このページでは小沢専七郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○小澤(專)委員 その中の工業權と著作權はどうなつておるのでしようか。
【次の発言】 それから會議が完了した後の著作權とか發明權、これは自由なのですか。
○小澤(專)委員 今の八並君からのことは、われわれも最善の努力を盡すということにしまして、私は日程第一で質問されたことについて、參考意見をちよつと述べたいと思うのですが、加藤委員その他もう一人の方の質問に對して、政府委員は各自答辯したようでありましたが、はたして加藤委員竝びにもう一人の方の質問に對して、御兩所ともはつきりと氣持のいい納得がいつたかどうかということを、私は今疑問に感じておるのであります。殊に後者の御質問などは、いわゆる國際信義の原則に則つてやらなければならぬということは、大藏大臣のみならずわかりきつたことなのですが、はたしてその國際信義に則り得るか否かということは實際政治、實際運……
○小澤(專)委員 この際大臣にお尋ねをし、またお願いをしたいことは、ただいま宇都宮君からもお話の通り、きわめて水産事業は貧困の立場にあるのでありまして、これを解決する途はいろいろな方法――もちろん資材の不足もございましようけれども、まず大局的にこれを論ずるならば、あまりに政府は消費という面にとらわれすぎて、生産に積極性を欠いておる。要するに、いかなるやみ太りであつても、一日にまぐろ、かつおのさしみを一ぺんずつ食う者はないので、結局配給の確保は生産の高揚にまつより途はない。ただいたずらに法規ずくめで、その行過きが無知な漁民の連中に対して何か脅怖の念を與えて、これが生産の積極性を欠くということにつ……
○小澤(專)委員 私はまず第一に、最も重大であるべき水産事業、その基盤である港湾、漁港及び船だまりのことにつきまして、現在の金で十億くらいの金は、はたしてそれほど大きな金であるのかどうか。かつてわれわれの記憶しておる健全な通貨の安定時代に比べるならば、約二百倍に上昇しておるこのインフレ状態における通貨價値において、一つの小さな事業を行うにすら及ばないような、十億程度のこの予算を本委員会が政府に要求することについて、われわれは少くとも確信をもつて、その要求額の最低の線と決めて、これは強硬に要求すべきものと私は確信をしております。もちろん現在の國家財政の窮乏することは、本委員のみならずわれわれすべ……
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