このページでは菊池豊衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○菊池(豐)委員 當局の説明によりますと、造船計畫の約三分の一、許可の半ばに達しない状態である。しかもそこへもつてきて第四次の造船計畫がストツプを食つた。これは相當水産業にとつてゆゆしい問題だと思うのですが、この仕事の進捗せざる原因の一つとして、當局は資材、電力、食糧等の難澁に原因を認めておりますが、先ほど各位の御質問を總合いたしましても、私ども單に縣廳内で造船計畫を立てましても、今委員長の言われるように、水産、商工、林業さらに最近は建設この三つの課を通し、さらに木造の造船組合とか、あるいは水産業組合とか、中央に行つても中央のそれぞれのそういう統制組合等、實に十二箇所の難關を突破して、そうして……
○菊池(豐)委員 運輸省方面で三十一億とか内務省開拓方面で四十億とかいう非常に厖大な豫算をとられておるのに、水産局の方でさつぱりとつてもらえないということは寒心にたえないと思います。殊に御説明のうちにもありましたが、セメントの割當についてどの程度の見透しをおもちになつておるかということと、金融制度についての何か特別の確たる御信念が當局においておありになるか、この二つの問題が、かりに豫算をとつたとしても漁港修築の進捗を阻む隘路になつておる重大な點だと思います、この點について御説明をお願いします。
○菊池(豐)委員 大津漁港修築擴張の要望は、御承知のごとく請願、陳情あるいは建議等、過去數年にわたつて連續的に行われ來つたのでありまして、その重要性をここに格別反復御説明する必要なしと確信して省略いたします。要するに天然の良港といたしまして、ごく僅少の費用をもつて最大の效果あらしむるために、從來のような二階から目藥的な豫算でなくて、この際畫期的に一氣呵成に比較的僅少の豫算を、繼續豫算でなくて、一時に支出することによつて相當の效果を收めたいと思います。先般來委員長初め委員會當局等の調査によつて、その内容竝びに状況はすでに御確認なすつておられることと思いますので、最も急速なる實施によりまして、地元……
○菊池豐君 事は茨城縣と埼玉縣をめぐりまして、昨秋の洪水の際に起つた事件でありまして、内容の片鱗を申し上げて御判断を乞いたいと思いますゆえんのものは、かようなことが繰返されますると、社会事業の円滑なる、健全なる進行を阻むと存じまするがゆえに、委員長並びに当局の重大なる関心を喚起いたしたいと思うのであります。金はわずか二百万円そこそこのものでありますが、たとえて申せば、隣人愛において供出いたしました一戸一点の数千点の物資を、水汚救援交付金の中に買上げたと称して申請しております。また当局はこれを公告いたしております。その他幽靈の物資等もを非常に莫大なるものがありまして、このことがいかにも進駐軍の耳……
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