このページでは後藤斎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。後藤斎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○後藤(斎)委員 吉田議員のお時間をちょうだいして、本日の主目的であります公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律案の「目的」の最後の項にあります建設業の健全な発展という項について、二点に絞ってお伺いをしたいと思います。 公共事業というのは、従来であれば社会資本の充実という観点が大変強かったと思います。このところ景気対策という側面がもう一方の柱として立てられていますが、実際、大手建設業と中小の建設業、大変格差が開いております。 若干古い数字で恐縮なんですが、九八年度の工事総事業額、この年は十六兆あったようですが、五三%が資本金一億円以上の大手が受注をしております。一千万以下の個人、……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 昔から、台風の後とか、風が吹くとおけ屋がもうかるという話がありまして、特に今般の法改正、訪問販売法のように、景気が悪くなるとそういう悪徳商法がはびこるというふうに思います。一方で、規制が強化をされていくと、その規制の目をかいくぐって、新しいビジネスも発生をし、少しでも楽をしてもうけようということにつながってくるというふうに思っています。 今、景気が大変厳しい状況になっております。そんな中で、少しでも楽をして、また、もっといいビジネスがないかというふうな中で、庶民が思いあぐね、そして事業者も考えながらビジネスをし……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。先週に引き続いて、書面一括法について、大臣並びに通産省にお伺いいたします。 冒頭に、きょうちょうど信用保険月報の十一月号が配られております。その九ページに、「二〇〇〇年上半期の倒産状況とその特徴」というかなりまとまったおもしろい記事が出ております。そして、この中で、倒産件数が戦後四番目、負債額だと戦後二番目、特に小規模企業の倒産が増加というふうに指摘をされております。そして、鳴り物入りでスタートをしました特別保証制度関連倒産が上半期で千七百八十六件発生したというふうな数字が載っております。 十月十九日の日本再生策なるものの中で、信用保証の枠を現……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 先ほど提案理由の中にも御説明があって、細田さんからもお答えがありましたけれども、今回の法律は、今大畠さんからも質問したように、何か非常に唐突な感じが否めません。そして、一番の、原子力発電がこれから必要だという共通認識は国民のかなりの部分にあるものの、安全性問題が不十分であるという一方の認識もございます。 それで、冒頭お尋ねをいたしますが、先ほどもお話にあったように、エネルギーのベストミックスをどうするかということが基本にあると思います。仮に現状の需要量のままでいけば、新しい原発ないし原子力発電というものは必要ないはずでございます。ただ、十年後……
○後藤(斎)委員 まず冒頭、大臣に、十月四日、我々の同僚議員であります小川敏夫さんから、中川前官房長官の質問主意書が出ております。そこで、累次の国会の中で、総理大臣並びに官房長官からも御指摘がありましたが、日本青年社に対して全く関与をしていないということで、大臣も質問主意書の中で、内閣の中で決定をしていると思います。それについて連帯責任があると思うんですが、大臣の御所見をお伺いいたします。
【次の発言】 今の答弁では十二分なお答えになっていないと思いますが、きょうは時間が限られている中で、北朝鮮のお米の問題も含めて農地法の改正について御質問したいと思いますので、また次回に譲るとしまして、まず、……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 法律の中身に入る前に、先ほど来お話がありますように、総合科学技術会議の件について二、三お尋ねをしたいと思います。 今まで、科学技術の振興ということでは、科学技術基本法第八条に基づく年次報告が毎年出されています。その中で振り返ってみますと、我が国の科学技術というのは、先ほど来、基盤センターの中で十九、「ネイチャー」や「サイエンス」に論文が掲載されたというのがありますが、我が国は「ネイチャー」や「サイエンス」への掲載論文数は世界で第四位であります。両方を足すと、アメリカでは五千五百七十八件、これは一九九五年から九九年の五カ年間のトータルですが、我……
○後藤(斎)委員 おはようございます。民主党の後藤斎でございます。 ただいま議題となりました法律案について御質問したいと思います。 現行の石油業法、四十年近くたった今、廃止をし、また時代に合った形で制度を見直すということで、今回の法律案が提出されていると認識しております。かなり時間をかけた検討の結果だというふうにお伺いをしております。 この四十年近く続いた、非常に規制が強かったと言われている石油業法ではありますが、それについての評価と、逆に言えば、規制が強かった分、新制度に移行する際に、輸入業者、販売業者のみならず消費者の方々にも、石油製品ということで大きな影響があるというふうに認識して……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 まず、法案の中身に入る前に、大臣にお伺いをしたいと思います。 先週の金曜日、「新市場・雇用創出に向けた重点プラン」、平沼プランなるものが出されました。本当にこの中身についてはそれぞれの分野で対応していただきたいと思うのですが、一点、この何週間かの間に大変憂慮するべき事態が出ているのかなと私は思っております。 それは、どうも都市と地方、そういう定義がいいかどうかわかりませんが、その二つの対立の構造を、少しずつ格差を広げようというような感じがマスコミの報道等に見られるような感じがします。この平沼プランにおきましても、第九項だったと思いますが、都……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 本案に入る前に、数点についてお尋ねをしたいと思います。 平成九年の二月四日に、「当面の核燃料サイクルの推進について」ということで閣議了解をされております。その中で、我が国のエネルギー供給上の原子力発電の重要性ということで、核燃料サイクル、四点について今後推進をしていくということであります。一点が、先般もお尋ねをしましたプルサーマルの問題であります。そして、四点目に高速増殖炉の開発ということ。平成七年に「もんじゅ」が中断をして以降、この点についてはなかなか進んでおりませんでした。 先般、六月五日、くしくも第一回プルサーマル連絡協議会が開かれた……
○後藤(斎)委員 おはようございます。民主党の後藤斎でございます。 ただいま委員長から、地震防災対策特別措置法の一部を改正する法律の起草案ということでお話がございました。まさに我が国は地震が大変多い国でございまして、万が一の場合、その災害から、この趣旨にもございますように、国民の生命、身体及び財産の保護ということで、これからもますます地震に対するいろいろな制度や法律を構築していかなければいけないということはごもっともだと思います。 しかしながら、五年前の平成七年のときに、本法が制定される際の「地震防災対策の強化に関する件」、その二項に、 地震災害発生の際に、国民の生命及び身体の安全を確……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。よろしくお願いします。 五月十七日に、大臣から所信が出されました。その中で、従来からの話でありますが、災害から国民の生命財産を守ることは国政の最も重要な責務の一つですという強い決意のもとに、今後災害対策の総合調整を行うということで、具体的に幾つかの話をされております。中央防災会議の充実、そして地震防災対策の再点検、先ほど津川議員からもお話がありました東海地震対策の再検討という三事項を重点的に今後対応し、早急に具体化してまいりたいというふうな御指摘がございます。 しかしながら、私たちが常日ごろ思っていることは、前伊吹大臣がそうであったように、伊吹……
○後藤(斎)委員 経済産業省に御質問する前に、法務省と厚生労働省の方に、現下の中小企業を取り巻く状況につきまして御質問を申し上げたいと思います。 まず一点目は、労働債権の確保の問題であります。 今回の二法案に関連もしますが、中小企業の倒産は急増しています。昨年は、一万九千件を超える戦後最悪の倒産件数であります。そのうちの九〇%、一万七千件を超える企業で賃金の不払いが起こっております。そのうちの四割、六千六百八十八件が未解決であるという報告がございます。 今回の中小企業信用保険法並びに新事業創出促進法の一部改正法案という中で、この労働債権の確保にいろいろな形で影響があると思います。 そし……
○後藤(斎)委員 先週、大臣はWTO交渉にお出かけになられて、閣僚会議がとりあえずまとまり、これから本格的に農業交渉もスタートすると思います。 今回、きょうは、提示をされています米政策の見直し、これが、WTO農業交渉の日本提案の中に、農業の多面的機能への配慮、食料の安全保障、そして消費者・市民社会の関心への配慮、この三点について関連をどうつけているのかというのを私はお尋ねしたいと思います。 と申しますのは、これからWTOの本格交渉になると、いろいろな農林省のこれからの各施策はそれと関連をどうつけ、そして、日本提案をどうほかの国に対しても理解を求めるかということが今まで以上に重要になると思い……
○後藤(斎)委員 冒頭、防衛庁の方に何点か御質問を申し上げます。 四月の八日、私たちの同僚議員が決算行政監視委員会の方で、中城村の防衛庁が補助金を出しまして民生安定事業をしたごみ処理場の問題について何点かお尋ねをしております。私は、ちょっと基本に戻ってこの問題について御質問を申し上げたいと思います。 もちろん防衛施設というのは、我が国の防衛と日米安保体制、これの基盤を支える不可欠なものであるということは私もよくわかっております。ただ、その場合、周辺地域の調和、周辺住民の理解と協力、その中でその事業が執行されるのは当然のことであると思っています。 私も、同僚議員と一緒に三月三十一日にこの現……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 厚生労働委員会では初めて質問に立たせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 冒頭、食品安全委員会、六月十一日閣議決定でできております。この委員会の準備を今準備室が対応して、もう一カ月以上がたとうとしております。私は、この食品安全委員会、来年の四月になるのかいつになるのか明確ではありませんが、まさに、昨年の九月以降、BSEの問題初め今話題になっております中国のホウレンソウの問題、すべての、昨年の九月からこの一年弱の間にたくさんの食の安全にかかわる問題が噴き出しております。 そして、問題点として、国民から、厚生労働省と農水省の縦割り行政の……
○後藤(斎)委員 参考人の四人の先生方、お忙しいところ、ありがとうございます。 冒頭、溝上先生に御質問をしたいと思います。 地震のみならず災害全般にわたって中央防災会議が国全体の対応をし、地震防災計画の作成やその実施の推進をするということになっております。あわせて、先生の先ほどのお話の中で、予知という中でも、地震予知会とか、あと複数の調査研究機関、審議会がございます。その辺の、複数にまたがっている問題点がもしあるのか、それとも、それぞれ目的の違いで、複数あって、審議会、研究会がきちっと機能しているのか。観測体制の強化も含めて、これから予知というものをどう生かすかということも含めて、冒頭御意……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 恩給法、先ほど大臣から御説明ありましたが、中身に入る前に、幾つか、最近、小泉内閣が誕生して十一カ月になりますが、いろいろな政と官にかかわる問題が続出をしております。冒頭、大臣にお伺いをします。 先週は鈴木宗男さん、昨日は加藤紘一さんが自民党を、秘書の問題そしていろいろな疑惑の問題を含めて離党いたしております。総務大臣として、このようなあり方、国民から決して許されざる問題がございますが、大臣としては、政と官の関係、そして今の政治のあり方についてどんな御評価をなさっているのか、冒頭、お伺いを申し上げます。
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党及び社会民主党・市民連合の五会派を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 恩給法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について遺憾なきを期するべきである。 一 恩給制度については、国民の意識の変化及び社会経済情勢の変化に対応した制度として、公的年金制度との連携をも視野に入れつつ、その役割を果たすべきである。 二 恩給年額の改定につい……
○後藤(斎)委員 私は、衆法と閣法について、それぞれ提出者にお伺いをしたいと思います。
昨年の九月、我が党の関係者が対策本部を即設置し、本件に関するいろいろな雑居ビルの問題、そしてそれ以降の法案成立ということで、昨年の臨時国会に提出をしたところであります。
ただ、今回、新たに閣法として今御論議がされているものも含めて、まず冒頭、衆法の提案者であります長妻さんに、なぜ今回、昨年から衆法を提出し、その主目的は何かということを簡潔にお願いしたいと思います。
【次の発言】 閣法と衆法を比べ合わせますと、今お答えをいただいたように、命令の義務化という点については、閣法のように命令発令の要件の明確化を……
○後藤(斎)委員 三月十九日、当委員会でも、大臣と、政治と国会のあり方、そして首長さんの政治倫理のあり方について御論議をさせていただきました。今週の月曜日、大臣は私たちの同僚議員と、首長は特別職ですけれども、退職金の問題も決算委員会で御議論なさっています。 今、いろいろな意味で、政治と金の問題、政と官のあり方、いろいろな形で議論をされております。三月の十九日にお話ししましたが、前徳島県知事が収賄罪で起訴をされ、十五日付で辞職をされております。 まず冒頭、大臣、月曜日の同僚議員との関係もありますが、前徳島県知事の退職金、収賄罪ということですが、どんな形で退職を具体的に法律制度上されて、そして……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。地方税法の一部を改正する法律案について、御質問を申し上げたいと思います。 本法案は、連結納税制度の関係での法改正でございます。平成十一年から、政府税調を初め、いろいろな場で連結納税制度の問題が御議論をされてまいりました。昨年、平成十三年度の税制改正において、会社分割法制を創設する商法の改正を受けて、企業の組織再編を進めていくために不可欠な税制面での対応ということの御議論がされました。そしてさらに、昨年九月には、連結納税制度について、国際的に遜色のない、二十一世紀の我が国法人税制としてふさわしい制度を構築すべく、平成十四年度予算の方針の中で所要の財……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。
四法案に入る前に、何点か確認をしたいと思います。
冒頭、滝政務官にわざわざお越しをいただきました。政務官、政務官は、自民党の北海道第十三選挙支部から寄附を受けられております。この代表者であります鈴木宗男衆議院議員は、先週、滝政務官も賛同されたと思いますが、議員辞職勧告決議案を本会議で決定をされています。
政務官、大変恐縮なんですが、この寄附の経緯、そして金額はどのくらい十三支部から入っているのか、そして、今後どんな形で対応されるのか。冒頭、御質問申し上げます。
【次の発言】 鈴木宗男衆議院議員の資金管理団体もあるというふうなお話を聞いており……
○後藤(斎)委員 まず、お三方の公述人の方、大変お忙しい中ありがとうございます。 まず最初に、金子先生にお尋ねをしたいと思います。 先生が冒頭お話をしました基本的な議論のスタンスというのは、あくまでも国民が利用する立場から郵便局の機能を考えるべきだと。まさにごもっともだと思います。その中で、先生に何点か御質問を申し上げたいと思います。 一点目は、先生の論を突き詰めていくと、公社という機能はある意味では逆に中途半端かなという感じが、お聞きをして思いました。 要するに、国家機関としての機能をもっともっと充実しなければいけないという点で突き詰めていきますと、公社の一つの大きな経営の自由度とい……
○後藤(斎)委員 先ほどもお話がありましたように、最後の締めくくりであります。郵政関連の法案に入ります前に、一点、総理にまずお尋ねをしたいと思います。 住基ネットの問題であります。八月五日、施行日が目前に迫っております。ただし、この問題につきましては、今、各地方自治体から、いろいろな意見書が参っています。昨日の午後三時現在では、五十五市町村議会、二県議会、そして要望書が五市町村から参っています。あわせて、七月一日に世論調査が、通信社が行ったものでは、五〇%以上が延期し、再検討という数字もございます。 先ほど、安住議員から、最後に、総理のリーダーシップというお話がありました。国民の声を一番聞……
○後藤(斎)議員 おはようございます。民主党の後藤斎でございます。 ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党並びに社会民主党・市民連合の四会派共同提案の住民基本台帳法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨及びその内容の概要を御説明申し上げます。 三年前、政府・与党によって成立した改正住民基本台帳法によって、本年八月五日、住民基本台帳ネットワークが稼働させられようとしております。 与党は、法律成立時、同法附則に、「この法律の施行に当たっては、政府は、個人情報の保護に万全を期するため、速やかに、所要の措置を講ずるものとする。」との一項目を追……
○後藤(斎)委員 先ほど人事院総裁から、今回の人事院勧告についての報告がございました。 給与の勧告、そして公務員制度の改革ということで、大きく二つについて勧告、報告がなされております。 特に、給与勧告につきましては、俸給表の引き下げ、扶養手当の改定、ボーナスの引き下げ、差額の調整と、いろいろな、地域における公務員給与のあり方も含めて、先ほどの総裁の言をかりれば、従来以上に細かく調査をして対応したというお話でございました。 ただ、この点につきましては、ミクロの個人ベースの、例えば職員の年間給与は四年連続マイナスで、行政職では年平均十五万円の減少になる、四年間で三十三万円減額になるというふう……
○後藤(斎)委員 冒頭の質問でございます。幾つか基本点についてまず御確認をしたいと思います。 きょう、マスコミの方もたくさんいらっしゃいます。私は、今一括して審議をされようとしているこの法案の処理そして必要性がまだメディアの皆さん初め国民の皆さんにも十二分に理解されないところもあり、そして、その必要性について、この何日か、また大きな国民的な議論を巻き起こしているというふうに思っています。 一九八八年、もう十四年前に、行政機関の保有する電子計算機処理に係る個人情報の保護に関する法律というふうなものが制定をされ、その当時は、まだコンピューター社会とは到底言えない、まさに電子計算機という中での対……
○後藤(斎)委員 おはようございます。 先週お約束をしたとおり、細かい議論にきょうは入らせていただきますが、冒頭、官房長官にお尋ねをしたいと思います。 先週の金曜日にお尋ねをしておるんですが、官の規制が強くなるというふうに言われている、私たちは少なくともそう考えておりますが、この個人情報保護法案、基本法も含めてですが、一方で、きのう、有事法制に関する問題で公聴会が強行採決されました。 基本法でも言われているように、メディア規制とも言われておりますが、表現の自由や報道の自由そして個人の自由も、ややもすれば束縛をしてしまう。そして一方で、有事法制も国民の財産や基本的人権を制限する。そんなもの……
○後藤(斎)委員 冒頭は大臣に、先般大臣からお話をいただきました所信表明に関して御質問をしたいと思います。 所信表明、およそ二百行の所信表明を大臣は述べられております。その中で、今まさに、農政、食料行政の転換を求められている食の安全について、BSEの最後の後段を除きますと、わずか七行であります。そして、最後のBSEのくだりについても十四行、本当に一割弱という中での所信の述べ方であります。 私は、これは昨年十一月の二十七日、本委員会で大臣に、いろいろな観点から、食料行政、農業行政のあり方をお尋ねし、その中で大臣も、「国民に安全で良質な食料を安定的に供給する」ということをきちっと答弁をいただき……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 二月の二十八日に当委員会で御質問させていただいて以降、二カ月がたちました。幾つか、二月に御質問した中で確認をしながら、議題であります野菜関連法案について御質問申し上げたいと思います。 まず初めに、厚生労働省にお尋ねをしたいと思います。 二月のときに、ちょうど中国産野菜にいろいろな問題が起こって、中国産野菜検査強化月間ということで集中的な検査をして、九件の違反が出ております。そして、三十七トンの違反野菜について、その廃棄処分ないしをしております。 それ以降、厚生労働省、のど元過ぎたらということではなく、厳しい検査を引き続きやられていると思う……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎です。 まず、JAS法の本論に入る前に、厚生労働省の方に幾つか確認をしたいと思います。 四月二十五日、当委員会で、農林水産消費技術センターで検査をしたサヤエンドウの中に残留農薬が検出をされ、基準値以上でありました。シペルメトリンという残留農薬があったにもかかわらず、消費技術センターからの通報が厚生労働省の方には行った、行かないということで、グレーのまま終わっております。冒頭、そのときに宮路副大臣から、きちっと調査の上、相互の連携も含めて御回答を申し上げたいという御答弁をいただいております。 宮路副大臣、シペルメトリンの話、その後どんな形で、両省の連携がうま……
○後藤(斎)委員 後藤斎です。ただいま追加的に委員長のお話をいただいたように、厚生労働省に冒頭お尋ねをしたいと思います。 先週、五月二十九日の水曜日にもJAS法の改正の中で厚生労働副大臣に御論議をさせていただきました。その中でも、当日は、JAS法、表示の問題でありましたが、いろいろな議論を通じながら、宮路副大臣の方から、表示の問題のみならず食品の安全という観点から、所定の検査についてきちっと、一段と力を入れて取り組んでいかなきゃいけないというふうなお答えをいただいております。 この一両日、食品衛生法違反、無認可の添加物を三十二年間使用したと協和香料の話が幾つかの報道機関で国民の皆さんの前に……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、ちょうど就任後、農林水産大臣をされて一年と五カ月がたとうとしております。この間、BSEを初めとして中国産の残留農薬の問題、食肉の偽装問題、そして無登録農薬の販売の問題、たくさんの課題を大臣は抱えながら、現在に至っております。 そんな中、大臣は当委員会の質疑の中でも繰り返し消費者行政に軸足を置いた行政を展開していくんだというお話をされ、本年の四月には食と農の再生プランを出されております。私、この食と農の再生プランを出されたとき、ようやく大臣を初め農林水産省も大きく変わっていくんだなという思いが総じてございました。 ただ、八月の末、平成十……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 先ほど大臣から、新たな今回の国会に臨む発言をしていただきました。改革なくして成長なしというお話を小泉内閣総理大臣が言い続けまして一年半がたっております。この間、総務大臣として、官から民へ、国から地方へといういろいろな御議論をされてまいりました。そして、五月の二十一日、経済財政諮問会議に、いわゆる片山プランということで、地方財政の構造改革と税源移譲という試案を出されて五カ月強がたっております。 この片山プランを踏まえまして、五月の二十八日、私の方から大臣と御議論をさせていただきまして、当時、片山プランを実施するとどんな影響が地方自治体に出てくる……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 ただいま議題となりました修正案につきまして、民主党・無所属クラブ及び社会民主党・市民連合を代表して、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 平成十四年十二月に支給する期末手当及び期末特別手当に関する特例措置は、不利益不遡及の原則に反し、既発生の労働債権を過去にさかのぼって実質的に不利益に変更しようとするものであります。このような措置が国会で認められれば、公務員労働者にとどまらず、民間労働者へ影響が及ぶことは必至であり、このままでは到底認められるものではございません。また、不利益遡及に当たる措置は、人事院勧告制度のもとでのルール変更に相当するも……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 この際、接続料等に関する件につきまして、決議をいたしたいと存じます。 本件につきましては、理事会等におきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合の六会派で協議が調い、お手元に配付してあります案文がまとまりました。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 接続料等に関する件(案) 一 国民生活に不可欠な基礎的な通信手段というユニバーサルサービスの主旨に鑑み、NTTの接続料については平成十五年度以降も引き続き東西均一を維持し、ユーザー料金に地域格差を生じることがないよう……
○後藤(斎)委員 おはようございます。民主党の後藤斎でございます。 ただいま議題となりました修正案につきまして、民主党・無所属クラブを代表して、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 民主党は、電子政府化自体については、積極的に推進すべきであると考えております。しかし、政府案は、電子政府化を行うだけにとどまらず、住民基本台帳ネットワークの利用と拡大を行う旨の改正も含んでおります。 国民の多くは、行政が自分の情報を勝手に収集、蓄積して活用しているのではないかという不安と不信を抱いております。現に、防衛庁による個人情報リスト作成事件が起きたのは、記憶に新しいところであります。そのような中で、……
○後藤(斎)委員 きょうの二法に入る前に、幾つか大臣に御所見をお尋ねしたいと思います。 大臣が農林水産大臣に就任をされた際に、当委員会で大臣は、小泉内閣の一員として「農林水産分野の構造改革をなし遂げ、二十一世紀のしっかりとした農林水産業の姿をつくるため、政策の前進に全力を尽くしてまいる決意であります」というふうに述べられております。さらに、その所信の中で「食料・農業・農村基本法に基礎を置きつつ、食と農に対する国民の信頼の確立に向けて、」食と農の再生プラン、「この着実な進展を基本として政策の展開を図ってまいります。」というふうに述べられております。まず、この点についてお尋ねをしたいと思います。……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。質問通告にないものを、ちょっと谷垣大臣と平沼大臣に冒頭お尋ねをしたいと思います。 この産業再生機構、産業再生法を含めて、両法案、大変本国会で重要法案だと言われて、まさに今の株価、経済の何とかして立て直しをという思いが両大臣にあると思います。ただ、よく大臣ごらんになっていただきたいんですけれども、これは委員長に言う話かもしれませんが、議員の方はそれぞれお忙しいかもしれませんが、私は、その意気込みが両大臣が思っているほど議員の諸君も感じていないような感じがします。まずその点について、大臣どうでしょうか。
○後藤(斎)委員 午前中に引き続きまして、経済産業大臣に、二法案並びにイラクの問題も含めてお聞きをしたいと思います。 午前中もお話がありましたように、本日で、イラクへの武装解除を目的とした米英軍の開戦状態が十三日目を迎えております。いろいろな資料をひっくり返してみますと、三月のちょうど開戦の日、当面の対策ということで、経済産業省も、イラク関係問題対策本部というのを、大臣が本部長になって、備蓄の活用、産油国への働きかけを含めて、八項目にわたって取りまとめをされております。 ただ、今まで、この数日間、イラクの問題を大臣にお聞きをしておりますと、三月十八日のカタールのエネルギー大臣アティーヤさん……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 質問通告を幾つかしてある前に、きょう、新聞報道で大きく取り扱われております、今回の問題にも直接関係しますが、核兵器に使われるウランの濃縮装置に転用可能な直流安定化電源装置を無許可で北朝鮮に輸出しようとしたということで、関係者が昨日家宅捜索を受けたという記事が各紙に載っております。 いろいろな新聞を見ると、内容がそれぞれちょっとずつ違っておるんですが、今回の電力の問題、原子力などとあわせて大変重要な問題だと思いますので、現状どのようになっておるのか、そして、今後、経済産業省としては本案件についてどのように対応するのか、冒頭お尋ねをしたいと思いま……
○後藤(斎)委員 おはようございます。 きょうは、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律案を中心とした質疑ですが、化学物質に関連をして、最近というか、この十年くらい、国民的に非常に大きな課題になっております花粉症について、冒頭幾つか確認をしておきたいと思います。 御承知のとおり、花粉症は、一月から四月の杉花粉、これは主に日本だけということになっているようですが、次の四月から六月がイネ科の花粉、そして、私も大変悩まされておりますが、ヒノキ花粉、秋にはブタクサと、ほとんど周年と言っていいほど花粉症が今世界じゅうに蔓延をしております。ある意味では経済損失を生み、医療費の増……
○後藤(斎)委員 大臣、法律の方に入る前に、幾つか確認をしていきたい事項がございます。 まず初めに、せんだっての委員会でも、関東圏における電力の対策本部を、大臣みずからが本部長になり、つくってまいりました。その後のいろいろな動きにつきましては新聞報道等々で承知はしておりますが、いろいろな、新聞でも書き方がそれぞれ違い、思惑的なものもあるんではないかなと。ただ共通して言えることは、当面、六月の電力不足は回避ということで各紙、一致はしているんではないかなと思うものの、実際の数字的なものを見させていただくと、まだまだ大変厳しい状況が続いていると言わざるを得ません。 きのう、きょうのように大変暑い……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、法律の中身に入る前に、きのうの日経新聞にもありますが、新潟に今週末にお出かけになられて、地元に御説明を、現状のいろいろな、本委員会の流れも含めて御説明をするという報道がございました。 確かに、その後、東京電力もいろいろな御努力をなされて、また新たな修正見通しも関東圏の需給ということでしたようでもございますが、何としても、何基という具体的な明示は難しいものの、新潟、福島両県の原子力発電所の再開という点がなければ、今扇子をお使いになっている方もたくさんいらっしゃいますが、この夏は難しいという状況は一向に変わっていかないという中で、今週末の新……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 昨年五月に、個人情報保護法案四法が国会にかかったときに、冒頭にいろいろな観点から御質問させてもらいました。そういう意味では、一年近くたった本格的な質疑ということで、当時、片山大臣、当時の竹中IT大臣を含めて御質問したものが、ある意味では政府案としてもそれなりに前進を見ているというふうには思っております。そういう観点から、きょう午前中の質疑も含めて、冒頭、野党提出者の方にお尋ねをしたいと思います。 第三者機関の設置ということが、ある意味では一番大きな政府案と野党提案の、文言ではなくて、制度の仕組みそのものが大きく違う部分だというふうに認識してい……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 細田大臣、質問通告はしていないんですが、簡単な御質問というか、午前中、今の質疑を含めてちょっと気づいた点がありますので、確認をしておきたいと思います。 いわゆる第三者機関の設置、野党案では個人情報保護委員会という名称で対応しているものを、二重行政である、行政の肥大化を招くということで難しいというお答えを繰り返しされております。 ただ、大臣、そうはいっても、仮にそういう形で第三者的なものがなくして、それぞれの主務大臣がそれぞれの役所の中でやる場合であっても、ある意味では独立させた、以前も御指摘をしましたが、課とか室みたいなものが私は必要になっ……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 本日は、食品安全基本法を踏まえた法律改正ということでありますが、今週にも参議院で最終的な結論が出るということで、まだ未定稿という中での議論に一部なりますが、よろしくお願いをしたいと思います。 幾つか法案が一緒にかかっております。その中で、この委員会でも何度となく御指摘をさせていただきました組織の問題について、私は冒頭御質問を申し上げたいと思います。 昨年、いろいろな組織の改正案も含めて農水省を中心に御検討をなされて、今回、消費・安全局の新設、食糧庁の廃止ということで、組織の大きな第一歩を踏み出そうとしております。ただ私は、従来から御指摘をさ……
○後藤(斎)委員 大臣、大変長時間御苦労さまでございます。初めて最後の質疑者に立たせていただきます。民主党の後藤斎でございます。 まず冒頭、大臣、今回の米改革の問題につきましては、昨年取りまとめをしました米政策改革大綱、これに基づいていろいろな制度の見直しということで対応しているものでございます。 その米政策改革大綱の中に、第一の「目的」で、これがこれからのずっとキーになっていくということで、「消費者重視・市場重視の考え方に立って、需要に即応した米づくりの推進を通じて水田農業経営の安定と発展を図る。」というふうな記述になっております。 大臣、需要といってもいろいろなものがございますし、米……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、冒頭お尋ねを申し上げたいと思います。 先ほど土壌の重要性について大臣お話しになっておりましたが、種がなければもちろん実がならないということで、一九六〇年代から七〇年代、多分、種苗法の一番スタートをした前後に種子戦争という言葉があったように私は記憶をしています。たまたま国会図書館でお借りをして、「種子戦争が始まっている」という、これは昭和五十八年の本を読ませていただきましたけれども、やはり日本の種、要するに種苗というものに対する認識と、特に欧米の、いわゆる多国籍という中でいろいろな意味で世界戦略を担っている国との、若干、種に関する、種苗に……
○後藤(斎)委員 今のものに関係はありませんが、法案に入る前に、ちょっと一点確認をしておきたい事項がございます。 数日前、財務大臣の諮問機関であります財政審議会の中でも、来年度の予算に向けてというので、公共事業をさらに減らしていくという確認もされているようでございます。あわせて、大臣も何度か、いろいろな報道や当委員会でも、公共事業を見直すべきは見直すというお話もされたことを記憶しております。 そこで、お尋ねをしたいと思います。 そういう公共事業は、全体的に、建設、土木に従事する方も、大変それぞれの地域では御努力されている点は私は素直に評価をしたい点もございます。ただ、それが一部の業者の方……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 きょうは林業の話をメーンにお話をしたいと思っておったんですが、先ほどもお話が一部出ておるように、食の安全ということで七月一日から食品安全委員会が設置をされ、鋭意、委員会の中では御議論なさっていると思います。ホームページを見ればいろいろな議論の中身が見えてくるんですが、新聞等でも、あの一年半以上前のBSE以降の食の安全という議論が大変少ないような感じもございます。これから、具体的な問題点も含めて、委員会の機能が本当にきちっと基本法にのっとって対応ができるかどうか。 たまたまきょうの日経新聞に、「食の安全 東京都が評価委」ということで、従来からこ……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 この件につきましては、十月の十一日の本会議でも、当時の問題は、メーンはアフガニスタンの問題でありましたが、きょうは、その本会議でも述べさせていただいたように、国会の開会中にきちっと議論をして延長の是非を問うてもらいたいということにもかかわらず、またまた閉会中の審査ということになったことについて、冒頭、遺憾の意を申し上げたいというふうに思います。 いずれにせよ、十二月の八日に閣議決定をされたことは事実であります。そして、この法律は四年間の時限立法の中で対応をされております。一年目には、初動の部分も含めて、なかなか進まない面も確かにあったというふ……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 二年ぶりなもので、済みません、手順を間違えました。冒頭おわびを申し上げます。 大臣、今までの議論を聞いていながら、大臣の所信の中にも触れられているように、いろいろこの四年間、小泉総理になられてから、改革なくして成長なし、民間にできることは民間に、地方にできることは地方にというこの趣旨は私も理解ができますし、そうであるべきだというふうに思っています。ただ、いろいろな意味で、地方が今までやってきたことが、仕事量からいえば、国から地方へということであれば仕事量がふえる。民間にできることは民間にということで、効率的な政府ないし自治体のあり方ということ……
○後藤(斎)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました電波法及び放送法の一部を改正する法律案に対し、反対の立場より討論を行います。 以下、反対の理由を申し述べます。 本法案では、電波利用料の算定方式を、使用帯域幅や出力など電波の量的要素や電波の逼迫の程度を勘案したものにすることとしています。本法案の算定方法については、電波利用料に電波の経済的価値を反映させるという民主党の考え方に一見近づいたように見えますが、総務省が電波利用料を決定する点は変わらず、市場原理に基づいた電波利用料とならないことは明らかです。総務省の恣意性を排除し、電波利用料に電波の経済的価値を適切に反……
○後藤(斎)委員 後藤斎でございます。 ただいま議題となりました決議案について、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 公務員制度改革に関する件(案) 政府は、公務員制度改革が喫緊の課題となっていることにかんがみ、次の事項について配慮すべきである。 一 公務員制度改革を検討するにあたっては、労働基本権の在り方も含め、職員団体等の意見を十分聴取し、理解を得るよう最大限努力すること。 二 公務員総人件費の規模の見直しを検討するにあたっては、財政的見地のみならず、地方分権の推進や少子高齢化の進展などの情勢変化に対応し……
○後藤(斎)委員 おはようございます。 大臣、大臣は余り新聞を見ないというお話を常日ごろされておりますが、きょうの朝日新聞に、さきの総選挙でいろいろな媒体をどんな形で投票の判断にしたかとか、いろいろな記事が出ております、多分ごらんになっていないかもしれませんが。 その中で、テレビを参考にというのが五一%、新聞をというのが四〇%、ネットがというのが四%だったという世論調査の結果が出ています。その中に、総選挙でメディアが特定の政党や選挙区ばかり取り上げているという印象を持ったかどうかという質問に対して、五〇%の人が持った、四一%の人が持たなかった、拮抗というか、持ったという方が若干多いという世……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、大変御苦労さまでございます。本論に入る前に、二点、大臣にお尋ねをしたいと思います。 一点目は、きのう、東シナ海のガス油田の問題で局長級会合が、一応いろいろな案はあったというお話は報道等で聞いておりますが、まだ平行線だという意識であります。 あわせて、先週の五日の日に中国で新たな五カ年計画が公表、決定をされました。大臣が、二月二十二日に中国に行かれた中で、この局長級会談の促進も含めていろいろな御努力をされていることは十分承知をしております。 ただ、大臣の御認識も同じだと思いますが、今中国はすさまじい勢いで、食料でいえば世界の胃袋となっ……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 きょうは、三法について御質問をしたいと思います。 三十分という限られた時間なので、早速質問に入らせていただきます。 先ほども近藤委員の方から御指摘がありましたように、工業再配置促進法、三十二年たって、ようやくめどがついて廃止をされるということであります。ただ、この三十二年間に、先ほども御答弁の中にありましたように、一千六百億強を補助金という形でお使いになり、ある一定の全国一律のレベルアップがされたということ、さらには、工業の再配置も進んできたという片山政務官がお答えになったとおりの部分は確かにあると思います。ただ、それが地域経済の活性化にど……
○後藤(斎)委員 今委員長からお話がございました法案の審議に入る前に幾つか確認をしておきたい点がございます。きょう公取からもおいでいただいております。 まず冒頭に、この一カ月弱で、いわゆる新聞の特殊指定の廃止問題についてこれくらいの切り抜きがございます。一センチと言ったらオーバーなんですが、大変今、ある意味では、国会だけではなく、都道府県や業界の方はもちろんですが、いろいろな方が関心を持ってこの問題を見守っております。 そもそも、いろいろな御指摘がある中でこの議論が出てきたということは承知しております。特に平成十四年に行った新聞業における景品類の提供の申し出等の実態調査というものを拝見させ……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 きょうは、国土交通省の方にもおいでをいただきました。もう衆議院の方は通過をしておりますが、都市計画法の改正について、中身と今後のスケジュールについて幾つかお尋ねをしたいと思います。 先ほど松原議員が、世界史からにぎわいまちづくりということを御議論されていました。私は、少し日本史も入れながらやりたいと思いますが、ぜひ、現実的な議論、この法律が成立した後のそれぞれの地域でまちづくりがよりにぎわいを取り戻せるように対応したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 まず、冒頭お尋ねをしたいのは、都市計画法の改正で、いわゆる大規模集客施設の……
○後藤(斎)委員 麻生大臣、大臣は新聞もなかなか読まない、テレビも見ないというお話をよく聞いていますが、五月二十七日に発生をしましたジャワ島中部の地震、日本国政府も、いろいろな御経験も踏まえて、非常に速やかに今回は対応しているような感じであります。数字がいろいろあります。昨日までに、インドネシアのジャワ島中部の地震で五千四百人とも五千七百人とも言われる方が亡くなっているということで、日本の緊急援助隊の隊員も、きのう、私はテレビをできるだけ見るようにしているんですが、活躍をなさっている姿、大変うれしく思いました。 ただ一方で、水も足りない、食料も足りないということで、やはりインドネシアという国……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎です。 先ほど渡辺理事からも発言があった最後の部分に係りますが、今大臣が、私的懇談会の中で、特にどれをということではありませんが、地方分権二十一世紀ビジョン懇談会という懇談会を設置されております。その検討内容をホームページ等で見る範囲では、地方の自由度の拡大のための改革等々、六項目を中心に対応していくという話のようであります。 私は、地方自治を考える中で一番大切なものは、現行憲法の九十二条にあります地方自治の本旨、これをどうとらまえて位置づけをするかということがベースにあっていろいろな議論が進められるべきだというふうに思っています。 確かに、小泉内閣になっ……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 地方税法に入る前に、一点、二月の十六日に質問させていただいた、いわゆる郵政公社の一円入札について、冒頭、幾つかお尋ね、確認をしたいと思います。 十六日の際にもお尋ねをしましたが、いわゆる簡易保険、簡保の資金の資産管理事務の外部委託というものが、平成十七年の十二月の十六日に入札を開始し、落札がその後いろいろな経緯を経て一月の二十日に決まったということであります。この際に、前回も御指摘をさせていただいたように、従来であれば、現在は公社の中でこの資産管理をされておる、その前は当然郵政省の中でやっていたということであります。そして、入札をされた信託銀……
○後藤(斎)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 地方税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、地方自治体への税源移譲こそが地方財政の自立に向けた改革の基本であることにかんがみ、地方における歳出規模と地方税収入との乖離を縮小する観点に立って、三兆円の税源移譲に終わることなく、今後もなお一層、国と地方の税源配分の在り方を抜本的に見直すことにより地方税源の充実強化に努め、もって、地方が自らの判断と自らの財源によって創意工夫に富んだ地域づくりを行える……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 独法の質疑に入る前に、大臣、何点か、この一週間また、大臣のいろいろ所管をする中、動きがありまして、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。 まず、住民投票のあり方についてであります。 御案内のとおり、三月の十二日、日曜日に岩国市で住民投票がございました。結果はあえて触れませんが、その以降、政府の中また与党の中から、いろいろな中で、住民投票は単なるアンケートだという御発言もございます。大臣は一方で、今、懇談会も含めて、いろいろこれから分権を進める中で、破産法の話であるとか、いろいろな視点で議論を懇談会の中でされてもおります。 やはり私は……
○後藤(斎)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、独立行政法人消防研究所の解散に関する法律案については賛成、独立行政法人情報通信研究機構法の一部を改正する法律案については反対の立場から討論いたします。 まず、独立行政法人消防研究所の解散に関する法律案の賛成の理由を申し述べます。 消防研究所が担っている消防防災に関する研究事業は、国民の生命財産にかかわる重要なものであることから、国の関与が不可欠であります。したがって、消防研究所を国の組織に統合する本法案には賛成であります。 一方、独立行政法人情報通信研究機構法の一部を改正する法律案の反対の理由を申し述べます。 本法案は、機構の職員の……
○後藤(斎)委員 きょうは、国家公務員と地方公務員の災害補償法の一部を改正する法律案の審議なんですが、その前に、二点、お尋ねをしたい件、確認をしたい点がございます。 先般、ソフトバンクがボーダフォン日本法人の買収を正式にしたということであります。ソフトバンクについては、昨年、携帯電話の事業の免許を、総務省が新規参入ということで免許の認定をされております。法律の範囲内であれば別に二社同時運営をしても問題ないという総務省からのお話でありましたが、ただ、今までの電話事業のあり方というのは、いろいろな歴史的な経緯や蓄積がございます。 その中で、昨日の大臣の懇談会の中でもお話があったというふうにもお……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、連日、行革特も含めて、大変御苦労さまでございます。 質問通告はちょっとしていないんですが、きょう、各報道が大変重要な指摘をしております。NHKにかかわる件でございます。 一点は、放送法については私もこの委員会で、放送法全体の見直しは、電波法も含めて、通信と放送の融合ということで必要ではないかなという御指摘も以前させていただきました。その中で、急遽、総務省の方がNHKの受信料の支払いの義務化を検討し始めたという一連の報道がございます。 あわせて、きょう一緒になったのがどういうわけかわかりませんが、昨日、NHKの職員の方が一千七百六十二……
○後藤(斎)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の御説明にかえさせていただきます。 電子署名に係る地方公共団体の認証業務に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項に十分配慮すべきである。 一 公的個人認証サービスを基にした電子申請等の手続の普及を進めるとともに、国民が広く利用できるように署名検証者等の範囲を拡大することにより、住民の利便性の向上及び行政の合理化を推進すること。また、これに際しては、地域間格差が生じないよう地方公共団体に対し、必……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 連休明けで大臣も大変お疲れだと思いますけれども、きょうは長時間にわたりますので、よろしくどうぞお願いいたします。 冒頭、法案の内容に入る前に、ちょっとNHKさんに確認をしたい点がございます。三月に、日本放送協会の平成十八年度の収支予算、事業計画並びに資金計画ということで御説明をお聞きしながら、予算については委員会でも承認をいたしました。その中に、地方の多様な要望にこたえる地域放送ということが触れられております。言うまでもなく、NHKでは、NHKだからできる放送に全力を投入するということで、この二年間のいろいろな、過去のNHK自身の抱える問題も……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、最後に今、富田委員の御質問にお答えになられたことで、確かにこれからいろいろな推移がございます。言うまでもなく、地方議員の年金の財源に、昭和四十年代、四十七年からですか、地方交付税が導入をされていることは大臣御認識のとおりであります。 そして、先週も、地方自治法の大改正ということでこの委員会で議論をさせていただきました。大臣、その翌日に経済財政諮問会議があり、先週もお聞きをしたんですが、その時点では、委員会をしている時点では、まだ大臣は、ペーパーをまとめ切っていない、これからだというお話をされておりました。 十日のペーパーを見させていた……
○後藤(斎)委員 おはようございます。民主党の後藤でございます。 きょう、委員長はクールビズでさわやかな格好なんですが、大臣、きのうテレビですてきなお姿を拝見させていただきましたが、クールビズではないんですね。やはり危機感が漂っていますので、ぜひその形でお願いしたいと思います。 冒頭、法案に入る前に、きのう大臣も、地方自治危機突破決起大会にお出になって御発言をされたようであります。もう何度となくこの委員会で、地方自治の問題、特に交付税や自治体再生の問題、たくさんの問題を、大臣がこの半年間、懇談会等も含めていろいろ御議論をし、また地方六団体からもいろいろな御議論を今ちょうだいしながら、本来で……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。渡辺委員に引き続きまして質問をさせていただきます。 冒頭、大臣、どうも委員会の前日に、地方自治、交付税も含めたものにかかわるいろいろな報道や取りまとめがございます。特に昨日は、財政制度等審議会で、これはまだ方向性ということのようでありますが、きょうの報道で、法定税率を引き下げて交付税を削減し、国の財政再建に振り向ける考えを示す等、いろいろな記事がきょうも躍っております。 そして、前回も、十二分に大臣とやりとりができなかったんですが、いわゆるビジョン懇の中で、とりあえず五月二十六日のものが最終取りまとめということでよろしいんでしょうか、中間ですか……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 時間がかなり押していまして、理事としたら協力をしなければいけないという思いもありまして、若干短目にきょうは対応させていただきたいと思っております。 先ほど来いろいろなお話を聞いておりまして、いわゆる今回の六月六日の、先ほど松原座長のお話を午前中お伺いしましたが、竹中懇談会の報告書も含めて、いわゆる公共性というものがどんなものなのかということが基準となって、例えばチャンネル数の削減であるとか、またスリム化する、いろいろなお話がございます。あわせて、公共性で必要だから受信料についても将来的には罰則規定も設けてと、いろいろな御提言がございます。これ……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、きょうの新聞に、昨日の経済財政諮問会議で大臣が勝利宣言をした、消費税率三%程度で可能だということで、最後に、神の啓示や悪魔ではなく経済学の話だと自信たっぷりに話したという記事を拝見させていただいて、これからの、この委員会で対応をお約束していただいた骨太の方針に、ぜひ地方の立場に配慮した形になっていくことを冒頭まず望んでおきたいと思います。 きょうは財務省にも来ていただいております。冒頭、財務省に一点御確認をしておきたいことがございます。 先般のこの委員会で国家公務員の留学費用の償還に関する法律が制定をされました。その中で、当時ちょっと……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 きょうは、ピンチヒッターではありません、意を決して、長年の懸案でありました直接支払い、経営所得安定対策にかかわる法律が八年ぶりかのいろいろな議論の経過を経て本日に至っておりますので、その質問をさせていただきたいと思います。 大臣、その前に、この法案が出たいろいろな経緯というのは、今触れさせてもらいましたこの八年間、それ以上のいろいろな戦後の農業政策の基本的なあり方、そして、海外も含めて国際需給が中長期的に見てどんな形で推移するか、この数年間、特に中国、インドという、中国とインドの人口を足すと二十億人を優に超える人口が、急速な経済成長を遂げなが……
○後藤(斎)委員 甘利大臣、長時間お疲れさまでございます。 そして、大臣は、実は私の郷里のルーツをたどると大先輩だそうでございまして、武田二十四将の甘利虎秦の御子孫だというふうにお伺いをしています。今、Jリーグではありませんが、サッカーで有名な中田さんの母校が韮崎高校というところでありまして、そこの御出身だということを聞いて大変私もうれしく思っている一人でございます。 大臣、そんなことも含めて、先日来、大臣の造詣が経済産業行政全般にわたって大変お詳しいということ、そして、今いろいろな意味で、経済政策、きょうの法案の一番のメーンは消費者行政、安全性行政の問題でもありますが、多岐にわたっている……
○後藤(斎)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 消費生活用製品安全法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法律改正の効果が十分に発揮され、国民を複雑化、高度化が進む消費生活用製品による事故から守るための安全確保体制が確立されるよう、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 今後増大が予想される製品事故情報の収集・処理に際しては、消防・警察等を含む省庁間の垣根を越えた横断的な情報の共有化体制を早急に確立するとともに、各地方自治体の消費生活セ……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 午前中三時間、与党案、民主党案、いわゆる官製談合防止法の質疑をずっと席で聞かせていただきました。本当に、私は、きょうはまさに、与野党とも、いろいろな御努力を関係者の皆さんがしながら本来の立法府の役割をできたことを委員の一人として大変うれしく思いますし、ただ、いろいろなお話を与党、民主党の双方からお聞きしながら、もし次に同様のことがあれば、もっと歩み寄って、よりよい官製談合防止法を次のときにまたつくっていただければというふうに私はつくづく冒頭感じた次第でございます。 実は、両案をいろいろ吟味する際に、海外の資料も取り寄せてみました。やはり、この……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりましたテロ対策特別措置法改正法案について、反対の立場から討論を行います。 民主党は、テロとの闘いは重要であり、真に必要であれば、国会による民主的統制を徹底した上で自衛隊の活用もあり得ると考えております。その上で、テロ特措法については、今までこの法律に基づいてどのような運用、活動を展開してきたのか、なぜ一年の延長が必要なのか、政府から明確な説明を求めてきました。特に、今回は三度目の延長になりますが、前回の改正で延長期間を二年だったものを一年にしたにもかかわらず今回また一年の延長が必要になっ……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎です。 きょう、いろいろな政府の質疑また自由討議の中で皆さんのお話を聞かせていただいて、いわゆる入り口の部分でのいろいろなお話がございました。私もあの当時、正直言ってどんな形でイラクに対するアメリカの戦闘行為が始まるのかなというふうに思っていたときに、三年九カ月前に急遽ブッシュ大統領がイラクに米軍を派遣し、その後四カ月ほどたってから日本がイラク特措法を決めて対応してきたというこの数カ月間のタイムラグというのが、多分入り口論で一番我が国が、当時の小泉総理も、また国会の中でもいろいろな議論がありながら対応が進んできたというふうに思っています。 実は、先月の十一月……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 さきの通常国会におきましては、大臣は副大臣というお立場で、そして一カ月前の九月二十六日は、初入閣ということで、総務大臣になられまして、心からお祝い申し上げたいと思います。 通常国会の中では、たくさんの法案がありましたので、大臣とたくさんのほかの課題について議論がなかなかできなかったもので、きょうはたくさんの課題について大臣と議論をしたいと思いますので、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。 委員長、御就任おめでとうございます。これからも公正な議事運営にぜひ努めていただきますようによろしくお願い申し上げます。 まず大臣、きょう、十月二十六日……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、この地方分権改革推進法案、かなり長い時間をとって質疑をして深めていくというお話を聞いております。 その前に、大臣、本論に入る前に、ちょっと一点、御確認というか、大臣の御認識をお伺いしたい件がございます。 実は、さきの国会でも、地方自治法の改正の際に教育委員会のあり方が課題になりました。結論としたら、さきの地方自治法の改正では、教育委員会は従来どおり必須の中で対応していくということになりました。そして今、この二週間ほど、もう社会問題と言っても過言でないと思いますが、いわゆる高校の社会科の未履修の問題、これが高校だけではなくて、今中学校に……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 きょうは十二月八日ということで、六十五年前、ちょうど太平洋戦争の勃発した日であります。きのうシベリア抑留の話も議題となりまして、いろいろな観点から歴史というものを学びながら、それをどう生かすかということ、これは、きょう議題になっております郵政公社の決算、来年の上半期というのが最終年になるということでありますが、ほぼ、年トータルとしたらこの十七年度決算が最終年になるということであります。 思い出せば、本当に、つい四、五年前までは、このような状況になるというのはほとんどの方が多分想定をしていなかった。なぜならば、この郵政事業というのは、ある意味で……
○後藤(斎)委員 大臣、長時間御苦労さまでございます。もう七時間目に入りましたが、あと一時間ですから、少し御辛抱をいただきたいと思います。 冒頭、日曜日に起こりました能登半島沖地震の件について、幾つか簡単にお尋ねをしたいと思います。 翌日の新聞報道も含めて、大臣、今回はかなり早く政府の対策本部も設置をされ、また、災害担当大臣も現地に視察をされということで、いろいろな意味で今までの教訓が生かされているなとは思っています。 ただ、震源地から十七キロほどだというふうに聞いていますが、志賀原子力発電所が、一号機、二号機ともども、いわゆる隣接地域にございます。そこで、その部分についてお尋ねをします……
○後藤(斎)委員 三法に入る前に、先週の質疑からいろいろな、都市と地方であるとか、中小企業のあり方とか、今回のこの法案に間接的にかかわる事項が幾つか数字的に公表されたものがあるので、その点について冒頭ちょっとお尋ねをしたいと思います。 先週、国土交通省から〇七年の地価公示がされました。その中では、いろいろな見方があるとは思うんですが、十六年ぶりに全体として公示価が上がってきたということであります。 ただ、内容を見ると、やはり東京圏、名古屋圏、大阪圏、いわゆる都市部の部分が、そうではない地方の分がまだ減少している中で、引っ張る部分で上がったというふうな見方が正しいのではないかなと思うんですが……
○後藤(斎)委員 この三法案も、きょうを含めて十七時間を超す質疑を行っております。今もお話がありましたようにこの三法案は、私は以前からお話をしているように、今の経済社会状況、特に都市と地方の格差の問題であるとか、大企業と中小企業の格差の是正も含めて、方向性は正しいというふうには思っています。 ただ、先ほど大臣からお答えをいただいた各省連携の話であるとか、本当に地方が、県や市町村も含めて、自治体がみずから本当にそれでどこまでできるかとかいろいろな、これからが本当に大切だというふうに思っています。 特に、私は質疑にきょうで三回目立たせていただいておりますが、いろいろな面で、もしかしたら、これが……
○後藤(斎)委員 大臣、長時間お疲れさまです。大臣が元気ないので、中小企業も元気がなくなっては困るので、元気よく最後三十分、よろしくお願いします。 大臣、きょうは、商工中金法の改正もさることながら、それに入る前に、ちょっと幾つか基本的な中小企業政策、特に金融というものは、その政策の中において、いわゆる経済の血液というふうに言われながらも、中小企業の経営者から見れば、借りたいときに本当に貸してもらえるかどうかという部分と、貸し手側からいえば幾つかのハードルもあってという、それの上手なバランス、それを円滑化するということも、大きく十九年度の税制改革や予算案の取りまとめの中でもそういうことをうたい……
○後藤(斎)委員 大臣、法案に入る前に、ちょっと何点か確認をさせていただきたい点がございます。 一点目は、先週の金曜日だったと思いますが、例の電力設備の総点検に関する評価というか、その取りまとめを踏まえて、大臣から電力事業者の幹部の方に訓示というか、なさった報道を見させていただきました。幾つか確認をしたい点は、三百十六事例、一万を超す件数が問題になり、この大臣の厳罰ではない形での処分を行ったというのは、ある意味では大岡裁きに近いという御評価と、いや、もっと厳しくすべきだったという評価が、多分二つに分かれたんではないかなと思います。私は前者だというふうには思っているんですが。 ただ、大臣、私……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤でございます。 大臣、連休中は、海外出張、大変お疲れさまでございます。それに関連した質問も幾つかさせていただきたいと思います。 大臣、まず、今、地球温暖化ということで、五月四日には国連の気候変動に関する政府間パネルの第四次報告書が取りまとめられました。これは、今までにない科学的な見地からこれからの予測や経済的な評価も含めて対応したもので、かなり画期的だというふうにも思っています。 一方で、報道でもかなりたくさん記載がありまして、そんな中で、例えば、農林業やまた感染症などの医療の分野、あらゆる分野で地球温暖化というものが人間生活に影響していくというふうなことも……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、いわゆる最終処分法の問題も含めて、ことしは、ある意味では、エネルギー問題のいろいろな転換かなという思いが実はいたします。三月末にまとめた電力の総点検もそうでありますし、せんだっての委員会でもお話をさせてもらった、電力の小売の自由化の本格的な審議がこれからまたスタートをする。あわせて、大臣が連休中に御出張いただいて成果を得たいわゆる資源外交も、これから国が主とした関与をしながらやっていくということ。 特に今回の問題も、三法につきましても、私いろいろな方の質疑を通じて聞いている中で、大臣、ちょうど四年前に、東京電力の不祥事の中で原子力発電所……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 先ほど、清水議員の方から拉致にかかわる北朝鮮制裁の関係についていろいろお話がありましたが、大臣、せっかくの機会なので、先週一週間、大臣はヨーロッパ、特にフランス中心だというふうにお聞きしていますが、WTO交渉、〇一年の十一月、ドーハの閣僚会議からスタートして五年半以上が経過しているところです。その中で、本当は〇五年の末に一度、交渉期限ということで設定して、それを延ばさざるを得なかった。〇六年の十二月もそうだった。あわせて、今回は、ことしの十二月に一応また三度目のタイムリミットを設定してやっている。 私も、実は十数年前になりますけれども、ガット……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、さわやかなお姿で、今お話を聞いたら、伝統的工芸品ということで。きょうは、冒頭、本論に入ります前に二点、大臣のきょうのお姿にも関係する事項について御質問申し上げたいと思います。 昨年来、原油価格が高騰し、そして、ガソリンスタンドでガソリンを入れる際の価格も実は高騰をしています、高どまりと言った方が適切かもしれませんが。一時期、この春、若干、百円くらいまでもしかしたら安くなるのかなと思ったものの、なかなかそうならずに、また、レギュラーガソリンも百三十円半ば前後で動いています。 ガソリン価格というのは国民生活にも非常に密着していますし、原油……
○後藤(斎)委員 大臣、お疲れさまです。民主党の後藤であります。 大臣、お時間がないようですから、冒頭ちょっと、中小企業政策、この第百六十六通常国会も大臣といろいろな形で議論させていただきました。特に、私個人的には、やはり中小企業金融をどんな形で円滑化するかということ、その中で、個人保証の撤廃の問題や連帯保証人の廃止の問題、それが多分中小企業の経営の後押しをするというふうに今でも強く思っています。 ただ、大臣、五月二十八日ですか、新経済成長戦略の改訂版が出て、工程表もその中に細かく記述がされておりました。 それを見させていただいても、大臣、本当にまだ、例えば、これからの中小企業政策は、人……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎です。 大臣、来週からWTOで御出張というお話もお聞きをしておりますが、また外交の方も、六月末のいろいろな取りまとめもあるようでございますので、ぜひ精力的にお願いをしたいというふうに思います。 午前中も、我が党の官製談合防止法案も含めていろいろな話がございました。私も、やはり官製談合という問題は本当に民間の方々から見ても大変おかしな形でありますし、当然あってはならないということで考えております。 そして、公正取引委員会が、この十五年くらいで人数をかなりふやす中で、公正な取引という観点からお仕事をされております。ただ、私ちょっと気になるのは、経済取引局や審査……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 きょうは、テロ特措法を中心に、関連する幾つかの項目についても指摘をさせていただきながら議論をさせていただきたいと思います。 先ほどもお話がありましたが、テロ対策特措法に基づく基本計画、今回改めて半年延長になりました。ただ、先ほども長い時間が経過をしたというお話も武正議員からありましたが、ちょうど五年半が経過をしようとしている時期であります。ちょっと原点に戻って、幾つか御確認をしながら質疑を進めたいと思います。 まずお尋ねをしたいのは、平成十三年の十一月に一番初めの基本計画がスタートした時点に、基本項目二番目の「協力支援活動の実施に関する事項……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 前回、四月二十七日は、アフガンを中心としてテロ特措法について質問させていただきました。きょうは、イラク特措法を中心に質疑をしたいと思います。 外務大臣、冒頭ですが、今回、四年経過をして、二年延長するという特措法の改正であります。外務大臣、この四年間にイラクの治安状況、各委員からもお話があったように、連日、亡くなられた方が減少するどころかむしろ増加をしている日や月もあるという中で、そういう死傷者を中心とした治安の問題や、また、最後の部分でまた質問させていただきますが、いろいろな意味で、経済がこの四年間で、特に日本が具体的に協力をし始めてどのよう……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、質問通告してありませんが、ちょうど安倍内閣がスタートして五カ月が経過をしようとしています。二つほど、通信簿ではありませんが、いわゆる採点簿というのが、大臣の評価が非常に高いということで、一つの大臣評を御紹介したいと思います。 就任前は堅物扱いされていたが、大臣になってからやわらかくなったとの評、夕張市の財政破綻問題などでも前面に立つなど責任感も強い、期待以上の働きに赤丸急上昇と。ほかの方、何点とは言いませんが、一番大臣が、あれによると八十点だそうです。私も、一連のいろいろな大臣の御発言や行動を見ていて、前大臣とはまた違った、非常によくや……
○後藤(斎)委員 おはようございます。 若干時間割りが変わって、最近いろいろな学校でも、ちょうど卒業シーズンでありまして、いろいろな行事の中で時間割りを変えることがありますが、当委員会でもそのような趣旨だというふうに理解をしております。 大臣、先週もお尋ねをしましたが、NHKの問題をちょっと冒頭お伺いしたいと思います。 先週、私どもの質疑の中でも、今のNHKの公共放送と民放さんの二元体制を大臣は維持したいということでありますが、改めてもう一度お尋ねをしますが、NHKを民営化、分割することなく二元体制でやっていくという大臣のお考えに変わりはありませんでしょうか。
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。
冒頭、委員長に一言、お願いというかクレームを申し上げたいと思います。
三月二日の強行採決、私は委員長らしからぬ判断だったというふうに、同僚議員からも強く抗議を申し上げたところであります。ただし、昨日与党、野党で合意をされ、きょうから正常化に国会がなっております。その中で、総務委員会の補充質疑も含めて十二分な時間を確保するということもありましたので、委員長、ぜひ公平公正な立場でこれからの総務委員会の運営をよろしくお願いしたいというふうに冒頭申し上げたいと思います。
【次の発言】 それでは大臣、大臣は昨年以来、NHK並びに放送業界全体にいろいろな……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤であります。 大臣、きょうは自己啓発等の法案の方に論点を置いて議論させていただきますが、その前に、二点ほどちょっとお尋ねをしておきたいこと、確認をしておきたいことがございます。 一点は、きょうの朝日新聞に、大臣のインタビューということで「消費税 地方に配分増」ということが載っております。これについては私自身もこの委員会で、やはり少しでも地域の自主財源が安定的に確保されることが望ましいという視点も含めて議論をさせていただきました。 そういう中で、一昨日、地方の借金、市町村の中で格差が五百倍あるという記事が載っておりました。資料をいただいていましたが、これは、い……
○後藤(斎)委員 大臣、連日お疲れさまでございます。 法案に入る前に、一点、ちょっと確認をしておきたい点がございます。 私、別の委員会で、経済産業委員会に所属をしております。原子力の安全にかかわる一般質疑が昨日の午後あったんですが、その中で少しNHKの話題が出まして、これが事実かどうかというのを端的に確認したいと思います。 近藤議員の質問、これは昨日の朝の五時、六時、七時で、NHKが、トップニュース、志賀原子力発電の事故は即発臨界かというニュースを三回にわたって流したということであります。そして、この中で甘利大臣が、いろいろ修飾語はあるんですが、今回これは極めていたずらに国民の不安をあお……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤です。 大臣、法案の中身に入る前に一点。 前回もちょっと確認をしたんですが、大臣が、地方の財政力格差を是正するために、地方消費税の比率というか、国との分担というか、案分比率を上げていきたいという御発言を四月の十日付の朝日新聞のインタビューでなさった以降、いろいろな意味で、波紋というよりも、攻めの菅大臣、守りの財務大臣という表現もあるようなんですが、財務省とも、先週の十九日ですが、実務者会談を、打ち合わせを持ちながら、今鋭意詰めているということなんです。 大臣、大臣の真意には、この委員会でも、いわゆる都市と地方の財政力格差、要するに格差の是正ということで、私ど……
○後藤(斎)委員 先週に引き続いて質問させていただきます、民主党の後藤でございます。 きょうは金融庁にも来ていただいております。大臣、先週来この新機構法の議論をこの委員会でさせていただいていますが、幾つかやはり、納得というか、すとんと落ちない点があるんですね。政令にいろいろな部分でゆだねているものも多いですし、また、これからの地方共同法人としての新機構が、今と同じような形で地方自治体の長期かつ低利という融資が受けられるというものに本当に資するかどうかということを考えると、なぜ今というような感じもしながら、ちょっと金融庁に二点だけ、冒頭簡単に、事実関係も含めてお尋ねをしたいと思います。 よく……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、早朝からお疲れさまでございます。 大臣、ちょっと質問通告していないんですが、一点だけ冒頭お尋ねをしたい件がございます。 先週の土曜日、十九日の日に、大臣は、二時間三十五分にわたってNHKの方で、「日本の、これから 地方衰退」という表題で、各有識者の方々や、いろいろな討論を含めて、「地方の衰退は「自己責任」なのか? 行政サービスの競争原理は「地方の再生」につながるのか? これからの地方のかたちを徹底的に議論する。」ということでスタジオで対話をなさったというふうにお聞きしています。残念ながら、私、会合をしていてみずから見ていないんですが、……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎であります。 今第三者委員会のお話があって、後で時間があったら触れますが、その前にもう一つ大きな課題が、消防法の前にちょっと幾つか確認をしておきたい点がございます。 大臣、この春、NHKの改革ということで、受信料の引き下げとあわせて改革を進めたいという強い御意思の中で、放送法の改正の閣法も含めて国会に提出をされました。ただ、いろいろなものが山積する中で、会期が来週いっぱいでありますからなかなか、放送法はこれからどうなるかよくわかりません。 大臣、きのうの日経新聞の夕刊をごらんになりましたか。大臣は、内閣の仕掛け人菅総務大臣ということで……(発言する者あり)……
○後藤(斎)委員 大臣、お疲れさまでございます。 法案に入る前に、幾つかちょっと大臣の御見解をお伺いしたいと思います。 冒頭、今、原油価格が、毎日毎日、史上最高値を更新しております。いろいろな影響が国民生活にも出てきているというふうに認識しています。 特に、ガソリン価格、これは、もしかして都市と地方の格差に近いものがあるというふうにも認識していますし、例えば、全国の町村平均だと、年間、ガソリンを一世帯当たり大体十万円くらい使う。一方で、東京都内、公共交通機関が発達していますから、余り車をお持ちでない方もいらっしゃるので、大体一万六千円くらいが一年間のガソリンの支出だという話も聞いておりま……
○後藤(斎)委員 おはようございます。 大臣、今もお話を聞いておって、経済制裁、まだ引き続き必要だということは十分理解ができます。ただ、経済制裁というのは、一カ国だけでは、当然、経済制裁の実効性という点では非常に弱いものでありますし、やはり、関係国、特に周辺国がまとまって対応していくということが不可欠だというふうに思っています。 冒頭、中山政務官にも、外務省、来ていただいていますので、お尋ねをしたいのは、ちょうど一年間が国連安保理一七一八号の決議からたって、我が国の経済制裁も一年と少しが経過をしました。特に奢侈品ということでも結構でございますが、外務省からいただいた資料では、国際的に、必ず……
○後藤(斎)委員 大臣、連日お疲れさまでございます。 大臣、ことしの、〇七年を一番象徴する言葉が「偽」ということのようであります。 当委員会でも、消費者安全行政も含めて、いろいろな角度から議論してまいりました。大臣、冒頭、質問通告していないんですが、この一年間を振り返ってでも結構なんですが、公約とか政府の施策、いろいろな意味で、春の通常国会でも御指摘をさせていただいたように、なかなか施策と整合性がとれない、達成ができないというものも当然あります。その責任というものは、当然いろいろな責任の処し方があると思うんです。 ことしの「偽」ということではなくて、二十年度の政府の予算編成を今、真っ最中……
○後藤(斎)委員 大臣、長時間お疲れさまでございます。午前中最後でございますので、簡潔に何点か御質問申し上げたいと思います。 建築基準法の改正の問題で、私も大変関心を持っていまして、特に先ほど来同僚議員からもお話がありましたように、過度に規制が加わり過ぎてしまったんではないかという話もあり、実際、いろいろな研究所や、きょうの新聞では、建設経済研究所が、全体の建築投資額が〇七年は三・一%減額をしてしまうと。先週には、野村証券金融経済研究所の試算では、七月から九月の四半期で住宅投資がGDPを〇・三%、年率で一・三%押し下げるというふうなことで、マクロ経済的にも大きな影響を与えているというふうに思……
○後藤(斎)委員 大臣、本年もどうぞよろしくお願いいたします。 大臣、昨年、年当初には余り予想しなかった中で大きく三つ、日本経済、特に地域経済を減速させた影響があるというふうに思っています。一つは、原油・穀物も含めた国際市場が年当初に想像した以上に高騰をしてしまったというのが一点。もう一つは、先ほど来同僚議員からもお話がありました、昨年私も質問させていただいた、建築基準法の審査の厳格化による申請並びに確認件数の減少ということで、新規住宅着工件数が大幅に減少した。さらには、サブプライムローン、これはアメリカの住宅ローンの問題でありますが、これも日本経済に年後半から大きく影響した。 この三点の……
○後藤(斎)委員 どうもお疲れさまでございます。 大臣、昨年の新潟県中越沖地震から八カ月少しが経過をいたしました。その後、ホームページで拝見をさせていただいていると、いろいろな点検作業が進んでいるというお話を聞いております。 昨年の八月の十七日に、このベースとなる地質調査についてというプレスリリースが公表されております。それによると、周辺海域、周辺陸域、敷地内ということで、本年三月末、ですからあと一週間余りですべての地質調査が終了予定だというお話を聞いています。これは、これから本格的な点検、運転再開に向けてベースになるものと承知しております。 一方で、後ほども触れさせていただきますが、地……
○後藤(斎)委員 大臣、お疲れさまです。 特許法に入る前に、ちょっと幾つか確認を含めて大臣のお考えをお聞きしたいと思います。 まず、今回の特許、知的財産の問題も、先ほど大臣が触れられたように、企業ないし国全体の高付加価値政策ということにどうつなげていくかということが最終的には大変必要だと思っております。 昨日、日銀の短観も出て、大企業も景況感が非常に悪化をしているということのようであります。 平成十九年度が終わったわけですが、この十九年度一年間で、東証一部の株価の時価総額も、百五十九兆円、昨年に比べて一年間で減少してしまったということであります。十年前を比較してみると、これも二六%、ほ……
○後藤(斎)委員 午前の部をスタートさせていただきます。 大臣、冒頭、関連する質問を幾つかさせていただきたいと思います。 先週の金曜日の閣議で、国家公務員制度改革基本法の閣議決定をされたという話を聞いています。その中で、私、ちょっと本当にいいのかなというのが一つありまして、従来、大臣はこの委員会でも、政と官のあり方というのは、余りに近過ぎてはいけないかもしれませんが、お互いが切磋琢磨をし、そしてまた行政の部分では政策遂行能力を高めていく部分で、公務員の身分も含めて考えていきたいという趣旨の御発言をしたということを記憶しています。 大臣、今回の法案の第五条で、「議院内閣制の下での国家公務員……
○後藤(斎)委員 大臣、連日お疲れさまです。きょうは、ちょっとやりにくいところがあるんですが、大臣をメーンにお願いします。きょう大臣は体調も悪そうですから、今回の農商工連携、冒頭と最後だけお聞きをいたしたいと思います。 ある意味では、歴史的な連携の仕組みかなというふうに評価をする部分があります。ただし、やはりこれは、同僚議員からもお話があったように、若干遅きに失したかなという感もございます。 私も以前農林省に奉職をさせていただいた経験からいっても、当時の通産省と農林省の連携というのは、連携とはほど遠い形で、むしろ対立の構図を国内でやっていたような感じがいたします。そんな中で、この連携の法律……
○後藤(斎)委員 大臣、連日お疲れさまでございます。体調も御回復をしたようで。 大臣、冒頭ちょっと、質問通告していないんですが、せんだって、内閣府が国民の意識調査をした結果が公表されました。その中で、この間議論をした食料の問題では、昨年は一三%の人が悪い方向に向かっているというふうにお答えになられ、ことしは四一%まで増大をしたと。きょう中心にお尋ねをする資源、エネルギーについても、昨年は一八・七%の方が悪い方向に向かっているというふうにお答えになっていますが、ことしは二五・四%というふうなことで、この資源、エネルギーは、過去では二割を上回ったことはほとんどないというふうなお答えになっています……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、ちょっと金融三法に入る前に、一昨日、日中首脳会談ほか、大臣も担当の改革委員会の主任とお話をされた報道がされていましたが、戦略的互恵関係ということで前進はしたという総体的な評価はあるものの、まだまだ資源の分野ではなかなか歩み寄りというかすり合わせができなかったという報道もあります。 特に、後でもちょっとお聞きをしますが、やはりエネルギー問題、特に資源外交も含めて、大臣は今までアフリカに出かけられたり中近東に出かけられたりということでたくさんの国で資源外交、大臣がみずからということで、これはこの委員会でも何度となく御評価をさせていただいてお……
○後藤(斎)委員 大臣、改正法案に入る前に、二、三ちょっとお尋ねをしておきたい点がございます。 一点目は、中国の四川大地震からちょうどきょうで九日目になります。この間、国際緊急援助隊、昨日は医療チームが派遣をされ、いろいろな御活躍をなさっているようでありますし、きょうの報道でも、国際緊急援助隊、生存者の発見をするということには至らなかったようでありますが、その非常に整然とした中での行動が中国国内でも大きなプラスの評価を受けているという報道がございました。 その中で、中国には我が国企業がたくさん、大企業、中小企業、現地で生産をし、また雇用という点でも中国の方々に仕事をしていただいて、いろいろ……
○後藤(斎)委員 きょうは大臣の昨日の所信表明に対する質疑ということなので、道路は直接きょうは触れませんので、次回によろしくお願いいたしたいと思います。 大臣、冒頭なんですが、きょうは海上保安庁の長官にもお越しをいただいております。先ほど来お話がありましたように、昨日の海上自衛隊のイージス艦と漁船の衝突、これについては先ほど大臣もお答えをしたように、大臣のところに連絡があったのが発生から約二時間後だというお話でありました。ちょうど総理と同じくらいの時間に情報伝達が海上保安庁からあったということであります。 これは、海上保安庁長官、事実関係で結構なんですが、今の捜査の現状と、海上自衛隊という……
○後藤(斎)委員 四人の参考人の皆さん、お忙しい中、ありがとうございます。 冒頭、広瀬参考人にお伺いをしたいと思います。 私も地方出身ですから、広瀬参考人がおっしゃるように、必要な道路というものは当然これからも整備をしていかないとという観点から、今までの、きょうの御発言だけではなく、知事会の前の御提言のものも含めて、お話をお聞かせいただきたいと思います。 以前から、知事会も含めた地方六団体から、今回のこの法律の中に入っていますいわゆる国直轄事業の負担の廃止というものを要望されております。仮に今回、この法案がこのまま通ってしまうということになると、従来から六団体として御要望なされていた国直……
○後藤(斎)委員 きょうがどうも採決のようでありますが、まだまだ私は不十分だということも含めて、五十分間、大臣を中心に御質問させていただきます。 戦後だけでも、道路整備の歴史を見れば多分三期に分かれるのではないかなと思います。道路特定財源が創設をされる昭和二十九年までの第一期、これは一般財源で道路整備を行っていました。そして、昭和四十九年までの時期は、暫定税率の付加はオンをされていずに、いわゆる道路特定財源の、現在でいえば基本税率部分だけで整備をされていました。昭和四十九年以降、いわゆる道路特定財源と暫定税率という二つの両輪の形になって道路整備が進められたということであります。 これは、私……
○後藤(斎)委員 大臣、連日御苦労さまでございます。 大臣、この改正法案に入る前に、逢坂議員が先ほど御質問した件に関連してちょっとお尋ねをしたい点がございます。 確かに、暫定税率が四月一日以降廃止をされて、年度トータルで、国、地方合わせて二兆六千億の減収になるというのは、もちろん数字的にはよく理解できます。三月の下旬でしたから、もう一カ月近く前に、大臣と道路特定財源の特例法に関して御議論をさせていただきましたが、そうはいっても、基本税率部分が年度トータルで、国、地方合わせて二兆八千億あるというこの現実の中で、先ほども道路局長から、繰り越し部分を含めて約二〇%の分については頭出しをしたという……
○後藤(斎)委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 本修正案は、運輸安全委員会のあり方等についてのこれまでの委員会での質疑等を踏まえ、航空・鉄道事故調査委員会設置法の改正規定及び本法律案附則の検討規定について次のような修正を行おうとするものであります。 第一に、運輸安全委員会は、事故等の防止等のため講ずべき措置について勧告を受けた原因関係者が、正当な理由がなくてその勧告に係る措置を講じなかったときは、その旨を公表することができるものとしております。 第二に、運輸安全委員会は、事故等調査の実施に当たっては、被害者等の心情に十分配慮……
○後藤(斎)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 なお、お手元に配付してありますので、案文の朗読をもって趣旨の説明にかえることにいたします。 地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用について遺憾なきを期すべきである。 一 地域資源を有効に活用した個性あふれるまちづくりを推進する観点から、歴史的風致の維持及び向上を図ることの意義が幅広く理解されるよう、地方公共団体、関係団体、国民等に対する普及啓発、情報発信に努めること。 ……
○後藤(斎)委員 大臣、ちょうど二日前の二十一日の十時十分ぐらいだというお話を聞いておりますが、日本タンカーがアデン湾で小型不審船から被弾を受けたという報道がありました。余り大きな記事にはなってないようなんですが、大臣、海洋基本法を制定し、それから、領海内の不審船のチェックについては従来以上に厳しくするという法案もこれから待っていますけれども、やはりこのアデン湾というのは、タンカーも含めた、日本のエネルギー資源の非常に重要な航路であります。 まず、この事実関係について、最新の部分で、ぜひ海上保安庁の方から、簡潔で結構ですから、まず冒頭、御説明をいただきたいと思います。
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、私も実は海がない地域に生まれ育ちましたので、なかなか船というものに関心がない部分もあったのですが、やはり資源、エネルギーのほぼ一〇〇%、食料もかなりの部分を海上輸送、特に国際輸送に頼っているということでいろいろな意味で関心は当然持っておったのですが、今回、この法案改正に当たっていろいろな制度も勉強させていただいて、今まで同僚議員からいろいろなお話がありましたように、ある意味では遅きに失したのかなという感じもありますので、その点から話を始めたいと思います。 国際船舶制度というのが平成八年から、これにはトン数税制の話はありませんでしたけれど……
○後藤(斎)委員 大臣、お疲れさまでございます。 冒頭、二月の二十一日に私が本会議で質疑を総理にさせていただいて以降、本委員会でこの特例法、一般財源ではなく、一部はするけれども本則はきちっと特定財源で維持するよという議論を繰り返ししてきました。そのときに大臣が繰り返しおっしゃった視点は、特定財源にすると暫定税率を維持する根拠もなくなるし、あわせて、過去、特定財源でいえば五十四年、暫定税率でいえば三十四年間維持した根拠がなくなると。要するに、自動車ユーザーの皆さんからの納税に対する理解が得られないということを繰り返し大臣はおっしゃってきました。 ただし、四月一日の暫定税率の期限切れを控えて、……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤です。 大臣、連日お疲れさまでございます。きょうは、大臣には二、三しかお聞きをしませんから、ゆっくりお聞きください。 まず、今まで私も、港湾行政について、正直言って、なかなか難しい点があって、よく理解できなかった点があったんですが、幾つかの非常にベーシックな点をちょっとお尋ねしたいので、冒頭、局長に御答弁をお願いしたいんです。 まず、戦前は港湾行政というのは国が国営でやられた、戦後から地方自治体が基本的にやられるというふうに仕組みが変わってまいりました。ただし、そんな中でも、税投入という意味では、かなりの金額を港湾整備という部分に今まで投入してまいりました。……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎です。 きょうは、大臣には最後のまとめだけちょっと御質問させていただき、政府側に幾つか確認をしながら質疑をしたいと思います。 大臣もぜひ聞いておいていただきたいんですが、そもそも、私も実はこの経済制裁の問題は経済産業委員会でも二度、三度ちょっと質問させていただいたことがありまして、船舶の輸入禁止だけでは実は実効性がなかなか上がらないということをかねてから思っておりました。多分、外為法の規制と合わせわざで何とか効果が出ているのかなというふうに思うんです。 そもそも、経済制裁というのは、いろいろ文献をひもとくと、要するに、違法もしくは不当な行為に対して経済の力……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。
ちょっと質問通告にはないんですが、大臣はきょうはシートベルトをして出勤をなさったでしょうか。
【次の発言】 大臣にお答えをいただいたように、もう一九八五年から、一応、努力義務で後部座席のシートベルトをしなさいよということがあったにもかかわらず、六月一日日曜日から義務化をされて基本的には行政処分の対象になるということで、私は助手席に基本的には乗るようにしているんですが、私も以前からやっているんですが、きょう、バスに乗っていてもなかなか見つからないんですね。
今一番困っているのは、タクシーも私はよく乗るんですが、タクシーの運転手さんとかの背中のと……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎です。 法案の中身に入る前に一点だけちょっと確認をしておきたい点がございます。 きのうも、燃料価格が高騰している中で、海上保安庁の船、飛行機がきちっとした仕事ができるように予算の確保について要請をしたところであります。 同じようなことが、エネルギー価格だけではなく、資源と言われているものが押しなべて、鉄、金、いろいろな資源の価格が国際相場も非常に高騰しております。 そんな中で、確かに、私もこの委員会で何度か指摘をさせていただいたように、建設単価というものは適正な形でできるだけ削減をしていくということは言うまでもありませんが、やはり行き過ぎた形であると入札……
○後藤(斎)委員 大臣、連日お疲れさまでございます。きょうがもしかしたら今国会の最後の質疑かもしれませんので、今までの今国会の総括も含めてお尋ねをしたいと思います。 今回の国会でいろいろな部分が、無駄や、ある意味では不適切な予算執行も含めて明らかになりました。ただし、それはそれとして、大臣も繰り返し御発言をされているように、ぜひきちっとした厳正な執行体制をこれから確立していっていただきたいというお願いと、やはりそうはいっても、国交省の存在意義というものはこれからもあると私は思います。社会資本の整備をどういう形でしていくのか、そして、国民、地域が押しなべて安心で安全に生活のできる、その基盤を担……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎と申します。 きょうは代打なんですが、民主党の中にバイオマス活用推進議連というのがございまして、その幹事長をやっている立場からも、きょうは大臣を中心に質問をさせていただきます。 大臣、この法案は、確かに画期的な法案であります。ただし、幾つか問題があるのかなというふうに実は思っています。 と申しますのは、せんだって経済産業委員会の中で農商工連携に関する法律というのが議論をされ、衆議院は今通っておりますけれども、今、時代が変化をした中で、このバイオという、今まで食料、飼料にしか使わなかった、食料と言われているものが燃料というものに新たな価値を見出したということ……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣には、二年ぶりのごぶさたでありまして、平素御指導いただきまして、ありがとうございます。 大臣、先般の大臣の所信、ごあいさつの中にもありますけれども、現下の厳しい経済状況のもとということで、いろいろな施策を講じていくという強い決意はあるんですが、政府でも、景気が悪い、消費が低迷している、特に月例経済報告なんかでは、例えば弱含みとか弱まっているとか、非常に定義がしにくい、判断がしにくいような表現を使いながら、それをエコノミストの方々がまた評価をしていろいろな分析をしているんですが、さきの十月三十日も生活対策ということで発表をしていますが、もう……
○後藤(斎)委員 金子大臣、どうも初めまして。どうぞよろしくお願いいたします。 私、大臣の御発言をきのうお聞きをして文章でも読まさせていただいたんですが、大臣が一番何をやりたいのかというのが正直言ってよくわかりませんでした、大変失礼な言い方かもしれませんが。 そこで、先ほど来より質疑があるように、国土交通行政はたくさんの課題があるということはもちろん承知をしています。大臣、来年の九月までなのか七月なのか、いつまでか、任期というのはまだよくわかりませんけれども、今一番この国土交通行政の中で私はこれを絶対したいというのを一つ教えていただけますか。
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。
何番目かになっているので、若干ダブる部分がありますが、金子大臣、どうぞお許しください。
冒頭、金子大臣にお尋ねをしたいんですが、新しい法体系になってから、繰り返し大臣は御発言をなさっているようでありますけれども、改めて確認をしたいんですが、海賊退治の今後の対応の主体というものは、海上保安庁が主体で対応していくということでよろしいんでしょうか。
【次の発言】 その場合、今まで大臣は、今回は緊急避難的というよりも、三つのケースで海上自衛隊が行かざるを得ないということで、事実、現在、海上警備行動ということで二隻がソマリア沖で活動をしております。一つ……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎です。 何かきょうは分科会みたいな感じで、いろいろなダブルヘッダーの部分はあるかもしれませんが、きちっと委員は参加をして議論に参画をするようにということを、ぜひ委員長からもそれぞれの党に注意喚起のお願いを私は冒頭申し上げたいと思います。 大臣、先ほど来お話がありますけれども、私は、実は大臣の所信表明、危機感というものがある意味ではあらわれながら御発言をいただいているというふうに思っています。ただし、それ以降この数日間でも、報道では三角黒印が非常に多くて、何か非常にめいってしまうような記事がたくさんあります。 それは、ある意味では現在の経済の実態ということの……
○後藤(斎)委員 大臣、冒頭お尋ねをしたいと思います。 質問通告がなくて大変恐縮なんですが、昨日、総理の方から、追加経済対策、平成二十一年度の追加補正の御指示があったという話で、報道によりますと、四月中旬くらいまでに追加経済対策を取りまとめてというふうなことのようであります。大臣、一方で、この委員会でも何度かお話をさせていただいたように、また新しい成長戦略を経産省としても各省と連携して取りまとめるということになっております。 いつもよくわからないんですが、この二つの関係というのは、今回の産活法は、昨年の夏に、九月にまとまったものを実行する法律改正だというふうに承知しています。冒頭、お尋ねを……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、思い出せば、一昨年の参議院選挙の最中に柏崎で地震が起こって、原子力発電所で今七基とまっております。その直後、当委員会でもすぐ視察をさせていただいて、それぞれ、全部に入れなかったんですが、程度の差がある中で復旧作業が進み、実は昨年も、夏、一年たってどうかなというのを見させていただいたんです。順調にいっているところとなかなかもとに戻らない部分と、いろいろな差はあったものの、昨年もこの委員会、ことしも含めて、できるだけ安全性が確保されたものは、この一週間、非常に暑い日が続いていますし、一昨年も非常に暑い日が続いて、結局、節電を求める中で、電力需……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 きょうは外為法の一部改正と不正競争防止法の一部改正ということでありますが、ちょっと関連の質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、外為法の一部改正について御質問申し上げたいと思います。 確かに今回の改正というのは、ある意味では必要性があるということで、是としたいというふうに私は思っています。 ただ、先ほどもちょっと議論があったんですが、今回、現行規制で不十分なケースということで、日本に短期間滞在する者が国内で取得した機微技術を海外に送付する場合、機微技術を記録したUSBメモリー等を持ち出し、海外へ提供する場……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 きょうは、直接の担当ではありませんが、二階大臣にもお越しをいただいています。お忙しい中、ありがとうございます。 冒頭、二点、法案に直接関係しない部分かもしれませんが、ちょっとお聞きをしたいと思います。 一点目は、今回の独占禁止法の改正の部分も含め、改めて全体像を見せていただいたんですが、やはり公正公平な取引の促進ということで、当然今回の改正はある意味では是とするんですが、非常になかなかわかりにくい点があるというのを、冒頭、まず私の思いを披瀝させていただきたいと思います。 そんな中で、私は、今、経済危機が叫ばれて、そして新規事業をする方たち……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、きょうも長時間大変お疲れさまでございます。 きょう、いろいろな議員、午前中は参考人の皆さん方からもお話をお伺いしたんですが、私は、エネルギー全体を考えるときに、ある意味では供給サイドの話がきょう非常に多かったと思うんです。 その中で、先ほどもお話がありましたように、電源をどういう形で構成するかということがあると思います。供給源のあり方でいえば、やはり原子力や火力、大型の水力というものは非常に大規模集中で安定的である、これはこれからも基幹であるべきだというふうに思います。 今回、非化石エネルギーということで、ある意味では新エネルギーと……
○後藤(斎)委員 おはようございます。民主党の後藤です。 水曜日には、エネルギー問題ということで、大臣にも、私の今までの思いでありました小水力発電も含めて、これから各省庁とも連携をしながら積極的に対応していただけるという発言をいただきまして、ありがとうございます。ぜひ、地域の活性化のためにも、さらに促進方を冒頭お願いしたいと思います。 大臣、今回の商品先物取引の関係の法案につきまして、ある意味では、農産物と工業品が我が国では二頭立てになってこの取引所というものが成立しているわけですが、もともとのこの取引所の関係というのは、今我が国が国際標準ということではISOの問題も含めて非常に出おくれて……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 一昨日ですか、月例経済報告が出て、「景気は、厳しい状況にあるものの、一部に持ち直しの動きがみられる。」ということであります。その前日も、日銀総裁が決定会合の中で景気判断を上方修正というふうなお話があります。 今までの、きょうの議論もそうですが、大臣、なかなかそうはいっても地方や中小企業はその状況にあらずというのが多分大多数の方の声ではないかな。商店街の活性化ももちろんでありますけれども、地方の製造業も含めて企業はまだまだその状況にないという中で、一連の経済対策も政府主導で打たれてきました。その評価はいずれ出てくるというふうに思いますけれども、……
○後藤(斎)委員 おはようございます。 大臣、法案に入る前に、ちょっと幾つか簡単に確認をしたい点がございます。 我が国は、リチウム電池、非常に国際競争力もあり、生産ベースではシェアが世界で六割を占めているということで、今後も、電気自動車も含めて、いろいろな各般の我が国の製造業の発展のベースになるもので、ぜひこれからも国際競争力を持ちながら世界で主要な地位を占めたいというふうに私も思っていますし、この委員会でも何度か御質問させていただきました。 そんな中で、韓国がそのリチウム電池を規制するというふうな報道がこの数日間、各紙に掲載をされております。急遽、何かきのう一転して、七月一日から安全性……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 私も冒頭、委員長に、職権で本日の委員会が採決まで強行されるということに対しましては、強く抗議をしておきたいと思います。以後、くれぐれもないような形で、公平公正な議事運営をよろしくお願いします。 大臣、冒頭、ちょっと項目通知していない部分で一点お尋ねがあります。 大臣、私の十一月十二日の質疑の中で、いわゆる定額給付金の問題について、当時は、市町村でおおよそ目安で一千八百万円で所得制限をして、それ以上の人は多分辞退するであろうというふうなことで話が進んでいた時期だったというふうに記憶をしておりますが、大臣は私の質問にお答えになって、辞退をする覚……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、連日御苦労さまでございます。冒頭なんですが、実はきのう、大臣所信をお伺いしまして、私は若干、もっと書き込んで、言い込んでいただきたかったなというのが率直な冒頭の感想であります。 大臣、いろいろ資料を整理させていただくと、国土交通省所管の産業、業の総就業人口というのは、ちょっと分離ができないところがありますが、おおよそ一千万人働いていらっしゃるわけですね。やはりその業のそれぞれを統べてというのが国土交通省の責務でもあります。 やはり大臣、花粉症ですか。(金子国務大臣「ちょっと花粉症ぎみかもしれませんが」と呼ぶ)私も実はもう五、六年花粉症……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、午前に引き続き、大変お疲れさまでございます。 先週もちょっと御質問をしましたけれども、先週、関東以西は桜の開花ということで、日一日と春めいてまいりましたけれども、例年の行事であります公示地価の発表も一昨日ございました。 ある意味では、この地価というのは、後で大臣にもお尋ねをしますが、いろいろな意味で経済活動の中で非常に重要なウエートを占めています。ただし、幾つかの公示地価以外の公定の価格というものもありまして、いろいろな相違というものがなかなか一般の方にはわかりにくいという点もあります。 この公示地価の仕組みと調査の対象について、冒……
○後藤(斎)委員 参考人の皆さん、大変お忙しいところ、ありがとうございます。着席して、失礼ですが発言をお許しください。 昨年の今の時期にはまさに逆の議論をしておりまして、私たちは民主党として一般財源にすべきだという発言を繰り返し、政府・与党はいや絶対できないんだというのは、先ほど来お話がありましたように、道路には長期間、計画から完成まで時間がかかる、さらには、まだまだ必要な道路は、高速ネットワーク、地方道を含めたくさんあるという繰り返しの発言の中で、ある意味では、再議決という、衆参の意見が違う中で余り多用してはいけないものではあったかもしれませんが、五月十三日に結論が出たということであります……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、昨日、総理から追加景気対策でしょうか、経済対策についてということで、取りまとめ、四月の半ばということのようだったんですが、何かきょうの与党の幹事長会談で、来週には出せ、つくるという話が報道では流れているようであります。今までずっと、麻生内閣になって半年ちょっとが経過をし、大臣はもちろんその一員でありますけれども、麻生総理が繰り返しおっしゃっていたのは、三段ロケットだと。平成二十年度の第一次補正、第二次補正、そして二十一年度の本予算、それは先週の二十七日に関連法案も含めて、再議決という形でありますけれども、通っております。二十七で、きょうが……
○後藤(斎)委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 本修正案は、第一に、施行期日について、公布の日から施行し、平成二十一年四月一日から適用することと改めることにしております。 第二に、無駄を排し、住民が望む視点で、政府は、真に必要な道路の整備の推進を図る観点から、費用効果分析の結果の適切な活用等により、地域の実情をより反映した効率的かつ効果的で透明性が確保された道路整備事業の実施のあり方について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする規定を追加することとしております。 以上が、本修正案……
○後藤(斎)委員 委員長、冒頭、委員長にお願いがございます。
今、国対委員長会談でも話題になっておるらしいですが、委員会の出席率、これは与野党ともなんですが、ぜひ委員長の方から、それぞれの会派に、きちっと出席方を要請していただけるようにお願いをしたいと思います。
【次の発言】 大臣は、一昨日の日曜日、その前日から、大変長時間、党内の調整また政府部門の調整に当たって、いわゆる北朝鮮から発射された飛翔体というもので大変御苦労なさったというふうにお聞きをしています。
お聞きしますと、四日から八日の発射通告ということがあって、その間だけではなく、かなり前から、国土交通省の中では、船舶、航空並びに海……
○後藤(斎)委員 後藤斎でございます。 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 なお、お手元に配付してありますので、案文の朗読をもって趣旨の説明にかえることといたします。 高齢者の居住の安定確保に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用について遺憾なきを期すべきである。 一 高齢者の居住の安定の確保の促進のためには、住宅分野と保健医療・福祉分野との連携に加え、金融分野等の関係分野との緊密な連携も重要であることから、関係省庁においては、それぞれの施……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤でございます。 都市再生の問題に入る前に、大臣、一点、ちょっと確認をしておきたい点がございます。 さきの委員会から少し時間がたちまして、その間にいろいろなことがございました。特に、先ほど小宮山委員の冒頭の質問にも大臣お答えいただいたように、今、新型インフルエンザということで、国交省だけでなく政府全体が、これをどこで、水際でどう防ぎとめるかということで御努力をされていることは評価をする中で、四月の二十日ぐらいに、さいたま住宅検査センターという、理事長さんが年収四千四百万とっているという報道がされ、直後に埼玉県知事が減額指導をするというふうな報道もございました。 ……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 きょうは、四人の参考人の皆さん、お忙しい中ありがとうございます。特に、本当に現場で日夜活動なさっている待鳥、今村両参考人、そして、経営者としてもらつ腕を振るっている富田参考人には、特にお忙しい中ありがとうございます。山内先生は、後で、先生が需要喚起の方策ということで幾つか御提言もなさっているので、お伺いをしたいと思います。 御案内かと思いますが、この委員会では、今、いわゆる閣法であるタクシー活性化法、これは、先ほどもお話がありましたように、地域限定、期間限定ということで、今非常に供給過剰に遭っている地域にできるだけ焦点を絞ってやるということで……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 大臣、タクシーの問題に入る前に、ちょっと一点だけ確認をさせていただきたい点がございます。 大臣、昨年から、緊急総合対策ということで、高速道路料金を平日深夜五割、休日昼間五割、いろいろな引き下げを行った上で、生活対策ということで、四月から休日上限千円等、いろいろな高速道路料金の値下げの仕組みをつくってまいりました。 渋滞も非常に多発をし、フェリー会社は非常にマイナスの影響を受けている。いろいろなお話がありますが、まだ本格的な検証というのは、時間が十二分にたっていませんからできないものの、現時点でどのようなプラスマイナスが影響としてあるのか、簡……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 なお、お手元に配付してあります案文の朗読をもって趣旨の説明にかえることにいたします。 特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する特別措置法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用について遺憾なきを期すべきである。 一 利用者のニーズに合致したサービスの提供が何よりも重要であることを関係者は認識し、需要拡大に向けたあらゆる施策を講じることを念頭に、利用者の選択性を高……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤でございます。 大臣、全然質問通告をしていないんですが、一問だけちょっと、もし、政府部内の話でわかる範囲でお答えをいただければと思います。 きょうの報道、この一両日中いろいろな、北朝鮮の問題はこの委員会でも、来週以降、多分、承認案件の質疑があると思うんですが、その前に、船舶検査特措法を制定するというお話がございます。 実は私、正式に質問通告をしようと思って、きのう内閣府にもお尋ねをしたんですが、まだ政府部内ではほとんど議論はしていないというようなお話もあって、明確にしなかったんです。きょう、かなりいろいろな報道で、制定について、海保がやるとか海自もやるとか、……
○後藤(斎)委員 大臣、お疲れさまでございます。民主党の後藤です。 冒頭、きょうは特定船舶入港禁止にかかわるものがメーンなんですが、一般的ということで、幾つか、大臣も含めて国交省に確認をしたいことがございます。 大臣、一点目は、昨日、骨太二〇〇九というものが決定をされたという報道で、中身もきのう夕方公表になったので見せていただいたんですが、その前の段階で、この半年余りで四回の予算を組み立てて、そして、地方では公共事業が必要な部分は当然まだございます。そういう中で、公共事業投資額が八年ぶりの高い伸び率になったという報道に接して、ああ、少しずつ地方もよくなってきているのかなと思いながらも、ある……
○後藤大臣政務官 文部科学大臣政務官を拝命しました後藤斎と申します。 中川副大臣と同様、科学技術並びに文化、国際交流の分野を担当するようにという大臣の御指導の中、川端大臣、また中川、鈴木両副大臣を十分補佐しながら、皆様方と一緒に、この国の科学技術の力、そして教育力の充実に向けて最大限努力してまいります。 委員長を初め皆様方のこれからの御指導、御協力を心からお願い申し上げます。(拍手)
○後藤大臣政務官 反対しました。
○後藤大臣政務官 御質問ありがとうございます。 城井先生、本当に、事業仕分けの際、そしてそれ以降の、いろいろな角度から、科学技術を未来への投資ということで、地元でも、また国会の中でも多様な御発言をいただいていることを、まず冒頭、心から御礼申し上げたいと思います。 今御指摘がありましたように、次世代スパコン、革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラということで、確かに非常にわかりにくい言葉になっていて、これからどうなるのよというふうな御指摘も正直いただきます。 ただ、城井先生が幾つか御提案をいただいた予算の部分でいえば、確かに、新しいネットワークを仕組んでいけば、そこで予算が……
○後藤大臣政務官 吉田先生がおっしゃるように、本法案が成立した後も、仮にこのクリアランス制度というものが原子炉等規制法と同様に導入されても、やはり、安全性というものをどう確認し担保していくかということが重要なことは、言うまでもありません。 今の御指摘の中で、例えば先ほども質問がありましたように、現在、放射性廃棄物の本法の規制対象が二百リットル入りドラム缶換算で二十五万本ということでありまして、そのうちの十二万五千強が原子力研究開発機構で今保管をされているということで、今先生御指摘の医療機関では、五百七十七本、百三十八事業所というふうに聞いております。 それで、計算という前提がなかなか一律に……
○後藤大臣政務官 お手元に「北海道教育委員会及び札幌市教育委員会における調査の状況について」という資料を配付させていただきました。 今般の北海道教職員組合をめぐる事案において、文科省としては、これまでの報道や国会において指摘をされたことに関し、北海道教育委員会や札幌市教育委員会に対し、事実確認を行うよう指導を行ってまいりました。 この間、北海道議会における審議、卒業式、人事異動等もあり、現場の対応に時間を要していること、まず委員の皆さん方に御理解を賜りたいと思います。 本日は、その事実確認に係る北海道教育委員会及び札幌市教育委員会における調査の状況について御説明申し上げます。 配付の資……
○後藤大臣政務官 大臣がお答えをしたとおりの現状でございます。 現場の対応もございますが、できるだけ誠意を持って、また、できるだけ可能な範囲で、先生方の御理解に資するような形での対応に努力してまいりたいというふうに考えております。
○後藤大臣政務官 マニフェスト(「マ」にアクセント)。英語読みだそうです。
【次の発言】 イチゼロゼロ。
【次の発言】 特に政府としては指針はまとめておりません。
【次の発言】 先ほど大臣からもお答えをしましたように、平成十七年に諮問し、改定常用漢字ということで六月七日にあの答申がされています。
先ほど先生からも御指摘ありましたように、現在の文化審議会国語分科会の委員の先生方、任期が来年の二月四日までというふうになっておりますので、これは、一年ごとに変えているのが今までのルールであります。
そういう意味で、答申がまだ出たばかりということで、次の諮問をどうするかということはまだ議論は進められ……
○後藤(斎)委員 私は、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会、公明党を代表して、ただいま提案のありました電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案に対する修正案について、その趣旨及び主な内容について御説明申し上げます。 エネルギー安定供給の確保、地球温暖化対策、我が国の国際競争力強化及び産業の振興、地域の活性化等の観点から、再生可能エネルギーの利用拡大を図ることは急務となっております。よって、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の導入が一層促進され、国民経済等の健全な発展に寄与できるよう、本修正案を取りまとめた次第でございます。 以下、主な内容について御説……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 総理、経産大臣、きょう一日、長くなりますが、どうぞよろしくお願いします。 昨日で東日本大震災発災からちょうど四カ月を迎えました。この間、スピード感がない、そして不十分だ、いろいろな御指摘もございます。ただ、私は、被災地の自治体そして関係者の皆さんはもちろんでありますけれども、政府の職員、そして総理も含めて一生懸命やっているということは御評価いたします。ただ、総理、それが非常に見えにくいというのが非常に問題だというふうにも思っています。 私たちも、三月十一日の三時以降、まずテレビで、国対や政調でもどういう現状かということを確認し、翌日からいろ……
○後藤(斎)委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 本修正案は、原子力損害賠償支援機構法案に対する本委員会での議論等を踏まえ、国の責務規定を追加するなど、被害者への賠償の迅速かつ適切な実施を確保する上でなお必要な事項について定めるもので、その主な内容は次のとおりであります。 第一に、国は原子力政策を推進してきたことに伴う社会的な責任にかんがみ、原子力損害賠償支援機構がその目的を達することができるよう、万全の措置を講ずるものとしております。 第二に、政府は、機構が特別資金援助に係る資金交付を行う場合において、国債が交付されてもなお……
○後藤副大臣 内閣府副大臣を拝命しました後藤斎と申します。 主に公正取引委員会の事務を山岡大臣のもとで担当いたします。 継続になっております独禁法の一部改正法案につきましては、野党の皆さん方初め理事の皆さん方の御協議によって、できるだけ早い御審議、そして成立をよろしくお願いいたします。誠心誠意対応することが私のモットーであります。 どうぞ、吉田委員長初め理事、委員の皆さん方の御指導、そして御協力を心からお願いします。よろしくお願いします。(拍手)
○後藤副大臣 先生おっしゃられましたように、今政府の中で、いわゆる復興特別区域法案について最終的な詰めの作業を行っているところでございます。 これも先生、釈迦に説法でありますが、この復興特区制度は、地域が主体になって復興支援するために、地域における創意工夫を生かした復興に向けた取り組みの促進を図るというものであります。 例えば宮城県では、復興計画で、「新たな医療・福祉システムの構築のための規制緩和」であるとか「医療・福祉等従事者の流出防止と育成・確保」というのをこの復興計画の課題に挙げております。 そして、先生御懸念の部分は、多分、復興計画をまとめる際に、この地域の要望、いろいろな事業者……
○後藤副大臣 お答えしたいと思います。 先生御指摘のとおり、東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会の最終報告が九月二十八日に提出をされたところであります。それを踏まえて、現在、中央防災会議のもとで防災対策推進検討会議、昨日二回目の検討会議が行われたわけでありますが、特に、大震災も踏まえて地震、津波対策を強化するという観点から、一つ目に、今まで津波災害対策というのが編を設けてございませんでしたが、津波災害に対する対策を体系的に強化して記述するということが一点。二つ目には、最大クラスの津波に対する住民避難を軸とした総合的な対策の構築など、東日本大震災を踏まえた地震、津波……
○後藤副大臣 防災担当副大臣の後藤斎でございます。 三月十一日の東日本大震災、七月の新潟・福島豪雨、そして九月の台風十二号及び十五号など、一連の災害によってお亡くなりになられた方々と御遺族に対しまして、深く哀悼の意をあらわしますとともに、被災者の方々に心からお見舞い申し上げたいと思います。今後とも、これら災害の復旧復興に向け、必要な対策を平野大臣ともども講じてまいりたいと考えております。 災害からの国民の生命、身体、財産を守ることは国政の最重要課題であり、防災担当副大臣として、平野大臣を補佐し、災害に強い国づくりに全力で取り組んでまいります。村井委員長を初め、理事、委員の皆さん方の御指導、……
○後藤副大臣 消費者行政を担当いたします内閣府副大臣の後藤斎と申します。 初めに、東日本大震災により亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意をあらわしますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。 山岡大臣を支えまして、消費者が安心して安全で豊かな消費生活を営むことができるよう、消費者の利益の擁護及び増進に関し、総合的に施策を推進してまいります。 青木委員長を初め、理事、委員の皆様方の御理解と御協力を心からお願いします。 ありがとうございます。よろしくどうぞお願いします。(拍手)
○後藤副大臣 先生おっしゃるように、基準のとり方というのは、先ほど筒井農水副大臣からもお話がありましたように、一年間の摂取量によっても当然違いますし、いろいろな評価の仕方があります。 やはり、それが国民の皆さん方にとってどう見えるかというのは当然必要ですから、後ほども御質問があるかもしれませんが、消費者庁としても、食品と放射能Q&Aも含めて、できるだけわかりやすく食品と放射能に関する事実というものをまずきちっと理解していただく、その努力をまず消費者庁としてもこれからも積極的に対応するつもりであります。 水準というものは、当然いろいろな科学的な評価というものがあって出てきているものですから、……
○後藤副大臣 今先生がお話しされたように、平成二十年に基本法が制定をされ、現在まで二年半たっているのは事実であります。 その中で、先生も御案内のとおり、平成二十一年の通常国会は自公政権時代でありましたけれども、その際にも、改革法案が出されて、これも廃案になりました。あわせて、昨年の通常国会でも、基本法の修正も含めて、内閣人事局の設置という法案も出しましたが、残念ながらこれも廃案になって、今回、六月三日に、国家公務員制度改革関連法案の中で、先生が御指摘の内閣人事局の設置も含めた法案をお願いしているところでありますので、ぜひ、この部分の審議を先生のお立場からも加速していただけるように、心からお願……
○後藤副大臣 内閣府副大臣の後藤斎でございます。 平野大臣を支え、東日本大震災による被災からの一日も早い復興と活力ある日本の再生に向けて全身全霊を傾けて取り組んでまいる所存でございます。 古賀委員長を初め、理事、委員各位の御理解と御協力を心からお願いします。どうぞよろしくお願いします。(拍手)
○後藤副大臣 お答え申し上げます。 柿澤先生おっしゃるとおり、住宅金融支援機構の案内の中では、抵当権が、建物及び敷地の購入、第一順位の抵当権を設定していただきますというものが確かに記載をされております。 これは、先生も御案内のとおり、今政府から距離がある機構でありますので、機構としてもその返済を確実に実施するということで、新築の場合、第一順位の抵当権を設定するというのが条件であるというふうに聞いております。 ただ、先生がおっしゃるように、被災者の方の負担軽減ということでは、第一次補正で五百六十億円を盛り込み、災害復興住宅という制度をつくり、新築の場合はローンの五年間金利ゼロ、旧債務につい……
○後藤副大臣 お答え申し上げます。 先生御指摘のとおり、七十七条におきまして、イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、六項目についてまず事業対象を具体的に明示し、それ以外のものについては「内閣府令で定める事業」という形で、基本的には、予算規模も考えて、例示をまず六事業についてして、その他については、全体で五省四十事業という形になります。 例えば、文科省の事業でいえば学校施設環境改善事業、厚労省でいえば医療施設耐震化事業、農水省でいえば農山漁村活性化プロジェクト支援事業というものを、トータルとしてこれから「内閣府令で定める事業」として指定をしていきたいというふうに考えております。
○後藤副大臣 お答えいたします。 先生の御指摘のとおり、昨年、沖縄も含めて、地域自主戦略交付金五千百二十億、来年度の概算要求では、都道府県分については沖縄も含めて五千三百七十六億円を要求しているところであります。 先生が御指摘のように、ではこれから市町村はどうするんだ、昨年閣議決定しただろうということでありますが、市町村分については、現在、予算的には事項要求という形で整理をさせてもらっています。先生の内閣委員会ほか、市長会、町村会等で、年度間の変動があるので、投資的補助金についてもそこの配慮を特に慎重にしろという御意見がたくさんありました。また、附帯決議等でも御指摘をいただいたと思います。……
○後藤副大臣 内閣府副大臣の後藤斎でございます。 主に食品安全、地域主権、地域活性化並びに公務員制度を担当します。 関係大臣、特に山岡大臣、川端大臣、蓮舫大臣をお支えし、全力を尽くして諸課題の解決に向けて努力をする所存でございます。 荒井委員長を初め、理事、委員の皆さん方の御指導と御協力を心からお願いします。どうぞよろしくお願いします。(拍手)
○後藤副大臣 おはようございます。内閣府副大臣の後藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 では、平成二十四年度科学技術関係予算案について、その概要を御説明申し上げます。 平成二十四年度の科学技術関係予算案の総額は三兆六千六百九十三億円となっております。このうち一般会計分は二兆九千八百三億円、その中でも、科学技術関係予算の中核となる科学技術振興費については一兆二千九百四十三億円となっております。また、東日本大震災復興特別会計を含む特別会計分は六千八百九十億円となっております。 科学技術関係予算の編成に当たっては、第四期科学技術基本計画に示された科学技術・イノベーション政策を推進す……
○後藤副大臣 先生御指摘のとおり、今、国の出先機関が担っている役割、それぞれの組織が重要な役割を担っているというふうに思っております。特に、東日本大震災、昨年の台風災害においても、また今般の豪雪においても、いろいろな国の出先機関がそれぞれの役割を果たしました。その中で、昨年の大震災では、先生御指摘のとおり東北整備局が非常に活躍をなされ、昨年の台風災害でも近畿整備局がその役割を果たしました。 国の出先だけが国民の生命と財産を担うのかという点については、やはりそれぞれの組織がそれぞれの役割を使命感に基づいて担うというのは、私は、個人的には、どの組織でもその役割を担うというのはある意味では当然であ……
○後藤副大臣 先生御指摘のとおり、昨年の三・一一の東日本大震災の夜、三月十一日の夜は、五百万人以上の方々がいわゆる帰宅難民としてかなり混乱をし、また精神的にも大きな苦痛を受けたというふうに思っています。 今回、先ほど前田大臣もお答えになったように、首都直下型の地震の規模がどの程度になるかは別としても、六百五十万人を想定するという形で、この三月は検討会の中間取りまとめを含めて、今いろいろな対応が進められております。 特に政府の官邸機能がそれぞれの関係省庁また自治体と連携する仕組みは、先生も御案内のとおり、基本的には中央防災無線で、衛星も含めてつながっているというふうに思っております。 発災……
○後藤副大臣 防災担当副大臣の後藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 昨年三月十一日の東日本大震災以来、豪雨、台風による風水害、大雪等の一連の災害によりお亡くなりになられた方々と御遺族に対しましては、深く哀悼の意をあらわすとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。 災害から国民の生命、身体、財産を守ることは、国政の最重要課題の一つです。防災担当副大臣として、中川大臣を補佐し、一連の災害からの復旧復興、今後の災害対策に全力で取り組んでまいります。村井委員長を初め、理事、委員各位の御指導、御鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。 では、平成二十四年度の防災関係……
○後藤副大臣 先生御指摘のとおり、全国で、豪雪地帯のみならず、空き家対策というのは、国土政策上も大きな課題だというふうに思っています。特に、先生御指摘のとおり、豪雪地帯における空き家、先ほど来御議論があるように、やはり所有者がいない、そして、所有者がいてもなかなかいろいろな形ですぐ市町村の要望に応じてくれないと。 いろいろな課題がある中で、雪が降ってからの対策としては、先生も御案内のとおり、災害救助法で空き家の除雪というのが、国と都道府県の負担で除雪が対応できるという仕組みと、先ほどもお話があったように、通常時の空き家の撤去というのは、社会資本整備総合交付金を活用して、自治体の取り組みをサポ……
○後藤副大臣 私も、七月三日の大雨直後の三日目の六日の日に大分、日田市と福岡県朝倉市に行って、その二度目の災害のときに、二十日、先週の金曜日でありますけれども、総理に同行しまして、阿蘇、熊本、大分、そして福岡という三カ所を集中的に視察させていただきました。 特に感じたことは、先生の御地元のお隣の日田市には二度行って、二度の比較をして一番強く印象に残ったのは、一級河川である花月川が、一次のときには、下流の方がやはり堤防が決壊をして、大きな被害を受けたと。二回目のときには、この上流の方で四時間の四百ミリ以上の集中豪雨が集中して、十メートル近い堤防、ぎりぎりのものが四時間近くもったんですが、四時間……
○後藤副大臣 先生お話しのとおり、特区、これからどう上手に使うかということで、昨年、先生も御案内のとおり、国際戦略特区は、十一の申請があり、七に絞り込みました。地域戦略特区については、七十七の申請のうち二十六に絞り込みました。これは、やはりめり張りをきかせなきゃいけないということもありますけれども、それぞれの目的が当然ございます。 やはり、たくさんのニーズを踏まえて、今最終的に計画認定という作業に入っておりますので、まず、今あるものをきちっと使っていただく。そして、地方公共団体等からまた先生のような御要望も一部聞いておりますが、多分、やはりまずスタートさせて、そこの評価をしながら、これからさ……
○後藤副大臣 先生にお答えいたします。 先生のおっしゃるとおり、平成十年に被災者生活再建支援法が阪神・淡路大震災を踏まえて制定されました。平成十年の制定当時は、三つの主な要件で対応するということになっております。 一点目は、災害救助法に該当するような大規模な住宅被害が発生した市町村、並びに十世帯以上の住宅全壊被害が発生した市町村、三点目は、百世帯以上の住宅全壊被害が発生した都道府県としておりました。 それが、平成十六年の改正におきまして、これらの市町村に隣接をする人口十万人未満の市町村で五世帯以上の住宅が全壊した場合を追加し、さらに、平成十九年の改正におきまして、法制定時の対象市町村を含……
○後藤副大臣 先生が御指摘のとおり、平成元年度、消費税の導入当時は四千二百人の物価モニターの方々に御依頼をして、特に便乗値上げという点で調査をいたしました。平成九年の際にも、二千七百人体制で物価モニターの皆さん方に調査、監視という形で三十品目について対応いたしました。 今回、省庁再編によって、物価モニターという制度は現在消費者庁は持っておりません。ただし、地方消費生活相談員の方々、これは地方に張りついている方でありますけれども、ちょっと組織的には違いますが、今三千三百人体制でおります。 いずれにしましても、今回は便乗値上げというよりも、今御指摘のように、きちっと転嫁をされ、それがやはり社会……
○後藤副大臣 平成二十四年度の消費者庁予算及び消費者委員会予算の概要について御説明申し上げます。 まず、消費者庁の予算額については、一般会計に八十八億七千万円、復興庁一括計上分を含め、東日本大震災復興特別会計に四億七千万円、総額九十三億四千万円を計上しております。 主要な項目としては、一般会計において、今国会に法案審議をお願いしております消費者事故調査機関の設置、厳正な法執行や消費者教育の推進などに十五億八千万円を計上しているほか、消費者庁の創設以来初めて、当初予算において、地方消費者行政のための財源として五億円を計上しております。また、独立行政法人国民生活センターの運営費交付金として二十……
○後藤副大臣 先生御指摘のとおり、消費者教育の重要性というのは、大臣の所信表明でも述べたとおりでございます。 特に、消費者基本法の第七条一項におきまして、消費者教育の推進に当たっては、自主的かつ合理的に行動する消費者を育成することが重要であるというふうに定められているところでもございます。そういう意味で、被害を受けない、だまされない賢い消費者、そして社会の発展と改善に積極的に参加する自立した消費者が育つように支援する、そのために、学校、地域、家庭における消費者教育を推進することが重要であるというふうに考えております。 そういう意味で、後ほども御指摘があると思いますが、私ども消費者庁としても……
○後藤副大臣 先生御指摘のとおり、今回の法律の消安法の改正の中には、事務局体制の設置というものは盛り込んでおりません。 これは、先生も御案内のとおり、平成十一年、今から十三年前になりますが、審議会等の整理合理化に関する基本的計画という形の中で、審議会等の組織に関する指針ということが決定をされています。この中では、「特段の必要性のある場合を除き、独自の事務局を設置しないものとする。」と、極めて抑制的に事務局の設置というものが審議会等を設置する場合にはあるということであります。 このため、今回の消安法の改正の中での消費者安全調査委員会の運営の機能は、事務局を設置するということではなく、消費者庁……
○後藤副大臣 これから法律が成立をし、執行段階になって、具体的に何件と言うことはなかなか難しい部分もあると思うんですが、いずれにしても、先ほど次長からお答えしたように、現行の特商法の執行体制を、経産省そして地方自治体ときちっと連携していくことだと思います。 一点だけ、ボリューム感を先生にお答えしたいと思いますが、平成二十二年度で、PIO―NETで貴金属等の訪問購入を行っている事業者数というのを、件数が大体二千四百二十四件で、事業者が二百八十八事業者。二十三年度が、PIO―NETの相談件数が四千百三十八件で、五百強の事業者だというふうに言われています。そういう意味では、PIO―NETに相談をし……
○後藤副大臣 青少年育成を担当します内閣府副大臣の後藤斎でございます。 中川大臣を支え、青少年育成施策を総合的に推進してまいりたいと考えております。 稲津委員長を初め、理事、委員各位の皆様方の御理解と御協力を心からお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。(拍手)
○後藤副大臣 先生御指摘の調査は、平成二十一年二月から三月に、平成十六年度に高校を退学した者及び同年度に中学校三学年で不登校であった者に対して、学校生活等に関する意識調査を郵送調査したものであります。 先生御指摘の、最も多い回答は、友人関係、いじめ、けんかなどが四五・九%であります。
○後藤副大臣 お答えします。 先生おっしゃる部分は、今回の全国防災対策費と従来の各省庁のいわゆる防災対策費の相違ということ……(石田(真)委員「費用より、まず考え方ね」と呼ぶ)考え方ですね、はい。 一点目は、先生もお触れいただいたように、この全国防災対策費の考え方は、昨年の七月、東日本大震災からの復興の基本方針において、防災、減災対策のうちで、東日本大震災を教訓として、全国的に緊急に実施する必要性が高く、即効性のある防災、減災等のための施策との要件のいずれも満たすものを復興施策の一環として位置づけ、全国防災対策費を用い、重点的に実施するというふうなことをベースに考えているものでございます。
○後藤副大臣 先生御指摘をいただいたように、昨年のあの大震災の際に地方整備局を含む国の出先機関が大きな役割を果たしたということは、ある意味では当然ですけれども、その皆さん方へも、心から私からも感謝を申し上げたいと思っています。そういう意味で、もう一年がいろいろな意味でたった中で、いろいろなことが進んでいます。 この出先改革については、もう二年以上前にアクション・プランという形で閣議決定をし、どういう形で、地域に、できるだけ住民に近いところで意思決定をするかという一環であります。そういう意味であるものの、具体的になるにつれ、市長会、町村会初め基礎自治体の首長さんの皆さん方から、拙速ではなく慎重……
○後藤副大臣 先生御指摘のとおり、今回、三年前の教訓を踏まえて、新型インフルエンザ等対策特別措置法という形で、ようやく国会で御議論いただく段階になりました。今までの先生方の御努力にも心から感謝と敬意を表したいと思います。 先生御指摘のとおり、この法律が通った中で、実際に関係をする方々の意見を十分踏まえて、実効性あるものにしていかなければいけないということは当然のことであります。 特に、先生御指摘のとおり、全国知事会からは、平成二十二年の六月並びに昨年の九月に、要請書という形で、住民や事業者等に対する社会経済活動の制限を初めとする新型インフルエンザ対策の実効性を確保するため、各種対策の法的根……
○後藤副大臣 先生御指摘のとおり、今回新たに指定公共機関に認定する方、従来の緊急の災害法体系と若干プラスに多分なっていくと思います。 この法律の一条の趣旨、目的にも記載をさせてもらったように、今回は、あくまでも新型インフルエンザ等が、一般に、現在の国民の大部分が感染症に免疫を獲得していないという前提の中で、その全国的かつ急速な蔓延により国民生活及び国民経済に重大な影響を与えるおそれがある、これを回避するために、国を挙げて社会全体にわたる総合的な対策を講じていく必要性という中で整理をさせていただいています。 先生御指摘の二十条一項で、政府対策本部長は、多くの組織が関連する新型インフルエンザ対……
○後藤副大臣 おはようございます。 先生御指摘の、今回の九州北部豪雨の激甚災害の指定でありますけれども、先週の七月二十六日に梅雨明けの確認をいたしました。指定のための手続を今日までしてまいりましたが、本日、七月三十一日、本年六月八日から七月二十三日にかけての災害をもたらした梅雨前線による豪雨等一連の災害として指定をし、全国を対象とした農地等の災害復旧事業等に係る補助の特別措置、及び、熊本県阿蘇市を中心とした中小企業に関する特別助成について適用する政令の閣議決定を本日行いました。今回の激甚災害の指定につきましては、地方自治体の皆さん方の御協力もあり、従来に比べてかなり早くの指定ができたというふ……
○後藤副大臣 先生御指摘の、拉致の可能性を排除できない事案につきましては、現在、関係機関が緊密に連携をとりつつ、捜査、調査を進めているところでございます。今後とも事案の真相解明のため、捜査、調査を進めてまいる考えでありますけれども、その具体的内容については、この場ではなかなか答えにくいということで御理解いただければと思います。
なお、改めて、関係する御家族と面談の機会を設けながら、お話をきちっとお伺いするという機会も設けるように事務局の方には指示してあるところでございます。
【次の発言】 先生御指摘のとおり、国内はもとより、海外のいろいろな世論形成を諸外国とも連携をしながらやっていくことが一……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤でございます。 大臣、どうぞよろしくお願いします。 まず、ちょっと法案に入る前に、幾つかの確認を大臣にさせていただきたいのでございます。 一点目は、三月二十一日の最高裁判決で、いわゆる神奈川県の企業税について無効判決が出ました。この神奈川県の企業税は、地方分権、地方主権の時代に鳴り物入りでスタートしましたけれども、結局は、自動車企業の提訴、最高裁で無効という形で、企業税の収入以上に企業にお返しをしたということであります。 今の地方主権、地方分権という流れと、この企業税が最高裁で無効になったということについて、地方主権と産業振興という二つの立場から、大臣はど……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤でございます。 大臣には二カ月ぶりの質疑でありますので、よろしくお願いします。 先ほど近藤議員との質疑を聞いて、大臣、私も国対をやっていますけれども、つかさつかさが信頼関係でいろいろやっていますから、ぜひ信頼していただいて、対応をお願いするように、私の立場からもくれぐれもお願いしておきたいというふうに思います。 三本の矢、三本の矢という形で、矢がどこにあるのかよくわからない部分もあります。まず、きょうは山際内閣府大臣政務官に来ていただいていますので、成長戦略という部分がなかなか見えないと思っているんですが、今固まっている内容、そしていつまでにこの成長戦略を、……
○後藤(斎)委員 大臣、よろしくどうぞお願いします。今の馬淵さんとは若干論点が違う面もありますが、お許しをいただきたいと思います。 今から五年ほど前だったと思いますが、Jパワーの上場問題で、外資規制という、外為法の発動をしながら対応した。これは大間の発電所の問題もあり、また、全体の電力というのは、ほとんど外国資本が入らない前提で今の電力事業のシステムはできているというふうに思っています。 今回のこの改正で、今、外為法を中心にある意味では外資規制をしながら対応している電力供給の仕組みがこのシステム改革でどのように変化するのか、自由度を高めるという部分で外資の方々が発電部門をたくさん持てるよう……
○後藤(斎)委員 おはようございます。 大臣、きょうはよろしくお願いします。大臣と初めての質疑でありますので、どうぞ丁寧に、積極的にお答えいただけますように、よろしくお願いいたします。 今、松原議員からは東京の再生ということでありましたが、私は、山梨という地方に住む人間として、地方の再生と防災力の強化の観点から、道路そして鉄道について御質問をしたいというふうに思います。 まず、それに先立ちまして、大臣、国土開発幹線自動車道建設会議、私、実は衆議院のメンバーの一人にもなっています。ただ、いろいろなことが私どもの政権時代にもありまして、この三年間、全くと言っていいほどというか、会議体はゼロに……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 きょうは大臣、副大臣、そして三年間、大震災も含めて、今回の第二回目の災害対策基本法の抜本改正に本当に御尽力いただいた原田統括官には、心から感謝を申し上げたいと思います。 四十分間という限られた時間でありますけれども、ぜひ真摯な、また建設的なお答えを頂戴できるようによろしくお願い申し上げたいと思います。 まず、国会の問題について、ちょっと幾つか事務総長にお尋ねをしたいと思います。 昨年の六月の十七日、当時、防災対策推進検討会議が中間報告を取りまとめて最終盤に向かっているときに、大規模災害、特に首都直下のように、首都機能が本当に混乱してしまう……
○後藤(斎)委員 大臣、御就任おめでとうございます。 きょうは、一時間という限られた時間ですけれども、幾つか論点を立てながら、私も、検討会の主宰をした立場で、できるだけいい形でこの法律が成立をして、そして執行ができるようなという形で話を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 表示の方に入る前に、幾つかの確認をしたい点があります。 昨年の通常国会で、消費者安全調査委員会がスタートいたしました。当時、大臣も、参の方でいろいろな論点でお話をいただいたことを思い出しますが、十月から施行されて、ちょうど七カ月が経過をしています。当初、事務局体制も充実をさせながら、できるだけたくさんの……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤でございます。 大臣、連日お疲れさまでございます。 この法律案、ようやくここまで来たなという個人的な思いも含めて議論をさせていただきたいと思います。 大臣、提案理由の趣旨説明の中で、この法律をつくる大きな目的として、消費者の市場に対する信頼性を通じた消費の拡大が経済成長を促し云々という文言があります。当然、消費者利益の擁護というのがこの法律の大きな役割でありますけれども、最近、この法律以外に幾つか気になった点があるので、冒頭、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。 規制改革会議で、特保に続いて、第三の健康食品の表示をするというふうな報道がございます。……
○後藤(斎)委員 おはようございます。民主党の後藤でございます。 今、クール・ジャパンのお話がありましたが、森大臣、そして稲田大臣、甘利大臣に、それぞれ違った視点から、昨今の課題について幾つか質問申し上げたいと思います。 森大臣、先般の消費者特で幾つかの宿題を出させていただきました。まず、これは厚労省、来ていらっしゃると思いますけれども、路上弁当を食えないということで、今、この霞が関、永田町の周辺も五百円、ワンコイン弁当がいろいろな形で昼間になると売られていますけれども、これが食べられなくなるというふうなことで、これは実は、食品衛生法に基づいた条例規制ということで、いろいろな都道府県によっ……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤です。 きょうは、大臣、五十分という限られた時間でありますが、ぜひ、いろいろな角度から、攻めの農林水産業について教えていただきたいことがたくさんありますので、よろしくお願いしたいと思います。 まず、総合特区制度がスタートして、ことしの六月で二年を迎えることになります。この総合特区制度、各党いろいろな議論をしながら、法的担保を持って、特区という限られた地域ではありますけれども、資源と人材も含めて集中的に投資することによっていろいろな、地域の活性化も含めた形をつくっていくということでスタートしています。 内閣府にお尋ねをします。 この総合特区制度のそもそもの目……
○後藤(斎)委員 大臣、おはようございます。どうぞよろしくお願いします。 まず、四月三十日に、ICOMOSから、富士山の世界文化遺産登録のユネスコへの勧告が決まりました。若干条件がついているものの、私も山梨県民でありますから非常にうれしく思っていますし、これから、保存という大きな課題はあるものの、これが地域の活性化につながっていくことを一つ大きく私たちも期待をし、希望もしているところであります。 私の選挙区でもあります南アルプスという、富士山と並んで山梨県では大きな自然を今でもきちっと守っている地域がありまして、三県十市町村で、ユネスコへのエコパーク構想ということで、自治体が連携をし、今、……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤でございます。 大臣、もしかしたら最後の一般質疑になるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。 まず冒頭、大臣、今、六次産業化とかTPPの問題、そして農産物の輸出の問題、いろいろな行政課題が、この十年間、それまで以上に、対応が、課題がたくさん大臣の周りにあると思います。 そういう中で、実は、平成十九年の通常国会の際に、総務委員会が中心になって議論をしましたが、統計法という法律を議論いたしました。当時、それが、戦後ほとんど修正されず、六十年ぶりの大改正ということで、いわゆる片仮名法律から普通の今の漢字、平仮名の法律に変えたということで、それをちょっと思い……
○後藤(斎)委員 後藤でございます。 大臣、どうぞよろしくお願いします。まず、大臣に冒頭お尋ねしたいんです。 この新しい産業競争力強化法、今回は名称も変えましたけれども、そもそもは平成十一年に産業活力再生法という形で制定をされて、十四年がたって、十五年目に入るのかなとも思った時期があったんですが、いろいろ先ほど来の御質疑のように、時代の大きな変化の中で新法制定に至ったということは何となくわかる感じもするんです。 そもそも産業活力再生法は四回改正しながら現在に至っていますけれども、制定以来、この法による認定件数は全体で六百九件、製造業が三百十六件、サービス業が二百八十六件、その他が七件とお……
○後藤(斎)委員 後藤でございます。 大臣、早朝からお疲れさまでございます。 大臣、この法案、悪くはないとは思うんですが、以前、二年前に総合特区法案をつくりました。基本的な目的も含めて、そんなに違っていないと思うんです。当時の総合特区の部分は、地域の自主性、自発性という部分を国が規制緩和、税制、金融で後押しをするということで、これがまだ定着をしたとも言えないと思うんです。 そういう中で、いろいろな法律や制度を見直したりつくるときには、やはりそれを評価しながら、それが本当に足らざるものがあれば、きちっとそれをまた検討してさらに前にと、ジャパン・イズ・バックじゃなくて、ジャパン・イズ・フォワ……
○後藤(斎)委員 大臣、きょうは五十分という時間を与えられていますが、冒頭、消費者庁並びに文科省の方に、最近の食の偽装の問題も含めてちょっと整理をさせていただきながら、先ほど大臣がお触れになったような、これからの農林水産行政のあり方についてお考えをお伺いしたいと思います。 まず冒頭、消費者庁からお答えをいただきたいと思います。 最近、おにぎりの偽装の問題や、高級ホテルでの、誤表示なのか偽装なのかは別としても、たくさんのいわゆる食にかかわる消費者を欺くような事象が多発をしています。そして、これを過去にさかのぼってみると、五年とか十年とか、何となくそういう周期でこの偽装の問題、食の誤った、消費……
○後藤(斎)委員 大臣、お疲れさまでございます。 きょうは、二つの法案が今審議をされておりますけれども、特に、農地中間管理事業の推進に関する法律という部分を中心に御質問させていただきたいと思います。 大臣、まず初めに、この法律の一条に、中間管理事業についていろいろな措置を定めることによって、規模の拡大、農地の集団化、新たに農業経営を営もうとする者、新規参入の促進によって農地の利用の効率化及び高度化の推進を図って、最終的には農業の生産性の向上に資するという規定があります。 きょうは、衆議院で今本会議がありまして、経産委員会で議論をされていた産業競争力強化法が衆議院では可決されました。私たち……
○後藤(斎)委員 お疲れさまです。 この法案に先立って、昨年、プログラム法が議論され、成立いたしました。その際にも、私の方から大臣に、供給力の問題、そして料金の問題についてお尋ねいたしました。それから一年がたって、第二弾という形で、小売の全面自由化というものを踏まえた議論が今進んでいるというふうに承知をしています。 大臣、まずお尋ねしたいんですが、消費者と言われている家庭や企業、そして今まで電気を発電していた九電力会社を中心とした供給体制から、その供給主体、発電事業者もこれから多数になる可能性も当然あり、そしてその中から供給力やメニューがどうなるかという具体的な方針というものが、この法案の……
○後藤(斎)委員 大臣、お疲れさまでございます。 いつもこの委員会で我が党の関係者が大変お世話になっていることを、心から感謝を申し上げたいと思います。この委員会、ちょうど一年ぶりで質問をさせていただきます。 この一年でいろいろな仕組みが、法律の制定も含めて変わってまいりました。特に、昨年の秋から大臣のもとで新しい我が国国土のグランドデザインという議論をする場をつくって、三月の二十八日にその骨格、骨子というものがまとめられました。当初、私、もう少し何となくどきどきするようなものが出てくるのかなというふうに実は思っていたんですが、かなり具体的な施策と関連をして整理されています。 大臣も御案内……
○後藤(斎)委員 大臣、お疲れさまでございます。時間もないので早速質問に入らせていただきます。 大臣、非常災害対策本部が十八日の十一時前に設置をされたということで、私は、その前日の同じ時刻に大臣と西村副大臣をお訪ねして、山梨県選出の超党派という形でありましたけれども、できるだけ早く予算の確保と人命救助、さらには基幹道路そして鉄道の一日も早い復旧を要請させていただきました。 大臣、十五日の朝、雪がある程度やんだときに、道路が寸断をされ、鉄道も動かないという意味では、やはり都道府県の枠を超えたという意識は当然あったと思うんです。今、樋口さんの中でも、大臣の最後、初動の部分をどうするかということ……
○後藤(斎)委員 時間がありませんので、早速質問に入らせていただきます。 大臣、連日お疲れさまでございます。 まずは、冒頭、農水省にお尋ねをしたいと思います。 二弾にわたって、農業対策の、復旧復興に向けていろいろな施策を講じていただきました。十分かどうかというのをこれからちょっと御議論させていただきますが、昨日、今回の豪雪の被害額が一千二百億円を超えるというふうなことを農水省は出しました。その中で、私は、豪雪の後の農水委員会も含めて、いろいろな指摘というか、御要望も含めてさせてもらったんですが、きょうは二つだけ議論させてもらいたいんです。 一点は、壊れたビニールハウスの撤去については、……
○後藤(斎)委員 きょうで先週の大雪からちょうど一週間がたとうとしています。 先ほど来いろいろな視点からお話があるように、この一週間、山梨では、一時、陸の孤島になって、中央線、鉄道も、幹線道路である中央道も、国道の五十二号も二十号も全く寸断をされました。 当初、こんなに降るとは予想しなかったというふうに言うのは本当にたやすいことなんですが、やはり備えがどこまでできていたかというのもきちっと検証しなければいけないというふうに思っています。 きょうは、防災担当の西村副大臣もおいでいただいていますが、一週間たって、まだ孤立地域がある、市町村道では十二分な除雪作業が進んでいない、学校の問題につい……
○後藤(斎)委員 環境省さん、おいでになっていますか。 せんだってもこの委員会でお尋ねをしましたが、今回の豪雪の被害に係る環境省災害等廃棄物処理事業で、いろいろ市町村にもお出かけいただいて対応が進められるというふうに承知していますが、あの豪雪からもう一カ月が経過をして、現在、私の当初の見立ては、これは大臣にはちょっと失礼かもしれませんが、農水省よりも、キャップ、定額でもありませんし、また、市町村が主体になるという前提はあるものの、農業者にも基本的にはコストがかからず、壊れたビニールハウスの撤去ができるというふうに、結構すぐれものだと思うんですが、一カ月たっても、少なくとも報道等では、市町村が……
○後藤(斎)委員 後藤でございます。 大臣、連日大変お疲れさまでございます。 きょうは、ブドウの話を中心にしながら、その前に、再生エネルギーの部分もちょっとあわせて御確認をしたいと思います。 きょう四月一日から消費税八%へ増になるということで、この一週間、二週間、いろいろな資材、また生活用品を含めて、たくさんの皆さんがたくさん物を買ってしまったというふうなことであります。大臣、これから農業資材も上がっていくわけですから、それにどういうふうに農水省としても対応していくのかということが求められていくというふうに思います。 きょうはエネ庁の方にも来ていただいていますので、冒頭ちょっとお伺いを……
○後藤(斎)委員 皆さん、大変お疲れさまでございます。 冒頭、大臣でなくて結構なんですが、二月の豪雪、累次にわたり対策を打っていただきました。特に、一次、二次という形で、二次対策については、現状を踏まえて、きめ細かな対応をしていただいたというふうに思っております。 実は、四月の上旬になって、私が以前この委員会でも指摘をさせていただいたように、いわゆる壊れたハウスの撤去について上限を定額制にするという形で、農水省からも、それを上回ったものについては農家の自己負担にするというお話もございました。この点については、やはり少し柔軟に対応しなければいけない。 特に、それぞれの地域の農家の方々から見……
○後藤(斎)委員 おはようございます。 法案の中身に入る前に、幾つか確認をさせていただきたいと思います。 一点は、あの二月の豪雪から二カ月強が経過をしました。四月になってから、農水省が一次、二次と対策を打っていただいたものが、地方自治体も含めて、制度の形が明確になって、四月から説明会等で一生懸命やっているんです。ただし、これは二月から御指摘をさせていただいたように、実は、今の状況を見ても、ビニールまでの撤去は何となく進んでいるんですが、曲がったパイプまでの撤去というのはなかなか進んでおりません。この間、小里政務官も山梨の方に総理と一緒に入っていただいて、多分、そのような思いを持たれたのでは……
○後藤(斎)委員 おはようございます。お疲れさまでございます。 大臣、ちょっと順番を一つだけ変えさせていただいて、二月のあの豪雪からちょうど百日余りが経過をしました。ハウスの撤去が山梨県全体でもようやく六割くらいというふうな形で、なかなか実は進んでおりません。 前回の委員会でも御指摘をさせていただきましたが、六割の撤去が済んだところも、資材、ビニールハウスがない、パイプがない、職人さんもいないという形で、なかなか建てかえまで、再建まで行っているというのは本当に少なくなっています。 特に、今、石田先生がキウイについてお話をされておりましたが、果物は言うまでもなく永年性でありますから、露地は……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。大臣、早速質問に入らせていただきたいと思います。 二月の大雪の中で大学の受験機会を失った高校三年生、浪人生の方々に、大臣の指導力のもとで再受験の機会をつくっていただきました。 私、常々思っているのは、今回の事例が典型なんですが、では、センター試験の一月のときに、大雪であるとか交通手段が失われたとか、いろいろな不測の事態というのは当然考えられて、対応をこれからももっとしていかなければいけないというふうに実は思っています。 文科省の皆さんとお話をしたら、局長通達で事前に、春くらいに、災害等で不測……
○後藤(斎)分科員 十一月の八日、まだ建設省時代でしたが、扇大臣初め関係の局長にお伺いした事項について、まず、その後のフォローアップ状況について御質問したいと思います。 まず、中小零細ゼネコンの受注機会の確保についてであります。 十一月のときには、大臣の方から、中小企業向け契約目標を毎年設定しており、平成十二年度は国全体の四四・一%である、さらに分離分割発注も推進していくというふうな御答弁を賜りました。ただ、平成十二年、確かにそういう数字で四割強の受注機会が確保されておりますが、さかのぼってみますと、八八年当時は五割を超える受注機会があったというふうに記録には残っています。 現在の大手ゼ……
○後藤(斎)分科員 民主党の後藤斎でございます。 今諫早湾の問題がありましたが、私は、最近の農業、農村そして林業者が持ついろいろな悩み、そしてこれからの農政のあり方についてお尋ね申し上げます。 まず、現在、新しい食料・農業・農村基本法の中で、いろいろな基本計画がつくられ、プログラムが策定されております。昨年の十二月の二十五日には、農水省の方から、新しい経営を単位とした農業経営所得安定対策の今後の検討方針ということで、ペーパーもいただきました。 それ以降、いろいろな形で、省庁再編の中で局も変わり、仕事のいろいろな割り振りも変わったというふうに思いますが、私は、昨年の農地法の改正に見られるよ……
○後藤(斎)分科員 きょうは、先ほど予算委員会で、加藤紘一議員が辞職をするということで、大臣も気が動転なさっているかもしれませんが、ちょっと前に戻って、幾つか御確認をしながら御議論をしたいと思います。 冒頭は、昨年の十一月二十一日、経済産業委員会の中で売掛金担保融資保証制度、この審議を通じて、その後制度が正式にスタートして、はや四カ月ほどになります。先般の本会議で、大臣から、実際どのくらいの保証が対応されているのかということで、聞き間違いでなければ二億円くらいだというお話だったと思います。 当初、二兆円の保証規模をつくったときにも、平成十三年度の補正で、五十九億の予算で支えていく。その際に……
○後藤(斎)分科員 大臣、大変御苦労さまでございます。厚生労働省の案件に入る前に、経済産業省に何点か確認をしたいと思います。 まず一点目でございます。 昨年の十二月、中小企業信用保険法が改正をされました。その中で、鳴り物入りで、売り掛け債権担保融資制度が創設されました。三月に確認した際にも、まだ実績が、融資ベースで五十億程度だというお話でございました。地元の経営者の方とお話ししていると、まだまだ制度の趣旨ないしその実績が十二分に浸透していないという感じを、私自身は持っております。 現時点までの実績と、まだまだという点でいえば、中小企業庁、これからもっと普及をさせるためにいろいろな対策を講……
○後藤(斎)分科員 冒頭、国土交通大臣にお尋ねを申し上げます。 昨年三月一日、予算委員会の分科会で大臣と御議論をさせていただきました。そして、大臣から、昨年はリニアの問題を絡めて御質問したところ、リニアの問題も、全体の明確な二十一世紀型の交通網のあり方、その基本を考えていきたいという御答弁をちょうだいしております。 今まで交通網、そして社会資本の充実というものは、時代の変遷の中でいろいろなキーワードを持ちながら対応してきたということは言うまでもありません。明治時代の殖産興業、富国強兵、そして戦後の復興、高度成長、安定成長に入ったらゆとり、潤いということで、そして今、三月十九日に閣議決定がさ……
○後藤(斎)分科員 大臣、長時間大変御苦労さまでございます。 厚生労働関係の最後になりました。三月の時点でも大臣に幾つか御質問を差し上げておりますが、当時、予算委員会がおおむね視界が見え、少子高齢化対策の推進ということで、平成十五年度予算をどうしていくかという時期だったというふうに記憶をしております。その後、少子高齢化の問題というのは、一つの、人口のあり方、年金や保険料というあり方だけではなく、今後の日本経済、社会の仕組みそのものに大きな変化をもたらすというふうにいろいろな形で学識経験者の皆さんを中心に議論が出ているのは、大臣がもう既に御承知のとおりだというふうに思っています。 冒頭、平成……
○後藤(斎)分科員 大臣、大変遅くまでお仕事、御苦労さまでございます。役所の皆さんも大変御苦労さまです。 大臣、最近大臣の記事が新聞紙上でたくさん出回っておりまして、久しぶりに大臣に総務関係の話をさせていただく機会を得まして、本当にありがたいと思っております。 どこが三位一体かということで、昨年の五月、片山大臣のプラン、その後の三位一体、いろいろな形で、各論というか、集約の部分になるといろいろな議論が出るというのはどの世界でもそうだと思うんですが、そうはいっても、大臣、最近、泥仕合とか、非難される理由はないとか、反論、異論、いろいろな形でお出になっております。 確かに、大臣がもう既に二年……
○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。 鮫島議員とは若干違う視点からお話をさせていただきます。 BSEが発生をして一年半以上がたって、ようやく牛肉の価格の問題も解決をし、新たに昨年から不正表示もろもろの問題が起こってきたことは、既に関係議員が指摘をしたとおりであります。ただ、このような中で私は一点気になるのは、当時、一昨年の九月、十月、十一月、十二月ぐらいまでは風評被害というものが非常に大きく、マスコミの皆さん、また消費者団体の皆さんも大きな声を上げました。昨年の、一応一年たった時点から、その部分が逆に言えば非常に関心が薄くなったというのが、私の率直な感想でございます。 きょうも……
○後藤(斎)分科員 民主党の後藤斎でございます。経済産業委員会の所管に入る前に、幾つか御質問申し上げたいと思います。 今、イラク、北朝鮮も含めて、安全保障の問題が大変緊張を増しております。これにどうこたえるかというのは、これから各委員会の中でもまた私も含めて質問させていただきますが、国内においても、平時においては忘れがちな地震対策、そして防災対策、これも大きな国の責務がある安全保障の関連だというふうに認識しております。 まず、災害対策委員会にも以前所属をしておりましたが、ことしはその場がないので、大変恐縮ですが、本日の委員会をおかりしまして御質問を幾つかさせていただきます。 東海地震とい……
○後藤(斎)分科員 冒頭、国土交通省の関係の前に、一つだけ御質問をさせていただきます。 午前中、内閣府と気象庁の方に、富士山の火山防災対策について質疑をさせていただきました。二月の十七日から、山梨では新しい知事が誕生しまして、その知事の公約の中にも、富士山を世界遺産へという公約を掲げられて当選しております。以前から私自身もこれに問題意識を持っておりまして、最後に大臣の方には御質問しますが、観光資源並びに、これからゆとりある国民生活、いろんな観点から、何とか富士山をそのシンボルとして、世界遺産の登録に対応していくべきだというふうに考えております。 何年か前、市民団体の方が、自然遺産へ登録をす……
○後藤(斎)分科員 民主党の後藤斎でございます。大臣、長時間大変御苦労さまでございます。 三十分間、時間が与えられておりますので、道路並びに鉄道、さらには中小企業の建築業者のお話をさせていただきたいと思います。 大臣御案内のとおり、東海地震がいつ来るかわからないということがよく言われています。東南海・南海、東海地震と合わせて地震三兄弟という命名も一部の学者の皆さんにあるようであります。東海地震だけが百五十年たってもまだ地震が起きていないと。通常ですと、学者の皆さんによると数百年サイクルで起こるということになっているようであります。 大臣、昨月、二月の七日の大臣が主宰をされる国幹会議で、新……
○後藤(斎)分科員 大臣、大変お疲れさまでございます。 今、菜種の黄色い話になったんですが、大臣、ちょうどこの四月で国鉄分割二十周年、JRがスタートして二十年になります。あわせて、私の地元でもあります山梨のリニアの実験線がスタートしてというかいろいろな実験をし始めて、ちょうど十年目になります。ですから、二十年、十年ということで、ある意味では節目の時期にこの決算委員会で大臣とお話ができることを大変うれしく思っています。 私、いつもこの決算委員会か予算委員会の分科会で、地元のこのリニアを初め中部横断道、いろいろなことの確認を年に一度させていただいております。ことしは、特にそういう二十周年、十周……
○後藤(斎)分科員 大臣、遅くまで大変お疲れさまでございます。 大臣の昔のお仕事でもありました、まず林野関係からちょっと御質問をさせていただきたいと思います。 大臣もつい数年前から花粉症になったというお話をちょっと小耳に挟みましたが、私も五、六年前から大変ひどい花粉症で、きょうもおでこがかゆかったり、ほっぺがかゆかったり、目がかゆかったりで大変な思いをしているんです。 多分、花粉症というのは、いろいろな学説によると、古代エジプトまたギリシャ、ローマ時代から非常に花粉症に似た症状があったというふうな学説もございます。そして、今花粉症は、本当に、かゆいとかくしゃみをするだけではなくて、経済活……
○後藤(斎)分科員 大臣、きのうは山梨に御出張御苦労さまでございました。大臣と連日お会いできるとは思っていませんでしたので。 きょうは、大臣には三点、残りは郵政の関係で具体的な事例について御説明をお願いしたいのですが、冒頭なんですが、大臣、きのうも山梨に行っていただいて、ちょうど桃が最盛期の花盛りから少し散り始めて、十二分な景色を堪能していただかなかった部分もあるかもしれませんが、山梨も、大臣が以前知事をやられた岩手もそうだと思うんですが、やはり農林業というのが地域産業の主体で、そこに地場産業を形成し、また新たな企業誘致ということで、いろいろな角度から自治体経営をするということが今求められて……
○後藤(斎)分科員 大臣、出張から御帰国されてお疲れさまでございます。後半ですから、大臣、席を外していても結構ですから、十五分くらいで帰ってきてください。 冒頭、幾つかの問題について御質問をしたいと思います。 一点目は、郵政民営化が実施をされてちょうど一年半ちょっとが経過をしているわけでありますが、この間もいろいろな議論があり、その前もいろいろな政党、党派を超えた動きがありながら、結局、法律が決定をされて民営化をされたものの、利用者の方から見れば、やはり使い勝手が悪いなというふうな声が非常に多く聞こえます。 これは多分、今の森本さんの最後の議論の中でも、一〇%の対象しかいない事業であると……
○後藤大臣政務官 どうも、福井先生、御質問ありがとうございます。 先生、事実だけまず確認をさせてもらいたいと思います。 世界ジオパークは、ユネスコ条約ではなく、ユネスコの本部の中にある機関でありますけれども、世界ジオパークネットワークという中での指定行為になっています。私もちょっと確認をしたんですが、日本では十一カ所がジオパークのネットワークを持っていて、そのうち三カ所は昨年の、ちょうど選挙の最中だったので御記憶が不案内かもしれませんが、八月の二十三日に、洞爺湖有珠山、糸魚川、島原半島ということで三カ所、世界ジオパークということで日本ジオパークの十一カ所の中から認定をされております。昨年の……
○後藤大臣政務官 先生が新しいエネルギーのこれからのあり方に非常に御関心を持って、いろいろな御提言がたくさんあることを力強く思っていますので、今後もぜひ御指導を賜りたいと思います。 今のお尋ねですが、今も近藤政務官からお話をしましたように、高レベル放射性廃棄物の処理の問題というのは、これからの原子力政策のあり方も含めて非常に大きな課題だというふうに思っています。 先生の御地元でもある瑞浪と北海道の幌延の二カ所で、現在、原子力機構が研究開発の施設を持ちながら、安全性、信頼性の技術の確立についての研究を行っているところであります。なぜこの二カ所が選ばれたかというと、基本的には、先生の御地元の瑞……
○後藤大臣政務官 どうも御質問ありがとうございます。 先生御指摘のとおり、「もんじゅ」の再開へ向けて、今、地元合意形成に最大限の努力をしているところであります。できるだけ本年度中、三月中には再開をしたいということで、ある意味では安全性の評価というものが検証できましたので、今、地元の皆さん方にできるだけ早くその思いをきちっと伝えるという努力をさせてもらっています。 御指摘のとおり、今、中国、インド、ロシアも含めて、いわゆる高速増殖炉の技術というものをできるだけ早く確立したい。自前のエネルギーということで、今までは、ある意味では我が国とフランスが非常に高速増殖炉技術では秀でていたというところか……
○後藤副大臣 先生おっしゃるとおり、私も、この電話の問題については、最近まで実は知りませんでした。 いのちの電話というのは、先ほども統括官からお答えをしましたように、もう四十年以上の歴史がある、このこころの健康相談統一ダイヤルというのはことしで四年目ということで、ある意味では、着実に認知はされつつあるものの、先生がおっしゃるように、まだ周知が不十分な点があります。 そういう意味で、番号は〇五七〇―〇六四―五五六で、「おこなおう まもろうよ こころ」ということで、少し語呂が悪いところがあるんですが、統一ダイヤルということで国民の皆さん方にできるだけ覚えていただければと思います。 もう一つ言……
○後藤副大臣 先生御指摘のとおり、十二月二十七日に、南海トラフの巨大地震モデル検討会中間取りまとめという形で、まず想定震源域と波源域の設定の考え方ということで取りまとめをさせていただいて、現在は、今月中に巨大地震による最大クラスの震度分布と津波高等の推計結果を公表するということで、今最終的に鋭意取りまとめをしているところであります。 二月二十九日の分は、少なくとも私自身は直接聞いておりませんが、考え方としたら、先ほど前田大臣がお話をしたように、いろいろな機関が政府の中にもございます。個々の防災対策の観点から、いろいろな前提を置いて推定することはそれぞれの立場であるというふうに思いますが、少な……
○後藤(斎)分科員 大臣、連日お疲れさまでございます。どうぞよろしくお願いします。
まず、公務員宿舎の問題についてちょっとお尋ねをしていきたいと思います。
平成二十三年の十二月一日に、公務員宿舎の削減計画というのを当時の安住大臣のもとで策定をし、総理に報告し、公表をされています。それ以降、当院の決算行政監視委員会も含めて、累次の決議をしながらその削減計画が進んできたと思いますけれども、この削減計画、一年半たった今、どのように実施状況がなっているのか、まず冒頭、お尋ねをしたいというふうに思います。
【次の発言】 大臣、一方で、東日本大震災から二年がたちまして、昨年災害対策基本法の改正が一次の……
○後藤(斎)分科員 民主党の後藤でございます。 新藤大臣におかれましては、公私とも御指導いただきまして、本当にありがとうございます。また、激務の中で分科会、きょうは夜遅くまでというお話を聞いていますが、御健康に御留意され、お励みいただきますように重ねてお願い申し上げます。 まず、おとといの土曜日に淡路島で大きな地震が起こりました。三・一一から二年強、そして阪神・淡路大地震から十八年という形の、いろいろな教訓が生かされている部分と生かされていない部分があるのではないかなと、昨日のいろいろな新聞を含めた報道を見てつくづく痛感した次第でもございます。 大阪府の岬町では、非常に小さな町のようであ……
○後藤小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、平成二十七年度国立国会図書館予算概算要求の件について御協議願うことといたします。
まず、大滝図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、懇談に入ります。
【次の発言】 それでは、懇談を閉じます。
それでは、平成二十七年度国立国会図書館予算概算要求の件につきましては、今図書館長から報告があった方針に基づいて処理することとしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時二十六分散会
○後藤(斎)分科員 おはようございます。大臣、連日大変お疲れさまでございます。 昨年もこの分科会で、幾つかの点について確認をさせていただきました。ことしは、それよりも二カ月ほど早い分科会なので、リニア超特急のようになっているのかなという感じもしています。 きょうは西村副大臣にもおいでいただきました。昨日の災害対策特別委員会でも、古屋大臣に、ちょっと確認をさせて、検討するというお話をいただいたので、第一問目に御質問申し上げたいと思います。 昨日の災害特の中で、農水省が月曜日に、当面の第一陣の農業対策を、ハウスの撤去には三分の一の助成をしながら、そして改植を含めて、二年前の北海道の豪雪、大雪……
○後藤(斎)分科員 後藤でございます。 大臣、連日お疲れさまでございます。今回のあの二月の豪雪、大臣の御地元も本当に大変な被害があったというふうにお聞きをしています。 私の山梨も、本当に観測史上初めての大雪ということで、孤立集落や孤立をした御家庭の方というのはほとんどなくなりましたけれども、これから、これも大臣の御地元と同じように、特に農業被害をどういうふうにしていくのか、さらには、その際にどの程度国が再建にサポートしてくれるのかということも大きな課題になってまいります。 そういう中で、大臣、私つくづく今回思ったのは、ちょうど三年前の三・一一のときには、金曜日のお昼、二時過ぎという形で、……
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