松沢一 衆議院議員
23期国会発言一覧

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このページでは松沢一衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
松沢一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

松沢一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 国土計画委員会 第9号(1947/08/22、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 この機會に國土局長にお尋ねいたしておきますが、豫算が出れば十分仕事ができる。こうおつしやつておるのですが、昨年私たちは應急災害工事で國庫補助を、たとえば七割を八割に値上げすべしということで、議會を通過いたしたのでありますが、結果から見ると、八割にかりに増額はされたけれども、全豫算が少しも上にあがつていなかつた。こういうことを結果において見たのでありますが、どういうわけでそういうことをするのか。たとえば百萬圓の工事をするのに、七十萬圓補助をくれるというのを八十萬圓に議會が値上げをしたが、百萬圓の工事に八割の補助をしたということだけで、結局全體の工事からいけば九十萬圓に下つてしま……

第1回国会 国土計画委員会 第11号(1947/09/23、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 今度の災害について應急費が災害地では相當かかると思うのでありまするが、この應急費に對する金融、國の補助等の状況をひとつ知らしていただきたい。
【次の発言】 今囘の災害は、この前の東北の例を見ても同じようでありますが、事國家の要請のために、その土地の住民が災害のために苦しむという結果になるのでありまして、これはわずか五割の地方補助だけで濟ますべき性質のものではないと思う。殊に私は山梨縣で、災害の最も激しいところでありますが、山梨縣のごとき貧弱縣を、ただ單に過去の例がそうだからというだけで、應急費の補助なども五割だけで泣かしてしまうのもどうかと思うので、高率の應急補助についてもお……

第1回国会 国土計画委員会 第24号(1947/11/14、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 九月十四、十五日の兩日にわたりまして、關東一圓を襲いました颱風は、さずか二日間の短時日でありましたが、時間的降雨量から見ますれば、明治三十七年以來初めての大雨でありまして、本縣における最高雨量は五三〇ミリに達し、ために河川は急激に増水し、必死の防水作業も空しく、道路橋梁の流失、あるいは林野の崩壊または堤防の缺壞による耕地の流失等、その被害見込額はただいままでに判明いたしておりますものだけでも、總額八億二千三十八萬四千億圓の巨額に達し、内復舊を要しますもの、縣施設及び市町村施設を合し、五億二千二百九十四萬二千餘圓の多額となるのでありますが、本縣のごとく天然資源に乏しく、縣民の資……

第1回国会 国土計画委員会 第33号(1947/12/05、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 日本社會党は今回の建設院の設置に對しましては多大の不滿をもつておるのであります。われわれの理想からいけば、今修正意見として出された細野君の内容にもある通り、機構その他をもつと廣く包含して、もつて日本再建に資したいという考えをもつておつたのでありますが、時間の關係上機構改革の上に、どうでも會期の迫つたこの議會において通過させなければならないというやむを得ざることのために、私たちは将來に希望を残しまして、十條の字句の削除と十一條の字句の修正との修正案に贊意を表すると同時に、その他を除く全部の原案に對して賛成するものであります。

第1回国会 水害地対策特別委員会 第9号(1947/10/08、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 ただいま安本の御説明を聽いてどうもちよつと氣にかかつたのですが、災害復舊の上に、それぞれの官署が、あるいは各府縣が、復舊に當然必要だと、こういうものを要求したり、また關係省がそれに對して復舊の手段を講じたときに、専門的でないのた安本がことさらそれに腰かけて、何が安本が全體の實權を握つておるように私は聽いておつたのですが、また事實そういうことも今まであつたのです。一體今後も復舊工事に對して安本は限られた範圍の中で横暴するのかどうか。
【次の発言】 決して私は強いてそういうことを申し上げたのでないので、安本に今度の水害で二、三囘行つてみたけれども、往年の軍部の企畫院のごとく、なか……

第1回国会 農林委員会 第3号(1947/07/07、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 將來の委員會の運營で一言申し上げておきますが、御承知のように農林委員會は委員數も多いし、委員室が非常に狹いように見えるのであります。別の委員室に變更はできませんか。もしできないとすれば今日この机の配置をもう少し前に進ませて、餘裕のあるように一つやつてもらいたい、だんだん審議が複雜化してくると、とうてい後ろの者には私語が多かつたり、あるいは入り込んで暑さは暑いし、十分審議ができないと思います。委員會室を變更してもらうか、あるいはもう少し整備し、今度は傍聴も相當あると思いますので、その點ひとつ御考慮願いたいと思います。
【次の発言】 政府はなるべく早くいろいろな飼料を提出してもら……

第1回国会 農林委員会 第4号(1947/07/10、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 委員長、關連して、……
【次の発言】 今畜産局長の、日本の農業經營の將來についての御意見を承つたのでありますが、北海道の問題は別といたしましても、内地の農業經營まで、具體的な農業經營の包容力をもつて酪農を中心として、將來日本の農業經營を有畜農業化したい。こういう御意見でありますが、いささか私は日本の將來の農業經營、いわゆる有畜農業經營という上に異存をもつております。あなたは現下緊急を要する日本の食糧問題を控えて、牛とか馬とかいう大きな家畜を中心とした有畜農業をお考えになつていることは、今日の應急對策として非常に間違つていると思う。御承知の通りに食糧さえもアメリカの援助を相當受……

第1回国会 農林委員会 第12号(1947/08/14、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 途中からで、前の人が質問しているかもしれませんが、飼料の統制組合が飼料公團にかわつてくる。一體飼料統制組合の今までの實績として、参考資料の方には、乳牛から、投牛から、馬から、豚から、めんようから、やぎから、あひるまであるようですが、私も小家畜の分散飼育論者で、小家畜は相當飼つておりますが、ここ數年間一度も小家畜に對する飼料の配給を受けたことがありません。飼料統制組合はどういう家畜に飼料をどのくらい配給したか、この數量を簡單でよいから御説明願いたいことと、飼料の問題を考えるときには、農林省は畜産というものを併せて考えなければならないのでありますが、ただ飼料統制組合というものがあ……

第1回国会 農林委員会 第24号(1947/09/25、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 本案制定の精神をちよつと聴いておきたいと思うのです。一體この法律をつくるのに、その理由の中には、農業經營の安定をはかるために、また細分化を防止するためとあるのですが、一體今後の農業經營が細分化されるという今までの考え方は、どこから基準にしてなされたか、日本は神武天王以來農業國で、時の人口、時の状況によつて農業の隆盛衰退はあつたかもわかりませんが、別にこの法律を現状の農村に出して、これで細分化を防止しなければならぬという自由は、私は農村に住むがちつとも認めてない。どういう意味でこれが出れば細分化が防止されるかという御説明を願いたいと思います。

第1回国会 農林委員会 第25号(1947/09/27、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 最近農業調整委員の選挙が行われたが、それはどういう法律でできたのでありますか。
【次の発言】 そうするとこの法とその法とはどういう關係をもつておりますか。
【次の発言】 附則が設けてあつても、もしこの法律が通過しなかつたら一體どうなりますか。
【次の発言】 この調整法が相當今後の供出に重大な關連性をもつ法律であるにかかわらず、議會の人すらもこれを知らなくて、法案が提出されておるのに、この審議を早めなくて、しかも議會中に啓蒙運動も十分徹底していないのに、全國的にそういう選挙を行うということは、私はこの法律を出す上からも政府の不注意ではないかと思うが、この見解はどうですか。

第1回国会 農林委員会 第27号(1947/10/02、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 議事進行で…。この問題は私は採擇、不採擇を起立で諮うたり、数で決するというようなことまでいかぬでも、今日の委員會の委員はみんなこれは了解済みだと思つておるのであります。協同組合がその所属が山林に属そうと、農業會に属そうと、それは別個の問題でありまして、われわれ當事者が任意にその組織を作る大局の方針になつておりますので、こうした重要な法案を、いやしくも農林行政に關心をもつ者が一方ずくで―もちろん賛成反對あることは結構でありますが、あたかも認識に不足しておるように、数によつて決するようなことは、私は好まないと思うし、森委員の御意見等にしてもわれわれの點はこの協同組合の運營さえわれ……

第1回国会 農林委員会 第29号(1947/10/09、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 現下食糧問題が重大で、殊に本年三千五十萬石餘の供出を引受けた農民は、この食糧供出を感遂させるために、非常な緊張と努力とを拂つておるのでありますが、さつき農林大臣も言われたように、未だ米價が決定されておりません。さきの安本長官のお話によると、未だ一切の資料がそろわないので、その決定に至つていないということでしたので、價格の問題をお尋ねすることはどうかと思うのでありまするが、現在最低二千四百圓、最高三千圓餘の農業團體竝びに農民團體等の米價に對する要望と、その發表があるのでありまするがこれに對する安本長官のお考えをひとつ承つておきたいと思うのであります。

第1回国会 農林委員会 第39号(1947/10/23、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 今肥料公團のことで説明があつたようですが、職員というか、幹部というか、その任命が今までのボスが皆出てきたり、官僚が出てきたりあるいは一黨一派に遍したり、そういうことは非常に民主々義に反すると思うが、その説明をこの際しておいてもらいたい。もう一つは、安本長官が今度の米價をきめるのに、ただ米價だけをきめることに熱心であつたのか、農業經營あるいは将來の食糧増産ということを加味してそれを考えたのか、もしそれを考えずに、米價だけきめるとしたら、今日の米價というものが農業經營に及ぼす影響甚大だということ、またその均衡が保てないということで、食糧増産に重要な缺陷が出てくるということを心づか……

第1回国会 農林委員会 第40号(1947/10/24、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 今日の委員會は、米價がもう取りきめられて、その取りきめられた内容を私たちは檢討している。決して米價が高い安いを言つているのでありません。内容が納得をいくように疑義を質しているのであります。それを今物價次長に言わせると、もつと正確な計算をすると米價は安くなる。私は昨日でしたか、一昨日でしたか安本長官に米價をきめる思想を聽きたいということを質問していたのであります。物價次長あたりは、若輩のくせに自分たちの考えが天下一品なりという考え方でこれを押しつける計算をするというところに疑義が出ているのであります。こういう思想を昨日も聽いている。はたせるかな今日はその答辯のうちにとうとう馬脚……

第1回国会 農林委員会 第57号(1947/12/03、23期、日本社会党)

○松澤(一)委員 この機會に蠶絲局長にちよつとお尋ねしておきたいのであります。日本蠶絲統制株式會社が創設された當時、全國における乾繭倉庫が國の力その他で買上げられていたのですが、今回これが改組されて、その建造物等が民間の蠶絲協同組合に拂下げられている。こういう寸法でそのコースをたどつていると思つたのですが、今から少し前に承つた話によると、蠶絲局長は特定な者にこれを安く拂下げるということさえもしたということが、ある縣で問題になつたのでありますが、今全國到るところの縣で、その建造物の拂下げ等はどういうふうになつておるか、その後の状況をこの際聽いておきたいと思うのでありまして、聞けば當時買上げられた……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 通信委員会 第9号(1948/05/06、23期、社会革新党)

○松澤(一)委員 新設も、移動も、たとえば室内の移動だとか、その他一切電話器を入れる場合には、それを買うことになるのか。  それから今まででも市井で聞くと電話を引くには二万や三万かかる。今度はそういう金は要らぬことになるのですか、いわゆるコンミッションというものは……。  それから優先的に電話を引くときに、これは無限に申込みがあるに相違ないが、優先的に引くにはどういう所を優先的に引くか。今まではどういう所を優先的に引いていたか。われわれが非常に必要で困つていて、金を早く拂いこんでも二月も三月もかかる。聽けば衆議院議員などは優先的に引けるということであるが、二月も三月もかかつて、しかるべくしない……

第2回国会 通信委員会 第20号(1948/06/25、23期、社会革新党)

○松澤(一)委員 逓信大臣にお伺いいたします。きよう講習所を見てまいりましたが、五月から暫定処置でもう訓練法が実施にはいつておる。これは國会を無視して、政府が勝手に講習所を訓練所の形態に内容を直しておるということは、重大な問題だと思いますので、この点御説明願いたい。
【次の発言】 講習所は官制の上に立つて國家がこれをやつているのではありませんか。遞信省が講習所をこさえて勝手に教育している、こういうのでありますか。
【次の発言】 それでは何ゆえにあらために訓練法というものを出すのですか。
【次の発言】 それほど民主的に憲法に則つてやるというならば、なぜ一月二月前にその内容をかえるようなことをして……

第2回国会 農林委員会 第10号(1948/05/28、23期、社会革新党)

○松澤(一)委員 私は木炭の價格を引下げるということに対しては反対であります。むしろ今日では炭においては生産者は五十数円の手取しかありません。今日薪炭組合等は値上げの運動を展開しているということを農林委員会がお知りにならぬとは言語道断だと私は思います。中間搾取が多過ぎるということに対しては私は同感でありまして、それは相当整理すべき時期にはいつておると思う。從つてむしろ薪炭は適正な價格に是正すべき時期に達しておる。現に炭のごときは東京において今年の冬などは五百円、六百円しておる。しかもどの列車も炭の生産地から持込みのやみ屋でにぎわつておる。この現状を見ても、いかに適当な價格でないかがおわかりだと……

第2回国会 農林委員会 第11号(1948/05/29、23期、社会革新党)

○松澤(一)委員 一体新米價は、今のお話を聽くと、新米穀年度までの政府の手持米を物價体系の改訂から値上げをするという趣旨でかえるのか。農民の米を値上げするということでなくて、政府のもつている米を、ただ消費者に渡すということで値上げをするのか。從つて新米穀年度における米價は別に計算するのか。これが一つ。もう一つは、それを伺えば私の目的は達すると思うが、ほかの食糧は別ですが、新米價は新しい賃金体系や物價体系によつて、政府の手持米だけを賣ることによる米價をきめるのか、それとも眞に農民の生産した米の値段をきめるのか、そこを一つ。
【次の発言】 話が矛盾しているじやありませんか。賃金ベースを割らないよう……

第2回国会 農林委員会 第19号(1948/06/16、23期、社会革新党)

○松澤(一)委員 田辺農地部長にちよつとお伺いいたします。農地改革は二箇年間に完了する、こういうことになつておるが、こつちに説明書がないので、さつきの説明でちよつと聽きもらしましたが、來年の三月まで継続するとか、あるいは委員をそのままにおくとかということであるが、その点御説明願いたいと思うのであります。
【次の発言】 そうすると、第二次の農地改革は、法律施行後満二箇年で完了でき得ない情勢におかれておるわけですか。
【次の発言】 土地の買收とまた賣渡し等が数字においてあげられておるのでありますが、これから起きた弊害の、土地を取上げられた数字があがつていないが、その資料を今日でなくてよろしいから、……

第2回国会 農林委員会 第26号(1948/06/25、23期、社会革新党)

○松澤(一)委員 こまかいことはあとでお聽きするとして、農林大臣にひとつお聽きしたいことは、この緊急措置法をつくる上に、現下の日本の食糧を確保する上に、農林大臣として農業計画を立てる上において、どのくらいの食糧を確保する予定か。外國の放出食糧その他をにらみ合わせて、農民から非難のないように、供出がスムースにいくように、その他農民の不平の起らないように、どれだけの食糧を確保したらこの措置法が完全に行えるかという御方針をお聽きしたいと思います。
【次の発言】 農林大臣に私が質問するようなことを聽くことも無理かもしれませんが、それでは農林大臣は、今までと同じように、旧態依然として、現下の日本の場業事……

第2回国会 農林委員会 第40号(1948/09/22、23期、社会革新党)

○松澤(一)委員 議事進行について。日本の食糧事情から供出が天降り的で、その供出する米價がまた一方的にきめられる、こういうことが今日の日本の食糧事情をますます悪くしてしまつた。御承知の通り主食糧をつくるところへ野菜をつくつて暴落を來す、こういう結果の原因もなしておるのであります。これは結局は政府の施策が悪いということになるので、一体先の國会で米價は適正な米價を國会がきめる、あるいは審議会のような機関をつくつて、生産者のはいつた機関で適正な米價をきめる、こういうことが生産者の総意であり、國民の総意であるのにかかわらず、今日のこの委員会は、いま大臣の説明によると、審議会をつくる時間がなかつた、これ……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 農林委員会 第1号(1948/11/09、23期、社会革新党)

○松澤(一)委員 食糧の末端配給に対してちよつとお聽きしておきたいのです。非常に配給食糧が粗惡だ。小麦粉を食わせるのだか、ふすまを混ぜて食わせるのたがわからぬものを配給しておる。それから今清澤君が言つたように、公團が金をもうけ過ぎる。そのもうけ過ぎる最大の原因は、私はいつも言つておるのでありますが、米のつき減り、つき出しである。九%を中心として精白というか、米をついているのですが、これが公團によつて非常に粗惡なものをつかしておる。こういうものがつき出しとして相当数量流れる。官廳その他にみなコミシヨンとして流れるという不平さえ聞いておるのであります。こういうことをどうにか嚴重に取締れぬものかどう……

第3回国会 農林委員会 第7号(1948/11/19、23期、社会革新党)

○松澤(一)委員 家畜の飼料に対しては、時間がないそうですから、あとでお伺いすることにしまして、当面の問題で私はこの機会にちよつと伺つておきたいのですが、國の種牡馬は貸下げ制度で今全國に貸下げられておるのですが、これが今民間に拂い下げられる方法と、貸付ける方法との二つになつて來た。その状況を一つお伺いしたいのと、もう一つはその種牡馬の拂い下げが本年度いよいよ第一段階というか、それが開始されたようでありますが、すこぶる値段が高額だ。一体この種牡馬は戰爭当時各馬匹組合等に貸し下げて、それが個人によつて管理されておつたのでありまするが、最近の値段を聞くと平均が七万円ないし八万円ということで、今日では……

第3回国会 農林委員会 第11号(1948/11/29、23期、社会革新党)

○松澤(一)委員 井上委員の第二次農地改革による保有面積の処分を今後どう考えるかというような御質問であつたと思いますが、その点に対して私は関連的にひとつ農林大臣にお伺いしたいと思うことは、今度の農地改革と農村の民主化をどうお考えになつておるかということであります。
【次の発言】 井上委員と農林大臣  の質疑應答を聞いていると、ただ農村が甲から乙へ土地の所有権を移して、そうして農村の今後のいろいろのものが解決した、こうお思いの上に立つて  おるように承つたのですが、私は第二次農地改革の立法の精神というものは、農村から封建的な小作制度をとる、地主だとか小作だとかいう制度をとる、こういうことに根本が……


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データ更新日:2023/02/05

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