河井栄蔵 衆議院議員
23期国会発言一覧

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河井栄蔵[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは河井栄蔵衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
河井栄蔵[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

河井栄蔵[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 財政及び金融委員会 第7号(1947/07/31、23期、日本社会党)

○河井委員 昨日の委員會におきましても、本案に關しましては内容はさしたる問題がないのでありますけれども、急に本委員會にかけられまして、そのために各黨派それぞれ内部事情から本日までもち來されたのでありまして、かような問題はなるべく若干の時間をおいて委員會に上程するように、政府の方に今後における善處を要望いたしておきます。

第1回国会 財政及び金融委員会 第11号(1947/08/11、23期、日本社会党)

○河井委員 資金の集結と金融の政策についてお尋ねしたいのでありますが、大藏大臣は國民の貯蓄増強ということについてたいへん御熱心に御努力なさつておりまして、この前二日の同僚の西村榮一君の質問に對した御答辯の中にも、今後の新しい資本の集積を民主的に募集するには、廣く國民に訴えて、從來の貯金のほかに増資株の引受、あるいは株式の引受などによつてやるために、大いに證券機構を強化して、證券業者の奮起を望むというような趣旨のお話があつたように承知しておりますが、單にかけ聲ばかりで證券業者、證券機構の強化を聲援されただけでは實績は上りません、御承知の通り證券界は、今日新しい取引所がまだできないで、いわゆる業者……

第1回国会 財政及び金融委員会 第15号(1947/08/27、23期、日本社会党)

○河井委員 それから復興金融金庫の改正の原本の法律も、ひとつ出していただきたいと思います。増資の點ばかりでなく、復興金融金庫法がありますればお願いします。
【次の発言】 復興金融金庫の中小商工業企業の金融にも關係しますし、國民貯蓄の問題にも重大な關係がありますので、この際福田銀行局長にお尋ねいたしたいと思います。今度農業協同組合ができますと、農業會及び實行組合、養蠶實行組合などが解散になつて、その財産は農業協同組合に肩代りすることになるそうであります。ところが東京、大阪あるいは廣島や高松などには、相當數の農業會に屬しておつて、實際において、實際において市街地信用組合と同じような業態、信用事業だ……

第1回国会 財政及び金融委員会 第20号(1947/09/23、23期、日本社会党)

○河井委員 私はタバコの問題ではないのですが、銀行局長がこられるのを待つておりましたが、おいでにならないので、小坂政務次官にお尋ねしたいと思います。今度の東北、關東を襲つた風水害の損害はきわめて廣汎で、かつその程度が甚大でございます。これにつきましては各被害地における金融機關は、銀行、市街地、信用組合、その他の信用組合などにつきまして、新勘定の取引も相當多額になつておるはずでございますが、これらの金融機關が被害地の債務支拂に支障をきたすようなことがありましたならば、國民貯蓄の増強を唱えておる際に、金融機關の動搖というものは一大問題でございます。こういうふうな銀行の債務の支拂資金に不足をしておる……

第1回国会 財政及び金融委員会 第21号(1947/09/25、23期、日本社会党)

○河井委員 煙草配給制度改正の請願、紹介議員は佐竹晴記君でございますが、私が代りまして説明いたします。請願人は高知縣の安藝郡井の口村溝淵久壽という人であります。今年の五月から煙草の配給制度が改正されました結果、愛煙家と非愛煙家の差別がなく一定量を、また婦人にも同樣差別なく――但し婦人は男子の三分の一量を配給されておりますが、しかるにこれによつて愛煙家ははなはだ少量を嘆き、非愛煙家は公定價の約十倍をもつてやみに流しておるというような實情は周知のことであります。新憲法下においてこのような制度は速やかに改正して、男女の差別なく愛煙家にのみ、喫煙者にのみ配給されることが、あらゆる面から見まして妥當だと……

第1回国会 財政及び金融委員会 第27号(1947/10/08、23期、日本社会党)

○河井委員 宮幡委員のお話を伺つておりますと、すでに討論の段階にはいつたような御議論が多いのであります。自由黨を代表しての宮幡君の討論的な御意見か、その點を承ります。われわれはこれを今審議の過程にあるのであつて、これを打切ろうとか、あるいはまた審議はできないとかいうような、討論的段階にはなつておりません。今政府委員に質疑しておる段階でありますから、その點委員としてよく善處せられんことを希望いたします。

第1回国会 財政及び金融委員会 第28号(1947/10/11、23期、日本社会党)

○河井委員 本案はきわめて專門的な、技術的な法案のように考えられますが、この發行審議會の構成も、金融界、産業界あるいは學識經驗のあるきわめて專門的な人で構成されておるように思います。そうしてこれらの人によつて決定された通貨の最高額については、おそらくは新聞紙等で發表されるだけだろうと考えられますが、このインフレーシヨンに對して、これをいかに防止するかということは、和田長官の非常に御努力であります通りに、物價の安定、賃金の安定、それから通貨の吸收、すべてこれは國民的な運動として展開されなければ、このインフレーシヨンは決して止まらない。從つて、和田長官が言われるように、通貨の最高發行高をきめること……

第1回国会 財政及び金融委員会 第32号(1947/11/08、23期、日本社会党)

○河井委員 本法は商法に對する特別法で、殊に株式會社の資本の確立の原則に對して重大なる特例が認められて記載されておるのであります。たとえば二十五條の十六の株式の未拂込金について相殺を認める、あるいは二十五條の十七の株式は金錢拂込をなさなければならない原則に對して有價證券をもつと拂込をすることができるというような原則もあります。殊に最も重大なことは、二十五條の六の個人に對して未拂込請求をしないということは非常に重大なことでありまして、こうしなければ債權整理ははかどつていかないと考え、これは重大な原則に對する特例で、たいへんいいことだと考えるのであります。  未拂込金が絶對に拂込まれなければならぬ……

第1回国会 財政及び金融委員会 第46号(1947/12/04、23期、日本社会党)

○河井委員 この税務職員の法律案は、税務職員の士氣にも影響いたしますから、速やかに可決し、至急決定されたいと思います。

第1回国会 司法委員会 第17号(1947/08/09、23期、日本社会党)

○河井榮藏君 簡單に質問いたしたいと思いますから、しばらく時間を貸していただきたいと思います。この民法改正のような大きな仕事を、ある特殊の関係で、きわめて簡單な期間に改正なさるので、非常に困難な仕事で、改正民法の法典の編纂の上から、あるいは字句の上から、箇条書の體裁から、はなはだ遺憾の點もあるが、これもやむを得ないことと考えております。私は第一條の二までのことにつきまして、お尋ねしたいのですが、第一條に「私權ハ總テ公共ノ福祉ノ為メ存ス」、こうこいう條項でございますが、これはこの私權のことだけを規定する民法上に、これを書かれることはどうかと思うのですが、これによりますと、相互契約における賃貸借、……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 議院運営委員会 第34号(1948/05/06、23期、日本社会党)

○河井榮藏君 ただいまの不当財産取引調査特別委員会の提案につきまして、武藤委員長がちようど今理事会をやつておりまして差支えますから、私が出席いたしました。よろしくお願いいたします。
【次の発言】 今までも二十五万円を超えることを得ずとなつておつたのですが、不当財産取引調査特別委員会は非常に複雜であつて、中に兵器処理委員会等の特別小委員会をこしらえておりますので、どうしてもこれではやつていけないから、月に五十万円を超えてはならないということでお願いしたいのであります。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 証人に関しては、何も風説を取上げているわけではない。これは委員会の運営の本質論になるわけ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第11号(1948/03/25、23期、日本社会党)

○河井委員 私主税局長にお尋ねいたしますが、今度の更正決定につきましては、昨日塚田委員も言われましたように、非常にでたらめであるという感じがいたしまして、納税義務者はどういうわけでそういう決定があつたのか、自分で判断に苦しんでおる状態であります。あるいは商賣人はやみ所得を対象とされておるのではないかと考えられるのであります。それから農民に対しては、先ほど川合彰武委員も言われましたように、外形標準式によつて一應客観的に標準がとれるのでありまするが、都市における中小工業者、あるいは自由職業者に対しましては、その所得の場所において十分調べられないで、その生活しておる住所において、毎月いくら使つておる……

第2回国会 財政及び金融委員会 第12号(1948/03/26、23期、日本社会党)

○河井委員 私も実は相当質問があるのですが、まずこの法律につきまして大分新しい機構になつておりますので、この法律の全体を通じた機構についてお尋ねいたしたい。まず第一に一番上にある証券取引委員会というのは、官吏が三名でやることになつておるらしいですが、これは総括的に全國に一つで監督することになるのですか。
【次の発言】 次に証券業協会というものがございますが、これの性質並びに今度証券取引所が、一地域にも複数の設立が許されることになつておるらしいのですが、この証券業というのは、一取引所に属する会員の協会、すなわち一取引所に一協会があるということになるのですが、その辺はどうでしよう。

第2回国会 財政及び金融委員会 第14号(1948/03/30、23期、日本社会党)

○河井委員 私はこのたび二百億を増資されて九百億になるのも、今日勧業銀行が長期の貸付けをしない。また興銀も長期の貸付けをしないで、自己保身にもつぱらなつておる際に、日本における唯一のインヴエストメントのバンクとしてこの復金が働いて融資していく上におきまして、九百億円の金も必要だと考えるのでありますが、ただ復金が問題になつておりますのは、たびたび私が申し上げる通り、その仕事がいかに日本の経済の復興に有効であり、あるいは工業面におきましても、あるいは輸出面におきましても重要なものであつても、その申請する人が顔のきかない市井の人で、一工場主、一企業家であるならば、なかなか賃してもらえない。たくさんの……

第2回国会 財政及び金融委員会 第15号(1948/03/31、23期、日本社会党)

○河井委員 この両案につきましては、もうすでに午前中に質疑を十分盡されておりますから、質疑を打切られまして、討論を省略して採沢に入りたいと思います。
【次の発言】 この金資金特別会計法の一部を改正する法律案につきましてお尋ねしたいのは、まず現在の日本の産金がどういう状態になつているか、またそれを拂下げるのがどれくらい拂下げてあるか、またそうすると年々いくらか溜りつつあるのですが、そういう状況を承りたいのであります。
【次の発言】 復金に関しまして、大藏大臣にお尋ねしたいのですが、民主党の政策の一つとして掲げられてもおりましたし、また北村大藏大臣のお話の中にも、生産公債を出すというようなお話がご……

第2回国会 財政及び金融委員会 第18号(1948/04/06、23期、日本社会党)

○河井委員 ただいま主計局長は建設公債、すなわち生産公債を発行するような考えをもつておるということをおつしやいましたが、この間の財政金融委員会におきまして、私は北村大藏大臣に生産公債を発行する意思があるかどうかということを尋ねましたら、ただいまのところそういうことはないと言明されたのであります。大藏大臣の御意見と、主計局長の御意見とは、そこに相違するようですが、どういうものでしようか。まずそれからお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、この間質問しましたのは、やはりあなたがおつしやるように、一般会計の生産についての公債ということで、從つてそういうことをするならば、復金債券の発行……

第2回国会 財政及び金融委員会 第56号(1948/07/05、23期、日本社会党)

○河井委員 私は社会党を代表いたしまして本案の成立に賛成いたすのでありますが、この際二、三の要望を強く主張しておきたいと思うのであります。元來復金は、荒廃した日本の産業を再建するために、普通銀行でやることのできない莫大な資本を投資して、新しい設備なり、あるいは復旧設備費に主たる目的が置かれてあつたのでありますが、今日の復金の状態は、單にそういう復金本來の目的を逸脱して、赤字金融もやる、あるいはまた一般産業について金融もする。毎期々々にだんだん金額が多くなつて、今度は千三百五十億にもなる。そして仕事の範囲はきわめて厖大になり、日本の産業全般にわたつて金融するということになつております。從つてその……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第3号(1948/02/04、23期、日本社会党)

○河井委員 ただいま田中委員は、上杉某が総理大臣の秘書だという前提のもとにお話になりましたが、上杉は全然秘書でも何でもないのです。そしてまた鍛冶委員から、片山首相の私邸の玄関で金を渡したというようなお話もありましたが、私、事実聽いたのですが、玄関までも行かないで、單に門前で金を渡したというようなことで、ほんとうにこれはよく市井にありますかご抜け事件でありまして、何ら本委員会において論議すべきほどの事案でもないし、またそういう人物でもないのであります。かかる問題につきまして、この委員会が論議するということは、あまりに小さい問題でありまして、たまたま片山氏の名が出たということにひつかけて、これを問……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第5号(1948/02/09、23期、日本社会党)

○河井委員 喜々津さんにお尋ねしたいのですが、拂下げられるときの價格はどういうふうな方法できめられたのですか。賣渡し價格は何らかの標準があつておやりになつたのですか。
【次の発言】 これは全般的なことになるので三鬼さんにお尋ねした方がよいと思いますが、三鬼さんのお話では、これは國家的な見地から、またG・H・Qの方の関係もあるので迅速にやることを必要とするというようなお考えに基いて、それを処理するについて、あるいはまた賣却するについて、早く片づけるというような大きな見地から、價格の点などについては吟味されないで、たとえば一括してやれば價格は安くなるけれども、早く処理できるというようなきわめて大ざ……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第9号(1948/03/29、23期、日本社会党)

○河井委員 現地派遣の委員は、なるべくその地方の委員にやつていただく方が便宜でないかと思います。そういうようにお諮りを願います。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第12号(1948/04/06、23期、日本社会党)

○河井委員 証人の金子さんは、辻嘉六氏の身辺に二十五年間もおつきになつたので、辻さんが政友会の原敬氏に百万円の金を出されたり、政友本党の床次氏の場合には七十万円ほどであつたというお話でしたが、今度の選挙には辻さんから総額でおよそどれくらい出ておると御推定ですか。
【次の発言】 全然お知りにならなかつたですか。
【次の発言】 もい一部分でもお知りになつておれば、その中の一部分についていくらぐらい出した。全体でなくても、あなたの知つておられる範囲でお聽きしたい。
【次の発言】 こういうふうに辻さんはたくさんの金を政変のたびごとにまいておられますが、あなたの話では、辻さんは実業家だと言つておられます……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第15号(1948/04/14、23期、日本社会党)

○河井委員 鳩山さんにお伺いしたいのですが、鳩山さんは今委員長のお尋ねに対して、辻嘉六氏から直接に金銭的助力を受けたことがないと言われましたが、しかしまたお言葉の中に自分の知らない間に辻嘉六氏があと始末をしておいてくれたようなこともあると言われました。そうすると間接的には辻嘉六氏は鳩山さんを金銭的に援助しておつた事実があるのでありますか。
【次の発言】 それから自由党創立の際に幹事長をおやりになつておりました河野一郎氏は、辻嘉六氏ときわめて御昵懇な間柄のように河野氏も言われましたが、自由党創立の際に河野氏と辻氏との間に金銭的な――辻氏が河野氏を援助されたというようなことをお知りになりませんか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第19号(1948/05/06、23期、日本社会党)

○河井委員 詳細に委員長からお尋ねがありまして、証人からきわめて詳しく御答弁がありましたので、私は簡單に西村榮一君との関係につきまして、証人にお尋ねいたしたい。昭和十八年ごろに三惠冶金鉱業の中村勝眞という人から二十一万円の金を出資されたとか、あるいは借りたというふうに言われましたが、この中村勝眞と亀井さんとは從來お知り合いでありましたか。またその当時お会いになりましたでしようか。
【次の発言】 それだけですか。
【次の発言】 この三惠冶鉱業というのは、実際には西村榮一君がやつておるということは御存じありませんか。
【次の発言】 そうしてその中村君から出した金を西村榮一君が立替えて拂つたというよ……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第22号(1948/05/20、23期、日本社会党)

○河井委員 理事は委員長において御指名を願います。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第26号(1948/06/01、23期、日本社会党)

○河井(榮)委員 ただいまの証人が言われたことで十分だと思うのです。というのは、この間の五月二十六日の理事会、委員会におきましては、届出にはたして竹中藤右衞門氏の集めた金が記載されてあるかどうかということを主として調べるということであつたのです。ところが自由党の方ではそれが出ておるからそれでは当時の自由党の書記長の六野伴睦氏は喚ぶ必要はないというので、大野伴睦氏は喚ばないことになつた。でありますからそのことによりましても今日の証人の調べは、その届出とそれから献金とが符合しておるかどうかということを主として調べることに決定しておるのであります。しかも今証人はさらにそれは四十人ばかりの者に渡したと……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第27号(1948/06/02、23期、日本社会党)

○河井委員 政調会のことについて二、三継続してお尋ねしたい。証人はただいま社会党の会計から独立会計になつているものは社会新聞、代議士会、政調会、それから疑問はあるけれども青年部は独立会計を主張したというふうに言われました。そうすると政務調査会は社会党からは独立会計になつて、おつたのですか。
【次の発言】 実際問題としてはどうですか。ただいまのお話では政務調査会の事務員の手当くらいは出したというふうに言われておりますけれども、事務員の手当だけで金のたくさん要る政務調査会が賄えるはずはないと思いますが、そういう点はどうなつておりましたか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第38号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○河井委員 ちよつとお尋ねしたいのですが、このスキヤツプの覚書で、旧海軍工廠の施設を使用して、スキヤツプの覚書による目的の仕事をすることのために会社はできたのですが、その時に、工廠の設備などの使用について、建物とかあるいは土地はもちろんでありますが、殊に残存しておる資材などについても、使用していいというようなことになつておつたのでしようか。
【次の発言】 すべてそれは目録に記載してあるわけですね。
【次の発言】 そうすると、もちろん埋藏物などで、現われておらないものは目録には出ておらぬわけですな。
【次の発言】 よろしゆうございます。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第42号(1948/07/06、23期、日本社会党)

○河井委員 一、二点証人にお尋ねをいたしますが、地崎氏が百五十万円のほかに自分の金を加えて二百万円ばかり寄附をした。献金したと言つておるのでありますが、世間ではその二、三人の中に菅原通済氏があるのではないかというようなうわさがあるのであります。芦田さんは菅原氏と御昵懇の間柄だそうですが、そういうことについて何かお聞及びはありませんか。
【次の発言】 それからもう一点、竹中藤右衞門氏が主体になつて、土建業者が政党に献金するについて竹葉に集まつたとき、菅原通済氏も來られたそうですが、はかの者はみな賛成しておつたのに、菅原氏一人反対しておられたそうです。これはどういう理由か、われわれはちよつと判断に……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第47号(1948/08/04、23期、日本社会党)

○河井委員 証人は特殊物件処理委員会については御存じなのですか。そうして兵器処理委員会というのは、特殊物件処理委員会のうちにあるのですか。その関係はどうですか。
【次の発言】 それであなたは連合軍からの物を日本政府に受けたのは、この特殊物件処理委員会だとお考えなのですか。
【次の発言】 だからその処理をするのは、特殊物件処理委員会だとお考えになるのですか。
【次の発言】 それだけで兵器処理委員会については全然御存じないわけですね。
【次の発言】 これは非常に重大なことだと思うのですが、先ほど他の委員からお尋ねになつたように、單に大島調査部長だけに任して、あなたの方には報告がなかつたのですか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第48号(1948/08/23、23期、日本社会党)

○河井委員 今のことに関連して、中央においてあなたがおつしやつたように調査部ができて、それが引受けることになつて、九月前後でしようが、それらが地方においてはいつごろ行われたですか。やはりこの二十年に行われておるですか。それともずつと引渡し、返還というのが遅れましたか。
【次の発言】 ある縣によつてはその翌年一年くらい遅れておるところもあるようですが、そういうふうに一年も遅れることはあり得るわけですか。
【次の発言】 ある一箇所で二十二年二月ごろになつているようなところがありますが、そういうこともあり得るのですか。
【次の発言】 もちろんそれもリストによつての受渡しですね。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第49号(1948/08/24、23期、日本社会党)【議会役職】

○河井委員長代理 あなたは山地八郎さんですね。
【次の発言】 昭和二十年の後戰当時にあなたは商工省の非鉄金属課長をしておられましたか。
【次の発言】 いつごろからいつごろまでしておられましたか。
【次の発言】 いつごろまでですか。
【次の発言】 あなたが非鉄金属課長になられた当時の直属の上官はだれでしたか。
【次の発言】 そのときの総務局長はだれですか。
【次の発言】 兵器処理の問題についてお伺いしたいのですが、兵器処理委員会ができた事情について詳しく話してください。特に五社を選定された事情について詳しくお述べください。
【次の発言】 九月何日でしたか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第53号(1948/08/31、23期、日本社会党)【議会役職】

○河井委員長代理 梅村さんですね。
【次の発言】 お尋ねします。おなたは佐世保復興建設協会の役員でありましたね。
【次の発言】 佐世保復興建設協会というのは一体どういう目的でできたんですか。簡單にお話願います。
【次の発言】 業者というのは土建業者ですか。
【次の発言】 なるほど、会員の数はどのくらいでしたか。それと重要な役員の方々の名前をおつしやつてください。
【次の発言】 何人になりますか。
【次の発言】 門屋氏は何ですか、理事長とか会長とかいうのだつたのですか。
【次の発言】 梅村忠一郎さん、あなたですね。
【次の発言】 協会を維持する経費あるいは仕事をしたりする経費はどういうふうにして……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第59号(1948/09/21、23期、日本社会党)

○河井委員 このあなたの支出概算表についての会計報告、約一千万円の金をお使いになつた報告はなさいましたか。
【次の発言】 いつです。
【次の発言】 去年の十二月、何日です。
【次の発言】 どこですか。
【次の発言】 そのとき――あなたが報告なさつたときはどういう人がおつたのです。
【次の発言】 その報告は今そこへ出ておるのは内容は同じですか。
【次の発言】 そのときとはいつです。
【次の発言】 それは今出ておるものですね。
【次の発言】 それで皆承認されたのですか。
【次の発言】 その借入金を返すことについては、結局どういう決論になつたのですか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第61号(1948/09/24、23期、日本社会党)

○河井委員 ちよつと簡單に伺いますが、先ほど梶川委員から尋ねられたことをもう一度明確にしておきたい。二十一年十二月中に帝國銀行から振出された九十万円の小切手で鉱業会に金を貸されたわけですね。
【次の発言】 そのときは今おつしやつた日歩一銭六厘の契約でお貸しになつたわけですね。
【次の発言】 そしてその小切手はたれにお渡しになりましたか。
【次の発言】 永田彦太郎氏ですか。
【次の発言】 貸借契約をなさつたとき事務総長は立会つたですか。そしてその借用の條件や日歩なんかきめられるとき。
【次の発言】 それはだれとなさつたのですか。
【次の発言】 事務総長がそれに関與しているのですね。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第3号(1948/10/13、23期、日本社会党)

○河井委員 証人は五千円をもらつて九州の方へ視察に行かれたのですか。
【次の発言】 その行かれた先の視察の模様を少しく話をしてくれませんか。どこへ行かれてどういう炭鉱を視察をされたか。
【次の発言】 そのときには代議士はあなた一人であつたのですか。
【次の発言】 たれとですか。
【次の発言】 その方とはみんな一緒だつたのですか。
【次の発言】 最後まで一緒だつたのですか。
【次の発言】 向うでいろいろな饗應などはございませんでしたか。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第4号(1948/10/14、23期、日本社会党)

○河井委員 今おつしやつた金については、むろんあなたと吉田さんの関係ですから担保権なんかは設定されていないでしような。
【次の発言】 三十万円ばかり担保権を設定されてお貸しになつておるということもありませんか。
【次の発言】 それは三十万円ですか。
【次の発言】 去年百三十万円以外にはないのですか。
【次の発言】 百三十万円の担保にしておるわけですか。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第9号(1948/11/04、23期、日本社会党)【議会役職】

○河井委員長代理 これで証人調べは済みました。
【次の発言】 ただいまの足立さんの動議の通り、明後日森さんにもう一遍来てもらうことに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは御苦労ですが明後日もう一遍おいでを願いたいと思います。  本日はこれにて散会いたします。     午後八時二十五分散会

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第14号(1948/11/17、23期、日本社会党)

○河井委員 笹山さんにお尋ねしたい。この持株会社整理委員会というのは、大体財閥の持つておる有價証券その他の財産を讓渡を受けたり、またそれの管理処分をするという建前になつておりまして、財産によつての企業の独占を排除するというのが主たる目的のようでありまして、人事に干渉するようなことは第一條にはないうように思うのでありますが、これはどうなんですか。
【次の発言】 そうすると、実際に人事に干渉されて重役陣をかえられたのは昭電だけですか。
【次の発言】 東洋曹達というのがありますね。山口縣に、これの社長は前に岩瀬徳三郎氏だつたのですが、貞永敬甫という人ですね、この人はやはり興銀の重役だつたですね。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第15号(1948/11/18、23期、日本社会党)

○河井委員 持株会社整理委員会としては、その管理しておる昭電の社長をとりかえるということは非常に重大なことですが、日野原氏を推薦されるのに栗栖氏が持つて來たことだけによつてあなたの方で、笹山委員長なりあなたなりが直接司令部に行かれてヘンダーソンさんにその点を確かめられたようなことはないのですか。
【次の発言】 これは非常に重大なことだと思いますが、單に復金からの推薦だけによらずに、持株会社整理委員会として直接念のためにお尋ねになるのがほんとうだと思いますが、それはどうですか。お尋ねになるほど必要がないとはつきりしておつたのですか。
【次の発言】 ですけれども昭電に対する監督は直接あなたの方が責……


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第5号(1947/11/05、23期、日本社会党)

○河井委員 獨占禁止法あるいは本法などは、大體において戰爭中不當に膨脹した富の集中あるいは企業の支配に對して、そのハンデイキヤツプを除き、各人の自由競爭の餘地を廣くするという意味において、民主的ないき方だとも考えるのでありますが、すでに大財閥の解體、經濟人の追放、あるいは昨年の金融措置令により、あるいはまた財産税、財産の増加所得税等によりまして、すでに多くの富の集中は細分されておるのであります。今日の問題は終戰後のわずか二年間にでき上つたところのいろいろな手段をもつて、中には不正の手段あるいは暴力などをもつて富をつくり、それが既定の事實となつて、今日大きな富の集中が現われておるのであります。そ……



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データ更新日:2023/02/05

河井栄蔵[衆]在籍期 : |23期|
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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。