このページでは小泉俊明衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小泉俊明衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の平成十一年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案に対して、反対の立場から討論をいたします。 本法律案は、今年度補正予算の財源を確保するために、平成十一年度の剰余金一兆四百三億円の全額を補正予算の財源に繰り入れようというものであります。 しかし、これは、剰余金の二分の一以上を公債の償還財源に充てなければならないとし、公債政策に対する国民の信頼を確保しようとした財政法第六条第一項の規定の趣旨に反するものであるとともに、戦前における際限のない国債発行が、極度のインフレや財政破綻を招い……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 それでは、通告に従い御質問させていただきます。 森総理から小泉総理にかわりまして、人がかわっただけで、支持率が限りなくゼロに近い一けたから八割、九割まで行ってしまう。これは何を意味しているかといいますと、大臣のポストにだれがつくか、これが極めて重要だということだと思います。このポストについている方がどんなお考えを持った方かというのは、かなり国民の注目しているところでありますので、特に現状を正確に把握することがさまざまな政策とか対策を立てる前提になりますので、内閣の一員であります扇大臣に、日本の経済や景気の現状についてどのような認識を持たれて……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。御質問させていただきます。 まず最初に、十年間にも及ぶ長期的な景気の低迷、そしてKSD事件、外交機密の問題、えひめ丸の問題、検察官と裁判官の証拠のもみ消しの事件など、まさにさまざまな問題が今噴出し、我が国の戦後の歴史の中でも今ほど、立法も行政も司法も、三権のすべてに対する国民の信頼が失われたことはないと思います。国民の心の中には、どうしようもない閉塞感や不公平感や怒りが満ち満ちております。 こういった状況の中で、我々、政治や行政に携わる者にとって一番大切なことは、今謙虚に国民の声や国民の思いを聞き、これにこたえることにより信頼を取り戻す以外に……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 前回、三月二日の財務金融委員会におきまして、幾つかの質問を通じ、大臣とか官僚の皆さん、政策決定の権限を持っている方たちの感覚と、一般の国民の感覚に大きなずれがあるとともに、経済の実態の把握が不十分であり、ここに、すべての政策がおくれがちであったり、やるべき時期を間違え、いつまでたっても一向に日本経済が回復しない原因があることを指摘させていただきました。 そして、質問のその具体例として、株式投資の経験が全くない人たちが株式市場の活性化を図ることは難しいのではないかという指摘に対し、柳澤大臣からは、村井副大臣からも、全く何もやっていたことのない……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。通告に従い御質問させていただきます。 森総理から私と同じ名字であります小泉総理に、四月二十六日、大臣がかわりました。その結果、人がかわっただけで、何と支持率がゼロに近い一けたから八割を超えてしまった。これは、だれがポストにつくかということが極めて重要でありまして、国民の関心もまさに今ここにあると思います。宮澤財務大臣から塩川財務大臣に今かわられまして、特にこれは大変重要なポストでありますので、どんな認識を持った方が今このポストについているのか、これが非常に日本経済にとってもまた国民にとっても大きな関心事だと思います。 そこでまず、塩川大臣は、……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。
早速質問させていただきますが、今回の商法改正は、自己株式の取得の制限並びに単位株制度を見直すという株式に関するものでございます。そこで、まず大前提といたしまして、個別質問に入る前に非常に基本的な問題でございますが、御認識について御確認させていただきたいと思います。
まず、株価がこの日本経済に及ぼす影響や重要性について提案者はどのようにお考えか、どなたかお一人で結構でございますので、御見解を御披露いただけますでしょうか。
【次の発言】 ここ十年、アメリカにつきましては平均株価は約五倍、また、ヨーロッパ、ドイツ等についても平均株価は三倍、その中……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 通告順に従いまして、銀行法の一部改正について御質問させていただきますが、きょうは内閣府の副大臣にもおいでいただいておりますので、ちょっと質問の順番を変えまして、関連の方から先にさせていただきます。 茨城県の取手というのは、私は常磐線で通っているわけでございますが、木曜日、金曜日、月曜日と続けて飛び込み自殺で、六時間近く電車が朝六時ぐらいからとまってしまった、今大変な状況になっているわけでありますが、小泉総理そしてまた塩川大臣就任以来、今度の十月二十六日でちょうど六カ月になります。その間の、まず、景気の今までの六カ月間の推移と、特に今現在の経……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。代表質問に引き続きまして、当委員会でも御質問させていただきます。 この連休中に、実は地元の中小企業の経営者何人かとお目にかかりました。その中で、年商七十億ぐらいの社長が私にお話しされたことが、小泉さん、もうこのぐらいの景気状態になると、ビルの高いところに行って下を見ても、飛び込むこと自体がもう怖くなくなっちゃうんだよ、こんな気持ちわかるかいというようなお話もされましたし、きのうまた、実は水戸で、商工会議所、商工会等を中心に中小企業危機突破集会、三百名ほどで開かれました。その中でも、皆さん、各界の代表者がおっしゃることは、企業努力はいろいろな制度……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 早速、質問通告に従いまして質問させていただきます。まず、日本経済の現状に対する基本的認識についてということでございます。 政府・与党は、九年間で十四回もの景気対策をしてまいりましたが、いつまでたっても、よくなるどころか、ますます悪くなっているというのが現実であります。また、小泉内閣が発足いたしまして十カ月がたちましたが、構造改革という、格好はいいんでありますが、実体経済はどんどん悪化をし、すべての数字が悪化をしております。 しかし、この委員会また予算委員会等での大臣の方々の答弁を聞いておりますと、どうも実態に対する危機感が極めて薄い……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明です。 それでは、通告に従い質問をさせていただきますが、まず、きょう税制のお話でございますけれども、税制でも経済の政策でも、何しろ現状を正確に把握する、毎回私この委員会で言わせていただいておりますけれども、正確に把握することがやはり一番大切である。橋本内閣のときにも、景気が落ち込みつつあったのに消費税を上げて、また、財政構造改革法をあえて成立させ、一年で凍結した。この点につきまして、前、宮澤大臣にお尋ねしましたところ、現状の認識が非常に甘かった、そして今も十分ではないという御答弁をこの委員会でいただいたのでありますが、そういう意味もありまして、もう一度、経済……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 まず最初に、先ほど古川委員の質問に対しまして塩川大臣が、今の時代は変化の時代である、対応力が一番大切であるということをさっきお話しされました。確かにそのとおりだとは思うんですが、私が考える政治というものは、特殊な能力ある方はどんな時代であってもこれは対応はできると思います。しかし、九七、八%、私も含めましてほとんどの普通の能力しかない人たちが、まじめに一生懸命努力すれば何とか生活をしていける、結婚して子供を持って家を持てるんだ、それが私は政治だと思うわけであります。 ただ、今の変化の時代と申しましても、やはり私は、今の変化は明治以来の大変革……
○小泉(俊)委員 委員長、まず、定足数の確認をしていただけますか。
【次の発言】 今、経済状態が大変厳しい状況の中で、この委員会の持つ意味は大変大きいと思いますので、ぜひとも与党の皆さん方にもきちっと定足数に足りるよう御出席いただくことをまずお願いいたしまして、質問に入ります。
小泉総理大臣が、私、名前も一緒ですが、実は私の誕生日の四月二十六日に就任されまして、ちょうど今月の二十六日で満二年になります。この二年間の小泉内閣を簡単に数字で総括いたしますと、自殺者がこの約二年間で六万人を超えました。そしてまた、倒産がこの二年で四万弱、個人破産が何と三十五万六千七百件、失業が三百五十万人を超えたま……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました保険業法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場で討論をいたします。 まず、同じ法律を一国会で二度も改正するという異例な事態となったことにつきまして、政府・与党に猛省を促します。多くの国民に負担を強いる破綻前の予定利率引き下げに関する部分を統一地方選挙後に後回ししたことは、余りに国民を愚弄した選挙対策であります。 しかも、金融審議会やパブリックコメントの実施など、金融庁が我が党に約束しました国民的議論もほとんどないままの法案提出は、近年まれにみる拙速な手続でありま……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 今、土日になりますと、私、地元に帰りまして、ハンドマイクを肩に担ぎながら、一日大体三時間、住宅街を回っております。そうしますと、国民の痛みがついに来るところまで来たのかなということを実感させられることがたびたびあります。まず、今まではなかったことでありますが、新興住宅街のきれいな新築の二階の窓をあけて、二十代の主婦が、生活の不安のない世の中にしてくださいと大声で私に向かってしゃべったり、また、五十歳の主婦の方が、配偶者特別控除の廃止等に絡みまして、私たちに働けといっても働くところがない、政府は私たちを殺すつもりなのかと。普通の新興住宅街の主婦……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。
まず、質問に先立ちまして、昨日、竹中大臣が女子高校で講義をなされたということをテレビで拝見させていただきました。講義されることはいいとは思うんですが、学術的な講義をされるのであればまだしも、その中でされたのが、財政投融資と郵貯の関係を講義されたというお話をちょっと聞き及んでおります。
こういった、時の政府の政策を高校で講義されるというのはやはりちょっといかがなものかと思うんですが、この点につきまして、まずお答えいただけますでしょうか。
【次の発言】 時間がありませんので、ちょっと質問の方に移らせていただきます。
まず、関税定率法の改正に関……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。まだ谷垣大臣が――お見えになられましたので質問を始めます。
質問に先立ちまして、今月四月二十六日で、小泉総理大臣就任後ちょうど三年目を迎えるわけであります。これはちょうど私の誕生日の日なものですから。この三年間を総括しまして、小泉内閣を一体どのように評価されるか。特に竹中大臣は三年間この職におありになり、谷垣大臣はまだ四カ月でありますが、やはり内閣の一員として、どのようにこの三年間を総括されるかということをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 今、それぞれの大臣のお話をお聞きしたんですが、特に谷垣大臣に関して意外だったのは、人質の問題が出てこ……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 質問に先立ちまして、今、何といいましても国民の最大の関心事は、大臣の考えられないような国民年金の未納の問題であります。実は、この事態が発覚しました後、テレビを見ていましたら、二十代のサラリーマンの方たちが何人かインタビューを受けました。その中で話していたのは、ばかばかしくて年金を払う気にはならない、また、払えと言う前に自分たちがやれよということを、まさに正直な感想をテレビを通じて述べられていました。 今回、衆議院の補選があったわけでありますが、投票率が非常に低い。これは本当のところを言っちゃいますと、非常に白けてしまったというのが、私はこの……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 私は、当選以来四年間、実は、ずっと一貫しまして大蔵委員会と財務委員会に在籍をしてまいりました。しかし、資源も軍事力も乏しいこの日本の国にとりましては、何といいましても人材こそが国力の源泉であります。そういった意味で、やはり教育こそが政治家にとって一番大切なことであり、私も、教育が私のライフワークだと思っております。そういった意味で、きょう、貴重な質問の時間をいただきました同僚議員にまず御礼を申し上げ、質問に移らせていただきたいと思います。 まず、質問通告にありますように、アテネ・オリンピックの代表選考の問題について大臣にお伺いさせていただき……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。自民党の小泉総理に質問させていただきたいと思います。 まず、日本の置かれた時代認識と政治家の重要性についてということであります。 ことし、日露戦争からちょうど百年目という節目の年に当たりますが、日本は、十九世紀の欧米列強によります植民地政策に対抗するため、一八六八年から、明治維新によりアジアでいち早く中央集権化と富国強兵政策を推し進め、日清戦争、日露戦争に勝利をし、独立を維持してまいりました。その後、太平洋戦争に突入をし、敗れはいたしましたが、米ソ冷戦構造のもとにおきまして、軽武装の経済大国として奇跡と言われる経済成長をなし遂げました。GDP……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。質問させていただきます。 国会の論議というものは一見しますと非常に抽象的なんでありますが、実は、ここの議論というのは、国民生活そのものに直結する、人の生き死にを左右する重要なものであります。今、こうしているこのときにも、大体毎日九十人が自殺に追い込まれる。年間三万人以上が自殺に追い込まれているわけであります。特に明治以来の大変動期を迎え、のるか反るかというまさにぎりぎりの状態にあるというのが今の日本でありまして、今、大臣を担当される方々の職責は、これは極めて重いものがあると私は思うわけであります。ぜひとも、そのことを御理解の上、真剣に御答弁をい……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 まず、質問に先立ちまして、台風、地震により亡くなられた皆様方に心より哀悼の意を表するとともに、被害を受けられた皆様方に対しては原状回復のために全力を尽くすことをお誓い申し上げ、質問に入らせていただきたいと思います。 まず、イラクでの日本人人質事件についてであります。 報道によりますと、昨日、香田さんがアルカイダ聖戦団に拘束をされた。犯人グループのこのひきょうな手口に対しては激しい憤りを禁じ得ません。香田さんや御家族の心中を察すると、いたたまれない思いであります。 自衛隊の派遣により、かかる事態を招いた小泉政権の責任は私は重いと思いますが……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 まず、質問に先立ち、先ほど法務大臣の御意見を後ろで聞かせていただいておりましたが、法務省は、死刑の執行までする大変重要な官庁であります。私は、はっきり申し上げて、その役職を法務大臣ができるのかなということに本当に疑問を感じました。また、小泉総理大臣の任命責任は重いというのも、まず冒頭に申し上げて、質問に入らせていただきたいと思います。 まず、通告に従い、景気の現状についてお伺いいたします。 我が国は、毎年食糧を約七兆二千億円、そしてエネルギーを七兆六千億円以上輸入しなければ国民生活が成り立たない国であります。戦争放棄によって軍備を放棄し、……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 七日朝、英国ロンドンにおきまして多発テロが発生し、多くの死傷者が出ました。人道と正義に反するテロリズムは断じて許しがたく、強い憤りを禁じ得ません。まず、被害に遭われました英国国民の皆様に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。また、政府に対し、事案解決に向けて英国政府に協力するよう求めるとともに、民主党としても全面的に政府に協力することを表明し、質問に移りたいと思います。 理事会で、英国テロに関しましてもこの委員会で取り上げるということになりましたので、まず、質問通告に従い、英国のテロに関してお伺いをしたいと思います。 この英国のテロは、……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 何といいましても、国民の今最大の関心は、景気、経済にあると思います。そこで、今までこの点について小泉内閣が一体何をやってきたのかということを、まず検証してみたいと思います。 小泉総理大臣、そして竹中大臣、今ちまたでお二人は何と呼ばれているか御存じでしょうか。小泉総理はコイズミではなくコイズーミ、竹中大臣はタケナカではなくタケナーカ、二人ともアメリカ人だと言われているんです。これは、アメリカやアメリカ企業の利益になることばかりやっているからだそうであります。現実に、この三年九カ月間の小泉内閣のやってきたことを経済政策の結果から見てみますと、や……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 小泉政権も、ことしの四月二十六日で丸四年を迎えるわけであります。小泉改革を結果から見た場合に、日本の景気や経済は本当によくなってきたのでしょうか。また、日本はよい方向に本当に向かっているのでしょうか。 小泉総理は、日本経済は着実に回復をしてきている、また、現在は景気上昇過程の踊り場にあるということを言っています。しかし、ほとんどの国民は、景気回復の実感は全くなく、よくなるどころかますます悪くなっているというのが正直な実感であると思います。戦いに負けていながら大勝利、撤退でありながら転戦と言っていた、まるで大本営発表のようなというのがどうも正……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 通告に従い、まず、ちまたを今一番騒がせておりますライブドアの問題について質問をさせていただきたいと思います。 昨晩、ニッポン放送がフジテレビに新株予約権を発行する、それに対し、ライブドアは差しとめを裁判所に提起をした。争いの場が法廷に移ってきたわけであります。この問題を考える大前提として、一体、そもそもどうしてこういう問題が出てきたのかということをまず確認して質問に移りたいと思います。 二月四日の予算委員会におきまして、私は小泉総理大臣に対し、小泉内閣の外資への日本たたき売りと言えるような実態について質問をさせていただきました。資料の一を……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 さて、今、日本じゅうの国民の最大の関心は景気、経済にあります。この国民の期待にこたえ、効果的な対策を打つためには、経済の現状を正しく認識するとともに、原因を正しく分析することが不可欠であります。 私は、この観点から、一貫して、この予算委員会そして財務金融委員会におきまして、小泉元総理そして竹中大臣に徹底的に闘いを挑んでまいりました。過去に盲目な者は未来にも盲目である、こう言ったのは西ドイツのワイツゼッカー大統領でありますが、私は、この言葉は真理であると思います。政権交代を果たした今こそ、あの小泉構造改革とは一体何だったのかということを検証し……
○小泉大臣政務官 これまで一年間、この国土交通委員会の筆頭理事として、大変皆様方にはお世話になってまいりました。このたび、国土交通大臣政務官を拝命いたしました小泉俊明でございます。 主に国土関係、下水道を除く都市・地域整備関係、そして観光関係並びに北海道開発関係施策を担当させていただきます。 委員長初め各委員の皆様方には、格段の御指導をいただけますようよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○小泉大臣政務官 お答えいたします。 今先生御指摘いただきましたように、福島県広野町の広野浄化センターは、津波の被害によりまして、現在、稼働停止中であります。今のところ、七月上旬より、仮設の沈殿池と消毒設備による応急対応を実施しているところであります。 しかし、広野町では既に本格復旧に向けた設計を実施しており、今後早急に工事に着手をし、水処理施設三系列のうち、一系列では来年の六月から、残り二系列では来年十月から通常処理を開始する予定と聞いているところであります。 国土交通省といたしましては、広野浄化センターの早期の復旧に向けて、積極的に全力で支援をしていく所存であります。
○小泉大臣政務官 お答えさせていただきます。 今回の東日本大震災におきまして大量に発生した瓦れきにつきまして、その再利用を図っていくことが今大きな課題となっているところでありまして、国土交通省におきましても、この瓦れきの積極的活用を進めているところであります。 過去におきましても、関東大震災において発生しました瓦れき、コンクリートが山下公園に利用されておりましたり、また、昭和記念公園につきましても、大量のコンクリートの瓦れきを使って公園をつくった例がございます。 今後、各地方公共団体におきまして進められております復興まちづくりの中で、今、橋本先生がおっしゃったような瓦れきを使った盛土材を……
○小泉大臣政務官 お答えさせていただきます。 先生御指摘いただきましたように、被災を受けた方の住居をいかに確保するかということが今一番大きな問題になっておりまして、しかし、先生が先ほどおっしゃいましたように、地形の特性から、市街化区域内に適当な土地がないということもあります。 その観点から、仮設住宅以外の住宅でありましても、市街化調整区域内において公共施設がある程度整っている、そしてまた乱開発のおそれのないような移転に適当な土地があれば、地方公共団体の判断で立地を認めることができる旨、四月十九日、通知をさせていただいたところであります。
○小泉大臣政務官 お答えさせていただきます。 まず、お尋ねのイベントの支援についてでございますが、現段階で地元からの御要望はいただいておりませんが、今後、観光客の回復に向けて、地元自治体や関係者からの御要望につきまして相談に応じるとともに、関係機関とも連携を図りながら、適切に対応してまいります。 また、空振被害に対する対策でございますが、まず、鹿児島県、宮崎県両県とは連絡を密にとらせていただいておりますが、今のところ、地元のホテル、旅館から、窓ガラスの損壊など空振による被害についての対応策を求める具体的な要望はまだ伺っておりません。 ただ、空振の被害は、ホテル、旅館以外にも広く生じている……
○小泉大臣政務官 お答えさせていただきます。
今、畑先生から御指摘いただきましたように、東北の復旧復興、特に、経済をいかに復活させていくかということが今最大の課題になっていると思うわけであります。その点で、経済の復活に人と物、お金の流れをつくるということは大変大きなかなめであります。その観点からも、今、先生御指摘いただきました、東北地方に関する高速道路の無料化というのも、大変傾聴に値する議論であると思っております。
今、党の中でも議論をされているところであり、さまざまな議論を踏まえた上で、今後検討をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 お答えさせていただきます。
先生に今御指摘い……
○小泉大臣政務官 お答えさせていただきます。 今回の震災におきます建築資材等の需給状況でございますけれども、全国の地方整備局等を通じ、建設業団体、資材団体等からの情報収集を行うとともに、先月、物流そして製造を担当しております経済産業省、農水省、そしてまた環境省とも連携をし、緊急調査等を行わせていただきました。 現状では、震災による工場の被災等によりまして、合板、断熱材、電線ケーブル、塩化ビニール管等の一部の建築資材等について、全国的に入手が困難な状況、また、やや困難な状況になっていると報告をされております。 このような状況につきまして、関係省庁で連絡会議を行いまして情報共有に努めるととも……
○小泉大臣政務官 古川先生御指摘いただきましたように、小名浜港の周辺には複数の火力発電所、そしてまたたくさんの企業が立地しておりまして、大変重要な港湾であると強く認識をしているところであります。 ただ、この小名浜港が今回の震災によりまして甚大な被害を受けました。現在のところ、三十六の岸壁のうち六つの岸壁は応急的な措置を終わらせており、緊急物資の搬入等ができるところまで回復をさせてきたところであります。しかし、先生が御指摘いただきましたように、火力発電所や、また企業が使うための荷揚げをします岸壁につきましてはまだ回復に至っておりません。 ただ、火力発電は今度の電力不足でも大変重要でありますの……
○小泉大臣政務官 お答えをさせていただきます。 今回のトラック、バスの無料開放は、御案内のように、甚大な被害を受けました東北地方の一日も早い復旧復興のために緊急で実施をさせていただいたものであります。このため、料金システムの改修によらずに、東北以外の走行分も無料としているところであります。 ただ、今委員御指摘のように、この復旧復興支援という趣旨に反してインターチェンジでUターンをするなどの行為が、現実に、今調査しましたら約一四%ほどあるという報告をいただいております。これはやはり看過できない行為でありますので、このため、現在、Uターン禁止の規制や生活道路への進入を抑制する看板を設置させてい……
○小泉大臣政務官 塩川委員におかれましては、私の地元であります稲敷市も御視察いただき、まことにありがとうございます。私も千葉県と茨城県の液状化被害を視察してまいったところであります。
今お尋ねの点でありますけれども、昭和三十九年の新潟地震で大きな液状化被害が発生して以来、この液状化現象というのを認識し、調査研究を進めてきたところであります。
【次の発言】 今お話をさせていただきましたような調査研究を踏まえて、公共施設であります道路、下水道、そしてまた宅地等に関しまして、各市町村にその対策の情報提供をしてきたところであります。
【次の発言】 具体的な、法令上明示的に国の基準というのは、まだ定め……
○小泉大臣政務官 塩川先生の御質問にお答えさせていただきます。 先生おっしゃる、これまで通訳案内士は、外国人旅行者の受け入れに当たりまして大変重要な役割を果たしてきたと認識しており、その重要性は今後も変わることはないと考えているところであります。 ただ、その一方で、最近、御案内のように、中国、韓国などの近隣アジア諸国からの観光客が大変大きく増加していること、そしてまた地方への外国人の旅行者が増加しておりまして、観光立国の推進のためには、こういった大きな環境変化にも積極的に対応していかなければならない事態になっているわけであります。 このため、現在制度として確立しております通訳案内士制度を……
○小泉大臣政務官 福島委員にお答えさせていただきます。 御案内のように、東北地方の無料開放につきましては、歴史的な甚大な被害を受けました被災地域の一日も早い復旧復興を願って実施をさせていただいたものであります。そしてまた、対象とする区間の設定に関しましては、東日本大震災におきます被害の状況や交通状況等を勘案して設定をさせていただいているところであります。 具体的には、北関東自動車道を含むエリアを対象とした場合、東北自動車道の栃木県内の渋滞ポイントが含まれてしまう等の課題があるため、北関東自動車道より北のエリアで、渋滞する区間を除いて設定をさせていただいたものであります。しかし、地元の被災の……
○小泉大臣政務官 お答えさせていただきます。 ただいま先生から御指摘をいただきましたように、太平洋沿岸の国道四十五号等は今回の震災で寸断をされましたが、この国道四十五号と並行しております三陸縦貫自動車道は、津波による浸水予想区域を回避する内陸部のルートであったことから、ほとんど損傷を受けておらず、今回の震災後も、国道四十五号の迂回路や緊急輸送道路として大きな役割を果たしたところであります。 三陸縦貫自動車道は、現在、五割が供用、約二割が事業中でありますが、来年度は本吉気仙沼道路を新規事業化するなど、引き続き、災害に強い道路整備を全力で推進してまいる所存であります。
○小泉(俊)分科員 民主党の小泉俊明でございます。 柳澤大臣、先ほどの財金から引き続きまして、御苦労さまでございます。よろしくお願い申し上げます。 先ほど財金の委員会で宮澤財務大臣にもお聞きしたのですが、まず最初に、十年間にも及ぶ長期的な景気の低迷、そしてKSD事件、外交機密費の問題、えひめ丸の問題、検察官と裁判官の証拠のもみ消し事件など、さまざまな問題が噴出し、我が国の戦後の歴史の中でも今ほど立法も行政も司法も、三権のすべてに対する国民の信頼が失われたことはないと思います。国民の心の中には、今、どうしようもない閉塞感や不平不満、怒り、これが満ち満ちております。 こういった状況の中で、我……
○小泉(俊)分科員 民主党の小泉俊明でございます。おはようございます。朝早くから御苦労さまでございます。 早速質問に移りますが、四月の二十七日、財務金融委員会におきまして、銀行に証券仲介業務を認めるという法案につきまして質問をさせていただきましたが、その中でも私が大臣に強くお話し申し上げたことは、やはり、権限を認めるのはいいとして、それをいかに監督していく、その実効性があるかどうかということが今一番問題になっているということを質問させていただいたわけであります。 銀行等の金融機関、非常に情報も、いろいろな意味で一般公衆に比べて非常に強い力を持っています。これが一たん不正行為等が行われた場合……
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 本日は、お忙しいところ、四人の先生の皆様方には御出席いただき、ありがとうございます。 まず、先ほどお話をいろいろ聞きまして、特に田島公述人の、中小企業のまさに血を吐くような現実のお話をお聞きし、胸が詰まる思いがいたしました。私も中小企業の経営者から国会議員になったわけでありますが、やはり現場の実態というものをきちっと認識する、そこからすべての政治が始まるということを、先ほどのお話を聞きながら強く再認識させていただきました。 さて、まず最初に宮本公述人にお聞きさせていただきたいんですが、先ほど先生、最後のところに、日本に生まれてよかった、こ……
○小泉大臣政務官 お答えさせていただきます。 今先生御指摘いただきましたように、このサービスつき高齢者向け住宅制度は、幅広い方たちが居住していただけますように、当然広いタイプを御用意していかなければならないわけであります。そして、その中で、先生今御指摘いただきましたように、地方公共団体が地域の実情に応じて面積要件を緩和していくような、登録基準を柔軟に設定することをまず可能にしていく。そしてもう一つは、既存ストックや、余っております公有地や公営住宅等も活用できるようにしていく。そしてさらには、地方公共団体による家賃の減額についても支援できるといったような仕組みもあわせて措置することとしておりま……
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