このページでは金子益太郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○金子委員 現在石炭の國家管理案をめぐりまして、問題が非常に重大化しております。こういつたような石炭事情が非常に重大化しているときにあたりまして、石炭を最も使うものが國鐵であります。この國鐵の石炭を使う部面から見ましても、國鐵の電化を早急にいたしまして、石炭不足を補うばかりでなく、輸送その他の點についても、十二分に所期の効果をあげるようにするのが、現在の日本のとるべき途ではないかと考えております。そういつた意味から申し上げまして、今政府は國鐵のうち、どの程度に電化を進めておられるのか、あるいはまた計畫中のものはどの程度のものかという點について、詳細に御説明願いたいと存じます。特に今進行中のもの……
○金子委員長代理 これより會議を開きます。
本日は請願を審査いたします。
日程第三、地熱發電の即時實施に關する請願、坂田道太君ほか一名紹介、文書表第一四八四號を議題といたします。まず紹介議員の説明を求めます。紹介議員坂田道太君。
【次の発言】 次に政府當局の御意見を伺います。古池政府委員。
【次の発言】 本請願に對する質疑はありませんか。――質疑はないようであります。本請願の採決は後囘しとして次に移ります
【次の発言】 日程第五、奧尻村に水力發電施設設置助成の請願、冨永格五郎君紹介、文書表第一四九二號を議題といたします。まず紹介議員の説明を求めます。紹介議員冨永格五郎君
○金子委員 紹介議員の川合君が見えられませんから、代つて御説明申し上げます。本請願の要旨は、昨年末よりの電力事情は主要産業である織物業界にも極度の制限を加えているが、先般綿スフ織物業者のみは輸出織物のゆえをもつて大幅の電力割当を受けている。しかるに同一組合員でありながら絹人絹織物業者は内需織物なるのゆえをもつて一馬力当り五十キロワツト時内外の割当しかなく、指定生産数量の一割生産もできない状態である。ついては報奨物資用並びに國民衣料切符の裏付として最も必要な絹人絹織物業者に対しても電力割当を増加されたいというのであります。何とぞ御審議の上御採択くださるよう、よろくお願いしたいと思います。
○金子委員 このたび森林資源造成法の一部を改正する法律案を提案されまして、從來の三億円をさらに増額する計画に対しましては、私どもは喜んでおる次第でありますが、しかしこの増林計画によりまして、今日まで濫伐に濫伐を重ねた森林の育成というものがはたして期待できるかどうか、その確信をもつておいでになるやいなやという点をひとつ御説明願います。 それからこの増林計画をやつていく反面において、今日の薪炭事情から見まして、さらに濫伐が続くのではないかと考えております。最近私どもが地方に参りまして、特に山間に行つてみますと、もうあと二三年で日本の山は非常な危險に陥る。このまま濫伐を続けていくならば、今後起る洪……
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