このページでは渡部篤衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。渡部篤衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○渡部(篤)委員 自由民主党の渡部篤であります。新人ですので、よろしくお願いします。 出身は会津若松市で、新潟県とはすぐ近くでありますので、日本海沿岸での拉致事件についてはいろいろうわさを聞いておりました。平成十年ごろ、街頭に出て、拉致被害者救出を求める署名活動等も行ってきました。当時、私は福島県議会議員でしたが、まだ北朝鮮が拉致の事実を認める前で、新聞、テレビ等マスコミも余り取り上げることがなかったためか、市民の関心も低く、反応も余りよくなかったのです。そんなことから、横田さん御夫妻を初め拉致被害者家族の皆さんの御苦労は大変なものだろうなと思ったことを今思い出されます。 拉致は、国家主権……
○渡部(篤)委員 自由民主党の渡部篤であります。 さきの総選挙で衆議院に当選するまで、県議会議員を四期、市議会議員を二期やりました。二十三年間、地方議員として生きてきました。地方自治の理想を求めて、現場で精いっぱいやってきたという自負心もあります。 しかしながら、端的に申し上げると、総務省は、旧自治省時代から地方団体の身になって考えてくれる役所だと考えていました。しかし、竹中大臣になってから、もちろん竹中大臣も総務大臣として地方の立場に身を置いて日々御尽力されていただいていると思いますが、地方団体の破綻法制、あるいはいろいろな面でその改革が叫ばれていますが、常に時代の変化を見据えた変革は必……
○渡部(篤)委員 自由民主党の渡部篤でありますが、法案について質問をさせていただきます。 日本農業には三大不変数字があると言われています。五百五十万戸の農家の戸数、そして耕作面積が六百万ヘクタール、そして農業に従事する人たちが一千四百万人いたのです。明治維新から昭和四十五年まで確実にいたのです。 しかし、今、平成十七年になれば、農業センサスによれば、農業の経営体として百九十九万、生産販売農家と農業生産法人、それでその数字です。あるいは耕作面積は三百六十八万ヘクタールです。確実に今日本の農業は危機だと思っています。これを何とかするには、私は、経営安定対策と農地・水・環境保全向上対策、この両輪……
○渡部(篤)委員 自由民主党の渡部篤であります。 質問をいたします。 早稲田大学の重村智計先生は、外交官にとって日朝交渉ほど人生観と使命感が問われる外交はないと言っています。つまり、日朝交渉は、外交官の人たちにとって人生観とか使命感が問われる外交だ、私はまさにそのとおりだと思いますし、私たち政治に携わる者にとっても肝に銘じなければならない言葉だと思います。 北朝鮮との交渉は全体主義国と民主主義国家の対峙であり、そこには日本外交だけではなくて日本の政治そのものが試されていると思いますが、麻生大臣に改めて日朝交渉に対する認識をお伺いいたします。
○渡部(篤)委員 自由民主党の渡部篤であります。 最初に、大臣に近未來通信について質問したいと思います。 日本の情報通信分野は、イノベーション、技術革新と、あるいは電電公社の民営化による規制緩和で発展してきました。しかし、近未來通信のこの事件は、IP通信の将来をかたった詐欺事件であるとするならば、電気事業者が一万四千を超えている現状ですから、悪質な事業者がいかに参入できないシステムにするかというのが大きな課題だと思っています。 電気通信業の枠組みは電気通信事業法でありますが、この法律は、利用者保護の観点はありますが、日本の情報通信を健全に育成していく、そういう視点がもっと政策に必要だと私……
○渡部(篤)委員 自由民主党の渡部篤であります。
農山漁村活性化法案について質問をいたします。
松岡大臣がこの法案を説明しているとき、私は、聞いていて、ああ、これは十九世紀のハワードの田園都市、あるいは大平正芳内閣のときの田園都市構想の「都市に田園のゆとりを、田園に都市の活力を」、ああいう考えがあるのかなと感銘をいたしました。ただ、農林水産省は、農山漁村の活性化のためにさまざま政策を講じてきましたが、まず、これまでの成果あるいは評価を大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 柳田国男は、昭和四年に、結いあるいは手間がえであるとか、あるいは集落の共同体で内発的に農村を活性化したいということを言……
○渡部(篤)委員 自民党の渡部篤であります。体調を崩して久しぶりの質問ですので、よろしくお願いします。 現下の経済情勢は、雇いどめや契約の中途解除が三万人以上、新卒者の内定取り消しが三百三十一人、さらに倒産件数が五年ぶりに高水準を記録するなど、極めて深刻な状況にあると思います。まさに平時ではなくて非常時だと私は思っています。 一方、アメリカでは、オバマ次期大統領がグリーン・ニューディールを打ち出して、環境エネルギー投資によって新たな雇用を大胆に創出しようとしています。我が国も積極的に財政出動を行い、特に内需を拡大しつつ、国民に夢と希望を与える景気刺激対策を徹底すべきだと思います。 ここで……
○渡部(篤)委員 自由民主党の渡部篤です。 先日、与謝野大臣は、日本政策投資銀行の完全民営化の方針は、現在の経済状況の中でいろいろな課題があると反省の弁を述べられました。政治家が反省の弁を述べるとバッシングを受けることが多いのですが、与謝野大臣はそれを恐れず、政治家としての責任倫理を全うすべく、堂々と正しいと信じることを述べられました。 昨年、世界経済は急転直下で危機に陥りました。これは単なる不況ではないと私は考えます。世界史的な大転換に直面していると考えます。今回の経済危機に直面し、与謝野大臣は過去最大の補正予算の成立をリードされ、政策投資銀行の民営化方針も転換されました。私はこうした対……
○渡部(篤)委員 自由民主党の渡部篤であります。 世界は、今、アメリカ発の金融危機によって、百年に一度と言われる大不況に見舞われています。我が国も、国難に直面していると言っても過言ではありません。こうしたときこそ、政治家の理念が問われると私は思います。大臣と政治の理念について忌憚なく論じたいと思う次第であります。 私が尊敬するイギリスの保守政治家であるエドモンド・バークは、政治にはプルーデンスが大事だと言いました。プルーデンスとは、日本語で「慎慮」と訳されております。「慎慮」とは、熱狂や極論に走らず、バランスを重んじる知恵のことです。バークは十八世紀のイギリスの政治家です。しかし、このバラ……
○渡部(篤)分科員 自由民主党の渡部篤であります。尊敬する小坂大臣に質問できるということで、感無量であります。 大学問題といいますと、国立大学が独立行政法人になること、あるいは、私立大学が十八歳人口が減っている中で生き残るために一生懸命努力をされていること、いろいろ話題になっていますが、県立大学というか公立大学についてはなかなか国政で論じられていないと思いますので、ぜひお聞きしたいと思います。 私は会津若松出身ですが、戊辰戦争が終わって百三十八年、例えば東大の初代総長山川健次郎先生初め多くの教育熱心な方がいらっしゃいましたが、四年生大学は百二十五年後にやっとできました。できたときに、文部省……
○渡部(篤)分科員 自民党の渡部篤です。
大臣に、イノベーションとオープンという今、安倍総理が各地で演説している内容についてお伺いしたいと思いますが、五月を目途に、二十年後の二〇二五年の日本の社会のイメージを描くイノベーション25を策定中ということでありますが、このイノベーションとかオープンと言われる中で、人材育成というのが私は最大のかぎだと思いますが、高等教育についての具体策の検討はどのようになっているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 イノベーション、いわゆるシュンペーターの言う創造的破壊とか新しい産業をつくる、そのとおりだと思いますが、私は、アメリカのすごさというのは、新しい技術を……
○渡部(篤)分科員 自由民主党の渡部篤であります。
冬柴大臣に国土交通に関する質問をすることができまして、大変感激をしています。
国民の安全、活力、環境を守るために国土交通省は献身的に努力をされているわけでありますが、私が心配をしているのは、建設投資が、公共、民間を含めて、十年前は八十兆円あったのが、現在は五十兆円に減っています。これでいわゆる安全、活力、そして環境というテーマに、この国の形をつくっていくのに問題がないのか、大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私の選挙区の奥会津に、人口二千八百人の金山町というところがあります。つい最近、土砂崩れがありました。現在、土砂崩れで避難し……
○渡部(篤)分科員 自由民主党の渡部篤であります。 与謝野大臣に、国際経済の秩序、金融資本主義について思いのたけというか自分の思いを訴えたいと思いますから、ぜひよろしくお願いいたします。 昨年の金融危機勃発以来、世界じゅうで金融資本主義にかわる新たな世界経済秩序を構築すべきであるという認識が広がりました。特に昨年秋ごろ、フランスのサルコジ大統領などがニューブレトンウッズ体制の必要性を訴えるなどの動きがありました。主要各国の首脳が一堂に会するG20は、まさにニューブレトンウッズ体制を構築していく場でなければならない、新たな世界経済秩序の理念を問わなければならない、このように思います。 そこ……
○渡部(篤)分科員 自由民主党の渡部篤であります。 文科省の皆さん方には、予算委員会の分科会、二回、いわゆる会津大学に関連した公立大学について質問しました。 会津若松の市会議員に三十歳でなりました。二期やりました。県会議員、四期やりました。戊辰戦争以後、会津の人たちは、高等教育機関をどうしてもつくりたい、その願いがありました。文科省、総務省のおかげで県立の会津大学ができたわけであります。 一九九三年に創立された県立会津大学は、コンピューター理工学科に特化した公立大学で、既に三千名の卒業生を送り出し、就職率もほぼ一〇〇%を維持し、確かなソフトウエア技術を持った人材として、産業界、社会の期待……
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