このページでは飯村泉衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○飯村委員 理事はその数を六名とし、委員長において御指名あられんことを望みます。
○飯村委員 私は民主黨を代表いしたしましてこの兩法案に贊成いたします。山崎先生のおつしやつたように、それを動かす人の氣持、人の手段、手法、そういつたものに熱意と努力がもたされることが必要であらうと思います。この法案がりつぱに成長せられるように希望いたしまして終ります。
○飯村委員 ただいまでき得るならばということは、できるようにさせるのがほんとうでないかと思う。關係方面のことも、私はもう少しその内容、親心を察すベきでないか、特別にこの傷痍軍人に對して、これだけの親心をもつて許可をしてくれたのであるから、さらにその特別な親心を生かして、できる限りにおいて傷痍軍人の恩給に對して、大幅の増額をするようにやるのがほんとうじやないか、そう私は思います。すなわち傷痍軍人はこういうように生かしてよいという親心を十分に生かさないで、逆に壓縮してしまつている感情を私はもつ。それと現在の恩給が階級等差になるように考えられることも、一面考えられますが、それはその個人の能率や生活程……
○飯村委員 ただいま有田委員の御質問で、有田代議士がうるさいからこれを許可した、あるいは許可しないというようなお話がありましたが、厚生當局は實際にそういう事實があつたのですか。
【次の発言】 そうすると、ただいまの有田代議士の質問は詭辯を使つたということになりますか。
【次の発言】 有田委員のただいまのお話、また厚生大臣のお話で大體意味はわかりました。しかし私の質問したことは、決して言菓尻をとらえてというような意味でなく、あるいは實際にそれが行われたとすれば、これは大きな問題であると思つたからであります。從つて有田委員の先ほどの質問中には、こういうような言葉が出ておりますから、委員長において速……
○飯村委員 小委員長は委員長において指名決定あらんことを望みます。
【次の発言】 厚生大臣にお伺いしたいのですが、先般の委員會におきまして恩給局長は、傷痍軍人に對する恩給竝に賜金の算定基準を改訂増加することはできないと言明せられたのでありますが、その根據はどういうふうなところにあるのか、私らには了解できないのであります。傷痍軍人の待遇は一般勞働者の最低限度において容認せられている。しかるに一般勞働者の最低限度は相當大幅に値上げをされているにかかわらず、傷痍軍人だけは今度なお八十圓、大將において五百圓ということの限界にあるというのは、いかがかと思われるのであります。殊にその階級等差でなくて、給與……
○飯村委員 醫務局長さんにお話したいのですが、十一日の朝日新聞紙上に宮城縣の大河原で開腹手術中に停電のために死亡した。その理由は停電かどうかはつきりわかりませんけれども、それに對してもああいう場合、病院としては何かほかに電氣の用意というものは全然させないでおくのですか。そういうことをちよつとお伺いしたいのです。
【次の発言】 あの記事でありますが、いわゆる配電所との連絡ができておつて途中で消えたようでありますので、その點さらに關係者の調査をお願いしたいと思います。それからあの途中で時間的にどのくらいの時間がかかつているかという點も御調査をお願いいたします。
○飯村委員 兒童が心身ともにりつぱに育成されるという大きな夢をもつこの法案に對しましては、私は非常な喜びをもつものでありまして、またこの法案がうまく實行されるかどうかということも、それを扱う人いかんにあるということもよくわかるのであります。しかし私はりつぱな人であつても、なおこの法案の眞價を發揮できないようなことがあるのではないか、このように考えますので、その點をお伺いしたいと思います。 それは五十四條の費用の點でありますが、五十四條に、第二十二條、第二十三條の費用を期限を指定して、本人またはその扶養義務者から徴收しなければならないとあるが、これはもちろん國庫の補助があつたその殘りと思われま……
○飯村委員 一般の恩給の増額については、いろいろ他の面とのことがありますので、その御趣旨はよくわかるのですが、ただそのうち傷痍軍人の恩給の問題については、これは一般の問題と切離して考えていただきたい點が多々あると思うのであります。それは現在の傷痍軍人の受けておる恩給の基礎というものが、いかに零細なものであるか。あの基礎が他の俸給者の現在における俸給の基準と比較しますときに、何十分に一に當つておるかという問題も私は考えておるのであります。この點におきまして、傷痍軍人の恩給を至急に増額せられることは、決して他の恩給を上げるということの現在の困難さとは比較にならない安易さがあるのじやないか。現在の傷……
○飯村委員長代理 日程第五、引揚者生存權保彰竝びに戰争犠牲の公平なる負擔に關する請願、文書表第二七四號、紹介議員庄司彦男君。
【次の発言】 日程第六、傷痍者の保護に關する請願、文書表第三二三號、紹介議員竹田儀一君。
【次の発言】 日程第八、國民健康保險組合に關する請願外一件、文書表第三六三號、紹介議員小野孝君。
【次の発言】 日程第九、引揚者の援護に關する請願、文書表第五一八號、紹介議員庄司彦男君。
【次の発言】 日程第一〇、傷痍物の保護に關する請願、文書表第五六〇號、紹介議員竹田儀一君。
【次の発言】 日程第一一、戰歿者及びその遺族竝びに傷痍者等の待遇に關する請願、受田新吉君紹介、文書表第五……
○飯村泉君 西郷村は茨城縣東茨城郡にありまして、本縣の西北部に位する山間の村でありまして、縣内でも屈指の大村でありますが、未だに郵便局が設置されておりません。五百戸三千人の農民が非常な熱意をもつて昨年請願を出しまして、次年度に考慮するという囘答があつたのでありますが、そのままになつております。この村の状態は隣接の郵便局との最短距離が一里ありまして、他は二里以上でございます。この最短距離一里の郵便局に達しますのには一泊しなければならないような状態であります。この村は山脈の中間にありますために、とうてい一日では行つて歸れないような所であります。他の郵便局に達しますにも、一日がかりでいくような状態で……
○飯村委員 晴嵐莊の問題につきましては、各位からもいろいろお話があり、かつまた調査員の派遣されるということにつきましては、さらに実地調査の結果に基いて適当な処理をすることができると思いますので、この問題でなく、ただそれで私氣づいたことでありますが、この療養所におきまして相当期間滯在して、社会に出てある程度十分な体力を持つた者を、莊長の権限によつてその病院を退所させる規定がないというようなことがわかつたのでありまするが、これを考えますと、次々と相当の患者が街におるのでありまして、この患者を收容することができなくなつている。片方はいつまでもいつまでもそこに留まつておるというのに、片方では、はいりた……
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