このページでは鈴木雄二衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○鈴木雄二君 水無川は神奈川縣丹澤山塊に源を發しまして、金目川に合流して相模灣に注ぐ川でありまして、流路は延長七キロ餘でありまして、つとに河川法準用河川として縣下の重要な中小河川でありますが、まつたく未改修の原始的河川であります。周知のように丹澤山塊は關東大震災と、伊豆の大震災によりまして、地盤が非常にゆるんでおりまして、その荒廢は極度に達しておるのであります。そしてその砂や石の流れますものは流域の諸川を埋めてしまいまして、いわゆる天井川の典型的な形觀を呈しておるのであります。その水無川の流域におきましては、本川の合流する金目川ほ縣中央部を貫流する重要な動脈であつて、この流域千餘町歩は本縣隨一……
○鈴木(雄)委員 先ほど鈴木委員が質問されたことについて、水産局長からお話になつたことを聽きますと、實際問題と理想問題と違うということであります。私はこの點についてもう少し水産局長の御意見を聞きたいのであります。私は實際に船に乗つておる者であります、實際違うとおつしやいますが、今轉換資本の連中がやつておりますかつお、まぐろの問題については、決してうまくいつてない、生産があがつていないということが言えると思います。それは一部においては言えるかもしれませんが、實際問題として非常に違うと思います。大體戰前においてのかつお、まぐろの状態といふのは個人の企業が多く、大資本家がなかつた。漁師が船に乘つて、……
○鈴木(雄)委員 空俵の問題ですが、全國の定置漁業の組合から定置漁業の必需品であるところの空俵を、今度農村に還元するというと、これが割當が少くなつて、定置漁業の網が張れないという状態に陥る大體ぶり網の大きなのを定置した箇所においては、一萬八千俵の空俵を使わなければ網が張れないということであります。夏網、秋網の小さいものにおいても、一萬二千俵くらいは使うという状態であるにかかわらず、今度農村關係からこれを農村へ還元しなければならぬという聲が高くなつて、定置漁業にまわつてくる空俵の割當が非常に少くなる状態に立至つているため、これでは定置漁業はその發達ができるかできないかという危機に面しておりますが……
○鈴木(雄)委員 小田原市に漁港を建設していただくことを請願いたしたいのであります。 小田原市は相模灣に面しておりまして、相模灣は全國でも有數な漁場をもつておるのでありますが、相模灣には良港が一つもないのであります。そしてそのために漁民があらゆる不便を感じておりまして、小田原市に漁港をつくることによつて、その近在の定置漁業からとれますところのぶりあるいはあぢ、さば、すべての魚が小田原市に集荷され、また小田原市を中心として遠洋漁業を營んでいる者は、港がないためによその港に行つて漁をする状態を續けておるのであります。最も有數なるぶり漁場であります米神という漁場は、年額相當量の漁獲をいたしますが、……
○鈴木(雄)委員 本改正案の質疑は前会をもつて打切り、討論を省略してただちに採決に入られんことを望みます。
○鈴木(雄)委員 委員長において指名せられんことを望みます。
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