やめられない、とまらない、むだだらけであるということです。ダム一つとっても、農業用水の必要性はなくなっているのにつくり続けていたり、住民の声に耳を傾けず、治水の面でより安く効果的な選択肢があるのにダムにこだわっていたり、縦割り行政の弊害により工業用水が余っているのに有効利用しないで、飲み水が足りないといってダムをつくり続けていた……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 私は、今、道路行政というのは大変大きな転換期にあると思っておりまして、道路特定財源によるものと料金収入によるものと二本立てでやってきた道路事業を、今国会は大きく見直すチャンスにあると思います。特に道路特定財源に関しては、塩川大臣は一般財源化すべきだと何度も言っておりましたが、実際は何の見直しにもなっていないと思います。しかも、道路行政というものがますます国民にわかりづらくなっていると思います。 このような私自身が持つ問題意識から、今回審議されている二法案について、それぞれの参考人の方に御質問をさせていただきたいと思います。 まず、……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 私は、先日の参考人質疑の中で幾つかポイントとなった点について、きょうは質問させていただきたいと思います。 小泉総理は、債務の確実な返済、建設コストの削減、ファミリー企業のあり方の見直しなど、改革の具体化に向けて大きな成果を上げてこられたと、民営化推進委員会の成果を評価したと言われています。 一方、先日の参考人として来られた二名の委員の方お二人とも、民営化に向けて一歩進んだということを評価しておられました。 まず、民営化推進委員会として、「直ちに取り組むべき措置」として四点が挙げられました。その四点について、ちょっと細かくなります……
○原委員 私は、社会民主党を代表して、本州四国連絡橋公団緊急特別措置法案及び高速自動車国道法及び沖縄振興特別措置法の一部改正案につきまして、反対の立場から討論を行います。 まず、高速自動車国道法案についての反対の理由を申し上げます。 第一に、道路公団などの民営化会社は二〇〇五年度に発足する予定であるとしながら、なぜ二〇〇三年度から新方式をスタートさせるかについての説明が不十分であるということ。 第二に、公平で客観的な選定基準がなければ、優先順位は極めて不透明なものになるということです。どの路線をどの方式でつくるのか、決定に当たっての公平を期すための客観的基準が、まず示されるべきです。 ……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 きょう、最後の質疑になりますが、前回の道路に関する質疑のときに、特別会計というかお金の面から質問をさせていただいて非常に勉強になることも多かったので、今回のこの二法案も特別会計、お金の面から御質問をさせていただきたいと思います。 今回の法案の中身を見ますと、港湾整備事業の定義の幅と空港整備事業の定義の幅を広げて、それぞれの特別会計で面倒を見る事業の幅を広げている、そして港湾整備に関しましては、民間都市機構が無利子貸し付けによってできる事業の幅を広げたという法改正になるのだと思います。 このように、特別会計予算の使い道を広げたり、補……
○原委員 社会民主党の原陽子です。 きょうは、貴重な御意見、どうもありがとうございます。よろしくお願いします。 きのうの質疑の状況を聞いていて、幾つか疑問に思った点があったので、四人の方に御質問をさせていただきたいと思います。 昨日、質疑の中で、どなたかの御質問に、政府として、今回の法改正を住宅政策の転換であると考えてはいないということをおっしゃっておりました。 そうでないとすると、今回の法改正は二つの側面を持っていることになると私は思っております。その一つが政府関係金融機関、これは九つある政府関係の金融機関の改革という側面と、もう一つが特殊法人改革という側面であると思います。 そこ……
○原委員 社会民主党の原陽子です。 社会民主党を代表して、住宅金融公庫法及び住宅融資保険法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。 この法律案に反対する理由として特に強調したいのは、国民がそれを希望していないという点です。 住宅購入に際して、住宅金融公庫融資を利用したいと考えている人は八〇・二%、公庫の長期、固定、低利融資は今後も必要かについては必要が八三・四%、公庫の実質廃止を民間にゆだねることについては反対が六九・九%など、各方面で行われた複数アンケート調査で明らかになったことは、国民が、まだ住宅金融公庫の存在意義を認めているということです。 また、参考人……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 前回の住宅金融公庫の審議から、きょうの一日の審議を聞いていて思ったことなんですが、この都市再生機構や住宅金融公庫の審議の前に、やはり住宅政策というものについてちゃんと審議をしておくことが必要だったのではないかということを強く思いました。 ことしの三月に行われました社会資本整備重点計画法の審議の中で、これは大谷委員の質問に、三沢総合政策局長が住宅建設計画法について答弁をなさっておりまして、三沢局長は、現行の住宅建設計画法というものを基本的に見直さなきゃいけないということを答弁しています。 現行法では、公的資金による住宅として、都市基……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いいたします。
まず初めに、前回の質疑の大臣の答弁の中で御確認をさせていただきたいことがありますので、よろしくお願いします。
先日の質疑の中で財務諸表のことについて最後に大臣が答弁なさったところなんですが、今国会中、六月十八日までに、道路公団の財務諸表とともにこの都市基盤整備公団の財務諸表を出すように指示したと前回答弁をいただいたんですが、この大臣の指示は、そのとおりに、六月十八日までの期限に履行されるのかどうかということをまず御確認させてください。
【次の発言】 ありがとうございます。
これは政府に聞くのか公団に聞いたらいいのかちょっとわか……
○原委員 社会民主党の原陽子です。
本日は、本当に貴重な質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
それでは、まず冒頭に大臣に、これは民営化の大きな意味での御質問を一つさせていただきたいと思います。
成田空港が民営化されると、国際競争力のある自立的な運営ができ、利用者の利便を向上させることができるということを言われておられますが、民営化された場合のメリット、デメリットというものをまず教えていただければと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
つまり、民営化されるということは、もうけ主義ということになってくると思うんです。大臣も先ほど言われた危……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 まず初めに、三人の参考人の方に御質問させていただきたいと思います。 今回、完全民営化に向けてということになっておりますが、全額国が出資するので、ほとんど国営会社であるというふうに言ってもいいのではないかというふうに私自身は思っておりまして、そうした場合、実質何が変わるのかということが、私の中で一番大きな疑問になっています。 その点、三人の参考人の方に、実際どこが変わっていくと思われるのか、また、どこが変わらなくてはいけないというふうに思われるのか、まず質問させていただきたいと思います。
○原委員 社会民主党の原陽子です。
きょうは総合政策局長さんに来ていただいたと思うのですけれども、予定の質問がなくなったので、お忙しいようでしたら戻られても大丈夫ですので、済みませんでした。また後日、よろしくお願いします。
それでは、航空局長さんの方にまず一点お尋ねをしたいのですけれども、政府案で言う安全阻害行為等の「等」の部分というものは、具体的にどんな行為を指すのか、御説明をお願いします。
【次の発言】 さまざまな行為を今御説明いただいたのですけれども、どこからが機内迷惑行為かを判断していくということはとても難しい判断になってくると思います。先ほどの審議の中にも、お酒に酔って騒ぐという……
○原委員 ただいま議題となりました航空法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び保守新党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文はお手元に配付してありますが、その内容につきましては、既に質疑の過程において委員各位におかれましては十分御承知のところでありますので、この際、案文の朗読をもって趣旨の説明にかえることといたします。 航空法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点 に留意し、その運用について遺憾なきを期すべ きである。 ……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 私も、先ほどの大森議員に引き続きまして、川辺川ダムのことについて何点か、重なる部分もあると思いますが、御質問させていただきたいと思います。 先ほど、河川局長さんとのやりとりを聞いていて、農水省の判断を見てこれから決めていくということであったので、私の方からは総合政策局の方に、何点か事実の確認だけをさせていただきたいと思います。 今回、福岡の高裁で出た川辺川利水裁判判決に対して、先ほどもありましたけれども、農水大臣は、上告をしないとして、農業用水確保のための必要な整備を進めるということを、当然のことながらその見直しというものを記者会……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。
まず初めに、密集市街地の方の改正案について御質問させていただきたいと思います。
まず一点目が、事業費についてお尋ねをしたいんですけれども、土地区画整理事業は、土地を高度利用し、地価を上げることによって利益を上げて事業費を創出している。再開発事業では、床面積当たりの地価を上げて利益を創出しているということなんですが、今回のこの密集市街地防災街区整備法の中では、事業費というものをどういうふうに捻出するような仕組みになっていますのでしょうか。
【次の発言】 もちろん事業費の捻出というものはうまくやっていっていただきたいと思っているのですけ……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 今回、公益法人に係る改革を促進するための法改正ということで、昨年の三月二十八日に行政改革の推進本部が決定をした公益法人に対する行政の関与の在り方の改革実施計画のうち、国から公益法人が委託を受けて行っている事業で、国土交通省所管の法律に根拠を持つ七十七事業のうち三十事業について措置をした法改正だということになっています。 まず最初に、今回の法改正の大もとになっている行政改革推進本部のこの改革実施計画の観点から御質問をさせていただきたいと思います。 今回、公益法人改革ということを言われているんですが、私は、まず、今言われている政官業の……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。
私は、この交通基本法案に関しまして、提出者の方に限りまして御質問させていただきたいと思います。
まず、基本的なことについてお伺いをしたいのですが、今回この法案を提出するに当たりまして、これまでの国の交通政策の視点に欠けているものがあったとしたら、それは何であったとお考えになられているか、御説明をお願いします。
【次の発言】 ありがとうございます。
続きまして、条文に沿って幾つか御質問をさせていただきたいと思います。
この法案の中の第一章の基本理念に基づいて国が交通基本計画を定めるということを義務づけておりますが、まず第一点目に、……
○原委員 社会民主党・市民連合の原陽子です。 本日、この憲法調査会で皆様方に日本国憲法に関する意見を述べさせていただく機会をちょうだいできたことに大変感謝をしております。よろしくお願いをいたします。 さて、私が生まれた一九七五年には既に日本国憲法があり、私は、この日本国憲法に守られた社会の中で、それが当然のこととして生きてきました。私にとっては、女性に参政権がないなどということは想像もできないことなのです。今こうして二十五歳の女性である私がこの場でお話しできているのも、まさに日本国憲法のおかげだと思います。そして、何より、戦争という悲劇を体験することなく今まで生きてこられたのも、これもまさ……
○原委員 社会民主党・市民連合の原陽子です。 小川参考人には、本日国会までお越しいただきましてありがとうございます。 多分この中で私が一番若い年代だと思いますので、率直に、今私たち世代が結婚や子育てについてどのようなことを思っているかということも述べさせていただきたいと思います。 それでは、早速小川参考人にお聞きをしたいのですが、参考人は御自身の論文の中で、「バブル崩壊とリストラによる経済不安が解消できれば、出生のタイミングの遅れを取り除ける可能性のあることが理解できよう。」と指摘していらっしゃいますが、厚生省の人口動態統計によりますと、受精するのが約一年前としても、まさにバブル期で日本……
○原分科員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いいたします。
冒頭、高村大臣にお聞きをしたいと思います。
大臣は、先日の法務委員会で判検交流について、共産党の木島日出夫議員と民主党の野田佳彦議員の質問にお答えになられまして、そして、個人的には、判事から訟務検事になる数が多過ぎるので是正しなければならないという趣旨の答弁をされたと聞き、三権分立の観点から、私も、それはそのとおり、それを歓迎しております。そのような個人的な御意見には間違いはございませんか。
【次の発言】 バランスがとれていないという御意見をお持ちであるのであれば、そのバランスがとれるようにしていただきたいと思います。
それ……
○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 私はきょう、首相公選制について幾つかお聞きをしたいと思います。この首相公選制については、四月の自民党の総裁選挙で小泉さんが唱えたこともあって、私なりに関心を持って意見を考えてまいりました。それと、大学の後輩や友人たちと一緒に幾つか議論も交わしてきました。 先ほどの御意見の中に、首相公選制には国民の期待感が大きいという意見があったかと思います。首相を公選で選ぶことによって、強いリーダーシップを与えて政策決定のプロセスを変えて、政治が変わるみたいな期待感が非常に大きいという意見があったのですが、果たして本当にそうかなというふうに私は思っ……
○原委員 社会民主党の原陽子です。 私は、五分間発言の時間をいただきまして、憲法調査会のあり方について再確認の機会とさせていただきたいと思います。 社民党は、この調査会の設置に当たり、平和憲法を守る立場から改憲に反対し、今必要なことは、憲法条文の改正議論ではなく、日本の将来のビジョンの議論であると主張してきました。また、調査会の開始に当たっては、その目的が憲法について広範かつ総合的に調査を行うことであるということを確認してまいりました。そして、議院運営委員会でも、この調査会には議案提出権がないとしたことは、私よりも皆様方の方が御存じだと思います。 ところが、最近の風潮を見ておりますと、小……
○原分科員 社会民主党の原陽子です。 きょうは、政治とお金にかかわる問題として、談合問題に関する質問を幾つかさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 談合問題は、今非常に国民の注目度も高くて、政官業の癒着の象徴であり、国民からもその解決が待望されている大きな課題であると思います。そこで、まず大臣に一つお伺いをしたいと思います。 平成十二年度、国土交通省に寄せられた談合情報は五十七件、それによって入札が延期されたのが三十九件、入札を取りやめたのが八件となっております。この数字は、ほかにさまざまな、例えば農水省とか自治体とか特殊法人を含めれば、さらに多くの談合が全国で絶えず行われ……
○原小委員 社会民主党の原陽子です。 きょうは、先生には貴重なお話をいただきまして、ありがとうございます。 きょうお話を聞いていて、阪本先生は、憲法に論拠を置く権利のインフレについては反対のお立場にあるとお見受けをしました。自己情報のコントロール権については、条例などによって新しく創設される権利であるという考え方も、私は非常に興味深い考え方だなと思ってお話を聞かせていただきました。 これは私の考え方なのですが、国民がさまざま持てる権利というものは、個々の法律の中にやはり具体的に書き込まれていくべきではないかと思っております。一人の国民が何か困った状況に陥ったときに、その法律を盾にして一体……
○原委員 社会民主党の原陽子です。 私は、憲法の改正の手続については、急いで結論を出す必要はないというふうに思っています。 前回の調査小委員会での同僚議員の発言をちょっと整理してみたんですけれども、まず、憲法の理念というものが一般法にどう組み込まれて表現されているのかということを考える必要があるのだと思います。参考人の方からも、憲法という基本的な枠が制定された上で、そこは法律でもって非常に多様に対応していくという考えをとっているという発言がありました。この点では、新しい権利が憲法に書き込まれていないから法律を変えなければならないという意見もあったと思います。 しかし、憲法に新しく条文を設……
○原分科員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。 私は、本日、川辺川のダムの問題について御質問させていただきたいと思います。昨日の国土交通委員会で日森議員がこれらの問題について質問をさせていただいたので、引き続き関連の部分で御質問させていただきます。 昨日、河川局長が、株式会社建設技術研究所が建設省時代の委託業務として行った球磨川萩原堤防補強効果検討業務の報告書を見たことがないというふうに、日森議員の質問にお答えになったと思いますので、本日、事前に提出させていただいて、今お手元にこの報告書が渡っているかと思います。 まず、一点確認をさせていただきたいのですが、この報告書は、建設……
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