このページでは武田キヨ衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○武田キヨ君 ただいま上程せられました院内粛正の決議案に対しまして賛成の意を表するものでございます。 私ども國会議員は、國民の正しい高い希望を國会を通じて実生活に実現できるように努力する責任があるのでございます。(拍手)私どもに寄せられたこの國民の信託は高く、かつその期待はこの上もなく大きいものと考えられております。すべての國民が、國会のあり方や國会議員の行動について非常な関心を持ち、注目しておりますこと、現在のようなのは、かつてないのでございます。これは、もつぱら國民の政治に対する熱意の現われでございまして、民主政治達成のためには当然とはいえ、この國民的自覚は喜ばしいことと申さなければなり……
○武田委員 大體今の質問で盡きました。
【次の発言】 この次までに少年審判所の方からの司法保護の關係の今までございます施設、それから厚生省の保護關係の施設と兩方ひとつその數なり、現在の状態をお調べ願つておきます。
○武田委員 今の育兒食やさらに妊産婦の榮養に關しては、農林省の方で御用意があるのでございましようか。
【次の発言】 あらためてそれでは厚生省の方へお伺いいたします。
○武田委員 大體私の伺いたいことも、前質問者でその要點は言われておるのでございますが、もう一度さらに繰返すようでございますけれども、局長のはつきりした御意見を承りたいと思います。それはまず兒童委員のことでございますが、先ほども齋藤委員がおつしやいましたように、民生委員はそのまま兒童委員として全面的にに充てられる。こういうふうに十二條でなつております。今まですでに民生委員の仕事というものは、非常に地方では多くなつておりまして、ほとんど十分な手が行き届きかねる状態にあることをしばしば私は聞くのでありますが、その上に兒童委員というものの仕事は、普通の民生委員の仕事よりはもつと非常に觀察もよくしなけれ……
○武田委員 兒童福祉法案で私が一番感じますことは、兒童福祉の根本問題である母子問題が、割合に輕く取扱つてあると申しますか、ほとんど母子問題に關しては、ただ妊娠、出産、そのあとの一年間の産婦という範圍が取上げられてあるというだけのように思います。日本現状におきまして、殊に未亡人の問題は非常に重要な問題でありまして、その數においても、あるいはその事情においても、特別なあり方であると思うのでございますが、これについて社會局長さんから、未亡人の現状及びこれに對しての特別な施設あるいは處置をとつておられる事實が今ございますか。あるいはそれに對して何か社會局の方でお考えになつておることがございますか。一應……
○武田委員 兒童福祉法案は非常にわれわれは期待すると同時に、實施に對してはなお多くの問題が殘されておると思うのでございますが、それについて特に大臣から承りたいのは、この法案に母子の問題として取扱つておるのは、單に妊娠、出産に關連することでございまして、施設から申しましても母子寮といものは除いてございます。現在の状態で、殊にわれわれが非常にあらゆる方面で多く問題にぶつかりますのは、子供を抱えた母親、これが寡婦の場合のときに、その生活、同時に子供をりつぱに育て上げるということのために、あらゆる惡條件のもとにおかれておるのでございます。これに關して婦人に對する特別な、これを護る法律というものは今まで……
○武田委員 今まで權利を主張することができない子供が、新しい憲法によつて與えられましたために、殊に心身ともに健やかに生まれてそうしてその福祉は國家が、社會が保障するということを初めてここに法に表わして、子供の代りにその權利を護る法律として現われましたこの兒童福祉法案を、私は心から文化國家の日本のあり方として重要なる出發であると喜んでおります。今田中委員もおつしやいましたように、子供はいろいろな願いをもつておりますけれども自分ではそれを言うことはできないし、それをどういうふうに處理していいかわからないのでございますが、これをほんとうに、幸福な環境に育て、りつぱに育成を遂げしむるということは、おと……
○武田委員 この療術の問題は、今のように日本人の國民生活が窮迫しておりますし、そして健康状態は低下しておる。みんな理想的に言うならば完全な医療の要求をもつておりますけれども、そういうところまでなかなかまいりません。それでいかに國民大衆が療術の方面を安心して受けられるような態勢を猛めておるかと申しますことは、この間私の方にございました報告でも、実際体驗して者がぜひこれを要望しておる。療術を受けております者が五百万以上だということを私の方に通知しております。そしてこれは古いことでありますが、昭和十五年の警視廳の発表によりましても、都下の五大新聞に傳えられておりますのは、都下に三千の療術業者がおりま……
○武田委員 私は民生委員法案につきまして、一般的の質問と、各條について御質問申し上げたいと思いますが、まず一般的質問に先立ちまして、政府の御意見を伺いたいのであります。この法案につきましては、第一回の國会におきまして、兒童福祉法で制定されましたときに、それに伴つて兒童委員の制度ができましたので、從來の民生委員はすべて兒童委員を兼ねるということになりました。そのため民生委員の総改選を行つたのであります。兼ねてそのときに、婦人も民生委員として多数にこれを委嘱してもらいたいということの要望をいたしておつたのでありますが、その改選の結果どのような状態で婦人民生委員が今委嘱されておりますが、それを承りた……
○武田委員 第十條の各誉職というのはどういう意味ですか。
【次の発言】 手当はどうしても必要だと思いますが、増額等考えておられないのですか。
【次の発言】 第十一條、第一項、第二号の違反とはどのくらいの範囲を言うのですか。
【次の発言】 そうすると職務は非常に廣範囲になりますが、これに補助機関をつくられる御意思はありませんか。
○武田委員 民主党を代表いたしまして修正を含む本案に賛成いたします。
○武田委員 この前にすでに同僚から質問のあつたところでございますが、この際もう一度はつきり政府の御意向を承りたいと思いまして、重ねて質問いたします。それは医師法における処方せんの問題でございますが、私は次の理由から処方せんは医師の義務発行とし、処方せん料はとらないというのが妥当ではないかと考えますので、それを申し上げて御意見を承りたいと思います。一体処方せん料をとるということは、世界でほかの國にはあまり例のないところでありまして、このことは藥事法の中の第二十五條で、藥局では調剤した処方せんは、必ず二年間は保存しなければならないということになつておるのでございます。この規定の理由は、医師が患者を……
○武田委員 たびたびですが、公衆浴場の問題について簡單に質問いたします。公衆浴場は公衆衞生の立場から、これはできるだけ完全なものとしての設置について法案が定められたのでございませうが、それにつきまして消極的な保健衞生の立場からはここに認められますけれども、現在の措置で浴場が、たとえばここにありますように、傳染性の疾病にかかつている場合には入浴をこばまなければならないのでございます。しかしそれが認められないような場合、たとえば花柳病のようなときに、それを認めることができないで入浴させました場合に、これが傳染するおそれが、しばしばあると聞いております。そういうことについてお考えを承りたい。
○武田委員 性病の点につきまして、これは前に質問があつたと思うのでありますが、國民の全体にわたつての性病の診断は、これではできないわけになつておるのであります。ここでは結婚とか、妊娠とか、あるいは特殊な場合に性病に対する診断とか、それに対する注射という措置が講ぜられておりますけれども、現在の段階では私はこの法文だけで、はたして性病の予防がどの程度までできるかということについては、非常に疑いをもつものであります。それについて、殊に最近賣淫取締法というものが発せられるといたしましたならば、私どもの一番恐れておりますことは、こういう性病が取締りの中から下の方にはいつてしまいまして、そこであるいは予想……
○武田委員 今までの教科書発行供給制度とどこが違うことになるのですか。
【次の発言】 戰爭以前はどのようだつたのですか。
【次の発言】 保証金の制度は前からあつたのですか。
○武田委員 本年一月一日から施行せられました法律第二一七号のあん摩、はり、きゆう、柔道整復等営業法、あの営業法を改正しまして、そうしてその他の療術のために新しい開業を認めたり、あるいは既得権の今までに制限されておりますのを撤廃するための請願がこの前の國会、あるいは今國会にも出ておるのでありますが、それにつきまして本年六月二日の日でございましたか、國会でやはり厚生委員会の席上において、政府の方ではこのあん摩、鍼灸、柔道整復師以外の療術の問題につきまして、調査研究機関を設けるということについてわれわれは要望いたしておりました。政府の方でもこれに努力しようという御答弁があつたのでありますが、その後の……
○武田委員 生活保護法が実施されましたことによつて、一般の困窮者というものが一括されてその中に入つておるのでありますが、それについて取扱い上私が常に要望されておりますのは、未亡人の場合に、子供がそのまま中学以上になりますと、すぐこれを働かせなければならぬ状態で、もし未亡人が高等学校、大学に入れたいという希望があるときは、生活保護を受けられないで、自分の方で生活も、教育も何とかしなければならないというような状態になつておるということをしばしば私は訴えられるのであります。この点について何か特別な処置をとられるお考えはございませんか。
【次の発言】 その場合には、その場合というのは、今まで生活保護法……
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