このページでは堀内照文衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。堀内照文衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。当委員会では初めての質問になります。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、介護報酬の引き下げにかかわって伺いたいと思います。 今回の介護報酬の二・二七%もの引き下げについては、幾ら介護労働者の処遇改善があるといっても、それを上回ってマイナス改定をかぶせれば、事業所にとっては大変な痛手であります。そうなると、人手不足の現場に一層の困難を持ち込むことになるわけで、私たちは反対であります。 総理初め、これは、利用者の負担を軽減し、保険料の伸びを抑えるため、ふえ続ける介護費用全体を抑制するんだと繰り返してまいりました。十三日の予算委員会……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。
議題となっています独立行政法人についての法案にかかわって質問をいたします。
まず取り上げたいのは、勤労者退職金共済機構の資産運用委員会による運用のあり方であります。
初めに、大臣に基本的な認識をお聞きいたします。
この資産運用は、五兆円もの規模の金融資産の運用になるわけですが、これは労働者の大切な退職金の原資になるわけで、投機的な運用によってリスクにさらすというわけには当然いかないと考えますけれども、いかがでしょうか。
【次の発言】 このたびの法改正で、同機構の資産運用のあり方について、新たに、大臣が任命した外部の専門家等から成る資……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 初めに、国民健康保険制度の現状についてお聞きをしたいと思います。 厚生労働省の説明でも、国保の抱える構造的な課題として、低所得者が多いことを挙げておりますが、そうした中で、保険料が高過ぎるというのが国保の大きな問題だと考えております。 兵庫県保険医協会が兵庫県下全市町を対象に行ったアンケートでは、昨年十二月一日現在、兵庫県下で減免制度を利用している世帯が六割近くにもなる一方で、滞納が十三万九千八百五十四世帯、加入世帯全体の一七%にも上っております。 我が党尼崎市会議員団を通じて尼崎市の資料を取り寄せますと、二〇一三年度、減免を八三・九%もの……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 本日、参考人の皆様、早朝よりの御出席と意見陳述、本当にありがとうございます。 私からも幾つか質問させていただきたいと思います。 初めに、寺内参考人に幾つかお伺いしたいと思います。 今度の法改正に当たりまして、国の方から挙げられております国民健康保険制度の構造的な課題として、これはきょう幾つか皆さんおっしゃったんですが、一つに、年齢が高く、医療費水準が高い、二つに、低所得者が多い、三つに、小規模保険者が多いということでありますが、加入者の年齢や所得などは、都道府県に財政運営を移しても、構造そのものは変わるものではありません。 小規模という点……
○堀内(照)委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。 初めに、国民健康保険法案は制度創設以来の大改定であり、内容は多岐にわたるにもかかわらず、参考人も含め二十二時間足らずという短時間で審議を打ち切ることに、強く抗議をするものです。 本法案に反対する主な理由の第一は、今でさえ耐えがたい国保料の引き上げや徴収強化を招くことです。 市町村は、保険料の収納状況に関係なく都道府県に納付金を一〇〇%納めなければなりません。都道府県が示す標準保険料率は、将来的な保険料負担の平準化に向け……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは、派遣法の改正案にかかわりまして、いわゆる一〇・一問題と、それから、昨年の臨時国会の審議前に公明党から示された修正案を今回取り込んだということで、審議に入る以前の問題、前提の問題としてこれも曖昧にできないというふうに考えていますので、まずその問題からお聞きをしたいと思っております。 一〇・一というのは労働契約申し込みみなし制度の施行日でありまして、期間制限違反など違法派遣があった場合、派遣先企業が派遣労働者に対して直接雇用の契約を申し込んだものとみなす制度です。今度の法案は、その施行の一カ月前の九月一日が施行日となっています。 本会議……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 冒頭、この間の問題について一言述べたいと思います。 いわゆる一〇・一問題のペーパーの問題や、質疑の中で大臣初め当局の答弁などをめぐって、これらの問題の整理と謝罪をということで、先週金曜日の委員会が飛びました。きょうは、その整理、謝罪を受けての委員会でありますが、そもそも、この法案がこれまで二度にわたって廃案に追い込まれたのも、国民の反対とともに、条文のミスですとか、答弁がころころ変わるといった問題があったわけです。今回だけの問題ではありません。この問題の根底にあるのは、十月一日のみなし規定を効力なきものにせんがために事を急いでいる中での、余りに……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 参考人の皆様には、本当にきょうはありがとうございました。私からも幾つか質問させていただきたいと思います。 初めに、関根参考人と鷲見参考人、お二人にお伺いしたいんです。 政府は、派遣労働の必要性について、多様な働き方と、労働者側にもニーズがあるというふうに言うわけですが、実際に多くの派遣労働者と接してこられた経験から、こうした考えをどう捉えるのかということであります。 特に、関根参考人の最初の意見陳述の中で、用意いただいた資料の五ページの「今後どのような働き方を希望するか」という経年での表がありますけれども、これを見て本当になるほどと私は思っ……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは、貴重な御意見を本当にありがとうございます。私からも幾つか質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、廣瀬参考人にお伺いします。 女性の派遣労働者数が七十万人に上り、そのうち過半数が主な収入源が自分自身の収入だけ、つまり派遣労働者としての収入だけだということであります。多様な働き方ということがよく言われ、派遣労働者にも派遣としての働き方のニーズがあるんだと言います。とりわけ女性の場合、育児との両立など、派遣労働者になりたいというニーズがあるんだという議論があるわけでありますが、女性の視点として、こうした議論というのはどうお考えで……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 質問の中で通告していた内容に既に答弁があったものもありますので、若干違うものもあることを御容赦ください。 きのうの新聞各社の一面に、この百二十五万件にも及ぶ年金情報が流出したという見出しが躍りました。五月八日及び十八日に電子メールで届いたウイルス感染をした添付ファイルを開いたことで二台の端末が感染したことを契機に数十台感染をし、情報が流出したということであります。年金機構は年金支給に支障はないとしていますが、流出した個人情報がどのように悪用されるかはわからず、不安の声が広がっています。 最初に、ちょっと基本的なことなんですが、この流出した情報……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 私は、五月十二日の本会議で、この派遣法の問題について総理に質問をいたしました。そのときの総理の答弁と、本委員会での審議の中で明らかになったことを踏まえて、総理に質問したいと思います。 本会議で、私は総理に、労働法制をなぜ岩盤規制と呼び、規制緩和の対象とするのか、労働法制とは、本来、人間らしく働ける環境をつくるためにあるのであって、拡充こそすれ、規制打破の対象とはなり得ないではないかと質問をしました。 総理からは、経済産業構造の変化に応じ、雇用の安定化を図りつつ、働く方々のニーズに対応した働き方を実現する観点から改革の必要があるからだと答弁があ……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 私は、六月三日のこの委員会で、年金機構和歌山事務センターでの、委託を受けた会社が再委託をしていたという事例を取り上げました。その後、新たに書類が届きまして、「採用通知および提出書類のご案内」という、労働者向けに、もともと業務を請け負った共栄データセンターの名前で発せられたもので、センターの担当者の名前も明記されております。 これは、ずっと文面を読んでいきますと、最後に、「尚、雇用契約書につきましては、雇用会社である株式会社KDCキャリアコンサルティングと雇用を取り交わしさせていただきたく存じます。」ということで、頭は共栄データセンターで、最後の……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 そもそも社会福祉事業は、公定価格で報酬単価が決められており、余裕など生まれるはずはありません。 本法案は、本来国や行政が責任を持つべき福祉の制度の公的な支えを社会福祉法人の慈善事業に置きかえようというものであり、退職手当共済の公費補助の削減とも相まって、関係者、国民の中に怒りと不安が広がっております。 私の事務所にも、きょう持ってまいりましたが、この数日間だけでもファクス、郵送等で五百通近く、緊急要請ということで、多分皆さんのところにも届いていると思うんですが、一言欄もびっしり書かれているわけであります。福祉の公的責任を後退させるものだとか、……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは皆さん、本当に貴重な御意見ありがとうございます。時間も限られていますので、早速質問をさせていただきたいと思います。 初めに、松原参考人にお聞きしたいと思います。 私は、一昨日、この委員会で、社会福祉法人におけるいわゆる内部留保の定義についてお聞きをしましたら、最初の答弁は、貸借対照表上の純資産の額を一番広い内部留保と捉えるんだというものでありました。しかし、参考人もいろいろなところで指摘されているように、内部留保というのは、そもそもは利益剰余金をベースにして、捉えようによってはさまざまな要素を加えていくこともあるんだということでありま……
○堀内(照)委員 私は、日本共産党を代表し、社会福祉法等改正案に反対の討論を行います。 社会福祉法人は、家族関係者の血のにじむような資金づくりの上に成り立ち、ぎりぎりの運営を強いられています。当事者、家族、職員などから寄せられる、内部留保などどこにもない、せめて実態を把握してから議論してほしいとの訴えは当然であり、七時間の質疑で採決するなどあり得ません。 以下、反対の理由を述べます。 第一に、実態のない内部留保を前提に、営利企業との公平性を強調し、全ての社会福祉法人に無料、低額の福祉サービス提供の責務を課すとともに、余裕財産の地域公益活動等への投下を義務づけています。 これは、格差、貧……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは、アスベストの問題について幾つか質問したいと思っております。 兵庫県尼崎市のいわゆるクボタ・ショックから十年が経過をしました。環境再生保全機構が発表した環境型暴露によるアスベスト被害者は、六月末時点で、医療費受給や遺族への給付金の受給者も含めまして合計一万人を超えました。一方、石綿による労災保険の支給決定件数は、九六年以降、一万二千人近くに上っております。 労災、環境型の区別を問わず、中皮腫による死亡者数を見ますと、二〇一二年から年間千四百人台になり、九五年以降、一万七千人を超して、深刻の度を増しております。 アスベスト全面禁止は二……
○堀内(照)委員 私は、日本共産党を代表し、医療法の一部改正案に反対の討論を行います。 政府の目指す医療、介護の一体的改革は、川上から川下まで、医療も介護もそぎ落とし、自助、共助、慈善的な社会福祉事業に置きかえるものであり、本法案は、その手段となる新型法人を創設するものにほかなりません。 第一に、地域医療連携推進法人は、主要病院を傘下に組み込むことで一体的に運営し、地域医療構想実現のために、病床数や診療科の再編、縮小やそれに伴う医師、看護師等の人材移動を行い、医療提供体制の改変を促進しようとするものです。 社会保障制度改革推進本部に設置された専門調査会は、一割以上の病床を削減し、二〇二五……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 限られた時間ですので、早速質問に入らせていただきます。 きょうは、まず法改正の目的についてです。 法文上では、高齢期に係る自主的な努力を支援し、もって公的年金の給付と相まって国民生活の安定と福祉の向上に寄与するとしておりまして、この委員会でも同趣旨の答弁がありました。 しかし、これも議論がありましたけれども、日本再興戦略二〇一四では、「金融・資本市場の活性化」の項目に確定拠出年金の普及がうたわれております。この中を見ますと、ここに本当の目的があるのではと思うわけでありまして、なぜこの日本再興戦略で、確定拠出年金の普及がこの「金融・資本市場の……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 この間、我が党は、ブラック企業をなくせ、若者が人間らしく働ける雇用の実現をと、参議院にブラック企業規制法案を提出するなど取り組んでまいりました。私も地元兵庫で、そうした若い世代の皆さんの声を受けて、兵庫労働局などへ告発や要請に足を運んだりもしてまいりました。 いわゆるブラック企業に対しては、国民的な批判も起こり、社会問題となる中で、厚労省も調査や対策に乗り出してきたところだと思います。今度の法案は、そうした国民の声が反映した前向きなものだと受けとめています。これをどう実効性あるものにし、法の目的が達せられるものにするのか、そういう角度から質問し……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。 六千四百三十四人の方々が犠牲になりました阪神・淡路大震災から、ことしで二十年となりました。私も、神戸在住で、被災者の一人であります。 戦後史上初めて都市を襲った大規模災害だっただけに、阪神・淡路大震災からのこの二十年を検証することが、間もなく四年を迎える東日本大震災からの今後の復興のためにも、また、災害列島日本で被災者、国民に対して政治があるべき姿を示す上でも大事だと考え、以下、関係大臣に質問をいたします。 まず、前提の問題として伺いたいんですが、二〇一三年六月に、大規模災害からの復興に関する法律が成立し、災害対策基本法が改正をされて……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。
子ども・子育て新制度から間もなく一年となります。新年度を前に、待機児童の問題は引き続き深刻であります。
午前中の山尾委員の質問も受け、大臣は先ほど、「保育園落ちたの私と私の仲間だ」、この署名を受け取られたと伺いました。二万七千六百八十二名と、文字どおり、多くの皆さんの痛切な願いのこもった署名だと思います。
これを受け取られた受けとめをまず冒頭に伺いたいと思います。
【次の発言】 ぜひ正面から真剣に受けとめていただきたいと思います。
待機児童解消ということで昨年から始まった新制度では、保育士の配置基準などを規制緩和した地域型保育を導入していま……
○堀内(照)委員 おはようございます。日本共産党の堀内照文です。 きょう三月十一日、東日本大震災から五年ということであります。私も、二十一年前の阪神・淡路大震災の被災者であります。改めて、犠牲になられた方への哀悼の意を表するとともに、御遺族や被災者の皆様に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 早速、質問に入らせていただきます。 本会議の質問に続きまして、まずは雇用保険法等改正案についてお伺いしたいと思います。 本会議で私は、給付水準の引き下げや受給資格要件の制限などによって、完全失業者が二百万人を超えているにもかかわらず、基本手当の受給者が四十一万人、二割しかカバーできていないと……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは、参考人の皆様、お忙しい中、貴重なお話をいただきまして、本当にありがとうございます。限られた時間ですので、早速質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、井上参考人にお伺いしたいと思います。 私も、先週火曜日の本会議と金曜日のこの委員会で、この法案、質問に立たせていただきまして、失業給付の拡充を求めてまいりました。政府からの答弁では、早期再就職が大事だということで消極的なものでありましたが、早くいい仕事につきたいというのは誰しも思うことであります。しかし、井上参考人も述べられましたように、どんな仕事でもいいというわけにはいかない……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 本日議題となっております戦傷病者の妻に対する特別給付金支給法等の改正は、三十万円の十年償還国債の交付から、十五万、五年償還の国債を二回に分けて交付するなどの内容となっております。受給者の高齢化に伴い、国として特別の慰藉を行うために配慮をするという改正で、賛成できるものだと考えております。 この法案の対象である戦傷病者の妻、また戦没者の妻や遺族に対する給付金、弔慰金、こういう制度は幾つかあるわけですが、その審議で問題になってきたのが、今もありました時効失権の問題です。 この間、これらについて、総務省の協力も得ながら、個別に郵送するですとか、あら……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょう、私、質問を準備するに当たって、心に刻んできたことがございます。 資料の一枚目に配らせていただきました。 ちょうど一週間ほど前、三月三十一日の毎日新聞に載った五十五歳の女性の投書です。「娘の除籍」とあります。母子二人、必死に必死に生きてきた、その娘さんが、十一万五千円の学費が払えずに大学を除籍になったというものであります。 この娘さんは、高校生のときにお母さんが正社員を離職されたことで、通信制高校へ転校した。卒業後二年間はアルバイトで授業料を稼いで、大学受験をして、ようやく入学できた大学です。その入学直後に母親が今度は解雇に遭った。そ……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 熊本、大分を中心とした九州地方地震で犠牲になられました方々への哀悼の意を表しますとともに、今なお不安な日々を過ごされております被災者の皆さんに心からお見舞い申し上げたいと思います。 我が党も全力を尽くして被災者支援へと取り組んでいきたいと思っております。 初めに、この震災の問題について少し質問させていただきたいと思います。 熊本県が先ほど昼前に発表しました被害状況によれば、人的被害、四十七人の方が犠牲になるとともに、避難生活等における身体的負担による疾病により死亡したと思われる死者数が十一人と発表されております。避難所が非常に満杯で生活環境……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは、看護師の夜勤問題について質問したいと思います。先ほども長時間労働の問題がございました。 この間、一九九二年、看護師確保法ができ、その基本指針には、夜勤は月八日以内と明記をされました。また、二〇一一年には、「看護師等の「雇用の質」の向上のための取組について」という、いわゆる五局長通知が出されるなどしてまいりましたが、看護師の夜勤を初めとする労働の実態というのは依然厳しいものがあります。 この間の参議院でも、我が党の倉林明子議員もこの問題を取り上げて、国として初めて、病院の勤務環境に関するアンケート調査も行ってまいりました。その中で、看……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは、貴重な御意見を本当にありがとうございます。限られた時間ですので、早速質問に入りたいと思います。 初めに、佐藤参考人に伺いたいと思います。 先生が部会長として、基本合意も受け、骨格提言を取りまとめられたのは、当時民主党政権でしたが、障がい者制度改革推進本部のもとに置かれた推進会議の中の総合福祉部会でした。ここでは、私たちのことを私たち抜きで決めないでと、この原則のとおり、構成メンバーという点でも、またさまざまな運営面でも、当事者参加のもとで進められてまいりました。これにかかわって、ちょっと二点伺いたいんです。 その際、当事者参加でど……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 私は、日本共産党を代表して、障害者総合支援法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。 本法案は、附則三条に定められた見直し規定に基づくものとして提出されました。しかし、本来求められている骨格提言に基づく改正とは言えません。支援から漏れる谷間の障害については未解決です。支給決定のあり方、報酬支払い方式、国庫負担基準の廃止などの課題は棚上げされました。さらに、障害者の尊厳を傷つけた応益負担はそのまま引き継がれています。障害者、家族の求めていた内容とは大きくかけ離れ、その願いに背を向けたものと言わざるを得ません。積み残された課題に手をつけずに……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 冒頭、熊本地震対策について伺います。 障害福祉サービスの事業所の報酬は日割り計算です。被災地では、発災後、利用者が通所できなかった四月の後半、報酬が請求できず、このままでは運営費が激減をして、存続の危機に立たされるという事業所も少なくありません。 利用者二十六人のある施設は、通常の給付が月二百五十万から三百万円のところ、四月計算分は百二十万円程度の減額になりそうだといいます。このままでは七人の職員の人件費が払えない。 当然、その間は職員は必死で働いていたわけです。地震直後から、通所利用がなくとも、利用者の安否確認、避難所での生活支援、障害が……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 東日本大震災から五年が経過をいたしました。まだ現地は本当に、復興は道半ばにも至らないような深刻な現状がある、厳しい現状があると思います。復興は、そして被災者の生活再建は、決して年限、時間では区切れるものではないと言わなければなりません。これは、二十一年前の阪神・淡路大震災の被災者としての私自身の実感でもあります。 大臣に冒頭お伺いしたいんですが、二〇一三年に、大規模災害からの復興に関する法律が成立し、災害対策基本法が改正されました。その審議の際に、我が党の高橋千鶴子議員の質問に答え、当時の古屋防災担当大臣がこれらの法律の基本理念について、被災者……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 発災から一カ月余りが経過しました。先日も、避難所での食事改善の通達が改めて出されるなど、避難所での生活改善自体にまだ課題が多く、これから梅雨入りして暑くなるだけに、一層強化が求められます。 視察先の益城町で、壊れた住宅から和服などを取り出して整理していた女性が、申し込んで当たればいいけれどもと漏らしていましたが、仮設住宅ですね、必要な被災者にしっかり建設していくということも大事です。住宅や生活再建へ向けた本格的な支援も、今後もちろん必要になってきます。 被災者一人一人の生活再建へ、文字どおり課題は山積していると思います。そういう意味でも、国の……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 安倍政権が掲げた介護離職ゼロについて質問をいたします。 私も、この間、介護と仕事の両立で苦労されてきた方のお話を伺ってまいりました。要介護五の母親を在宅で介護していた男性は、週六日のデイや月十四日のショートステイを利用、仕事と両立させるためには保育園並みの時間帯を預かってもらうことが必要で、保険外サービスを自費で利用し、費用負担が月十三万円にもなったといいます。こんなことはとても続かない。かといって、仕事をやめれば収入が途絶え、貧困のふちに立たされる。親子共倒れになりかねない。 介護が必要になっても高齢者が安心して暮らせるとともに、離職を迫ら……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。 きょうは大臣所信に対する質疑ということで、一億総活躍の中でも位置づけられております保育の問題について質問をしたいと思います。 総理は施政方針演説で、「保育の受け皿整備を加速します。」というふうに述べておられます。しかし、なお待機児童がふえ、この間、保育園を落ちたのは私だと、お父さん、お母さんたちの声や運動が一斉に広がっていきました。 国はその世論に押されて、九月二日に、いわゆる隠れ待機児童の数を発表いたしました。それによると、ことしの四月一日現在で、待機児童は二万三千人に対して、いわゆる隠れ待機児童数はその約三倍の六万七千人もいるとい……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 早速、質問に入らせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 交通事故などが原因で受けた脳への軽い損傷が重い身体症状などを引き起こす軽度外傷性脳損傷、MTBIと呼ばれています。これに苦しむ患者さんが少なからずおられます。 軽度といっても、症状が軽いのではなくて、事故のときの意識障害の程度が軽いというだけであって、その後の後遺症として、頭痛や目まい、体の激痛、手足の麻痺、視覚、味覚障害、排尿障害など、日常生活に大変な支障を来して苦しんでおられます。 また、CTやMRIなどの画像所見に写らないために、周りの理解が得られなかったり、また、そのこ……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。 質問させていただきます。 今度の法案、政府は将来世代の年金確保のためというわけですが、今、若い世代の中では、この間の雇用の規制緩和のもとで非正規雇用が広がっております。それこそ無年金、低年金の予備軍が多く生み出されています。本当に将来の年金を確保するというんだったら、これまでの雇用政策を改めて、若い世代の中での正規雇用を広げ、賃金の引き上げ、そして均等待遇などのルール化を進めて、人間らしい雇用と暮らせる賃金を保障する、これが大事だと思います。この委員会でも議論があったと思います。 今度の法案では、今も少しありましたが、年金水準の確保の……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。 きょうは、皆さん、本当に貴重な御意見、ありがとうございます。限られた時間ですので、早速質問させていただきたいと思います。 まず初めに、藤田参考人にお伺いしたいと思います。 今回の法案を、政府は、将来世代の年金の確保のためだ、こう言って説明しております。しかし、よほど経済状況がよくならない限り年金は下がるということは確実ですし、経済状況がよい場合でも、マクロ経済スライドが発動されてカットされていくという仕組みであります。それによって改善されるという中身も、マクロ経済スライドの調整期間、短縮はわずか一年、所得代替率の上昇効果も〇・三%だと……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは、がん対策にかかわって、最初に幾つか質問させていただきたいと思います。 きょう、ようやくこの後議題となりますがん対策基本法改正案では、がん患者の尊厳を保持し、安心して暮らせる社会の構築を基本理念に書き込み、予防と検診の推進、患者と家族の療養生活の質の向上、研究の推進、就労、雇用と学習への支援などが盛り込まれています。私の事務所の部屋にも患者団体の皆さんから、何としても成立をということで連日たくさんファクスが届けられておりまして、まさに患者、家族の皆さんの願いに沿ったものとして、ぜひ成立させていきたいと思っております。 同時に、このがん……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。 改めまして、犠牲になられた方々、そして被災者の皆さんにお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。 とりわけ二人の町長におかれましては、発災時、文字どおり不眠不休の救援活動に当たられたことでしょうし、今後も復旧復興へ向けて本当に重責を担っておられることだ、その思いを十五分ではとても語り切れない、そういうことだろうときょうは聞かせていただきました。 それだけに、私は国の支援は本当に大事なんだと思っています。伊達町長からは、とりわけ人的、財政的支援ということで強調もされました……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは、介護の問題について質問させていただきたいと思います。 大臣の所信表明で、住みなれた地域で安心して暮らし続けることができるようにということで、地域包括ケアシステムを強化する法案を今国会で出したんだということがありました。その法案には、一定の所得のある方への介護保険利用料の三割負担が盛り込まれております。 一昨年八月には、所得や預金がある程度ある方への利用料二割負担の導入、それから、施設利用時の食費、居住費補助、いわゆる補足給付、これの打ち切りが行われたばかりであります。 まず厚労省に伺いたいんですけれども、このときの影響をどうつかん……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 先週金曜日、三日の日の続きということで、介護の総合事業について引き続いて質問させていただきたいと思います。 前回は、報酬が下げられた基準緩和型サービスを専門職が担わざるを得なくなっていること、そのもとで事業所が疲弊をし、専門職の処遇悪化が起こるということを指摘してまいりました。その中で、大臣は、専門性がある方が専門性のない仕事を担ってしまっていることが問題だということもおっしゃいました。 要支援の方々への生活援助は、専門性が必要のない仕事ではありません。専門性を否定して、基準緩和だと、安上がりの担い手をつくること自体が、介護職全体の賃金や地位……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。 本日は、お忙しい中お越しいただきまして、また、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。 早速質問させていただきたいと思います。 最初に、岩村参考人に伺いたいと思います。 失業給付に係る国庫負担についてであります。 私は、減らすのではなく、やはり給付の拡大に使うことが必要だと考えております。 今、本則の五五%にまで下げられた国庫負担のあり方については、これまでの部会報告や国会決議で、できるだけ速やかにとか、早期に本則に戻すということが指摘され続けてきました。ところが、今回の部会報告では、基本的にはこの立場に立つべきだとしな……
○堀内(照)委員 日本共産党を代表して、雇用保険法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。 まず、多岐にわたり、また重大な内容を含んだものを、年度内に成立が必要とされる法案と一くくりにし、極めて短い審議時間で採決することに厳しく抗議をするものです。 本法案に反対する理由の第一は、失業給付に係る国庫負担金を二・五%と、本則の十分の一にまで削減することです。 積立金が過去最高の六兆四千億円まで積み上がったのは、保険財政の悪化を理由に、給付日数や給付額を大きく減退させたことによるものです。 雇用情勢は改善しているとしていますが、数字とは裏腹に、求人の大半は今も低賃金の非正規、不安定雇……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 先日の本会議での質問に続きまして、きょうは法案の質疑で幾つか質問させていただきます。 介護保険をめぐっては、この間の負担増と給付の抑制によって、高い保険料を支払いながら、いざというときに介護保険を利用できず、家族依存が増してきた、そういう中で、介護離職や介護殺人などの問題が社会的な問題になってきたと思うんです。当初目指された介護の社会化とはほど遠い現実が横たわっていると言わなければなりません。 しかし、今度の法案は、国民的に解決が求められているこれらの課題に向き合わず、介護保険制度の持続可能性を名目に、一層の負担増と給付抑制に拍車をかけるもの……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。
先週に引き続きまして、法案について質問をさせていただきたいと思います。
きょうは、まず初めに介護医療院についてであります。
これは、住まいの機能を確保した上で、医療機能を内包した新たな施設類型だとされています。
大臣は、私の本会議での質問の答弁で、療養病床で提供される日常的な医学管理やみとりやターミナルケア等の機能は重要だとおっしゃいました。ならば、なぜ二〇〇六年に介護療養病床の廃止を決めたのか、これをまず初めに大臣に伺いたいと思います。
【次の発言】 医療と介護の役割の明確化ということで最初進められたわけですけれども、介護療養病床の入所者……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは、貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。 時間に限りがありますので、全ての皆さんに御意見を伺うことができないことを初めにお断りしておきたいと思います。 初めに、山田参考人に伺いたいと思います。 今度の法案では、自立支援、重度化防止へ、自治体に介護度改善などを指標にして財政的インセンティブまで与えようとしております。介護保険からの卒業と称して必要なサービスを打ち切られたなどの問題も起こっております。こうしたやり方が、自治体が介護度を軽くするために窓口で認定を受けさせないとか、さまざまな利用抑制につながることにならないか……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。 きょうは、安倍総理に質問させていただきたいと思います。 本法案は、負担増のみならず、内容も多岐にわたるとともに、我が事・丸ごと地域共生社会づくりと一層の自助、互助を強め、福祉のあり方を大きく変質させる重大なものだと考えております。質疑の中で塩崎大臣も、大きな転換だということをおっしゃっております。まだまだ審議時間が足りないと思っております。そのことを冒頭に述べさせていただきまして、質問に入りたいと思います。 利用料の、一部所得の方、三割負担が盛り込まれております。二割負担等、前回の負担増の影響についてまともな検証もないじゃないかとこの……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは、認定こども園の問題について、内閣府にもお越しいただきまして、質問したいと思います。 兵庫県姫路市の認定こども園わんずまざー保育園が、市の利用調整を経ない私的契約児を受け入れるなどの法令違反で、施設給付の対象である特定教育・保育施設の確認取り消しになりました。子ども・子育て新制度が始まって以来、初めての認定取り消しと報道されました。四十数人分の食事を七十人ほどで分ける給食の写真がショッキングに報道もされました。 処分した姫路市の取り消しの文書を見ますと、私的契約児の受け入れ、つまりこれは定員超過になるわけですから、面積基準や保育士の配……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。
きょうは、大きく三点質問したいと思っています。
熊本地震から一年余りがたちました。生活再建はまだまだこれからという状況だと思います。きょうの一点目は、被災した生活保護受給者にかかわる問題です。
生活保護を受けておられる方が被災で失った家具、家電などの支給、これはどうなっているのかということをまずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 熊本では一部損壊の方が非常に多かったわけであります。
それで、今いろいろありましたが、家具什器費の問題を資料の一枚目でつけておきました。
一枚目の右側、ちょっと下線を引いたんですが、災害に遭って……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 法案の審議ということで質問させていただきます。 この法案は、児童虐待の対応にかかわって司法の関与を強めるというものであります。具体的には、第二十八条措置にかかわって家庭裁判所の関与を規定するとともに、一時保護の審査についても、親権者等の意に反して二カ月を超えて一時保護を行う場合に、家庭裁判所の承認を得なければならないようにするといったもの等々であります。 親子の分離介入と再統合支援という複雑な機能と役割を持つ児童相談所の業務の困難さというのは、従来から指摘をされておりました。そして、司法の関与の必要性も指摘されてきたところです。親権停止を創設……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは、貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。 私の方からも、幾つか質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、吉田参考人に伺いたいと思います。司法関与のあり方で、一定、今回措置をするということですが、今後のあり方ということでちょっとお伺いしたいと思っています。 今回は、一時保護を二カ月以上継続するときに親権者の同意のない場合、それから二十八条措置で関与ということでありますが、私、非常に大事だなと思ったのは、分離ということだけではなくて、在宅支援ということで、参考人が言われましたように、相談の九〇%が在宅であって、そ……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは、ちょっと盛りだくさんでお願いをしておりますので、早速質問に入らせていただきます。 まず初めに、後期高齢者医療保険料の算定誤りの問題についてであります。 昨年末、後期高齢者医療保険の保険料の均等割部分の軽減判定が誤っていることが判明をいたしました。そして、公表されております。驚いたことに、制度発足以来、誤っていたんだと。しかも、二〇一一年以降、問い合わせがあり、誤りを認識していながら、公表もせず、個別対応で済ませてきた。このたび、ようやくシステム改修へということなんですが、誤って賦課していた被保険者に対しては、徴収過大の方には速やかに……
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。 きょうは大きく三点お伺いしたいと思っております。 まず第一点目は、一月以来の大雪被害に対する支援についてであります。 この雪では、京都や兵庫、滋賀、そして鳥取など近畿、山陰を中心に、特に農業用ハウスなどに大きな被害が発生しております。私がつかんでいる範囲で、被害額は、京都で七億円以上、兵庫で五億円以上、滋賀約二億円、鳥取八億円以上と聞いております。 兵庫県の丹波市に私は伺いまして、市当局や同市で直接被害に遭った方にもお話を伺ってまいりました。二十数年ぶりの、ふだん降らないところで大量に降った。しかも、一晩で一気に降って、本当に打つ手がないま……
○堀内(照)分科員 日本共産党の堀内照文です。 臨時的任用の教員にかかわって質問をしたいと思います。 各地の学校で、産休、育休や病休などの教員の代替配置ができないという事態が生まれております。先生がいないために、生徒に自習をさせたり、定期テストが行えないなど、子供の学習権を保障する点から見ても放置できません。 全日本教職員組合の調査では、例えば、香川県内の中学校で理科の教員が病休になるも、講師が県内に一人もおらず、ある学校では体育の教員を配置し自習で対応したとか、静岡市内の小学校では病休のかわりに家庭科の教員が担任に入ったことで担当学級の家庭科の授業ができなかったですとか、大阪では代替講……
○堀内(照)分科員 日本共産党の堀内照文です。 環境省が実施する石綿暴露者の健康管理に係る試行調査についてお聞きしたいと思います。 環境省は、幾つかの自治体において、このアスベスト被害について、二〇一四年度まではリスク調査、その後は今のこの試行調査を行っております。伺いたいのは、この試行調査に係る費用負担の問題であります。 リスク調査のときには、CT検査とその後のレントゲン検査の費用を全て環境省から出しておりました。しかし、この試行調査では、全額出るのはCT検査のみで、レントゲン検査は、市町村の肺がん検診に乗っかる形で、自己負担分は環境省から出ますけれども、残りは自治体負担となっておりま……
○堀内(照)分科員 日本共産党の堀内照文でございます。 きょうは、地元の神戸で起こっておりますJR元町高架通り商店街の立ち退き問題について質問をさせていただきたいと思います。 偶然か、偶然でもないですけれども、委員長席と答弁席と、兵庫県神戸の出身の方がほとんどでありまして、なじみもあるかと思います。 この商店街ですが、神戸の中心街にあるJR元町駅からその西の神戸駅にかけて、およそ一・二キロにわたる高架下におよそ三百店舗が営業しております。通称モトコーと親しまれておりまして、古着や雑貨、またレコード、古本屋、昔懐かしい玩具を扱うお店やワープロなんかもあるような中古家電、と思えば、中華料理屋……
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