このページでは深津玉一郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○深津委員 實は石炭を三千萬トン堀出すという目標に向つて、去る四月から計畫通り大體順調に進んでおると思うのでございます。ときに四月、五月、六月においては、出炭の成積もあまり芳しくなかつたと言つてよいくらいでありましたが、七月に入りまして、俄然相當の實積を見ております。これはむろん石炭を堀らなければならないという意欲に向つて勞資協調して進んで來たからこの數字が出てきておると思います。このときにあたりまして、政府として勞資協調のこの出炭成積に對して感謝することがなんとかして、この數字を今年度持ち越していけるように何か對策を立てるのが至當だと思いますが、その邊の御所感を承りたいと思います。
○深津委員 この法案が出ましてから、もはや一箇月以上にもならんとして、われわれ委員は勉強をしているし、また政府委員各位にも非常に御努力していただいていることは、私は裏心より感謝感激する次第でございます。しかるにこの法律が出まして、ある程度のところまでは、私たち委員として納得ができるのですが、その程度を越しますと、ただいまの大矢さんの質疑に對しても納得のできぬ點が多々あるということを、私は痛切に感ずる次第でございます。ゆえに、この答辯を政府がはつきりしていただければ、おそらく伊藤委員長のおつしやつているように、早く審議ができると思いますから、この點を伊藤委員長も十分お考えの上に、政府に明確な答辯……
○深津委員 一昨日私が全國炭鑛別の出炭豫想表をお出しをお願いしたいということを申し上げましたのですが、この點につきましては、石炭廰としては、あくまでお出しになつていただけないですか。念のためにもう一應御答辯を要求しておきます。
【次の発言】 それでは先般の委員會のときに出しました新坑の計畫の中の、第一小倉地區の二萬トンの資金計畫を、ひとつお承りしたいと思います。
【次の発言】 それでは全然それも炭鑛から出てくるまでわからないという御意見でございますね。
【次の発言】 そうしましたならば、その第一小倉地區の炭坑につきましては、いつごろ坑口をつける豫定でございますか。
○深津委員 昨日私が質問しました中の小倉炭鑛の問題につきまして、いま一度御答辯を願いたいと思うのでございます。つきましては、この問題について、まだ鑛區の設定もはつきりしておらず、この問題がどういうふうになるか、はつきり私たちとしては見透しがつかないものまで、來年の計畫に入れるということは、政府の誤算もはなはだしいと思います。私は全部の資料を要求したのですが、その資料を出していけないということになつたのですから、せめてあの一つのことくらいは、はつきり資料を出していただける、またはつきりした計畫を立てていらつしやると思つたから重ねてお尋ねしたのに、昨日の説明では私は納得がどうしてもできません。いま……
○深津委員 第四十三條第二項の場合の、山の遊休設備の占有者を考慮していないのは、どういう理由なのですか。
【次の発言】 そうしますと、所有者よりも、むしろ占有者の方が實際に多いというように私は解釋できるのですが、そうではないのですか。
【次の発言】 次に第四十三條におきまして、命令または指示による損失の地域、または消極的な意思表示による損失は補償されるのですか、どういうものですか。
【次の発言】 そうすると、官僚の――官僚といつも言つて失禮ですが、官僚の無責任、獨善、形式主義等による損害に對しては、補償ということは、大體考えていないのでございますね。
○深津玉一郎君 漁港修築に關する請願をさせていただきたいと思います。 御承知の通り愛知縣の知多半島の一番南に位する地點でありまして、今までも多少の設備はあつたのでございますが、この設備たるや戰爭中ほとんど置き放しされた形になつておりましたので、非常に破壞し、またほんとうの漁港として役に立たないようになつておるのでございます。しかしこの地點は御承知の通り海も非常に深くございまして、少し修理すれば立派な漁港となることは明かでございますから、何とぞこの際一日も早くこの漁港を復活して、あるいは雨の日とか海の荒れた日に避難をする點においても、非常に好都合な場所だと思います。御承知の通り割合に漁獲の多い……
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