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野中厚 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

野中厚[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
696位
委員会出席(無役)歴代TOP500
325位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
657位

47期委員会出席TOP50
30位
47期委員会出席(無役)TOP50
17位

このページでは野中厚衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野中厚衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

46期(2012/12/16〜)

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第13号(2013/11/14、46期、自由民主党)

○野中委員 自由民主党の野中厚でございます。  昨年の十二月に初当選をさせていただきまして約一年が経過いたしましたが、初めての質問の機会をいただきました。額賀委員長、理事初め、皆様方に感謝申し上げ、質問をさせていただきたいと思います。  この特定秘密保護法案、非常に国民の関心が高うございます。中には、特定秘密の指定の必要性があるのか、また、知る権利、報道の自由が侵害されるのではないかという懸念がございます。本委員会でも、このケースは特定秘密に当たるのかとか、また、このケースは処罰対象なのかと、多くの疑問が質問がございました。  私は、この委員会においては、どんどん重箱の隅をつつくぐらいの質問、……

第186回国会 文部科学委員会 第17号(2014/05/14、46期、自由民主党)

○野中委員 自由民主党の野中厚でございます。  本委員会において初めての質問の機会をいただいたことに感謝を申し上げ、質問に入らせていただきたいと思います。  まず、教育組織、今まででありますけれども、我々にとって非常にわかりづらい部分が多々ございました。  私は初め、議員になる前は、やはり教育のトップは教育長であろうというふうに思っておりました。市や町や村のおさは市長、町長、村長、そして部、局、課においては部長、局長、課長ということ、こういった観点からいけば、やはり教育のトップは教育長であろうというふうに思っておりましたけれども、事務方のトップである、そして合議制の中の教育委員会においては教育……


47期(2014/12/14〜)

第189回国会 経済産業委員会 第11号(2015/04/24、47期、自由民主党)

○野中委員 自由民主党の野中厚でございます。  本日は、電力システム改革第三弾、一連の電力改革の総仕上げとも言える本法案において質問の機会をいただきましたことを感謝申し上げまして、質問に入らせていただきたいと思います。  まず初めに、電力広域的運営推進機関について質問をさせていただきます。  電力が足りない地域をいち早く把握し、他の電力会社から供給させ停電を防ぐという、要は全国の電力需給調整を行う電力広域的運営推進機関、本年四月一日に発足したとのことであります。この電力供給の広域的運営を進める観点から、周波数変換設備の増強、これについてどのように進めていくのか、お伺いいたします。

第190回国会 経済産業委員会 第10号(2016/05/11、47期、自由民主党)

○野中委員 自由民主党の野中厚でございます。  冒頭に、先月発生しました熊本、大分を中心とした大震災によりお亡くなりになられた方々に対してお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。  政府の取り組みとして、十三日に閣議決定を予定しているとのことですが、一部報道によりますと、熊本地震の復旧復興に特化した補正予算、約七千七百八十億と報道されております。経産省としても、ガスの災害特別措置の認可、また、マル経融資に迅速な対応を行うように商工会、商工会議所に要請を行うなど、それぞれ政府の取り組みに敬意を表するところであります。  さて、今回、九州地方、熊本、大分を中心に……

第190回国会 財務金融委員会 第7号(2016/02/25、47期、自由民主党)

○野中委員 自由民主党の野中厚でございます。  財務金融委員会に所属をさせていただきまして初めての質問の機会を頂戴したことに感謝申し上げまして、質問に入らせていただきたいと思います。  今回、財務金融委員会におきまして委員の皆様方と政府との議論を聞くに当たりまして、改めて線引きというのは難しいなというふうに感じております。財源に限りがあるわけですから、時に年齢、そして、時に所得、給付の額等々ございますが、今回議論に上がっている中で、軽減税率、そして給付つき税額控除について議論がなされております。  それぞれメリットがございます。給付つき税額控除についても、低所得者に的を絞った給付が可能という意……

第190回国会 地方創生に関する特別委員会 第13号(2016/04/26、47期、自由民主党)

○野中委員 自由民主党の野中厚でございます。  地方創生に関する特別委員会において初めての質問の機会をいただいたことを感謝いたしまして、質問に入らせていただきたいと存じます。  まず、国家戦略特区の一部を改正する法案であります。  そもそも私は、特区の定義、理念について二年前まで勘違いをしていた部分がありました。地元要望で、どうしても国の基準に満たない、だけれども非常に特殊な地域であるので特区として指定して整備をしてほしいという地域からの要望がありましたが、そもそも当時私は、基準、規制をその地域のみ特例として緩和する、撤廃するというのが特区であるというふうに思っておりました。  しかし、二年前……

第192回国会 法務委員会 第14号(2016/12/07、47期、自由民主党・無所属の会)

○野中委員 自由民主党の野中厚でございます。  法務委員会に所属をさせていただきまして初めての質問の機会をいただきました。また、この機会が、制定後約百二十年が経過し、初めて改正する債権法について質問させていただくということに対しまして感謝を申し上げ、質問に入らせていただきたいと存じます。  まず、そもそもの質問でありますけれども、一八九六年の制定から約百二十年もの間、一部を除いて改正されていなかったこの債権法を、今回、約二百項目に及ぶ大改正ということでありますが、なぜ今改正するのか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 社会、経済の変化、また国民にわかりやすい、一般目線に立った観点か……

第193回国会 予算委員会 第6号(2017/02/03、47期、自由民主党・無所属の会)

○野中委員 自由民主党の野中厚でございます。  初めに、水田農業政策についてお伺いいたします。  私の地域は埼玉県一の米どころでありまして、昨年の秋から冬にかけて地元をめぐり、多くの農家の方と意見交換をさせていただきました。そのとき私が感じたことがございます。農家の方が、少なくとも私の地域においては、TPPによって受ける農業の影響について不安を持っているのではなくて、何より平成三十年以降の米政策について不安を持っていらっしゃったということであります。  いろいろな声がございました。平成二十九年度で米の直接支払いがなくなるが、三十年以降どうなるんだろうか。また、生産調整が撤廃されて、米が過剰生産……

第193回国会 予算委員会 第14号(2017/02/23、47期、自由民主党・無所属の会)

○野中委員 第六分科会について御報告申し上げます。  本分科会は、農林水産省及び環境省所管について審査を行いました。  詳細につきましては会議録に譲ることといたしますが、その主な質疑事項は、米の生産調整の見直しによる影響、農業農村整備事業における防災対策の重要性、今後の我が国の酪農のあり方、動物愛護に対する取り組み、化学物質過敏症に対する政府の認識、築地市場の豊洲移転問題等であります。  以上、御報告申し上げます。


48期(2017/10/22〜)

第195回国会 農林水産委員会 第1号(2017/11/22、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 このたび農林水産大臣政務官を務めさせていただくことになりました野中厚でございます。  齋藤大臣のもと、礒崎副大臣、谷合副大臣、上月政務官とともに、一丸となって、地域の特色を生かした農林水産業及び農山漁村の発展に努めてまいります。  伊東委員長を初め委員の皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第195回国会 農林水産委員会 第2号(2017/11/29、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 お答えいたします。  一兆円に向けてというお問い合わせをいただきました。  平成三十一年の輸出額一兆円の目標を達成するために、昨年五月に策定をいたしました農林水産業の輸出力強化戦略等に沿って対策を進めております。  主な取り組みといたしましては、海外市場のニーズ把握や需要の掘り起こし、国内の農林漁業者、食品事業者の販路開拓のための事業体制の強化や商談会出展への支援、コールドチェーンの整備など生産物を海外に運ぶ物流の高度化への支援、輸出先国・地域の輸入規制の撤廃、緩和に向けた交渉など政府が主体的に行う輸出環境の整備等に取り組んでおります。  これらの取り組みをさらに強化するため……

第195回国会 農林水産委員会 第3号(2017/11/30、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 八月に就任をさせていただいて、九月に行く予定を立てておったんですが、御承知のとおり解散・総選挙がございました。  ですので、まだ行っていないものですから、先生に今御指摘いただいたので、近いうちに視察に行かせていただきたいと存じます。
【次の発言】 お答えいたします。  離職率でございますけれども、平成二十四年から平成二十六年度までの三年間において就職した者のうち、就職後三年以内に退職した者の人数でありますが、動物検疫所が男性一名、植物防疫所が男性四名、女性一名となってございます。  その退職者の採用者に占める割合でございますが、動物検疫所が二・六%、そして植物防疫所が七・六%……

第195回国会 農林水産委員会 第4号(2017/12/05、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 お答えいたします。  地方競馬所属馬のレベルアップということは、魅力あるレースの提供、そしてファンの拡大に必要な、重要な課題であるというふうに認識をしております。  競馬ブーム、第一次ブームは一九七〇年代であるということでありまして、ハイセイコー、これが大井競馬所属でありまして、第二次競馬ブームの火つけ役、恐らく先生もファンでいらっしゃると思うんですが、オグリキャップ、一九九〇年代に笠松競馬から、地方競馬から出走しまして、後に中央競馬に移籍して、非常に高価な、優良な良血馬を相手に優秀な成績をおさめて、当時、ファンのみならず国民に多くの感動を与えたというふうに伺っております。 ……

第196回国会 外務委員会 第10号(2018/05/11、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 お答えいたします。  まず、税収の減額はいかほどかということでありますが、これは、資料は、データは財務省のデータ、試算でございますけれども、まず、TPP12におきましては、平成二十七年十二月に公表されました関税収入減収額及び関税支払い減収額の試算において、農産品の関税収入減収額でございますが、初年度で六百六十億、そして最終年度で一千六百五十億であると承知をしております。また、TPP11におきましては、初年度で百九十億、そして最終年度で六百二十億円であるというふうに承知をしております。  そして、自給率についてもお答えをさせていただきたいと存じますが、昨年の十二月に公表いたしま……

第196回国会 内閣委員会 第16号(2018/05/16、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 先生から、まず、対策を打つ前の試算を出してから対策を打つべきであるという恐らく御指摘だったというふうに認識をしております。  振り返りますと、平成二十五年に、相手に全てを譲って、そして国内対策を打つ前の試算が三兆円と出て、その数字が本当に走り出して、私も地元で、多くの農家の方が心配されて問合せをしてきたという記憶がございます。  やはり、影響試算というのは、現実的に起こり得る影響を試算するものでありまして、対策なしの試算というのはないものでありまして、私どもとしましては、国境措置を獲得した後に定性分析を行って、そして、国内対策を講じたものによって試算する、影響試算を出させてい……

第196回国会 内閣委員会 第21号(2018/05/25、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 では、農水省からは競馬についてお答えをいたしますが、競馬も、中央競馬、地方競馬、それぞれありまして、中央競馬が日本中央競馬会、そして地方競馬が地方公共団体が実施しております。  分配でございますが、中央競馬については、勝馬投票券の売得金の百分の十を国庫に納付し、約七五%を払戻金として交付し、約一五%を競馬開催経費等に充てた後、剰余金が出ている場合は、その二分の一を国庫に納付をしております。  地方競馬については、こちらは、勝馬投票券の売得金の約七四%を払戻金として交付し、約一・三%を交付金として地方競馬全国協会に納付し、約二四%を競馬開催経費に充てるとともに、地方財政法の規定……

第196回国会 内閣委員会 第24号(2018/06/01、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 農水省からお答えいたしますが、競馬場は、全体がギャンブル場というよりは、勝馬投票券を購入する場もあれば、やはり馬事振興、馬事文化を学ぶ、そして馬に直接触れる経験ができるという数少ない場でもあります。  私も先月、公務で訪れましたが、やはり多くのお子さん連れの御家族がいらっしゃいまして、乗馬体験、また、実際、引退した馬を間近で見られる、その光景を非常に目をきらきらして見ていたのを私も目の当たりにしたところであります。  他国の事例ですけれども、馬と人間の関係が歴史ある国であればやはりそういった入場規制もかかっておりませんし、私どもとしては、競馬場へのお子さんを含めた未成年者の入……

第196回国会 農林水産委員会 第2号(2018/03/15、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 お答えいたします。  JFOODO、日本食品海外プロモーションセンターでございますが、先生御指摘のとおり、昨年の四月に、日本の農林水産物、食品に対する海外の需要、市場をつくり、輸出の拡大、生産者の所得向上につながる取組を推進するため設置をされました。  その後、体制の整備を行って、昨年の十二月、和牛、水産物、緑茶、日本酒など七つのテーマについてのマーケティング戦略を策定、発表したところでございます。  また、本年一月から、参加する事業者、非常に応募が多数ございますが、それらの事業者等と協力しながら、戦略に基づくプロモーション等が順次実行されておるところであります。  一例を申……

第196回国会 農林水産委員会 第3号(2018/03/20、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 主要農作物種子法によって、種子供給業務を全ての都道府県に一律に今まで義務づけておりました。当該都道府県の業務については、従来自治事務としての扱いでありまして、従来独自に条例を定めてきた都道府県があるものと承知をしております。  種子法廃止後においても、都道府県が行う種子供給業務が自治事務であるという位置づけは変わらないということから、種子法の廃止後において独自の条例を定めることについては、それぞれ都道府県の自主的な御判断によるものと考えております。
【次の発言】 ただいま申し上げましたとおり、仮定の話についてはお答えは差し控えたいというふうに存じますが、いかなる国に対しても、……

第196回国会 農林水産委員会 第5号(2018/03/28、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 お答えいたします。  先ほど先生からもお話がございましたが、今般の豪雪によって、御地元である北海道、また北陸地方を中心として、多くの農業用ハウスに損壊等の被害が発生した。それを受けて、三月十六日、農水省としまして、「大雪による被災農林漁業者への支援対策について」を公表したところであります。  そのうちに、農業用ハウスの導入支援の一つでございますけれども、産地活性化総合対策事業、この中に、通常事業では措置していない特別な対策として、被災を機に作物転換や規模拡大等の前向きな取組を行う農業者に対して、ハウスの設置に必要な資材導入等の支援を行うものというふうに書いてございます。  先……

第196回国会 農林水産委員会 第6号(2018/04/04、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 お答えいたします。  賃借権をなぜ二十年に設定したかということでございますが、今回の新たな制度により、担い手が新たに農地を利用するに当たって、土づくりや水路の補修等を行う必要がある場合がありますので、賃借権の存続期間は可能な限り、先生がおっしゃったとおり長い、長期とする必要がございます。  ただ一方、本特例措置は不明な共有者の財産権に一定の制約を課すものであるということとのバランスを考慮する必要もございます。  この点、昨年創設された、農地中間管理機構に貸し付けた農地について、農業者の負担なしで基盤整備やそれとあわせた水路の補修等を可能とする制度でございますが、こちらの賃借権……

第196回国会 農林水産委員会 第7号(2018/04/05、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 お答えいたします。  米の直接支払交付金七千五百円、予算七百十四億円の行方はどこかというのは、私も常に、地元に戻って多くの農家の方から質問をされまして、都度丁寧にお答えをさせていただいているところであります。  厳密に言いますと、予算というのは、御承知のとおり単年度制でありますので、どの政策に予算を充当したかと言うのは困難な部分はございますが、あえて申し上げるところでございますが、平成三十年度当初予算において増額した主要施策でございます、水田における麦、大豆、飼料用米等の生産を支援することで水田フル活用を進める水田活用の直接支払交付金、これが、平成二十九年度三千百五十億円が、……

第196回国会 農林水産委員会 第8号(2018/04/11、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 森林資源を循環利用するために、主伐後の再造林を確実に行うことは非常に重要であると考えておりますが、残念ながら、その費用を捻出することが難しいケースもありまして、主伐後の再造林が行われていないケースも見られているところであります。  そのため、農水省としましては、主伐後の再造林に対して、防護柵の設置や捕獲等への支援などの鳥獣害対策を含めた森林整備事業により、国と都道府県を合わせて約七割を補助するとともに、造林のコスト低減に資するコンテナ苗生産に必要な施設整備等への支援を行っております。さらに、平成三十年度からは、資源の高度利用と再造林コストの削減につながる伐採と造林の一貫作業に……

第196回国会 農林水産委員会 第10号(2018/04/17、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 素材生産業者でございますが、我が国の丸太の約四割を生産する、いわば林業の担い手として主要な位置にいるものというふうに認識をしております。  このような中、素材生産業者は、森林組合、自伐林家等とともに、経営管理実施権の設定の受皿になるものというふうに考えております。これらの民間業者については、森林所有者及び林業従事者の所得向上につながる高い生産性や収益性を有するなど効率的かつ安定的な林業経営を行うことができる者、主伐後の再造林を実施する林業生産活動を継続して行うことができる者を対象としていることとして、林業の主要な担い手として期待しております。  また、都道府県が主に公募、公表……

第196回国会 農林水産委員会 第11号(2018/04/18、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 まず、御党におかれましては、食品ロス削減の推進に向けてプロジェクトチームを立ち上げていただきまして、日々活発な議論を積み重ねていただいているというふうに承知しております。  先ほど先生がおっしゃられたとおり、世界では多くの十分に栄養を摂取できていない人々がいる一方で、多くの食品が廃棄されている。そのための、食品ロス削減に向けて、さまざまな取組が着実にこれから前進していくということは重要であるというふうに承知をしておるところであります。  農水省としましては、いわゆる三分の一ルールでございますけれども、賞味期間の三分の一を経過していると小売業者が商品を引き取らないなどの商慣習の……

第196回国会 農林水産委員会 第12号(2018/05/09、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 今回の法改正では、将来分の特例年金の現価相当額を特例一時金として支給いたしまして、特例年金給付を早期に終えることによって、存続組合の早期の解散を図ることとしております。  これによって、特例年金の受給者については、一生分の特例年金の現価相当額をいっときにまとめて受け取れること、続きまして、農林漁業団体の現役職員で厚生年金との統合前の旧農林共済組合員期間が一年以上ある者については、今後支給開始年齢に達した際に、少額の特例年金給付を将来にわたって受給するのではなく、その現価相当額をいっときにまとめて受け取れること、農林漁業団体については、特例年金給付の事務コストが減少することによ……

第196回国会 農林水産委員会 第13号(2018/05/10、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 農泊については、国内外の観光客を農山漁村に呼び込み、日本ならではの伝統的な生活体験、また農村地域の人々との交流を楽しんでいただくことを通じ、農山漁村の所得向上と振興を図ることを目的として推進をしております。  このため、観光客のニーズに応じた魅力ある観光コンテンツの創出、農林水産業者を始め旅行業者、宿泊業者など地域の関係者が一丸となった取組等により、農泊を持続可能な産業とすることがポイントであります。  このようなことから、農林水産省といたしましては、平成二十九年度から農山漁村振興交付金に農泊推進対策を創設し、古民家を活用した宿泊施設の整備、地域の食材等を活用したメニューづく……

第196回国会 農林水産委員会 第14号(2018/05/15、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 現行制度では、貸借地については耕作者又は所有者のいずれか一人に組合員資格が認められているところであります。  今後、高齢化による離農や農地の利用集積の進展に伴い、土地改良区の組合員についても土地持ち非農家の増加が見込まれる中、将来にわたって良好な営農環境を確保していくために、耕作者の意見を適切に反映しつつ、土地改良施設の維持管理、更新を適切に行っていく必要がございます。  一方、現行制度のもとで所有者から耕作者への組合員の資格交代をした場合、耕作者はこれまでの所有者が負っている賦課金や夫役を負担することとなるため、所有者から耕作者への資格交代は段階的に進めていくことが有効であ……

第196回国会 農林水産委員会 第16号(2018/05/23、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 受託拒否の禁止でございますが、鮮度が劣化しやすい生鮮食品等の生産者に安定的な出荷先を確保する、保証するという点においても、高い公共性を有するということで、今回の法改正でも、中央卸売市場における共通の取引ルールとして維持することとしたものでございます。
【次の発言】 卸売市場の開設ですが、今回、許認可を受けずに行うこともできる一方で、やはり、公正な取引の場として一定の要件を満たす卸売市場を農林水産大臣等が認定するとしたところであります。いわゆる二パターンあるということであります。  大臣の認定の要件で、先ほど委員からございましたように、第三者販売の禁止、商物一致など、その他の取……

第196回国会 農林水産委員会 第17号(2018/05/24、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 大手量販店などのバイイングパワーがより強大になるのではないかという御指摘でございますが、そのため、本法案で食品流通構造改善促進法を改正いたしまして、農林水産大臣が、卸売市場における取引や小売も含め、食品の取引状況等の調査を行い、調査結果に基づき事業者に対し指導助言等を行うとともに、不公平な取引方法に該当する事実があると思料するときは、公正取引委員会に通知することとしております。  なお、卸売市場において、卸売業者が大手の小売業者を不当に優遇する場合には、差別的取扱い禁止のルールに反するものといたしまして開設者から指導等を行うほか、改善されない場合には農林水産大臣による開設者に……

第196回国会 農林水産委員会 第18号(2018/05/30、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 木材輸出額でございますが、平成二十五年以降、五年連続で増加しておりまして、平成二十九年は、対前年比三七%増の三百二十六億ということであります。  品目別では、先生おっしゃったとおり、丸太が大半を占め、四割でありまして、輸出先別では、中国、韓国、フィリピン、台湾、米国で九割を占めております。  これも御発言でありましたが、今後は、付加価値の高い製品輸出への転換を推進するとともに、新たな輸出先国の開拓に取り組むこととしております。  農水省としましては、平成二十九年度補正予算及び平成三十年度予算において、主たる輸出先であります中国、韓国においては、日本産木材製品を使用したモデル住……

第196回国会 農林水産委員会 第19号(2018/05/31、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 お答えいたします。  国によって農作物の品種、栽培方法や害虫の発生状況が異なるため、各国がそれぞれ農薬登録制度に基づいて農薬の安全性を確保しており、各国の使用基準に応じて残留基準値を設定しているところでございます。このため、自国と輸出相手国で残留基準値が異なることがあり、輸出相手国ごとに異なる基準値をクリアすることが農産物の輸出の際の課題となっております。  農水省としましては、輸出相手国において、日本と同等の残留基準値が設定されるようインポートトレランス申請の支援を進めているところであり、今般の制度見直しにより、日本での農薬登録のデータが国際標準に整合することで、そのデータ……

第196回国会 農林水産委員会 第21号(2018/06/07、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 お答えいたします。  農林水産業を始め現場からは、有能な外国人材を継続的に雇用できる法制度等の整備を要望する声が寄せられておりまして、農林水産業の現場における外国人材の活用ニーズは今後とも一定程度見込まれるものと認識をしております。  六月五日の骨太方針の原案で示された新たな外国人材の受入れについては、現時点で、受け入れる対象分野や具体的なスキームは決まっておりませんが、農水省としましては、近年、外国人材の活用のニーズが高まっていること等を踏まえ、積極的に対応してまいりたいというふうに思っています。  その際、農林水産業の持つ専門性や季節によって異なる場合がある等の特性につい……

第196回国会 農林水産委員会 第22号(2018/06/19、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 本法案を適切に活用するためには、法案の内容を、生産緑地の所有者だけではなくて、都市農地を借り受けようとする意欲ある都市農業者や、本法律案を現場で運用する市町村や農業委員会の担当者、また農協等の農業団体へ周知徹底されることが不可欠というふうに認識をしております。  そのために、生産緑地の所有者等の関係者を始め、特に生産緑地の指定が進んでいない地方都市での説明会の開催、農水省のホームページ等を活用した情報発信、農水省に本法律案に対する問合せに対応する相談窓口の設置等を行い、国交省を始め、農協等の農業団体等と連携して制度の周知を図ってまいりたいと存じます。

第198回国会 農林水産委員会 第8号(2019/04/18、48期、自由民主党)

○野中委員 私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、政府提出法案に賛成、立憲民主党提出の修正案に反対の立場から討論を行います。  立憲民主党提出の修正案は、農地バンクの廃止、円滑化団体と農地バンクの統合一体化の廃止、戸別所得補償制度の検討を主な内容とするものでありますが、そのいずれも現実的ではないと考えます。  まず、農地バンクの廃止ですが、廃止したら現場は一体どうなると考えているのでしょうか。  現在、農地バンクから農地を借りている担い手は七・五万人、借りている農地は百十四万筆、十八万五千ヘクタールです。農地バンクを廃止するということは、この百十四万筆、十八万五千ヘクタールの全ての権利……

第201回国会 農林水産委員会 第3号(2020/03/05、48期、自由民主党・無所属の会)

○野中委員 自由民主党の野中厚でございます。  農林水産委員会で質問をさせていただくのは実は初めてでありまして、このような機会をいただいたことに感謝申し上げまして、質問に入りたいと存じます。  まず、スマート農業についてお伺いしますが、スマート農業、農家の方と話しますと、積極的に情報収集して、導入して、そして規模拡大をしていらっしゃる方もいらっしゃいますけれども、やはり、関心はあるけれども二の足を踏んでいる方、そして、そもそもスマート農業自体が別世界の話というふうに思っている方もいらっしゃいます。  やはりこれは、十年、二十年を見据えた計画、そして、導入をできる方、年齢の世代間によって温度差が……

第203回国会 農林水産委員会 第3号(2020/11/12、48期、自由民主党・無所属の会)

○野中委員 自由民主党の野中厚です。  本日は、横田参考人、そして印鑰参考人、両参考人に御出席をいただきまして、ありがとうございます。  私は、この委員会を通じまして懸念が払拭され、何のための法改正かということが明らかになればよいなというふうに思っております。  まず、両参考人にお伺いしたいと存じますが、本法案の改正について評価すべき点、期待する点、また懸念する点などがあれば、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。  まず、懸念事項でありますけれども、午前の質疑でもありました、許諾料の額というのは幾らぐらいの規模になるのかということですが、一般論で、公的機関が利益を求……


49期(2021/10/31〜)

第208回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2022/03/16、49期、自由民主党)

○野中委員 自由民主党の野中厚でございます。  先週の十一日で、東日本大震災から十一年が経過いたしました。お亡くなりになられた方の御冥福をお祈り申し上げ、また、御遺族にお悔やみ申し上げて、質問に入らせていただきたいと存じます。  十一年前、私は当時県会議員でありまして、福島県の双葉町、東日本大震災で被災し、福島第一原発事故によって避難を余儀なくされた町でありましたが、その町民の方々を私の地元である廃校になった高校に避難先として受け入れるということで、市、県、そして地元の医師会、歯科医師会、商工会など団体の皆様方と本当に議論し、どうやって穏やかな生活を送ってもらうかということを県会議員として議論……

第208回国会 農林水産委員会 第6号(2022/03/24、49期、自由民主党)

○野中委員 自由民主党の野中厚でございます。  本法案は、持続性そして生産力向上の両立、大変難しいテーマであります。  印象としては、現代、そしてこれから未来の技術をもって以前の農業に回帰していく、そのようなイメージを持っております。  そこの理由はなぜかということで、時代の潮流に遅れることなくルールメイキングに参画していきたいという理由であれば、これは誰も納得してくれないと思うんですね。やはり、消費者、生産者、事業者、地方公共団体の役割をそれぞれ説明をして理解していただく、そのために国がしっかりと動いていかなきゃいけないと思いますし、負担が過度にかかり過ぎないように国が支援していくべきだとい……

第210回国会 外務委員会 第4号(2022/10/28、49期、自由民主党)【政府役職】

○野中副大臣 お答えいたします。  今委員御指摘のとおり、米国産牛肉ですが、干ばつの影響がございまして、屠殺が進んでおります。米国農務省によりますと、来年の米国牛肉の生産量また輸出量は減少すると予測されております。また、近年、米国産牛肉でありますが、日本だけではなくて、韓国、中国に輸出が非常に進んでおりまして、なかなか買い付け競争も激化しております。ですので、大幅に、私ども、国内の方に輸入量が増えるということは予測しづらいというふうに思っております。  実際、我が国にどの程度米国産牛肉が輸入されるかは、為替、国内外の需給動向、現地価格等、様々な要因に左右されることでありますので、私どもとしては……

第210回国会 農林水産委員会 第1号(2022/10/25、49期、自由民主党)【政府役職】

○野中副大臣 この度、農林水産副大臣を拝命いたしました野中厚でございます。  野村大臣の下、勝俣副大臣、角田政務官、藤木政務官とともに、地域の特色を生かした農林水産業及び農山漁村を次の世代に継承すべく、全力を尽くしてまいります。  笹川委員長を始め理事、委員の皆様方の御指導、御鞭撻をお願い申し上げ、挨拶に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

第210回国会 農林水産委員会 第2号(2022/10/27、49期、自由民主党)【政府役職】

○野中副大臣 御指摘の団体から推薦確認書を提示され、署名したことはございません。また、私の知り得る限り、御指摘のような協力を受けたこともございません。  旧統一教会関係団体の行事に出席をしたことはございます。当時、当該団体の現状について認識を欠いておりました。今後については、厳正に見直していく所存であります。
【次の発言】 委員のおっしゃるとおりでございます。
【次の発言】 障害者の方が農作業を行う際に必要となる、先生がおっしゃったトイレ、また休憩所、更衣室、これらにつきましては、原則農地転用が認められていない農用地地域を含め、営農に必要な農業用施設として設置を可能としております。  しかしな……

第210回国会 農林水産委員会 第3号(2022/11/02、49期、自由民主党)【政府役職】

○野中副大臣 お答えいたします。  確かに、全体から見ますと、今、売上げは好調であります。ただ、確かに、インターネットで購入して家で観戦する、また、ウインズに行くということも選択肢の一つではありますが、やはり現場に足を運んでいただく、そのことで美しい馬が走る姿を見て競馬のファンになっていただくというのが最もいいのではないかというふうに思っております。その結果、売上げだけではなくて、その競馬場の中で雇用も確保できますし、そして何より、その周辺にある商店街始め、活性化にも私どもはつながるというふうに思っております。  今、徐々にでありますけれども、入場者数の上限を上げているところもあります。コロナ……

第210回国会 農林水産委員会 第4号(2022/12/08、49期、自由民主党)【政府役職】

○野中副大臣 牛肉でありますけれども、政府といたしましては、輸出の重点品目に位置づけております。  今、山口先生からもお話がありました、二〇三〇年の三千六百億円、この目標を掲げており、その目標達成のために、積極的に輸出拡大を後押ししているところであります。  そのような中、二〇二一年の牛肉の輸出額でありますが、前年比の一八六%、五百三十七億円と過去最高を記録しており、本年も、一月から十月の累計輸出額でありますが、前年同期比九八%の四百十二億円と、好調だった昨年とほぼ同水準で推移をしているところであります。先ほど例として挙げられたシンガポールでありますが、これについても、前年同期比一三二%の約二……

第211回国会 環境委員会 第2号(2023/03/10、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 学校給食に有機農産物を使っていただくということは、子供たちへの食育にもつながりますし、また、結果、地域に有機農産物の理解を深めていただくという、非常によい取組というふうに私どもも認識しております。  その中で、生産者から消費者まで地域ぐるみで有機農産物に関わっていただくということで、私どももオーガニックビレッジという取組を今年度から創設して、そこに現在五十五の市町村がその取組を進めていただいております。その中で、有機農産物の学校給食への活用についても助成しているところであります。二〇二五年まで百市町村、二〇三〇年まで二百市町村の実現を目指して、その中で学校給食の有機農産物の拡大に……

第211回国会 経済産業委員会 第16号(2023/05/19、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 許可しなければならないということを明記しているのは、許可権者である知事が自分の権限の範疇を超えて私権をいたずらに侵害しない、そのために私どもはこの明記をしているところであります。  実際に、せざるを得ないという県の声があるということですけれども、基準に合わない場合は不許可処分と実際にしている事例もございますので、都道府県が不許可処分を行いにくいという実態は私どもはないというふうに承知をしております。
【次の発言】 一言で申し上げますと、田嶋先生と共有するところは、私どもも、むやみやたらな乱開発、林地開発というのは望んでおりません。ですので、しっかりとしたルールに基づいて開発をして……

第211回国会 経済産業委員会 第19号(2023/06/07、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 今回発生した台風二号によりお亡くなりになられた方々にお悔やみ申し上げるとともに、被害に遭われた全ての方々にお見舞い申し上げたいというふうに思っております。  昨日、今枝先生に同行していただきまして、被害に遭われた愛知県、そして関係自治体の方々に私ども農水省にお越しいただきました。その際、私どもが把握している以上に、四百五十ミリ、五百ミリ発生した自治体や、それぞれの自治体で、農作物被害、そして施設被害を受けられた、まさに現場の生の声、農業団体の方にもお越しいただきました、お聞かせいただいたところでございます。それを受けて、今枝先生が今おっしゃられたとおり、可能な限り寄り添ってまいり……

第211回国会 決算行政監視委員会 第2号(2023/04/10、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 有明海の漁場の一部につきましては、アサリ、タイラギ等の二枚貝につきまして回復の兆しが見られるという漁業者からのお声がございます。具体的に、アサリについては、令和四年度秋季の浮遊幼生は過去七年の平均より多く確認されております。タイラギについてでありますが、殻長一ミリの人工稚貝の生残個体数、これが大幅に増加するなど、一定の成果が確認されております。  先月発出された大臣談話で示させていただきましたとおり、道半ばである回復の兆しを持続へと発展させ、一刻も早く国民的資産である有明海を豊かな海として再生させるために頑張ってまいります。

第211回国会 災害対策特別委員会 第8号(2023/08/08、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 冒頭、今回の大雨により被害に遭われた方々、全ての方々にお見舞いを申し上げたいと思います。  田村先生からもお話がありましたが、物価高、資材高、肥料高、そしてコロナの影響、その都度、やはり来年も頑張ろうというふうに気持ちを継続してもらえるように、私どもは支援をしてまいりました。  今回の災害についても、発災直後から、約四百名、全国二十三県にわたってMAFF―SATを派遣しまして、実態の把握や復旧の技術指導、そして排水ポンプの貸出し等の支援をしております。  農地や農業用施設に対してでありますが、これは、今回の災害が激甚災害に指定される見込みでありますので、補助率はかさ上げされる見通……

第211回国会 内閣委員会 第3号(2023/02/15、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 大東諸島におけるサトウキビでありますが、他の作物に代替困難な基幹作物であり、作付面積も全体の九割以上を占めております。また、製糖工場そして関連産業等、地域経済をまさに支える作物であります。  収量でございますが、平成二十四年に十アール当たり収量四・二トンでありましたが、土づくり、またかん水等の適切な栽培管理等に取り組んできた結果、令和三年、十アール当たり六・二万トンと大幅に増加をしております。これは沖縄全体の平均よりも非常に上昇率が高いということで、引き続き生産性向上に向け支援してまいりたいというふうに思っております。
【次の発言】 まず、国といたしましては、大東諸島において、サ……

第211回国会 農林水産委員会 第1号(2023/03/07、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 令和五年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  一般会計の農林水産予算の総額は二兆二千六百八十三億円であり、その内訳は、公共事業費が六千九百八十三億円、非公共事業費が一兆五千七百億円となっております。  続いて、重点事項について御説明申し上げます。  第一は、食料安全保障の強化に向けた構造転換対策であります。  安定的な輸入と適切な備蓄を組み合わせつつ、国内で生産できるものはできる限り国内で生産するとの方針の下、水田の畑地化や麦、大豆などの国産シェアの拡大などの取組を支援するほか、米粉の利用拡大、加工・業務用野菜の生産拡大、飼料用トウモロコシ等の生産拡大などの施策を推進して……

第211回国会 農林水産委員会 第2号(2023/03/08、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 昨年十二月、COP15におきまして採択されました昆明・モントリオール生物多様性枠組において、生物多様性の損失を食い止めるとともに反転させるための緊急の行動を取るという、庄子先生御指摘のネイチャーポジティブの概念を二〇三〇年の目標に掲げているところであります。  私どもとしましては、この新しい枠組み、また、みどりの食料システム戦略を踏まえまして、今月末に向けて、農林水産省生物多様性戦略の改定案をただいま議論しているところであります。その中で、農山漁村における生物多様性と生態系サービスの保全、サプライチェーン全体の取組、生物多様性への理解と行動変容の促進など、基本方針や具体的な施策の……

第211回国会 農林水産委員会 第3号(2023/03/14、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 農研機構でありますけれども、おっしゃるとおり、我が国の農業研究の中核機関であります。  成果でありますけれども、例えばイネゲノムの完全解読、これが平成十六年の成果でありますけれども、これは世界的な評価を得たところであります。また、現場の直面する課題解決のためにも、例えば、シャインマスカット等の高付加価値作物の開発、また、スマート農業、あと、水田の水回りの自動化とか、今も流行しております鳥インフルエンザ、そして豚熱の検出、診断技術の高度化など、多岐にわたっているところであります。  これからの政策課題も多々ありますけれども、その中でも、例えば食料安全保障の強化とか、あと、みどりの食……

第211回国会 農林水産委員会 第4号(2023/03/15、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 水産物の輸出実績でありますが、二〇二二年で三千八百七十三億円、これが直近十年で最高額であります。  そして、主要な輸出水産物でありますが、ホタテガイが約九百十一億円、ブリが約三百六十三億円、真珠が約二百三十八億円となっており、主に東アジアそして米国向けに輸出をされております。
【次の発言】 委員おっしゃるとおり、日本は人口減少を迎える中で、世界は人口がこれから増えていく、そこの市場に向けて輸出をしていくというのは非常に大切な取組であります。  それで、輸出拡大に向けて、輸出先国等の規制、条件に対応した、これはハラールとかHACCPでありますけれども、水産加工施設の新設及び改修、機……

第211回国会 農林水産委員会 第5号(2023/03/29、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 失礼いたします。  当時、私は、取りまとめのときまでは政務官としておりまして、その当時の秋の臨時国会のときは、委員会のメンバーとして、たしか金子先生と一緒に現地を視察に行ったという立場でお答えさせていただきたいというふうに思っております。  いっとき世界一を誇った漁業生産量でありますが、御承知のとおり、もう半分以下になりまして、そして漁業に関わる就業者数も減っていったということで、まさに待ったなしの状況ということを踏まえて、当時は、水産政策待ったなし、改革待ったなしというところで、臨時国会で法案を提出したということであります。  水産資源の持続的な利用の確保、また水面の総合的な利……

第211回国会 農林水産委員会 第6号(2023/04/12、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 我が国また原産国の樹木の伐採に関する法令に違反して伐採された違法伐採及び違法伐採に係る木材等の流通でございますが、これは、当然、計画性のない伐採、計画性のない流通になりますので、地球温暖化の防止、地球環境の保全、自然環境の保全、林産物の供給等の森林の有する多面的機能に影響を及ぼすおそれがあるとともに、木材市場における公正な取引を害するおそれがあるなど、極めて問題があると認識をしております。また、近年の国際会合等においても、違法伐採への対策の強化が課題として取り上げられているように、国際的な問題であると認識をしております。  このため、違法伐採及び違法伐採に係る木材等の流通を抑制す……

第211回国会 農林水産委員会 第7号(2023/04/27、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 平成二十七年の農協改革では、農協が農業者の協同組織であるという原点に立ち返りまして、農業者の所得向上に全力で取り組むことを目的として農協法を改正したところであります。  この農協法改正を契機に、JAグループにおいては、農産物を一円でも高く売るのだという思いから、農産物の実需者への直接販売などの有利販売、また、生産者に一円でも御負担を減らすのだという思いから、生産資材の一括購入による有利調達や農業機械の機能の絞り込みなどによる価格の引下げなど、農業者の所得向上を図る取組が実践されております。  また、私の地元でも支店の統廃合も進んでおりますので、自己改革という観点からも、私どもは進……

第211回国会 農林水産委員会 第8号(2023/05/10、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 水産業を成長産業としていくためには、水産資源の適切な管理だけじゃなくて、やはり人材、そして特に若年層の確保というのは大切だというふうに思っております。  先ほど来お話がございましたが、高校からすぐ就業される方、そしてまた様々な経緯を経て就業される方、それぞれ就業前から就業後まで私どもは切れ目のない支援を行っているところであります。例えば、水産高校向けであれば、漁業者等が漁業の魅力を直接伝える漁業ガイダンスの実施とか、また、海技士免許取得に必要な乗船履歴を短期に取得するコースの運営、そしてまた、一般の方向けでは、就業相談会の開催や漁業学校等で学ぶ者への資金の交付など、様々な支援をし……

第211回国会 農林水産委員会 第9号(2023/05/11、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 まず冒頭、本日、野村大臣が発熱のため当委員会に出席がかなわなかったことを、まずおわび申し上げる次第でございます。  その上で、お答えいたします。  上田先生からお話がございました、人口が減っていくということは、つまり、胃袋が小さくなり、少なくなっていく、少子高齢化も含めて。一方、世界の中で人口がこれから八十億、百億に迫る中でどのように全世界の人口の栄養を養っていくかというのは、大きな課題でございます。  そして、その上で、農業従事者が減少していく、そして、その生産を確保していくためにどうするかということでありますが、先生の御地元は米どころでありますので米が何より基でございますけれ……

第211回国会 農林水産委員会 第11号(2023/05/17、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 業務規程の適切な運用でありますけれども、これは利用者の安全確保のために極めて重要であるというふうに思っております。ですので、支援は必要であるという認識であります。  このため、遊漁船業者が、今回の法改正による新しい基準に対応した業務規程に沿って適切な業務運営を行えるよう、遊漁船業者の指導監督を行う都道府県に対して、国としても、必要な助言等を行ってまいります。  また、本法案に盛り込んだ遊漁船業に関する協議会制度を通じ、業務規程の運用に当たっての地域的な連携の促進等も図ってまいりたいと考えております。
【次の発言】 今回の改正法において、業務規程について、従業者に対する教育の実施に……

第211回国会 農林水産委員会 第12号(2023/06/14、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 食料・農業・農村基本法を二十年ぶりに改正するという理由については、先ほど来、大臣また総括審から申し上げましたとおり、二十年前と環境、情勢が変化したということで、それに伴い、持続可能で強固な食料供給基盤の確立を図る必要があるということであります。  その上で、武部先生がおっしゃられた、有事だけではなく平時で、国民一人一人の栄養を養うべし、食料にアクセスできる、アクセスを確保すべきという話がございました。  六月二日に、食料・農業・農村政策の新たな基本展開におきまして、平時にも、食料安全保障について、国民一人一人が食料にアクセスでき、健康な食生活を享受できるようにすることを含むものへ……

第211回国会 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会 第4号(2023/03/30、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 まず、構造改革特区法の移行ですが、それぞれ市町村、担い手の状況とか耕作放棄地の状況が地域ごとに異なっておりますので、この移行をすることによって、各市町村ごとで独自の農業振興を図っていただくことが可能になります。  一方、企業による農地所有の懸念というのがありますから、構造改革特区法では、国家戦略特区法である地域や法人に関する要件、区域計画の認定に係る農水大臣の同意という仕組みは維持することにしております。  この農水大臣の同意でありますけれども、地域計画との整合性などの農地法制に照らし判断することとしており、これらの懸念払拭措置をしっかり講ずることにより、引き続き農地の適正利用を……

第212回国会 農林水産委員会 第1号(2023/11/01、49期、自由民主党・無所属の会)【議会役職】

○野中委員長 これより会議を開きます。  この際、一言御挨拶申し上げます。  この度、農林水産委員長に就任をいたしました野中厚でございます。  農林水産業は、食料の安定供給を図るだけではなく、国土、自然環境の保全など多岐にわたり、国民の生活を支える重要な役割を担っております。  しかしながら、昨今、農林水産業を取り巻く環境は大変厳しいものがあり、多くの課題が山積しているところであります。  特に、世界的な人口増大に伴う食料需要の増加、また気候変動に伴う食料の生産の不安定化、また、足下では、燃料、肥料、資材等の物価高騰等、様々なリスクが顕在化しており、平時から全ての国民の食料安全保障を確保するた……

第212回国会 農林水産委員会 第2号(2023/11/08、49期、自由民主党・無所属の会)【議会役職】

○野中委員長 これより会議を開きます。  農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房総括審議官杉中淳君、大臣官房総括審議官宮浦浩司君、大臣官房危機管理・政策立案総括審議官松尾浩則君、輸出・国際局長水野政義君、農産局長平形雄策君、畜産局長渡邉洋一君、経営局長村井正親君、農村振興局長長井俊彦君、農林水産技術会議事務局長川合豊彦君、林野庁長官青山豊久君、水産庁長官森健君、内閣官房内閣人事局人事政策統括官阪本克彦君、総務省自治行政局選挙部長笠置隆範君、厚生労働省大臣官房審議官鳥井陽一君、経済産業省大……

第212回国会 農林水産委員会 第3号(2023/12/05、49期、自由民主党・無所属の会)【議会役職】

○野中委員長 これより会議を開きます。  農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房総括審議官杉中淳君、大臣官房技術総括審議官川合豊彦君、消費・安全局長安岡澄人君、輸出・国際局長水野政義君、農産局長平形雄策君、畜産局長渡邉洋一君、経営局長村井正親君、農村振興局長長井俊彦君、林野庁長官青山豊久君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申出がありますので、順次これを許します。東国……

第212回国会 農林水産委員会 第4号(2023/12/13、49期、自由民主党・無所属の会)【議会役職】

○野中委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告申し上げます。  お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、家畜伝染病防疫体制の充実・強化等に関する陳情書外九件であります。  また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、営農型太陽光発電の農地転用許可基準の法制化を求める意見書外二百六十九件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  第二百八回国会、金子恵美君外四名提出、国有林野事業に従事する職員の労働関係を円滑に調整するための行政執行法人の労働関係に関する法律の一部を改正……


各種会議発言一覧

47期(2014/12/14〜)

第190回国会 予算委員会第八分科会 第1号(2016/02/25、47期、自由民主党)

○野中分科員 自由民主党の野中厚でございます。  質問の機会をいただきましたことに感謝をいたしまして、早速質問をさせていただきたいと存じます。  まず、改正品確法についてお伺いいたします。  昨今、建設投資額は、ピーク時の平成四年度の八十四兆円から、二十二年度に四十一兆円まで落ち込み、増加に転じた平成二十七年度でも四十八兆円と、ピーク時のまだまだ約六割でございます。  また、建設就業者、技術者、技能労働者は、ピークの平成九年から、建設業者は六百八十五万人から五百万人、技術者は四十一万人から三十二万人、技能労働者は四百五十五万人から三百三十一万人と減少しております。  高齢化も進行し、五十五歳以……

第193回国会 予算委員会第六分科会 第1号(2017/02/22、47期、自由民主党・無所属の会)【議会役職】

○野中主査 これより予算委員会第六分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願い申し上げます。  本分科会は、農林水産省及び環境省所管について審査を行うことになっております。  なお、各省所管事項の説明は、各省審査の冒頭に聴取いたします。  平成二十九年度一般会計予算、平成二十九年度特別会計予算及び平成二十九年度政府関係機関予算中農林水産省所管について、政府から説明を聴取いたします。山本農林水産大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  ただいま山本農林水産大臣から申し出がありました農林水産省関係予算の重点事項の説明につきましては、これを省略して……

第193回国会 予算委員会第六分科会 第2号(2017/02/23、47期、自由民主党・無所属の会)【議会役職】

○野中主査 これより予算委員会第六分科会を開会いたします。  平成二十九年度一般会計予算、平成二十九年度特別会計予算及び平成二十九年度政府関係機関予算中環境省所管について、前回に引き続き質疑を行います。  この際、分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力をお願いいたします。  また、政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中島克仁君。
【次の発言】 これにて中島克仁君の質疑は終了いたしました。  次に、足立康史君。


48期(2017/10/22〜)

第196回国会 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(2018/05/18、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 米の国内の消費量でございますが、毎年約八万トン減少している中で、米の輸出を拡大すべく、先生からもございましたが、昨年の九月に、コメ海外市場拡大戦略プロジェクトを立ち上げたところでございます。現在、五十六の戦略的輸出事業者、そして二百五十二の戦略的輸出基地が参加しているところでございます。  農水省として、本年作付する三十年度米における取組の拡大に向けまして、プロジェクトの参加事業者、産地について、海外の日本産米のニーズを踏まえた情報交換、また地域ごとの説明会、海外実需者のインタビュー動画の配信等によって、丁寧にマッチングを行うとともに、海外における日本産米の需要を拡大、確保し……

第196回国会 予算委員会第六分科会 第1号(2018/02/23、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 私から、ジビエの有効利用について申し上げさせていただきます。  有害鳥獣の捕獲頭数が増加いたしまして、そのほとんどが埋設又は焼却によって処分されている中、ジビエの利用推進というのは、農村地域の所得につなげるためにも大変有効であるというふうに思っております。  優良事例の一例ということでございます。  鳥取県鳥取市のいなばのジビエ推進協議会、こちらは、今年度、鳥獣被害対策優良活動表彰で農林水産大臣表彰を受賞した団体でございまして、狩猟者、処理加工業者、飲食店、行政等の関係者が連携してジビエのビジネスモデルの構築を目指し、重要なポイントでございますけれども、ジビエは不衛生だという……

第196回国会 予算委員会第六分科会 第2号(2018/02/26、48期、自由民主党)【政府役職】

○野中大臣政務官 まず、現行の果樹共済について低加入率だというのは承知しておりまして、私のところも梨農家の方がいらっしゃいますけれども、ひょう害対策でネットを張っている農家、そうじゃないところによっても加入率に大きな差が出ているということでありますが、一方、収入保険については、既存のセーフティーネットがない果樹に対しても対象とするということであります。  もう一方、低加入率の現行の果樹共済の主な要因といたしまして、掛金負担や足切り割合、これについて今回の収入保険は改善されているということから、収入保険制度の概要を知る果樹農家さんからは大きな期待を寄せていただいているところであります。  一方、……

第204回国会 予算委員会第八分科会 第2号(2021/02/26、48期、自由民主党・無所属の会)

○野中分科員 自由民主党の野中厚でございます。  本日は、治水、また災害時の避難について質問をさせていただきたいと存じます。  まず、治水対策というものは、やはり災害から学び、そして未来への災害に備えていく、そうあるべきものであるというふうに思っております。  私の県議会議員時代からの地元でありますけれども、現在の加須市では、昭和二十二年、カスリーン台風によって利根川が決壊した箇所がございます。その決壊した箇所には今でも治水の碑が残っておりまして、その治水の碑には、当時対応に当たられた国土交通省利根川河川事務所長と三村長の連名によって、治水をおろそかにしてはならないという言葉が刻まれております……


49期(2021/10/31〜)

第211回国会 決算行政監視委員会第三分科会 第1号(2023/04/24、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 国の基本指針を定めるときには、農振法上、法律で、食料・農業・農村政策審議会、これらの意見を聞くとともに、その指針のうち、確保すべき農用地等の面積の目標、そして、都道府県が定める確保すべき農用地等の面積の目標の設定基準、これらにつきましては都道府県知事の意見を聞くこととなっております。  また、知事は、意見を述べようとするときには、その前に市町村の意見を聞くこととなっておりまして、これらの手続を踏むことで、しっかりと地域の実情を把握した上で設定をしていくということを取っております。
【次の発言】 本年四月から施行されております改正基盤強化法、これにおいて地域計画を定めることとなって……

第211回国会 予算委員会第六分科会 第1号(2023/02/20、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 まず、支援について申し上げますが、発生農場につきましては、家畜伝染病予防法に基づいて、原則、殺処分した家禽の評価額の全額を手当金としてお支払いをしております。  また、搬出制限区域によって鶏卵等の移動が制限がかかる、そこによって発生する売上げの減少額、飼料費、輸送費の増加額については、国で二分の一、そして都道府県で二分の一を支援をしております。  また、影響を受けた農業者について、家畜疾病経営維持資金や農林漁業セーフティネット資金の低利融資の利用を活用していただくことになっておりまして、これらの支援によって、まず安定的に経営が継続できるように私どもも支援をさせていただきたいという……

第211回国会 予算委員会第六分科会 第2号(2023/02/21、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○野中副大臣 まず、優良事例で先生が取り上げられたファームドゥの事例というのは、私どもがまとめている、公表する事例集では、一ヘクタール、年間約八十三万キロワットアワーの発電量という優良事例だというふうに思っています。  そして、全体のハウスの面積、約四万ヘクタールの農地において発電すると仮定して試算しますと、年間約三百三十億キロワットアワーとなりまして、そして我が国の電力消費の約九千億キロワットアワーの約三・七%になると試算をしております。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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