このページでは鈴木強平衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○鈴木強平君 本請願の要旨を申し上げます。伊勢崎市は本年九月の水害により、各河川の橋梁護岸及び道路その他に多大の被害を受けたので、治山治山、砂防工事の根本施策を樹立するとともに改修竝びに廣瀬川と荒砥川の合流點より茂町地先までの河川改修工事を施行する等のため、國庫補助を願いたいというのであります。何とぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 去る九月十五日の大水害は全縣下を襲い、その被害はまことに甚大なるものがありまして、當郡市においては廣瀬川、粕川の洪水氾濫による被害は甚大であり、これが復舊は並々ならぬものがあります。しかしてこれ等復興の第一要件でありますところの廣瀬、粕兩川の一部に對し、一……
○鈴木(強)委員 去る委員會で本案に對する附帶決議が決定されました。まことに各條項とも適宜であろうと存じます。そのうち二、三の點においてもう一度これについて御審議願えれば、委員會の決議といたしまして一層完璧を期するであろうと思いまして、意見を述べたいと思います。きめられましたうちの第三項の問題でありますが、「配給機構の全面的改正を行い」という點について意見を述べたいと思います。「配給機構の全面的改正を行い燃料統制組合の外各府懸農業會及森林組合、林産組合をして指定取扱をた為さしめ配給面の圓滑を期すべし。」という條項がございますが、この條項につきましては、私は附帶決議の當日に缺席しておりまして、今……
○鈴木(強)委員 本請願の趣旨を説明いたします。群馬縣利根郡古馬牧村、桃野村、薄根村、川田村の四箇村の水田二百五十町歩は、利根川及び赤谷川下流に灌漑用水路の取入口を有しているのでありまして、昭和十九年日本發送電の岩本發電所建設工事により、兩河川沿岸に堰堤が築造されることになつたため、まつたく作付不能の危機にさらされるに至つたのであります。この工事は一度中止されましたが、再開されて、近く完成することになつているので、前記四箇村に灌漑用水路築設工事が緊要となつたのでありますが、今日の窮迫した農村經濟ではとても負擔にたえないのであります。ついては速やかに該工事の救濟策を立てていただきたいのであります……
○鈴木(強)委員 上程されておりまする四つの法案につきましては、われわれはいつも法律をつくるときに、日本の國家はいかなるところに向くか、かような見地から法律をつくるべきであろうと思う。今回の公團法につきましては、國民の感情、思想にぴつたりしておらない。かような観點からわれれは三つの公團につきましては、八月三十一日以後三月の間たな上げしてきた。しかしこの問題は日本再建のために緊急やむを得ない、かような事情のもとに、これらの法案を緊急通さなければならぬという観點から、この問題について、民主黨といたしましては贊意を表するものであります。しかしながら、ただいま社會黨から發議されました本公團法に關する修……
○鈴木委員長 これより委員會せ開會いたします。
【次の発言】 石田委員長にお諮りいたしますが、各黨議にかけるにいたしましても、ある程度委員會においての具體案がないと、各派に交渉するに都合が惡いかと思います。參考までに申しますが、前年におきましては、總公共事業費に對しまして災害復舊費は三五・一%の割合になつております。本年はこの割合といたしますと、二百五十億に對しましては八十五億五千萬になりますし、二百七十億に對しましては九十四億五千萬になります。かような比率もありますので、今日は大藏省が出ておりませんけれども、主計局長は少くとも三三%になるのではないかということを漏らしております。その意味にお……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
ちよつと皆樣にお諮りいたします。去る四月十三日に海野三朗君、大澤嘉平治君、五月七日に大島義晴君が、それぞれ委員を辞任いたされましたが、三人の方はいずれも理事でありましたので、これよりその補欠選挙を行いたいと存じます。
【次の発言】 ただいまの田島君の意見の御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、上林與市郎君、菊池重作君、岡野繁藏君を理事に指氏いたします。
【次の発言】 去る五月末本委員会において決議いたしました事項につきまして、政府と折衝いたしました結果について御報告申し上げます。その第一は、災害費増額要望の件であります。現在までに予算に……
○鈴木委員長 ただいまより会議を開きます。 西次アイオン台風は、昨年関東、東北を襲つたカザリン台風にまさるとき劣らぬ猛威を振い、各地に甚大なる被害を與えましたことは皆様すでに御存じの通りであります。被害地におきましては過去一年間復旧作業に文字通り血のにじむような努力を続けてまいつたのでありますが、その努力もむなしく、復旧個所は一瞬にして烏有に帰したところが少くないのであります。ここにおきまして本委員会といたしましては、緊急にこれが対策を確立する必要に迫られ、本日皆様にお集まり願つたわけであります。 今日は、一松建設大臣も出席されておりますし、現地からも陳情團が見えておりますので、固苦しい質……
○鈴木(強)委員 インフレの高進と食糧不足は、われわれ國民生活を不安の深淵に沈ませています。敗戰日本の経済を再建するために種々の事を解決せねばならぬが、なかんずく食糧問題の解決は緊急を要する重大問題であります。 食糧を増産する方策は種々ありますが、現実問題として米食を主食とするわが國にとつては、まず水田農業の経営を高度化し、その生産を高めねばなりません。そのために農業水利改良及び土地改良等の農業土木事業を実施することが根幹をなす重要な方策であることは明らかであります。 殊に本群馬縣は從來より食糧消費縣であつた上に、昨年の大水害のため耕地は荒廃し、用水源は壞滅して、いよいよ食糧減産は必至の事……
○鈴木(強)委員 私は國土保全につきまして、総理大臣の御所見を承りたいと思います。私たちの知つておる友人が、しかも外國人が、多くジープに乘つて二時間も走れば、白砂青松の美しい海岸から緑の原を経て山紫水明の國に、心中豊かに遊べると言う。しかるに今日の日本の國土はどのようになつておるか。満身創痍ということがありますが、日本の國土は傷あとだらけであります。山は赤はだになり、われわれの愛する農村の田畑は荒廃しております。かような段階におきましては、日本の再建はとうてい考えられないのであります。今日このごろのように雨が降つておりましても、配電会社は電氣を止めております。このように雨が降つても電氣がないと……
○鈴木強平君 わが國の蚕糸業が終戰後すでに三年を経過せるにもかかわらず、なお依然として戰時中と同樣の統制下にあることは、ただに蚕糸業の健全なる発展を阻害するのみならず、日本経済の再建をはばむものであつて、はなはだ憂慮にたえない。一方繭生産者たる養蚕大衆の意向もすでに現在の統制機構より脱却して、自己の欲するところの販賣したき方向にある。かかる養蚕大衆の自由を束縛する統制の存続は、必然的にその生産意欲を低下せしめるばかりでなく、本年のごとき厖大なる予算に伴う租税の完納等はとうていおぽつかなき状態となる。ついては、斯業の発展と民生の安定のために、輸出向生糸及びその原料を除く蚕糸類一切の統制を撤廃する……
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