このページでは江田康幸衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。江田康幸衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○江田委員 公明党の江田でございます。 今回の食中毒事件により被害に遭われた多くの方々に対して心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い御回復をお祈りしておりますことを冒頭に述べさせていただきます。 今回の雪印乳業による食中毒事件は、一万五千人もの被害者を出して、乳製品、さらには食品全体に対する消費者の信頼を著しく損ねた事件として、事故原因の徹底究明と今後の再発防止、信頼回復が望まれております。 私は、再発防止の観点から、本日は、雪印の新社長、西社長に幾つかの質問をしてみたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 食中毒事件の発生以来、加害者である雪印乳業には、殊のほ……
○江田委員 公明党の江田でございます。 ヒト乾燥硬膜による医原性のクロイツフェルト・ヤコブ病問題につきましては、以前より本委員会で討議が行われてまいりました。それらの議事録を踏まえた上で、私は、少々専門的になるかもしれませんが、また先ほどの熊代先生とダブるところもあるかもしれませんが、事実関係を順を追って整理させていただきまして、その危険性を厚生省がどのように認識され、それに対処されたのか、さらに患者支援策をどのようにとられようとされているかについて質問させていただきます。 まず、第一症例が報告される八七年以前におきまして、この乾燥硬膜によるクロイツフェルト・ヤコブ病感染の危険性がどのよう……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の先生方、御苦労さまでございます。クローン技術という最先端のテクノロジーでございますので、国民にはなかなかわかりにくい審議かと思います。本日は、その分野の専門の先生方でございますので、わかりやすい言葉でどうぞ国民にメッセージしていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ヒト胚の保護につきましては、多面的に問題をとらえる必要があると思っております。ヒトの胚を生命の萌芽として大事にしていかなければならない、このことは多くの日本人が共有するものでございます。しかし、同じ胚であっても、生殖補助医療にこれから使われるものと、も……
○江田委員 公明党の江田でございます。 今回の法改正について質問させていただきます。 長引いた不況で賃金も下がり保険料収入が減っておりますのに、国民医療費は毎年一兆円以上もふえ続け、今年度は三十一兆円を超える。特に老人医療費はこの一年間で八%も伸びまして、十兆円を超して、国民医療費の三五%を占めるまでに至っております。 今後も高齢者が毎年六十万人以上ふえ続けるという状態を迎えますが、このような状況の中で、中小企業のサラリーマンなどが加入する政管健保の九九年度決算は七年連続の実質赤字で、単年度三千百六十三億円以上にも上っているとお伺いしております。大企業などの組合健保も同様で、深刻な赤字に……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、参考人の先生方、どうも御苦労さまでございます。 午前中の質疑でも確認されましたけれども、私は、国民医療費、特に老人医療費の増大や政管健保、それから組合健保財政の危機的状況を考えますと、医療の抜本改革を進める以外に方法は断じてない、そのように思っております。この抜本改革を遅滞なく、おくれなく進めていくということが大前提ではございますが、その第一歩として、今国会での法案の成立に賛成の立場から質問をさせていただきます。 主として平成十四年の抜本改革へ向けての考え方について、専門の先生方から御意見を伺いたいと思っております。 まず、糸氏先生にお聞……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 今回の法改正につきましては、本委員会で参考人質疑を含めまして二十八時間四十三分にわたる十分な検討を行ってまいりました。本日は、その中で特に重要と思われる点についてお伺いさせていただきたいと思います。 まず最初に、今回の老人の患者一部負担の見直しに関しまして、院外処方の場合の月額上限額の取り扱いについて御質問させていただきます。 これは政令事項であり、具体的には今後決定されるものでありますが、政府の現時点での提案では、主として院外処方をしているか否かにより医療機関単位で割り切り、上限額の適用を行っているために、個々のケースでは、同一の医療内容であ……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の先生方、この国家百年の大事な国会等の移転に関する特別委員会においでいただきまして、まことにありがとうございます。 私の方からも、さきの委員の御質問にも多少ダブるところがあるかもしれませんが、幾つかお聞きしたいと思っております。 まずは、先ほども詳細に御紹介されたと思いますが、首都機能の移転について、愛知、岐阜の両県が岐阜愛知新首都構想策定調査、これを進められていると伺っております。現在のその調査内容の進捗状況と今後の見通し、また両県の調整状況について、再度その内容を簡単にお話しいただければと思います。よろしくお願いします。
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 今回の法案の早期成立を望む者として質問させていただきます。 永住外国人の地方参政権要求が本格化したのは約十年前のことであったと承知しております。当初は、永住外国人の中でも多数を占める在日韓国人の方々が中心であったと思いますが、永住外国人の参政権確立を求める決議や意見書を採択する動きは、一九九三年の大阪府岸和田市議会を初めとして地方議会に広まってまいりました。現在千四百八十五自治体で、全国の約半数に上っております。採択自治体の人口比率では、これは日本の全人口の七四%に当たることになります。また、読売新聞が今春行いました全国世論調査でも、六五・五%が……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。よろしくお願いいたします。 我が国は、経済力で見れば既に世界のトップクラスに達しておりますが、必ずしもこれが国民一人一人の生活の豊かさ、その実感にはつながっていないかと存じます。この最も大きな理由の一つが、労働時間が長く生活のゆとりが感じられない、そういうことであるかと思います。 労働時間、特に所定外の労働時間短縮の意義につきましては、これまで中央労働基準審議会でも指摘されておりますとおり、創造的自由時間の確保や、家庭生活を充実させ、さらに社会参加を促進させる、また健康と創造性を確保し、勤労者の働きやすい職場環境づくりなど、大変に重要な要素がござい……
○江田委員 確定給付企業年金法案の審議も既に三回目となり、議論も大分深まってきております。 申しおくれましたが、公明党の江田康幸でございます。質問させていただきます。 本日は、確定給付企業年金法案の持つ意義について確認をさせていただいて、また、この法案の目指す企業年金の受給権の保護がしっかりと図られるために必要なこと、さらに、一緒に提出されております確定拠出年金法案との関係について質問をさせていただこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、現在、景気の低迷が長引いており、国民は将来に対して強い不安感を抱くようになっております。それが消費の低迷の一因となってさらに景気の回……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 まず、ハンセン病の患者、元患者の方々が九十年間にわたりまして不当な人権侵害と差別により受けたその苦痛と苦難というものは、もう筆舌に尽くしがたいものがございます。このことを真摯に受けとめれば、今回のハンセン病賠償訴訟で小泉首相が最終的に控訴を断念されたことは、当然と言っても私はいいと思います。 政府内では、当初、判決が確定するとほかの国家賠償訴訟などに大きな影響が懸念されることから、控訴する方針が支配的でございました。しかし、患者、元患者の皆様の平均年齢は七十四歳と高齢な上に、毎年二百人が亡くなられております。こうした実情を考えると、法の論理、官僚……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、参考人の先生方、貴重な御意見を伺いまして、大変にありがとうございます。 確定給付年金に加えまして確定拠出年金を公的年金の上乗せ年金として認めることによって、企業年金の選択肢をふやして、中小企業の従業員が上乗せ年金制度の加入者となることを容易にし、また、雇用の流動化に対応して、離転職が年金制度上不利となることのないポータビリティーのある制度の導入を図る必要性が高まっていることなどから、この確定拠出年金制度の導入が提案なされております。 私も、次のような理由で、それは必要かと思っております。 一つは、確定給付年金制度の問題は、経済環境が悪化し……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 今回、小泉首相の大英断と、その陰にあって控訴断念を訴え続けられました坂口厚生労働大臣の人道、人権への熱意とにより、ハンセン病訴訟が控訴されず、全面解決に向けて、ハンセン病の患者、元患者の皆さん全員への補償を目的とした本補償法案が成立するまでに至ったことに対して、改めて敬意を表したいと思います。 今回、長年とられてきました隔離政策により多くの患者が受けた苦痛と苦難に対し、深く反省し謝罪の意を表明するとした国会決議を受けて、本法案が与野党合意の上で提出されるに至ったことは、まことに喜ばしいことだと思います。本法案の前文でうたっておりますように、いやし……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 私、九州熊本でございます。九州比例でもございますので、石炭にゆかりのある九州の出身議員としてまた質問をさせていただきます。 昭和三十年以降約四十年間、九次にわたって行われてきた国内石炭対策も、残すところ一年を切りまして、最後の仕上げのためには万全の取り組みが必要と考えるわけでございますが、そこで、幾つか御質問をさせていただきたいと思います。 今、石炭対策に長年携わってこられた経験豊富なお二人の先生から、いろいろな御質問がございました。いろいろなところがまた重なるかと思いますが、どうぞよろしく御答弁いただきますようにお願いいたします。 まず、平……
○江田委員 公明党の江田でございます。この農林水産委員会では初めての質問になります。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、政府案についてお伺いいたします。 農業者年金制度は、制度発足当時、当時の旧農業基本法に則して、農業構造の改善のための施策の一つとして位置づけられておりました。しかし、決してこの年金制度だけで構造政策をやるということではなかったと理解しております。 大臣にお伺いいたしますが、今回の抜本改革では、年金財政上の問題だけでなく、農政上の問題からも抜本改革が必要ということを聞いておりますが、まず、農政上の改革の必要性についてどのような整理をしておられるのか、明確に御説明をいた……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の方々、御苦労さまでございます。 ただいま、農業者年金制度の実施機関を預かる立場とか、また農業者の意見を集約する立場などから、それぞれ今回の改正案について所見を述べていただきました。 さきの本委員会でも申し上げましたが、農業は国の基本であって、やはりその骨格である。食料の安定供給ばかりでなく、地方経済の中核であって、国土や環境保全、水源の涵養、景観の保全など、水田を中心とした農業の価値が再認識されるようになってきております。 農業者年金制度は、昭和四十年代に創設されて、老後生活の安定、農業経営の若返り、農地の細分化阻止、規模拡大……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の方々には、お忙しい中貴重な御意見を伺いまして、大変に御苦労さまでございます。ありがとうございます。 沿振法の制定から四十年が経過した現在におきまして、制定時には予測できなかった経済、社会の変化や、漁業、社会構造の変化等が起こって、その見直しが今必要になってきているということから、この水産基本法の新たな制定ということになっている状況でございます。先ほど植村参考人も、本法は悲願とも言われました。私も、本基本法の制定を早期に望む者として、その参考にと思いまして、幾つか質問をさせていただきます。 まず、農業も漁業も国の基本であるというふ……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 参考人の皆様には、本日は、大変お忙しいところ、また貴重な御意見を伺いましてありがとうございます。時間が限られておりますので、早速質問に入らせていただきます。 まず、山村振興について宮崎参考人にお聞きしたいと思っております。 本案では、山村の振興につきまして幾つかの施策が掲げられておりますが、林産物の安定供給はもとより、国土保全、環境保全等の見地から山村地域は重要な役割を果たしております。また、近年、余暇を楽しむ場として山村地域に対する期待が高まりを見せております。しかし、現在、過疎化、高齢化の進展、それから主要産業である林業の低迷によって山村の……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。質問をさせていただきます。 食料・農業・農村基本法の基本理念でございます食料の安定供給の確保、二点目は農業の持続的発展、そして多面的機能の発揮、それから農村の振興、この実現のために、土地改良事業としても、今、的確な対応が求められているところであるかと思います。食料・農業・農村基本法のもとでの土地改良事業の位置づけと今後の土地改良法の改正の必要性については、私、十分承知した上で今からの質問をさせていただこうと思っております。 まず、今後の農業政策の基本的な施策の中で、基盤整備と経営政策についてお考えを伺いたいと思っております。 まず、効率的な、かつ……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 心配されていたことが現実になりました。欧州以外で自国産牛に狂牛病が確認されたのは初めてでございます。 狂牛病発生国は日本を加えて十六カ国、農産物の多くを輸入に頼る日本での発生を懸念する声は以前からあったと思いますが、農水省は日本の牛は安全と強調してこられました。この点、危機意識が欠如していたのではないかと思います。一頭の牛が狂牛病だったことは、ほかにも感染牛がいる可能性を示しております。最悪の事態を想定して事に当たるのは危機管理の基本と考えます。とりわけ、国民の命や健康に直結する食の安全に関してはこの姿勢が強く求められると思うわけでございます。 ……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、自由民主党、公明党、保守党、与党三党を代表いたしまして、予防接種法の一部を改正する法律案に関する質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 近年、冬季におきまして全国的にインフルエンザが流行し、特に特別養護老人ホーム等の高齢者施設における集団感染が数多く発生し、高齢者を中心としたインフルエンザに起因する死亡等が社会問題化しているのが現状でございます。インフルエンザは三年から五年ごとに大規模な流行が起こっていることから、今年度の冬は大流行が危惧されているところでございます。 このような中で、高齢者を対象としてインフルエン……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、育児・介護休業法と児童福祉法の改正の一括審議でございますが、児童福祉法の方では提案者になっておりますので、育児・介護休業法について政府の御見解を質問したいと思っております。 我が国の合計特殊出生率、これは、平成十二年には一・三五と前年よりもやや上回ったものの、人口を維持するのに必要な水準である二・〇八を大幅に下回っております。こうした少子化は、労働力人口の減少や高齢者比率の上昇などにより、経済成長のマイナス効果や地域社会の活性の低下など、将来の我が国の社会経済に広く深刻な影響を与えかねないものでございます。 我が党は、この少子化問題に対……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、雇用対策臨時特例法案に関する質問をさせていただきます。 現下の雇用失業情勢につきましては、九月の完全失業率が五・三%と過去最高を記録し、坂口厚生労働大臣もこれは緊急事態であるとおっしゃられておりますように、大変厳しい状況になっております。景気も一段と悪化しておりまして、米国における同時多発テロの影響等も考慮すれば、雇用情勢は今後さらに厳しい状況になることが懸念されると思われます。 このような中で経済の再生を図るには、構造改革をより強く、迅速に進めて、新たな発展の基盤となる新産業の育成も進めながら、民需主導の経済成長を目指すことが必要かと……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 九州に山の灯をともし続けましたただ一つの炭鉱であります池島炭鉱が、経営の悪化等により、平成十三年十一月二十九日に閉山いたしました。これで百三十年にわたる九州の炭鉱の歴史が終わることになるわけでございます。 私は九州の国会議員でございますが、三井三池炭鉱で栄えました熊本県、また福岡県の筑後地域の二つをふるさととする議員としまして、まことに残念であると思います。これに対して、国、県を挙げて、緊急の雇用や地域振興、この対策に万全を期すべきと強く思う次第でございます。 まず、この池島炭鉱の閉山に際しまして、平沼経済産業大臣と坂口厚生労働大臣の現状認識と……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 先ほどからBSE問題について議論が続いておりますが、私もまず最初に、このBSEについて御質問をさせていただきたいと思っております。 まずその第一に、この問題に関して私取り上げさせていただきたいのは、今被害を受けている外食産業の支援対策についてでございます。 九月の十日に一頭目のBSE牛が発生してから後、経営上の影響を受けた家畜経営者や食肉処理販売事業者などに対しましては、各種特別融資制度や対策事業が実施されてきております。 一方、いわば川下である外食産業、とりわけ焼き肉店やステーキレストラン等の客数、売り上げ数は、昨年同月比で平均五〇%減少と……
○江田議員 公明党の江田でございます。福島委員の質問に答えさせていただきます。 公正取引委員会から改善措置の要求があった場合の発注機関の調査につきましては、調査にふさわしい能力を有する担当職員の指定、さらには調査の公正中立性の確保、それから関係職員の協力義務と、調査の実効性を確保するための措置についてあわせて規定させていただいておりまして、再発防止に向けた発注機関の徹底した対応が求められております。 さらに、与党案の三条六項におきましては、各省各庁の長等に対し、調査の結果及び改善措置の内容を一般に公表することを義務づけております。 なお、発注機関における調査結果及び改善措置につきましては……
○江田委員 おはようございます。公明党の江田康幸でございます。佐藤先生に続きまして、質問をさせていただきます。 介助犬は、障害者の皆さんの求めに応じて落とし物を拾ったり、遠くにあるものを持ってきたり、ドアを開閉したり、荷物を運んだり、また靴下などの衣類の着脱を手伝ったりなどなど、障害者の皆さんの自立には欠かせない重要な存在となっております。しかし、今の日本では、介助犬は社会における市民権を得ておりません。盲導犬のように法的な位置づけがないからでございます。このため、ペットと同一視されて飲食店や乗り物で同伴を拒否されたり、さらには育成の公的な補助もございません。 このような問題を解決して障害……
○江田委員 公明党の江田でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 本日は、健保法の改正と健康増進法の関連について御質問をさせていただきたいと思っております。 まず、健保法の改正でございます。 もちろんのことなんですが、医療の抜本改革の目的というのは、この破綻寸前になっている保険財政の立て直しと、競争原理の導入による医療の効率化と質の向上にあるということはもちろんであると思っております。 我が党は、医療制度改革に当たりまして、改革なき負担増は断じて許されない、そういう立場から、今回の患者負担増の大前提としまして、一つは診療報酬体系の見直し、また二点目は新たな高齢者医療制度の創設、……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 前回に引き続きまして、健康増進法案についてお伺いをさせていただきます。 急速な高齢化が進んでいる現在、単に長生きができるだけでなく、高齢期になっても心身ともに健康で充実した生活を送れることが国民一人一人の願いであり、ひいてはこれが、増大する医療費、介護費を抑制することにもつながるという意味で非常に重要であると思っております。健康増進法案は、このような健康で過ごすことのできる期間、いわゆる健康寿命を延ばすことができるよう、初めて健康づくりのための法的基盤を整備しようとするものであり、その意義は大変に大きいと私は思っております。 健康づくりを進める……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の先生方、お忙しい中、貴重な御意見をお伺いできまして、ありがとうございます。 今、医療の抜本改革が叫ばれておりますが、その医療制度の改革と同時に、先ほどから何度も出ていますように、少子高齢化が進む中で、いかにして医療また介護にかからないで健康でいられるか、元気でおれるか、これが増大する医療費を抑制する一つの大きなかぎになるということは言えるかと思います。 これまでは、そういう早期発見、早期治療、先ほども申されておりましたが、これに重点が置かれてきましたけれども、今、生活習慣病の問題が非常に大きな問題となっておりますが、こういう病気……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、各公述人の先生方、先ほども申されましたように、貴重な時間をつくっていただきまして、それぞれのお立場で貴重な御意見をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。私も、幾つか質問をさせていただいて、国会審議の参考にさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 今論じられておりますように、各医療保険制度は財政赤字に苦しんでいる真っただ中でございます。政管健保は本年度中に積立金が底をつく、これが現実でございます。このままでは日本が、先ほども齋藤先生でしたでしょうか、WHOの評価でも世界一の質を誇るこの国民皆保険制度が崩壊し……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、薬事法並びに採供法の改正に関して質問をさせていただきます。 今回の薬事法改正は、特に生物由来製品に関する安全性の確保、強化、これが課題と認識しております。私も長年、バイオテクノロジー技術を駆使しました遺伝子組み換え技術や細胞工学、そういったバイオテクノロジーを駆使した新薬の研究開発に携わってきた専門家の一人として、今回の薬事法並びに採供法の改正に関しては以前より注目をしておりました。 この生物由来製品というのは、二十一世紀のバイオの時代におきまして、新しい医療の可能性を担う重要な治療法を提供するものとしての可能性も秘めておりまして、それ……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、各専門分野の先生方が、貴重なお時間をいただいて、御意見をいただいております。本日の意見陳述についても十分に参考にさせていただいて、今後の薬事行政、また血液製剤等についてしっかりと考えていきたい、このように思っております。 まず、永山参考人にお伺いをさせていただきます。 これまで創薬を通じて国民医療に画期的医薬品を提供してこられた製薬業界を代表する参考人に対して、感謝を申し上げたいと思います。 創薬の活動を支えることは国の責務であり、米国は、バイオ、ゲノムの発展に対して多額の研究リソースを国家戦略的に投じてきておるわけでございます。例え……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、時間調整を我が公明党のためにしていただきまして、民主党の皆様には御礼を申し上げます。 今、種々議論があっておりますが、基本法の基本理念の実現を図るために、効率的かつ安定的な農業経営を育成して、これが農業生産の相当部分を担う農業構造を確立することが現在の重要な課題となってきております。そういう中で、農業経営、農家の皆様方の状況もなお厳しいものがございますが、本法案に基づく措置が、今後、経営政策を展開していく中で大きな役割を果たしていくことを期待するものでございます。 早速、幾つかの質問をさせていただきたいと思います。 まず、農林漁業金融……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、四人の参考人の方々、御苦労さまでございます。私の方から幾つか質問をさせていただきます。 まず、このBSE問題に関する調査検討委員会報告書、読ませていただきました。この報告書は、BSEの発生防止で後手後手に回ったその農水省の対応を「重大な失政」、そのように結論をつけられまして、そして、食の安全確保のためには、新法の制定と新しい行政組織の発足を提言されているという内容であるかと思っております。 今回、この報告書は、先ほども高橋先生申し上げられましたように、公開して、そして客観的な評価をもっての検証結果であるとおっしゃられました。最初に、やは……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。一般質疑をさせていただきます。 まずは、BSE対策関連について、時間もないことですので早速に入りたいと思うんですが、幾つか用意しております。まず、四頭目が今回北海道から発見されたということで、今回のBSE牛を含めましてすべて九六年春生まれであり、四頭とも同じメーカー製の代用乳が与えられている。感染源の解明の重要なこれは手がかりになると考えます。 そこで、これまでの感染源及び感染ルートの解明につきまして、調査結果をまとめてお聞きしたいと思います。この際、これまでの原因究明の結果について、中間報告でも、国民に明確に報告すべきではないかと私は思うのですが……
○江田委員 公明党の江田でございます。おはようございます。 本日審議されておりますこの水産四法は、今後の日本水産業の発展のために非常に重要な政策を含む法案であると思いますので、四法それぞれについて、真正面からきょうは議論させていただきたいと思っております。 まず、漁業再建整備特別措置法等の改正案についてお聞きさせていただきます。 改正案では、これまで中小漁業の振興に特化して、団体主導により構造改革を進めてまいりました中小漁業構造改善計画制度を見直して、沿岸を含む全漁業種類を対象に、意欲ある漁業者等が創意工夫を生かして行う経営改善の取り組みを支援する漁業経営改善計画制度を創設することとされ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。
本日は、大きく二つのことについてまず質問をさせていただきます。
まず最初に、医療の安全性に関する質問をさせていただきたいと思っております。
近年、多くの医療事故が報じられておりまして、医療の質や安全性に対する国民の関心が高まっている中で、今般、京都民医連中央病院が検査にかかわる診療報酬を不正請求していたという極めて悪質な事件が起こっております。
まず、本事件の概要と主な経過について教えてください。
【次の発言】 今お答えいただきましたように、今回の事件は、一九九八年から四年もの長きにわたって、医師の指示による細菌培養検査を実施していない……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。本日は非常に短い時間でございますが、早速質問に入らせていただきます。 本年四月に改正されました診療報酬改定の影響、特に慢性腎不全の患者の人工透析治療における食事加算の廃止と時間区分の廃止にかかわる影響についてお伺いをいたします。 今回、本年四月の診療報酬改定がどういう影響をもたらしたかについて、社団法人の全国腎臓病協議会が七月時点の調査を実施して、その詳しい結果を九月の十日に公表しております。 まず、時間区分廃止の影響についてでございますが、今回の調査結果では、透析時間は四時間が圧倒的多数を占めております。全員が同一時間で透析を行っている施……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の方々、御苦労さまでございます。 この有明海、これは、きのうも視察に行ってまいりましたけれども、広大な干潟を有しておりまして、タイラギ、アサリ、アゲマキ、地域特有の魚介類が生息する豊かな海でございます。我が国にとりましても貴重な海域でございます。しかし、今議論されておりますように、平成十二年十二月に、ノリ養殖業、かつてない不作に見舞われました。そして、アサリ、タイラギなどの魚介類も約三十年にわたって漁獲量の減少が続いている、そういう環境の悪化が懸念されているところでございます。 このような有明海及び八代海を豊かな海として再生……
○江田(康)委員 おはようございます。公明党の江田康幸でございます。 早速質問に入らせていただきますが、有明海、これはもう広大な干潟がございまして、タイラギ、アサリ、アゲマキ、こういう地域特有の魚介類が豊富に生息する豊かな海でございます。我が国にとって極めて貴重な海域でございます。 しかし、一昨年、ノリ養殖業、かつてない不作に見舞われて、アサリ、タイラギなど魚介類も三十年以上にわたり漁獲量の減少が続く。そういう有明海の環境の悪化が懸念されている状況の中で、我々与党三党としまして、このような有明海また八代海を一刻も早く再生するために、有明海、八代海再生特別措置法案を前国会から提出してきたわけ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。
今回の無登録農薬問題では、新聞等の報道によりますれば、輸入業者による違法な輸入や輸入代行業者を介した個人輸入等によりまして無登録農薬が広範にわたり販売されて、ほとんどの都道府県で多くの農家が購入、使用してしまった、こういう事件でございます。
そこで、このように全国的に展開してしまった問題につきまして、先ほども御答弁なさいましたけれども、国にも責任があったと考えますが、今回の事件の原因について、国としてどのように考えておられますか。
【次の発言】 さらに、農林水産省の発表によりますれば、総点検の結果として、無登録農薬販売事業所二百五十四業者、……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、短い時間ではございますが、個々の課題、アレルギー対策、SARS等について、またテロ対策等について御質問をさせていただきたいと思っております。 まず、公明党では、党内にアレルギー対策プロジェクトを設置いたしまして、長年にわたってアレルギー疾患の総合対策について政府と連携し、これを強力に推進してきたところでございます。本日は、平成十三年四月に我々が提言いたしましたアレルギー制圧十カ年戦略をもとに、このアレルギー疾患の総合対策として重要な点について質問並びに提言をさせていただきたいと思っております。 まず最初の課題は、研究開発体制の強化……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 早速質問に入らせていただきたいと思うんですが、昨日発表されました合計特殊出生率は一・三二。これは、一・三三からさらに後退しまして過去最低を記録したということでございます。昨年一月に公表されました将来推計人口におきましても、これまで少子化の要因として指摘されてきました晩婚化、これに加えて夫婦の出生力そのものが低下しているという現象も新たに見られることが今回は指摘されている。少子化の進行はとどまるところを知らない。そういう深刻な状況にあるという中で、きょうは御質問をさせていただきたいと思っております。 時間がございませんので、焦点を当てて質問を……
○江田(康)委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、上田清司君を委員長に推薦いたします。
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。私、本委員会は今国会から初めてでございまして、初の質問になりますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 最初に、三宅島災害対策についてでございます。 きょうは、主に被災者の生活支援を中心にお伺いをしたいと思っております。 昨年五月十六日に本委員会で決議が行われました。避難生活が長期化している三宅島、その方々の生活の安定と島の復旧復興に、政府に最大限の対応を求めた内容でございましたが、この決議を受けて、政府におかれましては、三宅島また三宅村民の方々へどのような支援が行われたのか、この件について大臣に御答弁をお願いしたいと思います。
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 幾つか質問を用意しておりますが、二十分という短い時間ですので、早速に質問に入らせていただきたいと思っております。 まず、七月十六日に、私も三宅島の噴火災害の復旧状況等について委員会で視察をさせていただきました。したがって、三宅島の関連についてまずは質問をさせていただきたいと思っております。 今回の視察は、委員長も申されましたように、今後の本格帰島後の生活の支援等について検討するためでもございました。私、全島を視察させていただきまして、特に目立つのは、あそこはトタン屋根を使っていらっしゃいますが、その屋根が腐食して、かなりな住宅の被害が出て……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、この二法案について質問をさせていただきます。 平成十二年、これは私も衆議院議員になりまして初年度でございますので忘れもしませんが、雪印乳業の黄色ブドウ球菌毒素による食中毒事件、これは、患者数が約一万五千にも及ぶその規模の大きさと、大企業の工場が発生原因であったということから、消費者心理に非常に大きな影響を与えた問題でございました。 さらには、平成十三年の九月に我が国で初のBSEの事例が発生しまして、これを機に多くの消費者が牛肉の購入を控える、そういう問題が生じたわけでございます。また、その後発覚したさまざまな食品の偽装表示問題、こ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 前回のトレーサビリティー法案、それからHACCP支援法案に続きまして、食の安全、安心確保のための農水省関連の法案について質問をさせていただきます。 早速、質問に入らせていただきます。 まずは、肥料取締法についてでございます。 近年、下水道の普及、また資源のリサイクルが進められている中で、下水汚泥を原料とした肥料がふえてきております。この汚泥肥料、いわばこれは副産物でございますが、価格は安いんですね。ですから、前回からも私は質問しておりますけれども、生産資材費を低減させて、そして国際競争力に勝つ農業、畜産業をつくらなくちゃいけない、そうい……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日の議案は、農業経営基盤強化促進法の一部改正案、それから農業災害補償法の一部改正案でございます。これらの法律は、ともに農業経営のあり方に密着したものであると承知をしておりますが、我が国の農業経営の中心は、これは何といっても、米、稲作でございます。また、経営の改善が最も必要とされているのも、またこれ、米、水田農業でございます。 一方、米につきましては、この農林水産委員会におきまして、食糧法について、参考人質疑を含め、長時間にわたって議論を行ってまいりました。そして、その中で、食糧法の改正案の内容のみならず、米政策改革全般について議論をしてき……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。きょうは、三十分間、短い時間でございますが、質問をさせていただきます。 質問内容は、WTOの農業交渉関係について若干、そしてきょうは、以前より取り上げたいテーマでございました林業政策について質問をさせていただきたいと思っております。 まず、WTOの農業交渉関係についてでございますが、私も、本年三月に、衆議院の訪欧派遣団としまして、松岡団長を初めとして超党派でジュネーブに、またフランスに行ってまいりました。その際、ハービンソン議長ともお会いしまして、それで厳しい、激しい交渉を行ってまいりましたが、アメリカ、ケアンズとの隔たりは非常に大きいものが……
○江田大臣政務官 おはようございます。昨年九月に経済産業大臣政務官を拝命いたしました江田康幸でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 中川大臣を補佐いたしまして、坂本副大臣、泉副大臣、そして菅大臣政務官と力を合わせまして、産学官連携の推進等を通じて、イノベーションあふれる経済社会を必ずや構築するなど、経済産業行政のより一層の充実に努めてまいる所存でございます。 根本委員長を初め本委員会委員各位の皆様のより一層の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございます。(拍手)
○江田大臣政務官 今委員御指摘のように、例えば現在、フィリピンからは看護師、介護士、またホームヘルパー等の受け入れ等の強い要請がまた出されております。また、タイからはタイ式マッサージまた調理師という、さまざまな人の受け入れというのが言われているわけでございます。 我が国の発展ということを考えました上におきましても、少子高齢化というのが今我が国では影響を受けてくるわけですが、中長期的に労働力が減少すると見込まれる中で、我が国の持続的な経済発展をどう維持していくかという観点から、教育、医療、そういう問題も含めて、外国人労働者の受け入れの問題も真剣に検討していくべき、そういう段階にあるということで……
○江田大臣政務官 先生がおっしゃられますように、市町村の行政の区域と商工団体の地区が異なるようなケースも、今回、合併が認められることになりました。こうした場合には、地域の商工業の実態から見てそれが適切であるかどうか、また、行政と商工団体の一体的な活動に支障が生じないかどうかを、この改正法の第二十七条第二項に、「関係市町村内の商工業の総合的な改善発達に支障を生じないこと」ということをこの認可の要件にしております。 また、こうした合併や設立の認可を行うに当たりましては、関係都道府県知事及び関係市町村の意見を聞くことと、これも二十七条三項にしておりますので、この一体的な活動が発展的に行われますこと……
○江田大臣政務官 先生御指摘の無理な勧誘、そして取引に当たっての委託者保護に欠けるような行為に関するトラブル、こういうことに関しまして、農林水産省とも密接な連携のもとにこの指導監督を行うとともに、法令違反をした場合においては厳正な行政処分を行っているところでございます。 具体的に申しますと、まず、商品取引員から財務状況を、また委託者資産の分離保管状況、それから委託者とのトラブルの状況等につきまして定期的に報告をさせております。財務、業務についての不断の監視、指導を行っているところでございます。また、年間、全取引員といえば九十七社あるんですが、その三分の一程度に当たる三十社前後の商品取引員に対……
○江田大臣政務官 先生御指摘の、例えばやせ薬とかやせますよとか、そういうような誇大な広告で、それで消費者に高額商品を売る、こういう悪質商法、こういうトラブルが非常に顕著になっております。 このような悪質商法に対しましては、現状では、専ら行政庁側が誇大さの裏づけを証明する必要があるというふうに現行ではなっておりますので、迅速な法執行が非常に困難となっておりまして、その間に消費者の被害が拡大するということになってまいります。 ですから、今回の法改正案では、商品の効能、効果等について誇大な広告をしている疑いがあると認められる事業者に対しましては、合理的な効能、効果の根拠資料を提出せよということで……
○江田大臣政務官 両副大臣、政務官と一緒でございますので、控えさせていただきます。(発言する者あり)
【次の発言】 日歯連からの政治献金等、一切ございません。
【次の発言】 地元含めてございません。
【次の発言】 今般の改正案は、企業と研究者の間に情報や交渉力などの格差があることを踏まえまして、職務発明の対価を取り決めるに当たりましては、当事者間の自由な取り決めにすべてをゆだねるだけではなくて、取り決めたところにより支払うことが不合理であってはならないとしているところでございます。そして、不合理でなければ、その取り決められた対価が相当の対価として裁判所にも尊重されてまいります。
具体的に不合……
○江田大臣政務官 産総研の方では、この職務発明規定に基づきまして、研究者が生み出した特許権等の知的財産権は、すべて産総研に帰属することになっております。 また、知的財産権の実施料収入が得られた場合でございますが、知的財産権を生み出した研究者個人に対しましては、その実施料収入が百万円以下におきましてはその五〇%、百万円以上におきましてはその二五%の実施補償金を支払うという規定になっております。金額には上限はつけてはおりません。 なお、こうした取り扱いに関しましては、今後非公務員型に移行してまいりますけれども、現時点におきましてはこれを踏襲していくということでございます。
○江田大臣政務官 先生にお答えいたします。 経済産業省としましても、先生御指摘の消費税の総額方式への移行に際しまして、製造業者さん、それから納入業者さんの方から、実質的な本体価格の引き下げ、さらには、今御指摘の一円未満の端数処理に関する負担等に対する強い懸念があることは承知しております。 こういう中におきまして、表示の変更に際しまして、取引関係にある事業者間におきましては、価格設定、取引条件等について独禁法で禁じている優越的地位の乱用行為、これは一方的に値下げさせるような行為でございますね、そういうような行為や、また、下請代金支払遅延等防止法に違反するような行為、すなわち、通常支払われてい……
○江田大臣政務官 経済産業省としましても、地域における産学官連携の促進を通じて、そして共同の技術開発、新事業の展開を図る上で、産業集積というのは非常に重要でございます。 いわゆる産業クラスターの形成を推進するということにおきましても、地域経済の活性化には非常に重要でございますが、こういう施策の中から生まれた技術開発の成果につきまして、知的財産として保護、活用することは極めて重要になってきている、そういう昨今であると考えております。 特に、ビジネスのサイクルが早まってきておりまして、従来にも増して迅速な経営判断というものが求められるきょうでございますので、こうした地域発の知的財産について紛争……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、独禁法改正について質問をさせていただきます。 まず、独禁法は、皆さんもよく御存じのように、経済の憲法とも言われております。この独禁法が十分に機能して、そして市場における公正な競争が促されれば、これは経済の活力を生み出す力になるわけであります。 しかし、違反企業に対する課徴金制度が一九七七年に導入されたものの、談合やカルテルというのは、なかなかこれが減少しない傾向がございます。ここ二年間では、違反件数が年間五百件にも達している。違反に対する抑止力はこれでは不十分なのではないかという認識が広がっているわけでございます。一方、談合やカルテルが横行……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 まず、冒頭、イラクで今回犠牲に遭われました香田証生さん並びに御遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げますとともに、今般の中越地震、また台風等で被害を受けられた多くの国民の皆様に心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。 さて、今、私たちは、二十一世紀の我が国を支えて、国民に身近で頼りがいのある司法の実現を目指して、百年に一度と言われる司法制度の改革に取り組んでいるところでございます。いわゆるADR法案は、この司法制度改革の三本の柱のうちの一つと、国民の期待にこたえる司法制度の構築のために重要な法案であると認識をしておるところでございます。 本法……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、刑法等改正に関して質疑をさせていただきます。 警察白書によりますと、平成十五年の一般刑法犯の認知件数は二百七十九万百三十六件に上っております。これは戦後最高水準を更新中であるということだと思いますが、中でも人の命や体などに重大な危害を及ぼす凶悪犯罪の増加が目立っております。 警視庁の統計によりますと、最近十年間の認知件数の変化を見ても、殺人は一三%増、強姦は五三%増、傷害は約二倍、強制わいせつに至っては二・八倍に増加しております。 内閣府の九月の世論調査でも、ここ十年間で日本の治安が悪くなったと回答した人が八六%に上ります。また、自分や身……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、三人の先生にそれぞれの意見をこの刑法改正に関して述べていただきまして、大変勉強になりました。ここに感謝を申し上げます。 先ほどからの議論を、また先生たちの御意見をお聞きしておりますと、治安回復に向けて何が大事か、それは刑罰が最優先か、もしくは犯罪抑止か、そういうような議論があっているような気がしますけれども、私の考えといたしましては、やはり刑罰の強化が、強化といいますよりもむしろ適正化というのが正しいかと思うんですが、刑罰の適正化がまた必要であろうし、犯罪抑止対策というのがまた重要であろうし、そして矯正を図る教育というのが大事である。すな……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、裁判所法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。 今般の司法制度改革におきましては、法曹養成制度の改革が大きな柱の一つとされておるところでございますが、どんな立派な制度をつくっても、これを担って動かしていく、そういう人の部分でございますけれども、人が大事である、その人の養成ができなければならないわけでございます。質、量ともに豊かな法曹を得るということが一番重要であるかと思っております。 今般の最高裁判所の改正につきましては、法曹養成の最後の課程であります司法修習について、司法修習生に国から給与を支給する制度を、国から修習資金……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、中小企業新事業活動促進法案について質問をさせていただきます。 現在の我が国の経済の動向でございますけれども、これは全体としまして回復基調の踊り場にあると言われておりますけれども、大企業と中小企業では依然格差がございますし、また地域別、業種別でも回復には偏りが見られておりまして、中小企業にとっては依然厳しい状況にあると思っております。 先ほど来出てきておりますけれども、やはり日本の全企業数の九九%以上、そして雇用者数の七〇%を占めているのは中小企業でございます。まさに我が国経済の屋台骨でございまして、中小企業の活性化なくして日本経済の再生はな……
○江田委員 おはようございます。公明党の江田康幸でございます。 本日は、短い時間ではございますが、与党を代表して質問させていただきます。 地域ブランド化の取り組みにつきましては、今、地域経済の活性化に資するものとして各地域で積極的にその取り組みが進められているところでございます。しかし、そうした取り組みが進む中で、そのブランドに便乗して悪用するというような者が出てくることも否定はできないわけでございます。この地域ブランドを保護するのが商標法に基づく地名入り商標であるわけであります。 今回の法改正は、地域名と商品名から成る地名入り商標について、使用により一定程度の周知性を獲得した段階で、一……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 きょうは、参考人の先生方、貴重な御意見をいただき、大変にありがとうございました。今後の審議の参考にさせていただきたいと思っております。 二月十六日に京都議定書が発効されたわけでございますが、この京都議定書は、地球温暖化を食いとめる唯一の国際的な取り決めでありまして、我々は、京都議定書にいろいろな課題、問題はあるとしても、この歴史的な議定書の発効を温暖化防止への重要な一歩としなければならないと思っております。 私は、地球温暖化問題の本質というのは、世界全体の温暖化ガスをどのようにして有効に削減していくかということにあると考えております。地球温暖化……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する法律案について、質問をさせていただきます。 まず、地球温暖化を防ぐため、二酸化炭素など温室効果ガスの排出削減を目指す京都議定書が二月の十六日に発効されたわけでございます。近年、世界では、猛暑や洪水、干ばつなどの温暖化の影響とされる異常気象が頻発しております。東京大学などグループが、昨年、世界最大規模のコンピューター、スーパーコンピューターで調べた将来の気候予測は衝撃的なものでございまして、現在のままでいくと、地球の平均気温は今後百年間で四度、二一〇〇年には日本国内の真夏日が百日を超えると予測……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、今般閣議決定をされました国民保護基本指針を中心に質問させていただきたいと思います。 国民保護基本指針は、我が国が武力攻撃や大規模テロを受けた際の国民の避難・救援などの対応を規定するものでございます。昨年成立しました武力攻撃事態対処法、また国民保護法の運用基準となるものでございまして、有事への対応がいよいよ実施段階に入ることになると思います。 公明党は、国民保護法など有事法制につきまして、国民の生命財産と憲法に保障された基本的人権を守る観点から、有事法制の整備を推進してまいりました。もし有事法制がなければ、万一のときに超法規的な措置をとる……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、子供たちを取り巻く治安の問題について質問をさせていただきます。 つい先日、大阪府の寝屋川市の小学校におきまして、十七歳の少年が、母校の小学校を訪問して、対応した教員を殺害、ほかの教員にも切りつけるという衝撃的な事件が起こりました。またかと、あの池田小学校事件を思い起こされた方々も多いはずでございます。 今日、子供を取り巻く治安の悪化というのは極めて憂慮すべき状況にございます。特に、学校への不審者侵入事件や登下校時に子供たちが襲われる事件が相次ぐなど、社会的弱者である子供たちがねらわれる犯罪が急増しております。 警察庁の調べによりますと……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、三人の専門家の先生たちから貴重な御意見をいただきまして、大変私も勉強になりました。ありがとうございました。 三人のそれぞれを代表する方々からの御意見では、私も、今の御意見としては、やはり基本的にはこの筆界特定制度の新設においては賛成である、そのように理解をさせていただきました。 本法律案の取りまとめに当たりましては、皆様からの強い要望があって、まずは、境界確定委員会は組織せずに筆界調査委員をもって行うものとすること、また、当該調査委員の業務の範囲は所有権に関する調停から筆界特定に限定するということにしたこと、また、境界確定は職権で行うこ……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、引き続きまして監獄法の改正について質問をさせていただきます。 最近の我が国は、治安状況の悪化が大きな社会問題となっておるところでありまして、かつては、治安のよさは世界でも誇っていたわけでありましたが、最近では、もう多くの方々、国民が心配しているような、身近に凶悪事件が相次いで発生しているような状況でございます。 このような状況の中で、国民が安心して暮らせる安全な社会を再生していくためには、さまざまな観点から対策を講じなければならないと思いますけれども、その一つとして、やはりこの監獄法の改正に焦点が当たっておりますところの、刑務所における受刑……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、貴重な意見を各参考人から聞かせていただきまして、大変ありがとうございます。 今回の会社法制案では、実質的に、企業実態に応じた会社区分の見直しを初めとしまして、会社制度の利用者の視点に立った抜本的な大改正が行われておりまして、その点を私は評価すべきだと思っております。 私の方からは、制度利用者の立場に立った改正という視点から、今回の会社法制案の内容につきまして、各参考人の方々に、基本的なところについて押さえておくべきかなと思いますので、質問をさせていただきます。 まず、会社法案におきます大きな改正事項として指摘されておりますのが、株式会……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、人身取引にかかわる刑法等の改正について御質問をさせていただきます。 二〇〇〇年に人身取引防止議定書が国連で採択されまして、我が国も二〇〇二年にこれに署名したわけでございます。しかし、日本には、八〇年代、九〇年代から、タイ、フィリピン、中国、メキシコ、コロンビアなど、数多くの国から女性が商品として送り込まれる人身取引が行われ、それが依然続いている状況でございます。 これらの女性の方々は、だまされて来日するケースも非常に多いわけでございまして、通常一人数百万円の架空借金が課せられて、パスポートを取り上げられて監禁され、売春などを強要され、逃……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 きょうは、参考人の先生方には大変貴重な御意見をいただきまして、これからの法案の改正の審議にぜひとも役立てていきたい、そのように思って、その意味からも幾つか質問をさせていただきたいと思っております。 今、参考人の皆様から、今回の改正については一応評価できる、人身売買罪も新設されていきますし、法定刑の上限も引き上げる、一応の評価はできるだろうと。しかし、今後の一つの大きな課題として、被害者の保護がやはり重要であって、これなくしては、加害者の処罰も人身取引の防止に至ってもそれはできないのではないか、こういうような御意見ではなかったかと思います。 まず……
○江田副大臣 私も、その数値のところは、たしか今おっしゃいましたように、〇・一%に踏み込んできちんとやっていこうということだと思いますが、その方向でまた党としては努力していくと思っております。
【次の発言】 大臣お答えのとおり、その方向で進みたいと思っております。
○江田副大臣 昨年の十一月二日に環境副大臣を拝命いたしました江田康幸でございます。 二十一世紀は環境の世紀と言われ、環境と経済の好循環を目指して新たな社会の構築が求められておるところでございますが、環境省が、小池大臣のもと、その責任を十分に果たしていくことができますよう、全力で環境行政に取り組む所存でございます。木村委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。 続きまして、平成十八年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について御説明申し上げます。 まず、一般会計予算では、総額二千百七十四億二千九百万円を計上しております。 以下、その主要施策について御説明申し上げ……
○江田副大臣 事前にいただいていた質問とちょっと違うかと思うんですが、先生御指摘のように、ペットボトルは違う種類の材質からできておるわけです。PET本体はポリエチレンテレフタレート、またキャップ等においてはポリプロピレン、これを分別する方がペットボトルの再生においては非常に質の高いものができるわけでございますので、そのように分離回収を推進していく取り組み、また、NPOがそれをやっておられれば、それに対しては非常によい取り組みだと考えます。
【次の発言】 お答えいたします。
まず、現行法では、一定の回収率の基準を満たしながら、先生御指摘のリターナブル容器の回収を行うものとして主務大臣の認定を受……
○江田副大臣 御指摘の環境研究というのは、第三期の科学技術基本計画におきましても、引き続き重点四分野の一つということで、これからの環境と経済の好循環を目指して持続可能な社会を実現していく上では、この環境技術、また環境ビジネスというのが大変重要になってくるかと認識しております。とりわけ、資源の多くを我が国は海外に依存しているわけでございますので、資源を節約して環境への負荷を少なくしていくこの環境技術・研究というものは、我が国の産業の強化に大きな役割を果たすものと考えております。 先生御指摘されました、すそ野を広げて、中小企業における環境研究のノウハウをまた育てていくという御指摘がございましたが……
○江田副大臣 皆様が大変お好きな上海ガニでございますが、大臣もお好きだということでございました。 我が国に持ち込まれます上海ガニ、これはチュウゴクモクズガニと申しますけれども、食用として輸入されるものがほとんどでございまして、バラスト水によるものは報告はございません。 なお、我が国におけます上海ガニの野外発見事例というのは、東京湾において二例のみでございます。 上海ガニは、先生が御指摘のとおり、ヨーロッパまたはアメリカにおいて生態系への影響が非常に重大との報告がなされておりますほか、日本在来のモクズガニとの交雑のおそれがあることから、外来生物法に基づく特定外来生物に指定しまして、原則とし……
○江田副大臣 先生の御指摘の環境教育についての政府の取り組みについてお答えさせていただきます。 地球温暖化対策の推進に当たりましては、先生御指摘のように、国民一人一人の関心を高めて、そして理解を得ることはもちろん、子供に対する環境教育や、国民の共感を得る働きかけを行い、行動の見直しまで結びつけることが重要でございます。 環境省では、地球温暖化の深刻な影響、温暖化対策の必要性などにつきまして、小中学校での環境学習に用いる副読本を作成しているほかに、テレビ、新聞等のメディアの活用、また講演会、シンポジウムの開催、そしてパンフレット、DVDの作成など、国民への情報提供、普及啓発に努めているところ……
○江田副大臣 京都議定書におけます温室効果ガス削減の目標は、先生もおっしゃいましたように、九〇年比マイナス六%でございますけれども、二〇一〇年度時点において、この温室効果ガスの総排出量の見通しは、現行の対策を引き続き実施するとした場合、基準年、九〇年比で、逆に約六%の増加になると見込まれております。 こうした排出量の増加を抑えるために、昨年四月に閣議決定されました京都議定書目標達成計画におきまして、国内における排出抑制対策、また、森林吸収源の増大及び京都メカニズム等の追加的対策の実施によりまして、基準年比一二%の排出量削減を行わなければならないこととされました。 この一二%のうち、国内排出……
○江田副大臣 先生の御質問、循環型社会形成推進基本法と今回の法案との関係かと思いますが、現行法の施行後に制定されたのが循環型社会形成推進基本法でございます。そこにおきましては、これまでのリサイクルに加えて、リデュース、リユースの強化が位置づけられたところでございまして、今回の、容器包装廃棄物のスリーRを推進するためのさらなる施策展開を図るとともに、より効率的な再商品化の推進、その質的な向上を図るために諸々の施策を講ずるとしたところでございます。 したがって、今回の改正案というのは循環型社会形成推進基本法を十分に踏まえたものでありまして、これによって我が国の循環型社会形成がさらに推進していくこ……
○江田副大臣 先生の御指摘、これまでの御質問も大変重要なことかと思います。 ただいまの御質問の中で、市町村、事業者また消費者に求められる取り組みということで御答弁をしてよろしいでしょうか。 今回の改正によって創設される仕組みでございますけれども、効果的、効率的な容器包装廃棄物のスリーRを推進するために、市町村、事業者、消費者の連携のもとで分別収集の質を高めて、再商品化の合理化を促進することを目指すものでございます。 この仕組みを進めるに当たりまして、市町村には、分別排出の徹底に関する住民への周知、また異物等が混入した容器包装廃棄物の収集見合わせ、さらには市町村の選別工程における異物等の除……
○江田副大臣 お答えいたします。 鳥獣保護法の平成十一年の改正によりまして、野生鳥獣の個体数の管理、生息環境管理、また被害防除対策を科学的、計画的に実施するために、都道府県が策定する特定鳥獣保護管理計画、特定計画と申しますが、その制度が創設されたわけでございます。本年四月現在、五種類を対象として、四十二都道府県で七十九計画が策定されております。 環境省におきましては、特定計画の実施状況や評価に関する調査を都道府県に対して行い、その結果を取りまとめてフィードバックするなどして、特定計画の改善が進むように技術的な支援を行っているところでございます。 この調査の回答からは、計画対象種によって異……
○江田副大臣 田端先生には、それこそ、与党PT等で法案の作成の段階から成立に至るまで尽力していただきました。 先ほどの質問にお答えさせていただきますが、環境省では、平成十七年度から中皮腫の死亡者を対象としまして石綿の健康影響に関する実態調査を実施しております。初年度は兵庫県における調査を実施いたしました。また、今年度も引き続き大阪府と佐賀県においても実施する予定にしております。 兵庫県における調査におきましては、職域に関する暴露を受けた者が多かったのが神戸市でございました。しかし、それと比較して、尼崎市の方では暴露経路が特定できなかった者が多いという結果でございました。 このため、今年度……
○江田副大臣 小池大臣にかわってお答えさせていただきます。 深刻化する地球温暖化問題への対応は喫緊の課題でございます。我が国は、京都議定書により、温室効果ガスの六%削減が義務づけられておるわけでございますが、我が国の温室効果ガスの総排出量は二〇〇四年で七・四%増となっておりまして、六%削減約束の達成のためには一三・四%もの削減が必要となっており、さらなる対策、施策の強化が必要となっている状況でございます。 石油特会によります環境省の事業は、地球温暖化対策の中核として、目標達成のための重要かつ有効な手段の一つでございます。効果的、効率的な運用を図りつつ、今後一層の充実を図る必要があると考えて……
○江田副大臣 先生からの御質問にお答えさせていただきます。 まず、予算決算会計法令九十九条の六に基づく見積書の徴取に関係する御質問だったと思います。 この法令によりますれば、「契約担当官等は、随意契約によろうとするときは、なるべく二人以上の者から見積書を徴さなければならない。」とされておるとおりでございます。しかしながら、報道で指摘されております調査研究費等につきましては、その専門性のために、相手が一人しかいない場合、ほかの者と契約することができないことから随意契約としているものでありまして、その性質上、他者から見積書を徴することは困難と考えてきたところでございます。このことは会計規定上も……
○江田副大臣 委員の質問にお答えさせていただきます。 予算決算及び会計令第九十九条の六におきましては、「契約担当官等は、随意契約によろうとするときは、なるべく二人以上の者から見積書を徴さなければならない。」とされております。しかしながら、先日もお答えさせていただきましたけれども、お尋ねの調査研究費等の契約につきましては、その専門性のためにほかの事業者と契約することができないということから随意契約としているものでございまして、その性質上、他社から見積もりを徴することは困難と考えてきたところでございます。 しかしながら、契約の透明性、効率性の確保の観点からしまして、随意契約の見直しが求められて……
○江田副大臣 田端先生には、さきの動物愛護管理法の改正におきましては御尽力をいただきまして、大変ありがたく思っております。 所有者から自治体に引き取られる犬、猫の頭数、これは、先ほども局長が申しましたように、減少してきているところでございますが、動物愛護の観点からは、まだまだ全般的に改善の余地があると思っております。 このため、環境省では、これも先ほど御説明いたしましたけれども、この「犬及びねこの引取り並びに負傷動物等の収容に関する措置」を定めたところでございます。この告示におきまして、既に自治体における保管期間を長くすることなど、また、犬、猫の生存の機会を拡大するように、そのように通知を……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 先ほどからの議論に引き続いて、私の方から一般質疑をさせていただきますが、本日は、時間も限られておりますので、地球温暖化対策から再生可能エネルギー、また漂着ごみ問題、そしてアジアにおける環境協力というような観点から質問をさせていただきたいと思っております。 先ほどからありますように、地球温暖化問題は、人類の生存にかかわる大変喫緊な課題でございます。 二〇〇五年度の温室効果ガスの総排出量というのが速報値で出ましたが、十三億六千四百万トンで、京都議定書の基準年の総排出量と比べて八・一%上回っている。前年の二〇〇四年度の総排出量よりもさらに〇・六……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 大臣、御苦労さまでございます。先ほど来からも質問が続いておりますが、地球温暖化対策というものと循環型社会の構築という政策は我が国の環境政策の車の両輪でありまして、二本柱でございます。 先ほど来から温暖化対策については質問がなされておりますけれども、この件につきましては、私、二十六日の月曜日の予算委員会でぜひとも集中的に質問させていただくこともございまして、本日は、循環型社会、特に国際的な循環型社会の構築、ここに焦点を当てて質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 アジアの各国では急速に経済成長が遂げられてい……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、温泉法の改正について質問をさせていただきます。 今、議論も続いているところでございますけれども、温泉といえば、やはり古くから国民に親しまれ、そして人々に安らぎを与えながら、疾病予防とか病気の治療等に、国民の健康増進に広く利用されてきたところでございます。我が国にとっては非常に大事な自然資源であり、また観光や地域経済という観点からも重要な役割を果たしている観光資源でもございます。 こうした貴重な自然資源、観光資源である温泉でありながらも、平成十六年には、利用者に黙って温泉に入浴剤を入れていた事例が発覚するということなど、国民の不信を……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、この自動車NOx・PM法の改正に当たりまして、参考人の先生方には、大変お忙しい中、このように貴重な御意見をお伺いしておりますことに感謝を申し上げる次第でございます。 私の方からも、今議論は続いておりますけれども、質問をさせていただきたいと思います。 現行法による基本方針における目標というのは、窒素酸化物対策地域並びに粒子状物質対策地域において、平成二十二年までに大気環境基準をおおむね達成するという目標のもとで進めているわけでございますけれども、現状としては、大気環境は着実に改善はしているものの、やはり自動車交通量の多い一部の交差点……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、この海洋汚染防止法改正案について、質問をさせていただきます。 先ほど来議論がございますけれども、地球温暖化問題、その予想される影響の大きさやその深刻さから見まして、人類のまさに生存基盤にかかわる最も重要な環境問題の一つであると思います。 最近公表された気候変動に関する政府間パネル、IPCCの第四次評価報告書の一部では、地球の平均気温が上昇することによりまして、異常気象による大規模な災害、また動植物種の絶滅や、世界の食料生産量への影響が生じる、そのように報告されているわけでございます。まさに地球温暖化対策は待ったなしの状況でございま……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、この環境配慮契約法について、提出者の皆様、また政府の方に確認をさせていただきたいと思います。 現状でございますけれども、我が国の温室効果ガスの排出量というのが、九〇年比で一四・一%も増加しておりまして、京都議定書の六%削減約束の達成というのは大変に厳しい状況ということでございます。しかしながら、我が国は、京都議定書を取りまとめた会議の議長国としても、また来年にはG8サミットがございます、その議長国としても、京都議定書の削減約束は何としても達成していかなければならない重要課題でございます。 このような中で、民間に対しても十分な取り組……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の先生方には大変貴重な御意見を伺わせていただいておりますこと、最初に感謝を申し上げます。 私の方からも、この食品リサイクル法の改正に関して、参考人の先生方に御意見を伺い、また後半、審議がございますけれども、参考にしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、先ほどもちょっとお触れになられましたけれども、やはり今、発生抑制ということが非常に大事かと思っております。 そこでお尋ねしたいと思いますが、環境への負荷を減らすためにも、自然界から採取される資源をできるだけ少なくして、そしてそれを有効に使うことによって廃……
○江田(康)委員 私は、ただいま議決されました食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 食品廃棄物等の発生抑制は、循環型社会を形成する上で極めて重要であることにかんがみ、売れ残り等の食品残さを削減するため、発生抑制のみで達成すべき……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、環境大臣からG8サミットにおける結果報告を受けて、地球温暖化対策を中心として私の方から質問をさせていただきます。 大臣からG8サミットについて御報告を受けました。今や、地球温暖化問題は、首脳間レベルで議論をして、世界の潮流をつくっていくべき大変重要な課題となっておるわけでございます。 そういうような中で、今回、安倍総理がサミット参加に先立って、長期目標を初めとした美しい星50を提案し、その主張が今回のサミットの成果において、いわば主要排出国を含むプロセスにおいて、二〇五〇年までに地球規模での排出量を少なくとも半減させることを含むE……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 イラク特措法の延長に関する審議も、これまでの委員各位の真剣な議論によりまして大いに深まった感がいたします。私としては、あえて基本的な項目に絞りまして質問をさせていただきたいと思います。 塩崎官房長官にまずはお伺いいたします。 先ほど来、イラクでの自衛隊の支援活動に対しまして、正当性のない戦争に加担しているなどとする意見がございましたけれども、これは筋違いの話であると思います。自衛隊のこの支援活動は、国際社会の総意としてイラク戦争終結後の復興支援を決めた国連安保理決議一四八三に基づくものでございます。 改めて、イラク特措法に基づく自衛隊の……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 私、この委員会では初めての質問でございますが、きょうはまず一言申し上げさせていただきます。 今年度補正予算案、この法案は、災害対策また学校の耐震化、いじめ対策、さらには障害者自立支援の特別対策等々、大変緊急性の高い案件を盛り込んでおりまして、国民の安全、安心の負託にこたえるものでございます。にもかかわらず、野党の皆さん、旧態依然とした審議拒否をなされてこのように出席されていないことに関しまして、私は、それは責任ある政党政治家のなすべきことではないと強く申し上げておきたいと思うわけでございます。 きょうは時間もございませんので早速質問に入ら……
○江田(康)委員 おはようございます。公明党の江田康幸でございます。 本日は、地方税法また地方交付税法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきますが、三十分という短い時間ですので、幾つか焦点を当てて質問をさせていただきます。 まず、地方税法に関して、最初に住宅のバリアフリー改修にかかわる固定資産税の減額措置についてでございます。 現在、我が国では高齢化が急速に進んでおりますが、介護が必要になっても住みなれた自宅で暮らしたり、また自宅での転倒事故による介護が必要な状態になることを防止するためには、住宅をバリアフリー化していくことは政府として取り組むべき大変重要な課題であるわけでご……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、NHK予算について、基本的な課題について私の方から質問をさせていただきたいと思っております。 早速に質問に入らせていただきます。 NHKに関するさまざまな問題、これは平成十六年夏以降に発覚した一連の不祥事を契機としまして、国民・視聴者の皆様から集めた受信料が果たして適切に使われているのかといった点につきまして、国民・視聴者の間で不信感が高まったことによるところは大きいと思います。 現在、NHKには最高意思決定機関としまして経営委員会が設置されております。この経営委員会の定めるところに従って会長以下が業務執行をする仕組みとなってお……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。きょうは、四名の意見陳述人の皆様には、大変お忙しい中をこのように出席をいただきまして、また、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 幾つか質問をさせていただきたいと思っているんですが、まず最初に私の問題意識でございますけれども、私は、地方分権改革を進めていくためにも、また、中央と地方の格差を是正していくためにも、今まさに地方自治体の財政の健全化が大変重要な時期であると考えております。他方で、しかし、自治体の財政がわかりにくい、ともすればこの議会、また住民も含めて現状認識が不十分であったり、また、過去のしがらみに引きずられたりしがちで……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、短い時間ではございますが、喫緊の課題でございます地球温暖化対策について、私の方から質問をさせていただきたいと思います。 地球温暖化問題につきましては、ここ数年、我が国でも、まれに見る大規模な風水害が頻発しております。また、深刻な被害も生じているわけでございます。 先日、IPCC、気候変動に関する政府間パネルの第四次報告書が公表されましたが、地球温暖化は人の活動によって生じる温室効果ガスが原因であると断定するとともに、今世紀末には、平均気温は最大で六・四度C上昇、北極海の海氷が晩夏には完全に消滅して平均海面水位は最大五十九センチ上昇……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、地球温暖化問題を中心に質問をさせていただきます。 鴨下大臣におかれましては、私と同じ分野、これまで厚生労働行政の方を大きく引っ張ってこられた、まさにお医者様でございます。ドクターでございます。これからは、それこそ、先ほどからも出ておりますように、地球環境のドクターとして、大いに国際的な環境問題、日本がリーダーシップをとれるように力強いお力を示していただきたい、そのように期待しているところでございます。 早速質問に入らせていただきます。 ハイリゲンダム・サミットがことし開かれました。それ以降、非常に活発に、国連のハイレベル会合、ま……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 久しぶりに厚生労働委員会で質問をさせていただきますが、本日は、今問題になっている肝炎問題を中心に質問をさせていただきます。 血液製剤のフィブリノゲンによりまして肝炎に感染したと疑われる方々の資料について、二〇〇二年に製薬会社は作成をしていたけれども、また、厚生労働省はそれを受け取ったわけでございます。その段階で製薬会社は何の行動もとらずに、厚生労働省も個人への知らせもせず、フィブリノゲンを使ったおそれのある人は検査をするよう一般的に呼びかけただけだったとされておる問題でございます。 早い段階で知らされていたなら病気の進行も防げた、先ほど来……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 先ほど大変重要な、テロ支援国家指定解除の動きに反対する決議をこの委員会でさせていただいたわけでございます。拉致は国家主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題であり、我が国はすべての被害者の安全確保及び即時帰国、真相究明並びに拉致実行犯の引き渡しを強く要求するという趣旨でもございます。 両大臣におかれては、また政府においては力強く拉致問題の解決に全力で取り組んでいただくことを踏まえまして、私の質問をさせていただきたいと思っております。 まず、町村官房長官にお伺いをさせていただきます。 拉致問題の発生から三十年、家族会の結成から十年とい……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、地球温暖化対策について、一般質問ではございますけれども、焦点を当てて質問をさせていただきたいと思います。 最初に、基本認識ということで、これは質問ではないんですが、ちょっと述べさせていただきたいなと思うわけでございます。 公明党も、地球温暖化対策本部を活発に開催して、そしてさまざまな分野の皆様から地球温暖化対策についてお話を聞いて、また検討を続けているところでございますが、先日、環境経済学で大変有名な植田和弘先生をお呼びして、お話をさせていただいたところでございます。低炭素社会への課題と展望ということで話を聞かせていただいたんです……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、自民党と公明党、与党を代表して、この大変重要な法案であります地球温暖化対策推進法について、質問をさせていただきます。 地球温暖化問題は人類が直面している今世紀最大の課題でございます。かけがえのない地球環境を健全な姿で我々の子孫に残すことは、私たちにとって最大の使命であるかと思います。近年、ヒマラヤ氷河の融解、また海面上昇など、地球温暖化の影響が世界じゅうで起こっております。我が国においても、猛暑や集中豪雨、異常気象が続いておるわけでございますが、一刻も早く地球温暖化の進行を食いとめて、持続可能な社会を構築することが現代に生きる我々の……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、先ほど来から議論されております、我が国における生物多様性に対する政府の取り組みや今後の方向性、姿勢について、私の方からも質問をさせていただきたいと思います。 生物多様性というのは、我々人類に、食料また医薬品、さまざまな恵みをもたらす人類生存の基盤でありまして、地域固有の財産として地域独自の文化の多様性をも支えており、我々人類にとって必要不可欠な存在であると考えております。 しかしながら、昨年十一月に閣議決定されました第三次生物多様性国家戦略で指摘されておりますように、生物の多様性は、人間の開発行為等による生物種の絶滅や生態系の破壊……
○江田(康)委員 今、委員長から趣旨の御説明のありました、石綿による健康被害の救済に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、公明党を代表して発言をさせていただきます。 石綿健康被害救済法は、アスベストによって健康被害を受けた方々を一刻も早く救済するため、与党において大変な努力を重ね、成立した法律でございます。 本法の制定時には、平成十七年六月に工場周辺住民などへのアスベスト被害が表面化したことに端を発して、この問題に対する社会不安が巻き起こりました。与党では、環境省、厚生労働省を初めとする関係省庁や関係団体の協力を得ながら精力的に検討を行い、事件の発覚からわずか半年余りのうちに法律の……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、G8サミットへ向けての地球温暖化対策について御質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 七月七日の北海道洞爺湖サミットまであと一カ月を切ったわけでございますが、近年のサミットの最も重要な課題は地球温暖化対策であり、また、エネルギーや食料の問題なども、気候変動の不安と関連しつつ、人類の生存基盤を脅かしていると言えるのではないでしょうか。言うまでもなく、G8サミットは主要国首脳による政治のリーダーシップが問われるものでございます。昨年、IPCCが第四次報告書を取りまとめましたが、我々は、最新の科学的知見をもとに、……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、大変お忙しい中、三名の先生方には、この参考人質疑においでいただきまして、ありがとうございます。 私の方からも二十分で質問をさせていただきたいと思います。 先ほど来からの先生方のお話で、今の北朝鮮の置かれている状況、また六者協議の方向、さらには対外的な、韓国等の状況等について、大変よく、わかりやすく御説明をしていただきましたので、頭の整理もできたところでございますけれども、それに関して多少質問をさせていただきます。 最初に、伊豆見先生も、また宇惠先生も、それから重村先生も、同様に、この米朝協議が妥協に向かって大きく進むだろうという……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、拉致問題について集中的に質問をさせていただきますが、早速質問に入らせていただきたいと思います。 六月の十一日、十二日に行われました九カ月ぶりの日朝実務者協議を受けまして、北朝鮮が拉致被害者の再調査、また、よど号関係者の送還問題等への協力を約束すれば、それに対応して、日本政府は、人的往来の規制の解除、さらには航空チャーター便の規制解除等制裁の一部解除をする用意があると表明をされました。 今回の結果につきましては、対話が再開されたことを素直に評価すべきというような声もある一方で、拉致被害者の皆様は、被害者の帰国が実現しない中では事態の……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております平成十九年度補正予算案につきまして、賛成の討論を行うものでございます。 本補正予算案は、財政規律の確保を前提とし、国民生活における安全、安心、地域活性化、原油価格高騰への対応等に配慮しつつ、災害対策を初めとして、必要性、緊急性の高い追加財政需要に適切に対応したものであると評価いたします。 以下、主な賛成の理由について申し述べます。 まず第一には、災害対策として、平成十九年に発生した台風、豪雨、能登半島地震及び新潟県中越沖地震等による災害復旧及び緊急防災事業予算を計上しております。あわせ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。
冒頭、質問通告はいたしておりませんけれども、先ほどもございました、一昨日、沖縄北谷町で起きた在沖米海兵隊による十四歳少女の暴行事件につきまして、一言申し上げたいと思います。
沖縄における米兵による少女暴行事件は、再三の再発防止策にもかかわらず後を絶たず、被害者の人権のみならず県民の尊厳を傷つけるものであり、日米安保体制の重要性いかんにかかわらず、断固許せるものではございません。公明党としましても、事件の解明と再発防止を強く求めるものでありますが、総理の御決意をお伺いいたします。
【次の発言】 どうぞ事件の解明と再発防止に強く取り組んでいただ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、道路特定財源について御質問をさせていただきます。 まず、私の地元の熊本県におきましては、交通手段に占める自動車利用の割合が約九七%と、全国で七二%、三大都市圏で五七%に比べて非常に高くなっておりまして、生活の多くを自動車に頼っておりまして、道路の整備、管理というのは非常に重要な課題でございます。特に、都市部では、渋滞解消、九州新幹線の全線開通に向けての鉄道高架化や駅前周辺の整備、地方部では、通学路や救急医療のための道路整備などについて、その推進が大変必要となっております。また、企業誘致、さらにはそこから生まれる雇用、これを拡大する観……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 きょうは参考人の皆様方には、大変お忙しい中、貴重な意見をお伺いしております。心から御礼を申し上げます。 時間の制限もございますので、早速質問に入らせていただきますけれども、先ほどお話にありますとおり、私も九州、熊本でございます。坂本社長のところと同じ熊本でございますが、その熊本また宮崎、この九州、特に地方というのは、先ほどから話がありますように、交通手段に占める自動車利用の割合が大変高いわけで、道路の整備、管理が非常に重要な課題であることはもう論をまたないと思うわけです。道路特定財源というのは、改めて言えば、渋滞の解消とか駅周辺の整備、さら……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、沖縄振興のあり方に関して主に質問をさせていただきます。両大臣、そして皆様、よろしくお願いを申し上げます。 沖縄は、昭和四十七年の復帰以来ことしで三十六年。この間、国も県も本土との格差是正や自立型経済の構築を目指して努力した結果、各面にわたる本土との格差は次第に縮小されて、県民生活も向上するなど大きな成果を上げてきたわけでございます。 しかしながら、県民所得は昭和五十年を除いて連続して全国最下位、失業率も七・四%と常に全国平均の約二倍の数字となっているわけでございます。 このように、課題はなお少なくないと言わざるを得ないわけでござ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、斉藤大臣御就任後初めての所信に対する質疑でございます。 斉藤大臣は先ほど来ありますようにもともと科学者でございますが、所信の冒頭で、環境問題は地球生態系と人類文明が共存できるかどうかを問う問題である、この解決には科学を基礎とすることが必要であり、科学の成果を尊重していかなければならない、また低炭素社会の実現は第二の産業革命をなし遂げることであると、地球温暖化対策を初めとする我が国の環境政策のあり方について鋭くその本質を示されました。 まさに、地球温暖化は人類共通の最大の課題であって、ポスト京都の世界の枠組みを決めるCOP15に向け……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、沖縄科学技術大学院大学法案について、私の方から質問をさせていただきます。 この沖縄科学技術大学院大学の設置につきましては、平成十三年に提唱された沖縄新大学院大学構想のもとで、沖縄に世界最高水準の自然科学系大学院大学を設立することにより、自立型経済構築に向けて、産官学の連携による研究開発を通じた地域活性化を実現するものとされておるところでございます。 現在までに、生命科学を中心とした科学技術、これはバイオテクノロジーやナノテクノロジー、また環境科学や脳神経分野等で先端の領域を担う科学技術でございますけれども、世界最高水準の研究や教育……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、日本版グリーン・ニューディール関係を主として質問させていただきたいと思っております。 百年に一度の未曾有の経済危機が今世界を、また日本を襲っているわけでございますけれども、我が国も、二〇〇八年度のGDP成長率は年率でマイナス一二・一%、これまで経験したことのない景気の急降下に直面しているところでございます。世界各国が厳しい経済状況に直面している今こそ、環境・エネルギー政策を未来への投資ととらえて、新たな産業と雇用の創出につなげていくべきでございます。 公明党は、このため、ことし一月に、三年間で十兆円規模の投資を行って今後五年の間に……
○江田(康)委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表いたしまして、その提出の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 本修正案は、委員会における質疑等を踏まえ、今回、政府から提出されている土壌汚染対策法の一部を改正する法律案の一層の充実を図るため、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党による協議の結果、取りまとめられたものであります。 次に、本修正案の内容について申し上げます。 第一に、改正後の法第六条第一項の指定に係る区域の略称を「措置実施区域」から「要措置区域」に、改正後の法第十一条第一項の指定に係る区域の略称を「形質変更届出区……
○江田(康)委員 私は、ただいま議題となりました海岸漂着物等の処理等の推進に関する件につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表いたしまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 海岸漂着物等の処理等の推進に関する件(案) 政府は、海岸漂着物等の円滑な処理が我が国の海岸における良好な景観及び環境の保全に不可欠であることにかんがみ、「美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律」を施行するに当たっては、次の事項に留意し、その運用について万全を期すべきである……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 奄美の徳田先生に引き続きまして、この奄美群島の振興開発特別措置法の改正について質問をさせていただきます。 私ども公明党も、この奄美振興については、党内で奄美ティダ委員会というものをつくりまして、長年にわたってこの奄美の自立発展を応援してまいったところでございます。 奄振法、これは大変重要な法律でございまして、これからの奄美の振興、発展、自立に向けて大変重要な改正となる、また延長となるものでございます。本委員会において、また、早急にこの国会において延長が実現できますように、心から願うものでございます。 早速、質問に入らせていただきます。 ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 私は、公明党を代表して、ただいま議論となっております平成二十年度一般会計第二次補正予算案、平成二十年度特別会計第二次補正予算案、平成二十年度政府関係機関第二次補正予算案の三案に対し、賛成の立場から討論を行います。 我が国は、今、百年に一度と言われる経済危機に見舞われ、昨年来の津波が本年はさらに大きな波となって押し寄せてくることが予想されます。その意味では、我々、国民生活に責任を持つ政治家、立法府は、非常時の対策が必要との強い危機意識を持ち、国民生活を守る手を迅速かつ的確に打つ必要があります。 議題となっております第二次補正予算案は、来年度……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、環境、エネルギー、特に日本版グリーン・ニューディールと、地球温暖化対策及び少子化対策について質問をさせていただきます。 世界は深刻な同時不況に見舞われて、日本経済も大変厳しい状況でございます。この経済危機を乗り越えるために、政府・与党は総額七十五兆円規模の経済対策を打ち出しているわけでございます。予算並びに関連法案の早期成立こそ最大の景気対策、経済対策であるということを強く申し上げておきたいと思います。 総理は全治三年と言われておりますけれども、この期間は不況を乗り切ると同時に、新しい成長への力を蓄えて、国民の未来への希望をはぐく……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、四人の意見陳述人の皆様におかれましては、大変お忙しい中、この地方公聴会で我々に地域の実情、そして課題、さまざまな点についてお教えをいただきまして、心から御礼を申し上げます。 私の方も、最後の質問者でございますので、最後になってきますと、大体同じようなことの質疑応答になるかと思いますが、御了解いただきたいとも思います。 まず、一点目でございますけれども、百年に一度と言われるこの世界の同時不況、また、そこに日本が大変な経済危機に陥っている、こういうような状況の中で、この青森県も大変厳しいということを先ほどお伺いしました。有効求人倍率が……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、川口参考人また宇都宮参考人におかれましては、今の派遣の問題、またこれからの経済、雇用の問題、貧困の問題等々、大変貴重な御意見をお伺いさせていただきました。この国会での質疑に反映をさせていきたい、そのような思いで質問をさせていただきます。 まずは川口参考人にお話をお聞きさせていただきたいと思いますが、ことしの自動車業界の見通しというのは大変厳しいと先ほどおっしゃられたわけでございますが、現在のこの日本経済の苦境というのは、もともとアメリカの金融不安に端を発したものであるわけでございます。この金融不安のショックをまともに受けた海外の経済……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十一年度一般会計補正予算案、平成二十一年度特別会計補正予算案、平成二十一年度政府関係機関補正予算案、以上三案に対し、賛成の討論を行うものであります。 一昨日、民主党の小沢代表は、自身の代表辞任の記者会見を行われました。その中で小沢代表は、国民生活の影響を最小限に抑えるために、補正予算案の衆院での審議が終わるのを待った上で代表選挙を実施すると述べ、代表選前に補正予算案の審議、採決に応じる考えを示されました。 にもかかわらず、民主党の皆さんは本日の委員会審議を拒否されていることは、国民生活……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 小沢大臣、おくればせながら、環境大臣への御就任おめでとうございます。 地球温暖化を初めとして、環境問題は待ったなしの状況でございます。その解決なくして持続可能な成長また人類の未来もない、そういう状況の中で、我が国の環境政策の最高責任者として、毅然として強力なリーダーシップを発揮していかれんことを御期待申し上げております。 先ほど来の御答弁を聞いておりますと、大変に誠実なお人柄が見受けられます。きょうも一問一問質問をさせていただきますけれども、誠実に御回答をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 まず、地球温暖化対策について御質……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、小沢環境大臣に、地球温暖化対策を中心として、環境問題について質問をさせていただきます。 まずは、地球温暖化対策について御質問をさせていただきますが、政府は、三月の十二日に地球温暖化対策基本法について閣議決定をし、国会に提出をいたしました。この地球温暖化対策基本法を中心に質問をさせていただきます。 この基本法案には、二〇二〇年までに温室効果ガスを二五%削減するという中期目標を明記されるとともに、その実現のために、基本法施行後一年以内をめどに排出量取引制度の創設のための関連法を定める、また、地球温暖化対策税について二〇一一年度からの実……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、大気汚染防止法、また水質汚濁防止法の二法の改正案について質問をさせていただきます。 我が国では、高度成長期の昭和三十年代から四十年代にかけまして、水俣病に代表される深刻な公害問題が発生し、大きな社会問題となったわけでございます。公害対策は環境問題の原点。これらの公害を克服するために、我が国では、長年にわたって公害防止対策が環境行政の中心に据えられて取り組みが進められてまいりました。 しかし、近年、大企業による測定データの改ざんなど、あってはならない不適正な事案が発生しており、現場における取り組みに緩みが生じているのが現状ではないか……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、前回の大臣所信質疑に続きまして、地球温暖化対策についてまた質問をさせていただきます。 まず、環境と経済という視点も踏まえまして、本質的な議論をさせていただきたいと思います。 今、日本経済と雇用は大変厳しい状況にあります。この問題は、グローバル経済の進展によって日本の競争力が落ちてきたということに根本的な原因があるのではないかと思います。さまざまな要因はございますけれども、競争力が低下している、この問題は大変重要であるかと思います。そういう意味で、雇用問題、景気対策、長期的には日本の競争力を高めるような施策を打っていかなくてはならな……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、廃棄物処理法の改正案について質問をさせていただきます。 我が国の循環型社会を形成する取り組みは、平成十二年に公明党が主導して成立しました循環型社会形成推進基本法の成立を機に、スリーR推進の取り組みを中心に大きく前進してきたと認識しております。循環型社会形成の方策としましては、国内においてスリーRの推進また熱回収さらには廃棄物の適正処理を着実に進めることが重要でございます。このような意味から、本日の廃棄物処理法改正案の質問をさせていただきます。 まず、不法投棄等の不適正処理に対する責任の強化につきましては、これまでも数次にわたる法改……
○江田(康)議員 ただいま議題となりました公明党提出の気候変動対策推進基本法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 地球温暖化による気候変動は人類の生存の基盤を揺るがす脅威であり、気候変動の緩和及び適応を図ることは人類共通の課題となっております。 この地球温暖化による気候変動対策に関して、鳩山内閣は地球温暖化対策基本法案を提出いたしました。しかし、この法案は、我が国の地球温暖化対策の方向を定める基本法としては全くの骨抜き法案であり、何の政治決断もない未決定、未調整の先送り法案と言わざるを得ません。むしろ、二五%削減凍結法案、否、二五%削減放棄法案と言っても過言では……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、地球温暖化に関する基本法の審議に入る中で、このような参考人の先生方に貴重な御意見をお伺いする場をつくっていただきまして、心から御礼を申し上げます。 まず、地球温暖化による気候変動対策の基本法として、政府案、公明党案また自民党案の三法案が出そろいました。いよいよ議論が始まったところでございます。 この地球温暖化、気候変動問題は、我が国の将来の姿を明らかにする議論であると思っております。いずれの法案も基本認識というのは共有しているものであり、我々としては、議論の上でよりよいものにしていく、これが非常に重要な議論であると私は認識しており……
○江田(康)議員 お答えいたします。 確かに、現在、地球温暖化懐疑論が唱えられて、その一因としてIPCCのデータ捏造論があることは承知しております。先ほどもありましたけれども、IPCCの第四次報告書におきまして個別の事実関係において幾つかの誤りがあったことは確かでございますけれども、英国議会の調査においても捏造はなかったということが行われておりますし、IPCCの報告書の科学的信頼性は揺らいでいないと考えております。 ちなみに、公明党案は、IPCCが示した複数の科学的知見のうち、次のような有力な知見をもとに政策として選択したものでございます。 すなわち、ラクイラ・サミット首脳宣言とかコペン……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 地球温暖化による気候変動対策の基本法案として、政府案、公明党案、そして自民党案の三法案が出そろって、政府案の問題点や課題が多くの点で浮き彫りになり、その議論が深まってきたところでございます。 この地球温暖化、気候変動問題は、日本の温暖化対策のみならず、経済社会構造の大きな方向性、国の形を示すものでありまして、まだまだこれは十分な審議が必要とされるところでございます。委員長におかれましては、さらなる議論が大変重要となっているこの段階で、議論の途中で強行採決などよもやなさらないよう申し上げて、質問に入らせていただきます。 次期国際枠組みについ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の先生方には、お忙しい中、大変重要なこの環境アセスメントの法律の参考人質疑ということで環境委員会においでくださいましたことを、心から御礼を申し上げます。貴重な、有益な御意見を先ほど来お伺いしたところでございます。私の方も幾つか質問をさせていただきたいと思います。 御承知のように、環境アセスメントは、乱開発による環境破壊を防いで持続可能な社会にするために不可欠であり、無駄な公共事業をとめる効果もある非常に重要な仕組みであると承知しております。 これはほとんどの先進国で法制化が行われてきたわけですけれども、先ほども先生おっしゃっ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 直嶋大臣が大臣に就任されて以来、私も初めて大臣に直接質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。政策の質問にさせていただきます。 まず、中小企業政策についてお伺いをさせていただきたいと思います。 先日発表されました二〇〇九年の十月から十二月期の実質GDP、これは前期比一・一%増、また年率換算で四・六%増、三・四半期連続のプラス成長という形になっております。 表面上は景気の二番底の懸念は和らいだようにこれは見えるわけでございますけれども、景気回復が鮮明な中国などの新興国に支えられた外需と、前政権から引き続き行われているエコポ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、地球温暖化対策とエネルギー政策を中心にお伺いをさせていただきたいと思っております。 まず、今、日本経済と雇用は大変厳しい状況にあることは先ほど来の議論にあるとおりでございますが、この問題は、グローバル経済の進展によって日本の競争力が落ちてきたということに根本的な原因があるのではないかと思います。そういう意味で、雇用問題、また景気対策、長期的には日本の競争力を高めるような政策を打っていかないといけない。 日本の競争力とは何かということでございますが、それは、ほかの国にはできない高付加価値のサービスを製品につけるということしかないと思……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、低炭素投資促進法に関連して御質問をさせていただきます。 まず、昨日、地球温暖化対策に関して、内閣提出法案、また公明党からの法案、さらに自民党からの法案と三法案そろって提案理由説明があり、地球温暖化対策に関する基本法についてその審議が始まったところでございます。 この国会に政府が提出しました地球温暖化対策基本法について、まず一言、その姿勢について申し上げさせていただきたいと思います。 我が国の温室効果ガス削減の中期目標ということで、内閣提出法案には、すべての主要国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築及び意欲的な目標の合意を前……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 きょうは、石油天然ガス・金属鉱物資源機構、JOGMEC法案について、私の方からも質問をさせていただき、その議論を深めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 先ほど来からありますように、今、世界における資源獲得競争が激化している。国内の資源が我が国は大変乏しいわけでございますけれども、こういうような世界の流れに日本も巻き込まれている、こういう状況だと思います。 一方、我が国が国民生活、経済活動を守るという観点から、資源エネルギーの安定供給を確保していく必要性、これは論をまたないわけでございますけれども、しかし、その……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、大臣所信に対する質疑ということで質問をさせていただきます。 松本環境大臣は、私と同じ、自然豊かな、また人情味あふれる九州・福岡の御出身でございます。命の大切さ、人権の大切さ、また環境の大切さを知悉して、その行動をとってこられた方だと思っております。ぜひとも、環境行政のこれからのトップとして、国益を保ちながら、そして人類益、地球益の視点で環境行政のあるべき形というものをつくり上げて大胆に行動していっていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 今、田中先生の方からさまざまな議題が議論されたわけでございますが、環……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、さきに行われました生物多様性条約第十回締約国会議、COP10の結果報告を大臣からいただきましたので、それに対して質問をさせていただきます。 松本大臣、今回のCOP10の成功、まことにおめでとうございます。そして、議長としての大変な重責、また御尽力、大変に御苦労さまでございました。さらには、長期間にわたり尽力をしてきた環境省の皆さん初めNGOやボランティア、さらには世界の締約国の方々の御協力等々に、その努力にまた感謝と敬意を表する次第でございます。 私も、二十七日の開会式にはこの委員会の派遣ということで出席をさせていただいたわけでご……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、環境アセス法の改正案について質問をさせていただきます。 環境アセスメントにつきましては、今もるる御説明ございましたけれども、私は、やはり乱開発による環境破壊を防いで持続可能な社会にするために不可欠なものでありまして、一方で、無駄な公共事業をとめる効果もある仕組みでございます。ほとんどの先進国で法制化が行われておりますけれども、日本ではこれは法制化が大きく立ちおくれまして、本法の成立は一九九七年で、当時のOECD加盟国二十九カ国中、最後の法制化であったわけでございます。 今般、平成十一年六月の法の完全施行から十年を迎えまして、その間……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 きょうは、大変貴重な御意見を三人の参考人の先生方からお伺いをさせていただいております。心から感謝を申し上げます。 今回の法律改正でございますけれども、これは、前回から十年を迎えて、その間、さまざまな課題が浮かび上がってまいりました。また、生物多様性の保全、COP10が今回あったわけですけれども、そういうこと、さらには地球温暖化対策の推進や地方分権の推進、こういう変化に対応するために今回の改正を行うわけでございますけれども、今回の戦略的アセスメント、日本版アセスメントでございますけれども、その導入を初めとして、私もこの改正においては基本的には……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 早速質問に入らせていただきます。 今回の改正は、法の完全施行から十年を迎え、その間の生物多様性の保全、また地球温暖化対策の推進、そして地方分権の推進などの変化に対応するため、戦略的環境影響評価、日本版SEAの導入を初めとして、現行制度に残された課題について改正するものであり、大きな前進と評価するものでございます。 ただし、法の趣旨を実現するにはいまだ不十分なところがあり、公明党は、これまでの大臣質疑や参考人質疑を通して問題点を明らかにしてまいりました。そして、さらなる改善を提案してきたところでもございます。 本日は、改めてそれらの点につ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、一般質疑ということでございますけれども、私の方からは地球温暖化対策について質問をさせていただきたいと思っております。 十一月二十九日から十二月十日にかけまして、メキシコのカンクンでCOP16が開催されて、松本大臣が出席をされるわけでございます。 昨年のCOP15では、京都議定書に続く、二〇一三年以降の次期枠組みの構築が焦点となっておりました。しかし、先進国と新興国、途上国との対立は根深いものがあり、政治合意であるコペンハーゲン合意もテークノート、留意するという結果に終わったわけであります。 また、昨年十二月、コペンハーゲン合意に……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、生物多様性法案、いわゆる里地里山法案について質問をさせていただきます。 我が国で開催されましたCOP10におきまして、ポスト二〇一〇年目標、いわゆる愛知目標、及び遺伝資源へのアクセスと利益配分、ABSに関する名古屋議定書が今回合意されましたことは、極めて意義深いものでございます。まさにこれは、日本の松本環境大臣の強いリーダーシップと、先進国さらには途上国の、関係各国の努力によるものと敬意を表するものでございます。 しかし、この成功の余韻に浸っている余裕はないと思います。生物と共生する社会づくりについて、未来に対して我々世代は新たな……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 きょうは、松本環境大臣からメキシコ・カンクンでのCOP16の報告をいただきましたので、これについて質問をさせていただきたいと思います。また、その後、国内対策、民主党政権の取り組みについて、さらには基本法について質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 今回、新聞報道等では、COP16に関して、初日から経産省の審議官が京都議定書の延長反対を表明したことで会議の混迷の度を深めたというような批判もございました。また、交渉の加速化が必要とされる中、冷や水を浴びせたとかそういうような、会議全体を通して、日本の方針や主張について批……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、東日本大震災に関連して質問をさせていただきます。 質問に入る前に、このたびの大震災によりお亡くなりになられた方々に心より御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災に遭われた方々、負傷された方々、今なお不自由な避難生活を送られている方々に心からお見舞いを申し上げるものでございます。 それでは、質問に入らせていただきます。 まず、原子力災害に対する政府の対応について伺ってまいります。 今回、放射性物質漏れにより、各地で高濃度の放射能が検出され、農産物の出荷規制、また飲料水や海水の汚染など、国民に多大な不安を与えております。住民の皆さん……
○江田(康)委員 おはようございます。公明党の江田康幸でございます。 まず、東日本大震災において被災された方々にお見舞いを申し上げますとともに、お亡くなりになられた多くの方々に心からお悔やみを申し上げます。 私も昨日は福島県並びにいわき市の方に入らせていただきましたけれども、自治体の方々、また自衛隊、消防、そしてボランティアの方々、大変な現場で懸命な復旧作業に当たられております。心から皆さんに敬意を表したいと思います。 公明党は、今回のこの環境アセスメント法の改正案につきましては、さきの国会において十分に審議したところであります。戦略的環境影響評価、日本版SEAの導入を初めとして大きな前……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 まず冒頭、今回の大震災によりお亡くなりになられた多くの方々に心から御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災に遭われた方々に対して心からお見舞いを申し上げます。また、この震災に際して、被災者に対する支援や復旧支援、復興支援に尽力していただいている関係者の方々に、心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 本日は、宮城県仙台市及び石巻市の環境委員会視察を踏まえて質問をさせていただきます。 石巻市では、津波により市街地が壊滅的打撃を受けておりました。流失した家屋、自動車、船舶等々、また工場により、瓦れきの山と化しているその現状を我々も見てきた……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。公明党を代表して発言をさせていただきます。 環境保全活動・環境教育推進法は、平成十四年八月に開催されたヨハネスブルク・サミットにおいて日本が持続可能な開発のための教育の十年を提唱したことなどを背景として、持続可能な社会や経済づくりを国民全体の参加のもとに進めていくための基盤として、我が党の強い意向を受けて、平成十五年七月に衆議院環境委員長提案の議員立法により制定されたものであります。 その後、環境教育の充実は一定程度進みましたが、施行後七年が経過し、環境人材の必要性が高まるなど環境教育を取り巻く状況が変化する中、こうした動向を踏まえて、自民党……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、水質汚濁防止法改正案についての審議ではございますけれども、今、東日本大震災から三カ月がたとうとしている、そういう中においても、いまだに十万人近い方々が避難所生活を余儀なくされているという状況、そしてまた、原発事故の収束がいまだ立っておらず、いつ帰れるともわからない、そういうような状況が続いております。そしてまた、環境省の所管でもある、復興復旧に向けての第一歩であるところの瓦れき処理等についても、なかなか現場ではそれが進まない、全体的に言っても一五%の進捗でしかない、こういうようなところも非常に厳しい状況がございます。 きょうは、東日……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、大臣所信質疑ということで質問に立たせていただきます。 大臣、環境大臣への御就任、まことにおめでとうございます。 先ほどもございましたように、環境大臣は引き続き兼務となっているわけでございます。自民党の田中議員からも御指摘がございましたけれども、地球温暖化対策や循環型社会、また自然との共生等々の環境行政を引っ張る大臣職務でございます。環境行政は大変に重要な分野でございます。しかし、兼務という形をとらざるを得ないということは、私も大変に残念な思いがいたします。 松本大臣、この委員会でも、我々も随分と質問も、また答弁もしていただきまし……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 今回の東電福島原発事故により大量の放射性物質が一般環境に放出されて、農畜産物を初めとして、水、大気、土壌等、汚染が拡大しております。今最も急ぐべきは、放射性物質により汚染された廃棄物の処理、そしてまた除染対策であります。 これまで、我が国には、放射性物質による環境汚染についてきちんとした法律がありませんでした。このことが今回の適切な対応をおくらせてしまった大きな要因であります。これらの法の不備を早急に正して、そして迅速な汚染への対処を可能とするために、そしてまた一刻も早く被災者の皆様がふるさとに戻っていただく環境をつくるために、迅速な汚染廃……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 冒頭でございますけれども、まず、今回の大雪また噴火災害において、お亡くなりになられた方々に心からの御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対しても深く哀悼の意を表させていただきます。また、多くの被災された方々に対して心よりお見舞いを申し上げるものでございます。 本日は、私の方からは、新燃岳の噴火災害について質問をさせていただきます。 新燃岳の噴火活動が続く中でございますが、私たちは、公明党の災害対策本部として、二月の六日に、降灰や農作物被害に苦しむ霧島市、都城市そして高原町を訪問して、噴火被害の状況を視察させていただくとともに、県知事……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 東北地方太平洋沖地震について御質問をいたします。 質問に入ります前に、このたびの大地震によりお亡くなりになられた方々に心より御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災に遭われた方々、負傷された方々、また今なお不自由な避難生活を送られている方々に心からお見舞いを申し上げます。 まず、原子力災害に対する政府の対応についてお伺いをいたします。 放射性物質漏れにより、各地で高濃度の放射能が検出されておりまして、農産物の出荷規制、また飲料水や海水の汚染など、国民に多大の不安を与えているわけでございます。住民の皆さんは、まさに地震、そして津波、さらに……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 東日本大震災に関して質問をさせていただきますが、まずは原発災害に対する国の対応についてお伺いをさせていただきます。 私も、この災害対策特別委員会で十八日には福島県を視察してまいりました。放射性物質漏れにより、多くの住民の皆さんは不自由な避難生活を強いられている、その状況も見てまいりました。また、各地で高濃度の放射能が検出され、農産物の出荷規制や風評被害等々、国民に多大な不安を与えているのが現状でございます。住民の皆さんは、まさに、地震、津波、そして原子力災害という三重苦に苦しんでおられる、そういう状況であると実感をいたしてまいりました。 ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日、東日本大震災並びに法案について質問をさせていただきます。 質問に入ります前に、このたびの大震災によって亡くなられた多くの方々に哀悼の意を心から表しますとともに、また、今なお避難生活をなされている多くの方々、被災された方々にお見舞いを申し上げるものでございます。 それでは、質問に早速入らせていただきます。早急に取り組むべき問題に焦点を当てて質問をさせていただきます。 まず、災害廃棄物処理についてお伺いをさせていただきたいと思います。 今最も急がなくてはならないのが、膨大な瓦れき処理でございます。公明党は、災害廃棄物処理事業の自治体……
○江田(康)議員 瓦れきの処理を迅速かつ適切に行うためには、委員御指摘のとおり、市町村から要請があった場合に、国は必ずそれを代行するというものにしております。この点、政府案では、事務の遂行に支障のない範囲内で、必要があると認めるときには代行を行うことができるとされておりまして、国の事務の都合や主観的な裁量によって代行しないとの判断もできるように読めまして、極めて消極的な姿勢であると思っております。 また、代行する場合の費用につきましても、依然として自治体負担分が残っております。このために、県が複数の市町村から瓦れき処理を委託されたときは、県から市町村に瓦れき処理にかかった費用を請求する際に、……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 今般、災害廃棄物処理に関する四野党提出法案及び政府提出法案について与野党修正協議が行われ、ようやく合意するに至りました。本日、委員長提案としてこの趣旨説明が行われたわけでございますが、この修正案について、確認の質疑を行いたいと思います。 今回の大震災においては、二千二百万トンを超える膨大な災害廃棄物、いわゆる瓦れきが生じております。瓦れきの処理は復旧復興の第一歩であり、震災に打ちひしがれた被災者の皆様に復旧への希望を与えるものであります。 しかし、震災から五カ月も過ぎようとしているのにもかかわらず、遅々として進んでいないのが現状ではなかっ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 今まで議論があっておりますように、被災地の復旧、復興は我が国の最大の政治課題であります。農林水産業の再生というのは喫緊の課題であり、最重要問題でございます。今般の農産物の放射線汚染問題またセシウム汚染牛の問題は、すべて国の責任で、国が前面に出て補償すべきものであると私は確信をしております。被災者、農家に寄り添っていくという姿勢が政府に全く見えないし、またこの対応が遅い、このことがどれだけ被災地の復旧、復興をおくらせていくか、このことを指摘させていただきまして、質問に入らせていただきます。 本日は、震災関連とは別になりますけれども、私の方から……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 総理、あなたはやるべきことをやってきたと言いますが、被災地では、今も二万人以上の方々が避難所生活を余儀なくされ、瓦れきの撤去も遅々として進んでいないのが現状であります。政府の対応は遅い、政府は一体何をしているんだ、これが現場の声であります。被災者の心を真剣に受けとめていないと私は言わざるを得ないと思います。 今回の補正予算も、二兆円という極めて中途半端な規模であり、復旧復興を加速するものではありません。総理の延命が目的なのですか。結果として、本格的な復興に向けた第三次補正予算の編成も大幅におくれるわけであります。 加えて、総理は、思いつき……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 細野環境大臣、御就任おめでとうございます。 この環境行政でございますが、先ほどからも議論になっていますように、従来から、重要な地球温暖化対策やごみゼロ社会を目指す循環型社会、さらには自然との共生、生物多様性、また、水そして大気、土壌等の環境問題、水俣病を初めとする公害問題等々、大変重要なテーマを担う環境省であり、また環境委員会であるわけでございます。 その大臣となられましたが、そこに細野大臣は原発事故の担当大臣としても兼務をされているわけですが、その兼務については、先ほど来からもございましたけれども、私も懸念するところは大きいものがござい……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 きょうは、藤井先生に大変貴重な我が国の火山対策について御指摘もいただき、本当にありがとうございます。 幾つか質問をさせていただきたいと思っております。 先ほどもありましたけれども、私も九州でございます。霧島の新燃岳の大噴火に関しては、大変、国民の、市民の生命や生活、そして産業等に甚大な被害をこうむったわけでございます。 これまでの火山被害についても、噴火被害についても、雲仙・普賢岳がございましたし、また桜島においては常時噴火が続いている、そういう影響があるわけでございます。 今回、三・一一で大震災が起こったわけでございますが、それも本……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 大臣、大変御苦労さまでございます。 今ありましたように、東日本大震災の発災から一年でございます。今なお三十万人を超える方々が避難生活を余儀なくされております。被災地では、先ほどもございましたけれども、震災瓦れきの処理が一向に進んでいない、また、社会的インフラの復旧、産業再生と雇用の回復、そして原発事故の一刻も早い収束、除染、健康への影響、さらには風評被害や賠償問題等々、課題が大変山積しているわけでございます。復興に向けて迅速な対応が求められておりまして、政治に課せられた課題は余りにも大きいものがあると思います。 公明党は、この被災地の再生……
○江田(康)議員 矢崎先生の御質問にお答えいたします。 自公案でオフサイト対策の中心となるのはどの機関かということでございますが、原子力災害が発生した場合の緊急時におきましては、そのオフサイト対策の中心となるのは、原子力災害対策本部であります。これは自公案も政府案も変わらない。 自公案では、原子力災害対策本部は、原子力施設外のオフサイトに関する事項全般についてその事務を遂行するわけでございますが、原子力委員会からの必要な助言を受けてオフサイト対策を行うことになる。他方、原子力規制委員会は、原子力災害時にも、独立した役割と責任を持ってオンサイトの専門技術的な事項にかかわる事務を行います。オフ……
○江田(康)委員 きょうは参考人の先生方、大変御苦労さまでございます。大変貴重な御意見を賜り、まことにありがとうございました。 公明党の江田康幸です。質問をさせていただきます。 まず、きょうも続いておりますけれども、これまでの環境委員会の質疑では、大変幅広い、また深い審議ができていると思っております。 これを受けて、現在、与野党の実務者同士で法案の協議を行っております。新しい原子力機関としては、独立性の高い三条委員会とすることで合意をすることができたわけでございますが、これは非常に歓迎すべきことで、原子力規制を実施する上で、独立性、中立性の確保に向けて、日本の原子力規制庁が本格的に前進す……
○江田(康)委員 本法案に対しての高い評価、ありがとうございます。 高木先生の御質問にお答えいたしますが、この規制委員会の独立性、中立性を担保するためには、この寄附の制限、情報公開は非常に重要と思っております。 この寄附の制限規定の趣旨は、寄附を一律に禁止するものではありません。原子力規制委員会の委員長、委員が、専門的知見に基づいて、中立公正な立場で独立して職権を行使することを担保するために、いわゆる原子力村から寄附金を受けて中立公正な立場が揺らぐことを防止するために、公開制度を創設して、国民による監視を図るものとしたところでございます。 具体的な運用については、原子力規制委員会の内部規……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、委員会の質疑の順番が大会派順であるにもかかわらず、このような配慮をしていただきましたことに心から感謝を申し上げます。 早速質問に入らせていただきますが、去る五日、国会の事故調査委員会から、極めて充実した内容の調査委員会報告書が衆参両院の議長に対して提出をされました。この報告書は、同調査委員会による詳細かつ厳しい調査結果を明示するとともに、国会や政府に対する具体的提言もしているわけでございます。ここに改めて、国会事故調の黒川委員長及び委員の皆様方の御尽力に対して深く敬意を表したいと思います。 この委員会は、国会に対して、提言の実現に……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、使用済み小型電子機器等リサイクル法案の質問をさせていただきます。 我が国は資源小国でございます。有用金属、これは、ベースメタル、また貴金属、そしてレアメタルが含まれるこの使用済み製品は、循環資源として有効活用が非常に期待されているところでございます。 一年間で使用済みとなる、携帯電話やデジタルカメラを初めとする小型電子機器に含まれる有用金属、これは重量にすれば二十七・九万トン、また、その価値は八百四十四億円に相当するというふうに言われているところでございます。 このレアメタルについてですけれども、これは、液晶テレビ、また、携帯電……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は一般質疑ということで、福島の復興の大前提となる放射能汚染の除染対策の進捗状況、また、その取り組みについて政府にお伺いをさせていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 七月十三日、野田内閣は、東京電力福島第一原発事故で被害を受けた福島県への支援策をまとめました。福島復興再生基本方針でありますが、この基本方針を閣議決定をいたしました。 この基本方針では、原発事故で避難している全ての人が帰れるように国が責任を持って対応するとし、帰還を望む全ての避難住民が帰れるように、県内全域で追加被曝線量が年間一ミリシーベルト以……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、皆様に引き続いて、産廃特措法の改正案について質問をさせていただきます。 不法投棄というのは、それがなされた場合には、環境を破壊して、そして、国民、住民の健康に甚大な被害を及ぼすおそれのある、こういう、あってはならない事案でございます。これに対して、しっかりとそれを未然に防止していくこと、また、それに対しての適切な対処を図ることが今、国に、また県に要請されているところでございますので、しっかりと取り組んでいただきたいという思いを込めて質問をさせていただきます。 産業廃棄物の不法投棄については、不法投棄を行った行為者が撤去するのが原則……
○江田(康)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきます。 特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 これまで行われてきた特定支障除去等事業について総点検を行った上で、本法の有効期限である平成三十四年度末までに特定支障除去等事業が確実に完了できるよう、都道府県等に対し同事業の計画的かつ着実な実行を求めるとともに、当該事業の進捗状……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 今回、動物愛護管理法の改正に際して、公明党を代表して意見表明をさせていただきます。 今回の動物愛護管理法の改正は、前回、平成十七年の改正以降、各方面から寄せられた多種多様な御意見を踏まえて、一昨年から、中央環境審議会における議論に始まり、公明党を初め、与野党間における九回にわたる熱心な協議を経て改正案が取りまとめられたものでありまして、関係各位の皆様の努力に敬意を表したいと思います。 今回の改正案では、第一種動物取扱業について、特に、犬や猫を扱うブリーダー等における幼齢個体の扱いが問題視されているところでありますが、新たに犬猫等販売業者に……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 震災から一年、復興へ向けて政治に課せられた課題は余りにも大きいものがあると思っております。国を挙げて復興を加速するとともに、日本の状況も再建をしていく、そういう覚悟で我々しっかりと取り組んでまいらなければならない、そのような思いで、きょうも質問をさせていただきたいと思います。 本日は、前の方々との質問と重なるところもございますけれども、原発関連とエネルギー政策について、私の方から質問をさせていただきたいと思います。福島第一原発以降、原子力発電所の再稼働が大きな問題となっております。先ほども質問に出ておりましたが、原発の再稼働についてお伺いを……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、アジア拠点化推進法案に関連して、今後の日本の経済対策についてもお伺いをさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず、これまでの対日投資促進の取り組みについて、大臣にお伺いをしたいと思います。 自公政権時代に、二〇一〇年までに対日投資残高の対GDP比を五%とする目標を設定し、積極的に対日投資の促進に取り組んできたところでございます。しかし、これまで着実に増加していた対日直接投資残高が、二〇〇九年、二〇一〇年と減少して、二〇一〇年の対GDP比は三・七%と、二〇〇六年に設定された二〇一〇年までに対日直接投……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、枝野大臣に日本のエネルギー政策を中心に質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず、政府のエネルギー・環境会議から、今後の日本のエネルギーミックス、電源構成について、三つの選択肢、シナリオが示されたところでございます。昨年以来、総合エネルギー調査会、中央環境審議会、原子力委員会において議論が行われ、多くの議論を重ねてまとめられたものを踏まえて、このエネルギー・環境会議で選択肢を決められたものと考えます。 エネルギー政策と表裏一体の温暖化対策について結論を出すこととなっておりますが、これらの選択肢……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 政府は、七月に、今後の日本のエネルギーミックス、電源構成について三つの選択肢を示されたわけでありますが、これについて国民的議論を経た後に、八月中に革新的エネルギー・環境戦略を決定することとしておりました。しかし、各地で多くの反発を受けて、当初は八月末までに結論を出すと言っていたものを先送りした、こういうような報道が続いております。 私は、前回、この三つのシナリオについても、その前提条件等々が国民にわかりにくい、その条件が、情報が、十分に示されていない、提供されていない、このことを指摘しておりましたから、これは当然の帰結ではないかと思うわけで……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 東日本大震災から一年、今なお三十万人を超える方々が避難生活を余儀なくされておられます。また、被災地では今も震災瓦れきが積み上げられたまま。社会的インフラの復旧や産業再生と雇用の回復、そして原発事故の一刻も早い収束、さらには、除染や健康への影響問題、風評被害や賠償問題、このように、課題は山積しているわけでございます。 復興へ向けて迅速な対応が求められており、政治に課せられた課題は大変大きいものがあると思います。公明党は被災地の再生と日本の再建に向けて総力を挙げて取り組むことを申し上げて、質問に入らせていただきたい、そのように思います。 本日……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、今般発生しました九州北部豪雨災害について質問をさせていただきます。 平成二十四年七月の十一日から、これまでに経験したことのないような大雨により、私の地元の熊本県や福岡県、大分県を中心として、一時間当たりの降水量が場所によっては百ミリ以上、また降り始めた雨量が八百ミリメーターに達するなど、記録的な豪雨となりました。私も翌十二日から地元に戻り、被災者の救出、救援に全力で取り組んできたところでございます。 各地では河川の氾濫や土砂災害が発生し、一時三十五万人以上を対象に避難指示並びに勧告が発令されました。避難勧告は現在も一部継続している……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、内閣委員会で、新型インフルエンザ対策特別措置法案について質問をさせていただきます。 早速でございますけれども、病原性の高い新型インフルエンザH5N1の世界的な流行が今予想されているところでございます。この場合、三年前に流行した豚由来の新型インフルエンザH1N1、また季節性のインフルエンザに比べて重症化する可能性が非常に高く、流行拡大によっては、国民の生命及び健康を脅かして、長期間にわたって国民生活や国民経済に重大な影響を及ぼすおそれがある。こういうことから、単なる感染症ではなくて、国家の危機管理上の問題として対応していく必要があるわ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 長浜大臣、環境大臣への御就任、まことにおめでとうございます。国民の命と環境を守る環境行政でございます。どうか大臣の真の政治主導でしっかりとリードしてもらうように、御期待を申し上げます。 早速に質問に入らせていただきたいと思います。 まず、容器包装リサイクル問題について、私、取り上げさせていただきたいと思っております。 循環型社会の構築、これは、二十一世紀の日本社会及び国際社会の重要な政策課題でございます。 公明党は、自公連立政権への連立参加の条件としてこの循環型社会形成推進基本法の制定を提案して、平成十二年の国会で成立した経緯がござい……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本年一月、アルジェリアにおいて、我が国企業である日揮の関係する天然ガス精製プラントがイスラム過激派の武装テロ集団により襲撃を受けて、日本人十名を含む多数の方が犠牲になられました。 質問に入ります前に、本年一月に発生したこのアルジェリア邦人拘束事件におきまして不幸にもお亡くなりになられた方々に、心からの哀悼の意を表します。 本日は、このアルジェリア邦人拘束事件について質問をさせていただきます。 テロは世界的脅威であります。絶対に許せない非人道的行為でございます。世界各国とこれは連携して撲滅していくとともに、海外で活躍する在外邦人の保護に我……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、石原環境大臣の所信に対して質問をさせていただきます。 まずは、石原大臣を初め政務三役の皆様、おくればせながら、御就任おめでとうございます。政治の強いリーダーシップで、環境立国日本の構築を目指して環境行政を力強く引っ張っていただかれることを念願して、私の質問に入らせていただきます。 本日は、今後の地球温暖化対策とエネルギー対策を中心に質問させていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、今後の地球温暖化対策の方向性について伺わせていただきますが、東日本大震災以降、我が国のエネルギー政策は大きな岐路に立……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 きょうは、地球温暖化対策推進法の改正案について私の方から質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 地球温暖化については、もう十分御承知のことでございますけれども、これは人類生存の脅威であります。また、世界全体の温室効果ガス排出量について、大幅な削減を進めていくことが国際社会における最重要課題であるということをまず最初に確認していきたいと思うものでございますが、そのために、二〇一〇年の国連気候変動枠組み条約COP16においては、産業革命以前からの地球全体の平均気温の上昇幅を二度C未満に抑えるために、二〇五〇年に世界全……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 早速質問に入らせていただきます。 我が党は、昨年十二月の衆院選におきまして、公明党政策集、ポリシー二〇一二の中で、フロン類の対策の推進に関しまして、温室効果の高いフロン類対策の抜本的強化のために、フロン類の回収率向上による確実な破壊、機器使用時の漏えい防止、ノンフロン製品の普及を促進するとともに、生産規制、用途規制、そしてフロン税の導入などの検討を進めることを掲げたところでございます。 今般のフロン回収・破壊法の改正は、フロン類の製造から廃棄に至るまで、そのライフサイクル全般にわたる抜本的な対策を講じるということであろうかと思います。その……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、大気汚染防止法の改正と放射性物質整備法の二法についての審議でございます。本来ならば、大会派順で御質問をしていかれるところでございますが、今回、きょうにおいては公明党に配慮をしていただきまして、心から感謝を申し上げます。 まず、放射性物質による環境の汚染の防止のための関係法律の整備に関する法律案についてお伺いをさせていただきます。きょうは、時間の都合上、用意した質問ができない場合もあろうかと思いますが、御了承いただきたいと思います。 一昨年発生しました東日本大震災、それに伴う東京電力第一原子力発電所の事故によって、放射性物質が発電所……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 大臣、副大臣、御苦労さまでございます。 早速質問に入らせていただきたいと思っております。本日は、循環型社会形成推進基本法に基づいて実施されております容器包装リサイクルに関する質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 御承知のとおり、容器包装リサイクル法は、一般の家庭で排出されるごみの約六割が瓶や缶、そして袋、ペットボトルといった商品の容器や包装であることに着目して、大量生産、大量消費、大量廃棄型社会から脱却して循環型社会への変革を図るべく、各種リサイクル法に先駆けてつくられた法律であり、最終処分量の大幅な軽減に大き……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 自公連立政権がスタートして二カ月になるわけでございますけれども、デフレからの脱却を目指して、大胆な金融政策、また機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の三本の矢を柱とする経済対策を進めてきたところでございます。これにより、日本経済に回復の兆しが見えてきました。 これを本格軌道に乗せて持続的に発展させるためには、三本目の矢である成長戦略の策定、実施が大変重要であると思っております。大臣、その中心的な役割を果たされます茂木経済産業大臣の強いリーダーシップが期待されるところだと思っておりますが、ぜひとも頑張っていただきたいと思っております。……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 きょうは、省エネ法の改正について質問をさせていただきます。 御存じのように、東日本大震災に伴って発生した原発事故以来、我が国のエネルギー政策は大きな岐路に立っているところでございます。現在のエネルギー需給の危機的状況を見ますと、省エネ対策の着実な推進が必要不可欠であると思われます。 我が国のエネルギー需要を見てみますと、産業部門の使用量が減少する中で、民生、運輸部門のエネルギー使用が増加している。特に家庭や業務などの民生部門における省エネが必要不可欠でありますし、また、そのポテンシャルは大変大きいと思われます。 こういう中で、今般の省エ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の先生方、大変貴重なお時間、そして貴重な御意見を賜りまして、心から感謝を申し上げます。短時間でございますので、早速質問に入らせていただきたいと思っております。 今回、消費税の転嫁対策法案についてでございますけれども、我々公明党は、小売事業者に納入されている事業者の皆さん、また中小企業の皆さんが、消費税の引き上げを前に、消費税額を十分転嫁できないのではないか、こういうような根強い不安があるということから、さまざまな方々とヒアリングをさせていただいて、その結果を踏まえて政府に要望しております。 その要望を踏まえて、この法案はその……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、安倍総理に入っていただいての充実した法案審議にしていかなければならないと思っておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 この消費税の転嫁対策特別措置法案に関しましては、これまで、政府との間で、また参考人も迎えて質疑を重ねてきた中で、議論は相当深まってきたものと考えております。そこで、本日は、私として、また公明党として重要と考える事項について、改めて安倍総理並びに関係大臣の御見解をお伺いしたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず、安倍総理の政治的なリーダーシップ、いわゆるアベノミクスにより、我が……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、小規模企業活性化法案について質問をさせていただきます。 今回の小規模企業活性化法案の狙いは、我々公明党が主張してまいりました中小・小規模企業対策の抜本的強化とその方向を同じくするものでございます。大変評価をいたすところでございますけれども、我が国の小規模事業者の方々は、先ほども大臣が申されましたように、四百二十万社の中小企業のうち約九割、三百六十六万社もあるわけでございまして、個人事業主も数多くございます。私の地元、熊本を初めとして、地域の暮らしや雇用を支えている地域経済の屋台骨であると思っております。 しかし、小規模事業者の皆様……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、重要法案であります電気事業法の改正案並びに電力システム改革に関して、公明党の基本的な考え方を踏まえて、その根幹部分を中心に質問させていただきたいと思います。これまでの質問と若干重なる部分もあるかと思いますが、重要な論点でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 エネルギーをめぐる情勢は、昨今大きく変化しております。新興国の経済成長などを背景としたエネルギー需要の高まりがあり、また、先ほども出ましたけれどもシェールガス革命、そして、風力や太陽光といった再生可能エネルギーの拡大などが急速に進んでおります。 その一方、我が国の足元……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、大変お忙しい中で、この電気事業法の改正の審議に当たりまして、参考人の先生方には、御出席をいただき、そして貴重な御意見をお伺いいたしましたこと、心から感謝を申し上げます。 我が国の戦後の経済成長、これは、皆様に安定した電気の供給体制を確保してきていただいた、そのことによって支えられてきた、そのことにまずは敬意を表するものでございます。 しかし、エネルギーをめぐる世界の情勢の変化、また東日本大震災を契機とした我が国のエネルギーの供給体制の変化、こういうことから、電力システムの抜本改革については、もうこれは必要不可欠のものであると思って……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本特別委員会は、国会事故調の提言を受けて、国民の健康と安全を守るために、規制当局を監視する目的で、規制当局からの説明聴取その他の調査を恒常的に行う委員会として設置されたものでございます。これらの観点から、きょう、質問に立たせていただいております。 東京電力福島第一原発の事故を受けて発足した原子力規制委員会においては、この事故の教訓を踏まえて、二度とこのような悲惨な事故を招かないよう、万全の取り組みを行ってもらう必要がございます。そのためには、未曽有の過酷事故となった今回の事故原因について詳細に分析を行い、そこで得られた知見を安全規制に取り入……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、原子力問題に関して質問をさせていただきますが、今、原子力規制委員会からは、年次報告が、また国会事故調の報告を受けて講じた措置ということでも報告が出ようとしているところでございますので、この関連ということでも質問をさせていただきたいと思います。 そういう中で、きょうは、廃炉工程や汚染水対策、さらには新規制基準、また原発の再稼働等について、私の方から質問をさせていただきたいと思っております。 まず、福島の復興のためには、やはり福島第一原発の廃炉を安全に進めることが不可欠であると思われます。一方で、廃炉の完了には四十年かかるとされており……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、大変喫緊の課題である汚染水対策、また廃炉対策に向けて全力で取り組んでおられる社長にこの委員会においでいただきました。御苦労さまでございます。 九月十二日、私も経済産業委員会による福島第一原発の視察に参加させていただきました。御協力ありがとうございました。 本日は、この汚染水問題に関しまして、現地視察の結果も踏まえて質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 改めてでございますけれども、汚染水漏れにつきましては、事故直後の二〇一一年四月、原発建屋の海側にあるトレンチからの流出を初め、浄化装置の配管また地下貯水槽……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 私も、九月の十二日、衆議院の経済産業委員会として福島第一原発の汚染水対策の現状を視察してまいりました。本日は、汚染水問題に関して、現地視察の結果を踏まえて、政府に質問させていただきます。 汚染水漏れにつきましては、事故直後の二〇一一年の四月から、原発建屋の海側にあるトレンチから高濃度の汚染水の流出が始まりました。また、浄化装置の配管さらには地下貯水槽など、各所から汚染水漏れが見つかったわけでございます。ことし八月には貯水タンクから三百トンの汚染水漏れが発生し、一部は海洋に流出したとされ、原子力規制委員会が原子力事象尺度のレベル3に認定する、……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、短い時間ではございますけれども、政府のエネルギー政策について質問をさせていただきます。 まず、エネルギー基本計画について茂木大臣に質問をさせていただきます。 現行のエネルギー基本計画でございますけれども、これはつくられたのが平成二十二年であります。その後、東日本大震災また福島第一原発事故、シリア騒乱など中東の不安定化やシェールガス革命など、エネルギーを取り巻く環境は大きく変化しているところでございます。 こうした状況に鑑みれば、中長期のエネルギー政策の方針であるエネルギー基本計画を見直して、将来あるべきエネルギー構成のベストミッ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、本会議の代表質問に続きまして、産業競争力強化法案に関して質問をさせていただきます。 我が国経済を長期にわたるデフレから脱却させて本格的な成長軌道に乗せていくために、アベノミクスの大胆な金融緩和と機動的な財政出動という二つの矢に加えて、民間主導の成長を促す三つ目の矢、成長戦略の着実な実行が必要不可欠となっております。こういうような状況下で、本法案は成長戦略の柱となるものであります。 まず、実行計画について質問をさせていただきたいと思います。 これまでの政権でも成長戦略は繰り返し策定されてきた、そういう状況の中で、今回の成長戦略は一……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、田中規制委員会委員長を初め、皆様、大変御苦労さまでございます。 本日、私の方からは、廃炉並びに汚染水対策、さらには原発の再稼働や新規制基準について、さらにIAEAの除染ミッションの報告に関連して具体的に質問をさせていただきたいと思っております。 早速質問に入らせていただきますけれども、まず、四号機からの使用済み燃料の取り出しについて、関連してお伺いをさせていただきます。 いよいよ十一月の十八日から、四号機からの使用済み燃料の取り出し作業が始まって、三十年から四十年と言われる廃炉工程の第二期に入ったと思われます。極めて重要なことで……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸です。 本日は、時間も限られておりますので、我が国のエネルギー政策に絞って質問をさせていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、エネルギーは、もう御承知のとおり、国民生活や経済活動の根幹を支える財であります。その大部分を海外に依存する我が国にとりまして、資源エネルギーの安定供給は必要不可欠の課題でありますが、原発の停止後に、電力についての海外からの化石燃料の依存度は、オイルショック時の七六%を超えて八八%まで高く上昇してきている。また、産油国に有事があれば、直ちに我が国への供給に支障を生じる事態となっております。 さらに、原発……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、この国会の成長戦略関連法案として重要な、貿易保険法の改正案について質問をさせていただきます。 早速質問に入らせていただきます。 総理は今国会を好循環実現国会と位置づけられておるわけでございますが、まさに、景気回復による企業の収益を、雇用の拡大、また所得の向上につなげて、消費の増加を通じてさらなる景気回復につなげなければならないわけでございます。 そのためにも、企業の収益の確保をどのように支援していくか、特に、この貿易保険法との関係では、企業の国際的な事業活動をどのように捉えて、どのように支援していくのかが大変重要な課題になってお……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸です。 先ほど大臣から申されましたけれども、本日、四月十八日は発明の日ということで、我が国初の特許制度が公布されてから百二十九年目になるということでございます。この日、この特許法等の改正案について質問をさせていただきますこと、感謝を申し上げる次第でございます。 本日は、先ほどもありましたように弁理士の皆様も傍聴をされております。知的財産に関する専門家として活躍をしていただいた弁理士の使命を明確にする弁理士法の改正、これも含まれたものでございますので、しっかりと質問をさせていただきたいと思います。 最初に、茂木大臣に質問をさせていただきます。 これまで我……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、大変お忙しい中、電気事業法の改正の審議に当たりまして、参考人の先生方に御出席をいただきまして、先ほど貴重な御意見を伺いました。心から感謝を申し上げます。六十年ぶりの大改革というものでございますから、その懸念点もありましょう。そして、それをやはり前進させていかなければならない、そういう観点から充実した議論を進めていきたいと思っております。 まず、安定供給の確保についてお伺いをさせていただきたいと思うんですが、改めて今回の電力システム改革の目的を考えてみますと、第一に電気の安定供給の確保でございます。そして、第二に電気料金の最大限の抑制……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、法案審議の締めくくりに当たり、総理に御出席をいただきました。そして、質問の機会をいただきましたこと、心から感謝申し上げます。 十分という極めて限られた時間でございますので、総理に全て質問をさせていただきます。 まず、エネルギー基本計画についてお伺いをさせていただきたいと思います。 東京電力福島第一原子力発電所事故から三年が経過する現在も、約十四万人の人々が困難な避難生活を強いられております。こうした中、新たなエネルギー基本計画は、原発事故で被災された方々の心の痛みにしっかりと向き合い、寄り添い、そして福島の復興再生を全力でなし遂……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、小規模事業者の方々が待ち望んでいた小規模基本法、そしてまた支援法の成立を図る審議でございます。先ほどございましたように、茂木大臣は、数々の重要法案に尽力をしていただいてきております。心から敬意を表する次第でございます。その分、きょうは、松島副大臣、また田中政務官を中心にお話をさせていただきたいと思っております。 まず冒頭に、大臣に一つ、この小規模基本法並びに支援法を成立するに当たって、今の中小企業並びに小規模事業者の置かれた状況について、この認識を先にお伺いさせていただきたいと思います。 我々自公政権の経済対策、アベノミクスが功を……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の先生方、大変お忙しい中、大変貴重な御意見をこの原子力特別委員会にいただきましたこと、心から御礼を申し上げます。 一昨年、規制委員会設置法を成立させたわけでございますが、私も自民党の先生方とともに共同提案をさせていただいて、一昨年の九月にはこの規制委員会が設置され、発足したわけでございます。 その間、新たな規制基準の策定から、さらには原発の審査に至るまで、膨大な、また精力的にその努力を重ねてきていることに関しては大変評価するものでございます。 また一方で、やはり、審査がなかなか進まない状況や、また有識者の人選、そしてこの運……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、難病対策の抜本改革について、法案に沿って質問をさせていただきたいと思っております。 田村厚生労働大臣を初め厚生労働省の皆様、新法の成立へ向けての御努力、大変に御苦労さまでございます。 難病についてであります。 原因がわからず、治療法が確立されていない難病、これは数百種類以上あると言われております。効果的な治療法がなく、患者数が少ないために、その多くは研究すら行われてまいりませんでした。 神経難病であるHAMや遠位型ミオパチー、また、再発性多発軟骨炎を初め、私は多くの難病患者の皆さんにお会いしてまいりました。皆様が口をそろえて訴……
○江田委員長 これより会議を開きます。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、経済産業委員長を拝命いたしました江田康幸でございます。 御承知のとおり、我が国の経済及び産業の諸情勢は雇用・所得環境の緩やかな回復基調にあるものの、駆け込み需要の反動の長期化や、最近の円安による原材料等の高騰、アメリカの金融緩和の縮小や、中国その他新興国の対外経済環境をめぐる不確実性など多くの懸念材料を抱えており、依然として厳しい状況にあります。 このような現状を踏まえ、我が国の将来を見据えたとき、大震災からのさらなる復興、デフレからの確実な脱却、地域経済及び中小企業の活性化、資源及びエネルギー政策の……
○江田委員長 これより会議を開きます。 経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長菊地和博君、内閣府大臣官房審議官新原浩朗君、総務省大臣官房審議官時澤忠君、国税庁課税部長藤田博一君、経済産業省大臣官房地域経済産業審議官井上宏司君、経済産業省経済産業政策局長菅原郁郎君、経済産業省商務情報政策局長富田健介君、資源エネルギー庁長官上田隆之君、資源エネルギー庁廃炉・汚染水特別対策監糟谷敏秀君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー……
○江田委員長 これより会議を開きます。
この際、一言申し上げます。
去る十七日の委員会におきまして理事会協議となりました小渕前経済産業大臣の政治資金に関する資料の取り扱いにつきましては、今後の調査の行方を見守りながら、当委員会といたしましても、その取り扱いにつきまして理事間において引き続き協議していきたいと存じます。
【次の発言】 次に、宮沢経済産業大臣から発言を求められておりますので、これを許します。宮沢経済産業大臣。
【次の発言】 次回は、来る二十九日水曜日午前十時理事会、午前十時十五分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九時三十六分散会
○江田委員長 これより会議を開きます。 経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官平井興宣君、経済産業省産業技術環境局長片瀬裕文君、経済産業省製造産業局長黒田篤郎君、経済産業省商務情報政策局長富田健介君、資源エネルギー庁長官上田隆之君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長木村陽一君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長多田明弘君及び中小企業庁長官北川慎介君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。宮沢経済産業大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は……
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、参考人として日本銀行理事雨宮正佳君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として内閣府政策統括官関博之君、公正取引委員会事務総局経済取引局長松尾勝君、金融庁総務企画局審議官西田直樹君、総務省自治行政局選挙部長稲山博司君、経済産業省大臣官房地域経済産業審議官井上宏司君、経済産業省経済産業政策局長菅原郁郎君、経済産業省商務情報政策局長富田健介君、資源エネルギー庁長官上田隆之君、資源エネ……
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官平井興宣君、総務省大臣官房審議官橋本嘉一君、財務省主計局次長太田充君、財務省主計局次長西田安範君、厚生労働省大臣官房審議官中山峰孝君、厚生労働省大臣官房審議官苧谷秀信君、農林水産省大臣官房総括審議官荒川隆君、経済産業省大臣官房地域経済産業審議官井上宏司君、経済産業省経済産業政策局長菅原郁郎君、経済産業省製造産業局長黒田篤郎君、資源エネルギー庁長官上田隆之君、資源エ……
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、去る七日質疑を終局いたしております。
これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
内閣提出、官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律等の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
【次の発言】 ただいま議決いたしました法律案に対し、鈴木淳司君外六名から……
○江田委員長 これより会議を開きます。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、再度、経済産業委員長に就任いたしました江田康幸でございます。 御承知のとおり、我が国の経済及び産業の諸情勢は、消費者マインドの低下や、最近の円安による原材料等の高騰、海外景気の下振れなど、多くの懸念材料を抱えており、依然として厳しい状況にあります。 かかる重大なときに、適切な施策を推進し、国民生活の安定と向上を図るため、本委員会に課せられた責務はまことに大きく、改めてその職責の重さを痛感いたしております。 理事並びに委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満なる委員会運営に努め、本委員会の使……
○江田委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事若宮健嗣君及び田嶋要君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事の辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が三名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
佐藤ゆかり君 八木 哲……
○江田委員長 これより会議を開きます。
この際、高木経済産業副大臣から発言を求められておりますので、これを許します。高木経済産業副大臣。
【次の発言】 経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として経済産業省大臣官房審議官若井英二君、経済産業省商務情報政策局長富田健介君、資源エネルギー庁長官上田隆之君、国土交通省大臣官房審議官田村計君及び国土交通省大臣官房審議官舟引敏明君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○江田委員長 これより会議を開きます。 経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、政府参考人として内閣府地域経済活性化支援機構担当室次長西田直樹君、総務省大臣官房審議官青木信之君、外務省大臣官房審議官豊田欣吾君、財務省大臣官房審議官星野次彦君、文部科学省研究開発局長田中正朗君、厚生労働省政策統括官石井淳子君、経済産業省大臣官房地域経済産業審議官井上宏司君、経済産業省大臣官房審議官黒澤利武君、経済産業省経済産業政策局長菅原郁郎君、経済産業省産業技術環境局長片瀬裕文君、経済産業省商務情報政……
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本件審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官片山一夫君、法務省大臣官房審議官杵渕正巳君、外務省大臣官房審議官山上信吾君、外務省大臣官房審議官中村吉利君、外務省大臣官房参事官滝崎成樹君、外務省欧州局長林肇君、財務省大臣官房審議官可部哲生君、経済産業省貿易経済協力局長宗像直子君、経済産業省貿易……
○江田委員長 これより会議を開きます。 経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、参考人として東京電力株式会社代表執行役社長廣瀬直己君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として経済産業省大臣官房審議官三木健君、経済産業省大臣官房審議官土井良治君、経済産業省産業技術環境局長片瀬裕文君、資源エネルギー庁長官上田隆之君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長木村陽一君、資源エネルギー庁資源・燃料部長住田孝之君、環境省大臣官房審議官小川晃範君、原子力規制庁長官官房審議……
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、株式会社商工組合中央金庫法及び中小企業信用保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官林崎理君、金融庁総務企画局審議官佐々木清隆君、金融庁総務企画局審議官西田直樹君、経済産業省大臣官房商務流通保安審議官寺澤達也君、経済産業省経済産業政策局長菅原郁郎君、中小企業庁長官北川慎介君及び中小企業庁事業環境部長佐藤悦緒君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、株式会社商工組合中央金庫法及び中小企業信用保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、去る一日質疑を終局いたしております。
これより討論に入ります。
討論の申し出がありますので、これを許します。藤野保史君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
【次の発言】 これより採決に入ります。
内閣提出、株式会社商工組合中央金庫法及び中小企業信用保険法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しまし……
○江田委員長 これより会議を開きます。
経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官澁谷和久君、経済産業省通商政策局長鈴木英夫君、経済産業省貿易経済協力局長宗像直子君、経済産業省製造産業局長黒田篤郎君、経済産業省商務情報政策局長富田健介君、資源エネルギー庁長官上田隆之君及び中小企業庁長官北川慎介君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、電気事業法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。宮沢経済産業大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、来る二十二日水曜日午前八時四十五分理事会、午前九時委員会を開会することとし、……
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、電気事業法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官田口康君、消費者庁審議官河津司君、経済産業省大臣官房商務流通保安審議官寺澤達也君、経済産業省大臣官房審議官三又裕生君、経済産業省大臣官房審議官三木健君、資源エネルギー庁長官上田隆之君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長木村陽一君、資源エネルギー庁資源・燃料部長住田孝之君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長多田明弘君及び原子力規制庁原子力規制部長櫻田道夫君の出席を求め、説明を聴取いたし……
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、電気事業法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、参考人として東京電力株式会社代表執行役社長廣瀬直己君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として内閣官房原子力規制組織等改革推進室長中井徳太郎君、総務省総合通信基盤局電波部長富永昌彦君、経済産業省大臣官房商務流通保安審議官寺澤達也君、経済産業省大臣官房審議官三木健君、経済産業省大臣官房審議官土井良治君、資源エネルギー庁長官上田隆之君、資源エネルギー庁廃炉・汚染水特別対策監糟谷敏秀君、資源エネルギー庁省エネルギー・新……
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、電気事業法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、午前の参考人として、電気事業連合会会長八木誠君、昭和電気鋳鋼株式会社代表取締役社長手塚加津子君、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授橘川武郎君、公立大学法人都留文科大学社会学科教授高橋洋君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきた……
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、電気事業法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣法制局第四部長高橋康文君、内閣府大臣官房審議官田口康君、厚生労働省政策統括官石井淳子君、農林水産省大臣官房審議官長谷部正道君、経済産業省大臣官房商務流通保安審議官寺澤達也君、経済産業省産業技術環境局長片瀬裕文君、資源エネルギー庁長官上田隆之君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長木村陽一君、資源エネルギー庁資源・燃料部長住田孝之君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長多田明弘君及び環境省大臣官房廃棄物・……
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、電気事業法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として経済産業省大臣官房商務流通保安審議官寺澤達也君、経済産業省大臣官房審議官三木健君、資源エネルギー庁長官上田隆之君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長木村陽一君、資源エネルギー庁資源・燃料部長住田孝之君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長多田明弘君及び環境省地球環境局長梶原成元君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、電気事業法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局審議官小野尚君、厚生労働省政策統括官石井淳子君、経済産業省大臣官房商務流通保安審議官寺澤達也君、資源エネルギー庁長官上田隆之君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長木村陽一君、資源エネルギー庁資源・燃料部長住田孝之君及び資源エネルギー庁電力・ガス事業部長多田明弘君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○江田委員長 これより会議を開きます。 経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、参考人として東京電力株式会社代表執行役社長廣瀬直己君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として内閣官房内閣審議官谷脇康彦君、内閣府大臣官房審議官山本哲也君、内閣府地域経済活性化支援機構担当室長小野尚君、法務省大臣官房審議官金子修君、厚生労働省職業安定局次長勝田智明君、経済産業省大臣官房地域経済産業審議官井上宏司君、経済産業省大臣官房審議官三又裕生君、経済産業省大臣官房審議官吉野恭司君、経……
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、特許法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として経済産業省産業技術環境局長片瀬裕文君、特許庁長官伊藤仁君、特許庁特許技監木原美武君、特許庁総務部長堂ノ上武夫君及び特許庁審査業務部長諸岡秀行君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。宮崎政久君。
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、特許法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、キヤノン株式会社取締役・知的財産法務本部長長澤健一君、日本労働組合総連合会総合政策局長川島千裕君、三鷹光器株式会社代表取締役中村勝重君、ゾンデルホフ&アインゼル法律特許事務所代表弁理士アインゼル・フェリックス=ラインハルト君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言御挨拶申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から……
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、不正競争防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。宮沢経済産業大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る五日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時七分散会
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、不正競争防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官三角育生君、警察庁長官官房審議官島根悟君、法務省大臣官房審議官上冨敏伸君、厚生労働省大臣官房年金管理審議官樽見英樹君、経済産業省大臣官房審議官平井裕秀君、経済産業省経済産業政策局長菅原郁郎君、経済産業省通商政策局長鈴木英夫君及び特許庁総務部長堂ノ上武夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、不正競争防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、去る五日質疑を終局いたしております。
これより討論に入ります。
討論の申し出がありますので、これを許します。真島省三君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
【次の発言】 これより採決に入ります。
内閣提出、不正競争防止法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
【次の発言】 ただいま議決いたしました法律案に対し、鈴木淳司君……
○江田委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、民主党・無所属クラブ、日本共産党所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたしますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度御出席を要請いたしましたが、民主党・無所属クラブ、日本共産党所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
内閣提出、貿易保険法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。宮沢経済産業大臣。
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、貿易保険法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官向井治紀君、経済産業省大臣官房審議官黒澤利武君、経済産業省大臣官房審議官谷明人君、経済産業省経済産業政策局長菅原郁郎君、経済産業省貿易経済協力局長宗像直子君、経済産業省商務情報政策局長富田健介君、資源エネルギー庁資源・燃料部長住田孝之君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長多田明弘君、中小企業庁次長小林利典君及び環境省地球環境局長梶原成元君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じま……
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、貿易保険法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、去る十七日質疑を終局いたしております。
これより討論に入ります。
討論の申し出がありますので、これを許します。藤野保史君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
【次の発言】 これより採決に入ります。
内閣提出、貿易保険法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として資源エネルギー庁電力・ガス事業部長多田明弘君、中小企業庁長官北川慎介君及び中小企業庁事業環境部長佐藤悦緒君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中根康浩君。
○江田委員長 これより会議を開きます。 経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官林伴子君、内閣官房日本経済再生総合事務局次長田中茂明君、内閣府地方創生推進室室長代理富屋誠一郎君、経済産業省大臣官房長日下部聡君、経済産業省大臣官房地域経済産業審議官井上宏司君、経済産業省大臣官房商務流通保安審議官寺澤達也君、経済産業省大臣官房審議官平井裕秀君、経済産業省大臣官房審議官大橋秀行君、経済産業省経済産業政策局長菅原郁郎君、経済産業省通商政策局長鈴木英夫君、経済……
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官向井治紀君、金融庁総務企画局審議官西田直樹君、経済産業省大臣官房商務流通保安審議官寺澤達也君、経済産業省大臣官房審議官谷明人君、経済産業省通商政策局長鈴木英夫君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長多田明弘君、中小企業庁長官北川慎介君、中小企業庁事業環境部長佐藤悦緒君、中小企業庁経営支援部長丸山進君及び環境省水・大気環境局長三好信俊君の出席を求め、説明を聴取いたしたい……
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、去る十日質疑を終局いたしております。
これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
内閣提出、中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律等の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
【次の発言】 ただいま議決いたしました法律案に対し、鈴木淳司君外四名から、自由民……
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本件審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官岡本宰君、外務省大臣官房審議官中村吉利君、外務省大臣官房審議官岩井文男君、外務省大臣官房参事官滝崎成樹君、経済産業省貿易経済協力局長寺澤達也君及び経済産業省貿易経済協力局貿易管理部長高田修三君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議……
○江田委員長 これより会議を開きます。 経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官中西宏典君、内閣府大臣官房審議官山本哲也君、消防庁審議官熊埜御堂武敬君、国税庁課税部長川嶋真君、厚生労働省労働基準局安全衛生部長土屋喜久君、経済産業省貿易経済協力局長寺澤達也君、資源エネルギー庁長官日下部聡君、資源エネルギー庁廃炉・汚染水特別対策監田中繁広君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長多田明弘君、中小企業庁長官豊永厚志君、原子力規制庁次長荻野徹君、原子力規制庁長……
○江田委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ちまして、民主党・無所属クラブ所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。 この際、御報告申し上げます。 今会期中、本委員会に付託されました請願は百二十三件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議をいたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付してありますとおり、本委員会に参考送付されました陳情書は十七件であります。 また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は八十一件……
○江田委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
丹羽 秀樹君 及び 落合 貴之君
を指名いたします。
【次の発言】 この際、林経済産業大臣及び河野国務大臣から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。林経済産業大臣。
【次の発言】 次に、河野国務大臣。
○江田(康)委員 おはようございます。公明党の江田康幸でございます。 丸川大臣には初めての質問になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 きょうは、ポリ塩化ビフェニル廃棄物特別措置法、PCB特措法の改正について質問をさせていただきます。 早速でございますが、PCBは、昭和四十三年のカネミ油症事件を契機にこの毒性が社会問題化されて、昭和四十七年以降製造が中止されたところでございます。その後、民間主導で処理施設の立地が試みられましたけれども、これはどこにも立地することができずに、三十年という長い時間が空費されました。 PCB特措法は、こうした状況を踏まえて平成十三年に制定され、……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、私の地元でありますが、熊本県を中心とする地震に関して質問をいたします。 まず冒頭、今回の地震でお亡くなりになられた皆様の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様、被害に遭われた多くの皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。 十四日の夜、熊本地方で震度七の地震が発生いたしました。その緊急速報を聞き、私は、同僚の秋野参議院議員とともに翌十五日早朝に熊本入りし、震源地の益城町へと急行をいたしました。町の至るところで家屋や道路が崩壊し、この地震のすさまじさをかいま見たところでありました。その日深夜に自宅に戻り、就寝につこうとした直後、……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 私は内閣委員会では初の質問となりますが、西村委員長また加藤大臣、皆様、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 本日は、一億総活躍社会の実現について取り上げたいと思っております。 我が党は、安倍総理が掲げる一億総活躍社会とは一人一人が輝き活躍できる社会と位置づけて、全ての人が自己実現できる社会を目指して取り組みを進めてまいりました。そのため、内閣が掲げる新三本の矢である、希望を生み出す強い経済、夢を紡ぐ子育て支援、そして安心につながる社会保障、いずれも非常に大事な重要な課題であることは間違いないわけであります。 私は、人口減少そして少子高齢……
○江田(康)議員 お答えをいたします。
部落差別とは何であるかについては、先ほど山口委員の方からも申されましたとおり、我々は、法律上の定義を置かずとも理解できるというのは、多くの国民の皆様が実感なされていることであろうかと思っております。
ですから、定義はないけれども、部落差別ということについて、やはり、差別そのものの解消を推進していくということ、また、そのことで部落差別のない社会を実現することをこの法案は目的としておりますので、こういう趣旨から、同和問題ではなくて部落差別という用語を用いて立法化しているところでございます。
【次の発言】 定義については、先ほどからも申しますように、定義を……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 私の地元である熊本地震の発災より一カ月がたちました。改めて、お亡くなりになられた方々に対して心より哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。 二度にわたる地震とたび重なる余震によりまして、益城町や阿蘇地方を初めとして、熊本県全域に甚大な被害が生じたわけでございます。 公明党は、発災後直ちに対策本部を設置いたしまして、国会議員と地方議員が一丸となって救援活動を展開してまいりました。不足する水、食料などの救援物資を送り届け、そしてまた、避難所の環境改善に奔走し、被災者の一人一人の声に耳を傾けてきたところでございま……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 山本大臣、おくればせながら、御就任おめでとうございます。大臣、これまで長きにわたって環境分野の仕事にかかわってこられまして、深い見識と経験をお持ちでございます。大臣のリーダーシップで、日本の環境行政、大きく前進をしていただきますことを御期待申し上げ、本日の質問に入らせていただきます。 本日は、パリ協定と地球温暖化対策について私の方から質問をさせていただきたいと思っております。 まず、パリ協定についてですが、昨年十二月に採択をされたパリ協定、本年九月以降に、アメリカ、中国の同時締結、さらにはインドの締結、そしてEUの締結と、主要排出国の締結……
○江田(康)委員 おはようございます。公明党の江田康幸でございます。 まず冒頭、台風十号による災害で亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様に対し、心からお見舞いを申し上げます。 国におかれましては、あらゆる対策を講じて被災者また被災地の支援に全力で取り組んでいかれますことを心からお願い申し上げる次第でございます。 本日、私の方からは、熊本地震からの復旧復興について質問をさせていただきます。 熊本地震の発災から七カ月が過ぎました。県内におきましては、ピーク時に八百五十五カ所ありました避難所も、一カ所を除いて全て閉鎖されました。そして、応急仮設住宅も、被災十六市……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 大臣、どうも御苦労さまでございます。 きょうは、大臣所信に対する質疑ということで、私の方からは、地球温暖化対策と海洋ごみ対策、さらには熊本地震、大きく三つ質問をさせていただきたいと思っておりますが、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず、地球温暖化対策についてでございますが、最初に、世界の情勢を見ますと、先ほどからありますように、米国第一主義を唱えるトランプ政権の発足、またイギリスのEU離脱、さらには、各国がこのような自国の国益を優先するような動きが出ているわけでございます。 さきのCOP22では、パリ協定が発効されまして、世界全体……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、先ほどから続いております原子炉等規制法等の改正案について、私の方からも質問をさせていただきたいと思います。 我が国の原子力安全にかかわる取り組みとしましては、東京電力福島第一原発の事故の教訓を踏まえて、重大事故対策等を事業者へ求める厳格な新規制基準が策定され、原子力規制委員会による審査が行われております。現在、その審査に適合した原発が再稼働しつつあるという状況、また、その一方で廃炉を決めた原発もある中で、原発の運転段階や廃炉段階の安全性の向上がますます重要になってきていると思います。 そのような意味で、今回の法改正は、昨年のIAE……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、先ほどから審議されております土壌汚染対策改正法案について、私の方からも質問をさせていただきます。 土壌は、人の生活また経済活動の基盤である土地を構成している重要な環境要素でありまして、農用地の土壌汚染につきましては、昭和四十五年に農用地の土壌の汚染防止等に関する法律が制定されまして、汚染地の調査や対策が実施されてまいりました。一方で、工場跡地等における土壌汚染への対応につきましては、蓄積性の汚染であるとか、また汚染対象が私有財産等の土地であるといった土壌汚染特有の難しさがあり、平成十四年になって土壌汚染対策法が制定されて、平成二十一……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、土壌汚染対策法改正案について、参考人の皆様に質問をさせていただきます。 土壌汚染対策法は、平成十四年に制定され、平成二十一年の改正を経て今日に至っております。今回、平成二十一年改正法の施行から五年を経過したことから、政府において現行法の施行状況について検証が行われて、明らかになった課題等に対して今回の改正案が提出をされました。国民の健康被害の防止や、また社会的なニーズにもしっかり対応できるものになっているのか、参考人の皆様に確認をさせていただきたいと思います。 まず、土地の汚染状況の把握が不十分であるという課題に対応するための、土……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 引き続き、種の保存法の改正について、参考人の先生方に質問をさせていただきたいと思います。 本日、このように参考人の先生方からは貴重な御意見をお伺いしたことを、まずもって感謝申し上げる次第でございます。 まずお二人にお聞きさせていただきますが、環境省のレッドリストの絶滅危惧種は年々ふえて、現在三千五百九十六種が掲載されていると思います。一方で、種の保存法における国内希少野生動植物種の指定は二百八種にとどまっているという状況でございます。 平成二十五年の改正の際に、衆参の環境委員会の附帯決議で、当面、二〇二〇年までに三百種を新規指定すること……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、廃棄物処理法改正案、またバーゼル法改正案、そして福島地方環境事務所設置に関する承認案件について質問をさせていただきます。 これらはいずれも、国際的な資源循環や、福島の再生を含む循環型社会の構築に向けて非常に重要な法案であると認識をしております。時間の都合上、予定している質問も多少割愛するかもしれませんが、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず最初に、廃掃法でございますけれども、今回の廃棄物処理法改正案は、昨年一月に発覚しました食品廃棄物の不正転売事案の発生を一つのきっかけとして提出されたものと認識しております。この食品廃棄物の……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、この災害対策特別委員会で、熊本地震からの復興について私の方から質問をさせていただきますので、大臣、どうぞよろしくお願い申し上げます。 熊本県内全域に甚大な被害をもたらしたのが熊本地震でございました。発災から一年と一カ月になります。国からの支援を初めとしまして、熊本県や被災市町村の大変な御努力、また全国の皆様からの御支援によりまして、復旧復興も一歩一歩進んできたところであります。しかし、今もなお、四万七千人を超える方々が仮設住宅など不自由な生活や将来への不安を余儀なくされておられます。 このような中、被災地は、被災者の皆様の住まいや……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 私、ずっと環境委員会に所属しておりましたが、昨年の特別国会ではちょっと一時離れておりましたので、大変おくればせながらでございますが、中川環境大臣、大臣就任おめでとうございます。 本日は大臣所信に対する質疑ということでございまして、私は、今回は、地球温暖化対策を始め、また循環型社会、そして自然との共生、幅広くまずは質問をさせていただくことにしておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 まず、地球温暖化対策関連についてでございますが、最初にパリ協定についてお伺いをさせていただきます。 昨年十一月にドイツで開催されたCOP23には、中……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、引き続き、気候変動適応法案について、私の方からも質問をさせていただきます。 気候変動については、これまでもございましたけれども、やはり、国民の生活、社会、経済、自然環境に大きな影響を及ぼす重要な問題でございますが、地球温暖化の進行によって日本の平均気温は上昇し続けている。熱中症の増加や、米また果物の品質悪化や、そしてサンゴ礁の劣化など、さまざまな影響があらわれているところだと思います。 また、気象庁のデータからは、豪雨の回数が年々ふえている。昨年夏には九州北部豪雨災害がございました。私の地元でございますけれども、一時間に百ミリ、十……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日も、気候変動適応法案について質問をさせていただきます。 前回は、私の方からは、法案の意義や気候変動適応計画の実効性、また地域の適応計画、そして国際協力や緩和策の強化等について全般的に質問をさせていただきました。 本日は、四月の二十四、そして五月の十五日ですか、両日行われました参考人質疑を踏まえて政府に質問をさせていただきます。 まず、気候変動影響評価の活用について、中川大臣にお伺いをしたいと思うんですが、茨城大学の学長の三村参考人は、最新の科学的知見を収集して、五年置きに気候変動影響評価を行う本法案の仕組みは大変有効であるということ……
○江田(康)委員 田村委員の御指摘のとおり、諸外国におきましては、海洋におけるプラスチックのごみの問題を踏まえまして、プラスチック製品の規制についてさまざまな検討や提案がなされているところと承知しております。 我が国におきましては、循環型社会形成推進基本法を始めとして、廃棄物処理法や各種リサイクル法によって、プラスチックごみの排出が抑制されるとともに、その適正処理が推進されておりまして、まずはこれらを徹底することが重要であると考えております。 この観点から、今般の改正では、循環型社会の形成、すなわちスリーRの推進等によって、海岸漂着物等の発生を抑制する旨を明記することとしたところでございま……
○江田(康)委員 おはようございます。公明党の江田康幸でございます。 本日は、水産加工資金法案について質問をさせていただきます。 四方を海に囲まれた我が国にとりまして、水産業の振興というのは極めて重要でございます。その中でも、水産加工業は、漁業とともに、漁村の経済や雇用を支える重要な基幹産業でございます。 まずは、今回の法律の改正につきましてお聞きをさせていただきたいと思いますが、本法は、北洋における外国政府による漁業水域の設定等に伴って、水産加工品の原材料供給の顕著な減少に鑑みて、これに即応して行われる水産加工施設の改良等に必要な長期、低利の資金の貸付けを行うことを目的として、昭和五十……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、一般質疑ということで、大臣始め皆様に質問をさせていただきますが、私の地元は坂本先生と同じ熊本でございます。農業県でございまして、阿蘇、天草に代表される自然に恵まれて、米や野菜、果樹、畜産を始め多彩な農産物が生産されておるわけでございますが、トマトや肉用牛、またミカン、スイカ、イチゴなどは全国でもトップクラス、こういう農業を誇るところでございます。 本日、農業が成長し続けていける、そういうような農業政策について幾つか質問をさせていただきたいと思っております。 まず最初でございますけれども、大臣にお伺いしたいわけでございますが、中山間……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、今審議がなされておりますけれども、森林経営管理法について、私の方からも、大臣、副大臣、皆様に質問をさせていただきたいと思います。 私も、地元は熊本でございます。そしてまた、出身は福岡県南の八女市でもございまして、森林が豊富なところ、また林業経営が盛んなところでございます。 こういう中において、地方創生という意味においても、やはり林業の成長産業化とそしてまた森林の管理の適正化、この非常に大事な二点を大きく進めていかなければならないと思っておりますが、今回のこの森林経営管理法案については、林業の成長産業化と森林の管理の適正化、この両立……
○江田(康)委員 おはようございます。公明党の江田康幸でございます。 本日は、引き続き私の方も、農林年金廃止法改正案について質問をさせていただきます。 時間が十五分と限られておりますので、早速質問に入らせていただきたいと思います。 今回の改正法案は、特例年金給付という年金方式の支給をやめて、特例一時金という一括支給の方式に切りかえるという内容でございます。 そもそも、今般の法改正の背景として重要なターニングポイントとなったのは、平成二十二年から導入した選択制の一時金制度であると思います。この一時金制度の導入によって、受給権者の約八六%が一時金を選択して、受給権者数が大幅に減少したわけで……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は一般質疑ということで、私からは、我が国の捕鯨政策について質問をさせていただきます。 鯨類というものは、ほかの水産資源と同様に、科学的根拠に基づいて持続的に利用すべきものでありまして、我が国の地方に根づいている鯨類を有効に活用する文化は、多様性の観点から、尊重すべきものであると考えております。 私は、この信念に基づいて、公明党の捕鯨を守る議員懇話会の会長として、商業捕鯨の早期再開のために長年にわたり活動を続けてまいりました。きょうは、これらに関して質問をさせていただきたいと思います。 本日は、齋藤大臣は参議院の本会議でこの間出席でき……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は一般質疑ということで、本日、私の方からは、林業、木材産業の成長産業化について質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 森林経営管理法が、先週、参議院の方で成立をしたわけでございます。きょう議題としております林業の成長産業化に向けては、木材の需要拡大を図ること、そして、その拡大する需要に対して国産材を安定的に供給していく体制を整えることを車の両輪として対策を講じていかねばならないと思っております。 まず、需要拡大についてお伺いをさせていただきたいと思います。 今般の森林経営管理法案の成立によりまして……
○江田(康)委員 おはようございます。公明党の江田康幸でございます。 本日も、農薬取締法改正案について、私の方から質問をさせていただきます。 私は、議員になる前は二十年以上にわたり医薬品の研究開発に従事しておりましたので、医薬品の安全性と比較しつつ、この法案における質問をさせていただきたいと思います。 農薬といいますのは、やはり安定的に農業生産をする上で必要不可欠なものであり、また、人が摂取する食品に使用されるわけで、環境にも散布されるわけでありますから、安全の確保が第一であるという資材であります。 その一方で、農薬に対する印象は、危険なものであり、できるだけ使わない方がいいといったも……
○江田委員長 これより会議を開きます。
この際、一言御挨拶を申し上げます。
このたび、総務委員長の重責を担うことになりました江田康幸でございます。
本委員会は、行政の基本的制度、地方自治など国の基本的な仕組みにかかわる問題から、情報通信、郵政事業、消防など国民の社会経済を支える問題まで幅広く所管する委員会でございます。
私は、その職責の重要性を認識するとともに、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営を図ってまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
理事池田道孝君及び務台俊介君から、……
○江田委員長 これより会議を開きます。 行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官南俊行君、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長丸山雅章君、内閣官房内閣審議官向井治紀君、内閣府大臣官房審議官米澤健君、内閣府知的財産戦略推進事務局長住田孝之君、総務省大臣官房地域力創造審議官佐々木浩君、自治行政局長北崎秀一君、自治行政局公務員部長大村慎一君、自治行政局選挙部長大泉淳一君、自治……
○江田委員長 これより会議を開きます。
日本放送協会平成二十六年度財産目録、貸借対照表、損益計算書、資本等変動計算書及びキャッシュ・フロー計算書、日本放送協会平成二十七年度財産目録、貸借対照表、損益計算書、資本等変動計算書及びキャッシュ・フロー計算書の両件を議題とし、審査に入ります。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両件審査のため、本日、参考人として日本放送協会の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、……
○江田委員長 これより会議を開きます。 行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官松尾浩道君、内閣府大臣官房審議官米澤健君、内閣府子ども・子育て本部審議官川又竹男君、総務省自治行政局長北崎秀一君、自治行政局選挙部長大泉淳一君、自治財政局長林崎理君、自治税務局長内藤尚志君、消防庁次長横田真二君、法務省大臣官房政策立案総括審議官金子修君、財務省理財局次長富山一成君、文部科学省大臣官……
○江田委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり、NHKの完全民営化に関する陳情書外六件、また、意見書は、改正地方公務員法及び改正地方自治法の施行に向け、自治体臨時・非常勤職員の処遇改善のための施策を求める意見書外百二十九件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百九十五回国会、後藤祐一君外十四名提出、行政機関の保有する情報の公開に関する法律等の一部を改正する法律案
並びに
行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件
地方自治及び地方税財政に……
○江田(康)委員 浄化槽法の一部を改正する法律案の起草案につきまして、提案者を代表して、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。 我が国では、いまだに約千二百万人が環境負荷の高いくみ取り便槽や単独処理浄化槽等を使用している状況にあり、その早期転換に向けて、下水道や農業集落排水施設等に並ぶ汚水処理サービスである合併処理浄化槽に対する期待が高まっています。 しかしながら、平成十二年の浄化槽法改正で原則として新設が禁止された単独処理浄化槽は、依然として約四百万基も残存し、合併処理浄化槽への転換が進んでいないことに加えて、老朽化による破損や漏水も懸念されています。 また、浄化槽の定期検査は、維持管……
○江田委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国政に関する調査を行うため、本会期中
行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する事項
地方自治及び地方税財政に関する事項
情報通信及び電波に関する事項
郵政事業に関する事項
消防に関する事項
以上の各事項について、衆議院規則第九十四条の規定により、議長に対して承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、本日付託になりました内閣提出、平成三十年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律……
○江田委員長 これより会議を開きます。
行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、石田総務大臣から所信を聴取いたします。石田総務大臣。
【次の発言】 次に、平成三十一年度総務省関係予算の概要について説明を聴取いたします。鈴木総務副大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十二分散会
○江田委員長 これより会議を開きます。
行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として統計委員会委員長西村清彦君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官向井治紀君、内閣府知的財産戦略推進事務局長住田孝之君、個人情報保護委……
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、地方税法等の一部を改正する法律案、特別法人事業税及び特別法人事業譲与税に関する法律案、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官恩田馨君、内閣官房内閣審議官向井治紀君、内閣府大臣官房審議官小平卓君、内閣府政策統括官増島稔君、内閣府知的財産戦略推進事務局長住田孝之君、内閣府子ども・子育て本部審議官川又竹男君、消費者庁審議官高島竜祐君、総務省大臣官房長武田博之君、大臣官房政策立案総括審議官横田……
○江田委員長 これより会議を開きます。
この際、政府から発言を求められておりますので、これを許します。石田総務大臣。
【次の発言】 内閣提出、地方税法等の一部を改正する法律案、特別法人事業税及び特別法人事業譲与税に関する法律案、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、参考人として統計委員会委員長代理北村行伸君及び日本放送協会専務理事木田幸紀君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、地方税法等の一部を改正する法律案、特別法人事業税及び特別法人事業譲与税に関する法律案、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、政府参考人として内閣府子ども・子育て本部審議官川又竹男君、総務省大臣官房政策立案総括審議官横田信孝君、自治財政局長林崎理君、自治税務局長内藤尚志君、厚生労働省大臣官房総括審議官土生栄二君及び厚生労働省政策統括官藤澤勝博君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○江田委員長 これより会議を開きます。 行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣情報調査室次長森美樹夫君、内閣官房内閣審議官櫻澤健一君、内閣府大臣官房審議官田中愛智朗君、内閣府子ども・子育て本部審議官川又竹男君、内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官長谷川秀司君、警察庁長官官房審議官高田陽介君、金融庁総合政策局参事官佐藤則夫君、復興庁統括官末宗徹郎君、総務省大臣官房長武田博之君、大臣……
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、成田国際空港周辺整備のための国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として総務省行政評価局長讃岐建君、自治行政局長北崎秀一君、自治財政局長林崎理君、消防庁次長横田真二君、外務省大臣官房参事官船越健裕君、農林水産省農村振興局整備部長横井績君、国土交通省航空局航空ネットワーク部長久保田雅晴君、国土交通省航空局交通管制部長飯嶋康弘君及び防衛省大臣官房審議官森田治男君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○江田委員長 これより会議を開きます。
放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題とし、審査に入ります。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件審査中、参考人として日本放送協会の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本件審査のため、本日、政府参考人として総務省情報流通行政局長山田真貴子君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○江田委員長 これより会議を開きます。
放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本件審査のため、本日、政府参考人として総務省自治行政局選挙部長大泉淳一君、情報流通行政局長山田真貴子君、法務省大臣官房司法法制部長小出邦夫君及び防衛装備庁プロジェクト管理部長斉藤和重君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申出がありますので、順次これを許します。奥野総一郎君。
○江田委員長 これより会議を開きます。
行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、特に統計問題について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として統計委員会委員長西村清彦君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として総務省大臣官房政策立案総括審議官横田信孝君、行政評価局長讃岐建君、自治行政局長北崎秀一君、自治財政局長林崎理君、厚生労働省大臣官房総括審議官土生栄二君、厚生労働省大臣官房高……
○江田委員長 これより会議を開きます。 行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長丸山雅章君、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長高橋文昭君、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長辻庄市君、内閣法制局第四部長木村陽一君、内閣府地方創生推進事務局審議官鎌田篤君、総務省大臣官房総括審議官宮地毅君、大臣官房政策立案総括審議官横田信孝君、大臣官房地……
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、電波法の一部を改正する法律案及び電気通信事業法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として総務省国際戦略局長吉田眞人君、情報流通行政局長山田真貴子君、総合通信基盤局長谷脇康彦君及び防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官小波功君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申出がありますので、順次これを許します。中谷一馬君……
○江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、電波法の一部を改正する法律案及び電気通信事業法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、参考人として日本放送協会経営委員会委員長石原進君及び日本放送協会会長上田良一君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター内閣審議官山内智生君、公正取引委員会事務総局経済取引局長菅久修一君、総……
○江田委員長 これより会議を開きます。
行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として日本放送協会専務理事木田幸紀君及び日本郵政株式会社常務執行役諫山親君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官十時憲司君、内閣官房内閣審……
○江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、放送法の一部を改正する法律案を議題といたします。 これより質疑に入ります。 本日は、本案審査のため、参考人として、東京大学大学院法学政治学研究科教授宍戸常寿君、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授中村伊知哉君及び立教大学社会学部メディア社会学科教授砂川浩慶君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多用中のところ当委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じま……
○江田委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり、厚生年金への地方議会議員の加入等に関する陳情書外十件、また、意見書は、会計年度任用職員制度施行に伴う臨時・非常勤職員の地位・待遇改善を求める意見書外百十四件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、細田博之君外十二名提出、地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律案につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をするに賛成の諸君の起立を求めます。
○江田委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付してありますとおり、新たな過疎対策法の制定に関する意見書外百八十八件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、第百九十八回国会、細田博之君外十二名提出、地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律案につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をするに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、そのように決しました。
次に
第百九十五回国会、後藤祐一君外十四名提出、行政機関の保……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 小泉大臣、環境大臣への御就任おめでとうございます。 大臣は、就任以来、国連気候アクションサミット、また喫緊の災害対応まで大変に精力的に行動をされているところでございますが、大臣は大きな発信力をお持ちでございます。私も大変に期待しておりますが、我が国のすぐれた環境政策が大臣によってまた注目され、また大きく前進していくことを心から期待するものでございます。 きょうは、さまざま質問をさせていただきたいと思っておりますが、私も公明党の環境部会長でありますが、また党の地球温暖化対策本部長、さらには総合エネルギー対策本部長として、この気候変動対策には……
○江田(康)委員 おはようございます。公明党の江田康幸でございます。 まず冒頭、台風十五号、十九号など一連の豪雨災害でお亡くなりになられました方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。 本日は、台風十九号で甚大な被害を受けた福島、宮城両県の委員会視察を踏まえまして、私の方からは質問をさせていただきたいと思います。 まず、大臣にお聞きをさせていただきます。 今般の台風十五号、十九号による一連の災害では、各地で甚大な被害が発生したわけであります。政府においては、この復旧復興のために予備費の使用を決定し、更に補正予算を編成する方針と伺っております……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、沖縄観光の再生や、また首里城の再建等について質問をさせていただきたいと思っております。 質問時間が短いですので、早速に質問に入らせていただきます。 今、沖縄県の経済は非常に厳しい状況である、そのように思っております。特に、沖縄県のリーディング産業である観光リゾート産業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により深刻なダメージを受けております。県内の観光関係者の皆様からは、沖縄観光の分岐点という声も出ているほどであります。 衛藤大臣、沖縄振興策を所管する大臣として、新型コロナウイルス感染拡大の影響による沖縄の観光リゾート産業及び県経……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、私も科学技術を専門とする人間の一人として、科学技術基本法改正案について質問をさせていただきます。 その前に、まず、新型コロナウイルスの感染症について、開発が急がれる治療薬、ワクチンの開発について一問だけお聞きをさせていただきたいと思っております。 ワクチンの開発でありますが、感染の拡大を防止して感染を終息させる、そのためには、最終的には、有効なワクチンが開発されなければなりません。ワクチンの開発にはどんなに急いでも二年以上はかかるわけでありまして、失敗してもやり直しはきかない。今から複数のワクチン開発を同時並行して支援していくべき……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、小泉大臣の大臣所信に対する質疑をさせていただきます。 冒頭ではございますが、現在、新型コロナウイルスの感染拡大が続いております。学校の休校やイベントの自粛、また外出自粛、さらには観光客の激減など、やはり国民生活や日本経済に大きな影響が出ているわけであります。政府におかれましては、感染拡大の防止を徹底して行っていただきたい、また、国民の健康、生活を守るためのあらゆる手段を講じていただきたいということを申し上げて、きょうは環境委員会でございますので、質問に入らせていただきます。 まず、気候変動対策について質問をさせていただきたいと思い……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、大気汚染防止法の改正について御質問をさせていただきます。 冒頭ではございますが、新型コロナウイルスの感染拡大は続いております。このたびの新型コロナウイルスの感染でお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、治療中の方々には一刻も早い回復をお祈りするものであります。さらに、感染の危険性にさらされながらも懸命な治療そして診療に当たっていただいている医療関係者を始め多くの関係者の皆様に心から感謝を、また敬意を申し上げたいと思います。 国として更に感染拡大の防止を徹底するとともに、国民生活や経済活動を守るあらゆる支援を講じて……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 私もこの委員会にはかつて所属をしていたわけでございますが、委員長もさせていただきましたが、きょうは久々にこちらの方で、エネルギーに関して質問をさせていただきます。 本日は、エネルギー供給強靱化法でございます、これについての質疑でございますけれども、まずは冒頭、新型コロナウイルスの感染が今このように拡大をしているわけでございます。このたびのこの新型コロナウイルスの感染でお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、治療中の方々には、一刻も早く回復をお祈りするわけでございます。さらに、感染の危険性にさらされながらも懸命な治療そして診療……
○江田(康)委員 皆様、おはようございます。公明党の江田康幸でございます。 本日は、熊本、福岡、大分を始めとする令和二年七月豪雨に関して質問をさせていただきます。 このたびの令和二年七月豪雨においてお亡くなりになられた方々とその御家族に対して深く哀悼の意を表しますとともに、今なお避難所等において不自由な生活を余儀なくされている皆様に心からお見舞いを申し上げます。 私の地元熊本県では、七月の三日から四日朝方にかけて降った大雨が球磨川の大氾濫や多数の土砂災害を引き起こし、昨日までに、死者六十五名、住宅被害は、全壊五百五十七戸を始め、五千九百棟以上の床上浸水、甚大な被害をもたらしたところでござ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、新型インフルエンザ等対策特別措置法について、特措法の改正案について質問をさせていただきます。 冒頭、新型コロナウイルスの感染でお亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、治療中の方々に一刻も早い回復をお祈りいたします。また、国民の皆様にも心からお見舞いを申し上げたいと思います。 この新型コロナウイルスの感染は世界全体に広がりつつあり、国内におきましても、大規模な拡大傾向にはないものの、感染は拡大しつつあり、国民の生命、健康や国民生活、日本経済に大きな影響を与えているところであります。現在は、国内の感染拡大を防止……
○江田(康)委員 皆様、おはようございます。公明党の江田康幸でございます。 本日は、熊本を始め福岡や大分など九州各地で甚大な被害をもたらしている豪雨災害に関して緊急の質問をさせていただきます。新型コロナ感染症における災害対策でもありますので、よろしくお願いをいたします。 球磨川の氾濫や土砂崩れが相次いだ私の地元の熊本県では、昨日までに死者五十三人、行方不明者九人、甚大な被害が出ているところであります。 私は、公明党の県議団や市議団とともに、高速道が開通した五日、土砂崩れで多くの死者が出た芦北町や、球磨川の氾濫で市内全域が冠水した人吉市に調査に入りました。 まず、初動、緊急対応について質……
○江田(康)委員 公明党の衆議院議員の、地元選出の江田康幸でございます。 本日は、意見陳述人の皆様におかれましては、大変お忙しい中で、このように予算委員会の公聴会に御参加をいただき、また、大変貴重な御意見を伺いましたことを心から感謝を申し上げます。 では、時間の限りで質問をさせていただきます。 まず、蒲島県知事に御質問をさせていただきたいと思います。 熊本地震から三年十カ月になるわけでございます。知事からは、熊本地震の復興が着実に進んでいるという御報告がございました。私も、県選出国会議員、地元の議員として、蒲島知事を始め、県、市町村の首長の皆様、そして議会の皆様とともに、発災直後から復……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、小泉環境大臣の所信に対して、主に気候変動と脱炭素社会の構築に関して、私の方から質問をさせていただきたいと思います。 まず、大臣にお伺いをさせていただくわけでございますが、先月二十六日、菅総理が今国会の所信表明演説で、二〇五〇年までの温室効果ガスの排出を実質ゼロにする、また、二〇五〇年カーボンニュートラルとして脱炭素社会の実現を目指すことを宣言をされました。 我々公明党では、これまで、年頭の本会議での山口代表や斉藤前幹事長の代表質問、また三月のこの環境委員会での私の質問、そして自公連立政権合意、九月の令和三年度予算概算要求に向けた公……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、被災者生活再建支援法について質問をさせていただきます。 まず、大臣にお聞きをさせていただきます。 七月豪雨災害では、私の地元でもあり金子委員長の地元でもある熊本県を中心として、九州各県、そして全国にも甚大な被害が発生したところでございます。私も直ちに被災地に入り、現状を視察するとともに、被災地からの要望をもとに復旧復興に全力で取り組んでまいりました。 今回の被災者生活再建支援法の改正で、支援金の対象として、従来の全壊、さらには大規模半壊に加えて、半壊世帯のうち、大規模半壊には至らないけれども相当規模の補修を要する世帯、すなわち家……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、小泉環境大臣の所信表明に関連して私の方からも質問をさせていただきます。これまでの質問と重なる部分もあろうかとは思いますけれども、丁寧な回答をよろしくお願いを申し上げます。 まず、脱炭素社会の実現について一連の質問をさせていただきますが、その中でも、最初には、中期目標の見直しについて小泉環境大臣にお伺いをさせていただきます。 昨年十月の総理のカーボンニュートラル宣言を受けて、我が国の経済社会は脱炭素社会に向けて大きくかじを切りました。 臨時国会の環境委員会の場においても、私、二〇五〇年実質排出ゼロを一貫して主張してきた我が公明党と……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 先週の大臣所信に対する質疑では、私、脱温暖化社会の実現、また二〇五〇年カーボンニュートラルについて質問をさせていただきました。本日は、脱炭素社会に資する循環経済、サーキュラーエコノミーについて、プラスチックの資源循環を中心に大臣に質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 早速でございますが、循環経済、すなわちサーキュラーエコノミーへの移行は待ったなしの状況であり、中でもプラスチックは、我々の生活に利便性と恩恵をもたらす重要な素材である一方で、世界全体としては有効利用される割合が低く、二〇五〇年までに海洋に……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、皆さんに引き続いて、私の方も自然公園法の改正案について質問をさせていただきます。 早速、大臣から質問をさせていただきます。 地域の状況が変化していく中で、観光は地方創生への重要な切り札となっております。多くの地域がこれに力を入れております。 私の地元の阿蘇くじゅう国立公園を始めとして、多くの国立公園、国定公園も日本を代表する自然環境として地域の観光、地方創生の要となっておりまして、国内外から多くの観光客が訪れるエリアとして地域を支える重要な資源となっていると理解をしております。 一方で、国立公園側も、旅行形態や旅行ニーズの変化……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。 公明党は、四月の六日に、二〇五〇年脱炭素社会の実現に向けた中間提言を、菅総理、また小泉大臣にさせていただいております。この提言も踏まえて質問をさせていただきたいと思いますし、また、先日の本会議でも質問に立たせていただきましたけれども、更に深掘りさせていただいて、質問をさせていただきます。 世界は今、気候危機に直面しておるわけでありまして、気候変動問題への対策が急務であるという国際的な認識が醸成されつつあります。こうした認識の下で、気候変動問題……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸です。 本日は、政府提出のプラスチック資源循環法案について質問をさせていただきます。 循環経済、すなわちサーキュラーエコノミーへの移行は待ったなしの状況であり、中でもプラスチックは、我々の生活に利便性と恩恵をもたらす重要な素材である一方で、世界全体としては有効利用される割合が低くて、二〇五〇年までに魚の重量を上回るプラスチックが海洋環境に流出することが予測されるなど、地球規模での環境汚染が懸念をされているところでございます。 これを受けて、政府は、令和元年五月に我が国のプラスチック資源循環戦略を策定いたしました。資料一にその概要を示しております。 ここ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、一般質疑ということで、質問をさせていただきます。 まず冒頭、本日の一般質疑の後に議題に上がっております自然災害義援金に係る差押禁止等に関する法律案に関連して、質問をさせていただきます。 自然災害に関連する義援金については、これまで、東日本大震災、平成二十八年熊本地震による災害、平成三十年七月豪雨による災害、令和元年房総半島台風、東日本台風等による災害及び令和二年七月豪雨による災害の際に、被害の甚大さに鑑み、これらの災害に関連する義援金に限り差押えを禁止すること等を内容とする法律が、それぞれ特別法として制定をされてきました。 その……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、特措法並びに感染症法の審議に入った、その際の参考人質疑ということでございますので、できる限り私は先生方から答弁を引き出したいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 先ほど感染症の専門家であられます舘田先生から様々なデータを見せていただきました。特に、一番先にありましたように、国内の死亡率において、これは国際的にもそうですけれども、コロナは死亡率が高い。一・四%と、国内でもそのくらいでしょうけれども、先生おっしゃいましたように、一・四%、百人に一人死亡するというような高率でしょうけれども、それがゆえに、感染者をいかに少なく……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、引き続いて、この原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法の一部を改正する法律案、原子力立地地域特措法に関連して質問をさせていただきます。 まず、本法律を延長する必要性について、井上大臣の方にお伺いをさせていただきたいと思います。 原子力立地地域特措法は、御承知のとおり、一九九九年に発生した茨城県東海村のジェー・シー・オー臨界事故の経験を踏まえて、原子力発電施設の立地地域について防災に配慮しながら地域振興を図ることを目的とした法律でありまして、避難道路、避難所等の防災インフラ整備に当たっての国の負担率のかさ上げを、負担割合の……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、一般質疑ということでございますので、新型コロナ関連ということで質問をさせていただきます。 一月の八日に発出された緊急事態宣言は三月二十一日をもって全都道府県で解除されたわけでございますが、その後、政府としても、このリバウンドを抑えるために、緊急事態宣言解除後の総合対策として様々手を打ってきたところではございます。しかし、既に感染拡大のピークが表れておりまして、東京や大阪、宮城、沖縄といった各地で急激な感染拡大が見られてまいりました。こうした状況を受けて、政府は、新型コロナウイルス対策の蔓延防止等重点措置を、大阪府、兵庫県、宮城県に適……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。 まず、大臣にお伺いをいたします。 障害者差別解消法は、二〇一三年に公明党の主導で成立し、二〇一六年四月に施行されました。国や自治体、企業に対し、障害を理由とする不当な差別を禁じるとともに、障害者の社会参加に必要な配慮を求めています。今回の法改正により、障害があることで不利益を受けたり嫌な思いをしたりすることがなくなるよう、社会全体の取組を加速させてまいりたい。 本法律は今回が初めての見直しとなりますが、事業者による合理的配慮の提……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、私の方からは、国産ワクチンの開発を中心に質問をさせていただきます。 ようやく我が国でも新型コロナウイルスワクチンの接種が始まり、医療従事者、高齢者へと接種が進んでいるわけでございます。十分なワクチン供給と万全の接種体制で着実にワクチン接種が進むことを強く要望をいたします。 一方、世界においてワクチンナショナリズムが広がっている状況、今後、日本特有の変異株が出現した際の対応などを考えますと、国内のワクチン開発は必要不可欠であります。 公明党のワクチン・治療薬開発推進プロジェクトにおきましては、国産ワクチン開発の課題について、国内の……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸です。 本日は、新型コロナ関連で質問をさせていただきます。 まず、国産ワクチン開発の実用化についてお伺いをさせていただきます。 国産ワクチンの開発については、他国の事情に左右されることなく着実に国内にワクチンを供給するためにも、また、日本特有の変異株に対応したワクチンを迅速に開発して供給するためにも、極めて重要であります。 この観点から、公明党は、四月の二十八日に、国産ワクチンの早期開発と生産体制の整備に関する緊急要望を菅総理と田村厚生労働大臣に申し入れました。これを受けて、政府は、六月の一日、国産ワクチンの迅速な開発と安定供給を可能とするワクチン開発……
○江田委員 公明党の江田でございます。 きょうは、先生、お忙しい中、すばらしい講演をしていただきまして、ありがとうございます。 私の方の質問としましては、ちょっと憲法論議からは外れるかもしれませんが、先生が先ほど二十一世紀の民主主義日本のあるべき姿ということで、ソフトパワーが非常に重要な役割を示すということをその講演の中で一貫しておっしゃられていたかのように思われます。そのソフトパワーを生み出す、また、論理力を引き出す、そういうソフトパワーをはぐくむ教育という観点から少しくお話をさせていただきたいと思っております。 政治改革、社会改革をするにしても、またこの憲法論議でその改正について論議……
○江田小委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、先生、お忙しい中、非常にグローバルな視点で、また海外にも居住されていて、そういう観点から日本を見ていただいて、地方分権改革についての非常に参考ある御意見をいただきましてありがとうございました。 私は、さきの二先生とは違いまして、ちょっとどろどろと具体的に勉強をさせていただきたいと思っておりますので、二、三点御質問させていただきます。 先ほど先生が、今後の日本の地方分権改革で三つの課題があると言われました。一つは、財政面での分権、税財源の移譲についてということでございました。これについてちょっと御質問をさせていただきたいんですが、さきの……
○江田小委員 公明党の江田康幸でございます。 先生、きょうは貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。 地方自治が大きな転換期を迎えていると私も思っております。小泉首相が、民間でできることは民間で、また地方でできることは地方でということをスローガンに改革を進めておりますが、非常に重要な分野であると思っております。 地方改革、地方自治改革の柱はやはり地方分権であって、その地方分権を進めるためには、先ほども先生がおまとめになられましたように大きくは二つ、一つは財政危機にいかに対応するか、税財源の確保をどうするかということであり、またもう一つは、社会構造の種々の変化に対して自治能力の……
○江田小委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、先生、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 幾つか質問をさせていただきたいと思っておるんでございますが、まず、先ほどからも議論に出ておりますように、日本全体が非常に経済が厳しい状況に至っております。これは地方においてはさらに厳しいわけでございまして、地方の経済の活性化ならずして国の経済の活性化もないと私は思っております。そういう経済の活性化に限らず、二十一世紀に対応した教育とか環境、福祉、医療、介護といった大きな問題がまた横たわっております。こういうようなものに対応して、地方の活性化をしていく上においても、やはり本来の意味……
○江田小委員 本日は、もともと行政出身であられながら、おかたいお考えではなくて、もう本当に鋭い、本来の地方と国のあり方を鋭く指摘されている御意見に感服しているわけでございます。 きょうは、税の専門家でもあられる、私は税はほとんど専門でございませんが、そのことについて最初にちょっとお聞きしたいと思っております。 先生の「税は自治の原点」という論文をこの前に読ませていただきまして、量出制入、すなわち、出るをはかって入るを制するというのが財政の基本原則であるということをここで述べられております。 今までは、量入制出というか、そういう逆転した考えが横行していて、行政改革、事務処理の見直し、これを……
○江田小委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、北川知事、これまでのいろいろな経験を生かして、また現場の知事として非常にすばらしいことを考え、やろうとされているということをお聞きして、ありがたく思っております。 幾つかお聞きしたいと思っているんですが、まず一つは、税源の移譲ということについてどのようにお考えなされているかということをお聞きしたいんです。 確かに、これまでは政官財一体で護送船団方式で、こういう体制の中でやってきたわけでございますが、国としては、先ほども言われたように、最終的には七百兆円の借金もつくってしまっている。そこで、責任の所在が不明である。だからこそ、納税者には……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 私は、選挙区は熊本でございまして、五月十一日に熊本地裁で行われましたハンセン病の判決、これに対して我が党の坂口厚生労働大臣が控訴を断念するという英断を下され、それを支えた者の一人として、きょうは林先生が、ハンセン病でお苦しみなされたお父さんを持たれる、そういう非常に大変な御経験を持たれておりますので、林先生に、まずは、なぜ九十年もの長き間隔離政策が続けられたのかという点についてお聞きしたいと思っております。 先ほど、先生は、時間がないせいか余りお話しになられませんでしたので、私の考えをまず言わせていただきながら、憲法における保障された人権と……
○江田(康)小委員 公明党の江田康幸でございます。きょうはいろいろな御意見を伺い、地方分権に関して、大変に参考になっております。 幾つか質問をさせていただきたいんですが、構造改革というのが今非常に大事なときでございまして、そのキーワードはやはり地方分権、これがいくか否かだと思っております。むだを省いて効率よい行政システムを国も地方もつくり上げる必要がある。 そういう中で、志木市長のところでは、行政改革の大胆なモデルとして地方自立計画というのを進めておられます。先ほどお時間がこの件に関してはなかったので、具体的な説明がございませんでしたので、まず、この御市で進められている地方自立計画の基本的……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、食品安全基本法に関する質疑をさせていただきます。 この二年、食の安全を揺るがすさまざまな問題が起きております。BSEの発生、大企業による牛肉偽装の問題、それから残留農薬や無登録農薬の問題、健康食品による被害等々、食の安全に対する国民の信頼は大きく失墜し、不安が増大している現状でございます。 このような状況に対応するために、私たち公明党では、現地調査や関係者との協議を重ねてまいりました。昨年二月、「食の安全」確保に関するプロジェクトを設置し、リスク評価委員会の設置や食品安全法の制定を柱とする食の安全確保に関する提言を発表したところでござ……
○江田大臣政務官 まず、今も答弁されておりますように、悪質なマルチ商法については厳正に取り締まる必要があると考えております。 このような悪質なマルチ商法を防止するために、特定商取引法におきましては、連鎖販売取引について、虚偽、誇大な説明等の不当勧誘行為を禁止して、またクーリングオフ等の所要の規制を定めているところでございます。このような規制を適正に遵守する場合には、連鎖販売取引は禁止されているところではございません。 ただ、留意すべきは、この連鎖販売取引というのは個人間で多段階的に販売員を勧誘、拡大するものでございますので、たとえ連鎖販売企業の本社が法令上の規則を遵守するという姿勢を持つ場……
○江田大臣政務官 今先生御指摘のとおり、電子タグというのが、その性質上、まだ多くの国民の皆様に十分認識されていないというのが現状でございます。 したがって、消費者が商品に電子タグがついているというその意識がないままにこれを所持して移動して持っていかれますと、消費者の気づかないうちに消費者が望まない形で読み取られるというおそれが十分に将来的に予想されるわけでございます。 例えば、これはもう個人情報ではございませんので個人情報の侵害にはならないと思いますけれども、やはりプライバシーの侵害にはなる。例えばかばんの中のものとか、着ているものとか、そして家の中にあるものとかが読み取られるおそれがある……
○江田分科員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、難病対策について、主としてお伺いをさせていただきたいと思っております。 我が国の難病対策、これは小児と成人のそれぞれ難病対策があるわけでございまして、いわゆる小児慢性特定疾患、それと特定疾患治療研究事業でございますが、本日は、この小児を対象とする難病制度と成人を対象とする制度の今後の課題について、私の方から質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 その中で、まずは、小児の難病であります小児慢性特定疾患治療研究事業、これは、小児がんとか気管支ぜんそくを初めとして、五百もの疾病を対象とするものでございますが……
○江田分科員 公明党の江田康幸でございます。 きょうは、水俣病問題について質問をさせていただきます。 水俣病、これは工場から排出されましたメチル水銀、有機水銀によって汚染された魚介類を摂取することによって発生しました我が国で初めての公害病でございます。公式発見から来年で五十周年を迎えようとしているところでございます。 昨年十月の十五日、最高裁におきまして水俣病関西訴訟の判決が言い渡されました。水俣病の被害拡大を防ぐことができなかったことについて、国と県の責任が確定したわけでございます。国と熊本県におきましては、最高裁判決を当然重く受けとめて、そして適切に対処すべきであると考えます。 今……
○江田副大臣 私もライフサイエンスの分野ではございますけれども、長い間研究開発にかかわってきておりましたその経験から、科学技術の重要性、またその推進というのには最大の関心を持って政策に取り組ませていただいているところでございます。 先生御指摘のように、我が国の科学技術の将来、また国際競争力の維持強化のためには、やはり若手研究者や女性研究者を初めとする多様多彩な人材が意欲と能力を発揮できる環境を形成して、そして人材の質と量を確保すること、これが重要であると認識しております。特にすぐれた若手研究者がその能力を最大限に発揮できるよう、その自立性を確保することが重要であると思っております。 環境分……
○江田副大臣 私の郷土、九州・熊本もまた多くの里地里山を有しておりまして、人々の生活の場、また環境保全の場として非常に重要であると考えております。 里地里山は、農林業などにかかわる方々が長年にわたってつくり上げてきていただいたことによって特有の環境が維持形成されてきたところでございます。それは、身近な野生生物の宝庫であり、また生物多様性の保全上、さらには身近な自然との触れ合いの場として大変重要であると認識しております。 里地里山は、人間に活用されることを通じて維持されてまいりました。このため、環境省では、平成十六年度から、全国四カ所のモデル地域で、地元自治体、住民、NPO、専門家や農林水産……
○江田(康)分科員 公明党の江田康幸でございます。 早速に質問に入らせていただきます。まずは、臍帯血移植についてでございます。 白血病などの血液の病気に対しまして有効な治療法であるのが、この臍帯血移植でございます。新しい命がもう一つの命を救う。大臣、これは御存じでしょうか、臍帯血移植推進のキャッチフレーズでございます。 公明党は、この臍帯血移植を推進するために、今から十年前の九七年、その推進を求める署名運動を展開しまして、全国の議員、党員が一丸となって取り組んで、二百万人を超える署名が集まりました。この間、九八年には臍帯血移植術への保険適用、九九年には公的臍帯血バンクの設立、また二〇〇〇……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 私もかつてはこの経済産業委員会に所属しておりましたが、きょうは環境委員会側から質問をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いをいたします。 二階大臣、また斉藤大臣、大変に御苦労さまでございます。 化学物質につきましては、先ほどもありましたように、衣食住を初めとする日常生活用品から、今日、工業分野や医療分野など経済産業を支える基礎的な材料まで幅広く活用されておりまして、私たちの文明を支え、また暮らしを豊かにしているわけでございます。しかし一方で、水俣病や、またイタイイタイ病などの公害を初めとして、有害な化学物質による環境汚染や健康……
○江田(康)議員 近藤先生の御質問にお答えいたします。 限界削減費用は、日本は既に高度な省エネ技術が導入されておりますので、EU、アメリカと比べて限界削減費用は相対的に高いと一般的に言われております。 御指摘の、今後の国際交渉の中で主要国が示す中期目標を評価する際の評価軸になり得るかということに関しましては、私どもも限界削減費用がその有効な一つになると考えております。 ただ、主要国との国際的公平性を検討するには、政府のタスクフォースの中間取りまとめにもございますけれども、限界削減費用のほかに、GDP当たりの対策費用とか、一人当たりの排出量がございます。それらの、特にGDP当たりの対策費用……
○江田(康)分科員 公明党の江田康幸でございます。 きょうは、厚生労働省の所管事項についてお伺いをさせていただきます。 早速に質問に入らせていただきたいと思うんですが、きょうは二つ、HTLV1の総合対策ということについて、また、もう一つは我が国のアレルギー疾患対策について、この二つに絞ってお話をさせていただきたいと思います。 HTLV1総合対策についてでございますけれども、大臣は前回も私の質問等を受けていただきましたのでおわかりだと思いますけれども、ヒトT細胞白血病ウイルス、これをHTLV1というんですが、このウイルスは、血液のがんである成人T細胞白血病、ATLや、神経難病であるHTLV……
○江田(康)分科員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、命を守りたい、命が第一である、そう主張しておられる鳩山政権のその先頭で闘っておられる長妻厚生労働大臣に、命を守る政策の一つ一つについてお伺いをさせていただきたいと思っております。 きょうは、難病対策について、HTLV1の感染予防対策について、またアレルギー対策について、時間のある限り御質問をさせていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 大臣は、HAM、また遠位型ミオパチー、さらには再発性多発性軟骨炎という病気について御存じでしょうか。 HAMという病気につきましては、人の白血球に感染するHTLV1と……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、この経産委員会において連合審査ということで質問に立たせていただきますが、再生可能エネルギーの全量買い取り制度を創設するこの法律案についてでございます。 まず最初に、この再生可能エネルギーについての私どもの基本的な考え方を述べさせていただきます。 公明党は、これまで過渡的なエネルギーとして原子力発電を容認してまいりました。しかし、今回の東京電力福島第一原発の事故によって、原子力への依存を徐々に減らしていかなければならないと考えております。そして、電力の安定供給をしっかりと確保しながらこれを達成していく、これが大変重要と思っております……
○江田(康)議員 公明党の佐藤先生にお答えいたします。 御指摘のように、原子力規制委員会の委員長、委員につきましては、中立公正の立場から、みずからの専門知識及び経験のみに基づいて、独立した規制上の決定と判断ができる者でなければならない。また、今般の原子力事故を受けまして、原子力利用における安全の確保が喫緊の課題であります。また、国民からも強く望まれております。そういう中で、人格の高潔性や高い使命感が求められるところでございます。 そこで、我々の自公案では、原子力規制委員会の委員長及び委員の資格要件としては、人格が高潔であることを設けるとともに、委員長の任免について天皇が認証することとしてい……
○江田(康)分科員 大臣、御苦労さまでございます。 本日は、私の方からは、HTLV1の総合対策とアレルギー疾患対策等について質問をさせていただきます。 まず、私も参加しました官邸の特命チームで決定したHTLV1総合対策について質問をさせていただきます。 大臣、HTLV1という白血病ウイルスを御存じでしょうか。このウイルスは、血液のがんである成人T細胞白血病、ATLや、神経難病である脊髄疾患、HAMを引き起こします。これらの病気は、私の地元の九州、沖縄に多いんです。風土病と言われて、差別また偏見も生んできたウイルスであります。 国内の感染者は百万人以上、その数は、大臣御存じのように、B型……
○江田(康)分科員 公明党の江田康幸でございます。 きょうは、田村大臣初め厚生労働行政をつかさどる皆様方、大変に御苦労さまでございます。 きょう、私の方から質問をさせていただきたいのは、難病対策と再生医療についてでございます。時間のある限り質問をさせていただきたいと思います。 まず、難病対策の抜本改革についてということなんですけれども、原因がわからず治療法も確立されていない、そういう難病は数百種類あると言われております。効果的な治療法がなく、患者数も少ない、このために、多くは研究すら行われてこなかったのが現状でございます。 私はこれまで、HAMとか遠位型ミオパチー、また、再発性多発軟骨……
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