このページでは小里泰弘衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小里泰弘衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、国土交通行政は、我が国全体のグランドデザインを描く国土計画から、社会資本整備や交通政策の推進による暮らしや社会活動の基盤づくり、さらには気象業務、海上の安全確保に至るまで、広範かつ国民生活に直結する極めて大事な役割を担っております。これに対応する衆議院国土交通委員会の委員に任命をされまして、そしてこのたび質問の機会をいただきましたこと、大変大きな光栄に存じます。 このような国民に密着した重大な政策分野に携わる、まず官僚にあっては、その省益にこだわることなく、また政治家にあっては、みずからの地元利益や領域……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 今般の構造計算書偽装問題、国民に対して大変大きなショックと不安を投げかけております。偽装物件は日を追うごとにふえ、現時点で国交省確認分で三十七件に達し、自治体の検査機関でも偽装を見逃していたケースが相次いでおります。事態はさらに拡大の様相を示しております。 きのうの参考人質疑におきましても、これはまさに驚きとため息の連続でありました。証言の食い違いや複雑でゆがんだ人間関係、あるいは新たな問題も続々と出てまいりました。問題は複雑に根深いな、そんな印象を持った次第でございます。問題の所在がどこにあるのか、徹底した……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 先日、当委員会の視察に参加をさせていただきました。現地の状況は、はるかに想像を超えるものでありました。この十年間で、商店街の通行量は四分の一近くまで落ち込み、商店の数は三五%減、販売額に至っては半減という、まさに惨たんたる状況でありました。程度の差こそあれ、全国の商店街共通の状況であります。なぜこのような事態に陥ったのか、国土交通省としてどのように分析をしておられましょうか。 また、中心市街地の空洞化は今に始まったことではありません。平成十年から十二年にかけては、いわゆるまちづくり三法が制定をされまして、中心……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 参考人の皆様には、質問の機会を賜りまして、まことにありがとうございます。 日本の航空、極めて大事な任務を担っております。国内外の交流や観光の推進、あるいは企業活動や経済活動の経済社会の活性化におけるその任務は、はかり知れないものがあると思います。その航空の安心と航空事業の健全なる発展を願う、そのような観点から質問を行いたいと思います。失礼の段もあるかもしれませんが、事の重大性にかんがみてお許しをいただきたいと存じます。 さて、相次ぐ運航トラブルや整備ミス、国民に大変大きなショックを与え、日本の航空に対する信頼を根幹から揺るがす事態となってお……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 いよいよ通常国会も最終局面を迎えました。この国会中、多くの困難な課題に対して、毎日真摯に対応いただきました国土交通省各部署の皆様に対して、まず深く敬意を表したいと存じます。また、常に前向きに心を込めた答弁をいただきました大臣に対して、心から感謝を申し上げたいと存じます。 それでは、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律案についてお伺いをいたします。 まず、基本構想制度についてでございます。現行バリアフリー法と同様に、本法案におきましても基本構想の制度が大きな柱をなすと心得ます。この新たな基本構想制度の趣旨、内……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。本日、質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 まず、今回の豪雨災害におきまして亡くなられた皆様、そして多くの被災者の皆様に心から弔意とお見舞いを申し上げたいと存じます。また、連日真摯に対応をいただいております政府各部局に対し心から敬意を表し、感謝を申し上げたいと存じます。 さて、私は、災害発生当初より、まさに陸の孤島と化した被災地各地を、文字どおり道なき道をたどりながらお伺いをし、対応に努めてまいりました。発生直後のその惨状はもとより、日々調査が進むにつれ拡大をするその災害の大きさに大きく胸を痛める思いでございます。 宮崎……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願いします。 国民主権下における選挙権の行使は、国民固有の極めて大事な権利の一つでございます。先ほどから話にありましたように、約七十二万人とも言われる海外在住の有権者、その意思をしっかりと国政に反映させていく、その上で、このたびの法改正は評価をするところでございます。 一方で、在外であるがゆえに克服をするべき多くの課題があると思います。実効ある、利用しやすい制度とするために、そのような観点から、質疑を行いたいと思います。 まず最初に、昨年九月の最高裁判決をどのように受けとめておられるか、そして、このたびの改正の意義をどのように……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。本日は質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 さて、災害対策について本日はお伺いしたいと存じます。 このたびの鹿児島県北部豪雨災害、川内川、米ノ津川、それぞれの流域を中心としまして、鹿児島県北部一帯として戦後最大級の水害となったところでございます。国土交通省を初め政府関係各部署におかれましては、発災当初から迅速に、懇切に御指導をいただきまして、心から感謝を申し上げます。 元来、我が国は、脆弱な基盤と急峻な地形、そして国土の位置や気象条件などから、地震、台風、豪雨などによる災害が発生しやすい国であります。……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。本日は、質問の機会をいただきまして本当にありがとうございます。 さて、現在、世界の栄養不足人口は八億五千万人、さらに、人口の増加と食生活の向上で、早晩、水と食料とエネルギーは国際的争奪戦の時代を迎えると言われます。ところが、日本の現在の食料自給率は先進国中最下位に近く、極めて脆弱な食料供給体制と言わざるを得ません。 先進各国が自給率を向上させる中で、日本の自給率は半減をいたしました。その要因は、食生活の変化とその変化に輸入で対応したこと、円高で国際競争力が弱まったこと、そして、日本の農業も農政も懸命に努力をしましたが、時代の急激な変化に対応でき……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 今般発生をしました能登半島沖地震、地域にとりまして戦後未曾有の地震災害となったところであります。 まず、亡くなられた方の御冥福を祈り、そして、多くの被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げたいと存じます。 政府におかれましては、地震発生三分後には官邸対策室を設置されるなど、迅速な対応を実施されつつあると認識をいたしますが、現時点における政府の災害応急体制及び関係省庁の連携の状況はどのようになっておりましょうか。 また、現地の状況を肌で感じて、現地で即応をし、かつ、東京と直結をするパイプ役としての現地対策本部の設置状況はい……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 本日は、質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。よろしくお願い申し上げます。 早速ですが、この六月、建築確認検査の厳格化を柱とする改正建築基準法が施行をされましたが、この影響を受けて、設計や建築確認手続が大きく遅延をする事態となっております。このため、住宅着工が大幅に減少し、マンションへの予定された入居日に完成が間に合わないとか、大工、工務店はもとより、設備業者、建築資材業者を初め百業種を超すと言われる建築関連業種全体にわたって、幅広く深刻な影響が生じているところでございます。 姉歯事件を受けての制度改……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 民主党の戸別所得補償制度の提示によりまして、改めて、日本の農業、農村の進むべき方向性を考える、そして議論をする、その機会をいただきましたことは、大変有意義であると思っております。 きょうは、参議院での審議を踏まえながら、まず一通りそれぞれの論点を整理して、今後のまた具体的議論に供してまいりたい、そんな考えのもとに質問を展開してまいりたいと思います。 言うまでもなく、農業、農村は、国民の皆様に安全、安心な食料を提供するというその本来の使命と同時に、豊かな自然を守る、国土……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 さて、我が国では、城郭や武家屋敷、町家、神社仏閣などの歴史的建造物をよすがとしながら人々の生活が営まれ、その歴史の流れの中で、城下町、門前町、宿場町といった地域固有の市街地が形成をされてきております。このような地域の歴史を伝えるまちづくりは、そこに暮らす人々の誇りやアイデンティティーにつながるものであると同時に、有力な観光資源として地域の活力の源になるものでもあると認識をするところであります。 近年、地域の活性化が以前にも増して求められておりますが、ライフスタイルの変化などによりまして、このよ……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会を賜りまして、本当にありがとうございます。 早速ですが、申し上げるまでもなく、航空市場におけるグローバル化は加速度的に進展をしております。今まさに航空再編の時代を迎えていると言われるゆえんであります。なかんずくアジアにおきましては、中国を初め新興国の経済発展や国際観光交流の増大等によりまして、今後飛躍的な航空需要の増加が見込まれます。アジアが早晩、世界最大の航空市場になると予想がされるところであります。このような状況にありまして、我が国における国際航空機能の拡充は喫緊の課題であります。 去る五月二十日の経済財政諮問……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 参議院審議そして当委員会における審議を通しまして、民主党提出の戸別所得補償法案につきましての多くの矛盾点、問題点が明らかになってまいりました。 まず第一に、対象農産物の範囲、生産調整の仕組み、支援単価や加算の仕組みなどを具体的には何も詰めていない、したがって、法案の体をなしていないということであります。 すべての販売農家について所得補償するとしていながら、対象が限定され、畜産農家、酪農家、野菜農家、果樹農家等は対象から外されております。対象品目としての米、麦、大豆等につきましても、生産数量目……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。よろしくお願い申し上げます。 さて、今回の事件は、流通先はもとより、食の安全を願う消費者、そしてまた日々安心、安全な食料の生産に励む生産者の方々にとりましても極めて大きなショックでありました。まずは、不正利用した業者の余りにも低い安全意識と無責任さに大きな憤りを禁じ得ない。同時にまた、関係省庁の責任が大きく問われるところであります。 今回不正利用された事故米は、平成十五年に輸入されたものであります。すなわち、平成十八年にいわゆるポジティブリストが施行される以前に輸入されたものでありますが、流通段階では当然ポジティブリストの規制を受けるものであり……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして本当にありがとうございます。 きょうは、平素地域を回っておりまして要望の多い項目、あるいは不安に思っておられる向きが多い、そんな項目について特に質問をさせていただきたいと思います。 まず、農地、水、環境保全向上対策であります。 この制度は、地域総参加での共同活動を支援して集落機能を向上させていこう、復活させていこう、そんなねらいにおきまして昨年度からスタートしたわけであります。以来、各地域で活用されまして、水路や農道の維持管理を初め、あるいは環境の保全にと大きく貢献をいたしました。また、地域での評判も上々であります。……
○小里委員 おはようございます。自民党の小里泰弘でございます。 本日の議題は、港則法及び海上交通安全法の一部を改正する法律案でございます。本法案の目指すところは、船舶交通の安全性を向上させ、海難の防止を図るものであると理解をしております。国民の安全、安心の向上のためにも、ぜひとも推進をしていくべきとの前提に立ちまして、質問をさせていただきます。 まず、道路での自動車の事故と違いまして、船舶の海上におけるいわゆる海難というものは、実感を持って思い浮かべることがなかなか難しい面があると思います。そこで、法案についてお伺いをする前に、我が国における海難の発生状況がどうなっているか、お聞かせをいた……
○小里委員 自民党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。早速入らせていただきたいと存じます。 世界の食料事情を見ますときに、既に八億五千万人の飢餓人口でございます。そして、さらなる人口の増加や新興国の経済発展、エタノール需要等の影響が懸念をされます。そういった中で、諸外国の輸出規制の動きも見られるなど、世界の食料需給の逼迫の度合いが強まっているということが認識をされるところでございます。 各国が持てる食料生産基盤をフルに生かして食料供給体制の増強を図っていくべきは当然でありまして、特に、脆弱な食料供給体制下にある我が国にとりましては、焦眉の急……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 このたび民主党から、農林漁業及び農山漁村の再生のための改革に関する法律案の御提案をいただきました。私は、この法案の母体ともいうべき農業者戸別所得補償法案につきまして、二回にわたり質疑をさせていただきました。その経緯も踏まえながら、今回改めて全体についてお伺いをしてまいりたいと思います。 まず、法案第一条におきまして、人口の減少や高齢化などにより、我が国の農林漁業、農山漁村は危機的な状況にあるとの問題提起であります。そして、第二条において、食料の安定供給、消費者の安心の確保、多面的機能の確保などが基本理念として示されておりま……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会を賜りまして、本当にありがとうございます。 私は、民主党提案の所得補償制度につきまして、過去三回、この場で質疑をさせていただきました。その過程でいろいろな問題点、課題というものが浮き彫りになってきたわけであります。そして今国会、ここでまた質疑が、また参議院で質疑が重ねられてまいりました。それぞれの問題点、課題についてなかなか解消し切れないな、そんな感を否めないわけであります。したがいまして、きょうは、順次質問させていただきます。何しろ質疑時間が短いですから、なるべく簡潔に、先ほどのように簡潔に御答弁をお願いしたいと思います。 まず、世……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 さて、昨日の予算委員会でも、鳩山総理の偽装献金疑惑につきまして質疑が重ねられました。一体、偽装額は幾らになるのか、何のために、資金の出所はいずこにといった問いかけに対して、残念ながら、総理は、苦しい弁明に終始をされ、みずから積極的に解明をし説明をしていこうという真摯な姿勢は見られなかったわけであります。かえって疑惑は深まったと言えます。 その中で、何点か確認をさせていただきたいと思います。 柴山議員の質問に対して、総理は、総理の資産管理会社である六幸商会の口座から資金を引き出すたびに……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 本日は、総務委員会におきまして、質問の機会を賜りましてまことにありがとうございます。 まず、本題に入ります前に、口蹄疫の関係について、二、三お伺いし、また御要望を申し上げたいと思います。 去る四月二十日、宮崎県におきまして、家畜伝染病たる口蹄疫が確認をされました。日に日に感染が拡大をいたしまして、昨日の時点で発生事例が七十六例、対象となる牛が六千二百七十二頭、豚で七万二千五百二十八頭、計七万八千八百頭を数えまして、家畜伝染病としては空前の被害となっているところであります。 感染した牛や豚を食べても人体には影響はありませんが、非常に伝播力が……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。
質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。早速入らせていただきます。
農業改良資金助成法の改正によりまして、農業改良資金の貸付主体が都道府県から日本政策金融公庫に変わります。転貸による実際の窓口はJAとなることが想定をされておりますので、実際の利用者の利便性は変わらないんだろうなと思いますが、確認をさせてください。
大臣、お願いします。農業改良資金法の一部改正で、利用者の利便性は変わらないのかどうかということです。
【次の発言】 農業信用保証保険法の改正についてお伺いします。
従来、通常の融資における債務保証、約六兆七千億円分が農協系……
○小里委員 自民党の小里泰弘でございます。 早速質問に入らせていただきます。 新たな基本計画では、農業が果たしている多面的機能の重要性にかんがみまして、農業、農村の活性化には国民の理解と行動が大切だと訴えております。当然であります。 ただ、国民に理解を求めるべきは、農業、農村の重要性だけではありません。すなわち、農業、農村を守りはぐくんでいくための政策のあり方についても国民の理解が当然必要でありまして、そのための具体的説明がないといけないわけであります。 ところが、新基本計画では、この点が特に欠如していると指摘を申し上げておきたいと思います。 まず、具体的、個々の政策について、検討す……
○小里委員 自民党の小里泰弘でございます。
引き続き、口蹄疫についてお伺いをしたいと思います。
まず、現在の被害状況はどのような状況か、お伺いをいたします。
【次の発言】 このような事態に至った責任についてどんなふうにお考えか、大臣にお伺いします。
【次の発言】 十年前の口蹄疫の発生時におきましては、例えば宮崎では三例、三十五頭の段階で、まさに国と与党あるいは自治体が強靱な連携を講じまして、封じ込めに成功したわけであります。被害を最小限度に抑えることができた、そのように言えるんじゃないかと思います。この経験を踏まえまして、私ども自由民主党は、発生と同時に農林部会を何回も招集して、情報を収集……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 引き続き、口蹄疫の関連についてお伺いをしてまいります。 四月二十八日に、私ども、谷垣口蹄疫対策本部長を先頭にいたしまして宮崎の現地入りをいたしまして、現地の市町村、生産者の関係者の皆様を初め、意見交換をさせていただきました。そのときの意見として、何をしていいかわからない状況が続いている、あるいは、今の国の対応では再起はできない、そういった声が相次ぎました。 そしてまた、五月九日、谷垣本部長が鹿児島に入りましたときに、それを聞きつけた宮崎の被災地の首長さんがわざわざお越しになりまして、今に至るまで国からほとんど指示がおりない、ただ穴を掘って埋……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。昨年十月に引き続きまして質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。 まずは、小沢氏関連の土地購入疑惑についてお伺いをしてまいります。 今回の事件は、このパネルを見ていただきたいと思います。 まず、1の部分でございます。二〇〇四年十月、小沢氏の資金管理団体である陸山会が土地を購入し、この土地代に小沢氏から提供された四億円を充てましたが、これを収支報告書に記載していなかったほか、多数の不記載、虚偽記載が見られるものであります。 続いて、2の部分でございます。一方で、小沢氏側は、銀行から四億円の融資を受け土地代に充てたとしてきましたが、融……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 きょうは、貴重な機会をいただきまして本当にありがとうございました。今後の子育て、教育、そして農政を考える上で、大変ありがたい、ためになる御意見をいただいたと思っております。いただいた御意見を踏まえながら質問を申し上げたいと思います。 座らせていただきます。 福間さんの方から、教育につきましていろいろなありがたい御意見をいただきました。就学奨励金の問題とか、ばらまきはどうかというようなお話もいただきました。また、佐藤さんの方から、幼児教育のほか、いろいろなお話をいただきました。 その中で、今度、新たな政策において高校の無償化がある、そして子……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 きょうは農政についてお伺いをしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。 新たな転作奨励制度が始まります。私の地元のある地域では、例えば大豆、飼料作目、ネギ、カボチャ、ゴボウ、これを地域の振興作目と定めまして、地域で話し合いまして交付金を工夫しまして、それぞれの作目に最高六万五千円の交付金を充てる、そういう仕組みをとってきております。 ところが、今度の新制度では、そういった地域の自主性が認められません。一律の単価になります。例えば、大豆、飼料作目は、全国一律三万五千円の交付金です。あるいはネギ、ゴボウ、カボチャ、こういった野菜などのそ……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 早速質問に入ります。 今回の口蹄疫への対応を振り返りますときに、多くの教訓あるいは反省点を生んだと思います。例えば、初期のころ、国からの消毒薬の手配がおくれたと言われます。あるいは、一般車両への消毒がおくれました。自衛隊出動要請がおくれました。そういったことを含めた、自治体への国の指示、指導というものが欠落をしておったんじゃないかということも指摘をされております。あるいは、現地対策本部、大臣、大変御苦労をいただいたわけでありますが、この現地対策本部の設置も、政府対策本部の設置も約一カ月おくれた……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 前回に引き続きまして、赤潮被害についてお伺いをしてまいります。 本年六月、熊本県、長崎県そして鹿児島県域において発生をいたしました赤潮被害、被害尾数にして二百八十四万尾、被害額にして五十三億円と、養殖漁業者にとりまして、まさに前代未聞、広範囲に甚大な被害が発生をしたところでございます。 もとより養殖漁業者は、魚価の低迷あるいは餌料価格の高騰を大きな背景といたしまして経営が大変厳しい環境に置かれてきたわけであります。そこに、一昨年そして昨年に続きまして、さらに大きな被害が発生をいたし……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 まずは、今般発生をいたしました奄美地方における豪雨災害、これによりまして亡くなられました方々に衷心よりお見舞いを申し上げます。そしてまた、被害を受けられました多くの方々に対して心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 けさ方も、私どもの自民党の緊急対策本部におきまして、現地選出の議員である徳田議員から、現地の惨たんたる状況が報告をされました。特に農業、農業用施設の被害が甚大なようであります。 まずはしっかりと被害状況を把握しなければなりません。現段階でどんなふうに状況を把握しておられるか。そしてまた、今後査定をしっかりと迅速に進めて、激甚……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 まず、口蹄疫に関連しましてお伺いをいたします。 競り市が再開をされましてから、七月から九月に競り市に出された子牛に対して補てん金が出ることになりました。また、余分に支払うことになったえさ代等についても補てんが出る。その支払いは、十月に計算をして十一月に出るという話でありました。私どもは、資金繰りに困っている畜産農家のためにもっと支払いを早くできないかということを要請してまいったところであります。 ところが、まだ支払われていないんです。少なくとも鹿児島県においてはこの支払いがございません。どういう状況になっているのか、どういう支払いの予定であ……
○小里委員 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました平成二十二年度補正予算三案について反対、自由民主党・無所属の会提出の編成替えを求めるの動議に賛成の立場から討論をいたします。 政権交代から一年余り、政治と金、普天間問題、相次ぐ公約違反、尖閣諸島問題等々、この間の政治の混乱、迷走ぶりには目を覆うものがあります。 政治と金の問題では、野党が一致して小沢一郎元幹事長の国会招致を求めているにもかかわらず、菅総理は指導力を発揮しようとせず、いまだに実現をしておりません。 尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件における政治の不手際とビデオ流出問題についての責任の所在も不明確なままで……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。きょうは貴重な質問の時間をいただきまして、まことにありがとうございます。 まず、新燃岳噴火関連についてお伺いをいたします。 御案内のとおり、新燃岳の噴火が長期化をしておりまして、それに伴いまして、旅館、ホテル等の宿泊客のキャンセルを初め、甚大な影響が出ているところでございます。二月二十四日現在で、宿泊客のキャンセルが二万五千人という数字も伺っているところでございます。また、これは風評被害による部分が極めて大きいんじゃないか、そのように見られているところでございます。例えば韓国政府自体がこの地帯への旅行自粛を呼びかけた、そういった話も聞くところで……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。
新燃岳対策についてお伺いをしてまいります。
まず、降灰により農地の土壌が酸性化をしておりまして、使い物にならなくなってしまうわけであります。そこで、pH検査などをしながら、石灰をすき込んでいくとか、そういった土壌改良が必要になってまいります。支援策についてお伺いをいたします。
【次の発言】 降灰によりまして農地の土壌が酸性化をしまして、したがって、石灰をすき込むとか、土壌改良の必要性に迫られております。その対応策をお伺いします。
【次の発言】 石灰の量の確保がまず大きな問題でありまして、口蹄疫、鳥インフルエンザで多量の石灰をまだ必要としつつあ……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。震災関連を中心にして、お伺いをしてまいります。 まず、松本大臣におかれましては、鹿児島の新燃岳あるいは鳥インフルエンザ関連では大変お世話になりました。心からの感謝を申し上げたいと思います。そしてまた、過去形ではありませんで、現在進行中であります。どうかまたひとつよろしく、引き続きお願いしたいと思います。 自民党は、今回の大震災が発生をしましてから、例えば、部会で必死の議論をしながら提言を繰り返し、あるいは独自のボランティア活動を行ってまいりました。そして、三月二十四日には緊急対策のチームをつ……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 本日は、質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 さて、自由民主党は、災害発生当初から各部会をフル稼働いたしまして、政府への提言もまた行ってまいりました。党独自のボランティア活動も行ってきたところでございます。そして、三月二十四日には緊急対策の提言を行うためのプロジェクトチームを発足いたしまして、党を挙げての真摯な議論のもとに、約四百四十項目前後の緊急提言を、一次、二次合わせて行ったところでございます。菅総理を初め政府におかれましては、この緊急提言をしっかりと受けとめる、反映をさせていく、特に補正予算に反映をさせていくという言……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 まず冒頭に、今回の東日本大震災によりまして多大な被害を受けられました皆様、そして貴重な命を落とされた皆様に、心からのお見舞い、そしてお悔やみを改めて申し上げる次第でございます。 さて、自由民主党は、これまでの幾多の災害体験におけるそのノウハウを生かして、自民党ならこうするという対策案をしっかりと提案していこう、そういうことで、三月二十四日、緊急対策プロジェクトチームを立ち上げました。そして、党を挙げての議論、また被災地の声をいただきながら、第一次提言三月三十日、第二次提言四月十五日、二次を合わせまして四百三十九項目の緊急提言を具体案として提案……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 被災地で復興特別委員会を開こうと。私どもも大賛成でございます。ぜひよろしくお願いしたいと思います。 実は、私は、きのう宮城県、被災地に行ってまいりました。塩竈市を中心といたしまして、近隣五市町の市長さん、町長さん、議長さん、県議さん、そしてまた地元国会議員の皆様方と意見交換会をやってきたところでございます。 認識を新たにいたしましたのは、瓦れき処理に対する思いであります。いまだもって抜本的な改善策が施されない、今一番の課題は瓦れき処理である、その瓦れき処理に対する抜本策を求める痛烈な思い……
○小里議員 ただいま議題となりました東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法案につきまして、自由民主党・無所属の会、公明党、みんなの党、たちあがれ日本を代表して、その趣旨及び内容について説明申し上げます。 まず、本法律案の趣旨について説明申し上げます。 今回の大震災においては、二千二百万トンを超える膨大な瓦れきが生じております。私どもは、莫大な瓦れきの処理が復旧復興への第一歩であるとの観点から、震災発生直後から再三再四、瓦れき処理のための具体策を提案してまいりました。しかるに、政府においては何らの抜本策も施されずに、作業は遅々として進んでおりません。 そこで、瓦れき処理……
○小里議員 お答え申し上げます。 御案内のとおり、今回の大震災におきましては、岩手、宮城、福島の三県だけで二千三百万トンを超える瓦れきが存在をしております。この処理なくして復旧復興はあり得ないという信念を持ってまいっております。 ところが、被災自治体におきましては、まさに被災によりまして自治体機能が大きく低下をしております。そこに被災業務が大きく加わりまして、通常の業務量の何倍にもなっております。瓦れき処理に手が回らないという現状がそこにあるわけでございます。 そこで、野党案では、今回の大震災における瓦れき処理を国の責務であるということを明確にしておるところでございます。被災自治体に対し……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。
早速、家伝法の関係からお伺いをしてまいります。
まず、防疫指針を新たに定めて、また定期に見直していくということでございます。
農水省の家畜衛生部会において関係団体の意見も聞くと認識をしておりますが、その際、特に畜産、養鶏団体、この声をしっかり受けとめていただきたいと思いますが、方針をお伺いします。
【次の発言】 東京の霞が関とまた現場との間に乖離があるということは、都度都度感じてきたことでございます。ぜひその点、現場の意見をしっかり受けとめていただくように、また、制度上生かしていただくように、よろしくお願いしたいと思います。
埋却地等の確……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきましてありがとうございます。 震災対策関連についてお伺いをしたいと思います。 まず、自由民主党は、大震災が発生以来、相次いで部会を開催いたしまして、また、政府へ対策を提案し、また、党独自のボランティア活動を展開してまいりました。 そして、先般は、阪神・淡路大震災を初めとする各種災害対応のノウハウを生かして、そしてまた、新たな知恵を凝らしながら、対策案を政府に提言しようということで、緊急対策プロジェクトチームを発足いたしました。党として、真摯な議論を重ねながら対策案の取りまとめをいたしました。二百項目に及ぶ第一次緊急提言とし……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 再編強化法について、まずお伺いをしてまいります。 この法律は、要は、農協系統、漁協系統の金融機関に資本注入をして体力を強化していこう、そういう大きな柱になっていると理解をいたします。一方で、地域の信金、信組、地域に限定した基盤を置く金融機関に対して同様の措置を図っていく、これは十分わかるわけであります。そして一方で、農協系統、漁協系統の場合は農林中央金庫を大きな後ろ盾としたセーフネットというものがございます。これに加えて今回の措置を図るその意味について、まずお伺いをしたいと思います。
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 まず、高病原性の鳥インフルエンザの感染が、年末以降におきましても、十道県二十二例に及んでおります。面的な広がりは少ないものの、あちこちに飛び火をしております。しかも、野鳥の感染が多い。したがって、野鳥対策がまず求められるものであります。 そこでお伺いをしてまいります。 ツルやカモなどの渡り鳥が、夏の繁殖期にシベリアなどで感染をして日本に持ち込んでいるおそれがございます。営巣地であるシベリアなどにおける発生源情報の提供、あるいは関係国との協議といったものが必要になってまいると思いますが、取り組み状況をお伺いします。
○小里委員 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、平成二十三年度予算に対し反対、我が党提出の編成替え動議に賛成の立場から討論を行います。 財源を含めマニフェストの破綻が明らかになった今、そのマニフェストに基づく予算には全く正当性は認められません。 具体的に問題点を申し上げます。 まず、財源及び政策効果に大きな問題がある民主党マニフェストに基づくばらまき四K、雇用空洞化等に拘泥をしていることであります。そして、財源確保に全くめどが立っておりません。財政規律を無視し、国家財政をさらに危険水域に導く予算であります。財政健全化といいながら、財源論も相変わらず無視した予算に我々はくみすることはで……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 きょうは時間に限りがあります。すべて総理にお伺いをしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず、本題に入ります前に、事前通告はしておりませんが、どうしても触れておかないといけない事態が発生をいたしました。昨日、内閣官房参与の小佐古敏荘氏、東大大学院教授が突然の辞意表明でございます。彼が言うには、原発対応は法律、指針、マニュアルにのっとっておらず、場当たり的で事態収束をおくらせた、政策決定のプロセスが明らかでなく納得できない、放射能影響を予測するSPEEDIの結果を公表していない、小学校の校庭利用の線量基準、年間二十ミリシ……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず、パネル一をごらんいただきたいと思います。 福島第一原発におきまして、事故収束に向けて作業をする作業員のうち六十九人が所在不明となりまして、さらにその後、その所在不明者の数は百三十二人に上ることが明らかになっております。このままでは、いわゆる被曝線量の管理ができないために、今後、将来健康被害が発生をしても、例えば労災の認定が受けられないというような事態も出ることが予想されるところであります。 作業員が名前を偽って採用されたという報道があるところでございますが、例えば累積の被曝線量が既……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず、瓦れき処理への対応からお伺いをしてまいります。 復旧復興への第一歩であるという観点から、瓦れき処理につきまして、特に、瓦れき処理特別措置法を私どもが立案、提起しまして、国会審議の上に八月十二日に成立をいたしました。 その中で、費用の負担につきましては、私どもは一〇〇%国庫補助というものを目指したところでありました。そして、与野党の審議の結果、国庫補助率平均八六%であったものを平均九五%まで引き上げる、残り五%については交付税措置をするが、これについては地方交付税で別枠加算を行う、そして……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。早速、法案についてお伺いをしてまいります。 今回、初めて災害復興におきまして特区という手法を導入することになります。阪神・淡路大震災では、復旧の段階までは、国が主体的に、積極的にこれに絡んでまいりました。ただ、復興においては、どちらかというと地方が主体的になってこれを進めた、政府は、国はそれを側面から支援した経緯であったかなと思うところでございます。今回は、この震災の特異性、甚大性であるとか広域性であるとか、あるいはまたその他特質性に着目をしまして、私どもも、これは特別な配慮をしていかないとい……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。
質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
私もTPPについてお伺いをしようと思いますが、その前に、農業者戸別所得補償制度、そのカテゴリーについて、日ごろどうしても腑に落ちない点がありまして、若干確認をさせていただきたいと思います。
戸別所得補償制度は、いわゆる米の所得補償交付金以外にどのような交付金、制度で構成をされておるか、制度名だけまずお伺いします。
【次の発言】 別に専門的な詳しい中身を聞いておるわけじゃありません、制度名だけ聞いておる。
戸別所得補償制度、中身は多岐にわたっていると思うんですね、いろいろな交付金がある、い……
○小里委員 自民党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。きょうは、二十分と持ち時間が短い中で何問も質問申し上げないといけません。どうか端的に答弁をお願いしたいと思います。 さて、東日本大震災での最大の教訓は、国がもっと前に出ること、主体的に対応することでありました。自治体の機能が失われて、一方で被災業務が加わりまして、通常の業務量の何倍にもなる。そこで、国が、避難所対策から復旧復興対策まで、現場に踏み込んで主体的な役割を果たしていくという大きな教訓であります。 これは、今回の改正でどのように生かされておりますか。
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず、TPPについてなんですが、TPPを奇貨として農業の構造改革を図れば輸出競争力をつけられると、TPP推進論拠の一つになっておるわけであります。 実は、この問題を先般予算委員会で、稲作農家を例にとって質問をいたしました。農水省の資料をもとにしてお伺いをしたわけであります。 農水省の資料によりますと、規模拡大を図っていけば確かにコストは下がっていきます。しかし、幾ら規模拡大を図っても、五、六ヘクタールあたりから余りコストが下がらなくなるんですね。そして、十五ヘクタール以上は幾らつくってもほと……
○小里委員 自民党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 きょうは食料安保またTPPについてお伺いをしたいと思っておりますが、その前に、いわゆる対中国ビジネス、社団法人農林水産物等中国輸出促進協議会をめぐる問題についてお伺いをしたいと思います。 本来、私は、こういったスキャンダルめいた問題を取り上げますのは本意とするところではありません。ただ、役目柄、事実関係をただしてまいりたいと思います。 この委員会でこの問題を取り上げますのは初めてでありますから、まず、概要について確認をさせていただきたいと思います。 平成二十二年十二月、民主党の樋口俊一衆議……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 本日は、対中国ビジネス、そしていわゆるスパイ疑惑についてただしてまいります。 自民党政権時代から、農産物の対中国輸出は最重要課題として位置づけてまいりました。しかしながら、なかなかうまくいかない。その最大のネックは、中国における口蹄疫やBSEに起因する輸入禁止措置、そして検疫措置であります。その結果、牛肉、鳥肉、乳製品等の中国向けの輸出はほとんど禁止をされまして、生鮮農作物でも、輸出をされているのはリンゴと梨、そしてわずかな、まさに薫蒸済みの米ぐらいであります。 この検疫や輸入禁止措置に……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。
質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
きょうは、いわゆる対中国不正輸出問題についてお伺いをしてまいります。
従来、自民党政権時代から、農産物の対中国輸出というものは、国家的戦略として捉えまして、その促進に苦労をしてまいりました。この対中国、特に農産物輸出におけるネック、障害というものは何でしょうか。大臣、お伺いします。
【次の発言】 きょうは、申し上げましたように、対中国不正輸出問題をただしているわけでありますから、それに沿った形で御答弁いただきたいと思います。
当然のことながら、対中国農産物輸出が進んでいかない。その大きな……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず冒頭に、午前中、所得補償の議論がございました。では、自民党はどうかといいますと、自民党としては、農業、農村が果たしておられる多面的な機能、あるいは担い手育成の観点から、新たな支払い制度の法案、新たな制度として、いわば真に農業、農村のためになる法案として既に提出をしておりますことをまず申し添えさせていただきます。 さて、日本は今、国内市場が細る中で貿易自由化をさらに図っていかなければなりませんが、TPPをめぐって国論が二分をされております。私は、この問題は、アジアの成長をいかに取り込んで……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。よろしくお願いします。
まず冒頭に、いわゆる対中国農林水産物不正輸出問題について、二、三確認をさせていただきたいと思います。
そもそも、この問題は、できもしない検疫の特別措置が受けられるという文句、誘い水で、出資金を初めお金を募った、そこに問題があったわけであります。過去の対中国貿易におけるその経緯からいって、また現時点でも、検疫特別措置を受けることは極めて難しいということはわかっていたはずであります。
この検疫特別措置の困難性について、大臣の認識をお伺いいたします。
【次の発言】 要は、検疫特別措置は難しい、極めて困難であるという答弁ですね……
○小里委員長代理 次に、吉田泉君。
○小里委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきたいと存じます。 我が国の農林水産物・食品の輸出拡大に関する件(案) 我が国では、少子高齢化等により農林水産物・食品市場が縮小傾向にある。一方、世界に目を転じると、我が国の農林水産物・食品は諸外国から高い評価を得ており、アジアを始めとした経済発展に伴う富裕層の増加や人口増加により、今後拡大が予想される有望なマーケットが広がっている。 こうした中、我が国の農林水産業・食品産業を発展させていくためには、世界の経済成長を好機と……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 さて、TPPの問題では、現場の皆様を初め、国民の皆様に大変御心配をおかけしております。 私は元来、この問題は慎重な立場でありますが、特に与党になりましてからのこの議論は、苦悩の日々でありました。総理も恐らくそうだったろうと思います。 考えてみますと、二〇一一年の十一月、時の野田総理がAPECの首脳会議で、交渉参加に向けて関係国との協議を開始する旨表明をしました。以来、事実上の事前協議が進んでまいりました。安倍総理が政権を引き継がれた時点では、既に、交渉参加に向けてほとんど積み上がって……
○小里大臣政務官 お答えをいたします。
これまで我が国が締結をしたEPA、FTAの中で関税撤廃をしたことのない品目の中から、米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源、いわゆる重要五品目と言われる分野に分類をし、合計をしたものが五百八十六ラインであるということであります。
これは我が国の立場で分類をしたものでありまして、相手国には伝わっておりません。したがって、これが明らかになれば、相手国にとって我が国の立場を予断し得る、そして交渉上不利益をこうむることになる、そういうことであります。
【次の発言】 うそにうそを重ねるとおっしゃいましたが、そのことには私は反論がございまして、まさに先生が御指摘を……
○小里大臣政務官 おはようございます。 このたび、農林水産大臣政務官に就任いたしました小里泰弘でございます。 林大臣のもとに、江藤副大臣、吉川副大臣そして横山政務官と一体となって、農林水産業のあるべき姿を見据えて力を尽くしてまいりたいと存じます。 委員長を初め諸先生方の御指導を心からお願い申し上げながら、御挨拶にかえさせていただきます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○小里大臣政務官 お答えします。 おっしゃるとおり、日本短角種などの特定品種、これにつきましては、例えば粗飼料の利用性が高い、あるいは良質な赤身肉の生産能力が高いといった特徴を有しております。その付加価値を生かして、しっかりと販売戦略としてこれを図っていくことが大事であると思います。 このために、肉用牛経営安定対策補完事業におきまして、まず、日本短角種などの牛肉の特徴、ブランドイメージを明確にした生産、販売計画の策定をすることにしております。例えば計画販売です。特に、需要期の冬場にこれが出ていくような、そういった仕組みを構築していくことがまず考えられます。 また、計画に基づく放牧地の利用……
○小里大臣政務官 お答えします。 国土の大宗を占める農山漁村でありますから、土地、水、バイオなど豊富に存在をしておりまして、その再生可能エネルギーにおけるポテンシャルははかり知れないものがあろうと思います。 具体的にどの程度のポテンシャルがあるかにつきましては、さまざまな試算があるところでございますが、例えば、農村部の農業用水利施設を活用した小水力発電につきましては、その水量等からはかりまして、年間八・九億キロワットアワーの発電ポテンシャルが見込まれております。 山村につきましては、仮に未利用間伐材の年間発生量二千万立米を全て木質バイオマス発電に活用した場合には、年間七十億キロワットアワ……
○小里大臣政務官 まず、米政策の主眼というのは、需要に応じた米づくりで需給のバランスをとり、そのことで米価の安定化を図っていく、そのことから、現場の生産意欲のもとに、しっかりした主食の安定供給が図られる、また農地を確保していく、そこに本来の米政策の主眼があるんだろうと思います。 今回もその見地に立って、特に飼料米を中心とする水田のフル活用、これを基軸にして、まさに今おっしゃったように、生産調整が地域で、現場で機能していく、そういう仕組みを目指していくことにあるんだなと私なりに認識をしております。 そのために、今また御指摘があったように、まず、国が需給あるいは価格、さらに販売、在庫等の見通し……
○小里大臣政務官 まず、アグリ社についてでございますが、ここは基本的に、生産部門を中心にして、そして、加工、流通分野にも支援をしていこうという本来の趣旨があります。
一方で、A―FIVEの方ですけれども、これは、パートナー企業も参加をしながら、加工、流通の方に中心を置いている、むしろ、そっちに特化をしている、そういった違いがあると思います。
【次の発言】 農地・水保全管理支払い、これと中山間地域を合わせて二百万ヘクタール、これをどうやって四百万ヘクタールへ持っていくんだ、そういう御質問であろうと思います。
農地・水保全管理支払いは、要件として、一般住民の参加する活動組織というのが一つの要件……
○小里大臣政務官 表示の偽装問題、大変残念な事例が頻発をしております。 農水省におきましては、今説明がありましたとおり、先週十一日の関係府省庁会議で決定された対処方針を受けまして、外食関係団体を招集し、違反事例等の周知及び表示適正化の取り組み状況の把握、表示の適正化を進めるように求めたところであります。 また、当省独自の取り組みとしましては、地方農政局に対して、食品表示一一〇番において、外食のメニューを含む食品表示についての疑義情報を受け付けること、また食品表示Gメン及び米穀流通監視官による景品表示法の普及啓発、また農林水産消費安全技術センターに対して、産地、品種等を強調表示した品目を中心……
○小里大臣政務官 まず、恐縮ですが、先ほどの飼料用米の供給可能量について、念のために申し上げておきたいと思いますが、毎年、主食用米の需要が減っていく分、これは当然であります。一方で、不作付地、これが水田面積の約八%あると思います。これも最大限生かしていくということは当然念頭に置いて、これから計画を組んでいくことになろうと思います。 農業委員会は、市町村の独立行政委員会として、農地に関する業務を行っており、農地に関する各種情報が集まっているところであります。 したがって、市町村と連携して機構の業務に協力することが必要でありまして、特に、農用地利用配分計画を作成するに当たっては、農地の地番、所……
○小里大臣政務官 御指摘をいただきましたように、畜産、酪農の規模拡大を初めとする足腰の強い高収益型の畜産経営、酪農経営を図る上で、飼料の安定供給、なかんずく自給飼料の供給体制をしっかりつくっていくことは極めて大事な課題であります。 そのために、御案内のとおり、まず新たな米政策において、飼料米を中心とする生産振興を図ることとしたところであります。また、出口対策におきましても、乾燥貯蔵加工施設を初めとする整備を図ってまいります。 そしてまた、畜産側の取り組みにおきましても、例えば、自民党の十カ年戦略に示されておる飼料自給率一・五倍計画を受けまして、粉砕機の整備であったり、優良品種の開発、コント……
○小里大臣政務官 御指摘の昨日発表の被災対策五項目につきましては、全国の被災農業者、この冬の被災を受けた方々が対象となります。したがって、近畿の二府四県の被災農業者も要件を満たせば全て対象になります。
【次の発言】 山梨県の被害額につきましては、今御指摘のような発表が行われております。
全国の農業被害金額につきましては、この冬の豪雪による全国の農作物の被害及び農業ハウス等の施設被害額として、三十三都道府県からこれまでに報告がありました。その総額は六百八十億円となっております。このうち、被害額の報告のあった関東甲信一都七県の被害額につきましては、本年二月以降の豪雪によるものでありまして、昨日、……
○小里大臣政務官 マイファーム亘理に対する共生地域創造財団からの支援、これをどう捉えていくかという御質問でございます。 もともとイチゴ農家であったものをトマトに転換をさせ、そして、販路開拓の面で当財団が寄与しておられるということを伺っているところでございます。 このマイファーム亘理に対しましては、これが農事組合法人であることから、平成二十四年度において、農事組合法人マイファーム亘理協同組合に対しまして、生産資材の導入を対策交付金によって支援したところであります。 具体的な内容としましては、トマト生産資材、すなわち、ハウス資材、苗等の導入に対して、国費において七百万円、これを投入したという……
○小里大臣政務官 私どもは、農家の所得を上げるために、ぜひプラス思考でいきたいなと思っております。 今、反収のお話がありましたが、実証圃場では、多収性の品種で反七百キロとれる品種もございます。こういったものを中心にしてぜひ普及を図っていきたいわけでありますが、制度的には、そうやって多収性品種を用いて努力すれば、反当たり十万五千円まで交付金が出ます。 それと、御指摘のモデル試算には入っておりませんが、多収性品種に取り組むことに対する交付金、これが一万二千円あります。また従来からの耕畜連携もあります。あるいはまた、県や市町村段階での産地交付金を使った加算措置もございます。あるいはまた二毛作助成……
○小里大臣政務官 お答えを申し上げます。 質問通告と若干の違いがあるようでございますが、地域の活力創造プランの策定の経緯についてのお尋ねでございます。 これは基本的には、御案内のとおり、昨年、自民党におきまして議論をいたしまして、農業・農村所得倍増目標十カ年戦略を策定いたしました。その趣旨を踏まえて、政府において、官邸を中心にして、また、そこに農林水産省からしっかりした意見を申し上げながら策定をしたのが農林水産業・地域の活力創造プランでございます。これをもとにして、食料・農業・農村基本計画の策定に進んでいく、そういう段取りであります。
○小里大臣政務官 今回の大雪による農業用のハウスあるいは畜舎の損壊等を合わせた被害額としましては、三月十四日現在の各都道府県からの報告によりますと、二万七千四百二十四件、被害金額は約八百十六億円となっております。 こういった被害に対して、例えば撤去については、国がその二分の一を定額助成する、残る部分は地方公共団体が必ず負担をして、その八割を特交で措置します。再建、修繕につきましては、国が二分の一を助成して、残るうち、地方公共団体が負担する分の七割を特交で対応するとなっております。 また、先ほどありましたように、環境省からも撤去については同じような、こっちは定額助成ではありませんが、通常の助……
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、現在は、国及び都道府県に職員を配置しまして、保険事務の大半を都道府県に委託しております。それをさらに、その事務の大半を森林組合連合会に再委託しておる、そういう体制でやっております。 今後のことでございますが、森林総合研究所において、現行制度下での国の業務、そして都道府県の業務を一元化して行う体制を整備する、これがまず第一であります。 そして、現在、森林組合連合会等が行っている事業、すなわち、森林所有者からの加入申し込みの受け付け、保険料の受領、都道府県からの委託による現場の損害調査等については、今後、森林総合研究所から直接森林組合連合会等に委託をする、そう……
○小里大臣政務官 来年度以降の事業の継続についてもあわせて御質問でございました。 要するに、早急に産地の復興を図っていかなければなりません。そのために、今回の経営体育成支援事業におきましても、二十五年度そして二十六年度予算を活用して対応していこうということでございます。 このため、平成二十六年度末までに行うというのが基本であって、そこを目指してまいります。今説明がありましたように、そのために資材の増産等も鋭意努力を促しているところでございます。 まず、早急に復興を目指してまいりますが、ただ、資材不足等のために、御指摘のような事態があるとすれば、そのときには、現場の実態に応じて対応してまい……
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、大分成熟をした北海道の農業とそれ以外の地域をその施策において同一に論ずることは、なかなか困難であるなと思います。 最近では、平成二十五年度に、全国から五百十八地区を抽出して、共同組織の活動状況を調査しております。それに基づきまして計算をしておるわけでありますが、特に北海道は、御指摘のとおりに、農地の区画が大きく、単位面積当たりの水路、農道の延長が短いことから、単位面積当たりの共同活動量が府県と比較して小さいものになっております。 したがって、その交付単価を単位面積当たりの単価により設定するのであれば、全国一律の単価とするのではなくて、共同活動量に応じた差を……
○小里大臣政務官 食料の安定供給や多面的機能の維持という、農業の果たしているその重要な役割というものを考えますときに、やや委員とは考え方を異にするわけでありますし、また我々の考え方が国民に理解をされているものと信ずるところでございます。 従来、決議を踏まえて今回の交渉も取り組んできたわけであります。その結果として、牛肉におきましても影響は限定的であると考えるところでありますが、今後とも、状況を見ながら、引き続き、生産者の皆様が安定的に取り組んでいけるように、丁寧な対応をとっていきたいと思うところでございます。 そこで、先ほどからありますように、例えばホルスの関係におきましては、優良なホルス……
○小里大臣政務官 御指摘のとおりでございますが、新たな農地維持支払いにおいては、農業者だけでも取り組めるようになっているところでございます。 例えば、先般、新潟で地方公聴会が開催をされました。その場で参考人の方が、従来の制度であれば、非農家が入ることで、なかなか協定が結びにくい、共同活動がしにくい、新たな維持支払制度ではこれが緩和されたのでやりやすい、そういった御指摘もあったところでございます。 そのように、地域住民の参加を要件としていること、あるいは景観作物の植栽等の環境保全活動を要件としていることが、地域によっては取り組みにくい面であったということは否めないところであろうと思います。 ……
○小里大臣政務官 十三日に、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の発生が確認をされました。以降、農水省としましては、熊本県、関係府省庁と連携をして、スピード感を持って初動対応を行ってきたところでございます。また、それ以上に、県初め現場がさらにスピード感、ボリューム感を持って対応していただいているな、そんな印象を持っております。 一千人態勢で臨んだ鳥の殺処分、その死体の埋却、畜舎の消毒等、全ての防疫措置が本日の七時半をもって完了したと報告を受けております。また、現在までのところ、新たな発生は確認をされておりません。 昨日、公明党の鳥インフルエンザ対策本部から、感染拡大防止対策の徹底、早期発見、……
○小里大臣政務官 農地維持支払いと資源向上支払いの経理区分につきましては、お話をいただいたような理由によりまして、これをあわせて経理できるようにしてもらいたい、そういうニーズが上がってきているところであります。 そういったことを踏まえまして、両支払いの経理を一つのものとして行うことができるようにしたということであります。 なお、施設の長寿命化のための活動、例えば老朽化した水路の補修、農道の補修等につきましては、土地改良区などの他者の財産の形状変更等を伴うというものがほとんどであります。要するに、財産管理の観点から、こういった活動については、すなわち施設の長寿命化のための活動については、他の……
○小里大臣政務官 お話しのとおり、吉野家は、本来復興支援に大変熱心な企業でありますけれども、大変不幸な展開になっていると思います。 農水省から吉野家本社の方に聴取したところによりましても、まず同社は、復興支援のために、昨年十月、吉野家ファーム福島を設立して、そこで生産された農産物を国内で使っていこう、そういう方針を発表しておるわけであります。 この報道が内外に広く配信をされたことによりまして、香港のネット上において、香港吉野家も福島県産米を使用するので、がんになりたければ吉野家を食べろといった中傷が拡散しまして、香港吉野家の売り上げが大きく落ち込んだ、そういった経緯がございます。 これに……
○小里大臣政務官 食糧法についてのお尋ねでございます。 御指摘のとおり、現在までは行政が生産数量目標の配分を行ってきたところでございますが、これを、今回の米政策の見直しにおきまして、五年後をめどに、行政による配分に頼らずとも、現場で需要に応じた生産が行われるように、環境整備を進めるということにしているわけであります。 行政による米の生産数量目標の配分は、かつては食糧法に基づいて実施をされておりましたが、既に根拠条文が改正をされまして、数量配分は、食糧法に基づくものではなくて、局長通知によってなされているわけであります。 したがって、現時点において食糧法の改正を含めた法的な手当てを行う必要……
○小里大臣政務官 まずは、金子委員の国政への参加、そして当委員会への参加を同県人としても心から歓迎を申し上げ、そして期待を申し上げたいと思います。 サトウキビについてお尋ねでございます。 言うまでもなく、砂糖は、国民の生活上不可欠な基礎的食料でありまして、その原料であるサトウキビは、委員から御指摘のとおり、南西諸島における基幹作物として、野菜や畜産等々と大きな柱をなす作目でございます。そしてまた、製糖工場とともに、地域の雇用、経済を支える大変重要な役割を果たしておると認識をするところでございます。 御指摘のTPP決議において、重要五品目の中で明確に位置づけられております。これを必ず守って……
○小里大臣政務官 昨年、党や政府において決定をしました農林水産物・食品の国別・品目別輸出戦略に基づきまして、従来の輸出促進ロゴマーク、いわゆるおいしいマークや和牛統一マーク等のロゴマークを活用して、ジャパン・ブランドの売り込みを図ってきたところでございます。 今般、これに加えて地理的表示制度を創設して、品質や生産方法など、一定の基準を満たす産品について、地理的表示、そしてGIマークを使用できる仕組みを構築するわけであります。これによりまして、こういった表示、マークが使用されている産品であれば、国として認められた一定の品質が備わっていることを対外的にも示すことができるようになるわけであります。……
○小里大臣政務官 土地改良に係る農家側の負担としましては、まずその事業の建設段階に係る、事業費に係るところの負担ですね。そして、その後の維持管理に係る負担があるわけであります。 まず、土地改良事業費に係るところにつきましては、先ほど委員もお触れになりましたように、中間管理機構が行う簡易な基盤整備については、とりあえず中間管理機構が農家の負担を肩がわりするという制度がスタートいたします。 それからまた、通常の簡易な基盤整備、例えば畦畔の除去であったり暗渠排水であったり、こういったところは定額助成で行ってまいりましたけれども、さらにこの交付単価を約二割ふやすといったような充実強化措置をとってい……
○小里大臣政務官 特定農産加工業者とは、地域の農産物を利用して、その持てる専門性や加工技術のノウハウを生かしながら製造を行っているものであります。すなわち、農業者との連携による六次産業化、農商工連携によりまして、地元産の農産物を活用した、特色ある商品づくりを進めていくことが期待されております。
このような役割は、委員が御指摘をされました、農林水産業・地域の活力創造プランにおける、農林水産物の付加価値の向上に向けた需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築との考え方にも合致をするものと考えております。
【次の発言】 大事な観点であると思います。
特定農産加工業者の経営改善を図っていく上で、その……
○小里大臣政務官 昨年八月に公表しました水産物の輸出戦略におきましては、水産物輸出額を二〇一二年の一千七百億円から三千五百億円に倍増することを目指しております。 この目標の達成に向けましては、特に有望な市場でありますところのEUへの輸出をふやしていくことが不可欠であります。 ところが、今委員からの御指摘にありましたように、水産加工施設におけるEU向けのHACCPの取得状況が累計でも二十九件でありまして、昨年は二件にとどまったというような状況であります。ちなみに、米国のこれまでの累計認定件数が一千二十九件、中国でも六百三十四件と桁外れであります。 このため、昨年来、当省としましても、厚労省……
○小里大臣政務官 まず、畜産、酪農は、余り農地に関係ないから、もっと企業参入があるのではないかという御指摘でございますが、確かにそういった面はあろうと思います。 ただ、酪農は、やはり農地は必要とします。肉用牛も、餌基盤として、ある程度農地を必要としますが、豚、鳥については、農地じゃなくて、農業施設用地があればいいわけでありまして、したがって、御指摘のとおり、企業が参入しやすい面があろうと思います。実際、私の地元でも、例えば、ジャパンファームとか三菱商事、日ハム系列の企業が大きく地域にも貢献をしております。そういったところ、企業の特性に鑑みて、畜産、酪農においては、しっかりまた企業の参入を図っ……
○小里副大臣 環境副大臣及び原子力防災を担当する内閣府副大臣に就任をいたしました小里でございます。 主には、除染や災害廃棄物の処理といった震災復興の関連、また、廃棄物、リサイクル並びに原子力防災を担当いたします。望月大臣を支えて、力を尽くしてまいります。 特に、除染や中間貯蔵施設の整備、指定廃棄物の処理といった関係につきましては、正面から向き合いまして、住民の皆様の理解に努めながら、責任を持って取り組んでまいります。 北川委員長、理事の皆様、そして各委員の皆様の御指導、御協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○小里副大臣 お話をいただきましたように、九月十七日に三市町の現場に伺いました。また、その際に、特に加美町からは質問書をいただきましたので、その回答も兼ねて、十月二日には再度加美町にお伺いして、また、現場も回答書と照らし合わせながら視察をしたところでございます。 御指摘をいただきましたように、地域にいろいろな御懸念、御不安があります。例えば、地すべりの心配はないかとか、自衛隊の演習場が近いが大丈夫だろうかとか、あるいはまた地形がどうか、面積がどうだろうかといったような御指摘もいただきました。そういったところを特に意識しながら視察させていただきまして、地域の皆様と問題意識がある程度共有できたか……
○小里副大臣 御指摘のとおり、中間貯蔵施設の整備、運営管理等、全体として国が責任を持って取り組んでまいります。 具体的には、国は、現地、すなわち福島県内に事務所を置きまして、職員を配置して、用地取得、施設の整備等を進めてまいります。 一方、JESCOにつきましては、国の責任と指導監督のもとに、同社の専門性を生かすことができる業務の一部を委託するとしております。具体的には、施設の運営管理等を委託することとしております。 このような役割分担のもとに国が責任を持ってJESCOを指揮監督するものでありまして、丸投げということでは決してございません。しっかりと事業に取り組んでまいります。
○小里副大臣 委員御指摘のとおり、公共工事の実施の場合は、その契約時点における正常な取引価格によって評価されます。また、御指摘のような補正を行うことになっておるところでございます。 いろいろな考え方があろうと思いますが、まず、将来の復興を見越した価格等も勘案して、ここに定めております。その結果、事故がなかった場合の価格を基準とした場合、そのおよそ半分を国が補償する、そういう設定になっております。 しかしながら、これではなかなか理解ができないという被災地の方々の心情に思いをいたしながら、県と連携して、交付金制度の活用によりまして、実質的に事故がなかった場合の価格を補償する、そういう設定になっ……
○小里副大臣 特措法におきまして、国の責務は、原子力政策を推進してきたことに伴う社会的責任に鑑み、事故由来放射性物質による環境汚染への対処に関し、必要な措置を講ずるものとされております。
また、同法におきまして、地方公共団体の責務については、国の施策への協力を通じて適切な役割を果たすものとされております。
【次の発言】 まず、双葉郡を中心にして、放射性物質に汚染された廃棄物が大量に発生しておりまして、復興を進めるためには、できるだけ早くこれを処理する必要があります。また、十万ベクレル以下の廃棄物については、特措法の処分基準に従って、既設の管理型最終処分場で安全に処分できます。このため、双葉郡……
○小里副大臣 東日本大震災が発災をしましてから、時の大畠国土交通大臣と気持ちを同じくして復旧復興に向けて取り組んだな、そういう感想を持っております。また、現政権になりましてからも、東日本大震災からの復興なくして日本の経済の回復はない、そういう信念でもって、一丸となって取り組んできたという認識でおります。 御指摘をいただきました汚染土壌、瓦れき等につきましても、余り詳しく申し上げると時間がかかってしまいますが、それぞれ取り組んでいるところでございます。 ポイントだけ申し上げます。汚染土壌につきましては、鋭意除染を進めておりまして、平成二十七年、二十八年度内には大半の市町村で終了する計画でござ……
○小里副大臣 お答え申し上げます。
宮城県におきましての三カ所の候補地でございますが、これは、安全性や危険性の度合いといったところをスクリーニングした上で、その上で水源からの距離や植生自然度などの項目によって総合評価をした結果として選定されたもの、絞り込まれたものであります。
したがって、基本的には、三カ所の候補地の中から最終的な候補地を確定できるものと考えているところでございます。
【次の発言】 建設ありきではないか、また、総意とはどういう意味なのか、お尋ねでございます。
宮城県内の指定廃棄物は、現在、県内三十六カ所に一時保管をされております。不安定な状況で保管をされておりまして、これ……
○小里副大臣 環境副大臣及び原子力防災を担当する内閣府副大臣に再任いたしました小里泰弘でございます。 主に、除染や廃棄物処理などの震災復興、廃棄物、リサイクル、原子力防災を担当いたします。望月大臣を支え、力を尽くしてまいります。 特に、除染の推進、中間貯蔵施設の整備、指定廃棄物の処理といった課題に正面から向き合い、責任を持って取り組んでまいります。 また、大規模災害を初めとして災害時においても円滑、迅速な廃棄物処理を確保するため、今国会に、廃棄物の処理及び清掃に関する法律及び災害対策基本法の一部を改正する法律案を提出することとしております。 北川委員長を初め理事、委員各位の御指導、御協……
○小里副大臣 除染を含めた帰還困難区域全体への対応につきましては、放射線量の見通しや、今後の住民の方々の帰還意向がどうか、あるいは将来の産業ビジョンや復興の絵姿等を踏まえまして、政府として現地、地元と検討を深めていこうということとしているところでございます。さらに、各町村によりまして復興計画等が定められますれば、それを踏まえて対応してまいります。 また、御指摘のとおりに、帰還困難区域でありましても、復旧復興や住民の移動のために特に必要性の高い広域的なインフラや拠点につきましては、現に除染を実施しているところでございまして、既に常磐自動車道、国道六号等につきましては除染が終了いたしました。また……
○小里副大臣 分別についてのお尋ねでございます。再生利用とともに、非常に重要な課題であると考えております。 御指摘のとおり、災害廃棄物であっても、再生利用等によってまず減量化を図っていくことが極めて重要であると考えております。また、有害物質が含まれる場合、被災地域の生活環境を保全する観点からも、適正な分別の上、処理が行われることが重要であります。 このため、災害の規模によらず、可能な限り分別と再生利用を図るべく、措置を講じようとしておるところでございます。 まず、このことを法案におきまして災害時の廃棄物処理の原則として明記をした上で、環境大臣が、関係省庁、都道府県等と協議した上で策定をす……
○小里副大臣 私どもは、指定廃の処理につきましては、地域の復興、また人心の安定のために使命感を持って取り組んでいるところでございます。 そういった中で、これを進めるに当たって、地域においていろいろな不安や御懸念がある、これは身にしみて感じているところでございます。これを我が身に置きかえて思いをめぐらしたということでございます。 具体的には、私の地元が候補地になって、自分の先祖伝来の山に持ち込むようなことを考えた場合に、先祖はこれは許してくれるでしょうけれども、地域の方々に対しては相当覚悟を持ってこれを説明する、また説得する努力をしないといけないだろうな、それがまた政治家としての矜持であって……
○小里副大臣 指定廃棄物につきましては、特に私が担務としておるところでございます。 先日も、千葉県の指定廃棄物の問題で、千葉市にお伺いをしてまいりました。熊谷市長からも、地元の意向を尊重してしっかりやってほしい旨、御要望をいただいたところでございます。 当然のことながら、選定の経緯、施設の必要性、安全性等について、市当局はもとより、市民の皆様、議会の皆様へしっかりと説明を行いながら、その御理解をいただく努力をしてまいりたいと思います。そういった努力を行わずして詳細調査等を行っていく考えはございません。
○小里副大臣 事故収束は、まず事業者の責任において実施すべきものでありますが、これが事業者において十分な措置を講ずることができない場合には、原子力災害対策本部、総理が本部長を務めるこの本部におきまして関係省庁と調整を行い、関係省庁はそれぞれの手足となる実動部隊について指示を行う、もってオンサイトにおける対策に当たるということになっております。この際、必要に応じて、原子力災害対策本部長である内閣総理大臣は、原子力災害対策特別措置法に基づいてこれらの活動に関する指示を関係省庁に対して行うということになります。 なおまた、シミュレーションについてのお尋ねでございました。今申し上げましたような指示を……
○小里副大臣 環境省におきましては、御指摘のうち、中間貯蔵施設整備等影響緩和交付金として措置をしております。 これは、文字どおり中間貯蔵施設等の建設に伴う影響を緩和するために、生活再建あるいは地域振興策等に幅広く使うことを目的として措置された、まさに御指摘のとおり極めて自由度の高い交付金であります。 現在、大熊町、双葉町において、あるいはまた福島県において基金が造成をされておりまして、交付金の目的に照らして、県、町、それぞれのニーズに基づいて活用されるものと認識をしておりまして、仮に特定の事業について使えるか使えないか問われれば答えることはあろうかと思いますけれども、これに使いなさいと、そ……
○小里副大臣 オフサイトセンターに関する教訓としましては、発電所の近傍にあったことから建物内の放射線量が上昇してしまったこと、あるいは、これに備えた放射線防護設備等を備えていなかったこと、また、余震等による通信回線の途絶などによりまして通信設備が十分機能しなかった、衛星電話のみでこれを行ったというような実態がございました、などの理由によりまして、機能不全に陥ってしまったと認識をいたします。結果として、三月十五日に現地本部を福島市の方に移さざるを得なかったわけでございます。 この反省を踏まえまして、平成二十四年八月に、当時の原子力安全・保安院がオフサイトセンターのあり方に関する基本的な考え方に……
○小里委員長 これより会議を開きます。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、農林水産委員長に就任いたしました小里泰弘でございます。 農林水産業は、食料の安定供給はもちろん、国土や自然環境の保全など各般にわたり、国民生活の中で大変重要な役割を担っております。 しかしながら、今日、我が国の農林水産業を取り巻く諸情勢は極めて厳しく、数々の課題が山積をしております。 特に、転換期にある国際的な貿易体制への対応を初め、農林水産業が発展していくための基盤整備、六次産業化等の推進、担い手の経営所得の増大、東日本大震災による被害からの復旧復興などの課題については、的確かつ迅速に対応すること……
○小里委員長 これより会議を開きます。 農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房総括審議官佐藤速水君、大臣官房総括審議官大澤誠君、大臣官房政策評価審議官塩川白良君、消費・安全局長小風茂君、食料産業局長櫻庭英悦君、生産局長今城健晴君、経営局長奥原正明君、農村振興局長末松広行君、政策統括官柄澤彰君、林野庁長官今井敏君、水産庁長官佐藤一雄君、内閣官房内閣審議官澁谷和久君、内閣府地方創生推進室室長代理川上尚貴君、大臣官房審議官小野田壮君、消費者庁審議官吉井巧君、経済産業省大臣官房審議官保坂伸君、……
○小里委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事吉川貴盛君及び横山博幸君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
武部 新君 及び 小山 展弘君
を指名いたします。
○小里委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの平成二十八年熊本地震によりお亡くなりになられた方々とその御遺族の方々に深く哀悼の意を表します。
また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
これより、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと思います。
全員御起立をお願いいたします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大……
○小里委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、森林法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省生産局長今城健晴君、農村振興局長末松広行君、林野庁長官今井敏君、資源エネルギー庁資源エネルギー政策統括調整官吉野恭司君、環境省大臣官房審議官亀澤玲治君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉野正芳君。
○小里委員長 これより会議を開きます。 農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房総括審議官佐藤速水君、大臣官房総括審議官大澤誠君、消費・安全局長小風茂君、食料産業局長櫻庭英悦君、生産局長今城健晴君、経営局長奥原正明君、農村振興局長末松広行君、政策統括官柄澤彰君、農林水産技術会議事務局長西郷正道君、林野庁長官今井敏君、水産庁長官佐藤一雄君、消費者庁審議官吉井巧君、総務省大臣官房審議官内藤尚志君、外務省大臣官房審議官大菅岳史君、厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全部長福田祐典君の出席……
○小里委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、漁業経営に関する補償制度の改善のための漁船損害等補償法及び漁業災害補償法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房総括審議官大澤誠君、生産局長今城健晴君、経営局長奥原正明君、水産庁長官佐藤一雄君、内閣府規制改革推進室次長刀禰俊哉君、海上保安庁警備救難部長秋本茂雄君、環境省大臣官房審議官早水輝好君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○小里委員長 これより会議を開きます。 農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、真珠の振興に関する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、各党間の協議の結果、お手元に配付いたしておりますとおりの起草案を得ました。 本起草案の趣旨及び主な内容につきまして御説明申し上げます。 本案は、我が国の真珠産業が、世界に先駆けて真珠の養殖技術を確立する等歴史的に世界の真珠の生産等において特別な地位を占めてきているとともに、その国際競争力の強化が重要な課題となっていること、及び、真珠が国民にとってなじみの深い宝石であり、真珠に係る宝飾文化が国民の生活に深……
○小里委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告申し上げます。 今会期中、本委員会に付託になりました請願は二十一件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、農業の持続的発展に必要な農業農村整備事業費の確保等に関する陳情書外六件であります。 また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、米の需給・価格対策と農業経営の安定を求める意見書外三百六十件であります。……
○小里委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、エゾシカ・アライグマ・トド・アザラシの被害防止対策の強化に関する要望意見書外十二件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百八十九回国会、岸本周平君外五名提出、農業者戸別所得補償法案
第百八十九回国会、岸本周平君外五名提出、農地・水等共同活動の促進に関する法律案
第百八十九回国会、岸本周平君外五名提出、中山間地域その他の条件不利……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 昨年は、北海道へ三つの台風が上陸をし、また東北地方太平洋側へも台風が上陸するなど、気象庁の統計開始以降初めての現象が多発をいたしました。 中でも、台風十号による水害、岩手県岩泉町で集中的に大きな被害が発生をいたしました。当委員会でも視察をいたしましたが、災害の爪跡もまだ生々しい状況を視察し、特に高齢者施設の被災は大変痛ましいものでありました。避難情報のあり方、避難勧告のあり方、高齢者の避難のあり方など、課題が大きく浮き彫りになったところであります。 これを受けて、政府では、避難ガイドライ……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 参考人の皆様には、本当に貴重な御意見を賜りました。心から御礼を申し上げます。 お話にありましたように、農業は自然災害との闘いという一面がある、また価格変動との闘いでもあります。これに備えるセーフティーネットとしての制度面から見ると、品目別にまちまちであります。 そこで、農家収入全体に着目をして経営リスクに備えていこう、もって経営の安定化を目指していこうということでやりました。今回の新たな制度に対する現場の期待、非常に大きなものがあると認識をしております。 そこで、いかにこの制度を、しっかりと体制をとって、運用を図って、現場に届くものとして……
○小里委員長 これより会議を開きます。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、財務金融委員長の重責を担うことになりました小里泰弘でございます。 現在、我が国は、少子高齢化を初めとするさまざまかつ困難な課題に直面をしております。これらの課題に適切に対応し、経済の好循環をさらに促すためには、歳出歳入改革を通じた財政の持続可能性の維持、金融システムの安定の確保等が必要であることから、当委員会に課せられた使命はまことに重大であります。 こうした状況下において、当委員会がその役割を十分に果たすことができるよう、委員各位の御理解、御協力をいただきまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまい……
○小里委員長 これより会議を開きます。 財政及び金融に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、参考人として日本銀行理事雨宮正佳君、理事桑原茂裕君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として公正取引委員会事務総局経済取引局長菅久修一君、金融庁総務企画局長池田唯一君、監督局長遠藤俊英君、財務省大臣官房総括審議官可部哲生君、主計局次長茶谷栄治君、主税局長星野次彦君、理財局長太田充君、厚生労働省大臣官房審議官諏訪園健司君、中小企業庁事業環境部長吾郷進平君、国土交通省航空局次長和田浩一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異……
○小里委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告いたします。 本会期中、当委員会に付託されました請願は三種五十二件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会におきまして慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は、寡婦(夫)控除の適用対象を未婚のひとり親世帯まで拡大することに関する陳情書外四件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、公共の用に供されている固定資産に係る相続税等の非課税措置等を求める意見書外四件であります。
○小里委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
財政に関する事項
税制に関する事項
関税に関する事項
外国為替に関する事項
国有財産に関する事項
たばこ事業及び塩事業に関する事項
印刷事業に関する事項
造幣事業に関する事項
金融に関する事項
証券取引に関する事項
以上の各事項につきまして、今会期中国政に関する調査を行うため、議長に対し、国政調査承認要求を行うこととし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○小里委員長 これより会議を開きます。 財政及び金融に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君、理事雨宮正佳君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として内閣府大臣官房審議官林幸宏君、子ども・子育て本部審議官川又竹男君、金融庁総務企画局長池田唯一君、総務企画局総括審議官佐々木清隆君、監督局長遠藤俊英君、総務省統計局統計調査部長佐伯修司君、財務省主計局次長茶谷栄治君、理財局長太田充君、国税庁次長藤井健志君、厚生労働省大臣官房審議官谷内繁君、政策統括官酒光一章君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネ……
○小里委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、所得税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府地方創生推進事務局審議官田川和幸君、子ども・子育て本部審議官川又竹男君、金融庁総務企画局総括審議官佐々木清隆君、総務省大臣官房審議官稲岡伸哉君、財務省主税局長星野次彦君、関税局長飯塚厚君、理財局長太田充君、国税庁次長藤井健志君、厚生労働省大臣官房総合政策・政策評価審議官本多則惠君、大臣官房審議官吉永和生君、大臣官房審議官成田裕紀君、大臣官房審議官谷内繁君、経済産業省大臣官房審議官中石斉孝君、中小企業庁次長吉野恭司君……
○小里委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、所得税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長頼あゆみ君、人生一〇〇年時代構想推進室次長大島一博君、内閣府地方創生推進事務局審議官兼経済産業省経済産業政策局地域経済産業政策統括調整官田川和幸君、金融庁総務企画局総括審議官佐々木清隆君、総務省大臣官房審議官稲岡伸哉君、財務省主計局次長大鹿行宏君、主税局長星野次彦君、関税局長飯塚厚君、国税庁次長藤井健志君、中小企業庁次長吉野恭司君、国土交通省大臣官房総括審議官岡西康博君、大臣官……
○小里委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、所得税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより内閣総理大臣出席のもと質疑を行います。
質疑の申出がありますので、順次これを許します。海江田万里君。
【次の発言】 次に、前原誠司君。
【次の発言】 次に、野田佳彦君。
【次の発言】 次に、宮本徹君。
○小里委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、国際観光旅客税法案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、一橋大学大学院商学研究科教授山内弘隆君、サービス・ツーリズム産業労働組合連合会会長後藤常康君、株式会社スターフライヤーCS推進部長内田晶夫君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。 次に、議事の順序について申し上げます。 まず……
○小里委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官原邦彰君、内閣府地方創生推進事務局審議官村上敬亮君、法務省大臣官房審議官加藤俊治君、財務省大臣官房長矢野康治君、理財局長太田充君、文部科学省大臣官房審議官白間竜一郎君、国土交通省航空局次長和田浩一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、会計検査院事務総局次長岡村肇君……
○小里委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、関税定率法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官鑓水洋君、法務省大臣官房審議官加藤俊治君、大臣官房審議官佐々木聖子君、財務省関税局長飯塚厚君、理財局長太田充君、厚生労働省大臣官房審議官森和彦君、経済産業省大臣官房審議官松尾剛彦君、大臣官房審議官上田洋二君、国土交通省航空局次長和田浩一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○小里委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として日本銀行副総裁若田部昌澄君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として法務省大臣官房審議官加藤俊治君、財務省大臣官房長矢野康治君、理財局長太田充君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申出がありますので、順次これを許します。江田憲司君。
【次の発言】 次に、杉本和巳君。
○小里委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官望月明雄君、法務省大臣官房審議官金子修君、財務省大臣官房長矢野康治君、主税局長星野次彦君、理財局長太田充君、国税庁次長藤井健志君、国土交通省航空局次長和田浩一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、会計検査院事務総局事務総長官房総括審議官宮内和洋君、事務総局第三局長……
○小里委員長 これより会議を開きます。
この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事斉藤鉄夫君から、理事辞任の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に竹内譲君を指名いたします。
【次の発言】 財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本……
○小里委員長 これより会議を開きます。 財政及び金融に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、政府参考人として人事院事務総局職員福祉局長合田秀樹君、内閣府地域経済活性化支援機構担当室次長伊野彰洋君、公正取引委員会事務総局経済取引局長菅久修一君、金融庁検査局長三井秀範君、法務省人権擁護局長名執雅子君、財務省大臣官房長矢野康治君、理財局長太田充君、厚生労働省大臣官房審議官井上真君、大臣官房審議官成田裕紀君、経済産業省大臣官房審議官小瀬達之君、経済産業政策局長糟谷敏秀君、中小企業庁事業環境部長吾郷進平君、国土交通省航空局次長和田浩一君の出席を求め、説……
○小里委員長 これより会議を開きます。
金融に関する件について調査を進めます。
去る平成二十九年六月二十日及び十二月八日、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条の規定に基づき、それぞれ国会に提出されました破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告につきまして、概要の説明を求めます。金融担当大臣麻生太郎君。
【次の発言】 これにて概要の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として株式会社国際協力銀行代表取締役専務取締役林信光君、日本銀行総裁黒田東彦君の出席を……
○小里委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として内閣府地方創生推進事務局審議官村上敬亮君、金融庁総務企画局長池田唯一君、総務企画局総括審議官佐々木清隆君、検査局長三井秀範君、法務省大臣官房政策立案総括審議官金子修君、外務省大臣官房参事官林禎二君、財務省大臣官房長矢野康治君、理財局長太田充君、国税庁次長藤井健志君、国土交通省航空局次長和田浩一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き……
○小里委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として内閣府地方創生推進事務局審議官村上敬亮君、金融庁検査局長三井秀範君、監督局長遠藤俊英君、消費者庁審議官福岡徹君、法務省大臣官房審議官加藤俊治君、財務省大臣官房長矢野康治君、理財局長太田充君、国土交通省航空局長蝦名邦晴君、航空局次長和田浩一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、会計検……
○小里委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告いたします。 本会期中、当委員会に付託されました請願は八種百二十一件であります。各請願の取扱いにつきましては、理事会におきまして慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は、寡婦(夫)控除における適用基準の見直しを求めることに関する陳情書外四件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、寡婦(夫)控除における適用基準の見直しを求める意見書外七十八件であります。
○小里副大臣 アメリカの要求に従って完全に市場開放するのかということでございますが、これは、これから交渉の行方次第によるものでありますが、今この時点で予断は許されないものと感じております。
また、特に月齢制限の撤廃についてお尋ねであればお答えいたしますが、よろしいですか。
【次の発言】 今御指摘のとおりに、チーズにつきましては、ソフト系におきましては、横断的な関税割当てといたしまして、枠数量は国産の生産拡大と両立できるように、すなわち、消費量は伸びておりますし、一方で国内生産も若干伸びてきておりますが、これらと重ね合わせながら、生産が持続していくように、当面二万トンから十六年目には三万一千ト……
○小里副大臣 このたび農林水産副大臣を拝命をいたしました小里泰弘でございます。 吉川大臣のもとに、高鳥副大臣、濱村大臣政務官、高野大臣政務官とともに、特に若者が夢と希望の持てる農林水産業の構築に向けまして、力を尽くしてまいります。 武藤委員長を始め委員各位の御指導、御鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○小里副大臣 私も、宮路議員がかつて心血を注がれた地域を含めて、週末ごとに農山漁村を歩いているところでございます。 歩くほどに、おっしゃるとおり、地域における人口減少、そしてまた高齢化の進捗、それがゆえにコミュニティー機能あるいは地域資源の維持にも影響が出ているという現状を目の当たりにするところであります。 中山間地域のように、なかなか競争原理だけでは立ち行きにくい条件不利な地域につきましては、御指摘のとおり、中山間地域等直接支払制度あるいは多面的機能支払制度等を中心とする地域政策を交えて、地域をしっかり守っていく必要があります。同時にまた、御指摘のとおり、地域における雇用の確保、所得の向……
○小里副大臣 お話のとおり、ことしは、平成三十年七月豪雨、台風第二十一号、第二十四号など、大きな被害が頻発をしております。吉川大臣を始め政務三役が全員で手分けをしまして、それぞれの被災地を訪問し、現地の状況の把握に努めてきたところでございます。 平成三十年七月豪雨では、梅雨前線によりまして、広い範囲で記録的な大雨となりました。ため池の決壊や林地の大規模崩壊等、中国、四国地方を中心にして、全国で農林水産業に甚大な被害が発生をいたしまして、現在までに三千二百七十三億円の被害額となっていると把握をしているところであります。 また、猛烈な風を伴った台風第二十一号、第二十四号では、全国で農業用ハウス……
○小里副大臣 苗木の確保についてお尋ねであります。 お話のとおり、日本ワインの人気の高まりによりまして、ワイン用ブドウ苗木の需要も増加をしているところでありますけれども、苗木の生産に、接ぎ木等を含めまして、三年程度を要します。生食用ブドウと比べまして、ワイン用の苗木は種類が多くて、ニーズも分散をしております。こういったことから、需要の急増への対応が困難なために国内で苗木の供給不足が生じているものと認識をしているところであります。 こういった供給不足を解消するために、ブドウ苗木の輸入増加に対応できますように、これまで国の施設のみで行っていた栽培検査、病気の有無等を一年かけて検査をするものであ……
○小里副大臣 こういった事案が発生し続けているということに、大変遺憾に思うところでございます。 私も、実は森林所有者の一人であります。植林から施肥、枝打ちあるいは間伐に、そしてまた境界画定のためのくい打ち作業等々、丹精込めて森林を育成をしてこられた所有者の方々の気持ちは察するに余りあるものがあります。 引き続き、しっかりと対策を徹底してまいりたいと思いますし、私もできますれば宮崎の方にもお伺いしたいと思います。
○小里副大臣 現行法の規定からも明らかでありますけれども、漁業権とはそもそも漁業を営む権利でありまして、漁場を占有し支配する権利ではありません。 したがって、みずからその内容たる漁業を営む場合でなければならないのでありまして、特に、例えば洋上風力発電事業者等が漁業権を取得するということはあり得ないわけであります。この点は改正法においても同様でありまして、御懸念のような事態は生じないものと考えております。 なお、仮にみずから漁業を営んだ場合であっても、当該漁業権に係る漁場内にこの洋上風力発電施設等を設置する権利を得たというようなことにはならないと考えるところであります。
○小里副大臣 これは、漁業権のこれまでの経緯、また今後の見通しについてのお尋ねでありましょうか。
【次の発言】 漁業権のこれまでの経緯と、今後の現場にどういう効果をもたらしていくかという御質問であります。
そもそも、限定されました沿岸水域におきましては、多くの漁業者がさまざまな種類の漁業を営んでおりますことから、資源管理を適切に行って、漁業をめぐるトラブルを回避するための仕組みが必要であります。
このため、江戸時代以来の漁業慣行も踏まえながら制定をされました明治三十四年の漁業法におきまして、近代的な漁業権制度が創設をされました。
具体的には、まず、漁村ごとに漁業者が漁業を営むための経済的……
○小里副大臣 全国のため池の緊急点検につきましては、七月下旬から八月末にかけまして、下流の家屋等に被害を与えるおそれのある八万八千カ所で実施をいたしまして、応急措置が必要と判断された千五百四十カ所について貯水位の低下などを徹底しますとともに、災害復旧事業や補助事業などを活用して、必要な対策を進めているところであります。 また、ため池に係る今後の防災・減災対策につきましては、十一月に国が示した新たな選定基準に基づきまして、対策を優先的に進める防災重点ため池を都道府県において再選定をしたところでありまして、その上で、全ての防災重点ため池で、ため池マップや緊急連絡体制、すなわち管理者とか市町村とか……
○小里副大臣 農林水産省では、日・EU・EPAの合意結果を受けまして、二十九年度補正予算によりまして、チーズ向け対策として約百五十億円の補正予算を確保いたしております。その中で、チーズ向け原料乳の低コスト化、高品質化に関する支援をいわゆるクラスター枠の中で行っております。また、チーズ工房等の施設整備に関する支援、品質向上、ブランド化、需要拡大に関する支援を講じまして、国産チーズの競争力強化を図っているところであります。 引き続き、三十年度第二次補正予算におきまして、農林水産業の強化策として、チーズ対策予算をしっかり確保してまいりたいと思います。
○小里副大臣 お答えします。 技能実習制度は、国際協力の観点から、技能移転を進めることを目的とする制度であります。発展途上国に技能移転のニーズがあることに加えまして、また、技能実習二号の対象職種・作業となるためには、実習生を受け入れようとする業界団体の合意が前提となってまいります。このため、技能実習二号の対象職種・作業は、途上国側のニーズ、業界の動向、意向に応じる必要があります。 一方で、例えば、業界全体として海外への技能移転を望まない職種、作業等もありまして、こういったところはこの二号の対象になっていないところであります。すなわち、学ぶべき技能を細分化する必要があるといったところから、そ……
○小里副大臣 同じく、そうは思いません。
【次の発言】 視覚障害者につきましては、検証委員会の報告書にもありましたとおり、身体障害者障害程度等級表の記載の確認が十分ではなくて、矯正視力ではなく裸眼で判断するとの運用が続いていたところでありますが、これは、例年どおりの作業を毎年同じように行ってきたものでありまして、意図的に不適切な対応を行ったものではないと考えております。
しかしながら、不適切な計上を行っていたことは事実でありまして、このことにつきましては深くおわびを申し上げ、再発防止にしっかり取り組んでまいりたいと存じます。
○小里副大臣 御指摘ありがとうございます。 農水省が補助している農福連携対策では、これまでに、事業実績報告におきまして、お話のとおり、雇用人数や売上げ等につきましては報告を求めているところでありますけれども、事業収入によって利用者等へ賃金や工賃が支払われていることや、経常収支について等は報告を求めてこなかったところであります。 農福連携対策の事業実施主体が社会福祉法人の場合は、障害福祉サービス事業所の事業運営費の一部に障害福祉サービス報酬として公費が入っていると承知をしているところであります。 今後は、厚生労働省とも連携を図りまして、当省が実施をする農福連携対策について、事業収入で利用者……
○小里副大臣 今るるお話をいただいたところでございますが、小笠原諸島におきましては、昭和四十三年の本土復帰時には、旧農地のほとんどが荒れ地状態でありました。そのため、すぐに農地法を適用すると、農地として受けられる権利保護が受けられなくなっておりました。すなわち、農地法は荒れ地には適用されないためにそのようなことが起きるわけであります。そこで、農地法の施行を暫定的に停止をして、かわりにかつて耕作を行っていた島民に特別賃借権を与えて、その耕作権利を保護してきたところであります。 これもまた委員からお話がありましたが、平成十五年に東京都が公表したところによりますと、特別賃借権の設定を申し出た人数は……
○小里副大臣 平成三十一年度農林水産予算の概要を説明申し上げます。 平成三十一年度農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて、二兆四千三百十五億円、その内訳は、公共事業費が八千百六十六億円、非公共事業費が一兆六千百四十九億円となっております。農林水産予算の編成に当たりましては、強い農林水産業と美しく活力ある農山漁村を実現するため、農林水産業・地域の活力創造プランに基づく改革等を実行するのに必要な予算を重点的に措置したところであります。 以下、予算の重点事項について説明申し上げます。 第一は、担い手への農地集積、集約化等による構造改革の推進であります。 農地中間管理機構による担い手への……
○小里副大臣 昨年発生しました猛烈な風を伴った台風第二十四号では、全国で農作物の塩害、ハウスの損壊、果樹の落果や枝折れなどの被害が発生し、議員の御地元であるところの愛知県でも、約二十五億円の被害が発生をしております。 お話にありましたとおり、愛知県には、大臣の御指示によりまして私が派遣されまして、被害の状況を調査するとともに、被害状況を踏まえまして、農水省としましては、被災農業者が速やかな営農再開ができるように、農業用ハウス、機械等の復旧については被災農業者向け経営体育成支援事業を発動し、助成対象者、対象地域、補助上限額等の制限を撤廃をしております。また、塩害に伴う植えかえ等に必要となる追加……
○小里副大臣 御指摘ありがとうございます。 おっしゃるとおり、確かに、イノシシに対する経口ワクチンの投与、その効果に期待するが余りに危機管理意識が低下してしまうことがないように、更に緊張感を持って対応していく必要があろうなと思うところであります。 そもそも、豚コレラの発生を予防するためには、飼養衛生管理基準の遵守が最も重要でありまして、全都道府県の防疫レベルを高位平準化することが極めて重要であると考えております。そのために、今回の場合、国が主導して直接現地指導等もやっているわけであります。 今回の場合、難しいのは、養豚への対応と野生イノシシへの対応、この両面での対応を求められているという……
○小里副大臣 ため池の補強等を実施する農村地域防災減災事業は、都道府県及び市町村負担分に対して公共事業等債が適用されまして、充当率九〇%、交付税措置率二〇%の措置が講じられることとなっております。 また、防災・減災、国土強靱化のための三か年緊急対策に基づく事業の中で、当初予算における臨時特別措置分については、防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債が適用されまして、充当率一〇〇%、交付税措置率五〇%の措置が講じられます。 さらに、本法案に係る地方自治体の行政事務に要する経費については、普通交付税の中で適切に措置されることとなっております。 また、ハザードマップの作成、水位計設置などの監視体制……
○小里副大臣 地域の話合いを進めるに当たりましては、まずは地域内で担い手が見つからない場合、あるいは地域の外の農業者等の経営ノウハウを活用したい場合等におきましては、地域の合意のもとで外部の人材の活用も検討することが重要であります。 このため、従来から、農地バンクにおきまして、他の地域の農地の借受けも希望する担い手のリストを用意して、担い手が不足をしている地域からの照会に応じられるようにしているところであります。 加えて、今回の改正におきましては、市町村の区域を超えて活動する農業者について、市町村にかわり都道府県又は国が認定事務を処理する仕組みを設けまして、例えば県の窓口一カ所で手続が済む……
○小里副大臣 地域の話合いに基づく人・農地プラン、これは平成二十四年に開始をされまして、平成二十六年の機構法制定時に、農地バンク事業の円滑な推進を図るための手段として法的に位置づけられたところであります。 現在、九割以上の市町村、千五百八十七市町村において約一万五千のプランが作成されておりますが、プランの中には、農地の出し手が記載されていないものが半数を占めるなど、地域の話合いに基づくものとは言いがたいものもあると認識をしているところであります。 このため、人・農地プランを真に話合いに基づくものにする観点から見直しをするものでありまして、すなわち、市町村、農業委員会など地域の関係者の参加の……
○小里副大臣 我が国の主食用米の消費量は、毎年約十万トンが減少しているところであります。そういった状況の中で、令和元年産の作付の推進に当たりましては、主食用米の作付面積が大きい道県を中心にして、需要に応じた生産、販売を促し、米の需給及び価格の安定を図ることが重要であると認識をしているところであります。 農水省としましては、水田フル活用におきまして重要な役割を担う農業再生協議会に対し必要な支援を行うとともに、高収益作物の拡大に対する支援や、主食用米からのさらなる転換に対応するため、いわゆる深掘り支援を追加をいたしております。 さらに、しっかり予算を計上しながら、飼料用米を始めとする戦略作物の……
○小里副大臣 御指摘ありがとうございます。 御案内のとおり、今回の事案の困難性というものは、野生のイノシシに感染をして、これが主な発生源となっているというところにあろうと思います。このため、より高度な飼養衛生管理が農家に求められるというところでありますけれども、御指摘のとおりに、なかなか飼養衛生管理基準が遵守されていない事例がありました。 このため、県の家畜防疫員に加えて、農林水産省及び養豚診療専門の獣医師による直接の改善指導を繰り返し実施をしてきたところであります。全国的にも、チェックシートを活用して、飼養衛生管理基準の遵守状況の再確認と改善の指導を進めてまいりました。さらには、一旦畜舎……
○小里副大臣 林業の成長産業化を図って、また、所得の向上を図っていく、そのためには、林業の生産性の向上が極めて重要であると認識をしております。 御指摘のとおり、ICT等の先端技術を活用をし、また、高性能林業機械の開発等を進めることが求められております。このため、農水省としましては、航空レーザー等のリモートセンシング技術により得られた地形データを用いて路網を自動設計する先進的な地域に対する支援、急傾斜地での作業の安全性、生産性を向上させる架線系の搬出機械や苗木植栽ロボットなど、伐採、造林の各作業に対応した機械の開発等を行っているところであります。 このような取組を進めて、林業における技術革新……
○小里副大臣 昨年四月に施行されました改正畜産経営安定法によりまして、加工原料乳生産者補給金制度に参加する交付対象事業者は拡大をしたところであります。 そういった中で、例えば、みずから生産した生乳をブランド化をして加工、販売する取組を行っている事業者は、制度への参加を契機として設備更新を検討するなどといった動き、そしてまた、生産者団体等は、生産者の選択に応えられるように、生乳の販売方針や乳価交渉の状況等の情報発信をわかりやすく行うなど、前向きな取組が進んでいると認識をしているところであります。 また、新制度におきましては、需要に応じた供給が図られるように、毎年度、生乳の生産事情、牛乳・乳製……
○小里副大臣 国産加工用トマトの主要な加工品であるところのストレートジュースは、輸入品の濃縮還元ジュースと品質面での差別化が図られておりまして、近年は、消費者の健康志向とも相まって、需要が高まっているところであります。しかしながら、原料となる国産加工用トマトの生産が追いついていない、そういう、御指摘のような状況にあります。 この加工用トマトは、生食用と比べて単価が低いわけでありますから、その収益性を上げるためには、生産性の向上と規模拡大を図っていく必要があります。そのためには、特に、夏の一時期に集中してしまう収穫時期の労働力の軽減が重要な課題となっております。 このため、農水省としましては……
○小里副大臣 御指摘のとおりに、米の消費量が年間約十万トン減少をする中で、産地におきましては、家庭用のブランド米のみならず、中食、外食向けなど、多様な需要に応じた生産を進めることが重要であると考えております。 こうした中、青森県では、中食、外食等の需要に対応した収量性やブレンド特性にもすぐれているまっしぐらや、県を代表するブランド品種である、食味のよい青天の霹靂などの品種の普及を進めていると承知をしております。こうした取組は、近年、米の消費形態が多様化をする中で、需要に対応しようとする産地の動きであると捉えております。 農水省としましては、引き続きこのような取組を推進することが重要であると……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まずは、本年夏から秋にかけて災害が相次ぎました。亡くなられた多くの方々にまずお悔やみを申し上げ、そして、被災された皆様にお見舞いを改めて申し上げたいと思います。 今次台風十九号災害におきまして、災害救助法の適用となる被災自治体数は、東日本大震災時の二百三十七自治体に対して、今次災害では三百九十一自治体。堤防決壊数、浸水面積、土砂災害発生件数ともにここ十カ年で最大となりまして、幹線道路の被害も東日本大震災と同程度となっております。さらに、都市公園、下水道、鉄道など、被害は広範囲かつ甚大に及ん……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まずは、防災・減災対策についてお伺いをしてまいります。 昨年の台風十九号、これを振り返りますと、想定外の地域に想定外の雨量があって、想定外の被害が発生をいたしました。そこには多くの教訓があると思います。特に、備えが十分であった地域では被害が少なくて、備えが足りなかった地域で多くの被害が発生した、そういう印象であります。 そこで、これまで長年、計画的に整備を進めてきた治水施設が一定の効果を発揮した例が多くあろうと思いますが、改めて事例をお伺いしたいと思います。
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。
質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
まず最初に、この度、災害対策基本法の一部を改正する法律案、この参考資料に誤りがあった件につきまして、二度とこういうことのないように反省を促しますとともに、今後の実効性ある再発防止策について、大臣のお考えをお伺いします。
【次の発言】 東日本大震災から十年の大きな節目を迎えております。大震災の教訓を生かして、今後想定される大災害にどのように備えていくべきか、そういった観点から今日は伺ってまいりたいと思います。
東日本大震災が発災をしましたときに、私どもは野党でありましたが……
○小里委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました小里泰弘でございます。 我が国は、その自然的条件から、地震、台風、火山などによる災害を受けやすい国土であります。 とりわけ、昨年十二月から本年一月にかけましては、関越自動車道での車両の立ち往生などを招いた大雪が発生し、また、七月から八月にかけましては、静岡県熱海市での大規模な土石流災害などを引き起こした大雨も発生しました。これらの災害によって各地には甚大な被害がもたらされ、国民生活に多大な影響を及ぼしております。 近年は豪雨災害が頻発しているほか、昨日夜は千葉県を震……
○小里委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました小里泰弘でございます。 我が国は、その自然的条件から、地震、台風、火山などによる災害を受けやすい国土であります。 とりわけ、近年におきましては、去る七月から八月にかけ、西日本から東日本の広範囲にわたる大雨に見舞われるなど、豪雨災害が頻発しております。また、十月には千葉県を震源として震度五強の地震が発生するなど、首都圏直下地震や南海トラフ地震の発生も懸念されていることから、防災対策の充実強化は緊急かつ重要な課題であります。 このような状況の下、災害対策に寄せられた国民……
○小里委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考のため送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、大雨等による災害対策の充実強化を求める意見書外三十四件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました……
○小里委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました小里泰弘でございます。
委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの近藤和也君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
西村 明宏君 根本 幸典君
若林 健太君 鷲尾英一郎君
近藤 和也君 山崎 ……
○小里委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考のため送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、災害に強いまちづくりの推進に関する陳情書一件、豪雪地帯対策特別措置法の改正等に関する意見書外三件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたしま……
○小里委員長 着座したまま失礼いたします。
この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました小里泰弘でございます。
委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの近藤和也君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
西村 明宏君 根本 幸典君
若林 健太君 鷲尾英一郎君
近……
○小里委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
国土強靱化担当及び防災担当大臣から所信を聴取いたします。二之湯国務大臣。
【次の発言】 以上で大臣の所信表明は終わりました。
次に、令和四年度における防災関係予算の概要について、政府から説明を聴取いたします。大野内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
この際、小寺内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。小寺内閣府大臣政務官。
【次の発言】 次回は、来る十日木曜日午前八時二十分理事会、午前八時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
……
○小里委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官下田隆文君、内閣官房国土強靱化推進室次長五道仁実君、内閣府大臣官房審議官吉住啓作君、内閣府大臣官房審議官松下整君、内閣府政策統括官榊真一君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長北林大昌君、消防庁国民保護・防災部長荻澤滋君、外務省大臣官房審議官徳田修一君、文部科学省大臣官房審議官原克彦君、国土交通省大臣官房審議官木村実君、国土交通省大臣官房審議官石坂聡君、国土交通省大臣官房技術審議官江口秀二君、国土交通省道路局長村山一弥君、……
○小里委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として国土交通省国土政策局長青柳一郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 豪雪地帯対策特別措置法の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。
本件につきましては、稲田朋美君外六名から、自由民主党、立憲民主党・無所属、日本維新の会、公明党及び国民民主党・無所属クラブの五派共同提案により、お手元に配付いたしておりますとおりの……
○小里委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官小玉大輔君、内閣官房国土強靱化推進室次長五道仁実君、内閣府政策統括官榊真一君、内閣府男女共同参画局長林伴子君、デジタル庁審議官内山博之君、総務省大臣官房審議官阿部知明君、消防庁国民保護・防災部長荻澤滋君、出入国在留管理庁審議官福原道雄君、文部科学省大臣官房審議官出倉功一君、文部科学省大臣官房審議官原克彦君、文化庁審議官小林万里子君、厚生労働省大臣官房生活衛生・食品安全審議官武井貞治君、中小企業庁経営支援部長佐々木啓介君、国……
○小里委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に付託になりました請願は三十件であります。各請願の取扱いにつきましては、理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになりましたので、御了承願います。
なお、今会期中、本委員会に参考のため送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、災害援護資金貸付の免除に関する陳情書外八件、大雨などによる災害対策充実強化についての意見書外十三件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件につきまして、議長……
○小里委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました小里泰弘でございます。
委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの近藤和也君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
西村 明宏君 根本 幸典君
若林 健太君 鷲尾英一郎君
近藤 和也君 山崎 誠君
……
○小里委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考のため送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、国土強靱化のさらなる推進に向けた意見書外一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 早速、まず治水関連についてお伺いをしてまいりたいと思います。 昨今の大雨災害の傾向として、中小河川における氾濫、これが気になるところであります。例えば、私の地元の直轄河川である川内川、これは、おかげさま、十年余に及ぶ抜本的な治水事業によりまして大分収まってまいりました。その一方で、川内川の支川が毎年のように氾濫をしております。 そこで、こういった支川についても、予防的な治水、これを含めて、国が更に積極的に関与をしていくべきと考えるところであります。同時にまた、災害復旧……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。
質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。早速入らせていただきます。
経済成長戦略を考える上で、インバウンドの回復や観光振興が経済の牽引役として大いに期待をされております。その観点から、幾つかお伺いをしてまいります。
例えば、農業体験や料理体験、古民家ホテルなど、地域の暮らしや文化を観光資源として活用し、地域の魅力を発信していこうという動きが広がってきておりますが、その支援策と展開状況をお伺いをいたします。
【次の発言】 しっかりやっていただきたいと思います。
その観光関連産業では、コロナ禍で離れてしまった人材が帰ってこなくて、現……
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。 私は、耐震強度偽装事件について、特に再発防止策を中心にお伺いをしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 今回の事件を契機として、はしなくも制度上の多くの問題が浮き彫りになっております。これらの問題にいかに対応して再発防止を図っていくか、そして、国民の皆様が安心をして住宅を取得し居住できるその環境をいかに確保していくか、これが今、私ども国会と行政に与えられた最大の責務であると心得ます。 そのような観点から、昨年十一月の国土交通委員会におきまして幾つかの質問をさせていただいたところでございます。その中で、建築基準法における設計者ら……
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。 きょうは質問の機会をいただきましてありがとうございます。 まず、整備新幹線についてお伺いをいたします。 昭和三十九年に東海道新幹線が開通をし、その九年後の昭和四十八年にいわゆる整備五線の整備計画が決定をされました。以来、財政悪化や国鉄民営化などを背景としながら、あらぬ誤解を受け、またいわれなき批判を受けながら、着工しかけては凍結を繰り返すなど、複雑な経緯をたどってきたのが整備新幹線であります。 しかしながら、供用区間がふえるに従いまして、その効果は広く国民に認知され、特に関係沿線における新幹線への期待は高まる一方であります。 新幹線が……
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 いよいよ飼料用米の制度が本格化をするわけであります。これを軌道に乗せていきますと、日本の水田がよみがえる、稲作がよみがえる、そして畜産農家の経営の安定にも資する話でありまして、大きな期待が寄せられているわけであります。 そこできょうは、日ごろ地域を歩く中で、生産者の皆さんが飼料用米の生産についていろいろと素朴な疑問、質問を寄せられます。そういった中から、重立った項目についてお伺いをしていきたいと思います。 まず、飼料用米を生産拡大を図る上でコスト削減をしっかりと図っていく、これがま……
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。 きょうもまた、口蹄疫の対策についてお伺いをしてまいります。 とにかく、この発生地域における感染を早急に封じ込めていく、これがまず求められるということは言うまでもありません。そのためには、発生箇所に対して事後的に対応するといういわゆるモグラたたき、そういった対応では限界があります。先回りした対応が今強く求められているところであります。特に今回の口蹄疫は、伝播力が強い。急速に感染が拡大をしていることから、症状が確認をされてからその後のPCR検査の結果を踏まえてからの殺処分ということでは、どうしてもこの感染拡大を防止できないということになっていく……
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。 きょうは、質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 チリ地震につきましては田中委員の方から質問がございましたので、重複を避けさせていただきますが、災害対策といいますと、私たちの日本、国土にとって大変大きな課題となっております。 私どもの鹿児島では、平成十八年の七月、鹿児島県北部一帯を集中的な、記録的な豪雨が襲いました。川内川、米ノ津川を中心といたしまして、戦後未曾有の災害となったわけであります。道路が寸断をされまして、まさに道なき道をたどりながら、やっとの思いで陸の孤島と化した現地にたどり着いた。そのとき目の当たりにした光……
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 きょうは、地元の課題を中心にお伺いをしてまいりたいと思います。 まず、平成十八年、北薩豪雨災害が私どもの郷土を襲いまして、戦後未曽有の被害となりました。これを受けまして、二度とあの川を氾濫させてはならない、そういった信念のもとに、地元自治体そして国交省と一体となりまして、治水事業を進めてまいりました。特に、上流、中流、下流、その区別なく、それぞれの危険箇所を同時並行的に、一斉に短期間でやり上げなければならない、そういった観点から河川激特事業を導入したわけであります。 まず、その進捗状況……
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 まず、私の地元の川内川の治水関係からお伺いをしてまいります。 平成十八年の戦後未曽有の集中豪雨災害を受けまして進められてまいりました鹿児島・川内川の河川激特事業であります。おかげさまで完了をいたしました。その工事の中途段階の平成二十三年には、時間雨量にして平成十八年並みの集中豪雨に見舞われましたが、例えばモデル的な地域で見ますと、浸水面積にして平成十八年時の一千八百分の一、浸水戸数にして七十分の一と激減をいたしました。九州一の暴れ川から、二度と氾濫しない穏やかな川へと変貌を遂げつつあ……
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、オランダは我が国の九分の一程度の国土面積であります。それでいながら、世界第二位の農産物輸出国ということであります。 いろいろな要因があると思いますが、まず、オランダは欧州の中央に位置するという地理的な好条件があります。また、ロッテルダム等の良港を有しております。そういった条件を生かして、花卉や野菜、チーズ等を他のEU加盟国を中心に輸出しておるという現状があります。そういった条件面での違いはありますが、同じく国土面積の狭い我が国にとりましては大いに参考になるところであると思っております。 また、御指摘のとおり、輸出目標としては、これは二〇二〇年までに一兆円を……
○小里副大臣 この処理施設の建設がおくれていることによりまして地域の皆様に大変御心配をおかけしているところでございまして、大変申しわけなく思っているところでございます。 若干質問の通告と違う御質問でございますが、その原因についてお尋ねであろうと思います。 平成二十六年四月十七日に、第四回の市町村長会議におきまして選定手法を確定いたしました。これに従って選定作業を鋭意行っているところでございます。 ただ、千葉県におきましては、国有地とか県有地だけじゃなくて、広く県内全域の民有地も選定の対象としているところでございまして、そういった中で、土地の数も多いことから作業がおくれているということを説……
○小里委員長 次に、福島伸享君。
【次の発言】 持永大臣官房審議官。(福島委員「いや、答弁を求めていないですよ。そう言っていますから。政務だけと議論すると言っていますから。法律の解釈とかの場合は聞きますので、政務官、お願いします」と呼ぶ)
宮内政務官。
【次の発言】 では、福島君、締めてください。
【次の発言】 次に、畠山和也君。
【次の発言】 次に、椎木保君。
○小里副大臣 お話しのとおり、新規就農の促進のために、まずは農業次世代人材投資事業による、就農準備段階や経営開始直後の青年就農者を対象とした資金の交付、また、農の雇用事業による農業法人等における雇用就農者の研修の支援、そして、無利子融資等を活用した機械、施設等の取得の支援等を実施しているところであります。 成果としましては、まず、農業次世代人材投資事業の経営開始型の場合は、事業創設当時の平成二十四年度から平成二十九年度までの交付人数は約一万八千人となっております。うち親元就農者は約九千人であります。定着率は、平成二十九年十月時点で約九六%となっております。 農の雇用事業の場合は、同様に平成……
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