このページでは原孝吉衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○原孝吉君 福島縣の會津における漆器は、言うまでもなく日本有數のものといつても過言ではないのであります。輸出の對象ともなり、見返物資の對象ともなつております。殘つた品物に對しましては全國津々浦々に販賣しておりますが、その公定價格は二十一年度における公定價格がきまつたそのままで、五割の物品税を課されておるということは、千五百人の漆器の職工が非常に困まつておるのであります。つきましては物品税を二割にしてもらいたいということが本請願の趣旨であります。本來ならば免税をしてもらいたいのでありますが、いかぬとなれば二割に引下げられるよう切望するのであります。各委員におかれましてもぜひ採擇をお願い申します。……
○原孝吉君 今般仙臺市に高等裁判所が設置されるにあたりまして、支部を福島縣の中央たる郡山に設置してもらいたいというのが趣旨であります。經濟上、交通上から見て、福島縣の中央にある郡山市は、工業都市であリまして、鐵道の線路は五本ありまして、磐越西線といたしましては、會津、新潟と通じており、東線といたしましては平方面、南は水戸市に通じておる。郡山市といたしましては、小さな町であつたのでありましたが、福島縣の中央に位いたしまして、工業都市として、ますます人口が増加し、さらに今日では大體七萬を算えるくらいの人口に相なつたのであります。資料がまだ參りませんが、そのうちに郡山市からこまかなことを書き添えて、……
○原投票管理者 はなはだ僭越でありますが、年長のゆえをもちまして、しばらくの間委員長席を汚させていただきます。これより委員長の選擧を行います。
【次の発言】 ただいまの動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて本間俊一君が委員長に御當選に相なりました。委員長本間俊一君に本席をお讓りいたします。
○原(孝)委員 各省別の水害對策の問題は概括的に聽いたのでありますが、でき得るならば各縣別の資料をいただきたいと思うのであります。來たところも來ないところもあるのでありますが、この次の委員會までに、どこそこの縣は倒壞家屋が何ぼで、全然役に立たなくなつた畑地がどれくらいあるかというような資料をいただけますよう、希望を申しておきます。
○原孝吉君 福島縣の會津高田町に人口がますます増加いたしてまいりますのに、郵便局は停車場前から約一キロ半に及ぶ所にありまして、はなはだ不便を感ずる次第でありますがゆえに、高田町の驛前に郵便局を設置してもらいたいというのが請願の理由であります。そこにできますと、近村の者も非常に便利がよくなつて助かりますので、各位におかれましては御採擇あらんことをお願いする次第であります。
○原孝吉君 福島縣の高等商業學校は、東北唯一の經濟專門學校でありまして、大正十一年四月初めて入學をさせたものでありまして、引續きましてここに二十五年間を經過いたしまして、經濟專門學校といたしましては東北にはなかつたのでありまして、福島經專がここに二十五年を經過しておるのであります。つきましては、内容に至りましてもそれぞれ、準備はもちろんのことでありまして、この際ぜひ大學に昇格をお願いしたというのが趣旨であります。こまかな資料はまだ參りませんので、外郭だけ申し上げまして、あとからこまかな資料を申し上げることにいたしまして、委員におかれましては何とぞ採擇いたされんことをお願いいたします。結論だけ申……
○原(孝)委員 海運は御営でできるようなことになつておりますが、どういうことでありますか、御説明願いたいと思います。
それから日本海運集会所の状況はどうなつておりますか、これに対して御説明を願います。
【次の発言】 大臣がお見えにならないようでありますから、あとで御答弁を承つてもよろしいのでありますが、民主自由党單独内閣でありまする以上、運輸行政に対しても民主自由党の政綱政策が浸透されていなければならないと私は思うのであります。民主自由党の運輸行政政策というものは、自由主義を標榜する関係上、おそらく鉄道の國有國営なんというのは反対ではないかと私は思います。またさような政策を新聞紙上でも拜見し……
○原(孝)委員 委員長の選挙につきまして、動議を提出いたします。投票を用いずいたしまして、椎熊三郎君を委員長に推薦いたしたいと思います。各位におかれましても、御賛成あらんことを希望いたします。
○原(孝)委員 多田野村から中野村通ずる道路は一名三森峠道路と言つておりますが、この道路は縣道になつておりまして、昭和元年より縣会でたびたび問題になつておりましたが、なかなかその運びに至らなかつたのでありまして、この道路は平より郡山、郡山より多田野、多田野から中野に行きして会津に通ずる道路でありまして、その間には猪苗代湖水がありまして、中野村ほか四箇村は郡山に出て來るためには猪苗代の東の方を通るのでありますが、冬になれば十月よりはまつたく絶縁状態になり半年間は交通は遮断されるのであります。それがために産業はもちろんのこと、大変な損害を五箇村はこうむつておるのでありますが、その道路ができますと、……
○原委員 渡良瀬川は群馬縣、栃木縣、埼玉縣及び茨城各縣下にわたる利根川水系の最大の支川であるが、年々洪水による被害が多く、殊に昭和二十二年に未曽有の惨害を惹起した。政府においても、これが対象として復旧工事に着手しているが、本川の現状を見ると、山岳地帶より流出する土砂礫による河底の上昇がはなはだしく、洪水氾濫の根本原因となつているから、この際下流の改修工事と相まつて上流福岡村東村、里保村一帶に砂防工事を施行せられたい。
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